(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-09-06
(54)【発明の名称】チップ再配線構造及びその作製方法
(51)【国際特許分類】
H01L 23/12 20060101AFI20220830BHJP
【FI】
H01L23/12 501P
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021576131
(86)(22)【出願日】2019-11-21
(85)【翻訳文提出日】2021-12-20
(86)【国際出願番号】 CN2019119964
(87)【国際公開番号】W WO2021036027
(87)【国際公開日】2021-03-04
(31)【優先権主張番号】201910811918.7
(32)【優先日】2019-08-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521536442
【氏名又は名称】チップモア テクノロジー コーポレーション リミテッド
【氏名又は名称原語表記】CHIPMORE TECHNOLOGY CORPORATION LIMITED
【住所又は居所原語表記】No. 166 FengLi St, Suzhou Industrial Park Suzhou, Jiangsu 215024, China
(74)【代理人】
【識別番号】110001841
【氏名又は名称】弁理士法人ATEN
(72)【発明者】
【氏名】シュイ グァンモン
(57)【要約】
本発明は、チップ再配線構造及びその作製方法を提供する。前記チップ再配線構造は、チップ本体と、前記チップ本体に接続される第1配線層及び第2配線層を備え、前記チップ本体の表面に第1ピンと第2ピンが設けられ、前記チップ再配線構造は、前記チップ本体の表面に設けられる誘電体層を更に備え、前記誘電体層が下方へ凹んで第1ウィンドウと第2ウィンドウと、第1ウィンドウに繋がる凹溝とが形成され、前記第1ウィンドウと第2ウィンドウは、前記第1ピンと第2ピンに夫々対応し、前記第1配線層は、前記凹溝に沿って延在するように設けられ、且つ前記第1ピンに繋がり、前記第2配線層は、前記誘電体層の上方に設けられ、且つ前記第2ピンに繋がる。本願では、凹溝が開設される誘電体層により、第1配線層、第2配線層を高度方向にずらして設置し、従来の再配線プロセスのサイズ制限を克服し、再配線密度を向上させ、短絡リスクを低減することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表面に第1ピン及び第2ピンが設けられるチップ本体と、前記チップ本体に接続される第1配線層及び第2配線層とを備えるチップ再配線構造であって、
前記チップ再配線構造は、前記チップ本体に設けられる誘電体層を更に備え、前記誘電体層が下方へ凹んで第1ウィンドウと第2ウィンドウと、第1ウィンドウにつながる凹溝とが形成され、前記第1ウィンドウ及び第2ウィンドウは、前記第1ピン及び第2ピンにそれぞれ対応し、前記第1配線層は、前記凹溝に沿って延在するように設けられ、且つ前記第1ピンにつながり、前記第2配線層は、前記誘電体層の上方に設けられ、且つ前記第2ピンにつながることを特徴とするチップ再配線構造。
【請求項2】
前記チップ再配線構造は、金属シード層を更に備え、前記第1配線層及び第2配線層は、いずれも前記金属シード層に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のチップ再配線構造。
【請求項3】
前記第1配線層は、前記凹溝内に設けられる第1ボディ部と、前記第1ボディ部に接続されて前記第1ウィンドウ内に位置する第1接続部とを備え、前記第2配線層は、前記誘電体層の天面に設けられる第2ボディ部と、前記第2ボディ部に接続されて前記第2ウィンドウ内に位置する第2接続部とを備えることを特徴とする請求項1に記載のチップ再配線構造。
【請求項4】
前記第1配線層の上部は、前記凹溝の開口位置を超えないことを特徴とする請求項1に記載のチップ再配線構造。
【請求項5】
前記第1配線層及び第2配線層の両方は、同一の材料によって作製されていることを特徴とする請求項1に記載のチップ再配線構造。
【請求項6】
前記チップ本体は、半導体基板と、前記半導体基板の表面に形成される回線層と、前記回線層上に被覆される保護層とを備え、前記第1ピン及び第2ピンは、前記回線層に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のチップ再配線構造。
【請求項7】
表面に第1ピン及び第2ピンが設けられるチップ本体を提供する工程と、
第1ピンに対応する第1ウィンドウと第2ピンに対応する第2ウィンドウと第1ウィンドウにつながる凹溝とを有する誘電体層を前記チップ本体の表面に作製する工程と、
第1フォトレジストを塗布し、前記第1ウィンドウ及び凹溝が外に露出するように露光して現像し、前記第1ウィンドウ及び凹溝内に第1配線層を作製する工程と、
第2フォトレジストを塗布し、第2ウィンドウ及び誘電体層の所定領域の天面が外に露出するように露光して現像し、前記第2ウィンドウと外に露出した天面とに第2配線層を作製する工程と、を含むことを特徴とするチップ再配線構造の作製方法。
【請求項8】
第1フォトレジストを塗布する前に、前記誘電体層の天面並びに前記第1ウィンドウ、第2ウィンドウ及び凹溝内にスパッタリングによって金属シード層を取得する工程を含み、
前記第1配線層及び第2配線層は、いずれも前記金属シード層に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の作製方法。
【請求項9】
第1フォトレジストを塗布した後、前記第2ウィンドウ、第1ウィンドウ及び凹溝がいずれも外に露出するように露光して現像する工程を含むことを特徴とする請求項7に記載の作製方法。
【請求項10】
前記第1配線層及び第2配線層は、いずれも電気めっきプロセスによって作製されていることを特徴とする請求項7に記載の作製方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体制造技術分野に関し、特にチップ再配線構造及びその作製方法に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体業界の継続的な発展につれて、各種の電子製品に係るチップの集積密度要求もますます高くなってきている。封止工程において、チップ表面における、トップメタル(top metal)からなるピンは、通常、再配線層(RDL、redistribution layer)を介して再度割り当てられてから対応する導電性バンプに接続される必要がある。RDL自身の回線サイズ及び異なるRDLの隙間は、実際のプロセス能力によって制限され、連続的に減少することができない。つまり、チップ表面RDLの配線密度は、制限なく向上することができない。
【0003】
このような状况において、業界では、一般的に多層配線の方式でRDL作製を行い、即ち、対応する再配線層上に誘電体層を作製し、更に当該誘電体層上にもう1つの再配線層を作成する。上記技術案では、誘電体層の上方に金属シード層を新たに作製し、対応する再配線層の作製が完了された後で余分な金属シード層をエッチングによって除去する必要があり、プロセスが複雑であった。
【0004】
これに鑑みて、新たなチップ再配線構造及びその作製方法を提供する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、再配線層のプロセス制限を克服してチップ表面の再配線密度を向上させて短絡リスクを低減することが可能であるチップ再配線構造及びその作製方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を果たすべく、本発明は、チップ再配線構造を提供する。当該チップ再配線構造は、表面に第1ピン及び第2ピンが設けられるチップ本体と、前記チップ本体に接続される第1配線層及び第2配線層とを備え、前記チップ再配線構造は、前記チップ本体に設けられる誘電体層を更に備え、前記誘電体層が下方へ凹んで第1ウィンドウと第2ウィンドウと、第1ウィンドウにつながる凹溝とが形成され、前記第1ウィンドウ及び第2ウィンドウは、前記第1ピン及び第2ピンにそれぞれ対応し、前記第1配線層は、前記凹溝に沿って延在するように設けられ、且つ前記第1ピンにつながり、前記第2配線層は、前記誘電体層の上方に設けられ、且つ前記第2ピンにつながる。
【0007】
本発明の更なる改良として、前記チップ再配線構造は、金属シード層を更に備え、前記第1配線層及び第2配線層は、いずれも前記金属シード層に設けられている。
【0008】
本発明の更なる改良として、前記第1配線層は、前記凹溝内に設けられる第1ボディ部と、前記第1ボディ部に接続されて前記第1ウィンドウ内に位置する第1接続部とを備え、前記第2配線層は、前記誘電体層の天面に設けられる第2ボディ部と、前記第2ボディ部に接続されて前記第2ウィンドウ内に位置する第2接続部とを備える。
【0009】
本発明の更なる改良として、前記第1配線層の上部は、前記凹溝の開口位置を超えない。
【0010】
本発明の更なる改良として、前記第1配線層及び第2配線層の両方は、同一の材料によって作製さている。
【0011】
本発明の更なる改良として、前記チップ本体は、半導体基板と、前記半導体基板の表面に形成される回線層と、前記回線層上に被覆される保護層とを備え、前記第1ピン及び第2ピンは、前記回線層に接続されている。
【0012】
本願は、チップ再配線構造の作製方法を更に提供する。当該方法は、主に、表面に第1ピン及び第2ピンが設けられるチップ本体を提供する工程と、第1ピンに対応する第1ウィンドウと第2ピンに対応する第2ウィンドウと第1ウィンドウにつながる凹溝とを有する誘電体層を前記チップ本体の表面に作製する工程と、第1フォトレジストを塗布し、前記第1ウィンドウ及び凹溝が外に露出するように露光して現像し、前記第1ウィンドウ及び凹溝内に第1配線層を作製する工程と、第2フォトレジストを塗布し、第2ウィンドウ及び誘電体層の所定領域の天面が外に露出するように露光して現像し、前記第2ウィンドウと外に露出した天面とに第2配線層を作製する工程と、を含む。
【0013】
本発明の更なる改良として、第1フォトレジストを塗布する前、前記誘電体層の天面並びに前記第1ウィンドウ、第2ウィンドウ及び凹溝内にスパッタリングによって金属シード層を取得する工程を含み、前記第1配線層及び第2配線層は、いずれも前記金属シード層に設けられている。
【0014】
本発明の更なる改良として、第1フォトレジストを塗布した後、前記第2ウィンドウ、第1ウィンドウ及び凹溝がいずれも外に露出するように露光して現像する工程を含む。
【0015】
本発明の更なる改良として、前記第1配線層及び第2配線層は、いずれも電気めっきプロセスによって作製されている。
【発明の効果】
【0016】
本発明は、以下の有利な作用効果を有する。本発明のチップ再配線構造及びその作製方法を採用することにより、前記チップ本体に誘電体層が設けられ、前記誘電体層に凹溝が開設され、更に前記第1配線層、第2配線層がそれぞれ前記凹溝内と誘電体層の天面とに設けられている。つまり、前記第1配線層、第2配線層を高度方向にずらして設置することにより、両者の水平方向にける隙間の減少に有利になり、従来の再配線プロセスのサイズ制限を克服し、再配線密度を向上させ、短絡リスクを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明のチップ再配線構造の構造模式図である。
【
図2】本発明のチップ再配線構造の平面構造模式図である。
【
図3】本発明のチップ再配線構造作製方法の主なフローの模式図である。
【
図4】本発明のチップ再配線構造における金属シード層の作製完了時の構造模式図である。
【
図5】本発明のチップ再配線構造における第1配線層の作製完了時の構造模式図である。
【
図6】本発明のチップ再配線構造における第2配線層の作製完了時の構造模式図である。
【
図7】本発明のチップ再配線構造作製方法の別の実施例における第1配線層の作製完了時の構造模式図である。
【
図8】本発明のチップ再配線構造作製方法の別の実施例における第2配線層の作製完了時の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下では、図面に示す実施形態を組み合わせて本発明を詳細に記述する。しかし、当該実施形態は、本発明を制限しない。当業者が当該実施形態に基づいてなした構造、方法または機能上の変換は、いずれも本発明の保護範囲内に含まれる。
【0019】
図1及び
図2に示すように、本発明に係るチップ再配線構造100は、チップ本体10と、前記チップ本体10に設けられる誘電体層20と、前記チップ本体10に接続される第1配線層31及び第2配線層32とを備える。
【0020】
前記チップ本体10の表面には、第1ピン11及び第2ピン12が設けられ、前記誘電体層20が下方へ凹んで第1ウィンドウ21と第2ウィンドウ22と第1ウィンドウ21に繋がる凹溝23とが形成される。前記第1ウィンドウ21、第2ウィンドウ22は、前記第1ピン11、第2ピン12にそれぞれ対応する。前記第1配線層31は、前記凹溝23に沿って延在するように設けられ、且つ前記第1ピン11に繋がり、前記第2配線層32は、前記誘電体層20の上方に設けられ、且つ前記第2ピン12に繋がる。前記第1配線層31、第2配線層32の両方は、同一の材料によって作製される。通常、金属銅を用いて前記第1配線層31及び第2配線層32を作製することが好ましい。無論、実際の製品需要に応じて、前記第1配線層31、第2配線層32の両方は、異なる材料で成形して作製されてもよい。更に、前記第1配線層31、第2配線層32は、更に、2種又は複数種の異なる導電材料で共同して作製されてもよい。例えば、前記第2配線層32は、Cu/Ni/Auの三層構造として設置される。
【0021】
ただし、前記誘電体層20は、水平方向に沿って略平面状に延在する天面24を更に有する。前記第1配線層31は、前記凹溝23内に設けられる第1ボディ部311と、前記第1ボディ部311に接続されて前記第1ウィンドウ11内に位置する第1接続部312と、前記第1ボディ部311の前記第1接続部312から離間する側に位置する第1係合部313とを備える。前記第1ボディ部311が前記凹溝23の開口位置を超えないことが好ましい。つまり、高度方向における前記第1ボディ部311は、前記誘電体層20の天面24を超えない。前記第2配線層32は、前記天面24に設けられる第2ボディ部321と、前記第2ボディ部321に接続されて前記第2ウィンドウ12内に位置する第2接続部322と、前記第2ボディ部321の前記第2接続部322から離間する側に位置する第2係合部323とを備える。ここで、前記第1係合部313、第2係合部323の両方は、いずれも前記誘電体層20の天面24に設けられ、前記第1係合部313と第2係合部323は、係合して対応する導電性バンプを作製することで、後続の封止を図る。
【0022】
本実施例において、前記チップ本体10は、半導体基板101と、前記半導体基板101の表面に形成される回線層102と、前記回線層102上に被覆される保護層103とを備え、前記第1ピン11、第2ピン12は、いずれも前記回線層102に接続されている。明らかに、前記保護層103は、前記回線層102が外部に係合接続可能であるように、前記第1ピン11と第2ピン12とに対応して設置される開口を有する。
【0023】
前記チップ再配線構造100は、金属シード層40を更に備え、前記第1配線層31、第2配線層32は、いずれも前記金属シード層40に設けられている。ここで、前記第1配線層31、第2配線層32は、同一の前記金属シード層40に形成される。また、第1配線層31及び第2配線層32の両方は、いずれも作製完了された後、第1配線層31と第2配線層32との被覆されていない領域の金属シード層40をエッチングによって除去し、プロセスがより簡潔になる。前記第1配線層31、第2配線層32は、高度方向に隙間を開けて設置されることにより、両者の水平方向における隙間が更に縮小することができ、従来のプロセスの制限を突破した。換言すれば、前記チップ本体10の表面の再配線密度は、向上可能であり、異なる配線層の間の短絡リスクは、低減することができる。
【0024】
説明すべきことは、前文における「水平」、「上下」、「高度」等の方向に関する記述が当該チップ再配線構造100の作製プロセス及び置く方向に対する限定ではなく、その構造位置関係をより明瞭に説明するためになされた記述に過ぎない。
【0025】
図3~
図6に示すように、本願は、上記チップ再配線構造100の作製方法を更に提供する。当該作製方法は、主に、
表面に第1ピン11及び第2ピン12が設けられるチップ本体10を提供する工程と、
第1ピン11に対応する第1ウィンドウ21と第2ピン12に対応する第2ウィンドウ22と第1ウィンドウ21につながる凹溝23とを備える誘電体層20を前記チップ本体10の表面に作製する工程と、
前記誘電体層20の天面24及び前記第1ウィンドウ21、第2ウィンドウ22、凹溝23内に金属シード層40をスパッタリングする工程と、
第1フォトレジスト50を塗布し、前記第1ウィンドウ21及び凹溝23が外に露出するように露光して現像し、前記第1ウィンドウ21及び凹溝23内に第1配線層31を作製する工程と、
第2フォトレジスト60を塗布し、第2ウィンドウ22及び誘電体層20の所定領域の天面24が外に露出するように露光して現像し、前記第2ウィンドウ22と外に露出した天面24とに第2配線層32を作製する工程と、を含む。
【0026】
無論、第1配線層31は、前記天面24の所定位置に延在設置される第1係合部313を更に備え、第2配線層32は、前記天面24の所定位置に延在設置される第2係合部323を更に備える。
【0027】
ここで、前記誘電体層20が絶縁樹脂材料で作製されることは多く、前記第1ウィンドウ21、第2ウィンドウ22及び凹溝23の作製過程では、その側壁が下から上へある程度外方に傾斜する角度をなすことにより、前記金属シード層40、第1配線層31、第2配線層32の作製及び構造安定性に有利になる。
【0028】
前記第1配線層31、第2配線層32は、いずれも電気めっきプロセスによって作製された。前記作製方法は、前記第1配線層31の作製が完了された後、第1フォトレジスト50を除去する工程と、前記第2配線層32の作製が完了された後、第2フォトレジスト60、及び、第1配線層31と第2配線層32との被覆されていない領域の金属シード層40を除去する工程とを更に含む。
【0029】
図7と
図8に示すように、前記第1フォトレジスト50を塗布した後、前記第2ウィンドウ22、第1ウィンドウ21及び凹溝23がいずれも外に露出するように露光して現像する。つまり、前記第1配線層31の作製を行うと同時に、前記第2ウィンドウ22の第2ピン12上に同様に電気めっきによって前記第1配線層31と同じ導電材料を1層取得する。後続の第2配線層32の作製過程において、前記第2ボディ部321と第2接続部322との高度差を低減し、前記第1配線層31と第2配線層32が同一の導電材料を用いて電気めっきで作製されることは、好ましい。
【0030】
上述した通り、本発明のチップ再配線構造100及びその作製方法を採用することにより、前記チップ本体10に誘電体層20が設けられ、前記誘電体層20に凹溝23が開設され、更に前記第1ボディ部311、第2ボディ部321がそれぞれ前記凹溝23内と誘電体層20の天面24とに設けられている。つまり、高度方向にずらして設置することにより、両者の水平方向にける隙間を減少し、従来の再配線プロセスのサイズ制限を克服し、再配線密度を向上させ、短絡リスクを低減することができる。
【0031】
理解すべきことは、本明細書が実施形態で記述されたが、各実施形態が1つの独立する技術案のみを含むとは限らず、明細書のこのような記述方式が単に明瞭にするために用いられる。当業者は、明細書を1つの全体としてすべきである。各実施形態における技術案は、適切に組み合わせられて当業者で理解され得る他の実施形態を形成可能である。
【0032】
上述した一連の詳細な説明は、本発明の実現可能な実施形態の具体的な説明にすぎず、本発明の保護範囲を制限するために用いられるものではない。本発明の要旨・精神を逸脱せずになされた均等な実施形態又は変更は、いずれも本発明の保護範囲内に含まれるべきである。
【国際調査報告】