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特表2022-540533カバー組立体及びそれを含むエアロゾル生成装置
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-09-16
(54)【発明の名称】カバー組立体及びそれを含むエアロゾル生成装置
(51)【国際特許分類】
   A24F 40/40 20200101AFI20220909BHJP
【FI】
A24F40/40
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021547778
(86)(22)【出願日】2021-03-19
(85)【翻訳文提出日】2021-08-16
(86)【国際出願番号】 KR2021003410
(87)【国際公開番号】W WO2021251597
(87)【国際公開日】2021-12-16
(31)【優先権主張番号】10-2020-0071866
(32)【優先日】2020-06-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】519217032
【氏名又は名称】ケーティー アンド ジー コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】特許業務法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】キム、トン ソン
(72)【発明者】
【氏名】チョン、ヒョン チョン
(72)【発明者】
【氏名】イ、ウォン キョン
(72)【発明者】
【氏名】チェ、チェ ソン
【テーマコード(参考)】
4B162
【Fターム(参考)】
4B162AA02
4B162AA12
4B162AB11
4B162AC02
4B162AC06
(57)【要約】
カバー組立体は、ユーザの口部と接触する一端、及び一端の反対側端部である他端を含み、他端を中心に回転することで、開放位置と閉鎖位置に移動するマウスピースと、閉鎖位置でマウスピースの一端を収容する収容部と、を含むが、収容部は、マウスピースの一端と接触して一端の加圧に基づいて縦方向に変位される本体を含むボタン部と、マウスピースの一端と接触する第1部分及びボタン部と接触する第2部分を含む本体を含む係止部と、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザの口部と接触する一端、及び前記一端の反対側端部である他端を含み、前記他端を中心に回転することで、開放位置と閉鎖位置に移動するマウスピースと、
前記閉鎖位置で前記マウスピースの前記一端を収容する収容部と、を含み、
前記収容部は、
前記マウスピースの前記一端と接触して前記一端の加圧に基づいて縦方向に変位される本体を含むボタン部と、
前記マウスピースの一端と接触する第1部分及び前記ボタン部と接触する第2部分を含む本体を含む係止部と、を含む、カバー組立体。
【請求項2】
前記係止部の前記第1部分は、
前記マウスピースを固定するように前記マウスピースと結合し、
前記第2部分が前記ボタン部の縦方向変位によって加圧されることに基づいて横方向に移動することで、前記マウスピースと分離される、請求項1に記載のカバー組立体。
【請求項3】
前記係止部が前記マウスピースと分離されることに基づいて前記マウスピースの前記一端が前記開放位置に移動する、請求項2に記載のカバー組立体。
【請求項4】
前記係止部の前記第1部分は、突出部を含み、
前記マウスピースは、前記突出部と結合される形状の溝を含む、請求項1に記載のカバー組立体。
【請求項5】
前記突出部は、湾曲面を含む、請求項4に記載のカバー組立体。
【請求項6】
前記係止部の前記本体の前記第2部分は、傾斜面の摺動部を含み、
前記ボタン部の前記本体は、前記摺動部と対応する形状の傾斜面を含む、請求項1に記載のカバー組立体。
【請求項7】
前記係止部の外面の少なくとも一部と接触する第1弾性体と、
前記マウスピースの他端で結合された第2弾性体と、をさらに含み、
前記第1弾性体は、前記係止部が移動した後、前記係止部を原位置に復帰させ、
前記第2弾性体は、前記マウスピースが前記係止部と分離されることに基づいて前記マウスピースの前記他端を回転させる、請求項1に記載のカバー組立体。
【請求項8】
前記第2弾性体が前記マウスピースの他端を回転させる速度は、前記第1弾性体が前記係止部を前記原位置に復帰させる速度よりも速い、請求項7に記載のカバー組立体。
【請求項9】
前記第1弾性体は、圧縮バネ(compressions spring)であり、
前記第2弾性体は、ねじりバネ(torsion spring)である、請求項7に記載のカバー組立体。
【請求項10】
前記収容部は、前記ボタン部の変位を所定の範囲に制限する本体を含むガイド部をさらに含む、請求項1に記載のカバー組立体。
【請求項11】
前記マウスピースは、エアロゾルが通過するように前記一端から前記他端に延びる通路をさらに含む、請求項1に記載のカバー組立体。
【請求項12】
前記マウスピースの前記一端の断面積は、前記他端の断面積よりも狭い、請求項1に記載のカバー組立体。
【請求項13】
請求項1に記載のカバー組立体と、
媒質保存部と、をさらに含む、エアロゾル生成装置。
【請求項14】
前記マウスピースは、エアロゾルが通過するように前記一端から前記他端に連結される通路をさらに含み、
前記媒質保存部は、前記マウスピースが前記開放位置にあるか、または、前記閉鎖位置にあるかによって前記通路と連通する、請求項13に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項15】
前記媒質保存部は、液状カートリッジまたは顆粒カートリッジである、請求項13に記載のエアロゾル生成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カバー組立体及びカバー組立体が適用されたエアロゾル生成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
最近、マウスピースが適用された多様な種類の装置が使用されている。しかし、外部に露出された口部を通じてマウスピース内部に異物が流入される可能性があって、衛生上問題点があった。
【0003】
また、露出された口部によって、外観上、美観が良くなく、ユーザの携帯性が落ちるという短所があった。これにより、衛生性、審美性、及び携帯性が向上したマウスピースを備えたカバー組立体が要求される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、カバー組立体及び前記カバー組立体が適用されたエアロゾル生成装置を提供することである。具体的に、前記カバー組立体は、マウスピースの一端が加圧されれば、他端を中心に回転して開閉されうる。これにより、マウスピースの開閉が便利になり、不使用時、マウスピースに異物が流入されることを防止する機能を提供することができる。
【0005】
実施例を通じて解決しようとする課題は、上述した課題に制限されるものではなく、言及されていない課題は、本明細書及び添付図面から本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に明確に理解されるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
カバー組立体は、ユーザの口部と接触する一端及び他端を含み、他端を中心に回転することで、前記一端を開閉するマウスピースと、一端の閉鎖時、マウスピースの一端を収容する収容部と、を含み、収容部は、マウスピースの一端と接触して一端の加圧によって縦方向に変位されるボタン部、及びマウスピースの一端と接触する第1部分及びボタン部と接触する第2部分を含む係止部を含んでもよい。
【発明の効果】
【0007】
前述した本開示の実施例によれば、マウスピースの口部が外部に露出されないように閉鎖位置にある。これにより、衛生性が向上し、突出部が最小化され、審美性及び携帯性が向上しうる。また、マウスピースが半自動式に開閉され、ユーザの利便性が向上しうる。
【0008】
本開示の実施例による効果が上述した効果に制限されるものではなく、言及されていない効果は、本明細書及び添付図面から本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に明確に理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1A】一実施例によるエアロゾル生成装置に結合されたカバー組立体を示す図面である。
図1B図1Aのカバー組立体の分解図である。
図2A】一実施例によるカバー組立体の正面断面図である。
図2B図2Aに図示されたカバー組立体の一態様を示す図面である。
図2C図2Aに図示されたカバー組立体の他の態様を示す図面である。
図3A】一実施例によるカバー組立体の側面断面図である。
図3B図3Aに図示されたカバー組立体の部分平面図である。
図3C図3Aに図示されたカバー組立体の一態様を示す図面である。
図3D図3Cに図示されたカバー組立体の部分平面図である。
図3E図3Aに図示されたカバー組立体の他の態様を示す図面である。
図3F図3Eに図示されたカバー組立体の部分平面図である。
図4A図4Aは、他の実施例によるカバー組立体の平面図である。
図4B】他の実施例によるカバー組立体の平面図である。
図5A】一実施例によるエアロゾル生成装置の一態様を示す図面である。
図5B】一実施例によるエアロゾル生成装置の他の態様を示す図面である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
1以上の実施例によれば、カバー組立体は、ユーザの口部と接触する一端及び前記一端の反対側端部である他端を含み、前記他端を中心に回転することで、開放位置と閉鎖位置に移動するマウスピースと、前記閉鎖位置で前記マウスピースの前記一端を収容する収容部と、を含むが、前記収容部は、前記マウスピースの前記一端と接触して前記一端の加圧に基づいて縦方向に変位される本体を含むボタン部と、前記マウスピースの一端と接触する第1部分及び前記ボタン部と接触する第2部分を含む本体を含む係止部と、を含む。
【0011】
一実施例によれば、前記係止部の前記第1部分は、前記マウスピースを固定するように前記マウスピースと結合し、前記第2部分が前記ボタン部の縦方向変位によって加圧されることに基づいて横方向に移動することで、前記マウスピースと分離されうる。
【0012】
一実施例によれば、前記係止部が前記マウスピースと分離されることに基づいて、前記マウスピースの前記一端が前記開放位置に移動することができる。
【0013】
一実施例によれば、前記係止部の前記第1部分は、突出部を含み、前記マウスピースは、前記突出部と結合される形状の溝を含んでもよい。
【0014】
一実施例によれば、前記突出部は、湾曲面を含んでもよい。
【0015】
一実施例によれば、前記係止部の前記本体の前記第2部分は、傾斜面の摺動部を含み、前記ボタン部の前記本体は、前記摺動部と対応する形状の傾斜面を含んでもよい。
【0016】
一実施例によれば、前記係止部の外面の少なくとも一部と接触する第1弾性体と、前記マウスピースの他端で結合された第2弾性体と、をさらに含み、前記第1弾性体は、前記係止部が移動した後、前記係止部を原位置に復帰させ、前記第2弾性体は、前記マウスピースが前記係止部と分離されることに基づいて、前記マウスピースの前記他端を回転させうる。
【0017】
一実施例によれば、前記第2弾性体が前記マウスピースの他端を回転させる速度は、前記第1弾性体が前記係止部を前記原位置に復帰させる速度よりも速い。
【0018】
一実施例によれば、前記第1弾性体は、圧縮バネ(compressions spring)であり、前記第2弾性体は、ねじりバネ(torsion spring)でもある。
【0019】
一実施例によれば、前記収容部は、前記ボタン部の変位を所定の範囲に制限する本体を含むガイド部をさらに含んでもよい。
【0020】
一実施例によれば、前記マウスピースは、エアロゾルが通過するように前記一端から前記他端に延びる通路をさらに含んでもよい。
【0021】
一実施例によれば、前記マウスピースの前記一端の断面積は、前記他端の断面積よりも小さい。
【0022】
1以上の実施例によれば、エアロゾル生成装置は、カバー組立体と、媒質保存部と、をさらに含む。
【0023】
一実施例によれば、前記マウスピースは、エアロゾルが通過するように前記一端から前記他端に連結される通路をさらに含み、前記媒質保存部は、前記マウスピースが前記開放位置にあるか、または、前記閉鎖位置にあるかによって前記通路と連通することができる。
【0024】
一実施例によれば、前記媒質保存部は、液状カートリッジまたは顆粒カートリッジでもある。
【0025】
実施例で使用される用語は、本発明での機能を考慮しながら、可能な限り、現在広く使用される一般的な用語を選択したが、それは、当分野に係わる技術者の意図、判例、または新たな技術の出現などによっても異なる。また、特定の場合は、出願人が任意に選定した用語もあり、その場合、該当する発明の説明部分で詳細にその意味を記載する。したがって、本発明で使用される用語は、単なる用語の名称ではない、その用語が有する意味と本発明の全般にわたる内容とを基に定義されねばならない。
【0026】
本明細書で使用されたように、「少なくとも1つ」のような表現は、構成要素のリストに先行するとき、構成要素の全体リストを限定し、リストの個別的な構成要素を限定しない。例えば、「a、b及びcのうち、少なくとも1つ」という表現は、「a」、「b」、「c」、「a及びb」、「a及びc」、「b及びc」、または「a、b及びc」を含むと理解されうる。
【0027】
1つの構成要素が他の構成要素の「上側に(over)」、「上部に(above)」、「上に(on)」、「連結された(connected to)」または「結合された(coupled to)」と指称されたとき、これは、他のエレメントまたはレイヤの直上に、上に、連結されるか、結合されるものでもあり、または中間のエレメントまたはレイヤが存在してもよい。対照的に、ある構成要素が他の構成要素の「直ぐ上に」、「直上に」、「直接に連結された」または「直接結合された」と言及されたときには、中間に別途の構成要素が存在しないと理解されねばならない。
【0028】
明細書全体においてある部分がある構成要素を「含む」とするとき、これは、特に反対となる記載がない限り、他の構成要素を除外するものではなく、他の構成要素をさらに含んでもよいということを意味する。また、明細書に記載の「…部」、「…モジュール」などの用語は、少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、これは、ハードウェアまたはソフトウェアによって具現されるか、あるいはハードウェアとソフトウェアとの結合によっても具現される。
【0029】
また、本明細書で使用される「第1」または「第2」のように序数を含む用語は、多様な構成要素を説明するのに使用することができるが、構成要素は、用語によって限定されてはならない。用語は、1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的だけで使用される。
【0030】
また、図面上の一部構成要素は、その大きさや比率などが多少誇張して図示されてもいる。また、ある図面上に図示された構成要素が他の図面上には、図示されていない場合もある。
【0031】
以下では、添付図面に基づいて、本発明の例示的な実施例について本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施可能なように詳細に説明する。しかし、本発明の実施例は、多様な異なる形態にも具現され、ここで説明する例示的な実施例に限定されない。
【0032】
図1Aは、一実施例によるエアロゾル生成装置に結合されたカバー組立体を示す図面であり、図1Bは、図1Aのカバー組立体の分解図である。
【0033】
図1Aを参照すれば、一実施例によるエアロゾル生成装置20は、ケース40、媒質保存部30及びカバー組立体10を含んでもよい。具体的に、媒質保存部30は、ケース40内部に含まれうる。また、カバー組立体10は、媒質保存部30の少なくとも一部に隣接するが、カバー組立体10を構成する少なくとも一部の構成は、ケース40の内部に含まれ、カバー組立体10を構成するマウスピース100(図1B参照)の少なくとも一部は、ケース40外部に露出されうる。
【0034】
一方、図1Aに図示された構成だけではなく、他の実施例によるエアロゾル生成装置20にエアロゾルを生成するための他の汎用的な構成要素がさらに含まれるということを、本実施例に係わる技術分野で通常の知識を有する者であれば、容易に理解できるであろう。
【0035】
図1Bを参照すれば、カバー組立体10は、マウスピース100、収容部200、ボタン部210、係止部220、ガイド部230、第1弾性体300、第2弾性体400、回転軸500、及び軸支持部600を含んでもよい。以下、各構成の具体的な構造及び他の構成との結合関係について説明する。
【0036】
マウスピース100は、ユーザの口部と接触する一端110、及び一端110の反対側端部である他端120を含み、他端120を中心に回転することで、前記一端110が開放位置または閉鎖位置に移動しうる。また、マウスピース100は、他端120で固定軸及び第2弾性体400と結合することができる。
【0037】
また、軸支持部600は、マウスピース100の他端120の少なくとも一部と接触し、固定軸と共に、マウスピース100の他端120と結合することができる。
【0038】
収容部200は、マウスピース100の一端110と接触し、一端110の加圧によって縦方向に変位されるボタン部210を含んでもよい。一実施例によれば、ユーザによってマウスピース100の一端110が加圧されれば、マウスピース100の一端110と接触したボタン部210もマウスピース100によって加圧されて縦方向に変位されうる。縦方向は、エアロゾル生成装置20の長手方向でもある。
【0039】
また、収容部200は、マウスピース100の一端110と接触する第1部分及びボタン部210と接触する第2部分を含む係止部220を含んでもよい。一実施例によれば、係止部220は、第1部分でマウスピース100と結合することで、マウスピース100を固定するが、ボタン部210の縦方向変位によって第2部分で加圧されて横方向に移動することで、マウスピース100と分離されうる。
【0040】
横方向は、エアロゾル生成装置20の長手方向及び閉鎖されたマウスピース100の一端110を眺める方向をいずれも横切る方向でもある。
【0041】
係止部220は、縦方向に変位されるボタン部210によって加圧されて横方向に移動し、マウスピース100と分離されうる。具体的に、係止部220の第1部分がマウスピース100と分離されることで、マウスピース100の一端110が開放位置に移動しうる。すなわち、マウスピース100は、一端110が加圧されることにより、係止部220と分離されて半自動的に開放されうる。
【0042】
逆に、マウスピース100を閉鎖すれば、マウスピース100の一端110と係止部220とが結合して、マウスピース100が閉鎖された状態に固定されうる。
【0043】
係止部220は、突出部221を含んでもよい。具体的に、係止部220は、第1部分の少なくとも一部に突出部221を含み、マウスピース100は、突出部221と結合可能な形状の溝111を含んでもよい。
【0044】
また、突出部221は、湾曲面を含み、マウスピース100の溝111も突出部221の湾曲面に対応する形状の湾曲面を含んでもよい。具体的に、突出部221の湾曲面は凸状であり、溝111の湾曲面は凹状である。
【0045】
突出部221と溝111とが湾曲面を含むことにより、マウスピース100一端110の加圧によってボタン部210が容易に変位されうる。具体的に、マウスピース100が閉鎖されているとき、マウスピース100の一端110は、所定の範囲で変位されうる。例えば、マウスピース100の一端110が縦方向に加圧されれば、突出部221と溝111とが微細に分離されつつ、マウスピース100が縦方向に変位され、これにより、ボタン部210は、加圧されうる。
【0046】
一方、係止部220は、第2部分が傾斜面に形成された摺動部222を含み、ボタン部210は、摺動部222と対応する形状の傾斜面を含んでもよい。具体的に、ボタン部210がマウスピース100によって加圧されて縦方向に変位されるとき、傾斜面で摺動が発生すると共に、係止部220は、摺動部222から横方向に加圧されうる。これにより、係止部220が横方向に移動することで、第1部分でマウスピース100との結合が分離され、マウスピース100は、これ以上拘束力を受けなくなる。これにより、マウスピース100は、他端120を中心に回転し、マウスピース100の一端110が開放位置に移動しうる。
【0047】
カバー組立体10は、第1弾性体300及び第2弾性体400をさらに含んでもよい。第1弾性体300は、係止部220外面の少なくとも一部と接触することができる。具体的に、第1弾性体300は、マウスピース100の一端110が閉鎖位置にあるとき、係止部220とケース40との間の空間に微細に変形された状態に挿入されて係止部220に弾性力を加えることができる。例えば、第1弾性体300の弾性力の方向は、前述した横方向でもある。
【0048】
ここで、第1弾性体300が微細に変形された状態は、マウスピース100と係止部220とが第1部分または湾曲面で結合された状態に保持されるように、第1弾性体300が係止部220に微細な弾性力を加えることができるほどの変形された状態を意味する。
【0049】
また、係止部220がボタン部210によって加圧されて移動すれば、第1弾性体300がさらに多く変形されうる。すなわち、第1弾性体300は、前述した微細に変形された状態よりさらに変形された状態にもなる。弾性体は、フックの法則(Hook’s Law)によって変形された程度に比例して弾性力を発生させるので、係止部220が移動すれば、第1弾性体300は、係止部220にさらに大きな弾性力を加えて係止部220を原位置に復帰させうる。
【0050】
一方、第1弾性体300は、圧縮バネ(compression spring)または弾性パッドに該当することができる。しかし、本開示の実施例は、これに制限されず、係止部220に弾性を提供することができる多様な種類の弾性体が本開示に含まれるということを、本実施例に係わる技術分野で通常の知識を有する者であれば、容易に理解できるであろう。
【0051】
第2弾性体400は、前述したように、固定軸と共に、マウスピース100の他端120でマウスピース100と結合されうる。具体的に、第2弾性体400は、マウスピース100の一端110が閉鎖位置にあるとき、多少変形された状態でマウスピース100の他端120と結合されてマウスピース100の他端120に弾性力を加えることができる。
【0052】
ここで、多少変形された状態は、マウスピース100と係止部220が分離されれば、第2弾性体400がマウスピース100の他端120に回転力を加えてマウスピース100の一端110を開放位置に移動させうる状態を意味する。
【0053】
一方、第2弾性体400は、ねじりバネ(torsion spring)でもある。しかし、本開示の実施例は、これに制限されず、マウスピース100の他端120に回転力を提供することができる多様な種類の弾性体が本開示に含まれうる。
【0054】
一実施例によれば、マウスピース100の開放される速度が、係止部220が復帰される速度よりも速い。例えば、第2弾性体400がマウスピース100の他端120を回転させる速度が、第1弾性体300が移動した前記係止部220を復帰させる速度よりも速い。
【0055】
具体的には、第2弾性体400は、第1弾性体300よりさらに大きい弾性力を発生させる材料または寸法によって製作されたものでもある。例えば、第2弾性体400の弾性係数(elastic modulus)が第1弾性体300の弾性係数よりも大きい値を有する弾性体でもある。
【0056】
収容部200は、ボタン部210の変位を所定の範囲に制限するガイド部230をさらに含む。ガイド部230は、係止部220とボタン部210との間に位置し、ボタン部210の少なくとも一部及び/または係止部220の少なくとも一部と接触して位置が固定されうる。
【0057】
収容部200は、ボタン部210と係止部220との間に空き空間を含んでもよいが、カバー組立体10の衝撃などによってボタン部210が空き空間に変位されることで、係止部220が横方向に移動できなくなり、マウスピース100が開放されなくなる可能性がある。
【0058】
それを防止するために、ガイド部230が空き空間の少なくとも一部に位置し、ガイド部230は、ボタン部210が収容部200内で一定範囲に変位されるようにボタン部210をガイドすることができる。
【0059】
また、ガイド部230は、ボタン部210の縦方向変位を所定の範囲に制限するための係止片231を含み、ボタン部210は、ガイド部230の係止片231にかかる突起211を含んでもよい。これにより、マウスピース100の一端110が開放位置に移動した後、第1弾性体300の弾性力を受けて再び原位置に復帰する係止部220によって加圧されたボタン部210が、マウスピース100の一端110が収容される位置まで変位されることを防止することができる。
【0060】
前述したところを参考にすれば、収容部200にガイド部230がさらに含まれることで、係止部220とボタン部210との結合がさらに堅固になるだけではなく、マウスピース100の半自動開閉がさらに円滑に作動することができる。
【0061】
図2Aは、一実施例によるカバー組立体の正面断面図であり、図2Bは、図2Aに図示されたカバー組立体の一態様を示す図面であり、図2Cは、図2Aに図示されたカバー組立体の他の態様を示す図面である。
【0062】
図2Aないし図2Cを参照して、一実施例によるカバー組立体についてさらに詳細に説明する。
【0063】
図2Aを参照すれば、マウスピース100、係止部220、ボタン部210、ガイド部230、第1弾性体300、及びケース40が図示されている。具体的に、閉鎖位置でマウスピース100は、係止部220、ボタン部210、及びガイド部230で構成された収容部200に収容され、係止部220の突出部221とマウスピース100の溝111とが結合して収容された状態で固定されうる。
【0064】
また、マウスピース100は、エアロゾルが通過するように一端から他端に延びる通路をさらに含んでもよい。通路の断面は、円形に図示されているが、それに制限されず、多様な形状の断面を有する通路が含まれうる。
【0065】
係止部220は、湾曲面を含む突出部221及び突出部221と離隔して位置し、ボタン部210と接触する第2部分を含んでもよい。また、第2部分は、摺動部222を含んでもよい。また、係止部220は、対称性を有する2個の部材で構成される。
【0066】
係止部220が2個の部材で構成されれば、マウスピース100及びボタン部210は、それぞれ2つの溝111及び2面の傾斜面と2つの突起211を含んでもよい。これにより、マウスピース100の半自動開閉がさらにバランスよくなされうる。
【0067】
一方、係止部220が横方向に移動するように、係止部220とケース40の内壁との間には所定の空間がある。第1弾性体300は、前記所定の空間の少なくとも一部に挿入されうる。
【0068】
ボタン部210は、2面の傾斜面及び2つの突起211を含んでもよい。傾斜面は、係止部220の摺動部222それぞれと対応する形状であり、ボタン部210の縦方向変位を係止部220の横方向移動に転換させうる。また、突起211は、ガイド部230に含まれた係止片231それぞれにかかる形状でもある。
【0069】
第1弾性体300は、前述したように係止部220とケース40の内壁との間の空間に挿入されて位置する。具体的には、第1弾性体300は、係止部220の外面の少なくとも一部と接触し、ケース40の内壁の少なくとも一部と接触して位置する。
【0070】
図2Aないし図2Cによれば、2つの第1弾性体300が係止部220とケース40との間の空間下端に図示されているが、それに制限されず、第1弾性体300は、ボタン部210によって加圧されて移動した係止部220の位置を復帰させうる他の所にも位置することができる。また、カバー組立体10には2個よりも多数の第1弾性体300が含まれうる。
【0071】
以下、図2B及び図2Cを参照して、カバー組立体10に含まれたマウスピース100の半自動開閉メカニズムについて説明する。
【0072】
図2Bを参照すれば、マウスピース100の一端110が加圧された後、カバー組立体10の各構成の位置関係を知ることができる。
【0073】
具体的に、マウスピース100の一端110が加圧されれば、マウスピース100の溝111と係止部220にある突出部221の湾曲面でスリップが起き、それと同時にマウスピース100は、ボタン部210の少なくとも一部を加圧してボタン部210を縦方向に変位させうる。
【0074】
また、ボタン部210がマウスピース100によって摺動部222に沿って縦方向に変位されると共に、係止部22が突出部221によって摺動部222から横方向に加圧されて移動することで、マウスピース100と係止部220とが分離されうる。
【0075】
図2Cを参照すれば、マウスピース100の一端110に対する加圧が除去された後、マウスピース100と係止部220が分離されたカバー組立体10の各構成の位置関係を知ることができる。
【0076】
図2Cに図示されたように、マウスピース100と係止部220が分離されれば、第2弾性体がマウスピース100の他端120を回転させてマウスピース100の一端110が露出されうる。
【0077】
この際、第2弾性体がマウスピース100の他端120を回転させる速度は、第1弾性体300が移動した係止部220を復帰させる速度よりも速い。これにより、マウスピース100が開放されて初めて、圧縮された第1弾性体300が係止部220を原位置に復帰させうる。順次にボタン部210は原位置に復帰されうる。
【0078】
図3Aは、一実施例によるカバー組立体の側面断面図であり、図3Bは、図3Aに図示されたカバー組立体の部分平面図であり、図3Cは、図3Aに図示されたカバー組立体の一態様を示す図面であり、図3Dは、図3Cに図示されたカバー組立体の部分平面図であり、図3Eは、図3Aに図示されたカバー組立体の他の態様を示す図面であり、図3Fは、図3Eに図示されたカバー組立体の部分平面図である。
【0079】
以下、図3Aないし図3Fを参照して、一実施例によるカバー組立体についてさらに詳細に説明する。理解を助けるために、第2弾性体400を拡大して図示した。
【0080】
図3Aを参照すれば、マウスピース100が閉鎖されて収容部200にマウスピース100の一端110が収容された状態を確認することができる。すなわち、図3Aは、図2Aに対応し、マウスピース100が係止部によって固定された状態を図示する。
【0081】
マウスピース100が閉鎖された状態で第2弾性体400は変形された状態でもある。すなわち、第2弾性体400は、マウスピース100の他端120に回転力(torque)を加えているが、係止部がマウスピース100と結合してマウスピース100が回転不能に固定された状態でもある。
【0082】
マウスピース100は、エアロゾルが通過するように一端110から他端120に延びる通路130を含み、通路130は、マウスピース100の他端120に近接して配置された遠位部132とマウスピース100の一端110に近接して配置された近位部131をさらに含んでもよい。
【0083】
具体的に、近位部131は、マウスピース100の通路130を通じてエアロゾルが排出される孔を意味し、遠位部132は、媒質保存部30から発生するエアロゾルがマウスピース100の通路130に流入される孔を意味する。
【0084】
図3Cを参照すれば、マウスピース100の一端110が加圧された状態を確認することができる。また、マウスピース100の加圧によって縦方向に変位されたボタン部210を確認することができる。すなわち、図3Cは、図2Bに対応し、ボタン部210は、縦方向変位され、係止部は、横方向移動して、マウスピース100と係止部とが分離された状態を図示する。また、マウスピース100の遠位部132は、媒質保存部30と連結されていない状態でもある。
【0085】
マウスピース100が閉鎖された状態で、第2弾性体400は、変形された状態でもある。例えば、第2弾性体400は、アーム(arm)が約90°ほど捻れた状態でもある。具体的に、変形された第2弾性体400は、マウスピース100の他端120に回転力を加えているが、マウスピース100の一端110が加圧された状態なので、マウスピース100は、開放状態にならない。
【0086】
図3Dに図示された透視図を参照すれば、ターン(turn)数が3である第2弾性体400が変形された状態で回転軸500の一端に結合されたところを確認することができる。また、マウスピース100の開放速度を調節するために、ターン数の異なる第2弾性体400が回転軸に結合し、追加的な第2弾性体400のうち、1つが回転軸500の他端にさらに結合されうる。
【0087】
図3Eを参照すれば、マウスピース100が開放された状態にあることを確認することができる。すなわち、図3Eは、図2Cに対応し、マウスピース100が他端120を中心に回転して開放された状態を図示する。また、マウスピース100の遠位部132は、媒質保存部30と連結された状態でもある。
【0088】
マウスピース100が開放された状態で、第2弾性体400は、変形されていない状態でもある。例えば、第2弾性体400のアームは、撓っていない状態でもある。具体的に、第2弾性体400は、元の形状に復元された状態で、マウスピース100は、回転力を受けて開放された状態でもある。
【0089】
一実施例によれば、第2弾性体400のアームが約20°ほど撓った状態でもある。これにより、マウスピース100が開放された状態でも、第2弾性体400は、所定の角度ほど変形された状態なので、他端120に所定の回転力を加えることができる。これにより、ユーザがマウスピース100を通じてエアロゾルを吸い込むとき、マウスピース100は閉鎖される方向に容易に回転しない。
【0090】
図3Fに図示された透視図を参照すれば、ターン数が3である第2弾性体400が変形されていない状態(non-deformed state)で、回転軸500の一端に結合されたところを確認することができる。
【0091】
図4Aは、他の実施例によるカバー組立体の平面図である。
【0092】
図4Aを参照すれば、マウスピースの一端110aの断面積が他端120aの断面積より小さい。具体的に、マウスピースは、他端120aから一端110aに延びることにより、幅が線形に細くなる形状でもある。これにより、マウスピースの一端110aが加圧されるために、さらに精密な操作が要求され、マウスピースの一端110aが突発的に加圧されることを防止することができる。
【0093】
例えば、ユーザがマウスピースを開放する意図がないとき、マウスピースの一端110aが事物またはユーザと接触して、マウスピースの開放可能性が低くもなる。また、ユーザがマウスピースを開放する意図があるとき、ユーザは、断面積が狭いマウスピースの一端110aを精密に加圧してマウスピースを開放することができる。
【0094】
図4Bは、さらに他の実施例によるカバー組立体の平面図である。
【0095】
図4Bを参照すれば、マウスピースの一端110bの断面積は他端120bの断面積より小さい。例えば、マウスピースは、他端120bと一端110bとの間の所定の地点を基準に幅が変更されうる。
【0096】
具体的に、一端110bと他端120bとの中点でマウスピースの幅が変更されて一端110bの幅が他端120bの幅より狭い形状でもある。これにより、ユーザが指を用いてマウスピースの一端110bを閉鎖位置に移動させるとき、マウスピースの一端が過度に加圧されてマウスピースが再び開放されることを防止することができる。
【0097】
例えば、開放されたマウスピースを閉鎖するために、ユーザが指でマウスピースの一端110bを加圧することができる。一端110bの幅が狭くなることにより、一端110bの溝と係止部の突出部とが結合される時点で指がケース40の一部に接触しうる。
【0098】
このようにマウスピースの閉鎖時、マウスピースの一端110bが過度に加圧されることを防止することで、ボタン部が縦方向に変位されることを防止することができる。これにより、マウスピースと係止部との結合時点まで加圧させうる。
【0099】
一方、前述した効果は、図4A及び図4Bで例示したマウスピースの形状に制限されず、マウスピースの開閉を容易にする多様な形状のマウスピースによって実現されうる。
【0100】
図5Aは、一実施例によるエアロゾル生成装置の一態様を示す図面であり、図5Bは、一実施例によるエアロゾル生成装置の他の態様を示す図面である。
【0101】
以下では、図5A及び図5Bを参照して、一実施例によるカバー組立体10が適用されたエアロゾル生成装置20についてさらに詳細に説明する。
【0102】
一実施例によるエアロゾル生成装置20は、前述した実施例によるカバー組立体10及び媒質保存部30を含み、媒質保存部30で発生したエアロゾルは、マウスピース100を通じて外部に排出されうる。
【0103】
マウスピース100の開閉によって一実施例によるエアロゾル生成装置20は、図5Aに図示された一態様から図5Bに図示された他の態様に変更され、逆に図5Bに図示された他の態様から図5Aに図示された一態様に変更されうる。
【0104】
図5Aを参照すれば、マウスピース100が閉鎖されたカバー構造体及び媒質保存部30が図示されている。マウスピース100は、エアロゾルが通過するようにマウスピース100の一端から他端に連結される通路130を含み、通路130は、遠位部132と近位部131とを含んでもよい。媒質保存部30は、ケース40の内部に位置し、少なくとも1つ以上の噴出口31をさらに含んでもよい。
【0105】
一実施例によれば、媒質保存部30は、マウスピース100の開閉有無に基づいてマウスピース100と連通することができる。具体的に、マウスピース100が閉鎖された状態であるときには、図5Aに図示されたように、マウスピース100通路130の遠位部132は、媒質保存部30の噴出口31と連結されないので、媒質保存部30は、通路130と連通できず、媒質保存部30内のエアロゾルは、エアロゾル生成装置20外部に排出されない。
【0106】
一方、マウスピース100が開放された状態であるときには、図5Bに図示されたようにマウスピース100通路130の遠位部132が媒質保存部30の噴出口31と連結され、媒質保存部30と通路130は、連通し、媒質保存部30内のエアロゾルは、エアロゾル生成装置20外部に排出されることができる。
【0107】
エアロゾル生成装置20の電源は、マウスピース100の開閉有無に基づいてオン/オフ(on/off)にもなる。具体的に、マウスピース100が閉鎖状態であるときには、媒質保存部30でのエアロゾルの発生を防止するために、エアロゾル生成装置20が作動しないように電源をオフにする。一方、マウスピース100が開放状態であるときには、エアロゾル生成装置20が作動するように電源をオンにする。
【0108】
例えば、エアロゾル生成装置20がセンサ及びプロセッサをさらに含み、センサは、マウスピース100の開閉によって変化するエアロゾル生成装置20の構成の位置変化信号を感知することができる。プロセッサは、センサが感知した信号に基づいてエアロゾル生成装置20の電源をオン/オフにすることができる。
【0109】
媒質保存部30は、液状カートリッジまたは顆粒カートリッジでもある。液状カートリッジは、液状組成物を保存することができる。例えば、液状組成物は、揮発性タバコ香成分を含むタバコ含有物質を含む液体であり、非タバコ物質を含む液体でもある。また、顆粒カートリッジは、液状組成物と同一か、類似した成分を含む物質を顆粒またはカプセル状にして保存することができる。
【0110】
エアロゾル生成装置20は、液体カートリッジを収容し、液体カートリッジ内部の液体を加熱してエアロゾルを生成する蒸気化器を含んでもよい。液体を加熱するための蒸気化器は、カトマイザ(cartomizer)または霧化器(atomizer)とも称されるが、それらに限定されない。エアロゾル生成装置20は、液体カートリッジを収容した後、蒸気化器を通じてエアロゾルを生成することができる。
【0111】
媒質保存部30は、交換可能である。具体的に、媒質保存部30は、エアロゾル生成装置20から脱/付着されるようにも製作され、エアロゾル生成装置20と一体にも製作される。
【0112】
一実施例によるエアロゾル生成装置20は、エアロゾルを生成するための構成要素を内部にさらに含んでもよい。例えば、エアロゾル生成装置20は、バッテリ、プロセッサ、及びヒータまたは超音波振動子を含んでもよい。
【0113】
エアロゾル生成装置20に含まれるカバー組立体10の構成及び効果は、図1Aないし図4Bに基づいて上述したカバー組立体10と同一であるところ、これと重複する範囲における詳細な説明は省略する。
【0114】
エアロゾル生成装置20にエアロゾルを生成するための汎用的な構成要素がさらに含まれるということを、本開示の実施例に係わる技術分野で通常の知識を有する者であれば、容易に理解できるであろう。
【0115】
本実施例に係わる技術分野で通常の知識を有する者であれば、前記記載の本質的な特性から外れない範囲で変形された形態に具現可能であるということを理解できるであろう。したがって、開示された方法は、限定的な観点ではなく、説明的な観点で考慮されねばなりません。
図1A
図1B
図2A
図2B
図2C
図3A
図3B
図3C
図3D
図3E
図3F
図4A
図4B
図5A
図5B
【国際調査報告】