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特表2022-542459フィードバック情報送信方法および装置
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  • 特表-フィードバック情報送信方法および装置 図1
  • 特表-フィードバック情報送信方法および装置 図2
  • 特表-フィードバック情報送信方法および装置 図3
  • 特表-フィードバック情報送信方法および装置 図4
  • 特表-フィードバック情報送信方法および装置 図5
  • 特表-フィードバック情報送信方法および装置 図6
  • 特表-フィードバック情報送信方法および装置 図7
  • 特表-フィードバック情報送信方法および装置 図8
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-10-03
(54)【発明の名称】フィードバック情報送信方法および装置
(51)【国際特許分類】
   H04W 28/04 20090101AFI20220926BHJP
   H04W 4/40 20180101ALI20220926BHJP
   H04W 4/70 20180101ALI20220926BHJP
   H04W 72/04 20090101ALI20220926BHJP
【FI】
H04W28/04
H04W4/40
H04W4/70
H04W72/04 131
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022506511
(86)(22)【出願日】2020-07-31
(85)【翻訳文提出日】2022-02-22
(86)【国際出願番号】 CN2020106319
(87)【国際公開番号】W WO2021018295
(87)【国際公開日】2021-02-04
(31)【優先権主張番号】201910707459.8
(32)【優先日】2019-08-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.BLUETOOTH
2.3GPP
(71)【出願人】
【識別番号】503433420
【氏名又は名称】華為技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】Huawei Administration Building, Bantian, Longgang District, Shenzhen, Guangdong 518129, P.R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ジャーン,リーリー
(72)【発明者】
【氏名】ジャーン,シーンウエイ
(72)【発明者】
【氏名】リー,チャオ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA03
5K067DD41
5K067EE02
5K067EE25
(57)【要約】
本願の実施形態は、端末装置のデータ受信および/または送信プロセスにおいて生じる衝突を解決し、効率的で正確なデータ受信および/または送信を保証するためのフィードバック情報伝送方法および装置に関する。本願は、車両のインターネット、たとえばV2X、LTE-V、およびV2Vに適用されてもよく、または、インテリジェントな運転およびインテリジェントな車両のインターネットのような分野において使用されうる。方法は次のとおり:端末装置が、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースの中で、送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定し、ここで、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは同じ時間領域資源に対応する;端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信する、または端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フィードバック情報伝送方法であって:
端末装置によって、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおいて、送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定する段階であって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する、段階と;
前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信する、または前記端末装置によって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する段階とを含む、
方法。
【請求項2】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピース、および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、同じ第1の時間領域資源に対応し;
前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信する、または前記端末装置によって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する段階は:
前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを第2の時間領域資源上で送信する、または、前記端末装置によって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを前記第2の時間領域資源上で受信することを含み、前記第2の時間領域資源は前記第1の時間領域資源と同じである、前記第2の時間領域資源は前記第1の時間領域資源を含む、または、前記第2の時間領域資源は前記第1の時間領域資源と部分的に重複する、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
端末装置によって、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおいて、送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定する段階が:
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定すること;
前記端末装置によって、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定すること;
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定すること;
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定すること;または、
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを含む、
請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み;
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することが:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階;または
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、前記端末装置によって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階を含む、
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み;
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することが:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値以上である場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値以下である場合、前記端末装置によって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階を含む、
請求項3に記載の方法。
【請求項6】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み;
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することが:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階を含む、
請求項3に記載の方法。
【請求項7】
前記第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報のサービス品質レベルであり、前記第1のフィードバック情報は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報の最も高いサービス品質レベルをもつフィードバック情報のピースであり、
前記第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報のサービス品質レベルであり、前記第2のフィードバック情報は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報の最も高いサービス品質レベルをもつフィードバック情報のピースである、
請求項4ないし6のうちいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記第1のフィードバック情報のサービス品質レベルは、前記第1のフィードバック情報に対応する前記データ情報のサービス品質レベルであり、前記第2のフィードバック情報のサービス品質レベルは、前記第2のフィードバック情報に対応する前記データ情報のサービス品質レベルであり、フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルは、そのフィードバック情報に対応するデータ情報に関連付けられた制御情報から、前記端末装置によって得られる、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記第1の優先度閾値が、無線資源制御RRC信号伝達によってネットワーク装置によって構成される、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
前記第1の参照値が、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である、または前記第1の参照値が、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、前記第1のフィードバック情報集合は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順に、最初のNピースのフィードバック情報を含み、Nは、1以上の正の整数であり;
前記第2の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である、または前記第2の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、前記第2のフィードバック情報集合は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順に、最初のMピースのフィードバック情報を含み、Mは、1以上の正の整数である、
請求項4ないし6のうちいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み;
前記端末装置によって、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することが:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量の比が、第1の比閾値以上である場合、前記端末装置によって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量の比が、第1の比閾値以下である場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階を含む、
請求項3に記載の方法。
【請求項12】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み;
前記端末装置によって、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することが:
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量が第1の閾値以上である場合、前記端末装置によって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階、または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量が第1の閾値より大きい場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階を含む、
請求項3に記載の方法。
【請求項13】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み;
前記端末装置によって、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することが:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量が第1の閾値以上である場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階を含む、
請求項3に記載の方法。
【請求項14】
送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの量は、前記端末装置の送信能力を超えず、該送信能力は、同時に送信されるフィードバック情報に対する量的制限または送信電力限界を含む、請求項3、11、12または13に記載の方法。
【請求項15】
前記第1の閾値が、前記端末装置の送信能力に基づいて、前記端末装置によって決定され、該送信能力は、同時に送信されるフィードバック情報に対する量的制限または送信電力限界を含む、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することが:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報であり、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがユニキャストであり、前記第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがグループキャスト/マルチキャストである場合には、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する、段階;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報である場合、前記端末装置によって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する、段階;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する、段階を含む、
請求項3に記載の方法。
【請求項17】
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することが:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補フィードバック情報であり、第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが予約タイプであり、第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがスケジューリング・タイプである場合には、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは第3のタイプの候補フィードバック情報に属する、段階;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報である場合、前記端末装置によって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する、段階;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報および第4のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する、段階を含む、
請求項3に記載の方法。
【請求項18】
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することが:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補フィードバック情報であり、第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがフィードバック資源上で否定確認応答情報のみをフィードバックするものであり、第6のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、前記端末装置に対応するフィードバック資源上で確認応答情報または否定確認応答情報をフィードバックするものである場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する、段階;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプの候補フィードバック情報である場合、前記端末装置によって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する、段階;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する、段階を含む、
請求項3に記載の方法。
【請求項19】
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することが:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期よりも長い場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期以下である場合、前記端末装置によって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1の候補フィードバック情報および第2の候補フィードバック情報を含み、前記第1の候補フィードバック情報のフィードバック周期が、前記第2の候補フィードバック情報のフィードバック周期よりも長い場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1の候補フィードバック情報に属する、段階を含む、
請求項3に記載の方法。
【請求項20】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することが:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補フィードバック情報および第8のタイプの候補フィードバック情報を含み、第7のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプが確認応答フィードバックであり、第8のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプが否定確認応答フィードバックである場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報に属する、段階を含む、
請求項3に記載の方法。
【請求項21】
送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、物理サイドリンク・フィードバック・チャネルPSFCH情報である、請求項1ないし20のうちいずれか一項に記載の方法。
【請求項22】
前記候補フィードバック情報は、サイドリンクのフィードバック情報および前記端末装置と前記ネットワーク装置との間の上りリンク/下りリンクのフィードバック情報を含む、請求項1ないし21のうちいずれか一項に記載の方法。
【請求項23】
処理ユニットおよびトランシーバ・ユニットを有するフィードバック情報伝送装置であって、
前記処理ユニットは、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおける送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つピースを決定するように構成されており、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、同じ時間領域資源に対応し;
前記トランシーバ・ユニットは、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するか、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信するように構成される、
装置。
【請求項24】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピース、および/または、受信される必要のあるフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、同じ第1の時間領域資源に対応し;
前記トランシーバ・ユニットは、具体的には、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するか、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信することを、以下の態様:
送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを第2の時間領域資源上で送信するか、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを前記第2の時間領域資源上で受信し、前記第2の時間領域資源は前記第1の時間領域資源と同じであり、前記第2の時間領域資源は前記第1の時間領域資源を含む、または前記第2の時間領域資源は前記第1の時間領域資源と部分的に重複する、という態様で行うように構成される、
請求項23に記載の装置。
【請求項25】
前記処理ユニットは、具体的には、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおける、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定すること;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定すること;
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定すること;
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピース、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定すること;または、
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定すること、
によって行うよう構成される、
請求項23または24に記載の装置。
【請求項26】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
前記処理ユニットは、具体的には、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属すること;または
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属すること、
によって行うよう構成される、
請求項25に記載の装置。
【請求項27】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み;
前記処理ユニットは、具体的には、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値以上である場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属すること;または、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値未満である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属すること
によって行うよう構成される、
請求項25に記載の装置。
【請求項28】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み;
前記処理ユニットは、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属すること、
によって行うよう構成される、
請求項25に記載の装置。
【請求項29】
前記第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報のサービス品質レベルであり、前記第1のフィードバック情報は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報の最も高いサービス品質レベルをもつフィードバック情報のピースであり、
前記第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報のサービス品質レベルであり、前記第2のフィードバック情報は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報の最も高いサービス品質レベルをもつフィードバック情報のピースである、
請求項26ないし28のうちいずれか一項に記載の装置。
【請求項30】
前記第1のフィードバック情報のサービス品質レベルは、前記第1のフィードバック情報に対応する前記データ情報のサービス品質レベルであり、前記第2のフィードバック情報のサービス品質レベルは、前記第2のフィードバック情報に対応する前記データ情報のサービス品質レベルであり、フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルは、そのフィードバック情報に対応するデータ情報に関連付けられた制御情報から、当該装置によって得られる、請求項29に記載の装置。
【請求項31】
前記第1の優先度閾値が、無線資源制御RRC信号伝達によってネットワーク装置によって構成される、請求項28に記載の装置。
【請求項32】
前記第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である、または前記第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、前記第1のフィードバック情報集合は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順に、最初のNピースのフィードバック情報を含み、Nは、1以上の正の整数であり;
前記第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、または前記第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、前記第2のフィードバック情報集合は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順で、最初のMピースのフィードバック情報を含み、Mは1以上の正の整数である、
請求項26ないし28のうちいずれか一項に記載の装置。
【請求項33】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
前記処理ユニットは、具体的には、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量と、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量の比が、第1の比閾値以上である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、こと;または、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量の比が、第1の比閾値以下である場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、こと
によって行うよう構成される、
請求項25に記載の装置。
【請求項34】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
前記処理ユニットは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量が第1の閾値以上である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、こと、または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量が第1の閾値より大きい場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、こと
によって行うよう構成される、
請求項25に記載の装置。
【請求項35】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み;
前記処理ユニットは、具体的には、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量が第1の閾値以上である場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、こと
によって行うよう構成される、
請求項25に記載の装置。
【請求項36】
送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの量は、当該装置の送信能力を超えず、該送信能力は、同時に送信されるフィードバック情報に対する量的制限または送信電力限界を含む、請求項25、33、34または35に記載の装置。
【請求項37】
前記第1の閾値が、当該装置の送信能力に基づいて、前記処理ユニットによって決定され、該送信能力は、同時に送信されるフィードバック情報に対する量的制限または送信電力限界を含む、請求項35に記載の装置。
【請求項38】
前記処理ユニットは、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報であり、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがユニキャストであり、前記第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがグループキャスト/マルチキャストである場合には、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する、こと;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する、こと;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する、こと
によって行うよう構成される、
請求項25に記載の装置。
【請求項39】
前記処理ユニットは、具体的には、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補フィードバック情報であり、第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが予約タイプであり、第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがスケジューリング・タイプである場合には、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは第3のタイプの候補フィードバック情報に属する、こと;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する、こと;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報および第4のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する、こと
によって行うよう構成される、
請求項25に記載の装置。
【請求項40】
前記処理ユニットは、具体的には、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補フィードバック情報であり、第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがフィードバック資源上で否定確認応答情報のみをフィードバックするものであり、第6のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、当該装置に対応するフィードバック資源上で確認応答情報または否定確認応答情報をフィードバックするものである場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する、こと;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプの候補フィードバック情報である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する、こと;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する、こと
によって行うよう構成される、
請求項25に記載の装置。
【請求項41】
前記処理ユニットは、具体的には、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期よりも長い場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するし、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、こと;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期以下である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、こと;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1の候補フィードバック情報および第2の候補フィードバック情報を含み、前記第1の候補フィードバック情報のフィードバック周期が、前記第2の候補フィードバック情報のフィードバック周期よりも長い場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1の候補フィードバック情報に属する、こと
によって行うよう構成される、
請求項25に記載の装置。
【請求項42】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
前記処理ユニットは、具体的には、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補フィードバック情報および第8のタイプの候補フィードバック情報を含み、第7のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプが確認応答フィードバックであり、第8のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプが否定確認応答フィードバックである場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報に属する、こと
によって行うよう構成される、
請求項25に記載の装置。
【請求項43】
送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、物理サイドリンク・フィードバック・チャネルPSFCH情報である、請求項23ないし42のうちいずれか一項に記載の装置。
【請求項44】
前記候補フィードバック情報は、サイドリンクのフィードバック情報および当該装置と前記ネットワーク装置との間の上りリンク/下りリンクのフィードバック情報を含む、請求項23ないし43のうちいずれか一項に記載の装置。
【請求項45】
プロセッサおよびメモリを有するフィードバック情報伝送装置であって、前記プロセッサは前記メモリに結合されており、
メモリは、コンピュータ・プログラムを記憶するように構成されており、
前記プロセッサは、前記メモリに記憶された前記コンピュータ・プログラムを実行して、当該装置が請求項1ないし22のうちいずれか一項に記載の方法を実行できるようにする、
装置。
【請求項46】
プログラムまたは命令を有するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記プログラムまたは前記命令がコンピュータ上で実行されると、請求項1ないし22のうちいずれか一項に記載の方法が実行される、記憶媒体。
【請求項47】
プログラムまたは命令を有するコンピュータ・プログラム・プロダクトであって、前記プログラムまたは前記命令がコンピュータ上で実行されると、請求項1ないし22のうちいずれか一項に記載の方法が実行される、コンピュータ・プログラム・プロダクト。
【請求項48】
メモリに結合され、該メモリに記憶されているプログラム命令を読み出して実行することで請求項1ないし22のうちいずれか一項に記載の方法が実行するように構成されているチップ。
体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願への相互参照
本願は、2019年8月1日に中国特許庁に出願され、「フィードバック情報送信方法および装置」と題された中国特許出願第201910707459.8号に対する優先権を主張するものであり、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
技術分野
本発明は、無線通信技術の分野に関し、特に、フィードバック情報伝送方法および装置に関する。
【背景技術】
【0003】
端末装置は、装置間通信(Device to Device、D2D)通信およびビークル対万物(vehicle to everything、V2X)通信を含む直接通信を行うことができる。V2Xは、ビークル対ビークル(Vehicle to Vehicle、V2V)、ビークル対歩行者(Vehicle to Pedestrian、V2P)、ビークル対インフラストラクチャー/ネットワーク(Vehicle to Infrastructure/Network、V2I/N)を含む。
【0004】
D2DまたはV2X送信を行う場合、端末装置のための送信資源を決定する必要がある。V2Xが例として使用される。V2Xには定期的なサービスがある。よって、V2X通信中に、サイドリンク(SideLink、SL)のために利用可能な伝送資源がある時間期間にわたって構成される必要がある。サイドリンクは、副次リンクまたはサイドリンクと呼ばれることもある。資源がSL上で送信される場合、通例、資源スケジューリングのための2つのモードがある。一方のモードは、基地局が資源をスケジュールすることであり、他方のモードは、端末装置が自動検出を行い、資源先取方法に従って資源を使用することである。
【0005】
RAN1 #97会議での結論は、以下の事例を含む。事例1:UEが物理サイドリンク共有チャネル(Physical Sidelink Shared Channel、PSSCH)を送信し、SCIによってスケジュールされた別のPSSCHを受信する。これら2つのPSSCHのそれぞれの物理サイドリンク・フィードバック・チャネル(Physical Sidelink Feedback Channel、PSFCH)は、同じ時間スロット(またはスロット)に現れる。事例2:UEが、異なる諸UEによって送信されたSCIおよび該SCIによってスケジュールされた諸PSSCHを受信する。これらのPSSCHに対応するPSFCHは、同じ時間スロットに現れる。前述の諸事例では、端末装置によって送信される必要のあるフィードバック情報および/または端末装置によって受信される必要のあるフィードバック情報の間に衝突が発生する。
【発明の概要】
【0006】
本発明は、フィードバック情報の受信および/または送信の間の衝突の問題を解決し、それによりフィードバック情報の正確かつ効率的な受信および/または送信を確実にするのを助けるための、フィードバック情報送信方法および装置を提供する。
【0007】
第1の側面によれば、フィードバック情報伝送方法が提供される。この方法は:端末装置が、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおいて、送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定し、ここで、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応し;前記端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信し、および/または前記端末装置が、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信することを含む。
【0008】
端末装置は、ビークル搭載装置、ユーザーによって使用される装置、路側機、ネットワーク装置等であってもよい。
【0009】
任意的に、データ受信および/または送信プロセスにおいて端末装置によって使用される技術は、D2D技術、V2X技術などであってもよい。たとえば、V2X技術は、LTE-V2X技術、NR-V2X技術等に基づいていてもよい。
【0010】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つ、および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つが、同じ時間領域資源に対応する場合、送信される必要があるデータおよび/または受信される必要があるデータの間に衝突が発生する。時間領域資源は、スロット、シンボル、別の時間領域粒度などを含む。
【0011】
全二重機能をもたない端末装置、すなわち、半二重機能をもつ端末装置については、端末装置は、前記候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおける送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができ、次いで、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するか、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0012】
全二重機能をもつ端末装置については、端末装置は、代替的に、前記候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおける送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、次いで、端末装置は、同時に、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するとともに、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0013】
制限された送信機能をもつ端末装置については、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおいて送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定してもよく、次いで、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、端末装置の送信能力を超えない。
【0014】
たとえば、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信する。
【0015】
候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを含み、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、前記候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおける受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定し、次いで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0016】
候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースとを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとが同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、前記候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースのうち送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するか、または、端末装置は、前記候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースのうち受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定し、次いで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0017】
候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースとを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応し、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、前記候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおける送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースと、受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースとを決定し、次いで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0018】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ時間‐周波数資源に対応する場合、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースから、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを選択して、次いで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信し、および/または受信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信することができる。よって、この方法は、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて生じる衝突を解決し、フィードバック情報の効率的で正確な受信および/または送信を確実にする。
【0019】
ある可能な実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピース、および/または受信される必要のあるフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、同じ第1の時間領域資源に対応する。端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを第2の時間‐周波数資源上で送信し、および/または端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを前記第2の時間‐周波数資源上で受信する。ここで、第2の時間‐周波数資源は、第1の時間‐周波数資源と同じである、第2の時間‐周波数資源は、第1の時間‐周波数資源を含む、または、第2の時間‐周波数資源は、第1の時間‐周波数資源と部分的に重複する。
【0020】
ある可能な実装では、端末装置は、以下のいくつかの態様で、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおける、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる:
端末装置は、前記候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピース、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0021】
たとえば、サービス品質レベルは、QoSレベルのような参照値を含んでいてもよい。具体的なQoSレベルは、PPPP/5QIのような参照値を含んでいてもよく、さらに、可用性、スループット、遅延、およびパケット損失率のような参照値を含んでいてもよい。データのタイプは、ユニキャストおよびグループキャスト/マルチキャストを含んでいてもよく、予約タイプおよびスケジューリング・タイプを含んでいてもよく、またはオプション1フィードバックおよびオプション2フィードバックを含んでいてもよい。フィードバック・タイプは、確認応答フィードバックおよび否定確認応答フィードバックを含んでいてもよい。
【0022】
具体的には、端末装置が、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合:
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質に基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0023】
具体的には、端末装置が、送信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量および/または受信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合:
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量および受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0024】
具体的には、端末装置が、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データの前記タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合:
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データの前記タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データの前記タイプに基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データの前記タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0025】
具体的には、端末装置が、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合、以下を含む:
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0026】
具体的には、端末装置が、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合:
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのタイプに基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック前記情報の少なくとも1つのピースを決定する。
【0027】
この実装では、端末装置は、サービス品質レベル、候補フィードバック情報の量、候補フィードバック情報に対応するデータのタイプ、候補フィードバック情報のフィードバック周期、または候補フィードバック情報のフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0028】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0029】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、フィードバック情報の送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0030】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み;
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0031】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、フィードバック情報の送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0032】
この実装では、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値に基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、フィードバック情報の受信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0033】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;および/または
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0034】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値に基づいて、および/または、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピース、および/または、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0035】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値以上である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値以下である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0036】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値に基づいて、かつ受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0037】
ある可能な実装では、第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である、または第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、第1のフィードバック情報集合は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順に、最初のNピースのフィードバック情報を含み、Nは、1以上の正の整数であり;
第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、または第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、第2のフィードバック情報集合は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順で、最初のMピースのフィードバック情報を含み、Mは1以上の正の整数である。
【0038】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量が第1の閾値以上である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0039】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、フィードバック情報の送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0040】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量が第1の閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0041】
この実装では、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、フィードバック情報の受信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0042】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量が第1の閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、および/または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量が第1の閾値より大きい場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0043】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0044】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量の比が、第1の比閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量の比が、第1の比閾値以下である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0045】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量および受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0046】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量の比が第2の比閾値以上である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に対する、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量の比が第2の比閾値未満である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0047】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量および受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0048】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報であり、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがユニキャストであり、前記第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがグループキャスト/マルチキャストである場合には、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0049】
この実装では、端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプは、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプとに基づいて、送信されるフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0050】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0051】
この実装では、端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプは、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプとに基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0052】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0053】
この実装では、端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプは、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の送信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0054】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0055】
この実装では、端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプは、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信プロセスにおいて発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0056】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含み、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つんぼピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0057】
この実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第1のタイプのフィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0058】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補フィードバック情報であり、第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが予約タイプであり、第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがスケジューリング・タイプである場合には、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0059】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の1つのピースに対応するデータのタイプが、第3のタイプの候補フィードバック情報と第4のタイプの候補フィードバック情報とを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0060】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0061】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の1つのピースに対応するデータのタイプが、第3のタイプの候補フィードバック情報と第4のタイプの候補フィードバック情報とを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0062】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報および第4のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0063】
ある可能な実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の1つのピースに対応するタイプのデータが、第3のタイプの候補フィードバック情報と第4のタイプの候補フィードバック情報とを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の送信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0064】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報および第4のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0065】
この実装では、受信される必要のある候補フィードバック情報の1つのピースに対応するデータのタイプが、第3の候補フィードバック情報と第4の候補フィードバック情報とを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0066】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報および第4のタイプの候補フィードバック情報を含み、かつ、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報および第4のタイプの候補フィードバック情報を含む場合には、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0067】
この実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第3のタイプの候補フィードバック情報および第4のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0068】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補フィードバック情報であり、第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがフィードバック資源上の否定確認応答情報のみをフィードバックするものであり、第6のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、端末装置に対応するフィードバック資源上の確認応答情報または否定確認応答情報をフィードバックするものである場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0069】
この実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0070】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプの候補フィードバック情報である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0071】
この実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0072】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0073】
この実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の送信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0074】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合には、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0075】
この実装では、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0076】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含み、かつ、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合には、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0077】
この実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0078】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期よりも長いか等しい場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0079】
この実装では、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0080】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期より短いか等しい場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0081】
この実装では、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0082】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1の候補フィードバック情報および第2の候補フィードバック情報を含み、前記第1の候補フィードバック情報のフィードバック周期が、前記第2の候補フィードバック情報のフィードバック周期よりも長い場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1の候補フィードバック情報に属する。
【0083】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の送信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0084】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3の候補フィードバック情報および第4の候補フィードバック情報を含み、前記第3の候補フィードバック情報のフィードバック周期が前記第4の候補フィードバック情報のフィードバック周期より長い場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第3の候補フィードバック情報に属する。
【0085】
この実装では、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0086】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1の候補フィードバック情報および第2の候補フィードバック情報を含み、前記第1の候補フィードバック情報のフィードバック周期が、前記第2の候補フィードバック情報のフィードバック周期よりも長く、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含み、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合には、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは前記第1の候補フィードバック情報に属し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは前記第3の候補フィードバック情報に属する。
【0087】
この実装では、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0088】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補フィードバック情報および第8のタイプの候補フィードバック情報を含み、第7のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプが確認応答フィードバックであり、第8のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプが否定確認応答フィードバックである場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0089】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の送信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0090】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補フィードバック情報および第8のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0091】
この実装では、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0092】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要があるフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補フィードバック情報および第8のタイプの候補フィードバック情報を含み、かつ、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補フィードバック情報および第8のタイプの候補フィードバック情報を含む場合には、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報に属し、受信されるフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0093】
この実装では、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0094】
ある可能な実装では、本方法は、さらに:送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報が予約されたデータである場合(すなわち、対応するタイプが予約タイプである場合)、または、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報が予約されたデータである場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報、または、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報は、さらに、指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、予約されたリンク資源が使用され続けるか、または、解放されることを示すために使用される。
【0095】
前記指示情報は、SCIによって表現されてもよく、少なくとも1つのビット(bit)、たとえば1つのビットを占有する。
【0096】
たとえば、予約されたデータの送信が完了すると、予約された資源は解放され、前記1つのビットが特定の値、すなわち1に設定され、前記SCIにおいて予約された資源が解放されたまたは無効であることを示す。予約されたデータの送信が完了していない場合、予約された資源は引き続き使用され、解放される必要はなく、前記1つのビットは特定の値、すなわち0に設定され、SCIにおいて予約された資源が有効で使用され続けることを示す。
【0097】
この実施形態では、端末装置は、フィードバック情報を監視することなくSCIのビット値を検出するだけで、予約された資源が使用され続けるか、無効であるかを知ることができる。
【0098】
第2の側面によれば、第1データ情報伝送方法が提供される。この方法は:端末装置が、候補第1データ情報の少なくとも1つのピースにおいて、送信されるべき第1データ情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の少なくとも1つのピースを決定し、ここで、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補第1データ情報の少なくとも1つのピースを含み、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応し;前記端末装置が、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを送信し、および/または前記端末装置が、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを受信することを含む。
【0099】
端末装置は、ビークル搭載装置、ユーザーによって使用される装置、路側機、ネットワーク装置等であってもよい。
【0100】
任意的に、データ受信および/または送信プロセスにおいて端末装置によって使用される技術は、D2D技術、V2X技術などであってもよい。たとえば、V2X技術は、LTE-V2X技術、NR-V2X技術等に基づいていてもよい。
【0101】
たとえば、前記第1データ情報は、予約されたデータ、スケジュールされたデータ、予約された周期的データ、スケジュールされた周期的データ、異なる諸周期をもつ予約されたデータ、異なる諸周期をもつスケジュールされたデータなどのうちの一つまたは複数であってもよい。
【0102】
端末装置が、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つ、および/または受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つが、同じ時間領域資源に対応すると判断する場合、端末装置は、送信される必要があるデータおよび/または受信される必要があるデータの間に衝突が発生すると判断する。時間領域資源は、一つまたは複数のスロット、一つまたは複数のシンボル、別の時間領域粒度などを含む。該別の時間粒度は、ミニスロットであっても、または1シンボルより短い時間単位であってもよい。
【0103】
全二重機能をもたない端末装置、すなわち、半二重機能をもつ端末装置については、端末装置は、前記候補第1データ情報の少なくとも1つのピースにおける送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができ、次いで、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを送信するか、または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0104】
全二重機能をもつ端末装置については、端末装置は、代替的に、前記候補第1データ情報の少なくとも1つのピースにおける送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、次いで、端末装置は、同時に、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを送信するとともに、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0105】
制限された送信機能をもつ端末装置については、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースにおいて送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定してもよく、次いで、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを送信する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、端末装置の送信能力を超えない。
【0106】
たとえば、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースにおける送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを送信する。
【0107】
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、前記候補第1データ情報の少なくとも1つのピースにおける受信されるべき第1データ情報の少なくとも1つのピースを決定し、次いで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0108】
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとが同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、前記候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのうち送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを送信するか、または、端末装置は、前記候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのうち受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、次いで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0109】
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応し、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、前記候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースにおける送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを決定し、次いで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを送信し、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0110】
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ時間‐周波数資源に対応する場合、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースから、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを選択して、次いで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを送信し、および/または受信されるべき候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを受信することができる。よって、この方法は、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて生じる衝突を解決し、第1データ情報の効率的で正確な受信および/または送信を確実にする。
【0111】
ある可能な実装では、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピース、および/または受信される必要がある第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、同じ第1の時間領域資源に対応し、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを第2の時間‐周波数資源上で送信し、および/または端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを前記第2の時間‐周波数資源上で受信する。ここで、第2の時間‐周波数資源は、第1の時間‐周波数資源と同じである、第2の時間‐周波数資源は、第1の時間‐周波数資源を含む、または、第2の時間‐周波数資源は、第1の時間‐周波数資源と部分的に重複する。
【0112】
ある可能な実装では、端末装置は、以下のいくつかの態様で、候補第1データ情報の少なくとも1つのピースにおける、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる:
端末装置は、前記候補第1データ情報の少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピース、または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0113】
たとえば、サービス品質レベルは、QoSレベルのような参照値を含んでいてもよい。具体的なQoSレベルは、PPPP/5QIのような参照値を含んでいてもよく、さらに、可用性、スループット、遅延、およびパケット損失率のような参照値を含んでいてもよい。データのタイプは、ユニキャストおよびグループキャスト/マルチキャストを含んでいてもよく、予約タイプおよびスケジューリング・タイプを含んでいてもよく、またはオプション1フィードバックおよびオプション2フィードバックを含んでいてもよい。フィードバック・タイプは、確認応答フィードバックおよび否定確認応答フィードバックを含んでいてもよい。
【0114】
具体的には、端末装置が、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合:
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質に基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0115】
具体的には、端末装置が、送信されるべき候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量および/または受信されるべき候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合:
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量および受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0116】
具体的には、端末装置が、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データの前記タイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合:
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データの前記タイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データの前記タイプに基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データの前記タイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0117】
具体的には、端末装置が、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合:
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの周期に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの周期に基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの周期に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0118】
具体的には、端末装置が、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合、以下を含む:
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのタイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのタイプに基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのタイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック前記情報の少なくとも1つのピースを決定する。
【0119】
この実装では、端末装置は、サービス品質レベル、候補第1データ情報の量、候補第1データ情報に対応するデータのタイプ、候補第1データ情報のフィードバック周期、または候補第1データ情報のフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0120】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み;
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0121】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、第1データ情報の送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0122】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み;
受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0123】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、第1データ情報の送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0124】
この実装では、端末装置は、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値に基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、第1データ情報の受信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0125】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み;
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する;および/または
受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0126】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値に基づいて、および/または、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピース、および/または、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0127】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み;
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値以上である場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値以下である場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0128】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値に基づいて、かつ受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0129】
ある可能な実装では、第1の参照値は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべての第1データ情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である、または第1の参照値は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1の第1データ情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、第1の第1データ情報集合は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順に、最初のNピースの第1データ情報を含み、Nは、1以上の正の整数であり;
第2の参照値は、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべての第1データ情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、または第2の参照値は、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2データ情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、第2データ情報集合は、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順で、最初のMピースの第1データ情報を含み、Mは1以上の正の整数である。
【0130】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み;
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量が第1の閾値以上である場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0131】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、第1データ情報の送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0132】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量が第1の閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0133】
この実装では、端末装置は、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、第1データ情報の受信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0134】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量が第1の閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する、および/または
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量が第1の閾値より大きい場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0135】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量および/または受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0136】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に対する、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量の比が、第1の比閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に対する、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量の比が、第1の比閾値以下である場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0137】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量および受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0138】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に対する、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量の比が第2の比閾値以上である場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、
受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に対する、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量の比が第2の比閾値未満である場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0139】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量および受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0140】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補第1データ情報であり、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補第1データ情報であり、前記第1のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプがユニキャストであり、前記第2のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプがグループキャスト/マルチキャストである場合には、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0141】
この実装では、端末装置によって決定される候補第1データ情報に対応するデータのタイプは、第1のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプとを含み、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプとに基づいて、送信される第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0142】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補第1データ情報であり、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補第1データ情報である場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つは、前記第1のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0143】
この実装では、端末装置によって決定される候補第1データ情報に対応するデータのタイプは、第1のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプとを含み、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプとに基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0144】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補第1データ情報および第2のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0145】
この実装では、端末装置によって決定される候補第1データ情報に対応するデータのタイプは、第1のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプとを含み、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の送信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0146】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補第1データ情報および第2のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0147】
この実装では、端末装置によって決定される候補第1データ情報に対応するデータのタイプは、第1のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプとを含み、端末装置は、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信プロセスにおいて発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0148】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補第1データ情報および第2のタイプの候補第1データ情報を含み、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補第1データ情報および第2のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つんぼピースを決定し、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補第1データ情報に属し、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0149】
この実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第1のタイプの第1データ情報および第2のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0150】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補第1データ情報である場合には、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補第1データ情報であり、第3のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプが予約タイプであり、第4のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプがスケジューリング・タイプである場合には、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは第3のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0151】
ある可能な実装では、候補第1データ情報のあるピースに対応するデータのタイプが、第3のタイプの候補第1データ情報と第4のタイプの候補第1データ情報とを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0152】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補第1データ情報であり、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補第1データ情報である場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0153】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の1つのピースに対応するデータのタイプが、第3のタイプの候補第1データ情報と第4のタイプの候補第1データ情報とを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0154】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補第1データ情報および第4のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0155】
ある可能な実装では、送信される必要のある候補第1データ情報の1つのピースに対応するタイプのデータが、第3のタイプの候補第1データ情報と第4のタイプの候補第1データ情報とを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の送信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0156】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補第1データ情報および第4のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0157】
この実装では、受信される必要のある候補第1データ情報の1つのピースに対応するデータのタイプが、第3の候補第1データ情報と第4の候補第1データ情報とを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0158】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補第1データ情報および第4のタイプの候補第1データ情報を含み、かつ、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補第1データ情報および第4のタイプの候補第1データ情報を含む場合には、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補第1データ情報に属し、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0159】
この実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第3のタイプの候補第1データ情報および第4のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0160】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプの候補第1データ情報であり、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補第1データ情報であり、第5のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプがフィードバック資源上の否定確認応答情報のみをフィードバックするものであり、第6のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプが、端末装置に対応するフィードバック資源上の確認応答情報または否定確認応答情報をフィードバックするものである場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0161】
この実装では、候補第1データ情報の少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第5のタイプの候補第1データ情報および第6のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0162】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補第1データ情報であり、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプの候補第1データ情報である場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0163】
この実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第5のタイプの候補第1データ情報および第6のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0164】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補第1データ情報および第6のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0165】
この実装では、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第5のタイプの候補第1データ情報および第6のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の送信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0166】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補第1データ情報および第6のタイプの候補第1データ情報を含む場合には、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0167】
この実装では、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第5のタイプの候補第1データ情報および第6のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0168】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補第1データ情報および第6のタイプの候補第1データ情報を含み、かつ、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補第1データ情報および第6のタイプの候補第1データ情報を含む場合には、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補第1データ情報に属し、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0169】
この実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第5のタイプの候補第1データ情報および第6のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0170】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの第1の周期が、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの第2の周期よりも長いか等しい場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0171】
この実装では、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの周期に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0172】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの第1の周期が、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの第2の周期より短いか等しい場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0173】
この実装では、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの周期に基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0174】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第1の候補第1データ情報および第2の候補第1データ情報を含み、前記第1の候補第1データ情報の周期が、前記第2の候補第1データ情報の周期よりも長い場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1の候補第1データ情報に属する。
【0175】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの周期に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の送信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0176】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第3の候補第1データ情報および第4の候補第1データ情報を含み、前記第3の候補第1データ情報の周期が前記第4の候補第1データ情報の周期より長い場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第3の候補第1データ情報に属する。
【0177】
この実装では、端末装置は、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの周期に基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0178】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第1の候補第1データ情報および第2の候補第1データ情報を含み、前記第1の候補第1データ情報の周期が、前記第2の候補第1データ情報の周期よりも長く、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補第1データ情報および第6のタイプの候補第1データ情報を含み、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補第1データ情報および第6のタイプの候補第1データ情報を含む場合には、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは前記第1の候補第1データ情報に属し、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは前記第3の候補第1データ情報に属する。
【0179】
この実装では、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの周期に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0180】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補第1データ情報および第8のタイプの候補第1データ情報を含み、第7のタイプの候補第1データ情報のフィードバック・タイプが確認応答フィードバックであり、第8のタイプの候補第1データ情報のフィードバック・タイプが否定確認応答フィードバックである場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0181】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の送信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0182】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補第1データ情報および第8のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0183】
この実装では、端末装置は、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0184】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要がある第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補第1データ情報および第8のタイプの候補第1データ情報を含み、かつ、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補第1データ情報および第8のタイプの候補第1データ情報を含む場合には、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補第1データ情報に属し、受信される第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0185】
この実装では、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0186】
ある可能な実装では、本方法は、さらに:送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報が予約されたデータである場合(すなわち、対応するタイプが予約タイプである場合)、または、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報が予約されたデータである場合、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報、または、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報は、さらに、指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、予約されたリンク資源が使用され続けるか、または、解放されることを示すために使用される。
【0187】
前記指示情報は、SCIによって表現されてもよく、少なくとも1つのビット(bit)、たとえば1つのビットを占有する。
【0188】
たとえば、予約されたデータの送信が完了すると、予約された資源は解放され、前記1つのビットが特定の値、すなわち1に設定され、前記SCIにおいて予約された資源が解放されたまたは無効であることを示す。予約されたデータの送信が完了していない場合、予約された資源は引き続き使用され、解放される必要はなく、前記1つのビットは特定の値、すなわち0に設定され、SCIにおいて予約された資源が有効で使用され続けることを示す。
【0189】
この実施形態では、端末装置は、第1データ情報を監視することなくSCIのビット値を検出するだけで、予約された資源が使用され続けるか、無効であるかを知ることができる。
【0190】
第3の側面によれば、フィードバック情報送信装置が提供される。本装置は、第1の側面または第2の側面の方法例における挙動を実装する機能を有する。この機能は、ハードウェアによって実現されてもよいし、または対応するソフトウェアを実行することによってハードウェアによって実現されてもよい。ハードウェアまたはソフトウェアは、前述の機能に対応する一つまたは複数のモジュールを含む。ある可能な実装では、本装置の構造は、処理ユニットおよびトランシーバ・ユニットを含む。これらのユニットは、第1の側面または第2の側面の方法例における対応するステップまたは機能を実行することができる。詳細については、方法例の詳細な説明を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0191】
本装置は、端末装置内に位置していてもよく、あるいは端末装置であってもよい。
【0192】
第4の側面によれば、フィードバック情報送信装置が提供される。本願において提供される装置は、端末装置の前述の方法側面を実装する機能を有し、第1の側面、第2の側面、第1の側面の可能な実装のいずれか、または第2の側面の可能な実装のいずれかに記載されるステップまたは機能を実行するように構成された対応する手段(means)を含む。ステップまたは機能は、ソフトウェア、ハードウェア(たとえば、回路)、またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせを使用することによって実装されうる。本装置は、端末装置であってもよい。
【0193】
ある可能な実装では、本装置は、一つまたは複数のプロセッサおよび通信ユニットを含む。前記一つまたは複数のプロセッサは、上記の諸方法において前記端末装置の対応する機能を実行する際に、前記装置をサポートするように構成される。
【0194】
任意的に、本装置は、一つまたは複数のメモリをさらに含んでいてもよい。メモリは、プロセッサに結合されるように構成され、メモリは、本装置のために必要なプログラム命令および/またはデータを記憶する。前記一つまたは複数のメモリは、前記プロセッサと一体化されてもよく、または前記プロセッサから独立して配置されてもよい。これは、本願において限定されない。
【0195】
別の可能な実装では、本装置は、トランシーバ、プロセッサ、およびメモリを含む。プロセッサは、トランシーバまたは入力/出力回路を制御して、信号を受信または送信するように構成される。メモリは、コンピュータ・プログラムを記憶するように構成される。プロセッサは、第1の側面、第2の側面、第1の側面の可能な実装のいずれか、または第2の側面の可能な実装のいずれかにおいて、端末装置によって完了される方法を本装置が実行できるようにするよう、メモリ内のコンピュータ・プログラムを実行するように構成される。
【0196】
ある可能な実装では、本装置は、一つまたは複数のプロセッサおよび通信ユニットを含む。前記一つまたは複数のプロセッサは、上記の諸方法における端末装置の対応する機能を実行する際に、本装置をサポートするように構成される。
【0197】
任意的に、本装置は、一つまたは複数のメモリをさらに含んでいてもよい。メモリは、プロセッサに結合されるように構成され、メモリは、端末装置のために必要なプログラム命令および/またはデータを格納する。前記一つまたは複数のメモリは、プロセッサと一体化されてもよく、またはプロセッサから独立して配置されてもよい。これは、本願において限定されない。
【0198】
本装置は、端末装置内に位置していてもよく、または端末装置であってもよい。
【0199】
別の可能な実装では、本装置は、トランシーバ、プロセッサ、およびメモリを含む。プロセッサは、トランシーバまたは入力/出力回路を制御して、信号を受信または送信するように構成される。メモリは、コンピュータ・プログラムを記憶するように構成される。プロセッサは、第1の側面、第2の側面、第1の側面の可能な実装のいずれか、または第2の側面の可能な実装のいずれかにおいて、端末装置によって完了される方法を本装置が実行できるようにするよう、メモリ内のコンピュータ・プログラムを実行するように構成される。
【0200】
第5の側面によれば、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体が提供される。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータ・プログラムを記憶するように構成される。コンピュータ・プログラムは、第1の側面、第2の側面、第1の側面の可能な実装のいずれか、または第2の側面の可能な実装のいずれかを実行するために使用される命令を含む。
【0201】
第6の側面によれば、コンピュータ・プログラム・プロダクトが提供される。コンピュータ・プログラム・プロダクトは、コンピュータ・プログラム・コードを含む。コンピュータ・プログラム・コードがコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、第1の側面、第2の側面、第1の側面の可能な実施形態のいずれか、または第2の側面の可能な実施形態のいずれかにおいて方法を実行できるようにされる。
【0202】
第7の側面によれば、フィードバック情報伝送装置、たとえばチップ・システムが提供される。本装置は、メモリに接続され、メモリに記憶されたソフトウェアプログラムを読み出して実行して、第1の側面、第2の側面、第1の側面の可能な実装のいずれか、または第2の側面の可能な実装のいずれかにおける方法を実行するように構成される。
【図面の簡単な説明】
【0203】
図1】本願のある実施形態による適用シナリオの概略図である。
【0204】
図2】本願のある実施形態によるフィードバック情報伝送の概略フローチャートである。
【0205】
図3】本願のある実施形態による、送信される必要があるフィードバック情報のための時間領域資源が重複する概略図である。
【0206】
図4】本願のある実施形態による、受信される必要があるフィードバック情報のための時間領域資源が重複する概略図である。
【0207】
図5】本願のある実施形態による、送信される必要のあるフィードバック情報のための時間領域資源と、受信される必要のあるフィードバック情報のための時間領域資源が重複する概略図である。
【0208】
図6】本願のある実施形態によるフィードバック情報に対応するフィードバック周期の概略図である。
【0209】
図7】本願のある実施形態によるフィードバック情報伝送装置の概略構造図である。
【0210】
図8】本願のある実施形態によるフィードバック情報伝送装置の概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0211】
下記は、添付の図面を参照して、本発明をさらに詳細に説明する。
【0212】
本願の実施形態における技術的解決策は、さまざまな通信システム、たとえば第4世代(4th Generation、4G)システムに適用されうる。該4Gシステムは、LTEシステム、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(worldwide interoperability for microwave access、WiMAX)通信システム、NRのような将来の第5世代(5G)システム、および6Gシステムのような将来の通信システムを含む。加えて、本願の実施形態において提供される技術的解決策は、セルラーリンクに適用されてもよく、または装置間のリンク、たとえば、装置対装置(device to device、D2D)リンクに適用されてもよい。D2DリンクまたはV2Xリンクは、サイドリンク(sidelink、SL)とも呼ばれ、サイドリンクは、サイドリンク、副次リンクなどとも呼ばれる。本願の実施形態において、前述の用語はみな、同じタイプの装置間で確立されたリンクを指し、同じ意味を有する。同じタイプの装置間で確立されたリンクは、端末装置間のリンクであってもよく、あるいは基地局間のリンクであってもよく、あるいは中継ノード間のリンクなどであってもよい。これは、本願の実施形態において限定されない。端末装置間のリンクについては、3GPPリリース(Release)-12/13で定義されたD2Dリンクがあり、また、ビークルのインターネットのための3GPPによって定義された、車両から車両への、車両から携帯電話への、または車両から任意のエンティティへのV2Xリンクもある。V2Xリンクは、Rel-14/15のV2Xリンクを含み、さらに、たとえば、Rel-16および現在3GPPによって研究されているその後のリリースにおけるNRシステムに基づくV2Xリンクを含む。
【0213】
本願は、複数の装置、コンポーネント、モジュールなどを含みうるシステムを記述することによって、すべての側面、実施形態、または特徴を提示する。各システムは、別の装置、コンポーネント、モジュールなどを含んでいてもよく、および/または添付の図面を参照して論じたすべての装置、コンポーネント、モジュールなどを含まなくてもよいことが理解されるべきである。さらに、これらの解決策の組み合わせを使用してもよい。
【0214】
さらに、本願の実施形態における「例」という単語は、例、例解、または説明を与えることを表すために使用される。本願において「例」として記載されている任意の実施形態または設計は、他の実施形態または設計よりも好ましいものとして、またはより多くの利点を有するものとして説明されるべきではない。正確には、用語「例」は、特定の態様で概念を提示するために使用される。
【0215】
本願の実施形態に記載されるネットワーク・アーキテクチャーおよびサービス・シナリオ(または適用シナリオ)は、本願の実施形態における技術的解決策をより明確に記載することを意図したものであり、本願の実施形態において提供される技術的解決策に対する制限を構成しない。当業者は、ネットワーク・アーキテクチャーの進化および新しいサービス・シナリオの出現に伴い、本願の実施形態で提供される技術的解決策が同様の技術的課題にも適用可能であることを知ることができる。
【0216】
下記は、当業者の理解を容易にするために、本願の実施形態におけるいくつかの用語を記載する。
【0217】
(1)端末装置:端末装置は、ユーザーに音声および/またはデータ接続性を提供する装置を含み、たとえば、無線接続機能を有するハンドヘルド装置、または無線モデムに接続された処理装置を含んでいてもよい。端末装置は、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)を通じてコア・ネットワークと通信し、RANと音声および/またはデータを交換することができる。端末装置は、ユーザー装置(user equipment、UE)、無線端末装置、モバイル端末装置、加入者ユニット(subscriber unit)、加入者局(subscriber station)、移動局(mobile station)、モバイル・コンソール(mobile)、リモート局(remote station)、アクセスポイント(access point、AP)、リモート端末装置(remote terminal)、アクセス端末装置(access terminal)、ユーザー端末装置(user terminal)、ユーザー・エージェント(user agent)、ユーザー装置(user device)などを含みうる。たとえば、端末装置は、携帯電話(あるいは「セルラー」フォンとも称される)、モバイル端末装置を有するコンピュータ、ポータブルな、ポケットサイズの、ハンドヘルドの、またはコンピュータ内蔵のモバイル装置、スマートウェアラブル装置等を含みうる。たとえば、端末は、パーソナル通信サービス(personal communication service、PCS)電話、コードレス電話セット、セッション開始プロトコル(session initiation protocol、SIP)電話、無線ローカルループ(wireless local loop、WLL)局またはパーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)である。端末は、さらに、比較的低消費電力の装置、限られた記憶能力を有する装置、または限られた演算能力を有する装置のような、限られた装置を含む。たとえば、端末は、バーコード、無線周波数識別(radio frequency identification、RFID)、センサー、全地球測位システム(global positioning system、GPS)、またはレーザースキャナのような情報感知装置を含む。
【0218】
限定ではなく例として、本願の実施形態における端末装置は、代替的に、ウェアラブル装置等であってもよい。ウェアラブル装置は、ウェアラブル・インテリジェント装置とも称することができ、日常装着するもののインテリジェント・デザインにウェアラブル技術を応用することによって開発された、メガネ、手袋、時計、衣類、靴などのウェアラブル装置の総称である。ウェアラブル装置は、身体に直接装着するか、またはユーザーの衣類またはアクセサリーに組み込むことができる携帯型装置である。ウェアラブル装置はハードウェア装置であるだけでなく、ソフトウェアサポート、データ交換、およびクラウド対話を通じて強力な機能を実現する。一般化されたウェアラブル・インテリジェント装置には、スマートフォンに依存することなく完全なまたは部分的な機能を実現できるフル機能および大型の装置、たとえばスマートウオッチやスマート眼鏡などと;1種類のアプリケーション機能のみに焦点を当てており、スマートフォンなどの他の装置との連携が必要な装置、たとえば身体的徴候をモニタリングするためのさまざまなスマートバンド、スマートヘルメット、またはスマートジュエリーなどとを含む。
【0219】
しかしながら、上述のさまざまな端末装置がビークルに位置している(たとえば、車両に配置されている、または車両に搭載されている)場合には、端末装置はビークルに搭載された端末装置とみなすことができ、ビークル搭載端末装置は、たとえば搭載ユニット(on-board unit、OBU)と呼ぶこともできる。
路側端末装置に位置する場合(たとえば、路側機に配置される、または路側機に組み込まれる場合)、端末装置は、路側端末装置とみなされてもよく、路側端末装置は路側機(Road Side Unit、RSU)とも称される。本願における端末装置は、代替的に、ビークル搭載モジュール、車両搭載モジュール、ビークル搭載コンポーネント、ビークル搭載チップ、または一つまたは複数のコンポーネントまたはユニットとしてビークルに組み込まれるビークル搭載ユニットであってもよい。ビークルは、本願の方法を実施するために、ビークル搭載モジュール、車両搭載モジュール、ビークル搭載コンポーネント、ビークル搭載チップ、またはビークル内に組み込まれたビークル搭載ユニットを使用する。
【0220】
本願の実施形態において、端末装置は、ネットワーク装置をさらに含んでいてもよい。ネットワーク装置は、アクセスネットワーク(access network、AN)装置、たとえば、基地局(たとえば、アクセスポイント)を含み、アクセスネットワーク内のエア・インターフェース上の一つまたは複数のセルを通じて無線端末装置と通信する装置であってもよい。たとえば、V2X技術におけるネットワーク装置は、道路機(road side unit、RSU)である。基地局は、受信した無線フレームと受信したインターネットプロトコル(IP)パケットを相互に変換し、端末装置とアクセスネットワークの他の部分との間のルータとして機能するように構成されてもよい。ここで、アクセスネットワークの他の部分はIPネットワークを含みうる。RSUは、V2Xのアプリケーションをサポートする固定インフラストラクチャー・エンティティであってもよく、V2Xのアプリケーションをサポートする別のエンティティとメッセージを交換してもよい。ネットワーク装置は、エア・インターフェースの属性管理をさらに調整してもよい。たとえば、ネットワーク装置は、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)システムまたはLTEアドバンスト(LTE-Advanced、LTE-A)システムにおける進化型ノードB(NodeBまたはeNBまたはe-NodeB、evolutional Node B)を含んでいてもよく、5G NRシステムにおける次世代ノードB(next generation node B、gNB)を含んでいてもよく、またはクラウドアクセスネットワーク(cloud radio access network、CloudRAN)システムにおける中央集中ユニット(centralized unit、CU)および分散ユニット(distributed unit、DU)を含んでいてもよい。これは、本願の実施形態において限定されない。
【0221】
(2)伝送リンク:伝送リンクは、2つの端末間のサイドリンク、端末側装置とネットワーク側装置との間の上りリンク/下りリンク等を含む。
【0222】
(3)サイドリンク(sidelink、SL):サイドリンクは、サイドリンク、副次リンクなどと呼ばれることもある。名称は、本願の実施形態において限定されない。V2Xシナリオでは、サイドリンクは、2つのV2X端末間の直接リンク接続であり、V2X端末は、V2X機能を有する端末、たとえば、前述の端末装置である。
【0223】
(4)SL伝送:サイドリンク上の2つのV2X端末間のデータ伝送はSL伝送と称される。
【0224】
SL伝送を行う前に、2つのV2X端末がサイドリンク接続を確立してもよい。たとえば、イニシエータとして使用されるV2X端末は、ネットワーク装置に、サイドリンク接続を確立するための要求を送信する。ネットワーク装置がサイドリンク接続を確立することについてV2X端末と合意した場合、ネットワーク装置はサイドリンク接続を確立するための構成情報をV2X端末に送信し、V2X端末はネットワーク装置によって送信された構成情報に基づいて、他のV2X端末へのサイドリンク接続を確立する。
【0225】
(5)時間領域資源、スロット(slot)、ミニスロット(mini-slot)、シンボル(symbol)、または別の時間領域粒度(たとえば、システムフレームまたはサブフレーム):1つのスロットは、少なくとも1つのシンボル(たとえば、14シンボルまたは12シンボル)を含むことができる。フィードバック情報の送信(すなわち、送ること)および/または受信プロセスにおいて、重複する時間領域資源が存在する(または、同じ時間領域資源が占有される、すなわち、時間領域資源が重複する)場合、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて衝突が発生する。
【0226】
5G NRでは、1つのスロットは、下りリンク送信に使用されるシンボル、フレキシブルシンボル、上りリンク送信に使用されるシンボル等のうちの少なくとも1つを含むことができる。このようにして、スロットの組成は、異なるスロット・フォーマット(slot format、SF)と呼ばれ、最大256のスロット・フォーマットが存在しうる。
【0227】
スロットは、異なるスロットタイプを有することができ、異なるスロットタイプは、異なる量のシンボルを含む。たとえば、ミニスロット(mini slot)は7個未満のシンボルを含み、共通スロット(slot)は7個または14個のシンボルを含む。異なるサブキャリア間隔に基づいて、シンボルの長さは異なる可能性がある。したがって、スロットの長さが異なる可能性がある。
【0228】
5G NRでは、スロット集約技術がさらに導入される。具体的には、ネットワーク装置は、複数のスロットをデータ伝送のために同じ端末に割り当てることができる。たとえば、端末は、複数の割り当てられたスロットで上りリンク・データ・スケジューリングを実行することができ、たとえば、物理上りリンク共用チャネル(physical uplink shared channel、PUSCH)でスケジューリングを実行することができ、あるいは複数の割り当てられたスロットで下りリンク・データ・スケジューリングを実行することができ、たとえば、物理下りリンク共用チャネル(physical Downlink Shared CHannel、PDSCH)でスケジューリングを実行することができる。
【0229】
本願のこの実施形態におけるスロットは、前述のスロットのいずれであってもよいことに留意されたい。
【0230】
(6)フィードバック情報:フィードバック情報は、端末装置によって受信される必要のあるフィードバック情報および/または端末装置によって送信される必要のあるフィードバック情報を含む。端末装置によって受信される必要のあるフィードバック情報は、他の装置から端末装置に送信され、端末装置によって送信される必要のあるフィードバック情報は、端末装置によって該他の装置に送信される。該他の装置は、他の端末装置またはネットワーク装置であってもよい。具体的には、フィードバック情報は、ハイブリッド自動再送要求(Hybrid Automatic Repeat reQuest、HARQ)フィードバック情報などを含む。
【0231】
(7)本願の実施形態における用語「システム」および「ネットワーク」は、互換的に使用されてもよい。「複数」とは、2以上を意味する。この観点から、本願のこの実施形態における「複数の」は、「少なくとも2つ」として理解されてもよい。用語「少なくとも1つ」は、一つまたは複数、たとえば、一つ、2つまたはそれ以上として理解されうる。たとえば、「少なくとも1つを含む」とは、1つ、2つ、またはそれ以上を含むことを意味し、どの項目が含まれるかを制限しない。たとえば、「A、BおよびCのうち少なくとも1つを含む」場合、A、B、C、AとB、AとC、BとC、またはAとBとCが含まれることがありうる。同様に、「少なくとも1つのタイプ」のような記述の理解も同様である。用語「および/または」は、関連するオブジェクトを記述するための関連関係を記述し、そして3つの関係が存在しうることを表す。たとえば、Aおよび/またはBは、Aのみが存在、AとBの両方が存在、Bのみが存在という3つの場合を表す。さらに、別段の規定がない限り、記号"/"は、一般に、関連する対象の間の"または"関係を示す。
【0232】
そうでないことが記載されていない限り、本願の実施形態における「第1の」および「第2の」のような順序番号は、複数の対象を区別するために使用され、複数の対象のシーケンス、時間シーケンス、優先度、または重要度を限定することを意図していない。たとえば、第1の時間領域資源と第2の時間領域資源は、単に異なる時間領域資源を区別することを意図しており、2つの時間領域資源の優先度、重要度などを制限することを意図したものではない。
【0233】
さらに、本願の説明では、「プリセット」および「あらかじめ定義された」値または情報は、あらかじめ構成されてもよく、または、上位層の信号伝達を使用することによって構成されてもよいことを理解されたい。事前構成は、端末装置に前もって値や情報を書き込むことであってもよく、または運用・管理・維持(Operation Administration and Maintenance、OAM)を通じて該値や情報を端末装置のために構成することであってもよい。上位層の信号伝達を用いて構成を行うことは、ネットワーク装置が、上位層の信号伝達を用いて、構成されるべき値または情報を端末装置に送信することである。上位層の信号伝達は、無線資源制御(Radio Resource Control、RRC)信号伝達またはMAC信号伝達のうちの一つまたは複数であってもよい。
【0234】
本願の実施形態を理解しやすくするために、以下は、本願の適用シナリオを記述する。
【0235】
モノのインターネットは、通信システムによって提供される、インターネットをベースに拡張・展開されたネットワークである。さまざまな情報センサー、無線周波識別技術、全地球測位システム、赤外線センサー、レーザースキャナなどのさまざまな装置および技術を用いて、モノのインターネットは、モニタリング、接続、対話される必要がある任意のオブジェクトまたはプロセスを集め、さまざまな種類の可能なネットワークアクセスを通じて、モノの間の、そしてモノと人の間のユビキタス接続を実現する。要するに、モノのインターネットの核心と基盤は、いまだにインターネットである。モノのインターネットは、インターネットをベースに拡張・展開されたネットワークである。モノのインターネットのユーザー・エンドは、あらゆるモノの間の情報交換および通信にまで拡張し、展開される。
【0236】
モノのインターネットは、インテリジェント交通などさまざまな分野に応用される。交通情報化の進展とインテリジェント交通の産業的発展に伴い、車両のインターネットという概念が提案されている。車両のインターネットとは、主に、車両の車載装置が、無線通信技術を用いて、情報ネットワーク・プラットフォーム上のすべての車両の動的な情報を効率的にルーティングし、車両の運用中に種々の機能サービスを提供して、車両の安全性、自動運転、交通効率を向上させることを意味する。車両のインターネットの実装は、主にV2X技術に依存している。V2X技術の核心は、車両と万物との間の相互接続を実現することである。V2X技術は、主に「車両から万物」(vehicle to everything、V2X)シナリオに適用される。V2Xは、具体的にはさらに、4つの適用シナリオを含む:車両対車両(Vehicle to Vehicle、V2V)、車両対歩行者(Vehicle-to-Pedestrian、V2P)、車両対路側のインフラストラクチャー(Vehicle-to-Infrastructure、V2I)および車両対ネットワーク(V2N)である。V2Vとは、車両間の通信をいう。V2Pとは、車両と人々(歩行者、自転車利用者、運転者、乗客を含む)との間のコミュニケーションをいう。V2Iとは、車両と路側機(RSU)との間の通信をいう。V2Nとは、車両と基地局/ネットワークとの間の通信をいう。
【0237】
図1は、適用シナリオの概略図である。図1に示される適用シナリオは、V2Xシナリオである。シナリオは、車載装置(図1に示されるように、UE1、UE2、UE3を含む)、路側機(図1に示されるようにRSU1を含む)、基地局装置(図1に示されるように、eNB、gNBなどを含む)、およびグローバルナビゲーション衛星システム(図1に示されるように、GNSSを含む)を含む。このシナリオでは、一つまたは複数の装置が存在しうる。車載装置は、情報、たとえば、車両位置および運転速度のような車両接続ステータス情報を交換および共有するために互いに通信することができる。この情報は、道路車流状態を決定するために使用されうる。RSUは、各車載装置および/または基地局装置と通信することができ、さらに、路面状態を検出し、最適な運転ルートを選択するように車両を案内するように構成されてもよい。基地局装置は、各車載装置および/またはRSUと通信し、GNSSは、別のネットワーク要素のために測位および時間サービス情報を提供することができる。さらに、車両のインターネットにおける車載装置は、さらに人と通信することができる。具体的には、ユーザーは、Wi-Fi、Bluetooth、またはセルラーなどの無線通信手段を用いて車両と情報通信を行ってもよく、それにより、ユーザーは、対応するモバイル端末装置を用いて車両をモニタリングおよび制御することができる。図1の基地局装置は任意的である。基地局装置がある場合、それは、ネットワークカバレッジが提供されるシナリオである。基地局装置がない場合は、それは、ネットワークカバレッジが提供されないシナリオである。
【0238】
前述の装置は、サイドリンクおよび上りリンク/下りリンクを使用することによって互いに通信することができる。通信中に、セルラーリンクのスペクトルが使用されてもよく、または5.9GHz近傍のインテリジェント交通スペクトルが使用されてもよい。装置間の相互通信のための技術は、通信ネットワークプロトコル(たとえば、LTEプロトコル)に基づいて向上されてもよいし、あるいはD2D技術に基づいて向上されてもよい。
【0239】
任意的に、通信プロセスにおいて、UE1は、異なるUE2およびUE3にデータ(フィードバック情報を含む)を送信し、UE2およびUE3からそれぞれのフィードバック情報(たとえば、ACK/NACK)を受信することができる。UE1は、同じ瞬間または異なる瞬間に該データを送信することができる。しかしながら、UE2およびUE3からフィードバック情報を受信するとき、UE1は、該フィードバック情報を同時に受信することがある、すなわち、該フィードバック情報を同じシンボルにおいて受信することがある。同じシンボルは同じスロットにあってもよいし、あるいは異なるスロットにあってもよい。同じシンボルは、一つまたは複数のシンボルであってもよく、またはシンボルの一部であってもよい。したがって、UE1は、フィードバック情報の複数のピースを同時に受信する必要がある。ユニキャストシナリオにおいてでさえ、UE2とUE3は同時に情報をUE1にフィードバックすることがある。任意的に、通信プロセスにおいて、UE1は、宛先UEにデータをさらに送信することがある。宛先UEは、1つの宛先UEであってもよく、または複数の宛先UE、たとえば、1つのグループキャスト/マルチキャスト・グループ内の複数の宛先UEであってもよい。よって、UE1は、フィードバック情報の複数のピースを同時に受け取ることがある。任意的に、ユニキャストとグループキャスト/マルチキャストの組み合わせが代替的に使用されてもよい。すなわち、UE1は、ユニキャスト宛先UE(たとえば、UE2)およびグループ内の異なる宛先UE(たとえば、UE3および別のUE)にデータを送信してもよい。UE1は、同じ瞬間または異なる瞬間にデータを送信することができるが、UE1が、UE2およびUE3からのフィードバック情報を同じ瞬間に、または同じシンボル上で受信するとき、該UEは、フィードバック情報の複数のピースを同時に受信する必要もある。同じシンボルは、同じスロットにあってもよいし、異なるスロットにあってもよい。同じシンボルは、一つまたは複数のシンボルであってもよく、またはシンボルの一部であってもよい。
【0240】
通信プロセスにおいては、端末装置の伝送資源が決定される必要がある。V2Xには周期的なサービスがあり、サイドリンクのために利用可能な伝送資源は通信中にある時間期間にわたって構成される必要がある。むろん、非周期的なサービスもあり、サイドリンクのために利用可能な伝送資源が構成される必要がある。V2X通信を行う端末への伝送資源方法を効率的に示すため、会議で結論が引き出された。RAN1 #97会議で導き出された結論は、以下のケースを含む。ケース1:UEはPSSCHを送信し、SCIによってスケジュールされた別のPSSCHを受信する。2つのPSSCHのそれぞれのPSFCHは、同じ時間スロットに現れる。ケース2:UEは、異なるUEによって送信されたSCIおよび該SCIによってスケジュールされたPSSCHを受信する。これらのPSSCHに対応するPSFCHは、同じ時間スロットに現れる。ケース1については、一方のPSSCHが受信に使用され、他方が送信に使用される。全二重機能をもたない端末装置では、フィードバック情報の送信および/または受信の間で衝突が発生する。ケース2については、送信されたフィードバック情報が端末装置の能力限界を超える場合、または電力限界に直面する場合、フィードバック情報が送信されるときに衝突が発生する。しかしながら、現時点では、フィードバック情報を受信および/または送信(送信および/または受信)するプロセスにおいて生じる衝突を回避するための適切な解決策は提供されていない。結果として、フィードバック情報を正常に受信または送信することができず、フィードバック情報の効率的で正確な送信を保証することができない。
【0241】
これに鑑み、データ受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決し、フィードバック情報を効率的かつ正確に送信するために、本願は、衝突を引き起こすフィードバック情報を部分的にリザーブし、フィードバック情報の送信および/または受信プロセスにおいて引き起こされる衝突を回避するための、フィードバック情報伝送方法を提供する。
【0242】
本願の実施形態は、主として、データ受信および/または送信プロセスにおいてフィードバック情報によって引き起こされる衝突に対する解決策を提供するが、他のデータ(たとえば、伝送リンク上で予約された受信および/または送信データ、伝送リンク上で予約された、同時に送信されるべきデータ、伝送リンク上でスケジュールされた受信および/または送信データ、および、伝送リンク上でスケジュールされた、同時に送信されるべきデータ)については、衝突がデータ受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる場合、やはり本願の実施形態において提供される解決策を使用することによって、衝突が解決されうることに留意されたい。伝送リンクは、サイドリンクであってもよい。
【0243】
以下では、説明のための例として同時送信を使用する。
【0244】
たとえば、伝送リンク上で予約され、同時に送信される複数のデータ・ピースがそれぞれの対応する周期をもつ場合には、より長い周期をもつ、同時に送信されるべき予約されたデータが、より高い優先度をもち、より短い周期をもつ、同時に送信されるべき予約されたデータは、より低い優先度をもつ。伝送リンク上で予約され、同時に送信されるべき複数のデータ・ピースが衝突する場合、端末装置は、上記の優先順位に基づいて、送信または破棄を行う。すなわち、より高い優先度をもつ送信されるべき予約データが送信され、より低い優先度をもつ送信されるべき予約データは破棄される。
【0245】
たとえば、伝送リンク上に送信されるべき予約されたデータと送信されるべきスケジュールされたデータがある場合、送信されるべき予約されたデータと送信されるべきスケジュールされたデータの間では、送信されるべき予約されたデータがより高い優先度をもち、送信されるべきスケジュールされたデータは、より低い優先度をもつ。送信されるべき予約されたデータと送信されるべきスケジュールされたデータが衝突する場合、端末装置は、上記の優先順位に基づいて送信または破棄を行う。すなわち、より高い優先度をもつ、送信されるべき予約されたデータが送信され、より低い優先度をもつ、送信されるべきスケジュールされたデータは破棄される。
【0246】
本願では、衝突が引き起こされる、つまりデータが重複する。
【0247】
以下は、送受信の両方が実行される例を示す。
【0248】
たとえば、伝送リンク上で予約されている送信されるべきデータと受信されるべきデータがそれぞれの対応する周期をもつ場合、より長い周期をもつ、送信されるべき予約されているデータまたは受信されるべき予約されているデータが、より高い優先度をもち、より短い周期をもつ、送信されるべき予約されているデータまたは受信されるべき予約されているデータが、より低い優先度をもつ。伝送リンク上で予約されている送信されるべきデータまたは受信されるべきデータが衝突する場合、端末装置は、上記の優先順位に基づいて送信または破棄を行う。すなわち、より高い優先度をもつ送信されるべき予約されているデータが送信され、より低い優先度をもつ受信されるべき予約されているデータは破棄される;または、より高い優先度をもつ受信されるべき予約されているデータが受信され、より低い優先度をもつ送信されるべき予約されているデータは破棄される。
【0249】
たとえば、伝送リンク上に送信されるべき予約されているデータと受信されるべきスケジュールされているデータがある場合、送信されるべき予約されているデータと受信されるべきスケジュールされているデータの間では、送信されるべき予約されているデータがより高い優先度をもち、受信されるべきスケジュールされているデータは、より低い優先度をもつ。送信されるべき予約されているデータが受信されるべきスケジュールされているデータと衝突する場合、端末装置は、上記の優先順位に基づいてデータの送信または破棄を行う。すなわち、より高い優先度をもつ送信されるべき予約されているデータが送信され、より低い優先度をもつ受信されるべきスケジュールされているデータは破棄される。
【0250】
たとえば、伝送リンク上に受信されるべき予約されているデータと送信されるべきスケジュールされているデータがある場合、受信されるべき予約されているデータと送信されるべきスケジュールされているデータの間では、受信されるべき予約されているデータがより高い優先度をもち、送信されるべきスケジュールされているデータがより低い優先度をもつ。受信されるべき予約されているデータが送信されるべきスケジュールされているデータと衝突する場合、端末装置は、上記の優先度に基づいて受信または破棄を行う。すなわち、より高い優先度をもつ受信されるべき予約されているデータが受信され、より低い優先度をもつ送信されるべきスケジュールされているデータは破棄される。
【0251】
本願では、候補フィードバック情報は、フィードバック情報とも呼ばれる。サービス品質レベルは、サービス品質(QoS)とも呼ばれる。
【0252】
この方法では、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ時間領域資源に対応する場合、端末は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのうちの送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定し、次いで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信する。
【0253】
候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを含み、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのうちの受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定し、次いで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0254】
候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースとを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、端末は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定し、次いで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するか、または、端末は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、次いで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0255】
候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースとを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応し、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースと、受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースとを決定し、次いで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0256】
本願のある実施形態は、フィードバック情報伝送方法を提供する。この方法は、図1に示されるシナリオに適用されてもよく、あるいは衝突が引き起こされうる別のシナリオに適用されてもよい。図2を参照して、以下では、フィードバック情報伝送方法の特定のプロセスについて詳細に説明する。図2に示されるように、このプロセスは、以下のステップを含む。
【0257】
ステップ2.1:端末装置が、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおける、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つ、および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが、同じ時間領域資源に対応することを判別する。
【0258】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む。すなわち、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む、または候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含む。
【0259】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、データ送信および/または受信プロセスにおいて衝突が引き起こされると判断する。時間領域資源は、スロット、シンボル、別の時間領域粒度などを含む。送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つが同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、データ送信および/または受信プロセスにおいて衝突が引き起こされると判断する。時間領域資源は、スロット、シンボル、別の時間領域粒度などを含む。受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、データ受信プロセスにおいて衝突が引き起こされると判断する。時間領域資源は、スロット、シンボル、別の時間領域粒度などを含む。
【0260】
任意的に、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ時間領域資源に対応することは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ第1の時間領域資源に対応することであってもよい。
【0261】
具体的には、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ時間領域資源に対応することは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ時間領域資源に対応することを含む。
【0262】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応することは:送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応することを含む。
【0263】
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ時間領域資源に対応することは:受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応することを含む。
【0264】
本願では、同じ時間領域資源に対応することは、該時間領域資源上で重複(オーバーラップ)することを意味する。時間領域資源上での重複は、時間領域資源上で重複が発生する、または時間領域資源上に重複が存在すると称されることもある。時間領域資源は、一つまたは複数のシンボル、一つまたは複数のスロット、一つまたは複数のミニスロットなどであってもよい。前記一つまたは複数のシンボルは、同じスロット内にあってもよく、または異なるスロット内にあってもよい。送信および/または受信される異なる候補フィードバック情報については、時間領域資源上での重複の具体的な事例について、以下の記述を参照されたい。
【0265】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ時間領域資源に対応することは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、時間領域資源上で重複することを含む。
【0266】
時間領域資源上に重複が存在することは:送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとが時間領域資源上で重複すること;無線周波数切り換え時間を含む、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、無線周波数切り換え時間を含む、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが時間領域資源上で重複すること;または、無線周波数切り換え時間を含む、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、無線周波数切り換え時間を含む、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが時間領域資源上で重複することであってもよい。
【0267】
具体例は次のとおり:時間領域資源上に重複が存在することは:送信される必要がある第1の候補フィードバック情報と、受信される必要がある第1の候補フィードバック情報が時間領域資源上で重複すること;無線周波数切り換え時間を含む、送信される必要がある第1の候補フィードバック情報と、受信される必要がある第1の候補フィードバック情報が時間領域資源上で重複すること;送信される必要がある第1の候補フィードバック情報と、無線周波数切り換え時間を含む、受信される必要がある第1の候補フィードバック情報が時間領域資源上で重複すること;または、無線周波数切り換え時間を含む、送信される必要がある第1の候補フィードバック情報と、無線周波数切り換え時間を含む、受信される必要がある第1の候補フィードバック情報が時間領域資源上で重複することであってもよい。
【0268】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応することは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、前記時間領域資源上で重複することを含む。
【0269】
時間領域資源上に重複が存在することは:送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、送信される必要がある残りの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースとが、時間領域資源上で重複すること;無線周波数切り換え時間を含む、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースと、送信される必要がある残りの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースとが、時間領域資源上で重複すること;または、無線周波数切り換え時間を含む必要がある、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースと、無線周波数切り換え時間を含む必要がある、送信される必要がある残りの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースとが、時間領域資源上で重複することであってもよい。
【0270】
具体例は次のとおり:時間領域資源上に重複が存在することは:送信される必要がある第1の候補フィードバック情報と、送信される必要がある第2の候補フィードバック情報とが、時間領域資源上で重複すること;無線周波数切り換え時間を含む、送信される必要がある第1の候補フィードバック情報と、送信される必要がある第2の候補フィードバック情報とが、時間領域資源上で重複すること;または、無線周波数切り換え時間を含む、送信される必要がある第1の候補フィードバック情報と、無線周波数切り換え時間を含む、送信される必要がある第2の候補フィードバック情報とが、時間領域資源上で重複することであってもよい。
【0271】
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ時間領域資源に対応することは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、時間領域資源上で重複することを含む。
【0272】
時間領域資源上に重複が存在することは:受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要がある残りの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースとが、時間領域資源上で重複すること;無線周波数切り換え時間を含む、受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースと、受信される必要がある残りの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースとが、時間領域資源上で重複すること;または、無線周波数切り換え時間を含む必要がある、受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースと、無線周波数切り換え時間を含む必要がある、受信される必要がある残りの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースとが、時間領域資源上で重複することであってもよい。
【0273】
具体例は次のとおり:時間領域資源上に重複が存在することは:受信される必要がある第1の候補フィードバック情報と、受信される必要がある第2の候補フィードバック情報とが、時間領域資源上で重複すること;無線周波数切り換え時間を含む、受信される必要がある第1の候補フィードバック情報と、受信される必要がある第2の候補フィードバック情報とが、時間領域資源上で重複すること;または、無線周波数切り換え時間を含む、受信される必要がある第1の候補フィードバック情報と、無線周波数切り換え時間を含む、受信される必要がある第2の候補フィードバック情報とが、時間領域資源上で重複することであってもよい。
【0274】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが以下のケースのうちの1つに合致するとき、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応すると判断してもよい。送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも一つのピースは、送信される必要がある第1の候補フィードバック情報と送信される必要がある第2の候補フィードバック情報とを含む。
【0275】
1. 送信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源は、送信される必要がある第2の候補フィードバック情報のための時間領域資源と部分的に重複する。詳細については、図3のケースAに示される重複部分を参照されたい。
【0276】
2. 送信される必要がある第2の候補フィードバック情報のための時間領域資源が、送信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源を含む。詳細については、図3のケースBに示される重複部分を参照されたい。
【0277】
3. 送信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源が、送信される必要がある第2の候補フィードバック情報のための時間領域資源を含む。詳細については、図3のケースCに示される重複部分を参照されたい。
【0278】
4. 送信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源が、送信される必要がある第2の候補フィードバック情報のための時間領域資源と同じである。詳細については、図3のケースDに示される重複部分を参照されたい。
【0279】
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが以下のケースのうちの1つに合致するとき、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応すると判断してもよい。受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある第1の候補フィードバック情報および受信される必要のある第2の候補フィードバック情報を含む。
【0280】
1. 受信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源は、受信される必要がある第2の候補フィードバック情報のための時間領域資源と部分的に重複する。詳細については、図4のケースAに示される重複部分を参照されたい。
【0281】
2. 受信される必要がある第2の候補フィードバック情報のための時間領域資源が、受信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源を含む。詳細については、図4のケースBに示される重複部分を参照されたい。
【0282】
3. 受信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源が、受信される必要がある第2の候補フィードバック情報のための時間領域資源を含む。詳細については、図4のケースCに示される重複部分を参照されたい。
【0283】
4. 受信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源が、受信される必要がある第2の候補フィードバック情報のための時間領域資源と同じである。詳細については、図4のケースDに示される重複部分を参照されたい。
【0284】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが以下のケースのうちの1つに合致するとき、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応すると判断することができる。送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要がある第1の候補フィードバック情報と受信される必要がある第1の候補フィードバック情報とを含む。
【0285】
1. 送信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源は、受信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源と部分的に重複する。詳細については、図5のケースAに示される重複部分を参照されたい。
【0286】
2. 受信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源が、送信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源を含む。詳細については、図5のケースBに示される重複部分を参照されたい。
【0287】
3. 送信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源が、受信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源を含む。詳細については、図5のケースCに示される重複部分を参照されたい。
【0288】
4. 送信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源が、受信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源と同じである。詳細については、図5のケースDに示される重複部分を参照されたい。
【0289】
ステップ2.2:端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおいて、送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定する。
【0290】
ステップ2.2を実行するとき、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを、以下の諸態様で決定することができる。
【0291】
1. 端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ・パケットのサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0292】
2. 端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0293】
3. 端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0294】
4. 端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0295】
5. 端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0296】
ステップ2.2を実行するとき、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを、以下の諸態様で決定することができる。
【0297】
1. 端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ・パケットのサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを決定する。
【0298】
2. 端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量と、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量とに基づいて、送信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを決定する。
【0299】
3. 端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0300】
4. 端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを決定する。
【0301】
5. 端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを決定する。
【0302】
たとえば、データ情報のサービス品質レベルは、QoSレベルのような参照値を含んでいてもよい。特定のQoSレベルは、PPPP/5QIのような参照値を含んでいてもよく、さらに、可用性、スループット、遅延、およびパケット損失率のような参照値を含んでいてもよい。データのタイプは、ユニキャスト(unicast)およびグループキャスト/マルチキャスト(groupcast/multicast)、ユニキャストおよびブロードキャスト(broadcast)、グループキャスト/マルチキャストおよびブロードキャスト、またはユニキャスト、グループキャスト/マルチキャスト、およびブロードキャストを含みうる。データのタイプは、予約タイプおよびスケジューリング・タイプをさらに含んでいてもよく、またはオプション1フィードバックおよびオプション2フィードバックを含んでいてもよい。フィードバック・タイプは、確認応答フィードバック(ACK)および否定確認応答フィードバック(NACK)を含んでいてもよい。オプション1フィードバックは、第1のフィードバック・タイプと呼ばれてもよく、オプション2フィードバックは、第2のフィードバック・タイプと呼ばれてもよい。第1のフィードバック・タイプはNACKのみをフィードバックし、第2のフィードバック・タイプはACKとNACKの両方をフィードバックする。ACKとNACKの両方がフィードバックされるとき、ACKをフィードバックするための対応するフィードバック資源、すなわち、端末装置がACKをフィードバックするときに使用されるフィードバック資源があってもよく、NACKをフィードバックするための対応するフィードバック資源、すなわち、端末装置がNACKをフィードバックするときに使用されるフィードバック資源があってもよい。
【0303】
送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する前述の諸態様、および送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する前述の諸態様は、後続の実施形態において詳細に説明される。
【0304】
ステップ2.3:端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信する、および/または端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0305】
端末装置が、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信する。端末装置が、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0306】
たとえば、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを、第2の時間‐周波数資源上で送信し、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを、前記第2の時間‐周波数資源上で受信する、または、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを、前記第2の時間‐周波数資源上で送信し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを、前記第2の時間‐周波数資源上で受信する。第2の時間‐周波数資源は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するために占有される時間‐周波数資源である、または第2の時間‐周波数資源は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信するために占有される時間‐周波数資源である。一般に、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するために占有される第2の時間‐周波数資源は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信するために占有される第2の時間‐周波数資源とは異なりうる。
【0307】
第2の時間‐周波数資源は、第1の時間‐周波数資源と同じである、第2の時間‐周波数資源は、第1の時間‐周波数資源を含む、または、第2の時間‐周波数資源は、第1の時間‐周波数資源と部分的に重複する。本願における重複は、オーバーラップと称されることもある。
【0308】
全二重機能をもたない端末装置については、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定してもよく、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信する、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信することができる。
【0309】
全二重化機能をもつ端末装置については、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定してもよく、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するか、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信するか、または同時に、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するとともに、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信することができる。
【0310】
たとえば、端末装置は、通例、より多くの受信能力を有する。具体的には、同時に受信されるフィードバック情報のピースの量は制限されないか、または同時に受信されるフィードバック情報のピースの量は非常に大きくてもよい。しかしながら、端末装置は、通例、限られた伝送能力を有する。具体的には、同時に送信されるフィードバック情報のピースの量が制限されるか、または同時に送信されるフィードバック情報のピースの量は、比較的小さな範囲内にある(ここで、該比較的小さな範囲を表すために、プリセットされた第1の値範囲が使用されうる)。この場合、限られた送信能力をもつ端末装置については、端末は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信することができる。
【0311】
端末装置が、限られた送信能力または限られた電力のため、フィードバック情報の1つのピースのみを送信できる場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することは、送信されるべきフィードバック情報の1つのピースを決定することに等しい。
【0312】
さらに、任意的に、端末装置が、送信される必要がある何らかの候補フィードバック情報が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースであると決定した場合、端末装置は、他の候補フィードバック情報を送信しないことを決定する。具体的には、端末装置は該他の候補フィードバック情報の送信をあきらめるか、または端末装置は該他の候補フィードバック情報を破棄する。該他の候補フィードバック情報は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピース以外の候補フィードバック情報である。さらに、端末装置は、代替的に、受信される必要のある候補フィードバック情報を受信しないことを決定してもよい。
【0313】
さらに、任意的に、端末装置が、受信される必要がある何らかの候補フィードバック情報が受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースであると決定した場合、端末装置は、他の候補フィードバック情報を受信しないと決定する。具体的には、端末装置は、該他の候補フィードバック情報の受信をあきらめるか、または端末装置は、該他の候補フィードバック情報を破棄する。該他の候補フィードバック情報は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピース以外の候補フィードバック情報である。さらに、端末装置は、代替的に、送信される必要のある候補フィードバック情報を送信しないことを決定してもよい。
【0314】
さらに、任意的に、端末装置が、送信されるべき候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースおよび受信されるべき候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定する場合、端末装置は、他の候補フィードバック情報を送信せず、該他の候補フィードバック情報を受信しないことを決定する。送られない該他の候補フィードバック情報は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピース以外の候補フィードバック情報である。受信されない該他の候補フィードバック情報は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピース以外の候補フィードバック情報である。
【0315】
本願のこの実施形態において提供される解決策によれば、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同一の時間‐周波数資源に対応する場合、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースから、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを選択して、次いで、送信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送るか、および/または受信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信するかしてもよい。よって、この方法は、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスに存在する衝突を解決し、効率的で正確なデータ伝送を保証する。
【0316】
図2に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する前述の諸態様が、本願の実施形態において詳細に説明される。
【0317】
実施形態1:端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0318】
たとえば、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報は、対応するサービス品質レベルを有し、サービス品質レベルは、データ情報に関連付けられた制御情報から得られてもよい。データ情報が候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応することは、具体的には:データ情報が送信されるとき、該データ情報に対応するフィードバック情報があることである。制御情報がデータ情報に関連付けられていることは、具体的には:データ情報が、対応する制御情報を使用してスケジュールされることである。よって、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報に関連付けられた制御情報から、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルを得てもよい。
【0319】
具体的には、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値を決定する、および/または、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値を決定する。本願では、データ情報は、データ・パケットと称されることもある。換言すれば、データ・パケットは、データ情報と置き換えられてもよい。
【0320】
ある実装では、端末装置は、以下の諸態様で、第1の参照値を決定することができる。
【0321】
1. 端末装置は、第1の参照値として、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値を決定する。換言すれば、第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である。たとえば、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルを取得し、すべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の平均値を計算し、該第1の平均値を、第1の参照値として決定する。
【0322】
さらに、端末装置は、代替的に、第1の参照値として、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルのマッピング値を決定してもよい。換言すれば、第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルのマッピング値である。たとえば、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルを取得し、すべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルをマッピングすることを通じて得られる第1のマッピング値を計算し、該第1のマッピング値を第1の参照値として決定する。マッピング関数は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルを変数として使用する線形関数または非線形関数であってもよい。
【0323】
2. 端末装置は、第1の参照値として、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピース内の第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値を決定する。換言すれば、第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である。たとえば、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルを取得し、第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の平均値を計算し、該第2の平均値を第1の参照値として決定する。
【0324】
任意的に、第1のフィードバック情報集合は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順で、最初のNピースのフィードバック情報を含む。Nは1以上の正の整数である。換言すれば、第1のフィードバック情報集合は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報の最も高いサービス品質レベルを有するNピースのフィードバック情報を含む。Nは1以上の正の整数である。ある実施形態では、第1のフィードバック情報集合は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報の最も高いサービス品質レベルを有するフィードバック情報のピースである。この場合、Nは1である。
【0325】
具体的には、Nは、1以上であり、Nは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの量より大きくない(すなわち、それ以下である)。たとえば、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの量がAである場合、Nは1以上A以下の正の整数である。
【0326】
第1のフィードバック情報集合が、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報の最も高いサービス品質レベルを有する1ピースのフィードバック情報を含む場合、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルを、第1の参照値として決定する。換言すれば、第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルである。
【0327】
さらに、端末装置は、代替的に、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルのマッピング値を、第1の参照値として、決定してもよい。換言すれば、第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルのマッピング値である。たとえば、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルを取得し、第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルをマッピング関数に基づいてマッピングすることによって得られる第2のマッピング値を計算し、該第2のマッピング値を第1の参照値として決定する。マッピング関数は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルを変数として使用する線形関数または非線形関数であってもよい。
【0328】
3. 端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの一部または全部に対応するデータ情報のサービス品質レベルのいずれか1つを第1の参照値として決定する。
【0329】
同様に、ある実装では、端末装置は、以下の諸態様で第2の参照値を決定することができる。
【0330】
1. 端末装置は、第2の参照値として、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値を決定する。換言すれば、第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である。たとえば、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルを取得し、すべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第3の平均値を計算し、該第3の平均値を、第2の参照値として決定する。
【0331】
さらに、端末装置は、代替的に、第2の参照値として、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルのマッピング値を決定してもよい。換言すれば、第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルのマッピング値である。たとえば、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルを取得し、すべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルをマッピングすることを通じて得られる第3のマッピング値を計算し、該第3のマッピング値を第2の参照値として決定する。マッピング関数は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルを変数として使用する線形関数または非線形関数であってもよい。
【0332】
2. 端末装置は、第2の参照値として、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピース内の第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値を決定する。換言すれば、第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である。たとえば、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルを取得し、第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第4の平均値を計算し、該第4の平均値を第2の参照値として決定する。
【0333】
任意的に、第2のフィードバック情報集合は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順で、最初のMピースのフィードバック情報を含む。Mは1以上の正の整数である。換言すれば、第2のフィードバック情報集合は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報の最も高いサービス品質レベルを有するMピースのフィードバック情報を含む。Mは1以上の正の整数である。ある実施形態では、第2のフィードバック情報集合は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報の最も高いサービス品質レベルを有するフィードバック情報のピースである。この場合、Mは1である。
【0334】
具体的には、Mは、1以上であり、Mは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの量より大きくない。たとえば、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの量がBである場合、Mは1以上B以下の正の整数である。MはNに等しくてもよく、あるいはNに等しくなくてもよい。
【0335】
さらに、端末装置は、代替的に、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルのマッピング値を、第2の参照値として、決定してもよい。換言すれば、第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルのマッピング値である。たとえば、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルを取得し、第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルをマッピング関数に基づいてマッピングすることによって得られる第4のマッピング値を計算し、該第4のマッピング値を第2の参照値として決定する。マッピング関数は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルを変数として使用する線形関数または非線形関数であってもよい。
【0336】
3. 端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの一部または全部に対応するデータ情報のサービス品質レベルのいずれか1つを第2の参照値として決定する。
【0337】
実施形態1(1):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0338】
具体的には、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の一部または全部を送信することを決定する。換言すれば、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の一部または全部を、送信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0339】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースがある場合、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの全部を、送信されるべきフィードバック情報として決定することが理解されうる。
【0340】
たとえば、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値の値に基づいて、送信される必要のある候補フィードバック情報の一部または全部を送ることを決定することができる。具体的には、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの一部または全部が高い優先度であると判断し、該高い優先度を有する、送信される必要のある候補フィードバック情報の該一部または全部を送信することを決定する。
【0341】
参照値の値は、フィードバック情報の優先度を表してもよい。たとえば、より大きい参照値は、フィードバック情報のより高い優先度を示し、より小さい参照値は、フィードバック情報のより低い優先度を示す。具体的には、参照値は、フィードバック情報の優先度値と同じであってもよく、またはこれと同様であってもよい。
【0342】
実施形態1(2):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0343】
具体的には、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の一部または全部を受信することを決定する。換言すれば、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の一部または全部を、受信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0344】
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースがある場合、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの全部を、受信されるべきフィードバック情報として決定することが理解されうる。
【0345】
たとえば、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値の値に基づいて、受信される必要のある候補フィードバック情報の一部または全部を受信することを決定することができる。具体的には、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの一部または全部が高い優先度であると判断し、該高い優先度を有する、受信される必要のある候補フィードバック情報の該一部または全部を受信することを決定する。
【0346】
実施形態1(3):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;および/または、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値が、第1優先度閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0347】
第1の参照値と第2の参照値の両方が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置が全二重機能をもたなければ、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報または受信されるべきフィードバック情報として、第1の参照値と第2の参照値のうち、より高い参照値をもつものを選択する。具体的には、第1の参照値が第2の参照値以上である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。そうでなく、第1の参照値が第2の参照値以下である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ある実施形態では、それは、より大きな参照値が、該参照値に対応する、より高い優先度を示し、より小さい参照値が、該参照値に対応する、より低い優先度を示すこととして理解されうる。
【0348】
この実施形態では、端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態1(1)および実施形態1(2)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0349】
実施形態1(4):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信する必要がある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値よりも大きい場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質の第1の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値以下である場合、端末装置は、受信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0350】
この実施形態では、端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態1(1)および実施形態1(2)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0351】
任意的に、端末装置は、以下の諸態様で第1の優先度閾値を決定することができる。
【0352】
1. 端末装置は、あらかじめ定義されている第1の優先度閾値を決定する。
【0353】
2. 端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値を、第1の優先度閾値として決定する。
【0354】
3. 端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値を、第1の優先度閾値として決定する。
【0355】
4. 端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第3のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値を、第1の優先度閾値として決定する。
【0356】
任意的に、前記第3のフィードバック情報集合は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順で、最初のQピースのフィードバック情報を含む。Qは1以上の正の整数である。
【0357】
具体的には、Qは、1以上であり、Qは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの量より大きくない。たとえば、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの量がAである場合、Qは1以上A以下の正の整数である。
【0358】
5. 端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値を、第1の優先度として決定する。
【0359】
6. 端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第4のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値を、第1の優先度閾値として決定する。
【0360】
任意的に、前記第4のフィードバック情報集合は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順で、最初のPピースのフィードバック情報を含む。Pは1以上の正の整数である。
【0361】
具体的には、Pは、1以上であり、Pは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの量より大きくない。たとえば、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの量がBである場合、Pは1以上B以下の正の整数である。
【0362】
7. 第1の優先度閾値は、RRC信号伝達、MAC信号伝達、または物理層信号伝達である信号伝達を使用することによって、ネットワーク装置によって構成される。
【0363】
8. 第1の優先度閾値は、ネットワーク装置または端末装置のいずれかについてプリセットされる。プリセットは、ネットワーク運用・管理・保守(OAM)を通じて実行される、前もって書き込むことまたは設定することである。
【0364】
下記は、実施形態1を、具体的な実施形態を用いて説明する。
【0365】
1. 受信される必要のあるフィードバック情報の複数のピースと、送信される必要のあるフィードバック情報の1つのピースとがあり、受信される必要のあるフィードバック情報の複数のピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度が、送信される必要のあるフィードバック情報のピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度以上である場合には、端末装置は、送信される必要のあるフィードバック情報のピースを送信せず、受信される必要のあるフィードバック情報の前記複数のピースを、受信されるべきフィードバック情報として受信する。この実施形態では、データ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度は、データ・パケットのサービス品質レベルの平均値である。
【0366】
たとえば、具体的には、受信される必要のある3ピースのフィードバック情報と、送信される必要のある1ピースのフィードバック情報とがあり、受信される必要のある3ピースのフィードバック情報に対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度が、送信される必要のあるフィードバック情報のピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度以上である場合には、端末装置は、送信される必要のあるフィードバック情報のピースを送信せずに、受信される必要のある3ピースのフィードバック情報を、受信されるべきフィードバック情報として受信する。
【0367】
あるいはまた、受信される必要のあるフィードバック情報の複数のピースと、送信される必要のあるフィードバック情報の1つのピースとがあり、受信する必要のあるフィードバック情報の複数のピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度が、送信される必要のあるフィードバック情報のピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度よりも低い場合には、端末装置は、受信される必要のあるフィードバック情報の複数のピースを受信せず、送信される必要のあるフィードバック情報のピースを、送信されるべきフィードバック情報として送信する。
【0368】
たとえば、具体的には、受信される必要があるフィードバック情報の3つのピースと、送信される必要があるフィードバック情報の1つのピースがあり、受信される必要があるフィードバック情報のフィードバック情報の3つのピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度が、送信される必要があるフィードバック情報のピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度より低い場合、端末装置は、受信される必要があるフィードバック情報の3つのピースを受信せず、送信される必要があるフィードバック情報のピースを、送信されるべきフィードバック情報として送信する。
【0369】
この実施形態では、対応するフィードバック情報が、サービス品質レベルに対応する、より高い優先度をもつリンク上で、受信および/または送信されることを保証することができる。
【0370】
2. 受信される必要があるフィードバック情報の複数のピースおよび送信される必要があるフィードバック情報の1つのピースがあり、受信される必要があるフィードバック情報の複数のピースのいくつかに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度が、送信される必要があるフィードバック情報のピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度以上である場合、端末装置は、送信される必要があるフィードバック情報のピースを送信せず、受信される必要がある複数のフィードバック情報の複数のピースのうちの前記いくつかを、受信されるべきフィードバック情報として受信する。
【0371】
たとえば、具体的には、受信される必要のあるフィードバック情報の5つのピースと、送信される必要のあるフィードバック情報の1つのピースがあり、受信される必要のあるフィードバック情報のうち5つのピースのうち2つに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度が、送信される必要のあるフィードバック情報のピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度以上である場合、端末装置は、送信される必要のあるフィードバック情報のピースを送信せず、受信される必要のあるフィードバック情報の2つのピースを、受信されるべきフィードバック情報として受信する。
【0372】
あるいはまた、送信される必要があるフィードバック情報の複数のピースと、受信される必要があるフィードバック情報の少なくとも1つのピースとがあり、送信される必要があるフィードバック情報の複数のピースのうちのいくつかに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度が、受信される必要のあるフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度以上である場合、端末装置は、受信される必要のあるフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信せず、送信される必要があるフィードバック情報の前記複数のピースを、送信されるべきフィードバック情報として送信する。送信される必要があるフィードバック情報の前記複数のピースが同時に送信される場合、端末装置の送信能力を超えることはない。
【0373】
たとえば、具体的には、送信される必要のあるフィードバック情報の5つのピースと、受信される必要のあるフィードバック情報の4つのピースがあり、送信される必要のあるフィードバック情報の3つのピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度が、受信される必要のあるフィードバック情報の少なくとも1つ(該少なくとも1つは4以下の整数)のピースの優先度以上である場合には、端末装置は、受信される必要のあるフィードバック情報の4つのピースは受信せず、送信される必要のあるフィードバック情報の5つのピースを送信する。UEの伝送能力は5以上である。
【0374】
たとえば、具体的には、送信される必要のあるフィードバック情報の5つのピースと、受信される必要のあるフィードバック情報の4つのピースがあり、送信される必要のあるフィードバック情報の3つのピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度が、受信される必要のあるフィードバック情報の少なくとも1つ(該少なくとも1つは4個以下の整数)のピースの優先度以上である場合には、受信される必要のあるフィードバック情報の4つのピースは受信せず、送信される必要のあるフィードバック情報の前記3つのピースを送信する。UEの伝送能力は3以上である。
【0375】
この実施形態では、より高い優先度をもつ何らかのフィードバック情報が受信および/または送信されることを保証できる。
【0376】
実施形態2:端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0377】
たとえば、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける候補フィードバック情報のピースの量を取得し、その量を前記第1の量として決定し;端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける候補フィードバック情報のピースの量を取得し、その量を前記第2の量として決定する。
【0378】
具体的には、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量を決定し、および/または、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量を決定する。
【0379】
実施形態2(1):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量が第1の閾値以上である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0380】
具体的には、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の一部または全部を送信することを決定する。換言すれば、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の該一部または全部を、送信されるべき候補フィードバック情報として決定する。
【0381】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースがある場合、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの全部を、送信されるべきフィードバック情報として決定することが理解されうる。
【0382】
端末装置は、以下の諸態様で、送信されるべきフィードバック情報を決定することができる。
【0383】
1. 端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースから、送信されるべきフィードバック情報の第1のプリセット量のピースをランダムに選択してもよい。ここで、送信されるべきフィードバック情報の第1のプリセット量のピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の一部または全部である。
【0384】
2. 端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部を、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値の値に基づいて決定してもよい。
【0385】
3. 端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部を、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0386】
4. 端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部を、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0387】
5. 端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部を、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0388】
実施形態2(2):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量が第1の閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0389】
具体的には、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の一部または全部を受信することを決定する。換言すれば、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の該一部または全部を、受信されるべき候補フィードバック情報として決定する。換言すれば、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部を、受信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0390】
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースがある場合、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの全部を、受信されるべきフィードバック情報として決定することが理解されうる。
【0391】
ある可能な実装では、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースから、受信されるべきフィードバック情報の第2のプリセット量のピースをランダムに選択してもよい。ここで、受信されるべきフィードバック情報の第2のプリセット量のピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0392】
別の可能な実装では、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部を、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ・パケットのサービス品質レベルの第1の参照値に対応する優先度に基づいて、決定してもよい。
【0393】
本願における第1の優先順位閾値、第1の閾値、第1の比閾値、第2の比閾値、第1の閾値、第2の閾値、第3の閾値、プリセットされた第1のオフセット値、第1のプリセット量、第2のプリセット量、第3のプリセット量、第4のプリセット量、第5のプリセット量、第6のプリセット量、第7のプリセット量、第8のプリセット量、第9のプリセット量、第10のプリセット量、第11のプリセット量、第12のプリセット量、第13のプリセット量、第14のプリセット量、第15のプリセット量、第16のプリセット量、第17のプリセット量、第18のプリセット量、第19のプリセット量、第20のプリセット量、第21のプリセット量、第22のプリセット量などはすべて、プリセットされていてもよく、または信号伝達を用いてネットワーク装置によって構成されてもよい。
【0394】
端末装置は、以下の諸態様で、受信されるべきフィードバック情報を決定することができる。
【0395】
1. 端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースから、受信されるべきフィードバック情報の第2のプリセット量のピースをランダムに選択してもよい。ここで、受信されるべきフィードバック情報の第2のプリセット量のピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0396】
2. 端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部を、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値の値に基づいて決定してもよい。
【0397】
3. 端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部を、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0398】
4. 端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部を、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0399】
5. 端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部を、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0400】
実施形態2(3):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含む場合:
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つピースの第2の量が第1の閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;および/または、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量が第1の閾値よりも大きい場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0401】
この実施形態では、端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報のうちの前記少なくとも1つを決定するプロセスについては、実施形態2(1)および実施形態2(2)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0402】
実施形態2(4):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量の比が、第1の比閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量の比が、第1の比閾値未満である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0403】
この実施形態では、端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態2(1)および実施形態2(2)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0404】
実施形態2(5):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含む場合:
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量の比が、第2の比値以上である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に対する、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量の比が、第2の比閾値未満である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0405】
この実施形態では、端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態2(1)および実施形態2(2)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0406】
任意的に、端末装置は、以下の諸態様で第1の閾値を決定してもよい。
【0407】
1. 端末装置は、あらかじめ定義されている第1の閾値を決定する。
【0408】
2. 端末装置は、端末装置のデータ送信能力に基づいて、第1の閾値を決定する。
【0409】
3. 端末装置は、端末装置のデータ受信能力に基づいて、第1の閾値を決定する。
【0410】
任意的に、端末装置は、以下の諸態様で第1の比閾値を決定してもよい。
【0411】
1. 端末装置は、あらかじめ定義されている第1の比閾値を決定する。
【0412】
2. 端末装置は、端末装置のデータ受信能力と端末装置のデータ送信能力との比に基づいて、第1の比閾値を決定する。
【0413】
任意的に、端末装置は、以下の諸態様で第2の比閾値を決定してもよい。
【0414】
1. 端末装置は、あらかじめ定義されている第2の比閾値を決定する。
【0415】
2. 端末装置は、端末装置のデータ送信能力と端末装置のデータ受信能力との比に基づいて、第2の比閾値を決定する。
【0416】
下記は、具体的な実施形態を用いて実施形態2を記述する。
【0417】
1. 送信される必要があるフィードバック情報の第1の量に対する、受信される必要があるフィードバック情報の第2の量の比が、第1の閾値(すなわち、第1の比閾値)を超える場合、端末装置は、送信される必要があるフィードバック情報を送信せず、受信される必要があるフィードバック情報を受信する。ここで、第1の閾値は1より大きい。
【0418】
2. 受信される必要があるフィードバック情報の第2の量が第2の閾値以上であり、送信される必要があるフィードバック情報の量が1であるまたは第3の閾値未満である場合、端末装置は、送信される必要があるフィードバック情報を送信せず、受信される必要があるフィードバック情報を受信する。
【0419】
第2の閾値は第3の閾値より大きい。たとえば、第2の閾値は3であり、第3の閾値は2である。
【0420】
任意的に、サービス品質レベルは実施形態2では考慮されない。送信される必要があるフィードバック情報に対応する優先度が、受信される必要があるフィードバック情報に対応する優先度以上であっても、端末は、送信される必要があるフィードバック情報を送信しない。
【0421】
任意的に、サービス品質レベルは実施形態2において考慮される。送信される必要があるフィードバック情報に対応する優先度が、受信される必要があるフィードバック情報に対応する優先度以上である場合、端末装置は、送信される必要があるフィードバック情報を送信してもよく、あるいは、送信される必要があるフィードバック情報を送信しなくてもよい。
【0422】
この実施形態では、半二重機能をもつ端末装置が、リンク上で最大量のフィードバック情報を受信および送信することを確実にすることができる。
【0423】
実施形態3:端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0424】
たとえば、候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、端末装置においてプリセットされていてもよい。
【0425】
具体的には、端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプは、以下のタイプを含む。
【0426】
1. 第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプ。第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプはユニキャストであり、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプはグループキャスト/マルチキャストである。
【0427】
任意的に、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプの優先度は、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプの優先度よりも高い。グループキャスト/マルチキャストのための複数のリンクがあり、グループキャスト/マルチキャスト・グループ内のある端末装置がフィードバックを実行しなくても、グループキャスト/マルチキャスト・グループ内の別の端末装置が、フィードバックを成功裏に実行できる。しかしながら、ユニキャストのためのリンクは1つだけであり、通信はCSIフィードバックが実行された後にのみ実行でき、より多くのオーバーヘッド(通信効率を示すために使用される;ここで、より高いオーバーヘッド値は、より低い通信効率を示す)が支払われる必要がある。よって、ユニキャストの優先度は、グループキャスト/マルチキャストの優先度よりも高く、より多くのオーバーヘッドを消費するユニキャスト・リンクが優先的に受信および/または送信されることが保証できる。
【0428】
任意的に、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプの優先度は、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプの優先度よりも、第1のオフセット値だけ高いか、または高い。第1のオフセット値は、プリセットされた第1のオフセット値であってもよい。第1のオフセット値は、本願のこの実施形態において限定されず、たとえば0以上であってもよい。具体的には、ユニキャストの優先度は、ユニキャスト・リンクに対応する優先度であってもよいし、複数のユニキャスト・リンクに対応する平均優先度であってもよい。グループキャスト/マルチキャストの優先度は、グループキャスト/マルチキャスト・リンクに対応する優先度であってもよく、複数のグループキャスト/マルチキャスト・リンクに対応する平均優先度であってもよい。
【0429】
任意的に、端末装置によって決定された候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがブロードキャストをさらに含む場合、ユニキャストの優先度は、ブロードキャストの優先度よりも高く設定されてもよく、グループキャスト/マルチキャストの優先度は、ブロードキャストの優先度以上に設定されてもよい、などとなる。
【0430】
2. 第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプ。第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプは予約タイプであり、第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプはスケジューリング・タイプである。
【0431】
任意的に、第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプの優先度は、第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプの優先度よりも高い。予約タイプの優先度はスケジューリング・タイプの優先度よりも高く、より多くの資源利益をもたらしうるプレビュー・タイプのリンクが優先的に受信および/または送信されることが保証できる。
【0432】
3. 第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと第6のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプ。第5のタイプ候補フィードバック情報に対応するデータのタイプは、フィードバック資源上の否定確認応答情報のみをフィードバックしており、第6のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプは、端末装置に対応するフィードバック情報に関する確認応答情報または否定確認応答情報をフィードバックしている。
【0433】
たとえば、第5の候補フィードバック情報は、オプション1として参照されてもよく、前述の説明における第1のフィードバック・タイプと同じである。第6の候補フィードバック情報は、オプション2と称されてもよく、前述の説明における第2のフィードバック・タイプと同じである。
【0434】
任意的に、第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプの優先度は、第6のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプの優先度よりも高く、否定的確認情報のみをフィードバックするフィードバック情報が優先的に受信および/または送信されることが保証される。
【0435】
任意的に、第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプは、合同フィードバック資源上で否定確認情報のみをフィードバックし、合同フィードバック資源は、すべての端末装置によって共同で使用されるフィードバック資源である。
【0436】
たとえば、確認応答情報はACK情報であってもよく、否定確認応答情報はNACK情報であってもよい。
【0437】
実施形態3(1):端末装置によって決定された候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。第1のタイプの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースがある。
【0438】
具体的には、端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報において、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報の一部または全部を送信することを決定する。換言すれば、端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、送信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0439】
第1のタイプの候補フィードバック情報の1つのピースがある場合、端末装置は、すべての第1のタイプの候補フィードバック情報を、送信されるべきフィードバック情報として決定することが理解されうる。
【0440】
端末装置は、以下の諸態様で、送信されるべきフィードバック情報を決定してもよい。
【0441】
1. 端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報から、送信されるフィードバック情報の第3のプリセット量のピースをランダムに選択してもよく、ここで、送信されるべきフィードバック情報の第3のプリセット量のピースは、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0442】
2. 端末装置は、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値の値に基づいて、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部が、送信されるべきフィードバック情報であると決定してもよい。
【0443】
3. 端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック周期に基づいて、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0444】
4. 端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプに基づいて、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0445】
5. 端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報から、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルにおいて最大の参照値(または最高の優先度)をもつ、送信されるべきフィードバック情報の第4のプリセット量のピースを選択してもよい。ここで、送信されるべきフィードバック情報の第4のプリセット量のピースは、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0446】
実施形態3(2):端末装置によって決定された候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを含む場合:
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。第1のタイプの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースがある。
【0447】
具体的には、端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報において、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報の一部または全部を受信することを決定する。換言すれば、端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、受信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0448】
第1のタイプの候補フィードバック情報の1つのピースがある場合、端末装置は、すべての第1のタイプの候補フィードバック情報を、受信されるべきフィードバック情報として決定することが理解されうる。
【0449】
端末装置は、以下の諸態様で、受信されるべきフィードバック情報を決定してもよい。
【0450】
1. 端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報から、受信されるフィードバック情報の第5のプリセット量のピースをランダムに選択してもよく、ここで、受信されるべきフィードバック情報の第5のプリセット量のピースは、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0451】
2. 端末装置は、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値の値に基づいて、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部が、送信されるべきフィードバック情報であると決定してもよい。
【0452】
3. 端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック周期に基づいて、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、受信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0453】
4. 端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプに基づいて、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0454】
5. 端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報から、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルにおいて最大の参照値(または最高の優先度)をもつ、受信されるべきフィードバック情報の第6のプリセット量のピースを選択してもよい。ここで、受信されるべきフィードバック情報の第6のプリセット量のピースは、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0455】
実施形態3(3):端末装置によって決定された候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含む場合。
【0456】
ある可能な実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0457】
この実装では、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。換言すれば、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0458】
端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態3(1)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0459】
別の可能な実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0460】
この実装では、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。換言すれば、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0461】
端末装置が、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態3(2)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0462】
実施形態3(4):端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含み、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0463】
この実施形態において、端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つを決定するプロセスについては、実施形態3(1)および実施形態3(2)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0464】
実施形態3(5):端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つが、第3のタイプの候補フィードバック情報と第4のタイプの候補フィードバック情報とを含む場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。第3のタイプの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースがある。
【0465】
具体的には、端末装置は、第3のタイプの候補フィードバック情報において、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、第3のタイプの候補フィードバック情報の一部または全部を送信することを決定する。換言すれば、端末装置は、第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、送信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0466】
第3のタイプの候補フィードバック情報の1つのピースが存在する場合には、端末装置は、すべての第3のタイプの候補フィードバック情報を、送信されるべきフィードバック情報として決定することが理解されうる。
【0467】
端末装置は、以下の諸態様で、送信されるべきフィードバック情報を決定することができる。
【0468】
1. 端末装置は、第3のタイプの候補フィードバック情報からの送信されるべきフィードバック情報の第7のプリセット量のピースをランダムに選択してもよく、送信されるべきフィードバック情報の該第7のプリセット量のピースは、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0469】
2. 端末装置は、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値の値に基づいて、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部が前記送信されるべきフィードバック情報であると決定してもよい。
【0470】
3. 端末装置は、前記第3のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック周期に基づいて、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、前記送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0471】
4. 端末装置は、前記第3のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプに基づいて、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、前記送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0472】
5. 端末装置は、前記第3のタイプの候補フィードバック情報から、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルにおける最大の参照値(または最高の優先度)をもつ送信されるべきフィードバック情報の第8のプリセット量のピースを選択してもよく、送信されるべきフィードバック情報の第8のプリセット量のピースが、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0473】
実施形態3(6):端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、前記第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つを含む場合:
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、前記第3のタイプの候補フィードバック情報と前記第4のタイプの候補フィードバック情報とを含む場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。前記第3のタイプの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースがある。
【0474】
具体的には、端末装置は、前記第3タイプの候補フィードバック情報における受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の一部または全部を受信することを決定する。換言すれば、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報として、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を決定する。
【0475】
前記第3のタイプの候補フィードバック情報の1つのピースがある場合には、端末装置は、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の全部を前記受信されるべきフィードバック情報として決定することが理解されうる。
【0476】
端末装置は、受信されるべきフィードバック情報を以下の態様で決定してもよい。
【0477】
1. 端末装置は、前記第3のタイプの候補フィードバック情報から、受信されるべきフィードバック情報の第9のプリセット量のピースをランダムに選択してもよく、受信されるべきフィードバック情報の前記第9のプリセット量のピースは、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0478】
2. 端末装置は、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2参照値の値に基づいて、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部が前記送信されるべきフィードバック情報であると決定してもよい。
【0479】
3. 端末装置は、前記第3のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック周期に基づいて、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、前記送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0480】
4. 端末装置は、前記第3のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプに基づいて、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、前記送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0481】
5. 端末装置は、前記第3のタイプの候補フィードバック情報から、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルにおける最大の参照値(または最高の優先度)をもつ受信されるべきフィードバック情報の第10のプリセット量のピースを選択してもよく、受信されるべきフィードバック情報の前記第10のプリセット量のピースは、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0482】
実施形態3(7):端末装置によって決定された候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、前記第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含む場合:
【0483】
ある可能な実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが前記第3のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが前記第4のタイプの候補フィードバック情報である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0484】
この実装では、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。換言すれば、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0485】
端末装置が送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態3(5)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0486】
別の可能な実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが前記第4のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが前記第3のタイプの候補フィードバック情報である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つを決定し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つは、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0487】
この実装では、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。換言すれば、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0488】
端末装置が、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つを決定するプロセスについては、実施形態3(6)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0489】
実施形態3(8):端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、前記第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つが前記第3のタイプの候補フィードバック情報および前記第4のタイプの候補フィードバック情報を含み、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つピースが前記第3のタイプの候補フィードバック情報および前記第4のタイプの候補フィードバック情報を含む場合には、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0490】
この実施形態では、端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態3(5)および実施形態3(6)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0491】
実施形態4(9):端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと前記第6のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つが、前記第5のタイプの候補フィードバック情報と前記第6のタイプの候補フィードバック情報とを含む場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。前記第5のタイプの候補フィードバック情報のうち少なくとも1つのピースが存在する。
【0492】
具体的には、端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報において送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の一部または全部を送信することを決定する。換言すれば、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報として、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を決定する。
【0493】
前記第5のタイプの候補フィードバック情報の1つのピースがある場合には、端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の全部を送信されるべきフィードバック情報として決定することが理解されうる。
【0494】
端末装置は、送信されるべきフィードバック情報を以下の態様で決定してもよい。
【0495】
1. 端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報から、送信されるべきフィードバック情報のうち、第11のタイプのプリセット量のピースをランダムに選択してもよい。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記第11のプリセット量のピースは、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0496】
2. 端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値の値に基づいて、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部が前記送信されるべきフィードバック情報であると決定してもよい。
【0497】
3. 端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック周期に基づいて、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を前記送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0498】
4. 端末装置は、前記第5のタイプ候補フィードバック情報のフィードバック・タイプに基づいて、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を前記送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0499】
5. 端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報から、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルにおける最大の参照値(または最高の優先度)をもつ送信されるべきフィードバック情報の第12のプリセット量のピースを選択してもよく、送信されるべきフィードバック情報の前記第12のプリセット量のピースは、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0500】
実施形態3(10):端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと前記第6のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つを含む場合:
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、前記第5のタイプの候補フィードバック情報と前記第6のタイプの候補フィードバック情報とを含む場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。第5のタイプの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが存在する。
【0501】
具体的には、端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報における、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の一部または全部を受信することを決定する。換言すれば、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報として、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を決定する。
【0502】
前記第5のタイプの候補フィードバック情報の1つのピースが存在する場合には、端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の全部を受信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0503】
端末装置は、受信されるべきフィードバック情報を以下の態様で決定してもよい。
【0504】
1. 端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報から、受信されるべきフィードバック情報の第13のプリセット量のピースをランダムに選択してもよい。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記第13のプリセット量のピースは、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0505】
2. 端末装置は、前記第5のタイプ候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値の値に基づいて、前記第5のタイプ候補フィードバック情報の前記一部または全部が前記送信されるべきフィードバック情報であると決定してもよい。
【0506】
3. 端末装置は、前記第5のタイプ候補フィードバック情報のフィードバック周期に基づいて、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、前記送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0507】
4. 端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプに基づいて、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、前記送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0508】
5. 端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報から、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルにおける最大の参照値(または最高の優先度)をもつ受信されるべきフィードバック情報の第14のプリセット量のピースを選択してもよい。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記第14のプリセット量のピースが、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0509】
実施形態3(11):端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、前記第5の候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと前記第6の候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つピースと受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つとを含む場合:
【0510】
ある可能な実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが前記第5のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが前記第6のタイプの候補フィードバック情報である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0511】
この実装では、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。換言すれば、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0512】
端末装置が送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態3(9)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0513】
別の可能な実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つが前記第6のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが前記第5のタイプの候補フィードバック情報である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0514】
この実装では、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。換言すれば、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0515】
端末装置が、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つを決定するプロセスについては、実施形態3(10)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0516】
実施形態3(12):端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと前記第6のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、前記第5のタイプの候補フィードバック情報および前記第6のタイプの候補フィードバック情報を含み、かつ、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、前記第5のタイプの候補フィードバック情報および前記第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第5のタイプ候補フィードバック情報に属する。
【0517】
この実施形態では、端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つを決定するプロセスについては、実施形態3(9)および実施形態3(10)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0518】
実施形態4:端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0519】
たとえば、候補フィードバック情報に対応するフィードバック周期が、端末装置内にプリセットされていてもよい。
【0520】
任意的に、候補フィードバック情報の、より長いフィードバック周期は、候補フィードバック情報の、より高い優先度を示す。候補フィードバック情報の、より短いフィードバック周期は、候補フィードバック情報の、より低い優先度を示す。この場合、相対的に長い時間の後に送信機会を得ることができるフィードバック情報が優先的に受信および/または送信されることが保証できる。
【0521】
候補フィードバック情報に対応するフィードバック周期が図6に示される。図6は、フィードバック周期Nがそれぞれ1、2、および4である場合を示す。
【0522】
実施形態4(1):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1の候補フィードバック情報および第2の候補フィードバック情報を含み、第1の候補フィードバック情報のフィードバック周期が、第2の候補フィードバック情報のフィードバック周期以上である場合、端末は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1の候補フィードバック情報に属する。第1の候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースがある。
【0523】
具体的には、端末装置は、第1の候補フィードバック情報において、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、第1の候補フィードバック情報の一部または全部を送信することを決定する。換言すれば、端末装置は、前記第1の候補フィードバック情報の前記一部または全部を、送信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0524】
第1の候補フィードバック情報の1つのピースが存在する場合、端末装置は、第1の候補フィードバック情報の全部を、前記送信されるべきフィードバック情報として決定することが理解されうる。
【0525】
端末は、送信されるべきフィードバック情報を、以下の態様で決定してもよい。
【0526】
1. 端末装置は、第1の候補フィードバック情報から、送信されるべきフィードバック情報の第15のプリセット量のピースをランダムに選択してもよく、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記第15のプリセット量のピースは、第1の候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0527】
2. 端末装置は、第1の候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値の値に基づいて、第1の候補フィードバック情報の前記一部または全部を、前記送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。
【0528】
3. 端末装置は、第1の候補フィードバック情報に対応するデータのタイプに基づいて、第1の候補フィードバック情報の前記一部または全部が前記送信されるべきフィードバック情報であると決定してもよい。
【0529】
4. 端末装置は、第1の候補フィードバック情報における候補フィードバック情報のフィードバック周期に基づいて、第1の候補フィードバック情報の前記一部または全部が前記送信されるべきフィードバック情報であると決定することに続いてもよい。
【0530】
5. 端末装置は、第1の候補フィードバック情報のフィードバック・タイプに基づいて、第1の候補フィードバック情報の前記一部または全部を、前記送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0531】
6. 端末装置は、第1の候補フィードバック情報から、第1の候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルにおける最大の参照値(または最高の優先度)をもつ送信されるべきフィードバック情報の第16のプリセット量のピースを選択してもよく、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記第16のプリセット量のピースは、第1の候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0532】
第1の候補フィードバック情報のフィードバック周期が第2の候補フィードバック情報のフィードバック周期より短い場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第2の候補フィードバック情報に属することが理解されうる。第2の候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが存在する。
【0533】
実施形態4(2):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第3の候補フィードバック情報および第4の候補フィードバック情報を含み、第3の候補フィードバック情報のフィードバック周期が、第4の候補フィードバック情報のフィードバック周期以上である場合、端末は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第3の候補フィードバック情報に属する。第3の候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースがある。
【0534】
具体的には、端末装置は、第3の候補フィードバック情報において、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、第3の候補フィードバック情報の一部または全部を受信することを決定する。換言すれば、端末装置は、前記第3の候補フィードバック情報の前記一部または全部を、受信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0535】
第3の候補フィードバック情報の1つのピースが存在する場合、端末装置は、第3の候補フィードバック情報の全部を、前記受信されるべきフィードバック情報として決定することが理解されうる。
【0536】
端末は、受信されるべきフィードバック情報を、以下の態様で決定してもよい。
【0537】
1. 端末装置は、第3の候補フィードバック情報から、受信されるべきフィードバック情報の第17のプリセット量のピースをランダムに選択してもよく、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記第17のプリセット量のピースは、第3の候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0538】
2. 端末装置は、第3の候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値の値に基づいて、第3の候補フィードバック情報の前記一部または全部が、前記受信されるべきフィードバック情報であると決定してもよい。
【0539】
3. 端末装置は、第3の候補フィードバック情報に対応するデータのタイプに基づいて、第3の候補フィードバック情報の前記一部または全部が前記受信されるべきフィードバック情報であると決定する。
【0540】
4. 端末装置は、第3の候補フィードバック情報における候補フィードバック情報のフィードバック周期に基づいて、第3の候補フィードバック情報の前記一部または全部を、受信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。
【0541】
5. 端末装置は、第3の候補フィードバック情報のフィードバック・タイプに基づいて、第3の候補フィードバック情報の前記一部または全部を、前記受信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0542】
6. 端末装置は、第3の候補フィードバック情報から、第3の候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルにおける最大の参照値(または最高の優先度)をもつ送信されるべきフィードバック情報の第18のプリセット量のピースを選択してもよく、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記第18のプリセット量のピースは、第3の候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0543】
第3の候補フィードバック情報のフィードバック周期が第4の候補フィードバック情報のフィードバック周期より短い場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第4の候補フィードバック情報に属することが理解されうる。第4の候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが存在する。
【0544】
実施形態4(3):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つを含む場合:
【0545】
ある可能な実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期以上である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0546】
端末が送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態4(1)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0547】
別の可能な実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期より短い場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0548】
端末が受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つを決定するプロセスについては、実施形態4(2)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0549】
実施形態4(4):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1の候補フィードバック情報および第2の候補フィードバック情報を含み、第1の候補フィードバック情報のフィードバック周期が、第2の候補フィードバック情報のフィードバック周期以上である場合、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3の候補フィードバック情報および第4の候補フィードバック情報を含み、第3の候補フィードバック情報のフィードバック周期が、第4の候補フィードバック情報のフィードバック周期より長い場合、端末は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第1の候補フィードバック情報に属し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3の候補フィードバック情報に属する。
【0550】
この実施形態では、端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態4(1)および実施形態4(2)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0551】
実施形態5:端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0552】
たとえば、候補フィードバック情報のフィードバック・タイプは、端末装置内にプリセットされていてもよい。
【0553】
具体的には、候補フィードバック情報のフィードバック・タイプは、第7のタイプの候補フィードバック情報と第8のタイプの候補フィードバック情報とを含み、第7のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプは、確認応答フィードバックであり、第8のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプは、否定確認応答フィードバックである。
【0554】
たとえば、確認応答フィードバックはACK情報をフィードバックするものであってもよく、否定確認応答フィードバックはNACK情報をフィードバックするものであってもよい。
【0555】
任意的に、第8のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプの優先度は、第7のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプの優先度よりも高い。
【0556】
たとえば、実施形態5は、複数のグループ(group)についてのフィードバック情報が送信されるグループキャスト/マルチキャスト・シナリオに主に適用されうる。
【0557】
実施形態5(1):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補フィードバック情報と第8のタイプの候補フィードバック情報とを含む場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つの候補フィードバック情報を決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補フィードバック・タイプに属する。第8のタイプの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが存在する。
【0558】
具体的には、端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報において、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報の一部または全部を送信することを決定する。換言すれば、端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、送信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0559】
第8のタイプの候補フィードバック情報の1つのピースがある場合、端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報の全部を、前記送信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0560】
端末装置は、送信されるべきフィードバック情報を以下の態様で決定してもよい。
【0561】
1. 端末装置は、第8のタイプのフィードバック情報から、送信されるべきフィードバック情報の第19のプリセット量のピースをランダムに選択してもよく、ここで、送信されるべきフィードバック情報の第19のプリセット量のピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報の一部または全部である。
【0562】
2. 端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値の値に基づいて、第8のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を決定してもよい。
【0563】
3. 端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプに基づいて、第8のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部が前記送信されるべきフィードバック情報であると決定してもよい。
【0564】
4. 端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック周期に基づいて、第8のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、前記送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。
【0565】
5. 端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報から、第8のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルにおける最大の参照値(または最高の優先度)をもつ送信されるべきフィードバック情報の第20のプリセット量のピースを選択してもよく、送信されるべきフィードバック情報の第20のプリセット量のピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0566】
実施形態5(2):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補フィードバック情報と第8のタイプの候補フィードバック情報とを含む場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つの候補フィードバック情報を決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補フィードバック・タイプに属する。第8のタイプの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが存在する。
【0567】
具体的には、端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報において、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報の一部または全部を受信することを決定する。換言すれば、端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、受信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0568】
第8のタイプの候補フィードバック情報の1つのピースがある場合、端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報の全部を、前記受信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0569】
端末装置は、受信されるべきフィードバック情報を以下の態様で決定してもよい。
【0570】
1. 端末装置は、第8のタイプのフィードバック情報から、受信されるべきフィードバック情報の第21のプリセット量のピースをランダムに選択してもよく、ここで、受信されるべきフィードバック情報の第21のプリセット量のピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報の一部または全部である。
【0571】
2. 端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値の値に基づいて、第8のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を決定してもよい。
【0572】
3. 端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプに基づいて、第8のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部が前記受信されるべきフィードバック情報であると決定してもよい。
【0573】
4. 端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック周期に基づいて、第8のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、前記受信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。
【0574】
5. 端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報から、第8のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルにおける最大の参照値(または最高の優先度)をもつ受信されるべきフィードバック情報の第22のプリセット量のピースを選択してもよく、受信されるべきフィードバック情報の第22のプリセット量のピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0575】
実施形態5(3):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7の候補フィードバック情報と第8の候補フィードバック情報とを含み、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7の候補フィードバック情報と第8の候補フィードバック情報とを含む場合には、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0576】
この実施形態では、端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態5(1)および実施形態5(2)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0577】
下記は、具体的な実施形態を用いて実施形態5を説明する。
【0578】
1. 送信される必要のあるフィードバック情報の3つのピースがあり、フィードバック情報の2つのピースがNACKフィードバックであり、フィードバック情報の1つのピースがACKフィードバックであり、端末装置の送信能力が2である場合、端末装置は該2つのNACKフィードバックを送信し、該ACKフィードバックは送信しない。
【0579】
2. 送信される必要のあるフィードバック情報が3つあり、フィードバック情報の1つのピースがNACKフィードバックであり、フィードバック情報の2つのピースがACKフィードバックであり、端末装置の送信能力が2である場合、端末装置は1つのNACKと1つのACKを送信することを決定する。送信されるACKは、前記2つのACKフィードバックにおける、データ・パケットのサービス品質レベルに対応する、より高い優先度をもつACKであってもよく、端末装置は、前記2つのACKフィードバックにおける、データ・パケットのサービス品質レベルに対応する、より低い優先度をもつACKのほうは送信しない。
【0580】
この実施形態では、NACKフィードバックが優先的に受信および/または送信され、特に、グループキャスト/マルチキャストにおけるNACKフィードバックが優先的に受信および/または送信されることが保証できる。
【0581】
実施形態6:端末装置は、リンク資源が引き続き使用されるか、または解放されるかを決定するために、フィードバック情報をモニタリングしてもよい。たとえば、ACKフィードバックを検出するとき、端末装置はリンク資源が解放されることを決定する。NACKフィードバックを検出するときは、端末装置は、リンク資源が解放されず、引き続き使用されることを決定する。
【0582】
送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ・パケットが、予約されたデータである(すなわち、対応するタイプが予約タイプである)か、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ・パケットが予約されたデータである場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ・パケット、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ・パケットは、指示情報をさらに含む。ここで、該指示情報は、予約されたリンク資源が使用され続けるか、または解放されることを示すために使用される。指示情報はSCIによって表され、少なくとも1つのビット(bit)、たとえば1ビットを占有する。
【0583】
たとえば、予約されたデータの伝送が完了すると、予約された資源は解放され、前記1ビットが特定の値、すなわち1に設定され、SCIにおいて予約された資源が解放される、または無効であることを示す。予約されたデータの伝送が完了していない場合、予約された資源は引き続き使用され、解放される必要はなく、前記1ビットは特定の値、すなわち0に設定され、SCIにおいて予約された資源が有効で使用され続けることを示す。
【0584】
この実施形態では、端末装置は、フィードバック情報をモニタリングすることなく、SCIのビット値を検出することのみによって、予約された資源が使用され続けるか、または解放されるかを知ることができる。
【0585】
本願の実施形態におけるフィードバック情報伝送方法は、図2から図6を参照して上記で詳細に説明されている。前述のフィードバック情報伝送方法と同じ発明の概念に基づいて、本願の実施形態は、フィードバック情報伝送装置をさらに提供する。図7に示されるように、フィードバック情報伝送装置700は、処理ユニット701およびトランシーバ・ユニット702を含む。装置700は、端末装置に適用される前述の方法実施形態において記載される方法を実施するように構成されてもよい。装置700は、端末装置内に位置してもよいし、あるいは端末装置であってもよい。
【0586】
前述の実施形態の装置、すなわち、装置700は、端末装置であってもよく、あるいは、端末装置に適用されるチップであってもよく、あるいは、前述の端末装置の機能を有する他の組み合わされた装置、コンポーネント等であってもよいことを注意しておくべきである。装置が端末装置である場合、トランシーバ・ユニットは、アンテナ、無線周波回路などを含みうるトランシーバであってもよい。処理モジュールは、プロセッサ、たとえば、中央処理装置(central processing unit、CPU)であってもよい。装置が前述の端末装置の機能を有するコンポーネントである場合、トランシーバ・ユニットは無線周波ユニットであってもよく、処理モジュールはプロセッサであってもよい。装置がチップ・システムである場合、トランシーバ・ユニットは、チップ・システムの入出力インターフェースであってもよく、処理モジュールは、チップ・システムのプロセッサであってもよい。
【0587】
具体的には、処理ユニット701は、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおいて、送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定するように構成され、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、同じ時間領域資源に対応する。
【0588】
トランシーバ・ユニット702は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つを送信するか、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つを受信するように構成される。
【0589】
ある実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピース、および/または、受信される必要のあるフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、同じ第1の時間領域資源に対応する。
【0590】
トランシーバ・ユニット702は、以下の態様で、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するか、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信するように具体的に構成される:
第2の時間‐周波数資源上で送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信する、または第2の時間‐周波数資源上で受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。ここで、第2の時間‐周波数資源は、第1の時間‐周波数資源と同じであり、第2の時間‐周波数資源は、第1の時間‐周波数資源を含む、または、第2の時間‐周波数資源は、第1の時間‐周波数資源と部分的に重複する。
【0591】
ある実装では、処理ユニット701は、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおいて、送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定するように具体的に構成される:
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピース、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0592】
ある実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
処理ユニット701は、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するように具体的に構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値より大きい場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値が第1の優先度閾値よりも大きい場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0593】
ある実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
処理ユニット701は、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するように具体的に構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要がある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値よりも大きい場合、送信される必要のあるフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値以下である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0594】
ある実装では、第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である、または、第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、第1のフィードバック情報集合は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順での、最初のNピースのフィードバック情報を含み、Nは、1以上の正の整数であり;
第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である、または、第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、第2のフィードバック情報集合は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順での、最初のMピースのフィードバック情報を含み、Mは、1以上の正の整数である。
【0595】
ある実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
処理ユニット701は、以下の態様で、送信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、決定するように具体的に構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量の比が、第1の比閾値以上である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量の比が、第1の比閾値未満である場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0596】
ある実装では、処理ユニット701は、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するように具体的に構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報であり、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがユニキャストであり、前記第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがグループキャスト/マルチキャストである場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つが第1のタイプの候補フィードバック情報である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0597】
ある実装では、処理ユニット701は、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するように具体的に構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補フィードバック情報であり、第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが予約タイプであり、第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがスケジューリング・タイプである場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報に属する;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報および第4のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0598】
ある実装では、処理ユニット701は、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するように具体的に構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプ候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補フィードバック情報であり、第5のタイプ候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがフィードバック資源上で否定確認応答情報のみをフィードバックするものであり、第6のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、端末装置に対応するフィードバック資源上の確認応答情報または否定確認応答情報をフィードバックするものである場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプの候補フィードバック情報である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0599】
ある実装では、処理ユニット701は、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するように具体的に構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期よりも長い場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期より短い場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1の候補フィードバック情報および第2の候補フィードバック情報を含み、前記第1の候補フィードバック情報のフィードバック周期が、前記第2の候補フィードバック情報のフィードバック周期よりも長い場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1の候補フィードバック情報に属する。
【0600】
ある実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
処理ユニット701は、具体的には、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するように具体的に構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補フィードバック情報および第8のタイプの候補フィードバック情報を含み、第7のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプが確認応答フィードバックであり、第8のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプが否定確認応答フィードバックである場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0601】
本願の実施形態において、モジュールへの分割は、例であり、単に論理的な機能分割であり、実際の実施においては他の分割であってもよいことに留意されたい。さらに、本願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、または物理的に単独で存在してもよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形で実装されてもよく、またはソフトウェア機能ユニットの形で実装されてもよい。
【0602】
統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形で実装され、独立した製品として販売または使用される場合、統合されたユニットは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されうる。そのような理解に基づいて、本願の技術的解決策は本質的に、または現在の技術に寄与する部分は、または技術的解決策の全部もしくは一部は、ソフトウェア・プロダクトの形で実装されてもよい。コンピュータソフトウェアプロダクトは、記憶媒体に記憶され、コンピュータ装置(これは、パーソナルコンピュータ、サーバー、またはネットワーク装置であってもよい)またはプロセッサ(processor)に、本願の実施形態に記載される方法の全部または一部の段階を実行するように命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、または光ディスクのような、プログラムコードを記憶できる任意の媒体を含む。
【0603】
図8に示されるように、前述のフィードバック情報伝送方法と同じ概念に基づいて、本願の実施形態は、フィードバック情報伝送装置800の概略的な構造図をさらに提供する。装置800は、端末装置に適用される前述の方法実施形態に記載される方法を実施するように構成されてもよい。詳細については、前述の方法実施形態の説明を参照されたい。装置800は、端末装置内に配置されてもよいし、または端末装置であってもよい。
【0604】
装置800は、一つまたは複数のプロセッサ801を含む。プロセッサ801は、汎用プロセッサ、専用プロセッサなどであってもよい。たとえば、プロセッサは、ベースバンドプロセッサまたは中央処理装置であってもよい。ベースバンドプロセッサは、通信プロトコルおよび通信データを処理するように構成されてもよい。中央処理装置は、通信装置(たとえば、基地局、端末、またはチップ)を制御し、ソフトウェアプログラムを実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理するように構成されてもよい。通信装置は、信号を入力(受信)および出力(送信)するように構成されたトランシーバ・ユニットを含んでいてもよい。たとえば、トランシーバ・ユニットは、トランシーバ、無線周波チップなどであってもよい。
【0605】
装置800は、一つまたは複数のプロセッサ801を含み、前記一つまたは複数のプロセッサ801は、前述の実施形態において、端末装置の方法を実装してもよい。
【0606】
任意的に、前述の実施形態における方法の実装に加えて、プロセッサ801は、さらに別の機能を実装してもよい。
【0607】
任意的に、ある設計では、プロセッサ801は、装置800が前述の方法実施形態に記載された方法を実行することを可能にするために、命令を実行してもよい。命令の全部または一部、たとえば命令803は、プロセッサに格納されてもよい。あるいはまた、命令の全部または一部、たとえば命令804は、プロセッサに結合されたメモリ802に格納されてもよい。あるいはまた、命令803および804は、装置800が、前述の方法実施形態に記載される方法を実行することを可能にするために、一緒に使用されてもよい。
【0608】
さらに別の可能な設計では、通信装置800は、代替的に、回路を含むことができ、回路は、前述の方法実施形態において、端末装置の機能を実装してもよい。
【0609】
さらに別の可能な設計では、装置800は、命令804を記憶する一つまたは複数のメモリ802を含むことができ、命令は、装置800が前述の方法実施形態に記載される方法を実行することを可能にするために、プロセッサ上で実行されてもよい。任意的に、メモリは、データをさらに格納してもよい。任意的に、プロセッサは、代替的に命令および/またはデータを記憶してもよい。たとえば、前記一つまたは複数のメモリ802は、前述の実施形態に記載された対応、または前述の実施形態における関連するパラメータまたは表を記憶してもよい。プロセッサおよびメモリは、別々に配置されてもよく、または一緒に統合されてもよい。
【0610】
さらに別の可能な設計では、装置800はトランシーバ・ユニット805をさらに含んでいてもよい。プロセッサ801は、装置(端末または基地局)を制御するための処理ユニットと称されてもよい。トランシーバ・ユニット805は、トランシーバマシン、トランシーバ回路、トランシーバなどと称されてもよく、装置のために受信および/または送信を実行するように構成される。
【0611】
たとえば、装置800が、端末装置に適用されるチップ、または前述の端末装置の機能を有する他の組み合わされた装置、コンポーネントなどである場合、装置800は、トランシーバ・ユニット805を含んでいてもよい。
【0612】
さらに別の可能な設計では、装置800は、トランシーバ・ユニット805およびアンテナ806をさらに含んでいてもよい。プロセッサ801は、装置(端末または基地局)を制御するための処理ユニットと称されてもよい。トランシーバ・ユニット805は、トランシーバマシン、トランシーバ回路、トランシーバなどと称されてもよく、アンテナ806を使用して装置のトランシーバ機能を実装するように構成される。
【0613】
たとえば、装置800が端末装置である場合、装置800はトランシーバ・ユニット805およびアンテナ806を含んでいてもよい。
【0614】
具体的には、プロセッサ801は、命令803および/またはメモリ802内の命令804を実行するように構成され、該命令は、装置800が、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおける送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つピースを決定することを可能にするものであり、ここで、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、同じ時間領域資源に対応する。
【0615】
トランシーバ・ユニット805は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するか、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信するように構成される。
【0616】
トランシーバ・ユニット805は、アンテナ806を使用することによって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するか、またはアンテナ806を使用することによって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つを受信するようにさらに構成される。
【0617】
ある実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピース、および/または、受信される必要のあるフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、同じ第1の時間領域資源に対応する。
【0618】
トランシーバ・ユニット805は、具体的には、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを第2の時間‐周波数資源上で送信するか、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを第2の時間‐周波数資源上で受信するように構成され、第2の時間‐周波数資源は第1の時間‐周波数資源と同じであり、第2の時間‐周波数資源は第1の時間‐周波数資源を含む、または第2の時間‐周波数資源は第1の時間‐周波数資源と部分的に重複する。
【0619】
あるいはまた、トランシーバ・ユニット805は、具体的には、アンテナ806を使用することによって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つを第2の時間‐周波数資源上で送信する、または、アンテナ806を使用することによって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つピースを第2の時間‐周波数資源上で受信するように構成され、第2の時間‐周波数資源は、第1の時間‐周波数資源と同じであるか、第2の時間‐周波数資源は、第1の時間‐周波数資源を含むか、または、第2の時間‐周波数資源は、第1の時間‐周波数資源と部分的に重複する。
【0620】
ある実装では、プロセッサは、具体的には、装置800が、以下の態様で、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおける、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができるようにする、命令803および/またはメモリ802内の命令804を実行するように構成される:
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピース、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0621】
ある実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
プロセッサ801は、具体的には、装置800が、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができるようにする、命令803および/またはメモリ802内の命令804を実行するように構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値より大きい場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値が第1の優先度閾値より大きい場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0622】
ある実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み;
プロセッサ801は、具体的には、装置800が、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができるようにする、命令803および/またはメモリ802内の命令804を実行するように構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値より大きい場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値以下である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0623】
ある実装では、第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である、または第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、第1のフィードバック情報集合は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順に、最初のNピースのフィードバック情報を含み、Nは、1以上の正の整数であり;
第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、または第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、第2のフィードバック情報集合は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順で、最初のMピースのフィードバック情報を含み、Mは1以上の正の整数である。
【0624】
ある実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
プロセッサ801は、具体的には、装置800が、以下の態様で、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量と、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができるようにする、命令803および/またはメモリ802内の命令804を実行するように構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量の比が、第1の比閾値以上である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量の比が、第1の比閾値未満である場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0625】
ある実装では、プロセッサ801は、具体的には、装置800が、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データの前記タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができるようにする、命令803および/またはメモリ802内の命令804を実行するように構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報である場合、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがユニキャストであり、前記第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがグループキャスト/マルチキャストである場合には、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0626】
ある実装では、プロセッサ801は、具体的には、装置800が、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データの前記タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができるようにする、命令803および/またはメモリ802内の命令804を実行するように構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補フィードバック情報であり、第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが予約タイプであり、第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがスケジューリング・タイプである場合には、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは第3のタイプの候補フィードバック情報に属する;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報および第4のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0627】
ある実装では、プロセッサ801は、具体的には、装置800が、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データの前記タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができるようにする、命令803および/またはメモリ802内の命令804を実行するように構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補フィードバック情報であり、第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがフィードバック資源上の否定確認応答情報のみをフィードバックするものであり、第6のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、端末装置に対応するフィードバック資源上で確認応答情報または否定確認応答情報をフィードバックするものである場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプの候補フィードバック情報である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0628】
ある実装では、プロセッサ801は、具体的には、装置800が、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができるようにする、命令803および/またはメモリ802内の命令804を実行するように構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期よりも長いか等しい場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期以下である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1の候補フィードバック情報および第2の候補フィードバック情報を含み、前記第1の候補フィードバック情報のフィードバック周期が、前記第2の候補フィードバック情報のフィードバック周期よりも長い場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1の候補フィードバック情報に属する。
【0629】
ある実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
【0630】
ある実装では、プロセッサ801は、具体的には、装置800が、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができるようにする、命令803および/またはメモリ802内の命令804を実行するように構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補フィードバック情報および第8のタイプの候補フィードバック情報を含み、第7のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプが確認応答フィードバックであり、第8のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプが否定確認応答フィードバックである場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0631】
本願の実施形態におけるプロセッサは、集積回路チップであってもよく、信号処理能力を有することに留意されたい。ある実装プロセスでは、前述の方法実施形態のステップは、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路を使用することによって、またはソフトウェアの形の命令を使用することによって実装されうる。プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、または別のプログラマブル論理装置、離散的なゲートまたはトランジスタ論理デバイス、または離散的なハードウェアコンポーネントであってもよい。本願の実施形態において開示される方法、ステップ、および論理ブロック図は、実装または実行されてもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、またはプロセッサは、任意の従来のプロセッサ等であってもよい。本願の実施形態を参照して開示される方法のステップは、ハードウェア復号プロセッサを使用して直接的に実行され完了されてもよく、または復号プロセッサ内のハードウェアモジュールおよびソフトウェアモジュールの組み合わせを使用して実行され完了されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ、プログラマブル・リードオンリーメモリ、電気的に消去可能なプログラマブル・メモリ、またはレジスタのような、当該技術分野における成熟した記憶媒体内に位置されてもよい。記憶媒体はメモリ内に位置され、プロセッサはメモリ内の情報を読み出し、プロセッサのハードウェアと組み合わせて前述の方法のステップを完了する。
【0632】
本願の実施形態におけるメモリは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであってもよく、または揮発性メモリおよび不揮発性メモリを含んでいてもよいことが理解されうる。不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)またはフラッシュメモリでありうる。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であってもよい。例示的であり、限定的ではない記述を通して、RAMの多くの形式が使用されうる。たとえば、スタティック・ランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブル・データ・レート同期ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張同期ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、シンクリンク・ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM)、およびダイレクト・ランバス・ランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM)である。本明細書に記載されるシステムおよび方法におけるメモリは、これらのメモリおよび別の好適なタイプの任意のメモリを含むが、これらに限定されないことに留意されたい。
【0633】
本願のある実施形態は、さらに、コンピュータ読み取り可能媒体を提供する。コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータ・プログラムを記憶する。コンピュータ・プログラムがコンピュータによって実行されると、端末装置に適用される上記の方法実施形態のうちのいずれか1つに記載されているフィードバック情報伝送方法が実装される。
【0634】
本願のある実施形態は、さらに、コンピュータ・プログラム・プロダクトを提供する。コンピュータ・プログラム・プロダクトがコンピュータによって実行されると、端末装置に適用される上記の方法実施形態のうちのいずれか1つに記載されているフィードバック情報伝送方法が実装される。
【0635】
上記の実施形態の全部または一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせによって実装されうる。ソフトウェアが実施形態を実装するために使用される場合、実施形態の全部または一部は、コンピュータ・プログラム・プロダクトの形で実装されてもよい。コンピュータ・プログラム・プロダクトは、一つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータ命令がロードされ、コンピュータ上で実行される場合、本願の実施形態による手順または機能は、完全にまたは部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または他のプログラム可能な装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよいし、または、あるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から別のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に送信されてもよい。たとえば、前記一つまたは複数のコンピュータ命令は、あるウェブサイト、コンピュータ、サーバー、またはデータセンターから、有線(たとえば、同軸ケーブル、光ファイバー、またはデジタル加入者回線(Digital Subscriber Line、DSL))または無線(たとえば、赤外線、電波、およびマイクロ波)方式で、別のウェブサイト、コンピュータ、サーバー、またはデータセンターに送信されうる。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、または一つまたは複数の使用可能な媒体を統合するサーバーまたはデータセンターなどのデータ記憶装置であってもよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(たとえば、フロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光媒体(たとえば、高密度のデジタルビデオディスク(Digital Video Disc、DVD))、半導体媒体(たとえば、固体ドライブ(Solid State Disk、SSD))などである。
【0636】
本願のある実施形態は、プロセッサおよびインターフェースを含む処理装置をさらに提供する。プロセッサは、端末装置に適用される前述の方法実施形態のいずれか1つに記載されるフィードバック情報伝送方法を実行するように構成される。
【0637】
処理装置はチップであってもよいことを理解されたい。プロセッサは、ハードウェアによって実装されてもよく、またはソフトウェアによって実装されてもよい。プロセッサがハードウェアによって実装される場合、プロセッサは、論理回路、集積回路などであってもよい。プロセッサがソフトウェアによって実装される場合、プロセッサは汎用プロセッサであってもよい。汎用プロセッサは、メモリに記憶されたソフトウェアコードを読み出すことによって実現される。メモリは、プロセッサに統合されてもよいし、またはプロセッサの外部に位置し、独立して存在してもよい。
【0638】
当業者は、本明細書に開示された実施形態を参照して説明された例におけるユニットおよびステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの組み合わせによって実装されうることを認識しうる。ハードウェアとソフトウェアとの間の交換可能性を明確に記述するために、上記は、一般的に、機能に基づいたそれぞれの例の組成およびステップを記述した。機能がハードウェアによって実行されるかソフトウェアによって実行されるかは、技術的解決策の具体的な用途および設計制約条件に依存する。当業者であれば、それぞれの具体的な用途の記載された機能を実装するために種々の方法を用いることがありうるが、かかる実装が本願の範囲を超えるものであると考えられるべきではない。
【0639】
当業者は、簡便な記述のために、前述のシステム、装置、およびユニットの詳細な作動プロセスについては、前述の方法実施形態における対応するプロセスを参照することを明確に理解することができる。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0640】
本願において提供されるいくつかの実施形態において、開示されたシステム、装置、および方法は、他の仕方で実装されてもよいことを理解されたい。たとえば、記載された装置実施形態は、単に一例である。たとえば、ユニットへの分割は、単に論理的な機能分割であり、実際の実装においては他の分割であってもよい。たとえば、複数のユニットまたはコンポーネントは、別のシステムに組み合わされたり、または統合されたりしてもよく、あるいはいくつかの特徴は、無視されてもよく、または実行されなくてもよい。さらに、表示または議論された相互結合、または直接的な結合または通信接続は、いくつかのインターフェースを使用することによって実装されてもよく、装置またはユニットの間の間接的な結合または通信接続は、電気接続、機械的接続、または他の形の接続であってもよい。
【0641】
別個の部品として記載されるユニットは、物理的に別個であってもなくてもよく、ユニットとして表示される部品は、物理的なユニットであってもなくてもよく、1つの位置に位置されていてもよく、または複数のネットワークユニット上に分散されていてもよい。それらのユニットのいくつかまたはすべては、本願の実施形態における解決策の目的を達成するための実際のニーズに基づいて選択されうる。
【0642】
加えて、本願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、または各ユニットは、物理的に単独で存在してもよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。統合ユニットは、ハードウェアの形で実装されてもよく、またはソフトウェア機能ユニットの形で実装されてもよい。
【0643】
前述の実装の説明により、当業者は、本願がハードウェア、ファームウェア、またはそれらの組み合わせによって実装されうることを明確に理解しうる。本願がソフトウェアによって実装される場合、前述の機能は、コンピュータ読み取り可能媒体に記憶されるか、またはコンピュータ読み取り可能媒体内の一つまたは複数の命令またはコードとして送信されてもよい。コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体とを含み、通信媒体は、ある場所から他の場所へのコンピュータ・プログラムの伝送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の利用可能な媒体でありうる。以下は、例を提供するが、制限を課すものではない:コンピュータ読み取り可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROM、または他のコンパクトディスク記憶、磁気ディスク記憶媒体、または他の磁気記憶デバイス、または命令またはデータ構造の形で期待されるプログラムコードを担持または記憶することができ、コンピュータによってアクセス可能な他の任意の媒体を含みうる。さらに、任意の接続は、コンピュータ読み取り可能媒体として適切に定義されうる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバー/ケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、電波、およびマイクロ波のような無線技術を通じて、ウェブサイト、サーバー、または他のリモート源から送信される場合、かかる同軸ケーブル、光ファイバー/ケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、電波、およびマイクロ波のような無線技術は、それらが属する媒体の固定(fixation)に含まれる。本願において使用されるディスク(Disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピーディスク、およびブルーレイディスクを含む。ディスク(disk)は通例、磁気的にデータをコピーするが、ディスク(disc)はレーザーを通じて光学的にデータをコピーする。前記の組み合わせも、コンピュータ読み取り可能媒体の保護範囲に含まれる。
【0644】
結論として、上記の説明は、本願の技術的解決策の単に例示的実施形態であり、本願の保護範囲を制限することを意図するものではない。本願の精神および原理から逸脱することなくなされる修正、等価な交換または改良は、本願の保護範囲に含まれる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【手続補正書】
【提出日】2022-02-22
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フィードバック情報伝送方法であって:
端末装置によって、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおいて、送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定する段階であって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースがある時間領域資源上で重複する、段階と;
前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信する、または前記端末装置によって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する段階とを含む、
方法。
【請求項2】
端末装置によって、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおいて、送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定する段階が:
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定すること;
前記端末装置によって、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定すること;
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定すること;
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定すること;または、
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み;
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することが:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階;または
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、前記端末装置によって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階を含む、
請求項に記載の方法。
【請求項4】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み;
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することが:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値以上である場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値以下である場合、前記端末装置によって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階を含む、
請求項に記載の方法。
【請求項5】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み;
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することが:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階を含む、
請求項に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報のサービス品質レベルであり、前記第1のフィードバック情報は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報の最も高いサービス品質レベルをもつフィードバック情報のピースであり、
前記第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報のサービス品質レベルであり、前記第2のフィードバック情報は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報の最も高いサービス品質レベルをもつフィードバック情報のピースである、
請求項ないしのうちいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のフィードバック情報のサービス品質レベルは、前記第1のフィードバック情報に対応する前記データ情報のサービス品質レベルであり、前記第2のフィードバック情報のサービス品質レベルは、前記第2のフィードバック情報に対応する前記データ情報のサービス品質レベルであり、フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルは、そのフィードバック情報に対応するデータ情報に関連付けられた制御情報から、前記端末装置によって得られる、請求項に記載の方法。
【請求項8】
前記第1の優先度閾値が、無線資源制御RRC信号伝達によってネットワーク装置によって構成される、請求項に記載の方法。
【請求項9】
前記第1の参照値が、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である、または前記第1の参照値が、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、前記第1のフィードバック情報集合は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順に、最初のNピースのフィードバック情報を含み、Nは、1以上の正の整数であり;
前記第2の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である、または前記第2の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、前記第2のフィードバック情報集合は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順に、最初のMピースのフィードバック情報を含み、Mは、1以上の正の整数である、
請求項ないしのうちいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み;
前記端末装置によって、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することが:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量の比が、第1の比閾値以上である場合、前記端末装置によって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量の比が、第1の比閾値以下である場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階を含む、
請求項に記載の方法。
【請求項11】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み;
前記端末装置によって、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することが:
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量が第1の閾値以上である場合、前記端末装置によって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階、または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量が第1の閾値より大きい場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階を含む、
請求項に記載の方法。
【請求項12】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み;
前記端末装置によって、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することが:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量が第1の閾値以上である場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階を含む、
請求項に記載の方法。
【請求項13】
送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの量は、前記端末装置の送信能力を超えず、該送信能力は、同時に送信されるフィードバック情報に対する量的制限または送信電力限界を含む、請求項1011または12に記載の方法。
【請求項14】
前記第1の閾値が、前記端末装置の送信能力に基づいて、前記端末装置によって決定され、該送信能力は、同時に送信されるフィードバック情報に対する量的制限または送信電力限界を含む、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することが:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報であり、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがユニキャストであり、前記第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがグループキャスト/マルチキャストである場合には、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する、段階;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報である場合、前記端末装置によって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する、段階;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する、段階を含む、
請求項に記載の方法。
【請求項16】
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することが:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補フィードバック情報であり、第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが予約タイプであり、第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがスケジューリング・タイプである場合には、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは第3のタイプの候補フィードバック情報に属する、段階;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報である場合、前記端末装置によって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する、段階;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報および第4のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する、段階を含む、
請求項に記載の方法。
【請求項17】
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することが:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補フィードバック情報であり、第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがフィードバック資源上で否定確認応答情報のみをフィードバックするものであり、第6のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、前記端末装置に対応するフィードバック資源上で確認応答情報または否定確認応答情報をフィードバックするものである場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する、段階;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプの候補フィードバック情報である場合、前記端末装置によって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する、段階;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する、段階を含む、
請求項に記載の方法。
【請求項18】
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することが:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期よりも長い場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期以下である場合、前記端末装置によって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、段階;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1の候補フィードバック情報および第2の候補フィードバック情報を含み、前記第1の候補フィードバック情報のフィードバック周期が、前記第2の候補フィードバック情報のフィードバック周期よりも長い場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1の候補フィードバック情報に属する、段階を含む、
請求項に記載の方法。
【請求項19】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
前記端末装置によって、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することが:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補フィードバック情報および第8のタイプの候補フィードバック情報を含み、第7のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプが確認応答フィードバックであり、第8のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプが否定確認応答フィードバックである場合、前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する段階であって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報に属する、段階を含む、
請求項に記載の方法。
【請求項20】
送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、物理サイドリンク・フィードバック・チャネルPSFCH情報である、請求項1ないし19のうちいずれか一項に記載の方法。
【請求項21】
前記候補フィードバック情報は、サイドリンクのフィードバック情報および前記端末装置と前記ネットワーク装置との間の上りリンク/下りリンクのフィードバック情報を含む、請求項1ないし20のうちいずれか一項に記載の方法。
【請求項22】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピース、および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第1の時間領域資源上で重複し;
前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信する、または前記端末装置によって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する段階は:
前記端末装置によって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを第2の時間領域資源上で送信する、または、前記端末装置によって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを前記第2の時間領域資源上で受信することを含み、前記第2の時間領域資源は前記第1の時間領域資源と同じである、前記第2の時間領域資源は前記第1の時間領域資源を含む、または、前記第2の時間領域資源は前記第1の時間領域資源と部分的に重複する、
請求項1ないし21のうちいずれか一項に記載の方法。
【請求項23】
処理ユニットおよびトランシーバ・ユニットを有するフィードバック情報伝送装置であって、
前記処理ユニットは、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおける送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つピースを決定するように構成されており、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、ある時間領域資源上で重複し;
前記トランシーバ・ユニットは、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するか、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信するように構成される、
装置。
【請求項24】
前記処理ユニットは、具体的には、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおける、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定すること;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定すること;
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定すること;
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピース、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定すること;または、
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定すること、
によって行うよう構成される、
請求項23に記載の装置。
【請求項25】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
前記処理ユニットは、具体的には、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属すること;または
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属すること、
によって行うよう構成される、
請求項24に記載の装置。
【請求項26】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み;
前記処理ユニットは、具体的には、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値以上である場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属すること;または、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値未満である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属すること
によって行うよう構成される、
請求項24に記載の装置。
【請求項27】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み;
前記処理ユニットは、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属すること、
によって行うよう構成される、
請求項24に記載の装置。
【請求項28】
前記第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報のサービス品質レベルであり、前記第1のフィードバック情報は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報の最も高いサービス品質レベルをもつフィードバック情報のピースであり、
前記第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報のサービス品質レベルであり、前記第2のフィードバック情報は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報の最も高いサービス品質レベルをもつフィードバック情報のピースである、
請求項25ないし27のうちいずれか一項に記載の装置。
【請求項29】
前記第1のフィードバック情報のサービス品質レベルは、前記第1のフィードバック情報に対応する前記データ情報のサービス品質レベルであり、前記第2のフィードバック情報のサービス品質レベルは、前記第2のフィードバック情報に対応する前記データ情報のサービス品質レベルであり、フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルは、そのフィードバック情報に対応するデータ情報に関連付けられた制御情報から、当該装置によって得られる、請求項28に記載の装置。
【請求項30】
前記第1の優先度閾値が、無線資源制御RRC信号伝達によってネットワーク装置によって構成される、請求項27に記載の装置。
【請求項31】
前記第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である、または前記第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、前記第1のフィードバック情報集合は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順に、最初のNピースのフィードバック情報を含み、Nは、1以上の正の整数であり;
前記第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、または前記第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、前記第2のフィードバック情報集合は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順で、最初のMピースのフィードバック情報を含み、Mは1以上の正の整数である、
請求項25ないし27のうちいずれか一項に記載の装置。
【請求項32】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
前記処理ユニットは、具体的には、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量と、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量の比が、第1の比閾値以上である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、こと;または、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量の比が、第1の比閾値以下である場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、こと
によって行うよう構成される、
請求項24に記載の装置。
【請求項33】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
前記処理ユニットは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量が第1の閾値以上である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、こと、または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量が第1の閾値より大きい場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、こと
によって行うよう構成される、
請求項24に記載の装置。
【請求項34】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み;
前記処理ユニットは、具体的には、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量が第1の閾値以上である場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、こと
によって行うよう構成される、
請求項24に記載の装置。
【請求項35】
送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの量は、当該装置の送信能力を超えず、該送信能力は、同時に送信されるフィードバック情報に対する量的制限または送信電力限界を含む、請求項243233または34に記載の装置。
【請求項36】
前記第1の閾値が、当該装置の送信能力に基づいて、前記処理ユニットによって決定され、該送信能力は、同時に送信されるフィードバック情報に対する量的制限または送信電力限界を含む、請求項34に記載の装置。
【請求項37】
前記処理ユニットは、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報であり、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがユニキャストであり、前記第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがグループキャスト/マルチキャストである場合には、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する、こと;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する、こと;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する、こと
によって行うよう構成される、
請求項24に記載の装置。
【請求項38】
前記処理ユニットは、具体的には、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補フィードバック情報であり、第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが予約タイプであり、第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがスケジューリング・タイプである場合には、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは第3のタイプの候補フィードバック情報に属する、こと;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する、こと;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報および第4のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する、こと
によって行うよう構成される、
請求項24に記載の装置。
【請求項39】
前記処理ユニットは、具体的には、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補フィードバック情報であり、第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがフィードバック資源上で否定確認応答情報のみをフィードバックするものであり、第6のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、当該装置に対応するフィードバック資源上で確認応答情報または否定確認応答情報をフィードバックするものである場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する、こと;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプの候補フィードバック情報である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する、こと;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する、こと
によって行うよう構成される、
請求項24に記載の装置。
【請求項40】
前記処理ユニットは、具体的には、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期よりも長い場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するし、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、こと;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期以下である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、こと;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1の候補フィードバック情報および第2の候補フィードバック情報を含み、前記第1の候補フィードバック情報のフィードバック周期が、前記第2の候補フィードバック情報のフィードバック周期よりも長い場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1の候補フィードバック情報に属する、こと
によって行うよう構成される、
請求項24に記載の装置。
【請求項41】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
前記処理ユニットは、具体的には、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することを、以下の態様:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補フィードバック情報および第8のタイプの候補フィードバック情報を含み、第7のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプが確認応答フィードバックであり、第8のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプが否定確認応答フィードバックである場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報に属する、こと
によって行うよう構成される、
請求項24に記載の装置。
【請求項42】
送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、物理サイドリンク・フィードバック・チャネルPSFCH情報である、請求項23ないし41のうちいずれか一項に記載の装置。
【請求項43】
前記候補フィードバック情報は、サイドリンクのフィードバック情報および当該装置と前記ネットワーク装置との間の上りリンク/下りリンクのフィードバック情報を含む、請求項23ないし42のうちいずれか一項に記載の装置。
【請求項44】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピース、および/または、受信される必要のあるフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第1の時間領域資源上で重複し;
前記トランシーバ・ユニットは、具体的には、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するか、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信することを、以下の態様:
送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを第2の時間領域資源上で送信するか、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを前記第2の時間領域資源上で受信し、前記第2の時間領域資源は前記第1の時間領域資源と同じであり、前記第2の時間領域資源は前記第1の時間領域資源を含む、または前記第2の時間領域資源は前記第1の時間領域資源と部分的に重複する、という態様で行うように構成される、
請求項23ないし43のうちいずれか一項に記載の装置。
【請求項45】
プロセッサおよびメモリを有するフィードバック情報伝送装置であって、前記プロセッサは前記メモリに結合されており、
メモリは、コンピュータ・プログラムを記憶するように構成されており、
前記プロセッサは、前記メモリに記憶された前記コンピュータ・プログラムを実行して、当該装置が請求項1ないし22のうちいずれか一項に記載の方法を実行できるようにする、
装置。
【請求項46】
プログラムまたは命令を有するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記プログラムまたは前記命令がコンピュータ上で実行されると、請求項1ないし22のうちいずれか一項に記載の方法が実行される、記憶媒体。
【請求項47】
メモリに結合され、該メモリに記憶されているプログラム命令を読み出して実行することで請求項1ないし22のうちいずれか一項に記載の方法が実行するように構成されているチップ。
体。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願への相互参照
本願は、2019年8月1日に中国特許庁に出願され、「フィードバック情報送信方法および装置」と題された中国特許出願第201910707459.8号に対する優先権を主張するものであり、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
技術分野
本発明は、無線通信技術の分野に関し、特に、フィードバック情報伝送方法および装置に関する。
【背景技術】
【0003】
端末装置は、装置間通信(Device to Device、D2D)通信およびビークル対万物(vehicle to everything、V2X)通信を含む直接通信を行うことができる。V2Xは、ビークル対ビークル(Vehicle to Vehicle、V2V)、ビークル対歩行者(Vehicle to Pedestrian、V2P)、ビークル対インフラストラクチャー/ネットワーク(Vehicle to Infrastructure/Network、V2I/N)を含む。
【0004】
D2DまたはV2X送信を行う場合、端末装置のための送信資源を決定する必要がある。V2Xが例として使用される。V2Xには定期的なサービスがある。よって、V2X通信中に、サイドリンク(SideLink、SL)のために利用可能な伝送資源がある時間期間にわたって構成される必要がある。サイドリンクは、副次リンクまたはサイドリンクと呼ばれることもある。資源がSL上で送信される場合、通例、資源スケジューリングのための2つのモードがある。一方のモードは、基地局が資源をスケジュールすることであり、他方のモードは、端末装置が自動検出を行い、資源先取方法に従って資源を使用することである。
【0005】
RAN1 #97会議での結論は、以下の事例を含む。事例1:UEが物理サイドリンク共有チャネル(Physical Sidelink Shared Channel、PSSCH)を送信し、SCIによってスケジュールされた別のPSSCHを受信する。これら2つのPSSCHのそれぞれの物理サイドリンク・フィードバック・チャネル(Physical Sidelink Feedback Channel、PSFCH)は、同じ時間スロット(またはスロット)に現れる。事例2:UEが、異なる諸UEによって送信されたSCIおよび該SCIによってスケジュールされた諸PSSCHを受信する。これらのPSSCHに対応するPSFCHは、同じ時間スロットに現れる。前述の諸事例では、端末装置によって送信される必要のあるフィードバック情報および/または端末装置によって受信される必要のあるフィードバック情報の間に衝突が発生する。
【発明の概要】
【0006】
本発明は、フィードバック情報の受信および/または送信の間の衝突の問題を解決し、それによりフィードバック情報の正確かつ効率的な受信および/または送信を確実にするのを助けるための、フィードバック情報送信方法および装置を提供する。
【0007】
第1の側面によれば、フィードバック情報伝送方法が提供される。この方法は:端末装置が、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおいて、送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定し、ここで、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応し;前記端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信し、および/または前記端末装置が、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信することを含む。
【0008】
端末装置は、ビークル搭載装置、ユーザーによって使用される装置、路側機、ネットワーク装置等であってもよい。
【0009】
任意的に、データ受信および/または送信プロセスにおいて端末装置によって使用される技術は、D2D技術、V2X技術などであってもよい。たとえば、V2X技術は、LTE-V2X技術、NR-V2X技術等に基づいていてもよい。
【0010】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つ、および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つが、同じ時間領域資源に対応する場合、送信される必要があるデータおよび/または受信される必要があるデータの間に衝突が発生する。時間領域資源は、スロット、シンボル、別の時間領域粒度などを含む。
【0011】
全二重機能をもたない端末装置、すなわち、半二重機能をもつ端末装置については、端末装置は、前記候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおける送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができ、次いで、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するか、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0012】
全二重機能をもつ端末装置については、端末装置は、代替的に、前記候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおける送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、次いで、端末装置は、同時に、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するとともに、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0013】
制限された送信機能をもつ端末装置については、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおいて送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定してもよく、次いで、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、端末装置の送信能力を超えない。
【0014】
たとえば、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信する。
【0015】
候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを含み、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、前記候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおける受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定し、次いで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0016】
候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースとを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとが同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、前記候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースのうち送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するか、または、端末装置は、前記候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースのうち受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定し、次いで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0017】
候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースとを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応し、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、前記候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおける送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースと、受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースとを決定し、次いで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0018】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースから、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを選択して、次いで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信し、および/または受信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信することができる。よって、この方法は、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて生じる衝突を解決し、フィードバック情報の効率的で正確な受信および/または送信を確実にする。
【0019】
ある可能な実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピース、および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、同じ第1の時間領域資源に対応する。端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを第2の時間領域資源上で送信し、および/または端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを前記第2の時間領域資源上で受信する。ここで、第2の時間領域資源は、第1の時間領域資源と同じである、第2の時間領域資源は、第1の時間領域資源を含む、または、第2の時間領域資源は、第1の時間領域資源と部分的に重複する。
【0020】
ある可能な実装では、端末装置は、以下のいくつかの態様で、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおける、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる:
端末装置は、前記候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピース、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0021】
たとえば、サービス品質レベルは、QoSレベルのような参照値を含んでいてもよい。具体的なQoSレベルは、PPPP/5QIのような参照値を含んでいてもよく、さらに、可用性、スループット、遅延、およびパケット損失率のような参照値を含んでいてもよい。データのタイプは、ユニキャストおよびグループキャスト/マルチキャストを含んでいてもよく、予約タイプおよびスケジューリング・タイプを含んでいてもよく、またはオプション1フィードバックおよびオプション2フィードバックを含んでいてもよい。フィードバック・タイプは、確認応答フィードバックおよび否定確認応答フィードバックを含んでいてもよい。
【0022】
具体的には、端末装置が、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合:
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質に基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0023】
具体的には、端末装置が、送信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量および/または受信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合:
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量および受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0024】
具体的には、端末装置が、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データの前記タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合:
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データの前記タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データの前記タイプに基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データの前記タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0025】
具体的には、端末装置が、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合、以下を含む:
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0026】
具体的には、端末装置が、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合:
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック前記情報の少なくとも1つのピースを決定する。
【0027】
この実装では、端末装置は、サービス品質レベル、候補フィードバック情報の量、候補フィードバック情報に対応するデータのタイプ、候補フィードバック情報のフィードバック周期、または候補フィードバック情報のフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0028】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0029】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、フィードバック情報の送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0030】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み;
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0031】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、フィードバック情報の送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0032】
この実装では、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値に基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、フィードバック情報の受信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0033】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;および/または
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0034】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値に基づいて、および/または、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピース、および/または、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0035】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値以上である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値以下である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0036】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値に基づいて、かつ受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0037】
ある可能な実装では、第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である、または第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、第1のフィードバック情報集合は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順に、最初のNピースのフィードバック情報を含み、Nは、1以上の正の整数であり;
第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、または第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、第2のフィードバック情報集合は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順で、最初のMピースのフィードバック情報を含み、Mは1以上の正の整数である。
【0038】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量が第1の閾値以上である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0039】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、フィードバック情報の送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0040】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量が第1の閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0041】
この実装では、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、フィードバック情報の受信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0042】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量が第1の閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する、および/または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量が第1の閾値より大きい場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0043】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0044】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量の比が、第1の比閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量の比が、第1の比閾値以下である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0045】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量および受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0046】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に対する、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量の比が第2の比閾値以上である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に対する、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量の比が第2の比閾値未満である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0047】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量および受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0048】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報であり、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがユニキャストであり、前記第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがグループキャスト/マルチキャストである場合には、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0049】
この実装では、端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプは、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプとに基づいて、送信されるフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0050】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0051】
この実装では、端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプは、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプとに基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0052】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0053】
この実装では、端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプは、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の送信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0054】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0055】
この実装では、端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプは、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信プロセスにおいて発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0056】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含み、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つんぼピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第2のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0057】
この実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第1のタイプのフィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0058】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補フィードバック情報であり、第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが予約タイプであり、第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがスケジューリング・タイプである場合には、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0059】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第3のタイプの候補フィードバック情報と第4のタイプの候補フィードバック情報とを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0060】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0061】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の1つのピースに対応するデータのタイプが、第3のタイプの候補フィードバック情報と第4のタイプの候補フィードバック情報とを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0062】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報および第4のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0063】
ある可能な実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の1つのピースに対応するタイプのデータが、第3のタイプの候補フィードバック情報と第4のタイプの候補フィードバック情報とを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の送信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0064】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報および第4のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0065】
この実装では、受信される必要のある候補フィードバック情報の1つのピースに対応するデータのタイプが、第3の候補フィードバック情報と第4の候補フィードバック情報とを含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0066】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報および第4のタイプの候補フィードバック情報を含み、かつ、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報および第4のタイプの候補フィードバック情報を含む場合には、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0067】
この実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第3のタイプの候補フィードバック情報および第4のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0068】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補フィードバック情報であり、第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがフィードバック資源上の否定確認応答情報のみをフィードバックするものであり、第6のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、端末装置に対応するフィードバック資源上の確認応答情報または否定確認応答情報をフィードバックするものである場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0069】
この実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0070】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプの候補フィードバック情報である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0071】
この実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0072】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0073】
この実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の送信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0074】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合には、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0075】
この実装では、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0076】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含み、かつ、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合には、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0077】
この実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0078】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期よりも長いか等しい場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0079】
この実装では、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0080】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期より短いか等しい場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0081】
この実装では、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0082】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1の候補フィードバック情報および第2の候補フィードバック情報を含み、前記第1の候補フィードバック情報のフィードバック周期が、前記第2の候補フィードバック情報のフィードバック周期よりも長い場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1の候補フィードバック情報に属する。
【0083】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の送信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0084】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3の候補フィードバック情報および第4の候補フィードバック情報を含み、前記第3の候補フィードバック情報のフィードバック周期が前記第4の候補フィードバック情報のフィードバック周期より長い場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第3の候補フィードバック情報に属する。
【0085】
この実装では、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0086】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1の候補フィードバック情報および第2の候補フィードバック情報を含み、前記第1の候補フィードバック情報のフィードバック周期が、前記第2の候補フィードバック情報のフィードバック周期よりも長く、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含み、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合には、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは前記第1の候補フィードバック情報に属し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは前記第3の候補フィードバック情報に属する。
【0087】
この実装では、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0088】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補フィードバック情報および第8のタイプの候補フィードバック情報を含み、第7のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプが確認応答フィードバックであり、第8のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプが否定確認応答フィードバックである場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0089】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の送信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0090】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補フィードバック情報および第8のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0091】
この実装では、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0092】
ある可能な実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要がある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補フィードバック情報および第8のタイプの候補フィードバック情報を含み、かつ、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補フィードバック情報および第8のタイプの候補フィードバック情報を含む場合には、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報に属し、受信されるフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0093】
この実装では、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0094】
ある可能な実装では、本方法は、さらに:送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報が予約されたデータである場合(すなわち、対応するタイプが予約タイプである場合)、または、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報が予約されたデータである場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報、または、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報は、さらに、指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、予約されたリンク資源が使用され続けるか、または、解放されることを示すために使用される。
【0095】
前記指示情報は、SCIによって表現されてもよく、少なくとも1つのビット(bit)、たとえば1つのビットを占有する。
【0096】
たとえば、予約されたデータの送信が完了すると、予約された資源は解放され、前記1つのビットが特定の値、すなわち1に設定され、前記SCIにおいて予約された資源が解放されたまたは無効であることを示す。予約されたデータの送信が完了していない場合、予約された資源は引き続き使用され、解放される必要はなく、前記1つのビットは特定の値、すなわち0に設定され、SCIにおいて予約された資源が有効で使用され続けることを示す。
【0097】
この実施形態では、端末装置は、フィードバック情報を監視することなくSCIのビット値を検出するだけで、予約された資源が使用され続けるか、無効であるかを知ることができる。
【0098】
第2の側面によれば、第1データ情報伝送方法が提供される。この方法は:端末装置が、候補第1データ情報の少なくとも1つのピースにおいて、送信されるべき第1データ情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の少なくとも1つのピースを決定し、ここで、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補第1データ情報の少なくとも1つのピースを含み、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応し;前記端末装置が、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを送信し、および/または前記端末装置が、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを受信することを含む。
【0099】
端末装置は、ビークル搭載装置、ユーザーによって使用される装置、路側機、ネットワーク装置等であってもよい。
【0100】
任意的に、データ受信および/または送信プロセスにおいて端末装置によって使用される技術は、D2D技術、V2X技術などであってもよい。たとえば、V2X技術は、LTE-V2X技術、NR-V2X技術等に基づいていてもよい。
【0101】
たとえば、前記第1データ情報は、予約されたデータ、スケジュールされたデータ、予約された周期的データ、スケジュールされた周期的データ、異なる諸周期をもつ予約されたデータ、異なる諸周期をもつスケジュールされたデータなどのうちの一つまたは複数であってもよい。
【0102】
端末装置が、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つ、および/または受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つが、同じ時間領域資源に対応すると判断する場合、端末装置は、送信される必要があるデータおよび/または受信される必要があるデータの間に衝突が発生すると判断する。時間領域資源は、一つまたは複数のスロット、一つまたは複数のシンボル、別の時間領域粒度などを含む。該別の時間粒度は、ミニスロットであっても、または1シンボルより短い時間単位であってもよい。
【0103】
全二重機能をもたない端末装置、すなわち、半二重機能をもつ端末装置については、端末装置は、前記候補第1データ情報の少なくとも1つのピースにおける送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができ、次いで、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを送信するか、または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0104】
全二重機能をもつ端末装置については、端末装置は、代替的に、前記候補第1データ情報の少なくとも1つのピースにおける送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、次いで、端末装置は、同時に、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを送信するとともに、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0105】
制限された送信機能をもつ端末装置については、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースにおいて送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定してもよく、次いで、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを送信する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、端末装置の送信能力を超えない。
【0106】
たとえば、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースにおける送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを送信する。
【0107】
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、前記候補第1データ情報の少なくとも1つのピースにおける受信されるべき第1データ情報の少なくとも1つのピースを決定し、次いで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0108】
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとが同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、前記候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのうち送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを送信するか、または、端末装置は、前記候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのうち受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、次いで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0109】
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応し、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、前記候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースにおける送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを決定し、次いで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを送信し、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0110】
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースから、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを選択して、次いで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを送信し、および/または受信されるべき候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを受信することができる。よって、この方法は、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて生じる衝突を解決し、第1データ情報の効率的で正確な受信および/または送信を確実にする。
【0111】
ある可能な実装では、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピース、および/または受信される必要がある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、同じ第1の時間領域資源に対応し、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを第2の時間領域資源上で送信し、および/または端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを前記第2の時間領域資源上で受信する。ここで、第2の時間領域資源は、第1の時間領域資源と同じである、第2の時間領域資源は、第1の時間領域資源を含む、または、第2の時間領域資源は、第1の時間領域資源と部分的に重複する。
【0112】
ある可能な実装では、端末装置は、以下のいくつかの態様で、候補第1データ情報の少なくとも1つのピースにおける、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる:
端末装置は、前記候補第1データ情報の少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピース、または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0113】
たとえば、サービス品質レベルは、QoSレベルのような参照値を含んでいてもよい。具体的なQoSレベルは、PPPP/5QIのような参照値を含んでいてもよく、さらに、可用性、スループット、遅延、およびパケット損失率のような参照値を含んでいてもよい。データのタイプは、ユニキャストおよびグループキャスト/マルチキャストを含んでいてもよく、予約タイプおよびスケジューリング・タイプを含んでいてもよく、またはオプション1フィードバックおよびオプション2フィードバックを含んでいてもよい。フィードバック・タイプは、確認応答フィードバックおよび否定確認応答フィードバックを含んでいてもよい。
【0114】
具体的には、端末装置が、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合:
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質に基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0115】
具体的には、端末装置が、送信されるべき候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量および/または受信されるべき候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合:
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量および受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0116】
具体的には、端末装置が、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データの前記タイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合:
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データの前記タイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データの前記タイプに基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データの前記タイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0117】
具体的には、端末装置が、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合:
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0118】
具体的には、端末装置が、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合、以下を含む:
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのタイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのタイプに基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのタイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック前記情報の少なくとも1つのピースを決定する。
【0119】
この実装では、端末装置は、サービス品質レベル、候補第1データ情報の量、候補第1データ情報に対応するデータのタイプ、候補第1データ情報のフィードバック周期、または候補第1データ情報のフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0120】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み;
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0121】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、第1データ情報の送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0122】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み;
受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0123】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、第1データ情報の送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0124】
この実装では、端末装置は、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値に基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、第1データ情報の受信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0125】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み;
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する;および/または
受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0126】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値に基づいて、および/または、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピース、および/または、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0127】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み;
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値以上である場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値以下である場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0128】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値に基づいて、かつ受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0129】
ある可能な実装では、第1の参照値は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべての第1データ情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である、または第1の参照値は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1の第1データ情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、第1の第1データ情報集合は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順に、最初のNピースの第1データ情報を含み、Nは、1以上の正の整数であり;
第2の参照値は、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべての第1データ情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、または第2の参照値は、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2データ情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、第2データ情報集合は、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順で、最初のMピースの第1データ情報を含み、Mは1以上の正の整数である。
【0130】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み;
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量が第1の閾値以上である場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0131】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、第1データ情報の送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0132】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量が第1の閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0133】
この実装では、端末装置は、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができる。これは、第1データ情報の受信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0134】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量が第1の閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する、および/または
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量が第1の閾値より大きい場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0135】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量および/または受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0136】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に対する、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量の比が、第1の比閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に対する、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量の比が、第1の比閾値以下である場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0137】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量および受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0138】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に対する、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量の比が第2の比閾値以上である場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、
受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に対する、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量の比が第2の比閾値未満である場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0139】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量および受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0140】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補第1データ情報であり、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補第1データ情報であり、前記第1のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプがユニキャストであり、前記第2のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプがグループキャスト/マルチキャストである場合には、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0141】
この実装では、端末装置によって決定される候補第1データ情報に対応するデータのタイプは、第1のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプとを含み、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプとに基づいて、送信される第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0142】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補第1データ情報であり、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補第1データ情報である場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つは、前記第1のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0143】
この実装では、端末装置によって決定される候補第1データ情報に対応するデータのタイプは、第1のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプとを含み、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプとに基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0144】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補第1データ情報および第2のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0145】
この実装では、端末装置によって決定される候補第1データ情報に対応するデータのタイプは、第1のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプとを含み、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の送信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0146】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補第1データ情報および第2のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0147】
この実装では、端末装置によって決定される候補第1データ情報に対応するデータのタイプは、第1のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプとを含み、端末装置は、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信プロセスにおいて発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0148】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補第1データ情報および第2のタイプの候補第1データ情報を含み、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補第1データ情報および第2のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つんぼピースを決定し、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補第1データ情報に属し、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0149】
この実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第1のタイプの第1データ情報および第2のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0150】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補第1データ情報である場合には、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補第1データ情報であり、第3のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプが予約タイプであり、第4のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプがスケジューリング・タイプである場合には、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは第3のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0151】
ある可能な実装では、候補第1データ情報のあるピースに対応するデータのタイプが、第3のタイプの候補第1データ情報と第4のタイプの候補第1データ情報とを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0152】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補第1データ情報であり、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補第1データ情報である場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0153】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の1つのピースに対応するデータのタイプが、第3のタイプの候補第1データ情報と第4のタイプの候補第1データ情報とを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0154】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補第1データ情報および第4のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0155】
ある可能な実装では、送信される必要のある候補第1データ情報の1つのピースに対応するタイプのデータが、第3のタイプの候補第1データ情報と第4のタイプの候補第1データ情報とを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の送信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0156】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補第1データ情報および第4のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0157】
この実装では、受信される必要のある候補第1データ情報の1つのピースに対応するデータのタイプが、第3の候補第1データ情報と第4の候補第1データ情報とを含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0158】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補第1データ情報および第4のタイプの候補第1データ情報を含み、かつ、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補第1データ情報および第4のタイプの候補第1データ情報を含む場合には、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補第1データ情報に属し、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0159】
この実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第3のタイプの候補第1データ情報および第4のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0160】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプの候補第1データ情報であり、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補第1データ情報であり、第5のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプがフィードバック資源上の否定確認応答情報のみをフィードバックするものであり、第6のタイプの候補第1データ情報に対応するデータのタイプが、端末装置に対応するフィードバック資源上の確認応答情報または否定確認応答情報をフィードバックするものである場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0161】
この実装では、候補第1データ情報の少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第5のタイプの候補第1データ情報および第6のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0162】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補第1データ情報であり、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプの候補第1データ情報である場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0163】
この実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第5のタイプの候補第1データ情報および第6のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0164】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補第1データ情報および第6のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0165】
この実装では、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第5のタイプの候補第1データ情報および第6のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の送信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0166】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補第1データ情報および第6のタイプの候補第1データ情報を含む場合には、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0167】
この実装では、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第5のタイプの候補第1データ情報および第6のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0168】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補第1データ情報および第6のタイプの候補第1データ情報を含み、かつ、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補第1データ情報および第6のタイプの候補第1データ情報を含む場合には、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補第1データ情報に属し、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0169】
この実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプが、第5のタイプの候補第1データ情報および第6のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0170】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの第1の周期が、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの第2の周期よりも長いか等しい場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0171】
この実装では、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの周期に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0172】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの第1の周期が、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの第2の周期より短いか等しい場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0173】
この実装では、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの周期に基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0174】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第1の候補第1データ情報および第2の候補第1データ情報を含み、前記第1の候補第1データ情報の周期が、前記第2の候補第1データ情報の周期よりも長い場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1の候補第1データ情報に属する。
【0175】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの周期に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の送信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0176】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが第3の候補第1データ情報および第4の候補第1データ情報を含み、前記第3の候補第1データ情報の周期が前記第4の候補第1データ情報の周期より長い場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第3の候補第1データ情報に属する。
【0177】
この実装では、端末装置は、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの周期に基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0178】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第1の候補第1データ情報および第2の候補第1データ情報を含み、前記第1の候補第1データ情報の周期が、前記第2の候補第1データ情報の周期よりも長く、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補第1データ情報および第6のタイプの候補第1データ情報を含み、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補第1データ情報および第6のタイプの候補第1データ情報を含む場合には、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは前記第1の候補第1データ情報に属し、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは前記第3の候補第1データ情報に属する。
【0179】
この実装では、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースの周期に基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0180】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補第1データ情報および第8のタイプの候補第1データ情報を含み、第7のタイプの候補第1データ情報のフィードバック・タイプが確認応答フィードバックであり、第8のタイプの候補第1データ情報のフィードバック・タイプが否定確認応答フィードバックである場合、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0181】
この実装では、端末装置は、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の送信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0182】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補第1データ情報および第8のタイプの候補第1データ情報を含む場合、端末装置は、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0183】
この実装では、端末装置は、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信プロセスで発生する衝突を解決するのに役立つ。
【0184】
ある可能な実装では、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要がある第1データ情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
送信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補第1データ情報および第8のタイプの候補第1データ情報を含み、かつ、受信される必要のある候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補第1データ情報および第8のタイプの候補第1データ情報を含む場合には、端末装置は、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補第1データ情報に属し、受信される第1データ情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補第1データ情報に属する。
【0185】
この実装では、端末装置は、候補第1データ情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。これは、第1データ情報の受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決するのに役立つ。
【0186】
ある可能な実装では、本方法は、さらに:送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報が予約されたデータである場合(すなわち、対応するタイプが予約タイプである場合)、または、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報が予約されたデータである場合、送信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報、または、受信されるべき第1データ情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報は、さらに、指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、予約されたリンク資源が使用され続けるか、または、解放されることを示すために使用される。
【0187】
前記指示情報は、SCIによって表現されてもよく、少なくとも1つのビット(bit)、たとえば1つのビットを占有する。
【0188】
たとえば、予約されたデータの送信が完了すると、予約された資源は解放され、前記1つのビットが特定の値、すなわち1に設定され、前記SCIにおいて予約された資源が解放されたまたは無効であることを示す。予約されたデータの送信が完了していない場合、予約された資源は引き続き使用され、解放される必要はなく、前記1つのビットは特定の値、すなわち0に設定され、SCIにおいて予約された資源が有効で使用され続けることを示す。
【0189】
この実施形態では、端末装置は、第1データ情報を監視することなくSCIのビット値を検出するだけで、予約された資源が使用され続けるか、無効であるかを知ることができる。
【0190】
第3の側面によれば、フィードバック情報送信装置が提供される。本装置は、第1の側面または第2の側面の方法例における挙動を実装する機能を有する。この機能は、ハードウェアによって実現されてもよいし、または対応するソフトウェアを実行することによってハードウェアによって実現されてもよい。ハードウェアまたはソフトウェアは、前述の機能に対応する一つまたは複数のモジュールを含む。ある可能な実装では、本装置の構造は、処理ユニットおよびトランシーバ・ユニットを含む。これらのユニットは、第1の側面または第2の側面の方法例における対応するステップまたは機能を実行することができる。詳細については、方法例の詳細な説明を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0191】
本装置は、端末装置内に位置していてもよく、あるいは端末装置であってもよい。
【0192】
第4の側面によれば、フィードバック情報送信装置が提供される。本願において提供される装置は、端末装置の前述の方法側面を実装する機能を有し、第1の側面、第2の側面、第1の側面の可能な実装のいずれか、または第2の側面の可能な実装のいずれかに記載されるステップまたは機能を実行するように構成された対応する手段(means)を含む。ステップまたは機能は、ソフトウェア、ハードウェア(たとえば、回路)、またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせを使用することによって実装されうる。本装置は、端末装置であってもよい。
【0193】
ある可能な実装では、本装置は、一つまたは複数のプロセッサおよび通信ユニットを含む。前記一つまたは複数のプロセッサは、上記の諸方法において前記端末装置の対応する機能を実行する際に、前記装置をサポートするように構成される。
【0194】
任意的に、本装置は、一つまたは複数のメモリをさらに含んでいてもよい。メモリは、プロセッサに結合されるように構成され、メモリは、本装置のために必要なプログラム命令および/またはデータを記憶する。前記一つまたは複数のメモリは、前記プロセッサと一体化されてもよく、または前記プロセッサから独立して配置されてもよい。これは、本願において限定されない。
【0195】
別の可能な実装では、本装置は、トランシーバ、プロセッサ、およびメモリを含む。プロセッサは、トランシーバまたは入力/出力回路を制御して、信号を受信または送信するように構成される。メモリは、コンピュータ・プログラムを記憶するように構成される。プロセッサは、第1の側面、第2の側面、第1の側面の可能な実装のいずれか、または第2の側面の可能な実装のいずれかにおいて、端末装置によって完了される方法を本装置が実行できるようにするよう、メモリ内のコンピュータ・プログラムを実行するように構成される。
【0196】
ある可能な実装では、本装置は、一つまたは複数のプロセッサおよび通信ユニットを含む。前記一つまたは複数のプロセッサは、上記の諸方法における端末装置の対応する機能を実行する際に、本装置をサポートするように構成される。
【0197】
任意的に、本装置は、一つまたは複数のメモリをさらに含んでいてもよい。メモリは、プロセッサに結合されるように構成され、メモリは、端末装置のために必要なプログラム命令および/またはデータを格納する。前記一つまたは複数のメモリは、プロセッサと一体化されてもよく、またはプロセッサから独立して配置されてもよい。これは、本願において限定されない。
【0198】
本装置は、端末装置内に位置していてもよく、または端末装置であってもよい。
【0199】
別の可能な実装では、本装置は、トランシーバ、プロセッサ、およびメモリを含む。プロセッサは、トランシーバまたは入力/出力回路を制御して、信号を受信または送信するように構成される。メモリは、コンピュータ・プログラムを記憶するように構成される。プロセッサは、第1の側面、第2の側面、第1の側面の可能な実装のいずれか、または第2の側面の可能な実装のいずれかにおいて、端末装置によって完了される方法を本装置が実行できるようにするよう、メモリ内のコンピュータ・プログラムを実行するように構成される。
【0200】
第5の側面によれば、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体が提供される。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータ・プログラムを記憶するように構成される。コンピュータ・プログラムは、第1の側面、第2の側面、第1の側面の可能な実装のいずれか、または第2の側面の可能な実装のいずれかを実行するために使用される命令を含む。
【0201】
第6の側面によれば、コンピュータ・プログラム・プロダクトが提供される。コンピュータ・プログラム・プロダクトは、コンピュータ・プログラム・コードを含む。コンピュータ・プログラム・コードがコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、第1の側面、第2の側面、第1の側面の可能な実施形態のいずれか、または第2の側面の可能な実施形態のいずれかにおいて方法を実行できるようにされる。
【0202】
第7の側面によれば、フィードバック情報伝送装置、たとえばチップ・システムが提供される。本装置は、メモリに接続され、メモリに記憶されたソフトウェアプログラムを読み出して実行して、第1の側面、第2の側面、第1の側面の可能な実装のいずれか、または第2の側面の可能な実装のいずれかにおける方法を実行するように構成される。
【図面の簡単な説明】
【0203】
図1】本願のある実施形態による適用シナリオの概略図である。
【0204】
図2】本願のある実施形態によるフィードバック情報伝送の概略フローチャートである。
【0205】
図3】本願のある実施形態による、送信される必要があるフィードバック情報のための時間領域資源が重複する概略図である。
【0206】
図4】本願のある実施形態による、受信される必要があるフィードバック情報のための時間領域資源が重複する概略図である。
【0207】
図5】本願のある実施形態による、送信される必要のあるフィードバック情報のための時間領域資源と、受信される必要のあるフィードバック情報のための時間領域資源が重複する概略図である。
【0208】
図6】本願のある実施形態によるフィードバック情報に対応するフィードバック周期の概略図である。
【0209】
図7】本願のある実施形態によるフィードバック情報伝送装置の概略構造図である。
【0210】
図8】本願のある実施形態によるフィードバック情報伝送装置の概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0211】
下記は、添付の図面を参照して、本発明をさらに詳細に説明する。
【0212】
本願の実施形態における技術的解決策は、さまざまな通信システム、たとえば第4世代(4th Generation、4G)システムに適用されうる。該4Gシステムは、LTEシステム、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(worldwide interoperability for microwave access、WiMAX)通信システム、NRのような将来の第5世代(5G)システム、および6Gシステムのような将来の通信システムを含む。加えて、本願の実施形態において提供される技術的解決策は、セルラーリンクに適用されてもよく、または装置間のリンク、たとえば、装置対装置(device to device、D2D)リンクに適用されてもよい。D2DリンクまたはV2Xリンクは、サイドリンク(sidelink、SL)とも呼ばれ、サイドリンクは、サイドリンク、副次リンクなどとも呼ばれる。本願の実施形態において、前述の用語はみな、同じタイプの装置間で確立されたリンクを指し、同じ意味を有する。同じタイプの装置間で確立されたリンクは、端末装置間のリンクであってもよく、あるいは基地局間のリンクであってもよく、あるいは中継ノード間のリンクなどであってもよい。これは、本願の実施形態において限定されない。端末装置間のリンクについては、3GPPリリース(Release)-12/13で定義されたD2Dリンクがあり、また、ビークルのインターネットのための3GPPによって定義された、車両から車両への、車両から携帯電話への、または車両から任意のエンティティへのV2Xリンクもある。V2Xリンクは、Rel-14/15のV2Xリンクを含み、さらに、たとえば、Rel-16および現在3GPPによって研究されているその後のリリースにおけるNRシステムに基づくV2Xリンクを含む。
【0213】
本願は、複数の装置、コンポーネント、モジュールなどを含みうるシステムを記述することによって、すべての側面、実施形態、または特徴を提示する。各システムは、別の装置、コンポーネント、モジュールなどを含んでいてもよく、および/または添付の図面を参照して論じたすべての装置、コンポーネント、モジュールなどを含まなくてもよいことが理解されるべきである。さらに、これらの解決策の組み合わせを使用してもよい。
【0214】
さらに、本願の実施形態における「例」という単語は、例、例解、または説明を与えることを表すために使用される。本願において「例」として記載されている任意の実施形態または設計は、他の実施形態または設計よりも好ましいものとして、またはより多くの利点を有するものとして説明されるべきではない。正確には、用語「例」は、特定の態様で概念を提示するために使用される。
【0215】
本願の実施形態に記載されるネットワーク・アーキテクチャーおよびサービス・シナリオ(または適用シナリオ)は、本願の実施形態における技術的解決策をより明確に記載することを意図したものであり、本願の実施形態において提供される技術的解決策に対する制限を構成しない。当業者は、ネットワーク・アーキテクチャーの進化および新しいサービス・シナリオの出現に伴い、本願の実施形態で提供される技術的解決策が同様の技術的課題にも適用可能であることを知ることができる。
【0216】
下記は、当業者の理解を容易にするために、本願の実施形態におけるいくつかの用語を記載する。
【0217】
(1)端末装置:端末装置は、ユーザーに音声および/またはデータ接続性を提供する装置を含み、たとえば、無線接続機能を有するハンドヘルド装置、または無線モデムに接続された処理装置を含んでいてもよい。端末装置は、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)を通じてコア・ネットワークと通信し、RANと音声および/またはデータを交換することができる。端末装置は、ユーザー装置(user equipment、UE)、無線端末装置、モバイル端末装置、加入者ユニット(subscriber unit)、加入者局(subscriber station)、移動局(mobile station)、モバイル・コンソール(mobile)、リモート局(remote station)、アクセスポイント(access point、AP)、リモート端末装置(remote terminal)、アクセス端末装置(access terminal)、ユーザー端末装置(user terminal)、ユーザー・エージェント(user agent)、ユーザー装置(user device)などを含みうる。たとえば、端末装置は、携帯電話(あるいは「セルラー」フォンとも称される)、モバイル端末装置を有するコンピュータ、ポータブルな、ポケットサイズの、ハンドヘルドの、またはコンピュータ内蔵のモバイル装置、スマートウェアラブル装置等を含みうる。たとえば、端末は、パーソナル通信サービス(personal communication service、PCS)電話、コードレス電話セット、セッション開始プロトコル(session initiation protocol、SIP)電話、無線ローカルループ(wireless local loop、WLL)局またはパーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)である。端末は、さらに、比較的低消費電力の装置、限られた記憶能力を有する装置、または限られた演算能力を有する装置のような、限られた装置を含む。たとえば、端末は、バーコード、無線周波数識別(radio frequency identification、RFID)、センサー、全地球測位システム(global positioning system、GPS)、またはレーザースキャナのような情報感知装置を含む。
【0218】
限定ではなく例として、本願の実施形態における端末装置は、代替的に、ウェアラブル装置等であってもよい。ウェアラブル装置は、ウェアラブル・インテリジェント装置とも称することができ、日常装着するもののインテリジェント・デザインにウェアラブル技術を応用することによって開発された、メガネ、手袋、時計、衣類、靴などのウェアラブル装置の総称である。ウェアラブル装置は、身体に直接装着するか、またはユーザーの衣類またはアクセサリーに組み込むことができる携帯型装置である。ウェアラブル装置はハードウェア装置であるだけでなく、ソフトウェアサポート、データ交換、およびクラウド対話を通じて強力な機能を実現する。一般化されたウェアラブル・インテリジェント装置には、スマートフォンに依存することなく完全なまたは部分的な機能を実現できるフル機能および大型の装置、たとえばスマートウオッチやスマート眼鏡などと;1種類のアプリケーション機能のみに焦点を当てており、スマートフォンなどの他の装置との連携が必要な装置、たとえば身体的徴候をモニタリングするためのさまざまなスマートバンド、スマートヘルメット、またはスマートジュエリーなどとを含む。
【0219】
しかしながら、上述のさまざまな端末装置がビークルに位置している(たとえば、車両に配置されている、または車両に搭載されている)場合には、端末装置はビークルに搭載された端末装置とみなすことができ、ビークル搭載端末装置は、たとえば搭載ユニット(on-board unit、OBU)と呼ぶこともできる。
路側端末装置に位置する場合(たとえば、路側機に配置される、または路側機に組み込まれる場合)、端末装置は、路側端末装置とみなされてもよく、路側端末装置は路側機(Road Side Unit、RSU)とも称される。本願における端末装置は、代替的に、ビークル搭載モジュール、車両搭載モジュール、ビークル搭載コンポーネント、ビークル搭載チップ、または一つまたは複数のコンポーネントまたはユニットとしてビークルに組み込まれるビークル搭載ユニットであってもよい。ビークルは、本願の方法を実施するために、ビークル搭載モジュール、車両搭載モジュール、ビークル搭載コンポーネント、ビークル搭載チップ、またはビークル内に組み込まれたビークル搭載ユニットを使用する。
【0220】
本願の実施形態において、端末装置は、ネットワーク装置をさらに含んでいてもよい。ネットワーク装置は、アクセスネットワーク(access network、AN)装置、たとえば、基地局(たとえば、アクセスポイント)を含み、アクセスネットワーク内のエア・インターフェース上の一つまたは複数のセルを通じて無線端末装置と通信する装置であってもよい。たとえば、V2X技術におけるネットワーク装置は、道路機(road side unit、RSU)である。基地局は、受信した無線フレームと受信したインターネットプロトコル(IP)パケットを相互に変換し、端末装置とアクセスネットワークの他の部分との間のルータとして機能するように構成されてもよい。ここで、アクセスネットワークの他の部分はIPネットワークを含みうる。RSUは、V2Xのアプリケーションをサポートする固定インフラストラクチャー・エンティティであってもよく、V2Xのアプリケーションをサポートする別のエンティティとメッセージを交換してもよい。ネットワーク装置は、エア・インターフェースの属性管理をさらに調整してもよい。たとえば、ネットワーク装置は、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)システムまたはLTEアドバンスト(LTE-Advanced、LTE-A)システムにおける進化型ノードB(NodeBまたはeNBまたはe-NodeB、evolutional Node B)を含んでいてもよく、5G NRシステムにおける次世代ノードB(next generation node B、gNB)を含んでいてもよく、またはクラウドアクセスネットワーク(cloud radio access network、CloudRAN)システムにおける中央集中ユニット(centralized unit、CU)および分散ユニット(distributed unit、DU)を含んでいてもよい。これは、本願の実施形態において限定されない。
【0221】
(2)伝送リンク:伝送リンクは、2つの端末間のサイドリンク、端末側装置とネットワーク側装置との間の上りリンク/下りリンク等を含む。
【0222】
(3)サイドリンク(sidelink、SL):サイドリンクは、サイドリンク、副次リンクなどと呼ばれることもある。名称は、本願の実施形態において限定されない。V2Xシナリオでは、サイドリンクは、2つのV2X端末間の直接リンク接続であり、V2X端末は、V2X機能を有する端末、たとえば、前述の端末装置である。
【0223】
(4)SL伝送:サイドリンク上の2つのV2X端末間のデータ伝送はSL伝送と称される。
【0224】
SL伝送を行う前に、2つのV2X端末がサイドリンク接続を確立してもよい。たとえば、イニシエータとして使用されるV2X端末は、ネットワーク装置に、サイドリンク接続を確立するための要求を送信する。ネットワーク装置がサイドリンク接続を確立することについてV2X端末と合意した場合、ネットワーク装置はサイドリンク接続を確立するための構成情報をV2X端末に送信し、V2X端末はネットワーク装置によって送信された構成情報に基づいて、他のV2X端末へのサイドリンク接続を確立する。
【0225】
(5)時間領域資源、スロット(slot)、ミニスロット(mini-slot)、シンボル(symbol)、または別の時間領域粒度(たとえば、システムフレームまたはサブフレーム):1つのスロットは、少なくとも1つのシンボル(たとえば、14シンボルまたは12シンボル)を含むことができる。フィードバック情報の送信(すなわち、送ること)および/または受信プロセスにおいて、重複する時間領域資源が存在する(または、同じ時間領域資源が占有される、すなわち、時間領域資源が重複する)場合、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスにおいて衝突が発生する。
【0226】
5G NRでは、1つのスロットは、下りリンク送信に使用されるシンボル、フレキシブルシンボル、上りリンク送信に使用されるシンボル等のうちの少なくとも1つを含むことができる。このようにして、スロットの組成は、異なるスロット・フォーマット(slot format、SF)と呼ばれ、最大256のスロット・フォーマットが存在しうる。
【0227】
スロットは、異なるスロットタイプを有することができ、異なるスロットタイプは、異なる量のシンボルを含む。たとえば、ミニスロット(mini slot)は7個未満のシンボルを含み、共通スロット(slot)は7個または14個のシンボルを含む。異なるサブキャリア間隔に基づいて、シンボルの長さは異なる可能性がある。したがって、スロットの長さが異なる可能性がある。
【0228】
5G NRでは、スロット集約技術がさらに導入される。具体的には、ネットワーク装置は、複数のスロットをデータ伝送のために同じ端末に割り当てることができる。たとえば、端末は、複数の割り当てられたスロットで上りリンク・データ・スケジューリングを実行することができ、たとえば、物理上りリンク共用チャネル(physical uplink shared channel、PUSCH)でスケジューリングを実行することができ、あるいは複数の割り当てられたスロットで下りリンク・データ・スケジューリングを実行することができ、たとえば、物理下りリンク共用チャネル(physical Downlink Shared CHannel、PDSCH)でスケジューリングを実行することができる。
【0229】
本願のこの実施形態におけるスロットは、前述のスロットのいずれであってもよいことに留意されたい。
【0230】
(6)フィードバック情報:フィードバック情報は、端末装置によって受信される必要のあるフィードバック情報および/または端末装置によって送信される必要のあるフィードバック情報を含む。端末装置によって受信される必要のあるフィードバック情報は、他の装置から端末装置に送信され、端末装置によって送信される必要のあるフィードバック情報は、端末装置によって該他の装置に送信される。該他の装置は、他の端末装置またはネットワーク装置であってもよい。具体的には、フィードバック情報は、ハイブリッド自動再送要求(Hybrid Automatic Repeat reQuest、HARQ)フィードバック情報などを含む。
【0231】
(7)本願の実施形態における用語「システム」および「ネットワーク」は、互換的に使用されてもよい。「複数」とは、2以上を意味する。この観点から、本願のこの実施形態における「複数の」は、「少なくとも2つ」として理解されてもよい。用語「少なくとも1つ」は、一つまたは複数、たとえば、一つ、2つまたはそれ以上として理解されうる。たとえば、「少なくとも1つを含む」とは、1つ、2つ、またはそれ以上を含むことを意味し、どの項目が含まれるかを制限しない。たとえば、「A、BおよびCのうち少なくとも1つを含む」場合、A、B、C、AとB、AとC、BとC、またはAとBとCが含まれることがありうる。同様に、「少なくとも1つのタイプ」のような記述の理解も同様である。用語「および/または」は、関連するオブジェクトを記述するための関連関係を記述し、そして3つの関係が存在しうることを表す。たとえば、Aおよび/またはBは、Aのみが存在、AとBの両方が存在、Bのみが存在という3つの場合を表す。さらに、別段の規定がない限り、記号"/"は、一般に、関連する対象の間の"または"関係を示す。
【0232】
そうでないことが記載されていない限り、本願の実施形態における「第1の」および「第2の」のような順序番号は、複数の対象を区別するために使用され、複数の対象のシーケンス、時間シーケンス、優先度、または重要度を限定することを意図していない。たとえば、第1の時間領域資源と第2の時間領域資源は、単に異なる時間領域資源を区別することを意図しており、2つの時間領域資源の優先度、重要度などを制限することを意図したものではない。
【0233】
さらに、本願の説明では、「プリセット」および「あらかじめ定義された」値または情報は、あらかじめ構成されてもよく、または、上位層の信号伝達を使用することによって構成されてもよいことを理解されたい。事前構成は、端末装置に前もって値や情報を書き込むことであってもよく、または運用・管理・維持(Operation Administration and Maintenance、OAM)を通じて該値や情報を端末装置のために構成することであってもよい。上位層の信号伝達を用いて構成を行うことは、ネットワーク装置が、上位層の信号伝達を用いて、構成されるべき値または情報を端末装置に送信することである。上位層の信号伝達は、無線資源制御(Radio Resource Control、RRC)信号伝達またはMAC信号伝達のうちの一つまたは複数であってもよい。
【0234】
本願の実施形態を理解しやすくするために、以下は、本願の適用シナリオを記述する。
【0235】
モノのインターネットは、通信システムによって提供される、インターネットをベースに拡張・展開されたネットワークである。さまざまな情報センサー、無線周波識別技術、全地球測位システム、赤外線センサー、レーザースキャナなどのさまざまな装置および技術を用いて、モノのインターネットは、モニタリング、接続、対話される必要がある任意のオブジェクトまたはプロセスを集め、さまざまな種類の可能なネットワークアクセスを通じて、モノの間の、そしてモノと人の間のユビキタス接続を実現する。要するに、モノのインターネットの核心と基盤は、いまだにインターネットである。モノのインターネットは、インターネットをベースに拡張・展開されたネットワークである。モノのインターネットのユーザー・エンドは、あらゆるモノの間の情報交換および通信にまで拡張し、展開される。
【0236】
モノのインターネットは、インテリジェント交通などさまざまな分野に応用される。交通情報化の進展とインテリジェント交通の産業的発展に伴い、車両のインターネットという概念が提案されている。車両のインターネットとは、主に、車両の車載装置が、無線通信技術を用いて、情報ネットワーク・プラットフォーム上のすべての車両の動的な情報を効率的にルーティングし、車両の運用中に種々の機能サービスを提供して、車両の安全性、自動運転、交通効率を向上させることを意味する。車両のインターネットの実装は、主にV2X技術に依存している。V2X技術の核心は、車両と万物との間の相互接続を実現することである。V2X技術は、主に「車両から万物」(vehicle to everything、V2X)シナリオに適用される。V2Xは、具体的にはさらに、4つの適用シナリオを含む:車両対車両(Vehicle to Vehicle、V2V)、車両対歩行者(Vehicle-to-Pedestrian、V2P)、車両対路側のインフラストラクチャー(Vehicle-to-Infrastructure、V2I)および車両対ネットワーク(V2N)である。V2Vとは、車両間の通信をいう。V2Pとは、車両と人々(歩行者、自転車利用者、運転者、乗客を含む)との間のコミュニケーションをいう。V2Iとは、車両と路側機(RSU)との間の通信をいう。V2Nとは、車両と基地局/ネットワークとの間の通信をいう。
【0237】
図1は、適用シナリオの概略図である。図1に示される適用シナリオは、V2Xシナリオである。シナリオは、車載装置(図1に示されるように、UE1、UE2、UE3を含む)、路側機(図1に示されるようにRSU1を含む)、基地局装置(図1に示されるように、eNB、gNBなどを含む)、およびグローバルナビゲーション衛星システム(図1に示されるように、GNSSを含む)を含む。このシナリオでは、一つまたは複数の装置が存在しうる。車載装置は、情報、たとえば、車両位置および運転速度のような車両接続ステータス情報を交換および共有するために互いに通信することができる。この情報は、道路車流状態を決定するために使用されうる。RSUは、各車載装置および/または基地局装置と通信することができ、さらに、路面状態を検出し、最適な運転ルートを選択するように車両を案内するように構成されてもよい。基地局装置は、各車載装置および/またはRSUと通信し、GNSSは、別のネットワーク要素のために測位および時間サービス情報を提供することができる。さらに、車両のインターネットにおける車載装置は、さらに人と通信することができる。具体的には、ユーザーは、Wi-Fi、Bluetooth、またはセルラーなどの無線通信手段を用いて車両と情報通信を行ってもよく、それにより、ユーザーは、対応するモバイル端末装置を用いて車両をモニタリングおよび制御することができる。図1の基地局装置は任意的である。基地局装置がある場合、それは、ネットワークカバレッジが提供されるシナリオである。基地局装置がない場合は、それは、ネットワークカバレッジが提供されないシナリオである。
【0238】
前述の装置は、サイドリンクおよび上りリンク/下りリンクを使用することによって互いに通信することができる。通信中に、セルラーリンクのスペクトルが使用されてもよく、または5.9GHz近傍のインテリジェント交通スペクトルが使用されてもよい。装置間の相互通信のための技術は、通信ネットワークプロトコル(たとえば、LTEプロトコル)に基づいて向上されてもよいし、あるいはD2D技術に基づいて向上されてもよい。
【0239】
任意的に、通信プロセスにおいて、UE1は、異なるUE2およびUE3にデータ(フィードバック情報を含む)を送信し、UE2およびUE3からそれぞれのフィードバック情報(たとえば、ACK/NACK)を受信することができる。UE1は、同じ瞬間または異なる瞬間に該データを送信することができる。しかしながら、UE2およびUE3からフィードバック情報を受信するとき、UE1は、該フィードバック情報を同時に受信することがある、すなわち、該フィードバック情報を同じシンボルにおいて受信することがある。同じシンボルは同じスロットにあってもよいし、あるいは異なるスロットにあってもよい。同じシンボルは、一つまたは複数のシンボルであってもよく、またはシンボルの一部であってもよい。したがって、UE1は、フィードバック情報の複数のピースを同時に受信する必要がある。ユニキャストシナリオにおいてでさえ、UE2とUE3は同時に情報をUE1にフィードバックすることがある。任意的に、通信プロセスにおいて、UE1は、宛先UEにデータをさらに送信することがある。宛先UEは、1つの宛先UEであってもよく、または複数の宛先UE、たとえば、1つのグループキャスト/マルチキャスト・グループ内の複数の宛先UEであってもよい。よって、UE1は、フィードバック情報の複数のピースを同時に受け取ることがある。任意的に、ユニキャストとグループキャスト/マルチキャストの組み合わせが代替的に使用されてもよい。すなわち、UE1は、ユニキャスト宛先UE(たとえば、UE2)およびグループ内の異なる宛先UE(たとえば、UE3および別のUE)にデータを送信してもよい。UE1は、同じ瞬間または異なる瞬間にデータを送信することができるが、UE1が、UE2およびUE3からのフィードバック情報を同じ瞬間に、または同じシンボル上で受信するとき、該UEは、フィードバック情報の複数のピースを同時に受信する必要もある。同じシンボルは、同じスロットにあってもよいし、異なるスロットにあってもよい。同じシンボルは、一つまたは複数のシンボルであってもよく、またはシンボルの一部であってもよい。
【0240】
通信プロセスにおいては、端末装置の伝送資源が決定される必要がある。V2Xには周期的なサービスがあり、サイドリンクのために利用可能な伝送資源は通信中にある時間期間にわたって構成される必要がある。むろん、非周期的なサービスもあり、サイドリンクのために利用可能な伝送資源が構成される必要がある。V2X通信を行う端末への伝送資源方法を効率的に示すため、会議で結論が引き出された。RAN1 #97会議で導き出された結論は、以下のケースを含む。ケース1:UEはPSSCHを送信し、SCIによってスケジュールされた別のPSSCHを受信する。2つのPSSCHのそれぞれのPSFCHは、同じ時間スロットに現れる。ケース2:UEは、異なるUEによって送信されたSCIおよび該SCIによってスケジュールされたPSSCHを受信する。これらのPSSCHに対応するPSFCHは、同じ時間スロットに現れる。ケース1については、一方のPSSCHが受信に使用され、他方が送信に使用される。全二重機能をもたない端末装置では、フィードバック情報の送信および/または受信の間で衝突が発生する。ケース2については、送信されたフィードバック情報が端末装置の能力限界を超える場合、または電力限界に直面する場合、フィードバック情報が送信されるときに衝突が発生する。しかしながら、現時点では、フィードバック情報を受信および/または送信(送信および/または受信)するプロセスにおいて生じる衝突を回避するための適切な解決策は提供されていない。結果として、フィードバック情報を正常に受信または送信することができず、フィードバック情報の効率的で正確な送信を保証することができない。
【0241】
これに鑑み、データ受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる衝突を解決し、フィードバック情報を効率的かつ正確に送信するために、本願は、衝突を引き起こすフィードバック情報を部分的にリザーブし、フィードバック情報の送信および/または受信プロセスにおいて引き起こされる衝突を回避するための、フィードバック情報伝送方法を提供する。
【0242】
本願の実施形態は、主として、データ受信および/または送信プロセスにおいてフィードバック情報によって引き起こされる衝突に対する解決策を提供するが、他のデータ(たとえば、伝送リンク上で予約された受信および/または送信データ、伝送リンク上で予約された、同時に送信されるべきデータ、伝送リンク上でスケジュールされた受信および/または送信データ、および、伝送リンク上でスケジュールされた、同時に送信されるべきデータ)については、衝突がデータ受信および/または送信プロセスにおいて引き起こされる場合、やはり本願の実施形態において提供される解決策を使用することによって、衝突が解決されうることに留意されたい。伝送リンクは、サイドリンクであってもよい。
【0243】
以下では、説明のための例として同時送信を使用する。
【0244】
たとえば、伝送リンク上で予約され、同時に送信される複数のデータ・ピースがそれぞれの対応する周期をもつ場合には、より長い周期をもつ、同時に送信されるべき予約されたデータが、より高い優先度をもち、より短い周期をもつ、同時に送信されるべき予約されたデータは、より低い優先度をもつ。伝送リンク上で予約され、同時に送信されるべき複数のデータ・ピースが衝突する場合、端末装置は、上記の優先順位に基づいて、送信または破棄を行う。すなわち、より高い優先度をもつ送信されるべき予約データが送信され、より低い優先度をもつ送信されるべき予約データは破棄される。
【0245】
たとえば、伝送リンク上に送信されるべき予約されたデータと送信されるべきスケジュールされたデータがある場合、送信されるべき予約されたデータと送信されるべきスケジュールされたデータの間では、送信されるべき予約されたデータがより高い優先度をもち、送信されるべきスケジュールされたデータは、より低い優先度をもつ。送信されるべき予約されたデータと送信されるべきスケジュールされたデータが衝突する場合、端末装置は、上記の優先順位に基づいて送信または破棄を行う。すなわち、より高い優先度をもつ、送信されるべき予約されたデータが送信され、より低い優先度をもつ、送信されるべきスケジュールされたデータは破棄される。
【0246】
本願では、衝突が引き起こされる、つまりデータが重複する。
【0247】
以下は、送受信の両方が実行される例を示す。
【0248】
たとえば、伝送リンク上で予約されている送信されるべきデータと受信されるべきデータがそれぞれの対応する周期をもつ場合、より長い周期をもつ、送信されるべき予約されているデータまたは受信されるべき予約されているデータが、より高い優先度をもち、より短い周期をもつ、送信されるべき予約されているデータまたは受信されるべき予約されているデータが、より低い優先度をもつ。伝送リンク上で予約されている送信されるべきデータまたは受信されるべきデータが衝突する場合、端末装置は、上記の優先順位に基づいて送信または破棄を行う。すなわち、より高い優先度をもつ送信されるべき予約されているデータが送信され、より低い優先度をもつ受信されるべき予約されているデータは破棄される;または、より高い優先度をもつ受信されるべき予約されているデータが受信され、より低い優先度をもつ送信されるべき予約されているデータは破棄される。
【0249】
たとえば、伝送リンク上に送信されるべき予約されているデータと受信されるべきスケジュールされているデータがある場合、送信されるべき予約されているデータと受信されるべきスケジュールされているデータの間では、送信されるべき予約されているデータがより高い優先度をもち、受信されるべきスケジュールされているデータは、より低い優先度をもつ。送信されるべき予約されているデータが受信されるべきスケジュールされているデータと衝突する場合、端末装置は、上記の優先順位に基づいてデータの送信または破棄を行う。すなわち、より高い優先度をもつ送信されるべき予約されているデータが送信され、より低い優先度をもつ受信されるべきスケジュールされているデータは破棄される。
【0250】
たとえば、伝送リンク上に受信されるべき予約されているデータと送信されるべきスケジュールされているデータがある場合、受信されるべき予約されているデータと送信されるべきスケジュールされているデータの間では、受信されるべき予約されているデータがより高い優先度をもち、送信されるべきスケジュールされているデータがより低い優先度をもつ。受信されるべき予約されているデータが送信されるべきスケジュールされているデータと衝突する場合、端末装置は、上記の優先度に基づいて受信または破棄を行う。すなわち、より高い優先度をもつ受信されるべき予約されているデータが受信され、より低い優先度をもつ送信されるべきスケジュールされているデータは破棄される。
【0251】
本願では、候補フィードバック情報は、フィードバック情報とも呼ばれる。サービス品質レベルは、サービス品質(QoS)とも呼ばれる。
【0252】
この方法では、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ時間領域資源に対応する場合、端末は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのうちの送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定し、次いで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信する。
【0253】
候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを含み、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのうちの受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定し、次いで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0254】
候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースとを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、端末は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定し、次いで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するか、または、端末は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、次いで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0255】
候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースとを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応し、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースと、受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースとを決定し、次いで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0256】
本願のある実施形態は、フィードバック情報伝送方法を提供する。この方法は、図1に示されるシナリオに適用されてもよく、あるいは衝突が引き起こされうる別のシナリオに適用されてもよい。図2を参照して、以下では、フィードバック情報伝送方法の特定のプロセスについて詳細に説明する。図2に示されるように、このプロセスは、以下のステップを含む。
【0257】
ステップ2.1:端末装置が、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおける、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つ、および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが、同じ時間領域資源に対応することを判別する。
【0258】
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む。すなわち、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む、または候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含む。
【0259】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、データ送信および/または受信プロセスにおいて衝突が引き起こされると判断する。時間領域資源は、スロット、シンボル、別の時間領域粒度などを含む。送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つが同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、データ送信および/または受信プロセスにおいて衝突が引き起こされると判断する。時間領域資源は、スロット、シンボル、別の時間領域粒度などを含む。受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、端末装置は、データ受信プロセスにおいて衝突が引き起こされると判断する。時間領域資源は、スロット、シンボル、別の時間領域粒度などを含む。
【0260】
任意的に、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ時間領域資源に対応することは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ第1の時間領域資源に対応することであってもよい。
【0261】
具体的には、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ時間領域資源に対応することは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ時間領域資源に対応することを含む。
【0262】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応することは:送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応することを含む。
【0263】
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ時間領域資源に対応することは:受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応することを含む。
【0264】
本願では、同じ時間領域資源に対応することは、該時間領域資源上で重複(オーバーラップ)することを意味する。時間領域資源上での重複は、時間領域資源上で重複が発生する、または時間領域資源上に重複が存在すると称されることもある。時間領域資源は、一つまたは複数のシンボル、一つまたは複数のスロット、一つまたは複数のミニスロットなどであってもよい。前記一つまたは複数のシンボルは、同じスロット内にあってもよく、または異なるスロット内にあってもよい。送信および/または受信される異なる候補フィードバック情報については、時間領域資源上での重複の具体的な事例について、以下の記述を参照されたい。
【0265】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ時間領域資源に対応することは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、時間領域資源上で重複することを含む。
【0266】
時間領域資源上に重複が存在することは:送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとが時間領域資源上で重複すること;無線周波数切り換え時間を含む、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、無線周波数切り換え時間を含む、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが時間領域資源上で重複すること;または、無線周波数切り換え時間を含む、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、無線周波数切り換え時間を含む、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが時間領域資源上で重複することであってもよい。
【0267】
具体例は次のとおり:時間領域資源上に重複が存在することは:送信される必要がある第1の候補フィードバック情報と、受信される必要がある第1の候補フィードバック情報が時間領域資源上で重複すること;無線周波数切り換え時間を含む、送信される必要がある第1の候補フィードバック情報と、受信される必要がある第1の候補フィードバック情報が時間領域資源上で重複すること;送信される必要がある第1の候補フィードバック情報と、無線周波数切り換え時間を含む、受信される必要がある第1の候補フィードバック情報が時間領域資源上で重複すること;または、無線周波数切り換え時間を含む、送信される必要がある第1の候補フィードバック情報と、無線周波数切り換え時間を含む、受信される必要がある第1の候補フィードバック情報が時間領域資源上で重複することであってもよい。
【0268】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応することは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、前記時間領域資源上で重複することを含む。
【0269】
時間領域資源上に重複が存在することは:送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、送信される必要がある残りの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースとが、時間領域資源上で重複すること;無線周波数切り換え時間を含む、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースと、送信される必要がある残りの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースとが、時間領域資源上で重複すること;または、無線周波数切り換え時間を含む必要がある、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースと、無線周波数切り換え時間を含む必要がある、送信される必要がある残りの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースとが、時間領域資源上で重複することであってもよい。
【0270】
具体例は次のとおり:時間領域資源上に重複が存在することは:送信される必要がある第1の候補フィードバック情報と、送信される必要がある第2の候補フィードバック情報とが、時間領域資源上で重複すること;無線周波数切り換え時間を含む、送信される必要がある第1の候補フィードバック情報と、送信される必要がある第2の候補フィードバック情報とが、時間領域資源上で重複すること;または、無線周波数切り換え時間を含む、送信される必要がある第1の候補フィードバック情報と、無線周波数切り換え時間を含む、送信される必要がある第2の候補フィードバック情報とが、時間領域資源上で重複することであってもよい。
【0271】
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、同じ時間領域資源に対応することは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、時間領域資源上で重複することを含む。
【0272】
時間領域資源上に重複が存在することは:受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要がある残りの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースとが、時間領域資源上で重複すること;無線周波数切り換え時間を含む、受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースと、受信される必要がある残りの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースとが、時間領域資源上で重複すること;または、無線周波数切り換え時間を含む必要がある、受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースと、無線周波数切り換え時間を含む必要がある、受信される必要がある残りの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースとが、時間領域資源上で重複することであってもよい。
【0273】
具体例は次のとおり:時間領域資源上に重複が存在することは:受信される必要がある第1の候補フィードバック情報と、受信される必要がある第2の候補フィードバック情報とが、時間領域資源上で重複すること;無線周波数切り換え時間を含む、受信される必要がある第1の候補フィードバック情報と、受信される必要がある第2の候補フィードバック情報とが、時間領域資源上で重複すること;または、無線周波数切り換え時間を含む、受信される必要がある第1の候補フィードバック情報と、無線周波数切り換え時間を含む、受信される必要がある第2の候補フィードバック情報とが、時間領域資源上で重複することであってもよい。
【0274】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが以下のケースのうちの1つに合致するとき、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応すると判断してもよい。送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも一つのピースは、送信される必要がある第1の候補フィードバック情報と送信される必要がある第2の候補フィードバック情報とを含む。
【0275】
1. 送信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源は、送信される必要がある第2の候補フィードバック情報のための時間領域資源と部分的に重複する。詳細については、図3のケースAに示される重複部分を参照されたい。
【0276】
2. 送信される必要がある第2の候補フィードバック情報のための時間領域資源が、送信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源を含む。詳細については、図3のケースBに示される重複部分を参照されたい。
【0277】
3. 送信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源が、送信される必要がある第2の候補フィードバック情報のための時間領域資源を含む。詳細については、図3のケースCに示される重複部分を参照されたい。
【0278】
4. 送信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源が、送信される必要がある第2の候補フィードバック情報のための時間領域資源と同じである。詳細については、図3のケースDに示される重複部分を参照されたい。
【0279】
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが以下のケースのうちの1つに合致するとき、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応すると判断してもよい。受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある第1の候補フィードバック情報および受信される必要のある第2の候補フィードバック情報を含む。
【0280】
1. 受信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源は、受信される必要がある第2の候補フィードバック情報のための時間領域資源と部分的に重複する。詳細については、図4のケースAに示される重複部分を参照されたい。
【0281】
2. 受信される必要がある第2の候補フィードバック情報のための時間領域資源が、受信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源を含む。詳細については、図4のケースBに示される重複部分を参照されたい。
【0282】
3. 受信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源が、受信される必要がある第2の候補フィードバック情報のための時間領域資源を含む。詳細については、図4のケースCに示される重複部分を参照されたい。
【0283】
4. 受信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源が、受信される必要がある第2の候補フィードバック情報のための時間領域資源と同じである。詳細については、図4のケースDに示される重複部分を参照されたい。
【0284】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応する場合、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが以下のケースのうちの1つに合致するとき、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同じ時間領域資源に対応すると判断することができる。送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要がある第1の候補フィードバック情報と受信される必要がある第1の候補フィードバック情報とを含む。
【0285】
1. 送信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源は、受信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源と部分的に重複する。詳細については、図5のケースAに示される重複部分を参照されたい。
【0286】
2. 受信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源が、送信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源を含む。詳細については、図5のケースBに示される重複部分を参照されたい。
【0287】
3. 送信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源が、受信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源を含む。詳細については、図5のケースCに示される重複部分を参照されたい。
【0288】
4. 送信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源が、受信される必要がある第1の候補フィードバック情報のための時間領域資源と同じである。詳細については、図5のケースDに示される重複部分を参照されたい。
【0289】
ステップ2.2:端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおいて、送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定する。
【0290】
ステップ2.2を実行するとき、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを、以下の諸態様で決定することができる。
【0291】
1. 端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ・パケットのサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0292】
2. 端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0293】
3. 端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0294】
4. 端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0295】
5. 端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0296】
ステップ2.2を実行するとき、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを、以下の諸態様で決定することができる。
【0297】
1. 端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ・パケットのサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを決定する。
【0298】
2. 端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量と、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量とに基づいて、送信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを決定する。
【0299】
3. 端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0300】
4. 端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを決定する。
【0301】
5. 端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを決定する。
【0302】
たとえば、データ情報のサービス品質レベルは、QoSレベルのような参照値を含んでいてもよい。特定のQoSレベルは、PPPP/5QIのような参照値を含んでいてもよく、さらに、可用性、スループット、遅延、およびパケット損失率のような参照値を含んでいてもよい。データのタイプは、ユニキャスト(unicast)およびグループキャスト/マルチキャスト(groupcast/multicast)、ユニキャストおよびブロードキャスト(broadcast)、グループキャスト/マルチキャストおよびブロードキャスト、またはユニキャスト、グループキャスト/マルチキャスト、およびブロードキャストを含みうる。データのタイプは、予約タイプおよびスケジューリング・タイプをさらに含んでいてもよく、またはオプション1フィードバックおよびオプション2フィードバックを含んでいてもよい。フィードバック・タイプは、確認応答フィードバック(ACK)および否定確認応答フィードバック(NACK)を含んでいてもよい。オプション1フィードバックは、第1のフィードバック・タイプと呼ばれてもよく、オプション2フィードバックは、第2のフィードバック・タイプと呼ばれてもよい。第1のフィードバック・タイプはNACKのみをフィードバックし、第2のフィードバック・タイプはACKとNACKの両方をフィードバックする。ACKとNACKの両方がフィードバックされるとき、ACKをフィードバックするための対応するフィードバック資源、すなわち、端末装置がACKをフィードバックするときに使用されるフィードバック資源があってもよく、NACKをフィードバックするための対応するフィードバック資源、すなわち、端末装置がNACKをフィードバックするときに使用されるフィードバック資源があってもよい。
【0303】
送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する前述の諸態様、および送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する前述の諸態様は、後続の実施形態において詳細に説明される。
【0304】
ステップ2.3:端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信する、および/または端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0305】
端末装置が、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信する。端末装置が、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。
【0306】
たとえば、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを、第2の時間領域資源上で送信し、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを、前記第2の時間領域資源上で受信する、または、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを、前記第2の時間領域資源上で送信し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを、前記第2の時間領域資源上で受信する。第2の時間領域資源は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するために占有される時間領域資源である、または第2の時間領域資源は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信するために占有される時間領域資源である。一般に、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するために占有される第2の時間領域資源は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信するために占有される第2の時間領域資源とは異なりうる。
【0307】
第2の時間領域資源は、第1の時間領域資源と同じである、第2の時間領域資源は、第1の時間領域資源を含む、または、第2の時間領域資源は、第1の時間領域資源と部分的に重複する。本願における重複は、オーバーラップと称されることもある。
【0308】
全二重機能をもたない端末装置については、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定してもよく、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信する、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信することができる。
【0309】
全二重化機能をもつ端末装置については、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定してもよく、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するか、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信するか、または同時に、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するとともに、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信することができる。
【0310】
たとえば、端末装置は、通例、より多くの受信能力を有する。具体的には、同時に受信されるフィードバック情報のピースの量は制限されないか、または同時に受信されるフィードバック情報のピースの量は非常に大きくてもよい。しかしながら、端末装置は、通例、限られた伝送能力を有する。具体的には、同時に送信されるフィードバック情報のピースの量が制限されるか、または同時に送信されるフィードバック情報のピースの量は、比較的小さな範囲内にある(ここで、該比較的小さな範囲を表すために、プリセットされた第1の値範囲が使用されうる)。この場合、限られた送信能力をもつ端末装置については、端末は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信することができる。
【0311】
端末装置が、限られた送信能力または限られた電力のため、フィードバック情報の1つのピースのみを送信できる場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することは、送信されるべきフィードバック情報の1つのピースを決定することに等しい。
【0312】
さらに、任意的に、端末装置が、送信される必要がある何らかの候補フィードバック情報が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースであると決定した場合、端末装置は、他の候補フィードバック情報を送信しないことを決定する。具体的には、端末装置は該他の候補フィードバック情報の送信をあきらめるか、または端末装置は該他の候補フィードバック情報を破棄する。該他の候補フィードバック情報は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピース以外の候補フィードバック情報である。さらに、端末装置は、代替的に、受信される必要のある候補フィードバック情報を受信しないことを決定してもよい。
【0313】
さらに、任意的に、端末装置が、受信される必要がある何らかの候補フィードバック情報が受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースであると決定した場合、端末装置は、他の候補フィードバック情報を受信しないと決定する。具体的には、端末装置は、該他の候補フィードバック情報の受信をあきらめるか、または端末装置は、該他の候補フィードバック情報を破棄する。該他の候補フィードバック情報は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピース以外の候補フィードバック情報である。さらに、端末装置は、代替的に、送信される必要のある候補フィードバック情報を送信しないことを決定してもよい。
【0314】
さらに、任意的に、端末装置が、送信されるべき候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースおよび受信されるべき候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定する場合、端末装置は、他の候補フィードバック情報を送信せず、該他の候補フィードバック情報を受信しないことを決定する。送られない該他の候補フィードバック情報は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピース以外の候補フィードバック情報である。受信されない該他の候補フィードバック情報は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピース以外の候補フィードバック情報である。
【0315】
本願のこの実施形態において提供される解決策によれば、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが同一の時間領域資源に対応する場合、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースから、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを選択して、次いで、送信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送るか、および/または受信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信するかしてもよい。よって、この方法は、フィードバック情報の受信および/または送信プロセスに存在する衝突を解決し、効率的で正確なデータ伝送を保証する。
【0316】
図2に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する前述の諸態様が、本願の実施形態において詳細に説明される。
【0317】
実施形態1:端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0318】
たとえば、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報は、対応するサービス品質レベルを有し、サービス品質レベルは、データ情報に関連付けられた制御情報から得られてもよい。データ情報が候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応することは、具体的には:データ情報が送信されるとき、該データ情報に対応するフィードバック情報があることである。制御情報がデータ情報に関連付けられていることは、具体的には:データ情報が、対応する制御情報を使用してスケジュールされることである。よって、端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報に関連付けられた制御情報から、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルを得てもよい。
【0319】
具体的には、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値を決定する、および/または、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値を決定する。本願では、データ情報は、データ・パケットと称されることもある。換言すれば、データ・パケットは、データ情報と置き換えられてもよい。
【0320】
ある実装では、端末装置は、以下の諸態様で、第1の参照値を決定することができる。
【0321】
1. 端末装置は、第1の参照値として、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値を決定する。換言すれば、第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である。たとえば、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルを取得し、すべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の平均値を計算し、該第1の平均値を、第1の参照値として決定する。
【0322】
さらに、端末装置は、代替的に、第1の参照値として、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルのマッピング値を決定してもよい。換言すれば、第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルのマッピング値である。たとえば、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルを取得し、すべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルをマッピングすることを通じて得られる第1のマッピング値を計算し、該第1のマッピング値を第1の参照値として決定する。マッピング関数は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルを変数として使用する線形関数または非線形関数であってもよい。
【0323】
2. 端末装置は、第1の参照値として、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピース内の第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値を決定する。換言すれば、第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である。たとえば、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルを取得し、第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の平均値を計算し、該第2の平均値を第1の参照値として決定する。
【0324】
任意的に、第1のフィードバック情報集合は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順で、最初のNピースのフィードバック情報を含む。Nは1以上の正の整数である。換言すれば、第1のフィードバック情報集合は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報の最も高いサービス品質レベルを有するNピースのフィードバック情報を含む。Nは1以上の正の整数である。ある実施形態では、第1のフィードバック情報集合は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報の最も高いサービス品質レベルを有するフィードバック情報のピースである。この場合、Nは1である。
【0325】
具体的には、Nは、1以上であり、Nは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの量より大きくない(すなわち、それ以下である)。たとえば、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの量がAである場合、Nは1以上A以下の正の整数である。
【0326】
第1のフィードバック情報集合が、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報の最も高いサービス品質レベルを有する1ピースのフィードバック情報を含む場合、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルを、第1の参照値として決定する。換言すれば、第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルである。
【0327】
さらに、端末装置は、代替的に、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルのマッピング値を、第1の参照値として、決定してもよい。換言すれば、第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルのマッピング値である。たとえば、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルを取得し、第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルをマッピング関数に基づいてマッピングすることによって得られる第2のマッピング値を計算し、該第2のマッピング値を第1の参照値として決定する。マッピング関数は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルを変数として使用する線形関数または非線形関数であってもよい。
【0328】
3. 端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの一部または全部に対応するデータ情報のサービス品質レベルのいずれか1つを第1の参照値として決定する。
【0329】
同様に、ある実装では、端末装置は、以下の諸態様で第2の参照値を決定することができる。
【0330】
1. 端末装置は、第2の参照値として、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値を決定する。換言すれば、第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である。たとえば、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルを取得し、すべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第3の平均値を計算し、該第3の平均値を、第2の参照値として決定する。
【0331】
さらに、端末装置は、代替的に、第2の参照値として、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルのマッピング値を決定してもよい。換言すれば、第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルのマッピング値である。たとえば、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルを取得し、すべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルをマッピングすることを通じて得られる第3のマッピング値を計算し、該第3のマッピング値を第2の参照値として決定する。マッピング関数は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルを変数として使用する線形関数または非線形関数であってもよい。
【0332】
2. 端末装置は、第2の参照値として、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピース内の第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値を決定する。換言すれば、第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である。たとえば、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルを取得し、第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第4の平均値を計算し、該第4の平均値を第2の参照値として決定する。
【0333】
任意的に、第2のフィードバック情報集合は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順で、最初のMピースのフィードバック情報を含む。Mは1以上の正の整数である。換言すれば、第2のフィードバック情報集合は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報の最も高いサービス品質レベルを有するMピースのフィードバック情報を含む。Mは1以上の正の整数である。ある実施形態では、第2のフィードバック情報集合は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報の最も高いサービス品質レベルを有するフィードバック情報のピースである。この場合、Mは1である。
【0334】
具体的には、Mは、1以上であり、Mは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの量より大きくない。たとえば、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの量がBである場合、Mは1以上B以下の正の整数である。MはNに等しくてもよく、あるいはNに等しくなくてもよい。
【0335】
さらに、端末装置は、代替的に、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルのマッピング値を、第2の参照値として、決定してもよい。換言すれば、第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルのマッピング値である。たとえば、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルを取得し、第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルをマッピング関数に基づいてマッピングすることによって得られる第4のマッピング値を計算し、該第4のマッピング値を第2の参照値として決定する。マッピング関数は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルを変数として使用する線形関数または非線形関数であってもよい。
【0336】
3. 端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの一部または全部に対応するデータ情報のサービス品質レベルのいずれか1つを第2の参照値として決定する。
【0337】
実施形態1(1):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0338】
具体的には、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の一部または全部を送信することを決定する。換言すれば、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の一部または全部を、送信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0339】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースがある場合、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの全部を、送信されるべきフィードバック情報として決定することが理解されうる。
【0340】
たとえば、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値の値に基づいて、送信される必要のある候補フィードバック情報の一部または全部を送ることを決定することができる。具体的には、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの一部または全部が高い優先度であると判断し、該高い優先度を有する、送信される必要のある候補フィードバック情報の該一部または全部を送信することを決定する。
【0341】
参照値の値は、フィードバック情報の優先度を表してもよい。たとえば、より大きい参照値は、フィードバック情報のより高い優先度を示し、より小さい参照値は、フィードバック情報のより低い優先度を示す。具体的には、参照値は、フィードバック情報の優先度値と同じであってもよく、またはこれと同様であってもよい。
【0342】
実施形態1(2):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0343】
具体的には、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおいて、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の一部または全部を受信することを決定する。換言すれば、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の一部または全部を、受信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0344】
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースがある場合、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの全部を、受信されるべきフィードバック情報として決定することが理解されうる。
【0345】
たとえば、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値の値に基づいて、受信される必要のある候補フィードバック情報の一部または全部を受信することを決定することができる。具体的には、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの一部または全部が高い優先度であると判断し、該高い優先度を有する、受信される必要のある候補フィードバック情報の該一部または全部を受信することを決定する。
【0346】
実施形態1(3):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;および/または、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値が、第1優先度閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0347】
第1の参照値と第2の参照値の両方が第1の優先度閾値以上である場合、端末装置が全二重機能をもたなければ、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報または受信されるべきフィードバック情報として、第1の参照値と第2の参照値のうち、より高い参照値をもつものを選択する。具体的には、第1の参照値が第2の参照値以上である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。そうでなく、第1の参照値が第2の参照値以下である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ある実施形態では、それは、より大きな参照値が、該参照値に対応する、より高い優先度を示し、より小さい参照値が、該参照値に対応する、より低い優先度を示すこととして理解されうる。
【0348】
この実施形態では、端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態1(1)および実施形態1(2)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0349】
実施形態1(4):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信する必要がある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値よりも大きい場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質の第1の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値以下である場合、端末装置は、受信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0350】
この実施形態では、端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態1(1)および実施形態1(2)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0351】
任意的に、端末装置は、以下の諸態様で第1の優先度閾値を決定することができる。
【0352】
1. 端末装置は、あらかじめ定義されている第1の優先度閾値を決定する。
【0353】
2. 端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値を、第1の優先度閾値として決定する。
【0354】
3. 端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値を、第1の優先度閾値として決定する。
【0355】
4. 端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第3のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値を、第1の優先度閾値として決定する。
【0356】
任意的に、前記第3のフィードバック情報集合は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順で、最初のQピースのフィードバック情報を含む。Qは1以上の正の整数である。
【0357】
具体的には、Qは、1以上であり、Qは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの量より大きくない。たとえば、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの量がAである場合、Qは1以上A以下の正の整数である。
【0358】
5. 端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値を、第1の優先度閾値として決定する。
【0359】
6. 端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第4のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値を、第1の優先度閾値として決定する。
【0360】
任意的に、前記第4のフィードバック情報集合は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順で、最初のPピースのフィードバック情報を含む。Pは1以上の正の整数である。
【0361】
具体的には、Pは、1以上であり、Pは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの量より大きくない。たとえば、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの量がBである場合、Pは1以上B以下の正の整数である。
【0362】
7. 第1の優先度閾値は、RRC信号伝達、MAC信号伝達、または物理層信号伝達である信号伝達を使用することによって、ネットワーク装置によって構成される。
【0363】
8. 第1の優先度閾値は、ネットワーク装置または端末装置のいずれかについてプリセットされる。プリセットは、ネットワーク運用・管理・保守(OAM)を通じて実行される、前もって書き込むことまたは設定することである。
【0364】
下記は、実施形態1を、具体的な実施形態を用いて説明する。
【0365】
1. 受信される必要のあるフィードバック情報の複数のピースと、送信される必要のあるフィードバック情報の1つのピースとがあり、受信される必要のあるフィードバック情報の複数のピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度が、送信される必要のあるフィードバック情報のピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度以上である場合には、端末装置は、送信される必要のあるフィードバック情報のピースを送信せず、受信される必要のあるフィードバック情報の前記複数のピースを、受信されるべきフィードバック情報として受信する。この実施形態では、データ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度は、データ・パケットのサービス品質レベルの平均値である。
【0366】
たとえば、具体的には、受信される必要のある3ピースのフィードバック情報と、送信される必要のある1ピースのフィードバック情報とがあり、受信される必要のある3ピースのフィードバック情報に対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度が、送信される必要のあるフィードバック情報のピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度以上である場合には、端末装置は、送信される必要のあるフィードバック情報のピースを送信せずに、受信される必要のある3ピースのフィードバック情報を、受信されるべきフィードバック情報として受信する。
【0367】
あるいはまた、受信される必要のあるフィードバック情報の複数のピースと、送信される必要のあるフィードバック情報の1つのピースとがあり、受信する必要のあるフィードバック情報の複数のピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度が、送信される必要のあるフィードバック情報のピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度よりも低い場合には、端末装置は、受信される必要のあるフィードバック情報の複数のピースを受信せず、送信される必要のあるフィードバック情報のピースを、送信されるべきフィードバック情報として送信する。
【0368】
たとえば、具体的には、受信される必要があるフィードバック情報の3つのピースと、送信される必要があるフィードバック情報の1つのピースがあり、受信される必要があるフィードバック情報のフィードバック情報の3つのピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度が、送信される必要があるフィードバック情報のピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度より低い場合、端末装置は、受信される必要があるフィードバック情報の3つのピースを受信せず、送信される必要があるフィードバック情報のピースを、送信されるべきフィードバック情報として送信する。
【0369】
この実施形態では、対応するフィードバック情報が、サービス品質レベルに対応する、より高い優先度をもつリンク上で、受信および/または送信されることを保証することができる。
【0370】
2. 受信される必要があるフィードバック情報の複数のピースおよび送信される必要があるフィードバック情報の1つのピースがあり、受信される必要があるフィードバック情報の複数のピースのいくつかに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度が、送信される必要があるフィードバック情報のピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度以上である場合、端末装置は、送信される必要があるフィードバック情報のピースを送信せず、受信される必要がある複数のフィードバック情報の複数のピースのうちの前記いくつかを、受信されるべきフィードバック情報として受信する。
【0371】
たとえば、具体的には、受信される必要のあるフィードバック情報の5つのピースと、送信される必要のあるフィードバック情報の1つのピースがあり、受信される必要のあるフィードバック情報のうち5つのピースのうち2つに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度が、送信される必要のあるフィードバック情報のピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度以上である場合、端末装置は、送信される必要のあるフィードバック情報のピースを送信せず、受信される必要のあるフィードバック情報の2つのピースを、受信されるべきフィードバック情報として受信する。
【0372】
あるいはまた、送信される必要があるフィードバック情報の複数のピースと、受信される必要があるフィードバック情報の少なくとも1つのピースとがあり、送信される必要があるフィードバック情報の複数のピースのうちのいくつかに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度以上である場合、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信せず、送信される必要があるフィードバック情報の前記複数のピースを、送信されるべきフィードバック情報として送信する。送信される必要があるフィードバック情報の前記複数のピースが同時に送信される場合、端末装置の送信能力を超えることはない。
【0373】
たとえば、具体的には、送信される必要のあるフィードバック情報の5つのピースと、受信される必要のあるフィードバック情報の4つのピースがあり、送信される必要のあるフィードバック情報の3つのピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度が、受信される必要のあるフィードバック情報の少なくとも1つ(該少なくとも1つは4以下の整数)のピースの優先度以上である場合には、端末装置は、受信される必要のあるフィードバック情報の4つのピースは受信せず、送信される必要のあるフィードバック情報の5つのピースを送信する。UEの伝送能力は5以上である。
【0374】
たとえば、具体的には、送信される必要のあるフィードバック情報の5つのピースと、受信される必要のあるフィードバック情報の4つのピースがあり、送信される必要のあるフィードバック情報の3つのピースに対応するデータ・パケットの平均サービス品質レベルに対応する優先度が、受信される必要のあるフィードバック情報の少なくとも1つ(該少なくとも1つは4個以下の整数)のピースの優先度以上である場合には、受信される必要のあるフィードバック情報の4つのピースは受信せず、送信される必要のあるフィードバック情報の前記3つのピースを送信する。UEの伝送能力は3以上である。
【0375】
この実施形態では、より高い優先度をもつ何らかのフィードバック情報が受信および/または送信されることを保証できる。
【0376】
実施形態2:端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0377】
たとえば、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける候補フィードバック情報のピースの量を取得し、その量を前記第1の量として決定し;端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける候補フィードバック情報のピースの量を取得し、その量を前記第2の量として決定する。
【0378】
具体的には、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量を決定し、および/または、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量を決定する。
【0379】
実施形態2(1):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量が第1の閾値以上である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0380】
具体的には、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の一部または全部を送信することを決定する。換言すれば、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の該一部または全部を、送信されるべき候補フィードバック情報として決定する。
【0381】
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースがある場合、端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの全部を、送信されるべきフィードバック情報として決定することが理解されうる。
【0382】
端末装置は、以下の諸態様で、送信されるべきフィードバック情報を決定することができる。
【0383】
1. 端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースから、送信されるべきフィードバック情報の第1のプリセット量のピースをランダムに選択してもよい。ここで、送信されるべきフィードバック情報の第1のプリセット量のピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の一部または全部である。
【0384】
2. 端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部を、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値の値に基づいて決定してもよい。
【0385】
3. 端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部を、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0386】
4. 端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部を、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0387】
5. 端末装置は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部を、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0388】
実施形態2(2):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量が第1の閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0389】
具体的には、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の一部または全部を受信することを決定する。換言すれば、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の該一部または全部を、受信されるべき候補フィードバック情報として決定する。換言すれば、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部を、受信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0390】
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースがある場合、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの全部を、受信されるべきフィードバック情報として決定することが理解されうる。
【0391】
ある可能な実装では、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースから、受信されるべきフィードバック情報の第2のプリセット量のピースをランダムに選択してもよい。ここで、受信されるべきフィードバック情報の第2のプリセット量のピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0392】
別の可能な実装では、端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部を、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ・パケットのサービス品質レベルの第1の参照値に対応する優先度に基づいて、決定してもよい。
【0393】
本願における第1の優先順位閾値、第1の閾値、第1の比閾値、第2の比閾値、第1の閾値、第2の閾値、第3の閾値、プリセットされた第1のオフセット値、第1のプリセット量、第2のプリセット量、第3のプリセット量、第4のプリセット量、第5のプリセット量、第6のプリセット量、第7のプリセット量、第8のプリセット量、第9のプリセット量、第10のプリセット量、第11のプリセット量、第12のプリセット量、第13のプリセット量、第14のプリセット量、第15のプリセット量、第16のプリセット量、第17のプリセット量、第18のプリセット量、第19のプリセット量、第20のプリセット量、第21のプリセット量、第22のプリセット量などはすべて、プリセットされていてもよく、または信号伝達を用いてネットワーク装置によって構成されてもよい。
【0394】
端末装置は、以下の諸態様で、受信されるべきフィードバック情報を決定することができる。
【0395】
1. 端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースから、受信されるべきフィードバック情報の第2のプリセット量のピースをランダムに選択してもよい。ここで、受信されるべきフィードバック情報の第2のプリセット量のピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0396】
2. 端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部を、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値の値に基づいて決定してもよい。
【0397】
3. 端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部を、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0398】
4. 端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部を、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0399】
5. 端末装置は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記一部または全部を、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0400】
実施形態2(3):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含む場合:
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つピースの第2の量が第1の閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;および/または、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量が第1の閾値よりも大きい場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0401】
この実施形態では、端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報のうちの前記少なくとも1つを決定するプロセスについては、実施形態2(1)および実施形態2(2)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0402】
実施形態2(4):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量の比が、第1の比閾値以上である場合、端末装置は、受信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量の比が、第1の比閾値未満である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0403】
この実施形態では、端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態2(1)および実施形態2(2)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0404】
実施形態2(5):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含む場合:
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量の比が、第2の比値以上である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に対する、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量の比が、第2の比閾値未満である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0405】
この実施形態では、端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態2(1)および実施形態2(2)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0406】
任意的に、端末装置は、以下の諸態様で第1の閾値を決定してもよい。
【0407】
1. 端末装置は、あらかじめ定義されている第1の閾値を決定する。
【0408】
2. 端末装置は、端末装置のデータ送信能力に基づいて、第1の閾値を決定する。
【0409】
3. 端末装置は、端末装置のデータ受信能力に基づいて、第1の閾値を決定する。
【0410】
任意的に、端末装置は、以下の諸態様で第1の比閾値を決定してもよい。
【0411】
1. 端末装置は、あらかじめ定義されている第1の比閾値を決定する。
【0412】
2. 端末装置は、端末装置のデータ受信能力と端末装置のデータ送信能力との比に基づいて、第1の比閾値を決定する。
【0413】
任意的に、端末装置は、以下の諸態様で第2の比閾値を決定してもよい。
【0414】
1. 端末装置は、あらかじめ定義されている第2の比閾値を決定する。
【0415】
2. 端末装置は、端末装置のデータ送信能力と端末装置のデータ受信能力との比に基づいて、第2の比閾値を決定する。
【0416】
下記は、具体的な実施形態を用いて実施形態2を記述する。
【0417】
1. 送信される必要があるフィードバック情報の第1の量に対する、受信される必要があるフィードバック情報の第2の量の比が、第1の閾値(すなわち、第1の比閾値)を超える場合、端末装置は、送信される必要があるフィードバック情報を送信せず、受信される必要があるフィードバック情報を受信する。ここで、第1の閾値は1より大きい。
【0418】
2. 受信される必要があるフィードバック情報の第2の量が第2の閾値以上であり、送信される必要があるフィードバック情報の量が1であるまたは第3の閾値未満である場合、端末装置は、送信される必要があるフィードバック情報を送信せず、受信される必要があるフィードバック情報を受信する。
【0419】
第2の閾値は第3の閾値より大きい。たとえば、第2の閾値は3であり、第3の閾値は2である。
【0420】
任意的に、サービス品質レベルは実施形態2では考慮されない。送信される必要があるフィードバック情報に対応する優先度が、受信される必要があるフィードバック情報に対応する優先度以上であっても、端末は、送信される必要があるフィードバック情報を送信しない。
【0421】
任意的に、サービス品質レベルは実施形態2において考慮される。送信される必要があるフィードバック情報に対応する優先度が、受信される必要があるフィードバック情報に対応する優先度以上である場合、端末装置は、送信される必要があるフィードバック情報を送信してもよく、あるいは、送信される必要があるフィードバック情報を送信しなくてもよい。
【0422】
この実施形態では、半二重機能をもつ端末装置が、リンク上で最大量のフィードバック情報を受信および送信することを確実にすることができる。
【0423】
実施形態3:端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0424】
たとえば、候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、端末装置においてプリセットされていてもよい。
【0425】
具体的には、端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプは、以下のタイプを含む。
【0426】
1. 第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプ。第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプはユニキャストであり、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプはグループキャスト/マルチキャストである。
【0427】
任意的に、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプの優先度は、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプの優先度よりも高い。グループキャスト/マルチキャストのための複数のリンクがあり、グループキャスト/マルチキャスト・グループ内のある端末装置がフィードバックを実行しなくても、グループキャスト/マルチキャスト・グループ内の別の端末装置が、フィードバックを成功裏に実行できる。しかしながら、ユニキャストのためのリンクは1つだけであり、通信はCSIフィードバックが実行された後にのみ実行でき、より多くのオーバーヘッド(通信効率を示すために使用される;ここで、より高いオーバーヘッド値は、より低い通信効率を示す)が支払われる必要がある。よって、ユニキャストの優先度は、グループキャスト/マルチキャストの優先度よりも高く、より多くのオーバーヘッドを消費するユニキャスト・リンクが優先的に受信および/または送信されることが保証できる。
【0428】
任意的に、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプの優先度は、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプの優先度よりも、第1のオフセット値だけ高いか、または高い。第1のオフセット値は、プリセットされた第1のオフセット値であってもよい。第1のオフセット値は、本願のこの実施形態において限定されず、たとえば0以上であってもよい。具体的には、ユニキャストの優先度は、ユニキャスト・リンクに対応する優先度であってもよいし、複数のユニキャスト・リンクに対応する平均優先度であってもよい。グループキャスト/マルチキャストの優先度は、グループキャスト/マルチキャスト・リンクに対応する優先度であってもよく、複数のグループキャスト/マルチキャスト・リンクに対応する平均優先度であってもよい。
【0429】
任意的に、端末装置によって決定された候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがブロードキャストをさらに含む場合、ユニキャストの優先度は、ブロードキャストの優先度よりも高く設定されてもよく、グループキャスト/マルチキャストの優先度は、ブロードキャストの優先度以上に設定されてもよい、などとなる。
【0430】
2. 第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプ。第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプは予約タイプであり、第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプはスケジューリング・タイプである。
【0431】
任意的に、第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプの優先度は、第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプの優先度よりも高い。予約タイプの優先度はスケジューリング・タイプの優先度よりも高く、より多くの資源利益をもたらしうるプレビュー・タイプのリンクが優先的に受信および/または送信されることが保証できる。
【0432】
3. 第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと第6のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプ。第5のタイプ候補フィードバック情報に対応するデータのタイプは、フィードバック資源上の否定確認応答情報のみをフィードバックしており、第6のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプは、端末装置に対応するフィードバック情報に関する確認応答情報または否定確認応答情報をフィードバックしている。
【0433】
たとえば、第5の候補フィードバック情報は、オプション1として参照されてもよく、前述の説明における第1のフィードバック・タイプと同じである。第6の候補フィードバック情報は、オプション2と称されてもよく、前述の説明における第2のフィードバック・タイプと同じである。
【0434】
任意的に、第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプの優先度は、第6のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプの優先度よりも高く、否定的確認情報のみをフィードバックするフィードバック情報が優先的に受信および/または送信されることが保証される。
【0435】
任意的に、第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプは、合同フィードバック資源上で否定確認情報のみをフィードバックし、合同フィードバック資源は、すべての端末装置によって共同で使用されるフィードバック資源である。
【0436】
たとえば、確認応答情報はACK情報であってもよく、否定確認応答情報はNACK情報であってもよい。
【0437】
実施形態3(1):端末装置によって決定された候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。第1のタイプの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースがある。
【0438】
具体的には、端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報において、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報の一部または全部を送信することを決定する。換言すれば、端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、送信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0439】
第1のタイプの候補フィードバック情報の1つのピースがある場合、端末装置は、すべての第1のタイプの候補フィードバック情報を、送信されるべきフィードバック情報として決定することが理解されうる。
【0440】
端末装置は、以下の諸態様で、送信されるべきフィードバック情報を決定してもよい。
【0441】
1. 端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報から、送信されるフィードバック情報の第3のプリセット量のピースをランダムに選択してもよく、ここで、送信されるべきフィードバック情報の第3のプリセット量のピースは、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0442】
2. 端末装置は、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値の値に基づいて、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部が、送信されるべきフィードバック情報であると決定してもよい。
【0443】
3. 端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック周期に基づいて、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0444】
4. 端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプに基づいて、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0445】
5. 端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報から、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルにおいて最大の参照値(または最高の優先度)をもつ、送信されるべきフィードバック情報の第4のプリセット量のピースを選択してもよい。ここで、送信されるべきフィードバック情報の第4のプリセット量のピースは、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0446】
実施形態3(2):端末装置によって決定された候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを含む場合:
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。第1のタイプの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースがある。
【0447】
具体的には、端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報において、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報の一部または全部を受信することを決定する。換言すれば、端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、受信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0448】
第1のタイプの候補フィードバック情報の1つのピースがある場合、端末装置は、すべての第1のタイプの候補フィードバック情報を、受信されるべきフィードバック情報として決定することが理解されうる。
【0449】
端末装置は、以下の諸態様で、受信されるべきフィードバック情報を決定してもよい。
【0450】
1. 端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報から、受信されるフィードバック情報の第5のプリセット量のピースをランダムに選択してもよく、ここで、受信されるべきフィードバック情報の第5のプリセット量のピースは、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0451】
2. 端末装置は、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値の値に基づいて、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部が、送信されるべきフィードバック情報であると決定してもよい。
【0452】
3. 端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック周期に基づいて、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、受信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0453】
4. 端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプに基づいて、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0454】
5. 端末装置は、第1のタイプの候補フィードバック情報から、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルにおいて最大の参照値(または最高の優先度)をもつ、受信されるべきフィードバック情報の第6のプリセット量のピースを選択してもよい。ここで、受信されるべきフィードバック情報の第6のプリセット量のピースは、第1のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0455】
実施形態3(3):端末装置によって決定された候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含む場合。
【0456】
ある可能な実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0457】
この実装では、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。換言すれば、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0458】
端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態3(1)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0459】
別の可能な実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0460】
この実装では、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。換言すれば、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0461】
端末装置が、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態3(2)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0462】
実施形態3(4):端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含み、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0463】
この実施形態において、端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つを決定するプロセスについては、実施形態3(1)および実施形態3(2)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0464】
実施形態3(5):端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つが、第3のタイプの候補フィードバック情報と第4のタイプの候補フィードバック情報とを含む場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。第3のタイプの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースがある。
【0465】
具体的には、端末装置は、第3のタイプの候補フィードバック情報において、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、第3のタイプの候補フィードバック情報の一部または全部を送信することを決定する。換言すれば、端末装置は、第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、送信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0466】
第3のタイプの候補フィードバック情報の1つのピースが存在する場合には、端末装置は、すべての第3のタイプの候補フィードバック情報を、送信されるべきフィードバック情報として決定することが理解されうる。
【0467】
端末装置は、以下の諸態様で、送信されるべきフィードバック情報を決定することができる。
【0468】
1. 端末装置は、第3のタイプの候補フィードバック情報からの送信されるべきフィードバック情報の第7のプリセット量のピースをランダムに選択してもよく、送信されるべきフィードバック情報の該第7のプリセット量のピースは、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0469】
2. 端末装置は、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値の値に基づいて、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部が前記送信されるべきフィードバック情報であると決定してもよい。
【0470】
3. 端末装置は、前記第3のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック周期に基づいて、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、前記送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0471】
4. 端末装置は、前記第3のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプに基づいて、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、前記送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0472】
5. 端末装置は、前記第3のタイプの候補フィードバック情報から、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルにおける最大の参照値(または最高の優先度)をもつ送信されるべきフィードバック情報の第8のプリセット量のピースを選択してもよく、送信されるべきフィードバック情報の第8のプリセット量のピースが、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0473】
実施形態3(6):端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、前記第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つを含む場合:
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、前記第3のタイプの候補フィードバック情報と前記第4のタイプの候補フィードバック情報とを含む場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。前記第3のタイプの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースがある。
【0474】
具体的には、端末装置は、前記第3タイプの候補フィードバック情報における受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の一部または全部を受信することを決定する。換言すれば、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報として、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を決定する。
【0475】
前記第3のタイプの候補フィードバック情報の1つのピースがある場合には、端末装置は、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の全部を前記受信されるべきフィードバック情報として決定することが理解されうる。
【0476】
端末装置は、受信されるべきフィードバック情報を以下の態様で決定してもよい。
【0477】
1. 端末装置は、前記第3のタイプの候補フィードバック情報から、受信されるべきフィードバック情報の第9のプリセット量のピースをランダムに選択してもよく、受信されるべきフィードバック情報の前記第9のプリセット量のピースは、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0478】
2. 端末装置は、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2参照値の値に基づいて、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部が前記送信されるべきフィードバック情報であると決定してもよい。
【0479】
3. 端末装置は、前記第3のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック周期に基づいて、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、前記送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0480】
4. 端末装置は、前記第3のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプに基づいて、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、前記送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0481】
5. 端末装置は、前記第3のタイプの候補フィードバック情報から、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルにおける最大の参照値(または最高の優先度)をもつ受信されるべきフィードバック情報の第10のプリセット量のピースを選択してもよく、受信されるべきフィードバック情報の前記第10のプリセット量のピースは、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0482】
実施形態3(7):端末装置によって決定された候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、前記第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含む場合:
【0483】
ある可能な実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが前記第3のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが前記第4のタイプの候補フィードバック情報である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0484】
この実装では、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。換言すれば、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0485】
端末装置が送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態3(5)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0486】
別の可能な実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが前記第4のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが前記第3のタイプの候補フィードバック情報である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つを決定し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つは、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0487】
この実装では、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。換言すれば、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0488】
端末装置が、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つを決定するプロセスについては、実施形態3(6)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0489】
実施形態3(8):端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと、前記第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つが前記第3のタイプの候補フィードバック情報および前記第4のタイプの候補フィードバック情報を含み、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つピースが前記第3のタイプの候補フィードバック情報および前記第4のタイプの候補フィードバック情報を含む場合には、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0490】
この実施形態では、端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態3(5)および実施形態3(6)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0491】
実施形態3(9):端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと前記第6のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つが、前記第5のタイプの候補フィードバック情報と前記第6のタイプの候補フィードバック情報とを含む場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。前記第5のタイプの候補フィードバック情報のうち少なくとも1つのピースが存在する。
【0492】
具体的には、端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報において送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の一部または全部を送信することを決定する。換言すれば、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報として、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を決定する。
【0493】
前記第5のタイプの候補フィードバック情報の1つのピースがある場合には、端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の全部を送信されるべきフィードバック情報として決定することが理解されうる。
【0494】
端末装置は、送信されるべきフィードバック情報を以下の態様で決定してもよい。
【0495】
1. 端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報から、送信されるべきフィードバック情報のうち、第11のタイプのプリセット量のピースをランダムに選択してもよい。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記第11のプリセット量のピースは、前記第3のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0496】
2. 端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値の値に基づいて、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部が前記送信されるべきフィードバック情報であると決定してもよい。
【0497】
3. 端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック周期に基づいて、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を前記送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0498】
4. 端末装置は、前記第5のタイプ候補フィードバック情報のフィードバック・タイプに基づいて、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を前記送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0499】
5. 端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報から、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルにおける最大の参照値(または最高の優先度)をもつ送信されるべきフィードバック情報の第12のプリセット量のピースを選択してもよく、送信されるべきフィードバック情報の前記第12のプリセット量のピースは、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0500】
実施形態3(10):端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと前記第6のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つを含む場合:
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、前記第5のタイプの候補フィードバック情報と前記第6のタイプの候補フィードバック情報とを含む場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。第5のタイプの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが存在する。
【0501】
具体的には、端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報における、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の一部または全部を受信することを決定する。換言すれば、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報として、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を決定する。
【0502】
前記第5のタイプの候補フィードバック情報の1つのピースが存在する場合には、端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の全部を受信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0503】
端末装置は、受信されるべきフィードバック情報を以下の態様で決定してもよい。
【0504】
1. 端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報から、受信されるべきフィードバック情報の第13のプリセット量のピースをランダムに選択してもよい。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記第13のプリセット量のピースは、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0505】
2. 端末装置は、前記第5のタイプ候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値の値に基づいて、前記第5のタイプ候補フィードバック情報の前記一部または全部が前記送信されるべきフィードバック情報であると決定してもよい。
【0506】
3. 端末装置は、前記第5のタイプ候補フィードバック情報のフィードバック周期に基づいて、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、前記送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0507】
4. 端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプに基づいて、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、前記送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0508】
5. 端末装置は、前記第5のタイプの候補フィードバック情報から、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルにおける最大の参照値(または最高の優先度)をもつ受信されるべきフィードバック情報の第14のプリセット量のピースを選択してもよい。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記第14のプリセット量のピースが、前記第5のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0509】
実施形態3(11):端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、前記第5の候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと前記第6の候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つピースと受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つとを含む場合:
【0510】
ある可能な実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが前記第5のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが前記第6のタイプの候補フィードバック情報である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0511】
この実装では、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。換言すれば、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0512】
端末装置が送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態3(9)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0513】
別の可能な実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つが前記第6のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが前記第5のタイプの候補フィードバック情報である場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0514】
この実装では、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。換言すれば、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0515】
端末装置が、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つを決定するプロセスについては、実施形態3(10)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0516】
実施形態3(12):端末装置によって決定される候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、前記第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプと前記第6のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプとを含み、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、前記第5のタイプの候補フィードバック情報および前記第6のタイプの候補フィードバック情報を含み、かつ、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、前記第5のタイプの候補フィードバック情報および前記第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第5のタイプ候補フィードバック情報に属する。
【0517】
この実施形態では、端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つを決定するプロセスについては、実施形態3(9)および実施形態3(10)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0518】
実施形態4:端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0519】
たとえば、候補フィードバック情報に対応するフィードバック周期が、端末装置内にプリセットされていてもよい。
【0520】
任意的に、候補フィードバック情報の、より長いフィードバック周期は、候補フィードバック情報の、より高い優先度を示す。候補フィードバック情報の、より短いフィードバック周期は、候補フィードバック情報の、より低い優先度を示す。この場合、相対的に長い時間の後に送信機会を得ることができるフィードバック情報が優先的に受信および/または送信されることが保証できる。
【0521】
候補フィードバック情報に対応するフィードバック周期が図6に示される。図6は、フィードバック周期Nがそれぞれ1、2、および4である場合を示す。
【0522】
実施形態4(1):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1の候補フィードバック情報および第2の候補フィードバック情報を含み、第1の候補フィードバック情報のフィードバック周期が、第2の候補フィードバック情報のフィードバック周期以上である場合、端末は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1の候補フィードバック情報に属する。第1の候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースがある。
【0523】
具体的には、端末装置は、第1の候補フィードバック情報において、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、第1の候補フィードバック情報の一部または全部を送信することを決定する。換言すれば、端末装置は、前記第1の候補フィードバック情報の前記一部または全部を、送信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0524】
第1の候補フィードバック情報の1つのピースが存在する場合、端末装置は、第1の候補フィードバック情報の全部を、前記送信されるべきフィードバック情報として決定することが理解されうる。
【0525】
端末は、送信されるべきフィードバック情報を、以下の態様で決定してもよい。
【0526】
1. 端末装置は、第1の候補フィードバック情報から、送信されるべきフィードバック情報の第15のプリセット量のピースをランダムに選択してもよく、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記第15のプリセット量のピースは、第1の候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0527】
2. 端末装置は、第1の候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値の値に基づいて、第1の候補フィードバック情報の前記一部または全部を、前記送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。
【0528】
3. 端末装置は、第1の候補フィードバック情報に対応するデータのタイプに基づいて、第1の候補フィードバック情報の前記一部または全部が前記送信されるべきフィードバック情報であると決定してもよい。
【0529】
4. 端末装置は、第1の候補フィードバック情報における候補フィードバック情報のフィードバック周期に基づいて、第1の候補フィードバック情報の前記一部または全部が前記送信されるべきフィードバック情報であると決定することに続いてもよい。
【0530】
5. 端末装置は、第1の候補フィードバック情報のフィードバック・タイプに基づいて、第1の候補フィードバック情報の前記一部または全部を、前記送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0531】
6. 端末装置は、第1の候補フィードバック情報から、第1の候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルにおける最大の参照値(または最高の優先度)をもつ送信されるべきフィードバック情報の第16のプリセット量のピースを選択してもよく、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記第16のプリセット量のピースは、第1の候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0532】
第1の候補フィードバック情報のフィードバック周期が第2の候補フィードバック情報のフィードバック周期より短い場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第2の候補フィードバック情報に属することが理解されうる。第2の候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが存在する。
【0533】
実施形態4(2):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第3の候補フィードバック情報および第4の候補フィードバック情報を含み、第3の候補フィードバック情報のフィードバック周期が、第4の候補フィードバック情報のフィードバック周期以上である場合、端末は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第3の候補フィードバック情報に属する。第3の候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースがある。
【0534】
具体的には、端末装置は、第3の候補フィードバック情報において、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、第3の候補フィードバック情報の一部または全部を受信することを決定する。換言すれば、端末装置は、前記第3の候補フィードバック情報の前記一部または全部を、受信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0535】
第3の候補フィードバック情報の1つのピースが存在する場合、端末装置は、第3の候補フィードバック情報の全部を、前記受信されるべきフィードバック情報として決定することが理解されうる。
【0536】
端末は、受信されるべきフィードバック情報を、以下の態様で決定してもよい。
【0537】
1. 端末装置は、第3の候補フィードバック情報から、受信されるべきフィードバック情報の第17のプリセット量のピースをランダムに選択してもよく、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記第17のプリセット量のピースは、第3の候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0538】
2. 端末装置は、第3の候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値の値に基づいて、第3の候補フィードバック情報の前記一部または全部が、前記受信されるべきフィードバック情報であると決定してもよい。
【0539】
3. 端末装置は、第3の候補フィードバック情報に対応するデータのタイプに基づいて、第3の候補フィードバック情報の前記一部または全部が前記受信されるべきフィードバック情報であると決定する。
【0540】
4. 端末装置は、第3の候補フィードバック情報における候補フィードバック情報のフィードバック周期に基づいて、第3の候補フィードバック情報の前記一部または全部を、受信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。
【0541】
5. 端末装置は、第3の候補フィードバック情報のフィードバック・タイプに基づいて、第3の候補フィードバック情報の前記一部または全部を、前記受信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。具体的な決定プロセスは、後続の実施形態において詳細に記載される。
【0542】
6. 端末装置は、第3の候補フィードバック情報から、第3の候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルにおける最大の参照値(または最高の優先度)をもつ送信されるべきフィードバック情報の第18のプリセット量のピースを選択してもよく、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記第18のプリセット量のピースは、第3の候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0543】
第3の候補フィードバック情報のフィードバック周期が第4の候補フィードバック情報のフィードバック周期より短い場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第4の候補フィードバック情報に属することが理解されうる。第4の候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが存在する。
【0544】
実施形態4(3):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つを含む場合:
【0545】
ある可能な実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期以上である場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0546】
端末が送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態4(1)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0547】
別の可能な実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期より短い場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0548】
端末が受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つを決定するプロセスについては、実施形態4(2)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0549】
実施形態4(4):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1の候補フィードバック情報および第2の候補フィードバック情報を含み、第1の候補フィードバック情報のフィードバック周期が、第2の候補フィードバック情報のフィードバック周期以上である場合、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3の候補フィードバック情報および第4の候補フィードバック情報を含み、第3の候補フィードバック情報のフィードバック周期が、第4の候補フィードバック情報のフィードバック周期より長い場合、端末は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第1の候補フィードバック情報に属し、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3の候補フィードバック情報に属する。
【0550】
この実施形態では、端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態4(1)および実施形態4(2)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0551】
実施形態5:端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0552】
たとえば、候補フィードバック情報のフィードバック・タイプは、端末装置内にプリセットされていてもよい。
【0553】
具体的には、候補フィードバック情報のフィードバック・タイプは、第7のタイプの候補フィードバック情報と第8のタイプの候補フィードバック情報とを含み、第7のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプは、確認応答フィードバックであり、第8のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプは、否定確認応答フィードバックである。
【0554】
たとえば、確認応答フィードバックはACK情報をフィードバックするものであってもよく、否定確認応答フィードバックはNACK情報をフィードバックするものであってもよい。
【0555】
任意的に、第8のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプの優先度は、第7のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプの優先度よりも高い。
【0556】
たとえば、実施形態5は、複数のグループ(group)についてのフィードバック情報が送信されるグループキャスト/マルチキャスト・シナリオに主に適用されうる。
【0557】
実施形態5(1):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補フィードバック情報と第8のタイプの候補フィードバック情報とを含む場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つの候補フィードバック情報を決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報に属する。第8のタイプの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが存在する。
【0558】
具体的には、端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報において、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報の一部または全部を送信することを決定する。換言すれば、端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、送信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0559】
第8のタイプの候補フィードバック情報の1つのピースがある場合、端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報の全部を、前記送信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0560】
端末装置は、送信されるべきフィードバック情報を以下の態様で決定してもよい。
【0561】
1. 端末装置は、第8のタイプのフィードバック情報から、送信されるべきフィードバック情報の第19のプリセット量のピースをランダムに選択してもよく、ここで、送信されるべきフィードバック情報の第19のプリセット量のピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報の一部または全部である。
【0562】
2. 端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値の値に基づいて、第8のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を決定してもよい。
【0563】
3. 端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプに基づいて、第8のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部が前記送信されるべきフィードバック情報であると決定してもよい。
【0564】
4. 端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック周期に基づいて、第8のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、前記送信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。
【0565】
5. 端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報から、第8のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルにおける最大の参照値(または最高の優先度)をもつ送信されるべきフィードバック情報の第20のプリセット量のピースを選択してもよく、送信されるべきフィードバック情報の第20のプリセット量のピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0566】
実施形態5(2):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補フィードバック情報と第8のタイプの候補フィードバック情報とを含む場合、端末装置は、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つの候補フィードバック情報を決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補フィードバック・タイプに属する。第8のタイプの候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースが存在する。
【0567】
具体的には、端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報において、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。具体的には、端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報の一部または全部を受信することを決定する。換言すれば、端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、受信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0568】
第8のタイプの候補フィードバック情報の1つのピースがある場合、端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報の全部を、前記受信されるべきフィードバック情報として決定する。
【0569】
端末装置は、受信されるべきフィードバック情報を以下の態様で決定してもよい。
【0570】
1. 端末装置は、第8のタイプのフィードバック情報から、受信されるべきフィードバック情報の第21のプリセット量のピースをランダムに選択してもよく、ここで、受信されるべきフィードバック情報の第21のプリセット量のピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報の一部または全部である。
【0571】
2. 端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値の値に基づいて、第8のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を決定してもよい。
【0572】
3. 端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプに基づいて、第8のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部が前記受信されるべきフィードバック情報であると決定してもよい。
【0573】
4. 端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック周期に基づいて、第8のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部を、前記受信されるべきフィードバック情報として決定してもよい。
【0574】
5. 端末装置は、第8のタイプの候補フィードバック情報から、第8のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルにおける最大の参照値(または最高の優先度)をもつ受信されるべきフィードバック情報の第22のプリセット量のピースを選択してもよく、受信されるべきフィードバック情報の第22のプリセット量のピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報の前記一部または全部である。
【0575】
実施形態5(3):候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含む場合:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7の候補フィードバック情報と第8の候補フィードバック情報とを含み、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7の候補フィードバック情報と第8の候補フィードバック情報とを含む場合には、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0576】
この実施形態では、端末装置が、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するプロセスについては、実施形態5(1)および実施形態5(2)を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0577】
下記は、具体的な実施形態を用いて実施形態5を説明する。
【0578】
1. 送信される必要のあるフィードバック情報の3つのピースがあり、フィードバック情報の2つのピースがNACKフィードバックであり、フィードバック情報の1つのピースがACKフィードバックであり、端末装置の送信能力が2である場合、端末装置は該2つのNACKフィードバックを送信し、該ACKフィードバックは送信しない。
【0579】
2. 送信される必要のあるフィードバック情報が3つあり、フィードバック情報の1つのピースがNACKフィードバックであり、フィードバック情報の2つのピースがACKフィードバックであり、端末装置の送信能力が2である場合、端末装置は1つのNACKと1つのACKを送信することを決定する。送信されるACKは、前記2つのACKフィードバックにおける、データ・パケットのサービス品質レベルに対応する、より高い優先度をもつACKであってもよく、端末装置は、前記2つのACKフィードバックにおける、データ・パケットのサービス品質レベルに対応する、より低い優先度をもつACKのほうは送信しない。
【0580】
この実施形態では、NACKフィードバックが優先的に受信および/または送信され、特に、グループキャスト/マルチキャストにおけるNACKフィードバックが優先的に受信および/または送信されることが保証できる。
【0581】
実施形態6:端末装置は、リンク資源が引き続き使用されるか、または解放されるかを決定するために、フィードバック情報をモニタリングしてもよい。たとえば、ACKフィードバックを検出するとき、端末装置はリンク資源が解放されることを決定する。NACKフィードバックを検出するときは、端末装置は、リンク資源が解放されず、引き続き使用されることを決定する。
【0582】
送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ・パケットが、予約されたデータである(すなわち、対応するタイプが予約タイプである)か、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ・パケットが予約されたデータである場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ・パケット、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ・パケットは、指示情報をさらに含む。ここで、該指示情報は、予約されたリンク資源が使用され続けるか、または解放されることを示すために使用される。指示情報はSCIによって表され、少なくとも1つのビット(bit)、たとえば1ビットを占有する。
【0583】
たとえば、予約されたデータの伝送が完了すると、予約された資源は解放され、前記1ビットが特定の値、すなわち1に設定され、SCIにおいて予約された資源が解放される、または無効であることを示す。予約されたデータの伝送が完了していない場合、予約された資源は引き続き使用され、解放される必要はなく、前記1ビットは特定の値、すなわち0に設定され、SCIにおいて予約された資源が有効で使用され続けることを示す。
【0584】
この実施形態では、端末装置は、フィードバック情報をモニタリングすることなく、SCIのビット値を検出することのみによって、予約された資源が使用され続けるか、または解放されるかを知ることができる。
【0585】
本願の実施形態におけるフィードバック情報伝送方法は、図2から図6を参照して上記で詳細に説明されている。前述のフィードバック情報伝送方法と同じ発明の概念に基づいて、本願の実施形態は、フィードバック情報伝送装置をさらに提供する。図7に示されるように、フィードバック情報伝送装置700は、処理ユニット701およびトランシーバ・ユニット702を含む。装置700は、端末装置に適用される前述の方法実施形態において記載される方法を実施するように構成されてもよい。装置700は、端末装置内に位置してもよいし、あるいは端末装置であってもよい。
【0586】
前述の実施形態の装置、すなわち、装置700は、端末装置であってもよく、あるいは、端末装置に適用されるチップであってもよく、あるいは、前述の端末装置の機能を有する他の組み合わされた装置、コンポーネント等であってもよいことを注意しておくべきである。装置が端末装置である場合、トランシーバ・ユニットは、アンテナ、無線周波回路などを含みうるトランシーバであってもよい。処理ユニットは、プロセッサ、たとえば、中央処理装置(central processing unit、CPU)であってもよい。装置が前述の端末装置の機能を有するコンポーネントである場合、トランシーバ・ユニットは無線周波ユニットであってもよく、処理ユニットはプロセッサであってもよい。装置がチップ・システムである場合、トランシーバ・ユニットは、チップ・システムの入出力インターフェースであってもよく、処理ユニットは、チップ・システムのプロセッサであってもよい。
【0587】
具体的には、処理ユニット701は、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおいて、送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定するように構成され、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、同じ時間領域資源に対応する。
【0588】
トランシーバ・ユニット702は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つを送信するか、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つを受信するように構成される。
【0589】
ある実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピース、および/または、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、同じ第1の時間領域資源に対応する。
【0590】
トランシーバ・ユニット702は、以下の態様で、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するか、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信するように具体的に構成される:
第2の時間領域資源上で送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信する、または第2の時間領域資源上で受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信する。ここで、第2の時間領域資源は、第1の時間領域資源と同じであり、第2の時間領域資源は、第1の時間領域資源を含む、または、第2の時間領域資源は、第1の時間領域資源と部分的に重複する。
【0591】
ある実装では、処理ユニット701は、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおいて、送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースを決定するように具体的に構成される:
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピース、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0592】
ある実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
処理ユニット701は、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するように具体的に構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値より大きい場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値が第1の優先度閾値よりも大きい場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0593】
ある実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
処理ユニット701は、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するように具体的に構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要がある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値よりも大きい場合、送信される必要のあるフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値以下である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0594】
ある実装では、第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である、または、第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、第1のフィードバック情報集合は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順での、最初のNピースのフィードバック情報を含み、Nは、1以上の正の整数であり;
第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である、または、第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、第2のフィードバック情報集合は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順での、最初のMピースのフィードバック情報を含み、Mは、1以上の正の整数である。
【0595】
ある実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
処理ユニット701は、以下の態様で、送信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべき候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、決定するように具体的に構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量の比が、第1の比閾値以上である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量の比が、第1の比閾値未満である場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0596】
ある実装では、処理ユニット701は、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するように具体的に構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報であり、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがユニキャストであり、前記第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがグループキャスト/マルチキャストである場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つが第1のタイプの候補フィードバック情報である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0597】
ある実装では、処理ユニット701は、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するように具体的に構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補フィードバック情報であり、第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが予約タイプであり、第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがスケジューリング・タイプである場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報に属する;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報および第4のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0598】
ある実装では、処理ユニット701は、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するように具体的に構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプ候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補フィードバック情報であり、第5のタイプ候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがフィードバック資源上で否定確認応答情報のみをフィードバックするものであり、第6のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、端末装置に対応するフィードバック資源上の確認応答情報または否定確認応答情報をフィードバックするものである場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプの候補フィードバック情報である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、端末装置は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0599】
ある実装では、処理ユニット701は、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するように具体的に構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期よりも長い場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期より短い場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1の候補フィードバック情報および第2の候補フィードバック情報を含み、前記第1の候補フィードバック情報のフィードバック周期が、前記第2の候補フィードバック情報のフィードバック周期よりも長い場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1の候補フィードバック情報に属する。
【0600】
ある実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
処理ユニット701は、具体的には、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定するように具体的に構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補フィードバック情報および第8のタイプの候補フィードバック情報を含み、第7のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプが確認応答フィードバックであり、第8のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプが否定確認応答フィードバックである場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0601】
本願の実施形態において、モジュールへの分割は、例であり、単に論理的な機能分割であり、実際の実施においては他の分割であってもよいことに留意されたい。さらに、本願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、または物理的に単独で存在してもよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形で実装されてもよく、またはソフトウェア機能ユニットの形で実装されてもよい。
【0602】
統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形で実装され、独立した製品として販売または使用される場合、統合されたユニットは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されうる。そのような理解に基づいて、本願の技術的解決策は本質的に、または現在の技術に寄与する部分は、または技術的解決策の全部もしくは一部は、ソフトウェア・プロダクトの形で実装されてもよい。コンピュータソフトウェアプロダクトは、記憶媒体に記憶され、コンピュータ装置(これは、パーソナルコンピュータ、サーバー、またはネットワーク装置であってもよい)またはプロセッサ(processor)に、本願の実施形態に記載される方法の全部または一部の段階を実行するように命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、または光ディスクのような、プログラムコードを記憶できる任意の媒体を含む。
【0603】
図8に示されるように、前述のフィードバック情報伝送方法と同じ概念に基づいて、本願の実施形態は、フィードバック情報伝送装置800の概略的な構造図をさらに提供する。装置800は、端末装置に適用される前述の方法実施形態に記載される方法を実施するように構成されてもよい。詳細については、前述の方法実施形態の説明を参照されたい。装置800は、端末装置内に配置されてもよいし、または端末装置であってもよい。
【0604】
装置800は、一つまたは複数のプロセッサ801を含む。プロセッサ801は、汎用プロセッサ、専用プロセッサなどであってもよい。たとえば、プロセッサは、ベースバンドプロセッサまたは中央処理装置であってもよい。ベースバンドプロセッサは、通信プロトコルおよび通信データを処理するように構成されてもよい。中央処理装置は、通信装置(たとえば、基地局、端末、またはチップ)を制御し、ソフトウェアプログラムを実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理するように構成されてもよい。通信装置は、信号を入力(受信)および出力(送信)するように構成されたトランシーバ・ユニットを含んでいてもよい。たとえば、トランシーバ・ユニットは、トランシーバ、無線周波チップなどであってもよい。
【0605】
装置800は、一つまたは複数のプロセッサ801を含み、前記一つまたは複数のプロセッサ801は、前述の実施形態において、端末装置の方法を実装してもよい。
【0606】
任意的に、前述の実施形態における方法の実装に加えて、プロセッサ801は、さらに別の機能を実装してもよい。
【0607】
任意的に、ある設計では、プロセッサ801は、装置800が前述の方法実施形態に記載された方法を実行することを可能にするために、命令を実行してもよい。命令の全部または一部、たとえば命令803は、プロセッサに格納されてもよい。あるいはまた、命令の全部または一部、たとえば命令804は、プロセッサに結合されたメモリ802に格納されてもよい。あるいはまた、命令803および804は、装置800が、前述の方法実施形態に記載される方法を実行することを可能にするために、一緒に使用されてもよい。
【0608】
さらに別の可能な設計では、通信装置800は、代替的に、回路を含むことができ、回路は、前述の方法実施形態において、端末装置の機能を実装してもよい。
【0609】
さらに別の可能な設計では、装置800は、命令804を記憶する一つまたは複数のメモリ802を含むことができ、命令は、装置800が前述の方法実施形態に記載される方法を実行することを可能にするために、プロセッサ上で実行されてもよい。任意的に、メモリは、データをさらに格納してもよい。任意的に、プロセッサは、代替的に命令および/またはデータを記憶してもよい。たとえば、前記一つまたは複数のメモリ802は、前述の実施形態に記載された対応、または前述の実施形態における関連するパラメータまたは表を記憶してもよい。プロセッサおよびメモリは、別々に配置されてもよく、または一緒に統合されてもよい。
【0610】
さらに別の可能な設計では、装置800はトランシーバ・ユニット805をさらに含んでいてもよい。プロセッサ801は、装置(端末または基地局)を制御するための処理ユニットと称されてもよい。トランシーバ・ユニット805は、トランシーバマシン、トランシーバ回路、トランシーバなどと称されてもよく、装置のために受信および/または送信を実行するように構成される。
【0611】
たとえば、装置800が、端末装置に適用されるチップ、または前述の端末装置の機能を有する他の組み合わされた装置、コンポーネントなどである場合、装置800は、トランシーバ・ユニット805を含んでいてもよい。
【0612】
さらに別の可能な設計では、装置800は、トランシーバ・ユニット805およびアンテナ806をさらに含んでいてもよい。プロセッサ801は、装置(端末または基地局)を制御するための処理ユニットと称されてもよい。トランシーバ・ユニット805は、トランシーバマシン、トランシーバ回路、トランシーバなどと称されてもよく、アンテナ806を使用して装置のトランシーバ機能を実装するように構成される。
【0613】
たとえば、装置800が端末装置である場合、装置800はトランシーバ・ユニット805およびアンテナ806を含んでいてもよい。
【0614】
具体的には、プロセッサ801は、命令803および/またはメモリ802内の命令804を実行するように構成され、該命令は、装置800が、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおける送信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の少なくとも1つピースを決定することを可能にするものであり、ここで、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースおよび/または受信される必要のある候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースを含み、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、同じ時間領域資源に対応する。
【0615】
トランシーバ・ユニット805は、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するか、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを受信するように構成される。
【0616】
トランシーバ・ユニット805は、アンテナ806を使用することによって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを送信するか、またはアンテナ806を使用することによって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つを受信するようにさらに構成される。
【0617】
ある実装では、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピース、および/または、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、同じ第1の時間領域資源に対応する。
【0618】
トランシーバ・ユニット805は、具体的には、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを第2の時間領域資源上で送信するか、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを第2の時間領域資源上で受信するように構成され、第2の時間領域資源は第1の時間領域資源と同じであり、第2の時間領域資源は第1の時間領域資源を含む、または第2の時間領域資源は第1の時間領域資源と部分的に重複する。
【0619】
あるいはまた、トランシーバ・ユニット805は、具体的には、アンテナ806を使用することによって、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つを第2の時間領域資源上で送信する、または、アンテナ806を使用することによって、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つピースを第2の時間領域資源上で受信するように構成され、第2の時間領域資源は、第1の時間領域資源と同じであるか、第2の時間領域資源は、第1の時間領域資源を含むか、または、第2の時間領域資源は、第1の時間領域資源と部分的に重複する。
【0620】
ある実装では、プロセッサは、具体的には、装置800が、以下の態様で、候補フィードバック情報の少なくとも1つのピースにおける、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび/または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができるようにする、命令803および/またはメモリ802内の命令804を実行するように構成される:
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量および/または受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータのタイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;
候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピース、または受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する;または、
端末装置は、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。
【0621】
ある実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースおよび受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
プロセッサ801は、具体的には、装置800が、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができるようにする、命令803および/またはメモリ802内の命令804を実行するように構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が第1の優先度閾値より大きい場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または
受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値が第1の優先度閾値より大きい場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0622】
ある実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み;
プロセッサ801は、具体的には、装置800が、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データ情報のサービス品質レベルに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができるようにする、命令803および/またはメモリ802内の命令804を実行するように構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値より大きい場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第1の参照値が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応するデータ情報のサービス品質レベルの第2の参照値以下である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0623】
ある実装では、第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値である、または第1の参照値は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第1のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、第1のフィードバック情報集合は、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順に、最初のNピースのフィードバック情報を含み、Nは、1以上の正の整数であり;
第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおけるすべてのフィードバック情報に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、または第2の参照値は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける第2のフィードバック情報集合に対応するデータ情報のサービス品質レベルの平均値であり、第2のフィードバック情報集合は、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースにおける、対応するデータ情報のサービス品質レベルの降順で、最初のMピースのフィードバック情報を含み、Mは1以上の正の整数である。
【0624】
ある実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースと、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースとを含み、
プロセッサ801は、具体的には、装置800が、以下の態様で、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1の量と、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2の量に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができるようにする、命令803および/またはメモリ802内の命令804を実行するように構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量の比が、第1の比閾値以上である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または、
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第1の量に対する、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの前記第2の量の比が、第1の比閾値未満である場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する。
【0625】
ある実装では、プロセッサ801は、具体的には、装置800が、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データの前記タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができるようにする、命令803および/またはメモリ802内の命令804を実行するように構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報である場合、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがユニキャストであり、前記第2のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがグループキャスト/マルチキャストである場合には、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第2のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第1のタイプの候補フィードバック情報である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1のタイプの候補フィードバック情報および第2のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0626】
ある実装では、プロセッサ801は、具体的には、装置800が、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データの前記タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができるようにする、命令803および/またはメモリ802内の命令804を実行するように構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補フィードバック情報であり、第3のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが予約タイプであり、第4のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがスケジューリング・タイプである場合には、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは第3のタイプの候補フィードバック情報に属する;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第4のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第3のタイプの候補フィードバック情報および第4のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定し、ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第3のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0627】
ある実装では、プロセッサ801は、具体的には、装置800が、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに対応する前記データの前記タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができるようにする、命令803および/またはメモリ802内の命令804を実行するように構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補フィードバック情報であり、第5のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプがフィードバック資源上の否定確認応答情報のみをフィードバックするものであり、第6のタイプの候補フィードバック情報に対応するデータのタイプが、端末装置に対応するフィードバック資源上で確認応答情報または否定確認応答情報をフィードバックするものである場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第6のタイプの候補フィードバック情報であり、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが第5のタイプの候補フィードバック情報である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第5のタイプの候補フィードバック情報および第6のタイプの候補フィードバック情報を含む場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第5のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0628】
ある実装では、プロセッサ801は、具体的には、装置800が、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック周期に基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができるようにする、命令803および/またはメモリ802内の命令804を実行するように構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期よりも長いか等しい場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第1のフィードバック周期が、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースの第2のフィードバック周期以下である場合、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、受信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースに属する;または
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第1の候補フィードバック情報および第2の候補フィードバック情報を含み、前記第1の候補フィードバック情報のフィードバック周期が、前記第2の候補フィードバック情報のフィードバック周期よりも長い場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、前記第1の候補フィードバック情報に属する。
【0629】
ある実装では、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを含み、
【0630】
ある実装では、プロセッサ801は、具体的には、装置800が、以下の態様で、候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースのフィードバック・タイプに基づいて、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースまたは受信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定することができるようにする、命令803および/またはメモリ802内の命令804を実行するように構成される:
送信される必要のある候補フィードバック情報の前記少なくとも1つのピースが、第7のタイプの候補フィードバック情報および第8のタイプの候補フィードバック情報を含み、第7のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプが確認応答フィードバックであり、第8のタイプの候補フィードバック情報のフィードバック・タイプが否定確認応答フィードバックである場合、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースを決定する。ここで、送信されるべきフィードバック情報の前記少なくとも1つのピースは、第8のタイプの候補フィードバック情報に属する。
【0631】
本願の実施形態におけるプロセッサは、集積回路チップであってもよく、信号処理能力を有することに留意されたい。ある実装プロセスでは、前述の方法実施形態のステップは、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路を使用することによって、またはソフトウェアの形の命令を使用することによって実装されうる。プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、または別のプログラマブル論理装置、離散的なゲートまたはトランジスタ論理デバイス、または離散的なハードウェアコンポーネントであってもよい。本願の実施形態において開示される方法、ステップ、および論理ブロック図は、実装または実行されてもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、またはプロセッサは、任意の従来のプロセッサ等であってもよい。本願の実施形態を参照して開示される方法のステップは、ハードウェア復号プロセッサを使用して直接的に実行され完了されてもよく、または復号プロセッサ内のハードウェアモジュールおよびソフトウェアモジュールの組み合わせを使用して実行され完了されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ、プログラマブル・リードオンリーメモリ、電気的に消去可能なプログラマブル・メモリ、またはレジスタのような、当該技術分野における成熟した記憶媒体内に位置されてもよい。記憶媒体はメモリ内に位置され、プロセッサはメモリ内の情報を読み出し、プロセッサのハードウェアと組み合わせて前述の方法のステップを完了する。
【0632】
本願の実施形態におけるメモリは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであってもよく、または揮発性メモリおよび不揮発性メモリを含んでいてもよいことが理解されうる。不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)またはフラッシュメモリでありうる。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であってもよい。例示的であり、限定的ではない記述を通して、RAMの多くの形式が使用されうる。たとえば、スタティック・ランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブル・データ・レート同期ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張同期ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、シンクリンク・ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM)、およびダイレクト・ランバス・ランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM)である。本明細書に記載されるシステムおよび方法におけるメモリは、これらのメモリおよび別の好適なタイプの任意のメモリを含むが、これらに限定されないことに留意されたい。
【0633】
本願のある実施形態は、さらに、コンピュータ読み取り可能媒体を提供する。コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータ・プログラムを記憶する。コンピュータ・プログラムがコンピュータによって実行されると、端末装置に適用される上記の方法実施形態のうちのいずれか1つに記載されているフィードバック情報伝送方法が実装される。
【0634】
本願のある実施形態は、さらに、コンピュータ・プログラム・プロダクトを提供する。コンピュータ・プログラム・プロダクトがコンピュータによって実行されると、端末装置に適用される上記の方法実施形態のうちのいずれか1つに記載されているフィードバック情報伝送方法が実装される。
【0635】
上記の実施形態の全部または一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせによって実装されうる。ソフトウェアが実施形態を実装するために使用される場合、実施形態の全部または一部は、コンピュータ・プログラム・プロダクトの形で実装されてもよい。コンピュータ・プログラム・プロダクトは、一つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータ命令がロードされ、コンピュータ上で実行される場合、本願の実施形態による手順または機能は、完全にまたは部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または他のプログラム可能な装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよいし、または、あるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から別のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に送信されてもよい。たとえば、前記一つまたは複数のコンピュータ命令は、あるウェブサイト、コンピュータ、サーバー、またはデータセンターから、有線(たとえば、同軸ケーブル、光ファイバー、またはデジタル加入者回線(Digital Subscriber Line、DSL))または無線(たとえば、赤外線、電波、およびマイクロ波)方式で、別のウェブサイト、コンピュータ、サーバー、またはデータセンターに送信されうる。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、または一つまたは複数の使用可能な媒体を統合するサーバーまたはデータセンターなどのデータ記憶装置であってもよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(たとえば、フロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光媒体(たとえば、高密度のデジタルビデオディスク(Digital Video Disc、DVD))、半導体媒体(たとえば、固体ドライブ(Solid State Disk、SSD))などである。
【0636】
本願のある実施形態は、プロセッサおよびインターフェースを含む処理装置をさらに提供する。プロセッサは、端末装置に適用される前述の方法実施形態のいずれか1つに記載されるフィードバック情報伝送方法を実行するように構成される。
【0637】
処理装置はチップであってもよいことを理解されたい。プロセッサは、ハードウェアによって実装されてもよく、またはソフトウェアによって実装されてもよい。プロセッサがハードウェアによって実装される場合、プロセッサは、論理回路、集積回路などであってもよい。プロセッサがソフトウェアによって実装される場合、プロセッサは汎用プロセッサであってもよい。汎用プロセッサは、メモリに記憶されたソフトウェアコードを読み出すことによって実現される。メモリは、プロセッサに統合されてもよいし、またはプロセッサの外部に位置し、独立して存在してもよい。
【0638】
当業者は、本明細書に開示された実施形態を参照して説明された例におけるユニットおよびステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの組み合わせによって実装されうることを認識しうる。ハードウェアとソフトウェアとの間の交換可能性を明確に記述するために、上記は、一般的に、機能に基づいたそれぞれの例の組成およびステップを記述した。機能がハードウェアによって実行されるかソフトウェアによって実行されるかは、技術的解決策の具体的な用途および設計制約条件に依存する。当業者であれば、それぞれの具体的な用途の記載された機能を実装するために種々の方法を用いることがありうるが、かかる実装が本願の範囲を超えるものであると考えられるべきではない。
【0639】
当業者は、簡便な記述のために、前述のシステム、装置、およびユニットの詳細な作動プロセスについては、前述の方法実施形態における対応するプロセスを参照することを明確に理解することができる。詳細は、ここでは再度説明しない。
【0640】
本願において提供されるいくつかの実施形態において、開示されたシステム、装置、および方法は、他の仕方で実装されてもよいことを理解されたい。たとえば、記載された装置実施形態は、単に一例である。たとえば、ユニットへの分割は、単に論理的な機能分割であり、実際の実装においては他の分割であってもよい。たとえば、複数のユニットまたはコンポーネントは、別のシステムに組み合わされたり、または統合されたりしてもよく、あるいはいくつかの特徴は、無視されてもよく、または実行されなくてもよい。さらに、表示または議論された相互結合、または直接的な結合または通信接続は、いくつかのインターフェースを使用することによって実装されてもよく、装置またはユニットの間の間接的な結合または通信接続は、電気接続、機械的接続、または他の形の接続であってもよい。
【0641】
別個の部品として記載されるユニットは、物理的に別個であってもなくてもよく、ユニットとして表示される部品は、物理的なユニットであってもなくてもよく、1つの位置に位置されていてもよく、または複数のネットワークユニット上に分散されていてもよい。それらのユニットのいくつかまたはすべては、本願の実施形態における解決策の目的を達成するための実際のニーズに基づいて選択されうる。
【0642】
加えて、本願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、または各ユニットは、物理的に単独で存在してもよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。統合ユニットは、ハードウェアの形で実装されてもよく、またはソフトウェア機能ユニットの形で実装されてもよい。
【0643】
前述の実装の説明により、当業者は、本願がハードウェア、ファームウェア、またはそれらの組み合わせによって実装されうることを明確に理解しうる。本願がソフトウェアによって実装される場合、前述の機能は、コンピュータ読み取り可能媒体に記憶されるか、またはコンピュータ読み取り可能媒体内の一つまたは複数の命令またはコードとして送信されてもよい。コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体とを含み、通信媒体は、ある場所から他の場所へのコンピュータ・プログラムの伝送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の利用可能な媒体でありうる。以下は、例を提供するが、制限を課すものではない:コンピュータ読み取り可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROM、または他のコンパクトディスク記憶、磁気ディスク記憶媒体、または他の磁気記憶デバイス、または命令またはデータ構造の形で期待されるプログラムコードを担持または記憶することができ、コンピュータによってアクセス可能な他の任意の媒体を含みうる。さらに、任意の接続は、コンピュータ読み取り可能媒体として適切に定義されうる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバー/ケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、電波、およびマイクロ波のような無線技術を通じて、ウェブサイト、サーバー、または他のリモート源から送信される場合、かかる同軸ケーブル、光ファイバー/ケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、電波、およびマイクロ波のような無線技術は、それらが属する媒体の固定(fixation)に含まれる。本願において使用されるディスク(Disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピーディスク、およびブルーレイディスクを含む。ディスク(disk)は通例、磁気的にデータをコピーするが、ディスク(disc)はレーザーを通じて光学的にデータをコピーする。前記の組み合わせも、コンピュータ読み取り可能媒体の保護範囲に含まれる。
【0644】
結論として、上記の説明は、本願の技術的解決策の単に例示的実施形態であり、本願の保護範囲を制限することを意図するものではない。本願の精神および原理から逸脱することなくなされる修正、等価な交換または改良は、本願の保護範囲に含まれる。
【国際調査報告】