(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-10-07
(54)【発明の名称】タイヤ電子機器アセンブリ
(51)【国際特許分類】
B60C 23/04 20060101AFI20220930BHJP
【FI】
B60C23/04 110A
B60C23/04 110E
B60C23/04 140A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022506730
(86)(22)【出願日】2020-07-28
(85)【翻訳文提出日】2022-03-09
(86)【国際出願番号】 US2020043812
(87)【国際公開番号】W WO2021025897
(87)【国際公開日】2021-02-11
(32)【優先日】2019-08-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】515168916
【氏名又は名称】ブリヂストン アメリカズ タイヤ オペレーションズ、 エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】特許業務法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】シェイフル、ケヴィン イー.
(72)【発明者】
【氏名】ドルフィ、ハンス アール.
(57)【要約】
タイヤとともに使用するための電子機器アセンブリが提供される。本アセンブリは、複数のプリント回路基板を含み、それらの各々は、タイヤの状態を感知するように構成されている電子デバイスを含む。取り付けペグが、取り付けペグによって離間された積層位置でプリント回路基板を一緒に取り付けるために提供される。各取り付けペグは、プリント回路基板のうちのいずれか1つに取り付けられるように構成されている下端部分を有する。各取り付けペグは、プリント回路基板のうちの任意の他の1つに取り付けられるように構成されている上端部分を更に有する。これにより、プリント回路基板を積層位置間で交換可能に取り付けることが可能になる。
【選択図】
図8
【特許請求の範囲】
【請求項1】
タイヤとともに使用するための装置であって、
複数のプリント回路基板であって、それらの各々が、前記タイヤの状態を感知するように構成されている電気センサを含む、複数のプリント回路基板と、
複数の取り付けペグであって、前記取り付けペグによって離間された積層位置で前記プリント回路基板を一緒に取り付けるように構成されており、各取り付けペグが、前記プリント回路基板のうちのいずれか1つに取り付けられるように構成されている下端部分を有し、前記プリント回路基板のうちのいずれか1つに取り付けられるように構成されている上端部分を更に有し、それによって、前記プリント回路基板が前記積層位置間で交換可能に取り付け可能になる、複数の取り付けペグと、を備える、装置。
【請求項2】
各プリント回路基板が、開口と、開放端部を有する周辺スロットと、を有し、各取り付けペグの前記下端部分が、前記スロットのうちのいずれか1つの前記開放端部を通して受容可能であり、各取り付けペグの前記上端部分が、前記開口のうちのいずれか1つを通して受容可能である、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記プリント回路基板が円形であり、各プリント回路基板内の前記開口及び前記スロットが、各開口がスロットから円周方向にずらされた状態で配置されており、それによって、前記ペグが、互いに円周方向にずらされた隣接する積層位置で一対のプリント回路基板を一緒に取り付けることができる、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記タイヤに機械的に取り付けられるように構成されている基部を更に含み、前記基部が、最下部積層位置で前記プリント回路基板のうちのいずれか1つに取り付けられるように構成されている上端部分を有する取り付けペグを含み、それによって、前記プリント回路基板が、前記最下部積層位置で前記基部に交換可能に取り付け可能になる、請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記基部が、前記タイヤを識別するための固有の識別デバイスとして構成されている電気デバイスを含む、請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記各プリント回路基板が、上部電気接点を有する上側を有し、下部電気接点を有する下側を有し、前記プリント回路基板のうちの各々1つ上の前記上部電気接点が、前記プリント回路基板のうちの任意の他の1つ上の前記下部電気接点と電気的に接続するように構成されており、それによって、前記プリント回路基板が前記積層位置間で交換可能に電気的に接続可能になる、請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記プリント回路基板内の前記電気センサが、空気圧センサを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記プリント回路基板内の前記電気センサが、空気圧センサを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項9】
タイヤとともに使用するための装置であって、
複数のプリント回路基板であって、それらの各々が、前記タイヤの状態を感知するように構成されている電気センサを含む、複数のプリント回路基板を備え、
前記各プリント回路基板が、上部電気接点を有する上側を有し、下部電気接点を有する下側を有し、前記プリント回路基板のうちの各々1つ上の前記上部電気接点が、前記プリント回路基板のうちの任意の他の1つ上の前記下部電気接点と電気的に接続するように構成されており、
前記プリント回路基板が円形であり、
各プリント回路基板上の前記電気接点が、各上部電気接点が下部電気接点から円周方向にずらされた状態で配置されている、装置。
【請求項10】
各プリント回路基板が、前記プリント回路基板のうちの任意の他の2つを直列に電気的に接続するように構成されている回路を含む、請求項9に記載の装置。
【請求項11】
前記タイヤに機械的に取り付けられるように構成されている基部を更に含み、前記基部が、前記プリント回路基板のうちのいずれか1つ上の前記下部電気接点と電気的に接続するように構成されている電気接点を含む、請求項9に記載の装置。
【請求項12】
前記プリント回路基板のうちの各々1つが、前記プリント回路基板のうちの任意の他の1つ上の前記下部電気接点を前記基部上の前記電気接点と直列に電気的に接続するように構成されている回路を含む、請求項11に記載の装置。
【請求項13】
前記基部が、前記タイヤを識別するための固有の識別デバイスとして構成されている電気デバイスを含む、請求項11に記載の装置。
【請求項14】
タイヤとともに使用するための装置であって、
複数のプリント回路基板であって、それらの各々が、前記タイヤの状態を感知するように構成されている電気センサを含む、複数のプリント回路基板と、
複数の取り付けペグであって、前記取り付けペグによって離間された積層位置で前記プリント回路基板を一緒に取り付けるように構成されており、各取り付けペグが、前記プリント回路基板のうちのいずれか1つに取り付けられるように構成されている下端部分を有し、前記プリント回路基板のうちのいずれか1つに取り付けられるように構成されている上端部分を更に有し、それによって、前記プリント回路基板が前記積層位置間で交換可能に取り付け可能になる、複数の取り付けペグと、を備え、
前記各プリント回路基板が、上部電気接点を有する上側を有し、下部電気接点を有する下側を有し、前記プリント回路基板のうちの各々1つ上の前記上部電気接点が、前記プリント回路基板のうちの任意の他の1つ上の前記下部電気接点と電気的に接続するように構成されており、
前記プリント回路基板が円形であり、
各プリント回路基板上の前記電気接点が、各上部電気接点が下部電気接点から円周方向にずらされた状態で配置されている、装置。
【請求項15】
各プリント回路基板が、前記プリント回路基板のうちの任意の他の2つを直列に電気的に接続するように構成されている回路を含む、請求項14に記載の装置。
【請求項16】
前記タイヤに機械的に取り付けられるように構成されている基部を更に含み、前記基部が、前記プリント回路基板のうちのいずれか1つ上の前記下部電気接点と電気的に接続するように構成されている電気接点を含む、請求項14に記載の装置。
【請求項17】
前記プリント回路基板のうちの各々1つが、前記プリント回路基板のうちの任意の他の1つ上の前記下部電気接点を前記基部上の前記電気接点と直列に電気的に接続するように構成されている回路を含む、請求項16に記載の装置。
【請求項18】
前記基部が、前記タイヤを識別するための固有の識別デバイスとして構成されている電気デバイスを含む、請求項16に記載の装置。
【請求項19】
前記プリント回路基板内の前記電気センサが、空気圧センサを含む、請求項14に記載の装置。
【請求項20】
前記プリント回路基板内の前記電気センサが、空気圧センサを含む、請求項14に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本技術は、車両上のタイヤの状態を感知するための電子デバイスを含む。
【背景技術】
【0002】
電子デバイスを使用して、車両上のタイヤの状態を感知することができる。かかるデバイスは、タイヤ内部に取り付けられた空気圧センサ及び温度センサを含み、タイヤから車両に圧力信号及び温度信号を送信するための無線周波数送信機も含む。
【発明の概要】
【0003】
タイヤとともに使用するための電子機器アセンブリが提供される。所与の実施例では、本アセンブリは、複数のプリント回路基板を含み、それらの各々は、タイヤの状態を感知するように構成されている電子デバイスを含む。取り付けペグが、取り付けペグによって離間された積層位置でプリント回路基板を一緒に取り付けるために提供される。各取り付けペグは、プリント回路基板のうちのいずれか1つに取り付けられるように構成されている下端部分を有する。各取り付けペグは、プリント回路基板のうちのいずれか1つに取り付けられるように構成されている上端部分を更に有する。これにより、プリント回路基板が積層位置間で交換可能になる。
【0004】
図示された実施形態では、各プリント回路基板は、開口と、開放端部を有する周辺スロットとを有する。各取り付けペグの下端部分は、スロットのうちのいずれか1つの開放端部を通して受容可能である。各取り付けペグの上端部分は、開口のうちのいずれか1つを通して受容可能である。
【0005】
図示された実施例における各プリント回路基板は、上部電気接点を有する上側を有し、下部電気接点を有する下側を有する。プリント回路基板のうちの各々1つ上の上部電気接点は、プリント回路基板のうちの任意の他の1つ上の下部電気接点と電気的に接続するように構成されている。これにより、プリント回路基板が積層位置間で交換可能に電気的に接続可能になる。
【0006】
プリント回路基板内の開口及びスロットは、円形アレイ内に配置されている。各プリント回路基板上の開口は、同じプリント回路基板上のスロットから円周方向にずらされている。各プリント回路基板上の上部電気コネクタは、同じプリント回路基板上の下部電気コネクタから円周方向にずらされている。電気接点間でずらすことにより、開口とスロットとの間で軸方向に到達するペグが、上にあるPCB上の下部電気接点がPCBの下にある隣接する下部電気接点と位置合わせされた積層位置でプリント回路基板を一緒に取り付けることが確実になる。
【0007】
電子機器アセンブリの図示された実施形態は、タイヤに機械的に取り付けられるように構成されている基部を更に含む。基部は、最下部積層位置でプリント回路基板のうちのいずれか1つに取り付けられるように構成されている上端部分を有する取り付けペグを含む。これにより、プリント回路基板が最下部積層位置の基部に交換可能に取り付け可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】タイヤ及びタイヤとともに使用するための電子機器アセンブリの概略断面図である。
【0009】
【
図2】
図1の電子アセンブリの部品の上面図である。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【
図7】
図1の電子アセンブリの相互接続部品の斜視図である。
【0015】
【
図8】同様に、
図1の電子アセンブリの相互接続部品の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
図面に図示された構造は、特許請求の範囲に列挙された要素の例を含む。したがって、図示された構造は、当業者が特許請求される発明をどのように作製及び使用することができるかの例を含む。これらは、本明細書では、特許請求の範囲に列挙されていない制限を課すことなく、実施可能性及び最良の形態を提供するために説明される。一実施形態の1つ以上の要素は、本発明の任意の特定の実装のために、必要に応じて、別の実施形態の1つ以上の要素と組み合わせて、又はその代替として使用されてもよい。
【0017】
図1に示されるように、空気タイヤ10は、トレッド12、ビード部14、及びトレッド12をビード部14と相互接続する側壁16を含む。タイヤ10の内面18は、タイヤ10内の空洞21の周囲を画定する。この実施例における内面18は、トレッド12、ビード部14、及び側壁16の内部全体に完全に到達するインナーライナ22によって提供される。
【0018】
タイヤ10とともに使用するための電子機器アセンブリ30も
図1に示される。この実施例における電子機器アセンブリ30は、基部32及び複数のモジュール34を含む。モジュール34は、基部32の上方に(半径方向内向きに)積層配置で相互接続される。
【0019】
図2~
図4に概略的に示されるように、各モジュール34は、1つ以上の電子デバイス36を含む。モジュール34内の電子デバイス36は、空気圧センサ、温度センサ、発電デバイス若しくは電力貯蔵デバイス、無線周波数送信機、無線周波数受信機、並びに/又はタイヤ10の条件に関する情報の取得及び/若しくは提供に好適な任意の他の電子デバイスを含んでもよい。
【0020】
基部32は、
図5に概略的に示されるように、1つ以上の電子デバイス40も含む。これらは、同じ車両又は異なる車両上の別のタイヤと区別してタイヤ10を識別するための固有の識別信号を提供するように構成されている電子デバイス40を含んでもよい。基部32内の他の電子デバイス40は、基部内のデバイス40と、モジュール34内のデバイス36と、車両との間で信号を受信及び/又は送信するように構成されていてもよい。いずれの場合にも、図面に概略的に示されている電子デバイス36及び40は、当該技術分野で既知の任意の好適な様式で構成されていてもよい。
【0021】
各モジュール34は、
図2~
図4に示される構造的構成を有する。したがって、各モジュール34は、それぞれの電子デバイス36を含むプリント回路基板(printed circuit board、PCB)50を含む。PCB50は、
図2~
図3に示される上側52と、
図4に示される下側54とを有する。PCB50の周辺縁部56は、軸59を中心とした円形を有する。
【0022】
PCB50は、いくつかの円形開口60及び対応する数のスロット62を更に有する。開口60は、軸59を中心とした円形アレイ内に円周方向に等間隔で離間されている。スロット62は、同様に、軸59を中心とした円形アレイ内でも離間されており、開口60から円周方向にずらされている。各スロット62は、周辺縁部56に開放端66を有し、軸59に向かって半径方向内向きに配向されている。
【0023】
上部電気コネクタ70の円形アレイは、PCB50の上側52(
図2~
図3)に位置する。下部電気コネクタ72の対応する円形アレイは、PCB50の下側54(
図4)に位置する。図示された実施例では、上部コネクタ70は、ソケットコネクタであり、下部コネクタ72は、ピンコネクタである。
【0024】
モジュール34のうちの各々1つ上の上部電気コネクタ70は、モジュール34のうちの任意の他の1つ上の下部電気コネクタ72と電気的に接続するように構成されている。これにより、モジュール34を
図1の積層配置で互いに交換可能に電気的に接続することが可能になる。
【0025】
取り付けペグ80は、積層内の離間された(タイヤ半径方向に)位置でPCB50を一緒に取り付けるために提供される。
図6に示されるように、各取り付けペグ80は、一対のフランジ84を有する下端部分82を有する。下端部分82は、スロット62のうちのいずれか1つの開放端66を通って内向きに摺動するように構成されている。その後、PCB50の縁部がスロット62と一緒にフランジ84間に受容される。
【0026】
各取り付けペグ80は、上端部分88を更に有する。上端部分88は、開口60のうちのいずれか1つを通してスナップ留めするようにセグメント化されている。
図7に示されるように、取り付けペグ80がPCB50のうちの1つ内のスロット62中に挿入されると、PCB50の別のスロットが下方に移動して、それぞれの開口60を通して取り付けペグ80の上端部分88をスナップ留めすることができる。したがって、
図8に示されるように、任意の所望の数のPCB50を取り付けページ80によって離間された積層位置で一緒に取り付けることができる。
【0027】
加えて、各PCB50上の上部電気コネクタ70及び下部電気コネクタ72は、互いから円周方向にずらされており、これにより、ペグ80がスロット62及び開口60内に設置されている場合、下にあるPCB50上の上部コネクタ72が上にあるPCB50上の下部コネクタと整列するようになる。上にあるPCB50が取り付けペグ80の上端部分88上に下向きにスナップ留めされると、上にあるPCB50上の下部コネクタ72が下方に移動して、下にあるPCB50上の上部コネクタ70と接続係合するようになる。
【0028】
図5に更に示されるように、基部32は、電気デバイス40を含むハウジング100を有する。ハウジング100は、中央部分104から半径方向外向きに突出する3つの脚部102を有する。3つの脚部102は、セグメント化された上端部分112を有する取り付けペグ110の対応するアレイを有する。基部32上の取り付けペグ110の各上端部分112は、PCB50内の開口60のうちのいずれか1つを通してスナップ留めするように構成されている。これにより、
図8に示されるように、基部32が、モジュール34のうちのいずれか1つが積層内の最下部モジュール34であるモジュール34の積層を支持することが可能になる。図示された実施例における基部32は、インナーライナ22(
図1)と、インナーライナ22の上方に付着した層120との間に設置されており、取り付けペグ110が層120を通って突出している。
【0029】
この書面による説明は、特許請求の範囲に列挙された要素の実施例を提示することによって、本発明を実施する最良の形態に対して設定され、かつ当業者が本発明を作製及び使用することを可能にするように本発明を説明する。これらの要素の詳細な説明は、特許請求の範囲に列挙されていない制限を課さない。
【手続補正書】
【提出日】2022-03-09
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
タイヤとともに使用するための装置であって、
複数のプリント回路基板であって、それらの各々が、前記タイヤの状態を感知するように構成されている電気センサを含む、複数のプリント回路基板と、
複数の取り付けペグであって、前記取り付けペグによって離間された積層位置で前記プリント回路基板を一緒に取り付けるように構成されており、各取り付けペグが、前記プリント回路基板のうちのいずれか1つに取り付けられるように構成されている下端部分を有し、前記プリント回路基板のうちのいずれか1つに取り付けられるように構成されている上端部分を更に有し、それによって、前記プリント回路基板が前記積層位置間で交換可能に取り付け可能になる、複数の取り付けペグと、を備える、装置。
【請求項2】
各プリント回路基板が、開口と、開放端部を有する周辺スロットと、を有し、各取り付けペグの前記下端部分が、前記スロットのうちのいずれか1つの前記開放端部を通して受容可能であり、各取り付けペグの前記上端部分が、前記開口のうちのいずれか1つを通して受容可能である、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記タイヤに機械的に取り付けられるように構成されている基部を更に含み、前記基部が、最下部積層位置で前記プリント回路基板のうちのいずれか1つに取り付けられるように構成されている上端部分を有する取り付けペグを含み、それによって、前記プリント回路基板が前記最下部積層位置で前記基部に交換可能に取り付け可能になる、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記基部が、前記タイヤを識別するための固有の識別デバイスとして構成されている電気デバイスを含む、請求項4に記載の装置。
【請求項5】
前記各プリント回路基板が、上部電気接点を有する上側を有し、下部電気接点を有する下側を有し、前記プリント回路基板のうちの各々1つ上の前記上部電気接点が、前記プリント回路基板のうちの任意の他の1つ上の前記下部電気接点と電気的に接続するように構成されており、それによって、前記プリント回路基板が前記積層位置間で交換可能に電気的に接続可能になる、請求項1に記載の装置。
【国際調査報告】