(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-10-12
(54)【発明の名称】受ける権利のオンライン共有システム及びオンライン共有方法
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/18 20120101AFI20221004BHJP
【FI】
G06Q50/18
G06Q50/18 310
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022507550
(86)(22)【出願日】2019-11-22
(85)【翻訳文提出日】2022-02-04
(86)【国際出願番号】 KR2019016078
(87)【国際公開番号】W WO2021100922
(87)【国際公開日】2021-05-27
(31)【優先権主張番号】10-2019-0147608
(32)【優先日】2019-11-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521407359
【氏名又は名称】ヤン,ホン スン
(74)【代理人】
【識別番号】100088904
【氏名又は名称】庄司 隆
(74)【代理人】
【識別番号】100124453
【氏名又は名称】資延 由利子
(74)【代理人】
【識別番号】100135208
【氏名又は名称】大杉 卓也
(74)【代理人】
【識別番号】100183656
【氏名又は名称】庄司 晃
(74)【代理人】
【識別番号】100224786
【氏名又は名称】大島 卓之
(74)【代理人】
【識別番号】100225015
【氏名又は名称】中島 彩夏
(72)【発明者】
【氏名】ヤン,ホン スン
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC32
5L049CC33
(57)【要約】
受ける権利の共有システム及び方法に関する。
開示された受ける権利の共有システム及び方法は、特許権を含めた知的財産権者(Intellectual Property Right)や営業権を含めた無形資産権者に、当該財産権に対して、財産権を分割して共同の登記をしなくても、権利者が、当該無形資産や知的財産権等の行使により、将来に受けるロイヤルティーを取得する権利、すなわち、売り出しや営業利益等に対して、ロイヤルティーを取得する権利のみを別途に分離して、当該権利に対して、電子権利証を発行し、発行者の立場で、各国の通貨と1:1の相互交換価値で便利に取引されるように、その数量と取引単位、発行総額等を限定し、その限定された量だけ電子権利証を発行する方法により、取引参加者の受ける権利の持分を共有し、当該無形資産や知的財産権等を用いた売り出しや営業利益が発生することを仮定し、一定の割合(Ratio)を策定し、受領すべきロイヤルティー代金を決めてから、取引参加者が当該権利に対する購入資本の大きさに応じて発行された電子権利証の持分を、按分比例して、第三者に当該権利を持分別に分割して転売可能にすることにより、創作者の知的財産権や無形資産の所有権者の当該資産に対する実施権を、第三者により侵害されずに、第三者に自由にロイヤルティーを取得する権利を譲渡または売買可能にし、また、本発明による受ける権利の共有システムにおいて、知的財産権者や無形資産の所有権者のみが取得していた将来のロイヤルティーを取得する権利を購入した第三の権利者と転買収者が、当該知的財産権や無形資産を利用して発生する売り出しや営業利益等に対して、同システムにおいて、知的財産権者がオンラインで登録及び提示した全体の売り出しに対して、将来に取得するロイヤルティー代金に対する割合(Ratio)のうち、自分が購入して割り当てられた割合だけロイヤルティーが自動演算により差等支給されるようにしたものである。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
有無線通信網と信号をやりとりして通信可能に連結され、下記電子権利証発行者サーバから提供される無形資産や知的財産権を含む財産権により将来に発生するロイヤルティーを含む受ける権利を、電子的方法で発行登録した電子権利証を発行者に代わって発行する電子権利証発行システムを含み、下記電子権利証発行者サーバ、電子権利証購入者サーバから持分を購入する下記電子権利証転買収者サーバに、顧客関係管理サービス及び電子権利証の詳細登録ページ、電子権利証電子公示窓、電子権利証購入約款掲示窓、電子権利証購入約款承認窓、一般取引、競売、逆競売のうちいずれか一つを選択可能な電子権利証取引システム窓、持分率(Ratio)自動割当のための演算装置による購入主体別の電子権利証分割アカウントを提供し、電子権利持分別のロイヤルティー差等支給システム、及び電子権利証転買収者サーバの購入持分を自動演算でアカウントに反映する再分配システムを提供する運用者サーバと、
無形資産や知的財産権の所有者である財産権者が運用し、運用者サーバと有無線通信網を介して連結され、無形資産や知的財産権を含む財産権により将来に発生する受ける権利である電子権利証を所有した電子権利証発行者サーバと、
前記運用者サーバに連携され、運用者サーバで発行した電子権利証や前記電子権利証発行者サーバが運用者サーバに接続して発行した電子権利証のうちいずれか一つを購入し、前記運用者サーバで生成される受ける権利に対するアカウントが与えられ、受ける権利を分配される電子権利証購入者サーバと、
前記運用者サーバに接続し、前記電子権利証購入者サーバから取得した電子権利証の持分を購入する電子権利証転買収者サーバと、を含む、受ける権利のオンライン共有システム。
【請求項2】
前記電子権利証は、運用者サーバが電子権利証発行者サーバから送信された特定商品に対する電子権利内訳を送信され、当該権利内訳に対して、前記運用者サーバに入力される参加条件、限定発行総数量、取引単位、発行総額により発行されるか、あるいは、
電子権利証発行者サーバを介して運用者サーバに接続し、運用者サーバが提供する標準化された電子入力システムに、直接電子権利証の発行者が、自分の端末操作を通じて発行され、
無形資産の所有者や知的財産権者が受領すべき将来の一定時点に予想される受ける権利を、新規権利の購入に対する参加者が運用する電子権利証購入者サーバから送信された購入数量だけ百分率でその持分を分割することを特徴とする、請求項1に記載の受ける権利のオンライン共有システム。
【請求項3】
前記運用者サーバは、電子権利証の購入に参加する電子権利証購入者サーバ、及び電子権利証転買収者サーバに契約締結前に提供される電子権利証に対する受ける権利を公示する、受ける権利電子公示窓をさらに提供することを特徴とする、請求項1に記載の受ける権利のオンライン共有システム。
【請求項4】
前記電子権利証購入約款は、電子権利証発行者サーバを通じて、電子権利証発行者の電子権利の購入に参加する電子権利証購入者サーバ及び電子権利証転買収者サーバに契約締結以前に提供され、それぞれの取引参加者が電子約款承認の方法をもって、契約に代えるようにすることを特徴とする、請求項1に記載の受ける権利のオンライン共有システム。
【請求項5】
前記運用者サーバは、オンラインを介して、受ける権利に対して電子約款承認を行った電子権利証購入者サーバ、電子権利証転買収者サーバ、及び電子権利証発行者サーバに発行総量、取引単位、取引量、締結量、未締結残量を含むリアルタイム取引情報を提供し、一般取引、競売及び逆競売のうちいずれか一つを選んで取引参加者が使えるようにすることを特徴とする、請求項1に記載の受ける権利のオンライン共有システム。
【請求項6】
前記運用者サーバは、受ける権利専用電子アカウントを、電子権利証発行者サーバ、電子権利証購入者サーバ、電子権利証転買収者サーバに提供し、
受ける権利専用電子アカウントを通じて、電子権利証発行者サーバ、電子権利証購入者サーバ、電子権利証転買収者サーバに、当該電子権利証の取引毎に、取引主体別数量の変化をリアルタイムで提供し、
発行された特定の電子権利証の100%の発行持分を単位で換算し、電子権利証購入者サーバと電子権利証転買収者サーバを通じて投与した資本だけ策定された持分情報を、電子権利証購入者サーバ、電子権利証転買収者サーバに提供し、
電子権利証発行者の持分が分割された受ける権利を一般取引、競売、逆競売のうちいずれか一つを用いて、取引に参加した電子権利証発行者サーバ、電子権利証購入者サーバ、電子権利証転買収者サーバに当該電子権利証に対する取引締結数量と価格が含まれた取引内訳がリアルタイムで送信、保管出力される受ける権利電子締結内訳書を備えることを特徴とする、請求項1に記載の受ける権利のオンライン共有システム。
【請求項7】
前記運用者サーバは、有無線通信網で連結され、電子権利証の取引による受ける権利に対する持分を送金される運営者アカウント、電子権利証発行者アカウントを含む電子アカウントと連携されたロイヤルティー電子決済システムを提供することを特徴とする、請求項1に記載の受ける権利のオンライン共有システム。
【請求項8】
前記電子アカウントは、全ての取引主体が所有した電子権利が、100%の持分で分割された特定権利に対して、それぞれの持分率だけ按分比例で当該権利の取引に参加した取引オブジェクトの全部が、特定権利でロイヤルティーを分けて受けるロイヤルティー共有アカウントを含むことを特徴とする、請求項7に記載の受ける権利のオンライン共有システム。
【請求項9】
前記運用者サーバは、受ける権利(無形資産や知的財産権者のロイヤルティーを受ける権利)の購入のための電子マネー決済システム、及び各国のマネタリーベースを電子送金して決済する電子送金決済システムを備え、受ける権利の購入があったとき、前記運用者サーバからいずれか一つを選んで使えるようにすることを特徴とする、請求項1に記載の受ける権利のオンライン共有システム。
【請求項10】
電子権利証発行者サーバが無形資産や知的財産権を含む財産権に関する情報を運用者サーバに送信する財産権情報送信ステップと、
前記運用者サーバが、電子権利証発行者サーバから受信された財産権情報に対して、将来に発生するロイヤルティーを含む受ける権利を電子的方法で発行登録した電子権利証を発行する電子権利証発行ステップと、
前記運用者サーバが発行された電子権利証に対応する電子マネーを発行する電子マネー発行ステップと、
前記運用者サーバが発行された電子権利証情報と電子マネー情報をサーバに登録する情報登録ステップと、
前記運用者サーバが登録された電子権利証情報と電子マネー情報をオンライン上に公示する電子公示ステップと、
前記運用者サーバが電子権利証の購入約款をオンライン上に掲示する購入約款掲示ステップと、
前記運用者サーバがオンライン上に掲示した電子権利証の購入約款を、電子権利証発行者サーバ、電子権利証購入者サーバ、及び電子権利証転買収者サーバで受信して承認する約款承認ステップと、
オンライン上に掲示された電子権利証に対して、電子権利証購入者サーバと電子権利証転買収者サーバが電子権利に与えられた受ける権利に対する持分を売渡及び買収し、その持分を登録する電子権利取引ステップと、
取引が終了した電子権利に与えられた受ける権利に対する持分を定め、受ける権利を分散して、アカウントを生成する持分の確定及びアカウント生成ステップと、
持分分割された電子権利の受ける権利に対する対価を支給する決算ステップと、を含む、受ける権利のオンライン共有方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、受ける権利の共有システム及び方法に関する。
【0002】
さらに詳しくは、特許権、商標権、及び著作権等の知的財産権者(Intellectual Property Right)や無形資産に属する営業権、漁業権、鉱業権等の権利者に、当該財産権に対して、財産権を分割して共同の登記をしなくても、権利者が、当該無形資産や知的財産権等の行使により、将来の時点に受けるロイヤルティーを取得する権利、すなわち、売り出しや営業利益等に対して、ロイヤルティーを取得する権利のみを別途に分離して、当該権利に対して、電子権利証を発行し、発行者と購入者の立場で、各国の通貨と1:1の相互交換価値で便利に取引されるように、専用電子マネーを発行し、その数量と取引単位、発行総額等を限定し、その限定された量だけ電子権利証を発行する方法により、取引参加者の受ける権利の持分を共有し、当該無形(無体)資産や知的財産権等を用いた売り出しや営業利益が発生することを仮定し、一定の割合(Ratio)を策定し、また受領すべきロイヤルティー代金を決めてから(例えば、100%)、取引参加者が当該権利に対する購入資本の大きさに応じて発行された電子権利証の持分を、按分比例(全員に定められた比で均等に分ける)で割り当てられた後、第三者に当該権利を持分別に分割して転売可能にすることにより、知的財産権や無形資産の所有権者の当該資産に対する実施権を、第三者により侵害されずに、第三者に自由にロイヤルティーを取得する権利のみを分離して、譲渡または売買可能にしたことと、また、本発明による受ける権利の共有システムにおいて、知的財産権者や無形資産の所有権者のみが取得していた将来のロイヤルティーを取得する権利を購入した第三の権利者と転買収者(財産権者から権利を購入した第3の購入者から権利を再び購入した者)が、当該知的財産権や無形資産を利用して発生する売り出しや営業利益等に対して、同システムにおいて、知的財産権者がオンラインで登録及び提示した全体の売り出しに対して、将来に取得するロイヤルティー代金に対する割合のうち、自分が購入して割り当てられた割合だけロイヤルティーが自動演算により差等支給される、受ける権利の共有システム及び方法に関する。
【背景技術】
【0003】
一般に、無形(または無体)資産は、形態をもたない資産であって、機械・建物・現金のように形態をもつ有形資産に対比される概念であり、無形資産は、物理的な実体をもたないが、この資産を所有することにより、未来の実益を期待することができるものである。
【0004】
無形資産には、経済的資産としては、営業権(franchise value)が挙げられ、法律上の権利をもつものとして、産業財産権・鉱業権・漁業権・借地権が挙げられる。
【0005】
産業財産権には、特許権、実用新案権、意匠権、及び商標権等が含まれ、鉱業権には、一定の鉱区において登録した鉱物と銅鉱床のうち、天然にある他の鉱物を採掘して取得することができる権利が含まれ、漁業権は、一定の水面で独占的・排他的に漁業を経営することができる権利であり、借地権は、借賃または地代を支給し、他人が所有する土地を使用・収益することができる権利である。
【0006】
また、会社の会計から支出した効果が、次期以後に及ぼすので、次期の費用として配分するために、その間に資産化する創業費・開発費も無形資産に分類されている。
【0007】
このような無形資産を取引する様々な技術が開発されており、その例として特許文献1乃至3がある。
【0008】
しかしながら、従来の無形資産の取引技術は、無形資産を保有した個人または企業(権利者)が、自分の保有した特定の無形資産を利用して創作活動や経済活動のために株式会社または多くの機関や団体に無形資産を帰属する方法等を用いて資本を調達し、生産活動を行うものであり、資本家の専横と議決権等により、産業化段階において無形資産権利者の元々の企画意図とは異なり変形されることが多かった。
【0009】
このように、出資者により、従来の権利者が分割固定されて、無形資産権利者が、当該無形資産の所有権に対する移転や登記分割により、実施権等を行使する際に、他人(新規登記者)から原権利者の意図や実施権が制限されてしまう危険性があった。
【0010】
一方、有価証券の取引としては、新株引受権付社債(BW、Bond with warrant)がある。この新株引受権付社債は、社債の形式で発行され、所定の期間が過ぎれば、予め定められた価格で株式を請求することができる社債であるが、株式、債券、為替等の定められた数量を約定した値段で売買することができる権利をワラント(Warrant)と言い、発行企業の株式を買える権利が与えられた社債をワラントの付いた社債、すなわち、新株引受権付社債と言う。このような新株引受権付社債は、たいてい固定された利子を受けることができる債券と株式引受権を別々に売買することができ、ワラント保持者が株式を要求する場合、たいてい新株を発行した後、引き渡すことが一般的である。
【0011】
債権者は、発行企業の株価が約定された取得価額を上回ると、ワラントを行使して株主としての売買差益を得ることができるが、そうでなければ、ワラントを放棄すればよいので、社債権者の場合は、利子所得税が発生し、株主の場合は、証券取引税及び配当所得税が発生し、債券部分の固定金利を確保して、株式の売買差益も得ることができる。
【0012】
しかしながら、無形資産に対する受ける権利が、新株引受権付社債におけるワラントと同様に、将来の特定時点に「受ける権利」と類似点はあるが、新株引受権付社債(BW)におけるワラントは、有価証券である「株式、債券、為替」等の有価証券に対して将来に引き受けられる権利を対象商品として確定される「利子収入」や将来に引き受けるようになる株式から発生する「配当収益」を前提として発行される有価証券等の金融商品の権利を取引するだけであり、また、無形資産の場合、上記のように所有権に対する移転や登記分割なしには、将来に受けるようになる権利は認められないという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0013】
【特許文献1】大韓民国公開特許第10-2000-0012802号
【特許文献2】大韓民国公開特許第10-2007-0015647号
【特許文献3】大韓民国公開特許第10-2018-0020389号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
本発明は、上記のような無形資産に対する投資と取引市場の状況と従来技術の問題点を解決するために開発されたものであって、無形資産を保有した個人または企業を含む財産権者が、自分の保有した無形資産を他の機関や団体に権利を移転するか、登記分割なしに、財産権の使用による利益(例えば、ロイヤルティー)を分割して取引可能にする、受ける権利の共有システム及び方法を提供することを目的とする。
【0015】
本発明は、権利に対する取引をデータベース(DB)化し、これを、それぞれの税務当局で受信可能にすることにより、権利金に対する諸税金が透明に課税標準で策定され、脱税を防止することができる、受ける権利の共有システム及び方法を提供することを目的とする。
【0016】
本発明は、無形資産を利用した経済活動において、多重の権利購入者の共同の創作活動や営業活動が加えられて権利金の譲渡所得が増える場合、創出される付加価値を高めることができる、受ける権利の共有システム及び方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0017】
上述した目的を解決するための本発明による受ける権利のオンライン共有システムは、有無線通信網と信号をやりとりして通信可能に連結され、電子権利証発行者サーバから提供される無形資産や知的財産権を含む財産権により将来に発生するロイヤルティーを含む受ける権利を、電子的方法で発行登録した電子権利証を発行者に代わって発行する電子権利証発行システムを含み、電子権利証発行者サーバ、電子権利証購入者サーバから持分を購入する電子権利証転買収者サーバに、顧客関係管理サービス及び電子権利証の詳細登録ページ、電子権利証電子公示窓、電子権利証購入約款掲示窓、電子権利証購入約款承認窓、一般取引、競売、逆競売のうちいずれか一つを選択可能な電子権利証取引システム窓、持分率(Ratio)自動割当のための演算装置による購入主体別の電子権利証分割アカウントを提供し、電子権利持分別のロイヤルティー差等支給システム、及び電子権利証転買収者サーバの購入持分を自動演算でアカウントに反映する再分配システムを提供する運用者サーバと、無形資産や知的財産権の所有者である財産権者が運用し、運用者サーバと有無線通信網を介して連結され、無形資産や知的財産権を含む財産権により将来に発生する受ける権利である電子権利証を所有した電子権利証発行者サーバと、前記運用者サーバに連携され、運用者サーバで発行した電子権利証や前記電子権利証発行者サーバが運用者サーバに接続して発行した電子権利証のうちいずれか一つを購入し、前記運用者サーバで生成される受ける権利に対するアカウントが与えられ、受ける権利を分配される電子権利証購入者サーバと、前記運用者サーバに接続し、前記電子権利証購入者サーバから取得した電子権利証の持分を購入する電子権利証転買収者サーバと、を含む。
【0018】
前記電子権利証は、運用者サーバが電子権利証発行者サーバから送信された特定商品に対する電子権利内訳を送信され、当該権利内訳に対して、前記運用者サーバに入力される参加条件、限定発行総数量、取引単位、発行総額により発行されるか、あるいは、電子権利証発行者サーバを介して運用者サーバに接続し、運用者サーバが提供する標準化された電子入力システムに、直接電子権利証の発行者が、自分の端末操作を通じて発行され、無形資産の所有者や知的財産権者が受領すべき将来の一定時点に予想される受ける権利を、新規権利の購入に対する参加者が運用する電子権利証購入者サーバから送信された購入数量だけ百分率でその持分を分割する。
【0019】
前記運用者サーバは、電子権利証の購入に参加する電子権利証購入者サーバ、及び電子権利証転買収者サーバに契約締結前に提供される電子権利証に対する受ける権利を公示する、受ける権利電子公示窓をさらに提供する。
【0020】
前記電子権利証購入約款は、電子権利証発行者サーバを通じて、電子権利証発行者の電子権利の購入に参加する電子権利証購入者サーバ及び電子権利証転買収者サーバに契約締結以前に提供され、それぞれの取引参加者が電子約款承認の方法をもって、契約に代えるようにする。
【0021】
前記運用者サーバは、オンラインを介して、受ける権利に対して電子約款承認を行った電子権利証購入者サーバ、電子権利証転買収者サーバ、及び電子権利証発行者サーバに発行総量、取引単位、取引量、締結量、未締結残量を含むリアルタイム取引情報を提供し、一般取引、競売及び逆競売のうちいずれか一つを選んで取引参加者が使えるようにする。
【0022】
前記運用者サーバは、受ける権利専用電子アカウントを、電子権利証発行者サーバ、電子権利証購入者サーバ、電子権利証転買収者サーバに提供し、受ける権利専用電子アカウントを通じて、電子権利証発行者サーバ、電子権利証購入者サーバ、電子権利証転買収者サーバに、当該電子権利証の取引毎に、取引主体別数量の変化をリアルタイムで提供し、発行された特定の電子権利証の100%の発行持分を単位で換算し、電子権利証購入者サーバと電子権利証転買収者サーバを通じて投与した資本だけ策定された持分情報を、電子権利証購入者サーバ、電子権利証転買収者サーバに提供し、電子権利証発行者の持分が分割された受ける権利を一般取引、競売、逆競売のうちいずれか一つを用いて、取引に参加した電子権利証発行者サーバ、電子権利証購入者サーバ、電子権利証転買収者サーバに当該電子権利証に対する取引締結数量と価格が含まれた取引内訳がリアルタイムで送信、保管出力される受ける権利電子締結内訳書を備える。
【0023】
前記運用者サーバは、有無線通信網で連結され、電子権利証の取引による受ける権利に対する持分を送金される運営者アカウント、電子権利証発行者アカウントを含む電子アカウントと連携されたロイヤルティー電子決済システムを提供する。
【0024】
前記電子アカウントは、全ての取引主体が所有した電子権利が、100%の持分で分割された特定権利に対して、それぞれの持分率だけ按分比例で当該権利の取引に参加した取引オブジェクトの全部が、特定権利でロイヤルティーを分けて受けるロイヤルティー共有アカウントを含む。
【0025】
前記運用者サーバは、受ける権利(無形資産や知的財産権者のロイヤルティーを受ける権利)の購入のための電子マネー決済システム、及び各国のマネタリーベースを電子送金して決済する電子送金決済システムを備え、受ける権利の購入があったとき、前記運用者サーバからいずれか一つを選んで使えるようにしたことを特徴とする。
【0026】
本発明による受ける権利の共有方法は、電子権利証発行者サーバが無形資産や知的財産権を含む財産権に関する情報を運用者サーバに送信する財産権情報送信ステップと、運用者サーバが、電子権利証発行者サーバから受信された財産権情報に対して、将来に発生するロイヤルティーを含む受ける権利を電子的方法で発行登録した電子権利証を発行する電子権利証発行ステップと、運用者サーバが発行された電子権利証に対応する電子マネーを発行する電子マネー発行ステップと、運用者サーバが発行された電子権利証情報と電子マネー情報をサーバに登録する情報登録ステップと、運用者サーバが登録された電子権利証情報と電子マネー情報をオンライン上に公示する電子公示ステップと、運用者サーバが電子権利証の購入約款をオンライン上に掲示する購入約款掲示ステップと、運用者サーバがオンライン上に掲示した電子権利証の購入約款を、電子権利証発行者サーバ、電子権利証購入者サーバ、及び電子権利証転買収者サーバで受信して承認する約款承認ステップと、オンライン上に掲示された電子権利証に対して、電子権利証購入者サーバと電子権利証転買収者サーバが電子権利に与えられた受ける権利に対する持分を売渡及び買収し、その持分を登録する電子権利取引ステップと、取引が終了した電子権利に与えられた受ける権利に対する持分を定め、受ける権利を分散して、アカウントを生成する持分の確定及びアカウント生成ステップと、持分分割された電子権利の受ける権利に対する対価を支給する決算ステップと、を含む。
【発明の効果】
【0027】
本発明は、無形資産を保有した個人または企業を含む財産権者が、自分の保有した無形資産を他の機関や団体に権利を移転するか、登記分割なしに、財産権の使用による利益(例えば、ロイヤルティー)のみを別途に分離して分割取引を可能にするという効果を与える。
【0028】
また、本発明は、権利に対する取引をデータベース化し、これを、それぞれの税務当局で受信可能にすることにより、権利金に対する諸税金が透明に課税標準で策定され、脱税及び脱漏を防止することができるという効果を与える。
【0029】
さらに、本発明は、無形資産を利用した経済活動において、多重の権利購入者が、自分の利益増大のため、原権利者の財産権に対して、共同の創作活動や営業活動に加えて、権利金の譲渡所得が増える場合、付加価値を創出させるようにした効果を与える。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【
図1】本発明による受ける権利のオンライン共有システムの構成図である。
【
図2】本発明による受ける権利のオンライン共有システムを用いた受ける権利のオンライン共有過程を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
本発明は、様々な変更を加えてもよく、様々な実施形態を有することができるので、特定の実施形態を図面に例示し、詳細な説明により説明する。しかしながら、これは、本発明を特定の実施形態に限定しようとするものではなく、本発明の思想及び技術の範囲に含まれる全ての変更、均等物乃至代替物を含むものと理解されなければならない。
【0032】
各図面の説明において、類似した参照符号を類似した構成要素に対して用いた。本発明を説明するにあたって、関連した公知技術についての具体的な説明が本発明の要旨を曖昧にすることがあると判断される場合は、その詳細な説明は省略する。
【0033】
本発明は、無形資産を保有した個人または企業を含む財産権者が、自分が保有した無形資産の権利を他の機関や団体及び特定の個人に移転するか、分割登記を行うことなく、財産権の使用による利益、すなわち、受ける権利に対する対価のみを別途に分離して分割して取引可能にする。
【0034】
本発明において、無形資産は、知的財産権に相当する特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、配置設計権、パブリシティ権、営業権、漁業権、鉱業権等を含む。
【0035】
通常、無形資産を保有した財産権者や知的財産権者は、自分が保有した当該知的財産権に関する固有権利に対して、必要に応じて、資本を投資する第三者が、当該知的財産権に対する投資やマーケティング等の支援に対する対価として、当該無形資産について共同所有を希望する場合、特許分割登記または著作権の共同登記等の要求をしたりするが、特許権や商標権または著作権等の知的財産権は、当該権利等が多者間に共同で分割される場合、「民法」と「商法」により、当該財産権の実施権や権利の第三者への譲渡行為について共同登記権利者の100%同意を求めなければ、実施権を行使することができない。
【0036】
すなわち、当該無形資産に対する財産権が、共有持分として多数の第三者と共同登記になったので、共有登記権利者のうち、一人でも反対があれば、当該コンテンツをテレビで放送するか、またはインターネット上に掲示することが禁止されるように制限があるので、多者が当該知的財産権に対して共有持分で登記権利者となる場合、知的財産権者の固有の実施権利が制限されるか、当該財産権に対する実施するにあたっても、それぞれの利害関係の対立等により、創作者の元々の企画意図から脱して使用が制限されるか禁止されるような不便さがあった。
【0037】
本発明において、受ける権利(Warrant to Receive)は、無形資産に属する知識財産権、営業権、漁業権、鉱業権等を他人に貸し、第三者が使用可能にした後、当該財産権の権利者が第三者に当該財産権者の権利を分割登記移転しなくても、当該知識財産権や無形資産により将来の時点に発生するロイヤルティー(使用料、印税等)の収入を受ける権利を意味する。
【0038】
本発明は、財産権を分割して共同の登記をしなくても、無形資産の所有者や権利者が、当該知的財産権や無形資産等により、将来に発生するロイヤルティーに対する受ける権利のみを共有することを可能にした。すなわち、当該無形資産の第三者への貸出等で発生する売り出しや営業利益等に対して、ロイヤルティーを受ける権利のみを別に分離して電子マネーを発行した後、買入者別の持分を分割した電子権利証を発行して、全体参加者の持分を限定し、このとき、発行された電子権利証(Digital Warrant)を購入した第三者が、無形資産と知識財産権者等が所有している当該財産権が所有者または第三者の使用(実施権者等)で受けるようになるロイヤルティーを分配されることを可能にした。
【0039】
このような本発明による受ける権利のオンライン共有システムは、
図1に示すように、運用者サーバ100、電子権利証発行者サーバ200、電子権利証買入者サーバ300、及び電子権利証転買収者サーバ400を含んでいる。
【0040】
もちろん、それぞれのサーバは、有線または無線通信網により連結され、取引される受ける権利に対する情報を送受信する。
【0041】
前記運用者サーバ100は、有無線通信網と信号をやりとりして通信可能に連結され、前記電子権利証発行者サーバ200から提供される無形資産や知的財産権を含む財産権により、将来に発生するロイヤルティーを含む受ける権利を、電子的方法で発行登録した電子権利証を発行者に代わって発行する電子権利証発行システムを含み、前記電子権利証発行者サーバ200、電子権利証買入者サーバ300から持分を購入する前記電子権利証転買収者サーバ400に、顧客関係管理サービス及び電子権利証の詳細登録ページ、電子権利証電子公示窓、電子権利証購入約款掲示窓、電子権利証購入約款承認窓と一般取引、競売、逆競売のうちいずれか一つを選んでもよい電子権利証取引システム窓、持分率(Ratio)自動割当のための演算装置による購入主体別の電子権利証分割アカウント提供し、電子権利持分別ロイヤルティーを差等支給するシステム、及び電子権利証転買収者サーバの購入持分を自動演算でアカウントに反映する再分配システムを提供する。
【0042】
前記電子権利証発行者サーバ200は、無形資産や知的財産権の所有者である財産権者が運用し、前記運用者サーバ100と有無線通信網を介して連結され、無形資産や知的財産権を含む財産権により将来に発生する受ける権利である電子権利証を発行(所有)した人により運用されるサーバである。
【0043】
前記電子権利証買入者サーバ300は、前記運用者サーバ100に連携され、前記運用者サーバ100で発行した電子権利証や前記電子権利証発行者サーバ200が運用者サーバ100に接続して発行した電子権利証のうちいずれか一つを購入し、前記運用者サーバ100で生成される受ける権利に対するアカウントを与えられ、受ける権利を分配される者により運用されるサーバであり、前記電子権利証転買収者サーバ400は、前記運用者サーバ100に接続して、前記電子権利証買入者サーバ300で取得した電子権利証の持分を購入する人が運用するサーバである。
【0044】
もちろん、それぞれのサーバは、サーバに接続された有無線端末を備えている。
【0045】
前記電子権利証は、前記運用者サーバ100が電子権利証発行者サーバ200から送信された特定商品に対する電子権利内訳を送信された後、当該権利内訳に対して、前記運用者サーバ100に入力される参加条件、限定発行総数量、取引単位、発行総額により発行するものである。
【0046】
また他の電子権利証は、電子権利証発行者サーバ200を介して前記運用者サーバ100に接続し、前記運用者サーバ100が提供する標準化された電子入力システムに、直接電子権利証の発行者が自分の端末操作を通じて発行してもよい。
【0047】
無形資産の所有者や知的財産権者が受領すべき将来の一定時点に予想される受ける権利を、新規権利購入に対する参加者が運用する前記電子権利証転買収者サーバ400から送信された購入数量だけ百分率でその持分を分割する。
【0048】
すなわち、当該知的財産権や無形資産である電子権利が第三者により使われて、売り出しや営業利益等が発生する場合、策定するロイヤルティーの割合(Ratio)を決めてから、それを全体100%とし、取引参加者の購入資本に対する大きさに応じて発行された電子権利を、按分比例(全員に定められた比で均等に分ける)して、第三者に受ける権利を持分分割し、全体の購入代金に対して、取引参加者が投与した資本に比例して、その購入持分のサイズだけ分配可能にし、創作者の知的財産権や無形資産の所有権者に対する固有の実施権と貸与及び譲渡行為が第三者により侵害されないとともに、将来に発生するロイヤルティーに対する受ける権利のみを対象として当該権利を取引及び転売可能にした。
【0049】
前記運用者サーバ100は、電子権利証の購入に参加する前記電子権利証買入者サーバ300及び電子権利証転買収者サーバ400に契約締結前に提供される電子権利証に対する受ける権利を公示する、受ける権利電子公示窓をさらに提供することにより、取引対象電子権利を他人が透明かつ便利に確認することができるようにした。
【0050】
また前記運用者サーバ100は、電子権利証購入約款を提供するが、約款は、前記電子権利証発行者サーバ200を通じて、電子権利証発行者の電子権利の購入に参加する電子権利証買入者サーバ300及び電子権利証転買収者サーバ400に、契約締結前に提供され、それぞれの取引参加者が電子承認の方法で契約を代えるようにしてもよい。
【0051】
前記運用者サーバ100は、オンラインを介して、受ける権利に対して、電子約款承認を行った電子権利証買入者サーバ300、電子権利証転買収者サーバ400、及び電子権利証発行者サーバ200に発行総量、取引単位、取引量、締結量、未締結残量を含むリアルタイムの取引情報が提供することが好ましい。
【0052】
また前記運用者サーバ100は、一般取引、競売、及び逆競売のうちいずれか一つを選んで、取引参加者が望む取引方法を使えるようにすることが好ましい。
【0053】
また前記運用者サーバ100は、受ける権利専用電子アカウントを、電子権利証発行者サーバ200、電子権利証買入者サーバ300、電子権利証転買収者サーバ400に提供し、受ける権利専用電子アカウントを通じて、前記電子権利証発行者サーバ100、前記電子権利証買入者サーバ300、及び前記電子権利証転買収者サーバ400に、当該電子権利証の取引毎に、取引主体別数量の変化をリアルタイムで提供し、発行された特定電子権利証の100%の発行持分を単位で換算して、前記電子権利証買入者サーバ300と前記電子権利証転買収者サーバ400を通じて、権利購入時、投与した資本だけ策定された持分情報を、前記電子権利証買入者サーバ300及び前記電子権利証転買収者サーバ400に提供する。
【0054】
また前記運用者サーバ100は、電子権利証発行者の持分が分割された受ける権利を一般取引、競売、逆競売のうちいずれか一つを用いて、取引に参加した前記電子権利証発行者サーバ200、前記電子権利証買入者サーバ300、及び前記電子権利証転買収者サーバ400に、当該電子権利証に対する取引締結数量と価格が含まれた取引内訳をリアルタイムで送信、保管出力される受ける権利の電子締結内訳書を備え、権利取引主体別サーバに提供することができる。
【0055】
前記運用者サーバ100は、有無線通信網で連結され、電子権利証の取引による受ける権利に対する持分を送金される運営者アカウント、電子権利証発行者アカウントを含む電子アカウントと連携されたロイヤルティー電子決済システムを提供することができ、この電子決済システムは、通常の電子決済システムを用いてもよい。
【0056】
前記電子アカウントは、全ての取引主体が所有した電子権利を100%の持分として分割された特定権利に対して、それぞれの持分率だけ、按分比例で当該権利の取引に参加した取引オブジェクトの全部が特定権利でロイヤルティーを分けて受けるロイヤルティー共有アカウントを含むことが好ましい。
【0057】
前記運用者サーバ100は、受ける権利を購入するための決済システムであって、電子マネー決済システム、及び各国のマネタリーベースを電子送金して決済する電子送金決済システムを備えている。したがって、購入者は、受ける権利を購入する場合、購入者サーバを用いて、前記運用者サーバ100からいずれか一つを選んで使えるようにした。
【0058】
もちろん、前記電子マネー決済システム及び電子送金決済システムは、通常の決済システムと類似するが、本発明の電子権利に対する受ける権利と対応して変形実施が可能であることは、十分に理解されるであろう。
【0059】
以下、本発明によるオンライン共有システムを利用した受ける権利の共有方法について説明する。
【0060】
受ける権利の共有方法は、前記電子権利証発行者サーバ200が無形資産や知的財産権を含む財産権に関する情報を前記運用者サーバ100に送信する財産権情報送信ステップ(S1)と、前記運用者サーバ100が、前記電子権利証発行者サーバ200から受信された財産権情報に対して、将来に発生するロイヤルティーを含む受ける権利を電子的方法で登録した電子権利証を発行する電子権利証発行ステップ(S2)と、前記運用者サーバ100が発行された電子権利証に対応する電子マネーを発行する電子マネー発行ステップ(S3)と、前記運用者サーバ100が発行された電子権利証情報と電子マネー情報をサーバに登録する情報登録ステップ(S4)と、前記運用者サーバ100が登録された電子権利証情報と電子マネー情報をオンライン上に公示する電子公示ステップ(S5)と、前記運用者サーバが電子権利証の購入約款をオンライン上に掲示する購入約款掲示ステップ(S6)と、前記運用者サーバ100がオンライン上に掲示した電子権利証の購入約款を、前記電子権利証発行者サーバ200、電子権利証買入者サーバ300、及び電子権利証転買収者サーバ400で受信して承認する約款承認ステップ(S7)と、オンライン上に掲示された電子権利証に対して、前記電子権利証買入者サーバ300と電子権利証転買収者サーバ400が電子権利に与えられた受ける権利に対する持分を売渡及び買収し(S8)、その持分を登録(S9)する電子権利取引ステップ(S10)と、取引が終了した電子権利に与えられた受ける権利に対する持分を定め、受ける権利を分散して、アカウントを生成する持分の確定及びアカウント生成ステップ(S11)と、持分分割された電子権利の受ける権利に対する対価を支給する決算ステップ(S12)と、を含む。
【0061】
前記財産権情報送信ステップ(S1)において送信される財産権情報は、財産権の種類により異なるが、基本的に当該財産権は、現在価値、所有者、権利変動内訳等の情報を含んでいる。
【0062】
前記電子権利証発行ステップ(S2)は、前記電子権利証発行者サーバ200から送信された電子権利証発行対象財産権に対して、将来に発生するロイヤルティーを含む受ける権利を設定するステップであって、電子権利証の発行時、前記電子権利証発行者サーバ200の発行者が、当該商品に固有の標識を付けることにより、取引中、自分や取引に参加する他人の電子権利証と混用、混乱しないようにすることが好ましい。
【0063】
前記電子マネー発行ステップ(S3)は、電子権利証を取引する貨幣を発行するステップであって、当該電子権利証の名称を使って発行することにより、当該電子権利証発行者や電子権利証に対する譲受、譲渡、転買収、転売等の取引に参加する全ての他人が他の電子権利証と混用して使われないように区別することが好ましい。
【0064】
また、前記電子権利証の発行主体を運用者サーバ100に限定したが、運営者サーバ100が、前記電子権利証発行者サーバ200の運用者である財産権者の依頼を受けて代行して発行することや、前記電子権利証発行者サーバ200で接続した財産権者が、前記運用者サーバ100から提供される様式と電子マネーに合わせて直接発行することもできる。
【0065】
電子マネーは、財産権に対して、財産権者はもとより、多数の取引参加者が他の無形資産や知識財産権等と自分の商品を混同して、電子権利の取引時、混用して使うことを予め防止し、有無線通信網を用いて、それぞれのスマートデバイスを利用した取引参加者が、現金使用のために、銀行等を訪問しなければならない遠隔地間の移動から生じる不便さ等を解消するために使われる貨幣である。
【0066】
前記電子マネーは、ICカードまたはネットワークに連結されたコンピュータに銀行預金または現金(お金)等が電子的方法で保存されたものであって、現金を振り替える電子支給手段であって、デジタルキャッシュ(digital cash)、サイバーキャッシュ(cyber cash)、E-キャッシュ等と呼ばれるもののうち一つであってもよく、電子マネーは、必ず各国のマネタリーベースと1:1の相互交換価値を持たなければならない。
【0067】
前記電子マネーを発行するとき、必ず発行最初のステップから各国の通貨と1:1の相互交換価値で当該電子マネーを発行することが好ましく、その理由は、マイニング等に依存する仮想貨幣類とは異なり、本発明が市場需要者と供給者により発行者と購入者が増え、受ける権利専用電子マネーの発行量等が持続的に増えて、他の財貨と用役等に対して相互交換価値が生じる場合、予想される通貨量の増加が各国のマネタリーベースの流通量に含まれ、当該国にインフレーション等が引き起こされることがあり、これを防止するためである。
【0068】
前記情報登録ステップ(S4)は、発行された電子権利証に関する情報を運用者サーバ100、電子権利証発行者サーバ200、電子権利証買入者サーバ300、及び電子権利証転買収者サーバ400で確認できるように、保存及び登録するステップである。
【0069】
前記電子公示ステップ(S5)は、登録された情報を前記運用者サーバ100、前記電子権利証発行者サーバ200、電子権利証買入者サーバ300、及び電子権利証転買収者サーバ400で閲覧可能にオンライン上に掲示するステップである。
【0070】
前記購入約款掲示ステップ(S6)は、既登録された電子権の取引と関連した内容を掲示するステップであって、当該無形資産の使用先、使用方法、使用期間、ロイヤルティー徴収、権利分割のための電子マネー発行方法等が詳細に記述された「受ける権利の詳細マニュアル」が同時に掲示されてもよく、電子約款は、閲覧可能であり、約款に同意した後、特定の電子マネーを購入する行為をもって、契約に代えることができる。
【0071】
前記約款承認ステップ(S7)は、取引約款を閲覧した契約者が、端末を通じて、約款を承認し、当該電子権利に対して電子マネーを購入する行為により取引が行われたものと判断することができる。
【0072】
前記電子権利取引ステップ(S10)は、前記約款の承認後、オンライン上に掲示された電子権利証に対して、前記電子権利証買入者サーバ300と電子権利証転買収者サーバ400が電子権利に与えられた受ける権利に対する持分を売渡及び買収し(S8)、その持分を登録する(S9)。
【0073】
前記持分の確定及びアカウント生成ステップ(S11)は、取引ステップ(S10)で行われた取引内訳により、当該電子権利に対する持分率や電子権利証をそれぞれのアカウントに分散するステップであって、運営者アカウント、電子権利証発行者アカウントを含む電子アカウントに分散して記録する。
【0074】
前記決算ステップ(S12)は、持分の確定及びアカウントが分散された受ける権利に対する対価を支給するステップである。
【0075】
上記において、電子マネーを購入した者は、ロイヤルティーを受ける権利の購入者であり、電子マネー購入者が第三者に当該権利を転売可能にするとともに、初めに発行した100%の電子マネーを新規購入した(購入者、転買収者)電子マネーの持分率が変動する度に自動演算の方法で交替して含まれる。
【0076】
併せて、売渡者、転売者の電子権利アカウントは、当該電子マネーの100%の持分で当該権利を売り渡しただけ、持分の差引及び当該受ける権利を消滅させる機能を含む。
【0077】
それぞれの無形資産に対する権利者から、前記分割の方法で、新規でロイヤルティーを受ける権利を購入した権利者サーバに、当該電子権利アカウントで分配された電子マネーの持分だけ受ける権利の電子権利証発行者(知的財産権者、無形資産所有者等)サーバから提供する当該権利の使用に対するロイヤルティー等の印税輸入から発生する報酬が、当該電子マネーの保有持分に応じて支払われる。
【符号の説明】
【0078】
100 運用者サーバ
200 電子権利証発行者サーバ
300 電子権利証購入者サーバ
400 電子権利証転買収者サーバ
【国際調査報告】