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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-10-21
(54)【発明の名称】アイコン表示方法及び端末
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/04817 20220101AFI20221014BHJP
【FI】
G06F3/04817
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022510180
(86)(22)【出願日】2020-08-04
(85)【翻訳文提出日】2022-04-06
(86)【国際出願番号】 CN2020106799
(87)【国際公開番号】W WO2021031844
(87)【国際公開日】2021-02-25
(31)【優先権主張番号】201910757233.9
(32)【優先日】2019-08-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】110001151
【氏名又は名称】あいわ弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】楊 其豪
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA04
5E555BA01
5E555BB01
5E555BC01
5E555BC07
5E555CA12
5E555CB08
5E555CB10
5E555CB13
5E555CB34
5E555CB46
5E555CB53
5E555CB55
5E555CC03
5E555CC26
5E555DA01
5E555DB18
5E555DB33
5E555DB56
5E555DC19
5E555DD07
5E555FA00
(57)【要約】
本開示は、アイコン表示方法及び端末を提供する。この方法は、第一のページにおける第一の位置に位置する第一のアイコンに対するユーザによる第一の入力を受信することと、前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示することと、第二のページに対するユーザによる第二の入力を受信することと、前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示することと、前記第二の位置に、前記第一のアイコン又は前記第一のアイコンの関連アイコンを表示することとを含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末に用いられるアイコン表示方法であって、
第一のページにおける第一の位置に位置する第一のアイコンに対するユーザによる第一の入力を受信することと、
前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示することと、
第二のページに対するユーザによる第二の入力を受信することと、
前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示することと、
前記第二の位置に、前記第一のアイコン又は前記第一のアイコンの関連アイコンを表示することとを含む、アイコン表示方法。
【請求項2】
第一のアイコンに対するユーザによる第一の入力を受信する前に、前記アイコン表示方法は、
前記第一のページにおける第一の領域内に第一の標識を表示することをさらに含み、
第一のアイコンに対するユーザによる第一の入力を受信することは、
前記第一の領域内に位置する第一の標識を前記第一の領域から前記第一のアイコン上にドラッグするユーザによる第一の入力を受信することを含み、
前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示することは、
前記第一の入力に応答して、前記第一の標識を前記第一の領域から前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に移動することを含む、請求項1に記載のアイコン表示方法。
【請求項3】
第二のページに対するユーザによる第二の入力を受信する前に、前記アイコン表示方法は、
前記第二のページにおける第二の領域内に第二の標識を表示することをさらに含み、
第二のページに対するユーザによる第二の入力を受信することは、
前記第二の領域内に位置する第二の標識を前記第二の領域から前記第二のページの第二の位置にドラッグするユーザによる第二の入力を受信することを含み、
前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示することは、
前記第二の入力に応答して、前記第二の標識を前記第二の領域から前記第二の位置に移動することを含む、請求項1に記載のアイコン表示方法。
【請求項4】
前記第一のページにおける第一の領域内に第一の標識を表示することは、
ユーザによる第三の入力を受信することと、
前記第三の入力に応答して、前記第一のページの前記第一の領域に、前記第一の標識を含む少なくとも一つの標識を表示し、前記第二のページの第二の領域に、前記第二の標識を含む少なくとも一つの標識を表示することとを含む、請求項2に記載のアイコン表示方法。
【請求項5】
前記第一のページの前記第一の領域に、前記第一の標識を含む少なくとも一つの標識を表示し、前記第二のページの第二の領域に、前記第二の標識を含む少なくとも一つの標識を表示した後であって、前記第一の領域内に位置する第一の標識を前記第一の領域から前記第一のアイコン上にドラッグするユーザによる第一の入力を受信する前に、前記アイコン表示方法は、
ユーザによる第四の入力を受信することと、
前記第四の入力の操作方向が第一の方向である場合、アイコンの操作モードを現在の第一のモードから第二のモードに切り替えることとをさらに含み、
前記第一のモードは、単一のアイコンに対して操作を行うモードであり、且つ前記第二のモードは、少なくとも二つのアイコンに対して操作を行うモードであり、又は、前記第一のモードは、少なくとも二つのアイコンに対して操作を行うモードであり、且つ前記第二のモードは、単一のアイコンに対して操作を行うモードである、請求項4に記載のアイコン表示方法。
【請求項6】
前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示することは、
前記第一の入力の第一の入力軌跡を取得することと、
前記第一の入力の第一の入力軌跡に基づいて、前記第一の標識を生成することと、
前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、前記第一の標識を表示することとを含む、請求項1に記載のアイコン表示方法。
【請求項7】
前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示することは、
前記第二の入力の第二の入力軌跡を取得することと、
前記第二の入力の第二の入力軌跡に基づいて、前記第二の標識を生成することと、
前記第二のページの第二の位置に、前記第二の標識を表示することとを含む、請求項1に記載のアイコン表示方法。
【請求項8】
前記第一のアイコンの数は、N個であり、Nは、1よりも大きい整数であり、前記第一の入力は、N回の第一のサブ入力を含み、各回の第一のサブ入力は、一つの第一のアイコンに作用し、
前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示することは、
i回目の第一のサブ入力の入力順番に応じて、i番目の第一の位置又は前記i番目の第一の位置に関連する位置に、i番目の第一の標識を表示することを含み、
ただし、iは、正の整数であり、且つi≦Nである、請求項1に記載のアイコン表示方法。
【請求項9】
前記第二の入力は、N回の第二のサブ入力を含み、各回の第二のサブ入力は、前記第二のページにおいて一つの第二の位置を決定するためのものであり、
前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示することは、
k回目の第二のサブ入力の入力順番に応じて、前記第二のページのk番目の第二の位置に、k番目の第二の標識を表示することを含み、
ただし、kは、正の整数であり、且つk≦Nである、請求項8に記載のアイコン表示方法。
【請求項10】
前記第二の入力は、N個のタッチポイントを含み、
前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示することは、
前記第二のページにおけるj番目のタッチポイントのj番目の第二の位置に、j番目の第二の標識を表示することを含み、
ただし、jは、正の整数であり、且つj≦Nである、請求項8に記載のアイコン表示方法。
【請求項11】
前記第二のページのk番目の第二の位置に、k番目の第二の標識を表示した後、前記アイコン表示方法は、
少なくとも一つの第二の標識が位置する予め設定された領域内に、前記第二の標識に関連するアイコンの内容を指示するためのヒント情報を表示することをさらに含む、請求項9に記載のアイコン表示方法。
【請求項12】
第一のページにおける第一の位置に位置する第一のアイコンに対するユーザによる第一の入力を受信するための第一の受信モジュールと、
前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示するための第一の表示モジュールと、
第二のページに対するユーザによる第二の入力を受信するための第二の受信モジュールと、
前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示するための第二の表示モジュールと、
前記第二の位置に、前記第一のアイコン又は前記第一のアイコンの関連アイコンを表示するための第三の表示モジュールとを含む、端末。
【請求項13】
前記第一のページにおける第一の領域内に第一の標識を表示するための第四の表示モジュールをさらに含み、
前記第一の受信モジュールは、前記第一の領域内に位置する第一の標識を前記第一の領域から前記第一のアイコン上にドラッグするユーザによる第一の入力を受信するために用いられ、
前記第一の表示モジュールは、前記第一の入力に応答して、前記第一の標識を前記第一の領域から前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に移動するために用いられる、請求項12に記載の端末。
【請求項14】
前記第二のページにおける第二の領域内に第二の標識を表示するための第五の表示モジュールをさらに含み、
前記第二の受信モジュールは、前記第二の領域内に位置する第二の標識を前記第二の領域から前記第二のページの第二の位置にドラッグするユーザによる第二の入力を受信するために用いられ、
前記第二の表示モジュールは、前記第二の入力に応答して、前記第二の標識を前記第二の領域から前記第二の位置に移動するために用いられる、請求項12に記載の端末。
【請求項15】
前記第四の表示モジュールは、
ユーザによる第三の入力を受信するための受信サブモジュールと、
前記第三の入力に応答して、前記第一のページの前記第一の領域に、前記第一の標識を含む少なくとも一つの標識を表示し、前記第二のページの第二の領域に、前記第二の標識を含む少なくとも一つの標識を表示するための第一の表示サブモジュールとを含む、請求項13に記載の端末。
【請求項16】
ユーザによる第四の入力を受信するための第三の受信モジュールと、
前記第四の入力の操作方向が第一の方向である場合、アイコンの操作モードを現在の第一のモードから第二のモードに切り替えるための切り替えモジュールとをさらに含み、
前記第一のモードは、単一のアイコンに対して操作を行うモードであり、且つ前記第二のモードは、少なくとも二つのアイコンに対して操作を行うモードであり、又は、前記第一のモードは、少なくとも二つのアイコンに対して操作を行うモードであり、且つ前記第二のモードは、単一のアイコンに対して操作を行うモードである、請求項15に記載の端末。
【請求項17】
前記第一の表示モジュールは、
前記第一の入力の第一の入力軌跡を取得するための第一の取得サブモジュールと、
前記第一の入力の第一の入力軌跡に基づいて、前記第一の標識を生成するための第一の生成サブモジュールと、
前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、前記第一の標識を表示するための第二の表示サブモジュールとを含む、請求項12に記載の端末。
【請求項18】
前記第二の表示モジュールは、
前記第二の入力の第二の入力軌跡を取得するための第二の取得サブモジュールと、
前記第二の入力の第二の入力軌跡に基づいて、前記第二の標識を生成するための第二の生成サブモジュールと、
前記第二のページの第二の位置に、前記第二の標識を表示するための第三の表示サブモジュールとを含む、請求項12に記載の端末。
【請求項19】
前記第一のアイコンの数は、N個であり、Nは、1よりも大きい整数であり、前記第一の入力は、N回の第一のサブ入力を含み、各回の第一のサブ入力は、一つの第一のアイコンに作用し、
前記第一の表示モジュールは、
i回目の第一のサブ入力の入力順番に応じて、i番目の第一の位置又は前記i番目の第一の位置に関連する位置に、i番目の第一の標識を表示するために用いられ、
ただし、iは、正の整数であり、且つi≦Nである、請求項12に記載の端末。
【請求項20】
前記第二の入力は、N回の第二のサブ入力を含み、各回の第二のサブ入力は、前記第二のページにおいて一つの第二の位置を決定するためのものであり、
前記第二の表示モジュールは、
k回目の第二のサブ入力の入力順番に応じて、前記第二のページのk番目の第二の位置に、k番目の第二の標識を表示するために用いられ、
ただし、kは、正の整数であり、且つk≦Nである、請求項19に記載の端末。
【請求項21】
前記第二の入力は、N個のタッチポイントを含み、
前記第二の表示モジュールは、
前記第二のページにおけるj番目のタッチポイントのj番目の第二の位置に、j番目の第二の標識を表示するために用いられ、
ただし、jは、正の整数であり、且つj≦Nである、請求項19に記載の端末。
【請求項22】
少なくとも一つの第二の標識が位置する予め設定された領域内に、前記第二の標識に関連するアイコンの内容を指示するためのヒント情報を表示するための第六の表示モジュールをさらに含む、請求項20に記載の端末。
【請求項23】
メモリと、プロセッサと、メモリに記憶されており、且つプロセッサ上で運行できるコンピュータプログラムとを含み、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行する時、請求項1~11のいずれか1項に記載のアイコン表示方法におけるステップを実現させる、端末。
【請求項24】
コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、請求項1~11のいずれか1項に記載のアイコン表示方法におけるステップを実現させる、コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2019年8月16日に中国で提出された中国特許出願No.201910757233.9の優先権を主張しており、同出願の内容の全ては、ここに参照として取り込まれる。
本開示の実施例は、通信技術分野に関し、特にアイコン表示方法及び端末に関する。
【背景技術】
【0002】
端末の発展に伴い、端末によりサポートされるアプリケーションプログラムがますます多くなり、ユーザも通常、種々のシーンのニーズに適応するように、端末に多くのアプリケーションプログラムをインストールする。
【0003】
インストールされているアプリケーションプログラムに対して、端末は、一般的には、デスクトップにおいて対応するアプリケーションプログラムアイコンを表示し、ユーザは、デスクトップにおけるアプリケーションプログラムアイコンに対して操作を行うことによって、アプリケーションプログラムアイコンに対する管理、例えば移動、分類などを実現させることができる。しかしながら、アプリケーションプログラムアイコンが、異なるページに分布されると、あるアプリケーションプログラムアイコンを一つのページから別のベージに移動する必要がある場合、ユーザは、ページ切り替えとアイコン移動を同時に行うように、ページとアイコンに対して同時に操作を行う必要がある。この操作過程では、ひいてはユーザが両手で操作を行う必要があり、操作方式が煩雑である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の実施例は、関連技術においてアプリケーションプログラムアイコンに対する操作が煩雑であるという問題を解決するためのアイコン表示方法及び端末を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記技術的課題を解決するために、本開示は、以下のように実現される。
【0006】
第一の方面によれば、本開示の実施例は、アイコン表示方法を提供する。前記方法は、
第一のページにおける第一の位置に位置する第一のアイコンに対するユーザによる第一の入力を受信することと、
前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示することと、
第二のページに対するユーザによる第二の入力を受信することと、
前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示することと、
前記第二の位置に、前記第一のアイコン又は前記第一のアイコンの関連アイコンを表示することとを含む。
【0007】
第二の方面によれば、本開示の実施例はさらに、端末を提供する。前記端末は、
第一のページにおける第一の位置に位置する第一のアイコンに対するユーザによる第一の入力を受信するための第一の受信モジュールと、
前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示するための第一の表示モジュールと、
第二のページに対するユーザによる第二の入力を受信するための第二の受信モジュールと、
前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示するための第二の表示モジュールと、
前記第二の位置に、前記第一のアイコン又は前記第一のアイコンの関連アイコンを表示するための第三の表示モジュールとを含む。
【0008】
第三の方面によれば、本開示の実施例はさらに、端末を提供する。前記端末は、メモリと、プロセッサと、メモリに記憶されており、且つプロセッサ上で運行できるコンピュータプログラムとを含み、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行する時、上記のようなアイコン表示方法におけるステップを実現させる。
【0009】
第四の方面によれば、本開示の実施例はさらに、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。前記コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、上記のようなアイコン表示方法におけるステップを実現させる。
【0010】
本開示の実施例において、第一のページにおける第一の位置に位置する第一のアイコンに対するユーザによる第一の入力を受信し、前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示し、第二のページに対するユーザによる第二の入力を受信し、前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示し、前記第二の位置に、前記第一のアイコン又は前記第一のアイコンの関連アイコンを表示する。このように、ユーザは、第一のページと第二のページで操作を行うことによって、第一のページのアプリケーションアイコンを第二のページに表示するように端末を制御することができ、ユーザの操作が便利である。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本開示の実施例によるアイコン表示方法のフローチャートのその一である。
図1a】[-図1k]本開示の実施例による端末のインターフェース図である。
図2】本開示の実施例によるアイコン表示方法のフローチャートのその二である。
図2a】[-図2h]本開示の実施例による端末のインターフェース図である。
図3】本開示の実施例による端末の構造図のその一である。
図4】本開示の実施例による端末の構造図のその二である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下は、本開示の実施例における添付図面を結び付けながら、本開示の実施例における技術案を明瞭且つ完全に記述する。明らかに、記述された実施例は、本開示の一部の実施例であり、全部の実施例ではない。本開示における実施例に基づいて、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られるすべての他の実施例は、いずれも本開示の保護範囲に属する。
【0013】
図1は、本開示の実施例によるアイコン表示方法のフローチャートである。図1に示すように、以下のステップを含む。
【0014】
ステップ101において、第一のページにおける第一の位置に位置する第一のアイコンに対するユーザによる第一の入力を受信する。
【0015】
第一のページは、アプリケーションプログラムアイコンを表示するためのページであってもよい。例えば、端末のデスクトップアプリケーションプログラムアイコンが複数のページ上に分布され、第一のページは、複数のページのうちのいずれか一つのページであってもよい。
【0016】
上記第一の入力は、第一のアイコンに対するフリック入力、ドラッグ入力又はスワイプ入力などであってもよく、第一の入力はさらに、第一の操作であってもよい。例えば、ユーザは、第一の標識を第一のページの第一のアイコン上にドラッグするか、又は、ユーザは、第一のアイコン上でスワイプ操作を行う。
【0017】
選択的に、第一のアイコンに対するユーザによる第一の入力を受信する前に、前記方法は、
前記第一のページにおける第一の領域内に第一の標識を表示することをさらに含み、
第一のアイコンに対するユーザによる第一の入力を受信することは、
前記第一の領域内に位置する第一の標識を前記第一の領域から前記第一のアイコン上にドラッグするユーザによる第一の入力を受信することを含み、
前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示することは、
前記第一の入力に応答して、前記第一の標識を前記第一の領域から前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に移動することを含む。
【0018】
この実施形態において、ユーザは、第一の領域に表示されている第一の標識に対して第一の入力、即ち第一の標識を第一の領域から第一の位置にドラッグすることができ、第一の標識は、第一の入力が終了するまで第一の入力の位置の移動とともに移動することができ、第一の標識を第一のアイコンが位置する第一の位置又は第一の位置に関連する位置に移動する。
【0019】
例えば、図1aに示すように、ユーザは、第一のページの第一の領域Aにおける第一の標識12に対してドラッグ操作を行う。端末は、第一のアイコン11が位置する第一の位置に、第一の標識12を表示する。
【0020】
この実施形態において、ユーザは、第一の領域における第一の標識に対して操作を行うことによって、第一のアイコンを迅速に決定することができ、ユーザ操作の利便性を向上させ、操作効率を向上させることができる。
【0021】
選択的に、前記第一のページにおける第一の領域内に第一の標識を表示することは、
ユーザによる第三の入力を受信することと、
前記第三の入力に応答して、前記第一のページの前記第一の領域に、前記第一の標識を含む少なくとも一つの標識を表示し、前記第二のページの第二の領域に、前記第二の標識を含む少なくとも一つの標識を表示することとを含む。
【0022】
この実施形態において、第三の入力は、ユーザによる第一のページ上でのスワイプ入力、押圧入力又はフリック入力などであってもよい。端末は、第一のページの第一の領域内に少なくとも一つの標識を表示し、この少なくとも一つの標識に第一の標識が含まれ、第二のページの第二の領域内に少なくとも一つの標識を表示し、この少なくとも一つの標識に第二の標識が含まれる。各標識は、第一のアイコンに対する処理方式、例えば第一のアイコンの移動、第一のアイコンの関連アイコンの作成などを指示するためのものであってもよい。
【0023】
第一の領域は、固定領域であってもよく、つまり、第一のページから第二のページへの切り替えに伴い、第一の領域の位置は、固定され変化せず、即ち切り替えられない。また、第一の領域は、第一のページにおける一部の領域であってもよく、この一部の領域は、第一のページの切り替えに伴って切り替えられてもよい。さらに、第一の領域は、フローティング領域であってもよい。第二の領域の解釈については、上記第一の領域を参照してよい。ここでは説明を省略する。
【0024】
第一の領域と第二の領域は、同じ領域又は異なる領域であってもよく、第一の領域内の標識と第二の領域内の標識とは、同じであっても異なっていてもよい。
【0025】
例えば、図1bに示すように、ユーザは、第一のページ上で、二本の指による互いに逆となる方向へのスワイプ操作を行う。この時、端末は、ユーザの操作に応答して、図1cに示すように、第一のページの第一の領域Aに、第一の標識12、第一の標識13及び第一の標識14を表示する。第一の標識12は、第一のアイコンの移動を指示するためのものであってもよく、第一の標識13は、第一のページの第一のアイコンと第二のページの第二のアイコンに対して位置交換を行うことを指示するためのものであってもよく、第一の標識14は、第二のページの第二の位置に第一のアイコンの分身アイコンを作成することを指示するためのものであってもよい。それと同時に、上記方式に従って、第二のページの第二の領域に、少なくとも一つの第二の標識を表示してもよい。
【0026】
このように、端末は、第一のページと第二のページで第一の領域と第二の領域をそれぞれ表示し、ユーザは、第一の領域と第二の領域における標識に対して操作を行うことによりページにまたがるアイコン管理を実現することができ、操作の利便性を向上させることができる。
【0027】
選択的に、前記第一のページの前記第一の領域に、前記第一の標識を含む少なくとも一つの標識を表示し、前記第二のページの第二の領域に、前記第二の標識を含む少なくとも一つの標識を表示した後であって、前記第一の領域内に位置する第一の標識を前記第一の領域から前記第一のアイコン上にドラッグするユーザによる第一の入力を受信する前に、前記方法は、
ユーザによる第四の入力を受信することと、
前記第四の入力の操作方向が第一の方向である場合、アイコンの操作モードを現在の第一のモードから第二のモードに切り替えることとをさらに含み、
前記第一のモードは、単一のアイコンに対して操作を行うモードであり、且つ前記第二のモードは、少なくとも二つのアイコンに対して操作を行うモードであり、又は、前記第一のモードは、少なくとも二つのアイコンに対して操作を行うモードであり、且つ前記第二のモードは、単一のアイコンに対して操作を行うモードである。
【0028】
この実施形態において、第四の入力は、スワイプ操作、ドラッグ操作又は押圧操作などであってもよい。ユーザは、第四の入力を行うことによって、アイコンの操作モードの切り替えを制御することができる。単一のアイコンの操作モードとは、ユーザが単一のアイコンに対して操作を行い、端末がこの単一のアイコンに対して処理を行うことと理解されてもよい。複数のアイコンの操作モードとは、ユーザが複数のアイコンに対して同時に操作を行うか、又は順次に操作を行い、端末がこの複数のアイコンに対して同時に処理を行うことができることと理解されてもよい。
【0029】
例えば、端末は、複数のアイコンの操作インターフェース、即ち複数のアイコンの操作モードのインターフェースとして表示される。上記複数のアイコンの操作モードで、ユーザは、複数のアイコンに対して操作を行うことにより、第二のページの複数の第二の位置に複数のアイコン又は複数のアイコンの関連アイコンを同時に表示するように端末を制御することができる。ユーザが図1dに示すように上記インターフェースにおいて二本の指による左へのスワイプ操作を行う場合、端末は、現在の複数のアイコンの操作モードを単一のアイコンの操作モードに切り替える。単一のアイコンの操作モードで、ユーザは、単一のアイコンに対して操作を行うことにより、第二のページの第二の位置に単一のアイコン又は単一のアイコンの関連アイコンを表示するように端末を制御することができる。
【0030】
さらに、第四の入力を行う前に、ユーザは、異なる操作を行うことによって、異なる操作モードのインターフェースを表示するように端末を制御することができる。例えば、図1eに示すように、ユーザが、第一のページにおいて、三本の指による外へのスワイプ操作を行う場合、端末は、複数のアイコンの操作インターフェースとして表示される。図1bに示すように、ユーザが、第一のページにおいて、二本の指による互いに逆となる方向へのスワイプを行う場合、端末は、単一のアイコンの操作インターフェースとして表示される。
【0031】
このように、ユーザは、異なる操作方式によって、異なるアプリケーションプログラムアイコンの操作モードに入るように端末をトリガーすることができ、且つユーザは、操作によって、モード切り替えを行うように端末をトリガーすることができる。異なる操作モードによって、ユーザによる誤操作を防止することができ、操作効率を向上させることができる。
【0032】
ステップ102において、前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示する。
【0033】
第一の標識は、常に第一のページに表示されてもよく、つまり、第一のページを表示すると同時に第一の標識を表示してもよい。また、第一のページを表示した後に、第一の入力に応答して第一の標識を表示してもよい。ユーザは、表示されている第一の標識に対して操作を行うことにより、第一の位置又は第一の位置の関連位置に、第一の標識を表示することができる。第一の標識は、さらに、ユーザによる第一の入力に基づいてトリガーされて生成されるものであってもよい。例えば、第一の入力の入力軌跡に基づいて生成されるもの又は第一の入力の入力位置に基づいて生成されるものである。第一の標識は、幾何学図形、矢印又は他の図形であってもよく、第一の標識は、第一のアイコンの位置を指示するためのものであってもよく、さらに、第一のアイコンに対する処理方式、例えば移動、新たなアイコンの作成などを指示するためのものであってもよい。第一の標識は、フローティングの方式で表示されてもよく、固定の領域に表示されてもよい。ここでは限定しない。
【0034】
第一の位置は、第一のアイコンが位置する位置であってもよく、第一の位置に関連する位置は、第一の位置の近傍領域に対応する位置であってもよく、又は、第一のアイコンに関連するアイコンに対応する位置であってもよい。例えば、第一のアイコンは、分身アイコンを含み、第一のアイコンは、第一の位置に位置し、第一の位置に関連する位置は、分身アイコンが位置する位置であってもよい。
【0035】
選択的に、前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示することは、
前記第一の入力の第一の入力軌跡を取得することと、
前記第一の入力の第一の入力軌跡に基づいて、前記第一の標識を生成することと、
前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、前記第一の標識を表示することとを含む。
【0036】
この実施形態において、端末は、第一の入力の第一の入力軌跡に基づいて、第一の標識を生成する。例えば、ユーザは、第一のアイコン上でスワイプ操作を行う。スワイプ操作の軌跡は、円形であり、端末は、スワイプ軌跡に基づいて、円形の標識を生成し、第一のアイコンに、この円形の標識を表示する。ユーザが二つ以上のアイコン上でスワイプ操作を行う場合、この二つ以上のアイコンのうちの各アイコンに第一の標識を表示する。
【0037】
例えば、図1fに示すように、ユーザは、第一のアイコン11上でスワイプ操作を行う。スワイプ軌跡は、長方形であり、端末は、スワイプ軌跡に基づいて、第一の標識15を生成し、第一のアイコンに第一の標識15を表示する。
【0038】
このように、ユーザが第一のページにおいて第一のアイコンを迅速に決定することを容易にし、ユーザ操作が便利かつ柔軟であり、操作効率を向上させることができる。
【0039】
ステップ103において、第二のページに対するユーザによる第二の入力を受信する。
【0040】
前記第一のページと前記第二のページは、アプリケーションプログラムアイコンを表示するためのページであってもよい。
【0041】
ユーザは、第二のページにおいて第二の入力を行うことができ、第二の入力の解釈については、具体的には、上記第一の入力を参照してよい。
【0042】
第二の入力は、特定の対象に対する入力、例えば、第二の標識に対するドラッグ入力であってもよく、さらに、第二のページの空白領域で行われる入力、例えば、空白領域で行われるスワイプ操作であってもよい。
【0043】
選択的に、第二のページに対するユーザによる第二の入力を受信する前に、前記方法は、
前記第二のページにおける第二の領域内に第二の標識を表示することをさらに含み、
第二のページに対するユーザによる第二の入力を受信することは、
前記第二の領域内に位置する第二の標識を前記第二の領域から前記第二のページの第二の位置にドラッグするユーザによる第二の入力を受信することを含み、
前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示することは、
前記第二の入力に応答して、前記第二の標識を前記第二の領域から前記第二の位置に移動することを含む。
【0044】
この実施形態において、第二の標識は、ユーザの入力に基づいて表示されるものであってもよく、又は、第二のページを表示すると同時に第二の標識を表示してもよい。
【0045】
第二の標識は、第二のページにおける第二の領域内に表示される標識であってもよく、第二の標識は、第一のアイコンに対する処理方式を指示するためのものであってもよい。ユーザは、第二の標識に対して第二の入力、即ち、第二の標識を第二の領域から第二の位置にドラッグすることができる。端末は、第二の入力に応答して、第二の標識を第二の位置に移動する。
【0046】
例えば、図1gに示すように、ユーザは、第二のページにおける第二の標識21に対して、ドラッグ操作、即ち第二の入力を行う。端末は、ユーザの操作に応答して、第二の位置に、この第二の標識21を表示する。
【0047】
このように、ユーザは、第二の領域における第二の標識に対して操作を行うことによって、第一のアイコンの表示すべき第二の位置を迅速に決定することができ、ユーザ操作の利便性を向上させることができ、操作効率を向上させることができる。
【0048】
ステップ104において、前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示する。
【0049】
第二の入力の解釈については、第一の入力を参照してよく、第二の標識の解釈については、第一の標識を参照してよく、第二の標識は、第二のページにおける第二の位置を指示するためのものであってもよい。上記第二の標識は、表示されている第二の標識に対する操作により第二の位置に表示されるものであってもよく、さらに、ユーザによる第二の入力に基づいて生成されるものであってもよい。
【0050】
選択的に、前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示することは、
前記第二の入力の第二の入力軌跡を取得することと、
前記第二の入力の第二の入力軌跡に基づいて、前記第二の標識を生成することと、
前記第二のページの第二の位置に、前記第二の標識を表示することとを含む。
【0051】
この実施形態において、端末は、第二の入力の第二の入力軌跡に基づいて、第二の標識を生成することができる。例えば、ユーザは、第二のページにおいてスワイプ操作を行う。スワイプ操作の軌跡は、三角形であり、端末は、スワイプ軌跡に基づいて、三角形の標識を生成し、第二のページの第二の位置に、この三角形の標識を表示する。この標識は、ユーザによる第二の位置の閲覧を容易にするように第二の位置を指示するためのものである。
【0052】
このように、ユーザが第二のページにおいて第二の位置を迅速に決定することを容易にし、ユーザ操作が便利であり、ユーザの操作効率及び操作の柔軟性を向上させることができる。
【0053】
ステップ105において、前記第二の位置に、前記第一のアイコン又は前記第一のアイコンの関連アイコンを表示する。
【0054】
このステップにおいて、第二の位置に第一のアイコンを表示することができ、第一のアイコンを表示した後、第一のページの第一のアイコンを隠すことにより、第一のページの第一のアイコンの第二のページへの移動を実現させることができる。又は、第二の位置にアイコンを作成してもよく、例えば、第一のアイコンの分身アイコンを作成してもよい。
【0055】
第二の位置に第二のアイコンが存在する場合、第二の位置に、第一のアイコンと第二のアイコンの関連アイコンを作成してもよい。この関連アイコンに対して操作を行えば、第一のアイコンに対応するアプリケーションプログラムと第二のアイコンに対応するアプリケーションプログラムを同時に起動させることができる。上記関連アイコンは、さらに、第一のアプリケーションプログラムアイコンの分身アイコンであってもよく、即ち、第一のアプリケーションプログラムと同一の機能を有するアプリケーションプログラムのアイコンであってもよい。又は、第二の位置に第二のアイコンが存在する場合、第一のアイコンと第二のアイコンに対して位置交換を行ってもよい。
【0056】
本実施例を理解しやすくするために、以下では、具体的な実施形態を結び付けて、例を挙げて説明する。
【0057】
図1aに示すように、図1aに示されるインターフェースは、第一のページであり、第一のページの第一の領域Aには第一の標識12、第一の標識13及び第一の標識14が表示されている。図1gに示されるインターフェースは、第二のページであり、第二のページの第二の領域Bには第二の標識21、第二の標識22及び第二の標識23が表示されている。
【0058】
ケース1において、ユーザは、第一のページにおいて、第一の標識12を第一の領域Aから第一のアイコン11にドラッグし、端末は、第一のアイコン11が位置する位置に、この第一の標識12を表示する。ユーザは、第一のページを第二のページに切り替え、第二のページは、図1gに示すとおりである。ユーザは、第二のページにおける第二の標識21を領域Bからこのページにおける第二の位置にドラッグし、端末は、この第二の位置に第二の標識21を表示する。端末は、第一の標識12と第二の標識21に対応する移動機能を取得し、第一のアイコン11を第一のページから第二のページにおける第二の位置に移動する。
【0059】
ケース2において、ユーザは、第一のページにおいて、第一の標識13を第一の領域Aから第一のアイコン11にドラッグし、端末は、図1hに示すように、第一のアイコン11が位置する位置に、この第一の標識13を表示する。ユーザは、第一のページを第二のページに切り替える。図1iに示すように、ユーザは、第二のページにおける第二の標識22を領域Bからこのページにおける第二の位置にドラッグし、端末は、この第二の位置に第二の標識22を表示し、この位置に対応する第二のアイコン24を取得する。端末は、第一の標識13と第二の標識22に対応する位置交換機能を取得し、第一のアイコン11と第二のアイコン24に対して位置交換を行う。
【0060】
ケース3において、ユーザは、第一のページにおいて、第一の標識14を第一の領域Aから第一のアイコン11にドラッグし、端末は、図1jに示すように、第一のアイコン11が位置する位置に、この第一の標識14を表示する。ユーザは、第一のページを第二のページに切り替える。図1kに示すように、ユーザは、第二のページにおける第二の標識23を領域Bからこのページにおける第二の位置にドラッグし、端末は、この第二の位置に第二の標識23を表示する。端末は、第一の標識14と第二の標識23に対応するアイコン作成機能を取得し、第二のページの第二の位置に、第一のアイコンの分身アイコンを作成する。
【0061】
上記は、ただの例に過ぎず、第一の位置と第二の位置は、さらに、同一のページに位置してもよく、ユーザは、上記方式によって操作を行い、第一のアイコンと同一のページの第二の位置に第一のアイコン又は第一のアイコンの関連アイコンを表示するように端末を制御してもよい。例えば、ユーザが、第一のページにおける第一の標識をこのページにおけるアイコンAにドラッグし、第一のページにおける第二の標識をこのページにおけるアイコンBにドラッグする場合、アイコンAとアイコンBに対して位置交換を行う。これは、ただの例に過ぎず、同一のページにおけるアイコン交換、移動又はアイコン作成などの方案はいずれも本開示の実施例の保護範囲内に含まれる。
【0062】
本開示の実施例において、上記アイコン表示方法は、端末、例えば、携帯電話、タブレットパソコン(Tablet Personal Computer)、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)、モバイルインターネットデバイス(Mobile Internet Device、MID)又はウェアラブルデバイス(Wearable Device)などに用いられることができる。
【0063】
本開示の実施例のアイコン表示方法では、第一のページにおける第一の位置に位置する第一のアイコンに対するユーザによる第一の入力を受信し、前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示し、第二のページに対するユーザによる第二の入力を受信し、前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示し、前記第二の位置に、前記第一のアイコン又は前記第一のアイコンの関連アイコンを表示する。このように、ユーザは、第一のページと第二のページで操作を行うことによって、第一のページのアプリケーションアイコンを第二のページに表示するように端末を制御することができ、ユーザ操作が便利であり、操作効率を向上させることができる。
【0064】
図2は、本開示の実施例による別のアイコン表示方法のフローチャートである。この実施例では、第一のアイコンの数は、N個であり、Nは、1よりも大きい整数であり、前記第一の入力は、N回の第一のサブ入力を含み、各回の第一のサブ入力は、一つの第一のアイコンに作用する点で上記実施例と異なる。
【0065】
ステップ201において、第一のページにおける第一の位置に位置する第一のアイコンに対するユーザによる第一の入力を受信する。
【0066】
前記第一の入力は、N回の第一のサブ入力を含み、Nは、1よりも大きい整数である。例えば、ユーザは、第一のページにおいて、2つのアイコンに対してそれぞれ2回の操作を行う。N回のサブ入力は、同じであるか又は異なるサブ入力であってもよく、各回の第一のサブ入力は、一つの第一のアイコンに作用し、第一のアイコンの位置を決定する。
【0067】
ステップ202において、i回目の第一のサブ入力の入力順番に応じて、i番目の第一の位置又は前記i番目の第一の位置に関連する位置に、i番目の第一の標識を表示する。ただし、iは、正の整数であり、且つi≦Nである。
【0068】
このステップにおいて、入力順番に応じて、各第一のサブ入力操作のアイコンに対応する位置に、一つの第一の標識を表示することができる。例えば、図1aに示すように、ユーザが、第一のページにおいて、一番目の第一の標識12をアイコン11が位置する第一の位置にドラッグする場合、アイコン11が位置する第一の位置に一番目の第一の標識12を表示する。ユーザが、次に、二番目の第一の標識12をアイコン15が位置する第一の位置にドラッグする場合、アイコン15が位置する第一の位置に二番目の第一の標識12を表示する。
【0069】
ステップ203において、第二のページに対するユーザによる第二の入力を受信する。
【0070】
ステップ204において、前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示する。
【0071】
ステップ205において、前記第二の位置に、前記第一のアイコン又は前記第一のアイコンの関連アイコンを表示する。
【0072】
ステップ201、ステップ203、ステップ204及びステップ205の解釈については、上記実施例の記述を参照してよい。ここでは説明を省略する。
【0073】
選択的に、前記第二の入力は、N回の第二のサブ入力を含み、各回の第二のサブ入力は、前記第二のページにおいて一つの第二の位置を決定するためのものであり、
前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示することは、
k回目の第二のサブ入力の入力順番に応じて、前記第二のページのk番目の第二の位置に、k番目の第二の標識を表示することを含み、
ただし、kは、正の整数であり、且つk≦Nである。
【0074】
この実施形態において、ユーザが第二のページにおいて第二の入力を行う場合、端末は、各第二のサブ入力の順番を記録することにより、上記順番に応じて、第二の標識を表示することができる。例えば、ユーザが、一番目の第二の標識を一番目の第二の位置にドラッグする場合、この位置に、一番目の第二の標識を表示し、ユーザが、次に、二番目の第二の標識を二番目の第二の位置にドラッグする場合、この位置に、二番目の第二の標識を表示する。
【0075】
また、入力の順番に応じてマークを追加してもよい。
【0076】
本実施例を理解しやすくするために、以下では、具体的な実施形態を結び付けて、例を挙げて説明する。
【0077】
例えば、図2aに示すように、端末が第一のページを表示する場合、ユーザは、第一のページに表示されている第一の標識12をアイコン11とアイコン15が位置する位置に順次にドラッグし、端末は、アイコン11とアイコン15にそれぞれ第一の標識12を表示する。ユーザは、操作を行い、第一のページを図2bに示される第二のページに切り替える。ユーザは、第二のページにおける第二の標識21を第二のページにおける二つの第二の位置にそれぞれドラッグし、端末は、この二つの位置に第二の標識21を表示し、第一の標識12と第二の標識21によって指示される機能に基づいて、第二のページのこの二つの位置に、それぞれ第一のページにおけるアイコン11とアイコン15を表示する。
【0078】
図2cに示すように、端末が第一のページを表示する場合、ユーザは、第一のページに表示されている第一の標識13をアイコン11とアイコン15が位置する位置に順次にドラッグし、端末は、アイコン11とアイコン15にそれぞれ第一の標識13を表示する。ユーザは、操作を行い、第一のページを図2dに示される第二のページに切り替える。ユーザは、第二のページにおける第二の標識22を第二のページにおける二つの第二の位置にそれぞれドラッグし、端末は、この二つの位置に第二の標識22を表示し、端末は、この二つの位置に対応するアイコン25とアイコン26を取得する。そして、第一の標識13と第二の標識22によって指示される機能に基づいて、それぞれアイコン11とアイコン25に対して位置交換を行い、アイコン15アイコン26に対して位置交換を行う。
【0079】
図2eに示すように、端末が第一のページを表示する場合、ユーザは、第一のページに表示されている第一の標識14をアイコン11とアイコン15が位置する位置に順次にドラッグし、端末は、アイコン11とアイコン15にそれぞれ第一の標識14を表示する。ユーザは、操作を行い、第一のページを図2fに示される第二のページに切り替える。ユーザは、第二のページにおける第二の標識23を第二のページにおける二つの第二の位置にそれぞれドラッグし、端末は、この二つの位置に第二の標識23を表示し、第一の標識14と第二の標識23の機能に基づいて、この二つの位置に、それぞれアイコン11とアイコン15の分身アイコンを作成する。
【0080】
このように、ユーザがアイコンに対してページにまたがる操作を行うことを容易にし、操作効率を向上させることができる。
【0081】
上記N個の第一の標識は、異なる標識であってもよい。例えば、図1cにおいて、ユーザは、第一の標識12を第一のアイコン11にドラッグし、第一の標識13を第一のアイコン15にドラッグしてもよい。図1gに示される第二のページにおいて、第二の標識21と第二の標識22に対してそれぞれドラッグ操作を行ってもよい。端末は、ユーザの操作に応答して、第一の標識12に対応する移動機能に基づいて、第一のアイコン11を第二のページに移動し、第一の標識13に対応する位置交換機能に基づいて、第二のページにおいて第二のアイコンを決定し、第二のアイコンと第一のアイコン15に対して位置交換を行う。
【0082】
さらに、端末は、ユーザの操作順番に応じて、1回目の操作に対応する番号を1とマーキングし、2回目の操作に対応する番号を2とマーキングし、マーキングされた順番に応じて、対応する標識を決定してもよい。例えば、図2aに示すように、ユーザが、1回目で第一のアイコン11に対して入力を行い、2回目で第一のアイコン15に対して入力を行う場合、第一のアイコン11を1とマーキングし、第二のアイコン15を2とマーキングする。図2bに示すように、ユーザにより1回目で入力された位置を1とマーキングし、2回目で入力された位置を2とマーキングする。第一のページにおけるマーキングと第二のページにおけるマーキングは、一対一に対応してもよい。
【0083】
このように、ユーザによる操作を容易にし、且つ処理が必要なアプリケーションプログラムアイコンが比較的に多い場合、マーキングされた順番に応じて順次に処理を行い、誤操作を防止し、操作効率を向上させることができる。
【0084】
このように、ユーザによる操作を容易にし、且つ処理が必要なアイコンが比較的に多い場合、順番に応じて順次に処理を行い、誤操作を防止し、操作効率を向上させることができる。
【0085】
選択的に、前記第二の入力は、N個のタッチポイントを含み、
前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示することは、
前記第二のページにおけるj番目のタッチポイントのj番目の第二の位置に、j番目の第二の標識を表示することを含み、
ただし、jは、正の整数であり、且つj≦Nである。
【0086】
この実施形態において、ユーザは、第二のページ上で第二の入力を行うことができ、第二の入力は、N個のタッチポイントを含み、このN個のタッチポイントは、N個の第二の位置を決定するためのものであってもよい。
【0087】
例えば、ユーザは、2本の指を用いて、第二のページにおける2つの位置で同時に押圧操作を行い、端末は、この2つの位置のうちの各位置に1つの標識を表示する。端末は、さらに、2つの位置に対して順序付けを行い、2つの位置のうちの各位置に、順に1つの第二の標識を表示してもよい。各第二の位置の順番は、タッチ順番に応じて決定されてもよく、又は、任意の方式で決定されてもよい。
【0088】
このように、ユーザは、第二のページにおいて複数の第二の位置を迅速に決定することができ、操作効率を向上させ、アイコン表示効率を向上させることができる。
【0089】
選択的に、前記第二のページのk番目の第二の位置に、k番目の第二の標識を表示した後、前記方法は、
少なくとも一つの第二の標識が位置する予め設定された領域内に、前記第二の標識に関連するアイコンの内容を指示するためのヒント情報を表示することをさらに含む。
【0090】
この実施形態において、端末は、第二の標識が位置する予め設定された領域内にヒント情報を表示し、このヒント情報は、具体的には、第二の標識に関連するアイコンのサムネイル又はアイコンの文字ヒント情報などであってもよい。第二の標識に関連するアイコンは、第二の標識によって指示される位置に表示されるアイコンと理解されてもよい。
【0091】
例えば、図2bに示すように、ユーザは、第二の標識21を第二のページにおける二つの位置にそれぞれドラッグし、端末は、この二つの位置の近傍にバルーンを表示し、バルーンにおいて、第二の標識に関連する第一のアイコンのサムネイルをそれぞれ表示する。
【0092】
このように、ユーザは、表示されているヒント情報に基づいて、第二の標識によって指示される位置に表示されるアイコンを閲覧し、誤操作を防止することができ、それにより操作効率を向上させることができる。
【0093】
選択的に、前記方法は、
ターゲット領域におけるターゲット標識に対するユーザによる第五の入力を受信することと、
前記第五の入力に応答して、前記ターゲット標識が前記第五の入力の位置に応じて移動するように制御することと、
前記ターゲット標識が前記端末の第一の予め設定された領域に位置する場合、前記第一のアイコン又は前記関連アイコンの表示をキャンセルすることとをさらに含み、
前記ターゲット領域には少なくとも前記第一の標識又は前記第二の標識が含まれ、前記ターゲット標識は、前記ターゲット領域におけるいずれか一つの標識である。
【0094】
この実施形態において、ターゲット領域には一つ又は複数の標識が含まれてもよい。ユーザは、ターゲット領域におけるいずれか一つの標識に対して、操作、即ち第五の入力を行うことができる。ターゲット標識が端末の第一の予め設定された領域、例えばスクリーンの縁に位置する場合、端末は、第一のアイコンに対する操作をキャンセルし、即ち、前記第一のアイコン又は前記第一のアイコンの関連アイコンの表示をキャンセルする。具体的には、前回の操作のみをキャンセルしてもよく、このように、ユーザの操作を減少させることができる。
【0095】
例えば、図2gに示すように、ユーザが、第一のページの第一の領域Aにおいて、下へのスワイプ操作を行う。端末は、この操作に応答して、第一のアイコン11を第二のページに移動する操作をキャンセルする。
【0096】
上記ターゲット領域は、固定領域であってもよく、第一の標識と第二の標識は、同じ又は異なる標識であってもよい。
【0097】
このように、ユーザによる誤操作が発生した場合、本実施形態によってキャンセルを行うことができ、ユーザの操作を減少させ、操作効率を向上させることができる。
【0098】
選択的に、前記第一のページの前記第一の領域に、前記第一の標識を含む少なくとも一つの標識を表示し、前記第二のページの第二の領域に、前記第二の標識を含む少なくとも一つの標識を表示した後、前記方法は、
前記第一の領域又は前記第二の領域におけるユーザによる第六の入力を受信することと、
前記第六の入力の入力終点が前記端末の第二の予め設定された領域に位置する場合、前記第一の領域内の少なくとも一つの標識と前記第二の領域内の少なくとも一つの標識を隠すこととをさらに含む。
【0099】
この実施形態において、ユーザは、第一の領域又は第二の領域において、操作、即ち第六の入力を行うことができ、具体的には、スワイプ操作、フリック操作又は複数本の指によるスワイプ操作などであってもよい。
【0100】
例えば、図2hに示すように、端末がアイコン調整インターフェースとして表示され、即ち、第一のページにおける第一の領域に少なくとも一つの標識を表示する場合、ユーザは、第一の領域において、二本の指によるスクリーンの縁へのスワイプ操作を行い、スワイプ操作の終点がスクリーンの縁を通過する場合、端末は、第一の領域内の少なくとも一つの標識と第二の領域内の少なくとも一つの標識をすべて隠し、即ち、デスクトップアイコンインターフェースとして表示される。
【0101】
このように、ユーザは、操作を行うことによって、第一の領域と第二の領域内の標識を隠すように端末を制御することができる。即ち、アイコン調整インターフェースからデスクトップに切り替えて、ユーザによる他の操作を容易にする。
【0102】
本開示の実施例において、ユーザは、複数に対して操作を行うことによって、端末に複数のアイコンを処理させ、アプリケーションプログラムアイコンに対する管理効率を向上させることができる。
【0103】
図3は、本開示の実施例による端末の構造図である。図3に示すように、端末300は、
第一のページにおける第一の位置に位置する第一のアイコンに対するユーザによる第一の入力を受信するための第一の受信モジュール301と、
前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示するための第一の表示モジュール302と、
第二のページに対するユーザによる第二の入力を受信するための第二の受信モジュール303と、
前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示するための第二の表示モジュール304と、
前記第二の位置に、前記第一のアイコン又は前記第一のアイコンの関連アイコンを表示するための第三の表示モジュール305とを含む。
【0104】
選択的に、前記端末は、
前記第一のページにおける第一の領域内に第一の標識を表示するための第四の表示モジュールをさらに含み、
前記第一の受信モジュールは、前記第一の領域内に位置する第一の標識を前記第一の領域から前記第一のアイコン上にドラッグするユーザによる第一の入力を受信するために用いられ、
前記第一の表示モジュールは、前記第一の入力に応答して、前記第一の標識を前記第一の領域から前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に移動するために用いられる。
【0105】
選択的に、前記端末は、
前記第二のページにおける第二の領域内に第二の標識を表示するための第五の表示モジュールをさらに含み、
前記第二の受信モジュールは、前記第二の領域内に位置する第二の標識を前記第二の領域から前記第二のページの第二の位置にドラッグするユーザによる第二の入力を受信するために用いられ、
前記第二の表示モジュールは、前記第二の入力に応答して、前記第二の標識を前記第二の領域から前記第二の位置に移動するために用いられる。
【0106】
選択的に、前記第四の表示モジュールは、
ユーザによる第三の入力を受信するための受信サブモジュールと、
前記第三の入力に応答して、前記第一のページの前記第一の領域に、前記第一の標識を含む少なくとも一つの標識を表示し、前記第二のページの第二の領域に、前記第二の標識を含む少なくとも一つの標識を表示するための第一の表示サブモジュールとを含む。
【0107】
選択的に、前記端末は、
ユーザによる第四の入力を受信するための第三の受信モジュールと、
前記第四の入力の操作方向が第一の方向である場合、アイコンの操作モードを現在の第一のモードから第二のモードに切り替えるための切り替えモジュールとをさらに含み、
前記第一のモードは、単一のアイコンに対して操作を行うモードであり、且つ前記第二のモードは、少なくとも二つのアイコンに対して操作を行うモードであり、又は、前記第一のモードは、少なくとも二つのアイコンに対して操作を行うモードであり、且つ前記第二のモードは、単一のアイコンに対して操作を行うモードである。
【0108】
選択的に、前記第一の表示モジュールは、
前記第一の入力の第一の入力軌跡を取得するための第一の取得サブモジュールと、
前記第一の入力の第一の入力軌跡に基づいて、前記第一の標識を生成するための第一の生成サブモジュールと、
前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、前記第一の標識を表示するための第二の表示サブモジュールとを含む。
【0109】
選択的に、前記第二の表示モジュールは、
前記第二の入力の第二の入力軌跡を取得するための第二の取得サブモジュールと、
前記第二の入力の第二の入力軌跡に基づいて、前記第二の標識を生成するための第二の生成サブモジュールと、
前記第二のページの第二の位置に、前記第二の標識を表示するための第三の表示サブモジュールとを含む。
【0110】
選択的に、前記第一のアイコンの数は、N個であり、Nは、1よりも大きい整数であり、前記第一の入力は、N回の第一のサブ入力を含み、各回の第一のサブ入力は、一つの第一のアイコンに作用し、
前記第一の表示モジュールは、
i回目の第一のサブ入力の入力順番に応じて、i番目の第一の位置又は前記i番目の第一の位置に関連する位置に、i番目の第一の標識を表示するために用いられ、
ただし、iは、正の整数であり、且つi≦Nである。
【0111】
選択的に、前記第二の入力は、N回の第二のサブ入力を含み、各回の第二のサブ入力は、前記第二のページにおいて一つの第二の位置を決定するためのものであり、
前記第二の表示モジュールは、
k回目の第二のサブ入力の入力順番に応じて、前記第二のページのk番目の第二の位置に、k番目の第二の標識を表示するために用いられ、
ただし、kは、正の整数であり、且つk≦Nである。
【0112】
選択的に、前記第二の入力は、N個のタッチポイントを含み、
前記第二の表示モジュールは、
前記第二のページにおけるj番目のタッチポイントのj番目の第二の位置に、j番目の第二の標識を表示するために用いられ、
ただし、jは、正の整数であり、且つj≦Nである。
【0113】
選択的に、前記端末は、
少なくとも一つの第二の標識が位置する予め設定された領域内に、前記第二の標識に関連するアイコンの内容を指示するためのヒント情報を表示するための第六の表示モジュールをさらに含む。
【0114】
端末300は、上記方法の実施例において端末によって実現される各プロセスを実現することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでは説明を省略する。
【0115】
本発明の実施例の端末300では、ユーザは、第一のページと第二のページで操作を行うことによって、第一のページのアプリケーションアイコンを第二のページに表示するように端末を制御することができ、ユーザ操作が便利である。
【0116】
図4は、本開示の各実施例を実現する端末のハードウェア構造概略図である。この端末400は、無線周波数ユニット401、ネットワークモジュール402、オーディオ出力ユニット403、入力ユニット404、センサ405、表示ユニット406、ユーザ入力ユニット407、インターフェースユニット408、メモリ409、プロセッサ410、及び電源411などの部材を含むが、それらに限らない。当業者であれば理解できるように、図4に示される端末の構造は、端末に対する限定を構成せず、端末は、図示される部材の数よりも多いまたは少ない部材、または何らかの部材の組み合わせ、または異なる部材の配置を含んでもよい。本開示の実施例において、端末は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップコンピュータ、車載移動端末、ウェアラブルデバイス、及び歩数計などを含むが、それらに限らない。
【0117】
プロセッサ410は、
第一のページにおける第一の位置に位置する第一のアイコンに対するユーザによる第一の入力を受信するようにユーザ入力ユニット407を制御し、
前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示し、
第二のページに対するユーザによる第二の入力を受信するようにユーザ入力ユニット407を制御し、
前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示するように表示ユニット406を制御し、
前記第二の位置に、前記第一のアイコン又は前記第一のアイコンの関連アイコンを表示するように表示ユニット406を制御するために用いられる。
【0118】
このように、ユーザは、第一のページと第二のページで操作を行うことによって、第一のページのアプリケーションアイコンを第二のページに表示するように端末を制御することができ、ユーザ操作が便利である。
【0119】
選択的に、プロセッサ410は、前記第一のページにおける第一の領域内に第一の標識を表示するように表示ユニット406を制御するために用いられ、
プロセッサ410が、第一のアイコンに対するユーザによる第一の入力を受信することを実行するようにユーザ入力ユニット407を制御することは、
前記第一の領域内に位置する第一の標識を前記第一の領域から前記第一のアイコン上にドラッグするユーザによる第一の入力を受信することを含み、
プロセッサ410が、前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示することを実行するように表示ユニット406を制御することは、
前記第一の入力に応答して、前記第一の標識を前記第一の領域から前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に移動することを含む。
【0120】
選択的に、プロセッサ410は、前記第二のページにおける第二の領域内に第二の標識を表示するように表示ユニット406を制御するために用いられ、
プロセッサ410が、第二のページに対するユーザによる第二の入力を受信することを実行するようにユーザ入力ユニット407を制御することは、
前記第二の領域内に位置する第二の標識を前記第二の領域から前記第二のページの第二の位置にドラッグするユーザによる第二の入力を受信することを含み、
プロセッサ410が、前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示することを実行するように表示ユニット406を制御することは、
前記第二の入力に応答して、前記第二の標識を前記第二の領域から前記第二の位置に移動することを含む。
【0121】
選択的に、プロセッサ410が、前記第一のページにおける第一の領域内に第一の標識を表示することを実行するように表示ユニット406を制御することは、
ユーザによる第三の入力を受信することと、
前記第三の入力に応答して、前記第一のページの前記第一の領域に、前記第一の標識を含む少なくとも一つの標識を表示し、前記第二のページの第二の領域に、前記第二の標識を含む少なくとも一つの標識を表示することとを含む。
【0122】
選択的に、プロセッサ410はさらに、
ユーザによる第四の入力を受信するようにユーザ入力ユニット407を制御し、
前記第四の入力の操作方向が第一の方向である場合、アイコンの操作モードを現在の第一のモードから第二のモードに切り替えるために用いられ、
前記第一のモードは、単一のアイコンに対して操作を行うモードであり、且つ前記第二のモードは、少なくとも二つのアイコンに対して操作を行うモードであり、又は、前記第一のモードは、少なくとも二つのアイコンに対して操作を行うモードであり、且つ前記第二のモードは、単一のアイコンに対して操作を行うモードである。
【0123】
選択的に、プロセッサ410が、前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示することを実行するように表示ユニット406を制御することは、
前記第一の入力の第一の入力軌跡を取得することと、
前記第一の入力の第一の入力軌跡に基づいて、前記第一の標識を生成することと、
前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、前記第一の標識を表示することとを含む。
【0124】
選択的に、プロセッサ410が、前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示することを実行するように表示ユニット406を制御することは、
前記第二の入力の第二の入力軌跡を取得することと、
前記第二の入力の第二の入力軌跡に基づいて、前記第二の標識を生成することと、
前記第二のページの第二の位置に、前記第二の標識を表示することとを含む。
【0125】
選択的に、前記第一のアイコンの数は、N個であり、Nは、1よりも大きい整数であり、前記第一の入力は、N回の第一のサブ入力を含み、各回の第一のサブ入力は、一つの第一のアイコンに作用し、
プロセッサ410が、前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示することを実行するように表示ユニット406を制御することは、
i回目の第一のサブ入力の入力順番に応じて、i番目の第一の位置又は前記i番目の第一の位置に関連する位置に、i番目の第一の標識を表示することを含み、
ただし、iは、正の整数であり、且つi≦Nである。
【0126】
選択的に、前記第二の入力は、N回の第二のサブ入力を含み、各回の第二のサブ入力は、前記第二のページにおいて一つの第二の位置を決定するためのものであり、
プロセッサ410が、前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示することを実行するように表示ユニット406を制御することは、
k回目の第二のサブ入力の入力順番に応じて、前記第二のページのk番目の第二の位置に、k番目の第二の標識を表示することを含み、
ただし、kは、正の整数であり、且つk≦Nである。
【0127】
選択的に、前記第二の入力は、N個のタッチポイントを含み、
プロセッサ410が、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示することを実行するように表示ユニット406を制御することは、
前記第二のページにおけるj番目のタッチポイントのj番目の第二の位置に、j番目の第二の標識を表示することを含み、
ただし、jは、正の整数であり、且つj≦Nである。
【0128】
選択的に、プロセッサ410はさらに、少なくとも一つの第二の標識が位置する予め設定された領域内に、前記第二の標識に関連するアイコンの内容を指示するためのヒント情報を表示するように表示ユニット406を制御するために用いられる。
【0129】
理解すべきことは、本開示の実施例では、無線周波数ユニット401は、情報の送受信または通話中の信号の送受信に用いられてもよいことである。具体的には、基地局からの下りリンクデータを受信してから、プロセッサ410に処理させてもよい。また、上りリンクのデータを基地局に送信してもよい。一般的には、無線周波数ユニット401は、アンテナ、少なくとも一つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限らない。なお、無線周波数ユニット401は、無線通信システムやネットワークを介して他の機器との通信を行ってもよい。
【0130】
端末は、ネットワークモジュール402によってユーザに無線のブロードバンドインターネットアクセスを提供し、例えば、ユーザへ電子メールの送受信、ウェブページの閲覧、ストリーミングメディアへのアクセスなどを支援する。
【0131】
オーディオ出力ユニット403は、無線周波数ユニット401またはネットワークモジュール402によって受信されたまたはメモリ409に記憶されたオーディオデータをオーディオ信号に変換して、音声として出力することができる。そして、オーディオ出力ユニット403はさらに、端末400によって実行された特定の機能に関連するオーディオ出力(例えば、呼び信号受信音、メッセージ着信音など)を提供することができる。オーディオ出力ユニット403は、スピーカ、ブザー及び受話器などを含む。
【0132】
入力ユニット404は、オーディオまたはビデオ信号を受信するために用いられる。入力ユニット404は、グラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit、GPU)4041とマイクロホン4042を含んでもよい。グラフィックスプロセッサ4041は、ビデオキャプチャモードまたは画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)によって得られた静止画像またはビデオの画像データを処理する。処理された画像フレームは、表示ユニット406に表示されてもよい。グラフィックスプロセッサ4041によって処理された画像フレームは、メモリ409(または他の記憶媒体)に記憶されてもよく、または無線周波数ユニット401またはネットワークモジュール402を介して送信されてもよい。マイクロホン4042は、音声を受信することができるとともに、このような音声をオーディオデータに処理することができる。処理されたオーディオデータは、電話の通話モードにおいて、無線周波数ユニット401を介して移動通信基地局に送信可能なフォーマットに変換して出力されてもよい。
【0133】
端末400は、少なくとも一つのセンサ405、例えば、光センサ、モーションセンサ及び他のセンサをさらに含む。具体的には、光センサは、環境光センサ及び接近センサを含み、環境光センサは、環境光の明暗に応じて、表示パネル4061の輝度を調整することができ、接近センサは、端末400が耳元に移動した時、表示パネル4061及び/又はバックライトをオフにすることができる。モーションセンサの一種として、加速度計センサは、各方向(一般的には、3軸)での加速度の大きさを検出することができ、静止時、重力の大きさ及び方向を検出することができ、端末姿勢(例えば、縦横スクリーン切り替え、関連ゲーム、磁力計姿勢校正)の識別、振動識別関連機能(例えば、歩数計、タップ)などに用いることができる。センサ405は、指紋センサ、圧力センサ、虹彩センサ、分子センサ、ジャイロ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサなどをさらに含んでもよい。ここでは説明を省略する。
【0134】
表示ユニット406は、ユーザによって入力された情報又はユーザに提供される情報を表示するために用いられる。表示ユニット406は、表示パネル4061を含んでもよく、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode、OLED)などの形式で表示パネル4061を配置してもよい。
【0135】
ユーザ入力ユニット407は、入力された数字又は文字情報の受信、端末のユーザによる設置及び機能制御に関するキー信号入力の発生に用いられてもよい。具体的には、ユーザ入力ユニット407は、タッチパネル4071および他の入力機器4072を含む。タッチパネル4071は、タッチスクリーンとも呼ばれ、その上または付近でのユーザによるタッチ操作(例えば、ユーザが指、タッチペンなどの任意の適切な物体または付属品を使用してタッチパネル4071上またはタッチパネル4071付近で行う操作)を収集することができる。タッチパネル4071は、タッチ検出装置とタッチコントローラの二つの部分を含んでもよい。タッチ検出装置は、ユーザのタッチ方位を検出し、且つタッチ操作による信号を検出し、信号をタッチコントローラに伝送する。タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、且つそれをタッチポイント座標に変換してから、プロセッサ410に送信し、プロセッサ410によって送信されるコマンドを受信して実行する。なお、抵抗式、静電容量式、赤外線及び表面音波などの様々なタイプを用いてタッチパネル4071を実現してもよい。タッチパネル4071以外、ユーザ入力ユニット407は、他の入力機器4072をさらに含んでもよい。具体的には、他の入力機器4072は、物理的なキーボード、機能キー(例えば、ボリューム制御ボタン、スイッチボタンなど)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限らない。ここでは説明を省略する。
【0136】
さらに、タッチパネル4071は、表示パネル4061上に覆われてもよい。タッチパネル4071は、その上又は付近でのタッチ操作を検出すると、プロセッサ410に伝送して、タッチイベントのタイプを特定し、その後、プロセッサ410は、タッチイベントのタイプに応じて表示パネル4061上で相応な視覚出力を提供する。図4では、タッチパネル4071と表示パネル4061は、二つの独立した部材として端末の入力と出力機能を実現するものであるが、なんらかの実施例では、タッチパネル4071と表示パネル4061を集積して端末の入力と出力機能を実現してもよい。具体的には、ここでは限定しない。
【0137】
インターフェースユニット408は、外部装置と端末400との接続のためのインターフェースである。例えば、外部装置は、有線又は無線ヘッドフォンポート、外部電源(又は電池充電器)ポート、有線または無線データポート、メモリカードポート、識別モジュールを有する装置への接続用のポート、オーディオ入力/出力(I/O)ポート、ビデオI/Oポート、イヤホンポートなどを含んでもよい。インターフェースユニット408は、外部装置からの入力(例えば、データ情報、電力など)を受信するとともに、受信した入力を端末400内の一つ又は複数の素子に伝送するために用いられてもよく、又は端末400と外部装置との間でデータを伝送するために用いられてもよい。
【0138】
メモリ409は、ソフトウェアプログラム及び各種のデータを記憶するために用いられてもよい。メモリ409は、主に記憶プログラム領域および記憶データ領域を含んでもよい。記憶プログラム領域は、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラム(例えば、音声再生機能、画像再生機能など)などを記憶することができ、記憶データ領域は、携帯電話の使用によって作成されるデータ(例えば、オーディオデータ、電話帳など)などを記憶することができる。なお、メモリ409は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、不揮発性メモリ、例えば、少なくとも一つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性ソリッドステートメモリデバイスをさらに含んでもよい。
【0139】
プロセッサ410は、端末の制御センターであり、各種のインターフェースと線路によって端末全体の各部分に接続され、メモリ409内に記憶されたソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを運行又は実行すること、及びメモリ409内に記憶されたデータを呼び出し、端末の各種の機能を実行し、データを処理することにより、端末全体をモニタリングする。プロセッサ410は、一つまたは複数の処理ユニットを含んでもよい。選択的に、プロセッサ410は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを集積してもよい。アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインターフェースおよびアプリケーションプログラムなどを処理するためのものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理するためのものである。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ410に集積されなくてもよい。
【0140】
端末400はさらに、各部材に電力を供給する電源411(例えば、電池)を含んでもよい。選択的に、電源411は、電源管理システムによってプロセッサ410にロジック的に接続されてもよい。それにより、電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。
【0141】
また、端末400は、いくつかの示されていない機能モジュールを含む。ここでは説明を省略する。
【0142】
選択的に、本開示の実施例はさらに、端末を提供する。この端末は、プロセッサ410と、メモリ409と、メモリ409に記憶されており、前記プロセッサ410上で運行できるコンピュータプログラムとを含み、このコンピュータプログラムがプロセッサ410によって実行される時、上記アイコン表示方法の実施例の各プロセスを実現させ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでは説明を省略する。
【0143】
本開示の実施例はさらに、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶されており、このコンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、上記アイコン表示方法の実施例の各プロセスを実現させ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでは説明を省略する。前記コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどである。
【0144】
なお、本明細書において、「含む」、「包含」という用語又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それにより、一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合に、「・・・を1つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。
【0145】
以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように、上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されてもよい。無論、ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者が、好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本開示の技術案は、実質的にはまたは関連技術に寄与した部分がソフトウェア製品の形式によって表われてもよい。このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器などであってもよい)に本開示の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の指令を含む。
【0146】
以上は、添付図面を結び付けながら、本開示の実施例を記述していたが、本開示は、上述した具体的な実施の形態に限らず、上述した具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本開示による示唆を基にして、本開示の趣旨や請求項が保護する範囲から逸脱しない限り、さらに多くの形式の変更を行うことができ、それらは、いずれも本開示の保護範囲に入っている。
図1
図1a
図1b
図1c
図1d
図1e
図1f
図1g
図1h
図1i
図1j
図1k
図2
図2a
図2b
図2c
図2d
図2e
図2f
図2g
図2h
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2022-04-06
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
図1】本開示の実施例によるアイコン表示方法のフローチャートのその一である。
図1a開示の実施例による端末のインターフェース図その一である。
図1b本開示の実施例による端末のインターフェース図その二である。
図1c本開示の実施例による端末のインターフェース図その三である。
図1d本開示の実施例による端末のインターフェース図その四である。
図1e本開示の実施例による端末のインターフェース図その五である。
図1f本開示の実施例による端末のインターフェース図その六である。
図1g本開示の実施例による端末のインターフェース図その七である。
図1h本開示の実施例による端末のインターフェース図その八である。
図1i本開示の実施例による端末のインターフェース図その九である。
図1j本開示の実施例による端末のインターフェース図その十である。
図1k本開示の実施例による端末のインターフェース図その十一である。
図2】本開示の実施例によるアイコン表示方法のフローチャートのその二である。
図2a開示の実施例による端末のインターフェース図その一である。
図2b本開示の実施例による端末のインターフェース図その二である。
図2c本開示の実施例による端末のインターフェース図その三である。
図2d本開示の実施例による端末のインターフェース図その四である。
図2e本開示の実施例による端末のインターフェース図その五である。
図2f本開示の実施例による端末のインターフェース図その六である。
図2g本開示の実施例による端末のインターフェース図その七である。
図2h本開示の実施例による端末のインターフェース図その八である。
図3】本開示の実施例による端末の構造図のその一である。
図4】本開示の実施例による端末の構造図のその二である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0068】
このステップにおいて、入力順番に応じて、各第一のサブ入力操作のアイコンに対応する位置に、一つの第一の標識を表示することができる。例えば、図2aに示すように、ユーザが、第一のページにおいて、一番目の第一の標識12をアイコン11が位置する第一の位置にドラッグする場合、アイコン11が位置する第一の位置に一番目の第一の標識12を表示する。ユーザが、次に、二番目の第一の標識12をアイコン15が位置する第一の位置にドラッグする場合、アイコン15が位置する第一の位置に二番目の第一の標識12を表示する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0078
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0078】
図2cに示すように、端末が第一のページを表示する場合、ユーザは、第一のページに表示されている第一の標識13をアイコン11とアイコン15が位置する位置に順次にドラッグし、端末は、アイコン11とアイコン15にそれぞれ第一の標識13を表示する。ユーザは、操作を行い、第一のページを図2dに示される第二のページに切り替える。ユーザは、第二のページにおける第二の標識22を第二のページにおける二つの第二の位置にそれぞれドラッグし、端末は、この二つの位置に第二の標識22を表示し、端末は、この二つの位置に対応するアイコン25とアイコン26を取得する。そして、第一の標識13と第二の標識22によって指示される機能に基づいて、それぞれアイコン11とアイコン25に対して位置交換を行い、アイコン15とアイコン26に対して位置交換を行う。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0079
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0079】
図2eに示すように、端末が第一のページを表示する場合、ユーザは、第一のページに表示されている第一の標識14をアイコン11とアイコン15が位置する位置に順次にドラッグし、端末は、アイコン11とアイコン15にそれぞれ第一の標識14を表示する。ユーザは、操作を行い、第一のページを図2fに示される第二のページに切り替える。ユーザは、第二のページにおける第二の標識23を第二のページにおける二つの第二の位置にそれぞれドラッグし、端末は、この二つの位置に第二の標識23を表示し、第一の標識14と第二の標識23によって指示される機能に基づいて、この二つの位置に、それぞれアイコン11とアイコン15の分身アイコンを作成する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0082
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0082】
さらに、端末は、ユーザの操作順番に応じて、1回目の操作に対応する番号を1とマーキングし、2回目の操作に対応する番号を2とマーキングし、マーキングされた順番に応じて、対応する標識を決定してもよい。例えば、図2aに示すように、ユーザが、1回目で第一のアイコン11に対して1回目の入力を行い、2回目で第一のアイコン15に対して2回目の入力を行う場合、第一のアイコン11を1とマーキングし、第二のアイコン15を2とマーキングする。図2bに示すように、ユーザにより1回目で入力された位置を1とマーキングし、2回目で入力された位置を2とマーキングする。第一のページにおけるマーキングと第二のページにおけるマーキングは、一対一に対応してもよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0084
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0102
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0102】
本開示の実施例において、ユーザは、複数のアイコンに対して操作を行うことによって、端末に複数のアイコンを処理させ、アプリケーションプログラムアイコンに対する管理効率を向上させることができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末に用いられるアイコン表示方法であって、
第一のページにおける第一の位置に位置する第一のアイコンに対するユーザによる第一の入力を受信することと、
前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示することと、
第二のページに対するユーザによる第二の入力を受信することと、
前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示することと、
前記第二の位置に、前記第一のアイコン又は前記第一のアイコンの関連アイコンを表示することとを含む、アイコン表示方法。
【請求項2】
第一のアイコンに対するユーザによる第一の入力を受信する前に、前記アイコン表示方法は、
前記第一のページにおける第一の領域内に第一の標識を表示することをさらに含み、
第一のアイコンに対するユーザによる第一の入力を受信することは、
前記第一の領域内に位置する第一の標識を前記第一の領域から前記第一のアイコン上にドラッグするユーザによる第一の入力を受信することを含み、
前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示することは、
前記第一の入力に応答して、前記第一の標識を前記第一の領域から前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に移動することを含む、請求項1に記載のアイコン表示方法。
【請求項3】
第二のページに対するユーザによる第二の入力を受信する前に、前記アイコン表示方法は、
前記第二のページにおける第二の領域内に第二の標識を表示することをさらに含み、
第二のページに対するユーザによる第二の入力を受信することは、
前記第二の領域内に位置する第二の標識を前記第二の領域から前記第二のページの第二の位置にドラッグするユーザによる第二の入力を受信することを含み、
前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示することは、
前記第二の入力に応答して、前記第二の標識を前記第二の領域から前記第二の位置に移動することを含む、請求項1に記載のアイコン表示方法。
【請求項4】
前記第一のページにおける第一の領域内に第一の標識を表示することは、
ユーザによる第三の入力を受信することと、
前記第三の入力に応答して、前記第一のページの前記第一の領域に、前記第一の標識を含む少なくとも一つの標識を表示し、前記第二のページの第二の領域に、前記第二の標識を含む少なくとも一つの標識を表示することとを含む、請求項2に記載のアイコン表示方法。
【請求項5】
前記第一のページの前記第一の領域に、前記第一の標識を含む少なくとも一つの標識を表示し、前記第二のページの第二の領域に、前記第二の標識を含む少なくとも一つの標識を表示した後であって、前記第一の領域内に位置する第一の標識を前記第一の領域から前記第一のアイコン上にドラッグするユーザによる第一の入力を受信する前に、前記アイコン表示方法は、
ユーザによる第四の入力を受信することと、
前記第四の入力の操作方向が第一の方向である場合、アイコンの操作モードを現在の第一のモードから第二のモードに切り替えることとをさらに含み、
前記第一のモードは、単一のアイコンに対して操作を行うモードであり、且つ前記第二のモードは、少なくとも二つのアイコンに対して操作を行うモードであり、又は、前記第一のモードは、少なくとも二つのアイコンに対して操作を行うモードであり、且つ前記第二のモードは、単一のアイコンに対して操作を行うモードである、請求項4に記載のアイコン表示方法。
【請求項6】
前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示することは、
前記第一の入力の第一の入力軌跡を取得することと、
前記第一の入力の第一の入力軌跡に基づいて、前記第一の標識を生成することと、
前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、前記第一の標識を表示することとを含む、請求項1に記載のアイコン表示方法。
【請求項7】
前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示することは、
前記第二の入力の第二の入力軌跡を取得することと、
前記第二の入力の第二の入力軌跡に基づいて、前記第二の標識を生成することと、
前記第二のページの第二の位置に、前記第二の標識を表示することとを含む、請求項1に記載のアイコン表示方法。
【請求項8】
前記第一のアイコンの数は、N個であり、Nは、1よりも大きい整数であり、前記第一の入力は、N回の第一のサブ入力を含み、各回の第一のサブ入力は、一つの第一のアイコンに作用し、
前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示することは、
i回目の第一のサブ入力の入力順番に応じて、i番目の第一の位置又は前記i番目の第一の位置に関連する位置に、i番目の第一の標識を表示することを含み、
ただし、iは、正の整数であり、且つi≦Nである、請求項1に記載のアイコン表示方法。
【請求項9】
第一のページにおける第一の位置に位置する第一のアイコンに対するユーザによる第一の入力を受信するための第一の受信モジュールと、
前記第一の入力に応答して、前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、第一の標識を表示するための第一の表示モジュールと、
第二のページに対するユーザによる第二の入力を受信するための第二の受信モジュールと、
前記第二の入力に応答して、前記第二のページの第二の位置に、第二の標識を表示するための第二の表示モジュールと、
前記第二の位置に、前記第一のアイコン又は前記第一のアイコンの関連アイコンを表示するための第三の表示モジュールとを含む、端末。
【請求項10】
前記第一のページにおける第一の領域内に第一の標識を表示するための第四の表示モジュールをさらに含み、
前記第一の受信モジュールは、前記第一の領域内に位置する第一の標識を前記第一の領域から前記第一のアイコン上にドラッグするユーザによる第一の入力を受信するために用いられ、
前記第一の表示モジュールは、前記第一の入力に応答して、前記第一の標識を前記第一の領域から前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に移動するために用いられる、請求項9に記載の端末。
【請求項11】
前記第二のページにおける第二の領域内に第二の標識を表示するための第五の表示モジュールをさらに含み、
前記第二の受信モジュールは、前記第二の領域内に位置する第二の標識を前記第二の領域から前記第二のページの第二の位置にドラッグするユーザによる第二の入力を受信するために用いられ、
前記第二の表示モジュールは、前記第二の入力に応答して、前記第二の標識を前記第二の領域から前記第二の位置に移動するために用いられる、請求項9に記載の端末。
【請求項12】
前記第四の表示モジュールは、
ユーザによる第三の入力を受信するための受信サブモジュールと、
前記第三の入力に応答して、前記第一のページの前記第一の領域に、前記第一の標識を含む少なくとも一つの標識を表示し、前記第二のページの第二の領域に、前記第二の標識を含む少なくとも一つの標識を表示するための第一の表示サブモジュールとを含む、請求項10に記載の端末。
【請求項13】
ユーザによる第四の入力を受信するための第三の受信モジュールと、
前記第四の入力の操作方向が第一の方向である場合、アイコンの操作モードを現在の第一のモードから第二のモードに切り替えるための切り替えモジュールとをさらに含み、
前記第一のモードは、単一のアイコンに対して操作を行うモードであり、且つ前記第二のモードは、少なくとも二つのアイコンに対して操作を行うモードであり、又は、前記第一のモードは、少なくとも二つのアイコンに対して操作を行うモードであり、且つ前記第二のモードは、単一のアイコンに対して操作を行うモードである、請求項12に記載の端末。
【請求項14】
前記第一の表示モジュールは、
前記第一の入力の第一の入力軌跡を取得するための第一の取得サブモジュールと、
前記第一の入力の第一の入力軌跡に基づいて、前記第一の標識を生成するための第一の生成サブモジュールと、
前記第一の位置又は前記第一の位置に関連する位置に、前記第一の標識を表示するための第二の表示サブモジュールとを含む、請求項9に記載の端末。
【請求項15】
前記第二の表示モジュールは、
前記第二の入力の第二の入力軌跡を取得するための第二の取得サブモジュールと、
前記第二の入力の第二の入力軌跡に基づいて、前記第二の標識を生成するための第二の生成サブモジュールと、
前記第二のページの第二の位置に、前記第二の標識を表示するための第三の表示サブモジュールとを含む、請求項9に記載の端末。
【国際調査報告】