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特表2022-545014エアゾール発生装置、充電台および電気システム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-10-24
(54)【発明の名称】エアゾール発生装置、充電台および電気システム
(51)【国際特許分類】
   A24F 40/85 20200101AFI20221017BHJP
   A24F 40/30 20200101ALI20221017BHJP
   A24F 40/90 20200101ALI20221017BHJP
【FI】
A24F40/85
A24F40/30
A24F40/90
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022511215
(86)(22)【出願日】2020-08-21
(85)【翻訳文提出日】2022-04-11
(86)【国際出願番号】 CN2020110591
(87)【国際公開番号】W WO2021032200
(87)【国際公開日】2021-02-25
(31)【優先権主張番号】201921361017.4
(32)【優先日】2019-08-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(31)【優先権主張番号】201921360999.5
(32)【優先日】2019-08-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517075997
【氏名又は名称】深▲せん▼市合元科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】SHENZHEN FIRST UNION TECHNOLOGY CO.,LTD
【住所又は居所原語表記】Bldg C, Tangwei High-Tech Park, Fuyong Str, Baoan Dist, Shenzhen, Guangdong, China
(74)【代理人】
【識別番号】110001139
【氏名又は名称】SK弁理士法人
(74)【代理人】
【識別番号】100130328
【弁理士】
【氏名又は名称】奥野 彰彦
(74)【代理人】
【識別番号】100130672
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 寛之
(72)【発明者】
【氏名】徐煥紅
(72)【発明者】
【氏名】▲クァイ▼宿鵬
(72)【発明者】
【氏名】徐中立
(72)【発明者】
【氏名】李永海
【テーマコード(参考)】
4B162
【Fターム(参考)】
4B162AB12
4B162AC02
4B162AC12
4B162AC22
4B162AC33
4B162AF01
(57)【要約】
本願は、エアロゾル発生装置、充電台および電気システムを提案し、ここで、エアロゾル発生装置は、喫煙材を収容するチャンバと、加熱素子とを含む第1の部分を備え、第1の部分は、加熱素子を洗浄することができるように切欠きをさらに含み、第1の部分の横断面方向に、加熱素子の中心と切欠きの両端とを結ぶ線のなす角の角度が90度未満であり、エアロゾル発生装置は、第1の部分に取り外し可能に接続される第2の部分を備え、前記第2の部分は第1の部分への接続と第1の部分からの取り外しとの間に設置されることにより、前記切欠きを開閉する。上記のようなエアゾール発生装置は、第1の部分に洗浄用の切欠きを設けることにより、使用者は開放状態にある切欠きを介して刷毛やブレードなどをチャンバ内に入れて加熱素子を洗浄することができ、そして、切欠きが開放された時には、切欠きを通して加熱素子の一部までしか露出せず、加熱素子の全体を外部に露出させないことにより、安全性を向上させることができる。

【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
喫煙材を加熱して該喫煙材の少なくとも1つの成分を揮発させるためのエアロゾル発生装置であって、
喫煙材の少なくとも一部を収容するためのチャンバと、このチャンバ内に配置され、第1の部分の長手方向に延在する加熱素子とを含む第1の部分を備え、前記第1の部分は、その長手方向に延在する切欠きをさらに含み、前記切欠きによって、前記チャンバにアクセスして前記加熱素子を洗浄することができ、
前記第1の部分の横断面方向に、前記加熱素子の中心と前記切欠きの両端とを結ぶ線のなす角の角度が90度未満であり、
前記第1の部分に取り外し可能に接続される第2の部分を備え、前記第2の部分は前記第1の部分への接続と前記第1の部分からの取り外しとの間に設置されることにより、前記切欠きを開閉する
ことを特徴とするエアロゾル発生装置。
【請求項2】
前記第2の部分は、バッフルを含み、前記バッフルは、前記第2の部分が第1の部分に接続されている場合に前記切欠きを遮蔽して閉鎖したり、前記第2の部分が前記第1の部分から取り外された場合に前記遮蔽を解除して前記切欠きを開放したりするように配置されることを特徴とする請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項3】
前記第2の部分が第1の部分に接続されている場合に、前記バッフルの外面と前記第1の部分の外面とは平坦に接合されていることを特徴とする請求項2に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項4】
前記切欠きの延在長さの少なくとも一部は、前記チャンバ内にある加熱素子の延在長さと重なることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項5】
前記第2の部分は、大体前記第1の部分の長手方向に沿って前記第1の部分に接続され、または前記第1の部分から取り外されることができることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項6】
前記第1の部分は、第2の部分に長手方向に対向する開放端を有し、この開放端に前記第2の部分が取り外し可能に接続され、
前記切欠きは、前記開放端まで延在し、前記開放端に連通していることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項7】
前記開放端は、前記切欠きに近づく方向に湾曲した円弧形状であることを特徴とする請求項6に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項8】
前記切欠きは、前記第1の部分の幅方向の一方の側壁に配置されることを特徴とする請求項6に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項9】
前記加熱素子の開放端に長手方向に対向する端部と開放端との間隔は10mmより大きいこと、
および/または、前記加熱素子と切欠きとの幅方向の間隔は10mmより大きいこと、
および/または、前記切欠きの幅は6~15mmであること、
および/または、前記第1の部分の横断面方向に、前記加熱素子の中心と前記切欠きの両端とを結ぶ線のなす角の角度は25~70度の角度をなすことを特徴とする請求項8に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項10】
前記第2の部分は、大体第1の部分の長手方向に沿って前記開口端に挿入可能な挿接部を含み、
前記挿接部は、前記開口端への挿入中に、少なくとも部分的に第1の部分の内壁面に案内されることを特徴とする請求項6に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項11】
前記第2の部分は、喫煙材を第1の部分のチャンバ内に収容することができる孔を含み、
前記第2の部分は、移動可能なスライドカバーをさらに含み、前記スライドカバーは、第2の部分に対向する第1の位置と第2の位置とを有し、第1の位置で前記孔を開放し、第2の位置で前記孔を閉鎖するように配置され、
前記第2の部分は、前記孔の両側にスライドカバーのスライド方向に対向して設けられた第1の磁性部材と第2の磁性部材とを含み、
前記スライドカバーは、第1の位置で第1の磁性部材と磁気的に吸着し、第2の位置で第2の磁性部材と磁気的に吸着するように配置される第3の磁性部材を含む、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項12】
前記第2の部分は、喫煙材を第1の部分のチャンバ内に収容することができるように孔を含み、
前記第2の部分は、移動可能なスライドカバーをさらに含み、前記スライドカバーは、第2の部分に対向する第1の位置と第2の位置とを有し、第1の位置で前記孔を開放し、第2の位置で前記孔を閉鎖するように配置され、
前記第2の部分は、収容空間を含み、前記スライドカバーは第1の位置で少なくとも部分的に収容空間内に収容される、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項13】
前記スライドカバーには、突起した接触部がさらに設けられており、この接触部を駆動することによりスライドカバーを第1の位置と第2の位置との間でスライドさせることができる、ことを特徴とする請求項11に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項14】
請求項1~13のいずれか1項に記載のエアロゾル発生装置と、エアロゾル発生装置を充電する充電台と、を備えることを特徴とする電気システム。
【請求項15】
前記充電台は、長手方向に延在する当接部と、この当接部から幅方向に延在する支持部とを備え、前記当接部と支持部とは、充電台の幅方向の一方側に位置する収容キャビティを規定し、
前記エアロゾル発生装置は、前記収容キャビティに取り外し可能に収容されるとともに、前記収容キャビティ内に収容されると、前記支持部に保持されつつ前記当接部に当接する、ことを特徴とする請求項14に記載の電気システム。
【請求項16】
前記エアロゾル発生装置は、第1の充電ポートを備え、
前記充電台は、第1のコネクタを備え、前記エアロゾル発生装置が前記収容キャビティに収容されると、前記第1の充電ポートと前記第1のコネクタとは前記エアロゾル発生装置を充電するために電気的に接続される、ことを特徴とする請求項15に記載の電気システム。
【請求項17】
前記エアロゾル発生装置は、第2の充電ポートをさらに備え、前記エアロゾル発生装置が前記収容キャビティに収容されると、前記第2の充電ポートが前記充電台によって遮蔽される、ことを特徴とする請求項16に記載の電気システム。
【請求項18】
前記エアロゾル発生装置は、第1の接着部材を備え、前記充電台は、第2の接着部材を備え、前記エアロゾル発生装置が前記収容キャビティに収容されると、前記第1の接着部材と前記第2の接着部材とは互いに対面するように位置付けられる、ことを特徴とする請求項15~17のいずれか1項に記載の電気システム。
【請求項19】
前記充電台は略L字型形状であることを特徴とする請求項15~17のいずれか1項に記載の電気システム。
【請求項20】
前記当接部は、収容キャビティに幅方向に対向する側壁を含み、
前記第1の充電ポートは、前記側壁に配置され、前記第2の充電ポートは、前記エアロゾル発生装置の支持部に長手方向に対向する端部に配置され、
および/または、前記側壁は、幅方向に沿って内向きに凹んだ形状である、ことを特徴とする請求項17に記載の電気システム。
【請求項21】
エアロゾル発生装置を嵌合して充電するための充電台であって、
長手方向に延在する当接部と、この当接部から幅方向に延在する支持部とを備え、前記当接部と支持部とは、充電台の幅方向の一方側に位置し前記エアロゾル発生装置を収容するための収容キャビティを規定し、前記エアロゾル発生装置は前記収容キャビティに収容されると、前記支持部に保持されつつ前記当接部に当接する、ことを特徴とする充電台。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2019年08月21日に中国専利局(中国特許庁)に出願された、出願番号が2019213610174であり、実用新案の名称が「エアゾール発生装置」である中国特許出願、および出願番号が「2019213609995」であり、実用新案の名称が「エアゾール発生装置、充電台および電気システム」である中国特許出願に基づく優先権を主張し、その全ての開示は本願に援用により組み込まれる。
本願の実施例は、非燃焼・加熱式(heat not burn)喫煙具分野に関し、特にエアゾール発生装置、充電台および電気システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
タバコ製品(例えば、紙巻タバコ、シガー等)は、使用の間、タバコを燃焼してタバコ煙を発生させる。燃焼せずに化合物を放出する製品を創出することによって、これらのタバコを燃焼させる製品に代わるものを提供する試みがなされている。
【0003】
これら製品の例としては、材料を燃焼するのではなく加熱することで化合物を放出する加熱装置がある。その材料は、例えば、タバコまたは他の非タバコ製品でもよいし、これら非タバコ製品は、ニコチンを含んでいてもよいし、含んでいなくてもよい。このような加熱装置の一例としては、タバコ製品を収容するための加熱キャビティと、加熱キャビティ内に配置された針状/ピン状の加熱素子とを備え、タバコ製品が加熱キャビティ内に収容されると、加熱素子はタバコ製品内に挿入されて加熱を行って、煙を発生させることができる。
【0004】
この製品は使用時、加熱素子がタバコ製品内に挿入されるため、タバコ製品中の揮発性成分あるいはタバコ製品の粒子残渣が加熱素子の表面に付着し、使用に影響を及ぼす。このような状況に基づいて、従来技術である特許第201820827370.6号では、ハウジングを2つの部分に分けて設け、一方の部分を取り外すと加熱素子を完全に露出させることができ、加熱素子の洗浄を容易にする分解型の加熱装置構造が提案されている。この既知の態様では、実施中に加熱素子を完全に露出させてしまうため、安全性や保護対策を欠いている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願の実施例は、従来技術における加熱装置の加熱素子のクリーニング中の安全性と保護の問題点を解決するために、洗浄時の安全性や保護をより高めたアロゾル発生装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の一つの実施例は、喫煙材を加熱して該喫煙材の少なくとも1つの成分を揮発させるためのエアロゾル発生装置であり、
喫煙材の少なくとも一部を収容するためのチャンバと、このチャンバ内に配置され、喫煙材内に延伸可能な加熱素子とを含む第1の部分を備え、前記第1の部分は、その長手方向に延在する切欠きをさらに含み、これにより、この切欠きから前記チャンバにアクセスして前記加熱素子を洗浄することができ、
前記第1の部分の横断面方向に、前記加熱素子の中心と前記切欠きの両端とを結ぶ線のなす角の角度が90度未満であり、
前記第1の部分に取り外し可能に接続される第2の部分を備え、前記第2の部分は前記第1の部分への接続と前記第1の部分からの取り外しとの間に設置されることにより、前記切欠きを開閉する。
【0007】
前記第2の部分は、バッフルを含み、前記バッフルは、前記第2の部分が第1の部分に接続されている場合に前記切欠きを遮蔽して閉鎖したり、前記第2の部分が前記第1の部分から取り外された場合に前記遮蔽を解除して前記切欠きを開放したりするように配置されることが好ましい。
【0008】
前記第2の部分が第1の部分に接続されている場合に、前記バッフルの外面と前記第1の部分の外面とは平坦に接合されていることが好ましい。
【0009】
前記切欠きは、第1の部分の長手方向に延在するように配置され、前記切欠きの延在長さの少なくとも一部は、加熱素子の前記チャンバ内にある延在長さと重なることが好ましい。
【0010】
前記第2の部分は、大体前記第1の部分の長手方向に沿って前記第1の部分に接続され、または前記第1の部分から取り外されることができることが好ましい。
【0011】
前記第1の部分は、第2の部分に長手方向に対向する開放端を有し、この開放端に前記第2の部分が取り外し可能に接続され、
前記切欠きは、前記開放端まで延在し、前記開放端に連通していることが好ましい。
【0012】
前記開放端は、前記切欠きに近づく方向に湾曲した円弧形状であることが好ましい。
【0013】
前記切欠きは、前記第1の部分の幅方向の一方の側壁に配置されることが好ましい。
【0014】
前記加熱素子の開放端に長手方向に対向する端部と開放端との間隔は少なくとも10mmより大きいこと、
および/または、前記加熱素子と切欠きとの幅方向の間隔は少なくとも10mmより大きいこと、
および/または、前記切欠きの幅は6~15mmであること、
および/または、前記第1の部分の横断面方向に、前記加熱素子の中心と前記切欠きの両端とを結ぶ線のなす角の角度が25~70度の角度であることが好ましい。
【0015】
前記第2の部分は、大体第1の部分の長手方向に沿って前記開口端に挿入可能な挿接部を含み
前記挿接部は、前記開口端への挿入中に、少なくとも部分的に第1の部分の内壁面に案内されることが好ましい。
【0016】
前記第2の部分は、喫煙材を第1の部分のチャンバ内に収容することができるように孔を含み、
前記第2の部分は、移動可能なスライドカバーをさらに含み、前記スライドカバーは、第2の部分に対向する第1の位置と第2の位置とを有し、第1の位置で前記孔を開放し、第2の位置で前記孔を閉鎖するように配置され、
前記第2の部分は、前記孔の両側にスライドカバーのスライド方向に対向して設けられた第1の磁性部材と第2の磁性部材とを含み、
前記スライドカバーは、第1の位置で第1の磁性部材と磁気的に吸着し、第2の位置で第2の磁性部材と磁気的に吸着するように配置される第3の磁性部材を含むことが好ましい。
【0017】
前記第2の部分は、喫煙材を第1の部分のチャンバ内に収容することができるように孔を含み、
前記第2の部分は、移動可能なスライドカバーをさらに含み、前記スライドカバーは、第2の部分に対向する第1の位置と第2の位置とを有し、第1の位置で前記孔を開放し、第2の位置で前記孔を閉鎖するように配置され、
前記第2の部分は、収容空間を含み、前記スライドカバーは第1の位置で少なくとも部分的に収容空間内に収容されることが好ましい。
【0018】
前記スライドカバーには、突起した接触部がさらに設けられており、この接触部を駆動することによりスライドカバーを第1の位置と第2の位置との間でスライドさせることができることが好ましい。
【0019】
上記のようなエアゾール発生装置は、第1の部分に洗浄用の切欠きを設けることにより、使用者は開放状態にある切欠きを介して刷毛やブレードなどをチャンバ内に入れて加熱素子を洗浄することができ、そして、切欠きが開放された時には、切欠きを通して加熱素子の一部までしか露出せず、加熱素子の全体を外部に露出させないことにより、安全性を向上させることができる。
【0020】
本願の一つの実施例は、上記のエアロゾル発生装置と、前記エアロゾル発生装置を充電する充電台とを備える電気システムをさらに提案する。
【0021】
前記充電台は、長手方向に延在する当接部と、この当接部から幅方向に延在する支持部とを備え、前記当接部と支持部とは、充電台の幅方向の一方側に位置する収容キャビティを規定し、
前記エアロゾル発生装置は、前記収容キャビティに取り外し可能に収容されるとともに、前記収容キャビティに収容されると、前記支持部に保持されつつ前記当接部に当接することが好ましい。
【0022】
前記エアロゾル発生装置は、第1の充電ポートを備え、
前記充電台は、第1のコネクタを備え、前記エアロゾル発生装置が前記収容キャビティに収容されると、前記第1の充電ポートと前記第1のコネクタとは前記エアロゾル発生装置を充電するために電気的に接続されることが好ましい。
【0023】
前記エアロゾル発生装置は、第2の充電ポートをさらに備え、前記エアロゾル発生装置が前記収容キャビティ内に収容されると、前記第2の充電ポートが前記充電台によって遮蔽されることが好ましい。
【0024】
前記エアロゾル発生装置は、第1の接着部材を備え、前記充電台は、第2の接着部材を備え、前記エアロゾル発生装置が前記収容キャビティに収容されると、前記第1の接着部材と前記第2の接着部材とは互いに対面するように位置付けられることが好ましい。
【0025】
前記充電台は略L字型形状であることが好ましい。
【0026】
前記当接部は、収容キャビティに幅方向に対向する側壁を含み、
前記第1の充電ポートは、前記側壁に配置され、前記第2の充電ポートは、前記エアロゾル発生装置の支持部に長手方向に対向する端部に配置され、
および/または、前記側壁は、幅方向に沿って内向きに凹んだ形状であることが好ましい。
【0027】
本願の一つの実施例は、エアロゾル発生装置を嵌合して充電するための充電台であって、長手方向に延在する当接部と、この当接部から幅方向に延在する支持部とを備え、前記当接部と支持部とは、充電台の幅方向の一方側に位置し前記エアロゾル発生装置を収容するための収容キャビティを規定し、前記エアロゾル発生装置は前記収容キャビティに収容されると、前記支持部に保持されつつ前記当接部に当接する充電台をさらに提案する。
【0028】
前記充電台は、第1のコネクタを備え、前記エアロゾル発生装置が前記収容キャビティに収容されると、前記第1のコネクタはエアロゾル発生装置を充電するために、前記エアロゾル発生装置に電気的に接続されることが好ましい。
【0029】
本願の一つの実施例は、充電台と嵌合し、喫煙材を加熱して該喫煙材の少なくとも1つの成分を揮発させるためのエアロゾル発生装置であって、前記充電台は、長手方向に延在する当接部と、幅方向に延在する支持部とを備え、前記当接部と支持部とは、充電台の幅方向の一方側に位置する収容キャビティを規定し、前記エアロゾル発生装置は、前記収容キャビティに取り外し可能に収容されるとともに、前記収容キャビティに収容されると、前記支持部に保持されつつ前記当接部に当接するエアロゾル発生装置をさらに提案する。
【0030】
前記エアロゾル発生装置は、第1の充電ポートと第2の充電ポートを備え、前記エアロゾル発生装置が前記収容キャビティに収容されると、前記第1の充電ポートは前記エアロゾル発生装置を充電するために前記充電台に電気的に接続され、前記第2の充電ポートは前記充電台によって遮蔽されることが好ましい。
【0031】
上記のような電気システムを採用すると、側方が開放された収容キャビティでエアロゾル発生装置を充電台に収容して充電を行うので、充電台が別体のカバーなどの開閉構造を備えていない場合でも、使用中にエアロゾル発生装置を充電台に固定的に挿入することができる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
1つまたは複数の実施例は、対応する図面中の図によって例示的に説明されるが、それらの例示的な説明は実施例を限定するものではなく、図面に同じ参照番号を有する要素は同様の要素として示されており、特に断らない限り、図面中の図はスケールを限定するものではない。
図1】1つの実施例によるエアロゾル発生装置のある角度から見た概略構成図である。
図2図1に示すエアロゾル発生装置の別の角度から見た概略構成図である。
図3図2に示すエアロゾル発生装置の第2の部分を取り除いた模式図である。
図4図3における第2の部分を取り除いた別の角度から見た概略構成図である。
図5図1に示すエアロゾル発生装置の第1部分の平面構成図である。
図6図1に示すエアロゾル発生装置の長手方向に沿う断面模式図である。
図7図6に示すエアロゾル発生装置の第2の部分を取り除いた模式図である。
図8】1つの実施例によるエアロゾル発生装置と嵌合する充電台の模式図。
図9図8に示す充電台とエアロゾル発生装置とを分解した模式図である。
図10図8に示す充電台とエアロゾル発生装置とを接続した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0033】
以下、本願を理解しやすくするために、添付図面と発明を実施するための形態を参照して、本願についてより詳細に説明する。
【0034】
本願の一つの実施例によるエアロゾル発生装置は、喫煙材を収容して加熱することにより、喫煙材の少なくとも一つの揮発性成分を揮発させ、使用者が吸う蒸気または気体ゾルを生成することができる。通常、蒸気はその臨界温度より低い温度で気相中にある物質であり、つまり、蒸気は例えばその温度を下げることなく圧力を上げる場合に、液体に凝縮することができる。一方、気体ゾルは通常、空気または他の気体中にある微細な固体粒子または液滴のコロイドである。コロイドはミクロに分散した不溶性粒子が別の物質に懸濁している物質である。
【0035】
喫煙材は、加熱されると揮発性タバコ香気化合物を放出可能なタバコ含有材料を含むことが好ましい。もちろん、喫煙材には気体ゾルを形成するエアロゾル形成物も含まれており、適切なエアロゾル形成物としてはグリセリンやプロピレングリコールが挙げられる。好ましい実施例では、喫煙材は円筒状であり、その中にハーブの葉、タバコの葉、タバコストリップの断片、再生タバコ、均質なタバコ、押出タバコと膨張タバコのうちの1種または複数種の粉末、細粒、ペレット、破片、中実棒、テープ、またはシートが含まれる。
【0036】
本願の一つの実施例では、エアロゾル発生装置100の外形構造は、図1図3を参照すると、略扁長の形状を有し、即ち、長手方向Lの寸法>幅方向Wの寸法>厚さ方向の寸法Hである。機能構成には、
第1の部分10と、接続手段によって第1の部分10に取り外し可能に接続される第2の部分20とを備え、接続手段は例えば、スナップ接続/ねじ接続等であってもよい。
【0037】
さらに、第1の部分10は、その内部にあるチャンバ11と、チャンバ11内に配置された加熱素子30とを規定し、このチャンバ11内には喫煙材Aの少なくとも一部を収容することができ、加熱素子30は針状またはピン状であり、喫煙材Aに挿入されて加熱することができるように構成される。
【0038】
喫煙材Aの製品形態としては、図7に示す実施例では、従来の燃焼型タバコと同様であってもよい。例えば、気体ゾル発生材料を含む第1のセグメントと、フィルターを備える第2のセグメントとからなるものなどであってもよい。図7の実施中に、第1のセグメントの全体または少なくとも一部はチャンバ11内に挿入されるとともに、第2のセグメントは外部に露出するようにしてもよい。使用者は、外部に露出した第2のセグメントを唇の間に保持した状態で気体ゾルを吸うことができる。
【0039】
一つの実施例では、図3によると、第1の部分10には切欠き12が設けられており、これにより、使用者は、この切欠き12からチャンバ11内にアクセスして加熱素子30を洗浄することができる。そして、図からも分かるように、切欠き12は加熱素子30のせいぜい一部に対向するように開設されているので、切欠き12を通して加熱素子30の一部までしか露出せず、加熱素子30を完全に露出させない。第2の部分20は、第1の部分10に対する取り外し可能な接続操作または取り外す操作によって、切欠き12を開閉することができる。
【0040】
図3図4に示す実施態様によれば、切欠き12は、幅方向Wの一方の側壁に設けられており、近位端110の開放構造に連通するまで延在し、当該切欠き12に対応する近位端110は、切欠き12に近づく方向へ徐々に傾斜する滑らかな円弧形状であるため、洗浄中の刷毛やブレードなどのツールの作業スペースを増大させる。
【0041】
さらに図3によると、切欠き12は、長手方向Lに延在しており、その延在長さの少なくとも一部が、加熱素子30のチャンバ11内にある延在長さを覆っているか、または、その延在長さの少なくとも一部が、加熱素子30のチャンバ11内に位置する部分の延在長さと重なっている。
【0042】
上記実施例のエアゾール発生装置100は、第1の部分10に洗浄用の切欠き12を設けることにより、使用者は刷毛やブレードなどを、開放状態にある切欠き12からチャンバ11内に入れて加熱素子30を洗浄することができる同時に、加熱素子30を外部に露出させなく、安全性を向上させることができる。
【0043】
また、図2および図3において、第2の部分20は、バッフル21を含み、第2の部分20が第1の部分10に接続されている場合に、バッフル21は、切欠き12を遮蔽して閉鎖するように切欠き12内に配置され、そして、バッフル21の外面と第1の部分10の外面とは平坦に接合され、滑らかな外観を形成している。
【0044】
別の実施例では、図3および図4を参照すると、第1の部分10と第2の部分20との接続操作や取り外す操作を容易にするために、第1の部分10は、長手方向Lに対向する近位端110と遠位端120を含み、ここで、近位端110は開放されている。第2の部分20は、第1の部分10の長手方向に沿って少なくとも部分的に近位端110を介して第1の部分10内に挿入可能に受容、接続されるように配置される挿接部22を含む。そして、挿接部22の外壁の形状及び寸法は、第1の部分10の内壁に適合しているので、挿接部22は挿入又は取り外しの過程において、少なくとも部分的に第1の部分10の内壁に案内され、取り外し及び挿入の過程が安定し、スムーズになる。
【0045】
最適な安全性および動作設計に応じて、図3および図6に示すように、加熱素子30の上端部と近位端110との間の長手方向Lの間隔L1、および加熱素子30と切欠き部12との間の幅方向Wの間隔L2は、いずれも10mm以上より大きいものである。切欠き12の厚さ方向Hの幅寸法L3は6~15mm程度に制御されている。
【0046】
また、実施中のクリニング及び安全保護の要求に応じて、第1の部分10の平面図を示す図5をさらに参照すると、切欠き12の幅方向両側端の各々と加熱素子30の中心とを結ぶ線がなす角度βは、実施中に90度未満に制御され、図5では好ましい角度βが25~70度の間に制御されていることが分かる。
【0047】
一つの実施例中に、加熱素子30は抵抗加熱素子であり、例えば、加熱素子30に導電性トレースを設け、電流が導電性トレースを流れると加熱素子30が加熱されるようにしてもよい。安定した使用のために、3.2V、2.4Aおよび8Wの標準条件で加熱素子30に電気エネルギーを供給してもよいが、当該条件に限定されるものではない。例えば、加熱素子30に電気エネルギーを供給すると、加熱素子30の表面温度は300℃以上に上昇してもよい。加熱素子30に電気エネルギーが供給されてから15秒以内に、加熱素子30の表面温度は約320℃まで上昇してもよい。加熱素子30は、第1の部分10の内部に設けられた第1のセル13にリード線、ピン、電気端子等で接続してもよく、さらに第1のセル13からの給電により発熱して喫煙材Aを加熱する。
【0048】
さらに別の実施例では、図6及び図7を参照すると、第2部分20には孔23が設けられており、第2の部分20が第1の部分10に接続されている場合、喫煙材Aは、この孔23を介してチャンバ11内に取り外し可能に収容されることができる。なお、第2の部分20には、この孔23を開閉するためのスライドカバー24が設けられており、このスライドカバー24は、第2の部分20に移動可能に設けられ、それぞれ図6および図7に示すように、第2の部分20に対向する第1の位置および第2の位置を有し、スライドカバー24は、図7に示す第1の位置で孔23を開放し、図6に示す第2の位置で孔23を遮蔽または閉鎖する。そして、スライドカバー24は、第1の位置で少なくとも一部が第2の部分20内に収容される。具体的には、図6に示すように、第2の部分20は、スライドカバー24の移動方向に延在する収容部25を含み、スライドカバー24は、第1の位置で少なくとも一部がこの収容部25内に露出せずに収容され、第2の位置で収容部25から外れて外部に露出した。
【0049】
図6および図7に示す実施例によれば、第2の部分20は、スライドカバー24のスライド方向に沿って孔23の両側にそれぞれ設けられた第1の磁性部材26と第2の磁性部材27とをさらに含み、スライドカバー24は、第1の位置で第1の磁性部材26と磁気的に吸着し、第2の位置で第2の磁性部材27と磁気的に吸着するように配置される第3の磁性部材241を含み、これにより、スライドカバー24は第1の位置および第2の位置で安定して保持される。
【0050】
なお、図中、スライドカバー24には、突起した接触部242がさらに設けられており、使用者は、接触部242に手動で外力を加えることにより、スライドカバー24を第1の位置と第2の位置との間でスライド駆動し、状態配置を変更することができる。
【0051】
喫煙材Aの収容や除去操作の利便性を向上するという使用要求に基づいて、第2の部分20には、孔23の空間に連通する筒状の抽出器28がさらに設けられており、第2の部分20が第1の部分10に接続されている場合に、この抽出器28は第1の部分10のチャンバ11内に挿入され、抽出器28の内部空間が喫煙材Aを保持するための保持空間となる。加熱素子30は、抽出器28内に保持された喫煙材Aに貫通することにより加熱を行う。第2の部分20は第1の部分10から取り外されて分離した場合に、抽出器28内における喫煙材Aの保持状態が維持される。
【0052】
吸う過程では、気流は、流路方向として図7を参照すると、第1の部分10の切欠き12と第2の部分20との間の隙間からチャンバ11内に入り、加熱素子30に隣接する部位まで流れ、抽出器28の底部の空気孔(図示せず)から抽出器28内に入り、喫煙材Aを通過して先端まで吸われる。
【0053】
さらに、図1図6及び図7に示すように、エアロゾル発生装置100の第1の部分10の幅方向の一方の側壁には、第1のポート40と、遠位端120には、第2のポート50とが設されており、ここで、第1のポート40と第2のポート50はいずれも第1の部分10内部の第1のセル13に電気的に接続され、さらに第1のセル13を充電するために用いられる。図1に示す製品形態として、第1のポート40には5P型の充電ポートを採用し、第2のポート50にはUSB Type-C型の充電ポートを採用しているが、もちろん、これら第1のポート40と第2のポート50は、同じ充電機能を持つ他のタイプのポートによる実装に変更されても良い。図から分かるように、第1のポート40は、切欠き12と対向し幅方向Wの反対側にある他方の側壁に設けられている。
【0054】
製品の実施に基づいて、本願の一つの実施例は、上記のようなエアロゾル発生装置を嵌合して充電するための充電台200をさらに提案しており、一つの実施例では、その充電台200の構造は図8図10に示すように、全体の外形構造が略L字型形状であり、長手方向Lに延在する当接部200aと、幅方向Wに延在する支持部200bとを備え、それによって、側方に延在し上記のエアロゾル発生装置100を収容し保持するための収容空間210を形成している。また、図から分かるように、収容空間210は充電台200の外部にあるため、充電台200が別体のカバー等の開閉構造を備えていない場合でも、使用中にエアロゾル発生装置100を充電台200に固定的に挿入することができる。
【0055】
なお、以上のように構成された充電台200をエアロゾル発生装置100と嵌合して使用する場合、エアロゾル発生装置100は、収容空間210内に収容されるとともに、支持部200bに支持、保持されつつ、当接部200aに当接することで固定される。
【0056】
そして、図9によると、当接部200aは、収容空間210に幅方向に対向する側壁が内向きに凹んだ形状に設置されているので、エアロゾル発生装置100は収容空間210内に収容されると、当接部200aの内向きに凹んだ側壁に嵌合することで、嵌合保持の安定性の向上に寄与することができる。
【0057】
なお、製品設計の更なる好ましい効果に応じて、収容空間210の形状がエアロゾル発生装置100に適合しており、エアロゾル発生装置100は収容空間210内に収容される場合に、充電台200と一緒に大体規則的なブロック体の形状をなすことができ、そして、エアロゾル発生装置100の外面と充電台200の外面とは平坦に接合される。
【0058】
充電台200は、機能構成として、第2のセル220と、第1のポート40に適合接続される第3のポート230、例えば、図9に示す5P型の第1のポート40に適合された5本のマイクロニードルとを備えており、エアロゾル発生装置100が充電台200の収容空間210内に収容される場合に、エアロゾル発生装置100の第1のセル13は、充電台200の第2のセル220から供給される電気エネルギーによって充電されることができる。
【0059】
また、第2のセル220は、エアロゾル発生装置100と充電台200とが互いに結合されている場合、エアロゾル発生装置100を動作させるための電気エネルギーを供給可能である。例えば、エアロゾル発生装置100は、エアロゾル発生装置100と充電台200とが互いに結合されている場合に、その第1のセル13の放電の有無にかかわらず、充電台200の第2のセル220から供給される電気エネルギーを利用することにより動作することができる。例えば、エアロゾル発生装置100と充電台200とが互いに接続されると、第2のセル220の電気エネルギーをエアロゾル発生装置100に供給することにより、第1のセル13を充電したり、加熱素子30を加熱したりすることができる。そして、接続された構造では、エアロゾル発生装置100の第2部分20の喫煙材Aを収容するための孔23は充電台200によって遮蔽されていないので、第1のセル13の残量が非常に少ない場合でも、使用者はエアロゾル発生装置100を充電台200に接続することで、連続的に喫煙することができる。
【0060】
使用上の安全性に基づいて、充電台200は、エアロゾル発生装置100と充電台200とが互いに結合されている場合に、エアロゾル発生装置100の遠位端120に位置する第2のポート50を覆い、第2のポート50に充電ケーブル等のアクセサリを接続して充電することができないようにする。エアロゾル発生装置100の第1のポート40と第2のポート50とが同時に充電状態となり、安全上の問題を引き起こすことは回避される。
【0061】
エアロゾル発生装置100と充電台200との相互結合を向上する補助構成には、充電台200とエアロゾル発生装置100との間の接着力を増大させる少なくとも1つの接着部材が含まれており、具体的には、例えば、エアロゾル発生装置100に少なくとも1つの第1の接着部材140が、充電台200に少なくとも1つの第2の接着部材240が設けられる。第1の接着部材140および第2の接着部材240は、磁石であってもよいが、これに限定されない。また、接着部材の設置位置としては、エアロゾル発生装置100が図10に示す第3の位置に第1の接着部材140を備え、充電台200が別に第4の位置に第2の接着部材240を備えてもよい。この場合、エアロゾル発生装置100を充電台200に接続されると、第3の位置と第4の位置とは互いに対面することができる。エアロゾル発生装置100と充電台200にはこれら接着部材が含まれているので、エアロゾル発生装置100を充電台200に接続している場合にも、エアロゾル発生装置100と充電台200とは互いにより強固に結合されることができる。
【0062】
説明する必要があるのは、本願の明細書及び図面に本願の好ましい実施例を示したが、本明細書に記載された実施例は限定するものではなく、さらに、当業者にとっては、上述の説明に基づいて改良又は変形を行うことができるが、これらの改良及び変形はすべて、本願に添付された特許請求の範囲に属するものとする。
図1
図2
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【国際調査報告】