(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-10-27
(54)【発明の名称】バッテリーモジュール、該バッテリーモジュールを含むバッテリーパック及び自動車
(51)【国際特許分類】
H01M 50/591 20210101AFI20221020BHJP
H01M 50/249 20210101ALI20221020BHJP
H01M 50/507 20210101ALI20221020BHJP
H01M 50/569 20210101ALI20221020BHJP
H01M 50/588 20210101ALI20221020BHJP
H01M 50/211 20210101ALN20221020BHJP
【FI】
H01M50/591 101
H01M50/249
H01M50/507
H01M50/569
H01M50/588
H01M50/211
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022510200
(86)(22)【出願日】2021-01-13
(85)【翻訳文提出日】2022-02-16
(86)【国際出願番号】 KR2021000505
(87)【国際公開番号】W WO2021162250
(87)【国際公開日】2021-08-19
(31)【優先権主張番号】10-2020-0017876
(32)【優先日】2020-02-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521065355
【氏名又は名称】エルジー エナジー ソリューション リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100188558
【氏名又は名称】飯田 雅人
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【氏名又は名称】実広 信哉
(72)【発明者】
【氏名】ヒ-ジュン・ジン
(72)【発明者】
【氏名】ジョン-オ・ムン
(72)【発明者】
【氏名】ホ-ジュネ・チ
【テーマコード(参考)】
5H040
5H043
【Fターム(参考)】
5H040AA18
5H040AS07
5H040AT01
5H040AT02
5H040AT04
5H040AT06
5H040AY05
5H040AY08
5H040DD03
5H040LL06
5H043AA04
5H043BA11
5H043CA03
5H043CA04
5H043CA09
5H043FA04
5H043GA25
5H043JA03F
5H043KA33F
(57)【要約】
本発明の一実施形態によるバッテリーモジュールは、バッテリーセル、バッテリーセルを収容するモジュールケース、及びバッテリーセルの電極リードと電気的に接続されるバスバーアセンブリを含み、バスバーアセンブリは、バッテリーセルの少なくとも一側に配置されるバスバーフレーム、バッテリーセルの電極リードを貫通させるリードスロット、バッテリーセルの電極リードと連結されるセンシングバスバー、及びセンシングバスバーの少なくとも一端部に取り付けられ、センシングバスバーの少なくとも一端部を囲む短絡防止部材を含むことを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のバッテリーセルと、
前記複数のバッテリーセルを収容するモジュールケースと、
前記モジュールケース内に備えられ、前記複数のバッテリーセルの電極リードと電気的に接続されるバスバーアセンブリと、を含むバッテリーモジュールであって、
前記バスバーアセンブリは、
前記複数のバッテリーセルの少なくとも一側に配置されるバスバーフレームと、
前記バスバーフレームに備えられ、前記複数のバッテリーセルの電極リードを貫通させる複数のリードスロットと、
前記複数のリードスロットに対向して配置され、前記複数のバッテリーセルの電極リードと連結される複数のセンシングバスバーと、
前記複数のセンシングバスバーの少なくとも一端部に取り付けられ、前記複数のセンシングバスバーの前記少なくとも一端部を囲む複数の短絡防止部材と、を含む、バッテリーモジュール。
【請求項2】
前記複数の短絡防止部材は、前記複数のセンシングバスバーの下端部に取り付けられる、請求項1に記載のバッテリーモジュール。
【請求項3】
前記複数の短絡防止部材には、それぞれのセンシングバスバーの下端部を収容可能な短絡防止溝が設けられる、請求項1又は2に記載のバッテリーモジュール。
【請求項4】
前記短絡防止溝は、それぞれのセンシングバスバーの下端部に対応する形状を有する、請求項3に記載のバッテリーモジュール。
【請求項5】
前記短絡防止溝の上端には、それぞれのセンシングバスバーの下端部を挿入可能に開口が設けられる、請求項3に記載のバッテリーモジュール。
【請求項6】
前記複数の短絡防止部材は、それぞれのセンシングバスバーの下端部を囲むように絶縁コーティングされてなる、請求項1又は2に記載のバッテリーモジュール。
【請求項7】
前記複数の短絡防止部材は、絶縁材質を含む、請求項1又は2に記載のバッテリーモジュール。
【請求項8】
前記複数の短絡防止部材は、ラバー材質で設けられる、請求項7に記載のバッテリーモジュール。
【請求項9】
請求項1に記載の少なくとも一つのバッテリーモジュールと、
前記少なくとも一つのバッテリーモジュールをパッケージングするパックケースと、を含む、バッテリーパック。
【請求項10】
請求項9に記載の少なくとも一つのバッテリーパックを含む、自動車。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリーモジュール、該バッテリーモジュールを含むバッテリーパック及び自動車に関する。
【0002】
本出願は、2020年2月13日付け出願の韓国特許出願第10-2020-0017876号に基づく優先権を主張し、当該出願の明細書及び図面に開示された内容は、すべて本出願に組み込まれる。
【背景技術】
【0003】
製品群毎の適用性が高く、高いエネルギー密度などの電気的特性を有する二次電池は、携帯用機器だけでなく、電気的駆動源によって駆動する電気自動車(EV;Electric Vehicle)またはハイブリッド自動車(HEV;Hybrid Electric Vehicle)などに普遍的に適用されている。このような二次電池は、化石燃料の使用を画期的に減少させるという一次的な長所だけでなく、エネルギーの使用による副産物が全く発生しないという点で環境にやさしく、エネルギー効率向上のための新たなエネルギー源として注目されている。
【0004】
現在、リチウムイオン電池、リチウムポリマー電池、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、ニッケル亜鉛電池などの二次電池が広く使用されている。このような単位二次電池セル、すなわち、単位バッテリーセルの作動電圧は約2.5V~4.5Vである。したがって、これよりも高い出力電圧が求められる場合、複数のバッテリーセルを直列で接続してバッテリーパックを構成することがある。また、バッテリーパックに求められる充放電容量に合わせて、複数のバッテリーセルを並列で接続してバッテリーパックを構成することもある。したがって、バッテリーパックに含まれるバッテリーセルの個数は求められる出力電圧または充放電容量によって多様に設定され得る。
【0005】
一方、複数のバッテリーセルを直列/並列で接続してバッテリーパックを構成する場合、少なくとも一つのバッテリーセルを含むバッテリーモジュールをまず構成し、このような少なくとも一つのバッテリーモジュールを用いてその他の構成要素を付け加えることで、バッテリーパックを構成する方法が一般的である。
【0006】
従来のバッテリーモジュールの場合、温度変化などの環境変化に晒されると、バッテリーモジュールの内部に結露が発生することがある。このような結露現象によって凝結した水はバッテリーモジュールの内部に所定の高さまで満たされ得る。そして、このような凝結した水によってバッテリーモジュール内部のセンシングバスバー同士の間で短絡が発生する危険性がある。
【0007】
そこで、バッテリーモジュールの内部に結露が発生したとき、センシングバスバーの短絡を防止することができる方案が求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
したがって、本発明は、バッテリーモジュールの内部に結露が発生したとき、センシングバスバーの短絡を防止することができるバッテリーモジュール、該バッテリーモジュールを含むバッテリーパック及び自動車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するため、本発明は、複数のバッテリーセルと、複数のバッテリーセルを収容するモジュールケースと、モジュールケース内に備えられ、複数のバッテリーセルの電極リードと電気的に接続されるバスバーアセンブリと、を含み、バスバーアセンブリは、複数のバッテリーセルの少なくとも一側に配置されるバスバーフレームと、バスバーフレームに備えられ、複数のバッテリーセルの電極リードを貫通させる複数のリードスロットと、複数のリードスロットに対向して配置され、複数のバッテリーセルの電極リードと連結される複数のセンシングバスバーと、複数のセンシングバスバーの少なくとも一端部に取り付けられ、複数のセンシングバスバーの少なくとも一端部を囲む複数の短絡防止部材と、を含む、バッテリーモジュールを提供する。
【0010】
複数の短絡防止部材は、複数のセンシングバスバーの下端部に取り付けられ得る。
【0011】
複数の短絡防止部材には、それぞれのセンシングバスバーの下端部を収容可能な短絡防止溝が設けられ得る。
【0012】
短絡防止溝は、それぞれのセンシングバスバーの下端部に対応する形状を有し得る。
【0013】
短絡防止溝の上端には、それぞれのセンシングバスバーの下端部を挿入可能に開口が設けられ得る。
【0014】
複数の短絡防止部材は、それぞれのセンシングバスバーの下端部を囲むように絶縁コーティングされてなり得る。
【0015】
複数の短絡防止部材は、絶縁材質を含み得る。
【0016】
複数の短絡防止部材は、ラバー材質で設けられ得る。
【0017】
また、本発明は、上述した実施形態による少なくとも一つのバッテリーモジュールと、少なくとも一つのバッテリーモジュールをパッケージングするパックケースと、を含む、バッテリーパックを提供する。
【0018】
さらに、本発明は、上述した実施形態による少なくとも一つのバッテリーパックを含む、自動車を提供する。
【発明の効果】
【0019】
以上のような多様な実施形態によって、バッテリーモジュールの内部に結露が発生したとき、センシングバスバーの短絡を防止することができるバッテリーモジュール、該バッテリーモジュールを含むバッテリーパック及び自動車を提供することができる。
【0020】
本明細書に添付される次の図面は、本発明の望ましい実施形態を例示するものであり、発明の詳細な説明とともに本発明の技術的な思想をさらに理解させる役割をするものであるため、本発明は図面に記載された事項だけに限定されて解釈されてはならない。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1】本発明の一実施形態によるバッテリーモジュールを説明するための図である。
【
図2】
図1のバッテリーモジュールの分解斜視図である。
【
図3】
図1のバッテリーモジュールのバスバーアセンブリを説明するための図である。
【
図4】
図3のバスバーアセンブリの主要部を説明するための図である。
【
図5】
図3のバスバーアセンブリの主要部を説明するための図である。
【
図6】
図1のバッテリーモジュールに結露が発生したとき、センシングバスバーの短絡防止を説明するための図である。
【
図7】
図1のバッテリーモジュールに結露が発生したとき、センシングバスバーの短絡防止を説明するための図である。
【
図8】本発明の一実施形態によるバッテリーパックを説明するための図である。
【
図9】本発明の一実施形態による自動車を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、添付された図面を参照して本発明の望ましい実施形態を詳しく説明することで本発明をより明確にする。後述する実施形態は発明の理解を助けるため例示的に示されるものであり、本発明が後述する実施形態から多様に変形されて実施できることを理解せねばならない。また、発明の理解を助けるため、添付された図面は、実際の縮尺ではなく、一部構成要素の寸法が誇張して示され得る。
【0023】
図1は本発明の一実施形態によるバッテリーモジュールを説明するための図であり、
図2は
図1のバッテリーモジュールの分解斜視図であり、
図3は
図1のバッテリーモジュールのバスバーアセンブリを説明するための図であり、
図4及び
図5は
図3のバスバーアセンブリの主要部を説明するための図である。
【0024】
図1~
図5を参照すると、バッテリーモジュール10は、バッテリーセル100、モジュールケース200、絶縁カバー300及びバスバーアセンブリ500を含み得る。
【0025】
バッテリーセル100は、二次電池であって、パウチ型二次電池、角形二次電池、または円筒型二次電池であり得る。以下、本実施形態では、バッテリーセル100がパウチ型二次電池であることに限定して説明する。
【0026】
バッテリーセル100は、複数で備えられ、相互電気的に接続され得る。このような複数のバッテリーセル100は、それぞれ、一対の電極リード150を含み得る。
【0027】
一対の電極リード150は、バッテリーセル100の両端に備えられ得る。このような一対の電極リード150は、後述するバスバーアセンブリ500を通じて相互電気的に接続され得る。
【0028】
モジュールケース200は、複数のバッテリーセル100を収容し得る。そのため、モジュールケース200には、複数のバッテリーセル100を収容するための収容空間が設けられ得る。
【0029】
モジュールケース200は、ベースプレート210、エンドプレート230、トッププレート250及びサイドプレート270を含み得る。
【0030】
ベースプレート210は、モジュールケース200の底部を形成し、複数のバッテリーセル100を支持し得る。そのため、ベースプレート210は、複数のバッテリーセル100の下部を支持可能な面積を有し得る。
【0031】
エンドプレート230は、モジュールケース200の前方及び後方を形成し、一対で備えられ得る。このようなエンドプレート230は、ベースプレート210と結合され得る。
【0032】
トッププレート250は、モジュールケース200の上部を形成し、複数のバッテリーセル100の上側を覆い得る。このようなトッププレート250は、一対のエンドプレート230及び後述する一対のサイドプレート270のうち少なくとも一つと結合され得る。
【0033】
サイドプレート270は、モジュールケース200の両側を形成し、一対で備えられ得る。このようなサイドプレート270は、ベースプレート210、一対のエンドプレート230及びトッププレート250と結合され得る。
【0034】
絶縁カバー300は、一対のエンドプレート230と後述するバスバーアセンブリ500との間に配置され得る。このような絶縁カバー300は、絶縁機能の外にも、外部衝撃などによる複数のバッテリーセル100への衝撃などを緩衝する役割も果たすことができる。
【0035】
バスバーアセンブリ500は、モジュールケース200内に備えられ、複数のバッテリーセル100の電極リード150と電気的に接続され得る。このようなバスバーアセンブリ500は、複数のバッテリーセル100の電圧をセンシングし得る。
【0036】
バスバーアセンブリ500は、バスバーフレーム510、リードスロット530、センシングバスバー550及び短絡防止部材570を含み得る。
【0037】
バスバーフレーム510は、複数のバッテリーセル100の少なくとも一側に配置され得る。具体的には、バスバーフレーム510は、複数のバッテリーセル100の前方及び後方のうち少なくとも一方に配置され得る。
【0038】
リードスロット530は、バスバーフレーム510に備えられ、複数で設けられ得る。複数のリードスロット530は、バスバーフレーム510の前後方向に沿って複数のバッテリーセル100の電極リード150を貫通させ得る。
【0039】
センシングバスバー550は、複数で備えられ得る。複数のセンシングバスバー550は、複数のリードスロット530に対向して配置され、複数のリードスロット530を貫通した複数のバッテリーセル100の電極リード150と接続され得る。
【0040】
短絡防止部材570は、複数で備えられ得る。複数の短絡防止部材570は、複数のセンシングバスバー550の少なくとも一端部に取り付けられ、複数のセンシングバスバー550の少なくとも一端部を囲み得る。
【0041】
複数の短絡防止部材570は、モジュールケース200の内部の結露現象によって凝結した水が満たされる場合、複数のセンシングバスバー550の短絡を防止できるように、絶縁材質を含み得る。
【0042】
具体的には、複数の短絡防止部材570はラバー材質で設けられ得る。一方、複数の短絡防止部材570は、それぞれのセンシングバスバー550の下端部を囲むように絶縁コーティングされてもよい。
【0043】
このような複数の短絡防止部材570は、複数のセンシングバスバー550の下端部に取り付けられ得る。より具体的には、複数の短絡防止部材570には、それぞれ、それぞれのセンシングバスバー550の下端部を収容可能な短絡防止溝575が設けられ得る。
【0044】
短絡防止溝575は、それぞれのセンシングバスバー550の下端部に対応する形状を有し得る。このような短絡防止溝575の上端には、それぞれのセンシングバスバー550の下端部が挿入されるように開口577が設けられ得る。
【0045】
以下、このような本実施形態による短絡防止部材570による、結露発生時のセンシングバスバー550の短絡防止メカニズムについてより具体的に説明する。
【0046】
図6及び
図7は、
図1のバッテリーモジュールに結露が発生したとき、センシングバスバーの短絡防止を説明するための図である。
【0047】
図6及び
図7を参照すると、バッテリーモジュール10の場合、温度変化などの環境変化に晒されると、バッテリーモジュール10の内部に結露が発生することがある。このような結露現象によって内部水蒸気が満たされながら凝結した水Wがバッテリーモジュール10のモジュールケース200の内部に所定の高さまで溜まり得る。
【0048】
このとき、本実施形態による短絡防止部材570は絶縁材質であって、センシングバスバー550の下端部を囲むため、このような凝結した水Wによるセンシングバスバー550の短絡を効果的に防止でき、電極リード150同士の間の短絡の危険性も効果的に減らすことができる。
【0049】
図8は本発明の一実施形態によるバッテリーパックを説明するための図であり、
図9は本発明の一実施形態による自動車を説明するための図である。
【0050】
図8及び
図9を参照すると、バッテリーパック1は、上述した実施形態による少なくとも一つのバッテリーモジュール10、及び少なくとも一つのバッテリーモジュール10をパッケージングするパックケース50を含み得る。
【0051】
このようなバッテリーパック1は自動車の燃料源として、自動車Vに備えられ得る。例えば、バッテリーパック1は、電気自動車、ハイブリッド自動車及びその他バッテリーパック1を燃料源として使用可能なその他の方式で自動車Vに備えられ得る。
【0052】
また、バッテリーパック1は、自動車Vの外にも、二次電池を用いる電力貯蔵装置(Energy Storage System)などのその他の装置や器具及び設備などにも備えられることは言うまでもない。
【0053】
このように、本実施形態によるバッテリーパック1、及び自動車のようなバッテリーパック1を備える装置や器具及び設備は、上述したバッテリーモジュール10を含むため、上述したバッテリーモジュール10による長所をすべて有するバッテリーパック1及びこのようなバッテリーパック1を備える自動車などの装置や器具及び設備などを具現することができる。
【0054】
以上のような多様な実施形態によって、バッテリーモジュール10の内部に結露が発生したとき、センシングバスバー550の短絡を防止できるバッテリーモジュール10、このようなバッテリーモジュール10を含むバッテリーパック1及び自動車Vを提供することができる。
【0055】
以上、本発明の望ましい実施形態を図示し説明したが、本発明が上述した特定の実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲で請求する本発明の要旨から逸脱することなく発明が属する技術分野で通常の知識を有する者によって多様な変形実施が可能であり、このような変形実施は本発明の技術的思想や見込みから個別的に理解されてはならない。
【符号の説明】
【0056】
1 バッテリーパック
10 バッテリーモジュール
50 パックケース
100 バッテリーセル
150 電極リード
200 モジュールケース
210 ベースプレート
230 エンドプレート
250 トッププレート
270 サイドプレート
300 絶縁カバー
500 バスバーアセンブリ
510 バスバーフレーム
530 リードスロット
550 センシングバスバー
570 短絡防止部材
575 短絡防止溝
577 開口
V 自動車
W 凝結した水
【国際調査報告】