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2022-545599弁体接続構造及びそれを有するバルブアセンブリ
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  • -弁体接続構造及びそれを有するバルブアセンブリ 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-10-28
(54)【発明の名称】弁体接続構造及びそれを有するバルブアセンブリ
(51)【国際特許分類】
   F16K 27/00 20060101AFI20221021BHJP
【FI】
F16K27/00 B
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021571363
(86)(22)【出願日】2020-05-12
(85)【翻訳文提出日】2022-02-25
(86)【国際出願番号】 CN2020089881
(87)【国際公開番号】W WO2021036347
(87)【国際公開日】2021-03-04
(31)【優先権主張番号】201921415734.0
(32)【優先日】2019-08-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】515266108
【氏名又は名称】浙江盾安人工環境股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Zhejiang DunAn Artificial Environment Co., Ltd
【住所又は居所原語表記】Diankou Industry Zone, Zhuji, Zhejiang, China
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100108213
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 豊隆
(72)【発明者】
【氏名】宋 治国
(72)【発明者】
【氏名】劉 海波
【テーマコード(参考)】
3H051
【Fターム(参考)】
3H051BB02
3H051CC11
3H051CC14
3H051EE06
(57)【要約】
【課題】
【解決手段】 メインバルブ(80)とパイロット弁(90)とを接続するための弁体接続構造であって、第1接続部及び第1挿接部を含み、第1接続部は、メインバルブ(80)に固定接続され、第1挿接部は、第1接続部に設けられる、第1接続体(10)と、第2接続部、第2挿接部、及び延在部(23)を含み、第2接続部は、パイロット弁(90)に固定接続され、第2挿接部は、第2接続部に設けられ、第1挿接部と第2挿接部とは、第1接続体(10)に対する第2接続体(20)の移動及び回動を制限するように、挿接されて嵌合され、延在部(23)は、第2接続部に設けられ、延在部(23)には、パイロット弁の管路を通すための組み立て孔(25)が設けられる、第2接続体(20)と、を含む弁体接続構造、及びそれを有するバルブアセンブリ。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
メインバルブとパイロット弁とを接続するための弁体接続構造であって、
第1接続部及び第1挿接部を含み、前記第1接続部は、前記メインバルブに固定接続され、前記第1挿接部は、前記第1接続部に設けられる、第1接続体(10)と、
第2接続部、第2挿接部、及び延在部(23)を含み、前記第2接続部は、前記パイロット弁に固定接続され、前記第2挿接部は、前記第2接続部に設けられ、前記第1挿接部と前記第2挿接部とは、前記第1接続体(10)に対する前記第2接続体(20)の移動及び回動を制限するように、挿接されて嵌合され、前記延在部(23)は、前記第2接続部に設けられ、前記延在部(23)には、前記パイロット弁の管路を通すための組み立て孔(25)が設けられる、第2接続体(20)と、
を含む弁体接続構造。
【請求項2】
前記第1接続部は、第1底壁(11)及び2つの第1側壁(12)を含み、前記第1底壁(11)は、前記メインバルブに設けられ、2つの前記第1側壁(12)は、前記第1底壁(11)の両側に対向して設けられ、前記第1挿接部は、前記第1側壁(12)の少なくとも1つに設けられ、前記第2接続部は、第2底壁(21)及び2つの第2側壁(22)を含み、前記第2底壁(21)は、前記パイロット弁に設けられ、前記延在部(23)は、前記第2底壁(21)に設けられ、2つの前記第2側壁(22)は、前記第2底壁(21)の両側に対向して設けられ、前記第2挿接部は、前記第2側壁(22)の少なくとも1つに設けられる、請求項1に記載の弁体接続構造。
【請求項3】
前記第1接続部は、前記メインバルブに溶接され、前記第2接続部は、前記パイロット弁に溶接され、前記第1挿接部と前記第2挿接部とは、挿接されて嵌合され且つ溶接固定される、請求項1に記載の弁体接続構造。
【請求項4】
前記第2挿接部は、前記第2側壁(22)に離間して設けられる複数の突出部であり、前記第1挿接部は、前記第1側壁(12)に設けられる段差面であり、前記第1側壁(12)は、前記突出部と前記段差面とが当接するように、複数の前記突出部によって形成される隙間に対応して挿入することができる、請求項2に記載の弁体接続構造。
【請求項5】
前記第2挿接部は、前記第2側壁(22)に離間して設けられる複数の突出部であり、前記第1挿接部は、前記第1側壁(12)に設けられる複数のスロットであり、複数の前記突出部は、複数の前記スロットに1対1で対応して挿入することができる、請求項2に記載の弁体接続構造。
【請求項6】
前記第1挿接部は、前記第1側壁(12)に離間して設けられる複数の突出部であり、前記第2挿接部は、前記第2側壁(22)に設けられる段差面であり、前記第2側壁(22)は、前記突出部と前記段差面とが当接するように、複数の前記突出部によって形成される隙間に対応して挿入することができる、請求項2に記載の弁体接続構造。
【請求項7】
前記第1底壁(11)は、湾曲状をなし、且つ前記メインバルブの外壁に密着され、且つ/又は、前記第2底壁(21)は、湾曲状をなし、且つ前記パイロット弁の外壁に密着される、請求項2に記載の弁体接続構造。
【請求項8】
前記第1底壁(11)及び/又は前記第2底壁(21)には、溶接孔が設けられる、請求項7に記載の弁体接続構造。
【請求項9】
メインバルブ、パイロット弁、及び弁体接続構造を含み、前記パイロット弁は、前記弁体接続構造を介して前記メインバルブに設けられるバルブアセンブリであって、前記弁体接続構造は、請求項1から8のいずれか一項に記載の弁体接続構造である、バルブアセンブリ。
【請求項10】
前記パイロット弁は、導管及び毛細管を含み、前記弁体接続構造の延在部(23)は、前記導管に密着され、前記毛細管は、前記延在部(23)上の組み立て孔(25)を通過して、前記延在部(23)に溶接される、請求項9に記載のバルブアセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、出願日が2019年8月28日であり、出願番号が201921415734.0であり、発明の名称が「弁体接続構造及びそれを有するバルブアセンブリ」である中国特許出願の優先権を主張している。
【0002】
本出願はバルブの分野に関し、具体的には、弁体接続構造及びそれを有するバルブアセンブリに関する。
【背景技術】
【0003】
四方弁は、油圧弁であり、冷却等の分野の機器で多くみられ、機器の管路内の流体の流れを制御するために用いられる。四方弁は、主に、パイロット弁、メインバルブ、及び電磁コイルの3つの部分で構成され、パイロット弁は、架台構造によってメインバルブに固定される。
【0004】
従来技術において、パイロット弁とメインバルブとの間の架台は、一体構造であるか、又は、かしめ固定される別体構造であり、前者は組み立てにくく、後者はかしめずれや共振周波数が低いという問題が生じやすい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本出願の目的は、従来技術における、架台が組み立てにくく、かしめがずれやすいという問題を解決するために、弁体接続構造及びそれを有するバルブアセンブリを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本出願の一態様によれば、メインバルブとパイロット弁とを接続するための弁体接続構造であって、第1接続部及び第1挿接部を含み、第1接続部は、メインバルブに固定接続され、第1挿接部は、第1接続部に設けられる、第1接続体と、第2接続部、第2挿接部、及び延在部を含み、第2接続部は、パイロット弁に固定接続され、第2挿接部は、第2接続部に設けられ、第1挿接部と第2挿接部とは、第1接続体に対する第2接続体の移動及び回動を制限するように、挿接されて嵌合され、延在部は、第2接続部に設けられ、延在部には、パイロット弁の管路を通すための組み立て孔が設けられる、第2接続体と、を含む弁体接続構造を提供している。
【0007】
更に、第1接続部は、第1底壁及び2つの第1側壁を含み、第1底壁は、メインバルブに設けられ、2つの第1側壁は、第1底壁の両側に対向して設けられ、第1挿接部は、第1側壁の少なくとも1つに設けられ、第2接続部は、第2底壁及び2つの第2側壁を含み、第2底壁は、パイロット弁に設けられ、延在部は、第2底壁に設けられ、2つの第2側壁は、第2底壁の両側に対向して設けられ、第2挿接部は、第2側壁の少なくとも1つに設けられる。
【0008】
更に、第1接続部は、メインバルブに溶接され、第2接続部は、パイロット弁に溶接され、第1挿接部と第2挿接部とは、更に挿接されて嵌合され且つ溶接固定される。
【0009】
更に、第2挿接部は、第2側壁に離間して設けられる複数の突出部であり、第1挿接部は、第1側壁に設けられる段差面であり、第1側壁は、突出部と段差面とが当接するように、複数の突出部によって形成される隙間に対応して挿入することができる。
【0010】
更に、第2挿接部は、第2側壁に離間して設けられる複数の突出部であり、第1挿接部は、第1側壁に設けられる複数のスロットであり、複数の突出部は、複数のスロットに1対1で対応して挿入することができる。
【0011】
更に、第1挿接部は、第1側壁に離間して設けられる複数の突出部であり、第2挿接部は、第2側壁に設けられる段差面であり、第2側壁は、突出部と段差面とが当接するように、複数の突出部によって形成される隙間に対応して挿入することができる。
【0012】
更に、第1底壁は、湾曲状をなし、且つメインバルブの外壁に密着され、且つ/又は、第2底壁は、湾曲状をなし、且つパイロット弁の外壁に密着される。
【0013】
更に、第1底壁及び/又は第2底壁には、溶接孔が設けられる。
【0014】
本出願の他の態様によれば、メインバルブ、パイロット弁、及び弁体接続構造を含み、パイロット弁は、弁体接続構造を介してメインバルブに設けられ、弁体接続構造は、上述した弁体接続構造である、バルブアセンブリを提供している。
【0015】
更に、パイロット弁は、導管及び毛細管を含み、弁体接続構造の延在部は、導管に密着され、毛細管は、延在部上の組み立て孔を通過して、延在部に溶接される。
【0016】
本出願の技術態様を適用すると、弁体接続構造は、別体に設けられて、第1接続体及び第2接続体を、先にメインバルブ及びパイロット弁にそれぞれ固定させてから、第1接続体及び第2接続体を組み合わせて固定することによって、バルブアセンブリ全体の組み立て及び固定を実現することができる。各部分を接続固定する操作の難易度を簡易化し、全体の組み立てが容易になった。なお、第1接続体と第2接続体とを、先に挿接させて嵌合せて、プレポジショニングすることによって、第1接続体と第2接続体との挿接後の相対的な移動を制限している。
【図面の簡単な説明】
【0017】
本出願の一部を構成する明細書の図面は本出願に対する更なる理解を提供するためのものであり、本出願の模式的な実施例及びその説明は本出願を解釈するためのものであり、本出願を不適切に限定するものではない。
【0018】
図1】本出願による弁体接続構造の実施例1の構成模式図を示す。
図2図1の弁体接続構造の第1接続体の構成模式図を示す。
図3図1の弁体接続構造の第2接続体の構成模式図を示す。
図4】本出願による弁体接続構造の実施例2の構成模式図を示す。
図5図4の弁体接続構造の第1接続体の構成模式図を示す。
図6】本出願による弁体接続構造の実施例3の構成模式図を示す。
図7図6の弁体接続構造の第1接続体の構成模式図を示す。
図8図6の弁体接続構造の第2接続体の構成模式図を示す。
【0019】
ここで、上記図面は以下の符号を含む。
10 第1接続体、11 第1底壁、12 第1側壁、14 第1溶接孔、15 挿入部、16 段差面、17 スロット、18 突出部、19 隙間、20 第2接続体、21 第2底壁、22 第2側壁、23 延在部、24 第2溶接孔、25 組み立て孔、26 突出部、28 段差面、29 挿入部、80 メインバルブ、90 パイロット弁、91 パイロット弁の外壁、92 毛細管。
【発明を実施するための形態】
【0020】
なお矛盾しない限り、本出願における実施例及び実施例における特徴は、互いに組み合わせることができる。以下、図面を参照して実施例と併せて本出願を詳細に説明する。
【0021】
実施例1
本出願の弁体接続構造は、メインバルブとパイロット弁とを接続するためのものであって、図1に示すように、実施例1の弁体接続構造は、別体に設けられる第1接続体10及び第2接続体20を含み、第1接続体10は、第1接続部及び第1挿接部を含み、第1接続部は、メインバルブ80に固定接続され、第1挿接部は、第1接続部に設けられる。第2接続体20は、第2接続部、第2挿接部、及び延在部23を含み、第2接続部は、パイロット弁90に固定接続され、第2挿接部は、第2接続部に設けられる。第1挿接部と第2挿接部とは、第1接続体10に対する第2接続体20の移動及び回動を制限するように、挿接されて嵌合され、延在部23は、第2接続部に設けられ、延在部23には、パイロット弁の管路を通すための組み立て孔25が設けられる。
【0022】
本実施例の技術態様を適用すると、弁体接続構造は、別体に設けられて、第1接続体10及び第2接続体20を、先にメインバルブ80及びパイロット弁90にそれぞれ固定させてから、第1接続体10及び第2接続体20を組み合わせて固定することによって、バルブアセンブリ全体の組み立て及び固定を実現することができる。各部分を接続固定する操作の難易度を簡易化し、全体の組み立てが容易になった。なお、第1接続体10と第2接続体20とを、先に挿接させて嵌合せて、プレポジショニングすることによって、第1接続体10と第2接続体20との挿接後の相対的な移動を制限している。
【0023】
本実施例において、第1接続部は、メインバルブ80に溶接され、第2接続部は、パイロット弁90に溶接され、第1挿接部と第2挿接部とは、更に挿接されて嵌合され且つ溶接固定される。上記の構造のプレポジショニング効果の下で溶接固定されると、溶接効果が良く、溶接ビードが破断しにくく、組み立て後のバルブアセンブリ全体の構造が牢固なものとなり安定して使用でき寿命が長い。
【0024】
図2に示すように、本実施例の第1接続部は、第1底壁11及び2つの第1側壁12を含み、第1底壁11は、メインバルブ80に設けられ、2つの第1側壁12は、第1底壁11の両側に対向して設けられ、第1側壁12の両側には、段差面16が設けられ、且つ挿入部15が形成される。図3に示すように、本実施例の第2接続部は、第2底壁21及び2つの第2側壁22を含み、第2底壁21は、パイロット弁の外壁91に設けられ、延在部23は、第2底壁21に設けられ、2つの第2側壁22は、第2底壁21の両側に対向して設けられ、第2側壁22には、外側に突出する突出部26が離間して2つ設けられて、第2挿接部を形成する。組み立てる際に、挿入部15を2つの突出部26によって形成される隙間に挿入させることによって、2つの突出部26は、第2接続体20が、第1接続体10に対して挿接方向にのみ移動できるが、前後方向、左右方向には移動できず、いずれの軸線に対しても回動することができないように、2つの段差面16にそれぞれ当接されて位置決めされ、更に、第1接続体10と第2接続体20とのプレポジショニングが実現される。
【0025】
図2及び図3に示すように、溶接固定を容易にするために、本実施例の第1底壁11には第1溶接孔14が設けられ、第2底壁21には第2溶接孔24が設けられる。
【0026】
図1から図3に示すように、本実施例の第1底壁11は湾曲状をなし、且つメインバルブ80の外壁に密着され、第2底壁21及び延在部23も湾曲状をなし、且つパイロット弁の外壁91に密着される。組み立て孔25は延在部23に設けられ、その輪郭はパイロット弁90の毛細管92の輪郭に整合され、第2底壁21を避けることで、パイロット弁90の毛細管92の組み立てを容易にする一方、毛細管92付近の肉厚を増やしたことで、毛細管92と延在部23との溶接固定を容易にする。
【0027】
実施例2
実施例2の弁体接続構造における第2接続体20の構造は実施例1と同じであり、第1接続体10の構造について微調整しただけのものである。図4及び図5に示すように、第2側壁22には外側に突出する突出部26が離間して2つ設けられ、第2挿接部を形成し、第1挿接部は第1側壁12に設けられる2つのスロット17であり、突出部26は2つのスロット17に1対1で対応して挿入することができ、同時に、挿入部15は2つの突出部26によって形成される隙間に挿入することができる。本実施例のプレポジショニング効果は、基本的に実施例1と同じである。
【0028】
実施例3
実施例2の弁体接続構造において、第1接続体10及び第2接続体20の構造を調整した。図6から図8に示すように、本実施例の第1挿接部は第1側壁12に離間して設けられ、且つ内側に突出する2つの突出部18であり、2つの突出部18は離間して設けられて隙間19を形成する。第2側壁22の両側には段差面28が設けられ、且つ挿入部29が形成され、突出部18と段差面28とが当接するように、挿入部29を第2挿接部として隙間19に対応して挿入させることができる。本実施例のプレポジショニング効果は、基本的に実施例1、実施例2と同じである。
【0029】
本出願はバルブアセンブリを更に提供しており、図1から図8を参照すると、本出願のバルブアセンブリは、メインバルブ80、パイロット弁90、及び弁体接続構造を含み、パイロット弁90は、弁体接続構造を介してメインバルブ80に設けられ、弁体接続構造は、上記の各実施例の技術構造を全て又は一部含む弁体接続構造である。
【0030】
以上の説明から、本出願の上記の実施例は以下のような技術効果を達成していることが分かる。
【0031】
弁体接続構造は、別体に設けられて、第1接続体及び第2接続体を、先にメインバルブ及びパイロット弁にそれぞれ固定させてから、第1接続体及び第2接続体を組み合わせて固定することによって、バルブアセンブリ全体の組み立て及び固定を実現することができる。各部分を接続固定する操作の難易度を簡易化し、全体の組み立てが容易になった。なお、第1接続体と第2接続体とを先に挿接させて嵌合せてプレポジショニングすることによって、第1接続体と第2接続体との挿接後の相対的な移動を制限している。
【0032】
上述したものは、本出願の好ましい実施例にすぎず、本出願を制限するためのものではなく、当業者にとって本出願は様々な変更及び変化が可能である。本出願の精神及び原則の範囲内でなされたいかなる修正、同等の置換、改良等は何れも本出願の保護範囲内に含まれるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【国際調査報告】