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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-11-02
(54)【発明の名称】情報入力方法、装置及び端末
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0484 20220101AFI20221026BHJP
   G06F 3/0488 20220101ALI20221026BHJP
   G06F 3/0481 20220101ALI20221026BHJP
【FI】
G06F3/0484
G06F3/0488
G06F3/0481
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022513472
(86)(22)【出願日】2020-08-18
(85)【翻訳文提出日】2022-02-28
(86)【国際出願番号】 CN2020109857
(87)【国際公開番号】W WO2021036871
(87)【国際公開日】2021-03-04
(31)【優先権主張番号】201910815339.X
(32)【優先日】2019-08-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】オッポ広東移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
【住所又は居所原語表記】No. 18 Haibin Road,Wusha, Chang’an,Dongguan, Guangdong 523860 China
(74)【代理人】
【識別番号】100126000
【弁理士】
【氏名又は名称】岩池 満
(74)【代理人】
【識別番号】100203105
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 能弘
(72)【発明者】
【氏名】チェン ジーイェ
(72)【発明者】
【氏名】リュウ カイフイ
(72)【発明者】
【氏名】ウー インイー
(72)【発明者】
【氏名】パン イン
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA02
5E555AA13
5E555AA76
5E555BA05
5E555BA06
5E555BB05
5E555BB06
5E555BC08
5E555BC19
5E555CA12
5E555CA22
5E555CB07
5E555CB12
5E555CB16
5E555CB55
5E555CB57
5E555CB64
5E555CC24
5E555CC25
5E555DA02
5E555DB25
5E555DC09
5E555DC17
5E555DC26
5E555DC27
5E555DC28
5E555DC59
5E555DC84
5E555DC85
5E555EA03
5E555EA07
5E555FA00
(57)【要約】
コンピュータの技術分野に属する情報入力方法、装置、端末及び記憶媒体を提供する。情報入力方法は、第一指令を受信するとき底部模様画面を表示するステップであって、第一指令は端末が第一情報を受信する状態になるように指示するものであり、底部模様画面は現在のユーザーインターフェース上に表示されているフローティングページであり、底部模様画面の面積は現在のユーザーインターフェースの面積より小さいステップと、底部模様画面に第一入力制御部を表示するステップと、第一入力制御部が触発するとき、入力信号により第一情報を入力するステップであって、入力信号は端末のセンサーにより端末に入力する信号であるステップとを含む。端末は現在のユーザーインターフェースに底部模様画面を表示し、底部模様画面において端末に情報を入力する。これにより、情報を入力する効率を向上させ、使用者は重要な情報を端末に迅速に入力できる。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一指令を受信するとき底部模様画面を表示するステップであって、前記第一指令は端末が第一情報を受信する状態になるように指示するものであり、前記底部模様画面は現在のユーザーインターフェース上に表示されているフローティングページであり、前記底部模様画面の面積は前記現在のユーザーインターフェースの面積より小さいステップと、
前記底部模様画面に第一入力制御部を表示するステップと、
前記第一入力制御部が触発するとき、入力信号により第一情報を入力するステップであって、前記入力信号は前記端末のセンサーにより前記端末に入力する信号であるステップとを含むことを特徴とする情報入力方法。
【請求項2】
前記底部模様画面を表示した後、前記情報入力方法は、
第二指令を受信するとき前記底部模様画面をフルスクリーン模様画面に変換するステップであって、前記フルスクリーン模様画面の面積は前記現在のユーザーインターフェースの面積と同一であり、前記第二指令は前記底部模様画面が所定の操作指令を受信するときそれを触発させる指令であるステップ、または
第三指令を受信するとき前記底部模様画面を縮小模様画面に変換するステップであって、前記縮小模様画面の面積は前記底部模様画面の面積より小さいステップを更に実施することを特徴とする請求項1に記載の情報入力方法。
【請求項3】
前記底部模様画面をフルスクリーン模様画面に変換した後、前記情報入力方法は、
前記フルスクリーン模様画面にm個の第二入力制御部を表示するステップであって、前記第二入力制御部は前記第一入力制御部と異なっている制御部であり、mは正整数であるステップと、
前記第二入力制御部は入力される第二情報を受信するとき、前記第二情報を前記端末に記憶させるステップとを更に実施することを特徴とする請求項2に記載の情報入力方法。
【請求項4】
前記底部模様画面をフルスクリーン模様画面に変換した後、前記情報入力方法は、
前記下向きスライド指令を受信するステップであって、前記下向きスライド指令は前記フルスクリーン模様画面の上部フレームに対してドラッグダウン操作をするとき形成される指令であるステップと、
前記下向きスライド指令に対応するスライド距離が第一閾値より小さくなくかつ第二閾値より小さいとき、前記フルスクリーン模様画面を前記底部模様画面に変換するステップと、
前記下向きスライド指令に対応するスライド距離が第二閾値より小さくないとき、前記フルスクリーン模様画面を前記縮小模様画面に変換するステップとを更に実施することを特徴とする請求項3に記載の情報入力方法。
【請求項5】
前記底部模様画面を縮小模様画面に変換した後、前記情報入力方法は、
前記縮小模様画面に記憶制御部を表示するステップと、
前記記憶制御部が触発するとき前記第一情報を記憶させるステップとを更に実施することを特徴とする請求項2に記載の情報入力方法。
【請求項6】
前記底部模様画面を縮小模様画面に変換した後、前記情報入力方法は、
前記上向きスライド指令を受信するステップであって、前記上向きスライド指令は前記縮小模様画面の上部フレームに対してドラッグアップ操作をするとき形成される指令であるステップと、
前記上向きスライド指令に対応するスライド距離が第三閾値より小さくなくかつ第四閾値より小さいとき、前記縮小模様画面を前記底部模様画面に変換するステップと、
前記上向きスライド指令に対応するスライド距離が第四閾値より小さくないとき、前記縮小模様画面を前記フルスクリーン模様画面に変換するステップとを更に実施することを特徴とする請求項5に記載の情報入力方法。
【請求項7】
前記第二指令を受信するとき前記底部模様画面をフルスクリーン模様画面に変換するステップは、
前記底部模様画面にフルスクリーン模様ボタンを表示するステップと、
前記フルスクリーン模様ボタンが触発するとき、前記底部模様画面を前記フルスクリーン模様画面に変換するステップとを含むことを特徴とする請求項2に記載の情報入力方法。
【請求項8】
第一指令を受信するとき底部模様画面を表示するステップは、
前記第一情報を入力する指令を受信するとき、前記第一情報において編集回数がもっとも多い前のn個のパラメーターを獲得するステップであって、nは正整数であるステップと、
前記底部模様画面を表示するステップと、
前記底部模様画面にn個のパラメーターにそれぞれ対応する入力制御部を表示するステップとを含むことを特徴とする請求項1~7のうちいずれか一項に記載の情報入力方法。
【請求項9】
前記底部模様画面にn個のパラメーターにそれぞれ対応する入力制御部を表示するステップは、nが項目数の閾値より大きくないとき、前記底部模様画面にn個のパラメーターにそれぞれ対応する入力制御部を表示するステップを含み、前記パラメーターは前記入力制御部に1つずつ対応することを特徴とする請求項8に記載の情報入力方法。
【請求項10】
前記第一指令は目標対象のストレージパスを選択する指令であり、前記目標対象は前記現在のユーザーインターフェースに表示されている対象であることを特徴とする請求項1に記載の情報入力方法。
【請求項11】
前記第一情報は、連絡先情報、日程情報、メモ情報、タイムトライアル情報、パス情報またはメール情報のうち少なくとも一種を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報入力方法。
【請求項12】
第一指令を受信するとき底部模様画面を表示する画面表示モジュールであって、前記第一指令は端末が第一情報を受信する状態になるように指示するものであり、前記底部模様画面は現在のユーザーインターフェース上に表示されているフローティングページであり、前記底部模様画面の面積は前記現在のユーザーインターフェースの面積より小さい画面表示モジュールと、
前記底部模様画面に第一入力制御部を表示する制御部表示モジュールと、
前記第一入力制御部が触発するとき、入力信号により端末に第一情報を入力する情報入力モジュールであって、前記入力信号は前記端末のセンサーにより前記端末に入力する信号である情報入力モジュールとを含むことを特徴とする情報入力装置。
【請求項13】
前記情報入力装置は第一変換モジュールと第二変換モジュールを更に含み、
前記第一変換モジュールは、第二指令を受信するとき前記底部模様画面をフルスクリーン模様画面に変換し、前記フルスクリーン模様画面の面積は前記現在のユーザーインターフェースの面積と同一であり、前記第二指令は前記底部模様画面が所定の操作指令を受信するときそれを触発させる指令であり、
前記第二変換モジュールは第三指令を受信するとき前記底部模様画面を縮小模様画面に変換し、前記縮小模様画面の面積は前記底部模様画面の面積より小さいことを特徴とする請求項12に記載の情報入力装置。
【請求項14】
前記情報入力装置は実施モジュールを更に含み、前記実施モジュールは、
前記フルスクリーン模様画面にm個の第二入力制御部を表示するステップであって、前記第二入力制御部は前記第一入力制御部と異なっている制御部であり、mは正整数であるステップと、
前記第二入力制御部は入力される第二情報を受信するとき、前記第二情報を前記端末に記憶させるステップとを実施することにも用いられることを特徴とする請求項13に記載の情報入力装置。
【請求項15】
前記実施モジュールは、
前記下向きスライド指令を受信するステップであって、前記下向きスライド指令は前記フルスクリーン模様画面の上部フレームに対してドラッグダウン操作をするとき形成される指令であるステップと、
前記下向きスライド指令に対応するスライド距離が第一閾値より小さくなくかつ第二閾値より小さいとき、前記フルスクリーン模様画面を前記底部模様画面に変換するステップと、
前記下向きスライド指令に対応するスライド距離が第二閾値より小さくないとき、前記フルスクリーン模様画面を前記縮小模様画面に変換するステップとを実施することにも用いられることを特徴とする請求項14に記載の情報入力装置。
【請求項16】
前記実施モジュールは、前記縮小模様画面に記憶制御部を表示するステップと、前記記憶制御部が触発するとき前記第一情報を記憶させるステップとを実施することにも用いられることを特徴とする請求項13に記載の情報入力装置。
【請求項17】
前記実施モジュールは、
前記上向きスライド指令を受信するステップであって、前記上向きスライド指令は前記縮小模様画面の上部フレームに対してドラッグアップ操作をするとき形成される指令であるステップと、
前記上向きスライド指令に対応するスライド距離が第三閾値より小さくなくかつ第四閾値より小さいとき、前記縮小模様画面を前記底部模様画面に変換するステップと、
前記上向きスライド指令に対応するスライド距離が第四閾値より小さくないとき、前記縮小模様画面を前記フルスクリーン模様画面に変換するステップとを実施することにも用いられることを特徴とする請求項16に記載の情報入力装置。
【請求項18】
前記第一変換モジュールは、前記底部模様画面にフルスクリーン模様ボタンを表示するステップと、前記フルスクリーン模様ボタンが触発するとき、前記底部模様画面を前記フルスクリーン模様画面に変換するステップとを実施することにも用いられることを特徴とする請求項13に記載の情報入力装置。
【請求項19】
処理装置と、前記処理装置に接続される記憶装置と、前記記憶装置に記憶されているプログラム指令とを含み、前記処理装置が前記プログラム指令を実行することにより請求項1~11のうちいずれか一項に記載の情報入力方法を実施する端末。
【請求項20】
プログラム指令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記プログラム指令が前記処理装置に実行されることにより請求項1~11のうちいずれか一項に記載の情報入力方法を実施するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願への相互参照)
本出願は、2019年8月30日に中国専利局(特許庁に相当する)に提出し、出願番号が201910815339.Xであり、発明の名称が「情報入力方法、装置、端末及び記憶媒体」である中国特許出願の優先権を出張し、かつその中国特許出願の全文の内容を本出願に組み込む。
【0002】
本発明は、コンピュータの技術分野に属し、特に、情報入力方法、装置、端末及び記憶媒体に関するものである。
【背景技術】
【0003】
携帯端末が情報を記録する能力がますます増加している。使用者は日常の生活において携帯端末により所定の対象に対応しかつ記録の価値がある情報を記録する。
【0004】
例えば、端末に新しい連絡先(person to contact)の情報を入力するとき、端末にはフルスクリーン模様のユーザーインターフェースが表示される。前記ユーザーインターフェースは、名前、電話番号、メールアドレス、会社名称、職位、注釈またはグループ等を設定するインプットボックス(Input Box)を含むことができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施例において情報入力方法、装置、端末及び記憶媒体を提供し、それらの技術的特徴はつぎのとおりである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の例示において情報入力方法を提供する。前記情報入力方法は、
第一指令を受信するとき底部模様画面を表示するステップであって、前記第一指令は端末が第一情報を受信する状態になるように指示するものであり、前記底部模様画面は現在のユーザーインターフェース上に表示されているフローティングページであり、前記底部模様画面の面積は前記現在のユーザーインターフェースの面積より小さいステップと、
前記底部模様画面に第一入力制御部を表示するステップと、
前記第一入力制御部が触発するとき、入力信号により第一情報を入力するステップであって、前記入力信号は前記端末のセンサーにより前記端末に入力する信号であるステップとを含む。
【0007】
本発明の例示において情報入力装置を提供する。前記情報入力装置は、
第一指令を受信するとき底部模様画面を表示する画面表示モジュールであって、前記第一指令は端末が第一情報を受信する状態になるように指示するものであり、前記底部模様画面は現在のユーザーインターフェース上に表示されているフローティングページであり、前記底部模様画面の面積は前記現在のユーザーインターフェースの面積より小さい画面表示モジュールと、
前記底部模様画面に第一入力制御部を表示する制御部表示モジュールと、
前記第一入力制御部が触発するとき、入力信号により端末に第一情報を入力する情報入力モジュールであって、前記入力信号は前記端末のセンサーにより前記端末に入力する信号である情報入力モジュールとを含む。
【0008】
本発明の例示において端末を提供する。前記端末は処理装置と記憶装置を含み、前記記憶装置には少なくとも1つの指令が記憶されており、前記指令を前記処理装置に送信して実行することにより本発明の実施例に係る前記情報入力方法を実施することができる。
【0009】
本発明の例示においてコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体には少なくとも1つの指令が記憶されており、前記指令を前記処理装置に送信して実行することにより本発明の実施例に係る前記情報入力方法を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
以下、本発明の実施例に係る技術的事項をより詳細に説明するため、本発明の実施例において用いる図面を簡単に説明する。注意されたいことは、下記図面は本発明の実施例に係る図面の例示にしか過ぎないものであり、この技術分野の技術者は創造的な研究をしなくても下記図面により他の図面を想到することができ、それらがあっても本発明に含まれることは勿論である。
図1】本発明の実施例に係る底部模様画面を示す図である。
図2】本発明の例示に係る端末の構造を示すブロックダイアグラムである。
図3】本発明の例示に係る情報入力方法を示す流れ図である。
図4図3の実施例に係る情報入力過程を示す図である。
図5】本発明の他の実施例に係る情報入力方法を示す流れ図である。
図6図5の実施例に係るフルスクリーン模様画面が表示されていることを示す図である。
図7図5の実施例に係る縮小模様画面を示す図である。
図8図5の実施例において縮小模様画面が消されることを示す図である。
図9図5の実施例において固定区域の変換方法により底部模様画面を変換することを示す図である。
図10図5の実施例において自由区域の変換方法により底部模様画面を変換することを示す図である。
図11図5の実施例において日程の新規作成をすることを示す図である。
図12図5の実施例においてメモの新規作成をすることを示す図である。
図13図5の実施例においてタイムトライアルの設定をすることを示す図である。
図14図5の実施例においてターゲットパスを選択することを示す図である。
図15】本発明の例示に係る情報入力装置の構造を示すブロックダイアグラムである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の目的、技術的事項及び発明の効果をより詳細に説明するため、以下、図面により本発明の実施例に係る技術的事項をより詳細に説明する。
【0012】
本発明の実施例に係る図面を説明するとき、特別な説明がない限り、図面中の同様の符号は同一であるか或いは類似する要素を指す。以下、本発明の好適な実施例を説明するが、下記好適な実施例は、本発明の例示にしか過ぎないものであり、本発明のすべての実施例を指すものでない。すなわち、本発明は、下記好適な実施例だけでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内のあらゆる実施例を含むことができる。
【0013】
本発明の実施例において、「第一」、「第二」という用語を用いる目的は複数の事項を区別することにあり、各事項の重要性を明示するか或いは暗示する意図はない。本発明の実施例において、特別な説明がない限り、「接続」、「連結」という用語の意味を広義に解する必要がある。例えば、固定連結されるということは、着脱可能に連結される或いは一体に連結されるか或いは機械的に連結されるか或いは電気接続されるか或いは間接部品により間接的に連結されることを意味することができる。この技術分野の技術者は本発明の具体的な事項により各用語の意味を適切に理解することができる。本発明の実施例において、特別な説明がない限り、「複数」という用語は2個または2個以上を意味する。「と/或いは」という用語は3つの関係を意味する。例えば、「Aと/或いはB」という用語は、Aのみが存在するか或いはAとBが同時に存在するか或いはBのみが存在することを意味することができる。「/」という符号はその符号の前後に存在する複数の事項が「AまたはB」、「A或いはB」に存在することを意味する。
【0014】
本発明の実施例において下記技術的事項、すなわち情報入力方法を提供する。前記情報入力方法は、
第一指令を受信するとき底部模様画面を表示するステップであって、前記第一指令は端末が第一情報を受信する状態になるように指示するものであり、前記底部模様画面は現在のユーザーインターフェース(user interface)上に表示されているフローティングページ(Floating page)であり、前記底部模様画面の面積は前記現在のユーザーインターフェースの面積より小さいステップと、
前記底部模様画面に第一入力制御部を表示するステップと、
前記第一入力制御部が触発するとき、入力信号により第一情報を入力するステップであって、前記入力信号は前記端末のセンサーにより前記端末に入力する信号であるステップとを含む。
【0015】
前記底部模様画面を表示した後、前記情報入力方法は、
第二指令を受信するとき前記底部模様画面をフルスクリーン(fullscreen)模様画面に変換するステップであって、前記フルスクリーン模様画面の面積は前記現在のユーザーインターフェースの面積と同一であり、前記第二指令は前記底部模様画面が所定の操作指令を受信するときそれを触発させる指令であるステップ、または
第三指令を受信するとき前記底部模様画面を縮小模様画面に変換するステップであって、前記縮小模様画面の面積は前記底部模様画面の面積より小さいステップを更に実施する。
【0016】
前記底部模様画面をフルスクリーン模様画面に変換した後、前記情報入力方法は、
前記フルスクリーン模様画面にm個の第二入力制御部を表示するステップであって、前記第二入力制御部は前記第一入力制御部と異なっている制御部であり、mは正整数であるステップと、
前記第二入力制御部は入力される第二情報を受信するとき、前記第二情報を前記端末に記憶させるステップとを更に実施する。
【0017】
前記底部模様画面をフルスクリーン模様画面に変換した後、前記情報入力方法は、
前記下向きスライド指令を受信するステップであって、前記下向きスライド指令は前記フルスクリーン模様画面の上部フレームに対してドラッグダウン操作をするとき形成される指令であるステップと、
前記下向きスライド指令に対応するスライド距離が第一閾値より小さくなくかつ第二閾値より小さいとき、前記フルスクリーン模様画面を前記底部模様画面に変換するステップと、
前記下向きスライド指令に対応するスライド距離が第二閾値より小さくないとき、前記フルスクリーン模様画面を前記縮小模様画面に変換するステップとを更に実施する。
【0018】
前記底部模様画面を縮小模様画面に変換した後、前記情報入力方法は、
前記縮小模様画面に記憶制御部を表示するステップと、
前記記憶制御部が触発するとき前記第一情報を記憶させるステップとを更に実施する。
【0019】
前記底部模様画面を縮小模様画面に変換した後、前記情報入力方法は、
前記上向きスライド指令を受信するステップであって、前記上向きスライド指令は前記縮小模様画面の上部フレームに対してドラッグアップ操作をするとき形成される指令であるステップと、
前記上向きスライド指令に対応するスライド距離が第三閾値より小さくなくかつ第四閾値より小さいとき、前記縮小模様画面を前記底部模様画面に変換するステップと、
前記上向きスライド指令に対応するスライド距離が第四閾値より小さくないとき、前記縮小模様画面を前記フルスクリーン模様画面に変換するステップとを更に実施する。
【0020】
前記第二指令を受信するとき前記底部模様画面をフルスクリーン模様画面に変換するステップは、
前記底部模様画面にフルスクリーン模様ボタンを表示するステップと、
前記フルスクリーン模様ボタンが触発する(すなわちそれがクリックされる)とき、前記底部模様画面を前記フルスクリーン模様画面に変換するステップとを含む。
【0021】
第一指令を受信するとき底部模様画面を表示するステップは、
前記第一情報を入力する指令を受信するとき、前記第一情報において編集回数がもっとも多い前のn個のパラメーターを獲得するステップであって、nは正整数であるステップと、
前記底部模様画面を表示するステップと、
前記底部模様画面にn個のパラメーターにそれぞれ対応する入力制御部を表示するステップとを含む。
【0022】
前記底部模様画面にn個のパラメーターにそれぞれ対応する入力制御部を表示するステップは、nが項目数の閾値より大きくないとき、前記底部模様画面にn個のパラメーターにそれぞれ対応する入力制御部を表示するステップを含む。前記パラメーターは前記入力制御部に1つずつ対応する。
【0023】
前記第一指令は目標対象のストレージパス(Storage Path)を選択する指令であり、前記目標対象は前記現在のユーザーインターフェースに表示されている対象である。
【0024】
前記第一情報は、連絡先情報、日程情報、メモ情報、タイムトライアル情報、パス情報またはメール情報のうち少なくとも一種を含むことができる。
【0025】
本発明の実施例において、第一指令を受信するとき底部模様画面を表示する。前記第一指令は端末が第一情報を受信する状態になるように指示するものであり、底部模様画面は現在のユーザーインターフェース上に表示されているフローティングページであり、底部模様画面の面積は前記現在のユーザーインターフェースの面積より小さい。底部模様画面に第一入力制御部を表示し、第一入力制御部が触発するとき、入力信号により第一情報を入力する。入力信号は端末のセンサーにより端末に入力する信号である。端末は現在のユーザーインターフェースに底部模様画面を表示し、底部模様画面において端末に情報を入力することができる。それにより、本発明は情報を入力する効率を向上させ、使用者は重要な情報を端末に迅速に入力することができる。
【0026】
本発明の実施例に係る事項を容易に理解してもらうため、本発明の実施例において用いる複数の名詞を説明する。
【0027】
底部模様画面は現在のユーザーインターフェース上のフローティングページに表示されているものであり、前記底部模様画面の面積は前記現在のユーザーインターフェースの面積より小さい。本発明の実施例において、前記底部模様画面は端末が第一指令を受信するとき表示される。本発明の実施例に係る表示方法において、前記底部模様画面は、現在のユーザーインターフェースの底部を覆うが、現在のユーザーインターフェースの上半分(top half)を覆わない。
【0028】
底部模様画面に動画効果を表示し、前記動画効果は下から上にポップアップ(pop-up)するか或いはフェード(Fade)する動画効果であることができる。
【0029】
図1を参照すると、図1は本発明の実施例に係る底部模様画面を示す図である。図1は底部模様画面110と底部模様画面120を含む。底部模様画面110は入力用キーボードが含まれている底部模様画面の表示状態であり、底部模様画面120は入力用キーボードが含まれていない底部模様画面の表示状態である。図1において、底部模様画面110は現在のユーザーインターフェース100上に表示されているフローティングページであり、底部模様画面110は現在のユーザーインターフェース100の下半分の内容を覆う。注意されたいことは、底部模様画面120も現在のユーザーインターフェース100の一部分の内容を覆う。図1において、現在のユーザーインターフェース100が連絡先のインターフェース、すなわちアドレスブック(address book)のインターフェースであるとき、底部模様画面110と底部模様画面120はいずれも新規連絡先のインターフェースであることができる。
【0030】
第一情報は底部模様画面により端末に入力される情報である。本発明の実施例において、前記第一情報は、連絡先情報、日程情報、メモ情報、タイムトライアル情報、パス情報またはメール情報のうち少なくとも一種を含むことができる。
【0031】
第一情報が連絡先情報であるとき、底部模様画面は連絡先の新規作成または編集に用いられることができる。
【0032】
第一情報が日程情報であるとき、底部模様画面は行程の新規作成、編集または日程の新規作成に用いられることができる。
【0033】
第一情報がメモ情報であるとき、底部模様画面はメモ情報の新規作成または編集に用いられることができる。
【0034】
本発明の実施例に係る情報入力方法は端末に用いられ、前記端末は表示パネルを具備しかつ情報入力機能を具備している端末であることができる。端末は、携帯電話、タブレットコンピュータ、デジタルカメラ、MP4プレーヤー、MP5プレーヤー、マシンラーニング(machine learning)、リーディングマシン(reading machine)、イーブック(e-book)、電子辞書(Electronic dictionary)または車内端末等であることができる。
【0035】
図2を参照すると、図2は本発明の例示に係る端末の構造を示すブロックダイアグラム(block diagram)である。図2に示すとおり、前記端末は、処理装置220、記憶装置240及び表示パネル260を含む。前記記憶装置240には少なくとも1つの指令が記憶され、前記指令を前記処理装置240に送信して実行することにより本発明の実施例に係る前記情報入力方法を実施することができる。前記表示パネル260は処理装置の処理によって形成される画像データを表示する。
【0036】
本発明の実施例において、端末200は情報入力機能を具備している電子装置である。端末200が第一指令を受信するとき、端末200は底部模様画面を表示することができる。前記第一指令は端末が第一情報を受信する状態になるように指示するものであり、底部模様画面は現在のユーザーインターフェース上に表示されているフローティングページであり、底部模様画面の面積は現在のユーザーインターフェースの面積より小さい。端末200は前記底部模様画面に第一入力制御部を表示することができる。第一入力制御部が触発するとき、端末200は入力信号により第一情報を入力し、入力信号は端末のセンサーにより端末に入力される信号である。
【0037】
処理装置220は1個または複数個のプロセッサコア(processor cores)を含むことができる。処理装置220はいろいろなインターフェースと回路により端末200内の各部分に接続され、処理装置220は、記憶装置240内の指令、プログラム、コード集合(code set)または指令集合を実行するか或いは実施することと、記憶装置240内のデータを引用することとにより、端末200の各機能を実施するとともにデータを処理することができる。処理装置220は、デジタル信号処理(Digital Signal Processing、DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)、プログラム可能論理列(Programmable Logic Array、PLA)のうち少なくとも一種を採用するハードウェアにより実施されることができる。処理装置220は、中央演算処理装置(Central Processing Unit、CPU)、グラフィック処理装置(Graphics Processing Unit、GPU)及びモデム(modem)のうちいずれか一種であるか或いは複数の組合せであることができる。CPUは、主として、オペレーティングシステム(operating system)、ユーザーインターフェース及びアプリケーションプログラム(application program)を制御し、GPUは表示パネルに表示される内容のリゾート(Render)と表示を制御し、モデムは無線通信を担当する。前記モデムは、前記処理装置220に集積されず、1つのチップで構成されることができる。
【0038】
記憶装置240はランダムアクセスメモリー(random access memory、RAM)を含むか或いはリードオンリーメモリー(Read-Only Memory、ROM)を含むことができる。記憶装置240は非臨時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体(non-transitory computer-readable storage medium)を含む。記憶装置240は、指令、プログラム、コード、コード集合または指令集合を記憶させることに用いられる。記憶装置240はプログラム記憶区域とデータ記憶区域を含むことができる。プログラム記憶区域は、オペレーティングシステムの実行に用いられる指令、少なくとも1つの機能の実現に用いられる指令(例えばタッチ制御機能、音声再生機能、画像再生機能等)、各実施例の方法の実施に用いられる指令等を記憶する。データ記憶区域は本発明の各実施例に係るデータ等を記憶する。
【0039】
表示パネル260は処理装置220が記憶装置240から獲得しかつリゾートが実施された画像データを表示する。本発明の実施例において、処理装置220はゾートが実施された画像フレーム(image frame)をバッファリングキュー(buffering queue)に配列させ、表示パネル260はバッファリングキュー中の画像フレームの順により画像フレームを順に表示する。
【0040】
図3を参照すると、図3は本発明の例示に係る情報入力方法を示す流れ図である。前記情報入力方法は図2の端末により実施されることができる。図3に示すとおり、前記情報入力方法は第一指令を受信するとき底部模様画面を表示するステップ310を含む。そのステップにおいて、前記第一指令は端末が第一情報を受信する状態になるように指示するものであり、前記底部模様画面は現在のユーザーインターフェース上に表示されているフローティングページであり、前記底部模様画面の面積は前記現在のユーザーインターフェースの面積より小さい。
【0041】
本発明の実施例において、端末が正常に作動するとき、端末はアプリケーションプログラムを起動させることにより所定の操作をするか或いは、端末は、ホームページ(システムページともいう)、設置ページ、ノーティフィケーションバー(notification bar)ページまたはネガティブスクリーン(Negative screen)等のユーザーインターフェースにより所定の機能を提供することができる。現在端末に表示されているユーザーインターフェースを現在のユーザーインターフェースと総称する。
【0042】
現在のユーザーインターフェースが端末に表示されているとき、端末は第一指令を受信したかを検出する。前記第一指令は端末が第一情報を受信する状態になるように指示するものである。注意されたいことは、第一情報は底部模様画面において端末に情報を入力するように指示するものである。
【0043】
本発明の実施例において、第一指令は使用者が現在のユーザーインターフェース中の所定のタッチ制御部をクリックすることにより触発する指令であることができる。例えば、現在のユーザーインターフェースが図1に示されている現在のユーザーインターフェース100であるとき、所定のタッチ制御部は入口制御部101であることができる。その場合、使用者が「十」形のタッチ制御部101をクリックすることにより第一指令を触発させることができる。
【0044】
他の実施例において、第一指令は使用者が音声アシスタント(Voice assistant)で入力した音声により触発する指令であることもできる。例えば、端末の音声アシスタントがアクティブ状態(Active state)になっているとき、その音声アシスタントに「新規連絡先を作成する」という音声を入力することにより第一指令を触発させることができる。
【0045】
他の実施例において、第一指令は情報担体(Information Carrier)が選択されることにより触発する指令であることもできる。注意されたいことは、情報担体は、イメージ、文字パラグラフ、メモまたは音声セグメント(segment)のうち少なくとも一種のマルチメディアファイル(Multimedia files)であることもできる。本実施例において、情報担体は、名前、電話番号または日程等の情報を含むことができる。例えば、1つのイメージは名前と電話番号を含み、端末は使用者が前記イメージを長く押すことを検出すると、その操作により第一指令を触発させる。
【0046】
本発明の実施例において、端末は第一指令を受信するとき底部模様画面を表示する。
【0047】
ステップ320において、底部模様画面に第一入力制御部を表示する。
【0048】
本発明の実施例において、端末は底部模様画面に第一入力制御部を表示することができる。
【0049】
注意されたいことは、第一入力制御部は底部模様画面に第一情報を入力することに用いられる。第一情報の数量は1個であるか或いは複数個であることができる。例えば、図1に示される底部模様画面120において、第一情報の数量は2個であり、2個の第一情報は名前と番号にそれぞれ対応する。その場合、端末は底部模様画面120に2個の第一入力制御部を表示し、その2個の第一入力制御部により名前と番号に対応する入力を受信することができる。
【0050】
ステップ330において、第一入力制御部が触発するとき、入力信号により第一情報を入力する。入力信号は端末のセンサーにより端末に入力する信号である。
【0051】
本発明の実施例において、端末は第一入力制御部が触発するとき入力信号により第一情報を入力する。前記入力信号は端末のセンサーにより端末に入力する信号である。入力信号は、タッチ信号、音声信号または画像信号のうち少なくとも一種である。
【0052】
本発明の実施例において、第一情報は仮想キーボード(virtual keyboard)で入力するものことができる。その場合、入力信号は仮想キーボード上の仮想キーがクリックされるとき形成される信号である。使用者が仮想キーボード上の仮想キーをクリックするとき形成される信号により、端末は第一入力制御部に既に入力する第一情報を表示することができる。
【0053】
他の実施例において、第一情報は音声ボタンで入力するものことができる。その場合、入力信号は使用者が話すことにより入力する音声情報である。端末は、使用者の音声情報を受信するとともにその音声情報を認識し、かつ認識によって形成された文字データを第一入力制御部に表示することができる。
【0054】
他の実施例において、第一情報はイメージの特徴により入力するものことができる。その場合、入力信号は所定のイメージに対してイメージ認識をすることにより形成される文字データである。端末は、イメージを受信するとともにそのイメージを認識し、かつ認識によって形成された文字データを第一入力制御部に表示することができる。
【0055】
図4を参照すると、図4図3の実施例に係る情報入力過程を示す図である。図4において、端末はまずフルスクリーン表示状態で現在のユーザーインターフェース100を表示し、入口制御部101がクリックされるとき、現在のユーザーインターフェース100の上方には底部模様画面110が表示される。底部模様画面110の第一行は第一入力制御部102であり、底部模様画面110は第一入力制御部103を更に含む。端末は底部模様画面110に仮想キーボード104を表示する。第一入力制御部102と第一入力制御部103に情報が入力されないとき、保存制御部105は選択不可能な状態になるとともに灰色に表示される。第一入力制御部102と第一入力制御部103に情報が入力されるとき、保存制御部105は選択可能な状態になるとともに黒色またはカラーに表示される。使用者が仮想キーボード104を使用しないとき、使用者は格納ボタン(Stow button)106をクリックすることにより仮想キーボード104を格納することができる。端末は、格納ボタン106がクリックされることを検出すると、仮想キーボード104を格納するとともに底部模様画面110の表示面積を増加させることにより底部模様画面120を表示する。注意されたいことは、スクリーンに表示される底部模様画面120の高さは底部模様画面110の高さより低い。底部模様画面120中の保存制御部105が触発するとき、端末は第一入力制御部102中の名前情報と第一入力制御部103中の番号情報を新規連絡先として保存する。図4中の新規連絡先は連絡先107であることができる。
【0056】
本発明の実施例において、底部模様画面110と底部模様画面120に付加設定ボタン130を更に表示することができる。使用者が付加設定ボタン130をクリックするとき、使用者は連絡先の付加情報を更に入力することができる。
【0057】
本発明の実施例において、底部模様画面110の高さを随意に設定することができる。本発明の実施例において、底部模様画面110の最大高さは1962pxであることができる。
【0058】
以上のとおり、本発明の実施例において、第一指令を受信するとき底部模様画面を表示する。前記第一指令は端末が第一情報を受信する状態になるように指示するものであり、底部模様画面は現在のユーザーインターフェース上に表示されているフローティングページであり、底部模様画面の面積は現在のユーザーインターフェースの面積より小さい。つぎに、底部模様画面に第一入力制御部を表示し、第一入力制御部が触発するとき、入力信号により第一情報を入力する。入力信号は端末のセンサーにより端末に入力する信号である。端末は現在のユーザーインターフェースに底部模様画面を表示し、底部模様画面において端末に情報を入力することができる。それにより、本発明は情報を入力する効率を向上させ、使用者は重要な情報を端末に迅速に入力することができる。
【0059】
本発明の実施例において、端末はいろいろな操作により底部模様画面を他の模様画面に変換することができる。具体的なことは下記実施例を参照することができる。
【0060】
図5を参照すると、図5は本発明の他の実施例に係る情報入力方法を示す流れ図である。前記情報入力方法を前記端末に用いることができる。図5に示すとおり、前記情報入力方法は、前記第一情報を入力する指令を受信するとき、前記第一情報において編集回数がもっとも多い前のn個のパラメーターを獲得するステップ511を含む。そのステップにおいて、nは正整数である。
【0061】
本発明の実施例において、端末は、第一情報を入力する指令を受信するとき、第一情報の従来の編集回数を獲得する。注意されたいことは、前記従来の編集回数は使用者のプライバシー(Privacy)に係るおそれがある。したがって、端末が従来の編集回数を獲得するとき、使用者に請求を送信する必要がある。使用者が端末が従来の編集回数を獲得しようとする請求を許可すると、端末は従来の編集回数を獲得することができる。
【0062】
本発明の実施例において、従来の編集回数は各対象のパラメーターが編集される回数の総和を指すことができる。下記表一を参照すると、表一中の対象は連絡先であり、パラメーターは、名前、番号、会社及びインスタントメッセージングアカウントの従来の編集回数である。
【0063】
【表1】
【0064】
表一に記載されている新規連絡先において、端末が獲得した名前、番号、会社及びインスタントメッセージングアカウントの従来の編集回数はそれぞれ、320、315、180及び296である。nが2である場合、端末は2つのパラメーターすなわち名前と番号を獲得する。
【0065】
端末が表一に記載されているデータを使用し続ける場合、後の所定のタイミングにおいて従来の編集回数を再び読み出す。従来の編集回数は表二に記載されている。
【0066】
【表2】
【0067】
表二のデータにより分かるように、端末がデータを使用し続け、使用者が連絡先の新規作成をするとき、通常、名前とインスタントメッセージングアカウントを関連させる。表二に記載されている従来の編集回数により分かるように、従来の編集回数において前の2つは名前とインスタントメッセージングアカウントである。
【0068】
ステップ512において、底部模様画面を表示する。
【0069】
本発明の実施例において、端末は底部模様画面を表示する。
【0070】
ステップ513において、底部模様画面にn個のパラメーターにそれぞれ対応する入力制御部を表示する。
【0071】
本発明の実施例において、端末は底部模様画面にn個のパラメーターにそれぞれ対応する入力制御部を表示する。注意されたいことは、nは前記ステップにおいて獲得したパラメーターである。
【0072】
例えば、n個のパラメーターがステップ511中の表一に表示されるデータにより獲得するパラメーターである場合、n個のパラメーターにそれぞれ対応する入力制御部は名前に対応する入力制御部と番号に対応する入力制御部であることができる。
【0073】
例えば、n個のパラメーターがステップ511中の表二に表示されるデータにより獲得するパラメーターである場合、n個のパラメーターにそれぞれ対応する入力制御部は名前に対応する入力制御部とインスタントメッセージングアカウント(Instant messaging account)に対応する入力制御部であることができる。
【0074】
本発明の実施例において、nが項目数の閾値より大きくないとき、底部模様画面にn個のパラメーターにそれぞれ対応する入力制御部を表示する。各パラメーターは各入力制御部に1つずつ対応する。
【0075】
注意されたいことは、底部模様画面を設計する目的は使用者の入力情報の軽量化を実現することにあり、前記底部模様画面が提供する空間には限度がある。項目数の閾値により底部模様画面に入力制御部を表示するとき、端末は入力制御部の数量を判断する必要がある。入力されるパラメーターの数量nが項目数の閾値より大きくない場合、端末は底部模様画面にn個のパラメーターにそれぞれ対応する入力制御部を表示することができる。
【0076】
本発明の実施例において、底部模様画面にn個のパラメーターにそれぞれ対応する入力制御部を表示する方法において、端末にインストールされるアプリケーションも底部模様画面の機能を用い、インタラクティブ性能がよい機能を外部のアプリケーションに用いることができる。
【0077】
ステップ520において、第二指令を受信するとき底部模様画面をフルスクリーン模様画面に変換する。
【0078】
本発明の実施例において、フルスクリーン模様画面の面積は現在のユーザーインターフェースの面積と同一であり、第二指令は底部模様画面が所定の操作指令を受信するときそれを触発させる指令である。
【0079】
本発明の実施例において、第二指令は、底部模様画面の上部区域が上へスライドし、かつスライドの距離が上向きスライド距離の閾値を超えるとき形成されるものである。上向きスライド距離の閾値は端末に予め設定される数値であることができる。上向きスライド距離の閾値は150pxであることができる。
【0080】
注意されたいことは、端末は第二指令を受信するとき底部模様画面をフルスクリーン模様画面に変換する。底部模様画面をフルスクリーン模様画面に変換するとき、端末はいろいろな動画効果により底部模様画面をフルスクリーン模様画面に変換することができる。底部模様画面をフルスクリーン模様画面に変換する方法において、端末が提供した動画効果は下から上にポップアップする動画効果であることができる。
【0081】
本発明の実施例において、底部模様画面にフルスクリーン模様ボタンを更に表示することができる。フルスクリーン模様ボタンが触発する(すなわちそれがクリックされる)とき、底部模様画面はフルスクリーン模様画面に変換される。
【0082】
図6を参照すると、図6図5の実施例に係るフルスクリーン模様画面が表示されることを示す図である。図6において、底部模様画面110中のフルスクリーン模様ボタン108がクリックされるとき、底部模様画面110はフルスクリーン模様画面130に変換される。
【0083】
図6において、底部模様画面110をフルスクリーン模様画面130に変換する他の方法において、底部模様画面110の上部区域109が上へスライドしかつスライドの距離が上向きスライド距離の閾値150pxを超えるとき、端末は現在のユーザーインターフェース100の上層にフルスクリーン模様画面130を表示する。
【0084】
本発明の実施例において、底部模様画面110の上部区域109が上へスライドしかつスライドの距離が上向きスライド距離の閾値150pxを超えるとき、底部模様画面110の仮想キーボードを隠蔽し、動画効果によりフルスクリーン模様画面130を展開することができる。フルスクリーン模様画面130が展開されるとき、既に入力された第一情報を保留し、かつ他の部分を展開することにより使用者が情報を入力するようにする。
【0085】
ステップ521において、フルスクリーン模様画面にm個の第二入力制御部を表示する。第二入力制御部は第一入力制御部と異なっている制御部であり、mは正整数である。
【0086】
本発明の実施例において、端末はフルスクリーン模様画面にm個の第二入力制御部を表示することができる。第二入力制御部は第一入力制御部と異なっている制御部である。他の実施例において、第二入力制御部の機能は第一入力制御部の機能に類似し、第二入力制御部と第一入力制御部はいずれも使用者が情報を獲得するようにするものである。相違点は、底部模様画面に表示されている入力制御部は第一入力制御部であり、フルスクリーン模様画面に表示されている入力制御部は第二入力制御部であることにある。
【0087】
図6に示す例示において、名前と携帯電話が位置している2行に対応する入力制御部は第一入力制御部である。名前の表音式表記(PINYIN)、会社、職位、仕事、誕生日、ソーシャルソフトウエア(Social Software)及びコネクテッドパーソン(connected person)にそれぞれ対応する入力制御部は第二入力制御部である。
【0088】
ステップ522において、第二入力制御部は入力される第二情報を受信するとき、第二情報を端末に記憶させる。
【0089】
本発明の実施例において、端末はフルスクリーン模様画面において再び入力する第二情報を端末に記憶させる。図6に示される例示において、第二情報は、名前の表音式表記、会社、職位、仕事、誕生日、ソーシャルソフトウエア及びコネクテッドパーソンを含む。
【0090】
ステップ523において、下向きスライド指令を受信する。下向きスライド指令はフルスクリーン模様画面の上部フレームに対してドラッグダウン操作をするとき形成される指令である。
【0091】
本発明の実施例において、フルスクリーン模様画面の上部フレームに対してドラッグダウン操作をするとき、下向きスライド指令を形成する。
【0092】
ステップ524において、下向きスライド指令に対応するスライド距離が第一閾値より小さくなくかつ第二閾値より小さいとき、フルスクリーン模様画面を底部模様画面に変換する。
【0093】
本発明の実施例において、下向きスライド指令に対応するスライド距離が第一閾値より小さくなくかつ第二閾値より小さいとき、端末はフルスクリーン模様画面を底部模様画面に変換する。
【0094】
本発明の実施例において、第一閾値と第二閾値は所定の比例を有している数値であることができる。例えば、第二閾値は第一閾値のk倍であることができる。kは1より大きい整数である。
【0095】
本発明の実施例において、第二閾値は第二閾値より大きい。
【0096】
ステップ525において、下向きスライド指令に対応するスライド距離が第二閾値より小さくないとき、フルスクリーン模様画面を縮小模様画面に変換する。
【0097】
本発明の実施例において、縮小模様画面の面積は底部模様画面の面積より小さい。本発明の実施例において、縮小模様画面は底部模様画面の上部区域であることができる。例えば、図6に示される例において、底部模様画面110の上部区域に縮小模様画面を表示することができる。
【0098】
ステップ530において、第三指令を受信するとき、前記底部模様画面を縮小模様画面に変換する。
【0099】
本発明の実施例において、縮小模様画面の面積は底部模様画面の面積より小さい。
【0100】
本発明の実施例において、第三指令は、底部模様画面の上部区域を押すことによりそれが下にスライドする距離が所定の距離を超えるとき触発する指令である。
【0101】
図7を参照すると、図7図5の実施例に係る縮小模様画面を示す図である。図7において、現在のユーザーインターフェース700の新規メール作成ボタン701がクリックされるとき、端末は底部模様画面710を表示する。底部模様画面710の上部区域711がドラッグダウン操作により150px以上移動するとき、底部模様画面710は縮小模様画面720に変換される。
【0102】
本発明の実施例において、現在のユーザーインターフェース700がまず縮小模様画面720を表示するとき、端末は現在のユーザーインターフェース700の縮小模様画面720の付近に提示情報721を表示することができる。前記提示情報721は縮小模様画面720を底部模様画面710に回復させる方法を提示する情報である。例えば、底部模様画面710の提示情報721に「上向きスライド操作を続けてください」という情報を表示することができる。縮小模様画面720は送信制御部722とキャンセル制御部723を含む。
【0103】
ステップ531において、縮小模様画面に記憶制御部を表示する。
【0104】
本発明の実施例において、縮小模様画面には記憶制御部が表示されている。
【0105】
ステップ532において、記憶制御部が触発するとき、第一情報を記憶させる。
【0106】
本発明の実施例において、記憶制御部が触発するとき、第一情報を記憶させる。
【0107】
本発明の実施例において、縮小模様画面には送信制御部が表示されており、送信制御部が触発するとき、端末は第一情報を送信する。
【0108】
ステップ533において、上向きスライド指令を受信する。上向きスライド指令は縮小模様画面の上部フレームに対してドラッグアップ操作をするとき形成される指令である。
【0109】
ステップ534において、上向きスライド指令に対応するスライド距離が第三閾値より小さくなくかつ第四閾値より小さいとき、縮小模様画面を底部模様画面に変換する。
【0110】
本発明の実施例において、第三閾値と第四閾値は所定の比例を有している数値であることができる。例えば、第四閾値は第三閾値のL倍であることができる。Lは1より大きい整数である。
【0111】
本発明の実施例において、第四閾値は第三閾値より大きい。
【0112】
ステップ535において、上向きスライド指令に対応するスライド距離が第四閾値より小さくないとき、縮小模様画面を前記フルスクリーン模様画面に変換する。
【0113】
本発明の実施例において、底部模様画面を表示した後、その底部模様画面を消すこともできる。図8を参照すると、図8図5の実施例において縮小模様画面が消されることを示す図である。図8において、底部模様画面110の上部区域109がドラッグダウン操作により150px以上移動するとき、端末は底部模様画面110を消すとともにフルスクリーン表示状態で現在のユーザーインターフェース100を表示する。
【0114】
本発明の実施例において、固定区域の変換方法と自由区域の変換方法により底部模様画面を他の模様画面に変換することができる。他の模様画面はフルスクリーン模様画面と縮小模様画面を含む。
【0115】
図9を参照すると、図9図5の実施例において固定区域の変換方法により底部模様画面を変換することを示す図である。
【0116】
図9の実施例において、底部模様画面110の上部区域109がドラッグアップ操作により150px以上移動するとき、現在のユーザーインターフェース100の区域191には「この区域において手を離すとフルスクリーン模様に変換される」という提示情報が表示される。使用者が区域191において(ドラッグアップ操作をする)手を離すと、底部模様画面110はフルスクリーン模様画面に変換される。
【0117】
図9の実施例において、底部模様画面110の上部区域109がドラッグダウン操作により150px以上移動するとき、現在のユーザーインターフェース100の区域192には「この区域において手を離すとキャンセルされる」という提示情報が表示される。使用者が区域192において(ドラッグアップ操作をする)手を離すと、底部模様画面110は隠蔽され、フルスクリーン表示状態で現在のユーザーインターフェース100を表示する。
【0118】
図10を参照すると、図10図5の実施例において自由区域の変換方法により底部模様画面を変換することを示す図である。図10の自由区域の変換方法をキャンセルする方法において、端末よりキャンセル用距離閾値を設定することができる。
【0119】
ドラッグ操作による底部模様画面110の上部区域109の移動距離がキャンセル用距離閾値より小さいとき、端末は区域192に「下向きスライドを続けてください」という提示情報を表示する。その場合、使用者が(下向きスライド操作をする)手を離すと、端末は、底部模様画面110を隠蔽し、フルスクリーン表示状態で現在のユーザーインターフェース100を表示する。
【0120】
ドラッグ操作による底部模様画面110の上部区域109の移動距離がキャンセル用距離閾値より小さくないとき、端末は区域192に「手を離してください」という提示情報を表示する。その場合、使用者が手を離すと、端末は底部模様画面110を再び表示する。
【0121】
本発明の実施例において図5の実施例による下記複数の応用場面を更に含むことができる。その場面は、日程を新規作成する場面、メモを新規作成する場面、タイムトライアルを設定する場面及びターゲットパスを選択する場面を含むことができる。以下、本発明の図面によりそれらをそれぞれ説明する。
【0122】
図11を参照すると、図11図5の実施例において日程の新規作成をすることを示す図である。図11において、端末は、底部模様画面1110に第一情報を入力し、底部模様画面1110中の付加設定ボタン1111がクリックされるとき、底部模様画面1110をフルスクリーン模様画面1120に変換する。その場合、使用者はフルスクリーン模様画面1120に第二情報を入力することにより新規日程の情報を完備することができる。
【0123】
図12を参照すると、図12図5の実施例においてメモの新規作成をすることを示す図である。図12において、端末は、底部模様画面1210に第一情報を入力し、底部模様画面1210中の時間設定ボタン1211がクリックされるとき、底部模様画面1210をフルスクリーン模様画面1220に変換する。その場合、使用者はフルスクリーン模様画面1220に第二情報を入力することによりメモの情報を完備することができる。
【0124】
図13を参照すると、図13図5の実施例においてタイムトライアルの設定をすることを示す図である。図13において、端末は底部模様画面1310においてタイムトライアルを設定する。タイムトライアルをフルスクリーン模様に表示するユーザーインターフェース1320と比較してみると、底部模様画面1310にタイムトライアルを表示することにより時間を容易に設定することができる。
【0125】
本発明の実施例に係る底部模様画面の応用場面において、前記底部模様画面は目標対象のストレージパスを選択することにも用いられることができる。前記応用場面において、第一指令は目標対象のストレージパスを選択する指令であり、目標対象は現在のユーザーインターフェースに表示されている対象である。
【0126】
図14を参照すると、図14図5の実施例においてターゲットパスを選択することを示す図である。図14において、端末は底部模様画面1410に使用者が圧縮しようとするファイルのパスを表示する。使用者が選択したパスが所定のパスに適合するとき、端末は底部模様画面1410に完成ボタン1411を表示する。前記完成ボタン1411に「ここに圧縮する」という提示情報を表示することができる。
【0127】
本発明の実施例において、現在のユーザーインターフェースに底部模様画面を表示し、底部模様画面をフルスクリーン模様画面または縮小模様画面に迅速に変換することができるので、端末は現在のユーザーインターフェースを変えなくても、各模様の画面を容易に変換し、情報を迅速に入力し、端末に情報を入力するか或いは端末を設定する効率を向上させることができる。
【0128】
本発明の実施例に係る下記情報入力装置により本発明の実施例に係る情報入力方法を実施することができる。本発明の情報入力装置において説明しない事項は、本発明の情報入力方法中の事項を参照することができる。
【0129】
図15を参照すると、図15は本発明の例示に係る情報入力装置の構造を示すブロックダイアグラムである。前記情報入力装置は、ソフトウェア、ハードウェアまたはその2つの組合せにより実施される端末の全部または一部分になることができる。前記情報入力装置は、
第一指令を受信するとき底部模様画面を表示する画面表示モジュールであって、前記第一指令は端末が第一情報を受信する状態になるように指示するものであり、前記底部模様画面は現在のユーザーインターフェース上に表示されているフローティングページであり、前記底部模様画面の面積は前記現在のユーザーインターフェースの面積より小さい画面表示モジュール1510と、
前記底部模様画面に第一入力制御部を表示する制御部表示モジュール1520と、
前記第一入力制御部が触発するとき、入力信号により端末に第一情報を入力する情報入力モジュールであって、前記入力信号は前記端末のセンサーにより前記端末に入力する信号である情報入力モジュール1530とを含む。
【0130】
本発明の実施例において、前記情報入力装置は第一変換モジュールと第二変換モジュールを更に含むことができる。第一変換モジュールは、第二指令を受信するとき前記底部模様画面をフルスクリーン模様画面に変換する。前記フルスクリーン模様画面の面積は前記現在のユーザーインターフェースの面積と同一であり、前記第二指令は前記底部模様画面が所定の操作指令を受信するときそれを触発させる指令である。第二変換モジュールは第三指令を受信するとき前記底部模様画面を縮小模様画面に変換する。前記縮小模様画面の面積は前記底部模様画面の面積より小さい。
【0131】
本発明の実施例において、前記情報入力装置は実施モジュールを更に含むことができる。実施モジュールは、前記フルスクリーン模様画面にm個の第二入力制御部を表示するステップであって、前記第二入力制御部は前記第一入力制御部と異なっている制御部であり、mは正整数であるステップと、
前記第二入力制御部は入力される第二情報を受信するとき、前記第二情報を前記端末に記憶させるステップとを実施することにも用いられる。
【0132】
本発明の実施例において、前記実施モジュールは、
前記下向きスライド指令を受信するステップであって、前記下向きスライド指令は前記フルスクリーン模様画面の上部フレームに対してドラッグダウン操作をするとき形成される指令であるステップと、
前記下向きスライド指令に対応するスライド距離が第一閾値より小さくなくかつ第二閾値より小さいとき、前記フルスクリーン模様画面を前記底部模様画面に変換するステップと、
前記下向きスライド指令に対応するスライド距離が第二閾値より小さくないとき、前記フルスクリーン模様画面を前記縮小模様画面に変換するステップとを実施することにも用いられる。
【0133】
本発明の実施例において、前記実施モジュールは、前記縮小模様画面に記憶制御部を表示するステップと、前記記憶制御部が触発するとき前記第一情報を記憶させるステップとを実施することにも用いられる。
【0134】
本発明の実施例において、前記実施モジュールは、
前記上向きスライド指令を受信するステップであって、前記上向きスライド指令は前記縮小模様画面の上部フレームに対してドラッグアップ操作をするとき形成される指令であるステップと、
前記上向きスライド指令に対応するスライド距離が第三閾値より小さくなくかつ第四閾値より小さいとき、前記縮小模様画面を前記底部模様画面に変換するステップと、
前記上向きスライド指令に対応するスライド距離が第四閾値より小さくないとき、前記縮小模様画面を前記フルスクリーン模様画面に変換するステップとを実施することにも用いられる。
【0135】
本発明の実施例において、前記第一変換モジュールは、前記底部模様画面にフルスクリーン模様ボタンを表示するステップと、前記フルスクリーン模様ボタンが触発する(すなわちそれがクリックされる)とき、前記底部模様画面を前記フルスクリーン模様画面に変換するステップとを実施することにも用いられる。
【0136】
本発明の実施例において、前記画面表示モジュール1510は、
前記第一情報を入力する指令を受信するとき、前記第一情報において編集回数がもっとも多い前のn個のパラメーターを獲得するステップであって、nは正整数であるステップと、
前記底部模様画面を表示するステップと、
前記底部模様画面にn個のパラメーターにそれぞれ対応する入力制御部を表示するステップとを実施することに用いられる。
【0137】
本発明の実施例において、前記画面表示モジュール1510は、nが項目数の閾値より大きくないとき、前記底部模様画面にn個のパラメーターにそれぞれ対応する入力制御部を表示することに用いられる。前記パラメーターは前記入力制御部に1つずつ対応する。
【0138】
本発明の実施例において、前記情報入力装置において用いる前記第一指令は目標対象のストレージパスを選択する指令であり、前記目標対象は前記現在のユーザーインターフェースに表示されている対象である。
【0139】
本発明の実施例において、前記情報入力装置において用いる前記第一指令は、連絡先情報、日程情報、メモ情報、タイムトライアル情報、パス情報またはメール情報のうち少なくとも一種を含むことができる。
【0140】
本発明の例示においてコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体には少なくとも1つの指令が記憶されており、前記指令を前記処理装置に送信して実行することにより本発明の実施例に係る前記情報入力方法を実施することができる。
【0141】
注意されたいことは、本発明の情報入力方法を実施する本発明の情報入力装置を説明するとき、所定の機能実現モジュールで所定の機能を実施することを説明してきたが、実際の応用において、異なる機能実現モジュールで同一の機能を実施することもできる。すなわち、情報入力装置の内部にいろいろな機能実現モジュールを設置することにより本発明のすべての機能または一部分の機能を実現することができる。本発明の情報入力装置は本発明の情報入力方法に対応するものであり、情報入力装置の具体的な作動過程は情報入力方法を参照することができるので、ここで再び説明しない。
【0142】
本発明の実施例に添加されている番号は、各実施例を区別するものであり、各実施例の利点と欠点を表すものでない。
【0143】
この技術分野の技術者が知っているとおり、本発明の実施例中のすべてのステップまたは一部分のステップはハードウェアにより実施されるか或いはプログラム指令がインストールされるハードウェアにより実施されることができる。前記プログラムはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されることができる。前記記憶媒体は、リードオンリーメモリー、磁気ディスク記憶装置または光線ディスク記憶装置等であることができる。
【0144】
以上、本発明の実施例を詳述してきたが、前記実施例は本発明の例示にしか過ぎないものであるため、本発明は前記実施例の構成にのみ限定されるものでない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内において設計の変更、代替、改良等をすることができ、それらがあっても本発明に含まれることは勿論である。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
【手続補正書】
【提出日】2022-04-12
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一指令を受信するとき底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)を表示するステップであって、前記第一指令は端末(200)が第一情報を受信する状態になるように指示するものであり、前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)は現在のユーザーインターフェース(100、700)上に表示されているフローティングページであり、前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)の面積は前記現在のユーザーインターフェース(100、700)の面積より小さいステップと、
前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)に第一入力制御部(102、103)を表示するステップと、
前記第一入力制御部(102、103)が触発するとき、入力信号により第一情報を入力するステップであって、前記入力信号は前記端末のセンサーにより前記端末に入力する信号であるステップとを含むことを特徴とする情報入力方法。
【請求項2】
前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)を表示した後、前記情報入力方法は、
第二指令を受信するとき前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)をフルスクリーン模様画面(130、1120、1220)に変換するステップであって、前記フルスクリーン模様画面(130、1120、1220)の面積は前記現在のユーザーインターフェース(100、700)の面積と同一であり、前記第二指令は前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)において所定の操作を実施するときそれを触発させる指令であるステップ、または
第三指令を受信するとき前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)を縮小模様画面(720)に変換するステップであって、前記縮小模様画面(720)の面積は前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)の面積より小さいステップを更に実施することを特徴とする請求項1に記載の情報入力方法。
【請求項3】
前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)をフルスクリーン模様画面(130、1120、1220)に変換した後、前記情報入力方法は、
前記フルスクリーン模様画面(130、1120、1220)にm個の第二入力制御部を表示するステップであって、前記第二入力制御部は前記第一入力制御部(102、103)と異なっている制御部であり、mは正整数であるステップと、
前記第二入力制御部は入力される第二情報を受信するとき、前記第二情報を前記端末(200)に記憶させるステップとを更に実施することを特徴とする請求項2に記載の情報入力方法。
【請求項4】
前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)をフルスクリーン模様画面(130、1120、1220)に変換した後、前記情報入力方法は、
前記下向きスライド指令を受信するステップであって、前記下向きスライド指令は前記フルスクリーン模様画面(130、1120、1220)の上部フレームに対してドラッグダウン操作をするとき形成される指令であるステップと、
前記下向きスライド指令に対応するスライド距離が第一閾値より小さくなくかつ第二閾値より小さいとき、前記フルスクリーン模様画面(130、1120、1220)を前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)に変換するステップと、
前記下向きスライド指令に対応するスライド距離が第二閾値より小さくないとき、前記フルスクリーン模様画面(130、1120、1220)を前記縮小模様画面(720)に変換するステップとを更に実施することを特徴とする請求項3に記載の情報入力方法。
【請求項5】
前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)を縮小模様画面(720)に変換した後、前記情報入力方法は、
前記縮小模様画面(720)に記憶制御部を表示するステップと、
前記記憶制御部が触発するとき前記第一情報を記憶させるステップとを更に実施することを特徴とする請求項2に記載の情報入力方法。
【請求項6】
前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)を縮小模様画面(720)に変換した後、前記情報入力方法は、
前記上向きスライド指令を受信するステップであって、前記上向きスライド指令は前記縮小模様画面(720)の上部フレームに対してドラッグアップ操作をするとき形成される指令であるステップと、
前記上向きスライド指令に対応するスライド距離が第三閾値より小さくなくかつ第四閾値より小さいとき、前記縮小模様画面(720)を前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)に変換するステップと、
前記上向きスライド指令に対応するスライド距離が第四閾値より小さくないとき、前記縮小模様画面(720)を前記フルスクリーン模様画面(130、1120、1220)に変換するステップとを更に実施することを特徴とする請求項5に記載の情報入力方法。
【請求項7】
前記第二指令を受信するとき前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)をフルスクリーン模様画面(130、1120、1220)に変換するステップは、
前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)にフルスクリーン模様ボタンを表示するステップと、
前記フルスクリーン模様ボタンが触発するとき、前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)を前記フルスクリーン模様画面(130、1120、1220)に変換するステップとを含むことを特徴とする請求項2に記載の情報入力方法。
【請求項8】
第一指令を受信するとき底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)を表示するステップは、
前記第一情報を入力する指令を受信するとき、前記第一情報において編集回数がもっとも多い前のn個のパラメーターを獲得するステップであって、nは正整数であるステップと、
前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)を表示するステップと、
前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)にn個のパラメーターにそれぞれ対応する入力制御部を表示するステップとを含むことを特徴とする請求項1~7のうちいずれか一項に記載の情報入力方法。
【請求項9】
前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)にn個のパラメーターにそれぞれ対応する入力制御部を表示するステップは、nが項目数の閾値より大きくないとき、前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)にn個のパラメーターにそれぞれ対応する入力制御部を表示するステップを含み、前記パラメーターは前記入力制御部に1つずつ対応することを特徴とする請求項8に記載の情報入力方法。
【請求項10】
前記第一指令は目標対象のストレージパスを選択する指令であり、前記目標対象は前記現在のユーザーインターフェース(100、700)に表示されている対象であることを特徴とする請求項1に記載の情報入力方法。
【請求項11】
前記第一情報は、連絡先情報、日程情報、メモ情報、タイムトライアル情報、パス情報またはメール情報のうち少なくとも一種を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報入力方法。
【請求項12】
第一指令を受信するとき底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)を表示する画面表示モジュールであって、前記第一指令は端末(200)が第一情報を受信する状態になるように指示するものであり、前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)は現在のユーザーインターフェース(100、700)上に表示されているフローティングページであり、前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)の面積は前記現在のユーザーインターフェース(100、700)の面積より小さい画面表示モジュール(1510)と、
前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)に第一入力制御部(102、103)を表示する制御部表示モジュール(1520)と、
前記第一入力制御部(102、103)が触発するとき、入力信号により端末に第一情報を入力する情報入力モジュールであって、前記入力信号は前記端末のセンサーにより前記端末に入力する信号である情報入力モジュール(1530)とを含むことを特徴とする情報入力装置。
【請求項13】
前記情報入力装置は第一変換モジュールと第二変換モジュールを更に含み、
前記第一変換モジュールは、第二指令を受信するとき前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)をフルスクリーン模様画面(130、1120、1220)に変換し、前記フルスクリーン模様画面(130、1120、1220)の面積は前記現在のユーザーインターフェース(100、700)の面積と同一であり、前記第二指令は前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)において所定の操作を実施するときそれを触発させる指令であり、
前記第二変換モジュールは第三指令を受信するとき前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)を縮小模様画面(720)に変換し、前記縮小模様画面(720)の面積は前記底部模様画面(110、120、710、1110、1210、1310、1410)の面積より小さいことを特徴とする請求項12に記載の情報入力装置。
【請求項14】
前記情報入力装置は実施モジュールを更に含み、前記実施モジュールは、
前記フルスクリーン模様画面(130、1120、1220)にm個の第二入力制御部を表示するステップであって、前記第二入力制御部は前記第一入力制御部(102、103)と異なっている制御部であり、mは正整数であるステップと、
前記第二入力制御部は入力される第二情報を受信するとき、前記第二情報を前記端末(200)に記憶させるステップとを実施することにも用いられることを特徴とする請求項13に記載の情報入力装置。
【請求項15】
処理装置(220)と、前記処理装置(220)に接続される記憶装置(240)と、前記記憶装置に記憶されているプログラム指令とを含み、前記処理装置が前記プログラム指令を実行することにより請求項1~11のうちいずれか一項に記載の情報入力方法を実施することを特徴とする端末(200)
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0002】
本発明は、コンピュータの技術分野に属し、特に、情報入力方法、装置及び末に関するものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】
本発明の実施例において情報入力方法、装置及び末を提供し、それらの技術的特徴はつぎのとおりである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【補正の内容】
【国際調査報告】