(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-11-16
(54)【発明の名称】ユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法、そのための装置及びサーバー
(51)【国際特許分類】
G06F 40/186 20200101AFI20221109BHJP
G06Q 50/18 20120101ALI20221109BHJP
G06F 40/157 20200101ALI20221109BHJP
【FI】
G06F40/186
G06Q50/18 310
G06F40/157
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022514738
(86)(22)【出願日】2020-09-03
(85)【翻訳文提出日】2022-04-28
(86)【国際出願番号】 KR2020011897
(87)【国際公開番号】W WO2021045547
(87)【国際公開日】2021-03-11
(31)【優先権主張番号】10-2019-0109549
(32)【優先日】2019-09-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】521440769
【氏名又は名称】ワート インテリジェンス カンパニー,リミテッド
【氏名又は名称原語表記】WERT INTELLIGENCE CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】6F,507,Gangnam-daero,Seocho-gu,Seoul,06536,Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100079980
【氏名又は名称】飯田 伸行
(74)【代理人】
【識別番号】100167139
【氏名又は名称】飯田 和彦
(72)【発明者】
【氏名】ユン,ジョン ホ
【テーマコード(参考)】
5B109
5L049
【Fターム(参考)】
5B109ND01
5B109QB14
5B109TB03
5B109VC03
5L049CC33
(57)【要約】
【構成】
本発明の一実施形態によれば、ユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法において、ユーザから文書自動作成の対象が入力される段階であって、前記文書自動作成の対象は複数のデータ項目を含み、前記複数のデータ項目に対して1対1マッチングされる複数のタグが定義され、前記ユーザから前記ユーザカスタマイズ型の文書の作成フォーマットが設定されたテンプレートファイルが入力される段階であって、前記テンプレートファイルは少なくとも1つのタグを含み、及び前記テンプレートファイル内の各タグを、前記文書自動作成の対象内で前記各タグと1対1マッチングされるデータ項目に代替して、前記ユーザカスタマイズ型の文書を生成する段階を含むことができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法において、
ユーザから文書自動作成の対象が入力される段階であって、前記文書自動作成の対象は複数のデータ項目を含み、前記複数のデータ項目に対して1対1マッチングされる複数のタグが定義され、
前記ユーザから前記ユーザカスタマイズ型の文書の作成フォーマットが設定されたテンプレートファイルが入力される段階であって、前記テンプレートファイルは少なくとも1つのタグを含み、及び
前記テンプレートファイル内の各タグを、前記文書自動作成の対象内で前記各タグと1対1マッチングされるデータ項目に代替して、前記ユーザカスタマイズ型の文書を生成する段階を含むことを特徴とするユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法。
【請求項2】
前記文書自動作成の対象は特許文献に該当する、請求項1に記載のユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法。
【請求項3】
前記複数のデータ項目は、
前記特許文献に付与された番号情報、前記特許文献の書誌情報、前記特許文献に含まれる技術情報、前記特許文献の行政情報、前記特許文献と関連した特許文献情報、前記特許文献の出願人情報、前記特許文献の分析情報、及び前記特許文献の発明者情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項2に記載のユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法。
【請求項4】
前記ユーザから文書自動作成の対象が入力される段階は、
前記ユーザの特許検索入力に係る特許文献検索結果を提供する段階、及び
前記特許文献検索結果内で少なくとも1つの特許文献に対する前記ユーザの選択入力を受信する段階を含む、請求項2に記載のユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法。
【請求項5】
予め定義された基本テンプレートファイル提供機能及び前記ユーザカスタマイズ型の文書に含ませる特定データ項目を選択することができるデータ項目チェックリスト機能が含まれた第1UI(User Interface)を前記ユーザに提供する段階をさらに含み、
前記基本テンプレートファイル及び前記特定データ項目が選択された場合、前記ユーザカスタマイズ型の文書を生成する段階は、前記基本テンプレートファイル内の各タグを、前記文書自動作成の対象内で前記各タグと1対1マッチングされる特定データ項目に代替して前記ユーザカスタマイズ型の文書を生成する段階である、請求項1に記載のユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法。
【請求項6】
前記複数のデータ項目に対して1対1マッチングされるように定義された前記複数のタグに対する情報及び検索機能を提供する第2UIを前記ユーザに提供する段階をさらに含む、請求項1に記載のユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法。
【請求項7】
前記テンプレートファイルの入力、編集及びプレビュー機能のうちの少なくとも1つを提供する第3UIを前記ユーザに提供する段階をさらに含む、請求項1に記載のユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法。
【請求項8】
前記ユーザカスタマイズ型の文書を生成する段階は、
前記各タグに適用された書式を認識する段階と、
前記各タグに適用された書式を1対1代替される各データ項目に同一に適用する段階をさらに含む、請求項1に記載のユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法。
【請求項9】
前記書式は、
前記テンプレートファイルが作成された文書作成ソフトウェアで提供する機能によってテキストに適用可能な書式に該当する、請求項8に記載のユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法。
【請求項10】
前記書式は、
文字色、フォント(font)、文字サイズ、太字表示、文字下線表示、斜体文字(slanted text)表示、文字取消し線表示、強調表示、行間隔、スタイル、インデント(indent)及び文字整列方式のうちの少なくとも1つを含む、請求項9に記載のユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法。
【請求項11】
前記文書自動作成の対象が複数(n)の場合、前記ユーザカスタマイズ型の文書を生成する段階は、
前記テンプレートファイル内に定義された作成フォーマットを基本フォーマットとして認識する段階と、
前記基本フォーマットを前記複数の文書自動作成の対象数(n)-1だけ複製し、各基本フォーマット別に各文書自動作成の対象を1対1対応させる段階と、
前記各基本フォーマット内の各タグを、前記各基本フォーマットと1対1対応される文書自動作成の対象内の前記各タグと1対1マッチングされるデータ項目に代替することによって、前記各基本フォーマット別結果物を生成する段階、及び
前記各基本フォーマット別結果物がすべて含まれた前記ユーザカスタマイズ型の文書を生成する段階を含む、請求項1に記載のユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法。
【請求項12】
前記1対1対応させる段階は、
同じ羅列順序を有する文書自動作成の対象と基本フォーマットを1対1対応させる段階である、請求項11に記載のユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法。
【請求項13】
前記ユーザカスタマイズ型の文書の種類に対する前記ユーザの選択入力を受信する段階をさらに含む、請求項11に記載のユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法。
【請求項14】
前記ユーザカスタマイズ型の文書の種類は第1ないし第3種類に区分される場合、前記基本フォーマットで認識する段階は、
前記第1種類が選択された場合、前記テンプレートファイル内で前記タグが含まれた表を前記基本フォーマットとして認識し、
前記第2種類が選択された場合、前記テンプレートファイル内の前記タグが含まれた行または列を前記基本フォーマットとして認識し、
前記第3種類が選択された場合、前記テンプレートファイル内の前記タグが含まれたスライドを前記基本フォーマットとして認識する段階である、請求項13に記載のユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法。
【請求項15】
前記タグは、テキスト認識可能な少なくとも1つの特殊記号及びデータ項目指摘語の調和で構成される、請求項1に記載のユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法。
【請求項16】
前記各タグに含まれるデータ項目指摘語は、前記各タグと1対1マッチングされるデータ項目の名前と少なくとも一部が同じ文字を含むように定義される、請求項15に記載のユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法。
【請求項17】
前記各タグと1対1マッチングされるデータ項目の代替方式を設定するための命令語が定義され、前記タグが前記命令語をさらに含む場合、
前記各タグに1対1代替されるデータ項目は、前記各タグに含まれた命令語によって設定された方式で代替される、請求項15に記載のユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法。
【請求項18】
前記テンプレートファイル内に含まれたタグを認識する段階と、
前記認識したタグと対応される第1データ項目に対する情報及び既に定義されているタグのうちの前記認識したタグを除外したタグと対応される第2データ項目に対する情報をチェックリスト形態で前記ユーザに提供する段階をさらに含む、請求項1に記載のユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法。
【請求項19】
前記第1及び第2データ項目に対する情報をチェックリスト形態で提供する段階は、
前記第1データ項目に対するチェックボックスはチェック表示をするが、前記第2データ項目に対するチェックボックスはチェック表示をしない段階を含む、請求項18に記載のユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法。
【請求項20】
ユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法を実行するウェブサーバーにおいて、
データを保存する、メモリ部と、
前記データを送受信する、通信部、及び
前記メモリ部及び前記通信部を制御する、プロセッサを含み、
前記プロセッサは、
ユーザから文書自動作成の対象が入力され、前記文書自動作成の対象は、複数のデータ項目を含み、前記複数のデータ項目に対して1対1マッチングされる複数のタグが定義され、
前記ユーザから前記ユーザカスタマイズ型の文書の作成フォーマットが設定されたテンプレートファイルが入力され、前記テンプレートファイルは少なくとも1つのタグを含む、及び
前記テンプレートファイル内の各タグを、前記文書自動作成の対象内で前記各タグと1対1マッチングされるデータ項目に代替して、前記ユーザカスタマイズ型の文書を生成することを特徴とする、ウェブサーバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書は、ユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法、そのための装置及びサーバーを提案する。
【背景技術】
【0002】
従来、膨大な量のデータに対する文書を自動的に作成する自動文書作成機/編集機などが開発されて市販された。しかし、従来の自動文書作成機/編集機は基本テンプレートを提供し、このような基本テンプレートに設定されている一律的な形式の文書形態でのみ自動作成が可能であるため、ユーザの所望の形式の文書を依然として作成できないという問題点が存在した。各会社/サービス別に作成/報告しなければならない文書の形態がそれぞれ異なることを勘案すると、結局、このような問題点は、ユーザに文書を再び作成/編集するように誘導することで、「自動」文書作成機/編集機の利点を大きく半減させるというものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前述したように従来提供される自動文書作成機/編集機は、予め定義された一律的なテンプレート形式でのみ文書の自動作成が可能であるため、ユーザの所望の形式の文書を自動作成するには限界があった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の一実施形態によれば、ユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法において、ユーザから文書自動作成の対象が入力される段階であって、前記文書自動作成の対象は複数のデータ項目を含み、前記複数のデータ項目に対して1対1マッチングされる複数のタグが定義され、前記ユーザから前記ユーザカスタマイズ型の文書の作成フォーマットが設定されたテンプレートファイルが入力される段階であって、前記テンプレートファイルは少なくとも1つのタグを含み、及び前記テンプレートファイル内の各タグを、前記文書自動作成の対象内で前記各タグと1対1マッチングされるデータ項目に代替して、前記ユーザカスタマイズ型の文書を生成する段階を含むことができる。
【発明の効果】
【0005】
本発明の一実施形態によれば、ユーザの所望の形式の文書自動作成が可能であるため、文書作成にかかるユーザの時間、労力及び費用などが減少するという効果が生じる。
また、本発明の一実施形態によれば、膨大な量のデータに対する文書作業がより容易かつ簡便に行われるという効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】
図1は、本発明の一実施形態に係るユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法に関するフローチャートである。
【
図2】
図2は、本発明の一実施形態に係るタグ検索UIを例示する図である。
【
図3】
図3は、本発明の第1実施形態に係るテンプレートファイルを例示する図である。
【
図4】
図4は、
図3のテンプレートファイルに基づいて本発明の実施形態によって生成されたユーザカスタマイズ型の文書を例示する図である。
【
図5】
図5は、本発明の一実施形態に係るデータ項目のタグ代替入力の実施形態を例示する図である。
【
図6】
図6は、本発明の一実施形態に係るテンプレートUIを例示する図である。
【
図7】
図7は、本発明の一実施形態に係る複数の文書自動作成の対象を例示する図である。
【
図8】
図8は、本発明の第2実施形態に係るテンプレートファイルを例示する図である。
【
図9】
図9は、
図8のテンプレートファイルに基づいて本発明の実施形態によって生成されたユーザカスタマイズ型の文書を例示する図である。
【
図10】
図10は、本発明の一実施形態に係る文書作成サーバーのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に説明する技術は、様々な変更を加えることができ、様々な形態を有することができるので、特定の実施形態を図面に例示して詳細に説明することにする。しかし、これは以下に説明する技術を特定の実施形態に限定するものではなく、以下に説明する技術の思想及び技術の範囲に含まれる全ての変更、均等物又は代替物を含むものと理解されなければならない。
【0008】
第1、第2、A、Bなどの用語は、様々な構成要素を説明するのに使用されることができるが、該当構成要素は前記用語によって限定されてはならず、単に1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的にのみ使用される。例えば、以下に説明する技術の権利範囲から逸脱しないながら、第1構成要素は第2構成要素と命名されることができ、同様に第2構成要素も第1構成要素と命名されることができる。及び/またはという用語は、複数の関連する記載された項目の組み合わせまたは複数の関連する記載された項目のうちのいずれかの項目を含む。例えば、「A及び/またはB」は「AまたはBのうちの少なくとも1つ」の意味と解釈されることができる。また、「/」は「及び」または「または」と解釈されることができる。
【0009】
本明細書で使用される用語において、単数の表現は文脈上、明白に相異して解釈されない限り複数の表現を含むものと理解されなければならず、「含む」などの用語は、説示された特徴、個数、段階、動作、構成要素、部分品またはこれらを組み合わせたものが存在することを意味するものであり、1つまたはそれ以上の他の特徴や個数、段階、動作、構成要素、部分品またはこれらを組み合わせたものの存在または付加の可能性を排除しないものと理解しなければならない。
【0010】
図面に対する詳細な説明をするに先立ち、本明細書における構成部の区分は、各構成部が担当する主機能別に区分したものに過ぎないということを明確にすることにする。すなわち、以下で説明する2つ以上の構成部が1つの構成部に合わせられるか、または1つの構成部がより細分化された機能別に2つ以上に分化されて備えられることもある。そして、以下で説明する構成部のそれぞれは、自身が担当する主機能の他にも、他の構成部が担当する機能のうちの一部または全部の機能を追加的に行うこともでき、構成部のそれぞれが担当する主機能のうちの一部機能が他の構成部によって専担されて行われることができることはもちろんである。
【0011】
また、方法または動作方法を行うにおいて、前記方法をなす各過程は、文脈上明白に特定の順序を記載しない限り、明記された順序と異なって起きることがある。すなわち、各過程は、明記された順序と同様に起きることもあり、実質的に同時に行われることもあり、反対の順に行われることもある。
【0012】
本明細書は、ユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法、これを実行/制御するための装置及びサーバーに関するものであって、以下で後述する実施形態の実行主体は、ユーザカスタマイズ型の文書自動作成装置またはサーバーに該当することができる。特に、サーバーは、ウェブを介してユーザカスタマイズ型の文書自動作成サービスを提供するウェブサーバーまたはアプリケーションを介してユーザカスタマイズ型の文書自動作成サービスを提供するアプリケーションサーバーに該当することができる。ユーザカスタマイズ型の文書自動作成装置またはサーバーは、「文書作成装置」または「文書作成サーバー」とそれぞれ略称することができ、以下では説明の便宜のために実施形態の実行主体を「文書作成サーバー」を基準として後述するが、これに限定されるものではない。
【0013】
本発明は、ユーザから作成を所望の形式のテンプレートファイルを受信し、該当ファイルに文書自動作成の対象のデータ項目を入力することによって、ユーザカスタマイズ型の文書を作成することを目的とする。このために、本発明は基本的に「タグ」という概念を導入する。タグは、データ項目と1対1マッチングされるように事前に定義されており、ユーザは作成を所望の形式のテンプレートファイルに挿入を所望のデータ項目と対応/マッチングされるタグを挿入して文書作成サーバーに伝送することができる。この場合、文書作成サーバーはテンプレートファイル内のタグを認識して、認識した各タグを1対1マッチング/対応されるデータ項目に、ユーザが提供したテンプレート形式はそのまま維持したまま、代替することによってユーザカスタマイズ型の文書を作成することになる。
【0014】
図1は、本発明の一実施形態に係るユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法に関するフローチャートである。
【0015】
図1を参照すると、文書作成サーバーは、まず文書自動作成の対象がユーザから入力されることができる(S110)。このとき、入力される文書自動作成の対象は、様々な種類のデータ項目(または種類/カテゴリー)に区分可能な様々な文献、記録、ファイルなどに該当し得る。例えば、文書自動作成の対象は、特許文献に該当し得、この場合、複数のデータ項目は、特許文献の書誌事項/情報に該当し得る。書誌事項/情報としては、例えば、特許文献に付与された番号情報、特許文献の書誌情報、特許文献に含まれる技術情報、特許文献の行政情報、特許文献と関連した特許文献情報、特許文献の出願人情報、特許文献の分析情報、及び特許文献の発明者情報のうちの少なくとも1つを含むことができる。より具体的には、複数のデータ項目は、例えば、番号、発明の名称、国家、文献の種類、メインIPC(International Patent Classification)、法的状態、類似度、等級、技術テーマ、公開番号、登録番号、特許番号、公開日、登録日、登録公告日、出願番号、出願日、優先権番号、最優先日、存続期間満了日、出願人、出願人の国籍、現在の権利者、現在の権利者の国籍、発明者、発明者の国籍、特許評価等級、権利等級、技術等級、活用等級、ファミリー特許文献、引用文献、被引用文献、請求項の深さ、請求項の単語数、請求項の関係、訴訟有無及び訴訟種類に該当し得る。
【0016】
このような複数のデータ項目に対して、1対1マッチング/対応される複数のタグが定義されることができる。タグは、前述したように、1対1マッチング/対応されるデータ項目に代替される一種の命令語に該当する。タグは、文書作成サーバーによって認識され得るようにテキスト認識可能な少なくとも1つの特殊記号及びデータ項目指摘語の調和で構成されることができる。特に、タグに含まれるデータ項目指摘語は、各タグと1対1マッチング/対応されるデータ項目の名前と少なくとも一部が同じ文字を含むように定義されることができる。例えば、「発明の名称」のデータ項目と1対1マッチング/対応されるタグは「#名称#」と定義されることができる。
【0017】
文書作成サーバーがタグを一種の命令語として認識するので、データ項目の代替方式に対する命令語も別途に定義して、これをタグに含めることもできる。例えば、データ項目の文字数及び行数のうちの少なくとも1つに対する制限範囲を命令するタグを「#データ項目指摘語:制限文字数(x):制限行数(y)#」(ex.#要約:5:200、この場合、#要約#タグは5行以下、200文字数以下の要約データ項目に代替される)のように定義することができる。この場合、文書作成サーバーは、タグを1対1マッチング/対応されるデータ項目に代替し、代替されるデータ項目の文字数はxに、行数はyに、それぞれ制限して代替することになる。文字数、行数の制限によりユーザカスタマイズ型の文書に含まれていない残りの文字は、メモ機能によって別途にユーザカスタマイズ型の文書に挿入されることができる。他の例として、データ項目内に細部項目が存在する場合、データ項目のうちの特定細部項目を指定するタグを「#データ項目指摘語:細部項目指摘命令語#」(ex.#図面:
図5、この場合#図面#タグは、
図5に代替される)のように定義することができる。まとめると、タグは主にデータ項目指摘語とデータ項目代替方式に関する命令語を含むと解釈することができる。したがって、文書作成サーバーは、まずタグ内のデータ項目指摘命令語によって代替するデータ項目を認識し、データ項目代替方式に関する命令語によって認識したデータ項目をどんな方式で代替するかを決定してユーザカスタマイズ型の文書を生成することになる。
【0018】
次に、文書作成サーバーは、ユーザからユーザカスタマイズ型の文書の作成フォーマットが設定されたテンプレートファイルが入力されることができ、このとき、テンプレートファイルには少なくとも1つのタグが含まれることができる(S120)。ユーザは、自分が作成しようとする様式/形式が設定されたテンプレートファイルを予め生成することができ、挿入しようとするデータ項目と1対1マッチング/対応されるタグを、テンプレートファイル内の所望の位置及び形式で作成/挿入することができる。文書作成サーバーは、ユーザが自分が作成したテンプレートファイルを入力/アップロードできるようにするためのテンプレートUI(User Interface)/機能を提供することができ、ユーザはテンプレートUI/機能によってテンプレートファイルを入力/アップロードすることができる。このようなテンプレートUI/機能は、テンプレートファイルの入力/アップロードだけでなく、編集及びプレビューなどテンプレートファイルと関連した様々な機能を追加で提供することができ、これについては、
図6を参照して以下で詳細に後述する。
【0019】
次に、文書作成サーバーは、テンプレートファイル内の各タグを、文書自動作成の対象内で各タグと1対1マッチングされるデータ項目に代替することによってユーザカスタマイズ型の文書を生成することができる(S130)。例えば、ユーザが入力/アップロードしたテンプレートファイル内に「#名称#」というタグが含まれている場合、文書作成サーバーはこれをタグとして認識し、これと1対1対応される「発明の名称」データ項目を「#名称#」に代替して入力することができる。もし、文書自動作成の対象がKR2028251B1の特許文献である場合、「#名称#」は、発明の名称である「コード再使用脆弱点スキャニング診断装置及び方法」に代替される。さらに、以下で詳細に後述するが、テンプレートファイル内の各タグの位置及び/または各タグに適用されている書式/形式は、1対1代替されるデータ項目にも同一に適用される。
【0020】
これにより、ユーザの所望のファイル形式に作成対象のデータ項目だけ挿入される方式でユーザカスタマイズ型の文書が自動生成されることができ、その結果、文書作成におけるユーザの便宜が非常に増大する。
【0021】
このフローチャートの各段階は、文書作成サーバー(または装置)の構成要素によって行われる動作として説明されることができる。例えば、一番目の段階は文書自動作成の対象の入力部、二番目の段階はテンプレートファイルの入力部、最後の段階はユーザカスタマイズ型の文書作成部によってそれぞれ行われる段階と解釈されることができる。すなわち、文書作成サーバーの構成要素は、機能的な構成要素に区分されることができ、該当構成要素は、各機能を行うために少なくとも1つのハードウェア/ソフトウェア的な構成要素で具現されることができ、例えば、
図10のブロック図の構成要素のうちの少なくとも1つで具現されることができる。
【0022】
図2は、本発明の一実施形態に係るタグ検索UIを例示する図である。
【0023】
ユーザがタグを活用してテンプレートファイルを作成するには、予め定義されているタグ及びそれと1対1マッチング/対応されるデータ項目についての情報をユーザに提供する必要がある。したがって、本発明の文書作成サーバーは、これについての情報を提供するためのタグ検索UI210を提供することができる。
【0024】
図2を参照すると、タグ検索UI210は、基本的に各データ項目210-2に対して1対1対応/マッチングされるタグ名210-3に対する情報を提供することができる。さらに、タグ検索UIは、ユーザの所望のデータ項目またはタグを容易に探すことができるように、これに対する検索機能210-1も提供することができる。
【0025】
各データ項目210-2またはタグ210-3は、実施形態によって使用類型210-4が設定されることができる。例えば、「共通」(common)の場合、すべてのユーザが共通に使用可能な類型を意味し、「唯一」の場合、特定のユーザだけが唯一使用可能な類型を意味する。ユーザによって直接データ項目及びタグが設定及び編集される場合が、後者の「唯一」類型に該当することになる。また、「唯一」は、各ユーザカスタマイズ型の文書の種類別に特徴的に適用される項目を表示するための用途に使用されることができる。例えば、ユーザカスタマイズ型の文書の種類が「先行技術調査報告書」である場合、「唯一」項目は、「本技術との関連度」、「報告書の題名」などがこれに該当し得る。
【0026】
以下では、説明の便宜のために、データ項目210-2とタグ210-3は、本図面に示された内容のように、1対1マッチング/対応されるように定義されたものとみて、各実施形態について後述する。しかし、これに限定されるものではなく、ユーザまたはサーバー管理者によって様々な実施形態でデータ項目210-2及びタグ210-3が定義/設定されることはもちろんである。
【0027】
図3は、本発明の第1実施形態に係るテンプレートファイルを例示する図である。
図4は、
図3のテンプレートファイルに基づいて本発明の実施形態によって生成されたユーザカスタマイズ型の文書を例示する図である。
【0028】
ユーザは、
図3に示すように、所望の形式でファイルを作成した後、各データ項目を挿入しようとする位置に1対1マッチング/対応されるタグを挿入することによってテンプレートファイル310を生成及び作成することができる。
【0029】
文書作成サーバーは、ユーザが作成したテンプレートファイル310が入力されることができ、テンプレートファイル310内のタグを認識し、
図4に示すように、テンプレートファイル310内で各タグを1対1対応/マッチングされるデータ項目(特に、文書自動作成の対象内のデータ項目)に代替することによってユーザカスタマイズ型の文書410を生成することができる。
【0030】
図5は、本発明の一実施形態に係るデータ項目のタグ代替入力の実施形態を例示する図である。
【0031】
前述したように、完全にユーザの所望の様式/形式の文書を作成できるようにするために、本発明は、タグに対しユーザが適用したすべての書式を1対1代替されるデータ項目にもそのまま適用する機能を提供する。ここで、書式は、文書作成ソフトウェアが提供する機能(特に、テンプレートファイルが作成された文書作成ソフトウェア)を用いてテキストに適用可能なすべての形式/様式/フォーマットであって、例えば、文字色、フォント(font)、文字サイズ、太字表示、文字下線表示、斜体文字(slanted text)表示、文字取消し線表示、強調表示、行間隔、スタイル、インデント(indent)及び文字整列方式のうちの少なくとも1つを含む。
【0032】
例えば、
図5に示すように、テンプレートファイル510-1内で「#NO#」タグ(520-1)は第1フォント及び文字サイズ10の書式が、#name#(530-1)は第2フォント及び文字サイズ15の書式が各々適用されることができる。この場合、番号データ項目に該当する「1」(520-2)は、第1フォント及び文字サイズ10の書式が適用された状態でユーザカスタマイズ型の文書に挿入されることができ、発明の名称データ項目に該当する「車両用排気ガス後処理装置(exhaust gas after-treatment device for vehicle)」(530-2)は、第2フォント及び文字サイズ15の書式が適用された状態でテンプレートファイル(510-1)内に挿入されて、ユーザカスタマイズ型の文書(510-2)が生成されることができる。
【0033】
これは結局、文書作成サーバーが各データ項目を「テキストコピー」し、1対1対応/マッチングされる各タグを「選択及び貼り付け(paste)」をしたと解釈され得る。すなわち、タグに適用された書式がそのまま維持されたまま、データ項目のテキストのみがコピーされてタグと代替される。
【0034】
このような本発明によれば、既存のウェブメールなどのように、編集機の機能上の限界で、MS OFFICE、ハングルオフィスなどの様々な文書作成ソフトウェアで提供するすべての書式機能をそのまま使用して、文書を自動生成することは不可能であったものとは異なり、本発明はアップロードされたテンプレートファイルのすべての書式/様式/形式(タグを含む)がユーザカスタマイズ型の文書にそのまま反映されるため(テンプレートファイルでタグのみがデータ項目に代替されてユーザカスタマイズ型の文書が生成されるため)、文書作成ソフトウェアの種類の制約なしに、すべての文書作成ソフトウェアが提供するすべての書式/様式/形式をユーザの所望のまま使用/適用/反映して文書を自動生成することができるという効果を有する。特に、ユーザが入力/アップロードしたテンプレートファイルでタグのみがデータ項目にテキスト代替されて(すなわち、書式維持)ユーザカスタマイズ型の文書が生成されるため、テンプレートファイル内に含まれているタグ以外の他の部分(例えば、表、グラフ、絵、テキストなどのすべての入力可能対象)もすべて書式/様式/形式がユーザカスタマイズ型の文書内でそのまま維持される。
【0035】
図6は、本発明の一実施形態に係るテンプレートUIを例示する図である。
【0036】
文書作成サーバーは、ユーザが自分が作成したテンプレートファイルを入力/アップロードできるようにするためのテンプレートUI/機能620を提供することができ、ユーザは、テンプレートUI/機能620を介してテンプレートファイルを入力/アップロードすることができる。このようなテンプレートUI/機能620は、テンプレートファイルの入力/アップロードだけでなく、編集、削除及びプレビューなどテンプレートファイルと関連した様々な機能を追加で提供することができる。また、テンプレートUI/機能620は、ユーザが入力/アップロードしたテンプレートファイルに対するメタ情報(例えば、ファイル名、ファイル拡張子、入力/アップロード/修正/削除日など)を提供することができる。
【0037】
図6を参照すると、テンプレートUI/機能620は、ユーザがテンプレートファイルをアップロード/入力/追加するための機能を提供するテンプレート追加アイコン620-1を提供することができる。ユーザは、テンプレート追加アイコン620-1を介して複数のテンプレートファイルを入力/アップロードすることができ、この場合、テンプレートUI/機能620は、複数のテンプレートファイルのうちユーザカスタマイズ型ファイルを生成するためのテンプレートファイルに対する選択入力をユーザが行うことができるようにテンプレートファイル選択機能を提供する。
【0038】
そして/または、テンプレートUI/機能620は、予め定義されているデータ項目及びタグに対するマッチング/対応情報を提供するタグ検索アイコン620-2を提供することができる。このようなタグ検索アイコン620-2は、先に
図2を参照して前述したタグ検索UIの実行アイコン620-2に該当し得る。また、テンプレートUI/機能620は、ユーザが意図した通り、より正確かつ容易にテンプレートファイルを生成することができるようにガイドするための情報/機能を提供するテンプレート作りガイドアイコン620-3を提供することができる。
【0039】
そして/または、テンプレートUI/機能620は、ユーザがアップロード/入力したテンプレートファイル内のタグを認識して、現在のテンプレートファイル内に含まれているデータ項目に対する情報をチェックリスト形態でユーザに提供することができる。
図2のタグが全体タグとして定義されたと仮定して説明すると、ユーザがアップロード/入力したテンプレートファイル内に#NO#、#name#、#nationality#、#document type#、#Main IPC#、#legal status#のみが含まれている場合、テンプレートUI/機能620は、該当タグに対応するデータ項目であるNumber(番号)、Name of Invention(発明の名称)、Nationality(国)、Document type(文献種類)、Main IPC(メインIPC)、Legal Status(ステータス)に対するチェックボックスにはチェック表示をするが、残りの含まれていないタグに対するデータ項目であるSimilarity(類似度)、My Grade(My等級)、Technical Theme(技術テーマ)、Publication Number(公開番号)及びRegistration Number(登録番号)に対するチェックボックスにはチェック表示をしないことができる。これにより、ユーザは自分がアップロード/入力したテンプレートファイル内にタグ漏れがなく、すべて入っているか否かを容易に把握することができる。
【0040】
そして/または、テンプレートUI/機能620は、ユーザカスタマイズ型の文書ファイルのサンプルを作成及び提供する機能を提供することができる。より詳細には、ユーザがテンプレートUI/機能620によってテンプレートファイルをアップロード/入力して、これに対するサンプルを要請した場合、文書作成サーバーは、該当テンプレートファイル内のタグを既に設定されているサンプル文書自動作成対象のサンプルデータ項目に代替して、ユーザカスタマイズ型の文書ファイルのサンプルを作成してユーザに提供することができる。ユーザカスタマイズ型の文書ファイルのサンプルを確認することによって、ユーザは自分の所望の意図した通り、文書がよく作成されているか否かを確認して、必要に応じてテンプレートファイルを修正することができる。
【0041】
テンプレートUI/機能620の他にも、文書作成サーバーは、ユーザが別途のテンプレートファイルを準備しなくても文書を生成することができるように、基本文書作成UI/機能を提供することができる。このような基本文書作成UI/機能は、予め定義された基本テンプレートファイル提供機能610及びユーザカスタマイズ型の文書に含ませる特定データ項目を選択することができるデータ項目チェックリスト機能630を提供/含む。この場合、文書作成サーバーは、ユーザの選択入力に基づいてユーザカスタマイズ型の文書を生成する。より詳細には、ユーザが基本テンプレートファイル610を選択し、ユーザカスタマイズ型の文書に挿入する特定データ項目をデータ項目チェックリスト機能630によって選択した場合、文書作成サーバーは、基本テンプレートファイル610内の各タグを、前記文書自動作成の対象内で各タグと1対1マッチングされる特定データ項目に代替してユーザカスタマイズ型の文書を生成することができる。このとき、もし基本テンプレートファイル610には含まれているが、ユーザによって選択されていないタグが存在した場合、文書作成サーバーは、該当タグは削除/除外してユーザカスタマイズ型の文書を生成することができる。
【0042】
テンプレートUI/機能620及び基本文書作成UI/機能は、共通的にユーザカスタマイズ型の文書生成を実行するためのアイコン640を提供することができ、ユーザは該当アイコン640をクリック/選択/タッチすることによってユーザカスタマイズ型の文書生成を命令することができる。
【0043】
テンプレートUI/機能620及び基本文書作成UI/機能は、本図面に示すように、1つのウェブページで組み合わせて提供することができるが、これに限定されるものではなく、独立したUI/機能として別途のウェブページで提供されるか、どちらか1つのみが選択的に提供されることができるのはもちろんである。テンプレートUI/機能620及び基本文書作成UI/機能が1つのウェブページで共に提供される場合、ユーザは基本テンプレートファイル及びユーザが直接入力/アップロードしたテンプレートファイルのうちから1つのファイルを選択してユーザカスタマイズ型の文書を生成することができる。
【0044】
図7は、本発明の一実施形態に係る複数の文書自動作成の対象を例示する図である。
【0045】
本明細書において文書自動作成の対象は、前述したように、様々な種類のデータ項目(または種類/カテゴリー)に区分可能な様々な文献、ファイルなどに該当することができる。代表的な例としては、特許文献が存在し、他にも論文、学生成績及び教科記録、患者手術記録、患者処方箋記録、国民/市民/都民の個人情報、職員連絡先情報などを文書自動作成の対象の例として挙げられる。
【0046】
文書自動作成の対象が特許文献である場合、本明細書で提案するユーザカスタマイズ型の文書自動作成方法は、特許検索システムに有用に適用/活用することができる。この場合、文書作成サーバーは、特許検索機能及びサービスを提供するウェブサーバーと拡張解釈されることができ、ユーザは、提供される特許検索機能及びサービスによって特許文献を検索し、このうち少なくとも一部を文書自動作成の対象として入力/指定することができる。文書作成サーバーは、ユーザの特許検索入力による特許文献検索結果710を提供することができ、検索結果710のうちのユーザ選択入力によって選択された少なくとも1つの特許文献を本発明の文書自動作成の対象として認識することができる。すなわち、文書作成サーバーは、少なくとも1つの特許文献に対するユーザの選択入力を、文書自動作成の対象の入力/指定と認識することになるものである。
【0047】
このように文書自動作成の対象がユーザの入力に応じて入力/指定されると、文書作成サーバーは、前述したように、テンプレートファイルに基づいてユーザカスタマイズ型の文書を生成する。
【0048】
文書自動作成の対象が複数(n)存在する場合、ユーザの立場としては、テンプレートファイル内に作成されているフォーマットを基本にして、すべての文書自動作成の対象が抜けなくユーザカスタマイズ型の文書で作成/含まれることを望むと考えるのが妥当である。テンプレートファイル内に文書自動作成の対象数だけフォーマットを作ることがユーザの立場としては非常に面倒な作業であるためである。
【0049】
したがって、本明細書においては、複数の文書自動作成の対象に対しても容易にユーザカスタマイズ型の文書を作成できる方法について提案する。
【0050】
まず、文書作成サーバーは、ユーザが入力したテンプレートファイル内に定義された作成フォーマットを基本フォーマットとして認識することができる。
【0051】
次に、文書作成サーバーは、認識した基本フォーマットを複数の文書自動作成の対象数(n)-1だけ複製し、各基本フォーマット別に各文書自動作成の対象を1対1対応させることができる。例えば、テンプレートファイルとして
図3の文書が入力され、文書自動作成の対象が
図7の1番~5番の特許文献である場合、文書作成サーバーは、
図3の表を基本フォーマットとして認識し、4(=5-1)個の基本フォーマットを複製することができる。その結果、テンプレートファイル内には、計5つの基本フォーマット(すなわち、5つの表)が存在することになる。文書作成サーバーは、5つの基本フォーマットと5つの特許文献を1対1対応させることができる。1対1対応させる方法は、多様に設定されることができ、一例として同じ羅列順序を有する文書自動作成の対象と基本フォーマット同士1対1対応されることができる。
【0052】
次に、文書作成サーバーは、各基本フォーマット内の各タグを、各基本フォーマットと1対1対応される文書自動作成の対象内のデータ項目に1対1代替することによって、各基本フォーマット別の結果を生成することができる。勿論、ここで1対1代替されるタグは、事前に1対1マッチング/対称されるように定義されたデータ項目にのみ代替される。前記例に基づいて説明すると、一番目の基本フォーマットに含まれたタグは一番目の特許文献の1対1マッチング/対応されるデータ項目に代替されて結果物が生成されることができる。残りの基本フォーマット及び特許文献に対しても同様に行われて結果物が生成され、その結果計5つの結果物が生成されることになる。
【0053】
最後に、文書作成サーバーは、各基本フォーマット別の結果物がすべて含まれたユーザカスタマイズ型の文書を生成することになる。前記例の場合、5つの特許文献のデータ項目に代替された5つの表が含まれたユーザカスタマイズ型の文書が生成されることになる。
【0054】
図8は、本発明の第2実施形態に係るテンプレートファイルを例示する図である。
【0055】
図9は、
図8のテンプレートファイルに基づいて本発明の実施形態によって生成されたユーザカスタマイズ型の文書を例示する図である。
【0056】
ユーザは、文書の種類に応じて膨大な量のデータを、
図9に示したように、リストアップする方式で文書910を作成しようとする場合があるか、先に
図4に示したように表形式で要約及び整理する方式で文書410を作成しようとする場合があり得る。このようなユーザの意図を反映して、本発明は、ユーザから文書の種類に関する選択入力を受信し、それに基づいてユーザカスタマイズ型の文書を生成する実施形態について提案しようとする。
【0057】
文書の種類は多様に定義することができるが、本発明では大きく3種類を提案する。第1種類は、データが表形式を基盤として要約及び整理される方式で作成される文書種類であって、先行技術調査報告書、クレームチャートなどがこれに該当する。第2種類は、データがリストアップされる方式で作成される文書種類であって、例えば、先行技術リスト、特許文献リストなどがこれに該当する。第3種類は、パワーポイント(PPT)を基盤として作成される文書種類であって、第1及び第2種類と同様に先行技術リスト、特許文献リスト、先行技術調査報告書、クレームチャートなどがこれに該当する。したがって、ユーザは、自分が生成しようとする文書種類を優先的に選択した後にテンプレートファイルをアップロードすると、文書作成サーバーは、文書の種類に基づいてテンプレートファイルの基本フォーマットを複製してユーザカスタマイズ型の文書を生成することができる。
【0058】
より詳細には、第1種類が選択された場合、ユーザはデータを表形式で整理及び要約しようとすることが目的であるため、文書作成サーバーは、
図3及び
図4の実施形態のようにテンプレートファイル内の表を基本フォーマットとして認識し、表を複数の文書自動作成の対象数(n)-1だけ複製して、ユーザカスタマイズ型の文書を生成することができる。したがって、第1種類が選択された場合、ユーザがアップロード/入力/選択したテンプレートファイルには基本的にタグが含まれた表が含まれていることを前提とする。もし、第1種類を選択したにもかかわらず、アップロード/入力/選択したテンプレートファイルにタグが含まれた表がないならば、ウェブサーバーは前記表が含まれたテンプレートファイルを再アップロード/再入力/再選択するようにユーザにガイドすることができる。
【0059】
もし、第2種類が選択された場合、ユーザはデータをリストアップする形式で文書を作成しようとすることが目的であるため、文書作成サーバーはテンプレートファイル内のタグが含まれた(または表の最後)1行810-1または1列を基本フォーマットとして認識し、1行810-1または1列に対してのみ複製して、ユーザカスタマイズ型の文書を生成することができる。例えば、
図7の1番~5番の特許文献が文書自動作成の対象と設定され、
図8のテンプレートファイル810が選択された場合、文書作成サーバーは
図8でタグが含まれた2番目の行810-1を基本フォーマットとして認識して4(=5-1)個複製することができる(第1種類のように表自体の複製ではない)。以後、文書作成サーバーは、各基本フォーマットと文書自動作成の対象を1対1対応/マッチングさせた後、タグをデータ項目に代替してユーザカスタマイズ型の文書910を生成することは前述した通りである。すなわち、前述の
図3がテンプレートファイル810である場合(すなわち、タグが複数の行または列に含まれている場合)の実施形態とは異なり、テンプレートファイル810内の全体フォーマットが複製されるものではなく、タグが含まれた行810-1または列のみが複製されて表に挿入される。これは、ユーザが表の形態でデータ項目を簡略にリストアップしようとする場合に有用に使用されることができる。したがって、第2種類が選択された場合、ユーザがアップロード/入力/選択したテンプレートファイルには、基本的に全体タグが1行または1列でのみ作成された表(または最後の行または列にタグが含まれた表)が含まれていることを前提とする。もし、第2種類を選択したにもかかわらず、アップロード/入力/選択したテンプレートファイルに前記のような形式の表がないならば、ウェブサーバーは前記形式の表が含まれたテンプレートファイルを再アップロード/再入力/再選択するようにユーザにガイドすることができる。
【0060】
もし、第3種類が選択された場合、ユーザはデータをPPT形式で整理及び要約しようとすることが目的であるため、文書作成サーバーはテンプレートファイル内のタグが含まれたスライドを基本フォーマットとして認識し、スライドを複数の文書自動作成の対象数(n)-1だけ複製してユーザカスタマイズ型の文書を生成することができる。したがって、第3種類が選択された場合、ユーザがアップロード/入力/選択したテンプレートファイルには、基本的にタグが含まれたスライドが含まれていることを前提とする。もし、第3種類を選択したにもかかわらず、アップロード/入力/選択したテンプレートファイルにタグが含まれたスライドがないならば、ウェブサーバーは前記形式のスライドが含まれたテンプレートファイル(特に、PPTファイル)を再アップロード/再入力/再選択するようにユーザにガイドすることができる。
【0061】
第3種類の文書的特性上、各スライドと各文書自動作成の対象が1対1の関係を有するため、各スライドの内容が次のスライドに移ることが発生しないことが好ましい。すなわち、第3種類の文書的特性上、各文書自動作成の対象の分量は1つのスライド分量に制限されなければならないものである。そのために、ユーザは予め定義されている命令語(例えば、「#データ項目指摘命令語:制限文字数(x):制限行数(y)#」)を用いて各スライドの分量を設定/制限するか、ウェブサーバーが独自にユーザカスタマイズ型の文書を生成するとき、オーバーした分量はメモ機能を用いて別途に各スライドに挿入することができる。
【0062】
また、第3種類の文書的特性上、図面/絵/イメージ/動画/写真の挿入/編集/入力が他の文書に比べて自由であるという特徴を有するが、このような第3種類の文書的特徴を用いてユーザは様々な図面/絵/イメージ/動画/写真の挿入が可能である。基本的にウェブサーバーは、第3種類の文書に対して図面/絵/イメージ/動画/写真は各スライドの背景として挿入するサービスを提供することができる。しかし、ユーザの所望の大きさ/形態/書式で所望の位置に挿入しようとする場合には、挿入を所望の位置に図形挿入機能を用いて図形を挿入し、該当図形内に図面/絵/イメージ/動画/写真データ項目に1対1マッチング/対応されるタグをテキストとして含めればよい。この場合、文書作成サーバーはタグを認識して図面/絵/イメージ/動画/写真を挿入するが、図形内に挿入することになり、その結果図形内に挿入された図面/絵/イメージ/動画/写真は図形の大きさ及び形態に応じて大きさ及び形態が調節され、図形の位置に応じて位置が調節されるようになる。したがって、ユーザは図形の位置、大きさ及び形態を変更することによって、挿入されるデータ項目の位置、大きさ及び形態の変更が可能になる。
【0063】
また、前述した実施形態によれば、既存に存在する文書作成ソフトウェアの様々な機能を全て活用及び維持しながら文書の自動作成が可能であるため、本発明は文書作成の自由度及び活用度が非常に高いという効果を有する。
【0064】
前述した各文書種類別に特徴的に適用される機能は、前述した実施形態に限定されず、ユーザ/管理者の設定によって文書種類に関係なく自由に適用できることはもちろんである。例えば、第3種類の文字数制限によるメモ挿入機能は、第1または第2種類の文書、またはユーザ/管理者によって新たに定義された種類の文書にも適用できることはもちろんである。他の例として、第3種類の図面/絵/イメージ/動画/写真挿入機能も第1または第2種類の文書、またはユーザ/管理者によって新たに定義された種類の文書にも適用できることはもちろんである。
【0065】
また、説明の便宜のために文書の種類を3つに分類して説明したが、これに限定されるものではなく、ユーザカスタマイズ型の文書作成方法の目的に合わせて、ユーザまたはサーバー管理者によって様々な種類の文書が新たに定義されることができ、前述した実施形態に基づいてこれらに対する自動文書作成方法を提供できることはもちろんである。
【0066】
例えば、ユーザは第1及び第2種類が結合された形態(すなわち、表形式及びリスト形式が全部含まれた文書)の第4種類のテンプレート文書(例えば、先行技術調査報告書)を作成して、文書作成サーバーにアップロード/入力したり、管理者によって定義された第4種類の文書に対する選択入力を行うことができる。この場合、文書作成サーバーはテンプレート文書内にタグが含まれたフォーマットを認識し、前述した実施形態によってユーザカスタマイズ型の文書を生成することができる。より詳細には、文書作成サーバーはテンプレート文書内でタグが含まれた第1種類の文書フォーマット(表)を第1基本フォーマットとして認識することができ、タグが含まれた第2種類の文書フォーマット(1行/1列)を第2基本フォーマットとして認識することができる。その結果、文書作成サーバーは第1基本フォーマットをデータ項目数に合わせて反復/複製し、第2基本フォーマットをデータ項目数に合わせて反復/複製してユーザカスタマイズ型の文書を生成することができる。
【0067】
すなわち、1つのテンプレートファイル内に様々な種類の基本フォーマットを含むことができ、文書作成サーバーは各基本フォーマットの特性を把握し、各特性に合わせてデータ項目数だけ複製/反復することによって、ユーザ意図により符合するユーザカスタマイズ型の文書を生成することになる。
【0068】
前述したように、互いに異なる形態の基本フォーマットが複数含まれているテンプレートファイルに基づいてユーザカスタマイズ型の文書を生成する場合、各基本フォーマットを文書作成サーバーが認識できるようにするための命令語が別途に定義されることができる。例えば、表を基本フォーマットとして認識してデータ項目数に合わせて表を複製/反復生成するように命令するための#表反復#、1行/1列を基本フォーマットとして認識してデータ項目数に合わせて行または列を複製/反復生成するように命令するための#行反復#または#列反復#がそうである。ユーザは、表を複製しようとする場合表内に#表反復#タグを、行または列を複製しようとする場合表内の最後の行または列に#行反復#または#列反復#タグを各々挿入/入力することによって、文書作成サーバーにユーザカスタマイズ型の文書作成形式に対して指示することができる。
【0069】
前述した実施形態により分かるように、本発明は膨大な量のデータ、すなわち膨大な量の文書自動作成の対象が存在する場合にさらに有用に使用することができる。データ量が増えるほどユーザが直接早い時間内に正確にいちいち入力することは非常に面倒で難しいことであるためである。特に、特許文献に関する様々な報告書、文書などの場合、特許検索サービスによって検索された大量の特許文献を分析/比較する内容で主に作成されるため、本発明がさらに有用に使用されることができる。
【0070】
図10は、本発明の一実施形態に係る文書作成サーバーのブロック図である。
【0071】
図10を参照すると、文書作成サーバーは、プロセッサ1010、メモリユニット1020及び通信ユニット1030を含むことができる。各構成要素は、少なくとも1つのハードウェア/ソフトウェア的な構成要素によって具現されることができる。
【0072】
メモリユニット1020は、ビデオ、オーディオ、写真、動画、アプリケーション、ファイルなど様々なデジタルデータを保存することができる。メモリユニット1020は、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)などの様々なデジタルデータ保存空間を示す。
【0073】
通信ユニット1030は、デバイス外部と様々なプロトコルを使用して通信を行い、データを送信/受信することができる。通信ユニット1030は、有線または無線で外部ネットワークに接続して、デジタルデータを送信/受信することができる。
【0074】
プロセッサ1010は、メモリユニット1020に保存された様々なアプリケーションを実行し、データをプロセシングすることができる。また、プロセッサ1010は、本明細書で説明された実施形態を行うために少なくとも1つのユニットを制御することもできる。したがって、プロセッサ1010は文書作成サーバーに代替されて説明することができる。プロセッサ1010は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processor Unit)、MCU(Micro Controller Unit)、AP(Application Processor)、AP(Application Processor)または本発明の技術分野で周知の任意の形態のプロセッサを少なくとも1つ含んで構成することができる。
【0075】
本発明のブロック図に関する説明は、文書作成装置にも同様に適用することができる。
【0076】
前述した実施形態を全てまとめると、本明細書はユーザカスタマイズ型の文書自動作成システム、方法、そのための装置及びサーバーに関するものであって、ユーザが保有した様々な文書様式に簡単なタグを入力してアップロードすると、該当タグに1対1対応されるデータ項目を埋め込んで自動で文書を作成することを特徴とする。すなわち、ユーザが自分が保有したワード、PPT、Excel、HWPなどのような様々な拡張子文書ファイルの所望の位置に予め定義されたタグを挿入し、タグをユーザの所望のフォント、色などのスタイルで指定してテンプレートファイルとして保存する。保存されたテンプレートファイルがウェブなどで構成されたシステムにアップロードされると、文書作成サーバーは該当ファイルのタグを確認して、該当タグ位置に指定されたデータ項目を自動的に入力してユーザカスタマイズ型ファイルに生成し、これをユーザに提供することができる。
【0077】
テンプレートファイルには、会社のロゴ、ヘッダー、フッターをはじめとする様々な要素を挿入することができるが、このようなすべての要素はユーザカスタマイズ型の文書内でそのまま維持され、タグのみがユーザの所望のスタイルでデータ項目に代替(または代替入力)されるため、ユーザは特許情報など様々なデータをいちいちコピー-ペーストする必要なく、大量のリストまたは表または報告書形態で容易にファイルに生成できるという長所がある。
【0078】
ユーザテンプレートカスタマイズ型のレポート生成システム及びその生成方法は様々な形態で活用されることができるが、特許などの検索DBと連係して活用されることが好ましい。具体的には、特許を検索した結果で出る特許文献を選択してユーザの所望の報告書様式内に特許文献の名称、出願人、出願日、図面、ファミリー、引用文献などの数十、数百のデータ項目を一括で貼り付けながらも、ユーザの様式をそのまま維持して所望のスタイルを簡単にタグ入力でのみ設定することができるため、ユーザが直接作成したような膨大な量の報告書を容易に作成することができる。
【0079】
タグは、文書上の任意の位置に入る単一項目、リスト、テーブル、重複不可などで属性を付与することによって、ユーザが反復されるリスト、テーブルなどであるかを把握して入力して、自動的に表とリストなどの形式で自動的に形式を維持し、データが入力されることができる。
【0080】
本発明に係る実施形態は、様々な手段、例えばハードウェア、ファームウェア(firmware)、ソフトウェアまたはそれらの結合などによって具現されることができる。ハードウェアによる具現の場合、本発明の一実施形態は、1つまたはそれ以上のASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラー、マイクロコントローラー、マイクロプロセッサなどによって具現されることができる。
【0081】
また、ファームウェアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の一実施形態は前述の機能または動作を行うモジュール、手続き、関数などの形態で具現され、様々なコンピュータ手段によって判読可能な記録媒体に記録されることができる。ここで、記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独でまたは組み合わせて含むことができる。記録媒体に記録されるプログラム命令は、本発明のために特別に設計されて構成されたものであるか、コンピュータソフトウェア当業者に公知されて使用可能なものであってもよい。例えば記録媒体は、ハードディスク、フロッピーディスク及び磁気テープのような磁気媒体(Magnetic Media)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Video Disk)のような光記録媒体(Optical Media)、フロプティカルディスク(Floptical Disk)のような光磁気媒体(Magneto-Optical Media)、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置を含む。プログラム命令の例としては、コンパイラーによって作られるような機械語コードだけでなく、インタープリターなどを使用してコンピュータによって実行されることができる高級言語コードを含むことができる。このようなハードウェア装置は、本発明の動作を行うために1つ以上のソフトウェアとして作動するように構成されることができ、その逆も同様である。
【0082】
なお、本発明に係る装置や端末は、1つ以上のプロセッサをして前述した機能とプロセスを行うようにする命令によって駆動されることができる。例えば、そのような命令としては、JavaScriptやECMAScript命令などのスクリプト命令のように解釈される命令や実行可能なコードあるいはコンピュータで判読可能な媒体に保存されるその他の命令が含まれ得る。さらに、本発明に係る装置はサーバーファーム(Server Farm)のようにネットワークにわたって分散型で具現されることができ、または単一のコンピュータ装置で具現されることもできる。
【0083】
また、本発明に係る装置に搭載され、本発明に係る方法を実行するコンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、スクリプトまたはコードとしても知られている)は、コンパイルまたは解釈された言語や先験的または手続き的言語を含むプログラミング言語のいかなる形態でも作成されることができ、独立型プログラムやモジュール、コンポーネント、サブルーチンまたはコンピュータ環境で使用するのに適した他のユニットを含んでいかなる形態にも展開することができる。コンピュータプログラムは、ファイルシステムのファイルに必ずしも対応するものではない。プログラムは、要請されたプログラムに提供される単一のファイル内に、または多重の相互作用するファイル(例えば、1つ以上のモジュール、下位プログラムまたはコードの一部を保存するファイル)内に、または他のプログラムやデータを保有するファイルの一部(例えば、マークアップ言語文書内に保存される1つ以上のスクリプト)内に保存されることができる。コンピュータプログラムは、1つのサイトに位置するか、複数のサイトにわたって分散して通信ネットワークによって相互接続された多重コンピュータや1つのコンピュータ上で実行するように展開されることができる。
【0084】
説明の便宜のために各図面を分けて説明したが、各図面に述べられている実施形態を併合して新しい実施形態を具現するように設計することも可能である。また、本発明は、前述したように説明された実施形態の構成と方法が限定されて適用されるのではなく、前述した実施形態は、様々な変形が可能となるような各実施形態の全部または一部が選択的に組み合わせて構成されるもよい。
【0085】
また、以上では好ましい実施形態について示して説明したが、本明細書は前述した特定の実施形態に限定されず、特許請求の範囲で請求する要旨を逸脱することなく、当該明細書の属する技術分野における通常の知識を有する者によって多様な変形実施が可能であることはもちろんであり、このような変形実施は、本明細書の技術的思想または展望から個別的に理解されてはならない。
【符号の説明】
【0086】
210 タグ検索UI
210-1 検索機能
210-2 データ項目
210-3 タグ
210-4 使用類型
310 テンプレートファイル
410 文書
510-1 テンプレートファイル
510-2 文書
520-1 タグ
520-2 番号データ項目に該当する「1」
530-1 #名称#
530-2 車両用排気ガス後処理装置
620 テンプレートUI/機能
620-1 テンプレート追加アイコン
620-2 タグ検索アイコン
620-3 ガイドアイコン
630 データ項目チェックリスト機能
640 アイコン
710 検索結果
810 テンプレートファイル
810-1 行
910 文書
1010 プロセッサ
1020 メモリユニット
1030 通信ユニット
【国際調査報告】