IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ アーソス,インコーポレーテッドの特許一覧

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-11-22
(54)【発明の名称】フラットタイルソーラーパネル
(51)【国際特許分類】
   H02S 40/00 20140101AFI20221115BHJP
   H02S 40/36 20140101ALI20221115BHJP
   H02S 30/10 20140101ALI20221115BHJP
   H02S 20/10 20140101ALI20221115BHJP
【FI】
H02S40/00
H02S40/36
H02S30/10
H02S20/10 J
H02S20/10 R
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022518377
(86)(22)【出願日】2020-06-23
(85)【翻訳文提出日】2022-04-15
(86)【国際出願番号】 US2020039092
(87)【国際公開番号】W WO2021055064
(87)【国際公開日】2021-03-25
(31)【優先権主張番号】62/903,369
(32)【優先日】2019-09-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】16/682,503
(32)【優先日】2019-11-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】16/682,517
(32)【優先日】2019-11-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522110441
【氏名又は名称】アーソス,インコーポレーテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100118902
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 修
(74)【代理人】
【識別番号】100106208
【弁理士】
【氏名又は名称】宮前 徹
(74)【代理人】
【識別番号】100196508
【弁理士】
【氏名又は名称】松尾 淳一
(74)【代理人】
【識別番号】100117640
【弁理士】
【氏名又は名称】小野 達己
(72)【発明者】
【氏名】タイラー,ジェームズ・スコット
(72)【発明者】
【氏名】ハマック,ウィリー
(72)【発明者】
【氏名】グラッドキン,マイケル
【テーマコード(参考)】
5F151
【Fターム(参考)】
5F151JA02
5F151JA07
5F151JA09
5F151JA13
5F151JA15
(57)【要約】
複数のソーラーパネルを有する大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイは、ソーラーパネルのエッジ部分で地面に支持される。パネルは、少なくとも1つの直列接続ストリングで相互接続され、上記少なくとも1つの直列接続ストリングは、少なくとも2つの列に沿った隣接又は密隣接のソーラーパネルに沿って延び、したがって、ストリングは、ストリングを構築するソーラーパネルの縦方向寸法よりも小さい直列接続部の終点端部間の距離を有する。
【選択図】図8C
【特許請求の範囲】
【請求項1】
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイであって、
地面において地面で直接支持される複数のソーラーパネルであって、それぞれのパネルの少なくとも枠部材が、前記ソーラーパネルの大地配向を確立するように、密隣接配置構造又は前記ソーラーパネルの複数列の当接配置構造で位置決めされる、複数のソーラーパネルと、
地面上のそのエッジ部分における前記ソーラーパネルのための支持体であって、
前記ソーラーパネルが、地面の平滑な又は実質上平坦な部分の上方又は上に静置し、
前記ソーラーパネルのエッジ部分が、複数のパネルのエッジ枠を受容することによって前記エッジ部分を支持することのできる地面支持エリア上に静置し、
前記地面支持エリア上に静置する前記エッジ部分が、前記パネルのための機械的支持を提供する、支持体と、
少なくとも1つの直列接続ストリングの前記ソーラーパネルのための電気的相互接続部であって、前記少なくとも1つの直列接続ストリングが、少なくとも2つの列に沿った隣接又は密隣接のソーラーパネルに沿って延び、したがって、前記ストリングが、前記ストリングを構築する前記ソーラーパネルの縦方向寸法よりも小さい直列接続部の終点端部間の距離を有し、前記相互接続部が、前記直列接続ストリングの複数の光起電力パネルの終点接続部に係合する配線接続部を含み、前記配線接続部が、前記直列接続ストリング接続部で少なくとも2つの列のパネルを利用する配置構造で隣接パネルを接続するように配置され、前記ストリングが、前記接続部をルート決めするために前記少なくとも2つの列を使用し、したがって、第1の端部終端で開始するストリングが、前記少なくとも2つの列の方向に沿って延び、前記少なくとも2つの列の反対方向に沿って戻り、以って、前記ストリングの前記端部で「ホームラン」接続部を削減又は排除し、
前記大地配向が、前記ソーラーパネルのための上昇支持体を提供及び施設することに関連するコストを排除することによって、前記光起電力アレイのコストを削減し、
前記ソーラーパネルの前記大地配向が、自動水平面清掃機器による清掃を可能にする平坦配向を提供する、電気的相互接続部と、
複数列の前記配置構造の少なくとも1つのエッジに当接する端部カーブ部材と、
互いに所定の近位でパネルをリンクするために使用されるブラケット又はばねクリップ配置構造を含む保持クリップであって、個々のソーラーパネルに係合し、横移動が本質的に制限された前記ソーラーパネルを保持するためにそのエッジ部分で前記ソーラーパネルに係合する枠支持体を含む、保持クリップと、
を含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項2】
請求項1に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータを更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項3】
請求項1に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
熱移動を促進する暗色の又は熱伝達する被覆を有し、それぞれのソーラーパネルの下側が被覆された、少なくとも複数の前記ソーラーパネルと、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータと、
を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項4】
請求項1に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
地面上のそのエッジ部分における前記ソーラーパネルのための前記支持体が、複数のパネルのエッジ枠を受容するように地面の中に掘削される地面の前記平滑な若しくは実質上平坦な部分の溝、窪み又はチャネルとして形成されるあぜ溝を含み、以って、前記あぜ溝に静置する前記エッジ部分が、前記パネルのための前記機械的支持を提供する大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項5】
請求項4に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
前記端部カーブ部材が、地面上の前記ソーラーパネルの位置的安定性を増加させるための支持を提供する大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項6】
請求項1に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
保護エリアで600Vdc超で動作するユーティリティ規模ソーラーアレイを含む前記複数のソーラーパネルと、
土地の既存の輪郭に従うように、前記ソーラーパネルを地面の前記平滑な又は実質上平坦な部分の上方又は上に静置する、前記ソーラーパネルの前記大地配向及び地面上のそのエッジ部分における前記ソーラーパネルのための支持と、
を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項7】
請求項1に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
個別のソーラーパネルに係合し、前記パネルを前記ばねクリップの中にスナップインさせることによって、そのエッジ部分で前記ソーラーパネルに係合する、隆起リテーナリップ及び枠支持体を備える、1つ又は複数のばねクリップを含む、前記保持クリップを更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項8】
少なくとも1つのアレイの光起電力パネルを含むソーラーパワープラントを提供するための方法であって、
大地に複数のソーラーパネルを支持するステップであって、ソーラーパネルアレイの前記ソーラーパネルの大地配向を確立するように、及び地面の平滑な又は実質上平坦な部分の上方又は上に複数列の前記ソーラーパネルを静置することによって前記ソーラーパネルの大地配向を確立するように、それぞれのパネルの少なくとも枠部材が地面に直接静置する、支持するステップと、
複数のパネルのエッジ枠を受容することによって前記ソーラーパネルのエッジ部分を支持することのできる地面支持エリア上に静置された前記エッジ部分を静置するステップであって、前記地面支持エリア上に静置する前記エッジ部分が、前記パネルのための機械的支持を提供する、静置するステップと、
複数列の配置構造の少なくとも1つのエッジに当接する端部カーブ部材を提供するステップと、
互いに所定の近位でパネルをリンクするために使用されるブラケット又はばねクリップ配置構造を含む保持クリップを提供するステップであって、前記保持クリップが、個々のソーラーパネルに係合し、横移動が本質的に制限された前記ソーラーパネルを保持するためにそのエッジ部分で前記ソーラーパネルに係合する枠支持体を含む、提供するステップと、
少なくとも1つの直列接続ストリングの前記ソーラーパネルを相互接続するステップと、
を含み、
前記少なくとも1つの直列接続ストリングが、少なくとも2つの列に沿った隣接又は密隣接のソーラーパネルに沿って延び、したがって、前記ストリングが、前記ストリングを構築する前記ソーラーパネルの縦方向寸法よりも小さい直列接続部の終点端部間の距離を有し、前記相互接続するステップが、前記直列接続ストリングの複数の光起電力パネルの終点接続部に係合する配線接続部を含み、前記配線接続部が、前記直列接続ストリング接続部で少なくとも2つの列のパネルを利用する配置構造で隣接パネルを接続するように配置され、前記ストリングが、前記接続部をルート決めするために前記少なくとも2つの列を使用し、したがって、第1の端部終端で開始するストリングが、前記少なくとも2つの列の方向に沿って延び、前記少なくとも2つの列の反対方向に沿って戻り、以って、前記ストリングの前記端部で「ホームラン」接続部を削減又は排除し、
前記大地配向が、前記ソーラーパネルのための上昇支持体を提供及び施設することに関連するコストを排除することによって、光起電力アレイのコストを削減し、
前記ソーラーパネルの前記大地配向が、自動水平面清掃機器による清掃を可能にする平坦配向を提供する方法。
【請求項9】
請求項8に記載の方法において、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータを使用するステップを更に含む方法。
【請求項10】
請求項8に記載の方法において、
熱移動を促進する暗色の又は熱伝達する被覆を有し、それぞれのソーラーパネルの下側が被覆された、少なくとも複数の前記ソーラーパネルを提供するステップと、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するための換気装置を提供するステップと、
を更に含む方法。
【請求項11】
請求項8に記載の方法において、
地面上のそのエッジ部分における前記ソーラーパネルのための前記支持体が、複数のパネルのエッジ枠を受容するように地面の中に掘削される地面の前記平滑な若しくは実質上平坦な部分の溝、窪み又はチャネルとして形成されるあぜ溝を含み、以って、前記あぜ溝に静置する前記エッジ部分が、前記パネルのための前記機械的支持を提供する方法。
【請求項12】
請求項8に記載の方法において、
前記端部カーブ部材が、地面上の前記ソーラーパネルの位置的安定性を増加させるための支持を提供する方法。
【請求項13】
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイであって、
保護エリアで600Vdc超で動作する複数のユーティリティ規模ソーラーパネルと、
ソーラーパネルの大地配向を確立するように、密隣接配置構造又は前記ソーラーパネルの複数列の当接配置構造で位置決めされる、直接地面上のそのエッジ部分における前記ソーラーパネルのための支持体であって、
前記ソーラーパネルが、地面の平滑な又は実質上平坦な部分の上方又は上に静置し、
前記ソーラーパネルのエッジ部分が、複数のパネルのエッジ枠を受容することによって前記エッジ部分を支持することのできる地面支持エリア上に静置し、
前記地面支持エリア上に静置する前記エッジ部分が、前記パネルのための機械的支持を提供する、支持体と、
横移動が本質的に制限された前記ソーラーパネルを保持するために、個々のソーラーパネルにそのエッジ部分で係合することによって、互いに所定の近位でパネルをリンクするための保持手段と、
少なくとも1つの直列接続ストリングの前記ソーラーパネルのための電気的相互接続部と、
を含み、
前記少なくとも1つの直列接続ストリングが、少なくとも2つの列に沿った隣接又は密隣接のソーラーパネルに沿って延び、したがって、前記ストリングが、前記ストリングを構築する前記ソーラーパネルの縦方向寸法よりも小さい直列接続部の終点端部間の距離を有し、前記相互接続部が、前記直列接続ストリングの複数の光起電力パネルの終点接続部に係合する配線接続部を含み、前記配線接続部が、前記直列接続ストリング接続部で少なくとも2つの列のパネルを利用する配置構造で隣接パネルを接続するように配置され、前記ストリングが、前記接続部をルート決めするために前記少なくとも2つの列を使用し、したがって、第1の端部終端で開始するストリングが、前記少なくとも2つの列の方向に沿って延び、前記少なくとも2つの列の反対方向に沿って戻り、以って、前記ストリングの前記端部で「ホームラン」接続部を削減又は排除し、
前記大地配向が、前記ソーラーパネルのための上昇支持体を提供及び施設することに関連するコストを排除することによって、前記光起電力アレイのコストを削減し、
前記ソーラーパネルの前記大地配向が、自動水平面清掃機器による清掃を可能にする平坦配向を提供する大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項14】
請求項13に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
複数列の前記配置構造の少なくとも1つのエッジに当接する端部カーブ部材を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項15】
請求項14に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータを更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項16】
請求項14に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
熱移動を促進する暗色の又は熱伝達する被覆を有し、それぞれのソーラーパネルの下側が被覆された、少なくとも複数の前記ソーラーパネルと、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータと、
を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項17】
請求項13に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータを更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項18】
請求項13に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
熱移動を促進する暗色の又は熱伝達する被覆を有し、それぞれのソーラーパネルの下側が被覆された、少なくとも複数の前記ソーラーパネルと、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータと、
を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項19】
請求項13に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
土地の既存の輪郭に従うように、前記ソーラーパネルを地面の前記平滑な又は実質上平坦な部分の上方又は上に静置する、前記ソーラーパネルの前記大地配向及び地面上のそのエッジ部分における前記ソーラーパネルのための支持を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項20】
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイであって、
複数のソーラーパネルと、
前記ソーラーパネルを地面にそのエッジ部分で支持するための手段と、
少なくとも1つの直列接続ストリングの前記ソーラーパネルを相互接続するための手段と、
を含み、
前記少なくとも1つの直列接続ストリングが、少なくとも2つの列に沿った隣接又は密隣接のソーラーパネルに沿って延び、したがって、前記ストリングが、前記ストリングを構築する前記ソーラーパネルの縦方向寸法よりも小さい直列接続部の終点端部間の距離を有する大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項21】
請求項20に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記光起電力アレイの光起電力パネルを接続する取付けブラケットを更に含み、前記取付けブラケットが、
複数の前記パネルの外側エッジ枠と雌雄嵌合する少なくとも1つの第1のタイプのエッジフランジであって、前記第1のタイプのエッジフランジがそれぞれのエッジ枠に適合する、少なくとも1つの第1のタイプのエッジフランジと、
前記複数のパネルの前記外側エッジ枠のそれぞれの内側と雌雄嵌合する内側エッジフランジの1つに対応する複数の第2のタイプのエッジフランジであって、前記第2のタイプのエッジフランジが、前記第1のタイプのエッジフランジのうちのそれぞれの1つと協働して、前記それぞれのエッジ枠を把持するために、前記エッジ枠のうちのそれぞれの1つに適合する、複数の第2のタイプのエッジフランジと、
各パネルの前記エッジ枠と整列して配置される上部保持部材であって、前記取付けブラケットの定位置に前記エッジ枠を保持し、以って、前記取付けブラケットの定位置に各パネルを保持する、上部保持部材と、
リンク関係で前記パネルを保持するために複数の第1のタイプのエッジフランジ及び第2のタイプのエッジフランジをリンクする本体セクションと、
を含むソーラーパネルアレイ。
【請求項22】
請求項21に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記第1のタイプのエッジフランジ及び第2のタイプのエッジフランジの少なくとも一方が、前記パネルのうちのエッジパネルに係合するように、機械的弾力性及びバイアスを有するソーラーパネルアレイ。
【請求項23】
請求項21に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記第1のタイプのエッジフランジが、前記取付けブラケットに固定される前記パネルを保持するために、上部フランジで終端するソーラーパネルアレイ。
【請求項24】
請求項21に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
地面の定位置に前記複数のパネルを保持するために前記取付けブラケットに係合する定着部材を更に含み、
前記グリップ部材が、前記それぞれのエッジ枠を把持するために前記第1及び第2のタイプのエッジフランジの一方から突出し、以って、前記定着部材が前記取付けブラケットに係合するときに、前記パネルを保持するソーラーパネルアレイ。
【請求項25】
請求項20に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記光起電力アレイの光起電力パネルを接続する取付けブラケットを更に含み、前記取付けブラケットが、
前記複数のパネルのエッジ枠と雌雄嵌合し、そのパネルのコーナで前記複数のパネルのうちの少なくとも1つの隣接エッジ枠セクションを含む、複数の第1のタイプのエッジフランジであって、内側エッジフランジがそれぞれのエッジ枠に適合する、複数の第1のタイプのエッジフランジと、
前記エッジ枠のうちのそれぞれの1つと雌雄嵌合する前記第1のタイプのエッジフランジの1つに対応し、前記エッジフランジのうちのそれぞれの1つに固定される複数の第2のタイプのエッジフランジであって、前記第2のタイプのエッジフランジが、前記第1のタイプのエッジフランジのうちの前記それぞれの1つと協働して、前記それぞれのエッジ枠を把持するために、前記エッジ枠のうちの前記それぞれの1つに適合する、複数の第2のタイプのエッジフランジと、
各パネルの前記エッジ枠と整列して配置されたグリップ部材であって、前記取付けブラケットの定位置に前記エッジ枠を保持し、以って、前記取付けブラケットの定位置に各パネルを保持する、グリップ部材と、
リンク関係で前記パネルを保持するために前記複数の第1のタイプのエッジフランジ及び第2のタイプのエッジフランジをリンクする本体セクションと、
を含むソーラーパネルアレイ。
【請求項26】
請求項20に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記直列接続ストリングの複数の光起電力パネルの終点接続部に係合する配線接続部を含む相互接続するための前記手段を更に含み、前記配線接続部が、前記直列接続ストリング接続部で少なくとも2つの列のパネルを利用する配置構造で隣接パネルを接続するように配置され、前記ストリングが、前記接続部をルート決めするために前記少なくとも2つの列を使用し、したがって、第1の端部終端で開始するストリングが、前記少なくとも2つの列の方向に沿って延び、前記少なくとも2つの列の反対方向に沿って戻り、以って、前記ストリングの前記端部で「ホームラン」接続部を削減又は排除するソーラーパネルアレイ。
【請求項27】
請求項20に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記ソーラーパネルを地面にそのエッジ部分で支持するための前記手段が、
地面の平滑な又は実質上平坦な部分と、
複数のパネルのエッジ枠を受容することによって前記パネルの前記エッジ部分を支持することのできる地面支持エリアであって、以って、前記地面支持エリア上に静置する前記エッジ部分が、前記パネルのための機械的支持を提供する、地面支持エリアと、
アレイのエッジに位置決めされる端部ストッパ又はカーブ部材と、
を含むソーラーパネルアレイ。
【請求項28】
請求項20に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記ソーラーパネルを地面にそのエッジ部分で支持するための前記手段が、
地面の平滑な又は実質上平坦な部分と、
複数のパネルのエッジ枠を受容するように地面の中に掘削される溝、窪み又はチャネルとして形成されるあぜ溝であって、以って、前記あぜ溝に静置する前記エッジ部分が、前記パネルのための機械的支持を提供する、あぜ溝と、
を含むソーラーパネルアレイ。
【請求項29】
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイであって、
複数のソーラーパネルと、
前記ソーラーパネルを地面にそのエッジ部分で支持する支持体と、
少なくとも1つの直列接続ストリングの複数の光起電力パネルの終点接続部に係合する配線接続部を含む、前記ソーラーパネルを相互接続する相互接続部であって、前記少なくとも1つの直列接続ストリングが、少なくとも2つの列に沿った隣接又は密隣接のソーラーパネルに沿って延び、したがって、前記ストリングが、前記ストリングを構築する前記ソーラーパネルの縦方向寸法よりも小さい直列接続部の終点端部間の距離を有し、以って、前記ストリングの前記端部で「ホームラン」接続部を削減又は排除する、相互接続部と、
地面の平滑な又は実質上平坦な部分と、
複数のパネルのエッジ枠を受容することによって前記パネルの前記エッジ部分を支持することのできる地面支持エリアであって、以って、前記地面支持エリア上に静置する前記エッジ部分が、前記パネルのための機械的支持を提供する、地面支持エリアと、
を含むソーラー光起電力アレイ。
【請求項30】
請求項29に記載のソーラー光起電力アレイにおいて、
前記ソーラーパネルを地面にそのエッジ部分で支持するための手段が、アレイのエッジに位置決めされる端部ストッパ又はカーブ部材を更に含むソーラー光起電力アレイ。
【請求項31】
請求項29に記載のソーラー光起電力アレイにおいて、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータを更に含むソーラー光起電力アレイ。
【請求項32】
請求項29に記載のソーラー光起電力アレイにおいて、
熱移動を促進する暗色の又は熱伝達する被覆を有し、それぞれのソーラーパネルの下側が被覆された、少なくとも複数の前記ソーラーパネルと、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータと、
を更に含むソーラー光起電力アレイ。
【請求項33】
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイであって、
ソーラーパネルの大地配向を確立するように地面に支持され、密隣接配置構造又は前記ソーラーパネルの複数列の当接配置構造で位置決めされる複数の前記ソーラーパネルと、
少なくとも1つの直列接続ストリングの前記ソーラーパネルを接続する前記ソーラーパネルのための相互接続回路と、
を含み、
前記少なくとも1つの直列接続ストリングが、少なくとも2つの列に沿った隣接又は密隣接のソーラーパネルに沿って延び、したがって、前記ストリングが、前記ストリングを構築する前記ソーラーパネルの縦方向寸法よりも小さい直列接続部の終点端部間の距離を有し、相互接続するための手段が、前記直列接続ストリングの複数の光起電力パネルの終点接続部に係合する配線接続部を含み、前記配線接続部が、前記直列接続ストリング接続部で少なくとも2つの列のパネルを利用する配置構造で隣接パネルを接続するように配置され、前記ストリングが、前記接続部をルート決めするために前記少なくとも2つの列を使用し、したがって、第1の端部終端で開始するストリングが、前記少なくとも2つの列の方向に沿って延び、前記少なくとも2つの列の反対方向に沿って戻り、以って、前記ストリングの前記端部で「ホームラン」接続部を削減又は排除し、
前記大地配向が、前記ソーラーパネルのための上昇支持体を提供及び施設することに関連するコストを排除することによって、前記光起電力アレイのコストを削減し、
前記ソーラーパネルの前記大地配向が、自動水平面清掃機器による清掃を可能にする平坦配向を提供する大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項34】
請求項33に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
複数列の前記配置構造の少なくとも1つのエッジに当接する端部カーブ部材を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項35】
請求項33に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータを更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項36】
請求項33に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
熱移動を促進する暗色の又は熱伝達する被覆を有し、それぞれのソーラーパネルの下側が被覆された、少なくとも複数の前記ソーラーパネルと、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータと、
を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項37】
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイであって、
保護エリアで600Vdc超で動作する複数のユーティリティ規模ソーラーパネルと、
前記ソーラーパネルを地面にそのエッジ部分で支持するための手段と、
大地表面に直接接触又は実質上密接に及び前記大地表面に実質上平行に、前記ソーラーパネルを支持するための手段と、
縁から縁と端から端の双方で格子模様を確立するために、隣接又は密隣接の関係で前記ソーラーパネルを支持するための手段と、
を含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項38】
請求項37に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
複数列の配置構造の少なくとも1つのエッジに当接する端部カーブ部材を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項39】
請求項37に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
熱移動を促進する暗色の又は熱伝達する被覆を有し、それぞれのソーラーパネルの下側が被覆された、少なくとも複数の前記ソーラーパネルと、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータと、
を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項40】
請求項37に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータを更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項41】
複数の光起電力ソーラーパネルであって、ソーラーパネルアレイの前記ソーラーパネルの大地配向を確立するように、及び前記ソーラーパネルの大地配向を確立するように、前記ソーラーパネルを支持する地面据え付け支持体に据え付けられた、複数の光起電力ソーラーパネルと、
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイの光起電力パネルを接続するための複数の取付けブラケットであって、前記取付けブラケットが、
1つの前記光起電力パネルのエッジ部分と係合することのできるフランジ付き配置構造、及び複数の光起電力パネルの前記エッジ部分と係合することのできるフランジ付き配置構造を有する少なくともサブセットの前記取付けブラケットを含む、複数の取付けブラケットと、
前記複数の光起電力パネルの終点接続部に係合する配線接続部と、
を含み、
前記配線接続部が、直列「ストリング」接続部で少なくとも2つの列のパネルを利用する配置構造で隣接又は密隣接のパネルを接続するように配置され、前記ストリングが、前記接続部をルート決めするために前記少なくとも2つの列を使用し、したがって、第1の端部終端で開始するストリングが、前記少なくとも2つの列の方向に沿って延び、前記少なくとも2つの列の反対方向に沿って戻り、以って、前記ストリングの前記端部で「ホームラン」接続部を削減又は排除するソーラーエネルギーシステム。
【請求項42】
請求項41に記載のソーラーエネルギーシステムにおいて、
地面の定位置に前記複数のパネルを保持するために、前記取付けブラケットに係合する定着部材を更に含むソーラーエネルギーシステム。
【請求項43】
請求項41に記載のソーラーエネルギーシステムにおいて、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータを更に含むソーラーエネルギーシステム。
【請求項44】
請求項41に記載のソーラーエネルギーシステムにおいて、
熱移動を促進する暗色の又は熱伝達する被覆を有し、それぞれのソーラーパネルの下側が被覆された、少なくとも複数の前記ソーラーパネルと、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータと、
を更に含むソーラーエネルギーシステム。
【請求項45】
請求項41に記載のソーラーエネルギーシステムにおいて、
前記取付けブラケットと係合する前記光起電力パネルを保持することのできる保持クランプ又はクラスプを更に含むソーラーエネルギーシステム。
【請求項46】
少なくとも1つのアレイの光起電力パネルを含むソーラーパワープラントを提供するための方法であって、
光起電力アレイの低くなった相対コストが、前記ソーラーパワープラント全体と比較して、低くなった清掃コストで、追加のピークパワー、電圧又は電気力率の補正を提供するためのより経済的な手段を提供し、前記方法が、
大地に複数のソーラーパネルを、ソーラーパネルアレイの前記ソーラーパネルの大地配向を確立するように、及び前記ソーラーパネルの大地配向を確立するように、支持するステップと、
少なくとも1つの直列接続ストリングの前記ソーラーパネルを相互接続するステップと、
を含み、
前記少なくとも1つの直列接続ストリングが、少なくとも2つの列に沿った隣接又は密隣接のソーラーパネルに沿って延び、したがって、前記ストリングが、前記ストリングを構築する前記ソーラーパネルの縦方向寸法よりも小さい直列接続部の終点端部間の距離を有し、相互接続するための手段が、前記直列接続ストリングの複数の光起電力パネルの終点接続部に係合する配線接続部を含み、前記配線接続部が、前記直列接続ストリング接続部で少なくとも2つの列のパネルを利用する配置構造で隣接パネルを接続するように配置され、前記ストリングが、前記接続部をルート決めするために前記少なくとも2つの列を使用し、したがって、第1の端部終端で開始するストリングが、前記少なくとも2つの列の方向に沿って延び、前記少なくとも2つの列の反対方向に沿って戻り、以って、前記ストリングの前記端部で「ホームラン」接続部を削減又は排除し、
前記大地配向が、前記ソーラーパネルのための上昇支持体を提供及び施設することに関連するコストを排除することによって、前記光起電力アレイのコストを削減し、
前記ソーラーパネルの前記大地配向が、自動水平面清掃機器による清掃を可能にする平坦配向を提供する方法。
【請求項47】
請求項46に記載の方法において、
前記複数のソーラーパネルを大地に更に支持するために、複数列の前記配置構造の少なくとも1つのエッジに当接する端部カーブ部材を使用するステップを更に含む方法。
【請求項48】
請求項46に記載の方法において、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するためのベンチレータを使用するステップを更に含む方法。
【請求項49】
請求項46に記載の方法において、
熱移動を促進する暗色の又は熱伝達する被覆を有し、それぞれのソーラーパネルの下側が被覆された、少なくとも複数の前記ソーラーパネルを提供するステップと、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータと、
を更に含む方法。
【請求項50】
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイであって、
保護エリアで600Vdc超で動作する複数のユーティリティ規模ソーラーパネルと、
前記ソーラーパネルを地面にそのエッジ部分で支持するための手段と、
大地表面に直接接触又は実質上密接に及び前記大地表面に実質上平行に、前記ソーラーパネルを支持するための手段と、
縁から縁と端から端の双方で格子模様を確立するために、隣接又は密隣接の関係で前記ソーラーパネルを支持するための手段と、
を含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項51】
請求項50に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
複数列の配置構造の少なくとも1つのエッジに当接する端部カーブ部材を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項52】
請求項50に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータを更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項53】
請求項50に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
熱移動を促進する暗色の又は熱伝達する被覆を有し、それぞれのソーラーパネルの下側が被覆された、少なくとも複数の前記ソーラーパネルと、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータと、
を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項54】
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイであって、
複数のソーラーパネルと、
前記ソーラーパネルの大地配向を確立するように、密隣接配置構造又は前記ソーラーパネルの複数列の当接配置構造で位置決めされる、地面上に前記ソーラーパネルを支持するための手段と、
少なくとも1つの直列接続ストリングの前記ソーラーパネルを相互接続するための手段と、
を含み、
前記少なくとも1つの直列接続ストリングが、少なくとも2つの列に沿った隣接又は密隣接のソーラーパネルに沿って延び、したがって、前記ストリングが、前記ストリングを構築する前記ソーラーパネルの縦方向寸法よりも小さい直列接続部の終点端部間の距離を有し、相互接続するための前記手段が、前記直列接続ストリングの複数の光起電力パネルの終点接続部に係合する配線接続部を含み、前記配線接続部が、前記直列接続ストリング接続部で少なくとも2つの列のパネルを利用する配置構造で隣接パネルを接続するように配置され、前記ストリングが、前記接続部をルート決めするために前記少なくとも2つの列を使用し、したがって、第1の端部終端で開始するストリングが、前記少なくとも2つの列の方向に沿って延び、前記少なくとも2つの列の反対方向に沿って戻り、以って、前記ストリングの前記端部で「ホームラン」接続部を削減又は排除し、
前記大地配向が、前記ソーラーパネルのための上昇支持体を提供及び施設することに関連するコストを排除することによって、前記光起電力アレイのコストを削減し、
前記ソーラーパネルの前記大地配向が、自動水平面清掃機器による清掃を可能にする平坦配向を提供する大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項55】
請求項54に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
複数列の前記配置構造の少なくとも1つのエッジに当接する端部カーブ部材を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項56】
請求項54に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータを更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項57】
請求項54に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
熱移動を促進する暗色の又は熱伝達する被覆を有し、それぞれのソーラーパネルの下側が被覆された、少なくとも複数の前記ソーラーパネルと、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータと、
を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項58】
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて光起電力パネルを接続するための取付けブラケットであって、
複数のパネルのエッジ枠と雌雄嵌合し、そのパネルのコーナで前記複数のパネルのうちの少なくとも1つの隣接エッジ枠セクションを含む複数の外側エッジフランジであって、内側エッジフランジがそれぞれのエッジ枠の内側に適合する、複数の外側エッジフランジと、
前記外側エッジフランジのうちの1つに対応し、前記複数のパネルに対して前記取付けブラケットを支持する、少なくとも1つの底部フランジと、
前記パネルの高揚を防止するために前記複数のパネルを支持する少なくとも1つの取付けグリップと、
各パネルのために上部フランジ又は底部フランジの一方と整列して配置されたグリップ部材であって、前記取付けブラケットの定位置に前記エッジ枠を保持し、以って、前記取付けブラケットの定位置に各パネルを保持する、グリップ部材と、
を含む取付けブラケット。
【請求項59】
請求項58に記載の取付けブラケットにおいて、
地面の定位置に前記複数のパネルを保持するために前記取付けブラケットに係合する定着部材と、
前記パネルの高揚を防止するために前記取付けブラケットに対して前記複数のパネルを支持する少なくとも1つの上部フランジを含む前記取付けグリップと、
を更に含む取付けブラケット。
【請求項60】
請求項58に記載の取付けブラケットにおいて、
複数の前記内側エッジフランジ及び外側エッジフランジをリンクする本体セクションが、少なくとも前記底部フランジに固定される前記取付けブラケットの一部分の構成要素部品に係合する分離可能キャップセクションを更に含む取付けブラケット。
【請求項61】
請求項58に記載の取付けブラケットにおいて、
複数の前記内側エッジフランジ及び外側エッジフランジをリンクする本体セクションが、
少なくとも1つのパネルに係合する少なくとも1つの底部セクションであって、集合的に1つ又は複数の前記底部セクションが前記パネルの配置において全ての隣接パネルに係合する、少なくとも1つの底部セクションと、
少なくとも前記底部フランジに固定される前記取付けブラケットの一部分の構成要素部品に係合する分離可能キャップセクションであって、前記外側フランジを含む、分離可能キャップセクションと、
を更に含み、
前記分離可能キャップセクションを、定着部材又は前記底部セクションのいずれかを用いて固定することは、前記取付けブラケットを前記パネルにロックする、取付けブラケット。
【請求項62】
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて光起電力パネルを接続するための取付けブラケットであって、
複数のパネルのエッジ枠と雌雄嵌合し、そのパネルのコーナで前記複数のパネルのうちの少なくとも1つの隣接エッジ枠セクションを含む複数の第1のタイプのエッジフランジであって、内側エッジフランジがそれぞれのエッジ枠に適合する、複数の第1のタイプのエッジフランジと、
前記エッジ枠のうちのそれぞれの1つと雌雄嵌合する前記第1のタイプのエッジフランジの1つに対応し、前記エッジフランジのうちのそれぞれの1つに固定される複数の第2のタイプのエッジフランジであって、前記第2のタイプのエッジフランジが、前記第1のタイプのエッジフランジのうちの前記それぞれの1つと協働して、前記それぞれのエッジ枠を把持するために、前記エッジ枠のうちの前記それぞれの1つに適合する、複数の第2のタイプのエッジフランジと、
各パネルの前記エッジ枠と整列して配置されたグリップ部材であって、前記取付けブラケットの定位置に前記エッジ枠を保持し、以って、前記取付けブラケットの定位置に各パネルを保持する、グリップ部材と、
リンク関係で前記パネルを保持するために前記複数の第1のタイプのエッジフランジ及び第2のタイプのエッジフランジをリンクする本体セクションと、
を含み、
前記取付けブラケットが、ソーラーパネルアレイのソーラーパネルの大地配向で地面に前記ソーラーパネルを支持し、前記ソーラーパネルの大地配向を確立するように構成される取付けブラケット。
【請求項63】
請求項62に記載の取付けブラケットにおいて、
前記エッジ枠と雌雄嵌合する内側エッジフランジを含み、したがって、前記内側エッジフランジが、前記それぞれのエッジ枠の内側に適合する、前記第1のタイプのエッジフランジと、
前記エッジ枠と雌雄嵌合する外側エッジフランジを含み、したがって、前記外側エッジフランジが、前記それぞれのエッジ枠の外側に適合する、前記第2のタイプのエッジフランジと、
前記内側エッジフランジ及び外側エッジフランジを保持するために、複数の内側エッジフランジ及び外側エッジフランジをリンクする前記本体セクションと、
を更に含む取付けブラケット。
【請求項64】
請求項62に記載の取付けブラケットにおいて、
上部及び底部クランプ配置構造で前記エッジ枠と雌雄嵌合する上部及び底部のエッジフランジを含む前記第1及び第2のタイプのエッジフランジを更に含む取付けブラケット。
【請求項65】
請求項62に記載の取付けブラケットにおいて、
前記第1及び第2のタイプのエッジフランジをリンクする前記本体セクションが、
前記内側エッジフランジ及び外側エッジフランジの少なくとも一方に固定される前記取付けブラケットの一部分の構成要素部品に係合する分離可能キャップセクションと、
前記内側エッジフランジを支持する前記取付けブラケットのパネル支持セグメントと、
地面の定位置に前記複数のパネルを保持するために前記取付けブラケットに係合する定着部材と、
前記外側エッジフランジを含み、複数の前記パネル支持セグメントをリンクする前記分離可能キャップセクションと、
を更に含み、
クランプセクションが、前記定着部材を受容するか又はそれに取り付けられる取付けブラケット。
【請求項66】
請求項65に記載の取付けブラケットにおいて、
前記グリップ部材が、前記それぞれのエッジ枠を把持するために、前記第1及び第2のタイプのエッジフランジの一方から突出し、以って、前記定着部材が前記取付けブラケットに係合するときに、前記パネルを保持する取付けブラケット。
【請求項67】
請求項62に記載の取付けブラケットにおいて、
前記第1及び第2のタイプのエッジフランジをリンクする前記本体セクションが、前記内側エッジフランジ及び外側エッジフランジの少なくとも一方に固定される前記取付けブラケットの一部分の構成要素部品に係合する分離可能キャップセクションを更に含む取付けブラケット。
【請求項68】
請求項67に記載の取付けブラケットにおいて、
前記第1及び第2のタイプのエッジフランジを支持する前記取付けブラケットのパネル支持セグメントと、
地面の定位置に前記複数のパネルを保持するために前記取付けブラケットに係合する定着部材と、
複数の前記パネル支持セグメントをリンクする前記分離可能キャップセクションと、
を更に含み、
クランプセクションが、前記定着部材を受容するか又はそれに取り付けられる取付けブラケット。
【請求項69】
請求項67に記載の取付けブラケットにおいて、
前記エッジ枠セクションの1つに係合し前記パネルを保持するために、前記複数のパネルのうちの少なくとも1つの前記エッジ枠セクションの前記1つに向けて突出する少なくとも1つの取付けグリップを有する前記複数の第1及び第2のタイプのエッジフランジのうちの少なくとも1つと、
地面の定位置に前記複数のパネルを保持するために前記取付けブラケットに係合する定着部材と、
を更に含み、
前記取付けグリップが、前記それぞれのエッジ枠を把持するために、前記第1及び第2のタイプのエッジフランジの一方から突出し、以って、前記定着部材が前記取付けブラケットに係合するときに、前記パネルを保持する取付けブラケット。
【請求項70】
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイであって、
複数のソーラーパネルと、
前記ソーラーパネルを地面にそのエッジ部分で支持するための手段と、
少なくとも1つの直列接続ストリングの前記ソーラーパネルを相互接続するための手段であって、前記少なくとも1つの直列接続ストリングが、少なくとも2つの列に沿った隣接又は密隣接のソーラーパネルに沿って延び、したがって、前記ストリングが、前記ストリングを構築する前記ソーラーパネルの縦方向寸法よりも小さい直列接続部の終点端部間の距離を有する、相互接続するための手段と、
前記光起電力アレイの光起電力パネルを接続する取付けブラケットと、
を含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項71】
請求項70に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記複数のパネルのエッジ枠と雌雄嵌合し、そのパネルのコーナで前記複数のパネルのうちの少なくとも1つの隣接エッジ枠セクションを含む複数の第1のタイプのエッジフランジであって、内側エッジフランジがそれぞれのエッジ枠に適合する、複数の第1のタイプのエッジフランジと、
前記エッジ枠のうちのそれぞれの1つと雌雄嵌合する前記第1のタイプのエッジフランジの1つに対応し、前記エッジフランジのうちのそれぞれの1つに固定される複数の第2のタイプのエッジフランジであって、前記第2のタイプのエッジフランジが、前記第1のタイプのエッジフランジのうちの前記それぞれの1つと協働して、前記それぞれのエッジ枠を把持するために、前記エッジ枠のうちの前記それぞれの1つに適合する、複数の第2のタイプのエッジフランジと、
各パネルの前記エッジ枠と整列して配置されたグリップ部材であって、前記取付けブラケットの定位置に前記エッジ枠を保持し、以って、前記取付けブラケットの定位置に各パネルを保持する、グリップ部材と、
リンク関係で前記パネルを保持するために前記複数の第1のタイプのエッジフランジ及び第2のタイプのエッジフランジをリンクする本体セクションと、
を含む、前記取付けブラケットを更に含むソーラーパネルアレイ。
【請求項72】
請求項71に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記エッジ枠と雌雄嵌合する内側エッジフランジを含み、したがって、前記内側エッジフランジが、前記それぞれのエッジ枠の内側に適合する、前記第1のタイプのエッジフランジと、
前記エッジ枠と雌雄嵌合する外側エッジフランジを含み、したがって、前記外側エッジフランジが、前記それぞれのエッジ枠の外側に適合する、前記第2のタイプのエッジフランジと、
前記内側エッジフランジ及び外側エッジフランジを保持するために、複数の内側エッジフランジ及び外側エッジフランジをリンクする前記本体セクションと、
を更に含むソーラーパネルアレイ。
【請求項73】
請求項71に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記第1及び第2のタイプのエッジフランジをリンクする取付けブラケットの前記本体セクションが、
前記内側エッジフランジ及び外側エッジフランジの少なくとも一方に固定される前記取付けブラケットの一部分の構成要素部品に係合する分離可能キャップセクションと、
前記内側エッジフランジを支持する前記取付けブラケットのパネル支持セグメントと、
前記外側エッジフランジを含み、複数の前記パネル支持セグメントをリンクする前記分離可能キャップセクションと、
地面の定位置に前記複数のパネルを保持するために前記取付けブラケットに係合する定着部材と、
を更に含み、
前記第1及び第2のタイプのエッジフランジをリンクする取付けブラケットの前記本体セクションが、
前記内側エッジフランジ及び外側エッジフランジの少なくとも一方に固定される前記取付けブラケットの一部分の構成要素部品に係合する分離可能キャップセクションと、
前記内側エッジフランジを支持する前記取付けブラケットのパネル支持セグメントと、
前記外側エッジフランジを含み、複数の前記パネル支持セグメントをリンクする前記分離可能キャップセクションであって、クランプセクションが、前記定着部材を受容するか又はそれに取り付けられる、前記分離可能キャップセクションと、
を更に含むソーラーパネルアレイ。
【請求項74】
請求項71に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
地面の定位置に前記複数のパネルを保持するために前記取付けブラケットに係合する定着部材と、
前記エッジ枠セクションの1つに係合し前記パネルを保持するために、前記複数のパネルのうちの少なくとも1つの前記エッジ枠セクションの前記1つに向けて突出する少なくとも1つの取付けグリップを有する前記複数の第1及び第2のタイプのエッジフランジのうちの少なくとも1つと、
を更に含み、
前記取付けグリップが、前記それぞれのエッジ枠を把持するために、前記第1及び第2のタイプのエッジフランジの一方から突出し、以って、前記定着部材が前記取付けブラケットに係合するときに、前記パネルを保持するソーラーパネルアレイ。
【請求項75】
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて光起電力パネルを接続するための取付けブラケットであって、
複数の前記パネルの外側エッジ枠と雌雄嵌合する少なくとも1つの第1のタイプのエッジフランジであって、前記第1のタイプのエッジフランジがそれぞれのエッジ枠に適合する、少なくとも1つの第1のタイプのエッジフランジと、
前記複数のパネルの前記外側エッジ枠のそれぞれの内側と雌雄嵌合する内側エッジフランジの1つに対応する複数の第2のタイプのエッジフランジであって、前記第2のタイプのエッジフランジが、前記第1のタイプのエッジフランジのうちのそれぞれの1つと協働して、前記それぞれのエッジ枠を把持するために、前記エッジ枠のうちのそれぞれの1つに適合する、複数の第2のタイプのエッジフランジと、
各パネルの前記エッジ枠と整列して配置される上部保持部材であって、前記取付けブラケットの定位置に前記エッジ枠を保持し、以って、前記取付けブラケットの定位置に各パネルを保持する、上部保持部材と、
リンク関係で前記パネルを保持するために複数の第1のタイプのエッジフランジ及び第2のタイプのエッジフランジをリンクする本体セクションと、
を含む取付けブラケット。
【請求項76】
請求項75に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記第1のタイプのエッジフランジ及び第2のタイプのエッジフランジの少なくとも一方が、前記パネルのうちのエッジパネルに係合するように、機械的弾力性及びバイアスを有するソーラーパネルアレイ。
【請求項77】
請求項75に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記第1のタイプのエッジフランジが、前記取付けブラケットに固定される前記パネルを保持するために、上部フランジで終端するソーラーパネルアレイ。
【請求項78】
請求項75に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
地面の定位置に前記複数のパネルを保持するために前記取付けブラケットに係合する定着部材を更に含み、
前記グリップ部材が、前記それぞれのエッジ枠を把持するために前記第1及び第2のタイプのエッジフランジの一方から突出し、以って、前記定着部材が前記取付けブラケットに係合するときに、前記パネルを保持するソーラーパネルアレイ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願
[0001]本特許出願は、米国特許出願第16/682,503号及び第16/682,517号に対する優先権を主張し、両者は、2019年11月13日に出願され、両者は、2019年9月20日に出願された米国仮特許出願第62/903,369号(それの譲受人に譲渡され、それの発明者らによって出願され、本明細書に参照よって組み込まれている)に対する優先権を主張する。
【0002】
[0002]技術の分野
【0003】
[0003]開示された技術は、陸生又は地面ベースの据え付けシステムを使用するソーラーパネルの据え付けに関する。
【背景技術】
【0004】
[0004]背景の技術
【0005】
[0005]ソーラーパネルは、ソーラーモジュールとも呼ばれ、多数の光起電力(PV)セルの組立体であり、一緒にハード配線され、単一のユニットを、典型的には、剛体片として形成するが、とはいっても、可撓性ソーラーパネルを提供することもできる。ソーラーパネルの集まりは、アレイに集成される。パネルは、ストリングを形成するために同じく一緒に配線され、それらは電力受容ユニットに、典型的には、初期の電力出力を提供するインバータや他のコントローラに接続される。1つ又は複数のソーラーアレイは、ソーラープラントを形成する。
【0006】
[0006]シリコンベースの光起電力(PV)モジュールは、一般に結晶シリコン(C_Si)とも呼ばれ、典型的には6×12の光起電力ソーラーセルのパッケージ化された接続式組立体である。ユーティリティ規模(utility scale)の施設用に、ソーラーパネルは、モジュールやパネルである単一のユニットにハード配線される複数のソーラーセルを備える。典型的な用途では、パネルは、コンポーネントソーラーセルで作製される。上の6×12の例では、これは72個のソーラーセルであるが、とはいっても、これは設計の選択しだいで著しく変化する場合がある。個々のソーラーセルは、任意の好都合の様式で製作でき、必要ならば、別々に製作してパネル基板に据え付けることができ、又は、基板上に直接製作することができる。今日使用されているPVモジュール技術のうちで他のタイプが存在し、シリコンベースの技術のうちの「薄膜」や変形例などである。薄膜のうち、少なくとも2つのモジュール技術が傑出している。第1のものは、CdTe(カドミウムテルル)であり、CadTelとして知られてもいる。第2のものは、CIGS又はCIS(銅、インジウム、ガリウム、セレン、又は、単に銅、インジウム、セレン)として知られている。
【0007】
[0007]幾つかのパネルは、一緒に接続され、「ストリンギング」と呼ばれる手順でアレイを形成する。ストリングを作製するパネルの数は、変化する場合があるが、典型的な用途では、これは17~29個のパネルである場合があり、環境条件、並びに、選択されたモジュールの定格電圧(ストリング電圧)の双方に依存する。アレイのサイズは、アレイでの最大電圧及び電流の制限を含む電力伝送の制限によって制限される。アレイ内のパネルは、1つ又は複数の直列ストリングと、1つ又は複数の並列ストリングと、に接続される。直列ストリングは、互いに直列に接続される1セットのパネルである。これは、対応する電流の増加を伴わずにストリングの電力出力を増加させるが、電圧の増加をもたらす。ストリングの最大電圧出力、並びに、アレイの最大電流出力を制限する必要があるという理由で、アレイは、多くの場合、電流を合計しつつ、共通電圧の複数ストリングに分割される。
【0008】
[0008]ストリング内のパネル数は、非限定例として与えられるが、その理由は、それがパネル電圧やストリング及びアレイの関係回路パラメータに関係する設計考慮事項に相関するからである。
【0009】
[0009]アレイは次に電力変換及び電力伝送回路に接続される。これは、パネル内のソーラーセルの内部接続と、それに続く、アレイ内のパネル間の接続と、それに続く、直接又はワイヤハーネスを介したインバータへの接続のいずれかと、によって達成される。インバータは、ソーラープラントの出力を提供する第1の回路である。インバータは、伝送回路に接続される更なる出力回路に接続される。詳細は、例えば、ローカル電力接続を備えたシステムに関して、変化する場合があるが、大部分のソーラーパワーシステムでは、電力変換、分配及び伝送用の第1の接続は、インバータである。換言すると、ストリングは、直接又はワイヤハーネスを介したインバータへの接続のいずれかで接続される。
【0010】
[0010]開示された技術は、現代のユーティリティ規模のソーラーPVパワープラントによって作成されるレベリングされたエネルギーコスト(LCOE)の削減を探求する。ユーティリティ規模のソーラーPVパワープラントは、ソーラーパワー電気生成の多くの他の形態から独特である。ユーティリティ規模の電力生産のサイズ、エネルギーコスト、安全性、規則、及び動作要件の性質に起因して、コンポーネント、ハードウエア、設計、建設手段及び方法、動作、並びに保守の全ては、それらに「ユーティリティ規模」という呼称を与える特定の特徴及び独特の特徴の双方を有する。
【0011】
[0011]PV技術の発端から、この技術は、本質的に電力生産のための高価な解決策であった。ソーラーモジュールの心臓部の中に包含されるPVセルは、製造が高価なことと比較的非効率であることの双方であった。過去40年にわたって、著しい進歩が、PVセル及びモジュール製造及び技術の前面全てに対して整えられてきたが、それらは、それらの価格を、或る地形エリアでの電力生成の全ての他の形態と同等かそれより更に低いソーラーベースのエネルギー生成のコストを作り出した点まで下げてきた。
【0012】
[0012]技術がそれの幼年期にあったとき、著しい発展は、PVセルとそれらのモジュールと呼ばれる大型組立体の取扱い及び位置決めに対して方向付けされた。この発展は、現在一般に「2軸トラッキング」と呼ばれているものにフォーカスした。この概念は、日及び年を通していつでも、太陽の光線の入射に垂直である位置にPVセルを維持することを探求する。この方法は、非常に高価なコストを埋め合わせする目的で、セルから最大エネルギーを抽出することを探求した。
【0013】
[0013]セルの価格及び効率が、延いては、モジュールが、改善されたので、2軸トラッカのコストは、パネルのコストと比較して法外になった。これは、「固定式傾斜」ラッキング及び「単軸トラッキング」として現在知られている2つの補助的な技術の発展をもたらした。更なる発展は、住宅用建物、事務所用建物、商業用建物及び産業用建物の屋上据え付けへのこれらの新しいシステムの改作を含んだ。固定式傾斜及び単軸追尾の方法は、多くの場合、「屋根据え付け」技術からそれらを切り離す「地面据え付け」技術として分類される。地面据え付け基準は、単純に、それら自体の土台を用いた自立構造体によって支持されるというよりもそれらが建物に関連していない、ということである。
【0014】
[0014]安全性及び規制要件は、一般に人里離れたソーラーPVパワープラント及び屋上システムの双方に適用されるが、説明されるであろうように、保護エリアにないソーラー光起電力施設のためというよりもユーティリティ規模のソーラー光起電力パワープラントのために異なっている。ユーティリティ規模のPVパワープラントは、典型的にモジュールのために直流1500ボルトで動作する。これらのモジュールは、電圧に対する規制要件(EMF)のせいで、ユーティリティ規模以外の用途では許されていない。具体的には、直流側で600ボルトを超えることは、システムを、代替的な安全性とシステム上の動作要件を必要とするカテゴリに配置する。例は、パワープラントを囲む固定フェンスを必要とすることを含み、それは、公衆が、より高い電圧への解放されたアクセス、並びに、ユーティリティ規模のソーラープラントにアクセスするであろう個人のための特定の訓練要件及び証明を備えることを可能にしない。
【0015】
[0015]ユーティリティ規模のソーラーボルタパワープラントの動作は、600ボルトを超えるEMFでの典型的な動作によって区別される。これは、(米国)国家電気規程(NEC)、国際電気標準会議[3](IEC、又は国際電気技術委員会)及びそれの支部を含む幾つかの異なったコード要件によって確立される。600ボルトを超えるエンクロージャ間の電気的接続は、訓練された又は資格のある人員に限られる部屋又はフェンス付きエリアなどのエンクロージャ内に固定する必要がある。本開示の目的のために、そういったエンクロージャは、「保護エリア」として説明されるであろう。そういった「保護エリア」の非限定例は、NEC110条C部で言及されており、それは600ボルトを超える用途のための一般的な要件を提供する。電圧にはバリエーションが存在し得るが、その理由は、未保護環境においてより高い電圧で安全に動作できるアレイの設計が可能だからである。
【0016】
[0016]これらは、正に2つの例の何か別々のユーティリティ規模のソーラーPVパワープラントを、「ソーラー道路」や「個人用ソーラーパワーデバイス」などの他のアプローチから、区別する。
【0017】
[0017]パワープラントからエネルギーの価格を削減するための継続的な推進については、参考までに、ユーティリティ規模のソーラープラントは、2019年度初めにおいて、米国南西部で0.040ドル/kWhで電気を作ることができる。電圧以外のPVセルにおける同じ技術の場合、屋上据え付けシステムは、平均がだいたい0.12ドル/kWhrになるであろう。これは、PVセル技術と本質的に同じものを使用してエネルギーコストにおいて3倍差である。この強烈な価格低下の理由は、セル及びモジュールをはるか超えていき、多くのケースで、ユーティリティ規模のプラント内で起こるのが許されるだけである。
【0018】
[0018]ソーラーパネルは、展開時に、例えば、大型ソーラーファームにおいて、典型的にはラックに据え付けられ、ラックは、パネルを太陽に向けて配向する。トラッカと呼ばれるジンバル式ラックのケースでは、パネルは、1日を通して太陽に面するように旋回され、幾つかのシステムは、太陽仰角も考慮するか、そうでなければ太陽のアナレンマの効果を考慮する。固定式ラッキングのソーラーパネルの利点とトラッキングの利点は、勿論、双方が太陽光に垂直な整列を確立するときの効率を高めることであり、また、ソーラーセルの物理的エリアをより効率的に利用することである。
【0019】
[0019]固定式傾斜ラックシステムは、典型的には、水平から約25度に位置決めされ、角度は、施設サイトの緯度を含む様々な要素に依存する。パネルが太陽光に対して25度の法線方向に据え付けられる場合に、入射光のほぼ同じ割合を変換するであろうが、入射光の量は、法線からの角度の余弦になるであろう。25度の例をとると、入射光は、通常の整列のほぼ90%であり、幾らかの追加の損失は、ソーラーセルの整列が太陽光入射に対して或る角度にあるという事実からである。トラッカは、地形及びアレイ構成にもよるが、固定式ラック据え付けパネルから予期できるものよりも8%~11%多めのエネルギーを生成するであろう。ソーラーパネルのコストが比較的高い場合、不整列からのこの損失は、著しいが、ソーラーパネルのコストが減少するとき、非効率な整列から生じるコストは、パネルのエリアを増加させるため及びラッキングやトラッキングの費用を控えるためにそれがより費用効果があり得るような程度まで減少する。
【0020】
[0020]地面から離れると、地面を原因とする損害に耐える必要性が存在しない。より一般的には、ソーラーセルの性質は、概して防水で耐久性がかなりあるようなものである。一例として、ソーラーモジュールにとって、23m/秒で落下する25mm(1インチ)までのヒョウに耐えるための試験及び証明をすることが一般的である。ソーラーパネルは、現実的な問題として、清掃が可能であるが、ラッキングされたソーラーパネルは、清掃されず、その理由は、費用が、塵埃の蓄積から生じる予想エネルギー損失によって、正当化されないからである。一例として、南カリフォルニアでは、塵埃からの推定エネルギー損失は、6%/年であるが、パネルが清掃された場合、損失は、1%/年に近似するであろう。
【0021】
[0021]ソーラーパネルをラック又はトラッカに据え付けるときの1つの考慮事項は、地面から反射する太陽光から生じるアルベド効果であり、後ろ側の加熱をもたらす。この課題は、様々な方法で取り組まれ、それの最も一般的なものは、ソーラーパネルの後ろ側を白色被覆で被覆することである。この目的のための一般的な被覆は、デラウェア州ウィルミントンのE.I. duPont de Neumoursによって販売されている白色に着色されたTedlar(登録商標)PVFである。Tedlar(登録商標)は、保護を提供するが、白色に着色された場合、後ろ側の光の大部分を反射する。欠点は、白色の被覆として、白色に着色されたTedlar(登録商標)が後ろ側を介した熱放出を遅延させる傾向がある、ということである。
【0022】
[0022]ソーラーアレイの電圧出力は、制約される。概念的に、ソーラーアレイは、又は、その事情のためにソーラープラント全体のうちの一部は、電力伝送電圧を提供するために直列配線できる。冗長性、保守のためにソーラープラントをセグメント化すること及び地面へのアーク放電を回避することの必要性に加えて、ソーラーパネルは、ガラス及び裏張りを介したアーク放電の電位のせいで、それらの建設物によって電圧制限される。典型的な構成では、アレイ出力電圧(所与のストリングにおけるパネルの直列電圧)は、1500ボルトであり、600ボルトなどの低い電圧は、住宅用途のためと、訓練されていない人員が存在する可能性が高い他の用途のためである。それ故に、従来、ソーラーアレイは、電圧が制限されている。電圧を制限する目的で、パネルは、ストリングと呼ばれるグループに配置され、それらはハーネスを介してインバータに接続される。トラッカ又はラック上のストリングの物理的な配置構造のせいで、ハーネス配置構造を提供することが必要であった。典型的なトラッカシステムでは、3セットのストリングは、単一トラッカ組立体で使用される。それらのストリングをインバータに接続するために、様々な構成のハーネスが使用されるが、とはいっても、この数は、ラックの長さや他の考慮事項によれば変更できる。
【0023】
[0023]ハーネスは、それら自体が著しいコスト要因である。システムが電圧制限されるという理由で、プラントの総電力出力は、ハーネスシステムの実質上の配線コストに変容する。同様に、ワイヤハーネスを介した電力損失は、追加コストに変容する。それ故に、接続ハーネスのケーブル走路を削減する構成を提供するのが望まれる。
【0024】
[0024]ラッキングされたモジュールで使用される1つのワイヤハーネス構成は、「スキップストリンギング」又は「リープフロッグ配線」と呼ばれる。スキップストリンギングでは、ワイヤハーネスは、交互パネルを迂回するが、その目的は、効率的な配線を提供することであり、ケーブルを交互モジュール間のほぼ距離に制限することによる。比例的なケーブル増加を伴わずにより長い距離にわたって延びる接続を達成する能力は、正及び負の接続がインバータのより近くに配置されるのを可能にし、インバータに接続するのに要するハーネス導体の量を削減させる。パネルが交互に接続されるという理由で、同じ物理的な列内の交互パネルは、リターン回路を提供でき、以って、エンドパネル及びインバータ間の距離を削減させる。理想的には、ストリングをインバータに接続するために、1つの正又は負のポール接続は、他方のポール接続から離れてインバータまでの1つのパネルだけである。これは、「ホームランワイヤ」の長さを削減させるが、各リンクが交互パネルをスキップするのを必要とし、その目的は、同じ列に沿って戻るためである。
【0025】
[0025]2以上の列を横切ってパネルをストリングすることが可能であろうが、そのようにすることは、列の短縮をもたらすであろうし、これはコストを増加させる。スキップストリンギング配線が使用されるが、その理由は、隣接パネルをスキップすることによって、所与のストリングの長さが維持され、同時に、同じ列に沿ったリターン接続が提供されるからである。これは、ストリングが2列にわたって延びた場合に存在するであろう長さにわたってストリングの長さを有効に2倍にする。
【0026】
[0026]ストリンギングのこのシステムは、パネルの極性に適応するが、しかしながら、この技術は、依然として接続においてワイヤハーネスを必要とする。加えて、これらの技術は、依然として、ストリングのそれぞれの端部とインバータとの間を接続するための追加のハーネスを必要とする。パネルの隣接列が、ラッキングされたパネルの投影に対応する空間によって分離されるという理由で、列を横切ってパネルをストリングするのは、非実用的なものになる。
【0027】
[0027]ラッキングされた又はトラッカ据え付けのソーラーパネル絡みの別の課題は、風の影響である。高い風力は、或る地形においてハリケーン力の強度に達するが、多くの場合、それらの領域におけるソーラーパワープラントの建設を妨げるか又はそのようにする費用を著しく増加させる。加えて、モジュールは、それら自体が高い風で容易に損傷し、修繕及び交換の著しい支出を必要とする。直接的な風の力から生じる明白な損傷に加えて、周期的負荷の負の影響は、「マイクロクラック」をもたらす場合がある。この「マイクロクラック」損傷は、経時的に起こり、モジュールセルの加速された劣化率を引き起こす。このマイクロクラックは、長期のモジュール保証に影響を及ぼす産業にとって深刻な課題となっている。
【0028】
[0028]ラッキングされた又はトラッカ据え付けのソーラーパネル絡みの別の課題は、腐食性土壌や飛沫塩などの腐食性空気に起因する環境腐食の影響である。例えば、典型的なパワープラントは、ドリブンスチールパイルを使用し、それらは、構造体全体に負荷を掛ける風の影響を相殺するように、できるだけ小さくサイズ決めされる。パイルの設計は、スチールや他の材料の腐食を考慮しなければならず、また、依然として25年の間、持続できなければならない。土壌がより腐食性であればあるほど、ポストは、犠牲スチールとして、より厚く設計及び使用されて、25年の寿命を確保するであろう。同様の課題は、海洋の近くの地形に関して存在し、そこでは飛沫塩の環境が存在する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0029】
[0029]大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイは、複数のソーラーパネルで構成される。ソーラーパネルは、ソーラーパネルを地面にそのエッジ部分で支持するための手段を具備する。ソーラーパネルを相互接続するための手段は、少なくとも1つの直列接続ストリングの接続部を提供し、上記少なくとも1つの直列接続ストリングは、少なくとも2つの列に沿った隣接又は密隣接のソーラーパネルに沿って延び、したがって、ストリングは、ストリングを構築するソーラーパネルの縦方向寸法よりも小さい直列接続部の終点端部間の距離を有する。
【図面の簡単な説明】
【0030】
図1】[0030]ソーラーパネルへの取付けのために使用されるコーナブラケットを示す概略図である。
図2】[0031]ソーラーパネルに取り付けられるコーナブラケット101を示す図である。
図3A】[0032]個々のコーナブラケット及び押さえクランプを使用して接続されるソーラーパネルを示す概略図であり、押さえクランプを示す図である。
図3B】個々のコーナブラケット及び押さえクランプを使用して接続されるソーラーパネルを示す概略図であり、コーナブラケットに係合するクランプを示す図である。
図3C】個々のコーナブラケット及び押さえクランプを使用して接続されるソーラーパネルを示す概略図であり、定着されたクランプを示す図である。
図3D】個々のコーナブラケット及び押さえクランプを使用して接続されるソーラーパネルを示す概略図であり、上面図である。
図4】[0033]図1~3のクランプ配置構造の断面図である。
図5A】[0034]図5Aは、水平支持がパネルの固定のために使用されるコーナブラケットの構成を示す概略図であり、クランプの構成を示す図である。
図5B図5Bは、水平支持がパネルの固定のために使用されるコーナブラケットの構成を示す概略図であり、ブラケットが直線に延びて2つのモジュールを接続する構成を示す図である。
図6A】[0035]図6Aは、地面にそれのエッジ枠が静置するソーラーパネルを示す概略図であり、あぜ溝(Furrow)の配置を示す図である。
図6B図6Bは、地面にそれのエッジ枠が静置するソーラーパネルを示す概略図であり、アレイのエッジに位置決めされる端部ストッパ又はカーブ部材を示す図である。
図7A】[0036]単一のディスクが4つのパネルをパネルのコーナで支持するコーナブラケットの構成を示す概略図であり、パネルが切り取られている、4つのパネルを支持するコーナブラケットの斜視図である。
図7B】単一のディスクが4つのパネルをパネルのコーナで支持するコーナブラケットの構成を示す概略図であり、コーナブラケットの配置構造を示す図である。
図7C】単一のディスクが4つのパネルをパネルのコーナで支持するコーナブラケットの構成を示す概略図であり、底部支持体を示す図である。
図7D】単一のディスクが4つのパネルをパネルのコーナで支持するコーナブラケットの構成を示す概略図であり、シンチピンを備えたコーナブラケットの断面図である。
図7E】単一のディスクが4つのパネルをパネルのコーナで支持するコーナブラケットの構成を示す概略図であり、定着ケーブルを把持するコーナブラケット及びシンチピンを示す図である。
図7F】単一のディスクが4つのパネルをパネルのコーナで支持するコーナブラケットの構成を示す概略図であり、シンチピンがパネルを固定するコーナブラケットを示す図である。
図8A】[0037]図8Aは、パネル間の最小ギャップを備えてパネルをリンクするために使用されるばねクリップ配置構造の構成を示す概略図であり、ばねクリップをプロファイルで示す図である。
図8B図8Bは、パネル間の最小ギャップを備えてパネルをリンクするために使用されるばねクリップ配置構造の構成を示す概略図であり、ばねクリップを立面図で示す図である。
図8C図8Cは、パネル間の最小ギャップを備えてパネルをリンクするために使用されるばねクリップ配置構造の構成を示す概略図であり、1つのソーラーパネルに係合するばねクリップを示す図である。
図9A】[0038]図9Aは、パネルを把持する図8A~8Cのばねクリップを示す概略図であり、ばねクリップによって保持された2つの隣接パネルを示す図である。
図9B図9Bは、パネルを把持する図8A~8Cのばねクリップを示す概略図であり、ばねクリップの把持配置構造を示す図である。
図10A】[0039]図10Aは、隣接するソーラーパネルの配線接続レイアウトを示す概略図である。
図10B図10Bは、隣接するソーラーパネルの配線接続レイアウトを示す概略図である。
図11】[0040]ソーラーパワープラントの動作の単一の晴天日のためのサンプル出力を示すグラフ図であり、横軸は、時間を表わし、左側の縦軸は、利用可能な太陽光、又は「太陽日射」を表わし、右側の縦軸は、パワープラントの電力出力を示す。
図12A】[0041]商用ソーラーパワープラント用のソーラーアレイのレイアウトを示す概略図であり、6列に配置されたパネルの3ストリングの部分的ストリングアレイを示す図である。
図12B】商用ソーラーパワープラント用のソーラーアレイのレイアウトを示す概略図であり、図12Aを拡張し、18ストリングを含むストリングアレイを示しており、ストリングインバータが中央に描かれている図である。
図12C】商用ソーラーパワープラント用のソーラーアレイのレイアウトを示す概略図であり、図12Bを更に拡張し、互いに更に共同配置された6ストリングアレイを示す図である。
図12D】商用ソーラーパワープラント用のソーラーアレイのレイアウトを示す概略図であり、図12Cを更に拡張し、完全なソーラーアレイを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
[0042]全体像
【0032】
[0043]開示された技術は、電気を生成するための技術を提供しており、商業上入手可能なユーティリティ規模のソーラーPV(例えば、CSi、CdTe、CIGS、CIS)モジュール、又は、商業上入手可能なユーティリティ規模のソーラーPVモジュールの新規且つ斬新な改作、或いは、新規モジュール技術のいずれかを使用し、それらのうちの複数は、大地表面に直接接触することと大地表面に平行であることの双方であるような方法で据え付けられる。これは、ソーラーオリエンテーションと区別されるように、ソーラーPVモジュールの大地配向を確立するが、とはいっても、土壌の輪郭作りや他の据え付け考察は、太陽の角度を考慮することになるであろう。
【0033】
[0044]モジュールは、家屋の床のタイルの如く、縁から縁と端から端の双方で格子模様に配置される。モジュールの「ユーティリティ規模」の性質は、直流600ボルトを超える電圧への上記システムの適用を制限し、それは「フェンス奥」にシステムが配置されるのを保証し、以って、アクセスを訓練された専門家に制限する。閾値電圧に変動が存在する場合があるが、その理由は、未保護環境において高めの電圧で安全に動作できるアレイを設計するのが可能であるからであり、非限定例としては、未保護エリアのための800ボルトアレイである。モジュールを相互に又は大地に取り付ける方法は、この適用によって制限されない。このモジュールの配置構造は、モジュールの風負荷効果(wind loading effects)を実質上低減する。モジュールの配置構造は、電気的に直列接続と並列接続の双方を可能するような方法であって、また、それを除外しないが、伝統的なユーティリティ規模ソーラープラントPVパワープラントシステムによって使用されるディスクリートワイヤハーネス及びハーネス支持手段の必要性を排除する。このモジュールの配置構造は、商業上入手可能なストリング/マイクロインバータの使用によって著しい利点を提供するが、業界標準のセントラルインバータや代替の電力変換及び伝送技術の使用を除外しない。
【0034】
[0045]このモジュールの配置構造は、接地障害遮断やアーク障害遮断などの能動的電気保護デバイスの使用と併せて、コードコンプライアンス当たりの個人的保護の目的での電気的な接地及び構造体へのモジュールの接合の必要性及びその後の使用を完全に排除する。対照的に、これらのデバイスは、導電性モジュール支持構造体と併せて使用されるとき、コードコンプライアンスに必要な保護レベルを充足せず、斯くして、モジュールの接合及び接地の使用を必要とする。
【0035】
[0046]このモジュールの配置構造は、パワープラントのスチールやスチール構造体の必要性及びその後の使用を完全に排除し、以って、腐食の自然風化効果を低減及び/又は排除し、同時に、パワープラントの平均余命を最小要件の25年から40年以上に高める。このシステムは、現場特有の用途のために被覆されたか又は別のやり方のスチールの使用を除外しない。
【0036】
[0047]モジュールの配置構造は、モジュールの清掃及び/又はモジュール面からの埃除去のために、商業上入手可能な技術及び新規技術の双方を可能にし、モジュールの有効エネルギー生産速度を増加させる。
【0037】
[0048]モジュールの配置構造と開示された技術は、モジュールへの高い風力の負の影響を著しく低減する。これらの風力は、或る地形においてハリケーン力の強度に達するが、多くの場合、それらの領域におけるソーラーパワープラントの建設を妨げるか又はそのようにする費用を著しく増加させる。加えて、モジュールは、それら自体が高い風で容易に損傷し、修繕及び交換の著しい支出を必要とする。モジュールを直接的な風の力から離すことによって、周期的負荷の負の影響である「マイクロクラック」は、有効に排除される。
【0038】
[0049]開示された技術は、モジュール表面の後ろ側からモジュール冷却のための商業上入手可能な方法と新しい又は新規の方法の双方を可能にし、それらは蒸発冷却、交互の高放射率の被覆、モジュール枠のエッジの「エアベント」の追加、様々な強化された伝熱材料及び又は方法の追加を含み、以って、モジュールの有効エネルギー生産速度を増加させる。地面上のモジュールの位置決めは、太陽光に晒される地面からの間接的な太陽光と熱とがモジュールの後ろ側を加熱することの回避をもたらす。その結果、追加の熱の源泉というよりも、モジュールの下方の地面は、更にヒートシンクになる。これを更に利用する目的で、モジュールは、後ろ側が暗色の又は熱伝達する被覆で被覆され、その目的は、モジュールの下方の地面又は空気空間への放射熱移動を促進させることである。
【0039】
[0050]開示された技術は、土地の1エーカー当たりの電力密度を増加させる。電力生産の単位当たりに使用されるエーカーの量は、伝統的なユーティリティ規模ソーラープラントPVパワープラントから50%を超えて削減される。
【0040】
[0051]開示された技術は、PVアレイが土地の既存の輪郭に追従するのを可能にし、以って、大量整地、耕起、耕耘、割入、及び、埋立などの土地準備の必要性は、ユーティリティ規模ソーラープラントPVパワープラントに典型的に必要とされるように、著しく低減でき、そして、排除すらできる。
【0041】
[0052]開示された技術は、トラッカ及びラックのように太陽に対して配向されない結果としての伝統的なソーラーPVパワープラントシステムと比較して、kWhrs/kWpで測定されたような年間モジュール性能歩留まりにおける有効な減少を本質的にもたらす。エネルギー性能が著しく低減されるが、配線に起因した電気的損失の減少、モジュール清掃に起因したエネルギー損失、コスト材料及び建設、建設日程及びリスクは、現行技術よりも10%を超える大きさの生産エネルギー価格(LCOE)における全般的な減少をもたらす。
【0042】
[0053]開示された技術は、大地に直接据え付けられたソーラーPVモジュール用のシステムを提供する。1つの非限定構成では、ブラケット組立体は、大地、枠コーナ、及びブラケット組立体の間に空気ギャップを残さずに、ソーラーPVモジュール枠の4つのコーナを直接大地に固定することによって、構造支持システムとしてモジュール枠を利用する。空気ギャップなしの大地据え付けは、風負荷及び高揚力を削減し、ゼロ又は最小の列離間要件を有するパネルからパネルへの影形成を排除し、地面カバー比を増加させる。この大地据え付けPVシステムは、PVパネルを既存の地形に平行に配向し、ソーラーパネルアレイは、任意の方位角で位置決めできる。
【0043】
[0054]ソーラーパネルは、時にはソーラーモジュールと呼ばれており、大地への直接施設に適したタイルとして構成され、また、大地の冷却及び放熱効果を利用するように構成される。パネルの配置では、取付けブラケットは、使用できる。パネルは、取付けブラケットにスナップインか、そうでなければ固定され、ソーラーアレイを地面に又は地面に近接して保持する。地面配置は、パネルをラックに据え付けるための要件を回避し、影と列間を離隔するための必然的必要性とを回避する点において、低コスト構成を可能にする。
【0044】
[0055]パネルがラックに据え付けされないという理由で、風耐性のための要件は、著しく低減される。これは、また、据え付けるべきラックが存在しないという理由でパネルに定着される必要性を低減し、パネルが地面にあるという理由で風の状況による高揚が実質上少ない。
【0045】
[0056]据え付けは、隣接パネル同士を接続する取付けブラケットを使用できる。ブラケットを地面に定着させることが可能であるが、定着力を意味する定着要件は、非常に低減され、その理由は、パネルが水平に対して或る角度の風の中で地面上方に支持されないからである。代わりに、パネルは、地面に又は地面近くに実質上平坦に静置する。
【0046】
[0057]ブラケットは、パネルを互いに固定し、パネルを所望の位置に安定化させるようにパネルの固定位置決めを維持する。定着杭は、この安定性を増大させるが、地面に平らに置かれるときに経験する力に対してパネルを単に固定することを必要とし、それは、ラック据え付け構成又はトラッカ据え付け構成で受ける力よりも実質上低い。
【0047】
[0058]影の欠如は、傾斜していないパネルの部分的な効果である。これは、太陽に向けて配向されたパネルと比較して削減された電力変換をもたらすが、ラックなしのアレイの総コストが平坦な配置からの出力損失と良好に比較される場合に、平坦な配置は、費用効果があり得る。
【0048】
[0059]パネルの隣接する列間の影形成の欠如は、この経済的バランスに陥る。影形成が存在しない理由は、影形成が、ラッキングによって、より具体的には、ラッキングされたパネルの角度付き位置決めから、作り出されることである。ラッキングが使用されないという理由で、影形成が存在せず、連続した列間のギャップを閉じる構成を可能にする。ギャップの排除は、2次元接続アレイを確立し、それが意味するのは、密隣接のパネルが、列に関する方向に並びに連続した列を横切って、延びるということであり、その理由は、連続した列が同じく隣接して位置決めされるからである。換言すると、列から列への連続したパネル間のギャップは、列に沿った連続したパネル間のギャップに密に近似する。
【0049】
[0060]この隣接する位置決めは、配線接続又はハーネスが2以上の列を横切る隣接関係を利用するのを可能にし、以って、ハーネス接続の必要性を減少させる。特定の配置構造では、「ホームラン」ハーネス接続は、一般に「ホイップ」と呼ばれ、著しく低減されるが、その理由は、隣接する列が、「スキップストリンギング」又は「リープフロッグ配線」なしで接続できるからである。代替の配置構造では、連続した接続は、隣接する列の「次の」パネルを用いて行うことができ、以って、「スキップストリンギング」又は「リープフロッグ配線」に必要な接続部の長さを減少させる。
【0050】
[0061]ラッキングの排除は、ハーネスに関して言えば、追加の利点を与える。ラックが存在しないという理由で、ラックの長さを延ばす必要性は、ストリングの電圧を制限する必要性に対して、減少され、ラックのコストや、トラッカの場合には、トラッカ駆動機構のコストを考慮せずに済む。このことは次にストリングがインバータに近いストリングの両端で終端するのを可能にする。この点に関して、有利なことは、複数のストリングを共に近くに終端させることであり、こうして、インバータがストリングの端部終端の近くに位置決めされるのを可能にする。
【0051】
[0062]据え付けシステム
【0052】
[0063]図1は、ソーラーパネルへの取付けに使用されるコーナブラケット101を示す概略図である。フラットボディ111、インナパネル取付けフランジ112、アウタパネル取付けフランジ113、及び、リンクフランジ114が示される。インナ及びアウタ取付けフランジ112、113は、ソーラーパネル(201、図2)のアウタ枠と雌雄嵌合するように形成される。アウタパネル取付けフランジ113は、中間位置にあるが、その理由は、リンクフランジ114が、アウタ取付けフランジ113の外側での取付けを意図しているからである。
【0053】
[0064]同じく図1に枠グリップ122が示され、インナ取付けフランジ112の角度付き又はウェッジ部分として示されている。枠グリップ122の特定の構成が、コーナブラケット101が雌雄嵌合するソーラーパネルの枠の物理的構成に依存する、ということに留意されたい。
【0054】
[0065]図2は、ソーラーパネル201に取り付けられるコーナブラケット101を示す。
【0055】
[0066]図3A~3Dは、個々のコーナブラケット101及び押さえクランプ301を使用して接続されるソーラーパネル201を示す概略図である。押さえクランプ301は、コーナブラケット101をリンクするために使用され、クランプ301のクランプフランジ314は、ブラケット101のリンクフランジ114と係合する。クランプフランジ314は、設計選択に応じて安定性追加のためにアウタ取付けフランジ113に対して密に適合することもできる。同じく定着ボルト又はピン321(図3C)が示され、押さえクランプ301を地面又は他の支持面に固定するために使用される。定着ボルト又はピン321は、任意の適切な定着機構が使用できるように、非限定例として与えられており、設けられたコーナブラケット101、押さえクランプ301又は他の部品は、定着機構に固定できる。
【0056】
[0067]配置構造の断面は、図4に示されている。隣接するコーナブラケット101、101は、示された配置構造において当接のように示され、コーナブラケット101、したがってパネル201は、横遊びを有するが、コーナブラケット101及び押さえクランプ301の主機能は、パネル201を地面の定位置に保持(垂直位置決め)することであり、横移動が本質的に制限される。接続ケーブル又は「ストリング」が暗示された変動に耐えることができる限り、位置公差は、組立体に影響しないであろう。他の物理的な変化は、クランプ及び押さえ機能が達成される限り、採用できる。
【0057】
[0068]図5A及び5Bは、コーナブラケットの構成を示す概略図であり、水平支持は、パネルの固定のために使用される。図5Aは、クランプ501の構成を示し、上及び下のコーナフランジ511、512が使用される。図5Bは、ブラケット531が直線に延びて2つのモジュール201を接続する構成を示す。連動リンクを使用することによって、対向するブラケット501-501は、一緒にロックでき、パネル201の重量によって固定でき、定着ボルト又はピン321(図3C)或いは他の適切な定着デバイスの使用を伴うか又は伴わない。
【0058】
[0069]より単純な据え付けに加えて、平坦な据え付けシステムは、幾つかの保守作業を容易にする。非限定例として、清掃機器は、説明されるであろうように、パネルの上部を横切って動作できる。
【0059】
[0070]あぜ溝据え付け
【0060】
[0071]大地配向の据え付けは、コーナブラケットや他の外支えを使用せずに、パネルを地面に直接配置するのに助力する。枠付きソーラーパネルの場合、枠は、地面に静置でき、それは次にパネルのための機械的支持を提供する。図6A及び6Bは、それのエッジ枠611が地面に静置するソーラーパネル601を示す概略図である。
【0061】
[0072]図6Aを参照すると、地面は、地面を全般的に平滑化することによって、パネル601のための所望の輪郭に準備される。あぜ溝621は、機械的手段によって掘削され、パネル601は、地面に配置され、それらのエッジ枠611は、あぜ溝621の側部に対して静置する。あぜ溝621は、パネル601を位置的に安定させるのに役立ち、また、パネル601の機械的支持を提供する。パネル601は、エッジ枠611以外のパネル601の部分で地面に直接静置することが可能であるが、枠611による支持は、パネル601の能動部分に適用される機械的な力を削減し、電気的接続のための追加の場所を残置する。こうして、あぜ溝621は、エッジ枠611を受容するように地面の中に掘削される溝、窪み、又はチャネルとして形成される。
【0062】
[0073]平滑化及び事前の地面準備が説明されているが、幾つかの状況において、整地及び輪郭化ステップの幾つかを回避することが可能である。幾らかの地面状態が、エッジ枠611の直接配置を可能にし、エッジ枠611が、特別に準備したあぜ溝なしでパネル601を地面に固定することが同じく可能である。平滑化は、パネルを地面に実質上平行に配向するのを容易にする。
【0063】
[0074]図6Bは、アレイのエッジに位置決めされた端部ストッパ又はカーブ部材635を示す。カーブ635は、任意の便宜な低コスト材料で作製でき、また、アレイのエッジに沿ったパネルの移動を遅延させるのに役立つ。アレイ内の隣接パネルが互いに当接するか、そうでなければ互いに近接するという理由で、横移動のための唯一の場所は、カーブ635によって妨げられるアレイのエッジに沿って存在するであろう。また、カーブ635は、パネル601の上部の表面水を方向付けし、土壌の決壊の潜在性と、表面水によって引き起こされるパネル601の高揚と、を削減する。追加として、表面水がパネル601の上部の上を流れるのを引き起こすことは、パネル601を清潔に保つときに幾つかの利点を有する。これらの利点は、コーナブラケットや他のブラケットがソーラーパネルを支持するために使用される施設においても有益である。
【0064】
[0075]図6Bの描写は、アレイの上り勾配側の水流を示しており、水は、矢印で示されるように、上部を超えて上方に流れるのに十分な速度を有することがある。カーブ635にプールされる水は、カーブ635に平行な横方向に流れるか又は地面の中に浸透できるであろう。
【0065】
[0076]あぜ溝621は、非限定例として与えられる。多くの施設では、掘削あぜ溝なしで直接地面にパネル601又はエッジ枠611を直接支持することが可能である。幾つかの土壌状態では、エッジ枠611は、土壌の中に沈むであろうし、他方、他の状態では、エッジ枠611は、地面の上部表面に実質上残るであろう。パネル601がエッジ枠611の使用なしで地面に対して静置するであろうことが更に予想され、エッジ枠611が地面上にパネルが静置するであろうレベルより下に沈むのを可能にされるという理由からか、又は、パネルがエッジ枠なしで建設されるケースにおいてである。
【0066】
[0077]代替の据え付けシステム
【0067】
[0078]図7A~7Fは、コーナブラケットの構成を示す概略図であり、単一のディスクは、4つのパネルをパネルのコーナで支持する。図7Aは、4つのパネルを支持するコーナブラケットの斜視図であり、パネルが切り取られている図である。図7Bは、コーナブラケットの配置構造を示す。図7Cは、底部支持体を示す。図7Dは、シンチピンを備えたコーナブラケットの断面を示す。図7Eは、定着ケーブルを把持するコーナブラケット及びシンチピンを示す。図7Fは、シンチピンがパネルを固定するコーナブラケットを示す。
【0068】
[0079]図7A~7Fの構成は、単純な据え付けを可能にし、定着ケーブルの使用を更に容易にする。定着ケーブルは、任意の便宜な定着システムであり得、マサチューセッツ州(米国)フランクリンのAmerican Earth Anchorsによって製造されたケーブル定着システムなどであり、1つのバリエーションがModel 3ST60QV定着システムであり、ワイヤロープに取り付けられた旋回スペードを使用する。ワイヤロープは、American Earth Anchors Quickvice QV18スエージフィッティングなどのスエージフィッティングによってスエージ加工又はシンチ加工される(QuickviceはAmerican Earth Anchorsの商標である)。American Earth Anchorsによって販売されている定着システムは、非限定例として与えられ、幅広い多様な便宜の定着システムが使用できるためである。
【0069】
[0080]有利には、パネルが地面に静置しているという理由で、それらを上方に高揚させるのに十分な上方の力に概して晒されない。それ故に、土壌定着システムが必要とするのは、断続的な定着支持を提供することだけであり、例えば、強風をもたらす天気事象に晒されるときである。
【0070】
[0081]図8A~8Cは、ばねクリップ801を使用してパネル間の最小ギャップを備えてパネルをリンクするために使用されるばねクリップ配置構造の構成を示す概略図である。図8Aは、ばねクリップ801をプロファイルで示す。図8Bは、ばねクリップ801を立面図で示す。図8Cは、1つのソーラーパネルに係合するばねクリップ801を示す。ばねクリップ801は、フラットシート811で構成され、折り曲げられて、(ソーラーパネルのアウタ枠側のための)アウタ枠支持体813が隆起リテーナリップ814を備え、2つの(ソーラーパネルのインナ枠エッジのための)インナ枠支持体817が隆起リテーナリップ818を備える。図8Cから理解できるように、ソーラーパネル201は、保持されており、それのアウタ枠が、アウタ枠支持体813に対して静置し、リテーナリップ814によって押さえられている。対応するインナ枠支持体817は、図8Cにおいて図から隠されている。杭穴823(図8B及び8C)は、地面にばねクリップ810を定着するのを容易にし、例えば、American Earth Anchorsによって製造されている上述のケーブル定着システムなどの定着杭や代替の定着システムを用いる。
【0071】
[0082]図9A及び9Bは、パネルを把持する図8A~8Cのばねクリップを示す概略図である。図9Aは、ばねクリップ801によって保持された2つの隣接パネル201を示す。図9Bは、ばねクリップ801の把持配置構造を示す。図9Aから理解できるように、配置構造は、隣接するソーラーパネル201-201が一緒に密に適合するようなものであり、隣接するソーラーパネル間のギャップを削減し、強風に晒されたときのソーラーパネル201の高揚する傾向を削減する。
【0072】
[0083]ソーラーパネル201をばねクリップの中に施設するために、パネルは、定位置に位置決めされ、下向きの圧力は、パネル201が定位置にスナップインするのを引き起こす目的で、適用される。
【0073】
[0084]後ろ側の冷却
【0074】
[0085]モジュールを地面上に又は地面の直ぐ上に据え付ける更なる利点は、モジュール表面の後ろ側からの冷却が容易に達成される、ということである。冷却技術は、非限定例として、蒸発冷却、代替の高放射率被覆、モジュール枠のエッジの「エアベント」の追加、並びに、様々の強化された伝熱材料及び又は方法の追加、を含むことができる。動作温度を低下させることによる冷却の増大は、モジュールの有効エネルギー生産速度を増加させる。地面上のモジュールの位置決めは、太陽光に晒される地面からの間接的な太陽光と熱とがモジュールの後ろ側を加熱することの回避をもたらす。その結果、追加の熱の源泉というよりも、モジュールの下方の地面は、更にヒートシンクになる。これを更に利用する目的で、モジュールは、後ろ側が暗色の又は熱伝達する被覆で被覆され、その目的は、モジュールの下方の地面又は空気空間への放射熱移動を促進させることである。非限定例として、暗色の又は熱伝達する被覆は、デラウェア州ウィルミントンのE.I. duPont de Neumoursによって販売されている黒色に着色されたTedlar(登録商標)PVF、又は、「Tedlar(登録商標)Charcoal」として販売されている暗色Tedlar(登録商標)被覆として提供される。
【0075】
[0086]後ろ側の換気は、多様な技術によって達成できる。非限定例として、出口ベントは、対流を利用して暖気を除去するために、1つ又は複数の垂直スタックに接続できる。代わりに、DC電力は、電力が発生しているとき又はピーク電力が検知されているときのいずれかに、ファンを動作させるために使用できる。入口ベントは、モジュールのエッジ枠に切り込まれた別個の供給チューブ又はルーバを使用できる。
【0076】
[0087]ストリング処理パネル
【0077】
[0088]図10A及び10Bは、隣接するソーラーパネル201の配線接続レイアウトを示す概略図である。図10Aは、6列に配置されたパネルの3ストリングのアレイを示す。図10Bは、接続部の詳細を示す。列内の隣接パネル301は、直列に接続されている。列の一端では、直列接続部は、次の列に延び、次いで、開始端に戻る。端部接続部は、次にインバータ1015に接続されている。インバータ1015は、通常の様式で下流の電力使用のために電力を変換する。1つのインバータ1015が示されているが、複数のインバータ1015は、列の終点端部の近くにインバータ接続部を配置するために、使用できる。
【0078】
[0089]この配置構造は、直列接続部の長さを制限し、以って、アレイ自体の出力電圧を許容レベルに制限する。アレイのストリングのための典型的な電圧制限は、1500ボルトであるが、とはいっても、居住用施設や無資格の人員が存在する他の施設では、600ボルトなどの低電圧に典型的に制限される。配置構造は、それぞれのストリングの長さ(即ち、直列に接続されたパネルの数)を制限することによって、電圧を直列出力に便宜に制限する。
【0079】
[0090]ストリンギング技術は、役に立つが、その理由は、ラッキングやトラッカなしで、列の長さが短くできるからである。追加として、隣接する列間に別個の経路が存在しないという理由で、列間にハーネスを通すことは、さほど複雑ではない。非限定例として、列の長さは、最大設計電圧の半分を生産するため(リターン走路を収容するため)に、パネルの数にすることができる。個々のパネルは、互いに直接接続されるターミナルリード又はピグテールを具備する。この配置構造は、パネルのストリングの端部をインバータ接続部に列の端部でリンクさせるための「ホームラン」ハーネス接続部を提供する必要性を排除する。列端部接続部は、インバータが列の端部の直ぐ近くに位置していない場合に、最も近いインバータに依然として接続されなければならないが、ストリングをとても長い列の端部まで延ばすのに必要な中間接続部は、排除される。ハーネス接続部の追加の削除は、それぞれのペアの列の端部における個々のインバータの使用によって達成できる。
【0080】
[0091]電力出力
【0081】
[0092]図11は、ソーラーパワープラントの動作の単一の晴天日のためのサンプル出力を示すグラフ図である。横軸は、時間、具体的には、およそ7AMからおよそ7PMまでの昼光の時間のサンプルを表わし、「太陽正午」は、図形のピークによって表わされる。左側の縦軸は、利用可能な太陽光、又は、ワット/平方メートル(W/m2)で測定したときの「太陽日射」、又は、所与の日の間に太陽から利用可能な典型的なエネルギーの量を表わす。1000W/m2でピークになる曲線は、太陽光の典型的な日を表わす。「正午」によって表わされるときのピークは、太陽正午であり、時計の12時と混同すべきでなく、太陽正午から典型的に変化する。右側の縦軸は、MW即ちメガワットの共通尺度で、パワープラントのAC電力出力並びにパワープラントのDC電力電位を示す。プラントの実際のAC電力出力は、2つの低い曲線によって表わされる。ダブルハンプによって特徴付けされた曲線は、トラッカ型ソーラープラントの典型的なサンプルであり、最大送達電力1MW(この例では)である。トラッカ曲線の鋭いディップは、プラントと太陽の間でパワープラントを横切って移動する雲を象徴する。他方の低い曲線は、大地配向パワープラントパワー曲線を表わし、同じく最大送達電力1MWである。2つの点線は、パワー曲線の上に延びており、利用可能なDCパワーの追加未使用部分を表わす。2つの曲線のうちの小さい方は、1.25でピークになるトラッカパワープラントであり、他方、より高い曲線は、1.45でピークになる大地配向パワープラントである。
【0082】
[0093]パワープラントのAC電力出力は、実用的な理由のために意図的に制限されており、1日の僅かな部分の間に大量のパワーを吸収するためのグリッド容量に大部分が関係している。それ故に、AC電力出力は、このグラフで1.00MWの平らなピークを示す。余剰電力は、使用されないか又はエネルギー貯蔵などの代替用途に適用されるかのいずれかである。代替的エネルギー貯蔵が制限されるか又は利用できない場合には、追加エネルギーを使用することが可能であり、ボルト-アンペアの反応単位(vars、時々、VARsとして与えられる)で又は電力出力(MW)の直接増加以外の他の電力関数で、グリッドを支持するためである。代わりに、余剰電力は、余分な電力としてグリッドユーティリティによって購入されるか又は遠隔地での使用のためにグリッドを横切って搬送される場合がある。
【0083】
[0094]ソーラーモジュールの大地配向配置構造の経済的利点は、DC電力生成構成要素の相対的経済性に起因しており、パワープラントの総運転コストとは対照的である。図11に示されるように、2つの電力曲線は、1MWという任意の限界を有する。この限界は、電力の売却先のユーティリティ会社によって設定される。この限界は、パワープラントの相互接続時点でのユーティリティ会社のニーズの関数であり、契約や設計によって超過できない。重要な注意点は、図11に示されるように、大地配向パワープラントからの利用可能なDC電力が、トラッカパワープラントからの利用可能なDC電力よりも大きい、ということである。この事実は、パワープラントの設計、機能及び経済性における差異の結果である。大地配向パワープラントは、より多くの利用可能なDC電力を有するが、その理由は、同じサイズのACの使用でより多くのモジュールを有するからである。これは、モジュールを空間内に保持するのに要する追加の物理的ハードウエアの排除、並びに、互いに影にならないように十分に離隔されたラックに据え付けられたモジュールの量を収容するのに要する土地の量のおかげである。大地配向プラントは、ACサイズに変容する設計出力の百分率として、より多くのDCを包含できるという点で、トラッカ及び固定式傾斜プラントに対して固有の利点を有する。パワープラント内の追加のDC電力は、利用可能時に固有の値を有する。これは、1.0より大きいDC:AC比を有してサイズ決めされる任意のソーラープラントについても真である。有効電力(それの送達がパワープラント所有者のために収入をもたらす)をグリッドに送達するためにそれが使用できないという理由で、必要なときに及び必要な場合に、供給されるのを待っている潜在的な電力として維持される。多数のやり方が存在し、この固有の値は、捕捉されて、資産所有者に価値をもたらすことができる。
【0084】
1)断続的な雲の覆う期間中、雲は、パワープラントの部分だけをカバーすることがある。プラントのバランスは、フルパワーを実行するために利用可能である。追加のDCの潜在的な電力は、植物が雲からの低い光状態を乗り切るのを可能にし、同時にグリッド接続によって可能にされるACパワープラント容量の100%を依然として送達する効果を有する。大きいDC電位が存在する場合に、パワープラントは、100%の容量を下回ることなしに、より大きな雲及び遅めに動く雲を乗り切ることができる。この効果は、業界で現在計算されておらず、その理由は、それらの測定を行うことが現在不可能であるからである。そういうことで、近似法が用いられる。これらの近似法の精度は、経験的手段によってだけ決定できる。言うことができるのは、追加DC電位がゼロよりも大きい幾らかの量の利益をもたらすであろうということである。
【0085】
2)パワープラントから有効電力を受容するユーティリティオペレータは、それらのシステムの利益に潜在的DC電力を使用するための手段を開発した。この利益は、補助電圧、及び、接続されたインバータのセットの力率制御能力を調整することによるグリッドの周波数調整の形でもたらされる。現代のソーラーパワーオペレータは、この利益に気が付いてきており、利用可能な電力のこの部分をvarsの形でユーティリティに現在販売している。大地配向プラントの追加DC電位は、同じAC電力定格の非大地配向ソーラープラントと比較して、販売に利用可能な追加varsを招来する。
【0086】
3)ソリッドステートバッテリ又は他のエネルギー貯蔵若しくは変換手段の使用がより経済的に実行可能になってきたという理由で、ソーラープラントからの潜在的DC電力を、貯蔵手段に貯蔵される潜在的DCエネルギーに、変換する能力は、太陽が利用可能でないときやエネルギーの他の貴重な使用時に、潜在的DC電力の、グリッドに対する実際のエネルギーの販売の方への直接移行を可能にする。大地配向プラントの追加DC電位は、同じAC電力定格の非大地配向ソーラープラントと比較して、販売に利用可能な追加エネルギー潜在性を招来する。
【0087】
[0095]ソーラープラントレイアウト
【0088】
[0096]図12A~12Dは、商用ソーラーパワープラント用のソーラーアレイのレイアウトを示す概略図である。図12Aは、6列に配置されたパネルの3ストリングの部分的ストリングアレイを示す。図12Bは、図12Aを拡張し、18ストリングを含むストリングアレイを示しており、ストリングインバータが中央に描かれている。インバータ1015は、ストリングからのDC電力をAC電力に変換する目的でストリングに接続されている。図12Cは、図12Bを更に拡張し、互いに更に共同配置された6ストリングアレイを示す。図12Dは、図12Cを更に拡張し、完全なソーラーアレイ1220を示しており、18ストリングアレイと、18ストリングインバータと、324ストリングと、3個の直列接続ストリングインバータの6セットから電力を受容する単一中間電圧変換器と、で構成される。ユーティリティ規模ソーラーパワープラントは、1つ又は複数のこれらのアレイを典型的に備える。
【0089】
[0097]清掃
【0090】
[0098]パネルの平坦配向は、清掃が関係する限り利点も提供する。平坦配置構造のパネルは、自動倉庫ストリート掃除機によって容易に清掃できる。そういった清掃デバイスは、例えば、FyBot「L」(フランス国Voisins-le-BretonneuxのFyBotsの商標)、家庭用ロボット真空掃除機に動作が似ている商業上入手可能な完全自立倉庫掃除ロボット、例えば、Roomba(iRobot Corporationの商標)であり、自動清掃技術は、Roomba690タイプ掃除機で試験された。清掃は、大地配向ソーラーパネルにとってより重要であるが、低コストの自動清掃を使用する能力は、ラック据え付けアレイを清掃するためにレジメンを始めるべきであった場合に被るであろうよりも、著しく少ないコストで頻繁な清掃を可能にする。大地配向アレイ上の低コストの清掃レジメンの実装は、典型的には固定式傾斜の6%、非清掃トラッカの3.5%から清掃済み大地配向アレイの1%未満まで下がった汚染損失削減をもたらす。
【0091】
[0099]図12A図12Dを再び参照すると、アレイの部分間のギャップを横断する目的で、ブリッジ1233が設けられて、アレイ内のギャップを接続し、自動倉庫ストリート掃除機がギャップを自動横断するのを可能にする。同様のブリッジは、清掃作業が複数のアレイにまたがって自動継続されるのを可能にするように、アレイ間にも設けることができる。
【0092】
[00100]結論
【0093】
[00101]主題の性質を解説するために本明細書に説明及び例証された部品の詳細、材料、ステップ及び配置構造における多くの追加の変更が、添付の特許請求の範囲に表現されたような本発明の原理及び範囲内で当業者によって行うことができる、ということが理解されるであろう。
図1
図2
図3A
図3B
図3C
図3D
図4
図5A
図5B
図6A
図6B
図7A
図7B
図7C
図7D
図7E
図7F
図8A
図8B
図8C
図9A
図9B
図10A
図10B
図11
図12A
図12B
図12C
図12D
【手続補正書】
【提出日】2022-05-19
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
大地据え付けユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイであって、
方位角に依存しない大地配向で地面に接触することによって支持される複数のソーラーモジュールを含む、大地据え付けユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
【請求項2】
請求項1に記載のアレイにおいて、
前記モジュールが、隣接する配置構造の列で配置されている、アレイ。
【請求項3】
請求項2に記載のアレイにおいて、
前記アレイが、前記アレイと地面の間に中間構造支持なしに、地面に接触するアレイ。
【請求項4】
請求項3に記載のアレイにおいて、
前記モジュールの幾つかが、エッジ枠を含み、前記エッジ枠の幾つかが、地面に直接接触するアレイ。
【請求項5】
請求項4に記載のアレイにおいて、
前記モジュールの幾つかが、自然の地形に、又は、地面の平滑な若しくは実質上平坦な部分に静置するアレイ。
【請求項6】
請求項5に記載のアレイにおいて、
地面が、地面に静置するエッジ枠を支持するアレイ。
【請求項7】
請求項6に記載のアレイにおいて、
ブラケットを含む保持クリップが、モジュールを互いに対して所定の近さでリンクするアレイ。
【請求項8】
請求項7に記載のアレイにおいて、
前記クリップが、モジュール列間の可撓性接続部を形成するアレイ。
【請求項9】
請求項8に記載のアレイにおいて、
前記クリップが、隣接するモジュールエッジ枠に係合するアレイ。
【請求項10】
請求項9に記載のアレイにおいて、
前記クリップが、機械的及び可撓的に前記モジュールを接合し、横及び差動的垂直移動の双方が本質的に制限されるアレイ。
【請求項11】
請求項10に記載のアレイにおいて、
前記モジュール及び地面の間の空間を換気するベンチレータを更に含むアレイ。
【請求項12】
請求項11に記載のアレイにおいて、
前記モジュールの幾つかが、伝熱材料を含む下側を有するアレイ。
【請求項13】
請求項12に記載のアレイにおいて、
前記アレイが、地面の前記平滑な若しくは実質上平坦な部分内のあぜ溝、窪み、又はチャネルに接触するアレイ。
【請求項14】
請求項13に記載のアレイにおいて、
前記配置構造の列のエッジに当接するカーブ部材を更に含むアレイ。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0093
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0093】
[00101]主題の性質を解説するために本明細書に説明及び例証された部品の詳細、材料、ステップ及び配置構造における多くの追加の変更が、添付の特許請求の範囲に表現されたような本発明の原理及び範囲内で当業者によって行うことができる、ということが理解されるであろう。
(付記)
[形態1]
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイであって、
地面において地面で直接支持される複数のソーラーパネルであって、それぞれのパネルの少なくとも枠部材が、前記ソーラーパネルの大地配向を確立するように、密隣接配置構造又は前記ソーラーパネルの複数列の当接配置構造で位置決めされる、複数のソーラーパネルと、
地面上のそのエッジ部分における前記ソーラーパネルのための支持体であって、
前記ソーラーパネルが、地面の平滑な又は実質上平坦な部分の上方又は上に静置し、
前記ソーラーパネルのエッジ部分が、複数のパネルのエッジ枠を受容することによって前記エッジ部分を支持することのできる地面支持エリア上に静置し、
前記地面支持エリア上に静置する前記エッジ部分が、前記パネルのための機械的支持を提供する、支持体と、
少なくとも1つの直列接続ストリングの前記ソーラーパネルのための電気的相互接続部であって、前記少なくとも1つの直列接続ストリングが、少なくとも2つの列に沿った隣接又は密隣接のソーラーパネルに沿って延び、したがって、前記ストリングが、前記ストリングを構築する前記ソーラーパネルの縦方向寸法よりも小さい直列接続部の終点端部間の距離を有し、前記相互接続部が、前記直列接続ストリングの複数の光起電力パネルの終点接続部に係合する配線接続部を含み、前記配線接続部が、前記直列接続ストリング接続部で少なくとも2つの列のパネルを利用する配置構造で隣接パネルを接続するように配置され、前記ストリングが、前記接続部をルート決めするために前記少なくとも2つの列を使用し、したがって、第1の端部終端で開始するストリングが、前記少なくとも2つの列の方向に沿って延び、前記少なくとも2つの列の反対方向に沿って戻り、以って、前記ストリングの前記端部で「ホームラン」接続部を削減又は排除し、
前記大地配向が、前記ソーラーパネルのための上昇支持体を提供及び施設することに関連するコストを排除することによって、前記光起電力アレイのコストを削減し、
前記ソーラーパネルの前記大地配向が、自動水平面清掃機器による清掃を可能にする平坦配向を提供する、電気的相互接続部と、
複数列の前記配置構造の少なくとも1つのエッジに当接する端部カーブ部材と、
互いに所定の近位でパネルをリンクするために使用されるブラケット又はばねクリップ配置構造を含む保持クリップであって、個々のソーラーパネルに係合し、横移動が本質的に制限された前記ソーラーパネルを保持するためにそのエッジ部分で前記ソーラーパネルに係合する枠支持体を含む、保持クリップと、
を含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態2]
形態1に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータを更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態3]
形態1に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
熱移動を促進する暗色の又は熱伝達する被覆を有し、それぞれのソーラーパネルの下側が被覆された、少なくとも複数の前記ソーラーパネルと、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータと、
を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態4]
形態1に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
地面上のそのエッジ部分における前記ソーラーパネルのための前記支持体が、複数のパネルのエッジ枠を受容するように地面の中に掘削される地面の前記平滑な若しくは実質上平坦な部分の溝、窪み又はチャネルとして形成されるあぜ溝を含み、以って、前記あぜ溝に静置する前記エッジ部分が、前記パネルのための前記機械的支持を提供する大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態5]
形態4に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
前記端部カーブ部材が、地面上の前記ソーラーパネルの位置的安定性を増加させるための支持を提供する大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態6]
形態1に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
保護エリアで600Vdc超で動作するユーティリティ規模ソーラーアレイを含む前記複数のソーラーパネルと、
土地の既存の輪郭に従うように、前記ソーラーパネルを地面の前記平滑な又は実質上平坦な部分の上方又は上に静置する、前記ソーラーパネルの前記大地配向及び地面上のそのエッジ部分における前記ソーラーパネルのための支持と、
を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態7]
形態1に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
個別のソーラーパネルに係合し、前記パネルを前記ばねクリップの中にスナップインさせることによって、そのエッジ部分で前記ソーラーパネルに係合する、隆起リテーナリップ及び枠支持体を備える、1つ又は複数のばねクリップを含む、前記保持クリップを更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態8]
少なくとも1つのアレイの光起電力パネルを含むソーラーパワープラントを提供するための方法であって、
大地に複数のソーラーパネルを支持するステップであって、ソーラーパネルアレイの前記ソーラーパネルの大地配向を確立するように、及び地面の平滑な又は実質上平坦な部分の上方又は上に複数列の前記ソーラーパネルを静置することによって前記ソーラーパネルの大地配向を確立するように、それぞれのパネルの少なくとも枠部材が地面に直接静置する、支持するステップと、
複数のパネルのエッジ枠を受容することによって前記ソーラーパネルのエッジ部分を支持することのできる地面支持エリア上に静置された前記エッジ部分を静置するステップであって、前記地面支持エリア上に静置する前記エッジ部分が、前記パネルのための機械的支持を提供する、静置するステップと、
複数列の配置構造の少なくとも1つのエッジに当接する端部カーブ部材を提供するステップと、
互いに所定の近位でパネルをリンクするために使用されるブラケット又はばねクリップ配置構造を含む保持クリップを提供するステップであって、前記保持クリップが、個々のソーラーパネルに係合し、横移動が本質的に制限された前記ソーラーパネルを保持するためにそのエッジ部分で前記ソーラーパネルに係合する枠支持体を含む、提供するステップと、
少なくとも1つの直列接続ストリングの前記ソーラーパネルを相互接続するステップと、
を含み、
前記少なくとも1つの直列接続ストリングが、少なくとも2つの列に沿った隣接又は密隣接のソーラーパネルに沿って延び、したがって、前記ストリングが、前記ストリングを構築する前記ソーラーパネルの縦方向寸法よりも小さい直列接続部の終点端部間の距離を有し、前記相互接続するステップが、前記直列接続ストリングの複数の光起電力パネルの終点接続部に係合する配線接続部を含み、前記配線接続部が、前記直列接続ストリング接続部で少なくとも2つの列のパネルを利用する配置構造で隣接パネルを接続するように配置され、前記ストリングが、前記接続部をルート決めするために前記少なくとも2つの列を使用し、したがって、第1の端部終端で開始するストリングが、前記少なくとも2つの列の方向に沿って延び、前記少なくとも2つの列の反対方向に沿って戻り、以って、前記ストリングの前記端部で「ホームラン」接続部を削減又は排除し、
前記大地配向が、前記ソーラーパネルのための上昇支持体を提供及び施設することに関連するコストを排除することによって、光起電力アレイのコストを削減し、
前記ソーラーパネルの前記大地配向が、自動水平面清掃機器による清掃を可能にする平坦配向を提供する方法。
[形態9]
形態8に記載の方法において、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータを使用するステップを更に含む方法。
[形態10]
形態8に記載の方法において、
熱移動を促進する暗色の又は熱伝達する被覆を有し、それぞれのソーラーパネルの下側が被覆された、少なくとも複数の前記ソーラーパネルを提供するステップと、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するための換気装置を提供するステップと、
を更に含む方法。
[形態11]
形態8に記載の方法において、
地面上のそのエッジ部分における前記ソーラーパネルのための前記支持体が、複数のパネルのエッジ枠を受容するように地面の中に掘削される地面の前記平滑な若しくは実質上平坦な部分の溝、窪み又はチャネルとして形成されるあぜ溝を含み、以って、前記あぜ溝に静置する前記エッジ部分が、前記パネルのための前記機械的支持を提供する方法。
[形態12]
形態8に記載の方法において、
前記端部カーブ部材が、地面上の前記ソーラーパネルの位置的安定性を増加させるための支持を提供する方法。
[形態13]
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイであって、
保護エリアで600Vdc超で動作する複数のユーティリティ規模ソーラーパネルと、
ソーラーパネルの大地配向を確立するように、密隣接配置構造又は前記ソーラーパネルの複数列の当接配置構造で位置決めされる、直接地面上のそのエッジ部分における前記ソーラーパネルのための支持体であって、
前記ソーラーパネルが、地面の平滑な又は実質上平坦な部分の上方又は上に静置し、
前記ソーラーパネルのエッジ部分が、複数のパネルのエッジ枠を受容することによって前記エッジ部分を支持することのできる地面支持エリア上に静置し、
前記地面支持エリア上に静置する前記エッジ部分が、前記パネルのための機械的支持を提供する、支持体と、
横移動が本質的に制限された前記ソーラーパネルを保持するために、個々のソーラーパネルにそのエッジ部分で係合することによって、互いに所定の近位でパネルをリンクするための保持手段と、
少なくとも1つの直列接続ストリングの前記ソーラーパネルのための電気的相互接続部と、
を含み、
前記少なくとも1つの直列接続ストリングが、少なくとも2つの列に沿った隣接又は密隣接のソーラーパネルに沿って延び、したがって、前記ストリングが、前記ストリングを構築する前記ソーラーパネルの縦方向寸法よりも小さい直列接続部の終点端部間の距離を有し、前記相互接続部が、前記直列接続ストリングの複数の光起電力パネルの終点接続部に係合する配線接続部を含み、前記配線接続部が、前記直列接続ストリング接続部で少なくとも2つの列のパネルを利用する配置構造で隣接パネルを接続するように配置され、前記ストリングが、前記接続部をルート決めするために前記少なくとも2つの列を使用し、したがって、第1の端部終端で開始するストリングが、前記少なくとも2つの列の方向に沿って延び、前記少なくとも2つの列の反対方向に沿って戻り、以って、前記ストリングの前記端部で「ホームラン」接続部を削減又は排除し、
前記大地配向が、前記ソーラーパネルのための上昇支持体を提供及び施設することに関連するコストを排除することによって、前記光起電力アレイのコストを削減し、
前記ソーラーパネルの前記大地配向が、自動水平面清掃機器による清掃を可能にする平坦配向を提供する大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態14]
形態13に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
複数列の前記配置構造の少なくとも1つのエッジに当接する端部カーブ部材を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態15]
形態14に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータを更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態16]
形態14に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
熱移動を促進する暗色の又は熱伝達する被覆を有し、それぞれのソーラーパネルの下側が被覆された、少なくとも複数の前記ソーラーパネルと、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータと、
を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態17]
形態13に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータを更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態18]
形態13に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
熱移動を促進する暗色の又は熱伝達する被覆を有し、それぞれのソーラーパネルの下側が被覆された、少なくとも複数の前記ソーラーパネルと、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータと、
を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態19]
形態13に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
土地の既存の輪郭に従うように、前記ソーラーパネルを地面の前記平滑な又は実質上平坦な部分の上方又は上に静置する、前記ソーラーパネルの前記大地配向及び地面上のそのエッジ部分における前記ソーラーパネルのための支持を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態20]
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイであって、
複数のソーラーパネルと、
前記ソーラーパネルを地面にそのエッジ部分で支持するための手段と、
少なくとも1つの直列接続ストリングの前記ソーラーパネルを相互接続するための手段と、
を含み、
前記少なくとも1つの直列接続ストリングが、少なくとも2つの列に沿った隣接又は密隣接のソーラーパネルに沿って延び、したがって、前記ストリングが、前記ストリングを構築する前記ソーラーパネルの縦方向寸法よりも小さい直列接続部の終点端部間の距離を有する大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態21]
形態20に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記光起電力アレイの光起電力パネルを接続する取付けブラケットを更に含み、前記取付けブラケットが、
複数の前記パネルの外側エッジ枠と雌雄嵌合する少なくとも1つの第1のタイプのエッジフランジであって、前記第1のタイプのエッジフランジがそれぞれのエッジ枠に適合する、少なくとも1つの第1のタイプのエッジフランジと、
前記複数のパネルの前記外側エッジ枠のそれぞれの内側と雌雄嵌合する内側エッジフランジの1つに対応する複数の第2のタイプのエッジフランジであって、前記第2のタイプのエッジフランジが、前記第1のタイプのエッジフランジのうちのそれぞれの1つと協働して、前記それぞれのエッジ枠を把持するために、前記エッジ枠のうちのそれぞれの1つに適合する、複数の第2のタイプのエッジフランジと、
各パネルの前記エッジ枠と整列して配置される上部保持部材であって、前記取付けブラケットの定位置に前記エッジ枠を保持し、以って、前記取付けブラケットの定位置に各パネルを保持する、上部保持部材と、
リンク関係で前記パネルを保持するために複数の第1のタイプのエッジフランジ及び第2のタイプのエッジフランジをリンクする本体セクションと、
を含むソーラーパネルアレイ。
[形態22]
形態21に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記第1のタイプのエッジフランジ及び第2のタイプのエッジフランジの少なくとも一方が、前記パネルのうちのエッジパネルに係合するように、機械的弾力性及びバイアスを有するソーラーパネルアレイ。
[形態23]
形態21に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記第1のタイプのエッジフランジが、前記取付けブラケットに固定される前記パネルを保持するために、上部フランジで終端するソーラーパネルアレイ。
[形態24]
形態21に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
地面の定位置に前記複数のパネルを保持するために前記取付けブラケットに係合する定着部材を更に含み、
前記グリップ部材が、前記それぞれのエッジ枠を把持するために前記第1及び第2のタイプのエッジフランジの一方から突出し、以って、前記定着部材が前記取付けブラケットに係合するときに、前記パネルを保持するソーラーパネルアレイ。
[形態25]
形態20に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記光起電力アレイの光起電力パネルを接続する取付けブラケットを更に含み、前記取付けブラケットが、
前記複数のパネルのエッジ枠と雌雄嵌合し、そのパネルのコーナで前記複数のパネルのうちの少なくとも1つの隣接エッジ枠セクションを含む、複数の第1のタイプのエッジフランジであって、内側エッジフランジがそれぞれのエッジ枠に適合する、複数の第1のタイプのエッジフランジと、
前記エッジ枠のうちのそれぞれの1つと雌雄嵌合する前記第1のタイプのエッジフランジの1つに対応し、前記エッジフランジのうちのそれぞれの1つに固定される複数の第2のタイプのエッジフランジであって、前記第2のタイプのエッジフランジが、前記第1のタイプのエッジフランジのうちの前記それぞれの1つと協働して、前記それぞれのエッジ枠を把持するために、前記エッジ枠のうちの前記それぞれの1つに適合する、複数の第2のタイプのエッジフランジと、
各パネルの前記エッジ枠と整列して配置されたグリップ部材であって、前記取付けブラケットの定位置に前記エッジ枠を保持し、以って、前記取付けブラケットの定位置に各パネルを保持する、グリップ部材と、
リンク関係で前記パネルを保持するために前記複数の第1のタイプのエッジフランジ及び第2のタイプのエッジフランジをリンクする本体セクションと、
を含むソーラーパネルアレイ。
[形態26]
形態20に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記直列接続ストリングの複数の光起電力パネルの終点接続部に係合する配線接続部を含む相互接続するための前記手段を更に含み、前記配線接続部が、前記直列接続ストリング接続部で少なくとも2つの列のパネルを利用する配置構造で隣接パネルを接続するように配置され、前記ストリングが、前記接続部をルート決めするために前記少なくとも2つの列を使用し、したがって、第1の端部終端で開始するストリングが、前記少なくとも2つの列の方向に沿って延び、前記少なくとも2つの列の反対方向に沿って戻り、以って、前記ストリングの前記端部で「ホームラン」接続部を削減又は排除するソーラーパネルアレイ。
[形態27]
形態20に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記ソーラーパネルを地面にそのエッジ部分で支持するための前記手段が、
地面の平滑な又は実質上平坦な部分と、
複数のパネルのエッジ枠を受容することによって前記パネルの前記エッジ部分を支持することのできる地面支持エリアであって、以って、前記地面支持エリア上に静置する前記エッジ部分が、前記パネルのための機械的支持を提供する、地面支持エリアと、
アレイのエッジに位置決めされる端部ストッパ又はカーブ部材と、
を含むソーラーパネルアレイ。
[形態28]
形態20に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記ソーラーパネルを地面にそのエッジ部分で支持するための前記手段が、
地面の平滑な又は実質上平坦な部分と、
複数のパネルのエッジ枠を受容するように地面の中に掘削される溝、窪み又はチャネルとして形成されるあぜ溝であって、以って、前記あぜ溝に静置する前記エッジ部分が、前記パネルのための機械的支持を提供する、あぜ溝と、
を含むソーラーパネルアレイ。
[形態29]
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイであって、
複数のソーラーパネルと、
前記ソーラーパネルを地面にそのエッジ部分で支持する支持体と、
少なくとも1つの直列接続ストリングの複数の光起電力パネルの終点接続部に係合する配線接続部を含む、前記ソーラーパネルを相互接続する相互接続部であって、前記少なくとも1つの直列接続ストリングが、少なくとも2つの列に沿った隣接又は密隣接のソーラーパネルに沿って延び、したがって、前記ストリングが、前記ストリングを構築する前記ソーラーパネルの縦方向寸法よりも小さい直列接続部の終点端部間の距離を有し、以って、前記ストリングの前記端部で「ホームラン」接続部を削減又は排除する、相互接続部と、
地面の平滑な又は実質上平坦な部分と、
複数のパネルのエッジ枠を受容することによって前記パネルの前記エッジ部分を支持することのできる地面支持エリアであって、以って、前記地面支持エリア上に静置する前記エッジ部分が、前記パネルのための機械的支持を提供する、地面支持エリアと、
を含むソーラー光起電力アレイ。
[形態30]
形態29に記載のソーラー光起電力アレイにおいて、
前記ソーラーパネルを地面にそのエッジ部分で支持するための手段が、アレイのエッジに位置決めされる端部ストッパ又はカーブ部材を更に含むソーラー光起電力アレイ。
[形態31]
形態29に記載のソーラー光起電力アレイにおいて、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータを更に含むソーラー光起電力アレイ。
[形態32]
形態29に記載のソーラー光起電力アレイにおいて、
熱移動を促進する暗色の又は熱伝達する被覆を有し、それぞれのソーラーパネルの下側が被覆された、少なくとも複数の前記ソーラーパネルと、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータと、
を更に含むソーラー光起電力アレイ。
[形態33]
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイであって、
ソーラーパネルの大地配向を確立するように地面に支持され、密隣接配置構造又は前記ソーラーパネルの複数列の当接配置構造で位置決めされる複数の前記ソーラーパネルと、
少なくとも1つの直列接続ストリングの前記ソーラーパネルを接続する前記ソーラーパネルのための相互接続回路と、
を含み、
前記少なくとも1つの直列接続ストリングが、少なくとも2つの列に沿った隣接又は密隣接のソーラーパネルに沿って延び、したがって、前記ストリングが、前記ストリングを構築する前記ソーラーパネルの縦方向寸法よりも小さい直列接続部の終点端部間の距離を有し、相互接続するための手段が、前記直列接続ストリングの複数の光起電力パネルの終点接続部に係合する配線接続部を含み、前記配線接続部が、前記直列接続ストリング接続部で少なくとも2つの列のパネルを利用する配置構造で隣接パネルを接続するように配置され、前記ストリングが、前記接続部をルート決めするために前記少なくとも2つの列を使用し、したがって、第1の端部終端で開始するストリングが、前記少なくとも2つの列の方向に沿って延び、前記少なくとも2つの列の反対方向に沿って戻り、以って、前記ストリングの前記端部で「ホームラン」接続部を削減又は排除し、
前記大地配向が、前記ソーラーパネルのための上昇支持体を提供及び施設することに関連するコストを排除することによって、前記光起電力アレイのコストを削減し、
前記ソーラーパネルの前記大地配向が、自動水平面清掃機器による清掃を可能にする平坦配向を提供する大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態34]
形態33に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
複数列の前記配置構造の少なくとも1つのエッジに当接する端部カーブ部材を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態35]
形態33に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータを更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態36]
形態33に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
熱移動を促進する暗色の又は熱伝達する被覆を有し、それぞれのソーラーパネルの下側が被覆された、少なくとも複数の前記ソーラーパネルと、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータと、
を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態37]
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイであって、
保護エリアで600Vdc超で動作する複数のユーティリティ規模ソーラーパネルと、
前記ソーラーパネルを地面にそのエッジ部分で支持するための手段と、
大地表面に直接接触又は実質上密接に及び前記大地表面に実質上平行に、前記ソーラーパネルを支持するための手段と、
縁から縁と端から端の双方で格子模様を確立するために、隣接又は密隣接の関係で前記ソーラーパネルを支持するための手段と、
を含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態38]
形態37に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
複数列の配置構造の少なくとも1つのエッジに当接する端部カーブ部材を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態39]
形態37に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
熱移動を促進する暗色の又は熱伝達する被覆を有し、それぞれのソーラーパネルの下側が被覆された、少なくとも複数の前記ソーラーパネルと、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータと、
を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態40]
形態37に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータを更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態41]
複数の光起電力ソーラーパネルであって、ソーラーパネルアレイの前記ソーラーパネルの大地配向を確立するように、及び前記ソーラーパネルの大地配向を確立するように、前記ソーラーパネルを支持する地面据え付け支持体に据え付けられた、複数の光起電力ソーラーパネルと、
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイの光起電力パネルを接続するための複数の取付けブラケットであって、前記取付けブラケットが、
1つの前記光起電力パネルのエッジ部分と係合することのできるフランジ付き配置構造、及び複数の光起電力パネルの前記エッジ部分と係合することのできるフランジ付き配置構造を有する少なくともサブセットの前記取付けブラケットを含む、複数の取付けブラケットと、
前記複数の光起電力パネルの終点接続部に係合する配線接続部と、
を含み、
前記配線接続部が、直列「ストリング」接続部で少なくとも2つの列のパネルを利用する配置構造で隣接又は密隣接のパネルを接続するように配置され、前記ストリングが、前記接続部をルート決めするために前記少なくとも2つの列を使用し、したがって、第1の端部終端で開始するストリングが、前記少なくとも2つの列の方向に沿って延び、前記少なくとも2つの列の反対方向に沿って戻り、以って、前記ストリングの前記端部で「ホームラン」接続部を削減又は排除するソーラーエネルギーシステム。
[形態42]
形態41に記載のソーラーエネルギーシステムにおいて、
地面の定位置に前記複数のパネルを保持するために、前記取付けブラケットに係合する定着部材を更に含むソーラーエネルギーシステム。
[形態43]
形態41に記載のソーラーエネルギーシステムにおいて、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータを更に含むソーラーエネルギーシステム。
[形態44]
形態41に記載のソーラーエネルギーシステムにおいて、
熱移動を促進する暗色の又は熱伝達する被覆を有し、それぞれのソーラーパネルの下側が被覆された、少なくとも複数の前記ソーラーパネルと、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータと、
を更に含むソーラーエネルギーシステム。
[形態45]
形態41に記載のソーラーエネルギーシステムにおいて、
前記取付けブラケットと係合する前記光起電力パネルを保持することのできる保持クランプ又はクラスプを更に含むソーラーエネルギーシステム。
[形態46]
少なくとも1つのアレイの光起電力パネルを含むソーラーパワープラントを提供するための方法であって、
光起電力アレイの低くなった相対コストが、前記ソーラーパワープラント全体と比較して、低くなった清掃コストで、追加のピークパワー、電圧又は電気力率の補正を提供するためのより経済的な手段を提供し、前記方法が、
大地に複数のソーラーパネルを、ソーラーパネルアレイの前記ソーラーパネルの大地配向を確立するように、及び前記ソーラーパネルの大地配向を確立するように、支持するステップと、
少なくとも1つの直列接続ストリングの前記ソーラーパネルを相互接続するステップと、
を含み、
前記少なくとも1つの直列接続ストリングが、少なくとも2つの列に沿った隣接又は密隣接のソーラーパネルに沿って延び、したがって、前記ストリングが、前記ストリングを構築する前記ソーラーパネルの縦方向寸法よりも小さい直列接続部の終点端部間の距離を有し、相互接続するための手段が、前記直列接続ストリングの複数の光起電力パネルの終点接続部に係合する配線接続部を含み、前記配線接続部が、前記直列接続ストリング接続部で少なくとも2つの列のパネルを利用する配置構造で隣接パネルを接続するように配置され、前記ストリングが、前記接続部をルート決めするために前記少なくとも2つの列を使用し、したがって、第1の端部終端で開始するストリングが、前記少なくとも2つの列の方向に沿って延び、前記少なくとも2つの列の反対方向に沿って戻り、以って、前記ストリングの前記端部で「ホームラン」接続部を削減又は排除し、
前記大地配向が、前記ソーラーパネルのための上昇支持体を提供及び施設することに関連するコストを排除することによって、前記光起電力アレイのコストを削減し、
前記ソーラーパネルの前記大地配向が、自動水平面清掃機器による清掃を可能にする平坦配向を提供する方法。
[形態47]
形態46に記載の方法において、
前記複数のソーラーパネルを大地に更に支持するために、複数列の前記配置構造の少なくとも1つのエッジに当接する端部カーブ部材を使用するステップを更に含む方法。
[形態48]
形態46に記載の方法において、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するためのベンチレータを使用するステップを更に含む方法。
[形態49]
形態46に記載の方法において、
熱移動を促進する暗色の又は熱伝達する被覆を有し、それぞれのソーラーパネルの下側が被覆された、少なくとも複数の前記ソーラーパネルを提供するステップと、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータと、
を更に含む方法。
[形態50]
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイであって、
保護エリアで600Vdc超で動作する複数のユーティリティ規模ソーラーパネルと、
前記ソーラーパネルを地面にそのエッジ部分で支持するための手段と、
大地表面に直接接触又は実質上密接に及び前記大地表面に実質上平行に、前記ソーラーパネルを支持するための手段と、
縁から縁と端から端の双方で格子模様を確立するために、隣接又は密隣接の関係で前記ソーラーパネルを支持するための手段と、
を含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態51]
形態50に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
複数列の配置構造の少なくとも1つのエッジに当接する端部カーブ部材を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態52]
形態50に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータを更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態53]
形態50に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
熱移動を促進する暗色の又は熱伝達する被覆を有し、それぞれのソーラーパネルの下側が被覆された、少なくとも複数の前記ソーラーパネルと、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータと、
を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態54]
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイであって、
複数のソーラーパネルと、
前記ソーラーパネルの大地配向を確立するように、密隣接配置構造又は前記ソーラーパネルの複数列の当接配置構造で位置決めされる、地面上に前記ソーラーパネルを支持するための手段と、
少なくとも1つの直列接続ストリングの前記ソーラーパネルを相互接続するための手段と、
を含み、
前記少なくとも1つの直列接続ストリングが、少なくとも2つの列に沿った隣接又は密隣接のソーラーパネルに沿って延び、したがって、前記ストリングが、前記ストリングを構築する前記ソーラーパネルの縦方向寸法よりも小さい直列接続部の終点端部間の距離を有し、相互接続するための前記手段が、前記直列接続ストリングの複数の光起電力パネルの終点接続部に係合する配線接続部を含み、前記配線接続部が、前記直列接続ストリング接続部で少なくとも2つの列のパネルを利用する配置構造で隣接パネルを接続するように配置され、前記ストリングが、前記接続部をルート決めするために前記少なくとも2つの列を使用し、したがって、第1の端部終端で開始するストリングが、前記少なくとも2つの列の方向に沿って延び、前記少なくとも2つの列の反対方向に沿って戻り、以って、前記ストリングの前記端部で「ホームラン」接続部を削減又は排除し、
前記大地配向が、前記ソーラーパネルのための上昇支持体を提供及び施設することに関連するコストを排除することによって、前記光起電力アレイのコストを削減し、
前記ソーラーパネルの前記大地配向が、自動水平面清掃機器による清掃を可能にする平坦配向を提供する大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態55]
形態54に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
複数列の前記配置構造の少なくとも1つのエッジに当接する端部カーブ部材を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態56]
形態54に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータを更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態57]
形態54に記載の大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて、
熱移動を促進する暗色の又は熱伝達する被覆を有し、それぞれのソーラーパネルの下側が被覆された、少なくとも複数の前記ソーラーパネルと、
前記パネル及び地面の間の空間を換気するベンチレータと、
を更に含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態58]
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて光起電力パネルを接続するための取付けブラケットであって、
複数のパネルのエッジ枠と雌雄嵌合し、そのパネルのコーナで前記複数のパネルのうちの少なくとも1つの隣接エッジ枠セクションを含む複数の外側エッジフランジであって、内側エッジフランジがそれぞれのエッジ枠の内側に適合する、複数の外側エッジフランジと、
前記外側エッジフランジのうちの1つに対応し、前記複数のパネルに対して前記取付けブラケットを支持する、少なくとも1つの底部フランジと、
前記パネルの高揚を防止するために前記複数のパネルを支持する少なくとも1つの取付けグリップと、
各パネルのために上部フランジ又は底部フランジの一方と整列して配置されたグリップ部材であって、前記取付けブラケットの定位置に前記エッジ枠を保持し、以って、前記取付けブラケットの定位置に各パネルを保持する、グリップ部材と、
を含む取付けブラケット。
[形態59]
形態58に記載の取付けブラケットにおいて、
地面の定位置に前記複数のパネルを保持するために前記取付けブラケットに係合する定着部材と、
前記パネルの高揚を防止するために前記取付けブラケットに対して前記複数のパネルを支持する少なくとも1つの上部フランジを含む前記取付けグリップと、
を更に含む取付けブラケット。
[形態60]
形態58に記載の取付けブラケットにおいて、
複数の前記内側エッジフランジ及び外側エッジフランジをリンクする本体セクションが、少なくとも前記底部フランジに固定される前記取付けブラケットの一部分の構成要素部品に係合する分離可能キャップセクションを更に含む取付けブラケット。
[形態61]
形態58に記載の取付けブラケットにおいて、
複数の前記内側エッジフランジ及び外側エッジフランジをリンクする本体セクションが、
少なくとも1つのパネルに係合する少なくとも1つの底部セクションであって、集合的に1つ又は複数の前記底部セクションが前記パネルの配置において全ての隣接パネルに係合する、少なくとも1つの底部セクションと、
少なくとも前記底部フランジに固定される前記取付けブラケットの一部分の構成要素部品に係合する分離可能キャップセクションであって、前記外側フランジを含む、分離可能キャップセクションと、
を更に含み、
前記分離可能キャップセクションを、定着部材又は前記底部セクションのいずれかを用いて固定することは、前記取付けブラケットを前記パネルにロックする取付けブラケット。
[形態62]
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて光起電力パネルを接続するための取付けブラケットであって、
複数のパネルのエッジ枠と雌雄嵌合し、そのパネルのコーナで前記複数のパネルのうちの少なくとも1つの隣接エッジ枠セクションを含む複数の第1のタイプのエッジフランジであって、内側エッジフランジがそれぞれのエッジ枠に適合する、複数の第1のタイプのエッジフランジと、
前記エッジ枠のうちのそれぞれの1つと雌雄嵌合する前記第1のタイプのエッジフランジの1つに対応し、前記エッジフランジのうちのそれぞれの1つに固定される複数の第2のタイプのエッジフランジであって、前記第2のタイプのエッジフランジが、前記第1のタイプのエッジフランジのうちの前記それぞれの1つと協働して、前記それぞれのエッジ枠を把持するために、前記エッジ枠のうちの前記それぞれの1つに適合する、複数の第2のタイプのエッジフランジと、
各パネルの前記エッジ枠と整列して配置されたグリップ部材であって、前記取付けブラケットの定位置に前記エッジ枠を保持し、以って、前記取付けブラケットの定位置に各パネルを保持する、グリップ部材と、
リンク関係で前記パネルを保持するために前記複数の第1のタイプのエッジフランジ及び第2のタイプのエッジフランジをリンクする本体セクションと、
を含み、
前記取付けブラケットが、ソーラーパネルアレイのソーラーパネルの大地配向で地面に前記ソーラーパネルを支持し、前記ソーラーパネルの大地配向を確立するように構成される取付けブラケット。
[形態63]
形態62に記載の取付けブラケットにおいて、
前記エッジ枠と雌雄嵌合する内側エッジフランジを含み、したがって、前記内側エッジフランジが、前記それぞれのエッジ枠の内側に適合する、前記第1のタイプのエッジフランジと、
前記エッジ枠と雌雄嵌合する外側エッジフランジを含み、したがって、前記外側エッジフランジが、前記それぞれのエッジ枠の外側に適合する、前記第2のタイプのエッジフランジと、
前記内側エッジフランジ及び外側エッジフランジを保持するために、複数の内側エッジフランジ及び外側エッジフランジをリンクする前記本体セクションと、
を更に含む取付けブラケット。
[形態64]
形態62に記載の取付けブラケットにおいて、
上部及び底部クランプ配置構造で前記エッジ枠と雌雄嵌合する上部及び底部のエッジフランジを含む前記第1及び第2のタイプのエッジフランジを更に含む取付けブラケット。
[形態65]
形態62に記載の取付けブラケットにおいて、
前記第1及び第2のタイプのエッジフランジをリンクする前記本体セクションが、
前記内側エッジフランジ及び外側エッジフランジの少なくとも一方に固定される前記取付けブラケットの一部分の構成要素部品に係合する分離可能キャップセクションと、
前記内側エッジフランジを支持する前記取付けブラケットのパネル支持セグメントと、
地面の定位置に前記複数のパネルを保持するために前記取付けブラケットに係合する定着部材と、
前記外側エッジフランジを含み、複数の前記パネル支持セグメントをリンクする前記分離可能キャップセクションと、
を更に含み、
クランプセクションが、前記定着部材を受容するか又はそれに取り付けられる取付けブラケット。
[形態66]
形態65に記載の取付けブラケットにおいて、
前記グリップ部材が、前記それぞれのエッジ枠を把持するために、前記第1及び第2のタイプのエッジフランジの一方から突出し、以って、前記定着部材が前記取付けブラケットに係合するときに、前記パネルを保持する取付けブラケット。
[形態67]
形態62に記載の取付けブラケットにおいて、
前記第1及び第2のタイプのエッジフランジをリンクする前記本体セクションが、前記内側エッジフランジ及び外側エッジフランジの少なくとも一方に固定される前記取付けブラケットの一部分の構成要素部品に係合する分離可能キャップセクションを更に含む取付けブラケット。
[形態68]
形態67に記載の取付けブラケットにおいて、
前記第1及び第2のタイプのエッジフランジを支持する前記取付けブラケットのパネル支持セグメントと、
地面の定位置に前記複数のパネルを保持するために前記取付けブラケットに係合する定着部材と、
複数の前記パネル支持セグメントをリンクする前記分離可能キャップセクションと、
を更に含み、
クランプセクションが、前記定着部材を受容するか又はそれに取り付けられる取付けブラケット。
[形態69]
形態67に記載の取付けブラケットにおいて、
前記エッジ枠セクションの1つに係合し前記パネルを保持するために、前記複数のパネルのうちの少なくとも1つの前記エッジ枠セクションの前記1つに向けて突出する少なくとも1つの取付けグリップを有する前記複数の第1及び第2のタイプのエッジフランジのうちの少なくとも1つと、
地面の定位置に前記複数のパネルを保持するために前記取付けブラケットに係合する定着部材と、
を更に含み、
前記取付けグリップが、前記それぞれのエッジ枠を把持するために、前記第1及び第2のタイプのエッジフランジの一方から突出し、以って、前記定着部材が前記取付けブラケットに係合するときに、前記パネルを保持する取付けブラケット。
[形態70]
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイであって、
複数のソーラーパネルと、
前記ソーラーパネルを地面にそのエッジ部分で支持するための手段と、
少なくとも1つの直列接続ストリングの前記ソーラーパネルを相互接続するための手段であって、前記少なくとも1つの直列接続ストリングが、少なくとも2つの列に沿った隣接又は密隣接のソーラーパネルに沿って延び、したがって、前記ストリングが、前記ストリングを構築する前記ソーラーパネルの縦方向寸法よりも小さい直列接続部の終点端部間の距離を有する、相互接続するための手段と、
前記光起電力アレイの光起電力パネルを接続する取付けブラケットと、
を含む大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイ。
[形態71]
形態70に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記複数のパネルのエッジ枠と雌雄嵌合し、そのパネルのコーナで前記複数のパネルのうちの少なくとも1つの隣接エッジ枠セクションを含む複数の第1のタイプのエッジフランジであって、内側エッジフランジがそれぞれのエッジ枠に適合する、複数の第1のタイプのエッジフランジと、
前記エッジ枠のうちのそれぞれの1つと雌雄嵌合する前記第1のタイプのエッジフランジの1つに対応し、前記エッジフランジのうちのそれぞれの1つに固定される複数の第2のタイプのエッジフランジであって、前記第2のタイプのエッジフランジが、前記第1のタイプのエッジフランジのうちの前記それぞれの1つと協働して、前記それぞれのエッジ枠を把持するために、前記エッジ枠のうちの前記それぞれの1つに適合する、複数の第2のタイプのエッジフランジと、
各パネルの前記エッジ枠と整列して配置されたグリップ部材であって、前記取付けブラケットの定位置に前記エッジ枠を保持し、以って、前記取付けブラケットの定位置に各パネルを保持する、グリップ部材と、
リンク関係で前記パネルを保持するために前記複数の第1のタイプのエッジフランジ及び第2のタイプのエッジフランジをリンクする本体セクションと、
を含む、前記取付けブラケットを更に含むソーラーパネルアレイ。
[形態72]
形態71に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記エッジ枠と雌雄嵌合する内側エッジフランジを含み、したがって、前記内側エッジフランジが、前記それぞれのエッジ枠の内側に適合する、前記第1のタイプのエッジフランジと、
前記エッジ枠と雌雄嵌合する外側エッジフランジを含み、したがって、前記外側エッジフランジが、前記それぞれのエッジ枠の外側に適合する、前記第2のタイプのエッジフランジと、
前記内側エッジフランジ及び外側エッジフランジを保持するために、複数の内側エッジフランジ及び外側エッジフランジをリンクする前記本体セクションと、
を更に含むソーラーパネルアレイ。
[形態73]
形態71に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記第1及び第2のタイプのエッジフランジをリンクする取付けブラケットの前記本体セクションが、
前記内側エッジフランジ及び外側エッジフランジの少なくとも一方に固定される前記取付けブラケットの一部分の構成要素部品に係合する分離可能キャップセクションと、
前記内側エッジフランジを支持する前記取付けブラケットのパネル支持セグメントと、
前記外側エッジフランジを含み、複数の前記パネル支持セグメントをリンクする前記分離可能キャップセクションと、
地面の定位置に前記複数のパネルを保持するために前記取付けブラケットに係合する定着部材と、
を更に含み、
前記第1及び第2のタイプのエッジフランジをリンクする取付けブラケットの前記本体セクションが、
前記内側エッジフランジ及び外側エッジフランジの少なくとも一方に固定される前記取付けブラケットの一部分の構成要素部品に係合する分離可能キャップセクションと、
前記内側エッジフランジを支持する前記取付けブラケットのパネル支持セグメントと、
前記外側エッジフランジを含み、複数の前記パネル支持セグメントをリンクする前記分離可能キャップセクションであって、クランプセクションが、前記定着部材を受容するか又はそれに取り付けられる、前記分離可能キャップセクションと、
を更に含むソーラーパネルアレイ。
[形態74]
形態71に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
地面の定位置に前記複数のパネルを保持するために前記取付けブラケットに係合する定着部材と、
前記エッジ枠セクションの1つに係合し前記パネルを保持するために、前記複数のパネルのうちの少なくとも1つの前記エッジ枠セクションの前記1つに向けて突出する少なくとも1つの取付けグリップを有する前記複数の第1及び第2のタイプのエッジフランジのうちの少なくとも1つと、
を更に含み、
前記取付けグリップが、前記それぞれのエッジ枠を把持するために、前記第1及び第2のタイプのエッジフランジの一方から突出し、以って、前記定着部材が前記取付けブラケットに係合するときに、前記パネルを保持するソーラーパネルアレイ。
[形態75]
大地据え付け使用可能ユーティリティ規模ソーラー光起電力アレイにおいて光起電力パネルを接続するための取付けブラケットであって、
複数の前記パネルの外側エッジ枠と雌雄嵌合する少なくとも1つの第1のタイプのエッジフランジであって、前記第1のタイプのエッジフランジがそれぞれのエッジ枠に適合する、少なくとも1つの第1のタイプのエッジフランジと、
前記複数のパネルの前記外側エッジ枠のそれぞれの内側と雌雄嵌合する内側エッジフランジの1つに対応する複数の第2のタイプのエッジフランジであって、前記第2のタイプのエッジフランジが、前記第1のタイプのエッジフランジのうちのそれぞれの1つと協働して、前記それぞれのエッジ枠を把持するために、前記エッジ枠のうちのそれぞれの1つに適合する、複数の第2のタイプのエッジフランジと、
各パネルの前記エッジ枠と整列して配置される上部保持部材であって、前記取付けブラケットの定位置に前記エッジ枠を保持し、以って、前記取付けブラケットの定位置に各パネルを保持する、上部保持部材と、
リンク関係で前記パネルを保持するために複数の第1のタイプのエッジフランジ及び第2のタイプのエッジフランジをリンクする本体セクションと、
を含む取付けブラケット。
[形態76]
形態75に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記第1のタイプのエッジフランジ及び第2のタイプのエッジフランジの少なくとも一方が、前記パネルのうちのエッジパネルに係合するように、機械的弾力性及びバイアスを有するソーラーパネルアレイ。
[形態77]
形態75に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
前記第1のタイプのエッジフランジが、前記取付けブラケットに固定される前記パネルを保持するために、上部フランジで終端するソーラーパネルアレイ。
[形態78]
形態75に記載のソーラーパネルアレイにおいて、
地面の定位置に前記複数のパネルを保持するために前記取付けブラケットに係合する定着部材を更に含み、
前記グリップ部材が、前記それぞれのエッジ枠を把持するために前記第1及び第2のタイプのエッジフランジの一方から突出し、以って、前記定着部材が前記取付けブラケットに係合するときに、前記パネルを保持するソーラーパネルアレイ。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1
図2
図3A
図3B
図3C
図3D
図4
図5A
図5B
図6A
図6B
図7A
図7B
図7C
図7D
図7E
図7F
図8A
図8B
図8C
図9A
図9B
図10A
図10B
図11
図12A
図12B
図12C
図12D
【国際調査報告】