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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-11-24
(54)【発明の名称】カメラモジュール
(51)【国際特許分類】
   G02B 7/04 20210101AFI20221116BHJP
   G03B 30/00 20210101ALI20221116BHJP
   G02B 7/02 20210101ALI20221116BHJP
   G02B 7/08 20210101ALI20221116BHJP
   H04N 5/225 20060101ALI20221116BHJP
【FI】
G02B7/04 E
G03B30/00
G02B7/02 Z
G02B7/08 B
H04N5/225 400
H04N5/225 700
G02B7/04 D
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022516653
(86)(22)【出願日】2020-09-16
(85)【翻訳文提出日】2022-03-15
(86)【国際出願番号】 KR2020012515
(87)【国際公開番号】W WO2021054725
(87)【国際公開日】2021-03-25
(31)【優先権主張番号】10-2019-0113631
(32)【優先日】2019-09-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2019-0118193
(32)【優先日】2019-09-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517099982
【氏名又は名称】エルジー イノテック カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100165191
【弁理士】
【氏名又は名称】河合 章
(74)【代理人】
【識別番号】100114018
【弁理士】
【氏名又は名称】南山 知広
(74)【代理人】
【識別番号】100159259
【弁理士】
【氏名又は名称】竹本 実
(72)【発明者】
【氏名】キム キョン ウォン
(72)【発明者】
【氏名】チュ キョン ソン
(72)【発明者】
【氏名】ク ポン ソク
(72)【発明者】
【氏名】キム チャン チュン
(72)【発明者】
【氏名】ロ ヒョン ギュ
【テーマコード(参考)】
2H044
5C122
【Fターム(参考)】
2H044AJ04
2H044AJ06
2H044BE04
2H044BE07
2H044BE10
2H044BE18
2H044DA01
2H044DA02
2H044DE06
5C122EA68
5C122FB03
5C122GE05
5C122GE07
5C122GE11
5C122HA82
5C122HB06
(57)【要約】
本発明の一実施例に係るカメラモジュールは、上板部と、前記上板部から延びる側板部を含むハウジング、前記ハウジングの前記上板部に配置される第1レンズ、前記ハウジング内に前記上板部の下に配置される第1レンズバレル、前記ハウジング内に前記第1レンズバレルの下に配置される第2レンズバレル、前記第1レンズバレルに配置される第2レンズ、前記第2レンズバレルに配置される第3レンズ、前記ハウジングに配置されて、前記第1レンズバレルに結合されて前記第1レンズバレルを移動させる第1ピエゾモータ、及び前記ハウジングに配置されて、前記第2レンズバレルに結合されて前記第2レンズバレルを移動させる第2ピエゾモータを含むことができる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
上板部と、前記上板部から延びる側板部を含むハウジングと、
前記ハウジングの前記上板部に配置される第1レンズと、
前記ハウジング内に前記上板部の下に配置される第1レンズバレルと、
前記ハウジング内に前記第1レンズバレルの下に配置される第2レンズバレルと、
前記第1レンズバレルに配置される第2レンズと、
前記第2レンズバレルに配置される第3レンズと、
前記ハウジングに配置されて、前記第1レンズバレルに結合されて前記第1レンズバレルを移動させる第1ピエゾモータと、
前記ハウジングに配置されて、前記第2レンズバレルに結合されて前記第2レンズバレルを移動させる第2ピエゾモータと、を含む、カメラモジュール。
【請求項2】
前記第1レンズバレルに配置される第1マグネチックスケールと、
前記ハウジングに配置されて、前記第1マグネチックスケールを感知する第1センサーと、を含む、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項3】
前記第1レンズ、前記第2レンズ及び前記第3レンズの各々は、複数のレンズを含み、
前記第1レンズは固定されて、前記第2レンズと前記第3レンズは、個別的に移動可能である、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項4】
前記第2レンズと前記第3レンズは、光軸方向に移動して、
前記第2レンズが移動可能な距離は、前記第3レンズが移動可能な距離より大きい、請求項3に記載のカメラモジュール。
【請求項5】
前記第1レンズバレルは、前記第1ピエゾモータと第1弾性部材を介して結合される、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項6】
前記第1レンズバレルは、前記第2レンズを収容する第1バレル部と、前記第1バレル部から外側に延びて前記第1ピエゾモータと結合される第1ガイド部と、を含む、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項7】
前記第1ピエゾモータは、前記ハウジングの前記上板部に配置される第1圧電素子と、前記第1圧電素子から光軸方向に延びる第1柱と、を含む、請求項6に記載のカメラモジュール。
【請求項8】
前記第1レンズバレルの前記第1ガイド部と前記第1ピエゾモータの前記第1柱との間に配置される第1弾性部材を含む、請求項7に記載のカメラモジュール。
【請求項9】
前記第2ピエゾモータは、前記ハウジングの前記上板部に配置される第2圧電素子と、前記第2圧電素子から光軸方向に延びる第2柱と、を含み、
前記第2ピエゾモータの前記第2柱は、前記第1ピエゾモータの前記第1柱と前記光軸を基準に互いに反対側に配置される、請求項7に記載のカメラモジュール。
【請求項10】
前記ハウジング内に前記第1柱と平行するように第1ピンが配置されて、
前記第1レンズバレルは、前記第1ピンに沿って移動する、請求項9に記載のカメラモジュール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラモジュールに関する。
【背景技術】
【0002】
タブレットPCやスマートフォンのような携帯用デバイスは、被写体から映像情報を取得するカメラモジュールを備えている。このような携帯用デバイスのカメラモジュールは、益々高画素及び高性能が要求されていて、近年オートフォーカス(Auto focus,AF)機能と焦点距離が変更されると共に光学ズーム(Optical zoom)が可能な製品が発売されている。
【0003】
一般的に携帯用デバイスに備えられるカメラモジュールは、レンズを光軸方向に移動させてオートフォーカス及び/または光学ズームを調節する。レンズを移動させるために、カメラモジュールにコイルとマグネットを配置して電磁力によってレンズを移動させるボイスコイルモータ(Voice coil motor,VCM)方式のアクチュエータを多く利用していて、レンズの位置と移動を感知するために、ホールセンサー(Hall sensor)を使っている。
【0004】
しかし、従来のVCM方式のアクチュエータは、駆動力が弱く高配率ズームのためのロングストロークを実現しにくい問題がある。
【0005】
また、既存VCM方式のアクチュエータは、高配率ズーム調節のためにストロークの長さを増加させる場合、コイル及びマグネットの大きさも共に増加してカメラモジュールの小型化が難しい問題がある。
【0006】
また、従来のホールセンサーの位置制御範囲は、高配率ズームのための制御範囲より短くて高配率ズームを実現しにくい問題がある。
【0007】
また、近年最上の光学特性を出すために、レンズの買収価格益々増加していて、レンズの重さが増えることにより、一つの駆動部で最上のズーム機能を行うのが難しい問題がある。
【0008】
特に、従来のボールタイプ(ball type)の駆動部は、駆動力が小さくて高配率、高重量のレンズを移動させにくい問題がある。
【0009】
また、従来のバネタイプ(spring type)の駆動部は、レンズの枚数が増えることによりバネの垂れが発生して、より大きい駆動力が必要で、バネの震えで動画の撮影が難しい問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明が解決しようとする課題は、ピエゾモータとGMRセンサーを備えて高配率ズームが可能なカメラモジュールを提供することである。
【0011】
また、複数の駆動部を含んで高配率、高重量のレンズ群を速く駆動可能なレンズ駆動装置を提供することである。
【0012】
また、ソレノイドタイプ(solenoid type)の駆動部を利用して駆動力が増加したレンズ駆動装置を提供することである。
【0013】
また、ピンタイプ(Pin type)のガイドを使ってレンズ群間の光軸アライン(align)が改善されたレンズ駆動装置を提供することである。
【0014】
また、駆動部の数を増やすことによるレンズ駆動装置の厚さ増加を最小化するレンズ駆動装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明の第1実施例に係るカメラモジュールは、上板部と、前記上板部から延びる側板部を含むハウジング、前記ハウジングの前記上板部に配置される第1レンズ、前記ハウジング内に前記上板部の下に配置される第1レンズバレル、前記ハウジング内に前記第1レンズバレルの下に配置される第2レンズバレル、前記第1レンズバレルに配置される第2レンズ、前記第2レンズバレルに配置される第3レンズ、前記ハウジングに配置されて前記第1レンズバレルに結合されて前記第1レンズバレルを移動させる第1ピエゾモータ、及び前記ハウジングに配置されて前記第2レンズバレルに結合されて前記第2レンズバレルを移動させる第2ピエゾモータを含むことができる。
【0016】
また、前記第1レンズバレルに配置される第1マグネチックスケール、及び前記ハウジングに配置されて前記第1マグネチックスケールを感知する第1センサーを含むことができる。
【0017】
また、前記第1レンズ、前記第2レンズ及び前記第3レンズの各々は、複数のレンズを含み、前記第1レンズは固定されて、前記第2レンズと前記第3レンズは、個別的に移動可能である。
【0018】
また、前記第2レンズと前記第3レンズは、光軸方向に移動して、前記第2レンズが移動可能な距離は、前記第3レンズが移動可能な距離より大きくてよい。
【0019】
また、前記第1レンズバレルは、前記第1ピエゾモータと第1弾性部材を介して結合されることができる。
【0020】
また、前記第1レンズバレルは、前記第2レンズを収容する第1バレル部と、前記第1バレル部から外側に延びて前記第1ピエゾモータと結合される第1ガイド部を含むことができる。
【0021】
また、前記第1ピエゾモータは、前記ハウジングの前記上板部に配置される第1圧電素子と、前記第1圧電素子から光軸方向に延びる第1柱を含むことができる。
【0022】
また、前記第1レンズバレルの前記第1ガイド部と前記第1ピエゾモータの前記第1柱との間に配置される第1弾性部材を含むことができる。
【0023】
また、前記第2ピエゾモータは、前記ハウジングの前記上板部に配置される第2圧電素子と、前記第2圧電素子から光軸方向に延びる第2柱を含み、前記第2ピエゾモータの前記第2柱は、前記第1ピエゾモータの前記第1柱と前記光軸を基準に互いに反対側に配置されることができる。
【0024】
また、前記ハウジング内に前記第1柱と平行するように第1ピンが配置されて、前記第1レンズバレルは、前記第1ピンに沿って移動することができる。
【0025】
また、前記ハウジング内に前記第2柱と平行するように第2ピンが配置されて、前記第1ピンは、第2ピンより第1ピエゾモータと隣接するように配置されて、前記第2ピンは、第1ピンより前記第2ピエゾモータと隣接するように配置されることができる。
【0026】
また、前記ハウジングの前記側板部に配置される基板を含み、前記基板は、前記第1ピエゾモータの前記第1圧電素子の上に配置される第1部分と、前記第1ピエゾモータの前記第1圧電素子の下に配置される第2部分を含み、前記基板の前記第1部分は、前記基板の前記第2部分と光軸方向にオーバーラップされないことがある。
【0027】
また、前記第1ピエゾモータの前記第1柱に配置される第1緩衝部材と第2緩衝部材を含むことができる。
【0028】
また、前記第2レンズバレルは、前記第3レンズを収容する第2バレル部と、前記第2バレル部から外側に延びて前記第2ピエゾモータと結合される第2ガイド部を含み、前記第1ガイド部の少なくとも一部は、電流が印可されない初期状態で前記第2ガイド部と前記光軸に垂直である方向にオーバーラップされることができる。
【0029】
本発明の第2実施例に係るレンズ駆動装置は、レンズバレル、前記レンズバレルの外周面に配置される第1駆動部、前記レンズバレルの前記外周面に前記第1駆動部と離隔して配置される第2駆動部、前記レンズバレルの前記外周面に前記第1駆動部及び前記第2駆動部と離隔して配置される第3駆動部を含み、光軸と前記第1駆動部を連結する仮想の第1直線と前記光軸と前記第2駆動部を連結する仮想の第2直線が形成する第1角度は、前記光軸と前記第3駆動部を連結する仮想の第3直線と前記第1直線が形成する第2角度及び前記第2直線と前記第3直線が形成する第3角度より小さくてよい。
【0030】
また、前記第1駆動部は、前記レンズバレルに配置される第1ヨークと、前記第1ヨークに配置される第1コイルと、前記第1コイルと対向する第1マグネットを含み、前記第1ヨークは、前記レンズバレルに配置される第1側板と、前記第1側板と対向する第2側板と、前記第1側板と前記第2側板を連結する上板及び下板を含み、前記第1コイルは、前記第1ヨークの前記第2側板の周りに巻き取られる。
【0031】
また、前記第1マグネットは、前記光軸方向に前記第2側板の長さより長く形成されることができる。
【0032】
また、前記レンズバレルは、前記レンズバレルの前記外周面に形成される溝を含み、前記第1ヨークの前記第1側板は、前記溝に配置されることができる。
【0033】
また、前記レンズ駆動装置は、少なくとも一部が前記レンズバレルに接触して、前記レンズバレルの前記光軸方向への移動をガイドするピンを含むことができる。
【0034】
また、前記レンズバレルは、第1側面と、前記第1側面と対向する第2側面と、前記第1側面と前記第2側面を連結する第3側面と第4側面を含み、前記第1駆動部と前記第2駆動部は、前記レンズバレルの前記第1側面に配置されて、前記第3駆動部は、前記レンズバレルの前記第2側面に配置されることができる。
【0035】
また、前記ピンは、前記レンズバレルの前記第3側面に配置される第1ピンと、前記第4側面に配置される第2ピンを含み、前記第1ピンは、前記第1駆動部より前記第3駆動部に近く配置されて、前記第2ピンは、前記第2駆動部より前記第3駆動部に近く配置されることができる。
【0036】
また、前記レンズバレルは、前記レンズバレルの前記外周面に形成されて、前記ピンが配置される溝を含み、前記レンズバレルの前記溝は、前記第3側面に形成されて、前記第1ピンが配置される第1溝と、前記第4側面に形成されて、前記第2ピンが配置される第2溝を含み、前記第1溝と前記第2溝は、互いに異なる形状で形成されることができる。
【0037】
また、前記第1溝は、前記第1ピンと接触する曲面を含み、前記第2溝は、前記第2ピンと接触する二つの傾斜面を含むことができる。
【0038】
また、前記第2角度と前記第3角度は、同じであってよい。
【0039】
また、前記第2及び第3角度は、120°より大きく180°より小さくてよい。
【0040】
また、前記第3直線と前記第1直線が形成する角度と前記第3直線と前記第2直線が形成する角度は、同じであってよい。
【0041】
本発明の第2実施例に係るカメラモジュールは、本発明の第2実施例に係るレンズ駆動装置を含むことができる。
【発明の効果】
【0042】
本実施例により、高配率ズームが可能なカメラモジュールを提供することができる。また、複数の駆動部を含んで高配率、高重量のレンズ群を速く駆動可能なレンズ駆動装置を提供することができる。
【0043】
また、ソレノイドタイプ(solenoid type)の駆動部を利用して駆動力が増加されることができる。
【0044】
また、ピンタイプ(Pin type)のガイドを使ってレンズ群間の光軸アライン(align)が改善できる。
【0045】
また、駆動部の数を増やすことによるレンズ駆動装置の厚さ増加を最小化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0046】
図1】本発明の第1実施例に係るカメラモジュールの斜視図である。
図2】本発明の第1実施例に係るカメラモジュールの分解斜視図である。
図3】本発明の第1実施例に係るカメラモジュールの断面図である。
図4】本発明の第1実施例に係るカメラモジュールの正面図である。
図5】本発明の第1実施例に係るカメラモジュールのハウジングの側板部を除去した状態の斜視図である。
図6】本発明の第1実施例に係るカメラモジュールの一部構成の斜視図である。
図7】本発明の第1実施例に係るカメラモジュールの一部構成の斜視図である。
図8】本発明の第1実施例に係るカメラモジュールの一部構成の斜視図である。
図9】本発明の第1実施例に係るカメラモジュールの一部構成の斜視図である。
図10】本発明の第1実施例に係るカメラモジュールのセンサーの概念図である。
図11】本発明の第2実施例に係るレンズ駆動装置の一部構成の斜視図である。
図12】本発明の第2実施例に係るレンズ駆動装置の一部構成の斜視図である。
図13】本発明の第2実施例に係るレンズ駆動装置の一部構成の分解斜視図である。
図14】本発明の第2実施例に係るレンズ駆動装置の一部構成の断面図である。
図15図14のA-A断面図である。
図16】本発明の第2実施例に係るレンズ駆動装置の概念図である。
図17】本発明の第2実施例の別の実施例に係るレンズ駆動装置の概念図である。
図18】本発明の第2実施例のまた別の実施例に係るレンズ駆動装置の概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0047】
以下、添付された図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。
【0048】
但し、本発明の技術思想は説明される一部実施例に限定されず互いに異なる様々な形態で実現されることができて、本発明の技術思想範囲内でなら、実施例間その構成要素中一つ以上を選択的に結合または置き換えて用いることができる。
【0049】
また、本発明の実施例で使われる用語(技術及び科学的用語を含む)は、明白に特別に定義されて記述されない限り、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者に一般的に理解できる意味と解釈され、予め定義された用語のように一般的に使われる用語は、関連技術の文脈上の意味を考慮して、その意味を解釈することができるはずである。
【0050】
また、本発明の実施例で使われた用語は、実施例を説明するためのものであって、本発明を制限しようとするものではない。
【0051】
本明細書で、単数型は文面で特に言及しない限り複数型も包含できて、「A及び(と) B、C中少なくとも一つ(または一つ以上)」と記載される場合、A、B、Cで組み合わせることができるすべての組み合わせの中の一つ以上を含むことができる。
【0052】
また、本発明の実施例の構成要素を説明するにあたり、第1、第2、A、B、(a)、(b)等の用語を用いることができる。このような用語は、その構成要素を別の構成要素と区別するだけのものであって、その用語によって該当構成要素の本質や順番または順序等で限定されない。
【0053】
尚、ある構成要素が別の構成要素に「連結」、「結合」、または「接続」されると記載された場合、その構成要素はその別の構成要素に直接的に「連結」、「結合」、または「接続」される場合だけでなく、その構成要素とその別の構成要素との間にあるさらに別の構成要素によって「連結」、「結合」、または「接続」される場合も含むことができる。
【0054】
また、各構成要素の「上(の上)」または「下(の下)」に形成または配置されると記載される場合、「上(の上)」または「下(の下)」は、二つの構成要素が互いに直接接触する場合だけでなく、一つ以上のさらに別の構成要素が二つの構成要素の間に形成または配置される場合も含む。また、「上(の上)」または「下(の下)」で表現される場合、一つの構成要素を基準に上側方向だけでなく下側方向の意味も含まれることができる。
【0055】
以下で使われる「光軸(Optical Axis)方向」は、カメラモジュールに結合されるレンズ及び/またはイメージセンサーの光軸方向と定義する。
【0056】
以下で使われる「垂直方向」は、光軸方向と平行する方向であり得る。垂直方向は、「z軸方向」と対応することができる。以下で使われる「水平方向」は、垂直方向と垂直する方向であり得る。即ち、水平方向は、光軸に数直する方向であり得る。従って、水平方向は、「x軸方向」と「y軸方向」を含むことができる。
【0057】
以下で使われる「オートフォーカス機能」は、イメージセンサーに被写体の鮮明な映像が得られるように被写体の距離に応じてレンズを光軸方向に移動させてイメージセンサーとの距離を調節することによって、被写体に対する焦点を自動で合わせる機能と定義する。一方、「オートフォーカス」とは、「AF(Auto Focus)」と対応することができる。また、「オートフォーカスフィードバック(CLAF,closed-loop auto focus)制御」は、フォーカス調節の正確性を向上させるためにイメージセンサーとレンズとの間の距離を感知して、レンズの位置をリアルタイムでフィードバック(feedback,フィードバック)制御するものと定義する。
【0058】
以下では、本発明の第1実施例に係るカメラモジュールの構成を図面を参照して説明する。
【0059】
図1は、本発明の第1実施例に係るカメラモジュールの斜視図である。図2は、本発明の第1実施例に係るカメラモジュールの分解斜視図である。図3は、本発明の第1実施例に係るカメラモジュールの断面図である。図4は、本発明の第1実施例に係るカメラモジュールの正面図である。図5は、本発明の第1実施例に係るカメラモジュールのハウジングの側板部を除去した状態の斜視図である。図6図9は、本発明の第1実施例に係るカメラモジュールの一部構成の斜視図である。図10は、本発明の第1実施例に係るカメラモジュールのセンサーの概念図である。
【0060】
カメラモジュール10は、ハウジング100を含むことができる。ハウジング100は、カメラモジュールの外観を形成することができる。ハウジング100は、下面がオープンされた六面体形状で形成されることができる。
【0061】
ハウジング100は、上板部110を含むことができる。上板部100には第1ホール111が形成されることができる。第1ホール111は、中空ホールであり得る。第1ホール111の内周面は、ねじ山が形成されることができる。第1ホール111には、第1レンズ130が配置されることができる。第1ホール111には、第1レンズ130が結合されることができる。上板部110には、第2ホール112が形成されることができる。第2ホール112は、第1ホール111と離隔することができる。上板部110には、第3ホール113が形成されることができる。第3ホール113は、第1ホール111及び第2ホール112と離隔することができる。第2ホール112と第3ホール113との間には、第1ホール111が配置されることができる。
【0062】
第2ホール112は、第2ホール112の内面から内側に突出する突起を含むことができる。突起は、複数の突起を含むことができる。複数の突起は、第2ホール112の上端部に配置される第1突起と、第2ホール112の下端部に配置される第2突起を含むことができる。第1突起は、互いに離隔する第1-1~1-3突起を含むことができる。第1-1~1-3突起は、第2ホール112の円周方向に沿って等間隔で離隔することができる。第2突起は、互いに離隔する第2-1~2-3突起を含むことができる。第2-1~2-3突起は、第2ホール112の円周方向に沿って等間隔で離隔することができる。第1突起は、第2突起と光軸方向にオーバーラップされないことがある。平面上で見ると、第1-1突起と第1-2突起との間に第2-1突起が配置されて、第1-2突起と第1-3突起との間に第2-2突起が配置されて、第1-3突起と第1-1突起との間に第2-3突起が配置されることができる。
【0063】
第2ホール112には、第1緩衝部材321が配置されることができる。第1緩衝部材321は、第2ホール112の第1突起と第2突起との間に配置されることができる。第1緩衝部材321は、ホールを含むことができる。第2ホール112には、第1ピエゾモータ300の第1柱320が貫通することができる。第1ピエゾモータ300の第1柱320は、第1緩衝部材321のホールに配置されることができる。第2ホール112には、第1ピエゾモータ300の第1圧電素子310の少なくとも一部が配置されることができる。
【0064】
第3ホール113は、第3ホール113の内面から内側に突出する突起を含むことができる。突起は、複数の突起を含むことができる。複数の突起は、第3ホール113の上端部に配置される第3突起と、第3ホール113の下端部に配置される第4突起を含むことができる。第3突起は、互いに離隔する第3-1~3-3突起を含むことができる。第3-1~3-3突起の各々は、第3ホール113の円周方向に沿って等間隔で離隔することができる。第4突起は、互いに離隔する第4-1~4-3突起を含むことができる。第4-1~4-3突起の各々は、第3ホール113の円周方向に沿って等間隔で離隔することができる。第3突起は、第4突起と光軸方向にオーバーラップされないことがある。平面上で見ると、第3-1突起と第3-2突起との間に第4-1突起が配置されて、第3-2突起と第3-3突起との間に第4-2突起が配置されて、第3-3突起と第3-1突起との間に第4-3突起が配置されることができる。
【0065】
第3ホール113には、第3緩衝部材621が配置されることができる。第3緩衝部材621は、第3ホール113の第3突起と第4突起との間に配置されることができる。第3緩衝部材621は、ホールを含むことができる。第3ホール113には、第2ピエゾモータ600の第2柱620が貫通することができる。第2ピエゾモータ600の第2柱620は、第3緩衝部材621のホールに配置されることができる。第3ホール113には、第2ピエゾモータ600の第2圧電素子610の少なくとも一部が配置されることができる。
【0066】
ハウジング100は、側板部120を含むことができる。側板部120は、上板部110の下に配置されることができる。側板部120内には、第1レンズバレル200、第1ピエゾモータ300、第1センサーアセンブリー400、第2レンズバレル500、第2ピエゾモータ600及び第2センサーアセンブリー700が配置されることができる。側板部120は、上板部110と結合されることができる。
【0067】
カメラモジュール10は、第1レンズバレル200を含むことができる。第1レンズバレル200は、ハウジング100内に配置されることができる。第1レンズバレル200は、ハウジング100の上板部110の下に配置されることができる。第1レンズバレル200は、ハウジング100の側板部120内に配置されることができる。第1レンズバレル200は、第1ピエゾモータ300と第1弾性部材240を介して結合されることができる。
【0068】
第1レンズバレル200は、第1バレル部210を含むことができる。第1バレル部210は、上面と下面がオープンされた円筒形状であり得る。第1バレル部210は、第2レンズ230を収容することができる。第1バレル部210はホール211を含むことができる。第1バレル部210のホール211の内周面は、ねじ山が形成されることができる。第1バレル部210には、第2レンズ230が配置されることができる。第2レンズ230は、第1バレル部210のホール211に配置されることができる。第2レンズ230は、第1バレル部210のホールに結合されることができる。
【0069】
第1レンズバレル200は、第1ガイド部220を含むことができる。第1ガイド部220は、第1バレル部210から外側に延びることができる。第1ガイド部220は、第1バレル部210から外側に延びて互いに反対側に配置される第1側板221と第2側板222を含むことができる。第1ガイド部220は、第1ガイド部220の第1側板221と第2側板222を連結する連結部223を含むことができる。第1ガイド部220の第1側板221は、溝2211を含むことができる。第1ガイド部220の第1側板221の溝2211は、第1ガイド部220の第1側板221の外面から内側に陥没して形成されることができる。第1ガイド部220の第1側板221は、第1マグネチックスケール410が配置されることができる。第1マグネチックスケール410は、第1ガイド部220の第1側板221の外面に配置されることができる。第1ガイド部220の第2側板222は、溝を含むことができる。第1ガイド部220の連結部223は、溝2231を含むことができる。第1ガイド部220の連結部223の溝2231は、「V」字状で形成されることができる。
【0070】
第1ガイド部220の第2側板222には、ホール2222が形成されることができる。第1ガイド部220のホール2222には、第1ピン224が配置されることができる。第1ガイド部220のホール2222には、第1ピン224が貫通することができる。第1ガイド部220の少なくとも一部はm電流が印可されない初期状態で第2ガイド部520と光軸に垂直である方向にオーバーラップされることができる。
【0071】
第1ガイド部220は、第1ピエゾモータ300と結合されることができる。第1ガイド部220は、第1ピエゾモータ300の第1柱320と結合されることができる。第1柱320は、第1弾性部材240を介して第1ガイド部220と結合されることができる。
【0072】
第1ガイド部220は、第1ピン224を含むことができる。第1ピン224は、ハウジング100内に配置されることができる。第1ピン224は、ハウジング100内で第2柱620と平行するように配置されることができる。第1ピン224は、第2ピン524より第1ピエゾモータ300と隣接するように配置されることができる。第1ピン224は、第2ピン524より第1ピエゾモータ300と近く配置されることができる。第1ピン224は、第1ガイド部220の第2側板222に配置されることができる。第1ピン224は、第2側板222のホール2222を貫通することができる。第1ピン224は、ハウジング100の上板部110に結合されることができる。第1ピン224の上端部は、ハウジング100の上板部110に結合されることができる。第1ピン224は、第1レンズバレル200の光軸方向移動をガイドすることができる。これにより、第1レンズバレル200に配置される第2レンズ230がズーミング機能を行うことができる。
【0073】
第1ピン224は、第2レンズバレル500に配置されることができる。第1ピン224は、第2レンズバレル500の光軸方向移動をガイドすることができる。これにより、第2レンズバレル500に配置される第3レンズ530がオートフォーカス機能を行うことができる。
【0074】
第1レンズバレル200は、第1弾性部材240を含むことができる。第1弾性部材240は、第1レンズバレル200に配置されることができる。第1弾性部材240は、第1ガイド部220に配置されることができる。
【0075】
第1弾性部材240は、第1~第6領域241、242、243、244、245、246を含むことができる。第1領域241は、第1ガイド部220の第1側板221に配置されることができる。第1領域241は、第1ガイド部220の第1側板221の溝2211に配置されることができる。第2領域242は、第1領域241の反対側に配置されて、第1ガイド部220の第2側板222に配置されることができる。第2領域242は、第1ガイド部220の第2側板222の溝に配置されることができる。第3領域243は、第1領域241と第2領域242を連結することができる。第3領域243は、第1ガイド部220の連結部223に配置されることができる。第3領域243は、第1ガイド部220の連結部223と対応する形状で形成されることができる。第3領域243は、第1ガイド部220の連結部223の溝2231と対応する形状で形成されることができる。第3領域223は「V」字状で形成される部分を含むことができる。第3領域243の中央部は「V」字状で形成されることができる。第4領域244は、第2領域242と連結されて、第1ガイド部220の第2側板222に配置されることができる。第4領域244は、第2領域242の外側に配置されることができる。第4領域244は、第2領域242より長く延びることができる。第4領域244の少なくとも一部は、第2領域242と重なることができる。第5領域245は、第1領域241の外側に配置されることができる。第5領域245は、第1ガイド部220の第1側板221に配置されることができる。第5領域245は、第2ガイド部220の第1側板221の溝2211に配置されることができる。第5領域245は、第1領域241より長く延びることができる。第5領域245の少なくとも一部は、第1領域241と重なることができる。第6領域246は、第4領域244と第5領域245を連結することができる。第6領域246は、第3領域243と対向することができる。第6領域246は、第3領域243と離隔することができる。第3領域243と第6領域246との間には、第1ピエゾモータ300の第1柱320が配置されることができる。これにより、第1ピエゾモータ300が堅固に固定されることができる。
【0076】
カメラモジュール10は、第1ピエゾモータ300を含むことができる。第1ピエゾモータ300は、ハウジング100に配置されることができる。第1ピエゾモータ300は、第1レンズバレル200に結合されることができる。第1ピエゾモータ300は、第1レンズバレル200を移動させることができる。第1ピエゾモータ300は、第1レンズバレル200を光軸方向に移動させることができる。第1ピエゾモータ300は、超音波モータであり得る。
【0077】
第1ピエゾモータ300は、第1圧電素子310を含むことができる。第1圧電素子310は、ハウジング100の上板部110に配置されることができる。第1圧電素子310は、円板部311を含むことができる。円板部311は、上板部110の第2ホール112の上に配置されることができる。円板部311は、上板部110の第2ホール112の第1突起の上に配置されることができる。上板部110は、第2ホール112の第1突起の第1-1~1-3突起の上に配置されることができる。
【0078】
第1圧電素子310は、突出部312を含むことができる。突出部312は、円板部311から下へ延びることができる。突出部312は、上端部が円板部311に配置されて、下端部が第1柱320に配置されることができる。突出部312の光軸方向に垂直する方向への最大直径は、円板部311の対応する方向への直径より小さくてよい。突出部312は、円板部311から下に行くほど直径が小さくなることができる。突出部312の下端部の直径は、第1柱320の直径と同じであってよい。突出部312の少なくとも一部は、上板部110の第2ホール112に配置されることができる。突出部312は、ホールを含むことができる。突出部312のホールには、第1柱320の上端部が配置されることができる。
【0079】
第1圧電素子310は、基板800から印可される電圧によって収縮または膨張することができる。第1圧電素子310は、基板800の第1部分810から電圧の印可を受けることができる。第1圧電素子310は、光軸方向に沿って収縮または膨張することができる。第1圧電素子310は、電圧が印加される方向に応じてその長さ方向に収縮または膨張することができる。第1圧電素子310は、収縮または膨張することによって振動を発生させることができる。
【0080】
第1ピエゾモータ300は、第1柱320を含むことができる。第1柱320は、第1圧電素子310から光軸方向に延びることができる。第1柱320は、第1レンズバレル200に配置されることができる。第1柱320は、第1ガイド部220に配置されることができる。第1柱320は、第1弾性部材240により第1ガイド部220に結合されることができる。第1柱320は、第1弾性部材240の第3領域243と第6領域246との間に配置されることができる。第1柱320は、第1弾性部材240の弾性力によって第1ガイド部220に固定されることができる。第1柱320は、第2ピエゾモータ600の第2柱620と光軸を基準に互いに反対側に配置されることができる。第1柱320は、第1ピン224と平行するように配置されることができる。第1柱320は、光軸方向と平行することができる。
【0081】
第1柱320は、第1圧電素子310から発生した振動を第1レンズバレル200に伝達することができる。この時、第1レンズバレル200は、第1柱320の振動方向に応じて上側または下側方向に移動することができる。これにより、第1レンズバレル200内の第2レンズ230が共に移動してズームアップ(zoom up)またはズームアウト(zoom out)のズーミング(zooming)機能を行うことができる。第1柱320は、第1圧電素子310から発生した振動によって収縮または膨張することができる。第1柱320は、電圧が印加される方向に応じて上側方向または下側方向に振動を伝達することができる。
【0082】
第1柱320は、第1緩衝部材321を含むことができる。第1緩衝部材321は、第1柱320に配置されることができる。第1緩衝部材321は、第1柱320の上部に結合されることができる。第1緩衝部材321は、上板部110の第2ホール112の中に配置されることができる。第1柱320は、第2緩衝部材322を含むことができる。第2緩衝部材322は、第1柱320に配置されることができる。第2緩衝部材322は、第1柱320の下部に結合されることができる。第2緩衝部材322は、第1緩衝部材321の下に配置されることができる。第2緩衝部材322は、第1緩衝部材321と光軸方向に離隔することができる。第1及び第2緩衝部材321、322は、第1柱320の振動に応じた騒音を防止することができる。第1及び第2緩衝部材321、322は、外部衝撃によって第1柱320の変形または破壊されるのを防止することができる。
【0083】
カメラモジュール10は、第1センサーアセンブリー400を含むことができる。第1センサーアセンブリー400は、MRセンサー(Magnetoresistor sensor)を含むことができる。第1センサーアセンブリー400は、GMRセンサー(Giant magnetoresistor sensor)を含むことができる。第1センサーアセンブリー400は、第2レンズ230の位置と移動を感知することができる。
【0084】
第1センサーアセンブリー400は、第1マグネチックスケール410を含むことができる。第1マグネチックスケール410は、第1レンズバレル200に配置されることができる。第1マグネチックスケール410は、第1ガイド部220に配置されることができる。第1マグネチックスケール410は、第1ガイド部220の第1側面221に配置されることができる。第1マグネチックスケール410は、マグネットを含むことができる。第1マグネチックスケール410は、複数のマグネットを含むことができる。第1マグネチックスケール410は、N極とS極が交差して配置されることができる。第1マグネチックスケール410は、N極とS極が交互に配置されることができる。第1マグネチックスケール410は、第1レンズバレル200と共に光軸方向に沿って移動することができる。
【0085】
第1センサーアセンブリー400は、第1センサー420を含むことができる。第1センサー420は、ハウジング100に配置されることができる。第1センサー420は、ハウジング100の側板部120に配置されることができる。第1センサー420は、第1マグネチックスケール410と対向することができる。第1センサー420は、第1マグネチックスケール410と光軸に垂直する方向に離隔して配置されることができる。第1センサー420は、第1マグネチックスケール410の位置を認識することができる。これにより、第1マグネチックスケール410と共に移動する第1レンズバレル200の位置を認識することができる。
【0086】
第1センサーアセンブリー400は、ジャイロセンサー430を含むことができる。ジャイロセンサー430は、第1センサー420の下に配置されることができる。ジャイロセンサー430は、第1センサー420と離隔することができる。ジャイロセンサー430の少なくとも一部は、第1マグネチックスケール410と光軸に垂直する方向にオーバーラップされることができる。ジャイロセンサー430は、ハウジング100の側板部120に配置されることができる。ジャイロセンサー430は、カメラ使用者の移動を感知することができる。
【0087】
カメラモジュール10は第2レンズバレル500を含むことができる。第2レンズバレル500は、ハウジング100内に配置されることができる。第2レンズバレル500は、ハウジング100の上板部110の下に配置されることができる。第2レンズバレル500は、ハウジング100の側板部120内に配置されることができる。第2レンズバレル500は、第1レンズバレル200の下に配置されることができる。第2レンズバレル500は、第1レンズバレル200と光軸方向に離隔することができる。第2レンズバレル500は、第2ピエゾモータ600と第2弾性部材540を介して結合されることができる。
【0088】
第2レンズバレル500は、第2バレル部510を含むことができる。第2バレル部510は、上面と下面がオープンされた円筒形状であり得る。第2バレル部510は、第3レンズ530を収容することができる。第2バレル部510はホール511を含むことができる。第2バレル部510のホール511の内周面は、ねじ山が形成されることができる。第2バレル部510には、第3レンズ530が配置されることができる。第3レンズ530は、第2バレル部510のホール511に配置されることができる。第3レンズ530は、第2バレル部510のホール511に結合されることができる。
【0089】
第2レンズバレル500は、第2ガイド部520を含むことができる。第2レンズバレル500は、第2ガイド部520を含むことができる。第2ガイド部520は、第2バレル部510から外側に延びることができる。第2ガイド部520は、第2バレル部510から外側に延びて互いに反対側に配置される第1側板521と第2側板522を含むことができる。第2ガイド部520は、第2ガイド部520の第1側板521と第2側板522を連結する連結部523を含むことができる。第2ガイド部520の第1側板521は、溝を含むことができる。第2ガイド部520の第1側板521の溝は、第2ガイド部520の第1側板521の外面から内側に陥没して形成されることができる。第2ガイド部520の第1側板521は、第2マグネチックスケール710が配置されることができる。第2マグネチックスケール710は、第2ガイド部520の第1側板521の外面に配置されることができる。第2ガイド部520の第2側板522は、溝5221を含むことができる。第2ガイド部520の連結部523は、溝5231を含むことができる。第2ガイド部520の連結部523の溝5231は、「V」字状で形成されることができる。
【0090】
第2ガイド部520の第2側板522には、ホール5222が形成されることができる。第2ガイド部520の第2側板522のホール5222には、第2ピン524が配置されることができる。第2ガイド部520のホール5222には、第2ピン524が貫通することができる。
【0091】
第2ガイド部520は、第2ピエゾモータ600と結合されることができる。第2ガイド部520は、第2ピエゾモータ600の第2柱620と結合されることができる。第2柱620は、第2弾性部材540を介して第2ガイド部520と結合されることができる。
【0092】
第2ガイド部520は、第2ピン524を含むことができる。第2ピン524は、ハウジング100内に配置されることができる。第2ピン524は、ハウジング100内で第1柱320と平行するように配置されることができる。第2ピン524は、第1ピン224より第2ピエゾモータ600と隣接するように配置されることができる。第2ピン524は、第1ピン224より第2ピエゾモータ600と近く配置されることができる。
【0093】
第2ピン524は、第2ガイド部520の第2側板522に配置されることができる。第2ピン524は、第2側板522のホール5222を貫通することができる。第2ピン524は、ハウジング100の上板部110に結合されることができる。第2ピン524の上端部は、ハウジング100の上板部110に結合されることができる。第2ピン524は第2レンズバレル500の光軸方向移動をガイドすることができる。これにより、第2レンズバレル500に配置される第3レンズ530がフォーカス機能を行うことができる。第2ピン524は、第1ピン224と離隔することができる。
【0094】
第2ピン524は、第1レンズバレル200に配置されることができる。第2ピン524は、第1レンズバレル200の光軸方向移動をガイドすることができる。これにより、第1レンズバレル200に配置される第2レンズ230がズーミング機能を行うことができる。
【0095】
第2レンズバレル500は、第2弾性部材540を含むことができる。第2弾性部材540は、第2レンズバレル500に配置されることができる。第2弾性部材540は、第2ガイド部520に配置されることができる。
【0096】
第2弾性部材540は、第1~第6領域541、542、543、544、545、546を含むことができる。第1領域541は、第2ガイド部520の第2側板522に配置されることができる。第1領域541は、第2ガイド部520の第2側板522の溝5221に配置されることができる。第2領域542は、第1領域541の反対側に配置されて第2ガイド部520の第1側板521に配置されることができる。第2領域542は、第2ガイド部520の第1側板521の溝に配置されることができる。第3領域543は、第1領域541と第2領域542を連結することができる。第3領域543は、第2ガイド部520の連結部523に配置されることができる。第3領域543は、第2ガイド部520の連結部523と対応する形状で形成されることができる。第3領域543は、第2ガイド部520の連結部523の溝5231と対応する形状で形成されることができる。第3領域543は、「V」字状で形成される部分を含むことができる。第3領域543の中央部は、「V」字状で形成されることができる。第4領域544は、第2領域542と連結されて、第2ガイド部520の第1側板521に配置されることができる。第4領域544は、第2領域542の外側に配置されることができる。第4領域544は、第2領域542より長く延びることができる。第4領域544の少なくとも一部は、第2領域542と重なることができる。第5領域545は、第1領域541の外側に配置されることができる。第5領域545は、第2ガイド部520の第2側板521に配置されることができる。第5領域545は、第2ガイド部520の第2側板522の溝5221に配置されることができる。第5領域545は、第1領域541より長く延びることができる。第5領域545の少なくとも一部は、第1領域541と重なることができる。第6領域546は、第4領域544と第5領域545を連結することができる。第6領域546は、第3領域543と対向することができる。第6領域546は、第3領域543と離隔することができる。第3領域543と第6領域546との間には、第2ピエゾモータ600の第2柱620が配置されることができる。これにより、第2ピエゾモータ600が堅固に固定されることができる。
【0097】
カメラモジュール10は、第2ピエゾモータ600を含むことができる。第2ピエゾモータ600は、ハウジング100に配置されることができる。第2ピエゾモータ600は、第2レンズバレル500に配置されることができる。第2ピエゾモータ600は、第2レンズバレル500に結合されることができる。第2ピエゾモータ600は、第2レンズバレル500を移動させることができる。第2ピエゾモータ600は、第2レンズバレル500を光軸方向に移動させることができる。第2ピエゾモータ600は、超音波モータであり得る。
【0098】
第2ピエゾモータ600は、第2圧電素子610を含むことができる。第2圧電素子610は、ハウジング100の上板部110に配置されることができる。第2圧電素子610は、円板部611を含むことができる。円板部611は、上板部110の第3ホール113の上に配置されることができる。円板部611は、上板部110の第3ホール113の第3突起の上に配置されることができる。上板部110は、第3ホール113の第3突起の第3-1~3-3突起の上に配置されることができる。
【0099】
第2圧電素子610は、突出部612を含むことができる。突出部612は、円板部611から下に延びることができる。突出部612は、上端部が円板部611に配置されて下端部が第2柱620に配置されることができる。突出部612の光軸方向に垂直する方向への最大直径は、円板部611の対応する方向への直径より小さくてよい。突出部612は、円板部611から下に行くほど直径が小さくなる。突出部612の下端部の直径は、第2柱620の直径と同じであってよい。突出部612の少なくとも一部は、上板部110の第3ホール113に配置されることができる。突出部612は、ホールを含むことができる。突出部612のホールには、第2柱620の上端部が配置されることができる。
【0100】
第2圧電素子610は、基板800から印可される電圧によって収縮または膨張することができる。第2圧電素子610は、光軸方向に沿って収縮または膨張することができる。第2圧電素子610は、電圧が印加される方向に応じてその長さ方向に収縮または膨張することができる。第2圧電素子610は、収縮または膨張することによって振動を発生させることができる。
【0101】
第2ピエゾモータ600は、第2柱620を含むことができる。第2柱620は、第2圧電素子610から光軸方向に延びることができる。第2柱620は、第2レンズバレル500に配置されることができる。第2柱620は、第2ガイド部520に配置されることができる。第2柱620は、第2弾性部材540によって第2ガイド部520に結合されることができる。第2柱620は、第2弾性部材540の第3領域と第6領域との間に配置されることができる。第2柱620は、第2弾性部材540の弾性力によって第2ガイド部520に固定されることができる。
【0102】
第2柱620は、第2圧電素子610から発生した振動を第2レンズバレル500に伝達することができる。この時、第2レンズバレル500は、第2柱520の振動方向に応じて上側または下側方向に移動することができる。これにより、第2レンズバレル500内の第3レンズ530が共に移動してズームアップ(zoom up)またはズームアウト(zoom out)のズーミング(zooming)機能を行うことができる。第2柱620は、第2圧電素子610から発生した振動によって収縮または膨張することができる。第2柱620は、電圧が印加される方向に応じて上側方向または下側方向に振動を伝達することができる。
【0103】
第2柱620は、第3緩衝部材621を含むことができる。第3緩衝部材621は、第2柱620に配置されることができる。第2緩衝部材621は、第2柱620の上部に結合されることができる。第3緩衝部材621は、上板部110の第3ホール113の中に配置されることができる。第2柱620は、第4緩衝部材622を含むことができる。第4緩衝部材622は、第2柱620に配置されることができる。第4緩衝部材622は、第2柱620の下部に結合されることができる。第4緩衝部材622は、第3緩衝部材621の下に配置されることができる。第4緩衝部材622は、第3緩衝部材621と光軸方向に離隔することができる。第3及び第4緩衝部材621、622は、第2柱620の振動に応じた騒音を防止することができる。第3及び第4緩衝部材621、622は、外部衝撃によって第2柱620の変形または破壊されるのを防止することができる。
【0104】
カメラモジュール10は、第2センサーアセンブリー700を含むことができる。第2センサーアセンブリー700は、MRセンサー(Magnetoresistor sensor)を含むことができる。第2センサーアセンブリー700は、GMRセンサー(Giant magnetoresistor sensor)を含むことができる。第2センサーアセンブリー700は、第3レンズ530の位置と移動を感知することができる。
【0105】
第2センサーアセンブリー700は、第2マグネチックスケール710を含むことができる。第2マグネチックスケール710は、第2レンズバレル500に配置されることができる。第2マグネチックスケール710は、第2ガイド部520に配置されることができる。第2マグネチックスケール710は、第2ガイド部520の第1側面521に配置されることができる。第2マグネチックスケール710は、マグネットを含むことができる。第2マグネチックスケール710は、複数のマグネットを含むことができる。第2マグネチックスケール710は、N極とS極が交差して配置されることができる。第2マグネチックスケール710は、N極とS極が交互に配置されることができる。第2マグネチックスケール710は、第2レンズバレル500と共に光軸方向に沿って移動することができる。
【0106】
第2センサーアセンブリー700は、第2センサー720を含むことができる。第2センサー720は、ハウジング100に配置されることができる。第2センサー720は、ハウジング100の側板部120に配置されることができる。第2センサー720は、第2マグネチックスケール710と対向することができる。第2センサー720は、第2マグネチックスケール710と光軸に垂直する方向に離隔して配置されることができる。第2センサー720は、第2マグネチックスケール710の位置を認識することができる。これにより、第2マグネチックスケール710と共に移動する第2レンズバレル500の位置を認識することができる。
【0107】
カメラモジュール10は、基板800を含むことができる。基板800は、ハウジング100に配置されることができる。基板800は、ハウジング100の側板部120に配置されることができる。基板800は、ハウジング100の側板部120の外側に配置されることができる。基板800は、側板部120の少なくとも一部を包むことができる。基板800は、ハウジング100の内部に配置される構成に電源または電流を供給することができる。基板800はフレキシブル基板(Flexible Substrate)を含むことができる。基板800はフレキシブルプリント回路基板(FPCB;Flexible Printed Circuit Board)を含むことができる。
【0108】
基板800は、第1部分810を含むことができる。第1部分810は、第1ピエゾモータ300の第1圧電素子310の上に配置されることができる。第1部分810は、第1ピエゾモータ300の第1圧電素子310の円板部311の上に配置されることができる。第1部分810は、第2ピエゾモータ600の第2圧電素子610の上に配置されることができる。第1部分810は、第2ピエゾモータ600の第2圧電素子610の円板部611の上に配置されることができる。第1部分810は、第2部分820と光軸方向にオーバーラップされないことがある。基板800は、第2部分820を含むことができる。第2部分820は、第1ピエゾ素子300の第1圧電素子310の下に配置されることができる。第2部分820は、第1ピエゾ素子300の第1圧電素子310の円板部311の下に配置されることができる。第2部分820は、第2ピエゾ素子600の第2圧電素子610の下に配置されることができる。第2部分820は、第2ピエゾ素子600の第2圧電素子610の円板部611の下に配置されることができる。第2部分820は、第1部分810と光軸方向にオーバーラップされないことがある。基板800は、ハウジング100の側板部120と対向する第3部分を含むことができる。第1部分810は、第3部分から折り曲げられることができる。第2部分820は、第3部分から折り曲げられることができる。
【0109】
カメラモジュール10は、イメージセンサー900を含むことができる。イメージセンサー900は、第1~第3レンズを通る光を収集してイメージに変換させることができる。イメージセンサー900は、レンズと光軸が一致するように配置されることができる。イメージセンサー900の光軸とレンズの光軸は、アライメント(alignment)される。
【0110】
カメラモジュール10は、第1レンズ130と、第2レンズ230と、第3レンズ530を含むことができる。第1レンズ130は、複数のレンズを含むことができる。第1レンズ130は、ハウジング100に配置されることができる。第1レンズ130は、ハウジング100の上板部110に配置されることができる。第1レンズ130は、ハウジング100の上板部110の第1ホール111に配置されることができる。第1レンズ130は、ハウジング100の上板部110の第1ホール111とねじ山結合されることができる。第1レンズ130は、複数のレンズを含むことができる。第1レンズ130は、固定されることができる。
【0111】
第2レンズ230は、ハウジング100内に配置されることができる。第2レンズ230は、ハウジング100の側板部120内に配置されることができる。第2レンズ230は、第1バレル部210内に配置されることができる。第2レンズ230は、第1バレル部210のホール211に配置されることができる。2レンズ230は、第1バレル部210のホール211に結合されることができる。第2レンズ230は、第1バレル部210とねじ山結合されることができる。第2レンズ230はズーム機能を行うことができる。第2レンズ230は、ズームレンズであり得る。第2レンズ230は、光軸方向に移動可能である。第2レンズ230は、第1レンズ130に対して光軸方向に移動可能である。第2レンズ230は、第3レンズ530と個別的に移動可能である。第2レンズ230が光軸方向に移動可能な距離は、第3レンズ530が対応する方向に移動可能な距離より大きくてよい。
【0112】
第3レンズ530は、ハウジング100内に配置されることができる。第3レンズ530は、ハウジング100の側板部120内に配置されることができる。第3レンズ530は、複数のレンズを含むことができる。第3レンズ530は、第2レンズバレル500に配置されることができる。第3レンズ530は、第2レンズバレル500の第2バレル部510内に配置されることができる。第3レンズ530は、第2レンズバレル500の第2バレル部510のホール511に配置されることができる。第3レンズ530は、第2バレル部510のホール511に結合されることができる。第3レンズ530は、第2バレル部510にねじ山結合されることができる。第3レンズ530は、オートフォーカス(Auto focus)機能を行うことができる。第3レンズ530は、フォーカシングレンズであり得る。第3レンズ530は、光軸方向に移動可能である。第3レンズ530は、第1レンズ130に対して光軸方向に移動可能である。第3レンズ530は、第2レンズ230と個別的に移動可能である。第3レンズ530が光軸方向に移動可能な距離は、第2レンズ230が対応する方向に移動可能な距離より大きくてよい。
【0113】
前記の通り、図1図10を参照して本発明の第1実施例に係るカメラモジュールを説明した。以下、図11図18を参照して、本発明の第2実施例に係るレンズ駆動装置について説明する。本発明の第2実施例に係るレンズ駆動装置に対する詳細な説明は、本発明の第1実施例に係るカメラモジュールと名称、用語乃至機能は、各実施例に対する詳細な説明に基づいて、互いに同じか異なることがある。
【0114】
以下では、本発明の第2実施例に係るレンズ駆動装置の構成を図面を参照して説明する。
【0115】
図11は、本発明の第2実施例に係るレンズ駆動装置の一部構成の斜視図で、図12は、本発明の第2実施例に係るレンズ駆動装置の一部構成の斜視図で、図13は、本発明の第2実施例に係るレンズ駆動装置の一部構成の分解斜視図で、図14は、本発明の第2実施例に係るレンズ駆動装置の一部構成の断面図で、図15は、図14のA-A断面図で、図16は、本発明の第2実施例に係るレンズ駆動装置の概念図である。
【0116】
レンズ駆動装置1000は、ボイスコイルモータ(VCM,Voice Coil Motor)であり得る。レンズ駆動装置1000は、レンズ駆動モータであり得る。レンズ駆動装置1000は、レンズ駆動モータであり得る。レンズ駆動装置1000は、レンズ駆動アクチュエータであり得る。本実施例で、レンズ駆動装置1000は、CLAFアクチュエータまたはCLAFモジュールを含むことができる。例えば、レンズ駆動装置1000に、レンズ、イメージセンサー及びプリント回路基板が組み立てられた状態がカメラモジュールと理解される。
【0117】
レンズ駆動装置1000は、レンズバレル1100を含むことができる。レンズバレル1100の外周面には、第1駆動部1200が配置されることができる。レンズバレル1100の外周面には、第2駆動部1300が配置されることができる。第2駆動部1300は、第1駆動部1200と離隔して配置されることができる。レンズバレル1100の外周面には、第3駆動部1400が配置されることができる。第3駆動部1400は、第1駆動部1200と離隔して配置されることができる。第3駆動部1400は、第2駆動部1300と離隔して配置されることができる。
【0118】
レンズバレル1100は、第1~第4側面1110、120、130、140を含むことができる。第1~第4側面1110、120、130、140は、レンズバレル1100の外周面を形成することができる。レンズバレル1100は、第1側面1110と、第1側面1110と対向する第2側面1120と、第1側面1100と第2側面1120との間に互いに反対側に配置される第3側面1130と第4側面1140を含むことができる。第1側面1110には、第1駆動部1200と第2駆動部1200が互いに離隔して配置されることができる。第2側面1120には、第3駆動部1400が配置されることができる。第3側面1130は、第1側面1110と第2側面1120を連結することができる。第4側面1140は、第1側面1110と第2側面1120を連結することができる。
【0119】
レンズバレル1100は、溝1111、112、121を含むことができる。溝1111、112、121は、レンズバレル1100の外周面に形成されることができる。溝1111、112、121は、レンズバレル1100の外周から陥没して形成されることができる。溝1111、112、121は、レンズバレル1100の上面から下面まで延びて形成されることができる。溝1111、112、121は、複数の溝1111、112、121を含むことができる。溝1111、112、121には、第1~第3駆動部1200、300、400の各々が配置されることができる。溝1111、112、121は、第1駆動部1200が配置される第1溝1111と、第2駆動部1300が配置される第2溝1112と、第3駆動部1400が配置される第3溝1121を含むことができる。溝1111、112、121は、駆動部収容溝であり得る。
【0120】
第1溝1111は、レンズバレル1100の第1側面1110に形成されることができる。第1溝1111は、レンズバレル1100の第1側面1110から陥没して形成されることができる。第1溝1111は、第2溝1112と離隔することができる。第1溝1111は、レンズバレル1100の第4側面1140より第3側面1130に近く配置されることができる。第1溝1111には、第1駆動部1200が配置されることができる。第1溝1111には、第1駆動部12000の第1ヨーク1210が配置されることができる。第1溝1111には、第1ヨーク1210の第1側板1211が配置されることができる。
【0121】
第2溝1112は、レンズバレル1100の第1側面1110に形成されることができる。第2溝1112は、レンズバレル1100の第1側面1110から陥没して形成されることができる。第2溝1112は、第1溝1111と離隔することができる。第2溝1112は、レンズバレル1100の第3側面1130より第4側面1140に近く配置されることができる。第2溝1112には、第2ヨーク1310が配置されることができる。第2溝1112には、第2駆動部1300が配置されることができる。第2溝1112には、第2駆動部1300の第2ヨーク1310が配置されることができる。第2溝1112には、第2ヨーク1310の第1側板1311が配置されることができる。
【0122】
第3溝1121は、レンズバレル1100の第2側面1120に形成されることができる。第3溝1121は、レンズバレル1100の第2側面1120から陥没して形成されることができる。第3溝1121には、第3ヨーク1410が配置されることができる。第3溝1121には、第3ヨーク1410の第1側板1411が配置されることができる。
【0123】
レンズバレル1100は、溝1131、141を含むことができる。溝1131、141は、レンズバレル1100の外周面に形成されることができる。溝1131、141は、レンズバレル1100の外周から陥没して形成されることができる。溝1131、141は、レンズバレル1100の上面から下面まで延びて形成されることができる。溝1131、141は、複数の溝1131、141を含むことができる。溝1131、141には、第1及び第2ピン1610、620が各々配置されることができる。溝1131、141は、第1ピン1610が配置される第1溝1131と、第2ピン1620が配置される第2溝1141を含むことができる。溝1131、141は、ガイドピン収容溝であり得る。
【0124】
第1溝1131は、レンズバレル1100の第3側面1130に形成されることができる。第1溝1131は、レンズバレル1100の第3側面1130から陥没して形成されることができる。第1溝1131は、第2溝1141と異なる形状で形成されることができる。第1溝1131は、曲面を含むことができる。第1溝1131は、ラウンド形状で形成されることができる。第1溝1131は、「U」字状で形成されることができる。第1溝1131は、断面が半円形状で形成されることができる。
【0125】
第1溝1131は、第3側面1130の中央部に形成されることができる。変更例として、第1溝1131は、光軸(A)と第3側面1130の中央を連結した仮想の線より第2側面1120に近く形成されることができる。変更例で、第1溝1131は、第1側面1110より第2側面1120に近く形成されることができる。
【0126】
第1溝1131には、第1ピン1610が配置されることができる。第1溝1131には、第1ピン1610が移動可能に配置されることができる。第1溝1131には、第1ピン1610が光軸(A)方向に移動可能に配置されることができる。第1溝1131は、第1ピン1610の光軸(A)に垂直する第1方向への移動を制限することができる。第1溝1131の内面は、第1ピン1610と接触することができる。第1溝1131の内面の少なくとも一部は、第1ピン1610と接触することができる。第1溝1131の曲面の少なくとも一部は、第1ピン1610と接触することができる。
【0127】
第2溝1141は、レンズバレル1100の第4側面1140に形成されることができる。第2溝1141は、レンズバレル1100の第4側面1140から陥没して形成されることができる。第2溝1141は、第1溝1131と異なる形状で形成されることができる。第2溝1141は、二つの傾斜面を含むことができる。第2溝1141は、「V」字状で形成されることができる。
【0128】
第2溝1141は、第4側面1140の中央部に形成されることができる。変更例で、第2溝1141は、光軸(A)と第4側面1140の中央を連結した仮想の線より第2側面1120に近く形成されることができる。変更例で、第2溝1141は、第1側面1110より第2側面1120に近く形成されることができる。第2溝1141には、レンズバレル1100の第2ピン1620が配置されることができる。第2溝1141には、第2ピン1620が移動可能に配置されることができる。第2溝1141には、第2ピン1620が光軸(A)方向に移動可能に配置されることができる。第2溝1141は、第2ピン1620の光軸(A)と第1方向に垂直する第2方向への移動を制限することができる。第2溝1141の内面は、第2ピン1620と接触することができる。第2溝1141の内面の少なくとも一部は、第2ピン1620と接触することができる。第2溝1141の傾斜面の少なくとも一部は、第2ピン1620と接触することができる。第2溝1141の二つの傾斜面中少なくとも一つの傾斜面は、第2ピン1620と接触することができる。
【0129】
レンズバレル1100は、ホール1150を含むことができる。ホール1150は、中空ホールであり得る。ホール1150にはレンズが結合されることができる。ホール1150は、レンズバレル1100の中心部から光軸(A)方向に貫通形成されることができる。ホール1150は、第1ホールと、第1ホールから下に延びる第2ホールを含むことができる。第1ホールの光軸(A)に垂直する方向への長さは、第2ホールの対応する方向への長さより大きくてよい。
【0130】
レンズ駆動装置1000は、第1駆動部1200を含むことができる。第1駆動部1200は、レンズバレル1100の外周面に配置されることができる。第1駆動部1200は、レンズバレル1100の第1側面1110に配置されることができる。第1駆動部1200は、第2駆動部1300と離隔することができる。第1駆動部1200は、第2駆動部1300と光軸(A)と第1駆動部1200を連結する仮想の第1直線(l1)と光軸(A)と第2駆動部1300を連結する仮想の第2直線(l2)が形成する第1角度(θ1)で離隔することができる。この時、第1直線(l1)は、光軸(A)と第1駆動部1200の中心を連結した仮想の直線で、第2直線(l2)は、光軸(A)と第2駆動部1300の中心を連結した仮想の直線であり得る。
【0131】
第1駆動部1200は、第1ヨーク1210を含むことができる。第1ヨーク1210は、レンズバレル1100に配置されることができる。第1ヨーク1210は、レンズバレル1100の第1側面1110に配置されることができる。第1ヨーク1210には、第1コイル1220が配置されることができる。第1ヨーク1210は、第1マグネット1230と対向することができる。第1ヨーク1210は、ホールを含むことができる。第1ヨーク1210のホールは、第1コイル1220の少なくとも一部を収容することができる。
【0132】
第1ヨーク1210は、第1側板1211と、第1側板1211と対向する第2側板1212と、第1側板1211と第2側板1212を連結する上板1213と下板1214を含むことができる。第1側板1211は、レンズバレル1100の第1側面1110に配置されることができる。第1側板1211は、レンズバレル1100の第1側面1110の第1溝1111に配置されることができる。第1側板1211は、レンズバレル1100の第1側面1110の第1溝1111と対応する形状で形成されることができる。第1側板1211は、平板形状で形成されることができる。第1側板1211は、直方体形状で形成されることができる。第1側板1211の上端部は、上板1213と連結されて、下端部は、下板1214と連結されることができる。
【0133】
第2側板1212は、第1側板1211と対向することができる。第2側板1212は、第1側板1211の反対側に配置されることができる。第2側板1212は、第1側板1211と対応する形状で形成されることができる。第2側板1212は、平板形状で形成されることができる。第2側板1212は、直方体形状で形成されることができる。第2側板1212の上端部は、上板1213を介して第1側板1211の上端部と連結されることができる。第2側板1212の下端部は、下板1213を介して第2側板1212の下端部と連結されることができる。第2側板1212には、第1コイル1220が配置されることができる。第2側板1212の周りには第1コイル1220が巻かれることができる。第2側板1212の外周には第1コイル1220が巻線されることができる。
【0134】
上板1213は、第1ヨーク1210の第1側板1211の上端部と第1ヨーク1210の第2側板1212の上端部を連結することができる。上板1213の少なくとも一部は、第1コイル1220と光軸(A)方向にオーバーラップされることができる。上板1213は、平板形状で形成されることができる。下板1214は、第1ヨーク1210の第1側板1211の下端部と第1ヨーク1210の第2側板1212の下端部を連結することができる。下板1214の少なくとも一部は、第1コイル1220と光軸(A)方向にオーバーラップされることができる。下板1214は、平板形状で形成されることができる。
【0135】
第1駆動部1200は、第1コイル1220を含むことができる。第1コイル1220は、第1ヨーク1210に配置されることができる。第1コイル1220は、第1ヨーク1210の第2側板1212に配置されることができる。第1コイル1220は、第1ヨーク1210の第2側板1212の周りに巻かれることができる。第1コイル1220の少なくとも一部は、第1ヨーク1210の第2側板1212に接触して配置されることができる。第1コイル1220は、第1ヨーク1210の第1側板1211と第2側板1212との間に配置される第1部分と、第1部分と対向して第1ヨーク1210の第2側板1212の外側に配置される第2部分と、第1部分と第2部分を連結する第3部分と第4部分を含むことができる。第1コイル1220の第1部分の少なくとも一部は、第1ヨーク1210の上板1213と光軸(A)方向にオーバーラップされることができる。第1コイル1220は、第1ヨーク1210の上板1213より下板1214に近く配置されることができる。第1コイル1220は、第1ヨーク1210の第2側板1212に直巻線できる。第1コイル1220は、第1マグネット1230と対向することができる。第1コイル1220は、第1マグネット1230と電磁気的相互作用することができる。第1コイル1220に電流が供給されて第1コイル1220の周辺に電磁気場が形成されると、第1コイル1220と第1マグネット1230との間の電磁気的相互作用によって、第1コイル1220が第1マグネット1230に対して移動することができる。
【0136】
第1駆動部1200は、第1マグネット1230を含むことができる。第1マグネット1230は、第1コイル1220と対向することができる。第1マグネット1230は、第1コイル1220の第2部分と対向することができる。第1マグネット1230は、第1コイル1220と電磁気的相互作用することができる。第1マグネット1230は、ズーム駆動に使われることができる。第1マグネット1230は、フラット(flat)マグネットで形成されることができる。第1マグネット1230は、平板形状で形成されることができる。第1マグネット1230は、直方体形状で形成されることができる。第1マグネット1230は光軸(A)方向に第2側板1212の長さより長く形成されることができる。
【0137】
レンズ駆動装置1000は、第2駆動部1300を含むことができる。第2駆動部1300は、レンズバレル1100の外周面に配置されることができる。第2駆動部1300は、レンズバレル1100の第1側面1110に配置されることができる。第2駆動部1300は、第1駆動部1200と離隔して配置されることができる。
【0138】
第2駆動部1300は、第2ヨーク1310を含むことができる。第2ヨーク1310は、レンズバレル1100に配置されることができる。第2ヨーク1310は、レンズバレル1100の第1側面1110に配置されることができる。第2ヨーク1310には、第2コイル1230が配置されることができる。第2ヨーク1310は、第2マグネット(図示せず)と対向することができる。第2ヨーク1310は、ホールを含むことができる。第2ヨーク1310のホールは、第2コイル1320の少なくとも一部を収容することができる。
【0139】
第2ヨーク1310は第1側板1311と、第1側板1311と対向する第2側板1312と、第1側板1311と第2側板1312を連結する上板1313と下板1314を含むことができる。第1側板1311は、レンズバレル1100の第1側面1110に配置されることができる。第1側板1311は、レンズバレル1100の第1側面1110の第2溝1112に配置されることができる。第1側板1311は、レンズバレル1100の第1側面1110の第2溝1112と対応する形状で形成されることができる。第1側板1311は、平板形状で形成されることができる。第1側板1311は、直方体形状で形成されることができる。第1側板1311の上端部は、上板1313と連結されて下端部は下板1314と連結されることができる。
【0140】
第2側板1311は、第1側板1312と対向することができる。第2側板1311は、第1側板1311の反対側に配置されることができる。第2側板1312は、第1側板1311と対応する形状で形成されることができる。第2側板1312は、平板形状で形成されることができる。第2側板1312は、直方体形状で形成されることができる。第2側板1312の上端部は、上板1313を介して第1側板1311の上端部と連結されることができる。第2側板1312の下端部は、下板1313を介して第2側板1312の下端部と連結されることができる。第2側板1312には、第2コイル1320が配置されることができる。第2側板1312の周りには第2コイル1320が巻かれることができる。第2側板1312の外周には第2コイル1320が巻線されることができる。
【0141】
上板1313は、第2ヨーク1310の第1側板1311の上端部と第2ヨーク1310の第2側板1312の上端部を連結することができる。上板1313の少なくとも一部は、第2コイル1320と光軸(A)方向にオーバーラップされることができる。上板1313は、平板形状で形成されることができる。下板1314は、第2ヨーク1310の第1側板1311の下端部と第2ヨーク1310の第2側板1312の下端部を連結することができる。下板1314の少なくとも一部は、第2コイル1320と光軸(A)方向にオーバーラップされることができる。下板1314は、平板形状で形成されることができる。
【0142】
第2駆動部1300は、第2コイル1320を含むことができる。第2コイル1320は、第2ヨーク1310に配置されることができる。第2コイル1320は、第2ヨーク1310の第2側板1312に配置されることができる。第2コイル1320は、第2ヨーク1310の第2側板1312の周りに巻かれることができる。第2コイル1320の少なくとも一部は、第2ヨーク1310の第2側板1312に接触して配置されることができる。第2コイル1320は、第2ヨーク1310の第1側板1311と第2側板1312との間に配置される第1部分と、第1部分と対向して第2ヨーク1310の第2側板1312の外側に配置される第2部分と、第1部分と第2部分を連結する第3部分と第4部分を含むことができる。第2コイル1320の第1部分の少なくとも一部は、第2ヨーク1310の上板1313と光軸(A)方向にオーバーラップされることができる。第2コイル1320は、第2ヨーク1310の上板1313より下板1314に近く配置されることができる。第2コイル1320は、第2ヨーク1310の第2側板1312に直巻線できる。第2コイル1320は、第2マグネットと対向することができる。第2コイル1320は、第2マグネットと電磁気的相互作用することができる。第2コイル1320に電流が供給されて第2コイル1320の周辺に電磁気場が形成されると、第2コイル1320と第2マグネットとの間の電磁気的相互作用によって第2コイル1320が第2マグネットに対して移動することができる。
【0143】
第2駆動部1300は、第2マグネットを含むことができる。第2マグネットは、第2コイル1320と対向することができる。第2マグネットは、第2コイル1320の第2部分と対向することができる。第2マグネットは、第2コイル1320と電磁気的相互作用することができる。第2マグネットは、ズーム駆動に使われることができる。第2マグネットはフラット(flat)マグネットで形成されることができる。第2マグネットは、平板形状で形成されることができる。第2マグネットは、直方体形状で形成されることができる。第2マグネットは、光軸(A)方向に第2側板1312の長さより長く形成されることができる。
【0144】
レンズ駆動装置1000は、第3駆動部1400を含むことができる。第3駆動部1400は、レンズバレル1100の外周面に配置されることができる。第3駆動部1400は、レンズバレル1100の第2側面1120に配置されることができる。第3駆動部1400は、第1駆動部1200と離隔して配置されることができる。第3駆動部1400は、第1駆動部1200と光軸(A)と3駆動部1400を連結する仮想の第3直線(l3)と光軸(A)と第1駆動部1200を連結する仮想の第1直線(l1)が形成する第2角度(θ2)で離隔することができる。この時、第1直線(l1)は、光軸(A)と第1駆動部1200の中心を連結した仮想の直線で、第3直線(l3)は光軸(A)と第3駆動部1400の中心を連結した仮想の直線であり得る。
【0145】
第3駆動部1400は、第2駆動部1300と離隔して配置されることができる。第3駆動部1400は、第2駆動部1300と光軸(A)と第3駆動部1400を連結する仮想の第3直線(l3)と光軸(A)と第2駆動部1300を連結する仮想の第2直線(l2)が形成する第3角度(θ3)で離隔することができる。この時、第2直線(l2)は光軸(A)と第2駆動部1300の中心を連結した仮想の直線で、第3直線(l3)は、光軸(A)と第3駆動部1400の中心を連結した仮想の直線であり得る。
【0146】
第3駆動部1400は、第3ヨーク1410を含むことができる。第3ヨーク1410は、レンズバレル1100に配置されることができる。第3ヨーク1410は、レンズバレル1100の第2側面1120に配置されることができる。第3ヨーク1410には、第3コイル1320が配置されることができる。第3ヨーク1410は、第3マグネット(図示せず)と対向することができる。第3ヨーク1410は、ホールを含むことができる。第3ヨーク1410のホールは、第3コイル1420の少なくとも一部を収容することができる。
【0147】
第3ヨーク1410は、第1側板1411と、第1側板1411と対向する第2側板1412と、第1側板1411と第2側板1412を連結する上板1413と下板1414を含むことができる。第1側板1411は、レンズバレル1100の第2側面1120に配置されることができる。第1側板1411は、レンズバレル1100の第2側面1120の第3溝1121に配置されることができる。第1側板1411は、レンズバレル1100の第2側面1120の第3溝1121と対応する形状で形成されることができる。第1側板1411は、平板形状で形成されることができる。第1側板1411は、直方体形状で形成されることができる。第1側板1411の上端部は上板1413と連結されて、下端部は下板1414と連結されることができる。
【0148】
第2側板1412は、第1側板1411と対向することができる。第2側板1412は、第1側板1411の反対側に配置されることができる。第2側板1412は、第1側板1411と対応する形状で形成されることができる。第2側板1412は、平板形状で形成されることができる。第2側板1412は、直方体形状で形成されることができる。第2側板1412の上端部は、上板1413を介して第1側板1411の上端部と連結されることができる。第2側板1412の下端部は、下板1413を介して第2側板1412の下端部と連結されることができる。第2側板1412には、第3コイル1420が配置されることができる。第2側板1412の周りには第3コイル1420が巻かれることができる。第2側板1412の外周には第3コイル1420が巻線されることができる。
【0149】
上板1413は、第3ヨーク1410の第1側板1411の上端部と第3ヨーク1410の第2側板1412の上端部を連結することができる。上板1413の少なくとも一部は、第3コイル1420と光軸(A)方向にオーバーラップされることができる。上板1413は、平板形状で形成されることができる。下板1414は、第3ヨーク1410の第1側板1411の下端部と第3ヨーク1410の第2側板1412の下端部を連結することができる。下板1414の少なくとも一部は、第3コイル1420と光軸(A)方向にオーバーラップされることができる。下板1414は、平板形状で形成されることができる。
【0150】
第3駆動部1400は、第3コイル1420を含むことができる。第3コイル1420は、第3ヨーク1410に配置されることができる。第3コイル1420は、第3ヨーク1410の第2側板1412に配置されることができる。第3コイル1420は、第3ヨーク1410の第2側板1412の周りに巻かれることができる。第3コイル1420の少なくとも一部は、第3ヨーク1410の第2側板1412に接触して配置されることができる。第3コイル1420は、第3ヨーク1410の第1側板1411と第2側板1412との間に配置される第1部分と、第1部分と対向して第3ヨーク1410の第2側板1412の外側に配置される第2部分と、第1部分と第2部分を連結する第3部分と第4部分を含むことができる。第3コイル1420の第1部分の少なくとも一部は、第3ヨーク1410の上板1413と光軸(A)方向にオーバーラップされることができる。第3コイル1420は、第3ヨーク1410の上板1413より下板1414に近く配置されることができる。第3コイル1420は、第3ヨーク1410の第2側板1412に直巻線できる。第4コイル1420は、第3マグネットと対向することができる。第3コイル1420は、第4マグネットと電磁気的相互作用することができる。第3コイル1420に電流が供給されて第3コイル1420の周辺に電磁気場が形成されると、第3コイル1420と第3マグネットとの間の電磁気的相互作用によって第3コイル1420が第3マグネットに対して移動することができる。
【0151】
第3駆動部1400は、第3マグネットを含むことができる。第3マグネットは、第3コイル1420と対向することができる。第3マグネットは、第3コイル1420の第2部分と対向することができる。第3マグネットは、第3コイル1420と電磁気的相互作用することができる。第3マグネットは、ズーム駆動に使われることができる。第3マグネットはフラット(flat)マグネットで形成されることができる。第3マグネットは、平板形状で形成されることができる。第3マグネットは、直方体形状で形成されることができる。第3マグネットは、光軸(A)方向に第2側板1412の長さより長く形成されることができる。
【0152】
光軸(A)と第1駆動部1200を連結する仮想の第1直線(l1)と光軸(A)と第2駆動部1300を連結する仮想の第2直線(l2)は、第1角度(θ1)を形成することができる。この時、第1直線(l1)は、光軸(A)と第1駆動部1200の中心を連結する仮想の直線で、第2直線(l2)は、光軸(A)と第2駆動部1300の中心を連結する仮想の直線であり得る。光軸(A)と第3駆動部1400を連結する仮想の第3直線(l3)と第1直線(l1)は、第2角度(θ2)を形成することができる。この時、第3直線(l3)は、光軸(A)と第3駆動部1400の中心を連結する仮想の直線であり得る。第2直線(l2)と第3直線(l3)は、第3角度(θ3)を形成することができる。
【0153】
第1角度(θ1)は、第2角度(θ2)より小さくてよい。第1角度(θ1)は、第3角度(θ3)より小さくてよい。第2角度(θ2)は、第3角度(θ3)と同じであってよい。第2角度(θ2)は、120°より大きく180°より小さくてよい。第3角度(θ3)は、120°より大きく180°より小さくてよい。これにより、駆動部の個数が増加しても、レンズ駆動装置1000の厚さを最小化することができる。第1角度(θ1)は120°より小さくてよい。これにより、駆動部の個数が増加しても、レンズ駆動装置1100の厚さを最小化することができる。これにより、レンズ駆動装置1000を含む携帯端末全体の厚さを減らすことができる。また、レンズ駆動装置1000を含むカメラが、携帯端末の前面カメラの場合、カメラが携帯端末の前面ディスプレイより突出する現象を防止することができる。レンズ駆動装置1000を含むカメラが、携帯端末の後面カメラの場合、カメラが携帯端末の外観を形成するハウジングの後面から外側に突出する現象を防止することができる。
【0154】
具体的に、第1駆動部1200と第2駆動部1300を最短距離に連結した直線は、光軸(A)方向と垂直することができる。第1駆動部1200の中心と第2駆動部1300の中心を最短距離に連結した直線は、光軸(A)方向と垂直することができる。第1駆動部1200と第2駆動部1300を最短距離に連結した直線は、レンズ駆動装置1000が実装された携帯端末の前面ディスプレイと実質的に直交することができる。
【0155】
より詳細に、第1駆動部1200と第2駆動部1300との間の間隔によってレンズ駆動装置1000の厚さが決定されることができる。この時、第1駆動部1200と第2駆動部1300を最大距離に連結した直線(W)は、レンズ駆動装置1000の厚さであり得る。第1駆動部1200と第2駆動部1300を最大距離に連結した直線(W)は、第1角度(θ1)によって減ることができる。より詳細に、第1駆動部1200と第2駆動部1300を最大距離に連結した直線(W)は、第1角度(θ1)が小さくなるにつれ減少することができる。この場合、レンズ駆動装置1000の厚さが減少することができる。第3直線(l3)と第1直線(l1)が形成する角度(θ1-1)と第3直線(l3)と第2直線(l2)が形成する角度(θ1-2)は、同じであってよい。この時、第3直線(l3)と第1直線(l1)が形成する角度(θ1-1)は、第1直線(l1)を基準に時計回りの角度であり得る。第3直線(l3)と第2直線(l2)が形成する角度(θ1-2)は、第2直線を基準に反時計回りの角度であり得る。第3直線(l3)と第1直線(l1)が形成する角度(θ1-1)と第3直線(l3)と第2直線(l2)が形成する角度(θ1-2)は、60°より小さくてよい。これにより、駆動部の個数が増加しても、レンズ駆動装置1000の厚さを減少することができる。即ち、駆動部の個数が増加するにつれ駆動力を増加させると同時にレンズ駆動装置1000の厚さを減少させてモジュールの小型化を実現することができる。
【0156】
レンズ駆動装置1000は、ピン1610、620を含むことができる。ピン1610、620は、レンズバレル1100に接触することができる。ピン1610、620は、少なくとも一部がレンズバレル1100に接触することができる。ピン1610、620は、レンズバレル1100の溝1131、141に配置されることができる。ピン1610、620は、レンズバレル1100の光軸(A)方向への移動をガイドすることができる。これにより、複数のレンズ群の光軸アラインを合わせることができる。
【0157】
ピン1610、620は、第1ピン1610を含むことができる。第1ピン1610は、レンズバレル1100の第3側面1130に配置されることができる。第1ピン1610は、レンズバレル1100の第3側面1130の第1溝1131に配置されることができる。第1ピン1610は、レンズバレル1100の第3側面1130の第1溝1131に移動可能に配置されることができる。第1ピン1610は、レンズバレル1100の第3側面1130の第1溝1131に光軸(A)方向に移動可能に配置されることができる。第1ピン1610の少なくとも一部は、レンズバレル1100の第3側面1130の第1溝1131の少なくとも一部と接触することができる。第1ピン1610は、レンズバレル1100の第3側面1130の中央部に配置されることができる。変更例で、第1ピン1610は、第1駆動部1200より第3駆動部1400に近く配置されることができる。第1ピン1610は、第2ピン1620と光軸(A)に垂直する第1方向にオーバーラップされることができる。
【0158】
ピン1610、620は、第2ピン1620を含むことができる。第2ピン1620は、レンズバレル1100の第4側面1140に配置されることができる。第2ピン1620は、レンズバレル1100の第4側面1140の第2溝1141に配置されることができる。第2ピン1620は、レンズバレル1100の第4側面1140の第2溝1141に移動可能に配置されることができる。第2ピン1620は、レンズバレル1100の第4側面1140の第2溝1141に光軸(A)方向に移動可能に配置されることができる。第2ピン1620の少なくとも一部は、レンズバレル1100の第4側面1140の第2溝1141の少なくとも一部と接触することができる。第2ピン1620は、レンズバレル1100の第4側面1140の中央部に配置されることができる。変更例で、第2ピン1620は、第2駆動部1300より第3駆動部1400に近く配置されることができる。第2ピン1620は、第1ピン1610と光軸(A)に垂直する第1方向にオーバーラップされることができる。
【0159】
以下では、本発明の第2実施例の別の実施例に係るレンズ駆動装置について、装置の構成を図面を参照して説明する。
【0160】
図17は、本発明の第2実施例の別の実施例に係るレンズ駆動装置の概念図である。
【0161】
本発明の第2実施例の別の実施例に係るレンズ駆動装置1000は、本発明の第2実施例に係るレンズ駆動装置1000と駆動部の配置、数を除いては同じ構成を有すると解釈することができる。
【0162】
レンズ駆動装置1000は、レンズバレル1100、第1駆動部1200、第2駆動部1300、第3駆動部1300、第4駆動部1500、第1ピン1610及び第2ピン1620を含むことができる。
【0163】
第1駆動部1200は、レンズバレル1100に配置されることができる。第1駆動部1200は、レンズバレル1100の第1側面に配置されることができる。第1駆動部1200は、第2駆動部1300と離隔することができる。第1駆動部1200は、光軸(A)を基準に第3駆動部1400と反対側に配置されることができる。第2駆動部1300は、レンズバレル1100に配置されることができる。第2駆動部1300は、レンズバレル1100の第1側面に配置されることができる。第2駆動部1300は、第1駆動部1200と離隔することができる。第2駆動部1300は、光軸(A)を基準に第4駆動部1500と反対側に配置されることができる。第3駆動部1400は、レンズバレル1100に配置されることができる。第3駆動部1400は、レンズバレル1100の第2側面1120に配置されることができる。第3駆動部1400は、第4駆動部1500と離隔することができる。第3駆動部1400は、光軸(A)を基準に第1駆動部1200と反対側に配置されることができる。第4駆動部1500は、レンズバレル1100に配置されることができる。第4駆動部1500は、レンズバレル1100の第2側面1120に配置されることができる。第4駆動部1500は、第3駆動部1400と離隔することができる。第4駆動部1500は、光軸(A)を基準に第2駆動部1300と反対側に配置されることができる。
【0164】
光軸(A)と第1及び第3駆動部1200、400を連結する仮想の第4直線(l4)と光軸(A)と第2及び第4駆動部1300、500を連結する仮想の第5直線(l5)は、第4角度(θ4)を形成することができる。この時、第4直線(l4)は、光軸(A)と第1及び第3駆動部1200、400の中心を連結する仮想の直線であり得る。第4角度(θ4)は0°より大きく90°より小さくてよい。第4角度(θ4)は、第4直線(l4)を基準に時計回りの角度であり得る。また、第4角度(θ4)は、第5直線(l5)を基準に反時計回りの角度であり得る。
【0165】
第4直線(l4)と光軸(A)とレンズバレル1100の第1及び第2側面1110、120の中心をとおる仮想の線が形成する角度(θ4-1)は、第5直線(l5)と光軸(A)とレンズバレル1100の第1及び第2側面1110、120の中心を通る仮想の線が形成する角度(θ4-2)は同じであってよい。
【0166】
レンズ駆動装置1000は、第1ピン1610を含むことができる。第1ピン1610は、レンズバレル1100に配置されることができる。第1ピン1610は、レンズバレル1100の第3側面1130に配置されることができる。第1ピン1610は、レンズバレル1100の第3側面1130の中央部に配置されることができる。レンズ駆動装置1000は、第2ピン1620を含むことができる。第2ピン1620は、レンズバレル1100に配置されることができる。第2ピン1620は、レンズバレル1100の第4側面1140に配置されることができる。第2ピン1620は、レンズバレル1100の第4側面1140の中央部に配置されることができる。
【0167】
以下では、本発明の第2実施例のさらに別の実施例に係るレンズ駆動装置について装置の構成を図面を参照して説明する。
【0168】
図18は、本発明の第2実施例のさらに別の実施例に係るレンズ駆動装置の概念図である。
【0169】
本発明の第2実施例のさらに別の実施例に係るレンズ駆動装置1000は、本発明の第2実施例に係るレンズ駆動装置1000と駆動部の配置、駆動部の数を除いては同じ構成を有すると解釈することができる。
【0170】
レンズ駆動装置1000は、レンズバレル1100、第1駆動部1200、第2駆動部1200、第1ピン1610及び第2ピン1620を含むことができる。
【0171】
第1駆動部1200は、レンズバレル1100に配置されることができる。第1駆動部1200は、レンズバレル1100の第1側面1110に配置されることができる。第1駆動部1200は、レンズバレル1100の第1側面1110の中央部に配置されることができる。第1駆動部1200は、光軸(A)とレンズバレル1100の第1側面1110の中央部を連結した仮想の線上に配置されることができる。第1駆動部1200の中心は、光軸(A)方向に垂直する仮想の第6直線(l6)上に配置されることができる。この時、光軸(A)をz軸という時、第6直線(l6)はy軸を意味する。第1駆動部1200は、第2駆動部1300と光軸(A)に垂直する第1方向にオーバーラップされることができる。この時、光軸(A)をz軸という時、第1方向はy軸方向を意味する。
【0172】
第2駆動部1300は、レンズバレル1100に配置されることができる。第2駆動部1300は、レンズバレル1100の第2側面1120に配置されることができる。第2駆動部1200は、レンズバレル1200の第2側面1120の中央部に配置されることができる。第2駆動部1200は、光軸(A)とレンズバレル1100の第2側面1120の中央部を連結した仮想の線上に配置されることができる。第2駆動部1300の中心は、第6直線(l6)上に配置されることができる。第2駆動部1300は、第1駆動部1200と第1方向にオーバーラップされることができる。
【0173】
第1ピン1610は、レンズバレル1100に配置されることができる。第1ピン1610は、レンズバレル1100の第3側面1130に配置されることができる。第1ピン1610は、レンズバレル1130の第3側面1130が中央部に配置されることができる。第1ピン1610は、光軸(A)と第1直線に垂直する仮想の第7直線(l7)上に配置されることができる。この時、光軸(A)をz軸、第6直線(l6)をy軸という時、第7直線(l7)は、x軸を意味する。第1ピン1610は、第2ピン1620と光軸(A)と第1方向に垂直する第2方向にオーバーラップされることができる。この時、光軸(A)をz軸、第1方向をy軸方向という時、第7直線(l7)は、x軸方向を意味する。
【0174】
第2ピン1610は、レンズバレル1100に配置されることができる。第2ピン1620は、レンズバレル1100が第4側面1140に配置されることができる。第2ピン1620は、レンズバレル1100の第4側面1140の中央部に配置されることができる。第2ピン1620は、第2直線上に配置されることができる。第2ピン1620は、第1ピン1610と第2方向にオーバーラップされることができる。
【0175】
本実施例に係る変更例は、第1実施例の一部構成と第2実施例の一部構成を共に含むことができる。即ち、変更例は、第1実施例を含むが、第1実施例の一部構成が省略されて対応する第2実施例の一部構成を含むことができる。または、変更例は、第2実施例を含むが、第2実施例の一部構成が省略されて対応する第1実施例の一部構成を含むことができる。
【0176】
以上で実施例に説明された特徴、構造、効果等は、少なくとも一つの実施例に含まれて、必ずしも一つの実施例にだけ限定されない。さらに、各実施例で例示された特徴、構造、効果等は、実施例が属する分野の通常の知識を有する者によって別の実施例に対しても組み合わせまたは変形されて実施可能である。従って、このような組み合わせと変形に関係する内容は、実施例の範囲に含まれると解釈されなければならない。
【0177】
以上、添付された図面を参照して本発明の実施例を説明したが、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者は、本発明がその技術的思想や必須の特徴を変更せず他の具体的な形態で実施できることが理解できるはずである。従って、以上で記述した実施例はすべての面において例示的なものであって限定的ではないものと理解しなければならない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
【手続補正書】
【提出日】2022-03-17
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
上板部と、前記上板部から延びる側板部を含むハウジングと、
前記ハウジングの前記上板部に配置される第1レンズと、
前記ハウジング内に前記上板部の下に配置される第1レンズバレルと、
前記ハウジング内に前記第1レンズバレルの下に配置される第2レンズバレルと、
前記第1レンズバレルに配置される第2レンズと、
前記第2レンズバレルに配置される第3レンズと、
前記ハウジングに配置されて、前記第1レンズバレルに結合されて前記第1レンズバレルを移動させる第1ピエゾモータと、
前記ハウジングに配置されて、前記第2レンズバレルに結合されて前記第2レンズバレルを移動させる第2ピエゾモータと、を含む、カメラモジュール。
【請求項2】
前記第1レンズバレルに配置される第1マグネチックスケールと、
前記ハウジングに配置されて、前記第1マグネチックスケールを感知する第1センサーと、を含む、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項3】
前記第1レンズ、前記第2レンズ及び前記第3レンズの各々は、複数のレンズを含み、
前記第1レンズは固定されて、前記第2レンズと前記第3レンズは、個別的に移動可能である、請求項1または2に記載のカメラモジュール。
【請求項4】
前記第2レンズと前記第3レンズは、光軸方向に移動して、
前記第2レンズが移動可能な距離は、前記第3レンズが移動可能な距離より大きい、請求項3に記載のカメラモジュール。
【請求項5】
前記第1レンズバレルは、前記第1ピエゾモータと第1弾性部材を介して結合される、請求項1~4のいずれか一項に記載のカメラモジュール。
【請求項6】
前記第1レンズバレルは、前記第2レンズを収容する第1バレル部と、前記第1バレル部から外側に延びて前記第1ピエゾモータと結合される第1ガイド部と、を含む、請求項1~5のいずれか一項に記載のカメラモジュール。
【請求項7】
前記第1ピエゾモータは、前記ハウジングの前記上板部に配置される第1圧電素子と、前記第1圧電素子から光軸方向に延びる第1柱と、を含む、請求項6に記載のカメラモジュール。
【請求項8】
前記第1レンズバレルの前記第1ガイド部と前記第1ピエゾモータの前記第1柱との間に配置される第1弾性部材を含む、請求項7に記載のカメラモジュール。
【請求項9】
前記第1ピエゾモータの前記第1柱に配置される第1緩衝部材と第2緩衝部材と、を含む、請求項8に記載のカメラモジュール。
【請求項10】
前記第2ピエゾモータは、前記ハウジングの前記上板部に配置される第2圧電素子と、前記第2圧電素子から光軸方向に延びる第2柱と、を含み、
前記第2ピエゾモータの前記第2柱は、前記第1ピエゾモータの前記第1柱と前記光軸を基準に互いに反対側に配置される、請求項7に記載のカメラモジュール。
【請求項11】
前記ハウジング内に前記第1柱と平行するように第1ピンが配置されて、
前記第1レンズバレルは、前記第1ピンに沿って移動する、請求項10に記載のカメラモジュール。
【請求項12】
前記ハウジング内に前記第2柱と平行に第2ピンが配置され、
前記第1ピンは第2ピンより第1ピエゾモータと隣接するように配置され、前記第2ピンは第1ピンより前記第2ピエゾモータと隣接するように配置される、請求項11に記載のカメラモジュール。
【請求項13】
前記ハウジングの前記側板部に配置される基板を含み、
前記基板は前記第1ピエゾモータの前記第1圧電素子の上に配置される第1部分と、前記第1ピエゾモータの前記第1圧電素子の下に配置される第2部分を含み、
前記基板の前記第1部分は前記基板の前記第2部分と光軸方向にオーバーラップされない、請求項7に記載のカメラモジュール。
【請求項14】
前記第2レンズバレルは前記第3レンズを収容する第2バレル部と、前記第2バレル部から外側に延びて前記第2ピエゾモータと結合される第2ガイド部を含み、
前記第1ガイド部の少なくとも一部は電流が印加されない初期状態で前記第2ガイド部と前記光軸に垂直な方向にオーバーラップされる、請求項6に記載のカメラモジュール。
【請求項15】
前記第2レンズはズーミング機能を行い、前記第3レンズはオートフォーカス機能を行う、請求項1~14のいずれか一項に記載のカメラモジュール。
【国際調査報告】