(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-11-24
(54)【発明の名称】愛玩動物用排便パンティー
(51)【国際特許分類】
A01K 23/00 20060101AFI20221116BHJP
【FI】
A01K23/00 B
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022518351
(86)(22)【出願日】2020-07-30
(85)【翻訳文提出日】2022-03-18
(86)【国際出願番号】 KR2020010068
(87)【国際公開番号】W WO2021080135
(87)【国際公開日】2021-04-29
(31)【優先権主張番号】10-2019-0134080
(32)【優先日】2019-10-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522110289
【氏名又は名称】パク、グン
【氏名又は名称原語表記】PARK,Kun
【住所又は居所原語表記】(Soha-dong)79,Ttukbang-gil Gwangmyeong-si Gyeonggi-do 14324,Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】パク、グン
(57)【要約】
【要約】愛玩犬などが室外や室内などで排泄した便を容易に収去することができる愛玩動物用排便パンティーを提供する。尻を下に下って排便する愛玩動物に使用される愛玩動物用排便パンティーであり、封止を着脱可能に具備して大便案内孔を有する封止装着部と、前記封止装着部を尻に着用させる尻着用部とを含む。
【選択図】
図7
【特許請求の範囲】
【請求項1】
尻を下に下って排便する愛玩動物に使用される愛玩動物用排便パンティーであり、
封止を着脱可能に具備して大便案内孔を有する封止装着部と、
前記封止装着部を尻に着用させる尻着用部と、を含む
ことを特徴とする愛玩動物用排便パンティー。
【請求項2】
前記封止装着部は、
前記大便案内孔を有する封止装着胴体と、
前記封止装着胴体に突き出されるように具備されて前記大便案内孔と連通される中が空いた円筒形状を有する突き出部材と、
前記突き出部材との間に前記封止の開放部が固定されるように前記突き出部材に締結されるソケット部材と、を含む
請求項1に記載の愛玩動物用排便パンティー。
【請求項3】
前記封止装着部は、
前記ソケット部材の上部に上下回転可能に具備され、普段には前記ソケット部材と共に前記封止を覆って愛玩動物が排便のために尻を下に下れば開かれる覆いをさらに含む
請求項2に記載の愛玩動物用排便パンティー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、愛玩動物に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、愛玩動物は、人間が主に楽しさを享受するための対象として飼育する動物であり、愛玩犬や愛玩猫などが代表的である。今日には愛玩動物を人間の楽しみのための所有物ではなく、伴侶者(友達)として待偶しようという意味で“伴侶動物”という表現がますます大衆化されている。
【0003】
韓国でも愛玩動物を飼いながら一緒に暮す人口がいつのまにか1,000万名が超えている。一人暮らしが拡散され老令人口が増えながら、さらに愛玩動物人口は増えることで期待される。
特に、愛玩動物のうちで愛玩犬や愛玩猫などはエネルギーを消耗するか、または社会性などを育てるために主人と共に散歩をする。
【0004】
しかし、散歩中に排泄される愛玩犬などの便を収去するため、主人はビニル、トイレットペーパー、ウエットティッシュなどを取りそらえなければならない不便な問題があって、愛玩犬が排泄した便をやっとこやトイレットペーパーなどで収去してビニルに入れなければならないなどの不便な問題があった。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の技術的課題は、愛玩犬などが室外や室内などで排泄した便を容易に収去することができる愛玩動物用排便パンティーを提供することである。
【0006】
前記目的を達成するために、本発明の実施例による愛玩動物用排便パンティーは、尻を下に下って排便する愛玩動物に使用される愛玩動物用排便パンティーで、封止を着脱可能に具備して大便案内孔を有する封止装着部と、及び前記封止装着部を尻に着用させる尻着用部と、を含む。
【0007】
前記封止装着部は、前記大便案内孔を有する封止装着胴体と、前記封止装着胴体に突き出されるように具備されて前記大便案内孔と連通される中が空いた円筒形状を有する突き出部材と、及び前記突き出部材との間に前記封止の開放部が固定されるように前記突き出部材に締結されるソケット部材と、を含むことができる。
【0008】
前記封止装着部は、前記ソケット部材の上部に上下回転可能に具備され、普段には前記ソケット部材と共に前記封止を覆って愛玩動物が排便のために尻を下に下れば、開かれる覆いをさらに含むことができる。
【0009】
前記尻着用部は、前記封止装着胴体に具備されて前記大便案内孔と連通される中空部を有する尻着用胴体と、前記尻着用胴体の上部に具備されて愛玩動物のしっぽにかけるしっぽかけと、及び前記尻着用胴体の周りに具備されて愛玩動物の尻と後足を囲む着用バンド部と、を含むことができる。
【0010】
前述した本発明の実施例による愛玩動物用排便パンティーは、前記封止装着部を前記尻着用部に着脱可能に具備する中間着脱部をさらに含むことができる。
【0011】
前記中間着脱部は、前記封止装着胴体と前記尻着用胴体のうちで何れか一つに具備される磁石と、及び前記封止装着胴体と前記尻着用胴体のうちで残り一つに具備されて前記磁石に応じてくっつく磁石反応部材と、を含むことができる。
【0012】
前記封止装着部は、前記封止を間に置いて前記突き出部材と前記ソケット部材をお互いにネジ締結(螺合)させるネジ締結部をさらに含むことができるし、前記ネジ締結部は、前記突き出部材の外周面に形成される雄ネジ山と、及び前記雄ネジ山にネジ締結されるように前記ソケット部材の内周面に形成される雌ネジ山と、を含むことができる。
【0013】
前記着用バンド部は、前記尻着用胴体の周りにその周りに沿って間隔を置いて具備される複数のバンドかけと、及び前記それぞれのバンドかけにかかった状態で前記尻と後足を囲む一つ以上の着用バンドと、を含むことができる。
【0014】
前記しっぽかけは前記しっぽを囲む掛けがね形状を有して伸縮性ある材質でなされることができるし、前記それぞれの着用バンドは愛玩動物の動きに順応するように伸縮性ある材質でなされることができる。
前記封止はその開放部に具備されて前記開放部を締める絞り紐を含むことがある。
前記封止はビニル封止であることがある。
【発現の効果】
【0015】
以上でのように、本発明の実施例による愛玩動物用排便パンティーは、次のような効果を有することができる。
【0016】
本発明の実施例によれば、尻を下に下って排便する愛玩動物に使用される愛玩動物用排便パンティーであり、封止装着部と尻着用部を含む技術構成を提供するので、封止装着部を通じて封止を装着することができるし、尻着用部を通じて封止装着部の大便案内孔を愛玩動物の肛門に対応するように封止が装着された封止装着部を愛玩動物の尻に装着することができて、愛玩犬などの愛玩動物が室外や室内などで排便をする場合排泄された便が地面に落ちないで封止の内部に落ちながら便を容易に収去することができるし、窮極的に使用者が封止装着部を通じて封止だけ脱去して捨てることで、周辺のにおいや地面の汚染なしに衛生的に便を処理することができる。
【0017】
また、本発明の実施例によれば、封止装着部は封止装着胴体、突き出部材、そして、ソケット部材を含む技術構成を提供するので、ソケット部材が突き出部材に挟まれながら突き出部材の外面とソケット部材の内面との間に封止の開放部を容易に装着させることができる。
【0018】
また、本発明の実施例によれば、ソケット部材の上部に覆いが上下回転可能に具備される技術構成を提供するので、散歩などの普段には覆いが閉まる方向に覆いの荷重が覆いに加えられながら覆いが閉まった状態で置かれてソケット部材の内部空間に封止を閉じこめることができるし、愛玩犬などの愛玩動物が排便のために尻を下に下れば、覆いが開かれる方向に覆いの荷重が覆いに加えられながら覆いが開かれた状態で置かれて封止がソケット部材の外部に出ると共に封止の内部空間が確保されることができて排泄される便が封止の確保された内部空間に収去されることができる。
【0019】
また、本発明の実施例によれば、尻着用部は尻着用胴体、しっぽかけ、そして、着用バンド部を含む技術構成を提供するので、尻着用胴体に封止装着胴体が具備されることができるし、愛玩動物のしっぽにしっぽかけがかかることができるし、愛玩動物の尻と後足を着用バンドが囲むことができて、愛玩犬などの愛玩動物が走るなどの荒い活動をしても封止装着部は尻着用部を通じて尻に着用された状態を維持することができる。
【0020】
また、本発明の実施例によれば、封止装着部を尻着用部に着脱可能に具備する中間着脱部を含む技術構成を提供するので、尻着用部が尻に装着された状態でむりやりに便が収去された封止を脱去しないで尻着用部から封止装着部を脱去した状態で封止装着部に装着された封止を脱去することができて、愛玩犬などの愛玩動物に不便さを与えないで新しい封止で交替することができる。
【0021】
また、本発明の実施例によれば、中間着脱部は磁石と磁石反応部材を含む技術構成を提供するので、磁石が具備された封止装着胴体と尻着用胴体のうちで何れか一つを磁石反応部材が具備された残りの一つに磁力を通じて速かに着脱させることができる。
【0022】
また、本発明の実施例によれば、突き出部材の外周面に形成される雄ネジ山と、雄ネジ山にネジ締結されるようにソケット部材の内周面に形成される雌ネジ山を含む技術構成を提供するので、封止を間に置いて突き出部材とソケット部材をお互いにネジ締結させることができて、すなわち、雄ネジ山と雌ネジ山を通じて封止の開放部が突き出部材とソケット部材との間に十分な摩擦力を有して固定されることができて、排泄された大便が収去される中に封止が抜けることを防止することができる。
【0023】
また、本発明の実施例によれば、しっぽかけと着用バンドは伸縮性ある材質でなされる技術構成を提供するので、愛玩犬などの愛玩動物の動きに邪魔を最小化しながらも愛玩動物用排便パンティーを尻に固定された状態を維持することができる。
【0024】
また、本発明の実施例によれば、封止開放部に絞り紐が具備されるので、封止を脱去した後絞り紐を繰り上げれば、封止の開放部が閉まることができて、使用者の手が封止の開放部に触れることを最小化しながら衛生的に大便を処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【
図1】本発明の一実施例による愛玩動物用排便パンティーを概略的に示した図面である。
【
図2】
図1の愛玩動物用排便パンティーの側面を概略的に示した図面である。
【
図3】
図1の愛玩動物用排便パンティーを分解して示した図面である。
【
図4】
図1の愛玩動物用排便パンティーのうちで封止装着部に封止が装着される過程を概略的に示した図面である。
【
図5】
図4の封止装着部に装着された封止が覆いによって封止装着部の内部に閉じこめられた状態を概略的に示した図面である。
【
図6】
図2の愛玩動物用排便パンティーのうちで封止装着部の覆いが開かれた状態を概略的に示した図面である。
【
図7】
図1の愛玩動物用排便パンティーを愛玩犬に着用した状態を概略的に示した図面である。
【
図8】愛玩犬が尻を下に下って排便する動作を概略的に示した図面である。
【
図9】愛玩動物用排便パンティーのうちで封止装着部が中間着脱部を通じて尻着用部で分離された状態を概略的に示した図面である。
【
図10】
図9の封止が封止装着部から脱去された状態で、その開放部が絞り紐を通じて締められた状態を概略的に示した図面である。
【
図11】本発明の一実施例による愛玩動物用排便パンティーの多くの変形例を概略的に示した図面である。
【発明を実施するための最良の様態】
【0026】
以下、添付した図面を参照して本発明の実施例に対して本発明が属する技術分野で通常の知識を有した者が容易に実施できるように詳しく説明する。しかし、本発明はいろいろ相異な形態で具現されることができるし、ここで説明する実施例に限定されない。
【0027】
図1は、本発明の一実施例による愛玩動物用排便パンティーを概略的に示した図面であり、
図2は
図1の愛玩動物用排便パンティーの側面を概略的に示した図面であり、そして、
図3は
図1の愛玩動物用排便パンティーを分解して示した図面である。
【0028】
図4は、
図1の愛玩動物用排便パンティーのうちで封止装着部に封止が装着される過程を概略的に示した図面であり、
図5は
図4の封止装着部に装着された封止が覆いによって封止装着部の内部に閉じこめられた状態を概略的に示した図面であり、そして、
図6は
図2の愛玩動物用排便パンティーのうちで封止装着部の覆いが開かれた状態を概略的に示した図面である。
【0029】
図7は、
図1の愛玩動物用排便パンティーを愛玩犬に着用した状態を概略的に示した図面であり、
図8は愛玩犬が尻を下に下って排便する動作を概略的に示した図面である。
図9は
図9の愛玩動物用排便パンティーのうちで封止装着部が中間着脱部を通じて尻着用部で分離した状態を概略的に示した図面であり、
図10は
図9の封止が封止装着部から脱去された状態でその開放部が絞り紐を通じて締められた状態を概略的に示した図面である。
【0030】
図11は、本発明の一実施例による愛玩動物用排便パンティーの多くの変形例を概略的に示した図面である。
本発明の一実施例による愛玩動物用排便パンティー100は、
図1乃至
図10に示されたように、尻を下に下って排便する愛玩動物に使用される愛玩動物用排便パンティーであり、封止装着部110と尻着用部120を含む。以下、
図1乃至
図10を続いて参照し、各構成要素に対して詳しく説明する。
【0031】
封止装着部110は、封止10を着脱可能に具備するための構成要素である。このような封止装着部110は、
図3乃至
図5に示されたように、これに装着された封止10の内部に愛玩犬などの愛玩動物が排泄した大便を案内するように大便案内孔110aを有することができる。
【0032】
尻着用部120は、封止装着部110を愛玩犬などの愛玩動物の尻に着用させるための構成要素である。このような尻着用部120は、封止装着部110の大便案内孔110aを愛玩犬などの愛玩動物の肛門に対応するように位置させると共に、その位置にほとんど固定された状態で維持させることができる。
【0033】
したがって、上のような構成要素らが提供されるので、封止装着部110を通じて封止10を装着することができるし、尻着用部120を通じて封止装着部110の大便案内孔110aを愛玩動物の肛門に対応するように封止10が装着された封止装着部110を愛玩動物の尻に装着することができて、
図8及び
図9に示されたように、愛玩犬などの愛玩動物が室外や室内などで排便をする場合排泄された便が地面に落ちないで封止10の内部に落ちながら便を容易に収去することができるし、窮極的に使用者が封止装着部110を通じて封止10だけ脱去して捨てることで、周辺のにおいや地面の汚染なしに衛生的に便を処理することができる。
【0034】
以下、
図1乃至
図10を続いて参照し、封止装着部110と尻着用部120に対してより詳細に説明する。
封止装着部110は、
図3乃至
図5に示されたように、封止装着胴体111、突き出部材112、そして、ソケット部材113を含むことができる。封止装着胴体111は板形状とその中心部に大便案内孔110aを有することができる。突き出部材112は封止装着胴体111に突き出されるように具備されることができるし、大便案内孔110aと連通される中が空いた円筒形状を有することができるし、ソケット部材113は突き出部材112との間に封止10の開放部が固定されるように突き出部材112に挿入されて締結されることができる。
【0035】
したがって、ソケット部材113が突き出部材112に差し込まれながら突き出部材112の外面とソケット部材113の内面との間に封止10の開放部を簡便で易しく装着することができる。
【0036】
延いては、封止装着部110は、
図1乃至
図9に示されたように覆い114をさらに含むことができる。覆い114はソケット部材113の上部に上下回転可能に具備されることができるし、普段にはソケット部材113と共に封止10を覆うことができるし、愛玩動物が排便のために尻を下に下れば開かれることができる。
【0037】
したがって、散歩などの普段には覆い114が閉まる方向に覆い114の荷重が覆い114に加えられながら覆い114が閉まった状態で置かれてソケット部材113の内部空間に封止10を閉じこめることができるし、愛玩犬などの愛玩動物が排便のために尻を下に下れば、覆い114が開かれる方向に覆い114の荷重が覆い114に加えられながら覆い114が開かれた状態で置かれて封止10がソケット部材113の外部に出ることと同時に封止10の内部空間が確保されることができて排泄される便が封止10の確保された内部空間に収去されることができる。
【0038】
また、封止装着部110は、
図3及び
図5に示されたように、ネジ締結部115をさらに含むことができる。ネジ締結部115は封止10を間に置いて突き出部材112とソケット部材113をお互いにネジ締結させることができる。例えば、ネジ締結部115は、
図3乃至
図5に示されたように、突き出部材112の外周面に形成される雄ネジ山115aと、そして、雄ネジ山115aにネジ締結されるようにソケット部材113の内周面に形成される雌ネジ山(図示せず)を含むことができる。
【0039】
したがって、封止10を間に置いて突き出部材112とソケット部材113をお互いにネジ締結させることができて、すなわち、雄ネジ山115aと雌ネジ山(図示せず)を通じて封止10の開放部が突き出部材112とソケット部材113との間に十分な摩擦力を有して固定されることができて、排泄された大便が収去される中に封止が抜けることを防止することができる。
【0040】
一方、尻着用部120は、
図1乃至
図3、そして、
図7に示されたように、尻着用胴体121、しっぽかけ122、そして、着用バンド部123を含むことができる。尻着用胴体121は、板形状を有することができるし、封止装着胴体111に具備されることができるし、そして、大便案内孔110aと連通される中空部121aを有することができる。しっぽかけ122は尻着用胴体121の上部に具備されることができるし、愛玩動物のしっぽにかけることができるし、着用バンド部123は尻着用胴体121の周りに具備されることができるし、愛玩動物の尻と後足を囲むことができる。延いては、尻着用胴体121は、図示されなかったが、封止装着胴体111に一体(一つの胴体)で具備されることもできて、後述するように中間着脱部130を通じて着脱可能に具備されることもできるであろう。
【0041】
したがって、尻着用胴体121に封止装着胴体111が具備されることができるし、愛玩動物のしっぽにしっぽかけ122がかかることができるし、愛玩動物の尻と後足を着用バンド部123が囲むことができて、愛玩犬などの愛玩動物が走るなどの荒い活動をしても封止装着部110は尻着用部120を通じて尻に着用された状態を維持することができる。
【0042】
延いては、着用バンド部123は、
図1、
図3及び
図7に示されたように、複数のバンドかけ123aと一つ以上の着用バンド123bを含むことができる。複数のバンドかけ123aは尻着用胴体121の周りにその周りに沿って間隔を置いて具備されることができるし、着用バンド123bはバンドかけ123aにかかった状態で尻と後足を囲むことができる。
【0043】
また、しっぽかけ122はしっぽを囲む掛けがね形状を有することができるし、シリコンやゴムバンドなどの伸縮性ある材質でなされることができるし、それぞれの着用バンド123bもまた愛玩動物の動きに順応するようにシリコンやゴムバンドなどの伸縮性ある材質でなされることができる。
【0044】
これと併せて、本発明の一実施例による愛玩動物用排便パンティー100は、
図3に示されたように中間着脱部130をさらに含むことができる。中間着脱部130は封止装着部110を尻着用部120に着脱可能に具備することができる。
【0045】
したがって、尻着用部120が尻に装着された状態でむりやりに便が収去された封止10を脱去しないで尻着用部120から封止装着部110を脱去した状態で封止装着部110に装着された封止10を脱去することができて、愛玩犬などの愛玩動物に不便さを与えないで新しい封止で交替することができる。
【0046】
例えば、中間着脱部130は、
図3に示されたように、尻着用胴体121に具備される磁石131と、そして、封止装着胴体111に具備されて磁石131に応じて磁力によってくっつく磁石反応部材132を含むことができる。ここで、磁石反応部材132は、磁石131にくっつく金属であるか、磁石131に反対極性を有するまた他の磁石であることがある。勿論、他の例で、図示されなかったが、磁石が尻着用胴体に具備されて磁石反応部材が封止装着胴体に具備されることもある。
したがって、磁石131の磁力を通じて速かに着脱させることができる。
【0047】
他の一方、封止10は、その開放部に具備されて開放部を締める絞り紐140を含むことができる。よって、封止10を脱去した後絞り紐140を繰り上げれば、封止10の開放部が閉まることがあって、使用者の手が封止の開放部に触れることを最小化しながら衛生的に大便を処理することができる。
また、封止10は防水が可能なビニル封止であることがある。
【0048】
また他の一方、
図11の(a)、(b)、(c)及び(d)は本発明の一実施例による愛玩動物用排便パンティーの多くの変形例を概略的に示した図面である。
【0049】
以上で、本発明の望ましい実施例に対して詳細に説明したが、本発明の権利範囲は、これに限定されるのではなくて、次の請求範囲で定義している本発明の基本概念を利用した当業者の多くの変形及び改良形態も本発明の権利範囲に属するものである。
【産業上の利用可能性】
【0050】
本発明は、愛玩動物用排便パンティーに関するものであり、産業上利用可能性がある。
【国際調査報告】