(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-11-29
(54)【発明の名称】自動車投光器用の照射装置
(51)【国際特許分類】
B60Q 1/068 20060101AFI20221121BHJP
F21V 29/503 20150101ALI20221121BHJP
F21W 102/00 20180101ALN20221121BHJP
【FI】
B60Q1/068 100
F21V29/503
F21W102:00
【審査請求】有
【予備審査請求】有
(21)【出願番号】P 2022517740
(86)(22)【出願日】2020-08-10
(85)【翻訳文提出日】2022-04-07
(86)【国際出願番号】 EP2020072376
(87)【国際公開番号】W WO2021052679
(87)【国際公開日】2021-03-25
(32)【優先日】2019-09-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】593045569
【氏名又は名称】ツェットカーヴェー グループ ゲーエムベーハー
(74)【代理人】
【識別番号】100080816
【氏名又は名称】加藤 朝道
(74)【代理人】
【識別番号】100098648
【氏名又は名称】内田 潔人
(72)【発明者】
【氏名】シュタインケルナー、ヨハン
【テーマコード(参考)】
3K339
【Fターム(参考)】
3K339AA02
3K339BA11
3K339BA12
3K339BA18
3K339BA23
3K339BA26
3K339BA28
3K339CA01
3K339GB01
3K339HA12
3K339HA13
3K339HA14
3K339HA15
3K339HA19
3K339LA02
3K339LA03
(57)【要約】
【課題】追加的な構成部材や複雑な固定機構を必要としない改善された照射装置を提供する。
【解決手段】自動車投光器用の照射装置であって、照射装置(10)は、ライトモジュール(100)を含み、ライトモジュール(100)は、少なくとも1つの光源(110)と、一次光学系(200)と、冷却体(300)と、一次光学系(200)をそのポジションに保持するように構成されている保持体(400)とを含み、この際、保持体(400)と冷却体(300)は、固定手段(500)を用いて互いに結合されており、更に支持フレーム(700)を含み、支持フレーム(700)には、ライトモジュール(100)が調整ねじ(800)を介して固定されており、調整ねじ(800)は、ねじ頭部(810)と、長手軸線(A)に沿ったねじ部分とを含み、ねじ頭部(810)は、ライトモジュール(100)に関節式で支承されており、この際、ライトモジュール(100)は、支承装置(900)を含み、支承装置(900)は、第1支承シェル(910)と第2支承シェル(920)を含み、第1支承シェル(910)と第2支承シェル(920)は、共同で継手ソケットを構成し、この際、第1支承シェル(910)は、保持体(400)に配設され、第2支承シェル(920)は、冷却体(300)に配設されており、更にこの際、支承装置(900)は、ねじ頭部(810)を支承するように構成されており、更にこの際、継手ソケットは、ねじ頭部(810)を、少なくとも1つの調整ねじ(800)がその長手軸線(A)の方向に移動しないように取り囲んでいる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車投光器用の照射装置であって、前記照射装置(10)は、
- ライトモジュール(100)を含み、前記ライトモジュール(100)は、
- 少なくとも1つの光源(110)と、
- 少なくとも1つの前記光源(110)の光から配光を形成するための一次光学系(200)と、
- 少なくとも1つの前記光源(110)と熱接触状態にあり且つ少なくとも1つの前記光源(110)の熱を排出するように構成されている冷却体(300)と、
- 前記一次光学系(200)を少なくとも1つの前記光源(110)に関してそのポジションに保持するように構成されている保持体(400)とを含み、前記保持体(400)と前記冷却体(300)は、少なくとも1つの固定手段(500)を用いて互いに結合されており、
- 更に支持フレーム(700)を含み、前記支持フレーム(700)には、前記ライトモジュール(100)が少なくとも1つの調整ねじ(800)を介して固定されており、前記調整ねじ(800)は、ねじ頭部(810)と、長手軸線(A)に沿ったねじ部分とを含み、前記ねじ頭部(810)は、前記ライトモジュール(100)に関節式で支承されており、前記ねじ部分は、前記支持フレーム(700)に係合している構成であり、
前記ライトモジュール(100)は、少なくとも1つの前記調整ねじ(800)の前記ねじ頭部(810)を関節式で支承するための少なくとも1つの支承装置(900)を含み、前記支承装置(900)は、第1支承シェル(910)と第2支承シェル(920)を含み、前記第1支承シェル(910)と前記第2支承シェル(920)は、これらの両方の支承シェルを結合させることにより共同で継手ソケットを構成し、前記第1支承シェル(910)は、前記保持体(400)に配設され、前記第2支承シェル(920)は、前記冷却体(300)に配設されており、更に前記支承装置(900)は、少なくとも1つの前記調整ねじ(800)の前記ねじ頭部(810)を支承するように構成されており、更に前記継手ソケットは、少なくとも1つの前記調整ねじ(800)の前記ねじ頭部(810)を、少なくとも1つの前記調整ねじ(800)がその長手軸線(A)の方向に移動しないように取り囲んでいること、
を特徴とする照射装置。
【請求項2】
少なくとも1つの前記調整ねじ(800)は、ねじ山(830)を有するねじ山部分(820)を含み、前記支持フレーム(700)は、少なくとも1つの相手ねじ山要素(710)を含み、少なくとも1つの前記相手ねじ山要素(710)は、少なくとも1つの前記調整ねじ(800)の前記ねじ山(830)に対応する相手ねじ山(720)を有すること、
を特徴とする、請求項1に記載の照射装置。
【請求項3】
前記ライトモジュール(100)は、少なくとも2つの支承装置(900)を含み、前記照射装置(10)は、前記支承装置(900)の個数に相当する個数の対応の調整ねじ(800)を有すること、
を特徴とする、請求項1又は2に記載の照射装置。
【請求項4】
前記ライトモジュール(100)は、正に3つの支承装置(900)を含み、前記照射装置(10)は、対応の前記支承装置(900)に対応する少なくとも3つの調整ねじ(800)を含むこと、
を特徴とする、請求項3に記載の照射装置。
【請求項5】
前記調整ねじ(800)に対応する前記支持フレーム(700)の相手ねじ山要素(710)は、前記相手ねじ山要素(710)の間の仮想接続線が直角三角形を形成するように、好ましくは直角二等辺三角形を形成するように、前記支持フレーム(700)に配設されていること、
を特徴とする、請求項4に記載の照射装置。
【請求項6】
前記調整ねじ(800)の前記長手軸線(A)は、前記支持フレーム(700)に前記調整ねじ(800)が少なくとも部分的にねじ込まれた状態で、互いに平行に配設されていること、
を特徴とする、請求項3~5のいずれか一項に記載の照射装置。
【請求項7】
少なくとも1つの前記支承装置(900)の前記第1支承シェル(910)は、前記保持体(400)と一体的に作製されていること、
を特徴とする、請求項1~6のいずれか一項に記載の照射装置。
【請求項8】
少なくとも1つの前記支承装置(900)の前記第2支承シェル(920)は、前記冷却体(300)と一体的に作製されていること、
を特徴とする、請求項1~7のいずれか一項に記載の照射装置。
【請求項9】
少なくとも1つの前記調整ねじ(800)の前記ねじ頭部(810)は、該調整ねじ(800)の長手軸線(A)の周りに回転可能に少なくとも1つの前記支承装置(900)に支承されていること、
を特徴とする、請求項1~8のいずれか一項に記載の照射装置。
【請求項10】
少なくとも1つの前記調整ねじ(800)の前記ねじ頭部(810)は、関節継手頭部としてないしボール(玉)ヘッドとして構成されていること、
を特徴とする、請求項1~9のいずれか一項に記載の照射装置。
【請求項11】
請求項1~10のいずれか一項に記載の照射装置(10)を少なくとも1つ備えた自動車投光器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車投光器(例えば自動車前照灯)用の照射装置に関し、該照射装置は、
- ライトモジュールを含み、該ライトモジュールは、
- 少なくとも1つの光源と、
- 少なくとも1つの光源の光から配光を形成するための一次光学系と、
- 少なくとも1つの光源と熱接触状態にあり且つ少なくとも1つの光源の熱を排出するように構成されている冷却体と、
- 一次光学系を少なくとも1つの光源に関してそのポジションに保持するように構成されている保持体とを含み、この際、保持体と冷却体は、少なくとも1つの固定手段を用いて互いに結合されており、
- 更に支持フレームを含み、該支持フレームには、ライトモジュールが少なくとも1つの調整ねじを介して固定されており、この際、調整ねじは、ねじ頭部と、長手軸線に沿ったねじ部分とを含み、ねじ頭部は、ライトモジュールに関節式で支承されており、ねじ部分は、支持フレームに係合している。
【0002】
更に本発明は、本発明による照射装置を少なくとも1つ備えた自動車投光器(例えば自動車前照灯)に関する。
【背景技術】
【0003】
通常は、1つ又は複数のライトモジュールを設けることができ、これらのモジュールは、単独で又は共同で1つの支持フレーム上に装着され、引き続き、該支持フレームが自動車投光器内に取り付けられる。
【0004】
ライトモジュールを支持フレームと機械的に結合するためには、従来技術から、ライトモジュールが、支持フレームを介して照射装置の冷却体内にねじ込まれるねじ(ないしボルト)を用いて装着されることが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし上記従来技術では、例えば、ライトモジュールと調整ねじの間のインタフェースとして用いられる追加的な構成部材が必要であり、この際、これらの構成部材の製造と、それに対応して作製すべきライトモジュールの支承箇所とは、製造許容差を守らなくてはならない。更に各支承箇所とそれに対応する構成部材に対しては、複雑な固定機構が設計されて製造される必要があり、なぜなら、車両内の自動車投光器は、運転中に振動にさらされ、これらの振動は、固定的に支承されていないねじでは弛緩をもたらす可能性があるためである。
【0007】
本発明の課題は、改善された照射装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題は、以下の構成により解決され、即ちライトモジュールは、少なくとも1つの調整ねじのねじ頭部を関節式で支承するための少なくとも1つの支承装置(マウント装置)を含み、該支承装置は、第1支承シェルと第2支承シェルを含み、この際、第1支承シェルと第2支承シェルは、これらの両方の支承シェルを結合させることにより共同で継手ソケットを構成し、この際、第1支承シェルは、保持体に配設され、第2支承シェルは、冷却体に配設されており、更にこの際、支承装置は、少なくとも1つの調整ねじのねじ頭部を支承するように構成されており、更にこの際、継手ソケットは、少なくとも1つの調整ねじのねじ頭部を、少なくとも1つの調整ねじがその長手軸線の方向に移動しないように取り囲んでいること、により解決される。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、発明を実施するための形態について説明する。
【0010】
上記解決策により、従来技術におけるような、調整ねじを固定及び使用するための追加的な構成部材は回避され、それによりコスト削減も達成される。
【0011】
同様に、従来技術による上述の構成部材の間の適合手間も回避される。
【0012】
有利には、少なくとも1つの調整ねじは、ねじ山を有するねじ山部分を含み、支持フレームは、少なくとも1つの相手ねじ山要素を含み、少なくとも1つの相手ねじ山要素は、少なくとも1つの調整ねじのねじ山に対応する相手ねじ山を有することができる。
【0013】
この際、調整ねじは、セルフタッピング式で構成することができ、相手ねじ山は、支持フレーム内に調整ねじを初めてねじ込むことにより形成される。
【0014】
有利には、ライトモジュールは、少なくとも2つの支承装置を含むことができ、この際、照射装置は、支承装置の個数に相当する個数の対応の調整ねじを有する。
【0015】
ライトモジュールは、正に3つの支承装置を含むことができ、この際、照射装置は、対応の支承装置に対応する少なくとも3つの調整ねじを含む。
【0016】
更に、調整ねじに対応する支持フレームの相手ねじ山要素は、相手ねじ山要素の間の仮想接続線(相手ねじ山要素を結ぶ仮想接続線)が直角三角形を形成するように、好ましくは直角二等辺三角形を形成するように、支持フレームに配設されていることができる。
【0017】
そのように想定された仮想接続線は、自動車内に正しく装着されている自動車投光器内に照射装置が取り付けられた状態で、例えば、(照射装置の)水平方向の旋回軸線ないし垂直方向の旋回軸線に対応する。調整ねじと、ライトモジュールの対応の支承装置とともに、支持フレームにおける相手ねじ山要素のそのような配設構成は、調整三角形システムと呼ぶこともできる。
【0018】
「調整三角形システム」との概念のもとでは、本発明との関連において、全般的には、対応するライトモジュールと及び支持フレームと少なくとも回転可能に結合されている3つの調整要素(例えば調整ねじ)を介し、ライトモジュールを支持フレームに関して位置調整する調整システムとして理解される。この際、通常は、位置調整は、照射装置に割り当てられている(適合する)機械的及び/又は電動的な調整手段を用いて行われる。
【0019】
少なくとも1つの調整ねじは、支持フレームにおける長穴内に配設されていることができる。また少なくとも2つ、好ましくは正に2つの調整ねじが、それぞれ支持フレームにおける長穴内に配設されていることもでき、例えば一方の調整ねじは、水平方向に形成された長穴内に配設され、他方の調整ねじは、垂直方向に形成された長穴内に配設されている。
【0020】
この際、「垂直方向」及び「水平方向」との概念は、自動車投光器内に取り付けられた照射装置に関し、この際、該自動車投光器は、正しく自動車内に取り付けられているものとする。
【0021】
この際、調整ねじ(複数)の長手軸線(複数)が、支持フレームに調整ねじが少なくとも部分的にねじ込まれた状態で、互いに平行に配設されていると、有利であり得る。
【0022】
目的に適う一実施形態において、少なくとも1つの支承装置の第1支承シェルは、保持体と一体的に作製されていることができる。
【0023】
目的に適う一実施形態において、少なくとも1つの支承装置の第2支承シェルは、冷却体と一体的に作製されていることができる。
【0024】
少なくとも1つの調整ねじのねじ頭部が、該調整ねじの長手軸線の周りに回転可能に少なくとも1つの支承装置に支承されていると、有利であり得る。
【0025】
少なくとも1つの調整ねじのねじ頭部は、関節継手頭部(ジョイントヘッド)としてないしボール(玉)ヘッドとして構成されていることができる。
【0026】
それにより少なくとも1つの調整ねじは、少なくとも1つの支承装置とともに玉継手(ボールジョイント)を構成し、この際、基本的に(少なくともある程度で)調整ねじの三軸回転は可能であるが、調整ねじの長手軸線に沿った並進運動は可能ではない。
【0027】
前記課題は、同様に、本発明による照射装置を少なくとも1つ備えた自動車投光器により解決される。
【0028】
以下、例示の図面に基づき、本発明を更に詳細に説明する
【図面の簡単な説明】
【0029】
【
図1】一ライトモジュールを備えた例示の一照射装置の側面図を示す図であり、該ライトモジュールは、複数の調整ねじを用いて支持フレーム上に固定されており、この際、それらの調整ねじは、それぞれライトモジュールの支承装置に関節式で回転可能に支承されている。
【
図2】支承装置に支承された一調整ねじの詳細図を示す図である。
【
図3】
図1の例示の照射装置の背面図を示す図である。
【
図4】他の例示の一照射装置の背面図を示す図である。
【実施例】
【0030】
図1は、自動車投光器(例えば自動車前照灯)用の例示の照射装置10を示しており、この照射装置10は、ライトモジュール100と支持フレーム700を含み、支持フレーム700には、ライトモジュール100が複数の調整ねじ800を用いて固定されており、この際、それぞれの調整ねじ800は、ボールヘッドとして構成されているねじ頭部810と、長手軸線Aとを含み、更にこの際、ねじ頭部810は、ライトモジュール100に関節式で支承されている。
【0031】
この際、ライトモジュール100自体は、光源110と、光源110の光から配光を形成するための一次光学系200と、少なくとも1つの光源110と熱接触状態にあり且つ光源110の熱を排出するように構成されている冷却体300と、一次光学系200を少なくとも1つの光源110に関してそのポジションに保持するように構成されている保持体400とを含み、この際、保持体400と冷却体300は、2つの固定手段を用いて互いに結合されており、この際、これらの固定手段500は、例えばねじ又はそれに類似するもの等とすることができる。
【0032】
更にライトモジュール100は、3つの支承装置(マウント装置)900(
図1では選択された側面図により2つの支承装置だけを見ることができる)を含み、これらの支承装置900は、それぞれ、第1支承シェル910と第2支承シェル920を含み、この際、第1支承シェル910と第2支承シェル920は、共同で継手ソケットを構成する。支承装置900は、それぞれ調整ねじ800のねじ頭部810を支承するように構成されており、この際、継手ソケットは、調整ねじ800のねじ頭部810を、調整ねじ800がその長手軸線Aの方向に移動(並進運動)しないように取り囲んでおり、ねじ頭部810ないし調整ねじ800は、その長手軸線Aの周りに回転可能に支承されている。換言すると、調整ねじ800と、対応の支承装置900とは、所謂玉継手(ボールジョイント)を構成する。支承装置900と調整ねじ800の間の係合状態に関する詳細図は、
図2に示されている。(係合状態において)基本的に調整ねじ800の(継手ソケットに対する)三軸回転は可能であるが、既述したように並進運動は可能ではない。
【0033】
この際、第1支承シェル910は、保持体400に配設され、かつ保持体400と一体的に作製されている。第2支承シェル920は、冷却体300に配設され、同様に冷却体300と一体的に作製されている。
【0034】
既述したようにライトモジュール100は、調整ねじ800を用いて支持フレーム700上に固定されており、この際、調整ねじ800は、そのために、ねじ山830を有するねじ山部分820を有し、支持フレーム700は、対応の相手ねじ山要素710を有し、相手ねじ山要素710は、それぞれ調整ねじ800のねじ山830に対応する相手ねじ山720を有する。
【0035】
調整ねじ800により、ライトモジュール100は、支持フレーム700に関し、その配向について調整されることが可能である。そのために調整ねじ800並びにそれに対応する支持フレーム700の相手ねじ山要素710は、相手ねじ山要素710の間の仮想接続線(相手ねじ山要素710を結ぶ仮想接続線)が直角三角形を形成するように、好ましくは直角二等辺三角形を構成するように、支持フレーム700に配設されており、この際、調整ねじ800は、これらの調整ねじ800が支持フレーム700において互いに平行に配設されているように、対応の相手ねじ山要素710内に少なくとも部分的にねじ込まれている。このことに関し、
図3は、例示の照射装置10の背面図を示しており、この際、調整ねじ800の間の上述の仮想接続線は、破線で記入されている。
【0036】
調整ねじ800ないし相手ねじ山要素710のそのような配設構成は、調整三角形システムと呼ぶこともできる。「調整三角形システム」との概念のもとでは、本発明との関連において、全般的には、対応するライトモジュールと及び支持フレームと少なくとも回転可能に結合されている3つの調整要素(例えば調整ねじ)を介し、ライトモジュールを支持フレームに関して位置調整する調整システムとして理解される。この際、通常は、位置調整は、照射装置に割り当てられている(適合する)機械的及び/又は電動的な調整手段を用いて行われる。
【0037】
この際、「垂直方向」及び「水平方向」との概念は、自動車投光器内に取り付けられた(状態の)照射装置に関し、この際、該自動車投光器は、正しく自動車内に取り付けられているものとする。
【0038】
図4は、例示の一照射装置の他の背面図を示しており、この際、1つの調整ねじ800のねじ部分は、垂直方向に形成された長穴750に係合し、他の1つの調整ねじ800のねじ部分は、水平方向に形成された長穴750に係合している。このことは、ライトモジュールの調整時にもう1つの更なる自由度を可能にする。そのような長穴750が設けられていなければ、調整時には、調整ねじのねじ頭部が挟まって動かなくなることや、不必要に高い機械的負荷を被ることが起こり得る。従ってそれらの長穴750は、ライトモジュールの調整中の補足の誤差補償可能性として用いられる。
【符号の説明】
【0039】
10 照射装置
100 ライトモジュール
110 光源
200 一次光学系
300 冷却体
400 保持体
500 固定手段
700 支持フレーム
710 相手ねじ山要素
720 相手ねじ山
750 長穴
800 調整ねじ
810 ねじ頭部
820 ねじ山部分
830 ねじ山
900 支承装置
910 第1支承シェル
920 第2支承シェル
A 長手軸線(調整ねじ)
【手続補正書】
【提出日】2021-05-26
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車投光器用の照射装置であって、前記照射装置(10)は、
- ライトモジュール(100)を含み、前記ライトモジュール(100)は、
- 少なくとも1つの光源(110)と、
- 少なくとも1つの前記光源(110)の光から配光を形成するための一次光学系(200)と、
- 少なくとも1つの前記光源(110)と熱接触状態にあり且つ少なくとも1つの前記光源(110)の熱を排出するように構成されている冷却体(300)と、
- 前記一次光学系(200)を少なくとも1つの前記光源(110)に関してそのポジションに保持するように構成されている保持体(400)とを含み、前記保持体(400)と前記冷却体(300)は、少なくとも1つの固定手段(500)を用いて互いに結合されており、
- 更に支持フレーム(700)を含み、前記支持フレーム(700)には、前記ライトモジュール(100)が少なくとも1つの調整ねじ(800)を介して固定されており、前記調整ねじ(800)は、ねじ頭部(810)と、長手軸線(A)に沿ったねじ部分とを含み、前記ねじ頭部(810)は、前記ライトモジュール(100)に関節式で支承されており、前記ねじ部分は、前記支持フレーム(700)に係合している構成であり、
前記ライトモジュール(100)は、少なくとも1つの前記調整ねじ(800)の前記ねじ頭部(810)を関節式で支承するための少なくとも1つの支承装置(900)を含み、前記支承装置(900)は、第1支承シェル(910)と第2支承シェル(920)を含み、前記第1支承シェル(910)と前記第2支承シェル(920)は、これらの両方の支承シェルを結合させることにより共同で継手ソケットを構成し、前記第1支承シェル(910)は、前記保持体(400)に配設され
かつ前記保持体(400)と一体的に作製されており、前記第2支承シェル(920)は、前記冷却体(300)に配設され
かつ前記冷却体(300)と一体的に作製されており、更に前記支承装置(900)は、少なくとも1つの前記調整ねじ(800)の前記ねじ頭部(810)を支承するように構成されており、更に前記継手ソケットは、少なくとも1つの前記調整ねじ(800)の前記ねじ頭部(810)を、少なくとも1つの前記調整ねじ(800)がその長手軸線(A)の方向に移動しないように取り囲んで
おり、更に少なくとも1つの前記調整ねじ(800)の前記ねじ頭部(810)は、該調整ねじ(800)の長手軸線(A)の周りに回転可能に少なくとも1つの前記支承装置(900)に支承されており、それにより前記調整ねじ(800)と、対応の前記支承装置(900)とは、所謂玉継手を構成すること、
を特徴とする照射装置。
【請求項2】
少なくとも1つの前記調整ねじ(800)は、ねじ山(830)を有するねじ山部分(820)を含み、前記支持フレーム(700)は、少なくとも1つの相手ねじ山要素(710)を含み、少なくとも1つの前記相手ねじ山要素(710)は、少なくとも1つの前記調整ねじ(800)の前記ねじ山(830)に対応する相手ねじ山(720)を有すること、
を特徴とする、請求項1に記載の照射装置。
【請求項3】
前記ライトモジュール(100)は、少なくとも2つの支承装置(900)を含み、前記照射装置(10)は、前記支承装置(900)の個数に相当する個数の対応の調整ねじ(800)を有すること、
を特徴とする、請求項1又は2に記載の照射装置。
【請求項4】
前記ライトモジュール(100)は、正に3つの支承装置(900)を含み、前記照射装置(10)は、対応の前記支承装置(900)に対応する少なくとも3つの調整ねじ(800)を含むこと、
を特徴とする、請求項3に記載の照射装置。
【請求項5】
前記調整ねじ(800)に対応する前記支持フレーム(700)の相手ねじ山要素(710)は、前記相手ねじ山要素(710)の間の仮想接続線が直角三角形を形成するように、好ましくは直角二等辺三角形を形成するように、前記支持フレーム(700)に配設されていること、
を特徴とする、請求項4に記載の照射装置。
【請求項6】
前記調整ねじ(800)の前記長手軸線(A)は、前記支持フレーム(700)に前記調整ねじ(800)が少なくとも部分的にねじ込まれた状態で、互いに平行に配設されていること、
を特徴とする、請求項3~5のいずれか一項に記載の照射装置。
【請求項7】
少なくとも1つの前記調整ねじ(800)の前記ねじ頭部(810)は、関節継手頭部としてないしボール(玉)ヘッドとして構成されていること、
を特徴とする、請求項1~
6のいずれか一項に記載の照射装置。
【請求項8】
請求項1~
7のいずれか一項に記載の照射装置(10)を少なくとも1つ備えた自動車投光器。
【手続補正書】
【提出日】2022-04-07
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車投光器用の照射装置であって、前記照射装置(10)は、
- ライトモジュール(100)を含み、前記ライトモジュール(100)は、
- 少なくとも1つの光源(110)と、
- 少なくとも1つの前記光源(110)の光から配光を形成するための一次光学系(200)と、
- 少なくとも1つの前記光源(110)と熱接触状態にあり且つ少なくとも1つの前記光源(110)の熱を排出するように構成されている冷却体(300)と、
- 前記一次光学系(200)を少なくとも1つの前記光源(110)に関してそのポジションに保持するように構成されている保持体(400)とを含み、前記保持体(400)と前記冷却体(300)は、少なくとも1つの固定手段(500)を用いて互いに結合されており、
- 更に支持フレーム(700)を含み、前記支持フレーム(700)には、前記ライトモジュール(100)が少なくとも1つの調整ねじ(800)を介して固定されており、前記調整ねじ(800)は、ねじ頭部(810)と、長手軸線(A)に沿ったねじ部分とを含み、前記ねじ頭部(810)は、前記ライトモジュール(100)に関節式で支承されており、前記ねじ部分は、前記支持フレーム(700)に係合している構成であり、
前記ライトモジュール(100)は、少なくとも1つの前記調整ねじ(800)の前記ねじ頭部(810)を関節式で支承するための少なくとも1つの支承装置(900)を含み、前記支承装置(900)は、第1支承シェル(910)と第2支承シェル(920)を含み、前記第1支承シェル(910)と前記第2支承シェル(920)は、これらの両方の支承シェルを結合させることにより共同で継手ソケットを構成し、前記第1支承シェル(910)は、前記保持体(400)に配設されかつ前記保持体(400)と一体的に作製されており、前記第2支承シェル(920)は、前記冷却体(300)に配設されかつ前記冷却体(300)と一体的に作製されており、更に前記支承装置(900)は、少なくとも1つの前記調整ねじ(800)の前記ねじ頭部(810)を支承するように構成されており、更に前記継手ソケットは、少なくとも1つの前記調整ねじ(800)の前記ねじ頭部(810)を、少なくとも1つの前記調整ねじ(800)がその長手軸線(A)の方向に移動しないように取り囲んでおり、更に少なくとも1つの前記調整ねじ(800)の前記ねじ頭部(810)は、該調整ねじ(800)の長手軸線(A)の周りに回転可能に少なくとも1つの前記支承装置(900)に支承されており、それにより前記調整ねじ(800)と、対応の前記支承装置(900)とは、
玉継手を構成すること、
を特徴とする照射装置。
【請求項2】
少なくとも1つの前記調整ねじ(800)は、ねじ山(830)を有するねじ山部分(820)を含み、前記支持フレーム(700)は、少なくとも1つの相手ねじ山要素(710)を含み、少なくとも1つの前記相手ねじ山要素(710)は、少なくとも1つの前記調整ねじ(800)の前記ねじ山(830)に対応する相手ねじ山(720)を有すること、
を特徴とする、請求項1に記載の照射装置。
【請求項3】
前記ライトモジュール(100)は、少なくとも2つの支承装置(900)を含み、前記照射装置(10)は、前記支承装置(900)の個数に相当する個数の対応の調整ねじ(800)を有すること、
を特徴とする、請求項1又は2に記載の照射装置。
【請求項4】
前記ライトモジュール(100)は、正に3つの支承装置(900)を含み、前記照射装置(10)は、対応の前記支承装置(900)に対応する
3つの調整ねじ(800)を含むこと、
を特徴とする、請求項3に記載の照射装置。
【請求項5】
前記調整ねじ(800)に対応する前記支持フレーム(700)の相手ねじ山要素(710)は、前記相手ねじ山要素(710)の間の仮想接続線が直角三角形を形成するように、
又は直角二等辺三角形を形成するように、前記支持フレーム(700)に配設されていること、
を特徴とする、請求項4に記載の照射装置。
【請求項6】
前記調整ねじ(800)の前記長手軸線(A)は、前記支持フレーム(700)に前記調整ねじ(800)が少なくとも部分的にねじ込まれた状態で、互いに平行に配設されていること、
を特徴とする、請求項3~5のいずれか一項に記載の照射装置。
【請求項7】
少なくとも1つの前記調整ねじ(800)の前記ねじ頭部(810)は、関節継手頭部としてないしボール(玉)ヘッドとして構成されていること、
を特徴とする、請求項1~6のいずれか一項に記載の照射装置。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか一項に記載の照射装置(10)を少なくとも1つ備えた自動車投光器。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】
【特許文献1】仏国特許出願公開第3055265号
【特許文献2】米国特許出願公開第2009/207626号
【特許文献3】仏国特許出願公開第3056701号
【特許文献4】欧州特許出願公開第3299642号
【特許文献5】米国特許第5762415号
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】
前記課題は、以下の構成により解決され、即ちライトモジュールは、少なくとも1つの調整ねじのねじ頭部を関節式で支承するための少なくとも1つの支承装置(マウント装置)を含み、該支承装置は、第1支承シェルと第2支承シェルを含み、この際、第1支承シェルと第2支承シェルは、これらの両方の支承シェルを結合させることにより共同で継手ソケットを構成し、この際、第1支承シェルは、保持体に配設され、第2支承シェルは、冷却体に配設されており、更にこの際、支承装置は、少なくとも1つの調整ねじのねじ頭部を支承するように構成されており、更にこの際、継手ソケットは、少なくとも1つの調整ねじのねじ頭部を、少なくとも1つの調整ねじがその長手軸線の方向に移動しないように取り囲んでいること、により解決される。
即ち本発明の第1の視点により、
自動車投光器用の照射装置であって、前記照射装置は、
- ライトモジュールを含み、前記ライトモジュールは、
- 少なくとも1つの光源と、
- 少なくとも1つの前記光源の光から配光を形成するための一次光学系と、
- 少なくとも1つの前記光源と熱接触状態にあり且つ少なくとも1つの前記光源の熱を排出するように構成されている冷却体と、
- 前記一次光学系を少なくとも1つの前記光源に関してそのポジションに保持するように構成されている保持体とを含み、前記保持体と前記冷却体は、少なくとも1つの固定手段を用いて互いに結合されており、
- 更に支持フレームを含み、前記支持フレームには、前記ライトモジュールが少なくとも1つの調整ねじを介して固定されており、前記調整ねじは、ねじ頭部と、長手軸線に沿ったねじ部分とを含み、前記ねじ頭部は、前記ライトモジュールに関節式で支承されており、前記ねじ部分は、前記支持フレームに係合している構成であり、
前記ライトモジュールは、少なくとも1つの前記調整ねじの前記ねじ頭部を関節式で支承するための少なくとも1つの支承装置を含み、前記支承装置は、第1支承シェルと第2支承シェルを含み、前記第1支承シェルと前記第2支承シェルは、これらの両方の支承シェルを結合させることにより共同で継手ソケットを構成し、前記第1支承シェルは、前記保持体に配設されかつ前記保持体と一体的に作製されており、前記第2支承シェルは、前記冷却体に配設されかつ前記冷却体と一体的に作製されており、更に前記支承装置は、少なくとも1つの前記調整ねじの前記ねじ頭部を支承するように構成されており、更に前記継手ソケットは、少なくとも1つの前記調整ねじの前記ねじ頭部を、少なくとも1つの前記調整ねじがその長手軸線の方向に移動しないように取り囲んでおり、更に少なくとも1つの前記調整ねじの前記ねじ頭部は、該調整ねじの長手軸線の周りに回転可能に少なくとも1つの前記支承装置に支承されており、それにより前記調整ねじと、対応の前記支承装置とは、玉継手を構成すること、
を特徴とする照射装置が提供される。
更に本発明の第2の視点により、
前記照射装置を少なくとも1つ備えた自動車投光器が提供される。
尚、本願の特許請求の範囲に付記された図面参照符号は、専ら本発明の理解の容易化のためのものであり、図示の形態への限定を意図するものではないことを付言する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
本発明において、以下の形態が可能である。
(形態1)
自動車投光器用の照射装置であって、前記照射装置は、
- ライトモジュールを含み、前記ライトモジュールは、
- 少なくとも1つの光源と、
- 少なくとも1つの前記光源の光から配光を形成するための一次光学系と、
- 少なくとも1つの前記光源と熱接触状態にあり且つ少なくとも1つの前記光源の熱を排出するように構成されている冷却体と、
- 前記一次光学系を少なくとも1つの前記光源に関してそのポジションに保持するように構成されている保持体とを含み、前記保持体と前記冷却体は、少なくとも1つの固定手段を用いて互いに結合されており、
- 更に支持フレームを含み、前記支持フレームには、前記ライトモジュールが少なくとも1つの調整ねじを介して固定されており、前記調整ねじは、ねじ頭部と、長手軸線に沿ったねじ部分とを含み、前記ねじ頭部は、前記ライトモジュールに関節式で支承されており、前記ねじ部分は、前記支持フレームに係合している構成であり、
前記ライトモジュールは、少なくとも1つの前記調整ねじの前記ねじ頭部を関節式で支承するための少なくとも1つの支承装置を含み、前記支承装置は、第1支承シェルと第2支承シェルを含み、前記第1支承シェルと前記第2支承シェルは、これらの両方の支承シェルを結合させることにより共同で継手ソケットを構成し、前記第1支承シェルは、前記保持体に配設され、前記第2支承シェルは、前記冷却体に配設されており、更に前記支承装置は、少なくとも1つの前記調整ねじの前記ねじ頭部を支承するように構成されており、更に前記継手ソケットは、少なくとも1つの前記調整ねじの前記ねじ頭部を、少なくとも1つの前記調整ねじがその長手軸線の方向に移動しないように取り囲んでいること。
(形態2)
少なくとも1つの前記調整ねじは、ねじ山を有するねじ山部分を含み、前記支持フレームは、少なくとも1つの相手ねじ山要素を含み、少なくとも1つの前記相手ねじ山要素は、少なくとも1つの前記調整ねじの前記ねじ山に対応する相手ねじ山を有すること、が好ましい。
(形態3)
前記ライトモジュールは、少なくとも2つの支承装置を含み、前記照射装置は、前記支承装置の個数に相当する個数の対応の調整ねじを有すること、が好ましい。
(形態4)
前記ライトモジュールは、正に3つの支承装置を含み、前記照射装置は、対応の前記支承装置に対応する少なくとも3つの調整ねじを含むこと、が好ましい。
(形態5)
前記調整ねじに対応する前記支持フレームの相手ねじ山要素は、前記相手ねじ山要素の間の仮想接続線が直角三角形を形成するように、好ましくは直角二等辺三角形を形成するように、前記支持フレームに配設されていること、が好ましい。
(形態6)
前記調整ねじの前記長手軸線は、前記支持フレームに前記調整ねじが少なくとも部分的にねじ込まれた状態で、互いに平行に配設されていること、が好ましい。
(形態7)
少なくとも1つの前記支承装置の前記第1支承シェルは、前記保持体と一体的に作製されていること、が好ましい。
(形態8)
少なくとも1つの前記支承装置の前記第2支承シェルは、前記冷却体と一体的に作製されていること、が好ましい。
(形態9)
少なくとも1つの前記調整ねじの前記ねじ頭部は、該調整ねじの長手軸線の周りに回転可能に少なくとも1つの前記支承装置に支承されていること、が好ましい。
(形態10)
少なくとも1つの前記調整ねじの前記ねじ頭部は、関節継手頭部としてないしボール(玉)ヘッドとして構成されていること、が好ましい。
(形態11)
前記照射装置を少なくとも1つ備えた自動車投光器。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正方法】変更
【補正の内容】
【国際調査報告】