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特表2022-549872ユーザーインターフェース展示方法、装置、コンピュータ読み取り可能な媒体及び電子装置
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  • 特表-ユーザーインターフェース展示方法、装置、コンピュータ読み取り可能な媒体及び電子装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-11-29
(54)【発明の名称】ユーザーインターフェース展示方法、装置、コンピュータ読み取り可能な媒体及び電子装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/04845 20220101AFI20221121BHJP
【FI】
G06F3/04845
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022519142
(86)(22)【出願日】2020-09-22
(85)【翻訳文提出日】2022-04-04
(86)【国際出願番号】 CN2020116919
(87)【国際公開番号】W WO2021057738
(87)【国際公開日】2021-04-01
(31)【優先権主張番号】201910927686.1
(32)【優先日】2019-09-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
2.SMALLTALK
(71)【出願人】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】熊 典
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA17
5E555BA04
5E555BB04
5E555BC08
5E555CA22
5E555CC27
5E555DB41
5E555DB57
5E555DC24
5E555FA00
(57)【要約】
本発明は、ユーザーインターフェース展示方法、装置、コンピュータ読み取り可能な媒体及び電子装置に関するものである。前記方法は、回転待機ユーザーインターフェースがそのユーザーインターフェースの対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一インターフェースを獲得するステップと、前記第一インターフェース中の第一目標元素を確定するステップと、前記第一インターフェースにおいて前記第一目標元素が第一目標元素の対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一目標元素を第二目標元素に回転させ、かつそれにより第二インターフェースを獲得するステップと、前記第二インターフェースを展示するステップとを含む。鏡面回転方法でユーザーインターフェースを回転させることによりインターフェースの配列を使用者の閲読習慣に合わせることができる。それにより、インターフェースの配列を使用者の閲読習慣に容易に合わせ、コードを再びコンパイルすることを無くし、所要時間と人力コストを低減することができる。また、アプリケーションプログラムを再起動しなくてもユーザーインターフェースの回転を実施できるので、使用の利便性を向上させ、使用者の体験を向上させることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転待機ユーザーインターフェースがそのユーザーインターフェースの対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一インターフェースを獲得するステップと、
前記第一インターフェース中の第一目標元素を確定するステップと、
前記第一インターフェースにおいて前記第一目標元素が第一目標元素の対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一目標元素を第二目標元素に回転させ、かつそれにより第二インターフェースを獲得するステップと、
前記第二インターフェースを展示するステップとを含むことを特徴とするユーザーインターフェース展示方法。
【請求項2】
前記第一目標元素は文字元素と/或いは第一アイコン元素を含み、前記第一アイコン元素は方向標示標識を含まないアイコンであることを特徴とする請求項1に記載のユーザーインターフェース展示方法。
【請求項3】
前記第一目標元素は、バーチャルキーボード、ステータスバー及びビデオ再生モジュールのうち1つまたは複数を更に含むことを特徴とする請求項2に記載のユーザーインターフェース展示方法。
【請求項4】
前記第一インターフェース中の第一目標元素を確定するステップは、事前設定第一元素集合を獲得するステップと、前記第一インターフェースにおいて前記第一元素集合に属する元素を前記第一目標元素に確定するステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザーインターフェース展示方法。
【請求項5】
前記第一インターフェース中の第一目標元素を確定するステップは、事前設定第二元素集合を獲得するステップと、前記第一インターフェースにおいて前記第二元素集合に属しない元素を前記第一目標元素に確定するステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザーインターフェース展示方法。
【請求項6】
前記第一インターフェース中の元素は第一親元素と第一子元素を含み、
前記第一インターフェース中の第一目標元素を確定するステップは、前記第一子元素が第一カテゴリーに属すると確定するステップと、前記第一親元素が前記第一目標元素に属すると、前記第一子元素が前記第一目標元素に属すると確定するステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザーインターフェース展示方法。
【請求項7】
前記第一インターフェース中の元素は第二親元素と第二子元素を含み、
前記第一インターフェース中の第一目標元素を確定するステップは、前記第二親元素が第二カテゴリーに属すると確定するステップと、前記第二親元素と前記第二子元素を前記第一目標元素に確定するステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザーインターフェース展示方法。
【請求項8】
前記第一インターフェース中の第三目標元素を確定するステップと、前記第二インターフェース中の前記第三目標元素を残すステップとを更に含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザーインターフェース展示方法。
【請求項9】
前記第三目標元素は第二アイコン元素を含み、前記第二アイコン元素は方向標示標識を含むアイコンであることを特徴とする請求項8に記載のユーザーインターフェース展示方法。
【請求項10】
前記第一目標元素が文字元素を含むとき、前記方法は、前記第二インターフェースが右から左への順に表示されているとき、前記第二インターフェース中の前記文字元素を右側に整列させるステップと、前記第二インターフェースが左から右への順に表示されているとき、前記第二インターフェース中の前記文字元素を左側に整列させるステップとを更に含むことを特徴とする請求項1~9のうちいずれか一項に記載のユーザーインターフェース展示方法。
【請求項11】
回転待機ユーザーインターフェースがそのユーザーインターフェースの対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一インターフェースを獲得する第一回転モジュールと、
前記第一回転モジュールにより獲得した前記第一インターフェース中の第一目標元素を獲得する第一確定モジュールと、
前記第一インターフェースにおいて、前記第一目標元素が第一目標元素の対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一目標元素を第二目標元素に回転させ、かつそれにより第二インターフェースを獲得する第二回転モジュールと、
前記第二回転モジュールにより獲得した前記第二インターフェースを展示する展示モジュールとを含むことを特徴とするユーザーインターフェース展示装置。
【請求項12】
前記第一目標元素は文字元素と/或いは第一アイコン元素を含み、前記第一アイコン元素は方向標示標識を含まないアイコンであることを特徴とする請求項11に記載のユーザーインターフェース展示装置。
【請求項13】
前記第一目標元素は、バーチャルキーボード、ステータスバー及びビデオ再生モジュールのうち1つまたは複数を更に含むことを特徴とする請求項12に記載のユーザーインターフェース展示装置。
【請求項14】
前記第一確定モジュールは、事前設定第一元素集合を獲得する第一獲得サブモジュールと、前記第一回転モジュールにより獲得した前記第一インターフェースにおいて前記第一獲得サブモジュールにより獲得した前記第一元素集合に属する元素を前記第一目標元素に確定する第一確定サブモジュールとを含むことを特徴とする請求項11に記載のユーザーインターフェース展示装置。
【請求項15】
前記第一確定モジュールは、事前設定第二元素集合を獲得する第二獲得サブモジュールと、前記第一回転モジュールにより獲得した前記第一インターフェースにおいて、前記第二獲得サブモジュールにより獲得した前記第二元素集合に属しない元素を前記第一目標元素に確定する第二確定サブモジュールとを含むことを特徴とする請求項11に記載のユーザーインターフェース展示装置。
【請求項16】
前記第一インターフェース中の元素は第一親元素と第一子元素を含み、
前記第一確定モジュールは、前記第一子元素が第一カテゴリーに属すると確定する第三サブモジュールと、前記第一親元素が前記第一目標元素に属すると、前記第一子元素が前記第一目標元素に属すると確定する第四サブモジュールとを含むことを特徴とする請求項11に記載のユーザーインターフェース展示装置。
【請求項17】
前記第一インターフェース中の元素は第二親元素と第二子元素を含み、
前記第一確定モジュールは、前記第二親元素が第二カテゴリーに属すると確定する第五サブモジュールと、前記第二親元素と前記第二子元素を前記第一目標元素に確定する第六サブモジュールとを含むことを特徴とする請求項11に記載のユーザーインターフェース展示装置。
【請求項18】
前記第一回転モジュールにより獲得した前記第一インターフェース中の第三目標元素を確定する第二確定モジュールと、前記第二インターフェース中の前記第三目標元素を残す保留モジュールとを更に含むことを特徴とする請求項11に記載のユーザーインターフェース展示装置。
【請求項19】
前記第三目標元素は第二アイコン元素を含み、前記第二アイコン元素は方向標示標識を含むアイコンであることを特徴とする請求項18に記載のユーザーインターフェース展示装置。
【請求項20】
前記ユーザーインターフェース展示装置は整列モジュールを更に含み、
前記整列モジュールは、前記第一確定モジュールが確定した前記第一目標元素に文字元素が含まれており、前記第二インターフェースが右から左への順に表示されているとき、前記第二回転モジュールにより獲得した前記第二インターフェース中の前記文字元素を右側に整列させることに用いられ、
前記整列モジュールは、前記第一確定モジュールが確定した前記第一目標元素に文字元素が含まれており、前記第二インターフェースが左から右への順に表示されているとき、前記第二インターフェース中の前記文字元素を左側に整列させることにも用いられることを特徴とする請求項11~19のうちいずれか一項に記載のユーザーインターフェース展示装置。
【請求項21】
コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムが処理装置に実行されることにより請求項1~10のうちいずれか一項に記載の前記ユーザーインターフェース展示方法中のステップを実施することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項22】
コンピュータプログラムを記憶する記憶装置と、前記記憶装置に記憶されている前記コンピュータプログラムを実行することにより請求項1~10のうちいずれか一項に記載の前記ユーザーインターフェース展示方法中のステップを実施する処理装置とを含むことを特徴とする電子装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2019年09月27日に中国専利局(特許庁に相当する)に提出し、出願番号が201910927686.1であり、発明の名称が「ユーザーインターフェース展示方法、装置、コンピュータ読み取り可能な媒体及び電子装置」である中国特許出願の優先権を出張し、かつその中国出願の全文の内容を本出願に組み込む。
【0002】
本出願は、電子装置の技術分野に属し、特に、ユーザーインターフェース展示方法、装置、コンピュータ読み取り可能な媒体及び電子装置に関するものである。
【背景技術】
【0003】
アラビア語、ヘブライ語等のような文章を読むとき、使用者は通常、右から左への順にその文章を閲覧する。その習慣により電子装置はユーザーインターフェースをRTL(Right to Left、右から左への順)に配列する。従来の技術において、電子装置中のシステムによりユーザーインターフェースをRTLに配列することができる。電子装置中のシステムによりユーザーインターフェース中の一部分の元素を自動に配列することができるが、スライドボタン等のような元素を有効に配列することができない。電子装置中のシステムにより自動に配列できない元素について、コードを再びコンパイルすることによりそれらを適当に配列することができる。電子装置中のシステムによりユーザーインターフェースをRTLに配列した後、アプリケーションプログラムを再起動しなければ、RTL配列が実施されるユーザーインターフェースを表示することができないので、過程が煩瑣であり、使用者の体験がよくないという欠点を有している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以下、本発明の概要を記述することにより本発明の技術的事項を簡単に説明する。本発明の具体的な技術的事項は下記具体的な実施例により詳細に理解してもらうことができる。この発明の概要により本発明が保護しようとする技術的事項の重要な特徴または不可欠特徴を示すか或いは本発明の特許請求の範囲を定める意図は全くない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第一例示においてユーザーインターフェース展示方法を提供する。その方法は、回転待機ユーザーインターフェースがそのユーザーインターフェースの対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一インターフェースを獲得するステップと、前記第一インターフェース中の第一目標元素を確定するステップと、前記第一インターフェースにおいて前記第一目標元素が第一目標元素の対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一目標元素を第二目標元素に回転させ、かつそれにより第二インターフェースを獲得するステップと、前記第二インターフェースを展示するステップとを含む。
【0006】
本発明の第二例示においてユーザーインターフェース展示装置を提供する。その装置は、回転待機ユーザーインターフェースがそのユーザーインターフェースの対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一インターフェースを獲得する第一回転モジュールと、前記第一回転モジュールにより獲得した前記第一インターフェース中の第一目標元素を獲得する第一確定モジュールと、前記第一インターフェースにおいて前記第一目標元素が第一目標元素の対称軸を回転軸として鏡面回転をすることによりその第一目標元素を第二目標元素に回転させ、かつそれにより第二インターフェースを獲得する第二回転モジュールと、前記第二回転モジュールにより獲得した前記第二インターフェースを展示する展示モジュールとを含む。
【0007】
本発明の第三例示においてコンピュータ読み取り可能な媒体を提供する。そのコンピュータ読み取り可能な媒体にはコンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムが処理装置に実行されることにより本発明の第一例示に係る前記方法のステップを実施する。
【0008】
本発明の第四例示において電子装置を提供する。前記電子装置は、コンピュータプログラムを記憶する記憶装置と、前記記憶装置に記憶されている前記コンピュータプログラムを実行することにより前記第一例示に記載の前記方法中のステップを実施する処理装置とを含む。
【発明の効果】
【0009】
前記実施例において、まず、回転待機ユーザーインターフェースがそのユーザーインターフェースの対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一インターフェースを獲得する。つぎに、前記第一インターフェース中の第一目標元素が第一目標元素の対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第二インターフェースを獲得する。最後に、前記第二インターフェースを展示する。鏡面回転方法でユーザーインターフェースを回転させることにより、インターフェースの配列を使用者の閲読習慣に合わせることができる。それにより、インターフェースの配列を使用者の閲読習慣に容易に合わせ、コードを再びコンパイルすることを無くし、所要時間と人力コストを低減することができる。また、アプリケーションプログラムを再起動しなくてもユーザーインターフェースの回転を実施することができるので、使用の利便性を向上させ、使用者の体験を向上させることができる。
【0010】
本発明の他の技術的特徴と発明の効果について本発明の下記具体的な実施形態により一層詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
以下、本発明の図面により本発明の具体的な実施例を説明する。それにより本発明の各実施例に係る技術的特徴、発明の効果及び目的をより詳細に理解してもらうことができる。本発明の図面において、同一であるか或いは類似している図面中の符号は同一であるか或いは類似している部品を意味する。下記図面は本発明の例示にしか過ぎないものであり、図面中の部品と元素は部品と元素の実際のサイズの比例に描いたものでない。
図1】本発明の例示的な実施例に係るユーザーインターフェース展示方法を示す流れ図である;
図2A】本発明の例示的な実施例に係るLTRインターフェースを示す図である。
図2B図2A中のLTRインターフェースに対応する第一インターフェースを示す図である。
図2C図2B中のLTRインターフェースに対応する第一インターフェースを示す他の図である。
図2D図2C中の第一インターフェースに対応する第二インターフェースを示す図である。
図2E図2D中の第二インターフェースに対して文書元素の右そろえを実施した後インターフェースを示す図である。
図3A】本発明の例示的な実施例に係る第一目標元素確定方法を示す流れ図である。
図3B】本発明の他の例示的な実施例に係る第一目標元素確定方法を示す流れ図である。
図3C】本発明の他の例示的な実施例に係る第一目標元素確定方法を示す流れ図である。
図3D】本発明の他の例示的な実施例に係る第一目標元素確定方法を示す流れ図である。
図4】本発明の他の例示的な実施例に係るユーザーインターフェース展示方法を示す流れ図である。
図5】本発明の他の例示的な実施例に係るユーザーインターフェース展示方法を示す流れ図である。
図6】本発明の例示的な実施例に係るユーザーインターフェース展示装置を示すブロックダイアグラムである。
図7】本発明の他の例示的な実施例に係るユーザーインターフェース展示装置を示すブロックダイアグラムである。
図8】本発明の他の例示的な実施例に係るユーザーインターフェース展示装置を示すブロックダイアグラムである。
図9】本発明の例示的な実施例に係る電子装置の構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面により本発明の実施例をより詳細に説明する。図面に本発明の好適な実施例が記載されているが、本発明はいろいろな実施例により実施されることができ、かつ下記実施例の構成にのみ限定されるものでない。下記実施例を説明することにより本発明の技術的事項をより詳細に理解してもらうことができる。注意されたいことは、本発明の下記図面と実施例は、本発明の例示にしか過ぎないものであり、本発明の保護範囲を限定するものでない。
【0013】
注意されたいことは、本発明の実施例に係る方法中の各ステップをいろいろな順番に実施するか或いは同時に実施することができる。本発明の実施例に係る方法は付加ステップと/或いは図示されていないステップを含むことができるが、本発明はそれらを限定しない。
【0014】
この明細書中の「含む」という用語及びそれに類似している用語は、明確に記載されている事項のみを含むことを意味せず、記載されていない事項を更に含むことを意味することができる。この明細書中の「~による」という用語は「~事項の少なくとも一部分による」ことを意味し、この明細書中の「1つの実施例」は「少なくとも1つの実施例」を意味し、この明細書中の「他の実施例」は「少なくとも1つの他の実施例」を意味し、この明細書中の「1つの実施例」は「少なくとも一部分の実施例」を意味する。この明細書中の用語が特別な意味を有している場合、それを特別に説明する必要がある。
【0015】
注意されたいことは、この明細書中の「第一」、「第二」という用語は、いろいろな装置、モジュールまたはユニットを区分するものであり、その装置、モジュールまたはユニットが実施するステップの順番または依存関係を限定するものでない。
【0016】
注意されたいことは、この明細書中の「1個」、「複数個」という用語は、事項の数量の例示にしか過ぎないものであり、事項の数量を具体的に限定するものでない。特別な説明がない場合、この技術分野の技術者はこの明細書中の「1個」、「複数個」という用語を「1個または複数個」に理解することができる。
【0017】
本発明の実施例において、複数個の装置がインタラクティブする情報または情報の名称は、本発明を説明するものであるが、その情報または情報の範囲を限定するものでない。
【0018】
図1は本発明の実施例に係るユーザーインターフェース展示方法を示す流れ図である。図1に示すとおり、前記方法はつぎのステップを含む。
【0019】
ステップ101において、回転を待っているユーザーインターフェース(以下、回転待機ユーザーインターフェース)がそのユーザーインターフェースの対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一インターフェースを獲得する。
【0020】
本発明の実施例において、前記方法を端末に用いることができる。前記端末は例えば、スマートフォン、スマートテレビ、インテリジェントウエアラブルデバイス(Intelligent wearable device)、タブレットパソコン等を含む。前記ユーザーインターフェースは端末の表示パネルに表示されているインターフェースであることができる。使用者は、現在のLTR(Left to Right、左から右への順)インターフェースをRTLインターフェースに回転させるか或いは現在のRTLインターフェースをLTRインターフェースに回転させるとき、タッチ制御型端末に回転指令を入力することによりそれを実施することができる。端末が前記指令を受信すると、回転待機ユーザーインターフェースがユーザーインターフェースの対称軸を回転軸として鏡面回転(すなわち水平回転)をすることにより第一インターフェースを獲得する。その場合、回転待機ユーザーインターフェース中の各元素は元の位置からユーザーインターフェースの対称軸の真向いに位置する目標位置(元の位置の真向いに位置する目標位置)へ移動し、各元素は元素の対称軸を回転軸として鏡面回転をする。すなわち第一インターフェース中の各元素は回転待機ユーザーインターフェース中の各元素の鏡像である。
【0021】
本発明の例示において、図2Aは本発明の実施例に係るLTRインターフェースを示す図であり、そのLTRインターフェースが対称軸100A(図2Aを参照)を回転軸として鏡面回転をすることにより図2Bに示される第一インターフェースを獲得する。例えば、鏡面回転をする場合、図2A中の「提供該発明内容部分以便以簡要的形式介紹構思(「この発明の内容を提供することにより本発明の事項を簡単に説明する」という意味、以下同様)」という文字元素10Aは図2B中の「提供該発明内容部分以便以簡要的形式介紹構思」という文字元素10Bに変換される。すなわち、図2B中の「提供該発明内容部分以便以簡要的形式介紹構思」という文字元素10Bは図2A中の「提供該発明内容部分以便以簡要的形式介紹構思」という文字元素10Aの鏡像である。鏡面回転をする場合、図2A中の「マイクロブログ(microblog)、マイクロブログは中国語の「微博」に対応し、図面には「微博」と記載されている、以下同様」という文字元素80Aは図2B中の「マイクロブログ」という文字元素80Bに変換される。すなわち、図2B中の「マイクロブログ」という文字元素80Bは図2A中の「マイクロブログ」という文字元素80Aの鏡像である。鏡面回転をする場合、図2A中のマイクロブログアイコン(microblog icon、微博アイコンともいう、以下同様)30Aは図2B中のマイクロブログアイコン30Bに変換される。すなわち、図2B中のマイクロブログアイコン30Bは図2A中のマイクロブログアイコン30Aの鏡像である。鏡面回転をする場合、図2A中の左へのページターニングアイコン50Aは図2B中の左へのページターニングアイコン50Bに変換される。すなわち、図2B中の左へのページターニングアイコン50Bは図2A中の左へのページターニングアイコン50Aの鏡像である。
【0022】
ステップ102において、第一インターフェース中の第一目標元素を確定する。
【0023】
前記第一目標元素は端末の表示パネルに相対してずっと正方向に表示されている元素であることができる。正方向に表示されることは逆方向に表示されることに相対するものである。正方向に表示される方向と逆方向に表示される方向は相反し、正方向に表示される元素はその対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより逆方向に表示される元素を獲得することができる。例えば、図2A中の「提供該発明内容部分以便以簡要的形式介紹構思」という文字元素10Aは正方向に表示される元素であり、図2B中の「提供該発明内容部分以便以簡要的形式介紹構思」という文字元素10Bは逆方向に表示される元素である。
【0024】
本発明の例示において、第一目標元素は文字元素と/或いは第一アイコン元素であることができる。
【0025】
例えば、図2Bに示すとおり、「提供該発明内容部分以便以簡要的形式介紹構思」という文字元素10B、
【表1】
という文字元素20B(すなわち「提供該発明内容部分以便以簡要的形式介紹構思」という文字元素10Bに対応するアラビア語)、「マイクロブログ」という文字元素80B、「ウィーチャット(WeChat)、ウィーチャットは中国語の「微信」に対応し、図面には「微信」と記載されている、以下同様」という文字元素90Bはいずれも、第一目標元素である。RTLインターフェースにおいて、アラビア語で構成される文字元素は、右から左への順に表示され、かつその文字元素は右側に整列し(例えば図2B中の
【表2】
という文字元素20Bは右側に整列する)、他の言葉で構成される文字元素は、左から右への順に表示され、かつその文字元素は左側に整列する(例えば図2B中の「提供該発明内容部分以便以簡要的形式介紹構思」という文字元素10Bは左側にする)。
【0026】
前記第一アイコン元素は方向標示標識を含まないアイコンであることができる。例えば、ビデオカバー(Video cover)、図2B中のマイクロブログアイコン30B、ウィーチャットアイコン(微信アイコンともいう、以下同様)40B、共有アイコン70Bはいずれも、第一アイコン元素に属するものである。すなわちビデオカバー、図2B中のマイクロブログアイコン30B、ウィーチャットアイコン40B、共有アイコン70Bはいずれも、第一目標元素である。
【0027】
前記第一目標元素は、バーチャルキーボード、ステータスバー(ステータスバーには所定のアイコン、例えばバッテリレベル、時間、ネットワークアイコン等が表示される)、アルバムセレクションページ(Album selection page)、現在のユーザーインターフェースが用いる他のページのうち1つまたは複数を更に含むことができる。
【0028】
使用者は自身の閲読習慣により第一目標元素を適当に設定することができる。例えば、使用者は、ビデオ再生モジュール(前記ビデオ再生モジュールはビデオ再生フレームとビデオ再生画面を含む)、レコーディングページのカメラビュー(camera view)等の元素を第一目標元素に設定することができる。
【0029】
本発明の実施例において、いろいろな方法で前記第一目標元素を確定することができる。
【0030】
本発明の実施例において、図3Aのステップ1021とステップ1022により前記第一目標元素を確定することができる。
【0031】
ステップ1021において、事前設定第一元素集合を獲得する。
【0032】
ステップ1022において、第一元素集合に属する第一インターフェース中の元素を第一目標元素に確定する。
【0033】
本発明の実施例において、前記事前設定第一元素集合は端末の表示パネルに相対してずっと正方向に表示されている元素である。第一インターフェース中の各元素は前記第一元素集合に属し、前記元素に対して鏡面回転を一回することによりその元素は第一インターフェースに逆方向に表示されるので、その元素に対して鏡面回転を再び実施することにより正方向に表示される元素を獲得する必要がある。前記事前設定第一元素集合は、文字元素、第一アイコン元素、バーチャルキーボード、ステータスバー、アルバムセレクションページ、現在のユーザーインターフェースが用いる他のページ、ビデオ再生モジュール、レコーディングページのカメラビュー等の元素を含むことができる。端末は第一記憶モジュールを含み、その第一記憶モジュールに事前設定第一元素集合を記憶させることができる。その場合、前記第一記憶モジュールをアクセスすることにより前記事前設定第一元素集合を獲得することができる。
【0034】
前記第一元素集合を獲得した後、第一インターフェース中の各元素が前記第一元素集合に属するかを判断することができる。前記元素が前記第一元素集合に属すると、その元素を第一目標元素に確定する。
【0035】
他の実施例において、図3Bのステップ1023とステップ1024により前記第一目標元素を確定することができる。
【0036】
ステップ1023において、事前設定第二元素集合を獲得する。
【0037】
本発明の実施例において、前記事前設定第二元素集合は端末の表示パネルに相対して正方向に表示する必要がない元素である。第一インターフェース中の各元素は前記第二元素集合に属すると、その元素が逆方向に表示される状態になっても、その元素に対して鏡面回転をする必要がない。前記事前設定第二元素集合は第二アイコン元素を含むことができる。前記第二アイコン元素は方向標示標識を含むアイコンであることができる。例えば、リターンアローボタン(Return arrow button)、図2B中の左へのページターニングアイコン50B及び右へのページターニングアイコン60Bはいずれも、第二アイコン元素に属するものである。端末は第二記憶モジュールを含み、その第二記憶モジュールに前記事前設定第二元素集合を記憶させることができる。その場合、前記第二記憶モジュールをアクセスすることにより前記事前設定第二元素集合を獲得することができる。
【0038】
ステップ1024において、第二元素集合に属しない第一インターフェース中の元素を第一目標元素に確定する。
【0039】
ステップ1023により第二元素集合を獲得した後、前記第二元素集合に属しない第一インターフェース中の他の元素を第一目標元素に確定する。
【0040】
他の実施例において、前記第一インターフェース中の元素は第一親元素(parent element)と第一子元素(daughter element)を含むことができ、図3Cのステップ1025とステップ1026により第一目標元素を確定することができる。
【0041】
ステップ1025において、第一子元素は第一カテゴリーに属すると確定する。
【0042】
ステップ1026において、第一親元素が第一目標元素に属すると、第一子元素が第一目標元素に属すると確定する。
【0043】
本発明の実施例において、前記第一インターフェース中の元素のアトリビュートカテゴリー(attribute category)は、第一カテゴリー、第二カテゴリー、第三カテゴリー、第四カテゴリー及び第五カテゴリーを含むことができる。本発明の例示において、第一カテゴリーはInherit類(相続類)である。子元素の親元素が第一目標元素に属すると、前記子元素も第一目標元素である。第二カテゴリーはNormal With All Descendants類(グローバルポジティブクラス(Global positive class))である。すなわち第二カテゴリーに属する親元素とその親元素の子元素はいずれも第一目標元素である。例えば、バーチャルキーボード(親元素)とそのバーチャルキーボード上のすべてのキーボード(バーチャルキーボード上のすべてのキーボードは親元素「バーチャルキーボード」の子元素)は第二カテゴリーに属することができる。第三カテゴリーはNormal類(シングルレイヤポジティブクラス(Single layer forward class))である。すなわち第三カテゴリーに属する子元素はずっと正方向に表示される元素である。第三カテゴリーに属する子元素は第一目標元素であるとき、親元素が第一目標元素であるか否かに係らず、文字元素、第一アイコン元素、ビデオ再生モジュールは第三カテゴリーに属することができる。第四カテゴリーはFlip類(シングルレイヤフリップクラス(Single layer flip class))である。第四カテゴリーに属する元素が回転待機ユーザーインターフェースから第二インターフェースに回転するとき、その元素に対して鏡面回転を一回実施する必要が元素である。すなわち第四カテゴリーに属する子元素は、第一目標元素に属せず、第二目標元素に属する。例えば第二アイコン元素は第四カテゴリーに属することができる。第五カテゴリーはFlip With All Descendants類(グローバルフリップクラス(Global flip class))である。第五カテゴリーに属する親元素とその親元素のすべての子元素が回転待機ユーザーインターフェースから第二インターフェースに回転するとき、その元素に対して鏡面回転を一回実施する必要が元素である。すなわち第五カテゴリーに属する親元素とその親元素のすべての子元素はいずれも、第一目標元素に属せず、第二目標元素に属する。
【0044】
前記ステップ101により第一インターフェースを獲得した後、第一インターフェース中の各第一子元素(のカテゴリー)を確定する。まず、前記第一父元素が第一カテゴリーに属するかを判断する。前記第一父元素が第一カテゴリーに属すると確定すると、前記第一子元素の第一親元素が第一目標元素に属するかを再び判断する。前記第一父元素が第一目標元素に属すると、前記第一子元素が第一目標元素に属すると確定することができる。
【0045】
本発明の実施例において、前記第一インターフェース中の元素は第二親元素と第二子元素を含むことができる。具体的に、図3D中のステップ1027とステップ1028により第一目標元素を確定することができる。
【0046】
ステップ1027において、第二親元素が第二カテゴリーに属すると確定する。
【0047】
ステップ1028において、第二親元素と第二子元素を第一目標元素に確定する。
【0048】
本発明の実施例において、前記ステップ101により第一インターフェースを獲得した後、第一インターフェース中の各第二父元素(のカテゴリー)を確定する。まず、前記第二父元素が第二カテゴリーに属するかを判断する。前記第二父元素が第二カテゴリーに属すると、前記第二親元素と第二子元素がいずれも第一目標元素に属すると確定することができる。
【0049】
前記第一インターフェース中の元素は第三親元素と第三子元素を含む。前記ステップ101により第一インターフェースを獲得した後、第一インターフェース中の各第三子元素(のカテゴリー)を確定する。前記第三子元素が第三カテゴリーに属すると確定すると、前記第三子元素を第一目標元素に確定する。
【0050】
前記第一子元素、第二子元素、第三子元素が第四カテゴリーまたは第五カテゴリーに属すると、それらが第一目標元素に属せず、第二目標元素に属すると確定することができる。
【0051】
前記4つの実施例において、第一インターフェースにおいて第一目標元素を直接に確定してきたが、他の実施例において、回転待機ユーザーインターフェースにより第一目標元素を確定することもできる。具体的に、他の実施例において、まず、回転待機ユーザーインターフェースにおいてずっと正方向に表示されている元素を確定する。つぎに、回転待機ユーザーインターフェースにおいてずっと正方向に表示されている元素に対応する第一インターフェース中鏡像元素を第一目標元素に確定することができる。
【0052】
図2に戻ったステップ103において、第一インターフェースにおいて第一目標元素に対して第一目標元素の対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一目標元素を第二目標元素に回転させ、それにより第二インターフェースを獲得する。
【0053】
本発明の実施例において、前記第一目標元素は端末の表示パネルに相対してずっと正方向に表示されている元素であるが、前記ステップ101の回転を実施することにより前記第一目標元素は逆方向に表示される状態に変換される。したがって、第一目標元素に対して回転を再び実施することにより第一目標元素が正方向に表示される状態に変換させる必要がある。したがって、前記ステップ101により第一インターフェースを獲得した後、その第一インターフェース中の各第一目標元素の状態により第一目標元素に対して鏡面回転をすることにより、第二インターフェースを獲得することができる(すなわちステップ103を実施することができる)。
【0054】
本発明の例示において、図2B(または図2C)中の左へのページターニングアイコン50Bと右へのページターニングアイコン60Bは第一目標元素に属するので、それらに対して鏡面回転をする必要がない(図2Dに示すとおり)。図2B(または図2C)中の「提供該発明内容部分以便以簡要的形式介紹構思」という文字元素10B、
【表3】
という文字元素20B、「マイクロブログ」という文字元素80B、「ウィーチャット」という文字元素90B、マイクロブログアイコン30B、ウィーチャットアイコン40B及び共有アイコン70Bはいずれも、第一目標元素に属するので、各第一目標元素がその対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより図2D中の第二インターフェースを獲得することができる。本発明の例示において、図2C中の共有アイコン70Bがその対称軸120Bを回転軸として鏡面回転をすることにより図2D中の共用アイコン70Dを獲得し、図2C中のウィーチャットアイコン40Bがその対称軸110Bを回転軸として鏡面回転をすることにより図2D中のウィーチャットアイコン40Dを獲得することができる。
【0055】
ステップ104において第二インターフェースを展示する。
【0056】
前記ステップ103により第二インターフェースを獲得した後、それを使用者に展示することができる。
【0057】
前記実施例において、まず、回転待機ユーザーインターフェースがそのユーザーインターフェースの対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一インターフェースを獲得する。つぎに、前記第一インターフェース中の第一目標元素が第一目標元素の対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第二インターフェースを獲得する。最後に、前記第二インターフェースを展示する。鏡面回転方法でユーザーインターフェースを回転させることにより、インターフェースの配列を使用者の閲読習慣に合わせることができる。それにより、インターフェースの配列を使用者の閲読習慣に容易に合わせ、コードを再びコンパイルすることを無くし、所要時間と人力コストを低減することができる。また、アプリケーションプログラムを再起動しなくてもユーザーインターフェースの回転を実施することができるので、使用の利便性を向上させ、使用者の体験を向上させることができる。
【0058】
図4は本発明の他の例示的な実施例に係るユーザーインターフェース展示方法を示す流れ図である。図4に示すとおり、前記方法は下記ステップ105~ステップ107を更に含むことができる。
【0059】
ステップ105において、第一目標元素が文字元素を含むと、第二インターフェースが右から左への順に表示されるかを判断する。
【0060】
本発明の実施例において、回転待機ユーザーインターフェースが左から右への順に表示されているとき、文字元素は左側に整列し〔左揃え〕、ステップ101とステップ103により鏡面回転を二回実施しても、文字元素が依然として左側に整列する。すなわち右から左への順に表示される第二インターフェースにおいて文字元素は左側に整列する。本発明の例示において、図2A中の「提供該発明内容部分以便以簡要的形式介紹構思」という文字元素10に対して鏡面回転を二回実施することにより、図2Dに示されかつ左側に整列する画面を獲得することができる。
【0061】
第二インターフェースが右から左への順に表示されているとき、文字元素を右側に整列させる必要がある。前記ステップ102において確定した第一目標元素に文字元素が含まれているとき、文字元素を右側に整列させる必要がある。同様に、回転待機ユーザーインターフェースが右から左への順に表示されているとき、文字元素は右側に整列する。ステップ101とステップ103により鏡面回転を二回実施したが、文字元素は依然として右側に整列する。すなわち左から右への順に表示される第二インターフェースにおいて、元素は右側に整列する。第二インターフェースが左から右への順に表示されているとき、文字元素を左側に整列させる必要がある。前記ステップ102において確定した第一目標元素に文字元素が含まれているとき、文字元素を左側に整列させる必要がある。すなわち前記ステップ102において確定した第一目標元素に文字元素が含まれているとき、まず第二インターフェースの表示方式を確定し、つぎにその表示方式により文字元素の整列方式を調節する。具体的に、第二インターフェースが右から左への順に表示されているとき、第二インターフェース中の文字元素を右側に整列させることができる。すなわち下記ステップ106を実施することができる。第二インターフェースが左から右への順に表示されているとき、第二インターフェース中の文字元素を左側に整列させることができる。すなわち下記ステップ107を実施することができる。
【0062】
本発明の例示において、図2D中の第二インターフェースは右から左への順に表示されているので、前記第一インターフェース中の文字元素「提供該発明内容部分以便以簡要的形式介紹構思」という文字元素10、
【表4】
という文字元素20、「マイクロブログ」という文字元素80、「ウィーチャット」という文字元素90を含む」を右側に整列させることにより、右から左への順に表示される図2E中のインターフェースを獲得することができる。
【0063】
ステップ106において、第二インターフェース中の文字元素を右側に整列させる。
【0064】
ステップ107において、第二インターフェース中の文字元素を左側に整列させる。
【0065】
図5は本発明の他の例示的な実施例に係るユーザーインターフェース展示方法を示す流れ図である。図5に示すとおり、前記方法は下記ステップ108とステップ109を更に含むことができる。
【0066】
ステップ108において、第一インターフェース中の第三目標元素を確定する。
【0067】
本発明の実施例において、前記第三目標元素は逆方向に表示される元素であることができる。本発明の例示において、第三目標元素は第二アイコン元素であることができる。例えば、リターンアローボタン、図2A中の左へのページターニングアイコン50及び右へのページターニングアイコン60はいずれも第三目標元素であることができる。
【0068】
本発明の実施例の第一インターフェースにおいて、第三目標元素以外の他の元素を第二目標元素に確定することができる。
【0069】
ステップ109において、第二インターフェース中の第三目標元素を残す。
【0070】
第三目標元素を確定した後、第二インターフェース中の第三目標元素を残すことができる。それにより使用者は逆方向に表示される元素を直接に見ることができる。
【0071】
注意されたいことは、前記ステップ102を実施する前に前記ステップ108を実施するか或いは、前記ステップ102を実施した後に前記ステップ108を実施するか或いは、前記ステップ102と前記ステップ108を同時に実施することができるが、本発明はそれを限定しない。
【0072】
図6は本発明の例示的な実施例に係るユーザーインターフェース展示装置を示すブロックダイアグラムである。図6を参照すると、その装置600は、回転待機ユーザーインターフェースがそのユーザーインターフェースの対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一インターフェースを獲得する第一回転モジュール601と、前記第一回転モジュール601により獲得した前記第一インターフェース中の第一目標元素を獲得する第一確定モジュール602と、前記第一インターフェースにおいて前記第一回転モジュール601により獲得した前記第一目標元素が第一目標元素の対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一目標元素を第二目標元素に回転させ、かつそれにより第二インターフェースを獲得する第二回転モジュール603と、前記第二回転モジュール603により獲得した前記第二インターフェースを展示する展示モジュール604とを含む。
【0073】
好ましくは、前記第一目標元素は文字元素と/或いは第一アイコン元素を含み、前記第一アイコン元素は方向標示標識を含まないアイコンである。
【0074】
好ましくは、前記第一目標元素は、バーチャルキーボード、ステータスバー及びビデオ再生モジュールのうち1つまたは複数を更に含む。
【0075】
好ましくは、前記第一確定モジュール602は、事前設定第一元素集合を獲得する第一獲得サブモジュールと、前記第一回転モジュール601により獲得した前記第一インターフェースにおいて前記第一獲得サブモジュールにより獲得した前記第一元素集合に属する元素を前記第一目標元素に確定する第一確定サブモジュールとを含む。
【0076】
好ましくは、前記第一確定モジュール602は、事前設定第二元素集合を獲得する第二獲得サブモジュールと、前記第一回転モジュール601により獲得した前記第一インターフェースにおいて前記第二獲得サブモジュールにより獲得した前記第二元素集合に属しない元素を前記第一目標元素に確定する第二確定サブモジュールとを含む。
【0077】
好ましくは、前記第一インターフェース中の元素は第一親元素と第一子元素を含む。前記第一確定モジュール602は、前記第一子元素が第一カテゴリーに属すると確定する第三サブモジュールと、前記第一親元素が前記第一目標元素に属すると、前記第一子元素が前記第一目標元素に属すると確定する第四サブモジュールとを含む。
【0078】
好ましくは、前記第一インターフェース中の元素は第二親元素と第二子元素を含む。前記第一確定モジュール602は、前記第二親元素が第二カテゴリーに属すると確定する第五サブモジュールと、前記第二親元素と前記第二子元素を前記第一目標元素に確定する第六サブモジュールとを含む。
【0079】
図7は本発明の他の例示的な実施例に係るユーザーインターフェース展示装置を示すブロックダイアグラムである。図7を参照すると、その装置600は、前記第一回転モジュール601により獲得した前記第一インターフェース中の第三目標元素を確定する第二確定モジュール605と、前記第二インターフェース中の前記第三目標元素を残す保留モジュール606とを更に含むことができる。
【0080】
好ましくは、前記第二目標元素は第二アイコン元素を含み、前記第二アイコン元素は方向標示標識を含むアイコンである。
【0081】
図8は本発明の他の実施例に係るユーザーインターフェース展示装置を示すブロックダイアグラムである。図8を参照すると、その展示装置600は整列モジュール607を更に含むことができる。前記整列モジュール607は、前記第一確定モジュール602が確定した前記第一目標元素に文字元素が含まれており、前記第二インターフェースが右から左への順に表示されているとき、前記第二回転モジュール604により獲得した前記第二インターフェース中の前記文字元素を右側に整列させることに用いられる。前記整列モジュール607は、前記第一確定モジュール602が確定した前記第一目標元素に文字元素が含まれており、前記第二インターフェースが左から右への順に表示されているとき、前記第二インターフェース中の前記文字元素を左側に整列させることにも用いられる。
【0082】
前記実施例に係る装置において、その装置の各モジュールが所定の操作をすることは上で詳細に説明した前記方法の実施例を参照することができるので、ここで再び説明しない。
【0083】
本発明はコンピュータ読み取り可能な媒体を更に提供する。そのコンピュータ読み取り可能な媒体にはコンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムが処理装置に実行されることにより本発明の実施例に係るユーザーインターフェースを右から左への順に配列する方法中のステップを実施する。
【0084】
図9を参照すると、図9は本発明の実施例に用いられる電子装置(例えば端末)900の構造を示す図である。本発明の実施例に係る端末、例えば携帯電話、ノートブックコンピューター、デジタル放送受信機(Digital broadcasting receiver)、PDA(携帯情報端末、Personal Digital Assistant)、PAD(タブレット)、PMP(ポータブルメディアプレーヤー、Portable Media Player)、車用端末装置(例えばナビゲーション)等の携帯式端末と、例えばデジタルTV、デスクトップコンピュータ等の非携帯式端末とを含むことができるが、本発明はそれらにのみ限定されるものでない。図9に示される電子装置は、本発明の例示にしか過ぎないものであり、本発明の実施例の機能と使用の範囲を限定するものでない。
【0085】
図9に示すとおり、電子装置900は処理装置(例えば中央処理装置、画像処理装置等)901を含むことができる。前記処理装置901はリードオンリーメモリー(ROM、Read-Only Memory)902に記憶されているプログラムまたは記憶装置908からランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)903に送信されるプログラムにより所定の作業と処理をすることができる。RAM903には電子装置900の操作に必要であるいろいろなプログラムとデータが更に記憶されている。処理装置901、ROM902及びRAM903はバス904により互いに接続されている。入力/出力(I/O、Input/Output)インターフェース905もバス904に接続されている。
【0086】
下記装置を入力/出力(I/O)インターフェース905に接続することができる。前記装置は、例えばタッチパネル、タッチ基板、キーボード、マウス、画像センサー、マイク、加速度計、ジャイロスコープ等を含む入力装置906と、液晶展示装置(LCD、Liquid Crystal Display)、スピーカー、振動機等を含む出力装置907と、テープ、ハードディスク等を含む記憶装置908と、通信装置909とを含むことができる。通信装置909は電子装置900と他の装置が無線または有線で通信をするようにサポートすることによりデータを交換することができる。図10にはいろいろな装置を具備する電子装置900が示されているが、その電子装置900は図面の複数の装置を全部具備するか或いは全部具備しなくてもよい。すなわち電子装置900はより多いか或いはより少ない装置を具備するか或いは採用することができる。
【0087】
特に、本発明の実施例において、前記流れ図に示されるステップはコンピュータソフトウェアプログラムにより実施されることができる。例えば、本発明の実施例はコンピュータプログラム製品を含み、そのコンピュータプログラム製品はコンピュータ読み取り可能な媒体に記憶されているコンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムは前記流れ図中の方法を実施するプログラムコードを含むことができる。この実施例において、通信装置909により前記コンピュータプログラムをネットワークからダウンロードしてインストールするか或いは、記憶装置908からダウンロードしてインストールするか或いは、ROM902からダウンロードしてインストールすることができる。前記コンピュータプログラムが処理装置901により実行されるとき、前記実施例に係る方法中の所定の機能を実施することができる。
【0088】
注意されたいことは、前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ読み取り可能な信号媒体、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体またはその2つの組合せであることができる。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、電気、磁性、光、電磁、赤外線であるか或いは、半導体のシステム、装置または部品であるか或いはそれらの任意の組合せであることができる。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体の具体的な例として、1つまたは複数の導線により接続される携帯式コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、リードオンリーメモリー(ROM、Read-Only Memory)、消去可能プログラム可能ROM(EPROM、Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリー、光ファイバー、シーディーロム(CD-ROM、Compact Disc Read Only Memory)、光記憶部品、磁性記憶部品またはそれらの任意の組合せを含むことができるが、本発明はそれらにのみ限定されるものでない。本発明の実施例において、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体はプログラムを含むか或いはプログラムを記憶する実物型媒体であり、前記プログラムは、指令実行システム、装置またはそれらの組合せに用いられることができる。本発明の実施例において、コンピュータ読み取り可能な信号媒体はベースバンド(base band)またはキャリアの一部分により伝送されるデータ信号を含み、コンピュータ読み取り可能な信号媒体にはコンピュータ読み取り可能なプログラムコードが記憶されている。その方法により伝送されるデータ信号は、いろいろな信号、例えば電磁信号、光信号またはそれらの組合せであることができるが、本発明はそれらにのみ限定されるものでない。コンピュータ読み取り可能な信号媒体はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体以外のいずれかのコンピュータ読み取り可能な媒体であることができる。前記コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、指令実行システム、装置またはそれらの組合せに用いられるプログラムを送信、伝播または伝送することができる。コンピュータ読み取り可能な媒体に含まれているプログラムコードは適当な媒体、例えば電線、光ケーブル、RF(Radio Frequency)等により伝送されるか或いはそれらの組合せにより伝送されることができる。
【0089】
本発明の実施例において、クライアント端末、サーバー等は、HTTP(HyperText Transfer Protocol、ハイパーテキスト転送プロトコル)等のような通信手段により現在または未来のネットワークプロトコルと通信をし、かついずれかの実物または媒体型デジタルデータ通信(例えば通信ネットワーク)に接続されることができる。通信ネットワークは、ローカルエリアネットワーク(LAN、local area network)、ワイドエリアネットワーク(WAN、Wide Area Network)、インタネットワーク(例えばインターネット)及びエンドツーエンドネットワーク(End-to-End Network、例えばad hocエンドツーエンドネットワーク)及び現在または未来のネットワークプロトを含むことができる。
【0090】
前記コンピュータ読み取り可能な媒体は前記電子装置に設けられるか或いは前記電子装置に設けられず前記電子装置とそれぞれ存在するものであることができる。
【0091】
前記コンピュータ読み取り可能な媒体には1つまたは複数のプログラムが記憶されており、前記1つまたは複数のプログラムが前記電子装置により実行されることにより前記電子装置は、回転待機ユーザーインターフェースがそのユーザーインターフェースの対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一インターフェースを獲得するステップと、前記第一インターフェース中の第一目標元素を確定するステップと、前記第一インターフェースにおいて前記第一目標元素が第一目標元素の対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一目標元素を第二目標元素に回転させ、かつそれにより第二インターフェースを獲得するステップと、前記第二インターフェースを展示するステップとを実施する。
【0092】
1つまたは複数のプログラミング言語(programming language)またはそれらの組合せにより本発明の実施例に係る方法を実施するコンピュータプログラムコードを作成することができる。前記プログラミング言語は対象に向くプログラミング言語、例えばJava、Smalltalk、C++を含むか或いは常用する過程式プログラミング言語、例えば「C」プログラミング言語またはそれに類似しているプログラミング言語を更に含むことができる。プログラムコードはクライアントコンピュータにより実行されるか或いは、一部分がクライアントコンピュータにより実行されるか或いは、独立しているソフトウェアパッケージとして実行されるか或いは、一部分がクライアントコンピュータにより実行されかつ一部分がリモートコンピュータにより実行されか或いは、リモートコンピュータまたはサーバーにより実行されることができる。リモートコンピュータにより実行される場合、リモートコンピュータはいずれかのネットワーク、例えばローカルエリアネットワーク(LAN、local area network)またはワイドエリアネットワーク(WAN、Wide Area Network)によりクライアントコンピュータに接続されるか或いは外部のコンピュータに接続されることができる(例えばインターネットサービスプロバイダー(Internet Service Provider)が提供するインターネットにより外部のコンピュータに接続される)。
【0093】
図面中の流れ図とブロックダイアグラム(block diagram)には本発明の実施例に係るシステム、方法及びコンピュータプログラムを実施することができるシステムの構造、機能及び操作方法が記載されている。流れ図とブロックダイアグラム中の各枠は、1つのモジュール、プログラムの一部分、コードの一部分を示し、前記モジュール、プログラムの一部分、コードの一部分は所定の機能を実現する実行可能な指令を含むことができる。注意されたいことは、他の実施例において、ブロックダイアグラムの各枠中の各ステップは図面に示される順番に実施されなくてもよい。例えば、隣接している各枠中のステップは通常、並行の順番に実施されるが、実現しようとする機能が異なることにより逆の順番に実施されることもできる。注意されたいことは、ブロックダイアグラムと/或いは流れ図中の各枠、ブロックダイアグラムと/或いは流れ図中の各枠の組合せは、所定の機能を獲得するか或いは所定の操作をすることができるハードウェアにより実施されるか或いは専用ハードウェアとコンピュータ指令の組合せにより実施されることができる。
【0094】
本発明の実施例に係るモジュールはソフトウェアにより実施されるか或いはハードウェアにより実施されることができる。特別な説明がない限り、モジュールの名称はそのモジュールを限定するものでない。例えば、第一回転モジュールを「回転待機ユーザーインターフェースがそのユーザーインターフェースの対称軸を回転軸として鏡面回転をするモジュール」ともいうことができる。
【0095】
本発明の実施例に係る少なくとも一部分の機能は1個または複数個のロジックユニットにより実施されることができる。例えば、常用するロジックユニットは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA、Field Programmable Gate Array)、アプリケーション含有集積回路(ASIC、Application Specific Integrated Circuit)、特定用途向けに開発された汎用の集積回路(ASSP、Application Specific Standard Parts)、システムオンアチップ(SOC、system-on-a-chip)、複合プログラマブルロジックデバイス(CPLD、Complex Programmable logic device)等を含むことができるが、本発明はそれらにのみ限定されるものでない。
【0096】
本発明の実施例において、コンピュータ読み取り可能な媒体は実物型媒体であることができる。そのコンピュータ読み取り可能な媒体は、指令実行システム、装置または設備が用いるか或いは指令実行システム、装置または設備が一緒に用いるプログラムを含むか或いは記憶することができる。コンピュータ読み取り可能な媒体はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体またはコンピュータ読み取り可能な信号媒体であることができる。コンピュータ読み取り可能な媒体は、電気、磁性、光、電磁、赤外線であるか或いは、半導体システム、装置または設備であるか或いはそれらの任意の組合せであることができる。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体の具体的な例として、1つまたは複数の導線により電気接続される携帯式コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、リードオンリーメモリー(ROM、Read-Only Memory)、消去可能プログラム可能ROM(EPROM、Erasable Programmable Read-Only Memoryまたはフラッシュメモリー)、光ファイバー、シーディーロム(CD-ROM、Compact Disc Read Only Memory)、光記憶部品、磁性記憶部品またはそれらの任意の組合せを含むことができるが、本発明はそれらにのみ限定されるものでない。
【0097】
本発明の例示1において本発明の1個または複数個の実施例に係るユーザーインターフェース展示方法を提供する。その方法は、回転待機ユーザーインターフェースがそのユーザーインターフェースの対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一インターフェースを獲得するステップと、前記第一インターフェース中の第一目標元素を確定するステップと、前記第一インターフェースにおいて前記第一目標元素が第一目標元素の対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一目標元素を第二目標元素に回転させ、かつそれにより第二インターフェースを獲得するステップと、前記第二インターフェースを展示するステップとを含む。
【0098】
本発明の例示2において本発明の1個または複数個の実施例に係る例示1のユーザーインターフェース展示方法において、前記第一目標元素は文字元素と/或いは第一アイコン元素を含み、前記第一アイコン元素は方向標示標識を含まないアイコンである。
【0099】
本発明の例示3において本発明の1個または複数個の実施例に係る例示1のユーザーインターフェース展示方法において、前記第一目標元素は、バーチャルキーボード、ステータスバー及びビデオ再生モジュールのうち1つまたは複数を更に含む。
【0100】
本発明の例示4において本発明の1個または複数個の実施例に係る例示1のユーザーインターフェース展示方法において、前記第一インターフェース中の第一目標元素を確定するステップは、事前設定第一元素集合を獲得するステップと、前記第一インターフェースにおいて前記第一元素集合に属する元素を前記第一目標元素に確定するステップとを含む。
【0101】
本発明の例示5において本発明の1個または複数個の実施例に係る例示1のユーザーインターフェース展示方法において、前記第一インターフェース中の第一目標元素を確定するステップは、事前設定第二元素集合を獲得するステップと、前記第一インターフェースにおいて前記第二元素集合に属しない元素を前記第一目標元素に確定するステップとを含む。
【0102】
本発明の例示6において本発明の1個または複数個の実施例に係る例示1のユーザーインターフェース展示方法において、前記第一インターフェース中の元素は第一親元素と第一子元素を含む。前記第一インターフェース中の第一目標元素を確定するステップは、前記第一子元素が第一カテゴリーに属すると確定するステップと、前記第一親元素が前記第一目標元素に属すると、前記第一子元素が前記第一目標元素に属すると確定するステップとを含む。
【0103】
本発明の例示7において本発明の1個または複数個の実施例に係る例示1のユーザーインターフェース展示方法において、前記第一インターフェース中の元素は第二親元素と第二子元素を含む。前記第一インターフェース中の第一目標元素を確定するステップは、前記第二親元素が第二カテゴリーに属すると確定するステップと、前記第二親元素と前記第二子元素を前記第一目標元素に確定するステップとを含む。
【0104】
本発明の例示8において本発明の1個または複数個の実施例に係る例示1のユーザーインターフェース展示方法は、前記第一インターフェース中の第三目標元素を確定するステップと、前記第二インターフェース中の前記第三目標元素を残すステップとを更に含む。
【0105】
本発明の例示9において本発明の1個または複数個の実施例に係る例示8のユーザーインターフェース展示方法において、前記第三目標元素は第二アイコン元素を含み、前記第二アイコン元素は方向標示標識を含むアイコンである。
【0106】
本発明の例示10において本発明の1個または複数個の実施例に係る例示1~9のうちいずれか一項に記載のユーザーインターフェース展示方法において、前記第一目標元素が文字元素を含むとき、前記方法は、前記第二インターフェースが右から左への順に表示されているとき、前記第二インターフェース中の前記文字元素を右側に整列させるステップと、前記第二インターフェースが左から右への順に表示されているとき、前記第二インターフェース中の前記文字元素を左側に整列させるステップとを更に含む。
【0107】
本発明の例示11において本発明の1個または複数個の実施例に係るユーザーインターフェース展示装置を提供する。その装置は、回転待機ユーザーインターフェースがそのユーザーインターフェースの対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一インターフェースを獲得する第一回転モジュールと、前記第一回転モジュールにより獲得した前記第一インターフェース中の第一目標元素を獲得する第一確定モジュールと、前記第一インターフェースにおいて前記第一目標元素が第一目標元素の対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一目標元素を第二目標元素に回転させ、かつそれにより第二インターフェースを獲得する第二回転モジュールと、前記第二回転モジュールにより獲得した前記第二インターフェースを展示する展示モジュールとを含む。
【0108】
本発明の例示12において本発明の1個または複数個の実施例に係る例示11のユーザーインターフェース展示装置において、前記第一目標元素は文字元素と/或いは第一アイコン元素を含み、前記第一アイコン元素は方向標示標識を含まないアイコンである。
【0109】
本発明の例示13において本発明の1個または複数個の実施例に係る例示11のユーザーインターフェース展示装置において、前記第一目標元素は、バーチャルキーボード、ステータスバー及びビデオ再生モジュールのうち1つまたは複数を更に含む。
【0110】
本発明の例示14において本発明の1個または複数個の実施例に係る例示11のユーザーインターフェース展示装置において、事前設定第一元素集合を獲得する第一獲得サブモジュールと、前記第一回転モジュールにより獲得した前記第一インターフェースにおいて前記第一獲得サブモジュールにより獲得した前記第一元素集合に属する元素を前記第一目標元素に確定する第一確定サブモジュールとを含む。
【0111】
本発明の例示15において本発明の1個または複数個の実施例に係る例示11のユーザーインターフェース展示装置において、前記第一確定モジュールは、事前設定第二元素集合を獲得する第二獲得サブモジュールと、前記第一回転モジュールにより獲得した前記第一インターフェースにおいて、前記第二獲得サブモジュールにより獲得した前記第二元素集合に属しない元素を前記第一目標元素に確定する第二確定サブモジュールとを含む。
【0112】
本発明の例示16において本発明の1個または複数個の実施例に係る例示11のユーザーインターフェース展示装置において、前記第一インターフェース中の元素は第一親元素と第一子元素を含む。前記第一確定モジュールは、前記第一子元素が第一カテゴリーに属すると確定する第三サブモジュールと、前記第一親元素が前記第一目標元素に属すると、前記第一子元素が前記第一目標元素に属すると確定する第四サブモジュールとを含む。
【0113】
本発明の例示17において本発明の1個または複数個の実施例に係る例示11のユーザーインターフェース展示装置において、前記第一インターフェース中の元素は第二親元素と第二子元素を含む。前記第一確定モジュールは、前記第二親元素が第二カテゴリーに属すると確定する第五サブモジュールと、前記第二親元素と前記第二子元素を前記第一目標元素に確定する第六サブモジュールとを含む。
【0114】
本発明の例示18において本発明の1個または複数個の実施例に係る例示11のユーザーインターフェース展示装置は、前記第一回転モジュールにより獲得した前記第一インターフェース中の第三目標元素を確定する第二確定モジュールと、前記第二インターフェース中の前記第三目標元素を残す保留モジュールとを更に含む。
【0115】
本発明の例示19において本発明の1個または複数個の実施例に係る例示18のユーザーインターフェース展示装置において、前記第三目標元素は第二アイコン元素を含み、前記第二アイコン元素は方向標示標識を含むアイコンである。
【0116】
本発明の例示20において本発明の1個または複数個の実施例による例示11~19のうちいずれか一項に記載の前記ユーザーインターフェース展示装置は整列モジュールを更に含む。前記整列モジュールは、前記第一確定モジュールが確定した前記第一目標元素に文字元素が含まれており、前記第二インターフェースが右から左への順に表示されているとき、前記第二回転モジュールにより獲得した前記第二インターフェース中の前記文字元素を右側に整列させることに用いられる。前記整列モジュールは、前記第一確定モジュールが確定した前記第一目標元素に文字元素が含まれており、前記第二インターフェースが左から右への順に表示されているとき、前記第二インターフェース中の前記文字元素を左側に整列させることにも用いられる。
【0117】
本発明の例示21において本発明の1個または複数個の実施例によるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されているコンピュータプログラムが処理装置に実行されることにより例示1~10のうちいずれか一項に記載の前記方法中のステップを実施する。
【0118】
本発明の例示22において本発明の1個または複数個の実施例による電子装置を提供する。前記電子装置は、コンピュータプログラムを記憶する記憶装置と、前記記憶装置に記憶されている前記コンピュータプログラムを実行することにより例示1~10のうちいずれか一項に記載の前記方法中のステップを実施する処理装置とを含む。
【0119】
以上、本発明の好適な実施例とそれらに用いられる技術的事項を説明してきた。本技術分野の技術者が知っているように、本発明が公開する範囲は、前記技術的特徴の組合せによって構成される技術的事項にのみ限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において前記技術的特徴または類似の技術的特徴の組合せにより形成される他の技術的事項を更に含むこともできる。例えば、前記技術的特徴と本発明の実施例に公開される類似の技術的特徴(それにのみ限定されるものでない)により形成される技術的事項を更に含むこともできる。
【0120】
注意されたいことは、以上、本発明の各ステップを所定の順番に説明してきたが、本発明の前記ステップは、前記所定の順番にのみ実施されるものでなく、他の順番に実施されることもできる。所定の条件において、多任務を同時に実施するか或いは多任務を並行に実施することにより想像外の発明の効果を獲得することができる。同様に、前記明細書には本発明の複数個の具体的な実施形態が含まれているが、本発明は前記具体的な実施形態にのみ限定されるものでない。ある1つの実施例に記載されている所定の技術的特徴を結合させることによりその実施例を実施することができる。また、ある1つの実施例に記載されている所定の技術的特徴を複数個の実施例にそれぞれ結合させるか或いは適合な結合手段により複数個の実施例に同時に結合させることができる。
【0121】
以上、本発明の特定の構造特徴と/或いは方法のロジカルアクション(logical action)により本発明の事項を説明してきたが、前記特定の構造特徴と/或いは方法のロジカルアクションのみにより本発明の特許請求の範囲を定める意図はない。逆に、前記特定の特徴と動作は本発明の特許請求の範囲を実施する例示にしか過ぎないものである。前記実施例に係る装置において、その装置の各モジュールが所定の操作をすることは上で詳細に説明した前記方法の実施例を参照することができるので、ここで再び説明しない。
図1
図2A
図2B
図2C
図2D
図2E
図3A
図3B
図3C
図3D
図4
図5
図6
図7
図8
図9
【手続補正書】
【提出日】2022-04-04
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転待機ユーザーインターフェースがそのユーザーインターフェースの対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一インターフェースを獲得するステップと、
前記第一インターフェース中の第一目標元素を確定するステップと、
前記第一インターフェースにおいて前記第一目標元素が第一目標元素の対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一目標元素を第二目標元素に回転させ、かつそれにより第二インターフェースを獲得するステップと、
前記第二インターフェースを展示するステップとを含むことを特徴とするユーザーインターフェース展示方法。
【請求項2】
前記第一目標元素は文字元素と/或いは第一アイコン元素を含み、前記第一アイコン元素は方向標示標識を含まないアイコンであることを特徴とする請求項1に記載のユーザーインターフェース展示方法。
【請求項3】
前記第一目標元素は、バーチャルキーボード、ステータスバー及びビデオ再生モジュールのうち1つまたは複数を更に含むことを特徴とする請求項2に記載のユーザーインターフェース展示方法。
【請求項4】
前記第一インターフェース中の第一目標元素を確定するステップは、事前設定第一元素集合を獲得するステップと、前記第一インターフェースにおいて前記第一元素集合に属する元素を前記第一目標元素に確定するステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザーインターフェース展示方法。
【請求項5】
前記第一インターフェース中の第一目標元素を確定するステップは、事前設定第二元素集合を獲得するステップと、前記第一インターフェースにおいて前記第二元素集合に属しない元素を前記第一目標元素に確定するステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザーインターフェース展示方法。
【請求項6】
前記第一インターフェース中の元素は第一親元素と第一子元素を含み、
前記第一インターフェース中の第一目標元素を確定するステップは、前記第一子元素が第一カテゴリーに属すると確定するステップと、前記第一親元素が前記第一目標元素に属すると、前記第一子元素が前記第一目標元素に属すると確定するステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザーインターフェース展示方法。
【請求項7】
前記第一インターフェース中の元素は第二親元素と第二子元素を含み、
前記第一インターフェース中の第一目標元素を確定するステップは、前記第二親元素が第二カテゴリーに属すると確定するステップと、前記第二親元素と前記第二子元素を前記第一目標元素に確定するステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザーインターフェース展示方法。
【請求項8】
前記第一インターフェース中の第三目標元素を確定するステップと、前記第二インターフェース中の前記第三目標元素を残すステップとを更に含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザーインターフェース展示方法。
【請求項9】
前記第三目標元素は第二アイコン元素を含み、前記第二アイコン元素は方向標示標識を含むアイコンであることを特徴とする請求項8に記載のユーザーインターフェース展示方法。
【請求項10】
前記第一目標元素が文字元素を含むとき、前記方法は、前記第二インターフェースが右から左への順に表示されているとき、前記第二インターフェース中の前記文字元素を右側に整列させるステップと、前記第二インターフェースが左から右への順に表示されているとき、前記第二インターフェース中の前記文字元素を左側に整列させるステップとを更に含むことを特徴とする請求項1~9のうちいずれか一項に記載のユーザーインターフェース展示方法。
【請求項11】
回転待機ユーザーインターフェースがそのユーザーインターフェースの対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一インターフェースを獲得する第一回転モジュールと、
前記第一回転モジュールにより獲得した前記第一インターフェース中の第一目標元素を獲得する第一確定モジュールと、
前記第一インターフェースにおいて、前記第一目標元素が第一目標元素の対称軸を回転軸として鏡面回転をすることにより第一目標元素を第二目標元素に回転させ、かつそれにより第二インターフェースを獲得する第二回転モジュールと、
前記第二回転モジュールにより獲得した前記第二インターフェースを展示する展示モジュールとを含むことを特徴とするユーザーインターフェース展示装置。
【請求項12】
コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムが処理装置に実行されることにより請求項1~10のうちいずれか一項に記載の前記ユーザーインターフェース展示方法中のステップを実施することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項13】
コンピュータプログラムを記憶する記憶装置と、前記記憶装置に記憶されている前記コンピュータプログラムを実行することにより請求項1~10のうちいずれか一項に記載の前記ユーザーインターフェース展示方法中のステップを実施する処理装置とを含むことを特徴とする電子装置。
【国際調査報告】