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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-12-05
(54)【発明の名称】三次元ダウンの代替品
(51)【国際特許分類】
   A41D 31/00 20190101AFI20221128BHJP
   A47G 9/06 20060101ALI20221128BHJP
   A47C 27/00 20060101ALI20221128BHJP
   A41D 31/06 20190101ALI20221128BHJP
   A41D 31/14 20190101ALI20221128BHJP
   A41D 1/00 20180101ALI20221128BHJP
   A41D 13/00 20060101ALI20221128BHJP
   E04B 1/80 20060101ALI20221128BHJP
【FI】
A41D31/00 502K
A47G9/06 F
A47C27/00 D
A47C27/00 Z
A41D31/00 502S
A41D31/00 502M
A41D31/06 100
A41D31/14
A41D1/00 D
A41D13/00 102
E04B1/80 100Z
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022516153
(86)(22)【出願日】2020-09-11
(85)【翻訳文提出日】2022-04-08
(86)【国際出願番号】 US2020050298
(87)【国際公開番号】W WO2021050807
(87)【国際公開日】2021-03-18
(31)【優先権主張番号】62/899,969
(32)【優先日】2019-09-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】503204222
【氏名又は名称】ザ ノース フェイス アパレル コーポレイション
【氏名又は名称原語表記】The North Face Apparel Corp.
【住所又は居所原語表記】3411 Silverside Road,Wilmington,Delaware 19810 U.S.A.
(74)【代理人】
【識別番号】110001656
【氏名又は名称】弁理士法人谷川国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】オルソン,コリー マイケル
(72)【発明者】
【氏名】ドルトン,ジェフリーアレン
【テーマコード(参考)】
2E001
3B011
3B030
3B096
【Fターム(参考)】
2E001DD01
2E001GA51
3B011AA01
3B011AA05
3B011AB00
3B011AC13
3B011AC18
3B030AA01
3B030AB05
3B096AB01
3B096AD01
(57)【要約】
物品は本明細書に記載されている。例示的な物品は、第1の格子を含む第1の表面を含み得る。例示的な物品は、第1の表面から少なくとも部分的に離間され、第1の表面との少なくとも1つの共通の端子接続点を有する第2の表面を含み得る。第1の表面は、第2の格子を含み得る。第1の表面および第2の表面は、それらの間に空洞を画定し得る。第1の表面および第2の表面は、圧縮力の下で第1の状態から第2の状態に変形して、空洞の体積を収縮させることができ得る。第1の表面および第2の表面は、圧縮力が解放されたときに第1の状態に戻ることができ得る。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の表面を通る複数の第1の開口を画定する複数の第1の相互接続された支柱を含む第1の表面と、
前記第1の表面から少なくとも部分的に離間され、前記第1の表面との少なくとも1つの共通の端子接続点を有する第2の表面であって、前記第1の表面は、前記第2の表面を通る複数の第2の開口を画定する複数の第2の相互接続された支柱を含む、第2の表面と、
前記第1の表面と前記第2の表面との間に配置され、前記第1の表面および前記第2の表面の少なくとも1つに結合された1つ以上の第3の支柱と、を備え、
前記第1の表面および前記第2の表面は、それらの間に空洞を画定し、
前記1つ以上の第3の支柱は、前記空洞内または前記空洞に隣接して配置され、
前記第1の表面および前記第2の表面は、圧縮力の下で第1の状態から第2の状態に変形して、前記空洞の体積を収縮させることができ、前記第1の表面および前記第2の表面は、前記圧縮力が解放されたときに前記第1の状態に戻ることができることを特徴とする、断熱バッフル。
【請求項2】
前記第1の表面は、曲線形状を有する、請求項1に記載の断熱バッフル。
【請求項3】
前記第2の表面は、曲線形状を有する、請求項1または2に記載の断熱バッフル。
【請求項4】
前記断熱バッフルは、全体として半柱形状を有する、請求項1から3のいずれかに記載の断熱バッフル。
【請求項5】
前記複数の第1の相互接続された支柱は、格子構造を画定する、請求項1から4のいずれかに記載の断熱バッフル。
【請求項6】
前記複数の第2の相互接続された支柱は、格子構造を画定する、請求項1から5のいずれかに記載の断熱バッフル。
【請求項7】
複数の前記第3の支柱は、格子構造を画定する、請求項1から6のいずれかに記載の断熱バッフル。
【請求項8】
前記第1の表面または前記第2の表面の一方または両方は、積層造形を使用して少なくとも部分的に形成されている、請求項1から7のいずれかに記載の断熱バッフル。
【請求項9】
前記第1の表面の少なくとも一部を覆うように配置された第1の層をさらに含む、請求項1から8のいずれかに記載の断熱バッフル。
【請求項10】
前記第2の表面の少なくとも一部を覆うように配置された第2の層をさらに含む、請求項1から9のいずれかに記載の断熱バッフル。
【請求項11】
前記第1の相互接続された支柱、前記第2の相互接続された支柱、および前記第3の支柱の構成は、前記断熱バッフルの剛性を制御するために調整可能である、請求項1から10のいずれかに記載の断熱バッフル。
【請求項12】
請求項1から11のいずれかに記載の前記物品を作製する方法。
【請求項13】
第1の格子を含む第1の表面と、
前記第1の表面から少なくとも部分的に離間され、前記第1の表面との少なくとも1つの共通の端子接続点を有する第2の表面であって、前記第1の表面は第2の格子を含む、第2の表面と、を備え、
前記第1の表面および前記第2の表面は、それらの間に空洞を画定し、
前記第1の表面および前記第2の表面は、圧縮力の下で第1の状態から第2の状態に変形して、前記空洞の体積を収縮させることができ、前記第1の表面および前記第2の表面は、前記圧縮力が解放されたときに前記第1の状態に戻ることができることを特徴とする、物品。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
ジャケットなどの衣服や、毛布などの他のアイテムには、断熱材が必要な場合がある。動物の羽毛(例えば、ダウン)を断熱材として使用し得る。ただし、動物由来の断熱材に代わることができる持続可能な断熱材が必要である。いくつかの合成ダウンの代替品が知られている。ただし、合成ダウンは従来のダウンほど機能しない場合がある。そのため、改善が必要である。
【発明の概要】
【0002】
断熱バッフルは本明細書に記載されている。例示的な断熱バッフルは、第1の表面を通る複数の第1の開口を画定する複数の第1の相互接続された支柱を含む第1の表面を含み得る。例示的な断熱バッフルは、第1の表面から少なくとも部分的に離間され、第1の表面との少なくとも1つの共通の端子接続点を有する第2の表面を含み得る。第1の表面は、第2の表面を通る複数の第2の開口を画定する複数の第2の相互接続された支柱を含み得る。例示的な断熱バッフルは、第1の表面と第2の表面との間に配置され、第1の表面および第2の表面の少なくとも1つに結合された1つ以上の第3の支柱を含み得る。第1の表面および第2の表面は、それらの間に空洞を画定し得る。1つ以上の第3の支柱は、空洞内または空洞に隣接して配置され得る。第1の表面および第2の表面は、圧縮力の下で第1の状態から第2の状態に変形して、空洞の体積を収縮させることができ得る。第1の表面および第2の表面は、圧縮力が解放されたときに第1の状態に戻ることができ得る。
【0003】
物品は本明細書に記載されている。例示的な物品は、第1の格子を含む第1の表面を含み得る。例示的な物品は、第1の表面から少なくとも部分的に離間され、第1の表面との少なくとも1つの共通の端子接続点を有する第2の表面を含み得る。第1の表面は、第2の格子を含み得る。第1の表面および第2の表面は、それらの間に空洞を画定し得る。第1の表面および第2の表面は、圧縮力の下で第1の状態から第2の状態に変形して、空洞の体積を収縮させることができ得る。第1の表面および第2の表面は、圧縮力が解放されたときに第1の状態に戻ることができ得る。
【図面の簡単な説明】
【0004】
以下の図面は、概して、本開示に論じられる様々な例を、限定としてではなく、例として示す。図面において、
【0005】
図1】本開示による3つのバッフルを含む物品の斜視図である。
【0006】
図2図1の一部の拡大図を示す。
【0007】
図3】本開示による例示的な断熱バッフルの上面斜視図を示す。
【0008】
図4】本開示による例示的な断熱バッフルの一部の側面斜視図である。
【0009】
図5】本開示による例示的な断熱バッフルの一部の側面斜視図である。
【0010】
図6】例示的な断熱バッフルを示す。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本明細書では、従来の断熱材に代わる三次元(3D)プリント構造について説明する。ガチョウの羽毛などのダウンについて言及されているが、アパレルで従来使用されている他の断熱材料(例えば、合成物)もまた、代替または補完され得ることを理解されたい。
【0012】
本明細書に記載されているのは、動物由来の製品よりも持続可能な解決策を生み出すためのシステム、方法、物品、および/または断熱バッフルである。本明細書に記載されているのは、現在市場に出ている合成断熱材よりも優れ得るシステム、方法、物品、および/または断熱バッフルである。従来の合成断熱材は、様々な方法で変更されたカットステープルおよび連続フィラメント構造に限定されている。本明細書に記載のシステム、方法、物品、および/または断熱バッフルは、空気を閉じ込める(断熱)目的を達成するために、異なる基板および異なる構造を使用し得る。3Dプリント構造は、初期状態を含み得る。3Dプリント構造は、圧縮され得る。圧縮中、3Dプリント構造は、初期状態とは異なる状態を含み得る。3Dプリント構造は、圧縮後に初期状態に戻り得る。本明細書に記載のシステム、方法、物品、および/または断熱バッフルは、衣服に合成フィルを密閉するバッフル構造の迅速かつ効率的なロフトを可能にし得る。
【0013】
本明細書に記載されているように、通気性は、ASTM D737を使用してテストし得、硬度は、ASTM D2240を使用してテストし得、曲げ特性(3点曲げ)は、ASTM D790を使用してテストし得る。様々な物品またはサンプルサイズをテストし得る。他のパラメータと基準を使用し得る。
【0014】
断熱バッフルは本明細書に記載されている。例示的な断熱バッフルは、第1の表面を通る複数の第1の開口を画定する複数の第1の相互接続された支柱を含む第1の表面を含み得る。第1の表面は、曲線形状を含み得る。複数の第1の相互接続された支柱は、格子構造を画定し得る。第1の表面は、積層造形を使用して少なくとも部分的に形成され得る。
【0015】
例示的な断熱バッフルは、第1の表面から少なくとも部分的に離間され、第1の表面との少なくとも1つの共通の端子接続点を有する第2の表面を含み得る。第1の表面は、第2の表面を通る複数の第2の開口を画定する複数の第2の相互接続された支柱を含み得る。第2の表面は、曲線形状を含み得る。複数の第2の相互接続された支柱は、格子構造を画定し得る。第2の表面は、積層造形を使用して少なくとも部分的に形成され得る。
【0016】
例示的な断熱バッフルは、第1の表面と第2の表面との間に配置され、第1の表面および第2の表面の少なくとも1つに結合された1つ以上の第3の支柱を含み得る。第1の表面および第2の表面は、それらの間に空洞を画定し得る。1つ以上の第3の支柱は、空洞内または空洞に隣接して配置され得る。第1の表面および第2の表面は、圧縮力の下で第1の状態から第2の状態に変形して、空洞の体積を収縮させることができ得る。第1の表面および第2の表面は、圧縮力が解放されたときに第1の状態に戻ることができ得る。
【0017】
例示的な断熱バッフルは、全体として半柱形状を含み得る。複数の第3の支柱は、格子構造を画定し得る。例示的な断熱バッフルは、第1の表面の少なくとも一部を覆うように配置された第1の層を含み得る。例示的な断熱バッフルは、第2の表面の少なくとも一部を覆うように配置された第2の層を含み得る。第1の相互接続された支柱、第2の相互接続された支柱、および第3の支柱の構成は、例示的な断熱バッフルの剛性を制御するために調整可能であり得る。
【0018】
物品は本明細書に記載されている。例示的な物品は、第1の格子を含む第1の表面を含み得る。第1の表面は、曲線形状を含み得る。第1の表面は、積層造形を使用して少なくとも部分的に形成され得る。
【0019】
例示的な物品は、第1の表面から少なくとも部分的に離間され、第1の表面との少なくとも1つの共通の端子接続点を有する第2の表面を含み得る。第1の表面は、第2の格子を含み得る。第2の表面は、曲線形状を含み得る。第2の表面は、積層造形を使用して少なくとも部分的に形成され得る。
【0020】
第1の表面および第2の表面は、それらの間に空洞を画定し得る。第1の表面および第2の表面は、圧縮力の下で第1の状態から第2の状態に変形して、空洞の体積を収縮させることができ得る。第1の表面および第2の表面は、圧縮力が解放されたときに第1の状態に戻ることができ得る。
【0021】
例示的な物品は、全体として半柱形状を含み得る。例示的な物品は、全体として長方形の断面を含み得る。様々な形状とサイズを使用し得る。例示的な物品は、第1の表面の少なくとも一部を覆うように配置された第1の層を含み得る。例示的な物品は、第2の表面の少なくとも一部を覆うように配置された第2の層を含み得る。第1の格子および第2の格子の構成は、例示的な物品の剛性を制御するために調整可能であり得る。
【0022】
図1は、例示的な物品100を示す。物品100は、衣服、毛布、背中または身体の支持具、バックパックまたはバッグなどのアイテムの一部を形成し得る。図示のように、物品100は、3つのバッフル構造またはバッフル102を含む。任意の数のバッフル102を使用し得る。バッフル102は、様々な形状およびサイズを有し得る。バッフル102は、積層造形などの様々なプロセスを使用して形成し得る。図示のように、バッフルは、複数の相互接続する支柱を有する格子構造を含み得る。バッフル102の周りに、材料を配置し得る。したがって、格子構造は、断熱性を高めるために、材料内のバッフル102に空気を閉じ込めることを可能にし得る。格子構造は圧縮可能であり得、非圧縮形態に戻るように構成され得る。
【0023】
図2は、図1に示される断熱バッフル構造102の拡大バッフル2020を示す。様々な設計をモデル化し、モデルまたは他の手段に基づいて形成し得る。バッフル構造202は、所望の絶縁値および/または剛性をもたらすために、いくつかの開口または格子構成を画定するように構成され得る。バッフル構造202は、断熱を容易にするために1つ以上の材料で覆われ得る。バッフル構造202およびカバー材料は、特定の衣服などの特定の目的のために構成され得る。
【0024】
図3は、積層造形プロセスを使用して製造されたバッフル構造302の例を示す。バッフル構造302は、バッフル102と同様であり得る。様々な設計をモデル化し、モデルまたは他の手段に基づいて形成し得る。バッフル構造202は、所望の絶縁値および/または剛性をもたらすために、いくつかの開口または格子構成を画定するように構成され得る。バッフル構造302は、断熱を容易にするために1つ以上の材料で覆われ得る。バッフル構造302およびカバー材料は、特定の衣服などの特定の目的のために構成され得る。
【0025】
図4は、例示的な断熱バッフル402の一部を示す。バッフル402は、第1の表面404と、第1の表面404から少なくとも部分的に離間された第2の表面406とを含み得る。第1の表面404および第2の表面406は、それらの間に少なくとも1つの共通の終点を有し得る。一例として、第1の表面404は、第2の表面406の少なくとも一部を延在させて接合し得る。図示のように、第1の表面404は長方形の平面であり、第2の表面406は半円形の曲線状の表面である。他の形状やサイズを使用し得る。第1の表面404および第2の表面406は、空洞407を画定し得る。第1の表面404および第2の表面406は、積層造形を使用して少なくとも部分的に形成され得る。第1の表面404および第2の表面406は、第1の表面404および第2の表面406を通る複数の開口405を画定する複数の相互接続された支柱403を含み得る。複数の相互接続された支柱403は、1つ以上の格子構造を含み得る。1つ以上の追加の支柱または格子構造は、第1の表面404、第2の表面406、または両方の表面404、406に結合され得る。相互接続された支柱403の構成は、バッフル402の剛性を制御するために調整可能であり得る。第1の表面404または第2の表面406の少なくとも一部は、1つ以上の層によって覆われ得る。層は、布または他の材料を含み得る。様々な材料層を使用し得る。一例として、バッフル構造は従来のダウンなしで断熱性を提供するため、材料層は従来のダウンプルーフ層とは異なる場合がある。
【0026】
図5は、例示的な断熱バッフル502の一部を示す。バッフル502は、第1の表面504と、第1の表面504から少なくとも部分的に離間された第2の表面506を含み得る。第1の表面504および第2の表面506は、それらの間に少なくとも1つの共通の終点を有し得る。図示のように、第1の表面504は長方形の平面であり、第2の表面506は半円形の平面である。第1の表面504および第2の表面506は、空洞507を画定し得る。第1の表面504および第2の表面506は、積層造形を使用して少なくとも部分的に形成され得る。第1の表面504および第2の表面506は、第1の表面504および第2の表面506を通る複数の開口505を画定する複数の相互接続された支柱503を含み得る。複数の相互接続された支柱503は、1つ以上の格子構造を含み得る。1つ以上の追加の支柱または格子構造は、第1の表面504、第2の表面506、または両方の表面504、506に結合され得る。相互接続された支柱503の構成は、バッフル502の剛性を制御するために調整可能であり得る。第1の表面504または第2の表面506の少なくとも一部は、1つ以上の層によって覆われ得る。一例として、バッフル構造が従来のダウン(他の断熱材料)なしで断熱性を提供するため、材料層は従来のダウンプルーフ層とは異なる場合がある。例えば図6に示されるように、様々な支柱の形状、サイズ、およびパターンを使用し得る。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【国際調査報告】