(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-12-09
(54)【発明の名称】在庫管理のための自動製品キャビネット
(51)【国際特許分類】
G06Q 10/08 20120101AFI20221202BHJP
A61F 2/16 20060101ALI20221202BHJP
A61B 50/18 20160101ALI20221202BHJP
【FI】
G06Q10/08
A61F2/16
A61B50/18
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2020566894
(86)(22)【出願日】2020-10-02
(85)【翻訳文提出日】2020-11-30
(86)【国際出願番号】 IB2020059292
(87)【国際公開番号】W WO2021064691
(87)【国際公開日】2021-04-08
(32)【優先日】2019-10-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】510294139
【氏名又は名称】ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】Johnson & Johnson Vision Care, Inc.
【住所又は居所原語表記】7500 Centurion Parkway, Jacksonville, FL 32256, United States of America
(74)【代理人】
【識別番号】100088605
【氏名又は名称】加藤 公延
(74)【代理人】
【識別番号】100130384
【氏名又は名称】大島 孝文
(72)【発明者】
【氏名】カーニック・エドワード・アール
(72)【発明者】
【氏名】シモダ・マイレ
【テーマコード(参考)】
4C097
5L049
【Fターム(参考)】
4C097AA25
4C097BB10
4C097SA10
4C097ZZ00
5L049AA16
5L049CC52
(57)【要約】
例示的な自動製品キャビネットは、製品を受容するように構成された保管エリアを画定する筐体と、面とを含む。キャビネットは、それぞれが製品の各ユニットを受容するように構成された複数のスロットと、製品のユニットの位置を示すように構成された複数の視覚的インジケータと、を含む。キャビネットは、筐体の面に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成された走査バーと、走査バーに取り付けられ、製品に関する情報を捕捉するように構成されたデータ捕捉装置と、を含む。キャビネットは、データ捕捉装置に動作可能に結合されたコントローラを含む。コントローラは、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品を在庫化し、製品の所望のユニットに関連付けられた視覚的インジケータのうちの1つ以上を作動させるように構成される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動製品キャビネットであって、
保管エリア及び面を画定する筐体であって、前記保管エリアが製品を受容するように構成されている、筐体と、
前記筐体内に配置された複数のスロットであって、前記複数のスロットそれぞれが、前記製品の各ユニットを受容するように構成されている、複数のスロットと、
前記筐体内の前記製品の前記各ユニットのそれぞれの位置を示すように構成されている複数の視覚的インジケータと、
前記筐体の前記面に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成されている走査バーと、
前記走査バーに取り付けられ、前記製品に関する情報を捕捉するように構成されているデータ捕捉装置と、
前記データ捕捉装置に動作可能に結合されたコントローラであって、プロセッサ及びメモリを備え、前記メモリにはコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、
前記製品に関する前記情報に少なくとも部分的に基づいて、前記製品を在庫化させ、
前記製品の所望のユニットに関連付けられた前記視覚的インジケータのうちの1つ以上を作動させる、コントローラと、を備える自動製品キャビネット。
【請求項2】
前記走査バーに取り付けられた複数のデータ捕捉装置を更に備え、各データ捕捉装置が、前記筐体内に配置された前記スロットの行又は列に対応する、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項3】
前記走査バーが、前記筐体の前記面に沿って第1の方向及び第2の方向に摺動可能に再位置決めされるように構成される、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項4】
前記第1及び第2の方向が相対方向に対向する、請求項3に記載の自動製品キャビネット。
【請求項5】
前記第1及び第2の方向がそれぞれ、上方向及び下方向である、請求項4に記載の自動製品キャビネット。
【請求項6】
前記第1及び第2の方向がそれぞれ左方向及び右方向である、請求項4に記載の自動製品キャビネット。
【請求項7】
複数の走査バーを更に備え、各走査バーが、前記筐体の前記面に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成されている、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項8】
前記走査バーが、離間した関係で固定される、請求項7に記載の自動製品キャビネット。
【請求項9】
第1の走査バーが、前記保管エリアの第1の部分に対して前記筐体の前記面に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成され、第2の走査バーが、前記保管エリアの第2の部分に対して前記筐体の前記面に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成される、請求項8に記載の自動製品キャビネット。
【請求項10】
複数のデータ捕捉装置を更に備え、少なくとも1つのデータ捕捉装置が、前記走査バーそれぞれに取り付けられる、請求項7に記載の自動製品キャビネット。
【請求項11】
前記筐体が外部フレームを含み、前記視覚的インジケータのうちの少なくとも1つが、前記外部フレーム上又は前記外部フレームに隣接して配置される、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項12】
各視覚的インジケータが、前記各スロットの上に、内部に、又は隣接して配置される、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項13】
前記メモリには更なるコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、ネットワークを介して前記製品の在庫を遠隔システムに送信させる、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項14】
前記遠隔システムがデータベースを含む、請求項13に記載の自動製品キャビネット。
【請求項15】
前記メモリには更なるコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、前記製品の前記所望のユニットの要求を受信させる、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項16】
前記メモリには更なるコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、
ネットワークを介して前記製品の前記所望のユニットの前記要求を遠隔システムに送信させ、
前記製品の前記所望のユニットが位置するスロットを含む、前記遠隔システムからの応答を受信させる、請求項15に記載の自動製品キャビネット。
【請求項17】
前記遠隔システムがデータベースを含む、請求項16に記載の自動製品キャビネット。
【請求項18】
前記データ捕捉装置がバーコードスキャナである、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項19】
前記製品に関する前記情報に少なくとも部分的に基づいて、前記製品を在庫化させることが、
前記製品の各ユニットと関連付けられたそれぞれの製品識別子を読み取ること、
前記製品の前記各ユニットと関連付けられた前記それぞれの製品識別子を復号化すること、及び、
前記それぞれの製品識別子を使用して、前記製品の前記各ユニットを前記各スロットと関連付けること、を含む、請求項18に記載の自動製品キャビネット。
【請求項20】
前記それぞれの製品識別子が、一次元(1D)バーコード、汎用製品コード(UPC)、又は在庫管理ユニット(SKU)である、請求項19に記載の自動製品キャビネット。
【請求項21】
前記データ捕捉装置が撮像装置である、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項22】
前記製品に関する前記情報に少なくとも部分的に基づいて、前記製品を在庫化させることが、
前記撮像装置によって捕捉された前記製品の画像を受信すること、
前記製品の前記画像を分析して、前記製品の各ユニットと関連付けられたそれぞれの製品識別子を識別すること、
前記製品の前記各ユニットと関連付けられた前記それぞれの製品識別子を復号化すること、及び、
前記それぞれの製品識別子を使用して、前記製品の前記各ユニットを前記各スロットと関連付けること、を含む、請求項21に記載の自動製品キャビネット。
【請求項23】
前記それぞれの製品識別子が、一次元(1D)バーコード、二次元(2D)バーコード、三次元(3D)バーコード、汎用製品コード(UPC)、又は在庫管理ユニット(SKU)、テキスト、又は、グラフである、請求項22に記載の自動製品キャビネット。
【請求項24】
前記メモリには更なるコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、前記走査バーの移動に応答して前記データ捕捉装置を開始させる、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項25】
前記筐体の前記面に対する前記走査バーの位置を感知するように構成されている位置検出器を更に備える、請求項24に記載の自動製品キャビネット。
【請求項26】
前記スロットのうちの少なくとも1つが、前記製品の異なるサイズのユニットを収容するように構成されている、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項27】
前記スロットのうちの前記少なくとも1つが、噴出機構及び突出部材を含む、請求項26に記載の自動製品キャビネット。
【請求項28】
前記噴出機構及び前記突出部材が、前記スロットのうちの前記少なくとも1つに位置する製品のユニットを固定するように構成されている、請求項27に記載の自動製品キャビネット。
【請求項29】
前記スロットのうちの少なくとも1つが、複数の対向する弾性部材を含む、請求項26に記載の自動製品キャビネット。
【請求項30】
前記対向する弾性部材が、前記複数のスロットのうちの前記少なくとも1つに位置する製品のユニットの反対側に接触するように構成されている、請求項29に記載の自動製品キャビネット。
【請求項31】
前記スロットのうちの少なくとも1つに配置されたスロットセンサを更に備え、前記スロットセンサが、前記スロットのうちの少なくとも1つに位置する製品のユニットの存在を感知するよう構成されている、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項32】
前記スロットセンサが、発光器及び光検出器を含む、請求項31に記載の自動製品キャビネット。
【請求項33】
前記筐体の前記面を覆うように構成されたドアを更に備える、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項34】
前記筐体内に配置された電源を更に備える、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項35】
前記視覚的インジケータそれぞれが、発光器又はグラフ表示のうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項36】
前記製品の前記各ユニットが製品パッケージである、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項37】
前記製品パッケージが外科用インプラントを含む、請求項36に記載の自動製品キャビネット。
【請求項38】
前記外科用インプラントが眼内レンズである、請求項37に記載の自動製品キャビネット。
【請求項39】
前記製品パッケージが外科用ツールを含む、請求項36に記載の自動製品キャビネット。
【請求項40】
システムであって、
クライアント装置と、
遠隔システムと、
請求項1に記載の自動製品キャビネットとを備え、
前記クライアント装置、前記遠隔システム、及び前記自動製品キャビネットが、ネットワークを介して動作可能に連結される、システム。
【請求項41】
自動製品キャビネットであって、
製品を受容するように構成された保管エリアを画定する筐体と、
前記筐体内に配置された複数のスロットであって、前記スロットそれぞれが、前記製品の各ユニットを受容するように構成されている、複数のスロットと、
前記筐体内の前記製品の前記それぞれのユニットのそれぞれの位置を示すように構成されている複数の視覚的インジケータと、
プロセッサとメモリとを備えるコントローラであって、前記メモリにはコンピュータ実行可能命令を記憶され、前記命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、
前記製品のそれぞれのユニットに関する情報を記憶するそれぞれのスマートタグから、前記製品の前記それぞれのユニットに関する情報を受信させ、
前記製品の前記それぞれのユニットに関する情報に少なくとも部分的に基づいて、前記製品を在庫化させ、
前記製品の所望のユニットに関連付けられた前記複数の視覚的インジケータのうちの1つ以上を作動させる、コントローラとを備える自動製品キャビネット。
【請求項42】
前記それぞれのスマートタグが、無線周波数識別(RFID)タグ又は近距離通信(NFC)タグである、請求項41に記載の自動製品キャビネット。
【請求項43】
前記メモリには更なるコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、ネットワークを介して前記製品の在庫を遠隔システムに送信させる、請求項41に記載の自動製品キャビネット。
【請求項44】
前記遠隔システムがデータベースを含む、請求項43に記載の自動製品キャビネット。
【請求項45】
前記メモリには更なるコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、前記製品の前記所望のユニットの要求を受信させる、請求項41に記載の自動製品キャビネット。
【請求項46】
前記メモリには更なるコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、
ネットワークを介して前記製品の前記所望のユニットの前記要求を遠隔システムに送信させ、
前記製品の前記所望のユニットが位置するスロットを含む、前記遠隔システムからの応答を受信させる、請求項45に記載の自動製品キャビネット。
【請求項47】
前記遠隔システムがデータベースを含む、請求項46に記載の自動製品キャビネット。
【請求項48】
前記スロット内に配置された前記製品の前記複数のユニットを更に含み、前記製品の各ユニットがそれぞれのスマートタグを含み、前記それぞれのスマートタグには前記製品の各ユニットに関する情報が記憶される、請求項41に記載の自動製品キャビネット。
【請求項49】
自動製品システムであって、
製品を受容するように構成された保管エリアを画定する筐体と、
前記筐体内に配置された複数のスロットであって、前記スロットそれぞれが、前記製品の各ユニットを受容するように構成されている、複数のスロットと、
前記筐体に対して離間した関係で配置された撮像装置であって、前記製品に関する情報を捕捉するように構成されている、撮像装置と、
前記筐体に対して離間した関係で配置されたプロジェクタと、
プロセッサとメモリとを備えるコントローラであって、前記メモリにはコンピュータ実行可能命令を記憶され、前記命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、
前記撮像装置から前記製品に関する情報を受信させ、
前記製品に関する前記情報に少なくとも部分的に基づいて、前記製品を在庫化させ、
前記筐体内の前記製品の所望のユニットのそれぞれの場所をプロジェクタに照明させる、コントローラと、を備える自動製品システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2019年5月13日に「在庫管理のための自動製品ロッカー」なる名称で出願された米国特許出願第16/409,903号の一部継続出願であり、その開示は、参照によりその全体が本明細書に明示的に組み込まれる。
【背景技術】
【0002】
本開示は、眼科用レンズの自動製品ロッカー及びキャビネットに関し、より具体的には、眼科用物体を分配し、患者情報を記録及び追跡し、患者用に異なるレンズを決定し、アイケアの専門家のオフィス内の眼科用レンズの在庫を追跡及び管理するためのシステムに関する。
【0003】
アイケアの専門家又はECPの典型的なオフィスでは、オフィスに入る患者に分配するために、多くの異なる眼科用レンズが在庫に保管されている。典型的には、患者は、矯正レンズが必要であるかどうかを決定し、必要な場合で、例えば、患者がコンタクトレンズを望む場合には、眼の検査を受ける。このようなレンズを分配するために、ECPは、特定のレンズが適切であるかどうかを最初に試験し、完全な注文が送られ得るまで患者に十分な量を提供するために、オフィス内に多数のレンズを保管している。更に、外科的設定において、多数の異なる眼内レンズが、手術を受けている患者に分配するために在庫に維持される。
【0004】
手動及び自動分配装置は既知であり、菓子及び温かい食事から特定の処方箋不要薬剤等の健康関連項目までの範囲の多種多様な品目を分配するために利用される。これらの分配機械の大部分は販売用装置として利用される販売機である。排出機及び販売機は多くの地域で利用されているが、これらは、医療市場において広く使用されていない。アイケアの分野では、例えば、アイケアの専門家は、未だ、自身及びレンズ製造業者の販売担当者によって手動でストックされた引き出しからトライアルコンタクトレンズを分配する。これらの引き出しは、手動在庫管理を必要とし、単にコンタクトレンズを保持している。更に、レンズを手動でストックするためのシステムを開発する必要がある。異なる在庫管理ユニット又はSKUは、屈折力、毎日、毎週、隔週、又は毎月の摩耗などの摩耗レジメン;レンズ製造業者、及びレンズ材料などの属性によって分離される必要がある。これは、在庫にあるものを追跡し、医師が患者用に選択する際に好ましいレンズをより簡単に突き止めるために、完全にいっぱいではない多くの引き出しの使用を必要とする。202020同様に、外科的設定では、眼内レンズは、手動で保管され、在庫管理された保管場所から分配されます。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような専門家を、多種多様なコンタクトレンズ(又は眼内レンズ)へのリアルタイムのアクセスを適時に提供するための手段及び方法を用いて、そのような専門家を支援するツールとして、眼の健康ケア専門家によって利用され得るシステムに対する必要性が存在する。このようなマシンはまた、多数のレンズをより良好に管理するために使用することができ、自動在庫管理を用いて在庫に維持する必要があるSKUの数を増加させることもできる。このような機械及びシステムはまた、各特定の個々の患者のニーズに適合するレンズへの即時アクセスを提供するために、そのようなレンズの製造業者によっても使用されるであろう。加えて、システムは、そのような患者のニーズをより良好に満たす新しい製品をより良好に提供するために、製品情報を送達して、データ分析を実施することができる。
【0006】
本開示の実施形態は、上記の臨床的要求に対処する装置及び方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
例示的な自動製品キャビネットが本明細書に記載される。自動製品キャビネットは、保管領域及び面を画定する筐体を含むことができ、保管領域は製品を受容するように構成される。自動製品キャビネットはまた、筐体内に配置された複数のスロットを含むことができ、スロットのそれぞれは、製品のそれぞれのユニットを受容するように構成されている、複数のスロットと、筐体内の製品のそれぞれのユニットのそれぞれの位置を示すように構成された複数の視覚的インジケータと、を含むことができる。更に、自動製品キャビネットは、筐体の面に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成された走査バーと、走査バーに取り付けられ、製品に関する情報を捕捉するように構成されたデータ捕捉装置と、を含むことができる。自動製品キャビネットは、データ捕捉装置に動作可能に連結されたコントローラを更に含むことができる。コントローラは、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品を在庫化し、製品の所望のユニットに関連付けられた視覚的インジケータのうちの1つ以上を作動させるように構成され得る。
【0008】
別の例の自動製品キャビネットが本明細書に記載される。自動製品キャビネットは、製品を受容するように構成された貯蔵エリアと、筐体内に配置された複数のスロットとを画定する筐体を含むことができ、スロットのそれぞれは、製品のそれぞれのユニットを受容するように構成される。製品のそれぞれのそれぞれのユニットは、それぞれのスマートタグを含むことができ、それぞれのスマートタグは、製品の各ユニットに関する情報を記憶する。自動製品キャビネットはまた、筐体内の製品のそれぞれのユニットのそれぞれの位置及びコントローラを示すように構成された複数の視覚的インジケータを含むことができる。コントローラは、製品のそれぞれのユニットに関する情報をそれぞれのスマートタグから受信し、製品のそれぞれのユニットに関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品を在庫化し、製品の所望のユニットに関連付けられた視覚的インジケータのうちの1つ以上を作動させるように構成され得る。
【0009】
例示的な自動製品システムもまた、本明細書に記載される。システムは、製品を受容するように構成された格納エリアと、筐体内に配置された複数のスロットとを画定する筐体を含むことができ、スロットのそれぞれは、製品のそれぞれのユニットを受容するように構成される。更に、システムは、撮像装置及びプロジェクタを含むことができ、これらはそれぞれ、筐体に対して離間した関係で配置され、コントローラと、を含むことができる。撮像装置は、製品に関する情報をキャプチャするように構成することができる。コントローラは、撮像装置から製品に関する情報を受信し、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品を在庫化し、プロジェクタに、筐体内の所望の製品の対応する場所を照明させるように構成され得る。
【0010】
上述の主題はまた、コンピュータ制御装置、コンピュータプロセス、コンピューティングシステム、又はコンピュータ可読記憶媒体などの製造物品として実装されてもよいことを理解されたい。
【0011】
他のシステム、方法、特徴、及び/又は利点は、以下の図面及び詳述を考察すれば、当業者には明らかになるであろう。そのような付加的システム、方法、特徴、及び/又は利点の全てが本説明に含まれ、添付される「特許請求の範囲」によって保護されるものである。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図面中の構成要素は、必ずしも必ずしも縮尺通りではない。同じ参照番号は、複数の図を通して対応する部分を指す。
【
図1】本明細書に記載される実装のための例示的な動作環境である。
【
図2】本明細書に記載される実施形態による自動製品ロッカーのブロック図である。
【
図3A】本明細書に記載される実施形態による自動製品ロッカーの正面図(
図3A)、側面図(
図3B)、及び等角図(
図3C)である。
【
図3B】本明細書に記載される実施形態による自動製品ロッカーの正面図(
図3A)、側面図(
図3B)、及び等角図(
図3C)である。
【
図3C】本明細書に記載される実施形態による自動製品ロッカーの正面図(
図3A)、側面図(
図3B)、及び等角図(
図3C)である。
【
図4】本明細書に記載される実施形態による自動製品ロッカーの等角図である。
【
図5A】本明細書に記載される実施形態による自動製品ロッカーを示す。
図5Aは、引き出しの保管領域を示す拡大窓を有する自動製品ロッカーを示す等角図である。
図5Bは、
図5Aに示される引き出しのうちの1つの一部分を示す等角図を示す。
【
図5B】本明細書に記載される実施形態による自動製品ロッカーを示す。
図5Aは、引き出しの保管領域を示す拡大窓を有する自動製品ロッカーを示す等角図である。
図5Bは、
図5Aに示される引き出しのうちの1つの一部分を示す等角図を示す。
【
図6A】本明細書に記載される実施形態による、視覚的インジケータ105のセットの上面図(
図6A)及び側面図(
図6B)である。
【
図6B】本明細書に記載される実施形態による、視覚的インジケータ105のセットの上面図(
図6A)及び側面図(
図6B)である。
【
図7】本明細書に記載される実施形態による自動製品ロッカーの等角図を示す。
【
図8A】本明細書に記載される実施形態による自動製品ロッカーの正面図である。
図8A~8Cは、それぞれ異なる引き出し構成を示す。
【
図8B】本明細書に記載される実施形態による自動製品ロッカーの正面図である。
図8A~8Cは、それぞれ異なる引き出し構成を示す。
【
図8C】本明細書に記載される実施形態による自動製品ロッカーの正面図である。
図8A~8Cは、それぞれ異なる引き出し構成を示す。
【
図9A】製品パッケージに含まれる例示的なラベル付けを示す。
【
図9B】製品パッケージに含まれる例示的なラベル付けを示す。
【
図9C】製品パッケージに含まれる例示的なラベル付けを示す。
【
図10】それぞれが本明細書に記載される実施形態によるラベルを有する、複数の製品パッケージを示す。
【
図11A】本明細書に記載される実施形態による自動製品位置の一部の等角図である。
図11Aは、サイドパネルを有さない自動製品位置の前側からの図を示す。
図11Bは、サイドパネルなしの自動製品位置の側面からの図を示す。
【
図11B】本明細書に記載される実施形態による自動製品位置の一部の等角図である。
図11Aは、サイドパネルを有さない自動製品位置の前側からの図を示す。
図11Bは、サイドパネルなしの自動製品位置の側面からの図を示す。
【
図12】本明細書に記載される実施形態による自動製品ロッカーの等角図である。
【
図13A】本明細書に記載される実施形態による自動製品ロッカーを使用する例示的なプロセスを示す。
【
図13B】本明細書に記載される実施形態による自動製品ロッカーを使用する例示的なプロセスを示す。
【
図13C】本明細書に記載される実施形態による自動製品ロッカーを使用する例示的なプロセスを示す。
【
図13D】本明細書に記載される実施形態による自動製品ロッカーを使用する例示的なプロセスを示す。
【
図14】例示的なコンピューティングデバイスのブロック図である。
【
図15】本明細書に記載される実装のための別の例示的な動作環境である。
【
図16】本明細書に記載される実施形態による自動製品キャビネットのブロック図である。
【
図17A】本明細書に記載される実施形態による自動製品キャビネットを示す。
図17Aは、自動製品キャビネットの等角図を示す。
図17Bは、ドアを含む、
図17Aの自動製品キャビネットを示す。
図17Cは、製品が内部に保管された、
図17Aの自動製品キャビネットの正面図を示す。
【
図17B】本明細書に記載される実施形態による自動製品キャビネットを示す。
図17Aは、自動製品キャビネットの等角図を示す。
図17Bは、ドアを含む、
図17Aの自動製品キャビネットを示す。
図17Cは、製品が内部に保管された、
図17Aの自動製品キャビネットの正面図を示す。
【
図17C】本明細書に記載される実施形態による自動製品キャビネットを示す。
図17Aは、自動製品キャビネットの等角図を示す。
図17Bは、ドアを含む、
図17Aの自動製品キャビネットを示す。
図17Cは、製品が内部に保管された、
図17Aの自動製品キャビネットの正面図を示す。
【
図18A】本明細書に記載される別の実施形態による自動製品キャビネットを示す。
図18Aは、自動製品キャビネットの等角図を示す。
図18Bは、走査バーが垂直方向に変位している、
図18Aの自動製品キャビネットを示す。
図18Cは、
図18A.の自動製品キャビネットの側面図を示す。
図18Dは、
図18A.の自動製品キャビネットの正面図を示す。
【
図18B】本明細書に記載される別の実施形態による自動製品キャビネットを示す。
図18Aは、自動製品キャビネットの等角図を示す。
図18Bは、走査バーが垂直方向に変位している、
図18Aの自動製品キャビネットを示す。
図18Cは、
図18A.の自動製品キャビネットの側面図を示す。
図18Dは、
図18A.の自動製品キャビネットの正面図を示す。
【
図18C】本明細書に記載される別の実施形態による自動製品キャビネットを示す。
図18Aは、自動製品キャビネットの等角図を示す。
図18Bは、走査バーが垂直方向に変位している、
図18Aの自動製品キャビネットを示す。
図18Cは、
図18A.の自動製品キャビネットの側面図を示す。
図18Dは、
図18A.の自動製品キャビネットの正面図を示す。
【
図18D】本明細書に記載される別の実施形態による自動製品キャビネットを示す。
図18Aは、自動製品キャビネットの等角図を示す。
図18Bは、走査バーが垂直方向に変位している、
図18Aの自動製品キャビネットを示す。
図18Cは、
図18A.の自動製品キャビネットの側面図を示す。
図18Dは、
図18A.の自動製品キャビネットの正面図を示す。
【
図19A】本明細書に記載される別の実施形態による自動製品キャビネットを示す。
図19Aは、自動製品キャビネットの等角図を示す。
図19Bは、走査バーが水平方向に変位している、
図19Aの自動製品キャビネットを示す。
図19Cは、
図19A.の自動製品キャビネットの側面図を示す。
図19Dは、
図19A.の自動製品キャビネットの正面図を示す。
【
図19B】本明細書に記載される別の実施形態による自動製品キャビネットを示す。
図19Aは、自動製品キャビネットの等角図を示す。
図19Bは、走査バーが水平方向に変位している、
図19Aの自動製品キャビネットを示す。
図19Cは、
図19A.の自動製品キャビネットの側面図を示す。
図19Dは、
図19A.の自動製品キャビネットの正面図を示す。
【
図19C】本明細書に記載される別の実施形態による自動製品キャビネットを示す。
図19Aは、自動製品キャビネットの等角図を示す。
図19Bは、走査バーが水平方向に変位している、
図19Aの自動製品キャビネットを示す。
図19Cは、
図19A.の自動製品キャビネットの側面図を示す。
図19Dは、
図19A.の自動製品キャビネットの正面図を示す。
【
図19D】本明細書に記載される別の実施形態による自動製品キャビネットを示す。
図19Aは、自動製品キャビネットの等角図を示す。
図19Bは、走査バーが水平方向に変位している、
図19Aの自動製品キャビネットを示す。
図19Cは、
図19A.の自動製品キャビネットの側面図を示す。
図19Dは、
図19A.の自動製品キャビネットの正面図を示す。
【
図20A】本明細書に記載される実施形態による、異なるサイズを有する自動製品キャビネットを示す。図の自動製品キャビネット20A,20B,及び20Cは、300,304,及び507製品又は製品パッケージをそれぞれ収容する。
【
図20B】本明細書に記載される実施形態による、異なるサイズを有する自動製品キャビネットを示す。図の自動製品キャビネット20A,20B,及び20Cは、300,304,及び507製品又は製品パッケージをそれぞれ収容する。
【
図20C】本明細書に記載される実施形態による、異なるサイズを有する自動製品キャビネットを示す。図の自動製品キャビネット20A,20B,及び20Cは、300,304,及び507製品又は製品パッケージをそれぞれ収容する。
【
図21A】本明細書に記載される自動製品キャビネットと共に使用するためのスロットのモジュールを示す。
図21Aは、スロット内に装填された製品の単位を示し、
図21Bは空のスロットを示す。
【
図21B】本明細書に記載される自動製品キャビネットと共に使用するためのスロットのモジュールを示す。
図21Aは、スロット内に装填された製品の単位を示し、
図21Bは空のスロットを示す。
【
図22】本明細書に記載される自動製品キャビネットと共に使用するための例示的なスロットを示す。
【
図23】本明細書に記載される別の実施形態による自動製品キャビネットを示す。
【
図24】本明細書に記載される更に別の実施形態による自動製品システムを示す。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本明細書における説明及び特許請求の範囲において、用語「約」は、変更がプロセス又はデバイスの非適合性をもたらさない限り、列挙された値が幾分変更され得ることを示す。例えば、いくつかの要素に関して、用語「約」は、他の要素のための±0.1%,の変形を指すことができ、用語「約」は、±1%若しくは±10%,又はその中の任意の点の変動を指すことができる。
【0014】
本明細書で使用するとき、用語「実質的に」又は「実質的な」は、行為、特性、特性、状態、構造、物品、又は結果の完全な又はほぼ完全な欠如を指す負の表記で使用される場合にも同様に適用可能である。例えば、「実質的に」平坦である表面は、完全に平坦であるか、又はほぼ平坦であり、その効果は完全に平坦であるかのように同じであろう。
【0015】
本明細書で使用するとき、「a」、「an」、及び「the」などの用語は、単数の実体のみを指すことを意図するものではなく、具体的な例が例示のために使用され得る一般的な部類を含む。
【0016】
本明細書で使用するとき、単数形に定義される用語は、複数に定義された用語を包含することを意図しており、その逆もまた同様である。
【0017】
本明細書において「一実施形態」、「実施形態」、「例示的実施例」などに言及する場合、述べられるその実施形態が、特定の機能、構造、又は特徴を含み得るが、全ての実施形態が、その特定の機能、構造、又は特徴を必ずしも含むわけではないことを示す。更に、そのような句は、必ずしも同一の実施形態に言及するものではない。更に、特定の特徴、構造、又は特性が実施形態に関連して記載される場合、明確に記載されているかどうかにかかわらず、他の実施形態に関連するこのような特徴、構造、又は特性への影響は、当業者の知見内であるものとする。以下の説明の目的のために、用語「上部」、「下部」、「右」、「左」、「垂直」、「水平」、「上部」、「底部」、及びそれらの派生語は、図面に配向されているように本発明に関連するものとする。用語「上に重なる」、「上に配置される」、又は「上に配置された」という用語は、第1の要素が第2の要素上に存在することを意味し、第1の要素と第2の要素との間の介在要素界面を意味する。「直接接触」又は「取り付けられた」という用語は、第1の要素及び第2の要素が、2つの要素のインターフェースにおいて任意の中間要素なしに接続されることを意味する。
【0018】
本明細書における任意の数値範囲への言及は、その範囲に包含される各数値(分数及び整数を含む)を明示的に含む。例示するために、本明細書において、「少なくとも50”又は「少なくとも約50”」の範囲は、50,51,52,53,54,55,56,57,58,59,60,などの整数を含み、分数50.1,50.2 50.3,50.4,50.5,50.6,50.7,50.8,50.9,などが含まれる。更なる説明では、本明細書において、「50”未満又は「約50”未満」の範囲は、整数49,48,47,46,45,44,43,42,41,40,など、及び分数49.9,49.8,49.7,49.6,49.5,49.4,49.3,49.2,49.1,49.0,などを含む。
【0019】
特に定義されない限り、本明細書で用いる技術的及び科学的な用語は全て、当業者によって共通に解釈されるものと同じ意味を有する。本開示を実施又は試験するうえで、本明細書に記載されるものと同様又は同等のいかなる方法及び材料も使用し得る。本明細書で使用する、用語「含む/備える(comprising)」及びその変化形は、用語「含む(including)」及びその変化形と同義語として使用されるオープンで非限定的な用語である。「任意追加の」又は「任意追加的に」は、その後に記述されるイベント又は状況が発生してもしなくてもよいこと、説明に前述のイベント又は状況が発生する事例及び発生しない事例が含まれることを意味する。コンタクトレンズを保管するための自動製品ロッカーについて実装が説明されるが、これらの実装はこれに限定されないが、他のタイプの製品を保管するための自動製品ロック者に適用可能であることは、当業者には明らかとなろう。
【0020】
自動製品保管ロック器が本明細書に記載される。このような自動製品ロック装置は、コンタクトレンズなどの製品を追跡/在庫するために使用され得る。例えば、本明細書に記載の自動製品ロック器は、(i)保管から取り出された製品の単位の追跡を維持すること、(ii)在庫を必要とするユーザーを知らせる工程、(iii)製品の注文を自動的に配置すること、(iv)全ての定期的に処方されたレンズの貯蔵空間、及び/又は(v)停電中の作業を含む。
【0021】
ここで
図1を参照すると、本明細書に記載される実装のための例示的な動作環境が示されている。
図1に示すように、自動製品ロッカー100,、クライアント装置102,、及び遠隔システム104は、1つ以上のネットワーク200.によって動作可能に連結され得る。自動製品ロッカー100は、以下に詳細に記載される。更に、client 102は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、又は携帯電話などのcomputing(例えば、
図14のcomputing 700)とすることができ、遠隔システム104は、サーバなどのcomputing(例えば、
図14のcomputing 700)とすることができる。任意選択的に、いくつかの実施態様では、遠隔システム104は、クラウドベースのシステム、例えば、要求に応じてクライアント装置102の必要性を提供するために割り当てられるプロセッサ及びデータ記憶装置などの1つ以上のコンピュータシステムリソースである。クラウドベースのシステムは、当該技術分野において既知であり、以下に更に詳細に記載されない。いくつかの実施態様では、遠隔システム104は、データベース104A.を含むか、又はデータベース104A.にアクセスすることができる。代替的に又は追加的に、遠隔システム104は、電子医療記録(EMRs)104B.を含むか、又はアクセスすることができる。
【0022】
上述のように、自動製品ロッカー100,クライアント装置102,及び遠隔システム104は、1つ以上のネットワーク200.によって接続することができる。本開示は、ネットワーク200が任意の好適な通信ネットワークであることを企図する。ネットワークは、1つ以上の点で互いに類似し得る。代替的に又は追加的に、ネットワークは、1つ以上の点で互いに異なっていてもよい。ネットワーク200は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、広域ネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、仮想プライベートネットワーク(VPN)などを含むことができ、上記のネットワークのいずれかの部分又は組み合わせを含む。自動製品ロッカー100,クライアント装置102,及び遠隔システム104は、1つ以上の通信リンクを介してネットワーク200に連結され得る。本開示は、通信リンクが任意の好適な通信リンクであることを企図する。例えば、通信リンクは、有線リンク、無線リンク、及び光リンクを含むがこれらに限定されない、データ交換を容易にする任意の媒体によって実施されてもよい。例示的な通信リンクとしては、LAN、WAN、MAN、イーサネット、インターネット、又はWiFi,WiMax,3G、4G、若しくは5Gなどの任意の他の有線若しくは無線リンクが挙げられるが、これらに限定されない。
【0023】
本開示は、自動製品ロッカー100,client 102,及び遠隔システム104が、米国特許第100,号に記載されているように、在庫及び出荷/配送機能を持ち出すように相互作用することができることを企図する。17,2018,年12月17,2018,日に出願され、「DISTRIBUTION AND INVENTORY SYSTEM AND METHODS OF USING THE SAME」と題された米国特許出願公開第No.16/222,819号(その開示内容は、参照によりその全体が本明細書に明示的に組み込まれる。例えば、後述するように、遠隔システム104は、自動製品位置特定器100.内に保管された製品(例えば、コンタクトレンズ)の在庫を反映するデータベース104Aを管理/維持することができる。ネットワーク200,を介してメッセージを交換することにより、遠隔システム104は、自動製品位置特定器100.から製品在庫更新を有するメッセージを受信することができる。遠隔システム104はまた、自動製品位置特定器100及び/又はクライアント装置102.からの要求に応じてデータベース104Aにクエリすることもできる。本開示は、ユーザ(例えば、アイケア専門家(ECP)などの医療専門家)が、クライアント装置102.を使用して自動製品ロッカー100及び/又は遠隔システム104と相互作用することができることを企図する。例えば、クライアント装置102は、ウェブブラウザを使用して、自動製品ロッカー100及び/又は遠隔システム104とのアプリケーション及び/又はインターフェースを実行することができる。
【0024】
ここで
図2を参照すると、本明細書に記載される実施形態による自動製品位置特定器100のブロック図が示されている。自動製品位置特定器100は、筐体101及び1つ以上の引き出し103.を含むことができる。引き出し103のそれぞれは、図の格納領域(例えば、
図1の貯蔵エリア104)を画定することができる。5A~5B)は、製品を受容するように構成されている。本明細書に記載されるように、引き出し103のそれぞれは、筐体101.内に摺動可能に収容可能である。換言すれば、引き出し103は、(例えば、図に示されるように)筐体101から引き出すことができる。7,13B,13C)は、例えば、製品へのアクセスを提供する。一方、引き出し103は、筐体101内に収容され得る(例えば、図に示されるように)。4、5A、13A)。
【0025】
自動製品位置特定器100はまた、保管領域内の製品のそれぞれのユニットのそれぞれの位置を示すように構成された複数の視覚的インジケータ105を含むことができる。更に、自動製品位置特定器100は、筐体101内に配置され、製品に関する情報を捕捉するように構成されたマシンビジョンシステム107を含むことができる。マシンビジョンシステム107は、データ捕捉装置を含むことができる。後述するように、データ捕捉装置は、任意選択的に、バーコードスキャナ又は撮像デバイスであり得る。更に、自動製品位置特定器100は、筐体101.内に配置されたコントローラ109を含むことができる。コントローラ109は、computing(例えば、
図14のcomputing 700)であり得る。自動製品ロッカー100を使用するための1つの例示的なコントローラは、Raspberry Pi Foundation(United Kingdom)のラズベリーPIである。
【0026】
本開示は、マシンビジョンシステム107及びコントローラ109が、例えば、1つ以上の通信リンクを介して動作可能に連結され得ることを企図する。本開示は、通信リンクが任意の好適な通信リンクであることを企図する。加えて、視覚的インジケータ105及びコントローラ109は、例えば、1つ以上の通信リンクを介して動作可能に連結され得る。例えば、通信リンクは、有線リンク、無線リンク、及び光リンクを含むがこれらに限定されない、データ交換を容易にする任意の媒体によって実施されてもよい。これにより、コントローラ109は、マシンビジョンシステム107及び/又は視覚的インジケータ105.とデータを交換することができる。
【0027】
任意選択的に、いくつかの実施態様では、自動製品位置特定器100は、筐体101.内に配置された電源111を含み得る。例えば、自動製品位置特定器100は、通常動作中にグリッド電力(例えば、ホーム/バスに供給される標準交流(A/C)電力)に接続するように構成され得る。本開示は、電源111が、破壊(例えば、停電)に応答して自動製品位置100に電力を供給することができることを企図する。電源111は、任意選択的に電池であってもよい。
【0028】
任意選択的に、いくつかの実施態様では、自動製品位置特定器100は、筐体101内に配置され、引き出し103.を固定するように構成されたロック装置113を含むことができる。例えば、ロック装置113は、引き出し103を、パスコード、カード、無線周波数識別(RFID)、又はバイオメトリクス(例えば、認証)で動作可能な解除機構で引き出し103を固定する電子ロックであってもよい。クライアント装置102は、ネットワークを介して自動製品位置100に認証情報を送信することができることを理解されたい。認証は、自動製品ロッカー100において、及び/又は遠隔システムでリモートでローカルに実行することができる。あるいは、ロック装置113は機械的ロックであってもよく、これは、物理的キーで動作可能な解除機構で引き出し103を固定する。
【0029】
任意選択的に、いくつかの実施態様では、自動製品位置特定器100は、引き出し103.の移動を検出するように構成され得る。以下に記載されるように、マシンビジョンシステム107は、引き出し103.の移動に応答して開始され得る。いくつかの実施態様では、コントローラ109は、マシンビジョンシステム107.を使用して引き出し103の移動を検出するように構成され得る。例えば、自動製品位置100は、引き出し103.内に配置された機械可読コードを含む位置ストリップを含むことができる。位置ストリップは、区画のうちの1つ以上に沿って、又はそれに隣接して配置され得る(例えば、図中の区画400)。5A~5B)。機械可読位置コードは、製品のユニットを受容する引き出し内の各スロットに対応して提供され得ることを理解されたい。この実装では、マシンビジョンシステム107(例えば、撮像装置又はバーコードスキャナ)は、位置ストリップを読み取る/復号するように構成され得る。この情報は、コントローラ109,に送信され、それによって受信されてもよく、これは、引き出し103の移動を検出するように構成することができる。代替的に又は追加的に、自動製品位置特定器100は、筐体101.に対する引き出し103の位置を感知するように構成された位置検出器115を更に含むことができる。例えば、位置検出器115は、貫通ビーム光電センサであってもよい。この実施態様では、貫通孔を有するプレートを自動製品ロッカー100.内に提供することができる。引き出し103が筐体101,に対して移動すると、光ビームはプレート上を並進し、光電センサは、光ビームが貫通孔のそれぞれを通過するときを検出する。この情報は、相対位置引き出し103.を追跡するように構成され得るコントローラ109,に送信及び受信することができる。任意選択的に、自動製品位置特定器100は、引き出しが筐体の内外にスライドする速度を安定化させるための引き出し緩衝材を含むことができる。
【0030】
ここで図を参照する。3A~3C、正面図(
図3A)、側面図(
図3B)、及び自動製品ロッカー100の等角図(
図3C)が示されている。筐体101及び複数の引き出し103が図に示されている。3A-3C。引き出し103は、4つの比較的小さい引き出し(例えば、上部4つの引き出し)及び4つの比較的大きい引き出し(例えば、底部4つの引き出し)を含む。異なるサイズの引き出し103は、異なるサイズの製品を収容するために提供され得る。例えば、上部4つの引き出しは、1対(1p)コンタクトレンズパッケージを収容するようにサイズ決めされてもよく、一方、底部4つの引き出しは、3対(3p)又は5対(5p)コンタクトレンズパッケージを収容するようにサイズ決めされてもよい。引き出し103の数、サイズ、及び/又は配置は、一例としてのみ提供され、他の構成が可能であることを理解されたい。
【0031】
ここで
図4を参照すると、本明細書に記載される実施形態による自動製品ロッカー100の等角図が示されている。筐体101及び複数の引き出し103を
図4に示す。引き出し103は、3つの比較的小さな引き出し(例えば、3つの引き出し)及び3つの比較的大きい引き出し(例えば、3つの引き出しの底部)を含む。上述したように、異なるサイズの引き出し103を提供して、異なるサイズの製品を収容することができる。例えば、上部3つの引き出しは、1対(1p)コンタクトレンズパッケージを収容するようにサイズ決めされてもよく、底部3つの引き出しは、3対(3p)又は5対(5p)コンタクトレンズパッケージを収容するようにサイズ決めされてもよい。引き出し103の数、サイズ、及び/又は配置は、一例としてのみ提供され、他の構成が可能であることを理解されたい。
【0032】
自動製品ロッカー100はまた、視覚的インジケータ(例えば、
図2の視覚的インジケータ105)を含むことができる。視覚的インジケータのそれぞれは、発光ダイオード(LED)などの発光体であり得る。これらの値が単に例示的であることが理解される。本開示は、視覚的インジケータが、グラフィカル表示を含むがこれらに限定されない他の要素であり得ることを企図する。上述のように、視覚的インジケータ(例えば、
図2の視覚的インジケータ105)は、コントローラ(例えば、
図2のコントローラ109)に動作可能に連結され得る。視覚的インジケータは、自動製品位置特定器100.内の所望の製品の位置のユーザ(例えば、アイケアの専門家(ECP)などの健康専門家)に通知するために提供される。本明細書に記載されるように、視覚的指標は、自動製品位置100の外部表面上に(例えば、引き出し上及び/又はそれに隣接して)、及び/又は自動製品位置100の保管領域内に(例えば、製品パッケージに隣接して)提供することができる。コントローラは、所望の製品が配置されている(例えば、引き出し及び/又は引き出し自体内の位置)、ユーザーに通知するために、1つ又は2つ以上の視覚的インジケータに作動信号を送信することができる。本明細書に記載されるように、コントローラは、自動製品位置100の外部に1つ以上の視覚的インジケータを作動させ、及び/又は引き出し内の1つ以上の視覚的インジケータを作動させることができる。いくつかの実施形態では、視覚的インジケータは、例えば、状態の変化をユーザに警告するために、色、点滅、又は他の方法で変化する状態を変更することなどによって、エラーを示すことができる。視覚的インジケータはまた、製品をロッカーに装填するときに、ユーザー(例えば、ECP、スタッフ員、従業員、第三者、又は他のユーザ)をロッカー内の利用可能な場所に案内してもよい。特定の実施形態では、視覚的インジケータは、どの誘導が指示されているかを指定するために、異なる画像、色、又は他の表示を表示してもよい。例えば、デバイスの各ユーザは、グラフィック表示の場合には、特定のアイコン、グラフィック、又はテキストに関連付けることができる。又は、LED又は他の発光視覚的インジケータの場合、特定のユーザーは、ロッカーに動作可能に関連付けられたソフトウェアアプリケーション内の所与の色又は瞬きシーケンスに関連付けられてもよく、それにより、複数のユーザは、その割り当てられた色を視覚的インジケータ上の割り当てられた色に続いて、位置特定者内の正しい場所に向けられることができる。
【0033】
ここで図を参照する。5A~5Bは、本明細書に記載される実施形態による自動製品位置特定器100が示されている。
図5Aは、引き出し103.の格納領域104を示す拡大窓を有する自動製品位置100を示す等角図である。筐体101及び複数の引き出し103を
図5Aに示す。引き出し103は、2つの比較的小さい引き出し(例えば、上部2つの引き出し)及び3つの比較的大きい引き出し(例えば、3つの引き出しの底部)を含む。上述したように、異なるサイズの引き出し103を提供して、異なるサイズの製品を収容することができる。例えば、上部2つの引き出しは、1対(1p)コンタクトレンズパッケージを収容するようにサイズ決めされてもよく、底部3つの引き出しは、3対(3p)又は5対(5p)コンタクトレンズパッケージを収容するようにサイズ決めされてもよい。引き出し103の数、サイズ、及び/又は配置は、一例としてのみ提供され、他の構成が可能であることを理解されたい。
【0034】
更に、
図5Aに示す引き出し103のそれぞれは、その外面103A.上に配置された視覚的インジケータ105を含む。
図5Aでは、視覚的インジケータ105は、引き出し103の外部面103A上に(例えば、引き出しのハンドル上又はその近くに)配置されている。
図5Aに示す視覚的インジケータ105の配置は、一例としてのみ提供されることを理解されたい。本明細書に記載されるように、視覚的インジケータ105は、所望の製品の場所をユーザーに通知し、その結果、視覚的インジケータ105は、ユーザーの利益のために特定の引き出し103を(例えば、作動させたとき)目立たせるために、引き出しのどこか及び/又はその近くに配置され得る。したがって、本開示は、引き出し103.の外面103Aに対向して、引き出し103の外面103Aに隣接して視覚的インジケータ105を任意選択的に提供することができることを企図する。
図5Aでは、視覚的インジケータ105のうちの1つは、自動製品位置特定器100.の頂部からの第2の視覚的インジケータ105を作動させる(例えば、点灯させる)。これは、所望の製品がこの特定の引き出し103.内に位置することをユーザーに知らせる103。
【0035】
図5Aの拡大窓は、引き出し103.内の貯蔵エリア104を示す。記憶領域104は、製品を受容することを理解されたい。本明細書に記載の実施例では、製品はコンタクトレンズである。製品は、任意選択的に、1つ以上の製品パッケージ300(例えば、箱、カートン、ラッパーなどの容器)に収容され得る。例えば、ワイヤ300は1つ又は2つ以上の導電体を含み得る。自動製品位置特定器100は、複数の製品パッケージ300,、すなわち、製品の複数のユニットを受容することができる。
図5Aでは、製品パッケージ300は、保管領域104.内で並んで並んで配置される。換言すれば、製品パッケージ300(本明細書では「製品の単位」と呼ばれることもある)は、区画間の単一の列に配置される。加えて、視覚的インジケータ105のセットは、記憶領域104.内に提供され得る。それぞれの視覚的インジケータ105は、製品パッケージ300.のそれぞれに隣接して提供される。拡大窓に示されるように、2つの製品パッケージ300に隣接するそれぞれの視覚的インジケータ105(すなわち、保管領域104から取り出される製品パッケージ)が作動される(例えば、照明される)。これにより、所望の製品が記憶領域104.内のこれらの特定の位置に位置することをユーザに知らせる104。
【0036】
図5Bは、
図5Aに示される引き出し103のうちの1つの一部分を示す等角図を示す。
図5Bに示すように、引き出し103は、格納領域104.内に配置された複数の区画400を更に含むことができる。加えて、引き出し103は、製品を受容するように構成された複数のトレイ420を更に含むことができ、トレー420のそれぞれは、隣接する仕切り400.の間に配置される。トレー420のそれぞれは、製品(例えば、製品パッケージ300)のユニットを受容するための複数のスロット440を含むことができる。
図5Bに示すように、視覚的インジケータ105のそれぞれのセットは、区画400.のそれぞれに沿って配置され得る。視覚的インジケータ105は、1つの視覚的インジケータ105が各スロット440.に隣接して配置されるように、区画400に沿って直線的に配置することができる。
図5Bでは、一組の視覚的インジケータ105が点線のボックスによって示されている。したがって、視覚的インジケータ105は、製品パッケージ300,のうちの1つのそれぞれの側に隣接して配置され、これは、作動される(例えば、照明される)ときに、製品の所望のユニットの特定の位置を強調する。
【0037】
ここで図を参照する。
図6A~6B、本明細書に記載される実施態様による視覚的インジケータ105のセットの上面図(
図6A)及び側面図(
図6B)が示されている。本明細書に記載されるように、視覚的インジケータ105のセットは、パーティション(例えば、
図5Bのパーティション400)に沿って配置され得る。いくつかの実施態様では、視覚的インジケータ105は、区画に沿って直線的に配置されている。図では、6A~6Bは、視覚的インジケータ105は等間隔で配置されている。これは、スロットサイズが同じであるためである。本開示は、視覚的インジケータ105が、例えば、スロットサイズが異なる場合に、等しくない間隔で配置され得ることを企図する。換言すれば、視覚的表示部105は、1つの視覚的インジケータ105が各スロットに隣接して提供されるような大きさ及び/又は間隔を置いていてもよい。視覚的インジケータ105間の数、サイズ、及び/又は間隔は、一例としてのみ提供され、他の構成が可能であることを理解されたい。
【0038】
ここで
図7を参照すると、本明細書に記載される実施形態による自動製品ロッカー100の等角図が示されている。筐体101及び複数の引き出し103が示されている。
図7では、引き出し103のうちの1つは、製品をユーザーに露出させる筐体101,から引き出される。
【0039】
ここで図を参照する。8A~8Cは、本明細書に記載される実施形態による自動製品ロッカー100の正面図が示されている。
図8A~8Cは、異なる引き出し構成を示す。
図8Aは、1対(1p)コンタクトレンズパッケージのためにサイズ決めされた2つの引き出し、3対(3p)コンタクトレンズパッケージのためにサイズ決めされた1つの引き出し、及び5対(5p)コンタクトレンズパッケージのための1つの引き出しを有する構成を示す。
図8Bは、5対(5p)コンタクトレンズパッケージのサイズを有する6つの引き出しを有する構成を示す。
図8Cは、1対(1p)コンタクトレンズパッケージのためにサイズ決めされた4つの引き出し、3対(3p)コンタクトレンズパッケージのためにサイズ決めされた1つの引き出し、及び5対(5p)コンタクトレンズパッケージのサイズを有する3つの引き出しを有する構成を示す。引き出しの数、サイズ、及び/又は配置は、一例としてのみ提供され、他の構成が可能であることを理解されたい。
【0040】
本明細書に記載されるように、マシンビジョンシステム(例えば、
図2のマシンビジョンシステム107)は、製品に関する情報をキャプチャすることができる。本開示は、そのような情報が製品パッケージ及び/又は製品自体と関連付けられ得ることを企図する。例えば、製品パッケージは、バーコード(1D、2D、又は3D)、汎用製品コード(UPC)、及び/又は在庫管理ユニット(SKU)などのラベルを含むことができる。ここで図を参照する。9A~9Cは、製品パッケージに含まれる例示的なラベル付けが示されている。いくつかの実施態様では、ラベル500は、製品パッケージ300に貼付される(図を参照)。9A~9C)。図では、9A~9Cでは、ラベル500は、2Dバーコード(例えば、QRコード)を含む。いくつかの実施態様では、ラベル600は、製品パッケージ300上に直接印刷される(
図9Cを参照)。
図9Cでは、ラベル600はUPCである。他の実施態様では、ラベルは、製品自体(図示せず)上に含まれてもよく、及び/又は製品自体に貼付されてもよい。更に、本開示は、製品に関する情報が、製品パッケージ又は製品自体に含まれる及び/又は製品パッケージ又は製品自体に添付された図形(例えば、ブランド名、製品名、製品の説明など)及び/又はグラフィック(例えば、ブランドロゴ、製品ロゴ)であり得ることを企図する。9B、9C)。製品に関連する情報は、機械学習アルゴリズム、光学文字認識(OCR)、又は本明細書でより詳細に説明される他の手段によって、コンピュータビジョンシステムによって認識され得る。本開示は、自動製品位置特定器100に格納された製品パッケージのそれぞれがラベルを含むことができることを企図する。
図10は、それぞれラベル500.を有する複数の製品パッケージ300,を示す。製品パッケージ300は、本明細書に記載される自動製品ロック装置の内側に保管され得、マシンビジョンシステムは、ラベル300.を読み取る/復号することによって製品に関する情報を捕捉することができる。
【0041】
ここで図を参照する。11A~11B、本明細書に記載される実施形態による自動製品位置100の一部の等角図が示されている。筐体101及び複数の引き出し103が図に示されている。11A~11B。
図11Aは、サイドパネルなしの自動製品位置特定器100の前面からの図を示す。外部引き出し面のうちの1つは、視認性のために
図11Aにおいて透明である。
図11Bは、サイドパネルなしの自動製品位置特定器100の側面からの図を示す。
図11A~11Bは、筐体101.内に配置されたマシンビジョンシステムを示す。図のマシンビジョンシステム11A~11Bは、データ捕捉装置107Aと、図の「マシンビジョンシステム」と総称される光反射デバイス107Bとを含む。11A~11B)。データ捕捉装置107Aは、バーコードリーダ又はデジタルカメラなどの撮像装置などの光学デバイスであってもよい。多くの好適なカメラのうちの1つは、E-Consystemsモデル3CAM_CU135_TCを含む。デジタルカメラは、レンズ、センサ、及び画像プロセッサを含む。デジタルカメラは、当該技術分野において既知であり、したがって、以下に更に詳細に記載されない。データ捕捉装置はまた、RFIDスキャナなどの無線周波数デバイスの形態をとることができる。図に関連して説明される実施例では、11A~11Bでは、データ捕捉装置107Aは撮像装置である。撮像装置は、一例としてのみ提供され、本開示は、他の種類のデータ捕捉装置を使用することを企図することを理解されたい。更に、光反射デバイス107Bは、ストレージエリアの少なくとも一部分から反射された光をデータ取込みデバイス107A.に方向付けるように構成することができる。例えば、光反射デバイスとしては、鏡、プリズム、レンズなどが挙げられるが、これらに限定されない。図に示されるように、11A~11B、データ捕捉デバイス107A及び光反射デバイス107Bは、引き出し103.の両側に配置されている。光反射装置107Bは、光反射面がデータ捕捉装置107A.の軸に対して下向きに方向付けられるような角度で配置される。このようにして、光反射面107Bは、引き出しの格納領域の一部からデータ捕捉装置107A,に向かって反射された光を指示し、これにより、データ捕捉装置107Aは、記憶領域内の製品の単位の画像を捕捉することができる。データ捕捉装置107A及び光反射デバイス107Bの特性、サイズ、及び/又は配置は、所望の画像フィールドに依存することを理解されたい。本開示は、1つ以上のデータ捕捉装置107A及び/又は1つ以上の光反射面107Bがマシンビジョンシステムを形成することができることを企図する。上述のように、これは、所望の画像フィールドによって決定される。加えて、本開示は、マシンビジョンシステムが、1つ以上のデータ捕捉装置107Aのみを含むことができる(すなわち、光反射面107A Bを有さない)ことを企図する。これは、例えば、記憶エリアのサイズ、データ捕捉装置特性、データ捕捉装置の数などに依存する。
【0042】
ここで
図12,を参照すると、本明細書に記載される実施形態による自動製品位置特定器100の等角図が示されている。筐体101及び複数の引き出し103を
図12.に示す。
図12は、引き出し103.の外面を有さない自動製品位置100の前面からの図を示す。
図12のマシンビジョンシステムは、データ捕捉装置107C.を含む。データキャプチャ装置107Cは、バーコードスキャナであってもよい。バーコードスキャナーは、印刷された機械可読コード(例えば、バーコード)をtoに読み取り、出力することができる。バーコードスキャナーとしては、レーザスキャナー、電荷結合デバイス(CCD)スキャナ、及び全方向スキャナーが挙げられるが、これらに限定されない。バーコードスキャナーは、当該技術分野において既知であり、したがって、以下で更に詳細に説明されない。
【0043】
本明細書に記載されるように、自動記憶位置特定器100は、複数の引き出し及び複数のマシンビジョンシステムを含むことができる。いくつかの実施態様では、それぞれのマシンビジョンシステム(例えば、データ捕捉装置107A/光反射デバイス107B)。11A~11B又は
図12のデータ捕捉デバイス107Cは、それぞれの引き出しごとに提供され得る。換言すれば、各引き出しは、それ自体のマシンビジョンシステムを有することができる。任意選択的に、いくつかの実施態様では、マシンビジョンシステム107は、単一のデータ捕捉装置(例えば、図に示されるような1つの引出し当たりのカメラ)を含むことができる。11A~11B)。
【0044】
再び
図2を参照すると、コントローラ109は、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品を在庫化し、製品の所望のユニットに関連付けられた視覚的インジケータ105のうちの1つ以上を作動させるように構成され得る。ここで、図に関連して例示的なプロセスを説明する。13A~13D。
図13A,では、ユーザ(例えば、ECP)は、クライアント装置102.を使用して、製品の所望のユニットに対する要求に入る。クライアント装置102は、ネットワーク(図には示されていない)を介して、製品の所望のユニットに対する要求を自動製品位置100に送信することができる。13A~13D)。コントローラ(図に示されていない)自動製品ロッカー100の13A~13D)は、製品の所望のユニットに対する要求を受信するように構成され得る。更に、コントローラは、ネットワークを介して製品の所望のユニットの要求を遠隔システムに送信するように更に構成され得る(図には示されていない)。13A~13D)。本明細書に記載されるように、遠隔システム(例えば、
図1の遠隔システム104)は、在庫データベースを含むことができ、かつ/又はそれにアクセスすることができる。遠隔システムは、データベースに問い合わせて、自動製品ロッカー100.内の製品の所望のユニットの位置(複数可)を決定することができる。遠隔システムは、ネットワークを介してコントローラに応答を送信することができ、コントローラは、応答を受信することができ、この応答は、記憶領域内の製品の所望のユニットの位置(複数可)を含む。このような位置(複数可)は、引き出し内に特定の引き出し(複数可)及び/又は特定の位置(複数可)を含み得ることを理解されたい。本明細書に記載されるように、コントローラは、信号を送信して視覚的インジケータ(図には示さず)を作動させるように構成され得る。13A~13D)は、ユーザーが引き出し103.内の製品の所望のユニットの位置(複数可)を識別するのを支援する103.任意に、本明細書に記載されるように、コントローラは引き出し103.をロック解除することができる。開放引き出し103を図に示す。13B及び13C,はまた、コントローラによって作動された(例えば、照明された)視覚的インジケータ105を示す。これらの視覚的インジケータは、ユーザーの利益のために、製品の所望の単位の位置を強調する。
図13D,では、引き出し103は筐体に戻される。本明細書に記載されるように、この移動(例えば、筐体101から引き出し103を筐体101から引き出し、及び/又は引き出し103を筐体101内に戻す)は、自動製品位置103によって、例えば、マシンビジョンシステム及び/又は位置検出器を使用して検出することができる。これにより、コントローラは、マシンビジョンシステムを開始させる。マシンビジョンシステムを開始することによって、自動製品位置特定器100は、製品のユニットに関連付けられた機械可読ラベル(例えば、バーコード、UPC、SKU、テキスト、グラフィック)を読み取る/復号することができる。次いで、製品のそれぞれのユニットは、保管領域内のそれぞれの位置に関連付けられ得る。次いで、製品のユニットのそれぞれのそれぞれの位置は、コントローラによって遠隔システムに送信され得る。換言すれば、コントローラは、ネットワークを介して更新された製品の在庫を遠隔システムに送信するように構成され得、データベースは、それに応じて更新され得る。任意に、本明細書に記載されるように、コントローラは引き出し103.をロックすることができる。
【0045】
代替的に又は追加的に、自動製品ロッカー100は、effortundlessに在庫管理され得る。例えば、ユーザー(例えば、ECP)は、保管領域内の任意の空のスロット内に製品パッケージを配置することによって、1つ以上の引き出し及び在庫製品を開くことができる。従来のストレージシステムとは異なり、例えば、処方、電力、タイプなどによって、任意の方法でストレージを編成する必要はない。製品パッケージは、代わりに、貯蔵エリア内にランダムに配置され得る。引き出しを閉じると、コントローラはマシンビジョンシステムを開始することができる。マシンビジョンシステムを開始することによって、自動製品位置特定器100は、製品のユニットに関連付けられた機械可読ラベル(例えば、バーコード、UPC、SKU、テキスト、グラフィック)を読み取る/復号することができる。次いで、製品のそれぞれのユニットは、保管領域内のそれぞれの位置に関連付けられ得る。次いで、製品のユニットのそれぞれのそれぞれの位置は、コントローラによって遠隔システムに送信され得る。換言すれば、コントローラは、ネットワークを介して更新された製品の在庫を遠隔システムに送信するように構成され得、データベースは、それに応じて更新され得る。
【0046】
再び
図2を参照すると、いくつかの実施態様では、コントローラ109は、引き出し103.の状態に応じてアラームを提供するように構成され得る。条件のホストは、(コンピュータビジョンシステムによって認識されるように)逆さまなど、誤って挿入されている製品を含む、警報をトリガするように機能し得る。別の可能な警報条件として、コントローラ109は、例えば、ユーザーに通知するために、予め設定された期間より長い間、引き出し103が開いたままである(例えば、アンジャー)ことに応じてアラームを提供してもよい。加えて、コントローラ109は、保存領域内の環境条件(例えば、温度、湿度など)に応じてアラームを提供することができる。本開示は、引き出し103が、環境条件を検出するための様々なセンサを含み得ることを企図する。
【0047】
本明細書に記載されるように、マシンビジョンシステム107のデータ捕捉装置107Cは、1Dバーコード、UPC、又はSKUなどの機械可読製品識別子を読み取り、復号することができるバーコードスキャナ(
図12参照)であり得る。機械可読製品識別子は、本明細書に記載されるように、製品パッケージ及び/又は製品自体に直接貼付され、かつ/又は直接印刷され得る。したがって、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品を在庫化する工程は、バーコードスキャナを使用して、製品のそれぞれのユニットに関連付けられたそれぞれの製品識別子を読み取る工程と、製品のそれぞれのユニットに関連付けられたそれぞれの製品識別子を復号することも含み得る。それぞれの製品識別子を読み取り/復号した後、製品のそれぞれのユニットを、記憶領域内のそれぞれの位置と関連付けることができる。本開示は、コントローラ109及び/又は遠隔システム(例えば、
図1の遠隔システム104)のいずれかとのこの関連を実行することを企図する。
【0048】
本明細書に記載されるように、マシンビジョンシステム107のデータ捕捉装置107Aは、デジタルカメラなどの撮像装置であり得る(
図1を参照)。11A~11B)は、1Dバーコード、2Dバーコード、3Dバーコード、UPC、又はSKUなどの機械可読製品識別子の画像を取り込むことができる。撮像装置はまた、機械可読製品識別子として機能することができるテキスト及び/又はグラフィックの画像をキャプチャすることも可能である。例えば、テキスト及び/又はグラフィックは、ブランド名、製品名、製品説明、ロゴなどを挙げることができるが、これらに限定されない。これらの実装では、画像処理技術を使用して、機械可読製品識別子を復号することができる。したがって、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品を在庫化する工程は、撮像装置によって捕捉された製品の画像を受信することを含むことができ、前記製品の前記画像を分析して、前記製品のそれぞれのユニットに関連付けられたそれぞれの製品識別子を識別し、前記製品の前記それぞれのユニットに関連付けられた前記それぞれの製品識別子を復号する工程と、を含む、方法。それぞれの製品識別子を分析/復号した後、製品のそれぞれのユニットを、記憶領域内のそれぞれの位置と関連付けることができる。本開示は、コントローラ109及び/又は遠隔システム(例えば、
図1の遠隔システム104)のいずれかとのこの関連を実行することを企図する。
【0049】
任意選択的に、撮像装置を使用するいくつかの実施態様では、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて、製品を在庫化する工程は、製品の画像の一部分をトリミングすることを更に含む。画像をトリミングすることによって、製品識別子を含むことが予想される画像の部分に焦点を合わせることができる。したがって、画像の切り抜きの部分を分析して、製品のそれぞれのユニットに関連付けられたそれぞれの製品識別子を識別する。更に、コントローラ109は、ネットワークを介して製品の画像を遠隔システム(例えば、
図1の遠隔システム104)に送信するように構成することができる。これらの実装では、画像は、バックアップ目的のために遠隔システムによって記憶されてもよく、又は画像処理(一部又は全て)は、コントローラ109から遠隔システムにオフセットされ得る。代替的に又は追加的に、コントローラ109は、メモリ内の製品の画像を記憶するように構成され得る。いくつかの実施態様では、画像は一時的に(例えば、画像処理を可能にするために)記憶され、その後、自動製品ロッカー100.における保管要件を最小化するように書き込まれてもよい。
【0050】
任意選択的に、撮像装置を使用するいくつかの実施態様では、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて、製品を在庫化する工程は、欠落した、認識されていない、又は非読み取り可能な製品識別子に関連付けられた記憶エリア内のそれぞれの位置のうちの1つ以上を識別することを更に含む。任意選択的に、コントローラ109は、製品の欠落ユニットと、認識されていない/非読み取り可能な製品識別子を有する製品のユニットとを区別するように構成され得る。前者は再ストックされてもよく、一方、後者は、マシンビジョンシステムによる読み取りのために製品識別子を正確に配向するために再位置決めされてもよい(例えば、反転され、回転され、弛緩されてもよい)ことを理解されたい。例えば、機械学習アルゴリズムを使用して、欠落した、認識されていない、又は非読み取り可能な製品識別子と関連付けられた記憶領域内のそれぞれの位置のうちの1つ以上が、製品のユニットを含むかどうかを判定することができる。本開示は、いくつかの実施態様では、従来の視覚システム(例えば、パターン認識)を使用して、コントローラ109によって機械学習アルゴリズムを実行することができることを企図し、他の実施態様では、機械学習アルゴリズムは、遠隔システムによって実行され得る(すなわち、自動製品位置100からオフセットされる)ことを企図する。機械学習アルゴリズムは、紛失、認識されていない、又は非読み取り可能な製品識別子を識別するなどの特定のタスクを実行するために、既存のデータセットを使用して訓練され得る。機械学習アルゴリズムは、当該技術分野において既知であり、したがって、以下に更に詳細に記載されない。例示的な機械学習アルゴリズムは、当該技術分野において既知のオープンソースマシン学習アルゴリズムであるTensorFlow,である。TensorFlowは、機械学習アルゴリズムの1つの例に過ぎない。本開示は、神経ネットワーク、支持ベクトル機械、最近傍アルゴリズム、教師あり学習アルゴリズム、教師なし学習アルゴリズムを含むがこれらに限定されない、他の機械学習アルゴリズムを使用することを企図する。
【0051】
任意選択的に、撮像装置を使用するいくつかの実施態様では、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品を在庫化する工程は、機械学習アルゴリズムを使用して、製品の各ユニットのそれぞれのソースを決定するために、製品の画像を分析することを更に含む。これは、例えば、製品が複数のベンダー又は製造業者から供給される場合に特に有用である。換言すれば、自動製品ロッカー100は、異なる供給元(例えば、異なる製造業者からのコンタクトレンズ)から製品を保管するために使用され得る。上述のように、カメラなどの撮像装置を含むマシンビジョンシステム107を使用して、機械可読コード(バーコード、UPC、SKU)及びテキスト及びグラフィックの両方の画像をキャプチャすることができ、次いで、画像処理技術を使用して製品識別子を復号することができる。本開示は、機械学習アルゴリズムが、異なるベンダー又は製造業者に関連付けられた機械可読コードを識別するために使用され得ることを企図する。これにより、自動製品ロッカー100が適切な復号ルールを選択することが可能になる。代替的に又は追加的に、機械学習アルゴリズムを使用して、(機械可読コードの非存在下でさえ)テキスト及び/又はグラフィックに基づいて、製品のユニットのソースを識別することができる。本開示は、いくつかの実施態様では、機械学習アルゴリズムがコントローラ109によって実行され得ることを企図し、他の実施態様では、機械学習アルゴリズムは、遠隔システムによって実行され得る(すなわち、自動製品位置からオフセットされる)ことを企図する。機械学習アルゴリズムは、既存のデータセットを使用して訓練されて、製品の単位のソースを識別するなどの特定のタスクを実行することができる。機械学習アルゴリズムは、当該技術分野において既知であり、したがって、以下に更に詳細に記載されない。例示的な機械学習アルゴリズムが上記に提供される。
【0052】
様々な図に関して本明細書に記載される論理演算は、(1)コンピュータ実装された動作又はプログラムモジュール(すなわち、ソフトウェア)のシーケンスとして実装されてもよい(例えば、
図14に記載されるcomputing、(2))内の相互接続されたマシン論理回路若しくは回路モジュール(すなわち、ハードウェア)として、及び/又は(3))のソフトウェアとハードウェアとの組み合わせである。したがって、開示される技術は、ハードウェア回路機構とソフトウェアとの任意の特定の組み合わせに限定されない。実装は、computingの性能及び他の要件に依存する選択の問題である。したがって、本明細書に記載される論理演算は、動作、構造デバイス、動作、又はモジュールとして様々に言及される。これらの動作、構造デバイス、行為、及びモジュールは、ソフトウェア、ファームウェア、専用デジタル論理、及びこれらの任意の組み合わせで実装されてもよい。また、図に示され、本明細書に記載されるよりも多い又は少ない動作が実行され得ることも理解されたい。これらの動作はまた、本明細書に記載されるものとは異なる順序で実行されてもよい。
【0053】
図14,を参照すると、本明細書に記載される方法が実装され得る例示的なcomputing 700が示されている。例示的なcomputing 700は、本明細書に記載される方法が実装され得る好適なコンピューティング環境の一例に過ぎないことを理解されたい。任意選択的に、computing 700は、パーソナルコンピュータ、サーバ、ハンドヘルド又はラップトップデバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースのシステム、ネットワークパーソナルコンピュータ(PC)、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、組み込みシステム、及び/又は上記システム若しくはデバイスのうちの複数のものを含む分散コンピューティング環境。分散コンピューティング環境は、通信ネットワーク又は他のデータ伝送媒体に接続されたリモートcomputingが、様々なタスクを実行することを可能にする。分散コンピューティング環境では、プログラムモジュール、アプリケーション、及び他のデータは、ローカル及び/又はリモートコンピュータ記憶媒体上に記憶されてもよい。
【0054】
その最も基本的な構成では、computing 700は、典型的には、少なくとも1つの処理ユニット706及びシステムメモリ704.を含む。Dependingの正確な構成及びタイプに応じて、システムメモリ704は、揮発性(ランダムアクセスメモリ(RAM)など)、不揮発性(読み出し専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリなど)、又は2つの何らかの組み合わせであってもよい。この最も基本的な構成は、破線702.によって
図14に示されている。処理ユニット706は、演算装置700.の動作に必要な演算及び論理演算を実行する標準プログラマブルプロセッサであってもよい。computing 700はまた、computing 700.の様々な構成要素間で情報を通信するためのバス又は他の通信機構を含んでもよい。
【0055】
Computing 700は、追加の機能/機能性を有することができる。例えば、computing 700は、磁気ディスク又は光ディスク又はテープを含むがこれらに限定されない、取り外し可能な記憶装置708及び取り外し不可能な記憶装置710などの追加の記憶装置を含んでもよい。Computing 700はまた、デバイスが他のデバイスと通信することを可能にするネットワーク接続716を含んでもよい。Computing 700はまた、キーボード、マウス、タッチスクリーンなどの入力デバイス714を有してもよい。ディスプレイ、スピーカ、プリンタ、などの出力デバイス712もまた含まれてもよい。追加のデバイスは、computing 700.の構成要素間のデータの通信を容易にするために、バスに接続されてもよい。これらの装置は全て当該技術分野において周知であり、ここでは長さで論じられる必要はない。
【0056】
処理ユニット706は、有形のコンピュータ可読媒体でコード化されたプログラムコードを実行するように構成されてもよい。有形のコンピュータ可読媒体は、computing 700(すなわち、マシン)を特定の様式で動作させるデータを提供することができる任意の媒体を指す。実行のために処理ユニット706に命令を提供するために、様々なコンピュータ可読媒体が利用されてもよい。「コンピュータ記憶媒体」には、コンピュータ読み取り可能な命令、データ構造、プログラムモジュール、又は他のデータなどの情報を記憶するための任意の方法又は技術で実装された揮発性及び不揮発性、取り外し可能及び取り外し不可能な媒体が含まれ得る。システムメモリ704,取り外し可能記憶装置708,及び非取り外し可能記憶装置710は、有形のコンピュータ記憶媒体の全ての例である。例示的な有形のコンピュータ可読記録媒体としては、集積回路(例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ又は特定用途向けIC)、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フロッピーディスク、磁気テープ、ホログラフィック記憶媒体、ソリッドステートデバイス、RAM、ROM、電気的消去可能プログラム読み出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ又は他のメモリ技術、CD-ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)、又は他の光学記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置、又は他の磁気記憶装置。
【0057】
一実施例では、処理ユニット706は、システムメモリ704.に記憶されたプログラムコードを実行してもよい。例えば、バスは、処理ユニット706が命令を受信及び実行するシステムメモリ704,にデータを搬送してもよい。システムメモリ704によって受信されたデータは、任意選択的に、処理ユニット706.による実行の前又は後に、取り外し可能な記憶装置708又は取り外し不可能な記憶装置710に記憶されてもよい。
【0058】
本明細書に記載される様々な技術は、ハードウェア若しくはソフトウェアに関連して、又は適切な場合にはこれらの両方の組み合わせに関連して実装されてもよい。かくして、本明細書に記載される方法及び装置を実装することができ、又はそれらのある特定の態様又は部分は、フロッピーディスケット、CD-ROM、ハードドライブ、又は任意の他の機械可読記憶媒体(コンピュータ可読記憶媒体)などの有形の非一時的記憶媒体内に具現化されたプログラムコード(即ち、命令)の形態をとることができ、プログラムコードがコンピュータなどの機械にロードされてそれによって実行されると、この機械は、本明細書に記載される技術を実行するための装置になる。プログラム可能なコンピュータ上でプログラムコードを実行する場合、コンピューティングデバイスは、プロセッサ、プロセッサによって読み取り可能な記憶媒体(揮発性及び不揮発性メモリ並びに/又は記憶素子を含む)、少なくとも1つの入力デバイス、及び少なくとも1つの出力デバイスを含むことができる。1つ以上のプログラムは、例えば、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)、再利用可能制御などを使用することによって、本開示の主題に関連して記載されているプロセスを実装又は利用することができる。そのようなプログラムは、コンピュータシステムと通信するために、高レベル手続き型又はオブジェクト指向プログラミング言語で実装することができる。しかしながら、必要に応じて、プログラムはアセンブリ言語又は機械語で実装することができる。いずれにせよ、言語は、コンパイルされた言語又は解釈された言語であってもよく、ハードウェア実装と組み合わせることができる。
【0059】
自動製品キャビネットもまた、本明細書に記載される。このような自動製品キャビネットを使用して、眼内レンズなどの製品を追跡/在庫することができる。次に
図15を参照すると、周波数グラフ6290が示されている。自動製品キャビネット1000,、クライアント装置102,、及び遠隔システム104は、1つ以上のネットワーク200.によって動作可能に連結され得る。自動製品キャビネット1000,client 102,及び遠隔システム104は、1つ以上の通信リンク(例えば、任意の好適な通信リンク)を介してネットワーク200に連結することができる。クライアント装置102,遠隔システム104,及びネットワーク200は、
図1に関して上述されている。例えば、クライアント装置102及び/又は遠隔システム104は、computing(例えば、
図14のcomputing 700)であり得る。いくつかの実施態様では、遠隔システム104は、データベース104A又はEMRs 104B.を含むか、又はそれにアクセスすることができる。更に、ネットワーク200は、任意の好適な通信ネットワークである。自動製品キャビネット1000は、以下に詳細に記載される。本開示は、複数の自動製品キャビネット1000が、動作環境内に含まれ得ることを企図する。例えば、外科医又はECPなどのユーザーは、在庫を保管するためのオフィス内に複数の自動製品キャビネット1000を有することができる。
【0060】
本開示は、自動製品キャビネット1000,client 102,及び遠隔システム104が、米国特許第1000,号に記載されているように、在庫及び出荷/配送機能を持ち出すように相互作用することができることを企図する。17,2018,年12月17,2018,日に出願され、「DISTRIBUTION AND INVENTORY SYSTEM AND METHODS OF USING THE SAME」と題された米国特許出願公開第No.16/222,819号(その開示内容は、参照によりその全体が本明細書に明示的に組み込まれる。例えば、本明細書に記載されるように、遠隔システム104は、自動製品キャビネット1000.内に保管された製品(例えば、眼内レンズ)の在庫を反映するデータベース104Aを管理/維持することができる。ネットワーク200,を介してメッセージを交換することにより、遠隔システム104は、自動製品キャビネット1000.から製品在庫更新を有するメッセージを受信することができる。遠隔システム104はまた、自動製品キャビネット1000及び/又はクライアント装置102.からの要求に応じてデータベース104Aにクエリすることもできる。本開示は、ユーザ(例えば、外科医又はECPなどの医療専門家)が、クライアント装置102.を使用して自動製品キャビネット1000及び/又は遠隔システム104と相互作用することができることを企図する。例えば、クライアント装置102は、ウェブブラウザを使用して、自動製品キャビネット1000及び/又は遠隔システム104とのアプリケーション及び/又はインターフェースを実行することができる。
【0061】
ここで
図16,を参照すると、本明細書に記載される実施形態による自動製品キャビネット1000のブロック図が示されている。例示的な自動製品キャビネット1000もまた、例えば、図によって示されている。17A~19D。自動製品キャビネット1000は、製品を受容するための保管領域を画定する筐体1001を含むことができる。以下に記載される実施例では、自動製品キャビネット1000内に保管された製品は眼内レンズである。製品は、任意選択的に、1つ以上の製品パッケージ(例えば、箱、カートン、ラッパーなどの容器)に収容され得る。例えば、製品パッケージは、1つ又は2つ以上の眼内レンズを含み得る。自動製品キャビネット1000は、複数の製品パッケージ、すなわち、製品の複数のユニットをその保管領域内に受容することができる。例えば、自動製品キャビネット1000は、筐体1001,内に配置された複数のスロット1003を含むことができ、スロット1003のそれぞれは、製品のそれぞれのユニットを受容するように構成される。ユーザーは、筐体1001.の面を介して記憶エリア及びスロット1003にアクセスすることができる。この実施形態では、筐体1001の面は、ユーザーによる製品への容易なアクセスのために、環境に対して開いている。しかしながら、筐体1001は、あるいは、ドア、引き出し、又は他のカバーを介して完全に又は部分的に閉じてもよく、所望に応じて透明又は不透明であってもよい。任意選択的に、スロット1003(したがって、内部に格納された製品のユニット)は、記憶領域内の行及び/又は列に配置することができる(例えば、図を参照されたい)。
図17A~19D)。自動製品キャビネット1000は、眼内レンズ以外の製品、例えば、他のタイプの眼科用レンズ及び/又は外科用ツールを含むがこれらに限定されない製品を受容することができることを理解されたい。
【0062】
自動製品キャビネット1000はまた、筐体1001.内の製品のそれぞれのユニットのそれぞれの位置を示すように構成された複数の視覚的インジケータ1005を含むことができる。更に、自動製品キャビネット1000は、筐体1001.の面に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成された走査バー1007を含むことができる。自動製品キャビネット1000はまた、走査バー1007に取り付けられ、製品に関する情報を捕捉するように構成されたデータ捕捉デバイス1009を含むことができる。本明細書に記載されるように、データ捕捉装置1009は、1Dバーコード、UPC、又はSKUなどの機械可読製品識別子を読み取り、復号することができるバーコードスキャナであり得る。機械可読製品識別子は、本明細書に記載されるように、製品パッケージ及び/又は製品自体に直接貼付され、かつ/又は直接印刷され得る。あるいは、本明細書に記載されるように、データ捕捉装置1009は、1Dバーコード、2Dバーコード、3Dバーコード、UPC、又はSKUなどの機械可読製品識別子の画像をキャプチャすることができるデジタルカメラなどの撮像デバイスであってもよい。撮像装置はまた、機械可読製品識別子として機能することができるテキスト及び/又はグラフィックの画像をキャプチャすることも可能である。例えば、テキスト及び/又はグラフィックは、ブランド名、製品名、製品説明、ロゴなどを挙げることができるが、これらに限定されない。撮像装置の実装では、画像処理技術を使用して、機械可読製品識別子を復号することができる。
【0063】
更に、自動製品キャビネット1000は、コントローラ1111.を含むことができる。いくつかの実施態様では、コントローラ1111は、任意選択的に、筐体1001.内に配置されてもよい。コントローラ1111は、computing(例えば、
図14のcomputing 700)であり得る。自動製品キャビネット1000を使用するための1つの例示的なコントローラは、Raspberry Pi Foundation(United Kingdom)のラズベリーPIである。本開示は、データ捕捉装置1009及びコントローラ1111が、例えば、1つ以上の通信リンクを介して動作可能に連結され得ることを企図する。加えて、視覚的インジケータ1005及びコントローラ1111は、例えば、1つ以上の通信リンクを介して動作可能に連結され得る。本開示は、通信リンクが任意の好適な通信リンクであることを企図する。例えば、通信リンクは、有線リンク、無線リンク、及び光リンクを含むがこれらに限定されない、データ交換を容易にする任意の媒体によって実施されてもよい。これにより、コントローラ1111は、データキャプチャ装置1009及び/又は視覚的インジケータ1005.とデータを交換することができる。
【0064】
任意選択的に、いくつかの実施態様では、自動製品キャビネット1000は、筐体1001.内に配置された電源1113を含むことができる。例えば、自動製品キャビネット1000は、通常動作中に、グリッド電力(例えば、標準交流(A/C)電力)に接続するように構成することができる。本開示は、電源1113が、破壊(例えば、停電)に応答して、自動製品キャビネット1000に電力を供給することができることを企図する。電源1113は、任意選択的に電池であってもよい。
【0065】
任意選択的に、いくつかの実施態様では、自動製品キャビネット1000は、筐体1001.の面に対する走査バー1007の位置を感知するように構成された位置検出器1115を更に含むことができる。例えば、位置検出器1115は、貫通ビーム光電センサであってもよい。この実施形態では、貫通孔を有するプレートが自動製品キャビネット1000.内に提供され得る。走査バー1007が筐体1001,の開口面に対して移動すると、光ビームはプレートの上を移動し、光電センサは、光ビームが貫通孔のそれぞれを通過するときを検出する。この情報は、走査バー1007.の相対位置を追跡するように構成することができるコントローラ1009,に送信及び受信することができる。貫通ビーム光電センサは、一例としてのみ提供されることを理解されたい。本開示は、位置検出器1115が、磁気センサを含むがこれらに限定されない別の種類のセンサであり得ることを企図する。
【0066】
ここで図を参照する。17A~19Dは、例示的な自動製品キャビネット1000が示されている。上述のように、自動製品キャビネット1000は、複数のスロット1003,、複数の視覚的インジケータ1005,、及び走査バー1007.を含むことができる。筐体1001は、面1002及び貯蔵エリア1004.を画定する。ユーザーは、顔1002.を介して製品にアクセスすることができる。上記のように、保存領域1004は、眼内レンズなどの製品を受容するように構成される。図では、17A~17Cでは、記憶領域の第1の部分は、参照番号1004Aで標識され、破線ボックスでも高く、記憶領域の第2の部分は、参照番号1004Bで標識され、破線ボックスで強調される。記憶エリアは、本明細書においてまとめて「記憶エリア1004」と呼ばれる。記憶領域1004は、図に示されるよりも多くの部分(例えば、3つ、4つ、etc.部分)又はより少ない部分(例えば、1つの部分)を含み得ることを理解されたい。17A~17C。更に、スロット1003のそれぞれは、製品パッケージ(例えば、箱、カートン、ラッパーなどの容器)内に収容され得る製品のそれぞれのユニットを受容するように構成される。
図17A及び17Bは、製品在庫なし(すなわち、製品がスロット1003に装填されることなく)自動製品キャビネット1000の斜視図を示す。
図17Cは、製品在庫(すなわち、スロット1003に装填された製品)を有する自動製品キャビネットの正面図を示す。任意選択的に、クライアント装置102は、自動製品キャビネット1000.と共に記憶され、及び/又はそれに取り付けられてもよい。自動製品キャビネット1000は、筐体1001.の面1002を覆うように構成されたドア1006を任意選択的に含むことができる。これを
図17B.に示す。本開示は、ドア1006がヒンジ式、旋回式、又はスライド式ドアであり得ることを企図する。任意選択的に、ドア1006は、ドア1006が閉じられているときに、ユーザーが自動保管キャビネット1000内に保管された製品を見ることを可能にするように、透明であってもよい。
【0067】
自動製品キャビネット1000はまた、バーコードスキャナ又は撮像装置などのデータ捕捉装置と、コントローラ(図には示されていない)とを含むことができる。17A~19D)。データ捕捉装置は、データ捕捉装置が製品に関する情報をキャプチャすることができるように、走査バー1007に取り付けることができる。例えば、本明細書に記載されるように、自動記憶キャビネット1000内に保管された製品のユニットは、機械可読ラベル(例えば、バーコード、UPC、SKU、テキスト、グラフィック)を有する製品パッケージ内に収容され得る。あるいは、製品の単位は、機械可読ラベルを有する製品パッケージに含まれるのとは対照的に、その上に直接貼付された機械可読ラベルを有することができる。したがって、データ捕捉装置は、機械可読ラベルがデータ捕捉装置の視野内にあるように、スキャンバー1007に取り付けることができる。加えて、図に示されるように、17A~19Dでは、スロット1003は、記憶領域1004.内の行及び/又は列に配置され得る。任意選択的に、自動製品キャビネット1000は、例えば、走査バー1007,に取り付けられた複数のデータ捕捉装置を含むことができ、それぞれのデータ捕捉デバイスは、筐体1001.内に配置されたスロット1003の単一の列又は単一の列に対応する。したがって、以下に説明するように、走査バー1007が面1002.に沿って摺動可能に再位置決めされる際に、スロット1003の列又は列は、それぞれのデータ捕捉装置の視野内にあり得る。自動製品キャビネット1000のサイズ(例えば、保管領域1004内のスロット1003の行及び/又は列の数)は、一例としてのみ提供されることを理解されたい。本開示は、自動製品キャビネット1000のサイズ(例えば、保管領域1004内のスロット1003の行及び/又は列の数)は、図に示されるものとは異なり得ることを企図する。17A~19D。例えば、
図20A~20Cは、異なるサイズの自動製品キャビネットを示す。
【0068】
走査バー1007は、筐体1001の面1002に沿って第1の方向及び第2の方向に摺動可能に再位置決めされるように構成することができる。本開示は、ユーザが走査バー1007を第1及び第2の方向に手動で再位置決めすることができることを企図する。任意選択的に、第1及び第2の方向は、相対的な方向である。例えば、第1及び第2の方向は、上下などの垂直方向であってもよい。これを
図18B.に示す。例えば、いくつかの実施態様では、走査バー1007は、ユーザーが走査バー1007を垂直方向に手動でスライドさせることができるように、筐体1001の垂直軌道内に固定することができる。任意選択的に、他の実装形態では、スキャニングバー1007は、滑車システムを使用して走査バー1007に接続される釣合い重りによってバランス調整することができる。釣合い重り及び滑車システムは、筐体1001.内に隠すことができる。あるいは、第1及び第2の方向は、それぞれ左及び右のような垂直方向であってもよい。これを
図19B.に示す。例えば、いくつかの実施態様では、走査バー1007は、ユーザーが走査バー1007を水平方向に手動でスライドさせることができるように、筐体1001の水平軌道内に固定することができる。いくつかの実施態様では、自動製品位置特定器は、任意選択的に、複数の走査バー1007A及び1007B(本明細書ではまとめて「走査バー1007A」と呼ぶ)を含むことができ、各走査バー1007A及び1007Bは、筐体1001.の面1002に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成されている。本開示は、走査バー1007A及び1007Bのそれぞれが1つ以上のデータ捕捉装置を含み得ることを企図する。走査バー1007は、離間した関係で固定することができる。例えば、図に示されるように、17A~17Cでは、第1の走査バー1007Aは、格納エリア1004Aの第1の部分(例えば、格納エリアの上半分)に対して筐体1001の面1002に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成することができ、第2の走査バー1007Bは、収納エリア1004Bの第2の部分(例えば、貯蔵エリアの下半分)に対して筐体1001の面1002に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成することができる。このようにして、各走査バー1007は、筐体1001.の面1002の半分のみを横断する必要がある。図中の走査バー1007の数は理解されるべきである。17A~17C(例えば、2)は、一例としてのみ提供される。本開示は、自動記憶キャビネット1000が、図に示されるものよりも多くの走査バー(例えば、3つ、4つ、エッチングバー)、又は走査バー(例えば、1つの走査バー)を含むことができることを企図する。17A~17C。加えて、図中の走査バー1007の配置及び/又は移動方向(例えば、上下)が理解されるべきである。17A~17Cは、一例としてのみ提供される。図に示されるように、19A~19Dは、走査バーが左右方向に移動するように配置することができる。
【0069】
上述のように、自動製品キャビネット1000は視覚的インジケータ1005.を含む。視覚的インジケータ1005は、自動製品キャビネット1000.内の所望の製品の位置のユーザ(例えば、外科医又はECPなどの健康専門家)に通知するために提供される。視覚的インジケータ1005は、自動製品キャビネット1000の外部表面上に、及び/又は保管領域1004内に(例えば、スロット1003に隣接して)提供することができる。コントローラは、所望の製品が配置されている(例えば、キャビネット及び/又はキャビネット自体内の位置)、ユーザーにユーザーに通知するために、作動信号を視覚的インジケータ1005のうちの1つ以上に送信することができる。例えば、
図17C,に示すように、筐体1001は、外部フレーム1001A,を含むことができ、視覚的インジケータ1005Aは、外部フレーム1001A.上に又は外部フレーム1001A.に隣接して配置され得る。視覚的インジケータ1005Aは、
図17Cで照明され、所望の製品が自動製品キャビネット1000.内に保管されていることを示すために使用することができる。これにより、ユーザーは、所望の製品が保管されているキャビネットを識別することができ、これは、製品が複数のキャビネットに保管されるときに特に有用であり得る。加えて、それぞれの視覚的インジケータ1005Bは、それぞれのスロット1003.のそれぞれの上に、内部に、又はそれに隣接して配置され得る。
図17C,に示されるように、スロット1003の6つは、所望の製品が自動製品キャビネット1000.内に位置するスロットを示すために使用され得る視覚的インジケータ1005B,によって照明される。これにより、ユーザーは、自動保管キャビネット1000.の保管領域内の所望の製品の正確な位置を特定することができる。
図17Cの視覚的インジケータ1005の配置は、一例としてのみ提供されることを理解されたい。視覚的インジケータ1005は、所望の製品の場所をユーザーに通知するので、視覚的インジケータ1005は、ユーザーの利益のために、筐体1001及び/又はスロット1003上及び/又はその付近に配置され得る。
【0070】
視覚的インジケータ1005のそれぞれは、発光ダイオード(LED)などの発光体であり得る。これらの値が単に例示的であることが理解される。本開示は、視覚的インジケータが、グラフィカル表示を含むがこれらに限定されない他の要素であり得ることを企図する。上述のように、視覚的インジケータ(例えば、
図16の視覚的インジケータ1005)は、コントローラ(例えば、
図16のコントローラ1111)に動作可能に連結され得る。コントローラは、作動信号を視覚的インジケータのうちの1つ又は2つ以上に送信して、所望の製品がどこに位置するかをユーザに通知することができる。本明細書に記載されるように、コントローラは、自動製品キャビネット1000の外部に1つ以上の視覚的インジケータ1005を作動させ、及び/又は保管領域1004内の1つ以上の視覚的インジケータ1005を作動させることができる。いくつかの実施形態では、視覚的インジケータは、例えば、状態の変化をユーザに警告するために、色、点滅、又は他の方法で変化する状態を変更することなどによって、エラーを示すことができる。視覚的インジケータはまた、製品をキャビネットに装填するときに、ユーザ(例えば、ECP、スタッフ員、従業員、第三者、又は他のユーザー)をキャビネット内の利用可能な場所に案内してもよい。特定の実施形態では、視覚的インジケータは、どの誘導が指示されているかを指定するために、異なる画像、色、又は他の表示を表示してもよい。例えば、キャビネットの各ユーザは、グラフィック表示の場合に、特定のアイコン、グラフィック、又はテキストに関連付けることができる。又はLED又は他の発光視覚的インジケータの場合、特定のユーザーは、キャビネットに動作可能に関連付けられたソフトウェアアプリケーション内の所与の色又はまばたきシーケンスに関連付けることができ、それにより、複数のユーザーが、それらの割り当てられた色を視覚的インジケータ上のそれらの割り当てられた色に続いて、自動記憶キャビネット1000.内の正しい場所に向けられることができる。
【0071】
ここで図を参照する。製品の単位を収容するための21A-22,スロットが示される。
図21A及び21Bは、列及び列に配置された複数のスロット2005を示し、スロット2005のそれぞれは、製品2010.のそれぞれのユニットを収容する。
図21Aは、スロット内に装填された製品2010のユニットを示し、
図21Bは、空のスロット2005.を示す。
図21A及び21Bは、8列及び10行(8×10モジュール)を有するモジュールを示す。モジュールのサイズ(例えば、スロットの列及び/又は列の数)は、一例としてのみ提供されることを理解されたい。本開示は、モジュールのサイズ(例えば、スロットの列及び/又は列の数)は、図に示されるものとは異なり得ることを企図する。21A及び21B.図に示されるモジュール21A及び21Bは、図に関連して上述した自動保管キャビネット内に提供することができる。17A~19D。
【0072】
代替的に又は追加的に、図に示されるスロット2005のうちの1つ以上が示されている。21A及び21Bは、製品2010.の異なるサイズのユニットを収容するように構成され得る。換言すれば、異なるサイズのスロットは、異なるサイズの製品及び/又は製品パッケージを収容することができる。例えば、
図22に示すように、ダイヤル2005は内側リング2020及び外側リング2022を含んでもよい。射出機構2020及び突出部材2022は、スロット2005.内に位置する製品2010のユニットを固定するように構成することができる。排出機構2020は、任意選択的に、製品2010のユニットが突出部材2022.に対して固定されるように、ばね仕掛け(すなわち、ばねを含む)であってもよい。製品2010のユニットは、製品2010のユニットの縁部と突出部材2022.とを係合解除することによって解放することができる。これにより、スロット2005は、長さなどの異なる第1の直線寸法を有する製品の単位を収容することができる。代替的に又は追加的に、スロット2005は、複数の対向する弾性部材2024.を含み得る。対向する弾性部材2024は、スロット2005.内に位置する製品2010のユニットの両側に接触するように構成され得る。対向する弾性部材2024は、幅などの異なる第2の直線寸法を有する製品の単位との接触を伸張及び維持することができる。代替的に又は追加的に、自動製品キャビネット1000は、スロットのうちの1つ以上に配置されたスロットセンサを任意選択的に含むことができる。スロットセンサは、製品のユニットの存在を感知するように構成することができる。例えば、スロットセンサは、発光器及び光検出器(例えば、ライトカーテン)を含むことができる。光カーテンは、送信機(例えば、赤外線発光器などの発光器)及び受光器(例えば、光電セル)を含む。生成物の単位などの物体が放射された光ビームを切断すると、光検出器は信号をコントローラに送信し、これはオブジェクトの位置を示す。スロット内の製品ユニットの相対位置を検出するために、複数の光カーテン(例えば、スロット内で離間された)を使用することができる。発光器及び光検出器は、例示的なスロットセンサとしてのみ提供されることを理解されたい。本開示は、機械的スイッチ、圧力センサ、又は他の製品存在センサが挙げられるが、これらに限定されない、自動製品キャビネットのスロット内の製品の単位の存在を検出する他のタイプのスロットセンサを使用することを企図する。図中のスロット2005の数、サイズ、及び配置が理解されるべきである。21A-22は、例としてのみ提供される。
【0073】
再び
図16,を参照すると、コントローラ1111は、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品を在庫化し、製品の所望のユニットに関連付けられた視覚的インジケータ1005のうちの1つ以上を作動させるように構成され得る。例えば、コントローラ1111は、1つ以上の視覚的インジケータ1005.を作動させる視覚的インジケータ1005,のうちの1つ又は2つ以上に信号を送信することができる。ここで、例示的なプロセスを説明する。ユーザ(例えば、外科医又はECP)は、クライアント装置(例えば、
図15のクライアント装置102)を使用して、製品の所望のユニットに対する要求に入る。クライアント装置は、ネットワーク(例えば、
図15のネットワーク200)を介して、製品の所望のユニットに対する要求を自動製品キャビネット1000に送信することができる。コントローラ1111は、製品の所望のユニットの要求を受信するように構成することができる。加えて、コントローラ1111は、ネットワークを介して製品の所望のユニットの要求を遠隔システム(例えば、
図15の遠隔システム104)に送信するように更に構成することができる。本明細書に記載されるように、遠隔システムは、在庫データベースを含むことができ、かつ/又はそれにアクセスすることができる。遠隔システムは、データベースに問い合わせて、自動製品キャビネット1000.内の製品の所望のユニット(複数可)の位置を判定することができる。遠隔システムは、ネットワークを介してコントローラに応答を送信することができ、コントローラ1111は、応答を受信することができ、この応答は、記憶領域内の製品の所望のユニットの位置(複数可)を含む。このような位置(複数可)は、製品の所望の単位が位置する特定のスロット(複数可)1003を含み得ることを理解されたい。本明細書に記載されるように、コントローラ1111は、ユーザーが自動記憶キャビネット1000.内の製品の所望のユニットの位置(複数可)を識別するのを支援するために、信号を送信するように構成され得る。これは、
図17C.に示すように視覚的インジケータ1005A及び1005Bを作動させることを含むことができる。これらの視覚的インジケータは、ユーザーの利益のために、製品の所望の単位の位置を強調する。いくつかの実施態様では、コントローラ1111は、スキャンバー1007.の移動に応答して、データ捕捉装置1009を開始するように更に構成され得る。移動に基づいてデータ捕捉装置1009を開始することによって、自動製品キャビネット1000は、製品のユニットに関連付けられた機械可読ラベル(例えば、バーコード、UPC、SKU、テキスト、グラフィック)を読み取る/復号することができる。次いで、製品のそれぞれのユニットは、保管領域内のそれぞれの位置に関連付けられ得る。次いで、製品のユニットのそれぞれのそれぞれの位置は、コントローラ1111によって遠隔システムに送信され得る。換言すれば、コントローラは、ネットワークを介して更新された製品の在庫を遠隔システムに送信するように構成され得、データベースは、それに応じて更新され得る。
【0074】
自動製品キャビネット1000は、efforを必要とせずに在庫管理することができる。例えば、ユーザー(例えば、外科医又はECP)は、製品パッケージを保管領域内の任意の空のスロット1003内に配置することによって製品を再保存することができる。従来のストレージシステムとは異なり、例えば、処方、電力、タイプなどによって、任意の方法でストレージを編成する必要はない。製品パッケージは、代わりに、貯蔵エリア内にランダムに配置され得る。在庫補充が完了すると、走査バー1007を移動させることができ、自動製品キャビネット1000は、製品のユニットに関連付けられた機械可読ラベル(例えば、バーコード、UPC、SKU、テキスト、グラフィック)を読み取る/復号することができる。次いで、製品のそれぞれのユニットは、保管領域内のそれぞれの位置に関連付けられ得る。次いで、製品のユニットのそれぞれのそれぞれの位置は、コントローラ1111によって遠隔システムに送信され得る。換言すれば、コントローラ1111は、ネットワークを介して更新された製品の在庫を遠隔システムに送信するように構成され得、データベースは、それに応じて更新され得る。
【0075】
本明細書に記載されるように、データ捕捉装置1009は、1Dバーコード、UPC、又はSKUなどの機械可読製品識別子を読み取り、復号することができるバーコードスキャナであり得る。機械可読製品識別子は、本明細書に記載されるように、製品パッケージ及び/又は製品自体に直接貼付され、かつ/又は直接印刷され得る。したがって、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品を在庫化する工程は、バーコードスキャナを使用して、製品のそれぞれのユニットに関連付けられたそれぞれの製品識別子を読み取る工程と、製品のそれぞれのユニットに関連付けられたそれぞれの製品識別子を復号することも含み得る。それぞれの製品識別子を読み取り/復号した後、製品のそれぞれのユニットを、記憶領域内のそれぞれの位置と関連付けることができる。本開示は、コントローラ1111及び/又は遠隔システムのいずれかとのこの関連を実行することを企図する。
【0076】
本明細書に記載されるように、データ捕捉装置1009は、1Dバーコード、2Dバーコード、3Dバーコード、UPC、又はSKUなどの機械可読製品識別子の画像をキャプチャすることができるデジタルカメラなどの撮像デバイスであり得る。撮像装置はまた、機械可読製品識別子として機能することができるテキスト及び/又はグラフィックの画像をキャプチャすることも可能である。これらの実装では、画像処理技術を使用して、機械可読製品識別子を復号することができる。したがって、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品を在庫化する工程は、撮像装置によって捕捉された製品の画像を受信することを含むことができ、前記製品の前記画像を分析して、前記製品のそれぞれのユニットに関連付けられたそれぞれの製品識別子を識別し、前記製品の前記それぞれのユニットに関連付けられた前記それぞれの製品識別子を復号する工程と、を含む、方法。それぞれの製品識別子を分析/復号した後、製品のそれぞれのユニットを、記憶領域内のそれぞれの位置と関連付けることができる。本開示は、コントローラ1111及び/又は遠隔システムのいずれかとのこの関連を実行することを企図する。
【0077】
任意選択的に、撮像装置を使用するいくつかの実施態様では、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて、製品を在庫化する工程は、製品の画像の一部分をトリミングすることを更に含む。画像をトリミングすることによって、製品識別子を含むことが予想される画像の部分に焦点を合わせることができる。したがって、画像の切り抜きの部分を分析して、製品のそれぞれのユニットに関連付けられたそれぞれの製品識別子を識別する。更に、コントローラ1111は、ネットワークを介して製品の画像を遠隔システムに送信するように構成することができる。これらの実装では、画像は、バックアップ目的のために遠隔システムによって記憶されてもよく、又は画像処理(一部又は全て)は、コントローラ1111から遠隔システムにオフセットされ得る。代替的に又は追加的に、コントローラ1111は、メモリ内の製品の画像を記憶するように構成され得る。いくつかの実施態様では、画像は一時的に(例えば、画像処理を可能にするために)保管され、その後、自動製品キャビネット1000.における保管要件を最小化するように書き込まれてもよい。
【0078】
任意選択的に、撮像装置を使用するいくつかの実施態様では、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて、製品を在庫化する工程は、欠落した、認識されていない、又は非読み取り可能な製品識別子に関連付けられた記憶エリア内のそれぞれの位置のうちの1つ以上を識別することを更に含む。任意選択的に、コントローラ1111は、製品の欠落ユニットと、認識されていない/非読み取り可能な製品識別子を有する製品のユニットとを区別するように構成され得る。前者は再ストックされてもよく、一方、後者は、データ捕捉装置1009.による読み取りのために製品識別子を正確に配向するために再位置決めされてもよい(例えば、裏返され、回転され、弛緩されてもよい)ことを理解されたい。例えば、機械学習アルゴリズムを使用して、欠落した、認識されていない、又は非読み取り可能な製品識別子と関連付けられた記憶領域内のそれぞれの位置のうちの1つ以上が、製品のユニットを含むかどうかを判定することができる。本開示は、いくつかの実施態様では、従来の視覚システム(例えば、パターン認識)を使用して、コントローラ1111によって機械学習アルゴリズムを実行することができることを企図し、他の実施例では、機械学習アルゴリズムは、遠隔システムによって実行され得る(すなわち、自動製品キャビネット1000からオフセットされている)。機械学習アルゴリズムは、紛失、認識されていない、又は非読み取り可能な製品識別子を識別するなどの特定のタスクを実行するために、既存のデータセットを使用して訓練され得る。機械学習アルゴリズムは、当該技術分野において既知であり、したがって、以下に更に詳細に記載されない。例示的な機械学習アルゴリズムは、当該技術分野において既知のオープンソースマシン学習アルゴリズムであるTensorFlow,である。TensorFlowは、機械学習アルゴリズムの1つの例に過ぎない。本開示は、神経ネットワーク、支持ベクトル機械、最近傍アルゴリズム、教師あり学習アルゴリズム、教師なし学習アルゴリズムを含むがこれらに限定されない、他の機械学習アルゴリズムを使用することを企図する。
【0079】
任意選択的に、撮像装置を使用するいくつかの実施態様では、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品を在庫化する工程は、機械学習アルゴリズムを使用して、製品の各ユニットのそれぞれのソースを決定するために、製品の画像を分析することを更に含む。これは、例えば、製品が複数のベンダー又は製造業者から供給される場合に特に有用である。換言すれば、自動製品キャビネット1000は、異なる供給源(例えば、異なる製造業者からの眼内レンズ)から製品を保管するために使用され得る。上述のように、カメラを使用して、機械可読コード(バーコード、UPC、SKU)及びテキスト及びグラフィックの両方の画像をキャプチャすることができ、次いで、画像処理技術を使用して、製品識別子を復号することができる。本開示は、機械学習アルゴリズムが、異なるベンダー又は製造業者に関連付けられた機械可読コードを識別するために使用され得ることを企図する。これにより、自動製品キャビネット1000が適切な復号ルールを選択することを可能にする。代替的に又は追加的に、機械学習アルゴリズムを使用して、(機械可読コードの非存在下でさえ)テキスト及び/又はグラフィックに基づいて、製品のユニットのソースを識別することができる。本開示は、いくつかの実施態様では、機械学習アルゴリズムがコントローラ1111によって実行され得ることを企図し、他の実施態様では、機械学習アルゴリズムは、遠隔システムによって実行され得る(すなわち、自動製品位置からオフセットされる)ことを企図する。機械学習アルゴリズムは、既存のデータセットを使用して訓練されて、製品の単位のソースを識別するなどの特定のタスクを実行することができる。機械学習アルゴリズムは、当該技術分野において既知であり、したがって、以下に更に詳細に記載されない。例示的な機械学習アルゴリズムが上記に提供される。
【0080】
ここで
図23,を参照すると、本明細書に記載される別の実施形態による自動製品キャビネット1500が示されている。自動製品キャビネット1500は、製品を受容するように構成された貯蔵エリア1504、及び筐体1501.内に配置された複数のスロット1503を画定する筐体1501を含むことができる。本明細書に記載されるように、製品の複数のユニットをスロット1503.内に配置することができる。製品は、任意選択的に、1つ以上の製品パッケージ(例えば、箱、カートン、ラッパーなどの容器)に収容され得る。製品のそれぞれのユニットは、それぞれのスマートタグを含むことができる。各スマートタグは、製品のそれぞれのユニットに関する情報を記憶する。本開示は、スマートタグが製品及び/又は製品パッケージに適用され得ることを企図する。例えば、それぞれのスマートタグは、無線周波数識別(RFID)タグ、超高周波(UHF)タグ、又は近距離通信(NFC)タグであり得る。RFID、UHF、又はNFCタグは、例示的なスマートタグとしてのみ提供されることを理解されたい。本開示は、スマートタグが、情報、アンテナ、及びデータをコントローラに送信する能力を記憶するためのメモリを有する任意の種類のタグであり得ることを企図する。
図23,に示される実装では、スマートタグは、製品及び/又は製品パッケージに添付された機械可読ラベルを読み取るように構成されたデータ捕捉装置を提供する代わりに使用される。
【0081】
自動製品キャビネット1500はまた、筐体1501.内の製品のそれぞれのユニットのそれぞれの位置を示すように構成された複数の視覚的インジケータ1505を含むことができる。視覚的インジケータ1505は、筐体1501の外部フレーム上に、又はそれに隣接して、及び/又はスロット1503.の各1つの上に、内部に、若しくは隣接して配置され得る。本明細書に記載されるように、視覚的インジケータ1505は、所望の製品が自動製品キャビネット1500.内に保管されているかを示すために使用され得る。
図23,では、筐体1501の外部フレーム及びスロット1503の6つは、視覚的インジケータ1505.によって照明される。
【0082】
自動製品キャビネット1500はまた、コントローラ(例えば、
図15のコントローラ1111)を含むことができる。いくつかの実施態様では、コントローラは、任意選択的に、筐体1501.内に配置されてもよい。本開示は、コントローラ1111が、例えば1つ以上の通信リンクを介して、スマートタグ及び/又は視覚的インジケータ1505,に動作可能に連結され得ることを企図する。本開示は、通信リンクが任意の好適な通信リンクであることを企図する。コントローラは、製品のそれぞれのユニットに関する情報をそれぞれのスマートタグから受信し、製品のそれぞれのユニットに関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品を在庫化し、製品の所望のユニットに関連付けられている視覚的インジケータ1505のうちの1つ以上を作動させるように構成され得る。代替的に又は追加的に、コントローラは、ネットワークを介して製品の在庫を遠隔システムに送信するように更に構成され得る。任意選択的に、本明細書に記載されるように、遠隔システムはデータベースとすることができる。代替的に又は追加的に、コントローラは、製品の所望のユニットの要求を受信するように更に構成され得る。更に、コントローラは、ネットワークを介して製品の所望のユニットに対する要求を遠隔システムに送信し、遠隔システムから応答を受信するように更に構成することができ、応答は、所望の製品ユニットが位置するスロットを含む。
【0083】
ここで
図24,を参照すると、本明細書に記載される別の実施による自動製品システム1700が示されている。自動製品システム1700は、製品を受容するように構成された貯蔵エリア、及び筐体内に配置された複数のスロットを画定する筐体1701を含むことができる。本明細書に記載されるように、製品の複数のユニットをスロット内に配置することができる。本開示は、筐体1701,のスロット、及び製品のユニットが、図に関して上述したものと同様であり得ることを企図する。15-23.更に、本明細書に記載されるように、製品は、任意選択的に、1つ以上の製品パッケージ(例えば、箱、カートン、ラッパーなどの容器)に収容され得る。自動製品システム1700はまた、筐体1701.に対して離間した関係で配置された撮像及びプロジェクタユニット1703を含むことができる。撮像及びプロジェクタユニット1703は、撮像装置及びプロジェクタを含むことができる。いくつかの実施態様では、撮像装置及びプロジェクタは、単一の筐体内に提供される。他の実施態様では、撮像装置及びプロジェクタは、別個の筐体内に提供される。
【0084】
撮像装置は、1Dバーコード、2Dバーコード、3Dバーコード、UPC、又はSKUなどの機械可読製品識別子の画像をキャプチャすることができるデジタルカメラであり得る。撮像装置はまた、機械可読製品識別子として機能することができるテキスト及び/又はグラフィックの画像をキャプチャすることも可能である。これらの実装では、画像処理技術を使用して、機械可読製品識別子を復号することができる。投影器は、光源及び/又は1つ以上のレンズを備え、表面(例えば、投影表面)上に光線(例えば、画像)を投影するように構成されたデバイスであり得る。
図24,では、筐体1701(例えば、筐体1701の面)は、突起面である。任意選択的に、投影器は、短いスロープロジェクタ又は超短投プロジェクタであり得る。短いスロープロジェクタは、1未満のスロー比を有し、スロー比は、プロジェクタからスクリーンサイズまでの距離として計算される。短いスロープロジェクタは、約0.6~0.8.のスロー比を有する。超短投プロジェクタは、約0.4.未満のスロー比を有する。短いスロープロジェクタを含むプロジェクタは、当該技術分野において既知である。例示的なプロジェクターは、Seiko Epson Corporation(Suwa,Nagano県,Japan)からのEpson POWERLITEプロジェクタである。
図24,では、超短投、短いスロー、及び長行投影器の位置決めは、それぞれ参照番号1705,1707,及び1709,によって示されている。任意選択的に、自動製品システム1700は、スロー比を更に低減するための光学素子1711を含むことができる。本開示は、光学素子1711が、レンズ、鏡、又はこれらの組み合わせを含むことができることを企図する。
【0085】
自動製品システム1700はまた、コントローラ(例えば、
図15のコントローラ1111)を含むことができる。いくつかの実施態様では、コントローラは、任意選択的に、筐体1701内に、又は撮像及びプロジェクタユニット1703.内に配置されてもよい。本開示は、コントローラ1111が、例えば1つ以上の通信リンクを介して、撮像及びプロジェクタユニット1703,に動作可能に連結され得ることを企図する。本開示は、通信リンクが任意の好適な通信リンクであることを企図する。コントローラは、撮像装置から製品に関する情報を受信し、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品を在庫化し、プロジェクタに、筐体内の所望の製品の対応する場所を照明させるように構成され得る。換言すれば、投影器は、筐体1701.内に保管された所望の製品及び/又は製品パッケージの場所を(例えば、光で)照明するために使用される。代替的に又は追加的に、コントローラは、ネットワークを介して製品の在庫を遠隔システムに送信するように更に構成され得る。任意選択的に、本明細書に記載されるように、遠隔システムはデータベースとすることができる。代替的に又は追加的に、コントローラは、製品の所望のユニットの要求を受信するように更に構成され得る。更に、コントローラは、ネットワークを介して製品の所望のユニットに対する要求を遠隔システムに送信し、遠隔システムから応答を受信するように更に構成することができ、応答は、所望の製品ユニットが位置するスロットを含む。
図24,に示される実施態様では、投影器は、所望の製品及び/又は製品パッケージの位置をシステム内で照明するための視覚的指標を提供する代わりに使用される。
【0086】
主題は、構造的特徴及び/又は方法論的行為に特有な言語で記載されたが、添付される「特許請求の範囲」において定義される主題が上記の特定の特徴又は行為に必ずしも限定されるものではないことが理解されるべきである。むしろ、上記の特定の特徴及び行為は、「特許請求の範囲」を実施する例示的形態として開示される。例えば、本明細書における使用事例に関連する実施形態は、眼内レンズ及びコンタクトレンズなどの眼科用装置を伴うが、自動製品キャビネット及びその範囲内での使用方法は、改善された保管、在庫化、及び/又は回収から利益を享受し得る任意のタイプの製品又は他の物体に等しく適用されることを理解されたい。
【誤訳訂正書】
【提出日】2022-06-06
【誤訳訂正1】
【訂正対象書類名】明細書
【訂正対象項目名】全文
【訂正方法】変更
【訂正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2019年5月13日に「在庫管理のための自動製品ロッカー」なる名称で出願された米国特許出願第16/409,903号の一部継続出願であり、その開示は、参照によりその全体が本明細書に明示的に組み込まれる。
【0002】
(発明の分野)
本開示は、眼科用レンズの自動製品ロッカー及びキャビネットに関し、より具体的には、眼科用物体を分配し、患者情報を記録及び追跡し、患者用に異なるレンズを決定し、アイケアの専門家のオフィス内の眼科用レンズの在庫表を追跡及び管理するためのシステムに関する。
【背景技術】
【0003】
アイケアの専門家又はECPの典型的なオフィスでは、オフィスに入る患者に分配するために、多くの異なる眼科用レンズが在庫に保持されている。典型的には、患者は、矯正レンズが必要であるかどうかを決定し、必要な場合で、例えば、患者がコンタクトレンズを望む場合には、眼の検査を受ける。このようなレンズを分配するために、ECPは、特定のレンズが適切であるかどうかを最初に試験し、完全な注文が送られ得るまで患者に十分な量を提供するために、オフィス内に多数のレンズの在庫を保持している。更に、外科的設定において、多数の異なる眼内レンズが、手術を受けている患者に分配するために在庫表に維持されている。
【0004】
手動及び自動分配機は既知であり、菓子や温かい食事から特定の処方箋不要薬剤等の健康関連項目までの範囲の多種多様な品目を分配するために利用されている。これらの分配機の大部分は店頭用の装置として利用される販売機である。排出機及び販売機は多くの地域で利用されているが、これらは、医療市場において広く使用されていない。アイケアの分野では、例えば、アイケアの専門家は、未だ、自身及びレンズ製造業者の販売担当者によって手動でストックされた引き出しからトライアルコンタクトレンズを分配する。これらの引き出しは、手動在庫管理を必要とし、単にコンタクトレンズを保持している。更に、レンズを手動でストックするためのシステムを開発する必要がある。異なる在庫管理ユニット又はSKUは、屈折力、毎日、毎週、隔週、又は毎月の摩耗などの摩耗レジメン;レンズ製造業者、及びレンズ材料などの属性によって分離されている必要がある。これは、在庫にあるものを追跡し、医師が患者用に選択する際に好ましいレンズをより簡単に突き止めるために、完全にいっぱいではない多くの引き出しの使用を必要とする。同様に、外科的設定では、眼内レンズは、手動で保管され、在庫表が作られた保管場所から分配されている。
【0005】
しかしながら、このような専門家を、多種多様なコンタクトレンズ(又は眼内レンズ)へのリアルタイムのアクセスを患者に適時に提供するための手段及び方法を用いて、支援するツールとして、眼の健康ケアの専門家によって利用され得るシステムの必要性が存在する。このような機械はまた、自動在庫管理を用いて在庫に維持する必要がある多数のレンズやSKUの数の増加をより良好に管理するために使用することができる。このような機械及びシステムはまた、各特定の個々の患者のニーズに適合するレンズへの即時アクセスを提供するために、そのようなレンズの製造業者によっても使用されているであろう。加えて、システムは、そのような患者のニーズをより良好に満たす新しい製品をより良好に提供するために、製品情報を送達して、データ分析を実施することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示の実施形態は、上記の臨床的ニーズに取り組む装置及び方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願には、例示的な自動製品キャビネットが記載されている。自動製品キャビネットは、保管エリア及び面を画定する筐体を含むことができ、保管エリアは製品を受容するように構成されている。自動製品キャビネットは、筐体内に配置された複数のスロットであって、複数のスロットそれぞれが、製品のそれぞれのユニットを受容するように構成されている、複数のスロットと、筐体内の製品のそれぞれのユニットのそれぞれの位置を示すように構成されている複数の視覚的インジケータと、を更に含む。更に、キャビネットは、筐体の面に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成された走査バーと、走査バーに取り付けられ、製品に関する情報を捕捉するように構成されたデータ捕捉装置と、を含む。自動製品キャビネットは、データ捕捉装置に動作可能に結合されたコントローラを更に含むことができる。コントローラは、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品の在庫表を作り、製品の所望のユニットに関連付けられた視覚的インジケータのうちの1つ以上を作動させるように構成されている。
【0008】
本願には、別の例の自動製品キャビネットも記載されている。自動製品キャビネットは、製品を受容するように構成された保管エリアを画定する筐体と、筐体内に配置された複数のスロットとを含むことができ、複数のスロットそれぞれが、製品のそれぞれのユニットを受容するように構成されている。製品のそれぞれのユニットは、それぞれのスマートタグを含むことができ、それぞれのスマートタグには、製品のそれぞれのユニットに関する情報が記憶されている。自動製品キャビネットは、筐体内の製品のそれぞれのユニットのそれぞれの位置を示すように構成された複数の視覚的インジケータと、コントローラと、を更に含むことができる。コントローラは、製品のそれぞれのユニットに関する情報をそれぞれのスマートタグから受信し、製品のそれぞれのユニットに関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品の在庫表を作り、製品の所望のユニットに関連付けられた視覚的インジケータのうちの1つ以上を作動させるように構成され得る。
【0009】
本願には、例示的な自動製品システムも記載されている。システムは、製品を受容するように構成された保管エリアを画定する筐体と、筐体内に配置された複数のスロットとを含むことができ、スロットそれぞれは、製品のそれぞれのユニットを受容するように構成されている。更に、システムは、撮像装置及びプロジェクタであって、それぞれ筐体に対して離間した関係で配置されている撮像装置及びプロジェクタと、コントローラと、を含むことができる。撮像装置は、製品に関する情報を捕捉するように構成され得る。コントローラは、撮像装置から製品に関する情報を受信し、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品の在庫表を作り、プロジェクタに、筐体内の所望の製品のそれぞれの場所を照明させるように構成され得る。
【0010】
上述の技術的内容はコンピュータ制御装置、コンピュータプロセス、コンピューティングシステム、又はコンピュータ読取可能記憶媒体などの製造物品として実装されてもよいことを理解されたい。
【0011】
他のシステム、方法、特徴、及び/又は利点は、以下の図面及び詳述を考察すれば、当業者には明らかになるであろう。そのような付加的システム、方法、特徴、及び/又は利点の全てが本説明に含まれ、添付される「特許請求の範囲」によって保護されるものである。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図面中の構成要素は、必ずしも必ずしも縮尺通りではない。同じ参照番号は、複数の図を通して対応する部分を指す。
【
図1】
本願記載の実装のための例示的な動作環境
を示す図である。
【
図2】
本願記載の実装による自動製品ロッカーのブロック図である。
【
図4】
本願記載の実装による自動製品ロッカーの等角図である。
【
図5A】
本願記載の実装による自動製品ロッカーを示す
図である。
図5Aは、引き出しの保管
エリアを示す拡大窓を有する自動製品ロッカーを示す等角図である。
図5Bは、
図5Aに
示されている引き出しのうちの1つの一部分を示す等角図
である。
【
図5B】
本願記載の実装による自動製品ロッカーを示す
図である。
図5Aは、引き出しの保管
エリアを示す拡大窓を有する自動製品ロッカーを示す等角図である。
図5Bは、
図5Aに
示されている引き出しのうちの1つの一部分を示す等角図
である。
【
図6A】
本願記載の実装による、
一組の視覚的インジケータ105
の上面図(
図6A)及び側面図(
図6B)である。
【
図6B】
本願記載の実装による、
一組の視覚的インジケータ105
の上面図(
図6A)及び側面図(
図6B)である。
【
図7】
本願記載の実装による自動製品ロッカーの等角図
である。
【
図8A】
本願記載の実装による自動製品ロッカーの正面図である。図
8A~図8Cは、それぞれ異なる引き出し構成を示す。
【
図8B】
本願記載の実装による自動製品ロッカーの正面図である。図
8A~図8Cは、それぞれ異なる引き出し構成を示す。
【
図8C】
本願記載の実装による自動製品ロッカーの正面図である。図
8A~図8Cは、それぞれ異なる引き出し構成を示す。
【
図9A】製品パッケージに含まれる例示的なラベル付けを示す。
【
図9B】製品パッケージに含まれる例示的なラベル付けを示す。
【
図9C】製品パッケージに含まれる例示的なラベル付けを示す。
【
図10】それぞれが
本願記載の実装によるラベルを有する、複数の製品パッケージを示す。
【
図11A】
本願記載の実装による自動製品
ロッカーの一部分の等角図である。
図11Aは、サイドパネルを有さない自動製品
ロッカーの前側からの図を示す。
図11Bは、サイドパネル
を有さない自動製品
ロッカーの側面からの図を示す。
【
図11B】
本願記載の実装による自動製品
ロッカーの一部分の等角図である。
図11Aは、サイドパネルを有さない自動製品
ロッカーの前側からの図を示す。
図11Bは、サイドパネル
を有さない自動製品ロッカーの側面からの図を示す。
【
図12】
本願記載の実装による自動製品ロッカーの等角図である。
【
図13A】
本願記載の実装による自動製品ロッカーを使用する例示的なプロセスを示す。
【
図13B】
本願記載の実装による自動製品ロッカーを使用する例示的なプロセスを示す。
【
図13C】
本願記載の実装による自動製品ロッカーを使用する例示的なプロセスを示す。
【
図13D】
本願記載の実装による自動製品ロッカーを使用する例示的なプロセスを示す。
【
図14】例示的なコンピューティングデバイスのブロック図である。
【
図15】
本願記載の実装のための別の例示的な動作環境である。
【
図16】
本願記載の実装による自動製品
ロッカーのブロック図である。
【
図17A】
本願記載の実装による自動製品キャビネットを示す
図である。
図17Aは、自動製品キャビネットの等角図
である。
図17Bは、ドアを含む、
図17Aの自動製品キャビネットを示す
図である。
図17Cは、製品が内部に保管された、
図17Aの自動製品キャビネットの正面図を示す
図である。
【
図17B】
本願記載の実装による自動製品キャビネットを示す
図である。
図17Aは、自動製品キャビネットの等角図
である。
図17Bは、ドアを含む、
図17Aの自動製品キャビネットを示す
図である。
図17Cは、製品が内部に保管された、
図17Aの自動製品キャビネットの正面図を示す
図である。
【
図17C】
本願記載の実装による自動製品キャビネットを示す
図である。
図17Aは、自動製品キャビネットの等角図
である。
図17Bは、ドアを含む、
図17Aの自動製品キャビネットを示す
図である。
図17Cは、製品が内部に保管された、
図17Aの自動製品キャビネットの正面図を示す
図である。
【
図18A】
本願記載の別の実装による自動製品キャビネットを示す
図である。
図18Aは、自動製品キャビネットの等角図
である。
図18Bは、走査バーが垂直方向に変位
する、
図18Aの自動製品キャビネットを示す
図である。
図18Cは、
図18Aの自動製品キャビネットの側面図
である。
図18Dは、
図18Aの自動製品キャビネットの正面図
である。
【
図18B】
本願記載の別の実装による自動製品キャビネットを示す
図である。
図18Aは、自動製品キャビネットの等角図
である。
図18Bは、走査バーが垂直方向に変位
する、
図18Aの自動製品キャビネットを示す
図である。
図18Cは、
図18Aの自動製品キャビネットの側面図
である。
図18Dは、
図18Aの自動製品キャビネットの正面図
である。
【
図18C】
本願記載の別の実装による自動製品キャビネットを示す
図である。
図18Aは、自動製品キャビネットの等角図
である。
図18Bは、走査バーが垂直方向に変位
する、
図18Aの自動製品キャビネットを示す
図である。
図18Cは、
図18Aの自動製品キャビネットの側面図
である。
図18Dは、
図18Aの自動製品キャビネットの正面図
である。
【
図18D】
本願記載の別の実装による自動製品キャビネットを示す
図である。
図18Aは、自動製品キャビネットの等角図
である。
図18Bは、走査バーが垂直方向に変位
する、
図18Aの自動製品キャビネットを示す
図である。
図18Cは、
図18Aの自動製品キャビネットの側面図
である。
図18Dは、
図18Aの自動製品キャビネットの正面図
である。
【
図19A】
本願記載の別の実装による自動製品キャビネットを示す
図である。
図19Aは、自動製品キャビネットの等角図
である。
図19Bは、走査バーが水平方向に変位
する、
図19Aの自動製品キャビネットを示す
図である。
図19Cは、
図19Aの自動製品キャビネットの側面図
である。
図19Dは、
図19Aの自動製品キャビネットの正面図
である。
【
図19B】
本願記載の別の実装による自動製品キャビネットを示す
図である。
図19Aは、自動製品キャビネットの等角図
である。
図19Bは、走査バーが水平方向に変位する、
図19Aの自動製品キャビネットを示す
図である。
図19Cは、
図19Aの自動製品キャビネットの側面図
である。
図19Dは、
図19Aの自動製品キャビネットの正面図
である。
【
図19C】
本願記載の別の実装による自動製品キャビネットを示す
図である。
図19Aは、自動製品キャビネットの等角図
である。
図19Bは、走査バーが水平方向に変位
する、
図19Aの自動製品キャビネットを示す
図である。
図19Cは、
図19Aの自動製品キャビネットの側面図である。
図19Dは、
図19Aの自動製品キャビネットの正面図である。
【
図19D】
本願記載の別の実装による自動製品キャビネットを示す
図である。
図19Aは、自動製品キャビネットの等角図
である。
図19Bは、走査バーが水平方向に変位
する、
図19Aの自動製品キャビネットを示す
図である。
図19Cは、
図19Aの自動製品キャビネットの側面図
である。
図19Dは、
図19Aの自動製品キャビネットの正面図
である。
【
図20】
本願記載の実装による、異なるサイズを有する自動製品キャビネットを示す
図である。A、B、及びCの自動製品キャビネットは、それぞれ300、304及び
507製品又は製品パッケージを収容する。
【
図21A】
本願記載の自動製品キャビネットと共に使用する
スロットのモジュールを示す
図である。
図21Aは、スロット内に
ロードされた製品のユニットを示し、
図21Bは空のスロットを示す。
【
図21B】
本願記載の自動製品キャビネットと共に使用する
スロットのモジュールを示す
図である。
図21Aは、スロット内に
ロードされた製品のユニットを示し、
図21Bは空のスロットを示す。
【
図22】
本願記載の自動製品キャビネットと共に使用するための例示的なスロットを示す
図である。
【
図23】
本願記載の別の実装による自動製品キャビネットを示す
図である。
【
図24】
本願記載の更に別の実装による自動製品システムを示す
図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本願における説明及び特許請求の範囲において、「約」といった用語は、変更がプロセス又はデバイス(装置)の非適合性をもたらさない限り、列挙された値が幾分変更され得ることを示す。例えば、いくつかの要素に関して、「約」といった用語は、±0.1%の変動を指し、他の要素に関して、「約」といった用語は、±1%若しくは±10%又はその中の任意の点の変動を指すことができる。
【0014】
本願で使用する際、「実質的に」又は「実質的な」といった用語は、行為、特徴、特性、状態、構造、項目、又は結果の完全な又はほぼ完全な欠如を指す負の表記で使用されている場合にも、同様に適用可能である。例えば、「実質的に」平坦である表面は、完全に平坦であるか、又は効果が完全に平坦であるかのように同じとなる略平坦である。
【0015】
本願で使用されている際、「a」、「an」、及び「the」などの用語は、単数の実体のみを指すことを意図するものではなく、具体的な例が例示のために使用され得る一般的な部類を含む。
【0016】
本願で使用されている際、単数形に定義されている用語は、複数に定義された用語を包含することを意図しており、その逆もまた同様である。
【0017】
本明細書において「一実施形態」、「ある実施形態」、「いくつかの実施形態」又は「実施形態」などに言及する場合、記載されているその実施形態(複数可)は特定の特色又は特徴を含み得るが、全ての実施形態が、その特定の特色、構造、又は特徴を必ずしも含むわけではないことを示す。更に、そのような句は、必ずしも同一の実施形態に言及するものではない。更に、特定の特徴、構造、又は特性が実施形態に関連して記載される場合、明確に記載されているかどうかに関わらず、他の実施形態に関連するこのような特徴、構造、又は特性への影響は、当業者の知見内であるものとする。以下の説明の目的のために、「上」、「下」、「右」、「左」、「垂直」、「水平」、「上部」、「底部」といった用語、及びそれらの派生語は、図面において方向付けられているように本発明に関連するものとする。「重畳」、「頂上」、「位置決め」又は「頂上に位置決め」といった用語は、第1の要素が第2の要素上に存在することを意味し、介在要素が第1の要素と第2の要素との間に接続されている。「直接接触」又は「取り付けられている」といった用語は、第1の要素及び第2の要素が、2つの要素の界面においてどの中間要素も設けることなく接続されていることを意味する。
【0018】
本願における任意の数値範囲への言及は、範囲に包まれる各数値(分数及び整数を含む)を明示的に含む。例示的に、本明細書において、「少なくとも50」又は「少なくとも約50」の範囲への言及は、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60などの整数を含み、50.1、50.2、50.3、50.4、50.5、50.6、50.7、50.8、50.9などの分数を含む。更なる説明では、本明細書において、「50未満」又は「約50未満」の範囲への言及は、49、48、47、46、45、44、43、42、41、40などの整数を含み、及び49.9、49.8、49.7、49.6、49.5、49.4、49.3、49.2、49.1、49.0などの分数を含む。
【0019】
特に定義されない限り、本明細書で用いる技術的及び科学的な用語は全て、当業者によって共通に解釈されるものと同じ意味を有する。本開示を実施又は試験するうえで、本明細書に記載されるものと同様又は同等のいかなる方法及び材料も使用し得る。本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用するように、本願で用いる「有する」といった用語及びその変化形は、「含む」といった用語及びその変化形と同義語として使用され、オープンで非限定的な用語である。本願で使用する「任意の」又は「任意的に」といった用語は、その後に記載されている特色、イベント又は状況が発生してもしなくてもよいこと、説明に当該特色、イベント又は状況が発生する事例及び発生しない事例が含まれることを意味する。コンタクトレンズを保管するための自動製品ロッカーについて実装が説明されているが、当業者には、これらの実装が限定されず、他のタイプの製品を保管するための自動製品ロッカーにも適用可能であることは、明らかであろう。
【0020】
本願には、自動製品保管ロッカーが記載されている。このような自動製品ロッカーは、コンタクトレンズなどの製品を追跡/その在庫表を作るために使用され得る。例えば、本願記載の自動製品ロッカーは、(i)ストレージから取り出された製品のユニットの追跡を維持すること、(ii)在庫の必要性をユーザに通知すること、(iii)自動的に製品を注文すること、(iv)全ての定期的に処方されたレンズの保管スペースを含むこと、及び/又は(v)停電中に作業することを含む。
【0021】
ここで
図1を参照すると、
本願記載の実装のための例示的な動作環境が示されている。
図1に示すように、自動製品ロッカー100
、クライアント装置102
、及び遠隔システム104は、1つ以上のネットワーク200
によって動作可能に
結合され得る。
以下に、自動製品ロッカー100
を詳細に説明する。クライアント装置102は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、又は携帯電話などの
コンピューティングデバイス(例えば、
図14の
コンピューティングデバイス700)でもよく、遠隔システム104は、サーバなどの
コンピューティングデバイス(例えば、
図14の
コンピューティングデバイス700)でもよい。任意的に、いくつかの
実装では、遠隔システム104は、クラウドベースのシステム、例えば、要求に応じてクライアント装置102の
ニーズを満たすために割り当てられているプロセッサ及びデータ記憶装置などの1つ以上のコンピュータシステムリソースである。クラウドベースのシステムは、
技術分野において既知で
あるため、以下に更に詳細に
説明しない。いくつかの
実装では、遠隔システム104は、データベース104
Aを含むか、又は
それにアクセスすることができる。代替的に又は追加的に、遠隔システム104は、電子
カルテ(EMR)104
Bを含むか、又は
それにアクセスすることができる。
【0022】
上述のように、自動製品ロッカー100、クライアント装置102、及び遠隔システム104は、1つ以上のネットワーク200によって接続され得る。本開示は、ネットワーク200が任意の好適な通信ネットワークであることを企図する。ネットワークは、1つ以上の点で互いに類似し得る。代替的に又は追加的に、ネットワークは、1つ以上の点で互いに異なっていてもよい。ネットワーク200は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、広域ネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、仮想プライベートネットワーク(VPN)などを含むことができ、上記のネットワークのいずれかの部分又は組み合わせを含む。自動製品ロッカー100、クライアント装置102、及び遠隔システム104は、1つ以上の通信リンクを介してネットワーク200に接続され得る。本開示は、通信リンクが任意の好適な通信リンクであることを企図する。例えば、通信リンクは、有線リンク、無線リンク、及び光リンクを含むがこれらに限定されない、データ交換を容易にする任意の媒体によって実施されてもよい。例示的な通信リンクとしては、LAN、WAN、MAN、イーサネット、インターネット、又はWiFi、WiMax、3G、4G、若しくは5Gなどの任意の他の有線若しくは無線リンクが挙げられるが、これらに限定されない。
【0023】
本開示は、参照によりその開示が全体的に本明細書に明示的に組み込まれる、「DISTRIBUTION AND INVENTORY SYSTEM AND METHODS OF USING THE SAME」と題された2018年12月17日に出願された米国特許出願第16/222,819号に記載されているように、自動製品ロッカー100、クライアント装置102、及び遠隔システム104が、在庫表作り及び出荷/配送機能を行うために相互に作用することができることを企図する。例えば、以下に説明するように、遠隔システム104は、自動製品ロッカー100内に保管された製品(例えば、コンタクトレンズ)の在庫表を反映するデータベース104Aを管理/維持することができる。ネットワーク200を介してメッセージを交換することにより、遠隔システム104は、自動製品ロッカー100からの最新の製品の在庫表を有するメッセージを受信することができる。遠隔システム104はまた、自動製品ロッカー100及び/又はクライアント装置102からの要求に応じてデータベース104Aに問い合わせすることもできる。本開示は、ユーザ(例えば、アイケア専門家(ECP)などの医療専門家)が、クライアント装置102を使用して自動製品ロッカー100及び/又は遠隔システム104と相互作用することができることを企図する。例えば、クライアント装置102は、ウェブブラウザを使用して、アプリケーションを実行する及び/又は自動製品ロッカー100及び/又は遠隔システム104とインターフェースで結合することができる。
【0024】
ここで
図2を参照する
に、本願記載の実装による自動製品ロッカー100のブロック図が示されている。自動製品
ロッカー100は、筐体101及び1つ以上の引き出し103
を含むことができる。引き出し103
それぞれは、
製品を受容するように構成されている、保管エリア(例えば、図5A~図5Bの保管エリア104)を画定することができる。
本願に記載するように、それぞれの引き出し103は、筐体101内で摺動可能に収容され得る。換言すれば、引き出し103は、
例えば、製品へのアクセスを提供するために、筐体101から引き出すことができる
(例えば、図7、図13B、図13Cに示す)。一方、引き出し103は、筐体101内に収容され得る(例えば、図
4、図5A、図13Aに示す)。
【0025】
自動製品
ロッカー100は、更に、保管エリア内の製品のそれぞれのユニットのそれぞれの位置を示すように構成された複数の視覚的インジケータ105を含むことができる。更に、自動製品
ロッカー100は、筐体101内に配置され、製品に関する情報を捕捉するように構成された
機械視覚システム107を含むことができる。
機械視覚システム107は、データ捕捉装置を含むことができる。後述するように、データ捕捉装置は、任意
には、バーコードスキャナ又は撮像
装置であり得る。更に、自動製品
ロッカー100は、筐体101
内に配置されたコントローラ109を含むことができる。コントローラ109は、
コンピューティングデバイス(例えば、
図14の
コンピューティングデバイス700)であり得る。自動製品ロッカー100を使用するための1つの例示的なコントローラは、Raspberry Pi Foundation(
英国)のRASPBERRY PIである。
【0026】
本開示は、機械視覚システム107及びコントローラ109が、例えば、1つ以上の通信リンクを介して動作可能に結合され得ることを企図する。本開示は、通信リンクが任意の好適な通信リンクであることを企図する。加えて、視覚的インジケータ105及びコントローラ109は、例えば、1つ以上の通信リンクを介して動作可能に結合され得る。例えば、通信リンクは、有線リンク、無線リンク、及び光リンクを含むがこれらに限定されない、データ交換を容易にする任意の媒体によって実施されてもよい。これにより、コントローラ109は、機械視覚システム107及び/又は視覚的インジケータ105とデータを交換することができる。
【0027】
任意には、いくつかの実装では、自動製品ロッカー100は、筐体101内に配置された電源111を含み得る。例えば、自動製品ロッカー100は、通常動作中にグリッド電力(例えば、住宅/事務所に供給されている標準交流(A/C)電力)に接続するように構成され得る。本開示は、電源111が、破壊(例えば、停電)に応答して自動製品ロッカー100に電力を供給することができることを企図する。電源111は、任意的に電池であってもよい。
【0028】
任意には、いくつかの実装では、自動製品ロッカー100は、筐体101内に配置され、引き出し103を固定するように構成されたロック装置113を含むことができる。例えば、ロック装置113は電子ロックであってもよく、パスコード、キーカード、無線周波数識別(RFID)、又はバイオメトリクス(例えば、認証)で動作可能な解除機構で引き出し103を固定する。クライアント装置102は、ネットワークを介して自動製品ロッカー100に認証情報を送信することができることを理解されたい。認証は、自動製品ロッカー100において局所的に、及び/又は遠隔システムで遠隔的に実行することができる。あるいは、ロック装置113は機械的ロックであってもよく、物理的キーで動作可能な解除機構で引き出し103を固定する。
【0029】
任意
には、いくつかの
実装では、自動製品
ロッカー100は、引き出し103
の移動を検出するように構成され得る。以下に記載
されているように、
機械視覚システム107は、引き出し103
の移動に応答して開始され得る。いくつかの
実装では、コントローラ109は、
機械視覚システム107
を用いて引き出し103の移動を検出するように構成され得る。例えば、自動製品
ロッカー100は、引き出し103
内に配置された
機械読取可能コードを含む位置ストリップを含むことができる。位置ストリップは、
仕切りのうちの1つ以上に沿って、又はそれに隣接して配置され得る(例えば、
図5A~図5B中の仕切り400)。機械読取可能位置コードは、製品のユニットを受容する引き出し内の各スロットに対応して
設けられ得ることを理解されたい。この実装では、
機械視覚システム107(例えば、撮像装置又はバーコードスキャナ)は、位置ストリップを読み取る/復号するように構成され得る。
情報は、コントローラ109
に送信されて受信されてもよく、
コントローラ109は情報に基づいて引き出し103の移動を検出するように構成
され得る。代替的に又は追加的に、自動製品
ロッカー100は、筐体101
に対する引き出し103の位置を感知するように構成された位置検出器115を更に含むことができる。例えば、位置検出器115は、
全通ビーム光電センサであってもよい。
本実装では、貫通孔を有するプレートが自動製品ロッカー100
内に設けられ得る。引き出し103が筐体101
に対して移動すると、光ビームはプレート上を
移動し、光電センサは、光ビームが
それぞれの貫通孔を通過するときを検出する。
情報は、コントローラ109に送信されて受信されてもよく、コントローラ109は引き出し103の相対位置を追跡するように構成され得る
。任意
には、自動製品
ロッカー100は、引き出しが筐体
に出入り速度を安定化させるための引き出し緩衝材を含むことができる。
【0030】
ここで図
3A~図3Cを参照する
に、本願記載の実装による自動製品ロッカー100の正面図(
図3A)、側面図(
図3B)、及び
等角図(
図3C)が示されている。筐体101及び複数の引き出し103が図
3A~図3Cに示されてい
る。引き出し103は、4つの比較的小さい引き出し(例えば、
4つの上部引き出し)及び4つの比較的大きい引き出し(例えば、
4つの下部引き出し)を含む。異なるサイズの引き出し103
が、異なるサイズの製品を収容するために提供され得る。例えば、
4つの上部引き出しは、1対(1p)
のコンタクトレンズパッケージを収容するようにサイズ決めされてもよく、
4つの下部引き出しは、3対(3p)又は5対(5p)
のコンタクトレンズパッケージを収容するようにサイズ決めされてもよい。引き出し103の数、サイズ、及び/又は配置は、一例としてのみ提供され、他の構成が可能であることを理解されたい。
【0031】
ここで
図4を参照
するに、本願記載の実装による自動製品ロッカー100の等角図が示されている。筐体101及び複数の引き出し103
が図4に示されている。引き出し103は、3つの比較的小さな引き出し(例えば、3つの
上部引き出し)及び3つの比較的大きい引き出し(例えば、3つの
下部引き出し)を含む。上述したように、異なるサイズの引き出し103
が、異なるサイズの製品を収容する
ために提供され得る。例えば、
3つの上部引き出しは、1対(1p)
のコンタクトレンズパッケージを収容するようにサイズ決めされてもよく、
3つの下部引き出しは、3対(3p)又は5対(5p)
のコンタクトレンズパッケージを収容するようにサイズ決めされてもよい。引き出し103の数、サイズ、及び/又は配置は、一例としてのみ提供され、他の構成が可能であることを理解されたい。
【0032】
自動製品ロッカー100は
、視覚的インジケータ(例えば、
図2の視覚的インジケータ105)を含むことができる。
各視覚的インジケータは、発光ダイオード(LED)などの
発光器であり得る。
発光器が一例としてのみ提供されていることを理解されたい。本開示は、視覚的インジケータが、
グラフ表示を含むが
これに限定されない他の要素であり得ることを企図する。上述のように、視覚的インジケータ(例えば、
図2の視覚的インジケータ105)は、コントローラ(例えば、
図2のコントローラ109)に動作可能に
結合され得る。視覚的インジケータは、自動製品
ロッカー100内の所望の製品の
場所をユーザ(例えば、アイケアの専門家(ECP)などの
医療専門家)に通知するために提供
されている。本願に記載するように、視覚的
インジケータは、自動製品
ロッカー100の
外表面上に(例えば、引き出し上及び/又はそれに隣接して)、及び/又は自動製品
ロッカー100の保管エリア内に(例えば、製品パッケージに隣接して)
設けられ得る。コントローラは、所望の製品が
どこに位置するか(例えば、
どの引き出し及び/又は引き出し
内の位置)
をユーザに通知するために、
視覚的インジケータのうちの1つ以上に作動信号を送信することができる。
本願に記載するように、コントローラは、自動製品
ロッカー100の外部に
ある1つ以上の視覚的インジケータを作動させ、及び/又は引き出し内の1つ以上の視覚的インジケータを作動させることができる。いくつかの実施形態では、視覚的インジケータは、例えば、状態の変化をユーザに警告するために、色
を変える、点滅
する、又は
さもなければ状態を変更することなどによって、エラーを示すことができる。視覚的インジケータはまた、製品をロッカーに
ロードする際に、
ユーザ(例えば、ECP、スタッフ員、従業員、第三者、又は他のユーザ)をロッカー内の利用可能な場所に案内してもよい。
ある実施形態では、視覚的インジケータは、
案内が誰に向けられているかを指定するために、異なる画像、色、又は他の表示を表示してもよい。例えば、
装置の各ユーザは、
グラフ表示の場合には、特定のアイコン、グラフィック、又はテキストに関連付けることができる。
LED又は他の発光視覚的インジケータの場合、特定の
ユーザは、ロッカーと動作可能に関連付けられた
ソフトウェアアプリケーションの所与の色又は瞬きシーケンス
と関連付けられてもよく、それにより、複数のユーザは、
ロッカー内の正しい場所まで視覚的インジケータ上の割り当てられた色
を追うことで同時にそれぞれの所望の製品まで方向付けられ得る。
【0033】
ここで図
5A~図5Bを参照する
に、本願記載の実装による自動製品
ロッカー100が示されている。
図5Aは、引き出し103
の保管エリア104を示す拡大窓を有する自動製品
ロッカー100を示す等角図である。筐体101及び複数の引き出し103
が図5Aに
示されている。引き出し103は、2つの比較的
小さな引き出し(例えば、
2つの上部引き出し)及び3つの比較的大きい引き出し(例えば、3つの
下部引き出し)を含む。上述したように、異なるサイズの引き出し103
が、異なるサイズの製品を収容する
ために提供され得る。例えば、
2つの上部引き出しは、1対(1p)
のコンタクトレンズパッケージを収容するようにサイズ決めされてもよく、
3つの底部引き出しは、3対(3p)又は5対(5p)
のコンタクトレンズパッケージを収容するようにサイズ決めされてもよい。引き出し103の数、サイズ、及び/又は配置は、一例としてのみ提供され、他の構成が可能であることを理解されたい。
【0034】
更に、
図5Aに示す引き出し103
それぞれは、その外面
103A上に配置された視覚的インジケータ105を含む。
図5Aでは、視覚的インジケータ105は、引き出し103の
外面103A上に(例えば、引き出しのハンドル上又はその近くに)配置されている。
図5Aに示す視覚的インジケータ105の配置は、一例としてのみ提供
されていることを理解されたい。
本願に記載するように、視覚的インジケータ105は、所望の製品の場所を
ユーザに通知
するため、視覚的インジケータ105は、
ユーザの利益のために特定の引き出し103を(例えば、作動させたとき)
強調させるために、引き出し
上及び/又はその近く
のどこにでも配置され得る。したがって、本開示は、
視覚的インジケータ105が、引き出し103
の外面103Aとは対照的に、引き出し103の外面103Aに隣接して
任意的に設けられ得ることを企図する。
図5Aでは、視覚的インジケータ105のうちの1つ
、すなわち、自動製品
ロッカー100の上から2番目の視覚的インジケータ105
が作動されている(例えば、照明されている)。これ
により、所望の製品がこの特定の引き出し103
内に位置すること
がユーザに通知されている。
【0035】
図5Aの拡大窓は、引き出し103
内の保管エリア104を示す。
保管エリア104が、製品を受容することを理解されたい。
本願記載の実施例では、製品はコンタクトレンズである。製品は、任意
には、1つ以上の製品パッケージ300(例えば、
ボックス、カートン、ラッパーなどの容器)に
含まれ得る。例えば、
製品パッケージ300は
1つ以上の
コンタクトレンズを含み得る。自動製品
ロッカー100は、複数の製品パッケージ300
、すなわち、製品の複数のユニットを受容することができる。
図5Aでは、製品パッケージ300は、保管
エリア104内で並んで
列をなして配置されている。換言すれば、製品パッケージ300(
本願では「製品のユニット」と呼ばれることもある)は、
仕切り間で単一の列に配置されている。加えて、
一組の視覚的インジケータ105
が、保管エリア104内に設けられ得る。それぞれの視覚的インジケータ105は、製品パッケージ300
それぞれに隣接して
設けられている。拡大窓に
示されているように、2つの製品パッケージ300
(すなわち、保管エリア104から取り出されている製品パッケージ)
に隣接するそれぞれの視覚的インジケータ105が作動されている(例えば、照明
されている)。これにより、所望の製品が
保管エリア104内のこれらの特定の位置に位置すること
がユーザに通知されている。
【0036】
図5Bは、
図5Aに
示されている引き出し103のうちの1つの一部分を示す等角図
である。
図5Bに示すように、引き出し103は、
保管エリア104内に配置された複数の
仕切り400を更に含むことができる。加えて、引き出し103は、製品を受容するように構成された複数のトレイ420を更に含むことができ、
各トレイ420は、隣接する仕切り400
の間に配置されている。各トレイ420は、製品(例えば、製品パッケージ300)のユニットを受容するための複数のスロット440を含むことができる。
図5Bに示すように、視覚的インジケータ105の
各セットは、それぞれの
仕切り400に沿って配置され得る。視覚的インジケータ105は、1つの視覚的インジケータ105が各スロット440
に隣接して配置されているように、
仕切り400に沿って直線的に配置
され得る。
図5Bでは、一組の視覚的インジケータ105が点線のボックスによって示されている。したがって、視覚的インジケータ105は、製品パッケージ300
のうちの1つの
各側に隣接して配置され、
ユーザのために、作動されている(例えば、照明
されている)と製品の所望のユニットの特定の位置を強調する。
【0037】
ここで図
6A~図6Bを参照するに、本願記載の実装による
、一組の視覚的インジケータ105
の上面図(
図6A)及び側面図(
図6B)が示されている。
本願に記載するように、
一組の視覚的インジケータ105
は、仕切り(例えば、
図5Bの
仕切り400)に沿って配置され得る。いくつかの
実装では、視覚的インジケータ105は、
仕切りに沿って直線的に配置されている。図
6A~図6Bでは、視覚的インジケータ105は等間隔で配置されている。これは、スロットサイズが同じであるためである。本開示は、視覚的インジケータ105が、例えば、スロットサイズが異なる場合に、等しくない間隔で配置され得ることを企図する。換言すれば、視覚的
インジケータ105は、1つの視覚的インジケータ105が各スロットに隣接して
設けられるようサイズ決めされ及び/又は離間され得る。視覚的インジケータ105間の数、サイズ、及び/又は間隔は、一例としてのみ提供され、他の構成が可能であることを理解されたい。
【0038】
ここで
図7を参照する
に、本願記載の実装による自動製品ロッカー100の等角図が示されている。筐体101及び複数の引き出し103が示されている。
図7では、引き出し103のうちの1つは、
筐体101から引き出され、製品をユーザに露出させている。
【0039】
ここで図
8A~図8Cを参照するに、本願記載の実装による自動製品ロッカー100の正面図が示されている。図
8A~図8Cは、異なる引き出し構成を示す。
図8Aは、1対(1p)
のコンタクトレンズパッケージのためにサイズ決めされた2つの引き出し、3対(3p)
のコンタクトレンズパッケージのためにサイズ決めされた1つの引き出し、及び5対(5p)
のコンタクトレンズパッケージのため
にサイズ決めされた1つの引き出しを有する構成を示す。
図8Bは、5対(5p)
のコンタクトレンズパッケージの
ためにサイズ
決めされた6つの引き出しを有する構成を示す。
図8Cは、1対(1p)
のコンタクトレンズパッケージのためにサイズ決めされた4つの引き出し、3対(3p)
のコンタクトレンズパッケージのためにサイズ決めされた1つの引き出し、及び5対(5p)
のコンタクトレンズパッケージの
ためにサイズ決めされた3つの引き出しを有する構成を示す。引き出しの数、サイズ、及び/又は配置は、一例としてのみ提供され、他の構成が可能であることを理解されたい。
【0040】
本願に記載するように、
機械視覚システム(例えば、
図2の
機械視覚システム107)は、製品に関する情報を
捕捉することができる。本開示は、そのような情報が製品パッケージ及び/又は製品自体と関連付けられ得ることを企図する。例えば、製品パッケージは、バーコード(1D、2D、又は3D)、
統一商品コード(UPC)、及び/又は在庫管理ユニット(SKU)などのラベルを含むことができる。ここで図
9A~図9Cを参照する
に、製品パッケージに含まれる例示的なラベル付けが示されている。いくつかの
実装では、ラベル500は、製品パッケージ300に貼付
されている(図9A~図9Cを参照)。
図9A~図9Cでは、ラベル500は、2Dバーコード(例えば、QRコード)を含む。いくつかの
実装では、ラベル600は、製品パッケージ300上に直接印刷
されている(
図9Cを参照)。
図9Cでは、ラベル600はUPCである。他の
実装では、ラベルは、製品自体(図示せず)上に含まれてもよく、及び/又は製品自体に貼付されてもよい。更に、本開示は、製品に関する情報が、製品パッケージ又は製品自体に含まれる及び/又は製品パッケージ又は製品自体に
貼付されているテキスト(例えば、ブランド名、製品名、製
品説明など)及び/又はグラフィック(例えば、ブランドロゴ、製品ロゴ)であり得ることを企図する
(図9B~図9C参照)。製品に関連する情報は、機械学習アルゴリズム、光学文字認識(OCR)、又は本明細書でより詳細に説明
されている他の手段
を用いて、
コンピュータ視覚システムによって認識され得る。本開示は、自動製品
ロッカー100に保管されている製品パッケージ
それぞれがラベルを含み得ることを企図する。
図10は、それぞれラベル500
を有する複数の製品パッケージ300
を示している。製品パッケージ300は、
本願記載の自動製品ロッカー内に保管され得、
機械視覚システムは、ラベル300
を読み取る/復号することによって製品に関する情報を捕捉することができる。
【0041】
ここで図
11A~図11Bを参照する
に、本願記載の実装による自動製品ロッカー100の一部分の等角図が示されている。筐体101及び複数の引き出し103が図
11A~図11Bに示されている。図11Aは、サイドパネル
を有さない自動製品
ロッカー100の前側からの図を示す。外部引き出し面のうちの1つは、視認性のために
図11Aにおいて透明である。
図11Bは、サイドパネル
を有さない自動製品ロッカー100の側面からの図を示す。図
11A~図11Bは、筐体101
内に配置された機械視覚システムを示す。図
11A~図11Bの機械視覚システムは、データ捕捉装置107Aと、
光反射装置107B(図11A~図11Bの「機械視覚システム」と総称されている)と、を含む。データ捕捉装置107Aは、バーコードリーダ又はデジタルカメラ
のような撮像装置などの光学装置であってもよい。多くの好適なカメラのうちの1つは、E-Consystemsモデル3CAM_CU135_TCを含む。デジタルカメラは、レンズ、センサ、及び画像プロセッサを含む。デジタルカメラは、
技術分野において既知であるため、以下に更に詳細に
説明しない。データ捕捉装置はまた、RFIDスキャナなどの無線周波数
装置の形態をとることができる。図
11A~図11Bに関連して説明されている実施例では、データ捕捉装置107Aは撮像装置である。撮像装置は、一例としてのみ提供され、本開示
が、他のタイプのデータ捕捉装置を使用することを企図することを理解されたい。更に、光反射
装置107Bは、
保管エリアの少なくとも一部分から反射された光をデータ
捕捉装置107Aに方向付けるように構成
され得る。例えば、光反射
装置としては、鏡、プリズム、レンズなどが挙げられるが、これらに限定されない。図
11A~図11Bに示されているように、データ捕捉
装置107A及び光反射
装置107Bは、引き出し103
の両側に配置されている。光反射装置107Bは、光反射面がデータ捕捉装置107A
の軸に対して下向きに方向付けられるような角度で配置
されている。このようにして、光反射面107Bは、引き出しの
保管エリアの一部分から反射された光をデータ捕捉装置107A
に向かって方向付け、これにより、データ捕捉装置107Aは、
保管エリア内の製品のユニットの画像を捕捉することができる。データ捕捉装置107A及び光反射
装置107Bの特徴、サイズ、及び/又は配置は、所望の画像フィールドに依存することを理解されたい。本開示は、1つ以上のデータ捕捉装置107A及び/又は1つ以上の光反射面107Bが
機械視覚システムを形成することができることを企図する。上述のように、これは、所望の画像フィールドによって決定
されている。加えて、本開示は、
機械視覚システムが、1つ以上のデータ捕捉装置107Aのみを含むことができる(すなわち、光反射面
107Bを有さない)ことを企図する。これは、例えば、
保管エリアのサイズ、データ捕捉装置
の特徴、データ捕捉装置の数などに依存する。
【0042】
ここで
図12を参照するに、本願記載の実装による自動製品
ロッカー100の等角図が示されている。筐体101及び複数の引き出し103
が図12に示されている。
図12は、引き出し103
の外面を有さない自動製品
ロッカー100の前側からの図を示す。
図12の
機械視覚システムは、データ捕捉装置107C
を含む。
データ捕捉装置107Cは、バーコードスキャナであってもよい。
バーコードスキャナは、印刷された
機械読取可能コード(例えば、バーコード)
を読み取り、
コンピューティングデバイス出力することができる。
バーコードスキャナとしては、
レーザスキャナ、電荷結合
素子(CCD)スキャナ、及び全方向
スキャナが挙げられるが、これらに限定されない。
バーコードスキャナは、
技術分野において既知で
あるため、以下
に更に詳細に説明しない。
【0043】
本願に記載するように、自動
保管ロッカー100は、複数の引き出し及び複数の
機械視覚システムを含むことができる。いくつかの
実装では、それぞれの
機械視覚システム(例えば、
図11A~図11Bのデータ捕捉装置107A/光反射
装置107B
又は図12のデータ捕捉装置107C)は、それぞれの引き出しごとに設けられ得る。換言すれば、各引き出しは、
独自の機械視覚システムを有することができる。任意
には、いくつかの実装では、
機械視覚システム107は、単一のデータ捕捉装置(例えば、図
11A~図11Bに示すように、1つの引き出し当たり1台のカメラ)を含むことが
できる。
【0044】
再び
図2を参照する
に、コントローラ109は、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品
の在庫表を作り、製品の所望のユニットに関連付けられた視覚的インジケータ105のうちの1つ以上を作動させるように構成され得る。ここで、図
13A~図13Dに関連して例示的なプロセスを説明する。
図13Aでは、ユーザ(例えば、ECP)は、クライアント装置102
を使用して、製品の所望のユニット
の要求を入力する。クライアント装置102は、ネットワーク(図
13A~図13Dには示されていない)を介して、製品の所望のユニット
の要求を自動製品ロッカー100に送信することができる。
自動製品ロッカー100のコントローラ(図13A~図13Dに示されていない)は、製品の所望のユニット
の要求を受信するように構成され得る。更に、コントローラは、ネットワークを介して製品の所望のユニットの要求を遠隔システム
(図13A~図13Dには示されていない)に送信するように更に構成され得る
。本願に記載するように、遠隔システム(例えば、
図1の遠隔システム104)は、在庫データベースを含む
、及び/又はそれにアクセスすることができる。遠隔システムは、
自動製品ロッカー100内の製品の所望のユニット
(複数可)の位置(複数可)を決定するためにデータベースに問い合わせることができる。遠隔システムは、ネットワークを介してコントローラに応答を送信することができ、コントローラは、
保管エリア内の製品の所望のユニット
(複数可)の位置(複数可)を含む
応答を受信することができる。このような位置(複数可)は、
特定の引き出し(複数可)及び/又は引き出し内の特定の位置(複数可)を含み得ることを理解されたい。
本願に記載するように、コントローラは、信号を送信して視覚的インジケータ(図
13A~図13Dには示されていない)を作動させ、引き出し103
内の製品の所望のユニット
(複数可)の位置(複数可)を
ユーザが識別するのを支援する
ように構成され得る。任意に
は、本願に記載するように、コントローラは引き出し103
をロック解除することができる。開放引き出し103
は、コントローラによって作動された(例えば、照明された)視覚的インジケータ105
も例示する図13B~図13Cに示されている。これらの視覚的インジケータは、
ユーザのために、製品の所望の
ユニットの場所を強調する。
図13Dでは、引き出し103は筐体に
戻されている。本願に記載するように、この移動(例えば、筐体101から
の引き出し103
の引き出し、及び/又は
筐体101への引き出し103の戻し)は、自動製品
ロッカー100によって、例えば、
機械視覚システム及び/又は位置検出器を使用して検出することができる。これにより、コントローラは、
機械視覚システムを開始させる。
機械視覚システムを開始することによって、自動製品
ロッカー100は、製品のユニット
と関連付けられた
機械読取可能ラベル(例えば、バーコード、UPC、SKU、テキスト、グラフィック)を読み取る/復号することができる。次いで、製品のそれぞれのユニットは、
保管エリア内のそれぞれの位置
と関連付けられ得る。
製品のそれぞれのユニットのそれぞれの位置は、コントローラによって遠隔システムに送信され得る。換言すれば、コントローラは、ネットワークを介して更新された製品の
在庫表を遠隔システムに送信するように構成され得、データベースは、それに応じて更新され得る。任意に
は、本願に記載するように、コントローラは引き出し103
をロックすることができる。
【0045】
代替的に又は追加的に、自動製品ロッカー100は、楽に補充され得る。例えば、ユーザ(例えば、ECP)は、一つ以上の引き出しを開け、保管エリア内の任意の空のスロット内に製品パッケージを配置することによって製品を補充することができる。従来の保管システムとは異なり、例えば、処方、電力、タイプなどによって、任意の方法でストレージを整理する必要がない。製品パッケージは、代わりに、保管エリア内にランダムに配置され得る。引き出しを閉じると、コントローラは機械視覚システムを開始することができる。機械視覚システムを開始することによって、自動製品ロッカー100は、製品のユニットと関連付けられた機械読取可能ラベル(例えば、バーコード、UPC、SKU、テキスト、グラフィック)を読み取る/復号することができる。次いで、製品のそれぞれのユニットは、保管エリア内のそれぞれの位置と関連付けられ得る。製品のそれぞれのユニットのそれぞれの位置は、コントローラによって遠隔システムに送信され得る。換言すれば、コントローラは、ネットワークを介して更新された製品の在庫表を遠隔システムに送信するように構成され得、データベースは、それに応じて更新され得る。
【0046】
再び
図2を参照する
に、いくつかの
実装では、コントローラ109は、引き出し103
の状態に応じて
警報を提供するように構成され得る。
多数の条件は、(コンピュータ視覚システムによって認識されているように)逆さまなど、
製品が誤って挿入されている
ことを含み、警報をトリガするように機能し得る。別の可能な警報条件として、コントローラ109は、例えば、
ユーザに通知するために、予め設定された期間より長い間、引き出し103が開いた
(例えば、半開きの)ままであることに応じて
警報を提供してもよい。加えて、コントローラ109は、
保管エリア内の環境条件(例えば、温度、湿度など)に応じて
警報を提供することができる。本開示は、引き出し103が、環境条件を検出するための様々なセンサを含み得ることを企図する。
【0047】
本願に記載するように、
機械視覚システム107のデータ捕捉装置107Cは、1Dバーコード、UPC、又はSKUなどの
機械読取可能製品識別子を読み取り、復号することができるバーコードスキャナ(
図12参照)であり得る。
機械読取可能製品識別子は、
本願に記載するように、製品パッケージ及び/又は製品自体に
貼付されている、及び/又は直接印刷され得る。したがって、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品
の在庫表を作らせる工程は、バーコードスキャナを使用して、製品のそれぞれのユニットに関連付けられたそれぞれの製品識別子を読み取る
ことと、製品のそれぞれのユニットに関連付けられたそれぞれの製品識別子を復号することも含み得る。それぞれの製品識別子を読み取り/復号した後、製品のそれぞれのユニットを、
保管エリア内のそれぞれの位置と関連付けることができる。本開示は、コントローラ109及び/又は遠隔システム(例えば、
図1の遠隔システム104)のいずれか
とこの関連を実行することを企図する。
【0048】
本願に記載するように、
機械視覚システム107のデータ捕捉装置107Aは、
1Dバーコード、2Dバーコード、3Dバーコード、UPC、又はSKUなどの
機械読取可能製品識別子の画像を捕捉することができるデジタルカメラ(図11A~図11Bを参照)などの撮像装置であり得る。撮像装置はまた、
機械読取可能製品識別子として機能することができるテキスト及び/又はグラフィックの画像を
捕捉することも可能である。例えば、テキスト及び/又はグラフィックは、ブランド名、製品名、製品説明、ロゴなどを挙げることができるが、これらに限定されない。これらの実装では、
機械読取可能製品識別子を復号する
ために画像処理技術が使用され得る。したがって、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品
の在庫表を作らせる工程は、撮像装置によって捕捉された製品の画像を受信すること
、製品のそれぞれのユニット
と関連付けられるそれぞれの製品識別子を識別
するために製品の画像を分析すること、製品のそれぞれのユニット
と関連付けられるそれぞれの製品識別子を復号する
こと、を含み得る。それぞれの製品識別子を分析/復号した後、製品のそれぞれのユニットを、
保管エリア内のそれぞれの位置と関連付けることができる。本開示は、コントローラ109及び/又は遠隔システム(例えば、
図1の遠隔システム104)のいずれか
とこの関連を実行することを企図する。
【0049】
任意
には、撮像装置を使用するいくつかの
実装では、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて
製品の在庫表を作らせる工程は、製品の画像の一部分を
クロッピングすることを更に含む。画像を
クロッピングすることによって、製品識別子を含むことが予想
されている画像の部分に焦点を合わせることができる。したがって、画像の
クロッピングされた部分を分析して、製品のそれぞれのユニット
と関連付けられたそれぞれの製品識別子を識別する。更に、コントローラ109は、ネットワークを介して製品の画像を遠隔システム(例えば、
図1の遠隔システム104)に送信するように構成
され得る。これらの実装では、画像は、バックアップ目的のために遠隔システムによって記憶されてもよく、又は
コントローラ109から遠隔システムに画像処理(一部又は全て)がオフロードされてもよい。代替的に又は追加的に、コントローラ109は、
メモリに製品の画像を記憶するように構成され得る。いくつかの
実装では、画像は一時的に(例えば、画像処理を可能にするために)
だけ記憶され、その後、自動製品ロッカー100
における保管要件を最小化するように
上書きされてもよい。
【0050】
任意には、撮像装置を使用するいくつかの実装では、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品の在庫表を作らせる工程は、欠落した、認識されていない、又は非読み取り可能な製品識別子に関連付けられた保管エリア内のそれぞれの位置のうちの1つ以上を識別するために製品の画像を分析することを更に含む。任意には、コントローラ109は、製品の欠落ユニットと、認識されていない/非読み取り可能な製品識別子を有する製品のユニットとを区別するように構成され得る。前者は補充されてもよく、後者は、機械視覚システムによる読み取りのために製品識別子を正確に方向付けられるよう再位置決めされてもよい(例えば、反転されている、回転されている、再ラベル付けされている)ことを理解されたい。例えば、機械学習アルゴリズムを使用して、欠落した、認識されていない、又は非読み取り可能な製品識別子と関連付けられた保管エリア内のそれぞれの位置のうちの1つ以上が、製品のユニットを含むか否かを判定することができる。本開示は、従来の視覚システム(例えば、パターン認識)を用いるいくつかの実装では機械学習アルゴリズムがコントローラ109によって実行され得、他の実装では、機械学習アルゴリズムが遠隔システムによって実行され得る(すなわち、自動製品ロッカー100からオフロードされている)ことを企図する。機械学習アルゴリズムは、欠落した、認識されていない、又は非読み取り可能な製品識別子を識別するなどの特定のタスクを実行するために、既存のデータセットを使用して訓練され得る。機械学習アルゴリズムは、技術分野において既知であるため、以下に更に詳細に説明しない。例示的な機械学習アルゴリズムは、技術分野において既知のオープンソース機械学習アルゴリズムであるTensorFlowである。TensorFlowは、機械学習アルゴリズムの一例に過ぎない。本開示は、神経ネットワーク、サポートベクトル機械、最近傍アルゴリズム、教師あり学習アルゴリズム、教師なし学習アルゴリズムを含むがこれらに限定されない、他の機械学習アルゴリズムを使用することを企図する。
【0051】
任意には、撮像装置を使用するいくつかの実装では、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品の在庫表を作らせる工程は、機械学習アルゴリズムを使用して、製品のそれぞれのユニットそれぞれのソースを決定するために、製品の画像を分析することを更に含む。これは、例えば、製品が複数のベンダー又は製造業者から供給されている場合に特に有用である。換言すれば、自動製品ロッカー100は、異なるソースからの製品(例えば、異なる製造業者からのコンタクトレンズ)を保管するために使用され得る。上述のように、カメラなどの撮像装置を含む機械視覚システム107は、機械読取可能コード(バーコード、UPC、SKU)及びテキスト及びグラフィックの両方の画像を捕捉するために使用され得、製品識別子を復号するために画像処理技術が使用され得る。本開示は、機械学習アルゴリズムが、異なるベンダー又は製造業者に関連付けられた機械読取可能コードを識別するために使用され得ることを企図する。これにより、自動製品ロッカー100が適切な復号ルールを選択することが可能になる。代替的に又は追加的に、機械学習アルゴリズムは、(機械読取可能コードが不在でも)テキスト及び/又はグラフィックに基づいて、製品のユニットのソースを識別するために使用され得る。本開示は、いくつかの実装では、機械学習アルゴリズムがコントローラ109によって実行され得、他の実装では、機械学習アルゴリズムが遠隔システムによって実行され得る(すなわち、自動製品ロッカーからオフロードされている)ことを企図する。機械学習アルゴリズムは、製品のユニットのソースを識別するなどの特定のタスクを実行するために、既存のデータセットを使用して訓練され得る。機械学習アルゴリズムは、技術分野において既知であるため、以下に更に詳細に説明しない。例示的な機械学習アルゴリズムが上記に提供されている。
【0052】
様々な図に関して
本願に記載する論理演算は、(1)
コンピューティングデバイス(例えば、図14に記載されているコンピューティングデバイス)上で実行されているコンピュータ実施行為又はプログラムモジュール(すなわち、ソフトウェア)のシーケンス、(2)コンピューティングデバイス内の相互接続された
機械論理回路若しくは回路モジュール(すなわち、ハードウェア)として、及び/又は(3)
コンピューティングデバイスのソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ
、として実行されてもよいことが理解されよう。したがって、
本願で説明する論理演算は、ハードウェア
とソフトウェアのどの特定の組み合わせに
も限定されない。実装は、
コンピューティングデバイスの性能及び他の要件に依存する選択の問題である。したがって、
本願に記載する論理演算は、動作、構造
装置、行為、又はモジュールとして様々に言及
されている。これらの動作、構造
装置、行為、及びモジュールは、ソフトウェア、ファームウェア、
特定目的デジタル論理、及びこれらの任意の組み合わせで実装されてもよい。また、
図示され、本願に記載されているよりも多い又は少ない動作が実行され得ることも理解されたい。これらの動作はまた、
本願記載のものとは異なる順序で実行されてもよい。
【0053】
図14を参照するに、本願記載の方法が実行され得る例示的な
コンピューティングデバイス700が示されている。例示的な
コンピューティングデバイス700は、本願記載の方法が実行され得る好適なコンピューティング環境の一例に過ぎないことを理解されたい。任意
には、コンピューティングデバイス700は、パーソナルコンピュータ、サーバ、ハンドヘルド又はラップトップデバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースのシステム、ネットワークパーソナルコンピュータ(PC)、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、組み込みシステム、及び/又は上記システム若しくはデバイスのうちの
任意のものを
複数含む分散コンピューティング環境
を含むが、これらに制限されない、周知のコンピューティングシステムでもよい。分散コンピューティング環境は、通信ネットワーク又は他のデータ伝送媒体に接続された
リモートコンピューティングデバイスが、様々なタスクを実行することを可能にする。分散コンピューティング環境では、プログラムモジュール、アプリケーション、及び他のデータは、ローカル及び/又はリモートコンピュータ記憶媒体上に記憶されてもよい。
【0054】
その最も基本的な構成では、
コンピューティングデバイス700は、典型的には、少なくとも1つの処理ユニット706及びシステムメモリ704
を含む。
コンピューティングデバイスの正確な構成及びタイプに応じて、システムメモリ704は、揮発性(ランダムアクセスメモリ(RAM)など)、不揮発性(読み出し専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリなど)、又は
その2つの何らかの組み合わせであってもよい。この最も基本的な構成は、破線702
によって
図14に示されている。処理ユニット706は、
コンピューティングデバイス700の動作に必要な演算及び論理演算を実行する標準プログラマブルプロセッサであってもよい。
コンピューティングデバイス700はまた、コンピューティングデバイス700の様々な構成要素間で情報を通信するためのバス又は他の通信機構を含んでもよい。
【0055】
コンピューティングデバイス700は、追加の機能/機能性を有してもよい。例えば、コンピューティングデバイス700は、磁気ディスク又は光ディスクあるいはテープを含むがこれらに限定されない、リムーバブルストレージ708及び非リムーバブルストレージ710などの追加の記憶装置を含んでもよい。コンピューティングデバイス700は、デバイスが他のデバイスと通信することを可能にするネットワーク接続716を更に含んでもよい。コンピューティングデバイス700は、キーボード、マウス、タッチスクリーンなどの入力装置714を更に有してもよい。ディスプレイ、スピーカ、プリンタ、などの出力装置712が更に含まれてもよい。追加の装置は、コンピューティングデバイス700の構成要素間のデータの通信を容易にするために、バスに接続されてもよい。これらの装置は全て技術分野において周知であり、ここでは詳しく説明する必要はない。
【0056】
処理ユニット706は、有形のコンピュータ読取可能媒体でコード化されたプログラムコードを実行するように構成されてもよい。有形のコンピュータ読取可能媒体は、コンピューティングデバイス700(すなわち、機械)を特定の様式で動作させるデータを提供することができる任意の媒体を指す。実行のために処理ユニット706に命令を提供するために、様々なコンピュータ読取可能媒体が利用されてもよい。例示的な有形のコンピュータ記憶媒体としては、コンピュータ読取可能命令、データ構造、プログラムモジュール、又は他のデータなどの情報を記憶するための任意の方法又は技術で実装されている揮発性媒体、不揮発性媒体、リムーバブル媒体、及び非リムーバブル媒体が挙げられるが、これらに限定されない。システムメモリ704、リムーバブルストレージ708、及び非リムーバブルストレージ710は、全て、有形のコンピュータ記憶媒体の例である。例示的な有形のコンピュータ読取可能記録媒体としては、集積回路(例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ又は特定用途向けIC)、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フロッピーディスク、磁気テープ、ホログラフィック記憶媒体、ソリッドステートデバイス、RAM、ROM、電気的消去可能プログラム読出専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ又は他のメモリ技術、CD-ROM、デジタルバーサタイルディスク(DVD)又は他の光学記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置、又は他の磁気記憶装置が挙げられるが、これらに限定されない。
【0057】
一つの例示的な実装では、処理ユニット706は、システムメモリ704に記憶されたプログラムコードを実行してもよい。例えば、バスがシステムメモリ704にデータを搬送し、処理ユニット706がシステムメモリ704から命令を受信して実行してもよい。システムメモリ704によって受信されたデータは、任意には、処理ユニット706による実行の前又は後に、リムーバブルストレージ708又は非リムーバブルストレージ710に記憶されてもよい。
【0058】
本願記載の様々な技術は、ハードウェア若しくはソフトウェアに関連して、又は適切な場合には、これら両方の組み合わせに関連して実装されてもよいことが理解されよう。そのため、本願の技術的内容の方法及び装置、又はそれらのある特定の態様又は部分は、フロッピーディスケット、CD-ROM、ハードドライブ、又は任意の他の機械読取可能記憶媒体などの有形の媒体に具現化されたプログラムコード(すなわち、命令)の形態をとることができ、プログラムコードがコンピューティングデバイスなどの機械によってロードされ実行されていると、機械が本願の技術的内容を実行するための装置となる。プログラマブルコンピュータ上でプログラムコードを実行する場合、コンピューティングデバイスは、プロセッサ、プロセッサによって読み取り可能な記憶媒体(揮発性及び不揮発性メモリ、及び/又は記憶素子を含む)、少なくとも1つの入力装置、及び少なくとも1つの出力装置を含むことができる。1つ以上のプログラムは、例えば、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)、再使用可能な制御などを使用することによって、本願の技術的内容に関連して記載されているプロセスを実行又は利用することができる。そのようなプログラムは、コンピュータシステムと通信するために、高レベル手続き又はオブジェクト指向プログラミング言語で実行することができる。しかしながら、必要に応じて、プログラムはアセンブリ言語又は機械言語で実行することができる。いずれにせよ、言語は、コンパイルされた言語又は解釈された言語であってもよく、ハードウェア実装と組み合わせることができる。
【0059】
本願には、自動製品キャビネットも
記載されている。このような自動製品キャビネット
は、眼内レンズなどの製品を追跡
し/在庫表を作るために使用され得る。次に
図15を参照する
に、例示的な動作環境が示されている。自動製品キャビネット1000
、クライアント装置102
、及び遠隔システム104は、1つ以上のネットワーク200
によって動作可能に
結合され得る。自動製品キャビネット1000
、クライアント装置102、及び遠隔システム104は、1つ以上の通信リンク(例えば、任意の好適な通信リンク)を介してネットワーク200に
結合され得る。クライアント装置102
、遠隔システム104
、及びネットワーク200は、
図1に関して上述されている。例えば、クライアント装置102及び/又は遠隔システム104は、
コンピューティングデバイス(例えば、
図14の
コンピューティングデバイス700)であり得る。いくつかの
実装では、遠隔システム104は、データベース104A又は
EMR104Bを含むか、又はそれにアクセスすることができる。更に、ネットワーク200は、任意の好適な通信ネットワークである。
以下に、自動製品キャビネット1000
を詳細に
説明する。本開示は、複数の自動製品キャビネット1000が、動作環境内に含まれ得ることを企図する。例えば、外科医又はECPなどの
ユーザは、
在庫表を保管するため
にオフィス内に複数の自動製品キャビネット1000を有することができる。
【0060】
本開示は、参照によりその開示が全体的に本明細書に明示的に組み込まれる、「DISTRIBUTION AND INVENTORY SYSTEM AND METHODS OF USING THE SAME」と題された2018年12月17日に出願された米国特許出願第16/222,819号に記載されているように、自動製品キャビネット1000、クライアント装置102、及び遠隔システム104が、在庫及び出荷/配送機能を行うために相互に作用することができることを企図する。例えば、本願に記載するように、遠隔システム104は、自動製品キャビネット1000内に保管された製品(例えば、眼内レンズ)の在庫表を反映するデータベース104Aを管理/維持することができる。ネットワーク200を介してメッセージを交換することにより、遠隔システム104は、自動製品キャビネット1000からの最新の製品の在庫表を有するメッセージを受信することができる。遠隔システム104はまた、自動製品キャビネット1000及び/又はクライアント装置102からの要求に応じてデータベース104Aに問い合わせすることもできる。本開示は、ユーザ(例えば、外科医又はECPなどの医療専門家)が、クライアント装置102を用いて自動製品キャビネット1000及び/又は遠隔システム104と相互作用することができることを企図する。例えば、クライアント装置102は、ウェブブラウザを使用して、アプリケーションを実行する及び/又は自動製品キャビネット1000及び/又は遠隔システム104とインターフェースで結合することができる。
【0061】
ここで
図16を参照するに、本願記載の実装による自動製品キャビネット1000のブロック図が示されている。例示的な自動製品キャビネット1000
も、例えば、図
17A~図19Dによって示されている
。自動製品キャビネット1000は、製品を受容するための保管
エリアを画定する筐体1001を含むことができる。以下に記載
する実施例では、自動製品キャビネット1000内に保管
されている製品は眼内レンズである。製品は、任意
には、1つ以上の製品パッケージ(例えば、
ボックス、カートン、ラッパーなどの容器)に
含まれ得る。例えば、製品パッケージは、
1つ以上の眼内レンズを含み得る。自動製品キャビネット1000は、複数の製品パッケージ、すなわち、製品の複数のユニットをその
保管エリアに受容することができる。例えば、自動製品キャビネット1000は、筐体1001
内に配置された複数のスロット1003を含むことができ、
各スロット1003は、製品のそれぞれのユニットを受容するように構成
されている。ユーザは、筐体1001
の面を介して
保管エリア及びスロット1003にアクセスすることができる。この実施形態では、筐体1001の面は、
ユーザによる製品への容易なアクセスのために、環境に対して開いている。しかしながら、筐体1001は、
ドア、引き出し、又は他のカバーを介して完全に又は部分的に閉じてもよく、所望に応じて透明又は不透明であってもよい。任意
には、スロット1003(したがって、内部に
保管された製品のユニット)は、
保管エリア内に行及び/又は列に配置することができる(例えば、図
17A~図19D参照)。自動製品キャビネット1000は、眼内レンズ以外の製品、例えば、他のタイプの眼科用レンズ及び/又は外科用ツールを含むがこれらに限定されない製品を受容することができることを理解されたい。
【0062】
自動製品キャビネット1000はまた、筐体1001内の製品のそれぞれのユニットのそれぞれの位置を示すように構成された複数の視覚的インジケータ1005を含むことができる。更に、自動製品キャビネット1000は、筐体1001の面に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成された走査バー1007を含むことができる。自動製品キャビネット1000はまた、走査バー1007に取り付けられ、製品に関する情報を捕捉するように構成されたデータ捕捉装置1009を含むことができる。本願に記載するように、データ捕捉装置1009は、1Dバーコード、UPC、又はSKUなどの機械読取可能製品識別子を読み取り、復号することができるバーコードスキャナであり得る。機械読取可能製品識別子は、本願に記載するように、製品パッケージ及び/又は製品自体に貼付されている、及び/又は直接印刷され得る。あるいは、本願に記載するように、データ捕捉装置1009は、1Dバーコード、2Dバーコード、3Dバーコード、UPC、又はSKUなどの機械読取可能製品識別子の画像を捕捉することができるデジタルカメラなどの撮像装置であり得る。撮像装置はまた、機械読取可能製品識別子として機能することができるテキスト及び/又はグラフィックの画像を捕捉することも可能である。例えば、テキスト及び/又はグラフィックは、ブランド名、製品名、製品説明、ロゴなどを挙げることができるが、これらに限定されない。撮像装置の実装では、機械読取可能製品識別子を復号するために画像処理技術が使用され得る。
【0063】
更に、自動製品キャビネット1000は、コントローラ1111
を含むことができる。いくつかの
実装では、コントローラ1111は、
任意的に、筐体1001
内に配置されてもよい。コントローラ1111は、
コンピューティングデバイス(例えば、
図14の
コンピューティングデバイス700)であり得る。自動製品キャビネット1000を使用するための1つの例示的なコントローラは、Raspberry Pi Foundation(
英国)のRASPBERRY PIである。本開示は、データ捕捉装置1009及びコントローラ1111が、例えば、1つ以上の通信リンクを介して動作可能に連結され得ることを企図する。加えて、視覚的インジケータ1005及びコントローラ1111は、例えば、1つ以上の通信リンクを介して動作可能に
結合され得る。本開示は、通信リンクが任意の好適な通信リンクであることを企図する。例えば、通信リンクは、有線リンク、無線リンク、及び光リンクを含むがこれらに限定されない、データ交換を容易にする任意の媒体によって実施されてもよい。これにより、コントローラ1111は、
データ捕捉装置1009及び/又は視覚的インジケータ1005
とデータを交換することができる。
【0064】
任意には、いくつかの実装では、自動製品キャビネット1000は、筐体1001内に配置された電源1113を含むことができる。例えば、自動製品キャビネット1000は、通常動作中にグリッド電力(例えば、住宅/事務所に供給されている標準交流(A/C)電力)に接続するように構成され得る。本開示は、電源1113が、破壊(例えば、停電)に応答して自動製品キャビネット1000に電力を供給することができることを企図する。電源1113は、任意的に電池であってもよい。
【0065】
任意には、いくつかの実装では、自動製品キャビネット1000は、筐体1001の面に対する走査バー1007の位置を感知するように構成された位置検出器1115を更に含むことができる。例えば、位置検出器1115は、全通ビーム光電センサであってもよい。本実装では、貫通孔を有するプレートが自動製品キャビネット1000内に設けられ得る。走査バー1007が筐体1001の開口面に対して移動すると、光ビームはプレート上を移動し、光電センサは、光ビームがそれぞれの貫通孔を通過するときを検出する。情報は、コントローラ1009に送信されて受信されてもよく、コントローラ1009は走査バー1007の相対位置を追跡するように構成され得る。全通ビーム光電センサは、一例としてのみ提供されていることを理解されたい。本開示は、位置検出器1115が、磁気センサを含むがこれに限定されない別のタイプのセンサでもよいことを企図する。
【0066】
ここで図
17A~図19Dを参照するに、例示的な自動製品キャビネット1000が示されている。上述
したように、自動製品キャビネット1000は、
筐体1001と、複数のスロット1003
と、複数の視覚的インジケータ1005
と、走査バー1007
を含むことができる。筐体1001は、面1002及び
保管エリア1004
を画定する。
ユーザは、面1002
を介して製品にアクセスすることができる。
上述したように、保管エリア1004は、眼内レンズなどの製品を受容するように構成
されている。図
17A~図17Cではでは、保管エリアの第1の部分は、参照番号1004Aで
ラベル付けされ、破線ボックスでも高く
され、保管エリアの第2の部分は、参照番号1004Bで
ラベル付けされ、破線ボックスで強調
されている。保管エリアは、本明細書において
総称的に「保管エリア1004」と呼ばれる。
保管エリア1004は、図
17A~図17Cに
示されているよりも多くの部分(例えば、3つ、4つ
の部分)又はより少ない部分(例えば、1つの部分)を含み得ることを理解されたい。
更に、スロット100
3それぞれは、製品パッケージ(例えば、
ボックス、カートン、ラッパーなどの容器)内に収容され得る製品のそれぞれのユニットを受容するように構成
されている。
図17A及び17Bは、製品
の在庫表がない(すなわち、製品がスロット1003に
ロードされていない)自動製品キャビネット1000の斜視図を示す。
図17Cは、製品
の在庫表がある(すなわち、
製品がスロット1003に
ロードされている)自動製品キャビネットの正面図を示す。任意
には、クライアント装置102は、自動製品キャビネット1000
と共に保管され、及び/又はそれに取り付けられてもよい。自動製品キャビネット1000は、筐体1001
の面1002を覆うように構成されたドア1006を
任意に含むことができる。これ
は図17Bに示されている。本開示は、ドア1006がヒンジ式、
ピボット式、又はスライド式ドアであり得ることを企図する。任意
には、ドア1006は、ドア1006が閉じられているときに、
ユーザが自動保管キャビネット1000内に保管された製品を見ることを可能にするように、透明であってもよい。
【0067】
自動製品キャビネット1000は
、バーコードスキャナ又は撮像装置などのデータ捕捉装置と、コントローラ(図
17A~図19Dには示されていない)
も含むことができる
。データ捕捉装置は、データ捕捉装置が製品に関する情報を
捕捉することができるように、走査バー1007に取り付けることができる。例えば、
本願に記載するように、自動
保管キャビネット1000内に保管された製品のユニットは、
機械読取可能ラベル(例えば、バーコード、UPC、SKU、テキスト、グラフィック)を有する製品パッケージ内に
含まれ得る。あるいは、製品の
ユニットは、機械読取可能ラベルを有する製品パッケージに含まれるのとは対照的に、その上に
機械読取可能ラベルが直接貼付
されてもよい。したがって、データ捕捉装置は、
機械読取可能ラベルがデータ捕捉装置の視野内にあるように、
走査バー1007に取り付けられ得る。加えて、図
17A~図19Dに示されているように、スロット1003は、
保管エリア1004内で行及び/又は列に配置され得る。任意
には、自動製品キャビネット1000は、
走査バー1007に取り付けられた複数のデータ捕捉装置を含むことができ、
例えば、それぞれのデータ捕捉装置は、筐体1001
内に配置されたスロット1003の単一の
行又は単一の列に対応する。したがって、以下に説明するように、走査バー1007が面1002
に沿って摺動可能に再位置決め
されていると、スロット1003の
行又は列は、それぞれのデータ捕捉装置の視野内に
入り得る。自動製品キャビネット1000のサイズ(例えば、保管
エリア1004内のスロット1003の行及び/又は列の数)は、一例としてのみ提供
されていることを理解されたい。本開示は、自動製品キャビネット1000のサイズ(例えば、保管
エリア1004内のスロット1003の行及び/又は列の数)は、図
17A~図19Dに示されているものとは異なり得ることを企図する。例えば、図
20A~図20Cは、異なるサイズの自動製品キャビネットを
示している。
【0068】
走査バー1007は、筐体1001の面1002に沿って第1の方向及び第2の方向に摺動可能に再位置決めされるように構成
され得る。本開示は、ユーザが走査バー1007を第1
の方向及び第2の方向に手動で再位置決めすることができることを企図する。任意
には、第1の方向及び第2の方向は、
反対の相対方向である。例えば、第1
の方向及び第2の方向は、
それぞれ上と下のような垂直方向であってもよい。これ
は図18Bに示されている。例えば、いくつかの
実装では、走査バー1007は、
ユーザが走査バー1007を垂直方向に手動で
摺動させることができるように、筐体1001の垂直
トラック内に固定することができる。任意
には、他の
実装では、
走査バー1007は、滑車システムを使用して走査バー1007に
結合されている釣合い重りによってバランス調整することができる。釣合い重り及び滑車システムは、筐体1001
内に隠すことができる。あるいは、第1
の方向及び第2の方向は、それぞれ左及び右のような垂直方向であってもよい。これ
は図19Bに示されている。例えば、いくつかの
実装では、走査バー1007は、
ユーザが走査バー1007を水平方向に手動で
摺動させることができるように、筐体1001の水平
トラック内に固定することができる。いくつかの
実装では、自動製品
ロッカーは、任意選択的に、複数の走査バー1007A及び1007B(
本願では総称的に「走査バー1007」と呼ぶ)を含むことができ、各走査バー1007A及び1007Bは、筐体1001
の面1002に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成されている。本開示は、走査バー1007A及び1007
Bそれぞれが1つ以上のデータ捕捉装置を含み得ることを企図する。走査バー1007は、離間した関係で固定
され得る。例えば、図
17A~図17Cに示されているように、第1の走査バー1007Aは、
保管エリア1004Aの第1の部分(例えば、
保管エリアの上半分)に対して筐体1001の面1002に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成
され得、第2の走査バー1007Bは、
保管エリア1004Bの第2の部分(例えば、
保管エリアの下半分)に対して筐体1001の面1002に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成
され得る。このようにして、各走査バー1007は、筐体1001
の面1002の半分のみを横断する必要がある。
図17A~図17Cにおける走査バー1007の数(例えば、2つ)は、一例としてのみ提供
されていることは理解されたい。本開示は、自動
保管キャビネット1000が、図
17A~図17Cに示されているものよりも多くの走査バー(例えば、3つ、4つ
等の走査バー)、又は
少ない走査バー(例えば、1つの走査バー)を含むことができることを企図する。
加えて、図17A~図17Cの走査バー1007の配置及び/又は移動方向(例えば、
上/下)が一例としての提供されていることは理解されたい。図
19A~図19Dに示されているように、走査バー1007は、走査バーが左右方向に移動するように配置することができる。
【0069】
上述のように、自動製品キャビネット1000は視覚的インジケータ1005
を含む。視覚的インジケータ1005は、自動製品キャビネット1000
内の所望の製品の
場所をユーザ(例えば、外科医又はECPなどの
医療専門家)に通知するために
設けられる。視覚的インジケータ1005は、自動製品キャビネット1000の
外表面上に、及び/又は保管
エリア1004内に(例えば、スロット1003に隣接して)
設けることができる。コントローラは、所望の製品が
どこに位置するか(例えば、
どのキャビネット及び/又は
キャビネット内の位置)
をユーザに通知するために、
視覚的インジケータ1005のうちの1つ以上に作動信号を送信することができる。例えば、
図17Cに示すように、筐体1001は、外部フレーム1001A
を含むことができ、視覚的インジケータ1005Aは、外部フレーム
1001A上に又はそれに隣接して配置され得る。視覚的インジケータ1005Aは、
図17Cで
は照明され、所望の製品が自動製品キャビネット1000
内に保管されていることを示すために使用
され得る。これにより、
ユーザは、所望の製品が保管されているキャビネットを識別することができ、
製品が複数のキャビネットに保管されているときに特に有用となり得る。加えて、それぞれの視覚的インジケータ1005Bは、それぞれのスロット1003
の上に、それぞれのスロットの内部に、又は
それぞれのスロットに隣接して配置され得る。
図17Cに示されているように、スロット1003の6つ
が、所望の製品が自動製品キャビネット1000
内で位置するスロットを示すために使用され得る
、視覚的インジケータ1005B
によって照明されている。これにより、
ユーザは、自動保管キャビネット1000
の保管エリア内の所望の製品の正確な
場所を特定することができる。
図17Cの視覚的インジケータ1005の配置は、一例としてのみ提供
されていることを理解されたい。視覚的インジケータ1005は、所望の製品の場所を
ユーザに通知するため、視覚的インジケータ1005は、
ユーザのために、筐体1001及び/又はスロット1003上及び/又はその
近くのどこにでも配置され得る。
【0070】
視覚的インジケータ100
5それぞれは、発光ダイオード(LED)などの
発光器であり得る。
発光器が一例としてのみ提供されていることを理解されたい。本開示は、視覚的インジケータが、
グラフ表示を含むが
これに限定されない他の要素であり得ることを企図する。上述のように、視覚的インジケータ(例えば、
図16の視覚的インジケータ1005)は、コントローラ(例えば、
図16のコントローラ1111)に動作可能に
結合され得る。コントローラは、
所望の製品がどこに位置するかをユーザに通知するために、作動信号を視覚的インジケータのうちの1つ以上に送信することができる。
本願に記載するように、コントローラは、自動製品キャビネット1000の外部に
ある1つ以上の視覚的インジケータ1005を作動させ、及び/又は保管
エリア1004内の1つ以上の視覚的インジケータ1005を作動させることができる。いくつかの実施形態では、視覚的インジケータは、例えば、状態の変化をユーザに警告するために、色
を変える、点滅する、又はさもなければ状態を変更することなどによって、エラーを示すことができる。視覚的インジケータはまた、製品をキャビネットに
ロードする際に、ユーザ(例えば、ECP、スタッフ員、従業員、第三者、又は他の
ユーザ)をキャビネット内の利用可能な場所に案内してもよい。
ある実施形態では、視覚的インジケータは、
案内が誰に向けられているかを指定するために、異なる画像、色、又は他の表示を表示してもよい。例えば、キャビネットの各ユーザは、
グラフ表示の場合には、特定のアイコン、グラフィック、又はテキストに関連付けることができる。
LED又は他の発光視覚的インジケータの場合、特定の
ユーザは、キャビネットと動作可能に関連付けられたソフトウェアアプリケーションの所与の色又は瞬きシーケンスと関連付けられてもよく、それにより、複数のユーザは、自動保管キャビネット1000内の正しい場所まで視覚的インジケータ上の割り当てられた色を追うことで同時にそれぞれの所望の製品まで方向付けられ得る。
【0071】
ここで図
21A~図22を参照するに、製品のユニットを収容するためのスロットが示されている。図
21A~図21Bは、
行及び列に配置された複数のスロット2005を示し、
各スロット2005は、製品2010
のそれぞれのユニットを収容する。
図21Aは、スロット内に
ロードされた製品2010のユニットを示し、
図21Bは、空のスロット2005
を示す。図
21A~図21Bは、8列及び10行
のモジュール(8×10モジュール)を
示す。モジュールのサイズ(例えば、スロットの
行及び/又は列の数)は、一例としてのみ提供
されていることを理解されたい。本開示は、モジュールのサイズ(例えば、スロットの
行及び/又は列の数)は、図
21A~図21Bに示されているものとは異なり得ることを企図する。
図21A~図21Bに示されているモジュールは、図17A~図19Dに関連して上述した自動保管キャビネット内に
設けられ得る。
【0072】
代替的に又は追加的に、図
21A~図21Bに示されているスロット2005のうちの1つ以上
は、製品2010の異なるサイズのユニットを収容するように構成され得る。換言すれば、異なるサイズのスロットは、異なるサイズの製品及び/又は製品パッケージを収容することができる。例えば、
図22に示すように、
スロット2005は噴出機構2020及び突出部材2022を含んでもよい。
噴出機構2020及び突出部材2022は、スロット2005
内に位置する製品2010のユニットを固定するように構成
され得る。噴出機構2020は、任意
には、製品2010のユニットが突出部材2022
に対して固定
されているように、ばね仕掛け(すなわち、ばねを含む)であってもよい。製品2010のユニットは、製品2010のユニットの縁部と突出部材2022
とを係合解除することによって解放することができる。これにより、スロット2005は、長さなどの異なる第1の
線寸法を有する製品の
ユニットを収容することができる。代替的に又は追加的に、スロット2005は、複数の対向する弾性部材2024
を含み得る。対向する弾性部材2024は、スロット2005
内に位置する製品2010のユニットの両側に接触するように構成され得る。対向する弾性部材2024は、
引き伸ばされ、幅などの異なる第2の
線寸法を有する製品の
ユニットとの接触を維持することができる。代替的に又は追加的に、自動製品キャビネット1000は、スロットのうちの1つ以上に配置されたスロットセンサを任意
に含むことができる。スロットセンサは、製品のユニットの存在を感知するように構成
され得る。例えば、スロットセンサは、発光器及び光検出器(例えば、ライトカーテン)を含むことができる。
ライトカーテンは、
送信器(例えば、赤外線発光器などの発光器)及び
受光素子(例えば、光電セル)を含む。
製品のユニットなどの物体が放射された光ビームを切断すると、光検出器は
、物体の位置を示す信号をコントローラに送信
する。スロット内の製品
のユニットの相対位置を検出するために、複数の
ライトカーテン(例えば、スロット内で離間された)を使用することができる。発光器及び光検出器は、例示的なスロットセンサとしてのみ提供
されていることを理解されたい。本開示は、機械的スイッチ、圧力センサ、又は他の製品存在センサ
を含むが、これらに限定されない、
他のタイプのスロットセンサを自動製品キャビネットのスロット内の製品の
ユニットの存在を検出する
ために使用することを企図する。
図21A~図22中のスロット2005の数、サイズ、及び配置が
例としてのみ提供されていることを理解されたい。
【0073】
再び
図16を参照するに、コントローラ1111は、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品
在庫表を作り、製品の所望のユニットに関連付けられた視覚的インジケータ1005のうちの1つ以上を作動させるように構成され得る。例えば、コントローラ1111は、1つ以上の視覚的インジケータ1005
を作動させる信号を、視覚的インジケータ1005
のうちの1つ以上に送信することができる。ここで、例示的なプロセスを説明する。ユーザ(例えば、外科医又はECP)は、クライアント装置(例えば、
図15のクライアント装置102)を使用して、製品の所望のユニット
の要求を入力する。クライアント装置は、ネットワーク(例えば、
図15のネットワーク200)を介して、製品の所望のユニット
の要求を自動製品キャビネット1000に送信することができる。コントローラ1111は、製品の所望のユニットの要求を受信するように構成
され得る。加えて、コントローラ1111は、ネットワークを介して製品の所望のユニットの要求を遠隔システム(例えば、
図15の遠隔システム104)に送信するように更に構成
され得る。本願に記載するように、遠隔システムは、在庫データベースを含む
、及び/又はそれにアクセスすることができる。遠隔システムは、
自動製品キャビネット1000内の製品の所望のユニット(複数可)の位置
(複数可)を決定するためにデータベースに問い合わせることができる。遠隔システムは、ネットワークを介してコントローラに応答を送信することができ、コントローラ1111は、
保管エリア内の製品の所望のユニット
(複数可)の位置(複数可)を含む応答を受信することができる。このような位置(複数可)
が、製品の所望のユニットが位置する特定のスロット(複数可)1003を含み得ることを理解されたい。
本願に記載するように、コントローラ1111は、
信号を送信して視覚的インジケータ1005を作動させ、自動保管キャビネット1000
内の製品の所望のユニット(複数可)の位置(複数可)をユーザが識別するのを支援するように構成され得る。これは、
図17Cに示すように視覚的インジケータ1005A及び1005Bを作動させることを
含み得る。これらの視覚的インジケータは、
ユーザのために、製品の所望の
ユニットの場所を強調する。いくつかの
実装では、コントローラ1111は、スキャンバー1007
の移動に応答して、データ捕捉装置1009を開始するように更に構成され得る。移動に基づいてデータ捕捉装置1009を開始することによって、自動製品キャビネット1000は、製品のユニットに関連付けられた
機械読取可能ラベル(例えば、バーコード、UPC、SKU、テキスト、グラフィック)を読み取る/復号することができる。次いで、製品のそれぞれのユニットは、
保管エリア内のそれぞれの位置
と関連付けられ得る。次いで、製品の
それぞれのユニットのそれぞれの位置は、コントローラ1111によって遠隔システムに送信され得る。換言すれば、コントローラは、ネットワークを介して更新された製品の
在庫表を遠隔システムに送信するように構成され得、データベースは、それに応じて更新され得る。
【0074】
自動製品キャビネット1000は、楽に補充することができる。例えば、ユーザ(例えば、外科医又はECP)は、製品パッケージを保管エリア内の任意の空のスロット1003内に配置することによって製品を補充することができる。従来の保管システムとは異なり、例えば、処方、電力、タイプなどによって、任意の方法でストレージを整理する必要がない。製品パッケージは、代わりに、保管エリア内にランダムに配置され得る。補充が完了すると、走査バー1007を移動させることができ、自動製品キャビネット1000は、製品のユニットに関連付けられた機械読取可能ラベル(例えば、バーコード、UPC、SKU、テキスト、グラフィック)を読み取る/復号することができる。次いで、製品のそれぞれのユニットは、保管エリア内のそれぞれの位置と関連付けられ得る。次いで、製品のそれぞれのユニットのそれぞれの位置は、コントローラ1111によって遠隔システムに送信され得る。換言すれば、コントローラ1111は、ネットワークを介して更新された製品の在庫表を遠隔システムに送信するように構成され得、データベースは、それに応じて更新され得る。
【0075】
本願に記載するように、データ捕捉装置1009は、1Dバーコード、UPC、又はSKUなどの機械読取可能製品識別子を読み取り、復号することができるバーコードスキャナであり得る。機械読取可能製品識別子は、本願に記載するように、製品パッケージ及び/又は製品自体に貼付されている、及び/又は直接印刷され得る。したがって、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品の在庫表を作らせる工程は、バーコードスキャナを使用して、製品のそれぞれのユニットに関連付けられたそれぞれの製品識別子を読み取ることと、製品のそれぞれのユニットに関連付けられたそれぞれの製品識別子を復号することも含み得る。それぞれの製品識別子を読み取り/復号した後、製品のそれぞれのユニットを、保管エリア内のそれぞれの位置と関連付けることができる。本開示は、コントローラ1111及び/又は遠隔システムのいずれかとこの関連を実行することを企図する。
【0076】
本願に記載するように、データ捕捉装置1009は、1Dバーコード、2Dバーコード、3Dバーコード、UPC、又はSKUなどの機械読取可能製品識別子の画像を捕捉することができるデジタルカメラなどの撮像装置であり得る。撮像装置はまた、機械読取可能製品識別子として機能することができるテキスト及び/又はグラフィックの画像を捕捉することも可能である。これらの実装では、機械読取可能製品識別子を復号するために画像処理技術が使用され得る。したがって、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品の在庫表を作らせる工程は、撮像装置によって捕捉された製品の画像を受信すること、製品のそれぞれのユニットと関連付けられるそれぞれの製品識別子を識別するために製品の画像を分析すること、製品のそれぞれのユニットと関連付けられるそれぞれの製品識別子を復号すること、を含み得る。それぞれの製品識別子を分析/復号した後、製品のそれぞれのユニットを、保管エリア内のそれぞれの位置と関連付けることができる。本開示は、コントローラ1111及び/又は遠隔システムのいずれかとこの関連を実行することを企図する。
【0077】
任意には、撮像装置を使用するいくつかの実装では、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品の在庫表を作らせる工程は、製品の画像の一部分をクロッピングすることを更に含む。画像をクロッピングすることによって、製品識別子を含むことが予想されている画像の部分に焦点を合わせることができる。したがって、画像のクロッピングされた部分を分析して、製品のそれぞれのユニットと関連付けられたそれぞれの製品識別子を識別する。更に、コントローラ1111は、ネットワークを介して製品の画像を遠隔システムに送信するように構成され得る。これらの実装では、画像は、バックアップ目的のために遠隔システムによって記憶されてもよく、又はコントローラ1111から遠隔システムに画像処理(一部又は全て)がオフロードされてもよい。代替的に又は追加的に、コントローラ1111は、メモリに製品の画像を記憶するように構成され得る。いくつかの実装では、画像は一時的に(例えば、画像処理を可能にするために)だけ記憶され、その後、自動製品キャビネット1000における保管要件を最小化するように上書きされてもよい。
【0078】
任意には、撮像装置を使用するいくつかの実装では、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品の在庫表を作らせる工程は、欠落した、認識されていない、又は非読み取り可能な製品識別子に関連付けられた保管エリア内のそれぞれの位置のうちの1つ以上を識別するために製品の画像を分析することを更に含む。任意には、コントローラ1111は、製品の欠落ユニットと、認識されていない/非読み取り可能な製品識別子を有する製品のユニットとを区別するように構成され得る。前者は補充されてもよく、後者は、データ捕捉装置1009による読み取りのために製品識別子を正確に方向付けられるよう再位置決めされてもよい(例えば、反転されている、回転されている、再ラベル付けされている)ことを理解されたい。例えば、機械学習アルゴリズムを使用して、欠落した、認識されていない、又は非読み取り可能な製品識別子と関連付けられた保管エリア内のそれぞれの位置のうちの1つ以上が、製品のユニットを含むか否かを判定することができる。本開示は、従来の視覚システム(例えば、パターン認識)を用いるいくつかの実装では機械学習アルゴリズムがコントローラ1111によって実行され得、他の実装では、機械学習アルゴリズムが遠隔システムによって実行され得る(すなわち、自動製品キャビネット1000からオフロードされている)ことを企図する。機械学習アルゴリズムは、欠落した、認識されていない、又は非読み取り可能な製品識別子を識別するなどの特定のタスクを実行するために、既存のデータセットを使用して訓練され得る。機械学習アルゴリズムは、技術分野において既知であるため、以下に更に詳細に説明しない。例示的な機械学習アルゴリズムは、技術分野において既知のオープンソース機械学習アルゴリズムであるTensorFlowである。TensorFlowは、機械学習アルゴリズムの一例に過ぎない。本開示は、神経ネットワーク、サポートベクトル機械、最近傍アルゴリズム、教師あり学習アルゴリズム、教師なし学習アルゴリズムを含むがこれらに限定されない、他の機械学習アルゴリズムを使用することを企図する。
【0079】
任意には、撮像装置を使用するいくつかの実装では、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品の在庫表を作らせる工程は、機械学習アルゴリズムを使用して、製品のそれぞれのユニットそれぞれのソースを決定するために、製品の画像を分析することを更に含む。これは、例えば、製品が複数のベンダー又は製造業者から供給されている場合に特に有用である。換言すれば、自動製品キャビネット1000は、異なるソースからの製品(例えば、異なる製造業者からの眼内レンズ)を保管するために使用され得る。上述のように、カメラは、機械読取可能コード(バーコード、UPC、SKU)及びテキスト及びグラフィックの両方の画像を捕捉するために使用され得、製品識別子を復号するために画像処理技術が使用され得る。本開示は、機械学習アルゴリズムが、異なるベンダー又は製造業者に関連付けられた機械読取可能コードを識別するために使用され得ることを企図する。これにより、自動製品キャビネット1000が適切な復号ルールを選択することが可能になる。代替的に又は追加的に、機械学習アルゴリズムは、(機械読取可能コードが不在でも)テキスト及び/又はグラフィックに基づいて、製品のユニットのソースを識別するために使用され得る。本開示は、いくつかの実装では、機械学習アルゴリズムがコントローラ1111によって実行され得、他の実装では、機械学習アルゴリズムが遠隔システムによって実行され得る(すなわち、自動製品ロッカーからオフロードされている)ことを企図する。機械学習アルゴリズムは、製品のユニットのソースを識別するなどの特定のタスクを実行するために、既存のデータセットを使用して訓練され得る。機械学習アルゴリズムは、技術分野において既知であるため、以下に更に詳細に説明しない。例示的な機械学習アルゴリズムが上記に提供されている。
【0080】
ここで
図23を参照するに、本願記載の別の実装による自動製品キャビネット1500が示されている。自動製品キャビネット1500は、製品を受容するように構成された
保管エリア1504
を画定する筐体1501
と、筐体1501内に配置された複数のスロット1503
とを含むことができる。
本願に記載するように、製品の複数のユニット
はスロット1503内に配置され得る。製品は、任意
には、1つ以上の製品パッケージ(例えば、
ボックス、カートン、ラッパーなどの容器)に
含まれ得る。製品のそれぞれのユニットは、それぞれのスマートタグを含むことができる。各スマートタグは、製品のそれぞれのユニットに関する情報を記憶する。本開示は、スマートタグが製品及び/又は製品パッケージに適用され得ることを企図する。例えば、それぞれのスマートタグは、無線周波数識別(RFID)タグ、超高
周波数(UHF)タグ、又は近距離通信(NFC)タグであり得る。RFID、UHF、又はNFCタグは、例示的なスマートタグとしてのみ提供
されていることを理解されたい。本開示は、スマートタグが、情報
を記憶するためのメモリ、アンテナ、及びデータをコントローラに送信する能力を
有する任意のタイプのタグであり得ることを企図する。
図23に示されている実装では、スマートタグは、製品及び/又は製品パッケージに
貼付された機械読取可能ラベルを読み取るように構成されたデータ捕捉装置を提供する代わりに使用
され得る。
【0081】
自動製品キャビネット1500はまた、筐体1501
内の製品のそれぞれのユニットのそれぞれの位置を示すように構成された複数の視覚的インジケータ1505を含むことができる。視覚的インジケータ1505は、筐体1501の外部フレーム上に、又はそれに隣接して、及び/又は
各スロット1503の上に、内部に、若しくは隣接して配置され得る。
本願に記載するように、視覚的インジケータ1505は、所望の製品が自動製品キャビネット1500
内のどこに保管されているかを示すために使用され得る。
図23では、筐体1501の外部フレーム及び
複数のスロット1503のうちの6つは、視覚的インジケータ1505
によって照明されている。
【0082】
更に、自動製品キャビネット1500
は、コントローラ(例えば、
図15のコントローラ1111)を含むことができる。いくつかの
実装では、コントローラは、任意
には、筐体1501
内に配置されてもよい。本開示は、コントローラ1111が、例えば1つ以上の通信リンクを介して、スマートタグ及び/又は視覚的インジケータ1505
に動作可能に結合され得ることを企図する。本開示は、通信リンクが任意の好適な通信リンクであることを企図する。コントローラは、製品のそれぞれのユニットに関する情報をそれぞれのスマートタグから受信し、製品のそれぞれのユニットに関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品
在庫表を作り、製品の所望のユニットに
関連付けられた視覚的インジケータ1505のうちの1つ以上を作動させるように構成され得る。代替的に又は追加的に、コントローラは、ネットワークを介して製品の
在庫表を遠隔システムに送信するように更に構成され得る。任意
には、本願に記載するように、遠隔システムはデータベースとすることができる。代替的に又は追加的に、コントローラは、製品の所望のユニットの要求を受信するように更に構成され得る。更に、コントローラは、ネットワークを介して製品の所望のユニット
の要求を遠隔システムに送信し、
所望の製品ユニットが位置するスロットを含む応答を遠隔システムから受信するように更に構成され得る。
【0083】
ここで
図24を参照するに、本願記載の別の実装による自動製品システム1700が示されている。自動製品システム1700は、製品を受容するように構成された
保管エリアを画定する筐体1701と、筐体内に配置された複数のスロット
とを含むことができる。
本願に記載するように、製品の複数のユニット
はスロット内に配置
され得る。本開示は、筐体1701
、スロット、及び製品のユニットが、図
15~図23に関して上述したものと同様であり得ることを企図する。
更に、
本願に記載するように、製品は、任意
には、1つ以上の製品パッケージ(例えば、
ボックス、カートン、ラッパーなどの容器)に
含まれ得る。自動製品システム1700
は、筐体1701
に対して離間した関係で配置されている撮像及びプロジェクタユニット1703を含むことができる。撮像及びプロジェクタユニット1703は、撮像装置及びプロジェクタを含むことができる。いくつかの
実装では、撮像装置及びプロジェクタは、単一の筐体内に
設けられる。他の
実装では、撮像装置及びプロジェクタは、別個の筐体内に
設けられる。
【0084】
撮像装置は、1Dバーコード、2Dバーコード、3Dバーコード、UPC、又はSKUなどの
機械読取可能製品識別子の画像を
捕捉することができるデジタルカメラであり得る。撮像装置はまた、
機械読取可能製品識別子として機能することができるテキスト及び/又はグラフィックの画像を
捕捉することも可能である。これらの実装では、
機械読取可能製品識別子を復号する
ために画像処理技術が使用され得る。プロジェクタは、光源及び/又は1つ以上のレンズを備え、表面(例えば、
投影面)上に光線(例えば、画像)を投影するように構成された
装置であり得る。
図24では、筐体1701(例えば、筐体1701の面)
が投影面である。任意
には、プロジェクタは、
短スロープロジェクタ又は超スロー距離プロジェクタであり得る。
短スロープロジェクタは、1未満のスロー比を有し、スロー比は、
スクリーンサイズに対するプロジェクタから表面までの距離として計算
されている。短スロープロジェクタは、約0.6
~約0.8
のスロー比を有する。
超短スロープロジェクタは、約0.4
未満のスロー比を有する。
短スロープロジェクタを含むプロジェクタは、
技術分野において既知である。例示的な
プロジェクタは、Seiko Epson Corporation(
長野県、諏訪)からの
EPSON POWERLITEプロジェクタである。
図24では、超短スロー、短スロー、及び長スロープロジェクタの位置決めは、それぞれ参照番号
1705、1707、及び1709
によって示されている。任意
には、自動製品システム1700は、スロー比を更に低減するための光学素子1711を含むことができる。本開示は、光学素子1711が、レンズ、鏡、又はこれらの組み合わせを含むことができることを企図する。
【0085】
自動製品システム1700はまた、コントローラ(例えば、
図15のコントローラ1111)を含むことができる。いくつかの
実装では、コントローラは、任意
には、筐体1701内に、又は撮像及びプロジェクタユニット1703
内に配置されてもよい。本開示は、コントローラ1111が、例えば1つ以上の通信リンクを介して、撮像及びプロジェクタユニット1703
に動作可能に結合され得ることを企図する。本開示は、通信リンクが任意の好適な通信リンクであることを企図する。コントローラは、撮像装置から製品に関する情報を受信し、製品に関する情報に少なくとも部分的に基づいて製品
の在庫表を作り、プロジェクタに、筐体内の所望の製品の
それぞれの場所を照明させるように構成され得る。換言すれば、
プロジェクタは、筐体1701
内に保管された所望の製品及び/又は製品パッケージの場所を(例えば、光で)照明するために使用
されている。代替的に又は追加的に、コントローラは、ネットワークを介して製品の
在庫表を遠隔システムに送信するように更に構成され得る。任意
には、本願に記載するように、遠隔システムはデータベースとすることができる。代替的に又は追加的に、コントローラは、製品の所望のユニットの要求を受信するように更に構成され得る。更に、コントローラは、ネットワークを介して製品の所望のユニット
の要求を遠隔システムに送信し、
所望の製品ユニットが位置するスロットを含む応答を遠隔システムから受信するように更に構成され得る。図24に示されている実装では、
プロジェクタは、システム内の所望の製品及び/又は製品パッケージの
場所を照明するために視覚的インジケータを設ける代わりに使用されている。
【0086】
主題は、構造的特徴及び/又は方法論的行為に特有な言語で記載されたが、添付される「特許請求の範囲」において定義される主題が上記の特定の特徴又は行為に必ずしも限定されるものではないことが理解されるべきである。むしろ、上記の特定の特徴及び行為は、「特許請求の範囲」を実施する例示的形態として開示される。例えば、使用例に関連する本願の実施形態は、眼内レンズ及びコンタクトレンズなどの眼科用装置に関わるが、特許請求の範囲内の自動製品キャビネット及びそれらの使用方法が、改善された保管、在庫表作り、及び/又は回収から利益を享受し得る任意のタイプの製品又は他の物体に等しく適用されていることを理解されたい。
【0087】
〔実施の態様〕
(1) 自動製品キャビネットであって、
保管エリア及び面を画定する筐体であって、前記保管エリアが製品を受容するように構成されている、筐体と、
前記筐体内に配置された複数のスロットであって、前記複数のスロットそれぞれが、前記製品のそれぞれのユニットを受容するように構成されている、複数のスロットと、
前記筐体内の前記製品の前記それぞれのユニットのそれぞれの位置を示すように構成されている複数の視覚的インジケータと、
前記筐体の前記面に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成されている走査バーと、
前記走査バーに取り付けられ、前記製品に関する情報を捕捉するように構成されているデータ捕捉装置と、
前記データ捕捉装置に動作可能に結合されたコントローラであって、プロセッサ及びメモリを備え、前記メモリにはコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記コンピュータ実行可能命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、
前記製品に関する前記情報に少なくとも部分的に基づいて、前記製品の在庫表を作らせ、
前記製品の所望のユニットに関連付けられた前記視覚的インジケータのうちの1つ以上を作動させる、コントローラと、を備える、自動製品キャビネット。
(2) 前記走査バーに取り付けられた複数のデータ捕捉装置を更に備え、それぞれのデータ捕捉装置が、前記筐体内に配置された前記スロットの行又は列に対応する、実施態様1に記載の自動製品キャビネット。
(3) 前記走査バーが、前記筐体の前記面に沿って第1の方向及び第2の方向に摺動可能に再位置決めされるように構成されている、実施態様1に記載の自動製品キャビネット。
(4) 前記第1の方向及び前記第2の方向が、それぞれ反対の相対方向である、実施態様3に記載の自動製品キャビネット。
(5) 前記第1の方向及び前記第2の方向がそれぞれ、上方向及び下方向である、実施態様4に記載の自動製品キャビネット。
【0088】
(6) 前記第1の方向及び前記第2の方向がそれぞれ左方向及び右方向である、実施態様4に記載の自動製品キャビネット。
(7) 複数の走査バーを更に備え、各走査バーが、前記筐体の前記面に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成されている、実施態様1に記載の自動製品キャビネット。
(8) 前記走査バーが、離間した関係で固定されている、実施態様7に記載の自動製品キャビネット。
(9) 第1の走査バーが、前記保管エリアの第1の部分に対して前記筐体の前記面に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成され、第2の走査バーが、前記保管エリアの第2の部分に対して前記筐体の前記面に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成されている、実施態様8に記載の自動製品キャビネット。
(10) 複数のデータ捕捉装置を更に備え、少なくとも1つのデータ捕捉装置が、前記走査バーそれぞれに取り付けられている、実施態様7に記載の自動製品キャビネット。
【0089】
(11) 前記筐体が外部フレームを含み、前記視覚的インジケータのうちの少なくとも1つが、前記外部フレーム上又は前記外部フレームに隣接して配置されている、実施態様1に記載の自動製品キャビネット。
(12) それぞれの視覚的インジケータが、前記それぞれのスロットの上に、前記それぞれのスロットの内部に、又は前記それぞれのスロットに隣接して配置されている、実施態様1に記載の自動製品キャビネット。
(13) 前記メモリには更なるコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記更なるコンピュータ実行可能命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、ネットワークを介して前記製品の在庫表を遠隔システムに送信させる、実施態様1に記載の自動製品キャビネット。
(14) 前記遠隔システムがデータベースを含む、実施態様13に記載の自動製品キャビネット。
(15) 前記メモリには更なるコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記更なるコンピュータ実行可能命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、前記製品の前記所望のユニットの要求を受信させる、実施態様1に記載の自動製品キャビネット。
【0090】
(16) 前記メモリには更なるコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記更なるコンピュータ実行可能命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、
ネットワークを介して前記製品の前記所望のユニットの前記要求を遠隔システムに送信させ、
前記製品の前記所望のユニットが位置するスロットを含む応答を、前記遠隔システムから受信させる、実施態様15に記載の自動製品キャビネット。
(17) 前記遠隔システムがデータベースを含む、実施態様16に記載の自動製品キャビネット。
(18) 前記データ捕捉装置がバーコードスキャナである、実施態様1に記載の自動製品キャビネット。
(19) 前記製品に関する前記情報に少なくとも部分的に基づいて、前記製品の在庫表を作らせることが、
前記製品のそれぞれのユニットと関連付けられたそれぞれの製品識別子を読み取ること、
前記製品の前記それぞれのユニットと関連付けられた前記それぞれの製品識別子を復号化すること、及び、
前記それぞれの製品識別子を使用して、前記製品の前記それぞれのユニットを前記それぞれのスロットと関連付けること、を含む、実施態様18に記載の自動製品キャビネット。
(20) 前記それぞれの製品識別子のそれぞれが、一次元(1D)バーコード、統一商品コード(UPC)、又は在庫管理ユニット(SKU)である、実施態様19に記載の自動製品キャビネット。
【0091】
(21) 前記データ捕捉装置が撮像装置である、実施態様1に記載の自動製品キャビネット。
(22) 前記製品に関する前記情報に少なくとも部分的に基づいて、前記製品の在庫表を作らせることが、
前記撮像装置によって捕捉された前記製品の画像を受信すること、
前記製品の前記画像を分析して、前記製品のそれぞれのユニットと関連付けられたそれぞれの製品識別子を識別すること、
前記製品の前記それぞれのユニットと関連付けられた前記それぞれの製品識別子を復号化すること、及び、
前記それぞれの製品識別子を使用して、前記製品の前記それぞれのユニットを前記それぞれのスロットと関連付けること、を含む、実施態様21に記載の自動製品キャビネット。
(23) 前記それぞれの製品識別子のそれぞれが、一次元(1D)バーコード、二次元(2D)バーコード、三次元(3D)バーコード、統一商品コード(UPC)、在庫管理ユニット(SKU)、テキスト、又は、グラフである、実施態様22に記載の自動製品キャビネット。
(24) 前記メモリには更なるコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記更なるコンピュータ実行可能命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、前記走査バーの移動に応答して前記データ捕捉装置を開始させる、実施態様1に記載の自動製品キャビネット。
(25) 前記筐体の前記面に対する前記走査バーの位置を感知するように構成されている位置検出器を更に備える、実施態様24に記載の自動製品キャビネット。
【0092】
(26) 前記スロットのうちの少なくとも1つが、前記製品の異なるサイズのユニットを収容するように構成されている、実施態様1に記載の自動製品キャビネット。
(27) 前記スロットのうちの前記少なくとも1つが、噴出機構及び突出部材を含む、実施態様26に記載の自動製品キャビネット。
(28) 前記噴出機構及び前記突出部材が、前記スロットのうちの前記少なくとも1つに位置する製品のユニットを固定するように構成されている、実施態様27に記載の自動製品キャビネット。
(29) 前記スロットのうちの前記少なくとも1つが、複数の対向する弾性部材を含む、実施態様26に記載の自動製品キャビネット。
(30) 前記対向する弾性部材が、前記スロットのうちの前記少なくとも1つに位置する製品のユニットの両側に接触するように構成されている、実施態様29に記載の自動製品キャビネット。
【0093】
(31) 前記スロットのうちの少なくとも1つに配置されたスロットセンサを更に備え、前記スロットセンサが、前記スロットのうちの前記少なくとも1つに位置する製品のユニットの存在を感知するよう構成されている、実施態様1に記載の自動製品キャビネット。
(32) 前記スロットセンサが、発光器及び光検出器を含む、実施態様31に記載の自動製品キャビネット。
(33) 前記筐体の前記面を覆うように構成されたドアを更に備える、実施態様1に記載の自動製品キャビネット。
(34) 前記筐体内に配置された電源を更に備える、実施態様1に記載の自動製品キャビネット。
(35) 前記視覚的インジケータそれぞれが、発光器又はグラフ表示のうちの少なくとも1つである、実施態様1に記載の自動製品キャビネット。
【0094】
(36) 前記製品の前記それぞれのユニットのそれぞれが製品パッケージである、実施態様1に記載の自動製品キャビネット。
(37) 前記製品パッケージが外科用インプラントを含む、実施態様36に記載の自動製品キャビネット。
(38) 前記外科用インプラントが眼内レンズである、実施態様37に記載の自動製品キャビネット。
(39) 前記製品パッケージが外科用ツールを含む、実施態様36に記載の自動製品キャビネット。
(40) システムであって、
クライアント装置と、
遠隔システムと、
実施態様1に記載の自動製品キャビネットと、を備え、
前記クライアント装置、前記遠隔システム、及び前記自動製品キャビネットが、ネットワークを介して動作可能に連結されている、システム。
【0095】
(41) 自動製品キャビネットであって、
製品を受容するように構成された保管エリアを画定する筐体と、
前記筐体内に配置された複数のスロットであって、前記スロットそれぞれが、前記製品のそれぞれのユニットを受容するように構成されている、複数のスロットと、
前記筐体内の前記製品の前記それぞれのユニットのそれぞれの位置を示すように構成されている複数の視覚的インジケータと、
プロセッサとメモリとを備えるコントローラであって、前記メモリにはコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記コンピュータ実行可能命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、
前記製品の各それぞれのユニットに関する情報を記憶するそれぞれのスマートタグから、前記製品の前記それぞれのユニットに関する情報を受信させ、
前記製品の前記それぞれのユニットに関する前記情報に少なくとも部分的に基づいて、前記製品の在庫表を作らせ、
前記製品の所望のユニットに関連付けられた前記複数の視覚的インジケータのうちの1つ以上を作動させる、コントローラと、を備える、自動製品キャビネット。
(42) 前記それぞれのスマートタグが、無線周波数識別(RFID)タグ又は近距離通信(NFC)タグである、実施態様41に記載の自動製品キャビネット。
(43) 前記メモリには更なるコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記更なるコンピュータ実行可能命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、ネットワークを介して前記製品の在庫表を遠隔システムに送信させる、実施態様41に記載の自動製品キャビネット。
(44) 前記遠隔システムがデータベースを含む、実施態様43に記載の自動製品キャビネット。
(45) 前記メモリには更なるコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記更なるコンピュータ実行可能命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、前記製品の前記所望のユニットの要求を受信させる、実施態様41に記載の自動製品キャビネット。
【0096】
(46) 前記メモリには更なるコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記更なるコンピュータ実行可能命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、
ネットワークを介して前記製品の前記所望のユニットの前記要求を遠隔システムに送信させ、
前記製品の前記所望のユニットが位置するスロットを含む応答を、前記遠隔システムから受信させる、実施態様45に記載の自動製品キャビネット。
(47) 前記遠隔システムがデータベースを含む、実施態様46に記載の自動製品キャビネット。
(48) 前記スロット内に配置された前記製品の前記複数のユニットを更に含み、前記製品の各それぞれのユニットがそれぞれのスマートタグを含み、前記それぞれのスマートタグには前記製品の各それぞれのユニットに関する情報が記憶されている、実施態様41に記載の自動製品キャビネット。
(49) 自動製品システムであって、
製品を受容するように構成された保管エリアを画定する筐体と、
前記筐体内に配置された複数のスロットであって、前記スロットそれぞれが、前記製品のそれぞれのユニットを受容するように構成されている、複数のスロットと、
前記筐体に対して離間した関係で配置された撮像装置であって、前記製品に関する情報を捕捉するように構成されている、撮像装置と、
前記筐体に対して離間した関係で配置されたプロジェクタと、
プロセッサとメモリとを備えるコントローラであって、前記メモリにはコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記コンピュータ実行可能命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、
前記撮像装置から前記製品に関する情報を受信させ、
前記製品に関する前記情報に少なくとも部分的に基づいて、前記製品の在庫表を作らせ、
前記筐体内の前記製品の所望のユニットのそれぞれの場所を前記プロジェクタに照明させる、コントローラと、を備える、自動製品システム。
【誤訳訂正2】
【訂正対象書類名】特許請求の範囲
【訂正対象項目名】全文
【訂正方法】変更
【訂正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動製品キャビネットであって、
保管エリア及び面を画定する筐体であって、前記保管エリアが製品を受容するように構成されている、筐体と、
前記筐体内に配置された複数のスロットであって、前記複数のスロットそれぞれが、前記製品の
それぞれのユニットを受容するように構成されている、複数のスロットと、
前記筐体内の前記製品の前記それぞれのユニットのそれぞれの位置を示すように構成されている複数の視覚的インジケータと、
前記筐体の前記面に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成されている走査バーと、
前記走査バーに取り付けられ、前記製品に関する情報を捕捉するように構成されているデータ捕捉装置と、
前記データ捕捉装置に動作可能に結合されたコントローラであって、プロセッサ及びメモリを備え、前記メモリにはコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記
コンピュータ実行可能命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、
前記製品に関する前記情報に少なくとも部分的に基づいて、前記製品
の在庫表を作らせ、
前記製品の所望のユニットに関連付けられた前記視覚的インジケータのうちの1つ以上を作動させる、コントローラと、を備える
、自動製品キャビネット。
【請求項2】
前記走査バーに取り付けられた複数のデータ捕捉装置を更に備え、
それぞれのデータ捕捉装置が、前記筐体内に配置された前記スロットの行又は列に対応する、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項3】
前記走査バーが、前記筐体の前記面に沿って第1の方向及び第2の方向に摺動可能に再位置決めされるように構成
されている、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項4】
前記第1
の方向及び前記第2の方向が
、それぞれ反対の相対方向である、請求項3に記載の自動製品キャビネット。
【請求項5】
前記第1
の方向及び前記第2の方向がそれぞれ、上方向及び下方向である、請求項4に記載の自動製品キャビネット。
【請求項6】
前記第1
の方向及び前記第2の方向がそれぞれ左方向及び右方向である、請求項4に記載の自動製品キャビネット。
【請求項7】
複数の走査バーを更に備え、各走査バーが、前記筐体の前記面に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成されている、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項8】
前記走査バーが、離間した関係で固定
されている、請求項7に記載の自動製品キャビネット。
【請求項9】
第1の走査バーが、前記保管エリアの第1の部分に対して前記筐体の前記面に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成され、第2の走査バーが、前記保管エリアの第2の部分に対して前記筐体の前記面に沿って摺動可能に再位置決めされるように構成
されている、請求項8に記載の自動製品キャビネット。
【請求項10】
複数のデータ捕捉装置を更に備え、少なくとも1つのデータ捕捉装置が、前記走査バーそれぞれに
取り付けられている、請求項7に記載の自動製品キャビネット。
【請求項11】
前記筐体が外部フレームを含み、前記視覚的インジケータのうちの少なくとも1つが、前記外部フレーム上又は前記外部フレームに隣接して配置
されている、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項12】
それぞれの視覚的インジケータが、前記
それぞれのスロットの上に、
前記それぞれのスロットの内部に、又は
前記それぞれのスロットに隣接して配置
されている、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項13】
前記メモリには更なるコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記
更なるコンピュータ実行可能命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、ネットワークを介して前記製品の
在庫表を遠隔システムに送信させる、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項14】
前記遠隔システムがデータベースを含む、請求項13に記載の自動製品キャビネット。
【請求項15】
前記メモリには更なるコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記
更なるコンピュータ実行可能命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、前記製品の前記所望のユニットの要求を受信させる、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項16】
前記メモリには更なるコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記
更なるコンピュータ実行可能命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、
ネットワークを介して前記製品の前記所望のユニットの前記要求を遠隔システムに送信させ、
前記製品の前記所望のユニットが位置するスロットを含む
応答を、前記遠隔システム
から受信させる、請求項15に記載の自動製品キャビネット。
【請求項17】
前記遠隔システムがデータベースを含む、請求項16に記載の自動製品キャビネット。
【請求項18】
前記データ捕捉装置がバーコードスキャナである、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項19】
前記製品に関する前記情報に少なくとも部分的に基づいて、前記製品
の在庫表を作らせることが、
前記製品の
それぞれのユニットと関連付けられたそれぞれの製品識別子を読み取ること、
前記製品の前記
それぞれのユニットと関連付けられた前記それぞれの製品識別子を復号化すること、及び、
前記それぞれの製品識別子を使用して、前記製品の前記
それぞれのユニットを前記それぞれのスロットと関連付けること、を含む、請求項18に記載の自動製品キャビネット。
【請求項20】
前記それぞれの製品識別子
のそれぞれが、一次元(1D)バーコード、
統一商品コード(UPC)、又は在庫管理ユニット(SKU)である、請求項19に記載の自動製品キャビネット。
【請求項21】
前記データ捕捉装置が撮像装置である、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項22】
前記製品に関する前記情報に少なくとも部分的に基づいて、前記製品
の在庫表を作らせることが、
前記撮像装置によって捕捉された前記製品の画像を受信すること、
前記製品の前記画像を分析して、前記製品の
それぞれのユニットと関連付けられたそれぞれの製品識別子を識別すること、
前記製品の前記
それぞれのユニットと関連付けられた前記それぞれの製品識別子を復号化すること、及び、
前記それぞれの製品識別子を使用して、前記製品の前記
それぞれのユニットを前記
それぞれのスロットと関連付けること、を含む、請求項21に記載の自動製品キャビネット。
【請求項23】
前記それぞれの製品識別子
のそれぞれが、一次元(1D)バーコード、二次元(2D)バーコード、三次元(3D)バーコード、
統一商品コード(UPC)、
在庫管理ユニット(SKU)、テキスト、又は、グラフである、請求項22に記載の自動製品キャビネット。
【請求項24】
前記メモリには更なるコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記
更なるコンピュータ実行可能命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、前記走査バーの移動に応答して前記データ捕捉装置を開始させる、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項25】
前記筐体の前記面に対する前記走査バーの位置を感知するように構成されている位置検出器を更に備える、請求項24に記載の自動製品キャビネット。
【請求項26】
前記スロットのうちの少なくとも1つが、前記製品の異なるサイズのユニットを収容するように構成されている、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項27】
前記スロットのうちの前記少なくとも1つが、噴出機構及び突出部材を含む、請求項26に記載の自動製品キャビネット。
【請求項28】
前記噴出機構及び前記突出部材が、前記スロットのうちの前記少なくとも1つに位置する製品のユニットを固定するように構成されている、請求項27に記載の自動製品キャビネット。
【請求項29】
前記スロットのうちの
前記少なくとも1つが、複数の対向する弾性部材を含む、請求項26に記載の自動製品キャビネット。
【請求項30】
前記対向する弾性部材が、前記
スロットのうちの前記少なくとも1つに位置する製品のユニットの
両側に接触するように構成されている、請求項29に記載の自動製品キャビネット。
【請求項31】
前記スロットのうちの少なくとも1つに配置されたスロットセンサを更に備え、前記スロットセンサが、前記スロットのうちの
前記少なくとも1つに位置する製品のユニットの存在を感知するよう構成されている、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項32】
前記スロットセンサが、発光器及び光検出器を含む、請求項31に記載の自動製品キャビネット。
【請求項33】
前記筐体の前記面を覆うように構成されたドアを更に備える、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項34】
前記筐体内に配置された電源を更に備える、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項35】
前記視覚的インジケータそれぞれが、発光器又はグラフ表示のうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項36】
前記製品の前記
それぞれのユニットのそれぞれが製品パッケージである、請求項1に記載の自動製品キャビネット。
【請求項37】
前記製品パッケージが外科用インプラントを含む、請求項36に記載の自動製品キャビネット。
【請求項38】
前記外科用インプラントが眼内レンズである、請求項37に記載の自動製品キャビネット。
【請求項39】
前記製品パッケージが外科用ツールを含む、請求項36に記載の自動製品キャビネット。
【請求項40】
システムであって、
クライアント装置と、
遠隔システムと、
請求項1に記載の自動製品キャビネットと
、を備え、
前記クライアント装置、前記遠隔システム、及び前記自動製品キャビネットが、ネットワークを介して動作可能に連結
されている、システム。
【請求項41】
自動製品キャビネットであって、
製品を受容するように構成された保管エリアを画定する筐体と、
前記筐体内に配置された複数のスロットであって、前記スロットそれぞれが、前記製品の
それぞれのユニットを受容するように構成されている、複数のスロットと、
前記筐体内の前記製品の前記それぞれのユニットのそれぞれの位置を示すように構成されている複数の視覚的インジケータと、
プロセッサとメモリとを備えるコントローラであって、前記メモリにはコンピュータ実行可能命令
が記憶され、前記
コンピュータ実行可能命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、
前記製品の
各それぞれのユニットに関する情報を記憶するそれぞれのスマートタグから、前記製品の前記それぞれのユニットに関する情報を受信させ、
前記製品の前記それぞれのユニットに関する
前記情報に少なくとも部分的に基づいて、前記製品
の在庫表を作らせ、
前記製品の所望のユニットに関連付けられた前記複数の視覚的インジケータのうちの1つ以上を作動させる、コントローラと
、を備える
、自動製品キャビネット。
【請求項42】
前記それぞれのスマートタグが、無線周波数識別(RFID)タグ又は近距離通信(NFC)タグである、請求項41に記載の自動製品キャビネット。
【請求項43】
前記メモリには更なるコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記
更なるコンピュータ実行可能命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、ネットワークを介して前記製品の
在庫表を遠隔システムに送信させる、請求項41に記載の自動製品キャビネット。
【請求項44】
前記遠隔システムがデータベースを含む、請求項43に記載の自動製品キャビネット。
【請求項45】
前記メモリには更なるコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記
更なるコンピュータ実行可能命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、前記製品の前記所望のユニットの要求を受信させる、請求項41に記載の自動製品キャビネット。
【請求項46】
前記メモリには更なるコンピュータ実行可能命令が記憶され、前記
更なるコンピュータ実行可能命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、
ネットワークを介して前記製品の前記所望のユニットの前記要求を遠隔システムに送信させ、
前記製品の前記所望のユニットが位置するスロットを含む
応答を、前記遠隔システム
から受信させる、請求項45に記載の自動製品キャビネット。
【請求項47】
前記遠隔システムがデータベースを含む、請求項46に記載の自動製品キャビネット。
【請求項48】
前記スロット内に配置された前記製品の前記複数のユニットを更に含み、前記製品の
各それぞれのユニットがそれぞれのスマートタグを含み、前記それぞれのスマートタグには前記製品の
各それぞれのユニットに関する情報が記憶
されている、請求項41に記載の自動製品キャビネット。
【請求項49】
自動製品システムであって、
製品を受容するように構成された保管エリアを画定する筐体と、
前記筐体内に配置された複数のスロットであって、前記スロットそれぞれが、前記製品の
それぞれのユニットを受容するように構成されている、複数のスロットと、
前記筐体に対して離間した関係で配置された撮像装置であって、前記製品に関する情報を捕捉するように構成されている、撮像装置と、
前記筐体に対して離間した関係で配置されたプロジェクタと、
プロセッサとメモリとを備えるコントローラであって、前記メモリにはコンピュータ実行可能命令
が記憶され、前記
コンピュータ実行可能命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コントローラに、
前記撮像装置から前記製品に関する情報を受信させ、
前記製品に関する前記情報に少なくとも部分的に基づいて、前記製品
の在庫表を作らせ、
前記筐体内の前記製品の所望のユニットのそれぞれの場所を
前記プロジェクタに照明させる、コントローラと、を備える
、自動製品システム。
【誤訳訂正3】
【訂正対象書類名】図面
【訂正対象項目名】全図
【訂正方法】変更
【訂正の内容】
【国際調査報告】