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特表2022-551906ターボチャージャ組立体の1又は2以上のロータブロックのための取り付け/取り外し装置、及び方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-12-14
(54)【発明の名称】ターボチャージャ組立体の1又は2以上のロータブロックのための取り付け/取り外し装置、及び方法
(51)【国際特許分類】
   F02B 39/00 20060101AFI20221207BHJP
   F01D 25/24 20060101ALI20221207BHJP
   F01D 25/28 20060101ALI20221207BHJP
   B23P 21/00 20060101ALI20221207BHJP
【FI】
F02B39/00 T
F01D25/24 E
F01D25/24 T
F01D25/28 E
B23P21/00 303Z
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022521617
(86)(22)【出願日】2020-10-08
(85)【翻訳文提出日】2022-04-11
(86)【国際出願番号】 EP2020078298
(87)【国際公開番号】W WO2021074008
(87)【国際公開日】2021-04-22
(31)【優先権主張番号】19203608.5
(32)【優先日】2019-10-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522066067
【氏名又は名称】ターボ システムズ スウィツァーランド リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100098475
【弁理士】
【氏名又は名称】倉澤 伊知郎
(74)【代理人】
【識別番号】100130937
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100144451
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 博子
(74)【代理人】
【識別番号】100170634
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 航介
(72)【発明者】
【氏名】アルビエ ベルント
(72)【発明者】
【氏名】マセイ クリストフ
【テーマコード(参考)】
3C030
3G005
【Fターム(参考)】
3C030CC00
3G005EA04
3G005EA16
3G005KA07
(57)【要約】
本発明は、単段又は多段ターボチャージャ組立体(100)のハウジング(130)内で1又は2以上のロータブロックを並進移動させるための取り付け/取り外し装置(10)に関する。取り付け/取り外し装置(10)は、第1及び第2のガイドレール(23、24)を有する支持要素(20)を備える。さらに、取り付け/取り外し装置(10)は、第1のガイドレール(23)上に移動可能に配置される第1スライド(31)及び第2のガイドレール(24)上に移動可能に配置される第2スライド(32)を有する移動装置(30)を備える。加えて、移動装置(30)は、支持要素(20)に回転可能に取り付けられるスピンドル(33)と、スピンドル(33)、第1スライド(31)及び/又は第2スライド(32)に結合する結合要素(34)とを備える。さらに、取り付け/取り外し装置(10)は、第1のローターブロック(51)に締結するための第1の締結構造(41)及び第2のローターブロック(52)に締結するための第2の締結構造(42)を有する締結装置(40)を備える。第1の締結構造(41)は、第1のスライド(31)に結合され、第2の締結構造(42)は、第2のスライド(32)に結合される。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
単段又は多段ターボチャージャ組立体(100)のハウジング(130)内で1又は2以上のロータブロックを並進移動させるための取り付け/取り外し装置(10)であって、
-支持要素(20)であって、前記支持要素の第1の長手方向側面(21)に配置される第1のガイドレール(23)及び前記支持要素の第2の長手方向側面(22)に配置される第2のガイドレール(24)を有する支持要素(20)と、
-移動装置(30)と、
を備え、
前記移動装置(30)は、
-前記第1のガイドレール(23)上で移動可能であるように配置された第1のスライド(31)と、
-前記第2ガイドレール(24)上で移動可能であるように配置された第2スライド(32)と、
-前記支持要素(20)に回転可能に取り付けられているスピンドル(33)と、
-前記スピンドル(33)、前記第1のスライド(31)及び/又は前記第2のスライド(32)に結合される結合要素(34)であって、前記結合要素(34)は、前記スピンドルの回転運動を前記第1のスライド(31)及び/又は前記第2のスライド(32)の並進運動に変換するように構成されている結合要素(34)と、
を有し、
前記取り付け/取り外し装置(10)は、さらに、
-第1のロータブロック(51)に締結するための第1の締結構造(41)及び第2のロータブロック(52)に締結するための第2の締結構造(42)を有する締結装置(40)を備え、
前記第1の締結構造(41)は、前記第1のスライド(31)に結合され、前記第2の締結構造(42)は、前記第2のスライド(32)に結合される、
取り付け/取り外し装置(10)。
【請求項2】
前記支持要素(20)は、前記支持要素の締結側で、前記単段及び/又は多段ターボチャージャ組立体(100)の前記ハウジング(130)に締結するための、特に前記ハウジング(130)の高圧段(110)と低圧段(120)の間に配置されるハウジング領域に締結するための締結要素(25)を備える、請求項1に記載の取り付け/取り外し装置(10)。
【請求項3】
前記支持要素(20)の第1の締結端(26)は、前記単段及び/又は多段ターボチャージャ組立体(100)の前記ハウジング(130)の前記低圧段(120)のハウジング(131)の圧縮機側フランジ(134)に結合することができ、前記支持要素(20)の第2の締結端部(27)は、前記単段及び/又は多段ターボチャージャ組立体(100)の前記ハウジング(130)の前記高圧段(110)のハウジング(132)の圧縮機側フランジ(133)に結合することができる、請求項2に記載の取り付け/取り外し装置(10)。
【請求項4】
前記第1の締結構造(41)は、前記第1の締結構造(41)を前記第1のロータブロック(51)に締結するために、半径方向(r)に離間し、互いに反対側に位置する2つの第1の締結要素(43)を備える、請求項1から3のいずれかに記載の取り付け/取り外し装置(10)。
【請求項5】
前記第1の締結要素(43)は、第1の輪郭付きロッド構造(45)を介して第1の角度調節可能ボルト(47)及び第1の半径方向締結具(61)に結合され、前記第1の角度調節可能ボルト(47)及び前記第1の半径方向締結具(61)は、前記第1のスライド(31)に、特に前記スピンドル軸(33A)の方向で互いに軸方向に離間する2つの締結点(B1、B2)で結合される、請求項4に記載の取り付け/取り外し装置(10)。
【請求項6】
前記第2の締結構造(42)は、前記第2の締結構造(42)を前記第2のロータブロック(52)に締結するために、半径方向に離間し、互いに反対側に位置する2つの第2の締結要素(44)を備える、請求項1から5のいずれかに記載の取り付け/取り外し装置(10)。
【請求項7】
前記第2の締結要素(44)は、第2の輪郭付きロッド構造(46)を介して第2の角度調節可能ボルト(48)及び第2の半径方向締結具(62)に結合され、前記第2の角度調節可能ボルト(48)及び前記第2の半径方向締結具(62)は、前記第2のスライド(32)に、特に前記スピンドル軸(33A)の方向で互いに軸方向に離間する2つの締結点(B3、B4)で結合される、請求項6に記載の取り付け/取り外し装置(10)。
【請求項8】
前記第1の締結要素(43)の間の間隔(D1)は、前記第2の締結要素(44)の間の間隔(D2)以上である(D1≧D2)、請求項4及び6、又は、請求項5及び7に記載の取り付け/取り外し装置(10)。
【請求項9】
結合要素(34)は、解放可能な結合部、特に、ねじ式結合部を介して、前記第1のスライド(31)及び/又は前記第2のスライド(32)に結合される、請求項1から8のいずれかに記載の取り付け/取り外し装置(10)。
【請求項10】
前記第1の締結要素(43)のうちの少なくとも1つ、特に第1の軸方向締結具(68)は、前記第1の締結構造(41)に締結されることになる前記第1のロータブロック(51)に対する前記第1の締結構造(41)のアライメントを調整するための手段を備え、特に、前記手段は、機械的、油圧的又は空気圧的な設計である、請求項4から9のいずれかに記載の取り付け/取り外し装置(10)。
【請求項11】
前記第2の締結要素(44)のうちの少なくとも1つ、特に第2の軸方向締具(69)は、前記第2の締結構造(42)に締結されることになる前記第2のロータブロック(52)に対する前記第2の締結構造(42)のアライメントを調整するための手段を備え、特に、前記手段は、機械的、油圧的又は空気圧的な設計である、請求項5から10のいずれかに記載の取り付け/取り外し装置(10)。
【請求項12】
前記第1の半径方向締結具(61)は、前記支持要素(20)に対する前記第1の締結構造(41)のアライメントを調整するための手段を備え、特に、前記手段は、機械的、油圧的又は空気圧的な設計であり、前記第1の角度調節可能ボルト(47)の軸に関する前記第1の締結構造(41)の角度位置を調整できるように構成されている、請求項5から11のいずれかに記載の取り付け/取り外し装置(10)。
【請求項13】
前記第2の半径方向締結具(62)は、前記支持要素(20)に対する前記第2の締結構造(42)のアライメントを調整するための手段を備え、特に、前記手段は、機械的、油圧的又は空気圧的な設計であり、前記第2の角度調節可能ボルト(48)の軸に関する前記第2の締結構造(42)の角度位置を調整できるように構成されている、請求項7から12のいずれかに記載の取り付け/取り外し装置(10)。
【請求項14】
前記第1ロータブロック(51)及び前記第2のロータブロック(52)を剛性結合するための追加の剛性締結要素(70)をさらに備え、特に、前記剛性締結要素(70)は、クレーンに締結するための保持具(71)を有する、請求項1から13のいずれかに記載の取り付け/取り外し装置(10)。
【請求項15】
請求項1から13のいずれかに記載の取り付け/取り外し装置(10)を用いて、多段ターボチャージャ組立体(100)のハウジング(130)に少なくとも2つのロータブロックを同時に挿入する方法であって、
-前記ターボチャージャ組立体(100)のロータブロックごとに少なくとも1つのガイド要素(80)をその都度、取り付けるステップであって、前記少なくとも1つのガイド要素(80)は、前記ロータブロックが搬入される際に、前記ロータブロックを前記ロータブロックの回転軸に沿って案内するように配置及び構成される、ステップと、
-剛性締結要素(70)を用いて前記少なくとも2つのロータブロックを結合するステップと、
-前記取り付け/取り外し装置(10)の第1の締結構造(41)を第1のロータブロック(51)に締結するステップと、
-前記取り付け/取り外し装置(10)の第2の締結構造(42)を第2のロータブロック(52)に締結するステップと、
-前記少なくとも2つのロータブロックを前記多段ターボチャージャ組立体(100)の前記ハウジング(130)の中に移動させるステップと、
を含む方法。
【請求項16】
前記多段ターボチャージャ組立体(100)の前記ハウジング(130)に支持要素(20)を締結するステップをさらに含み、前記少なくとも2つのロータブロックを前記多段ハウジングの中に移動させるステップは、前記第1の締結構造(41)及び前記第2の締結構造(41)を前記支持要素(20)に対して及びそれに沿って移動させるステップを含む、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
請求項1から13のいずれかに記載の取り付け/取り外し装置を用いて、1又は2以上のロータブロックを単段又は多段ターボチャージャ組立体(100)のハウジング(130)から引き出す/そこに挿入する方法であって、
-前記ターボチャージャ組立体(100)のロータブロックごとに少なくとも1つのガイド要素(80)をその都度、取り付けるステップであって、前記ガイド要素(80)は、前記ロータブロックが搬出/搬入される際に、前記ロータブロックを前記ロータブロックの回転軸に沿って案内するように配置及び構成される、ステップと、
-前記取り付け/取り外し装置(10)の支持要素(20)を前記単段又は多段ターボチャージャ組立体(100)の前記ハウジング(130)に締結するステップと、
-前記取り付け/取り外し装置(10)の第1の締結構造(41)を第1のローターブロック(51)に締結するステップと、
及び/又は、前記取り付け/取り外し装置(10)の第2の締結構造(42)を第2のローターブロック(52)に締結するステップと、
-前記第1の締結構造(41)及び/又は前記第2の締結構造(41)を前記支持要素(20)に対して及び前記支持要素に沿って移動させることによって、前記第1のロータブロック(51)及び/又は前記第2のローターブロック(52)を引き抜く/挿入するステップと、
を含む、方法。
【請求項18】
1又は2以上のロータブロックを移動させる方法であって、
-前記1又は2以上のロータブロックを剛性締結要素(70)、特に剛性のあるブラケット状締結要素に締結するステップと、
-前記1又は2以上のロータブロックが前記締結要素に締結されている間に、請求項1から13のいずれかに記載の取り付け/取り外し装置を含めて、前記1又は2以上のロータブロックを移動させるステップと、
を含む方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、過給式内燃機関用の排気ターボチャージャ、特に多段排気ターボチャージャの分野に関する。具体的には、本発明は、ターボチャージャ組立体の1又は2以上のロータブロックのための取り付け/取り外し装置、及び1又は2以上のロータブロックの取り付け/取り外しに関連する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
排気ターボチャージャは、過給式大型内燃機関に使用される。これらは、例えば、船舶又は大型発電機を駆動する。
【0003】
排気ターボチャージャを数千運転時間の間隔で保守するためには、回転部品をハウジングから取り外す必要がある。この目的のために、従来の排気ターボチャージャの場合、多部品のハウジングを取り外し、次に、クレーンを用いてロータをハウジングから軸方向に持ち上げる。具体的には、排気ターボチャージャを取り外すためには、通常、ロータブロックの重心の上方にクレーンのブームを取り付けることができるように、コンプレッサーハウジングを取り外す。
【0004】
排気ターボチャージャのロータブロックは、シャフトと該シャフトに連結されたタービンホイール及びコンプレッサーホイールの回転部分に加えて、軸受部分、すなわちアキシャル軸受及びラジアル軸受、並びに内部軸受ハウジング部分を備える。このロータブロックはカートリッジとも呼ばれる。保守整備の場合、排気ターボチャージャのカートリッジを完全に交換することできる。これにより、排気ターボチャージャの停止時間が短縮され、結果的に排気ターボチャージャによって過給される内燃機関の停止時間が短縮される。カートリッジの取り外し及び再挿入に伴う労力は、取り外すことになるハウジング部品が可能な限り少ない場合にさらに低減することができる。例えば、保守作業時、内燃機関の配管系にその大きな空気出口接続部品を用いてしっかり一体化されている外側コンプレッサーハウジング又はまさにタービンハウジング全体を解体する必要がないことが望ましい。特に、複数の別個のターボチャージャ部分組立体を備える多段ターボチャージャア組立体の場合、整備及び保守作業は、特に時間及びコストがかかり、比較的長い休止時間/停止時間を伴う。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従って、保守整備時間、従って休止時間/停止時間を短縮することができる、改良された取り付け/取り外し装置及び方法を提供するニーズがある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、独立請求項に従って、取り付け/取り外し装置、少なくとも2つのロータブロックを同時に挿入する方法、1又は2以上のロータブロックを引き出す/挿入する方法、及び1又は2以上のロータブロックを移動させる方法が提供される。本発明のさらなる態様、利点及び特徴は、従属特許請求の範囲、説明及び添付の図面に見出すことができる。
【0007】
本発明の1つの態様によれば、単段及び/又は多段ターボチャージャ組立体のハウジング内で1又は2以上のロータブロックを並進移動させるための取り付け/取り外し装置が提供される。取り付け/取り外し装置は、支持要素を備え、支持要素は、その第1の長手方向側面に配置される第1のガイドレール及びその第2の長手方向側面に配置される第2のガイドレールを有する。加えて、取り付け/取り外し装置は、第1のガイドレール上を移動可能であるように配置された第1のスライドと、第2のガイドレール上を移動可能であるように配置された第2のスライドとを有する移動装置を備える。さらに、移動装置は、支持要素に回転可能に取り付けられるスピンドルを備える。加えて、移動装置は、結合要素を備え、この結合要素は、スピンドル、第1のスライド及び/又は第2のスライドに結合される。結合要素は、スピンドルの回転運動を、第1のスライド及び/又は第2のスライドの並進運動に変換するように構成されている。さらに、取り付け/取り外し装置は、締結装置を備え、この締結装置は、第1のロータブロックに締結するための第1の締結構造と、第2のロータブロックに締結するための第2の締結構造とを有する。第1の締結構造は、第1のスライドに結合され、第2の締結構造は、第2のスライドに結合される。
【0008】
従って、改良された取り付け/取り外し装置が好都合に提供され、これによって保守整備時間、従って休止時間/停止時間を短縮することができる。具体的には、本開示によれば、取り付け/取り外し装置は、2つのロータブロック、例えば高圧段の第1のロータブロック及び低圧段の第2のロータブロックを同時に取り付け/取り外すことを可能にする。さらに、本明細書に記載の取り付け/取り外し装置により、第1のロータブロック又は第2のロータブロックのいずれかを、単段及び/又は多段ターボチャージャ組立体のハウジング内に移動させる又はそこから引き出すことができる。
【0009】
本発明のさらなる態様によれば、取り付け/取り外し装置を用いて、少なくとも2つのロータブロックを多段ターボチャージャ組立体のハウジングに同時に挿入するための方法が提供される。特に、取り付け/取り外し装置は、本明細書に記載された実施形態の1つによる取り付け/取り外し装置である。本方法は、ターボチャージャ組立体のロータブロックごとに少なくとも1つのガイド要素、例えばガイドロッドをその都度、取り付けるステップを含む。少なくとも1つのガイド要素は、ロータブロックが搬入される際にロータブロックをその回転軸に沿って案内するように配置及び構成される。加えて、本方法は、少なくとも2つのロータブロックを剛性締結要素によって結合するステップを含む。さらに、本方法は、取り付け/取り外し装置の第1の締結構造を第1のロータブロックに締結するステップ、及び、取り付け/取り外し装置の第2の締結構造を第2のロータブロックに締結するステップを含む。加えて、本方法は、少なくとも2つのロータブロックを多段ターボチャージャ組立体のハウジング内に移動させるステップを含む。
【0010】
本発明のさらなる態様によれば、取り付け/取り外し装置を用いて、1又は2以上のロータブロックを単段及び/又は多段ターボチャージャ組立体のハウジングから引き出す/そこに挿入する方法が提供される。特に、取り付け/取り外し装置は、本明細書に記載の実施形態のうちの1つによる取り付け/取り外し装置である。本方法は、ターボチャージャ組立体のロータブロックごとに少なくとも1つのガイド要素をその都度、取り付けるステップを含む。ガイド要素は、ロータブロックが搬出される際にロータブロックをその回転軸に沿って案内するように配置及び構成される。加えて、本方法は、取り付け/取り外し装置の支持要素を単段及び/又は多段ターボチャージャ組立体のハウジングに締結するステップを含む。さらに、本方法は、取り付け/取り外し装置の第1の締結構造を第1のロータブロックに締結するステップ含む。代替的に又は追加的に、本方法は、取り付け/取り外し装置の第2の締結構造を第2のロータブロックに締結するステップを含む。さらに、本方法は、第1の締結構造体及び/又は第2の締結構造体を支持要素に対して及び支持要素に沿って移動させることによって、第1のロータブロック及び/又は第2のロータブロックを引き抜くステップを含む。
【0011】
本発明のさらなる態様によれば、1又は2以上のロータブロックを移動させるための方法が提供される。本方法は、1又は2以上のロータブロックを剛性締結要素、特に剛性のあるブラケット状締結要素に締結するステップを含む。本方法は、1又は2以上のロータブロックが締結要素に締結されている間に、1又は2以上のロータブロックを移動させるステップをさらに含む。
【0012】
従って、ターボチャージャ組立体の保守/整備作業に必要な時間を短縮することができ、結果的に休止時間/停止時間を短縮することを可能にする方法が好都合に提供される。
【0013】
本発明は、図に示され、そこからさらなる利点及び修正例を導き出すことができる例示的な実施形態を参照して、以下に説明される。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本明細書に記載される実施形態による取り付け/取り外し装置を有するターボチャージャ組立体の空気入口側の概略正面図である。
図2図1における線A-Aに沿った断面図である。
図3】本明細書に記載される実施形態による取り付け/取り外し装置を有するターボチャージャ組立体の概略側面図である。
図4】本明細書に記載される実施形態による取り付け/取り外し装置を有する多段ターボチャージャ組立体の空気入口側の概略正面図である。
図5】本明細書に記載された実施形態による取り付け/取り外し装置を有する多段ターボチャージャ組立体の概略斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本開示による取り付け/取り外し装置10は、図1及び図2を参照して説明される。取り付け/取り外し装置10は、単段及び/又は多段ターボチャージャ組立体100のハウジング130内の1又は2以上のロータブロックを並進移動させるのに適している。用語「並進移動」は、ロータブロックに含まれるロータの回転軸に沿った移動、特にロータブロックに含まれるロータの回転軸に沿った移動を意味すると理解される。
【0016】
図1は、本明細書に記載の実施形態による取り付け/取り外し装置を有するターボチャージャ組立体の空気入口側の概略正面図であり、図2は、図1の線A-Aに沿った断面図である。
【0017】
本明細書に記載の他の実施形態と組み合わせることができる1つの実施形態によれば、取り付け/取り外し装置10は、支持要素20、移動装置30、及び締結装置40を備える。
【0018】
支持要素20は、支持要素20の第1の長手方向側面21上に配置される第1のガイドレール23を備える。さらに、支持要素20は、支持要素の第2の長手方向側面22上に配置される第2のガイドレール24を備える。典型的に、図2に例示的に示すように、第1の長手方向側面21及び第2の長手方向側面22は、互いに反対側に位置している。
【0019】
移動装置30は、第1のガイドレール23上で移動可能であるように配置されている第1のスライド31を備える。さらに、さらに、移動装置30は、第2のガイドレール24上を移動可能であるように配置されている第2のスライド32を備える。加えて、移動装置30は、支持要素20に回転可能に取り付けられているスピンドル33を備える。図1及び図2に例示的に示すように、スピンドル33は、スピンドルを回転させるために、スピンドルホイール、具体的にはハンドホイール35に結合することができる。もしくは、スピンドルはモータに結合されることも可能である。従って、スピンドルは、手動で又は機械的に回転させることができる。
【0020】
加えて、移動装置30は、スピンドル32、第1のスライド31、及び/又は第2のスライド32に結合される結合要素34を備える。結合要素は、スピンドルの回転運動を第1のスライド31及び/又は第2のスライド32の並進運動に変換するように構成されている。具体的には、結合要素は、スピンドルの外ねじに嵌合する内ねじを備えるボアを有する。典型的には、第1のスライド31及び第2のスライド32は、結合要素34に解放可能に結合される。換言すると、第1のスライド31及び/又は第2のスライド32は、結合要素34から切り離すことができ、結果的に、第1のスライド31又は第2のスライド32は、スピンドルの回転運動によって互いに独立して移動することができる。従って、必要に応じて、第1のロータブロック51又は第2のロータブロック52は、互いに独立して単段及び/又は多段ターボチャージャ組立体のハウジングの中に移動すること、又はハウジングから引き出すことができる。
【0021】
締結装置40は、第1のロータブロック51に締結するための第1の締結構造41と、第2のロータブロック52に締結するための第2の締結構造42とを備える。第1の締結構造41は、第1のスライド31に結合される。第2の締結構造42は、第2のスライド32に結合される。これに関連して、原理的には、3以上の締結構造(図示されていない実施形態)を提供することも可能であることを指摘すべきである。例えば、対応する数のロータブロックのための取り付け/取り外し装置を可能にするために、取り付け/取り外し装置は、第3、第4などの締結構造によって拡張することができる。
【0022】
本明細書に記載された他の実施形態と組み合わせることができる1つの実施形態によれば、支持要素20は、支持要素の締結側において、単段及び/又は多段ターボチャージャ組立体100のハウジング130に締結するための締結要素25を備える。具体的には、締結要素25は、ハウジング130の高圧段110と低圧段120との間に配置されるハウジング領域に支持要素20を締結するように配置及び構成される。
【0023】
これに関連して、支持要素20は、それが単段及び/又は多段ターボチャージャ組立体100のハウジング130に締結される場合に、片持ち支持体の機能を担うように構成されていることに留意されたい。支持要素は、支持フレームと呼ばれることもある。片持ち支持体(文献上、片持ち梁又は片持ちアームとしても知られている)は、一般に、一端で支持され、荷重を支える水平梁である。片持ち梁は、単一の軸受支持部(この場合、ハウジング130への支持要素20の締結部)を有する。片持ち梁は、一般に、せん断、曲げ及びねじり応力を受けることができ、軸受支持部は、6つの自由度(力及びモーメント)の全てを固定する。
【0024】
本明細書に記載された他の実施形態と組み合わせることができる1つの実施形態によれば、支持要素20の第1の締結端26は、単段及び/又は多段ターボチャージャ組立体のハウジング130の低圧段120のハウジング131の圧縮機側フランジ134に結合することができる。支持要素20の第2の締結端27は、単段及び/又は多段ターボチャージャ組立体のハウジング130の高圧段110のハウジング132の圧縮機側フランジ133に結合することができる。これに関連して、多段ハウジング130は、1部品、すなわち一体型、又は多部品設計とすることができることを指摘すべきである。換言すれば、低圧段120のハウジング131及び高圧段110のハウジング132は、一体型設計とすること、又は、別個のハウジング部品及び/又は多部品ハウジングユニットで構成することができる。
【0025】
本明細書に記載された他の実施形態と組み合わせることができる1つの実施形態によれば、図1から図3に例示的に示すように、第1の締結構造41は、第1の締結構造41を第1のロータブロック51に締結するために、半径方向rに、特に第1のロータブロック51の回転軸に対して半径方向に離間し、互いに反対側に位置する2つの第1の締結要素43を備える。
【0026】
明細書に記載された他の実施形態と組み合わせることができる1つの実施形態によれば、第1の締結要素43は、第1の輪郭付きロッド構造45を介して第1の角度調節可能ボルト47及び第1の半径方向締結具61に結合される。図2及び図3に例示的に示すように、第1の角度調節可能ボルト47及び第1の半径方向締結具61は、第1のスライド31に結合される。具体的には、第1の角度調節可能ボルト47及び第1の半径方向締結具61は、スピンドル軸33Aの方向で互いに軸方向に離間する2つの締結点B1、B2において第1のスライド31に結合される。
【0027】
本明細書に記載された他の実施形態と組み合わせることができる1つの実施形態によれば、第2の締結構造42は、図1から図3に例示的に示すように、第2の締結構造42を第2のロータブロック52に締結するために、半径方向rに、特に第2のロータブロック52の回転軸に対して半径方向に離間し、互いに反対側に位置する2つの第2の締結要素44を備える。
【0028】
本明細書に記載された他の実施形態と組み合わせることができる1つの実施形態によれば、第2の締結要素44は、第2の輪郭付きロッド構造46を介して第2の角度調節可能ボルト48及び第2の半径方向締結具62に結合される。図2及び図3に例示的に示すように、第2の角度調節可能ボルト48及び第2の半径方向締結具62は、第2のスライド32に結合される。具体的には、第2の角度調節可能ボルト48及び第2の半径方向締結具62は、スピンドル軸33Aの方向で互いに軸方向に離間する2つの締結点B3、B4において第2のスライド32に結合される。
【0029】
第1の輪郭付きバー構造45及び第2の輪郭付きバー構造46は、力を吸収して支持要素20に伝達する働きをする。
【0030】
本明細書に記載された他の実施形態と組み合わせることができる1つの実施形態によれば、第1の締結要素43の間の間隔D1は、第2の締結要素44の間の間隔D2より大きいか又は等しい(D1≧D2)。間隔D1及びD2は、図3及び図4に示されている。
【0031】
本明細書に記載された他の実施形態と組み合わせることができる1つの実施形態によれば、結合要素34は、解放可能な結合部、具体的には、1又は2以上のねじ式結合部を介して第1のスライド31及び/又は第2のスライド32に結合される。
【0032】
本明細書に記載された他の実施形態と組み合わせることができる1つ実施形態によれば、第1の締結要素43の少なくとも1つは、第1の締結構造41に締結されることになる第1のロータブロック51に対する第1の締結構造41のアライメントを調整するための手段を備える。具体的には、第1の軸方向締結具68は、第1の締結構造41に締結されることになる第1のロータブロック51に対する第1の締結構造41のアライメントを調整するための手段を備える。例えば、これらの手段は、機械的、油圧的又は空気圧的な設計とすることができる。例示的に、図2には、ねじ式ロッド64及びナット65を有する機械的手段が示されている。
【0033】
本明細書に記載された他の実施形態と組み合わせることができる1つの実施形態によれば、第2の締結要素44の少なくとも1つは、第2の締結構造42に締結されることになる第2のロータブロック52に対する第2の締結構造42のアライメントを調整するための手段を備える。具体的には、第2の軸方向締結69は、第2の締結構造42に締結されることになる第2のロータブロック52に対する第2の締結構造42のアライメントを調整するための手段を備える。例えば、これらの手段は、機械的、油圧的又は空気圧的な設計とすることができる。例示的に、図2には、ねじ式ロッド64及びナット65を有する機械的手段が示されている。
【0034】
本出願において、「軸方向締結具」は、軸方向の締結のために使用される締結具を意味すると理解することができる。軸方向xは、図2及び図3に示されている。典型的には、軸方向xは、スピンドル軸33Aに平行である、及び/又は、第1のロータブロック51の回転軸に平行である、及び/又は、第2のロータブロック52の回転軸に平行である。
【0035】
本明細書に記載された他の実施形態と組み合わせることができる1つの実施形態によれば、第1の半径方向締結具61は、支持要素20に対する第1の締結構造41のアライメントを調整するための手段を備える。具体的には、これらの手段は、機械的、油圧的又は空気圧的な設計であり、第1の角度調節可能ボルト47の軸に関する第1の締結構造41の角度位置を調整できるように構成されている。例えば、第1の締結構造41のアライメントを調整するための機械的手段は、ねじ式ロッド66及びナット67を備えることができ、ナット67及びねじ式ロッド66を用いて第1の角度調節可能ボルト47の軸に関する第1の締結構造41の角度位置を調整することができるように構成されている。
【0036】
本明細書に記載された他の実施形態と組み合わせることができる1つの実施形態によれば、第2の半径方向締結具62は、支持要素20に対する第2の締結構造42のアライメントを調整するための手段を備える。具体的には、これらの手段は、機械的、油圧的又は空気圧的な設計であり、第2の傾斜ボルト48の軸に関する第2の締結構造42の角度位置を調整できるように構成されている。例えば、第2の締結構造42のアライメントを調整するための機械的手段は、ねじ式ロッド66及びナット67を備えることができ、ナット67及びねじ式ロッド66を用いて第2の角度調節可能ボルト48の軸に関する第2の締結構造42の角度位置を調整することができるように構成されている。
【0037】
軸方向締結具68、69に設けられ、締結されることになるロータブロック51、52に対する締結構造41、42のアライメントを調整するための手段、及び半径方向締結具61、62に設けられ、支持要素20に対する締結構造41、42のアライメントを調整するための手段に関して、2つの調整可能性を重ね合わせることで、ロータブロック51、52の間隔の半径方向の調整を行うことができることに留意されたい。さらに、図2から例示的に分かるように、半径方向締結具61、62は、スピンドル軸33Aから半径方向に延びることに留意されたい。
【0038】
本明細書に記載された他の実施形態と組み合わせることができる1つの実施形態によれば、取り付け/取り外し装置は、第1のロータブロック51と第2のロータブロック52とを剛性結合するための追加の剛性締結要素70を備える。典型的には、剛性締結要素70は、図4に例示的に示すように、弓形設計である。さらに、剛性締結要素70は、クレーンに締結するための保持具71、例えばフックレセプタクルを有することができる。保持具71は、図3及び図4に示されている。
【0039】
以下では、本発明による、特に単段及び/又は多段ターボチャージャ組立体(すなわち1又は2以上の低圧段及び1又は2以上の高圧段のためのターボチャージャ組立体)のハウジングを備えた、ターボチャージャ組立体の1又は2以上のロータブロックの取り付け/取り外しのための方法を説明する。
【0040】
以下に記載される方法は、本明細書に記載される取り付け/取り外し装置の実施形態と組み合わせて実施することができる。しかしながら、これに関連して、以下に記載される方法は、必ずしも本明細書に記載される取り付け/取り外し装置の特定の実施形態と共に実施される必要はなく、それとは独立して実施することが可能であることが指摘される。
【0041】
本発明の1つの態様によれば、取り付け/取り外し装置を用いて多段ターボチャージャ組立体100のハウジング130に少なくとも2つのロータブロックを同時に挿入するための方法が提供される。具体的には、取り付け/取り外し装置は、本明細書に記載される実施形態の1つによる取り付け/取り外し装置10である。本方法は、ターボチャージャ組立体のロータブロックごとに少なくとも1つのガイド要素80をその都度、取り付けるステップを含む。少なくとも1つのガイド要素80は、ロータブロックが移動される際に、ロータブロックの回転軸に沿ってロータブロックを案内するように配置及び構成される。さらに、少なくとも1つのガイド要素80は、図1及び図4に例示するように、特に、取り付け/取り外し装置が垂直に対して所定の角度で取り付けられる場合に、関連するロータブロックの横荷重を支えることができるように構成されている。
【0042】
図5は、4つのガイド要素、具体的には4つのガイドロッド、すなわちロータブロックごとに2つのガイドロッドを例示的に示す。加えて、本方法は、図4に例示的に示すように、少なくとも2つのロータブロックを剛性締結要素70によって結合するステップを含む。さらに、本方法は、取り付け/取り外し装置10の第1の締結構造41を第1のロータブロック51に締結し、取り付け/取り外し装置10の第2の締結構造42を第2のロータブロック52に締結するステップを含む。加えて、本方法は、少なくとも2つのロータブロックを単段及び/又は多段ターボチャージャ組立体100のハウジング130の中に移動させるステップを含む。
【0043】
本発明のさらなる態様では、取り付け/取り外し装置によって、1又は2以上のロータブロックを単段及び/又は多段ターボチャージャ組立体100のハウジング130から取り外す又はその中に取り付ける方法が提供される。具体的には、取り付け/取り外し装置は、本明細書に記載される実施形態の1つによる取り付け/取り外し装置10である。本方法は、ターボチャージャ組立体のロータブロックごとに少なくとも1つのガイド要素80をその都度、取り付けるステップを含む。ガイド要素は、ロータブロックが搬出/搬入される際に、ロータブロックの回転軸に沿ってガイドするように配置及び構成される。加えて、本方法は、取り付け/取り外し装置の支持要素120を単段及び/又は多段ターボチャージャ組立体のハウジング130に固定するステップを含む。さらに、本方法は、取り付け/取り外し装置の第1の締結構造41を第1のロータブロック51に締結するステップを含む。代替的に又は追加的に、本方法は、取り付け/取り外し装置の第2の締結構造42を第2のロータブロック52に締結するステップを含む。さらに、本方法は、第1の締結構造41及び/又は第2の締結構造42を支持要素20に対して及び支持要素20に沿って移動させることによって、第1のロータブロック51及び/又は第2のロータブロック52を引き出す/挿入するステップを含む。
【0044】
本発明のさらなる態様によれば、1又は2以上のロータブロックを移動させる方法が提供される。本方法は、図4に例示的に示すように、1又は2以上のロータブロックを剛性締結要素70、具体的には剛性のあるブラケット状締結要素に締結するステップを含む。さらに、本方法は、1又は2以上のロータブロックが締結要素に締結されている間に、取り付け/取り外し装置、特に本明細書に記載の実施形態による取り付け/取り外し装置を含めて、1又は2以上のロータブロックを移動させるステップを含む。典型的には、取り付け/取り外し装置は、1又は2以上のロータブロックを移動させる場合に、1又は2以上のロータブロックに締結されている。例えば、1又は2以上のロータブロックを移動させることは、クレーンによる移動を含むことができ、このクレーンは、例えば、剛性締結要素の保持具71に締結することができる。
【符号の説明】
【0045】
10 取り付け/取り外し装置
20 支持要素
21 支持要素の第1の側面
22 支持要素の第2の側面
23 第1のガイドレール
24 第2のガイドレール
25 支持要素の締結要素
26 支持要素の第1の締結端
27 支持要素の第2の締結端
30 移動装置
31 第1のスライド
32 第2のスライド
33 スピンドル
33A スピンドル軸
34 結合要素
35 ハンドホイール
40 締結装置
41 第1の締結構造
42 第2の締結構造
43 第1の締結要素
44 第2の締結要素
45 第1の輪郭付きロッド構造
46 第2の輪郭付きロッド構造
47 第1の角度調節可能ボルト
48 第2の角度調節可能ボルト
51 第1のロータブロック
52 第2のロータブロック
61 第1の半径方向締結具
62 第2の半径方向締結具
64、66 ねじ式ロッド
65、67 ナット
68 第1の軸方向締結具
69 第2の軸方向締結具
70 剛性締結要素
71 クレーンに締結するための保持具
80 ガイド要素
100 ターボチャージャ組立体
110 高圧段
120 低圧段
130 単段及び/又は多段ターボチャージャ組立体のハウジング
131 低圧段のハウジング
132 高圧段のハウジング
133 高圧段のハウジングの圧縮機側フランジ
134 低圧段のハウジングの圧縮機側フランジ
x 軸方向
r 半径方向
B1、B2、B3、B4 締結点
図1
図2
図3
図4
図5
【国際調査報告】