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特表2022-552007患者モニタリングのための表示レイアウトおよび対話型オブジェクト
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-12-14
(54)【発明の名称】患者モニタリングのための表示レイアウトおよび対話型オブジェクト
(51)【国際特許分類】
   G16H 40/63 20180101AFI20221207BHJP
【FI】
G16H40/63
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022523008
(86)(22)【出願日】2020-10-16
(85)【翻訳文提出日】2022-06-09
(86)【国際出願番号】 US2020056158
(87)【国際公開番号】W WO2021077019
(87)【国際公開日】2021-04-22
(31)【優先権主張番号】62/923,248
(32)【優先日】2019-10-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】63/017,151
(32)【優先日】2020-04-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】500000212
【氏名又は名称】マシモ・コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】マッシ・ジョー・イー・キアーニ
(72)【発明者】
【氏名】ビラル・ムーシン
(72)【発明者】
【氏名】アマール・アル-アリ
(72)【発明者】
【氏名】ニコラス・エヴァン・バーカー
(72)【発明者】
【氏名】チャド・エー・デジョング
(72)【発明者】
【氏名】オマール・アハメド
(72)【発明者】
【氏名】キース・ウォード・インドルフ
(72)【発明者】
【氏名】スティーヴ・クーン
【テーマコード(参考)】
5L099
【Fターム(参考)】
5L099AA04
(57)【要約】
ヘルスケア専門家対面インターフェースを備えた生理学的患者モニタリングシステムが開示される。ヘルスケア専門家インターフェースは、デフォルトで、最も重要な非機密患者情報のみを表示することができる。システム内の特徴全般にアクセスするために、臨床医は装置をロック解除することができる。ロック解除された後、臨床医は、患者の治療履歴の全てにアクセスすることができ、全てのデータは統合され、直感的に提示されることが可能である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
病院内の部屋の外部の扉に近接して固定されるように構成されたシステムであって、
前記部屋の外部の前記扉に近接して位置付けられたレセプタクルと、
前記レセプタクルに取り外し可能に取り付けられるように構成されたポータブル電子装置と
を備え、
前記ポータブル電子装置が、ディスプレイおよび1つまたは複数のハードウェアプロセッサを備え、前記1つまたは複数のハードウェアプロセッサが、
ヘルスケアデータネットワークから患者データを受信することであって、前記患者データが前記部屋内の患者に対応する、受信することと、
少なくとも一部には前記患者データに基づいて、安全情報を選択することと、
前記ディスプレイ上に提示するための第1のユーザインターフェースを生成することであって、前記第1のユーザインターフェースが、前記部屋内の前記患者に対応する、前記選択された安全情報を含む非特定化情報を表示するように構成される、生成することと、
ケア提供者の前記ディスプレイへのアクセスが認証されたことを示す認証データを受信することと、
前記受信した認証データに基づいて、前記ディスプレイ上に提示するための第2のユーザインターフェースを生成することであって、前記第2のユーザインターフェースが前記患者データを表示するように構成される、生成することと
を行うように構成される、システム。
【請求項2】
前記レセプタクルが、認証を受信すると前記ポータブル電子装置をロック解除するように構成された機械式ロック機構を備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記ロック機構が、ハードウェアラッチ、磁気ラッチ、電磁ラッチ、または電子制御式ハードウェアラッチのうちの少なくとも1つを含む、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記ポータブル電子装置が、ナースステーションに位置するか、またはヘルスケア提供者によって携帯される、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記安全情報が、患者のアレルギー、推奨される安全予防策、患者の食餌療法、処置アラート、または患者の転倒リスク警告のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記安全情報を選択するために、前記1つまたは複数のハードウェアプロセッサが、
前記患者データをパースすることと、
前記患者データ内の、リストされた患者の健康リスクを識別することと、
少なくとも一部には前記患者データに基づいて、前記安全情報を生成することと
を行うように構成される、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記1つまたは複数のハードウェアプロセッサが、
前記ディスプレイ上に提示するための第3のユーザインターフェースを生成することであって、前記第3のユーザインターフェースが、少なくとも1つの他のユーザインターフェースに関係するオプションを表示するように構成される、生成することと、
前記第3のユーザインターフェースを介して、前記少なくとも1つの他のユーザインターフェース上に表示するための表示オプションを選択するユーザ入力を受信することと
を行うようにさらに構成される、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記1つまたは複数のハードウェアプロセッサが、
前記患者のデータを前記ヘルスケアデータネットワークからリアルタイムで更新することと、
前記ヘルスケアデータネットワークからの前記患者データを処理して、グラフィカルデータ表示を生成することと、
前記グラフィカルデータ表示を第4のグラフィカルユーザインターフェースを介して表示することと、
少なくとも一部にはリアルタイムで更新された前記患者のデータに基づいて、前記グラフィカルデータ表示を更新することと
を行うようにさらに構成される、請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記グラフィカルデータ表示が、特性要因図、タイムライン、またはECG波形のうちの少なくとも1つを含む、請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記認証データが、パスコード、個人識別番号(「PIN」)、無線周波識別(「RFID」)チップスキャナ、生体情報、またはハードウェアプロビジョニングのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項11】
前記1つまたは複数のハードウェアプロセッサが、患者のx線を表示することを行うようにさらに構成される、請求項1に記載のシステム。
【請求項12】
前記ポータブル電子装置が、前記部屋内の複数の患者についての患者データを受信し表示するようにプログラム可能である、請求項1に記載のシステム。
【請求項13】
ヘルスケア提供者ユーザインターフェースシステムであって、
1つまたは複数のハードウェアプロセッサに、
ヘルスケアデータネットワークから患者のデータを受信することと、
少なくとも一部には前記患者のデータに基づいて、安全情報を選択することと、
前記安全情報をポータブル電子装置上に1つまたは複数のグラフィカルユーザインターフェースを介して表示することと
を行わせるための実行可能命令によってプログラムされた、前記1つまたは複数のハードウェアプロセッサ
を備える、システム。
【請求項14】
前記ポータブル電子装置が、病室の外部に、前記病室の入口に隣接して位置し、前記病室が前記患者に割り当てられたものである、請求項13に記載のシステム。
【請求項15】
前記ポータブル電子装置が、ナースステーションに位置するか、またはヘルスケア提供者によって携帯される、請求項13に記載のシステム。
【請求項16】
前記安全情報が、患者のアレルギー、推奨される安全予防策、患者の食餌療法、処置アラート、または患者の転倒リスク警告のうちの少なくとも1つを含む、請求項13に記載のシステム。
【請求項17】
前記安全情報を選択するために、前記1つまたは複数のハードウェアプロセッサが、前記1つまたは複数のグラフィカルユーザインターフェースを介して、前記安全情報を定めるユーザ入力を受信することを行うようにさらに構成される、請求項13に記載のシステム。
【請求項18】
前記安全情報を選択するために、前記1つまたは複数のハードウェアプロセッサが、
前記患者データをパースすることと、
前記患者データ内の、リストされた患者の健康リスクを識別することと、
少なくとも一部には前記患者データに基づいて、前記安全情報を生成することと
を行うようにさらに構成される、請求項13に記載のシステム。
【請求項19】
前記1つまたは複数のハードウェアプロセッサが、
前記患者のデータを前記1つまたは複数のグラフィカルユーザインターフェースを介して表示することと、
前記患者のデータを前記ヘルスケアデータネットワークからリアルタイムで更新することと、
前記ヘルスケアデータネットワークからの前記患者のデータを処理して、グラフィカルデータ表示を生成することと、
前記グラフィカルデータ表示を前記1つまたは複数のグラフィカルユーザインターフェースを介して表示することと、
少なくとも一部にはリアルタイムで更新された前記患者のデータに基づいて、前記グラフィカルデータ表示を更新することと
を行うようにさらに構成される、請求項13に記載のシステム。
【請求項20】
前記グラフィカルデータ表示が、特性要因図、タイムライン、またはECG波形のうちの少なくとも1つを含む、請求項19に記載のシステム。
【請求項21】
前記患者のデータが少なくとも1つのセキュリティ対策によって保護される、請求項13に記載のシステム。
【請求項22】
前記1つまたは複数のハードウェアプロセッサが、前記安全情報をリストするデフォルトのグラフィカルユーザインターフェースを前記少なくとも1つのセキュリティ対策が無効にされるまで表示するようにさらに構成される、請求項21に記載のシステム。
【請求項23】
前記少なくとも1つのセキュリティ対策が、パスコード、個人識別番号(「PIN」)、無線周波識別(「RFID」)チップスキャナ、またはハードウェアプロビジョニングのうちの少なくとも1つを含む、請求項21に記載のシステム。
【請求項24】
前記1つまたは複数のハードウェアプロセッサが、患者のx線を表示することを行うようにさらに構成される、請求項13に記載のシステム。
【請求項25】
前記1つまたは複数のハードウェアプロセッサが、複数の患者についての患者データを受信し表示することを行うようにさらに構成される、請求項13に記載のシステム。
【請求項26】
ヘルスケア提供者ユーザインターフェースシステムであって、
1つまたは複数のハードウェアプロセッサに、
ヘルスケアデータネットワークから患者のデータを受信することと、
少なくとも一部には前記患者のデータに基づいて、安全情報を選択することと、
前記安全情報をポータブル電子装置上に第1のグラフィカルユーザインターフェースを介して表示することと、
ケア提供者のディスプレイへのアクセスが認証されたことを示す認証データを受信することと、
前記患者のデータをポータブル電子装置上に第2のグラフィカルユーザインターフェースを介して表示することと
を行わせるための実行可能命令によってプログラムされた、前記1つまたは複数のハードウェアプロセッサ
を備える、システム。
【請求項27】
病院内の部屋の外部の扉に近接して固定されるように構成されたシステムであって、
前記部屋の外部の前記扉に近接して位置付けられたレセプタクルに取り外し可能に取り付けられるように構成されたポータブル電子装置
を備え、前記ポータブル電子装置が、ディスプレイおよび1つまたは複数のハードウェアプロセッサを備え、前記1つまたは複数のハードウェアプロセッサが、
ヘルスケアデータネットワークから患者データを受信することであって、前記患者データが前記部屋内の患者に対応する、受信することと、
前記ディスプレイ上に提示するための第1のユーザインターフェースを生成することであって、前記第1のユーザインターフェースが、前記部屋内の前記患者に対応する非特定化情報を表示するように構成される、生成することと、
ケア提供者の前記ディスプレイへのアクセスが認証されたことを示す認証データを受信することと、
前記受信した認証データに基づいて、前記ディスプレイ上に提示するための第2のユーザインターフェースを生成することであって、前記第2のユーザインターフェースが前記患者データを表示するように構成される、生成することと
を行うように構成される、システム。
【請求項28】
前記1つまたは複数のハードウェアプロセッサが、
前記ディスプレイ上に提示するための第3のユーザインターフェースを生成することであって、前記第3のユーザインターフェースが、安全情報選択画面を表示するように構成される、生成することと、
前記第3のユーザインターフェースを介して、安全情報を選択するユーザ入力を受信することと、
前記選択された安全情報を前記第1のユーザインターフェースを介して表示することと
を行うようにさらに構成される、請求項27に記載のシステム。
【請求項29】
患者の生理学的データをモニタリングするための方法であって、
ポータブル電子装置をレセプタクル上に取り外し可能に取り付けるステップであって、前記レセプタクルが、病室の外部の扉に近接して位置付けられ、前記ポータブル電子装置がディスプレイを備える、ステップと、
前記ポータブル電子装置をヘルスケアデータネットワークに接続するステップと、
前記ポータブル電子装置を、
前記ヘルスケアデータネットワークから患者データを受信することであって、前記患者データが部屋内の患者に対応する、受信すること、
少なくとも一部には前記患者データに基づいて、安全情報を選択すること、
前記ディスプレイ上に提示するための第1のユーザインターフェースを生成することであって、前記第1のユーザインターフェースが、前記部屋内の前記患者に対応する、前記選択された安全情報を含む非特定化情報を表示するように構成される、生成すること、
ケア提供者の前記ディスプレイへのアクセスが認証されたことを示す認証データを受信すること、および
前記受信した認証データに基づいて、前記ディスプレイ上に提示するための第2のユーザインターフェースを生成することであって、前記第2のユーザインターフェースが前記患者データを表示するように構成される、生成すること
を行うように構成するステップと
を含む、方法。
【請求項30】
部屋の扉に近接して位置付けられたドックと、
前記ドックに固定されるように構成されたポータブル電子装置と
を備え、
前記ポータブル電子装置が、ディスプレイおよび1つまたは複数のハードウェアプロセッサを備え、前記1つまたは複数のハードウェアプロセッサが、
前記ディスプレイ上に提示するための第1のユーザインターフェースを生成することであって、前記第1のユーザインターフェースが、前記部屋内の患者に対応する非特定化情報を表示するように構成される、生成することと、
ケア提供者の前記ディスプレイへのアクセスが認証されたことを示す認証データを受信することと、
前記受信した認証データに基づいて、前記ディスプレイ上に提示するための第2のユーザインターフェースを生成することであって、前記第2のユーザインターフェースが、前記患者に対応する追加の患者データを表示するように構成される、生成することと
を行うように構成される、システム。
【請求項31】
前記ドックが、認証の前記受信に応答して前記ポータブル電子装置を前記レセプタクルからロック解除するように構成された物理的なロック機構を備える、請求項30に記載のシステム。
【請求項32】
前記ロック機構が、ハードウェアラッチ、磁気ラッチ、電磁ラッチ、または電子制御式ハードウェアラッチのうちの少なくとも1つを含む、請求項31に記載のシステム。
【請求項33】
前記ドックが天井に配置される、請求項30に記載のシステム。
【請求項34】
前記ドックが前記部屋の内部に配置される、請求項30に記載のシステム。
【請求項35】
前記ドックが前記部屋の外部に配置される、請求項30に記載のシステム。
【請求項36】
前記ドックが前記ポータブル電子装置から分離可能である、請求項30に記載のシステム。
【請求項37】
前記ドックと前記ポータブル電子装置が、一体化され、取り外し可能に分離することができない、請求項30に記載のシステム。
【請求項38】
病院の部屋に近接して位置付けられたディスプレイ上に提示するための第1のユーザインターフェースを生成するステップであって、前記第1のユーザインターフェースが、前記部屋内の患者に対応する非特定化情報を表示するように構成される、ステップと、
ケア提供者の前記ディスプレイへのアクセスが認証されたことを示す認証データを受信するステップと、
前記受信した認証データに基づいて、前記ディスプレイ上に提示するための第2のユーザインターフェースを生成するステップであって、前記第2のユーザインターフェースが、前記患者に対応する追加の患者データを表示するように構成される、ステップと
を含む、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
優先権出願の相互参照
本出願とともに提出された出願データシートにおいて外国または国内の優先権主張が特定されるありとあらゆる出願がここに、米国特許法施行規則(37 CFR)1.57の下で参照により組み込まれている。本出願は、2019年10月18日に出願した、「DISPLAY LAYOUT AND INTERACTIVE OBJECTS FOR PATIENT MONITORING」という名称の米国仮特許出願第62/923,248号、および2020年4月29日に出願した、「DISPLAY LAYOUT AND INTERACTIVE OBJECTS FOR PATIENT MONITORING」という名称の米国仮特許出願第63/017,151号の優先権の利益を主張するものである。前述のものはいずれもここに、その全体が本明細書に、参照により組み込まれている。
【0002】
本開示は、生理学的患者モニタリングシステムのための表示レイアウトおよび対話型オブジェクトに関する。
【背景技術】
【0003】
病院環境では、しばしば些細な見落としが致命的なミスに転じることがある。これらの見落としの多くは、ヘルスケア専門家に常に大量の情報が殺到することによるものである。各患者の進捗および処置に完全に精通していることは、不可能ではないにしても困難であり、カルテはしばしば、患者のケアにとってどの情報が最も重要であるかを示すことなく情報を区別せずにリストする。したがって、患者情報をヘルスケア専門家に伝達する、より直感的かつ合理的なモードが必要とされている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示を要約する目的で、いくつかの態様、利点、および新規な特徴について、本明細書において論じる。必ずしもかかる全ての態様、利点、または特徴が、本発明の任意の特定の実施形態において具現化されるとは限らないことを理解されたい。当業者なら、本明細書における開示から、そのような態様、利点、または特徴の無数の組合せを認識するであろう。
【0005】
本開示では、ヘルスケア専門家対面インターフェースを備えた生理学的患者モニタリングシステムについて説明する。ヘルスケア専門家インターフェースは、重要な患者情報を病院スタッフに、迅速かつ簡潔に、しかし明確に通信することができる。患者情報のデリケートな性質のため、ヘルスケア専門家インターフェースは、デフォルトで、最も重要な非機密患者情報のみを表示することができる。システム内の特徴全般にアクセスするために、いくつかの構成では、病院スタッフが個人識別番号(「PIN」)の入力、パスワードの入力、無線周波識別(「RFID」)チップのスキャン、または自動セキュアアクセスの他の何らかの方法を介して装置をロック解除するように要求されることが可能である。ロック解除された後、病院スタッフは、患者の治療履歴の全てにアクセスすることができ、多くのまたは全てのデータは、ケアチームメンバが部屋に入って患者と話をする前に患者の進捗についての情報を迅速に得ることができるように、統合され、直感的に提示されることが可能である。
【0006】
図面全体を通して、参照される要素間の対応を示すために、参照番号が再度使用されている場合がある。図面は、本明細書において説明する例示的な実施形態を示すために提供されており、本開示の範囲を限定するように意図されていない。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】病室の外部に取り付けられた、生理学的患者モニタリングシステムのヘルスケア専門家インターフェースを備えたポータブル装置を描いた図である。
図2A】いくつかの実施形態による、重要な非機密患者情報を示すデフォルト画面の例示的なインターフェースの図である。
図2B】いくつかの実施形態による、重要な非機密患者情報を示すデフォルト画面の例示的なインターフェースの図である。
図2C】いくつかの実施形態による、重要な非機密患者情報を示すデフォルト画面の例示的なインターフェースの図である。
図2D】いくつかの実施形態による、重要な非機密患者情報を示すデフォルト画面の例示的なインターフェースの図である。
図2E】いくつかの実施形態による、重要な非機密患者情報を示すデフォルト画面の例示的なインターフェースの図である。
図2F】いくつかの実施形態による、重要な非機密患者情報を示すデフォルト画面の例示的なインターフェースの図である。
図2G】いくつかの実施形態による、重要な非機密患者情報を示すデフォルト画面の例示的なインターフェースの図である。
図2H】いくつかの実施形態による、重要な非機密患者情報を示すデフォルト画面の例示的なインターフェースの図である。
図2I】いくつかの実施形態による、重要な非機密患者情報を示すデフォルト画面の例示的なインターフェースの図である。
図2J】いくつかの実施形態による、重要な非機密患者情報を示すデフォルト画面の例示的なインターフェースの図である。
図2K】いくつかの実施形態による、重要な非機密患者情報を示すデフォルト画面の例示的なインターフェースの図である。
図2L】いくつかの実施形態による、重要な非機密患者情報を示すデフォルト画面の例示的なインターフェースの図である。
図2M】いくつかの実施形態による、重要な非機密患者情報を示すデフォルト画面の例示的なインターフェースの図である。
図2N】いくつかの実施形態による、ヘルスケア提供者がここからデジタル患者ファイルにアクセスすることのできるパスコード入力画面の例示的なインターフェースの図である。
図3A】いくつかの実施形態による、患者の生理学的測定値を示す例示的なインターフェースの図である。
図3B】いくつかの実施形態による、患者の生理学的測定値を示す例示的なインターフェースの図である。
図3C】いくつかの実施形態による、患者の生理学的測定値を示す例示的なインターフェースの図である。
図3D】いくつかの実施形態による、患者の生理学的測定値を示す例示的なインターフェースの図である。
図3E】いくつかの実施形態による、患者の生理学的測定値を示す例示的なインターフェースの図である。
図3F】いくつかの実施形態による、患者の生理学的測定値を示す例示的なインターフェースの図である。
図4A】いくつかの実施形態による、患者の進捗および医療処置を経時的に追跡するための例示的なインターフェースの図である。
図4B】いくつかの実施形態による、患者の進捗および医療処置を経時的に追跡するための例示的なインターフェースの図である。
図4C】いくつかの実施形態による、患者の進捗および医療処置を経時的に追跡するための例示的なインターフェースの図である。
図5A】いくつかの実施形態による、患者のバイタルに対するリアルタイム更新を示す例示的なインターフェースの図である。
図5B】いくつかの実施形態による、患者のバイタルに対するリアルタイム更新を示す例示的なインターフェースの図である。
図6A】いくつかの実施形態による、患者の検査結果を表示する例示的なインターフェースの図である。
図6B】いくつかの実施形態による、患者の検査結果を表示する例示的なインターフェースの図である。
図6C】いくつかの実施形態による、患者の検査結果を表示する例示的なインターフェースの図である。
図6D】いくつかの実施形態による、患者の検査結果を表示する例示的なインターフェースの図である。
図6E】いくつかの実施形態による、患者の検査結果を表示する例示的なインターフェースの図である。
図6F】いくつかの実施形態による、患者の検査結果を表示する例示的なインターフェースの図である。
図7A】いくつかの実施形態による、患者の薬剤詳細および1日のスケジュールを示す例示的なインターフェースの図である。
図7B】いくつかの実施形態による、患者の薬剤詳細および1日のスケジュールを示す例示的なインターフェースの図である。
図7C】いくつかの実施形態による、患者の薬剤詳細および1日のスケジュールを示す例示的なインターフェースの図である。
図7D】いくつかの実施形態による、患者の薬剤詳細および1日のスケジュールを示す例示的なインターフェースの図である。
図8】さまざまな専門家に対する患者の質問を示す例示的なインターフェースの図である。
図9A】いくつかの実施形態による、病院スタッフが表示の好みを更新することのできる、生理学的患者モニタリングシステムの設定ページの例示的なインターフェースの図である。
図9B】いくつかの実施形態による、病院スタッフが表示の好みを更新することのできる、生理学的患者モニタリングシステムの設定ページの例示的なインターフェースの図である。
図9C】いくつかの実施形態による、病院スタッフが表示の好みを更新することのできる、生理学的患者モニタリングシステムの設定ページの例示的なインターフェースの図である。
図9D】いくつかの実施形態による、病院スタッフが表示の好みを更新することのできる、生理学的患者モニタリングシステムの設定ページの例示的なインターフェースの図である。
図9E】いくつかの実施形態による、病院スタッフが表示の好みを更新することのできる、生理学的患者モニタリングシステムの設定ページの例示的なインターフェースの図である。
図9F】いくつかの実施形態による、病院スタッフが表示の好みを更新することのできる、生理学的患者モニタリングシステムの設定ページの例示的なインターフェースの図である。
図9G】いくつかの実施形態による、病院スタッフが表示の好みを更新することのできる、生理学的患者モニタリングシステムの設定ページの例示的なインターフェースの図である。
図9H】いくつかの実施形態による、病院スタッフが表示の好みを更新することのできる、生理学的患者モニタリングシステムの設定ページの例示的なインターフェースの図である。
図9I】いくつかの実施形態による、病院スタッフが表示の好みを更新することのできる、生理学的患者モニタリングシステムの設定ページの例示的なインターフェースの図である。
図9J】いくつかの実施形態による、病院スタッフが表示の好みを更新することのできる、生理学的患者モニタリングシステムの設定ページの例示的なインターフェースの図である。
図9K】いくつかの実施形態による、病院スタッフが表示の好みを更新することのできる、生理学的患者モニタリングシステムの設定ページの例示的なインターフェースの図である。
図9L】いくつかの実施形態による、病院スタッフが表示の好みを更新することのできる、生理学的患者モニタリングシステムの設定ページの例示的なインターフェースの図である。
図9M】いくつかの実施形態による、病院スタッフが表示の好みを更新することのできる、生理学的患者モニタリングシステムの設定ページの例示的なインターフェースの図である。
図9N】いくつかの実施形態による、病院スタッフが表示の好みを更新することのできる、生理学的患者モニタリングシステムの設定ページの例示的なインターフェースの図である。
図9O】いくつかの実施形態による、病院スタッフが表示の好みを更新することのできる、生理学的患者モニタリングシステムの設定ページの例示的なインターフェースの図である。
図10A】生理学的患者モニタリングシステムにおいて使用される記号および警告の可能なバリエーションを描いた図である。
図10B】生理学的患者モニタリングシステムにおいて使用される記号および警告の可能なバリエーションを描いた図である。
図10C】生理学的患者モニタリングシステムにおいて使用される記号および警告の可能なバリエーションを描いた図である。
図11A】いくつかの実施形態による、生理学的モニタリングシステムを初回使用の際にセットアップするための臨床医ログインページの例示的なインターフェースの図である。
図11B】いくつかの実施形態による、生理学的モニタリングシステムを初回使用の際にセットアップするための臨床医ログインページの例示的なインターフェースの図である。
図11C】いくつかの実施形態による、生理学的モニタリングシステムを初回使用の際にセットアップするための臨床医ログインページの例示的なインターフェースの図である。
図11D】いくつかの実施形態による、生理学的モニタリングシステムを初回使用の際にセットアップするための臨床医ログインページの例示的なインターフェースの図である。
図11E】いくつかの実施形態による、生理学的モニタリングシステムを初回使用の際にセットアップするための臨床医ログインページの例示的なインターフェースの図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
現在の病院システムは、些細な見落としが致命的なミスに転じる機会に満ちている。そのような機会は、多忙なヘルスケア専門家が迅速かつ容易に理解することのできる容易にアクセス可能な方法で、情報が提示されないために生じる。重要な患者データはしばしば、数百ものページの事務書類の下に埋もれ、医師はしばしば、患者と雑談しながら患者のカルテに急いでざっと目を通す。現在開示している、生理学的患者モニタリングシステムのヘルスケア専門家インターフェースは、情報にアクセスしにくいという問題に、最もキーとなる患者情報を統合してその情報を直感的に提示することにより対処する。本システムは、重要な患者情報をヘルスケア専門家に明確に提示することによって、患者に自身の生命を失わせるおそれのある誤りを低減することが可能である。
【0009】
図1は、病室の外部の壁面に取り付けられたかまたはその他の方法で配置された、生理学的患者モニタリングシステムのヘルスケア専門家インターフェースを備えたポータブル装置100を描いている。インターフェースは、病室を占有する1人または複数の患者についての医療情報を表示することができる。いくつかの構成では、ポータブル装置100は、壁面には取り付けられないが、病室にごく近接していてよい。例えば、ポータブル装置は、病室の扉に隣接する装置保持スタンド上に配置することができる。ポータブル装置は、それが固定された表面から容易に取り外せる様式で固定することができる。例えば、ポータブル装置100は、壁面に取り付けられたビン(bin)内に配置することもでき、面ファスナによって定位置に保持することもでき、留め金で留めることもでき、あるいはポータブル装置を決まった位置に固定するとともに比較的容易に取り外すこともできる他の何らかの方法とすることもできる。他の構成では、ポータブル装置100は、認可されたヘルスケア管理者にしか装置100が取り外せないように固定することができる。例えば、装置100は、ロックされたビン内に収納することもでき、あるいは装置スタンド上にロックすることもでき、その場合、ロック機構は機械式または電子式に制御され得る。機械式ロックを用いる構成では、承認されたヘルスケア提供者のみがキーを入手することを許可され得る。電子式ロックを用いる構成では、ロックは、承認された提供者が装置100に接近したときに(例えばRFIDタグ、Wi-Fi三角測量、または知られている他の位置特定技法の使用を通じて)自動でロック解除されてもよく、パスワード、PIN、生体識別(biometric identification)対策などを介して手動でロック解除されてもよい。さらに他の構成では、ポータブル装置は、ナースステーションに位置してもよく、ヘルスケア提供者によって携帯されてもよい。ポータブル装置を配置すると、医師および他の病院スタッフが、患者の部屋に入る前にその患者についての重要な情報をレビューすることが可能になり得る。現在の主たるシステムは、そのような情報を物理的にプリントアウトしたものに頼っており、キーとなる情報は、数百ものページの書類事務の最中に失われることがある。最も重要な情報が、患者の部屋の外部に通
知されると、重要な情報を医療スタッフが見逃す可能性が低くなり得る。
【0010】
患者のプライバシを保護するために、装置100は、ある特定の状況下で画面を減光するかまたは完全に暗くするように構成することができる。いくつかの構成では、ポータブル装置は、装置が使用中でないときにその画面を完全に暗くされてよい。画面表示は、画面に触れるかまたは装置100上のボタンによって作動させることができる。他の構成では、ポータブル装置の画面表示は、ヘルスケア提供者が患者の部屋に接近したときに自動でオンになることができる。これは、RFIDタグ、Wi-Fi三角測量、または知られている他の位置特定技法によって行うことができる。いくつかの構成では、装置画面は、医師が装置を放置した場合に通行人がプライベートな患者データを見ることができないように、使用または動きが検出されない所定の時間期間の後で減光することができる。他の構成では、装置は、使用または動きが検出されない所定の時間期間の後で自動でロックすることができる。さらに他の構成では、装置100は、その割り当てられた取り付け位置に戻されると自動でロックすることができる。さらに他の構成では、装置100は、ヘルスケア提供者によってその使用後に手動でロックすることができる。いくつかの構成では、装置100は、病院スタッフに装置100がその割り当てられたエリアに元通りに戻されていなかったとのアラートを出すためのアラームシステムを含むことができる。アラームシステムは、その割り当てられたエリアから離れたところにあって使用が検出されない所定の時間期間の後でトリガされ得る。アラームシステムは、装置100からの可聴雑音を生成することもでき、あるいは病院スタッフメンバに関連付けられた他の電子装置をピングすることもできる。
【0011】
生理学的患者モニタリングシステムを、患者モニタリング機器および病院データネットワークに接続することができる。したがって、ヘルスケア専門家インターフェースは、ライブ測定値、安全予防策、および検査結果により更新され得る。ヘルスケア専門家インターフェースは、病院内に統合された他のシステムにも接続することができる。例えば、病室には、さまざまなタイプの健康パラメータ、緊急通知、および安全予防対策を表示するように構成された、天井取り付けディスプレイが装備されていてよい。ヘルスケア専門家インターフェースは天井取り付けディスプレイと、ディスプレイがインターフェースからのある特定のデータを示すように、通信していてもよい。いくつかの構成では、ディスプレイは、ヘルスケア専門家インターフェースのデフォルト画面200を示すことができる(図2A図2C)。他の構成では、ディスプレイは、ヘルスケア専門家インターフェースからの任意の画面を示すことができる。さらに他の構成では、ディスプレイは、ヘルスケア専門家インターフェースからデータのみを受信し、次いで、さまざまなタイプの健康パラメータまたは健康パラメータ値にさまざまな配色を適用することによって、異なる図を生成することができる。例えば、所定の範囲外の健康パラメータ値を示すために赤色を使用することができ、一方、所定の範囲内の健康パラメータ値を示すために緑色を使用することができる。別の例では、さまざまな生理学的パラメータにさまざまな色を割り当てることができる。例えば、血圧読取り値は緑色とすることができ、一方、温度読取り値は赤色とすることができる。ディスプレイは、さまざまな患者状態を示す通知にさまざまな配色を使用することもできる。例えば、ディスプレイは、緊急状況時には、通知および/またはパラメータ読取り値を赤色で生成および表示することができる。一方、ディスプレイは、正常状況下では、通知および/またはパラメータ読取り値を緑色で、または色を付けずに、生成および表示することができる。ディスプレイは、常時オンとすることができ、またはディスプレイは、関連付けられたポータブル装置100がオンになったときにのみ、オンになることができる。ヘルスケア専門家インターフェースと天井取り付けディスプレイの両方への更新は、絶えず、自動で、新たなデータが手動で入力されたときにのみ、またはこれらの方法の任意の組合せで、行われてよい。
【0012】
図2A図2Cは、病室の外部に位置するポータブル装置の病院スタッフインターフェースのデフォルト画面200の一例を示す。図2Aに示すように、デフォルト画面200は、安全予防策201および重要な患者情報202をリストすることができる。安全予防策201は、臨床医に、手袋、アイウェア、およびマスクを含むがそれらに限定されない、ある特定の個人防護装備を使用するように警告することができる。重要な患者情報202としては、それらに限定されないが、重度のアレルギー、他の医学的状態、および他の潜在的な害のリスクがあり得る。デリケートな患者情報を保護するために、デフォルト画面200上には、HIPAA(医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律)で保護されていない情報のみが表示され得、装置が使用中でないときにインターフェースはロックされたままとすることができる。インターフェースは、個人識別番号(「PIN」)の入力、パスワードの入力、無線周波識別(「RFID」)チップのスキャン、または自動セキュアアクセスの他の何らかの方法を介して、ロック解除することができる。ロック解除された後、装置は、患者の医療ファイル内のさらなる詳細を表示することができる。デフォルト画面200は、ロックステータスアイコン203を含むことができ、したがって、ユーザは、インターフェースがロックされているかそれともロック解除されているかを容易に認識することができる。デフォルト画面200は、患者データが表示されている病室204を識別することができる。デフォルト画面200は、下で図23A図23Pに関してより詳細に説明する設定メニュー205を含むこともでき、臨床医はそのメニューにおいて、どの情報を表示すべきかを選択し、インターフェースをカスタマイズすることができる。図2Bは、臨床医がログインした後のデフォルト画面200を示す。画面は、更新されたロックステータスアイコン206を示すことができ、このアイコンは、インターフェースがロック解除され、どの臨床医がログインしているかを示すことができる。デフォルト画面200は、それらに限定されないが、低バッテリー警告や不安定接続警告などの装置警告207をさらに表示することができる。図2Cは、部屋に患者が割り当てられておらず、表示すべき患者データがないときの、例示的なデフォルト画面200を示す。
そのようなシナリオでは、デフォルト画面200は、装置100が関連付けられている病室204のみを表示することができる。デフォルト画面200は、割当てなし通知208をさらに表示することができる。いくつかの構成では、装置警告207は、デフォルト画面200上に常に、すなわち臨床医のログイン前後に、患者割当てにかかわらず、表示され得る。そのような構成では、装置警告207は、割当てなし通知208と同時に現れることになる。
【0013】
図2Dは、病院スタッフインターフェースのデフォルト画面200の別の構成を示す。図示のように、重要な患者情報202は、処置の妨害を防止するための処置アラート209をさらに含むことができる。重要な患者情報202は、飲食警告210を含むこともできる。飲食警告210は、食物アレルギー以上に及ぶことがあり、事前の絶食を必要とする処置に備える患者にとって必要となる場合がある。この構成では、デフォルト画面200は、病室内に存在する病原リスクタイプ211を表示することができる。その場合、表示された病原リスクタイプ211の防止に関連する安全予防策201がリストされ得る。重要な患者情報202は、隔離される必要のある患者(例えば高伝染性患者または他者への安全上のリスクとなる可能性のある患者)についての警告を含むこともできる。図2Dは、代替設定メニューアイコン212も示す。重要な患者情報202は、さまざまなパラメータを反映させるように色分けされ得る。例えば、処置アラートは、患者への直接的な害(immediate patient harm)を防止する働きをし、目立つべきであるので、赤色印字で、または赤色ブロック内に提示され得る。
【0014】
図2E図2Gは、デフォルト画面200の他の例である。図2Eおよび図2Fは、装置が患者に関連付けられているときのデフォルト画面200の例を示す。図2Gは、割り当てられた病室204内に患者がいないときのデフォルト画面200の例を示す。部屋内に患者がいないとき、安全予防策201は必要に応じてリストされ得る。例えば、部屋は、次の患者を入れる前に消毒を目的として空いたままにされていることがある。そのような状況下では、部屋に入る者は誰でも、引き続き安全装備および他の予防上の準備を必要とする場合がある。他の構成では、病室204内に患者がいないとき、デフォルト画面200は安全予防策201を示さない場合がある。
【0015】
図2H図2Kは、インターフェースに関連付けられた病室内にベッドが2つある、別の例示的なデフォルト画面200を示す。図2Hおよび図2Iは、2ベッド構成が、1ベッドデフォルト画面と全く同じ特徴を表示できることを示す。2ベッド構成はさらに、部屋内の各ベッドについてベッド番号213を表示することができる。各患者の重要な患者情報202は、患者のベッド番号213に関連してリストされ得る。図2Jおよび図2Kは、病室204に患者が割り当てられていないときの2ベッド画面を示す。患者割当てのない2ベッド構成は、患者割当てのない1ベッドデフォルト画面と全く同じ特徴を表示することができる。
【0016】
図2Lおよび図2Mは、インターフェースに関連付けられた病室内にベッドが4つある、デフォルト画面200の別の構成を示す。図2Lは、4ベッド構成が、1ベッドデフォルト画面と全く同じ特徴を表示できることを示す。各患者の重要な患者情報202は、患者のベッド番号213に関連してリストされ得る。図2Mは、部屋に患者が割り当てられていないときの4ベッド画面を示す。患者割当てのない4ベッド構成は、患者割当てのない1ベッドデフォルト画面と全く同じ特徴を表示することができる。したがって、各個別患者について、装置が対にされた病室内のベッド数にかかわらず、同じ特徴が表示される。
【0017】
図2A図2Mに関して、安全予防策201は、手動で選択され、かつ/または自動で生成され得ることに留意されたい。いくつかの構成では、ヘルスケア専門家が、デフォルト画面の安全予防策201を、図9A図9Pに示すような1つまたは複数の設定ページを介して選択することができる。いくつかの構成では、安全予防策201は、生理学的患者モニタリングシステムによって、少なくとも一部には患者のデータに基づいて自動で生成され得る。いくつかの構成では、安全予防策201は、手動で選択された項目と自動で生成された項目の組合せとすることができる。例えば、生理学的患者モニタリングシステムは、患者のレコードを、リストされたアレルギーがあるかどうかパースして、それらの項目についてのアレルギーアラートを自動で表示することができ、一方、推奨される安全装備リストは、ヘルスケア専門家によって選択することができる。いくつかの構成では、自動で生成された安全予防策項目は、ヘルスケア専門家によって、図9A図9Pに示すような1つまたは複数の設定ページを介して手動でオーバーライドすることができる。
【0018】
図2Nは、例示的なロック解除画面214である。ロック解除画面214は、患者ファイルをロック解除するためのPIN入力を受け付けることができる。ユーザがパスコードを入力できるように、ロック画面上に仮想キーボード215が現れることができる。ロック解除画面214は、入力した値をユーザが見ることのできるようなパスコード表示エリア216を含むことができる。いくつかの構成では、パスコード表示エリア216は、意図しない視者がパスコードを偶然見ることができないように、値の表示を伏せることができる。そのような構成では、ロック解除画面214は、入力された値を見えるようにするためのオプションを提供することができる。図示のパスコード表示エリア216は単なる例示であること、またパスコードは、任意の記号、文字、または数字から構成されてよく、任意の長さとすることができることを理解されたい。他の構成では、ロック解除画面214は、パスワードの入力、RFIDチップのスキャン、または自動セキュアアクセスの他の何らかの方法を要求することができる。セキュアアクセスのカードスキャン方法を使用するいくつかの構成では、ロック解除画面214は、カードをスキャンせよとの命令のみを含むことができ、仮想キーボード215またはパスコード表示エリア216を含まない場合がある。カードスキャンを受け付ける他の構成では、ロック解除画面214は引き続きパスコード表示エリア216を有することができるが、パスコード値はカードがスキャンされると自動で埋まることができる。さらに他の実施形態では、ロック解除画面214は、手動で入力されたパスコードと自動で埋められたカードスキャンパスコードのどちらかを受け付けることができ、両機能をサポートするために、仮想キーボード215およびパスコード表示エリア216を有することができる。ロック解除された後、スタッフメンバは、図3Aに関してさらに詳細に説明する制御パネル305を通じて、アプリケーションをナビゲーションすることができる。
【0019】
図3A図3Eは、アプリケーションがロック解除された後にのみアクセスすることのできる患者ダッシュボード300の説明のための例を示す。患者ダッシュボード300は、アプリケーションがロック解除されたときのデフォルト画面としての役割を果たすことができる。いくつかの構成では、患者ダッシュボード300は、アプリケーションがロック解除された後のデフォルト画面ではない場合がある。そのような場合、患者ダッシュボード300には、制御パネル305を介してアクセスすることができる。
【0020】
図3Aによれば、患者ダッシュボード300は、基本患者情報301、ロック画面からの重要情報302、患者のバイタル303、患者の健康スコア304、および制御パネル305をリストすることができる。健康スコア304は、患者の健康状態の全身測定値とすることができる。健康スコア304の計算は、脈拍数、酸素飽和度、潅流指標、またはヘルスケアスタッフによって選択される他の任意の因子を含むがそれらに限定されない、任意の数の因子に基づくことができる。基本患者情報301は、それらに限定されないが、患者の氏名、年齢、医療記録番号、部屋番号およびベッド番号、診断、ならびにヘルスケア提供者が患者と最初に対話するために必要とする場合のある他のそのような情報を含むことができる。図3Bは、健康スコア304の代わりに患者の検査結果306が示され得る、患者ダッシュボード300の代替構成を示す。いくつかの構成では、検査結果306は、特性要因図、またはヘルスケア専門家にとってレビューしやすい他の視覚的表現として提示され得る。図3Cは、健康スコア304または検査結果306ではなく患者のスポットチェックパラメータ307が表示され得る、患者ダッシュボード300の別の代替構成を示す。スポットチェックパラメータ307は、患者の一番最近のスポットチェック中にヘルスケア専門家が測定した患者のバイタルの任意の組合せとすることができる。図3Dは、患者のバイタル303およびスポットチェックパラメータ307を異なるレイアウトで表示することのできる、患者ダッシュボード300のさらに別の構成である。図3Eは、患者のバイタル303、検査結果306、およびスポットチェックパラメータ307が全て表示され得る、患者ダッシュボード300の図である。実際、患者ダッシュボード300の表示は、前述の特徴および患者情報の任意の組合せから構成されてよい。患者ダッシュボード上に表示される情報は、典型的には、医療専門家がより深い診断を開始する前に必要とする背景情報とすることができる。現在のところ、医師はこの情報を、部屋内で患者と会話しながら患者のカルテにざっと目を通すことによって取得している。そのようなマルチタスクは、医師が重要な情報を見逃すリスクを高める。本開示を用いると、医師は、全ての関連背景情報を部屋に入る前に迅速に取得することができ、マルチタスク
を行わずに済むことがある。
【0021】
図3Fは、装置に患者ファイルが関連付けられていないか、装置が病院ネットワークに接続されていないか、または他の何らかの理由で装置がデータ更新を受信できないときの、例示的な患者ダッシュボード300である。そのような場合、患者ダッシュボード300は、接続なし警告308および欠落データ警告309を表示することができる。
【0022】
図4A図4Cは、例示的なタイムライン画面400を示す。タイムライン画面400には、制御パネル305を介してアクセスすることができる。図4Aに示すように、この機能は、患者のバイタルを経時的に追跡し、データをグラフ表現401として表示することができる。この機能は、患者のバイタルの変化および患者に対して実施された医療処置のログをとることもでき、それらをタイムスタンプ付きイベントタイムライン402として表示することができる。イベントタイムライン402などのイベントの詳細なログは、全ての病院スタッフメンバに患者の進捗について常に最新の状態を伝え、それらの医療上の決定を知らせる助けとなることができる。図4Bは、ピンポイント機能を示す。タイムライン機能により、臨床医がグラフ表現401上の特定の地点を選択し、その地点におけるデータを見ることが可能になり得る。グラフ表現401上の地点の選択後、この機能は、バイタル測定値403ならびにそれらの測定値がとられた時間および日付404を表示することができる。いくつかの構成では、あるバイタルについてグラフ表現上の地点を選択すると、その同じ時点における他の全てのバイタルの測定値も自動で表示され得る。図4Cは、患者がバイタルモニタリングマシンから切断されているか、装置が病院ネットワークへの接続を喪失したか、または他の何らかの理由で装置がデータ更新の受信を中断した可能性のあるときの例示的なタイムライン画面400である。そのような場合、タイムライン画面400は、接続なし警告406を表示することができ、また装置がデータ更新の受信を中断した瞬間まで患者のバイタルを示すことのできる途切れたグラフ表現405を表示することができる。
【0023】
図5Aは、患者のバイタルへのリアルタイム更新を示すことのできる例示的なライブデータ画面500を示す。ライブデータ画面500には、制御パネル305を介してアクセスすることができる。ライブデータ画面500は、それらに限定されないが、基本患者情報301、患者のバイタル303、患者の健康スコア304など、任意の数の生理学的測定値を示すように構成可能とすることができる。図5Bは、患者がバイタルモニタリングマシンから切断されているか、装置が病院ネットワークへの接続を喪失したか、または他の何らかの理由で装置がデータ更新の受信を中断した可能性のあるときの例示的なライブデータ画面500を示す。そのような場合、ライブデータ画面500は、接続なし警告501を表示することができる。画面500は、患者データの欠如を、生理学的測定値が通常リストされるところにダッシュを変わりに用いることによって、表示スペースを空白のままにすることによって、または装置が患者データを受信していないことを示す他の何らかの方法によって、示すことができる。
【0024】
図6Aは、患者の検査結果601を表示することのできる例示的な検査&画像画面600を示す。検査&画像画面600には、制御パネル305を介してアクセスすることができる。ナビゲーションタブ602により、医師が、テストごとの検査結果を選択することが可能になり、さらには患者のx線を見ることも可能になり得る。図6B図6Dは、1特性要因図表示603、2特性要因図表示604、または3特性要因図表示605をサポートすることのできる代替レイアウトを示す。いくつかの構成では、特性要因図を表示するレイアウトは、患者の完全な検査結果601も表示する。他の構成では、特性要因図を伴うレイアウトは、検査結果を要約するために特性要因図のみを表示することができる。典型的には、検査報告の全ての部分が診断において重要であるとは限らず、代替レイアウトは、最も重要な情報を医師にとって理解しやすいフォーマットで統合することができ、それにより、医師がより効率的に作業することが可能になり得る。図6Eは、医師が患者のx線をレビューすることのできる例示的なx線表示画面606である。図6Fは、患者ファイルが空であるか、装置が病院ネットワークへの接続を喪失したか、または他の何らかの理由で装置がデータ更新を受信できないときの例示的な検査&画像画面600を示す。そのような場合、検査&画像画面600は、接続なし警告607を表示することができる。
【0025】
図7A図7Dは、例示的な薬剤&スケジュール画面700を示す。薬剤&スケジュール画面700には、制御パネル305を介してアクセスすることができる。図7Aに示すように、ナビゲーションメニュー701により、医療スタッフが、患者の処方薬剤詳細702および(図7Cに示す)1日のスケジュール704を見ることが可能になり得る。薬剤詳細702としては、それらに限定されないが、薬剤の名称、薬剤の投与に関する情報、薬剤の物的形状などがあり得る。図7Bは、患者に処方薬剤がないか、装置が病院ネットワークへの接続を喪失したか、または他の何らかの理由で装置がデータ更新を受信できないときの例示的な薬剤&スケジュール画面700を示す。そのような場合、インターフェースは、情報なし警告703を表示することができる。図7Cは、スケジュールサブ画面704の例示的な図であり、このスケジュールサブ画面704は、患者の1日のスケジュールを表示することができる。1日のスケジュールは、計画された各活動またはイベントの詳細を含むことができ、各イベントの時間を含むことができる。スケジュールサブ画面704は、活動が完了したかどうかを示すこともできる。活動には、スケジュールされた時間が経過した後で、完了済みのマークが自動で付されてよく、または活動には単に、ヘルスケア提供者の入力に基づいて完了済みのマークが付されてよい。図7Dは、スケジュールサブ画面704の代替構成であり、このスケジュールサブ画面704では、ユーザが日付セレクタ705を介してさまざまな日のスケジュールをスクロールすることができる。
【0026】
図8は、例示的な患者の質問画面800を示す。患者の質問画面800には、制御パネル305を介してアクセスすることができる。患者の質問画面800は、患者が生理学的患者モニタリングシステムの対応する患者対面インターフェースに入力した質問を表示することができる。患者対面インターフェースには、患者がアクセス可能なポータブル装置上のアプリケーションを通じてアクセスすることができる。スタッフ選択パネル801により、医療スタッフが彼らに関係する質問のみを見ることが可能になり得る。スタッフ選択パネル801は、医師や看護師などの単なる一般的な職名ではなく、放射線科医、腫瘍専門医、または呼吸療法士など、特定の専門家をリストすることができる。
【0027】
図9A図9Oは、病院スタッフが患者情報および表示の好みを更新することのできる、アプリケーションの設定のさまざまな例示的ページを示す。設定には、設定メニューアイコン205、762を介してアクセスすることができる。ナビゲーションパネル900により、ヘルスケア提供者が、デフォルト画面200上に表示される特徴、および制御パネル305上にリストされた各画面上に表示される特徴を編集することが可能になり得る。この設定画面を使用して、部屋内のベッド数を示すようにアプリケーション表示を変更すること、患者データに装置が接続できない場合にデフォルト表示を設定すること、患者情報を更新すること、患者スケジューリングを更新すること、薬剤情報を更新すること、または本明細書において説明した任意の特徴をカスタマイズおよび/もしくは更新することができる。
【0028】
図10Aは、アプリケーション内で使用される安全予防策記号の可能なバリエーションを示す。図10Bおよび図10Cは、インターフェースデフォルト画面上に表示するために臨床医が選択することのできる、可能な患者警告のリストを示す。図10A図10Cは、非限定的なものであること、また本図中に明示的に開示されていない他の記号および警告の使用を除外しないことを理解されたい。
【0029】
図11A図11Eは、生理学的患者モニタリングのヘルスケア専門家インターフェースのセットアップ画面の例示的な構成である。セットアップ画面は、アプリケーションの初回使用の前に現れることができる。図11Aは、インターネットプロトコル(「IP」)アドレス入力部1101およびPIN入力部1102を備えた、例示的なプロビジョニング画面1100を示す。いくつかの構成では、パスコードは、4桁PINではなく、任意の長さとすることができ、記号、文字、または数字の任意の組合せから構成されてよい。患者情報のデリケートかつ保護される性質のため、ヘルスケアにおいて使用される装置にとって、プロビジョニングは特に重要である。装置IPアドレスを使用することにより、確実に、検証された装置のみがネットワークと通信し、プライベートな患者データにアクセスできるようになる。図11B図11Cは、ユーザ名入力部1104およびパスワード入力部1105を備えた、例示的なログイン画面1103を示す。図11Cに示すように、パスワード入力部1105は、意図しない視者がパスコードを偶然見ることができないように、文字の表示を伏せることができる。そのような構成では、パスワードを見えるようにするための追加のオプションがあってよい。図11Dおよび図11Eは、例示的な部屋選択画面1106である。部屋選択画面1106により、システムアドミニストレータが、装置を特定の病室と対にすることが可能になり得る。図11Eは、部屋をドロップダウンメニューから選択することのできる、例示的な部屋選択画面1106を示す。他の構成では、仮想キーボードを介して部屋番号を打ち込むことができる。
【0030】
上述したさまざまな特徴およびプロセスは、互いに独立して使用されてもよく、さまざまな方途で組み合わされてもよい。可能な全ての組合せおよび部分組合せは、本開示の範囲に含まれるように意図されている。加えて、ある特定のインターフェースおよび特徴は、いくつかの実装形態では省略されることがある。本明細書において説明したインターフェースはまた、任意の特定の順序に限定されず、適切な他の順序で配置されてよい。特徴が、開示した例示的な構成に追加されてもよく、そこから取り除かれてもよい。本明細書において説明した例示的なシステムおよびコンポーネントは、説明したものとは別様に構成されてよい。例えば、開示した例示的な構成に比べて、要素が追加されてもよく、そこから取り除かれてもよく、再配置されてもよい。
【0031】
さまざまな中でもとりわけ、「できる(can)」、「できる(could)」、「してよい(might)」、または「してよい(may)」などの条件付き文言は、特に別段の定めのない限り、または使用される文脈において別段理解されない限り、一般には、ある特定の特徴、要素、および/またはステップを、ある特定の構成は含むが他の構成は含まないことを伝達するように意図されている。したがって、そのような条件付き文言は一般に、特徴、要素、および/もしくはステップが、いかなる形であれ、1つもしくは複数の構成に必要とされること、または1つもしくは複数の構成が、ユーザ入力もしくは指示(prompting)の有無にかかわらず、これらの特徴、要素、および/もしくはステップが任意の特定の構成に含まれるかどうか、もしくは任意の特定の構成において実施されることになるかどうかを決定するための論理を必ず含むことを示唆するように意図されていない。
【0032】
上述した構成に、その要素が他の許容される例に含まれるものと理解すべき多くの変形および修正が加えられてよいことを重視されたい。かかる全ての修正および変形は、本明細書において本開示の範囲内に含まれるように意図されている。前述の説明では、本発明のある特定の構成を詳述している。しかし、前述のものがいかに詳細に本文中に現れようとも、本発明を多くの方途で実践できることが理解されよう。上でも述べたように、本発明のある特定の特徴または態様について説明するときの特定の用語の使用は、その用語が本明細書において、その用語が関連する本発明の特徴または態様の任意の特定の特性を含むことに限定されるように再定義されている、ということを示唆するものと捉えるべきではないことに留意されたい。したがって、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲およびその任意の等価物に従って解釈されたい。
【符号の説明】
【0033】
100 ポータブル装置
200 デフォルト画面
201 安全予防策
202 重要な患者情報
203 ロックステータスアイコン
204 病室
205 設定メニュー、設定メニューアイコン
206 更新されたロックステータスアイコン
207 装置警告
208 割当てなし通知
209 処置アラート
210 飲食警告
211 病原リスクタイプ
212 代替設定メニューアイコン
213 ベッド番号
214 ロック解除画面
215 仮想キーボード
216 パスコード表示エリア
300 患者ダッシュボード
301 基本患者情報
302 重要情報
303 患者のバイタル
304 患者の健康スコア
305 制御パネル
306 検査結果
307 スポットチェックパラメータ
308 接続なし警告
309 欠落データ警告
400 タイムライン画面
401 グラフ表現
402 タイムスタンプ付きイベントタイムライン
403 バイタル測定値
404 時間および日付
405 途切れたグラフ表現
406 接続なし警告
500 ライブデータ画面
501 接続なし警告
600 検査&画像画面
601 患者の検査結果、患者の完全な検査結果
602 ナビゲーションタブ
603 1特性要因図表示
604 2特性要因図表示
605 3特性要因図表示
606 x線表示画面
607 接続なし警告
700 薬剤&スケジュール画面
701 ナビゲーションメニュー
702 患者の処方薬剤詳細
703 情報なし警告
704 1日のスケジュール、スケジュールサブ画面
705 日付セレクタ
762 設定メニューアイコン
800 患者の質問画面
801 スタッフ選択パネル
900 ナビゲーションパネル
1100 プロビジョニング画面
1101 インターネットプロトコル(「IP」)アドレス入力部
1102 PIN入力部
1103 ログイン画面
1104 ユーザ名入力部
1105 パスワード入力部
1106 部屋選択画面
図1
図2A
図2B
図2C
図2D
図2E
図2F
図2G
図2H
図2I
図2J
図2K
図2L
図2M
図2N
図3A
図3B
図3C
図3D
図3E
図3F
図4A
図4B
図4C
図5A
図5B
図6A
図6B
図6C
図6D
図6E
図6F
図7A
図7B
図7C
図7D
図8
図9A
図9B
図9C
図9D
図9E
図9F
図9G
図9H
図9I
図9J
図9K
図9L
図9M
図9N
図9O
図10A
図10B
図10C
図11A
図11B
図11C
図11D
図11E
【国際調査報告】