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2022-552880置換4-アミノイソインドリン-1,3-ジオン化合物および組合せ使用のための第2の活性剤
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-12-20
(54)【発明の名称】置換4-アミノイソインドリン-1,3-ジオン化合物および組合せ使用のための第2の活性剤
(51)【国際特許分類】
   A61K 31/5377 20060101AFI20221213BHJP
   A61P 7/00 20060101ALI20221213BHJP
   A61P 35/00 20060101ALI20221213BHJP
   A61P 35/02 20060101ALI20221213BHJP
   A61P 43/00 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 45/00 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/4045 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 38/12 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/16 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/505 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/496 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/519 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/4985 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/436 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/52 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/4545 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/675 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/506 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/55 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/517 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/502 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/454 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/437 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/551 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/472 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/7076 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/4155 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/44 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/4178 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/4436 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/4184 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/704 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/7048 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/7068 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/475 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/198 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/282 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/573 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 39/395 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/706 20060101ALI20221213BHJP
   A61K 31/53 20060101ALI20221213BHJP
【FI】
A61K31/5377
A61P7/00
A61P35/00
A61P35/02
A61P43/00 121
A61P43/00 111
A61K45/00
A61K31/4045
A61K38/12
A61K31/16
A61K31/505
A61K31/496
A61K31/519
A61K31/4985
A61K31/436
A61K31/52
A61K31/4545
A61K31/675
A61K31/506
A61K31/55
A61K31/517
A61K31/502
A61K31/454
A61K31/437
A61K31/551
A61K31/472
A61K31/7076
A61K31/4155
A61K31/44
A61K31/4178
A61K31/4436
A61K31/4184
A61K31/704
A61K31/7048
A61K31/7068
A61K31/475
A61K31/198
A61K31/282
A61K31/573
A61K39/395 N
A61K31/706
A61K31/53
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022523517
(86)(22)【出願日】2020-10-20
(85)【翻訳文提出日】2022-06-17
(86)【国際出願番号】 US2020056439
(87)【国際公開番号】W WO2021080955
(87)【国際公開日】2021-04-29
(31)【優先権主張番号】62/923,945
(32)【優先日】2019-10-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.TWEEN
(71)【出願人】
【識別番号】508027464
【氏名又は名称】セルジーン コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】CELGENE CORPORATION
(74)【代理人】
【識別番号】100145403
【弁理士】
【氏名又は名称】山尾 憲人
(74)【代理人】
【識別番号】100126778
【弁理士】
【氏名又は名称】品川 永敏
(74)【代理人】
【識別番号】100162695
【弁理士】
【氏名又は名称】釜平 双美
(74)【代理人】
【識別番号】100156155
【弁理士】
【氏名又は名称】水原 正弘
(74)【代理人】
【識別番号】100162684
【弁理士】
【氏名又は名称】呉 英燦
(72)【発明者】
【氏名】アントン,マリア ソラジャ カランシオ
(72)【発明者】
【氏名】バックホルツ,トニア ジェイ
(72)【発明者】
【氏名】チャン,ヘンリー
(72)【発明者】
【氏名】フィルバロフ,エレン
(72)【発明者】
【氏名】カシバトラ,シャイラジャ
(72)【発明者】
【氏名】ロペス-ヒロナ,アントニア
(72)【発明者】
【氏名】モハン,アディティ
(72)【発明者】
【氏名】ナルラ,ラマ クリシュナ
(72)【発明者】
【氏名】プーダーナッド,マイケル
(72)【発明者】
【氏名】ピアシール,ウィリアム エドワード
(72)【発明者】
【氏名】タクルタ,アンジャン
【テーマコード(参考)】
4C084
4C085
4C086
4C206
【Fターム(参考)】
4C084AA02
4C084AA19
4C084BA15
4C084BA26
4C084BA27
4C084BA28
4C084CA59
4C084MA02
4C084NA05
4C084ZA511
4C084ZA512
4C084ZB261
4C084ZB262
4C084ZB271
4C084ZB272
4C084ZC411
4C084ZC412
4C084ZC75
4C085AA14
4C085EE03
4C086AA01
4C086AA02
4C086BC13
4C086BC17
4C086BC21
4C086BC30
4C086BC36
4C086BC38
4C086BC39
4C086BC41
4C086BC42
4C086BC46
4C086BC50
4C086BC60
4C086BC73
4C086CB03
4C086CB05
4C086CB06
4C086CB07
4C086CB09
4C086CB11
4C086CB22
4C086CB26
4C086DA10
4C086DA38
4C086EA10
4C086EA11
4C086EA16
4C086EA17
4C086EA18
4C086GA02
4C086GA03
4C086GA07
4C086GA08
4C086GA09
4C086GA10
4C086GA12
4C086GA16
4C086MA02
4C086NA05
4C086ZA51
4C086ZB26
4C086ZB27
4C086ZC41
4C086ZC75
4C206AA01
4C206AA02
4C206FA53
4C206HA16
4C206JB16
4C206KA01
4C206MA02
4C206MA04
4C206NA05
4C206ZA51
4C206ZB26
4C206ZB27
4C206ZC41
4C206ZC75
(57)【要約】
本明細書は、血液悪性腫瘍を処置、予防または管理するために、(S)-2-(2,6-ジオキソピペリジン-3-イル)-4-((2-フルオロ-4-((3-モルホリノアゼチジン-1-イル)メチル)ベンジル)アミノ)イソインドリン-1,3-ジオン、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて使用する方法を提供する。第2の活性剤は、HDAC阻害剤、BCL2阻害剤、BTK阻害剤、mTOR阻害剤、PI3K阻害剤、PKCβ阻害剤、SYK阻害剤、JAK2阻害剤、オーロラキナーゼ阻害剤、EZH2阻害剤、BET阻害剤、低メチル化剤、DOT1L阻害剤、HAT阻害剤、WDR5阻害剤、DNMT1阻害剤、LSD-1阻害剤、G9A阻害剤、PRMT5阻害剤、BRD阻害剤、SUV420H1/H2阻害剤、CARM1阻害剤、PLK1阻害剤、NEK2阻害剤、MEK阻害剤、PHF19阻害剤、PIM阻害剤、IGF-1R阻害剤、XPO1阻害剤、BIRC5阻害剤、または化学療法のうちの1つまたは複数である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
血液悪性腫瘍を処置する方法であって、それを必要とする患者に、治療有効量の化合物を第2の活性剤と組み合わせて投与することを含み、化合物が、化合物1:
【化1】

またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩であり、第2の活性剤が、HDAC阻害剤、BCL2阻害剤、BTK阻害剤、mTOR阻害剤、PI3K阻害剤、PKCβ阻害剤、SYK阻害剤、JAK2阻害剤、オーロラキナーゼ阻害剤、EZH2阻害剤、BET阻害剤、低メチル化剤、DOT1L阻害剤、HAT阻害剤、WDR5阻害剤、DNMT1阻害剤、LSD-1阻害剤、G9A阻害剤、PRMT5阻害剤、BRD阻害剤、SUV420H1/H2阻害剤、CARM1阻害剤、PLK1阻害剤、NEK2阻害剤、MEK阻害剤、PHF19阻害剤、PIM阻害剤、IGF-1R阻害剤、XPO1阻害剤、BIRC5阻害剤、または化学療法のうちの1つまたは複数である、方法。
【請求項2】
第2の活性剤がHDAC阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
HDAC阻害剤が、パノビノスタット、ロミデプシン、もしくはボリノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
HDAC阻害剤が、パノビノスタット、パノビノスタット乳酸塩、ロミデプシン、またはボリノスタットである、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
HDAC阻害剤がHDAC6阻害剤である、請求項2に記載の方法。
【請求項6】
HDAC6阻害剤が、シタリノスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
HDAC6阻害剤がシタリノスタットである、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
第2の活性剤がBCL2阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
BCL2阻害剤がベネトクラクス、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
BCL2阻害剤がベネトクラクスである、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
第2の活性剤がBTK阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
BTK阻害剤が、イブルチニブ、もしくはアカラブルチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
BTK阻害剤がイブルチニブである、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
第2の活性剤がmTOR阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
mTOR阻害剤がラパマイシンまたはその類似体(ラパログとも呼ばれる)である、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
mTOR阻害剤がエベロリムスである、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
第2の活性剤がPI3K阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
PI3K阻害剤が、イデラリシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
PI3K阻害剤がイデラリシブである、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
第2の活性剤がPKCβ阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項21】
PKCβ阻害剤が、エンザスタウリン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
PKCβ阻害剤がエンザスタウリンまたはエンザスタウリンの塩酸塩である、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
第2の活性剤がSYK阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項24】
SYK阻害剤が、フォスタマチニブ、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
SYK阻害剤がフォスタマチニブまたはフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物である、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
第2の活性剤がJAK2阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項27】
JAK2阻害剤が、フェドラチニブ、パクリチニブ、ルキソリチニブ、バリシチニブ、ガンドチニブ、レスタウルチニブ、もしくはモメロチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
JAK2阻害剤が、フェドラチニブ、パクリチニブ、ルキソリチニブ、またはルキソリチニブリン酸塩である、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
第2の活性剤がオーロラキナーゼ阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項30】
オーロラキナーゼ阻害剤が、アリセルチブ、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
オーロラキナーゼ阻害剤がアリセルチブである、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
オーロラキナーゼ阻害剤が、バラセルチブ、AZD1152-HQPA、ダヌセルチブ、AT9283、PF-03814735、AMG900、トザセルチブ、ZM447439、MLN8054、ヘスペリジン、SNS-314、PHA-680632、CYC116、GSK1070916、TAK-901、もしくはCCT137690、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項29に記載の方法。
【請求項33】
第2の活性剤がEZH2阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項34】
EZH2阻害剤が、タゼメトスタット、GSK126、CPI-1205、3-デアザネプラノシンA(DZNep)、EPZ005687、EI1、UNC1999、もしくはシネフンギン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
EZH2阻害剤が、タゼメトスタット、GSK126、またはCPI-1205である、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
第2の活性剤がBET阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項37】
BET阻害剤が、ビラブレシブもしくは4-[2-(シクロプロピルメトキシ)-5-(メタンスルホニル)フェニル]-2-メチルイソキノリン-1(2H)-オン、BMS-986158、RO-6870810、CPI-0610、もしくはモリブレシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
BET阻害剤が、ビラブレシブまたは4-[2-(シクロプロピルメトキシ)-5-(メタンスルホニル)フェニル]-2-メチルイソキノリン-1(2H)-オンである、請求項37に記載の方法。
【請求項39】
第2の活性剤が低メチル化剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項40】
低メチル化剤が、5-アザシチジンもしくはデシタビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
低メチル化剤が5-アザシチジンまたはデシタビンである、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
第2の活性剤がDOT1L阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項43】
DOT1L阻害剤が、SGC0946、もしくはピノメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項42に記載の方法。
【請求項44】
DOT1L阻害剤がピノメトスタットである、請求項43に記載の方法。
【請求項45】
第2の活性剤がHAT阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項46】
HAT阻害剤が、C646、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項45に記載の方法。
【請求項47】
HAT阻害剤がC646である、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
第2の活性剤がWDR5阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項49】
WDR5阻害剤が、OICR-9429、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項48に記載の方法。
【請求項50】
WDR5阻害剤がOICR-9429である、請求項49に記載の方法。
【請求項51】
第2の活性剤がDNMT1阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項52】
DNMT1阻害剤がDNMT1選択的阻害剤である、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
DNMT1選択的阻害剤が、GSK3484862、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
DNMT1選択的阻害剤がGSK3484862である、請求項53に記載の方法。
【請求項55】
第2の活性剤がLSD-1阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項56】
LSD-1阻害剤が、4-(2-(4-アミノピペリジン-1-イル)-5-(3-フルオロ-4-メトキシフェニル)-1-メチル-6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-4-イル)-2-フルオロベンゾニトリルもしくはセクリデムスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項55に記載の方法。
【請求項57】
LSD-1阻害剤が、4-(2-(4-アミノピペリジン-1-イル)-5-(3-フルオロ-4-メトキシフェニル)-1-メチル-6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-4-イル)-2-フルオロベンゾニトリル、4-(2-(4-アミノピペリジン-1-イル)-5-(3-フルオロ-4-メトキシフェニル)-1-メチル-6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-4-イル)-2-フルオロベンゾニトリルベシレート、セクリデムスタット、またはセクリデムスタットメシル酸塩である、請求項56に記載の方法。
【請求項58】
第2の活性剤がG9A阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項59】
G9A阻害剤が、UNC0631、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項58に記載の方法。
【請求項60】
G9A阻害剤がUNC0631である、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
第2の活性剤がPRMT5阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項62】
PRMT5阻害剤が、GSK3326595、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項61に記載の方法。
【請求項63】
PRMT5阻害剤がGSK3326595である、請求項62に記載の方法。
【請求項64】
第2の活性剤がBRD阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項65】
BRD阻害剤がBRD9/7阻害剤である、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
BRD9/7阻害剤が、LP99、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
BRD9/7阻害剤がLP99である、請求項66に記載の方法。
【請求項68】
BRD阻害剤がBRD4阻害剤である、請求項64に記載の方法。
【請求項69】
BRD4阻害剤がJQ1である、請求項68に記載の方法。
【請求項70】
第2の活性剤がSUV420H1/H2阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項71】
SUV420H1/H2阻害剤が、A-196、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項70に記載の方法。
【請求項72】
SUV420H1/H2阻害剤がA196である、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
第2の活性剤がCARM1阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項74】
CARM1阻害剤が、EZM2302、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項73に記載の方法。
【請求項75】
CARM1阻害剤がEZM2302である、請求項74に記載の方法。
【請求項76】
第2の薬剤がPLK1阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項77】
PLK1阻害剤が、BI2536、ボラセルチブ、CYC140、オンバンセルチブ、GSK461364、もしくはTAK960、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項76に記載の方法。
【請求項78】
第2の薬剤がNEK2阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項79】
NEK2阻害剤がJH-295またはrac-CCT250863である、請求項78に記載の方法。
【請求項80】
第2の薬剤がMEK阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項81】
MEK阻害剤が、RAF/RAS/MEKシグナル伝達カスケードの機能を妨害する、請求項80に記載の方法。
【請求項82】
MEK阻害剤が、トラメチニブ、トラメチニブジメチルスルホキシド、コビメチニブ、ビニメチニブ、もしくはセルメチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項80に記載の方法。
【請求項83】
第2の薬剤がPHF19阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項84】
第2の活性剤がPIM阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項85】
PIM阻害剤が、LGH-447、AZD1208、SGI-1776、もしくはTP-3654、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項84に記載の方法。
【請求項86】
第2の活性剤がIGF-1R阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項87】
IGF-1R阻害剤がリンシチニブである、請求項86に記載の方法。
【請求項88】
第2の活性剤がXPO1阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項89】
XPO1阻害剤がセリネキサーである、請求項88に記載の方法。
【請求項90】
第2の活性剤がBIRC5阻害剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項91】
BIRC5阻害剤がYM155である、請求項90に記載の方法。
【請求項92】
第2の活性剤が化学療法である、請求項1に記載の方法。
【請求項93】
化学療法が、ベンダムスチン、ドキソルビシン、エトポシド、メトトレキサート、シタラビン、ビンクリスチン、イホスファミド、メルファラン、オキサリプラチン、もしくはデキサメタゾン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、プロドラッグ、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項92に記載の方法。
【請求項94】
化学療法が、ベンダムスチン、ベンダムスチン塩酸塩、ドキソルビシン、ドキソルビシン塩酸塩、エトポシド、エトポシドリン酸塩、メトトレキサート、メトトレキサートナトリウム、シタラビン、ビンクリスチン、ビンクリスチン硫酸塩、イホスファミド、メルファラン、メルファラン塩酸塩、オキサリプラチン、またはデキサメタゾンである、請求項93に記載の方法。
【請求項95】
化合物が化合物1の塩酸塩である、請求項1から94のいずれか一項に記載の方法。
【請求項96】
血液悪性腫瘍が、急性骨髄性白血病(AML)、急性リンパ性白血病(ALL)、多発性骨髄腫(MM)、非ホジキンリンパ腫(NHL)、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、ホジキンリンパ腫(HL)、T細胞リンパ腫(TCL)、バーキットリンパ腫(BL)、慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫(CLL/SLL)、辺縁帯リンパ腫(MZL)、または骨髄異形成症候群(MDS)である、請求項1から95のいずれか一項に記載の方法。
【請求項97】
血液悪性腫瘍が再発性または不応性である、請求項96に記載の方法。
【請求項98】
血液悪性腫瘍が新たに診断される、請求項96に記載の方法。
【請求項99】
血液悪性腫瘍がDLBCLである、請求項96に記載の方法。
【請求項100】
DLBCLが再発性または不応性DLBCLである、請求項99に記載の方法。
【請求項101】
DLBCLが、リツキシマブ、シクロホスファミド、ドキソルビシン、ビンクリスチン、プレドニゾン、エトポシド、ベンダムスチン、レナリドマイド、またはゲムシタビンのうちの1つまたは複数に対して不応性である、請求項100に記載の方法。
【請求項102】
DLBCLが新たに診断されたDLBCLである、請求項99に記載の方法。
【請求項103】
血液悪性腫瘍がCLL/SLLである、請求項96に記載の方法。
【請求項104】
CLL/SLLが再発性または不応性CLL/SLLである、請求項103に記載の方法。
【請求項105】
CLL/SLLが、少なくとも2つの以前の療法に対して再発性または不応性である、請求項104に記載の方法。
【請求項106】
以前の療法の少なくとも1つが、ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害剤である、請求項105に記載の方法。
【請求項107】
BTK阻害剤が、イブルチニブ、アカラブルチニブ、ザヌブルチニブ、またはチラブルチニブである、請求項106に記載の方法。
【請求項108】
CLL/SLLが新たに診断される、請求項103に記載の方法。
【請求項109】
血液悪性腫瘍がAMLであり、AMLがB細胞AMLである、請求項96に記載の方法。
【請求項110】
血液悪性腫瘍が多発性骨髄腫であり、多発性骨髄腫が形質細胞白血病(PCL)である、請求項96に記載の方法。
【請求項111】
血液悪性腫瘍がTCLであり、TCLが未分化大細胞リンパ腫(ALCL)またはセザリー症候群である、請求項96に記載の方法。
【請求項112】
血液悪性腫瘍がMZLであり、MZLが脾辺縁帯リンパ腫(SMZL)である、請求項96に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2019年10月21日出願の米国仮出願第62/923,945号の優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本明細書は、血液悪性腫瘍を処置、予防または管理するために、(S)-2-(2,6-ジオキソピペリジン-3-イル)-4-((2-フルオロ-4-((3-モルホリノアゼチジン-1-イル)メチル)ベンジル)アミノ)イソインドリン-1,3-ジオン、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて使用する方法を提供する。
【背景技術】
【0003】
がんは、主に、所与の正常組織に由来する異常細胞の数の増加、これらの異常細胞による周囲組織への浸潤、または悪性細胞のリンパ液もしくは血液からの局所リンパ節への拡散、および転移を特徴とする。臨床データおよび分子生物学的研究から、がんは、わずかな前新生物性変化により開始し、それはある特定の条件下で新生物形成に進行する可能性がある多段階プロセスであることが指摘される。新生物性病変はクローン的に進化し、特に新生物性細胞が宿主の免疫監視を回避する条件下で、浸潤、増殖、転移および不均一性についての能力を増加させる場合がある。現在のがん療法は、患者における新生物性細胞を根絶するための外科手術、化学療法、ホルモン療法、および/または放射線治療を伴う場合がある。がん治療薬における最近の進歩は、Nature Reviews Clinical Oncology 11, 628-630 (2014)において、Rajkumar et al.によって考察されている。
【0004】
現行のがん療法アプローチはすべて、患者に重大な不利益をもたらす。たとえば、外科手術は、患者の健康によっては禁忌である場合、または患者に受け入れられない場合がある。さらに、外科手術によって新生物組織が完全に除去されない場合がある。放射線療法は、新生物組織が正常組織よりも放射線に対して高い感受性を示す場合にのみ有効である。放射線処置はまた、多くの場合、深刻な副作用を引き起こす可能性がある。ホルモン療法が単剤として施されることはほとんどない。ホルモン療法は有効であり得るが、他の処置によりがん細胞の大部分が除去された後、がんの再発を予防または遅延させるためによく使用される。
【0005】
様々な化学療法剤が利用可能であるにもかかわらず、化学療法には多くの欠点がある。ほとんどすべての化学療法剤は毒性があり、化学療法は重度の悪心、骨髄抑制、免疫抑制などの重大で多くの場合危険な副作用を引き起す。さらに、化学療法剤の組合せの投与でも、多くの腫瘍細胞は、化学療法剤に対して耐性があるか、または耐性を発達させる。実際、処置プロトコルで使用される特定の化学療法剤に耐性のある細胞は、これらの薬剤が特定の処置で使用される他の薬物とは異なる機序で作用する場合でも、これらの他の薬物に耐性があることが多くの場合証明される。この現象は、多面的薬物耐性(pleiotropic drug resistance)または多剤耐性(multidrug resistance)と称される。薬剤耐性のために、多くのがんは、標準化学療法処置プロトコルに対し不応性であると判明するか、または不応性になる。
【0006】
血液悪性腫瘍は、骨髄などの造血組織または免疫系の細胞で発生するがんである。血液悪性腫瘍の例は、白血病、リンパ腫、および骨髄腫である。血液悪性腫瘍のより具体的な例としては、限定されるものではないが、急性骨髄性白血病(AML)、急性リンパ性白血病(ALL)、多発性骨髄腫(MM)、非ホジキンリンパ腫(NHL)、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、ホジキンリンパ腫(HL)、T細胞リンパ腫(TCL)、バーキットリンパ腫(BL)、慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫(CLL/SLL)、辺縁帯リンパ腫(MZL)、および骨髄異形成症候群(MDS)が挙げられる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
【非特許文献1】Rajkumar et al., Nature Reviews Clinical Oncology 11, 628-630 (2014)
【発明の概要】
【0008】
本明細書は、血液悪性腫瘍を処置、予防または管理するために、(S)-2-(2,6-ジオキソピペリジン-3-イル)-4-((2-フルオロ-4-((3-モルホリノアゼチジン-1-イル)メチル)ベンジル)アミノ)イソインドリン-1,3-ジオン(化合物1)、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて使用する方法であって、第2の活性剤が、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタット、ロミデプシン、ボリノスタット、またはシタリノスタット)、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)、BTK阻害剤(例えば、イブルチニブまたはアカラブルチニブ)、mTOR阻害剤(例えば、エベロリムス)、PI3K阻害剤(例えば、イデラリシブ)、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリン)、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブ)、JAK2阻害剤(例えば、フェドラチニブ、パクリチニブ、ルキソリチニブ、バリシチニブ、ガンドチニブ、レスタウルチニブ、またはモメロチニブ)、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、アリセルチブ)、EZH2阻害剤(例えば、タゼメトスタット、GSK126、CPI-1205、3-デアザネプラノシンA、EPZ005687、EI1、UNC1999、またはシネフンギン)、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブまたは化合物B)、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジンまたはデシタビン)、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)、HAT阻害剤(例えば、C646)、WDR5阻害剤(例えば、OICR-9429)、DNMT1阻害剤(例えば、GSK3484862)、LSD-1阻害剤(例えば、化合物Cまたはセクリデムスタット)、G9A阻害剤(例えばUNC0631)、PRMT5阻害剤(例えば、GSK3326595)、BRD阻害剤(例えば、LP99)、SUV420H1/H2阻害剤(例えば、A-196)、CARM1阻害剤(例えば、EZM2302)、PLK1阻害剤(例えば、BI2536)、NEK2阻害剤(例えば、JH295)、MEK阻害剤(例えば、トラメチニブ)、PHF19阻害剤、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)、IGF-1R阻害剤(例えば、リンシチニブ)、XPO1阻害剤(例えば、セリネキサー)、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)、または化学療法(例えば、ベンダムスチン、ドキソルビシン、エトポシド、メトトレキサート、シタラビン、ビンクリスチン、イホスファミド、メルファラン、オキサリプラチン、またはデキサメタゾン)のうちの1つまたは複数である、方法を提供する。化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩は、一括して「化合物A」とも称される。
【0009】
本明細書で提供される方法で使用するために、有効濃度の本明細書で提供される化合物、例えば、化合物Aを含み、所望により少なくとも1つの医薬担体を含んでもよい、適切な経路および手段による投与のために処方される医薬組成物も提供される。一実施形態では、本明細書で提供される化合物は化合物1である。
【0010】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、本明細書で提供される血液悪性腫瘍の処置に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、本明細書で提供される血液悪性腫瘍の予防に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、本明細書で提供される血液悪性腫瘍の改善に有効な量の化合物Aを送達する。
【0011】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、本明細書で提供される血液悪性腫瘍の処置に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、本明細書で提供される血液悪性腫瘍の予防に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、本明細書で提供される血液悪性腫瘍の改善に有効な量の化合物1を送達する。
【0012】
一実施形態では、血液悪性腫瘍は、急性骨髄性白血病(AML)、急性リンパ性白血病(ALL)、多発性骨髄腫(MM)、非ホジキンリンパ腫(NHL)、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、ホジキンリンパ腫(HL)、T細胞リンパ腫(TCL)、バーキットリンパ腫(BL)、慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫(CLL/SLL)、辺縁帯リンパ腫(MZL)、または骨髄異形成症候群(MDS)である。
【0013】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、AMLの処置に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、AMLの予防に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、AMLの改善に有効な量の化合物Aを送達する。
【0014】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、AMLの処置に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、AMLの予防に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、AMLの改善に有効な量の化合物1を送達する。
【0015】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、ALLの処置に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、ALLの予防に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、ALLの改善に有効な量の化合物Aを送達する。
【0016】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、ALLの処置に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、ALLの予防に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、ALLの改善に有効な量の化合物1を送達する。
【0017】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、MMの処置に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、MMの予防に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、MMの改善に有効な量の化合物Aを送達する。
【0018】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、MMの処置に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、MMの予防に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、MMの改善に有効な量の化合物1を送達する。
【0019】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、NHLの処置に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、NHLの予防に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、NHLの改善に有効な量の化合物Aを送達する。
【0020】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、NHLの処置に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、NHLの予防に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、NHLの改善に有効な量の化合物1を送達する。
【0021】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、DLBCLの処置に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、DLBCLの予防に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、DLBCLの改善に有効な量の化合物Aを送達する。
【0022】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、DLBCLの処置に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、DLBCLの予防に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、DLBCLの改善に有効な量の化合物1を送達する。
【0023】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、HLの処置に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、HLの予防に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、HLの改善に有効な量の化合物Aを送達する。
【0024】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、HLの処置に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、HLの予防に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、HLの改善に有効な量の化合物1を送達する。
【0025】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、TCLの処置に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、TCLの予防に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、TCLの改善に有効な量の化合物Aを送達する。
【0026】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、TCLの処置に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、TCLの予防に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、TCLの改善に有効な量の化合物1を送達する。
【0027】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、BLの処置に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、BLの予防に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、BLの改善に有効な量の化合物Aを送達する。
【0028】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、BLの処置に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、BLの予防に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、BLの改善に有効な量の化合物1を送達する。
【0029】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、CLL/SLLの処置に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、CLL/SLLの予防に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、CLL/SLLの改善に有効な量の化合物Aを送達する。
【0030】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、CLL/SLLの処置に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、CLL/SLLの予防に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、CLL/SLLの改善に有効な量の化合物1を送達する。
【0031】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、MZLの処置に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、MZLの予防に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、MZLの改善に有効な量の化合物Aを送達する。
【0032】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、MZLの処置に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、MZLの予防に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、MZLの改善に有効な量の化合物1を送達する。
【0033】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、MDSの処置に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、MDSの予防に有効な量の化合物Aを送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、MDSの改善に有効な量の化合物Aを送達する。
【0034】
一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、MDSの処置に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、MDSの予防に有効な量の化合物1を送達する。一実施形態では、医薬組成物は、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて、MDSの改善に有効な量の化合物1を送達する。
【0035】
本明細書で提供される化合物もしくは組成物、またはその薬学的に許容される誘導体は、互いにおよび上記の療法の1つまたは複数の投与と同時に、その前に、または後に投与することができる。
【0036】
本明細書に記載される主題のこれらおよび他の態様は、以下の詳細な説明を参照すると明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0037】
図1】Cell Titer Gloアッセイによって測定された、化合物1処理に対するDLBCL細胞株増殖の感受性を示す。
図2-1】化合物1および第2の活性剤による血液悪性腫瘍細胞株の組合せ処理の相加的スコアリング(明るい灰色)および相乗的スコアリング(暗い灰色)のヒートマップを示す。
図2-2】化合物1および第2の活性剤による血液悪性腫瘍細胞株の組合せ処理の相加的スコアリング(明るい灰色)および相乗的スコアリング(暗い灰色)のヒートマップを示す。
図3】WSU-DLCL2(DLBCL)異種移植モデルにおける、化合物1単独および5-アザシチジンとの組合せの抗腫瘍活性を示す。
図4】WSU-DLCL2(DLBCL)異種移植モデルにおける、化合物1単独およびタゼメトスタットとの組合せの抗腫瘍活性を示す。
図5】DB(DLBCL)異種移植モデルにおける、化合物1(それぞれ3、10、および30mg/kg)単独およびタゼメトスタットとの組合せの抗腫瘍活性を示す。
図6】ベネトクラクスと組み合わせて化合物1で処理された腫瘍細胞の正規化パーセンテージのヒートマップを示す。
図7】イブルチニブと組み合わせて化合物1で処理された腫瘍細胞の正規化パーセンテージのヒートマップを示す。
図8】化合物1および化合物BとのDLBCL細胞株の組合せ処理の相加的および相乗的スコアリングのヒートマップを示す。
【発明を実施するための形態】
【0038】
5.1 定義
他に定義されない限り、本明細書で使用する技術および科学用語はすべて、当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。すべての特許、出願、公開出願、およびその他の刊行物は、参照によりその全体が組み込まれる。本明細書の用語に複数の定義がある場合は、特に明記されていない限り、このセクションの定義が優先される。
【0039】
本明細書、および明細書および付随する特許請求の範囲において使用される場合、不定冠詞「a」および「an」および定冠詞「the」は、文脈上別段の明確な指示がない限り、複数および単一の指示対象を含む。
【0040】
本明細書において使用される場合、「含む(comprising)」および「含む(including)」という用語は、互換的に使用され得る。「含む(comprising)」および「含む(including)」という用語は、参照されるような明記された特徴または構成要素の存在を指定すると解釈されるが、1つまたは複数の特徴もしくは構成要素またはその群の存在または追加を除外するものではない。さらに、「含む(comprising)」および「含む(including)」という用語は、「~からなる(consisting of)」という用語によって包含される例を含むことが意図される。したがって、「~からなる(consisting of)」という用語を、「含む(comprising)」および「含む(including)」という用語の代わりに使用して、本発明のより具体的な実施形態を提供することができる。
【0041】
「~からなる(consisting of)」という用語は、対象物が、少なくとも90%、95%、97%、98%または99%の、それを構成する明記された特徴または構成要素を有することを意味する。別の実施形態では、「~からなる(consisting of)」という用語は、達成されるべき技法的効果に必須ではないものを除いて、任意の後続の列挙の範囲から任意の他の特徴または構成要素を除外する。
【0042】
本明細書において使用される場合、「または」という用語は、任意の1つまたは任意の組合せを意味する包括的な「または」と解釈されるべきである。したがって、「A、BまたはC」は、以下の:「A;B;C;AおよびB;AおよびC;BおよびC;A、BおよびC」のうちの任意ものを意味する。この定義の例外は、要素、機能、工程、または動作の組合せが何らかの方法で本質的に相互に排他的である場合にのみ発生する。
【0043】
本明細書で使用される場合、特に明記されていない限り、「約」および「およそ」という用語は、組成物または剤形の成分の用量、量、または重量パーセントに関連して使用される場合、指定された用量、量、または重量パーセントから得られるものと同等の薬理学的効果を提供することが当業者によって認識されている、用量、量、または重量パーセントを意味する。ある特定の実施形態では、「約」および「およそ」という用語は、この文脈で使用される場合、指定された用量、量、または重量パーセントの30%以内、20%以内、15%以内、10%以内、または5%以内の用量、量、または重量パーセントを企図する。
【0044】
本明細書で使用される場合、特に明記しない限り、「薬学的に許容される塩」という用語は、無機酸および有機酸を含む、薬学的に許容される比較的毒性のない酸から調製される塩を指す。ある特定の実施形態では、好適な酸としては、酢酸、アジピン酸、4-アミノサリチル酸、アスコルビン酸、アスパラギン酸、ベンゼンスルホン酸、安息香酸、樟脳酸、カンファースルホン酸、カプリン酸、カプロン酸、カプリル酸、桂皮酸、炭酸、クエン酸、シクラミン酸、リン酸二水素、2,5-ジヒドロキシ安息香酸(ゲンチジン酸)、1,2-エタンジスルホン酸、エタンスルホン酸、フマル酸、ガラクツロン酸、グルコン酸、グルクロン酸、グルタミン酸、グルタル酸、グリコール酸、馬尿酸、臭化水素酸、塩酸、ヨウ化水素酸、イソ酪酸、イセチオン酸、乳酸、マレイン酸、リンゴ酸、マロン酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、炭酸一水素(monohydrogencarbonic)、リン酸水素(monohydrogenphosphoric)、硫酸一水素(monohydrogensulfuric)、粘液酸、1,5-ナフタレンジスルホン酸、ニコチン酸、硝酸、シュウ酸、パモ酸、パントテン酸、リン酸、フタル酸、プロピオン酸、ピログルタミン酸、サリチル酸、スベリン酸、コハク酸、硫酸、酒石酸、トルエンスルホン酸などが挙げられるが、これらに限定されない(例えば、S. M. Berge et al., J. Pharm.Sci., 66:1-19 (1977); and Handbook of Pharmaceutical Salts:Properties, Selection and Use, P. H. Stahl and C. G. Wermuth, Eds., (2002), Wiley, Weinheimを参照のこと)。ある特定の実施形態では、好適な酸は、強酸(例えば、pKaが約1未満である)であり、これらとしては、限定されないが、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、ナフタレンジスルホン酸、ピリジンスルホン酸、またはその他の置換スルホン酸が挙げられる。アスパラギン酸などのアミノ酸を含む酸性特性を有する他の比較的毒性のない化合物の塩、およびアスピリン、イブプロフェン、サッカリンなどの他の化合物も含まれる。酸付加塩は、中性形態の化合物を、未処理または好適な溶媒のいずれかで、十分な量の所望の酸と接触させることによって得ることができる。
【0045】
本明細書で使用される場合、および特に明記されていない限り、活性化合物の「プロドラッグ」という用語は、活性化合物または活性化合物の薬学的に許容される形態を生じるようにインビボ(in vivo)で変換される化合物を指す。プロドラッグは、対象に投与されたときに不活性であり得るが、例えば、加水分解(例えば、血中での加水分解)によって、インビボで活性化合物に変換される。プロドラッグには、ヒドロキシ、アミノ、またはメルカプト基が任意の基に結合し、活性化合物のプロドラッグが対象に投与されると、切断されてそれぞれ遊離ヒドロキシ、遊離アミノ、または遊離メルカプト基を形成する化合物が含まれる。
【0046】
本明細書で使用される場合、特に明記されていない限り、「異性体」という用語は、同じ分子式を有する異なる化合物を指す。「立体異性体」とは、原子が空間に配置される方法のみが異なる異性体である。「アトロプ異性体」は、単結合の周りの回転が妨げられた立体異性体である。「エナンチオマー」は、互いに重ね合わせることができない鏡像である一対の立体異性体である。任意の比率の一対のエナンチオマーの混合物は、「ラセミ」混合物として知られている場合がある。「ジアステレオ異性体」は、少なくとも2つの非対称原子を有するが、互いの鏡像ではない立体異性体である。絶対立体化学は、カーン・インゴルド・プレローグR-Sシステムに従って指定することができる。化合物がエナンチオマーの場合、各キラル炭素の立体化学はRまたはSのいずれかで指定することができる。絶対配置が不明な分割化合物は、ナトリウムD線の波長で平面偏光を回転させる方向(右旋性または左旋性)に応じて(+)または(-)で指定することができる。ただし、旋光度の符号(+)および(-)は、分子の絶対配置RおよびSとは関係ない。本明細書に記載のある特定の化合物は、1つまたは複数の不斉中心を含有し、したがって、各不斉原子での絶対立体化学に関して、(R)-または(S)-として定義することができるエナンチオマー、ジアステレオマー、および他の立体異性体を生じさせることができる。本化学物質、医薬組成物および方法は、ラセミ混合物を含み、光学的に実質的に純粋な形態および中間混合物を含んでもよい、そのようなすべての可能な異性体を含むことを意味する。光学活性(R)-および(S)-異性体は、例えば、キラルシントンまたはキラル試薬を使用して調製するか、または従来の技術を使用して分割することができる。
【0047】
「立体異性体」はまた、EおよびZ異性体、またはそれらの混合物、ならびにシスおよびトランス異性体またはそれらの混合物を含み得る。ある特定の実施形態では、本明細書に記載の化合物は、EまたはZ異性体のいずれかとして単離される。ある特定の実施形態では、本明細書に記載の化合物は、EまたはZ異性体の混合物である。
【0048】
「互変異性体」は、互いに平衡状態である、化合物の異性体形態を指す。異性体形態の濃度は、化合物が見出される環境に依存し、例えば化合物が固体であるかまたは有機溶液もしくは水溶液中にあるかどうかに依存して異なる場合がある。たとえば、水溶液中で、ピラゾールは以下の異性体を呈する場合があり、これらは互いに互変異性体と称される。
【化1】
【0049】
本明細書に記載の化合物は、1つまたは複数の原子に非天然比率の原子同位体を含有し得ることにも留意されたい。例えば、化合物は、例えばトリチウム(H)、ヨウ素125(125I)、硫黄35(35S)、もしくは炭素14(14C)などの放射性同位体により放射性標識され得るか、または重水素(H)、炭素13(13C)、もしくは窒素15(15N)などが同位体濃縮され得る。本明細書で使用される場合、「アイソトポログ」は、同位体濃縮された化合物である。「同位体濃縮された」という用語は、その原子の天然の同位体組成以外の同位体組成を有する原子を指す。「同位体濃縮された」とは、その原子の天然の同位体組成以外の同位体組成を有する少なくとも1つの原子を含有する化合物を指すこともある。「同位体組成」という用語は、所与の原子に存在する各同位体の量を指す。放射性標識され同位体濃縮された化合物は、治療剤、例えば、がん治療剤、研究試薬、例えば、結合アッセイ試薬、および診断剤、例えば、インビボ造影剤として有用である。放射性であるかどうかにかかわらず、本明細書に記載の化合物のすべての同位体バリエーションは、本明細書に提供される実施形態の範囲内に包含されることが意図されている。いくつかの実施形態では、本明細書に記載の化合物のアイソトポログが提供され、例えば、アイソトポログは、重水素、炭素-13、および/または窒素-15濃縮されている。本明細書で使用される場合、「重水素化」とは、少なくとも1つの水素(H)が重水素(DまたはHで示される)で置き換えられた化合物を意味する、すなわち、化合物は、少なくとも1つの位置で重水素が濃縮されている。
【0050】
図示された構造とその構造の名称の間に矛盾がある場合、図示された構造にはより多くの重みが与えられることに留意されたい。
【0051】
本明細書で使用される場合、特に明記しない限り、「処置する」という用語は、障害、疾患もしくは状態、または障害、疾患、もしくは状態に関連する症状の1つもしくは複数の全体的または部分的な緩和、あるいは、これらの症状のさらなる進行または悪化の減速または停止、あるいは障害、疾患、もしくは状態自体の原因の緩和または根絶を意味する。
【0052】
本明細書で使用される場合、特に明記しない限り、「予防する」という用語は、障害、疾患もしくは状態の全体的または部分的な発症、再発または拡散を遅延させるおよび/または妨げる方法;対象が障害、疾患、もしくは状態を獲得することを妨害する方法;または、障害、疾患、もしくは状態を獲得する対象のリスクを軽減する方法を意味する。
【0053】
本明細書で使用される場合、特に明記しない限り、「管理する」という用語は、特定の疾患または障害に罹患した患者における特定の疾患または障害の再発を予防すること、疾患または障害に罹患した患者が寛解を維持する時間を延長すること、患者の死亡率を低下させること、および/または管理されている疾患または状態に関連する症状の重症度の低下または回避を維持することを包含する。
【0054】
本明細書で使用される場合、特に明記しない限り、化合物に関連する「有効量」という用語は、障害、疾患もしくは状態、またはそれらの症状を処置、予防、または管理することができる量を意味する。
【0055】
本明細書で使用される場合、特に明記しない限り、「対象」または「患者」という用語は、動物を含み、動物としては、ウシ、サル、ウマ、ヒツジ、ブタ、ニワトリ、シチメンチョウ、ウズラ、ネコ、イヌ、マウス、ラット、ウサギまたはモルモットなどが挙げられるがこれらに限定されず、一実施形態では哺乳動物であり、別の実施形態ではヒトである。
【0056】
本明細書で使用される場合、特に明記しない限り、「再発」という用語は、処置に応答し(例えば、完全奏効を達成した)、その後進行した障害、疾患、または状態を指す。処置には、1つまたは複数の治療ラインを含めることができる。一実施形態では、障害、疾患または状態は、以前に1つまたは複数の治療ラインで処置されてきた。別の実施形態では、障害、疾患または状態は、以前に、1、2、3、または4つの治療ラインで処置されてきた。いくつかの実施形態において、障害、疾患または状態は、血液悪性腫瘍である。
【0057】
一実施形態では、「再発した」DLBCLは、1つまたは複数の治療ラインで以前に処置されたDLBCLを指す場合がある。一実施形態では、再発したDLBCLは、以前に1、2、3、または4つの治療ラインで処置されたDLBCLである。一実施形態では、再発したDLBCLは、以前に2つ以上の処置ラインで処置されたDLBCLである。
【0058】
本明細書で使用される場合、特に明記しない限り、「不応性」という用語は、1つまたは複数の治療ラインを含むことができる以前の処置に応答しなかった障害、疾患、または状態を指す。一実施形態では、障害、疾患または状態は、以前に、1、2、3、または4つの治療ラインで処置されてきた。一実施形態では、障害、疾患、または状態は、以前に2つ以上の処置ラインで処置されており、レジメンを含む最新の全身療法に対する完全奏効(CR)未満である。いくつかの実施形態において、障害、疾患または状態は、血液悪性腫瘍である。
【0059】
一実施形態では、「再発性または不応性」CLL/SLLは、1つまたは複数の治療ラインで以前に処置されたCLL/SLLを指す場合がある。一実施形態では、再発性または不応性CLL/SLLは、以前に1、2、3、または4つの治療ラインで処置されたCLL/SLLである。一実施形態では、再発性または不応性CLL/SLLは、以前に2つ以上の治療ラインで処置されたCLL/SLLである。一実施形態では、再発性または不応性CLL/SLLは、以前にブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害剤で処置されたCLL/SLLである。一実施形態では、再発性または不応性CLL/SLLは、BTK阻害剤に対して再発性または不応性である。一実施形態では、BTK阻害剤はイブルチニブである。一実施形態では、BTK阻害剤はアカラブルチニブである。一実施形態では、BTK阻害剤はザヌブルチニブである。一実施形態では、BTK阻害剤はチラブルチニブである。
【0060】
がん、例えば、血液悪性腫瘍の状況において、阻害は、とりわけ、疾患進行の阻害、腫瘍増殖の阻害、原発腫瘍の縮小、腫瘍関連症状の軽減、腫瘍分泌因子の阻害、原発性または続発性腫瘍の出現の遅延、原発性または続発性腫瘍の発生の遅延、原発性または続発性腫瘍の発生の減少、疾患の二次的影響の重症度の遅延または減少、腫瘍増殖の停止および腫瘍の退縮、無増悪期間(TTP)の増加、無増悪生存期間(PFS)の増加、全生存期間(OS)の増加、によって評価され得る。本明細書で使用されるOSは、処置開始から任意の原因による死亡までの時間を意味する。本明細書で使用されるTTPは、処置開始から腫瘍進行までの時間を意味し;TTPには死亡は含まれていない。一実施形態では、PFSは、処置開始から腫瘍進行または死までの時間を意味する。一実施形態では、PFSは、化合物の最初の投与から、疾患の進行の最初の発生または任意の原因による死亡までの時間を意味する。一実施形態では、PFS率は、カプラン・マイヤー推定を使用して計算する。無イベント生存率(EFS)とは、処置開始から、疾患の進行、任意の理由による処置の中止、または死亡を含む処置の失敗までの時間を意味する。一実施形態では、全奏効率(ORR)は、奏効を達成する患者のパーセンテージを意味する。一実施形態では、ORRは、完全および部分奏効を達成する患者のパーセンテージの合計を意味する。一実施形態では、ORRは、最良の奏効が≧部分奏効(PR)である患者のパーセンテージを意味する。一実施形態では、奏効期間(DoR)は、奏効を達成してから再発または疾患進行までの時間である。一実施形態では、DoRは、奏効≧部分奏効(PR)を達成してから再発または疾患進行までの時間である。一実施形態では、DoRは、奏効の最初の記録から進行性疾患の最初の記録または死亡のまでの時間である。一実施形態では、DoRは、奏効≧部分奏効(PR)の最初の記録から進行性疾患の最初の記録または死亡のまでの時間である。一実施形態では、奏効までの時間(TTR)は、化合物の最初の投与から奏効の最初の記録までの時間を意味する。一実施形態では、TTRは、化合物の最初の投与から奏効≧部分的奏効(PR)の最初の記録までの時間を意味する。極端な場合、完全阻害は、本明細書では予防または化学的予防と称される。この文脈において、「予防」という用語は、臨床的に明白ながんの発症を完全に予防すること、またはがんの前臨床的に明白な段階の発症を予防することのいずれかを含む。また、この定義に含まれることを意図しているのは、悪性細胞への形質転換の予防、または前がん細胞から悪性細胞への進行を阻止または逆転させることである。これには、がんを発症するリスクのある人の予防的処置が含まれる。
【0061】
ある特定の実施形態において、NHLの処置は、表1~3に示す奏効およびエンドポイントの定義を使用して、悪性リンパ腫国際ワークショップ基準(the International Workshop Criteria for Malignant Lymphoma)(Cheson et al., J. Clin.Oncol..2014, 32(27):3059-3068を参照のこと)およびフルオロデオキシグルコース陽電子放出断層撮影法(FDG-PET)スキャン判読のDeauville基準(Itti et al., Eur.J. Nucl.Med.Mol.Imaging, 2013, 40(9):1312-20; Meignan et al., Leuk Lymphoma, 2014, 55(1):31-37) (「Lugano 基準」)によって評価することができる。
【表1】
【表2-1】

【表2-2】
【表3】
【0062】
一実施形態では、CLL/SLLの処置奏効は、慢性リンパ性白血病に関する国際ワークショップ基準(the International Workshop on Chronic Lymphocytic Leukemia criteria)によって評価され得る(iwCLL guidelines for diagnosis, indications for treatment, response assessment, and supportive management of CLL. Blood, 131(25), 2745-2760 (2018)を参照のこと)(表4)。
【表4】
【0063】
一実施形態では、CLL/SLLの処置奏効は、Eastern Cooperative Oncology Group (ECOG)のパフォーマンスステータスによって評価され得る(表5)。
【表5】
【0064】
ある特定の実施形態では、安定疾患またはその欠如は、例えば、患者の症状の評価、身体検査、例えば、FDG-PET(フルオロデオキシグルコース陽電子放出断層撮影法)、PET/CT(陽電子放出断層撮影/コンピューター断層撮影)スキャン、脳および脊椎のMRI(磁気共鳴画像法)、CSF(脳脊髄液)、眼科検査、硝子体液サンプリング、網膜写真、骨髄評価およびその他の一般的に受け入れられている評価方法、を使用して、画像化された腫瘍の視覚化などの当技術分野で知られている方法によって決定することができる。
【0065】
本明細書で使用される場合、特に明記しない限り、「同時投与」および「組み合わせで」という用語は、特定の時間制限なしで、同時に、同時進行で、または順次に、いずれかで、1つまたは複数の治療剤(例えば、本明細書で提供される化合物および別の抗がん剤または支持療法剤)の投与を含む。一実施形態では、薬剤は、細胞もしくは患者の体内に同時に存在するか、またはそれらの生物学的もしくは治療的効果を同時に発揮する。一実施形態では、治療剤は、同じ組成物または単位剤形である。別の実施形態では、治療剤は、別個の組成物または単位剤形である。
【0066】
「支持療法剤」という用語は、別の治療剤による処置からの有害作用を処置、予防、または管理する任意の物質を指す。
【0067】
5.2 化合物1
本明細書で提供される方法で使用するために、化合物(S)-2-(2,6-ジオキソピペリジン-3-イル)-4-((2-フルオロ-4-((3-モルホリノアゼチジン-1-イル)メチル)ベンジル)アミノ)イソインドリン-1,3-ジオン:
【化2】

(「化合物1」と称される)またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩が提供される。化合物1の調製方法は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願第16/390,815号に記載されている。化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩は、一括して「化合物A」とも称される。
【0068】
一実施形態では、化合物1遊離塩基は、本明細書で提供される方法で使用される。一実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、本明細書で提供される方法で使用される。一実施形態では、化合物1の塩酸塩は、本明細書で提供される方法で使用される。
【0069】
一実施形態では、化合物1のエナンチオマー(例えば、化合物1のR-エナンチオマー)は、本明細書で提供される方法で使用される。一実施形態では、化合物1のエナンチオマーの混合物(例えば、化合物1のラセミ化合物)は、本明細書で提供される方法で使用される。
【0070】
一実施形態では、化合物1の互変異性体は、本明細書で提供される方法で使用される。一実施形態では、化合物1のアイソトポログは、本明細書で提供される方法で使用される。
【0071】
5.3 第2の活性剤
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害剤である。一実施形態では、HDAC阻害剤は、パノビノスタット、ロミデプシン、ボリノスタット、もしくはシタリノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。
【0072】
一実施形態では、HDAC阻害剤は、パノビノスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、HDAC阻害剤はパノビノスタットである。一実施形態では、HDAC阻害剤は、パノビノスタットの薬学的に許容される塩である。一実施形態では、HDAC阻害剤は、パノビノスタット乳酸塩である。一実施形態では、HDAC阻害剤は、パノビノスタットのモノ乳酸塩である。パノビノスタットの化学名は(2E)-N-ヒドロキシ-3-[4-({[2-(2-メチル-1H-インドール-3-イル)エチル]アミノ}メチル)フェニル]アクリルアミドであり、パノビノスタットは、以下の構造:
【化3】
を有する。
【0073】
一実施形態では、HDAC阻害剤は、ロミデプシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、HDAC阻害剤はロミデプシンである。ロミデプシンの化学名は、(1S,4S,7Z,10S,16E,21R)-7-エチリデン-4,21-ビス(1-メチルエチル)-2-オキサ-12,13-ジチア-5,8,20,23-テトラアザビシクロ[8.7.6]トリコス-16-エン-3,6,9,19,22-ペントンであり、以下の構造:
【化4】
を有する。
【0074】
一実施形態では、HDAC阻害剤は、ボリノスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、HDAC阻害剤はボリノスタットである。ボリノスタットの化学名はN-ヒドロキシ-N’-フェニルオクタンジアミドであり、ボリノスタットは、以下の構造:
【化5】
を有する。
【0075】
一実施形態では、HDAC阻害剤は、HDAC6阻害剤である。一実施形態では、HDAC6阻害剤は、シタリノスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、HDAC6阻害剤はシタリノスタットである。シタリノスタット(ACY-241としても知られている)の化学名は、2-((2-クロロフェニル)(フェニル)アミノ)-N-(7-(ヒドロキシアミノ)-7-オキソヘプチル)ピリミジン-5-カルボキサミドであり、シタリノスタットは、以下の構造:
【化6】
を有する。
【0076】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、B細胞リンパ腫2(BCL2)阻害剤である。一実施形態では、BCL2阻害剤は、ベネトクラクス、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、BCL2阻害剤はベネトクラクスである。ベネトクラクスの化学名は、4-(4-{[2-(4-クロロフェニル)-4,4-ジメチルシクロヘキサ-1-エン-1-イル]メチル}ピペラジン-1-イル)-N-({3-ニトロ-4-[(テトラヒドロ-2H-ピラン-4イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)-2-(1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イルオキシ)ベンズアミドであり、ベネトクラクスは、以下の構造:
【化7】
を有する。
【0077】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害剤である。一実施形態では、BTK阻害剤は、イブルチニブ、もしくはアカラブルチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。
【0078】
一実施形態では、BTK阻害剤は、イブルチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、BTK阻害剤はイブルチニブである。イブルチニブの化学名は、1-[(3R)-3-[4-アミノ-3-(4-フェノキシフェニル)-1Hピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル]-1-ピペリジニル]-2-プロペン-1-オンであり、イブルチニブは、以下の構造:
【化8】
を有する。
【0079】
一実施形態では、BTK阻害剤は、アカラブルチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、BTK阻害剤はアカラブルチニブである。アカラブルチニブの化学名は、(S)-4-(8-アミノ-3-(1-(ブト-2-イノイル)ピロリジン-2-イル)イミダゾ[1,5-a]ピラジン-1-イル)-N-(ピリジン-2-イル)ベンズアミドであり、アカラブルチニブは、以下の構造:
【化9】
を有する。
【0080】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、哺乳動物のラパマイシン標的(mTOR)阻害剤である。一実施形態では、mTOR阻害剤は、ラパマイシンまたはその類似体(ラパログとも呼ばれる)である。一実施形態では、mTOR阻害剤は、エベロリムス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、mTOR阻害剤はエベロリムスである。エベロリムスの化学名は40-O-(2-ヒドロキシエチル)-ラパマイシンであり、エベロリムスは、以下の構造:
【化10】
を有する。
【0081】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、ホスホイノシチド3-キナーゼ(PI3K)阻害剤である。一実施形態では、PI3K阻害剤は、イデラリシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、PI3K阻害剤はイデラリシブである。イデラリシブの化学名は、5-フルオロ-3-フェニル-2-[(1S)-1-(9H-プリン-6イルアミノ)プロピル]キナゾリン-4(3H)-オンであり、イデラリシブは、以下の構造:
【化11】
を有する。
【0082】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、プロテインキナーゼCベータ(PKCβまたはPKC-β)阻害剤である。一実施形態では、PKCβ阻害剤は、エンザスタウリン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、PKCβ阻害剤はエンザスタウリンである。一実施形態では、PKCβ阻害剤は、エンザスタウリンの薬学的に許容される塩である。一実施形態では、PKCβ阻害剤は、エンザスタウリンの塩酸塩である。一実施形態では、PKCβ阻害剤は、エンザスタウリンの二塩酸塩である。エンザスタウリンの化学名は、3-(1-メチルインドール-3-イル)-4-[1-[1-(ピリジン-2-イルメチル)ピペリジン-4-イル]インドール-3-イル]ピロール-2,5-ジオンであり、エンザスタウリンは、以下の構造:
【化12】
を有する。
【0083】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、脾臓チロシンキナーゼ(SYK)阻害剤である。一実施形態では、SYK阻害剤は、フォスタマチニブ、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、SYK阻害剤はフォスタマチニブである。一実施形態では、SYK阻害剤は、フォスタマチニブの薬学的に許容される塩である。一実施形態では、SYK阻害剤は、フォスタマチニブ二ナトリウム六水和物である。フォスタマチニブ(R788としても知られている)の化学名は、(6-((5-フルオロ-2-((3,4,5-トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン-4-イル)アミノ)-2,2-ジメチル-3-オキソ-2,3-ジヒドロ-4H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジン-4-イル)メチル二水素ホスフェートであり、フォスタマチニブは、以下の構造:
【化13】
を有する。
【0084】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、ヤヌスキナーゼ2(JAK2)阻害剤である。一実施形態では、JAK2阻害剤は、フェドラチニブ、パクリチニブ、ルキソリチニブ、バリシチニブ、ガンドチニブ、レスタウルチニブ、もしくはモメロチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。
【0085】
一実施形態では、JAK2阻害剤は、フェドラチニブ、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、JAK2阻害剤はフェドラチニブである。フェドラチニブの化学名は、N-tert-ブチル-3-[(5-メチル-2-{4-[2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ]アニリノ}ピリミジン-4-イル)アミノ]ベンゼンスルホンアミドであり、フェドラチニブは、以下の構造:
【化14】
を有する。
【0086】
一実施形態では、JAK2阻害剤は、パクリチニブ、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、JAK2阻害剤はパクリチニブである。パクリチニブは、以下の構造:
【化15】
を有する。
【0087】
一実施形態では、JAK2阻害剤は、ルキソリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、JAK2阻害剤はルキソリチニブである。一実施形態では、JAK2阻害剤は、ルキソリチニブの薬学的に許容される塩である。一実施形態では、JAK2阻害剤は、ルキソリチニブリン酸塩である。ルキソリチニブの化学名は(R)-3-(4-(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-シクロペンチルプロパンニトリルであり、ルキソリチニブは、以下の構造:
【化16】
を有する。
【0088】
第2の活性剤は、オーロラキナーゼ阻害剤である。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、オーロラキナーゼA阻害剤である。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、オーロラキナーゼB阻害剤である。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、汎オーロラキナーゼ阻害剤である。
【0089】
一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、アリセルチブ、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、アリセルチブである。アリセルチブの化学名は、4-((9-クロロ-7-(2-フルオロ-6-メトキシフェニル)-5H-ベンゾ[c]ピリミド[4,5-e]アゼピン-2-イル)アミノ)-2-メトキシ安息香酸であり、アリセルチブは、以下の構造:
【化17】
を有する。
【0090】
一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、バラセルチブ(AZD1152としても知られる)もしくはAZD1152-HQPA、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、バラセルチブである。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、AZD1152-HQPAである。AZD1152-HQPA(AZD2811としても知られている)の化学名は、2-(3-((7-(3-(エチル(2-ヒドロキシエチル)アミノ)プロポキシ)キナゾリン-4-イル)アミノ)-1H-ピラゾール-5-イル)-N-(3-フルオロフェニル)アセトアミドであり、AZD1152-HQPAは、以下の構造:
【化18】
を有する。
【0091】
バラセルチブは、AZD1152-HQPAの二水素ホスフェートプロドラッグであり、以下の構造:
【化19】
を有する。
【0092】
一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、ダヌセルチブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、ダヌセルチブである。ダヌセルチブ(PHA-739358としても知られている)は、以下の構造:
【化20】
を有する。
【0093】
一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、AT9283、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、AT9283である。AT9283は、以下の構造:
【化21】
を有する。
【0094】
一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、PF-03814735、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、PF-03814735である。PF-03814735は、以下の構造:
【化22】
を有する。
【0095】
一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、AMG900、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、AMG900である。AMG900は、以下の構造:
【化23】
を有する。
【0096】
一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、トザセルチブ、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、トザセルチブである。トザセルチブ(VX-680またはMK-0457としても知られている)は、以下の構造:
【化24】
を有する。
【0097】
一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、ZM447439、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、ZM447439である。ZM447439は、以下の構造:
【化25】
を有する。
【0098】
一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、MLN8054、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、MLN8054である。MLN8054は、以下の構造:
【化26】
を有する。
【0099】
一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、ヘスペラジン、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、ヘスペラジンである。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、ヘスペラジンの塩酸塩である。ヘスペラジンは、以下の構造:
【化27】
を有する。
【0100】
一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、SNS-314、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、SNS-314である。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、SNS-314のメシル酸塩である。SNS-314は、以下の構造:
【化28】
を有する。
【0101】
一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、PHA-680632、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、PHA-680632である。PHA-680632は、以下の構造:
【化29】
を有する。
【0102】
一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、CYC116、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、CYC116である。CYC116は、以下の構造:
【化30】
を有する。
【0103】
一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、GSK1070916、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、GSK1070916である。GSK1070916は、以下の構造:
【化31】
を有する。
【0104】
一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、TAK-901、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、TAK-901である。TAK-901は、以下の構造:
【化32】
を有する。
【0105】
一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、CCT137690、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤は、CCT137690である。CCT137690は、以下の構造:
【化33】
を有する。
【0106】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、ゼステホモログ2(EZH2)阻害剤の増強剤である。一実施形態では、EZH2阻害剤は、タゼメトスタット、GSK126、CPI-1205、3-デアザネプラノシンA(DZNep)、EPZ005687、EI1、UNC1999、もしくはシネフンギン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。
【0107】
一実施形態では、EZH2阻害剤は、タゼメトスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、EZH2阻害剤はタゼメトスタットである。タゼメトスタット(EPZ-6438としても知られている)の化学名は、N-[(1,2-ジヒドロ-4,6-ジメチル-2-オキソ-3-ピリジニル)メチル]-5-[エチル(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)アミノ]-4-メチル-4’-(4-モルホリニルメチル)-[1,1’-ビフェニル]-3-カルボキサミドであり、タゼメトスタットは、以下の構造:
【化34】
を有する。
【0108】
一実施形態では、EZH2阻害剤は、GSK126、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、EZH2阻害剤は、GSK126(GSK-2816126としても知られている)である。GSK126の化学名は、(S)-1-(sec-ブチル)-N-((4,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)メチル)-3-メチル-6-(6-(ピペラジン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1H-インドール-4-カルボキサミドであり、GSK126は、以下の構造:
【化35】
を有する。
【0109】
一実施形態では、EZH2阻害剤は、CPI-1205、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、EZH2阻害剤は、CPI-1205である。CPI-1205の化学名は(R)-N-((4-メトキシ-6-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)メチル)-2-メチル-1-(1-(1-(2,2,2-トリフルオロエチル)ピペリジン-4-イル)エチル)-1H-インドール-3-カルボキサミドであり、CPI-1205は、以下の構造:
【化36】
を有する。
【0110】
一実施形態では、EZH2阻害剤は、3-デアザネプラノシンAである。一実施形態では、EZH2阻害剤は、EPZ005687である。一実施形態では、EZH2阻害剤はEI1である。一実施形態では、EZH2阻害剤はUNC1999である。一実施形態では、EZH2阻害剤はシネフンギンである。
【0111】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、ブロモドメインおよび末端外モチーフタンパク質(BET)阻害剤である。一実施形態では、BET阻害剤は、ビラブレシブもしくは化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。
【0112】
一実施形態では、BET阻害剤は、ビラブレシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、BET阻害剤はビラブレシブである。ビラブレシブ(OTX015またはMK-8628としても知られている)の化学名は、(S)-2-(4-(4-クロロフェニル)-2,3,9-トリメチル-6H-チエノ[3,2-f][1,2,4]トリアゾロ[4,3-a][1,4]ジアゼピン-6-イル)-N-(4-ヒドロキシフェニル)アセトアミドであり、ビラブレシブは、以下の構造:
【化37】
を有する。
【0113】
一実施形態では、BET阻害剤は、化合物B、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。化合物Bの化学名は、4-[2-(シクロプロピルメトキシ)-5-(メタンスルホニル)フェニル]-2-メチルイソキノリン-1(2H)-オンであり、化合物Bは、以下の構造:
【化38】
を有する。
【0114】
一実施形態では、BET阻害剤は、BMS-986158、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、BET阻害剤はBMS-986158である。BMS-986158は、以下の構造:
【化39】
を有する。
【0115】
一実施形態では、BET阻害剤は、RO-6870810、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、BET阻害剤は、RO-6870810である。RO-6870810は、以下の構造:
【化40】
を有する。
【0116】
一実施形態では、BET阻害剤は、CPI-0610、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、BET阻害剤は、CPI-0610である。CPI-0610は、以下の構造:
【化41】
を有する。
【0117】
一実施形態では、BET阻害剤は、モリブレシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、BET阻害剤はモリブレシブである。モリブレシブ(GSK-525762としても知られている)は、以下の構造:
【化42】
を有する。
【0118】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、低メチル化剤である。一実施形態では、低メチル化剤は、DNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤である。一実施形態では、低メチル化剤は、5-アザシチジンもしくはデシタビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。特に明記しない限り、「アザシチジン(azacytidine)」および「アザシチジン(azacitidine)」という用語は互換的に使用される。
【0119】
一実施形態では、低メチル化剤は、5-アザシチジン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、低メチル化剤は、5-アザシチジンである。5-アザシチジンは、4-アミノ-1-β-D-リボフラノシル-1,3,5-トリアジン-2(1H)-オンの化学名であり、以下の構造:
【化43】
を有する。
【0120】
一実施形態では、低メチル化剤は、デシタビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、低メチル化剤は、デシタビンである。デシタビンは、4-アミノ-1-(2-デオキシ-β-D-エリスロ-ペントフラノシル)-1,3,5-トリアジン-2(1H)-オンの化学名であり、以下の構造:
【化44】
を有する。
【0121】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、テロメアサイレンシング1様(telomeric silencing 1-like)(DOT1L)阻害剤の破壊剤である。一実施形態では、DOT1L阻害剤は、ピノメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、DOT1L阻害剤はピノメトスタットである。ピノメトスタット(EPZ-5676としても知られている)は、(2R,3R,4S,5R)-2-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)-5-((((1r,3S)-3-(2-(5-(tert-ブチル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル)エチル)シクロブチル)(イソプロピル)アミノ)メチル)テトラヒドロフラン-3,4-ジオールの化学名であり、以下の構造:
【化45】
を有する。
【0122】
一実施形態では、DOT1L阻害剤は、SGC0946、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、DOT1L阻害剤はSGC0946である。SGC0946は、5ブロモ-7-[5-デオキシ-5-[[3-[[[[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]アミノ]カルボニル]アミノ]プロピル](1-メチルエチル)アミノ]-β-D-リボフラノシル]-7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-アミンの化学名であり、SGC0946は、以下の構造:
【化46】
を有する。
【0123】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、ヒストンアセチルトランスフェラーゼ(HAT)阻害剤である。一実施形態では、HAT阻害剤は、C646、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、HAT阻害剤はC646である。C646は、4-(4-((5-(4,5-ジメチル-2-ニトロフェニル)フラン-2-イル)メチレン)-3-メチル-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-ピラゾール-1-イル)安息香酸の化学名であり、以下の構造:
【化47】
を有する。
【0124】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第5の活性剤は、WDリピート含有タンパク質5(WDR5)阻害剤である。一実施形態では、WDR5阻害剤は、OICR-9429、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、WDR5阻害剤はOICR-9429である。OICR-9429は、N-(4-(4-メチルピペラジン-1-イル)-3’-(モルホリノメチル)-[1,1’-ビフェニル]-3-イル)-6-オキソ-4-(トリフルオロメチル)-1,6-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミドの化学名であり、以下の構造:
【化48】
を有する。
【0125】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、DNA(シトシン-5)-メチルトランスフェラーゼ1(DNMT1)阻害剤である。一実施形態では、DNMT1阻害剤は、DNMT1選択的阻害剤である。一実施形態では、DNMT1選択的阻害剤は、GSK3484862、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、DNMT1選択的阻害剤はGSK3484862である。GSK3484862(GSKMI-714としても知られている)は(R)-2-((3,5-ジシアノ-6-(ジメチルアミノ)-4-エチルピリジン-2-イル)チオ)-2-フェニルアセトアミドの化学名であり、以下の構造:
【化49】
を有する。
【0126】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、リジン特異的デメチラーゼ1(LSD-1)阻害剤である。一実施形態では、LSD-1阻害剤は、化合物Cもしくはセクリデムスタット(seclidemstat)、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。
【0127】
一実施形態では、LSD-1阻害剤は、化合物C、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、LSD-1阻害剤は化合物Cである。一実施形態では、LSD-1阻害剤は、化合物Cの薬学的に許容される塩である。一実施形態では、LSD-1阻害剤は、化合物Cベシル酸塩である。LSD-1阻害剤は、化合物Cモノベシル酸塩である。化合物Cは、4-(2-(4-アミノピペリジン-1-イル)-5-(3-フルオロ-4-メトキシフェニル)-1-メチル-6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-4-イル)-2-フルオロベンゾニトリルの化学名であり、以下の構造:
【化50】
を有する。
【0128】
一実施形態では、LSD-1阻害剤は、セクリデムスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、LSD-1阻害剤はセクリデムスタットである。一実施形態では、LSD-1阻害剤は、セクリデムスタットの薬学的に許容される塩である。一実施形態では、LSD-1阻害剤はセクリデムスタットベシル酸塩である。セクリデムスタット(SP-2577としても知られている)は、(E)-N’-(1-(5-クロロ-2-ヒドロキシフェニル)エチリデン)-3-((4-メチルピペラジン-1-イル)スルホニル)ベンゾヒドラジドの化学名であり、以下の構造:
【化51】
を有する。
【0129】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、G9A(ヒストンH3メチルトランスフェラーゼの1つ)阻害剤である。一実施形態では、G9A阻害剤は、UNC0631、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、G9A阻害剤はUNC0631である。UNC0631は、N-(1-(シクロヘキシルメチル)ピペリジン-4-イル)-2-(4-イソプロピル-1,4-ジアゼパム-1-イル)-6-メトキシ-7-(3-(ピペリジン-1-イル)プロポキシ)キナゾリン-4-アミンの化学名であり、以下の構造:
【化52】
を有する。
【0130】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、タンパク質アルギニンメチルトランスフェラーゼ5(PRMT5)阻害剤である。一実施形態では、PRMT5阻害剤は、GSK3326595、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、PRMT5阻害剤はGSK3326595である。GSK3326595(EPZ-015938としても知られている)は、(S)-6-((1-アセチルピペリジン-4-イル)アミノ)-N-(3-(3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-2-ヒドロキシプロピル)ピリミジン-4-カルボキサミドの化学名であり、以下の構造:
【化53】
を有する。
【0131】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤はブロモドメイン(BRD)阻害剤である。一実施形態では、BRD阻害剤は、BRD9/7阻害剤である。一実施形態では、BRD9/7阻害剤は、LP99、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、BRD9/7阻害剤はLP99である。LP99は、N-((2R,3S)-2-(4-クロロフェニル)-1-(1,4-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロキノリン-7-イル)-6-オキソピペリジン-3-イル)-2-メチルプロパン-1-スルホンアミドの化学名であり、以下の構造:
【化54】
を有する。
【0132】
一実施形態では、BRD阻害剤はBRD4阻害剤である。一実施形態では、BRD4阻害剤は、JQ1、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、BRD4阻害剤はJQ1である。JQ1は、(S)-tert-ブチル2-(4-(4-クロロフェニル)-2,3,9-トリメチル-6H-チエノ[3,2-f][1,2,4]トリアゾール[4,3-a][1,4]ジアゼピン-6-イル)アセテートの化学名であり、以下の構造:
【化55】
を有する。
【0133】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、SUV420H1/H2(ヒストンH4のリジン20をメチル化する2つの相同酵素)阻害剤である。一実施形態では、SUV420H1/H2阻害剤は、A-196、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、SUV420H1/H2阻害剤はA-196である。A-196は、6,7-ジクロロ-N-シクロペンチル-4-(ピリジン-4-イル)フタラジン-1-アミンの化学名であり、以下の構造:
【化56】
を有する。
【0134】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、コアクチベーター関連アルギニンメチルトランスフェラーゼ1(CARM1)阻害剤である。一実施形態では、CARM1阻害剤は、EZM2302、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、CARM1阻害剤はEZM2302である。EZM2302は、メチル(R)-2-(2-(2-クロロ-5-(2-ヒドロキシ-3-(メチルアミノ)プロポキシ)フェニル)-6-(3,5-ジメチルイソキサゾール-4-イル)-5-メチルピリミジン-4-イル)-2,7-ジアザスピロ[3.5]ノナン-7-カルボキシレートの化学名であり、以下の構造:
【化57】
を有する。
【0135】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、ポロ様キナーゼ1(PLK1)阻害剤である。一実施形態では、PLK1阻害剤は、BI2536、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、PLK1阻害剤はBI2536である。BI2536は、(R)-4-((8-シクロペンチル-7-エチル-5-メチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)-3-メトキシ-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)ベンズアミドの化学名であり、以下の構造:
【化58】
を有する。
【0136】
一実施形態では、PLK1阻害剤は、ボラセルチブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、PLK1阻害剤はボラセルチブである。ボラセルチブ(BI6727としても知られている)は、以下の構造:
【化59】
を有する。
【0137】
一実施形態では、PLK1阻害剤は、CYC140、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。
【0138】
一実施形態では、PLK1阻害剤は、オンバンセルチブ、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、PLK1阻害剤はオンバンセルチブである。オンバンセルチブ(NMS-1286937としても知られている)は、以下の構造:
【化60】
を有する。
【0139】
一実施形態では、PLK1阻害剤は、GSK461364、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、PLK1阻害剤はGSK461364である。GSK461364は、以下の構造:
【化61】
を有する。
【0140】
一実施形態では、PLK1阻害剤は、TAK960、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、PLK1阻害剤はTAK960である。一実施形態では、PLK1阻害剤は、TAK960の塩酸塩である。TAK960は、以下の構造:
【化62】
を有する。
【0141】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、セリン/スレオニンタンパク質キナーゼ(NEK2)阻害剤である。一実施形態では、NEK2阻害剤は、JH295、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、NEK2阻害剤はJH295である。JH295は、(Z)-N-(3-((2-エチル-4-メチル-1H-イミダゾール-5-イル)メチレン)-2-オキソインドリン-5-イル)プロピオールアミドの化学名であり、以下の構造:
【化63】
を有する。
【0142】
一実施形態では、NEK2阻害剤は、rac-CCT250863、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、NEK2阻害剤はrac-CCT250863である。rac-CCT250863は、4-[2-アミノ-5-[4-[(ジメチルアミノ)メチル]-2-チエニル]-3-ピリジニル]-2-[[(2Z)-4,4,4-トリフルオロ-1-メチル-2-ブテン-1-イル]オキシ]ベンズアミドの化学名であり、以下の構造:
【化64】
を有する。
【0143】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、マイトジェン活性化細胞外シグナル調節キナーゼ(MEK)阻害剤である。一実施形態では、MEK阻害剤は、RAF/RAS/MEKシグナル伝達カスケードの機能を妨害する。一実施形態では、MEK阻害剤は、トラメチニブ、トラメチニブジメチルスルホキシド、コビメチニブ、ビニメチニブ、もしくはセルメチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、MEK阻害剤は、トラメチニブもしくはトラメチニブジメチルスルホキシド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、MEK阻害剤はトラメチニブである。一実施形態では、MEK阻害剤はトラメチニブジメチルスルホキシドである。一実施形態では、MEK阻害剤はコビメチニブである。一実施形態では、MEK阻害剤はビニメチニブである。一実施形態では、MEK阻害剤はセルメチニブである。トラメチニブジメチルスルホキシドの化学名は、N-[3-[3-シクロプロピル-5-[(2-フルオロ-4-ヨードフェニル)アミノ]-3,4,6,7-テトラヒドロ-6,8-ジメチル-2,4,7-トリオキソピリド[4,3-d]ピリミジン-1(2H)-イル]フェニル]-アセトアミドであり、ジメチルスルホキシドとの化合物(1:1)である。トラメチニブジメチルスルホキシドは、以下の構造:
【化65】
を有する。
【0144】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、PHDフィンガープロテイン19(PHF19)阻害剤である。
【0145】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、モロニーネズミ白血病キナーゼ(PIM)阻害剤のプロウイルス組み込み部位である。一実施形態では、PIM阻害剤は、汎PIM阻害剤である。一実施形態では、PIM阻害剤は、LGH-447、AZD1208、SGI-1776、もしくはTP-3654、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、PIM阻害剤は、LGH-447、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、PIM阻害剤はLGH-447である。一実施形態では、PIM阻害剤は、LGH-447の薬学的に許容される塩である。一実施形態では、PLK1阻害剤は、LGH-447の塩酸塩である。一実施形態では、LGH-447の塩酸塩は二塩酸塩である。一実施形態では、LGH-447の塩酸塩は一塩酸塩である。一実施形態では、PIM阻害剤はAZD1208である。一実施形態では、PIM阻害剤はSGI-1776である。一実施形態では、PIM阻害剤はTP-3654である。LGH-447は、N-[4-[(1R,3S,5S)-3-アミノ-5-メチルシクロヘキシル]-3-ピリジニル]-6-(2,6-ジフルオロフェニル)-5-フルオロ-2-ピリジンカルボキサミドの化学名であり、以下の構造:
【化66】
を有する。
【0146】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、インスリン様成長因子1受容体(IGF-1R)阻害剤である。一実施形態では、IGF-1R阻害剤は、リンシチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、IGF-1R阻害剤はリンシチニブである。リンシチニブは、シス-3-[8-アミノ-1-(2-フェニル-7-キノリニル)イミダゾ[1,5-a]ピラジン-3-イル]-1-メチルシクロブタノールの化学名であり、以下の構造:
【化67】
を有する。
【0147】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、エクスポーチン1(XPO1)阻害剤である。一実施形態では、XPO1阻害剤は、セリネキサー、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、XPO1阻害剤はセリネキサーである。セリネキサーは、(2Z)-3-{3-[3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル]-1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル}-N’-(ピラジン-2-イル)プロパ-2-エンヒドラジドの化学名であり、以下の構造:
【化68】
を有する。
【0148】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、サバイビン(バキュロウイルスアポトーシス阻害リピート含有5(baculoviral inhibitor of apoptosis repeat-containing 5)またはBIRC5とも呼ばれる)阻害剤である。一実施形態では、BIRC5阻害剤は、YM155、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、BIRC5阻害剤はYM155である。YM155は、1-(2-メトキシエチル)-2-メチル-4,9-ジオキソ-3-(ピラジン-2-イルメチル)-4,9-ジヒドロ-1H-ナフト[2,3-d]イミダゾール-3-イウムブロミドの化学名であり、以下の構造:
【化69】
を有する。
【0149】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、化学療法である。一実施形態では、化学療法は、ベンダムスチン、ドキソルビシン、エトポシド、メトトレキサート、シタラビン、ビンクリスチン、イホスファミド、メルファラン、オキサリプラチン、もしくはデキサメタゾン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、プロドラッグ、もしくは薬学的に許容される塩である。
【0150】
一実施形態では、化学療法は、ベンダムスチン、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、化学療法はベンダムスチンである。一実施形態では、化学療法は、ベンダムスチンの薬学的に許容される塩である。一実施形態では、化学療法は、ベンダムスチン塩酸塩である。一実施形態では、化学療法は、ベンダムスチンの一塩酸塩である。ベンダムスチンは、4-(5-(ビス(2-クロロエチル)アミノ)-1-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル)ブタン酸の化学名であり、以下の構造:
【化70】
を有する。
【0151】
一実施形態では、化学療法は、ドキソルビシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、化学療法はドキソルビシンである。一実施形態では、化学療法は、ドキソルビシンの薬学的に許容される塩である。一実施形態では、化学療法は、ドキソルビシン塩酸塩である。一実施形態では、化学療法は、ドキソルビシンの一塩酸塩である。ドキソルビシンは、以下の構造:
【化71】
を有する。
【0152】
一実施形態では、化学療法は、エトポシド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、プロドラッグ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、化学療法はエトポシドである。エトポシドは、4’-デメチルエピポドフィロトキシン9-[4,6-O-(R)-エチリデン-β-D-グルコピラノシド]の化学名であり、以下の構造:
【化72】
を有する。
【0153】
一実施形態では、化学療法はエトポシドのプロドラッグである。一実施形態では、化学療法はエトポシドのエステルプロドラッグである。一実施形態では、化学療法はエトポシドリン酸塩である。エトポシドリン酸塩は、4’-デメチルエピポドフィロトキシン9-[4,6-O-(R)-エチリデン-β-D-グルコピラノシド],4’(二水素ホスフェート)の化学名であり、以下の構造:
【化73】
を有する。
【0154】
一実施形態では、化学療法は、メトトレキサート、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、化学療法はメトトレキサートである。一実施形態では、化学療法は、メトトレキサートの薬学的に許容される塩である。一実施形態では、化学療法はメトトレキサートナトリウムである。メトトレキサートは、(4-(((2,4-ジアミノプテリジン-6-イル)メチル)(メチル)アミノ)ベンゾイル)-L-グルタミン酸の化学名であり、以下の構造:
【化74】
を有する。
【0155】
一実施形態では、化学療法は、シタラビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、化学療法はシタラビンである。シタラビンは、4-アミノ-1-β-D-アラビノフラノシル-2(1H)ピリミジノンの化学名であり、以下の構造:
【化75】
を有する。
【0156】
一実施形態では、化学療法は、ビンクリスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、化学療法はビンクリスチンである。一実施形態では、化学療法は、ビンクリスチンの薬学的に許容される塩である。一実施形態では、化学療法はビンクリスチン硫酸塩である。一実施形態では、化学療法は、ビンクリスチンの一硫酸塩である。ビンクリスチンは、以下の構造:
【化76】
を有する。
【0157】
一実施形態では、化学療法は、イホスファミド、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、化学療法はイホスファミドである。イホスファミドは、3-(2-クロロエチル)-2-[(2-クロロエチル)アミノ]テトラヒドロ-2H-1,3,2-オキサザホスホリン2-オキシドの化学名であり、以下の構造:
【化77】
を有する。
【0158】
一実施形態では、化学療法は、メルファラン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、化学療法はメルファランである。一実施形態では、化学療法は、メルファランの薬学的に許容される塩である。一実施形態では、化学療法は、メルファラン塩酸塩である。一実施形態では、化学療法は、メルファランの一塩酸塩である。メルファランは4-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]-L-フェニルアラニンの化学名であり、以下の構造:
【化78】
を有する。
【0159】
一実施形態では、化学療法は、オキサリプラチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、化学療法はオキサリプラチンである。オキサリプラチンは、シス-[(1R,2R)-1,2-シクロヘキサンジアミン-N,N’][オキサリプラチン(2-)-O,O’]白金の化学名であり、以下の構造:
【化79】
を有する。
【0160】
一実施形態では、化学療法は、デキサメタゾン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である。一実施形態では、化学療法はデキサメタゾンである。デキサメタゾンは、(11b,16a)-9-フルオロ-11,17,21-トリヒドロキシ-16-メチルプレグナ-1,4-ジエン-3,20-ジオンの化学名であり、以下の構造:
【化80】
を有する。
【0161】
5.4 使用方法
一実施形態では、本明細書は、血液悪性腫瘍を処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタット、ロミデプシン、ボリノスタット、またはシタリノスタット)、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)、BTK阻害剤(例えば、イブルチニブまたはアカラブルチニブ)、mTOR阻害剤(例えば、エベロリムス)、PI3K阻害剤(例えば、イデラリシブ)、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリン)、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブ)、JAK2阻害剤(例えば、フェドラチニブ、パクリチニブ、ルキソリチニブ、バリシチニブ、ガンドチニブ、レスタウルチニブ、またはモメロチニブ)、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、アリセルチブ)、EZH2阻害剤(例えば、タゼメトスタット、GSK126、CPI-1205、3-デアザネプラノシンA、EPZ005687、EI1、UNC1999、またはシネフンギン)、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブまたは化合物B)、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジンまたはデシタビン)、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)、HAT阻害剤(例えば、C646)、WDR5阻害剤(例えば、OICR-9429)、DNMT1阻害剤(例えば、GSK3484862)、LSD-1阻害剤(例えば、化合物Cまたはセクリデムスタット)、G9A阻害剤(例えばUNC0631)、PRMT5阻害剤(例えば、GSK3326595)、BRD阻害剤(例えば、LP99)、SUV420H1/H2阻害剤(例えば、A-196)、CARM1阻害剤(例えば、EZM2302)、PLK1阻害剤(例えば、BI2536)、NEK2阻害剤(例えば、JH295)、MEK阻害剤(例えば、トラメチニブ)、PHF19阻害剤、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)、IGF-1R阻害剤(例えば、リンシチニブ)、XPO1阻害剤(例えば、セリネキサー)、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)、または化学療法(例えば、ベンダムスチン、ドキソルビシン、エトポシド、メトトレキサート、シタラビン、ビンクリスチン、イホスファミド、メルファラン、オキサリプラチン、またはデキサメタゾン)のうちの1つまたは複数である、方法を提供する。本明細書はまた、血液悪性腫瘍を処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含む、方法において使用するための化合物Aを提供する。
【0162】
一実施形態では、本明細書は、血液悪性腫瘍を予防する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタット、ロミデプシン、ボリノスタット、またはシタリノスタット)、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)、BTK阻害剤(例えば、イブルチニブまたはアカラブルチニブ)、mTOR阻害剤(例えば、エベロリムス)、PI3K阻害剤(例えば、イデラリシブ)、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリン)、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブ)、JAK2阻害剤(例えば、フェドラチニブ、パクリチニブ、ルキソリチニブ、バリシチニブ、ガンドチニブ、レスタウルチニブ、またはモメロチニブ)、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、アリセルチブ)、EZH2阻害剤(例えば、タゼメトスタット、GSK126、CPI-1205、3-デアザネプラノシンA、EPZ005687、EI1、UNC1999、またはシネフンギン)、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブまたは化合物B)、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジンまたはデシタビン)、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)、HAT阻害剤(例えば、C646)、WDR5阻害剤(例えば、OICR-9429)、DNMT1阻害剤(例えば、GSK3484862)、LSD-1阻害剤(例えば、化合物Cまたはセクリデムスタット)、G9A阻害剤(例えばUNC0631)、PRMT5阻害剤(例えば、GSK3326595)、BRD阻害剤(例えば、LP99)、SUV420H1/H2阻害剤(例えば、A-196)、CARM1阻害剤(例えば、EZM2302)、PLK1阻害剤(例えば、BI2536)、NEK2阻害剤(例えば、JH295)、MEK阻害剤(例えば、トラメチニブ)、PHF19阻害剤、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)、IGF-1R阻害剤(例えば、リンシチニブ)、XPO1阻害剤(例えば、セリネキサー)、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)、または化学療法(例えば、ベンダムスチン、ドキソルビシン、エトポシド、メトトレキサート、シタラビン、ビンクリスチン、イホスファミド、メルファラン、オキサリプラチン、またはデキサメタゾン)のうちの1つまたは複数である、方法を提供する。本明細書はまた、血液悪性腫瘍を予防する方法であって、治療有効量の化合物Aを、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含む、方法において使用するための化合物Aを提供する。
【0163】
一実施形態では、本明細書は、血液悪性腫瘍を管理する方法であって、治療有効量の化合物Aを、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタット、ロミデプシン、ボリノスタット、またはシタリノスタット)、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)、BTK阻害剤(例えば、イブルチニブまたはアカラブルチニブ)、mTOR阻害剤(例えば、エベロリムス)、PI3K阻害剤(例えば、イデラリシブ)、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリン)、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブ)、JAK2阻害剤(例えば、フェドラチニブ、パクリチニブ、ルキソリチニブ、バリシチニブ、ガンドチニブ、レスタウルチニブ、またはモメロチニブ)、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、アリセルチブ)、EZH2阻害剤(例えば、タゼメトスタット、GSK126、CPI-1205、3-デアザネプラノシンA、EPZ005687、EI1、UNC1999、またはシネフンギン)、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブまたは化合物B)、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジンまたはデシタビン)、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)、HAT阻害剤(例えば、C646)、WDR5阻害剤(例えば、OICR-9429)、DNMT1阻害剤(例えば、GSK3484862)、LSD-1阻害剤(例えば、化合物Cまたはセクリデムスタット)、G9A阻害剤(例えばUNC0631)、PRMT5阻害剤(例えば、GSK3326595)、BRD阻害剤(例えば、LP99)、SUV420H1/H2阻害剤(例えば、A-196)、CARM1阻害剤(例えば、EZM2302)、PLK1阻害剤(例えば、BI2536)、NEK2阻害剤(例えば、JH295)、MEK阻害剤(例えば、トラメチニブ)、PHF19阻害剤、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)、IGF-1R阻害剤(例えば、リンシチニブ)、XPO1阻害剤(例えば、セリネキサー)、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)、または化学療法(例えば、ベンダムスチン、ドキソルビシン、エトポシド、メトトレキサート、シタラビン、ビンクリスチン、イホスファミド、メルファラン、オキサリプラチン、またはデキサメタゾン)のうちの1つまたは複数である、方法を提供する。本明細書はまた、血液悪性腫瘍を管理する方法治療有効量の化合物Aを、本明細書で提供される第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含む、方法において使用するための化合物Aを提供する。
【0164】
一実施形態では、血液悪性腫瘍は白血病である。
【0165】
一実施形態では、血液悪性腫瘍は急性骨髄性白血病である。一実施形態では、血液悪性腫瘍はB細胞急性骨髄性白血病である。
【0166】
一実施形態では、血液悪性腫瘍は急性リンパ性白血病である。
【0167】
一実施形態では、血液悪性腫瘍は慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫である。
【0168】
一実施形態では、血液悪性腫瘍は骨髄腫である。
【0169】
一実施形態では、血液悪性腫瘍は多発性骨髄腫である。一実施形態では、多発性骨髄腫は形質細胞性白血病(PCL)である。
【0170】
一実施形態では、血液悪性腫瘍はリンパ腫である。
【0171】
一実施形態では、血液悪性腫瘍は非ホジキンリンパ腫である。
【0172】
一実施形態では、血液悪性腫瘍はびまん性大細胞型B細胞リンパ腫である。
【0173】
一実施形態では、血液悪性腫瘍はT細胞リンパ腫である。一実施形態では、T細胞リンパ腫は未分化大細胞リンパ腫(ALCL)である。一実施形態では、T細胞リンパ腫はセザリー症候群である。
【0174】
一実施形態では、血液悪性腫瘍はバーキットリンパ腫である。
【0175】
一実施形態では、血液悪性腫瘍は辺縁帯リンパ腫である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は脾辺縁帯リンパ腫(SMZL)である。
【0176】
一実施形態では、血液悪性腫瘍はホジキンリンパ腫である。
【0177】
一実施形態では、血液悪性腫瘍は骨髄異形成症候群である。
【0178】
一実施形態では、DLBCLは、活性化B細胞様DLBCL(ABC-DLBCL)である。一実施形態では、DLBCLは、胚中心B細胞様DLBCL(GCB-DLBCL)である。一実施形態では、DLBCLは、未分類のDLBCLである。一実施形態では、DLBCLは、原発性縦隔B細胞型DLBCL(PMBL DLBCL)である。一実施形態では、DLBCLは、ダブルヒットDLBCL(DHIT DLBCL)であり、cMyc/Bcl2突然変異型DLBCLとも称される。一実施形態では、DLBCLは、トリプルヒットDLBCL(THIT DLBCL)であり、cMyc/Bcl2/Bcl6転座DLBCLとも称される。
【0179】
一実施形態では、DLBCLは、新たに診断されたDLBCLである。一実施形態では、DLBCLは、原発性DLBCLである。一実施形態では、DLBCLは、再発性DLBCLである。一実施形態では、DLBCLは、不応性DLBCLである。一実施形態では、DLBCLは、再発性または不応性DLBCLである。一実施形態では、DLBCLは、再発性/不応性DLBCLである。一実施形態では、DLBCLは、ドキソルビシンに対して不応性である。一実施形態では、DLBCLは、ドキソルビシンに耐性がある。一実施形態では、DLBCLは、リツキシマブ、シクロホスファミド、ドキソルビシン、ビンクリスチン、プレドニソン、エトポシド、ベンダムスチン、レナリドミド、ゲムシタビン、デキサメタゾン、イホスファミド、ポラツズマブ(polatuxuab)、またはCAR-Tのうちの1つまたは複数に対して不応性である。
【0180】
一実施形態では、DLBCLは、2つ以上の以前の処置ラインで処置される。
【0181】
一実施形態では、DLBCLは、形質転換リンパ腫である。別の実施形態では、DLBCLは、不特定の(NOS)DLBCLである。
【0182】
本明細書で使用される場合、特に明記しない限り、「CLL/SLL」または「CLLおよび/またはSLL」は、CLL、またはSLL、またはCLLおよびSLLを意味する。一実施形態では、本明細書で提供される方法は、CLLを処置、予防、または管理するためのものである。一実施形態では、本明細書で提供される方法は、SLLを処置、予防、または管理するためのものである。一実施形態では、本明細書で提供される方法は、CLLおよびCLLを処置、予防、または管理するためのものである。
【0183】
一実施形態では、CLL/SLL対象は、1つまたは複数の治療ラインに失敗している。一実施形態では、対象は、少なくとも1つの以前の治療に失敗している。一実施形態では、対象は、少なくとも2つの以前の治療に失敗している。対象は、以前にブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害剤で処置されている。一実施形態では、対象は、BTK阻害剤に対して、再発性または不応性である。一実施形態では、BTK阻害剤はイブルチニブである。一実施形態では、BTK阻害剤はアカラブルチニブである。一実施形態では、BTK阻害剤はザヌブルチニブである。一実施形態では、BTK阻害剤はチラブルチニブである。
【0184】
一実施形態では、CLL/SLLは、新たに診断されたCLL/SLLである。一実施形態では、CLL/SLLは、再発性または不応性CLL/SLL(R/R CLL/SLL)である。
【0185】
一実施形態では、CLLは、突然変異型IGHV(免疫グロブリン重鎖遺伝子)を特徴とする。一実施形態では、CLLは、非突然変異型IGHVを特徴とする。
【0186】
一実施形態では、CLLは、TP53(腫瘍タンパク質53)における1つまたは複数の突然変異を特徴とする。一実施形態では、CLLは、野生型TP53を特徴とする。
【0187】
一実施形態では、CLLは、1つまたは複数の細胞遺伝学的異常、例えば、del(13q)、del(11q)、del(17p)、tri12、t(6;17)、del(11q22.3)、t(11;14)、del(18q)、およびt(14;19)を特徴とする。一実施形態では、CLLは、del(17p)を特徴とする。
【0188】
一実施形態では、CLLは、リヒタートランスフォーメーション(リヒター症候群としても知られている)を特徴とする。
【0189】
一実施形態では、血液悪性腫瘍が新たに診断される。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、再発性または不応性である。
【0190】
一実施形態では、AMLは、新たに診断されたAMLである。一実施形態では、AMLは、再発性または不応性AMLである。一実施形態では、B細胞AMLは、新たに診断されたB細胞AMLである。一実施形態では、B細胞AMLは、再発性または不応性B細胞AMLである。
【0191】
一実施形態では、ALLは、新たに診断されたALLである。一実施形態では、ALLは、再発性または不応性ALLである。
【0192】
一実施形態では、MMは、新たに診断されたMMである。一実施形態では、MMは、再発性または不応性MMである。一実施形態では、PCLは、新たに診断されたPCLである。一実施形態では、PCLは、再発性または不応性PCLである。
【0193】
一実施形態では、HLは、新たに診断されたHLである。一実施形態では、HLは、再発性または不応性HLである。
【0194】
一実施形態では、NHLは、新たに診断されたNHLである。一実施形態では、NHLは、再発性または不応性NHLである。
【0195】
一実施形態では、TCLは、新たに診断されたTCLである。一実施形態では、TCLは、再発性または不応性TCLである。一実施形態では、ALCLは、新たに診断されたALCLである。一実施形態では、ALCLは、再発性または不応性ALCLである。一実施形態では、セザリー症候群は、新たに診断されたセザリー症候群である。一実施形態では、セザリー症候群は、再発性または不応性セザリー症候群である。
【0196】
一実施形態では、BLは、新たに診断されたBLである。一実施形態では、BLは、再発性または不応性BLである。
【0197】
一実施形態では、MZLは、新たに診断されたMZLである。一実施形態では、MZLは、再発性または不応性MZLである。一実施形態では、SMZL症候群は、新たに診断されたSMZL症候群である。一実施形態では、SMZLは、再発性または不応性SMZLである。
【0198】
一実施形態では、MDSは、新たに診断されたMDSである。一実施形態では、MDSは、再発性または不応性MDSである。
【0199】
一実施形態では、本明細書は、患者において完全奏効、部分奏効、または安定疾患を達成するための方法であって、本明細書で提供される、血液悪性腫瘍を有する患者に、第2の活性剤と組み合わせて治療有効量の化合物Aを投与することを含み、第2の活性剤が、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタット、ロミデプシン、ボリノスタット、またはシタリノスタット)、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)、BTK阻害剤(例えば、イブルチニブまたはアカラブルチニブ)、mTOR阻害剤(例えば、エベロリムス)、PI3K阻害剤(例えば、イデラリシブ)、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリン)、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブ)、JAK2阻害剤(例えば、フェドラチニブ、パクリチニブ、ルキソリチニブ、バリシチニブ、ガンドチニブ、レスタウルチニブ、またはモメロチニブ)、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、アリセルチブ)、EZH2阻害剤(例えば、タゼメトスタット、GSK126、CPI-1205、3-デアザネプラノシンA、EPZ005687、EI1、UNC1999、またはシネフンギン)、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブまたは化合物B)、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジンまたはデシタビン)、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)、HAT阻害剤(例えば、C646)、WDR5阻害剤(例えば、OICR-9429)、DNMT1阻害剤(例えば、GSK3484862)、LSD-1阻害剤(例えば、化合物Cまたはセクリデムスタット)、G9A阻害剤(例えばUNC0631)、PRMT5阻害剤(例えば、GSK3326595)、BRD阻害剤(例えば、LP99)、SUV420H1/H2阻害剤(例えば、A-196)、CARM1阻害剤(例えば、EZM2302)、PLK1阻害剤(例えば、BI2536)、NEK2阻害剤(例えば、JH295)、MEK阻害剤(例えば、トラメチニブ)、PHF19阻害剤、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)、IGF-1R阻害剤(例えば、リンシチニブ)、XPO1阻害剤(例えば、セリネキサー)、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)、または化学療法(例えば、ベンダムスチン、ドキソルビシン、エトポシド、メトトレキサート、シタラビン、ビンクリスチン、イホスファミド、メルファラン、オキサリプラチン、またはデキサメタゾン)のうちの1つまたは複数である、方法を提供する。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、AML(例えば、B細胞AML)である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、ALLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、CLL/SLLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、MMである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、PCLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、NHLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、DLBCLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、TCL(例えば、ALCLまたはセザリー症候群)である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、バーキットリンパ腫である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、HLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、MZL(例えば、SMZL)である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、MDSである。
【0200】
一実施形態では、本明細書は、患者においてLugano奏効基準によって決定される、完全奏効、部分奏効、または安定疾患を達成するための方法であって、DLBCLを有する患者に、第2の活性剤と組み合わせて治療有効量の化合物Aを投与することを含み、第2の活性剤が、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタット、ロミデプシン、ボリノスタット、またはシタリノスタット)、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)、BTK阻害剤(例えば、イブルチニブまたはアカラブルチニブ)、mTOR阻害剤(例えば、エベロリムス)、PI3K阻害剤(例えば、イデラリシブ)、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリン)、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブ)、JAK2阻害剤(例えば、フェドラチニブ、パクリチニブ、ルキソリチニブ、バリシチニブ、ガンドチニブ、レスタウルチニブ、またはモメロチニブ)、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、アリセルチブ)、EZH2阻害剤(例えば、タゼメトスタット、GSK126、CPI-1205、3-デアザネプラノシンA、EPZ005687、EI1、UNC1999、またはシネフンギン)、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブまたは化合物B)、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジンまたはデシタビン)、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)、HAT阻害剤(例えば、C646)、WDR5阻害剤(例えば、OICR-9429)、DNMT1阻害剤(例えば、GSK3484862)、LSD-1阻害剤(例えば、化合物Cまたはセクリデムスタット)、G9A阻害剤(例えばUNC0631)、PRMT5阻害剤(例えば、GSK3326595)、BRD阻害剤(例えば、LP99)、SUV420H1/H2阻害剤(例えば、A-196)、CARM1阻害剤(例えば、EZM2302)、PLK1阻害剤(例えば、BI2536)、NEK2阻害剤(例えば、JH295)、MEK阻害剤(例えば、トラメチニブ)、PHF19阻害剤、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)、IGF-1R阻害剤(例えば、リンシチニブ)、XPO1阻害剤(例えば、セリネキサー)、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)、または化学療法(例えば、ベンダムスチン、ドキソルビシン、エトポシド、メトトレキサート、シタラビン、ビンクリスチン、イホスファミド、メルファラン、オキサリプラチン、またはデキサメタゾン)のうちの1つまたは複数である、方法を提供する。
【0201】
一実施形態では、本明細書は、患者において、慢性リンパ性白血病国際ワークショップ基準によって決定される、完全奏効、部分奏効、または安定疾患を達成するための方法であって、CLL/SLLを有する患者に、第2の活性剤と組み合わせて治療有効量の化合物Aを投与することを含み、第2の活性剤が、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタット、ロミデプシン、ボリノスタット、またはシタリノスタット)、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)、BTK阻害剤(例えば、イブルチニブまたはアカラブルチニブ)、mTOR阻害剤(例えば、エベロリムス)、PI3K阻害剤(例えば、イデラリシブ)、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリン)、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブ)、JAK2阻害剤(例えば、フェドラチニブ、パクリチニブ、ルキソリチニブ、バリシチニブ、ガンドチニブ、レスタウルチニブ、またはモメロチニブ)、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、アリセルチブ)、EZH2阻害剤(例えば、タゼメトスタット、GSK126、CPI-1205、3-デアザネプラノシンA、EPZ005687、EI1、UNC1999、またはシネフンギン)、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブまたは化合物B)、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジンまたはデシタビン)、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)、HAT阻害剤(例えば、C646)、WDR5阻害剤(例えば、OICR-9429)、DNMT1阻害剤(例えば、GSK3484862)、LSD-1阻害剤(例えば、化合物Cまたはセクリデムスタット)、G9A阻害剤(例えばUNC0631)、PRMT5阻害剤(例えば、GSK3326595)、BRD阻害剤(例えば、LP99)、SUV420H1/H2阻害剤(例えば、A-196)、CARM1阻害剤(例えば、EZM2302)、PLK1阻害剤(例えば、BI2536)、NEK2阻害剤(例えば、JH295)、MEK阻害剤(例えば、トラメチニブ)、PHF19阻害剤、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)、IGF-1R阻害剤(例えば、リンシチニブ)、XPO1阻害剤(例えば、セリネキサー)、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)、または化学療法(例えば、ベンダムスチン、ドキソルビシン、エトポシド、メトトレキサート、シタラビン、ビンクリスチン、イホスファミド、メルファラン、オキサリプラチン、またはデキサメタゾン)のうちの1つまたは複数である、方法を提供する。一実施形態では、完全奏効(CR)の確認のために骨髄評価を受ける対象において、微小残存病変(MRD)検出を実施することができる。一実施形態では、本明細書は、患者において微小残存病変(MRD)陰性を達成するための方法であって、CLL/SLLを有する患者に、第2の活性剤と組み合わせて治療有効量の化合物Aを投与することを含み、第2の活性剤が、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタット、ロミデプシン、ボリノスタット、またはシタリノスタット)、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)、BTK阻害剤(例えば、イブルチニブまたはアカラブルチニブ)、mTOR阻害剤(例えば、エベロリムス)、PI3K阻害剤(例えば、イデラリシブ)、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリン)、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブ)、JAK2阻害剤(例えば、フェドラチニブ、パクリチニブ、ルキソリチニブ、バリシチニブ、ガンドチニブ、レスタウルチニブ、またはモメロチニブ)、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、アリセルチブ)、EZH2阻害剤(例えば、タゼメトスタット、GSK126、CPI-1205、3-デアザネプラノシンA、EPZ005687、EI1、UNC1999、またはシネフンギン)、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブまたは化合物B)、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジンまたはデシタビン)、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)、HAT阻害剤(例えば、C646)、WDR5阻害剤(例えば、OICR-9429)、DNMT1阻害剤(例えば、GSK3484862)、LSD-1阻害剤(例えば、化合物Cまたはセクリデムスタット)、G9A阻害剤(例えばUNC0631)、PRMT5阻害剤(例えば、GSK3326595)、BRD阻害剤(例えば、LP99)、SUV420H1/H2阻害剤(例えば、A-196)、CARM1阻害剤(例えば、EZM2302)、PLK1阻害剤(例えば、BI2536)、NEK2阻害剤(例えば、JH295)、MEK阻害剤(例えば、トラメチニブ)、PHF19阻害剤、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)、IGF-1R阻害剤(例えば、リンシチニブ)、XPO1阻害剤(例えば、セリネキサー)、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)、または化学療法(例えば、ベンダムスチン、ドキソルビシン、エトポシド、メトトレキサート、シタラビン、ビンクリスチン、イホスファミド、メルファラン、オキサリプラチン、またはデキサメタゾン)のうちの1つまたは複数である、方法を提供する。一実施形態では、MRD陰性は、末梢血および/または骨髄で測定される。一実施形態では、MRD陰性は最低3か月間継続する。
【0202】
一実施形態では、本明細書は、患者において全生存期間、無増悪生存期間、無イベント生存期間、無増悪期間、または無病生存期間の増加を達成するための方法であって、本明細書で提供される、血液悪性腫瘍を有する患者に、第2の活性剤と組み合わせて治療有効量の化合物Aを投与することを含み、第2の活性剤が、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタット、ロミデプシン、ボリノスタット、またはシタリノスタット)、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)、BTK阻害剤(例えば、イブルチニブまたはアカラブルチニブ)、mTOR阻害剤(例えば、エベロリムス)、PI3K阻害剤(例えば、イデラリシブ)、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリン)、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブ)、JAK2阻害剤(例えば、フェドラチニブ、パクリチニブ、ルキソリチニブ、バリシチニブ、ガンドチニブ、レスタウルチニブ、またはモメロチニブ)、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、アリセルチブ)、EZH2阻害剤(例えば、タゼメトスタット、GSK126、CPI-1205、3-デアザネプラノシンA、EPZ005687、EI1、UNC1999、またはシネフンギン)、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブまたは化合物B)、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジンまたはデシタビン)、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)、HAT阻害剤(例えば、C646)、WDR5阻害剤(例えば、OICR-9429)、DNMT1阻害剤(例えば、GSK3484862)、LSD-1阻害剤(例えば、化合物Cまたはセクリデムスタット)、G9A阻害剤(例えばUNC0631)、PRMT5阻害剤(例えば、GSK3326595)、BRD阻害剤(例えば、LP99)、SUV420H1/H2阻害剤(例えば、A-196)、CARM1阻害剤(例えば、EZM2302)、PLK1阻害剤(例えば、BI2536)、NEK2阻害剤(例えば、JH295)、MEK阻害剤(例えば、トラメチニブ)、PHF19阻害剤、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)、IGF-1R阻害剤(例えば、リンシチニブ)、XPO1阻害剤(例えば、セリネキサー)、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)、または化学療法(例えば、ベンダムスチン、ドキソルビシン、エトポシド、メトトレキサート、シタラビン、ビンクリスチン、イホスファミド、メルファラン、オキサリプラチン、またはデキサメタゾン)のうちの1つまたは複数である、方法を提供する。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、AML(例えば、B細胞AML)である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、ALLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、CLL/SLLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、MMである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、PCLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、NHLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、DLBCLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、TCL(例えば、ALCLまたはセザリー症候群)である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、バーキットリンパ腫である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、HLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、MZL(例えば、SMZL)である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、MDSである。
【0203】
一実施形態では、本明細書は、患者において全生存期間の増加を達成するための方法であって、本明細書で提供される、血液悪性腫瘍を有する患者に、第2の活性剤と組み合わせて治療有効量の化合物Aを投与することを含み、第2の活性剤が、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタット、ロミデプシン、ボリノスタット、またはシタリノスタット)、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)、BTK阻害剤(例えば、イブルチニブまたはアカラブルチニブ)、mTOR阻害剤(例えば、エベロリムス)、PI3K阻害剤(例えば、イデラリシブ)、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリン)、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブ)、JAK2阻害剤(例えば、フェドラチニブ、パクリチニブ、ルキソリチニブ、バリシチニブ、ガンドチニブ、レスタウルチニブ、またはモメロチニブ)、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、アリセルチブ)、EZH2阻害剤(例えば、タゼメトスタット、GSK126、CPI-1205、3-デアザネプラノシンA、EPZ005687、EI1、UNC1999、またはシネフンギン)、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブまたは化合物B)、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジンまたはデシタビン)、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)、HAT阻害剤(例えば、C646)、WDR5阻害剤(例えば、OICR-9429)、DNMT1阻害剤(例えば、GSK3484862)、LSD-1阻害剤(例えば、化合物Cまたはセクリデムスタット)、G9A阻害剤(例えばUNC0631)、PRMT5阻害剤(例えば、GSK3326595)、BRD阻害剤(例えば、LP99)、SUV420H1/H2阻害剤(例えば、A-196)、CARM1阻害剤(例えば、EZM2302)、PLK1阻害剤(例えば、BI2536)、NEK2阻害剤(例えば、JH295)、MEK阻害剤(例えば、トラメチニブ)、PHF19阻害剤、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)、IGF-1R阻害剤(例えば、リンシチニブ)、XPO1阻害剤(例えば、セリネキサー)、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)、または化学療法(例えば、ベンダムスチン、ドキソルビシン、エトポシド、メトトレキサート、シタラビン、ビンクリスチン、イホスファミド、メルファラン、オキサリプラチン、またはデキサメタゾン)のうちの1つまたは複数である、方法を提供する。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、AML(例えば、B細胞AML)である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、ALLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、CLL/SLLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、MMである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、PCLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、NHLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、DLBCLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、TCL(例えば、ALCLまたはセザリー症候群)である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、バーキットリンパ腫である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、HLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、MZL(例えば、SMZL)である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、MDSである。
【0204】
一実施形態では、本明細書は、患者において無増悪生存期間の増加を達成するための方法であって、本明細書で提供される、血液悪性腫瘍を有する患者に、第2の活性剤と組み合わせて治療有効量の化合物Aを投与することを含み、第2の活性剤が、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタット、ロミデプシン、ボリノスタット、またはシタリノスタット)、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)、BTK阻害剤(例えば、イブルチニブまたはアカラブルチニブ)、mTOR阻害剤(例えば、エベロリムス)、PI3K阻害剤(例えば、イデラリシブ)、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリン)、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブ)、JAK2阻害剤(例えば、フェドラチニブ、パクリチニブ、ルキソリチニブ、バリシチニブ、ガンドチニブ、レスタウルチニブ、またはモメロチニブ)、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、アリセルチブ)、EZH2阻害剤(例えば、タゼメトスタット、GSK126、CPI-1205、3-デアザネプラノシンA、EPZ005687、EI1、UNC1999、またはシネフンギン)、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブまたは化合物B)、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジンまたはデシタビン)、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)、HAT阻害剤(例えば、C646)、WDR5阻害剤(例えば、OICR-9429)、DNMT1阻害剤(例えば、GSK3484862)、LSD-1阻害剤(例えば、化合物Cまたはセクリデムスタット)、G9A阻害剤(例えばUNC0631)、PRMT5阻害剤(例えば、GSK3326595)、BRD阻害剤(例えば、LP99)、SUV420H1/H2阻害剤(例えば、A-196)、CARM1阻害剤(例えば、EZM2302)、PLK1阻害剤(例えば、BI2536)、NEK2阻害剤(例えば、JH295)、MEK阻害剤(例えば、トラメチニブ)、PHF19阻害剤、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)、IGF-1R阻害剤(例えば、リンシチニブ)、XPO1阻害剤(例えば、セリネキサー)、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)、または化学療法(例えば、ベンダムスチン、ドキソルビシン、エトポシド、メトトレキサート、シタラビン、ビンクリスチン、イホスファミド、メルファラン、オキサリプラチン、またはデキサメタゾン)のうちの1つまたは複数である、方法を提供する。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、AML(例えば、B細胞AML)である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、ALLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、CLL/SLLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、MMである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、PCLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、NHLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、DLBCLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、TCL(例えば、ALCLまたはセザリー症候群)である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、バーキットリンパ腫である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、HLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、MZL(例えば、SMZL)である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、MDSである。
【0205】
一実施形態では、本明細書は、患者において無イベント生存期間の増加を達成するための方法であって、本明細書で提供される、血液悪性腫瘍を有する患者に、第2の活性剤と組み合わせて治療有効量の化合物Aを投与することを含み、第2の活性剤が、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタット、ロミデプシン、ボリノスタット、またはシタリノスタット)、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)、BTK阻害剤(例えば、イブルチニブまたはアカラブルチニブ)、mTOR阻害剤(例えば、エベロリムス)、PI3K阻害剤(例えば、イデラリシブ)、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリン)、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブ)、JAK2阻害剤(例えば、フェドラチニブ、パクリチニブ、ルキソリチニブ、バリシチニブ、ガンドチニブ、レスタウルチニブ、またはモメロチニブ)、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、アリセルチブ)、EZH2阻害剤(例えば、タゼメトスタット、GSK126、CPI-1205、3-デアザネプラノシンA、EPZ005687、EI1、UNC1999、またはシネフンギン)、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブまたは化合物B)、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジンまたはデシタビン)、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)、HAT阻害剤(例えば、C646)、WDR5阻害剤(例えば、OICR-9429)、DNMT1阻害剤(例えば、GSK3484862)、LSD-1阻害剤(例えば、化合物Cまたはセクリデムスタット)、G9A阻害剤(例えばUNC0631)、PRMT5阻害剤(例えば、GSK3326595)、BRD阻害剤(例えば、LP99)、SUV420H1/H2阻害剤(例えば、A-196)、CARM1阻害剤(例えば、EZM2302)、PLK1阻害剤(例えば、BI2536)、NEK2阻害剤(例えば、JH295)、MEK阻害剤(例えば、トラメチニブ)、PHF19阻害剤、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)、IGF-1R阻害剤(例えば、リンシチニブ)、XPO1阻害剤(例えば、セリネキサー)、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)、または化学療法(例えば、ベンダムスチン、ドキソルビシン、エトポシド、メトトレキサート、シタラビン、ビンクリスチン、イホスファミド、メルファラン、オキサリプラチン、またはデキサメタゾン)のうちの1つまたは複数である、方法を提供する。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、AML(例えば、B細胞AML)である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、ALLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、CLL/SLLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、MMである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、PCLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、NHLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、DLBCLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、TCL(例えば、ALCLまたはセザリー症候群)である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、バーキットリンパ腫である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、HLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、MZL(例えば、SMZL)である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、MDSである。
【0206】
一実施形態では、本明細書は、患者において無増悪期間の増加を達成するための方法であって、本明細書で提供される、血液悪性腫瘍を有する患者に、第2の活性剤と組み合わせて治療有効量の化合物Aを投与することを含み、第2の活性剤が、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタット、ロミデプシン、ボリノスタット、またはシタリノスタット)、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)、BTK阻害剤(例えば、イブルチニブまたはアカラブルチニブ)、mTOR阻害剤(例えば、エベロリムス)、PI3K阻害剤(例えば、イデラリシブ)、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリン)、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブ)、JAK2阻害剤(例えば、フェドラチニブ、パクリチニブ、ルキソリチニブ、バリシチニブ、ガンドチニブ、レスタウルチニブ、またはモメロチニブ)、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、アリセルチブ)、EZH2阻害剤(例えば、タゼメトスタット、GSK126、CPI-1205、3-デアザネプラノシンA、EPZ005687、EI1、UNC1999、またはシネフンギン)、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブまたは化合物B)、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジンまたはデシタビン)、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)、HAT阻害剤(例えば、C646)、WDR5阻害剤(例えば、OICR-9429)、DNMT1阻害剤(例えば、GSK3484862)、LSD-1阻害剤(例えば、化合物Cまたはセクリデムスタット)、G9A阻害剤(例えばUNC0631)、PRMT5阻害剤(例えば、GSK3326595)、BRD阻害剤(例えば、LP99)、SUV420H1/H2阻害剤(例えば、A-196)、CARM1阻害剤(例えば、EZM2302)、PLK1阻害剤(例えば、BI2536)、NEK2阻害剤(例えば、JH295)、MEK阻害剤(例えば、トラメチニブ)、PHF19阻害剤、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)、IGF-1R阻害剤(例えば、リンシチニブ)、XPO1阻害剤(例えば、セリネキサー)、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)、または化学療法(例えば、ベンダムスチン、ドキソルビシン、エトポシド、メトトレキサート、シタラビン、ビンクリスチン、イホスファミド、メルファラン、オキサリプラチン、またはデキサメタゾン)のうちの1つまたは複数である、方法を提供する。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、AML(例えば、B細胞AML)である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、ALLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、CLL/SLLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、MMである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、PCLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、NHLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、DLBCLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、TCL(例えば、ALCLまたはセザリー症候群)である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、バーキットリンパ腫である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、HLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、MZL(例えば、SMZL)である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、MDSである。
【0207】
一実施形態では、本明細書は、患者において無病生存期間の増加を達成するための方法であって、本明細書で提供される、血液悪性腫瘍を有する患者に、第2の活性剤と組み合わせて治療有効量の化合物Aを投与することを含み、第2の活性剤が、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタット、ロミデプシン、ボリノスタット、またはシタリノスタット)、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)、BTK阻害剤(例えば、イブルチニブまたはアカラブルチニブ)、mTOR阻害剤(例えば、エベロリムス)、PI3K阻害剤(例えば、イデラリシブ)、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリン)、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブ)、JAK2阻害剤(例えば、フェドラチニブ、パクリチニブ、ルキソリチニブ、バリシチニブ、ガンドチニブ、レスタウルチニブ、またはモメロチニブ)、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、アリセルチブ)、EZH2阻害剤(例えば、タゼメトスタット、GSK126、CPI-1205、3-デアザネプラノシンA、EPZ005687、EI1、UNC1999、またはシネフンギン)、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブまたは化合物B)、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジンまたはデシタビン)、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)、HAT阻害剤(例えば、C646)、WDR5阻害剤(例えば、OICR-9429)、DNMT1阻害剤(例えば、GSK3484862)、LSD-1阻害剤(例えば、化合物Cまたはセクリデムスタット)、G9A阻害剤(例えばUNC0631)、PRMT5阻害剤(例えば、GSK3326595)、BRD阻害剤(例えば、LP99)、SUV420H1/H2阻害剤(例えば、A-196)、CARM1阻害剤(例えば、EZM2302)、PLK1阻害剤(例えば、BI2536)、NEK2阻害剤(例えば、JH295)、MEK阻害剤(例えば、トラメチニブ)、PHF19阻害剤、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)、IGF-1R阻害剤(例えば、リンシチニブ)、XPO1阻害剤(例えば、セリネキサー)、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)、または化学療法(例えば、ベンダムスチン、ドキソルビシン、エトポシド、メトトレキサート、シタラビン、ビンクリスチン、イホスファミド、メルファラン、オキサリプラチン、またはデキサメタゾン)のうちの1つまたは複数である、方法を提供する。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、AML(例えば、B細胞AML)である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、ALLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、CLL/SLLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、MMである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、PCLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、NHLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、DLBCLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、TCL(例えば、ALCLまたはセザリー症候群)である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、バーキットリンパ腫である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、HLである。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、MZL(例えば、SMZL)である。一実施形態では、血液悪性腫瘍は、MDSである。
【0208】
一実施形態では、本明細書で提供される方法は、治療有効量のオビヌツズマブを患者に投与することをさらに含む。一実施形態では、本明細書は、本明細書で提供される血液悪性腫瘍を処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを、本明細書で提供される第2の活性剤(例えば、ベネトクラクス)と組み合わせて、さらにオビヌツズマブと組み合わせて、患者に投与することを含む、方法を提供する。
【0209】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パノビノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタット乳酸塩である、方法を提供する。
【0210】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ロミデプシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がロミデプシンである、方法を提供する。
【0211】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ボリノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がボリノスタットである、方法を提供する。
【0212】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタリノスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタリノスタットである、方法を提供する。
【0213】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベネトクラクス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベネトクラクスである、方法を提供する。
【0214】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イブルチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイブルチニブである、方法を提供する。
【0215】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エベロリムス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエベロリムスである、方法を提供する。
【0216】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イデラリシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイデラリシブである、方法を提供する。
【0217】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エンザスタウリン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンの塩酸塩である、方法を提供する。
【0218】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フォスタマチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物である、方法を提供する。
【0219】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フェドラチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフェドラチニブである、方法を提供する。
【0220】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パクリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパクリチニブである、方法を提供する。
【0221】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ルキソリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がルキソリチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がルキソリチニブリン酸塩である、方法を提供する。
【0222】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、アリセルチブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がアリセルチブである、方法を提供する。
【0223】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、タゼメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がタゼメトスタットである、方法を提供する。
【0224】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK126、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK126である、方法を提供する。
【0225】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、CPI-1205、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がCPI-1205である、方法を提供する。
【0226】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビラブレシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビラブレシブである、方法を提供する。
【0227】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。
【0228】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、5-アザシチジン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が5-アザシチジンである、方法を提供する。
【0229】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デシタビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデシタビンである、方法を提供する。
【0230】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ピノメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がピノメトスタットである、方法を提供する。
【0231】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、C646、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がC646である、方法を提供する。
【0232】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、OICR-9429、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がOICR-9429である、方法を提供する。
【0233】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3484862、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3484862である、方法を提供する。
【0234】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物C、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cベシル酸塩である、方法を提供する。
【0235】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、セクリデムスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットメシル酸塩である、方法を提供する。
【0236】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、UNC0631、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がUNC0631である、方法を提供する。
【0237】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3326595、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3326595である、方法を提供する。
【0238】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、LP99、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がLP99である、方法を提供する。
【0239】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、A-196、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がA-196である、方法を提供する。
【0240】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がEZM2302、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がEZM2302である、方法を提供する。
【0241】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベンダムスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチン塩酸塩である、方法を提供する。
【0242】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ドキソルビシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシン塩酸塩である、方法を提供する。
【0243】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エトポシド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、プロドラッグ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドリン酸塩である、方法を提供する。
【0244】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メトトレキサート、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートナトリウムである、方法を提供する。
【0245】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタラビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタラビンである、方法を提供する。
【0246】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビンクリスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチン硫酸塩である、方法を提供する。
【0247】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イホスファミド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイホスファミドである、方法を提供する。
【0248】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メルファラン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファランである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファラン塩酸塩である、方法を提供する。
【0249】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、オキサリプラチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がオキサリプラチンである、方法を提供する。
【0250】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デキサメタゾン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデキサメタゾンである、方法を提供する。
【0251】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、BI2536、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がBI2536である、方法を提供する。
【0252】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、JQ1、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がJQ1である、方法を提供する。
【0253】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。
【0254】
一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、rac-CCT250863、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、DLBCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がrac-CCT250863である、方法を提供する。
【0255】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パノビノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタット乳酸塩である、方法を提供する。
【0256】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ロミデプシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がロミデプシンである、方法を提供する。
【0257】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ボリノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がボリノスタットである、方法を提供する。
【0258】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタリノスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタリノスタットである、方法を提供する。
【0259】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベネトクラクス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベネトクラクスである、方法を提供する。
【0260】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イブルチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイブルチニブである、方法を提供する。
【0261】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エベロリムス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエベロリムスである、方法を提供する。
【0262】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イデラリシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイデラリシブである、方法を提供する。
【0263】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エンザスタウリン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンの塩酸塩である、方法を提供する。
【0264】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フォスタマチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物である、方法を提供する。
【0265】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フェドラチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフェドラチニブである、方法を提供する。
【0266】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パクリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパクリチニブである、方法を提供する。
【0267】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ルキソリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ルキソリチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がリン酸ルキソリチニブである、方法を提供する。
【0268】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、アリセルチブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、アリセルチブである、方法を提供する。
【0269】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、タゼメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、タゼメトスタットである、方法を提供する。
【0270】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK126、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK126である、方法を提供する。
【0271】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、CPI-1205、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がCPI-1205である、方法を提供する。
【0272】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビラブレシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビラブレシブである、方法を提供する。
【0273】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。
【0274】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、5-アザシチジン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、5-アザシチジンである、方法を提供する。
【0275】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デシタビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デシタビンである、方法を提供する。
【0276】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ピノメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がピノメトスタットである、方法を提供する。
【0277】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、C646、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がC646である、方法を提供する。
【0278】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、OICR-9429、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がOICR-9429である、方法を提供する。
【0279】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3484862、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3484862である、方法を提供する。
【0280】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物C、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cベシル酸塩である、方法を提供する。
【0281】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、セクリデムスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットメシル酸塩である、方法を提供する。
【0282】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、UNC0631、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がUNC0631である、方法を提供する。
【0283】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3326595、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3326595である、方法を提供する。
【0284】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、LP99、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がLP99である、方法を提供する。
【0285】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、A-196、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がA-196である、方法を提供する。
【0286】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、EZM2302、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がEZM2302である、方法を提供する。
【0287】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベンダムスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチン塩酸塩である、方法を提供する。
【0288】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ドキソルビシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシン塩酸塩である、方法を提供する。
【0289】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エトポシド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、プロドラッグ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドリン酸塩である、方法を提供する。
【0290】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メトトレキサート、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートナトリウムである、方法を提供する。
【0291】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタラビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタラビンである、方法を提供する。
【0292】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビンクリスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチン硫酸塩である、方法を提供する。
【0293】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イホスファミド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイホスファミドである、方法を提供する。
【0294】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メルファラン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファランである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファラン塩酸塩である、方法を提供する。
【0295】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、オキサリプラチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がオキサリプラチンである、方法を提供する。
【0296】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デキサメタゾン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデキサメタゾンである、方法を提供する。
【0297】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、BI2536、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がBI2536である、方法を提供する。
【0298】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、JQ1、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がJQ1である、方法を提供する。
【0299】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。
【0300】
一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、rac-CCT250863、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、CLL/SLLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がrac-CCT250863である、方法を提供する。
【0301】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パノビノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタット乳酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0302】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ロミデプシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がロミデプシンである、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0303】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ボリノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がボリノスタットである、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0304】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタリノスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタリノスタットである、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0305】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベネトクラクス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベネトクラクスである、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0306】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イブルチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイブルチニブである、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0307】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エベロリムス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエベロリムスである、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0308】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イデラリシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイデラリシブである、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0309】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エンザスタウリン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンの塩酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0310】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フォスタマチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0311】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フェドラチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフェドラチニブである、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0312】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パクリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパクリチニブである、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0313】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ルキソリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がルキソリチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がルキソリチニブリン酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0314】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、アリセルチブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がアリセルチブである、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0315】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、タゼメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がタゼメトスタットである、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0316】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK126、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK126である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0317】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、CPI-1205、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がCPI-1205である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0318】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビラブレシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビラブレシブである、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0319】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0320】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、5-アザシチジン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が5-アザシチジンである、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0321】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デシタビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデシタビンである、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0322】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ピノメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がピノメトスタットである、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0323】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、C646、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がC646である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0324】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、OICR-9429、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がOICR-9429である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0325】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3484862、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3484862である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0326】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物C、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cベシル酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0327】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、セクリデムスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットメシル酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0328】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、UNC0631、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がUNC0631である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0329】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3326595、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3326595である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0330】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、LP99、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がLP99である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0331】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、A-196、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がA-196である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0332】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がEZM2302、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がEZM2302である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0333】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベンダムスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチン塩酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0334】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ドキソルビシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシン塩酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0335】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エトポシド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、プロドラッグ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドリン酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0336】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メトトレキサート、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートナトリウムである、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0337】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタラビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタラビンである、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0338】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビンクリスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチン硫酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0339】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イホスファミド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイホスファミドである、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0340】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メルファラン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファランである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファラン塩酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0341】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、オキサリプラチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がオキサリプラチンである、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0342】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デキサメタゾン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデキサメタゾンである、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0343】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、BI2536、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がBI2536である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0344】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、JQ1、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がJQ1である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0345】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0346】
一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、rac-CCT250863、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、AMLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がrac-CCT250863である、方法を提供する。一実施形態では、AMLは、B細胞AMLである。
【0347】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パノビノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタット乳酸塩である、方法を提供する。
【0348】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ロミデプシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がロミデプシンである、方法を提供する。
【0349】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ボリノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がボリノスタットである、方法を提供する。
【0350】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタリノスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタリノスタットである、方法を提供する。
【0351】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベネトクラクス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベネトクラクスである、方法を提供する。
【0352】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イブルチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイブルチニブである、方法を提供する。
【0353】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エベロリムス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエベロリムスである、方法を提供する。
【0354】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イデラリシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイデラリシブである、方法を提供する。
【0355】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量のAを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エンザスタウリン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンの塩酸塩である、方法を提供する。
【0356】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フォスタマチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物である、方法を提供する。
【0357】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フェドラチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフェドラチニブである、方法を提供する。
【0358】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パクリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパクリチニブである、方法を提供する。
【0359】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ルキソリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がルキソリチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がルキソリチニブリン酸塩である、方法を提供する。
【0360】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、アリセルチブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がアリセルチブである、方法を提供する。
【0361】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、タゼメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がタゼメトスタットである、方法を提供する。
【0362】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK126、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK126である、方法を提供する。
【0363】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、CPI-1205、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がCPI-1205である、方法を提供する。
【0364】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビラブレシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビラブレシブである、方法を提供する。
【0365】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。
【0366】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、5-アザシチジン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が5-アザシチジンである、方法を提供する。
【0367】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デシタビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデシタビンである、方法を提供する。
【0368】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ピノメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がピノメトスタットである、方法を提供する。
【0369】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、C646、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がC646である、方法を提供する。
【0370】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、OICR-9429、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がOICR-9429である、方法を提供する。
【0371】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3484862、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3484862である、方法を提供する。
【0372】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物C、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cベシル酸塩である、方法を提供する。
【0373】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、セクリデムスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットメシル酸塩である、方法を提供する。
【0374】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、UNC0631、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がUNC0631である、方法を提供する。
【0375】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3326595、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3326595である、方法を提供する。
【0376】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、LP99、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がLP99である、方法を提供する。
【0377】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、A-196、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がA-196である、方法を提供する。
【0378】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がEZM2302、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がEZM2302である、方法を提供する。
【0379】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベンダムスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチン塩酸塩である、方法を提供する。
【0380】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ドキソルビシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシン塩酸塩である、方法を提供する。
【0381】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エトポシド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、プロドラッグ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドリン酸塩である、方法を提供する。
【0382】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メトトレキサート、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートナトリウムである、方法を提供する。
【0383】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタラビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタラビンである、方法を提供する。
【0384】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビンクリスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチン硫酸塩である、方法を提供する。
【0385】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イホスファミド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイホスファミドである、方法を提供する。
【0386】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メルファラン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファランである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファラン塩酸塩である、方法を提供する。
【0387】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、オキサリプラチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がオキサリプラチンである、方法を提供する。
【0388】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デキサメタゾン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデキサメタゾンである、方法を提供する。
【0389】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、BI2536、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がBI2536である、方法を提供する。
【0390】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、JQ1、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がJQ1である、方法を提供する。
【0391】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。
【0392】
一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、rac-CCT250863、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、ALLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がrac-CCT250863である、方法を提供する。
【0393】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パノビノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタット乳酸塩である、方法を提供する。
【0394】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ロミデプシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がロミデプシンである、方法を提供する。
【0395】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ボリノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がボリノスタットである、方法を提供する。
【0396】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタリノスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタリノスタットである、方法を提供する。
【0397】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベネトクラクス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベネトクラクスである、方法を提供する。
【0398】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イブルチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイブルチニブである、方法を提供する。
【0399】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エベロリムス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエベロリムスである、方法を提供する。
【0400】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イデラリシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイデラリシブである、方法を提供する。
【0401】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エンザスタウリン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンの塩酸塩である、方法を提供する。
【0402】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フォスタマチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物である、方法を提供する。
【0403】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フェドラチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフェドラチニブである、方法を提供する。
【0404】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パクリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパクリチニブである、方法を提供する。
【0405】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ルキソリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がルキソリチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がルキソリチニブリン酸塩である、方法を提供する。
【0406】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、アリセルチブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がアリセルチブである、方法を提供する。
【0407】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、タゼメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がタゼメトスタットである、方法を提供する。
【0408】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK126、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK126である、方法を提供する。
【0409】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、CPI-1205、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がCPI-1205である、方法を提供する。
【0410】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビラブレシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビラブレシブである、方法を提供する。
【0411】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。
【0412】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、5-アザシチジン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が5-アザシチジンである、方法を提供する。
【0413】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デシタビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデシタビンである、方法を提供する。
【0414】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ピノメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がピノメトスタットである、方法を提供する。
【0415】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、C646、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がC646である、方法を提供する。
【0416】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、OICR-9429、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がOICR-9429である、方法を提供する。
【0417】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3484862、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3484862である、方法を提供する。
【0418】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物C、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cベシル酸塩である、方法を提供する。
【0419】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、セクリデムスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットメシル酸塩である、方法を提供する。
【0420】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、UNC0631、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がUNC0631である、方法を提供する。
【0421】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3326595、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3326595である、方法を提供する。
【0422】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、LP99、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がLP99である、方法を提供する。
【0423】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、A-196、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がA-196である、方法を提供する。
【0424】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、EZM2302、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がEZM2302である、方法を提供する。
【0425】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベンダムスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチン塩酸塩である、方法を提供する。
【0426】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ドキソルビシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシン塩酸塩である、方法を提供する。
【0427】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エトポシド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、プロドラッグ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドリン酸塩である、方法を提供する。
【0428】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メトトレキサート、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートナトリウムである、方法を提供する。
【0429】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタラビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタラビンである、方法を提供する。
【0430】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビンクリスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチン硫酸塩である、方法を提供する。
【0431】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イホスファミド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイホスファミドである、方法を提供する。
【0432】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メルファラン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファランである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファラン塩酸塩である、方法を提供する。
【0433】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、オキサリプラチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がオキサリプラチンである、方法を提供する。
【0434】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デキサメタゾン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデキサメタゾンである、方法を提供する。
【0435】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、BI2536、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がBI2536である、方法を提供する。
【0436】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、JQ1、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がJQ1である、方法を提供する。
【0437】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。
【0438】
一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、rac-CCT250863、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MMを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がrac-CCT250863である、方法を提供する。
【0439】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パノビノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタット乳酸塩である、方法を提供する。
【0440】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ロミデプシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がロミデプシンである、方法を提供する。
【0441】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ボリノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がボリノスタットである、方法を提供する。
【0442】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタリノスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタリノスタットである、方法を提供する。
【0443】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベネトクラクス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベネトクラクスである、方法を提供する。
【0444】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イブルチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイブルチニブである、方法を提供する。
【0445】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エベロリムス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエベロリムスである、方法を提供する。
【0446】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イデラリシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイデラリシブである、方法を提供する。
【0447】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エンザスタウリン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンの塩酸塩である、方法を提供する。
【0448】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フォスタマチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物である、方法を提供する。
【0449】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フェドラチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフェドラチニブである、方法を提供する。
【0450】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パクリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパクリチニブである、方法を提供する。
【0451】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ルキソリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がルキソリチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がルキソリチニブリン酸塩である、方法を提供する。
【0452】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、アリセルチブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がアリセルチブである、方法を提供する。
【0453】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、タゼメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がタゼメトスタットである、方法を提供する。
【0454】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK126、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK126である、方法を提供する。
【0455】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、CPI-1205、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がCPI-1205である、方法を提供する。
【0456】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビラブレシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビラブレシブである、方法を提供する。
【0457】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。
【0458】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、5-アザシチジン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が5-アザシチジンである、方法を提供する。
【0459】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デシタビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデシタビンである、方法を提供する。
【0460】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ピノメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がピノメトスタットである、方法を提供する。
【0461】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、C646、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がC646である、方法を提供する。
【0462】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、OICR-9429、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がOICR-9429である、方法を提供する。
【0463】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3484862、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3484862である、方法を提供する。
【0464】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物C、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cベシル酸塩である、方法を提供する。
【0465】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、セクリデムスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットメシル酸塩である、方法を提供する。
【0466】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、UNC0631、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がUNC0631である、方法を提供する。
【0467】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3326595、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3326595である、方法を提供する。
【0468】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、LP99、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がLP99である、方法を提供する。
【0469】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、A-196、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がA-196である、方法を提供する。
【0470】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、EZM2302、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がEZM2302である、方法を提供する。
【0471】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベンダムスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチン塩酸塩である、方法を提供する。
【0472】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ドキソルビシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシン塩酸塩である、方法を提供する。
【0473】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エトポシド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、プロドラッグ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドリン酸塩である、方法を提供する。
【0474】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メトトレキサート、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートナトリウムである、方法を提供する。
【0475】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタラビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタラビンである、方法を提供する。
【0476】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビンクリスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチン硫酸塩である、方法を提供する。
【0477】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イホスファミド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイホスファミドである、方法を提供する。
【0478】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メルファラン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファランである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファラン塩酸塩である、方法を提供する。
【0479】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、オキサリプラチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がオキサリプラチンである、方法を提供する。
【0480】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デキサメタゾン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデキサメタゾンである、方法を提供する。
【0481】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、BI2536、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がBI2536である、方法を提供する。
【0482】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、JQ1、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がJQ1である、方法を提供する。
【0483】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。
【0484】
一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、rac-CCT250863、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、PCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がrac-CCT250863である、方法を提供する。
【0485】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パノビノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタット乳酸塩である、方法を提供する。
【0486】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ロミデプシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がロミデプシンである、方法を提供する。
【0487】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ボリノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がボリノスタットである、方法を提供する。
【0488】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタリノスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタリノスタットである、方法を提供する。
【0489】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベネトクラクス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベネトクラクスである、方法を提供する。
【0490】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イブルチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイブルチニブである、方法を提供する。
【0491】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エベロリムス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエベロリムスである、方法を提供する。
【0492】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イデラリシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイデラリシブである、方法を提供する。
【0493】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エンザスタウリン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンの塩酸塩である、方法を提供する。
【0494】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フォスタマチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物である、方法を提供する。
【0495】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フェドラチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフェドラチニブである、方法を提供する。
【0496】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パクリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパクリチニブである、方法を提供する。
【0497】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ルキソリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がルキソリチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がルキソリチニブリン酸塩である、方法を提供する。
【0498】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、アリセルチブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がアリセルチブである、方法を提供する。
【0499】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、タゼメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がタゼメトスタットである、方法を提供する。
【0500】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK126、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK126である、方法を提供する。
【0501】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、CPI-1205、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がCPI-1205である、方法を提供する。
【0502】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビラブレシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビラブレシブである、方法を提供する。
【0503】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。
【0504】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、5-アザシチジン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が5-アザシチジンである、方法を提供する。
【0505】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デシタビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデシタビンである、方法を提供する。
【0506】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ピノメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がピノメトスタットである、方法を提供する。
【0507】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、C646、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がC646である、方法を提供する。
【0508】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、OICR-9429、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がOICR-9429である、方法を提供する。
【0509】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3484862、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3484862である、方法を提供する。
【0510】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物C、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cベシル酸塩である、方法を提供する。
【0511】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、セクリデムスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットメシル酸塩である、方法を提供する。
【0512】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、UNC0631、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がUNC0631である、方法を提供する。
【0513】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3326595、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3326595である、方法を提供する。
【0514】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、LP99、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がLP99である、方法を提供する。
【0515】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、A-196、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がA-196である、方法を提供する。
【0516】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がEZM2302、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がEZM2302である、方法を提供する。
【0517】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベンダムスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチン塩酸塩である、方法を提供する。
【0518】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ドキソルビシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシン塩酸塩である、方法を提供する。
【0519】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エトポシド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、プロドラッグ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドリン酸塩である、方法を提供する。
【0520】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メトトレキサート、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートナトリウムである、方法を提供する。
【0521】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタラビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタラビンである、方法を提供する。
【0522】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビンクリスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチン硫酸塩である、方法を提供する。
【0523】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イホスファミド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイホスファミドである、方法を提供する。
【0524】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メルファラン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファランである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファラン塩酸塩である、方法を提供する。
【0525】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、オキサリプラチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がオキサリプラチンである、方法を提供する。
【0526】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デキサメタゾン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデキサメタゾンである、方法を提供する。
【0527】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、BI2536、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がBI2536である、方法を提供する。
【0528】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、JQ1、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がJQ1である、方法を提供する。
【0529】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。
【0530】
一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、rac-CCT250863、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、NHLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がrac-CCT250863である、方法を提供する。
【0531】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パノビノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタット乳酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0532】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量のAを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エロミデプシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がロミデプシンである、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0533】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ボリノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がボリノスタットである、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0534】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタリノスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタリノスタットである、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0535】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベネトクラクス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベネトクラクスである、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0536】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イブルチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイブルチニブである、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0537】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エベロリムス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエベロリムスである、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0538】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イデラリシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイデラリシブである、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0539】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エンザスタウリン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンの塩酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0540】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フォスタマチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0541】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フェドラチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフェドラチニブである、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0542】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パクリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパクリチニブである、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0543】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ルキソリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がルキソリチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がルキソリチニブリン酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0544】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、アリセルチブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がアリセルチブである、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0545】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、タゼメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がタゼメトスタットである、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0546】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK126、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK126である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0547】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、CPI-1205、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がCPI-1205である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0548】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビラブレシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビラブレシブである、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0549】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0550】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、5-アザシチジン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が5-アザシチジンである、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0551】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デシタビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデシタビンである、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0552】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ピノメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がピノメトスタットである、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0553】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、C646、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がC646である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0554】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、OICR-9429、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がOICR-9429である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0555】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3484862、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3484862である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0556】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物C、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cベシル酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0557】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、セクリデムスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットメシル酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0558】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、UNC0631、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がUNC0631である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0559】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3326595、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3326595である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0560】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、LP99、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がLP99である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0561】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、A-196、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がA-196である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0562】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がEZM2302、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がEZM2302である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0563】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベンダムスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチン塩酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0564】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ドキソルビシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシン塩酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0565】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エトポシド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、プロドラッグ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドリン酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0566】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メトトレキサート、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートナトリウムである、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0567】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタラビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタラビンである、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0568】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビンクリスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチン硫酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0569】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イホスファミド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイホスファミドである、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0570】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メルファラン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファランである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファラン塩酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0571】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、オキサリプラチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がオキサリプラチンである、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0572】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デキサメタゾン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデキサメタゾンである、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0573】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、BI2536、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がBI2536である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0574】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、JQ1、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がJQ1である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0575】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0576】
一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、rac-CCT250863、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、TCLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がrac-CCT250863である、方法を提供する。一実施形態では、TCLは、ALCLである。一実施形態では、TCLは、セザリー症候群である。
【0577】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パノビノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタット乳酸塩である、方法を提供する。
【0578】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ロミデプシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がロミデプシンである、方法を提供する。
【0579】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ボリノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がボリノスタットである、方法を提供する。
【0580】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタリノスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタリノスタットである、方法を提供する。
【0581】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベネトクラクス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベネトクラクスである、方法を提供する。
【0582】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イブルチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイブルチニブである、方法を提供する。
【0583】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エベロリムス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエベロリムスである、方法を提供する。
【0584】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イデラリシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイデラリシブである、方法を提供する。
【0585】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エンザスタウリン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンの塩酸塩である、方法を提供する。
【0586】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フォスタマチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物である、方法を提供する。
【0587】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フェドラチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフェドラチニブである、方法を提供する。
【0588】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パクリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパクリチニブである、方法を提供する。
【0589】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ルキソリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がルキソリチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がルキソリチニブリン酸塩である、方法を提供する。
【0590】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、アリセルチブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がアリセルチブである、方法を提供する。
【0591】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、タゼメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がタゼメトスタットである、方法を提供する。
【0592】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK126、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK126である、方法を提供する。
【0593】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、CPI-1205、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がCPI-1205である、方法を提供する。
【0594】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビラブレシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビラブレシブである、方法を提供する。
【0595】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。
【0596】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、5-アザシチジン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が5-アザシチジンである、方法を提供する。
【0597】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デシタビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデシタビンである、方法を提供する。
【0598】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ピノメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がピノメトスタットである、方法を提供する。
【0599】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、C646、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がC646である、方法を提供する。
【0600】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、OICR-9429、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がOICR-9429である、方法を提供する。
【0601】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3484862、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3484862である、方法を提供する。
【0602】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物C、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cベシル酸塩である、方法を提供する。
【0603】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、セクリデムスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットメシル酸塩である、方法を提供する。
【0604】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、UNC0631、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がUNC0631である、方法を提供する。
【0605】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3326595、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3326595である、方法を提供する。
【0606】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、LP99、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がLP99である、方法を提供する。
【0607】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、A-196、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がA-196である、方法を提供する。
【0608】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、EZM2302、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がEZM2302である、方法を提供する。
【0609】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベンダムスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチン塩酸塩である、方法を提供する。
【0610】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ドキソルビシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシン塩酸塩である、方法を提供する。
【0611】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エトポシド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、プロドラッグ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドリン酸塩である、方法を提供する。
【0612】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メトトレキサート、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートナトリウムである、方法を提供する。
【0613】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタラビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタラビンである、方法を提供する。
【0614】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビンクリスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチン硫酸塩である、方法を提供する。
【0615】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イホスファミド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイホスファミドである、方法を提供する。
【0616】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メルファラン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファランである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファラン塩酸塩である、方法を提供する。
【0617】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、オキサリプラチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がオキサリプラチンである、方法を提供する。
【0618】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デキサメタゾン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデキサメタゾンである、方法を提供する。
【0619】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、BI2536、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がBI2536である、方法を提供する。
【0620】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、JQ1、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がJQ1である、方法を提供する。
【0621】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。
【0622】
一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、rac-CCT250863、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、BLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がrac-CCT250863である、方法を提供する。
【0623】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パノビノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタット乳酸塩である、方法を提供する。
【0624】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ロミデプシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がロミデプシンである、方法を提供する。
【0625】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ボリノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がボリノスタットである、方法を提供する。
【0626】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタリノスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタリノスタットである、方法を提供する。
【0627】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベネトクラクス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベネトクラクスである、方法を提供する。
【0628】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イブルチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイブルチニブである、方法を提供する。
【0629】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エベロリムス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエベロリムスである、方法を提供する。
【0630】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イデラリシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイデラリシブである、方法を提供する。
【0631】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エンザスタウリン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンの塩酸塩である、方法を提供する。
【0632】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フォスタマチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物である、方法を提供する。
【0633】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フェドラチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフェドラチニブである、方法を提供する。
【0634】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パクリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパクリチニブである、方法を提供する。
【0635】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ルキソリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がルキソリチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がルキソリチニブリン酸塩である、方法を提供する。
【0636】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、アリセルチブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がアリセルチブである、方法を提供する。
【0637】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、タゼメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がタゼメトスタットである、方法を提供する。
【0638】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK126、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK126である、方法を提供する。
【0639】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、CPI-1205、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がCPI-1205である、方法を提供する。
【0640】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビラブレシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビラブレシブである、方法を提供する。
【0641】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。
【0642】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、5-アザシチジン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が5-アザシチジンである、方法を提供する。
【0643】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デシタビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデシタビンである、方法を提供する。
【0644】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ピノメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がピノメトスタットである、方法を提供する。
【0645】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、C646、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がC646である、方法を提供する。
【0646】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、OICR-9429、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がOICR-9429である、方法を提供する。
【0647】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3484862、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3484862である、方法を提供する。
【0648】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物C、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cベシル酸塩である、方法を提供する。
【0649】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、セクリデムスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットメシル酸塩である、方法を提供する。
【0650】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、UNC0631、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がUNC0631である、方法を提供する。
【0651】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3326595、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3326595である、方法を提供する。
【0652】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、LP99、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がLP99である、方法を提供する。
【0653】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、A-196、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がA-196である、方法を提供する。
【0654】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、EZM2302、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がEZM2302である、方法を提供する。
【0655】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベンダムスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチン塩酸塩である、方法を提供する。
【0656】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ドキソルビシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシン塩酸塩である、方法を提供する。
【0657】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エトポシド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、プロドラッグ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドリン酸塩である、方法を提供する。
【0658】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メトトレキサート、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートナトリウムである、方法を提供する。
【0659】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタラビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタラビンである、方法を提供する。
【0660】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビンクリスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチン硫酸塩である、方法を提供する。
【0661】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イホスファミド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイホスファミドである、方法を提供する。
【0662】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メルファラン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファランである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファラン塩酸塩である、方法を提供する。
【0663】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、オキサリプラチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がオキサリプラチンである、方法を提供する。
【0664】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デキサメタゾン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデキサメタゾンである、方法を提供する。
【0665】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、BI2536、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がBI2536である、方法を提供する。
【0666】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、JQ1、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がJQ1である、方法を提供する。
【0667】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。
【0668】
一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、rac-CCT250863、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、HLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がrac-CCT250863である、方法を提供する。
【0669】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パノビノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタット乳酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0670】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ロミデプシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がロミデプシンである、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0671】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ボリノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がボリノスタットである、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0672】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタリノスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタリノスタットである、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0673】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベネトクラクス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベネトクラクスである、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0674】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イブルチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイブルチニブである、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0675】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エベロリムス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエベロリムスである、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0676】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イデラリシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイデラリシブである、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0677】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エンザスタウリン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンの塩酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0678】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フォスタマチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0679】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フェドラチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフェドラチニブである、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0680】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パクリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパクリチニブである、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0681】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ルキソリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がルキソリチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がルキソリチニブリン酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0682】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、アリセルチブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がアリセルチブである、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0683】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、タゼメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がタゼメトスタットである、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0684】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK126、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK126である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0685】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、CPI-1205、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がCPI-1205である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0686】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビラブレシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビラブレシブである、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0687】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0688】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、5-アザシチジン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が5-アザシチジンである、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0689】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デシタビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデシタビンである、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0690】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ピノメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がピノメトスタットである、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0691】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、C646、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がC646である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0692】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、OICR-9429、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がOICR-9429である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0693】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3484862、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3484862である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0694】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物C、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cベシル酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0695】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、セクリデムスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットメシル酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0696】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、UNC0631、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がUNC0631である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0697】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3326595、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3326595である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0698】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、LP99、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がLP99である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0699】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、A-196、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がA-196である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0700】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がEZM2302、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がEZM2302である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0701】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベンダムスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチン塩酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0702】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ドキソルビシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシン塩酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0703】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エトポシド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、プロドラッグ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドリン酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0704】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メトトレキサート、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートナトリウムである、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0705】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタラビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタラビンである、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0706】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビンクリスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチン硫酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0707】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イホスファミド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイホスファミドである、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0708】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メルファラン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファランである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファラン塩酸塩である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0709】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、オキサリプラチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がオキサリプラチンである、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0710】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デキサメタゾン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデキサメタゾンである、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0711】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、BI2536、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がBI2536である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0712】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、JQ1、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がJQ1である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0713】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0714】
一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、rac-CCT250863、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MZLを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がrac-CCT250863である、方法を提供する。一実施形態では、MZLは、SMZLである。
【0715】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パノビノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパノビノスタット乳酸塩である、方法を提供する。
【0716】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ロミデプシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がロミデプシンである、方法を提供する。
【0717】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ボリノスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がボリノスタットである、方法を提供する。
【0718】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタリノスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタリノスタットである、方法を提供する。
【0719】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベネトクラクス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベネトクラクスである、方法を提供する。
【0720】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イブルチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイブルチニブである、方法を提供する。
【0721】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エベロリムス、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエベロリムスである、方法を提供する。
【0722】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イデラリシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイデラリシブである、方法を提供する。
【0723】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エンザスタウリン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエンザスタウリンの塩酸塩である、方法を提供する。
【0724】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フォスタマチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物である、方法を提供する。
【0725】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、フェドラチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がフェドラチニブである、方法を提供する。
【0726】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、パクリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がパクリチニブである、方法を提供する。
【0727】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ルキソリチニブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がルキソリチニブである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がルキソリチニブリン酸塩である、方法を提供する。
【0728】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、アリセルチブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がアリセルチブである、方法を提供する。
【0729】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、タゼメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がタゼメトスタットである、方法を提供する。
【0730】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK126、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK126である、方法を提供する。
【0731】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、CPI-1205、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がCPI-1205である、方法を提供する。
【0732】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビラブレシブ、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビラブレシブである、方法を提供する。
【0733】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。
【0734】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、5-アザシチジン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が5-アザシチジンである、方法を提供する。
【0735】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デシタビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデシタビンである、方法を提供する。
【0736】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ピノメトスタット、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がピノメトスタットである、方法を提供する。
【0737】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、C646、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がC646である、方法を提供する。
【0738】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、OICR-9429、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がOICR-9429である、方法を提供する。
【0739】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3484862、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3484862である、方法を提供する。
【0740】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物C、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Cベシル酸塩である、方法を提供する。
【0741】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、セクリデムスタット、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がセクリデムスタットメシル酸塩である、方法を提供する。
【0742】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、UNC0631、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がUNC0631である、方法を提供する。
【0743】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、GSK3326595、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がGSK3326595である、方法を提供する。
【0744】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、LP99、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がLP99である、方法を提供する。
【0745】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、A-196、またはその互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がA-196である、方法を提供する。
【0746】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がEZM2302、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がEZM2302である、方法を提供する。
【0747】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ベンダムスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がベンダムスチン塩酸塩である、方法を提供する。
【0748】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ドキソルビシン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がドキソルビシン塩酸塩である、方法を提供する。
【0749】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、エトポシド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、プロドラッグ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がエトポシドリン酸塩である、方法を提供する。
【0750】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メトトレキサート、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメトトレキサートナトリウムである、方法を提供する。
【0751】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、シタラビン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がシタラビンである、方法を提供する。
【0752】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、ビンクリスチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチンである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がビンクリスチン硫酸塩である、方法を提供する。
【0753】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、イホスファミド、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がイホスファミドである、方法を提供する。
【0754】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、メルファラン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファランである、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がメルファラン塩酸塩である、方法を提供する。
【0755】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、オキサリプラチン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がオキサリプラチンである、方法を提供する。
【0756】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、デキサメタゾン、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がデキサメタゾンである、方法を提供する。
【0757】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、BI2536、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がBI2536である、方法を提供する。
【0758】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、JQ1、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がJQ1である、方法を提供する。
【0759】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、化合物B、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が化合物Bである、方法を提供する。
【0760】
一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物Aを第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤が、rac-CCT250863、またはその立体異性体、立体異性体の混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩である、方法を提供する。一実施形態では、本明細書は、MDSを処置する方法であって、治療有効量の化合物1またはその薬学的に許容される塩(例えば、化合物1の塩酸塩)を、第2の活性剤と組み合わせて患者に投与することを含み、第2の活性剤がrac-CCT250863である、方法を提供する。
【0761】
本明細書で使用される場合、「組み合わせで」という用語は、疾患または障害を有する患者に治療(例えば、予防剤および/または治療剤)が投与される順序を制限するものではない。一実施形態では、第1の療法(例えば、本明細書で提供される化合物、例えば、化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩などの予防剤または治療剤)は、第2の療法(例えば、本明細書で提供される第2の活性剤)の投与の前に(例えば、5分、15分、30分、45分、1時間、2時間、4時間、6時間、12時間、24時間、48時間、72時間、96時間、1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、8週間、または12週間前に)投与される。一実施形態では、第1の療法(例えば、本明細書で提供される化合物、例えば、化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩などの予防剤または治療剤)は、第2の療法(例えば、本明細書で提供される第2の活性剤)の投与と同時に投与される。一実施形態では、第1の療法(例えば、本明細書で提供される化合物、例えば、化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩などの予防剤または治療剤)は、第2の療法(例えば、本明細書で提供される第2の活性剤)の投与に続いて(例えば、5分、15分、30分、45分、1時間、2時間、4時間、6時間、12時間、24時間、48時間、72時間、96時間、1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、8週間、または12週間後に)投与される。
【0762】
本明細書で提供される化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩、および第2の活性剤の患者への投与は、同じまたは異なる投与経路によって同時にまたは順次に行われてもよい。特定の活性剤に採用される特定の投与経路の適合性は、活性剤自体に依存する(例えば、血流に入る前に分解することなく経口投与することができるかどうか)。
【0763】
化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩の投与経路は、本明細書で提供される第2の活性剤の投与経路とは無関係である。一実施形態では、化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩が経口投与される。別の実施形態では、化合物1は、静脈内投与される。一実施形態では、本明細書で提供される第2の活性剤は、経口投与される。一実施形態では、本明細書で提供される第2の活性剤は、静脈内投与される。一実施形態では、化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩、および本明細書で提供される第2の活性剤は、経口または静脈内投与される。一実施形態では、化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩、および本明細書で提供される第2の活性剤は、同じ投与様式によって、経口的にまたはIVによって投与される。別の実施形態では、化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩は、1つの投与様式によって、例えば、経口投与されるが、一方、本明細書で提供される第2の活性剤は、別の投与様式によって、例えば、静脈内投与される。
【0764】
本明細書で提供される方法は、患者の年齢に関係なく患者を処置することを包含する。いくつかの実施形態では、対象は18歳以上である。他の実施形態では、対象は、18、25、35、40、45、50、55、60、65、または70歳超である。他の実施形態では、対象は65歳未満である。他の実施形態では、対象は65歳以上である。
【0765】
5.5 化合物1の医薬組成物および投与経路
本明細書で提供される化合物は、カプセル、マイクロカプセル、錠剤、顆粒、粉末、トローチ、丸薬、座薬、注射剤、懸濁液、シロップ、パッチ、クリーム、ローション、軟膏、ゲル、スプレー、溶液およびエマルションなどの、調製物の従来の形態で、経口的、局所的または非経口的に対象に投与することができる。好適な製剤は、従来の有機または無機添加剤、例として、希釈剤(例えば、スクロース、デンプン、マンニトール、ソルビトール、ラクトース、グルコース、セルロース、タルク、リン酸カルシウムまたは炭酸カルシウム)、結合剤(例えば、セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ポリプロピレンピロリドン、ポリビニルピロリドン、ゼラチン、アラビアガム、ポリエチレングリコール、スクロースまたはデンプン)、崩壊剤(例えば、デンプン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルデンプン、低置換ヒドロキシプロピルセルロース、重炭酸ナトリウム、リン酸カルシウムまたはクエン酸カルシウム)、潤滑剤(例えば、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、タルクまたはラウリル硫酸ナトリウム)、香味剤(例えば、クエン酸、メントール、グリシンまたはオレンジ粉末)、防腐剤(例えば、安息香酸ナトリウム、重亜硫酸ナトリウム、メチルパラベンまたはプロピルパラベン)、安定剤(例えば、クエン酸、クエン酸ナトリウムまたは酢酸)、懸濁化剤(例えば、メチルセルロース、ポリビニルピロリドン(pyrroliclone)またはステアリン酸アルミニウム)、分散剤(例えば、ヒドロキシプロピルメチルセルロース)、水、およびベースワックス(例えば、ココアバター、白色ワセリン、またはポリエチレングリコール)、を使用して一般的に使用される方法によって調製することができる。医薬組成物中の化合物の有効量は、経口および非経口投与の両方に所望の効果を発揮するレベルであり得る。
【0766】
本明細書で提供される化合物は、経口投与することができる。一実施形態では、経口投与される場合、本明細書で提供される化合物は、食事および水と共に投与される。別の実施形態では、本明細書で提供される化合物は、水またはジュース(例えば、リンゴジュースまたはオレンジジュース)中に分散され、溶液または懸濁液として経口投与される。
【0767】
本明細書で提供される化合物はまた、皮内、筋肉内、腹腔内、経皮的、静脈内、皮下、鼻腔内、硬膜下、舌下、脳内、膣内、経皮、直腸、粘膜、吸入により、または耳、鼻、目、もしくは皮膚に局所投与することができる。投与様式は医療従事者の裁量に任されており、病状の部位に部分的に依存する可能性がある。
【0768】
一実施形態では、本明細書は、追加の賦形剤を含まない本明細書で提供される化合物を含有するカプセルを提供する。別の実施形態では、本明細書は、有効量の本明細書で提供される化合物および薬学的に許容される賦形剤を含む組成物であって、薬学的に許容される賦形剤が、希釈剤、結合剤、崩壊剤、流動促進剤、潤滑剤、またはそれらの混合物を含んでいてもよい、組成物を提供する。一実施形態では、組成物は医薬組成物である。
【0769】
組成物は、錠剤、チュアブル錠剤、カプセル、溶液、非経口溶液、トローチ、座薬および懸濁液などの形態であり得る。組成物は、単一の錠剤またはカプセルまたは適宜の量の液体であり得る投与単位に、1日量または1日量の適宜の部分を含むように製剤化することができる。一実施形態では、溶液は水溶性塩から調製される。一般に、すべての組成物は、医薬化学における既知の方法に従って調製される。カプセルは、本明細書で提供される化合物を好適な賦形剤と混合し、適切な量の混合物をカプセルに充填することによって調製することができる。通常の賦形剤としては、不活性粉末物質、例として多くの異なる種類のデンプン、粉末セルロース、特に結晶性および微結晶性セルロース、糖、例としてフルクトース、マンニトールおよびスクロース、穀物粉および類似の食用粉末が挙げられるが、これらに限定されない。カプセル充填物はまた、湿式造粒または乾式造粒によって調製することができる。
【0770】
粉末がピンに固着するのを防ぐために、カプセル製剤に潤滑剤が必要な場合がある。潤滑剤は、タルク、ステアリン酸マグネシウムおよびステアリン酸カルシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ステアリン酸、および硬化植物油などの滑りやすい固体から選択することができる。崩壊剤は、濡れると膨潤してカプセルスラグを分解し、化合物を放出する物質である。潤滑剤には、デンプン、粘土、セルロース、クロスポビドン、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、アルギンおよびガムが含まれる。より具体的には、トウモロコシおよびジャガイモデンプン、メチルセルロース、寒天、ベントナイト、木質セルロース、粉末天然スポンジ、陽イオン交換樹脂、アルギン酸、グアーガム、シトラスパルプ、およびカルボキシメチルセルロースを、例えば、ラウリル硫酸ナトリウムと同様に使用することができる。二酸化ケイ素、タルク、およびケイ酸カルシウムを含む流動促進剤も使用することができる。
【0771】
錠剤は、直接圧縮、湿式造粒、または乾式造粒によって調製することができる。それらの製剤には通常、化合物とだけでなく、希釈剤、結合剤、潤滑剤および崩壊剤が組み込まれている。典型的な希釈剤としては、例えば、種々のタイプのデンプン、ラクトース、マンニトール、カオリン、リン酸カルシウムまたは硫酸カルシウム、塩化ナトリウムなどの無機塩および粉砂糖などが挙げられる。粉末セルロース誘導体も有用である。典型的な錠剤結合剤は、デンプン、ゼラチンなどの物質、およびラクトース、フルクトース、グルコースなどの糖である。アカシア、アルギン酸塩、メチルセルロース、ポリビニルピロリジンなどを含む天然および合成のガムも好都合である。ポリエチレングリコール、エチルセルロース、およびワックスはまた結合剤として使用することができる。
【0772】
錠剤およびパンチがダイに固着するのを防ぐために、錠剤製剤に潤滑剤が必要な場合がある。潤滑剤は、タルク、ステアリン酸マグネシウムおよびステアリン酸カルシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ステアリン酸、および硬化植物油などの滑りやすい固体から選択することができる。錠剤崩壊剤は、濡れると膨潤して錠剤を分解し、化合物を放出する物質である。潤滑剤には、デンプン、粘土、セルロース、クロスポビドン、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、アルギンおよびガムが含まれる。より具体的には、トウモロコシおよびジャガイモデンプン、メチルセルロース、寒天、ベントナイト、木質セルロース、粉末天然スポンジ、陽イオン交換樹脂、アルギン酸、グアーガム、シトラスパルプ、およびカルボキシメチルセルロースを、例えば、ラウリル硫酸ナトリウムと同様に使用することができる。二酸化ケイ素、タルク、およびケイ酸カルシウムを含む流動促進剤も使用することができる。錠剤は、フレーバーおよびシーラントとして砂糖でコーティングするか、またはフィルム形成保護剤でコーティングして、錠剤の溶解特性を改変することができる。組成物はまた、例えば、製剤中にマンニトールなどの物質を使用することにより、チュアブル錠として製剤化することができる。
【0773】
本明細書で座薬として提供される化合物を投与することが望まれる場合、典型的な基剤を使用することができる。ココアバターは伝統的な座薬の基剤であり、ワックスを加えることで改変して融点をわずかに上げることができる。特に、種々の分子量のポリエチレングリコールを含む水混和性座薬基剤が広く使用されている。
【0774】
本明細書で提供される化合物の効果は、適切な製剤化によって遅延または延長することができる。例えば、本明細書で提供される化合物のゆっくりと溶解するペレットは、調製され、錠剤またはカプセルに組み込むか、または徐放性の植込み型デバイスとして組み込むことができる。この技術には、いくつかの異なる溶解速度のペレットを作製し、カプセルにペレットの混合物を充填することも含まれる。錠剤またはカプセルは、予測可能な期間、溶解に抵抗するフィルムでコーティングすることができる。非経口調製物でも、本明細書で提供される化合物を、血清中にゆっくりと分散させることが可能になる油性または乳化媒体中に溶解または懸濁することによって、長時間作用型にすることができる。
【0775】
処置される疾患の状態および対象の状態に応じて、化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、経口、非経口(例えば、筋肉内、腹腔内、静脈内、CIV、嚢内注射または注入、皮下注射、またはインプラント)、吸入、経鼻、膣、直腸、舌下、または局所(例えば、経皮または局所)投与経路によって投与してもよい。化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩は、各投与経路に適切な薬学的に許容される賦形剤、担体、アジュバントおよび媒体を有する好適な投与単位で、単独でまたは一緒に製剤化することができる。
【0776】
一実施形態では、化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩が経口投与される。別の実施形態では、化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩が非経口投与される。さらに別の実施形態では、化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩が静脈内投与される。
【0777】
化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩は、例えば、単回ボーラス注射、または経口カプセル、錠剤もしくは丸薬などの単回投与として;あるいは、例えば、経時的な持続注入または経時的な分割ボーラス投与など経時的に、送達することができる。本明細書に記載の化合物は、必要に応じて、例えば、患者が疾患の安定もしくは退行を経験するまで、または患者が疾患の進行もしくは許容できない毒性を経験するまで、繰り返し投与することができる。
【0778】
化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩は、1日1回(QD)、または1日2回(BID)、1日3回(TID)、1日4回(QID)などの複数の1日量に分割して投与することができる。さらに、投与は、持続的(すなわち、連続した日の間毎日または毎日)、間欠的、例えば、サイクル(すなわち、数日、数週間、または数か月の休薬を含む)であり得る。本明細書で使用される場合、「毎日」という用語は、化合物1などの治療用化合物、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、例えば、一定期間、1日1回または2回以上投与することを意味することが意図される。「持続的」という用語は、化合物1などの治療用化合物、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、少なくとも7日間~52週間、中断することなく毎日投与することを意味することが意図される。本明細書で使用される「間欠的」または「間欠的に」という用語は、規則的なまたは不規則な間隔のいずれかで停止および開始することを意味することが意図される。例えば、化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩の間欠投与は、週に1~6日間の投与であるか、サイクル投与である(例えば、連続した2~8週間毎日の投与、その後最大1週間の投与なしの休止期間)か、または隔日投与である。本明細書で使用される「サイクル」という用語は、化合物1などの治療用化合物、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、毎日または持続的に、しかし休止期間を伴って投与することを意味することが意図される。
【0779】
いくつかの実施形態では、投与の頻度は、約1日量~約1か月量の範囲である。ある特定の実施形態では、投与は、1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日おきに1回、週2回、毎週1回、2週間に1回、3週間に1回、または4週間に1回である。一実施形態では、化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、1日1回投与する。別の実施形態では、化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、1日2回投与する。さらに別の実施形態では、化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、1日3回投与する。なお別の実施形態では、化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、1日4回投与する。
【0780】
ある特定の実施形態では、本明細書で提供される方法は、1または複数回の7日処置サイクルにおける、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩の投与を含む。別の実施形態では、本明細書で提供される方法は、7日サイクルの1日目~5日目における、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩の投与を含む。別の実施形態では、本明細書で提供される方法は、7日サイクルの1日目~3日目における、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩の投与を含む。
【0781】
ある特定の実施形態では、本明細書で提供される方法は、1または複数回の14日処置サイクルにおける、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩の投与を含む。別の実施形態では、本明細書で提供される方法は、14日サイクルの1日目~7日目における、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩の投与を含む。別の実施形態では、本明細書で提供される方法は、14日サイクルの1日目~10日目における、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩の投与を含む。
【0782】
ある特定の実施形態では、本明細書で提供される方法は、1または複数回の28日処置サイクルにおける、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩の投与を含む。別の実施形態では、本明細書で提供される方法は、28日サイクルの1日目~21日目における、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩の投与を含む。別の実施形態では、本明細書で提供される方法は、28日サイクルの1日目~5日目、8日目~12日目、15日目~19日目、および22日目~26日目における、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩の投与を含む。別の特定の実施形態では、本明細書で提供される方法は、28日サイクルの1日目~10日目および15日目~24日目における、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩の投与を含む。
【0783】
一実施形態では、化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、1日1回5日間投与し、続いて2日間休止させる。一実施形態では、化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、1日1回3日間投与し、続いて4日間休止させる。一実施形態では、化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、1日1回7日間投与し、続いて7日間休止させる。一実施形態では、化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、1日1回10日間投与し、続いて4日間休止させる。一実施形態では、化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩を、1日1回21日間投与し、続いて7日間休止させる。
【0784】
本明細書に記載の任意の処置サイクルは、少なくとも1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30以上のサイクルの間繰り返すことができる。ある特定の例では、本明細書に記載の処置サイクルは、1~約24サイクル、約2~約16サイクル、または約2~約4サイクルを含む。ある特定の例では、本明細書に記載の処置サイクルは、1~約4サイクルを含む。いくつかの実施形態では、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩は、28日の1~13サイクル(例えば、約1年)の間投与される。いくつかの実施形態では、治療有効量の化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩は、28日の1~24サイクル(例えば、約2年)の間投与される。場合によっては、サイクル療法はサイクル数に限定されず、疾患が進行するまで治療を継続する。サイクルは、ある特定の例において、本明細書に記載の投与期間および/または休止期間の期間を変えることを含み得る。
【0785】
5.6 第2の活性剤の投与
一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される、本明細書で提供される第2の活性剤の特定の量(投与量)は、使用される特定の薬剤、処置または管理される血液悪性腫瘍のタイプ、疾患の重症度および病期、化合物1、またはそのエナンチオマー、エナンチオマーの混合物、互変異性体、アイソトポログ、もしくは薬学的に許容される塩、ならびに患者に同時進行で投与される適宜の追加の活性剤の量、などの要因によって決定される。
【0786】
一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される、本明細書で提供される第2の活性剤の投与量は、前記活性剤についてFDAまたは米国以外の国の同様の規制当局によって承認された医薬の市販の添付文書(例えば、ラベル)に基づいて決定される。一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される、本明細書で提供される第2の活性剤の投与量は、前記活性剤についてFDAまたは米国以外の国の同様の規制当局によって承認された投与量である。一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される、本明細書で提供される第2の活性剤の投与量は、前記活性剤についてのヒト臨床試験で使用される投与量である。一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される本明細書で提供される第2の活性剤の投与量は、例えば、第2の活性剤と化合物1との間の相乗効果に応じて、前記活性剤についてFDAまたは米国以外の国の同様の規制当局によって承認された投与量または前記活性剤についてヒト臨床試験で使用された投与量よりも少ない。
【0787】
一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される第2の活性剤は、HDAC阻害剤である。
【0788】
一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタットまたはパノビノスタット乳酸塩)は、1日おきに1回、約5mg~約40mg、約10mg~約30mg、または約15m~約25mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタットまたはパノビノスタット乳酸塩)は、1日おきに1回、約40mg以下、約30mg以下、約25mg以下、約20mg以下、約15mg以下、約10mg以下、または約5mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタットまたはパノビノスタット乳酸塩)は、1日おきに1回、約5mgの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタットまたはパノビノスタット乳酸塩)は、1日おきに1回、約10mgの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタットまたはパノビノスタット乳酸塩)は、1日おきに1回、約15mgの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタットまたはパノビノスタット乳酸塩)は、1日おきに1回、約20mgの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタットまたはパノビノスタット乳酸塩)は、1日おきに1回、約25mgの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタットまたはパノビノスタット乳酸塩)は、1日おきに1回、約30mgの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタットまたはパノビノスタット乳酸塩)は、1日おきに1回、約40mgの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタットまたはパノビノスタット乳酸塩)は、各21日サイクルの1週目および2週目の週あたり3用量(1、3、5、8、10、および12日目)につき、1日おきに1回、本明細書に記載の投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタットまたはパノビノスタット乳酸塩)は、各21日サイクルの1週目および2週目の週あたり3用量(1、3、5、8、10、および12日目)につき、1日おきに1回、約20mgの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタットまたはパノビノスタット乳酸塩)を、8サイクルについて投与する。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタットまたはパノビノスタット乳酸塩)を、経口投与する。
【0789】
一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、ロミデプシン)は、約3.5mg/m~約28mg/m、約7mg/m~約21mg/m、または約10mg/m~約18mg/mの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、ロミデプシン)は、約28mg/m以下、約21mg/m以下、約18mg/m以下、約14mg/m以下、約10mg/m以下、約7mg/m以下、または約3.5mg/m以下の投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、ロミデプシン)は、約3.5mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、ロミデプシン)は、約7mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、ロミデプシン)は、約10mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、ロミデプシン)は、約14mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、ロミデプシン)は、約18mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、ロミデプシン)は、約21mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、ロミデプシン)は、約28mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、ロミデプシン)は、28日サイクルの1、8、および15日目に本明細書に記載の投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、ロミデプシン)は、28日サイクルの1、8、および15日目に約14mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、ロミデプシン)は、静脈内投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、ロミデプシン)は、約4時間にわたって静脈内投与される。
【0790】
一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、ボリノスタット)は、1日1回、約100mg~約600mg、約200mg~約500mg、または約300mg~約400mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、ボリノスタット)は、1日1回、約600mg以下、約500mg以下、約400mg以下、約300mg以下、約200mg以下、または約100mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、ボリノスタット)は、1日1回約100mgの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、ボリノスタット)は、1日1回約200mgの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、ボリノスタット)は、1日1回約300mgの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、ボリノスタット)は、1日1回約400mgの用量で1日1回投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、ボリノスタット)は、1日1回約500mgの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、ボリノスタット)は、1日1回約600mgの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC阻害剤(例えば、ボリノスタット)は経口投与される。
【0791】
一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される第2の活性剤は、HDAC6阻害剤である。一実施形態では、HDAC6阻害剤(例えば、シタリノスタット)は、1日1回、約100mg~約550mgの範囲、または約180mg~約480mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、HDAC6阻害剤(例えば、シタリノスタット)は、1日1回、約550mg以下、約480mg以下、約360mg以下、約180mg以下、または約100mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、HDAC6阻害剤(例えば、シタリノスタット)は、1日1回約100mgの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC6阻害剤(例えば、シタリノスタット)は、1日1回約180mgの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC6阻害剤(例えば、シタリノスタット)は、1日1回約360mgの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC6阻害剤(例えば、シタリノスタット)は、1日1回約480mgの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC6阻害剤(例えば、シタリノスタット)は、1日1回約550mgの投与量で投与される。一実施形態では、HDAC6阻害剤(例えば、シタリノスタット)は経口投与される。
【0792】
一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される第2の活性剤は、BCL2阻害剤である。一実施形態では、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)は、1日1回、約5mg~約600mg、約10mg~約500mg、約20mg~約400mg、または約50mg~約200mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)は、1日1回、約600mg以下、約500mg以下、約400mg以下、約200mg以下、約100mg以下、約50mg以下、約20mg以下、約10mg以上、または約5mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)は、1日1回約5mgの投与量で投与される。一実施形態では、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)は、1日1回約10mgの投与量で投与される。一実施形態では、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)は、1日1回約20mgの投与量で投与される。一実施形態では、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)は、1日1回約50mgの投与量で投与される。一実施形態では、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)は、1日1回約100mgの投与量で投与される。一実施形態では、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)は、1日1回約200mgの投与量で投与される。一実施形態では、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)は、1日1回約400mgの投与量で投与される。一実施形態では、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)は、1日1回約500mgの投与量で投与される。一実施形態では、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)は、1日1回約600mgの投与量で投与される。一実施形態では、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)は、1週目に1日1回約20mg、2週目に1日1回約50mg、3週目に1日1回約100mg、4週目に1日1回約200mg、および5週目以降に1日1回約400mgの投与量で投与される。一実施形態では、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)は経口投与される。
【0793】
一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される第2の活性剤は、BTK阻害剤である。一実施形態では、BTK阻害剤(例えば、イブルチニブ)は、1日1回、約140mg~約700mg、約280mg~約560mg、または約420mg~約560mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、BTK阻害剤(例えば、イブルチニブ)は、1日1回、約700mg以下、約560mg以下、約420mg以下、約280mg以下、または約140mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、BTK阻害剤(例えば、イブルチニブ)は、1日1回約560mgの投与量で投与される。一実施形態では、BTK阻害剤(例えば、イブルチニブ)は、1日1回約420mgの投与量で投与される。一実施形態では、BTK阻害剤(例えば、イブルチニブ)は、1日1回約280mgの投与量で投与される。一実施形態では、BTK阻害剤(例えば、イブルチニブ)は、1日1回約140mgの投与量で投与される。一実施形態では、BTK阻害剤(例えば、イブルチニブ)は経口投与される。
【0794】
一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される第2の活性剤は、mTOR阻害剤である。一実施形態では、mTOR阻害剤(例えば、エベロリムス)は、1日1回、約1mg~約20mg、約2.5mg~約15mg、または約5mg~約10mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、mTOR阻害剤(例えば、エベロリムス)は、1日1回、約20mg以下、約15mg以下、約10mg以下、約5mg以下、または約2.5mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、mTOR阻害剤(例えば、エベロリムス)は、1日1回約10mgの投与量で投与される。一実施形態では、mTOR阻害剤(例えば、エベロリムス)は、1日1回約5mgの投与量で投与される。一実施形態では、mTOR阻害剤(例えば、エベロリムス)は、1日1回約2.5mgの投与量で投与される。一実施形態では、mTOR阻害剤(例えば、エベロリムス)は経口投与される。
【0795】
一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される第2の活性剤は、PI3K阻害剤である。一実施形態では、PI3K阻害剤(例えば、イデラリシブ)は、1日2回、約50mg~約300mg、または約100mg~約200mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、PI3K阻害剤(例えば、イデラリシブ)は、1日2回、約300mg以下、約200mg以下、約150mg以下、約100mg以下、または約50mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、PI3K阻害剤(例えば、イデラリシブ)は、1日2回約50mgの投与量で投与される。一実施形態では、PI3K阻害剤(例えば、イデラリシブ)は、1日2回約100mgの投与量で投与される。一実施形態では、PI3K阻害剤(例えば、イデラリシブ)は、1日2回約150mgの投与量で投与される。一実施形態では、PI3K阻害剤(例えば、イデラリシブ)は、1日2回約200mgの投与量で投与される。一実施形態では、PI3K阻害剤(例えば、イデラリシブ)は、1日2回約300mgの投与量で投与される。一実施形態では、PI3K阻害剤(例えば、イデラリシブ)は経口投与される。
【0796】
一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される第2の活性剤は、PKCβ阻害剤である。一実施形態では、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリンまたはエンザスタウリンの塩酸塩)は、1日あたり、約250mg~約1250mg、約500mg~約1125mg、または約400mg~約600mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリンまたはエンザスタウリンの塩酸塩)は、1日あたり、約1250mg以下、約1125mg以下、約1000mg以下、約750mg、約600mg以下、約500mg以下、約400mg以下、または約250mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリンまたはエンザスタウリンの塩酸塩)は、1日あたり約1250mgの投与量で投与される。一実施形態では、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリンまたはエンザスタウリンの塩酸塩)は、1日あたり約1125mgの投与量で投与される。一実施形態では、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリンまたはエンザスタウリンの塩酸塩)は、1日あたり約1000mgの投与量で投与される。一実施形態では、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリンまたはエンザスタウリンの塩酸塩)は、1日あたり約750mgの投与量で投与される。一実施形態では、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリンまたはエンザスタウリンの塩酸塩)は、1日あたり約600mgの投与量で投与される。一実施形態では、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリンまたはエンザスタウリンの塩酸塩)は、1日あたり約500mgの投与量で投与される。一実施形態では、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリンまたはエンザスタウリンの塩酸塩)は、1日あたり約400mgの投与量で投与される。一実施形態では、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリンまたはエンザスタウリンの塩酸塩)は、1日あたり約250mgの投与量で投与される。一実施形態では、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリンまたはエンザスタウリンの塩酸塩)は、約1125mgの初期投与量で1日投与され、その後、1日あたり約500mg(その後の日数で)の投与量で投与される。一実施形態では、PKCβ阻害剤(例えば、エンザスタウリンまたはエンザスタウリンの塩酸塩)は経口投与される。
【0797】
一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される第2の活性剤は、SYK阻害剤である。一実施形態では、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブまたはフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物)は、1日2回、約50mg~約250mg、約75mg~約200mg、または約100mg~約150mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態ではSYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブまたはフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物)は、1日2回、約250mg以下、約200mg以下、約150mg以下、約125mg以下、約100mg以下、約75mg以下、または約50mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブまたはフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物)は、1日2回約250mgの投与量で投与される。一実施形態では、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブまたはフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物)は、1日2回約200mgの投与量で投与される。一実施形態では、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブまたはフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物)は、1日2回約150mgの投与量で投与される。一実施形態では、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブまたはフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物)は、1日2回約125mgの投与量で投与される。一実施形態では、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブまたはフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物)は、1日2回約100mgの投与量で投与される。一実施形態では、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブまたはフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物)は、1日2回約75mgの投与量で投与される。一実施形態では、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブまたはフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物)は、1日2回約50mgの投与量で投与される。一実施形態では、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブまたはフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物)は、1日2回4週間約100mgの投与量で投与され、その後約150mgの投与量で1日2回(その後の日数で)投与される。一実施形態では、SYK阻害剤(例えば、フォスタマチニブまたはフォスタマチニブ二ナトリウム六水和物)は経口投与される。
【0798】
一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される第2の活性剤は、JAK2阻害剤である。
【0799】
一実施形態では、JAK2阻害剤(例えば、フェドラチニブ)は、1日1回、約120mg~約680mg、約240mg~約500mg、または約300mg~約400mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、JAK2阻害剤(例えば、フェドラチニブ)は、1日1回、約680mg以下、約500mg以下、約400mg以下、約300mg以下、または約240mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、JAK2阻害剤(例えば、フェドラチニブ)は、1日1回約500mgの投与量で投与される。一実施形態では、JAK2阻害剤(例えば、フェドラチニブ)は、1日1回約400mgの投与量で投与される。一実施形態では、JAK2阻害剤(例えば、フェドラチニブ)は、1日1回約300mgの投与量で投与される。一実施形態では、JAK2阻害剤(例えば、フェドラチニブ)は経口投与される。
【0800】
一実施形態では、JAK2阻害剤(例えば、パクリチニブ)は、1日2回、約50mg~約400mg、または約100mg~約300mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、JAK2阻害剤(例えば、パクリチニブ)は、1日2回、約400mg以下、約300mg以下、約200mg以下、約100mg以下、または約150mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、JAK2阻害剤(例えば、パクリチニブ)は、1日2回約400mgの投与量で投与される。一実施形態では、JAK2阻害剤(例えば、パクリチニブ)は、1日2回約300mgの投与量で投与される。一実施形態では、JAK2阻害剤(例えば、パクリチニブ)は、1日2回約200mgの投与量で投与される。一実施形態では、JAK2阻害剤(例えば、パクリチニブ)は、1日2回約100mgの投与量で投与される。一実施形態では、JAK2阻害剤(例えば、パクリチニブ)は、1日2回約50mgの投与量で投与される。一実施形態では、JAK2阻害剤(例えば、パクリチニブ)は経口投与される。
【0801】
JAK2阻害剤(例えば、ルキソリチニブまたはルキソリチニブリン酸塩)は、1日2回、約5mg~約30mg、約10mg~約25mg、または約15mg~約20mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、JAK2阻害剤(例えば、ルキソリチニブまたはルキソリチニブリン酸塩)は、1日2回、約30mg以下、約25mg以下、約20mg以下、約15mg以下、約10mg以下、または約5mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、JAK2阻害剤(例えば、ルキソリチニブまたはルキソリチニブリン酸塩)は、1日2回約30mgの投与量で投与される。一実施形態では、JAK2阻害剤(例えば、ルキソリチニブまたはルキソリチニブリン酸塩)は、1日2回約25mgの投与量で投与される。一実施形態では、JAK2阻害剤(例えば、ルキソリチニブまたはルキソリチニブリン酸塩)は、1日2回約20mgの投与量で投与される。一実施形態では、JAK2阻害剤(例えば、ルキソリチニブまたはルキソリチニブリン酸塩)は、1日2回約15mgの投与量で投与される。一実施形態では、JAK2阻害剤(例えば、ルキソリチニブまたはルキソリチニブリン酸塩)は、1日2回約10mgの投与量で投与される。一実施形態では、JAK2阻害剤(例えば、ルキソリチニブまたはルキソリチニブリン酸塩)は、1日2回約5mgの投与量で投与される。一実施形態では、JAK2阻害剤(例えば、ルキソリチニブまたはルキソリチニブリン酸塩)は、経口投与される。
【0802】
一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される第2の活性剤は、オーロラキナーゼ阻害剤である。一実施形態では、オーロラキナーゼA阻害剤(例えば、アリセルチブ)は、1日2回、約5mg~約70mg、約10mg~約60mg、約20mg~約50mg、または約30mg~約40mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、オーロラキナーゼA阻害剤(例えば、アリセルチブ)は、1日2回、約70mg以下、約60mg以下、約50mg以下、約40mg以下、約30mg以下、約20mg以下、約10mg以下、または約5mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、オーロラキナーゼA阻害剤(例えば、アリセルチブ)は、1日2回約70mgの投与量で投与される。一実施形態では、オーロラキナーゼA阻害剤(例えば、アリセルチブ)は、1日2回約60mgの投与量で投与される。一実施形態では、オーロラキナーゼA阻害剤(例えば、アリセルチブ)は、1日2回約50mgの投与量で投与される。一実施形態では、オーロラキナーゼA阻害剤(例えば、アリセルチブ)は、1日2回約40mgの投与量で投与される。一実施形態では、オーロラキナーゼA阻害剤(例えば、アリセルチブ)は、1日2回約30mgの投与量で投与される。一実施形態では、オーロラキナーゼA阻害剤(例えば、アリセルチブ)は、1日2回約20mgの投与量で投与される。一実施形態では、オーロラキナーゼA阻害剤(例えば、アリセルチブ)は、1日2回約10mgの投与量で投与される。一実施形態では、オーロラキナーゼA阻害剤(例えば、アリセルチブ)は、1日2回約5mgの投与量で投与される。一実施形態では、オーロラキナーゼA阻害剤(例えば、アリセルチブ)は経口投与される。
【0803】
一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、AZD1152)は、1日あたり約50mg~約200mg、約75mg~約150mg、または約100mg~約110mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、AZD1152)は、1日あたり約200mg以下、約150mg以下、約110mg以下、約100mg以下、約75mg、または約50mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、AZD1152)は、1日あたり約200mg、約150mg、約110mg、約100mg、約75mg、または約50mgの投与量で投与される。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、AZD1152)は、28日サイクルの1、2、15、および16日目に、本明細書に記載の投与量で投与される。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、AZD1152)は静脈内投与される。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、AZD1152)は、28日サイクルから14日ごとに48時間の持続注入として約150mgの投与量で投与される。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、AZD1152)は、28日サイクルから14日ごとに2×2時間の注入として約220mgの投与量で投与される(例えば、1、2、15、および16日目に110mg/日)。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、AZD1152)は、7日ごとに2時間の注入として約200mgの投与量で投与される。一実施形態では、オーロラキナーゼ阻害剤(例えば、AZD1152)は、14日ごとに2時間の注入として約450mgの投与量で投与される。
【0804】
一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される第2の活性剤は、EZH2阻害剤である。
【0805】
一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、タゼメトスタット)は、1日2回、約50mg~約1600mg、約100mg~約800mg、または約200mg~約400mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、タゼメトスタット)は、1日2回、約800mg以下、約600mg以下、約400mg以下、約200mg以下、または約100mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、タゼメトスタット)は、1日2回、約800mgの投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、タゼメトスタット)は、1日2回、約600mgの投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、タゼメトスタット)は、1日2回約400mgの投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、タゼメトスタット)は、1日2回、約200mgの投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、タゼメトスタット)は、経口投与される。
【0806】
一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、GSK126)は、週に2回、約50mg~約3000mg、約100mg~約2400mg、約200mg~約1800mg、または約400mg~約1200mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、GSK126)は、週に2回、約3000mg以下、約2400mg以下、約1800mg以下、約1200mg以下、約800mg以下、約400mg以下、約200mg以下、約100mg以上、または約50mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、GSK126)は、週に2回、約3000mgの投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、GSK126)は、週に2回、約2400mgの投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、GSK126)は、週に2回、約1800mgの投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、GSK126)は、週に2回、約1200mgの投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、GSK126)は、週に2回、約800mgの投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、GSK126)は、週に2回、約400mgの投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、GSK126)は、週に2回、約200mgの投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、GSK126)は、週に2回、約100mgの投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、GSK126)は、週に2回、約50mgの投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、GSK126)は、静脈内投与される。
【0807】
一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、CPI-1205)は、1日2回、約100mg~約3200mg、約200mg~約1600mg、または約400mg~約800mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、CPI-1205)は、1日2回約3200mg以下、約1600mg以下、約800mg以下、約400mg以下、約200mg以下、または約100mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、CPI-1205)は、1日2回約3200mgの投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、CPI-1205)は、1日2回約1600mgの投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、CPI-1205)は、1日2回約800mgの投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、CPI-1205)は、1日2回約400mgの投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、CPI-1205)は、1日2回約200mgの投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、CPI-1205)は、1日2回約100mgの投与量で投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、CPI-1205)は、1または複数回の28日サイクルで投与される。一実施形態では、EZH2阻害剤(例えば、CPI-1205)は、経口投与される。
【0808】
一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される第2の活性剤は、BET阻害剤である。一実施形態では、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブ)は、1日1回、約10mg~約160mg、約20mg~約120mg、または約40mg~約80mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブ)は、1日1回、約160mg以下、約120mg以下、約80mg以下、約40mg以下、約20mg、または約10mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブ)は、1日1回約160mgの投与量で投与される。一実施形態では、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブ)は、1日1回約120mgの投与量で投与される。一実施形態では、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブ)は、1日1回約80mgの投与量で投与される。一実施形態では、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブ)は、1日1回約40mgの投与量で投与される。一実施形態では、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブ)は、1日1回約20mgの投与量で投与される。一実施形態では、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブ)は、1日1回約10mgの投与量で投与される。一実施形態では、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブ)は、21日サイクルの1日目~7日目に、本明細書に記載の投与量で投与される。一実施形態では、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブ)は、21日サイクルの1日目~14日目に、本明細書に記載の投与量で投与される。一実施形態では、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブ)は、21日サイクルの1日目~21日目に、本明細書に記載の投与量で投与される。一実施形態では、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブ)は、7日サイクルの1日目~5日目に、本明細書に記載の投与量で投与される。一実施形態では、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブ)は経口投与される。
【0809】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、低メチル化剤である。
【0810】
一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、毎日、約25mg/m~約150mg/m、約50mg/m~約125mg/m、または約75mg/m~約100mg/mの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、毎日、約150mg/m以下、約125mg/m以下、約100mg/m以下、約75mg/m、約50mg/m以下、または約25mg/m以下の投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、毎日約150mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、毎日約125mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、毎日約100mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、毎日約75mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、毎日約50mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、毎日約25mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、皮下投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、静脈内投与される。
【0811】
一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、1日1回、約100mg~約500mg、または約200mg~約400mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、1日1回、約500mg以下、約400mg以下、約300mg以下、約200mg以下、または約100mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、1日1回約500mgの投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、1日1回約400mgの投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、1日1回約300mgの投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、1日1回約200mgの投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、1日1回約100mgの投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、1日2回、約100mg~約300mg、または約150mg~約250mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、1日2回、約300mg以下、約250mg以下、約200mg以下、約150mg以下、または約100mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、1日2回約300mgの投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、1日2回約250mgの投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、1日2回約200mgの投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、1日2回約150mgの投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、1日2回約100mgの投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、28日サイクルの1日目~14日目に、本明細書に記載の投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、28日サイクルの1日目~21日目に、本明細書に記載の投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、5-アザシチジン)は、経口投与される。
【0812】
一実施形態では、低メチル化剤(例えば、デシタビン)は、約5mg/m~約30mg/m、約10mg/m~約25mg/m、または約15mg/m~約20mg/mの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、デシタビン)は、約30mg/m以下、約25mg/m以下、約20mg/m以下、約15mg/m以下、約10mg/m以下または約5mg/m以下の投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、デシタビン)は、約30mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、デシタビン)は、約25mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、デシタビン)は、約20mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、デシタビン)は、約15mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、デシタビン)は、約10mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、デシタビン)は、約5mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、デシタビン)は、本明細書に記載の投与量で、3日間8時間ごとに繰り返して3時間にわたって投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、デシタビン)は、本明細書に記載の投与量で、5日間毎日繰り返して1時間にわたって投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、デシタビン)は、約15mg/mの投与量で、3日間8時間ごとに繰り返して3時間にわたって投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、デシタビン)は、約20mg/mの投与量で、5日間毎日繰り返して1時間にわたって投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、デシタビン)は、皮下投与される。一実施形態では、低メチル化剤(例えば、デシタビン)は、静脈内投与される。
【0813】
一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される第2の活性剤は、DOT1L阻害剤である。一実施形態では、DOT1L阻害剤(例えば、SGC0946)は、1日あたり、約10mg~約500mg、約25mg~約400mg、約50mg~約300mg、約75mg~約200mg、または約100mg~約150mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、DOT1L阻害剤(例えば、SGC0946)は、1日あたり、約500mg以下、約400mg以下、約300mg以下、約200mg以下、約150mg以下、約100mg以下、約75mg以下、約50mg以上、または約25mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、DOT1L阻害剤(例えば、SGC0946)は、約25mg、約50mg、約75mg、約100mg、約150mg、約200mg、約300mg、約400mg、または約500mgの投与量で投与される。一実施形態では、DOT1L阻害剤(例えば、SGC0946)は、1日あたり、約18mg/m~約126mg/m、約36mg/m~約108mg/m、または約54mg/m~約90mg/mの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、DOT1L阻害剤(例えば、SGC0946)は、1日あたり、約126mg/m以下、約108mg/m以下、約90mg/m以下、約72mg/m以下、約54mg/m以下、約36mg/m以下、または約18mg/m以下の投与量で投与される。一実施形態では、DOT1L阻害剤(例えば、SGC0946)は、1日あたり、約18mg/m、約36mg/m、約54mg/m、約72mg/m、約90mg/m、約108mg/m、または約126mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、DOT1L阻害剤(例えば、SGC0946)は、経口投与される。一実施形態では、DOT1L阻害剤(例えば、SGC0946)は、静脈内投与される。
【0814】
一実施形態では、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)は、1日あたり、約18mg/m~約108mg/m、約36mg/m~約90mg/m、または約54mg/m~約72mg/mの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)は、1日あたり、約108mg/m以下、約90mg/m以下、約72mg/m以下、約54mg/m以下、約36mg/m以下、または約18mg/m以下の投与量で投与される。一実施形態では、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)は、1日あたり約18mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)は、1日あたり約36mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)は、1日あたり約54mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)は、1日あたり約70mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)は、1日あたり約72mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)は、1日あたり約90mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)は、1日あたり約108mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、DOT1L阻害剤(例えば、ピノメトスタット)は、静脈内投与される。
【0815】
一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される第2の活性剤は、PLK1阻害剤である。一実施形態では、PLK1阻害剤(例えば、BI2536)は、1日あたり、約20mg~約200mg、約40mg~約100mg、または約50mg~約60mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、PLK1阻害剤(例えば、BI2536)は、1日あたり、約200mg以下、約100mg以下、約60mg以下、約50mg以下、約40mg以下、または約20mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、PLK1阻害剤(例えば、BI2536)は、1日あたり、約200mg、約100mg、約60mg、約50mg、約40mg、または約20mgの投与量で投与される。一実施形態では、PLK1阻害剤(例えば、BI2536)は、21日サイクルごとに1回、約200mgの投与量で投与される。一実施形態では、PLK1阻害剤(例えば、BI2536)は、21日サイクルの1および8日目に1日あたり約100mgの投与量で投与される。一実施形態では、PLK1阻害剤(例えば、BI2536)は、21日サイクルの1日目~3日目に1日あたり約50mgの投与量で投与される。一実施形態では、PLK1阻害剤(例えば、BI2536)は、21日サイクルの1日目~3日目に1日あたり約60mgの投与量で投与される。一実施形態では、PLK1阻害剤(例えば、BI2536)は、静脈内投与される。
【0816】
一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される第2の活性剤は、MEK阻害剤である。一実施形態では、MEK阻害剤(例えば、トラメチニブまたはトラメチニブジメチルスルホキシド)は、1日1回、約0.25mg~約3mg、約0.5mg~約2mg、または約1mg~約1.5mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、MEK阻害剤(例えば、トラメチニブまたはトラメチニブジメチルスルホキシド)は、1日1回、約2mg以下、約1.5mg以下、約1mg以下、または約0.5mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、MEK阻害剤(例えば、トラメチニブまたはトラメチニブジメチルスルホキシド)は、1日1回約2mgの投与量で投与される。一実施形態では、MEK阻害剤(例えば、トラメチニブまたはトラメチニブジメチルスルホキシド)は、1日1回約1.5mgの投与量で投与される。一実施形態では、MEK阻害剤(例えば、トラメチニブまたはトラメチニブジメチルスルホキシド)は、1日1回約1mgの投与量で投与される。一実施形態では、MEK阻害剤(例えば、トラメチニブまたはトラメチニブジメチルスルホキシド)は、1日1回約0.5mgの投与量で投与される。一実施形態では、MEK阻害剤(例えば、トラメチニブまたはトラメチニブジメチルスルホキシド)は、経口投与される。
【0817】
一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される第2の活性剤は、PIM阻害剤である。一実施形態では、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)は、1日1回、約30mg~約1000mg、約70mg~約700mg、約150mg~約500mg、約200mg~約350mg、または約250mg~約300mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)は、1日1回、約700mg以下、約500mg以下、約350mg以下、約300mg以下、約250mg以下、約200mg以下、約150mg以下、または約70mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)は、1日1回約500mgの投与量で投与される。一実施形態では、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)は、1日1回約350mgの投与量で投与される。一実施形態では、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)は、1日1回約300mgの投与量で投与される。一実施形態では、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)は、1日1回約250mgの投与量で投与される。一実施形態では、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)は、1日1回約200mgの投与量で投与される。一実施形態では、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)は、1日1回約150mgの投与量で投与される。一実施形態では、PIM阻害剤(例えば、LGH-447)は経口投与される。
【0818】
一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される第2の活性剤は、IGF-1R阻害剤である。一実施形態では、IGF-1R阻害剤(例えば、リンシチニブ)は、毎日、約100mg~約500mg、約150mg~約450mg、約200mg~約400mg、または約250mg~約300mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、IGF-1R阻害剤(例えば、リンシチニブ)は、1日2回(BID)、約50mg~約250mg、約75mg~約225mg、約100mg~約200mg、または約125mg~約150mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、IGF-1R阻害剤(例えば、リンシチニブ)は、毎日、約450mg以下、約400mg以下、約300mg以下、約250mg以下、約200mg以下、または約150mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、IGF-1R阻害剤(例えば、リンシチニブ)は、毎日、約450mg以下、約400mg以下、約300mg以下、約250mg以下、約200mg以下、または約150mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、BET阻害剤(例えば、ビラブレシブ)は、1日2回、約225mg以下、約200mg以下、約150mg以下、約125mg以下、約100mg以下、または約75mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、IGF-1R阻害剤(例えば、リンシチニブ)は、毎日、約450mg、約400mg、約300mg、約250mg、約200mg、または約150mgの投与量で投与される。一実施形態では、IGF-1R阻害剤(例えば、リンシチニブ)は、1日2回、約225mg、約200mg、約150mg、約125mg、約100mg、または約75mgの投与量で投与される。一実施形態では、IGF-1R阻害剤(例えば、リンシチニブ)は、7日ごとに1日目~3日目に投与される。一実施形態では、IGF-1R阻害剤(例えば、リンシチニブ)は経口投与される。
【0819】
一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される第2の活性剤は、XPO1阻害剤である。一実施形態では、XPO1阻害剤(例えば、セリネキサー)は、週に2回、約30mg~約200mg、週に2回、約45mg~約150mg、または週に2回、約60mg~約100mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、XPO1阻害剤(例えば、セリネキサー)は、週に2回、約100mg以下、約80mg以下、約60mg以下、または約40mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、XPO1阻害剤(例えば、セリネキサー)は、週に2回、約20mg、約30mg、約40mg、約50mg、約60mg、約70mg、約80mg、約90mg、または約100mgの投与量で投与される。一実施形態では、投与量は、週に2回、約40mgである。一実施形態では、投与量は、週に2回、約60mgである。一実施形態では、投与量は、週に2回、約80mgである。一実施形態では、投与量は、週に2回、約100mgである。一実施形態では、XPO1阻害剤(例えば、セリネキサー)は、経口投与される。
【0820】
一実施形態では、本明細書で提供される方法において使用される第2の活性剤は、BIRC5阻害剤である。一実施形態では、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)は、1日あたり、約2mg/m~約15mg/m、または約4mg/m~約10mg/mの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)は、1日あたり、約15mg/m以下、約10mg/m以下、約4.8mg/m以下、約4mg/m以下、または約2mg/m以下の投与量で投与される。一実施形態では、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)は、1日あたり約15mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)は、1日あたり約10mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)は、1日あたり約4.8mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)は、1日あたり約4mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)は、1日あたり約2mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)は、静脈内投与される。一実施形態では、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)は、3週間ごとに約168時間の持続IV注入により、約4.8mg/m/日の投与量で投与される。一実施形態では、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)は、3週間ごとに約168時間の持続IV注入により、約5mg/m/日の投与量で投与される。一実施形態では、BIRC5阻害剤(例えば、YM155)は、3週間ごとに約72時間の持続IV注入により、約10mg/m/日の投与量で投与される。
【0821】
一実施形態では、本明細書で提供される方法で使用される第2の活性剤は、化学療法である。
【0822】
一実施形態では、化学療法(例えば、ベンダムスチンまたはベンダムスチン塩酸塩)は、約25mg/m~約200mg/m、または約50mg/m~約150mg/mの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ベンダムスチンまたはベンダムスチン塩酸塩)は、約200mg/m以下、約150mg/m以下、約100mg/m以下、約50mg/m以下、または約25mg/m以下の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ベンダムスチンまたはベンダムスチン塩酸塩)は、約200mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ベンダムスチンまたはベンダムスチン塩酸塩)は、約150mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ベンダムスチンまたはベンダムスチン塩酸塩)は、約100mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ベンダムスチンまたはベンダムスチン塩酸塩)は、約50mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ベンダムスチンまたはベンダムスチン塩酸塩)は、約25mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ベンダムスチンまたはベンダムスチン塩酸塩)は、28日サイクルの1日目および2日目に30分にわたって、本明細書に記載の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ベンダムスチンまたはベンダムスチン塩酸塩)は、静脈内投与される。
【0823】
一実施形態では、化学療法(例えば、ドキソルビシンまたはドキソルビシン塩酸塩)は、約10mg/m~約50mg/m、または約20mg/m~約40mg/mの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ドキソルビシンまたはドキソルビシン塩酸塩)は、約50mg/m以下、約40mg/m以下、約30mg/m以下、約20mg/m以下、または約10mg/m以下の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ドキソルビシンまたはドキソルビシン塩酸塩)は、約50mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ドキソルビシンまたはドキソルビシン塩酸塩)は、約40mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ドキソルビシンまたはドキソルビシン塩酸塩)は、約30mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ドキソルビシンまたはドキソルビシン塩酸塩)は、約20mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ドキソルビシンまたはドキソルビシン塩酸塩)は、約10mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ドキソルビシンまたはドキソルビシン塩酸塩)は、21日サイクルの4日目に60分にわたって、本明細書に記載の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ドキソルビシンまたはドキソルビシン塩酸塩)は、21日サイクルの4日目に60分にわたって、約30mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ドキソルビシンまたはドキソルビシン塩酸塩)は、静脈内投与される。
【0824】
一実施形態では、化学療法(例えば、エトポシドまたはエトポシドリン酸塩)は、約10mg/m~約150mg/m、約25mg/m~約125mg/m、約35mg/m~約50mg/m、または約50mg/m~約100mg/mの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、エトポシドまたはエトポシドリン酸塩)は、約150mg/m以下、約125mg/m以下、約100mg/m以下、約50mg/m以下、約35mg/m以下、約25mg/m以下、または約10mg/m以下の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、エトポシドまたはエトポシドリン酸塩)は、約150mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、エトポシドまたはエトポシドリン酸塩)は、約125mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、エトポシドまたはエトポシドリン酸塩)は、約100mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、エトポシドまたはエトポシドリン酸塩)は、約50mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、エトポシドまたはエトポシドリン酸塩)は、約35mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、エトポシドまたはエトポシドリン酸塩)は、約25mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、エトポシドまたはエトポシドリン酸塩)は、約10mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、エトポシドまたはエトポシドリン酸塩)は、21日または28日サイクルの1日目から5日目に5分~3.5時間にわたって、本明細書に記載の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、エトポシドまたはエトポシドリン酸塩)は、21日または28日サイクルの1、3、および5日目に5分~3.5時間にわたって、本明細書に記載の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、エトポシドまたはエトポシドリン酸塩)は、4日間、5分~3.5時間にわたって、本明細書に記載の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、エトポシドまたはエトポシドリン酸塩)は、5日間、5分~3.5時間にわたって、本明細書に記載の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、エトポシドまたはエトポシドリン酸塩)は、静脈内投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、エトポシドまたはエトポシドリン酸塩)は、経口投与される。
【0825】
一実施形態では、化学療法(例えば、メトトレキサートまたはメトトレキサートナトリウム)は、約5mg/m~約60mg/m、約10mg/m~約50mg/m、または約20mg/m~約40mg/mの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メトトレキサートまたはメトトレキサートナトリウム)は、約3g/m~約3.5g/mの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メトトレキサートまたはメトトレキサートナトリウム)は、約3.5mg/m以下、約3mg/m以下、約60mg/m以下、約50mg/m以下、約40mg/m以下、約30mg/m以下、約20mg/m以下、約10mg/m以下、または約5mg/m以下の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メトトレキサートまたはメトトレキサートナトリウム)は、約3.5g/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メトトレキサートまたはメトトレキサートナトリウム)は、約3g/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メトトレキサートまたはメトトレキサートナトリウム)は、約60mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メトトレキサートまたはメトトレキサートナトリウム)は、約50mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メトトレキサートまたはメトトレキサートナトリウム)は、約40mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メトトレキサートまたはメトトレキサートナトリウム)は、約30mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メトトレキサートまたはメトトレキサートナトリウム)は、約20mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メトトレキサートまたはメトトレキサートナトリウム)は、約10mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メトトレキサートまたはメトトレキサートナトリウム)は、約5mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メトトレキサートまたはメトトレキサートナトリウム)は、週に1回、本明細書に記載の投与量で投与される。一実施形態では、週に1回の投与量は、週に複数回、分割された投与量として投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メトトレキサートまたはメトトレキサートナトリウム)は、静脈内投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メトトレキサートまたはメトトレキサートナトリウム)は、経口投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メトトレキサートまたはメトトレキサートナトリウム)は、髄腔内(脳室内または腰椎穿刺)投与される。
【0826】
一実施形態では、化学療法(例えば、シタラビン)は、約30mg~約70mg、または約40mg~約60mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、シタラビン)は、約70mg以下、約60mg以下、約50mg以下、約40mg以下、または約30mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、シタラビン)は、約70mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、シタラビン)は、約60mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、シタラビン)は、約50mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、シタラビン)は、約40mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、シタラビン)は、約30mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、シタラビン)は、14日ごとに1回、本明細書に記載の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、シタラビン)は、28日ごとに1回、本明細書に記載の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、シタラビン)は、髄腔内(脳室内または腰椎穿刺)投与される。
【0827】
一実施形態では、化学療法(例えば、ビンクリスチンまたはビンクリスチン硫酸塩)は、約1mg/m~約4mg/m、約1.5mg/m~約3mg/m、または約2mg/m~約2.5mg/mの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ビンクリスチンまたはビンクリスチン硫酸塩)は、約4mg/m以下、約3mg/m以下、約2.5mg/m以下、約2.25mg/m以下、約2mg/m以下、約1.5mg/m以下、または約1mg/m以下の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ビンクリスチンまたはビンクリスチン硫酸塩)は、約4mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ビンクリスチンまたはビンクリスチン硫酸塩)は、約3mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ビンクリスチンまたはビンクリスチン硫酸塩)は、約2.5mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ビンクリスチンまたはビンクリスチン硫酸塩)は、約2.25mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ビンクリスチンまたはビンクリスチン硫酸塩)は、約2mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ビンクリスチンまたはビンクリスチン硫酸塩)は、約1.5mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ビンクリスチンまたはビンクリスチン硫酸塩)は、約1mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ビンクリスチンまたはビンクリスチン硫酸塩)は、7日ごとに1回、1時間にわたって、本明細書に記載の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ビンクリスチンまたはビンクリスチン硫酸塩)は、7日ごとに1回、1時間にわたって、約2.25mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、ビンクリスチンまたはビンクリスチン硫酸塩)は、静脈内投与される。
【0828】
一実施形態では、化学療法(例えば、イホスファミド)は、1日あたり、約0.5mg/m~約2mg/m、約0.8mg/m~約1.6mg/m、または約1mg/m~約1.4mg/mの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、イホスファミド)は、1日あたり、約2mg/m以下、約1.6mg/m以下、約1.4mg/m以下、約1.2mg/m以下、約1mg/m以下、約0.8mg/m以下、または約0.5mg/m以下の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、イホスファミド)は、1日あたり約2mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、イホスファミド)は、1日あたり約1.6mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、イホスファミド)は、1日あたり約1.4mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、イホスファミド)は、1日あたり約1.2mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、イホスファミド)は、1日あたり約1mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、イホスファミド)は、1日あたり約0.8mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、イホスファミド)は、1日あたり約0.5mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、イホスファミド)は、静脈内投与される。
【0829】
一実施形態では、化学療法(例えば、メルファランまたはメルファラン塩酸塩)は、1日あたり、約50mg/m~約150mg/m、または約75mg/m~約125mg/mの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メルファランまたはメルファラン塩酸塩)は、約150mg/m以下、約125mg/m以下、約100mg/m以下、約75mg/m以下、または約50mg/m以下の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メルファランまたはメルファラン塩酸塩)は、1日あたり約150mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メルファランまたはメルファラン塩酸塩)は、1日あたり約125mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メルファランまたはメルファラン塩酸塩)は、1日あたり約100mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メルファランまたはメルファラン塩酸塩)は、1日あたり約75mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メルファランまたはメルファラン塩酸塩)は、1日あたり約50mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メルファランまたはメルファラン塩酸塩)は、静脈内投与される。
【0830】
一実施形態では、化学療法(例えば、メルファランまたはメルファラン塩酸塩)は、1日あたり、約2mg~約10mg、または約4mg~約8mgの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メルファランまたはメルファラン塩酸塩)は、1日あたり、約10mg以下、約8mg以下、約6mg以下、約4mg以下、または約2mg以下の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メルファランまたはメルファラン塩酸塩)は、1日あたり約10mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メルファランまたはメルファラン塩酸塩)は、1日あたり約8mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メルファランまたはメルファラン塩酸塩)は、1日あたり約6mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メルファランまたはメルファラン塩酸塩)は、1日あたり約4mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メルファランまたはメルファラン塩酸塩)は、1日あたり約2mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、メルファランまたはメルファラン塩酸塩)は、経口投与される。
【0831】
一実施形態では、化学療法(例えば、オキサリプラチン)は、1日あたり、約50mg/m~約100mg/m、または約65mg/m~約85mg/mの範囲の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、オキサリプラチン)は、約100mg/m以下、約85mg/m以下、約75mg/m以下、約65mg/m以下、または約50mg/m以下の投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、オキサリプラチン)は、1日あたり約100mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、オキサリプラチン)は、1日あたり約85mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、オキサリプラチン)は、1日あたり約75mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、オキサリプラチン)は、1日あたり約65mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、オキサリプラチン)は、1日あたり約50mg/mの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、オキサリプラチン)は、静脈内投与される。
【0832】
一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約0.5~約2000mg、1日あたり約1~約1,000mg、1日あたり約1~約500mg、1日あたり約1~約250mg、1日あたり約5~約250mg、1日あたり約7.5~約250mg、1日あたり約10~約250mg、1日あたり約20~約250mg、1日あたり約20~約200mg、1日あたり約1~約100mg、1日あたり約1~約50mg、1日あたり約0.5~約25mg、または1日あたり約0.5~約10mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約0.5~約2000mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約1~約1,000mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約1~約500mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約1~約250mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約5~約250mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約7.5~約250mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約10~約250mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約20~約250mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約20~約200mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約1~約100mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約1~約50mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約0.5~約25mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約0.5~約10mgの投与量で投与される。
【0833】
一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり、約0.5、約1、約2、約5、約10、約15、約20、約25、約30、約40、約45、約50、約60、約70、約80、約90、約100、約150、または約200mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約0.5mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約1mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約2mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約5mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約10mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約15mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約20mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約25mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約30mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約40mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約45mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約50mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約60mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約70mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約80mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約90mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約100mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約150mgの投与量で投与される。一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、1日あたり約200mgの投与量で投与される。
【0834】
一実施形態では、本明細書に記載の条件に対する化学療法(例えば、デキサメタゾン)の推奨される1日量範囲は、1日あたり約0.5mg~約100mgの範囲内にあり、好ましくは1日1回の単回用量として、または1日を通して分割された用量で与えられる。いくつかの実施形態では、投与量は、1日あたり約1mg~約100mgの範囲である。他の実施形態では、投与量は、1日あたり約0.5mg~約20mgの範囲である。特定の用量には、1日あたり0.5、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、60、70、80、90または100mgが含まれる。
【0835】
いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、21日サイクルの1および8日目に4mgの投与量で投与される。他のいくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、21日サイクルの1、4、8および11日目に4mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、28日サイクルの1、8、および15日目に4mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、28日サイクルの1、4、8、11、15および18日目に4mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、28日サイクルの1、8、15および22日目に4mgの投与量で投与される。そのような一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、サイクル1の1、10、15および22日目に4mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、28日サイクルの1、3、15および17日目に4mgの投与量で投与される。そのような一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、サイクル1の1、3、14および17日目に4mgの投与量で投与される。
【0836】
いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、21日サイクルの1および8日目に8mgの投与量で投与される。他のいくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、21日サイクルの1、4、8および11日目に8mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、28日サイクルの1、8、および15日目に8mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、28日サイクルの1、4、8、11、15および18日目に8mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、28日サイクルの1、8、15および22日目に8mgの投与量で投与される。そのような一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、サイクル1の1、10、15および22日目に8mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、28日サイクルの1、3、15および17日目に8mgの投与量で投与される。そのような一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、サイクル1の1、3、14および17日目に8mgの投与量で投与される。
【0837】
いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、21日サイクルの1および8日目に10mgの投与量で投与される。他のいくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、21日サイクルの1、4、8および11日目に10mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、28日サイクルの1、8、および15日目に10mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、28日サイクルの1、4、8、11、15および18日目に10mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、28日サイクルの1、8、15および22日目に10mgの投与量で投与される。そのような一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、サイクル1の1、10、15および22日目に10mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、28日サイクルの1、3、15および17日目に10mgの投与量で投与される。そのような一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、サイクル1の1、3、14および17日目に10mgの投与量で投与される。
【0838】
いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、21日サイクルの1および8日目に20mgの投与量で投与される。他のいくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、21日サイクルの1、4、8および11日目に20mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、28日サイクルの1、8、および15日目に20mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、28日サイクルの1、4、8、11、15および18日目に20mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、28日サイクルの1、8、15および22日目に20mgの投与量で投与される。そのような一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、サイクル1の1、10、15および22日目に20mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、28日サイクルの1、3、15および17日目に20mgの投与量で投与される。そのような一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、サイクル1の1、3、14および17日目に20mgの投与量で投与される。
【0839】
いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、21日サイクルの1および8日目に40mgの投与量で投与される。他のいくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、21日サイクルの1、4、8および11日目に40mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、28日サイクルの1、8、および15日目に40mgの投与量で投与される。そのような一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、サイクル1の1、10、15および22日目に40mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、28日サイクルの1、4、8、11、15および18日目に40mgの投与量で投与される。他のそのような実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、28日サイクルの1、8、15および22日目に40mgの投与量で投与される。他のそのような実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、28日サイクルの1、3、15および17日目に40mgの投与量で投与される。そのような一実施形態では、化学療法(例えば、デキサメタゾン)は、サイクル1の1、3、14および17日目に40mgの投与量で投与される。
【実施例
【0840】
本発明のある特定の実施形態は、以下の非限定的な例によって示される。
【表6】
【0841】
6.1 (S)-2-(2,6-ジオキソピペリジン-3-イル)-4-((2-フルオロ-4-((3-モルホリノアゼチジン-1-イル)メチル)ベンジル)アミノ)イソインドリン-1,3-ジオン(化合物1)の合成
【化81】
【0842】
(S)-2-(2,6-ジオキソピペリジン-3-イル)-4-((2-フルオロ-4-(ヒドロキシメチル)ベンジル)アミノ)イソインドリン-1,3-ジオン:2:1ジオキサン-MeOH(75mL)中の(S)-4-アミノ-2-(2,6-ジオキソピペリジン-3-イル)イソインドリン-1,3-ジオン(5.00g、18.3mmol)および2-フルオロ-4-(ヒドロキシメチル)ベンズアルデヒド(2.82g、18.30mmol)の懸濁液を、を0℃に冷却し、B1014(4.92g、40.3mmol)を5分かけて少しずつ加えた。反応フラスコにセプタムおよびニードルベント(圧力)を取り付け、10分間激しく撹拌した。混合物を周囲温度に到達させ、3時間撹拌した。混合物を濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(0~10%MeOH-DCM)で精製して、(S)-2-(2,6-ジオキソピペリジン-3-イル)-4-((2-フルオロ-4-(ヒドロキシメチル)ベンジル)アミノ)イソインドリン-1,3-ジオンを、黄色の固体として得た(4.23g、56%)。LCMS (ESI) m/z 411.8 [M+H]
【0843】
(S)-4-((4-(クロロメチル)-2-フルオロベンジル)アミノ)-2-(2,6-ジオキソピペリジン-3-イル)イソインドリン-1,3-ジオン:乾燥NMP(6mL)中の(S)-2-(2,6-ジオキソピペリジン-3-イル)-4-((2-フルオロ-4-(ヒドロキシメチル)ベンジル)アミノ)イソインドリン-1,3-ジオン(0.727g、1.77mmol)の溶液を、0℃に冷却し、メタンスルホニルクロリド(0.275mL、3.35mmol)およびDIEA(0.617mL、3.53mmol)を順次加えた。反応混合物を周囲温度に到達させ、18時間撹拌した。反応混合物を、激しく混合しながら0℃に冷却したHO(60mL)にゆっくりと加えた。得られた懸濁液を濾過し、収集した固体をHOおよびEtOで洗浄した。固体をEtOAcに溶解し、溶液をMgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、(S)-4-((4-(クロロメチル)-2-フルオロベンジル)アミノ)-2-(2,6-ジオキソピペリジン-3-イル)イソインドリン-1,3-ジオンを黄色の固体として得た(0.600g、79%)。LCMS (ESI) m/z 430.0 [M+H]
【0844】
(S)-2-(2,6-ジオキソピペリジン-3-イル)-4-((2-フルオロ-4-((3-モルホリノアゼチジン-1-イル)メチル)ベンジル)アミノ)イソインドリン-1,3-ジオン:乾燥DMSO(1.0mL)中の(S)-4-((4-(クロロメチル)-2-フルオロベンジル)アミノ)-2-(2,6-ジオキソピペリジン-3-イル)イソインドリン-1,3-ジオン(300mg、0.698mmol)の溶液に、4-(アゼチジン-3-イル)モルホリン塩酸塩(125mg、0.698mmol)およびDIEA(0.122mL、0.698mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で18時間撹拌し、DMSO(1mL)で希釈した。溶液をキラル逆相クロマトグラフィーで精製して、(S)-2-(2,6-ジオキソピペリジン-3-イル)-4-((2-フルオロ-4-((3-モルホリノアゼチジン-1-イル)メチル)ベンジル)アミノ)イソインドリン-1,3-ジオン(89mg、24%、97%ee)を得た。LCMS (ESI) m/z 536.2 [M+H]
【0845】
6.2 血液悪性腫瘍からの細胞株の増殖に対する第2の活性剤と組み合わせた化合物1による処理の効果
化合物1と、以下を含む、それらの作用機序に基づいて、血液悪性腫瘍において臨床的または前臨床的に試験された化合物との組み合わせによる処理の結果としての増殖に対する効果を評価するために、組合せ研究を実施した:HDAC阻害剤(パノビノスタット、ロミデプシン、およびボリノスタット)、BCL2阻害剤(ベネトクラクス)、BTK阻害剤(イブルチニブ)、mTOR阻害剤(エベロリムス)、PI3K阻害剤(イデラリシブ)、PKCβ阻害剤(エンザスタウリン)、SYK阻害剤(フォスタマチニブ)、JAK2阻害剤(フェドラチニブ、パクリチニブ/SB1518、およびルキソリチニブ)、オーロラキナーゼA阻害剤(アリセルチブ)、EZH2阻害剤(タゼメトスタット、GSK126、およびCPI-1205)、BET阻害剤(ビラブレシブおよび化合物B)、低メチル化剤(5-アザシチジンおよびデシタビン)、および化学療法(ベンダムスチン、ドキソルビシン、エトポシド、メトトレキサート、シタラビン、ビンクリスチン、イホスファミド、メルファラン、オキサリプラチン、およびデキサメタゾン)。DOT1L阻害剤(ピノメトスタット)、HAT阻害剤(C646)、WDR5阻害剤(OICR-9429)、HDAC6阻害剤(ACY-241)、DNMT1選択的阻害剤(GSK3484862)、LSD-1阻害剤(化合物C)、G9A阻害剤(UNC0631)、PRMT5阻害剤(GSK3326595)、BRD9/7阻害剤(LP99)、SUV420H1/H2阻害剤(A-196)、CARM1阻害剤(EZM2302)を含む、他のエピジェネティック化合物も、化合物1とのこの組合せ研究で試験した。
【0846】
細胞株/細胞:活性化B細胞(ABC)細胞株:TMD-8、SU-DHL-2、OCI-Ly10、RIVA、U2932;および胚中心B細胞(GCB)細胞株:SU-DHL10、Pfeiffer、WSU-DLCL2、SU-DHL4、DB;骨髄腫細胞株:H929、JJN3およびSK-MM1;急性骨髄性白血病細胞株:HNT-34;急性リンパ性白血病細胞株:Karpas-231;その他のリンパ腫細胞株:Daudi、Karpas-299、HuT-102、L-428。
【0847】
実験手順:用量反応曲線(DRC)で使用される化合物1の濃度を、抗増殖アッセイにおける細胞株の感受性に基づいて選択した。U2932、SU-DHL4、Pfeiffer、RIVA、DB、Daudi、H-929、HNT-34、JJN3、Karpas-299、Karpas-231、HuT-102、L-428、およびSK-MM1を、高開始濃度の化合物1(10μMから開始)で処理し; TMD-8、SU-DHL2、SU-DHL10、WSU-DLCL2、およびOCI-Ly10は、低濃度化合物1(1μMから開始)で処理した。すべての化合物1溶液を、10ポイント希釈曲線のために3倍ステップで段階的に希釈した。あるいは、組合せ化合物溶液を5μMの開始濃度から段階的に希釈し、6ポイント希釈曲線のために6倍で段階的に希釈した。化合物を384ウェルプレートにプレーティングし、化合物1を横列に、組合せ化合物剤を縦列に分注した。同じ濃度の化合物1または組合せ化合物をそれぞれその横列または縦列に分配して、化合物の組合せのマトリックスを作成した。細胞を各ウェルに加え、3日間培養した。一部のエピジェネティック化合物(タゼメトスタット、GSK126、CPI-1205、5-アザシチジンおよびデシタビン)では、細胞をエピジェネティック化合物で4日間前処理してから、化合物1で処理を開始した。これらの4日後、他の化合物について前述したように、細胞を化合物1とエピジェネティック剤との組合せで処理した。他の一部のエピジェネティック剤(EPZ5676、C646、OICR-9429、ACY-241、GSK3484862、化合物C、UNC0631、GSK3326595、LP99、A-196、CARM1 EZM2302)の場合、細胞を、その作用機序のために5日間培養した。
【0848】
細胞の調製および処理:化合物1を384ウェルプレートに分注し、実験開始まで-80℃で凍結した。プレートは、10μMの濃度または10ポイントの希釈曲線のために3倍に希釈された1μMのいずれかで作製され、最終DMSO濃度は0.2%であった。25,000細胞/mLに希釈されたSU-DHL-6溶液を除いて、すべての細胞株溶液を、100,000細胞/mLの濃度に希釈して、50μLの体積で各ウェルに加えた。処理期間の終わりに、製造業者の推奨に従って、細胞をCell Titer Glo(CTG)試薬で溶解した。発光シグナルをEnvisionを使用して読み取り、データを、データ分析のためにDMSOによって正規化した。
【0849】
データ分析:組合せ効果を、最高単一薬剤(Highest Single Agent) (HSA)法およびブリス独立法(Bliss Independency)からの結果を組み合わせることによって分析した。例えば、Foucquier J, Guedj M., Analysis of drug combinations: current methodological landscape. Pharmacol Res Perspect. 2015;3(3):e00149. doi:10.1002/prp2.149を参照のこと。
【0850】
結果:化合物1と43の化合物の組合せによる処理の効果を、化合物1に対して異なる感受性を有するDLBCL細胞株を含む血液悪性腫瘍からの19の細胞株の3および5日間の同時処理後にCTGによって評価した(図1)。HSAとブリススコアの組み合わせた結果を使用して、組合せの相乗および相加効果を定義した。
【0851】
選択した細胞株全体で、広範囲の相加または相乗効果が観察された。試験したすべての組合せは、試験した19の細胞株の少なくとも1つにおいて、それらの細胞株の増殖に対する化合物1の活性とは無関係に、相加的(薄灰色)または相乗的(濃灰色)効果を示した(図2)。JJN-3、SU-DHL2、SU-DHL10などの非常に感受性の高い細胞株の処理では、化合物1と、パノビノスタット、ロミデプシン、ビンクリスチン、エベロリムス、フェドラチニブ、アリセルチブ、およびビラブレシブなどの複数の化合物により処理すると相乗効果を示した。DB、HNT-34、またはSU-DHL4などのより化合物1耐性のある細胞株はまた、化合物1をパノビノスタット、エトポシド、ビンクリスチン、ベネトクラクス、イブルチニブ、エベロリムス、エンザスタウリン、タゼメトスタット、GSK126、CPI-1205、5-アザシチジン、およびデシタビンなどの複数の化合物と組み合わせた場合にこの利点を示した。
【0852】
試験したすべての疾患サブタイプ(リンパ腫、白血病、および多発性骨髄腫)は、臨床的に関連する化合物または他のエピジェネティック剤と化合物1との組合せ処理からの利益を受けた。
【0853】
6.3 WSU-DLCL2(DLBCL)異種移植モデルにおける、化合物1単独および5-アザシチジンとの組合せの抗腫瘍活性
化合物1単独および5-アザシチジンとの組合せの抗腫瘍活性を、WSU-DLCL2(DLBCL)異種移植モデルにおいて研究した。化合物1(1mg/kg)を1日1回5日間連続投与した後、2日間休止(5D投与/2D休止)し、5-アザシチジン(1mg/kg)を1日1回(QD)投与した。化合物1(1mg/kg、5D投与/2D休止)および5-アザシチジン(1mg/kg、QD)によって、WSU-DLCL2 DLBCL腫瘍増殖が阻害された。化合物1と5-アザシチジンの組合せ処理は相乗的な抗腫瘍活性を示した。
【0854】
方法:異種移植研究は、WSU-DLCL2 DLBCL異種移植腫瘍を有する雌型SCIDマウスを用いて行った。雌型SCIDマウスに、右後肢の上の側面領域において、WSU-DLCL2細胞を皮下接種した。動物に接種した後、ランダム化の前に腫瘍をおよそ200mmまで増殖させた。腫瘍細胞接種後14日目に、150~250mmの間の範囲のWSU-DLCL2腫瘍を有するマウスを一緒にプールし、種々の処置群にランダム化した。化合物1は、水中の0.5%メチルセルロース、0.25%Tween80、および50mMクエン酸塩pH3中に配合した。5-アザシチジンは、0.9%生理食塩水中に配合した。化合物1(1mg/kg)は、腫瘍細胞接種後14日目から、5日間連続して1日1回、その後2日間休止の3サイクルで経口投与した。5-アザシチジン(1mg/kg)を、1日1回(QD)3週間腹腔内投与した。組合せ群では、動物は、腫瘍細胞接種後14日目から、3週間、化合物1(1mg/kg/5D投与/2D休止)と5-アザシチジン(1mg/kg、QD)を、同時に受けた。腫瘍を、キャリパーを使用して週に2回測定し、腫瘍体積を、WxL/2の式を使用して計算した。統計分析は、一元配置または二元配置分散分析(ANOVA)を使用して実行した。相乗効果の計算は、分画産物法(fractional product method)を使用して実行した。
【0855】
結果および結論:化合物1(1mg/kg)および5-アザシチジン(1mg/kg)を、WSU-DLCL2異種移植モデルにおいて、単剤として、および組み合わせて試験した。単剤として、化合物1はWSU-DLCL2 DLBCL腫瘍増殖を有意に(p<0.0001)阻害(-45.6%)した。単剤としての5-アザシチジンはわずかに(-20.1%)WSU-DLCL2 DLBCL異種移植腫瘍増殖を阻害した(図3)。5-アザシチジン1mg/kgと組み合わせて投与した場合の1mg/kgの化合物1は、媒体対照と比較した場合、腫瘍体積の有意な(p<0.0001)減少をもたらし、媒体対照と比較して74%の腫瘍体積減少を示した(図3)。ボンフェローニ事後検定二元配置ANOVAでは、この組合せの抗腫瘍活性は、化合物1単独(74%対45.6% TVR;p<0.0001)または5-アザシチジン単独(74%対20.1% TVR;p<0.01)よりも、有意に良好であった。分画産物法を使用して、1mg/kgの化合物1と1mg/kgの5-アザシチジンの組合せ抗腫瘍活性が腫瘍体積の減少に相乗的であると判定した。
【0856】
結論として、5-アザシチジンと組み合わせた化合物1は、WSU-DLCL2 DLBCL異種移植腫瘍モデルにおいて腫瘍体積の減少に相乗効果を示した。
【0857】
6.4 WSU-DLCL2(DLBCL)異種移植モデルにおける、化合物1単独およびタゼメトスタットの組合せの抗腫瘍活性
化合物1単独およびタゼメトスタットとの組合せの抗腫瘍活性を、WSU-DLCL2(DLBCL)異種移植モデルにおいて研究した。化合物1(1mg/kg)を1日1回5日間連続投与した後、2日間休止(5D投与/2D休止)し、タゼメトスタット(200mg/kg)を1日2回(BID)投与した。化合物1とタゼメトスタットの組合せ処置は相乗的な抗腫瘍活性を示した。
【0858】
方法:異種移植研究は、WSU-DLCL2 DLBCL異種移植腫瘍を有する雌のSCIDマウスを用いて行った。雌型SCIDマウスに、右後肢の上の側面領域において、WSU-DLCL2細胞を皮下接種した。動物に接種した後、ランダム化の前に腫瘍をおよそ200mmまで増殖させた。腫瘍細胞接種後14日目に、150~250mmの間の範囲のWSU-DLCL2腫瘍を有するマウスを一緒にプールし、種々の処置群にランダム化した。化合物1は、水中の0.5%メチルセルロース、0.25%Tween80、および50mMクエン酸塩pH3中に配合した。タゼメトスタットは、CMC-Tween中に配合した。化合物1(1mg/kg)は、腫瘍細胞接種後14日目から、5日間連続して1日1回、その後2日間休止の3サイクルで経口投与した。タゼメトスタット(200mg/kg)を、1日2回(BID)3週間経口投与した。組合せ群では、動物は、腫瘍細胞接種後14日目から、3週間、化合物1(1mg/kg/5D投与/2D休止)とタゼメトスタット(200mg/kg、BID)を、同時に受けた。腫瘍を、キャリパーを使用して週に2回測定し、腫瘍体積を、WxL/2の式を使用して計算した。統計分析は、一元配置または二元配置分散分析(ANOVA)を使用して実行した。相乗効果の計算は、分画産物法を使用して実行した。
【0859】
結果および結論:化合物1(1mg/kg)およびタゼメトスタット(200mg/kg)を、WSU-DLCL2異種移植モデルにおいて、単剤として、および組み合わせて試験した。単剤として、化合物1はWSU-DLCL2 DLBCL腫瘍増殖を有意に(p<0.0001)阻害(-45.6%)した。単剤としてのタゼメトスタットは有意に(p<0.0001)WSU-DLCL2 DLBCL異種移植腫瘍増殖を阻害(-50.5%)した(図4)。タゼメトスタット200mg/kgと組み合わせて投与した場合の1mg/kgの化合物1は、媒体対照と比較した場合、腫瘍体積の有意な(p<0.0001)減少をもたらし、媒体対照と比較して93.7%の腫瘍体積減少を示した(図4)。ボンフェローニ事後検定二元配置ANOVAでは、この組合せの抗腫瘍活性は、化合物1単独(93.7%対45.6TVR;p<0.0001)またはタゼメトスタット単独(93.7%対50.5%TVR;p<0.0001)よりも、有意に良好であった。分画産物法を使用して、1mg/kgの化合物1と200mg/kgのタゼメトスタットの組合せ抗腫瘍活性が腫瘍体積の減少に相乗的であると判定した。
【0860】
結論として、タゼメトスタットと組み合わせた化合物1は、WSU-DLCL2 DLBCL異種移植腫瘍モデルにおいて腫瘍体積の減少に相乗効果を示した。
【0861】
6.5 DB(DLBCL)異種移植モデルにおける、化合物1単独およびタゼメトスタットの組合せの抗腫瘍活性
化合物1単独およびタゼメトスタットとの組合せの抗腫瘍活性を、DB(DLBCL)異種移植モデルにおいて研究した。化合物1(3、10、または30mg/kg)を1日1回5日間連続投与した後、2日間休止(5D投与/2D休止)し、タゼメトスタット(200mg/kg)を1日2回(BID)投与した。化合物1とタゼメトスタットの組合せ処置は相乗的な抗腫瘍活性を示した。
【0862】
方法:異種移植研究は、DB DLBCL異種移植腫瘍を有する雌型SCIDマウスを用いて行った。雌型SCIDマウスに、右後肢の上の側面領域に、DB細胞を皮下接種した。動物に接種した後、ランダム化の前に腫瘍をおよそ200mmまで増殖させた。腫瘍細胞接種後33日目に、150~250mmの間の範囲のDB腫瘍を有するマウスを一緒にプールし、種々の処置群にランダム化した。化合物1は、水中の0.5%メチルセルロース、0.25%Tween80、および50mMクエン酸塩pH3中に配合した。タゼメトスタットは、CMC-Tween中に配合した。化合物1(3、10または30mg/kg)を、腫瘍細胞接種後33日目から、5日間連続して1日1回、その後2日間休止の3サイクルで経口投与した。タゼメトスタット(200mg/kg)を、1日2回(BID)3週間経口投与した。組合せ群では、動物は、腫瘍細胞接種後33日目から、3週間、化合物1(3、10または30mg/kg、5D投与/2D休止)とタゼメトスタット(200mg/kg、BID)を、同時に受けた。腫瘍を、キャリパーを使用して週に2回測定し、腫瘍体積を、WxL/2の式を使用して計算した。統計分析は、一元配置または二元配置分散分析(ANOVA)を使用して実行した。相乗効果の計算は、分画産物法を使用して実行した。
【0863】
結果および結論:化合物1(3、10、または30mg/kg)とタゼメトスタット(200mg/kg)を、DB異種移植モデルにおいて、単剤として、および組み合わせて試験した。単剤として、3、10および30mg/kgの化合物1は、DB DLBCL腫瘍増殖を阻害し、腫瘍体積はそれぞれ16.9%、41.1%および48.9%減少した(図5A図5B、および図5C)。単剤としてのタゼメトスタットは、DB異種移植腫瘍の増殖を有意に(-45.9%)阻害した。タゼメトスタット200mg/kgと組み合わせて投与した場合の3、10、または30mg/kgの化合物1は、媒体対照と比較した場合、腫瘍体積の有意な(p<0.0001)減少をもたらし、それぞれ、99.1%、100%、および100%の腫瘍体積減少を示した(図5A図5B、および図5C)。3、10、または30mg/kgの化合物1と組み合わせてタゼメトスタットで処置した動物の90%、100%、および100%には腫瘍がなかった。ボンフェローニ事後検定二元配置ANOVAでは、この組合せの抗腫瘍活性は、3、10、または30mg/kgの化合物1単独(99.1%、100%、または100%対16.9、41.1%、または48.9%TVR;すべてについてp<0.0001)またはタゼメトスタット単独(99.1%、100%または100%対64.5%TVR;すべてについてp<0.0001)よりも、有意に良好であった。分画産物法を使用して、3、10、または30mg/kgの化合物1と200mg/kgのタゼメトスタットの組合せ抗腫瘍活性が腫瘍体積の減少に相乗的であると判定した。
【0864】
結論として、タゼメトスタットと組み合わせた化合物1は、DB DLBCL腫瘍モデルにおいて腫瘍体積の減少に相乗効果を示した。
【0865】
6.6 B細胞CLL患者細胞におけるベネトクラクスと組み合わせた化合物1の抗増殖効果
CLLは、アポトーシスに耐性のあるクローンCD5CD19リンパ球の蓄積を特徴とする。ベネトクラクスは、抗アポトーシスB細胞リンパ腫-2(Bcl-2)タンパク質を阻止し、CLL細胞のプログラム細胞死を引き起こし、現在、再発した不応性患者のためにさまざまな組合せで診療所において試験されている。CLL B細胞の増殖および生存に対するベネトクラクスと組み合わせた化合物1の効果は、患者由来の血液からの初代CLL細胞を、10%胎児ウシ血清(FBS)、5ng/mLの組換えヒトインターロイキン-4(rh IL-4)、10ng/mLの組換えヒトインターロイキン-10(rh IL-10)により増殖するように刺激し、96ウェルプレートフォーマットにおいて線維芽細胞発現表面CD154(CD40L)と共培養させたエクスビボ(ex vivo)モデルを利用して評価した。
【0866】
52%~86%のCD5CD19腫瘍細胞を含有するCLL患者からの末梢血単核細胞(PBMC)(表6)を、96ウェルプレートの10%FBS、5ng/mL rh IL-4および10ng/mL rh IL-10を補充したRPMI1640培地中0.09x10細胞/ウェルの密度のCD154発現線維芽細胞の単層上で、0.06~0.1x10細胞/ウェルの密度で培養して、媒体対照(0.1% DMSO)または0.0001~1μMの範囲で濃度を増加させた化合物1および化合物1のすべての異なる濃度にわたる0.001~10μMの範囲の濃度のベネトクラクスにより同時に処理した。両方の薬剤で144時間処理した後、フローサイトメトリー分析を使用して、生存しているかまたはアポトーシスを起こした腫瘍細胞の数を決定した。
【0867】
処理の6日後、腫瘍細胞計数は、各状態の患者PBMCを、腫瘍細胞表面マーカーCD5およびCD19とLive/Dead固定可能色素で染色して死細胞を除外し、続いてカスパーゼ3抗体を細胞内染色してアポトーシス細胞を特定し、フローサイトメトリー(Attune NxT、Thermo Fisher)で測定して評価した。各条件の生腫瘍細胞計数を、各試料に加えられたprecision count beadsに対して正規化することによって計算した。
【表7】
【0868】
次に、生腫瘍細胞計数をDMSO対照(100%と見なされる)に対して正規化して、処理後に残っている生存細胞のパーセンテージを計算した。次に、腫瘍細胞の正規化パーセンテージを、Graph Pad Prism8.0.0を使用してヒートマップとして表して、各組合せの腫瘍毒性の程度を示した(図6)。
【0869】
アポトーシス分析では、GraphPad Prism 8.0.0.0を使用して、ベースラインDMSO値を差し引いた、「初期」アポトーシス(カスパーゼ3陽性およびLive-Dead固定可能色素陰性)および「後期」アポトーシス(カスパーゼ3およびLive-Dead固定可能色素陽性)細胞ゲートの両方を組み合わせたアポトーシスのパーセンテージをグラフ化した。アポトーシス曲線からのYmax(達成されたアポトーシスの最大パーセンテージ)値は、GraphPad Prism 8.0.0でlog(アゴニスト)対正規化応答-可変勾配分析を使用して非線形回帰曲線フィッティングを実行し、最大値を特定することによって計算した(表7)。
【表8】
【0870】
6.7 B細胞CLL患者細胞におけるイブルチニブと組み合わせた化合物1の抗増殖効果
CLLは、アポトーシスに耐性のあるクローンCD5CD19リンパ球の蓄積を特徴とする。イブルチニブは、B細胞抗原受容体(BCR)のシグナル伝達分子であるブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)の選択的阻害剤である。これは現在、新たに診断されたCLL患者のファーストライン処置であり、再発患者に対するさまざまな組み合わせで調査されている。CLL B細胞の増殖および生存に対するイブルチニブと組み合わせた化合物1の効果は、患者由来の血液からの初代CLL細胞を、10%胎児ウシ血清(FBS)、5ng/mLの組換えヒトインターロイキン-4(rh IL-4)、10ng/mLの組換えヒトインターロイキン-10(rh IL-10)により増殖するように刺激し、96ウェルプレートフォーマットにおいて線維芽細胞発現表面CD154(CD40L)と共培養させたエクスビボモデルを利用して評価した。
【0871】
52%~86%のCD5CD19腫瘍細胞を含有するCLL患者からの末梢血単核細胞(PBMC)(表8)を、96ウェルプレートにて10%FBS、5ng/mL rh IL-4および10ng/mL rh IL-10を補充したRPMI1640培地中0.09x10細胞/ウェルの密度のCD154発現線維芽細胞の単層上で、0.06~0.1x10細胞/ウェルの密度で培養して、媒体対照(0.1% DMSO)または0.0001~1μMの範囲で濃度を増加させた化合物1および化合物1のすべての異なる濃度にわたる0.001~10μMの範囲の濃度のイブルチニブにより同時に処理した。両方の薬剤で144時間処理した後、フローサイトメトリー分析を使用して、生存しているかまたはアポトーシスを起こした腫瘍細胞の数を決定した。
【0872】
腫瘍細胞計数は、各状態の患者PBMCを、腫瘍細胞表面マーカーCD5およびCD19とLive/Dead固定可能色素で染色して死細胞を除外し、続いてカスパーゼ3抗体を細胞内染色してアポトーシス細胞を特定し、フローサイトメトリー(Attune NxT、Thermo Fisher)で測定して評価した。各条件の生腫瘍細胞計数を、各試料に加えられたprecision count beadsに対して正規化することによって計算した。
【表9】
【0873】
次に、生腫瘍細胞計数をDMSO対照(100%と見なされる)に対して正規化して、処理後に残存している生存細胞のパーセンテージを計算した。次に、腫瘍細胞の正規化パーセンテージを、Graph Pad Prism8.0.0を使用してヒートマップとして表して、各組合せの腫瘍毒性の程度を示した(図7)。
【0874】
アポトーシス分析では、GraphPad Prism8.0.0.0を使用して、ベースラインDMSO値を差し引いた、「初期」アポトーシス(カスパーゼ3陽性およびLive-Dead固定可能色素陰性)および「後期」アポトーシス(カスパーゼ3およびLive-Dead固定可能色素陽性)細胞ゲートの両方を組み合わせたアポトーシスのパーセンテージをグラフ化した。アポトーシス曲線からのYmax(達成されたアポトーシスの最大パーセンテージ)値は、GraphPad Prism 8.0.0でlog(アゴニスト)対正規化応答を使用して非線形回帰曲線フィッティングを実行すること-可変勾配分析および最大値を特定することによって計算した(表9)。
【表10】
【0875】
6.8 DLBCL細胞株の増殖に対するBET阻害剤と組み合わせた化合物1による処理の効果
以下の表のDLBCL細胞株のパネルを、単剤化合物1、単剤化合物B(BET阻害剤)、および化合物1と化合物Bの組合せで、抗増殖活性を調査するための濃度範囲で処理した。
【表11】
【0876】
実験手順:アデノシン-5’-三リン酸(ATP)を測定する発光色素であるCellTiter-Glo(CTG)を使用して、40の固有のDLBCL細胞株のパネル全体の細胞増殖を定量化した。単剤および組合せを、384ウェルプレートに事前スポットした(最大体積50μLについて最終ジメチルスルホキシド[DMSO]濃度0.1%で希釈)。単剤化合物B(最高10μM、3倍連続希釈)および化合物1(16株について最高10μM、3倍連続希釈および24株について最高1μM、4倍連続希釈)のDMSOポイントを含む10ポイントの用量反応を、細胞株パネルについて試験し、10×10の組合せマトリックスには、単剤と同じそれぞれの用量反応系列を利用した。プレート間複製を、すべての処理条件に利用した。
【0877】
各DLBCL細胞株について、mLあたり0.025~0.2×10細胞のそれぞれの播種密度で50μLの細胞懸濁液を、化合物を含有する384ウェルプレートに加えた。細胞の増殖/生存率に対する単剤および組合せの効果を、5日間のインキュベーション後に評価した。次に、ウェルあたり25マイクロリットルのCTGを細胞懸濁液に分注し、EnVisionプレートリーダー(PerkinElmer、Covina、CA)を使用して、30分間のインキュベーション後に相対発光単位(RLU)として生存細胞から放出されるATPを測定した。単剤および組合せ媒介細胞毒性は、0日目のATPレベルと比較して、薬物との5日間のインキュベーション後の培地中のATPレベルが低いことによって示される。
【0878】
データ分析:増殖率を、等式「%増殖=(5日目CTG-0日目CTG)/(0日目CTG)」によって計算した。すべてのデータを、GraphPad Prism7によって、XY分析で、非線形回帰曲線フィットにより「log(阻害剤)対反応-可変勾配(4パラメータ)」のパラメータを使用して分析した。DRC CTGシグナルのいずれかの部分が0日目のCTG読み取り値を下回っている場合、細胞毒性と呼ばれ、細胞増殖抑制効果は、DRC CTGシグナルが0日目の線より上に留まっていることによって示された。組合せデータは、有意であると考えられるp値<0.01を伴い、相乗効果のためのブリス独立モデルおよび相加効果のための最高単一薬剤(HSA)モデルにより分析した。
【0879】
結論:結果を図8に示す。化合物Bと化合物1の組合せは、サブタイプ特異性のないDLBCL細胞株の大部分で相乗効果および相加効果を示した。
【0880】
本明細書で提供される実施形態は、提供される実施形態のいくつかの態様の例示として意図される実施例で提供される特定の実施形態によって範囲が限定されるべきではなく、機能的に同等である任意の実施形態が本開示に包含される。実際、本明細書で提供される実施形態の種々の改変は、本明細書で示され記載されるものに加えて、当業者に明らかになり、添付の特許請求の範囲内に入ることが意図される。
【0881】
複数の参考文献が引用されており、それらの開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
図1
図2-1】
図2-2】
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【国際調査報告】