(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-12-20
(54)【発明の名称】ビデオ録画方法、装置、電子機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04N 5/761 20060101AFI20221213BHJP
G10L 15/00 20130101ALI20221213BHJP
G09B 5/06 20060101ALI20221213BHJP
G09B 19/06 20060101ALI20221213BHJP
G06F 3/16 20060101ALI20221213BHJP
【FI】
H04N5/761
G10L15/00 200G
G09B5/06
G09B19/06
G06F3/16 620
G06F3/16 600
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022532015
(86)(22)【出願日】2021-07-07
(85)【翻訳文提出日】2022-05-30
(86)【国際出願番号】 CN2021105019
(87)【国際公開番号】W WO2022012390
(87)【国際公開日】2022-01-20
(31)【優先権主張番号】202010694675.6
(32)【優先日】2020-07-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】陳 哲▲に▼
(72)【発明者】
【氏名】宋 禹君
【テーマコード(参考)】
2C028
【Fターム(参考)】
2C028AA03
2C028BB04
2C028BC05
2C028BD01
2C028CB13
(57)【要約】
本開示の実施例は、ビデオ録画方法、装置、電子機器及び記憶媒体を開示し、この方法は、録画待ち指令を受信すると、前記録画待ち指令に合致する録画主題を提示することで、録画待ちビデオの主題情報をユーザに告知することと、録画開始指令を受信すると、前記録画主題に合致する録画順序に基づいて、ユーザ及びバーチャルコーチをそれぞれビデオ録画することとを含み、ユーザをビデオ録画する時、ビデオにおける前記ユーザの音声内容に基づいて応答情報を決定し、ビデオ背景音の形でバーチャルコーチが前記応答情報を表現する音声を再生する。本開示の実施例の技術案によれば、ビデオ録画の効率及び効果を向上させる目的を実現した。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
録画待ち指令を受信すると、前記録画待ち指令に合致する録画主題を提示することで、録画待ちビデオの主題情報をユーザに告知することと、
録画開始指令を受信すると、前記録画主題に合致する録画順序に基づいて、ユーザ及びバーチャルコーチをそれぞれビデオ録画することと、を含み、
ユーザをビデオ録画する時、ビデオにおける前記ユーザの音声内容に基づいて応答情報を決定し、ビデオ背景音の形でバーチャルコーチが前記応答情報を表現する音声を再生することを特徴とするビデオ録画方法。
【請求項2】
前述した、前記録画待ち指令に合致する録画主題を提示することは、
前記録画待ち指令に合致する録画主題を表示すること、又は、
前記録画待ち指令に合致する録画主題を音声アナウンスすることを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前述した、前記録画主題に合致する録画順序に基づいて、ユーザ及びバーチャルコーチをそれぞれビデオ録画することは、
前記録画順序に基づいて、ユーザ又はバーチャルコーチを含む初回録画対象と、バーチャルコーチ又はユーザを含む非初回録画対象を決定することと、
初回録画対象をビデオ録画することと、
初回録画対象に対するビデオ録画が切り替えノードに到達すると、前記初回録画対象に対するビデオ録画を一時停止することと、
非初回録画対象をビデオ録画し、前記非初回録画対象をビデオ録画する過程において、前記非初回録画対象は、前記初回録画対象をビデオ録画する過程における前記初回録画対象の行為に基づいて応答することとを含み、
ビデオ録画中に、前記初回録画対象又は前記非初回録画対象を全画面表示モードで表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記初回録画対象がユーザである場合、前述した、初回録画対象をビデオ録画することは、
録画を開始した設定時間長のビデオにマスクをかけることにより、ユーザが録画状態に入るように導くことを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前述した、ユーザをビデオ録画する時に、
ビデオ録画ページに前記応答情報のテキスト及び/又は前記応答情報に関連する絵を表示することをさらに含むことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前述した、ビデオにおける前記ユーザの音声内容に基づいて応答情報を決定することは、
前記ビデオにおける前記ユーザの音声内容と設定内容との一致度を決定することと、
前記一致度が閾値に達する場合、前記応答情報を第1類情報と決定して、前記第1類情報によって前記ユーザの行為を褒め、そうでない場合、前記応答情報を第2類情報と決定して、前記第2類情報によって前記ユーザの行為を励ますこととを含むことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
前記ユーザを録画したビデオと、前記バーチャルコーチを録画したビデオとを、録画タイミング関係に基づいてスティッチングすることと、
スティッチングされたビデオを全画面モードで再生することとをさらに含み、
前記ユーザを録画したビデオは、前記バーチャルコーチが発する背景音を含み、前記背景音情報は、前記バーチャルコーチによる、前記ユーザがビデオ録画中に表現した情報に対する応答情報を含むことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
録画待ち指令を受信すると、前記録画待ち指令に合致する録画主題を提示することで、録画待ちビデオの主題情報をユーザに告知するための提示モジュールと、
録画開始指令を受信すると、前記録画主題に合致する録画順序に基づいて、ユーザ及びバーチャルコーチをそれぞれビデオ録画するための録画モジュールと、を含み、
ユーザをビデオ録画する時、ビデオにおける前記ユーザの音声内容に基づいて応答情報を決定し、ビデオ背景音の形でバーチャルコーチが前記応答情報を表現する音声を再生することを特徴とするビデオ録画装置。
【請求項9】
前記提示モジュールは、さらに、
前記録画待ち指令に合致する録画主題を表示すること、
又は、前記録画待ち指令に合致する録画主題を音声アナウンスすることに用いられることを特徴とする請求項8に記載のビデオ録画装置。
【請求項10】
前記決定モジュールは、さらに、
前記録画順序に基づいて、ユーザ又はバーチャルコーチを含む初回録画対象と、バーチャルコーチ又はユーザを含む非初回録画対象を決定するための決定手段と、
初回録画対象をビデオ録画するための第1の録画手段と、
初回録画対象に対するビデオ録画が切り替えノードに到達すると、前記初回録画対象に対するビデオ録画を一時停止するための一時停止手段と、
非初回録画対象をビデオ録画し、前記非初回録画対象をビデオ録画する過程において、前記非初回録画対象は、前記初回録画対象をビデオ録画する過程における前記初回録画対象の行為に基づいて応答するための第2の録画手段とを含み、
ビデオ録画中に、前記初回録画対象又は前記非初回録画対象を全画面表示モードで表示することを特徴とする請求項8又は9に記載のビデオ録画装置。
【請求項11】
前記決定モジュールは、さらに、
録画を開始した設定時間長のビデオにマスクをかけることにより、ユーザが録画状態に入るように導くためのマスク処理サブ手段を含むことを特徴とする請求項10に記載のビデオ録画装置。
【請求項12】
前記第1の録画手段は、
ビデオ録画ページに前記応答情報のテキスト及び/又は前記応答情報に関連する絵を表示するための再生サブ手段を含むことを特徴とする請求項8~11のいずれか1項に記載のビデオ録画装置。
【請求項13】
前記第1の録画手段は、さらに、
前記ビデオにおける前記ユーザの音声内容と設定内容との一致度を決定するための決定サブ手段を含み、
前記一致度が閾値に達する場合、前記応答情報を第1類情報と決定して、前記第1類情報によって前記ユーザの行為を褒め、そうでない場合、前記応答情報を第2類情報と決定して、前記第2類情報によって前記ユーザの行為を励ますことを特徴とする請求項8~12のいずれか1項に記載のビデオ録画装置。
【請求項14】
前記ビデオ録画装置は、さらに、
前記ユーザを録画したビデオと、前記バーチャルコーチを録画したビデオとを、録画タイミング関係に基づいてスティッチングするためのスティッチングモジュールと、
スティッチングされたビデオを全画面モードで再生するための再生モジュールとを含み、
前記ユーザを録画したビデオは、前記バーチャルコーチが発する背景音を含み、前記背景音情報は、前記バーチャルコーチによる、前記ユーザがビデオ録画中に表現した情報に対する応答情報を含むことを特徴とする請求項8~13のいずれか1項に記載のビデオ録画装置。
【請求項15】
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するための記憶装置と、を含み、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサに請求項1~7のいずれか1項に記載のビデオ録画方法を実現させることを特徴とする電子機器。
【請求項16】
コンピュータ実行可能な命令を含む記憶媒体であって、前記コンピュータ実行可能な命令がコンピュータプロセッサによって実行されると、請求項1~7のいずれか1項に記載のビデオ録画方法を実現させる記憶媒体。
【請求項17】
コンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムが処理装置によって実行されると、請求項1~7のいずれか1項に記載の方法のステップを実現させるコンピュータプログラム製品。
【請求項18】
処理装置によって実行されると、請求項1~7のいずれか1項に記載の方法のステップを実現させるコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2020年7月17日に中国特許局に提出された、出願番号が202010694675.6であり、出願の名称が「ビデオ録画方法、装置、電子機器及び記憶媒体」である中国特許出願の優先権を主張し、その内容の全てが参照によって本出願に組み込まれる。
【0002】
本開示の実施例は、コンピュータ技術分野に関し、特にビデオ録画方法、装置、電子機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
スマート端末の機能が改善されつつあることに伴い、スマート端末に応用される各種のアプリケーションも日増しに増加している。例えば、ビデオの録画、シェア、及び視聴アプリケーションにより、ユーザは、特色のあるビデオを録画し、そして、自分の録画した特色のあるビデオをアプリケーションプラットフォームにシェアすることができ、アプリケーションプラットフォームの他のユーザは、前記特色のあるビデオを見ることができ、それによって、娯楽の興味を増し、又はユーザの学習の積極性を高める。
【0004】
現在では、ユーザが学習する時、例えば、バーチャルコーチと会話をする中、ビデオを録画する際には、ユーザのビデオとバーチャルコーチのビデオを同一の録画ページに表示、再生及び録画するのが一般的である。このような録画方式では、ユーザの注意力がバーチャルコーチの画面によって分散されやすいため、ユーザの注意力が集中せず、さらに学習効果が良くなく、それに応じて、録画されたビデオの効果が良くなく、満足するビデオを録画するためにユーザは録画を複数回繰り返す必要があることが多い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の実施例によれば、ビデオ録画効率及び効果を向上させたビデオ録画方法、装置、電子機器及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第一の側面によれば、本開示の実施例は、ビデオ録画方法を提供する。この方法は、録画待ち指令を受信すると、前記録画待ち指令に合致する録画主題を提示することで、録画待ちビデオの主題情報をユーザに告知することと、録画開始指令を受信すると、前記録画主題に合致する録画順序に基づいて、ユーザ及びバーチャルコーチをそれぞれビデオ録画することと、を含み、ユーザをビデオ録画する時、ビデオにおける前記ユーザの音声内容に基づいて応答情報を決定し、ビデオ背景音の形でバーチャルコーチが前記応答情報を表現する音声を再生する。
【0007】
第二の側面によれば、本開示の実施例は、ビデオ録画装置をさらに提供する。この装置は、録画待ち指令を受信すると、前記録画待ち指令に合致する録画主題を提示することで、録画待ちビデオの主題情報をユーザに告知するための提示モジュールと、録画開始指令を受信すると、前記録画主題に合致する録画順序に基づいて、ユーザ及びバーチャルコーチをそれぞれビデオ録画するための録画モジュールと、を含み、ユーザをビデオ録画する時、ビデオにおける前記ユーザの音声内容に基づいて応答情報を決定し、ビデオ背景音の形でバーチャルコーチが前記応答情報を表現する音声を再生する。
【0008】
第三の側面によれば、本開示の実施例は、機器をさらに提供する。前記機器は、1つ又は複数のプロセッサと、1つ又は複数のプログラムを記憶するための記憶装置と、を含み、前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサに本開示の実施例のいずれかに記載のビデオ録画方法を実現させる。
【0009】
第四の側面によれば、本開示の実施例は、コンピュータ実行可能な命令を含む記憶媒体をさらに提供し、前記コンピュータ実行可能な命令がコンピュータプロセッサによって実行されると、本開示の実施例のいずれかに記載のビデオ録画方法を実現させる。
【0010】
第五の側面によれば、本開示の実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムが処理装置によって実行されると、本開示の第一の側面に記載の方法のステップを実現させる。
【0011】
第六の側面によれば、本開示の実施例は、コンピュータプログラムをさらに提供し、前記コンピュータプログラムが処理装置によって実行されると、本開示の第一の側面に記載の方法のステップを実現させる。
【0012】
本開示の実施例の技術案は、録画待ち指令を受信すると、前記録画待ち指令に合致する録画主題を提示することで、録画待ちビデオの主題情報をユーザに告知し、録画開始指令を受信すると、前記録画主題に合致する録画順序に基づいて、ユーザ及びバーチャルコーチをそれぞれビデオ録画し、ユーザをビデオ録画する時、ビデオにおける前記ユーザの音声内容に基づいて応答情報を決定し、ビデオ背景音の形でバーチャルコーチが前記応答情報を表現する音声を再生するという技術手段により、ユーザとバーチャルコーチとを同一の録画ページに録画する問題を回避し、さらにユーザの注意力が分散されるリスクを低減し、ビデオ録画の成功率を向上させ、ビデオ録画の効率及び効果を向上させる目的を達成した。
【図面の簡単な説明】
【0013】
本開示の各実施例の上記及び他の特徴、利点、並びに態様は、添付図面を結び付けながら、以下の発明を実施するための形態を参照することでより明らかとなる。全ての添付図面において、同一又は類似する要素を同一又は類似する符号で示している。添付図面は概略的なものであり、原本及び要素は必ずしも縮尺通りに描かれていないことを理解されたい。
【
図1】本開示の実施例一によるビデオ録画方法のフローチャート概略図である。
【
図2】本開示の実施例二によるビデオ録画方法のフローチャート概略図である。
【
図3】本開示の実施例三によるビデオ録画装置の構造概略図である。
【
図4】本開示の実施例四による電子機器の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下は、添付図面を参照しながら、本開示の実施例をより詳細に記述する。添付図面においては本開示のいくつかの実施例が示されたが、本開示を各種の形態で実現することができ、ここで記述された実施例に限定されると解釈されるべきではないことを理解されたい。逆に、これらの実施例は、本開示をより徹底的且つ完全に理解するために提供される。本開示の添付図面及び実施例は、例示的なものに過ぎず、本開示の保護範囲を制限するものではないことを理解されたい。
【0015】
本開示の方法の実施形態に記載された各ステップは、異なる順序で実行されてもよく、且つ/又は並行して実行されてもよいことを理解されたい。さらに、方法の実施形態は、追加のステップを含んでもよく、且つ/又は示されたステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲はこの点において制限されない。
【0016】
本明細書で使用される「含む」という用語及びその変形は、開放式包括であり、即ち、「を含むが、それらに限らない」を意味する。「基づいて」という用語は、「少なくとも部分的に基づいて」を意味する。「一実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を意味し、「別の実施例」という用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を意味し、「いくつかの実施例」という用語は、「少なくともいくつかの実施例」を意味する。他の用語の関連定義は、以下の記述において与えられる。
【0017】
なお、本開示で記載された「第一の」、「第二の」などの概念は、単に異なる装置、モジュール、又はユニットを区別するためのものであり、これらの装置、モジュール、又はユニットによって実行される機能の順序又は相互依存関係を限定するためのものではない。
【0018】
なお、本開示で記載された「1つ」、「複数」の修飾は、模式的なものであり、制限性のあるものではない。特別な説明がない限り、「1つ又は複数」と理解されるべきであることが当業者に自明である。
【0019】
実施例一
図1は本開示の実施例一によるビデオ録画方法のフローチャート概略図である。該方法は、ビデオ録画シナリオに適用可能であり、典型的には、例えば、ユーザが学習する時、自分の学習に関するビデオを録画したいシナリオに適用可能であり、より具体的には、例えば、英語の会話練習では、ユーザは、バーチャルコーチと会話をして自分の会話能力を向上させるシナリオに適用可能である。本実施例によるビデオ録画方法は、該シナリオにおいてユーザとバーチャルコーチとの会話過程をビデオ録画するために用いられることができる。この方法は、ビデオ録画装置によって実行されることができ、この装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアの形で実現され得る。
【0020】
図1に示すように、本実施例によるビデオ録画方法は以下のステップを含む。
【0021】
ステップ110:録画待ち指令を受信すると、前記録画待ち指令に合致する録画主題を提示することで、録画待ちビデオの主題情報をユーザに告知する。
【0022】
前記録画待ちビデオは、ユーザが学習する時のビデオであってもよいし、ユーザがある映画・テレビのシーンを模倣したビデオであってもよい。前記録画主題は、具体的には、ビデオに含まれる情報であり、特に、ユーザが表現する必要がある情報であり、例えば、ある成語を含む文の作り方又は会話練習において質問文に対する回答情報である。ユーザは、ビデオを録画する時、前記ある成語を含む文の1つの作り方又は質問文に対する回答情報、例えば、ある映画・テレビのシーンで人物が会話する際のセリフなどを言い表す必要がある。
【0023】
会話練習という応用シナリオを例にして、通常の対話パターンは、ユーザが質問をしてバーチャルコーチが応答し、又はバーチャルコーチが質問をしてユーザが応答するものである。前記録画待ち指令は、ユーザがあるキャラクタカードのページに入った時にトリガした指令であってもよく、例えば、ユーザが特定のアプリケーションを通じてあるキャラクタカードのページに入り、該ページは、特定のシーンのビデオを録画する入口ページであり、該ページには、通常、前記特定のシーンのビデオの主題情報が表示されている。例えば、前記特定のシーンは、英語で家族を紹介するシーンであり、対応する前記主題情報は、英語で家族を紹介する表現方法のテンプレートであり、ユーザは、録画前に前記テンプレートの情報を暗記することができる。また例えば、前記特定のシーンは、英語でレストランで注文する過程であり、対応する前記主題情報は、レストランで注文する過程における英語表現であり、ユーザは、ビデオ録画前に該英語表現を暗記することができる。ビデオを録画する時、ユーザは、客のキャラクタであり、バーチャルコーチは、レストランのウェイターのキャラクタであってもよく、ユーザは、バーチャルコーチと会話をすることによって、ユーザの会話能力を向上させる。
【0024】
例示的には、前述した、前記録画待ち指令に合致する録画主題を提示することは、前記録画待ち指令に合致する録画主題を表示すること、又は、前記録画待ち指令に合致する録画主題を音声アナウンスすることを含む。
【0025】
ステップ120:録画開始指令を受信すると、前記録画主題に合致する録画順序に基づいて、ユーザ及びバーチャルコーチをそれぞれビデオ録画する。ユーザをビデオ録画する時、ビデオにおける前記ユーザの音声内容に基づいて応答情報を決定し、ビデオ背景音の形でバーチャルコーチが前記応答情報を表現する音声を再生する。
【0026】
具体的には、ユーザは、上記キャラクタカードのページにおける「録画」ボタンによって、前記録画開始指令をトリガすることができる。異なる録画主題に合致する録画順序は異なる。ユーザが最初に発言する必要がある録画主題もあれば、バーチャルコーチが最初に発言する必要がある録画主題もある。ユーザの積極性を発揮させるために、通常、ユーザのキャラクタがプロットにおける主役であり、バーチャルコーチがプロットにおける脇役であることをデフォルトとして設定することを理解されたい。学習シナリオでは、ユーザの発言回数と内容を増やすことにより、ユーザの学習効率を向上させる目的を達成することができる。もちろん、ユーザは自分の演じるキャラクタを切り替え、ユーザが脇役を演じ、バーチャルコーチが主役を演じてもよい。ユーザは演じるキャラクタを切り替えた場合、それに応じて、前記録画順序が変わる。
【0027】
前記録画順序が、ユーザが最初に発言し、そしてバーチャルコーチが応答発言し、ユーザが再び発言し、…という順序であり、ユーザビデオをB類ビデオとしてマークし、バーチャルコーチビデオをA類ビデオとしてマークする場合、上記録画順序はBABABAとなる。前記録画順序が、バーチャルコーチが最初に発言し、そしてユーザが応答発言するという順序である場合、上記録画順序はABABABとなる。つまり、ユーザ及びバーチャルコーチを同時にビデオ録画するのではなく、ユーザ及びバーチャルコーチをそれぞれビデオ録画する。各ビデオ録画時刻において、ビデオ録画ページに1つの録画対象のみが表示され、2つ又はそれ以上の録画対象が同時に表示されていない。それにより、そのうちの1つの録画対象が他の録画対象に影響されないという目的を達成し、主に、ユーザが他のバーチャルキャラクタに影響されることを回避し、それによって、ユーザ自身がビデオ録画中に表出が良くない確率を低減し、ユーザが録画するビデオの効率及び効果を向上させる目的を達成する。
【0028】
例示的に、前述した、前記録画主題に合致する録画順序に基づいて、ユーザ及びバーチャルコーチをそれぞれビデオ録画することは、前記録画順序に基づいて、ユーザ又はバーチャルコーチを含む初回録画対象と、バーチャルコーチ又はユーザを含む非初回録画対象を決定することと、初回録画対象をビデオ録画することと、初回録画対象に対するビデオ録画が切り替えノードに到達すると、前記初回録画対象に対するビデオ録画を一時停止することと、非初回録画対象をビデオ録画し、前記非初回録画対象をビデオ録画する過程において、前記非初回録画対象は、前記初回録画対象をビデオ録画する過程における前記初回録画対象の行為に基づいて応答することとを含む。これにより、初回録画対象がその表現内容を調整することを補助し、会話練習においてユーザ(初回録画対象がユーザであるとする)の会話能力を向上させることができ、ビデオ録画中に、前記初回録画対象又は前記非初回録画対象を全画面表示モードで表示して、ユーザがビデオを録画する時の没入感を高める。
【0029】
前記切り替えノードは、通常、あるシーンの終わりであり、例えば、ユーザが注文した後、料理が出されるまで所定期間待つ必要がある。したがって、ユーザが注文し終わった時点を前記切り替えノードと見なし、ショットを別の録画対象、例えば、前記バーチャルコーチに切り替えることができる。バーチャルコーチビデオは、通常、プロットを推進するビデオであり、ユーザが自然に次のシーンに進み、次の録画内容を予想することを補助し、それにより、ユーザの録画体験、録画効率及び効果を向上させる。バーチャルコーチは、初回録画対象であってもよい。つまり、バーチャルコーチを優先的にビデオ録画して、バーチャルコーチによって、ユーザがシーンへ移行して録画状態に入るように導く。この時、バーチャルコーチの役割は、司会者の役割に相当し、プロット全体を貫いて、推進し、導く。従って、録画されたビデオ内容に基づいて前記切り替えノードを識別、決定することができる。具体的に、前記初回録画対象がユーザである場合、前述した、初回録画対象をビデオ録画することは、前記ユーザをビデオ録画することと、ビデオにおける前記ユーザの音声内容に基づいて応答情報を決定することと、ビデオ背景音の形でバーチャルコーチが前記応答情報を表現する音声を再生し、ビデオ録画ページに前記応答情報のテキスト及び/又は前記応答情報に関連する絵を表示することとを含む。
【0030】
例えば、学習シナリオにおいて、ユーザは英語の口語表現を学習し、自分の家族を紹介する。バーチャルコーチは、ユーザが録画状態に入るように導く。ユーザがビデオを録画する過程において、ユーザは英語で「うちの母です」と発話すると、その音声内容に基づいて、予め設定されたプロット進行情報を組み合わせて、応答情報が「誰ですか」と決定する。ユーザのビデオの録画ページに、フローティングウィンドウの形で前記応答情報に関連する絵、例えば、祖父の絵を表示し、背景音の形でバーチャルコーチが発話した「誰ですか。who is this」を再生する。
【0031】
例示的に、前述した、ビデオにおける前記ユーザの音声内容に基づいて応答情報を決定することは、前記ビデオにおける前記ユーザの音声内容と設定内容との一致度を決定することと、前記一致度が閾値に達する場合、前記応答情報を第1類情報(例えば、「すごい」)と決定して、前記第1類情報によって前記ユーザの行為を褒め、そうでない場合、前記応答情報を第2類情報(例えば、「悪くはない。もう一度やりなさい。頑張って」)と決定して、前記第2類情報によって前記ユーザの行為を励ますこととを含む。
【0032】
学習シナリオにおいて、前記ビデオにおける前記ユーザの音声内容と設定内容との一致度を決定することにより、ユーザの学習した知識に対する習熟度を予測することができ、前記設定内容は、通常、正解である。ユーザの表出に対して相応の応答を行うことにより、ユーザの学習の積極性を発揮させることができ、ユーザの学習効率を向上させることができる。会話練習において、通常、標準的でない口語を表現したユーザと複数回の会話練習を行うことにより、ユーザの会話能力を向上させることができる。
【0033】
本開示の実施例の技術案は、録画待ち指令を受信すると、前記録画待ち指令に合致する録画主題を提示することで、録画待ちビデオの主題情報をユーザに告知し、録画開始指令を受信すると、前記録画主題に合致する録画順序に基づいて、ユーザ及びバーチャルコーチをそれぞれビデオ録画するという技術手段により、ユーザとバーチャルコーチとを同一の録画ページに録画する問題を回避し、さらにユーザの注意力が分散されるリスクを低減し、ビデオ録画の成功率を向上させ、ビデオ録画の効率及び効果を向上させる目的を達成した。
【0034】
実施例二
図2は本開示の実施例二によるビデオ録画方法のフローチャート概略図である。上記実施例に加えて、本実施例は、技術案をさらに最適化したものである。具体的には、初回録画対象がユーザである場合、「初回録画対象をビデオ録画する」というステップを最適化し、ユーザの録画体験を向上させる。
【0035】
図2に示すように、前記方法は、以下のステップを含む。
【0036】
ステップ210:録画待ち指令を受信すると、前記録画待ち指令に合致する録画主題を提示することで、録画待ちビデオの主題情報をユーザに告知する。
【0037】
ステップ220:録画開始指令を受信すると、前記録画主題に合致する録画順序に基づいて、ユーザ又はバーチャルコーチを含む初回録画対象と、バーチャルコーチ又はユーザを含む非初回録画対象を決定する。
【0038】
ステップ230:前記初回録画対象がユーザである場合、初回録画対象をビデオ録画する時、録画を開始した設定時間長のビデオにマスクをかけることにより、ユーザが録画状態に入るように導く。初回録画対象に対するビデオ録画が切り替えノードに到達すると、前記初回録画対象に対するビデオ録画を一時停止する。
【0039】
ステップ240:非初回録画対象をビデオ録画し、前記非初回録画対象をビデオ録画する過程において、前記非初回録画対象は、前記初回録画対象をビデオ録画する過程における前記初回録画対象の行為に基づいて応答する。
【0040】
次に、初回録画対象は非初回録画対象の行為に対して応答を行い、ビデオを録画する。このように、シーンが終了するまで繰り返す。初回録画対象のビデオをAとしてマークし、非初回録画対象のビデオをBとしてマークすると、まずビデオAを録画し、次にビデオBを録画し、さらにビデオAを録画し、そしてビデオBを録画し、ABABABの順で、順次、初回録画対象及び非初回録画対象をそれぞれビデオ録画することにより、初回録画対象Aと非初回録画対象Bとが互いに影響しないという目的を達成する。
【0041】
さらに、前記方法は、前記ユーザを録画したビデオと、前記バーチャルコーチを録画したビデオとを、録画タイミング関係に基づいてスティッチングすることと、スティッチングされたビデオを全画面モードで再生することとをさらに含む。
【0042】
前記ユーザを録画したビデオは、前記バーチャルコーチが発する背景音と、関連する絵とを含み、前記背景音情報は、前記バーチャルコーチによる、前記ユーザがビデオ録画中に表現した情報に対する応答情報を含む。ユーザビデオとバーチャルコーチのビデオとをスティッチングし、ユーザビデオにバーチャルコーチの背景音及び関連する絵を入れることにより、より効果の優れた完全なビデオを生成するという目的を達成し、ユーザに楽しまれ、又はシェアされることができる。
【0043】
本開示の実施例の技術案によれば、ユーザをビデオ録画する時、録画開始時に、設定時間長のぼかし録画効果があり、ユーザが自然に録画状態に入るように導き、ユーザが突然に自分の画像を見て唐突な感じを受けることを防止する。また、ユーザをビデオ録画する中に、背景音の形でバーチャルコーチとユーザとの会話の音声を入れ、必要に応じて、ユーザのビデオ録画ページに関連する絵も表示する。これにより、ユーザがバーチャルコーチの発話内容に対して回答することを補助し、バーチャルコーチがユーザに邪魔する問題を回避し、さらに、ユーザの学習効率を向上させる目的と、ビデオ録画効率及び効果を向上させる目的を実現した。
【0044】
実施例三
図3は本開示の実施例三によるビデオ録画装置であり、この装置は、提示モジュール310と、録画モジュール320とを含む。
【0045】
そのうち、提示モジュール310は、録画待ち指令を受信すると、前記録画待ち指令に合致する録画主題を提示することで、録画待ちビデオの主題情報をユーザに告知するために用いられ、録画モジュール320は、録画開始指令を受信すると、前記録画主題に合致する録画順序に基づいて、ユーザ及びバーチャルコーチをそれぞれビデオ録画するために用いられ、ユーザをビデオ録画する時、ビデオにおける前記ユーザの音声内容に基づいて応答情報を決定し、ビデオ背景音の形でバーチャルコーチが前記応答情報を表現する音声を再生する。
【0046】
上記技術案に基づいて、提示モジュール310は、具体的には、前記録画待ち指令に合致する録画主題を表示すること、又は、前記録画待ち指令に合致する録画主題を音声アナウンスすることに用いられる。
【0047】
上記各技術案に基づいて、録画モジュール320は、前記録画順序に基づいて、ユーザ又はバーチャルコーチを含む初回録画対象と、バーチャルコーチ又はユーザを含む非初回録画対象を決定するための決定手段と、初回録画対象をビデオ録画するための第1の録画手段と、初回録画対象に対するビデオ録画が切り替えノードに到達すると、前記初回録画対象に対するビデオ録画を一時停止するための一時停止手段と、非初回録画対象をビデオ録画し、前記非初回録画対象をビデオ録画する過程において、前記非初回録画対象は、前記初回録画対象をビデオ録画する過程における前記初回録画対象の行為に基づいて応答するための第2の録画手段とを含み、ビデオ録画中に、前記初回録画対象又は前記非初回録画対象を全画面表示モードで表示する。
【0048】
上記各技術案に基づいて、前記第1の録画手段は、録画を開始した設定時間長のビデオにマスクをかけることにより、ユーザが録画状態に入るように導くためのマスク処理サブ手段と、前記ユーザをビデオ録画するための録画サブ手段と、ビデオにおける前記ユーザの音声内容に基づいて応答情報を決定するための決定サブ手段と、ビデオ背景音の形でバーチャルコーチが前記応答情報を表現する音声を再生し、ビデオ録画ページに前記応答情報のテキスト及び/又は前記応答情報に関連する絵を表示するための再生サブ手段とを含む。
【0049】
上記各技術案に基づいて、前記決定サブ手段は、具体的には、前記ビデオにおける前記ユーザの音声内容と設定内容との一致度を決定することと、前記一致度が閾値に達する場合、前記応答情報を第1類情報と決定して、前記第1類情報によって前記ユーザの行為を褒め、そうでない場合、前記応答情報を第2類情報と決定して、前記第2類情報によって前記ユーザの行為を励ますことに用いられる。
【0050】
上記各技術案に基づいて、前記装置は、前記ユーザを録画したビデオと、前記バーチャルコーチを録画したビデオとを、録画タイミング関係に基づいてスティッチングするためのスティッチングモジュールと、スティッチングされたビデオを全画面モードで再生するための再生モジュールとをさらに含み、前記ユーザを録画したビデオは、前記バーチャルコーチが発する背景音を含み、前記背景音情報は、前記バーチャルコーチによる、前記ユーザがビデオ録画中に表現した情報に対する応答情報を含む。
【0051】
本開示の実施例の技術案は、録画待ち指令を受信すると、前記録画待ち指令に合致する録画主題を提示することで、録画待ちビデオの主題情報をユーザに告知し、録画開始指令を受信すると、前記録画主題に合致する録画順序に基づいて、ユーザ及びバーチャルコーチをそれぞれビデオ録画するという技術手段により、ユーザとバーチャルコーチとを同一の録画ページに録画する問題を回避し、さらにユーザの注意力が分散されるリスクを低減し、ビデオ録画の成功率を向上させ、ビデオ録画の効率及び効果を向上させる目的を達成した。
【0052】
本開示の実施例によるビデオ録画装置は、本開示の任意の実施例によるビデオ録画方法を実行することができ、方法の実行に対応する機能モジュールと有益な効果を有する。
【0053】
なお、上記装置に含まれた各手段とモジュールは、機能論理によって区分されるに過ぎず、相応な機能を実現できる限り、上記区分に限らない。また、各機能手段の具体的名称も、互いを区分するために便宜上用いられたものに過ぎず、本開示の実施例の保護範囲を制限するものではない。
【0054】
実施例四
以下、本開示の実施例を実現することに適合する電子機器(例えば、
図4における端末機器又はサーバ)400の構造模式図を示す
図4を参照する。本開示の実施例中の端末機器は、例えば、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(Personal Digital Assistant、パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレット)、PMP(Personal Multimedia Player、可搬式マルチメディア再生機)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)などの携帯端末、及び例えばデジタルテレビ(Television、TV)、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含み得るが、それらに限らない。
図4に示された電子機器は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲に何の制限も加えない。
【0055】
図4に示すように、電子機器400は処理装置(例えば、中央処理装置、グラフィックプロセッサーなど)401を含んでもよく、それはリードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)402に記憶されたプログラム又は記憶装置406からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)403にロードされたプログラムによって各種の適切な動作及び処理を実行することができる。RAM403には、電子機器400の操作に必要な各種のプログラムやデータが格納されている。処理装置401、ROM402及びRAM403は、バス404を介して相互に接続される。入力/出力(Input/Output、I/O)インタフェース405もバス404に接続される。
【0056】
一般的には、例えばタッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロなどを含む入力装置406と、例えば液晶ディスプレイー(Liquid Crystal Display、LCD)、スピーカー、発振器などを含む出力装置407と、例えば磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置406と、通信装置409とがI/Oインタフェース405に接続されていてもよい。通信装置409は電子機器400が他のデバイスと無線又は有線通信してデータを交換することを可能にする。
図4に各種の装置を備えた電子機器400が示されているが、示された装置の全てを実施したり、具備したりすることを要求する意図がないことを理解されたい。それより多い又は少ない装置を代替的に実施したり、具備したりすることが可能である。
【0057】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照しながら上述したプロセスはコンピュータソフトウェアプログラムとして実現できる。例えば、本開示の実施例は、非一時的なコンピュータ可読媒体に搭載された、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含むコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含む。このような実施例では、該コンピュータプログラムは通信装置409によってネットワークからダウンロード及びインストールされ、又は記憶装置406からインストールされ、又はROM402からインストールされ得る。処理装置401によって該コンピュータプログラムを実行する時に、本開示の実施例の方法で限定された上記機能を実行する。
【0058】
本開示の実施例による端末は、上記実施例によるビデオ録画方法と同じ発明構想に属し、本開示の実施例に詳しく記載されていない技術的な詳細は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例は上記実施例と同じ有益な効果を奏する。
【0059】
実施例五
本開示の実施例によれば、コンピュータ記憶媒体を提供し、コンピュータ記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶されており、該プログラムがプロセッサによって実行されると、上記実施例によるビデオ録画方法を実現させる。
【0060】
なお、本開示における上記コンピュータ可読媒体はコンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又はそれらの任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線又は半導体のシステム、装置又はデバイス或いはそれらの任意の組み合わせであってもよいが、それらに限らない。コンピュータ可読記憶媒体は、より具体的な例として、1つ又は複数の導線を有する電気接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディス、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(Electrical Programmable ROM、EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、コンパクトディスクリードオンリーメモリ(Compact Disc ROM、CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、それらに限らない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを含むか記憶するいかなる有形媒体であってもよく、該プログラムはコマンド実行システム、装置又はデバイスに使用されるか、それらと組み合わせて使用されることが可能である。本開示では、コンピュータ可読信号媒体はベースバンドで伝播されるデータ信号又は搬送波で一部を伝播するデータ信号を含んでもよく、その中にコンピュータ可読プログラムコードを搭載した。このように伝播されるデータ信号は多種の形式を採用してもよく、電磁信号、光信号又はそれらの任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限らない。コンピュータ可読信号媒体は更にコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体はコマンド実行システム、装置又はデバイスに使用されるかそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは任意の適切な媒体で伝送可能であり、電線、光ケーブル、RF(Radio Frequency、ラジオ周波数)など又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、それらに限らない。
【0061】
いくつかの実施形態において、クライアント、サーバは、HTTP(HyperText Transfer Protocol、ハイパーテキスト転送プロトコル)などの任意の現在既知の又は将来開発されるネットワークプロトコルを用いて通信することができ、任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続することができる。通信ネットワークの例としては、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network、「LAN」)、広域ネットワーク(Wide Area Network、「WAN」)、インターネット(例えば、Internet)、及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、並びに現在既知の又は将来開発される任意のネットワークを含む。
【0062】
上記コンピュータ可読媒体は上記電子機器に含まれるものであってもよいし、該電子機器に実装されていない単独したものであってもよい。
【0063】
上記コンピュータ可読媒体には1つ又は複数のプログラムが搭載されており、上記1つ又は複数のプログラムが該電子機器によって実行されると、該電子機器に、録画待ち指令を受信すると、前記録画待ち指令に合致する録画主題を提示することで、録画待ちビデオの主題情報をユーザに告知することと、録画開始指令を受信すると、前記録画主題に合致する録画順序に基づいて、ユーザ及びバーチャルコーチをそれぞれビデオ録画することとを実行させ、ユーザをビデオ録画する時、ビデオにおける前記ユーザの音声内容に基づいて応答情報を決定し、ビデオ背景音の形でバーチャルコーチが前記応答情報を表現する音声を再生する。
【0064】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは1種又は多種のプログラミング言語又はそれらの組み合わせを用いて書くことが可能であり、上記プログラミング言語はオブジェクト指向のプログラミング言語、例えばJava、Smalltalk、C++を含み、更に一般の手続き型プログラミング言語、例えば「C」言語又は類似的なプログラミング言語を含むが、それらに限らない。プログラムコードは完全にユーザコンピュータで実行したり、部分的にユーザコンピュータで実行したり、独立したソフトウェアパッケージとして実行したり、一部をユーザコンピュータで一部をリモートコンピュータで実行したり、完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行したりすることができる。リモートコンピュータの場合に、リモートコンピュータはローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)を含む任意のネットワークによってユーザコンピュータに接続でき、又は、外部コンピュータに接続できる(例えば、インターネットサービスプロバイダーを用いてインターネット経由で接続する)。
【0065】
添付図面のうちフローチャート及びブロック図は本開示の各種の実施例に係るシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なシステムアーキテクチャ、機能及び動作を示す。この点では、フローチャート又はブロック図における各ブロックは一つのモジュール、プログラムセグメント又はコードの一部分を代表することができ、該モジュール、プログラムセグメント又はコードの一部分は指定された論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能命令を含む。なお、いくつかの置換としての実現では、ブロックに表記される機能は図面に付したものと異なる順序で実現してもよい。例えば、二つの連続的に示されたブロックは実質的に同時に実行してもよく、また、係る機能によって、それらは逆な順序で実行してもよい場合がある。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、指定される機能又は操作を実行するハードウェアに基づく専用システムによって実現してもよいし、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実現してもよいことに注意すべきである。
【0066】
本開示の実施例に係るユニットはソフトウェアで実現してもよいし、ハードウェアで実現してもよい。ここで、ユニットの名称は該ユニット自身を限定しない場合がある。例えば、編集可能内容表示手段は、「編集手段」と記述してもよい。
【0067】
本明細書で上述された機能は、少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェア論理構成要素によって実行され得る。例えば、使用可能な例示的なハードウェア論理構成要素は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、特定用途向け標準製品(Application Specific Standard Product、ASSP)、システムオンチップ(System on Chip、SOC)、コンプレックスプログラマブル論理装置(Complex Programmable Logic Device、CPLD)などを含むが、それらに限らない。
【0068】
本開示の文脈において、機械可読媒体は、有形媒体であってもよく、コマンド実行システム、装置、又はデバイスによって使用され、又はコマンド実行システム、装置、又はデバイスと組み合わせて使用されるプログラムを含み、又は記憶することができる。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であり得る。機械可読媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、又は半導体システム、装置、もしくはデバイス、又は上記の任意の好適な組み合わせを含み得るが、それらに限らない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の配線に基づく電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、又はそれらの任意の適切な組み合わせを含む。
【0069】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例1]録画待ち指令を受信すると、前記録画待ち指令に合致する録画主題を提示することで、録画待ちビデオの主題情報をユーザに告知することと、
録画開始指令を受信すると、前記録画主題に合致する録画順序に基づいて、ユーザ及びバーチャルコーチをそれぞれビデオ録画することとを含み、ユーザをビデオ録画する時、ビデオにおける前記ユーザの音声内容に基づいて応答情報を決定し、ビデオ背景音の形でバーチャルコーチが前記応答情報を表現する音声を再生するビデオ録画方法を提供する。
【0070】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例2]選択的に、前述した、前記録画待ち指令に合致する録画主題を提示することは、前記録画待ち指令に合致する録画主題を表示すること、又は、前記録画待ち指令に合致する録画主題を音声アナウンスすることを含むビデオ録画方法を提供する。
【0071】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例3]選択的に、前述した、前記録画主題に合致する録画順序に基づいて、ユーザ及びバーチャルコーチをそれぞれビデオ録画することは、前記録画順序に基づいて、ユーザ又はバーチャルコーチを含む初回録画対象と、バーチャルコーチ又はユーザを含む非初回録画対象を決定することと、初回録画対象をビデオ録画することと、初回録画対象に対するビデオ録画が切り替えノードに到達すると、前記初回録画対象に対するビデオ録画を一時停止することと、非初回録画対象をビデオ録画し、前記非初回録画対象をビデオ録画する過程において、前記非初回録画対象は、前記初回録画対象をビデオ録画する過程における前記初回録画対象の行為に基づいて応答することとを含み、ビデオ録画中に、前記初回録画対象又は前記非初回録画対象を全画面表示モードで表示するビデオ録画方法を提供する。
【0072】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例4]選択的に、前記初回録画対象がユーザである場合、前述した、初回録画対象をビデオ録画することは、録画を開始した設定時間長のビデオにマスクをかけることにより、ユーザが録画状態に入るように導くことを含むビデオ録画方法を提供する。
【0073】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例5]選択的に、前述した、ユーザをビデオ録画することは、ビデオ録画ページに前記応答情報のテキスト及び/又は前記応答情報に関連する絵を表示することをさらに含むビデオ録画方法を提供する。
【0074】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例5]選択的に、前述した、ビデオにおける前記ユーザの音声内容に基づいて応答情報を決定することは、前記ビデオにおける前記ユーザの音声内容と設定内容との一致度を決定することと、前記一致度が閾値に達する場合、前記応答情報を第1類情報と決定して、前記第1類情報によって前記ユーザの行為を褒め、そうでない場合、前記応答情報を第2類情報と決定して、前記第2類情報によって前記ユーザの行為を励ますこととを含むビデオ録画方法を提供する。
【0075】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例7]選択的には、前記ユーザを録画したビデオと、前記バーチャルコーチを録画したビデオとを、録画タイミング関係に基づいてスティッチングすることと、スティッチングされたビデオを全画面モードで再生することとをさらに含み、前記ユーザを録画したビデオは、前記バーチャルコーチが発する背景音を含み、前記背景音情報は、前記バーチャルコーチによる、前記ユーザがビデオ録画中に表現した情報に対する応答情報を含むビデオ録画方法を提供する。
【0076】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例8]録画待ち指令を受信すると、前記録画待ち指令に合致する録画主題を提示することで、録画待ちビデオの主題情報をユーザに告知するための提示モジュールと、録画開始指令を受信すると、前記録画主題に合致する録画順序に基づいて、ユーザ及びバーチャルコーチをそれぞれビデオ録画するための録画モジュールとを含み、ユーザをビデオ録画する時、ビデオにおける前記ユーザの音声内容に基づいて応答情報を決定し、ビデオ背景音の形でバーチャルコーチが前記応答情報を表現する音声を再生するビデオ録画装置を提供する。
【0077】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例9]1つ又は複数のプロセッサと、1つ又は複数のプログラムを記憶するための記憶装置と、を含み、前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサに、録画待ち指令を受信すると、前記録画待ち指令に合致する録画主題を提示することで、録画待ちビデオの主題情報をユーザに告知し、録画開始指令を受信すると、前記録画主題に合致する録画順序に基づいて、ユーザ及びバーチャルコーチをそれぞれビデオ録画し、ユーザをビデオ録画する時、ビデオにおける前記ユーザの音声内容に基づいて応答情報を決定し、ビデオ背景音の形でバーチャルコーチが前記応答情報を表現する音声を再生する、ビデオ録画方法を実現させる、電子機器を提供する。
【0078】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例10]コンピュータ実行可能な命令を含む記憶媒体であって、前記コンピュータ実行可能な命令がコンピュータプロセッサによって実行されると、録画待ち指令を受信すると、前記録画待ち指令に合致する録画主題を提示することで、録画待ちビデオの主題情報をユーザに告知し、録画開始指令を受信すると、前記録画主題に合致する録画順序に基づいて、ユーザ及びバーチャルコーチをそれぞれビデオ録画し、ユーザをビデオ録画する時、ビデオにおける前記ユーザの音声内容に基づいて応答情報を決定し、ビデオ背景音の形でバーチャルコーチが前記応答情報を表現する音声を再生する、ビデオ録画方法を実現させる、記憶媒体を提供する。
【0079】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例11]コンピュータプログラムを含み、該コンピュータプログラムが処理装置によって実行されると、本開示の任意の実施例に記載の方法のステップを実現させるコンピュータプログラム製品を提供する。
【0080】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例12]コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムが処理装置によって実行されると、本開示の任意の実施例に記載の方法のステップを実現させるコンピュータプログラムを提供する。
【0081】
上述したのは本開示の好ましい実施例及び適用する技術原理の説明に過ぎない。本開示に係る開示の範囲は、上記技術特徴の特定組合による技術案に限定されなく、上記開示の構想を逸脱することなく上記技術特徴又はそれと同等な特徴を任意に組み合わせて形成した他の技術案をも含むべきであることが当業者に自明である。例えば、上記特徴と本開示に開示された(それらに限らない)類似的な機能を有する技術的特徴を互いに取り替えて形成した技術案をも含む。
【0082】
さらに、特定の順序で各操作を記述したが、これは、これら操作を示された特定の順序又は連続した順序で実行されることを要求するものとして理解されるべきではない。所定の環境では、マルチタスク及び並行処理が有利であり得る。同様に、若干の具体的な実現の詳細が上記の記述に含まれているが、それらは、本開示の範囲を制限するものとして解釈されるべきではない。単独の実施例の文脈で記述される特定の特徴はまた、単独の実施例において組み合わせて実現され得る。逆に、単一の実施例の文脈で記述された様々な特徴は、複数の実施例において、別々に、又は任意の適切な部分的組み合わせで実現されてもよい。
【0083】
本主題は、構造的特徴及び/又は方法論的動作に特有の言語で記述されてきたが、添付の特許請求の範囲に限定された主題は、必ずしも上記で記述された特定の特徴又は動作に限定されないことを理解されたい。逆に、上記で記述された特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実現する例示的な形態に過ぎない。
【手続補正書】
【提出日】2022-05-30
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0004】
現在では、ユーザが学習する時、例えば、バーチャルコーチと会話をする中、ビデオを録画する際には、ユーザのビデオとバーチャルコーチのビデオを同一の録画ページに表示、再生及び録画するのが一般的である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0018】
なお、本開示で記載された「1つ」、「複数」の修飾は、模式的なものであり、制限性のあるものではない。特別な説明がない限り、「1つ又は複数」と理解されるべきであることが当業者に自明である。
ユーザが学習する時、例えば、バーチャルコーチと会話をする中、ビデオを録画する際には、ユーザのビデオとバーチャルコーチのビデオを同一の録画ページに表示、再生及び録画するのが一般的である。このような録画方式では、ユーザの注意力がバーチャルコーチの画面によって分散されやすいため、ユーザの注意力が集中せず、さらに学習効果が良くなく、それに応じて、録画されたビデオの効果が良くなく、満足するビデオを録画するためにユーザは録画を複数回繰り返す必要があることが多い。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0033】
本開示の実施例の技術案は、録画待ち指令を受信すると、前記録画待ち指令に合致する録画主題を提示することで、録画待ちビデオの主題情報をユーザに告知し、録画開始指令を受信すると、前記録画主題に合致する録画順序に基づいて、ユーザ及びバーチャルコーチをそれぞれビデオ録画するという技術手段により、ユーザとバーチャルコーチとを同一の録画ページに録画する問題を回避し、さらにユーザの注意力が分散されるリスクを低減し、ビデオ録画の成功率を向上させ、ビデオ録画の効率及び効果を向上させる目的を達成した。
本開示の実施例の技術案は、録画待ち指令を受信すると、前記録画待ち指令に合致する録画主題を提示することで、録画待ちビデオの主題情報をユーザに告知し、録画開始指令を受信すると、前記録画主題に合致する録画順序に基づいて、ユーザ及びバーチャルコーチをそれぞれビデオ録画し、ユーザをビデオ録画する時、ビデオにおける前記ユーザの音声内容に基づいて応答情報を決定し、ビデオ背景音の形でバーチャルコーチが前記応答情報を表現する音声を再生するという技術手段により、ユーザとバーチャルコーチとを同一の録画ページに録画する問題を回避し、さらにユーザの注意力が分散されるリスクを低減し、ビデオ録画の成功率を向上させ、ビデオ録画の効率及び効果を向上させる目的を達成した。
【国際調査報告】