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特表2022-553691ペダル駆動デバイスのための背部支持具
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-12-26
(54)【発明の名称】ペダル駆動デバイスのための背部支持具
(51)【国際特許分類】
   B62J 1/28 20060101AFI20221219BHJP
【FI】
B62J1/28 A
【審査請求】未請求
【予備審査請求】有
(21)【出願番号】P 2022523270
(86)(22)【出願日】2020-10-23
(85)【翻訳文提出日】2022-06-07
(86)【国際出願番号】 DE2020000255
(87)【国際公開番号】W WO2021078317
(87)【国際公開日】2021-04-29
(31)【優先権主張番号】102019007411.4
(32)【優先日】2019-10-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522156069
【氏名又は名称】ボゲンシュッツ,ヨーゼフ
(71)【出願人】
【識別番号】522156070
【氏名又は名称】ツェイニグ,アンドレアス
(74)【代理人】
【識別番号】100091683
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼川 俊雄
(74)【代理人】
【識別番号】100179316
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 寛奈
(72)【発明者】
【氏名】ボゲンシュッツ,ヨーゼフ
(72)【発明者】
【氏名】ツェイニグ,アンドレアス
(57)【要約】
本発明は、ペダル駆動デバイス(1)に関し、このデバイスは、デバイスに定着させるための取付具(2)と、デバイスを使う人を支持するために、取付具(2)に配置された接触部分(4)と、を伴う。接触部分(4)は、取付具(2)に連結される。接触部分(4)は、複数の接触要素(6、23、24)及びアーム(7、20)を有し、それらによって、接触要素(23、24)は互いに接続され、それらは取付具(2)に連結される。少なくとも1つの接触要素(6、23、24)は、ボール(31、32)またはローラ(26、27)であり、接触要素の軸(9、28、29)の周りに回転するように、アーム(7、20)に接続される。
【選択図】図7
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ペダル駆動デバイスのための、背部支持具(1)であって、デバイスに定着させるための取付具(2)と、前記デバイスを使用する人を支持するために、前記取付具(2)に配置された接触部分(4)と、を備え、前記接触部分(4)は、連結式に前記取付具(2)に接続され、
前記背部支持具(1)は、前記接触部分(4)が、いくつかの接触体(6、23、24)及びブラケット(7、20)を有し、それらを介して前記接触体(23、24)は互いに接続され、かつ連結式に前記取付具(2)に接続され、少なくとも1つの接触体(6、23、24)は、ボール(31、32)またはローラ(26、27)であり、前記ブラケット(7、20)に接続され、かつそれによって接触体の軸(9、28、29)の周りに回転させることができることを特徴とする、背部支持具(1)。
【請求項2】
前記ブラケット(7)はI型の断面を有することを特徴とする、請求項1に記載の背部支持具。
【請求項3】
前記ブラケット(20)は、L型の断面を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の背部支持具。
【請求項4】
前記ブラケット(20)は、異なる長さの2つの脚部を有することを特徴とする、請求項3に記載の背部支持具。
【請求項5】
前記ブラケット(20)は、概ね90°の角度で配置された2つの脚部を有することを特徴とする、請求項3または4に記載の背部支持具。
【請求項6】
少なくとも1つの接触体(6、23、24)は、前記接触体の軸(9、28、29)に装着することができることを特徴とする、請求項1~5のうちいずれか一項に記載の背部支持具。
【請求項7】
前記接触体の軸(9)はシャフト(11)として、少なくとも1つの接触体(6、23、24)と共に前記ブラケット(7、20)に対して回転可能であることを特徴とする、請求項1~6のうちいずれか一項に記載の背部支持具。
【請求項8】
前記ブラケット(7、20)は、前記取付具(2)に接続され、それによって前記ブラケット(7、20)は、ブラケットの軸(14)の周りに回転できることを特徴とする、請求項1~7のうちいずれか一項に記載の背部支持具。
【請求項9】
前記接触体の軸(9)は、前記ブラケットの軸(14)に対して平行に配置されることを特徴とする、請求項8に記載の背部支持具。
【請求項10】
前記ブラケット(7)は、前記ブラケットの軸(30)及び2つの接触体の軸(28、29)のための、3つの平行な穴(21、22、25)を有することを特徴とする、請求項8または9に記載の背部支持具。
【請求項11】
前記取付具(2)はフレームワークを有することを特徴とする、請求項1~10のうちのいずれか一項に記載の背部支持具。
【請求項12】
前記取付具(2)は分割可能であることを特徴とする、請求項1~11のうちいずれか一項に記載の背部支持具。
【請求項13】
前記取付け部(2)は、設定されるときに下部の3番目で分割可能であることを特徴とする、請求項12に記載の背部支持具。
【請求項14】
前記取付具(2)は、スリーブ(38)を備えた第1の部分(37)、及びトラニオン(40)を備えた第2の部分(39)を有し、前記トラニオン(40)は、第1の部分(37)及び第2の部分(39)を互いに接続するために、前記スリーブ(38)の中に挿入することができることを特徴とする、請求項1~13のうちいずれか一項に記載の背部支持具。
【請求項15】
前記取付具は、互いの中に挿入される部分(37、39)を互いにしっかりと接続するために、係止手段(41)を有することを特徴とする、請求項12~14のうちいずれか一項に記載の背部支持具。
【請求項16】
請求項1~15のうちいずれか一項に記載の背部支持具を備える、サドル。
【請求項17】
このタイプの背部支持具を含んだサドルを備える、デバイスであって、詳細には自転車。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ペダル駆動デバイスのための背部支持具に関し、デバイスに定着させるための取付具と、デバイスを使用する人を支持するために、取付具に配置された接触部分と、を備える。本発明はさらに、このタイプの背部支持具を備えたサドル、及びデバイス、詳細にはこのタイプの背部支持具を含んだサドルを備えた自転車、にも関する。しかし、このタイプの背部支持具は、自転車、オートバイ、電動アシスト自転車、及び他の二輪車またはペダル駆動車両のためのみに好適ではなく、ホームトレーニング器具またはフィットネスデバイスなど、固定式で操作される運動器具にも好適である。
【背景技術】
【0002】
一般的な背部支持具は、国際公開第2019/086059号のものが公知である。この公知のサドル支持具は、ペダルをこぎ、かつ背部、詳細には腰領域を、彼自身/彼女自身がこの背部支持具で支持することができる人のための、良好なカウンタ支持を提供する。このタイプの背部支持具は、一般的にサドル及び/またはサドルポストに定着される。
【0003】
英国特許出願公開第1911/12532号明細書(GB1911/12 532A)は自転車に関し、この場合、背部支持具は垂直支柱に弾力的に配置される。連結式に配置されたクッションを備えた背部支持具は、米国特許第6206399号明細書、及び米国特許第553722号明細書に示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】国際公開第2019/086059号
【特許文献2】英国特許出願公開第1911/12532号明細書(GB1911/12 532A)
【特許文献3】米国特許第6206399号明細書
【特許文献4】米国特許第553722号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、このタイプの背部支持具をさらに発展させる目的に基づく。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的は、請求項1の特徴を備えた背部支持具によって、解決される。有利には、別の発展は従属請求項の主題である。
【0007】
公知のサドル支持具は、取付具に可動で配置された、ボールまたはローラなどの接触体を有する。しかし、取付具に配置された接触体を伴う接触部分全体が、取付具に連結式に接触される場合、特に有利であることが示されている。これによって、接触部分を、取付具に対して特定の位置に固定すること、または接触部分を枢動可能に保持することも可能にする。取付具と接触体との間のレバーアームは、接触体を、接触部分と取付具との間の連結接続部周りにおける、湾曲したラインに位置付けるために提供される。接触部分、及び特に接触体の高さは、このように個々に設定することができる。加えて、接触部分は、必要のないとき、例えば下り坂で乗る場合または接触部分が邪魔である場合に、取付具から容易に取り外すことができる。
【0008】
接触部分がいくつかの接触体を有し、それらが各々連結式に取付具に接続されると、特に有利である。
【0009】
加えて、接触部分は、連結式に取付具に配置されたブラケットを有する。このタイプのブラケットは、取付具及び接触体をレバーとして互いに接続するために、I型の断面を有する場合がある。
【0010】
別の実施形態では、接触部分がいくつかの接触体を有し、それらは連結式に取付具に接続されたブラケットを介して、互いに接続される。そのため、ブラケットがL型の断面を有する場合、またはL型に形成される場合、有利である。そのため、脚部のL部における角度は、正確に90°である必要はない。脚部は、例えば互いに対してV型に配置される場合もある。
【0011】
L型構造は、接触体を互いに特定の距離で堅固に位置付けることを可能にする。そのためこの位置は、脚部の長さ及び脚部の互いに対する角度によって判断される。さらにブラケットは、取付具に堅固に定着させることができるだけではなく、取付具を回転可動に定着させることもできる。その結果バイクに乗るときに、接触部分は、乗り手によって加えられる圧力によって、一方では対応した逆圧を形成するため、他方では接触体が乗り手の背部に対して最適に静止することも可能にするために、接触部分と取付具との間の回転軸周りで、回転させることができる。進む方向に対して横断方向に距離を取って配置された接触体、及びその弾力的なクッション面は、乗るときに、特に初めに接触体の片側に負担がかかるとき、次に自転車の他方の側における接触体に負担がかかるときに、回転垂直軸周りの特定の適合も提供する。
【0012】
乗るときの、特に良好な人間工学的適合のために、ブラケットが、異なる長さの2つの脚部を有することが提案される。
【0013】
ブラケットが、直角、鋭角、または鈍角に、例えば概ね90°で配置された2つの脚部を有する場合、単純で簡単な設定がその後に続く。
【0014】
異なる構成の幾何学的本体を、接触体として使用することができる。接触体がボールである場合、有利である。そのため、このボールが軸の周りに回転できるか、または枠組に回転可能に取り付けられた場合、有利である。接触体は、ローラとすることもできる。そのため、ローラがその中心軸の周りに回転できる場合、有利である。
【0015】
したがって、少なくとも1つの接触体はブラケットに接続され、それによってブラケットが接触体の軸の周りで回転できることが提案される。
【0016】
軸の周りで回転できる、ボール形状またはローラ形状の接触体と、これら接触体が互いに接続され、かつ取付具に連結式に接続されたブラケットと、の特定の構成において、接触体の軸はブラケットに回転可能に接続され、ペダル駆動デバイスの乗り手に、背部支持具の簡単かつ個々の適合を提供する。それは、ペダルに作用する力のためのカウンタ支持を形成し、それ自体を乗り手の背部に最適に適用し、サドル上でペダルをこぐときに、背部を側部に動かす乗り手を保持するために、カウンタ支持として横方向にも作用する。丸い接触体は、接触体と乗り手の背部との間の、相対的に滑る動きを防止する。ブラケットは、接触体を背部に最適に、詳細には進む方向に位置付ける。それによって、その直交する方向における適合も提供する。
【0017】
自転車の場合、特別な注意が重量に向けられるという事実により、提案された背部支持具の大きい利点は、乗るときの動的重量の移動に応じながら、簡単な手段を伴う安定性、人間工学、及び軽量の要求が満たされることである。
【0018】
そのため、少なくとも1つの接触体が接触体の軸に装着できる場合、特に有利である。
【0019】
少なくとも1つの接触体と共に、シャフトとしての接触体の軸がブラケットに対して回転可能である場合、さらに有利である。
【0020】
例示的な実施形態では、ブラケットは取付具に接続され、それによってブラケットは、ブラケットの軸の周りを回転できる。
【0021】
そのため、接触体の軸がブラケットの軸に対して平行に配置された場合、有利である。
【0022】
特に好ましくは、ブラケットの軸及び2つの接触体の軸のための、3つの平行な穴を有するブラケットが使用される。これは、全ての軸を可動で保持するのを可能にする。したがって接触体を、回転可動式に支持することができ、さらにブラケットを取付具に、回転可動式に定着させることができる。回転可能な接触体を備えた全ての接触部分は、このように、乗る間に取付具に対して軸の周りを回転できる。その結果、接触部分は、それ自体を独立して最適に位置付ける。
【0023】
背部支持具の取付具は、フレームワークを有する場合、特に容易かつ安定した方法で製造することができる。
【0024】
取付具が分割可能である場合、背部支持具の多様な使用は広範にわたる。上部分は、重量を省くために控えることができ、一方で下部分はサドルポストに定着されたままである。しかし、ラック、水筒、チャイルドシートなどの他の部分は、簡単な方法で下部分に定着させることもできる。取付具を設定するときに、下部の3番目で分割可能である場合、特に有利である。それによって重量は、上部分を除去することによって大幅に軽減させることができ、分割領域に、サドルの背部で良好にアクセスすることができる。このように、取付具を、概ねサドルの高さで分割可能なようにも提案される。
【0025】
好ましい実施形態では、取付具は、スリーブを備えた第1の部分、及びトラニオンを備えた第2の部分を有する。トラニオンは、第1の部分及び第2の部分を互いに接続するために、スリーブの中に挿入することができる。
【0026】
加えて、取付具は、互いの中に挿入される部分をしっかりと接続するために、係止手段を有することができる。この係止手段は、レバー、ネジ接続、ボタン、または係止ボタンを有することができ、それらは、取付具の部分を解放するために作動させる必要がある。取付具の不正な分割を防止する係止部は、この接続部に配置することもできる。
【0027】
好ましい例示的な実施形態が図面に示され、以下で詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0028】
図1】1つの接触体のみを備えた、背部支持具の概略図である。
図2図1に示された背部支持具の斜視図である。
図3】I型ブラケットを貫いた断面図である。
図4図3に示されたブラケットの斜視図である。
図5】ローラとして形成された接触体の斜視図である。
図6】2つの接触体を備えた、背部支持具の概略図である。
図7図6に示された背部支持具の斜視図である。
図8】L型ブラケットを貫いた断面図である。
図9図8に示されたL型ブラケットの斜視図である。
図10】ローラとして形成された2つの接触体の斜視図である。
図11図9に示されたL型ブラケットを備えた、図10に示された接触体を示す図である。
図12】一方の側でボール形状の接触体、及び他方の側でローラとして形成された接触体、を備えた背部支持具を示す図である。
図13】分割可能な取付具を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
図1に示される背部支持具1は、取付具2を有し、自転車(図示せず)のサドル、または別のペダル駆動デバイスに、手動で操作可能なネジ3によって定着させることができる。接触部分4は、デバイスを操作する人(図示せず)を支持する役割を担う。この接触部分は、取付具2に連結式に定着され、そのため係止ネジ5によって様々な位置に固定することができる。
【0030】
この例示的な実施形態において、I型の断面を有するブラケット7は、接触体6と取付具2との間の、接続部としての役割を担う。接触体6はローラ8であり、ブラケット7に接続され、それによって接触体の軸9の周りで回転できる。この目的のため、接触体6は、接触体の軸9に簡単に装着することができる。接触体6は、ブラケット7によって、自転車の乗り手の背部に沿って可動とすることができるか、または、自転車の乗り手に個々に調和する位置に設定かつ固定することができる(バリエータ)。
【0031】
この例示的な実施形態において、接触体の軸9に堅固に接続されたローラ8及び10は各々ブラケット7の両側に配置され、それによって、シャフト11としての接触体の軸9は、接触体8及び10と共にブラケット7に対して回転可能である。この目的のため、ブラケット7は、シャフト11のための第1の穴12を有する。ブラケット7の他方の端部において、ブラケットの軸14のための穴13が存在し、その周りで接触部分4は、取付具2に回転可能に接続される。接触体の軸8は、そのためブラケットの軸14に対して平行に配置される。
【0032】
図6図12に示される別の例示的な実施形態は、基本的に、図1図5に示される例示的な実施形態のように構築される。しかし、ブラケット20は、それぞれの接触体23、24を、穴21及び22において離隔された端部に保持するために、L型の断面を有する。接触体の間にある穴25を用いて、ブラケット20は、係止ネジ5によって取付具2に保持される。
【0033】
この例示的な実施形態の場合、接触体23、24も、接触体の軸28、29に装着されたローラ26、27として形成される。ブラケット20の穴21、22、及び25は、ブラケットの軸30及び2つの接触体の軸28、29のために設けられる。接触部分23及び24は、ワッシャ及びネジによって、シャフト11のネジ山付きの穴に固定され、それによって接触部分が、乗り手が側方向(Z方向)に動く間の強い圧力に応じて、側方に外れることはない。
これらのワッシャは、図6及び図7で良好に確認できる。図11は、接触部分23及び24、ならびにシャフト11を示し、安全ワッシャを伴うネジを装着するために、ネジ山付きの穴が前側に位置される。
【0034】
図12は、いかにしてボール31、32、ならびにローラ26、27が、接触体の軸に使用できるかを示す。
【0035】
取付具2は、様々なストラット33、34(例示のためのみに付けられた数字)を有し、それによって取付具2はフレームワークとして構築される。
【0036】
例示的な実施形態において、飲料ボトル36を受入れる飲料ボトルホルダ35が、この取付具2に定着される。
【0037】
図13に示される取付具は、分割可能である。この目的のため、取付具42は、スリーブ38を備えた第1の部分37、及びトラニオン40を備えた第2の部分39を有する。トラニオン40は、第1の部分37及び第2の部分39を互いに接続するために、スリーブ38の中に挿入することができる。係止手段41は、小さいピンとしてのみ提案される。それは、第2の部分39が第1の部分37から外れるのを防止するために、スリーブ38及びトラニオン40を通して横断して延びる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
【手続補正書】
【提出日】2022-03-11
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ペダル駆動デバイスのための、背部支持具(1)であって、デバイスに定着させるための取付具(2)と、前記デバイスを使用する人を支持するために、前記取付具(2)に配置された接触部分(4)と、を備え、前記接触部分(4)は、連結式に前記取付具(2)に接続され、いくつかの接触体(6、23、24)及びブラケット(7、20)を有し、それらを介して前記接触体(23、24)は互いに接続され、少なくとも1つの接触体(6、23、24)は、ボール(31、32)またはローラ(26、27)であり、前記ブラケット(7、20)に接続され、それによって接触体の軸(9、28、29)の周りに回転させることができ、
前記背部支持具(1)は、前記ブラケットが、連結式に前記取付具(2)に接続されることを特徴とする、背部支持具(1)。
【請求項2】
前記ブラケット(7)はI型の断面を有することを特徴とする、請求項1に記載の背部支持具。
【請求項3】
前記ブラケット(20)は、L型の断面を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の背部支持具。
【請求項4】
前記ブラケット(20)は、異なる長さの2つの脚部を有することを特徴とする、請求項3に記載の背部支持具。
【請求項5】
前記ブラケット(20)は、概ね90°の角度で配置された2つの脚部を有することを特徴とする、請求項3または4に記載の背部支持具。
【請求項6】
少なくとも1つの接触体(6、23、24)は、前記接触体の軸(9、28、29)に装着することができることを特徴とする、請求項1~5のうちいずれか一項に記載の背部支持具。
【請求項7】
前記接触体の軸(9)はシャフト(11)として、少なくとも1つの接触体(6、23、24)と共に前記ブラケット(7、20)に対して回転可能であることを特徴とする、請求項1~6のうちいずれか一項に記載の背部支持具。
【請求項8】
前記ブラケット(7、20)は、前記取付具(2)に接続され、それによって前記ブラケット(7、20)は、ブラケットの軸(14)の周りに回転できることを特徴とする、請求項1~7のうちいずれか一項に記載の背部支持具。
【請求項9】
前記接触体の軸(9)は、前記ブラケットの軸(14)に対して平行に配置されることを特徴とする、請求項8に記載の背部支持具。
【請求項10】
前記ブラケット(7)は、前記ブラケットの軸(30)及び2つの接触体の軸(28、29)のための、3つの平行な穴(21、22、25)を有することを特徴とする、請求項8または9に記載の背部支持具。
【請求項11】
前記取付具(2)はフレームワークを有することを特徴とする、請求項1~10のうちのいずれか一項に記載の背部支持具。
【請求項12】
前記取付具(2)は分割可能であることを特徴とする、請求項1~11のうちいずれか一項に記載の背部支持具。
【請求項13】
前記取付け部(2)は、設定されるときに下部の3番目で分割可能であることを特徴とする、請求項12に記載の背部支持具。
【請求項14】
前記取付具(2)は、スリーブ(38)を備えた第1の部分(37)、及びトラニオン(40)を備えた第2の部分(39)を有し、前記トラニオン(40)は、第1の部分(37)及び第2の部分(39)を互いに接続するために、前記スリーブ(38)の中に挿入することができることを特徴とする、請求項1~13のうちいずれか一項に記載の背部支持具。
【請求項15】
前記取付具は、互いの中に挿入される部分(37、39)を互いにしっかりと接続するために、係止手段(41)を有することを特徴とする、請求項12~14のうちいずれか一項に記載の背部支持具。
【請求項16】
請求項1~15のうちいずれか一項に記載の背部支持具を備える、サドル。
【請求項17】
このタイプの背部支持具を含んだサドルを備える、デバイスであって、詳細には自転車。
【国際調査報告】