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特表2022-553741サービス品質測定方法及び装置並びにユーザプレーン機能
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-12-26
(54)【発明の名称】サービス品質測定方法及び装置並びにユーザプレーン機能
(51)【国際特許分類】
   H04W 24/10 20090101AFI20221219BHJP
   H04W 92/24 20090101ALI20221219BHJP
   H04L 43/08 20220101ALI20221219BHJP
【FI】
H04W24/10
H04W92/24
H04L43/08
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022524131
(86)(22)【出願日】2020-07-03
(85)【翻訳文提出日】2022-06-20
(86)【国際出願番号】 CN2020100081
(87)【国際公開番号】W WO2021077797
(87)【国際公開日】2021-04-29
(31)【優先権主張番号】201911014398.3
(32)【優先日】2019-10-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】515003145
【氏名又は名称】チャイナ・テレコム・コーポレーション・リミテッド
【氏名又は名称原語表記】CHINA TELECOM CORPORATION LIMITED
【住所又は居所原語表記】31, JINRONG STREET, XICHENG DISTRICT, BEIJING 100033, CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】100094112
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 讓
(74)【代理人】
【識別番号】100101498
【弁理士】
【氏名又は名称】越智 隆夫
(74)【代理人】
【識別番号】100107401
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 誠一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100120064
【弁理士】
【氏名又は名称】松井 孝夫
(74)【代理人】
【識別番号】100182257
【弁理士】
【氏名又は名称】川内 英主
(74)【代理人】
【識別番号】100202119
【弁理士】
【氏名又は名称】岩附 秀幸
(72)【発明者】
【氏名】チャオ,ソン
(72)【発明者】
【氏名】チェン,ペン
(72)【発明者】
【氏名】ビ,キ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067AA23
5K067BB04
5K067BB21
5K067DD11
5K067DD17
5K067DD24
5K067DD45
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE16
5K067FF16
5K067HH22
5K067JJ12
5K067JJ13
5K067LL11
(57)【要約】
本開示は、5Gコアネットワークの技術分野に関するものであり、サービス品質測定方法及び装置、ユーザプレーン機能、並びにコンピュータ可読記憶媒体を提供する。本発明のサービス品質測定方法は、ユーザプレーン機能がセッション管理機能によって送信された、サービス品質測定失敗のトリガ条件とサービス品質測定失敗の測定結果とを含むサービス品質測定要求を受信し、ユーザプレーン機能がサービス品質測定失敗のトリガ条件が満たされているか否かを決定し、満たされている場合、ユーザプレーン機能がサービス品質測定失敗の測定結果をコントロールプレーン機能に送信する。本開示は、サービス品質測定の失敗の状況を定義し、サービス品質測定が失敗した場合にサービス品質測定結果を得ることができ、それによって包括的な方法でサービス品質測定を実現する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
セッション管理機能エンティティによって送信されたサービス品質測定要求をユーザプレーン機能エンティティが受信することであって、該サービス品質測定要求が、サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件とサービス品質測定失敗の測定結果とを含む、ユーザプレーン機能エンティティが該サービス品質測定要求を受信することと、
該ユーザプレーン機能エンティティが、該サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件が満たされているかどうかを判断することと、
該サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件が満たされたときに、該ユーザプレーン機能エンティティが、該サービス品質測定の失敗の測定結果を制御プレーン機能エンティティに送信することと、
を含むサービス品質測定方法。
【請求項2】
前記サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件は、サービス品質測定データパケットがユーザプレーン機能エンティティによって送信された後、該ユーザプレーン機能エンティティが、第1のプリセット期間内に対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットを受信しないことであり、
前記ユーザプレーン機能エンティティが、前記サービス品質測定の失敗の測定結果を前記制御プレーン機能エンティティに送信すること、は、該ユーザプレーン機能エンティティが、第2のプリセット期間を制御プレーン機能エンティティに送信することを含み、該第2のプリセット期間は、トリガ条件に対応するサービス品質測定の失敗が発生したことを示す、請求項1に記載のサービス品質測定方法。
【請求項3】
前記サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件は、プリセット時間間隔内のサービス品質測定データパケットのプリセットパーセンテージがユーザプレーン機能エンティティによって送信された後、該ユーザプレーン機能エンティティが、第1のプリセット期間内に対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットを受信しないことであり、
前記ユーザプレーン機能エンティティが、前記サービス品質測定の失敗の測定結果を前記制御プレーン機能エンティティに送信すること、は、該ユーザプレーン機能エンティティが、第3のプリセット期間を制御プレーン機能エンティティに送信することを含み、該第3のプリセット期間は、トリガ条件に対応するサービス品質測定の失敗が発生したことを示す、請求項1に記載のサービス品質測定方法。
【請求項4】
前記第1のプリセット期間は、サービスフローの品質に対するパケット遅延バジェットよりも大きい、請求項2又は3に記載のサービス品質測定方法。
【請求項5】
前記サービス品質測定データパケットが前記ユーザプレーン機能エンティティによって送信された後、該ユーザプレーン機能エンティティが、前記第1のプリセット期間内に対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットを受信しないこと、は、前記第1のプリセット期間よりも大きい対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットのフィードバック遅延、又はサービス品質測定フィードバックデータパケットに対応するパケット損失を生じさせる、請求項2又は3に記載のサービス品質測定方法。
【請求項6】
前記ユーザプレーン機能エンティティが、前記サービス品質測定の失敗の測定結果を前記制御プレーン機能エンティティに送信すること、は、前記ユーザプレーン機能エンティティが、サービス品質測定の失敗の測定結果をポリシー制御機能エンティティに送信することを含む、請求項1に記載のサービス品質測定方法。
【請求項7】
前記ユーザプレーン機能エンティティが、前記サービス品質測定の失敗の測定結果を前記ポリシー制御機能エンティティに送信すること、は、前記ユーザプレーン機能エンティティが、前記セッション管理機能エンティティを介して前記サービス品質測定の失敗の測定結果を前記ポリシー制御機能エンティティに送信し、該ポリシー制御機能エンティティがサービス品質測定の失敗の測定結果をアプリケーション機能エンティティに転送するようにすることを含む、請求項6に記載のサービス品質測定方法。
【請求項8】
前記ユーザプレーン機能エンティティが、前記サービス品質測定の失敗の測定結果を前記制御プレーン機能エンティティに送信すること、は、サービス品質測定の失敗の測定結果を前記セッション管理機能エンティティに送信し、該セッション管理機能エンティティが、ネットワークエクスポージャー機能を介してサービス品質測定の失敗の測定結果をアプリケーション機能エンティティに転送するようにすることを含む、請求項1に記載のサービス品質測定方法。
【請求項9】
セッション管理機能エンティティによって送信されたサービス品質測定要求を受信するように構成された測定要求受信モジュールであって、該サービス品質測定要求は、サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件と、サービス品質測定の失敗の測定結果とを含む測定要求受信モジュールと、
サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件が満たされているか否かを判定するトリガ条件判定モジュールと、
サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件が満たされたときに、サービス品質測定の失敗の測定結果を制御プレーン機能エンティティに送信するように構成された測定結果送信モジュールと、
を備えるユーザプレーン機能エンティティ。
【請求項10】
前記サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件は、サービス品質測定データパケットが前記ユーザプレーン機能エンティティによって送信された後、該ユーザプレーン機能エンティティが、第1のプリセット期間内に対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットを受信しないことであり、
前記測定結果送信モジュールは、前記制御プレーン機能エンティティに第2のプリセット期間を送信するように構成され、該第2のプリセット期間は、トリガ条件に対応するサービス品質測定の失敗が発生したことを示す、請求項9に記載のユーザプレーン機能エンティティ。
【請求項11】
前記サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件は、プリセット時間間隔内のサービス品質測定データパケットのプリセットパーセンテージが前記ユーザプレーン機能エンティティによって送信された後、該ユーザプレーン機能エンティティが、第1のプリセット期間内に対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットを受信しないことであり、
前記測定結果送信モジュールは、前記制御プレーン機能エンティティに第3のプリセット期間を送信するように構成され、該第3のプリセット期間は、トリガ条件に対応するサービス品質測定の失敗が発生したことを示す、請求項9に記載のユーザプレーン機能エンティティ。
【請求項12】
前記第1のプリセット期間は、サービスフローの品質に対するパケット遅延バジェットよりも大きい、請求項10又は11に記載のユーザプレーン機能エンティティ。
【請求項13】
前記サービス品質測定データパケットが前記ユーザプレーン機能エンティティによって送信された後、該ユーザプレーン機能エンティティが、前記第1のプリセット期間内に対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットを受信しないこと、は、第1のプリセット期間よりも大きい対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットのフィードバック遅延、又はサービス品質測定フィードバックデータパケットに対応するパケット損失を生じさせることを含む、請求項10又は11に記載のユーザプレーン機能エンティティ。
【請求項14】
前記測定結果送信モジュールは、前記サービス品質測定の失敗の測定結果をポリシー制御機能エンティティに送信するように構成される、請求項9に記載のユーザプレーン機能エンティティ。
【請求項15】
前記測定結果送信モジュールは、前記セッション管理機能エンティティを介して前記サービス品質測定の失敗の測定結果を前記ポリシー制御機能エンティティに送信し、前記ポリシー制御機能エンティティがアプリケーション機能エンティティに前記サービス品質測定の失敗の測定結果を転送するように構成される、請求項14に記載のユーザプレーン機能エンティティ。
【請求項16】
前記測定結果送信モジュールは、前記サービス品質測定の失敗の測定結果を前記セッション管理機能エンティティに送信し、前記セッション管理機能エンティティがネットワークエクスポージャー機能エンティティを介してアプリケーション機能エンティティに前記サービス品質測定の失敗の測定結果を転送するように構成される、請求項9に記載のユーザプレーン機能エンティティ。
【請求項17】
メモリと、
該メモリに接続されるプロセッサであって、該プロセッサが該メモリに記憶された命令に基づいて、請求項1乃至8のいずれか1項に記載のサービス品質測定方法を実行するように構成されているプロセッサと、を含むサービス品質測定装置。
【請求項18】
プロセッサによって実行されると、請求項1乃至8のいずれか1項に記載のサービス品質測定方法を実施するコンピュータ命令を記憶するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、5Gコアネットワークの技術分野に関し、特に、サービス品質測定方法及び装置、ユーザプレーン機能エンティティ、並びにコンピュータ可読記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
5GにおけるURLLC(Ultra Reliable&Low Latency Communication)サービスは、データパケットの遅延に敏感である。したがって、5Gコアネットワークは、QoS(Quality of Service:サービス品質)測定、即ち、URLLCサービスのQoSフローのパケット遅延の測定をする必要がある。
【0003】
QoS測定中に、URLLCサービスのQoSフローの遅延を測定するために、UPF(User Plane Function:ユーザプレーン機能)エンティティ上にQoS測定データパケットを生成する必要がある。
【発明の概要】
【0004】
本開示によって解決されるべき技術的問題の1つは、サービス品質測定をより包括的にどのように実施するかである。
【0005】
本開示の実施形態の態様によれば、セッション管理機能エンティティによって送信されたサービス品質測定要求をユーザプレーン機能エンティティが受信することであって、該サービス品質測定要求が、サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件とサービス品質測定失敗の測定結果とを含む、ユーザプレーン機能エンティティが受信することと、該ユーザプレーン機能エンティティが、該サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件が満たされているかどうかを判断することと、該サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件が満たされたときに、該ユーザプレーン機能エンティティが、該サービス品質測定の失敗の測定結果を制御プレーン機能エンティティに送信することと、を含むサービス品質の測定方法が提供される。
【0006】
いくつかの実施形態では、サービス品質測定の失敗(failure)に関するトリガ条件は、サービス品質測定データパケットがユーザプレーン機能エンティティによって送信された後、該ユーザプレーン機能エンティティが、第1のプリセット期間内に対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットを受信しないことであり、ユーザプレーン機能エンティティが、サービス品質測定の失敗の測定結果を制御プレーン機能エンティティに送信すること、は、該ユーザプレーン機能エンティティが、第2のプリセット期間を制御プレーン機能エンティティに送信することを含み、該第2のプリセット期間は、トリガ条件に対応するサービス品質測定の失敗が発生したことを示す。
【0007】
いくつかの実施形態では、サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件は、プリセット時間間隔内のサービス品質測定データパケットのプリセットパーセンテージがユーザプレーン機能エンティティによって送信された後、該ユーザプレーン機能エンティティが、第1のプリセット期間内に対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットを受信しないことであり、ユーザプレーン機能エンティティが、サービス品質測定の失敗の測定結果を制御プレーン機能エンティティに送信すること、は、該ユーザプレーン機能エンティティが、第3のプリセット期間を制御プレーン機能エンティティに送信することを含み、該第3のプリセット期間は、トリガ条件に対応するサービス品質測定の失敗が発生したことを示す。
【0008】
いくつかの実施形態では、第1のプリセット期間は、サービスフローの品質に対するパケット遅延バジェットよりも大きい。
【0009】
いくつかの実施形態では、サービス品質測定データパケットがユーザプレーン機能エンティティによって送信された後、該ユーザプレーン機能エンティティが、第1のプリセット期間内に対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットを受信しないこと、は、第1のプリセット期間よりも大きい対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットのフィードバック遅延、又はサービス品質測定フィードバックデータパケットに対応するパケット損失を生じさせる。
【0010】
いくつかの実施形態では、ユーザプレーン機能エンティティが、サービス品質測定の失敗の測定結果を制御プレーン機能エンティティに送信すること、は、ユーザプレーン機能エンティティが、サービス品質測定の失敗の測定結果をポリシー制御機能エンティティに送信することを含む。
【0011】
いくつかの実施形態では、ユーザプレーン機能エンティティが、サービス品質測定の失敗の測定結果をポリシー制御機能エンティティに送信すること、は、ユーザプレーン機能エンティティが、セッション管理機能エンティティを介してサービス品質測定の失敗の測定結果をポリシー制御機能エンティティに送信し、該ポリシー制御機能エンティティがサービス品質測定の失敗の測定結果をアプリケーション機能エンティティに転送するようにすることを含む。
【0012】
いくつかの実施形態では、ユーザプレーン機能エンティティが、サービス品質測定の失敗の測定結果を制御プレーン機能エンティティに送信すること、は、サービス品質測定の失敗の測定結果をセッション管理機能エンティティに送信し、セッション管理機能エンティティが、ネットワークエクスポージャー機能を介してサービス品質測定の失敗の測定結果をアプリケーション機能エンティティに転送するようにすることを含む。
【0013】
本開示の実施形態の別の態様によれば、セッション管理機能エンティティによって送信されたサービス品質測定要求を受信するように構成された測定要求受信モジュールであって、該サービス品質測定要求は、サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件と、サービス品質測定の失敗の測定結果とを含む測定要求受信モジュールと、サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件が満たされているか否かを判定するトリガ条件判定モジュールと、サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件が満たされたときに、サービス品質測定の失敗の測定結果を制御プレーン機能エンティティに送信するように構成された測定結果送信モジュールと、を備えるユーザプレーン機能エンティティが提供される。
【0014】
いくつかの実施形態では、サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件は、サービス品質測定データパケットがユーザプレーン機能エンティティによって送信された後、該ユーザプレーン機能エンティティが、第1のプリセット期間内に対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットを受信しないことであり、測定結果送信モジュールは、制御プレーン機能エンティティに第2のプリセット期間を送信するように構成され、該第2のプリセット期間は、トリガ条件に対応するサービス品質測定の失敗が発生したことを示す。
【0015】
いくつかの実施形態では、サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件は、プリセット時間間隔内のサービス品質測定データパケットのプリセットパーセンテージがユーザプレーン機能エンティティによって送信された後、該ユーザプレーン機能エンティティが、第1のプリセット期間内に対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットを受信しないことであり、測定結果送信モジュールは、制御プレーン機能エンティティに第3のプリセット期間を送信するように構成され、該第3のプリセット期間は、トリガ条件に対応するサービス品質測定の失敗が発生したことを示す。
【0016】
いくつかの実施形態では、第1のプリセット期間は、サービスフローの品質に対するパケット遅延バジェットよりも大きい。
【0017】
いくつかの実施形態では、サービス品質測定データパケットがユーザプレーン機能エンティティによって送信された後、該ユーザプレーン機能エンティティが、第1のプリセット期間内に対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットを受信しないこと、は、第1のプリセット期間よりも大きい対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットのフィードバック遅延、又はサービス品質測定フィードバックデータパケットに対応するパケット損失を生じさせることを含む。
【0018】
いくつかの実施形態では、測定結果送信モジュールは、サービス品質測定の失敗の測定結果をポリシー制御機能エンティティに送信するように構成される。
【0019】
いくつかの実施形態では、測定結果送信モジュールは、セッション管理機能エンティティを介してサービス品質測定の失敗の測定結果をポリシー制御機能エンティティに送信し、ポリシー制御機能エンティティがアプリケーション機能エンティティにサービス品質測定の失敗の測定結果を転送するように構成される。
【0020】
いくつかの実施形態では、測定結果送信モジュールは、サービス品質測定の失敗の測定結果をセッション管理機能エンティティに送信し、セッション管理機能エンティティがネットワークエクスポージャー機能エンティティを介してアプリケーション機能エンティティにサービス品質測定の失敗の測定結果を転送するように構成される。
【0021】
本開示の実施形態のさらに別の態様によれば、メモリと、該メモリに接続されるプロセッサであって、該プロセッサが該メモリに記憶された命令に基づいて上述したサービス品質測定方法を実行するように構成されているプロセッサと、を含むサービス品質測定装置が提供される。
【0022】
本開示の実施形態のさらに別の態様によれば、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、プロセッサによって実行されると、上述したサービス品質の測定方法を実施するコンピュータ命令を記憶するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体が提供される。
【0023】
本開示では、サービス品質測定の失敗を定義し、該サービス品質測定の失敗時のサービス品質測定結果を学習することで、より包括的なサービス品質測定を実現する。
【0024】
本開示の他の特徴及びその利点は、添付の図面を参照して後述されるその例示的な実施形態の以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
【0025】
本発明の実施形態又は関連技術における技術的解決策をより明確に説明するために、実施形態又は関連技術の説明に使用される添付の図面を以下に簡単に紹介するが、以下の説明における図面は本発明の一部の実施形態に過ぎないことは明らかであり、当業者にとっては、創造的な労力をかけることなく、これらの図面に従って他の図面を得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】本開示のいくつかの実施形態によるサービス品質の測定方法のフロー図を示す。
図2】本開示のいくつかの実施形態によるユーザプレーン機能エンティティの概略構造図を示す。
図3】本開示のいくつかの実施形態によるサービス品質の測定装置の概略構造図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0027】
本開示の実施形態における技術的解決策は、本開示の実施形態における図面に関連して明確かつ完全に説明され、説明される実施形態は、本開示の実施形態のすべてではなく、一部にすぎないことは明らかである。少なくとも1つの例示的な実施形態の以下の説明は、本質的に単なる例示であり、本開示及びその適用又は使用を制限することを意図したものではない。創造的な労力を加えることなく本明細書に開示された実施形態から当業者によって導出された他のすべての実施形態は、本開示の範囲内に入るものとする。
【0028】
本発明者らは、URLLCサービスが、QoS測定データパケットを用いてN3インターフェース遅延の測定をサポートすることを見出した。ただし、サービスQoSフローのデータパケット遅延がPDB(パケット遅延バジェット)を超えないことをアクセスネットワークが保証できる場合に限り、測定は正常に機能する。具体的には、アクセスネットワークがQoSフローのPDBを満たすことができない場合、特定のサービスを測定するためのQoS測定データパケットがそのサービスのデータパケットとして送信されるため、測定メカニズムは機能しない。QoS測定データパケットは、アクセスネットワーク内で送信される場合、その送信遅延がQoSフローのPDBを超えると、アクセスネットワークによって破棄される。この場合、既存のQoS測定方法では、QoS測定結果を得ることができない。
【0029】
このような観点から、本発明者らは、QoS測定データパケット自体のQoS測定の失敗を検出することは、QoSにとって意味のある測定であると考えた。したがって、QoS測定の失敗を定義して、QoS測定の失敗によってUFPがQoS測定結果を得ることができないことを回避することができる。
【0030】
まず、本開示のサービス品質測定方法のいくつかの実施形態を、図1に関連して説明する。
【0031】
図1は、本開示のいくつかの実施形態によるサービス品質測定方法のフロー図を示す。図1に示すように、本実施形態は、ステップS101からS104を含む。
【0032】
ステップS101において、ユーザプレーン機能エンティティは、セッション管理機能エンティティから送信されたサービス品質測定要求を受信し、該サービス品質測定要求は、サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件と、サービス品質測定の失敗の測定結果とを含む。
【0033】
PDU(プロトコルデータユニット)セッションの確立又は変更のプロセスにおいて、PCF(ポリシー制御機能)エンティティは、QoS測定ポリシーをSMF(セッション管理機能)エンティティに送信する。SMFは、QoS測定要求をUPFに送信して、UPFにQoS測定の実行を要求する。QoS測定要求におけるQoS測定ポリシーは、予め設定されたQoS測定の失敗に関するトリガ条件と、QoS測定の失敗の測定結果とを含むことができ、該測定結果は、QoS測定の失敗のトリガ条件が満たされた後にUPFによって報告されたQoS測定情報とされる。
【0034】
ステップS102において、ユーザプレーン機能エンティティは、サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件が満たされたか否かを判定する。
【0035】
UPFが、QoS測定ポリシーに従ってQoS測定を実行した際に、1つのQoS測定プロセスでQoS測定データパケットのフィードバックがタイムアウトする、又は複数のQoS測定プロセスでQoS測定データパケットのフィードバックがタイムアウトすると、UFPは、QoS測定の失敗に関するトリガ条件が満たされたとする。
【0036】
サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件が満たされない場合、フローはステップS102に戻る。サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件が満たされると、ステップS103が実行される。
【0037】
ステップS103において、ユーザプレーン機能エンティティは、サービス品質測定の失敗の測定結果を送信する。
【0038】
UPFがQoS測定失敗を決定すると、UPFは、QoS測定ポリシー内の測定失敗条件に対応するQoS測定結果を報告する。
【0039】
いくつかの実施形態では、ユーザプレーン機能エンティティが、サービス品質測定の失敗の測定結果を制御プレーン機能エンティティに送信することは、ユーザプレーン機能エンティティが、サービス品質測定の失敗の測定結果をポリシー制御機能エンティティに送信することを含む。ユーザプレーン機能エンティティがサービス品質測定の失敗の測定結果をポリシー制御機能エンティティに送信することは、ユーザプレーン機能エンティティが、セッション管理機能エンティティを介してサービス品質測定の失敗の測定結果をポリシー制御機能エンティティに送信して、該ポリシー制御機能エンティティがサービス品質測定の失敗の測定結果をアプリケーション機能エンティティに転送することを含む。
【0040】
いくつかの実施形態では、ユーザプレーン機能エンティティが、サービス品質測定の失敗の測定結果を制御プレーン機能エンティティに送信することは、ユーザプレーン機能エンティティが、サービス品質測定の失敗の測定結果をセッション管理機能エンティティに送信して、セッション管理機能エンティティが、ネットワークエクスポージャー機能エンティティを介してサービス品質測定の失敗の測定結果をアプリケーション機能エンティティに転送することを含む。
【0041】
異常状態(送信タイムアウト等)によりQoS測定データパケットのパケットロスが発生した場合、従来のQoS測定方法は継続されず、UPFは対応するQoS指標の測定を継続できない。このような状態に鑑み、本実施形態では、サービス品質測定の失敗を定義することで、サービス品質測定の失敗時にUPFが対応するQoS測定結果をフィードバックできるようにし、サービス品質測定をより包括的に実現することで、従来のQoS測定方法の欠点を克服することができる。さらに、QoS測定失敗に対する特定のトリガ条件を設計することにより、5GネットワークのQoSサポート能力と欠陥失敗をより正確に取得できる。
【0042】
ユーザプレーン機能エンティティがサービス品質測定の失敗に関するトリガ条件を満たしているか否かを判定するプロセスと、ユーザプレーン機能エンティティがサービス品質測定の失敗の測定結果を制御プレーン機能エンティティに送信するプロセスとを説明するために、以下に2つの具体的な適用例を示す。
【0043】
(適用例1)
サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件は、サービス品質測定データパケットがユーザプレーン機能エンティティによって送信された後、ユーザプレーン機能エンティティが、第1のプリセット期間内に対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットを受信しないことと、サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件が満たされたとき、ユーザプレーン機能エンティティが、第2のプリセット期間を制御プレーン機能エンティティに送信することとであり、該第2のプリセット期間は、トリガ条件に対応するサービス品質測定の失敗が発生したことを示す。
【0044】
例えば、QoSフローにおいて1つのQoS測定データパケットのパケット遅延の測定が実行される場合、QoS測定ポリシーは、QoS測定失敗に関するトリガ条件として、1つのQoS測定データパケットに対して、一意の時点値であって、QoS測定データパケットの送信タイムスタンプと、QoS測定失敗を決定するための1つの最初のプリセット期間とによって取得することができる時点値を指定する。その時点値に到達したときに、その時点値に対応するQoS測定データパケットのQoS測定フィードバックデータパケットが、端末又はアクセスネットワークによってUPFにフィードバックされない場合には、そのQoS測定データパケットのパケット損失が発生し、その結果、QoS測定が失敗したものとみなされる。このようなQoS測定失敗に関するトリガ条件に対して、QoS測定ポリシーは、UPFによってフィードバックされるQoS測定データパケットの測定結果が第2のプリセット期間であることを指定し、QoS測定失敗を示す。
【0045】
データパケット送信よりも遅延を引き起こす他の要因を考慮するために、サービスフローの品質のために、第1のプリセット期間がパケット遅延バジェットよりも大きいことが必要であることは、当業者には理解されるべきである。第1のプリセット期間は、第2のプリセット期間に特別な設定がない場合に、第2のプリセット期間のデフォルト値とすることができる。
【0046】
(適用例2)
サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件は、プリセット時間間隔内のサービス品質測定データパケットのプリセットパーセンテージがユーザプレーン機能エンティティによって送信された後、該ユーザプレーン機能エンティティが、第1のプリセット期間内に対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットを受信せず、サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件が満たされたとき、ユーザプレーン機能エンティティが、制御プレーン機能エンティティに第3のプリセット期間を送信することであり、該第3のプリセット期間は、トリガ条件に対応するサービス品質測定の失敗が発生したことを示す。ユーザプレーン機能エンティティによりサービス品質測定データパケットが送信された後、ユーザプレーン機能エンティティが、対応するサービス品質測定データパケットを受信しないこと、は、第1のプリセット期間よりも大きい対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットのフィードバック遅延、又は対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットのパケット損失が生じることを含む。
【0047】
測定ポリシーは、複数のQoS測定データパケットを送信する必要があることを定義し、各QoS測定データパケットによって得られた測定結果に従って合計結果を得ることもできる。たとえば、1時間以内に、QoS測定は5分ごとに合計12回実行される。QoS測定ポリシーは、QoS測定失敗に関する条件として、1つのQoS測定データパケットに対して、一意の時点値であって、QoS測定データパケットの送信タイムスタンプと、QoS測定失敗を決定するための1つの最初のプリセット期間とによって取得することができる時点値を指定する。その時点値に到達したときに、その時点値に対応するQoS測定データパケットのQoS測定フィードバックデータパケットが、UPFにフィードバックされない場合には、そのQoS測定データパケットのパケットロスが発生したものとみなす。測定データパケットの半分より(6個)より大きなパケットロスが発生した場合、1時間以内のQoS測定結果は測定失敗と考えられる。このようなQoS測定失敗のトリガ条件に対して、QoS測定ポリシーは、UPFによってフィードバックされるQoS測定データパケットの測定結果が、QoS測定失敗を示す第3のプリセット期間であることを指定する。
【0048】
第2のプリセット期間に特別な設定がない場合、第1のプリセット期間を第2のプリセット期間のデフォルト値とみなすことができることは、当業者には理解されるであろう。さらに、第3のプリセット期間を第2のプリセット期間と異なるように設定して、異なるサービス品質測定の失敗に関するトリガ条件が満たされたことを示すこともできる。
【0049】
本開示のユーザプレーン機能エンティティのいくつかの実施形態を、図2に関連して以下に説明する。
【0050】
図2は、本開示のいくつかの実施形態によるユーザプレーン機能エンティティの概略構造図を示す。図2に示すように、実施形態におけるユーザプレーン機能エンティティ20は、セッション管理機能エンティティによって送信されたサービス品質測定要求を受信するように構成された測定要求受信モジュール201であって、該サービス品質測定要求は、サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件と、サービス品質測定の失敗の測定結果とを含む測定要求受信モジュール201と、サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件が満たされているか否かを判定するトリガ条件判定モジュール202と、サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件が満たされたときに、サービス品質測定の失敗の測定結果を制御プレーン機能エンティティに送信するように構成された測定結果送信モジュール203と、を備える。
【0051】
いくつかの実施形態では、サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件は、サービス品質測定データパケットがユーザプレーン機能エンティティによって送信された後、該ユーザプレーン機能エンティティが、第1のプリセット期間内に対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットを受信しないことであり、測定結果送信モジュールは、制御プレーン機能エンティティに第2のプリセット期間を送信するように構成され、該第2のプリセット期間は、トリガ条件に対応するサービス品質測定の失敗が発生したことを示す。
【0052】
いくつかの実施形態では、サービス品質測定の失敗に関するトリガ条件は、プリセット時間間隔内のサービス品質測定データパケットのプリセットパーセンテージがユーザプレーン機能エンティティによって送信された後、該ユーザプレーン機能エンティティが、第1のプリセット期間内に対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットを受信しないことであり、測定結果送信モジュールは、制御プレーン機能エンティティに第3のプリセット期間を送信するように構成され、該第3のプリセット期間は、トリガ条件に対応するサービス品質測定の失敗が発生したことを示す。
【0053】
いくつかの実施形態では、第1のプリセット期間は、サービスフローの品質に対するパケット遅延バジェットよりも大きい。
【0054】
いくつかの実施形態では、サービス品質測定データパケットがユーザプレーン機能エンティティによって送信された後、該ユーザプレーン機能エンティティが、第1のプリセット期間内に対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットを受信しないこと、は、第1のプリセット期間よりも大きい対応するサービス品質測定フィードバックデータパケットのフィードバック遅延、又はサービス品質測定フィードバックデータパケットに対応するパケット損失を生じさせることを含む。
【0055】
いくつかの実施形態では、測定結果送信モジュールは、サービス品質測定の失敗の測定結果をポリシー制御機能エンティティに送信するように構成される。
【0056】
いくつかの実施形態では、測定結果送信モジュールは、セッション管理機能エンティティを介してサービス品質測定の失敗の測定結果をポリシー制御機能エンティティに送信し、ポリシー制御機能エンティティがアプリケーション機能エンティティにサービス品質測定の失敗の測定結果を転送するように構成される。
【0057】
いくつかの実施形態では、測定結果送信モジュールは、サービス品質測定の失敗の測定結果をセッション管理機能エンティティに送信し、セッション管理機能エンティティがネットワークエクスポージャー機能エンティティを介してアプリケーション機能エンティティにサービス品質測定の失敗の測定結果を転送するように構成される。
【0058】
本実施形態では、サービス品質測定の失敗を定義することにより、サービス品質測定の失敗した場合に、QoS測定結果に対応するフィードバックをUPFが実行することが可能となり、より包括的なサービス品質測定を実現することができる。さらに、QoS測定失敗に対する特定のトリガ条件を設計することにより、5GネットワークのQoSサポート能力と欠陥失敗をより正確に取得できる。
【0059】
本開示のサービス品質測定装置のいくつかの実施形態を、図3に関連して以下に説明する。
【0060】
図3は、本開示のいくつかの実施形態によるサービス品質測定装置の概略構造図を示す。図3に示すように、本実施形態によるサービス品質測定装置30は、メモリ310と、メモリ310に接続されたプロセッサ320とを備え、該プロセッサ320は、メモリ310に格納された命令に基づいて、上述した実施形態のいずれかにおけるサービス品質測定方法を実行するように構成される。サービス品質測定装置30が、具体的にはユーザプレーン機能エンティティであり得ることは、当業者には理解されるべきである。
【0061】
メモリ310は、例えば、システムメモリ、固定の不揮発性記憶媒体等を含むことができる。システムメモリには、例えば、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、ブートローダ、その他のプログラム等が格納されている。
【0062】
サービス品質測定装置30は、さらに、入出力インターフェース330、ネットワークインターフェース340、ストレージインターフェース350等を含むことができる。これらのインターフェース330,340,350、メモリ310及びプロセッサ320は、例えばバス360を介して接続することができる。入出力インターフェース330は、ディスプレイ、マウス、キーボード、タッチスクリーン等の入出力装置の接続インターフェースを提供する。ネットワークインターフェース340は、各種ネットワーク機器の接続インターフェースを提供する。ストレージインターフェース350は、SDカードやUSBディスク等の外部記憶装置の接続インターフェースを提供する。
【0063】
本開示はさらに、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、プロセッサによって実行されると、上述したサービス品質の測定方法のいずれかを実施するコンピュータ命令を記憶するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含む。
【0064】
本開示は、本開示の実施形態による方法、デバイス (システム) 、及びコンピュータプログラム製品のフロー図及び/又はブロック図を参照して説明される。フロー図及び/又はブロック図の各フロー及び/又はブロック、並びにフロー図及び/又はブロック図におけるフロー及び/又はブロックの組み合わせは、コンピュータプログラム命令によって実施することができることを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサを介して実行される命令が、フロー図の1つ又は複数のフロー及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックで指定された機能を実行するための手段を作成するように、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、埋め込みプロセッサ、又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに提供して、マシンを生成することができる。
【0065】
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置を特定の方法で動作するように誘導することができるコンピュータ可読メモリに格納することもでき、その結果、コンピュータ可読メモリに格納された命令は、フロー図の1つ以上のフロー及び/又はブロック図の1つ以上のブロックに指定された機能を実装する命令手段を含む製品を生成する。
【0066】
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置にロードすることもでき、その結果、コンピュータ又は他のプログラム可能な装置上で一連の動作ステップが実行されて、コンピュータ実行処理が生成され、したがって、コンピュータ又は他のプログラム可能な装置上で実行される命令は、フロー図の1つ以上のフロー及び/又はブロック図の1つ以上のブロックにおいて指定された機能を実装するためのステップを提供する。
【0067】
上述した説明は、本開示の好ましい実施形態にすぎず、本開示を限定することを意図したものではなく、本開示の精神及び原理の範囲内でなされるあらゆる修正、同等の置換、改良等は、本開示の保護範囲に含まれることを意図したものである。
【0068】
本出願は、2019年10月24日に出願された中国特許出願第201911014398.3号に基づくものであり、その優先権を主張するものであって、その開示は、全体として本明細書に組み込まれる。
図1
図2
図3
【国際調査報告】