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特表2022-553988構成生成方法、装置、電子デバイス及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-12-27
(54)【発明の名称】構成生成方法、装置、電子デバイス及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/06 20120101AFI20221220BHJP
【FI】
G06Q10/06
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022524625
(86)(22)【出願日】2021-04-22
(85)【翻訳文提出日】2022-04-26
(86)【国際出願番号】 CN2021088928
(87)【国際公開番号】W WO2022068183
(87)【国際公開日】2022-04-07
(31)【優先権主張番号】202011049483.6
(32)【優先日】2020-09-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】518209698
【氏名又は名称】シェンチェン センスタイム テクノロジー カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】SHENZHEN SENSETIME TECHNOLOGY CO.,LTD
(74)【代理人】
【識別番号】110001427
【氏名又は名称】弁理士法人前田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ホアン ペイシオン
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA06
(57)【要約】
本開示の実施例は、構成生成方法、装置、電子デバイス及び記憶媒体を開示する。当該方法は、第1のサービス情報を受信するステップであって、前記第1のサービス情報が第1のサービス場面及び少なくとも1つのサービス機能を記述するための第1の情報を含み、前記第1のサービス場面が前記少なくとも1つのサービス機能が適用される場面であるステップと、前記第1のサービス情報及び目標製品性能指標に基づいて、目標製品構成リストを生成するステップであって、前記目標製品性能指標には前記第1のサービス場面で前記少なくとも1つのサービス機能を実現する目標製品の性能指標が含まれ、前記目標製品構成リストには前記目標製品の数、前記目標製品のソフトウェア構成及び前記目標製品のハードウェア構成のうちの少なくとも1つが含まれるステップと、を含む。本開示の実施例では、製品性能指標及びユーザによって入力された第1のサービス情報に基づいて、目標製品構成リストを生成することにより、人工知能製品が異なるサービス場面で適用されるために満たす必要があるソフトウェア構成及びハードウェア構成の問題を解決することができ、操作しやすく、短い時間がかかる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
構成生成装置によって実行される構成生成方法であって、
第1のサービス情報を受信するステップであって、前記第1のサービス情報が第1のサービス場面及び少なくとも1つのサービス機能を記述するための第1の情報を含み、前記第1のサービス場面が前記少なくとも1つのサービス機能が適用される場面であるステップと、
前記第1のサービス情報及び目標製品性能指標に基づいて、目標製品構成リストを生成するステップであって、前記目標製品性能指標には前記第1のサービス場面で前記少なくとも1つのサービス機能を実現する目標製品の性能指標が含まれ、前記目標製品構成リストには前記目標製品の数、前記目標製品のソフトウェア構成及び前記目標製品のハードウェア構成のうちの少なくとも1つが含まれるステップと、を含む、前記構成生成方法。
【請求項2】
前記第1のサービス情報及び目標製品性能指標に基づいて、目標製品構成リストを生成するステップは、
目標製品構成リスト変換式を取得するステップであって、前記目標製品構成リスト変換式が前記第1のサービス場面で前記少なくとも1つのサービス機能を実現するために必要な前記目標製品の数、前記目標製品のソフトウェア構成及び前記目標製品のハードウェア構成のうちの少なくとも1つを決定するために使用されるステップと、
前記第1のサービス情報及び前記目標製品性能指標に基づいて、前記目標製品構成リスト変換式におけるパラメータを決定し、前記目標製品構成リスト変換式を決定し、計算結果を取得するステップと、
前記計算結果及び前記目標製品構成リスト変換式に関連付けられた前記目標製品に基づいて、前記目標製品構成リストを生成するステップと、を含むことを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1のサービス情報及び前記目標製品性能指標に基づいて、前記目標製品構成リスト変換式におけるパラメータを決定し、前記目標製品構成リスト変換式を決定し、計算結果を取得するステップは、
前記目標製品構成リスト変換式における前記第1のサービス情報及び前記目標製品性能指標に対応するパラメータを数字に変換し、構成リスト生成式を取得するステップと、
前記構成リスト生成式を決定し、前記計算結果を取得するステップと、を含むことを特徴とする
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
第1のサービス情報を受信する前に、前記方法は、
入力された、複数のサービス場面から前記第1のサービス場面を選択するための命令に応答して、第1の製品入力画面を表示するステップであって、前記複数のサービス場面のそれぞれが1つの製品入力画面に対応し、前記複数のサービス場面のうちの異なるサービス場面に対応する製品入力画面が異なるステップをさらに含み、
第1のサービス情報を受信するステップは、
前記第1の製品入力画面に入力された前記第1のサービス情報を受信するステップを含むことを特徴とする
請求項1-3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記第1のサービス情報は、複数の目標サービス情報を含み、前記複数の目標サービス情報のそれぞれは目標サービス場面及び少なくとも1つの目標サービス機能を記述するための目標情報を含み、前記目標サービス場面は前記少なくとも1つの目標サービス機能が適用される場面であり、
前記目標製品構成リストは、複数のサブ目標製品構成リストを含み、前記複数のサブ目標製品構成リストのそれぞれには少なくとも1つのサブ目標製品の数、前記少なくとも1つのサブ目標製品のソフトウェア構成及び前記少なくとも1つのサブ目標製品のハードウェア構成のうちの少なくとも1つが含まれ、前記少なくとも1つのサブ目標製品は、目標製品に含まれることを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記目標製品性能指標は、複数のサブ目標製品性能指標を含み、前記サブ目標製品性能指標は、前記目標サービス場面で前記少なくとも1つの目標サービス機能を実現するサブ目標製品の性能指標を含み、前記方法は、
前記目標サービス情報及び前記サブ目標製品性能指標に基づいて、前記サブ目標製品構成リストを生成するステップをさらに含むことを特徴とする
請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記方法は、
前記第1の製品入力画面及び/又は前記目標製品性能指標を構成するステップをさらに含むことを特徴とする
請求項4-6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記方法は、
前記目標製品構成リスト変換式を取得するステップと、
前記目標製品構成リスト変換式が合法性検証に合格した場合、前記目標製品構成リスト変換式を保存し、前記目標製品構成リスト変換式と前記目標製品を関連付けるステップとをさらに含むことを特徴とする
請求項2-7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
構成生成装置であって、
第1のサービス情報を受信するように構成され、前記第1のサービス情報が第1のサービス場面及び少なくとも1つのサービス機能を記述するための第1の情報を含み、前記第1のサービス場面が前記少なくとも1つのサービス機能が適用される場面である入力ユニットと、
前記第1のサービス情報及び目標製品性能指標に基づいて、目標製品構成リストを生成するように構成され、前記目標製品性能指標には前記第1のサービス場面で前記少なくとも1つのサービス機能を実現する目標製品の性能指標が含まれ、前記目標製品構成リストには前記目標製品の数、前記目標製品のソフトウェア構成及び前記目標製品のハードウェア構成のうちの少なくとも1つが含まれる処理ユニットと、を備える、前記構成生成装置。
【請求項10】
電子デバイスであって、プロセッサとメモリとを備え、前記メモリが命令を記憶するように構成され、前記プロセッサが前記メモリに記憶される命令を実行する時に、前記プロセッサは、請求項1-8のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される、前記電子デバイス。
【請求項11】
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムがプログラム命令を含み、前記プログラム命令がプロセッサに実行される場合、前記プロセッサに請求項1-8のいずれか一項に記載の方法を実行させる、前記コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願への相互参照)
本開示は、出願番号が202011049483.6であり、出願日が2020年9月29日である中国特許に基づいて提出され、当該中国特許出願の優先権を主張し、当該中国特許の全ての内容が参照により本開示に組み込まれる。
【0002】
本開示は、コンピュータ分野に関し、特に構成生成方法、装置、電子デバイス及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
人工知能(AI:artificial intelligence)は、人間の知能をシミュレートしたり、拡張したり、広げたりするための理論、方法、技術及びアプリケーションシステムを研究及び開発する新しい技術科学である。人工知能は、コンピュータ科学の1つの分岐であり、知能の本質を理解し、人間の知能と同じように反応できる新しいインテリジェントマシンを生産することを図っており、当該分野の研究には、ロボット、言語識別、画像識別、自然言語処理及びエキスパートシステムなどが含まれる。
【0004】
様々な人工知能アプリケーション場面では、人工知能製品に対する顧客の認知は、通常、製品が解決に役立つことができる問題、例えば、違法駐車、ゴミ捨てなどの問題の監視のみに限られ、人工知能製品が異なるサービス場面で適用されるために満たす必要があるソフトウェア構成及びハードウェア構成を理解しない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の実施例は、人工知能製品が異なるサービス場面で適用されるために満たす必要があるソフトウェア構成及びハードウェア構成の問題を解決することができ、操作しやすく、短い時間がかかる、構成生成方法、装置、電子デバイス及び記憶媒体を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様では、本開示の実施例による構成生成方法は、第1のサービス情報を受信するステップであって、前記第1のサービス情報が第1のサービス場面及び少なくとも1つのサービス機能を記述するための第1の情報を含み、前記第1のサービス場面が前記少なくとも1つのサービス機能が適用される場面であるステップと、前記第1のサービス情報及び目標製品性能指標に基づいて、目標製品構成リストを生成するステップであって、前記目標製品性能指標には前記第1のサービス場面で前記少なくとも1つのサービス機能を実現する目標製品の性能指標が含まれ、前記目標製品構成リストには前記目標製品の数、前記目標製品のソフトウェア構成及び前記目標製品のハードウェア構成のうちの少なくとも1つが含まれるステップと、を含む。
【0007】
本開示の実施例の実行本体は、構成生成装置、例えば携帯電話、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、デスクトップコンピュータなどの端末デバイスであってもよいし、サーバー(例えばクラウドサーバー)であってもよい。前記第1のサービス場面は、人工知能アプリケーション場面、例えば違法駐車、ゴミ捨て、殴り合いイベントの監視などのアプリケーション場面であってもよい。前記目標製品は、例えばゴミ検出機能を備える製品、人群れ密度検出機能を備える製品などの人工知能製品であってもよい。第1のサービス場面を記述するための情報は、場面入力情報として理解されてもよい。例えば、第1のサービス場面は、都市管理場面であり、第1のサービス情報は、人口の数、殴り合い検出機能、カメラの数を含み、殴り合い検出機能は、サービス機能であり、人口の数及びカメラの数は、第1のサービス場面を記述するための情報(即ち場面入力情報)である。また、例えば、第1のサービス場面は、人群れ検出場面であり、第1のサービス情報は、人群れ検出機能、2つの位置及び4つのカメラを含み、人群れ検出機能は、サービス機能であり、2つの位置及び4つのカメラは、第1のサービス場面を記述するための情報(即ち場面入力情報)である。
【0008】
様々な人工知能アプリケーション場面において、人工知能製品に対する顧客の認知は、製品が解決に役立つことができる問題、例えば違法駐車、ゴミ捨てなどの問題の監視のみに限られていることが理解すべきである。本開示の実施例では、ユーザは、第1のサービス場面(場面入力情報に対応する)を入力するだけで、第1のサービス場面における第1のサービスを処理するために必要な目標製品の数、及び/又は、前記目標製品のソフトウェア構成及び/又はハードウェア構成を取得することができる。本開示の実施例では、ユーザは、異なるアプリケーション場面におけるサービスの製品に対応するソフトウェア構成要件及びハードウェア構成要件を知る必要がない。
【0009】
本開示の実施例では、製品性能指標及びユーザによって入力された第1のサービス情報に基づいて、目標製品構成リストを生成することにより、人工知能製品が異なるサービス場面で適用されるために満たす必要があるソフトウェア構成及びハードウェア構成の問題を解決することができ、操作しやすく、短い時間がかかる。
【0010】
1つの可能な実施形態では、前記第1のサービス情報及び目標製品性能指標に基づいて、目標製品構成リストを生成するステップは、目標製品構成リスト変換式を取得するステップであって、前記目標製品構成リスト変換式が前記第1のサービス場面で前記少なくとも1つのサービス機能を実現するために必要な前記目標製品の数、前記目標製品のソフトウェア構成及び前記目標製品のハードウェア構成のうちの少なくとも1つを決定するために使用されるステップと、前記第1のサービス情報及び前記目標製品性能指標に基づいて、前記目標製品構成リスト変換式におけるパラメータを決定し、前記目標製品構成リスト変換式を決定し、計算結果を取得するステップと、前記計算結果及び前記目標製品構成リスト変換式に関連付けられた前記目標製品に基づいて、前記目標製品構成リストを生成するステップと、を含む。
【0011】
この実施形態では、第1のサービス情報及び製品性能指標を目標製品構成リスト変換式のパラメータとすることにより、必要な目標製品の数と、目標製品のソフトウェア構成及びハードウェア構成を正確に決定することができる。
【0012】
1つの可能な実施形態では、前記第1のサービス情報及び前記目標製品性能指標に基づいて、前記目標製品構成リスト変換式におけるパラメータを決定し、前記目標製品構成リスト変換式を決定し、計算結果を取得するステップは、前記目標製品構成リスト変換式における前記第1のサービス情報及び前記目標製品性能指標に対応するパラメータを数字に変換し、構成リスト生成式を取得するステップと、前記構成リスト生成式を決定し、前記計算結果を取得するステップと、を含む。
【0013】
いくつかの実施例では、動的コンパイルにより、前記目標製品構成リスト変換式における前記第1のサービス情報及び前記製品性能指標に対応する一部のパラメータを数字に変換して、構成リスト生成式を取得する。つまり、動的コンパイル技術により、目標製品構成リスト変換式におけるパラメータを数字に置き換えて、構成リスト生成式を取得する。
【0014】
1つの可能な実施形態では、第1のサービス情報を受信する前に、前記方法は、入力された、複数のサービス場面から前記第1のサービス場面を選択するための命令に応答して、第1の製品入力画面を表示するステップであって、前記複数のサービス場面のそれぞれが1つの製品入力画面に対応し、前記複数のサービス場面のうちの異なるサービス場面に対応する製品入力画面が異なるステップをさらに含み、第1のサービス情報を受信するステップは、前記第1の製品入力画面に入力された前記第1のサービス情報を受信するステップを含む。
【0015】
第1の製品入力画面は、第1のサービス場面のために専門的に構成された場面化入力画面として理解されてもよい。つまり、第1の製品入力画面は、顧客ニーズの場面化構成を実現するために専門的に構成されたものであり、これにより、ユーザが場面化情報(例えば第1のサービス場面を記述するための情報)を入力することを容易にすることが可能となる。人工知能製品に対するユーザの認知は、製品が解決に役立つことができる問題に限定されており、異なるアプリケーション場面でのサービスの製品に対するソフトウェア構成要件及びハードウェア構成要件を容易に知ることができないことが理解すべきである。この実施形態では、ユーザは、第1の製品入力画面を介して、第1のアプリケーション場面を記述するための情報を容易に入力することができ、異なるアプリケーション場面でのサービスの製品に対するソフトウェア構成要件及びハードウェア構成要件を知る必要がないため、ユーザに対する要件を下げて、ユーザ体験を向上させることができる。
【0016】
この実施形態では、ユーザが第1の製品入力画面に記入した第1のサービス情報を受信することにより、ユーザニーズの場面化構成を実現し、ユーザ体験を向上させることができる。
【0017】
1つの可能な実施形態では、前記第1のサービス情報は、複数の目標サービス情報を含み、前記複数の目標サービス情報のそれぞれは目標サービス場面及び少なくとも1つの目標サービス機能を記述するための目標情報を含み、前記目標サービス場面は、前記少なくとも1つの目標サービス機能が適用される場面であり、前記目標製品構成リストは、複数のサブ目標製品構成リストを含み、前記複数のサブ目標製品構成リストのそれぞれには少なくとも1つのサブ目標製品の数、前記少なくとも1つのサブ目標製品のソフトウェア構成及び前記少なくとも1つのサブ目標製品のハードウェア構成のうちの少なくとも1つが含まれ、前記少なくとも1つのサブ目標製品は、目標製品に含まれる。前記目標製品は、前記サブ目標製品を含む。
【0018】
この実施形態では、構成生成装置は、複数の目標サービス情報を使用して、複数のサブ目標製品構成リストを生成することにより、製品構成リストの生成効率を向上させることができる。
【0019】
1つの可能な実施形態では、前記目標製品性能指標は、複数のサブ目標製品性能指標を含み、前記サブ目標製品性能指標には前記目標サービス場面で前記少なくとも1つの目標サービス機能を実現するサブ目標製品の性能指標が含まれ、前記方法は、前記目標サービス情報及び前記サブ目標製品性能指標に基づいて、前記サブ目標製品構成リストを生成するステップをさらに含む。
【0020】
この実施形態では、構成生成装置は、目標サービス情報及びサブ目標製品性能指標に基づいて、サブ目標製品構成リストを独立して生成することができる。
【0021】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、前記第1の製品入力画面及び/又は前記目標製品性能指標を構成するステップをさらに含む。
【0022】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、前記目標製品構成リスト変換式を取得するステップと、前記目標製品構成リスト変換式が合法性検証に合格した場合、前記目標製品構成リスト変換式を保存し、前記目標製品構成リスト変換式と前記目標製品を関連付けるステップとをさらに含む。
【0023】
この実施形態では、合法性検証に合格した目標製品構成リスト変換式を保存し、当該目標製品構成リスト変換式と目標製品を関連付けることにより、当該目標製品構成リスト変換式の正確性を保証し、当該目標製品構成リスト変換式により製品構成リストを取得できることを保証することができる。
【0024】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、前記第1の製品入力画面及び/又は前記目標製品性能指標を更新するステップをさらに含む。
【0025】
異なるサービス場面には異なる場面要素(即ち、サービス場面を記述するためのパラメータ)があり、異なるサービス場面は、異なる製品入力画面に対応する。いずれかのサービス場面に対応する製品入力画面を介して、当該いずれかのサービス場面を記述する場面要素を正確かつ迅速に入力することができる。
【0026】
この実施形態では、ユーザが第1のサービス情報を容易に入力することでその実際のサービスニーズを表示するように、ユーザが第1のサービス場面を選択する命令に応答して、第1の製品入力画面を表示する。
【0027】
第2の態様では、本開示の実施例による構成生成装置は、第1のサービス情報を受信するように構成され、前記第1のサービス情報が第1のサービス場面及び少なくとも1つのサービス機能を記述するための第1の情報を含み、前記第1のサービス場面が前記少なくとも1つのサービス機能が適用される場面である入力ユニットと、前記第1のサービス情報及び目標製品性能指標に基づいて、目標製品構成リストを生成するように構成され、前記目標製品性能指標には前記第1のサービス場面で前記少なくとも1つのサービス機能を実現する目標製品の性能指標が含まれ、前記目標製品構成リストには前記目標製品の数、前記目標製品のソフトウェア構成及び前記目標製品のハードウェア構成のうちの少なくとも1つが含まれる処理ユニットと、を備える。
【0028】
1つの可能な実施形態では、前記処理ユニットは、具体的には、目標製品構成リスト変換式を取得し、前記目標製品構成リスト変換式が前記第1のサービス場面で前記少なくとも1つのサービス機能を実現するために必要な前記目標製品の数、前記目標製品のソフトウェア構成及び前記目標製品のハードウェア構成のうちの少なくとも1つを決定するために使用され、前記第1のサービス情報及び前記目標製品性能指標に基づいて、前記目標製品構成リスト変換式におけるパラメータを決定し、前記目標製品構成リスト変換式を決定し、計算結果を取得し、前記計算結果及び前記目標製品構成リスト変換式に関連付けられた前記目標製品に基づいて、前記目標製品構成リストを生成するように構成される。
【0029】
1つの可能な実施形態では、前記処理ユニットは、具体的には、前記目標製品構成リスト変換式における前記第1のサービス情報及び前記目標製品性能指標に対応するパラメータを数字に変換し、構成リスト生成式を取得し、前記構成リスト生成式を決定し、前記計算結果を取得するように構成される。
【0030】
1つの可能な実施形態では、前記構成生成装置は、入力された、複数のサービス場面から前記第1のサービス場面を選択するための命令に応答して、第1の製品入力画面を表示するように構成され、前記複数のサービス場面のそれぞれが1つの製品入力画面に対応し、前記複数のサービス場面のうちの異なるサービス場面に対応する製品入力画面が異なる出力ユニットをさらに含み、前記入力ユニットは、具体的には、前記第1の製品入力画面に入力された前記第1のサービス情報を受信するように構成される。
【0031】
1つの可能な実施形態では、前記第1のサービス情報は、複数の目標サービス情報を含み、前記複数の目標サービス情報のそれぞれは目標サービス場面及び少なくとも1つの目標サービス機能を記述するための目標情報を含み、前記目標サービス場面は前記少なくとも1つの目標サービス機能が適用される場面であり、前記目標製品構成リストは、複数のサブ目標製品構成リストを含み、前記複数のサブ目標製品構成リストのそれぞれには少なくとも1つのサブ目標製品の数、前記少なくとも1つのサブ目標製品のソフトウェア構成及び前記少なくとも1つのサブ目標製品のハードウェア構成のうちの少なくとも1つが含まれ、前記少なくとも1つのサブ目標製品は、目標製品に含まれる。
【0032】
1つの可能な実施形態では、前記目標製品性能指標は、複数のサブ目標製品性能指標を含み、前記サブ目標製品性能指標は、前記目標サービス場面で前記少なくとも1つの目標サービス機能を実現するサブ目標製品の性能指標を含み、前記方法は、前記目標サービス情報及び前記サブ目標製品性能指標に基づいて、前記サブ目標製品構成リストを生成するステップをさらに含む。
【0033】
1つの可能な実施形態では、前記処理ユニットは、さらに前記第1の製品入力画面及び/又は前記目標製品性能指標を構成するように構成される。
【0034】
1つの可能な実施形態では、前記処理ユニットは、さらに前記目標製品構成リスト変換式を取得し、前記目標製品構成リスト変換式が合法性検証に合格した場合、前記目標製品構成リスト変換式を保存し、前記目標製品構成リスト変換式と前記目標製品を関連付けるように構成される。
【0035】
第2の態様又はいくつかの実施例における様々な実施形態によってもたらされる技術的効果については、第1の態様又は対応する実施形態の技術的効果の紹介を参照することができる。
【0036】
第3の態様では、本開示の実施例による電子デバイスは、プロセッサとメモリとを備え、前記メモリは、命令を記憶するように構成され、前記プロセッサは、前記メモリに記憶される命令を実行する時に、前記プロセッサは、上記の第1の態様及びいずれかの可能な実施形態の方法を実行するように構成される。
【0037】
第4の態様では、本開示の実施例によるチップは、通信インターフェース及びプロセッサを含み、前記プロセッサは、第1の態様又は第1の態様のいずれかの可能な実施形態における方法を実行するように構成される。
【0038】
第5の態様では、本開示の実施例によるコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムが記憶されており、当該コンピュータプログラムがプログラム命令を含み、当該プログラム命令がプロセッサに実行される場合、当該プロセッサに上記の第1態様及びいくつかの実施例におけるいずれかの実施形態の方法を実行させる。
【0039】
第6態様では、本開示の実施例によるコンピュータプログラム製品は、プログラム命令を含み、前記プログラム命令がプロセッサに実行される場合、前記プロセッサに上記第1態様及びいくつかの実施例におけるいずれかの実施形態の方法を実行させる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
図1】本開示の実施例による構成生成方法のフローチャートである。
図2A】本開示の実施例による第1の製品入力画面を示す図である。
図2B】本開示の実施例による第1の製品入力画面を示す図である。
図2C】本開示の実施例による別の第1の製品入力画面を示す図である。
図3】本開示の実施例による別の構成生成方法のフローチャートである。
図4】本開示の実施例によるサービスと製品構成リスト変換式との対応関係を示す図である。
図5】本開示の実施例による製品構成リスト変換式を構成するための方法のフローチャートである。
図6】本開示の実施例による別の構成生成方法のフローチャートである。
図7】本開示の実施例による別の構成生成方法のフローチャートである。
図8】本開示の実施例による構成生成装置の構造図である。
図9】本発明の実施例によるサーバーの構造図である。
図10】本出願の実施例による端末デバイスの構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0041】
本開示の実施例又は背景技術における技術的解決策をより明確に説明するために、以下に本開示の実施例又は背景技術で使用される必要がある図面を説明する。
【0042】
本開示の明細書の実施例及び特許請求の範囲、並びに上記図面中の用語「第1」、「第2」、「第3」などは、類似するオブジェクトを区別するためのものであり、特定の順序又は順番を説明することに用いられる必要がない。また、用語「含む」と「有する」及びそれらのいかなる変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図し、例えば、一連のステップ又はユニットを含む。方法、システム、製品又はデバイスは、明確に列挙されたステップ又はユニットに限定される必要がなく、明確に列挙されないもの又はこれらのプロセス、方法、製品又はデバイスに固有の他のステップ又はユニットを含むことができる。
【0043】
関連技術では、顧客が、人工知能製品が異なるサービス場面に適用されるために満たす必要があるソフトウェア構成及びハードウェア構成を理解していないため、人工知能製品が異なるサービス場面に適用されるために満たす必要があるソフトウェア構成及びハードウェア構成の問題をどのように解決する方法を、研究する必要がある。本開示の実施例は、様々なサービス場面でのサービスのために製品構成リストを生成することができる、構成生成方法を提供する。以下に本開示の実施例によって提供される構成生成方法が適用される場面を簡単に紹介する。
【0044】
場面1において、ユーザは、端末デバイス(例えばパーソナルコンピュータ)で実行されているソフトウェアによりユーザからの第1のサービス情報を受信し、当該第1のサービス情報及び製品性能指標に基づいて、目標製品構成リストを生成し、当該目標製品構成リストを出力する。ユーザは、第1のサービスを記述するための情報及び当該第1のサービスが適用される第1のサービス場面を記述するための情報(即ち第1のサービス情報)を入力するだけでよく、異なるアプリケーション場面でのサービスの製品に対するソフトウェア構成要件及びハードウェア構成要件を知る必要がない。
【0045】
場面2において、ユーザは、端末デバイス(例えばパーソナルコンピュータ)で実行されているソフトウェア又はログインされているWebページを介してユーザからの第1のサービス情報を受信し、端末デバイスは、当該第1のサービス情報をサーバーにアップロードし、サーバーは、当該第1のサービス情報及び製品性能指標に基づいて、目標製品構成リストを生成し、サーバーは、当該目標製品構成リストを端末デバイスに送信し、端末デバイスは、当該目標製品構成リストを出力する(例えばディスプレイによって表示する)。
【0046】
上記場面では、本開示の実施例によって提供される構成生成方法を実施することにより、ユーザは、サービス情報を入力することで製品構成リストを取得することができ、操作が簡単である。
【0047】
以下に添付の図面を参照して本開示の実施例によって提供される構成生成方法を説明する。
【0048】
図1を参照すると、図1は、本開示の実施例による構成生成方法のフローチャートである。図1に示すように、当該方法は、以下のステップを含むことができる。
【0049】
101において、構成生成装置は第1のサービス情報を受信する。
【0050】
上記第1のサービス情報は、第1のサービス場面及び少なくとも1つのサービス機能を記述するための第1情報を含み、上記第1のサービス場面は、上記の少なくとも1つのサービス機能が適用される場面である。上記構成生成装置は、携帯電話、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、デスクトップコンピュータなどの端末デバイスであってもよいし、サーバー(例えばクラウドサーバー)であってもよい。上記第1のサービス場面は、人工知能アプリケーション場面、例えば違法駐車、ゴミ捨て、殴り合いイベントの監視などのアプリケーション場面であってもよい。上記目標製品は、例えばゴミ検出機能を備える製品、人群れ密度検出機能を備える製品などの人工知能製品であってもよい。第1のサービス場面を記述するための上記情報は、場面入力情報として理解されてもよい。例えば、第1のサービス場面は、都市管理場面であり、第1のサービス情報は、人口の数、殴り合い検出機能、カメラの数を含み、殴り合い検出機能は、サービス機能(少なくとも1つのサービス機能に対応する)であり、人口の数及びカメラの数は、第1のサービス場面を記述するための情報(即ち場面入力情報)である。また、例えば、第1のサービス場面は、人群れ検出場面であり、第1のサービス情報は、人群れ検出機能、2つの位置及び4つのカメラを含み、人群れ検出機能は、サービス機能であり、2つの位置及び4つのカメラは、第1のサービス場面を記述するための情報(即ち場面入力情報)である。また、例えば、第1のサービス場面は、都市管理場面であり、第1のサービス情報は、殴り合い検出機能、人群れ検出機能、2つの位置及び4つのカメラを含み、人群れ検出機能及び殴り合い検出機能は、サービス機能であり、2つの位置及び4つのカメラは、第1のサービス場面を記述するための情報(即ち場面入力情報)である。
【0051】
いくつかの実施例では、構成生成装置は、ステップ101を実行する前に、ユーザが複数のサービス場面から上記第1のサービス場面を選択する命令に応答して、第1の製品入力画面を表示することができ、上記の複数のサービス場面のそれぞれが1つの製品入力画面に対応し、上記の複数のサービス場面のうちの異なるサービス場面に対応する製品入力画面が異なり、ステップ101の1つの可能な実施形態は、ユーザが上記第1の製品入力画面に記入した上記第1のサービス情報を受信することである。第1の製品入力画面は、第1のサービス場面のために専門的に構成された場面化入力画面として理解されてもよい。つまり、第1の製品入力画面は、顧客ニーズの場面化構成を実現するためのものであり、ユーザが場面化情報(例えば第1のサービス場面を記述するための情報)を入力することを容易にすることができる。人工知能製品に対するユーザの認知は、製品が解決に役立つことができる問題に限定されており、異なるアプリケーション場面でのサービスの製品に対するソフトウェア構成要件及びハードウェア構成要件を容易に知ることができないことが理解すべきである。この実施形態では、ユーザは、第1の製品入力画面を介して、第1のアプリケーション場面を記述するための情報を容易に入力することができ、異なるアプリケーション場面でのサービスの製品に対するソフトウェア構成要件及びハードウェア構成要件を知る必要がないため、ユーザの要件を下げて、ユーザ体験を向上させることができる。
【0052】
いくつかの実施例では、ステップ101の実施形態は、構成生成装置がその実行されているソフトウェアによりユーザからの第1のサービス情報を受信することであり、構成生成装置は、端末デバイスである。実際の応用中、ユーザは、例えばキーボード、マウス、タッチスクリーンなどの入力デバイスを介して、構成生成装置に第1のサービス情報を入力することができる。いくつかの実施例では、構成生成装置は、その実行されているソフトウェアに表示された第1の製品入力画面を介して、ユーザによって記入された第1のサービス情報を受信する。図2Aは、本開示の実施例による第1の製品入力画面を示す図である。図2Aに示すように、第1の製品入力画面にはサービス記入欄201及び場面要素記入欄202が含まれ、サービス記入欄201は、サービス機能(例えば人群れ検出機能)を記入するために使用され、サービス記入欄201は、サービス機能を記入するための少なくとも1つの記入欄を含み、図2における2011、2012、…、2013は、いずれもサービス機能を記入するための記入欄を表し、場面要素記入欄202は、場面要素を記入するための少なくとも1つの記入欄を含み、これらの場面要素は、サービス場面(例えば第1のサービス場面)を記述するために使用され、2021、2022、…、2026は、いずれも場面要素を記入するための記入欄である。図2Bは、本開示の実施例による第1の製品入力画面を示す図である。図2Bに示すように、サービス記入欄201には人群れ検出機能(少なくとも1つのサービス機能に対応する)が記入され、場面要素記入欄202に記入された場面要素は、2つの位置及び4つのカメラを含む。図2Cは、本開示の実施例による別の第1の製品入力画面を示す図である。図2Cに示すように、サービス記入欄201にはゴミ検出機能(少なくとも1つのサービス機能に対応する)が記入され、場面要素記入欄202に記入された場面要素は、10つのカメラである。
【0053】
いくつかの実施例では、ステップ101の実施形態は、構成生成装置が通信インターフェースを介して端末デバイス(例えばデスクトップコンピュータ)からの第1のサービス情報を受信することであり、構成生成装置は、サーバーである。
【0054】
102において、第1のサービス情報及び目標製品性能指標に基づいて、目標製品構成リストを生成する。
【0055】
上記目標製品性能指標には第1のサービス場面で上記の少なくとも1つのサービス機能を実現する目標製品の性能指標が含まれ、上記目標製品構成リストには上記目標製品の数、上記目標製品のソフトウェア構成及び上記目標製品のハードウェア構成のうちの少なくとも1つが含まれる。
【0056】
ステップ102において、1つの可能な実施形態は、目標製品構成リスト変換式を取得し、上記目標製品構成リスト変換式が上記第1のサービス場面で上記少なくとも1つのサービス機能を実現するために必要な上記目標製品の数、上記目標製品のソフトウェア構成及び上記目標製品のハードウェア構成のうちの少なくとも1つを決定するために使用され、上記第1のサービス情報及び上記目標製品性能指標に基づいて上記目標製品構成リスト変換式におけるパラメータを決定し、上記目標製品構成リスト変換式を決定し、計算結果を取得し、上記計算結果及び上記目標製品構成リスト変換式に関連付けられた上記目標製品に基づいて、上記目標製品構成リストを生成することである。構成生成装置は、第1のサービス情報及び製品性能指標を目標製品構成リスト変換式のパラメータとすることにより、必要な目標製品の数と、目標製品のソフトウェア構成及びハードウェア構成を正確に決定することができる。いくつかの実施例では、構成生成装置には第1のサービス場面での上記少なくとも1のサービス機能と目標製品構成リスト変換式との対応関係が記憶されてもよく、当該対応関係に応じて、上記少なくとも1つのサービス機能に対応する目標製品構成リスト変換式を取得することができる。いくつかの実施例では、構成生成装置は、様々なサービス場面における1つのサービス機能、又は複数のサービス機能の組み合わせに対応する製品構成リスト変換式(例えば目標製品構成リスト変換式)を記憶、又は取得することができる。例えば、構成生成装置には第1のサービス場面における第1のサービス機能と第1の製品構成リスト変換式との対応関係、及び第2のサービス場面における第2のサービス機能と第2の製品構成リスト変換式との対応関係が記憶されてもよい。また、例えば、構成生成装置には第1のサービス場面における第3のサービス機能と第4のサービス機能との組み合わせとある製品構成リスト変換式との対応関係が記憶されてもよい。
【0057】
いくつかの実施例では、目標製品構成リスト変換式における少なくとも1つのパラメータが数字ではなく、構成生成装置は、上記目標製品構成リスト変換式を直接決定することができない。これらの実施例では、構成生成装置は、上記目標製品構成リスト変換式における上記第1のサービス情報及び上記目標製品性能指標に対応するパラメータを数字に変換し、構成リスト生成式を取得し、上記構成リスト生成式を決定し、上記計算結果を取得することができる。いくつかの実施例では、動的コンパイルにより、上記目標製品構成リスト変換式における上記第1のサービス情報及び上記製品性能指標に対応する一部のパラメータを数字に変換して、構成リスト生成式を取得する。構成生成装置は、動的コンパイル技術により、目標製品構成リスト変換式におけるパラメータを数字に置き換えて、構成リスト生成式を取得し、それによって効率を高めることができる。例えば、目標製品構成リスト変換式は、(ゴミ検出が必要であるか否か==YES? Math.ceil(ゴミ検出カメラの数/ゴミ検出性能指標)/2:0)であり、ここで、ゴミ検出カメラの数(第1のサービス情報に対応する)及びゴミ検出性能指標(製品性能指標に対応する)の両方が数字ではなく、構成リスト生成式は、(ゴミ検出が必要であるか否か==YES? Math.ceil(10/3)/2:0)である。この例から分かるように、目標製品構成リスト変換式における少なくとも1つのパラメータが数字ではなく、構成生成装置は、上記目標製品構成リスト変換式を直接決定することができなく、構成生成装置は、構成リスト生成式を直接決定することができる。
【0058】
いくつかの実施例では、構成生成装置は、ステップ102を実行する前に、構成生成装置が上記目標製品構成リストを出力するというステップを実行することができる。例えば、構成生成装置は、端末デバイス(例えばデスクトップコンピュータ)であり、構成生成装置の出力デバイス(例えばディスプレイスクリーン)は、目標製品構成リストを表示する。例えば、構成生成装置は、サーバーであり、構成生成装置は、目標製品構成リストを端末デバイス(例えば構成生成装置に第1のサービス情報を送信するための端末デバイス)に送信する。
【0059】
いくつかの実施例では、上記第1のサービス情報は、複数の目標サービス情報を含み、上記複数の目標サービス情報のそれぞれは、目標サービス場面及び少なくとも1つの目標サービス機能を記述するための目標情報を含み、上記目標サービス場面は、上記少なくとも1つの目標サービス機能が適用される場面であり、上記目標製品構成リストは、複数のサブ目標製品構成リストを含み、上記複数のサブ目標製品構成リストのそれぞれには少なくとも1つのサブ目標製品の数、上記少なくとも1つのサブ目標製品のソフトウェア構成及び上記少なくとも1つのサブ目標製品のハードウェア構成のうちの少なくとも1つが含まれ、上記少なくとも1つのサブ目標製品は、上記目標製品に含まれる。上記の複数の目標サービス情報のうちの異なる目標サービス情報に対応する目標サービス場面は異なる。例えば、複数の目標サービス情報は、第1の目標サービス情報~第Nの目標サービス情報を含み、第1の目標サービス情報は、第1の目標サービス場面及び少なくとも1つの第1の目標サービス機能を記述するための目標情報であり、第2の目標サービス情報は、第2の目標サービス場面及び少なくとも1つの第2の目標サービス機能を記述するための目標情報であり、…、第Nの目標サービス情報は、第Nの目標サービス場面及び少なくとも1つの第Nの目標サービス機能を記述するための目標情報である。つまり、第1のサービス情報には様々な目標サービス場面及び各目標サービス場面における少なくとも1つの目標サービス機能を記述するための情報が含まれる。これらの実施例では、構成生成装置は、複数の目標サービス情報を使用して、複数のサブ目標製品構成リストを生成することにより、製品構成リストの生成効率を向上させることができる。いくつかの実施例では、上記目標製品性能指標は、複数のサブ目標製品性能指標を含み、上記サブ目標製品性能指標には上記目標サービス場面で上記少なくとも1つの目標サービス機能を実現するサブ目標製品の性能指標が含まれ、上記方法は、上記目標サービス情報及び上記サブ目標製品性能指標に基づいて、上記サブ目標製品構成リストを生成するステップをさらに含む。構成生成装置は、各目標サービス情報及び当該目標サービス情報に対応するサブ目標製品性能指標に基づいて、サブ目標製品構成リストを生成することができることが理解すべきである。1つの目標サービス情報に対応するサブ目標製品性能指標は、当該目標サービス情報に対応するサービス場面で当該目標サービス情報に対応する少なくとも1つのサービス機能を実現するサブ目標製品の性能指標である。これらの実施例では、構成生成装置は、目標サービス情報及びサブ目標製品性能指標に基づいて、サブ目標製品構成リストを独立して生成することができる。
【0060】
本開示の実施例では、目標製品性能指標及びユーザによって入力された第1のサービス情報に基づいて、目標製品構成リストを生成することにより、人工知能製品が異なるサービス場面で適用されるために満たす必要があるソフトウェア構成及びハードウェア構成の問題を解決することができ、操作しやすく、短い時間がかかる。
【0061】
図3は、本開示の実施例による別の構成生成方法のフローチャートである。図3における方法のプロセスは、図2における方法のプロセスを詳細化及び完備したものである。図3に示すように、当該方法は、以下のステップを含む。
【0062】
301において、構成生成装置は、第1の製品入力画面に入力された第1のサービス情報を受信する。
【0063】
構成生成装置は、ユーザが第1の製品入力画面に記入した第1のサービス情報を受信する。上記第1のサービス情報は、第1のサービス場面及び少なくとも1つのサービス機能を記述するための第1の情報を含み、上記第1のサービス場面は、上記の少なくとも1つのサービス機能が適用される場面である。上記構成生成装置は、端末デバイスである。例えば、構成生成装置のディスプレイスクリーンは、第1の製品入力画面を表示し、構成生成装置は、キーボード、マウス、タッチスクリーンなどの入力デバイスを介して、ユーザが第1の製品入力画面に記入した第1のサービス情報を受信する。
【0064】
302において、構成生成装置は、第1のサービス情報とマッチングする目標製品構成リスト変換式を取得する。
【0065】
上記目標製品構成リスト変換式は、上記第1のサービス場面で上記の少なくとも1つのサービス機能を実現するために必要な上記目標製品の数、上記目標製品のソフトウェア構成、上記目標製品のハードウェア構成のうちの少なくとも1つを決定するために使用される。いくつかの実施例では、構成生成装置には第1のサービス場面での上記少なくとも1のサービス機能と目標製品構成リスト変換式との対応関係が記憶され、当該対応関係に基づいて、上記第1のサービス情報とマッチングする目標製品構成リスト変換式を取得することができる。いくつかの実施例では、構成生成装置は、複数のサービス場面におけるいずれかのサービス機能、又は複数のサービス機能の組み合わせと製品構成リスト変換式(例えば目標製品構成リスト変換式)との対応関係を記憶又は取得することができ、これらの対応関係に基づいて、複数のサービス情報とマッチングする製品構成リスト変換式を取得することができる。図4は、本開示の実施例によるサービス機能と製品構成リスト変換式との対応関係を示す図である。図4に示すように、第1のサービス場面におけるサービス1(即ち第1のサービス)は、製品構成リスト変換式1(例えば、第1の製品構成リスト変換式)に対応し、第1のサービス場面におけるサービス2は、製品構成リスト変換式2に対応し、…、第2のサービス場面におけるサービス3(即ち第2のサービス)は、製品構成リスト変換式3(即ち第2の製品構成リスト変換式)に対応する。
【0066】
S303において、構成生成装置は、目標製品構成リスト変換式における第1のサービス情報及び目標製品性能指標に対応するパラメータを数字に変換し、構成リスト生成式を取得する。
【0067】
いくつかの実施例では、構成生成装置は、動的コンパイルにより、上記目標製品構成リスト変換式における上記第1のサービス情報及び上記製品性能指標に対応するパラメータを数字に変換して、構成リスト生成式を取得する。つまり、動的コンパイル技術により、目標製品構成リスト変換式におけるパラメータを数字に置き換えて、構成リスト生成式を取得する。
【0068】
304において、構成生成装置は、上記構成リスト生成式を決定し、計算結果を取得する。
【0069】
305において、構成生成装置は、上記計算結果及び目標製品構成リスト変換式に関連付けられた目標製品に基づいて、目標製品構成リストを生成する。
【0070】
上記目標製品構成リストには上記目標製品の数、上記目標製品のソフトウェア構成及び上記目標製品ハードウェア構成の少なくとも1つが含まれる。例えば、顧客は、ゴミ検出機能を必要とし、マンションのゲート及びゴミ処理場でこの機能を実現するように準備し、10つのカメラを配置して監視するように準備する。場面入力は、ゴミ検出が必要であるか否か=YES、カメラ=10つとすることである。構成生成装置は、サービス情報を受信した後に以下の操作を実行する:1、(ゴミ検出が必要であるか否か==YES? Math.ceil(ゴミ検出カメラの数/ゴミ検出性能指標)/2:0)という製品構成リスト変換式を取得する。2、1枚のグラフィックプロセッサ(GPU)カードがゴミ検出のために3つのカメラの解析をサポートするという製品性能指標を取得する。3、動的コンパイルにより、製品構成リスト変換式におけるパラメータを数字に置き換えて、(ゴミ検出が必要であるか否か==YES?Math.ceil(10/3)/2:0)という計算式(構成リスト生成式に対応する)を形成し、計算式の決定プロセスについては、三項演算のルールに従って、(ゴミ検出が必要であるか否か==YES)と決定した場合、結果がtrueであるため、計算式の結果がMath.ceil(10/3)/2であると決定し、結果がfalseである場合、計算式の結果が0であり、構成リストの出力として、計算式に2個のGPUカードのゴミ検出サーバ製品が関連付けられているため、最終的に、2つの2個のGPUカードのゴミ検出サーバ製品が必要であることを式から決定する。
【0071】
306において、構成生成装置は、上記目標製品構成リストを出力する。
【0072】
本開示の実施例では、構成生成装置は、サービス情報(即ち場面入力情報)に基づいて製品構成リストを正確かつ迅速に生成することができる。
【0073】
図2及び図3は、ユーザが構成生成装置により製品構成リストを生成する方法のプロセスを示している。以下に構成生成装置が製品構成リスト変換式を構成する方法のプロセスを紹介する。
【0074】
図5は、本開示の実施例による製品構成リスト変換式を構成するための方法のフローチャートである。図5に示すように、当該方法は、以下のステップを含む。
【0075】
501において、構成生成装置は、第1の製品入力画面及び目標製品性能指標を構成する。
【0076】
第1の製品入力画面は、1つの場面化の入力フォームとして理解されてもよい。いくつかの実施例では、開発者(即ち、上記実施例における構成生成方法を開発する者)は、実際のサービスアプリケーション場面のニーズに応じて、第1の製品入力画面を構成する。例えば、都市管理場面の場合、人口の数、サービス機能(例えば殴り合い検出機能など)、カメラの数を入力すればよい。つまり、開発者は、実際のサービスアプリケーション場面のニーズに応じて、対応する製品入力画面を構成することができる。実際の応用中、開発者は、異なるサービス場面に応じて設定し、異なる製品入力画面を構成する必要がある。第1の製品入力画面は、ユーザが第1のサービス場面を記述するための場面化情報(即ち場面要素)を記入するために使用される。目標製品性能指標については、製品の性能指標に基づいて設計して記入すればよく、例えば、製品が10種類のイベント検出をサポートし、100つのユーザによる同時アクセスをサポートする。開発者は、サービスニーズに応じて、構成された製品入力画面と製品性能指標を即時に調整することができる。開発者は、ユーザと比較して、あるサービス場面におけるサービスのためにソフトウェア及びハードウェアリソースをどのように構成するかについてのより多くの知識を持っているため、サービス場面に応じて製品入力画面と製品性能指標を構成することができる。いくつかの実施例では、構成生成装置は、さらに第1の製品入力画面及び/又は目標製品性能指標を更新することができる。
【0077】
502において、構成生成装置は、目標製品構成リスト変換式を取得する。
【0078】
ステップ502の1つの可能な実施形態は、構成生成装置が、ユーザ(例えば開発者)が入力装置を介して入力した目標製品構成リスト変換式を受信することである。
【0079】
503において、構成生成装置は、目標製品構成リスト変換式が正しいか否かを検証する。
【0080】
そうである場合、ステップ504を実行し、そうでない場合、ステップ505を実行する。
【0081】
目標製品構成リスト変換式が演算ルールを満たす必要があり、例えば、論理式は==を使用する必要があり、(人群れ検出が必要であるか否か=YES?4つのカメラ/人群れ解析性能指標:0)に構成されると、演算ルールに違反し、式が不正であることが示される。一般的な計算機とは異なり、構成生成装置によって構成された様々な製品構成リスト変換式の計算結果が異なる製品変換ニーズを満たし、例えば、一般的な数学演算子が+-*/%sqrt powなどであり、比較演算子が><==であり、正規表現が?:論理演算子:&&||!などである。
【0082】
504において、構成生成装置は、目標製品構成リスト変換式を保存し、目標製品構成リスト変換式を目標製品に関連付ける。
【0083】
いくつかの実施例では、構成生成装置は、目標製品構成リスト変換式を目標製品に関連付けることは、目標製品構成リスト変換式と目標製品との関連関係を記憶することであってもよい。いくつかの実施例では、構成生成装置は、開発者の操作に応答して、目標製品構成リスト変換式を目標製品に関連付けることができる。つまり、開発者は、実際のニーズに応じて、目標製品構成リスト変換式と目標製品との関連関係を構成することができる。例えば、ある製品構成リスト変換式は、2個のGPUカードの人群れ検出サーバー製品に関連付けられている。目標製品構成リスト変換式と目標製品が関連付けられているため、目標製品は、第1のサービス場面に適用され待ちの製品であり、したがって、サービス場面に応じた関連商品として理解されてもよい。例えば、ある場面に基づいて設定し、2個のGPUカードの人群れ検出サーバー製品を関連付ける。構成生成装置は、合法性検証に合格した目標製品構成リスト変換式を保存し、当該目標製品構成リスト変換式を目標製品に関連付けることにより、当該目標製品構成リスト変換式の正確性を保証し、当該目標製品構成リスト変換式により製品構成リストを取得できることを保証することができる。
【0084】
505において、構成生成装置は、目標製品構成リスト変換式が合法的ではないことを示すプロンプト情報を出力する。
【0085】
本開示の実施例では、構成生成装置は、異なるサービス場面に基づいて、異なる製品入力画面を設定して構成し、実際の状況に基づいて製品性能指標を構成して、異なるサービス場面における製品構成リストの生成ニーズを満たすことができる。
【0086】
図1及び図3は、構成生成装置が構成生成方法を単独で実現するプロセスを紹介する。以下に端末デバイスと構成生成装置(例えばサーバー)が構成生成方法を共同で実現するプロセスを紹介する。
【0087】
図6は、本開示の実施例による別の構成生成方法のフローチャートである。図6に示すように、当該方法は、以下のステップを含む:
601において、端末デバイスは、ユーザからの第1のサービス情報を受信する。
【0088】
上記第1のサービス情報は、第1のサービス場面及び少なくとも1つのサービス機能を記述するための第1の情報を含み、上記第1のサービス場面は、上記の少なくとも1つのサービス機能が適用される場面である。ステップ601の1つの可能な実施形態は、ユーザが第1の製品入力画面に記入した第1のサービス情報を受信することである。例えば、端末デバイスは、あるWebサイトにログインすると、第1の製品入力画面(あるWebページ)を開き、当該第1の製品入力画面を介して第1のサービス情報を記入する。
【0089】
602において、構成生成装置は、端末デバイスからの第1のサービス情報を受信する。
【0090】
構成生成装置は、サーバーであってもよい。
【0091】
603において、構成生成装置は、第1のサービス情報及び目標製品性能指標に基づいて、目標製品構成リストを生成する。
【0092】
ステップ603の実施形態は、ステップ102の実施形態と同じであってもよい。
【0093】
604において、構成生成装置は、端末デバイスに目標製品構成リストを送信する。
【0094】
605において、端末デバイスは、目標製品構成リストを出力する。
【0095】
構成生成装置が端末デバイスからの第1のサービス情報を受信し、端末デバイスに目標製品構成リストを送信する方法のプロセスは、製品構成リストの生成サービスを端末デバイスに提供することであると理解されてもよい。構成生成装置は、複数の端末デバイスのために製品構成リストの生成サービスを同時に提供することができ、端末デバイスは、それ自体で製品構成リストを生成する必要がない。
【0096】
本開示の実施例では、構成生成装置は、複数の端末デバイスのために製品構成リストの生成サービスを提供することができ、リソース利用率が高い。
【0097】
図7は、本開示の実施例による別の構成生成方法のフローチャートである。図7に示すように、当該方法は、以下のステップを含む。
【0098】
701において、端末デバイスは、ユーザが第1の製品入力画面に記入した第1のサービス情報を受信する。
【0099】
702において、構成生成装置は、端末デバイスからの第1のサービス情報を受信する。
【0100】
703において、構成生成装置は、第1のサービス情報とマッチングする目標製品構成リスト変換式を取得する。
【0101】
ステップ703の実施形態は、ステップ302の実施形態と同じであってもよい。
【0102】
704において、構成生成装置は、目標製品構成リスト変換式における第1のサービス情報及び目標製品性能指標に対応するパラメータを数字に変換し、構成リスト生成式を取得する。
【0103】
705において、構成生成装置は、上記構成リスト生成式を決定し、計算結果を取得する。
【0104】
706において、構成生成装置は、計算結果及び目標製品構成リスト変換式に関連付けられた目標製品に基づいて、目標製品構成リストを生成する。
【0105】
707において、構成生成装置は、端末デバイスに目標製品構成リストを送信する。
【0106】
708において、端末デバイスは、目標製品構成リストを出力する。
【0107】
本開示の実施例では、構成生成装置は、サービス情報(即ち場面入力情報)に基づいて製品構成リストを正確かつ迅速に生成することができる。
【0108】
以上に本開示の実施例による構成生成装置を説明した。以下に本開示の実施例による構成生成方法を実行するための構成生成装置の各部材の機能を紹介する。図8は、本開示の実施例による構成生成装置の構造図である。図8に示すように、構成生成装置は、
第1のサービス情報を受信するように構成され、上記第1のサービス情報が第1のサービス場面及び少なくとも1つのサービス機能を記述するための第1の情報を含み、上記第1のサービス場面が上記の少なくとも1つのサービス機能が適用される場面である入力ユニット801と、
上記第1のサービス情報及び目標製品性能指標に基づいて、目標製品構成リストを生成するように構成され、上記目標製品性能指標が上記第1のサービス場面で上記の少なくとも1つのサービス機能を実現する目標製品の性能指標を含み、上記目標製品構成リストには上記目標製品の数、上記目標製品のソフトウェア構成及び上記目標製品のハードウェア構成のうちの少なくとも1つが含まれる処理ユニット802と、を備えることができる。
【0109】
1つの可能な実施形態では、処理ユニット802は、目標製品構成リスト変換式を取得し、上記目標製品構成リスト変換式が上記第1のサービス場面で上記少なくとも1つのサービス機能を実現するために必要な上記目標製品の数、上記目標製品のソフトウェア構成及び上記目標製品のハードウェア構成のうちの少なくとも1つを決定するために使用され、上記第1のサービス情報及び上記目標製品性能指標に基づいて上記目標製品構成リスト変換式におけるパラメータを決定し、上記目標製品構成リスト変換式を決定し、計算結果を取得し、上記計算結果及び上記目標製品構成リスト変換式に関連付けられた上記目標製品に基づいて、上記目標製品構成リストを生成するように構成される。
【0110】
1つの可能な実施形態では、処理ユニット802は、上記目標製品構成リスト変換式における上記第1のサービス情報及び上記目標製品性能指標に対応するパラメータを数字に変換し、構成リスト生成式を取得し、上記構成リスト生成式を決定し、上記計算結果を取得するように構成される。
【0111】
1つの可能な実施形態では、上記構成生成装置は、入力された、入力された、複数のサービス場面から上記第1のサービス場面を選択するための命令に応答して、第1の製品入力画面を表示するように構成され、上記複数のサービス場面のそれぞれが1つの製品入力画面に対応し、上記複数のサービス場面のうちの異なるサービス場面に対応する製品入力画面が異なる出力ユニット803をさらに備え、入力ユニット801は、具体的には、上記第1の製品入力画面に入力された上記第1のサービス情報を受信するように構成される。
【0112】
1つの実施例では、構成生成装置は、端末デバイスであり、入力ユニット801は、キーボード、タッチスクリーンなどの入力デバイスであり、出力ユニット803は、出力デバイス、例えばディスプレイである。1つの実施例では、構成生成装置は、サーバーであり、入力ユニット801は、送信機であり、出力ユニット803は、受信機である。入力ユニット801及び出力ユニット803は、サーバの入出力インターフェースに対応する。
【0113】
1つの可能な実施形態では、上記第1のサービス情報は、複数の目標サービス情報を含み、上記複数の目標サービス情報のそれぞれは、目標サービス場面及び少なくとも1つの目標サービス機能を記述するための目標情報を含み、上記目標サービス場面は、上記少なくとも1つの目標サービス機能が適用される場面であり、上記目標製品構成リストは、複数のサブ目標製品構成リストを含み、上記複数のサブ目標製品構成リストのそれぞれには少なくとも1つのサブ目標製品の数、上記の少なくとも1つのサブ目標製品のソフトウェア構成及び上記少なくとも1つのサブ目標製品のハードウェア構成のうちの少なくとも1つが含まれ、上記少なくとも1つのサブ目標製品は、目標製品に含まれる。
【0114】
1つの可能な実施形態では、上記目標製品性能指標は、複数のサブ目標製品性能指標を含み、上記サブ目標製品性能指標には上記目標サービス場面で上記少なくとも1つの目標サービス機能を実現するサブ目標製品の性能指標が含まれ、上記方法は、上記目標サービス情報及び上記サブ目標製品性能指標に基づいて、上記サブ目標製品構成リストを生成するステップをさらに含む。
【0115】
1つの可能な実施形態では、処理ユニット802は、さらに上記第1の製品入力画面及び/又は上記目標製品性能指標を構成するように構成される。
【0116】
1つの可能な実施形態では、処理ユニット802は、さらに上記目標製品構成リスト変換式を取得し、上記目標製品構成リスト変換式が合法性検証に合格した場合、上記目標製品構成リスト変換式を保存し、上記目標製品構成リスト変換式と上記目標製品を関連付けるように構成される。
【0117】
1つの可能な実施形態では、処理ユニット802は、さらに上記目標製品構成リスト変換式を取得し、上記目標製品構成リスト変換式が合法性検証に合格した場合、上記目標製品構成リスト変換式を保存し、上記目標製品構成リスト変換式と上記目標製品を関連付けるように構成される。
【0118】
1つの可能な実施形態では、処理ユニット802は、さらに上記第1の製品入力画面及び/又は上記目標製品性能指標を更新するように構成される。
【0119】
上記構成生成装置の各ユニットの区分は、論理機能の区分だけであり、実際に実施する時に、1つの物理エンティティに全て又は部分的に統合されてもよし、物理的に分離されてもよい。例えば、以上の各ユニットは、個別に設けられた処理素子であってもよく、同じチップに統合されてもよく、また、プログラムコードの形態でコントローラの記憶素子に記憶されてもよく、プロセッサのある処理素子によって呼び出されて以上の各ユニットの機能を実行する。また、各ユニットは、一緒に統合されてもよいし、独立して実現されてもよい。ここでの処理素子は、信号処理機能を有する集積回路チップであってもよい。実施プロセスでは、上記方法の各ステップ又は以上の各ユニットは、プロセッサのハードウェアの集積論理回路又はソフトウェアの形の命令によって遂行されてもよい。当該処理素子は、汎用プロセッサ、例えば中央プロセッサ(英語:central processing unit、CPUと略称)であってもよく、以上の方法を実施するように構成された1つ又は複数の集積回路、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(英語:application-specific integrated circuit、ASICと略称)、又は、1つ又は複数のマイクロプロセッサ(英語:digital signal processor、DSPと略称)、又は、1つ又は複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ(英語:field-programmable gate array、FPGAと略称)などであってもよい。
【0120】
図9は本開示の実施例によるサーバーの構造図である。当該サーバー900は、構成又は性能によって大きな差異が生じることができ、1つ以上の中央プロセッサ(CPU:central processing units)922(例えば、1つ以上のプロセッサ)及びメモリ932、アプリケーションプログラム942又はデータ944を記憶するための1つ以上の記憶媒体930(例えば1つ以上の大容量記憶デバイス)を含むことができる。ここで、メモリ932と記憶媒体930は、一時的記憶又は永続的記憶であってもよい。記憶媒体930に記憶されたプログラムは、1つ以上のモジュール(図示されていない)を含むことができ、各モジュールは、サーバーでの一連の命令操作を含むことができる。いくつかの実施例では、中央プロセッサ922は、記憶媒体930と通信し、サーバー900上で記憶媒体930内の一連の命令操作を実行するように設けられてもよい。サーバー900は、本開示に記載されている構成生成方法を実行することができる。
【0121】
サーバー900は、1つ以上の電源926、1つ以上の有線又は無線ネットワークインターフェース950、1つ以上の入出力インターフェース958、及び/又は、例えばWindows ServerTM、Mac OS XTM、UnixTM、LinuxTM、FreeBSDTMなどの1つ以上のオペレーティングシステムをさらに含むことができる。
【0122】
上記実施例では構成生成装置によって実行されるステップは、当該図9に示すサーバー構造に基づくことができる。具体的には、中央プロセッサ922は、図8における処理ユニット802の機能を実現することができ、入出力インターフェース958は、図8における入力ユニット801及び出力ユニット803の機能を実現することができる。
【0123】
図10は、本開示の実施例による端末デバイスの構造図である。図10に示すように、当該端末デバイス100は、プロセッサ1001、メモリ10002、通信インターフェース1003及び入出力デバイス1004を含み、当該プロセッサ1001、メモリ1002及び通信インターフェース1003は、バスを介して相互に接続されている。図10における端末デバイスは、上記実施例における構成生成装置であってもよい。
【0124】
メモリ1002は、ランダムアクセスメモリ(RAM:Access Memory)、読み取り専用メモリ(ROM:read-only memory)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM:erasable programmableread only memory)、又はポータブル読み取り専用メモリ(CDROM:Compact Disc Read-Only Memory)を含むことがこれらに限定されず、当該メモリ1002は、関連する命令及びデータに用いられる。通信インターフェース1003は、データを送受信するために使用される。入出力デバイス1004は、キーボード、マウス、タッチスクリーンなどの入力デバイス、ディスプレイ、スクリーンなどの出力デバイスを含むことができる。ユーザは、入力デバイスを介して端末デバイスに命令、例えば第1のサービス情報などを入力することができる。出力デバイスは、第1の製品入力画面及び他のコンテンツを表示することができる。
【0125】
プロセッサ1001は、1つ又は複数の中央プロセッサ(CPU:central processing unit)であってもよく、プロセッサ1001が1つのCPUである場合、当該CPUは、シングルコアCPU又はマルチコアCPUであってもよい。上記実施例では構成生成装置によって実行されるステップは、当該図10に示す端末デバイスの構造に基づくことができる。具体的には、入出力デバイス1004は、命令入力ユニット801、出力ユニット803の機能を実現することができ、プロセッサ1001は、処理ユニット802の機能を実現することができる。
【0126】
本開示の実施例によるコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムが記憶されており、上記コンピュータプログラムがプロセッサに実行されるときに、上記実施例による構成生成方法を実現する。
【0127】
本開示の実施例による命令を含むコンピュータプログラム製品は、コンピュータで実行される場合、コンピュータに、上記実施例によって提供される構成生成方法を実行させる。
【産業上の利用可能性】
【0128】
本開示は、構成生成方法、装置、電子デバイス及び記憶媒体を開示する。当該方法は、第1のサービス情報を受信するステップであって、前記第1のサービス情報が第1のサービス場面及び少なくとも1つのサービス機能を記述するための第1の情報を含み、前記第1のサービス場面が、前記少なくとも1つのサービス機能が適用される場面であるステップと、前記第1のサービス情報及び目標製品性能指標に基づいて、目標製品構成リストを生成するステップであって、前記目標製品性能指標には前記第1のサービス場面で前記少なくとも1つのサービス機能を実現する目標製品の性能指標が含まれ、前記目標製品構成リストには前記目標製品の数、前記目標製品のソフトウェア構成及び前記目標製品のハードウェア構成のうちの少なくとも1つが含まれるステップと、を含む。
図1
図2A
図2B
図2C
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
【国際調査報告】