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特表2022-554262デバイス管理方法、装置、システム、及びデバイス、並びに記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-12-28
(54)【発明の名称】デバイス管理方法、装置、システム、及びデバイス、並びに記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04L 41/0266 20220101AFI20221221BHJP
   H04L 41/40 20220101ALI20221221BHJP
【FI】
H04L41/0266
H04L41/40
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022525161
(86)(22)【出願日】2020-09-28
(85)【翻訳文提出日】2022-05-26
(86)【国際出願番号】 CN2020118221
(87)【国際公開番号】W WO2021082844
(87)【国際公開日】2021-05-06
(31)【優先権主張番号】201911055635.0
(32)【優先日】2019-10-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】503433420
【氏名又は名称】華為技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】Huawei Administration Building, Bantian, Longgang District, Shenzhen, Guangdong 518129, P.R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100132481
【弁理士】
【氏名又は名称】赤澤 克豪
(74)【代理人】
【識別番号】100115635
【弁理士】
【氏名又は名称】窪田 郁大
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ 溥峰
(72)【発明者】
【氏名】▲呉▼ ▲欽▼
(72)【発明者】
【氏名】宋 ▲偉▼
(57)【要約】
この出願は、デバイス管理方法、装置、システム、及びデバイス、並びに記憶媒体を開示する。方法は、第1のネットワークデバイスによって、拡張されたYANGモデルファイルを第2のネットワークデバイスから取得することであって、拡張されたYANGモデルファイルは、自己説明タグを含み、自己説明タグは、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用されることと、拡張されたYANGモデルファイルから自己説明タグを取得することと、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスを管理することとを含む。ネットワーク動作及び保守データは、自己説明タグを用いてラベル付けされる。これは、データ収集などのデバイス管理を容易にし、エラーが起こりにくくなり、それにより、比較的高い管理精度が実現されるだけでなく、管理効率も改善する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
デバイス管理方法であって、前記方法は、
第1のネットワークデバイスによって、拡張されたさらに別の次世代YANGモデルファイルを第2のネットワークデバイスから取得するステップであって、前記拡張されたYANGモデルファイルは、自己説明タグを含み、前記自己説明タグは、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用される、ステップと、
前記拡張されたYANGモデルから前記自己説明タグを取得するステップと、
前記自己説明タグに基づいて前記第2のネットワークデバイスを管理するステップと
を含む、デバイス管理方法。
【請求項2】
前記自己説明タグに基づいて前記第2のネットワークデバイスを管理する前記ステップは、
前記自己説明タグに基づいて前記第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトの拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスを決定するステップであって、前記収集オブジェクトの前記XPATHパスは、前記YANGモデルファイルにおける前記収集オブジェクトの取得パスを記述するために使用される、ステップと、
前記収集オブジェクトの前記XPATHパスに基づいて前記収集オブジェクトのサブスクリプション要求を前記第2のネットワークデバイスに送信するステップと、
前記第2のネットワークデバイスから送信される前記収集オブジェクトについての情報を受信するステップと
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記自己説明タグに基づいて前記第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトの拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスを決定する前記ステップは、
前記自己説明タグに基づいて前記第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを取得するステップであって、前記ネットワーク要素ドライバパッケージは、前記第2のネットワークデバイスの収集関連情報を記述するために使用される、ステップと、
前記第2のネットワークデバイスの前記収集関連情報に基づいて前記第2のネットワークデバイスにおける前記収集オブジェクトの前記XPATHパスを決定するステップと
を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記自己説明タグに基づいて前記第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを取得する前記ステップは、
前記第2のネットワークデバイスによって送信された収集能力通知情報を受信するステップであって、前記収集能力通知情報は、前記第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用される、ステップと、
前記自己説明タグ及び前記第2のネットワークデバイスの前記機構能力に基づいて前記第2のネットワークデバイスの前記ネットワーク要素ドライバパッケージを生成するステップと
を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第2のネットワークデバイスの前記機構能力は、前記第2のネットワークデバイスのサブスクリプションモード、報告プロトコル、暗号化プロトコル、符号化/復号モード、サポートされる収集オブジェクト、条件付きサブスクリプションがサポートされるかどうかを示す情報、サブスクリプション条件、サポートされるセンサの数量、及び各センサがサブスクライブすることができる拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスの数量のうちの1つ又は複数を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
デバイス管理方法であって、前記方法は、
第2のネットワークデバイスによって、拡張されたさらに別の次世代YANGモデルファイルを取得するステップであって、前記拡張されたYANGモデルファイルは、自己説明タグを含み、前記自己説明タグは、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用される、ステップと、
前記拡張されたYANGモデルファイルについての情報を前記第1のネットワークデバイスに送信するステップと
を含む、デバイス管理方法。
【請求項7】
前記拡張されたYANGモデルファイルについての情報を前記第1のネットワークデバイスに送信する前記ステップは、
前記拡張されたYANGモデルファイルを前記第1のネットワークデバイスに送信する、又は前記拡張されたYANGモデルファイルの位置を前記第1のネットワークデバイスに送信するステップを含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記拡張されたYANGモデルファイルについての情報を前記第1のネットワークデバイスに送信する前記ステップの後で、前記方法は、
前記第1のネットワークデバイスによって送信される収集オブジェクトのサブスクリプション要求を受信するステップと、
前記サブスクリプション要求に基づいて前記収集オブジェクトについての情報を前記第1のネットワークデバイスに送信するステップと
をさらに含む、請求項6又は7に記載の方法。
【請求項9】
前記方法は、
収集能力通知情報を前記第1のネットワークデバイスに送信するステップであって、前記収集能力通知情報は、前記第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用されるステップ
をさらに含む、請求項6~8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記第2のネットワークデバイスの前記機構能力は、前記第2のネットワークデバイスのサブスクリプションモード、報告プロトコル、暗号化プロトコル、符号化/復号モード、サポートされる収集オブジェクト、条件付きサブスクリプションがサポートされるかどうかを示す情報、サブスクリプション条件、サポートされるセンサの数量、及び各センサがサブスクライブすることができる拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスの数量のうちの1つ又は複数を含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
デバイス管理装置であって、前記装置は、第1のネットワークデバイスで使用され、前記装置は、
拡張されたさらに別の次世代YANGモデルファイルを第2のネットワークデバイスから取得することであって、前記拡張されたYANGモデルファイルは、自己説明タグを含み、前記自己説明タグは、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用される、ことを行うように構成された取得モジュールと、
前記拡張されたYANGモデルファイルから前記自己説明タグを取得するように構成された読取りモジュールと、
前記自己説明タグに基づいて前記第2のネットワークデバイスを管理するように構成された管理モジュールと
を含む、デバイス管理装置。
【請求項12】
前記管理モジュールは、前記自己説明タグに基づいて前記第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトの拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスを決定することであって、前記収集オブジェクトの前記XPATHは、前記YANGモデルファイルにおける前記収集オブジェクトの取得パスを記述するために使用される、ことを行い、前記収集オブジェクトの前記XPATHパスに基づいて前記収集オブジェクトのサブスクリプション要求を前記第2のネットワークデバイスに送信し、前記第2のネットワークデバイスによって送信される前記収集オブジェクトについての情報を受信するように構成される、
請求項11に記載の装置。
【請求項13】
前記管理モジュールは、前記自己説明タグに基づいて前記第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを取得することであって、前記ネットワーク要素ドライバパッケージは、前記第2のネットワークデバイスの収集関連情報を記述するために使用される、ことを行い、前記第2のネットワークデバイスの前記収集関連情報に基づいて前記第2のネットワークデバイスにおける前記収集オブジェクトの前記XPATHパスを決定するように構成される、
請求項12に記載の装置。
【請求項14】
前記管理モジュールは、前記第2のネットワークデバイスによって送信された収集能力通知情報を受信することであって、前記収集能力通知情報は、前記第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用される、ことを行い、前記自己説明タグ及び前記第2のネットワークデバイスの前記機構能力に基づいて前記第2のネットワークデバイスの前記ネットワーク要素ドライバパッケージを生成するように構成される、
請求項13に記載の装置。
【請求項15】
前記第2のネットワークデバイスの前記機構能力は、前記第2のネットワークデバイスのサブスクリプションモード、報告プロトコル、暗号化プロトコル、符号化/復号モード、サポートされる収集オブジェクト、条件付きサブスクリプションがサポートされるかどうかを示す情報、サブスクリプション条件、サポートされるセンサの数量、及び各センサがサブスクライブすることができる拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスの数量のうちの1つ又は複数を含む、請求項14に記載の装置。
【請求項16】
デバイス管理装置であって、前記装置は、第2のネットワークデバイスで使用され、前記装置は、
拡張されたさらに別の次世代YANGモデルファイルを取得することであって、前記拡張されたYANGモデルファイルは、自己説明タグを含み、前記自己説明タグは、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用される、ことを行うように構成された取得モジュールと、
前記拡張されたYANGモデルファイルについての情報を前記第1のネットワークデバイスに送信するように構成された送信モジュールと
を含む、デバイス管理装置。
【請求項17】
前記送信モジュールは、前記拡張されたYANGモデルファイルを前記第1のネットワークデバイスに送信する、又は前記拡張されたYANGモデルファイルの位置を前記第1のネットワークデバイスに送信するように構成される、請求項16に記載の装置。
【請求項18】
前記装置は、
前記第1のネットワークデバイスによって送信される収集オブジェクトのサブスクリプション要求を受信するように構成された受信モジュールをさらに含み、
前記送信モジュールは、前記サブスクリプション要求に基づいて前記収集オブジェクトについての情報を前記第1のネットワークデバイスに送信するようにさらに構成される、
請求項16又は17に記載の装置。
【請求項19】
前記送信モジュールは、収集能力通知情報を前記第1のネットワークデバイスに送信することであって、前記収集能力通知情報は、前記第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用される、ことを行うようにさらに構成される、
請求項16~18のいずれか1項に記載の装置。
【請求項20】
前記第2のネットワークデバイスの前記機構能力は、前記第2のネットワークデバイスのサブスクリプションモード、報告プロトコル、暗号化プロトコル、符号化/復号モード、サポートされる収集オブジェクト、条件付きサブスクリプションがサポートされるかどうかを示す情報、サブスクリプション条件、サポートされるセンサの数量、及び各センサがサブスクライブすることができる拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスの数量のうちの1つ又は複数を含む、請求項19に記載の装置。
【請求項21】
第1のネットワークデバイスであって、前記第1のネットワークデバイスは、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成された、第1のネットワークデバイス。
【請求項22】
第2のネットワークデバイスであって、前記第2のネットワークデバイスは、請求項6~10のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成された、第2のネットワークデバイス。
【請求項23】
デバイス管理システムであって、前記システムは、第1のネットワークデバイス及び第2のネットワークデバイスを含み、
前記第1のネットワークデバイスは、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法を実行し、前記第2のネットワークデバイスは、請求項6~10のいずれか1項に記載の方法を実行する、デバイス管理システム。
【請求項24】
ネットワークデバイスであって、前記ネットワークデバイスは、
メモリ及びプロセッサを含み、前記メモリは、少なくとも1つの命令を記憶し、前記プロセッサは、前記少なくとも1つの命令をロードして実行して、請求項1~10のいずれか1項に記載の方法を実施する、ネットワークデバイス。
【請求項25】
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記記憶媒体は、少なくとも1つの命令を記憶し、プロセッサは、前記命令をロードして実行して、請求項1~10のいずれか1項に記載の方法を実施する、コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれている、2019年10月30日に中国国家知識産権局に出願された「DEVICE MANAGEMENT METHOD, APPARATUS, SYSTEM, AND DEVICE, AND STORAGE MEDIUM」と題する中国特許出願第CN201911055635.0号の優先権を主張するものである。
【0002】
この出願は、通信技術の分野に関し、特に、デバイス管理方法、装置、システム、及びデバイス、並びに記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
ソフトウェア定義ネットワーク(software defined network、SDN)ネットワーク中のデバイスの規模が増大し、SDNネットワーク上でより多くのサービスが搬送されるようになるにつれて、より高い精度でデータを監視して適時にマイクロバーストトラフィックを検出して迅速に調整することを含む、より高い要件が、SDNネットワークのインテリジェントな動作及び保守に課されるようになっている。さらに、デバイスの機能及び性能に対する監視プロセスの影響を最小化し、デバイス及びネットワークの利用を改善する必要がある。動作及び保守の要件を満たすために、デバイス管理をどのように実行するかが、至急解決すべき問題となっている。
【発明の概要】
【0004】
この出願の実施形態は、関連技術で与えられる問題を解決するための、デバイス管理方法、装置、システム、及びデバイス、並びに記憶媒体を提供する。技術的解決策は、以下の通りである。
【0005】
第1の態様によれば、デバイス管理方法が提供される。方法は、第1のネットワークデバイスによって、拡張されたYANGモデルファイルを第2のネットワークデバイスから取得することであって、拡張されたYANGモデルファイルは、自己説明タグを含み、自己説明タグは、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用されることと、拡張されたYANGモデルから自己説明タグを取得することと、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスを管理することとを含む。
【0006】
ネットワーク動作及び保守データは、自己説明タグを用いてラベル付けされる。これは、データ収集などのデバイス管理を容易にし、エラーが起こりにくくなり、それにより、比較的高い管理精度が実現されるだけでなく、管理効率も改善する。
【0007】
例示的な実施形態では、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスを管理することは、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトの拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスを決定することであって、収集オブジェクトのXPATHは、YANGモデルファイルにおける収集オブジェクトの取得パスを記述するために使用される、ことと、収集オブジェクトのXPATHパスに基づいて収集オブジェクトのサブスクリプション要求を第2のネットワークデバイスに送信することと、第2のネットワークデバイスから送信された収集オブジェクトについての情報を受信することとを含む。
【0008】
例示的な実施形態では、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトの拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスを決定することは、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを取得することであって、ネットワーク要素ドライバパッケージは、第2のネットワークデバイスの収集関連情報を記述するために使用されることと、第2のネットワークデバイスの収集関連情報に基づいて第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトのXPATHパスを決定することとを含む。
【0009】
例示的な実施形態では、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを取得することは、第2のネットワークデバイスから送信された収集能力通知情報を受信することであって、収集能力通知情報は、第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用されることと、自己説明タグ及び第2のネットワークデバイスの機構能力に基づいて第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを生成することとを含む。
【0010】
第2の態様によれば、デバイス管理方法が提供される。方法は、第2のネットワークデバイスによって、拡張されたYANGモデルファイルを取得することであって、拡張されたYANGモデルファイルは、自己説明タグを含み、自己説明タグは、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用されることと、拡張されたYANGモデルファイルについての情報を第1のネットワークデバイスに送信することとを含む。
【0011】
例示的な実施形態では、拡張されたYANGモデルファイルについての情報を第1のネットワークデバイスに送信することは、拡張されたYANGモデルファイルを第1のネットワークデバイスに送信すること、又は拡張されたYANGモデルファイルの位置を第1のネットワークデバイスに送信することを含む。
【0012】
例示的な実施形態では、拡張されたYANGモデルファイルについての情報を第1のネットワークデバイスに送信することの後で、方法は、第1のネットワークデバイスから送信された収集オブジェクトのサブスクリプション要求を受信することと、サブスクリプション要求に基づいて収集オブジェクトについての情報を第1のネットワークデバイスに送信することとをさらに含む。
【0013】
例示的な実施形態では、方法は、収集能力通知情報を第1のネットワークデバイスに送信することであって、収集能力通知情報は、第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用されることをさらに含む。
【0014】
第3の態様によれば、デバイス管理装置が提供される。装置は、第1のネットワークデバイスで使用され、また、装置は、拡張されたさらに別の次世代YANGモデルファイルを第2のネットワークデバイスから取得することであって、拡張されたYANGモデルファイルは、自己説明タグを含み、自己説明タグは、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用される、ことを行うように構成された取得モジュールと、拡張されたYANGモデルファイルから自己説明タグを取得するように構成された読取りモジュールと、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスを管理するように構成された管理モジュールとを含む。
【0015】
例示的な実施形態では、管理モジュールは、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトの拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスを決定することであって、収集オブジェクトのXPATHは、YANGモデルファイルにおける収集オブジェクトの取得パスを記述するために使用されることと、収集オブジェクトのXPATHパスに基づいて収集オブジェクトのサブスクリプション要求を第2のネットワークデバイスに送信することと、第2のネットワークデバイスから送信される収集オブジェクトについての情報を受信することとを行うように構成される。
【0016】
例示的な実施形態では、管理モジュールは、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを取得することであって、ネットワーク要素ドライバパッケージは、第2のネットワークデバイスの収集関連情報を記述するために使用されることと、第2のネットワークデバイスの収集関連情報に基づいて第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトのXPATHパスを決定することとを行うように構成される。
【0017】
例示的な実施形態では、管理モジュールは、第2のネットワークデバイスから送信された収集能力通知情報を受信することであって、収集能力通知情報は、第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用されることと、自己説明タグ及び第2のネットワークデバイスの機構能力に基づいて第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを生成することとを行うように構成される。
【0018】
第4の態様によれば、デバイス管理装置が提供される。装置は、第2のネットワークデバイスで使用され、また、装置は、拡張されたさらに別の次世代YANGモデルファイルを取得することであって、拡張されたYANGモデルファイルは、自己説明タグを含み、自己説明タグは、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用される、ことを行うように構成された取得モジュールと、拡張されたYANGモデルファイルについての情報を第1のネットワークデバイスに送信するように構成された送信モジュールとを含む。
【0019】
例示的な実施形態では、送信モジュールは、拡張されたYANGモデルファイルを第1のネットワークデバイスに送信する、又は拡張されたYANGモデルファイルの位置を第1のネットワークデバイスに送信するように構成される。
【0020】
例示的な実施形態では、装置は、
第1のネットワークデバイスによって送信される収集オブジェクトのサブスクリプション要求を受信するように構成された受信モジュールをさらに含み、
送信モジュールは、サブスクリプション要求に基づいて収集オブジェクトについての情報を第1のネットワークデバイスに送信するようにさらに構成される。
【0021】
例示的な実施形態では、送信モジュールは、収集能力通知情報を第1のネットワークデバイスに送信することであって、収集能力通知情報は、第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用される、ことを行うようにさらに構成される。
【0022】
前述の実施形態のいずれか1つでは、第2のネットワークデバイスの機構能力は、第2のネットワークデバイスのサブスクリプションモード、報告プロトコル、暗号化プロトコル、符号化/復号モード、サポートされる収集オブジェクト、条件付きサブスクリプションがサポートされるかどうかを示す情報、サブスクリプション条件、サポートされるセンサの数量、及び各センサがサブスクライブすることができる拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスの数量のうちの1つ又は複数を含む。
【0023】
第5の態様によれば、第1のネットワークデバイスがさらに提供される。第1のネットワークデバイスは、第1の態様のいずれか1つによる方法を実行するように構成される。
【0024】
第6の態様によれば、第2のネットワークデバイスがさらに提供される。第2のネットワークデバイスは、第2の態様のいずれか1つによる方法を実行するように構成される。
【0025】
第7の態様によれば、デバイス管理システムが提供される。システムは、第1のネットワークデバイス及び第2のネットワークデバイスを含み、第1のネットワークデバイスは、第1の態様のいずれか1つによる方法を実行し、第2のネットワークデバイスは、第2の態様のいずれか1つによる方法を実行する。
【0026】
第8の態様によれば、ネットワークデバイスがさらに提供される。このデバイスは、メモリ及びプロセッサを含む。メモリは、少なくとも1つの命令を記憶し、プロセッサは、この少なくとも1つの命令をロードして実行して、第1の態様又は第2の態様のいずれかによる方法を実施する。
【0027】
第9の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体がさらに提供される。記憶媒体は、少なくとも1つの命令を記憶し、プロセッサは、命令をロードして実行して、第1の態様又は第2の態様のいずれかによる方法を実施する。
【0028】
別の通信装置も提供される。装置は、トランシーバ、メモリ、及びプロセッサを含む。トランシーバと、メモリと、プロセッサとは、内部の接続チャネルを通して互いに通信する。メモリは、命令を記憶するように構成される。プロセッサは、メモリに記憶された命令を実行して、信号を受信及び送信するようにトランシーバを制御するように構成される。さらに、プロセッサがメモリに記憶された命令を実行したとき、プロセッサは、前述の可能な実装のうちのいずれか1つの方法を実行することができるようになる。
【0029】
例示的な実施形態では、1つ又は複数のプロセッサがあり、1つ又は複数のメモリがある。
【0030】
例示的な実施形態では、メモリがプロセッサに一体化されてよく、又は、メモリとプロセッサとは別々に配置される。
【0031】
具体的な実装プロセスでは、メモリは、非一時的な(non-transitory)メモリ、例えば、読取り専用メモリ(read only memory、ROM)であってよい。メモリとプロセッサとは、同じチップ上に一体化されてよいし、又は異なるチップ上に別々に配置されてよい。メモリのタイプ、並びにメモリ及びプロセッサを配置する方式は、この出願のこの実施形態では限定されない。
【0032】
コンピュータプログラム(製品)が提供される。コンピュータプログラム(製品)は、コンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、前述の態様の方法を実行することができるようになる。
【0033】
チップが提供される。チップは、メモリに記憶された命令をメモリから呼び出し、命令を実行して、チップが設置されている通信デバイスが前述の態様の方法を実行することができるようにするように構成されたプロセッサを含む。
【0034】
別のチップも提供される。チップは、入力インタフェース、出力インタフェース、プロセッサ、及びメモリを含む。入力インタフェースと、出力インタフェースと、プロセッサと、メモリとは、内部の接続チャネルを通じて互いに接続される。プロセッサは、メモリ中のコードを実行するように構成される。コードが実行されたとき、プロセッサは、前述の態様の方法を実行するように構成される。
【図面の簡単な説明】
【0035】
図1図1は、この出願の実施形態によるテレメトリプッシュモードを示す概略図である。
図2図2は、この出願の実施形態によるネットワーク監視システムの構造の概略図である。
図3図3は、この出願の実施形態によるデバイス管理システムの構造の概略図である。
図4図4は、この出願の実施形態によるデバイス管理方法の流れ図である。
図5図5は、この出願の実施形態によるOPMとFCAPSとの間の関係の概略図である。
図6図6は、この出願の実施形態による視覚的に拡張されたYANGモデルの構造の概略図である。
図7図7は、この出願の実施形態によるデータ収集プロセスの概略対話図である。
図8図8は、この出願の実施形態によるOPMモデルとNEDパッケージとの間の変換のプロセスの概略図である。
図9図9は、この出願の実施形態によるデバイス管理のための対話プロセスの概略図である。
図10図10は、この出願の実施形態によるデバイス管理のための対話プロセスの概略図である。
図11図11は、この出願の実施形態によるデバイス管理装置の構造の概略図である。
図12図12は、この出願の実施形態によるデバイス管理装置の構造の概略図である。
図13図13は、この出願の実施形態によるデバイス管理装置の構造の概略図である。
図14図14は、この出願の実施形態によるネットワークデバイスの構造の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0036】
この出願の実施形態で使用される用語は、単にこの出願の具体的な実施形態を説明するために使用されるものであり、この出願を限定することは意図されていない。
【0037】
SDNネットワーク中のデバイスの規模が増大し、SDNネットワーク上でより多くのサービスが搬送されるようになるにつれて、より高い精度でデータを監視して適時にマイクロバーストトラフィックを検出して迅速に調整することを含む、より高い要件が、SDNネットワークのインテリジェントな動作及び保守に課されるようになっている。さらに、デバイスの機能及び性能に対する監視プロセスの影響を最小化し、デバイス及びネットワークの利用を改善する必要がある。
【0038】
テレメトリ(Telemetry)技術は、前述の要件を満たすことができる。テレメトリ技術は、インテリジェントな動作及び保守システムがより多くのデバイスを管理し、より高い精度及びより高い実時間性能でデータを監視するのをサポートする。監視プロセスは、デバイスの機能及び性能にほとんど影響を与えない。これは、迅速なネットワーク問題特定、並びにネットワーク品質の最適化及び調整のための、最も重要なビッグデータの基礎を提供する。ネットワーク品質解析は、インテリジェントな動作及び保守を有効にサポートするビッグデータ解析に変換される。従って、テレメトリ技術は、ますます幅広く適用されている。
【0039】
現在、プッシュモードのテレメトリ技術では、ネットワークデバイスは、定期的に、又は動的な変化トリガ方式でNMS側にデータを自動的にプッシュし、それによりクエリが繰り返されることを回避し、監視性能を向上させることができる。例えば、プッシュプロセスは、図1に示される。デバイス側は、サブスクライブされるデータをNMS側にプッシュし、NMS側は、デバイス側から送信されるデータを待機する。デバイス側から送信されたデータは、ネットワーク遅延の影響を回避するために、タイムスタンプを含んでよい。さらに、デバイス側は、NMS側とデバイス側との間の対話を減少させるために、データをパッケージングして送信してもよい。
【0040】
NMS側は、ネットワーク監視システムを使用することによって、デバイス側からプッシュされるデータを監視及び管理する。図2に示されるネットワーク監視システムが例として使用される。NMS側は、ネットワーク監視システムを使用することによって異なるベンダ、タイプ、及びバージョンのデバイスに接続され、様々なタイプのネットワーク動作及び保守データを収集する。異なるベンダ、タイプ、及びバージョンのデバイスのモデル及びインタフェースは、大きく異なる。従って、ネットワーク監視システムは、ドライバレイヤを有する。ドライバレイヤは、デバイスの動作及び保守データを分類及び収集し、そのデータを統一されたモデルに変換するために、収集及び適応を完了するために使用される。
【0041】
データを分類及び収集するために、通常は、設定ファイルが手作業でコンパイルされ、デバイスマッチングを完了する。但し、上位レイヤのネットワーク監視システムは、様々なベンダ、タイプ、及びバージョンの、能力の変化を伴う様々なデバイスに接続される必要がある。あるデバイスベンダが新たな機能、デバイスモデル、及びバージョンを導入したとき、そのデバイスベンダは、マッチングのために上位レイヤのネットワーク監視システム上に設定ファイルを手作業でコンパイルする必要がある。これは、非効率的であり、エラーが起こりやすい。さらに、上位レイヤのネットワーク監視システムは、デバイスと協働してバージョンをリリースする必要がさらにあり、これも低効率につながる。
【0042】
上記に鑑みて、この出願の実施形態は、デバイス管理方法を提供する。方法によれば、複雑なテレメトリの収集及びマッチングプロセスを手動プロセスから自動プロセスに変えるために、テレメトリの動作及び保守データが、自動的にラベル付けされ、動的に学習されることが可能である。このようにして、デバイスが新たなオブジェクトタイプ、プロパティ、及びメトリックなどをサポートするとき、上位レイヤのネットワーク監視システム上でテレメトリのマッチングが手動で実行される必要はない。その代わりに、動的な学習が実行される。
【0043】
さらに、さらに別の次世代(yet another next generation、YANG)モデルは、ネットワークの構成及び管理データをモデリングするためにインターネットエンジニアリングタスクフォース(internet engineering task force、IETF)標準機構によって定義された言語である。YANGモデルは、NETCONFクライアントとNETCONFサーバとの間のデータの完全な記述をサポートするので、YANGモデルは、NETCONFクライアントとNETCONFサーバとの間で交換される設定データ、状態データ、遠隔手続き呼出し(remote procedure call、RPC)、及び通知(Notification)を記述するために使用される。従って、この出願の実施形態では、YANGモデルに基づいてデバイスを管理する方式が使用される。
【0044】
この出願の実施形態で提供されるデバイス管理方法は、図3に示されるデバイス管理システムに適用されうる。デバイス管理システムは、NMS側のパッケージ管理サービスシステム、及びネットワーク監視管理システムと、デバイス側のデバイスA、デバイスB、及びデバイスCとを含む。図3では、デバイス側のデバイスA、デバイスB、デバイスCのみが説明のための例として使用されているが、この出願の実施形態では、デバイスの数量は限定されないことに留意すべきである。さらに、パッケージ管理サービスシステムとネットワーク監視管理システムとは、1つのネットワークデバイス上に配備されてよいし、又は異なるネットワークデバイス上に配備されてよい。パッケージ管理サービスシステム及びネットワーク監視管理システムの配備の方式も、この出願の実施形態では限定されない。
【0045】
パッケージ管理サービスシステムは、限定されるわけではないが、YANGモデルファイル及びプロトコル(proto)ファイルパッケージの管理、例えば、作成、削除、及び修正などの管理を担当する。ネットワーク監視管理システムは、限定されるわけではないが、オブジェクトタイプ、プロパティ、及びメトリック(object type、property and metric、OPM)モデルアノテーションに基づくサービスYANGファイルの学習、収集オブジェクトに対応するOPMモデルアノテーション及び拡張可能マークアップ言語パス言語(xml path language、XPATH)の抽出、管理されるデバイスのテレメトリ能力の通知のリッスン、並びに管理されるデバイスのOPMモデルアノテーションに基づく収集オブジェクトのサブスクリプションを担当する。管理されるデバイスは、限定されるわけではないが、以下の動作、即ち、YANGモデルパッケージ管理サービスシステムからパッケージ管理要求を受信すること、デバイスバージョンに対するパッケージ管理の影響を検出すること、ネットワーク監視管理システムからサブスクリプション要求を受信すること、及びYANGモデルのスキーマクエリ要求を受信すること、を実行するように構成される。
【0046】
次に、図3に示される実装環境を参照して、NMS側のデバイスが第1のネットワークデバイスであり、デバイス側のデバイスが第2のネットワークデバイスである例が、この出願の実施形態で提供されるデバイス管理方法を説明するために用いられる。図4を参照されたい。方法は、以下のいくつかのプロセスを含む。
【0047】
401:第2のネットワークデバイスが、拡張されたYANGモデルファイルを取得する。ここで、拡張されたYANGモデルファイルは、自己説明タグを含み、自己説明タグは、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用される。
【0048】
この出願のこの実施形態では、拡張されたYANGモデルファイルは、図3に示される、OPMモデルアノテーションに基づく前述のサービスYANGファイルである。OPMモデルアノテーションは、拡張されたYANGモデルファイルに含まれる自己説明タグであり、OPMモデルアノテーションは、限定されるわけではないが、以下の内容を含む。
オブジェクトタイプ(O):オブジェクトタイプID(大域的に一意的)、名前、及び記述などを含む。
プロパティ(P):プロパティID(オブジェクトタイプ内で一意的)、名前、記述、データタイプ(例えば、ストリング又は整数)、長さ、1次キー、及び列挙値などを含む。
メトリック(M):メトリックタイプ(性能、アラーム、及び状態など)、メトリックID(オブジェクトタイプ内で一意的)、名前、記述、単位、データタイプ、値範囲、及び時間集計タイプなどを含む。
【0049】
例えば、図5は、OPMと、障害、構成、課金、性能、機密(fault configuration accounting performance and security、FCAPS)との間の対応を示している。FCAPSは、国際電気通信連合電気通信標準化部門(international telecommunication union、ITU-T)によって提案されるネットワーク管理システムの5つの基本的な機能であり、また、ネットワーク管理作業の5つの標準でもある。図5から、OPMにおけるオブジェクトタイプは、FCAPSモデルにおけるリソース管理オブジェクト、性能管理オブジェクト、及びアラーム管理オブジェクトに対応し、OPMにおけるプロパティは、FCAPSモデルにおけるリソース管理オブジェクトに対応し、オブジェクトプロパティを記述するために使用され、OPMにおけるメトリックは、FCAPSモデルにおける状態、統計、及びアラームなどに対応することが分かる。
【0050】
拡張されたYANGモデルファイルは、第2のネットワークデバイスによってパッケージ管理サービスシステムから取得されてよいし、又は第2のネットワークデバイス上のネットワーク管理者によって直接構成されてよい。第2のネットワークデバイスが拡張されたYANGモデルファイルを取得する方式は、この出願の実施形態では限定されない。拡張されたYANGモデルファイルを取得する方式に関わらず、拡張されたYANGモデルファイルは、自己説明タグを含み、自己説明タグは、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用される。
【0051】
例えば、サービスYANGモデルでは拡張extensionが実行されてよく、拡張されたYANGモデルファイルは、ネットワーク動作及び保守データを分類してラベル付けする方式で取得される。例えば、YANGシンタックスの拡張の内容は以下の通りである。
module opm-extension {
namespace ”urn:foo:yang:opm-extension”;
prefix opmext;
extension agg-type {
argument value;
description ”The time aggregation type of status data, include avg/sum/max/min.”;

extension opm-type {
argument value;
description ”OPM is the contraction of Object type, Property and Metric. It is the abstraction way of network domain model.”;

extension name {
argument value;
description ”The brief description.”;

【0052】
YANGシンタックスの前述の拡張に基づいて、取得される拡張されたYANGモデルファイルの内容は、以下のようになりうる。
module foo-ifm {
container interfaces {
opmext:opm-type ”object type”;
opmext:name ”Interface”;

list interface {
leaf ifName {
type pub-type:ifName;
opmext:opm-type ”property”;
opmext:name ”Interface Name”;

leaf ifStatiEnable {
type boolean;



container ifStatistics {
opmext:opm-type ”metric”;
when ”../ifStatiEnable =’true’”; //統計を可能にすることは、WHENステートメントを通して定義される
leaf receiveByte {
type uint64;
opmext:name ”Receive Byte”;
opmext:agg-type ”sum”;

【0053】
前述のOPMの拡張を通してサービスYANGモデルファイルがラベル付けされた後で、拡張されたYANGモデルファイルが視覚化され、表示方式は、図6に示される。図6から、YANGモデルにおける「Interfaces」と名付けられた構造が、オブジェクトタイプとラベル付けされ、YANGモデルにおける「interface」という名前の名前リーフノードifNameなどが、プロパティとラベル付けされ、YANGモデルにおけるifStatisticsが、メトリックとラベル付けされることを学ぶことができる。
【0054】
サービスYANGモデルにおいて拡張extensionを実行し、ネットワーク動作及び保守データを分類及びラベル付けする方式で拡張されたYANGモデルファイルを取得することに加えて、この出願の実施形態で提供される方法は、ietfモジュールタグに基づいてノードタグを拡張する方式で拡張されたYANGモデルファイルを取得することをさらにサポートする。例えば、例として、以下のノードタグのモジュール構造が使用される。
module: ietf-data-node-tag
augment /tags:module-tags/tags:module:
+--rw module-tags
+--rw module*[name]
+--rw name yang:yang-identifier
+--rw tag* tag
+--rw masked-tag* tag
+--rw node-tags*[node-selector]
+--rw node-selector nacm:node-instance-identifier
+--rw tag* tag
+--rw masked-tag* tag
【0055】
OPMタグが拡張された後、取得された構造は、以下の通りである。
module ietf-data-node-tag{
import module-tags{prefix tags;}
ntags:nde-tag ”ietf:object-type”;
ntags:nde-tag ”ietf:property”;
ntags:nde-tag ”ietf:metric”;
【0056】
OPMタグの前述の拡張に基づいて、取得された拡張されたYANGモデルファイルは、以下のようになりうる。
<t:module-tags xmlns:t=”urn:ietf:params:xml:ns:yang:ietf-module-tags”>
<t:module>
<t:name>foo-ifm</t:name>
<t:node-tags>
<t:node-selector>/ifm:ifm/ifm:interfaces/ifm:interface</t:node-selector>
<t:tag>ietf:object-type</t:tag>
<t:node-tags>
<t:node-tags>
<t:node-selector>/ifm:ifm/ifm:interfaces/ifm:interface/ifm:ifName</t:node-selector>
<t:tag>ietf:property</t:tag>
<t:node-tags>
<t:node-tags>
<t:node-selector>/ifm:ifm/ifm:interfaces/ifm:interface/ifm:ifStatistics</t:node-selector>
<t:tag>ietf:metic</t:tag>
</t:node-tags>
</t:module>
</t:module-tags>
【0057】
ietfモジュールタグに基づいてノードタグを拡張する前述の方式で取得される拡張されたYANGモデルファイルは、依然として、図6に示されるように視覚的に表示されうる。ネットワーク監視データは、実時間で視覚化され、ネットワーク動作及び保守の要求に迅速に応答することができる。
【0058】
402:第2のネットワークデバイスが、拡張されたYANGモデルファイルについての情報を第1のネットワークデバイスに送信する。
【0059】
第2のネットワークデバイスが拡張されたYANGモデルファイルを取得した後で、第2のネットワークデバイスは、第1のネットワークデバイスが拡張されたYANGモデルファイルを学習するように、取得された拡張されたYANGモデルファイルを第1のネットワークデバイスに送信する。例えば、第2のネットワークデバイスは、管理プレーンインタフェースを通して、拡張されたYANGモデルファイルを第1のネットワークデバイスに送信しうる。
【0060】
例示的な実施形態では、拡張されたYANGモデルファイルを第1のネットワークデバイスに直接送信することに加えて、第2のネットワークデバイスは、第1のネットワークデバイスが位置に基づいて拡張されたYANGモデルファイルを取得するように、拡張されたYANGモデルファイルの位置をさらに送信してよい。
【0061】
403:第1のネットワークデバイスが、第2のネットワークデバイスから拡張されたYANGモデルファイルを取得する。
【0062】
402で上述したように、第2のネットワークデバイスは、第1のネットワークデバイスが管理プレーンインタフェースを通して第2のネットワークデバイスから拡張されたYANGモデルファイルを取得するように、管理プレーンインタフェースを通して、拡張されたYANGモデルファイルを第1のネットワークデバイスに送信しうる。
【0063】
第2のネットワークデバイスが拡張されたYANGモデルファイルの位置を送信する場合には、第1のネットワークデバイスは、その位置に基づいて拡張されたYANGモデルファイルを取得する。
【0064】
404:第1のネットワークデバイスが、拡張されたYANGモデルファイルから自己説明タグを取得する。
【0065】
拡張されたYANGモデルファイルを取得した後で、第1のネットワークデバイスは、拡張されたYANGモデルファイルから自己説明タグを取得する。異なるデバイスタイプ及びバージョンについて同じサービスYANGファイルの異なるバージョンがアップロードされるので、この出願のこの実施形態では、拡張されたYANGモデルファイルを取得した後で、第1のネットワークデバイスは、最高のバージョンをベースラインとして使用することによって、拡張されたYANGモデルファイルからOPMモデル、即ち自己説明タグを抽出しうる。
【0066】
405:第1のネットワークデバイスが、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスを管理する。
【0067】
自己説明タグを使用することによって第2のネットワークデバイス上でデータ収集管理が実行される例が用いられる。図7を参照されたい。データ収集管理については、以下のいくつかのプロセスがある。
【0068】
4051:第1のネットワークデバイスが、自己説明タグに基づいて、第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトのXPATHパスを決定する。
【0069】
例示的な実施形態では、自己説明タグは、収集オブジェクトのXPATHパスを含み、収集オブジェクトのXPATHは、YANGモデルファイルにおける収集オブジェクトの取得パスを記述するために使用される。従って、第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトのXPATHパスは、自己説明タグに基づいて直接決定されうる。
【0070】
さらに、第2のネットワークデバイスは、第1のネットワークデバイスとの能力のネゴシエーションをさらに実行してよい。能力のネゴシエーションを実行するプロセスでは、第2のネットワークデバイスの機構能力が第1のネットワークデバイスに通知される場合に、第1のネットワークデバイスは、より対象を絞った方式で第2のネットワークデバイス上でより正確な管理を実行する。
【0071】
例示的な実施形態では、方法は、第2のネットワークデバイスが収集能力通知情報を第1のネットワークデバイスに送信することをさらに含む。ここで、収集能力通知情報は、第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用される。
【0072】
第2のネットワークデバイスが収集能力通知情報を第1のネットワークデバイスに送信する機会は、この出願のこの実施形態では限定されない。例えば、YANGモデルのバージョンが変化したことを検出したとき、第2のネットワークデバイスは、収集能力通知情報を第1のネットワークデバイスに送信するようにトリガされうる。例えば、収集能力通知情報は、代替的に、定期的に送信されてよい。
【0073】
収集能力通知情報が送信される機会に関わらず、例えば、第2のネットワークデバイスの機構能力は、第2のネットワークデバイスのサブスクリプションモード(例えば、静的サブスクリプション又は動的サブスクリプション)、報告プロトコル(例えば、gRPC又はUDP)、暗号化プロトコル、符号化/復号モード(gpb又はgpbkv)、サポートされる収集オブジェクト、条件付きサブスクリプションがサポートされるかどうかを示す情報、サブスクリプション条件、サポートされるセンサの数量、及び各センサがサブスクライブすることができる拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスの数量のうちの1つ又は複数を含む。さらに、機構能力は、第2のネットワークデバイスの階層的能力モデル、例えば、第2のネットワークデバイスのグローバルレベルパラメータ、データストアデータセットパラメータ、又はノードレベルパラメータをさらに含んでよい。階層的能力モデルでは、下位レベルの能力の定義は、上位レベルをカバーする。即ち、上位レベルと下位レベルとは、同じ能力を有する。上位レベルの能力を有することに加え、下位レベルは、固有の能力をさらに有する。
【0074】
機構能力は、モデルを使用してネゴシエートされうる。例えば、テレメトリの能力のネゴシエーションがYANGモデルを使用して実行される例が用いられる。YANGの構造は、以下のようになりうる。
module: telemetry-capabilities
+-- ro datastore-subscription-capabilities
+-- ro (update-period) ?
| +--: (minimum-update-period)
| | +-- ro minimum-update-period ? uint 32
| +--: (supported-update-period)
| +-- ro supported-update-period * uint 32
+-- ro max-objects-per-update ? uint 32
+-- ro minimum-dampening-period ? uint 32
+-- ro max-sensors ? uint 32
+-- ro max-xpaths-per-sensor ? uint 32
+-- ro supported-subscription-type * identityref
+-- ro supported-protocol * identityref
+-- ro supported-encryption * identityref
+-- ro supported-encoding * identityref
+-- ro datastore-capabilities * [datastore]
+-- ro datastore union
+-- ro (update-period) ?
| +--: (minimum-update-period)
| | +-- ro minimum-update-period ? uint 32
| +--: (supported-update-period)
| +-- ro supported-update-period * uint 32
+-- ro max-objects-per-update ? uint 32
+-- ro minimum-dampening-period ? uint 32
+-- ro max-xpaths-per-sensor ? uint 32
+-- ro on-change-supported-for-config ? boolean
+-- ro on-change-supported-for-state ? boolean
+-- ro per-node-capabilities * [node-selector]
+-- ro node-selector nacm: node-i:
+-- ro (update-period) ?
| +--: (minimum-update-period)
| | +-- ro minimum-update-period ? uint 32
| +--: (supported-update-period)
| +-- ro supported-update-period * uint 32
+-- ro max-objects-per-update ? uint 32
+-- ro minimum-dampening-period ? uint 32
+-- ro max-xpaths-per-sensor ? uint 32
+-- ro (conditional-subscription) ?
| +-- ro conditional-supported boolean
| +-- ro conditions * string
+-- ro on-change-supported boolean
【0075】
機構能力をネゴシエートするために使用されるYANGモデルでは、max-sensorsは、サポートされるセンサの数量を示し、max-xpaths-per-sensorは、各センサがサブスクライブすることができるXPTHパスの数量を示し、supported-subscription-typeは、サポートされるサブスクリプションタイプを示し、supported-protocolは、報告プロトコルを示し、supported-encryptionは、暗号化プロトコルを示し、supported-encodingは、符号化/復号モードを示す。
【0076】
例えば、max-sensorsは、サポートされるセンサの数量が10であることを示し、max-xpaths-per-sensorは、各センサがサブスクライブすることができるXPTHパスの数量が5であることを示し、supported-subscription-typeは、サポートされるサブスクリプションタイプがダイナミック(dynamic)及びスタティック(static)であることを示し、supported-protocolは、報告プロトコルがgRPC及びUDPであることを示し、supported-encryptionは、暗号化プロトコルがSSL3.0及びTLS1.0であることを示し、supported-encodingは、符号化/復号モードがGBP及びJSONであることを示す。この場合には、能力のネゴシエーションのためのYANGモデルに基づいて、YANGインスタンスは、以下のようになりうる。
<datastore-subscription-capabilities
xmlnsorn:left:params:xml:ns:yang:telemetry-capabilities>
<minimum-update-period>500</minimum-update-period >
<max-objects-per-update>2000</ max-objects-per-update >
<minimum-dampening-period>100</minimum- dampening -period >
<max-sensors>10</ max-sensors >
<max-xpaths-per- sensors >5</ max-xpaths-per- sensors>
<supported- subscription -type>
< subscription -type >dynamic</ subscription -type>
< subscription -type >statio</ subscription -type>
</ supported- subscription -type >
< supported-protoool>
<protoool>grpo</protoool>
<protoool>adp</protoool>
</ supported-protoool>
< supported-encryption>
< encryption >ssl 3.0</ encryption>
< encryption >tls 1.0</ encryption>
</ supported- encryption>
< supported-encoding>
< encoding >gbp</ encoding>
< encoding >json</ encoding>
</ supported- encoding >
<datastore-capabilities>
<datastore xmlnsorn:left:params:xml:ns:yang:letf-datastores>
operational
</datastore>
<on-change-supported-for-state>true</ on-change-supported-for-state>
<per-node- capabilities>
<node-selector>/devm:devm/devm:cpuInfos</ node-selector>
<minimum-update-period>10</ minimum-update-period>
</per-node- capabilities>
<per-node- capabilities>
<node-selector>/devm:devm/devm:memoryInfos</node-selector>
<minimum-update-period>10</ minimum-update-period>
<on-change-supported>false</on-change-supported>
</per-node- capabilities>
<per-node- capabilities>
<node-selector>/ifm:ifm/ifm:interfaces/ifm:inerface</node-selector>
</per-node- capabilities>
<per-node- capabilities>
<node-selector>/ifm:ifm/ifm:interfaces/ifm:interface/ifm:ifStatisitcs</node-selector>
<minimum-update-period>10</ minimum-update-period>
<conditional-subscription>
<conditional-supported>true</ conditional-supported >
<conditions>ifName</conditions>
</ conditional-subscription>
<on-change-supported>false</on-change-supported>
</per-node-capabilities>
</datastore-capabilities>
</datastore-subscription-capabilities>
【0077】
例示的な実施形態では、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを取得することは、第1のネットワークデバイスが、第2のネットワークデバイスから送信された収集能力通知情報を受信することであって、収集能力通知情報が、第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用される、ことを行い、自己説明タグ、及び第2のネットワークデバイスの機構能力に基づいて、第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを生成する、ことを含む。
【0078】
例示的な実施形態では、第1のネットワークデバイスが自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトのXPATHパスを決定することは、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを取得することであって、ネットワーク要素ドライバパッケージが、第2のネットワークデバイスの収集関連情報を記述するために使用される、ことと、第2のネットワークデバイスの収集関連情報に基づいて第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトのXPATHパスを決定することと、を含む。
【0079】
図8は、ネットワーク監視システムがデバイスモデルをOPMモデル及びNEDパッケージに変換するプロセスを示す。第1のネットワークデバイスでは、テレメトリ能力通知を通して、ネットワーク監視システムは、テレメトリ及び第2のネットワークの関係する機構能力をサポートするYANGモデルを取得し、OPM自己説明タグを参照してNEDパッケージを生成する。さらに、ネットワーク監視システムは、デバイスprotoファイルに基づいてオンラインでクラスファイルをコンパイルする。クラスファイルは、GPB復号のために、コレクタが動作しているときにロードされる。
【0080】
ネットワーク要素ドライバ(NED)パッケージは、ネットワーク要素タイプ及びバージョンの粒度でネットワーク要素のテレメトリの収集関連情報を記述する。
【0081】
テレメトリの収集に関係するモデルは、OPMアノテーションモデル及びProtoファイル、対応するXPATH、メトリック統計の収集を可能にするXPATH構成、並びに測定式(差別化されたマッチングが必要とされる場合)などを有する。
【0082】
4052:第1のネットワークデバイスが、収集オブジェクトのXPATHパスに基づいて、第2のネットワークに収集オブジェクトのサブスクリプション要求を送信する。
【0083】
第1のネットワークデバイスが収集オブジェクトのXPATHパスを決定するので、第1のネットワークデバイスは、収集オブジェクトについての情報にサブスクライブするために、収集オブジェクトのXPATHパスに基づいて収集オブジェクトのサブスクリプション要求を第2のネットワークデバイスに送信しうる。
【0084】
4053:第2のネットワークデバイスが、第1のネットワークデバイスから送信された収集オブジェクトのサブスクリプション要求を受信する。
【0085】
4054:第2のネットワークデバイスが、サブスクリプション要求に基づいて、収集オブジェクトについての情報を第1のネットワークデバイスに送信する。
【0086】
サブスクリプション要求は、収集オブジェクトの識別子を搬送し、第2のネットワークデバイスは、収集オブジェクトについての情報を第1のネットワークデバイスに報告しうる。
【0087】
4055:第1のネットワークデバイが、第2のネットワークデバイスから送信された収集オブジェクトについての情報を受信する。
【0088】
第1のネットワークデバイスは、第2のネットワークデバイスから送信された収集オブジェクトについての情報を受信して、その情報に基づいてデバイス管理を実行する。
【0089】
この出願のこの実施形態で提供される方法によれば、ネットワーク動作及び保守データは、自己説明タグを用いてラベル付けされる。これは、データ収集などのデバイス管理を容易にし、エラーが起こりにくくなり、それにより、比較的高い管理精度が実現されるだけでなく、管理効率も改善する。
【0090】
さらに、第2のネットワークデバイスの機構能力が、能力の通知を通して第1のネットワークデバイスに通知され、それにより、第1のネットワークデバイスによる第2のネットワークデバイスの管理精度及び管理効率がさらに改善される。
【0091】
上位レイヤのネットワーク監視の追加により、ネットワーク監視データは、実時間で視覚化され、ネットワーク動作及び保守の要求に迅速に応答することができる。この出願のこの実施形態で提供される方法によれば、開発及び保守のコストがさらに削減でき、テレメトリ能力モデルの記述は、実行状態でYANGモデルを使用して直接変換され、設計及び実行中に同じメタデータを保証することができる。
【0092】
理解し易いように、デバイス管理の対話プロセスについて、第1のネットワークデバイスがネットワーク監視管理システム及びYANGモデルパッケージ管理サービスシステムを含み、第2のネットワークデバイスがデバイスAである例を用いて説明する。図9に示されるように、このデバイス管理方法は、以下のプロセスを含む。
【0093】
901:YANGモデルパッケージ管理サービスシステムが、OPMモデルアノテーションベースのモデルセット、及び対応するProtocolファイルを生成してソフトウェアパッケージを形成し、パッケージ管理モジュールを用いて、そのソフトウェアパッケージを対応するネットワークデバイスにダウンロード及びインストールする。
【0094】
902:デバイスAが、ソフトウェアパッケージに基づいてアップグレードを実行し、デバイスAが、デバイスバージョンの変化を感知する。
【0095】
903:デバイスAが、ネットワーク監視管理システム(コレクタ)にテレメトリ能力通知を送信して、OPMアノテーションを有する収集オブジェクトのXPATHパス情報を通知する。
【0096】
904から906:ネットワーク監視管理システムが、デバイスAとのNETCONFセッションを確立し、NETCONFセッションに基づいてそのデバイス及びネットワーク管理システムの能力をネゴシエートし、そのデバイスによってサポートされる全てのYANGモデルのリストについての情報についてそのデバイスに問い合わせる。
【0097】
例えば、ネットワーク監視管理システムは、<get-schema>を用いてデバイスAからYANGモデルを取得し、デバイスAは、YANGモデルに対応するURL取得位置情報を返し、ネットワーク監視管理システムは、そのURL取得位置情報に基づいて、そのデバイスによってサポートされる全てのYANGモデルのリストについての情報を取得する。
【0098】
907:ネットワーク監視管理システムが、OPMアノテーションに基づくサービスYANGモデルファイルを取得し、記憶する。
【0099】
908:ネットワーク監視管理システムが、OPMモデルに対応する収集オブジェクトのXPATHパス情報に基づいてデバイスAに対してサブスクリプション要求を開始する。
【0100】
909:デバイスAが、サブスクライブされる収集オブジェクトについての情報を返す。
【0101】
この出願のこの実施形態の例示的な実施形態では、図9に示されるデバイス管理プロセスでは、ネットワーク監視管理システムがデバイスAとのNETCONFセッションを確立するプロセスが、デバイスAが拡張されたYANGモデルパッケージを取得する前にさらに実行されうる。例えば、図10に示されるように、デバイス管理方法は、以下のプロセスを含む。
【0102】
1001から1003:ネットワーク監視管理システムが、デバイスとのNETCONFセッションを確立し、NETCONFセッションに基づいてそのデバイス及びネットワーク管理システムの能力をネゴシエートし、そのデバイスによってサポートされる全てのYANGモデルのリストについての情報についてそのデバイスに問い合わせる。
【0103】
例えば、ネットワーク監視管理システムは、<get-schema>を用いてデバイスAからYANGモデルを取得し、デバイスAは、YANGモデルに対応するURL取得位置情報を返し、ネットワーク監視管理システムは、そのURL取得位置情報に基づいて、そのデバイスによってサポートされる全てのYANGモデルのリストについての情報を取得する。
【0104】
1004:ネットワーク監視管理システムが、OPMアノテーションに基づくサービスYANGモデルファイルを取得し、記憶する。
【0105】
1005:YANGモデルパッケージ管理サービスシステムが、OPMモデルアノテーションベースのモデルセット、及び対応するProtocolファイルを生成してソフトウェアパッケージを形成し、パッケージ管理モジュールを用いて、そのソフトウェアパッケージを対応するネットワークデバイスにダウンロード及びインストールする。
【0106】
1006:デバイスAが、ソフトウェアパッケージに基づいてアップグレードを実行し、デバイスが、デバイスバージョンの変化を感知する。
【0107】
1007:デバイスAが、ネットワーク監視管理システム(コレクタ)にテレメトリ能力通知を送信して、OPMアノテーション及び他のSchema情報を有する収集オブジェクトのXPATHパス情報を通知する。
【0108】
例えば、収集オブジェクトが性能インジケータであるかどうか、及び収集オブジェクトのオブジェクトタイプが通知される。前述の機構能力の内容を参照されたい。
【0109】
1008:ネットワーク監視管理システムが、OPMモデルに対応する収集オブジェクトのXPATHパス情報に基づいてデバイスAに対してサブスクリプション要求を開始する。
【0110】
1009:デバイスAが、サブスクライブされる収集オブジェクトについての情報を返す。
【0111】
この出願の実施形態は、デバイス管理装置を提供する。装置は、第1のネットワークデバイスにおいて使用される。第1のネットワークデバイスは、図4図7図9、及び図10の第1のネットワークデバイスである。図11に示される以下のモジュールに基づいて、図11に示されるデバイス管理装置は、第1のネットワークデバイスによって実行される動作の全て又は一部を実行することができる。図11に示されるように、装置は、
第2のネットワークデバイスから拡張されたYANGモデルファイルを取得することであって、拡張されたYANGモデルファイルが、自己説明タグを含み、自己説明タグが、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用される、ことを行うように構成された取得モジュール1101と、
拡張されたYANGモデルファイルから自己説明タグを取得するように構成された読取りモジュール1102と、
自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスを管理するように構成された管理モジュール1103とを含む。
【0112】
例示的な実施形態では、管理モジュール1103は、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトのXPATHパスを決定することであって、収集オブジェクトのXPATHが、YANGモデルファイルにおける収集オブジェクトの取得パスを記述するために使用される、ことを行い、収集オブジェクトのXPATHパスに基づいて収集オブジェクトのサブスクリプション要求を第2のネットワークデバイスに送信し、第2のネットワークデバイスによって送信された収集オブジェクトについての情報を受信するように構成される。
【0113】
例示的な実施形態では、管理モジュール1103は、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを取得することであって、ネットワーク要素ドライバパッケージは、第2のネットワークデバイスの収集関連情報を記述するために使用される、ことを行い、第2のネットワークデバイス収集関連情報に基づいて第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトのXPATHパスを決定するように構成される。
【0114】
例示的な実施形態では、管理モジュール1103は、第2のネットワークデバイスによって送信された収集能力通知情報を受信することであって、収集能力通知情報は、第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用される、ことを行い、自己説明タグ、及び第2のネットワークデバイスの機構能力に基づいて、第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを生成するように構成される。
【0115】
例示的な実施形態では、第2のネットワークデバイスの機構能力は、第2のネットワークデバイスのサブスクリプションモード、報告プロトコル、暗号化プロトコル、符号化/復号モード、サポートされる収集オブジェクト、条件付きサブスクリプションがサポートされるかどうかを示す情報、サブスクリプション条件、サポートされるセンサの数量、及び各センサがサブスクライブすることができる拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスの数量のうちの1つ又は複数を含む。
【0116】
この出願のこの実施形態で提供される装置は、自己説明タグを用いてネットワーク動作及び保守データをラベル付けする。これは、データ収集などのデバイス管理を容易にし、エラーが起こりにくくなり、それにより、比較的高い管理精度が実現されるだけでなく、管理効率も改善する。
【0117】
さらに、第2のネットワークデバイスの機構能力が、能力の通知を通して第1のネットワークデバイスに通知され、それにより、第1のネットワークデバイスによる第2のネットワークデバイスの管理精度及び管理効率がさらに改善される。
【0118】
この出願の実施形態は、デバイス管理装置を提供する。装置は、第2のネットワークデバイスにおいて使用される。第2のネットワークデバイスは、図4図7図9、及び図10の第2のネットワークデバイスである。図12又は図13に示される以下のモジュールに基づいて、図12又は図13に示されるデバイス管理装置は、第2のネットワークデバイスによって実行される動作の全て又は一部を実行することができる。図12に示されるように、装置は、
拡張されたさらに別の次世代YANGモデルファイルを取得することであって、拡張されたYANGモデルファイルが、自己説明タグを含み、自己説明タグが、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用される、ことを行うように構成された取得モジュール1201と、
拡張されたYANGモデルファイルについての情報を第1のネットワークデバイスに送信するように構成された送信モジュール1202とを含む。
【0119】
例示的な実施形態では、送信モジュール1202は、拡張されたYANGモデルファイルを第1のネットワークデバイスに送信する、又は拡張されたYANGモデルファイルの位置を第1のネットワークデバイスに送信するように構成される。
【0120】
例示的な実施形態では、図13に示されるように、装置は、
第1のネットワークデバイスによって送信された収集オブジェクトのサブスクリプション要求を受信するように構成された受信モジュール1203をさらに含み、
送信モジュール1202は、サブスクリプション要求に基づいて第1のネットワークデバイスに収集オブジェクトについての情報を送信するようにさらに構成される。
【0121】
例示的な実施形態では、送信モジュール1202は、収集能力通知情報を第1のネットワークデバイスに送信するようにさらに構成され、収集能力通知情報は、第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用される。
【0122】
例示的な実施形態では、第2のネットワークデバイスの機構能力は、第2のネットワークデバイスのサブスクリプションモード、報告プロトコル、暗号化プロトコル、符号化/復号モード、サポートされる収集オブジェクト、条件付きサブスクリプションがサポートされるかどうかを示す情報、サブスクリプション条件、サポートされるセンサの数量、及び各センサがサブスクライブすることができる拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスの数量のうちの1つ又は複数を含む。
【0123】
この出願のこの実施形態で提供される装置は、自己説明タグを用いてネットワーク動作及び保守データをラベル付けする。これは、データ収集などのデバイス管理を容易にし、エラーが起こりにくくなり、それにより、比較的高い管理精度が実現されるだけでなく、管理効率も改善する。
【0124】
さらに、第2のネットワークデバイスの機構能力が、能力の通知を通して第1のネットワークデバイスに通知され、それにより、第1のネットワークデバイスによる第2のネットワークデバイスの管理精度及び管理効率がさらに改善される。
【0125】
図11から図13で提供される装置が、装置の機能を実装するとき、機能モジュールへの分割は、単に説明のための例として用いられていることが理解されるべきである。実際の適用中には、前述の機能は、要件に基づいて、実装のために異なる機能モジュールに割り当てられうる。換言すれば、デバイスの内部構造が異なる機能モジュールに分割され、上述の機能の全て又は一部を実装する。さらに、前述の実施形態の装置、及び方法の実施形態は、同じ概念に基づく。具体的な実装プロセスについては、方法の実施形態を参照されたい。ここでは、詳細について重ねて説明することはしない。
【0126】
図14を参照されたい。この出願の実施形態は、ネットワークデバイス1400をさらに提供する。図14に示されるネットワークデバイス1400は、前述のデバイス管理方法に関係する動作を実行するように構成される。ネットワークデバイス1400は、メモリ1401、プロセッサ1402、及びインタフェース1403を含む。メモリ1401と、プロセッサ1402と、インタフェース1403とは、バス1404を用いて接続される。
【0127】
メモリ1401は、少なくとも1つの命令を記憶し、少なくとも1つの命令は、プロセッサ1402によってロードされて実行され、前述のデバイス管理方法のうちのいずれか1つを実施する。
【0128】
インタフェース1403は、ネットワーク中の別のデバイスとの通信に使用される。インタフェース1403は、ワイヤレス又は有線方式で通信を実施しうる。例えば、インタフェース1403は、ネットワークアダプタであってよい。例えば、ネットワークデバイス1400は、インタフェース1403を用いてサーバと通信しうる。
【0129】
例えば、図14に示されるネットワークデバイスは、図4図7図9、及び図10の第1のネットワークデバイスである。プロセッサ1402は、メモリ1401から命令を読み取って、図14に示されるネットワークデバイスが、第1のネットワークデバイスによって実行される動作の全て又は一部を実行することができるようにする。
【0130】
他の例では、図14に示されるネットワークデバイスは、図4図7図9、及び図10の第2のネットワークデバイスである。プロセッサ1402は、メモリ1401から命令を読み取って、図14に示されるネットワークデバイスが、第2のネットワークデバイスによって実行される動作の全て又は一部を実行することができるようにする。
【0131】
図14は、ネットワークデバイス1400の簡略化された設計のみを示していると理解すべきである。実際の適用中には、ネットワークデバイスは、任意の数量のインタフェース、プロセッサ、又はメモリを含みうる。さらに、プロセッサは、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)であってよいし、又は別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field-programmable gate array、FPGA)若しくは別のプログラマブル論理デバイス、離散ゲート若しくはトランジスタ論理デバイス、離散ハードウェア構成要素などであってよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ、任意の従来のプロセッサなどであってよい。プロセッサは、拡張された縮小命令セットコンピューティングマシン(advanced RISC machines、ARM)アーキテクチャをサポートするプロセッサであってよいことに留意すべきである。
【0132】
さらに、任意選択の実施形態では、メモリは、読取り専用メモリ及びランダムアクセスメモリを含んでよく、プロセッサに命令及びデータを提供しうる。メモリは、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含みうる。例えば、メモリは、デバイスタイプについての情報をさらに記憶してよい。
【0133】
メモリは、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってよく、又は揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含みうる。不揮発性メモリは、読取り専用メモリ(read-only memory、ROM)、プログラマブル読取り専用メモリ(programmable ROM、PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(erasable PROM、EPROM),電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(electrically EPROM、EEPROM),又はフラッシュメモリであってよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)であってよい。制限的な記述ではなく例示を目的として、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(static RAM、SRAM),ダイナミックランダムアクセスメモリ(dynamic random access memory、DRAM),シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(synchronous DRAM、SDRAM),ダブルデータレートシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(double data rate SDRAM、DDR SDRAM),エンハンスドシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(enhanced SDRAM、ESDRAM),シンクリンクダイナミックランダムアクセスメモリ(synchlink DRAM、SLDRAM),及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(direct rambus RAM、DR RAM)など、多くの形態のRAMが利用可能である。
【0134】
デバイス管理システムがさらに提供される。システムは、第1のネットワークデバイス、及び第2のネットワークデバイスを含む。第1のネットワークデバイスは、前述のデバイス管理方法において第1のネットワークデバイスによって実行される機能を実行するように構成され、第2のネットワークデバイスは、前述のデバイス管理方法において第2のネットワークデバイスによって実行される機能を実行するように構成される。
【0135】
コンピュータ可読記憶媒体がさらに提供される。記憶媒体は、少なくとも1つの命令を記憶し、プロセッサが、命令をロードして実行して、前述のデバイス管理方法のうちのいずれか1つを実施する。
【0136】
この出願は、コンピュータプログラムを提供する。コンピュータプログラムがコンピュータによって実行されたとき、プロセッサ又はコンピュータは、前述の方法の実施形態における対応する動作及び/又は手順を実行することができるようになりうる。
【0137】
前述の実施形態の全て又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組合せを用いて実装されうる。実施形態を実装するためにソフトウェアが使用されるとき、実施形態の全て又は一部が、コンピュータプログラム製品の形態で実装されうる。コンピュータプログラム製品は、1つ又は複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータにロードされて実行されたとき、この出願による手順又は機能が、全て、又は部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又は別のプログラマブル装置であってよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよいし、又はコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に伝送されてよい。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタに、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、若しくはデジタル加入者回線)又はワイヤレス(例えば、赤外線、無線、若しくはマイクロ波)方式で伝送されうる。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の利用可能な媒体、又はデータストレージデバイス、例えば、1つ以上の利用可能な媒体を統合しているサーバ又はデータセンタであってよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、若しくは磁気テープ)、光学媒体(例えば、DVD)、又は半導体媒体(例えば、ソリッドステートディスクSolid State Disk)などでありうる。
【0138】
以上の記述は、単にこの出願の実施形態に過ぎず、この出願を限定することは意図されていない。この出願の趣旨及び原理を逸脱することなく行われる任意の修正、等価な置換、又は改善は、この出願の保護範囲に含まれるものとする。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
【手続補正書】
【提出日】2022-05-26
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
デバイス管理方法であって、前記方法は、
第1のネットワークデバイスによって、拡張されたさらに別の次世代YANGモデルファイルを第2のネットワークデバイスから取得するステップであって、前記拡張されたYANGモデルファイルは、自己説明タグを含み、前記自己説明タグは、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用される、ステップと、
前記拡張されたYANGモデルから前記自己説明タグを取得するステップと、
前記自己説明タグに基づいて前記第2のネットワークデバイスを管理するステップと
を含む、デバイス管理方法。
【請求項2】
前記自己説明タグに基づいて前記第2のネットワークデバイスを管理する前記ステップは、
前記自己説明タグに基づいて前記第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトの拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスを決定するステップであって、前記収集オブジェクトの前記XPATHパスは、前記YANGモデルファイルにおける前記収集オブジェクトの取得パスを記述するために使用される、ステップと、
前記収集オブジェクトの前記XPATHパスに基づいて前記収集オブジェクトのサブスクリプション要求を前記第2のネットワークデバイスに送信するステップと、
前記第2のネットワークデバイスから送信される前記収集オブジェクトについての情報を受信するステップと
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記自己説明タグに基づいて前記第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトの拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスを決定する前記ステップは、
前記自己説明タグに基づいて前記第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを取得するステップであって、前記ネットワーク要素ドライバパッケージは、前記第2のネットワークデバイスの収集関連情報を記述するために使用される、ステップと、
前記第2のネットワークデバイスの前記収集関連情報に基づいて前記第2のネットワークデバイスにおける前記収集オブジェクトの前記XPATHパスを決定するステップと
を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記自己説明タグに基づいて前記第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを取得する前記ステップは、
前記第2のネットワークデバイスによって送信された収集能力通知情報を受信するステップであって、前記収集能力通知情報は、前記第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用される、ステップと、
前記自己説明タグ及び前記第2のネットワークデバイスの前記機構能力に基づいて前記第2のネットワークデバイスの前記ネットワーク要素ドライバパッケージを生成するステップと
を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第2のネットワークデバイスの前記機構能力は、前記第2のネットワークデバイスのサブスクリプションモード、報告プロトコル、暗号化プロトコル、符号化/復号モード、サポートされる収集オブジェクト、条件付きサブスクリプションがサポートされるかどうかを示す情報、サブスクリプション条件、サポートされるセンサの数量、及び各センサがサブスクライブすることができる拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスの数量のうちの1つ又は複数を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
デバイス管理方法であって、前記方法は、
第2のネットワークデバイスによって、拡張されたさらに別の次世代YANGモデルファイルを取得するステップであって、前記拡張されたYANGモデルファイルは、自己説明タグを含み、前記自己説明タグは、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用される、ステップと、
前記拡張されたYANGモデルファイルについての情報第1のネットワークデバイスに送信するステップと
を含む、デバイス管理方法。
【請求項7】
前記拡張されたYANGモデルファイルについての情報を前記第1のネットワークデバイスに送信する前記ステップは、
前記拡張されたYANGモデルファイルを前記第1のネットワークデバイスに送信する、又は前記拡張されたYANGモデルファイルの位置を前記第1のネットワークデバイスに送信するステップを含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記拡張されたYANGモデルファイルについての情報を前記第1のネットワークデバイスに送信する前記ステップの後で、前記方法は、
前記第1のネットワークデバイスによって送信される収集オブジェクトのサブスクリプション要求を受信するステップと、
前記サブスクリプション要求に基づいて前記収集オブジェクトについての情報を前記第1のネットワークデバイスに送信するステップと
をさらに含む、請求項6又は7に記載の方法。
【請求項9】
前記方法は、
収集能力通知情報を前記第1のネットワークデバイスに送信するステップであって、前記収集能力通知情報は、前記第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用されるステップ
をさらに含む、請求項6~8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記第2のネットワークデバイスの前記機構能力は、前記第2のネットワークデバイスのサブスクリプションモード、報告プロトコル、暗号化プロトコル、符号化/復号モード、サポートされる収集オブジェクト、条件付きサブスクリプションがサポートされるかどうかを示す情報、サブスクリプション条件、サポートされるセンサの数量、及び各センサがサブスクライブすることができる拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスの数量のうちの1つ又は複数を含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
デバイス管理装置であって、前記装置は、第1のネットワークデバイスで使用され、前記装置は、
拡張されたさらに別の次世代YANGモデルファイルを第2のネットワークデバイスから取得することであって、前記拡張されたYANGモデルファイルは、自己説明タグを含み、前記自己説明タグは、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用される、ことを行うように構成された取得モジュールと、
前記拡張されたYANGモデルファイルから前記自己説明タグを取得するように構成された読取りモジュールと、
前記自己説明タグに基づいて前記第2のネットワークデバイスを管理するように構成された管理モジュールと
を含む、デバイス管理装置。
【請求項12】
前記管理モジュールは、前記自己説明タグに基づいて前記第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトの拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスを決定することであって、前記収集オブジェクトの前記XPATHは、前記YANGモデルファイルにおける前記収集オブジェクトの取得パスを記述するために使用される、ことを行い、前記収集オブジェクトの前記XPATHパスに基づいて前記収集オブジェクトのサブスクリプション要求を前記第2のネットワークデバイスに送信し、前記第2のネットワークデバイスによって送信される前記収集オブジェクトについての情報を受信するように構成される、
請求項11に記載の装置。
【請求項13】
前記管理モジュールは、前記自己説明タグに基づいて前記第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを取得することであって、前記ネットワーク要素ドライバパッケージは、前記第2のネットワークデバイスの収集関連情報を記述するために使用される、ことを行い、前記第2のネットワークデバイスの前記収集関連情報に基づいて前記第2のネットワークデバイスにおける前記収集オブジェクトの前記XPATHパスを決定するように構成される、
請求項12に記載の装置。
【請求項14】
前記管理モジュールは、前記第2のネットワークデバイスによって送信された収集能力通知情報を受信することであって、前記収集能力通知情報は、前記第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用される、ことを行い、前記自己説明タグ及び前記第2のネットワークデバイスの前記機構能力に基づいて前記第2のネットワークデバイスの前記ネットワーク要素ドライバパッケージを生成するように構成される、
請求項13に記載の装置。
【請求項15】
前記第2のネットワークデバイスの前記機構能力は、前記第2のネットワークデバイスのサブスクリプションモード、報告プロトコル、暗号化プロトコル、符号化/復号モード、サポートされる収集オブジェクト、条件付きサブスクリプションがサポートされるかどうかを示す情報、サブスクリプション条件、サポートされるセンサの数量、及び各センサがサブスクライブすることができる拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスの数量のうちの1つ又は複数を含む、請求項14に記載の装置。
【請求項16】
デバイス管理装置であって、前記装置は、第2のネットワークデバイスで使用され、前記装置は、
拡張されたさらに別の次世代YANGモデルファイルを取得することであって、前記拡張されたYANGモデルファイルは、自己説明タグを含み、前記自己説明タグは、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用される、ことを行うように構成された取得モジュールと、
前記拡張されたYANGモデルファイルについての情報第1のネットワークデバイスに送信するように構成された送信モジュールと
を含む、デバイス管理装置。
【請求項17】
前記送信モジュールは、前記拡張されたYANGモデルファイルを前記第1のネットワークデバイスに送信する、又は前記拡張されたYANGモデルファイルの位置を前記第1のネットワークデバイスに送信するように構成される、請求項16に記載の装置。
【請求項18】
前記装置は、
前記第1のネットワークデバイスによって送信される収集オブジェクトのサブスクリプション要求を受信するように構成された受信モジュールをさらに含み、
前記送信モジュールは、前記サブスクリプション要求に基づいて前記収集オブジェクトについての情報を前記第1のネットワークデバイスに送信するようにさらに構成される、
請求項16又は17に記載の装置。
【請求項19】
前記送信モジュールは、収集能力通知情報を前記第1のネットワークデバイスに送信することであって、前記収集能力通知情報は、前記第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用される、ことを行うようにさらに構成される、
請求項16~18のいずれか1項に記載の装置。
【請求項20】
前記第2のネットワークデバイスの前記機構能力は、前記第2のネットワークデバイスのサブスクリプションモード、報告プロトコル、暗号化プロトコル、符号化/復号モード、サポートされる収集オブジェクト、条件付きサブスクリプションがサポートされるかどうかを示す情報、サブスクリプション条件、サポートされるセンサの数量、及び各センサがサブスクライブすることができる拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスの数量のうちの1つ又は複数を含む、請求項19に記載の装置。
【請求項21】
第1のネットワークデバイスであって、前記第1のネットワークデバイスは、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成された、第1のネットワークデバイス。
【請求項22】
第2のネットワークデバイスであって、前記第2のネットワークデバイスは、請求項6~10のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成された、第2のネットワークデバイス。
【請求項23】
デバイス管理システムであって、前記システムは、第1のネットワークデバイス及び第2のネットワークデバイスを含み、
前記第1のネットワークデバイスは、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法を実行し、前記第2のネットワークデバイスは、請求項6~10のいずれか1項に記載の方法を実行する、デバイス管理システム。
【請求項24】
ネットワークデバイスであって、前記ネットワークデバイスは、
メモリ及びプロセッサを含み、前記メモリは、少なくとも1つの命令を記憶し、前記プロセッサは、前記少なくとも1つの命令をロードして実行して、請求項1~10のいずれか1項に記載の方法を実施する、ネットワークデバイス。
【請求項25】
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記記憶媒体は、少なくとも1つの命令を記憶し、前記命令が1つ以上のプロセッサによって読み込まれて実行されて、請求項1~10のいずれか1項に記載の方法を実施する、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項26】
プログラムであって、前記プログラムが通信デバイスによって実行されるとき、前記通信デバイスに、請求項1~10のいずれか1項に記載の方法を実行させる、プログラム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれている、2019年10月31日に中国国家知識産権局に出願された「DEVICE MANAGEMENT METHOD, APPARATUS, SYSTEM, AND DEVICE, AND STORAGE MEDIUM」と題する中国特許出願第CN201911055635.0号の優先権を主張するものである。
【0002】
この出願は、通信技術の分野に関し、特に、デバイス管理方法、装置、システム、及びデバイス、並びに記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
ソフトウェア定義ネットワーク(software defined network、SDN)ネットワーク中のデバイスの規模が増大し、SDNネットワーク上でより多くのサービスが搬送されるようになるにつれて、より高い精度でデータを監視して適時にマイクロバーストトラフィックを検出して迅速に調整することを含む、より高い要件が、SDNネットワークのインテリジェントな動作及び保守に課されるようになっている。さらに、デバイスの機能及び性能に対する監視プロセスの影響を最小化し、デバイス及びネットワークの利用を改善する必要がある。動作及び保守の要件を満たすために、デバイス管理をどのように実行するかが、至急解決すべき問題となっている。
【発明の概要】
【0004】
この出願の実施形態は、関連技術問題を解決するための、デバイス管理方法、装置、システム、及びデバイス、並びに記憶媒体を提供する。技術的解決策は、以下の通りである。
【0005】
第1の態様によれば、デバイス管理方法が提供される。方法は、第1のネットワークデバイスによって、拡張されたYANGモデルファイルを第2のネットワークデバイスから取得することであって、拡張されたYANGモデルファイルは、自己説明タグを含み、自己説明タグは、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用されることと、拡張されたYANGモデルから自己説明タグを取得することと、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスを管理することとを含む。
【0006】
ネットワーク動作及び保守データは、自己説明タグを用いてラベル付けされる。これは、データ収集などのデバイス管理を容易にし、エラーが起こりにくくなり、それにより、比較的高い管理精度が実現されるだけでなく、管理効率も改善する。
【0007】
例示的な実施形態では、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスを管理することは、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトの拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスを決定することであって、収集オブジェクトのXPATHは、YANGモデルファイルにおける収集オブジェクトの取得パスを記述するために使用される、ことと、収集オブジェクトのXPATHパスに基づいて収集オブジェクトのサブスクリプション要求を第2のネットワークデバイスに送信することと、第2のネットワークデバイスから送信された収集オブジェクトについての情報を受信することとを含む。
【0008】
例示的な実施形態では、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトの拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスを決定することは、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを取得することであって、ネットワーク要素ドライバパッケージは、第2のネットワークデバイスの収集関連情報を記述するために使用されることと、第2のネットワークデバイスの収集関連情報に基づいて第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトのXPATHパスを決定することとを含む。
【0009】
例示的な実施形態では、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを取得することは、第2のネットワークデバイスから送信された収集能力通知情報を受信することであって、収集能力通知情報は、第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用されることと、自己説明タグ及び第2のネットワークデバイスの機構能力に基づいて第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを生成することとを含む。
【0010】
第2の態様によれば、デバイス管理方法が提供される。方法は、第2のネットワークデバイスによって、拡張されたYANGモデルファイルを取得することであって、拡張されたYANGモデルファイルは、自己説明タグを含み、自己説明タグは、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用されることと、拡張されたYANGモデルファイルについての情報を第1のネットワークデバイスに送信することとを含む。
【0011】
例示的な実施形態では、拡張されたYANGモデルファイルについての情報を第1のネットワークデバイスに送信することは、拡張されたYANGモデルファイルを第1のネットワークデバイスに送信すること、又は拡張されたYANGモデルファイルの位置を第1のネットワークデバイスに送信することを含む。
【0012】
例示的な実施形態では、拡張されたYANGモデルファイルについての情報を第1のネットワークデバイスに送信することの後で、方法は、第1のネットワークデバイスから送信された収集オブジェクトのサブスクリプション要求を受信することと、サブスクリプション要求に基づいて収集オブジェクトについての情報を第1のネットワークデバイスに送信することとをさらに含む。
【0013】
例示的な実施形態では、方法は、収集能力通知情報を第1のネットワークデバイスに送信することであって、収集能力通知情報は、第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用されることをさらに含む。
【0014】
第3の態様によれば、デバイス管理装置が提供される。装置は、第1のネットワークデバイスで使用され、また、装置は、拡張されたさらに別の次世代YANGモデルファイルを第2のネットワークデバイスから取得することであって、拡張されたYANGモデルファイルは、自己説明タグを含み、自己説明タグは、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用される、ことを行うように構成された取得モジュールと、拡張されたYANGモデルファイルから自己説明タグを取得するように構成された読取りモジュールと、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスを管理するように構成された管理モジュールとを含む。
【0015】
例示的な実施形態では、管理モジュールは、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトの拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスを決定することであって、収集オブジェクトのXPATHは、YANGモデルファイルにおける収集オブジェクトの取得パスを記述するために使用されることと、収集オブジェクトのXPATHパスに基づいて収集オブジェクトのサブスクリプション要求を第2のネットワークデバイスに送信することと、第2のネットワークデバイスから送信される収集オブジェクトについての情報を受信することとを行うように構成される。
【0016】
例示的な実施形態では、管理モジュールは、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを取得することであって、ネットワーク要素ドライバパッケージは、第2のネットワークデバイスの収集関連情報を記述するために使用されることと、第2のネットワークデバイスの収集関連情報に基づいて第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトのXPATHパスを決定することとを行うように構成される。
【0017】
例示的な実施形態では、管理モジュールは、第2のネットワークデバイスから送信された収集能力通知情報を受信することであって、収集能力通知情報は、第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用されることと、自己説明タグ及び第2のネットワークデバイスの機構能力に基づいて第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを生成することとを行うように構成される。
【0018】
第4の態様によれば、デバイス管理装置が提供される。装置は、第2のネットワークデバイスで使用され、また、装置は、拡張されたさらに別の次世代YANGモデルファイルを取得することであって、拡張されたYANGモデルファイルは、自己説明タグを含み、自己説明タグは、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用される、ことを行うように構成された取得モジュールと、拡張されたYANGモデルファイルについての情報を第1のネットワークデバイスに送信するように構成された送信モジュールとを含む。
【0019】
例示的な実施形態では、送信モジュールは、拡張されたYANGモデルファイルを第1のネットワークデバイスに送信する、又は拡張されたYANGモデルファイルの位置を第1のネットワークデバイスに送信するように構成される。
【0020】
例示的な実施形態では、装置は、
第1のネットワークデバイスによって送信される収集オブジェクトのサブスクリプション要求を受信するように構成された受信モジュールをさらに含み、
送信モジュールは、サブスクリプション要求に基づいて収集オブジェクトについての情報を第1のネットワークデバイスに送信するようにさらに構成される。
【0021】
例示的な実施形態では、送信モジュールは、収集能力通知情報を第1のネットワークデバイスに送信することであって、収集能力通知情報は、第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用される、ことを行うようにさらに構成される。
【0022】
前述の実施形態のいずれか1つでは、第2のネットワークデバイスの機構能力は、第2のネットワークデバイスのサブスクリプションモード、報告プロトコル、暗号化プロトコル、符号化/復号モード、サポートされる収集オブジェクト、条件付きサブスクリプションがサポートされるかどうかを示す情報、サブスクリプション条件、サポートされるセンサの数量、及び各センサがサブスクライブすることができる拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスの数量のうちの1つ又は複数を含む。
【0023】
第5の態様によれば、第1のネットワークデバイスがさらに提供される。第1のネットワークデバイスは、第1の態様のいずれか1つによる方法を実行するように構成される。
【0024】
第6の態様によれば、第2のネットワークデバイスがさらに提供される。第2のネットワークデバイスは、第2の態様のいずれか1つによる方法を実行するように構成される。
【0025】
第7の態様によれば、デバイス管理システムが提供される。システムは、第1のネットワークデバイス及び第2のネットワークデバイスを含み、第1のネットワークデバイスは、第1の態様のいずれか1つによる方法を実行し、第2のネットワークデバイスは、第2の態様のいずれか1つによる方法を実行する。
【0026】
第8の態様によれば、ネットワークデバイスがさらに提供される。このデバイスは、メモリ及びプロセッサを含む。メモリは、少なくとも1つの命令を記憶し、プロセッサは、この少なくとも1つの命令をロードして実行して、第1の態様又は第2の態様のいずれかによる方法を実施する。
【0027】
第9の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体がさらに提供される。記憶媒体は、少なくとも1つの命令を記憶し、プロセッサは、命令をロードして実行して、第1の態様又は第2の態様のいずれかによる方法を実施する。
【0028】
別の通信装置も提供される。装置は、トランシーバ、メモリ、及びプロセッサを含む。トランシーバと、メモリと、プロセッサとは、内部の接続チャネルを通して互いに通信する。メモリは、命令を記憶するように構成される。プロセッサは、メモリに記憶された命令を実行して、信号を受信及び送信するようにトランシーバを制御するように構成される。さらに、プロセッサがメモリに記憶された命令を実行したとき、プロセッサは、前述の可能な実装のうちのいずれか1つの方法を実行することができるようになる。
【0029】
例示的な実施形態では、1つ又は複数のプロセッサがあり、1つ又は複数のメモリがある。
【0030】
例示的な実施形態では、メモリがプロセッサに一体化されてよく、又は、メモリとプロセッサとは別々に配置される。
【0031】
具体的な実装プロセスでは、メモリは、非一時的な(non-transitory)メモリ、例えば、読取り専用メモリ(readonly memory、ROM)であってよい。メモリとプロセッサとは、同じチップ上に一体化されてよいし、又は異なるチップ上に別々に配置されてよい。メモリのタイプ、並びにメモリ及びプロセッサを配置する方式は、この出願のこの実施形態では限定されない。
【0032】
コンピュータプログラム(製品)が提供される。コンピュータプログラム(製品)は、コンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、前述の態様の方法を実行することができるようになる。
【0033】
チップが提供される。チップは、メモリに記憶された命令をメモリから呼び出し、命令を実行して、チップが設置されている通信デバイスが前述の態様の方法を実行することができるようにするように構成されたプロセッサを含む。
【0034】
別のチップも提供される。チップは、入力インタフェース、出力インタフェース、プロセッサ、及びメモリを含む。入力インタフェースと、出力インタフェースと、プロセッサと、メモリとは、内部の接続チャネルを通じて互いに接続される。プロセッサは、メモリ中のコードを実行するように構成される。コードが実行されたとき、プロセッサは、前述の態様の方法を実行するように構成される。
【図面の簡単な説明】
【0035】
図1図1は、この出願の実施形態によるテレメトリプッシュモードを示す概略図である。
図2図2は、この出願の実施形態によるネットワーク監視システムの構造の概略図である。
図3図3は、この出願の実施形態によるデバイス管理システムの構造の概略図である。
図4図4は、この出願の実施形態によるデバイス管理方法の流れ図である。
図5図5は、この出願の実施形態によるOPMとFCAPSとの間の関係の概略図である。
図6図6は、この出願の実施形態による視覚的に拡張されたYANGモデルの構造の概略図である。
図7図7は、この出願の実施形態によるデータ収集プロセスの概略対話図である。
図8図8は、この出願の実施形態によるOPMモデルとNEDパッケージとの間の変換のプロセスの概略図である。
図9図9は、この出願の実施形態によるデバイス管理のための対話プロセスの概略図である。
図10図10は、この出願の実施形態によるデバイス管理のための対話プロセスの概略図である。
図11図11は、この出願の実施形態によるデバイス管理装置の構造の概略図である。
図12図12は、この出願の実施形態によるデバイス管理装置の構造の概略図である。
図13図13は、この出願の実施形態によるデバイス管理装置の構造の概略図である。
図14図14は、この出願の実施形態によるネットワークデバイスの構造の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0036】
この出願の実施形態で使用される用語は、単にこの出願の具体的な実施形態を説明するために使用されるものであり、この出願を限定することは意図されていない。
【0037】
SDNネットワーク中のデバイスの規模が増大し、SDNネットワーク上でより多くのサービスが搬送されるようになるにつれて、より高い精度でデータを監視して適時にマイクロバーストトラフィックを検出して迅速に調整することを含む、より高い要件が、SDNネットワークのインテリジェントな動作及び保守に課されるようになっている。さらに、デバイスの機能及び性能に対する監視プロセスの影響を最小化し、デバイス及びネットワークの利用を改善する必要がある。
【0038】
テレメトリ(Telemetry)技術は、前述の要件を満たすことができる。テレメトリ技術は、インテリジェントな動作及び保守システムがより多くのデバイスを管理し、より高い精度及びより高い実時間性能でデータを監視するのをサポートする。監視プロセスは、デバイスの機能及び性能にほとんど影響を与えない。これは、迅速なネットワーク問題特定、並びにネットワーク品質の最適化及び調整のための、最も重要なビッグデータの基礎を提供する。ネットワーク品質解析は、インテリジェントな動作及び保守を有効にサポートするビッグデータ解析に変換される。従って、テレメトリ技術は、ますます幅広く適用されている。
【0039】
現在、プッシュモードのテレメトリ技術では、ネットワークデバイスは、定期的に、又は動的な変化トリガ方式でNMS側にデータを自動的にプッシュし、それによりクエリが繰り返されることを回避し、監視性能を向上させることができる。例えば、プッシュプロセスは、図1に示される。デバイス側は、サブスクライブされるデータをNMS側にプッシュし、NMS側は、デバイス側から送信されるデータを待機する。デバイス側から送信されたデータは、ネットワーク遅延の影響を回避するために、タイムスタンプを含んでよい。さらに、デバイス側は、NMS側とデバイス側との間の対話を減少させるために、データをパッケージングして送信してもよい。
【0040】
NMS側は、ネットワーク監視システムを使用することによって、デバイス側からプッシュされるデータを監視及び管理する。図2に示されるネットワーク監視システムが例として使用される。NMS側は、ネットワーク監視システムを使用することによって異なるベンダ、タイプ、及びバージョンのデバイスに接続され、様々なタイプのネットワーク動作及び保守データを収集する。異なるベンダ、タイプ、及びバージョンのデバイスのモデル及びインタフェースは、大きく異なる。従って、ネットワーク監視システムは、ドライバレイヤを有する。ドライバレイヤは、デバイスの動作及び保守データを分類及び収集し、そのデータを統一されたモデルに変換するために、収集及び適応を完了するために使用される。
【0041】
データを分類及び収集するために、通常は、設定ファイルが手作業でコンパイルされ、デバイスマッチングを完了する。但し、上位レイヤのネットワーク監視システムは、様々なベンダ、タイプ、及びバージョンの、能力の変化を伴う様々なデバイスに接続される必要がある。あるデバイスベンダが新たな機能、デバイスモデル、及びバージョンを導入したとき、そのデバイスベンダは、マッチングのために上位レイヤのネットワーク監視システム上に設定ファイルを手作業でコンパイルする必要がある。これは、非効率的であり、エラーが起こりやすい。さらに、上位レイヤのネットワーク監視システムは、デバイスと協働してバージョンをリリースする必要がさらにあり、これも低効率につながる。
【0042】
上記に鑑みて、この出願の実施形態は、デバイス管理方法を提供する。方法によれば、複雑なテレメトリの収集及びマッチングプロセスを手動プロセスから自動プロセスに変えるために、テレメトリの動作及び保守データが、自動的にラベル付けされ、動的に学習されることが可能である。このようにして、デバイスが新たなオブジェクトタイプ、プロパティ、及びメトリックなどをサポートするとき、上位レイヤのネットワーク監視システム上でテレメトリのマッチングが手動で実行される必要はない。その代わりに、動的な学習が実行される。
【0043】
さらに、さらに別の次世代(yet another next generation、YANG)モデルは、ネットワークの構成及び管理データをモデリングするためにインターネットエンジニアリングタスクフォース(internet engineering task force、IETF)標準機構によって定義された言語である。YANGモデルは、NETCONFクライアントとNETCONFサーバとの間のデータの完全な記述をサポートするので、YANGモデルは、NETCONFクライアントとNETCONFサーバとの間で交換される設定データ、状態データ、遠隔手続き呼出し(remote procedure call、RPC)、及び通知(Notification)を記述するために使用される。従って、この出願の実施形態では、YANGモデルに基づいてデバイスを管理する方式が使用される。
【0044】
この出願の実施形態で提供されるデバイス管理方法は、図3に示されるデバイス管理システムに適用されうる。デバイス管理システムは、NMS側のパッケージ管理サービスシステム、及びネットワーク監視管理システムと、デバイス側のデバイスA、デバイスB、及びデバイスCとを含む。図3では、デバイス側のデバイスA、デバイスB、デバイスCのみが説明のための例として使用されているが、この出願の実施形態では、デバイスの数量は限定されないことに留意すべきである。さらに、パッケージ管理サービスシステムとネットワーク監視管理システムとは、1つのネットワークデバイス上に配備されてよいし、又は異なるネットワークデバイス上に配備されてよい。パッケージ管理サービスシステム及びネットワーク監視管理システムの配備の方式も、この出願の実施形態では限定されない。
【0045】
パッケージ管理サービスシステムは、限定されるわけではないが、YANGモデルファイル及びプロトコル(proto)ファイルパッケージの管理、例えば、作成、削除、及び修正などの管理を担当する。ネットワーク監視管理システムは、限定されるわけではないが、オブジェクトタイプ、プロパティ、及びメトリック(object type、property and metric、OPM)モデルアノテーションに基づくサービスYANGファイルの学習、収集オブジェクトに対応するOPMモデルアノテーション及び拡張可能マークアップ言語パス言語(xml path language、XPATH)の抽出、管理されるデバイスのテレメトリ能力の通知のリッスン、並びに管理されるデバイスのOPMモデルアノテーションに基づく収集オブジェクトのサブスクリプションを担当する。管理されるデバイスは、限定されるわけではないが、以下の動作、即ち、YANGモデルパッケージ管理サービスシステムからパッケージ管理要求を受信すること、デバイスバージョンに対するパッケージ管理の影響を検出すること、ネットワーク監視管理システムからサブスクリプション要求を受信すること、及びYANGモデルのスキーマクエリ要求を受信すること、を実行するように構成される。
【0046】
次に、図3に示される実装環境を参照して、NMS側のデバイスが第1のネットワークデバイスであり、デバイス側のデバイスが第2のネットワークデバイスである例が、この出願の実施形態で提供されるデバイス管理方法を説明するために用いられる。図4を参照されたい。方法は、以下のいくつかのプロセスを含む。
【0047】
401:第2のネットワークデバイスが、拡張されたYANGモデルファイルを取得する。ここで、拡張されたYANGモデルファイルは、自己説明タグを含み、自己説明タグは、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用される。
【0048】
この出願のこの実施形態では、拡張されたYANGモデルファイルは、図3に示される、OPMモデルアノテーションに基づく前述のサービスYANGファイルである。OPMモデルアノテーションは、拡張されたYANGモデルファイルに含まれる自己説明タグであり、OPMモデルアノテーションは、限定されるわけではないが、以下の内容を含む。
オブジェクトタイプ(O):オブジェクトタイプID(大域的に一意的)、名前、及び記述などを含む。
プロパティ(P):プロパティID(オブジェクトタイプ内で一意的)、名前、記述、データタイプ(例えば、ストリング又は整数)、長さ、1次キー、及び列挙値などを含む。
メトリック(M):メトリックタイプ(性能、アラーム、及び状態など)、メトリックID(オブジェクトタイプ内で一意的)、名前、記述、単位、データタイプ、値範囲、及び時間集計タイプなどを含む。
【0049】
例えば、図5は、OPMと、障害、構成、課金、性能、機密(fault configuration accounting performance and security、FCAPS)との間の対応を示している。FCAPSは、国際電気通信連合電気通信標準化部門(International Telecommunication Union-Telecommunication Standardization Sector、ITU-T)によって提案されるネットワーク管理システムの5つの基本的な機能であり、また、ネットワーク管理作業の5つの標準でもある。図5から、OPMにおけるオブジェクトタイプは、FCAPSモデルにおけるリソース管理オブジェクト、性能管理オブジェクト、及びアラーム管理オブジェクトに対応し、OPMにおけるプロパティは、FCAPSモデルにおけるリソース管理オブジェクトに対応し、オブジェクトプロパティを記述するために使用され、OPMにおけるメトリックは、FCAPSモデルにおける状態、統計、及びアラームなどに対応することが分かる。
【0050】
拡張されたYANGモデルファイルは、第2のネットワークデバイスによってパッケージ管理サービスシステムから取得されてよいし、又は第2のネットワークデバイス上のネットワーク管理者によって直接構成されてよい。第2のネットワークデバイスが拡張されたYANGモデルファイルを取得する方式は、この出願の実施形態では限定されない。拡張されたYANGモデルファイルを取得する方式に関わらず、拡張されたYANGモデルファイルは、自己説明タグを含み、自己説明タグは、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用される。
【0051】
例えば、サービスYANGモデルでは拡張実行されてよく、拡張されたYANGモデルファイルは、ネットワーク動作及び保守データを分類してラベル付けする方式で取得される。例えば、YANGシンタックスの拡張の内容は以下の通りである。
module opm-extension {
namespace ”urn:foo:yang:opm-extension”;
prefix opmext;
extension agg-type {
argument value;
description ”The time aggregation type of status data, include avg/sum/max/min.”;

extension opm-type {
argument value;
description ”OPM is the contraction of Object type, Property and Metric. It is the abstraction way of network domain model.”;

extension name {
argument value;
description ”The brief description.”;

【0052】
YANGシンタックスの前述の拡張に基づいて、取得される拡張されたYANGモデルファイルの内容は、以下のようになりうる。
module foo-ifm {
container interfaces {
opmext:opm-type ”object type”;
opmext:name ”Interface”;

list interface {
leaf ifName {
type pub-type:ifName;
opmext:opm-type ”property”;
opmext:name ”Interface Name”;

leaf ifStatiEnable {
type boolean;



container ifStatistics {
opmext:opm-type ”metric”;
when ”../ifStatiEnable =’true’”; //統計を可能にすることは、WHENステートメントを通して定義される
leaf receiveByte {
type uint64;
opmext:name ”Receive Byte”;
opmext:agg-type ”sum”;

【0053】
前述のOPMの拡張を通してサービスYANGモデルファイルがラベル付けされた後で、拡張されたYANGモデルファイルが視覚化され、表示方式は、図6に示される。図6から、YANGモデルにおける「Interfaces」と名付けられた構造が、オブジェクトタイプとラベル付けされ、YANGモデルにおける「interface」という名前の名前リーフノードifNameなどが、プロパティとラベル付けされ、YANGモデルにおけるifStatisticsが、メトリックとラベル付けされることを学ぶことができる。
【0054】
サービスYANGモデルにおいて拡張extensionを実行し、ネットワーク動作及び保守データを分類及びラベル付けする方式で拡張されたYANGモデルファイルを取得することに加えて、この出願の実施形態で提供される方法は、ietfモジュールタグに基づいてノードタグを拡張する方式で拡張されたYANGモデルファイルを取得することをさらにサポートする。例えば、例として、以下のノードタグのモジュール構造が使用される。
module: ietf-data-node-tag
augment /tags:module-tags/tags:module:
+--rw module-tags
+--rw module*[name]
+--rw name yang:yang-identifier
+--rw tag* tag
+--rw masked-tag* tag
+--rw node-tags*[node-selector]
+--rw node-selector nacm:node-instance-identifier
+--rw tag* tag
+--rw masked-tag* tag
【0055】
OPMタグが拡張された後、取得された構造は、以下の通りである。
module ietf-data-node-tag{
import module-tags{prefix tags;}
ntags:nde-tag ”ietf:object-type”;
ntags:nde-tag ”ietf:property”;
ntags:nde-tag ”ietf:metric”;
【0056】
OPMタグの前述の拡張に基づいて、取得された拡張されたYANGモデルファイルは、以下のようになりうる。
<t:module-tags xmlns:t=”urn:ietf:params:xml:ns:yang:ietf-module-tags”>
<t:module>
<t:name>foo-ifm</t:name>
<t:node-tags>
<t:node-selector>/ifm:ifm/ifm:interfaces/ifm:interface</t:node-selector>
<t:tag>ietf:object-type</t:tag>
<t:node-tags>
<t:node-tags>
<t:node-selector>/ifm:ifm/ifm:interfaces/ifm:interface/ifm:ifName</t:node-selector>
<t:tag>ietf:property</t:tag>
<t:node-tags>
<t:node-tags>
<t:node-selector>/ifm:ifm/ifm:interfaces/ifm:interface/ifm:ifStatistics</t:node-selector>
<t:tag>ietf:metic</t:tag>
</t:node-tags>
</t:module>
</t:module-tags>
【0057】
ietfモジュールタグに基づいてノードタグを拡張する前述の方式で取得される拡張されたYANGモデルファイルは、依然として、図6に示されるように視覚的に表示されうる。ネットワーク監視データは、実時間で視覚化され、ネットワーク動作及び保守の要求に迅速に応答することができる。
【0058】
402:第2のネットワークデバイスが、拡張されたYANGモデルファイルについての情報を第1のネットワークデバイスに送信する。
【0059】
第2のネットワークデバイスが拡張されたYANGモデルファイルを取得した後で、第2のネットワークデバイスは、第1のネットワークデバイスが拡張されたYANGモデルファイルを学習するように、取得された拡張されたYANGモデルファイルを第1のネットワークデバイスに送信する。例えば、第2のネットワークデバイスは、管理プレーンインタフェースを通して、拡張されたYANGモデルファイルを第1のネットワークデバイスに送信しうる。
【0060】
例示的な実施形態では、拡張されたYANGモデルファイルを第1のネットワークデバイスに直接送信することに加えて、第2のネットワークデバイスは、第1のネットワークデバイスが位置に基づいて拡張されたYANGモデルファイルを取得するように、拡張されたYANGモデルファイルの位置をさらに送信してよい。
【0061】
403:第1のネットワークデバイスが、第2のネットワークデバイスから拡張されたYANGモデルファイルを取得する。
【0062】
402で上述したように、第2のネットワークデバイスは、第1のネットワークデバイスが管理プレーンインタフェースを通して第2のネットワークデバイスから拡張されたYANGモデルファイルを取得するように、管理プレーンインタフェースを通して、拡張されたYANGモデルファイルを第1のネットワークデバイスに送信しうる。
【0063】
第2のネットワークデバイスが拡張されたYANGモデルファイルの位置を送信する場合には、第1のネットワークデバイスは、その位置に基づいて拡張されたYANGモデルファイルを取得する。
【0064】
404:第1のネットワークデバイスが、拡張されたYANGモデルファイルから自己説明タグを取得する。
【0065】
拡張されたYANGモデルファイルを取得した後で、第1のネットワークデバイスは、拡張されたYANGモデルファイルから自己説明タグを取得する。異なるデバイスタイプ及びバージョンについて同じサービスYANGファイルの異なるバージョンがアップロードされるので、この出願のこの実施形態では、拡張されたYANGモデルファイルを取得した後で、第1のネットワークデバイスは、最高のバージョンをベースラインとして使用することによって、拡張されたYANGモデルファイルからOPMモデル、即ち自己説明タグを抽出しうる。
【0066】
405:第1のネットワークデバイスが、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスを管理する。
【0067】
自己説明タグを使用することによって第2のネットワークデバイス上でデータ収集管理が実行される例が用いられる。図7を参照されたい。データ収集管理については、以下のいくつかのプロセスがある。
【0068】
4051:第1のネットワークデバイスが、自己説明タグに基づいて、第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトのXPATHパスを決定する。
【0069】
例示的な実施形態では、自己説明タグは、収集オブジェクトのXPATHパスを含み、収集オブジェクトのXPATHは、YANGモデルファイルにおける収集オブジェクトの取得パスを記述するために使用される。従って、第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトのXPATHパスは、自己説明タグに基づいて直接決定されうる。
【0070】
さらに、第2のネットワークデバイスは、第1のネットワークデバイスとの能力のネゴシエーションをさらに実行してよい。能力のネゴシエーションを実行するプロセスでは、第2のネットワークデバイスの機構能力が第1のネットワークデバイスに通知される場合に、第1のネットワークデバイスは、より対象を絞った方式で第2のネットワークデバイス上でより正確な管理を実行する。
【0071】
例示的な実施形態では、方法は、第2のネットワークデバイスが収集能力通知情報を第1のネットワークデバイスに送信することをさらに含む。ここで、収集能力通知情報は、第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用される。
【0072】
第2のネットワークデバイスが収集能力通知情報を第1のネットワークデバイスに送信する機会は、この出願のこの実施形態では限定されない。例えば、YANGモデルのバージョンが変化したことを検出したとき、第2のネットワークデバイスは、収集能力通知情報を第1のネットワークデバイスに送信するようにトリガされうる。例えば、収集能力通知情報は、代替的に、定期的に送信されてよい。
【0073】
収集能力通知情報が送信される機会に関わらず、例えば、第2のネットワークデバイスの機構能力は、第2のネットワークデバイスのサブスクリプションモード(例えば、静的サブスクリプション又は動的サブスクリプション)、報告プロトコル(例えば、gRPC又はUDP)、暗号化プロトコル、符号化/復号モード(gpb又はgpbkv)、サポートされる収集オブジェクト、条件付きサブスクリプションがサポートされるかどうかを示す情報、サブスクリプション条件、サポートされるセンサの数量、及び各センサがサブスクライブすることができる拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスの数量のうちの1つ又は複数を含む。さらに、機構能力は、第2のネットワークデバイスの階層的能力モデル、例えば、第2のネットワークデバイスのグローバルレベルパラメータ、データストアデータセットパラメータ、又はノードレベルパラメータをさらに含んでよい。階層的能力モデルでは、下位レベルの能力の定義は、上位レベルをカバーする。即ち、上位レベルと下位レベルとは、同じ能力を有する。上位レベルの能力を有することに加え、下位レベルは、固有の能力をさらに有する。
【0074】
機構能力は、モデルを使用してネゴシエートされうる。例えば、テレメトリの能力のネゴシエーションがYANGモデルを使用して実行される例が用いられる。YANGの構造は、以下のようになりうる。
module: telemetry-capabilities
+-- ro datastore-subscription-capabilities
+-- ro (update-period) ?
| +--: (minimum-update-period)
| | +-- ro minimum-update-period ? uint 32
| +--: (supported-update-period)
| +-- ro supported-update-period * uint 32
+-- ro max-objects-per-update ? uint 32
+-- ro minimum-dampening-period ? uint 32
+-- ro max-sensors ? uint 32
+-- ro max-xpaths-per-sensor ? uint 32
+-- ro supported-subscription-type * identityref
+-- ro supported-protocol * identityref
+-- ro supported-encryption * identityref
+-- ro supported-encoding * identityref
+-- ro datastore-capabilities * [datastore]
+-- ro datastore union
+-- ro (update-period) ?
| +--: (minimum-update-period)
| | +-- ro minimum-update-period ? uint 32
| +--: (supported-update-period)
| +-- ro supported-update-period * uint 32
+-- ro max-objects-per-update ? uint 32
+-- ro minimum-dampening-period ? uint 32
+-- ro max-xpaths-per-sensor ? uint 32
+-- ro on-change-supported-for-config ? boolean
+-- ro on-change-supported-for-state ? boolean
+-- ro per-node-capabilities * [node-selector]
+-- ro node-selector nacm: node-i:
+-- ro (update-period) ?
| +--: (minimum-update-period)
| | +-- ro minimum-update-period ? uint 32
| +--: (supported-update-period)
| +-- ro supported-update-period * uint 32
+-- ro max-objects-per-update ? uint 32
+-- ro minimum-dampening-period ? uint 32
+-- ro max-xpaths-per-sensor ? uint 32
+-- ro (conditional-subscription) ?
| +-- ro conditional-supported boolean
| +-- ro conditions * string
+-- ro on-change-supported boolean
【0075】
機構能力をネゴシエートするために使用されるYANGモデルでは、max-sensorsは、サポートされるセンサの数量を示し、max-xpaths-per-sensorは、各センサがサブスクライブすることができるXPTHパスの数量を示し、supported-subscription-typeは、サポートされるサブスクリプションタイプを示し、supported-protocolは、報告プロトコルを示し、supported-encryptionは、暗号化プロトコルを示し、supported-encodingは、符号化/復号モードを示す。
【0076】
例えば、max-sensorsは、サポートされるセンサの数量が10であることを示し、max-xpaths-per-sensorは、各センサがサブスクライブすることができるXPTHパスの数量が5であることを示し、supported-subscription-typeは、サポートされるサブスクリプションタイプがダイナミック(dynamic)及びスタティック(static)であることを示し、supported-protocolは、報告プロトコルがgRPC及びUDPであることを示し、supported-encryptionは、暗号化プロトコルがSSL3.0及びTLS1.0であることを示し、supported-encodingは、符号化/復号モードがGBP及びJSONであることを示す。この場合には、能力のネゴシエーションのためのYANGモデルに基づいて、YANGインスタンスは、以下のようになりうる。
<datastore-subscription-capabilities
xmlnsorn:left:params:xml:ns:yang:telemetry-capabilities>
<minimum-update-period>500</minimum-update-period >
<max-objects-per-update>2000</ max-objects-per-update >
<minimum-dampening-period>100</minimum- dampening -period >
<max-sensors>10</ max-sensors >
<max-xpaths-per- sensors >5</ max-xpaths-per- sensors>
<supported- subscription -type>
< subscription -type >dynamic</ subscription -type>
< subscription -type >statio</ subscription -type>
</ supported- subscription -type >
< supported-protocol>
<protoool>grpo</protoool>
<protoool>adp</protoool>
</ supported-protoool>
< supported-encryption>
< encryption >ssl 3.0</ encryption>
< encryption >tls 1.0</ encryption>
</ supported- encryption>
< supported-encoding>
< encoding >gbp</ encoding>
< encoding >json</ encoding>
</ supported- encoding >
<datastore-capabilities>
<datastore xmlnsorn:left:params:xml:ns:yang:letf-datastores>
operational
</datastore>
<on-change-supported-for-state>true</ on-change-supported-for-state>
<per-node- capabilities>
<node-selector>/devm:devm/devm:cpuInfos</ node-selector>
<minimum-update-period>10</ minimum-update-period>
</per-node- capabilities>
<per-node- capabilities>
<node-selector>/devm:devm/devm:memoryInfos</node-selector>
<minimum-update-period>10</ minimum-update-period>
<on-change-supported>false</on-change-supported>
</per-node- capabilities>
<per-node- capabilities>
<node-selector>/ifm:ifm/ifm:interfaces/ifm:interface</node-selector>
</per-node- capabilities>
<per-node- capabilities>
<node-selector>/ifm:ifm/ifm:interfaces/ifm:interface/ifm:ifStatisitcs</node-selector>
<minimum-update-period>10</ minimum-update-period>
<conditional-subscription>
<conditional-supported>true</ conditional-supported >
<conditions>ifName</conditions>
</ conditional-subscription>
<on-change-supported>false</on-change-supported>
</per-node-capabilities>
</datastore-capabilities>
</datastore-subscription-capabilities>
【0077】
例示的な実施形態では、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを取得することは、第1のネットワークデバイスが、第2のネットワークデバイスから送信された収集能力通知情報を受信することであって、収集能力通知情報が、第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用される、ことを行い、自己説明タグ、及び第2のネットワークデバイスの機構能力に基づいて、第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを生成する、ことを含む。
【0078】
例示的な実施形態では、第1のネットワークデバイスが自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトのXPATHパスを決定することは、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを取得することであって、ネットワーク要素ドライバパッケージが、第2のネットワークデバイスの収集関連情報を記述するために使用される、ことと、第2のネットワークデバイスの収集関連情報に基づいて第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトのXPATHパスを決定することと、を含む。
【0079】
図8は、ネットワーク監視システムがデバイスモデルをOPMモデル及びNEDパッケージに変換するプロセスを示す。第1のネットワークデバイスでは、テレメトリ能力通知を通して、ネットワーク監視システムは、テレメトリ及び第2のネットワークの関係する機構能力をサポートするYANGモデルを取得し、OPM自己説明タグを参照してNEDパッケージを生成する。さらに、ネットワーク監視システムは、デバイスprotoファイルに基づいてオンラインでクラスファイルをコンパイルする。クラスファイルは、GPB復号のために、コレクタが動作しているときにロードされる。
【0080】
ネットワーク要素ドライバ(NED)パッケージは、ネットワーク要素タイプ及びバージョンの粒度でネットワーク要素のテレメトリの収集関連情報を記述する。
【0081】
テレメトリの収集に関係するモデルは、OPMアノテーションモデル及びProtoファイル、対応するXPATH、メトリック統計の収集を可能にするXPATH構成、並びに測定式(差別化されたマッチングが必要とされる場合)などを有する。
【0082】
4052:第1のネットワークデバイスが、収集オブジェクトのXPATHパスに基づいて、第2のネットワークに収集オブジェクトのサブスクリプション要求を送信する。
【0083】
第1のネットワークデバイスが収集オブジェクトのXPATHパスを決定するので、第1のネットワークデバイスは、収集オブジェクトについての情報にサブスクライブするために、収集オブジェクトのXPATHパスに基づいて収集オブジェクトのサブスクリプション要求を第2のネットワークデバイスに送信しうる。
【0084】
4053:第2のネットワークデバイスが、第1のネットワークデバイスから送信された収集オブジェクトのサブスクリプション要求を受信する。
【0085】
4054:第2のネットワークデバイスが、サブスクリプション要求に基づいて、収集オブジェクトについての情報を第1のネットワークデバイスに送信する。
【0086】
サブスクリプション要求は、収集オブジェクトの識別子を搬送し、第2のネットワークデバイスは、収集オブジェクトについての情報を第1のネットワークデバイスに報告しうる。
【0087】
4055:第1のネットワークデバイが、第2のネットワークデバイスから送信された収集オブジェクトについての情報を受信する。
【0088】
第1のネットワークデバイスは、第2のネットワークデバイスから送信された収集オブジェクトについての情報を受信して、その情報に基づいてデバイス管理を実行する。
【0089】
この出願のこの実施形態で提供される方法によれば、ネットワーク動作及び保守データは、自己説明タグを用いてラベル付けされる。これは、データ収集などのデバイス管理を容易にし、エラーが起こりにくくなり、それにより、比較的高い管理精度が実現されるだけでなく、管理効率も改善する。
【0090】
さらに、第2のネットワークデバイスの機構能力が、能力の通知を通して第1のネットワークデバイスに通知され、それにより、第1のネットワークデバイスによる第2のネットワークデバイスの管理精度及び管理効率がさらに改善される。
【0091】
上位レイヤのネットワーク監視の追加により、ネットワーク監視データは、実時間で視覚化され、ネットワーク動作及び保守の要求に迅速に応答することができる。この出願のこの実施形態で提供される方法によれば、開発及び保守のコストがさらに削減でき、テレメトリ能力モデルの記述は、実行状態でYANGモデルを使用して直接変換され、設計及び実行中に同じメタデータを保証することができる。
【0092】
理解し易いように、デバイス管理の対話プロセスについて、第1のネットワークデバイスがネットワーク監視管理システム及びYANGモデルパッケージ管理サービスシステムを含み、第2のネットワークデバイスがデバイスAである例を用いて説明する。図9に示されるように、このデバイス管理方法は、以下のプロセスを含む。
【0093】
901:YANGモデルパッケージ管理サービスシステムが、OPMモデルアノテーションベースのモデルセット、及び対応するProtocolファイルを生成してソフトウェアパッケージを形成し、パッケージ管理モジュールを用いて、そのソフトウェアパッケージを対応するネットワークデバイスにダウンロード及びインストールする。
【0094】
902:デバイスAが、ソフトウェアパッケージに基づいてアップグレードを実行し、デバイスAが、デバイスバージョンの変化を感知する。
【0095】
903:デバイスAが、ネットワーク監視管理システム(コレクタ)にテレメトリ能力通知を送信して、OPMアノテーションを有する収集オブジェクトのXPATHパス情報を通知する。
【0096】
904から906:ネットワーク監視管理システムが、デバイスAとのNETCONFセッションを確立し、NETCONFセッションに基づいてそのデバイス及びネットワーク管理システムの能力をネゴシエートし、そのデバイスによってサポートされる全てのYANGモデルのリストについての情報についてそのデバイスに問い合わせる。
【0097】
例えば、ネットワーク監視管理システムは、<get-schema>を用いてデバイスAからYANGモデルを取得し、デバイスAは、YANGモデルに対応するURL取得位置情報を返し、ネットワーク監視管理システムは、そのURL取得位置情報に基づいて、そのデバイスによってサポートされる全てのYANGモデルのリストについての情報を取得する。
【0098】
907:ネットワーク監視管理システムが、OPMアノテーションに基づくサービスYANGモデルファイルを取得し、記憶する。
【0099】
908:ネットワーク監視管理システムが、OPMモデルに対応する収集オブジェクトのXPATHパス情報に基づいてデバイスAに対してサブスクリプション要求を開始する。
【0100】
909:デバイスAが、サブスクライブされる収集オブジェクトについての情報を返す。
【0101】
この出願のこの実施形態の例示的な実施形態では、図9に示されるデバイス管理プロセスでは、ネットワーク監視管理システムがデバイスAとのNETCONFセッションを確立するプロセスが、デバイスAが拡張されたYANGモデルパッケージを取得する前にさらに実行されうる。例えば、図10に示されるように、デバイス管理方法は、以下のプロセスを含む。
【0102】
1001から1003:ネットワーク監視管理システムが、デバイスとのNETCONFセッションを確立し、NETCONFセッションに基づいてそのデバイス及びネットワーク管理システムの能力をネゴシエートし、そのデバイスによってサポートされる全てのYANGモデルのリストについての情報についてそのデバイスに問い合わせる。
【0103】
例えば、ネットワーク監視管理システムは、<get-schema>を用いてデバイスAからYANGモデルを取得し、デバイスAは、YANGモデルに対応するURL取得位置情報を返し、ネットワーク監視管理システムは、そのURL取得位置情報に基づいて、そのデバイスによってサポートされる全てのYANGモデルのリストについての情報を取得する。
【0104】
1004:ネットワーク監視管理システムが、OPMアノテーションに基づくサービスYANGモデルファイルを取得し、記憶する。
【0105】
1005:YANGモデルパッケージ管理サービスシステムが、OPMモデルアノテーションベースのモデルセット、及び対応するProtocolファイルを生成してソフトウェアパッケージを形成し、パッケージ管理モジュールを用いて、そのソフトウェアパッケージを対応するネットワークデバイスにダウンロード及びインストールする。
【0106】
1006:デバイスAが、ソフトウェアパッケージに基づいてアップグレードを実行し、デバイスが、デバイスバージョンの変化を感知する。
【0107】
1007:デバイスAが、ネットワーク監視管理システム(コレクタ)にテレメトリ能力通知を送信して、OPMアノテーション及び他のSchema情報を有する収集オブジェクトのXPATHパス情報を通知する。
【0108】
例えば、収集オブジェクトが性能インジケータであるかどうか、及び収集オブジェクトのオブジェクトタイプが通知される。前述の機構能力の内容を参照されたい。
【0109】
1008:ネットワーク監視管理システムが、OPMモデルに対応する収集オブジェクトのXPATHパス情報に基づいてデバイスAに対してサブスクリプション要求を開始する。
【0110】
1009:デバイスAが、サブスクライブされる収集オブジェクトについての情報を返す。
【0111】
この出願の実施形態は、デバイス管理装置を提供する。装置は、第1のネットワークデバイスにおいて使用される。第1のネットワークデバイスは、図4図7図9、及び図10の第1のネットワークデバイスである。図11に示される以下のモジュールに基づいて、図11に示されるデバイス管理装置は、第1のネットワークデバイスによって実行される動作の全て又は一部を実行することができる。図11に示されるように、装置は、
第2のネットワークデバイスから拡張されたYANGモデルファイルを取得することであって、拡張されたYANGモデルファイルが、自己説明タグを含み、自己説明タグが、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用される、ことを行うように構成された取得モジュール1101と、
拡張されたYANGモデルファイルから自己説明タグを取得するように構成された読取りモジュール1102と、
自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスを管理するように構成された管理モジュール1103とを含む。
【0112】
例示的な実施形態では、管理モジュール1103は、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトのXPATHパスを決定することであって、収集オブジェクトのXPATHが、YANGモデルファイルにおける収集オブジェクトの取得パスを記述するために使用される、ことを行い、収集オブジェクトのXPATHパスに基づいて収集オブジェクトのサブスクリプション要求を第2のネットワークデバイスに送信し、第2のネットワークデバイスによって送信された収集オブジェクトについての情報を受信するように構成される。
【0113】
例示的な実施形態では、管理モジュール1103は、自己説明タグに基づいて第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを取得することであって、ネットワーク要素ドライバパッケージは、第2のネットワークデバイスの収集関連情報を記述するために使用される、ことを行い、第2のネットワークデバイス収集関連情報に基づいて第2のネットワークデバイスにおける収集オブジェクトのXPATHパスを決定するように構成される。
【0114】
例示的な実施形態では、管理モジュール1103は、第2のネットワークデバイスによって送信された収集能力通知情報を受信することであって、収集能力通知情報は、第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用される、ことを行い、自己説明タグ、及び第2のネットワークデバイスの機構能力に基づいて、第2のネットワークデバイスのネットワーク要素ドライバパッケージを生成するように構成される。
【0115】
例示的な実施形態では、第2のネットワークデバイスの機構能力は、第2のネットワークデバイスのサブスクリプションモード、報告プロトコル、暗号化プロトコル、符号化/復号モード、サポートされる収集オブジェクト、条件付きサブスクリプションがサポートされるかどうかを示す情報、サブスクリプション条件、サポートされるセンサの数量、及び各センサがサブスクライブすることができる拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスの数量のうちの1つ又は複数を含む。
【0116】
この出願のこの実施形態で提供される装置は、自己説明タグを用いてネットワーク動作及び保守データをラベル付けする。これは、データ収集などのデバイス管理を容易にし、エラーが起こりにくくなり、それにより、比較的高い管理精度が実現されるだけでなく、管理効率も改善する。
【0117】
さらに、第2のネットワークデバイスの機構能力が、能力の通知を通して第1のネットワークデバイスに通知され、それにより、第1のネットワークデバイスによる第2のネットワークデバイスの管理精度及び管理効率がさらに改善される。
【0118】
この出願の実施形態は、デバイス管理装置を提供する。装置は、第2のネットワークデバイスにおいて使用される。第2のネットワークデバイスは、図4図7図9、及び図10の第2のネットワークデバイスである。図12又は図13に示される以下のモジュールに基づいて、図12又は図13に示されるデバイス管理装置は、第2のネットワークデバイスによって実行される動作の全て又は一部を実行することができる。図12に示されるように、装置は、
拡張されたさらに別の次世代YANGモデルファイルを取得することであって、拡張されたYANGモデルファイルが、自己説明タグを含み、自己説明タグが、ネットワーク動作及び保守データをラベル付けするために使用される、ことを行うように構成された取得モジュール1101と、
拡張されたYANGモデルファイルについての情報を第1のネットワークデバイスに送信するように構成された送信モジュール1202とを含む。
【0119】
例示的な実施形態では、送信モジュール1202は、拡張されたYANGモデルファイルを第1のネットワークデバイスに送信する、又は拡張されたYANGモデルファイルの位置を第1のネットワークデバイスに送信するように構成される。
【0120】
例示的な実施形態では、図13に示されるように、装置は、
第1のネットワークデバイスによって送信された収集オブジェクトのサブスクリプション要求を受信するように構成された受信モジュール1203をさらに含み、
送信モジュール1202は、サブスクリプション要求に基づいて第1のネットワークデバイスに収集オブジェクトについての情報を送信するようにさらに構成される。
【0121】
例示的な実施形態では、送信モジュール1202は、収集能力通知情報を第1のネットワークデバイスに送信するようにさらに構成され、収集能力通知情報は、第2のネットワークデバイスの機構能力を示すために使用される。
【0122】
例示的な実施形態では、第2のネットワークデバイスの機構能力は、第2のネットワークデバイスのサブスクリプションモード、報告プロトコル、暗号化プロトコル、符号化/復号モード、サポートされる収集オブジェクト、条件付きサブスクリプションがサポートされるかどうかを示す情報、サブスクリプション条件、サポートされるセンサの数量、及び各センサがサブスクライブすることができる拡張可能マークアップ言語パス言語XPATHパスの数量のうちの1つ又は複数を含む。
【0123】
この出願のこの実施形態で提供される装置は、自己説明タグを用いてネットワーク動作及び保守データをラベル付けする。これは、データ収集などのデバイス管理を容易にし、エラーが起こりにくくなり、それにより、比較的高い管理精度が実現されるだけでなく、管理効率も改善する。
【0124】
さらに、第2のネットワークデバイスの機構能力が、能力の通知を通して第1のネットワークデバイスに通知され、それにより、第1のネットワークデバイスによる第2のネットワークデバイスの管理精度及び管理効率がさらに改善される。
【0125】
図11から図13で提供される装置が、装置の機能を実装するとき、機能モジュールへの分割は、単に説明のための例として用いられていることが理解されるべきである。実際の適用中には、前述の機能は、要件に基づいて、実装のために異なる機能モジュールに割り当てられうる。換言すれば、デバイスの内部構造が異なる機能モジュールに分割され、上述の機能の全て又は一部を実装する。さらに、前述の実施形態の装置、及び方法の実施形態は、同じ概念に基づく。具体的な実装プロセスについては、方法の実施形態を参照されたい。ここでは、詳細について重ねて説明することはしない。
【0126】
図14を参照されたい。この出願の実施形態は、ネットワークデバイス1400をさらに提供する。図14に示されるネットワークデバイス1400は、前述のデバイス管理方法に関係する動作を実行するように構成される。ネットワークデバイス1400は、メモリ1401、プロセッサ1402、及びインタフェース1403を含む。メモリ1401と、プロセッサ1402と、インタフェース1403とは、バス1404を用いて接続される。
【0127】
メモリ1401は、少なくとも1つの命令を記憶し、少なくとも1つの命令は、プロセッサ1402によってロードされて実行され、前述のデバイス管理方法のうちのいずれか1つを実施する。
【0128】
インタフェース1403は、ネットワーク中の別のデバイスとの通信に使用される。インタフェース1403は、ワイヤレス又は有線方式で通信を実施しうる。例えば、インタフェース1403は、ネットワークアダプタであってよい。例えば、ネットワークデバイス1400は、インタフェース1403を用いてサーバと通信しうる。
【0129】
例えば、図14に示されるネットワークデバイスは、図4図7図9、及び図10の第1のネットワークデバイスである。プロセッサ1402は、メモリ1401から命令を読み取って、図14に示されるネットワークデバイスが、第1のネットワークデバイスによって実行される動作の全て又は一部を実行することができるようにする。
【0130】
他の例では、図14に示されるネットワークデバイスは、図4図7図9、及び図10の第2のネットワークデバイスである。プロセッサ1402は、メモリ1401から命令を読み取って、図14に示されるネットワークデバイスが、第2のネットワークデバイスによって実行される動作の全て又は一部を実行することができるようにする。
【0131】
図14は、ネットワークデバイス1400の簡略化された設計のみを示していると理解すべきである。実際の適用中には、ネットワークデバイスは、任意の数量のインタフェース、プロセッサ、又はメモリを含みうる。さらに、プロセッサは、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)であってよいし、又は別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(fieldprogrammable gate array、FPGA)若しくは別のプログラマブル論理デバイス、離散ゲート若しくはトランジスタ論理デバイス、離散ハードウェア構成要素などであってよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ、任意の従来のプロセッサなどであってよい。プロセッサは、拡張された縮小命令セットコンピューティングマシン(advanced RISC machines、ARM)アーキテクチャをサポートするプロセッサであってよいことに留意すべきである。
【0132】
さらに、任意選択の実施形態では、メモリは、読取り専用メモリ及びランダムアクセスメモリを含んでよく、プロセッサに命令及びデータを提供しうる。メモリは、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含みうる。例えば、メモリは、デバイスタイプについての情報をさらに記憶してよい。
【0133】
メモリは、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってよく、又は揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含みうる。不揮発性メモリは、読取り専用メモリ(read-only memory、ROM)、プログラマブル読取り専用メモリ(programmable ROM、PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(erasable PROM、EPROM),電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(electrically EPROM、EEPROM),又はフラッシュメモリであってよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)であってよい。制限的な記述ではなく例示を目的として、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(static RAM、SRAM),ダイナミックランダムアクセスメモリ(dynamic random access memory、DRAM),シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(synchronous DRAM、SDRAM),ダブルデータレートシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(double data rate SDRAM、DDR SDRAM),エンハンスドシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(enhanced SDRAM、ESDRAM),シンクリンクダイナミックランダムアクセスメモリ(synchlink DRAM、SLDRAM),及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(direct rambus RAM、DR RAM)など、多くの形態のRAMが利用可能である。
【0134】
デバイス管理システムがさらに提供される。システムは、第1のネットワークデバイス、及び第2のネットワークデバイスを含む。第1のネットワークデバイスは、前述のデバイス管理方法において第1のネットワークデバイスによって実行される機能を実行するように構成され、第2のネットワークデバイスは、前述のデバイス管理方法において第2のネットワークデバイスによって実行される機能を実行するように構成される。
【0135】
コンピュータ可読記憶媒体がさらに提供される。記憶媒体は、少なくとも1つの命令を記憶し、プロセッサが、命令をロードして実行して、前述のデバイス管理方法のうちのいずれか1つを実施する。
【0136】
この出願は、コンピュータプログラムを提供する。コンピュータプログラムがコンピュータによって実行されたとき、プロセッサ又はコンピュータは、前述の方法の実施形態における対応する動作及び/又は手順を実行することができるようになりうる。
【0137】
前述の実施形態の全て又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組合せを用いて実装されうる。実施形態を実装するためにソフトウェアが使用されるとき、実施形態の全て又は一部が、コンピュータプログラム製品の形態で実装されうる。コンピュータプログラム製品は、1つ又は複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータにロードされて実行されたとき、この出願による手順又は機能が、全て、又は部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又は別のプログラマブル装置であってよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよいし、又はコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に伝送されてよい。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタに、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、若しくはデジタル加入者回線)又はワイヤレス(例えば、赤外線、無線、若しくはマイクロ波)方式で伝送されうる。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の利用可能な媒体、又はデータストレージデバイス、例えば、1つ以上の利用可能な媒体を統合しているサーバ又はデータセンタであってよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、若しくは磁気テープ)、光学媒体(例えば、DVD)、又は半導体媒体(例えば、ソリッドステートディスクなどでありうる。
【0138】
以上の記述は、単にこの出願の実施形態に過ぎず、この出願を限定することは意図されていない。この出願原理を逸脱することなく行われる任意の修正、等価な置換、又は改善は、この出願の保護範囲に含まれるものとする。
【国際調査報告】