(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-01-11
(54)【発明の名称】物理的オブジェクトの位置に基づくモバイルアプリケーション用カメラの有効化および無効化
(51)【国際特許分類】
H04N 23/60 20230101AFI20221228BHJP
【FI】
H04N5/232
H04N5/232 300
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022526754
(86)(22)【出願日】2020-11-06
(85)【翻訳文提出日】2022-06-24
(86)【国際出願番号】 IB2020060487
(87)【国際公開番号】W WO2021090274
(87)【国際公開日】2021-05-14
(32)【優先日】2019-11-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2020-01-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522181016
【氏名又は名称】ヒューマンズ インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】弁理士法人谷・阿部特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ノールールディーン エー アリフ アラーリフ
【テーマコード(参考)】
5C122
【Fターム(参考)】
5C122EA07
5C122FK23
5C122GC01
5C122GC52
5C122GC59
5C122HB01
5C122HB05
(57)【要約】
カメラへのアプリケーションによるアクセスを選択的に有効化するための、システムおよび方法が開示される。実施形態において、物理的オブジェクトプロバイダーは、ユーザーのモバイル機器にイントールされたアプリケーションから、ユーザーに対応するアドレスに物理的オブジェクトを配送するためのリクエストを受信するが、ここで、モバイル機器のカメラへのアプリケーションによるアクセスは無効化されている。このリクエストの受信に反応して、物理的オブジェクトはそのアドレスへ配送させられる。物理的オブジェクトプロバイダーは、物理的オブジェクトがそのアドレスへ配送済みであるという通知を受信し、カメラへのアプリケーションによるアクセスを有効化するための命令を送信する。物理的オブジェクトプロバイダーは、アプリケーションから、カメラによって取得された画像を受信し、追加ユーザーに画像を公開する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カメラへのアプリケーションによるアクセスを選択的に有効化するための方法であって、
ユーザーのモバイル機器にインストールされたアプリケーションから、物理的オブジェクトプロバイダーによって、前記ユーザーに対応するアドレスに物理的オブジェクトを配送するためのリクエストを受信するステップであって、前記モバイル機器のカメラへの前記アプリケーションによるアクセスが無効化されている、ステップと、
前記リクエストを受信することに反応して、前記物理的オブジェクトを前記アドレスへ配送させるステップと、
前記物理的オブジェクトが前記アドレスに配送済みであるという通知を受信するステップと、
前記カメラへの前記アプリケーションによるアクセスを有効化するために、前記アプリケーションへ命令を送信するステップと、
前記アプリケーションから、前記カメラによって取得された画像を受信するステップと、
前記画像を追加ユーザーに公開するステップと
を備えることを特徴とする、方法。
【請求項2】
他のユーザーによって取得された公開画像に関連する、前記アプリケーションに対する前記ユーザーの過去の交信に関するしるしを表すプロファイル情報にアクセスするステップと、
前記プロファイル情報に基づいて前記物理的オブジェクトを選択するステップと
をさらに備えることを特徴とする、請求項1記載の方法。
【請求項3】
未購入の物理的アイテムが前記アドレスに存在し続けない場合、前記カメラへの前記アプリケーションによるアクセスが無効化されることを特徴とする、請求項1記載の方法。
【請求項4】
前記通知が、前記物理的オブジェクトプロバイダーと、前記アドレスへの前記物理的オブジェクトの配送を担当する配送サービスとの間に確立された専用のアプリケーションプロトコルインタフェースを介して受信されることを特徴とする、請求項1記載の方法。
【請求項5】
前記カメラによって取得された前記画像に対応して、前記アプリケーションが、
配送された物理的オブジェクトのメニューから、前記画像の内部に存在するオブジェクトを選択するように、前記ユーザーを促すステップと、
前記選択された物理的オブジェクトに対して前記画像をタグ付けするステップと
からなる操作を実行することを特徴とする、請求項1記載の方法。
【請求項6】
前記カメラによって取得された前記画像に対応して、
前記画像が不正であるかどうかを判定するステップと、
前記画像が不正であると判定することに対応して、管理者へ通知を送信するステップと
をさらに備えることを特徴とする、請求項1記載の方法。
【請求項7】
前記カメラによって取得された前記画像に対応して、
前記画像が前記物理的オブジェクトを含むかどうかを判定するステップと、
前記画像が前記物理的オブジェクトを含まないと判定することに対応して、前記物理的オブジェクトを含む別の画像を取得するように、前記アプリケーションに前記ユーザーを促させるステップと
をさらに備えることを特徴とする、請求項1記載の方法。
【請求項8】
前記追加ユーザーに前記画像を公開するステップが、
前記ユーザーおよび他のユーザーの間における関連を表すソーシャルグラフにアクセスするステップと、
前記ユーザーおよび前記他のユーザーの間における関連に含まれた前記ユーザーに基づいて前記追加ユーザーを選択するステップと
を含むことを特徴とする、請求項1記載の方法。
【請求項9】
カメラへのアプリケーションによるアクセスを選択的に有効化するために、自体に組み込まれた命令を有するメモリを備えて、実行時に前記命令が一つまたは複数のプロセッサに操作を実行させる、非一時的コンピュータ可読メディアであって、前記命令が、
ユーザーのモバイル機器にインストールされたアプリケーションから、物理的オブジェクトプロバイダーによって、前記ユーザーに対応するアドレスに物理的オブジェクトを配送するためのリクエストを受信するための命令であって、前記モバイル機器のカメラへの前記アプリケーションによるアクセスが無効化されている、命令と、
前記リクエストを受信することに反応して、前記物理的オブジェクトを前記アドレスへ配送させるための命令と、
前記物理的オブジェクトが前記アドレスに配送済みであるという通知を受信するための命令と、
前記カメラへの前記アプリケーションによるアクセスを有効化するために、前記アプリケーションへ命令を送信するための命令と、
前記アプリケーションから、前記カメラによって取得された画像を受信するための命令と、
前記画像を追加ユーザーに公開するための命令と
を含むことを特徴とする、非一時的コンピュータ可読メディア。
【請求項10】
前記命令が、
他のユーザーによって取得された公開画像に関連する、前記アプリケーションに対する前記ユーザーの過去の交信に関するしるしを表すプロファイル情報にアクセスするための命令と、
前記プロファイル情報に基づいて前記物理的オブジェクトを選択するための命令と
をさらに含むことを特徴とする、請求項9記載の非一時的コンピュータ可読メディア。
【請求項11】
未購入の物理的アイテムが前記アドレスに存在し続けない場合、前記カメラへの前記アプリケーションによるアクセスが無効化されることを特徴とする、請求項9記載の非一時的コンピュータ可読メディア。
【請求項12】
前記通知が、前記物理的オブジェクトプロバイダーと、前記アドレスへの前記物理的オブジェクトの配送を担当する配送サービスとの間に確立された専用のアプリケーションプロトコルインタフェースを介して受信されることを特徴とする、請求項9記載の非一時的コンピュータ可読メディア。
【請求項13】
前記カメラによって取得された前記画像に対応して、前記アプリケーションが、
配送された物理的オブジェクトのメニューから、前記画像の内部に存在するオブジェクトを選択するように、前記ユーザーを促す操作と、
前記選択された物理的オブジェクトに対して前記画像をタグ付けするための操作と
を実行することを特徴とする、請求項9記載の非一時的コンピュータ可読メディア。
【請求項14】
前記命令が、前記カメラによって取得された前記画像に対応して、
前記画像が不正であるかどうかを判定するための命令と、
前記画像が不正であると判定することに対応して、管理者へ通知を送信する命令と
をさらに含むことを特徴とする、請求項9記載の非一時的コンピュータ可読メディア。
【請求項15】
前記命令が、前記カメラによって取得された前記画像に対応して、
前記画像が前記物理的オブジェクトを含むかどうかを判定するための命令と、
前記画像が前記物理的オブジェクトを含まないと判定することに対応して、前記物理的オブジェクトを含む別の画像を撮影するように、前記アプリケーションに前記ユーザーを促させるための命令と
をさらに含むことを特徴とする、請求項9記載の非一時的コンピュータ可読メディア。
【請求項16】
前記追加ユーザーに前記画像を公開するための前記命令が、
前記ユーザーおよび他のユーザーの間における関連を表すソーシャルグラフにアクセスするための命令と、
前記ユーザーおよび前記他のユーザーの間における関連に含まれた前記ユーザーに基づいて前記追加ユーザーを選択するための命令と
を含むことを特徴とする、請求項9記載の非一時的コンピュータ可読メディア。
【請求項17】
カメラへのアプリケーションによるアクセスを選択的に有効化するためのシステムであって、
それ自体に組み込まれた命令を有するメモリと、
前記命令を実行する際に、操作を実行させられる一つまたは複数のプロセッサであって、前記操作が、
ユーザーのモバイル機器にインストールされたアプリケーションから、物理的オブジェクトプロバイダーによって、前記ユーザーに対応するアドレスに物理的オブジェクトを配送するためのリクエストを受信することであって、前記モバイル機器のカメラへの前記アプリケーションによるアクセスが無効化されている、ことと、
前記リクエストを受信することに反応して、前記物理的オブジェクトを前記アドレスへ配送させることと、
前記物理的オブジェクトが前記アドレスに配送済みであるという通知を受信することと、
前記カメラへの前記アプリケーションによるアクセスを有効化するために、前記アプリケーションへ命令を送信することと、
前記アプリケーションから、前記カメラによって取得された画像を受信することと、
前記画像を追加ユーザーに公開することと
を含む、プロセッサと
を備えることを特徴とする、システム。
【請求項18】
前記命令が、
他のユーザーによって取得された公開画像に関連する、前記アプリケーションに対する前記ユーザーの過去の交信に関するしるしを表すプロファイル情報にアクセスすることと、
前記プロファイル情報に基づいて前記物理的オブジェクトを選択することと
をさらに備えることを特徴とする、請求項17記載のシステム。
【請求項19】
未購入の物理的アイテムが前記アドレスに存在し続けない場合、前記カメラへの前記アプリケーションによるアクセスが無効化されることを特徴とする、請求項17記載のシステム。
【請求項20】
前記通知が、前記物理的オブジェクトプロバイダーと、前記アドレスへの前記物理的オブジェクトの配送を担当する配送サービスとの間に確立された専用のアプリケーションプロトコルインタフェースを介して受信されることを特徴とする、請求項17記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般的にデータ完全性の分野に関連し、より具体的に、データが収集されている物理的オブジェクトが既定の物理的な位置に存在しない場合に、モバイル機器のアプリケーションに関するカメラ機能へのアクセスを制限することにより、画像データの完全性を保証することに関連する。
【背景技術】
【0002】
カメラ機能を含むオンラインアプリケーションは、ユーザーが画像を取得して、それから制限なく、メタデータ有りのこれらの画像に注釈を付けることを可能とする。これは、グラフを改善する画像からの他のメタデータおよび他の機能と同様に、注釈を取り入れ得るソーシャルメディアアプリケーションのような、数種類のアプリケーションのために有用であり得るが、これは、形有る現実世界の物体に根付いたデータに関する正確な追跡のために有害であり得る。
【図面の簡単な説明】
【0003】
開示される実施形態は、詳細な説明および添付の図形(または図面)からより容易に明白であることになる、諸々の利点および機能を有する。図形に関する簡単な概要は、以下の通りである。
【0004】
【
図1】物理的オブジェクトの位置に基づいてカメラ機能の有効化を切り替える、クライアント機器のアプリケーションを含むシステムの実施形態に関する一実施形態の例証を示す図である。
【
図2】アプリケーションの例示的なモジュールに関する一実施形態の例証を示す図である。
【
図3】物理的オブジェクトプロバイダーの例示的なモジュールに関する一実施形態の例証を示す図である。
【
図4】機械可読媒体から命令を読み取って、プロセッサ(または制御装置)でそれらを実行することができる例示的な機械装置の構成要素の例証を示す模式図である。
【
図5】アプリケーションによるカメラへのアクセスが無効化されるという表示有りの例示的なユーザーインターフェースに関する一実施形態の例証を示す図である。
【
図6A】アプリケーションによるカメラへのアクセスが有効化され、タグ付けが実行される、例示的なユーザーインターフェースに関する一実施形態の例証を示す図である。
【
図6B】アプリケーションによるカメラへのアクセスが有効化され、タグ付けが実行される、例示的なユーザーインターフェースに関する一実施形態の例証を示す図である。
【
図7】モバイル機器のカメラへのアプリケーションによるアクセスを選択的に有効化する、例示的なフローチャートに関する一実施形態の例証を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0005】
詳細説明
図形および後続する記述は、例証としてのみ好適な実施形態に関連する。後続する議論から、本明細書で開示される構造または方法に関する代替的な実施形態は、特許を請求する発明の原則から逸脱することなく、使用され得る実行可能な代替例として容易に認識されることになることは、注目される必要がある。
【0006】
参照は、ここで、幾つかの実施形態、および添付図形で例証される例に対して詳細に行われることになる。実行可能ならばどこでも、同様または類似の参照番号は、図形に使用され得て、同様または類似の機能性を表し得ることが、言及される。図形は、例証の目的のためにのみ、開示されたシステム(または方法)に関する実施形態を描写する。当業者の一人であれば、本明細書で開示される原則から逸脱することなく、本明細書で例証される構造および方法に関する代替的な実施形態が使用され得ることを、後続する説明から容易に認識することになる。
【0007】
開示されたシステム、方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する一実施形態は、モバイル機器のカメラへのアプリケーションによるアクセスを選択的に有効化するための機構を含む。例えば、アプリケーションは、様々な衣類を試着するユーザーの画像を取得するように使用されてよく、これにより、その衣類が彼らによく似合うかどうかに関して他のユーザーからフィードバックを求める。データは、ユーザーが画像にどのように反応するかに基づき、アプリケーションによって取得され得る。画像が衣類を正確に表示しない場合、ユーザーエラーによるものであれ(例えば、画像の角度が悪い、または照明が不十分である)、または不正使用によるものであれ(画像が異なる衣類のものである、猥褻な画像が含まれる、など)、含むとされると、データが危険にさらされ得る。データが危険にさらされるのを防ぐために、本明細書で記述されるシステムおよび方法は、画像で紹介されるべき物理的オブジェクトが実際にユーザーに所持されていない場合、カメラへのアプリケーションによるアクセスを防ぐ。さらに、画像はそれらが表現することを目的とするものを実際に表現していることを保証するために、検証が実行され得る。
【0008】
この目的やその他の目的のために、実施形態において、物理的オブジェクトプロバイダーは、ユーザーのモバイル機器にインストールされたアプリケーションから、ユーザーに対応するアドレスに物理的オブジェクトを配送するためのリクエストを受信するが、ここで、モバイル機器のカメラへのアプリケーションによるアクセスが無効とされている。このリクエストを受信することに反応して、物理的オブジェクトは、そのアドレスに配送されられる。物理的オブジェクトプロバイダーは、物理的オブジェクトがそのアドレスに配送済みであるという通知を受信し、カメラへのアプリケーションによるアクセスを有効化するための命令をアプリケーションへ送信する。物理的オブジェクトプロバイダーは、カメラによって取得された画像をアプリケーションから受信し、この画像を追加ユーザーに公開する。
【0009】
[アプリケーションに関するカメラ機能の選択的な有効化および無効化]
図1は、物理的オブジェクトの位置に基づいてカメラの有効化を切り替えるクライアント機器のアプリケーションを含むシステム実施形態に関する一実施例を例証する。システム100は、クライアント機器110、ネットワーク120、物理的オブジェクトプロバイダー130、および物理的オブジェクト配送サービス140を含む。クライアント機器111は、エンドユーザーと対面する任意の機器であり得る。クライアント機器の例は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ラップトップ、パーソナルコンピュータ、スマートウォッチ、モノのインターネット(IoT)機器、および、ネットワーク経由でデータを送信させるようにユーザーが交信することができるディスプレイを有する、または、それに接続可能である任意の他デバイスのような、モバイル機器を含む。ネットワーク120は、インターネット、または、クライアント機器111およびサーバの間におけるデータ通信を容易化するその他のネットワークなどの、任意のデータネットワークであり得る。
【0010】
クライアント機器110は、アプリケーション111およびカメラ112を含む。アプリケーション111は、物理的オブジェクトプロバイダー130からダウンロードされ得る。確かに、アプリケーション111は、クライアント機器110のユーザーに、物理的オブジェクトの画像を閲覧し、その閲覧された画像に注釈を付けることを可能にする。例えば、物理的オブジェクトが衣類を含む場合、アプリケーション111は、その衣類の画像を表示してよく、ユーザーは、彼または彼女がその衣類を好むか、または好まないかを表してよい。さらに、アプリケーション111に関する詳細は、
図2に関して以下で記述されることになる。
【0011】
物理的オブジェクトプロバイダー130は、物理的オブジェクトに関する閲覧、選択、および提供を促進するサービスである。物理的オブジェクトプロバイダー130は、クライアント機器110のユーザーによる閲覧のために物理的オブジェクトの画像をアプリケーション111へ送信し、これらの画像とともにユーザーとの交信を記録する。物理的オブジェクトプロバイダー130は、クライアント機器110のユーザーに関するアドレスへ物理的オブジェクトを提供するためのリクエストを受信し得て、それに応じて物理的オブジェクトを選択して、物理的オブジェクト配送サービス140を介してこれらの物理的オブジェクトの配送を調整し得る。さらに、物理的オブジェクトプロバイダー130に関する詳細は、
図3に関して以下で記述されることになる。
【0012】
物理的オブジェクト配送サービス140は、元の場所(例えば、物理的オブジェクトプロバイダー130と関連付けられた保管所)から目的の場所(例えば、クライアント機器111のユーザーのアドレス)へ物理的オブジェクトを配送し、目的の場所から元の場所へ物理的オブジェクトの幾つかまたは全てを返送するサービスである。クライアント機器、物理的オブジェクトプロバイダー、および物理的オブジェクト配送サービスの単体のみが描かれるが、これは、例証における利便性のためであり、これらの構成要素のいずれかの任意個数が開示範囲内となる。物理的オブジェクトプロバイダー130の構成要素は、一つまたは複数のサーバに亘って分散され得る。物理的オブジェクト配送サービス140は、物理的オブジェクトプロバイダー130とは別に運営されるサードパーティーの小包配送サービスであり得る。
【0013】
図2は、アプリケーションのモジュール例に関する実施形態を例証する。アプリケーション111は、物理的オブジェクト閲覧モジュール212、物理的オブジェクト要求モジュール213、カメラ有効化モジュール214、カメラタグ付けモジュール215、物理的オブジェクト選択モジュール216、およびカメラ無効化モジュール217を含む。
図2に描かれるモジュールは単なる例示であり、すなわち、より少数またはより多数のモジュールが、アプリケーション111に関して記述された機能を実行するために含まれ得る。
【0014】
本明細書で参照される物理的オブジェクトが衣類であるアプリケーション111が、ここで記述されることになる。この例は、開示の残りの部分全体を通して浸透することになるが、言及される場合いつでも、他の任意の有形な物理的オブジェクトが衣類の代わりに使用され得る。アプリケーション111は、クライアント機器110のユーザーに関する種々の経歴情報を要求することによって初期化され得て、そのユーザーに関するアカウントを設定する。経歴情報は、年齢、性別、体形(例えば、胴囲、胸囲、身長、腕長等)、人種、民族性などのように、ユーザーの説明となる任意の情報であり得る。アプリケーション111は、居住地のような追加情報によっても初期化され得る。初期化で取得された情報は、アプリケーション111によって物理的オブジェクトプロバイダー130へ送信され得て、このプロバイダーは、ユーザーに関するプロファイルにその情報を保存し得る。
【0015】
物理的オブジェクト閲覧モジュール212は、クライアント機器110における表示用の画像を出力する。この画像は、衣類が様々な個人によって着用されるとき、物理的オブジェクトプロバイダー130から入手可能である種々の衣類に関する画像となり得る。実施形態において、物理的オブジェクト閲覧モジュール212は、ソーシャルグラフを通してクライアント機器110のユーザーに繋がっている、衣類を着用するユーザーの画像に示される画像を制限する。ソーシャルグラフは、
図3に関して以下にさらに詳細に記述されることになる。物理的オブジェクト閲覧モジュール212は、ユーザーが画像を好む、または好まないというしるしのような、画像に対するユーザーの更新を検出する。物理的オブジェクト閲覧モジュール212は、この交信情報を物理的オブジェクトプロバイダー130へ送信して、このプロバイダーは、ユーザーに関するプロファイルに交信情報を保存し得る。
【0016】
物理的オブジェクト要求モジュール213は、インターフェースをユーザーへ出力し、それにより、ユーザーは、衣類のような物理的オブジェクトをユーザーへ配送するように要求し得る。リクエストを受信することに反応して、物理的オブジェクト要求モジュール213は、ユーザーに関するプロファイルに示されたアドレスへ郵送される物理的オブジェクト(例えば、彼または彼女が好むとユーザーが示した衣類の画像に基づく衣類)を選択するためのリクエストを物理的オブジェクトプロバイダー130へ送信する。物理的オブジェクトが選択される方法は、以下で
図3に描かれる物理的オブジェクト選択モジュール332を参照して記述される。
【0017】
アプリケーション111は、カメラを起動する組込の機能を有し、カメラ112からの画像を物理的オブジェクトプロバイダー130へアップロードさせるが、カメラ有効化モジュール214がその機能を有効とするまで、この機能は無効化されている。カメラ有効化モジュール214は、カメラを有効化する必要があるという、物理的オブジェクトプロバイダー130からの信号を待ち受ける。カメラ有効化モジュール214がアプリケーション111のカメラ機能の有効化を可能とする基礎は、
図3に関してさらに詳細に記述される。
【0018】
カメラが有効化された後に、アプリケーション111は、クライアント機器110のカメラを使用して画像を取得する。画像が取得される際、画像タグ付けモジュール215は、ユーザーへ郵送された物理的オブジェクトに関するオブジェクトが画像内に存在することを示すように、ユーザーに促す。このプロンプトは、ユーザーへ郵送された全てのオブジェクトからなるリストを含み得るが、そのリストからユーザーは、図形で描かれるオブジェクトの識別子を選択し得る。実施形態において、ユーザーによる選択の検証が実行され、パターン認識または機械学習モデルなどのモデルが、ユーザーによって選択された画像および識別子を解釈して、画像および識別子が一致するかどうかの結果を出力する。この検証は、アップロード前にアプリケーション111によって、または、物理的オブジェクトプロバイダー130によって実行される。
【0019】
実施形態において、画像タグ付けモジュール215は、ユーザーへ郵送された物理的オブジェクトのいずれかが画像内に存在することをユーザーに選択させるということよりむしろ、画像タグ付けモジュール215は、ユーザーへ郵送されたオブジェクトの画像およびリストを入力として機械学習モデルへ与え、オブジェクトのリストのいずれかが画像内に存在するというしるしを出力として受信し、その出力に対して画像を自動的にタグ付けする。機械学習モデルは、リスト内のオブジェクトのいずれもが画像に一致しないことを検出し得る。手動選択に基づく検証プロセスが不一致を生み出す場合、または、自動タグ付けの試みが失敗する場合、画像タグ付けモジュール215は是正アクションを行い得る。
【0020】
是正アクションは、画像タグ付けモジュール215が、画像がユーザーへ郵送されたオブジェクトのいずれにも不一致であるという通知に対してユーザーを促すことを指示することと、新しい画像の取得を要求することを含み得る。画像タグ付けモジュール215は、画像が不一致となる理由(例えば、輝度が不足する、撮影の角度が悪い等)を検出し得て、許容可能な画像を取得するための調整を通知するように、その理由をユーザーへ出力する。画像タグ付けモジュール215は、画像が許容可能であり得ない理由を判定するように訓練された機械学習モデルに画像を入力することによってその理由を判定し得て、出力(または、各候補理由が出力として当て嵌まる確率であって、その場合に確率が閾値と比較され得て、閾値を超える確率を有する候補理由が選択され得る)としてその理由を受信し得る。
【0021】
画像タグ付けモジュール215は、検証プロセス中、またはユーザーが不正行為に関与する自動タグ付けでの試み中に検出し得る。この検出は、画像をモデル(例えば、パターンマッチングモデル、または機械学習モデル)に入力することによって実行され得て、このモデルは、画像がおそらく不正行為に相当するかどうかを出力するように訓練されている。例えば、モデルは、猥褻な画像、不正な広告などに相当するパターンを検出するように訓練されてよい。不正行為を検出することに対応して、画像タグ付けモジュール215は、アラートを物理的オブジェクトプロバイダー130の管理者へ送信し得て、または、不正行為に起因してクライアント機器110でアプリケーション111を自動的に無効化し得る。
【0022】
画像をタグ付けした後に、画像は他のクライアント機器に送信され得て、この機器において物理的オブジェクトプロバイダーの他ユーザーは、ユーザーがアップロードした画像を他のユーザーが好むかどうかを示すように、物理的オブジェクト閲覧モジュール212によって促され得る。衣類の例から引き続いて、ユーザーは、このサービスを使用し得て、衣類がユーザーによく似合うかどうかに関してフィードバックを取得する。アプリケーション111により、ユーザーは、どの人がフィードバックを与えることができる、および、与えることができない(例えば、ソーシャルグラフで本人に関係する友人のみがこれらの画像を参照することができる)ことの許可を指定することを可能とし得る。アプリケーション111により、ユーザーは、特定の人々にフィードバックを具体的に与えさせることを可能とし得て、これらのユーザーのアプリケーションに対して順番に、これらのユーザーにそのようなフィードバックを与えさせるプッシュ通知を投入させ得る。
【0023】
カメラ112は、画像をタグ付けした後も、依然として有効であり続け得て、こうして望まれる通り追加の画像に関してアップロード、タグ付け、および共有をユーザーに可能とする。例えば、ユーザーは、「正面からは見栄えがよいです!しかし、おそらく背面からはそうでもないので、別の角度で写真を撮ることができますか?」と述べるフィードバックを受信することがある。他のユーザーが追加の画像をアップロードすることを具体的に要求する場合、物理的オブジェクトプロバイダー130は、要求された追加の画像がアップロード済みであるという、プッシュ通知のような通知で、これら他のユーザーのアプリケーション111に指示し得る。
【0024】
物理的オブジェクト選択モジュール216は、物理的オブジェクトのどれをユーザーが保持したいのか、および、物理的オブジェクトのどれをユーザーが物理的オブジェクトプロバイダー130へ返送したいのかを示すようにユーザーに促し得る。ユーザーは、いずれのオブジェクトを彼または彼女が保持するのか、または返送するのかを示し、物理的オブジェクト選択モジュール216によって与えられる選択可能なオプションを選択する。物理的オブジェクト選択モジュール216は、フィードバックを受信済みであることの検出に対応し、および/または、所定の時間が経過済みであるの検出に対応して、このプロンプトを実行し得る。
【0025】
カメラ無効化モジュール217は、選択可能なオプションに関する選択を検出し、これにより、保持される、または、返送されることになるものの選択を完了させる。迅速に反応して、カメラ無効化モジュール217は、カメラ112へのアプリケーション111によるアクセスを無効化する。カメラ無効化モジュール217は、他の理由のためにアプリケーション111によるカメラ112へのアクセスを無効化し得る。例えば、カメラ無効化モジュール217は、カメラ112が有効にされてから、所定の時間が経過済みであることを検出し得て、迅速に反応してカメラ112へのアプリケーション111によるアクセスを無効化し得る。これは、例えば、試着して、ユーザーへ郵送される衣類の画像を取得することに、ユーザーが怠慢である場合に生じ得る。無効化理由の別例として、カメラ無効化モジュール217は、ユーザーへ送付された一つまたは複数の物理的オブジェクトが物理的オブジェクトプロバイダー130へ返送されていることの検出(例えば、以下に説明されるように、配送確認モジュール334を使用して)に基づいて命令を受信し得て、迅速に反応してカメラ112へのアプリケーション111によるアクセスを無効化し得る。
【0026】
図3は、物理的オブジェクトプロバイダーの例示的なモジュールに関する一実施形態を例証する。
図3に描かれるように、物理的オブジェクトプロバイダー130は、アプリケーション配分モジュール331、物理的オブジェクト選択モジュール332、配送サービス照合モジュール333、配送確認モジュール334、選択確認モジュール335、プロファイルデータベース336、物理的オブジェクトメタデータデータベース337、画像データベース338、およびソーシャルグラフ339を含む。物理的オブジェクトプロバイダー130のモジュールおよびデータベースは単なる例示であり、より多数またはより少数のモジュールおよびデータベースが物理的オブジェクトプロバイダー130によって実装され得て、これにより、本明細書で記述された動作を引き起こす。
【0027】
アプリケーション配分モジュール331は、ダウンロード用のアプリケーションをクライアント機器110へ送信する。アプリケーション配分モジュール331は、アプリケーションがインストールされたクライアント機器へアプリケーション用の更新および修正などを追加的に送信し得る。物理的オブジェクト選択モジュール332は、オブジェクトを選択し、(例えば、アプリケーション111の物理的オブジェクト要求モジュール213から)オブジェクトに関するリクエストの受信時にユーザーに提供する。物理的オブジェクト選択モジュール332は、画像を閲覧する間にユーザーが持つ交信情報と同様にして、ユーザーの経歴情報に基づいてユーザーに関するオブジェクトを選択して、これら情報の全ては、プロファイルデータベース336においてユーザープロファイルに保存され得る。物理的オブジェクト選択モジュール332は、ヒューリスティックおよび/または機械学習モデルを使用し、これにより、ユーザープロファイル情報を物理的オブジェクト(例えば、ユーザーが様々なスタイルでおそらく楽しむ衣類)に調和させる。選択されたオブジェクトは、梱包されて物理的オブジェクト配送サービス140へ転送され、このサービスは、ユーザープロファイルに示されるアドレスにおけるユーザーへ物理的オブジェクトを郵送する。
【0028】
配送サービス照合モジュール333は、選択された物理的オブジェクトが要求するユーザーのアドレスに到着済みかどうかを判定する。実施形態において、配送サービス照合モジュール333は、物理的オブジェクト配送サービス140からオブジェクトが配送済みであるという通知(例えば、バーコードのようなシンボルが配送サービスによってスキャンされるときに自動的に発行し得る)を受信することによって、この判定を実行する。この通知は、物理的オブジェクトプロバイダー130および物理的オブジェクト配送サービス140の間の通信を容易とする専用アプリケーションプログラミングインターフェース(API)を通して受信され得る。配送確認モジュール334は、配送サービス照合モジュール333からの出力に基づいて、要求されたオブジェクトがユーザーのアドレスに到着済みであることを判定し、カメラ有効化モジュール214を実行するためにアプリケーション111への命令を送信する。
【0029】
選択確認モジュール335は、ユーザーが何を保持すべきと選択済みであるのか、および、ユーザーが何を物理的オブジェクトプロバイダー130へ返送すべきと選択済みであるかに関する選択を受信する。選択確認モジュール335は、選択の受信に対応して、カメラ無効化モジュール217を実行するように、アプリケーション111に指示し得る。カメラ無効化モジュール217を実行するための命令は、他の理由のためと同様に、アプリケーション111へ送られ得る。例えば、物理的オブジェクトプロバイダー130は、配送の時刻以来、所定の時間が経過済みであることを判定し得て、無効化モジュール217を実行するように、迅速に反応してアプリケーション111に指示してよい。このような命令に関する他の理由は、不正行為、および以前に選択されたアイテムの支払い不履行などに関する検出を含み得る。
【0030】
プロファイルデータベース336は、
図1および2に関して上述した通り、経歴情報および交信情報などのようなユーザーに関するプロファイル情報を保存する。
【0031】
物理的オブジェクトメタデータデータベース337は、物理的オブジェクトに関して受信される情報を保存する。この情報は、物理的オブジェクトの画像を閲覧する間に様々なユーザーから受信される嗜好情報に集約され得て、嗜好情報を提供したユーザーの属性を含み得る。たとえば、物理的オブジェクトメタデータデータベース337は、世界の特定部分におけるユーザーが画像を好むか好まないかを示す情報を保存してよい。物理的オブジェクトメタデータデータベース337における情報は、ユーザーに対して一定の物理的オブジェクトを推奨するために利用される機械学習モデルを訓練するために使用され得る。図に描かれないが、物理的オブジェクト選択モジュールの管理者は、物理的オブジェクトプロバイダー130のモジュールを実行して、選択された商品に関して人々がその商品を好むか好まないかを表す、マップ上のオーバーレイとともに、世界の一部または全てのマップを出力する。このマップ上の場所は、画像をアップロードしたユーザーのアドレスに基づいて選択され得る。画像をアップロードさせるために、アプリケーション111によってユーザーのクライアント機器のカメラ112を選択的に有効化および無効化することにより、物理的オブジェクトメタデータデータベース337のデータに関する完全性は、このようなマップ、または同様のユーザーインターフェースを作り出すときに、位置データの正確さを保証する様式で保持される。物理的オブジェクトプロバイダー130は、物理的オブジェクトメタデータデータベース337のデータに基づいて、物理的オブジェクト選択モジュール332によって行われた選択を精緻化し得る。
【0032】
画像データベース338は、画像をそれら個々のメタデータに関連して保存する。画像は、既定のクライアント機器における既定のアプリケーション111によって閲覧するために検索され得る。ソーシャルグラフ339は、ユーザーおよび他のユーザーの間の連結を維持する。ソーシャルグラフ339は、物理的オブジェクトプロバイダー130によって保存され得て、または、サードパーティー製サービスからアクセスされ得る。
【0033】
[例示的なユーザーインターフェースおよびデータフロー]
例示的なユーザーインターフェースおよびデータフローは、補遺AおよびBにおいて本明細書で与えられる。補遺Aは、注文される物理的オブジェクト(例えば、衣類)を注文して受信するためのユーザーインターフェースによって開始して、いずれの物理的オブジェクトを保持するか、および、いずれの物理的オブジェクトを返送するかを確定させるためのユーザーインターフェースによって終了し、アプリケーション111の内部に表示され得る一連のユーザーインターフェースを含む。この連鎖は一般的に自明であるが、上記で説明した通り、物理的オブジェクトが配送されるまで、カメラ112は使用可能にアクティブでなく(例えば、ユーザーインターフェース「あなたのフリップボックスが到着しました」はアクティブである)、アイテムが返送のために(例えば、発送直前に)表されるとき、カメラ112は、アプリケーション111によって使用上無効化され得る。
【0034】
補遺Bは、カメラ112の操作に関連してアプリケーション111によって表示され得る一連のユーザーインターフェースを含む。「フリップボックス」が受け取られるとき(例えば、物理的オブジェクトが配送されるとき)、カメラ112はアクティブになり得る。写真が撮影され得る(例えば、ユーザーはアプリケーション111を通してカメラ112を使用して自撮りを行い得る)。ユーザーは、配送された物理的オブジェクトのいずれが写真に掲載されるのかを選択し得る。ユーザーは、掲載される各オブジェクトに関する特定場所をタグ付けし得る(例えば、閲覧者が、全体としての写真に対するよりむしろ、その特定の物理的オブジェクトに対するフィードバックを与えるはずである、写真の閲覧者に示すその場所でアイコンを出現させること)。ユーザーは、掲載されたオブジェクトの特定場所をより正確にタグ付けするために、写真を徐々に拡大し得る。
【0035】
[コンピュータ利用のマシンアーキテクチュア]
図4は、機械可読媒体から命令を読み取って、プロセッサ(または制御装置)においてそれらの命令を実行することができる例示的な機械装置の構成要素を例証するブロック図である。具体的には、
図4は、本明細書で議論されるいずれか一つ以上の方法を機械装置に実行させるためのプログラムコード(例えば、ソフトウェア)が実行され得る、コンピュータシステム400の形態例における機械装置に関する模式的表現を示す。このプログラムコードは、一つまたは複数のプロセッサ402によって実行可能である命令424で構成され得る。代替的な実施形態において、機械装置は、スタンドアローン機器として動作し、他の機械装置に接続(例えば、ネットワーク化)され得る。ネットワーク化された展開において、機械装置は、サーバクライアント環境におけるサーバ機またはクライアント機として、または、ピア・ツー・ピア(または分散)ネットワーク環境でピア機として動作し得る。
【0036】
機械装置は、サーバコンピュータ、クライアントコンピュータ、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレットPC、セット・トップ・ボックス(STB)、個人情報端末(PDA)、携帯電話、スマートフォン、ウェブ専用コンピュータ、ネットワークルーター、スイッチもしくはブリッジ、または、その機械装置によって行われるアクションを指定する(一連の、またはその以外の)命令424を実行可能とする任意の機械装置であり得る。さらに、単体の機械装置のみが例証されるが、用語「機械装置」は、個別に、または共同で命令424を実行し、本明細書で記述されるいずれか一つ以上の方法を実施する、機械装置の任意の集まりを含むようにも解釈されることになる。
【0037】
コンピュータシステム400の例は、プロセッサ402(例えば、中央演算装置(CPU)、グラフィック演算装置(GPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、一つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASICs)、一つまたは複数の高周波集積回路(RFICs)、またはこれらの任意の組合せ)、主メモリ404、およびスタティックメモリ406を含み、これらはバス408を介して相互に通信するように構成されている。コンピュータシステム400は、視覚表示インターフェース410をさらに含み得る。視覚インターフェースは、スクリーン(またはディスプレイ)にユーザーインターフェースを表示可能とするソフトウェアドライバーを含み得る。視覚インターフェースは、ユーザーインターフェースを直接的に(例えば、画面上に)、または、サーフェス、もしくはウィンドウなどに(例えば、視覚投影装置を介して)間接的に表示し得る。議論を容易にするため、視覚インターフェースは、画面として記述され得る。視覚表示インターフェース410は、タッチ対応画面を含み得て、タッチ対応画面と整合し得る。コンピュータシステム400は、英数字入力デバイス412(例えば、キーボード、またはタッチスクリーンキーボード)、カーソル制御デバイス414(例えば、マウス、トラックボール、ジョイスティック、モーションセンサ、または他のポインティング機器)、記憶装置416、信号発生装置(例えば、スピーカー)、およびネットワークインターフェースデバイス420も含み得て、これらはバス408を介して通信するようにも構成されている。
【0038】
記憶装置416は、本明細書で記述されるいずれか一つ以上の方法または機能を具体化する命令424(例えば、ソフトウェア)を保存する、機械可読メディア422を含む。命令424(例えば、ソフトウェア)は、コンピュータシステム400によるそれ自体の実行中に、主メモリ404の内部、またはプロセッサ402の内部(例えば、プロセッサのキャッシュメモリの内部に)にも、完全に、または少なくとも部分的に存在し得て、ここで、主メモリ404およびプロセッサ402は機械可読メディアをも構成する。命令424(例えば、ソフトウェア)は、ネットワークインターフェースデバイス420を介するネットワーク426経由で送信または受信され得る。
【0039】
機械可読メディア422は、単体のメディアである実施形態の例において図示されるが、用語「機械可読メディ」は、命令(例えば、命令424)を保存することが可能である単体のメディアまたは複数のメディア(例えば、集中方式もしくは分散方式のデータベース、または関連するキャッシュおよびサーバ)を含むと解釈される必要がある。用語「機械可読メディア」は、機械装置による実行のための命令(例えば、命令424)を保存することができて、機械装置に本明細書で開示されるいずれか一つ以上の方法を実施させる、任意のメディアを含むとも解釈されることになる。用語「機械可読メディア」は、次の通りに限定されないが、ソリッドステートメモリ、光学メディア、および磁気メディアの形式におけるデータリポジトリを含む。
【0040】
[例示的なカメラ有効化/無効化のユーザーインターフェース]
図5は、アプリケーションによるカメラへのアクセスが無効化される表示有りの例示的なユーザーインターフェースに関する一実施形態を例証する。ユーザーインターフェース500は、カメラ112へのアプリケーション111によるアクセスが無効化されるという、ユーザーへの通知を描写する。ユーザーがカメラ112をアクセスすることができて、物理的オブジェクトの画像を共有する前に、物理的オブジェクト(この場合、衣類)は、ユーザーによって実際に受け取られなければならないということが指摘される。ユーザーインターフェース500は、物理的オブジェクトの注文または発送に関する情報を提供する注文ページへ誘導するための選択可能なオプションなどの、追加機能を含み得る。ユーザーインターフェース500は、アプリケーション111を使用して、ユーザーの画像をアップロードするために、カメラ112の使用のためのツールへのユーザーの誘導に対応して描かれ得る。
【0041】
図6Aおよび6Bは、アプリケーションによるカメラへのアクセスが有効化され、タグ付けが実施される、例示的なユーザーインターフェースに関する一実施形態を例証する。カメラの有効化に後続して、ユーザーは、物理的オブジェクト、すなわち、この場合は
図6Aにおけるユーザーインターフェース600に描かれるように、ユーザーによって着用された衣類の、写真を撮ることができる。ユーザーは、それから、写真をタグ付けすることができて、これにより、画像において特に、ユーザーがフィードバックを求めることを表す。この場合、ユーザーは、彼女が着用するパンツに対するフィードバックを求め得て、したがって彼女はユーザーインターフェース600をタップすることによってタグ610を追加し得て、このインターフェースは、タグ610を出現させて、一着のパンツを描写させ得る。ユーザーが画像における複数の物理的オブジェクトに対するフィードバックを求めている場合、ユーザーは、シャツのタグのような、複数のタグを追加し得る。
【0042】
実施形態において、ユーザーは、タグ610(および、任意の他のタグ)を画像における所望の位置にドラッグし得て、他のユーザーに公開される所望の位置にあるタグ610付きの画像を有し得る。代替的に、
図6Bにおけるユーザーインターフェース650に描かれるように、タグは、リストから注文された物理的アイテムを選択して、画像とともに公開のために画像にタグ付けされた説明660を有することによって追加され得る。
【0043】
[選択的なカメラの有効化に関する例示的なデータフロー]
図7は、モバイル機器のカメラへのアプリケーションによるアクセスを選択的に有効化するための、例示的なフローチャートに関する一実施形態を例証する。プロセス700は、ユーザーのモバイル機器にインストールされたアプリケーション(例えば、クライアント機器110のアプリケーション111)から、ユーザーに対応するアドレスへ(例えば、物理的オブジェクト配送サービス140によって)物理的オブジェクトを配送するためのリクエストをステップ702で受信する、(例えば、物理的オブジェクトプロバイダー130の)プロセッサによって開始する。このとき、モバイル機器のカメラ(例えば、カメラ112)へのアプリケーションによるアクセスが無効化されている。リクエストの受信に反応して、プロセッサは、(例えば、ユーザーのアドレスへ物理的オブジェクトを配送するために、物理的オブジェクト配送サービス140へ命令を送信することによって)物理的オブジェクトをそのアドレスへステップ704で配送させる。
【0044】
プロセッサは、アプリケーションへ命令をステップ708で送信し、カメラへのアプリケーションによるアクセスを有効化する。例えば、物理的オブジェクトがユーザーに所持された後に、ユーザーは、それから、カメラにアクセスすることができて、これにより、物理的オブジェクトの画像をアップロードする。プロセッサは、アプリケーションから、(例えば、ユーザーインターフェース600および650に描かれた通り)カメラによって取得された画像をステップ710で受信し、(例えば、本明細書で記述されるように画像に実行される種々の検証を受けた)追加ユーザーに画像をステップ712で公開する。本明細書で開示されるモジュールの機能性と一致する追加のプロセス(例えば、所定の時間の経過にしたがう、または、物理的オブジェクトプロバイダー130へ返送するための物理的オブジェクトの選択にしたがうカメラの無効化)が実施され得る。
【0045】
[追加の構成に関する考慮]
この明細書全体を通して、複数の実施例は、単一の実施例として記述される構成要素、操作、または構造を実装し得る。一つまたは複数の方法に関する個別の操作が別々の操作として図示および説明されるが、一つまたは複数の個別の操作は同時に実施されてよく、操作は図示される順序で実施される必要はない。構成の例に別々の構成要素として提示される構造および機能性は、組み合わされた構造または構成要素として実装されてよい。同様にして、単体の構成要素として提示される構造および機能性は、別々の構成要素として実装されてよい。これらの、および他の変形、修正、追加、および改善は、本明細書における主題の範囲内に入る。
【0046】
特定の実施形態は、論理、または、幾つもの構成要素、モジュール、もしくは機構を含むものとして、本明細書で記述される。モジュールは、ソフトウェアモジュール(例えば、機械可読メディアまたは送信信号に組み込まれたコード)、またはハードウェアモジュールのいずれか一つを構成し得る。ハードウェアモジュールは、特定の操作を実行することができる有形ユニットであり、特定の様式において構成され、または配置され得る。実施形態の例において、一つまたは複数のコンピュータシステム(例えば、スタンドアローン、クライアントまたはサーバコンピュータシステム)、またはコンピュータシステムにおける一つまたは複数のハードウェアモジュール(例えば、プロセッサ、またはプロセッサのグループ)は、本明細書で記述されるように特定の操作を実行するために作動するハードウェアモジュールとして、ソフトウェア(例えば、アプリケーション、またはアプリケーション部分)によって構成され得る。
【0047】
種々の実施形態において、ハードウェアモジュールは、機械的または電子的に実装され得る。例えば、ハードウェアモジュールは、特定の操作を実行するために永続的に(例えば、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)または特定用途向け集積回路(ASIC)などの専用プロセッサとして)構成された専用の回路または論理を備えてよい。ハードウェアモジュールは、特定の操作を実行するためにソフトウェアによって一時的に構成されたプログラム可能な論理または回路(例えば、汎用プロセッサまたは他のプログラム可能なプロセッサの内部に包含されたものとして)も備えてよい。専用の、または永続的に構成された回路において、または、一時的に構成された(例えば、ソフトウェアによって構成された)回路において、機械的にハードウェアモジュールを実装するための決定が、コストおよび時間の考慮によって推進され得ることは、十分理解されることになる。
【0048】
したがって、用語「ハードウェアモジュール」は、有形エンティティを含むと解釈される必要があり、特定の方法で作動するように、または、本明細書で記述された特定の操作を実行するように、物理的に構築されて、永続的に構成されて、(例えば、ハードウェアに組み込まれて)、または、一時的に構成された(例えば、プログラム化された)エンティティである必要がある。本明細書で使用されるように、「ハードウェア実装モジュール」は、ハードウェアモジュールを参照する。ハードウェアモジュールが一時的に構成される(例えば、プログラム化される)実施形態を考慮して、ハードウェアモジュールの各々は、いずれかの時点で構成または例示される必要がない。例えば、ハードウェアモジュールがソフトウェアを使用して構成される汎用プロセッサを含む場合、汎用プロセッサは、異なる時間にそれぞれ異なるハードウェアモジュールとして構成され得る。したがって、ソフトウェアは、例えば、ある時点で特定のハードウェアモジュールを構成し、異なる時点で異なるハードウェアモジュールを構成するためのプロセッサを設定し得る。
【0049】
ハードウェアモジュールは、他のハードウェアモジュールに情報を与え、他のハードウェアモジュールから情報を受けることができる。したがって、記述されたハードウェアモジュールは、通信可能に結合されたものとして見做され得る。このような複数のハードウェアモジュールが同時に存在する場合、通信は、ハードウェアモジュールを接続する信号送信を通して(例えば、適切な回路およびバスを介して)達成され得る。複数のハードウェアモジュールが異なる時間に構成され、または例示される実施形態において、このようなハードウェアモジュール間の通信は、例えば、複数のハードウェアモジュールがアクセスできるメモリ構造における情報の保存および検索を通して達成されてよい。例えば、あるハードウェアモジュールは、操作を実行し、そのモジュールが通信可能に接続されたメモリデバイスにその操作の出力を保存してよい。さらなるハードウェアモジュールは、それから後に、メモリデバイスにアクセスして、これにより、保存された出力を検索して処理する。また、ハードウェアモジュールは、入力または出力デバイスによって通信を開始し得て、リソース(例えば、情報の集まり)に対して動作することができる。
【0050】
本明細書で記述される方法例に関する種々の操作は、関連する操作を実行するように、一時的に(例えば、ソフトウェアによって)構成された、または、永続的に構成された一つまたは複数のプロセッサによって、少なくとも部分的に実施され得る。一時的に構成されようと、または、永続的に構成されようと、このようなプロセッサは、一つまたは複数の操作または機能を実行するために動作するプロセッサ実装モジュールを構成し得る。本明細書で参照されるモジュールは、幾つかの実施形態の例において、プロセッサ実装モジュールを含み得る。
【0051】
同様にして、本明細書で記述されたモジュールは、少なくとも部分的にプロセッサ実装され得る。例えば、方法に関する少なとも幾つかの操作は、一つまたは複数のプロセッサ、またはプロセッサ実装ハードウェアモジュールによって実施され得る。特定の操作に関する成果は、単体の機械装置の内部に存在するだけでなく、幾つかの機械装置にまたがって展開される、一つまたは複数のプロセッサの間で分散され得る。幾つかの実施形態の例において、プロセッサまたはプロセッサ群は、単一の場所に(例えば、ホーム環境、オフィス環境、またはサーバファームの内部に)配置され得るが、他の実施形態において、プロセッサ群は、幾つかの場所の間に分散され得る。
【0052】
一つまたは複数のプロセッサは、「クラウドコンピューティング」環境で、または、「ソフトウェア・アズ・ア・サービス」(SaaS)として、関連する操作の実行をサポートするようにも動作し得る。例えば、少なとも幾つかの操作は、コンピュータのグループによって(プロセッサを含む機械装置の例として)実行されてよく、これらの操作は、ネットワーク(例えば、インターネット)を介して、および、一つまたは複数の適切なインターフェース(例えば、アプリケーションプログラムインターフェース(APIs))を介して、アクセス可能となる。
【0053】
特定の操作に関する成果は、単体の機械装置の内部に存在するだけでなく、幾つかの機械装置にまたがって展開される、一つまたは複数のプロセッサの間で分散され得る。幾つかの実施形態の例において、一つまたは複数のプロセッサ、またはプロセッサ実装モジュールは、単一の地理的位置に(例えば、ホーム環境、オフィス環境、またはサーバファームの内部に)配置され得る。他の実施形態の例において、一つまたは複数のプロセッサ、またはプロセッサ実装モジュールは、幾つかの地理的位置にまたがって分散され得る。
【0054】
この明細書における幾つかの部分は、機械記憶(例えば、コンピュータメモリ)の内部にビットもしくはバイナリーのデジタル信号として保存されたデータへの操作に関する、アルゴリズム、または象徴的表現の観点から提示されている。これらのアルゴリズムまたは象徴的表現は、データ処理技術における通常の当業者によって、彼らの業務の本質を他の当業者に伝えるために、使用される技術の例である。本明細書で使用されるように、「アルゴリズム」は、所望の結果に導く操作、または同様の処理に関する自己矛盾のないシーケンスである。これに関連して、アルゴリズムおよび操作は、物理量の物理的操作を含む。通常、必ずしもそうではないが、このような量は、保存、アクセス、移動、組合せ、比較、またはそれ以外で機械装置によって操作されることなどの、行為を受けることができる、電子的、磁気的、または光学的な信号の形式を取り得る。「データ(data)」、「コンテンツ(content)」、「ビット(bits)」、「バリュー(values)」、「エレメンツ(elements)」、「シンボル(symbols)」、「キャラクター(characters)」、「ターム(terms)」、「ナンバー(numbers)」、または「ニューメラル(numerals)」などのような言葉を使用して、このような信号を参照することは、主に一般的な用法上の理由のために、時には利便性がある。しかしながら、これらの言葉は、単に便利なラベルにすぎず、適切な物理量に関連付けられるべきである。
【0055】
それ以外に特に明記しない限り、「プロセッシング(processing)」、「コンピューティング(computing)」、「カルキュレーティング(calculating)」、「ディターミニング(determining)」、「プレゼンティング(presenting)」、または「ディスプレイング(displaying)」などのような言葉を使用する、本明細書における議論は、一つまたは複数のメモリ(例えば、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、またはこれらの組合せ)、レジスタ、または情報を受け取り、保存し、伝達し、または表示する機械装置の他の構成要素の内部において、物理(例えば、電子的、磁気的、または光学的)量として表されるデータを操作し、または変換する機械装置(例えば、コンピュータ)のアクションまたはプロセスを参照し得る。
【0056】
本明細書で使用されるように、「一実施形態(one embodiment)」または「ある実施形態(an embodiment)」への参照のいずれかは、特定の要素、機能、構造、または実施形態に関連して記述された特性が、少なくとも一実施形態に含まれることを意味する。明細書内の様々な場所におけるフレーズ「一実施形態において(in one embodiment)」の出現は、必ずしも全て同一の実施形態を参照するものではない。
【0057】
幾つかの実施形態は、表現「結合される(coupled)」および「接続される(connected)」を用いて、それらの派生物とともに記述され得る。これらの言葉が相互に類義語として意図されないと解釈されるべきである。例えば、幾つかの実施形態は、二つ以上の要素が直接物理的に、または電子的に相互に接触することを表す語句「接続される(connected)」を用いて記述されてよい。別の例において、幾つかの実施形態は、二つ以上の要素が直接物理的に、または電子的に接触することを表す語句「結合される(coupled)」を用いて記述され得る。しかしながら、語句「結合される(coupled)」は、二つ以上の要素が直接相互に接触しないが、それでも相互に協力または作用し合うことを意味し得る。実施形態は、これに関連して限定されない。
【0058】
本明細書で使用されるように、語句「構成する(comprises)」、「構成する(comprising)」、「含む(includes)」、「含む(including)」、「有する(has)」、「有する(having)」、またはこれらの任意の変形語は、非排他的な包含を対象とするように意図される。例えば、要素のリストを構成するプロセス、方法、アイテム、または装置は、必ずしもこれらのものに限定されないだけでなく、そのようなプロセス、方法、アイテム、または装置に明示的に列挙されない、または固有でない他の要素を含んでよい。さらに、明確に反対のことを表明されない限り、「または(or)」は、包含的論理和を参照するが、非排他的論理和を参照しない。例えば、条件AまたはBは、後続のいずれか一つによって満たされる。すなわち、Aが真(または存在)かつBが偽(または非存在)、Aが偽(または非存在)かつBが真(または存在)、および、Aが真(または存在)かつBが真(または存在)。
【0059】
さらに、「a」または「an」の使用は、本明細書における実施形態の要素または成分を説明するために使用される。これは、単に利便性のために、および、発明の一般的な意味を与えるために行われる。この記述は、一つ、または少なくとも一つを含むと読み取られるべきであり、そうでないことを意味することが明らかでない限り、単数は複数も含む。
【0060】
この開示を読み取るにあたり、当業者は、本明細書で開示された原則を通して、アプリケーションのカメラ機能を選択的に有効化および無効化するためのシステムおよびプロセス用の追加の代替的な構造および機能設計をなおも認識することになる。このように、特定の実施形態および応用が例証されて説明されているが、開示された実施形態は本明細書で開示された正確な構造および構成要素に限定されないと理解されるべきである。当業者にとって明らかになる種々の修正、変更、および変形は、添付のクレームで定められる趣旨および範囲から逸脱することなく、本明細書で開示された方法および装置に関する配置、操作、および詳細において行われ得る。
【国際調査報告】