(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-01-18
(54)【発明の名称】オーディオピル
(51)【国際特許分類】
A61B 5/07 20060101AFI20230111BHJP
A61B 1/00 20060101ALI20230111BHJP
【FI】
A61B5/07 100
A61B1/00 C
A61B1/00 530
A61B1/00 550
【審査請求】有
【予備審査請求】有
(21)【出願番号】P 2022526148
(86)(22)【出願日】2020-11-04
(85)【翻訳文提出日】2022-06-09
(86)【国際出願番号】 EP2020081005
(87)【国際公開番号】W WO2021089647
(87)【国際公開日】2021-05-14
(31)【優先権主張番号】102019217145.1
(32)【優先日】2019-11-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】591037214
【氏名又は名称】フラウンホッファー-ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー.ファオ
(74)【代理人】
【識別番号】100079577
【氏名又は名称】岡田 全啓
(74)【代理人】
【識別番号】100167966
【氏名又は名称】扇谷 一
(72)【発明者】
【氏名】スラデチェック クリストフ
【テーマコード(参考)】
4C038
4C161
【Fターム(参考)】
4C038CC03
4C038CC09
4C161DD07
4C161FF14
(57)【要約】
患者が飲み込むのに適した、実施形態によるセンサピル(100)が提供される。センサピル(100)は、ケーシング(110)を備える。さらに、センサピル(100)は、1つ以上のセンサ(120)を含む。1つ以上のセンサ(120)は、マイクロフォン(212)及び/又は加速度センサ(125)を含む。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者が飲み込むのに適したセンサピル(100)であって、
前記センサピル(100)のケーシング(110)と、
1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)であって、前記1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)はマイクロフォン(121)及び/又は加速度センサ(125)を含む、1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)と、
を備える、センサピル(100)。
【請求項2】
前記マイクロフォン(121)は、前記患者の体内から発生する音響ノイズを記録するように構成されている、請求項1に記載のセンサピル(100)。
【請求項3】
前記マイクロフォン(121)は、マイクロフォンのアレイ(122)を形成する複数のマイクロフォンのうちの1つのマイクロフォンであり、
前記センサピル(100)は、前記マイクロフォンのアレイ(122)を備える、請求項1または2に記載のセンサピル(100)。
【請求項4】
前記マイクロフォンのアレイ(122)は、前記マイクロフォンのアレイ(122)によって検出された前記音響ノイズのうちの第1の音響ノイズに関連する第1の方向情報を決定するように構成され、
前記マイクロフォンのアレイ(122)は、前記マイクロフォンのアレイ(122)によって検出された前記音響ノイズのうちの第2の音響ノイズに関連する第2の方向情報を決定するように構成される、
請求項3に記載のセンサピル(100)。
【請求項5】
前記加速度センサ(125)は、前記患者の体内から発生する振動を検出するように構成されている、請求項1乃至4のいずれかに記載のセンサピル(100)。
【請求項6】
前記1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)は2つ以上のセンサ(120、130;120、131;120、132;120、133)である、請求項1乃至5のいずれかに記載のセンサピル(100)。
【請求項7】
前記2つ以上のセンサ(120、130;120、131;120、132;120、133)は光学センサ(131)を含む、請求項6に記載のセンサピル(100)。
【請求項8】
前記光学センサによる記録をサポートするための光源(140)をさらに備える、請求項7に記載のセンサピル(100)。
【請求項9】
前記光学センサ(131)は赤外線センサ(132)である、請求項7または8に記載のセンサピル(100)。
【請求項10】
前記2つ以上のセンサ(120、130;120、131;120、132;120、133)は超音波センサ(133)を含む、請求項6乃至9のいずれかに記載のセンサピル(100)。
【請求項11】
データを送信するための送信機(151)をさらに備え、
前記データは、前記1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131; 132; 133)のうちの少なくとも1つによって検出されたデジタル記録を含む、請求項1乃至10のいずれかに記載のセンサピル(100)。
【請求項12】
前記送信機(151)は、近距離無線通信によるデータ送信用に構成されている、請求項11に記載のセンサピル(100)。
【請求項13】
前記1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)の電源供給が近距離無線通信によるデータ送信用の前記送信機(151)の外部電源を介して行われるように構成されている、請求項12に記載のセンサピル(100)。
【請求項14】
前記センサピル(100)の前記ケーシング(110)の端が丸みを帯びている、請求項1乃至13のいずれかに記載のセンサピル(100)。
【請求項15】
前記センサピル(100)の前記ケーシング(110)には角がない、請求項1乃至14のいずれかに記載のセンサピル(100)。
【請求項16】
前記送信機(151)は、ローカルネットワークとの無線通信用に構成されている、請求項11に記載のセンサピル(100)。
【請求項17】
前記センサピル(100)が別個の電流源を含まない、請求項13に記載のセンサピル(100)。
【請求項18】
前記センサピル(100)が電源用の電流源(160)を備える、請求項1乃至16のいずれかに記載のセンサピル(100)。
【請求項19】
前記電流源(160)は、バッテリーまたはアキュムレータを含む、請求項18に記載のセンサピル(100)。
【請求項20】
評価ユニット(200)であって、
前記評価ユニット(200)が、請求項1乃至19のいずれかに記載の前記センサピル(100)の前記1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)のうちの少なくとも1つによって検出されたデータを評価するように構成されている、評価ユニット(200)。
【請求項21】
前記評価ユニット(200)は、前記データを評価して、請求項1乃至19のいずれかに記載のセンサピル(100)を飲み込んだ患者がどの疾患に罹患している可能性があるかについてのヒントを示す結果を提供するように構成されている、請求項20に記載の評価ユニット(200)。
【請求項22】
前記評価ユニット(200)は、1つ以上の音響源及び/又は1つ以上の振動源の位置特定及び/又は検出及び/又は分類のために構成されている、請求項20又は21に記載の評価ユニット(200)。
【請求項23】
前記評価ユニット(200)は、前記1つ以上の音響源及び/又は前記1つ以上の振動源の位置特定及び/又は検出及び/又は前記分類のために機械学習方法を使用するように構成されている、請求項22に記載の評価ユニット(200)。
【請求項24】
前記評価ユニット(200)が、前記機械学習方法としてニューラルネットワークを用いるように構成されている、請求項23に記載の評価ユニット(200)。
【請求項25】
前記評価ユニット(200)は、請求項1乃至19のいずれかに記載の前記センサピル(100)からデータを受信するための受信機(251)をさらに含み、
前記データは、請求項1乃至請求項19のいずれかに記載の前記センサピル(100)の前記1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)のうちの少なくとも1つによって検出されるデジタル記録を含む、請求項20乃至24のいずれかに記載の評価ユニット(200)。
【請求項26】
前記受信機(251)は、近距離無線通信によってデータを受信するように構成されている、請求項25に記載の評価ユニット(200)。
【請求項27】
前記受信機(251)は、ローカルネットワークとの無線通信用に構成されている、請求項25に記載の評価ユニット(200)。
【請求項28】
請求項1乃至19のいずれかに記載のセンサピル(100)と、
請求項20乃至27のいずれかに記載の評価ユニット(200)と、
を備えるシステムであって、
前記評価ユニット(200)は、前記センサピル(100)の前記1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)によって検出されたデータを評価するように構成されている、システム。
【請求項29】
ケーシング(110)と、マイクロフォン(121)及び/又は加速度センサ(125)を含む1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)と、を含むセンサピル(100)が患者により飲み込まれるステップと、
前記センサピル(100)の前記1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)のうちの少なくとも1つによって音響ノイズ及び/又は振動を検出するステップと、
を備える、方法。
【請求項30】
請求項1乃至17のいずれかに記載の前記センサピル(100)の前記1つ以上のセンサ(120;121; 122、125;130;131;132;133)のうちの少なくとも1つによって検出されたデータを評価するステップを備える、方法。
【請求項31】
ケーシング(110)と、マイクロフォン(121)及び/又は加速度センサ(125)を含む1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)と、を含むセンサピル(100)が患者により飲み込まれるステップと、
前記センサピル(100)の前記1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)のうちの少なくとも1つによって音響ノイズ及び/又は振動を検出するステップと、
前記検出された音響ノイズ及び/又は振動を評価ユニット(200)によって評価するステップと、
を備える、方法。
【請求項32】
請求項29乃至31のいずれかに記載の方法を実行するためのプログラムコードを備える、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、診療支援装置及び診療支援方法に関し、特に、オーディオピルに関する。
【背景技術】
【0002】
一般的な診察では、聴診器による「モニタリング(監視)」によって診断が行われることが多い。
【0003】
臓器や体の部位(例えば心臓、肺、血管など)の状態は、発生したノイズを利用して直接特定することができる。
【0004】
臓器や身体部位の状態をうまく判断するための前提条件は、医師の健康状態(例えば集中力、聴力障害がないなど)、経験、優れた訓練である。
【0005】
特に、第1の要素は医療現場において常に保証されるものではないため、より客観的な評価が求められる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
現在のところ、この問題に対する技術的な解決策はない。
【0007】
その代わり、医師が聞いたノイズを解釈し評価することは、もっぱら医師の手に委ねられている。
【0008】
請求項1に係るセンサピル、請求項20に係る評価ユニット、請求項28に係るシステム、請求項29に係る方法、請求項30に係る方法、請求項31に係る方法及び請求項32に係るコンピュータプログラムが提供される。
【課題を解決するための手段】
【0009】
患者が飲み込むのに適した、実施形態によるセンサピルが提供される。センサピルは、ケーシングを備える。さらに、センサピルは、1つ以上のセンサを備える。1つ以上のセンサは、マイクロフォン及び/又は加速度センサを含む。
【0010】
さらに、実施形態による評価ユニットが提供される。評価ユニットは、上述したセンサピルの1つ以上のセンサのうちの少なくとも1つによって検出されたデータを評価するように構成されている。
【0011】
さらに、実施形態によるシステムが提供される。このシステムは、上述した実施形態に係るセンサピルを備える。さらに、システムは、上述した実施形態による評価ユニットを備える。評価ユニットは、センサピルの1つ以上のセンサによって検出されたデータを評価するように構成されている。
【0012】
さらに、実施形態による方法が提供される。本方法は、以下を備える。
-ケーシングと、マイクロフォン及び/又は加速度センサを有する1つ以上のセンサと、を備えるセンサピルが患者により飲み込まれるステップ。及び、
-センサピルの1つ以上のセンサのうちの少なくとも1つによって音響ノイズ及び/又は振動を検出するステップ。
【0013】
さらに、実施形態に従った方法が提供される。本方法は、以下を備える。
-上記のセンサピルの1つ以上のセンサのうちの少なくとも1つによって検出されたデータを評価するステップ。
【0014】
さらに、実施形態に従った方法が提供される。本方法は、以下を備える。
-ケーシングと、マイクロフォン及び/又は加速度センサを有する1つ以上のセンサと、を備えるセンサピルが患者により飲み込まれるステップ。
-センサピルの1つ以上のセンサのうちの少なくとも1つによって音響ノイズ及び/又は振動を検出するステップ。及び、
検出された音響ノイズ及び/又は振動を評価ユニットによって評価するステップ。
【0015】
さらに、上述した方法の1つを実行するためのプログラムコードを有するコンピュータプログラムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0016】
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【
図1】
図1は、患者が飲み込むのに適している、実施形態によるセンサピルを示す。
【
図2】
図2は、マイクロフォンを含む、実施形態によるセンサピルを示す。
【
図3】
図3は、加速度センサを含む、実施形態によるセンサピルを示す。
【
図4】
図4は、1つ以上のセンサの1つとしてマイクロフォンのアレイを含む、実施形態によるセンサピルを示す。
【
図5】
図5は、2つのセンサを含む、実施形態によるセンサピルを示す。
【
図6】
図6は、第2のセンサとして光学センサを含む、実施形態によるセンサピルを示す。
【
図7】
図7は、第2のセンサとして光学センサを含み、さらに光源を有する、実施形態によるセンサピルを示す。
【
図8】
図8は、光学センサが赤外線センサ132である実施形態によるセンサピルを示す。
【
図9】
図9は、光学センサが超音波センサ133である実施形態によるセンサピルを示す。
【
図10】
図10は、実施形態による送信機151を含むセンサピルを示す。
【
図11】
図11は、実施形態によるセンサピルの位置を近距離無線通信によって受信機が位置特定する様子を例示的に示す。
【
図12】
図12は、実施形態による電流源を含むセンサピル100を示す。
【
図14】
図14は、センサピルの送信機からデータを受信するための受信機をさらに備える、実施形態に従った評価ユニットを示す。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1は、患者が飲み込むのに適した、実施形態によるセンサピル100を示す。
【0018】
センサピル100は、ケーシング110を備える。
【0019】
さらに、センサピル100は、1つ以上のセンサ120を備える。1つ以上のセンサ120は、マイクロフォン121及び/又は加速度センサ125を含む。
【0020】
図2は、1つ以上のセンサの1つとしてマイクロフォン121を備える、実施形態に係るセンサピル100を示す図である。
【0021】
図3は、1つ以上のセンサの1つとして加速度センサ125を備える、実施形態に係るセンサピル100を示す。
【0022】
実施形態に従って、マイクロフォン121は、例えば、患者の体内から発信される音響ノイズを記録するように構成されている。
【0023】
ある実施形態において、前記マイクロフォン121は、例えば、マイクロフォンのアレイ122を形成する複数のマイクロフォンのうちの1つである。センサピル100は、例えば、マイクロフォンのアレイを含む。
【0024】
図4は、1つ以上のセンサの1つとしてマイクロフォンのアレイ122を含む、実施形態に係るセンサピル100を示す。
図2で言及されたマイクロフォン121は、マイクロフォンのアレイ122のマイクロフォンのうちの1つである。
【0025】
実施形態に従って、マイクロフォンのアレイ122は、例えば、マイクロフォンのアレイ122によって検出された第1の音響ノイズに関連する第1の指向性情報を決定するように構成されている。したがって、マイクロフォンのアレイ122は、例えば、マイクロフォンのアレイ122によって検出された第2の音響ノイズに関連する第2の指向性情報を決定するように構成されている。
【0026】
ある実施形態において、加速度センサ125は、例えば、患者の体内から発生する振動を検出するように構成されている。
【0027】
実施形態によれば、1つ以上のセンサ120は、例えば、2つ以上のセンサである。
【0028】
図5は、センサ120及び第2のセンサ130を備える実施形態に従ったセンサピル100を示す。
【0029】
一実施形態において、2つ以上のセンサは、例えば、光学センサ131を含む。
【0030】
図6は、第2のセンサとして光学センサ131を含む実施形態によるセンサピル100を示す。
【0031】
実施形態に従って、センサピル100は、例えば、光学センサ131による記録を支援するための光源140を追加的に備える。
【0032】
例示的に、一実施形態では、光学センサ131は、可視光(例えば、人間の目にとって可視)を記録するように構成されている。
【0033】
図7は、第2のセンサとしての光センサ131を備え、さらに光源140を備える、実施形態に係るセンサピル100を示す。
【0034】
光源は、例えば、1つ以上のLEDであってもよい。
【0035】
ある実施形態では、光学センサは、例えば、赤外線センサ132である。
【0036】
図8は、光学センサが赤外線センサ132である、実施形態によるセンサピル100を示す。
【0037】
実施形態に従って、2つ以上のセンサは、例えば、超音波センサ133を含む。
【0038】
図9は、光学センサが超音波センサ133である、実施形態によるセンサピル100を示す。
【0039】
ある実施形態では、センサピル100は、例えば、データを受信機に送信するための送信機151をさらに備える。したがって、データは、例えば、1つ以上のセンサ120、121、122、125、130、131、132、133のうちの少なくとも1つによって検出されたデジタル記録を含む。
【0040】
図10は、実施形態による送信機151を含むセンサピル100を示す。
【0041】
実施形態に従って、送信機151は、例えば、近距離無線通信によってデータを送信するように構成されている。
【0042】
近距離無線通信によるデータ送信は、好ましい実施形態に対して特定の利点を提供する。
【0043】
近距離無線通信では、受信機251が送信機151の近くにある場合にのみ通信が可能になる。ある実施形態では、近距離無線通信の受信機251は、患者の身体上に沿って移動させることができる。
【0044】
データ送信は、近距離無線通信の受信機251が近距離無線通信の送信機151に近い場合、この場合、センサピル100の送信機151に近い場合にのみ可能であろう。検査者は、患者の体内におけるセンサピル100の(おおよその)位置に関する情報を取得する。
【0045】
データ送信が行われる場合、受信機251はセンサピル100の近くにある。これにより、例えば、ノイズや振動を検出する際に、センサピル100がどこに位置するのかも明らかになる。
【0046】
図11は、受信機251が近距離無線通信によってセンサピル100の位置を特定する様子を例示的に示している。データ送信は、受信機がセンサピル100の近くにある場合にのみ行われる。
【0047】
近距離無線通信によってデータを送信する送信機151の別の利点は、送信機151の電力供給が受信機251を介して行われ得ることである。つまり、データ送信のための別個の電源が不要である。
【0048】
別の実施形態では、1つ以上のセンサ120の電源供給は、近距離無線通信によるデータ送信のための送信機151の外部電源を介して行うことができる。
【0049】
これは、ある実施形態において、センサピルが別個の電流源を含まないように構成されないことが可能であることを意味する。その代わりに、外部近距離無線通信受信機251が近距離無線通信の送信機151に電流を供給することで、1つ以上のセンサ120も電流を受信する。
【0050】
例示的に、1つ以上のセンサ120は、近距離無線通信の外部受信機を介して電流を供給される場合にのみ、音響ノイズ又は振動を検出することになる。
【0051】
別の実施形態では、センサピル100は、近距離無線通信の外部受信機を取り外した後にも音響ノイズ又は振動の検出が可能なままであるように、近距離無線通信の外部受信機によって充電されるのに適した1つ以上のキャパシタも備えている。
【0052】
ある実施形態では、センサピル100によって検出されたデータは、検出されたときに直接送信される。
【0053】
別の実施形態では、検出されたデータは、センサピル100の記憶装置(図示せず)にバッファリングされ、後の時点で受信機に送信される。
【0054】
ある実施形態では、送信機151は、例えば、ローカルネットワークとの無線通信のために構成されている。
【0055】
実施形態によれば、例えば、センサピル100のケーシング110の端は丸みを帯びている。これにより、センサピル100を適用する際の患者の怪我を回避することができる。
【0056】
一実施形態において、センサピル100のケーシング110は、例えば、角を含まないように構成されてもよい。この場合も、センサピル100を適用する際の患者の怪我を回避することができる。
【0057】
ある実施形態によれば、センサピル100は、例えば、電力供給のための別個の電流源160を含む。
【0058】
図12は、実施形態による電流源を有するセンサピル100を示す。
【0059】
ある実施形態において、電流源160は、例えば、バッテリまたはアキュムレータを含む。
【0060】
図13は、実施形態に係る評価ユニット200を示す。
【0061】
評価ユニット200は、上述したセンサピル100の1つ以上のセンサ120のうちの少なくとも1つによって検出されたデータを評価するように構成されている。
【0062】
実施形態に従って、評価ユニット200は、例えば、評価ユニット200が、以前に上述のセンサピル100を飲み込んだ患者がどの病気に罹患している可能性があるかについてのヒントを示す結果を提供するように、データを評価するように構成されている。
【0063】
ある実施形態では、評価ユニット200は、例えば、1つ以上の音響源及び/又は1つ以上の振動源の位置特定及び/又は検出及び/又は分類のために構成されている。
【0064】
ある実施形態によれば、評価ユニット200は、例えば、1つ以上の音響源及び/又は1つ以上の振動源の位置特定及び/又は検出及び/又は分類のために機械学習法を用いるように構成されている。
【0065】
ある実施形態において、評価ユニット200は、例えば、機械学習方法としてニューラルネットワークを用いるように構成されている。
【0066】
ある実施形態によれば、評価ユニット200は、例えば、上述したセンサピル100からデータを受信するための受信機251を追加で備えている。したがって、データは、例えば、上述したセンサピル100の1つ以上のセンサのうちの少なくとも1つによって検出されたデジタル記録を含む。
【0067】
図14は、センサピル100の送信機151からデータを受信するための受信機を追加的に備える実施形態による評価ユニット200を示す。
【0068】
一実施形態によれば、受信機251は、例えば、近距離無線通信によってデータを受信するように構成されている。
【0069】
一実施形態によれば、受信機251は、例えば、ローカルネットワークとの無線通信のために構成されている。
【0070】
【0071】
このシステムは、上述した実施形態に従ったセンサピル100を備える。
【0072】
さらに、このシステムは、上述した実施形態による評価ユニット200を備える。
【0073】
評価ユニット200は、センサピル100の1つ以上のセンサによって検出されたデータを評価するように構成されている。
【0074】
特別な実施形態が以下に説明される。
【0075】
実施形態に従って、センサとしてマイクロフォン、又はマイクロフォンのアレイ及び/又は1つ以上の加速度センサを備える音響センサピル100が提供される。
【0076】
ある実施形態では、音響センサピル100は、体内の振動音響信号を記録し、それを外部に送信するように構成されている。
【0077】
特別な実施形態では、センサピル100は、例えば記録されたデータをPCに送信するように構成されている。
【0078】
ある実施形態では、患者は本発明のオーディオピルを取り込む。
【0079】
ピルは、体内を移動するので、多くの身体部位の広範囲な音響ヘルス画像を提供することができる。
【0080】
ピルは、例えば、体内からの音響信号を記録する。
【0081】
さらなる実施形態は、音響源の位置特定、検出、分類、及び分離のためのアルゴリズムを提供する。
【0082】
実施形態では、音響センサピル100のアルゴリズムが提供され、アルゴリズムは、例えば、患者にとって症状のないリスクレスな検査を保証するために、機械学習に基づいて内臓の健康状態を決定及び/又は監視するものである。
【0083】
例示的に、提供されるアルゴリズムは、例えば、録音された音声信号の起源、タイプ、及び原因を特定し、健康的又は病的な変化、特性に関して結論を引き出すことを可能にするための機械学習に基づいている。
【0084】
実施形態において、提供されるアルゴリズムは、機械学習のためのニューラルネットワークを備え、記録された信号の1つ以上の領域は、ニューラルネットワークの入力に適用され、ニューラルネットワークは、記録された信号の1つ以上の領域が記録された患者が罹患している各疾患を出力として出力する。
【0085】
好ましい実施形態では、実施形態に係るアルゴリズムが、録音された音声信号に関連する患者の潜在的な疾患を判定する。
【0086】
その利点の一つは、身体の音響信号を可能な限り客観的に評価し、病気を特定することができることである。
【0087】
応用例としては、医療技術、例えばインテリジェントな非侵襲的診断(non-invasive diagnostics)の分野での応用がある。
【0088】
いくつかの態様を装置の文脈で説明してきたが、これらの態様は、装置のブロックまたは要素がそれぞれの方法ステップまたは方法ステップの特徴でもあると理解されるように、対応する方法の説明も表していることは明らかである。同様に、方法ステップの文脈で、または方法ステップとして記述された側面は、対応するブロックまたは項目または対応する装置の特徴の記述も表している。方法ステップのいくつかまたはすべては、例えば、マイクロプロセッサ、プログラマブルコンピュータ、または電子回路のようなハードウェア装置によって(またはそれを使用して)実行されてもよい。いくつかの実施形態では、最も重要な方法ステップのいくつかまたはいくつかが、そのような装置によって実行されてもよい。
【0089】
特定の実装要件に応じて、本発明の実施形態は、ハードウェアで、またはソフトウェアで、あるいは少なくとも部分的にハードウェアで、または少なくとも部分的にソフトウェアで実装することができる。実装は、デジタル記憶媒体、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、DVD、ブルーレイディスク、CD、ROM、PROM、EPROM、EEPROMまたはフラッシュメモリ、ハードドライブまたはその上に格納された電子的に読み取り可能な制御信号を有する他の磁気または光学メモリを用いて行うことができ、これらは、それぞれの方法を実行するようにプログラム可能なコンピュータシステムと協力するかまたは協力可能なものである。したがって、デジタル記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能であってもよい。
【0090】
本発明によるいくつかの実施形態は、電子的に読み取り可能な制御信号を含むデータ担体を含み、これらは、本明細書に記載される方法の1つが実行されるようなプログラム可能なコンピュータシステムと協働することが可能である。
【0091】
一般に、本発明の実施形態は、プログラムコードを有するコンピュータプログラム製品として実装することができ、プログラムコードは、コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されるときに、方法の一つを実行するために動作可能である。
【0092】
プログラムコードは、例えば、機械読み取り可能な担体上に格納されてもよい。
【0093】
他の実施形態は、本明細書に記載の方法の1つを実行するためのコンピュータプログラムであって、コンピュータプログラムが機械読み取り可能な担体に格納されているものである。言い換えれば、本発明方法の実施形態は、したがって、コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行される場合、本明細書に記載された方法の1つを実行するためのプログラムコードを含む、コンピュータプログラムである。
【0094】
本発明方法のさらなる実施形態は、したがって、本明細書に記載の方法の1つを実行するためのコンピュータプログラムをその上に記録してなるデータキャリア(またはデジタル記憶媒体またはコンピュータ読み取り可能な媒体)である。データキャリアまたはデジタル記憶媒体またはコンピュータ読取可能な媒体は、典型的には、有形および/または不揮発性である。
【0095】
したがって、本発明方法のさらなる実施形態は、本明細書に記載された方法の1つを実行するためのコンピュータプログラムを表すデータストリームまたは信号のシーケンスである。データストリームまたは信号のシーケンスは、例えば、データ通信接続、例えばインターネットを介して転送されるように構成されてもよい。
【0096】
さらなる実施形態は、本明細書に記載された方法の1つを実行するように構成された、または適合された、例えばコンピュータ、またはプログラマブルロジックデバイスのような処理手段を具備する。
【0097】
さらなる実施形態は、本明細書に記載された方法の1つを実行するためのコンピュータプログラムをその上にインストールしたコンピュータを具備する。
【0098】
本発明による更なる実施形態は、本明細書に記載の方法の1つを実行するためのコンピュータプログラムを受信機に転送するように構成された装置またはシステムである。転送は、電子的または光学的に実行することができる。受信機は、例えば、コンピュータ、モバイルデバイス、メモリデバイス等であってもよい。装置又はシステムは、例えば、コンピュータプログラムを受信機に転送するためのファイルサーバを含んでいてもよい。
【0099】
いくつかの実施形態では、プログラマブルロジックデバイス(例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ、FPGA)を使用して、本明細書に記載の方法の機能性の一部または全部を実行することができる。いくつかの実施形態では、フィールドプログラマブルゲートアレイは、本明細書に記載される方法の1つを実行するためにマイクロプロセッサと協働してよい。一般に、いくつかの実施形態では、方法は、任意のハードウェア装置によって実行される。これは、コンピュータプロセッサ(CPU)のような普遍的に適用可能なハードウェア、又はASICのような方法に特有のハードウェアであり得る。
【0100】
上述した実施形態は、本発明の原理について単に例示したに過ぎない。本明細書に記載された配置および詳細の修正および変形は、当業者には明らかであることが理解される。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲の範囲によってのみ限定され、本明細書における実施形態の説明および解説によって提示される特定の詳細によって限定されるものではないことが意図される。
【手続補正書】
【提出日】2021-09-01
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者が飲み込むのに適したセンサピル(100)であって、
前記センサピル(100)のケーシング(110)と、
1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)であって、前記1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)はマイクロフォン(121)
を含む、1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)と、
を備え
、
前記マイクロフォン(121)は、マイクロフォンのアレイ(122)を形成する複数のマイクロフォンのうちの1つのマイクロフォンであり、
前記センサピル(100)は、前記マイクロフォンのアレイ(122)を備え、
前記マイクロフォンのアレイ(122)は、前記マイクロフォンのアレイ(122)によって検出された前記音響ノイズのうちの第1の音響ノイズに関連する第1の方向情報を決定するように構成され、
前記マイクロフォンのアレイ(122)は、前記マイクロフォンのアレイ(122)によって検出された前記音響ノイズのうちの第2の音響ノイズに関連する第2の方向情報を決定するように構成される、センサピル(100)。
【請求項2】
前記1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)は、加速度センサ(125)を含む、請求項1に記載のセンサピル(100)。
【請求項3】
前記加速度センサ(125)は、前記患者の体内から発生する振動を検出するように構成されている、請求項
2に記載のセンサピル(100)。
【請求項4】
前記マイクロフォン(121)は、前記患者の体内から発生する音響ノイズを記録するように構成されている、請求項1乃至3のいずれかに記載のセンサピル(100)。
【請求項5】
前記1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)は2つ以上のセンサ(120、130;120、131;120、132;120、133)である、請求項1乃至
4のいずれかに記載のセンサピル(100)。
【請求項6】
前記2つ以上のセンサ(120、130;120、131;120、132;120、133)は光学センサ(131)を含む、請求項
5に記載のセンサピル(100)。
【請求項7】
前記光学センサによる記録をサポートするための光源(140)をさらに備える、請求項
6に記載のセンサピル(100)。
【請求項8】
前記光学センサ(131)は赤外線センサ(132)である、請求項
6または7に記載のセンサピル(100)。
【請求項9】
前記2つ以上のセンサ(120、130;120、131;120、132;120、133)は超音波センサ(133)を含む、請求項
5乃至8のいずれかに記載のセンサピル(100)。
【請求項10】
データを送信するための送信機(151)をさらに備え、
前記データは、前記1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131; 132; 133)のうちの少なくとも1つによって検出されたデジタル記録を含む、請求項1乃至
9のいずれかに記載のセンサピル(100)。
【請求項11】
前記送信機(151)は、近距離無線通信によるデータ送信用に構成されている、請求項
10に記載のセンサピル(100)。
【請求項12】
前記1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)の電源供給が近距離無線通信によるデータ送信用の前記送信機(151)の外部電源を介して行われるように構成されている、請求項
11に記載のセンサピル(100)。
【請求項13】
前記センサピル(100)の前記ケーシング(110)の端が丸みを帯びている、請求項1乃至
12のいずれかに記載のセンサピル(100)。
【請求項14】
前記センサピル(100)の前記ケーシング(110)には角がない、請求項1乃至
13のいずれかに記載のセンサピル(100)。
【請求項15】
前記送信機(151)は、ローカルネットワークとの無線通信用に構成されている、請求項
10に記載のセンサピル(100)。
【請求項16】
前記センサピル(100)が別個の電流源を含まない、請求項
12に記載のセンサピル(100)。
【請求項17】
前記センサピル(100)が電源用の電流源(160)を備える、請求項1乃至
15のいずれかに記載のセンサピル(100)。
【請求項18】
前記電流源(160)は、バッテリーまたはアキュムレータを含む、請求項
17に記載のセンサピル(100)。
【請求項19】
請求項1乃至18のいずれかに記載のセンサピル(100)と、
評価ユニット(200)とを備え、
前記評価ユニット(200)が、請求項1乃至
18のいずれかに記載の前記センサピル(100)の前記1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)のうちの少なくとも1つによって検出されたデータを評価するように構成されている、
システム。
【請求項20】
前記評価ユニット(200)は、前記データを評価して、請求項1乃至
18のいずれかに記載のセンサピル(100)を飲み込んだ患者がどの疾患に罹患している可能性があるかについてのヒントを示す結果を提供するように構成されている、請求項
19に記載の
システム。
【請求項21】
前記評価ユニット(200)は、1つ以上の音響源及び/又は1つ以上の振動源の位置特定及び/又は検出及び/又は分類のために構成されている、請求項
19又は20に記載の
システム。
【請求項22】
前記評価ユニット(200)は、前記1つ以上の音響源及び/又は前記1つ以上の振動源の位置特定及び/又は検出及び/又は前記分類のために機械学習方法を使用するように構成されている、請求項
21に記載の
システム。
【請求項23】
前記評価ユニット(200)が、前記機械学習方法としてニューラルネットワークを用いるように構成されている、請求項
22に記載の
システム。
【請求項24】
前記評価ユニット(200)は、請求項
1乃至18のいずれかに記載の前記センサピル(100)からデータを受信するための受信機(251)をさらに含み、
前記データは、請求項1乃至請求項19のいずれかに記載の前記センサピル(100)の前記1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)のうちの少なくとも1つによって検出されるデジタル記録を含む、請求項
19乃至23のいずれかに記載の
システム。
【請求項25】
前記受信機(251)は、近距離無線通信によってデータを受信するように構成されている、請求項
24に記載の
システム。
【請求項26】
前記受信機(251)は、ローカルネットワークとの無線通信用に構成されている、請求項
24に記載の
システム。
【請求項27】
ケーシング(110)と、マイクロフォン(121)
を含む1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)と、を含むセンサピル(100)が患者により飲み込まれるステップと、
前記センサピル(100)の前記1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)のうちの少なくとも1つによって音響ノイズ及び/又は振動を検出するステップと、
を備え、
前記マイクロフォン(121)は、マイクロフォンのアレイ(122)を形成する複数のマイクロフォンのマイクロフォンであり、
前記センサピル(100)は、前記マイクロフォンのアレイ(122)を備え、
前記マイクロフォンのアレイ(122)は、前記マイクロフォンのアレイ(122)によって検出された前記音響ノイズのうちの第1の音響ノイズに関連する第1の方向情報を決定するように構成され、
前記マイクロフォンのアレイ(122)は、前記マイクロフォンのアレイ(122)によって検出された前記音響ノイズのうちの第2の音響ノイズに関連する第2の方向情報を決定するように構成される、方法。
【請求項28】
前記1つ以上のセンサ(120;121;122、125;130;131;132;133)は加速度センサ(125)を含み、前記加速度センサ(125)は、前記患者の体内から発生する振動を検出する、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記検出された音響ノイズ及び/又は振動を評価ユニット(200)によって評価するステップを備える、請求項
27又は28に記載の方法。
【請求項30】
請求項
27乃至29のいずれかに記載の方法を実行するためのプログラムコードを備える、コンピュータプログラム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
その代わり、医師が聞いたノイズを解釈し評価することは、もっぱら医師の手に委ねられている。
WO 2012/006454A2は、1つ以上の化学パラメータを検出することができる装置を示しており、この装置は、ケーシング、光源、及び撮像装置を含んでいる。本装置は、飲み込むことができるカプセルを構成できる。
US8632459B2及びEP1967125A1は、第1の液体と第2の液体との間の界面に浮遊させることができ、胃内で十分な視野を確保するカプセル内視鏡を示している。
US2004/176685A1には、センサを有する医療用カプセル装置が示されている。
JP2010035746Aは、カプセル内視鏡の位置を計算するために、カプセル内視鏡10に組み込まれた加速度センサを含むカプセル内視鏡を示している。
【国際調査報告】