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  • 特表-バリカンアタッチメント調節構造 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-01-27
(54)【発明の名称】バリカンアタッチメント調節構造
(51)【国際特許分類】
   B26B 19/20 20060101AFI20230120BHJP
   B26B 19/42 20060101ALI20230120BHJP
【FI】
B26B19/20
B26B19/42
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021569968
(86)(22)【出願日】2021-10-15
(85)【翻訳文提出日】2021-11-30
(86)【国際出願番号】 CN2021124235
(87)【国際公開番号】W WO2022089229
(87)【国際公開日】2022-05-05
(31)【優先権主張番号】202022471748.3
(32)【優先日】2020-10-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】516180667
【氏名又は名称】北京小米移動軟件有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Xiaomi Mobile Software Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.018, Floor 8, Building 6, Yard 33, Middle Xierqi Road, Haidian District, Beijing 100085, China
(71)【出願人】
【識別番号】521511519
【氏名又は名称】深▲セン▼市考拉媽媽科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】SHENZHEN KOLAMAMA TECHNOLOGY CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】Room 705,Building 1,Xinyi Lingyu R&D Center,No.30,Honglang North 2nd Road,Zone 69,Xingdong Community,Xin’an Street,Bao’an District,Shenzhen city,Guangdong 518101(CN)
(74)【代理人】
【識別番号】110002734
【氏名又は名称】弁理士法人藤本パートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】王 先兵
(72)【発明者】
【氏名】侯 勤領
(72)【発明者】
【氏名】袁 翊銘
【テーマコード(参考)】
3C056
【Fターム(参考)】
3C056CA46
3C056KK03
(57)【要約】
本開示は、アタッチメント、本体ケーシング、刃キャップ、中身アセンブリ及び可動アセンブリを含み、前記刃キャップは前記本体ケーシングに固定接続され、前記中身アセンブリは前記本体ケーシングの内部に設けられ、前記アタッチメントは可動アセンブリを介して前記本体ケーシングに可動に接続されるバリカンアタッチメント調節構造を提供する。本開示によって提供されるバリカンアタッチメント調節構造は、調節可能なアタッチメント構造により、1つのアタッチメントで髪を異なる長さにカットすることができ、ユーザの収納保管が便利になるとともに、安定性が高く、消費者が使用する際にアタッチメントが後退しないという技術的効果を奏する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
バリカンアタッチメント調節構造であって、
アタッチメント(1)、本体ケーシング(2)、刃キャップ(3)、中身アセンブリ(4)及び可動アセンブリを含み、
前記刃キャップ(3)は、前記本体ケーシング(2)に固定接続され、前記中身アセンブリ(4)は、前記本体ケーシング(2)の内部に設けられ、前記アタッチメント(1)は、可動アセンブリを介して前記本体ケーシング(2)に可動に接続される、
ことを特徴とするバリカンアタッチメント調節構造。
【請求項2】
前記可動アセンブリは、スライド溝部材(5)及びスライドアセンブリを含み、前記スライド溝部材(5)は、前記中身アセンブリ(4)との締結接続によって前記本体ケーシング(2)に設けられ、前記スライドアセンブリは、前記スライド溝部材(5)にスライド可能に接続される、
ことを特徴とする請求項1に記載のバリカンアタッチメント調節構造。
【請求項3】
前記スライドアセンブリは、五金弾性片(6)、スライド部材(7)及びスライド脱着可能部材(8)を含み、
前記スライド部材(7)は、前記スライド脱着可能部材(8)に可動に接続され、前記五金弾性片(6)は、前記スライド部材(7)に装入され、前記スライド脱着可能部材(8)は、前記スライド溝部材(5)に可動に接続される、
ことを特徴とする請求項2に記載のバリカンアタッチメント調節構造。
【請求項4】
五金接続部材(9)及びアタッチメントスライドキー(10)をさらに含み、
前記アタッチメントスライドキー(10)は、前記五金接続部材(9)を介して前記スライド脱着可能部材(8)に設けられる、
ことを特徴とする請求項3に記載のバリカンアタッチメント調節構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示はバリカン技術分野に関し、特にバリカンアタッチメント調節構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来技術では、従来のタイプのアタッチメントは散髪中にアタッチメントを取り外して異なるサイズのものに切り替える必要があり、製品の使用体験や効果が悪く、現在市場に出回っているバリカンのすべては固定サイズのアタッチメントを使用しており、カットできる髪の長さが限られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本開示は、バリカンのアタッチメントが固定したものであり、カットできる髪の長さが限られている技術的課題、及び従来の複数組のアタッチメントのタイプではアタッチメントの収納が不便である技術的課題を解決するバリカンアタッチメント調節構造を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を実現するために、本開示は以下の技術案を提供する。
【0005】
アタッチメント1、本体ケーシング2、刃キャップ3、中身アセンブリ4及び可動アセンブリを含み、前記刃キャップ3が前記本体ケーシング2に固定接続され、前記中身アセンブリ4が前記本体ケーシング2の内部に設けられ、前記アタッチメント1が可動アセンブリを介して前記本体ケーシング2に可動に接続されることを特徴とするバリカンアタッチメント調節構造である。
【0006】
少なくとも1つの実施例では、前記可動アセンブリは、スライド溝部材5及びスライドアセンブリを含み、前記スライド溝部材5は、前記中身アセンブリ4との締結接続によって前記本体ケーシング2に設けられ、前記スライドアセンブリは前記スライド溝部材5にスライド可能に接続される。
【0007】
少なくとも1つの実施例では、前記スライドアセンブリは、五金弾性片6、スライド部材7及びスライド脱着可能部材8を含み、前記スライド部材7は、前記スライド脱着可能部材8に可動に接続され、前記五金弾性片6は、前記スライド部材7に装入され、前記スライド脱着可能部材8は前記スライド溝部材5に可動に接続される。
【0008】
少なくとも1つの実施例では、前記バリカンアタッチメント調節構造は、五金接続部材9及びアタッチメントスライドキー10をさらに含み、前記アタッチメントスライドキー10は、前記五金接続部材9を介して前記スライド脱着可能部材8に設けられる。
【発明の効果】
【0009】
上記技術案を実施することにより、以下の技術的効果を奏することができる。本開示によって提供されるバリカンアタッチメント調節構造は、調節可能なアタッチメント構造により、1つのアタッチメントで髪を異なる長さにカットすることができ、ユーザの収納保管が便利になるとともに、安定性が高く、消費者が使用する際にアタッチメントが後退しないという技術的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本開示によって提供されるバリカンアタッチメント調節構造の分解図である。
図2】本開示によって提供されるスライドアセンブリの構造分解図である。
図3】本開示によって提供されるバリカン全体の構造概略図である。
図4】本開示によって提供されるバリカンアタッチメント調節構造におけるアタッチメントの部分概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本開示の技術案をよりよく理解するために、以下、図面と併せて本開示によって提供される実施例を詳しく説明する。
【0012】
アタッチメント1、本体ケーシング2、刃キャップ3、中身アセンブリ4及び可動アセンブリを含み、前記刃キャップ3が前記本体ケーシング2に固定接続され、前記中身アセンブリ4が前記本体ケーシング2の内部に設けられ、前記アタッチメント1が可動アセンブリを介して前記本体ケーシング2に可動に接続されることを特徴とするバリカンアタッチメント調節構造である。可動アセンブリが前記アタッチメント1の位置を制御して、前方または後方へのスライドを実現することにより、散髪に必要なアタッチメント1の長さを調節するという技術的効果を達成し、ユーザの収納保管が便利になるとともに、安定性が高く、消費者が使用する際にアタッチメントが後退しないという技術的効果を奏する。
【0013】
上記実施例のもとに、他の実施例では、さらに、前記可動アセンブリは、スライド溝部材5及びスライドアセンブリを含み、前記スライド溝部材5は、前記中身アセンブリ4との締結接続によって前記本体ケーシング2に設けられ、前記スライドアセンブリは、前記スライド溝部材5にスライド可能に接続される。
【0014】
上記実施例のもとに、他の実施例では、さらに、前記スライドアセンブリは、五金弾性片6、スライド部材7及びスライド脱着可能部材8を含み、前記スライド部材7は、前記スライド脱着可能部材8に可動に接続され、前記五金弾性片6は前記スライド部材7に装入され、前記スライド脱着可能部材8は、前記スライド溝部材5に可動に接続される。本実施例では、バリカンアタッチメント調節構造は、五金接続部材9及びアタッチメントスライドキー10をさらに含み、前記アタッチメントスライドキー10は、前記五金接続部材9を介して前記スライド脱着可能部材8に設けられる。
【0015】
本実施例では、図1~4に示すように、スライド溝部材5は、締結方式で中身アセンブリ4に固定され、スライド脱着可能部材8はスライド部材7に装入され、五金弾性片6はスライド部材7に装入され且つ押し合わされてスライドアセンブリを形成し、スライド脱着可能部材8はスライド部材7に遊嵌され、五金弾性片6は、締結方式でスライド脱着可能部材8に固定される。スライドアセンブリは中身アセンブリ4に装着され、中身アセンブリ4は本体ケーシング2に装入されてねじ止めされ、刃キャップ3は、本体ケーシング2にねじ止めにより装着される。アタッチメント1は、本体に挿入されてスライド部材7の凹溝に固定される。本実施例では、前記アタッチメントスライドキー10及び五金接続部材9は一体的なものであり、スライド脱着可能部材8に挿入されて係合固定される。使用者は、操作時に指でアタッチメントスライドキー10を押すことで、スライド部材7の凸歯が本体ケーシング2の凹溝から離れて、前方または後方へスライドして、散髪に必要なアタッチメント1の長さを調節することを実現する。本実施例では、前記五金弾性片6がスライドする際に、1目盛りに到達するたびに音声をフィードバックするようになる。使用者の指がアタッチメントスライドキー10を放すと、五金弾性片6はスライド部材7を押し上げ、スライド部材7の凸歯を本体ケーシング2の凹溝に係合させて、アタッチメント1のセルフロック機能を実現し、散髪時にアタッチメント1が後退しないことを実現し、安定して髪を所望の長さにカットできることを確保する。指でアタッチメントスライドキー10を操作する際に、五金弾性片6と中身アセンブリ4の凹溝とが衝突する音を出し、アタッチメント1のサイズが切り替わっていることを知らせるように使用者に音声フィードバックを与え、操作が容易で、アタッチメントの多段調節機能が実現される。
【0016】
以上、本開示の実施例によって提供されるバリカンアタッチメント調節構造を詳しく説明したが、当業者にとって、本開示の実施例の趣旨に基づいて、具体的な実施形態及び適用範囲を変更できる。以上により、本明細書の内容は本開示への制限として理解すべきではない。
図1
図2
図3
図4
【国際調査報告】