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特表2023-504814ライブストリームを集約するための方法及びシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-02-07
(54)【発明の名称】ライブストリームを集約するための方法及びシステム
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/431 20110101AFI20230131BHJP
   H04N 21/2343 20110101ALI20230131BHJP
   H04N 21/2665 20110101ALI20230131BHJP
【FI】
H04N21/431
H04N21/2343
H04N21/2665
【審査請求】未請求
【予備審査請求】有
(21)【出願番号】P 2022533135
(86)(22)【出願日】2020-12-02
(85)【翻訳文提出日】2022-07-21
(86)【国際出願番号】 IB2020061349
(87)【国際公開番号】W WO2021111310
(87)【国際公開日】2021-06-10
(31)【優先権主張番号】2019904548
(32)【優先日】2019-12-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】AU
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522218334
【氏名又は名称】ウィーブ ピーティーワイ リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】バンクス,ジョージ
【テーマコード(参考)】
5C164
【Fターム(参考)】
5C164PA31
5C164SB02P
5C164SC04P
5C164UB84P
5C164UB88S
5C164UD41S
(57)【要約】
【課題】
ライブストリームを集約することができる方法を提供する。
【解決手段】
方法は、ライブビデオストリームを異なるライブストリーミングプラットフォームから受信することと、集約ライブストリーミングプラットフォームにおけるビデオタイルでライブビデオストリームをユーザに提示することと、ユーザが集約ライブストリーミングプラットフォームのビデオタイルをナビゲートし、及びそれらの中から選択して、ライブビデオストリームを閲覧し、及びそれらと対話することを可能にすることとを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
方法であって、
ライブビデオストリームを異なるライブストリーミングプラットフォームから受信すること、
集約ライブストリーミングプラットフォームにおけるビデオタイルで前記ライブビデオストリームをユーザに提示すること、
前記ユーザが前記集約ライブストリーミングプラットフォームの前記ビデオタイルをナビゲートし、及びそれらの中から選択して、前記ライブビデオストリームを閲覧し、及びそれらと対話することを可能にすること
を含む方法。
【請求項2】
前記ライブビデオストリームを解析して、広告を有する及び有しない前記ライブビデオストリームを識別することを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
広告を有しない前記ライブビデオストリームについて、広告を前記ビデオタイルにおける前記ライブビデオストリームに追加する可用性を視覚的に示すことを更に含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
広告を前記ライブビデオストリームに追加する前記可用性は、アイコンによって前記ビデオタイルに視覚的に示される、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記アイコンは、「AD」とラベル表示されるアイコンボタンである、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
広告を有するライブビデオストリームについて、前記ライブビデオストリームにおける前記広告のタイプ、タイミング及び位置を識別することを更に含む、請求項2に記載の方法。
【請求項7】
異なるタイプ、タイミング及び位置を有する追加的な広告を前記ライブビデオストリームに追加することを更に含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記ライブビデオストリームを管理すること、
前記ライブビデオストリームを操作すること、
前記ライブビデオストリームを同報通信すること、
前記ライブビデオストリームをキュレートすること、
前記ライブビデオストリームをホストすること、
前記ライブビデオストリームを編集すること、
前記ライブビデオストリームを切り換えること、
前記ライブビデオストリームを順序付けること、
前記ライブビデオストリームを細分化すること、
広告を前記ライブビデオストリームに追加すること、
事前記録ビデオを前記ライブビデオストリームに追加すること、
テキスト又は図形を前記ライブビデオストリームに追加すること、
前記ライブビデオストリーム中にライブエンゲージメントツールを提供すること、
前記ライブビデオストリーム中にライブ質問及び回答を提供すること、
前記ライブビデオストリーム中にライブ投票を提供すること、
前記ライブビデオストリーム中にライブ視聴者チャットを提供すること、
前記ライブビデオストリームの個人用フィードを前記ユーザに提供すること、
前記ライブビデオストリームに関するライブ投票を前記ユーザから受信すること、
前記ライブビデオストリームの製作者に対するライブ報酬を前記ユーザから受信すること、
前記製作者に、そのライブビデオストリームが前記集約ライブストリーミングプラットフォームでライブストリーミングを開始していることを通知すること、
前記ユーザに、閲覧履歴、好み及びフォローに基づいて、前記ライブビデオストリームが前記集約ライブストリーミングプラットフォームでライブストリーミングを開始していることを通知すること、
閲覧履歴、好み及びフォローに基づいて、前記ライブビデオストリームを前記ユーザに推奨すること、
前記ユーザが閲覧履歴、好み及びフォローに基づいて前記ライブビデオストリームを発見することを可能にすること、
前記ユーザが前記ライブビデオストリームをナビゲートすることを可能にすること、
前記ユーザが閲覧のために前記ライブビデオストリームを選択することを可能にすること、
前記ユーザが前記ライブビデオストリームを選好することを可能にすること、
前記ユーザが前記ライブビデオストリームを他のユーザと共有することを可能にすること、
前記ユーザが前記ライブビデオストリームについてコメントすることを可能にすること、
前記ユーザが前記ライブビデオストリームの前記製作者をフォローすることを可能にすること、
前記ユーザが前記ライブビデオストリームを他のユーザに推奨することを可能にすること、
前記ユーザが前記ライブビデオストリーム中に他のユーザとコミュニケーションすることを可能にすること、
前記異なるライブストリーミングプラットフォームがそのライブビデオストリームを前記集約ライブストリーミングプラットフォームに統合することを可能にすること
から選択される2つ以上の動作を実行するように前記集約ライブストリーミングプラットフォームを構成することを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
システムであって、
非一時的メモリと、
前記非一時的メモリに結合された1つ又は複数のハードウェアプロセッサであって、
ライブビデオストリームを異なるライブストリーミングプラットフォームから受信すること、
集約ライブストリーミングプラットフォームにおけるビデオタイルで前記ライブビデオストリームをユーザに提示すること、
前記ユーザが前記集約ライブストリーミングプラットフォームの前記ビデオタイルをナビゲートし、及びそれらの中から選択して、前記ライブビデオストリームを閲覧し、及びそれらと対話することを可能にすること
を含む動作を前記システムに実行させるための命令を前記非一時的メモリから読み出すように構成された1つ又は複数のハードウェアプロセッサと
を含むシステム。
【請求項10】
非一時的機械可読媒体であって、
ライブビデオストリームを異なるライブストリーミングプラットフォームから受信すること、
集約ライブストリーミングプラットフォームにおけるビデオタイルで前記ライブビデオストリームをユーザに提示すること、
前記ユーザが前記集約ライブストリーミングプラットフォームの前記ビデオタイルをナビゲートし、及びそれらの中から選択して、前記ライブビデオストリームを閲覧し、及びそれらと対話することを可能にすること
を含む動作を機械に実行させるために実行可能な機械可読命令を記憶している非一時的機械可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
分野
[0001] 本発明は、ライブストリームを集約するための方法及びシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
背景
[0002] コンテンツ製作者は、ライブストリーミングプラットフォームを使用して、ライブコンテンツをその視聴者に配信する。コンテンツは、様々な話題、例えばライブニュース及びイベント、ライブプレゼンテーション、ライブスポーツ、教育ライブストリーム及びライブパフォーマンス又はビデオゲームのプレーヤーによるライブストリーミングプレーを含むエンターテインメントを含み得る。
【0003】
[0003] コンテンツ製作者が選択する多くのライブストリーミングプラットフォームがあり、更に多くのプラットフォームが将来的に利用できるようになる可能性がある。既存のライブストリーミングプラットフォームの例は、Facebook(商標)、YouTube(商標)、LinkedIn(商標)、Periscope(商標)、Mixer(商標)、Instagram(商標)及びTwitch(商標)を含む。
【0004】
[0004] ライブストリーミングコンテンツに対する既存の手法には、幾つかの欠点がある。コンテンツ製作者は、多くの場合、コンテンツを公開するために、単一のライブストリーミングプラットフォームに専念する必要がある。その結果、閲覧者に最も訴えるコンテンツを見つけるために、見込みの閲覧者は、複数のプラットフォームを閲覧する必要がある。従って、単一のライブストリーミングプラットフォームにコンテンツ製作者を固定することにより、コンテンツ製作者の視聴者の大きさ及び層が制限され、追加の潜在的な閲覧者からコンテンツ製作者を分離されることがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
[0005] これに関連して、ライブストリームを集約するための改良された方法及びシステムが必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
概要
[0006] 本発明によれば、方法であって、
ライブビデオストリームを異なるライブストリーミングプラットフォームから受信すること、
集約ライブストリーミングプラットフォームにおけるビデオタイルでライブビデオストリームをユーザに提示すること、
ユーザが集約ライブストリーミングプラットフォームのビデオタイルをナビゲートし、及びそれらの中から選択して、ライブビデオストリームを閲覧し、及びそれらと対話することを可能にすること
を含む方法が提供される。
【0007】
[0007] 方法は、ライブビデオストリームを解析して、広告を有する及び有しないライブビデオストリームを識別することを更に含み得る。
【0008】
[0008] 方法は、広告を有しないライブビデオストリームについて、広告をビデオタイルにおけるライブビデオストリームに追加する可用性を視覚的に示すことを更に含み得る。
【0009】
[0009] 広告をライブビデオストリームに追加する可用性は、アイコン、例えば「AD」とラベル表示されるアイコンボタンによってビデオタイルに視覚的に示され得る。
【0010】
[0010] 方法は、広告を有するライブビデオストリームについて、ライブビデオストリームにおける広告のタイプ、タイミング及び位置を識別することを更に含み得る。
【0011】
[0011] 方法は、広告を有するライブビデオストリームについて、異なるタイプ、タイミング及び位置を有する追加的な広告をライブビデオストリームに追加することを更に含み得る。
【0012】
[0012] 方法は、
ライブビデオストリームを管理すること、
ライブビデオストリームを操作すること、
ライブビデオストリームを同報通信すること、
ライブビデオストリームをキュレートすること、
ライブビデオストリームをホストすること、
ライブビデオストリームを編集すること、
ライブビデオストリームを切り換えること、
ライブビデオストリームを順序付けること、
ライブビデオストリームを細分化すること、
広告をライブビデオストリームに追加すること、
事前記録ビデオをライブビデオストリームに追加すること、
テキスト又は図形をライブビデオストリームに追加すること、
ライブビデオストリーム中にライブエンゲージメントツールを提供すること、
ライブビデオストリーム中にライブ質問及び回答を提供すること、
ライブビデオストリーム中にライブ投票を提供すること、
ライブビデオストリーム中にライブ視聴者チャットを提供すること、
ライブビデオストリームの個人用フィードをユーザに提供すること、
ライブビデオストリームに関するライブ投票をユーザから受信すること、
ライブビデオストリームの製作者に対するライブ報酬をユーザから受信すること、
製作者に、そのライブビデオストリームが集約ライブストリーミングプラットフォームでライブストリーミングを開始していることを通知すること、
ユーザに、閲覧履歴、好み及びフォローに基づいて、ライブビデオストリームが集約ライブストリーミングプラットフォームでライブストリーミングを開始していることを通知すること、
閲覧履歴、好み及びフォローに基づいて、ライブビデオストリームをユーザに推奨すること、
ユーザが閲覧履歴、好み及びフォローに基づいてライブビデオストリームを発見することを可能にすること、
ユーザがライブビデオストリームをナビゲートすることを可能にすること、
ユーザが閲覧のためにライブビデオストリームを選択することを可能にすること、
ユーザがライブビデオストリームを選好することを可能にすること、
ユーザがライブビデオストリームを他のユーザと共有することを可能にすること、
ユーザがライブビデオストリームについてコメントすることを可能にすること、
ユーザがライブビデオストリームの製作者をフォローすることを可能にすること、
ユーザがライブビデオストリームを他のユーザに推奨することを可能にすること、
ユーザがライブビデオストリーム中に他のユーザとコミュニケーションすることを可能にすること、
異なるライブストリーミングプラットフォームがそのライブビデオストリームを集約ライブストリーミングプラットフォームに統合することを可能にすること
から選択される2つ以上の動作を実行するように集約ライブストリーミングプラットフォームを構成することを更に含み得る。
【0013】
[0013] 本発明は、システムであって、
非一時的メモリと、
非一時的メモリに結合された1つ又は複数のハードウェアプロセッサであって、
ライブビデオストリームを異なるライブストリーミングプラットフォームから受信すること、
集約ライブストリーミングプラットフォームにおけるビデオタイルでライブビデオストリームをユーザに提示すること、
ユーザが集約ライブストリーミングプラットフォームのビデオタイルをナビゲートし、及びそれらの中から選択して、ライブビデオストリームを閲覧し、及びそれらと対話することを可能にすること
を含む動作をシステムに実行させるための命令を非一時的メモリから読み出すように構成された1つ又は複数のハードウェアプロセッサと
を含むシステムを更に提供する。
【0014】
[0014] 本発明は、非一時的機械可読媒体であって、
ライブビデオストリームを異なるライブストリーミングプラットフォームから受信すること、
集約ライブストリーミングプラットフォームにおけるビデオタイルでライブビデオストリームをユーザに提示すること、
ユーザが集約ライブストリーミングプラットフォームのビデオタイルをナビゲートし、及びそれらの中から選択して、ライブビデオストリームを閲覧し、及びそれらと対話することを可能にすること
を含む動作を機械に実行させるために実行可能な機械可読命令を記憶している非一時的機械可読媒体を更に提供する。
【0015】
[0015] ここで、本発明の実施形態について、添付図面を参照してごく一例として説明する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の例示的な実施形態による、ライブストリームを集約するための方法の例示的なフローチャートである。
図2】本発明の例示的な実施形態による、ライブストリームを集約するための例示的なシステムを示す例示的なハイレベルデータフロー図である。
図3】本発明の例示的な実施形態による、ライブストリームを集約するための例示的なモバイルデバイスアプリケーションによって生成される例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)である。
図4】本発明の例示的な実施形態による、ライブストリームを集約するための例示的なモバイルデバイスアプリケーションによって生成される例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)である。
図5】本発明の例示的な実施形態による、ライブストリームを集約するための例示的なモバイルデバイスアプリケーションによって生成される例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)である。
図6】本発明の例示的な実施形態による、ライブストリームを集約するための例示的なモバイルデバイスアプリケーションによって生成される例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)である。
図7】本発明の例示的な実施形態による、ライブストリームを集約するための例示的なモバイルデバイスアプリケーションによって生成される例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)である。
図8】広告をライブビデオストリームに追加するための例示的なGUIである。
【発明を実施するための形態】
【0017】
実施形態の説明
[0016] 図1を参照すると、本発明の例示的な実施形態による、ライブストリームを集約するための例示的な方法100は、アクティブライブストリームに関する情報を複数のライブストリーミングプラットフォームから収集するステップ110で開始する。ライブストリームは、例えば、ライブニュースイベント、ゲーミング、ライブスポーツイベント、ライブエンターテインメント、ビジネスイベント、ライブ音楽、教育プレゼンテーション及び技術を対象とするライブプレゼンテーションを対象とするコンテンツを含み得る。これらのストリームを配信するプラットフォームは、Facebook(商標)、YouTube(商標)、LinkedIn(商標)、Periscope(商標)、Mixer(商標)、Instagram(商標)及びTwitch(商標)を含むが、これらに限定されない。
【0018】
[0017] 次に、ステップ120では、収集情報を集約して、集約ライブストリームデータセットを生成する。ステップ130では、集約ライブストリームデータセットの少なくとも一部をエンドユーザに公開し、方法100が終了し得る。
【0019】
[0018] 図2は、モバイルデバイス、例えばスマートフォン、タブレット又はラップトップで実行するソフトウェアアプリケーション(又は「アプリ」)にデータを公開するライブストリーム集約プラットフォーム210として、方法100を実施するための例示的なシステム200を示す例示的なハイレベルデータフロー図を示す。
【0020】
[0019] ライブストリーム集約プラットフォーム210は、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)を介してライブストリーミングプラットフォーム220にインターフェース接続して、アクティブライブストリームに関する情報を収集し得る。次に、ライブストリーム集約プラットフォーム210は、収集情報に関する必要なデータ処理を実行し、収集情報を集約し、集約ライブストリームデータセットを生成する。データ処理は、集約ライブストリームデータセットを生成するために、異なるライブストリーミングプラットフォームから収集された情報の構文解析、並べ換え、再書式設定及び整合の1つ又は複数を含み得る。
【0021】
[0020] 更に又は代わりに、ライブストリーム集約プラットフォーム210は、ウェブスクレイピングを介して、アクティブライブストリームに関する情報を収集し得る。ウェブスクレイピングは、ライブストリーミングプラットフォーム220から情報を収集するために、自動動作ユーザアカウントを生成することを含み得る。同様に、次に、ウェブスクレイピングを介して収集された情報を処理して、異なるライブストリーミングプラットフォーム220からの全収集情報を整合させ得る。
【0022】
[0021] 各ライブストリームに対する収集情報は、詳細、例えば関連するライブストリーミングプラットフォーム、コンテンツの説明、視聴者数、ストリーム言語及びアクティブライブストリームに関連する任意のコミュニケーション又は「チャット」を含み得る。更に、収集情報は、ライブストリームの視覚表現、例えば画面キャプチャを含み得る。更に、収集情報は、ライブストリームのためのリンク又はURLアドレスを含み得る。
【0023】
[0022] 図3図7を参照すると、ライブストリームを集約するためのモバイルデバイスアプリケーションによって生成されるGUIを用いて、方法100が部分的に実行され得る。図3は、ライブストリームを集約するためのアプリケーションにログイン詳細を入力するようにエンドユーザに要求する例示的なGUI300を示す。エンドユーザを、関連するライブストリーミングプラットフォームにログ記録するために、このアプリケーションへのロギングをリンクすることができる。コンテンツにアクセスすることができる前に特定のユーザ詳細を必要とする場合、関連するライブストリーミングプラットフォームへのログインが必要とされ得る。ライブストリーム集約プラットフォーム210は、各ユーザに対する複数のライブストリームプラットフォームログイン詳細を管理及び記憶するように構成され得る。
【0024】
[0023] 図4は、集約ライブストリームデータセットを記憶する基準をエンドユーザが定義することができる例示的なGUI400を示す。例えば、ユーザは、音楽又はスポーツに関するライブストリームのみが示されるように選択し得る。その結果、非関連コンテンツを提供するアクティブライブストリームをユーザに提示しない。公開されたライブストリームデータセットは、ユーザ選択基準のみによって制限されない場合があり、例えばシステム定義基準によって制限され得る。公開されたライブストリームデータセットを例えば第1の表示促進ストリーム又は最多数の閲覧者を有するストリームにソートされ得る。公開されたデータセットをソートすることができる他のシステム定義基準は、促進されたストリーミングプラットフォーム、地理的位置及び言語を含み得る。
【0025】
[0024] 図5及び図6は、定義された基準に従ってソートされている公開された集約ライブストリームデータセットを示す例示的なGUI500及び600を示す。公開されたデータセットは、アクティブライブストリームにそれぞれ関連する視覚表現のタイリングされたサムネイル表示を含む。図示の例の場合、視覚表現610がエンドユーザによって選択されて、図6に示すようなアクティブライブストリームをナビゲートすることができる。エンドユーザは、戻るボタンを押して、公開された集約データセットに戻ることもできる。
【0026】
[0025] 図7は、ライブストリームプラットフォームから収集される情報に含まれる関連するチャット情報を示す例示的なGUI600を示す。
【0027】
[0026] 本発明の別の実施形態は、ライブビデオストリームを異なるライブストリーミングプラットフォームから受信することによって開始する方法を提供し得る。次に、ライブビデオストリームは、集約ライブストリーミングプラットフォームにおけるビデオタイルでユーザに提示され得る。ユーザは、集約ライブストリーミングプラットフォームのビデオタイルをナビゲートし、及びそれらの中から選択して、ライブビデオストリームを閲覧し、及びそれらと対話することを可能にされ得る。
【0028】
[0027] 方法は、ライブビデオストリームを解析して、広告(又は後援)を有する及び有しないライブビデオストリームを識別することを更に含み得る。例えば、ライブビデオストリームをアルゴリズム、例えば機械学習アルゴリズムによって解析して、それらが、ビデオストリームにおける広告データのための標準化又は一意識別子又はメタデータを含むかどうかを判定し得る。
【0029】
[0028] 方法は、広告を有しないライブビデオストリームについて、広告をビデオタイルにおけるライブビデオストリームに追加する可用性を視覚的に示すことを更に含み得る。図8を参照すると、広告をライブビデオストリームに追加する可用性は、アイコン、例えば「AD」とラベル表示されるアイコンボタンによってビデオタイルに視覚的に示され得る。広告主は、ビデオタイルを選択して、広告をライブビデオストリームに追加し得、広告データをライブビデオストリームのデータに追加又は挿入するように集約ライブストリーミングプラットフォームを構成し得る。
【0030】
[0029] 方法は、広告を有するライブビデオストリームについて、ライブビデオストリームにおける広告のタイプ、タイミング及び位置を識別することを更に含み得る。方法は、広告を有するライブビデオストリームについて、異なるタイプ、タイミング及び位置を有する追加的な広告をライブビデオストリームに追加することを更に含み得る。
【0031】
[0030] スポンサーなしのコンテンツを見つけ、ライブビデオストリームに対する広告を出すために、広告代理店、企業及びユーザに市場を与える「ADplace」と呼ばれる専用広告ポータルで集約ライブストリーミングプラットフォームの広告機能は実施されてもよい。
【0032】
[0031] 方法は、
ライブビデオストリームを管理すること、
ライブビデオストリームを操作すること、
ライブビデオストリームを同報通信すること、
ライブビデオストリームをキュレートすること、
ライブビデオストリームをホストすること、
ライブビデオストリームを編集すること、
ライブビデオストリームを切り換えること、
ライブビデオストリームを順序付けること、
ライブビデオストリームを細分化すること、
広告をライブビデオストリームに追加すること、
事前記録ビデオをライブビデオストリームに追加すること、
テキスト又は図形をライブビデオストリームに追加すること、
ライブビデオストリーム中にライブエンゲージメントツールを提供すること、
ライブビデオストリーム中にライブ質問及び回答を提供すること、
ライブビデオストリーム中にライブ投票を提供すること、
ライブビデオストリーム中にライブ視聴者チャットを提供すること、
ライブビデオストリームの個人用フィードをユーザに提供すること、
ライブビデオストリームに関するライブ投票をユーザから受信すること、
ライブビデオストリームの製作者に対するライブ報酬をユーザから受信すること、
製作者に、そのライブビデオストリームが集約ライブストリーミングプラットフォームでライブストリーミングを開始していることを通知すること、
ユーザに、閲覧履歴、好み及びフォローに基づいて、ライブビデオストリームが集約ライブストリーミングプラットフォームでライブストリーミングを開始していることを通知すること、
閲覧履歴、好み及びフォローに基づいて、ライブビデオストリームをユーザに推奨すること、
ユーザが閲覧履歴、好み及びフォローに基づいてライブビデオストリームを発見することを可能にすること、
ユーザがライブビデオストリームをナビゲートすることを可能にすること、
ユーザが閲覧のためにライブビデオストリームを選択することを可能にすること、
ユーザがライブビデオストリームを選好することを可能にすること、
ユーザがライブビデオストリームを他のユーザと共有することを可能にすること、
ユーザがライブビデオストリームについてコメントすることを可能にすること、
ユーザがライブビデオストリームの製作者をフォローすることを可能にすること、
ユーザがライブビデオストリームを他のユーザに推奨することを可能にすること、
ユーザがライブビデオストリーム中に他のユーザと個人的又は公的にコミュニケーションすることを可能にすること、
異なるライブストリーミングプラットフォームがそのライブビデオストリームを集約ライブストリーミングプラットフォームに統合又は追加することを可能にすること
から選択される2つ以上の動作を実行するように集約ライブストリーミングプラットフォームを構成することを更に含み得る。
【0033】
[0032] 例えば、集約ライブストリーミングプラットフォームのプロバイダーは、異なるライブストリーミングプラットフォームからライブビデオストリームの選択をホストし、異なる時点で異なるライブビデオストリームを切り換え得る。ホストは、ライブビデオをライブビデオストリーム間及びライブビデオストリームに追加し得る。
【0034】
[0033] 集約ライブストリーミングプラットフォームは、例えば、異なるライブストリーミングプラットフォームがこれらのライブビデオストリームを集約ライブストリーミングプラットフォームに統合することができる専用管理ポータルを提供し得る。同報通信器及びソーシャルネットワークは、集約ライブストリーミングプラットフォームにログインし、これらのフィードを統合し得る。例えば、スペインにおけるテレビネットワークは、集約ライブストリーミングプラットフォームにログインし、API又はプラグインを開発する必要なしに、その上で共有することを選択するコンテンツを供給することができる。
【0035】
[0034] 集約ライブストリーミングプラットフォームは、閲覧者の好み及びフォローに適合する特化コンテンツを閲覧者に提供するために、フィードと発見タブとの間の統合機能を更に提供し得る。
【0036】
[0035] 集約ライブストリーミングプラットフォームは、API導入中にライブビデオストリームを走査し、コンテンツが集約ライブストリーミングプラットフォームで現在ライブであることをインフルエンサー/有名人に勧めるメッセージを、ライブを行ったインフルエンサー/有名人に自動送信するように構成されるボットを更に含み得る。これは、集約ライブストリーミングプラットフォームをライブビデオストリームの製作者に対して促進することを意図されている。
【0037】
[0036] 集約ライブストリーミングプラットフォームは、ユーザが、コンテンツがライブである場合に互いに通知し、公の解説なしでユーザが個人的に見ているものについて議論するために、友人とコミュニケーションしてコミュニティーを形成することができる会話及びテキスト機能を更に含み得る。
【0038】
[0037] 集約ライブストリーミングプラットフォームは、ユーザが、コンテンツをそのフォロワに対して促進し、紹介/促進に対して支払いを受けることができる機能を更に含み得る。更に、集約ライブストリーミングプラットフォームは、ユーザが、コンテンツに投票し、コンテンツ製作者に経済的チップ又は寄付を行うことができる機能を含み得る。例えば、集約ライブストリーミングプラットフォームのプロバイダーは、従って、そのライブユーザが投票することができる場合、ライブパフォーマンステレビコンテストと提携し得、これは、コンテストの優勝者を決めるのに役立つ票を判定者に瞬時に与えるであろう。別の例において、街頭で大道芸をするミュージシャンは、創作プラットフォームを介してライブを行うことができ、集約ライブストリーミングプラットフォームを介してストリーミング配信されると、ユーザは、これらの街頭ミュージシャンに経済的寄付を行うことができる。
【0039】
[0038] 本発明の実施形態は、複数の異なるライブストリーミングプラットフォームからアクティブライブストリームを集約及び公開するために一般的及び具体的に有用であるライブストリーム集約プラットフォームを提供する。
【0040】
[0039] 本明細書のために、用語「含んでいる」は、「含むが、限定されない」を意味し、用語「含む」は、対応する意味を有する。
【0041】
[0040] 上述の実施形態は、ごく一例として説明されており、下記の特許請求の範囲内において修正形態が可能である。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【国際調査報告】