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  • 特表-自動車シート位置調整システム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-02-09
(54)【発明の名称】自動車シート位置調整システム
(51)【国際特許分類】
   B60N 2/02 20060101AFI20230202BHJP
【FI】
B60N2/02
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022534857
(86)(22)【出願日】2020-12-09
(85)【翻訳文提出日】2022-08-04
(86)【国際出願番号】 IB2020061680
(87)【国際公開番号】W WO2021116927
(87)【国際公開日】2021-06-17
(31)【優先権主張番号】102019000023343
(32)【優先日】2019-12-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】IT
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】505252296
【氏名又は名称】イタルデザイン-ジュジアーロ・ソシエタ・ペル・アチオニ
【氏名又は名称原語表記】ITALDESIGN-GIUGIARO S.p.A.
(74)【代理人】
【識別番号】100145403
【弁理士】
【氏名又は名称】山尾 憲人
(74)【代理人】
【識別番号】100131808
【弁理士】
【氏名又は名称】柳橋 泰雄
(74)【代理人】
【識別番号】100101454
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 卓二
(72)【発明者】
【氏名】ヴィンニョーラ,カルロ
(72)【発明者】
【氏名】デル ガウディオ,エドアルド
【テーマコード(参考)】
3B087
【Fターム(参考)】
3B087BA02
3B087BA15
3B087BD01
3B087BD05
(57)【要約】
自動車シート(S)の位置を調節するためのシステム(10)であって、システム(10)は、事前定義された道路タイプ、地域の道路領域、または事前定義された運転条件に関連付けられたシートの少なくとも1つの所定の位置を保存するメモリ(14)と、車両の地理的位置決めのための装置(16)またはその動力学を監視するための装置(20)と、シート(S)または少なくともその一部の移動のための作動装置(12)の制御システム(18)とを備える。制御システム(18)は、その地理的位置に基づいて車両の道路タイプまたは現在の道路走行領域を特定し、またはそのダイナミクスに基づいて車両の運転状態を特定し、道路の種類、走行する道路の地域、または運転状況に応じて予め定められたシート(S)の位置を選択し、シート(S)または少なくともその一部の動きを制御して、選択されたシート位置を得る、ように構成される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
シートまたは少なくともその一部を動かすための作動手段(12)を備え、自動車シート(S)の位置を調整するためのシステム(10)であって、前記システム(10)は、
領域の所定の道路タイプまたは道路領域に関連付けられたシート(S)の少なくとも1つの所定の位置の記憶手段(14)と、
車両の地理的位置付けのための手段(16)と、
前記作動手段(12)を制御するための制御手段(18)であって、
その現在の地理的位置に基づいて、相対アクセス道路座標によって識別された、車両の現在の道路タイプまたは車両の道路走行領域を識別し、
車両の現在の道路の種類または道路の走行地域に従って、記憶手段(14)から所定のシート(S)の位置を選択し、
前記作動手段(12)を駆動して、前記選択されたシート位置に到達するようにシート(S)または少なくともその一部の動きを制御すると制御手段と、
を備えることを特徴とする。
【請求項2】
前記作動手段(12)の前記制御手段(18)は、設定されたナビゲーションルートに沿った車両の現在の地理的位置に基づいてシート(S)の所定の位置を事前に選択するように構成される、
請求項1に記載のシステム(10)。
【請求項3】
前記作動手段(12)の前記制御手段(18)は、車両の現在の道路走行領域と同じ道路タイプを有する、車両の過去の道路走行領域に関連付けられた所定のシート(S)の位置を選択するように構成される、
請求項1または2に記載のシステム(10)。
【請求項4】
シートまたは少なくともその一部を動かすための作動手段(12)を含み、自動車シート(S)の位置を調整するためのシステム(10)であって、前記システム(10)は、
所定の車両運転条件に関連するシート(S)の少なくとも1つの所定位置の記憶手段(14)と、
車両のダイナミクスを監視するための手段(20)と、
前記作動手段(12)を制御するための制御手段(18)であって、
前記車両のダイナミクスに基づいて、所定の期間中の車両の運転状態を識別し、
識別された車両の運転状態に従って、記憶手段(14)から所定のシート(S)の位置を選択し、
前記作動手段(12)を駆動して、前記選択されたシート位置に到達するようにシート(S)または少なくともその一部の動きを制御する制御手段と、を備え、
前記車両のダイナミクスを監視するための手段(20)は、推進システム(22)、ブレーキシステム(24)、およびステアリングシステム(26)を含む複数の駆動システムから来る信号の関数として、複数の所定の車両駆動ダイナミクスのうちの1つを識別するように構成される、
ことを特徴とする。
【請求項5】
前記制御手段(18)は、前記選択されたシート位置を車両の乗員に知らせ、車両の乗員によって与えられた同意信号に従って、シート(S)または少なくともその一部の動きを制御するための前記作動手段(12)の駆動を制限する、ように構成される、

請求項1から4のいずれかに1項に記載のシステム(10)。
【請求項6】
前記シート(S)が運転席である、
請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシステム(10)。
【請求項7】
前記シート(S)が乗客のシートである、
請求項1から5のいずれか1項に記載のシステム(10)。
【請求項8】
前記シート(S)の動きが、前記シートの平行移動を含む、
請求項1ないし7のいずれか1項に記載のシステム(10)。
【請求項9】
前記シート(S)の動きは、ランバーサポート装置の調節を含む、
請求項1ないし8のいずれか1項に記載のシステム(10)。
【請求項10】
前記シート(S)の動きが、背もたれの回転並進を含む、
請求項1ないし9のいずれか1項に記載のシステム(10)。
【請求項11】
前記記憶手段(14)が、複数の車両乗員のための複数の所定のシート(S)の位置を記憶するように適合されている、
請求項1ないし10のいずれか1項に記載のシステム(10)。
【請求項12】
自動車シートの乗員を自動的に識別するための手段を備える、
請求項11に記載のシステム(10)。
【請求項13】
請求項1から12のいずれか1項に記載の前記自動車シート(S)の位置を調節するためのシステム(10)を備える、乗員用の少なくとも1つの自動車用シート(S)を装備した車両。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、自動車部門に関し、特に、車両の乗客の快適さを調整するためのシステムに関する。より具体的には、本発明は、請求項1または請求項4のプリアンブルによる、自動車シートの位置を調整するためのシステムに関する。
【0002】
「位置調整」という用語は、一般に、シートの異なる部分の位置の少なくとも1つの調整、好ましくは一連の調整を示し、たとえば、シートの高さの調整、ペダルボードからの距離の調整、背もたれの傾きの調整、ランバーサポート装置の調整などを示す。
【背景技術】
【0003】
運転者または同乗者の自動車シートの位置を手動および自動の両方で調整するためのシステムが知られている。自動調整式シートには、シートまたはその一部のデバイスを作動させるための制御ユニットがあり、1人または複数の乗員が事前に選択した1つまたは複数のシート構成を保存して、それぞれが車両に乗るときに関連するシート構成を簡単に思い出せるようにする。
【0004】
例えば、現在のルートに沿った車両のドライビングダイナミクスに適応するために、運転中にもシートの位置を自動的に変更できることが望ましい。
【0005】
実際、車両のドライビング ダイナミクスは、走行する道路の種類と、運転者が推進システム、ブレーキ システム、ステアリング システムなどの駆動システムに与えるコマンドによって異なるため、乗員の運転姿勢や乗り心地は大きく異なる。たとえば、長い直線道路、広い半径のカーブ、頻繁に停止することを特徴とする高速道路や高速移動タイプの道路を運転すると、運転手と同乗者はリラックスした姿勢をとることができる。たとえば、背もたれが車両の垂直方向に対して人間工学に基づく標準的な角度設定を超えて傾いている場合などである。急な方向転換と頻繁な加速と停止が特徴で、多くの場合、短距離走行の場合である都市部または都会の低速走行道路タイプでの運転は、ドライバーは、運転制御に近い姿勢を維持し、シートを高くして路面の制御を強化する必要がある。最後に、山岳地帯などの曲がりくねった小道での都市外での運転は、頻繁な曲がり、加速、減速、坂道での運転が特徴であり、この場合、ドライバーはより直立した姿勢、たとえば、シートが車両の垂直方向に対して人間工学に基づく標準的な角度設定よりも小さく傾斜している場合、シートが持ち上げられて運転制御に近い姿勢を保つ必要があり、パッセンジャーにとっては、シートの背もたれにより、身体をより大きく包み込む必要がある。
【0006】
本発明は、自動車のシートの位置を自動的に調整するための改良されたシステム、具体的には、車両の現在または予想されるドライビングダイナミクスに応じて、運転中にシートの位置を調整する機能で強化されたシステムを提供することを目的とする。
【発明の概要】
【0007】
本発明によれば、この目的は、請求項1または4に記載の特徴を有する自動車シートの位置を調節するためのシステムによって達成される。
【0008】
特定の実施形態は、従属請求項の主題を形成し、その内容は、この説明の不可欠な部分として理解されるべきである。
【0009】
本発明のさらなる主題は、特許請求される自動車シートの位置を調節するためのシステムを備える車両である。
【0010】
要約すると、本発明は、自動車のシートまたはその一部の位置を自動的に、また車両の地理的位置の関数として調整する原理に基づいており、これに基づいて、車両の現在の道路走行領域および関連する道路タイプが識別され、その結果として、車両の所定の運転ダイナミクスが想定される。
【0011】
本発明のさらなる特徴および利点は、添付の図面を参照して、非限定的な例として与えられ、その実施形態の以下の詳細な説明においてより詳細に示される。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の主題である自動車シートの位置を調整するためのシステムのブロック図である。
図2】本発明のシステム主題の動作手順の流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1を参照すると、少なくとも1つの自動車シートSの位置を調節するためのシステムが10で示され、12でまとめて示されるシートまたはシートの少なくとも一部を動かすための作動手段と、運転制御に近づき遠ざかる縦方向、場合によっては車両床に対する上昇方向または下降方向に応じてシートを並進させるための少なくとも一つの電動装置と、ランバーサポートを調整するための電動装置、または背もたれの回転並進のための電動装置とを備える。
【0014】
システム10は、1つまたは複数のメモリユニット、例えば各シートに関連付けられたメモリユニットなどの記憶手段14を備え、領域の所定の道路タイプまたは道路領域に関連付けられたシートの少なくとも1つの所定の位置を記憶するように適合されている。例えば、記憶手段14は、都市道路タイプに関連する第1のシート位置、郊外の快適な道路タイプに関連する第2のシート位置、および山岳道路タイプに関連する第3のシート位置を記憶するように適合される。
【0015】
システムで利用可能な道路地図上のデータとして表される事前定義された道路タイプとの関連付けの代わりに、シート位置は、関連するアクセス道路座標によって識別される地図の特定の道路領域と関連付けることができる。
【0016】
例えば衛星測位システムのような車両の地理的測位のための手段は16で示される。
【0017】
地理的測位手段16から車両の現在の地理的位置信号を受信し、例えば、保存された道路地図と比較することにより、車両の現在の地理的位置に基づいて、車両の道路のタイプまたは車両の現在の道路走行領域を特定するように構成された、シートの移動のためにアクチュエータ12を制御する手段は18で示される。
【0018】
制御手段18はまた、道路の種類または車両の現在の道路走行領域に従って、記憶手段14によって予め決定されたシート位置を選択するように構成される。
【0019】
改良された実施形態では、制御手段18はまた、設定されたナビゲーション経路に沿った車両の現在の地理的位置に基づいて所定のシート位置を事前に選択するように構成される。
【0020】
さらに改良された実施形態では、シート位置が車両の現在の地理的位置に関連付けられていない場合、制御手段は、車両が現在走行している道路領域と同じ道路タイプを有する、以前に車両が走行している道路領域に関連付けられた所定のシート位置を選択するように構成される。
【0021】
制御手段18は、車両の乗員、特にシートに、運転者であるか乗客であるかにかかわらず、上記の方法、または、ここで説明されていない他の同等の方法であるが、当業者の知識の範囲内であると考えられる方法に基づいて選択されたシート位置を知らせるように構成されている。例えば、このように知らせることは、インストルメントパネルまたはコンソール、あるいはその両方に表示されるピクトグラムまたは指示などの音響的または視覚的警告によって行うことができる。
【0022】
最後に、制御手段18は、選択された位置を達成するように、作動手段12を駆動してシートまたは少なくともその一部の動きを制御するように構成される。一実施形態では、シートまたはシートの少なくとも一部の動きを制御するための作動手段の駆動は、通知、たとえば、音声または触覚コマンドに応答して車両の乗員によって与えられる同意信号にリンクされる。
【0023】
便宜上、システムは、複数の車両乗員の複数の所定のシート位置を記憶する記憶手段14を備え、車両シートの各乗員は自動的に識別可能である。
【0024】
この本発明の範囲に含まれる別の実施形態では、記憶手段14は、前に説明したものに加えて、またはその代替として、所定の期間中の車両の所定の運転状態または車両のダイナミクスに関連する少なくとも1つの所定のシート位置を記憶するように適合される。システムは、複数の駆動システムからの信号の関数として、車両の複数の所定の駆動ダイナミクスのうちの1つを識別するように構成された、車両ダイナミクスを監視するための手段20、例えば、推進システム22、ブレーキシステム24、およびステアリングシステム26を備える。
【0025】
この実施形態によれば、制御手段18は、車両のダイナミクスに基づいて、所定の時間間隔にわたって続く車両の運転状態を識別し、車両の前記運転状態に応じて記憶手段14から所定のシート位置を選択し、乗員の同意に基づき、車両の運転状態に応じて選択されたシートの位置に到達するように。作動手段12を駆動して、シートまたは少なくともその一部の動きを制御するように構成される。
【0026】
したがって、この場合、システムは車両の運転者の運転行動に反応し、たとえば、乗り心地が快適かスポーティかを認識し、それに応じて運転席と助手席の位置を調整する。
【0027】
有利なことに、本発明のシステム主題は、道路の種類または運転条件に従ってシート位置の好みを記憶し、ユーザによるさらなるアクションなしで、つまり、ユーザがシート位置を手動で変更したり、プリセット・メモリから自由に呼び出したりする必要ことなく、車両の地理的位置またはそのダイナミクスに基づいてこれらの設定を提案する。
【0028】
図2のフローチャートは、本発明による自動車シートの位置を調整する方法を示している。
【0029】
ステップ100で、ユーザ、すなわち運転者、および場合によっては前席の同乗者(ただし、本発明は車両の後部シートまたはベンチシートにも適用できる)が車両にアクセスし、ステップ110で、乗員が自動的に、または、登録後に、オンボード プロファイルの同じ占有者による手動選択によって識別される。ステップ120で、登録され識別された乗員に応じて、システムは、読み取ることによって(またはリモートメモリから一時的なクイックアクセスメモリまたはキャッシュにロードすることによって)、道路の種類、地域の道路地域、または運転条件に従って、シート位置設定のそれぞれのライブラリを選択する。
【0030】
したがって、ユーザがステップ150で自動シート調整機能を無効にしない限り、車両のユーザは、ステップ130でナビゲーションルートを設定し、それによって制御手段18がステップ140でルートの特定の地点で想定されるシート位置の選択を手配し得る。あるいは、車両のユーザがナビゲーションルートを設定しない場合、制御手段18は、ユーザがステップ150で自動シート位置調整機能を無効にしない限り、ステップ170での現在の周辺道路ルートの識別に基づいて、ステップ160で適応シート位置の選択を手配する。
【0031】
ステップ180において、制御手段18は、例えば、道路の種類が変化したり、異なるシート位置が予め設定されている道路領域に車両が入ったりしたために、シート位置の変更が予想される地理的座標を特定する。
【0032】
走行中に車両が所定の道路領域に到達するか、またはステップ190で所定の道路タイプにアクセスすると、ステップ200で、制御手段18は、前述の道路領域または道路タイプに関連して、また、道路領域または以前に運転され、同じ道路タイプによって特徴付けられた道路領域で、ドライバーおよび場合によっては乗客によって以前に採用された設定に基づくトレーニングの機能として、シートの位置を特定する。
【0033】
したがって、制御手段は、ステップ210で選択されたシート位置を車両の乗員に提案する。ユーザが受け入れない場合、プロセスはステップ170で終了し、自動シート位置調整機能が無効になる。ユーザが受け入れる場合、ステップ220で、制御手段18は、ステップ210で選択されたシート位置の構成データを、作動手段12の制御モジュールに送信し、制御モジュールは、ステップ230で作動手段を制御して、選択されたシート位置を構成し、ステップ240において、ユーザはシート位置を変更することができる。
【0034】
制御手段は、ステップ250で、現在の地理的地域に関連する位置の記憶を提案し、オンボード制御システムによるユーザからの応答に従って、ステップ260で所定の設定のライブラリを更新し、または、ライブラリを更新せず、ステップ270で次の変更の準備をする。どちらの場合も、サイクルは次にステップ180に戻り、現在の道路経路の地理的座標を識別する。
【0035】
純粋に一例として、このようなシステムは、車両が都市部を離れて高速道路セクションに入るかどうかを認識し、高速道路のアクセス ゲートで、システムがドライバーにシート位置を快適な運転位置に変更するかどうかを尋ねる。高速道路走行の終了時、車両が峠に向かっているとき、システムは、曲がりくねったルートの開始点から所定の距離で、シート位置を山岳走行に関連する位置に修正することを提案する。
【0036】
有利なことに、乗客だけでなく車両の運転手も、運転中の運転者の注意をそらし、したがって車両を一時的に停止させる必要がある複数の操作を伴う手動または動力補助によるシートの調整に頼ることなく、所定の好みに基づいてシステムによって与えられる変更提案に同意するという簡単な操作でシート位置を適合させることができる。
【0037】
当然のことながら、本発明の原理を害することなく、実施形態および実行の詳細は、それによって、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の保護の範囲から逸脱することなく、純粋に非限定的な例として説明および図示されたものに関して広く変化し得る。
図1
図2
【手続補正書】
【提出日】2022-08-12
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0018】
制御手段18はまた、道路の種類または車両の現在の道路走行領域に従って、記憶手段14から予め決定されたシート位置を選択するように構成される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正の内容】
図2
【国際調査報告】