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特表2023-509090結合固定モジュール及びモジュラーロボット
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-03-06
(54)【発明の名称】結合固定モジュール及びモジュラーロボット
(51)【国際特許分類】
   B25J 9/08 20060101AFI20230227BHJP
【FI】
B25J9/08
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022542100
(86)(22)【出願日】2020-07-31
(85)【翻訳文提出日】2022-09-07
(86)【国際出願番号】 CN2020106310
(87)【国際公開番号】W WO2021139144
(87)【国際公開日】2021-07-15
(31)【優先権主張番号】202010017092.X
(32)【優先日】2020-01-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(31)【優先権主張番号】202020031986.X
(32)【優先日】2020-01-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】520176681
【氏名又は名称】北京可以科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】BEIJING KEYI TECHNOLOGY CO.,LTD
【住所又は居所原語表記】Room 801,Floor 8,No.B3,Huayuan Road,Haidian District,Beijing,China
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】楊 健勃
【テーマコード(参考)】
3C707
【Fターム(参考)】
3C707BS18
3C707HS27
3C707HT22
3C707KS16
3C707KS22
3C707KV08
(57)【要約】
【課題】本発明は、電子装置の技術分野に属し、特に、結合固定モジュール及びモジュラーロボットに関するものである。
【解決手段】前記結合固定モジュールは結合モジュールと結合モジュールに取り付けられる平面型結合部品とを含み、前記平面型結合部品は結合連結面を含む。前記結合連結面上には第一連結部が形成され、前記第一連結部と結合連結面との間には隙間が形成される。前記結合モジュールは少なくとも1つの結合部を含み、前記結合部は第二連結部と該第二連結部を包囲するように形成されるロック部品を含み、前記平面型結合部品は結合モジュールに回転可能に取り付けられ、前記第一連結部は前記第二連結部に当接し、前記ロック部品は前記隙間内に挿入される。本発明はモジュラーロボットを更に提供する。前記モジュラーロボットは複数の機能モジュールと少なくとも1つの前記結合固定モジュールを含む。本発明の結合固定モジュールとモジュラーロボットは連結の安定性がよいという利点等を有している。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
結合モジュールと結合モジュールに取り付けられる平面型結合部品とを含み、前記平面型結合部品は結合連結面を含み、前記結合連結面上には第一連結部が形成され、前記第一連結部と結合連結面との間には隙間が形成され、前記結合モジュールは少なくとも1つの結合部を含み、前記結合部は第二連結部と該第二連結部を包囲するように形成されるロック部品を含み、前記平面型結合部品は結合モジュールに回転可能に取り付けられ、前記第一連結部は前記第二連結部に当接し、前記ロック部品は前記隙間内に挿入されることを特徴とする結合固定モジュール。
【請求項2】
前記結合固定モジュールはモジュラーロボットを連結させることに使用され、前記結合固定モジュールは回転連結部を更に含み、前記結合部は前記回転連結部に連結され、前記回転連結部は連結ケースと当該連結ケース内に形成されている固定核心部とを含み、前記固定核心部上にはロック部品が形成され、前記ロック部品は前記結合部に向く方向に延伸し、前記結合部の前記ロック部品と対応する位置には回転位置制限孔が形成され、前記ロック部品は前記回転位置制限孔により外部に露出し、前記結合部に向いている前記ロック部品の一端は湾曲型に形成されることを特徴とする請求項1に記載の結合固定モジュール。
【請求項3】
前記結合モジュールは2つの結合部を含み、2つの前記結合部は前記回転連結部の両側に取り付けられ、対向するように形成される前記2つの結合部は鏡像のように対称状態に形成され、2つの前記結合部に向いている前記連結ケースの内壁には結合槽が更に形成され、前記結合槽上には位置決め突起が形成され、前記回転連結部に向いている前記結合部の一側には位置決め突起と対応する結合部位が形成され、前記結合部位は結合槽内でスライドしかつ位置決め突起に当接する位置までスライドすることを特徴とする請求項2に記載の結合固定モジュール。
【請求項4】
前記回転位置制限孔は連結されている収納端と結合端を含み、前記収納端のサイズが前記ロック部品のサイズより大きいことにより前記ロック部品を前記収納端に挿入することができ、前記ロック部品と前記結合端はインターフェアランス状態に結合され、前記ロック部品は前記収納端から前記結合端の所定の位置に挿入されるとともに結合されることを特徴とする請求項3に記載の結合固定モジュール。
【請求項5】
前記結合部は少なくとも2つの結合板部を更に含み、前記結合板部は前記第二連結部を包囲するように形成され、前記結合板部が前記第二連結部側に突出することにより第三結合塊が形成され、前記結合部と回転連結部が連結されるとき、ロック部品は前記回転位置制限孔の収納端内に収納され、前記結合部と回転連結部が相手に相対して回転するとき、前記ロック部品は前記第三結合塊に結合されることを特徴とする請求項4に記載の結合固定モジュール。
【請求項6】
前記回転連結部には少なくとも2つの第二電気接続部品が取り付けられ、前記結合部の中央には前記回転連結部から離れる方向に突出する第二連結部が形成され、前記第二連結部には少なくとも2つの収納孔が形成され、前記第二電気接続部品は前記収納孔により前記第二連結部を貫通することを特徴とする請求項2に記載の結合固定モジュール。
【請求項7】
前記平面型結合部品上には少なくとも2つの第一結合構造と少なくとも2つの第二結合構造が形成され、前記第一結合構造と前記第二結合構造は前記第一連結部を包囲するように形成され、前記第一連結部から離れている前記第一結合構造の一側には2つの第一結合塊と2つの第一結合塊の間に位置する結合突出部が形成され、前記第一連結部に近づいている前記第二結合構造の一側には2つの第二結合塊が形成され、前記結合部は前記第二連結部を包囲するように形成される少なくとも2つの結合手段を含み、前記結合手段の構造は第二結合構造の構造と同様であり、前記第二連結部に近づいている前記結合手段の一側には凹入穴が更に形成され、前記平面型結合部品が結合モジュールに回転可能に取り付けられるとき、前記結合突出部は前記凹入穴に当接することを特徴とする請求項6に記載の結合固定モジュール。
【請求項8】
前記第一連結部上には少なくとも2つの収納孔が形成され、前記平面型結合部品は第一PCB基板と該第一PCB基板上に取り付けられる少なくとも2つの第一電気接続部品を含み、前記第一電気接続部品は前記収納孔により前記結合連結面から露出し、前記第一連結部と前記第二連結部が接触するとき、前記第一電気接続部品と前記第二電気接続部品は当接するとともに電気接続されることを特徴とする請求項7に記載の結合固定モジュール。
【請求項9】
前記第一連結部には前記第一結合構造と第二結合構造側に向く方向に延伸している4つの第一突出部が形成され、前記ロック部品の数量は4つであり、前記第一突出部と前記ロック部品が結合されるとき、前記第一突出部と前記結合連結面との間には前記隙間が形成されることを特徴とする請求項7に記載の結合固定モジュール。
【請求項10】
2つの前記平面型結合部品を結合させるとき、前記第一結合塊は前記第二結合塊に結合され、前記第一結合塊と前記第二結合塊が当接する部分は円弧型に形成され、前記平面型結合部品は前記結合連結面と対向するように形成される結合装着面を含み、前記結合装着面には2つの結合連結孔が形成され、前記結合連結孔の数量は前記第一結合構造の数量に対応し、前記結合連結孔付近の構造は前記第一結合構造内に挿入され、前記結合連結孔内に結合部品を結合させ、前記結合連結孔に結合される結合部品の結合深さを調節することにより2つの平面型結合部品の間の結合強度を調節することを特徴とする請求項7に記載の結合固定モジュール。
【請求項11】
2つの前記平面型結合部品を結合させるとき、結合部品が結合された第一結合構造は前記第一連結部1側に変形するおとにより前記第一結合塊と前記第二結合塊を一体に結合させ、2つの前記平面型結合部品を解体するとき、前記第一結合塊と第二結合塊との間の結合面が円弧面であることにより結合部品の第一結合構造は第一連結部から離れる方向に変形することを特徴とする請求項10に記載の結合固定モジュール。
【請求項12】
前記第一連結部上には少なくとも2つの第一収納孔が形成され、前記平面型結合部品は第一PCB基板と該第一PCB基板上に取り付けられる少なくとも2つの第一電気接続部品を含み、前記第一電気接続部品は前記第一収納孔により前記結合連結面から露出することを特徴とする請求項11に記載の結合固定モジュール。
【請求項13】
前記結合装着面の辺縁部には少なくとも2つの辺縁部孔が形成され、ボルト等の結合部品を前記辺縁部孔を結合させることにより前記第一PCB基板は結合装着面に取り付けられることを特徴とする請求項12に記載の結合固定モジュール。
【請求項14】
前記結合装着面に向いている前記第一PCB基板の一側には複数のLED光源が環状に取り付けられ、前記結合装着面と前記第一PCB基板との間にはLED光源を覆うシールディングシートが取り付けられることを特徴とする請求項12に記載の結合固定モジュール。
【請求項15】
少なくとも2つの機能モジュールと少なくとも1つの結合固定モジュールを含み、前記結合固定モジュールは結合モジュールと結合モジュールに取り付けられる平面型結合部品とを含み、前記平面型結合部品は前記機能モジュールに取り付けられ、前記平面型結合部品は結合連結面を含み、前記結合連結面上には第一連結部が形成され、前記第一連結部と結合連結面との間には隙間が形成され、前記結合モジュールは少なくとも1つの結合部を含み、前記結合部は第二連結部と該第二連結部を包囲するように形成されるロック部品を含み、前記平面型結合部品は結合モジュールに回転可能に取り付けられ、前記第一連結部は前記第二連結部に当接し、前記ロック部品は前記隙間内に挿入され、前記結合モジュールと前記平面型結合部品により少なくとも2つの機能モジュールを連結させることを特徴とするモジュラーロボット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子装置の技術分野に属し、特に、結合固定モジュール及びモジュラーロボットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
機械構造と機械構造との間は結合構造により連結され、それにより機械移動構造が構成され、機械構造は他の機械構造に回転モーメントを与えることができる。従来の結合構造は構造が簡単であり、機械構造を組み立てるとき、結合構造を機械構造に直接取り付けることにより機械構造を組み立てることができる。従来の結合構造は、構造が簡単であるという利点を有しているが、使用の寿命が短く、剛性が足りないという欠点を有しているので、その結合構造を高回転速度、高周波数の回転装置に使用することができない。したがって、結合構造と機械構造との間の連結の安定性を向上させることができる結合構造を提供する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
機械構造の間の結合連結の安定性がよくない欠点を解決するため、本発明は下記結合固定モジュール及びモジュラーロボットを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前記結合固定モジュールは結合モジュールと結合モジュールに取り付けられる平面型結合部品とを含み、前記平面型結合部品は結合連結面を含み、前記結合連結面上には第一連結部が形成され、前記第一連結部と結合連結面との間には隙間が形成され、前記結合モジュールは少なくとも1つの結合部を含み、前記結合部は第二連結部と該第二連結部を包囲するように形成されるロック部品を含み、前記平面型結合部品は結合モジュールに回転可能に取り付けられ、前記第一連結部は前記第二連結部に当接し、前記ロック部品は前記隙間内に挿入される。
【発明の効果】
【0005】
従来の技術と比較してみると、本発明の結合固定モジュールとモジュラーロボットにより下記発明の効果を奏することができる。
【0006】
本発明の結合固定モジュールは結合モジュールと結合モジュールに取り付けられる平面型結合部品とを含み、前記平面型結合部品は結合連結面を含み、前記結合連結面上には第一連結部が形成され、前記第一連結部と結合連結面との間には隙間が形成され、前記結合モジュールは少なくとも1つの結合部を含み、前記結合部は第二連結部と該第二連結部を包囲するように形成されるロック部品を含み、前記平面型結合部品は結合モジュールに回転可能に取り付けられ、前記第一連結部は前記第二連結部に当接し、前記ロック部品は前記隙間内に挿入される。ロック部品は平面型結合部品の隙間内に挿入されることにより、結合モジュールと平面型結合部品との間の連結の安定性を向上させることができる。また、結合モジュールまたは平面型結合部品を相手に相対して一定の角度回転させることにより結合モジュールと平面型結合部品との間の着脱をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の第一実施例に係るモジュラーロボットの構造を示す斜視図である。
図2-A】本発明の第一実施例に係るモジュラーユニットを示す正面図である。
図2-B】本発明の第一実施例に係る2つのモジュラーユニットの連結状態を示す図である。
図2-C】本発明の第一実施例に係る2つのモジュラーユニットの連結状態を示す他の図である。
図3】本発明の第一実施例に係るモジュラーユニットの構造を示す分解図である。
図4】本発明の第一実施例に係る第一回転部品の構造を示す分解図である。
図5】本発明の第一実施例に係る連結部品の構造を示す斜視図である。
図6】本発明の第一実施例に係る平面型結合部品の構造を示す分解図である。
図7-A】本発明の第一実施例に係る結合連結部品の構造を示す斜視図である。
図7-B】本発明の第一実施例に係る結合連結部品の構造を示す他の斜視図である。
図8】本発明の第一実施例に係る結合連結部品を示す正面図である。
図9-A】本発明の第一実施例に係る2つの結合連結部品の連結状態を示す背面図である。
図9-B】図9―AのA―A方向に沿う断面図である。
図10-A】本発明の第一実施例に係る2つの結合連結部品の連結状態を示す背面図である。
図10-B】図9―AのC―C方向に沿う断面図である。
図11】本発明の第一実施例に係る伝動モジュールの構造を示す分解図である。
図12】本発明の第一実施例に係る伝動モジュールの構造を示す分解図である。
図13】本発明の第一実施例に係る磁性部品の構造を示す斜視図である。
図14】本発明の第一実施例に係る接続モジュールの構造を示す分解図である。
図15】本発明の第一実施例に係る接続モジュールを示す平面図である。
図16図15のB―B方向に沿う断面図である。
図17】本発明の第二実施例に係るモジュラーロボットの構造を示す斜視図である。
図18】本発明の第二実施例に係る結合モジュールの構造を示す分解図である。
図19】本発明の第二実施例に係る回転連結部の構造を示す斜視図である。
図20】本発明の第二実施例に係る第一結合部の構造を示す斜視図である。
図21】本発明の第二実施例に係る第一結合部の構造を示す他の斜視図である。
図22】本発明の第二実施例に係るモジュラーユニットと結合モジュールの連結構造を示す斜視図である。
図23】本発明の第三実施例に係るモジュラーユニット位置の自動制御装置の構造を示す分解図である。
図24】本発明の第四実施例に係るモジュラーユニット位置の自動制御装置の制御方法を示す流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の目的、技術的事項及び発明の効果をより詳細に理解してもらうため、以下、本発明の図面と実施例により本発明の事項をより詳細に説明する。注意すべきことは、本発明の下記具体的な実施例は、本発明を説明するものであり、本発明を限定するものでない。
【0009】
注意すべきことは、部品が他の部品に「固定される」ということは、部品が他の部品に直接に固定されるか或いは部品が中間の部品により他の部品に間接的に固定されることを意味する。部品が他の部品に「連結される」ということは、部品が他の部品に直接に連結されるか或いは部品が中間の部品により他の部品に間接的に連結されることを意味する。この明細書において、「垂直」、「水平」、「左」、「左」等の用語は、本発明を説明するものであり、本発明を限定するものでない。
【0010】
図1図2-Aを参照すると、本発明の実施例においてモジュラーロボット(modular robot)01を提供する。前記モジュラーロボット01は少なくとも1つのモジュラーユニット(modular unit)10を含む。任意の2つの前記モジュラーユニット10が直接に連結されるか或いは間接的に連結されることにより移動構造が形成される。モジュラーユニット10とモジュラーユニット10をいろいろな連結方法で連結させることによりいろいろな構造を具備するモジュラーロボット01を構成することができる。前記モジュラーユニット10は、第一回転部20と、第一回転部20に回転可能に連結される第二回転部30と、回転部が回転するように駆動する自動制御装置(図示せず)とを含む。第一回転部20と第二回転部30が相手に相対して回転することによりモジュラーロボット01のいろいろな動作状態を獲得することができる。前記モジュラーユニット10は球形に形成され、第一回転部20と第二回転部30は半球形に形成されている。前記回転部は第一回転部20と第二回転部30のうちいずれか一種であることができ、前記自動制御装置は制御装置と少なくとも2つのセンサーを含む。前記センサーは第一回転部20と第二回転部30の相対的位置、速度及びモーメント(moment)を測定し、前記制御装置は、前記相対的位置、速度及びモーメントを制御する。
【0011】
図3を参照すると、前記第一回転部20は第一回転部品40と当該第一回転部品40内に収納される伝動モジュール22とを含む。前記第一回転部品40は半球形の構造である。前記第二回転部30は第二回転部品50と当該第二回転部品50内に収納される接続モジュール32とを含む。前記第一回転部品40と前記第二回転部品50は同じ構造を有している。前記伝動モジュール22は前記接続モジュール32に連結され、前記第一回転部品40と前記第二回転部品50が連結されることにより前記伝動モジュール22と前記接続モジュール32を収納させる収納空間が形成される。
【0012】
図4図5を参照すると、前記第一回転部品40は、中空のケース41と、当該ケース41内に収納される連結部品43と、連結部品43に連結される少なくとも1つの平面型結合部品42とを含む。前記ケース41は半球形の構造を有し、前記ケース41上には前記平面型結合部品42を挿入させる第一装着孔411が形成されている。前記第一装着孔411の数量は前記平面型結合部品42の数量に対応する。前記平面型結合部品42は前記第一装着孔411に挿入されるとともに前記連結部品43に連結される。前記連結部品43は前記ケース41内に収納される。
【0013】
前記連結部品43の形状は前記ケース41の形状に対応し、前記連結部品43の前記第一装着孔411と対応する位置には第二装着孔431が形成されている。前記平面型結合部品42は前記第一装着孔411と前記第二装着孔431に順に挿入される。前記第二装着孔431の内壁には環状収納部432が形成され、前記環状収納部432上には複数の収納凹部4321が形成されている。前記複数の収納凹部4321は環状に配置されかつ前記平面型結合部品42に結合される。
【0014】
2つの前記第二装着孔431の間には当接部433が形成され、前記当接部433は前記接続モジュール32側に突出している。接続モジュール32を前記連結部品43内に取り付けるとき、前記当接部433は前記接続モジュール32に当接する。
【0015】
図6を参照すると、前記平面型結合部品42は、結合連結面426と、結合連結面426と対向するように形成される結合装着面427とを含む。前記平面型結合部品42は、前記収納凹部4321に連結される第一PCB基板421と、第一PCB基板421に連結される結合連結部品422と、前記結合連結部品422と第一PCB基板421との間に取り付けられるシールディングシート(Shielding sheet)423とを更に含み、前記結合連結部品422は他の前記結合連結部品422に連結される。前記第一PCB基板421の一端は前記結合連結部品422に着脱可能に連結され、他端は前記接続モジュール32に電気接続される。前記結合連結部品422に向いている前記第一PCB基板421の一側には複数のLED光源4211が環状に配置されている。前記平面型結合部品42を前記連結部品43に取り付けるとき、複数のLED光源4211は複数の前記収納凹部4321内にそれぞれ収納される。複数のLED光源4211が光線をモジュラーユニット10に射出することにより使用者はモジュラーユニット10の作動状態を直接に把握することができる。前記シールディングシート423の中央は中空の構造に形成されるので、前記結合連結部品422と第一PCB基板421を挿入することができ、前記シールディングシート423が前記LED光源4211上に取り付けられることによりLED光源4211の光の漏れを防止することができる。
【0016】
前記結合装着面427の辺縁部には少なくとも2つの辺縁部孔429が形成されている。ボルト等の結合部品を辺縁部孔429を結合させることにより、前記第一PCB基板421を結合装着面427に取り付けることができる。前記第一PCB基板421の中央位置には少なくとも1つの第一電気接続部品4212が取り付けられ、前記第一電気接続部品4212の一端は前記第一PCB基板421と前記シールディングシート423を貫通するとともに結合連結部品422に連結され、前記第一電気接続部品4212の他端は前記接続モジュール32に電気接続される。前記第一電気接続部品4212は連結されている複数のモジュラーユニット10の間の信号の送発信を担当する。即ち、前記第一電気接続部品4212が外部装置の電気接続部品に電気接続されることにより信号の送発信をすることができる。前記第一電気接続部品4212は銅製の柱体でありかつ導電をする部品である。本実施例において、前記第一電気接続部品4212は電気接続部品である。前記第一電気接続部品4212上には少なくとも2つの中央貫通孔4213が形成され、前記中央貫通孔4213は前記結合連結部品422と対応するように形成される。ボルト等の結合部品(図示せず)が中央貫通孔4213を貫通した後所定の構造に結合されることにより、第一PCB基板421を前記結合連結部品422に連結させることができる。前記結合部品の緩みを調節することにより、第一PCB基板421と結合連結部品422との間の結合強度を調節し、かつ2つの結合連結部品422の間の結合強度を調節することができる。本実施例において、前記第一電気接続部品4212の数量は3つである。
【0017】
図6図7A及び図7Bを参照すると、前記第一PCB基板421から離れている前記結合連結部品422の中心の一側には円柱型の第一連結部4221が形成され、前記第一連結部4221上には少なくとも2つの第一収納孔4222が形成されている。前記第一収納孔4222の数量は第一電気接続部品4212の数量と対応し、前記第一電気接続部品4212は前記第一収納孔4222に収納される。前記第一収納孔4222に挿入される前記第一電気接続部品4212は前記結合連結面426から露出する。前記第一連結部4221の外壁には「十」字の四方向に延伸している4つの第一突出部4223がそれぞれ形成されている。前記第一突出部4223と前記結合連結部品422との間に隙間が空いていることにより所定の空間が形成される。好ましくは、前記第一収納孔4222の数量は3つである。
【0018】
図7A図7B及び図8を参照すると、前記結合連結部品422の両側には延伸方向が前記第一突出部4223の延伸方向と対応する第一結合構造424と第二結合構造425が形成されている。前記第一結合構造424、第二結合構造425及び第一連結部4221は前記結合連結面426上に形成され、前記第一結合構造424と第二結合構造425は前記第一連結部4221を包囲するように形成される。前記第一結合構造424と第二結合構造425は外力を受けるとき一定の変形をすることができ、前記中央貫通孔4213は第一結合構造424と対応するように形成され、前記第一結合構造424は前記中央貫通孔4213内に収納される。前記第一結合構造424と第二結合構造425は前記第一PCB基板421から離れる方向にそれぞれ延伸し、前記第一結合構造424及び第二結合構造425と前記第一突出部4223との間には隙間が形成され、前記第一結合構造424と第二結合構造425は前記第一連結部4221を包囲するように配置される。前記第一連結部4221から離れている前記第一結合構造424の一側には結合突出部4241が突出状態に形成され、前記第一連結部4221に近づいている前記第二結合構造425の一側には凹型槽4251が凹入状態に形成されている。前記結合突出部4241は凹型槽4251と対向するように配置され、前記結合突出部4241と凹型槽4251はいずれも円弧型に形成されている。対向している2つの結合突出部4241の連結線と対向している2つの凹型槽4251の連結線は「十」型に配置される。2つのモジュラーユニット10を連結させるとき、1つのモジュラーユニット10の第一結合構造424は他の1つのモジュラーユニット10の第二結合構造425に結合され、1つのモジュラーユニット10の結合突出部4241は他の1つのモジュラーユニット10の凹型槽4251に当接し、前記第一連結部4221及び前記第一結合構造424と前記第二結合構造425との間には1つの平面が形成される。前記第一突出部4223と平面との間に形成される隙間に外部の結合モジュール(図示せず)を挿入することができる。
【0019】
前記結合装着面427には2つの結合連結孔430が形成され、前記結合連結孔430の数量は前記第一結合構造424の数量に対応する。結合連結孔430は前記結合突出部4241の付近に形成され、前記結合連結孔430付近の構造は前記第一結合構造424に送入される。前記結合連結孔430に結合部品を結合させることができる。前記結合連結孔430に結合される結合部品の結合深さを調節することにより2つの平面型結合部品42の間の結合強度を調節することができる。
【0020】
図7-Aを参照すると、前記第一連結部4221から離れている前記第一結合構造424の一側には第一結合塊4242が突出状態に形成され、前記第一連結部4221に近づいている前記第二結合構造425の一側には第二結合塊4252が凹入状態に形成されている。前記第一結合塊4242と結合突出部4241により「T」型構造が形成され、第二結合塊4252と凹型槽4251により「T」型構造が形成され、前記第一結合塊4242と第二結合塊4252は円弧型に形成される。図8図9-A及び図9-Bを参照すると、2つの結合連結部品が連結されることを例として説明する。前記結合突出部4241が所定の凹型槽4251に結合されるとき、前記第一結合塊4242は第二結合塊4252に弾性状態に当接する。それにより2つのモジュラーユニット10を連結させることができる。
【0021】
図10-A、図10-B、図7-A及び図7-Bを参照すると、結合部品428は中央貫通孔4213と結合連結孔430に挿入されることにより第一PCB基板421と結合連結部品422との間の連結を確保することができる。前記結合部品428は中央貫通孔4213に挿入されるとともに結合連結孔430内に収納される。前記平面型結合部品42を結合させるとき、結合部品428を結合させた第一結合構造424は第一連結部4221側に変形する。それにより前記第一結合塊4242と前記第二結合塊4252を一体に結合させることができる。2つの前記平面型結合部品42を解体するとき、前記第一結合塊4242と第二結合塊4252との間の結合面が円弧面であることにより、結合部品428の第一結合構造424は第一連結部4221から離れる方向に変形することができる。結合部品428を強く結合させるとき、第一結合構造424は容易に変形することができないので、2つの前記平面型結合部品42を容易に解体することができない。結合部品428を弱く結合させるとき、第一結合構造424は容易に変形することができるので、2つの前記平面型結合部品42を容易に解体することができる。その構造により、2つの前記平面型結合部品42を容易に連結させることができるが、連結されている2つの前記平面型結合部品42を容易に解体することができない。即ち、平面型結合部品42を容易に組み立てることができ、容易に解体することができない効果を獲得することができる。2つのモジュラーユニット10を一体に連結させるとき、各モジュラーユニット10の第一電気接続部品4212が互いに電気接続されることにより信号の送発信を実施することができる。
【0022】
図11を参照すると、前記伝動モジュール22は、伝動部品24と、回転モジュール25と、前記回転モジュール25に連結される保護カバー23とを含む。前記保護カバー23は前記第一回転部品40の連結部品43に連結され、前記回転モジュール25を保護カバー23に取り付けるとき、回転モジュール25と保護カバー23との間には前記伝動部品24を収納させる収納空間が形成される。前記保護カバー23は前記伝動部品24と対向し、前記保護カバー23を前記伝動部品24に取り付けるとき前記伝動部品24は前記保護カバー23内に収納される。
【0023】
図11を参照すると、前記伝動部品24は、駆動電機241と、駆動電機241の一端に同軸に連結される円錐型歯車242と、駆動電機241の他端に同軸に連結される円柱型の磁性部品243とを含む。前記円錐型歯車242は前記回転モジュール25に回転可能に連結され、円錐型歯車242は回転モジュール25が回転するように駆動する。即ち、前記自動制御装置は駆動電機241を更に含み、前記駆動電機241はいずれか1つの回転部品の間に取り付けられる。
【0024】
前記伝動部品24は装着板245と装着板245に連結される少なくとも1つの速度センサー244とを更に含む。図11に示すとおり、前記装着板245は前記駆動電機24の一端に固定連結され、前記速度センサー244は前記磁性部品243の円周に取り付けられ、前記速度センサー244は接続モジュール32(図3を参照)に電気接続される。本発明の具体的な実施例において、前記速度センサー244はホールセンサー(hall sensor)であり、速度センサー244の数量は2つである。2つの前記速度センサー244は磁性部品243と対向するように配置され、2つの前記速度センサー244の間には一定の夾角が形成され、2つの前記速度センサー244の間の夾角は100°~120°である。前記速度センサー244と前記磁性部品243との間の距離は1~2mmである。前記速度センサー244は前記磁性部品243の極性の変化を検出することにより、前記駆動電機241の回転速度を判断し、かつ前記駆動電機241が正方向に回転するか或いは逆方向に回転するかを判断する。2つの前記速度センサー244の間の夾角は100°~120°であり、具体的な夾角は100°、110°、115°等であることができる。その場合、磁性部品243上に投影される2つの速度センサー244の投影面積が最大になり、磁性部品243の極性の変化を正確に検出することができる。
【0025】
図12を参照すると、前記円錐型歯車242で前記回転モジュール25が回転するように駆動する効率を向上させるため、具体的な実施例の前記回転モジュール25は中空の連結板251と連結板251に連結される環状歯車252とを含むことができる。環状歯車252は前記伝動部品24に近づいている連結板251の一側に形成され、歯車が形成されていない前記環状歯車252の一面は前記連結板251に連結され、歯車が形成されている前記環状歯車252の一面は前記円錐型歯車242に回転可能に連結される。前記環状歯車252が前記円錐型歯車242に結合されることにより駆動電機241は前記回転モジュール25が回転するように駆動することができる。前記連結板251は前記第二回転部品50上の連結部品43に連結される。
【0026】
図12図11を参照すると、前記回転モジュール25は駆動電機241に固定連結される装着フレーム253と装着フレーム253に回転可能に連結される回転フレーム254とを更に含む。前記装着フレーム253は接続モジュール32に連結され、前記装着フレーム253と回転フレーム254は前記連結板251内に収納される。前記回転フレーム254は環状の構造を有している。具体的に、前記回転フレーム254上には複数のボール255が取り付けられ、複数のボール255は回転フレーム254の円周方向に配置される。前記回転フレーム254は前記装着フレーム253上に取り付けられ、前記装着フレーム253は前記複数のボール255により前記連結板251上に回転可能に取り付けられる。前記保護カバー23は、前記駆動電機241、速度センサー244、磁性部品243及び装着フレーム253上に取り付けられ、前記駆動電機241、速度センサー244、磁性部品243及び装着フレーム253は前記保護カバー23内に収納される。その構造により、伝動モジュール22の体積を低減し、かつモジュラーユニット10の体積を低減するとともにモジュラーユニット10の小型化を実現することができる。
【0027】
円錐型歯車242が環状歯車252に相対して回転するとき、前記装着フレーム253、駆動電機241及び保護カバー23は環状歯車252と連結板251に相対して回転し、前記装着フレーム253は前記接続モジュール32が回転するように駆動し、前記保護カバー23は第一回転部品40が回転するように駆動する。それにより第一回転部品40と第二回転部品50は相手に相対して回転することができる。
【0028】
図13を参照すると、前記磁性部品243は複数の極性を含み、前記極性はN極とS極を含み、N極とS極は間隔を空けて配置されている。前記駆動電機241が回転することにより前記磁性部品243と円錐型歯車242が回転するように駆動し、前記円錐型歯車242は前記環状歯車252が回転するように駆動する。そのとき、前記速度センサー244は、前記磁性部品243の極性の変化を検出することにより前記駆動電機241の回転速度を検出し、かつ前記駆動電機241が正方向に回転するか或いは逆方向に回転するかを判断する。
【0029】
図14図15及び図16を参照すると、前記接続モジュール32は、装着フレーム(図示せず)が接続される第二PCB基板321と、前記第二PCB基板321に連結される導電ベース322と、一部分が前記導電ベース322内に収納される滑動環(slip ring)323と、前記滑動環323に収納される磁石324とを含む。前記滑動環323は前記磁石324の外周に配置され、前記磁石324は前記当接部433に当接し、前記第二PCB基板321は制御装置である。前記第二PCB基板321は前記速度センサー244と駆動電機241に電気接続される。前記第二PCB基板321の磁石324と対応する位置には位置センサー325が取り付けられ、前記位置センサー325は前記滑動環323と一緒に回転する。前記磁石324と前記位置センサー325の間の距離は1mm~2mmである。前記第一回転部品40は前記滑動環323と位置センサー325が前記磁石324に相対して回転するように駆動する。前記位置センサー325は、前記磁石324の位置変化信号を検出することにより前記磁石324の回転角度を獲得し、かつ前記磁石324と前記位置センサー325との間の回転角度を検出することにより2つの回転部品の間の回転角度情報を検出して第二PCB基板321に送信する。前記制御装置は前記第二PCB基板321上に取り付けられ、前記制御装置は位置センサー325が検出した前記回転角度情報と目標角度指令により前記駆動電機241の回転速度を制御する。
【0030】
前記第一回転部品40と前記第二回転部品50が相手に相対して回転するとき、前記駆動電機241は前記連結板251が回転するように駆動し、回転中の連結板251はその連結板251に連結される前記第二PCB基板321が回転するように駆動する。前記導電ベース322と滑動環323は前記第二PCB基板321上に固定されているので、前記第二PCB基板321が回転することにより前記導電ベース322と滑動環323は前記第二PCB基板321と一緒に回転することができる。駆動電機241は第一回転部品40が回転するように駆動し、前記導電ベース322は前記滑動環323が前記磁石324に相対して回転するように駆動する。
【0031】
前記磁石324は前記第二回転部品50に連結され、前記磁石324は前記当接部433に当接する。前記磁石324と前記第二回転部品50は前記第二PCB基板321と一緒に回転しない。
【0032】
前記連結構造と連動関係により前記第一回転部品40と前記第二回転部品50は相手に相対して回転することができる。位置センサー325と磁石324との間の相対的な回転により位置センサー325は前記第一回転部品40と第二回転部品50との間の相対的回転角度を獲得することができる。
【0033】
図2―Aを参照すると、前記モジュラーユニット10は相手に相対して回転できる第一回転部20と第二回転部30を含み、前記第一回転部20と第二回転部30はいずれも半球形である。前記第一回転部20と第二回転部30はいずれも、半球の断面の中心垂直軸fを回転軸として回転する。1つの回転部上には少なくとも1つの結合連結部品422が取り付けられ、2つの回転部上の結合連結部品422の位置は半球の断面を基準面として鏡像のような対照状態に配置される。即ち、2つの回転部の結合連結部品422の位置は2つの回転部の間の連結面を基準面として鏡像のような対照状態に配置される。モジュラーユニット10とモジュラーユニット10は一組の結合連結部品422により着脱可能に連結されることができる。
【0034】
前記結合連結部品422は円形に形成され、前記結合連結部品422の延伸を貫通しかつ前記結合連結部品422が位置している平面の垂直線eと前記中心垂直軸fは交差し、前記垂直線eと中心垂直軸fとの間の夾角Dは30°~60°である。前記モジュラーユニット10に取り付けられる前記結合連結部品422の数量は偶数である。具体的な実施例において、前記夾角Dは45°である。図2―Bと図2-Cを参照すると、2つのモジュラーユニット10の回転軸が平衡に配置されるか或いは垂直に配置されても2つのモジュラーユニット10を一体に連結させることでき、かつ連結されるモジュラーユニット10の間の自由度(free degree)の連結を低減することができる。
【0035】
図17を参照すると、本発明の第二実施例においてモジュラーロボット01を提供する。前記モジュラーロボット01は、少なくとも2つのモジュラーユニット10と、任意の2つのモジュラーユニット10を連結させる結合モジュール100とを含む。結合モジュール100で任意の2つのモジュラーユニット10を連結させることにより移動構造を構成し、結合モジュール100でモジュラーユニット10とモジュラーユニット10をいろいろな方式に連結させることによりいろいろな構造を具備するモジュラーロボット01を構成することができる。
【0036】
前記結合モジュール100は、回転連結部103と、回転連結部103の両側に着脱可能に取り付けられる第一結合部101及び第二結合部102と、第一結合部101、第二結合部102及び回転連結部103にそれぞれ挿入される少なくとも2つの第二電気接続部品111とを含む。前記第二電気接続部品111は銅製柱体、合金製柱体等のような導電性を有している電気接続部品のうちいずれか一種であることができる。本実施例において、前記第二電気接続部品111は電気接続部品である。第一結合部101と第二結合部102は鏡像のような対照構造を有している。2つの前記モジュラーユニット10のいずれか1つの結合連結部品422は前記第一結合部101と前記第二結合部102にそれぞれ結合される。
【0037】
2つの前記モジュラーユニット10は結合モジュール100により一体に連結され、1つのモジュラーユニット10は前記第一結合部101に結合され、他の1つのモジュラーユニット10は前記第二結合部102に結合されることができる。
【0038】
図18図19を参照すると、前記回転連結部103は連結ケース104と当該連結ケース104内に形成されている固定核心部105とを含み、前記固定核心部105は前記連結ケース104内に形成されている円盤型構造である。前記第一結合部101と前記第二結合部102に向いている固定核心部105の両側の端面が窪むことにより前記第一結合部101と第二結合部102を収納させる空間が形成される。前記第一結合部101と第二結合部102の外周面はそれぞれ、前記連結ケース104の内壁に当接する。
【0039】
前記固定核心部105の垂直である任意の2つの直径方向には回転孔106がそれぞれ形成されている。前記回転孔106は腰型の孔であり、前記回転孔106は前記固定核心部105と連結ケース104が接続されている内壁に形成される。前記固定核心部105の中心には第二収納孔107が形成され、前記第一結合部101と第二結合部102は前記第二収納孔107内に収納され、前記第二電気接続部品111は前記第二収納孔107を貫通する。本実施例において、前記第二電気接続部品111の数量は3つである。
【0040】
図19を参照すると、前記固定核心部105には少なくとも1つのロック部品112が更に形成され、前記ロック部品112は前記回転孔106と前記第二収納孔107との間に形成されている。前記ロック部品112は前記第一結合部101と前記第二結合部102に向く方向に延伸し、第一結合部101と第二結合部102に近づいている前記ロック部品112の一端は前記第二収納孔107の中心軸に突出することにより湾曲部が形成される。ロック部品112は弾性の構造を有している。前記ロック部品112が前記第一結合部101と第二結合部102に回転可能に結合されることにより、第一結合部101と第二結合部102は回転連結部103に着脱可能に結合される。本実施例において、前記ロック部品112の数量は4つであり、ロック部品112は垂直の2つの直径方向上にそれぞれ形成される。第一結合部101と第二結合部102に向いている前記連結ケース104の内壁には結合槽108が更に形成され、結合槽108上には位置決め突起109が形成されている。前記位置決め突起109は前記第一結合部101と第二結合部102に結合される。
【0041】
図20を参照すると、前記第一結合部101の中央には前記回転連結部103から離れる方向に延伸するか或いは前記回転連結部103に近づく方向に延伸する円柱型の第二連結部110が形成されている。前記第二連結部110上には前記第二電気接続部品111を収納させる収納孔113が形成され、前記収納孔113の数量は前記第二電気接続部品111の数量に対応する。挿入される前記第二電気接続部品111は前記収納孔113から露出する。前記第一結合部101の前記ロック部品112と対応する位置には回転位置制限孔114が形成され、前記回転位置制限孔114は連結されている収納端1141と結合端1142を含む。前記収納端1141のサイズが前記ロック部品112のサイズより大きいことにより前記ロック部品112を前記収納端1141に挿入することができ、前記結合端1142のサイズが前記ロック部品112のサイズとほぼ一致することにより前記ロック部品112を前記結合端1142に結合させることができる。前記ロック部品112は前記結合端1142にインターフェアランス(Interference fit)状態に結合され、挿入される前記ロック部品112は前記回転位置制限孔114により外部に露出する。前記回転位置制限孔114は円弧型に形成されている。図18を参照すると、第一結合部101と第二結合部102の第二連結部110は前記回転孔106に挿入される。
【0042】
図20を参照すると、前記第一結合部101の直径方向には結合板部115が更に形成され、前記結合板部115は前記第二連結部110を包囲するように形成され、結合板部115は回転連結部103から離れる方向に延伸している。前記結合板部115は回転位置制限孔114の結合端1142に接近するように形成され、第二連結部110に向いている結合板部115の一側には第三結合塊116が形成され、前記第三結合塊116は前記結合端1142まで突出している。第一結合部101と回転連結部103が連結されるとき、ロック部品112は回転位置制限孔114の収納端1141内に収納される。第一結合部101または回転連結部103を回転させることによりロック部品112を回転位置制限孔114の結合端1142まで移動させる。そのとき、ロック部品112が前記第三結合塊116に結合されることにより第一結合部101と回転連結部103の間の連結を確保することができる。
【0043】
図20を参照すると、前記第一結合部101の直径方向には結合手段117が更に形成され、前記結合手段117は前記回転連結部103から離れる方向に突出している。2つの結合手段117を連結させる方向と2つの結合板部115を連結させる方向は垂直である。前記結合手段117は弾性の構造を有しており、前記結合手段117と前記モジュラーユニット10の第二結合構造425の構造は同一である。即ち、前記結合手段117の構造は前記モジュラーユニット10の第一結合構造424の構造に対応する。前記第二連結部110に近づいている前記結合手段117の一側には凹入穴119が形成され、前記凹入穴119は円弧型に形成されている。
【0044】
図21を参照すると、前記回転連結部103に向いている前記第一結合部101の一側には結合部位118が形成され、前記結合部位118は位置決め突起109と対応するように形成されている。前記結合部位118は結合槽108内でスライドすることができ、前記結合部位118が位置決め突起109に当接すると、第一結合部101は回転連結部103に結合される。
【0045】
前記回転連結部103に向いている前記第一結合部101の一側には第一連結軸141と第二連結軸142が突出状態に形成され、前記第一結合部101の第一連結軸141と第二連結軸142は、前記第二結合部102の第二連結軸142と第一連結軸141にそれぞれ当接し、かつ前記回転孔106内に挿入される。前記回転孔106は第一結合部101と第二結合部102の回転を案内する役割をする。
【0046】
前記第一結合部101を組み立てるとき、第二電気接続部品111を第二収納孔107に挿入するとともに第一結合部101と第二結合部102に結合させ、前記ロック部品112を第一結合部101と第二結合部102の回転位置制限孔114の結合端1142内に結合させる。つぎに、前記回転連結部103または第一結合部101と第二結合部102を回転させることにより、第一結合部101と第二結合部102が回転連結部103に相対して回転するようにする。そのとき、前記ロック部品112は収納端1141から結合端1142まで回転し、ロック部品112の結合板部115は第三結合塊116に当接し、前記結合部位118は結合槽108内でスライドするとともに位置決め突起109に当接する。それにより、回転連結部103、第一結合部101及び第二結合部102の間の結合構造が形成される。
【0047】
前記第一結合部101を組み立てる順番を変化させることもできる。例えば、第一結合部101を回転連結部103に結合させ、第二結合部102を回転連結部103に結合させた後、第一結合部101と第二結合部102のロック部品112を前記収納端1141内にそれぞれ収納させることができる。そのとき、前記回転連結部103を回転させることによりロック部品112を結合端1142まで移動させる。それにより前記結合部位118は結合槽108内でスライドするとともに位置決め突起109に当接する。
【0048】
結合モジュール100が設けられることにより、連結の利便性を向上させ、低い費用で結合連結の安定性を向上させ、結合モジュール100による連結の剛性を向上させ、大きい外力に耐えることができ、かつ従来の結合連結構造をそのまま使用することができる。
【0049】
図22を参照すると、本発明は結合固定モジュール(図示せず)を提供する。前記結合固定モジュールは前記平面型結合部品42と当該平面型結合部品42に結合される結合モジュール100とを含む。前記平面型結合部品42の第一突出部4223と前記結合連結部品422との間には収納空間120が形成され、前記ロック部品112は前記収納空間120内に収納される。前記第一結合構造424が前記第一突出部4223側に突出することにより結合構造130が形成される。前記結合構造130はロック部品112に当接することにより、ロック部品112の移動を制限し、かつ結合モジュール100とモジュラーユニット10との間の結合を確保することができる。
【0050】
前記結合モジュール100とモジュラーユニット10を連結させるとき、前記ロック部品112は前記第一連結部4221に挿入され、結合モジュール100はロック部品112と/或いは結合モジュール100によりモジュラーユニット10に相対して回転することができる。ロック部品112が収納空間120まで回転すると、ロック部品112は前記第一突出部4223と結合構造130にそれぞれ当接し、前記結合手段117上の凹入穴119は結合突出部4241に当接することにより結合モジュール100とモジュラーユニット10との間の連結をロックさせることができる。そのとき、前記第一連結部4221と第二連結部110が接続され、第一電気接続部品4212と第二電気接続部品111が接続されることにより信号の送発信を実施することができる。
【0051】
本発明はモジュラーロボットを更に提供する。前記モジュラーロボットは前記少なくとも2つのモジュラーユニット10で構成される。前記モジュラーロボットは前記結合固定モジュールを含む。前記結合固定モジュールの構造は前記説明を参照することができるので、ここで再び説明しない。前記結合固定モジュールによりモジュラーユニット10、車輪、メカニカルアーム(mechanical arm)及びベースのうちいずれか2つまたは複数を連結させることができる。
【0052】
本発明はモジュラーロボットを更に提供する。前記モジュラーロボットは複数の機能モジュールと少なくとも1つの前記結合固定モジュールを含む。前記機能モジュールは少なくとも1つの前記平面型結合部品42を含み、前記結合固定モジュールは結合モジュール100を含む。前記結合固定モジュールは任意の2つの機能モジュールを連結させることに用いられる。2つの機能モジュールは結合固定モジュールにより間接的に連結される。即ち、平面型結合部品42と結合モジュール100が連結されることにより2つの機能モジュールは間接的に連結されることができる。
【0053】
前記モジュラーロボット01は、位置の自動制御装置(servomechanism、サーボ機構ともいう)、速度の自動制御装置及びモーメント自動制御装置のうちいずれか1つまたは複数の組合せを含むことができる。
【0054】
図23を参照すると、本発明の第三実施例においてモジュラーユニット位置の自動制御装置200を提供する。本発明の第一実施例に係るモジュラーユニット10は前記モジュラーユニット位置の自動制御装置200を含み、前記モジュラーユニット位置の自動制御装置200はモジュラーユニット10の2つの回転部201の位置の変化を検出することに用いられる。前記回転部201は他の回転部201に相対して回転することができる。前記モジュラーユニット位置の自動制御装置200はいずれか1つの回転部201内に取り付けられる位置センサー202と円周方向に回転できる運動対(kinematic pair)210とを含む。前記モジュラーユニット位置の自動制御装置200は2つの回転部201を連結させる伝動モジュール211と接続モジュール212を更に含む。前記伝動モジュール211と前記接続モジュール212は前記運動対210を構成する。前記位置センサー202は、運動対210の間の回転角度情報を検出し、かつ回転角度情報と目標角度指令により伝動モジュール211の回転を制御する。
【0055】
前記接続モジュール212は前記位置センサー202と対応する磁石203を更に含む。回転部201が他の回転部201に相対して回転するとき、前記磁石203は前記位置センサー202に相対して回転することができる。前記磁石203と前記位置センサー202との間の回転角度を検出することにより2つの回転部201の間の回転角度情報を検出することができる。
【0056】
前記接続モジュール212は制御装置204を更に含み、前記制御装置204は前記位置センサー202に電気接続される。前記位置センサー202は回転角度情報を検出するとともにその回転角度情報を制御装置204に送信し、制御装置204は所定の制御情報を前記伝動モジュール211に送信する。
【0057】
前記伝動モジュール211は駆動電機241を含み、前記駆動電機241はいずれか1つの回転部201内に取り付けられる。前記制御装置204は位置センサー202が検出した回転角度情報と目標角度指令により駆動電機241の回転速度を制御する。
【0058】
図11図13を参照すると、前記伝動モジュール211は少なくとも2つの速度センサー244と前記駆動電機241に同軸に連結される磁性部品243とを更に含む。前記速度センサー244は前記磁性部品243の円周方向に取り付けられる。前記速度センサー244は、前記磁性部品243の極性の変化を検出することにより前記駆動電機241の回転速度を検出し、かつ前記駆動電機241が正方向に回転するか或いは逆方向に回転するかを判断する。
【0059】
図24を参照すると、本発明の第四実施例においてモジュラーユニット位置の自動制御装置の制御方法300を提供する。その制御方法は下記ステップを含む。
【0060】
S1において、駆動電機を提供する。その駆動電機は円周方向に回転できる運動対と位置センサーを含む。
【0061】
S2において、前記位置センサーが検出した前記運動対の回転角度情報を検出するとともにその回転角度情報を制御装置に送信する。
【0062】
S3において、前記制御装置は回転角度情報と目標角度指令で前記駆動電機を制御することにより駆動電機の回転速度を設定する。
【0063】
従来の技術と比較してみると、本発明の結合固定モジュールとモジュラーロボットにより下記発明の効果を奏することができる。
【0064】
1、本発明の結合固定モジュールは結合モジュールと結合モジュールに取り付けられる平面型結合部品とを含み、前記平面型結合部品は結合連結面を含み、前記結合連結面上には第一連結部が形成され、前記第一連結部と結合連結面との間には隙間が形成され、前記結合モジュールは少なくとも1つの結合部を含み、前記結合部は第二連結部と該第二連結部を包囲するように形成されるロック部品を含み、前記平面型結合部品は結合モジュールに回転可能に取り付けられ、前記第一連結部は前記第二連結部に当接し、前記ロック部品は前記隙間内に挿入される。ロック部品は平面型結合部品の隙間内に挿入されることにより、結合モジュールと平面型結合部品との間の連結の安定性を向上させることができる。また、結合モジュールまたは平面型結合部品を相手に相対して一定の角度回転させることにより結合モジュールと平面型結合部品との間の着脱をすることができる。
【0065】
2、ロック部品は湾曲型に形成されかつ回転位置制限孔に結合されることにより、結合モジュールと平面型結合部品との間の連結の安定性を更に向上させ、結合モジュールの構造剛性を増強することができる。
【0066】
3、結合モジュールは2つの結合部を含み、本発明の2つの結合部は鏡像のように対称状態に形成され、前記結合モジュールは雄型結合部/雌型結合部を含まない。前記結合モジュールを複数のモジュラーユニット、車輪またはメカニカルアーム等の電子装置に取り付けるとき、結合モジュールはと平面型結合部品を任意に結合させることができ、雄型結合部/雌型結合部の構造を考慮しなくてもよい。前記結合部に向いている前記連結ケースの内壁には結合槽が更に形成され、前記結合槽上には位置決め突起が形成され、前記回転連結部に向いている前記結合部の一側には位置決め突起と対応する結合部位が形成され、前記結合部位は結合槽内でスライドすることができ、前記結合部位が位置決め突起に当接することにより前記結合部を回転連結部に結合させることができる。その構造により、結合部と回転連結部を容易に結合させ、かつポカヨケ効果を奏することができる。
【0067】
4、前記ロック部品は前記結合端にインターフェアランス状態に結合され、前記ロック部品は前記収納端から前記結合端に挿入されるとともに結合される。その構造により、結合部と回転連結部との間の連結をより安定にし、結合部が回転連結部から容易に脱落することを防止することができる。
【0068】
5、前記ロック部品が前記第三結合塊に当接するとともに結合されることにより、結合部を回転連結部上に固定させ、かつ結合部が回転連結部に連結される安定性を更に向上させることができる。
【0069】
6、前記第二電気接続部品は前記収納孔を貫通することにより前記第二連結部に当接する。平面型結合部品と結合モジュールを連結させるとき、第一電気接続部品と第一電気接続部品との間の電気接続により電気と指令の伝送を実施することができる。
【0070】
7、前記第一結合部には結合手段が設けられ、第一結合構造と平面型結合部品が結合されるか或いは解体されるとき第一結合構造は一定の変形をし、第一結合構造内に結合される調節ボルトは第一結合構造と一緒に移動することができる。それにより第一結合構造の結合強度を向上させることができる。また、前記第一結合塊と第二結合塊との間の結合面が円弧面に形成されることにより、2つの平面型結合部品を容易に連結させることができるが、連結されている2つの平面型結合部品を容易に解体することができない。
【0071】
8、結合固定モジュールは任意の2つの機能モジュールを連結させることに用いられる。結合固定モジュールにより任意の2つの機能モジュールを連結させ、連結される機能モジュールは同士に回転モーメントを与えることができる。それにより本発明の使用範囲を広げ、機能を豊富にすることができる。
【0072】
9、2つの前記平面型結合部品を結合させるとき、前記第一結合塊は前記第二結合塊に結合される。互いに結合される第一結合塊は前記第二結合塊を設けることにより、結合の着脱を迅速に実施し、使用者の操作の利便性を向上させ、年齢が6歳~16歳である使用者の需要を満たすことができる。
【0073】
前記結合方法により2つの前記平面型結合部品を結合させるとき、前記第一結合構造は外力により一定の変形をすることができる。それにより平面型結合部品を安定に連結させ、平面型結合部品の結合の安定性を向上させることができる。前記平面型結合部品をメカニカルアーム、ロボットの車輪等に使用するとき、回転面の回転速度が大きくなっても構造の解体または電気の切断が容易に生ずることができない。
【0074】
10、前記第一結合塊と前記第二結合塊が当接する部分はいずれも円弧型に形成され、円弧型に形成されることにより平面型結合部品を容易に連結させることができる。前記結合装着面上には中央貫通孔が形成され、前記中央貫通孔は前記第一結合構造内に挿入され、前記中央貫通孔内に結合部品を結合させ、前記結合連結孔に結合される結合部品の結合深さを調節することにより2つの平面型結合部品の間の結合強度を調節することができる。
【0075】
また、第一結合構造と平面型結合部品が結合されるか或いは解体されるとき第一結合構造は一定の変形をし、第一結合構造内に結合される調節ボルトは第一結合構造と一緒に移動することができる。それにより第一結合構造の結合強度を向上させることができる。また、前記第一結合塊と第二結合塊との間の結合面が円弧面に形成されることにより、2つの平面型結合部品を容易に連結させることができるが、連結されている2つの平面型結合部品を容易に解体することができない。
【0076】
11、前記平面型結合部品は第一電気接続部品と第一PCB基板を含み、2つの平面型結合部品を連結させるとき、第一電気接続部品が電気接続されることにより電気と指令の伝送を実施することができる。
【0077】
12、前記結合装着面上には複数の辺縁部孔が形成され、前記第一PCB基板と前記結合装着面は前記辺縁部孔とロック部品により連結される。その構造により、平面型結合部品の内部の構造を簡単にし、電気接続の安定性を向上させ、連結されている機械構造の使用寿命を延長させることができる。
【0078】
13、前記平面型結合部品内にはLED光源が環状に配置され、前記LED光源は前記第一PCB基板に取り付けられ、前記LED光源の光線はシールディングシートを透過することができる。その構造により、平面型結合部品の見た目を向上させ、暗い環境においても平面型結合部品の位置を迅速に確認しかつ平面型結合部品の他の部品に正確に取り付けることができる。また、モジュラーロボット内においてLED光源が光線を出射することにより製品の見た目を向上させ、LED光源がいろいろなカラーを有している光線を出射することによりモジュラーロボットのいろいろな作動状態を容易に把握することができる。
【0079】
以上、本発明の好適な実施例を説明してきたが、本発明は前記実施例にのみ限定されるものでない。本発明の要旨を逸脱しない範囲において任意の変更、代替及び改良をすることができ、それらがあっても本発明に含まれることは勿論である。
【符号の説明】
【0080】
01 モジュラーロボット
10 モジュラーユニット
20 第一回転部
22 伝動モジュール
23 保護カバー
24 伝動部品
241 駆動電機
242 円錐型歯車
243 磁性部品
244 速度センサー
245 装着板
25 回転モジュール
251 連結板
252 環状歯車
253 装着フレーム
254 回転フレーム
255 ボール
30 第二回転部
32 接続モジュール
321 第二PCB基板
322 導電ベース
323 滑動環
324 磁石
325 位置センサー
40 第一回転部品
41 ケース
411 第一装着孔
42 平面型結合部品
421 第一PCB基板
4211 LED光源
4212 第一電気接続部品
4213 中央貫通孔
422 結合連結部品
4221 第一連結部
4222 第一収納孔
4223 第一突出部
423 シールディングシート
424 第一結合構造
4241 結合突出部
4242 第一結合塊
425 第二結合構造
4251 凹型槽
4252 第二結合塊
426 結合連結面
427 結合装着面
428 結合部品
429 辺縁部孔
430 結合連結孔
43 連結部品
431 第二装着孔
432 環状収納部
4321 収納凹部
433 当接部
50 第二回転部品
100 前記結合モジュール
101 第一結合部
102 第二結合部
103 回転連結部
104 連結ケース
105 固定核心部
106 回転孔
107 第二収納孔
108 結合槽
109 位置決め突起
110 第二連結部
111 第二電気接続部品
112 ロック部品
113 収納孔
114 回転位置制限孔
1141 収納端
1142 結合端
115 結合板部
116 第三結合塊
117 結合手段
118 結合部位
119 凹入穴
120 収納空間
130 結合構造
141 第一連結軸
142 第二連結軸
200 モジュラーユニット位置の自動制御装置
201 回転部
202 位置センサー
203 磁石
204 制御装置
210 運動対
211 伝動モジュール
212 接続モジュール
図1
図2-A】
図2-B】
図2-C】
図3
図4
図5
図6
図7-A】
図7-B】
図8
図9-A】
図9-B】
図10-A】
図10-B】
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
図24
【国際調査報告】