(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-03-13
(54)【発明の名称】電源コンセント・カメラ
(51)【国際特許分類】
G08B 25/04 20060101AFI20230306BHJP
【FI】
G08B25/04 H
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022540693
(86)(22)【出願日】2020-12-30
(85)【翻訳文提出日】2022-08-26
(86)【国際出願番号】 US2020067598
(87)【国際公開番号】W WO2021138515
(87)【国際公開日】2021-07-08
(32)【優先日】2020-01-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522260506
【氏名又は名称】スカイベル テクノロジーズ、インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000855
【氏名又は名称】弁理士法人浅村特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】スカリシ、ジョセフ、フランク
【テーマコード(参考)】
5C087
【Fターム(参考)】
5C087AA11
5C087DD03
5C087DD20
5C087FF04
5C087FF08
(57)【要約】
セキュリティ・システムは、筐体、訪問者検出システム、第1の電気プロング、第2の電気プロング、第1の接続ポート、及び第2の接続ポートを含むことができる。訪問者検出システムは、筐体に結合されてもよく、ボタン、カメラ、マイクロホン、及び動き検出器のうちの少なくとも1つを含んでもよい。第1の電気プロング及び第2の電気プロングは、それぞれが筐体から突出してよく、電源コンセントから訪問者検出システムへ電力を送ってもよい。第1の接続ポート及び第2の接続ポートは、それぞれが筐体の外面に沿って位置してもよく、それぞれが第1の電気プロング、第2の電気プロング、及び訪問者検出システムのうちの少なくとも1つに電気的に結合されてもよい。第2の接続ポートは、また、第1の接続ポートに電気的に結合されてもよい。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体と、
前記筐体に結合された訪問者検出システムであって、ボタン、カメラ、マイクロホン、及び動き検出器のうちの少なくとも1つを有する訪問者検出システムと、
前記筐体からそれぞれ突出する第1の電気プロング及び第2の電気プロングであって、電源コンセントから前記訪問者検出システムへ電力を送るように構成された第1の電気プロング及び第2の電気プロングと、
前記筐体の外面に沿って位置する第1の接続ポートであって、前記第1の電気プロング、前記第2の電気プロング、及び前記訪問者検出システムのうちの少なくとも1つに電気的に結合された第1の接続ポートと
を有するセキュリティ・システム。
【請求項2】
前記筐体の前記外面に沿って位置する第2の接続ポートであって、前記第1の電気プロング、前記第2の電気プロング、前記訪問者検出システム、及び前記第1の接続ポートのうちの少なくとも1つに電気的に結合された第2の接続ポートをさらに有する、請求項1に記載のセキュリティ・システム。
【請求項3】
前記第1の接続ポートは、第1の接続タイプを規定する第1のケーブル端を受け入れるように構成されている、請求項2に記載のセキュリティ・システム。
【請求項4】
前記第2の接続ポートは、第2の接続タイプを規定する第2のケーブル端を受け入れるように構成されている、請求項3に記載のセキュリティ・システム。
【請求項5】
前記第1の接続ポートは、前記第1の電気プロング及び前記第2の電気プロングのうちの少なくとも1つから電力を受けるように構成されている、請求項2に記載のセキュリティ・システム。
【請求項6】
前記第1の接続ポートは、前記訪問者検出システムからデータを受けるように構成されている、請求項2に記載のセキュリティ・システム。
【請求項7】
前記第1の接続ポートは、前記訪問者検出システムへデータを送るように構成されている、請求項2に記載のセキュリティ・システム。
【請求項8】
前記第2の接続ポートは、前記第1の電気プロング及び前記第2の電気プロングのうちの少なくとも1つから電力を受けるように構成されている、請求項2に記載のセキュリティ・システム。
【請求項9】
前記第2の接続ポートは、前記訪問者検出システムからデータを受けるように構成されている、請求項2に記載のセキュリティ・システム。
【請求項10】
前記第2の接続ポートは、前記訪問者検出システムへデータを送るように構成されている、請求項2に記載のセキュリティ・システム。
【請求項11】
前記第1の電気プロング及び前記第2の電気プロングが壁取り付け電源コンセントに電気的に結合されたとき、前記第1の接続ポート及び前記第2の接続ポートは、前記訪問者検出システムの上方に位置している、請求項2に記載のセキュリティ・システム。
【請求項12】
前記第1の電気プロング及び前記第2の電気プロングが壁取り付け電源コンセントに電気的に結合されたとき、前記第1の接続ポート及び前記第2の接続ポートは、前記訪問者検出システムの下方に位置している、請求項2に記載のセキュリティ・システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される様々な実施例は、ドアベルに関する。特定の実施例は、接続ポートを含むドアベルに関する。
【背景技術】
【0002】
ドアベルによって、ドアなどの入口の外側に位置する人は、外側の誰かが内側の誰かと話したいということを入口の内側の人に気づかせることができる。ドアベルは、家、オフィス、住居、倉庫、建物、又は構造物の正面口、通用口、又は裏口などのドアの近くに位置するボタンを含むことがある。ドアベルは、部分的に囲まれたエリアへのゲート又は他の入口の近くで使用されることがある。ドアベルを押すと、チャイムやその他の警報音が発せられることがある。
【発明の概要】
【0003】
本開示は、セキュリティ・システムを含み、いくつかの実施例では、セキュリティ・システムは、筐体、訪問者検出システム、第1の電気プロング(prong)、第2の電気プロング、及び第1の接続ポートを含む。訪問者検出システムは、筐体に結合されてもよく、ボタン、カメラ、マイクロホン、及び動き検出器のうちの少なくとも1つを備えてもよい。いくつかの実施例では、第1の電気プロング及び第2の電気プロングは、それぞれが筐体から突出しており、電源コンセントから訪問者検出システムへ電力を送るように構成されている。第1の接続ポートは、筐体の外面に沿って位置してもよく、第1の電気プロング、第2の電気プロング、及び訪問者検出システムのうちの少なくとも1つに電気的に結合されてもよい。
【0004】
いくつかの実施例では、セキュリティ・システムは、筐体の外面に沿って位置し、第1の電気プロング、第2の電気プロング、訪問者検出システム、及び第1の接続ポートのうちの少なくとも1つに電気的に結合された第2の接続ポートをさらに備える。第1の接続ポートは、第1の接続タイプを規定する第1のケーブル端を受けるように構成されてもよく、第2の接続ポートは、第2の接続タイプを規定する第2のケーブル端を受けるように構成されてもよい。
【0005】
いくつかの実施例では、第1の接続ポートは、第1の電気プロング及び第2の電気プロングのうちの少なくとも1つから電力を受けるように構成されている。第1の接続ポートは、訪問者検出システムからデータを受けるように構成されてもよい。第1の接続ポートは、訪問者検出システムへデータを送るように構成されてもよい。いくつかの実施例では、第2の接続ポートは、第1の電気プロング及び第2の電気プロングのうちの少なくとも1つから電力を受けるように構成されている。第2の接続ポートは、訪問者検出システムからデータを受けるように構成されてもよい。第2の接続ポートは、訪問者検出システムへデータを送るように構成されてもよい。
【0006】
いくつかの実施例では、第1の電気プロング及び第2の電気プロングが壁取り付け電源コンセントに電気的に結合されるとき、第1の接続ポート及び第2の接続ポートは、訪問者検出システムの上方に位置している。第1の電気プロング及び第2の電気プロングが壁取り付け電源コンセントに電気的に結合されるとき、第1の接続ポート及び第2の接続ポートは、訪問者検出システムの下方に位置してもよい。
【0007】
これら及び他の特徴、態様、及び利点を、図面を参照して以下に説明する。図面は、本発明を例示することが意図されており、限定するものではない。図面において、同様の参照符号は、類似の実施例を通して一貫して対応する特徴を示す。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】いくつかの実施例によるセキュリティ・システムの斜視図である。
【
図2】いくつかの実施例によるセキュリティ・システムの側面斜視図である。
【
図3】いくつかの実施例によるセキュリティ・システムの正面図である。
【
図4】いくつかの実施例によるセキュリティ・システムの背面図及び電源コンセントの正面図である。
【
図5】いくつかの実施例によるセキュリティ・システムの一方の側面図である。
【
図6】いくつかの実施例によるセキュリティ・システムの他方の側面図である。
【
図7】いくつかの実施例によるセキュリティ・システムの底面図である。
【
図8】いくつかの実施例によるセキュリティ・システムの上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
特定の実施例及び実例が以下に開示されるが、本発明の主題は、具体的に開示された実施例を超えて、他の代替実施例及び/又は使用、並びにそれらの変形例及び均等物へ及ぶ。したがって、本明細書に添付の特許請求の範囲は、以下に説明する特定の実施例のいずれによっても限定されない。例えば、本明細書に開示される任意の方法又はプロセスでは、方法又はプロセスの作用又は動作は、任意の好適なシーケンスで行われてもよく、任意の特定の開示されたシーケンスに必ずしも限定されない。様々な動作は、特定の実施例を理解するのに有用であり得る様式で、順番に複数の離散的な動作として説明され得るが、説明の順序は、これらの動作が順序に依存することを暗示すると解釈されるべきではない。さらに、本明細書に説明される構造、システム、及び/又はデバイスは、統合された構成要素として又は別個の構成要素として具現化され得る。
【0010】
様々な実施例を比較する目的で、これらの実施例の特定の態様及び利点が説明される。必ずしも全てのそのような態様又は利点が、任意の特定の実施例によって達成されるわけではない。したがって、例えば、様々な実施例は、本明細書で教示又は示唆されるような他の態様又は利点を必ずしも達成することなく、本明細書で教示される1つの利点又は利点の群を達成又は最適化する様式で実施されてもよい。
【0011】
図1は、セキュリティ・システム10の斜視図を示す。いくつかの実施例では、セキュリティ・システム10は、筐体12及び訪問者検出システム14を含む。
図1には示されていないが、訪問者検出システム14は、ボタン、カメラ、マイクロホン、及び動き検出器のうちの少なくとも1つを備えてもよい。いくつかの実施例では、訪問者検出システム14は、複数のボタン、複数のカメラ、複数のマイクロホン、及び/又は複数の動き検出器を含んでもよい。カメラは、動き検出器として作用してもよく、又は動き検出器は、独立型センサであってもよい。いくつかの実施例では、動き検出器は、受動赤外線(「PIR」)センサである。セキュリティ・システム10はまた、筐体12から突出する第1の電気プロング24及び第2の電気プロング26を含んでもよい。いくつかの実施例では、
図1に示すように、第1及び第2の電気プロング24、26は、訪問者検出システム14に結合された筐体12の側面の反対側に位置する筐体12の側面から突出している。第1及び第2の電気プロング24、26は、筐体12の任意の適切な表面及び/又は側面に結合されてもよい。
【0012】
図1はまた、第1の接続ポート30及び第2の接続ポート34を含む。多くの実施例では、第1及び第2の接続ポート30、34は、筐体12の外面32に位置する。第1の接続ポート30は、第1の接続タイプを規定する第1のケーブル端を受けるように構成されてもよく、第2の接続ポート34は、第2の接続タイプを規定する第2のケーブル端を受けるように構成されてもよい。
図1に示すように、第1及び第2の接続タイプは、異なる接続タイプであってもよい。例えば、第1の接続タイプは、マイクロUSB、USB-C、ライトニング・ケーブル、又は任意の他の可能な接続タイプを備えてもよく、第2の接続タイプは、USB接続タイプ、並びに様々な他の可能な接続タイプを備えてもよい。いくつかの実施例では、第1及び第2の接続ポート30、34は、同じ接続タイプを受けるように構成されている。
【0013】
第1及び第2の接続ポート30、34は、第1及び第2の電気プロング24、26が電源コンセント28(
図4に示す)に電気的に結合されるとき、プロング24、26のうちの少なくとも1つから電気的結合を介して電力を受けるように構成されてもよい。第1及び第2の接続ポート30、34のうちの少なくとも1つは、スマートフォン又は他のデバイスが、ケーブル及び適切なケーブル接続タイプを介して第1及び第2の接続ポート30、34のうちの少なくとも1つに電気的に結合されるとき、スマートフォンなどの外部デバイスへ電力を供給するように構成されてもよい。
【0014】
多くの実施例では、第1及び第2の接続ポート30、34は、訪問者検出システム14と第1及び第2の接続ポート30、34との間の通信を可能にするように、訪問者検出システム14に電気的に結合される。第1及び第2の接続ポート30、34のうちの少なくとも1つは、訪問者検出システム14からデータを受けるように構成されてもよい。第1及び第2の接続ポートのうちの少なくとも1つは、訪問者検出システム14へデータを送るように構成されてもよい。スマートフォンなどの外部デバイスは、第1及び第2の接続ポート30、34のうちの少なくとも1つを介して、訪問者検出システム14からデータを受ける及び/又は訪問者検出システム14へデータを送ることができるようにしてもよい。
【0015】
図2は、セキュリティ・システム10の側面斜視図を示し、筐体12及び訪問者検出システム14を含む。先に述べたように、訪問者検出システム14は、ボタン、カメラ、マイクロホン、及び動き検出器のうちの少なくとも1つを含んでもよい。いくつかの実施例では、訪問者検出システム14としてラベル付けされた2つの構成要素のうちのいずれか1つは、ボタン、カメラ、マイクロホン、及び動き検出器のうちの少なくとも1つを備える。例えば、訪問者検出システム14としてラベル付けされた
図2の小さな構成要素は、カメラ、動き検出器、及びマイクロホンを備えてもよく、大きな構成要素は、ボタンを備えてもよい。いくつかの実施例では、その逆が真である。各構成要素はまた、ボタン、カメラ、マイクロホン、及び動き検出器のうちの2つを備えてもよい。いくつかの実施例では、各構成要素は、1つの要素(ボタン、カメラ、マイクロホン、又は動き検出器)を備え、残りの要素は、筐体12上の他の位置及び/又はセキュリティ・システム10内に配置される。訪問者検出システム14はまた、本開示に列挙されていない追加の要素を備えてもよい。
図3は、セキュリティ・システム10の正面図を示し、
図2を参照して示し且つ論じたように、筐体12及び訪問者検出システム14をやはり含む。
【0016】
図4は、セキュリティ・システム10の背面図を示し、筐体12、並びに筐体12の裏面の下部に位置する第1及び第2の電気プロング24、26を含む。第1及び第2の電気プロング24、26は、セキュリティ・システム10の電源との結合を容易にする筐体12上の任意の位置(例えば、裏面の上部、裏面の中央部、側面に沿うなど)に配置されてもよい。
図4はまた、電源コンセント28を含み、電源コンセント28とセキュリティ・システム10との間の電気的結合の1つの可能性を示している。2つの電気プロングのみで示されているが、セキュリティ・システム10は、第3の電気プロングを備えてもよい。なお、セキュリティ・システム10は、北米及び中米の大部分で使用される電源プラグのタイプとともに図全体にわたって示されているが、セキュリティ・システム10は、電力変換器の使用及び異なるタイプの電気プロングの実装のうちの少なくとも1つによって、世界中で使用される他のタイプの電源プラグと互換性があるように構成されてもよい。
【0017】
図5及び
図6は、セキュリティ・システム10の両側面図を示す。両方の図に示され且つ前述したように、第1及び第2の電気プロング24、26は、訪問者検出システム14に結合された筐体12の側面と反対側に位置する側面上の筐体12から突出してもよい。
図5はまた、第2の接続ポート34の部分図を含む。いくつかの実施例では、第1及び第2の電気プロング24、26が電源コンセント28に結合されるとき、第2の接続ポート34は、第2の電気プロング26の下方に位置する(
図5には示されていないが、第1の電気プロング24も同様である)。第2の接続ポート34はまた、セキュリティ・システム10が電源コンセント28に電気的に結合されるとき、訪問者検出システム14の下方に位置してもよい。
【0018】
図6は、第1の接続ポート30の部分図を含む。第2の接続ポート34と同じように、いくつかの実施例では、セキュリティ・システム10が電源コンセント28に結合されるとき、第1の接続ポート30は、第1の(及び第2の)電気プロング24の下方に位置する。第1の接続ポート30はまた、セキュリティ・システム10が電源コンセント28に結合されるとき、訪問者検出システム14の下方に位置してもよい。なお、セキュリティ・システム10は、複数の向き(すなわち、「右側上」と「逆さま」との両方)で電源コンセント28に電気的に結合するように構成されてもよく、複数の向きで機能を保持するように構成されてもよい。これにより、セキュリティ・システム10が所与の向きで電源コンセント28に結合されるとき、第1及び第2の接続ポート30、34は、訪問者検出システム14の上方及び第1及び第2の電気プロング24、26の上方に位置することが可能になり得る。
【0019】
図7は、セキュリティ・システム10の底面図を示し、第1及び第2の接続ポート30、34の全面図を含む。いくつかの実施例では、第1及び第2の接続ポート30、34は、筐体の外面32に沿った他の位置に配置される。例えば、第1及び第2の接続ポート30、34は、筐体12のいずれかの側及び/又は上部に位置してもよい。いくつかの実施例では、第1の接続ポート30は、筐体12の1つの部分に位置し、第2の接続ポート34は、筐体12の異なる部分に位置する。
【0020】
図8は、セキュリティ・システム10の上面図を示す。前述のように、第1及び第2の接続ポート30、34のうちの少なくとも1つは、筐体12の上面上に位置してもよい。第1及び第2の電気プロング24、26は、筐体12の底面よりも上面に近く位置してもよい。
【0021】
各図には示されていないが、セキュリティ・システム10は、少なくとも1つの発光体を含んでもよい。少なくとも1つの発光体は、筐体12上の任意の位置、例えば、上面、底面、側面、前面などに配置されてもよく、異なる色、強度、パターンなどの光を発するように構成されてもよい。少なくとも1つの発光体は、訪問者検出システム14へ通信可能に結合されてもよく、それにより、訪問者検出システム14からの訪問者の指示が、少なくとも1つの発光体をオン及び/又はオフする。指示は、とりわけ、ボタンによるボタン押下、動き検出器及び/又はカメラによる動き、並びにマイクロホンによる音のうちの少なくとも1つの検出を含んでもよいが、これに限定されない。指示はまた、少なくとも1つの発光体による発光のパターン、色、及び/又は強度を変化させてもよい。
【0022】
少なくとも1つの発光体はまた、セキュリティ・システム10のユーザーの遠隔コンピューティング・デバイスへ通信可能に結合されてもよく、それにより、遠隔コンピューティング・デバイスは、少なくとも1つの発光体の遠隔操作に使用され得る。いくつかの実施例では、少なくとも1つの発光体は、セキュリティ・システム10の建物内及び/又は遠隔コンピューティング・デバイスからの警報からなどの緊急事態(例えば、火災、一酸化炭素、ホーム・セキュリティなど)の指示を受けると点灯する。多くの実施例では、少なくとも1つの発光体は、少なくとも1つのLEDを備える。
【0023】
解釈
本明細書に説明されるステップのいずれも、必須又は不可欠ではない。ステップのいずれも調整又は修正することができる。他の又は追加のステップを使用することができる。本明細書における一実施例、フローチャート、又は実例に開示又は例示されるステップ、プロセス、構造、及び/又はデバイスのいずれかのいずれの部分も、異なる実施例、フローチャート、又は実例で開示又は例示されるステップ、プロセス、構造、及び/又はデバイスのいずれかの他の部分と組み合わせて、又はともに若しくは代わりに使用することができる。本明細書に提供される実施例及び実例は、互いに離散且つ分離されることを意図するものではない。
【0024】
本明細書に提供されるセクションの見出し及び小見出しは、制限するものではない。セクション見出し及び小見出しは、見出し及び小見出しが関係するセクションで説明される実施例の完全な範囲を表す又は限定するものではない。例えば、「トピック1」と題されたセクションは、トピック1に関係しない実施例を含んでもよく、他のセクションに説明される実施例は、「トピック1」セクション内で説明される実施例に適用され且つ組み合わされてもよい。
【0025】
デバイス、システム、実施例、及びプロセスのいくつかは、コンピュータを使用する。前のセクションで説明したルーティーン、プロセス、方法、及びアルゴリズムの各々は、1つ又は複数のコンピュータ、コンピュータ・プロセッサ、又はコンピュータ指令を実行するように構成された機械によって実行されるコード・モジュールに具現化され且つ完全に又は部分的に自動化されてもよい。コード・モジュールは、任意のタイプの非一時的コンピュータ可読記憶媒体又は有形のコンピュータ記憶装置、例えば、ハード・ドライブ、ソリッド・ステート・メモリ、フラッシュ・メモリ、光ディスク、及び/又は同様のものに記憶されてもよい。プロセス及びアルゴリズムは、特定用途向け回路に部分的又は全体的に実装されてもよい。開示されたプロセス及びプロセ・スステップの結果は、持続的に、又は別途、任意のタイプの非一時的コンピュータ記憶装置、例えば、揮発性又は不揮発性記憶装置に記憶され得る。
【0026】
上述した様々な特徴及びプロセスは、互いに独立して使用されてもよく、又は様々な形で組み合わされてもよい。全ての可能な組合せ及び小組合せは、本開示の範囲内に入ることが意図されている。加えて、特定の方法、事象、状態、又はプロセス・ブロックは、いくつかの実施において省略されてもよい。本明細書に説明される方法、ステップ、及びプロセスも、任意の特定のシーケンスに限定されず、それに関連するブロック、ステップ、又は状態は、適切である他のシーケンスで行うことができる。例えば、説明されたタスク又は事象は、具体的に開示された順序以外の順序で行われてもよい。複数のステップは、単一のブロック又は状態で組み合わされてもよい。例示的タスク又は事象は、連続、並列、又はその他の様式で行われてもよい。タスク又は事象は、開示された例示的実施例に対して追加又は除去されてもよい。本明細書に説明される例示的システム及び構成要素は、説明されたものとは異なる構成であってもよい。例えば、要素は、開示された例示的実施例に対して、追加、除去、又は再配置されてもよい。
【0027】
本明細書で使用される条件付き言語、例えば、とりわけ、「できる」、「可能性がある」、「かもしれない」、「してもよい」、「例えば」などは、特に別段の記載がない限り、又は使用されたように文脈内で別途理解されなければ、特定の実施例が特定の特徴、要素及び/又はステップを含む一方、他の実施例は含まないことを伝えることが一般に、意図されている。したがって、そのような条件付き言語は、一般に、特徴、要素及び/又はステップが、1つ又は複数の実施例に何らかの形で必要とされること、或いは1つ又は複数の実施例が、著者の入力又はプロンプトの有無にかかわらず、これらの特徴、要素及び/又はステップが、任意の特定の実施例に含まれるか又は行われるかを決定するためのロジックを必然的に含むことが暗示されることを意図するものではない。「備える」、「含む」、「有する」などの用語は同義語であり、制約のない様式で包括的に使用され、追加の要素、特徴、作用、操作などを排除するものではない。また、用語「又は」は、その包括的な意味で(そしてその排他的な意味ではなく)使用されるので、例えば、要素のリストを繋ぐために使用されるとき、用語「又は」は、リストにおける要素の1つ、いくつか、又は全てを意味する。「X、Y、及びZのうちの少なくとも1つ」という語句のような接続語は、特に別段の記載がない限り、項目、用語などがX、Y、又はZのいずれかであってもよいことを伝えるために一般的に使用される文脈で別途理解される。したがって、このような接続語は、一般に、特定の実施例がXのうちの少なくとも1つ、Yのうちの少なくとも1つ、及びZのうちの少なくとも1つがそれぞれ存在することを必要とすることが暗示されることを意図するものではない。
【0028】
用語「及び/又は」は、「及び」がいくつかの実施例に適用され、「又は」がいくつかの実施例に適用されることを意味する。したがって、A、B、及び/又はCは、一文で書かれたA、B、及びC、並びに別の文で書かれたA、B、又はCに置き換えることができる。A、B、及び/又はCは、いくつかの実施例がA及びBを含むことができ、いくつかの実施例がA及びCを含むことができ、いくつかの実施例がB及びCを含むことができ、いくつかの実施例がAのみを含むことができ、いくつかの実施例がBのみを含むことができ、いくつかの実施例がCのみを含むことができ、いくつかの実施例がA、B、及びCを含むことができることを意味する。用語「及び/又は」は、不要な冗長性を回避するために使用される。
【0029】
特定の例示的実施例を説明したが、これらの実施例は単なる例として提示され、本明細書に開示される発明の範囲を限定することを意図するものではない。したがって、前述の説明のいかなるものも、任意の特定の特徴、特性、ステップ、モジュール、又はブロックが必要又は不可欠であることを暗示されることを意図するものではない。実際、本明細書に説明される新規の方法及びシステムは、様々な他の形態で具現化されてもよく、さらに、本明細書に説明される方法及びシステムの形態における様々な省略、置換、及び変更は、本明細書に開示される発明の精神から逸脱することなくなされてもよい。
【国際調査報告】