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特表2023-510592第三者の意見に基づいて改善された推奨を提供するためのシステム及び方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-03-14
(54)【発明の名称】第三者の意見に基づいて改善された推奨を提供するためのシステム及び方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20230307BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022543385
(86)(22)【出願日】2021-01-05
(85)【翻訳文提出日】2022-08-30
(86)【国際出願番号】 US2021012137
(87)【国際公開番号】W WO2021146072
(87)【国際公開日】2021-07-22
(31)【優先権主張番号】16/746,685
(32)【優先日】2020-01-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522044124
【氏名又は名称】マッチ グループ, エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】マカニ,ラヒム,シェラリ
(72)【発明者】
【氏名】ミッチェル,ジョン,マステン
(72)【発明者】
【氏名】ホスキンス,ケネス,ベイジル
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC11
(57)【要約】
装置はインターフェイス及びプロセッサを含む。インターフェイスはネットワークを介してデータを送受信する。プロセッサは、インターフェイスを用いて、第1の一連のプロフィールを第1のユーザに送信する。第1の一連のプロフィールは、第2のユーザのためのユーザ推奨に対応する。プロセッサは、インターフェイスを用いて、第1の一連のプロフィールのうちの第1のプロフィールの選択を第1のユーザから受信する。第1の一連のプロフィールのうちの第1のプロフィールの選択を第1のユーザから受信することに応答して、プロセッサは、第1のユーザからの第1のプロフィールの選択に少なくとも部分的に基づいて第2の一連のプロフィールを決定する。加えて、プロセッサは、インターフェイスを用いて第2の一連のプロフィールを第2のユーザに送信する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークを介してデータを送受信するように構成されたインターフェイスと、
ハードウェアプロセッサと、
を含む装置であって、
前記ハードウェアプロセッサは、
前記インターフェイスを用いて、第1の一連のプロフィールを第1のユーザに送信することであって、該第1の一連のプロフィールは第2のユーザのためのユーザ推奨に対応する、ことと、
前記インターフェイスを用いて、前記第1の一連のプロフィールうちの第1のプロフィールの選択を前記第1のユーザから受信することと、
前記第1の一連のプロフィールうちの第1のプロフィールの選択を前記第1のユーザから受信することに応答して、
前記第1のユーザからの前記第1のプロフィールの選択に少なくとも部分的に基づいて第2の一連のプロフィールを決定することと、
前記インターフェイスを用いて、前記第2の一連のプロフィールを前記第2のユーザに送信することと、
を行うように構成されている、装置。
【請求項2】
前記第1の一連のプロフィールは第2のプロフィールを含み、前記第1の一連のプロフィールにおいて、該第2のプロフィールは前記第1のプロフィールの前に位置し、
前記第2の一連のプロフィールは前記第1のプロフィール及び前記第2のプロフィールを含み、前記第2の一連のプロフィールにおいて、前記第1のプロフィールは前記第2のプロフィールの前に位置する、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記第2の一連のプロフィールは、前記第1のユーザが前記第1のプロフィールを前記第2のユーザに推奨した旨の表示を含む、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
第1の重みが前記第1のユーザに割り当てられ、
第2の重みが前記第2のユーザに割り当てられ、該第2の重みは前記第1の重みとは異なり、
前記第2の一連のプロフィールを決定することは、前記第1の重みにさらに基づき、
前記第2の一連のプロフィールを前記第2のユーザに送信することに応答して、前記ハードウェアプロセッサは、
前記インターフェイスを用いて、前記第2の一連のプロフィールのうちの1つのプロフィールの選択を前記第2のユーザから受信することと、
前記第2の一連のプロフィールのうちの1つのプロフィールの選択を前記第2のユーザから受信することに応答して、
前記第2のユーザからのプロフィールの選択及び前記第2の重みに少なくとも部分的に基づいて、第3の一連のプロフィールを決定することと、
前記インターフェイスを用いて、前記第3の一連のプロフィールを前記第2のユーザに送信することと、
を行うようさらに構成されている、請求項1に記載の装置。
【請求項5】
第1の重みが前記第1のユーザに割り当てられ、
第2の重みが第3のユーザに割り当てられ、該第2の重みは前記第1の重みとは異なり、
前記ハードウェアプロセッサは、
前記インターフェイスを用いて、前記第1の一連のプロフィールを前記第3のユーザに送信することと、
前記インターフェイスを用いて、前記第1の一連のプロフィールのうちの第2のプロフィールの選択を前記第3のユーザから受信することと、
を行うようさらに構成され、
前記第2の一連のプロフィールを決定することは、前記第1の重み、前記第2の重み及び前記第3のユーザからの前記第2のプロフィールの選択にさらに基づく、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記第1の重みは前記第2の重みよりも大きく、
前記第1の一連のプロフィールは第3のプロフィールを含み、該第3のプロフィールは、前記第1の一連のプロフィールにおいて前記第1のプロフィール及び前記第2のプロフィールの前に位置し、前記第1の一連のプロフィールにおいて、前記第2のプロフィールは前記第1のプロフィールの前に位置し、
前記第2の一連のプロフィールは前記第1のプロフィール、前記第2のプロフィール及び前記第3のプロフィールを含み、前記第2の一連のプロフィールにおいて、前記第1のプロフィールは前記第2のプロフィール及び前記第3のプロフィールの前に位置し、前記第2の一連のプロフィールにおいて前記第2のプロフィールは前記第3のプロフィールの前に位置する、請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記第1のユーザから前記第1のプロフィールの選択を受信することに応答して、前記ハードウェアプロセッサは、
前記第2のユーザのための相手リストに前記第1のプロフィールを入れることと、
前記インターフェイスを用いて、前記第2のユーザのための相手リストを前記第2のユーザに送信することと、
を行うようさらに構成されている、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
第1の一連のプロフィールを第1のユーザに送信することであって、該第1の一連のプロフィールは第2のユーザのためのユーザ推奨に対応する、ことと、
前記第1の一連のプロフィールうちの第1のプロフィールの選択を前記第1のユーザから受信することと、
前記第1の一連のプロフィールうちの第1のプロフィールの選択を前記第1のユーザから受信することに応答して、
前記第1のユーザからの前記第1のプロフィールの選択に少なくとも部分的に基づいて第2の一連のプロフィールを決定することと、
前記第2の一連のプロフィールを前記第2のユーザに送信することと、
を含む、方法。
【請求項9】
前記第1の一連のプロフィールは第2のプロフィールを含み、前記第1の一連のプロフィールにおいて、該第2のプロフィールは前記第1のプロフィールの前に位置し、
前記第2の一連のプロフィールは前記第1のプロフィール及び前記第2のプロフィールを含み、前記第2の一連のプロフィールにおいて、前記第1のプロフィールは前記第2のプロフィールの前に位置する、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記第2の一連のプロフィールは、前記第1のユーザが前記第1のプロフィールを前記第2のユーザに推奨した旨の表示を含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
第1の重みが前記第1のユーザに割り当てられ、
第2の重みが前記第2のユーザに割り当てられ、該第2の重みは前記第1の重みとは異なり、
前記第2の一連のプロフィールを決定することは、前記第1の重みにさらに基づき、
前記第2の一連のプロフィールを前記第2のユーザに送信することに応答して、前記方法は、
前記第2の一連のプロフィールのうちの1つのプロフィールの選択を前記第2のユーザから受信することと、
前記第2の一連のプロフィールのうちの1つのプロフィールの選択を前記第2のユーザから受信することに応答して、
前記第2のユーザからのプロフィールの選択及び前記第2の重みに少なくとも部分的に基づいて、第3の一連のプロフィールを決定することと、
前記第3の一連のプロフィールを前記第2のユーザに送信することと、
をさらに含む、請求項8に記載の方法。
【請求項12】
第1の重みが前記第1のユーザに割り当てられ、
第2の重みが第3のユーザに割り当てられ、該第2の重みは前記第1の重みとは異なり、
前記方法は、
前記第1の一連のプロフィールを前記第3のユーザに送信することと、
前記第1の一連のプロフィールのうちの第2のプロフィールの選択を前記第3のユーザから受信することと、
をさらに含み、
前記第2の一連のプロフィールを決定することは、前記第1の重み、前記第2の重み及び前記第3のユーザからの前記第2のプロフィールの選択にさらに基づく、請求項8に記載の方法。
【請求項13】
前記第1の重みは前記第2の重みよりも大きく、
前記第1の一連のプロフィールは第3のプロフィールを含み、該第3のプロフィールは、前記第1の一連のプロフィールにおいて前記第1のプロフィール及び前記第2のプロフィールの前に位置し、前記第1の一連のプロフィールにおいて、前記第2のプロフィールは前記第1のプロフィールの前に位置し、
前記第2の一連のプロフィールは前記第1のプロフィール、前記第2のプロフィール及び前記第3のプロフィールを含み、前記第2の一連のプロフィールにおいて、前記第1のプロフィールは前記第2のプロフィール及び前記第3のプロフィールの前に位置し、前記第2の一連のプロフィールにおいて前記第2のプロフィールは前記第3のプロフィールの前に位置する、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記第1のユーザから前記第1のプロフィールの選択を受信することに応答して、
前記第2のユーザのための相手リストに前記第1のプロフィールを入れることと、
前記第2のユーザのための相手リストを前記第2のユーザに送信することと、
をさらに含む、請求項8に記載の方法。
【請求項15】
複数の命令を含む少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体であって、該複数の命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、
第1の一連のプロフィールを第1のユーザに送信することであって、該第1の一連のプロフィールは第2のユーザのためのユーザ推奨に対応する、ことと、
前記第1の一連のプロフィールうちの第1のプロフィールの選択を前記第1のユーザから受信することと、
前記第1の一連のプロフィールうちの第1のプロフィールの選択を前記第1のユーザから受信することに応答して、
前記第1のユーザに割り当てられた第1の重み及び前記第1のユーザからの前記第1のプロフィールの選択に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のユーザのためのユーザ推奨に対応する第2の一連のプロフィールを決定することと、
前記第2の一連のプロフィールを前記第2のユーザに送信することと、
前記第2の一連のプロフィールを前記第2のユーザに送信することに応答して、
前記第2の一連のプロフィールのうちの1つのプロフィールの選択を前記第2のユーザから受信することと、
前記第2の一連のプロフィールのうちの1つのプロフィールの選択を前記第2のユーザから受信することに応答して、
前記第2のユーザに割り当てられた第2の重み及び前記第2のユーザからの前記第2の一連のプロフィールのうちのプロフィールの選択に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のユーザのためのユーザ推奨に対応する第3の一連のプロフィールを決定することと、
前記第3の一連のプロフィールを前記第2のユーザに送信することと、
が行われるように構成されている、少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項16】
前記第1の一連のプロフィールは第2のプロフィールを含み、前記第1の一連のプロフィールにおいて、該第2のプロフィールは前記第1のプロフィールの前に位置し、
前記第2の一連のプロフィールは前記第1のプロフィール及び前記第2のプロフィールを含み、前記第2の一連のプロフィールにおいて、前記第1のプロフィールは前記第2のプロフィールの前に位置する、請求項15に記載の少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項17】
前記第2の一連のプロフィールは、前記第1のユーザが前記第1のプロフィールを前記第2のユーザに推奨した旨の表示を含む、請求項16に記載の少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項18】
第3の重みが第3のユーザに割り当てられ、該第3の重みは前記第1の重みとは異なり、
前記複数の命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、
前記第1の一連のプロフィールを前記第3のユーザに送信することと、
前記第1の一連のプロフィールのうちの第2のプロフィールの選択を前記第3のユーザから受信することと、
が行われるようさらに構成され、
前記第2の一連のプロフィールを決定することは、前記第3の重み及び前記第3のユーザからの前記第2のプロフィールの選択にさらに基づく、請求項15に記載の少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項19】
前記第1の重みは前記第3の重みよりも大きく、
前記第1の一連のプロフィールは第3のプロフィールを含み、該第3のプロフィールは、前記第1の一連のプロフィールにおいて前記第1のプロフィール及び前記第2のプロフィールの前に位置し、前記第1の一連のプロフィールにおいて、前記第2のプロフィールは前記第1のプロフィールの前に位置し、
前記第2の一連のプロフィールは前記第1のプロフィール、前記第2のプロフィール及び前記第3のプロフィールを含み、前記第2の一連のプロフィールにおいて、前記第1のプロフィールは前記第2のプロフィール及び前記第3のプロフィールの前に位置し、前記第2の一連のプロフィールにおいて前記第2のプロフィールは前記第3のプロフィールの前に位置する、請求項18に記載の少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項20】
前記第1のユーザから前記第1のプロフィールの選択を受信することに応答して、前記複数の命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、
前記第2のユーザのための相手リストに前記第1のプロフィールを入れることと、
前記第2のユーザのための相手リストを前記第2のユーザに送信することと、
が行われるようさらに構成されている、請求項15に記載の少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、概して、通信分野に関し、より詳細には、第三者の意見に基づいて改善された推奨を提供するためのシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
通信環境において開発されたネットワークアーキテクチャは、近年ますます複雑になっている。様々なネットワーキングニーズを有するエンドユーザの多様なグループに合わせるために、多数のプロトコル及び構成が開発されている。これらのアーキテクチャの多くは、自動化、利便性、管理及び消費者選択の拡大という利点を提供できるため、著しい悪評を得ている。ネットワークアーキテクチャと共にコンピュータプラットフォームを用いることにより、通信、コラボレーション及び/又はやりとりの増加が可能になった。例えば、エンドユーザが特定の検索要件を満たす他のユーザとオンラインでつながることを可能にするために特定のネットワークプロトコルが用いられ得る。これらのプロトコルは、職業探索、個人探索サービス、不動産探索又はオンラインデートに関連し得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本開示は、独身者と交際関係にあるものの双方がオンラインマッチングプロセスに参加できるように設計されたマッチングツールを見込む。マッチングツールのユーザは、独身又は交際中のいずれかとして登録し得る。独身として登録したユーザは、マッチングツールによって提供される完全な体験に参加することができる一方、交際中として登録するユーザは、それらの独身の友達のために相手を生成することを試みることにより及び/又はそれらの独身の友達に提案を提供することによりマッチングプロセスに参加し得る。マッチングツールの特定の実施形態を以下で説明する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
一実施形態によれば、装置は、インターフェイスと、該インターフェイスに通信可能に連結されたハードウェアプロセッサとを含む。インターフェイスはネットワークを介してデータを送受信する。ハードウェアプロセッサは、インターフェイスを用いて、第1の一連のプロフィールを第1のユーザに送信する。第1の一連のプロフィールは第2のユーザのための推奨プロフィールを含む。プロセッサはインターフェイスを用いて、第3のユーザに対応するプロフィールの選択を第1のユーザから受信する。加えて、プロセッサはインターフェイスを用いて、第2の一連のプロフィールを第3のユーザに送信する。第2の一連のプロフィールは第3のユーザのための推奨プロフィールを含む。プロセッサはさらにインターフェイスを用いて、第2のユーザに対応するプロフィールの選択を第3のユーザから受信する。第3のユーザに対応するプロフィールの選択を第1のユーザから受信し、第2のユーザに対応するプロフィールの選択を第3のユーザから受信することに応答して、プロセッサは、第2のユーザと第3のユーザとの間のやりとりを有効にする。
【0005】
別の態様によれば、方法は、第1の一連のプロフィールを第1のユーザに送信することを含む。該第1の一連のプロフィールは第2のユーザのための推奨プロフィールを含む。本方法は、第3のユーザに対応するプロフィールの選択を第1のユーザから受信することも含む。加えて、本方法は、第2の一連のプロフィールを第3のユーザに送信することを含む。第2の一連のプロフィールは第3のユーザのための推奨プロフィールを含む。本方法は、第2のユーザに対応するプロフィールの選択を第3のユーザから受信することをさらに含む。第3のユーザに対応するプロフィールの選択を第1のユーザから受信し、第2のユーザに対応するプロフィールの選択を第3のユーザから受信することに応答して、本方法は、第2のユーザと第3のユーザとの間のやりとりを有効にすることを含む。
【0006】
別の実施形態によれば、少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体は複数の命令を含み、該複数の命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、少なくとも1つのプロセッサに第1の一連のプロフィールを第1のユーザに送信させる。第1の一連のプロフィールは第2のユーザのための推奨プロフィールを含む。複数の命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、少なくとも1つのプロセッサに第3のユーザに対応するプロフィールの選択を第1のユーザから受信させる。複数の命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、少なくとも1つのプロセッサに第2の一連のプロフィールを第3のユーザに送信させる。第2の一連のプロフィールは第3のユーザのための推奨プロフィールを含む。複数の命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、少なくとも1つのプロセッサに第2のユーザに対応するプロフィールの選択を第3のユーザから受信させる。複数の命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、少なくとも1つのプロセッサに第2のユーザは、第2のユーザに代わってプロフィールを選択することを第1のユーザに許可していると判定させる。第3のユーザに対応するプロフィールの選択を第1のユーザから受信させ、第2のユーザに対応するプロフィールの選択を第3のユーザから受信させ、第2のユーザは、第2のユーザに代わってプロフィールを選択すること第1のユーザに許可していると判定させることに応答して、複数の命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、少なくとも1つのプロセッサに第2のユーザと第3のユーザとの間のやりとりを有効にさせる。
【0007】
別の実施形態によれば、装置は、インターフェイスと、該インターフェイスに通信可能に連結されたハードウェアプロセッサとを含む。インターフェイスはネットワークを介してデータを送受信する。ハードウェアプロセッサは、インターフェイスを用いて、第1の一連のプロフィールを第1のユーザに送信する。第1の一連のプロフィールは第2のユーザのためのユーザの推奨に対応する。プロセッサはインターフェイスを用いて、第1の一連のプロフィールの第1のプロフィールの選択を第1のユーザから受信する。第1の一連のプロフィールの第1のプロフィールの選択を第1のユーザから受信することに応答して、プロセッサは、第1のユーザからの第1のプロフィールの選択に少なくとも部分的に基づいて第2の一連のプロフィールを決定する。加えて、プロセッサは、インターフェイスを用いて第2の一連のプロフィールを第2のユーザに送信する。
【0008】
さらに別の実施形態によれば、方法は、第1の一連のプロフィールを第1のユーザに送信することを含む。第1の一連のプロフィールは第2のユーザのためのユーザの推奨に対応する。本方法は、第1の一連のプロフィールの第1のプロフィールの選択を第1のユーザから受信することも含む。第1の一連のプロフィールの第1のプロフィールの選択を第1のユーザから受信することに応答して、本方法は、第1のユーザからの第1のプロフィールの選択に少なくとも部分的に基づいて第2の一連のプロフィールを決定することを含む。本方法は、第2の一連のプロフィールを第2のユーザに送信することをさらに含む。
【0009】
さらなる実施形態によれば、少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体は複数の命令を含み、該複数の命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、少なくとも1つのプロセッサに第1の一連のプロフィールを第1のユーザに送信させる。第1の一連のプロフィールは第2のユーザのためのユーザの推奨に対応する。複数の命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、少なくとも1つのプロセッサに第1の一連のプロフィールの第1のプロフィールの選択を第1のユーザから受信させる。少なくとも1つのプロセッサに第1の一連のプロフィールの第1のプロフィールの選択を第1のユーザから受信させることに応答して、複数の命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、少なくとも1つのプロセッサに、第1のユーザに割り当てられた第1の重み及び第1のユーザからの第1のプロフィールの選択に少なくとも部分的に基づいて、第2のユーザのためのユーザの推奨に対応する第2の一連のプロフィールを決定させる。複数の命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、少なくとも1つのプロセッサに第2の一連のプロフィールを第2のユーザにさらに送信させる。少なくとも1つのプロセッサに第2の一連のプロフィールを第2のユーザにさらに送信させることに応答して、複数の命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、少なくとも1つのプロセッサに、第2の一連のプロフィールのうちのプロフィールの選択を第2のユーザからさらに受信させる。少なくとも1つのプロセッサに、第2の一連のプロフィールのうちのプロフィールの選択を第2のユーザからさらに受信させることに応答して、複数の命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、少なくとも1つのプロセッサに、第2のユーザに割り当てられた第2の重み及び第2のユーザからの第2の一連のプロフィールのうちのプロフィールの選択に少なくとも部分的に基づいて、第2のユーザのためのユーザの推奨に対応する第3の一連のプロフィールを決定させる。複数の命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、少なくとも1つのプロセッサに、第3の一連のプロフィールを第2のユーザにさらに送信させる。
【0010】
特定の実施形態は1つ以上の技術的利点を提供する。例えば、一実施形態は、ユーザのアクティビティに加えて、ユーザに代わって行動するユーザの友達のアクティビティに基づいて、ユーザに推奨されるプロフィールを動的に更新する。別の例として、一実施形態は、ユーザの好みだけでなく、ユーザに代わって行動するユーザの友達の好みも考慮することにより、ユーザのための強化された推奨を提供する。このように、特定の実施形態は、ユーザが他のユーザとマッチングして、オフラインで良好な関係を築く前に、ユーザに推奨を提供する際にシステムによって拡張させる処理及び帯域幅リソースを低減し得る。さらなる例として、一実施形態は、テキストメッセージに埋め込まれたリッチメディアコンポーネントを通して、友達にシステムへのアクセスを提供することにより、アプリケーションをダウンロードすることなく又はマッチングシステムに登録することなく、ユーザの友達がユーザのために推奨を提供すること及び/又はユーザに代わってプロフィールを選択することを可能にする。特定の実施形態は、上記の技術的利点のいずれも含まないか、一部を含み得るか又は全てを含み得る。1つ以上の他の技術的利点は、本願に含まれる図面、明細書及び特許請求の範囲から当業者に容易に明らかとなり得る。
【図面の簡単な説明】
【0011】
本開示のより完全な理解のために、添付の図面と併せて以下の説明を参照する。
図1図1は例示のシステムを示す。
図2A図2Aは、図1のシステムのマッチングツールのプロフィール生成器によって生成されたグラフィカルユーザインターフェイスの登録ページを示す。
図2B図2Bは、図1のシステムのマッチングツールのプロフィール生成器の挙動の例を示す。
図3図3A図3Cは、デートする人又はデートする人の友達の1人からのプロフィール選択の受信に応答した図1のシステムのマッチングツールの推奨エンジンの挙動の例を示す。
図4図4A図4Cは、デートする人又はデートする人の友達の1人からのプロフィール選択の受信に応答した図1のシステムのマッチングツールのマッチングエンジンの挙動の例を示す。
図5図5は、図1のシステムのマッチングツールのフィード生成器によって生成されたアクティビティフィードの例を示す。
図6図6は、図1のシステムのマッチングツールのチャットエンジンにより生成され、システムのユーザによってグループチャットで別のユーザのプロフィールを共有するために用いられるグラフィカルユーザインターフェイスの例を示す。
図7図7は、図1のシステムのマッチングツールが、システム内のデートする人のペア間のマッチングを生成し得る例示の方法を示すフローチャートを示す。
図8図8は、図1のシステムのマッチングツールが、該ツールを用いて登録した所与のデートする人と潜在的に相性のいいユーザに属するプロフィールの推奨を生成し得る例示の方法を示すフローチャートを示す。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本開示の実施形態及びその利点は、図面の図1図8を参照することによって理解され、様々な図面の同様の及び対応する部分に同様の符号が用いられる。
【0013】
典型的なオンラインマッチングシステムでは、マッチングを促進するために、システムの参加者に関連する特定の属性の特定のセットを含むプロフィールが用いられ得る。一例として、オンラインデートの文脈では、プロフィールは年齢、教育及び興味等の属性を含み得る。典型的なオンラインマッチングシステムは、潜在的に相性の良いデートする人(daters)のペアを特定するためにそのような属性を用いて、そのようなデートする人を互いに薦め得る。例えば、典型的なオンラインマッチングシステムは、デートする人のペア間の相性スコアのアルゴリズム推定値を計算するために、各デートする人のプロフィールからの様々な属性を比較することにより推奨を生成し得る。別の例として、オンラインマッチングシステムは、デートする人のために潜在的に相性の良いプロフィールの推奨を、デートする人に以前に推奨され、デートする人が好みを示したプロフィールに対する推奨プロフィールの類似性に基づいて生成し得る。
【0014】
従来のオンラインマッチングシステムは、推奨を生成するために多くの異なるアルゴリズムに依存し得るものの、そのようなシステムの共通の特徴は、提示された推奨の中から相手を選ぶ最終的な責任はデートする人自身が負うという事実にある。例えば、従来のマッチングシステムは、第1のデートする人が第2のデートする人に対して肯定的な選好を示し、第2のデートする人が第1のデートする人に対して肯定的な選好を示す場合にのみ、第1のデートする人と第2のデートする人とをマッチングする。
【0015】
しかしながら、現実の世界では、長期間交際している個人は、それらの友達のデート生活にしばしば参加する。例えば、交際相手のいる個人は、それらの友達のためにブラインドデートをしばしば企画し、独身者は自分の友達にデートの見込みについてしばしば意見を求める。実際に、独身者は、オンラインマッチングシステムの外部で、それらの非独身者の友達と従来のオンラインデートシステムで見たプロフィール写真のキャプチャ画面を共有することにより、非独身者の友達を従来のオンラインデート体験に含めようと試みることさえある。
【0016】
したがって、本開示は、独身者及び交際相手のいる人の双方が、オンラインマッチングプロセスに参加できるようにすることにより、従来のオンラインマッチングシステムによって提供される経験に追加するマッチングツールを検討する。マッチングツールのユーザは、独身又は交際相手ありのいずれかで登録し得る。独身として登録するユーザは、マッチングツールによって提供される完全な体験に参加し得る。これは、とりわけ、プロフィール推奨の受信、マッチするプロフィールの選択、マッチした相手とのチャット等のアクティビティを含む。独身のユーザは、独身のユーザとつながるために、交際相手ありとして登録したもの等の他のユーザを招待することにより、ツール内で彼/彼女の友達になる。そして、独身のユーザは、その友達に、とりわけ、例えば、その独身のユーザの代わりにプロフィールを選択する許可、独身のユーザの代わりに潜在的にマッチする相手とチャットする許可及び/又は独身のユーザのプロフィールを編集する許可を含む、様々な許可を与え得る。特定の実施形態では、ユーザは、自身の友達に対して、友達特定の許可を与え得る。例えば、ユーザは、第1の友達に第1の許可のセットを割り当て、第2の友達に第2の許可のセットを割り当ててもよく、第2の許可のセットは第1の許可のセットとは異なり得る。一部の実施形態では、ユーザは、自身の友達をチーム又はグループに割り当て、そして、チーム/グループのためにグループ特有の許可を設定し得る。例えば、ユーザは自分の友達のそれぞれをグループに割り当て、そして。グループのすべてのメンバーに一式の許可を割り当て得る。「交際相手あり」としてツールに登録したユーザは、複数の独身の友達とつながり、自身の独身の友達によって設定された許可に従ってオンラインマッチングシステムに参加し得る。例えば、「交際相手あり」としてツールに登録したユーザは、自分の独身の友達のためのマッチを生成することを試みる及び/又は自分の独身の友達にプロフィールの提案を提供することにより、オンラインマッチングシステムに参加し得る。
【0017】
図1は例示のシステム100を示す。図1に示すように、システム100は、マッチングツール105、ユーザ110、装置115、ネットワーク120及びデータベース125を含む。本開示全体を通して用いられるように、ユーザ110a~110eの各ユーザは、デートする人、デートする人の友達又はデートする人であり且つ1人以上の他のデートする人の友達として行動するユーザに対応し得る。したがって、所与のユーザ110aによって行われる動作を説明する場合、本開示は、ユーザ110aが各動作を行った時のユーザ110aの役割に言及する。例えば、本開示では、ユーザ110aが自身の相手を求めているか、潜在的な相手とやり取りしているか及び/又はデートする人に関連する他の動作を行っている場合、ユーザ110aをデートする人110aと呼ぶ。別の例として、本開示は、ユーザ110aが独身の友達の代わりに動作を行っている場合、ユーザ110aを友達110aと呼ぶ。このようなユーザ110の特定の役割への言及は、ユーザ110の潜在的な役割を限定することを何ら意図していない。本開示は、デートする人のデートする人及び/又は友達として作用する任意の数のユーザ110を意図しているが、簡単のために、図1は、ユーザ110を、第1のデートする人110a、第1のデートする人110aの第1の友達110b、第2のデートする人110c、第2のデートする人110cの第1の友達110d、および第2のデートする人110cの第2の友達110eを含むものとして例示している。
【0018】
一般に、マッチングツール105は、第1のデートする人110a及び第2のデートする人110cのために、他の潜在的な相性の良いデートする人のプロフィール130で構成される推奨を生成し、そのような推奨をデートする人及び彼らの登録された友達に選択のために送信する。このように、マッチングツール105は、デートする人110a及び110c並びに友達110b、110d及び110eの双方が、デートする人110a及び110cのためのオンラインデートプロセスに参加することを可能にする。
【0019】
一例として、デートする人110aを考えてみる。マッチングツール105は、他の、潜在的に相性の良いデートする人の推奨を生成し、潜在的に相性の良いデートする人に属する一連のプロフィール130を、デートする人110a及び/又はデートする人110aの友達110bに対して、選択するために提示する。例えば、特定の実施形態では、友達110bは、第2のデートする人110cに属するプロフィール130cを含む、第1のデートする人110aのための一連の推奨を受信し得る。プロフィール130cを見ることに応答して、友達110bは、第2のデートする人110cが第1のデートする人110aによって相性が良い可能性が高いと考え得る(例えば、友達110bは、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとがオフラインで交際関係に発展する可能性があると考え得る)。したがって、友達110bは、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとの間でシステムにおけるマッチングが生まれることを期待して、第2のデートする人110cに属するプロフィール130cを選択し得る。第2のデートする人110c、第2のデートする人110cの友達110d及び/又は第2のデートする人110cの友達110eが、同様に、第2のデートする人110cの潜在的なマッチング相手として第1のデートする人110aに属するプロフィール130aを選択した場合、マッチングツール105は、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとの間でマッチングを生成し、2人のデートする人の間でのやりとりをできるようにする。このようにして、マッチングツール105は、デートする人110a及びデートする人110aの友達110bの双方が、デートする人110aのためのマッチングプロセスに参加できるようにする。
【0020】
別の例として、特定の実施形態では、第1のデートする人110aのマッチング相手を生成できるのではなく、第1のデートする人110aの友達110bは、第1のデートする人110aがマッチングを試みるべきと考えるプロフィールを第1のデートする人110に友達110bが示唆できるようにしてもよい。例えば、第2のデートする人110cに属するプロフィール130cを含む第1のデートする人110aのための一連の推奨を受信したことに応答して、友達110bはプロフィール130cを選択することにより、第1のデートする人110aがプロフィール130cを選択すべきであると友達110bが考えている(例えば、友達110bは、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとは相性が良い可能性が高いと考える)との表示がデートする人110aに対して生成され得る。特定の実施形態では、第1のデートする人110aがプロフィール130cを選択すべきであると友達110bが考えているとの第1のデートする人110aに対する表示は、友達110bがプロフィール130を選択しなかった場合の一連の推奨よりもプロフィール130cがより上位に来るように第1のデートする人110aに提示される一連の推奨の順序を並び替えることに対応し得る。例えば、マッチングツール105は、プロフィール130cがデートする人110aに提示される最初のプロフィールになるように、一連の推奨の順序を並べ替え得る。一部の実施形態では、第1のデートする人110aがプロフィール130cを選択すべきであると友達110bが考えているとの第1のデートする人110aに対する表示は、第1のデートする人110aに提示される、プロフィール130cに置かれる表示に対応し得る。例えば、第1のデートする人110aに提示されるプロフィール130cは、アイコン又は「あなたとデートする人110cとは互いに良い相手であると友達110bが考えています」等の意見又は友達110bがプロフィール130cを第1のデートする人110aに提案していることを示す同様の表現を含み得る。マッチングツール105がユーザ110のために推奨を生成し、ユーザ110を互いにマッチングさせる方法は、図3及び図4の説明で以下にさらに詳述する。
【0021】
装置115は、入力メッセージ185を受信し、出力メッセージ190を送信するためにユーザ110によって用いられ得る。図1では、入力メッセージ190がマッチングツール105から装置115へと直接通過し、出力メッセージ190が装置115からマッチングツール105へと直接通過するものとして示されているが、本開示は、マッチングツール105と装置115との間のメッセージ185及び190のやりとりはネットワーク120によって促進される場合を見込む。例えば、マッチングツール105は、ネットワーク120を介して入力メッセージ185を装置115に送信し得る。同様に、装置115は、ネットワーク120を介して送信メッセージ190をマッチングツール105に送信し得る。
【0022】
本開示は、入力メッセージ185は装置115によって受信される任意のメッセージを含み得る場合を見込む。同様に、出力メッセージ190は、装置115によって送信される任意のメッセージを含み得る。一例として、入力メッセージ185は、デートする人110aのために推奨され、デートする人110aの装置115a及び/又はデートする人110aの友達110bの装置115bによって受信される一連のプロフィール130を含み得る。この例では、出力メッセージ190は、デートする人110aの装置115a及び/又はデートする人110aの友達110bの装置115bによって送信され、デートする人110aのために推奨される一連のプロフィール130から選択された1つ以上のプロフィール130の選択を含み得る。この形式の入力メッセージ185及び出力メッセージ190は、図3及び図4の説明において以下でさらに詳述される。
【0023】
別の例として、入力メッセージ185は、プロフィール130を生成するためにマッチングツール105によって用いられる、ユーザ110からの情報に対する要求を含み得る。次いで、出力メッセージ190は、要求185に応答して、ユーザ110によって提出された情報を含み得る。例えば、入力メッセージ185は、ユーザの名前、性別、年齢、誕生日及び/又は任意の他の個人情報についての要求を含んでもよく、出力メッセージ190は、そのような個人情報を含む応答を含み得る。マッチングツール105が個人情報についての要求185を生成し、応答190を用いてユーザプロフィール130を作成する方法を、図2A及び図2Bの説明において以下でさらに詳述する。
【0024】
別の例として、入力メッセージ185及び出力メッセージ190は、第1のユーザ110a又は110bから発信され、第2のユーザ110c、110d及び/又は110eに向けられた(またはその反対)メッセージを含んでもよく、マッチングツール105は、第1のユーザ110a又は110bと第2のユーザ110c、110d及び/又は110eとの間のやりとりを促進するために用いられる。例えば、第1のユーザ110aは、第2のユーザ110cにより最終的に受信されるために、マッチングツール105にメッセージ190を送信し得る。次いで、マッチングツール105は、メッセージ190の内容を、メッセージ185として第2のユーザ110cに送信し得る。同様に、メッセージ190は、第1のデートする人110aから発信され、友達110bに向けられた(又はその逆)メッセージを含み得る。例えば、入力メッセージ185及び出力メッセージ190は、図6の説明において以下でより詳述するように、第1のデートする人110a、第1のデートする人110aの第1の友達110b、第2のデートする人110c、第2のデートする人110cの第1の友達110d及び第2のデートする人110cの第2の友達110eのうちの任意の組み合わせの間のチャットセッションの一部を含み得る。
【0025】
さらなる例として、入力メッセージ185は、マッチングツール105に関して、第1のデートする人110a及び/又は第1のデートする人の友達110bのアクティビティに関する情報を含み得る。例えば、入力メッセージ185は、図5の説明において以下でさらに詳述するように、アクティビティフィードを含み得る。
【0026】
装置115は、ネットワーク120を介してシステム100のコンポーネントと通信するための任意の適切な装置を含む。例えば、装置115は、電話、携帯電話、コンピュータ、ラップトップ、タブレット、サーバ、自動化アシスタント及び/又は仮想現実若しくは拡張現実ヘッドセット若しくはセンサ又は他の装置であり得るか又はそれに付随するものであり得る。本開示は、装置115がネットワーク120を介して通信を送受信するための任意の適切な装置である場合を見込む。例えば、装置115は、入力メッセージ185を受信し、出力メッセージ190を送信するための任意の適切な装置を含み得る。限定ではなく一例として、装置115は、コンピュータ、ラップトップ、ワイヤレス若しくはセルラー電話、電子ノートブック、パーソナルデジタルアシスタント、タブレット又はシステム100の他のコンポーネントと情報を受信、処理、記憶及び/又は通信し得る任意の他の装置であり得る。装置115は、ディスプレイ、マイクロホン、キーパッド又はユーザ110によって使用可能な他の適切な端末装置等のユーザインターフェイスも含み得る。一部の実施形態では、装置115によって実行されるアプリケーションは、本明細書で説明する機能を行い得る。特定の実施形態では、装置115は、ウェブインターフェイスを介してネットワーク120を通じてマッチングツール105と通信し得る。
【0027】
ネットワーク120は、システム100の様々なコンポーネント間の通信を促進する。本開示は、ネットワーク120がシステム100のコンポーネント間の通信を促進するように動作可能な任意の好適なネットワークであることを意図する。ネットワーク120は、音声、映像、信号、データ、メッセージ又はこれらの任意の組み合わせを送信可能な任意の相互接続システムを含み得る。ネットワーク120は、公衆交換電話網(PSTN)、公衆又は私設データネットワーク、ローカルエリアネットワーク(LAN)、大都市エリアネットワーク(MAN)、広域ネットワーク(WAN)、インターネット、有線又は無線ネットワーク等のローカル、地域若しくはグローバル通信若しくはコンピュータネットワーク、企業イントラネット又はコンポーネント間の通信を促進にように動作可能な任意の他の好適な通信リンクの全て又は一部を含み得る。
【0028】
データベース125は、一式のユーザプロフィール130を記憶し得る。データベースは、任意の数のユーザプロフィール130a、130b、130c~130nを含み得る。ユーザプロフィール130は、ユーザ110の特徴を定義するか又は表す。プロフィール130は、一般市民、オンライン出会い系システムのメンバー及び/又はオンライン出会い系システムのメンバーの特定のカテゴリーに利用可能であり得る。プロフィール130は、ユーザ110がそれらのオンライン出会い系アカウントをセットアップしたときにユーザ110から集められた情報又はさもなければ、図2Bの説明において以下でさらに詳述されるように、そのようなユーザによってそれらのプロフィールに入力された情報を含み得る。プロフィール130は、年齢、身長、性別及び職業等の一般的な情報に加えて、ユーザの興味、好き/嫌い、個人的な感情及び/又は世界に対する見通しを含み得る詳細情報を含み得る。本開示は、特定の実施形態において、デートする人110a及び110cにそれぞれ割り当てられたプロフィール130a及び130cは、デートする人110a及び110cの友達110b、110d及び110eに割り当てられたプロフィール130b、130d及び130eよりもより詳細な情報を含み得ることを意図する。プロフィール130a及び130cは、プロフィール130b、130d及び130eよりも詳細な情報を含み得る。何故なら、プロフィール130a及び130cに含まれる情報は、デートする人110aと110cとの間のマッチングを促進するためにマッチングツール5によって用いられ得るからである。プロフィール130b、130d及び130eに含まれる情報は、デートする人110a及び110cが、オンライン出会い系システムにおいて自身の友達を特定し、識別するためにも用いられ得る。
【0029】
図1に示すように、マッチングツール105は、プロセッサ135、メモリ140及びインターフェイス142を含む。本開示は、プロセッサ135、メモリ140及びインターフェイス142が、本明細書で説明するマッチングツール105の機能のいずれかを行うように構成されていることを意図する。一般に、マッチングツール105は、プロフィール生成器160、推奨エンジン165、マッチングエンジン170、フィード生成器175及びチャットエンジン180を実施する。プロフィール生成器160は、図2の説明において、以下でさらに詳述するように、データベース125に記憶されたユーザプロフィール130を生成するために用いられる。推奨エンジン165は、図3の説明において、以下でさらに詳述するように、他の潜在的に相性の良いデートする人110cの推奨を所与のデートする人110aのために生成するのに用いられ得る。マッチングエンジン170は、推奨エンジン165によってユーザ110に提供されたデートする人110a及び110cの推奨のユーザ110からのフィードバックを受信し、図4の説明において以下でさらに詳述するように、このフィードバックに基づいてデートする人110a及び110cをマッチングさせるために用いられる。フィード生成器175は、図5の説明において以下にさらに詳述するように、マッチングツール105に関するユーザ110のアクティビティに基づいて、アクティビティフィードを生成するために用いられる。
【0030】
チャットエンジン180は、マッチングツール105のユーザ110間のやりとりを促進するために用いられる。本開示は、チャットエンジン180がユーザ110間の任意の好適な種類のやりとりを促進するように構成され得る場合を見込む。一例として、チャットエンジン180は、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとの間のマッチング425をマッチングエンジン170が生成することに応答して、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとのやりとりを促進するように構成され得る。例えば、チャットエンジン180は、デートする人110cによって最終的に受信されるように、デートする人110aによって送信されるメッセージ190を受信するように構成され得る。メッセージ190の受信に応答して、チャットエンジン180は、メッセージ185として、メッセージ190の内容をデートする人110cに送信するように構成され得る。第2のデートする人110cが、自身に代わって第2のデートする人110cの相手とチャットする許可を友達110dに与えている特定の実施形態では、チャットエンジン180は、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとの間のマッチング425をマッチングエンジン170が生成することに応答して、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cの友達110dとの間のやりとりを促進するように構成され得る。一部の実施形態では、第1のデートする人110aは、自身が第2のデートする人110cではなく、第2のデートする人110cの友達110dとチャットしていることを認識し得る。特定の実施形態では、第1のデートする人110aは、自身が第2のデートする人110cではなく、第2のデートする人110cの友達110dとチャットしていることに気付かない場合がある。
【0031】
別の例として、チャットエンジン180は、第1のデートする人110aと、第2のデートする人110bと、第1のデートする人110aの代わりに、第2のデートする人110cに属するプロフィール130cを選択した第1の友達110bとの間のやりとりを促進するように構成され得る。例えば、第1の友達110bは、チャットエンジン180を用いて、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとの間で紹介を行い得る。ここで、チャットエンジン180は、最終的にデートする人110a及び110cの双方によって受信されるために、友達110bによって送信されたメッセージ190を受信するように構成され得る。メッセージ190の受信に応答して、チャットエンジン180は、メッセージ185として、メッセージ190の内容を第1のデートする人110a及び第2のデートする人110cの双方に送信するように構成され得る。特定の例として、第1の友達110bは、第1のデートする人110a及び第2のデートする人110bに対して緊張を解きほぐす質問を提示するために、この方法でチャットエンジン180を用いり得る。特定の実施形態では、第1のデートする人110aの友達110bは、第1のデートする人110aがそのようなやりとりを可能にするために、友達110bに属する許可150bを設定している場合にのみ、第2のデートする人110cとのやりとりが許可され得る。
【0032】
別の例として、チャットエンジン180は、デートする人10aとその友達110又はその友達のサブセット110との間のやりとりを促進するように構成され得る。例えば、特定の実施形態では、チャットエンジン180は、デートする人110aによって作成された友達110のチーム又はグループのメンバー間でグループチャットを生成するように構成され得る。このグループチャットは、チャットエンジン180によって生成され、デートする人110aのチーム/グループのメンバーに属する装置115上に表示され得るグラフィカルユーザインターフェイスを介して、デートする人110aのチーム/グループのメンバーにアクセス可能であり得る。特定の実施形態では、チャットエンジン180は、デートする人110aに属するチーム/グループのメンバーのサブセット間のやりとりを促進するように構成され得る。例えば、チーム/グループのメンバー110b、110f及び110gは、デートする人110aにプロフィール130を共有する前に、チーム/グループのメンバーのうちの1人以上がデートする人110aに対して共有を検討しているプロフィール130について議論するために、互いにチャットセッションを生成し得る。
【0033】
別の例として、特定の実施形態では、デートする人110aが、マッチングツール105内でデートする人110aとつながるために友達110bを招待すること(例えば、デートする人110aの友達リストに参加するように友達110bを招待すること)に応答して、デートする人110aはグループチャットに友達110bを追加し得る。本開示は、デートする人110aが任意の数のグループチャットを作成し、その友達を任意の方法で係るグループチャットに割り当て得る場合を見込む。例えば、デートする人110aは、自身の大学の友達のために第1のグループチャットを、自身の職場の友達のために第2のグループチャットを及び自身の最も身近な友達のために第3のグループチャットを作成し得る。この場合、第3のグループチャットのメンバーシップは、第1及び/又は第2のグループチャットのメンバーシップと重複し得る。特定の実施形態では、グループチャットのメンバーは、グループチャットを用いて互いにプロフィール130を共有し得る。チャットエンジン180のこの態様を、図6の説明において、以下にさらに詳述する。
【0034】
特定の実施形態では、チャットエンジン180は、さらに、共通の関心を有するユーザ110のグループ間のやりとりを促進するように構成され得る。そのようなグループは、ユーザ110によって自主的に生成され得るか又はシステム管理者によって生成される承認制の(moderated)グループであり得る。一例として、ユーザ110は、任意の他のユーザが参加し得るダックスフンド愛好家のためのグループを生成し得る。そのようなグループの形成は、デートする人110a及びデートする人110aの友達110bが、デートする人110aのための潜在的な相手を見つけるための追加の手段を提供し得るため、望ましい。
【0035】
チャットエンジン180はメモリ140に記憶され、プロセッサ135によって実行されるソフトウェアモジュールであり得る。チャットエンジン180の例示のアルゴリズムは次のようなものである。(1)ユーザ110aによって送信され、ユーザ110dに向けられたメッセージ190を受信し、(2)ユーザ110aはユーザ110dとのやりとりが許可されると判定し(例えば、ユーザ110aはユーザ110dによって作成されたチーム又はグループのメンバーであり(またはその反対)、ユーザ110a及びユーザ110dはマッチングツール105によってマッチングされ、ユーザ110dはユーザ110aとマッチングしたユーザ110cに属するチーム又はグループ(又はその反対)のメンバーであり及び/又はユーザ110a及びユーザ110dは共通の興味に基づくグループチャットのメンバーである)、(3)メッセージ190の内容をメッセージ185でユーザ110dに送信する。上の例は、チャットエンジン180のための1つの可能なアルゴリズムを提供するが、本開示は、チャットエンジン180がユーザ110間のやりとりを促進するために動作可能な任意のアルゴリズムを用いり得る場合を見込む。例えば、チャットエンジン180によって用いられるアルゴリズムは、上記で提示した例示のアルゴリズムの修正、追加又は省略を含み得る。さらに、チャットエンジン180によって用いられるアルゴリズムは、上記で提示した例示のアルゴリズムと比較して、より多くの、より少ない又は他のステップを含んでもよく、これらのステップは並行して又は任意の好適な順序で行われ得る。
【0036】
プロセッサ135は、限定されないが、メモリ140及びインターフェイス142に通信的に連結されて、マッチングツール105の動作を制御するマイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け命令セットプロセッサ(ASIP)及び/又は状態マシンを含む任意の電子回路であり得る。プロセッサ135は8ビット、16ビット、32ビット、64ビット又は任意の他の好適なアーキテクチャであり得る。プロセッサ135は、算術演算及び論理演算を行うための算術論理ユニット(ALU)と、ALUにオペランドを提供し、ALU演算の結果を記憶するプロセッサレジスタと、メモリから命令を取り出し、ALU、レジスタ及び他のコンポーネントの協調動作を指示することによってそれらを実行する制御ユニットとを含み得る。プロセッサ135は、情報を制御及び処理するために動作する他のハードウェア及びソフトウェアを含み得る。プロセッサ135は、メモリ140に記憶されたソフトウェアを実行して、本明細書で説明する機能のいずれかを実行する。プロセッサ135は、ネットワーク120、装置115、インターフェイス142及びメモリ140から受信した情報を処理することにより、マッチングツール105の動作及び管理を制御する。プロセッサ135は、プログラマブル論理デバイス、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、任意の好適な処理デバイス又は上記の任意の好適な組み合わせであり得る。プロセッサ135は単一の処理装置に限定されず、複数の処理装置を含み得る。
【0037】
メモリ140は、データ、動作ソフトウェア又はプロセッサ135のための他の情報を永久的又は一時的に記憶し得る。メモリ140は、情報を記憶するのに適した揮発性又は不揮発性のローカル又は遠隔デバイスのいずれか1つ又は組み合わせを含み得る。例えば、メモリ140は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、磁気記憶装置、光記憶装置又は任意の他の好適な情報記憶装置又はこれらの装置の組み合わせを含み得る。ソフトウェアは、コンピュータ読み取り可能記憶媒体で具現化される命令、ロジック又はコードの任意の好適なセットを表す。例えば、ソフトウェアは、メモリ140、ディスク、CD又はフラッシュドライブで具現化され得る。特定の実施形態では、ソフトウェアは、本明細書で説明する機能のうちの1つ以上を行うためにプロセッサ135によって実行可能なアプリケーションを含み得る。
【0038】
特定の実施形態では、メモリ140は、推奨アルゴリズム145、一式の友達許可150及び/又は一式のアルゴリズム重み155も記憶し得る。推奨アルゴリズム145は、所与のデートする人110aと潜在的に相性が良い可能性がある他のデートする人110cに属するプロフィール130の推奨をデートする人110aのために生成するように構成されたアルゴリズムである。本開示では、推奨アルゴリズム145が、任意の適切な方法で、潜在的な相性の良さを決定し得る場合を見込む。一例として、推奨アルゴリズム145は、第1のデートする人110aに属するプロフィール130aと、第2のデートする人110cに属するプロフィール130cとの間の類似性に基づいて、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとは潜在的に相性が良いと判定し得る。別の例として、推奨アルゴリズム145は、第1のデートする人110a及び/又は第2のデートする人110cによって表された以前のプロフィールの好みに基づいて、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとは潜在的に相性が良いと判定し得る。さらなる例として、推奨アルゴリズム145は、第1のデートする人110a及び第2のデートする人110cのそれぞれについての魅力度スコアを算出し、人間は魅力度が同様の人とマッチングする可能性が高いとの仮定の下で、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとは魅力度スコアが同様であると判定することにより、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとは潜在的に相性が良いと判定し得る。推奨アルゴリズム145の追加の詳細及び例は、図3の説明において、以下でさらに詳述する。
【0039】
一式のアルゴリズム重み155は、ユーザ110a~110eのそれぞれに割り当てられた1つ以上の重みを含み得る。例えば、第1の重み155aは第1のデートする人110aに割り当てられ、第2の重み155bは第1のデートする人110aの第1の友達110bに割り当てられ、第3の重み155cは第2のデートする人110cに割り当てられ、第4の重み155dは第2のデートする人110cの第1の友達110dに割り当てられ、第5の重み155eは第2のデートする人110cの第2の友達110eに割り当てられ得る。各重み155a~155dは、マッチングアルゴリズム145がユーザ110によって表された以前のプロフィール優先度に置かれるべき相対的な重要性を示し得る。一例として、第1の重み155aの値1.0及び第2の重み155bの値0.5は、マッチングアルゴリズム145が、第1のデートする人110aから受信した以前のプロフィール優先度に2倍の重要性を置くべきであることを示し、第1のデートする人110aは、第1のデートする人110aの友達110bから受信した以前のプロフィール優先度と比較して、プロフィール130fに関連するデートする人110とマッチングしたいことを示し、第1のデートする人110aの将来のプロフィール推奨を決定する際に、友達110bは、プロフィール110iに関連するデートする人110と第1のデートする人110aがマッチングしてもらいたいことを示す。別の例として、第4の重み155dの値0.8及び第5の重み155eの値0.4は、第2のデートする人110cのための将来のプロフィール推奨を決定する際に、マッチングアルゴリズム145は、第2のデートする人110cの第2の友達110eから受信した以前のプロフィールよりも、第2のデートする人110cの第1の友達110dから受信した以前のプロフィールにより重きを置くべきであることを示し得る。重み155の使用は、図3の説明において、以下でさらに詳述する。
【0040】
友達許可150は、デートする人110の代理で行動する場合に友達が取ることのできる許容可能な行動を示す、デートする人110によって友達に与えられる許可を含み得る。例えば、第1のデートする人110aは、友達110bに許可150bを与えてもよく、これは、友達110bが、デートする人110aの代わりに、他のユーザとマッチングし、第1のデートする人110aの代わりに他のデートする人110cとやりとりすることを試み得ることを示す。本開示は、友達許可150が、デートする人110aがその友達に与え得る任意の好適な許可を含み得る場合を見込む。例えば、許可150は、デートする人110aを他のデートする人とマッチングさせようとする試みでプロフィール130を選択すること、デートする人110aにプロフィール130を提案すること、デートする人110aに割り当てられたプロフィール130aを編集すること、デートする人110aに割り当てられたプロフィール130aを編集することを提案すること、デートする人110aに代わってデートする人110aのために生成された相手とやりとりすること、デートする人110aのために生成された相手とデートする人110aの友達としてやりとりすること、マッチングツール105とやりとりする間にデートする人110aの挙動を見ることについての許可及び/又はデートする人110aが友達に許容する他の任意の適切な許可を含み得る。友達許可150の使用は、図2図5の説明において、以下でさらに詳述する。
【0041】
インターフェイス142は、ネットワーク120から情報を受信すること、ネットワーク120を介して情報を送信すること、情報の適切な処理を行うこと、他の装置と通信すること又は前述の任意の組み合わせを動作可能な任意の適切な装置を表す。例えば、インターフェイス142は、装置115にメッセージ185を送信し、装置115からメッセージ190を受信する。別の例として、インターフェイス142は、例えば、ユーザ110cによる最終的な受信のためにユーザ110aによって送信されたメッセージを受信し、次いで該メッセージをユーザ110cに送信することにより、ユーザ110間のメッセージのやりとりを促進し得る。インターフェイス142は、LAN、WAN又は他の通信システムを介して通信するためのプロトコル変換及びデータ処理能力を含む任意の好適なハードウェア及び/又はソフトウェア又はネットワーク120を介してマッチングツール105が装置115及び/又はシステム100の他のコンポーネントと情報をやりとすることを可能にする他の通信システムを含む、リアル又は仮想の任意のポート又は接続を表す。
【0042】
本発明の範囲から逸脱することなく、本明細書で説明するシステムに修正、追加又は省略が行われ得る。例えば、システム100は、任意の数のユーザ110、装置115、ネットワーク120及びデータベース125を含み得る。コンポーネントは一体化されていても、分離されていてもよい。さらに、上述の動作は、より多くの、より少ない又は他のコンポーネントによって行われ得る。加えて、動作は、ソフトウェア、ハードウェア及び/又は他のロジックを含む任意の好適なロジックを用いて行われ得る。本願で用いられる「各」とは、セットの各メンバー又はセットのサブセットの各メンバーを意味する。
【0043】
図2A及び図2Bは、マッチングツール105がユーザ110を登録し、ユーザ110のためにプロフィール130を生成するプロセスを示す。特定の実施形態では、ユーザ110(デートする人及びデートする人の友達の双方を含む)は、ツールからの推奨を受信する前に、マッチングツール105に登録する。登録プロセスは、マッチングツール105に情報を提出することを伴ってもよく、該情報は、その後、ユーザのためにプロフィール130を生成するためにツールによって用いられる。
【0044】
図2Aは、ユーザ110の装置115上に表示され、ユーザ110によってマッチングツール105に登録するプロセスを開始するために用いられる、例示のグラフィカルユーザインターフェイス205を示す。マッチングツール105は、いくつかの異なるシナリオに応答して、ユーザ110にグラフィカルユーザインターフェイス205を提示し得る。一例として、オンラインデート体験に参加することに興味のあるユーザ110は、装置115を介してインターネットにアクセスし、マッチングツール105によって管理されるウェブサイトに移動し得る。その後、ウェブサイトは、グラフィカルユーザインターフェイス205をユーザ110に提示し得る。別の例として、ユーザ110は、装置115にアプリケーションをダウンロードし、装置115を介してユーザ110はマッチングツール105とやりとりし得る。初めてアプリケーションにアクセスすることに応答して、アプリケーションは、ユーザ110にグラフィカルユーザインターフェイス205を提示し得る。
【0045】
別の例として、マッチングツール105は、既存のユーザ(例えば、110a)にメッセージ185を送信し、ユーザ110aがその友達をオンラインデート体験に参加させるよう要求し得る。例えば、マッチングツール105は、先ず、ユーザ110aにメッセージ185を送信して、ユーザ110aが、ユーザ110aの装置115に記憶された連絡先のアクセスをマッチングツール105に提供するよう要求する。マッチングツール105に対して、装置115に記憶された連絡先へのアクセスを許可するためにユーザ110aがマッチングツール105に応答190を送信した場合、マッチングツール105は、装置115に連絡先のリストを送信し、オンラインデート体験に参加に招待するために、ユーザ110aはそのリストから、列挙された知り合いのうちの1人以上を選択し得る。例えば、連絡先のリストを受信したことに応答して、ユーザ110aは、マッチングツール105に登録するために第1の知り合い(例えば、110b)を招待することを希望しているとマッチングツール105に示し得る。特定の実施形態では、マッチングツール105に登録するために第1の知り合い110bを招待することを示すユーザ110aからの表示を受信した場合、マッチングツール105は、第1の知り合い110bがグラフィカルユーザインターフェイス205にアクセスして登録プロセスを開始するためのリンクを含むSMS及び/又は電子メールメッセージの形式でサインアップ要求250を自動的に生成し、第1の知り合い110bに送信し得る。一部の実施形態では、SMS及び/又は電子メールメッセージを自動的に送信するのではなく、マッチングツール105は、ユーザ110aの装置115上のSMS及び/又は電子メールアプリケーションにアクセスし、第1の知り合い110bに対して、第1の知り合い110bがグラフィカルユーザインターフェイス205にアクセスし得るためのリンクを有するSMS及び/又は電子メールメッセージを自動入力し得る。次いで、ユーザ110aは、自動入力されたSMS及び/又は電子メールメッセージを第1の知り合い110bに送信することを選択し得る。
【0046】
特定の実施形態では、ユーザ110aの装置115に記憶された連絡先へのアクセスを要求することに加えて又は替えて、マッチングツール105は、ユーザ110aが他の個人とやりとりするための装置115にインストールされた1つ以上のアプリケーションへのアクセスを要求し得る。例えば、マッチングツール105は、WECHAT、WHATSAPP、LINE、FACEBOOK、INSTAGRAM、LINKEDIN等の1つ以上のアプリケーション又はユーザ110aが他の個人とやりとりするための任意の他のアプリケーションへのアクセスを要求し得る。ユーザ110aがマッチングツール105に対してこれらの通信アプリケーションのいずれかへのアクセスを許可する場合、マッチングツール105は、アプリケーションに記憶されたユーザ110aの友達リストにアクセスし、友達リストに記憶された1人以上の個人のために、上述したように招待状を生成し得る。これらの招待状は、その後、アプリケーションを介して個人に伝達される。
【0047】
図2Aに示すように、特定の実施形態では、マッチングツール105から推奨を受信する前に、マッチングツール105は、独身又は交際中のいずれであるかを自身で明らかにするようユーザ110に要求し得る。例えば、グラフィカルユーザインターフェイス205は一対のインタラクティブボタン210及び215を含んでもよく、これらのボタンを介して、ユーザ110は、自身が独身であるか又は交際中であるかを特定し得る。ユーザ110は、自身が独身であることを示すためにボタン210を選択し得るか又はユーザ110は、自身が交際中であることを示すためにボタン215を選択し得る。
【0048】
ユーザ110aが「独身」として登録する場合、マッチングツール105は、ユーザ110aをアクティブなデートする人として扱い、ユーザ110aに、マッチングツール105によって作成されたオンラインデート体験によって提供される一連の機能へのアクセスを提供し得る。例えば、デートする人110aは、とりわけ、プロフィール推奨を受信し、マッチングするためのプロフィールを選択し、マッチング相手とチャットし得る。デートする人110aは、独身の友達がデートする人110aに対して許可を与えられていれば、自身の独身の友達に代わってこれらの機能のいずれかを行ってもよい。加えて、デートする人110aに属するプロフィール130aは、他のユーザ110に表示可能であり且つ選択可能であり得る。
【0049】
ユーザ110bが「交際中」として登録する場合、マッチングツール105は、ユーザ110bがツールとやりとりする間に行い得るアクティビティを、デートする人の友達によって行われ得るアクティビティのみに限定し得る。例えば、特定の実施形態では、友達110bは、自身のためにプロフィール推奨を受信しないか又は自身と任意の他のユーザ110とマッチングしない(例えば、友達110bに属するプロフィール130bは、デートする人110a及び110cのための相手を生成することを試みる他のユーザ110によって選択できない場合がある)。その代わり、友達110bは、友達110bに許可150bを与えたデートする人110aに代わって行動し得る。例えば、デートする人110aは、(1)デートする人110aと他のユーザ110とをマッチングする試みでプロフィール130を選択すること、(2)デートする人110aにプロフィール130を提案すること、(3)デートする人110aに割り当てられたプロフィール130aを編集すること、(4)デートする人110aにプロフィール130aの編集を提案すること、(5)デートする人110aのために生成されたマッチング相手とデートする人110aに代わってやりとりすること、(6)デートする人110aのために生成されたマッチング相手とデートする人110aの友達110bとしてやりとりすること、(7)マッチングツール105aとやりとりする間のデートする人110aの挙動を見ること及び/又は(8)デートする人110aが友達110bに許可し得る他の任意の適切な許可を含む許可150bを友達110bに与え得る。
【0050】
本開示は、独身のユーザ110cが、友達110dに対して、任意の適切な方法で自身に代わって行動する許可を与える場合を見込む。一例として、特定の実施形態では、マッチングツール105によって生成されるオンラインデート体験に参加するよう友達110dに招待すること(例えば、マッチングツール105を介してつながり、ユーザ110cの友達の1人として列挙されるように友達110dに招待すること)に応答して、独身のユーザ110cは、友達110dに対して、自身の代わりに行動する許可150dを与え得る。本開示は、許可150が友達固有のものであり得る場合を見込む。例えば、デートする人110cは、デートする人110cと他のユーザ110とをマッチングする試みでプロフィール130を選択する許可を含み得る許可150dを第1の友達110dに与え得る一方で、デートする人110cは、デートする人110cと他のユーザ110とをマッチングする試みでプロフィール130を選択することはできないが、デートする人110cにプロフィール130を提案することはできる許可を含み得る許可150eを第2の友達110eに与え得る。
【0051】
別の例として、特定の実施形態では、独身のユーザ110cは、ユーザ110cに属するチーム及び/又は友達グループに参加するよう友達110dを招待することにより、自身に代わって行動する許可を友達110dに与え得る。例えば、特定の実施形態では、マッチングツール105を介してユーザ110cとつながり、ユーザ110cに属する友達リスト内の友達として掲載されるために友達110dを招待することに加えて又は代えて、ユーザ110cは、ユーザ110cに属するチーム及び/又はグループに参加するよう友達110dを招待し得る。特定の実施形態では、マッチングツール105を介してユーザ110cとつながるようユーザ110cが友達110dを招待することに応答して、マッチングツール105は、ユーザ110cに属するチーム/グループに友達110dを自動的に割り当て得る。特定の実施形態では、ユーザ110cのチーム及び/又はグループに参加することは、ユーザ110cに代わって行動する許可150dを、友達110dに自動的に与え得る。例えば、特定の実施形態では、ユーザ110cのチーム/グループのメンバーシップは、ユーザ110cと潜在的に相性が良いデートする人110に属するプロフィール130の推奨を友達110dが受信し、推奨されたプロフィールの中から選択することを許可し得る。一部の実施形態では、ユーザ110cのチーム/グループのメンバーシップは、ユーザ110cによって友達110dに与えられた追加の許可150dに従って、友達110dが行動することを許可し得る。例えば、上述したように、デートする人110cは、(1)デートする人110cと他のユーザ110とをマッチングする試みでプロフィール130を選択すること、(2)デートする人110cにプロフィール130を提案すること、(3)デートする人110cに割り当てられたプロフィール130cを編集すること、(3)デートする人110cのために生成されたマッチング相手とやりとりすること、(4)マッチングツール105aとやりとりする間のデートする人110cの挙動を見ること及び/又は(5)デートする人110cが友達110dに許可し得る他の任意の適切な許可を含む許可150dを友達110dに与え得る。特定の実施形態では、許可150は、ユーザのチーム及び/又はグループのメンバー全員に同じ許可150が与えられ得るように、グループ固有なものであり得る。例えば、独身のユーザ110cは、第1の友達110d及び第2の友達110eの両方に、自身のチーム及び/又はグループに参加するように招待することに応答して、第1の友達110dに、第2の友達110eに与えられる許可150eと同じである許可150dを第1の友達110dに与え得る。一部の実施形態では、独身のユーザ110cは複数のチーム及び/又はグループを作成し、各チーム及び/又はグループに異なる許可150のセットを割り当て得る。例えば、独身のユーザ110cは第1の友達110dを第1のグループに割り当て、第2の友達110eを第2のグループに割り当て得る。次いで、独身のユーザ110cは、第1のグループに許可150dを割り当て、第2のグループに許可150eを割り当ててもよく、許可150dと許可150eとは互いに異なり得る。
【0052】
本開示は、デートする人110a及び110cが、自身の友達リスト、チーム及び/又はグループに、任意の適切な方法で、友達110b、110d及び/又は110eを追加する場合を見込む。例えば、特定の実施形態では、ユーザ110bが、デートする人110aからマッチングツール105に登録するための招待を受信し、承諾することに応答して、ツールは、ユーザ110bをデートする人110aの友達リスト及び/又はチーム/グループに自動的に追加し得る。同様に、デートする人110aが、友達110bからマッチングツール105に登録するための招待を受信し、承諾することに応答して、ツールは、デートする人110aの友達リスト及び/又はチーム/グループに友達110bを自動的に追加し得る。
【0053】
別の例として、特定の実施形態では、デートする人110aは、既存のユーザ110bを自身の友達リスト、チーム及び/又はグループに追加してもよく、既存のユーザ110bは、マッチングツール105に既に登録されているものとしてマッチングツール105により識別される。例えば、デートする人110aが、デートする人110aの装置115aに記憶された連絡先にアクセスする許可をマッチングツール105に与えることに応答して、マッチングツール105は、装置115aに記憶された連絡先のうちで、マッチングツール105に既に登録されているものを識別し得る。同様に、デートする人110aが、装置115aにインストールされたアプリケーションに記憶されている友達リストにアクセスする許可をマッチングツール105の許可を与えることに応答して、マッチングツール105は、友達リストに掲載されている友達のうちのマッチングツール105に既に登録されているものを識別し得る。マッチングツール105は、任意の好適な方法でこれらの知り合い/友達を識別し得る。例えば、マッチングツール105は、連絡先に掲載されている電話番号が登録ユーザ110によって提供された電話番号と同じであると判定することにより、装置115aに記憶された連絡先をマッチングツール105に既に登録されていると識別し得る。マッチングツール105は、デートする人110aの友達リスト、チーム及び/又はグループの現在のメンバーシップに基づいて、デートする人110aの潜在的な友達110も識別し得る。具体的な例として、マッチングツール105は、デートする人110aの友達リスト及び/又はチーム/グループの複数のメンバーは、デートする人110cの友達リスト及び/又はチーム/グループのメンバーでもあると判定し得る。この情報に基づいて、マッチングツール105は、デートする人110cはデートする人110aの友達又は知人である可能性が高いと判断し得る。したがって、マッチングツール105は、デートする人110aに、デートする人110cを友達リスト及び/又はチーム/グループに追加することを提案し得る。別の例として、特定の実施形態では、デートする人110aは、マッチングツール105に登録されているユーザ110のリストを検索し、自身が認識する及び/又は自身の友達リスト及び/又はチーム/グループに追加することを望むユーザ110を招待することにより、既存のユーザ110bを自身の友達リスト及び/又はチーム/グループに追加し得る。さらなる例として、特定の実施形態では、デートする人110aは、デートする人110aが属し得る他のチーム/グループのメンバーリスト(例えば、デートする人110aが別のデートする人の友達の役割を果しているチーム/グループ)を見ることにより及び/又はデートする人110aの友達リストに属するユーザの友達リストを見ることにより(例えば、デートする人110aの友達の友達を見ることにより)、既存のユーザ110bを自身のチーム/グループに追加し得る。
【0054】
本開示は、所与のデートする人110aが、自身のために任意の数のチーム及び/又はグループを形成し得る場合を見込む。例えば、デートする人110aは、自身の高校の友達を第1のチーム/グループに入れ、自身の大学友達を第2のチーム/グループに入れ得る。同様に、所与の友達110bは任意の数のチーム/グループに入れられ得る及び/又は任意の数のデートする人110代わって行動する許可が与えられ得る。例えば、デートする人110a及びデートする人110cの双方は、友達110bをそれぞれのチーム/グループに入れ得る及び/又はそれらの代わりに行動する許可を友達110bに与え得る。次いで、友達110bは、マッチングツール105とやりとりする場合に、デートする人110aのために行動するか又はデートする人110cのために行動するかのいずれかを選択し得る。本開示は、ユーザ110bがデートする人110a及びデートする人110cの双方の友達であることに加えて、自身がデートする人でもある場合を見込む。したがって、ユーザ110bは、マッチングツール105とやりとりする場合に、デートする人110a、デートする人110c又は自身のいずれかに代わって行動することを選択し得る。独身オンラインデートセッションの間に、ユーザ110bは、デートする人110a、デートする人110c及び自身に代わって行動することの間で切り替え得る。デートする人110a、デートする人110c又はユーザ110b自身に代わって行動することの間での切り替えは、マッチングツール105によって装置115b上の表示されるドロップダウンメニューから、デートする人110a、デートする人110c及びユーザ110bのうちの1人を単に選択することで構成され得る。
【0055】
ユーザ110がマッチングツール105に「独身」又は「交際中」のいずれかとして登録した後に、マッチングツール105は、ユーザ110から個人情報を求める要求185をユーザ110に送信し得る。図2Bは、マッチングツール105のプロフィール生成器160が、ユーザ110から個人情報を要求し、ユーザ110から個人情報を受信し、この個人情報を用いてプロフィール130を生成するプロセスを示す。
【0056】
デートする人110aがマッチングツール105に「独身」として登録したい旨を示す表示220をデートする人110aから受信することに応答して、プロフィール生成器160は、デートする人110aからの個人情報を求めて、デートする人110aに要求225を送信し得る。本開示は、要求225が、デートする人110aのためのプロフィール130aを生成し及び/又はマッチングツール105によって生成されるオンラインデートシステムでデートする人110aを識別するのに好適なデートする人110aからの任意の個人情報を求める場合を見込む。例えば、要求225によって求められる個人情報は、デートする人110aの(1)名前、(2)誕生日、(3)性別、(4)身長、(5)政治的見解、(6)身体活動レベル、(7)宗教、(8)職業及び/又は(9)星座を含み得る。要求225により求められる個人情報は、デートする人110aに子供又はペットがいるかどうか、デートする人110aは喫煙又は飲酒するかどうか及び/又はデートする人110aを識別するのに及び/又はデートする人110aと他のデートする人110とのマッチングを促進するのに好適な任意の他の個人情報も含み得る。特定の実施形態では、要求225は、デートする人110aの1枚以上の写真も求め得る。一部の実施形態では、要求225は、デートする人110aに、自身の1つ以上の自由形式の説明を提供することにより、自己紹介するよう追加で求め得る。例えば、要求225は(1)テキストのみ、(2)絵文字のみ、(3)GIFのみ及び/又は(4)テキスト、絵文字及び/又はGIFの任意の組み合わせを用いることにより、自己紹介するようにデートする人110aに求め得る。要求225の受信に応答して、デートする人110aは、プロフィール生成器160によって用いるために、個人情報230をマッチングツール105に送信し得る。
【0057】
特定の実施形態では、プロフィール生成器160は、デートする人110aが潜在的な相手の何を探しているかを発見するために、要求225を用いり得る。例えば、要求225は、デートする人110aに、潜在的な相手の性別及び年齢範囲についての自身の好みを特定するように要求し得る。別の例として、要求225は、デートする人110aに、デートする人110aが好む、潜在的な相手が位置する距離を特定するよう求め得る。さらなる例として、要求225は、相手を探す上で特定の要因がどの程度重要かを示すようデートする人110aに求め得る。そのような要求225を受信したことに応答して、デートする人110aは、そのような要因に置かれる相対的な重要性を示す情報230を提供し得る。例えば、情報230は、デートする人110aが潜在的な相手の宗教に高い重要性を置き、潜在的な相手の政治的見解に低い重要性を置くことを示し得る。
【0058】
図2Bに示すように、デートする人110aから情報230を受信することに応答して、プロフィール生成器は情報230を用いて、デートする人110aに割り当てられるプロフィール130aを生成し得る。例えば、プロフィール生成器160は、プロフィール130a内の情報のために、デートする人110aによって各要求225に対して提供された応答を記憶し得る。プロフィール生成器160は、デートする人110aの友達リスト及び/又はデートする人110aのチーム/グループに加えて、デートする人110aがプロフィール130aにおいて属す任意のチーム/グループのメンバーの1つ以上のリストを記憶し得る。例えば、特定の実施形態では、プロフィール130aは、友達110bがデートする人110aのチーム/グループに属し、デートする人110aはデートする人110cのチーム/グループのメンバーであることを示し得る。別の例として、特定の実施形態では、プロフィール130aは、友達110bがデートする人110aの友達であることを示し得る。
【0059】
特定の実施形態では、プロフィール生成器160は、「独身」として登録したユーザ110aと同じ種類のプロフィール130をマッチングツール105に「交際中」として登録したユーザ110bのために生成し得る。例えば、特定の実施形態では、友達110bがマッチングツール105に「交際中」として登録したいと望むことを示す、友達110bからの表示235を受信することに応答して、プロフィール生成器160は、デートする人110aから求められる要求225として、友達110bから同じ種類の個人情報を求める要求240を友達110bに送信し得る。他方で、一部の実施形態では、プロフィール生成器160は、マッチングツール105に「交際中」として登録したユーザ110bのために、マッチングツール105に「独身」として登録したユーザ110aと比較して詳細ではないプロフィール130を生成し得る。例えば、「交際中」として登録することを友達110bが望む旨の表示235を友達110bから受信したことに応答して、プロフィール生成器160は、友達110bから基本的な個人情報を求めて、要求240を友達110bに送信し得る。例えば、要求240は、友達110bに自身の(1)名前、(2)誕生日、(3)地理的場所、(4)電話番号及び/又は(5)他のユーザ110に対して友達110bを識別するのに好適な他の個人情報を求め得る。プロフィール生成器160は、友達110bと比較して、デートする人110aからより詳細な個人情報を求め得る。何故なら、マッチングツール105は、デートする人110aのプロフィール130aに含まれる情報に少なくとも部分的に基づいて、デートする人110aのために、他の潜在的に相性のよいデートする人110の推奨を生成するように構成され得るからである。他方、友達110bのプロフィール130bに含まれる情報は、デートする人110aが、マッチングツール105によって生成されるオンラインデート体験外で知っている個人であって、デートする人110aが自身の友達リスト及び/又はチーム/グループに参加してもらいたいと思う個人として、デートする人110aが友達110bを識別するのを助けるために単に用いられ得る。
【0060】
特定の実施形態では、プロフィール生成器160は、デートする人110aに代わって友達110bによって行われるアクティビティに応答して、友達110bに属するプロフィール130bに情報を追加し得る。例えば、プロフィール生成器160は、(1)友達110bがデートする人110aに代わってプロフィールを選択した回数、(2)友達110bの選択の結果としてデートする人110aのために生成された相手の数、(3)友達110bがデートする人110aのためにプロフィールを選択する頻度(例えば、1日当たりの選択回数)、(4)プロフィールを選択する際に友達110bがどれだけ選り好みするか(例えば、友達110bが本人に提示されるプロフィール130のうちの小さな部分のみを選択する場合には高選択性要因が、友達110bが本人に提示されるプロフィール130のうちの大きい部分を選択する場合には低選択性要因が友達1330に割り当てられ得る)、(5)友達110bによってなされた選択に基づいて、デートする人110aが経験したポジティブなやりとりの数(マッチングツール105によってキャプチャされるデータに基づいて自動的に決定され得るか又はデートする人110aによって手動で入力され得る)及び/又は(6)マッチングツール105とのやりとりの間の友達110bのアクティビティに関する任意の他の情報を示すために、プロフィール130bに情報を追加し得る。例えば、プロフィール生成器160は、友達110bによって得られた成果を示すために、プロフィール130bにバッジを追加し得る。例えば、プロフィール生成器160は、友達110bがデートする人110aのために生成した相手の数が所与の閾値を超えたことを示すために「スーパーセッターアッパー(super-setter-upper)」バッジをプロフィール130bに追加し得る。
【0061】
プロフィール生成器160は、メモリ140に記憶され、プロセッサ135によって実行されるソフトウェアモジュールであり得る。プロフィール生成器160の例示のアルゴリズムは次のようなものである。(1)デートする人110aはマッチングツール105に「独身」として登録しようとする旨の表示220を受信し、(2)デートする人110aからの詳細な個人情報を求める要求225をデートする人110aに送信し、(3)デートする人110aから詳細な個人情報230を受信し、(4)デートする人110aから詳細な個人情報230を受信することに応答して、詳細な個人情報230に基づいてプロフィール130aを生成し、(5)データベース125にプロフィール130aを記憶し、(6)友達110bがマッチングツール105に「交際中」として登録しようとする旨の表示235を受信し、(7)友達110bから基本的な個人情報を求める要求240を友達110bに送信し、(8)友達110bから基本的な個人情報245を受信し、(9)友達110bから基本的な個人情報245を受信することに応答して、基本的な個人情報245に基づいて130bを生成し、(10)データベース125にプロフィール130bを記憶する。上記の例は、プロフィール生成器160のための1つの可能なアルゴリズムを提示するが、本開示は、プロフィール生成器160が、ユーザ110から情報を受信し、そのような情報に基づいてプロフィール130を生成するように動作可能な任意のアルゴリズムを用いり得る場合を見込む。例えば、プロフィール生成器160によって用いられるアルゴリズムは、上記で提示した例示のアルゴリズムに対する修正、追加又は省略を含み得る。さらに、プロフィール生成器160によって用いられるアルゴリズムは、上記で提示した例示のアルゴリズムに比べて、より多くの、より少ない又は他のステップを含んでもよく、これらのステップは並行して又は任意の好適な順序で行われ得る。
【0062】
図2Bには、デートする人110aがプロフィール生成器160とやりとりして、自身のためにプロフィール130aを生成し、友達110bが同様にプロフィール生成器160aをやりとりして自身のためにプロフィール130bを生成するものとして示しているが、特定の実施形態では、友達110bがプロフィール生成器160とやりとりして、デートする人110aのためにプロフィール130aを生成できるようにしてもよい。例えば、特定の実施形態では、デートする人110aは、自身のプロフィール130aを編集及び/又は完成させる許可を友達110bに与え得る。一部の実施形態では、デートする人110aは、デートする人110aのプロフィール130aに対する追記を提案する許可を友達110bに与え得る。次いで、デートする人110aは、提案された追記を受け入れるかどうかを選択し得る。別の例として、マッチングツール105に「交際中」として登録した後に、友達110bは、マッチングツール105にまだ登録していない自身の友達の1人以上のためにプロフィール130を生成することが許可され得る。このように、友達110bは、独身の友達がマッチングツール105とやりとりする前に、自身の独身の友達のために推奨を受け取り、潜在的な相手を選択することができ得る。これは、友達110bがシステムに登録した時点で、自身の独身の友達がだれも登録プロセスを完了していなくても、友達110bがオンラインデート体験に参加することを可能にするため望ましい場合がある。友達110bがプロフィールを生成する独身の友達が、自身がサインアップする前に、システムにおいて1人以上のデートする人110a及び/又は110cと既にマッチングしていることを知っていれば、マッチングツール105に登録したいと思うようになり得ることからもこれは望ましい場合がある。
【0063】
特定の実施形態では、プライバシーの理由から、友達110bは、友達110b及び/又はマッチングツール105が最初に独身の友達の許可を得た場合、マッチングツール105にまだ登録していない自身の独身の友達のうちの1人のためにプロフィール130を生成することしかマッチングツール105によって許可されない場合がある。例えば、特定の実施形態では、友達110bが自身の独身の友達のためにプロフィール130aを生成することに応答して、マッチングツール105は、独身の友達がプロフィールを承認することを要求するメッセージ(例えば、電子メール又はSMSメッセージ)を独身の友達に送信し得る。独身の友達がプロフィール130aの承認を拒否する場合、プロフィールは、マッチングツール105のユーザ110によって見ることができないか、サーチすることができないか又は選択することができない。
【0064】
特定の実施形態では、友達110bは、マッチングツール105とやりとりする前に、マッチングツール105に登録することを要求されないか又はマッチングツール105に任意のプロフィール情報を提供しなくてもよい。例えば、特定の実施形態では、デートする人110aは、電子メール及び/又はSMSメッセージに埋め込まれたリッチメディアコンポーネントを介して、マッチングツール105によって生成されたオンラインデートシステムへのアクセスを友達110bに提供することにより、デートする人110aに代わってプロフィール130を選択することを友達110bに許可し得る。このリッチメディアコンポーネントは、友達110bにマッチングツール105へのアクセスの1回提供し、そこで、友達110bは、デートする人110aとして、ツールへのアクセスを許可される(例えば、マッチングツール105は、友達110bによって行われた動作をデートする人110aに帰属させ得る)。友達110bが、マッチングツール105に登録することなく又はマッチングツール105に何らプロフィール情報を提供することなく、デートする人110aのオンラインマッチング体験に参加できるようにすることは、交際中であり、不品行を恐れてオンラインデートツールをダウンロードすること及び/又は登録することを望まない個人にとって望ましい場合がある。
【0065】
特定の実施形態では、マッチングツール105は、ユーザ110が1つ以上のソーシャルメディアネットワーク上でプロフィール情報を共有することを可能にし得る。一例として、マッチングツール105は、デートする人110aがソーシャルメディアネットワーク上で自身のプロフィール画像を共有することを可能にし得る。デートする人110aは、ソーシャルメディアネットワークでの自身のつながりからフィードバックを得るために及び/又はソーシャルメディアネットワークでの自身のつながりにマッチングツール105に加入して、デートする人110aの友達リスト及び/又はチーム/グループのメンバーになるように、ソーシャルメディアネットワークで自身のプロフィール写真を共有することを望み得る。別の例として、マッチングツール105は、デートする人110aの友達110bが、デートする人110aに属するプロフィール情報を1つ以上のソーシャルメディアネットワークで共有することを可能にし得る。例えば、友達110bは、ソーシャルメディアネットワーク上でデートする人110aに属するプロフィール写真を共有し、デートする人110aが出会いを求めていることを広告し、デートする人110aがマッチングすることを試みて、ソーシャルメディアネットワークのメンバーがマッチングツール105に加入することを勧め得る。特定の実施形態では、友達110bは、デートする人110aが友達110bにそうする許可を与えている場合にのみ、ソーシャルメディアネットワーク上でデートする人110aに属するプロフィール情報を共有することを許可されてもよい(例えば、デートする人110aは、友達110bがデートする人110aのプロフィール情報を共有できるように許可150bを設定している)。
【0066】
特定の実施形態では、マッチングツール105は、ユーザ110が自身のプロフィール130及び/又はそれらの友達のプロフィール130へのリンクを公開及び/又は共有できるようにし得る。例えば、マッチングツール105は、デートする人110aが、1つ以上のソーシャルネットワーク、ウェブサイト、電子メール、SMSメッセージ又は任意の他の好適な方法で、自身のプロフィール130aへのリンクを公開及び/又は共有できるようにし得る。別の例として、マッチングツール105は、デートする人110aの友達110bが、1つ以上のソーシャルネットワーク、ウェブサイト、電子メール、SMSメッセージ又は任意の他の好適な方法で、デートする人110aのプロフィールへのリンクを公開及び/又は共有できるようにし得る。
【0067】
特定の実施形態では、マッチングツール105は、ユーザ110に購読料を課金し得る。この購読料は、マッチングツール105に「独身」として登録し、システム内でデートする人となるユーザに限定され得るか又はマッチングツール105に「独身」として登録したユーザ及び「交際中」として登録したユーザの双方に課金され得る。
【0068】
特定の実施形態では、マッチングツール105は、デートする人の友達リスト及び/又はチーム/グループのメンバーのうちの1人以上が、自身の購読料を支払うことができるようにし得る。一例として、特定の実施形態では、デートする人のプロフィール130にインタラクティブな選択肢が存在し、デートする人の購読料のコストの全部又は一部を支払うようデートする人の友達に促し得る。例えば、この選択肢は、ある一定の期間(例えば、2ヶ月)にわたって、デートする人の購読料を友達が支払うことを認め得るか又は友達がデートする人の定期購読料の一部(例えば、購読料の総額のうちの5ドル)を支払うことを認め得る。特定の実施形態では、マッチングツール105にデートする人の購読料コストの全て又は一部を友達が支払う選択肢は、全てのデートする人のプロフィール130の全てに存在し得る。他の実施形態では、デートする人110は、該選択肢を自身のプロフィール130に追加することを選択し得る。一部の実施形態では、マッチングツール105は、デートする人110が自身のプロフィール130にパーソナル化されたメッセージを追加すること及び/又は自身のチーム/グループのメンバーに寄付を求めるメッセージを送信することにより、自身の友達からの購読料の寄付をお願いできるようにし得る。特定の実施形態では、デートする人110が自身の購読料の支払いが1回以上できなかった場合、マッチングツール105は、失効した支払いをデートする人110の友達に求め得る。例えば、マッチングツール105は、デートする人110の友達に、「デートする人110が愛を見つけるのを続けられるようカンパして助ける」ことを友達に求めるメッセージ又はデートする人110の友達からの金銭的な寄付を求める任意の他の好適な要求を送信し得る。
【0069】
特定の実施形態では、購読料の支払いに加えて、マッチングツール105は、デートする人110及び/又はデートする人110の友達が、任意の数のアラカルト機能について支払うことができるようにし得る。例えば、ユーザ110は、自身のプロフィール130又は自身の友達のうちの1人に属するプロフィール130の可視性を高めるために「パワーアップ」を購入し得る。別の例として、デフォルトでは、ユーザ110aのつながり(例えば、友達及び/又はチーム/グループのメンバーのリスト)は、料金の支払いなしでは、ユーザ110aとのつながりがない別のユーザ110dには見えない場合がある。ユーザ110dは、ユーザ110aとマッチングすることを試みるか又はユーザ110dの友達のうちの1人の代わりにユーザ110aを選択するかどうか判断する場合に、ユーザがユーザ110aを評価するのを助けるためユーザ110aのつながりを見るためにそのような料金を支払うことを希望し得る。
【0070】
図2Bは、プロフィール生成器160がデートする人110a及び友達110bのためにプロフィール130を生成することを示すが、本開示は、プロフィール生成器160が任意の数のユーザ110のためにプロフィール130を生成することができる場合を見込む。さらに、本開示は、本発明の範囲から逸脱することなく、プロフィール生成器160に修正、追加又は省略が行われ得る場合を見込む。例えば、本開示は、プロフィール生成器160によって行われるとして上述した動作の一部又は全ては、マッチングツール105の他のコンポーネントによって行われ得る場合を見込む。そのようなコンポーネントは、一体化されていいてもいいし、分離されてもよい。さらに、動作は、ソフトウェア、ハードウェア及び/又は他のロジックを含む任意の好適なロジックを用いて行われ得る。
【0071】
特定の実施形態では、デートする人110aがマッチングツール105に一度登録すると、推奨エンジン165は、デートする人110aのために他の潜在的に相性の良いデートする人110の推奨を生成し得る。図3A図3Cは、プロフィール130の推奨を送信し、デートする人110a及び/又はデートする人110aの1人以上の友達110b及び110fからのプロフィールの選択を受信することに応答したマッチングツール105の推奨エンジン165の挙動の例を示す。図3Aは、デートする人110aのためのプロフィール推奨310をデートする人110aに提示する場合の推奨エンジン165の挙動を示し、図3B及び図3Cは、デートする人110aのためのプロフィール推奨310をデートする人110aの友達に提示する場合の推奨エンジン165の挙動の例を示す。
【0072】
図示のように、図3A図3Cは、推奨アルゴリズム145が、デートする人110aのための第1の一連のプロフィール推奨310を生成するように構成された所与の時点で起こり得るシナリオを表す。図3Aに示すシナリオは、第1の一連のプロフィール推奨310を送信することに応答して、推奨エンジン165は、デートする人110aの友達110b及び/又は110fからの任意の選択315b及び/又は315cを受信する前に、デートする人110aから選択315aを受信した場合に起こり得る。図3Bに示すシナリオは、第1の一連のプロフィール推奨310を送信することに応答して、推奨エンジン165が、デートする人110aからの任意の選択315a又は第2の友達110fからの任意の選択315cを受信する前に、第1の友達110bから選択315bを受信した場合に起こり得る。図3Cに示すシナリオは、第1の一連のプロフィール推奨310を送信することに応答して、推奨エンジン165が、デートする人110aからの任意の選択315aを受信する前に、第1の友達110bから選択315bを、第2の友達110fから選択351cを受信する場合に起こり得る。
【0073】
上述したように、図3Aは、デートする人110aと潜在的に相性の良い他のデートする人110に属するプロフィール130の推奨を求めるデートする人110aからの要求305aの受信に応答する推奨エンジン165の例示の動作を示す。図3Aに示すように、推奨エンジン165は、要求305aの受信に応答して、推奨アルゴリズム145を用いて、デートする人110aのために一連のプロフィール推奨を生成する。例えば、推奨エンジン165は、第1の一連のプロフィール推奨310を生成し得る。第1の一連のプロフィール推奨310は、推奨エンジン165がデートする人110aと潜在的に相性が良いと判断したデートする人110に属する任意の数のプロフィール130を含み得る。例えば、特定の実施形態では、第1の一連のプロフィール推奨310は、デートする人110g、110h、110i、110j及び110kにそれぞれ属し、各デートする人とデートする人110aとの間の予測される相性の良さに従って順序付けられた、デートする人プロフィールの順序集合{130g、130h、130i、130j、130k}を含み得る(例えば、プロフィール130gがプロフィール130hよりも先に一連のプロフィール310に現れるということは、デートする人110aはデートする人110hよりもデートする人110gと相性が良い可能性が高いことを示し得る)。
【0074】
第1の一連のプロフィール推奨310の受信に応答して、デートする人110aは、デートする人110aがマッチングすることを望むデートする人110に属するプロフィール130を特定した、第1の一連のプロフィール推奨310からの1つ以上の選択315aを送信し得る。例えば、プロフィール130g、130h、130i、130j及び130kを見た後に、デートする人110aは、プロフィール130hに含まれる情報に好適に反応し、それ故デートする人110hとマッチングする及び/又はやりとりすることを希望し得る。したがって、デートする人110aは、マッチングツール105にプロフィール130hの選択315aを送信し得る。本開示は、デートする人110aが任意の適切な方法で選択315aをマッチングツール105に送信する場合を見込む。例えば、特定の実施形態では、デートする人110aは、デートする人110aに属する装置115aのディスプレイ上にマッチングツール105によって表示されるボタンとやりとりすることにより、選択315aをマッチングツール105に送信し得る。別の例として、特定の実施形態では、デートする人110aは、装置115aのディスプレイ上でジェスチャリングすることにより、選択315aをマッチングツール105に送信し得る。
【0075】
選択315aの受信に応答して、推奨アルゴリズム145は、推奨エンジン165がデートする人110aに将来送信し得るプロフィール推奨を更新するために選択315aを用いるように構成され得る。例えば、選択315aの受信に応答して、推奨アルゴリズム145は、第2の一連のプロフィール推奨320aをデートする人110aに送信するように構成されてもよく、第2の一連のプロフィール推奨320aは、第1の一連のプロフィール推奨310とは異なる。一例として、特定の実施形態では、第2の一連のプロフィール推奨320aは、選択315aを介してデートする人110aによって選択されたプロフィール130を含まない。別の例として、特定の実施形態では、第2の一連のプロフィール推奨320aは、デートする人110aが否定的な好みを示し得る第1の一連のプロフィール推奨310からのプロフィール130を含まない。さらなる例として、特定の実施形態では、第2の一連のプロフィール推奨320aは、第1の一連のプロフィール推奨310で提示されなかった新たなプロフィール130を含み得る。第2の一連のプロフィール推奨事320aは、第1の一連のプロフィール推奨310で前に提示されたプロフィール130の並び替えも含み得る。本開示は、第1の一連のプロフィール推奨310と第2の一連のプロフィール推奨320aとの相違点は、デートする人110aによってなされた選択315aの結果として生じ得る場合を見込む。
【0076】
本開示は、推奨アルゴリズム145が、デートする人110aと潜在的に相性が良い他のデートする人110に属するプロフィール130の推奨を生成するように構成された任意のアルゴリズムであり得る場合を見込む。一例として、特定の実施形態では、推奨アルゴリズム145は、デートする人110aに属するプロフィール130aの特徴と、他のデートする人110に属するプロフィール130の特徴との間の比較に少なくとも部分的に基づいて、プロフィール推奨310及び320aを生成するように構成され得る。例えば、推奨アルゴリズム145は、デートする人110aによって提供されるプロフィール情報230とデートする人110gによって提供されるプロフィール情報との間の類似性が高いことに少なくとも部分的に基づいて、デートする人110aとデートする人110gは相性が良い可能性が高いと判定するように構成され得る。そのようなプロフィール情報は、例えば、デートする人110a及びデートする人110gの双方が、犬を飼っており、ハイキングを楽しむ非喫煙者であることを示し得る。
【0077】
別の例として、推奨アルゴリズム145は、デートする人110aによってなされた以前の選択315aに少なくとも部分的に基づいて、プロフィール推奨320aを生成するように構成され得る。例えば、推奨アルゴリズム145は、デートする人110aが潜在的な相手として望ましいと考えるプロフィール特徴を特定するために、以前の選択315aから学習するように構成され得る。具体的な例として、推奨アルゴリズム145は、デートする人110aが、デートする人130は伸長が6フィート以上であり、宗教的ではなく、猫が好きであることを示すデートする人130に属するプロフィール130を選択する傾向があると判定し得る。したがって、推奨アルゴリズム145は、デートする人110aと潜在的に相性の良いデートする人110を決定する際に、それらが身長6フィート以上であり、宗教的ではなく、猫が好きであることをプロフィール130を通して同様に示す他のデートする人130に属するプロフィール130に対してより重要性を置き得る。別の例として、推奨アルゴリズム145は、デートする人110aが最も魅力的であると考える他のデートする人110の身体的特質を特定するために、デートする人110aによって以前に選択されたプロフィールに提供された写真を分析するように構成され得る。例えば、推奨アルゴリズム145は、デートする人110aが、髪の色が黒く、ギターを演奏したデートする人の写真を含むプロフィール130を選択する傾向があると判定し得る。したがって、推奨アルゴリズム145は、デートする人110aと潜在的に相性の良いデートする人110を決定する際に、他のプロフィール130に比べて、髪の色が黒く、ギターを演奏したデートする人の写真を含むプロフィール130により重要性を置き得る。
【0078】
別の例として、推奨アルゴリズム145は、デートする人110aによってなされた以前の選択315aに加えて、他のデートする人110によってなされた以前の選択315aに少なくとも部分的に基づいて、推奨320aを生成するように構成され得る。例えば、推奨アルゴリズム145は、デートする人110aとマッチングの嗜好が同様の他のデートする人110を特定することにより、推奨プロフィール320aを生成するように構成され得る。例えば、推奨アルゴリズム145は、デートする人110aによってなされた選択315aは、異なるデートする人110mによってなされる選択と同様な傾向があると判定し得る。したがって、推奨アルゴリズム145は、デートする人110a及びデートする人110mはプロフィール130において同様の嗜好を有すると判定し得る。したがって、デートする人110aがまだ見えないプロフィール130をデートする人110mが選択した場合、推奨アルゴリズム145は、デートする人110aもそのプロフィールを選択する高い確率があるという仮定の下で、そのようなプロフィールをデートする人110aに提示し得る。
【0079】
さらなる例として、推奨アルゴリズム145は、デートする人110aに属するプロフィール130aの、他のデートする人110に属する他のプロフィール130の人気と比べた相対的な人気に少なくとも部分的に基づいて、プロフィール推奨320aを生成するように構成され得る。例えば、推奨アルゴリズム145は、それらのプロフィール130が他のユーザによって選択された回数に基づいてユーザ110をグループ化し得る。係る回数は相対的な魅力度スコアに対応し得る(例えば、選択された回数が多いプロフィール130は、選択された回数が少ないプロフィール130よりも高い魅力度スコアが割り当てられ得る)。次いで、推奨アルゴリズム145は、人は魅力度が同様の人をマッチングする可能性が高いとの仮定の下で、デートする人110aに属するプロフィール110aと同じ魅力度のグループに属するプロフィール130をデートする人110aに勧めることにより、プロフィール推奨310及び320aを生成し得る。
【0080】
推奨エンジン165は、推奨310をデートする人110aだけでなく、デートする人110aの友達にも、そこから選択するために送信するように構成され得る。図3Bは、デートする人110aのためのプロフィール推奨310を、デートする人110aの友達110bに提示する場合の推奨エンジン165の挙動の例を示す。
【0081】
図3Bに示すように、デートする人110aと潜在的に相性の良い他のデートする人110に属するプロフィール130の推奨を要求する要求305bを第1の友達110bから受信することに応答して、推奨エンジン165は、推奨アルゴリズム145を用いて、第1の一連のプロフィール推奨310を生成する。本開示は、推奨エンジン165がデートする人110aに送信するのと同様に、推奨エンジン165が同じ第1の一連のプロフィール推奨310を友達110bに送信し得る場合を見込む。上述したように、第1の一連のプロフィール推奨310は、それぞれデートする人110g、110h、110i、110j、110kに属し、各デートする人とデートする人110aとの間の予測される相性に従って順序付けられた、デートする人のプロフィールの順序集合{130g、130h、130i、130j、130k}を含み得る。(例えば、推奨エンジン165は、推奨アルゴリズム145がデートする人aとの相性の良さが劣ると判定した他のデートする人110の推奨を提示する前に、推奨アルゴリズム145がデートする人110aとの相性が良い可能性が最も高いと判断したデートする人110の推奨を友達110bに提示し得る)。
【0082】
第1の一連のプロフィール推奨310の受信に応答して、第1の友達110bは、デートする人110aにマッチングしてほしい相手とであると考えるデートする人110に属するプロフィール130を特定した、第1の一連のプロフィール推奨310からの1つ以上の選択315bを送信し得る。例えば、プロフィール130g、130h、130i、130j及び130kを見た後に、第1の友達110bは、デートする人110aとデートする人110iは互いに良い相手になると考え得る。したがって、デートする人110aは、プロフィール130iの選択315bをマッチングツール105に送信し得る。
【0083】
友達110bからの選択315bの受信に応答して、推奨アルゴリズム145の挙動は、デートする人110aが友達110bに与えた許可に依存し得る。一例として、許可150bは、デートする人110aが、第1の友達110bに対して、デートする人110aに対する提案としてプロフィール130を選択することはできるが、デートする人110aのための潜在的な相手としてプロフィール130を選択することはできないことを示し得る。したがって、選択315bの受信に応答して、推奨アルゴリズム145は、第1の一連のプロフィール推奨310を並び替えて第3の一連のプロフィール推奨320bを形成し、選択315bに関連するプロフィール130が、第1の一連のプロフィール推奨310における場合よりも、第3の一連のプロフィール推奨320bで先に来るようにする。例えば、第1の友達110bがプロフィール130iの選択315bを推奨エンジン165に送信した場合、推奨アルゴリズム145は、第1の一連のプロフィール推奨310の場合と同じデートする人のプロフィール130(すなわち、プロフィール130g、130h、130i、130j、130k)を含むが、プロフィール130iが最初に来るように並べ替えられている第3の一連のプロフィール推奨320bをデートする人110aに送信し得る(例えば、デートする人110aが、次回、推奨エンジン165にデートする人110aに対してプロフィール推奨を送信することを要求した場合、推奨エンジン165は、デートする人110aに提案されていない他のプロフィール130を提示する前に、友達110bによってデートする人110aに提案されたプロフィール130とデートする人110aに提示し得る)。
【0084】
特定の実施形態では、友達110bから選択315bの受信に応答して、推奨エンジン165は、友達110bがデートする人110aにプロフィール130を提案したことを示す、友達110bにより選択315bとして選ばれたプロフィール130上の表示を含む、第3の一連のプロフィール推奨320bをデートする人110bに送信するように構成され得る。例えば、推奨エンジン165は、「友達110bは、あなた2人は非常にお似合いであると考える」等のコメント又は友達110bがデートする人110aに対してプロフィール130を提案したことを示す同様の表現を推奨プロフィール130上に含めるように構成され得る。複数の友達110bが所与のプロフィール130をデートする人110aに提案した場合、推奨エンジン165は、プロフィールに、プロフィールを推奨した友達の数の表示を含めるように構成されてもよい。
【0085】
一部の実施形態では、許可150bは、デートする人110aの潜在的な相手としてプロフィール130を選択する許可をデートする人110aが第1の友達110bに与したことを示し得る。したがって、選択315bの受信に応答して、推奨エンジン145は、上述した、推奨エンジンが選択315aをデートする人110aから受け取る図3Aのシナリオの場合と同様に、デートする人110aのために生成されたプロフィール推奨を更新するために選択315bを用いるように構成され得る。例えば、選択315bの受信に応答して、推奨アルゴリズム145は、第3の一連のプロフィール推奨320bをデートする人110aに送信するように構成されてもよく、第3の一連のプロフィール推奨320bは、第1の一連のプロフィール推奨310とは異なる。一例として、特定の実施形態では、第3の一連のプロフィール推奨320bは、選択315bを通じて友達110bによって選択されたプロフィール130を含まない。別の例として、特定の実施形態では、第3の一連のプロフィール推奨320bは、第1の一連のプロフィール推奨310からのプロフィール130であって、友達110bが否定的な選好を示したものを含まない。あるいは、一部の実施形態では、第3の一連のプロフィール320bは、デートする人110aに自身でプロフィールを評価する機会を与えるために、第1の一連のプロフィール推奨310からのプロフィール130であって、友達110bが否定的な選好を示したものを継続して含み得る。さらなる例として、特定の実施形態では、第3の一連のプロフィール推奨320bは、第1の一連のプロフィール推奨310には存在しない新たなプロフィール130を含み得る。第3の一連のプロフィール推奨320bは、第1の一連のプロフィール310で先に提示されたプロフィール130の並び替えたものを追加で含み得る。
【0086】
本開示は、第3の一連のプロフィール推奨320bが、第2の一連のプロフィール推奨320aと異なり得る場合を見込む。この差は、友達110bが、デートする人110a自身が提供したであろう選択とは異なる選択315bを推奨エンジンに提供した可能性があるという事実から生じ得る。例えば、上述のように、第1の友達110bはプロフィール130iを選択していたかもしれないのに対して、デートする人110aはプロフィール130hを選択していたかもしれない。しかしながら、第1の友達110bが、デートする人110a自身が選択していたかもしれないのと同じプロフィール130を選択したとしても、特定の実施形態では、第3の一連のプロフィール推奨320bは、依然として第2の一連のプロフィール推奨320aとは異なり得る。この差は、推奨アルゴリズム145が、デートする人110a及び友達110bによってそれぞれなされた選択315a及び315bに対して異なる重みを適用し得るという事実の結果として生じ得る。例えば、マッチングツール105は、デートする人110aによってなされた選択315aに第1の重み155aを割り当て、デートする人110aの代わりに、友達110bによってなされた選択315bに第2の重み155bを割り当て得る。次いで、推奨アルゴリズム145は、デートする人110aのための新たな推奨(例えば、第2の一連のプロフィール推奨320a及び第3の一連のプロフィール推奨320b)を生成する場合に、これらの重み150を用いり得る。例えば、デートする人110aに割り当てられた重み155aが、友達110bに割り当てられた重み155bよりも大幅に大きい場合、デートする人110aによってなされた選択315aは、推奨アルゴリズム145によって生成された結果として得られるプロフィール推奨320aに対して、結果として得られたプロフィール推奨320bに対して選択315bによって及ぼされる影響よりも大きな影響を及ぼし得る。
【0087】
マッチングツール105は、任意の好適な方法で重み155を決定し得る。例えば、特定の実施形態では、マッチングツール105は、良好な交際関係を築くためには、デートする人が最終的に相手を承認しなければならないとすれば、友達110b、110d、110e及び110fに比べて、デートする人110a及び110cにより高い重み155a及び155cを割り当て得る。別の例として、特定の実施形態では、マッチングツール105は、ユーザ110の相対的な選択性に基づいて重み155を割り当て得る。例えば、マッチングツール105は、自身に提示されたプロフィール130の大半を選択するユーザに低い重み155を割り当て、自身に提示されたプロフィール130の一部のみを選択するユーザに高い重み155を割り当て得る。別の例として、特定の実施形態では、マッチングツール105は、所与のデートする人110aのために相手を生成する際のユーザ110の成功に基づいて、重み155を割り当て得る。例えば、マッチングツール105は、デートする人110aから受信した選択315aよりも、その選択315bが(図4A図4Cの説明で後述するように)マッチングをもたらす傾向がある友達110bに高い重み155bが割り当て得る。さらなる例として、特定の実施形態では、所与のデートする人110aのために相手を生成する際のユーザ110の成功だけでなく、デートする人110aのための良好な相手を生成する際のユーザ110の成功に基づいて、マッチングツール105は重み155を割り当て得る。例えば、特定の実施形態では、マッチングツール105は、デートする人110aが自身の相手を見つけたかどうかを判定し、デートする人110a及び/又はその相手からのフィードバックを要求して、マッチングが成功したかどうか判定するように構成され得る。特定の例として、マッチングツール105は、デートする人110aとデートする人110cとの会話をモニタリングすることにより、デートする人110aとデートする人110cとは直に会った可能性が高いと判定し得る。例えば、会話は、ユーザが互いに会うことを計画していることを示す、デートする人110aとデートする人110cとが電話番号を交換したことを及び/又は特定のキーワード及び/又は表現を交わしたことを示し得る。デートする人110aとデートする人110cとが直に会った可能性が高いとの判定に応答して、マッチングツール105は、デートする人110a及びデートする人110cに調査を送信して、デートする人が互いに評価するよう求め得る。マッチングツール105は、デートする人110aから受信した選択315aよりも、その選択315bが(デートする人110a及びその相手によって提供された調査応答に基づいて決定される)良好なマッチングをもたらす傾向がある友達110bにより高い重み155bを割り当て得る。
【0088】
図3Cは、デートする人110aの複数の友達110から選択315を受信する場合の推奨エンジン165の挙動の例を示す。本開示は、推奨エンジン165が、任意の数の友達110から選択315を受信する場合を見込むが、簡略化のために、図3Cは、推奨エンジン165が、友達110bから選択315bを受信し、友達110fから選択315cを受信する場合を示す。
【0089】
図3Bの説明で上述した、友達110bからの選択315b及び友達110fからの選択315cの受信に応答する推奨アルゴリズム145の挙動の場合と同様に、推奨アルゴリズム145の挙動は、デートする人110aが友達110b及び友達110fに与えた許可に依存し得る。一例として、許可155b及び155fは、デートする人110aが、デートする人110aへの提案を提示するためにプロフィール130を選択できるが、デートする人110aのための潜在的な相手としてプロフィール130を選択できない許可を第1の友達110b及び第2の友達110fの双方に与えたことを示し得る。したがって、第1の友達110b及び第2の友達110fの双方に第1の一連のプロフィール推奨310を送信することに応答して、推奨エンジン165は、第1の友達110b及び第2の友達110fの双方から(選択315の形式の)プロフィール提案を受信し得る。特定の実施形態では、推奨エンジンは、第1の友達110b及び/又は第2の友達110fがデートする人110aにプロフィールを提案したことを示すために第1の友達110b及び/又は第2の友達110fによって選択された各プロフィール130上に表示を配置することにより、一連のプロフィール推奨320cを生成し、デートする人aに送信し得る。一部の実施形態では、推奨エンジンは、推奨エンジンが、プロフィールを提案する第1の友達110b又は第2の友達110fからの選択315を受信する度に、一連のプロフィールの最初に提案されたプロフィール130を置くために、第1の一連のプロフィール推奨310を並べ替えることにより、一連のプロフィール推奨320cを生成してデートする人110aに送信し得る。例えば、推奨エンジン165が第1の友達110bからプロフィール130kの選択315bを最初に受信した場合、推奨エンジン165は、{130g、130h、130i、130j、130k}から{130k、130g、130h、130i、130j}に第1の一連の推奨プロフィール310を並べ替え得る。推奨エンジン165が次に第2の友達110bからプロフィール130jの選択315cを受信した場合、推奨エンジン165は{130j、130k、130g、130h、130i}に第1の一連のプロフィール推奨をさらに並べ替え得る。次いで、推奨エンジン165は、並べ替えられた一連のプロフィール推奨を、第4の一連のプロフィール推奨320cとして、デートする人110aに送信し得る。
【0090】
推奨エンジン165が提案315b及び315cを用いて、並び替えられた一連のプロフィール推奨320cを生成して、デートする人110aに送信する特定の実施形態では、推奨エンジン165は、友達110b及び110fにそれぞれ割り当てられた(故に、友達110b及び110fから受信した選択315vb及び315cに割り当てられた)重み155b及び155fに従って、第1の一連のプロフィール推奨310を並べ替え得る。そのような実施形態では、重み155は、プロフィール推奨320cを生成するために、第1の一連のプロフィール推奨310に提示されるプロフィールを並べ替える際に、選択315によって指定されたプロフィールへの推奨エンジン165によって規定された相対的な移動を決定するために用いられ得る。例えば、プロフィール310jの選択315cに割り当てられる重み155cよりも、プロフィール130kの選択315bにより高い重み155bが割り当てられている場合、推奨エンジン165は、結果として得られる一連のプロフィール推奨において、プロフィール130jよりもプロフィール130kが先に来るように、第1の一連のプロフィール推奨310を並べ替える(例えば、推奨エンジン165は、プロフィール130kに大きな動きを割り当て、プロフィール130jに小さな動きを割り当て得る)。例えば、推奨エンジン165は、第1の一連のプロフィール推奨310を{130g、130h、130i、130j、130k}から{130k、130g、130h、130j、130i}に並べ替え、この並び替えた一連のプロフィール推奨を第4の一連のプロフィール推奨320cとしてデートする人110aに送信し得る。このように、推奨エンジン165は、友達110fによって提案されたこれらのプロフィール130をデートする人110aに提示する前に、友達110bによって提案されたこれらのプロフィールをデートする人110aを提示し得る。特定の実施形態では、友達110b及び110fに割り当てられる重み155は、第1の一連のプロフィール推奨310を並べ替える場合に、友達110b及び110fによって選択されたプロフィール130に推奨エンジン165が与え得る動きのサイズに直接対応し得る。例えば、重み155bのための値1は、第1の友達110bによってデートする人110aに提案されるプロフィール130は、第1の一連のプロフィール推奨310におけるそれらの位置に比べて、デートする人110aに送信されるべき並べ替えられた一連のプロフィール推奨320cにおいて1つの位置上に動かされることを示し得る。同様に、重み155fのための値5は、第2の友達110fによってデートする人110aに提案されるプロフィール130は、第1の一連のプロフィール推奨310におけるそれらの位置に比べて、並べ替えられた一連のプロフィール推奨320cにおいて5つの位置上に動かされることを示し得る。
【0091】
マッチングツール105は、任意の好適な方法で重み155を決定し得る。一例として、特定の実施形態では、マッチングツール105は、友達110b及び110fの相対的な選択性に基づいて重み155を割り当て得る。例えば、マッチングツール105は、友達110bが自身に提示されるプロフィール130の大半を選択する傾向がある場合、友達110bに低い重み155bが割り当てられ、友達110fが自身に提示されるプロフィール130のより小さな部分を選択する傾向がある場合、友達110fにより高い重み155fが割り当てられ得る。別の例として、特定の実施形態では、マッチングツール105は、友達110fと比べて友達110bによってなされた提案の相対的な成功に基づいて重み155を割り当て得る。例えば、デートする人110aが友達110bによってなされた提案の大半を選択する傾向がある場合、マッチングツール105は、より高い重み155bを友達110bに割り当て得る。他方で、デートする人110aが友達110fによってなされた提案の大半を拒否する傾向がある場合、マッチングツール105は、友達110fに低い重み155fを割り当て得る。さらなる例として、特定の実施形態では、マッチングツール105は、所与のデートする人110aのために相手を生成する際のユーザ110の成功だけでなく、デートする人110aのために良好な相手を生成する際のユーザ110の成功に基づいて、重み155を割り当て得る。例えば、特定の実施形態では、マッチングツール105は、デートする人110aが自身の相手と会ったかどうかを判定し、良好な出会いであったかどうかを判定するために、デートする人110a及び/又はその相手からのフィードバックを求めるように構成され得る。特定の例として、マッチングツール105は、デートする人110aとデートする人110cとの会話をモニタリングすることにより、デートする人110aとデートする人110cとは直に会った可能性が高いと判定し得る。例えば、会話は、ユーザが互いに会うことを計画していることを示す、デートする人110aとデートする人110cとが電話番号を交換したことを及び/又は特定のキーワード及び/又は表現を交わしたことを示し得る。デートする人110aとデートする人110cとが直に会った可能性が高いとの判定に応答して、マッチングツール105は、デートする人110a及びデートする人110cに調査を送信して、デートする人が互いに評価するよう求め得る。マッチングツール105は、友達110fから受信した選択315cよりも、その選択315bが(デートする人110a及びその相手によって提供された調査応答に基づいて決定される)良好なマッチングをより頻繁にもたらす傾向がある友達110bにより高い重み155bを割り当て得る。
【0092】
特定の実施形態では、友達110b及び/又は110fからの提案を受信することに応答して、並べ替えられた一連のプロフィール推奨を生成するのではなく、マッチングツール105は、提案を用いて、提案されたプロフィール130のリーダーボードを生成し得る。例えば、マッチングツール105は、デートする人110aの友達から最も多くの提案を得た10個のプロフィール130が列挙されたリーダーボードを生成し得る。そのようなリーダーボードを生成することは、デートする人110aが有名な個人であり、非常に多くの友達及び/又はチーム/グループのリストを有する特定の実施形態で望ましい場合がある。
【0093】
一部の実施形態では、許可155b及び155fは、デートする人110aが、第1の友達110b及び第2の友達110fの双方に、デートする人110aの潜在的な相手としてプロフィール130を選択する許可を与えたことを示し得る。そのような実施形態では、選択315b及び315cの受信に応答して、推奨エンジン145は、上述したように、推奨エンジンが友達110bから選択315bを受信した図3Bのシナリオと同様の方法で、選択315b及び315cの両方を用いてデートする人110aのために生成されたプロフィール推奨を更新するように構成され得る。例えば、選択315b及び315cの受信に応答して、推奨アルゴリズム145は第4の一連のプロフィール推奨320cをデートする人110aに送信するように構成され、第4の一連のプロフィール推奨320cは、第1の一連のプロフィール推奨310とは異なる。一例として、特定の実施形態では、第4の一連のプロフィール推奨320cは、選択315bを介して友達110bによって選択され、選択315cを介して友達110fによって選択されたプロフィール130を含まない。別の例として、特定の実施形態では、第4の一連のプロフィール推奨320cは、第1の一連のプロフィール推奨310からのプロフィール130であって、友達110b及び/又は友達110fが否定的な選好を示したものを含まない。あるいは、一部の実施形態では、第4の一連のプロフィール320cは、デートする人110aに自身でプロフィールを評価する機会を与えるために、第1の一連のプロフィール推奨310からのプロフィール130であって、友達110b及び/又は友達110fが否定的な選好を示したものを継続して含み得る。さらなる例として、特定の実施形態では、第4の一連のプロフィール推奨320cは、第1の一連のプロフィール推奨310には存在しない新たなプロフィール130を含み得る。第4の一連のプロフィール推奨320cは、第1の一連のプロフィール310で先に提示されたプロフィール130の並び替えたものを追加で含み得る。本開示は、推奨アルゴリズム145が、第4の一連のプロフィール推奨320cを決定する際に、友達110cから受信した選択315cに比べて、友達110bから受信した選択315bに異なる重みを置き得る場合を見込む。例えば、推奨アルゴリズム145は、友達110bから受信した選択315b、友達110bに割り当てられた重み155b、友達110fから受信した選択315c及び友達110fに割り当てられた重み155fに少なくとも部分的に基づいて、第4の一連のプロフィール推奨320cを決定してもよく、重み155b及び155fは、上記のように決定され得る。
【0094】
特定の実施形態では、許可155bは、デートする人110aが第1の友達110bに、デートする人110aへの提案としてプロフィール130を選択することは許可するが、デートする人110aのための潜在的な相手としてプロフィール130を選択できないことを示し得る一方で、許可155fは、デートする人110aが第2の友達110fに、デートする人110aのための潜在的な相手としてプロフィール130を選択することを許可していることを示し得る。このような実施形態では、推奨アルゴリズム145は、それぞれ個々に上述したように、第1の友達110bによって提供される提案及び第2の友達110fによって提供される潜在的な相手の選択の双方を考慮することにより、第4の一連のプロフィール推奨320cを決定し得る。
【0095】
推奨エンジン165は、メモリ140に記憶され、プロセッサ135によって実行されるソフトウェアモジュールであり得る。推奨エンジン165のための例示のアルゴリズムは次の通りである。(1)第1のデートする人110a、第1のデートする人110aの第1の友達110b及び/又は第1のデートする人110aの第2の友達110fからのプロフィール推奨のための要求305を受信し、(2)要求305を提出したユーザ110に第1の一連のプロフィール推奨310を送信し、(3)要求305を提出したユーザ110から、第1の一連のプロフィール推奨において推奨されたプロフィール130の選択315を受信し、(4)アルゴリズム145を用いて、選択315及びユーザ110に割り当てられた重み155に少なくとも部分的に基づいて、新たな一連のプロフィール推奨320を決定し、(5)新たな一連のプロフィール推奨320をデートする人110aに送信する。上の例は、推奨エンジン165のための1つの可能なアルゴリズムを提示するが、本開示は、推奨エンジン165が、プロフィール130の推奨を生成し、ユーザ110に送信するために動作可能な任意のアルゴリズムを用いり得る場合を見込む。例えば、推奨エンジン165によって用いられるアルゴリズムは、上記で提示した例示のアルゴリズムの修正、追加又は省略を含み得る。さらに、推奨エンジン165によって用いられるアルゴリズムは、上記で提示した例示のアルゴリズムと比較して、より多くの、より少ない又は他のステップを含んでもよく、これらのステップは、並行して又は任意の好適な順番で行われ得る。
【0096】
図3A図3Cは、推奨エンジン165が、デートする人110aのためにプロフィール130の推奨310及び320を生成することに加えて、そのような推奨をデートする人110a、第1の友達110b及び第2の友達110fに送信することを示すが、本開示は、推奨エンジン165が推奨310及び320を生成し、そのような推奨を任意の数のユーザ110に送信する場合を見込む。さらに、本開示は、本発明の範囲から逸脱することなく、推奨エンジン165に修正、追加又は省略がなされ得る場合を見込む。例えば、本開示は、推奨エンジン165によって行われる上述の動作の一部又は全てが、マッチングツール105の他のコンポーネントによって行われ得る場合を見込む。そのようなコンポーネントは一体化されていてもいいし、分離されてもよい。さらに、動作は、ソフトウェア、ハードウェア及び/又は他のロジックを含む任意の好適なロジックを用いることにより行われ得る。
【0097】
図4A図4Cは、マッチングツール105のマッチングエンジン170が、第1のデートする人110aと第2のデートする人110bとの間でマッチングを生成するプロセスを示す例を示す。図4Aは、デートする人110が、他のデートする人110のプロフィール130を見たことに応答して、肯定的な選好を提供することにより、他のデートする人110とマッチングする例示の実施形態を示す。図4B及び図4Cは、マッチングツール105が、デートする人110a及び110cの友達110b及び110dが、それらの友達であるデートする人110a及び110cに代わってマッチングできるようにする例示の実施形態を示す。
【0098】
図4Aは、マッチングエンジン170が、第1のデートする人110a及び第2のデートする人110bによってそれぞれ提供される選択415a及び420aに基づいて、第1のデートする人110aと第2のデートする人110bとの間でマッチング425を生成するプロセスを示す。図4Aに示すように、推奨エンジン165は、推奨アルゴリズム145を用いて、第1のデートする人110aに送信するために第1の一連のプロフィール推奨405を生成し得る。第1の一連のプロフィール推奨405は、第2のデートする人110bに属するプロフィール130cを含み得る。同様に、推奨エンジン165は、推奨アルゴリズム145を用いて、第2のデートする人110bに送信するために第2の一連のプロフィール推奨410を生成し得る。第2の一連のプロフィール推奨410は、第1のデートする人110aに属するプロフィール130aを含み得る。
【0099】
第1の一連のプロフィール推奨405を受信したことに応答して、第1のデートする人110aは、第1の一連のプロフィール推奨405において提示される1つ以上のプロフィール130を選択して、プロフィール130が属するデートする人110とマッチングすることに関心があることを示し得る。例えば、第1のデートする人110aは、第2のデートする人110cに属するプロフィール130cの選択415aをマッチングエンジン170に送信して、第1のデートする人110aは第2のデートする人110cとマッチングすることに関心があることを示し得る。同様に、第2の一連のプロフィール推奨410の受信したことに応答して、第2のデートする人110cは、第2の一連のプロフィール推奨410において提示される1つ以上のプロフィール130を選択して、プロフィール130が属するデートする人110とマッチングすることに関心があることを示し得る。例えば、第2のデートする人110cは、第1のデートする人110aに属するプロフィール130aの選択420aをマッチングエンジン170に送信して、第2のデートする人110cは第1のデートする人110aとマッチングすることに関心があることを示し得る。
【0100】
マッチングエンジン170は、第1のデートする人110a及び第2のデートする人110cから受信した選択415a及び420aを比較して、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとの間でマッチングを生成するかどうかを判定するように構成されている。例えば、マッチングエンジン170は、第1のデートする人110aが、第2のデートする人110cに属するプロフィール130cを選択し、第2のデートする人110cが第1のデートする人110aに属する選択プロフィール130aを選択したと判定することにより、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとの間でマッチング425aを生成するように構成されている。マッチングエンジン170が第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとの間でマッチング425aを生成すると、マッチングエンジン170は、第2のデートする人110cに属するプロフィール110cを、第1の一連のプロフィール405から第1のデートする人110aのための相手リストに移動させ得る。同様に、マッチングエンジン170は、第1のデートする人110aに属するプロフィール110aを、第2の一連のプロフィール410から第2のデートする人110cのための相手リストに移動させ得る。チャットエンジン180は、図6の説明において以下でさらに詳述するように、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとの間のやりとりを可能にし得る。
【0101】
図4Bは、第1のデートする人110aの友達110bが、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとの間のマッチング425bを生成できる例を示す。図4Bに示すように、推奨エンジン165は、第1の一連のプロフィール405を第1のデートする人110aの友達110bに送信し得る。上述したように、第1の一連のプロフィール405は、第2のデートする人110cに属するプロフィール130cを含み得る。第1のデートする人110aは、友達110bに、自身に代わってマッチングを生成する許可を与えていることを条件として、友達110bは、第1の一連のプロフィール405において提示されたプロフィール130の中からプロフィール130cを選択し得る。例えば、友達110bは、プロフィール130cを見て、プロフィール130cが属するデートする人110cはデートする人110aと相性が良い可能性が高いと判断することに応答して、プロフィール130cを選択し得る。次いで、友達110bは、プロフィール130cの自身の選択を選択415bとしてマッチングエンジン170に送信し得る。次いで、マッチングエンジン170は、プロフィール130aを含む第2の一連のプロフィール410を受信したことに応答して、第1のデートする人110aに属するプロフィール130aを第2のデートする人110cが選択したと判定することに応答して、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとの間でマッチング425bを生成し得る。
【0102】
図4Cは、第1のデートする人110aの友達110b及び第2のデートする人110cの友達110dが、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとの間のマッチング425cを生成することができる例を示す。図4Cに示すように、推奨エンジン165は、第2の一連のプロフィール410を第2のデートする人110cの友達110dに送信し得る。上述したように、第2の一連のプロフィール410は、第1のデートする人110aに属するプロフィール130aを含み得る。第2のデートする人110cが、友達110dに対して、自身に代わってマッチングを生成する許可を与えているとして、友達110dは、第2の一連のプロフィール410で提示されたプロフィール130の中からプロフィール130aを選択し得る。例えば、友達110dは、プロフィール130aを見て、プロフィール130aが属するデートする人110aはデートする人110cの良い相手になる可能性が高いと判断するに応答して、プロフィール130aをs選択し得る。次いで、友達110dは、プロフィール130aの選択を選択420bとしてマッチングエンジン170に送信し得る。次いで、マッチングエンジン170は、プロフィール130cを含む第1の一連のプロフィール405の受信に応答して、第1のデートする人110aの友達110bが第2のデートする人110cに属する選択プロフィール130cを選択したと判定することに応答して、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとの間のマッチング425cを生成し得る。
【0103】
マッチングエンジン170は、メモリ140に記憶され、プロセッサ135によって実行されるソフトウェアモジュールであり得る。マッチングエンジン170のための例示のアルゴリズムは以下の通りである。(1)第1のデートする人110a又は第1のデートする人110aの友達110bから選択415を受信し、(2)第2のデートする人110c又は第2のデートする人110cの友達110dから選択420を受信し、(3)選択415が第2のデートする人110cに属するプロフィール130cを含むかどうか判定し、(4)選択420が第1のデートする人110aに属するプロフィール130aを含むかどうか判定し、(5)選択415がプロフィール130cを含み、選択420がプロフィール130aを含む場合、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとの間でマッチング425を生成し、マッチング425を第1のデートする人110a及び第2のデートする人110cに送信し、(6)選択415がプロフィール130cを含まない及び/又は選択420がプロフィール130aを含まない場合、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとの間でマッチング425を生成しない。上記の例は、エンジン170をマッチングするための1つの可能なアルゴリズムを提示するが、本開示は、マッチングエンジン170がユーザ110間のマッチングを生成するために動作可能な任意のアルゴリズムを用いり得る場合を見込む。例えば、マッチングエンジン170によって用いられるアルゴリズムは、上記で提示した例示のアルゴリズムの修正、追加又は省略を含み得る。さらに、マッチングエンジン170によって用いられるアルゴリズムは、上記で提示した例示のアルゴリズムと比較して、より多く、より少なく又は他のステップを含んでもよく、これらのステップは並行して又は任意の適切な順序で行われ得る。
【0104】
図4A図4Cは、第1のデートする人110a及び/又は第1のデートする人110aの友達110bからの入力と、第2のデートする人110c及び/又は第2のデートする人110cの友達110dからの入力との比較に基づいて、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとの間のマッチング425を生成するマッチングエンジン170を示しているが、本開示は、マッチングエンジン170が、ユーザ110及び/又は他の任意の数のユーザからの入力に基づいて、任意の好適な方法で任意の数のユーザ110間のマッチングを生成する場合を見込む。さらに、本開示は、本発明の範囲から逸脱することなく、マッチングエンジン170への修正、追加又は省略がなされ得る場合を見込む。例えば、本開示は、マッチングエンジン170によって行われるとして上述した動作の一部又は全ては、マッチングツール105の他のコンポーネントによって行われ得る場合を見込む。そのようなコンポーネントは一体化されてもいいし、分離されていてもよい。さらに、動作は、ソフトウェア、ハードウェア及び/又は他のロジックを含む任意の好適なロジックを用いて行われ得る。
【0105】
特定の実施形態では、友達110b及び110のうちの少なくとも1人によって生成された(図4Bの)マッチング425b及び(図4Cの)マッチング425cは、全体的にデートする人110a及び110c自身によって生成された(図4Aの)マッチング425aと区別できない場合がある。例えば、第1のデートする人110aが自身と第2のデートする人110cとの間のマッチング425cを受信した場合、第1のデートする人110aは、自身のプロフィールをデートする人110b自身ではなく、デートする人110bの友達110dが選択したことに気づかない可能性がある。他方、一部の実施形態では、マッチング425は、マッチングの生成を支援したユーザ110の表示を含み得る。例えば、図4Cに示されるプロセスに従って生成されたマッチング425cは、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとがマッチングすべきであると考えたのは第2のデートする人110cの友達であることを第1のデートする人110aに示し得る。
【0106】
特定の実施形態では、デートする人110a及び110cは、友達110b及び110dによりマッチングエンジン170にそれぞれ提出された選択415b及び420bを無効にすることが許され得る。例えば、デートする人110a及び110cは、選択415b及び420bを見て、彼らが承認しない選択をキャンセルすることが許可され得る。一部の実施形態では、デートする人110a及び110cは、マッチングエンジン170に提出される任意の選択415b及び420bを無効にすることを許可されない場合がある。特定の実施形態では、デートする人110a及び110cは、友達がデートする人とマッチングしたデートする人のいずれかとのマッチングを解消することを許可され得る。例えば、友達110bによってなされた選択415bに基づいて生成されたマッチング425b又は425cを見て、自身は第2のデートする人110cとのマッチングを望まないと判断した場合、第1のデートする人110aは、自身のマッチングのリストからマッチング425b又は425cを削除することにより、第2のデートする人110cとのマッチングを解消し得る。
【0107】
特定の実施形態では、マッチングエンジン170は、デートする人のグループ間のマッチングを生成するように構成され得る。例えば、第1のデートする人110aは、自身の友達リスト及び/又はチーム/グループの特定のメンバーから、デートする人の第1のグループを生成し得る。デートする人の第1のグループは、例えば、第1のデートする人110a、第3のデートする人110g及び第4のデートする人110hを含み得る。特定の実施形態では、グループのメンバーは、(1)それらのグループに名前を割り当て、(2)それらのグループのアイコンを作成し及び/又は(3)グループを識別するための任意の種類の識別特徴を含め得る。一度デートする人のグループが作成されると、グループは、グループベースのマッチングが生成されることを期待して、デートする人の他のグループを選択するためにユニットとして集合的に動作し得る。例えば、デートする人の第1のグループは、第2のデートする人110c、第5のデートする人110i及び第6のデートする人110jを含むデートする人の第2のグループを選択し得る。このデートする人の第2のグループがデートする人の第1のグループを同様に選択した場合、マッチングエンジン170は、デートする人の第1のグループとデートする人の第2のグループとの間のマッチングを生成し得る。そのようなマッチングは、デートする人の第1のグループのメンバー及びデートする人の第2のグループのメンバーが、チャットエンジン180によって生成されたグループチャットで互いにやりとりできるようにし得る。マッチングツール105のこの態様は、図1の説明において、上記でさらに詳述されている。
【0108】
図5は、フィード生成器175によって生成され、所与のデートする人110aに関連する例示のアクティビティフィード500を示す。図5は、アクティビティフィード500がデートする人110aの装置115a上に表示されるものとして示す。しかしながら、本開示は、デートする人110aに関連するアクティビティフィード500は、友達110bの装置115bにも表示され得る場合を見込む。特定の実施形態では、アクティビティフィード500は、マッチングツール105とのやりとりの間にデートする110a及びその友達110bによって取られたアクションを示し得る。このように、アクティビティフィード500は、マッチングツール105が、デートする人の友達にオンラインデート体験にさらに関与させるようにすることができ得るのに加えて、デートする人に対して、自身に代わって友達がとった行動を通知できるようにし得る。
【0109】
特定の実施形態では、図5に示すように、アクティビティフィード500は「チーム中心」のアクティビティフィードであり得る。例えば、フィード生成器175は、デートする人110aに加えて、デートする人110aのチーム/グループの各メンバー及び/又はデートする人110aの友達リストの各メンバーにアクティビティフィード500を生成し、表示してもよく、アクティビティフィード500は、デートする人110aによって行われるアクティビティに加えて、デートする人110aのチーム/グループ及び/又は友達リストの各メンバーがデートする人110aに代わって行ったアクティビティを示し得る。デートする人110aが2つ以上のチーム/グループを有する及び/又は別のデートする人のチーム/グループ及び/又は友達リストのメンバーである特定の実施形態では、デートする人110aは複数のアクティビティフィードを受信してもよく、各アクティビティフィードは異なるチーム/グループ及び/又は友達リストに関連する。次いで、デートする人110aは、所与の時点において、どのチーム/グループ及び/又は友達リストのアクティビティを自身が見たいと望むかに応じて、フィード生成器175によって生成された複数のアクティビティフィード500を切り替えることができ得る。同様に、ユーザ110bが、デートする人110aのチーム/グループ及び/又は友達リストのメンバーであり、別のデートする人のチーム/グループ及び/又は友達リストのメンバーでもある場合、ユーザ110bは、代替的に、自身がメンバーである各チーム/グループ及び/又は友達リストのための別個のアクティビティフィード500を見てもよい。図5に示すように、特定の実施形態では、アクティビティフィード500は、アクティビティフィード500が関するチーム/グループ及び/又はデートする人110の表示505を表示し得る。例えば、図5に示す表示505は、アクティビティフィード500が、第1のデートする人110aのチーム/グループのメンバーのアクティビティに関するものであることを示す。
【0110】
特定の実施形態では、ユーザ110がデートする人110aのチーム/グループ及び/又は友達リストのメンバーとして行う任意のアクティビティは、そのチーム/グループ及び/又は友達リストに関連するアクティビティフィード500に現れ得る。一例として、アクティビティフィード500は、デートする人110aが1つ以上のプロフィール130を選択したことを示し得る。例えば、図5に示すように、アクティビティフィード500は、デートする人110aに属するプロフィール写真520と共に、「第1のデートする人がプロフィールを閲覧していた」と記述するメッセージ525又は第1のデートする人110aが、推奨エンジン165によって生成され、第1のデートする人110aに提示された一連のプロフィール推奨の中からプロフィール130を選択したことを示す同様の表現を表示し得る。アクティビティフィード500は、第1のデートする人110aによって選択されたプロフィール130からプロフィール写真530a、530b及び530cを表示し得る。別の例として、アクティビティフィード500は、第1のデートする人110aの友達110fが第1のデートする人110aのためにマッチングを生成した(例えば、第2のデートする人110cに属するプロフィール130cを友達110fが選択し、第2のデートする人110c又は第2のデートする人110cのチーム/グループ及び/又は友達リストのメンバーも第1のデートする人110aに属するプロフィール130aを選択した)ことを示し得る。例えば、図5に示すように、アクティビティフィード500は、友達110fに属するプロフィール写真535と共に、「第2の友達が第1のデートする人のための相手を見つけた」と記述するメッセージ540又は友達110fによるプロフィール130cの選択が第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとの間のマッチングをもたらしたことを示す同様の表現を表示し得る。
【0111】
アクティビティフィード500に示され得るデートする人110aのチーム/グループ及び/又は友達リストのメンバーによって行われるアクティビティ(デートする人110a自身によって行われるアクティビティを含む)のさらなる例は、(1)デートする人110aが自身の相手のうちの1人からメッセージを受信した場合、(2)デートする人110aが自身の相手のうちの1人にメッセージを送信する場合、(3)友達110bがデートする人110aに代わって、デートする人110aの相手のうちの1人にメッセージを送信する場合、(4)デートする人110aが自身の友達リスト及び/又はチーム/グループのメンバーからメッセージを送受信する場合、(5)友達110bがプロフィール130をデートする人110aに提案する場合及び/又は(6)デートする人110aのチーム/グループ及び/又は友達リストのメンバーによって行われ得る任意の他のアクティビティを含み得る。
【0112】
特定の実施形態では、アクティビティフィード500が「チーム中心」のアクティビティフィードであり得るという事実にかかわらず、デートする人110aに提示されるアクティビティフィード500のバージョンは、デートする人110aのチーム/グループ及び/又は友達リストのメンバーである友達110bに提示されるアクティビティフィード500のバージョンとは異なり得る。そのような差は、友達110bに対して設定された許可150により生じ得る。例えば、デートする人110aは、デートする人110aが自分の相手のうちの1人と会話を始める度に、それを友達110bに知られるのを望まないかもしれない。したがって、デートする人110aは、デートする人110aが自身の相手のうちの1人と会話を始めた場合にその表示を友達110bに提示されるアクティビティフィード500が何ら表示しないように友達110bに対する許可150bを設定し得る。別の例として、特定の実施形態では、デートする人110aに提示されるアクティビティフィード500のバージョンは、デートする人110aの他の友達によって設定された許可150の結果として、デートする人110aの友達110bに提示されるアクティビティフィード500のバージョンとは異なり得る。例えば、デートする人110aの友達110fは、デートする人110aのみが、デートする人110aに代わって友達110fによって行われたアクティビティをアクティビティフィード500で見ることができるように、許可150を設定し得る。上述したように、アクティビティフィード500で提示され得る情報を管理することに加えて、許可150は、マッチングツール105とやりとりする際に、友達110がデートする人110aに代わって取り得るアクションも規定し得る。
【0113】
フィード生成器175は、メモリ140に記憶され、プロセッサ135によって実行されるソフトウェアモジュールであり得る。「チーム中心の」アクティビティフィード500を生成するために用いられるフィード生成器175のアルゴリズムの例は次の通りである。(1)デートする人110aのチーム/グループ及び/又は友達リストの各メンバーについて、そのメンバーがデートする人110aに代わってアクティビティを行ったと判定し、そのアクティビティの説明をアクティビティフィード500に追加し、(2)メンバーに属する許可150がそのメンバーの閲覧を許可していないことを示すアクティビティをアクティビティフィード500から除去することにより、デートする人110aのチーム/グループ及び/又は友達リストの各メンバーのためのバージョンのアクティビティフィード500を生成し、(3)デートする人110aのチーム/グループ及び/又は友達リストの関連するメンバーに各バージョンのアクティビティフィード500を送信する。上記の例はフィード生成器175のための1つの可能なアルゴリズムを提示しているが、本開示は、フィード生成器175が、ユーザ110のアクティビティを示す、フィード500を生成するために動作可能な任意のアルゴリズムを用いり得る場合を見込む。例えば、フィード生成器175によって用いられるアルゴリズムは、上記で提示した例示のアルゴリズムの修正、追加又は省略を含み得る。さらに、フィード生成器175によって用いられるアルゴリズムは、上記で提示した例示のアルゴリズムと比べてより多くの、より少ない又は他のステップを含んでもよく、これらのステップは並行して又は任意の好適な順序で行われ得る。
【0114】
特定の実施形態では、「チーム中心」のアクティビティフィードを生成する代わりに、フィード生成器175は「ユーザ中心」のアクティビティフィードを生成し得る。例えば、ユーザ110に属する各チーム/グループ及び/又は友達リスト及び/又はユーザ110が属する各チーム/グループ及び/又は友達リストのための複数のアクティビティフィード500を生成する代わりに、フィード生成器175はユーザ110のための単一のアクティビティフィード500を生成し得る。この単一のアクティビティフィードは、ユーザ110によって行われるアクティビティに加えて、ユーザ110に影響を与える、マッチングツール105によってユーザ110がつながっている他のユーザのいずれかによって行われたアクティビティも含み得る。特定の実施形態では、ユーザ中心のアクティビティフィード500は、友達の友達のアクティビティを追加で含み得る。例えば、ユーザ110b及びユーザ110fの双方がデートする人の110aの友達であるが、マッチングツール105を介して互いにつながっていない(例えば、ユーザ110bはユーザ110fのチーム/グループ及び/又は友達リストのメンバーではなく、ユーザ110fはユーザ110bのチーム/グループ及び/又は友達リストのメンバーではない)状況を考えてみる。それにもかかわらず、ユーザ110bのためにフィード生成器175によって生成されたアクティビティフィード500は、ユーザ110bにユーザ110aがつながっていると仮定すると、デートする人110aの代わりにユーザ110fによって行われたアクティビティを含み得る。同様に、ユーザ110fのためにフィード生成器175によって生成されたアクティビティフィード500は、ユーザ110fにユーザ110aがつながっていると仮定すると、デートする人110aの代わりにユーザ110bによって行われたアクティビティを含み得る。そのような実施形態では、ユーザ110b及び110fは、デートする人110aに代わりに行ってアクティビティが、許可150を介して互いのアクティビティフィード500に現れるかどうかを制御でき得る。例えば、ユーザ110bは、マッチングツール105によって提供されるプライバシー設定を介して、友達の友達のための許可150を設定でき得る。
【0115】
ユーザ110のための「ユーザ中心」のアクティビティフィード500を生成するのに用いられるフィード生成器175のアルゴリズムの例は次の通りである。(1)ユーザ110がマッチングツール105を用いてアクティビティを行い、アクティビティの説明をアクティビティフィード500に追加したと判定し、(2)ユーザ110のチーム/グループ及び/又は友達リストのメンバーがユーザ110の代わりにアクティビティを行い、アクティビティの説明をアクティビティフィード500に追加したと判定し、(3)ユーザ110もメンバーである所与のデートする人のチーム/グループ及び/又は友達リストのメンバーが、デートする人の代わりにアクティビティを行ったと判定し、(4)チーム/グループ及び/又は友達リストのメンバーが、友達の友達のアクティビティ共有を許可するためにマッチングツール105によって提供されるプライバシー設定を設定したかどうかを判定し、(5)チーム/グループ及び/又は友達リストのメンバーが、友達の友達のアクティビティ共有を許可するためにプライバシー設定を設定している場合、デートする人の代わりにチーム/グループ及び/又は友達リストのメンバーによって行われたアクティビティの説明をアクティビティフィード500に追加し、(6)アクティビティフィード500をユーザ110に送信する。上記の例は、フィード生成器175のための1つの可能なアルゴリズムを提示しているが、本開示は、フィード生成器175が、ユーザ110のアクティビティを示すフィード500を生成するために動作可能な任意のアルゴリズムを用いり得る場合を見込む。例えば、フィード生成器175によって用いられるアルゴリズムは、上記で提示した例示のアルゴリズムの修正、追加又は省略を含み得る。さらに、フィード生成器175によって用いられるアルゴリズムは、上記で提示した例示のアルゴリズムと比べて、より多くの、より少ない又は他のステップを含んでもよく、これらのステップは並行して又は任意の好適な順序で実行され得る。
【0116】
図6は、デートする人110aの友達間のグループチャットに関連し、友達110bに属する装置115b上に表示される例示のグラフィカルユーザインターフェイス600を示す。グラフィカルユーザインターフェイス600は、(図1の)チャットエンジン180によって生成されてもよく、図6に示すように、デートする人110aの友達が、デートする人110a及びデートする人の110aの他の友達及び/又はデートする人110aのチーム/グループのメンバーとプロフィール130を共有できるようにし得る。例えば、各プロフィール130は、ユーザ110がグループチャットで共有するプロフィールを選択することができるインタラクティブボタンを含み得る。ユーザ110が、グループチャットで共有するためにプロフィール130を選択したことに応答して、グラフィカルユーザインターフェイス600は、プロフィール130に関連するプロフィール画像605をテキストボックス615と共に表示し得る。ユーザ110はテキストボックス615を用いて、グループチャットで他の参加者と共有することを望むプロフィール130に関するコメントを用いて入力し得る。ユーザ110がテキストボックス615へのコメントの入力を終了すると、ユーザ110は、境界(butting)610を選択することにより、これらのコメント及びプロフィール130の双方をグループチャットの他の参加者に共有し得る。
【0117】
特定の実施形態では、ユーザ110がグループチャットの他の参加者にプロフィール130を共有することに応答して、グループチャットの1人以上のメンバーは、グループチャットからプロフィール130を直接選択することができ得る。例えば、デートする人110aは、プロフィール130が属するデートする人とマッチングしたいことをデートする人の110aが示すために、グループチャットからプロフィール130を直接選択し得る。別の例として、友達110bは、デートする人110aによって友達110bに提供される許可150bに応じて、デートする人110aに対する潜在的な相手又はデートする人110aのための提案を生成するためにグループチャットから直接プロフィール130を選択し得る。
【0118】
特定の実施形態では、デートする人110aの友達が互いにプロフィール130を共有するできるようにすることに加えて、チャットエンジン180は、デートする人110aの友達が、アクティビティフィード500に表示されるアクティビティを互いに共有できるようにし得る。特定の例として、第1の友達110bがデートする人110aにプロフィール130cを提案したことをアクティビティフィード500上で見たことに応答して、第2の友達110fは、デートする人110aのチーム/グループ及び/又は友達リストのグループチャットでこのイベントを共有し、自身がこの提案を承認するとコメントし得る。
【0119】
ユーザ110がグループチャットでプロフィール130を互いに共有するできるようにすることに加えて、チャットエンジン180は、図1の説明において上記で詳述したように、ユーザ110間での任意の好適な形態のやりとりを促進し得る。
【0120】
図7は、マッチングツール105が一対のデートする人110aと110cとの間でマッチング425を生成し得る方法を示すフローチャートを提示する。
【0121】
ステップ705で、(図1の)マッチングツール105は、第1の一連のプロフィール405を生成し、送信する。第1の一連のプロフィール推奨405は、マッチングツール105が第1のデートする人110aと相性が良い可能性が高いと判定したデートする人110に属するプロフィール130を含み得る。本開示は、マッチングツール105が、第1の一連のプロフィール推奨405を第1のデートする人110a及び/又は第1のデートする人110aの友達110bに送信する場合を見込む。ステップ710で、マッチングツール105は、第2のデートする人110cに属するプロフィール130cの選択415を受信する。ステップ715で、マッチングツール105は、選択415が、第1のデートする人110から又は第1のデートする人110aの友達110bから受信されたかを判定する。
【0122】
ステップ715で、マッチングツール105が第1のデートする人110aから選択415が受信されたと判定した場合、ステップ735で、マッチングツール105は、第2のデートする人110cから第1のデートする人110aに属するプロフィール130aの選択420をツールが受信したかどうかを判定する。ステップ735で、マッチングツール105が、第2のデートする人110cから第1のデートする人110aに属するプロフィール130aの選択420をツールが受信したと判定した場合、ステップ745で、マッチングツール105は、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとの間でマッチング425を生成する。ステップ750で、マッチングツール105は、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとの間でやりとりをできるようにする。
【0123】
ステップ735で、マッチングツール105が、第2のデートする人110cから第1のデートする人110aに属するプロフィール130aの選択420をツールが受信していないと判定した場合、ステップ740で、マッチングツール105は、第2のデートする人110cの友達110dからプロフィール130aの選択420をツールが受信したかどうかを判定する。ステップ740で、マッチングツール105が、第2のデートする人110cの友達110dからプロフィール130aの選択420をツールが受信したと判定すると、ステップ745で、マッチングツール105は、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとの間でマッチング425を生成し、ステップ750で、マッチングツール105は、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとの間でやりとりができるようにする。他方で、ステップ740で、マッチングツール105が、第2のデートする人110cの友達110dからプロフィール130aの選択420をツールが受信していないと判定した場合、マッチングツール105は、第1のデートする人110aと第2のデートする人110cとの間でマッチングを生成しない。
【0124】
ステップ715で、マッチングツール105が、第1のデートする人110aの友達110bから選択415が受信されたと判定した場合、ステップ720で、マッチングツール105は、友達110bが第1のデートする人110aの潜在的な相手を選択するための許可が第1のデートする人110aによって与えられているかどうか判定する。ステップ720で、マッチングツール105が、友達110bが第1のデートする人110aの潜在的な相手を選択する許可を第1のデートする人110aによって与えられていると判定した場合、本方法はステップ735に進み、上述したようにステップ735から続く。
【0125】
ステップ720で、マッチングツール105が、友達110bが第1のデートする人110aの潜在的な相手を選択する許可を第1のデートする人110aによって与えられていないと判定した場合、ステップ725で、マッチングツール105は、友達110bからの選択415をデートする人110aに対する提案として扱う。したがって、マッチングツール105は、第1の一連のプロフィール推奨405におけるプロフィール130を並び替えて、デートする人110cに属するプロフィール130cが第1の一連のプロフィール推奨405の場合よりも先に置かれる第2の一連のプロフィール推奨405にする。例えば、マッチングツール105は、プロフィール130cを第2のプロフィール推奨の最初に置くことにより、第1の一連のプロフィール推奨405のプロフィール130を並び替えて第2の一連のプロフィール推奨にする。加えて、マッチングツール105は、友達110bが第1のデートする人110aのためにプロフィール130cを提案したという表示をプロフィール130cに記載してもよい。ステップ730で、マッチングツール105は、第2の一連のプロフィール推奨を、そこから選択するために第1のデートする人110aに送信する。
【0126】
図7に示す方法700に修正、追加又は省略が行われ得る。方法700は、より多くの、より少ない又は他のステップを含み得る。例えば、ステップは並行して又は任意の好適な順序で行われ得る。マッチングツール105(又はそのコンポーネント)がステップを行うものとして説明したが、システム100の任意の好適なコンポーネント、例えば装置115が本方法の1つ以上のステップを行ってもよい。
【0127】
図8は、マッチングツール105が、デートする人110aにとって潜在的に相性の良いユーザ110の推奨を生成し得る方法を示すフローチャートを提示する。
【0128】
ステップ805で、マッチングツール105は、デートする人110a、デートする人110aの第1の友達110b及び/又はデートする人110aの第2の友達110fに、第1の一連のプロフィール推奨310を送信する。ステップ810で、マッチングツール105は、第1の一連のプロフィール推奨310で提示される1つ以上のプロフィール130のうちの選択315を受信する。ステップ815で、マッチングツール105は、選択315がデートする人110aから受信されたかどうか判定する。
【0129】
ステップ815で、マッチングツール105が、選択315はデートする人110aから受信されたと判定した場合、ステップ825で、マッチングツール105は、デートする人110aに割り当てられる重み155aを決定する。他方で、ステップ815で、マッチングツール105が、選択315は第1の友達110b又は第2の友達110fから受信されたと判定した場合、ステップ820で、マッチングツール105は、第1の友達110bに割り当てられる重み155b又は第2の友達110fに割り当てられる重み155fを決定する。ステップ830で、マッチングツール105は、マッチングアルゴリズム145を用いて、選択315及び重み155aに少なくとも部分的に基づいて、デートする人110aのための第2の一連のプロフィール推奨320を決定する。ステップ835で、マッチングツール105は、追加のプロフィール推奨のための要求が、デートする人110a、第1の友達110b及び第2の友達110fのいずれかから受信したかどうか判定する。ステップ835で、マッチングツール105が追加のプロフィール推奨のための要求を受信していると判定した場合、ステップ840で、マッチングツール105は、第2の一連のプロフィール推奨320を送信する。次いで、方法800はステップ810に進み、上述したようにステップ810から続く。
【0130】
図8に示す方法800に修正、追加又は省略が行われ得る。方法800は、より多くの、より少ない又は他のステップを含み得る。例えば、ステップは並行して又は任意の好適な順序で行われ得る。マッチングツール105(又はそのコンポーネント)がステップを行うものとして説明したが、システム100の任意の好適なコンポーネント、例えば装置115が本方法の1つ以上のステップを行い得る。
【0131】
本開示はいくつかの実施形態を含むが、無数の変更、変形、改変、変換及び修正が当業者に示唆されてもよく、本開示は、添付の特許請求の範囲にあるそのような変更、変形、改変、変換及び修正を包含することを意図する。
図1
図2A
図2B
図3A
図3B
図3C
図4A
図4B
図4C
図5
図6
図7
図8
【国際調査報告】