(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-03-16
(54)【発明の名称】メッセージ提示方法及び電子デバイス
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0481 20220101AFI20230309BHJP
G06F 3/0482 20130101ALI20230309BHJP
G06F 3/04842 20220101ALI20230309BHJP
H04L 51/04 20220101ALI20230309BHJP
【FI】
G06F3/0481
G06F3/0482
G06F3/04842
H04L51/04
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022544687
(86)(22)【出願日】2021-02-10
(85)【翻訳文提出日】2022-07-22
(86)【国際出願番号】 CN2021076506
(87)【国際公開番号】W WO2021160161
(87)【国際公開日】2021-08-19
(31)【優先権主張番号】202010093487.8
(32)【優先日】2020-02-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】521506582
【氏名又は名称】北京▲達▼佳互▲聯▼信息技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】BEIJING DAJIA INTERNET INFORMATION TECHNOLOGY CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】Room 101D1-7,1st Floor,Building 1,No.6,Shangdi West Road,Haidian District,Beijing 100085 China
(74)【代理人】
【識別番号】100136319
【氏名又は名称】北原 宏修
(74)【代理人】
【識別番号】100143498
【氏名又は名称】中西 健
(72)【発明者】
【氏名】▲劉▼▲碩▼
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA02
5E555AA04
5E555AA23
5E555AA25
5E555AA61
5E555AA76
5E555BA01
5E555BA05
5E555BA06
5E555BA20
5E555BA76
5E555BB01
5E555BB05
5E555BB06
5E555BB20
5E555BC04
5E555BD06
5E555CB37
5E555CB72
5E555CB75
5E555CC03
5E555DB03
5E555DC11
5E555DC13
5E555DC14
5E555DC18
5E555DD07
5E555EA03
5E555EA09
5E555EA11
5E555EA14
5E555FA00
(57)【要約】
【課題】本開示は、メッセージ提示方法、装置、電子デバイス及び記憶媒体に関する。
【解決手段】前記方法は、現在登録しているターゲットアカウントの連絡先リストを取得することと、前記連絡先リストから特別注目されたセッションの識別子を取得することと、フローティングウィンドウの形式で前記セッションの識別子を表示することとを含み、前記セッションの識別子は、連絡先の識別子及びグループの識別子のうちの少なくとも1つを含む。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
現在登録しているターゲットアカウントの連絡先リストを取得することと、
前記連絡先リストから特別注目されたセッションの識別子を取得することと、
フローティングウィンドウの形式で前記セッションの識別子を表示することとを含み、
前記セッションの識別子は、連絡先の識別子及びグループの識別子のうちの少なくとも1つを含む
ことを特徴とするメッセージ提示方法。
【請求項2】
前記方法は、さらに、
前記ターゲットアカウントが前記セッションの識別子に関連する未読メッセージを受信することに応答し、前記フローティングウィンドウに前記セッションの識別子に関連する未読メッセージの数を表示することを含む
ことを特徴とする請求項1に記載のメッセージ提示方法。
【請求項3】
任意の前記フローティングウィンドウに対する確認命令を受信することに応答し、前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプし、前記フローティングウィンドウに表示される未読メッセージの数をクリアすることさらにを含む
ことを特徴とする請求項1に記載のメッセージ提示方法。
【請求項4】
前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプすることに応答し、事前に設定されたフォールバックフローティングコントロールで現在表示されるセッションページのフローティングウィンドウを切替えることと、
前記フォールバックフローティングコントロールに対するトリガー命令を受信することに応答し、今回ジャンプの前の表示インターフェースに戻り、前記フォールバックフローティングコントロールを切替前の前記フローティングウィンドウに戻すこととをさらに含む
ことを特徴とする請求項3に記載のメッセージ提示方法。
【請求項5】
前記連絡先リストの任意のターゲットセッションの識別子に対する特別注目命令を受信することに応答し、現在に特別注目されたセッションの識別子の数が所定値に達していない場合、前記ターゲットセッションの識別子を特別注目されたセッションの識別子として設定することを含む
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のメッセージ提示方法。
【請求項6】
任意の前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子に対する注目取消命令を受信することに応答し、前記セッションの識別子のフローティングウィンドウ表示を取消すことを含む
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のメッセージ提示方法。
【請求項7】
連絡先リスト取得モジュールと、特別注目セッション取得モジュールと、フローティング表示モジュールとを含むメッセージ提示装置であって、
前記連絡先リスト取得モジュールは、現在登録しているターゲットアカウントの連絡先リストを取得するように構成され、
前記特別注目セッション取得モジュールは、前記連絡先リストから特別注目されたセッションの識別子を取得するように構成され、前記セッションの識別子は、連絡先の識別子及びグループの識別子のうちの少なくとも1つを含み、
前記フローティング表示モジュールは、フローティングウィンドウの形式で前記セッションの識別子を表示するように構成される
ことを特徴とするメッセージ提示装置。
【請求項8】
前記フローティング表示モジュールは、第1のフローティング表示サブモジュールを含み、
前記第1のフローティング表示サブモジュールは、前記ターゲットアカウントが前記セッションの識別子に関連する未読メッセージを受信することに応答し、前記フローティングウィンドウに前記セッションの識別子に関連する未読メッセージの数を表示するように構成される
ことを特徴とする請求項7に記載のメッセージ提示装置。
【請求項9】
前記メッセージ提示装置は、さらに、ページジャンプモジュールを含み、
前記ページジャンプモジュールは、任意の前記フローティングウィンドウに対する確認命令を受信することに応答し、前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプし、前記フローティングウィンドウに表示される未読メッセージの数をクリアするように構成される
ことを特徴とする請求項7に記載のメッセージ提示装置。
【請求項10】
前記メッセージ提示装置は、さらに、フォールバックフローティングコントロール表示モジュールと、ページ戻りモジュールとを含み、
前記フォールバックフローティングコントロール表示モジュールは、前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプすることに応答し、事前に設定されたフォールバックフローティングコントロールで現在表示されるセッションページのフローティングウィンドウを切替えるように構成され、
前記ページ戻りモジュール、前記フォールバックフローティングコントロールに対するトリガー命令を受信することに応答し、今回ジャンプの前の表示インターフェースに戻り、前記フォールバックフローティングコントロールを切替前の前記フローティングウィンドウに戻すように構成される
ことを特徴とする請求項9に記載のメッセージ提示装置。
【請求項11】
前記メッセージ提示装置は、さらに、注目セッション設定モジュールを含み、
前記注目セッション設定モジュールは、前記連絡先リストの任意のターゲットセッションの識別子に対する特別注目命令を受信することに応答し、現在に特別注目されたセッションの識別子の数が所定値に達していない場合、前記ターゲットセッションの識別子を特別注目されたセッションの識別子として設定するように構成される
ことを特徴とする請求項7~10のいずれか1項に記載のメッセージ提示装置。
【請求項12】
前記メッセージ提示装置は、さらに、注目取消モジュールを含み、
前記注目取消モジュールは、任意の前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子に対する注目取消命令を受信することに応答し、前記セッションの識別子のフローティングウィンドウ表示を取消すように構成される
ことを特徴とする請求項7~10のいずれか1項に記載のメッセージ提示装置。
【請求項13】
プロセッサと、前記プロセッサの実行可能な命令を記憶するメモリとを含む電子デバイスであって、
前記プロセッサは、前記命令を実行して、
現在登録しているターゲットアカウントの連絡先リストを取得し、
前記連絡先リストから特別注目されたセッションの識別子を取得し、
フローティングウィンドウの形式で前記セッションの識別子を表示し
前記セッションの識別子は、連絡先の識別子及びグループの識別子のうちの少なくとも1つを含む
ことを特徴とする電子デバイス。
【請求項14】
前記プロセッサは、前記命令を実行して、
前記ターゲットアカウントが前記セッションの識別子に関連する未読メッセージを受信することに応答し、前記フローティングウィンドウに前記セッションの識別子に関連する未読メッセージの数を表示する
ことを特徴とする請求項13に記載の電子デバイス。
【請求項15】
前記プロセッサは、前記命令を実行して、
任意の前記フローティングウィンドウに対する確認命令を受信することに応答し、前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプし、前記フローティングウィンドウに表示される未読メッセージの数をクリアする
ことを特徴とする請求項13に記載の電子デバイス。
【請求項16】
前記プロセッサは、前記命令を実行して、
前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプすることに応答し、事前に設定されたフォールバックフローティングコントロールで現在表示されるセッションページのフローティングウィンドウを切替え、
前記フォールバックフローティングコントロールに対するトリガー命令を受信することに応答し、今回ジャンプの前の表示インターフェースに戻り、前記フォールバックフローティングコントロールを切替前の前記フローティングウィンドウに戻す
ことを特徴とする請求項15に記載の電子デバイス。
【請求項17】
前記プロセッサは、前記命令を実行して、
前記連絡先リストの任意のターゲットセッションの識別子に対する特別注目命令を受信することに応答し、現在に特別注目されたセッションの識別子の数が所定値に達していない場合、前記ターゲットセッションの識別子を特別注目されたセッションの識別子として設定する
ことを特徴とする請求項13~16のいずれか1項に記載のメッセージ提示装置。
【請求項18】
前記プロセッサは、前記命令を実行して、
任意の前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子に対する注目取消命令を受信することに応答し、前記セッションの識別子のフローティングウィンドウ表示を取消す
ことを特徴とする請求項13~16のいずれか1項に記載のメッセージ提示装置。
【請求項19】
命令を記憶する記憶媒体であって、
前記命令が電子デバイスのプロセッサにより実行される場合、電子デバイスは、前記命令を実行して、
現在登録しているターゲットアカウントの連絡先リストを取得し、
前記連絡先リストから特別注目されたセッションの識別子を取得し、フローティングウィンドウの形式で前記セッションの識別子を表示し、
前記セッションの識別子は、連絡先の識別子及びグループの識別子のうちの少なくとも1つを含む
ことを特徴とする記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、通信技術分野に関し、特に、メッセージ提示方法、装置、電子デバイス及び記憶媒体に関する。
【0002】
本開示は、出願番号202010093487.8、出願日2020年2月14日の中国特許出願に基づいてその優先権を主張し、その全内容が参照により本明細書に組み込まれる。
【背景技術】
【0003】
従来の技術において、IM(インスタントメッセージング)製品において、チャットダイアログボックスでメッセージを閲覧している場合、別の連絡先又はグループがメッセージを送信すると、通常、ポップアップされた通知バーによって通知される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、メッセージ提示方法、装置、電子デバイス及び記憶媒体を提供し、その技術案は、以下の通りである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の実施例の一態様は、メッセージ提示方法を提供し、
現在登録しているターゲットアカウントの連絡先リストを取得することと、
前記連絡先リストから特別注目されたセッションの識別子を取得することと、
フローティングウィンドウの形式で前記セッションの識別子を表示することとを含み、
前記セッションの識別子は、連絡先の識別子及びグループの識別子のうちの少なくとも1つを含む。
【0006】
いくつかの実施例では、前記方法は、さらに、
前記ターゲットアカウントが前記セッションの識別子に関連する未読メッセージを受信することに応答し、前記フローティングウィンドウに前記セッションの識別子に関連する未読メッセージの数を表示することを含む。
【0007】
いくつかの実施例では、前記方法は、さらに、
任意の前記フローティングウィンドウに対する確認命令を受信することに応答し、前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプし、前記フローティングウィンドウに表示される未読メッセージの数をクリアすることを含む。
【0008】
いくつかの実施例では、
前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプすることに応答し、事前に設定されたフォールバックフローティングコントロールで現在表示されるセッションページのフローティングウィンドウを切替えることと、
前記フォールバックフローティングコントロールに対するトリガー命令を受信することに応答し、今回ジャンプの前の表示インターフェースに戻り、前記フォールバックフローティングコントロールを切替前の前記フローティングウィンドウに戻すこととをさらに含む。
【0009】
いくつかの実施例では、
前記連絡先リストの任意のターゲットセッションの識別子に対する特別注目命令を受信することに応答し、現在に特別注目されたセッションの識別子の数が所定値に達していない場合、前記ターゲットセッションの識別子を特別注目されたセッションの識別子として設定することをさらに含む。
【0010】
いくつかの実施例では、
任意の前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子に対する注目取消命令を受信することに応答し、前記セッションの識別子のフローティングウィンドウ表示を取消すことをさらに含む。
【0011】
本開示の実施例の他の態様は、連絡先リスト取得モジュールと、特別注目セッション取得モジュールと、フローティング表示モジュールとを含むメッセージ提示装置を提供し、
連絡先リスト取得モジュールは、現在登録しているターゲットアカウントの連絡先リストを取得するように構成され、
特別注目セッション取得モジュールは、前記連絡先リストから特別注目されたセッションの識別子を取得するように構成され、前記セッションの識別子は、連絡先の識別子及びグループの識別子のうちの少なくとも1つを含み、
フローティング表示モジュールは、フローティングウィンドウの形式で前記セッションの識別子を表示するように構成される。
【0012】
いくつかの実施例では、前記フローティング表示モジュールは、第1のフローティング表示サブモジュールを含み、
第1のフローティング表示サブモジュールは、前記ターゲットアカウントが前記セッションの識別子に関連する未読メッセージを受信することに応答し、前記フローティングウィンドウに前記セッションの識別子に関連する未読メッセージの数を表示するように構成される。
【0013】
いくつかの実施例では、前記装置は、さらに、ページジャンプモジュールを含み、
ページジャンプモジュールは、任意の前記フローティングウィンドウに対する確認命令を受信することに応答し、前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプし、前記フローティングウィンドウに表示される未読メッセージの数をクリアするように構成される。
【0014】
いくつかの実施例では、前記装置は、さらに、フォールバックフローティングコントロール表示モジュールと、ページ戻りモジュールとを含み、
フォールバックフローティングコントロール表示モジュールは、前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプすることに応答し、事前に設定されたフォールバックフローティングコントロールで現在表示されるセッションページのフローティングウィンドウを切替えるように構成され、
ページ戻りモジュールは、前記フォールバックフローティングコントロールに対するトリガー命令を受信することに応答し、今回ジャンプの前の表示インターフェースに戻り、前記フォールバックフローティングコントロールを切替前の前記フローティングウィンドウに戻すように構成される。
【0015】
いくつかの実施例では、前記装置は、さらに、注目セッション設定モジュールを含み、
注目セッション設定モジュールは、前記連絡先リストの任意のターゲットセッションの識別子に対する特別注目命令を受信することに応答し、現在に特別注目されたセッションの識別子の数が所定値に達していない場合、前記ターゲットセッションの識別子を特別注目されたセッションの識別子として設定するように構成される。
【0016】
いくつかの実施例では、前記装置は、さらに、注目取消モジュールを含み、
注目取消モジュールは、任意の前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子に対する注目取消命令を受信することに応答し、前記セッションの識別子のフローティングウィンドウ表示を取消すように構成される。
【0017】
本開示の実施例の他の態様は、電子デバイスを提供し、
プロセッサと、
前記プロセッサの実行可能な命令を記憶するメモリとを含み、
ここで、前記プロセッサは、前記命令を実行して、前記の任意のメッセージ提示方法を実現する。
【0018】
本開示の実施例の他の態様は、記憶媒体を提供し、前記記憶媒体内の命令が電子デバイスのプロセッサにより実行される場合、電子デバイスは、前記の任意のメッセージ提示方法を実行する。
【0019】
本開示の実施例の他の態様は、コンピュータプログラム製品を提供し、前記記憶媒体内の命令が電子デバイスのプロセッサにより実行される場合、電子デバイスは、前記の任意のメッセージ提示方法を実行する。
【0020】
本開示の実施例では、現在登録しているターゲットアカウントの連絡先リストを取得し、前記連絡先リストから特別注目されたセッションの識別子を取得し、前記セッションの識別子は、連絡先の識別子及びグループの識別子のうちの少なくとも1つを含み、フローティングウィンドウの形式で前記セッションの識別子を表示することで、メッセージを提示するとともに、メッセージのポップアップウィンドウによる干渉を減らすことができる。
【0021】
なお、前述の一般的な説明及び以下の詳細な説明は、例示的かつ説明的なものにすぎず、本開示を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0022】
本明細書に組み込まれ、その一部を構成する添付の図面は、本開示と一致する実施例を示し、本開示の原理を説明するのに役立ち、本開示を過度に制限するものではない。
【0023】
【
図1】一例示的な実施例におけるメッセージ提示方法のフローチャートである。
【
図2】一例示的な実施例における他のメッセージ提示方法のフローチャートである。
【
図2A】一例示的な実施例におけるフローティングウィンドウの表示効果の模式図である。
【
図2B】一例示的な実施例における他のフローティングウィンドウの表示効果の模式図である。
【
図3】一例示的な実施例におけるメッセージ提示装置のブロック図である。
【
図4】一例示的な実施例における他のメッセージ提示装置のブロック図である。
【
図5】一例示的な実施例における電子デバイスの構成の模式図である。
【
図6】一例示的な実施例における他の装置のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
当業者に本開示の技術的解決策をよりよく理解させるために、本開示の実施例における技術的解決策は、添付の図面を参照して以下に明確かつ完全に説明される。
【0025】
なお、本開示及び上記の図面の説明及び特許請求の範囲における「第1」、「第2」などの用語は、類似の対象を区別するために使用され、必ずしも特定のシーケンス又はシーケンスを説明するために使用されるわけではない。そのように使用されるデータは、本明細書に記載される本開示の実施例が本明細書に図示又は記載されるもの以外の順序で実施され得るように、適切な状況下で交換され得る。以下の例示的な例で説明される実装は、この開示と一致するすべての実装を表すことを意図するものではない。むしろ、それらは、添付の特許請求の範囲に記載されているように、本開示のいくつかの態様と一致する装置及び方法の単なる例である。
【0026】
図1は一例示的な実施例におけるメッセージ提示方法のフローチャートであり、
図1に示すように、メッセージ提示方法は、携帯電話、ラップトップ、コンピュータなどの電子デバイスに応用され、以下のステップを含む。
【0027】
ステップS11において、現在登録しているターゲットアカウントの連絡先リストを取得する。
【0028】
ステップS12において、前記連絡先リストから特別注目されたセッションの識別子を取得し、前記セッションの識別子は、連絡先の識別子、グループの識別子及び公式アカウントの識別子のうちの少なくとも1つを含む。
【0029】
ステップS13において、フローティングウィンドウの形式で前記セッションの識別子を表示する。
【0030】
本願は、フローティングウィンドウの方式でセッションの識別子を表示することで第三者のセッションページによるメッセージのポップアップによる干渉を回避し、さらに、フローティングウィンドウに未読メッセージの数をマークして未読メッセージを提示する。また、本開示の実施例では、ユーザは、要求に応じて連絡先リストにおいて特別注目されたセッションの識別子を予め設定及び調整することができ、そして、ターゲットアカウントが成功に登録した後、現在登録しているターゲットアカウントの連絡先リストを取得することができ、さらに、連絡先リストから特別注目されたセッションの識別子を取得することができる。
【0031】
ここで、連絡先リストには、対応するターゲットアカウントの連絡先の識別子、対応するターゲットアカウントが属するチャットグループのグループの識別子、ターゲットアカウントが注目した公式アカウントの識別子などが含まれるが、これらに限定されない。従って、この時、特別注目されたセッションの識別子は、連絡先の識別子、グループの識別子及び公式アカウントの識別子のうちの少なくとも1つであってもよい。勿論、今後の応用では、連絡先リストに含まれる内容に新しい内容を追加する可能である場合、セッションの識別子に含まれる内容も調整されるが、この実施例で限定されない。また、セッションの識別子は、セッションの身元を示す識別子であってもよく、例えば、セッションに対応する名称、ニックネーム、セッションに対応するユーザのアバターなどであってもよい。また、セッションの識別子が連絡先の識別子である場合、この時のセッションの識別子が連絡先の名称、連絡先のアバター等であってもよく、セッションの識別子がグループの識別子である場合、この時のセッションの識別子がグループの名称、グループのアバター等であってもよく、セッションの識別子が公式アカウントの識別子である場合、この時のセッションの識別子が公式アカウントの名称、公式アカウントのアバター等であってもよい。また、本開示の実施例では、ユーザは、任意の方式で特別注目されたセッションの識別子を設定することができるが、本開示の実施例で限定されない。
【0032】
現在登録しているターゲットアカウントの連絡先リストから特別注目されたセッションの識別子を取得した後、フローティングウィンドウの形式で特別注目されたセッションの識別子を表示し、対応するセッションの識別子に関連する未読メッセージの数をフローティングウィンドウに表示する。ここで、フローティングウィンドウの表示位置、外観等のパラメータは、要求に応じて予め設定されることができるが、本開示の実施例で限定されない。また、本開示の実施例では、フローティングウィンドウの表示では、フローティングウィンドウの外観、位置等は、調整されることができるが、本開示の実施例で限定されない。
【0033】
例えば、ターゲットアカウントの連絡先リストにおいてユーザBが特別注目されたセッションの識別子である場合、フローティングウィンドウの形式で特別注目されたセッションの識別子を表示する時に、ユーザBのアバターによるフローティングウィンドウを自動に生成し、画面右側に自動配置される。
【0034】
さらに、その後、任意のセッションページに切替えても、フローティングウィンドウの形式で表示されるセッションの識別子は、消えない。勿論、本開示の実施例では、ユーザが特別注目されたセッションの識別子を再調整する場合、表示されるフローティングウィンドウも調整されてもよい。例えば、上記のユーザBのアバターフのローティングウィンドウの場合、該ユーザBのセッションの識別子を長押して「注目及びローティングを取消す」を選定すると、アバターのフローティングウィンドウが消える。
【0035】
また、本開示の実施例では、特別注目されたセッションの識別子からのメッセージを提示するために、フローティング表示される現在のセッションの識別子に関連する未読メッセージの数をフローティングウィンドウに表示してもよい。ここで、フローティングウィンドウにおける未読メッセージの数の表示形式は、要求に応じて設定されてもいが、本開示の実施例で限定されない。
【0036】
例えば、フローティングウィンドウでは、対応するセッションの識別子の右上に、各セッションの識別子の未読メッセージの数をコーナーマークで表示する。また、あるセッションの識別子の未読メッセージの数がゼロである場合、未読メッセージの数を表示しなくてもよい。
【0037】
例えば、上記のセッションの識別子B、即ち、ユーザの識別子Bについて、ターゲットアカウントとユーザCとのチャートのセッションページに切替える場合、この時に、ユーザBからメッセージを送信すると、セッションの識別子Bを表示するフローティングウィンドウにおいて、ユーザBからの未読メッセージの数をコーナーマークで表示し、ターゲットアカウントとユーザCとのチャートを妨害しなく、ユーザがユーザCのセッションページのチャートメッセージを確認することに影響しない。
【0038】
また、実際の応用では、メッセージリストページ等の一部の表示インターフェースにおいて、特別注目されたユーザ識別子を含む全部の連絡先の未読メッセージを既に表示するため、本開示の実施例では、要求に応じて、一部のインターフェースに、フローティングウィンドウの形式で特別注目されたセッションの識別子及び未読メッセージの数を表示するように構成してもよい。例えば、任意のセッションページ、及び/又は連絡先リストページに、フローティングウィンドウの形式で特別注目されたセッションの識別子及び未読メッセージの数を表示する。
【0039】
本開示の実施例では、特別注目された1つのセッションの識別子を設定されてもよく、特別注目された複数のセッションの識別子を設定されてもよいが、本開示の実施例で限定されない。例えば、特別注目された3つのセッションの識別子を設定する場合、特別注目された複数のセッションの識別子のフローティングウィンドウは、
図2Aに示すように、縦で組み合わせて配列され一線に表示し、画面の右端に自動的にフローティングすることができる。ユーザは、現在に、特別注目された3つのセッションの識別子を設定し、注目されないグループでチャートしている場合、この時、特別注目されたグループBから2つの未読メッセージを送信すると、上のフローティングウィンドウのセッションの識別子に関連する未読メッセージの数が2になる。
【0040】
本開示の実施例では、現在登録しているターゲットアカウントの連絡先リストを取得し、前記連絡先リストから特別注目されたセッションの識別子を取得し、前記セッションの識別子は、連絡先の識別子及びグループの識別子のうちの少なくとも1つを含む、フローティングウィンドウの形式で前記セッションの識別子を表示し、前記フローティングウィンドウに前記セッションの識別子に関連する未読メッセージの数を表示することで、メッセージを提示するとともに、メッセージのポップアップウィンドウによる干渉を減らすことができる。
【0041】
図2を参照し、本開示の実施例では、前記方法は、さらに、以下のステップを含む。
【0042】
ステップS131において、前記ターゲットアカウントが前記セッションの識別子に関連する未読メッセージを受信することに応答し、前記フローティングウィンドウに前記セッションの識別子に関連する未読メッセージの数を表示し、
【0043】
及び/又は、ステップS132において、前記ターゲットアカウントが前記セッションの識別子に関連する未読メッセージを受信しないことに応答し、フローティングウィンドウの形式で前記セッションの識別子を表示する。
【0044】
本開示の実施例において、セッションの識別子をフローティング表示することの主な重要性は、ユーザの現在のセッションに影響を与えることなくメッセージをリアルタイムにチェックするようにユーザに促すために、未読メッセージを提示することであり、特別注目されたセッションの識別子に新しい未読メッセージが生成されない場合、フローティング表示を一時的に行わなく、未読メッセージがあるセッションの識別子を優先的に表示する。
【0045】
この場合、特別注目された各セッションの識別子に関連する未読メッセージがターゲットアカウントに受信されるかどうかを検出し、ターゲットアカウントが特別注目された各セッションの識別子に関連する未読メッセージを受信する場合、フローティングウィンドウの形式で前記セッションの識別子を表示し、前記フローティングウィンドウに前記セッションの識別子に関連する未読メッセージの数を表示する。ターゲットアカウントが特別注目された各セッションの識別子に関連する未読メッセージが受信しない場合、対応するセッションの識別子をフローティング表示しなくてもよい。
【0046】
勿論、本開示の実施例では、ユーザが特別注目されたセッションの識別子を設定するとき、連絡の利便性を考慮し、頻繁に連絡されるセッションの識別子を特別注目として設定することができ、この時、特別注目されたセッションの識別子のセッションページに容易にアクセスするために、特別注目されたセッションの識別子について、未読メッセージに関連するかどうかに関係なく、対応するセッションの識別子をフローティングウィンドウの形式で表示する。さらに、各フローティングウィンドウにそれに関連する未読メッセージの数が表示されている場合、関連する未読メッセージの数がセロであるフローティングウィンドウについて、そこに表示される未読メッセージの数が「0」であってもよい。この場合、ユーザへのある程度に視覚的妨害し、未読メッセージも含まれていると誤解し、対応するフローティングウィンドウに対応するセッションページにアクセスことをトリガーする。したがって、本開示のこの実施例では、上記の干渉を回避するために、未読メッセージがないセッションの識別子の場合、対応するセッションの識別子に関連する未読メッセージの数をフローティングウィンドウに表示しない。未読メッセージがあるセッションの識別子の場合、セッションの識別子に関連する未読メッセージの数をフローティングウィンドウに表示して、未読メッセージを提示し、これにより、ユーザは、フローティングウィンドウに対応するセッションの識別子に未読メッセージが関連するかどうかを正確に区別する。
【0047】
図2を参照し、本開示の実施例では、以下のステップを含む。
【0048】
ステップS14において、任意の前記フローティングウィンドウに対する確認命令を受信することに応答し、前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプし、前記フローティングウィンドウに表示される未読メッセージの数をクリアする。
【0049】
また、本開示の実施例では、ユーザが特別注目された任意のセッションの識別子のセッションページにタイムリーにジャンプするために、フローティングウィンドウを介してセッションページに直接にジャンプする方式を構成することができる。この時、任意のフローティングウィンドウに対する確認命令を受信すると、対応するフローティングウィンドウ内のセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプすることができ、この時、セッションページに対応する全部のセッションの識別子に対応する全部の未読メッセージを表示し、即ち、現在のセッションの識別子のメッセージが既読になり、未読メッセージの数がゼロになり、対応するフローティングウィンドウに表示される未読メッセージの数をクリアする。
【0050】
ここで、任意の方式で任意のフローティングウィンドウに対する確認命令を入力することができるが、本開示の実施例で限定されない。例えば、フローティングウィンドウをクリックして対応するフローティングウィンドウに対する確認命令を入力することができる。
【0051】
例えば、上記のユーザBについて、ユーザは、任意の時刻でユーザBのセッションの識別子に対応するフローティングウィンドウをクリックして、該フローティングウィンドウに対する確認命令を入力し、さらに、ターゲットアカウントと該ユーザBとのセッションページに直接にジャンプすることができる。また、ユーザが該フローティングウィンドウをクリックした後、クライアントが該フローティングウィンドウに対応する未読メッセージのコーナーマークデータを自動にクリアし、即ち、コーナーマークで表示される未読メッセージの数をクリアする。
【0052】
例えば、
図2Aに示すように、フローティングウィンドウについて、ユーザがコーナーマークが2であるフローティングウィンドウをクリックすると、対応するフローティングウィンドウに対する確認命令をトリガーし、グループBとのセッションページに自動にジャンプする。
【0053】
図2を参照し、本開示の実施例では、以下のステップを含み、
ステップS15において、前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプすることに応答し、事前に設定されたフォールバックフローティングコントロールで現在表示されるセッションページのフローティングウィンドウを切替え、
ステップS16において、前記フォールバックフローティングコントロールに対するトリガー命令を受信することに応答し、今回ジャンプの前の表示インターフェースに戻り、前記フォールバックフローティングコントロールを切替前の前記フローティングウィンドウに戻す。
【0054】
また、本開示の実施例では、複数のセッションの識別子のフローティングウィンドウを表示する場合、ユーザが任意のセッションの識別子のフローティングウィンドウをクリックすると、現在に表示されるセッションページが属するセッションの識別子をユーザに提示するために、前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプした後、事前に設定されたフォールバックフローティングコントロールで現在表示されるセッションページのフローティングウィンドウを切替えることができる。
【0055】
また、対応するフォールバックフローティングコントロールに対するトリガー命令を受信すると、今回ジャンプの前の表示インターフェースに戻り、対応するフォールバックフローティングコントロールを切替前の前記フローティングウィンドウに戻す。
【0056】
ここで、フォールバックフローティングコントロールの具体的な形式は、要求に応じて設定されてもよいが、本開示の実施例で限定されない。また、本開示の実施例では、任意の方式でフォールバックフローティングコントロールに対するトリガー命令を入力することができるが、本開示の実施例で限定されない。
【0057】
例えば、上記のユーザBについて、ターゲットアカウントとユーザBとのセッションページにジャンプした場合、この時、ユーザBのセッションの識別子に対応するフローティングウィンドウをフォールバックフローティングコントロールに切替えることができ、例えば、該フォールバックフローティングコントロールをクリックして対応するフォールバックフローティングコントロールに対するトリガー命令を入力すると、今回のジャンプの前の表示インターフェースに戻り、同時に、該フォールバックフローティングコントロールを、ユーザBが表示されるフローティングウィンドウに切替える。例えば、今回のジャンプは、ターゲットアカウントとユーザCとのセッションページからユーザアカウントとユーザBとのセッションページへのジャンプである場合、この時、ターゲットアカウントとユーザCのセッションページに戻ることができる。
【0058】
勿論、本開示の実施例では、前記フォールバックフローティングコントロールに対するトリガー命令を受信した後、今回のジャンプの前の表示インターフェースに戻せず、所定の表示インターフェースに戻るように構成してもよい。ここで、所定の表示インターフェースは、要求に応じて設定されてもよいが、本開示の実施例で限定されない。例えば、所定の表示インターフェースを連絡先リストページ、メッセージリストページなどに設定してもよい。
【0059】
例えば、
図2Aに示すフローティングウィンドウの場合、ユーザがコーナーマークが2であるフローティングウィンドウをクリックすると、対応するフローティングウィンドウに対する確認命令をトリガーし、グループBとのセッションページに自動にジャンプする。この時、グループBのフローティングウィンドウを自動に隠し、フォールバックフローティングコントロールに切替え、
図2Bに示すように、ここで、フォールバックフローティングコントロールを「◇」で示す。また、該フォールバックフローティングコントロールを介して、ジャンプ前のグループチャットページに快速にフォールバックすることができる。
【0060】
図2を参照し、本開示の実施例では、以下のステップを含む。
ステップS17において、前記連絡先リストの任意のターゲットセッションの識別子に対する特別注目命令を受信することに応答し、現在に特別注目されたセッションの識別子の数が所定値に達していない場合、前記ターゲットセッションの識別子を特別注目されたセッションの識別子として設定する。
【0061】
本開示の実施例では、特別注目されたセッションの識別子の数を所定値以下に設定することができる。所定値は、要求に応じて設定されてもいが、本開示の実施例で限定されない。
【0062】
従って、特別注目されたセッションの識別子を設定する時に、前記連絡先リストの任意のターゲットセッションの識別子に対する特別注目命令を受信した場合、特別注目されたセッションの識別子として設定されたセッションの識別子の数が所定値に達すかどうかを検出し、特別注目されたセッションの識別子として現在に設定されたセッションの識別子の数が所定値に達していない場合、ターゲットセッションの識別子を特別注目されたセッションの識別子として設定することができる。特別注目されたセッションの識別子として現在に設定されたセッションの識別子の数が所定値に達した場合、特別注目されたセッションの識別子の数が上限であり、また、ユーザは、特別注目された任意のセッションの識別子を選定して取消し、特別注目された新しいセッションの識別子を設定することができることをユーザに提示する。
【0063】
ここで、ユーザは、任意の方式で、前記連絡先リストの任意のターゲットセッションの識別子に対する特別注目命令を入力することができるが、本開示の実施例で限定されない。例えば、以上のように、ターゲットセッションの識別子を選定してクリックし、ポップアップされた機能メニューから「注目及びフローティング表示」を選択すると、対応するターゲットセッションの識別子に対する特別注目命令をトリガーすることができ、特別注目されたセッションの識別子として現在に設定されたセッションの識別子の数が所定値に達していない場合、ターゲットセッションの識別子を特別注目されたセッションの識別子として直接設定することができる。
【0064】
図2を参照し、本開示の実施例では、以下のステップを含む。
ステップS18において、任意の前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子に対する注目取消命令を受信することに応答し、前記セッションの識別子のフローティングウィンドウ表示を取消す。
【0065】
特別注目された任意のセッションの識別子、即ち、任意のフローティングウィンドウにおいてセッションの識別子に対する注目取消命令を受信すると、対応するセッションの識別子に対する特別注目を取り消し、また、対応するセッションの識別子のフローティングウィンドウを取消すことができる。
【0066】
ここで、任意の方式で、任意の前記フローティングウィンドウにおいてセッションの識別子に対する注目取消命令を入力することができるが、本開示の実施例で限定されない。例えば、連絡先リストの識別子のセッションの識別子、又はフローティングウィンドウにおけるセッションの識別子を選定し、右キーをクリックし、ポップアップされた機能メニューから「注目及びフローティングを取消す」を選定すると、対応するターゲットセッションの識別子に対する注目取消命令をトリガーすることができる。
【0067】
例えば、本開示の実施例では、以下のサーバプロトコルでターゲットアカウントの連絡先リストにおいて特別注目されたセッションの識別子を設定又は取消すことができる。
【0068】
message SetFollowRequest {
int64 uid = user1; // ここで、uidがターゲットアカウントである
bool follow = 1、// followで特別注目を設定又は取消すことを示し、例えば、followの値1である時に特別注目を設定し、followの値が0である時に特別注目を取消す
int64 target_uid = XXX;// target_uidは、ユーザが連絡先リストから選定した特別注目を設定又は取消す任意のセッションの識別子である
}
message SetFollowResponse {
bool success = 1; // successで特別注目の設定又は取消が成功するかどうかを示し、例えば、successの値が1である時に成功を示し、0の場合に失敗を示す
}
【0069】
いくつかの実施例では、ターゲットアカウントに対応するユーザがその連絡先リストから任意のセッションの識別子を選択して特別注目を設定又は取消す場合、このとき、上記のコードのuidの値をターゲットアカウントに設定し、同時に、target_uidの値をユーザが選定したセッションの識別子に設定し、ユーザにより特別注目の設定又は取消に基づいて、followの値を決定し、SetFollowRequest関数を実行し、特別注目の設定又は取消を実現し、また、successの出力結果に基づいて特別注目の設定又は取消が成功するかどうかを把握する。
【0070】
また、記憶層のサーバでデータベースを介してターゲットアカウントに対応するユーザにより設定された特別注目されたセッションの識別子のリストを保存することができ、表の構成は、以下の通りである。
【0071】
create table follows(
id bigint auto_increment primary key, // 主キー
uid bigint not null, // ターゲットアカウント
target_uid bigint not null, // ターゲットアカウントの連絡先リストにおいて特別注目を設定した任意のセッションの識別子
target_type int not null, // target_typeは、セッションタイプを示し、例えば、0でプライベートチャットを示し、1でグループチャットを示す
create_time timestamp not null, // 表の作成時間
update_time timestamp not null //表の更新時間
)
【0072】
いくつかの実施例では、サーバで各ターゲットアカウントの特別注目されたセッションの識別子に対して上記の表の構成で記録されることができ、クライアントが現在のターゲットアカウントに対応する特別注目されたセッションの識別子を検索するのに便利である。
【0073】
ここで、プロトコルがクライアントとサーバとの間で伝送され、クライアントが要求し、サーバがクライアントからの要求に対して応答を行う。ユーザが登録すると、特別注目されたセッションの識別子が設定されたリストを自動にロードし、クライアントがロード結果をローカルにキャッシュすることができ、必要がある時に特別注目されたセッションの識別子が設定されたフローティングウィンドウを自動に表示する。さらに、特別注目されたセッションの識別子の新しいメッセージのプッシュ(push)は、クライアントにより自動に受信されフローティングウィンドウの数字コーナーマークに表示される。また、特別注目されたあるセッションの識別子がターゲットユーザにより連絡先リストから削除される場合、この場合、対応するセッションの識別子のフローティングウィンドウも削除される。
【0074】
本開示の実施例では、前記ターゲットアカウントが前記セッションの識別子に関連する未読メッセージを受信することに応答し、フローティングウィンドウの形式で前記セッションの識別子を表示し、前記フローティングウィンドウに前記セッションの識別子に関連する未読メッセージの数を表示し、及び/又は、前記ターゲットアカウントが前記セッションの識別子に関連する未読メッセージを受信しないことに応答し、フローティングウィンドウの形式で前記セッションの識別子を表示する。従って、要求に応じて、未読メッセージがあるフローティングウィンドウのみを表示し、又は、未読メッセージを受信しないセッションの識別子に対して、フローティングウィンドウのみを表示することで、メッセージポップアップの視覚的な干渉をさらに減らすことができる。
【0075】
さらに、本開示の実施例では、任意の前記フローティングウィンドウに対する確認命令を受信することに応答し、前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプし、前記フローティングウィンドウに表示される未読メッセージの数をクリアしてもよい。また、前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプすることに応答し、事前に設定されたフォールバックフローティングコントロールで現在表示されるセッションページのフローティングウィンドウを切替え、前記フォールバックフローティングコントロールに対するトリガー命令を受信することに応答し、今回ジャンプの前の表示インターフェースに戻り、前記フォールバックフローティングコントロールを切替前の前記フローティングウィンドウに戻す。このようにして、高速ジャンプとジャンプバックを実現でき、複数のセッションをすばやく切り替えるのに便利で、リストページに戻ってもう一度クリックする必要がなく、いつでもどこでも特別注目されたセッションページにワンクリックでアクセスでき、簡単で効率である。
【0076】
また、本開示の実施例では、前記連絡先リストの任意のターゲットセッションの識別子に対する特別注目命令を受信することに応答し、現在に特別注目されたセッションの識別子の数が所定値に達していない場合、前記ターゲットセッションの識別子を特別注目されたセッションの識別子として設定してもよい。さらに、任意の前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子に対する注目取消命令を受信することに応答し、前記セッションの識別子のフローティングウィンドウ表示を取消す。このように、要求に応じて、特別注目されたセッションの識別子を設定又は調整し、さらに、特別注目されたセッションの識別子の数が一定であると保証し、ユーザの注目要求を満たすとともに、フローティングウィンドウが多すぎることによる視覚的な干渉を回避することもできる。
【0077】
図3は一例示的な実施例におけるメッセージ提示装置のブロック図である。
図3を参照し、該装置は、連絡先リスト取得モジュール21、特別注目セッション取得モジュール22及びフローティング表示モジュール23を含む。
【0078】
連絡先リスト取得モジュール21は、現在登録しているターゲットアカウントの連絡先リストを取得するように構成され、
特別注目セッション取得モジュール22は、前記連絡先リストから特別注目されたセッションの識別子を取得するように構成され、前記セッションの識別子は、連絡先の識別子及びグループの識別子のうちの少なくとも1つを含み、
フローティング表示モジュール23は、フローティングウィンドウの形式で前記セッションの識別子を表示し、前記フローティングウィンドウに前記セッションの識別子に関連する未読メッセージの数を表示するように構成される。
【0079】
本開示の実施例では、現在登録しているターゲットアカウントの連絡先リストを取得し、前記連絡先リストから特別注目されたセッションの識別子を取得し、前記セッションの識別子は、連絡先の識別子及びグループの識別子のうちの少なくとも1つを含み、フローティングウィンドウの形式で前記セッションの識別子を表示し、前記フローティングウィンドウに前記セッションの識別子に関連する未読メッセージの数を表示することで、メッセージを提示するとともに、メッセージのポップアップによる干渉を減らすことができる。
【0080】
図4を参照し、本開示の実施例では、前記フローティング表示モジュール23は、さらに、第1のフローティング表示サブモジュール231と第2のフローティング表示サブモジュール232を含み、
第1のフローティング表示サブモジュール231は、前記ターゲットアカウントが前記セッションの識別子に関連する未読メッセージを受信することに応答し、フローティングウィンドウの形式で前記セッションの識別子を表示し、前記フローティングウィンドウに前記セッションの識別子に関連する未読メッセージの数を表示し、及び/又は、
第2のフローティング表示サブモジュール232は、前記ターゲットアカウントが前記セッションの識別子に関連する未読メッセージを受信しないことに応答し、フローティングウィンドウの形式で前記セッションの識別子を表示するように構成される。
【0081】
図4を参照し、本開示の実施例では、前記メッセージ提示装置は、さらに、ページジャンプモジュール24を含み、
ページジャンプモジュール24は、任意の前記フローティングウィンドウに対する確認命令を受信することに応答し、前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプし、前記フローティングウィンドウに表示される未読メッセージの数をクリアするように構成される。
【0082】
図4を参照し、本開示の実施例では、前記メッセージ提示装置は、さらに、フォールバックフローティングコントロール表示モジュール25とページ戻りモジュール26を含み、
フォールバックフローティングコントロール表示モジュール25は、前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプすることに応答し、事前に設定されたフォールバックフローティングコントロールで現在表示されるセッションページのフローティングウィンドウを切替えるように構成され、
【0083】
ページ戻りモジュール26は、前記フォールバックフローティングコントロールに対するトリガー命令を受信することに応答し、今回ジャンプの前の表示インターフェースに戻り、前記フォールバックフローティングコントロールを切替前の前記フローティングウィンドウに戻すように構成される。
【0084】
図4を参照し、本開示の実施例では、前記メッセージ提示装置は、さらに、注目セッション設定モジュール27を含み、
注目セッション設定モジュール27は、前記連絡先リストの任意のターゲットセッションの識別子に対する特別注目命令を受信することに応答し、現在に特別注目されたセッションの識別子の数が所定値に達していない場合、前記ターゲットセッションの識別子を特別注目されたセッションの識別子として設定するように構成される。
【0085】
図4を参照し、本開示の実施例では、前記メッセージ提示装置は、さらに、注目取消モジュール28を含み、
注目取消モジュール28は、任意の前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子に対する注目取消命令を受信することに応答し、前記セッションの識別子のフローティングウィンドウ表示を取消すように構成される。
【0086】
本開示の実施例では、前記ターゲットアカウントが前記セッションの識別子に関連する未読メッセージを受信することに応答し、フローティングウィンドウの形式で前記セッションの識別子を表示し、前記フローティングウィンドウに前記セッションの識別子に関連する未読メッセージの数を表示することで、未読メッセージがあるフローティングウィンドウのみを表示し、メッセージのポップアップによる視覚干渉をさらに減らすことができる。
【0087】
また、本開示の実施例では、任意の前記フローティングウィンドウに対する確認命令を受信することに応答し、前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプし、前記フローティングウィンドウに表示される未読メッセージの数をクリアしてもよい。また、前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプすることに応答し、事前に設定されたフォールバックフローティングコントロールで現在表示されるセッションページのフローティングウィンドウを切替え、前記フォールバックフローティングコントロールに対するトリガー命令を受信することに応答し、今回ジャンプの前の表示インターフェースに戻り、前記フォールバックフローティングコントロールを切替前の前記フローティングウィンドウに戻す。このようにして、高速ジャンプとジャンプバックを実現でき、複数のセッションをすばやく切り替えるのに便利で、リストページに戻ってもう一度クリックする必要がなく、いつでもどこでも特別注目されたセッションページにワンクリックでアクセスでき、簡単で効率である。
【0088】
また、本開示の実施例では、前記連絡先リストの任意のターゲットセッションの識別子に対する特別注目命令を受信することに応答し、現在に特別注目されたセッションの識別子の数が所定値に達していない場合、前記ターゲットセッションの識別子を特別注目されたセッションの識別子として設定してもよい。また、任意の前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子に対する注目取消命令を受信することに応答し、前記セッションの識別子のフローティングウィンドウ表示を取消す。このように、要求に応じて、特別注目されたセッションの識別子を設定又は調整し、さらに、特別注目されたセッションの識別子の数が一定であると保証し、ユーザの注目要求を満たすとともに、フローティングウィンドウが多すぎることによる視覚的な干渉を回避することもできる。
【0089】
上記の実施例における装置に関して、各モジュールが動作を実行する特定の方法は、方法の実施例において詳細に説明されており、ここで説明を省略する。
【0090】
図5は、一例示的な実施例におけるメッセージ提示の電子デバイス300の概略構造図である。例えば、デバイス300は、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージングデバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療デバイス、フィットネスデバイス、携帯情報端末などであり得る。
【0091】
図5に示されるように、デバイス300は、処理コンポーネント302、メモリ304、電源コンポーネント306、マルチメディアコンポーネント308、オーディオコンポーネント310、入力/出力(I/O)インターフェース312、センサーコンポーネント314、及び通信コンポーネント316の構成要素のうちの1つ以上を含み得る。
【0092】
処理コンポーネント302は、一般に、表示、電話コール、データ通信、カメラ操作、及び記録操作に関連する操作など、デバイス300の全体的な操作を制御する。処理コンポーネント302は、上記の方法のステップのすべて又はいくつかを実行するための命令を実行するための1つ又は複数のプロセッサ320を含むことができる。さらに、処理コンポーネント302は、処理コンポーネント302と他のコンポーネントとの間の相互作用を容易にする1つ又は複数のモジュールを含み得る。例えば、処理コンポーネント302は、マルチメディアコンポーネント308と処理コンポーネント302との間の相互作用を容易にするためのマルチメディアモジュールを含み得る。処理コンポーネント302は、メモリ304に格納された命令を実行して、上記のステップを実施するように構成される。
【0093】
メモリ304は、デバイス300での動作をサポートするために様々なタイプのデータを格納するように構成される。そのようなデータの例には、デバイス300で動作する任意のアプリケーション又は方法の指示、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、写真、ビデオなどが含まれる。メモリ304は、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的に消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EEPROM)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EPROM)、プログラム可能な読み取り専用など、任意のタイプの揮発性又は不揮発性ストレージデバイス、メモリ(PROM)、読み取り専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク又は光ディスク又はそれらの組み合わせによって実装できる。
【0094】
電源コンポーネント306は、デバイス300の様々な構成要素に電力を供給する。電源コンポーネント306は、電源管理システム、1つ又は複数の電源、及びデバイス300への電力の生成、管理、及び分配に関連する他のコンポーネントを含むことができる。
【0095】
マルチメディアコンポーネント308は、デバイス300とユーザとの間の出力インターフェースを提供する画面を含む。いくつかの実施例では、画面は、液晶ディスプレイ(LDC)及びタッチパネル(TP)を含み得る。画面がタッチパネルを含む場合、画面は、ユーザからの入力信号を受信するためのタッチスクリーンとして実装され得る。タッチパネルには、タッチパネルのタッチ、スワイプ、ジェスチャを感知するための1つ又は複数のタッチセンサーが含まれている。タッチセンサーは、タッチ又はスワイプアクションの境界を感知するだけでなく、タッチ又はスワイプアクションに関連する持続時間と圧力も検出する。いくつかの実施例では、マルチメディアコンポーネント308は、フロントカメラ及び/又はリアカカメラを含む。デバイス300が撮影モード又はビデオモードなどの動作モードにあるとき、フロントカメラ及び/又はリアカメラは、外部マルチメディアデータを受信することができる。フロントカメラとリアカメラはそれぞれ、固定光学レンズシステムにすることも、焦点距離と光学ズーム機能を備えたものにすることもできる。
【0096】
オーディオコンポーネント310は、オーディオ信号を出力及び/又は入力するように構成される。例えば、オーディオコンポーネント310は、デバイス300が通話モード、録音モード、及び音声認識モードなどの動作モードにあるときに外部音声信号を受信するように構成されたマイクロフォン(MIC)を含む。受信されたオーディオ信号は、メモリ304にさらに格納され得るか、又は通信コンポーネント316を介して送信され得る。いくつかの実施例では、オーディオコンポーネント310はまた、オーディオ信号を出力するためのスピーカーを含む。
【0097】
I/Oインターフェース312は、処理コンポーネント302と周辺インターフェースモジュールとの間のインターフェースを提供し、これは、キーボード、クリックホイール、ボタンなどであり得る。これらのボタンには、ホームボタン、音量ボタン、スタートボタン、ロックボタンが含まれるが、これらに限定されない。
【0098】
センサーコンポーネント314は、デバイス300の様々な側面の状態評価を提供するための1つ又は複数のセンサーを含む。例えば、センサーコンポーネント314は、デバイス300の開/閉状態、デバイス300のディスプレイ及びキーパッドなどの構成要素の相対的位置を検出することができ、センサーコンポーネント314はまた、デバイス300の位置の変化を検出することができ、デバイス300又はデバイス300の構成要素、デバイス300とのユーザ接触の有無、デバイス300の向き又は加速/減速、及びデバイス300の温度変化を検出することができる。センサーアセンブリ314は、物理的接触がない場合に近くの物体の存在を検出するように構成された近接センサーを含むことができる。センサーアセンブリ314はまた、画像化用途で使用するための、CMOS又はCCD画像センサーなどの光センサーを含み得る。いくつかの実施例では、センサーアセンブリ314はまた、加速度センサー、ジャイロスコープセンサー、磁気センサー、圧力センサー、又は温度センサーを含み得る。
【0099】
通信コンポーネント316は、デバイス300と他のデバイスとの間の有線又は無線通信を容易にするように構成される。デバイス300は、WiFi、キャリアネットワーク(例えば、2G、3G、4G、又は5G)、又はそれらの組み合わせなどの通信規格に基づいて無線ネットワークにアクセスすることができる。例示的な一実施例では、通信コンポーネント316は、放送チャネルを介して外部放送管理システムから放送信号又は放送関連情報を受信する。例示的な実施例では、通信構成要素316はまた、短距離通信を容易にするための近距離無線通信(NFC)モジュールを含む。たとえば、NFCモジュールは、無線周波数識別(RFID)テクノロジ、赤外線データアソシエーション(IrDA)テクノロジ、超広帯域(UWB)テクノロジ、Bluetooth(BT)テクノロジ及びその他のテクノロジに基づいて実装できる。
【0100】
例示的な実施例では、デバイス300は、1つ又は複数のアプリケーション固有の集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルAゲートアレイ(FPGA)、コントローラー、マイクロコントローラー、マイクロプロセッサー、又は上記の方法を実行するための他の電子部品で実装される。
【0101】
例示的な実施例では、上記の方法を実行するためにデバイス300のプロセッサ320によって実行可能である、命令を含むメモリ304などの命令を含む記憶媒体も提供される。いくつかの実施例では、記憶媒体は、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり得る。例えば、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、ROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーであり得る。ディスク、光ディスクデータストレージデバイスなどである。
【0102】
図6は、例示的な実施例によるメッセージ提示のための装置400のブロック図である。例えば、装置400は、サーバとして提供され得る。
図6に示されるように、装置400は、1つ又は複数のプロセッサをさらに含む処理コンポーネント422と、アプリケーションプログラムなどの処理コンポーネント422によって実行可能な命令を格納するためのメモリ432によって表されるメモリリソースとを含む。メモリ432に格納されたアプリケーションプログラムは、それぞれが一組の命令に対応する1つ又は複数のモジュールを含むことができる。さらに、処理コンポーネント422は、上記のメッセージ提示方法を実行するための命令を実行するように構成される。
【0103】
装置400はまた、装置400の電力管理を実行するように構成された電源コンポーネント426、装置400をネットワークに接続するように構成された有線又は無線ネットワークインターフェース450、及び入力出力(I/O)インターフェース458を含み得る。装置400は、メモリ432に格納されたオペレーティングシステム、例えば、Windows Server(登録商標)、Mac OS X(登録商標)、Unix(登録商標)、Linux(登録商標)、FreeBSD(登録商標)を操作することができる。
【0104】
本開示の他の実施例は、本明細書に開示された本発明の明細書及び実施を考慮した上で、当業者には容易に思い浮かぶであろう。本開示は、本開示の一般原則に従い、本開示によって開示されない技術分野における一般的な一般知識又は技術を含む、本開示の任意の変形、使用、又は適合をカバーすることを意図している。明細書及び実施例は単なる例示と見なされるべきであり、本開示の範囲及び精神は、以下の特許請求の範囲によって示される。
【手続補正書】
【提出日】2022-07-22
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
現在登録しているターゲットアカウントの連絡先リストを取得することと、
前記連絡先リストから特別注目されたセッションの識別子を取得することと、
フローティングウィンドウの形式で前記セッションの識別子を表示することとを含み、
前記セッションの識別子は、連絡先の識別子及びグループの識別子のうちの少なくとも1つを含む
ことを特徴とするメッセージ提示方法。
【請求項2】
前記方法は、さらに、
前記ターゲットアカウントが前記セッションの識別子に関連する未読メッセージを受信することに応答し、前記フローティングウィンドウに前記セッションの識別子に関連する未読メッセージの数を表示することを含む
ことを特徴とする請求項1に記載のメッセージ提示方法。
【請求項3】
任意の前記フローティングウィンドウに対する確認命令を受信することに応答し、前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプし、前記フローティングウィンドウに表示される未読メッセージの数をクリアすることさらにを含む
ことを特徴とする請求項1に記載のメッセージ提示方法。
【請求項4】
前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプすることに応答し、事前に設定されたフォールバックフローティングコントロールで現在表示されるセッションページのフローティングウィンドウを切替えることと、
前記フォールバックフローティングコントロールに対するトリガー命令を受信することに応答し、今回ジャンプの前の表示インターフェースに戻り、前記フォールバックフローティングコントロールを切替前の前記フローティングウィンドウに戻すこととをさらに含む
ことを特徴とする請求項3に記載のメッセージ提示方法。
【請求項5】
前記連絡先リストの任意のターゲットセッションの識別子に対する特別注目命令を受信することに応答し、現在に特別注目されたセッションの識別子の数が所定値に達していない場合、前記ターゲットセッションの識別子を特別注目されたセッションの識別子として設定することを含む
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のメッセージ提示方法。
【請求項6】
任意の前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子に対する注目取消命令を受信することに応答し、前記セッションの識別子のフローティングウィンドウ表示を取消すことを含む
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のメッセージ提示方法。
【請求項7】
連絡先リスト取得モジュールと、特別注目セッション取得モジュールと、フローティング表示モジュールとを含むメッセージ提示装置であって、
前記連絡先リスト取得モジュールは、現在登録しているターゲットアカウントの連絡先リストを取得するように構成され、
前記特別注目セッション取得モジュールは、前記連絡先リストから特別注目されたセッションの識別子を取得するように構成され、前記セッションの識別子は、連絡先の識別子及びグループの識別子のうちの少なくとも1つを含み、
前記フローティング表示モジュールは、フローティングウィンドウの形式で前記セッションの識別子を表示するように構成される
ことを特徴とするメッセージ提示装置。
【請求項8】
前記フローティング表示モジュールは、第1のフローティング表示サブモジュールを含み、
前記第1のフローティング表示サブモジュールは、前記ターゲットアカウントが前記セッションの識別子に関連する未読メッセージを受信することに応答し、前記フローティングウィンドウに前記セッションの識別子に関連する未読メッセージの数を表示するように構成される
ことを特徴とする請求項7に記載のメッセージ提示装置。
【請求項9】
前記メッセージ提示装置は、さらに、ページジャンプモジュールを含み、
前記ページジャンプモジュールは、任意の前記フローティングウィンドウに対する確認命令を受信することに応答し、前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプし、前記フローティングウィンドウに表示される未読メッセージの数をクリアするように構成される
ことを特徴とする請求項7に記載のメッセージ提示装置。
【請求項10】
前記メッセージ提示装置は、さらに、フォールバックフローティングコントロール表示モジュールと、ページ戻りモジュールとを含み、
前記フォールバックフローティングコントロール表示モジュールは、前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子と前記ターゲットアカウントとのセッションページにジャンプすることに応答し、事前に設定されたフォールバックフローティングコントロールで現在表示されるセッションページのフローティングウィンドウを切替えるように構成され、
前記ページ戻りモジュール、前記フォールバックフローティングコントロールに対するトリガー命令を受信することに応答し、今回ジャンプの前の表示インターフェースに戻り、前記フォールバックフローティングコントロールを切替前の前記フローティングウィンドウに戻すように構成される
ことを特徴とする請求項9に記載のメッセージ提示装置。
【請求項11】
前記メッセージ提示装置は、さらに、注目セッション設定モジュールを含み、
前記注目セッション設定モジュールは、前記連絡先リストの任意のターゲットセッションの識別子に対する特別注目命令を受信することに応答し、現在に特別注目されたセッションの識別子の数が所定値に達していない場合、前記ターゲットセッションの識別子を特別注目されたセッションの識別子として設定するように構成される
ことを特徴とする請求項7~10のいずれか1項に記載のメッセージ提示装置。
【請求項12】
前記メッセージ提示装置は、さらに、注目取消モジュールを含み、
前記注目取消モジュールは、任意の前記フローティングウィンドウにおけるセッションの識別子に対する注目取消命令を受信することに応答し、前記セッションの識別子のフローティングウィンドウ表示を取消すように構成される
ことを特徴とする請求項7~10のいずれか1項に記載のメッセージ提示装置。
【請求項13】
命令を記憶する記憶媒体であって、
前記命令が電子デバイスのプロセッサにより実行される場合、電子デバイスは、前記命令を実行して、
現在登録しているターゲットアカウントの連絡先リストを取得し、
前記連絡先リストから特別注目されたセッションの識別子を取得し、フローティングウィンドウの形式で前記セッションの識別子を表示し、
前記セッションの識別子は、連絡先の識別子及びグループの識別子のうちの少なくとも1つを含む
ことを特徴とする記憶媒体。
【国際調査報告】