IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ アシュラント インコーポレイテッドの特許一覧

特表2023-512714ガイドされたコンピューティングデバイス修復システム、方法、および装置
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-03-28
(54)【発明の名称】ガイドされたコンピューティングデバイス修復システム、方法、および装置
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/20 20230101AFI20230320BHJP
【FI】
G06Q10/20
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022547824
(86)(22)【出願日】2021-02-08
(85)【翻訳文提出日】2022-08-19
(86)【国際出願番号】 US2021017038
(87)【国際公開番号】W WO2021159056
(87)【国際公開日】2021-08-12
(31)【優先権主張番号】62/971,413
(32)【優先日】2020-02-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】514252832
【氏名又は名称】アシュラント インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】ASSURANT,INC.
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
(74)【代理人】
【識別番号】100142907
【弁理士】
【氏名又は名称】本田 淳
(72)【発明者】
【氏名】イオネスク、ミルチャ
(72)【発明者】
【氏名】マクラフリン、パトリック スコット
(72)【発明者】
【氏名】ターナー、ライアン ジョセフ
(72)【発明者】
【氏名】メシエ、キャメロン
(72)【発明者】
【氏名】グリャドチェンコ、アンソニー
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC15
(57)【要約】
本明細書で提供される本開示の実施形態は、コンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のパフォーマンス状態の診断および修復を容易にするための方法、コンピュータ可読媒体、装置、およびシステムを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
方法であって、
第1のネットワークを介して第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1のデータセットを受信することであって、前記第1のデータセットが、前記第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
前記第1のモバイルコンピューティングデバイスの複数のパフォーマンス状態を決定することであって、前記複数のパフォーマンス状態が、複数の動作カテゴリのうちの1つ以上に対する少なくとも1つのパフォーマンス状態を含み、第1の動作カテゴリに関連付けられた少なくとも第1のパフォーマンス状態が、前記第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1の診断インジケータを含む、決定することと、
画面上に、第1のグラフィカルユーザインターフェースを表示することであって、前記第1のグラフィカルユーザインターフェースが、前記第1の動作カテゴリを含む前記複数の動作カテゴリのうちの2つ以上に関連付けられた視覚的表現を含み、前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記視覚的表現が、前記第1の診断インジケータの第1の視覚的表現を含み、前記第1の診断インジケータの前記第1の視覚的表現が、前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記視覚的表現を、第2の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現と視覚的に区別させる、表示することと、を含む、方法。
【請求項2】
前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記第1のパフォーマンス状態の前記決定が、
前記第1の動作カテゴリに関連付けられた閾値を識別することと、
前記1つ以上のデータ値と前記閾値との比較に基づいて、前記第1のパフォーマンス状態を決定することと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記閾値を識別することが、
複数の他のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた集約されたデータセットを受信することであって、前記集約されたデータセットが、前記複数の動作カテゴリから前記複数のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
前記第1の動作カテゴリについての前記集約されたデータセットの統計分析に基づいて前記閾値を設定することと、をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記閾値が、前記第1の動作カテゴリについての前記集約されたデータセットの平均値または中央値未満に定義される、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記第1のパフォーマンス状態の前記決定が、
前記第1の動作カテゴリに関連付けられた範囲を識別することと、
前記1つ以上のデータ値と前記範囲との比較に基づいて、前記第1のパフォーマンス状態を決定することと、をさらに含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記第1のパフォーマンス状態の前記決定が、
複数の他のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた集約されたデータセットを受信することであって、前記集約されたデータセットが、前記複数の動作カテゴリから前記複数のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
前記複数のパフォーマンス状態のうちの前記少なくとも1つを決定するために、前記集約されたデータセットに基づいてモデルを訓練することと、
前記第1のデータセットを前記モデルに適用することによって、前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記第1のパフォーマンス状態を決定することと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
複数の第2のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第2のデータセットを受信することであって、前記第2のデータセットが、前記複数の動作カテゴリから前記複数の第2のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
前記第2のデータセットを集約して集約されたデータセットを生成することと、をさらに含み、
前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記第1のパフォーマンス状態を前記決定することが、前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記第1のデータセットの1つ以上のデータ値を、前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記集約されたデータセットの1つ以上のデータ値と比較することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記第1の動作カテゴリについての前記第1のデータセットの1つ以上のデータ値を、前記第1の動作カテゴリについての前記集約されたデータセットの1つ以上のデータ値と前記比較することが、
前記集約されたデータセットに基づいて前記第1の動作カテゴリの閾値を識別することと、
前記第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた前記1つ以上のデータ値と前記閾値との比較に基づいて、前記第1のパフォーマンス状態を決定することと、をさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記集約されたデータセットに基づいて前記第1の動作カテゴリの前記閾値を識別することが、
前記集約されたデータセットに基づいて、前記第1の動作カテゴリの平均値または中央値を決定することをさらに含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記第1のデータセットの1つ以上のデータ値を、前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記集約されたデータセットの1つ以上のデータ値と前記比較することが、
前記集約されたデータに基づいて、前記第1の動作カテゴリに関連付けられた範囲を識別することと、
前記第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた前記1つ以上のデータ値と前記範囲との比較に基づいて、前記第1のパフォーマンス状態を決定することと、をさらに含む、請求項2~9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記視覚的表現が、前記第1の動作カテゴリに関連付けられた複数の動作サブカテゴリの視覚的表現をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記複数の動作サブカテゴリに関連付けられた前記視覚的表現が、第1の動作サブカテゴリに関連付けられた視覚的表現を含み、前記複数のパフォーマンス状態が、前記第1の動作サブカテゴリに関連付けられたパフォーマンス状態を含み、前記第1の動作サブカテゴリに関連付けられた前記視覚的表現が、前記第1の動作サブカテゴリに関連付けられた診断インジケータの視覚的表現を含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記第1の動作サブカテゴリに関連付けられた診断インジケータの前記視覚的表現が、前記第1の診断インジケータの前記第1の視覚的表現と同じように視覚的に表現される、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記第1の動作サブカテゴリに関連付けられた診断インジケータの前記視覚的表現が、前記第1の診断インジケータの前記第1の視覚的表現とは異なる方法で視覚的に表現される、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記第1の診断インジケータの前記第1の視覚的表現が、記号を含む、請求項1~14のいずれか一項に記載の方法。
【請求項16】
前記第1の診断インジケータの前記第1の視覚的表現が、前記第1の動作カテゴリまたは前記第1の動作サブカテゴリのうちの少なくとも1つの問題を示す、請求項1~15のいずれか一項に記載の方法。
【請求項17】
前記第1の診断インジケータの前記第1の視覚的表現が、前記第1の動作カテゴリおよび前記第1の動作サブカテゴリに問題がないことを示す、請求項1~15のいずれか一項に記載の方法。
【請求項18】
前記複数のパフォーマンス状態が、第2の動作サブカテゴリに関連付けられた第2のパフォーマンス状態をさらに含み、前記第2の動作サブカテゴリに関連付けられた前記第2のパフォーマンス状態が、第2の診断インジケータを含み、
前記複数の動作サブカテゴリの前記視覚的表現が、前記第2の診断インジケータの視覚的表現を含む前記第2の動作サブカテゴリの視覚的表現を含み、
前記第2の診断インジケータの前記視覚的表現が、前記第1の診断インジケータによって示される前記診断とは異なる診断を示す、請求項12に記載の方法。
【請求項19】
前記第1の動作カテゴリの選択を受信することに応答して、前記第1の動作カテゴリに関連付けられた第2の視覚的表現を含む第2のグラフィカルユーザインターフェースを表示することであって、前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記第2の視覚的表現が、前記第1の診断インジケータに関する前記第1のパフォーマンス状態に関連付けられた追加情報を提供する、前記第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の第2の診断インジケータを含む、表示することと、をさらに含む、請求項1~18のいずれか一項に記載の方法。
【請求項20】
前記1つ以上の第2の診断インジケータが、前記第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の問題の説明を含む診断メッセージを含む、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記第2のグラフィカルユーザインターフェースが、
前記第1の動作カテゴリについての前記第1のデータセットからの複数の履歴データと、前記履歴データに関連付けられたタイムスタンプと、をさらに含む、請求項19~20のいずれか一項に記載の方法。
【請求項22】
前記第1のデータセットからの前記履歴データの一部が、前記第1のパフォーマンス状態に関連付けられた前記第2の診断インジケータのうちの1つを含む、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記第2のグラフィカルユーザインターフェースが、
前記第1の動作カテゴリについての前記第1のデータセットからの複数の履歴データと、前記履歴データに関連付けられたタイムスタンプと、前記履歴データに関連付けられた診断インジケータと、をさらに含む、請求項19~20のいずれか一項に記載の方法。
【請求項24】
前記履歴データに関連付けられた前記診断インジケータが、前記第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた問題を示す前記複数の履歴データの一部のみに関連付けられる、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の診断メッセージを決定することと、
前記第2のグラフィカルユーザインターフェース上に、前記診断メッセージのうちの前記1つ以上を含む1つ以上のパフォーマンスプロンプトを表示することと、をさらに含む、請求項19に記載の方法。
【請求項26】
前記1つ以上のパフォーマンスプロンプトが、前記第1のパフォーマンス状態に関連付けられた前記第1のコンピューティングデバイスの1つ以上の問題に対する1つ以上のプログラム的に生成された潜在的な解決策を含む、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記第2のグラフィカルユーザインターフェース上に、前記パフォーマンスプロンプトの各々に関連付けられたフィードバックアイコンを表示することと、
前記フィードバックアイコンのうちの1つの選択を受信することに応答して、1つ以上の追加の診断メッセージを決定することと、
前記追加の診断メッセージのうちの前記1つ以上を表示するために、前記フィードバックアイコンのうちの1つから選択を受信することに応答して、前記第2のグラフィカルユーザインターフェースの前記表示を更新することと、をさらに含む、をさらに含む、請求項25~26のいずれか一項に記載の方法。
【請求項28】
前記フィードバックアイコンのうちの前記1つの前記選択が、前記第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の問題に対する成功解決策を示すインスタンスにおいて、前記1つ以上の追加の診断メッセージが、前記問題の成功解決策を示す、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記フィードバックアイコンのうちの前記1つの前記選択が、前記第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の問題の成功解決策を示すインスタンスにおいて、前記方法が、前記1つ以上の問題に関連付けられた第2の診断インジケータの前記視覚的表現を削除することをさらに含む、請求項27に記載の方法。
【請求項30】
前記フィードバックアイコンのうちの前記1つの前記選択が、前記第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の問題の成功解決策を示すインスタンスにおいて、前記方法が、前記診断メッセージに関連付けられたデータベースを更新することをさらに含む、請求項27~29のいずれか一項に記載の方法。
【請求項31】
前記フィードバックアイコンのうちの前記1つの前記選択が不成功プロンプトを示すインスタンスにおいて、前記方法が、第2の診断メッセージを含む第2のパフォーマンスプロンプトを表示することをさらに含む、請求項27に記載の方法。
【請求項32】
前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記第1のパフォーマンス状態の前記決定が、
複数の第2のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第2のデータセットを受信することであって、前記第2のデータセットが、前記複数の動作カテゴリから前記複数の第2のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
集約されたデータセットを生成するために前記第2のデータセットを集約することであって、前記集約されたデータセットが、前記複数の動作カテゴリからの前記複数のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、集約することと、をさらに含み、
前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記第1のパフォーマンス状態の前記決定が、前記第1の動作カテゴリについての前記第1のデータセットの1つ以上のデータ値を、前記第1の動作カテゴリについての前記集約されたデータセットの1つ以上のデータ値と比較することを含む、請求項27に記載の方法。
【請求項33】
前記1つ以上の追加の診断メッセージを前記決定することが、第1の追加の診断メッセージおよび第2の追加の診断メッセージを決定することをさらに含み、前記第1の追加の診断メッセージが第1の診断メッセージ解決値を定義し、前記第2の追加の診断メッセージが第2の診断メッセージ解決値を定義し、
前記追加の診断メッセージのうちの1つ以上を表示するために、前記フィードバックアイコンのうちの1つの選択を受信することに応答して、前記第2のグラフィカルユーザインターフェースの前記表示を更新することが、前記第1の診断メッセージ解決値が前記第2の診断メッセージ解決値よりも高い場合に、前記第1の追加の診断メッセージを表示することと、前記第2の診断メッセージ解決値が前記第1の診断メッセージ解決値よりも高い場合に、前記第2の追加の診断メッセージを表示することとをさらに含む、請求項27~32のいずれか一項に記載の方法。
【請求項34】
複数の他のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた集約されたデータセットを受信することであって、前記集約されたデータセットが、前記複数の動作カテゴリに対応する前記複数の他のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
前記複数の動作カテゴリのうちの前記1つ以上のうちの1つの選択を受信することに応答して、前記複数の動作カテゴリのうちの前記1つ以上の前記選択された1つに関連付けられた情報を表示する第2のグラフィカルユーザインターフェースを表示するために、前記表示を更新することと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項35】
前記第2のグラフィカルユーザインターフェースが、
前記第1の動作カテゴリについての前記第1のデータセットから複数のデータを表示することと、
前記第1の動作カテゴリについての前記集約されたデータセットから複数のデータを表示することと、をさらに含む、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
前記複数の動作カテゴリのうちの1つ以上について複数の比較パフォーマンス状態を決定することであって、第1の動作カテゴリに関連付けられた少なくとも第1の比較パフォーマンス状態が、前記第1のモバイルコンピューティングデバイスを前記複数の他のモバイルコンピューティングデバイスと比較する第1の比較診断インジケータを含む、決定することと、
前記第2のグラフィカルユーザインターフェース上に、前記第1の比較診断インジケータの視覚的表現を表示することと、をさらに含む、請求項34に記載の方法。
【請求項37】
前記第1の比較パフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の比較診断メッセージを決定することと、
前記第2のグラフィカルユーザインターフェース上に、前記比較診断メッセージのうちの前記1つ以上を含む1つ以上のパフォーマンスプロンプトを表示することと、をさらに含む、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記第2のグラフィカルユーザインターフェース上に、前記パフォーマンスプロンプトの各々についてのフィードバックアイコンを表示することと、
前記フィードバックアイコンのうちの1つの選択を受信することに応答して、1つ以上の追加の比較診断メッセージを決定することと、
前記追加の比較診断メッセージのうちの1つ以上を表示するために、前記フィードバックアイコンのうちの1つから選択を受信することに応答して、前記第2のグラフィカルユーザインターフェースの前記表示を更新することと、をさらに含む、請求項37に記載の方法。
【請求項39】
複数のパフォーマンス状態を前記決定することが、動作カテゴリに関連付けられた前記第1のデータセットの最新のデータを、前記最新のデータに関連付けられた時間の前の所定の期間からの履歴データと比較することによって、少なくとも1つのパフォーマンス状態を決定することをさらに含む、請求項1~20または25~38のいずれか一項に記載の方法。
【請求項40】
前記第1のパフォーマンス状態が、前記所定の期間にわたって存在する前記第1のデータセット内で識別された問題によって少なくとも部分的に決定され、前記第1の診断インジケータが前記問題の指示を定義する、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
前記期間が、7日、14日、21日、または30日のうちの1つである、請求項39に記載の方法。
【請求項42】
複数のパフォーマンス状態を決定することが、
前記履歴データに基づいて前記第1の動作カテゴリの閾値を識別することと、
前記第1のデータセットと前記閾値との比較に基づいて、前記第1のパフォーマンス状態を決定することと、をさらに含む、請求項39~41のいずれか一項に記載の方法。
【請求項43】
前記第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の診断メッセージを決定することと、
前記1つ以上の前記診断メッセージのうちの1つを各々含む1つ以上のパフォーマンスプロンプトを表示することと、をさらに含む、請求項42に記載の方法。
【請求項44】
前記パフォーマンスプロンプトの各々についてフィードバックアイコンを表示することと、
前記フィードバックアイコンのうちの1つまたはの選択を受信することに応答して、1つ以上の追加の診断メッセージを決定することと、
前記追加の診断メッセージのうちの1つ以上を表示するために、前記フィードバックアイコンのうちの1つから選択を受信することに応答して、前記グラフィカルユーザインターフェースの前記表示を更新することと、をさらに含む、請求項43に記載の方法。
【請求項45】
前記第1のモバイルコンピューティングデバイスの複数のパフォーマンス状態を決定することが、
前記履歴データに基づいて前記第1の動作カテゴリの範囲を識別することと、
前記第1のデータセットと前記範囲との比較に基づいて、前記第1のパフォーマンス状態を決定することと、をさらに含む、請求項39~42のいずれか一項に記載の方法。
【請求項46】
前記第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の診断メッセージを決定することと、
前記1つ以上の前記診断メッセージのうちの1つを各々含む1つ以上のパフォーマンスプロンプトを表示することと、をさらに含む、請求項39~42または45のいずれか一項に記載の方法。
【請求項47】
前記パフォーマンスプロンプトの各々についてフィードバックアイコンを表示することと、
前記フィードバックアイコンのうちの1つまたはの選択を受信することに応答して、1つ以上の追加の診断メッセージを決定することと、
前記追加の診断メッセージのうちの1つ以上を表示するために、前記フィードバックアイコンのうちの1つから選択を受信することに応答して、前記グラフィカルユーザインターフェースの前記表示を更新することと、をさらに含む、請求項39~42または45のいずれか一項に記載の方法。
【請求項48】
前記第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた顧客からの通信要求に応じて、前記顧客との送信接続を確立することと、
前記送信接続を介して前記第1のデータセットの少なくとも一部を受信することと、
前記第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の診断メッセージを決定することと、
前記顧客との通信接続を確立することであって、前記通信接続の前記確立が、前記第1のグラフィカルユーザインターフェースの表示に関連して行われる、確立することと、
前記1つ以上の前記診断メッセージのうちの1つを各々含む1つ以上のパフォーマンスプロンプトを表示することと、
前記1つ以上の診断メッセージのうちの1つ以上に関連付けられた第1の命令セットを前記第1のモバイルコンピューティングデバイスに送信することと、
前記送信接続を介して、前記第1のモバイルコンピューティングデバイスから、前記第1のデータセットの応答性部分を受信することであって、前記第1のデータセットの前記応答性部分が、前記第1の命令セットを処理する前記第1のモバイルコンピューティングデバイスからの応答に関連付けられる、受信することと、をさらに含む、請求項1~24または34~45のいずれか一項に記載の方法。
【請求項49】
前記通信接続が、電話またはオーディオ接続をさらに含む、請求項1~24、34~42、または45のいずれか一項に記載の方法。
【請求項50】
前記第1のデータセットの前記一部が、前記第1のデータセットの複数の部分のうちの1つであり、前記第1のデータセットの前記一部が、前記送信接続が確立されたときに、複数の動作カテゴリから前記第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられたデータ値を含む、請求項48~49のいずれか一項に記載の方法。
【請求項51】
前記第1の診断インジケータの前記第1の視覚的表現が、色を含む、請求項1~50のいずれか一項に記載の方法。
【請求項52】
前記第1の診断インジケータの前記第1の視覚的表現が、記号を含む、請求項1~50のいずれか一項に記載の方法。
【請求項53】
前記第1の診断インジケータの前記第1の視覚的表現が、ステータスメッセージを含む、請求項1~50のいずれか一項に記載の方法。
【請求項54】
前記第1の診断インジケータの前記第1の視覚的表現が、前記第1の動作カテゴリの前記視覚的表現を陰影付けすることを含む、請求項1~50のいずれか一項に記載の方法。
【請求項55】
前記第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の診断メッセージを決定することをさらに含み、前記1つ以上の診断メッセージが、複数の他のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた集約されたデータセットに基づいて決定される、請求項1、2、11~24、39~42、45、または48~54のいずれか一項に記載の方法。
【請求項56】
前記複数の他のモバイルコンピューティングデバイスが、同じ分類である、請求項55に記載の方法。
【請求項57】
前記第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の診断メッセージを決定することをさらに含み、前記1つ以上の診断メッセージが、訓練されたモデルに基づいて決定される、請求項1~24、34~42、45、または48~54のいずれか一項に記載の方法。
【請求項58】
前記第1の診断インジケータの前記第1の視覚的表現が、前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記視覚的表現の修正を含む、請求項1~57のいずれか一項に記載の方法。
【請求項59】
前記第1の診断インジケータの前記第1の視覚的表現が、前記第1の動作カテゴリを表すアイコン上に定義される第1のアイコンを含む、請求項58に記載の方法。
【請求項60】
前記画面を含むクライアント端末をさらに含み、前記クライアント端末が前記第1のモバイルコンピューティングデバイスから離れて位置する、請求項1~59のいずれか一項に記載の方法。
【請求項61】
モバイルデバイスの1つ以上の問題を解決するための方法であって、
第1のネットワークを介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1のデータセットを受信することであって、前記第1のデータセットが、前記第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
前記第1のモバイルコンピューティングデバイスの1つ以上の複数のパフォーマンス状態を決定することと、
前記パフォーマンス状態の少なくとも1つに基づいて、1つ以上のパフォーマンスプロンプトを生成および提示することであって、前記1つ以上のパフォーマンスプロンプトが、前記パフォーマンス状態に関連付けられた診断メッセージを含む、生成および提示することと、を含む、方法。
【請求項62】
方法であって、
第1のモバイルコンピューティングデバイスにおいてユーザから入力を受信することであって、前記入力が、サポートセッションを開始する要求の指示を含む、受信することと、
前記第1のモバイルコンピューティングデバイスと前記カスタマーサービスシステムとの間で通信を確立し、第1のデータセットを前記モバイルコンピューティングデバイスから前記カスタマーサービスシステムに送信することと、
前記第1のデータセットに応答して生成された1つ以上のパフォーマンスプロンプトに基づいて、前記第1のモバイルコンピューティングデバイス上で1つ以上の是正措置を開始することと、を含む、方法。
【請求項63】
コンピュータプログラム命令が記憶された非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令が、プロセッサによって実行されると、
第1のネットワークを介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1のデータセットを受信することであって、前記第1のデータセットが、前記第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
プロセッサを介して、前記第1のモバイルコンピューティングデバイスの複数のパフォーマンス状態を決定することであって、前記複数のパフォーマンス状態が、複数の動作カテゴリのうちの1つ以上に対する少なくとも1つのパフォーマンス状態を含み、第1の動作カテゴリに関連付けられた少なくとも第1のパフォーマンス状態が、前記第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1の診断インジケータを含む、決定することと、
画面上に、第1のグラフィカルユーザインターフェースを表示することであって、前記第1のグラフィカルユーザインターフェースが、前記第1の動作カテゴリを含む前記複数の動作カテゴリのうちの2つ以上に関連付けられた視覚的表現を含み、前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記視覚的表現が、前記第1の診断インジケータの第1の視覚的表現を含み、前記第1の診断インジケータの前記第1の視覚的表現が、前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記視覚的表現を、第2の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現と視覚的に区別させる、表示することと、を行うように構成されている、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項64】
カスタマーサービスシステムであって、
サーバと、
前記サーバと通信するように構成されたデータベースと、
第1のコンピューティングデバイスから離れて位置するクライアント端末であって、前記クライアント端末が、前記サーバおよび前記データベースと通信するように構成されている、クライアント端末と、を含み、
前記サーバが、
第1のネットワークを介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1のデータセットを受信することであって、前記第1のデータセットが、前記第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
前記第1のモバイルコンピューティングデバイスの複数のパフォーマンス状態を決定することであって、前記複数のパフォーマンス状態が、複数の動作カテゴリのうちの1つ以上に対する少なくとも1つのパフォーマンス状態を含み、第1の動作カテゴリに関連付けられた少なくとも第1のパフォーマンス状態が、前記第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1の診断インジケータを含む、決定することと、を行うように構成されており、
前記クライアント端末が、
画面上に、第1のグラフィカルユーザインターフェースを表示することであって、前記第1のグラフィカルユーザインターフェースが、前記第1の動作カテゴリを含む前記複数の動作カテゴリのうちの2つ以上に関連付けられた視覚的表現を含み、前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記視覚的表現が、前記第1の診断インジケータの第1の視覚的表現を含み、前記第1の診断インジケータの前記第1の視覚的表現が、前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記視覚的表現を、第2の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現と視覚的に区別させる、表示することを行うように構成されている、カスタマーサービスシステム。
【請求項65】
カスタマーサービスシステムであって、
サーバと、
前記サーバと通信するように構成されたデータベースと、
第1のコンピューティングデバイスから離れて位置するクライアント端末であって、前記クライアント端末が、前記サーバおよび前記データベースと通信するように構成されている、クライアント端末と、を含み、
前記サーバが、
第1のネットワークを介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1のデータセットを受信することであって、前記第1のデータセットが、前記第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
前記第1のモバイルコンピューティングデバイスの1つ以上の複数のパフォーマンス状態を決定することと、
前記パフォーマンス状態の少なくとも1つに基づいて、1つ以上のパフォーマンスプロンプトを生成することであって、前記1つ以上のパフォーマンスプロンプトが、前記パフォーマンス状態に関連付けられた診断メッセージを含む、生成することと、を行うように構成されており、
前記クライアント端末が、さらに、
前記パフォーマンス状態の少なくとも1つに基づいて、1つ以上のパフォーマンスプロンプトを表示することであって、前記1つ以上のパフォーマンスプロンプトが、前記パフォーマンス状態に関連付けられた診断メッセージを含む、表示することを行うように構成されている、カスタマーサービスシステム。
【請求項66】
カスタマーサービスシステムであって、
サーバと、
前記サーバと通信するように構成されたデータベースと、
第1のコンピューティングデバイスから離れて位置するクライアント端末であって、前記クライアント端末が、前記サーバおよび前記データベースと通信するように構成されている、クライアント端末と、を含み、
前記サーバが、
第1のモバイルコンピューティングデバイスにおいてユーザから入力を受信することであって、前記入力が、サポートセッションを開始する要求の指示を含む、受信することと、
前記第1のモバイルコンピューティングデバイスと通信を確立し、前記モバイルコンピューティングデバイスから第1のデータセットの送信を受信することと、
前記第1のデータセットに応答して生成された1つ以上のパフォーマンスプロンプトに基づいて、前記第1のモバイルコンピューティングデバイス上で1つ以上の是正措置を開始することと、を行うように構成されている、カスタマーサービスシステム。
【請求項67】
少なくとも、プロセッサと、コンピュータコードされた命令を有する前記プロセッサに関連付けられたメモリと、を備える装置が提供され、前記コンピュータ命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記装置に、
第1のネットワークを介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1のデータセットを受信することであって、前記第1のデータセットが、前記第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
前記プロセッサを介して、前記第1のモバイルコンピューティングデバイスの複数のパフォーマンス状態を決定することであって、前記複数のパフォーマンス状態が、複数の動作カテゴリのうちの1つ以上に対する少なくとも1つのパフォーマンス状態を含み、第1の動作カテゴリに関連付けられた少なくとも第1のパフォーマンス状態が、前記第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1の診断インジケータを含む、決定することと、
画面上に、画面上に、第1のグラフィカルユーザインターフェースを表示することであって、前記第1のグラフィカルユーザインターフェースが、前記第1の動作カテゴリを含む前記複数の動作カテゴリのうちの2つ以上に関連付けられた視覚的表現を含み、前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記視覚的表現が、前記第1の診断インジケータの第1の視覚的表現を含み、前記第1の診断インジケータの前記第1の視覚的表現が、前記第1の動作カテゴリに関連付けられた前記視覚的表現を、第2の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現と視覚的に区別させる、表示することと、を行わせるように構成されている、装置。
【請求項68】
少なくとも、プロセッサと、コンピュータコードされた命令を有する前記プロセッサに関連付けられたメモリと、を備える装置が提供され、前記コンピュータ命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記装置に、
第1のネットワークを介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1のデータセットを受信することであって、前記第1のデータセットが、前記第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
前記プロセッサを介して、前記第1のモバイルコンピューティングデバイスの1つ以上の複数のパフォーマンス状態を決定することと、
前記パフォーマンス状態の少なくとも1つに基づいて、1つ以上のパフォーマンスプロンプトを生成および表示することであって、前記1つ以上のパフォーマンスプロンプトが、前記パフォーマンス状態に関連付けられた診断メッセージを含む、生成および表示することと、を行わせるように構成されている、装置。
【請求項69】
少なくとも、プロセッサと、コンピュータコードされた命令を有する前記プロセッサに関連付けられたメモリと、を備える装置が提供され、前記コンピュータ命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記装置に、
第1のモバイルコンピューティングデバイスにおいてユーザから入力を受信することであって、前記入力が、サポートセッションを開始する要求の指示を含む、受信することと、
前記第1のモバイルコンピューティングデバイスと通信を確立し、前記モバイルコンピューティングデバイスから第1のデータセットの送信を受信することと、
前記第1のデータセットに応答して生成された1つ以上のパフォーマンスプロンプトに基づいて、前記第1のモバイルコンピューティングデバイス上で1つ以上の是正措置を開始することと、を行わせるように構成されている、装置。
【請求項70】
方法であって、
第1のネットワークを介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1のデータセットを受信することであって、前記第1のデータセットが、前記第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
前記第1のモバイルコンピューティングデバイスの複数のパフォーマンス状態を決定することであって、前記複数のパフォーマンス状態が、複数の動作カテゴリのうちの1つ以上に対する少なくとも1つのパフォーマンス状態を含む、決定することと、
前記複数のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の閾値を識別することと、
前記複数のパフォーマンス状態と前記複数のパフォーマンス状態に関連付けられた前記1つ以上の閾値との比較に基づいて、1つ以上の是正措置を決定することと、
前記第1のモバイルコンピューティングデバイスと通信を確立することと、
前記第1のモバイルコンピューティングデバイスへの前記1つ以上の是正措置の送信を引き起こすことと、を含む、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照:本出願は、2020年2月7日に出願された米国特許仮出願第62/971,413号の利益を主張し、この出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【背景技術】
【0002】
顧客は、典型的に、顧客が抱えている問題または問題点を診断または決定するためにカスタマーサービス担当者とコミュニケーションを取り、カスタマーサービス担当者は、典型的に、顧客にサービス提供するために、多くの場合、遠隔の場所から、かつ顧客が解決したい問題または問題点の知識が限られている状態で、顧客とコミュニケーションを取る。顧客デバイスから受信した診断データに、顧客の経験を結びつけることができる効果的な診断システムは、存在しない。出願人は、従来のカスタマーサービス担当システムに関連するいくつかの追加の欠陥および問題を識別した。適用された努力、工夫、および革新を通じて、これらの識別された問題のうちの多くは、本発明の実施形態に含まれる解決策を開発することによって解決されており、その多くの例は、本明細書に詳細に説明されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ガイドされたコンピューティングデバイス修復システム、方法、および装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
概して、本明細書で提供される本開示の実施形態は、モバイルコンピューティングデバイスなどのコンピューティングデバイスの1つ以上のパフォーマンス状態に関連する診断および修復を容易にするための方法、システム、装置、およびコンピュータプログラム製品を含む。本開示の実施形態は、顧客の問題または問題点の診断および決定を改善するためのガイドされたカスタマーサービスインターフェースを含み得る。
【0005】
概して、本明細書で提供される本発明の実施形態は、カスタマーサービスを提供するための方法、コンピュータ可読媒体、装置、およびシステムを含む。
いくつかの例示的な実施形態では、第1のネットワークを介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1のデータセットを受信することを含む方法が提供される。第1のデータセットは、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、第1のモバイルコンピューティングデバイスの複数のパフォーマンス状態を決定することを含み得る。複数のパフォーマンス状態は、複数の動作カテゴリのうちの1つ以上に対する少なくとも1つのパフォーマンス状態を含み得る。少なくとも第1のパフォーマンス状態は、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1の診断インジケータであり得る、第1の動作カテゴリに関連付けられ得る。いくつかの実施形態では、方法は、画面上に、第1のグラフィカルユーザインターフェースを表示することを含み得る。第1のグラフィカルユーザインターフェースは、第1の動作カテゴリを含む複数の動作カテゴリのうちの2つ以上に関連付けられた視覚的表現を含み得る。視覚的表現は、第1の動作カテゴリに関連付けられ得、第1の診断インジケータの第1の視覚的表現を含む。第1の診断インジケータの第1の視覚的表現は、第1の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現を、第2の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現と視覚的に区別させ得る。
【0006】
いくつかの例示的な実施形態では、第1の動作カテゴリに関連付けられた第1のパフォーマンス状態の決定は、第1の動作カテゴリに関連付けられた閾値を識別することを含む。いくつかの実施形態では、方法は、1つ以上のデータ値と閾値との比較に基づいて、第1のパフォーマンス状態を決定することを含み得る。
【0007】
いくつかの例示的な実施形態では、第1の動作カテゴリに関連付けられた閾値を識別することは、複数の他のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた集約されたデータセットを受信することを含む。集約されたデータセットは、複数の動作カテゴリから複数のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、第1の動作カテゴリについての集約されたデータセットの統計分析に基づいて、閾値を設定することを含み得る。
【0008】
いくつかの例示的な実施形態では、閾値は、第1の動作カテゴリについての集約されたデータセットの平均値または中央値未満に定義され得る。
いくつかの例示的な実施形態では、第1の動作カテゴリに関連付けられた第1のパフォーマンス状態の決定は、第1の動作カテゴリに関連付けられた範囲を識別することをさらに含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、1つ以上のデータ値と範囲との比較に基づいて、第1のパフォーマンス状態を決定することを含み得る。
【0009】
いくつかの例示的な実施形態では、第1の動作カテゴリに関連付けられた第1のパフォーマンス状態の決定は、複数の他のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた集約されたデータセットを受信することを含み得る。集約されたデータセットは、複数の動作カテゴリから複数のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、複数のパフォーマンス状態のうちの少なくとも1つを決定するために、集約されたデータセットに基づいてモデルを訓練することを含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、第1のデータセットをモデルに適用することによって、第1の動作カテゴリに関連付けられた第1のパフォーマンス状態を決定することを含み得る。
【0010】
いくつかの例示的な実施形態では、方法は、複数の第2のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第2のデータセットを受信することを含み得る。第2のデータセットは、複数の動作カテゴリから複数の第2のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む。いくつかの実施形態では、方法は、第2のデータセットを集約して、集約されたデータセットを生成することを含み得る。第1の動作カテゴリに関連付けられた第1のパフォーマンス状態を決定することは、第1の動作カテゴリに関連付けられた第1のデータセットの1つ以上のデータ値を、第1の動作カテゴリに関連付けられた集約されたデータセットの1つ以上のデータ値と比較することを含み得る。
【0011】
いくつかの例示的な実施形態では、第1の動作カテゴリについての第1のデータセットの1つ以上のデータ値を、第1の動作カテゴリについての集約されたデータセットの1つ以上のデータ値と比較することは、集約されたデータセットに基づいて、第1の動作カテゴリの閾値を識別することを含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値と閾値との比較に基づいて、第1のパフォーマンス状態を決定することを含み得る。
【0012】
いくつかの例示的な実施形態では、集約されたデータセットに基づいて第1の動作カテゴリの閾値を識別することは、集約されたデータセットに基づいて、第1の動作カテゴリの平均値または中央値を決定することを含み得る。
【0013】
いくつかの例示的な実施形態では、第1の動作カテゴリに関連付けられた第1のデータセットの1つ以上のデータ値を、第1の動作カテゴリに関連付けられた集約されたデータセットの1つ以上のデータ値と比較することは、集約されたデータに基づいて、第1の動作カテゴリに関連付けられた範囲を識別することを含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値と範囲との比較に基づいて、第1のパフォーマンス状態を決定することを含み得る。
【0014】
いくつかの例示的な実施形態では、第1の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現は、第1の動作カテゴリに関連付けられた複数の動作サブカテゴリの視覚的表現を含み得る。
【0015】
いくつかの実施形態では、複数の動作サブカテゴリに関連付けられた視覚的表現は、第1の動作サブカテゴリに関連付けられた視覚的表現を含み得る。複数のパフォーマンス状態は、第1の動作サブカテゴリに関連付けられたパフォーマンス状態を含み得る。第1の動作サブカテゴリに関連付けられた視覚的表現は、第1の動作サブカテゴリに関連付けられた診断インジケータの視覚的表現を含み得る。
【0016】
いくつかの実施形態では、第1の動作サブカテゴリに関連付けられた診断インジケータの視覚的表現は、第1の診断インジケータの第1の視覚的表現と同じように視覚的に表現され得る。
【0017】
いくつかの実施形態では、第1の動作サブカテゴリに関連付けられた診断インジケータの視覚的表現は、第1の診断インジケータの第1の視覚的表現とは異なる方法で視覚的に表現され得る。
【0018】
いくつかの実施形態では、第1の診断インジケータの第1の視覚的表現は、記号を含み得る。
いくつかの例示的な実施形態では、第1の診断インジケータの第1の視覚的な表現は、第1の動作カテゴリまたは第1の動作サブカテゴリのうちの少なくとも1つの問題を示し得る。
【0019】
いくつかの例示的な実施形態では、第1の診断インジケータの第1の視覚的表現は、第1の動作カテゴリおよび第1の動作サブカテゴリに問題がないことを示し得る。
いくつかの例示的な実施形態では、複数のパフォーマンス状態は、第2の動作サブカテゴリに関連付けられた第2のパフォーマンス状態を含み得る。第2の動作サブカテゴリに関連付けられた第2のパフォーマンス状態は、第2の診断インジケータを含む。いくつかの実施形態では、方法は、複数の動作サブカテゴリの視覚的表現を含み得、第2の動作サブカテゴリの視覚的表現を含み得る。第2の動作サブカテゴリの視覚的表現は、第2の診断インジケータの視覚的表現を含み得る。第2の診断インジケータの視覚的表現は、第1の診断インジケータによって示される診断とは異なる診断を示し得る。
【0020】
いくつかの例示的な実施形態では、方法は、第1の動作カテゴリの選択を受信することに応答して、第2のグラフィカルユーザインターフェースを表示することを含む。第2のグラフィカルユーザインターフェースは、第1の動作カテゴリに関連付けられた第2の視覚的表現を含み得、第1の動作カテゴリに関連付けられた第2の視覚的表現は、第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の第2の診断インジケータを含み得る。第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の第2の診断インジケータは、第1の診断インジケータに関する第1のパフォーマンス状態に関連付けられた追加情報を提供し得る。
【0021】
いくつかの例示的な実施形態では、1つ以上の第2の診断インジケータは、第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の問題の説明を含む診断メッセージを含み得る。
【0022】
いくつかの例示的な実施形態では、第2のグラフィカルユーザインターフェースは、第1の動作カテゴリについての第1のデータセットからの複数の履歴データと、履歴データに関連付けられたタイムスタンプと、を含み得る。
【0023】
いくつかの例示的な実施形態では、第1のデータセットからの履歴データの一部は、第1のパフォーマンス状態に関連付けられた第2の診断インジケータの1つを含み得る。
いくつかの例示的な実施形態では、第2のグラフィカルユーザインターフェースは、第1の動作カテゴリについての第1のデータセットからの複数の履歴データと、履歴データに関連付けられたタイムスタンプと、履歴データに関連付けられた診断インジケータと、を含み得る。
【0024】
いくつかの例示的な実施形態では、履歴データに関連付けられた診断インジケータは、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた問題を示す複数の履歴データの一部のみに関連付けられ得る。
【0025】
いくつかの例示的な実施形態では、方法は、第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の診断メッセージを決定することを含む。いくつかの実施形態では、方法は、第2のグラフィカルユーザインターフェース上に、診断メッセージのうちの1つ以上を含む1つ以上のパフォーマンスプロンプトを表示することを含み得る。
【0026】
いくつかの例示的な実施形態では、1つ以上のパフォーマンスプロンプトは、第1のパフォーマンス状態に関連付けられた第1のコンピューティングデバイスの1つ以上の問題に対する1つ以上のプログラム的に生成された潜在的な解決策を含み得る。
【0027】
いくつかの例示的な実施形態では、方法は、第2のグラフィカルユーザインターフェース上に、パフォーマンスプロンプトの各々に関連付けられたフィードバックアイコンを表示することを含む。いくつかの実施形態では、方法は、フィードバックアイコンのうちの1つの選択を受信することに応答して、1つ以上の追加の診断メッセージを決定することを含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、追加の診断メッセージのうちの1つ以上を表示するために、フィードバックアイコンのうちの1つから選択を受信することに応答して、第2のグラフィカルユーザインターフェースの表示を更新することを含み得る。
【0028】
いくつかの例示的な実施形態では、方法は、フィードバックアイコンのうちの1つの選択が、第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の問題に対する成功解決策を示すインスタンスにおいて、1つ以上の追加の診断メッセージが、問題の成功解決策を示し得ることを含み得る。
【0029】
いくつかの例示的な実施形態では、方法は、フィードバックアイコンのうちの1つの選択が、第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の問題の成功解決策を示すインスタンスにおいて、1つ以上の問題に関連付けられた第2の診断インジケータの視覚的表現を削除することを含み得る。
【0030】
いくつかの例示的な実施形態では、方法は、フィードバックアイコンのうちの1つの選択が、第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の問題の成功解決策を示すインスタンスにおいて、診断メッセージに関連付けられたデータベースを更新することを含み得る。
【0031】
いくつかの例示的な実施形態では、方法は、フィードバックアイコンのうちの1つの選択が不成功プロンプトを示すインスタンスにおいて、第2の診断メッセージを含む第2のパフォーマンスプロンプトを表示することを含み得る。
【0032】
いくつかの例示的な実施形態では、第1の動作カテゴリに関連付けられた第1のパフォーマンス状態の決定は、複数の第2のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第2のデータセットを受信することを含み得る。第2のデータセットは、複数の動作カテゴリからの複数の第2のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、第2のデータセットを集約して集約されたデータセットを生成することを含み得る。集約されたデータセットは、複数の動作カテゴリから複数のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含み得る。第1の動作カテゴリに関連付けられた第1のパフォーマンス状態の決定は、第1の動作カテゴリについての第1のデータセットの1つ以上のデータ値を、第1の動作カテゴリについての集約されたデータセットの1つ以上のデータ値と比較し得る。
【0033】
いくつかの例示的な実施形態では、1つ以上の追加の診断メッセージを決定することは、第1の追加の診断メッセージおよび第2の追加の診断メッセージを決定し得る。第1の追加の診断メッセージは、第1の診断メッセージ解決値を定義し得、第2の追加の診断メッセージは、第2の診断メッセージ解決値を定義し得る。いくつかの実施形態では、方法は、追加の診断メッセージのうちの1つ以上を表示するために、フィードバックアイコンのうちの1つの選択を受信することに応答して、第2のグラフィカルユーザインターフェースの表示を更新することを含み得、第1の診断メッセージ解決値が第2の診断メッセージ解決値よりも高い場合に、第1の追加の診断メッセージを表示することと、第2の診断メッセージ解決値が第1の診断メッセージ解決値よりも高い場合に、第2の追加の診断メッセージを表示することとを含み得る。
【0034】
いくつかの例示的な実施形態では、方法は、複数の他のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた集約されたデータセットを受信することを含み得る。集約されたデータセットは、複数の動作カテゴリに対応する複数の他のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、複数の動作カテゴリのうちの1つ以上の選択された1つに関連付けられた情報を表示する第2のグラフィカルユーザインターフェースを表示するために、複数の動作カテゴリのうちの1つ以上のうちの1つの選択を受信することに応答して、表示を更新することを含み得る。
【0035】
いくつかの例示的な実施形態では、第2のグラフィカルユーザインターフェースは、第1の動作カテゴリについての第1のデータセットから複数のデータを表示することと、第1の動作カテゴリについての集約されたデータセットから複数のデータを表示することとを含み得る。
【0036】
いくつかの例示的な実施形態では、方法は、複数の動作カテゴリのうちの1つ以上について複数の比較パフォーマンス状態を決定することを含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、第1のモバイルコンピューティングデバイスを複数の他のモバイルコンピューティングデバイスと比較する第1の比較診断インジケータを含み得る第1の動作カテゴリに関連付けられた少なくとも第1の比較パフォーマンス状態を含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、第2のグラフィカルユーザインターフェース上に、第1の比較診断インジケータの視覚的表現を表示することを含み得る。
【0037】
いくつかの例示的な実施形態では、方法は、第1の比較パフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の比較診断メッセージを決定することと、第2のグラフィカルユーザインターフェース上に、比較診断メッセージのうちの1つ以上を含む1つ以上のパフォーマンスプロンプトを表示することと、を含む。
【0038】
いくつかの例示的な実施形態では、方法は、第2のグラフィカルユーザインターフェース上に、パフォーマンスプロンプトの各々についてのフィードバックアイコンを表示することを含む。いくつかの実施形態では、方法は、フィードバックアイコンのうちの1つの選択を受信することに応答して、1つ以上の追加の比較診断メッセージを決定することを含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、追加の比較診断メッセージのうちの1つ以上を表示するために、フィードバックアイコンのうちの1つから選択を受信することに応答して、第2のグラフィカルユーザインターフェースの表示を更新することを含み得る。
【0039】
いくつかの例示的な実施形態では、複数のパフォーマンス状態を決定することは、動作カテゴリに関連付けられた第1のデータセットの最新のデータを、最新のデータに関連付けられた時間の前の所定の期間からの履歴データと比較することによって、少なくとも1つのパフォーマンス状態を決定することをさらに含む。
【0040】
いくつかの例示的な実施形態では、第1のパフォーマンス状態は、所定の期間にわたって存在する第1のデータセット内で識別された問題によって少なくとも部分的に決定される。第1の診断インジケータは、問題の指示を定義し得る。いくつかの例示的な実施形態では、期間は、7日、14日、21日、または30日のうちの1つであり得る。
【0041】
いくつかの例示的な実施形態では、複数のパフォーマンス状態を決定することは、履歴データに基づいて第1の動作カテゴリの閾値を識別することと、第1のデータセットと閾値との比較に基づいて、第1のパフォーマンス状態を決定することと、を含み得る。
【0042】
いくつかの例示的な実施形態では、方法は、第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の診断メッセージを決定することと、1つ以上の診断メッセージのうちの1つを各々含む1つ以上のパフォーマンスプロンプトを表示することと、を含む。
【0043】
いくつかの例示的な実施形態では、方法は、パフォーマンスプロンプトの各々についてフィードバックアイコンを表示することを含む。いくつかの実施形態では、方法は、フィードバックアイコンのうちの1つまたはの選択を受信することに応答して、1つ以上の追加の診断メッセージを決定することを含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、追加の診断メッセージのうちの1つ以上を表示するために、フィードバックアイコンのうちの1つから選択を受信することに応答して、グラフィカルユーザインターフェースの表示を更新することを含み得る。
【0044】
いくつかの例示的な実施形態では、第1のモバイルコンピューティングデバイスの複数のパフォーマンス状態を決定することは、履歴データに基づいて第1の動作カテゴリの範囲を識別することと、第1のデータセットと範囲との比較に基づいて、第1のパフォーマンス状態を決定することと、を含み得る。
【0045】
いくつかの例示的な実施形態では、方法は、第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の診断メッセージを決定することと、1つ以上の診断メッセージのうちの1つを各々含む1つ以上のパフォーマンスプロンプトを表示することと、を含む。
【0046】
いくつかの例示的な実施形態では、方法は、パフォーマンスプロンプトの各々についてフィードバックアイコンを表示することを含む。いくつかの実施形態では、方法は、フィードバックアイコンのうちの1つまたはの選択を受信することに応答して、1つ以上の追加の診断メッセージを決定することと、追加の診断メッセージのうちの1つ以上を表示するために、フィードバックアイコンのうちの1つから選択を受信することに応答して、グラフィカルユーザインターフェースの表示を更新することと、を含み得る。
【0047】
いくつかの例示的な実施形態では、方法は、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた顧客からの通信要求に応じて、顧客との送信接続を確立することを含む。いくつかの実施形態では、方法は、送信接続を介して第1のデータセットの少なくとも一部を受信することを含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の診断メッセージを決定することを含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、顧客との通信接続を確立することを含み得る。通信接続の確立は、第1のグラフィカルユーザインターフェースの表示に関連して行われ得る。いくつかの実施形態では、方法は、1つ以上の診断メッセージのうちの1つを各々含む1つ以上のパフォーマンスプロンプトを表示することを含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、1つ以上の診断メッセージのうちの1つ以上に関連付けられた第1の命令セットを第1のモバイルコンピューティングデバイスに送信することを含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、送信接続を介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスから、第1のデータセットの応答性部分を受信することを含み得る。第1のデータセットの応答性部分は、第1の命令セットを処理する第1のモバイルコンピューティングデバイスからの応答に関連付けられる。
【0048】
いくつかの例示的な実施形態では、通信接続は、電話またはオーディオ接続であり得る。
いくつかの例示的な実施形態では、第1のデータセットの部分は、第1のデータセットの複数の部分のうちの1つであり得る。第1のデータセットの部分は、送信接続が確立されるとき、複数の動作カテゴリからの第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられたデータ値を含み得る。
【0049】
いくつかの例示的な実施形態では、第1の診断インジケータの第1の視覚的表現は、第1の動作カテゴリの色、記号、状態メッセージ、および/または視覚的表現を陰影付けすることであり得、またはそれを含み得る。
【0050】
いくつかの例示的な実施形態では、方法は、第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の診断メッセージを決定することを含み得る。1つ以上の診断メッセージは、複数の他のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた集約されたデータセットに基づいて決定され得る。
【0051】
いくつかの例示的な実施形態では、複数の他のモバイルコンピューティングデバイスは、同じ分類であり得る。
いくつかの例示的な実施形態では、方法は、第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の診断メッセージを決定することを含み得る。1つ以上の診断メッセージは、訓練されたモデルに基づいて決定され得る。
【0052】
いくつかの例示的な実施形態では、第1の診断インジケータの第1の視覚的表現は、第1の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現の修正を含み得る。
いくつかの例示的な実施形態では、第1の診断インジケータの第1の視覚的表現は、第1の動作カテゴリを表すアイコン上に定義された第1のアイコンを含み得る。
【0053】
いくつかの例示的な実施形態では、方法は、画面を含むクライアント端末を含み得る。クライアント端末は、第1のモバイルコンピューティングデバイスから離れて位置し得る。
【0054】
いくつかの例示的な実施形態では、第1のネットワークを介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1のデータセットを受信することを含む、モバイルデバイスで1つ以上の問題を解決するための方法が提供され得る。第1のデータセットは、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、第1のモバイルコンピューティングデバイスの1つ以上の複数のパフォーマンス状態を決定することを含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、パフォーマンス状態の少なくとも1つに基づいて、1つ以上のパフォーマンスプロンプトを生成および表示することを含み得る。1つ以上のパフォーマンスプロンプトは、パフォーマンス状態に関連付けられた診断メッセージを含み得る。
【0055】
いくつかの例示的な実施形態では、方法は、グラフィカルユーザインターフェースを介して、パフォーマンスプロンプトに関連付けられた指示を受信することを含み得る。指示は、1つ以上のパフォーマンス状態に関連付けられた問題の成功解決策の指示、または不成功プロンプトの指示のうちの1つを含み得る。
【0056】
いくつかの例示的な実施形態では、1つ以上のパフォーマンス状態は、モデルによって決定され得る。モデルは、統計モデル、または訓練された機械学習モデルであってよく、訓練された機械学習モデルは、複数の他のモバイルコンピューティングデバイスからの集約されたデータセットに基づいて訓練される。
【0057】
いくつかの例示的な実施形態では、1つ以上のパフォーマンス状態は、複数の他のモバイルコンピューティングデバイスからの集約されたデータセットに基づいて決定され得る。
【0058】
いくつかの例示的な実施形態では、1つ以上のパフォーマンスプロンプトは、モデルによって決定され得る。モデルは、統計モデル、または訓練された機械学習モデルであってよく、訓練された機械学習モデルは、複数の他のモバイルコンピューティングデバイスからの集約されたデータセットに基づいて訓練される。
【0059】
いくつかの例示的な実施形態では、1つ以上のパフォーマンスプロンプトは、複数の他のモバイルコンピューティングデバイスからの集約されたデータセットに基づいて決定され得る。
【0060】
いくつかの実施形態では、第1のモバイルコンピューティングデバイスにおいてユーザから入力を受信することを含む方法が提供され得る。入力は、サポートセッションを開始する要求の指示であり得る。いくつかの例示的な実施形態では、方法は、第1のモバイルコンピューティングデバイスとカスタマーサービスシステムとの間で通信を確立し、第1のデータセットをモバイルコンピューティングデバイスからカスタマーサービスシステムに送信することを含み得る。いくつかの例示的な実施形態では、方法は、第1のデータセットに応答して生成された1つ以上のパフォーマンスプロンプトに基づいて、第1のモバイルコンピューティングデバイス上で1つ以上の是正措置を開始することを含み得る。
【0061】
いくつかの例示的な実施形態では、第1のネットワークを介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1のデータセットを受信することを含む方法が提供され得る。第1のデータセットは、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、第1のモバイルコンピューティングデバイスの複数のパフォーマンス状態を決定することを含み得る。複数のパフォーマンス状態は、複数の動作カテゴリのうちの1つ以上に対する少なくとも1つのパフォーマンス状態を含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、複数のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の閾値を識別することを含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、複数のパフォーマンス状態と複数のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の閾値との比較に基づいて、1つ以上の是正措置を決定することを含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、第1のモバイルコンピューティングデバイスと通信を確立することを含み得る。いくつかの実施形態では、方法は、第1のモバイルコンピューティングデバイスへの1つ以上の是正措置の送信を引き起こすことを確立することを含み得る。
【0062】
いくつかの例示的な実施形態では、1つ以上の是正措置は、第1のモバイルデバイスの設定への1つ以上の変更を含む。
いくつかの例示的な実施形態では、第1のモバイルコンピューティングデバイスへの1つ以上の是正措置の送信を引き起こすことは、是正措置を第1のモバイルデバイスにプッシュすることを含む。
【0063】
次に、必ずしもスケールに従って描かれない添付の図面を参照する。
【図面の簡単な説明】
【0064】
図1】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なシステムを示す。
図2】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なモバイルコンピューティングデバイスを示す。
図3A】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なグラフィカルユーザインターフェースを示す。
図3B】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、「概要」の動作カテゴリに関する図3Aのグラフィカルユーザインターフェースの例を示す。
図4A】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なグラフィカルユーザインターフェースを示す。
図4B】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、「バッテリ」の動作カテゴリに関する図4Aのグラフィカルユーザインターフェースの例を示す。
図4C】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、「信号」の動作カテゴリに関する図4Aのグラフィカルユーザインターフェースの例を示す。
図5A】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なグラフィカルユーザインターフェースを示す。
図5B】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、「オーディオ」の動作カテゴリに関する図5Aのグラフィカルユーザインターフェースの例を示す。
図6A】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なグラフィカルユーザインターフェースを示す。
図6B】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、「バッテリ」の動作カテゴリに関する図6Aのグラフィカルユーザインターフェースの例を示す。
図7A】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なグラフィカルユーザインターフェースを示す。
図7B】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、「バッテリ」の動作カテゴリに関する図7Aのグラフィカルユーザインターフェースの例を示す。
図8A】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なグラフィカルユーザインターフェースを示す。
図8B】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、「オーディオ」の動作カテゴリに関する図8Aのグラフィカルユーザインターフェースの例を示す。
図9】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なシステムのフロー図を示す。
図10】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なシステムのフロー図を示す。
図11】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なシステムのフロー図を示す。
図12】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なシステムのフロー図を示す。
図13】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なシステムのフロー図を示す。
図14】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なシステムのフロー図を示す。
図15】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なシステムのフロー図を示す。
図16】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なシステムのフロー図を示す。
図17】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なシステムのフロー図を示す。
図18】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なシステムのフロー図を示す。
図19A】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なグラフィカルユーザインターフェースを示す。
図19B】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、「設定」の動作カテゴリに関する図19Aのグラフィカルユーザインターフェースの例を示す。
図19C】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、「設定」の動作カテゴリに関する図19Aのグラフィカルユーザインターフェースの例を示す。
図20A】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、コンピューティングデバイスの例示的なグラフィカルユーザインターフェースを示す。
図20B】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、図21Aのグラフィカルユーザインターフェースの例を示す。
図21A】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、コンピューティングデバイスの例示的なグラフィカルユーザインターフェースを示す。
図21B】本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、図22Aのグラフィカルユーザインターフェースの例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0065】
ここで、本発明のいくつかの実施形態について、すべてではないが、本発明のいくつかの実施形態が示される添付の図面を参照して以下により完全に説明される。実際、本発明は、多くの異なる形態で具体化され得、本明細書に記載の実施形態に限定されると解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、本開示が適用可能な法的要件を満たすように提供される。全体を通して同様の数字は同様の要素を指す。
【0066】
<用語>
本明細書で使用される場合、「データ」、「コンテンツ」、「情報」、および類似の用語は、本発明の実施形態に従って送信、受信、および/または記憶することができるデータを指すために互換的に使用され得る。したがって、任意のそのような用語の使用は、本発明の実施形態の趣旨および範囲を限定するものとみなされるべきではない。さらに、コンピューティングデバイスが、別のコンピューティングデバイスからデータを受信するように本明細書に記載されている場合、データは、別のコンピューティングデバイスから直接受信され得、または、1つ以上の中間コンピューティングデバイス、例えば、1つ以上のサーバ、リレー、ルータ、ネットワークアクセスポイント、基地局、ホストなどを介して間接的に受信され得、本明細書では「ネットワーク」とも称され得ることが理解されよう。同様に、コンピューティングデバイスが、データを別のコンピューティングデバイスに送信するように本明細書に記載されている場合、データは、別のコンピューティングデバイスに直接送信され得、または、1つ以上の中間コンピューティングデバイス、例えば、1つ以上のサーバ、リレー、ルータ、ネットワークアクセスポイント、基地局、ホストなどを介して間接的に送信され得ることが理解されよう。
【0067】
本明細書で使用する場合、「データセット」という用語は、限定するものではないが、デバイスを識別すること、顧客を識別すること、デバイスのハードウェアを識別すること、デバイスのソフトウェアを識別すること、デバイスの特性、動作カテゴリ、または動作サブカテゴリに関連付けられたデータなど、コンピューティングデバイスに関連付けられた、またはその他の方法で関連する任意のデータを指す。データセットは、データの1つの単一のセットから作られ得、またはデータセットは、他のデータセットなどのデータの複数の部分から構成され得る。データセットの一部は、動作カテゴリまたは動作サブカテゴリに関連付けられ得る。いくつかの実施形態では、データセットは、時系列で分割され得る。例えば、データセットの第1の部分は、履歴データに関連付けられ得、データセットの第2の部分は、現在のデータまたはリアルタイムデータに関連付けられ得る。データセットはまた、データの動作カテゴリおよび/またはデータの動作サブカテゴリに関連付けられたタイムスタンプを含み得る。データセットは、1つのコンピューティングデバイスに関連付けられ得、または代替的に、データセットは、複数のデバイスからのデータセットから集約され得る。データ集約は、所定の間隔(例えば、毎日)で行われ得る。集約されたデータセットは、さらに分割され得る。例えば、集約されたデータセットは、デバイスタイプ(例えば、スマートフォン、ラップトップ)、製造業者、メーカー、および/またはモデルによる分類など、同じまたは異なる分類を有する複数のコンピューティングデバイスからのデータであり得、集約されたデータセットは、各コンピューティングデバイスのデバイスタイプ、製造業者、メーカー、またはモデルについての部分を有し得る。データセットは、1つ以上の要因に基づいて、特定の時間および/または間隔で収集され得る。例えば、データ収集率は、コンピューティングデバイスに関連付けられたオペレーティングシステムに依存し得、データおよびプラットフォームのタイプに依存する(例えば、iOS対Android(登録商標))。いくつかの実施形態では、いくつかのデータは、スケジュールベースで収集され、いくつかは、顧客循環によって送信される要求によって遠隔的にオンデマンドで収集される。いくつかの実施形態では、ユーザは、収集を完全に無効にし、ガイドされたインターフェースの機能を制限することしかできない。いくつかの実施形態では、カスタマーサービスシステムは、カスタマーサービスコンピューティングデバイスまたはサーバから、要求時にデータの最新のデータ値を要求する顧客のコンピューティングデバイスに要求を送信し得る。いくつかの実施形態では、カスタマーコンピューティングデバイスはまた、最後にスケジュールされた更新(例えば、24時間)以降、カスタマーコンピューティングデバイス上にローカルに記憶されたいくつかのデータをアップロードし得る。
【0068】
本明細書で使用される場合、「動作カテゴリ」という用語は、限定されないが、バッテリ、信号、プロセッサ、ストレージ、オーディオ、設定、コマンド、ステータス更新、アプリケーション、リモートサポート、または登録などのコンピューティングデバイスに関連付けられた任意のカテゴリのデータを指す。いくつかの実施形態では、動作カテゴリは、コンピューティングデバイスに関連付けられたデータの単一の層を指し得る。いくつかの実施形態では、動作カテゴリは、カテゴリ内の1つ以上のデータ層(例えば、動作サブカテゴリ)を有するデータ層を含み得る。
【0069】
本明細書で使用される場合、「動作サブカテゴリ」という用語は、動作カテゴリに関連付けられたデータの任意のサブカテゴリを指す。動作サブカテゴリは、1つの動作カテゴリに属し得、または動作サブカテゴリは、2つ以上の動作カテゴリに関連付けられ得る。いくつかの実施形態では、動作サブカテゴリは、任意の動作カテゴリ内の第2の情報層を含み得る。例えば、オーディオの動作カテゴリの動作サブカテゴリは、音楽ボリューム、通話ボリューム、着信音ボリューム、アラームボリューム、システムボリューム、Bluetooth(登録商標)、Bluetoothボリューム、または他のオーディオボリュームであり得るが、これらに限定されない。さらなる例として、バッテリの動作カテゴリの動作サブカテゴリは、バッテリ健全性、バッテリ容量、ファームウェア健全性、バッテリ状態、性能、消費、低バッテリ、充電、充電アラート、充電率、放電率、バッテリ充電タイプ、バッテリ充電率、休止状態の放電、起動時の放電、平均バッテリ寿命、現在のバッテリ寿命、バッテリ使用量、電圧、電流、電力、温度、電流レベル、またはレベル低下であり得るが、これらに限定されない。さらなる例として、信号の動作カテゴリの動作サブカテゴリは、信号強度、ノイズ、信号品質、平均信号品質、受信強度信号インジケータ、参照信号受信電力、参照信号受信品質、参照信号の信号対ノイズ比、セルアイデンティティ、物理セルID、追跡領域コードであり得るが、これらに限定されない。動作カテゴリおよび動作サブカテゴリは、互いに対して異なる特定の層での情報を指し得る。例えば、動作カテゴリはまた、より高いカテゴリの情報に対する動作サブカテゴリであり得る。一例では、動作サブカテゴリはまた、動作サブカテゴリの下にある1つ以上のサブカテゴリについての動作カテゴリであり得る。
【0070】
本明細書で使用される場合、「パフォーマンス状態」という用語は、動作カテゴリまたは動作サブカテゴリについてのコンピューティングデバイスの動作を示すデータなど、コンピューティングデバイスの1つ以上の態様の動作を示すデータを指し、パフォーマンス状態は、各動作カテゴリまたは動作サブカテゴリに関連付けられた異なるデータを含み得る。動作カテゴリに関連付けられたパフォーマンス状態は、動作カテゴリ内の1つ以上の動作サブカテゴリに該当するモバイルデバイスのデータ値に関連付けられたパフォーマンス状態に基づき得る。例えば、動作サブカテゴリに関連付けられたコンピューティングデバイスに関連付けられた問題があると決定された場合、動作カテゴリについてのコンピューティングデバイスに関連付けられた問題があると決定され得る。パフォーマンス状態は、状態に関連付けられた数値、メッセージ、および/または他のデータ値(例えば、良好、正常、不良、充電、放電、動作、非動作)などの1つ以上のデータ値を含み得る。例えば、バッテリ温度の動作サブカテゴリのパフォーマンス状態は、バッテリ温度が正常温度にあると決定されたときの「正常」または同等の状態であり得る。さらに、パフォーマンス状態は、第1のコンピューティングデバイスの動作カテゴリまたは動作サブカテゴリのデータと、第2のコンピューティングデバイスからの第1のコンピューティングデバイスの動作カテゴリもしくは動作サブカテゴリのデータ、または本明細書でさらに開示されるように、集約されたデータセットのデータとの比較に基づき得る比較パフォーマンスを含み得る。いくつかの実施形態では、パフォーマンス状態は、勾配または程度(例えば、50%機能)として決定され得る。パフォーマンス状態は、コンピューティングデバイスの1つ以上の態様の動作を示すデータを表す1つ以上の診断インジケータを含み得る。いくつかの実施形態では、パフォーマンス状態は、次いで診断インジケータによって示され得る1つ以上の「問題」を含み得る。本明細書に記載されるように、「問題」、「問題点」などの用語は、ユーザまたはカスタマーサービス担当者が解決しようとし得る、任意の実際の、可能な、可能性の高い、潜在的な、または認識される動作上の欠陥または異常を指す。
【0071】
本明細書で使用される場合、「診断インジケータ」という用語は、パフォーマンス状態に関連付けて決定されるコンピューティングデバイスに関連付けられた診断のインジケータを指す。診断インジケータは、本明細書に記載される様々な実施形態を使用して決定され得、アイコン、色、診断メッセージ、またはパフォーマンス状態に関する情報をユーザに伝える他の表現など、グラフィカルユーザインターフェースで視覚的に表現され得る。例えば、バッテリ温度の正常なパフォーマンス状態は、デバイスの正常な検出状態に関連付けられた診断インジケータ(例えば、グラフィックへの緑色の色相、チェックマーク、サムズアップ、「良好」もしくは「正常」メッセージ、または正常なパフォーマンス状態の別のインジケータ)を有し得る。例えば、診断インジケータは、グラフィカルユーザインターフェースにおいて、緑色のテキスト、緑色に着色されたアイコン、または特定の色のバッテリ温度に関連付けられた領域の背景の陰影によって視覚化され得る。さらなる例として、平均バッテリ寿命データ値に対する平均未満、許容できない、またはそれ以外の欠陥のパフォーマンス状態は、パフォーマンス状態が考えられるまたは実際の問題を含むことを示すパフォーマンス状態に関連付けられたアイコンに対する黄色のテキスト、黄色のアイコン、および/または黄色の色相で視覚的に表される診断インジケータを含み得る。診断インジケータは、グラフィカルユーザインターフェース内の異なる情報層に対して生成され得る。例えば、バッテリに関連付けられた問題を含む「バッテリ」動作カテゴリのパフォーマンス状態は、バッテリの診断された問題を示す診断インジケータを含み得る。インターフェースのバッテリ動作カテゴリを選択すると、診断をさらに絞り込み、例えば、別個のサブカテゴリにする1つ以上の第2の診断インジケータが示され得る。診断インジケータに関連付けられた視覚的表現の追加の例は、強調される(例えば、着色、強調表示、太字表示、斜体表示、拡大表示、陰影表示、点滅表示、パルス表示、またはサイズの変更など)グラフィカルユーザインターフェース上に表示されるアイコンまたはテキストであり得る。診断インジケータのさらなる例としては、本明細書に記載される多数の実施形態が挙げられ、本開示に照らして、パフォーマンス状態の任意の他のインジケータを含むことが理解されるであろう。
【0072】
本明細書で使用される場合、「診断メッセージ」という用語は、カスタマーサービスシステムによって決定され得るメッセージを含み得る診断インジケータの種類を指し、診断メッセージは、動作カテゴリまたは動作サブカテゴリに関連付けられたパフォーマンス状態および/または診断インジケータを説明するためにグラフィカルユーザインターフェース上に表示され得る。例えば、顧客がボリュームが低すぎることについてカスタマーサービス担当者と通信している場合、診断メッセージは、ボリュームの現在または過去の設定であり得、これが問題であり得る理由の説明を提供し得、および/または顧客に提供するための推奨を含み得る。
【0073】
本明細書で使用される場合、「パフォーマンスプロンプト」という用語は、カスタマーサービス担当者にパフォーマンス状態および/または診断を顧客と協議するように促す診断メッセージを含み得る、グラフィカルユーザインターフェース上に表示されるプロンプトを指す。パフォーマンスプロンプトは、本明細書で論じられる様々な実施形態に従ってプログラム的に生成され得る。いくつかの実施形態では、パフォーマンスプロンプトは、パフォーマンス状態および/または診断インジケータに基づいて決定され得、コンピューティングデバイスのさらなるデータ収集および/または修復を容易にし得る。いくつかの実施形態では、パフォーマンスプロンプトは、パフォーマンス状態に関連して診断された1つ以上の潜在的または実際の問題を解決するための個別のアクションを提供し得る。
【0074】
本明細書で使用される場合、「フィードバックアイコン」という用語は、グラフィカルユーザインターフェースのユーザ(例えば、カスタマーサービス担当者)がフィードバックを提供することを可能にする、グラフィカルユーザインターフェース上に表示されるアイコンを指す。様々な実施形態では、フィードバックアイコンは、追加のデータ収集を示すデータをカスタマーサービス担当者から収集するために提示され得る。例えば、フィードバックアイコンは、ユーザがボックスにチェックを入れることを可能にするラジオボックスであり得、これは、メッセージに関連付けられたプロンプトが解決されたことを示し得るか、または代替的に、解決されなかったことを示し得る。いくつかの実施形態では、フィードバックアイコンが提示され得、選択されると、消費者コンピューティングデバイスに関連付けられたソフトウェアの修正を引き起こして1つ以上のパフォーマンス状態に対処するように構成されたコンピュータプログラム命令の送信をトリガする。フィードバックアイコンは、色の変更、形状の変更、画像の変更、またはアイコンにメッセージがある場合、メッセージの変更などによって動的であり得る。
【0075】
本明細書で使用される場合、「解決値」という用語は、診断メッセージに関連付けられた値を指し、これは、診断メッセージで対処されたものが、顧客の問題または問題点を診断または解決し得る確率、予測、または推定であり得る。解決値は、パフォーマンスプロンプトおよび/または診断メッセージに関連付けられた信頼レベルを定義し得る。いくつかの実施形態では、解決値は、パフォーマンスプロンプトのランク付けおよびユーザ(例えば、カスタマーサービス担当者)に表示するパフォーマンスプロンプトのコンピューティングシステムによる選択を容易にし得る。解決値は、第1のモバイルコンピューティングデバイスの過去のデータ値および/またはモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられていないデータセットを分析または統計的にモデリングすることから決定され得る。例えば、モバイルコンピューティングデバイスの特定のメーカーおよびモデルに関連付けられた複数のデータセットが、動作サブカテゴリの問題(例えば、バッテリレベルが低い)を示し、問題が、顧客が取ることができるアクション(例えば、モバイルコンピューティングデバイスをプラグインする)によって解決され得る、またはより高いパーセンテージ変化を有し得る場合、ユーザが取ることができるこれらのアクションに関連付けられた診断メッセージは、より高い解決値を受信し得る。さらなる例として、および対照的に、モバイルコンピューティングデバイスの特定のメーカーおよびモデルに関連付けられた複数のデータセットが、動作サブカテゴリの問題(例えば、バッテリレベルが低い)を示し、問題が、顧客が取ることができるアクション(例えば、バッテリを交換する)によって解決されない、またはより低いパーセンテージ変化を有し得る場合、ユーザが取ることができるこれらのアクションに関連付けられた診断メッセージは、より低い解決値を受信し得る。さらに、解決値および関連付けられた診断メッセージは、より多くデータベース内に記憶され、診断メッセージがカスタマーサービス担当者をガイドして顧客の問題または問題点に対処または解決したというフィードバックに応じて、データベースは、対処された顧客の問題または問題点に対処した、または解決する診断メッセージを反映するように更新される。
【0076】
本明細書で使用される「顧客」という用語には、限定されるものではないが、クライアント、顧客、購入者、買い物客、ユーザなどが含まれ得、これらは、1つ以上のコンピューティングデバイスの問題または問題点を診断または解決するために、カスタマーサービス担当者と対話する立場にあるか、またはカスタマーサービス担当者と対話し得る。
【0077】
<概要>
技術が進歩するにつれて、技術を購入する顧客は、多くの場合、コンピューティングデバイスがどのように動作するかに追いつくことができず、コンピューティングデバイスの問題を効果的に診断することができないか、または他者(例えば、カスタマーサービス担当者)がコンピューティングデバイスの問題を診断することを可能にする、問題の特定性を他者に説明することができない。モバイルコンピューティングデバイス(例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット)の普及は、これらのコンピューティングデバイスがどのように機能するかの詳細の多くを理解することなく、その技術を購入した多くの顧客の手に技術を委ねている。これは、発生し得る問題または問題点をどのように診断、対処、または解決するかを知らずに、または顧客が経験する症状とコンピューティングデバイスの実際の問題との間の結びつきを理解せずに、モバイルコンピューティングデバイスなどのコンピューティングデバイスに問題または問題点を抱えることにつながり得る。場合によっては、問題または問題点が発生したとき、顧客はカスタマーサービス担当者に助けを求めるように連絡するが、顧客はカスタマーサービス担当者に問題を適切に説明することができないか、またはコンピューティングデバイスの問題を解決するために必要な情報を伝えることができない。
【0078】
カスタマーサービス担当者は、顧客がコンピューティングデバイスの問題を解決するのを支援し得る。カスタマーサービス担当者は、顧客から離れた場所に位置し得、カスタマーサービス担当者との通信は、電話、ビデオ通話、またはライブチャットを介し得る。さらに、カスタマーサービス担当者が顧客の問題または問題点について有し得る唯一の情報は、顧客が提供し得るものに限定される。顧客間の技術的知識の格差とともに、言語および方言の違いにより、顧客が問題または問題点を説明し得る方法は大きく異なる場合がある。例えば、スマートフォンの画面が情報を提示しなくてもよい(例えば、空白)場合、ある顧客は、デバイスがオンになっていないと問題を説明し、別の顧客は、問題をバッテリが停止していると説明し、別の顧客は、問題を画面が壊れたと説明し得る。さらに、顧客は、デバイスまたはデバイス上で実行されるソフトウェアの動作の技術的な履歴にアクセスできない場合があり、したがって、問題もしくは問題点を診断しようとしたり、または問題もしくは問題点を説明するために、デバイスの関連する部分にアクセスできない場合がある。追加的または代替的に、顧客はインターネット上で調査を行い、問題または問題点に対処または診断しようとし、顧客はこの情報をカスタマーサービス担当者に提示することがあり得るが、これは誤解を招く可能性がある。場合によっては、複数の問題が、外部観察または典型的なカスタマーサービスコールによって効果的に診断できない複雑な症状を引き起こすことがある。これらすべての状況に対処するようにカスタマーサービス担当者は要求される場合がある。カスタマーサービス担当者は、顧客のコンピューティングデバイスを理解し、尋ねるべき適切な質問およびどの是正措置を講じるべきかについて情報を得ることによって、顧客の問題または問題点に対処することが可能であり得る。コンピューティングデバイスの知識および質問は、例えば、ガイダンスを提供し得るカスタマーサービスシステムなどのいくつかのソースから得られ得る。これらの問題に対する従来の解決策は、ユーザがコンピューティングデバイスを対面診断および修復または交換のために修復施設に発送する必要があった。
【0079】
カスタマーサービス担当者は、顧客の説明が、コンピューティングデバイスに問題または問題点を引き起こしている実際の障害またはパフォーマンス状態のものであるかどうかを自分自身で知らない場合がある。例えば、障害は、コンピューティングデバイスのハードウェアまたはソフトウェアにあり得るが、問題または問題点がソフトウェアにあるとき(またはその逆)、顧客はハードウェアの問題または問題点を説明している場合がある。さらに、顧客が問題または問題点を説明するとき、顧客は問題が急性であるか慢性であるかを説明できないことがある。問題または問題点を正確に説明することに問題があると、カスタマーサービス担当者がそれらに対処することが困難になる場合がある。したがって、例えば、カスタマーサービスシステムは、問題または問題点に対処する、診断する、または解決するために、顧客のコンピューティングデバイスに遠隔で接続し得る。代替的または追加的に、カスタマーサービス担当者は、顧客に、コンピューティングデバイスを修理場所に発送するよう要求し得る。
【0080】
コンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のパフォーマンス状態を診断し、カスタマーサービス担当者を、消費者体験とデバイスからのパフォーマンスデータとの間のギャップを計算可能に橋渡しすることによって、顧客の問題または問題点に遠隔的に対処、診断、および/または解決することをガイドするモバイルデバイス修復システム、ガイドされたカスタマーサービスシステム、およびガイドされたカスタマーサービスインターフェースの方法およびシステムが本明細書に記載される。カスタマーサービスシステムは、履歴データ、最近のデータ、および/またはリアルタイムデータを含んでもよく、1つまたは部分的に受信され得る顧客のコンピューティングデバイス(例えば、データセット)から受信されたデータを使用し得る。追加的または代替的に、カスタマーサービスシステムは、集約され得る1つ以上の他のコンピューティングデバイスから受信されたデータを使用して、顧客の問題または問題点に対処することを支援し得る。カスタマーサービスシステムは、顧客のコンピューティングデバイスとの接続を確立し、問題または問題点に対処するために顧客のコンピューティングデバイスを更新し得、コンピューティングデバイスは、問題もしくは問題点が解決されたことを示し得る、または問題もしくは問題点に関する追加情報を示し得るカスタマーサービスシステムにリアルタイムデータを応答として送信し得る。さらに、カスタマーサービス担当者とカスタマーサービスシステムと、顧客と、顧客のコンピューティングデバイスとの間のデータのやり取りは、複数の反復を要し得、システムは、最も可能性の高い問題の解決策をプログラム的に決定し、問題の解決策を指示するためのガイドされたプロンプトを提示し得る。
【0081】
顧客のコンピューティングデバイスからのデータは、コンピューティングデバイス診断システムならびにガイドされたカスタマーサービスシステムおよびインターフェースとともに使用するために、経時的に収集され得る。顧客のコンピューティングデバイスからカスタマーサービスシステムへの定期的なデータの提供は、カスタマーサービスシステムが、問題を正しく示し、誤検知を回避するパフォーマンス状態を決定するために、経時的に顧客のデバイスからデータを収集、記憶、および分析することを可能にし得る。さらに、分析は、顧客が支援を要求するときにカスタマーサービス担当者をガイドし得、カスタマーサービスシステムは、顧客のコンピューティングデバイスが最後に情報を提供して以降の最近のデータに関する更新のみを要求し得る。さらに、顧客のコンピューティングデバイスの履歴データを有することは、診断または分析を可能にし、顧客のコンピューティングデバイスの構成要素が問題または問題点のソースであるかどうかを決定し得る。
【0082】
いくつかの実施形態では、経時的な顧客のコンピューティングデバイスからのデータの収集は、ユーザからの許可を必要とし得る。許可は、顧客が一度だけ許可を付与することもあれば、データが収集されるたびに、顧客に許可を付与するように求めることもあり、許可を付与することもある。いくつかの実施形態では、顧客は、データ収集がデータログを作成するか、または既存のデータログからデータを収集するように、経時的なデータ収集のための許可を付与され得る。いくつかの実施形態では、カスタマーサービス担当者によって開始される補足的または追加的なデータ収集など、ユーザによって以前に付与された許可に加えて、追加的な許可が要求され得る。いくつかの実施形態では、許可を付与するように顧客に求めることは、どの動作カテゴリ情報または動作サブカテゴリ情報が収集されるかに基づき得る。いくつかの実施形態では、許可を求めることは、カスタマーサービス担当者への通信(チャット、ビデオ、電子メールなどで)であり得、カスタマーサービス担当者によってカスタマーコンピューティングデバイス上で生成され得(ポップアップ、通知などで)、または自動的に生成され得る(ポップアップ、通知などで)。
【0083】
例えば、一実施形態では、顧客は電力に関する問題点を抱え得、信号強度、位置、ボリュームレベル、画面輝度などの電力またはバッテリ使用量に関連する動作カテゴリおよび/または動作サブカテゴリに関連するデータを経時的に収集し得る。経時的に収集されたデータは、顧客のコンピューティングデバイスに記憶され得、および/またはカスタマーサービスシステムに記憶され得る。いくつかの実施形態では、経時的に収集されたデータは、顧客、カスタマーサービス担当者、またはカスタマーサービスシステム上もしくは顧客のコンピューティングデバイス上の別の人がアクセスすることによってなど、収集された後にアクセス可能であり得る。
【0084】
顧客のコンピューティングデバイスは、いくつかの構成要素を含み得、各構成要素の動作に関するデータを有し得る。動作データは、いくつかの動作カテゴリに関連付けられ得、各カテゴリは、動作サブカテゴリから構成され得る。データの分析は、動作カテゴリレベルで行われ得るか、または動作サブカテゴリレベルでより粒度の高いレベルで行われ得る。いくつかの実施形態では、データは一緒に分析され得、識別されたパフォーマンス状態は、動作カテゴリおよび/またはサブカテゴリに割り当てられ得る。さらに、最も微妙なサブカテゴリレベルでデータを分析することは、そのような分析がカテゴリレベルでデータを分析することから決定されない場合があるとき、問題または問題点がどこで発生しているかを決定し得る。さらに、顧客のコンピューティングデバイスの微妙なサブカテゴリレベルが、別の類似のコンピューティングデバイスの同じデータ、または類似のコンピューティングデバイスの集合からの同じデータと比較されるとき、顧客のコンピューティングデバイスがどのように実行しているかが決定され得る。これは、孤立したコンピューティングデバイスのための顧客の問題または問題点に対処することが非常に困難であり得るため、特に有用であり得る。
【0085】
カスタマーサービスシステムは、コンピューティングデバイスから受信したデータをデータベースに記憶し得、データは、本明細書に記載されるように分析されて、顧客がコンピューティングデバイスに関して問題または問題点を抱え得る場所を診断および決定し得る。
【0086】
本発明の様々な実施形態は、適応性があり、直感的であり、カスタマーサービス担当者をガイドするように構成された、例えば図3Aのグラフィカルユーザインターフェースを対象とする。ガイダンスにより、カスタマーサービス担当者は、顧客と効率的に会話して、顧客から効率的に情報を取得し、いくつかの例では、顧客の問題または問題点を正しく分析および診断するために必要とされ得る非信号データを取得し得、パフォーマンス状態および基礎となる分析は、本明細書に記載のシステムおよび方法によって解決するために、顧客の認識された問題を実際の問題に変換し得る。ガイダンスは、カスタマーサービスシステムによって、顧客のコンピューティングデバイスからのデータセット、カスタマーサービスシステムによって決定されるパフォーマンス状態、および診断インジケータに基づいて決定され得る。追加的または代替的に、グラフィカルユーザインターフェースは、顧客のコンピューティングデバイスからのデータセット、パフォーマンス状態、および診断インジケータをカスタマーサービス担当者に表示し得る。さらに、カスタマーサービスシステムは、データの分析を使用して、カスタマーサービス担当者に、顧客と協議するための診断メッセージを提供し得る。
【0087】
<システムアーキテクチャ>
本開示は、顧客がカスタマーシステムを介してカスタマーサービス担当者にカスタマーサービスを要求することに関連付けられたシステムアーキテクチャのための様々な実施形態を含む。図1は、本開示の様々な実施形態による、例示的なシステムアーキテクチャを示す。システムアーキテクチャは、コンピューティングデバイス100、複数のコンピューティングデバイス110A、110B、..110N(本明細書ではまとめて「コンピューティングデバイス110」または「他のコンピューティングデバイス」と称す)、ネットワーク120、およびカスタマーサービスシステム130を含み得る。カスタマーサービスシステム130は、ネットワーク104を介してコンピューティングデバイス100およびコンピューティングデバイス110と通信可能に接続され得、カスタマーサービスシステム130は、サーバ132、データベース134、およびカスタマーサービスコンピューティングデバイス136を含み得る。明確にするために、1つのサーバ132、データベース134、およびカスタマーサービスコンピューティングデバイス136のみが図1に示されているが、各々の多数の追加がカスタマーサービスシステム130に存在し得ることが理解されよう。カスタマーサービスコンピューティングデバイス136は、グラフィカルユーザインターフェースを表示するための表示を含み得る。
【0088】
コンピューティングデバイス100は、コンピューティングデバイス100の問題または問題点を伴うサービスを要求する顧客などの顧客に関連付けられ得る。コンピューティングデバイス100が示されるが、任意の数のカスタマーデバイスは、顧客に関連付けられ得る、および/または顧客によって使用され得る。コンピューティングデバイス100は、モバイルデバイス(すなわち、モバイルコンピューティングデバイス)および/または静止または固定デバイスであり得る。例えば、コンピューティングデバイス100は、モバイル電話(スマートフォンなど)、ラップトップ、タブレットなどのモバイルデバイス、または同様のモバイルコンピューティングデバイスおよび/もしくは通信デバイスであり得る。追加的および/または代替的に、コンピューティングデバイス100は、デスクトップコンピュータ、ワークステーションなどの慣習的に静止したデバイスであり得る。
【0089】
ネットワーク120は、例えば、有線または無線ローカルエリアネットワーク(LAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)などを含む1つ以上の有線および/または無線通信ネットワーク、ならびに1つ以上のネットワーク(例えば、ネットワークルータ、スイッチ、ハブなど)を実装するための任意のハードウェア、ソフトウェアおよび/またはファームウェアを含み得る。例えば、ネットワーク120は、携帯電話、モバイルブロードバンド、長期進化(LTE)、GSM(登録商標)/EDGE、UMTS/HSPA、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、WiFi、および/またはWiMaxネットワークを含み得る。さらに、ネットワーク120は、インターネットなどのパブリックネットワーク、イントラネットなどのプライベートネットワーク、またはそれらの任意の組み合わせを含み得、TCP/IPベースのネットワークプロトコルを含むが、これらに限定されない、現在利用可能である、または後に開発される様々なネットワークプロトコルを利用し得る。
【0090】
カスタマーサービスシステム130は、コンピューティングデバイス100およびコンピューティングデバイス110からデータを受信し、それらにデータを送信し、それらと通信し得る。図1に示されるように、カスタマーサービスシステム130は、1つ以上のネットワーク120を介してコンピューティングデバイス100およびコンピューティングデバイス110と機械間通信に従事する。さらに、カスタマーサービスシステム130は、とりわけ、コンピューティングデバイス100およびコンピューティングデバイス110から受信されたデータセット、パフォーマンス状態、診断インジケータなどを利用、生成、記憶、処理、要求、送信、修正、およびその他の方法で使用し、追跡し得る。カスタマーサービスシステム130は、1つ以上のサーバ132、1つ以上のデータベース134、および1つ以上のカスタマーサービスコンピューティングデバイス136を含み得る。カスタマーサービスシステム130の要素は、互いに直接的または間接的に(例えば、ネットワーク120を介して)接続され得る。カスタマーサービスシステム130は、本明細書でさらに記載する。
【0091】
サーバ132は、本明細書に記載されるサーバベースのプロセスの一部または全部を実行するように構成された回路、1つ以上のネットワークプロセッサなどを含み得、任意の好適なネットワークサーバおよび/または他の種類の処理デバイスであり得る。いくつかの実施形態では、カスタマーサービスシステム130は、コンピューティングデバイス100および/またはコンピューティングデバイス110に関して統一された「クラウド」として機能し得る。サーバ132は、相互接続および/または分散機能を実行するいくつかのサーバを含み得る。本開示を不必要に複雑にすることを避けるために、サーバ132は、単一のサーバとして本明細書に示され、説明されるが、当業者は、任意の数のサーバおよび/または同様のコンピューティングデバイスが使用され得ることを本開示に照らして理解するであろう。いくつかの実施形態では、図2を参照して、サーバ132は、処理回路210、ユーザインターフェース216、および/または本明細書に記載される様々な機能を容易にするための通信インターフェース218を含み得、その機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせとして具現化され得る。本明細書に記載されるように、処理回路210は、ローカル、ネットワーク化、またはリモートプロセッサ、または当該技術分野において既知の任意の他の処理手段を含み得る1つ以上のプロセッサ212を含み得る。
【0092】
データベース134は、本明細書に記載される情報の一部または全部を記憶するように構成された任意の好適なローカルまたはネットワークストレージデバイスであり得る。データベース134は、例えば、データセット、パフォーマンス状態、診断メッセージ、およびカスタマー担当者のフィードバックを記憶するように構成され得る。そのため、データベース134は、例えば、1つ以上のデータベースシステム、バックエンドデータサーバ、ネットワークデータベース、クラウドストレージデバイスなどを含み得る。本開示を不必要に複雑にすることを避けるために、データベース134は、単一のデータベースデバイスとして本明細書に示され、説明されているが、当業者は、任意の数のデータベースが使用され得ることを本開示に照らして理解するであろう。いくつかの実施形態では、図2を参照して、データベース134は、処理回路210、ユーザインターフェース216、および/または本明細書に記載される様々な機能を容易にするための通信インターフェース218を含み得、その機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせとして具現化され得る。本明細書に記載されるように、処理回路210は、ローカル、ネットワーク化、またはリモートプロセッサ、または当該技術分野において既知の任意の他の処理手段を含み得る1つ以上のプロセッサ212を含み得る。
【0093】
カスタマーサービスコンピューティングデバイス136は、本明細書に記載される様々な実施形態によるガイドされたカスタマーサービスインターフェースなどの画面を介してグラフィカルユーザインターフェースを表示し得るユーザインターフェース216などの、本明細書にさらに(例えば、図2に関して)記載されるコンピューティングデバイス100と同じ構成要素を有し得る。カスタマーサービスコンピューティングデバイス136は、本明細書に記載される様々な機能を容易にするための処理回路210および/または通信インターフェース218をさらに含み得、その機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせとして具現化され得る。本明細書に記載されるように、処理回路210は、ローカル、ネットワーク化、またはリモートプロセッサ、または当該技術分野において既知の任意の他の処理手段を含み得る1つ以上のプロセッサ212を含み得る。代替的に、カスタマーサービスコンピューティングデバイス136は、コンピューティングデバイス100として異なる構成要素を有し得る。カスタマーサービスコンピューティングデバイス136は、カスタマーサービスシステム130の他の構成要素から離れて位置し得る。カスタマーサービスコンピューティングデバイス136は、例えば1つ以上のカスタマーサービスコンピューティングデバイスを含み得る。本開示を不必要に複雑にすることを避けるために、カスタマーサービスコンピューティングデバイス136は、単一のカスタマーサービスコンピューティングデバイスとして本明細書に示され、説明されるが、当業者は、任意の数のカスタマーサービスコンピューティングデバイスが使用され得ることを本開示に照らして理解するであろう。様々な実施形態では、カスタマーサービスコンピューティングデバイス136は、カスタマーサービスシステムの一部としてカスタマーサービス担当者によってアクセスされるクライアント端末を定義し得る。
【0094】
カスタマーサービスシステムからサービスを要求する顧客(例えば、カスタマーサポートセッションを開始するための要求を送信することによって)は、各々1つ以上のコンピューティングデバイスを有し得る。コンピューティングデバイスは、デバイス分類を定義し得る。顧客の一部は、同じまたは類似の分類(例えば、製造業者、タイプなどの共通の1つ以上の分類フィールド)を有するコンピューティングデバイスを有し得、別の部分は、異なる分類を有するコンピューティングデバイスを有する。例えば、コンピューティングデバイスの分類には、タイプ、製造業者、メーカー、モデル、およびモデル年など、多くの違いがある。さらに、コンピューティングデバイスのタイプ、製造業者、メーカー、モデル、およびモデル年が同じであっても、製造中に使用される構成要素に差異があり得る。これらの分類は、データベース134などのカスタマーサービスシステムに記憶され得、および/または本明細書に記載されるように、コンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上の問題の診断および解決を容易にするために、それぞれのコンピューティングデバイスによって送信され得る。
【0095】
図2は、本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なコンピューティングデバイスを示す。図2は、例えば、コンピューティングデバイス100および/または複数のコンピューティングデバイス110の各々を示す。いくつかの実施形態では、カスタマーサービスシステム130内のデバイスのいずれかは、図2に示される例示的なコンピューティングデバイス100の構成要素の一部または全部も含み得る。以下に図2に関して示され、説明される構成要素、デバイス、または要素は、必須ではなくてもよく、したがって、特定の実施形態では一部が省略され得る。加えて、いくつかの実施形態は、図2に関して示され、説明されるものを超える、さらなる、または異なる構成要素、デバイス、または要素を含み得る。
【0096】
ここで図2を参照すると、例示的なコンピューティングデバイス100、110、132、134、136は、本明細書に開示される1つ以上の例示的な実施形態に従ってアクションを実行するように構成可能な処理回路210を含むか、または他の方法で通信し得る。この点で、処理回路210は、様々な例示的な実施形態に従って、コンピューティングデバイス100の1つ以上の機能性の性能を実行および/または制御するように構成され得、したがって、様々な例示的な実施形態に従って、コンピューティングデバイス100の機能性を実行するための手段を提供し得る。処理回路210は、1つ以上の例示的な実施形態に従って、データ処理、アプリケーション実行、ならびに/または他の処理および管理サービスを実行するように構成され得る。いくつかの実施形態では、コンピューティングデバイス100、または処理回路210など、その構成要素の一部は、チップまたはチップセットとして具現化され得るか、または含み得る。換言すれば、コンピューティングデバイス100または処理回路210は、構造アセンブリ(例えば、ベースボード)上の材料、構成要素、および/またはワイヤを含む1つ以上の物理的パッケージ(例えば、チップ)を含み得る。構造体アセンブリは、それに含まれる構成要素回路に関する物理的強度、サイズの保存、および/または電気的相互作用の制限を提供し得る。したがって、コンピューティングデバイス100または処理回路210は、場合によっては、単一のチップ上に、または単一の「システムオンチップ」として実施形態を実装するように構成され得る。したがって、場合によっては、チップまたはチップセットは、本明細書に記載される機能を提供するための1つ以上の動作を実行するための手段を構成し得る。
【0097】
いくつかの例示的な実施形態では、処理回路210は、プロセッサ212を含み得、図2に示されるようないくつかの実施形態では、メモリ214をさらに含み得る。処理回路210は、ユーザインターフェース216および/または通信インターフェース218と通信するか、または他の方法で制御することができる。したがって、処理回路210は、本明細書に説明される動作を実行するように(例えば、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせで)構成された回路チップ(例えば、集積回路チップ)として具現化され得る。
【0098】
プロセッサ212は、いくつかの異なる方法で具現化され得る。例えば、プロセッサ212は、例えば、ASIC(特定用途向け集積回路)もしくはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)などの集積回路、またはそれらの組み合わせを含む、マイクロプロセッサもしくは他の処理要素、コプロセッサ、コントローラ、または様々な他のコンピューティングもしくは処理デバイスのうちの1つ以上などの様々な処理手段として具現化され得る。単一のプロセッサとして示されているが、プロセッサ212は複数のプロセッサを含み得ることが理解されよう。複数のプロセッサは、互いに動作可能に通信し得、本明細書に記載されるようにコンピューティングデバイス100の1つ以上の機能を実行するように集合的に構成され得る。いくつかの例示的な実施形態では、プロセッサ212は、メモリ214に記憶された命令を実行するか、または他の方法でプロセッサ212にアクセス可能な命令を実行するように構成され得る。したがって、ハードウェアによって構成されるか、またはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせによって構成されるかにかかわらず、プロセッサ212は、適切に構成されながら、本発明の実施形態に従って動作を実行することができるエンティティ(例えば、処理回路210の形態で、回路内に物理的に具体化されている)を表し得る。したがって、例えば、プロセッサ212がASICもしくはFPGAなど、またはそれらの組み合わせとして具体化されるとき、プロセッサ212は、本明細書に記載の動作を行うために具体的に構成され得る。代替的に、別の例として、プロセッサ212がソフトウェア命令の実行者として具体化されるとき、命令は、本明細書に記載される1つ以上の動作を実行するようにプロセッサ212を具体的に構成することができる。
【0099】
いくつかの例示的な実施形態では、メモリ214は、例えば、固定されていても取り外し可能であり得る揮発性メモリおよび/または不揮発性メモリなどの1つ以上の非一時的メモリデバイスを含み得る。これに関して、メモリ214は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含み得る。メモリ214が単一のメモリとして示されているが、メモリ214は複数のメモリを含み得ることが理解されよう。メモリ214は、1つ以上の例示的な実施形態に従って、コンピューティングデバイス100が様々な機能を実行することを可能にするための情報、データ、アプリケーション、命令などを記憶するように構成され得る。例えば、メモリ214は、プロセッサ212による処理のために入力データをバッファリングするように構成され得る。追加的または代替的に、メモリ214は、プロセッサ212による実行のための命令を記憶するように構成され得る。さらに別の代替として、メモリ214は、様々なファイル、コンテンツ、またはデータセットを記憶し得る1つ以上のデータベースを含み得る。メモリ214の内容のうち、アプリケーションは、それぞれのアプリケーションに関連付けられた機能性を実行するために、プロセッサ212による実行のために記憶され得る。いくつかの場合、メモリ214は、コンピューティングデバイス104の構成要素間で情報を渡すためのバスを介して、プロセッサ212、ユーザインターフェース216、および/または通信インターフェース218のうちの1つ以上と通信し得る。
【0100】
ユーザインターフェース216は、処理回路210と通信して、ユーザインターフェース216でユーザ入力の指示を受信し、および/またはユーザに可聴、視覚、機械的、もしくは他の出力を提供し得る。したがって、ユーザインターフェース216は、例えば、キーボード、マウス、画面、ジョイスティック、ディスプレイ、タッチスクリーンディスプレイ、マイク、スピーカ、および/または他の入出力機構を含み得る。したがって、ユーザインターフェース216は、いくつかの例示的な実施形態では、ユーザが、様々な例示的な実施形態に従って、カスタマーサービスシステムおよび/またはカスタマーサービス担当者にアクセスし、それらと対話することを提供し得る。
【0101】
通信インターフェース218は、他のデバイスおよび/またはネットワークとの通信を可能にするための1つ以上のインターフェース機構を含み得る。いくつかの場合、通信インターフェース218は、処理回路210と通信するネットワークおよび/または任意の他のデバイスもしくはモジュールから/へデータを受信および/または送信するように構成された、ハードウェア、またはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせのいずれかに具体化されたデバイスまたは回路などの任意の手段であり得る。例として、通信インターフェース218は、コンピューティングデバイス100がネットワーク120を介してカスタマーサービスシステムおよび/またはカスタマーサービス担当者と通信することを可能にするように構成され得る。したがって、通信インターフェース218は、例えば、無線通信ネットワーク(例えば、無線ローカルエリアネットワーク、セルラネットワーク、および/または同様のもの)との通信を可能にするためのアンテナ(または複数のアンテナ)およびサポートハードウェアおよび/またはソフトウェア、および/またはケーブル、デジタル加入者回線(DSL)、ユニバーサルシリアルバス(USB)、イーサネット(登録商標)、WiFi(登録商標)、Bluetooth、または他の方法を介した通信をサポートするための通信モデムまたは他のハードウェア/ソフトウェアを含み得る。
【0102】
<データセット、モデリング、および機械学習>
カスタマーサービスシステム130は、データセットを含む複数のタイプのデータを受信して記憶し、データを複数の方法で使用する。カスタマーサービスシステム130は、コンピューティングデバイスからデータセットを受信し得る。データセットは、カスタマーサービスシステム130に記憶され得、顧客のコンピューティングデバイスに関する問題または問題点を診断するために使用され得る。追加的または代替的に、データセットは、モデリング、機械学習、およびAIにおいて使用され得る。
【0103】
コンピューティングデバイス100は、コンピューティングデバイス100のデータのデータセットをネットワーク120を介してカスタマーサービスシステム130に提供し得る。同様に、コンピューティングデバイス110の各々は、ネットワーク300を介してカスタマーサービスシステム130にデータセットを提供することも可能であり得る。コンピューティングデバイス110からのデータセットは、データベース420に別々に記憶され得、コンピューティングデバイス110からのデータセットの各々は、問題または問題点の診断において個別に使用され得る。追加的または代替的に、コンピューティングデバイス110からのデータセットは、集約されたデータセットに集約され得る。代替的に、集約されたデータセットは、カスタマーサービスシステムに提供され得る。さらに、コンピューティングデバイス100からのデータセットは、集約されたデータセットに含まれても、含まれなくてもよい。一例では、集約されたデータセットは、集約されたデータセットにデータセットを提供したコンピューティングデバイスが決定されないように、匿名化され得る。さらに、集約されたデータセットは、複数の動作カテゴリからのデータ値および動作サブカテゴリのデータ値を含み得る。他のコンピューティングデバイス110の1つ以上が診断され、および/またはカスタマーサービスを要求されている実施形態では、コンピューティングデバイス100から送信されるデータは、1つ以上の他のコンピューティングデバイス110の任意の問題を診断および修復するために使用される集約されたデータセットの一部を形成し得る。
【0104】
いくつかの実施形態では、カスタマーサービスシステムに提供されるデータセットは、エンドユーザーコンピューティングデバイスによってカスタマーサービスシステムに提供されるデータセットに加えて、またはその代わりに、サードパーティからのデータセットであり得るか、またはサードパーティアプリケーションもしくはウェブサイトから生成されるデータセットであり得る。サードパーティは、コンピューティングデバイスの特定の製造業者および/またはモデルのデータなどのデータセット全体を提供し得、および/またはサードパーティは、個々のデバイスのデータを含むデータの1つ以上のサブセットを提供し得る。サードパーティアプリケーションまたはウェブサイトはまた、コンピューティングデバイスの特定の製造業者および/またはモデルに関するデータを含み得、データは、そのようなアプリケーションまたはウェブサイトをクエリまたはクロールすることなどによって、そのようなサードパーティのアプリケーションまたはウェブサイトから収集され得る。一実施形態では、ソーシャルメディア(例えば、Facebook)は、コンピューティングデバイスの特定の製造業者および/またはモデルの議論を含み得、それらの議論は、特定のデータについてクロールされ得る。いくつかの実施形態では、サードパーティまたはサードパーティアプリケーションおよびウェブサイトからのそのようなデータを使用して、傾向を認識または生成し得る。傾向は、顧客がカスタマーサービスシステムを使用してカスタマーサービスを求め得るデバイスなどのコンピューティングデバイスの傾向を含み得る。サードパーティデータは、製造業者、モデルなどを含むデータの任意の特性によってインデックス付けされ得る。傾向は、モデリングまたは機械学習によって認識または生成され得る。あるいは、傾向は、収集されたサードパーティのデータ内のサードパーティから提供され得る。
【0105】
カスタマーサービスエンジン138は、コンピューティングデバイスの1つ以上の問題を診断し、診断インジケータを決定し、診断インジケータ(例えば、診断メッセージ)を使用してパフォーマンスプロンプトを生成し、それ以外の場合、本明細書に記載のガイドされたカスタマーサービスシステムおよび方法など、コンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上の問題の診断および解決を容易にするなど、パフォーマンス状態の計算に関連する本明細書の様々な計算を実行するためにカスタマーサービスシステムで使用され得る。例示的な実施形態では、カスタマーサービスエンジン138は、例えば、サーバ132で具現化され得、データベース134および/またはコンピューティングデバイス100、110から取得されたデータに基づいて動作し得、カスタマーサービスコンピューティングデバイス136に情報を受信および/または送信し得る。カスタマーサービスエンジン138は、ハードウェア、ソフトウェア、または本明細書に記載の機能のうちの1つ以上を実行するように構成されたハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせとして具現化され得る。
【0106】
次に、本明細書に記載の実施形態によるAIおよび機械学習システムおよび方法について説明する。AIおよび機械学習は、カスタマーサービスシステムの一部であり得、様々なモデリング技術に基づいて情報を計算し得るカスタマーサービスシステムエンジン138によって実行され得る。
【0107】
機械学習は、統計的推論に基づき得る特定のパターン認識アルゴリズム(すなわち、特定のパターン認識問題を表すアルゴリズム)を開発するために使用され得る。いくつかの実施形態では、カスタマーサービスシステム130は、様々なソース(例えば、コンピューティングデバイス100およびコンピューティングデバイス110)から大量のデータ(例えば、データセット)を受信し、状況の診断を決定しなければならない。いくつかの実施形態では、「訓練されたモデル」は、本明細書に記載されるアルゴリズムおよびプロセスに基づいて訓練され得、本明細書に記載される訓練されたモデルは、本明細書に記載され、当技術分野で既知のプロセスおよび方法を使用して生成され得る。
【0108】
例えば、クラスタのセットは、教師なし学習を使用して開発され得、クラスタの数およびそれぞれのサイズは、以前に収集されたパターンの訓練セット内のパターンの特徴の類似性の計算に基づいている。別の例では、特定の分類の問題または問題点を表す分類子は、パターンの訓練セットおよびそれらのそれぞれの既知の分類を使用することに基づいて、教師あり学習を使用して開発され得る。各訓練パターンは、分類子に入力され、分類子によって生成される出力分類と既知の分類の間の差は、問題をより正確に表すために分類子係数を調整するために使用される。教師あり学習を用いて開発された分類子は、訓練可能分類子としても知られている。
【0109】
いくつかの実施形態では、データセット分析は、特定のソースから受信されたデータセットのソース固有の表現を入力として取り、関連するデータ参照を含む可能性が高い、または関連するデータ参照を含む可能性が低い(例えば、必要な基準を満たす可能性が高い、または満たす可能性が低い)としてその入力を分類する出力を生成するソース固有の分類子を含む。いくつかの実施形態では、ソース固有の分類子は、分析のためのデータセットのより多くのインスタンスが特定のソースから受信されるにつれて最適化することができる訓練可能な分類子である。
【0110】
代替的または追加的に、訓練されたモデルは、データからパターンを抽出するために対話型プロセスを使用し得る他の計算知能アルゴリズムのうち、教師なし学習、教師あり学習、半教師あり学習、強化学習、関連付けルール学習、ベイズ学習、確率的グラフィカルモデルのための解決に基づくパターン認識を使用して、履歴データから1つ以上の特徴を抽出するように訓練され得る。いくつかの例では、履歴データは、ユーザ入力、クラウドベース入力など(例えば、ユーザ確認)を使用して生成されたデータを含み得る。
【0111】
いくつかの実施形態では、訓練データセットは、診断および修復されるコンピューティングデバイスと同様の分類を共有するコンピューティングデバイス(例えば、特定のオペレーティングシステムを有するモバイルデバイスのみを含む訓練セット、特定のハードウェアを含むモバイルデバイスのみを含む訓練セット、特定のメーカーまたはモデルのモバイルデバイスのみなど)に基づいて選択され得る。本明細書に記載の技術を使用して、モデルは、コンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のパフォーマンス状態を決定し、1つ以上のプロンプトに関連付けられた解決値を生成することを含む、モバイルデバイスに関連付けられた1つ以上の診断メッセージおよび/またはパフォーマンスプロンプトを生成し、本明細書に記載の方法および実施形態に関連付けられた任意の他の診断、カスタマーサービス、または関連する計算を決定するように訓練され得る。訓練データはまた、本発明のいくつかの数日前、数週間前、または数ヶ月前など、所定の期間から選択され得る。
【0112】
例示的な実施形態において、ラベル付けされたデータセットは、モデルを訓練するためにカスタマーサービスシステムエンジン138に供給され得る。ラベル付けされたデータセットは、複数のコンピューティングデバイスに関連付けられた動作データと、コンピューティングデバイスに関連付けられた診断、診断メッセージ、プロンプトなどを含むラベルとを含み得る。モデルは次いで、コンピューティングデバイスから受信した動作データセットを、ラベル付けされた基準の1つ以上に対応するものとして識別および分類するように訓練され得る。
【0113】
いくつかの実施形態では、システムが、受信データセットが少なくとも1つの関連データ参照を含まないと決定する場合、分析は終了する。
いくつかの実施形態では、システムは、参照された関連データがシステムに既に知られているかどうかを決定する。いくつかの実施形態では、この決定は、参照された関連データを表すデータがデータリポジトリ(例えば、データベース134)であるかどうかに基づいている。実施形態では、システムが、参照された関連データが既にシステムに知られていると決定する場合、分析が終了する。
【0114】
いくつかの実施形態では、カスタマーサービスシステムは、LSTMネットワークを使用して、一連の診断イベントに基づいて予測を行うことができる。いくつかの実施形態では、本明細書に説明されるAIおよびモデルは、「深層学習」モジュールを使用する。深層学習は、機械学習のサブセットであり、機械学習に提供される訓練データセットに基づいてモデルを生成する。ディープラーニングネットワークを使用して、大きな入力を引き込み、どの入力がデバイスの問題または問題がないことを特定するのに関連するかをアルゴリズムに学習させることができる。いくつかの実施形態では、訓練モデルは、クラスタリング、異常検出、ヘブリング学習、ならびに期待値最大化アルゴリズム、モーメント法(平均、共分散)などの潜在変数モデルの学習、ならびに主成分分析、独立成分分析、非負行列因子分解、および特異値分解を含むブラインド信号分離技術などの教師なし学習技術を使用し得る。
【0115】
いくつかの実施形態では、非機械学習モデリング技術が使用され得る。例えば、集約されたデータセットがコンパイルされ、特定のコンピューティングデバイスに関連付けられたデータセットのパフォーマンスと統計的に比較するために使用され得る。いくつかの実施形態では、集約されたデータセットは、代表的なデータセットにフィルタリングされ得る(例えば、モデル訓練に関して上で説明されたような分類に基づいて)。コンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のパフォーマンス状態は次いで、コンピューティングデバイスのデータセットと複数の他のコンピューティングデバイスに関連付けられた集約されたデータセットとの間の比較に基づいて決定され得る。一例では、コンピューティングデバイスのデータセットに関連付けられたデータ値は、コンピューティングデバイスのパフォーマンスが予想されるパフォーマンス範囲内にあるかどうかを決定するために、複数の他のコンピューティングデバイスのデータセットと直接比較され、統計的に関連付けられ得る。例えば、様々な実施形態では、コンピューティングデバイスが、集約されたデータセット(例えば、標準偏差、パーセンタイルランキングなど)に対して、複数の動作カテゴリの各々について所定の基準内に収まるかどうかが決定され得る。様々な実施形態では、コンピューティングデバイスが、複数の特定のデータ値(例えば、バッテリ寿命、プロセッサ速度、接続強度、および/またはオペレーティングシステムAPI出力などのコンピューティングデバイスから検出および出力することができる任意の他の信号)の各々について集約されたデータセットに対して所定の基準内にあるかどうかが決定され得る。いくつかの実施形態では、動作カテゴリは、1つ以上の特定のデータ値によって定義され得る。いくつかの実施形態では、パフォーマンス状態は、1つ以上の特定のパフォーマンスパラメータに関連付けられ得る。いくつかの実施形態では、パフォーマンス状態は、複数のパフォーマンスパラメータによって定義され得る(例えば、(1)画面がオフである、(2)デバイスが接続されていない、および(3)放電速度が所定の閾値よりも大きい場合、バッテリ放電の問題を識別するパフォーマンス状態が表示され得る)。いくつかの実施形態では、例えば、問題を示すパフォーマンス状態が所定の期間全体、またはその選択された部分にわたって持続しない限り、問題が識別されないように、モデリング技術を実行するときに、所定の期間が使用され得る。
【0116】
いくつかの実施形態では、比較集約されたデータが使用され得、ユーザに表示され得、これは、分析されているコンピューティングデバイスと集約されたデータセットとの間の類似点および差異を識別し、直感的に伝達するために、顧客に関連付けられたコンピューティングデバイスと複数の他のコンピューティングデバイスとの間の比較を示す。
【0117】
<診断>
カスタマーサービスシステム130は、顧客のコンピューティングデバイス100の問題または問題点を診断し得る。診断は、顧客のコンピューティングデバイス100によって提供されるデータセット、コンピューティングデバイス110によって提供されるデータセット、集約されたデータセットおよびそれらの分析、本明細書に記載される任意の他のデータソース(例えば、傾向データを含むサードパーティデータ)、および/または本明細書に記載されるモデリングに基づき得る。
【0118】
一例では、問題または問題点があるかどうかを診断するために、顧客のコンピューティングデバイス100のバッテリ温度を閾値または範囲と比較することができる。バッテリ温度のデータは、顧客のコンピューティングデバイス100からのデータセット内にあり得、これは、現在のバッテリ温度のデータ値および/またはバッテリ温度の履歴データ値を含み得る。カスタマーサービスシステム130は、現在のバッテリ温度および/または過去のバッテリ温度を1つ以上の閾値と比較し得る。一例では、単一の閾値を使用して、バッテリが高温であるか、または高温を超えたかどうかを決定する。さらなる例では、2つの閾値を範囲(例えば、高温および低温の範囲)として使用して、バッテリが温度の範囲外になったかどうかを決定し得る。閾値または範囲は、顧客のコンピューティングデバイス100の製造業者によって推奨され得、顧客によって設定され得、またはカスタマーサービスシステム130によって(例えば、モデリングを用いて)決定され得る。他の例では、閾値は、平均値、移動平均、または加重平均、または中央値であり得る。バッテリ温度が、1つの例では、高温を超えなかった場合、または、他の例では、温度範囲を超えなかった場合、カスタマーサービスシステムは、顧客のコンピューティングデバイスが問題または問題点を有していない(例えば、「正常」状態)と診断し得る。診断は、問題または問題点がないことを示すパフォーマンス状態(例えば、正常、良好、健全など)を決定し得る。バッテリ温度が、1つの例では、高温を超えた場合、または他の例では、温度範囲外になった場合、カスタマーサービスシステムは、顧客のコンピューティングデバイスが問題または問題点を有すると診断し得る。診断は、問題または問題点があることを示すパフォーマンス状態(例えば、問題、問題点、高、低、異常、不健全など)を決定し得る。上記の例は、バッテリ温度に関するデータの動作サブカテゴリに関するものであるが、問題または問題点があるかどうかを診断するための閾値および/または範囲の使用は、データの他の動作カテゴリおよび/またはデータの動作サブカテゴリとともに使用され得ることが理解されよう。いくつかの実施形態では、範囲は、バッテリの設計の一部として製造業者によって決定され得る。いくつかの実施形態では、範囲は、同じモデルを有する実際の脱離に関する観察に基づいて決定され得る。いくつかの実施形態では、範囲または閾値は、データ値が集約データの分布の平均の外側10%であるときに問題が存在すると決定するなど、事前設定され得る。平均値に対する他の閾値および範囲も使用され得る。様々な実施形態では、一方に偏した尺度(良品=1、悪品=0)について、カスタマーサービスシステムは、ピアの10パーセンタイル未満の数に基づいて閾値を考慮し得る。
【0119】
別の例では、顧客のコンピューティングデバイス100の平均バッテリ寿命は、例えば、同じ製造業者からの同じメーカーおよびモデルの他のコンピューティングデバイスなど、他のコンピューティングデバイスの平均バッテリ寿命と比較され得る。顧客のコンピューティングデバイス100からのデータセットは、動作サブカテゴリの平均バッテリ寿命のデータ値を含み得る。顧客のコンピューティングデバイス100からのデータセットは、過去7日間などの期間に基づいて平均バッテリ寿命を決定し得る。あるいは、バッテリ寿命の平均は、14日、30日、3ヶ月、または1年など他の期間から計算することができる。同様に、同じ製造業者、メーカー、およびモデルのコンピューティングデバイスに関する集約されたデータセットは、平均バッテリ寿命に関するデータ値を含み得る。カスタマーサービスシステム130は、顧客のコンピューティングデバイスの平均バッテリ寿命を、集約されたデータセットの平均バッテリ寿命と比較し得る。顧客のコンピューティングデバイス100の平均バッテリ寿命が、集約されたデータセットの平均バッテリ寿命を上回る場合、カスタマーサービスシステムは、問題または問題点がないことを示すパフォーマンス状態(例えば、正常、良好、健全など)を決定し得る。顧客のコンピューティングデバイス100の平均バッテリ寿命が、集約されたデータセットの平均バッテリ寿命を下回る場合、カスタマーサービスシステムは、問題または問題点がある、またはあり得ることを示すパフォーマンス状態(例えば、問題、問題点、低、異常、不健全など)を決定し得る。上記の例は、平均バッテリ寿命に関するデータの動作サブカテゴリに関するものであるが、問題または問題点があるかどうかを診断するための閾値および/または範囲の使用は、データの他の動作カテゴリおよび/またはデータの動作サブカテゴリとともに使用され得ることが理解されよう。
【0120】
別の例では、閾値または範囲は、統計的モデリングによって、または機械学習を使用することによって決定され得る。統計モデルまたは機械学習は、カスタマーコンピューティングデバイス100および/または集約されたデータセットからのデータセットとともに使用され得る。一例では、統計的モデリングまたは機械学習は、データの1つの動作カテゴリまたはデータの1つの動作サブカテゴリからのデータのデータ値についてであり得る。あるいは、統計的モデリングまたは機械学習は、データの複数の動作カテゴリおよび/またはデータの複数の動作サブカテゴリからのデータのデータ値についてであり得る。
【0121】
診断のためのパフォーマンス状態の決定は、パフォーマンス状態を示すために画面(例えば、カスタマーサービスコンピューティングデバイス136の画面)上で視覚的に表され得る診断インジケータを決定することを含み得る。診断インジケータは、パフォーマンス状態によって異なる場合があり、および/または各パフォーマンス状態は、別個の診断インジケータを有する場合がある。あるいは、診断インジケータは、パフォーマンス状態について同じまたは類似であり得る。例えば、パフォーマンス状態が、データの動作カテゴリまたはデータの動作サブカテゴリについて問題または問題点を有さない顧客のコンピューティングデバイスに関連付けられている場合、関連付けられた診断インジケータは、データの動作カテゴリまたはデータの動作サブカテゴリについて、コンピューティングデバイスが、例えば、健全であるか、または良好であることを示す緑色のアイコンとなる。いくつかの実施形態では、診断インジケータは、診断インジケータによって伝達される情報の量が利用可能な空間の量に限定され得るように、アイコンまたは画面の範囲内で、およびそのようなアイコンまたは画面に関連付けられた範囲の範囲内で、パフォーマンス状態を表すように構成された特異性のレベルを定義し得る。例えば、診断インジケータは、グラフィカルユーザインターフェース上に表示される複数の動作カテゴリのうちの1つ以上に関連付けて表示され得る。利用可能な画面およびアイコン空間に基づいて、診断インジケータは、限定された特異性(例えば、「感嘆符」または動作カテゴリの問題を示す他のインジケータ)、またはより高い程度の特異性(例えば、問題の簡潔な説明、または問題のタイプ、問題をトリガしたサブカテゴリなどを示すより具体的なアイコン)であり得る。
【0122】
診断インジケータは、本明細書で説明される様々な実施形態を使用して決定され得、例えば、アイコンまたは色を視覚的に表示することによって、グラフィカルユーザインターフェースで視覚的に表され得る。例えば、バッテリ温度の正常なパフォーマンス状態は、検出された問題またはデバイスの状態に関連付けられた診断インジケータを有し得る。診断インジケータは、緑色のテキスト、緑色に着色されたアイコン、または特定の色のバッテリ温度に関連付けられた領域の背景の陰影によって視覚化され得る。さらなる例として、平均バッテリ寿命の平均未満のパフォーマンス状態は、診断インジケータであり得、問題が存在し得ることが決定されたことを示すために、黄色のテキストおよび黄色のアイコンで視覚的に表され得る。診断インジケータに関連付けられた視覚的表現の追加の例は、強調表示される、陰影付けされる、点滅する、パルスする、またはサイズを変更する、グラフィカルユーザインターフェース上に表示されるアイコンまたはテキストであり得る。
【0123】
<ガイドされたインターフェース>
カスタマーサービス担当者は、カスタマーサービスコンピューティングデバイス136を介してカスタマーサービスシステム130とインターフェースし得る。カスタマーサービスコンピューティングデバイス136は、カスタマーサービス担当者のためにグラフィカルユーザインターフェース(本明細書では「GUI」と称される)を表示し得るディスプレイ(画面とも称される)を含むユーザインターフェースを含み得る。本開示の様々な実施形態によれば、GUIは、カスタマーサービス担当者を顧客との相互作用を通してガイドして、顧客が有し得る問題または問題点の解決または対処を支援し得る情報の表現を表示し得る。
【0124】
一例では、GUIは、カスタマーサービス担当者が開始することができる概要に向けられ得る。概要は、顧客のコンピューティングデバイス100のデータの複数の動作カテゴリおよび/またはデータの複数の動作サブカテゴリに関連付けられたデータの視覚的表現を表示し得る。概要に向けられたGUIはまた、とりわけ、診断インジケータの視覚的表現を表示し得、問題または問題点を有すると決定されたパフォーマンス状態に関連付けられた診断インジケータの視覚的表現は、他の診断インジケータと視覚的に異なる場合がある。コンピューティングデバイスに関連付けられた情報を伝達することを含む、パフォーマンス状態に関連する本明細書に記載のインターフェース要素は、診断インジケータと見なされ得る。さらに、データの複数の動作カテゴリの視覚的表現は、データの複数の動作カテゴリの視覚的表現が、動作カテゴリに関連付けられたデータの複数の動作サブカテゴリの視覚的表現を提供するように拡張され得るという点で動的であり得る。本明細書に記載される例示的なインターフェースは、互いに連携して動作し得る(例えば、GUI上で1つ以上のアイコンを選択することは、システムに、本明細書に記載されるGUIのうちの別のものを含む第2のGUIを提示させ得る)。本明細書に記載される実施形態による装置およびシステムは、同じGUIの複数のバージョンを使用し得る(例えば、本明細書に示されるGUIのいずれか1つと同じレイアウトを有する異なる情報を表示する2つの異なるインターフェース)。他の実施形態では、本明細書で開示される例示的なインターフェースは、任意の1つ以上のGUIを分離して動作させることができる。
【0125】
図3Aは、本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なグラフィカルユーザインターフェースを示す。図3Aを参照すると、グラフィカルユーザインターフェース301(本明細書ではGUI301と称される)は、顧客および顧客のコンピューティングデバイス100に関連付けられた情報を表示し、顧客がカスタマーサービス担当者にアシスタンスを要求するように連絡したときにカスタマーサービス担当者に表示されるグラフィカルユーザインターフェースであり得る。インターフェース301は、例えば、顧客の名前、顧客の電話番号、顧客のコンピューティングデバイス100の製造、顧客のコンピューティングデバイス100の製造業者、顧客のコンピューティングデバイス100のモデルなど、顧客のアカウントに関連付けられた情報を表示し得るアカウント領域302を含み得る。GUI301は、1つ以上の動作カテゴリアイコン310A、310B、310C、310D、310E、310F、310G、.、310N(本明細書ではまとめて「動作カテゴリアイコン310」と称す)を有する動作カテゴリアイコン領域303をさらに含み得る。1つ以上の動作カテゴリアイコン310の各々は、異なる動作カテゴリのデータ(例えば、概要、バッテリ、信号、ストレージ、オーディオ、設定、コマンド、ステータス更新、アプリケーション、リモートサポート、登録など)に関連付けられ得る。動作カテゴリアイコン310は各々、カスタマーサービス担当者による選択、またはGUI301に表示される情報に応じて、強調(例えば、陰影付け、明るさなど)を変更するなど、動的であり得る。インターフェース301は、1つ以上の動作カテゴリ情報領域320A、320B、320C、..、320N(本明細書ではまとめて「動作カテゴリ情報領域320」と称す)を有するコンピューティングデバイス情報領域304をさらに含み得る。各動作カテゴリ情報領域320は、関連する動作カテゴリの視覚的表現および/または関連する動作カテゴリのうちの1つ以上の診断インジケータを含み得る。一例では、関連付けられたカテゴリの診断インジケータは、動作カテゴリに関連付けられた動作サブカテゴリの診断インジケータと同じであり得る(例えば、「感嘆符」、「チェックマーク」など)。動作カテゴリ情報領域320は、動作サブカテゴリ情報領域330A、330B、330C、..330N(本明細書ではまとめて「動作サブカテゴリ情報領域330」と称す)をさらに含み得る。各動作サブカテゴリ情報領域330は、関連する動作サブカテゴリ340の診断インジケータ、および/または動作サブカテゴリ診断メッセージ350を含む、1つ以上の診断インジケータの視覚的表現を含み得る。動作サブカテゴリ診断メッセージ350は、動作サブカテゴリの名前、動作サブカテゴリの説明、動作サブカテゴリに関連付けられたデータ値、および/または動作サブカテゴリのパフォーマンス状態を含み得る。本明細書に記載されるように、GUIは、動作カテゴリアイコン310A、310B、310C、310D、310E、310F、310G、...、310N、動作カテゴリ情報領域320A、320B、320C、...、320N、動作サブカテゴリ情報領域330A、330B、330C、..、330N、および/または動作カテゴリのうちの1つ以上に関連付けられた任意の他の視覚的表現を含み得る動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現を表示し得る。
【0126】
図3Bは、図3Aのグラフィカルユーザインターフェースの例示的な実施形態を示し、「概要」の動作カテゴリは、本明細書で論じられるいくつかの実施形態に従って選択されている。図3Bを参照すると、GUI301は、「概要」の動作カテゴリに関する情報を表示し、これは、動作カテゴリアイコン領域303内の強調された動作カテゴリアイコン310Aによって選択として示される。描写される概要動作カテゴリでは、複数の他の動作カテゴリの各々に対応する情報が示される。図3Bでは、コンピューティングデバイスアカウント領域302は、コンピューティングデバイス301(例えば、「Samsung Galaxy S9」)の製造業者およびモデルを表示する。動作カテゴリアイコン領域303は、データの11の異なる動作カテゴリ(例えば、310Aにおける「概要」、310Bにおける「バッテリ」、310Cにおける「信号」、310Dにおける「ストレージ」、310Eにおける「オーディオ」、310Fにおける「設定」、310Gにおける「コマンド」、310Hにおける「ステータス更新」、310Iにおける「アプリケーション」、310Jにおける「リモートサポート」、および310Kにおける「登録」)に関連付けられた11の動作カテゴリアイコン310を表示する。設定310Fは、音楽ボリューム、通話ボリューム、WiFiのオン/オフなど、ユーザが制御するための1つ以上のプリファレンスまたはアプリ/サービス関連の設定を定義し得る。いくつかの実施形態において、コマンド310Gは、これらの設定を変更するためのコマンド、またはこれらの設定を直接変更することができないときに、設定画面を開くためのコマンドである。いくつかの実施形態では、画面共有またはカメラ共有を介してリモートサポート310Jを開始するためのコマンドが存在する。コンピューティングデバイス情報領域304は、例えば、5つの異なる動作カテゴリのデータ(例えば、320Aの「バッテリ」、320Bの「電源アダプタ」、320Cの「データ使用量」、320Dの「信号」、および320Eの「ストレージ」)に関連付けられた動作カテゴリ情報領域320を表示する。「バッテリ」の動作カテゴリ情報領域320Aは、動作サブカテゴリ情報領域330(例えば、330Aの「電流レベル」、330Bの「バッテリホッグ」、330Cの「バッテリ温度」、330Dの「平均バッテリ寿命」、330Eの「ファームウェア健全性」、および330Fの「温度」)を表示するように拡張されるように表示される。図3Bの例では、「バッテリホッグ」の動作サブカテゴリは、他の用途と比較してより多くの量のバッテリを使用する用途を指し、これは本明細書でさらに説明される。図3Bにおいて、各動作サブカテゴリ情報領域330は、診断インジケータ340および動作サブカテゴリ診断メッセージ350の視覚的表現を含む。例えば、動作サブカテゴリ情報領域330Aについての診断インジケータ340の視覚的表現は、白チェック付きの緑色の円である。加えて、動作サブカテゴリ情報領域330Aの動作サブカテゴリ診断メッセージ350は、動作サブカテゴリの名称(例えば、バッテリの動作カテゴリの現在の充電レベルである「電流レベル」)、動作サブカテゴリの説明(例えば、「バッテリの現在の充電」)、動作サブカテゴリに関連付けられたデータ値(例えば、「40%」)、および/または動作サブカテゴリのパフォーマンス状態(例えば、「40%-放電」)を含む。図3Bは、問題または問題点を示す診断インジケータ340、350(例えば、感嘆符が内側にある黄色の三角形)を有する「平均バッテリ寿命」の動作サブカテゴリをさらに示す。
【0127】
描写される実施形態では、各動作カテゴリ情報領域320は、その中の1つ以上のサブカテゴリに関連付けられた診断インジケータを示すように拡張可能である。「拡張」アイコン(例えば、各領域320の右側に示される矢印)を選択すると、追加のサブカテゴリ情報が表示され得、利用可能な空間に基づいて、診断メッセージ350などのより詳細な診断インジケータが示され得る。折りたたまれると、5つの動作カテゴリが、各情報領域320の右側に低詳細診断インジケータ340を示すように描写される。いくつかの実施形態では、診断インジケータは、本明細書に記載されるようなパフォーマンスプロンプトを含み得る。したがって、描写される実施形態は、カスタマーサービス担当者を直感的に顧客の問題の診断に誘導し得る。カスタマーサポートセッションに関連して動作する場合、層別動作カテゴリは、説明された直感的なシステムおよびインターフェースに関する問題の診断およびトリアージを迅速に促進し得る。
【0128】
いくつかの実施形態では、カスタマーサービスシステム130は、コンピューティングデバイスを診断および/または修復するためにさらなる詳細が必要とされるインスタンスにおいてトリガされ得る、動作カテゴリについての追加情報をカスタマーサービス担当者に提供し得る。カスタマーサービス担当者は、例えば、動作カテゴリアイコン310のうちの1つを選択し得、それに応答して、GUI301は、ガイドされたカスタマーサービスインターフェースの第2の実施形態を表示するように更新され得る。カスタマーサービス担当者は、例えば、パフォーマンス状態および/または診断インジケータが、顧客のコンピューティングデバイスに問題があり得ることの指示を視覚的に表す場合、動作カテゴリアイコン310のうちの1つを選択し得る。動作カテゴリアイコン310のうちの1つの選択は、選択された動作カテゴリに関連付けられた情報を含む第2のGUIを表示させることができる。いくつかの実施形態では、第2のGUIは、動作カテゴリが選択された第1のGUIの1つ以上の特徴を保持し得る。一例では、GUI301は、GUI301を通じてカスタマーサービス担当者をガイドして、問題または問題点が何であり得るかを決定し得る。カスタマーサービス担当者がどのようにガイドされ得るかのさらなる例は、例えば、顧客のコンピューティングデバイス100が同じ製造業者およびモデルの他のコンピューティングデバイス110とどのように比較し得るかなど、本明細書に開示される。
【0129】
図3Bを引き続き参照すると、いくつかの実施形態では、サブメニューまたは追加の診断インジケータオプションが利用可能であり得る。例えば、図3Bに示されるGUI301は、上述の動作カテゴリ情報領域320、330を含む「デバイスステータス」インターフェースを含み、GUI301は、パフォーマンス状態、診断インジケータ、およびそれらに関連する任意のデータの1つ以上の追加の視覚的表現を示すことができる「アクティビティ」インターフェースを含む。例えば、アクティビティインターフェースは、カスタマーコンピューティングデバイスによって実行されるアクティビティの時系列のリストを記述し得る。
【0130】
図4Aは、本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なグラフィカルユーザインターフェースを示す。図4Aを参照すると、GUI301は、アカウント領域302、図3A~3Bの実施形態に関して上述したように動作し得る動作カテゴリアイコン310を含む動作カテゴリアイコン領域303、動作カテゴリ情報領域401、動作サブカテゴリデータ視覚化領域402、および動作サブカテゴリデータ比較視覚化領域403を表示し得る。動作カテゴリ情報領域401は、1つ以上の動作サブカテゴリ情報領域410A、410B、410C、...、410N(本明細書ではまとめて「動作サブカテゴリ情報領域410」と称す)を有し得る。1つ以上の動作サブカテゴリ領域410の各々は、上述したデータの異なる動作サブカテゴリに関連付けられ得る。各動作サブカテゴリ情報領域410は、診断メッセージなどの動作サブカテゴリ診断インジケータを含み得る。動作サブカテゴリ診断メッセージは、動作サブカテゴリの名前、動作サブカテゴリの説明、動作サブカテゴリに関連付けられたデータ値、動作サブカテゴリのパフォーマンス状態、および/または診断インジケータの任意の他の視覚的表現を含み得る。動作サブカテゴリデータ視覚化領域402は、関連する動作サブカテゴリのデータの視覚化を提供する、グラフまたはチャートなどの視覚化を含み得る。動作サブカテゴリデータ比較視覚化領域403は、顧客のコンピューティングデバイス100からの関連する動作サブカテゴリのデータを、例えば、集約されたデータセットからの関連する動作サブカテゴリのデータと比較する比較視覚化を提供する、グラフまたはチャートなどの比較視覚化を含み得る。本明細書に記載されるように、GUIは、サブカテゴリを含み得、動作カテゴリアイコン310A、310B、310C、310D、310E、310F、310G、...、310N、動作カテゴリ情報領域401、1つ以上の動作サブカテゴリ情報領域410A、410B、410C、...、410N、および/または1つ以上のサブカテゴリを含む、動作カテゴリのうちの1つ以上に関連付けられた任意の他の視覚的表現を含み得る動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現を表示し得る。
【0131】
図4Bは、図4Aのグラフィカルユーザインターフェースの一実施形態の例を示し、「バッテリ」の動作カテゴリは、本明細書で論じられるいくつかの実施形態に従って選択されている。図4Bを参照すると、GUI301は、「バッテリ」の動作カテゴリに関する情報を表示し、これは、動作カテゴリアイコン領域303内の強調された動作カテゴリアイコン310Bによって選択として示される。図4Bにおいて、動作カテゴリ情報領域401は、9つの動作サブカテゴリ情報領域410を表示する(例えば、410Aの「ファームウェア健全性」、410Bの「バッテリ状態」、410Cの「バッテリ充電タイプ」、410Dの「バッテリ充電技術」、410Eの「平均充電」、410Fの「休止状態の放電」、410Gの「起動時の放電」、410Hの「レベル低下」、410Iの「電圧」)。図4Bでは、各々の動作サブカテゴリ情報領域410は、診断メッセージの形態の動作サブカテゴリ診断インジケータ440(例えば、410Aの「ファームウェア健全性」の「良好」)を含む。いくつかの実施形態では、診断メッセージは、データ値(例えば、「非接続」)であり得るか、または定性的なパフォーマンス状態(例えば、「良好」)であり得る。動作サブカテゴリデータ視覚化領域402は、チャートを有する「バッテリレベル」の動作サブカテゴリのデータ値(例えば、40%)の視覚化を表示する。動作サブカテゴリデータ比較視覚化領域403は、コンピューティングデバイス100(例えば、「他のSamsung Galaxy視覚化S9ユーザ」)としての製造およびモデルを有する他のコンピューティングデバイス110の平均バッテリ寿命と、顧客のコンピューティングデバイス100からの関連する動作サブカテゴリ「平均バッテリ寿命」についてのコンピュータの比較を表示する。
【0132】
図3A~3Bと同様に、いくつかの実施形態では、動作サブカテゴリ情報領域410のうちの1つ以上の選択は、追加の情報および/または追加の診断インジケータを選択されたサブカテゴリのために表示させ得る。例えば、選択されたサブカテゴリに基づいたサブサブカテゴリが表示され得る。いくつかの実施形態では、1つ以上のパフォーマンスプロンプトは、1つ以上のサブカテゴリと関連付けて表示され得る。
【0133】
図4Bを引き続き参照すると、様々な実施形態では、システムは、パフォーマンス状態を生成することができる前に一定量のデータを必要とし得る。このデータは、本明細書に記載のモデリングまたは他の診断システムが、パフォーマンス状態の決定を容易にするために好適なサンプルサイズを取得することを可能にするために必要とされ得る。例えば、所定の期間にわたってデータを統計的に分析するモデルの場合、システムが問題が期間全体にわたって継続しているかどうかを決定する前に、所定の期間を経過しなければならない。このような例では、システムは、所定の期間が経過するまで問題を指示しなくてもよく、パフォーマンス状態がまだ決定できないことを示すために、テキスト「学習」などの一時的な診断インジケータ445を表示し得る。同様に、1つ以上のパフォーマンス状態を決定するためのモデルを生成するための十分な訓練データがまだ収集されていない実施形態では、一時的な診断インジケータ445が表示され得る。
【0134】
図4Cは、図4Aのグラフィカルユーザインターフェースの別の例示的な実施形態を示し、「信号」の動作カテゴリは、本明細書で論じられるいくつかの実施形態に従って選択されている。図4Cを参照すると、GUI301は、「信号」の動作カテゴリに関する情報を表示し、これは、動作カテゴリアイコン領域303の強調された動作カテゴリアイコン310Cによって選択として示される。図4Cにおいて、動作カテゴリ情報領域401は、7つの動作サブカテゴリ情報領域410(例えば、410Aの「受信強度信号インジケータ(RSSI)」、410Bの「基準信号受信電力(RSRP)」、410Cの「基準信号受信品質」、410Dの「基準信号の信号対ノイズ比(RSSNR)」、410Eの「セル識別(CI)」、410Fの「物理セルID(PCI)」、および410Gの「追跡エリアコード」)を表示する。図4Cにおいて、各動作サブカテゴリ情報領域410は、動作サブカテゴリ診断メッセージ(例えば、410Aの「受信強度信号インジケータ(RSSI)」についての「27dBm」)を含み、これは、定量的データ値および/または定性的パフォーマンス状態を示す診断メッセージを含み得る。動作サブカテゴリデータ視覚化領域402は、信号が見つからない、またはデータがシステムによって受信されない場合にデータ値の視覚化を表示しない。動作サブカテゴリデータ比較視覚化領域403は、コンピューティングデバイス100としての製造およびモデルを有する他のコンピューティングデバイス110(例えば、「他のSamsung GalaxyS9ユーザ」)の平均信号品質と、顧客のコンピューティングデバイス100についての「過去30日間の平均」の「平均信号品質」の関連する動作サブカテゴリについてのコンピュータの比較を表示しない。代わりに、動作サブカテゴリデータ比較視覚化領域403は、顧客のコンピューティングデバイス100からの情報を省略しながら、製造およびモデルをコンピューティングデバイス100として有する他のコンピューティングデバイス110の平均信号品質を表示し、この例では、最後の30日間の顧客のコンピューティングデバイス100からのデータが受信されていないときに発生し得る。
【0135】
カスタマーサービスシステム130は、カスタマーサービス担当者に動作カテゴリの追加情報を提供してよく、これはカスタマーサービス担当者をガイドする診断メッセージを含み得る。カスタマーサービス担当者は、例えば、動作カテゴリアイコン310のうちの1つを選択し得、それに応答して、GUI301は、ガイドされたカスタマーサービスインターフェースのさらなる実施形態を表示するように更新され得る。更新されたGUI301は、データセットが動作カテゴリまたは動作サブカテゴリのデータを欠いている可能性がある場合に、動作サブカテゴリがどのように顧客に問題または問題点を引き起こし得るかに関連付けられたメッセージと、顧客と何を議論すべきかの提案とを表示することによって、カスタマーサービス担当者をガイドする診断メッセージをカスタマーサービス担当者に提供し得る。
【0136】
図5Aは、本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なグラフィカルユーザインターフェースを示す。図5Aを参照すると、GUI301は、アカウント領域302、動作カテゴリアイコン領域303、およびパフォーマンスプロンプト領域501を表示し得る。パフォーマンスプロンプト領域501は、1つ以上のパフォーマンスプロンプト510A、510B、510C、...,510N(本明細書ではまとめて「パフォーマンスプロンプト510」と称す)を有し得る。1つ以上のパフォーマンスプロンプト510の各々は、データの異なる動作サブカテゴリに関連付けられ得る。各パフォーマンスプロンプト510は、動作サブカテゴリの名前、動作サブカテゴリの説明、動作サブカテゴリに関連付けられたデータ値、動作サブカテゴリのパフォーマンス状態、および/または動作サブカテゴリがどのように問題もしくは問題点を顧客に引き起こし得るかに関連付けられたメッセージ、ならびに顧客と何を話し合うべきかの提案を含み得る診断メッセージを含み得る。パフォーマンスプロンプト510は、1つ以上のフィードバックアイコン512(例えば、512A、512B、512C、...、512N)をさらに含み得る。本明細書に示されるように、GUIは、サブカテゴリを含み得、動作カテゴリアイコン310A、310B、310C、310D、310E、310F、310G、...、310N、パフォーマンスプロンプト領域501、1つ以上のパフォーマンスプロンプト510A、510B、510C、...、510N、および/または1つ以上のサブカテゴリを含む、動作カテゴリのうちの1つ以上に関連付けられた任意の他の視覚的表現を含み得る動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現を表示し得る。
【0137】
本明細書で使用される場合、パフォーマンスプロンプトは、パフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の問題を解決するように構成された診断メッセージの視覚化であり得る。パフォーマンスプロンプトは、カスタマーサービスシステムエンジン138が問題または潜在的な問題を診断するときに検索される問題に対する解決策として記憶され得る。いくつかの実施形態では、パフォーマンスプロンプトは、診断された問題に対する解決策を計算し、解決策に対応するパフォーマンスプロンプトを生成することによって、本明細書に記載されるモデリングおよびデータ分析に基づいて決定され得る。カスタマーサービスシステムエンジン138は、さらに、各パフォーマンスプロンプトに関連付けられた解決値を決定し得、パフォーマンスプロンプトの成功の可能性に基づいて、解決値を表示し、および/またはパフォーマンスプロンプトをランク付けし得る。そのようなランキングは、パフォーマンスプロンプトの階層を作成し得、いくつかの実施形態では、そのような階層は、どのパフォーマンスプロンプトが表示され得るかを決定するために使用され得る。いくつかの実施形態では、階層は、本明細書に記載されるモデリングおよびデータ分析に基づいて決定され得、これは、とりわけ、収集されたデータおよび/または収集されたデータの傾向のモデリングおよび分析を含み得る。パフォーマンスプロンプトの階層は、最も可能性が高く、最も関連性の高い情報を直感的なディスプレイでカスタマーサービス担当者に提供するように構成され得、これは、カスタマーサービス担当者の目を最初に最も関連性の高い情報に引き付けることによって、迅速に考慮され、参照され得る(例えば、パフォーマンスプロンプトを上から順に表示することによって)。パフォーマンスプロンプト生成中に考慮される追加の信号は、カスタマーコンピューティングデバイス固有のデータ(例えば、同じ問題についてカスタマーサービスシステムにアクセスする顧客の数など、カスタマーサービスシステムからの傾向を含み得るカスタマーおよび/または他の顧客と以前に成功したもの、および/またはソーシャルメディアの傾向問題などのサードパーティの傾向データ)および一般的な問題解決データ(例えば、傾向データも含み得る、特定のコンピューティングデバイスに関係なく、どのパフォーマンスプロンプトがカスタマーコンピューティングデバイスによって経験される特定の症状の混合を解決することに成功したか)を含み得る。コンピューティングデバイス固有のデータは、オペレーティングシステム、サービスプロバイダ、メーカー、プロセッサタイプ、または複数のデバイスに共通する任意の他の特徴など、デバイスの特定のメーカーおよびモデル、ならびにカスタマーコンピューティングデバイスに固有のより広範なカテゴリに関連するデータを含み得る。
【0138】
本明細書で論じられる様々なモデリングプロセスおよびアルゴリズムは、1つ以上のパフォーマンスプロンプトの選択を通知し得(例えば、1つ以上の可能な解決策に対するパーセントの信頼性を含み得る診断に基づいて)、および/またはカスタマーサービスサポートセッションの有効性および効率を最適化するためのパフォーマンスプロンプトの階層を通知し得る。カスタマーデバイスデータが利用可能でないいくつかの実施形態では、カスタマーサービスシステムは、他のデータソース(例えば、内部およびサードパーティが提供した傾向情報)に基づいて、デフォルトのパフォーマンスプロンプトを生成し得る。
【0139】
パフォーマンスプロンプトは、パフォーマンス状態が問題を識別する動作カテゴリまたは動作サブカテゴリの選択および/または視覚化時にトリガされ得る。いくつかの実施形態では、異なるパフォーマンスプロンプトは、動作カテゴリ内の動作サブカテゴリとは異なる動作カテゴリに対して提示され得る、またはパフォーマンスプロンプトは、それが提示される動作カテゴリに対して各パフォーマンス値の解決値を示すように異なる順序で並べられ得る。例えば、デバイスの再起動が、信号動作カテゴリ内の1つ以上の動作サブカテゴリに対してではなく、「信号」に関連付けられた問題に対して頻繁に成功する場合、信号動作カテゴリに対してではなく、特定の1つ以上の動作サブカテゴリに対してパフォーマンスプロンプトを視覚化するときに、「デバイスの再起動」パフォーマンスプロンプトが示され得る。同様にして、カスタマーサービスシステムエンジン138は、異なる出力が異なるカテゴリに対応するように、パフォーマンスプロンプト、および/またはパフォーマンスプロンプトが使用され得る動作カテゴリもしくはサブカテゴリに対する解決値を決定し得る。いくつかの実施形態では、解決値は、コンピューティングデバイスについて決定されたパフォーマンスプロンプトとパフォーマンス状態と、その中で識別された問題との間の相関関係を含み得る。いくつかの実施形態では、解決値は、コンピューティングデバイスについて決定されたパフォーマンス状態、およびその中で識別された問題に対するパフォーマンスプロンプトのリストからの各パフォーマンスプロンプトの関連性を含み得る。本明細書に記載される集約されたデバイスデータは、1つ以上のパフォーマンス状態で識別された問題に対する1つ以上の解決策に関連付けられた成功の頻度に対応する解決策の実装結果を含み得る。ソリューション実装結果は、パフォーマンスプロンプトおよび/または解決値を計算するために使用され得る。
【0140】
様々な実施形態では、複数のパフォーマンスプロンプトを同時に表示して、顧客からのフィードバックに基づいて、顧客によって説明される症状と電話からのデータと、最も関連性の高いパフォーマンスプロンプトの選択との間の相関を容易にし得る。
【0141】
様々な実施形態では、一部またはすべてのパフォーマンス状態が計算できないように、動作カテゴリについてのデータが検出されないか、または制限されている場合、動作カテゴリについてのパフォーマンスプロンプトのデフォルトリストが生成され得る。いくつかの実施形態では、デフォルトリストは、例えば、集約されたデータセット内のソリューションの実装結果に基づいて計算される成功の可能性が最も高いパフォーマンスプロンプトに基づいて決定され得る。カスタマーサービスシステムエンジン138は次いで、以下に記載されるように、さらなるパフォーマンスプロンプトを計算するために、1つ以上のパフォーマンスプロンプトの成功に関するフィードバックを収集し得る。
【0142】
いくつかの実施形態では、パフォーマンスプロンプトの1つ以上は、カスタマーサービス担当者がカスタマーコンピューティングデバイスおよび1つ以上のパフォーマンスプロンプトのソリューション実装結果を入力することを可能にし得るフィードバックアイコンを含み得る。いくつかの実施形態では、フィードバックアイコンは、カスタマーサービス担当者が所与のパフォーマンスプロンプトおよび/または問題について自由テキストを入力することを可能にし得る。例えば、パフォーマンスプロンプトを閉じるときにメモを入力することがある。フィードバックアイコンは、追加的または代替的に、カスタマーサービス担当者が、問題の解決策を引き起こすために、コンピュータ可読命令を消費者コンピューティングデバイスに送信することを可能にし得る。いくつかの実施形態では、フィードバックアイコンの選択が、問題が修正されたことを示す場合(例えば、解決策の実装結果における成功したパフォーマンスプロンプト)、インターフェースおよびパフォーマンス状態は、問題の解決策を反映するように更新され得る。いくつかの実施形態では、フィードバックアイコンの選択が、問題が修正されていないことを示す場合(例えば、解決策の実装結果における不成功のパフォーマンスプロンプト)、システムは、パフォーマンスプロンプトを削除し得、1つ以上の追加のパフォーマンスプロンプトを表示し得る。いくつかの実施形態では、フィードバックアイコンの選択が、問題が修正されていないことを示す場合(例えば、解決策の実装結果における失敗したパフォーマンスプロンプト)、システムは、解決策の実装結果をカスタマーコンピューティングデバイスに関連付けられたデータセットに追加し、以前に決定されたパフォーマンスプロンプトを再計算して、失敗したパフォーマンスプロンプトが他のパフォーマンスプロンプトの解決値に影響を与えるかどうかを決定し得る(例えば、デバイスをプラグインすることが問題を解決しない場合、システムは、バッテリ障害も可能ではないと決定し得る)。
【0143】
様々な実施形態では、フィードバックアイコンは、カスタマーサービスの代表者が、顧客の声を入力すること、またはさらなるパフォーマンスのプロンプトを決定するための新しいデータを入力するために、顧客のフィードバックを手動で入力することを可能にし得る。いくつかの実施形態では、システムは、デバイス上の診断テスト履歴、同じモデル/メーカーを有する他のデバイス上の同様の問題、および/またはユーザが他のプラットフォーム(Twitter、Facebookなど)上で報告している同様の問題に基づいて、関連性によって決定および/またはランク付けされたすべてのパフォーマンスプロンプト(例えば、関連する解決策およびトラブルシューティング記事)を返し得る。
【0144】
図5Bは、図5Aのグラフィカルユーザインターフェースの例を示し、「オーディオ」の動作カテゴリは、本明細書で論じられるいくつかの実施形態に従って選択されている。図5Bを参照すると、GUI301は、「オーディオ」の動作カテゴリに関する情報を表示し、これは、動作カテゴリアイコン領域303内の強調された動作カテゴリアイコン310Eによって選択として示される。図5Bでは、パフォーマンスプロンプト領域501は、診断メッセージ(例えば、「着信音ボリューム」(510A)に関連付けられたメッセージ、「アラームボリューム」(510B)に関連付けられたメッセージ、「音楽ボリューム」(510C)に関連付けられたメッセージ、「通話ボリューム」(510D)に関連付けられたメッセージ、および「Bluetooth」(510E)に関連付けられたメッセージ)を含む5つのパフォーマンスプロンプト510を表示する。図5Bでは、各パフォーマンスプロンプト510は、動作サブカテゴリの説明(例えば、「着信音ボリューム」(510A))と、動作サブカテゴリがどのように顧客に問題または問題を引き起こし得るかに関連付けられたメッセージと、顧客と話し合うべきことの提案(例えば、「この設定が低または0に設定された場合、これは、通話中に電話が鳴らない理由を説明し得る。ユーザに、着信音ボリュームを100%に設定してもらい、問題が解決するかどうかを確認するために、誰かに電話をかけてもらってテストしてもらう。」)を含む。図5Bでは、動作サブカテゴリが顧客に問題または問題点を引き起こし得る方法に関連付けられたメッセージ、およびパフォーマンスプロンプト510Aで顧客と何を話し合うべきかの提案は、カスタマーサービス担当者を潜在的な問題または問題点にガイドし(例えば、着信音ボリュームが低または0に設定されている)、顧客が支援を要求し得るものを提供し(「通話中に電話が鳴らない」)、カスタマーサービス担当者に顧客を支援する方法をガイドする(例えば、「ユーザに、着信音ボリュームを100%に設定してもらい、問題が解決するかどうかを確認するために、誰かに電話をかけてもらってテストしてもらう」)。描写される実施形態では、カスタマーコンピューティングデバイスからのデータセットは、さらなるパフォーマンス状態情報なしでパフォーマンスプロンプトのデフォルトセットが表示されるように、1つ以上の方法で欠損または不十分であり得る。GUIは、データがコンピューティングデバイスから受信されるとき、またはカスタマーサービス担当者を介して更新され、パフォーマンス状態を決定するためにデータセットに追加され得、システムは、進化するパフォーマンス状態を反映するために、パフォーマンスプロンプトおよび他の診断インジケータを更新し得る。
【0145】
カスタマーサービスシステム130は、動作カテゴリについてカスタマーサービス担当者に追加情報を提供することができ、これは、データの動作サブカテゴリおよび動作サブカテゴリの履歴データ値のパフォーマンス状態を表示することを含み得る。カスタマーサービス担当者は、例えば、動作カテゴリアイコン310のうちの1つを選択し得、それに応答して、GUI301は、ガイドされたカスタマーサービスインターフェースのさらなる実施形態を表示するように更新され得る。更新されたGUI301は、データの動作サブカテゴリのパフォーマンス状態および動作サブカテゴリの履歴データ値を表示し得る。
【0146】
図6Aは、本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なグラフィカルユーザインターフェースを示す。図6Aを参照すると、GUI301は、アカウント領域302、動作カテゴリアイコン領域303、動作カテゴリ情報領域320、動作サブカテゴリ情報領域330、パフォーマンスプロンプト領域501、コンピューティングデバイス情報領域601、動作サブカテゴリ使用情報領域602、および/または動作サブカテゴリ履歴領域603を表示し得る。ディスプレイアカウント領域302、動作カテゴリアイコン領域303、動作カテゴリ情報領域320、動作サブカテゴリ情報領域330、およびパフォーマンスプロンプト領域501は、上記で説明されている。コンピューティングデバイス情報領域601は、例えば、製造業者、モデル、電話番号、顧客名、顧客電子メール、キャリア、ストレージ容量、色、オペレーティングシステム、および/または一意の識別子(例えば、国際モバイル機器識別子(別名、IMEI))など、顧客のコンピューティングデバイスに関連付けられたデータを含み得る。動作サブカテゴリ使用情報領域602は、コンピューティングデバイスのソフトウェアおよび/またはハードウェアのどの部分が動作カテゴリ610A、610B、610C、...、610N(本明細書ではまとめて「動作カテゴリユーザ610」と称す)を使用しているか、および/または影響しているかの1つ以上の表現を表示し得る。追加的または代替的に、動作カテゴリユーザ610は、動作サブカテゴリについてであり得る。動作サブカテゴリ履歴領域603は、履歴データ値630A、630B、630C、...、630N(本明細書ではまとめて「履歴データ630」と称す)に関連付けられたタイムスタンプ(例えば、日付および時刻)および詳細を表示し得る。本明細書に記載されるように、GUIは、サブカテゴリを含み得、動作カテゴリアイコン310A、310B、310C、310D、310E、310F、310G、...、310N、動作カテゴリアイコン領域303、動作カテゴリ情報領域320、動作サブカテゴリ情報領域330、パフォーマンスプロンプト領域501、コンピューティングデバイス情報領域601、動作サブカテゴリ使用情報領域602、動作サブカテゴリ履歴領域603、ディスプレイアカウント領域302、および/または1つ以上のサブカテゴリを含む、動作カテゴリのうちの1つ以上に関連付けられた任意の他の視覚的表現を含み得る。
【0147】
図6Bは、図6Aのグラフィカルユーザインターフェースの例示的な実施形態を示し、「バッテリ」の動作カテゴリは、本明細書で論じられるいくつかの実施形態に従って選択されている。図6Bを参照すると、GUI301は、「バッテリ」の動作カテゴリに関する情報を表示し、これは、動作カテゴリアイコン領域303内の強調された動作カテゴリアイコン310Bによって選択として示される。コンピューティングデバイス情報領域601は、顧客のコンピューティングデバイスに関連付けられたデータ(例えば、Samsungの製造業者、GalaxyS9のモデル、顧客の電話番号、John Doeの顧客名、Example@gmail.comの顧客電子メール、Xfinity Mobileのキャリア、64GBのストレージ容量、ミッドナイトブラックの色、Android9.0のオペレーティングシステム、およびIMEI)を表示する。動作サブカテゴリ使用情報領域602は、動作サブカテゴリ「バッテリホッグ」のための6つの動作カテゴリユーザ610を表示し、これは、最大量のバッテリを使用しているモバイルデバイスアプリケーション、および使用の割合を表す(例えば、620Aで51%の「Google Map」)。動作サブカテゴリ履歴領域603は、直近7日間630A~630Hで8つの履歴データエントリ630を表示し得る。テンプレートテキストが例示的な実施形態で使用されており、当業者は、本開示に照らして、診断メッセージなどの診断インジケータが、本明細書に記載される実施形態のいずれかに従って使用され得ることを理解するであろう。
【0148】
カスタマーサービスシステム130は、タイムラインおよびその間に発生したアラートに関する追加情報をカスタマーサービス担当者に提供し得る。カスタマーサービス担当者は、例えば、動作カテゴリアイコン310のうちの1つを選択し得、それに応答して、GUI301は、ガイドされたカスタマーサービスインターフェースのさらなる実施形態を表示するように更新され得る。更新されたGUI301は、タイムラインおよびその間に発生したアラートを表示し得る。
【0149】
図7Aは、本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なグラフィカルユーザインターフェースを示す。図7Aを参照すると、GUI301は、アカウント領域302、動作カテゴリアイコン領域303、動作サブカテゴリデータ比較視覚化領域403、タイムライン領域701、診断インジケータサマリ領域702、診断インジケータタイムライン領域703、動作サブカテゴリデータ領域704、および動作サブカテゴリデータ領域705を表示し得る。上述したように、表示アカウント領域302、動作カテゴリアイコン領域303、動作サブカテゴリデータ比較視覚化領域403は、上記で説明されている。タイムライン領域701は、期間(例えば、1時間、1日、1週間、1ヶ月、または1年)710A、710B、710C、...,710N(本明細書ではまとめて「タイムライン表現710」と称す)の1つ以上の表現を表示し得る。タイムライン表現701は、カスタマーサービス担当者が、GUI301を更新して、選択された期間に関連付けられた情報を表示する(例えば、特定の日以内にデータをフィルタリングする)ように選択し得るアイコンであり得る。診断インジケータサマリ領域702は、データの動作カテゴリに関連付けられた診断インジケータの要約を表示し得、これは、選択された期間(例えば、1日)であり得、またはタイムライン領域701に表示されるすべての期間であり得る。診断インジケータタイムライン領域703は、データの動作サブカテゴリに関連付けられた診断インジケータおよび診断メッセージを表示し得、これは、選択された期間(例えば、1日)であり得、またはタイムライン領域701に表示されるすべての期間であり得る。動作サブカテゴリデータ領域704は、動作サブカテゴリデータ比較視覚化領域403で使用されるコンピューティングデバイス100の動作サブカテゴリデータを表示し得る。動作サブカテゴリデータ領域705は、動作サブカテゴリデータ領域704と同じデータを表示し得るが、別のコンピューティングデバイス110または集約されたデータセットのデータ値のいずれかについてであり得る。本明細書に記載されるように、GUIは、サブカテゴリを含み得、動作カテゴリアイコン310A、310B、310C、310D、310E、310F、310G、...、310N、アカウント領域302、動作カテゴリアイコン領域303、動作サブカテゴリデータ比較視覚化領域403、タイムライン領域701、診断インジケータサマリ領域702、診断インジケータタイムライン領域703、動作サブカテゴリデータ領域704、動作サブカテゴリデータ領域705、および/または1つ以上のサブカテゴリを含む動作カテゴリのうちの1つ以上に関連付けられた任意の他の視覚的表現を表示し得る。
【0150】
図7Bは、図7Aのグラフィカルユーザインターフェースの例示的な実施形態を示し、「バッテリ」の動作カテゴリは、本明細書で論じられるいくつかの実施形態に従って選択されている。図7Bを参照すると、GUI301は、アカウント領域302、動作カテゴリアイコン領域303、動作サブカテゴリデータ比較視覚化領域403、タイムライン領域701、診断インジケータサマリ領域702、診断インジケータタイムライン領域703、動作サブカテゴリデータ領域704、および動作サブカテゴリデータ領域705を表示し得る。タイムライン領域701は、7日間(例えば、8金曜日(710A)、9土曜日(710B)、10日曜日(710C)、11月曜日(710D)、12火曜日(710E)、13水曜日(710F)、および14木曜日(710F))の表現を表示する。表示されるタイムライン表現701はアイコンであり、選択されたことを示すために14木曜日(710G)のアイコンが強調される。診断インジケータの要約領域702は、14木曜日(710G)に関連付けられたアラートの数を表示する。診断インジケータタイムライン領域703は、バッテリの健全性、性能、消費電力、低バッテリ、および充電アラートの動作サブカテゴリについて、14木曜日(710G)のタイムラインを表示する。動作サブカテゴリデータ領域704は、顧客デバイス100に関連付けられたバッテリ健全性の動作サブカテゴリを表示し、動作サブカテゴリデータ領域705は、別のコンピューティングデバイス110に関連付けられたバッテリ健全性の動作サブカテゴリを表示する。
【0151】
カスタマーサービスシステム130は、タイムラインについてのデータの1つ以上の動作サブカテゴリについてのタイムラインの詳細についてカスタマーサービス担当者に追加情報を提供し得る。カスタマーサービス担当者は、例えば、動作カテゴリアイコン310のうちの1つを選択し得、それに応答して、GUI301は、ガイドされたカスタマーサービスインターフェースのさらなる実施形態を表示するように更新され得る。更新されたGUI301は、タイムラインについてのデータの1つ以上の動作サブカテゴリについてのタイムラインの詳細を表示し得る。
【0152】
図8Aは、本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なグラフィカルユーザインターフェースを示す。図8Aを参照すると、GUI301は、アカウント領域302、動作カテゴリアイコン領域303、パフォーマンスプロンプト領域501、タイムライン領域701、および/または動作カテゴリタイムライン領域802を表示し得る。動作カテゴリタイムライン領域802は、1つ以上の動作サブカテゴリタイムライン領域820A、820B、...、820N(まとめて「動作サブカテゴリタイムライン領域820」)を表示し得る。動作サブカテゴリタイムライン領域802は、選択されたタイムライン表現710についての時間および履歴データ値830A、830B、830C、...830N(まとめて「動作サブカテゴリ時間および値830」)を表示し得る。本明細書に記載されるように、GUIは、サブカテゴリを含み得、動作カテゴリアイコン310A、310B、310C、310D、310E、310F、310G、...、310N、アカウント領域302、動作カテゴリアイコン領域303、パフォーマンスプロンプト領域501、タイムライン領域701、動作カテゴリタイムライン領域802、および/または1つ以上のサブカテゴリを含む動作カテゴリのうちの1つ以上に関連付けられた任意の他の視覚的表現を表示し得る。
【0153】
図8Bは、図8Aのグラフィカルユーザインターフェースの例を示し、「オーディオ」の動作カテゴリは、本明細書で論じられるいくつかの実施形態に従って選択されている。図8Bを参照すると、GUI301は、アカウント領域302、動作カテゴリアイコン領域303、パフォーマンスプロンプト領域501、タイムライン領域701、および/または動作カテゴリタイムライン領域802を表示し得る。図8Bでは、タイムライン領域701は、7日間(例えば、22金曜日(710A)、23土曜日(710B)、24日曜日(710C)、25月曜日(710D)、26火曜日(710E)、27水曜日(710F)、および28木曜日(710F))の表現を表示する。表示されるタイムライン表現701はアイコンであり、選択されたことを示すために28木曜日(710G)のアイコンが強調される。動作カテゴリタイムライン領域802は、「オーディオ」の動作カテゴリおよび6つの動作サブカテゴリタイムライン領域820(例えば、820Aの音楽ボリューム、820Bの通話ボリューム、820Cの着信音ボリューム、820Dのアラームボリューム、820Eのシステムボリューム、および820EのBluetooth)を表示する。さらに、図8Bにおいて、各動作サブカテゴリタイムライン領域820は、動作サブカテゴリ時間および値830を表示する。例えば、音楽ボリュームの動作サブカテゴリタイムライン領域820Aは、5つの動作サブカテゴリ時間および値830を表示する。すなわち、現在時間および値は62%(830A)、午前6時10分の時間および値は31%(830B)、午前5時52分の時間および値は0%(830C)、午前3時22分の時間および値は37%(830D)、および午前3時12分の時間および値は75%(830E)である。さらに、動作サブカテゴリ時間および値830は、パフォーマンスプロンプト領域501においてパフォーマンス状態およびパフォーマンスプロンプト510A、510bで識別された問題に関連付けられ得る時間および値に対して強調される。例えば、パフォーマンスプロンプト510Aと、時間および値830Aの両方は、図8Bにおける音楽ボリュームの動作サブカテゴリ、音楽ボリュームが0に設定されたときの各アドレスに関連付けられる。
【0154】
ここで論じられる実施形態によれば、診断インジケータは、カスタマーサービス担当者を顧客のコンピューティングデバイスの問題または問題点にガイドし得る。図9~18は、本明細書に説明されるシステムおよび方法のすべてではない一部の実施形態の例示的なフローチャートを示す。
【0155】
図9は、本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なシステムのフロー図900を示す。図9を参照すると、ステップ910において、カスタマーサービスシステムは、複数の動作カテゴリに関するデータ値を有する第1のデータセットを受信し得る。本明細書に記載されるように、複数の動作カテゴリのデータ値を有する第1のデータセットは、複数の動作サブカテゴリのデータ値を含み得る。ステップ920において、カスタマーサービスシステムは、複数の動作カテゴリのパフォーマンス状態およびパフォーマンス状態の診断インジケータを決定し得る。ステップ930において、カスタマーサービスシステムは、診断インジケータを有する複数の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現を有するグラフィカルユーザインターフェースを表示し得る。カスタマーサービス担当者は、診断インジケータの表示によって、顧客のコンピューティングデバイスの問題または問題点についてガイドされ得る。
【0156】
様々な実施形態によれば、カスタマーサービスシステムは、顧客のコンピューティングデバイス100から受信されたデータセットと、複数のコンピューティングデバイス110などの受信された集約されたデータセットとの比較によって、パフォーマンス状態を決定し得る。図10は、本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なシステムのフロー図1000を示す。図10を参照すると、ステップ1010において、カスタマーサービスシステムは、複数の動作カテゴリに関連付けられたデータ値を有する第1のデータセットを受信し得る。ステップ1020において、カスタマーサービスシステムは、複数の動作カテゴリに関するデータ値を有する集約されたデータセットを受信し得る。本明細書に記載されるように、複数の動作カテゴリのデータ値を有する第1のデータと集約されたデータセットの両方は、複数の動作サブカテゴリのデータ値を含み得る。ステップ1030において、カスタマーサービスシステムは、第1のデータセットと集約されたデータセットの比較に基づいて、複数の動作カテゴリのパフォーマンス状態およびパフォーマンス状態の診断インジケータを決定し得る。ステップ1040において、カスタマーサービスシステムは、診断インジケータを有する複数の動作カテゴリの視覚的表現を有するグラフィカルユーザインターフェースを表示し得る。カスタマーサービス担当者は、診断インジケータの表示によって、顧客のコンピューティングデバイスの問題または問題点についてガイドされ得る。
【0157】
さらなる実施形態によれば、カスタマーサービスシステムは、顧客のコンピューティングデバイス100から受信されたデータセットと、複数のコンピューティングデバイス110などの受信された集約されたデータセットとの比較のための閾値または範囲に基づいて、パフォーマンス状態を決定し得る。図11は、本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なシステムのフロー図1100を示す。図11を参照すると、ステップ1110において、カスタマーサービスシステムは、複数の動作カテゴリに関連付けられたデータ値を有する第1のデータセットを受信し得る。ステップ1120において、カスタマーサービスシステムは、複数の動作カテゴリに関連付けられたデータ値を有する集約されたデータセットを受信し得る。本明細書に記載されるように、複数の動作カテゴリのデータ値を有する第1のデータと集約されたデータセットの両方は、複数の動作サブカテゴリのデータ値を含み得る。ステップ1130において、カスタマーサービスシステムは、集約されたデータセットに基づいて、(例えば、計算、所定の値などを介して)閾値または範囲を識別し得る。閾値の決定について、本明細書にさらに記載する。ステップ1140において、カスタマーサービスシステムは、第1のデータセットと集約されたデータセットの比較に基づいて、複数の動作カテゴリのパフォーマンス状態およびパフォーマンス状態の診断インジケータを決定し得る。ステップ1150において、カスタマーサービスシステムは、診断インジケータを有する複数の動作カテゴリの視覚的表現を有するグラフィカルユーザインターフェースを表示し得る。カスタマーサービス担当者は、診断インジケータの表示によって、顧客のコンピューティングデバイスの問題または問題点についてガイドされ得る。
【0158】
さらなる実施形態によれば、カスタマーサービスシステムは、顧客のコンピューティングデバイス100から受信されたデータセットと、カスタマーサービスシステムが複数のコンピューティングデバイス110などの複数のコンピューティングデバイスに関連付けられたデータセットから集約した集約されたデータセットとの比較のための閾値または範囲に基づいて、パフォーマンス状態を決定し得る。図12は、本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なシステムのフロー図1200を示す。図12を参照すると、ステップ1210において、カスタマーサービスシステムは、複数の動作カテゴリに関連付けられたデータ値を有する第1のデータセットを受信し得る。ステップ1220において、カスタマーサービスシステムは、複数の動作カテゴリに関連付けられたデータ値を有する複数の第2のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第2のデータセットを受信し得る。ステップ1230において、カスタマーサービスシステムは、第2のデータセットを集約して、集約されたデータセットを生成し得る。本明細書に記載されるように、複数の動作カテゴリのデータ値を有する第1のデータと集約されたデータセットの両方は、複数の動作サブカテゴリのデータ値を含み得る。ステップ1240において、カスタマーサービスシステムは、集約されたデータセットに基づいて、閾値または範囲を識別し得る。閾値の決定について、本明細書にさらに記載する。ステップ1250において、カスタマーサービスシステムは、第1のデータセットと集約されたデータセットの比較に基づいて、複数の動作カテゴリのパフォーマンス状態およびパフォーマンス状態の診断インジケータを決定し得る。ステップ1260において、カスタマーサービスシステムは、診断インジケータを有する複数の動作カテゴリの視覚的表現を有するグラフィカルユーザインターフェースを表示し得る。カスタマーサービス担当者は、診断インジケータの表示によって、顧客のコンピューティングデバイスの問題または問題点についてガイドされ得る。
【0159】
さらなる実施形態によれば、カスタマーサービスシステムは、顧客のコンピューティングデバイス100から受信されたデータセットと、複数のコンピューティングデバイス110などの受信された集約されたデータセットとの比較のためのモデルに基づいて、パフォーマンス状態を決定し得る。図13は、本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なシステムのフロー図1300を示す。図13を参照すると、ステップ1310において、カスタマーサービスシステムは、複数の動作カテゴリに関連付けられたデータ値を有する第1のデータセットを受信し得る。ステップ1320において、カスタマーサービスシステムは、複数の動作カテゴリに関連付けられたデータ値を有する集約されたデータセットを受信し得る。本明細書に記載されるように、複数の動作カテゴリのデータ値を有する第1のデータと集約されたデータセットの両方は、複数の動作サブカテゴリのデータ値を含み得る。ステップ1330において、カスタマーサービスシステムは、集約されたデータセットに基づいて、モデルを訓練し得る。機械学習またはAIを使用したモデルの訓練を本明細書で説明する。ステップ1340において、カスタマーサービスシステムは、モデルに基づいて、複数の動作カテゴリのパフォーマンス状態およびパフォーマンス状態の診断インジケータを決定し得る。例えば、閾値または範囲は、モデルに基づいて決定され得る。ステップ1350において、カスタマーサービスシステムは、診断インジケータを有する複数の動作カテゴリの視覚的表現を有するグラフィカルユーザインターフェースを表示し得る。カスタマーサービス担当者は、診断インジケータの表示によって、顧客のコンピューティングデバイスの問題または問題点についてガイドされ得る。
【0160】
ここで論じられる実施形態によれば、診断インジケータは、カスタマーサービス担当者を顧客のコンピューティングデバイスの問題または問題点にガイドし得、GUI301は、データの動作カテゴリのためのデータおよび動作カテゴリに関連付けられたデータの動作サブカテゴリのためのデータを表示し得る。図14は、本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なシステムのフロー図1400を示す。図14を参照すると、ステップ1410において、カスタマーサービスシステムは、複数の動作カテゴリに関するデータ値を有する第1のデータセットを受信し得る。本明細書で説明するように、複数の動作カテゴリのデータ値を有する第1のデータは、複数の動作サブカテゴリのデータ値を含み得る。ステップ1420において、カスタマーサービスシステムは、複数の動作カテゴリのパフォーマンス状態およびパフォーマンス状態の診断インジケータを決定し得る。ステップ1430において、カスタマーサービスシステムは、診断インジケータを有する複数の動作カテゴリの視覚的表現と、第1の動作カテゴリについて、診断インジケータを有する動作サブカテゴリの視覚的表現とを有するグラフィカルユーザインターフェースを表示し得る。カスタマーサービス担当者は、診断インジケータの表示によって、顧客のコンピューティングデバイスの問題または問題点についてガイドされ得る。
【0161】
ここで論じられる実施形態によれば、カスタマーサービス担当者は、例えば、GUI301上で動作カテゴリを選択し得、カスタマーサービスシステム130は、選択を受信し、GUI301を更新して、選択された動作カテゴリに関連付けられた動作サブカテゴリデータを表示し得る。図15は、本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なシステムのフロー図1500を示す。図15を参照すると、ステップ1510において、カスタマーサービスシステムは、グラフィカルユーザインターフェース上の動作カテゴリ表示の選択を受信し得る。ステップ1520において、カスタマーサービスシステムは、選択された動作カテゴリに関連付けられた情報と、選択された動作カテゴリに関する診断インジケータを有する複数の動作サブカテゴリの視覚的表現とを有する第2のグラフィカルユーザインターフェースを表示し得る。GUI301上の表示によって顧客のコンピューティングデバイスの問題または問題点に関してガイドされ得たカスタマーサービス担当者は、データの動作サブカテゴリのうちの1つ以上についての診断インジケータなど、更新されたGUI301上の動作サブカテゴリデータの表示によってさらにガイドされ得る。
【0162】
本明細書で論じられる実施形態によれば、カスタマーサービスシステムは、診断メッセージを伴うパフォーマンスプロンプトをカスタマーサービス担当者に表示して、カスタマーサービス担当者が顧客と話すことをガイドし得、カスタマーサービス担当者は、診断メッセージのガイダンスの成功に関してシステムにフィードバックを提供し得、フィードバックが顧客の問題または問題点が解決されないことである場合、カスタマーサービスシステムは、追加の診断メッセージを表示するように更新し得る。診断メッセージは、診断メッセージ、データの動作カテゴリもしくはデータの動作サブカテゴリのいずれかに関する関連データ値、および/またはカスタマーサービス担当者がカスタマーの問題もしくは問題点の成功解決策に関してフィードバックを提供するためのフィードバックアイコンをカスタマーサービス担当者に促すことによって、カスタマーサービス担当者をガイドするパフォーマンスプロンプトを伴ってカスタマーサービス担当者に表示され得る。フィードバックアイコンは、問題または問題点が解決された選択を表す第1のアイコン、および問題または問題点が解決されなかった選択を表す第2のアイコンなど、1つ以上の動的アイコンで構成され得る。図16は、本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なシステムのフロー図1600を示す。図16を参照すると、ステップ1610において、カスタマーサービスシステムは、パフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の診断メッセージを決定し得る。ステップ1620において、カスタマーサービスシステムは、診断メッセージおよびフィードバックアイコンを有する1つ以上のパフォーマンスプロンプトを表示し得る。ステップ1630において、カスタマーサービスシステムは、フィードバックアイコンから選択を受信し得る。フィードバックアイコンは、診断メッセージが顧客の問題または問題点の解決に成功した可能性がある場合、カスタマーサービスシステム130にカスタマーサービス担当者からのフィードバックを提供し得る。ステップ1640において、フィードバックアイコンから受信された選択が、顧客の問題または問題点の成功解決策である場合、カスタマーシステムサービスは、ステップ1670に進み得、そうでない場合、カスタマーサービスシステムは、ステップ1650に進み得る。ステップ1650において、カスタマーサービスシステムは、フィードバックアイコンからの選択に基づいて、1つ以上の追加の診断メッセージを決定し得る。ステップ1660において、カスタマーサービスシステムは、追加の診断メッセージおよびフィードバックアイコンを有する1つ以上の追加のパフォーマンスプロンプトを表示するように表示を更新し得る。ステップ1670において、カスタマーサービスシステムは、成功解決策に関連付けられた診断インジケータを削除するように表示するように更新し得る。さらなる例では、カスタマーサービス担当者からのフィードバックが常に、顧客の問題が解決されていないことである場合、カスタマーサービスシステムは、顧客のデバイスに一般的であり、動作カテゴリまたは動作サブカテゴリに特有ではない診断メッセージを伴うパフォーマンスプロンプトを決定し得る。
【0163】
本明細書で論じられる実施形態によれば、カスタマーサービスシステム130によって決定される診断メッセージは、解決値に関連付けられ得る。解決値は、カスタマーサービスシステム130によって決定され得、解決値は、パフォーマンスプロンプトに表示される診断メッセージ内のガイダンスが、顧客の問題または問題点を解決するという推定(例えば、パーセンテージ)であり得る。さらに、カスタマーサービスシステム130は、最高の解決値(例えば、顧客の問題または問題点を解決するための最も可能性の高いガイダンス)から最低の解決値(例えば、顧客の問題または問題点を解決するための最も可能性の低いガイダンス)などの順序でカスタマーサービス担当者に診断メッセージを表示し得る。追加的または代替的に、カスタマーサービスシステム130は、閾値を超える解決策を有する診断メッセージのみを表示し得る。解決値の決定は、本明細書に記載される統計分析、機械学習、またはAIによって、顧客のコンピューティングデバイスからのデータセットまたは顧客のデバイス110の集約されたデータに基づいて決定され得る。図17は、本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なシステムのフロー図1700を示す。図17を参照すると、ステップ1710において、カスタマーサービスシステムは、パフォーマンス状態に関連付けられた複数の診断メッセージを決定し得る。ステップ1720において、カスタマーサービスシステムは、診断メッセージの解決値を決定し得る。ステップ1730において、カスタマーサービスシステムは、最高値およびフィードバックアイコンを有する診断メッセージを有する1つ以上のパフォーマンスプロンプトを表示し得る。
【0164】
本明細書で説明される実施形態によれば、カスタマーサービスシステム130は、カスタマーサービス担当者が、カスタマーサービスシステムからのガイダンスに基づいて、カスタマーの問題または問題点を解決するための命令を顧客および/または顧客のコンピューティングデバイス100に送信することを可能にするために、顧客および/または顧客のコンピューティングデバイス100との接続を確立し得る。例えば、カスタマーサービスシステムは、顧客のコンピューティングデバイス100との伝送接続を確立し、コンピューティングデバイス100のデータセットの一部またはコンピューティングデバイス100のデータセットの更新を受信し得る。伝送接続は、例えば、データの伝送を可能にし得るネットワーク120を介した接続であり得る。さらに、コンピューティングデバイス100のためのデータセットの部分の受信または更新は、カスタマーサービスシステムが伝送接続を介してデータを要求することによってトリガされ得る。カスタマーサービスシステム130は、最近受信されたデータセットの一部について、または最近受信されたデータセットの一部を含み得るコンピューティングデバイス100に関連付けられたデータセットについてなど、データセットに関連付けられた1つ以上の診断メッセージを決定し得る。さらに、カスタマーサービスシステムは、例えば、電話、ビデオチャット、および/または画面共有など、カスタマー代表者と顧客が互いに通信することを可能にし得る顧客との通信接続を確立し得る。さらに、通信接続を介して、カスタマーサービス担当者は、問題または問題点に対処または解決する方法を顧客に提供または示し得る。カスタマーサービスシステム130は、カスタマーサービス担当者との通信をガイドするために、診断メッセージを含み得る1つ以上のパフォーマンスプロンプトを表示し得る。さらに、カスタマーサービスシステムは、例えば、設定変更、ソフトウェア更新、および/またはファームウェア更新などの、コンピューティングデバイス100上の命令を提供するために、伝送接続を介してなどの命令を顧客のコンピューティングデバイス100に送信し得る。命令の提供に応答して、カスタマーサービスシステム130は、第1のデータセットの応答性部分と呼ばれ得る第1のデータセットの応答性更新を受信し得る。
【0165】
図18は、本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なシステムのフロー図1800を示す。図18を参照すると、ステップ1810において、カスタマーサービスシステムは、送信接続を確立し得る。ステップ1820において、カスタマーサービスシステムカスタマーサービスシステムは、第1のデータセットの一部の送信をトリガするトリガを受信し得る。ステップ1830において、カスタマーサービスシステムカスタマーサービスシステムは、第1のデータセットの一部を受信し得る。ステップ1840では、カスタマーサービスシステムカスタマーサービスシステムは、パフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の診断メッセージを決定し得る。ステップ1850において、カスタマーサービスシステムカスタマーサービスシステムは、カスタマーサービスシステムが通信接続を確立し得る。ステップ1860において、カスタマーサービスシステムカスタマーサービスシステムは、パフォーマンスプロンプトを表示し得る。ステップ1870において、カスタマーサービスシステムカスタマーサービスシステムは、診断メッセージに関連付けられた第1の命令セットを送信し得る。ステップ1880において、カスタマーサービスシステムカスタマーサービスシステムは、第1のデータセットの応答性部分を受信し得る。カスタマーサービスシステム130によって顧客のコンピューティングデバイスの問題または問題点に関してガイドされた可能性があるカスタマーサービス担当者は、パフォーマンスプロンプトを表示する。
【0166】
図19Aは、本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、例示的なグラフィカルユーザインターフェースを示す。図19Aを参照すると、GUI301は、アカウント領域302、動作カテゴリアイコン領域303、動作カテゴリアイコン310A~310I、および1つ以上の動作カテゴリ情報領域320A、320B、320C、..、320Nを表示し得、動作サブカテゴリ情報領域330A、330B、330C、...、330Nをさらに含み得る。動作カテゴリおよびサブカテゴリ情報領域は、コンピューティングデバイスの1つ以上の設定の視覚化を含み得る。いくつかの実施形態では、GUI301は、カスタマーサービス担当者がGUIから設定の1つ以上を修正することを許可し得る。そのような実施形態では、カスタマーサービスシステムは、カスタマーコンピューティングデバイスに設定を変更する命令を送信し得、カスタマーコンピューティングデバイスは、設定変更を開始する前に、カスタマーサービスシステムが顧客に追加の許可および/または確認を要求することを必要とし得る。GUI301はまた、画面選択領域1920を含み得る選択領域1910を表示し得る。選択領域1910は、カスタマーサービス担当者が顧客のコンピューティングデバイス100上でアクションをトリガし得る選択を行うことを可能にし得るフィードバックアイコンまたはドロップダウンボックスを含み得る。例えば、選択領域1910は、画面選択領域1920を含み得、これは、顧客のコンピューティングデバイス100上に表示され得る画面の選択を可能にし得る。
【0167】
図19Bは、図19Aのグラフィカルユーザインターフェースの例を示し、「設定」の動作カテゴリアイコン310Fは、本明細書で論じられるいくつかの実施形態に従って選択されている。図19Bを参照すると、GUI301は、それぞれ、「オーディオ」、「接続」、および「ディスプレイ」の動作カテゴリ領域320A、320B、および320Cに関する情報を表示する。GUI301はまた、動作カテゴリ320Aについての動作サブカテゴリ情報領域330A~330J、動作カテゴリ320Bについての動作サブカテゴリ情報領域330K~330P、および動作カテゴリ320Cについての動作サブカテゴリ情報領域330Q~330Rを表示する。1つ以上の動作カテゴリに関連付けられた1つ以上の情報領域は、カスタマーデバイスの設定を変更するために、カスタマーサービス担当者によって選択可能であり得る。GUI301は、画面選択領域1920を含む「起動可能画面」と題された選択領域1910をさらに表示する。この例では、カスタマーサービス担当者が画面選択領域1920を選択するとき、カスタマーコンピューティングデバイスのための1つ以上の利用可能な画面がカスタマーサービス担当者に表示され得る。起動可能な画面は、ユーザが特定の情報セットを見ることを可能にする、または特定の設定自体を修正するために、画面(例えば、顧客のコンピューティングデバイス内のメニューまたはインターフェース)を表示するように顧客のコンピューティングデバイスに指示し得る。
【0168】
図19Cは、図19Aのグラフィカルユーザインターフェースの例を示し、「設定」の動作カテゴリアイコン310Fは、本明細書で論じられるいくつかの実施形態に従って選択され、画面選択領域1920も選択されている。図19Cにおいて、画面選択領域1920の選択は、カスタマーサービス担当者が選択し得る画面のリスト(例えば、「アカウント設定」、「機内モード設定」、「APN設定」、「アプリケーション詳細設定」、「アプリケーション設定」、「Bluetooth設定」、「キャプション設定」、「日付設定」、「デバイス情報設定」、「辞書設定」、「表示設定」、「デイドリームモード設定」、「入力方法設定」、「入力方法サブタイプ設定」、「内部ストレージ設定」、「ロケール設定」、「場所設定」、「すべてのアプリケーションの管理設定」、「アプリケーションの管理設定」、「メモリカード設定」、「ネットワークオペレータ設定」、「NFC支払い設定」、「NFC設定」、「NFC共有設定」、「印刷設定」、「検索設定」、「セキュリティ設定」、「メイン設定」、「サウンド設定」、「同期設定」、「WiFi IP設定」、「WiFi設定」、および「無線設定」)をトリガした。画面のリストは、顧客のコンピューティングデバイス100上で利用可能な画面に限定され得、または画面のリストは、顧客のコンピューティングデバイス100上で利用可能でない画面を含み得る。いくつかの実施形態では、画面のリストは、アルファベット順に並べられ得、または顧客の問題を解決する可能性が最も高いものに基づいて画面をランク付けするなど、本明細書に記載されるモデリングおよびデータ分析に基づいてランク付けされ得る。
【0169】
いくつかの実施形態では、カスタマーサービス担当者は、顧客が問題を解決するのを支援しながら表示する画面を選択し得る。いくつかの実施形態では、画面の選択は、カスタマーサービス担当者が顧客のコンピューティングデバイス100上の画面にナビゲートし、ユーザがカスタマーサービス担当者とともに画面をリアルタイムで見ることを可能にし、次に顧客のコンピューティングデバイス上の設定を表示および/または変更することを可能にし得る(例えば、動作カテゴリ内の設定を選択することによって、顧客のデバイスをリモートで制御することによって、またはカスタマーサービス担当者が適切な画面の起動をトリガした後に顧客に設定を手動で変更するように指示することによって)。この機能は、カスタマーサービス担当者のコンピューティングデバイス上で顧客のコンピューティングデバイス画面を視覚化することと併せて使用され、両方の当事者による同時視聴を可能にし得る。いくつかの実施形態では、画面選択領域1920からの画面のカスタマーサービス担当者の選択は、カスタマーサービス担当者の選択および/または変更を顧客が見ることができるように、顧客のコンピューティングデバイス100に選択された画面を表示させ得る。いくつかの実施形態では、カスタマーサービス担当者は、顧客に表示される画面に注釈を付けたり、スクリーンショットを撮影したりすることが可能であり得る。そのような注釈は、顧客への指示、またはカスタマーサービス担当者が顧客の注意を引きたい領域の表示、設定、またはアイコン(例えば、矢印、色の変化、および領域の強調)を含み得る。いくつかの実施形態では、コンピューティングデバイスは、カスタマーサービス担当者が特定のデータを収集または特定の設定を修正することを許可しない場合があり、注釈は、顧客の問題点に対処するために顧客がカスタマーサービス担当者に情報を提供する支援するのに役立ち得る。顧客は、カスタマーサービスサポートセッション中に情報を提供し得、これには、電話、音声接続、もしくはビデオ通話などの通信接続を介して問題を議論する顧客が含まれ得る。
【0170】
いくつかの実施形態では、カスタマーサービス担当者は、例えば、本明細書に記載されるように、起動可能な画面を表示するか、または設定を変更するために、顧客の許可を必要とし得る。図20Aは、本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、顧客のコンピューティングデバイス100の例示的なディスプレイ2000を示す。図20Aを参照すると、いくつかの実施形態では、ディスプレイ2000は、通知領域2010を表示し得る。通知領域200は、メッセージおよび/または許可アイコンを含み得る。許可アイコンは、顧客が許可を提供するためのフィードバックアイコンであってよく、許可は、本明細書の様々な実施形態で説明されるアクションなど、カスタマーデバイス上で発生する1つ以上のカスタマーサービス担当者開始アクションを許可し得る。図20Aを参照すると、いくつかの実施形態では、許可アイコン2020Aおよび許可アイコン2020Bなど、2つ以上の許可アイコンが存在し得る。
【0171】
図20Bは、本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、図20Aのディスプレイ2000の例を示す。図20Bにおいて、通知領域2010は、メッセージ(例えば、「リモート設定変更。カスタマーサービス担当者がBluetooth設定画面を開くようリクエストしています。」)および2つの許可アイコン2020Aと2020Bを含む。図20Bを参照すると、許可アイコン2020Aは、顧客が許可を拒否するフィードバックを提供することを可能にし(例えば、「キャンセル」)、許可アイコン2020Bは、顧客が許可を提供することを可能にする(例えば、「承認」)。許可を与えることにより、顧客は、図20Bに示す実施形態では、カスタマーサービス担当者がBluetooth設定画面を開くことを可能にする。
【0172】
図示されないいくつかの実施形態では、通知領域2010は、複数のメッセージを含み得、異なる許可を付与することを可能にし得る複数の許可アイコンを含み得る。例えば、メッセージおよび関連付けられた許可アイコンは、カスタマーサービス担当者が顧客の問題を潜在的に解決するために関心のある異なる画面を顧客が選択することを可能にし得る。そのような実施形態では、顧客は、問題を解決する際にカスタマーサービス担当者にフィードバックを提供することになる。複数のメッセージおよび/または許可アイコンが顧客に表示され得る場合、いくつかの実施形態では、メッセージおよび/または許可アイコンの順序付けは、例えば、カスタマーサービス担当者によって選択され得る、設定された階層に従って順序付けされ得る、またはモデリングもしくは機械学習によって順位付けされ得る。要求された許可は、本明細書で論じる様々なプロセスおよびプログラムに関連付けられたソフトウェアのカスタマーデバイス側のインストールに付与された標準的な許可に加え得る。例えば、標準的な許可は、様々な実施形態に従って、カスタマーサービスシステムへの初期送信のための1つ以上のデータ値の収集を可能にし得る。
【0173】
いくつかの実施形態では、顧客が画面を開く許可を与えた後、顧客のコンピューティングデバイス100は、許可された画面を開く。図21Aは、本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、顧客のコンピューティングデバイス100の例示的なディスプレイ2000を示す。図21Aを参照すると、いくつかの実施形態では、ディスプレイ2000は、許可された画面を表示し得る。許可された画面は、デバイス情報領域2210を含み得る。デバイス情報領域2210は、顧客のコンピューティングデバイスのモデル、動作カテゴリ名および設定、ならびに/または動作サブカテゴリ名および設定などの他の顧客コンピューティングデバイス100情報とともに許可された画面の表示を含み得る。図21Aを参照すると、許可された画面に関連付けられた1つ以上の設定を含む設定領域2220が存在し得る。許可された画面の設定が許可された画面に関連付けられた複数の設定を有する場合、設定領域2220は、サブ設定領域2230を含み得る。
【0174】
図21Bは、本明細書で論じられるいくつかの実施形態による、図21Aのディスプレイ2000の例を示す。図21Bにおいて、許可画面は、図21Bのデバイス情報領域2210に示されるように、Bluetooth設定画面である。このデバイス情報領域2210はまた、図21Bのデバイスに関するモデル情報を提供するだけでなく、Bluetooth設定をオンからオフに変更することを可能にする。いくつかの実施形態では、Bluetooth設定は、画面が表示されている間、または画面を表示せずに、カスタマーサービス担当者GUIを介して変更され得る。図21Bでは、設定領域2220は、複数のサブ設定領域2230A~Gを含み、それらの各々は、Bluetoothを介して顧客のコンピューティングデバイス100にペアリングされたデバイスに対応する。図21Bの実施形態では、ユーザによって付与される許可は、カスタマーサービス担当者が許可された画面に関するデータを収集すること、許可された画面に表示される設定を変更すること、または許可された画面からさらなる画面を開くことを可能にし得る、または可能ではない。いくつかの実施形態では、カスタマーサービス担当者がそのような許可を有しない場合、顧客は、上記で論じられたフィードバックアイコン2020を含み得る通知領域2010などの追加のフィードバックを介してそのような許可を提供し得る。
【0175】
いくつかの実施形態では、通知領域2010および/またはフィードバックアイコン2020は、顧客がカスタマーサービス担当者からの許可を付与する、または設定変更を受け入れることを可能にすることができる。いくつかの実施形態では、カスタマーサービス担当者は、顧客のコンピューティングデバイス100からデータを収集するための許可を求め得、顧客は、許可を付与するためにフィードバックアイコン2020を使用し得る。いくつかの実施形態において、カスタマーサービス担当者は、顧客のコンピューティングデバイス100に設定変更をプッシュすることによって通知を生成し得、これは、顧客が設定変更を受け入れるまたはキャンセルすることを可能にする通知領域2010をトリガし得る。いくつかの実施形態では、2つ以上の設定変更が同時に顧客のコンピューティングデバイスにプッシュされ得る。
【0176】
いくつかの実施形態では、GUI301は、顧客のコンピューティングデバイス100のディスプレイ2000のコピーを表示し得、これにより、カスタマーサービス担当者は、顧客のコンピューティングデバイス100上で顧客が見るものを見ることができる。
【0177】
いくつかの実施形態では、ディスプレイ2000または通知領域2010内またはディスプレイ2000上にチャットウィンドウが存在し得、カスタマーサービス担当者は、顧客が顧客の問題に関連付けられた設定画面にどのようにナビゲートすることができるかについての指示を提供し得る。
【0178】
いくつかのさらなる実施形態では、カスタマーサービス担当者は、カスタマーデバイスからの以前および現在のデータの表示に加えて、1つ以上の追加の診断要求をトリガし得る。例えば、カスタマーサービス担当者は、直接命令を介して、および/もしくは本明細書で説明される様々な相互作用技法を介して(例えば、図19A~21Bに関連して説明されるように)カスタマーデバイスの1つ以上のハードウェアおよび/もしくはソフトウェア部分の診断テストを行うための命令をカスタマーデバイスに送信し得る。いくつかの実施形態では、カスタマーサービス担当者は、所定の期間にわたって、または所定の停止条件が満たされるまで、カスタマーデバイス上で1つ以上のデータ値を収集するなど、1つ以上の長期診断テストを実行させ得る。そのような実施形態では、長期データ値は、典型的には、顧客デバイスのルーチン動作中に収集されないデータおよび/または完全に機能するデバイスのための顧客サービスシステムに従って典型的に収集されないデータを含む。そのような実施形態では、カスタマーサービス担当者は、本明細書で説明される1つ以上の診断および/またはパフォーマンスプロンプトに基づいて、およびそれに応答して、長期診断テストをトリガし得る。長期診断テスト中に収集されるデータは、例えば本明細書に記載されるように、ユーザから追加の許可を必要とするデータであり得、その許可は次いで要求され得る。例えば、長期診断テストは、アプリデータアクティビティ、プロセッサアクティビティ、バックグラウンドデータ、位置情報(例えば、セルラー、WiFi、Bluetooth、および/またはGPS位置情報)などのうちの1つ以上を収集し得る。いくつかの実施形態では、ユーザに付与された許可は、長期診断テストの終了時に失効し得る。1つ以上のレポートおよび/または結果は、長期診断テスト後に顧客および/またはカスタマーサービス担当者に送信され得る。カスタマーサービスサポートセッションは、長期診断テストの結果を待つ間に終了され得る(例えば、テストは、典型的なサポートコールよりも長く実行され得、フォローアップは必要とされ得る)。いくつかの実施形態では、カスタマーサービスサポートセッションが終了したとき、長期診断テストの結果は、長期診断テストが完了すると自動的にカスタマーサポートサービスシステムに送信され得るか、またはその後のカスタマーサービスサポートセッション中にカスタマーサービスシステムに送信され得る。いくつかの実施形態では、長期診断テストの完了は、カスタマーサービスサポートシステムへの指示をトリガし得、これは、テストが完了したこと(例えば、顧客および/またはカスタマーサービスシステムに提供された指示)、またはテスト内のデータが送信の準備ができていることを示し得る、またはテスト結果の送信をトリガし得る。
【0179】
明細書に記載される主題には、以下の特定の実施形態が含まれるが、これらに限定されない。
1.方法であって、
第1のネットワークを介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1のデータセットを受信することであって、第1のデータセットが、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
第1のモバイルコンピューティングデバイスの複数のパフォーマンス状態を決定することであって、複数のパフォーマンス状態が、複数の動作カテゴリのうちの1つ以上に対する少なくとも1つのパフォーマンス状態を含み、第1の動作カテゴリに関連付けられた少なくとも第1のパフォーマンス状態が、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1の診断インジケータを含む、決定することと、
画面上に、第1のグラフィカルユーザインターフェースを表示することであって、第1のグラフィカルユーザインターフェースが、第1の動作カテゴリを含む複数の動作カテゴリのうちの2つ以上に関連付けられた視覚的表現を含み、第1の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現が、第1の診断インジケータの第1の視覚的表現を含み、第1の診断インジケータの第1の視覚的表現が、第1の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現を、第2の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現と視覚的に区別させる、表示することと、を含む、方法。
【0180】
2.第1の動作カテゴリに関連付けられた第1のパフォーマンス状態の決定が、
第1の動作カテゴリに関連付けられた閾値を識別することと、
1つ以上のデータ値と閾値との比較に基づいて、第1のパフォーマンス状態を決定することと、をさらに含む、実施形態1に記載の方法。
【0181】
3.第1の動作カテゴリに関連付けられた閾値を識別することが、
複数の他のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた集約されたデータセットを受信することであって、集約されたデータセットが、複数の動作カテゴリから複数のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
第1の動作カテゴリについての集約されたデータセットの統計分析に基づいて閾値を設定することと、をさらに含む、実施形態2に記載の方法。
【0182】
4.閾値が、第1の動作カテゴリについての集約されたデータセットの平均値または中央値未満に定義される、実施形態3に記載の方法。
5.第1の動作カテゴリに関連付けられた第1のパフォーマンス状態の決定が、
第1の動作カテゴリに関連付けられた範囲を識別することと、
1つ以上のデータ値と範囲との比較に基づいて、第1のパフォーマンス状態を決定することと、をさらに含む、実施形態1~4のいずれか一項に記載の方法。
【0183】
6.第1の動作カテゴリに関連付けられた第1のパフォーマンス状態の決定が、
複数の他のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた集約されたデータセットを受信することであって、集約されたデータセットが、複数の動作カテゴリから複数のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
複数のパフォーマンス状態のうちの少なくとも1つを決定するために、集約されたデータセットに基づいてモデルを訓練することと、
第1のデータセットをモデルに適用することによって、第1の動作カテゴリに関連付けられた第1のパフォーマンス状態を決定することと、をさらに含む、実施形態1に記載の方法。
【0184】
7.
複数の第2のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第2のデータセットを受信することであって、第2のデータセットが、複数の動作カテゴリから複数の第2のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
第2のデータセットを集約して集約されたデータセットを生成することと、をさらに含み、
第1の動作カテゴリに関連付けられた第1のパフォーマンス状態を決定することが、第1の動作カテゴリに関連付けられた第1のデータセットの1つ以上のデータ値を、第1の動作カテゴリに関連付けられた集約されたデータセットの1つ以上のデータ値と比較することをさらに含む、実施形態1に記載の方法。
【0185】
8.第1の動作カテゴリの第1のデータセットの1つ以上のデータ値を、第1の動作カテゴリについての集約されたデータセットの1つ以上のデータ値と比較することが、
集約されたデータセットに基づいて第1の動作カテゴリの閾値を識別することと、
第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値と閾値との比較に基づいて、第1のパフォーマンス状態を決定することと、をさらに含む、実施形態7に記載の方法。
【0186】
9.集約されたデータセットに基づいて第1の動作カテゴリの閾値を識別することが、
集約されたデータセットに基づいて、第1の動作カテゴリの平均値または中央値を決定することをさらに含む、実施形態8に記載の方法。
【0187】
10.第1の動作カテゴリに関連付けられた第1のデータセットの1つ以上のデータ値を、第1の動作カテゴリに関連付けられた集約されたデータセットの1つ以上のデータ値と比較することが、
集約されたデータに基づいて、第1の動作カテゴリに関連付けられた範囲を識別することと、
第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値と範囲との比較に基づいて、第1のパフォーマンス状態を決定することと、をさらに含む、実施形態2~10のいずれか一項に記載の方法。
【0188】
11.第1の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現が、第1の動作カテゴリに関連付けられた複数の動作サブカテゴリの視覚的表現をさらに含む、実施形態1に記載の方法。
【0189】
12.複数の動作サブカテゴリに関連付けられた視覚的表現が、第1の動作サブカテゴリに関連付けられた視覚的表現を含み、複数のパフォーマンス状態が、第1の動作サブカテゴリに関連付けられたパフォーマンス状態を含み、第1の動作サブカテゴリに関連付けられた視覚的表現が、第1の動作サブカテゴリに関連付けられた診断インジケータの視覚的表現を含む、実施形態11に記載の方法。
【0190】
13.第1の動作サブカテゴリに関連付けられた診断インジケータの視覚的表現が、第1の診断インジケータの第1の視覚的表現と同じように視覚的に表現される、実施形態12に記載の方法。
【0191】
14.第1の動作サブカテゴリに関連付けられた診断インジケータの視覚的表現が、第1の診断インジケータの第1の視覚的表現とは異なる方法で視覚的に表現される、実施形態12に記載の方法。
【0192】
15.第1の診断インジケータの第1の視覚的表現が、記号を含む、実施形態1~14のいずれか一項に記載の方法。
16.第1の診断インジケータの第1の視覚的表現が、第1の動作カテゴリまたは第1の動作サブカテゴリのうちの少なくとも1つの問題を示す、実施形態1~15のいずれか一項に記載の方法。
【0193】
17.第1の診断インジケータの第1の視覚的表現が、第1の動作カテゴリおよび第1の動作サブカテゴリに問題がないことを示す、実施形態1~15のいずれか一項に記載の方法。
【0194】
18.
複数のパフォーマンス状態が、第2の動作サブカテゴリに関連付けられた第2のパフォーマンス状態をさらに含み、第2の動作サブカテゴリに関連付けられた第2のパフォーマンス状態が、第2の診断インジケータを含み、
複数の動作サブカテゴリの視覚的表現が、第2の診断インジケータの視覚的表現を含む第2の動作サブカテゴリの視覚的表現を含み、
第2の診断インジケータの視覚的表現が、第1の診断インジケータによって示される診断とは異なる診断を示す、実施形態12に記載の方法。
【0195】
19.
第1の動作カテゴリの選択を受信することに応答して、第1の動作カテゴリに関連付けられた第2の視覚的表現を含む第2のグラフィカルユーザインターフェースを表示することであって、第1の動作カテゴリに関連付けられた第2の視覚的表現が、第1の診断インジケータに関する第1のパフォーマンス状態に関連付けられた追加情報を提供する、第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の第2の診断インジケータを含む、表示することと、をさらに含む、実施形態1~18のいずれか一項に記載の方法。
【0196】
20.1つ以上の第2の診断インジケータが、第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の問題の説明を含む診断メッセージを含む、実施形態19に記載の方法。
21.第2のグラフィカルユーザインターフェースが、
第1の動作カテゴリについての第1のデータセットからの複数の履歴データと、履歴データに関連付けられたタイムスタンプと、をさらに含む、実施形態19~20のいずれか一項に記載の方法。
【0197】
22.第1のデータセットからの履歴データの一部が、第1のパフォーマンス状態に関連付けられた第2の診断インジケータのうちの1つを含む、実施形態21に記載の方法。
23.第2のグラフィカルユーザインターフェースが、
第1の動作カテゴリについての第1のデータセットからの複数の履歴データと、履歴データに関連付けられたタイムスタンプと、履歴データに関連付けられた診断インジケータと、をさらに含む、実施形態19~20のいずれか一項に記載の方法。
【0198】
24.履歴データに関連付けられた診断インジケータが、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた問題を示す複数の履歴データの一部のみに関連付けられる、実施形態23に記載の方法。
【0199】
25.
第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の診断メッセージを決定することと、
第2のグラフィカルユーザインターフェース上に、診断メッセージのうちの1つ以上を含む1つ以上のパフォーマンスプロンプトを表示することと、をさらに含む、実施形態19に記載の方法。
【0200】
26.1つ以上のパフォーマンスプロンプトが、第1のパフォーマンス状態に関連付けられた第1のコンピューティングデバイスの1つ以上の問題に対する1つ以上のプログラム的に生成された潜在的な解決策を含む、実施形態25に記載の方法。
【0201】
27.
第2のグラフィカルユーザインターフェース上に、パフォーマンスプロンプトの各々に関連付けられたフィードバックアイコンを表示することと、
フィードバックアイコンのうちの1つの選択を受信することに応答して、1つ以上の追加の診断メッセージを決定することと、
追加の診断メッセージのうちの1つ以上を表示するために、フィードバックアイコンのうちの1つから選択を受信することに応答して、第2のグラフィカルユーザインターフェースの表示を更新することと、をさらに含む、をさらに含む、実施形態25~26のいずれか一項に記載の方法。
【0202】
28.フィードバックアイコンのうちの1つの選択が、第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の問題に対する成功解決策を示すインスタンスにおいて、1つ以上の追加の診断メッセージが、問題の成功解決策を示す、実施形態27に記載の方法。
【0203】
29.フィードバックアイコンのうちの1つの選択が、第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の問題の成功解決策を示すインスタンスにおいて、方法が、1つ以上の問題に関連付けられた第2の診断インジケータの視覚的表現を削除することをさらに含む、実施形態27に記載の方法。
【0204】
30.フィードバックアイコンのうちの1つの選択が、第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の問題の成功解決策を示すインスタンスにおいて、方法が、診断メッセージに関連付けられたデータベースを更新することをさらに含む、実施形態27~29のいずれか一項に記載の方法。
【0205】
31.フィードバックアイコンのうちの1つの選択が不成功プロンプトを示すインスタンスにおいて、方法が、第2の診断メッセージを含む第2のパフォーマンスプロンプトを表示することをさらに含む、実施形態27に記載の方法。
【0206】
32.第1の動作カテゴリに関連付けられた第1のパフォーマンス状態の決定が、
複数の第2のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第2のデータセットを受信することであって、第2のデータセットが、複数の動作カテゴリから複数の第2のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
集約されたデータセットを生成するために第2のデータセットを集約することであって、集約されたデータセットが、複数の動作カテゴリからの複数のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、集約することと、をさらに含み、
第1の動作カテゴリに関連付けられた第1のパフォーマンス状態の決定が、第1の動作カテゴリについての第1のデータセットの1つ以上のデータ値を、第1の動作カテゴリについての集約されたデータセットの1つ以上のデータ値と比較することを含む、実施形態27に記載の方法。
【0207】
33.1つ以上の追加の診断メッセージを決定することが、第1の追加の診断メッセージおよび第2の追加の診断メッセージを決定することをさらに含み、第1の追加の診断メッセージが第1の診断メッセージ解決値を定義し、第2の追加の診断メッセージが第2の診断メッセージ解決値を定義し、
追加の診断メッセージのうちの1つ以上を表示するために、フィードバックアイコンのうちの1つの選択を受信することに応答して、第2のグラフィカルユーザインターフェースの表示を更新することが、第1の診断メッセージ解決値が第2の診断メッセージ解決値よりも高い場合に、第1の追加の診断メッセージを表示することと、第2の診断メッセージ解決値が第1の診断メッセージ解決値よりも高い場合に、第2の追加の診断メッセージを表示することとをさらに含む、実施形態27~32のいずれか一項に記載の方法。
【0208】
34.
複数の他のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた集約されたデータセットを受信することであって、集約されたデータセットが、複数の動作カテゴリに対応する複数の他のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
複数の動作カテゴリのうちの1つ以上の選択された1つに関連付けられた情報を表示する第2のグラフィカルユーザインターフェースを表示するために、複数の動作カテゴリのうちの1つ以上のうちの1つの選択を受信することに応答して、表示を更新することと、をさらに含む、実施形態1に記載の方法。
【0209】
35.第2のグラフィカルユーザインターフェースが、
第1の動作カテゴリについての第1のデータセットから複数のデータを表示することと、
第1の動作カテゴリについての集約されたデータセットから複数のデータを表示することと、をさらに含む、実施形態34に記載の方法。
【0210】
36.
複数の動作カテゴリのうちの1つ以上について複数の比較パフォーマンス状態を決定することであって、第1の動作カテゴリに関連付けられた少なくとも第1の比較パフォーマンス状態が、第1のモバイルコンピューティングデバイスを複数の他のモバイルコンピューティングデバイスと比較する第1の比較診断インジケータを含む、決定することと、
第2のグラフィカルユーザインターフェース上に、第1の比較診断インジケータの視覚的表現を表示することと、をさらに含む、実施形態34に記載の方法。
【0211】
37.
第1の比較パフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の比較診断メッセージを決定することと、
第2のグラフィカルユーザインターフェース上に、比較診断メッセージのうちの1つ以上を含む1つ以上のパフォーマンスプロンプトを表示することと、をさらに含む、実施形態37に記載の方法。
【0212】
38.
第2のグラフィカルユーザインターフェース上に、パフォーマンスプロンプトの各々についてのフィードバックアイコンを表示することと、
フィードバックアイコンのうちの1つの選択を受信することに応答して、1つ以上の追加の比較診断メッセージを決定することと、
追加の比較診断メッセージのうちの1つ以上を表示するために、フィードバックアイコンのうちの1つから選択を受信することに応答して、第2のグラフィカルユーザインターフェースの表示を更新することと、をさらに含む、実施形態37に記載の方法。
【0213】
39.複数のパフォーマンス状態を決定することが、動作カテゴリに関連付けられた第1のデータセットの最新のデータを、最新のデータに関連付けられた時間の前の所定の期間からの履歴データと比較することによって、少なくとも1つのパフォーマンス状態を決定することをさらに含む、実施形態1~20または25~38のいずれか一項に記載の方法。
【0214】
40.第1のパフォーマンス状態が、所定の期間にわたって存在する第1のデータセット内で識別された問題によって少なくとも部分的に決定され、第1の診断インジケータが問題の指示を定義する、実施形態39に記載の方法。
【0215】
41.期間が、7日、14日、21日、または30日のうちの1つである、実施形態39に記載の方法。
42.複数のパフォーマンス状態を決定することが、
履歴データに基づいて第1の動作カテゴリの閾値を識別することと、
第1のデータセットと閾値との比較に基づいて、第1のパフォーマンス状態を決定することと、をさらに含む、実施形態39~41のいずれか一項に記載の方法。
【0216】
43.
第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の診断メッセージを決定することと、
1つ以上の診断メッセージのうちの1つを各々含む1つ以上のパフォーマンスプロンプトを表示することと、をさらに含む、実施形態42に記載の方法。
【0217】
44.
パフォーマンスプロンプトの各々についてフィードバックアイコンを表示することと、
フィードバックアイコンのうちの1つまたはの選択を受信することに応答して、1つ以上の追加の診断メッセージを決定することと、
追加の診断メッセージのうちの1つ以上を表示するために、フィードバックアイコンのうちの1つから選択を受信することに応答して、グラフィカルユーザインターフェースの表示を更新することと、をさらに含む、実施形態43に記載の方法。
【0218】
45.第1のモバイルコンピューティングデバイスの複数のパフォーマンス状態を決定することが、
履歴データに基づいて第1の動作カテゴリの範囲を識別することと、
第1のデータセットと範囲との比較に基づいて、第1のパフォーマンス状態を決定することと、をさらに含む、実施形態39~42のいずれか一項に記載の方法。
【0219】
46.
第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の診断メッセージを決定することと、
1つ以上の診断メッセージのうちの1つを各々含む1つ以上のパフォーマンスプロンプトを表示することと、をさらに含む、実施形態39~42または45のいずれか一項に記載の方法。
【0220】
47.
パフォーマンスプロンプトの各々についてフィードバックアイコンを表示することと、
フィードバックアイコンのうちの1つまたはの選択を受信することに応答して、1つ以上の追加の診断メッセージを決定することと、
追加の診断メッセージのうちの1つ以上を表示するために、フィードバックアイコンのうちの1つから選択を受信することに応答して、グラフィカルユーザインターフェースの表示を更新することと、をさらに含む、実施形態39~42または45のいずれか一項に記載の方法。
【0221】
48.
第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた顧客からの通信要求に応じて、顧客との送信接続を確立することと、
送信接続を介して第1のデータセットの少なくとも一部を受信することと、
第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の診断メッセージを決定することと、
顧客との通信接続を確立することであって、通信接続の確立が、第1のグラフィカルユーザインターフェースの表示に関連して行われる、確立することと、
1つ以上の診断メッセージのうちの1つを各々含む1つ以上のパフォーマンスプロンプトを表示することと、
1つ以上の診断メッセージのうちの1つ以上に関連付けられた第1の命令セットを第1のモバイルコンピューティングデバイスに送信することと、
送信接続を介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスから、第1のデータセットの応答性部分を受信することであって、第1のデータセットの応答性部分が、第1の命令セットを処理する第1のモバイルコンピューティングデバイスからの応答に関連付けられる、受信することと、をさらに含む、実施形態1~24または34~45のいずれか一項に記載の方法。
【0222】
49.通信接続が、電話またはオーディオ接続をさらに含む、実施形態1~24、34~42、または45のいずれか一項に記載の方法。
50.第1のデータセットの一部が、第1のデータセットの複数の部分のうちの1つであり、第1のデータセットの一部が、送信接続が確立されたときに、複数の動作カテゴリから第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられたデータ値を含む、実施形態48~49のいずれか一項に記載の方法。
【0223】
51.第1の診断インジケータの第1の視覚的表現が、色を含む、実施形態1~50のいずれか一項に記載の方法。
52.第1の診断インジケータの第1の視覚的表現が、記号を含む、実施形態1~50のいずれか一項に記載の方法。
【0224】
53.第1の診断インジケータの第1の視覚的表現が、ステータスメッセージを含む、実施形態1~50のいずれか一項に記載の方法。
54.第1の診断インジケータの第1の視覚的表現が、第1の動作カテゴリの視覚的表現を陰影付けすることを含む、実施形態1~50のいずれか一項に記載の方法。
【0225】
55.第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の診断メッセージを決定することをさらに含み、1つ以上の診断メッセージが、複数の他のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた集約されたデータセットに基づいて決定される、実施形態1、2、11~24、39~42、45、または48~54のいずれか一項に記載の方法。
【0226】
56.複数の他のモバイルコンピューティングデバイスが、同じ分類である、実施形態55に記載の方法。
57.第1のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の診断メッセージを決定することをさらに含み、1つ以上の診断メッセージが、訓練されたモデルに基づいて決定される、実施形態1~24、34~42、45、または48~54のいずれか一項に記載の方法。
【0227】
58.第1の診断インジケータの第1の視覚的表現が、第1の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現の修正を含む、実施形態1~57のいずれか一項に記載の方法。
59.第1の診断インジケータの第1の視覚的表現が、第1の動作カテゴリを表すアイコン上に定義される第1のアイコンを含む、実施形態58に記載の方法。
【0228】
60.画面を含むクライアント端末をさらに含み、クライアント端末が第1のモバイルコンピューティングデバイスから離れて位置する、実施形態1~59のいずれか一項に記載の方法。
【0229】
61.モバイルデバイスの1つ以上の問題を解決するための方法であって、
第1のネットワークを介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1のデータセットを受信することであって、第1のデータセットが、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
第1のモバイルコンピューティングデバイスの1つ以上の複数のパフォーマンス状態を決定することと、
パフォーマンス状態の少なくとも1つに基づいて、1つ以上のパフォーマンスプロンプトを生成および提示することであって、1つ以上のパフォーマンスプロンプトが、パフォーマンス状態に関連付けられた診断メッセージを含む、生成および提示することと、を含む、方法。
【0230】
62.グラフィカルユーザインターフェースを介して、パフォーマンスプロンプトに関連付けられた指示を受信することをさらに含み、指示が、1つ以上のパフォーマンス状態に関連付けられた問題の成功解決策の指示、または不成功プロンプトの指示のうちの1つを含む、実施形態61に記載の方法。
【0231】
63.1つ以上のパフォーマンス状態が、モデルによって決定される、実施形態61~62のいずれか一項に記載の方法。
64.モデルが、統計モデルを含む、実施形態63に記載の方法。
【0232】
65.モデルが、訓練された機械学習モデルを含み、訓練された機械学習モデルが、複数の他のモバイルコンピューティングデバイスからの集約されたデータセットに基づいて訓練される、実施形態63に記載の方法。
【0233】
66.1つ以上のパフォーマンス状態が、複数の他のモバイルコンピューティングデバイスからの集約されたデータセットに基づいて決定される、実施形態61~65のいずれか一項に記載の方法。
【0234】
67.1つ以上のパフォーマンスプロンプトが、モデルによって決定される、実施形態61~62のいずれか一項に記載の方法。
68.モデルが、統計モデルを含む、実施形態63に記載の方法。
【0235】
69.モデルが、訓練された機械学習モデルを含み、訓練された機械学習モデルが、複数の他のモバイルコンピューティングデバイスからの集約されたデータセットに基づいて訓練される、実施形態63に記載の方法。
【0236】
70.1つ以上のパフォーマンスプロンプトが、複数の他のモバイルコンピューティングデバイスからの集約されたデータセットに基づいて決定される、実施形態61~69のいずれか一項に記載の方法。
【0237】
71.方法であって、
第1のモバイルコンピューティングデバイスにおいてユーザから入力を受信することであって、入力が、サポートセッションを開始する要求の指示を含む、受信することと、
第1のモバイルコンピューティングデバイスとカスタマーサービスシステムとの間で通信を確立し、第1のデータセットをモバイルコンピューティングデバイスからカスタマーサービスシステムに送信することと、
第1のデータセットに応答して生成された1つ以上のパフォーマンスプロンプトに基づいて、第1のモバイルコンピューティングデバイス上で1つ以上の是正措置を開始することと、を含む、方法。
【0238】
72.コンピュータプログラム命令が記憶された非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令が、プロセッサによって実行されると、
第1のネットワークを介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1のデータセットを受信することであって、第1のデータセットが、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
プロセッサを介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスの複数のパフォーマンス状態を決定することであって、複数のパフォーマンス状態が、複数の動作カテゴリのうちの1つ以上に対する少なくとも1つのパフォーマンス状態を含み、第1の動作カテゴリに関連付けられた少なくとも第1のパフォーマンス状態が、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1の診断インジケータを含む、決定することと、
画面上に、第1のグラフィカルユーザインターフェースを表示することであって、第1のグラフィカルユーザインターフェースが、第1の動作カテゴリを含む複数の動作カテゴリのうちの2つ以上に関連付けられた視覚的表現を含み、第1の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現が、第1の診断インジケータの第1の視覚的表現を含み、第1の診断インジケータの第1の視覚的表現が、第1の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現を、第2の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現と視覚的に区別させる、表示することと、を含む、方法。
【0239】
73.カスタマーサービスシステムであって、
サーバと、
サーバと通信するように構成されたデータベースと、
第1のコンピューティングデバイスから離れて位置するクライアント端末であって、クライアント端末が、サーバおよびデータベースと通信するように構成されている、クライアント端末と、を含み、
サーバが、
第1のネットワークを介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1のデータセットを受信することであって、第1のデータセットが、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
第1のモバイルコンピューティングデバイスの複数のパフォーマンス状態を決定することであって、複数のパフォーマンス状態が、複数の動作カテゴリのうちの1つ以上に対する少なくとも1つのパフォーマンス状態を含み、第1の動作カテゴリに関連付けられた少なくとも第1のパフォーマンス状態が、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1の診断インジケータを含む、決定することと、を行うように構成されており、
クライアント端末が、
画面上に、第1のグラフィカルユーザインターフェースを表示することであって、第1のグラフィカルユーザインターフェースが、第1の動作カテゴリを含む複数の動作カテゴリのうちの2つ以上に関連付けられた視覚的表現を含み、第1の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現が、第1の診断インジケータの第1の視覚的表現を含み、第1の診断インジケータの第1の視覚的表現が、第1の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現を、第2の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現と視覚的に区別させる、表示するように構成されている、カスタマーサービスシステム。
【0240】
74.カスタマーサービスシステムであって、
サーバと、
サーバと通信するように構成されたデータベースと、
第1のコンピューティングデバイスから離れて位置するクライアント端末であって、クライアント端末が、サーバおよびデータベースと通信するように構成されている、クライアント端末と、を含み、
サーバが、実施形態1~71のいずれか一項に記載のステップを実行するように構成されている、カスタマーサービスシステム。
【0241】
75.カスタマーサービスシステムであって、
サーバと、
サーバと通信するように構成されたデータベースと、
第1のコンピューティングデバイスから離れて位置するクライアント端末であって、クライアント端末が、サーバおよびデータベースと通信するように構成されている、クライアント端末と、を含み、
サーバが、
第1のネットワークを介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1のデータセットを受信することであって、第1のデータセットが、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
第1のモバイルコンピューティングデバイスの1つ以上の複数のパフォーマンス状態を決定することと、
パフォーマンス状態の少なくとも1つに基づいて、1つ以上のパフォーマンスプロンプトを生成することであって、1つ以上のパフォーマンスプロンプトが、パフォーマンス状態に関連付けられた診断メッセージを含む、生成することと、を行うように構成されており、
クライアント端末が、さらに、
パフォーマンス状態の少なくとも1つに基づいて、1つ以上のパフォーマンスプロンプトを表示することであって、1つ以上のパフォーマンスプロンプトが、パフォーマンス状態に関連付けられた診断メッセージを含む、表示することを行うように構成されている、カスタマーサービスシステム。
【0242】
76.カスタマーサービスシステムであって、
サーバと、
サーバと通信するように構成されたデータベースと、
第1のコンピューティングデバイスから離れて位置するクライアント端末であって、クライアント端末が、サーバおよびデータベースと通信するように構成されている、クライアント端末と、を含み、
サーバが、
第1のモバイルコンピューティングデバイスにおいてユーザから入力を受信することであって、入力が、サポートセッションを開始する要求の指示を含む、受信することと、
第1のモバイルコンピューティングデバイスと通信を確立し、モバイルコンピューティングデバイスから第1のデータセットの送信を受信することと、
第1のデータセットに応答して生成された1つ以上のパフォーマンスプロンプトに基づいて、第1のモバイルコンピューティングデバイス上で1つ以上の是正措置を開始することと、を行うように構成されている、カスタマーサービスシステム。
【0243】
77.少なくとも、プロセッサと、コンピュータコードされた命令を有するプロセッサに関連付けられたメモリと、を含む装置が提供され、コンピュータ命令が、プロセッサによって実行されると、装置に、
第1のネットワークを介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1のデータセットを受信することであって、第1のデータセットが、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
プロセッサを介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスの複数のパフォーマンス状態を決定することであって、複数のパフォーマンス状態が、複数の動作カテゴリのうちの1つ以上に対する少なくとも1つのパフォーマンス状態を含み、第1の動作カテゴリに関連付けられた少なくとも第1のパフォーマンス状態が、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1の診断インジケータを含む、決定することと、
画面上に、画面上に、第1のグラフィカルユーザインターフェースを表示することであって、第1のグラフィカルユーザインターフェースが、第1の動作カテゴリを含む複数の動作カテゴリのうちの2つ以上に関連付けられた視覚的表現を含み、第1の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現が、第1の診断インジケータの第1の視覚的表現を含み、第1の診断インジケータの第1の視覚的表現が、第1の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現を、第2の動作カテゴリに関連付けられた視覚的表現と視覚的に区別させる、表示することと、を行わせるように構成されている、装置。
【0244】
78.少なくとも、プロセッサと、コンピュータコードされた命令を有するプロセッサに関連付けられたメモリと、を含む装置が提供され、コンピュータ命令が、プロセッサによって実行されると、装置に、実施形態1~71のいずれか一項のステップを実行させるように構成されている、装置。
【0245】
79.少なくとも、プロセッサと、コンピュータコードされた命令を有するプロセッサに関連付けられたメモリと、を含む装置が提供され、コンピュータ命令が、プロセッサによって実行されると、装置に、
第1のネットワークを介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1のデータセットを受信することであって、第1のデータセットが、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
プロセッサを介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスの1つ以上の複数のパフォーマンス状態を決定することと、
パフォーマンス状態の少なくとも1つに基づいて、1つ以上のパフォーマンスプロンプトを生成および表示することであって、1つ以上のパフォーマンスプロンプトが、パフォーマンス状態に関連付けられた診断メッセージを含む、生成および表示することと、を行わせるように構成されている、装置。
【0246】
80.少なくとも、プロセッサと、コンピュータコードされた命令を有するプロセッサに関連付けられたメモリと、を含む装置が提供され、コンピュータ命令が、プロセッサによって実行されると、装置に、
第1のモバイルコンピューティングデバイスにおいてユーザから入力を受信することであって、入力が、サポートセッションを開始する要求の指示を含む、受信することと、
第1のモバイルコンピューティングデバイスと通信を確立し、モバイルコンピューティングデバイスから第1のデータセットの送信を受信することと、
第1のデータセットに応答して生成された1つ以上のパフォーマンスプロンプトに基づいて、第1のモバイルコンピューティングデバイス上で1つ以上の是正措置を開始することと、を行わせるように構成されている、装置。
【0247】
81.方法であって、
第1のネットワークを介して、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた第1のデータセットを受信することであって、第1のデータセットが、第1のモバイルコンピューティングデバイスに関連付けられた1つ以上のデータ値を含む、受信することと、
第1のモバイルコンピューティングデバイスの複数のパフォーマンス状態を決定することであって、複数のパフォーマンス状態が、複数の動作カテゴリのうちの1つ以上に対する少なくとも1つのパフォーマンス状態を含む、決定することと、
複数のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の閾値を識別することと、
複数のパフォーマンス状態と複数のパフォーマンス状態に関連付けられた1つ以上の閾値との比較に基づいて、1つ以上の是正措置を決定することと、
第1のモバイルコンピューティングデバイスと通信を確立することと、
第1のモバイルコンピューティングデバイスへの1つ以上の是正措置の送信を引き起こすことと、を含む、方法。
【0248】
82.1つ以上の是正措置が、第1のモバイルデバイスの設定への1つ以上の変更を含む、実施形態81に記載の方法。
83.第1のモバイルコンピューティングデバイスへの1つ以上の是正措置の送信を引き起こすことが、是正措置を第1のモバイルデバイスにプッシュすることを含む、実施形態81~82のいずれか一項に記載の方法。
【0249】
本明細書に記載される発明の多くの修正および他の実施形態は、前述の説明および関連する図面に提示される教示の利益を有する本発明のこれらの実施形態が関連する当業者に思い浮かぶであろう。したがって、本発明の実施形態は、開示される特定の実施形態に限定されず、修正および他の実施形態は、添付の特許請求の範囲の範囲内に含まれることが意図されることを理解されたい。本明細書では特定の用語が使用されるが、それらは一般的かつ説明的な意味でのみ使用され、限定目的では使用されない。
図1
図2
図3A
図3B
図4A
図4B
図4C
図5A
図5B
図6A
図6B
図7A
図7B
図8A
図8B
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19A
図19B
図19C
図20A
図20B
図21A
図21B
【国際調査報告】