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特表2023-513918環境クレジットスコアリングのための安全な方法とシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-04-04
(54)【発明の名称】環境クレジットスコアリングのための安全な方法とシステム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/26 20120101AFI20230328BHJP
【FI】
G06Q50/26
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022549191
(86)(22)【出願日】2021-02-15
(85)【翻訳文提出日】2022-10-06
(86)【国際出願番号】 US2021018136
(87)【国際公開番号】W WO2021163675
(87)【国際公開日】2021-08-19
(31)【優先権主張番号】63/066,132
(32)【優先日】2020-08-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】63/145,032
(32)【優先日】2021-02-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】62/976,571
(32)【優先日】2020-02-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】17/175,696
(32)【優先日】2021-02-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ブルートゥース
2.QRコード
3.GaBi
(71)【出願人】
【識別番号】522322387
【氏名又は名称】アブデルサミエ,マハー,アー
【氏名又は名称原語表記】ABDELSAMIE, Maher, A
【住所又は居所原語表記】253 Main St. #198 Matawan, NJ 07747, United States of America
(74)【代理人】
【識別番号】100167818
【弁理士】
【氏名又は名称】蓑和田 登
(72)【発明者】
【氏名】アブデルサミエ,マハー,アー
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC35
(57)【要約】
複数のユーザ、パートナー、および配給業者の環境クレジットスコアリングのための方法およびシステムを提供する。それは複数のユーザ、パートナー、配給業者および検証者を登録すること、登録ユーザから情報を受け取ること、パートナー及び分配業者から環境活動記録を受け取ること、各活動への識別番号の割り当て、環境活動記録の検証、各環境活動のスコアの計算、パートナーおよび配給業者の環境クレジットスコアの計算、POS システムからのデータの受信、ユーザー、パートナー、配給業者の環境活動記録の特定、およびそれぞれの環境活動記録のクレジット、ユーザーの環境活動記録に基づいてクレジットされた環境活動データに基づくユーザーの環境クレジットスコアの計算、ユーザー、パートナー、配給業者の環境クレジットスコアの分析、および環境クレジットスコアの公開を含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のユーザーおよびパートナーの環境クレジット採点方法であって、その構成要素として、
一意のユーザー識別子を割り当てて複数のサイト、ユーザー、パートナー、および検証者を登録すること、なおここで、複数のサイト、ユーザー、パートナー、および検証者を登録するには以下の、
サイト、ユーザ、パートナー、検証者およびそれらに関連するサイトデバイス、ユーザデバイス、パートナーデバイス、および検証デバイスの複数の組み合わせに対する複数のリクエスト識別子を作成し、その複数のパートナーは1つ以上のPOSシステムに関連付けられており、
複数のユーザーデバイス、パートナーデバイス、検証者デバイス、および1つ以上のサイトデバイスおよびPOSシステムのそれぞれから複数のリクエスト識別子を受信し、
保存された複数のリクエスト識別子のそれぞれを、受信したその複数のリクエスト識別子と照合して、その複数のリクエスト識別子を検証し、
1 つまたは複数のチャレンジを生成し、
その1つ以上のチャレンジを複数のデバイスのそれぞれに送信し、ここで、その1つ以上のチャレンジは、POSシステムの物理的非クローン機能、サイトデバイスの物理的非クローン機能、ユーザデバイスの物理的非クローン機能、パートナーデバイスの物理的非クローン化機能、検証者デバイスの物理的非クローン化機能に適用され、対応する一意のデバイス識別子を生成し、
複数のデバイスのそれぞれについて複数の一意のデバイス識別子を受信するステップ、
複数のユーザー、パートナー、および検証者のそれぞれのバイオメディック認証データを含む1つ以上のデータ記録を受け取り、
各サイトのサイト画像、ビデオ、およびまたはライブビデオを含む1つ以上のデータ記録を受信し、
各サイトデバイス、POSシステム、ユーザーデバイス、パートナーデバイス、および検証デバイスの地理的位置データを含む1つ以上のデータ記録を受信し、
複数のサイト、ユーザー、パートナー、および検証者のそれぞれの1つ以上のデータ記録から1つ以上の特徴およびバイオメディック特徴を抽出し、
各ユーザー、パートナー、検証者のバイオメディック特徴、各サイトのサイトの画像、動画、またはライブ動画の特徴、各サイトデバイス、POSシステム、ユーザーデバイス、パートナーデバイス、検証者デバイスの一意のデバイス識別子、および各サイト、デバイス、POSシステム、ユーザーデバイス、パートナーデバイス、および検証デバイスの地理的位置情報を、複数の組み合わせに基づいて統合し、そして
統合によって生成されたテンプレートをサーバーコンピュータシステムのデータベースに保存する
ステップを含む、
複数のサイト、ユーザー、パートナー、検証者を認証すること、これには以下の、
各サイトデバイス、POSシステム、ユーザーデバイス、パートナーデバイス、および検証者デバイスから1つ以上のリクエスト識別子を受け取り、
受信した1つ以上のリクエスト識別子を検証し、ここで、受信した1つ以上のリクエスト識別子を、格納されている複数のリクエスト識別子と比較して、1つ以上のリクエスト識別子を検証し、
1 つまたは複数のチャレンジを生成し、
1つ以上のチャレンジを1つ以上のサイトデバイス、ユーザーデバイス、パートナーデバイス、および検証デバイスにリアルタイムで送信し、
1つ以上の一意のデバイス識別子、1人または複数のユーザー、パートナー、検証者のバイオメディック認証データ、1つまたは複数のデバイスのリアルタイムの位置データ、および1つ以上のサイトの画像、動画、ライブ動画を受信し、
サーバコンピュータシステムのデータベースに保存されているモデルに従って、受信した1人以上のユーザ、パートナー、および検証者のバイオメトリックデータから1つ以上のバイオメトリック特徴を抽出し、
サーバコンピュータシステムのデータベースに保存されているモデルに従って、1つまたは複数のサイトの画像、ビデオ、およびまたはライブビデオの特徴を抽出し、
1つまたは複数のバイオメディック特徴、1つ以上のサイトの画像、動画、およびまたはライブ動画機能、1つ以上の固有のデバイス識別子、およびリアルタイムの地理的位置データを含む比較用テンプレートを作成し、
複数のサイト、ユーザ、パートナー、および検証者の登録中にサーバコンピュータシステムのデータベースに作成され保存された1つ以上の初期テンプレートを検索し、ここで、各デバイスから受信した1つ以上のリクエスト識別子を使用して、データベースに保存されている1つ以上の初期テンプレートを検索し、そして
認証中に作成された1つ以上のテンプレートと、複数のサイト、ユーザ、パートナー、および検証者の登録中にサーバコンピュータシステムのデータベースに作成され保存された1つ以上の初期テンプレートとを比較し、そこで、認証時に作成されたテンプレートと、登録時に作成および保存された最初のテンプレートとの間のデータ差異が事前に定義された閾値以内であれば、ユーザー、パートナー、および検証者の認証を成功とし、なおそこで、1つまたは複数のサイトデバイス、POSシステム、ユーザデバイス、パートナーデバイス、および検証デバイスの検証された地理的位置データのデータ変異に関する事前に定義された閾値は、1人以上のユーザ、パートナー、検証者、サイト、およびまたはそれらの関連デバイスのサーバコンピュータシステムへのアクセスを特定の地理的位置、特定の地域、特定の都市、およびまたは特定の国に制限するように調整され得る、
ステップを含む、
登録ユーザーから、個人情報および登録ユーザーが登録ユーザーになる前に完了した1つ以上の環境活動に関する情報を含む情報を受け取ること、
なおそこでの、環境活動情報には、家庭のエネルギー、交通機関、廃棄物、食品、および買い物を含み、その受信した情報の検証は、登録パートナーの1つ以上のPOSシステム、登録パートナーの1つ以上のデバイス、およびまたは未登録エンティティの1つ以上のデバイスと通信することによって行われ、1人以上のユーザー、パートナー、ディストリビューターのそれぞれのアカウント識別子およびまたはその他の識別情報には、ユニークなユーザー識別子、バイオメディックデータ、ブロックチェーン識別子、公開鍵、名前、住所を含み、およびまたはその他の識別データが検証プロセスのために交換される通信に使用される、
同じ環境活動の環境製品申告が検証者中のある検証者および関連するパートナー中のあるパートナーによって以前に検証されている場合、検証済み環境製品申告に基づいて、登録ユーザーになる前にユーザーが完了したユーザーの環境活動の各活動による環境への影響を判断すること、
複数のパートナーのうちの少なくとも1人の1つまたは複数のデバイスから少なくとも1つの環境活動記録をリアルタイムで受信すること、ここで、少なくとも1つの環境活動記録は、複数のパートナーによって提供または報告された複数の環境活動および環境法違反に関するデータを含み、その複数のパートナーが提供する複数の環境活動に関連するデータには、1つ以上の環境製品申告または環境製品申告の作成要求に関する情報を含む、
複数のサイトのうちの少なくとも1つの1つ以上のデバイスから少なくとも1つのサイト活動記録をリアルタイムで受信すること、なおそこで、各サイト活動のサイトデータ記録は識別データを含み、ここで、識別データはパートナーおよびまたは1人以上の検証者のバイオメトリックデータ、またはサイト中のあるサイトの識別データを含み、そこで、その識別データはサイトの画像、ビデオ、およびまたはライブビデオ、およびまたはサイトデバイスによって収集されたパートナーの1つ以上の製品およびまたはサービスのオンサイト運用データ、オンサイト材料消費データ、オンサイト排出データ、オンサイトエネルギー消費データ、およびまたはオンサイト廃棄物データを含むライフサイクルインベントリデータ、およびサイトデバイスのGPS/AGPSセンサーによって取得されたサイトデバイスの地理的位置データを含み、そこで、検証者の少なくとも1人は、サイトアクティビティ記録の少なくとも1つを使用して、複数のうち少なくとも1人のパートナーが提供する製品またはサービスの環境製品申告を検証しまたは作成する、
複数の検証者のうちの少なくとも1つの1つまたは複数のデバイスから少なくとも1つの検証活動記録をリアルタイムで受信すること、ここで、少なくとも1つの検証活動記録は複数の検証活動に関係するデータを含み、そこで、複数の検証活動に関係するデータには、環境製品申告の検証、環境製品申告の作成、環境活動の環境影響の決定、および環境法違反による環境影響の決定に関するデータを含む、
複数のパートナーのうちの少なくとも1つのPOSシステムから少なくとも1つの環境活動記録をリアルタイムで受信すること、そこで、その少なくとも1つの環境活動記録は、複数のユーザーのうちの少なくとも1人によって完了された複数の環境活動に関係するデータを含む、
サイト活動データ記録、ユーザー環境活動記録、パートナー環境活動記録、および検証活動記録のそれぞれに識別番号を割り当てること、
1人以上のパートナー、ディストリビューター、およびユーザーが複数のパートナーのうち少なくとも1人およびまたは未登録エンティティの1つ以上の外部システムとともに犯した1つ以上の環境法違反をパートナーの1つ以上のデバイスおよびまたは1つ以上の未登録の外部システムと通信することにより検証すること、
複数のパートナーのそれぞれが提供する製品およびまたはサービスの検証済み環境製品申告に含まれる環境影響情報と、他のパートナーが提供する製品およびサービスの検証済み環境製品申告に含まれる情報に基づいて、複数のパートナーのそれぞれが提供する各環境活動のスコアを計算すること、なおそこで、その環境製品申告は、サーバーコンピュータシステムによって選択された1人以上の登録検証者によって検証される、
各環境法違反の環境影響情報に基づいて、パートナーから報告された各環境法違反のスコアを各環境法違反の環境影響をもとに計算すること、なおそこでの各環境法違反の推定環境影響は、サーバーコンピューターによって選択された1つ以上の検証者によって決定される、
その計算されたスコアに基づいてそのパートナーの環境クレジットスコアを計算すること、
複数のユーザおよびパートナーのうちの少なくとも1人の環境活動記録を一意のユーザ識別子と照合してそのユーザーが完了した各々の環境活動に対するその一意のユーザー識別子に関連する複数のユーザおよびパートナーのうちの少なくとも1人の環境活動記録を特定し、そしてそのユーザーが完了した環境活動に基づいてそれぞれの環境活動記録にクレジットすること、
複数のユーザーのうちの少なくとも1人の環境活動記録に基づいてクレジットされた環境活動のデータに基づいて、複数のユーザーのうちの少なくとも1人の環境クレジットスコアを計算すること、ここで、各ユーザーの環境クレジットスコアの計算は以下の要素、
(a)ユーザーが完了した環境活動の環境製品申告の数とスコア、なおその環境製品申告のスコアによってユーザーが獲得するポイント数が決まる、
(b)各ユーザーに推奨され、各ユーザーが完了した環境活動に関係するポイント数の計算、および
(c)各ユーザーの環境法違反のスコアの総数、を考慮して行われる、
ユーザーの環境クレジットスコアを分析して、環境クレジットスコアが高い11人以上のユーザーを特定すること、
ユーザーとパートナーの環境クレジットスコアを公開し、ユーザーとパートナーに通知すること、
サイトデバイスの1つ以上のコンポーネントによって収集されたサイト活動記録に関連する1人以上のサイト、パートナー、および検証者を特定すること、
各サイトデバイスについて、複数のパートナーのうち少なくとも1つの環境製品申告に関係するリアルタイムデータを示すデータを抽出すること、
各サイトデバイスのセンサーリストの表示を生成すること、ここで、各センサーは、関連する環境製品申告に関係するリアルタイムデータとともにリストされ、そこで、生成されたディスプレイにはさらに、各サイトデバイスの各センサーに対するそれぞれのサイト識別情報およびパートナー識別情報が含まれ、そこで、生成されたディスプレイはさらに一定期間にわたる履歴データを含み、生成されたディスプレイはグラフィカルデータを含む、
複数のパートナーのうちの少なくとも1つによって提供される環境活動の環境製品申告に関係する収集されたリアルタイムデータに基づいて1つ以上のアラームレベルを定義すること、なおここで、1つ以上のアラームレベルは、収集された環境製品申告に関係するリアルタイムデータに基づいて1人以上の検証者によって定義される、および
1つ以上のサイトデバイスの1つ以上のセンサによって収集されたリアルタイムデータが、定義された関係するラームレベルのうちの少なくとも1つを満たすかどうかを判断すること、そこでは、定義されたアラームレベルのうちの少なくとも1つが満たされ、さらに、アラーム通知を生成し、1人以上のパートナーおよび1人以上の検証者に通知することも含まれ、さらに、アラームレベルの少なくとも1つが満たされたときに、環境製品申告を再検証するために1人以上の検証者が割り当てられ、パートナー中のあるパートナーによって提供される環境活動は、次の時点で1人以上のユーザーが完了できなくなります定義されているアラームレベルのうち少なくとも 1 つが満たされている、
を含む方法。
【請求項2】
環境活動に関するリアルタイムデータを効率的に監視および収集し、データのセキュリティ、信頼性、および追跡可能性を確保するための、複数のユーザーおよびパートナーの環境クレジットスコアリングのためのシステムであって、次の関連する複数のデバイスから構成されるもの、
複数のサイト、ユーザ、パートナー、および検証者を、サーバコンピュータシステムと通信可能に結合する複数のデバイス、
プロセッサで構成されているサーバ・コンピュータ・システムで、その設定では、
一意のユーザー識別子を割り当てることにより、複数のサイト、ユーザー、パートナー、および検証者を登録するが、ここでは、サーバーコンピューターシステムは、
サイト、ユーザ、パートナー、検証者、およびそれらに関連するサイトデバイス、ユーザデバイス、パートナーデバイス、および検証デバイスのそれぞれの複数の組み合わせに対して、複数のリクエスト識別子を作成し、そこで、複数のパートナーは1つまたは複数のサービスポイントシステムに関連付けられていて、
複数のユーザーデバイス、パートナーデバイス、検証デバイス、および1つ以上のサイトデバイスおよびPOSシステムのそれぞれから複数のリクエスト識別子を受信し、
記憶された複数のリクエスト識別子のそれぞれを、受信した複数のリクエスト識別子と照合して、複数のリクエスト識別子を検証し、
1 つ以上のチャレンジを生成し、
1つ以上のチャレンジを複数のデバイスのそれぞれに送信し、ここで、1つ以上のチャレンジは、POSシステムの物理的非クローン機能、サイトデバイスの物理的非クローン機能、ユーザデバイスの物理的非クローン機能、パートナーデバイスの物理的非クローン化機能、検証者デバイスの物理的非クローン化機能に適用されて、対応する一意のデバイス識別子を生成し、
複数のデバイスのそれぞれについて複数の一意のデバイス識別子を受信するようになっていて、
複数のユーザー、パートナー、検証者のそれぞれのバイオメディック認証データを含む1つ以上のデータ記録を受け取り、
各サイトのサイト画像、ビデオ、およびまたはライブビデオを含む1つ以上のデータ記録を受信し、
各サイトデバイス、POSシステム、ユーザーデバイス、パートナーデバイス、および検証デバイスの地理的位置データを含む1つ以上のデータ記録を受信し、
複数のサイト、ユーザー、パートナー、および検証者のそれぞれの1つ以上のデータ記録から1つ以上の特徴およびバイオメディック特徴を抽出し、
複数の組み合わせに基づいて、各ユーザー、パートナー、検証者のバイオメディック特徴、各サイトのサイトの画像、動画、ライブ動画の特徴、POSシステム、ユーザーデバイス、パートナーデバイス、検証者デバイスの各サイトデバイスの一意のデバイス識別子、およびPOSシステム、ユーザーデバイス、パートナーデバイス、および検証者デバイスの地理的な情報を統合し、
統合によって生成されたテンプレートをサーバーコンピュータシステムのデータベースに保存する
ように設定されている、
複数のサイト、ユーザー、パートナー、および検証者を認証するために以下、
各サイトデバイス、POSシステム、ユーザーデバイス、パートナーデバイス、および検証デバイスから1つ以上のリクエスト識別子を受け取り、
受信した1つ以上のリクエスト識別子を検証し、ここで、受信した1つ以上のリクエスト識別子を、格納されている複数のリクエスト識別子と比較して、1つ以上のリクエスト識別子を検証し、
1 つ以上のチャレンジを生成し、
1つまたは複数のチャレンジを1つ以上のサイトデバイス、ユーザーデバイス、パートナーデバイス、および検証デバイスにリアルタイムで送信し、
1つ以上の一意のデバイス識別子、1人または複数のユーザー、パートナー、検証者のバイオメディック認証データ、1つまたは複数のデバイスのリアルタイムの位置データ、および1つ以上のサイトのサイトの画像、動画、およびまたはライブビデオを受信し、
サーバコンピュータシステムのデータベースに保存されているモデルに従って、受信した1人以上のユーザ、パートナー、および検証者のバイオメトリックデータから1つ以上のバイオメトリック特徴を抽出し、
サーバコンピュータシステムのデータベースに保存されているモデルに従って、1つ以上のサイトの画像、ビデオ、およびまたはライブビデオの特徴を抽出し、
1つ以上のバイオメディック特徴、1つ以上のサイトの画像、動画、ライブ動画の特徴、1つ以上の一意のデバイス識別子、およびリアルタイムの地理的位置データを含む比較用のテンプレートを作成し、
複数のサイト、ユーザ、パートナー、および検証者の登録中に、サーバコンピュータシステムのデータベースに作成され保存された1つ以上の初期テンプレートを検索し、ここで、各デバイスから受信した1つ以上のリクエスト識別子を使用して、データベースに保存されている1つ以上の初期テンプレートを検索し、
認証中に作成された1つ以上のテンプレートと、複数のサイト、ユーザ、パートナー、および検証者の登録中にサーバコンピュータシステムのデータベースに作成され保存された1つ以上の初期テンプレートとを比較し、そこで、複数のサイトの認証時に作成されたテンプレートと、登録時に作成および保存された初期のテンプレートとの間のデータ差異が事前に定義された閾値内であれば複数のサイト、ユーザー、パートナー、および検証者の認証は成功とし、なおここで、1つまたは複数のサイトデバイス、POSシステム、ユーザデバイス、パートナーデバイス、および検証デバイスの検証済み地理的位置データのデータ変異に関係する事前に定義された閾値は、1人以上のユーザ、パートナー、検証者、サイト、およびまたはそれらの関連デバイスのサーバコンピュータシステムへのアクセスを、特定の地理的位置、特定の地域、特定の都市、およびまたは特定の国に限定するように調節され得ることとする、
ように設定されている、
登録ユーザーから、個人情報および登録ユーザーが登録ユーザーになる前に完了した1つ以上の環境活動に関する情報を含む情報を受け取る、なおここで、環境活動情報には、家庭のエネルギー、輸送、廃棄物、食事、ショッピングに関する情報が含まれ、そこで、受信した情報の検証は、登録パートナーの1つ以上のPOSシステム、登録パートナーの1つ以上のデバイス、およびまたは未登録エンティティの1つ以上のデバイスと通信することによって行われ、そこで、それぞれのアカウント識別子は一人以上のユーザー、パートナー、ディストリビューター、およびまたはユニークなユーザー識別子、バイオメディック認証データ、ブロックチェーン識別子、公開鍵、名前、住所、またはその他の識別データを含むその他の識別データが、検証プロセスのために交換される通信で使用される、
環境製品申告が検証者中のある検証者によって事前に検証されパートナー中のあるパートナーに関連付けられている場合、同じ環境活動の検証済み環境製品申告に基づいて、登録ユーザーになる前にユーザーが完了したユーザーの環境活動の各活動が環境に与える影響を判断する、
複数のパートナーのうちの少なくとも1人の1つ以上のデバイスから少なくとも1つの環境活動記録をリアルタイムで受信する、ここで、少なくとも1つの環境活動記録は、複数のパートナーによって提供または報告された複数の環境活動および環境法違反に関するデータを含み、そこで、複数のパートナーが提供する複数の環境活動に関係するデータは、1つ以上の環境製品申告または環境製品申告の作成要求に関する情報を含む、
複数のサイトのうちの少なくとも1つの1つ以上のデバイスから少なくとも1つのサイト活動記録をリアルタイムで受信し、ここで、各サイト活動のサイトデータ記録は識別データを含み、そこでその識別データはパートナー中のあるパートナーおよびまたは1人以上の検証者のバイオメトリックデータ、サイト中のあるサイトの識別データを含み、そこで、その識別データはサイトの画像、ビデオ、およびまたはライブビデオ、サイトデバイスによって収集されたパートナーの1つ以上の製品およびまたはサービスのオンサイト運用データ、オンサイト材料消費データ、オンサイト排出データ、オンサイトエネルギー消費データ、およびまたはオンサイト廃棄物データを含むライフサイクルインベントリデータ、およびサイトデバイスのGPS/AGPSセンサーによって取得されたサイトデバイスの地理的位置データを含み、そこで、少なくとも1人の検証者は、サイト活動記録の少なくとも1つを使用して、複数のパートナーのうち少なくとも1人が提供する製品またはサービスの環境製品申告の検証または作成を行う、
複数の検証者のうちの少なくとも1人の1つ以上のデバイスから少なくとも1つの検証活動記録をリアルタイムで受信する、ここで、その少なくとも1つの検証活動記録は、複数の検証活動に関係するデータを含み、その複数の検証に関係するデータには、環境製品申告の検証、環境製品申告の作成、環境活動の環境影響の決定、および環境法違反による環境影響の決定に関係するデータが含まれる、
複数のパートナーのうちの少なくとも1人のあるPOSシステムから少なくとも1つの環境活動記録をリアルタイムで受信する、ここで、少なくとも1つの環境活動記録は、複数のユーザのうちの少なくとも1人が完了した複数の環境活動に関するデータを含む、
サイト活動データ記録、ユーザー環境活動記録、パートナー環境活動記録、および検証活動記録のそれぞれに識別番号を割り当てる、
パートナーの1つ以上のデバイスおよびまたは1つ以上の未登録の外部システムと通信することにより、複数のパートナーのうち少なくとも1人およびまたは1つ以上の未登録エンティティの外部システムとの、1人以上のパートナー、ディストリビューター、およびユーザーの1つ以上の環境法違反を検証する、
複数のパートナーのそれぞれが提供する製品およびまたはサービスの検証済み環境製品申告に含まれる環境影響情報と、他のパートナーが提供する製品およびサービスの検証済み環境製品申告に含まれる情報に基づいて、複数のパートナーのそれぞれが提供する各環境活動のスコアを計算する、なおここで、その環境製品申告は、サーバーコンピュータシステムによって選択された1人以上の登録検証者によって検証される、
各環境法違反の環境影響情報に基づいて、パートナーから報告された各環境法違反のスコアを計算する、なおここで、各環境法違反の推定環境影響は、サーバーコンピューターによって選択された1人以上の検証者によって決定される、
計算されたスコアに基づいてそのパートナーの環境信用スコアを計算する、
複数のユーザおよびパートナーのうちの少なくとも1人の環境活動記録を一意のユーザ識別子と照合し、そのユーザーが完了した環境活動に対する一意のユーザー識別子に関連した複数のユーザおよびパートナーのうちの少なくとも1人の環境活動記録を特定し、そしてユーザーが完了した環境活動に基づいてそれぞれの環境活動記録にクレジットする、
複数のユーザーのうちの少なくとも1人の環境活動記録の下にクレジットされた環境活動のデータに基づいて、複数のユーザーのうち少なくとも1人の環境クレジットスコアを計算する、ここで、各ユーザーの環境クレジットスコアの計算は以下の要因、
(a)ユーザーが完了した環境活動の環境製品申告の数とスコア、なおその環境製品申告のスコアによってユーザーが獲得するポイント数が決まる、
(b)各ユーザーに推奨され、各ユーザーが完了した環境活動に関係するポイントの数の計算、および
(c) 各ユーザーの環境法違反のスコアの総数、
を考慮して行われる、
ユーザーの環境クレジットスコアを分析して、環境信用スコアが高い1人以上のユーザーを決定する、
ユーザーとパートナーの環境クレジットスコアを公開し、ユーザーとパートナーに通知する、
サイトデバイスの複数のコンポーネントによって収集されたサイト活動記録に関連する1つ以上のサイト、パートナー、および検証者を特定する、
各サイトデバイスについて、複数のパートナーのうち少なくとも1人の環境製品申告に関連するリアルタイムデータを示すデータを抽出する、
各サイトデバイスのセンサーリストの表示を生成する、なお各センサーは環境製品申告に関係するリアルタイムデータとともに一覧表示され、そこで、生成されたディスプレイにはさらにその各サイトデバイスの各センサーに対するサイト識別情報とそれぞれのパートナー識別情報が含まれ、そこで、生成されたディスプレイはさらに一定期間にわたる履歴データを含み、生成されたディスプレイはグラフィカルデータを含む、
複数のパートナーのうちの少なくとも1つによって提供される環境活動の環境製品申告に関連して収集されたリアルタイムデータに基づいて1つ以上のアラームレベルを定義する、なおそこで、1つ以上のアラームレベルは、収集された環境製品申告に関係するリアルタイムデータに基づいて1人以上の検証者によって定義される、そして
1つ以上のサイトデバイスの1つ以上のセンサによって収集されたデータが、定義されたアラームレベルのうちのいずれかを満たすリアルタイムデータを含むかどうかを決定し、そこで、定義されたアラームレベルの少なくとも1つが満たされた場合、さらにアラーム通知を生成して1人以上のパートナーおよびまたは1人以上の検証者に通知することを含み、そこで、定義されたアラームレベルの少なくとも1つが満たされたときに、環境製品申告を再検証するために1人以上の検証者が割り当てられ、定義されているアラームレベルのうち少なくとも 1 つが満たされているパートナー中のあるパートナーによって提供される環境活動は、次の時点で1人以上のユーザーが完了できなくなるようにする、
ようになっている。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
発明者:マヘル・アブデルサミー
(関連出願)
本出願は、米国からの優先権を主張する。米国登録特許.第16/043,453号、「METHODS AND SYSTEMS FOR ENVIRONMENTAL CREDIT SCORING」(環境クレジットスコアリングのための方法およびシステム)、2018年7月24日出願。米国特許出願第16/391,228号、名称「METHODS AND SYSTEMS FOR ENVIRONMENTAL CREDIT SCORING」(環境クレジットスコアリングのための方法およびシステム)、2019年4月22日出願。米国仮特許出願第62/976,571号、名称「SECURE METHODS AND SYSTEMS FOR ENVIRONMENTAL CREDIT SCORING」(環境クレジットスコアリングのための確実な方法およびシステム)、2020年2月14日出願。米国仮特許出願番号番号第63/066,132号、「SECURE METHODS AND SYSTEMS FOR ENVIRONMENTAL CREDIT SCORING」、2020年8月14日出願。米国仮特許出願第63/145,032号、「SECURE METHODS AND SYSTEMS FOR ENVIRONMENTAL CREDIT SCORING」(環境クレジットスコアリングのための確実な方法およびシステム)、2021年2月3日出願。 上記の各出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本発明は、一般に、サイト、ユーザー、パートナー、流通業者、検証者、広告サービスプロバイダーの検証された活動に基づく環境クレジットスコアリングのための方法とシステムに関するものである
【背景技術】
【0003】
インターネットの普及やコンピューティングシステムの発展に伴って、大きな発展を遂げていない分野の1つの領域は環境格付けの技術とシステムである。これらの技術やシステムでは、個人、企業、非営利団体、政府機関が協力して、現在の環境問題に効果的に対処することができていなかった。
【0004】
現在、地球は気候変動、大気汚染、オゾン層破壊、水質汚染、森林破壊、砂漠化、生息地破壊、有害化学物質、天然資源採取、光・騒音公害、酸性雨、医療廃棄物、ポイ捨て・埋め立てなどのような多くの環境問題に直面している。気候変動や地球温暖化は、深刻な環境問題の上位に挙げられる。
【0005】
地球温暖化や資源の枯渇など、環境問題への関心が高まる中、認証やグリーン製品基準の種類や数が増え、家庭や学校、メーカー、レストラン、ホテル、清掃会社とその他のために開発されたグリーン認証の多くが、製品の製造・使用・再利用時の環境負荷を判断するために、より広範囲な環境問題を含む認証に拡張されてきた。グリーン認証は、商品またはサービスが強制的または自主的な基準を満たし、環境上の利点を提供することを確認するものである。国際標準化機構(ISO)は、以下の3種類の環境製品申告を策定してきました、すなわち、ISO14024に基づくタイプI環境ラベル、ISO14021に基づくタイプII自己申告型環境申し立て、ISO14025に基づくタイプIII環境製品申告。タイプIII環境製品申告は、標準化(ISO 14025)された、ライフサイクルアセスメントに基づくツールである。タイプIIIの環境申告を公表するには、プログラムオペレーターと呼ばれる独立した機関が、環境製品申告の開発プロセス全体を監督する必要がある。環境製品申告とは、製品やサービスのライフサイクルを通じて、環境にどのような影響を与えるかに焦点を当てた報告書である。この申告は、国際的に認められ、独立した検証を受け、登録され、公表された文書である。
【0006】
現在、国際的なグリーン製品認証は米国の約100の認証を含めて数百あるが、個人、企業、NPO、政府機関が協力して、現在の環境問題に効果的に対処するには至っていない。また、個人の環境活動への参加を大きく向上させる効果は限定的である。環境に配慮した製品やサービスに対する消費者のニーズが高まるほど、製品やサービスを提供する側にとっても、市場に参入する動機がより高まる。したがって、環境活動に応じて個人に報いる環境クレジットスコアリングシステムを確立し、環境クレジットスコアを意思決定(大学入学判断、就職判断など)に活用することで、環境に配慮した製品・サービスへの需要が世界的に高まると考えられる。
【0007】
個人および製品・サービス提供者の環境活動の検証は、彼らの環境活動の環境負荷の信頼性を判断する上で重要な役割を担う。製品・サービス提供者は、自社の製品・サービスについて環境製品申告を作成し、ライフサイクルアセスメント(LCA)調査を自社(社内LCA専門家)で行うことができるため、第三者検証機関による環境製品申告の検証は、ライフサイクルアセスメント(LCA)の信頼性を判断する上で最も重要なステップである。不正確または誤解を招くようなLCA結果に基づく製品・サービスの環境製品申告を承認すると、環境に悪影響を及ぼす可能性のある製品・サービスの需要が増加するおそれがある。さらに、検証者は、製品・サービス提供者の環境製品申告を検証するために、プログラム運営者の関与なく、指名と製品・サービス提供者との契約を整えることを追及するかもしれない。したがって、検証者または検証会社の従業員が独立性を保つことを確認することは困難である。そのため、上記のような問題点を克服する必要がある。
したがって、参加者の検証された活動に基づいて環境クレジットのスコアリングを行う方法とシステムが望まれている。
【0008】
本発明の様々な実施例は、以下の詳細な説明および添付図面において提供される。本発明を逸脱することなく、本発明のいくつかの詳細は、様々な点で変更が可能であり、本発明は様々な実施例が可能である。したがって、本発明の説明および添付図面は、例示としてのみ提供され、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲を制限または定義するものではない。
【発明の概要】
【0009】
1つ以上の実施例によれば、複数のユーザおよびパートナーの環境クレジットスコアリングのためのある方法が提供される。この方法は、まず、ユニークなユーザー識別子を割り当てることによって、複数のサイト、ユーザー、パートナー、および検証者を登録することを含む。この方法はまた以下のことを含む、複数の組み合わせに対して複数のリクエスト識別子を作成すること、複数のユーザデバイス、パートナーデバイス、検証者デバイス、および1つまたは複数のサイトデバイスとPOSシステムのそれぞれから複数のリクエスト識別子を受信すること、複数のリクエスト識別子を検証するために記憶された複数のリクエスト識別子のそれぞれを受信した複数のリクエスト識別子と照合すること、1つ以上のチャレンジを生成すること、1つまたは複数のチャレンジを複数のデバイスのそれぞれに送信すること、複数のデバイスのそれぞれについて複数の固有のデバイス識別子を受信すること、複数のユーザー、パートナーおよび検証者のそれぞれのバイオメトリックデータを含む1つまたは複数のデータ記録を受信すること、サイトのそれぞれのサイト画像、ビデオおよび/またはライブビデオを含む1つまたは複数のデータ記録を受信すること、複数のサイトのそれぞれについて複数のデータ記録を受信すること、サイトデバイス、 POSシステム、ユーザデバイス、パートナーデバイス、および検証者デバイスの各々の地理的位置データを含む1または複数のデータレコードを受信すること、複数のユーザー、パートナーおよび検証者の各々の1つまたは複数のデータレコードから1つまたは複数の特徴およびバイオメトリック特徴を抽出すること、ユーザ、パートナー、および検証者の各々のバイオメトリック特徴、各サイトの特徴となるサイトの画像、ビデオ、またはライブビデオ、前記サイトデバイス、POSシステム、ユーザデバイス、パートナーデバイス、および検証者デバイス、並びに前記サイトデバイス、POSシステム、ユーザデバイス、パートナーデバイス、および検証者デバイスの各々の地理的位置データを複数の組み合わせに基づき統合すること、前記統合の 結果生成されたテンプレートを前記サーバーコンピュータシステムのデータベースに 保存すること、 次に複数のサイト、ユーザ、パートナー、および検証者を認証することでさらにこれは以下を含む、サイトデバイス、POSシステム、ユーザーデバイス、パートナーデバイス、および検証者デバイスのそれぞれから1つまたは複数のリクエスト識別子を受信すること、受信した1つまたは複数のリクエスト識別子を検証すること、1つまたは複数のチャレンジを生成すること、リアルタイムで1つまたは複数のサイトデバイス、ユーザーデバイス、パートナーデバイス、および検証者デバイスに1つまたは複数のチャレンジを送信すること、1つまたは複数の固有のデバイス識別子、 1つまたは複数のユーザー、パートナーおよび検証者のバイオメトリックデータ、1つまたは複数のデバイスのリアルタイム位置データ、そして1つまたは複数のサイトのサイトの画像、動画、および/またはライブ動画を受け取ること、前記サーバーコンピュータシステムのデータベースに保存されたモデルに従って、前記1つ以上のユーザー、パートナー、および検証者の受信した バイオメトリックデータから1つまたは複数のバイオメトリック的特徴を抽出すること、 前記サーバーコンピュータシステムのデータベースに保存されたモデルに従って1つ以上のサイトの特徴である1つ以上のサイトの画像、動画、および/またはライブ動画を抽出すること、1つ以上のバイオメトリック情報特徴、1つまたは複数のサイトの画像、ビデオ、および/またはライブ映像の特徴、1つまたは複数の固有のデバイス識別子、およびリアルタイムの地理的位置データを含む比較用のテンプレートを作成すること、複数のサイト、ユーザー、パートナー、および検証者の 登録中に作成されてサーバーコンピュータシステムのデータベースに保存された1つまたは複数の初期テンプレートを検索すること、認証中に作成された1つまたは複数のテンプレートを複数のサイト、ユーザー、パートナー、および検証者の 登録中にサーバーコンピュータシステムのデータベースに作成および保存された1つまたは複数の初期テンプレートと比較すること、さらに本方法は以下を含む、登録ユーザーから個人情報および登録ユーザーが登録ユーザーになる前に行った1つまたは複数の環境活動に関する情報からなる情報を受信すること、環境製品申告が検証者中のある検証者によって以前に検証されパートナー中のあるパートナーに関連付けられた場合、同じ環境活動の検証された環境製品申告に基づいて、登録ユーザーになる前にユーザーが完了した環境活動の各活動の環境影響を決定すること、複数のパートナーの少なくとも1つの1つ以上のデバイスから少なくとも1つの環境活動記録をリアルタイムで受信すること、複数のサイトのうちの少なくとも1つのサイトの1つ以上のデバイスから少なくとも1つのサイト活動記録をリアルタイムで受信すること、複数の検証者のうちの少なくとも1つの検証者の1つ以上のデバイスから少なくとも1つの検証活動記録をリアルタイムで受信すること、複数の中の少なくとも1つのパートナーのあるPOSシステムから少なくとも1つの環境活動記録をリアルタイムで受信すること、パートナーの1つ以上のデバイスおよび/または1つ以上の未登録の外部システムと通信することにより、複数の中の少なくとも1つのパートナーおよび/または未登録の1つ以上の外部システムによって、1つ以上のパートナー、配給業者およびユーザーの1つ以上の環境法違反を検証すること、複数のパートナーのそれぞれが提供する製品および/またはサービスの検証された環境製品申告に含まれる環境影響情報と、他のパートナーが提供する製品およびサービスの検証された環境製品申告に含まれる情報とに基づいて、複数のパートナーのそれぞれが提供する各環境活動のスコアを算出すること、各環境法違反の環境影響情報に基づいてパートナーが報告した各環境法違反のスコアを算出すること、算出されたスコアに基づいてパートナーの環境クレジットスコアを算出すること、複数の中の少なくとも1つのユーザーおよびパートナーの環境活動記録を一意のユーザー識別子と照合して、ユーザーが完了した環境活動ごとにその一意のユーザー識別子に関連付けられた複数の中の少なくとも1つのユーザーおよびパートナーの環境活動記録を特定すること、そしてユーザーによって完了した環境活動に基づいてそれぞれの環境活動記録にクレジットを付与すること、前記複数のユーザーのうちの少なくとも1人の環境活動記録の下にクレジットされた環境活動のデータに基づいて、前記複数のユーザーのうちの少なくとも1人の環境クレジットスコアを計算すること、前記ユーザーの環境クレジットスコアを分析し高い環境クレジットスコアを有する1人以上のユーザーを決定すること、前記ユーザおよびパートナーの環境クレジットスコアを公開し前記ユーザおよびパートナーに通知すること、サイトデバイスの1つ以上のコンポーネントによって収集されたサイト活動記録に関連する1つ以上のサイト、パートナー、および検証者を特定すること、各サイトデバイスについて複数のなかの少なくとも1つのパートナーの環境製品申告に関連するリアルイムのデータを示すデータを抽出すること、各サイトデバイスのセンサーリストの表示を生成すること、複数のなかの少なくとも1人のパートナーが提供する環境活動の環境製品申告に関連する収集したリアルタイムデータに基づいて1つ以上のアラームレベルを定義すること、1つ以上のサイトデバイスの1つ以上のセンサーによる収集データが、定義したアラームレベルのいずれかを満たすリアルタイムデータを含むかどうかを判断すること。
【0010】
1つ以上の実施例によって、複数のユーザおよびパートナーの環境信用スコアリングのためのあるシステムが提供される。そのシステムは、複数のサイト、ユーザ、パートナー、および検証者に関連する複数のデバイスを備え、その複数のデバイスは、サーバーコンピュータシステムと通信可能に結合される。
【0011】
サーバーコンピュータシステムは以下を行うように構成されたプロセッサを備える、
一意のユーザー識別子を割り当てることによって、複数のサイト、ユーザー、パートナー、;および検証者を登録する、
サイト、ユーザー、パートナー、および検証者の複数の組み合わせと、それらに関連するサイトデバイス、ユーザーデバイス、パートナーデバイス、および検証者デバイスそれぞれについて複数のリクエスト識別子を作成する、
複数のユーザーデバイス、パートナーデバイス、検証者デバイス、および1つ以上のサイトデバイスとPOSシステムのそれぞれから複数のリクエスト識別子を受信する、
複数のリクエスト識別子を検証するために、記憶された複数のリクエスト識別子のそれぞれを受信した複数のリクエスト識別子と照合する、
一つまたは複数のチャレンジを生成する、
一つ以上のチャレンジを複数のデバイスの各々に送信する、
複数のデバイスのそれぞれについて複数の固有のデバイス識別子を受信する、
複数のユーザー、パートナーと検証者の各々のバイオメトリックデータからなる1つ以上のデータ記録を受信する、
サイトの各々のサイト画像、ビデオ、および/またはライブビデオを含む1つ以上のデータレコードを受信する、
各サイトデバイス、 POSシステム、ユーザーデバイス、パートナーデバイス、および検証者デバイスの地理的位置データを含む1つ以上のデータ記録を受信する、
複数のサイト、ユーザー、パートナー;および検証者の各々の1つ以上のデータレコードから1つ以上の特徴およびバイオメトリック的特徴を抽出する、
前記ユーザ、パートナー、および検証者の各々のバイオメトリック的特徴、前記サイトの各々の特徴となる画像、ビデオ、またはライブビデオ、前記サイトデバイス、POSシステム、ユーザデバイス、パートナーデバイス、および検証者デバイスの各々の固有のデバイス識別子、そして前記サイトデバイス、POSシステム、ユーザデバイス、パートナーデバイス、および検証者デバイスの各々の地理的位置データを複数の組み合わせに基づき統合する、
統合の 結果生成されたテンプレートを サーバーコンピュータシステムのデータベースに 保存する、
複数のサイト、ユーザー、パートナー、および検証者を認証する、
サイトデバイス、POSシステム、ユーザーデバイス、パートナーデバイス、および検証者デバイスのそれぞれから1つ以上の要求識別子を受信する、
受信した1つまたは複数の要求識別子を検証する、
1つ以上の固有のデバイス識別子、1人以上のユーザー、パートナー、および検証者のバイオメトリックデータ、 1つ以上のデバイスのリアルタイム位置データ、そして1つ以上の サイトの 画像、ビデオ、および/またはライブビデオを受信する、
サーバーコンピュータシステムのデータベースに保存されたモデルに従って、 1人以上のユーザー、パートナー、および検証者の受信した バイオメトリックデータから1つ以上のバイオメトリック的特徴を抽出する、
サーバーコンピュータシステムのデータベースに保存されたモデルに従って、1つ以上のサイトの画像、ビデオ、および/またはライブビデオの特徴を抽出する、
上記1つ以上のバイオメトリック特徴、上記1つ以上のサイトの画像、ビデオ、および/またはライブビデオの特徴、上記1つ以上の固有のデバイス識別子、および上記リアルタイムの地理的位置データから成る比較用のテンプレートを作成する、
複数のサイト、ユーザー、パートナー、および検証者の 登録時に作成され、サーバーコンピュータシステムのデータベースに保存された1つ以上の最初のテンプレートを取得する、
上記登録ユーザーから、個人情報および登録ユーザーになる前に登録ユーザーが行った1つ以上の環境活動に関する情報からなる情報を受信する、
環境製品申告が検証者中のある検証者によって以前に検証されパートナー中のあるパートナーに関連付けられた場合、同じ環境活動の検証された環境製品申告に基づいて、登録ユーザーになる前にユーザーが完了した環境活動の各活動の環境影響を決定する、
複数のパートナーのうちの少なくとも1社の1つ以上のデバイスから少なくとも1つの環境活動記録をリアルタイムで受信する、
複数のサイトのうちの少なくとも1つのサイトの1つ以上のデバイスから少なくとも1つのサイト活動記録をリアルタイムで受信する、
複数の検証者のうちの少なくとも1人の検証者の1つ以上のデバイスから少なくとも1つの検証活動記録をリアルタイムで受信する、
複数のパートナーのうちの少なくとも1人のあるPOSシステムから少なくとも1つの環境活動記録をリアルタイムで受信する、
複数のパートナーの1つ以上のデバイスおよび/または未登録事業者の1つ以上の外部システムと通信することにより、1人以上のパートナー、配給業者、そして複数のパートナーの少なくとも1人および/または未登録業者の1つ以上の外部システムのユーザーの1つ以上の環境法違反を検証する、
複数のパートナーのそれぞれが提供する製品および/またはサービスの検証済み環境製品申告に含まれる環境影響情報と、他のパートナーが提供する製品およびサービスの検証済み環境製品申告に含まれる情報とに基づいて、複数のパートナーのそれぞれが提供する各環境活動のスコアを算出する、
算出したスコアに基づいてパートナーの環境信用スコアを算出する、
複数のユーザーおよびパートナーのうちの少なくとも1つの環境活動記録を一意のユーザー識別子と対応付けて、ユーザーが完了した環境活動のそれぞれについて一意のユーザー識別子に関連付けられた複数のユーザーおよびパートナーのうちの少なくとも1人の環境活動記録を特定する、そして
ユーザーが完了した環境活動に基づいてそれぞれの環境活動記録にクレジットを付与する、
複数のユーザーのうちの少なくとも一人の環境活動記録の下にクレジットされた環境活動のデータに基づいて、前記複数のユーザーのうちの少なくとも一人の環境クレジットスコアを計算する、
上記ユーザーの環境クレジットスコアを分析し高い環境クレジットスコアを有する一人以上のユーザーを決定する、
ユーザおよびパートナーの環境クレジットスコアを公開しユーザ;およびパートナーに通知する、
サイトデバイスの1つ以上のコンポーネントによって収集されたサイト活動記録に関連する1つ以上のサイト、パートナー、;および検証者を特定する、
各サイトデバイスについて複数のパートナーの少なくとも1人の環境製品申告に関連するリアルタイムデータを示すデータを抽出する、
各サイトデバイスのセンサーリストの表示を生成する、
複数のパートナーのうちの少なくとも1人が提供する環境活動の環境製品申告に関連した収集したリアルタイムデータに基づいて1つ以上のアラームレベルを定義する、そして
1つ以上のサイトデバイスの1つ以上のセンサーによる収集データが定義したアラームレベルのいずれかを満たすリアルタイムデータを含むかどうかを決定する。
【0012】
本発明の様々な実施例は、以下の詳細な説明および添付図面において提供される。本発明を逸脱することなく、本発明のいくつかの詳細は、様々な点で変更が可能であり、本発明は様々な実施例が可能である。したがって、本発明の説明および添付図面は、例示としてのみ提供され、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲を制限または定義するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0013】
本発明の非限定的かつ非網羅的な実施例は、以下の図面を参照して説明される。図面では、特に指定がない限り、様々な図を通して同じ参照数字は同じ部品を示している。
【0014】
本発明のより良い理解のために、添付の図面と関連して読まれるべき以下の詳細な説明を参照されたい。
【0015】
図1は、1つ以上の実施例に係る環境クレジットスコアリングのためのシステム全体の一例を示すブロック図である。
【0016】
図2A、および図2B、および図2Cは、1つまたは複数の実施例に従った環境クレジットスコアリングの方法を示す簡略化したフローチャートである。
【0017】
図3は、ある実施例に従った例示的なサーバーコンピュータシステムのシステム要素を示すブロック図である。
【0018】
図4は、図1の1つ以上のデバイスの例示的なコンポーネントの図である。
【0019】
本明細書で使用される見出しは、特許請求の範囲または明細書の範囲を限定するために使用されることを意味するものではない。本書で使用されている見出しは、明細書の構成上の目的のためにのみ使用されている。理解を容易にするために、可能な限り、複数の図で共通する要素には同じような参照数字を使用している。
【発明の詳細な説明】
【0020】
現在開示されている主題は、特に法令上の要件を満たすように記述されている。 ただし、この記載自体は、本特許の範囲を限定するものではない。 さらに、本明細書において、「ステップ」という用語は、採用される方法の異なる様相を意味するために使用されることがあるが、この用語は、個々のステップの順序が明示的に記載されている場合を除き、本明細書に開示される様々なステップ間またはステップ間の特定の順序を意味すると解釈されるべきではない。
【0021】
本明細書全体を通して「一実施例」または「ある実施例」への参照は、その実施例に関連して説明される特定の特徴、構造、または特性が、開示される主題の少なくとも1つの実施例に含まれることを意味する。 したがって、本明細書中の各所における「一実施例において」または「ある実施例において」という表現の出現は、必ずしも同じ実施例を指すものではない。
【0022】
本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される場合、単数形の「a」、「an」および「the」は、内容が明確に指示する場合を除き、単数の参照語だけでなく複数形を含むか、さもなければ参照する。 本明細書および添付の特許請求の範囲において、「または」という用語は、内容が明らかに異なることを指示している場合を除き、一般に「および/または」を含むものとして使用される。
【0023】
本発明は、一般に、サイト、ユーザー、パートナー、配給業者ー、検証者、および広告サービスプロバイダーの検証された活動に基づいて環境信用スコアリングを行う方法およびシステムを含む方法とシステムに関する。
【0024】
ブロックチェーンは、改ざんや修正に対して強固なブロックと呼ばれるデータ記録の継続的な増加を維持する分散型公開台帳で、このブロックは互いに連結してチェーンを形成し得る。ブロックチェーンネットワークは、1つまたは複数のコンピューティングデバイスで構成され得る。ブロックチェーンネットワークは、ブロックチェーンネットワーク内のブロックの一部として、取引の記録を処理し、保持するように構成され得る。取引が完了するとあるブロックがブロックチェーンネットワークに追加され、取引の記録が更新されることになる。ブロックチェーン取引は、時系列で作成および保存されてもよいし、ブロックチェーンネットワークによる使用に適した他の順序で作成および保存されてもよい。いくつかの構成では、ブロックチェーンに記録された取引は、通貨量および宛先アドレスなどの情報を含むことができる。これらの情報断片は特定の住所に帰属する通貨量を記録する。場合によって、ブロックチェーンの取引は、タイムスタンプ、送信元アドレスなどの追加的または他の情報を含むことがある。ブロックチェーンは、安全な取引台帳データベースを含むことができ、そこでの取引は、金融的なものとそうでないものがあり得る。安全な取引台帳データベースは、コンピューティングデバイスの確立された分散型ネットワークに参加する当事者によって共有され得る。いくつかの実施例では、ブロックチェーンは、ネットワークで発生する取引の形態(例えば、情報の転送または交換)としていかなるタイプのデータでも記録することがあり、データベースを共有する参加当事者またはオペレータによってさえも改ざんおよび改訂に対して堅固に守られており、レコードの継続的に増加するリストを維持する分散データベースに任意のタイプのデータを記録し、それによって、信頼できおよび/または中央集権的な第三者の必要性を低減または排除することができる。ブロックチェーン取引は、プルーフ・オブ・ワーク、プルーフ・オブ・ステーク、および/または他の任意の適切なコンセンサスメカニズムなどの検証技術(コンセンサスメカニズム)を通じてブロックチェーンネットワークによって確認および検証され得る。
【0025】
本明細書では、「環境活動」という用語は、環境保護を主目的とする活動、製品、サービス、支出、および/または取引を指すことがある。また、環境活動とは、リサイクル、環境に配慮した製品・サービスの購入、再生可能エネルギーや電気自動車など環境に配慮した製品・サービスの利用など、環境保全を目的としたすべての活動を指す。また、環境活動分類および環境保全活動分類(CEPA)において分類されるすべての活動を指す。また、「環境活動」という用語は、(a)環境保全活動・支出、(b)資源管理活動・支出、(c)資源利用活動・支出からなる環境活動分類に分類されるすべての活動を指す。
【0026】
本書では、「モジュール」という用語は、1つ以上の処理を実行するようにプログラムされ、受け取った入力を用いて出力を提供するハードウェアまたはソフトウェアのことである。本開示に基づき、異なるモジュールによって実行される処理、出力、入力は、当業者にとって明らかである。
【0027】
本明細書で使用する場合、「バイオメトリクス」および「バイオメトリック情報」という用語は、ユーザ102のあるユーザ、パートナー104のあるパートナー、配給業者106のある配給業者、検証者108のある検証者、および/または広告サービス提供者126の 広告サービス提供者の顔の特徴、声の特徴、指紋の特徴、目の特徴等の測定可能なバイオメトリック特性を意味する。バイオメトリック情報は、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および広告サービス提供者126のバイオメトリック特性をスキャンまたは読み取る1つ以上のバイオメトリックセンサーから得られる。
【0028】
本書では、「暗号通貨」という用語は、通貨単位の生成と資金移動の検証が暗号化技術によって規制され得るデジタル通貨を指している。
【0029】
図1は1つ以上の実施例によるシステム全体を示す概略ブロック図であり、そのシステムは複数のユーザ102、パートナー104 、配給業者106 、検証者108、サイト128 、および広告サービスプロバイダ126の活動に基づく環境信用スコアリングのためのものである。図1は、環境信用スコアリングのためのシステム100 を図式的に示す。
【0030】
システム 100 は、サーバーコンピューターシステム124を含み、それは複数のユーザー102,パートナー104,配給業者106,検証者108,サイト128,および/または広告サービス業者126と、ユーザーデバイス110 、パートナーデバイス112 、配給業者デバイス114 、検証者デバイス116 、サイトデバイス129、および/または広告サービス業者デバイス127をそれぞれ通じてネットワーク120を介して通信し得る。サーバーコンピュータシステム124はまた、ネットワーク120を介してPOSシステム118およびコンピューティングノード122と通信することができる。
【0031】
ユーザデバイス110、パートナーデバイス112 、配給業者デバイス114 、検証者デバイス116 、サイトデバイス129、および/または広告サービス業者デバイス127は、ネットワーク120を介してサーバーコンピュータシステム124に通信可能に接続され得る。
【0032】
ユーザ 102 の中のあるユーザは個人であってもよい。パートナー104 からのあるパートナーは、企業、非営利組織、政府機関、および/またはその他の任意の組織であり得る。配給業者106 中のある配給業者は、企業、非営利団体、政府機関、および/または製品メーカー、中間代理店、またはサービスおよび/または製品を流通させる任意の組織を含むがこれらに限定されない任意の他の組織であり得る。
【0033】
システム 100では、パートナー104のあるパートナーが、製品および/またはサービスを含む1つ以上の環境活動をユーザ102に提供することができる(例えば、環境に優しい製品および/またはサービス)。配給業者 106 は、パートナー104のあるパートナーによって提供される製品および/またはサービスを含む1つ以上の環境活動を1つ以上のパートナー104に配布することができる。ユーザ102のあるユーザは、パートナー104のあるパートナーによって提供される1つ以上の環境活動を完了または実行することができる(例えば、環境に優しい製品および/またはサービスを購入する、再生可能エネルギーを使用する、再生可能エネルギーを使用する電気自動車を使用する )。パートナー 104 のあるパートナーは、1人以上のユーザ102によって実行された(例えば、購入、使用、完了した)環境活動に関するデータをサーバーコンピュータシステム124に送信することができる。パートナー104のパートナーは、ユーザー、パートナー、および配給業者の環境法違反および/または他の情報をサーバーコンピュータシステム124に報告する組織(例えば、政府機関)であってもよい。広告サービス業者126中のある広告サービス業者は、ユーザ102、パートナー104 、配給業者106 、検証者108 、および/または未登録の第三者組織(例えば、個人、大学、会社、組織、政府機関など)に広告サービスを提供することがある。
【0034】
ネットワーク 120 は、1つ以上の無線および/または有線ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク 120 は、デバイス間でデータを通信することができる任意のネットワークを含むことができ、それらには、パブリック・ランド・モバイル・ネットワーク(PLMN)、プライベート・ネットワーク、インターネット、アドホック・ネットワーク、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、クラウドコンピューティングネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、セルラーネットワーク、イントラネット、電話ネットワーク、光ファイバーベースのネットワークなど、および/またはこれらの組合せまたは他のタイプのネットワークがあり得る。いくつかの実施例では、ネットワーク 120は、ブルートゥース無線、ブルートゥース低エネルギー、および/または近距離通信(「NFC」)ネットワークのうちの1つであり得る短距離無線ネットワークを含む。
【0035】
本明細書で使用される「サイト」という用語は、データが1つ以上のサイトデバイス 129によって収集され得る空間位置を指すことができる。サイトデバイス129中からのあるサイトデバイスは、本明細書で説明される1つ以上のサイトデバイス129の機能を実行するためのソフトウェアとハードウェアの組み合わせであってもよい。非限定的な例として、パートナー104のPOSシステム118は、図4に示されるもの(例えば、通信インフラストラクチャ410 、メモリ404 、入力コンポーネント414 、出力コンポーネント412 、記憶コンポーネント402 、通信インターフェース408 )とは異なる構成要素、異なるように構成された構成要素、より少ない構成要素、追加の構成要素、とを有するデバイス400であってもよく、そこではプロセッサ406は、ここで説明するPOSシステム118の1つ以上の機能を実行するようにソフトウェアによって設定され得る。
【0036】
さまざまな実施例によれば、サイトデバイス 129 中のあるサイトデバイスは以下を行うように形成され得る。( a )サイトデバイス129の入力コンポーネント414の1つ以上のセンサおよび/またはデバイスを使用してさまざまなデータを収集し、そのデータをサーバーコンピュータシステム124に送信する、そのデータは以下を含む、すなわち地理的位置データ(例えば、GPS/AGPS座標)、識別データ(例えば、サイト画像、ビデオおよび/またはライブビデオ情報、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、ブロックチェーン識別子、サイト128のサイトの公開鍵)、パートナー104中のあるパートナー、および/または1つ以上の検証者108、ライフサイクルインベントリデータ(例えば、オンサイト運用データ、オンサイト材料消費データ、オンサイト排出データ、オンサイトエネルギー消費)パートナー104のパートナーの1つ以上の製品またはサービスのデータ、およびオンサイト廃棄物データ)、および/または1つ以上のサイトデバイス129によって収集され得る他のデータ。 ( b )1人以上のパートナーおよび/または検証者の識別カード、QRコード、および/またはデバイスの情報を読み取る。それにはサイトデバイス129の入力要素414の1つ以上のデバイス、たとえば撮像デバイス、バーコードスキャナ、RFIDおよび電子タグ読み取り機、そして/またはサイトデバイス129によって読み取られるその他のデバイスなどを用いる。 ( c )サーバーコンピュータシステム124と通信して、1つ以上のサイト128 、パートナー104 、および/または検証者108を認証する。 ( d )以下のようなグループの間で共有され得る分散元帳を更新および検証するための処理能力を提供する (例えば、ブロックチェーンが利用される実施例におけるように)、すなわち、サイトデバイス129 、POSシステム118 、コンピューティングノード122 、サイトデバイス129、ユーザデバイス110 、パートナーデバイス112 、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127。および/または( e )本明細書に記載のサイトデバイス129の機能を実行し得る。
【0037】
本明細書で使用される用語「POSシステム」(POSシステム)は、本明細書で説明されるPOSシステム118 の機能を実行するように構成されたコンピューティングシステムまたはコンピューティングデバイスを指す。POSシステム118中のあるPOSシステムは、物理的デバイス(例えば、リバース自動販売機、タブレット・コンピュータ、デスクトップ・コンピュータ、キオスク、スマートフォン、電気自動車充電ステーションなど)であってもよい。POSシステム118は、本明細書で説明するPOSシステム118の機能を実行するためのソフトウェアとハードウェアの組み合わせであり得る。
【0038】
ブロックチェーンを利用できる実施例では、POSシステム118、サイト デバイス129、ユーザ デバイス110 、パートナー デバイス112 、配給業者 デバイス114 、および/または検証者デバイス116は、その分散元帳を更新および検証するための処理能力を提供することができ、その分散元帳は、POSシステム118、サイトデバイス129、コンピューティングノード122 、ユーザデバイス110 、パートナーデバイス112 、配給業者デバイス114 、および/または検証者デバイス116のグループの間で共有される。分散元帳は、サーバーコンピュータシステム124、コンピューティングノード122 、POSシステム118、サイトデバイス129、ユーザデバイス110 、パートナーデバイス112 、配給業者デバイス114 、および/または検証者のデバイス116の間で行われたトランザクションに基づいて、集合的に更新および検証することができる。
【0039】
POSシステム118は、ユーザ102から収集された環境活動のタイプに基づいて、さまざまな形態をとることができる。POSシステム118は、リバース自動販売機、ウェブサイト、モバイルアプリケーションなどであってもよい。非限定的な例として、パートナー104のPOSシステム118は、プロセッサ406と、図4に示されるもの(例えば、通信インフラストラクチャ410 、メモリ404 、入力コンポーネント414 、出力コンポーネント412 、記憶コンポーネント402 、通信インターフェース408 )と異なるように構成された構成要素、より少ない構成要素、追加の構成要素、を有するデバイス400であってもよく、そこではプロセッサ406は、ここで説明するPOSシステム118の1つ以上の機能を実行するようにソフトウェアによって設定され得る。非限定的な例として、POSシステム118は、プロセッサ406と、図4に示されるもの(例えば、通信インフラストラクチャ410、メモリ404 、入力コンポーネント414 、出力コンポーネント412 、記憶コンポーネント402 、通信インターフェース408 )と異なるように配置された構成要素、より少ない構成要素、追加の構成要素を有するリバース自動販売機であってもよく、プロセッサ406は、ここで説明するPOSシステム118の1つ以上の機能を実行するようにソフトウェアによって設定され得る。非限定的な例として、パートナー104のPOSシステム118は、サーバー コンピュータ システム124によってホストされまたは関連付けられるウェブサイトまたはモバイルの アプリケーションであり得て、そのサーバー コンピュータ システム124は1つのプロセッサー406および図4に示されたもの(例えば、通信インフラストラクチャ410、メモリ404、入力コンポーネント414 、出力コンポーネント412 、記憶コンポーネント402など) と異なる構成の要素、少ない要素、追加の要素を持ち、そこでのプロセッサ406は、ここで記述されるPOSシステム118の1つ以上の機能を実行するためのソフトウェアによって設定され得る。非限定的な例として、パートナー104のPOSシステム118は、公共の場を含む事実上いかなる場所にも設置され得て、プロセッサ406そして図4に示されるもの(すなわち、通信インフラストラクチャ410 、メモリ404 、入力コンポーネント414 、出力コンポーネント412 、記憶コンポーネント402 、通信インターフェース408 )とは異なるように構成された構成要素、より少ない構成要素、追加の構成要素を有するデバイスであってもよく、そこではプロセッサ406は、ここで説明するPOSシステム118の1つ以上の機能を実行するようにソフトウェアによって設定され得る。非限定的な例として、パートナー104のポイント・オブ・サービス・システム118は、携帯できるデバイスであり得て、プロセッサ406そして図4に示されるもの(すなわち、通信インフラストラクチャ410 、メモリ404 、入力コンポーネント414 、出力コンポーネント412 、記憶コンポーネント402 、通信インターフェース408 )とは異なる構成要素、より少ない構成要素、追加の構成要素を有するデバイスであってもよく、そこではプロセッサ406は、ここで説明するPOSシステム118の1つ以上の機能を実行するようにソフトウェアによって設定される。非限定的な例として、パートナー 104 のPOSシステム118は、パートナー中のあるパートナー104が使用するPOSであり得て、ユーザー102によって実施された(例えば、購入、使用、完了)環境活動(例えば、パートナーによって提供される環境に優しい製品および/またはサービスの購入)を確認するのに用いられる。POSシステム 118 のハードウェアは、本明細書で説明するPOSシステム118の1つ以上の機能を実行するようにソフトウェアによって設定されたプロセッサ406を有する任意のポイントオブセール(POS)ハードウェアを含み得る。非限定的な例として、POSシステム 118 のハードウェアは、富士通、インジェニコ、データロジック、ハネウェル・スキャニング・アンド・モビリティ、バイテル、キーコープ、ファスト・データ、ワイヤーカード、ATOS ワールドライン、イクィノックス、テクノロジー・スパイヤー・ペイメンツ、トーストPOS、およびスクエヤーを含むがこれらに限定されない企業によって製造および/または販売されるPOSハードウェアを含み得て。ここで記述するPOSシステム118の1つ以上の機能を実行するようにソフトウェアによって設定されたプロセッサ406を持っている。いくつかの実施例では、環境活動が確認される場所にPOSシステム 118 を配置することができる。
【0040】
一部の実施例では、パートナー104中のあるパートナー(例えば、運送会社)のPOSシステム118が、パートナーの1つ以上の車両(例えば、電気自動車)に設置され得る。運送会社には、レンタカー会社、ウーバーや Lyft などの配車会社、その他の配車および輸送ネットワーク会社のプラットフォームが含まれるが、これらに限定されない。
【0041】
さまざまな実施例によれば、POSシステム118は以下を行うように設定され得る、
(a)1つ以上のセンサおよび/またはデバイス(例えば、バーコードスキャナ、RFID、電子タグリーダー、バイオメトリックデバイス)によって、1人以上のユーザ102からの本人確認データ(例えば、アカウント識別子、バイオメトリック情報、信用情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、ブロックチェーン識別子、公開鍵)のようなさまざまなデータを収集する、
(b)サーバーコンピュータシステム124にデータを送信する。そのデータは以下を含み得る、パートナー104中のあるパートナー(例えば、運送会社、電気自動車充電ステーション、再生可能エネルギー供給者および/またはそのたぐいのもの)によって提供される環境活動(例えば、製品および/またはサービス)に関する情報を含むがこれらに限定されない、および1人以上のユーザー102によって実行 (購入、使用、または完了) され、提供されるサービスまたは製品に関する情報 (例えば、再生可能エネルギーの使用 (サービス単位) )、ピックアップポイント、距離、および/またはドロップオフポイント)、ユーザーおよび/またはパートナーの識別データ(例えばアカウント識別子、バイオメトリック認証情報、資格情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、ブロックチェーン識別子、公開鍵)、1人以上のユーザ102によって実行される製品および/またはサービスの環境製品申告に関する情報(例えば、環境製品申告識別データ)、地理的位置データまたは地理的POSシステム118の位置データ(例えば、GPS/AGPS座標)、および/または支払い情報。
(c)POSシステム118 、コンピューティング ノード122 、サイト デバイス129、ユーザー デバイス110 、パートナー デバイス112 、配給業者デバイス114および/または検証者デバイス116の間の分散型台帳を更新および検証するための処理能力を提供する、
(d)POSシステム118がネットワーク120に再接続すると、POSシステム118がそれらのトランザクションを伝播できるオフライン・トランザクションを有効にする、
(e) 1つ以上のデバイス(例えば、ユーザデバイス110 、パートナーデバイス112 )からQRコードをスキャンする。ここで、QRコードは、環境活動に関連する識別情報(例えば、製品またはサービスの識別番号、環境製品申告登録番号)であり得る。 (例: 製品および/またはサービス) および/または QR コード形式のユーザーおよび/またはパートナーの関連する識別データ (例えば、アカウント識別子、バイオメトリック認証データ、ブロックチェーン識別子、公開鍵)である、
( f )パートナー104によって提供される製品および/またはサービス(例えば、電気自動車充電ステーションからの再生可能電力、再生可能エネルギー提供者からの再生可能電力、および/または同様なもの)を1人以上のユーザ102に提供するが、そこではコンピュータシステム124は、製品および/またはサービスを1人以上のユーザに提供する前に、1人以上のユーザ102を認証することができる、
( g )サーバーコンピュータシステム124と通信することにより、1人以上のユーザ102 、パートナー104 、および配給業者106の環境活動の記録にアクセスする、
( h )1人以上のユーザ102の環境活動を確認し、レポートを印刷する、および/または
(i)本明細書に記載のPOSシステム118の機能を実行する。
【0042】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のアルゴリズムを使用して、サーバーコンピュータシステム124 、POSシステム118 、コンピューティングノード122 、サイトデバイス129、ユーザデバイス110 、パートナーデバイス112 、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127の間の距離を決定することができる。例えば、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のアルゴリズムを使用して、1つ以上のユーザーデバイス110およびPOSシステム118の地球的位置データまたは地理的位置データ(たとえば、GPS/AGPS座標)に基づいて、1人以上のユーザー102の1つ以上の環境活動(例えば輸送サービス)に関連する2点間の距離を決定することができる。
【0043】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータ システム124は、1人以上のユーザー102そして/またはパートナー104中のあるパートナー(例えばあるパートナーのある従業員)を、取引データ(例えばオフライン取引データ)をサーバーコンピュータシステム124のストレージコンポーネント402および/またはメモリ404に記憶する前に認証するが、その際、認証は、一要素、二要素、三要素、または四要素の認証方法に従って実行され得る。
【0044】
パートナー104のパートナー(例えば運送会社)のPOSシステム118がパートナーの1つ以上の車両(例えば電気自動車)に設置され得る実施例では、ユーザー102がパートナー104中のあるパートナー(例えば、運送会社)によって提供される環境活動(例えば、運送サービス)を、1つ以上のユーザーデバイス110およびPOSシステム118の地球位置データまたは地理的データ(例えばGPS/AGPS座標)に基づいて実行する間、サーバーコンピュータシステム124は1つ以上のアルゴリズム、機械学習および/または深層学習により訓練されたニューラルネットワークを使用して、そのユーザーとPOSシステム118の両方の地理的位置を検証するが、その際、もし1つ以上のユーザーデバイス110がPOSシステム118の位置または所定の距離内に位置していない場合、サーバーコンピュータシステム124は、その1人以上のユーザ102のアカウントに環境活動、クレジット、ポイント、通貨、暗号通貨、および/または何らかの報酬を付与することはしないことがある。
【0045】
POSシステム118がネットワーク120に接続され得る実施例では、データは、POSシステム118からサーバーコンピュータシステム124にリアルタイムで送信され得る。POSシステム118がネットワーク120に接続されない可能性がある実施例では、POSシステム118は、オフライン取引を可能にするように構成され、POSシステム118が一旦ネットワーク120に再接続されると、それらの取引を伝播することができる。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム 124、POSシステム118 、コンピューティングノード122 、サイトデバイス129、ユーザデバイス110 、パートナーデバイス112 、配給業者デバイス114 、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127は、ネットワーク120を介して通信することができ、オフライントランザクションを可能にし、一旦ネットワークに再接続するとトランザクションを伝播するように構成することができ、その際ネットワーク120はワイヤレスメッシュネットワーク(WMN)を含むことができる。
【0046】
ユーザー 102、パートナー104 、配給業者ー106 、検証者108、サイト128 、および広告サービスプロバイダー126は、それぞれユーザーデバイス110 、パートナーデバイス112 、配給業者ーデバイス114、検証者デバイス116 、サイトデバイス129 、および広告サービスプロバイダデバイス127を用いてサーバーコンピューターシステム124と通信できる。デバイス 400 は、ユーザデバイス110 、パートナーデバイス112 、配給業者デバイス114 、および検証者デバイス116 、サーバーコンピュータシステム124 、サイトデバイス129、コンピューティングノード122 、および/またはPOSシステム118からのあるデバイスに対応し得る。いくつかの実施例では、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112 、配給業者デバイス114 、および検証者デバイス116 、サーバーコンピュータシステム124 、コンピューティングノード122 、サイトデバイス129、および/またはPOSシステム118からのデバイスは、1つ以上のデバイス400そして/またはデバイス400の1つ以上のコンポーネント(例えば、通信インフラストラクチャ410 、メモリ404 、入力コンポーネント414 、出力コンポーネント412 、記憶コンポーネント402、通信インターフェース408 )を含み得る。
【0047】
ユーザデバイス 110、パートナーデバイス112 、配給業者デバイス114 、検証者デバイス116 、サーバーコンピュータシステム124 、コンピューティングノード122 、サイトデバイス129、および/またはPOSシステム118からのあるデバイスは、コンピューティングおよび/または通信デバイス(例えば、携帯電話、ワークステーション、携帯電話、パーソナルコンピュータ、ゲームデバイス、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、スマートウォッチ、サーバーコンピュータ、またはサーバーコンピュータシステム124と通信できる任意の他のタイプのコンピューティングデバイス)であり得る。パートナー 104 は、POSシステム118を使用してサーバーコンピュータシステム124と通信することができる。
【0048】
ユーザ102、パートナー104 、配給業者106 、検証者108および/または広告サービスプロバイダ126は、ユーザデバイス110 、パートナーデバイス112 、配布者デバイス114 、検証者デバイス116 、および広告サービスプロバイダデバイス127を使用するユーザインターフェースを介してサーバーコンピュータシステム124と通信することができる。 .いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム 124 は、配給業者106 、パートナー104 、ユーザ102 、検証者108 、および広告サービスプロバイダ126が、ネットワーク120 (例えば、インターネット)を介してアクセス可能な1つ以上のウェブサイトをホストするウェブサーバを含むことがある。 .
【0049】
サーバーコンピュータシステム124は、プロセッサ406および図4に示すもの(例えば、通信インフラストラクチャ410、メモリ404、入力コンポーネント414、出力コンポーネント412、記憶コンポーネント402 、通信インターフェース408 )よりも異なる構成の構成要素、追加の構成要素、異なる構成要素、少ない構成要素を有するデバイス400に対応することがあり、ここで、コンピュータプログラムまたは複数のコンピュータプログラムは、メモリ404および/または記憶コンポーネント402に記憶されることがあり。 本明細書で説明するサーバーコンピュータシステム124の機能を実行するための実行可能な命令を有し得る。
【0050】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム 124 は、本明細書で使用されるデータの記憶のためにブロックチェーンを使用するように構成され得る。ブロックチェーンは、複数のコンピューティングノード122、複数のサイトデバイス129 、複数の広告サービスプロバイダデバイス127 、複数のPOSシステム118 、複数のユーザデバイス110 、複数のパートナーデバイス112 、複数の配給業者デバイス114 、および/または複数の検証者デバイス116によって操作され得て、1つのブロックチェーンネットワークを構成する。いくつかの実施例では、コンピューティングノード122 は、ユーザ102、パートナー104 、配布者106 、および/または検証者108に関連するシステムを含むことがある。ブロックチェーンは、複数のブロックで構成され、ブロックチェーン内の各ブロックは、1つ以上のデータ値とブロック ヘッダーを含むことができる。ブロックチェーンのブロックは、改ざんや改訂から保護されている。ブロックチェーンの各ブロックのブロックヘッダーは、少なくともブロック参照値、タイムスタンプ、およびデータ参照値を含むことができる。ブロック参照値は、ブロックチェーンに追加された前のブロックへの参照であり、データ参照値は、それぞれのブロックに含まれる1つまたは複数のデータ値への参照である。 例示的な実施例では、1つ以上のハッシュアルゴリズム(たとえば、暗号ハッシュアルゴリズム、暗号ハッシュ関数)をブロック参照値およびデータ参照値に適用する。ブロック参照値とデータ参照値に 1 つ以上のハッシュ アルゴリズムを適用すると、対応するデータが変更された場合に参照値を再生成する必要があるように、ハッシュ値が生成され得る。これにより、ブロックチェーン内の残りのブロックを介した変更の伝播が必要になるため、ブロックチェーンが不変になり得る。 ブロックチェーンネットワークの各ノードは、ブロックチェーンのコピー全体のコピーまたはその一部を保存できる。 そのため、ブロックチェーンに新しいブロックを追加する前に、ブロックチェーン ネットワーク内のすべてのノードでブロックチェーンに変更を加える必要があるため、ブロックチェーンの改ざんはほぼ不可能であり得る。そのため、ブロックチェーンのブロックは改ざんや改訂から保護され得る。
【0051】
ブロックチェーンの各ブロックに含まれるデータ値は、サーバーコンピュータシステム124、複数のコンピューティングノード122 、複数のユーザーデバイス110 、複数のパートナーデバイス112 、複数の配給業者ーデバイス114による使用のために保存されたデータを含み、複数の検証者デバイス116、複数のサイトデバイス129 、複数の広告サービスプロバイダデバイス127、および/または他のエンティティまたはシステムで使用されるよう保存されるデータを含み得る。例えば、ある場合に、ブロックチェーンを使用して、活動データ(例えば、ユーザー102のユーザーによって実行される環境活動、パートナー104中のあるパートナーによって報告または確認された環境活動、配給業者106中のある配給業者によって配布される環境活動、検証者108中のある検証者によって実行される検証アクティビティ、広告サービス プロバイダ126中のある広告サービス プロバイダによって実行される広告アクティビティ、サイト デバイス129中のあるサイト デバイスによって報告されるサイト アクティビティ)を保存することができ、各活動には、情報の転送または交換が含まれる。そのような場合、各データ値は、1人以上のユーザ102、パートナー104 、配布者106 、検証者108、サイト128、および/または広告サービスプロバイダ126の識別データ(例えば、アカウント識別子、バイオメトリックデータ、ブロックチェーン識別子、公開鍵、画像、ビデオ、および/または識別目的のライブビデオを含む画像処理デバイスによって取得されたデータなど)、および活動のためにそれらに関連付けられた活動データで、サーバーコンピュータシステム124 、複数のユーザ102 、複数のパートナー104 、複数の配布者106 、複数の検証者108 、複数のサイト128 、複数の広告サービスプロバイダ126 、および/または他のエンティティまたはシステムの間での送信または交換を含む活動に関連した活動データを含むがそれらに限定されない。それらにおいて、ユーザー102 、パートナー104 、配給業者106 、検証者108 、サイト128 、および/または広告サービス提供者126のすべての活動のための単一のブロックチェーン、またはユーザ102 、パートナー104 、配給業者106 、検証者108 、サイト128 、および/または広告サービス提供者126のそれぞれのアカウントのための分離したブロックチェーンがあり得る。
【0052】
あるブロックチェーンが 許可されたブロックチェーン(アクセス制御された)である実施例では、サーバーコンピュータシステム124のプロセッサ406、複数のコンピューティングノード122 、複数のユーザデバイス110 、複数のパートナーデバイス112 、複数の配給業者デバイス114 、複数の検証者デバイス116、複数のサイトデバイス129 、および/または複数の広告サービスプロバイダデバイス127は、ストレージ要素402および/またはメモリ404で信頼できる実行環境(プロセッサの安全な領域)に保存されたコンピュータ可読命令(ソフトウェア命令)の1つ以上のセットを実行するように設定され得る。
【0053】
ブロックチェーンが利用される実施例では、ブロックチェーンは、許可されたブロックチェーン、パブリックブロックチェーン、またはプライベートブロックチェーンであり得る。ブロックチェーンが許可されたブロックチェーンである実施例では、ブロックチェーンは 、ブロックチェーンへのアクセスを許可された参加者のみがアクセスでき、アクセスが制御される (たとえば、トランザクションの検証または有効化、ブロックチェーン ネットワーク上のデータの表示には許可が必要な場合がある)。
【0054】
ある場合には、ブロックチェーンを使用して、1人以上のパートナー104の 1つ以上の製品および/またはサービスの 1つ以上の環境製品申告の検証活動に関連する検証者108の活動データを保存することができる。そのような場合、ブロックチェーンの各ブロックに含まれる各データ値には、 それに限定されないが以下を含む、 1人以上の検証者108および/またはパートナー104の識別データ (たとえば、アカウント識別子、バイオメトリック認証データ、ブロックチェーン識別子、公開鍵、識別目的のために獲得された画像、ビデオ、および/またはライブ ビデオを含むイメージング デバイスによって取得されたデータ) 、ある検証者108によって検証された 1つ以上の環境製品申告について、それに関連付けられた活動データ、なおそこでは環境製品申告が更新、追加、および/または検証されると新しいブロックが追加され得る。さらにそこでは、すべての検証者によって検証されたすべての環境製品申告に対して単一のブロックチェインもあり、各検証者によって検証された環境製品申告に対して分離されたブロックチェーンもあり、または各検証者アカウントおよび/またはパートナー アカウントに関連付けられた環境製品申告に対して分離されたブロックチェーンもあり得る。
【0055】
ある場合には、ブロックチェーンを使用して、ユーザー102、パートナー104、および/または配給業者106の環境信用スコアを保存することができ、ブロックチェーンの各ブロックに含まれる各データ値は、ユーザ102、パートナー104、および/または配布者106の識別データ(たとえば、アカウント識別子、バイオメトリックデータ、ブロックチェーン識別子、公開鍵、識別目的の画像、ビデオ、および/またはライブビデオを含むイメージングデバイスによって取得されたデータ)、および関連する環境クレジットスコアを含み得る。その場合、環境クレジットスコアが更新されると、新しいブロックが追加され得る。またその場合、すべてのパートナー104によって確認および/または報告されたすべての環境活動のための単一のブロックチェーンが存在する場合もあり 、各パートナー104によって確認および/または報告された環境活動のための別個のブロックチェーンが存在する場合もあり、または、各ユーザー アカウント、パートナー アカウント、配給業者 アカウントに関連付けられた環境活動のためのブロックチェーンが存在する場合もある。ブロックチェーンの使用は、環境活動データおよび/または環境クレジットスコアが、ユーザーデバイス 110、パートナーデバイス112 、配給業者デバイス114 、検証者ーデバイス116 、サイトデバイス129 、広告サービスプロバイダーデバイス127、POSシステム118 、およびコンピューティングノード122として、改ざんされたり、誤って伝えられたりしないことを保証することができる。 図1に示されるような環境クレジットスコアリングシステム100内のコンピューティングノード122は、ブロックチェーン内の各ブロックを検証し、環境活動データおよび環境クレジットスコアを見ることができる場合がある。
【0056】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124 は、ブロックチェーンネットワーク内のノードであり、他のノードによって検証され、ブロックチェーンに追加される新しいブロックを生成するように設定され得て(例えば、更新された環境クレジットスコア、サイトデバイス129から受信された新しいデータ、1つ以上のパートナー104のPOSステム118またはユーザー102、パートナー104,配給業者106,そして/または検証者108と関連した他のシステムから受け取った新しいデータ、パートナー デバイス、配給業者デバイス、および広告サービス プロバイダー デバイス127から受信した新しいデータ)、それは他のノードによって有効化されそのブロックチェインに追加される。一部の実施例では、POSシステム118 は、ブロックチェーンネットワーク内のノードであってもよく、他のノードによって検証されてブロックチェーンに追加される新しいブロックを生成するように構成されてもよい。他の実施例では、サーバーコンピュータシステム124、サイトデバイス129 、POSシステム118 、ユーザーデバイス110 、パートナーデバイス112 、配給業者デバイス114 、検証者デバイス116 、広告サービスプロバイダデバイス127 、および/または他のエンティティまたはシステムが、ブロックチェーンに保存されるべきデータをブロックチェーンネットワーク内のノードに送信して追加する。
【0057】
図4は、デバイス 400の例示的な構成要素の図である。デバイス400は、ユーザデバイス110 、パートナーデバイス112 、配給業者デバイス114 、検証者デバイス116 、サイトデバイス129、コンピューティングノード122 、および/またはPOSシステム118からのデバイスに対応し得る。いくつかの実施例では、ユーザデバイス 110、パートナーデバイス112 、配給業者デバイス114 、検証者デバイス116 、サイトデバイス129、コンピューティングノード122 、および/またはPOSシステム118からのあるデバイスは、デバイス400の1つ以上のコンポーネント、 そして/または1つ以上のデバイス400を含み得る。 .デバイス400は、通信インターフェース408 、メモリ404 、プロセッサ406 、記憶コンポーネント402 、入力コンポーネント414 、出力コンポーネント412 、および通信インフラストラクチャ410を含むことができる。
【0058】
通信インフラストラクチャ408は、バス、ネットワーク、マルチコアメッセージパッシングスキーム、メッセージキューなど、デバイス400のコンポーネント間の通信を可能にするコンポーネントを含み得る。
【0059】
プロセッサ 406 は、ファームウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせで実装することができる。プロセッサ406は、通信インフラストラクチャ410に接続され得る。プロセッサ406は、特定用途向け集積回路(ASIC)、加速処理デバイス(APU)、マイクロプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、中央処理デバイス(CPU)、マイクロコントローラ、グラフィックス処理デバイス (GPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、本明細書で説明するプロセッサ406の機能を実行するように特別に構成された汎用または専用プロセッサデバイス、または別のタイプの処理コンポーネントであってもよい。いくつかの実装形態では、プロセッサ 406 は、特定の機能を実行するようにプログラムできる1つ以上のプロセッサを含む。本明細書で説明するプロセッサ 406 は、単一のプロセッサ、複数のプロセッサ、またはそれらの組み合わせであってもよい。プロセッサ 406 は、1つ以上のプロセッサ「コア」を有することがある。プロセッサ 406 は、ストレージコンポーネント402および/またはメモリ404に保存されたコンピュータ可読命令(ソフトウェア命令)を実行するように構成され得る。いくつかの実施例では、ストレージコンポーネント 402 および/またはメモリ404に保存されたソフトウェア命令を実行するプロセッサ406は、本明細書の図2A図2B図2Cおよび図3を参照して説明される1つ以上のステップを実行するように設定され得る。2A, FIG.2B, FIG.2C, and FIG.3 herein.いくつかの実施例では、コンピュータ可読媒体は、不揮発性および/または揮発性メモリを含むことができ、プロセッサ406によって実行されるときに、プロセッサ406に本明細書に記載の1つ以上のプロセスを実行させるソフトウェア命令のセットを保存することができる。 .
【0060】
プロセッサ406は、関連技術の当業者には明らかなように、本明細書で論じたサーバーコンピュータシステム124の機能を実行するように構成することができる。いくつかの実施例では、プロセッサ406は、登録モジュール304 、送受信モジュール306 、検証モジュール308 、処理モジュール310など、プロセッサ406の1つ以上の機能を特に実行するように構成された1つ以上のモジュールを備えてもよい。本書では、「モジュール」という用語は、1つ以上の処理を実行するようにプログラムされ、受け取った入力を用いて出力を提供するハードウェアまたはソフトウェアのことである。本開示に基づき、異なるモジュールによって実行される処理、出力、入力は、当業者にとって明らかである。
【0061】
ブロックチェーンが許可されたブロックチェーンであってもよい実施例では、プロセッサ406は、信頼できる実行環境(安全な領域)でストレージコンポーネント402および/またはメモリ404に保存されたコンピュータ可読命令(ソフトウェア命令)の1つ以上のセットを実行するように設定されてもよい。
【0062】
メモリ404は、プロセッサ406によって使用される情報および/または命令を記憶するものであり、以下を含み得る、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、スタティックメモリ(SRAM)などのスタティックまたはダイナミックストレージデバイス、磁気メモリ、光学メモリ、および/またはフラッシュメモリ。メモリ404は、登録モジュール304 、送受信モジュール306 、検証モジュール308 、処理モジュール310 、および/または公開モジュール314によって使用されるアルゴリズム、通信プロトコルおよび規格、他のアルゴリズム、暗号鍵、サーバーコンピュータシステム124のモジュールのためのプログラムコードおよびアプリケーションプログラム、ブロックチェーンデータ、ブロックチェーンコンピューティングノード122、ユーザデバイス110 、パートナーデバイス112 、配給業者デバイス114 、検証者デバイス116 、POSシステム118 、広告サービスプロバイダデバイス127 、および/またはサイトデバイス129の通信データ、データフォーマット規格およびプロトコル、および/または関連技術の当業者には明らかであるように本明細書に開示された機能の実行においてサーバーコンピュータシステム124による使用に適した他のデータを保存するように構成され得る。メモリ 404 はまた、登録モジュール304 、送受信モジュール306 、検証モジュール308 、処理モジュール310 、および/または公開モジュール314によって使用されるアルゴリズム、ブロックチェーンデータ、ブロックチェーンコンピューティングノード122のための通信データ、ユーザー102、パートナー104、配給業者ー106、検証者108、サイト128、および/または広告サービスプロバイダ126の識別データ(例えば、アカウント識別子、バイオメトリックデータ、ブロックチェイン識別子、公開キー、識別のための画像、ビデオおよび/またはライブビデオを含む画像デバイスで入手したデータ)、ブロックチェーンのブロックを検証および/または生成するためのハッシュアルゴリズムなどをみ得る。
【0063】
記憶コンポーネント402は、デバイス400の使用および動作に関するソフトウェアおよび/または情報を記憶し得る。例えば、記憶コンポーネント402 は、ハードディスクを含み得る。ハードディスクは、ソリッドステートディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク、および/または光ディスクであってもよい。ストレージコンポーネント402 はまた、フラッシュメモリ、磁気テープ、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、カートリッジ、コンパクトディスク(CD)、および/またはフロッピーディスクを含み得る。記憶コンポーネント 40200た、対応するドライブと共に、別のタイプの非一時的コンピュータ可読媒体を含むことができる。記憶コンポーネント402は、当業者には明らかであるように、取り外し可能なメモリチップ(例えば、EEPROM、PROMなど)、および他の取り外し可能な記憶ユニットも含み得る。
【0064】
入力コンポーネント414は、キーボード、タッチスクリーンデバイス、キーパッド、マウス、スイッチ、マイクロフォン、ボタン、光学スキャナなど、デバイス400が情報を受信できるようにするコンポーネントを含み得る。入力コンポーネント414はまた、無線周波数識別(RFID)リーダ、カードリーダ、スケール、バーコードスキャナなどを含むことができる。入力構成要素414はまた、加速度計、ジャイロスコープ、アクチュエータ、全地球測位システム(GPS)構成要素、補助全地球測位システム(AGPS)構成要素などの情報を感知するためのセンサを含むことができる。入力コンポーネント414はまた、1つ以上のバイオメトリックデバイスを含むことができる。バイオメトリクス デバイスまたはバイオメトリックセンサーには、指紋リーダー、静脈リーダー、顔認識デバイス、ハンド ジオメトリ デバイス、虹彩認識、網膜、および臭気/香り認識デバイス、音声認識バイオメトリックデータデバイス、1つ以上のイメージング デバイス (たとえば、赤外線撮像デバイス、任意の他の撮像デバイス)があり、1つ以上の撮像デバイスは、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)センサおよび/または電荷結合素子(CCD)センサなどを含み得る。
【0065】
いくつかの実施例では、入力コンポーネント414はまずデータを取得するための1つ以上のセンサまたはデバイスで、そのデータは、ライフサイクルインベントリデータ(例えば、オンサイト操作データ、オンサイト材料消費データ、オンサイト排出データ、オンサイトエネルギー消費データ、およびオンサイト廃棄物データ)であり、および/または1人以上の検証者に提供される1つ以上のセンサーによって必要とされる可能性があるその他のデータで、パートナー104中のあるパートナーの製品および/またはサービスの環境製品申告を検証するためのもの、および/またはパートナー中のあるパートナーの製品および/またはサービスの環境への影響を決定するためのものであり得る。本明細書に記載のデバイス400の1つ以上の機能を実行するために必要とされる、センサーまたはデバイスには、情報を感知するための以下のような1つ以上のセンサーやデバイスが含まれるがそれに限定されない、すなわち、温度測定デバイス、排出センサー、エネルギー測定デバイス、速度測定デバイス(例えば、RADAR、LIDAR)、他のRADARセンサー、温度計、ナノプラスモニックセンサー、化学センサー、近接センサー、IRセンサー (赤外線センサー)、光学粒子センサー、圧力センサー、湿度センサー、イオン化粒子センサー、光センサー、質量分析計、超音波センサー、二酸化炭素センサー、煙、気圧計、ガスおよびアルコールセンサー、酸素センサー、タッチセンサー、カラーセンサー、窒素センサー、ガイガー カウンター、傾斜センサー、流量、RF放射線検出器、レベルセンサー、またはそれらの組み合わせ、および/または他のセンサー。
【0066】
いくつかの実施例では、入力コンポーネント414(例えば、加速度計、ジャイロスコープ、アクチュエータ、全地球測位システム(GPS)コンポーネント、アシスト全地球測位システム(AGPS)コンポーネント、温度測定デバイス、速度測定デバイスなど)は、改ざん防止または改ざん抵抗機能を備えている場合があり得る。いくつかの実施例では、入力コンポーネント414(例えば、加速度計、ジャイロスコープ、アクチュエータ、全地球測位システム(GPS)コンポーネント、アシスト全地球測位システム(AGPS)コンポーネント、温度測定デバイス、速度測定デバイスなどの情報を感知するためのセンサ)は、入力コンポーネント 414(例えば、センサ)からデータ(例えば、センサデータ)を取得し、サーバーコンピュータシステム124のデータベース312に保存されるように送信する前にデータを暗号化するモジュールノードを備えていることがある。
【0067】
いくつかの実施例では、入力コンポーネント 414は、デバイス400とは別個のコンポーネントであり得て、デバイス400に動作可能および/または通信可能に結合され得る。いくつかの実施例では、入力コンポーネント414は、デバイス400に物理的に取り付けられる(または中部に製造される)場合がある。
【0068】
出力コンポーネント412は、デバイス400からの出力情報を提供するコンポーネントを含み、これには、1つ以上の発光ダイオード(LED)、スピーカ、および/またはディスプレイが含まれるが、これらに限定されない。いくつかの実施例では、出力コンポーネント412 は、デバイス400とは別個のコンポーネントであり得、デバイス400に動作可能および/または通信可能に結合され得る。
【0069】
通信インターフェース408は、無線接続、有線接続、または無線接続と有線接続の組み合わせなどを介して、デバイス400が他のデバイスと通信できるようにする構成要素を含む。そのコンポーネントは、別個の受信機および送信機またはトランシーバを含むがこれらに限定されないトランシーバのようなコンポーネントであり得る。通信インターフェースは、デバイス 400 と外部デバイスとの間でデータおよびソフトウェアを転送できるようにするまたは可能化するように設定され得る。 例えば、通信インターフェース408は、ネットワークインターフェース(例えば、イーサネットカード)、セルラーネットワークインターフェース、光インターフェース、通信ポート、同軸インターフェース、赤外線インターフェース、無線周波数(RF)インターフェース、WiFiインターフェイス、PCMCIAスロットおよびカード、ユニバーサルシリアルバス(USB)インターフェースまたは同様なものを含み得る。通信インターフェース 408 は、当業者には明らかなように、光、電磁気、電子、または他の信号である信号の形でデータおよびソフトウェアを転送することができる。
【0070】
いくつかの実施例では、通信インターフェース408は、モバイルデータネットワークトランシーバ、Wi-Fiトランシーバ、NFCトランシーバ、ブルートゥーストランシーバ、ネットワークアダプタ、および/または同様なものなどのうちの1つ以上を備えることができる。いくつかの実施例では、通信インターフェース 408 は、プロセッサ406が1つ以上のPOSシステム118 、コンピューティングノード122 、ユーザデバイス110 、パートナーデバイス112 、配給業者デバイス114 、サイトデバイス129 、広告サービスプロバイダデバイス127、および/またはネットワーク120を介した検証者デバイス116と 通信し得る。
【0071】
実施例では、 通信インターフェース 408は、デバイス400がワイヤレスまたはモバイルキャリアまたはワイヤレスサービスプロバイダと通信し、それらのサービスにアクセスして使用することを可能にする1つ以上のワイヤレスまたはモバイルキャリアまたはワイヤレスサービスプロバイダの加入者識別モジュール(SIM)を備えてもよい。 .1つ以上のSIMは、国際モバイル契約者識別 (IMSI) を含む場合がある。
【0072】
ブロックチェーンを利用できる実施例では、通信インターフェース408は、デバイス400が他のデバイスと通信し、あるブロックチェインネットワーク中のシステムサーバーコンピュータシステム124 、コンピューティングノード122 、POSシステム118 、ユーザデバイス110 、パートナーデバイス112 、配給業者デバイス114 、サイトデバイス129 、広告サービスプロバイダデバイス127 、および/または検証者デバイス116によって 電子的に送信されるデータシグナルを受け取るように設定される。ブロックチェーンを利用できる実施例では、通信インターフェース408は、デバイス400が他のデバイスと通信し、データ信号をブロックチェインネットワーク内のサーバーコンピュータシステム124、コンピューティングノード122、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、サイトデバイス129、広告サービスプロバイダデバイス127、および/または検証者デバイス116に送信することを可能にするように設定され得る。
【0073】
いくつかの実施例では、通信インターフェース408のコンポーネントまたはデバイスは、デバイス400とは別個のコンポーネントであり、デバイス400に動作可能および/または通信可能に結合され得る。
【0074】
本明細書で説明される1つ以上のプロセスは、デバイス400によって実行され得る。プロセスは、ストレージコンポーネント402および/またはメモリ404などの非一時的コンピュータ可読媒体によって保存され得るソフトウェア命令を実行するプロセッサ406に基づいてデバイス400によって実行され得る。本明細書で定義されるように、コンピュータ可読媒体は、非一時的メモリデバイスであり、メモリデバイスは、複数の物理ストレージデバイスにまたがるメモリ空間または単一の物理ストレージデバイス内のメモリ空間を含む。本明細書で説明する1つ以上のプロセスは、ストレージコンポーネント402および/またはメモリ404に保存されたソフトウェア命令が実行されるときに、プロセッサ406によって実行され得る。代替的に、または追加的に、本明細書で説明される1つ以上のプロセスは、ハードワイヤード回路と組み合わせたソフトウェア命令によって実行され得る。本明細書で説明する1つ以上のプロセスは、ソフトウェア命令の代わりにハードワイヤード回路によって実行することもできる。したがって、本明細書で説明する実施例および/または実装は、ソフトウェアおよびハードウェア回路の特定の組み合わせに限定されない。
【0075】
図4に示されている構成要素または配置の数は一例として示されている。実際には、デバイス400は、図4に示されるものよりも少ない構成要素、追加の構成要素、異なる構成要素、または異なる配置の構成要素を含み得る。本明細書で説明される1つ以上の機能は、デバイス400の1つ以上の構成要素によって実行され得る。
【0076】
図2A図2Bおよび図2Cは、1つ以上の実施例によるサイト128、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の検証された活動に基づく環境信用スコアリングの方法を示すフローチャート200を示す。図1を参照して論じたように、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126は、ネットワーク120を介してサーバーコンピュータシステム124と対話することができる。
【0077】
ステップ202で、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のサイト128、ユーザー102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126をサーバーコンピュータシステム124に登録するための1つ以上の要求を受信し得る。
【0078】
ステップ204で、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のサイト128、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および広告サービスプロバイダ126をサーバーコンピュータシステム124に登録するための登録テンプレートを、生成するか、サーバーコンピュータシステム124のストレージコンポーネント402および/またはメモリ404から探し出す。登録テンプレートは、複数の登録ステップを含み、各ステップは、1人以上のユーザー102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダー126および/またはそれらに関連するデバイスから情報を収集する必要があり得る。
【0079】
ステップ206で、サーバーコンピュータシステム124は、サイトデバイス129、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または、広告サービスプロバイダーデバイス127に、登録テンプレートを表示するためにネットワーク120を介して送信するか、さもなければ登録テンプレートへのアクセスを提供し得る。
【0080】
パートナー104の新しいパートナー(たとえば、大学、企業、組織、政府機関など)、配給業者106中のある配給業者(たとえば、大学、企業、組織、政府機関、製品メーカー、仲介人など)、検証者108中のある検証者(例えば、個人、会社、組織など)、ユーザ102中のあるユーザ(例えば、個人)、および/または広告サービスプロバイダ126中のある広告サービスプロバイダ(例えば、個人、企業、組織など)は、インターフェース(例えば、アプリケーションインターフェース、ウェブインターフェース、登録テンプレートを含むアプリケーションインターフェースまたはウェブインターフェースなど)によって対話して、好ましくはサーバーコンピュータシステム124がホストするまたは関連付けられたウェブサイトを通じて、またはモバイルアプリケーションを通じて、サーバコンピュータシステム124に登録することができる。例えば、パートナー104および配給業者106の従業員は、複数のパートナー104および配給業者106に関連するデバイス(パートナーデバイス4112および配給業者デバイス114として示される)を使用して、パートナーおよび配給業者がサーバーコンピュータに登録することを可能にするインターフェースにアクセスすることができる。システム124、ユーザ102は、複数のユーザ102に関連付けられたデバイス(ユーザデバイス110として示されている)を使用して、ユーザがサーバーコンピュータシステム124に登録できるようにするインターフェースにアクセスすることができる。検証者108は、複数の検証者108に関連するデバイス(検証者デバイス116として示されている)を使用して、検証者108がサーバーコンピュータシステム124に登録できるようにするインターフェースにアクセスすることができる。広告サービスプロバイダ126は、複数の広告サービスプロバイダ 126( 広告サービスプロバイダ デバイス127として示されている)に関連付けられたデバイスを使用して、広告サービスプロバイダデバイス127がサーバーコンピュータシステム124に登録できるようにするインターフェースにアクセスすることができる。
【0081】
以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126および/またはそれらの関連デバイスの登録は、1つ以上のステップを含み得る。各ステップは、データまたは1つ以上の情報を収集し、データまたは1つ以上の情報をサーバーコンピュータシステム124に送信することを必要とする。登録には以下が含まれる。
(a)1つ以上のユーザー デバイス110、パートナー デバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービス プロバイダー デバイス127からサーバーコンピュータシステム124に1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の資格証明情報 (たとえば、ユーザー名、一意のユーザー識別子、パスワード、個人識別番号(PIN)、鍵など)を送信すること。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、資格証明情報(例えば、公開鍵、秘密鍵、一意のユーザ識別子、ユーザ名、パスワード、個人識別番号(PIN))を生成することができる。資格情報を使用して、1人以上のユーザー102、パートナー104、配給業者105、検証者108、および/または広告サービスプロバイダー126を認証することができる。第1のステップは、他の登録ステップで送信され得る情報(例えば、名前、住所、納税者識別番号、電話番号、電子メールアドレス)を送信することも含み得る。
(b)1つ以上のユーザーデバイス110、パートナーデバイス112、配信者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127からサーバーコンピュータシステム124に1人以上の ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126のバイオメトリック情報 (例えば、顔の特徴、声の特徴、指紋の特徴、そして目の特徴など)を送信すること、
(c)1つ以上のサイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナ(g)1つ以上のサイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110 、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127から、 1つ以上のサイトデバイス129、 POSシステム118、 ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127の1つ以上の物理的にクローン不可能な機能(PUF)(例えば、SRAM-PUF、CMOSセンサーPUF)に関連する情報をサーバーコンピュータシステム124に送信すること。
【0082】
一例として、パートナー104(例えば、大学、企業、組織、政府機関など)の従業員は、パートナーに関連付けられたデバイス上に表示されるウエブインターフェースと対話することによってサーバーコンピュータシステム124に登録し、パートナーのプロフィールを生成することができる。そのプロファイルには、パートナー名、パートナーの住所、パートナーの種類 (例えば、製品メーカー、仲介業者、大学、企業、組織、政府機関、消費者報告機関、環境製品申告プログラムの運営者)、その他の情報(例えば、納税者番号、電話番号、電子メールアドレス)、未登録のパートナーが事業を行う1つ以上の地理的な場所、パートナーが提供する各製品またはサービスの環境製品申告、登録パートナーによる承認 (例えば、サーバーコンピュータシステム124 に登録されたパートナー104)および/またはパートナー104を検証する外部システム、環境製品申告の登録番号、環境製品申告プログラムオペレータに関する情報、パートナー104を一意に識別するなにか他の情報、および/またはサーバーコンピュータシステム124に登録するために必要となる可能性のあるいかなる他の情報も含まれる場合があるがこれらに限定されない。パートナー104の1人以上の従業員は、サーバー・コンピュータ・システム124によって、パートナー104の従業員を許可する前に検証する1つ以上の外部システム(たとえば、外部ID管理システムなど)を選択できるようにすることができる。サーバーコンピュータシステム124に登録すること。ここで、1つ以上の外部システムによる検証は、登録要求を提出する前または後に行うことができ、登録要求は、サーバーコンピュータシステム124によって受け入れられない場合がある。パートナー104は、1つ以上の外部システムによって検証されない。
【0083】
一例として、配給業者106(例えば、製品メーカー、中間代理店、大学、会社、組織、政府機関など)の従業員は、配給業者に関連するデバイス上に表示されるウエブインターフェースと対話することによって、サーバーコンピュータシステム124に登録し、その配給業者のためのプロファイルを作成することができる。そのプロファイルには以下を含むがそれに限定されない、配給業者名、配給業者の住所、配給業者の種類 (例えば、製品メーカー、中間機関、大学、会社、組織、政府機関、消費者報告機関、環境製品申告プログラムの運営者)を示す情報、その他の情報 (例えば、納税者番号、電話番号、電子メール アドレス)、配給業者が営業する1つ以上の地理的な場所、配給業者が使用する各製品またはサービスの環境製品申告、登録パートナーによる承認 (例えば、サーバーコンピュータシステム124に登録されたパートナー104)および/または配給業者106を検証する外部システム、環境製品申告の登録番号、環境製品申告プログラムオペレータに関する情報、配給業者106を一意に識別する任意の他の情報、および/またはサーバーコンピュータシステム124への登録に必要なその他の情報。配給業者106の1人以上の従業員は、サーバーコンピュータシステム124によって、配給業者106に登録することを許可される前に配給業者106を検証する1つ以上の外部システム(例えば、外部アイデンティティ管理システムなど)を選択することができる。ここで、その1つ以上の外部システムによる検証は、その登録要求を提出する前または後に行うことがあり、さらにここで、その配給業者106の1人以上の従業員が、1つまたは複数の外部システムによって検証されない場合、その登録要求はサーバーコンピューターシステム124に受理されないことがあり得る。
【0084】
一例として、ある個人は、ユーザ102に関連付けられたデバイス上に表示されるウェブインターフェースと対話して、ユーザのプロファイルを作成することによって、サーバーコンピュータシステム124に登録することができる。そのプロファイルには以下を含むが、それに限定されない、あるユーザー名、あるユーザーの住所、パスポート番号、納税者番号、電話番号、電子メール アドレスを示す情報、そのユーザーの環境活動に関する情報 (例えば、家庭のエネルギー、移動、廃棄物、食品、買い物などに関する情報)、登録パートナー(例えば、サーバーコンピュータシステム124に既に登録されているパートナー104)および/またはユーザ102を検証する外部システムによる承認、そのユーザ102を一意に識別する他の情報、および/またはサーバーコンピュータシステム124に登録するために必要となる可能性のある他の情報。いくつかの実施例では、ユーザー102によって提供される環境活動情報は、登録パートナー104および/または未登録事業体によって検証され得る。1人以上の個人は、サーバーコンピュータシステム124によって、サーバーコンピュータシステム124への登録を許可する前に、ユーザ102を検証する1つ以上の外部システム(例えば、外部アイデンティティ管理システムなど)を選択できるようにすることがある。なお、1つ以上の外部システムによる検証は、登録要求を提出する前または後に行うことができ、そしてここでは、ユーザ102が1つ以上の外部システムによって検証されない場合、その登録要求はサーバーコンピュータシステム124によって受理されないことがある。
【0085】
一例として、個々の検証者および/または検証者108(例えば、大学、企業、組織、政府機関など)の従業員は、検証者108のためのプロファイルを作成するためにその検証者と提携したデバイス上に表示されるウェブインターフェースと対話することによって、サーバーコンピュータシステム124に登録することができる。そのプロファイルには以下を含むがそれには限定されない、検証者の名前、検証者の住所、検証者の種類 (大学、会社、組織、政府機関など)を示す情報、その他の情報 (納税者番号、電話番号、電子メール アドレスなど) 、その検証者が位置する1つ以上の地理的位置、その検証者によって検証された製品またはサービスの各々の環境製品申告、ある登録パートナー(例えば、サーバーコンピュータシステム124に登録されたパートナー104)による承認、その検証者108を検証する外部システム、その検証者108を一意に識別するいかなる他の情報、および/またはそのサーバーコンピュータシステム124に登録するために必要とされ得るいかなる他の情報。その1人以上の個々の検証者または検証者108の従業員が、サーバーコンピュータシステム124への登録を許可する前にその検証者を検証するためにその検証者108を検証する1つ以上の外部システム(たとえば、外部ID管理システムなど)を選択することを、サーバー・コンピュータ・システム124が可能にし得る。その際、1つ以上の外部システムによる検証は、登録要求の提出の前または後に行うことができる、さらにその際、その検証者108が1つ以上の外部システムによって検証されない場合、その登録要求はサーバー コンピュータ システム124によって受け入れられないことがあり得る。
【0086】
一例として、 広告サービス・プロバイダ126中のある 広告サービス・プロバイダおよび/または 広告サービス・プロバイダ (例えば、大学、企業、組織、政府機関など)の従業員は、広告サービスプロバイダ126に提携された 広告サービスプロバイダ デバイス127上に表示されるウェブインターフェースを用いて対話することによってその広告 サービス プロバイダ126のためのプロファイルを作成し、そのサーバー・コンピュータ・システム124に登録することができ得る。そのプロファイルは以下を含むがそれに限定されない、広告サービスプロバイダーの名前、広告サービスプロバイダーの住所、広告サービスプロバイダーの種類 (大学、会社、組織、政府機関など)を示す情報、その他の情報 (納税者識別番号、電話番号、電子メール アドレスなど)、その広告サービスプロバイダ126が所在する1つまたは複数の地理的位置、その広告サービスプロバイダ126が使用する各製品またはサービスの環境製品申告、登録パートナー(例えば、パートナー104、およびサーバーコンピュータシステム124にすでに登録されている者)による認可、その広告サービスプロバイダ126を検証する外部システム、その広告サービスプロバイダ126を一意に識別する任意の他の情報、および/またはそのサーバーコンピュータシステム124に登録するために必要とされるいかなる他の情報。1つ以上の広告サービスプロバイダ126は、広告サービスプロバイダ126の登録を許可する前にそれらを検証する1つ以上の外部システム(例えば、外部識別管理システムなど)を選択することをサーバーコンピュータシステム124が可能とし得る。ここで、1つ以上の外部システムによる検証は、登録要求を提出する前または後に行うことができ、そしてその際、もしその広告サービスプロバイダ126が1つ以上の外部システムによって検証されていない場合、その登録要求はそのサーバーコンピューターシステム124によって拒絶され得る。
【0087】
サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上の登録および認証された検証者108がインターフェースと対話して、1つ以上のサイト128を登録し、または1つ以上のパートナー104の1つの以上のサイトデバイス129を登録または加入させるための登録要求をサーバーコンピュータシステム124に提出できるようにすることができる。一例として、1つ以上の登録済み検証者108は、サイトデバイス129のサイトデバイス上に表示されるインターフェースと対話して、1つ以上のパートナー104の1つ以上のサイト128のプロファイルを作成し、そのプロファイルを登録要求としてサーバーコンピュータシステム124に提出することができる。サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のサイト128および1つ以上のサイトデバイス129を登録することを許可する前に、1つ以上の登録済み検証者108を認証することができる。各サイトのプロファイルは、以下を含むことができるが、これらに限定されない、サイト名、パートナー104のパートナーの識別情報(例えば、名前、口座識別子、ブロックチェーン識別子、公開鍵など)、パートナーアドレスを示す情報、パートナーの種類(大学、会社、組織、政府機関など)、1つ以上のサイトデバイス129の識別情報(たとえば、サイトデバイスに印刷され、および/または検証者によって検証者に提供される一意のサイトデバイス識別子)固有のサイトデバイス識別子は、人間および機械可読形式であってよい)、および/または1つ以上のサイト128をサーバーコンピュータシステム124に登録するために必要とされ得る任意の他の情報。いくつかの実施例では、1つ以上のサイトデバイス129の一意のサイトデバイスシリアル番号または識別子、およびパートナーアカウント識別子、ブロックチェーン識別子または公開鍵は、クイックレスポンスコード(QRコード)、バーコード、NFCの形式であってもよい。タグ、RFIDタグ、または任意の電子タグ、および/またはサイトデバイス129によって読み取ることができる任意の他の技術またはデバイスを含み、1人以上の検証者108は、サイトデバイス129およびその関連コンポーネントを使用してQRコードを読み取ることができ、バーコード、NFCタグ、RFIDタグ、または任意の電子タグを、1つ以上のサイト128の登録中、および/またはパートナーのサイト128での1つ以上のサイトデバイス129の設置中に、サーバーコンピュータシステム124は、サイトデバイス129がQRコード、バーコード、NFCタグ、RFIDタグ、または任意の電子タグを読み取った後、パートナー、検証者、および/またはサイトデバイス129に関連する必要な情報を登録要求フォームのフィールドに入力することができる。
【0088】
いくつかの実施例では、1つ以上のサイト128の登録要求は、その1つ以上のサイトデバイス129を使用して、その1つ以上のパートナー104の場所でその1人以上の検証者108によって提出され得る。1つ以上のサイトデバイス129を使用して、1つ以上の検証者108によってサーバーコンピュータシステム124に提出された1つ以上のサイト128の各登録要求のデータは、以下を含むがそれに限定されることはない、時間、パートナー104中のあるパートナー、1人以上の検証者108、および1つ以上のサイトデバイス129のの地理的位置データ(例えば、GPS/AGPSの座標)、パートナー104中のあるパートナー、および/または1人以上の検証者108の識別データ(例えば、アカウント識別子、バイオメトリックデータ、ブロックチェーン識別子、公開鍵、および/または同様なものなど)、および/または1つ以上のサイト128の識別データ(例えば、画像、ビデオ、および/またはライブビデオ、固有のサイトデバイス識別子)、ここで、そのサイトの登録中およびその1つ以上のサイトデバイス129のインストール中に、1つ以上のサイトデバイス129の1つ以上の撮像デバイスによって採取された画像、ビデオ、および/またはライブビデオは、サーバーコンピュータシステム124のデータベースに保存することができ、1つ以上のアルゴリズム、機械学習、および/または深層学習の手段による訓練されたニューラルネットワーク(例えば、1つ以上のサイト、およびサイトデバイス128を認証するための画像またはビデオ認識アルゴリズム)に使用されるかもしれない。
【0089】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上の登録済み検証者108、およびパートナー104中のある登録済みパートナーを認証することができるが、それは、1つ以上のサイト128をサーバーコンピュータシステム124に登録する前であり、1つ以上のサイトデバイス129をサーバーコンピュータシステム124に登録する前であり、そして/または1つ以上のサイトデバイス129をサーバーコンピュータシステム 124にアクセス可能とする前であり得る。認証が成功しない場合、その登録要求はそのサーバーコンピュータシステム124によって拒否され得る。1つ以上のサイト128の登録要求は、また、
1つ以上のサイトデバイス129、パートナー104の登録済みパートナー、および/または1人以上の登録済み検証者108が、サイト128のそのサイトの登録中にサーバーコンピュータシステム124のデータベースに保存されたパートナーの位置(例えばパートナーの住所)、またはサーバーコンピュータシステム124のデータベースに保存されたパートナーの位置(例えばパートナーの住所)から予め定められた距離以内に位置していない場合、サーバーコンピュータシステム124によって拒絶され得る。
【0090】
サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上の登録および認証されたパートナー104がインターフェースと対話して、1つ以上のパートナー104の1つ以上のPOSシステム118を登録または加入させることを可能にし、1つ以上のPOSシステム118がサーバーコンピュータシステム124にアクセスして、本明細書に記載のPOSシステム118の1つ以上の機能を実行できるようにし得る。
【0091】
ステップ208で、サーバーコンピュータシステム124は、 サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127から情報データを受信することができる。情報データは、リアルタイムで受信することができる。サーバーコンピュータシステム124は、情報データの受信を容易にし、そしてサーバーコンピュータシステム124のストレージコンポーネント402および/またはメモリ404に保存することができる。
【0092】
ステップ210で、サーバーコンピュータシステム124は、ユーザー102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の資格情報またはデータ(例えば、公開鍵、秘密鍵、ユーザー名、パスワード、個人識別番号(PIN)、鍵など)を受け取ることができ、それは関連するデバイス(ユーザデバイス110 、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127)での入力を介して行われ得。いくつかの実施例では、資格証明情報は、サーバーコンピュータシステム124によって生成され得る。サーバーコンピュータシステム124はまた、1つ以上のサイト128、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、 および/または広告サービスプロバイダ126のプロファイルに関する情報(例えば、名前、住所、種類、納税者の識別番号、電話番号、電子メールアドレス、およびその他の情報)を受け取ることができる。情報はリアルタイムで受け取ることができる。サーバーコンピュータシステム124は、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の情報データを、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の資格情報と関連付けることができる。サーバーコンピュータシステム124は、サーバーコンピュータシステム124のストレージコンポーネント402および/またはメモリ404、関連するユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の資格情報をユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の情報データとともに保存することができる。
【0093】
ステップ212で、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上の サイトデバイス129、POSシステム118、 ユーザデバイス110 、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127からネットワーク120を介してデバイス識別情報を受け取ることができる。デバイス識別情報は、リアルタイムで受信され得る。デバイス識別情報は、サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114,検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127のストレージコンポーネント402および/またはメモリ404にローカルに保存される1つ以上の情報断片であり、各デバイスを一意に識別するものである。デバイス識別情報は以下を含むがそれに限定されない、オペレーティングシステムのバージョン、オペレーティングシステムの製造元、オペレーティングシステム名、および1つ以上の サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127についての情報で、メディアアクセス制御(「MAC」)アドレス、国際携帯デバイス識別(「IMEI」)番号、および/または同様のもののようなハードウエアの識別子を含み得る。いくつかの実施例では、ハードウェア識別子は、また、1つ以上のサイト128、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126とペアにした国際モバイル加入者 ID (「IMSI」) 番号のような識別氏を持つことができる。このハードウェア識別子はまた、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127のこれらの識別子および他の識別子の組み合わせを含み得る。当業者は、サーバーコンピュータシステム124へのデバイス識別情報の提供の一部として、他の形態のデバイス識別情報がここで置き換えられ得ることを認識するであろう。いくつかの実施例では、デバイス識別情報は、登録中または登録後に、1つ以上のサイトデバイス129によって生成され、サーバーコンピュータシステム124に送信され得る。
【0094】
サーバーコンピュータシステム124は、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の情報データを、それらに関連付けられたデバイス(ユーザデバイス110 、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127)のデバイス識別情報と関連付けることができる。サーバーコンピュータシステム124はまた、1つ以上のサイト128を、それらに関連付けられたデバイスの1つ以上のサイトデバイス129に関連付けられた識別情報と関連付けることができる。サーバーコンピュータシステム124はまた、1つ以上のパートナー104を、関連デバイスの1つ以上の POSシステム118のデバイス識別情報と関連付けることができる。
【0095】
サーバーコンピュータシステム124は、サーバーコンピュータシステム124のストレージコンポーネント402および/またはメモリ404に、関連する1つ以上のサイト128、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の情報データを、関連するデバイス(サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127)のデバイス識別データとともに記憶し得る。
【0096】
ステップ214で、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126が1つ以上のバイオメトリックテンプレート(例えば、顔テンプレート)を作成するための1つ以上の要求は、登録中または登録後に、それらに関連するデバイス(ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127)上に表示するためにサーバーコンピュータシステム124によって生成され得る。サーバーコンピュータシステム124はまた、1つ以上のサイト128の登録の間または登録後に、および/または1つ以上のサイトデバイス129の加入およびインストールの間または登録後に、1つ以上のサイト128のために、1つ以上のサイト128のための1つ以上のテンプレートを生成するために、1つ以上の検証者デバイス116上に1つ以上の画像、ビデオ、および/またはライブビデオテンプレートを作成するための1つ以上の要求を発生し得る。
【0097】
ステップ216で、サーバーコンピュータシステム124は、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126から、1つ以上のユーザデバイス110 、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127の1つ以上のセンサー(例えばCMOSとCCDセンサー)で収集されたバイオメトリック情報(例えば、顔画像データ)を含むデータまたは1つ以上のデータ記録を受信する。サーバーコンピュータシステム124はまた、1つ以上のサイト128の画像、ビデオ、および/またはライブビデオ情報(例えば、サイトの画像、ビデオ、および/またはライブビデオデータ)を含むデータまたは1つ以上のデータレコードを受信し得る。データまたはデータレコードは、リアルタイムで受け取ることができる。
【0098】
いくつかの実施例では、サーバー コンピュータ システム124は、受信したバイオメトリック情報(例えば、顔画像データ)に基づいて、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の各々に対するバイオメトリックテンプレートを生成する。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、受信した画像、ビデオ、および/またはライブビデオテンプレートに基づいて、サイト128のそれぞれについて、画像、ビデオ、および/またはライブビデオのテンプレート(例えば、サイトの画像、ビデオ、および/またはライブビデオテンプレート)も生成することができる。サーバーコンピュータシステム124は、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の情報データを、それらのバイオメトリックテンプレートデータ(例えば顔テンプレートデータ)および/またはバイオメトリック情報(例えば、顔画像データ)に関連づけることができる。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のアルゴリズムを使用して、受信したバイオメトリック情報(たとえば、顔画像データ)から1つ以上のバイオメトリック(たとえば、顔画像)特徴を抽出することによって、バイオメトリックテンプレート(たとえば、顔テンプレート)を生成することができる。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、受信した画像、ビデオ、および/またはライブビデオ情報から1つ以上のサイトの画像、ビデオ、および/またはライブビデオの特徴を抽出することによって、画像、ビデオ、および/またはライブビデオテンプレートを生成することができる。
【0099】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124はまた、1つ以上のサイト128の情報データをそれらの画像、ビデオ、および/またはライブビデオテンプレートデータ(例えば、画像、ビデオ、および/またはライブビデオテンプレートデータ)、および/または、画像、ビデオ、および/またはライブビデオ情報 (例えば、画像、ビデオ、および/またはライブビデオデータ)と関連付けることができる。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、サーバーコンピュータシステム124のストレージコンポーネント402および/またはメモリ404に 、関連するユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の情報を、彼らのバイオメトリックテンプレートデータ (たとえば、顔テンプレートデータ) および/またはバイオメトリック情報 (たとえば、顔画像データ) とともに保存することができる。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124はまた、サーバーコンピュータシステム124のストレージコンポーネント402および/またはメモリ404に、関連するサイト128の情報データを、それらの画像、ビデオおよび/またはライブビデオテンプレートデータ(例えば、画像、ビデオおよび/またはライブビデオのテンプレートデータ)および/または画像、ビデオおよび/またはライブビデオ情報(例えば、画像、ビデオおよび/またはライブビデオデータ)とともに保存することができる。
【0100】
ステップ218で、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のサイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127の地理的位置データ(例えば、GPS/AGPS座標)を含むデータまたは1つ以上のデータ記録を受信することができる。地理的位置データ(例えば、GPS/AGPS座標)は、登録中または登録後にそれらのGPS/AGPSコンポーネントによって 取得され得る。サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のサイトデバイス129、POSシステム118、 ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127の情報データをそれらの地理的位置データ(例えば、GPS/AGPS 座標)と関連付けることができる。サーバーコンピュータシステム124は、サーバーコンピュータシステム124のストレージコンポーネント402および/またはメモリ404に、関連するサイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127の地理的位置データ(例えば、GPS/AGPS座標)を含む情報データを保存することができる。
【0101】
ステップ220で、サーバーコンピュータシステム124は、複数の組み合わせまたはセットに対して複数の要求識別子を作成することができる。各要求識別子は、組み合わせまたはセットと結びつけられ得る。各組み合わせまたはセットは、サイト128、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126およびそれらに関連するデバイスのそれぞれを認証するために使用できる認証方法を表すことができる。
【0102】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124による複数の組み合わせまたはセットに対する複数の要求識別子の作成は、1つ以上のサイト128、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の登録中に、1つ以上の サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127から受信したデータに基づいて、行うことができる。
【0103】
たとえば、ユーザー、ユーザーの資格情報、デバイスの物理的複製不可能機能 (PUF)、デバイス識別情報、および地理的位置データの組み合わせは、5要素認証方法を表すことがある。第1の要素は、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126のそれぞれのバイオメトリック特徴、サイト128の各々サイトの画像、ビデオ、ライブビデオの特徴である。第2の要素は、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の各々の信用証明情報(例えば、公開鍵、秘密鍵、ユーザ名、パスワード、個人識別番号(PIN)、鍵など)によって表すことができるユーザ信用証明情報であり得る。第3の要素は、サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110 、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127のそれぞれの一意のデバイス識別子(例えば、SRAM-PUF、CMOSセンサPUF)によって表すことができるデバイスPUFでり得。第4の要素は、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127のストレージ要素402および/またはメモリー404にローカルに保存されている、および各デバイスを一意に識別する(例えば、メディアアクセス制御(「MAC」)アドレス、国際モバイルデバイス識別(「IMEI」)番号、国際モバイル加入者識別(「IMSI」番号、および/または同様のもの)の1つ以上の情報の断片によってあらわされるデバイス識別情報であり得る。第5の要素は、サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110 、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127の各々の地理的位置データ(例えば、GPS/AGPS座標)によって表される地理的位置データであり得る。
【0104】
その組み合わせは、以下を含み得るが、これらに限定されない、(ユーザデバイス110の1つ以上のセンサによって取得されたユーザ102のバイオメトリック特徴、ユーザ102の資格情報、ユーザデバイス110 のPUF、ユーザデバイス110の識別情報、および/または ユーザーデバイス110の検証された地理的位置のデータ)、(パートナーデバイス112の1つ以上のセンサーによって取得された パートナー104のバイオメトリック特徴、パートナー104の信用情報、パートナーデバイス112のPUF、パートナーデバイス 112の識別情報、および/または 検証され た地理的位置データ)、(パートナーデバイス112の1つ以上のセンサによって取得された配給業者のバイオメトリック特徴 、配給業者106のクレデンシャル情報、配給業者デバイスのPUF、配給業者デバイス114の識別情報、および/または配給業者デバイス114の 検証された地理的位置データ)、(検証者デバイス116の1つ以上のセンサによって取得された検証者のバイオメトリック特徴、検証者108の認証情報、検証者デバイスの PUF、検証者デバイス116の識別情報、および/または 検証 者デバイス116の検証済みの地理的位置データ)、(広告サービスプロバイダデバイス127の1つ以上のセンサによって取得された広告サービスプロバイダのバイオメトリック特徴、広告サービスプロバイダ126の信用情報、広告サービスプロバイダデバイスのPUF、広告サービスプロバイダデバイス127の識別情報、および/または広告サービスプロバイダデバイス127の検証済みの地理的位置データ)、(POSシステム118のセンサー1つ以上によって取得されたパートナーのバイオメトリック特徴、パートナー104の資格情報、POSシステムのPUF、POSシステム118の識別情報、および/またはPOSシステムの検証済みの地理的位置データ)、(サイト128の画像、ビデオ、および/またはライブビデオ 特徴特徴、 検証者108の資格情報、サイトデバイスのPUF、サイトデバイス129の識別情報、および/またはサイトデバイス129の検証済みの地理的位置データ)、および/または(サイトデバイス129の1つ以上のセンサによって取得された検証者のバイオメトリック特徴、サイトの画像、ビデオ)、および/またはライブビデオの特徴、検証者108の認証情報、サイトデバイスのPUF、サイトデバイス129の識別情報、および/またはサイトデバイス129の検証された地理的位置データ)。
【0105】
ステップ222で、サーバーコンピュータシステム124は、作成された要求識別子のそれぞれを、サーバーコンピュータシステム124のストレージコンポーネント402および/またはメモリ404に、その関連付けられた組み合わせとともに保存し得る。
【0106】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、作成された要求識別子のそれぞれを、1つ以上のサイト128、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126およびそれらに関連するデバイスの情報データ(例えば、デバイス識別データ、信用情報)と登録中に関連付け、そこでは、要求識別子は、複数のサイト128、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の各々が、それらの関連するデバイスを使用してサーバーコンピュータシステム124へのアクセス許可を求める時に、サーバーコンピュータシステム124に送信され得る。
【0107】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、組み合わせのタイプに基づいて、1つ以上のサイト128、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126、およびそれらに関連するデバイスを認証することができる。その組み合わせのタイプは、1要素認証方法ではユーザー、2要素認証方法では、ユーザーとデバイス、PUF、3要素認証方式ではユーザー、デバイスPUF、および地理的位置データ、4要素認証方式ではユーザー、デバイスPUF、デバイス識別情報、および地理的位置データ、および5要素認証方式ではユーザー、ユーザー資格情報、デバイスPUF、デバイス識別情報、および地理的位置データを含み得る。1要素、2要素、3要素、4要素、および5要素認証方法は、要素のいずれをも含むことができる。いくつかの実施例では、その認証方法の要素は、登録中の1つ以上のサイトデバイス129、POSシステム118、 ユーザデバイス110 、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127からサーバーコンピュータシステム124が受信した情報データに基づいて決定され得る。
【0108】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1人以上のユーザー102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126が、1要素および/または2要素認証方法に基づいて登録できるようにすることができ、登録時に関連付けられたデバイスを登録せずに、2つの要素(ユーザー、ユーザー資格情報) のいずれかを含めることができ、サーバーコンピュータシステム124に登録および認証された後、サーバーコンピュータシステム124によって関連付けられたデバイスを登録できるようになり得る。例えば、ユーザ102の資格証明情報(例えば、公開鍵、ユーザ名、パスワード、個人識別番号(PIN)、鍵など)を利用する一要素認証方法を使用して、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126を認証することができる。次いで、認証の後、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126は、サーバーコンピュータシステム124によってそれらの関連付けられたデバイスを登録し得る。
【0109】
いくつかの実施例では、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126を認証するために、組合せは、1つ以上のタイプのバイオメトリック情報(例えば、顔の特徴、声の特徴、指紋の特徴、そして目の特徴)を含むことができる。例えば、1人以上のユーザ102を認証するための5要素認証方法は、ユーザの顔の特徴、声の特徴、指紋の特徴、および/または目の特徴、ユーザ102の信用情報、ユーザ102のデバイスPUF、ユーザ102のデバイス識別情報、および地球上位置データまたは地理的位置データを含むことができる。
【0110】
いくつかの実施例では、顔の特徴のバイオメトリック情報を使用して、1人以上のユーザー102、パートナー104、配給業者ー106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダー126を認証することができる。いくつかの実施例では、画像、ビデオ、および/またはライブビデオ特性を使用して、1つ以上のサイト128を認証することができる。
【0111】
いくつかの実施例では、顔の特徴のバイオメトリック情報の代わりに、任意のタイプのバイオメトリック情報を使用することができる。さらに、特定の実施例は、複数のタイプのバイオメトリック情報(例えば、顔の特徴、声の特徴、指紋の特徴、および目の特徴)を利用して、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126を認証することができる。 .
【0112】
いくつかの実施例では、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、サイトデバイス129、および POSシステム118の1つ以上のPUF(Physical Unclonable Function)は、 デバイスの1つまたは複数の集積回路、デバイスの関連コンポーネント、および/またはセンサーを認証するために使用できるシリコンPUFであり得る。いくつかの実施例では、PUFは、メモリ(デバイスのメモリチップ) ベースのPUFであってもよく、デバイスは、フラッシュメモリ、メモリスタ、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、磁気RAM、または磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)および/または抵抗性ランダムアクセスメモリ (ReRAM)を含んでもよい。いくつかの実施例では、PUFは、センサーベース(例えば、指紋センサーベースのPUF、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)センサー-PUF)であってもよい。
【0113】
いくつかの実施例では、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、サイトデバイス129、およびPOSシステム118のPUFは、物理的複製不可能な機能(PUF)の固有の物理的特性に依存する出力を生成する1つ以上の電子回路を備えることができる。例えば、製造工程の変動により、集積回路(IC)は異なる物理特性を有するトランジスタを含み得る。例えば、製造プロセスの変動により、トランジスタの電子特性(例えば、トランジスタの閾値電圧、利得係数)は異なり、測定可能であり得る。いくつかの実施例では、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、サイトデバイス129、およびPOSシステム118のPUFは、電子チップ上の1つ以上の電子回路を備えることができ、それは1つ以上の電子回路の固有の物理的特性に基づいて出力を生成し得る。いくつかの実施例では、入力の受信に応答して、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、サイトデバイス129、およびPOSシステム118のPUFを構成することができ、そこでは生成される出力は、PUF および/または入力の固有の物理的特性に基づき得る。
【0114】
いくつかの実施例では、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、サイトデバイス129、およびPOSシステム118のPUFは、入力を受け取ることなく出力を生成するように構成され得る。たとえば、SRAMの1つ以上のアドレスでそのSRAMビットの状態を要求することによって、SRAMに基づいてPUFから出力(たとえば、一意の値)を得ることができる。
【0115】
ステップ224で、サーバーコンピュータシステム124は、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126から1つ以上のサーバーコンピュータシステム124からの彼らに関連するデバイスを加入させるためアクセスする要求識別子を受信し得るが、ここで、その1つ以上の 要求識別子は、関連するデバイス(ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127)から送信され得る。サーバーコンピュータシステム124はまた、1つ以上の 検証者108から1つ以上の要求識別子を受信し得て、その要求識別子は、1つ以上の サイトデバイス129のそれぞれから送信することができる。サーバーコンピュータシステム124はまた、1つ以上のパートナー104から1つ以上の要求識別子を受信することができ、その要求識別子は、パートナー104のサービスポイントシステム118のそれぞれから送信することができる。
【0116】
ステップ226で、サーバーコンピュータシステム124は、サーバーコンピュータシステム124のストレージコンポーネント402および/またはメモリ404に作成および保存された要求識別子と比較することによって、受信した要求識別子のそれぞれを検証することができる。サーバーコンピュータシステム124は、受信された要求識別子108のそれぞれを受け入れるとすぐに1つ以上のチャレンジを生成し、その1つ以上のチャレンジをユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、サイトデバイス129、および/または POSシステム118に送信しまたは伝え得る。いくつかの実施例では、デバイスは、その1つ以上のチャレンジを、POSシステム118、サイトデバイス129、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127のそれぞれのPUF(例えば、CMOSセンサベースのPUF、SRAMベースのPUF)への入力として伝達し、そのチャレンジのそれぞれに対応する応答(出力)を生成し得る。サーバーコンピュータシステム124は、ユーザデバイス110 、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、サイトデバイス129、および/またはPOSシステム118の登録の間、各要求識別子と結合された各組合せに対して1つ以上のチャレンジを生成し得る。1つ以上のチャレンジのそれぞれは、ランダム値(例えば、ビットのランダムストリング)を含むことができる。
【0117】
ステップ228で、ユーザデバイス110 、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、サイトデバイス129、および/または POSシステム118は、1つ以上のアルゴリズム(たとえば、ヘルパーデータアルゴリズムとしても知られるファジー・エクストラクター、BCHファジー・エクストラクター、BCHを使用するエフィシエント・ファジー・エクストラクター、HA-SCLを使用するポーラー、および/またはシリアルに連結されたBCHおよびポーラーコードを使用するポーラー)を使用し、PUFの生成された出力を用いて、値としてあるキー、またはユニークなデバイス識別子を生成するように形成され得る、ここでPUFの生成された出力は、固定入力に対して一定であり得る。いくつかの実施例では、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、サイトデバイス129、および/またはPOSシステム118は、それぞれの出力またはPUFの応答をキーまたは一意のデバイス識別子へマッピングするように構成され得る。
【0118】
PUFの生成された出力がノイズの多い出力であるか、または固定入力を2回受信することに応答して生成され得る正確に同じ出力ではないようないくつかの実施例では、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、サイトデバイス129、および/またはPOSシステム118は、PUFの生成されたノイズのある出力を使用して、一定値(例えば、キー、一意のデバイス識別子、秘密、および/または同様のもの)を1つ以上のアルゴリズム(たとえば、ファジー・エクストラクター、ヘルパーデータアルゴリズムとしても知られる、BCHファジー・エクストラクター、BCHを使用するエフィシエント・ファジー・エクストラクター、HA-SCLを使用するポーラー、および/または直列に連結された BCHおよびポーラーコードを使用するポーラー)を使用して生成するように構成され得る、そこでは、デバイスは、そのデバイスの認証中に、PUF、1つ以上のアルゴリズム、および/または1つ以上の方法を使用して、固定入力に対する定数値(たとえば、キー)を回復することができる。1つ以上のアルゴリズムおよび/または1つ以上の方法は、ヘルパーデータアルゴリズムとしても知られるファジーエクストラクタ、BCHファジーエクストラクタ、BCHを使用するエフィシェント・ファジーエクストラクタ、HA-SCLを使用するポーラー、および/または直列に連結されたBCHおよびポーラーコード、エラー訂正コード (ECC) 方法を使用するポーラーを含み得る。
【0119】
いくつかの実施例では、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、サイトデバイス129、および/またはPOSシステム118は、1 つ以上のアルゴリズムおよび/または方法 (たとえば、ヘルパーデータアルゴリズムとしても知られるファジーエクストラクタ、BCHファジーエクストラクタ、BCHを使用するエフィシェント・ファジーエクストラクタ、HA-SCLを使用するポーラー、および/または直列に連結されたBCHおよびポーラーコード、エラー訂正コード(ECC)方法を使用するポーラー)を使用してPUFの生成された出力を用いてヘルパー データを生成するように形成され得る。たとえば、そのデバイスは、1つ以上のチャレンジを受信し、1つ以上のPUF応答を生成し、1つ以上のキーまたは一意のデバイス識別子を生成し、1つ以上のヘルパー データを生成することができる。
【0120】
いくつかの実施例において、 サーバーコンピュータシステム124は 、1つ以上のチャレンジ、ヘルパーデータ、生成された固有のデバイス識別子またはキー、および/または1つ以上の固定入力の受信に応答して(例えば、同じチャレンジを2回受信することに応答して)生成されたPUFの1つ以上の応答(出力)を使用して、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダーデバイス127、 サイトデバイス129、および/またはPOSシステム118を認証することができる。いくつかの実施例では、1つまたは複数の値のセットの1つまたは複数の値は、サーバーコンピュータシステム124に送信する前にデバイスによって暗号化されてもよく、暗号化は、値を受信した後にサーバーコンピュータシステム124によって復号され得る方法で行われ得る。いくつかの実施例では、PUFの 1つ以上の応答(出力 )は、サーバーコンピュータシステム124の記憶要素402および/またはメモリ404に保存されなくてもよい。
【0121】
いくつかの実施例において、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のサイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127の情報データを、それらの1つ以上のチャレンジ、ヘルパーデータ、生成された鍵または固有のデバイス識別子、および/またはPUFの1つ以上の応答(出力)に関連付けることができる。サーバーコンピュータシステム124は、サーバーコンピュータシステム124、関連サイトデバイス129、POSシステム 118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダーデバイス127の記憶要素402および/またはメモリ404に、それらの1つまたは複数のチャレンジ、ヘルパーデータ、生成キーまたは固有のデバイス識別子、および/またはPUFの1つまたは複数の応答(出力)と情報データを保存し得る。いくつかの実施例において、サーバーコンピュータシステム124は、チャレンジおよびヘルパーデータをユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、サイトデバイス129、 および/または POSシステム118に送信してもよく、1つ以上のデバイスが1つ以上のアルゴリズムおよび/または方法を用いて1つ以上の鍵またはPUFを用いて固有のデバイス識別子を復号することができる。
【0122】
ステップ232において、サーバーコンピュータシステム124は、1つまたは複数の値のセットをサーバーコンピュータシステム124の記憶要素402および/またはメモリ404に保存し得る。サーバーコンピュータシステム124がキーまたは一意のデバイス識別子の値を保存しない可能性がある実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上の一意のデバイス識別子またはキーの関数の結果値(例えば、f(キー))を保存することができる。
【0123】
サーバーコンピュータシステム124が 鍵または一意のデバイス識別子の一方向性関数(例えば、暗号ハッシュ関数など)を保存し得る実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、保存されたチャレンジおよびヘルパーデータをユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証デバイス116、広告サービスプロバイダーデバイス127、サイトデバイス129、および/またはPOSシステム118に送信し得て、そのとき1つ以上のデバイスは1つ以上の鍵または一意のデバイス識別子を復号してそれらをサーバーコンピュータシステム124に送信し得る。サーバーコンピュータシステム124は 、受信した1つ以上の鍵または一意のデバイス識別子の関数が、保存された1つ以上の鍵または一意のデバイス識別子の関数と等しいかどうか(すなわち、f(受信鍵)= f(保存鍵))チェックすることによって、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、 サイトデバイス 129、および/またはPOSシステム118を認証し得る。
【0124】
いくつかの実施例において、 サーバーコンピュータシステム124は 、1つ以上のチャレンジ、ヘルパーデータ、生成された固有のデバイス識別子またはキー、および/または1つ以上の固定入力の受信に応答して(例えば、同じチャレンジを2回受信することに応答して)生成されたPUFの1つ以上の応答(出力)を使用して、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証デバイス116、広告サービスプロバイダーデバイス127、サイトデバイス129、および/またはPOSシステム118を認証することができる。
【0125】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のアルゴリズム(例えば、バイオハッシングアルゴリズム)を使用して、登録中に受信した1つ以上のユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダーデバイス127、サイトデバイス129、および/またはPOSシステム118の常数値(例えば、キー、または固有のデバイス識別子)、並びに登録中に生成された1つ以上のサイト128,ユーザー102,パートナー104、配給業者106、検証者108,および/または広告サービスプロバイダー127のテンプレート(例えば、顔テンプレート、サイト画像、ビデオ、またはライブビデオテンプレート)を統合し得て、ここで統合の結果として生成される1つ以上のテンプレートはサーバーコンピューターシステム124の記録要素402および/またはメモリー404に保存され得る。
【0126】
いくつかの実施例において、 サーバーコンピュータシステム124は、2要素、3要素、4要素、および/または5要素認証方法の1つまたは複数のアルゴリズムを2つまたは複数の要素を用いて統合し得て、統合は、2要素、3要素、4要素、および/または5要素認証方法の要素の複数の組み合わせに基づき、統合から結果として生成された1つまたは複数のテンプレートは 、サーバーコンピュータシステム124の記憶要素402および/またはメモリ404に保存されてもよい。例えば、バイオメトリック情報またはサイト画像、ビデオ、またはライブビデオ情報、ユーザ信用情報、デバイスPUF、デバイス識別情報、および地理的位置データからなる5要素認証方法が使用される場合、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のアルゴリズムを用いて、一定数値(例えば、キー、または一意のデバイス識別子)、テンプレート(例えば、顔テンプレート、サイト画像、ビデオ、またはライブビデオテンプレート)、ユーザー信用情報、デバイス識別情報、および地理的位置データを統合し得るが、その統合は複数の組み合わせに基づき得る。
【0127】
いくつかの実施例において、サーバーコンピュータシステム124は、登録中に統合(1つまたは複数のアルゴリズムを使用する統合)を実行せずに、要素の複数の組み合わせに基づいて、2要素、3要素、4要素、および/または5要因認証方法の要素に関連する受信情報を保存し、それぞれの組み合わせは2以上の要素を組み合わせたテンプレートを表すことができ、それぞれの組み合わせから結果として生成される1つまたは複数のテンプレートはサーバーコンピュータシステム124の記憶要素402および/またはメモリ404に保存され得る。
【0128】
ステップ234において、サーバーコンピュータシステム124は、1つまたは複数のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、 および/または広告サービスプロバイダー126に 関連する1つまたは複数のデバイスから、本明細書に記載されるそれらの機能のうちの1つまたは複数の機能を実行するため、サーバーコンピュータシステム124にアクセスするために、要求識別子を受信する、その要求識別子はそれらの関連デバイスそれぞれから送信され得る。また、サーバーコンピュータシステム124は 、検証者108のそれぞれから要求識別子を受信してもよく、要求識別子は、サイトデバイス129のそれぞれから送信されてもよい。サーバーコンピュータシステム124はまた、1つ以上のパートナー104から1つ以上の要求識別子を受信することができ、その要求識別子は、パートナー104のPOSシステム118のそれぞれから送信することができる。また、サーバーコンピュータシステム124は、サイトデバイス129の各々から要求識別子を受信してもよい。
【0129】
ステップ236で、サーバーコンピュータシステム124は、サーバーコンピュータシステム124の記憶要素402および/またはメモリ404に作成および保存された要求識別子と比較することによって、受信した要求識別子のそれぞれを検証することができる。サーバーコンピュータシステム124は、受信された要求識別子108のそれぞれを受け入れるとすぐに1つ以上のチャレンジを生成し、その1つ以上のチャレンジをユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、 サイトデバイス129、 および/または ポイント・オブ・サービス・システム118に送信または伝え得る。いくつかの実施例では、デバイスは、1つ以上のチャレンジをPUF(例えば、CMOSセンサベースのPUF、SRAMベースのPUF)への入力として通信し、チャレンジの各々に対応する応答(出力)を生成することができる。
【0130】
いくつかの実施形態では、サーバコンピュータシステム124は、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、ディストリビュータデバイス114、ベリファイアデバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、サイトデバイス129、および/またはポイントオブサービスシステム118にチャレンジ値を送信することができる。 、ヘルパーデータ、および/または受信した要求識別子のそれぞれを受け入れる際の暗号化値。サーバーコンピュータシステム124は、受信された要求識別子108のそれぞれを受け入れるとすぐに1つ以上のチャレンジを生成し、その1つ以上のチャレンジをユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、 サイトデバイス129、 および/または POSシステム118にチャレンジ値、ヘルパーデータ、および/または暗号値を送信し得る。サーバーコンピュータシステム124は、値を鍵で暗号化することによって暗号化値を生成し得て、ここで、値は1回だけ使用することができる。サーバーコンピュータシステム124は 、受信した要求識別子の各々を受け入れると、新しい値を生成し、新しい値を鍵で暗号化するように設定され得る。その鍵は、サーバーコンピュータシステム124との1つ以上のデバイスの登録中に生成された鍵または一意のデバイス識別子から構成され得る。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、非対称暗号鍵ペア(公開鍵および秘密鍵)を生成するように構成されることがある。そのような場合、サーバーコンピュータシステム124は、公開鍵を、サーバーコンピュータシステム124への1つ以上のデバイスの登録中に生成された鍵または固有のデバイス識別子で暗号化することによって、暗号化値を生成することができる。他の実施例では、サーバーコンピュータシステム124は 、対称暗号鍵を生成するように構成され得る。そのような場合は、サーバーコンピュータシステム124は、対称暗号鍵を、サーバーコンピュータシステム124への1つ以上のデバイスの登録中に生成された鍵または固有のデバイス識別子で暗号化することによって、暗号化値を生成することができる。
【0131】
暗号化された値が公開鍵である実施例では、1つ以上のユーザデバイス110、パートナーデバイス112、販売店デバイス114、検証デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、 サイトデバイス129、 および/またはPOSシステム118は 、復号した1つ以上の鍵または固有のデバイス識別子を使用して、暗号化した値(公開鍵)を復号する暗号処理を実行することが可能である。
【0132】
ステップ 238で、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127 サイトデバイス129、 および/またはPOSシステム118は、1つ以上のアルゴリズム(たとえば、ヘルパー データ アルゴリズムとしても知られるファジー・エクストラクター、BCHファジー・エクストラクター、BCHを使用するエフィシエント・ファジー・エクストラクター、HA-SCL を使用するポーラー、および/またはシリアルに連結された BCH および ポーラーコードを使用するポーラー)を使用し、PUFの生成された出力を用いて、値としてあるキー、秘密のまたはユニークなデバイス識別子を生成するように設定され得る、ここでPUF の生成された出力は、固定入力に対して一定である。いくつかの実施例では、PUFの生成された出力がノイズの多い出力であるか、または固定入力を2回受け取ることに応答して生成され得る出力が同じではない場合、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、 サイトデバイス 129、 および/または POSシステム118は、PUF、チャレンジおよびヘルパーデータの生成されたノイズの多い出力を使用して、一定の値(例えばキーまたは一意のデバイス識別子)を1つ以上のアルゴリズムおよび/または方法によって復号するように設定され得る。1つ以上のアルゴリズムおよび/または1つ以上の方法は、ヘルパーデータアルゴリズムとしても知られるファジーエクストラクタ、BCHファジーエクストラクタ、BCHを使用するエフィシェント・ファジーエクストラクタ、HA-SCLを使用するポーラー、および/または直列に連結されたBCHおよびポーラーコード、エラー訂正コード (ECC) 方法を使用するポーラーを含み得る。
【0133】
いくつかの実施例では、復号された定数値(例えば、キー、または一意のデバイス識別子)は、データまたは1つ以上の情報の断片を暗号化および復号化するために使用されてもよく、その場合、1つ以上のユーザデバイス110、パートナーデバイス112、流通業者デバイス114、検証デバイス116、広告サービスプロバイダーデバイス127、 サイトデバイス 129、 および/または POSシステム118は、データまたは1つ以上の情報のピースが、復号された常数値(例えば、キー、または一意のデバイス識別子 )を用いて、そのデータまたは1つ以上の情報の断片が、サーバーコンピューターシステムによって複合化できる方法によって、その1つ以上の情報断片を暗号化できるように設定することができる。
【0134】
ステップ240において、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、 サイトデバイス 129、 および/または POSシステム118は 、1つまたは複数の復号鍵または固有のデバイス識別子を使用して、暗号化値を復号する暗号処理を実行することができる。
【0135】
ステップ242において、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、サイトデバイス129、および/または POSシステム118は 、サーバーコンピュータシステム124に送信する前に、復号した復号値および1以上のアルゴリズムを用いて1以上の情報を暗号化することができる。その復号化された値は、サーバーコンピュータシステム124に送信する前に、デバイスPUFを因子として構成する認証方法の因子に関する1つまたは複数の情報断片を1つまたは複数のアルゴリズムを用いて復号化するために使用されてもよい。例えば、バイオメトリック情報、ユーザー信用情報、デバイスPUF、デバイス識別情報、および地理的位置データからなる5要素認証方式を用いる場合、復号化した値を用いて、バイオメトリック情報、ユーザー信用情報、デバイス識別情報、および地理的位置 データに関するデータまたは1つ以上の情報片を暗号化するのに用いてから、それらをサーバーコンピュータシステム124に送信し得る。
【0136】
いくつかの実施例では、復号された定数値(例えば、鍵、または一意のデバイス識別子)は、デバイスPUFを要素として構成する認証方法の要素に関連する1つ以上の情報断片を1つまたは複数のアルゴリズムを用いて暗号化するために使用してもよく、その後でそれらをサーバーコンピュータシステム124に送信する。例えば、バイオメトリック情報、ユーザー信用情報、デバイスPUF、デバイス識別情報、および地理的位置データからなる5要素認証方式を用いる場合、復号した定数値(例えば、鍵、または固有のデバイス識別子)を用いて1つ以上のアルゴリズムを用い、データまたはバイオメトリック情報、ユーザー信用情報、デバイス識別情報および地理的位置データに関する1つ以上の情報を暗号化してからサーバーコンピュータシステム124へ送信することができる。
【0137】
いくつかの実施例では、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126は、まず1要素認証方法として信用情報を使用して認証され、次にサーバーコンピュータシステム124は 他の4因子(バイオメトリック情報、デバイスPUF、デバイス識別情報、および地理位置データ)の任意の組み合わせ(2因子、3因子または4因子)で認証することができる。その場合、復号化した値を用いて、1つ以上のアルゴリズムを用い、データまたは認証方法の要素(2要素、3要素、4要素)に関する1つ以上の情報断片を用いて暗号化してからサーバーコンピュータシステム124に送信するようにしてもよい。
【0138】
いくつかの実施例では、復号化された値を使用して、データまたは1つ以上の情報の断片を暗号化および復号化することができ、1つ以上のユーザデバイス110、パートナーデバイス112、販売店デバイス114、検証デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、サイトデバイス 129、デバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダーデバイス127、 サイトデバイス129、および/または POSシステム118は、データまたは1つ以上の情報の断片を受け取った後、同じ復号化値を使用して、サーバコンピュータシステム124がデータおよび1つ以上の情報断片を同じ復号化値を用いてよって復号化できるのと同じ方法によって1つ以上の情報を暗号化するよう設定され得る。
【0139】
復号化された値が 公開鍵で ある 実施形態では 、サーバーコンピュータシステム124は 、秘密鍵を使用して、暗号化されたデータまたは1つ以上の情報の断片を復号化してもよく、その場合、1つ以上のデバイスは、サーバーコンピュータシステム124が1つ以上の情報の断片を受け取った後に秘密鍵を使用してそれらを復号化できる方法によって、データまたは1つ以上の情報の断片を暗号化するよう設定されることが可能である。復号化された値が対称鍵である実施形態では、サーバーコンピュータシステムは、復号化された値を使用して暗号化データまたは1つまたは複数の情報を復号化するように構成されてもよい。
【0140】
ステップ 244で、サーバーコンピュータシステム124は、 ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、ディストリビュータデバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、サイトデバイス129および/またはポイントオブサービスシステム118から情報データを受信し得る。
【0141】
ステップ246において、サーバーコンピュータシステム124は 、暗号化されたデータを復号化し得る。いくつかの実施例では 、1つ以上のユーザデバイス110、パートナーデバイス112、販売店デバイス114、検証デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、 サイトデバイス 129、 および/または サービスポイントシステム118から受信した暗号化情報をサーバーコンピュータシステム124によって復号した結果は、1つ以上のデバイスの独自性を検証するために使用することができる。いくつかの実施例では 、1つ以上のユーザデバイス110、パートナーデバイス112、販売業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダーデバイス127、 サイトデバイス129、 および/または ポイントオブサービスシステム118の認証は、サーバーコンピュータシステム124が1つ以上のデバイスから受信した暗号化された情報を正常に復号した場合、成功し得る。デバイスPUFが 2要素、3要素、4要素、および/または5要素認証方法の1要素として使用される実施例では、サーバーコンピュータシステム124が暗号化情報の復号化に成功した場合、デバイスPUFは正常に認証されることになる。したがって、サーバーコンピュータシステム124は1つ以上のアルゴリズムを用いて、ほかの要素に関係する復号化データをサーバーコンピュータシステム124のストレージコンポーネント402および/またはメモpリー404に記憶された他の要素に関係する初期データと比較し、そのデータが一致または本質的に一致するかどうかを決定し得る。
【0142】
例えば、バイオメトリック情報またはサイト画像、映像、ライブ映像情報、ユーザー信用情報、デバイスPUF、デバイス識別情報、地理位置データからなる5要素認証方式を用いる場合、サーバーコンピュータシステム124が 暗号情報の復号化に成功すれば、デバイスPUFの認証が成功したことになり得る。したがって、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のアルゴリズムを使用して、他の4つの要素(バイオメトリクスまたはサイト画像、ビデオ、またはライブビデオ情報、ユーザ信用情報、デバイス識別情報、および地理的位置データ)に関連する復号されたデータ(または復号されたデータに基づいて生成されたテンプレート)をサーバーコンピュータシステム124の記憶要素402および/またはメモリ404に保存された他の4つの要素に関連する初期データ(またはテンプレート)と比較して、データが一致または実質的に一致するかどうかを決定してもよい。
【0143】
いくつかの実施例で、2要素、3要素、4要素、および/または5要素の認証方法を使用する認証では、各認証方法のすべての要素が正常に認証された場合に成功する。
【0144】
ステップ248では、サーバーコンピュータシステム124は、受信したバイオメトリック情報(例えば、顔画像データ)に基づいて、ユーザ102、パートナー104、配給業者106 、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の各々に対するバイオメトリックテンプレートを生成し得る。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、受信した画像、ビデオ、および/またはライブビデオテンプレートに基づいて、サイト128のそれぞれについて、画像、ビデオ、および/またはライブビデオのテンプレート(例えば、サイトの画像、ビデオ、および/またはライブビデオテンプレート)もまた生成することができる。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のアルゴリズムを使用して、受信したバイオメトリック情報(たとえば、顔画像データ)から1つ以上のバイオメトリック(たとえば、顔画像)特徴を抽出することによって、バイオメトリックテンプレート(たとえば、顔テンプレート)を生成することができる。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、受信した画像、ビデオ、および/またはライブビデオ情報から1つ以上のサイトの画像、ビデオ、および/またはライブビデオの特徴を抽出することによって、画像、ビデオ、および/またはライブビデオテンプレートを生成することができる。
【0145】
ステップ250において、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のアルゴリズム(例えば、バイオハッシングアルゴリズム)を使用して、1つ以上のユーザデバイス110、パートナーデバイス112、販売店デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダーデバイス127、サイトデバイス 129、および/またはPOSシステム118の受信した常数値(例えば、キー、または一意のデバイス識別子)と、生成したテンプレート(例えば、顔テンプレート、サイト画像、ビデオ、またはライブビデオテンプレート)と、1つ以上のサイト128、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の比較に使用するテンプレートとを作成し得る。
【0146】
いくつかの実施例において、サーバーコンピュータシステム124は、2要素、3要素、4要素、および/または5要素認証方法の2つ以上の要素を1つ以上のアルゴリズムを用いて統合してもよく、統合は、2要素、3要素、4要素、および/または5要素認証方法の要素の複数の組み合わせに基づくものであり得る。例えば、バイオメトリック情報またはサイト画像、ビデオ、またはライブビデオ情報、ユーザ信用情報、デバイスPUF、デバイス識別情報、および地理的位置データからなる5要素認証方法が使用される場合、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のアルゴリズムを用いて、一定数値(例えば、キー、または一意のデバイス識別子)、テンプレート(例えば、顔テンプレート、サイト画像、ビデオ、またはライブビデオテンプレート)、ユーザー信用情報、デバイス識別情報、および地理的位置データを統合するが、その統合は複数の組み合わせに基づき得る。
【0147】
ステップ252において、サーバーコンピュータシステム124は、登録または加入中にサーバーコンピュータシステム124の記憶要素402および/またはメモリ404に作成して保存された初期テンプレートを取り出してもよく、各デバイスから受信した要求識別子は初期テンプレートを取り出すために使用されてもよい。
【0148】
ステップ254において、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のアルゴリズムを使用して、認証中に作成されたテンプレートを、登録または登録中にサーバーコンピュータシステム124の記憶要素402および/またはメモリ404に作成して保存された初期テンプレートと比較して、テンプレートが一致するかまたは実質的に一致するかを決定してもよい。いくつかの実施例では、認証中に作成されたテンプレートと、登録中に作成され保存された初期テンプレートとの間のデータ変動(例えば、ハミング距離)が事前に定義された閾値内にある場合、認証は成功とすることができる。
【0149】
2要素、3要素、4要素、および/または5要素の認証方法で2以上の要素の統合(1以上のアルゴリズムを用いた統合)が行われない場合がある実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のアルゴリズムを用いて、認証中に作成された各要素のテンプレートを、登録または加入中にサーバーコンピュータシステム124の記憶要素402および/またはメモリ404に作成および保存された各要素の初期テンプレートと比較して、テンプレートが一致または実質的に一致するかどうかで判定することができる。例えば、バイオメトリクスまたはサイト画像、ビデオ、またはライブビデオ情報、ユーザ信用情報、デバイスPUF、デバイス識別情報、および地理的位置データからなる5要素認証方法が用いられる場合、サーバーコンピュータシステム124は、1つまたは複数のアルゴリズムを用いて、5要素のそれぞれに関連する受信データ(または受信データに基づいて生成されたテンプレート)をサーバーコンピュータシステム124の 記憶要素402および/またはメモリ404に 保存された5要素のそれぞれに関連する初期データ(またはテンプレート)と比較し、データが一致するかまたは実質的に一致するかどうかで決定することができる。例えば、サーバーコンピュータシステム124は、顔テンプレート、ユーザ信用情報、PUFの定数値(例えば、キー)、デバイス識別情報、および地理的位置 データを、サーバーコンピュータシステム124の記憶要素402および/またはメモリ404に 保存された顔テンプレート、ユーザ信用情報、PUFの定数値(例えば、キー)、デバイス識別情報、および地理的位置データと比較して、それらが一致または実質的に一致するかで判断することができる。サーバーコンピュータシステム124が、定数値(例えば、鍵)または一意のデバイス識別子の一方向関数(例えば、暗号ハッシュ関数など)を保存する実施例において、サーバーコンピュータシステム124は、受信した1つ以上の鍵または一意のデバイス識別子の関数が、保存された1つまたは複数の鍵または一意のデバイス識別子の関数と等しいかどうかをチェックする (例えば、f(受信した鍵)= f(保存した 鍵))ことによって、1つまたは複数のデバイスを認証し得る。
【0150】
いくつかの実施例では、テンプレートが一致するか、または実質的に一致する場合、認証は成功とすることができる。いくつかの実施例では、認証中に作成されたテンプレートと、登録中に作成され保存された初期テンプレートとの間のデータの変化量が、予め定義された閾値内にある場合、認証は成功とすることができる。いくつかの実施例では、サイトデバイス129の各々および/またはポイントサービスシステム118の各々の認証は、認証中に作成されたテンプレートと登録中に作成および記憶された初期テンプレートとの間のサイトデバイス129の各々および/またはポイントサービスシステム118の各々の検証された地理的位置のデータ変動が、予め定義された閾値内にあるない場合には成功しない場合がある。
【0151】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1つまたは複数のユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証デバイス116、広告サービスプロバイダーデバイス127、サービス地点のシステム118、およびサイトデバイス129の地理的位置データを、1つ以上のアルゴリズムを用いて、1つまたは複数のユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、POSシステム118、およびサイトデバイス129が関連するGPS/AGPSによって取得したリアルタイムの地理的位置データを、無線キャリアまたはモバイルキャリア、あるいは無線サービスプロバイダから得られた地理的位置データ、および/またはサーバーコンピュータシステム124が決定した地理的位置データと比較することによって、それらに関連するGPS/AGPSセンサーによって得られたそれらの現在の地理的位置データが、ワイヤレスまたはモバイルキャリア、またはワイヤレスサービスプロバイダーおよび/またはサーバーコンピュータシステム124によって決定された地理的位置と一致するかまたは実質的に一致するかを決定し得る、ここで、そのデバイスは、ワイヤレスまたは携帯電話キャリヤー、またはワイヤレスサービスプロバイダー、そして、ブルートゥースワイヤレス、ブルートゥース低エネルギーおよび/または近距離フィールド通信ネットワークのいずれかであって短距離無線ネットワークを介して互いに通信するように構成されていてもよく、ここで、そのデバイスは、同期時刻を持つ1つ以上の登録デバイスのネットワーク範囲内に配置されている。いくつかの実施例では、登録されたデバイスの地理的位置データは、次の場合に検証に成功する、それはもしサーバーコンピュータシステム124によって 決定された地理的位置データ、および/または無線または携帯通信事業者、もしくは無線サービスプロバイダから取得した地理的位置データが、その関連するGPS/AGPSセンサによって取得した登録デバイスのリアルタイム地理的位置データと一致するか、もしくは実質的に一致する場合、または三つの地理的位置間の距離が事前に定義した閾値以内の場合であり得る。いくつかの実施例では、その事前に定義された閾値は、サーバーコンピュータシステム124によって調整されてもよく、それによって1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、サイト128、広告サービスプロバイダー126および/またはその関連デバイスのアクセスを、サーバ・コンピュータ・システム124に対して特定の地理的位置、特定の地域、特定の都市、および/または特定の国に制限することができる。
【0152】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、POSシステム118およびサイトデバイス129の GPS/AGPSセンサによって取得されたリアルタイム地理位置データを、それらを登録または加入させる前に、あるいはそれらをサーバーコンピュータシステム124で認証する前に検証し得る。いくつかの実施例では、1つまたは複数のデバイスの認証および加入は、そのGPS/AGPSセンサによって取得されたリアルタイムの地理的位置データが正常に検証されない場合、成功しない場合がある。
【0153】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1つまたは複数のアルゴリズムを使用して、地理的位置を要求する1つまたは複数のデバイス(たとえば、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証デバイス116、広告サービスプロバイダーデバイス127、サービスシステム118およびサイトデバイス129)の地理的位置を、地理的位置を要求する1つまたは複数のデバイスの間の距離を決めることで決定し得て、そして1つまたは複数の静的および/または動的で、同期化時刻を持つ登録デバイス(例えば、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配信者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、POSシステム118およびサイトデバイス129)の地理的位置を、同期化時刻を有するデバイスのそれぞれが地理的位置を要求する1つまたは複数の登録デバイスからの要求を受信するのにかかる時間を決定することにより、決定し得る、その際、地理的位置を要求する1つまたは複数の登録済みデバイスの地理的位置データが、サーバーコンピュータシステム124の記憶要素402および/またはメモリ404に保存され得、その際、地理的位置を要求する1つまたは複数の登録済みデバイスが、同期した時間を有する1つ以上の登録済みデバイスのネットワーク範囲内に位置し得て、その際、時刻が同期化された1つまたは複数の登録済みデバイスおよび地理的位置を要求する1つまたは複数の登録済みデバイスが、ブルートゥース無線、ブルートゥース低エネルギーおよび/または近距離無線通信ネットワークのうちの1つである短距離無線ネットワークを介して通信するように構成され得、その際、時刻が同期化された1つまたは複数の登録済みデバイスおよび地理的位置を要求する1つまたは複数の登録済みデバイスは、無線通信事業者またはモバイル通信事業者または無線サービスプロバイダおよびサーバーコンピュータシステム124と通信するように構成され得て、そしてその際、地理的位置データは、定期的に、断続的に、または継続的に取得されてサーバーコンピュータシステム124の記憶要素402および/またはメモリ404に保存され得る。
【0154】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は 、検証サービスを提供するよう構成され、そこでは1人以上のパートナー104または1つ以上の未登録エンティティへのサービスやプロセスがサーバーコンピュータシステム124によって可能になり、1人以上のユーザー102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダー126の身元を認証および検証することを要求することが可能になり得る。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1人以上のパートナー104または1つ以上の未登録エンティティへのサービスおよび/またはプロセスを可能にし得て、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126を認証するように要求する権利を与え得る。そのような場合、サーバーコンピュータシステム124は、1人以上のユーザ102、パートナー104、販売店106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の認証の要求を1人以上のパートナー104 および/または 1つの未登録のエンティティから受信してもよく、サーバーコンピュータシステム124は、1人以上のユーザ102、パートナー104、販売店106、検証者108および/または広告サービスプロバイダ126を認証して、認証のステータスまたは結果のサービスおよび/またはプロセスを提供し、1つ以上のパートナー104および/または1つの未登録エンティティに通知し得る。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、クレデンシャル(ワンタイムパスワードトークン、公開鍵、秘密鍵、パスワード、RSA署名、および同種のもの)を、1つ以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の認証の成功とともに結合し、その際、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の認証成功後、クレデンシャルを1つ以上のパートナー104または1未登録エンティティのサービスまたはプロセスに入手可能とし得る。 いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1人または複数のパートナー104および/または1つの未登録エンティティが、1つまたは複数のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の位置ベースの検証、デバイス物理的非クローン機能ベースの検証、ユーザ証明書ベースの検証、デバイス識別情報ベースの検証、および/またはバイオメトリック情報ベースの検証といった認証オプションを決定する権限を与えてもよい。そのような場合、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のパートナー104および/または1つ以上の未登録エンティティによって選択されたオプションに従って、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ 126を認証することができる。
【0155】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ 126が、それらの関連する1つまたは複数のデバイスの変更または使用を要求することを可能にし得て、 その際、サーバーコンピュータシステム124は、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108,および/または広告 サービスプロバイダ126に、それらを認証した後に、サーバーコンピュータシステム124に登録されたそれらの関連する検証済みデバイスから、1つまたは複数のデバイスを変更または使用する要求を提出することを可能にし得て、その際、サーバーコンピュータシステム124は、サーバーコンピュータシステム124への新しいデバイスの登録または加入中にその新しい1つまたは複数のデバイスを認証することを排除することができる。実施例において、1人以上のユーザ102、パートナー104、ディ ストリビュータ106、 検証者108、および/または広告 サービスプロバイダ126の 検証済みデバイスが 、紛失、損傷、または利用できず、リクエストを提出できない場合、サーバーコンピュータシステム124は 、紛失、損傷、または利用できないデバイスを無効化またはブロックして、1人以上のパートナー104が彼らに代わってパートナーのデバイス112および/またはパートナーのPOSシステム118からリクエストを提出できるようにすることができ、その際、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上の パートナー104がサーバーコンピュータシステム124に要求を提出することを可能にする前に、1つ以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダー126を認証し、それらの関連デバイスの認証を排除することができ、その際、認証が、1要素、2要素、3要素、または4要素の認証方法に従って行われてもよく、サーバーコンピュータシステム124が要求を受け入れた後、サーバーコンピュータシステム124はユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダー126が、サーバーコンピュータシステム124との通信に用いられる新しい1つ以上のデバイスを登録することを可能とし、その際、サーバーコンピュータシステム124は、サーバーコンピュータのシステム124への新しいデバイスの登録または登録中に、新しい1つ以上のデバイスの認証を排除することがある。
【0156】
ユーザ信用情報が認証方法の要素として使用されるいくつかの実施例では、1つ以上のサイトデバイス128およびPOSシステム118が、データをサーバーコンピュータシステム124に送信することができる。 そのような場合、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のパートナー104から、1つ以上のポイントオブサービスシステム 118がサーバーコンピュータシステム 124にアクセスできるようにするための要求を受信した後、1つまたは複数のパートナー104に1回限りの信用情報(例えば、ユーザ名、パスワード、個人識別番号(PIN)、キーなど)を生成し送信し得るが、その場合、クレデンシャル情報は1つまたは複数のパートナーデバイス112に送信してもよく、そしてその際、クレデンシャル情報はただ1回使用することが可能である。サーバーコンピュータシステム124は 、1つまたは複数のサイトデバイス 129の登録、設置および/または保守中に、または1人または複数の 検証者108からの要求に基づいて、1つまたは複数のサイトデバイス129が サーバーコンピュータシステム124にアクセスすることを可能にするための1回限りのクレデンシャル情報(例えば、ユーザ名、パスワード、個人識別番号(PIN)、キーなど)を生成して1人または複数の 検証者108に送信し得るが、 この際、このクレデンシャル情報を1つまたは複数の検証デバイス116に送信してもよく、なおその際、クレデンシャル情報はただ1回使用することが可能である。
【0157】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のパートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126が、制限された特権を有する1つ以上の従業員アカウントと、メイン管理者アカウント(配給業者106、検証者108、および広告サービスプロバイダ 126のサーバーコンピュータシステム124への登録時に作成された第1のアカウント)と同じ特権を有する管理者アカウントとを作成することを可能としてもよい。サーバーコンピュータシステム124は 、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126が、1つまたは複数の従業員アカウントおよび管理者アカウントを無効化する要求を提出することを可能にしてもよく、その際、1つ以上の管理者アカウント(例えば、管理者アカウント保持者)は、1つまたは複数の従業員アカウントおよび/または管理者アカウントを無効化する要求に同意することが求められてもよく、またその際、サーバーコンピュータシステム124は 、1つまたは複数の従業員アカウントおよび/または管理者アカウントを無効にする前に1つまたは複数の管理者アカウント保持者を認証することが可能である。
【0158】
そして、販売店106、パートナー104、ユーザ102、検証者108、サイト128、および/または広告サービスプロバイダ126の各々に、固有のユーザ識別子が割り当てられ得る。ユニークなユーザ識別子は、例えば、サーバーコンピュータシステム124によって割り当てられた数字、記号、アルファベット、または文字と数字の任意の組み合わせであってもよい。配給業者106、パートナー104、ユーザ102、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の固有のユーザ識別子は、配給業者106、パートナー104、ユーザ102、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126が選択するか、あるいは配給業者106の、パートナー104の、ユーザ102の、検証者108の、および/または広告サービスプロバイダ126の電話番号とされてもよい。場合によっては、一意でないデータの組み合わせが、一意のユーザー識別子として機能することがあり得る。また、本明細書では、「一意のユーザー識別子」という用語は、ここでいう「アカウント識別子」を指す場合もある。
【0159】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、未登録のエンティティ(例えば、製品メーカー、中間機関、大学、会社、組織、政府機関、消費者報告機関、環境製品申告プログラムオペレータ)のシステムおよび/またはPOSのシステムの外部にあってもよく、物理的に分離したコンピューティングシステム間の通信に適した通信ネットワークおよび方法を用いて未登録エンティティのシステムまたはPOSシステムと通信することができる。このように、未登録エンティティのシステムまたはPOSシステムは、サーバーコンピュータシステム124によって 、1つまたは複数のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126に関連するアカウント識別子および/または他の情報に関する情報をサーバーコンピュータシステム124と交換できるようにしてもよい。
【0160】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は 、1つ以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126が、ゼロ知識証明またはゼロ知識プロトコル(例えば、uPortなど)およびまたは1つ以上の外部アイデンティティ管理システムおよび/または暗号技術を利用するシステムを通じて検証することを可能にしてもよく、サーバーコンピュータシステム124での登録中または後にデータベースを参照することによって検証することも可能である。例えば、1人以上のユーザー102は、サーバーコンピュータシステム124に登録し、サーバーコンピュータシステム124に提供したい個人情報を選択してもよく、ゼロ知識証明またはゼロ知識プロトコル(例えば、uPortなど)を含むがこれに限らない暗号技術を利用する1つ以上の外部アイデンティティ管理システムおよび/またはシステムを通じて アイデンティティを確認させることを選択することもできる。
【0161】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、サイト128、配給業者106、パートナー104、ユーザ102、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ 126と それらの関連デバイスについての記録を作成してもよく、記録はそれぞれの識別情報(例えば、バイオメトリック情報、サイト画像、ビデオおよびまたはライブビデオ情報、信用情報、地理位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、ブロックチェーン識別子、公開キー)と関連付けられることができる。記録は、サーバーコンピュータシステム124の記憶要素402および/またはメモリ404に保存されてもよく、1つまたは複数の記録は、それぞれのアカウントプロファイルの下にリストされてもよい。
【0162】
ブロックチェーンが利用され得る実施例において、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126が、1つ以上の外部アイデンティティ管理システムおよび/またはゼロ知識証明またはゼロ知識プロトコル(例えば、uPortなど)を含むがこれに限定されない暗号技術を利用するシステムを通じて、および/またはデータベースを参照して検証することができるようにしてもよい。例えば、スマート契約ライブラリ は、1つ以上の外部アイデンティティ管理システムおよび/またはゼロ知識証明またはゼロ知識プロトコル(例えば、uPortなど)を含むがこれに限定されない暗号技術を利用するシステムを通じて、および/またはデータベースを参照することによって、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108および/または広告サービスプロバイダ126のアイデンティティを確認してもよい。本明細書で使用される場合、用語「スマート契約ライブラリ」は、スクリプトを指す場合があり、スクリプトは、1つ以上の外部アイデンティティ管理システムおよび/またはゼロ知識証明またはゼロ知識プロトコル(例えば、uPortなど)を含むがこれに限定されない暗号技術を利用するシステムを通じて、および/またはデータベースへの参照によりブロックチェーン上のユーザ102、パートナー104、販売店106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126のアイデンティティを検証する場合がある。
【0163】
ブロックチェーンが利用され得る別の実施例では、ユーザ102、パートナー,104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ 126が 登録中に必要な情報を入力し、検証プロセスを完了すると、分散台帳に登録され、スマート契約ライブラリと関連付けられ得る。ブロックチェーンが利用され得る別の実施例では、1つ以上のサイト128を登録するために1つ以上の検証者108によって 提出された登録要求がサーバーコンピュータシステム124によって受け入れられると、1つ以上のサイト128およびそれらの関連サイトデバイス129は分散台帳に登録され、スマート契約ライブラリと関連付けられ得る。
【0164】
ブロックチェーンが利用され得る他の実施例では、ブロックチェーン識別子、ユーザ識別子、および/または鍵が、サイト128、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダー126の各々に、分散台帳にアクセスするためにネットワークに参加した後に割り当てられ得る。分散台帳は、複数のサイトデバイス129、POSシステム118、コンピューティングノード122、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証デバイス116、 広告サービスプロバイダデバイス127、および/または他のプロセッサベースのデバイスに保存され得る。いくつかの実施例では、分散台帳のノードは、パートナー104、配給業者106、検証者108、ユーザ102、および/または広告サービスプロバイダ 126に関連するシステムを含み得る。いくつかの実施例において、分散台帳は、1つ以上の共有台帳、分散データベース、ハッシュチェーンデータベース(暗号ハッシュチェーンデータベース)、ブロックチェーンデータベース、およびブロックチェーンをベースとしたデータベースから構成され得る。いくつかの実施例では、分散型台帳は、ネットワークで発生し、サイト128、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126に関連する取引、ならびに他のデータまたは情報がブロックに集められ、各ブロックがチェーン内の前のブロックのハッシュ(暗号ハッシュ)を含み、ハッシュチェーン(暗号ハッシュチェーン)を構成し得て、そこでは、ブロックチェーンはネットワークで発生する取引の形態(例えば情報の転送または交換)として任意のタイプのデータを記録することができる。ネットワークで発生し、サイト128、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ 126に関連する取引やその他の情報は、分散台帳のノードに放送され、集団で検証され得る。いくつかの実施例では、分散型台帳は、複数のサイト128、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダーを126とそれらの関連デバイスの環境活動情報、環境法違反情報、バイオメトリック情報、サイト画像、ビデオおよび/またはライブビデオ情報、信用情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、ブロックチェーン識別子、公開鍵、および/または他の識別データ)等の情報のデジタル記録からなることがあるが、それだけに限らない。
【0165】
ステップ256において、サーバーコンピュータシステム124は、登録ユーザになる前にユーザ102によって実施された(例えば、購入、使用、または完了した)環境活動(例えば、製品および/またはサービス)に関する情報を受信または収集することができる。その情報は、ユーザがサーバーコンピュータシステム124と通信し、サーバーコンピュータシステム124に必要な情報を提供することを許すまたは可能にするユーザのデバイス110で通信することによって、ユーザから収集され得る。データは、ユーザをサーバーコンピュータシステム124に登録する間または後に、サーバーコンピュータシステム124によってユーザから収集される可能性がある。ユーザから収集される情報は、個人情報(例えば、名前、住所、パスポート番号、納税者番号、電話番号、電子メールアドレス、パスワード、ユーザ名、および/または同様のもの)、登録パートナー104中のあるパートナーに関する情報(例えば、パートナーの名前および/またはパートナーのアカウント識別子)およびユーザの家庭のエネルギー、交通、廃棄物、食品、買い物に関する情報などユーザの環境活動に関する情報を含むが、それだけに限定されない。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、パートナー104中のある登録されたパートナーおよび/または未登録のエンティティによって提供された情報またはユーザから収集された情報を検証することができる。いくつかの実施例では、ユーザー102のユーザーによって提供された、またはユーザーから収集された情報の検証は、パートナー104中のある登録済みパートナーの1つ以上のPOSシステム118、登録済みパートナーの1つ以上のデバイス400、および/または未登録のエンティティの1つ以上のデバイス400と通信することによって行われ得て、そこでは1人以上のユーザー102、パートナー104、配給業者106のそれぞれのアカウント識別子および/またはユーザーによって提供されるまたはユーザーから収集される他の識別データ(例えば、バイオメトリック情報、信用情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、公開鍵、固有のユーザー識別子、ブロックチェーン識別子、名前、住所および/またはその他の識別データ)が、検証プロセスのためにそれと交換される通信で使用され得る。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステムは、パートナー104中のある登録されたパートナーの1つ以上のPOSシステム118、登録されたパートナーの1つ以上のデバイス400、および/または未登録の事業体の1つ以上のデバイス400と対話することで、登録ユーザになる前に1人以上のユーザ102によって行われた環境活動(例えば、製品および/またはサービス)に関する情報(例えば、購入した、使用した、完了した)を収集するために、登録ユーザーになる前の1人以上のユーザー102によって実行された(例えば、購入、使用、または完了された)、環境活動(例えば、製品および/またはサービス)についての情報を受け取る、その際、ユーザから受信した1人以上のユーザー102、パートナー104、配給業者106のそれぞれのアカウント識別子、および/または他の識別データ(例えば、,バイオメトリック情報、信用情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、公開鍵、固有のユーザ識別子、ブロックチェーン識別子、名前、住所、および/または他の識別データ)は、検証プロセスのためにそれと交換する通信で使用されてよく、その際、受信情報はサーバーコンピュータシステムのデータベースに保存され得る。
【0166】
サーバーコンピュータシステム124は、さらに、ユーザ102から収集したデータに基づいて、1つ以上のアルゴリズムを用いてユーザの環境活動に対する推定環境影響を算出することができる。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、環境活動が、検証者108の検証者によって以前に検証された検証済み環境製品申告に関連しない場合、登録ユーザーになる前にユーザーによって実施(例えば、購入、使用、または完了)されたユーザーの環境活動(製品および/またはサービス)のそれぞれの推定環境影響を決定することを1人以上の検証者108に許可または可能にしてもよい。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、環境製品申告が検証者108中のある中のある検証者によって以前に検証され、パートナー104中のあるパートナーに関連付けられた場合、同じ環境活動の検証済み環境製品申告に基づいて、登録ユーザになる前にユーザが実施した(例えば、購入、使用、または完了した)環境活動(製品および/またはサービス)の各活動の環境影響を判定してもよい。
【0167】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、ポイント、通貨、暗号通貨、および/またはクレジットをユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、 および/または広告サービスプロバイダ 126に割り当ててもよく、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、 および/または広告サービスプロバイダ126が 自分のアカウントと関連付けられたポイント、通貨、暗号通貨(暗号の通貨)および/またはクレジットに関する所有権記録を互いに移転することができるようにしていてもよい。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、アカウントと、複数のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の識別データ(例えば、バイオメトリック情報、資格情報、地理位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、公開鍵、固有のユーザ識別子、ブロックチェーン識別子、名前、住所、および/または他の識別データ)と関連するポイント、通貨、暗号通貨(暗号による通貨)、並びにクレジット記録および/または所有権記録を作成し得る。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、ユーザ102がポイント、通貨、暗号通貨(暗号による通貨)、および/またはクレジットを入金すること、および/または交換すること(例えば、ポイントを不換通貨、電子通貨、および/または暗号通貨などの任意の形態の通貨に交換すること)を許可または可能にし得る。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は 、ポイント、通貨、暗号通貨、および/またはクレジットを入金、送金、および/または交換するために、第三者システム(例えば、通貨、暗号通貨交換プラットフォーム、またはシステム)と通信することができる。
【0168】
ブロックチェーンが利用され得る実施例では、ポイント、通貨、暗号通貨、および/またはクレジットの所有権記録は、ブロックチェーンベースの暗号通貨(暗号による通貨)システムにおける通貨の移転と同様のプロセスで移転され得る。ブロックチェーンが利用され得るいくつかの実施例において、分散型台帳は、暗号通貨(暗号による通貨)ブロックチェーンのサイドチェーン、またはスタンドアロン台帳で構成されてもよい。
【0169】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上の検証者108が 、パートナー104中のあるパートナーが提供する各サービスのサービス単位(利用単位)を、そのカテゴリに基づいて、および/またはそのサービスの環境製品申告に記載された情報に基づいて決定することを許可し、または可能にしてもよい。例えば、サーバーコンピュータシステム124のパートナー104としての輸送会社は、輸送サービスとして、電気自動車の使用(例えば、充電ステーションで再生可能な電力を使用し得る)を利用者102に提供してもよく、輸送会社のPOSシステム118は、データ(例えば。距離に関する情報およびユーザ102の識別情報)を収集し、データをサーバーコンピュータシステム124に送信し;サーバーコンピュータシステム124は、1つまたは複数の検証者108が輸送サービスのサービス単位(使用単位)(例えば、サービスを使用する1時間、および/または1マイルあたり)を決定することを許可または可能にし;サーバーコンピュータシステム124は、検証済みの環境製品申告と関連し、パートナー104中のあるパートナーがユーザの102アカウントで提供する任意のサービスがユーザ102によって実施(例えば、完了)されるとサービス単位(使用単位)をクレジットすることができる。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は 、ユーザ102のアカウントの下にクレジットされたサービスユニットに基づくユーザ102の消費行動を1つ以上のアルゴリズムを用いて比較し、そのアカウントの下にクレジットされたサービスユニットの数に基づいてユーザ102を 表彰または罰することができる。例えば、サーバーコンピュータシステム124は、ユーザ102の消費行動に基づいて、ユーザ102のアカウントから暗号通貨、通貨、および/またはポイントを追加または減算することができる。
【0170】
サーバーコンピュータシステム124は、サービス単位(利用単位)を用いて、ユーザ102の環境クレジットスコアを算出し得る。サーバーコンピュータシステム124は、サービスユニット(利用単位)を使用して、ユーザのアカウントの下でクレジットされ得るサービスユニット、ポイント、暗号通貨、任意の他の報酬の数(例えば、最大または最小単位数)を決定し得る。
【0171】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は 、登録ユーザとなる前または後に実施された(例えば、購入、使用、または完了した)ユーザの環境活動(例えば、製品および/またはサービス)の環境影響を含むがこれに限定されない要因に基づいて、1つ以上の環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を登録ユーザ102に提案または推奨し得る。その推奨または提案される環境活動(例えば、製品および/またはサービス)は、ユーザーの環境活動の環境影響を低減することを目的としている場合がある。サーバーコンピュータシステム124は、推奨または提案された環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を実施(例えば、購入、使用、または完了)した後に、ユーザのアカウントにポイントおよび/またはクレジットを付与または加算することができる。サーバーコンピュータシステム124は 、ユーザ102のアカウントの下でクレジットされたポイントおよび他の要素を使用して、ユーザの環境クレジットスコアを計算することができる。サーバーコンピュータシステム124は、環境活動(例えば、製品および/またはサービス)の環境製品申告のスコアに基づいて、ユーザ102中のあるユーザが実施する各環境活動に対して付与すべき点数を決定することができる。
【0172】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、深層学習による1つ以上のアルゴリズム、機械学習、および/または訓練されたニューラルネットワークを用いて、ユーザの習慣および/または行動(例えば、環境に優しい習慣)を決定し、ユーザ102に環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を推奨または提案することができる。サーバーコンピュータシステム124は、ユーザの環境活動の実行の決定と、ユーザのサーバーコンピュータシステム124との相互作用(例えば、実行する環境活動の種類、環境活動の実行時間、環境活動の地理的位置、および環境活動の実行コスト)、外部ソース(例えば、データ管理プラットフォーム)から収集したユーザの活動に関する情報、および他の要因を用いたユーザの習性や行動を、1つ以上のアルゴリズム、機械学習、および/または深層学習により学習済みニューラルネットワークを用いて決定してもよい。
【0173】
非限定的な例として、サーバーコンピュータシステム124は、ユーザ102中のあるユーザに対して、再生可能電力の使用、特定の電気自動車の使用、登録パートナー104または未登録のエンティティが提供する他の任意の環境に優しい製品および/またはサービスの使用を提案または推奨することができる。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、登録ユーザ102になる前のユーザの環境活動の環境影響、サーバーコンピュータシステム124によって提案または推奨され、登録ユーザになった後にユーザ102によって実施された(例えば、参加、購入、使用、または完了)環境活動に基づいて、ユーザ102の環境クレジットスコアを計算することができる。サーバーコンピュータシステム124は、登録ユーザになる前にユーザ102のユーザが完了した環境活動に関する情報、および登録プロセスの間または後にユーザから収集した情報を、サーバーコンピュータシステム124の記憶要素402および/またはメモリ404のユーザの記録に保存し、ユーザ102、パートナー104および/または配給業者106のそれぞれのアカウントプロファイルの下に情報をリストしてもよい。
【0174】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、登録ユーザ102である前のユーザの環境活動の環境影響、サーバーコンピュータシステム124によって提案または推奨され、登録ユーザになった後にユーザ102によって実施(例えば、参加、購入、使用、または完了)された環境活動に基づいて1つ以上のユーザ102にポイント、通貨、暗号通貨、および/またはクレジットを付与し、ポイント、通貨、暗号通貨、および/またはクレジットはユーザ102によって消費されてよく、ユーザ102によって交換可能、または使用可能であり得る。いくつかの実施例では、ユーザー120の計算されたポイントおよび/またはクレジットは、通貨(例えば、暗号通貨)として使用されてもよく、および/または任意の形態の通貨(例えば、不換紙幣、電子通貨、および/または暗号通貨)に交換されてもよい。
【0175】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1人以上のユーザ102の付与されたポイントまたはクレジットを使用して、パートナー104中のあるパートナー、および/または未登録のエンティティが提供する1つまたは複数の製品および/またはサービスを購入することを可能にし得る。いくつかの実施例では、ユーザ102の計算されたポイントまたはクレジットおよびその関連するトランザクションは、サーバーコンピュータシステム124のデータベースに保存されてもよく、ユーザ102および/またはパートナー104のそれぞれのアカウントプロファイルの下にリストされてもよい。いくつかの実施例では、ユーザー102の計算されたポイントまたはクレジットは、リモートデータベースおよび/または分散データベースに保存されてもよい。
【0176】
ブロックチェーンが利用され得る実施例において、分散台帳は、環境活動情報、ユーザ102の算出ポイントおよび/またはクレジット、並びにその関連取引、および/または他の情報がブロックに集められ、各ブロックがチェーン内の前のブロックのハッシュ(暗号ハッシュ)を含むハッシュチェーン(暗号ハッシュチェーン)を含むことができる。ブロックチェーンが利用され得る実施例では、環境活動情報、ユーザ102の計算されたポイントおよび/またはクレジット、並びにその関連する取引、および/または他の情報は、分散台帳のノードに放送され、集団的に検証されてもよい。
【0177】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、ユーザ102が、ユーザのアカウントに関連付けられた計算されたポイントおよび/またはクレジットを使用して、パートナー104および/または未登録のエンティティが提供する1つ以上の製品および/またはサービスを入手または購入することを許すかまたは可能にすることがある。例えば、ユーザ102は、POSシステム118、パートナーデバイス112、および/またはパートナー104に関連するシステムを通じて認証されてもよい。POSシステム118、パートナーデバイス112、および/またはパートナー104に関連するシステムは、サーバーコンピュータシステム124と通信することにより、ユーザ102を認証および検証し、および/またはユーザ102に関連するポイント数、クレジット、通貨量、暗号通貨、ポイント、および/またはクレジットをチェックしてもよい。いくつかの実施例では、ユーザー102の固有のユーザー識別子、公開鍵、アカウント識別子、またはブロックチェーン識別子は、(a)ユーザー102が実施した(例えば、購入、使用、または完了した)環境活動に関連する取引を完了し、(b)ユーザー102をサーバーコンピュータシステム124に登録し、(c)パートナー104が提供する製品またはサービスを購入するためにPOSシステムによって読み取り得る識別カード、バーコード、RFID、QRコードまたは電子タグ、および/またはその他の技術もしくはデバイスの形態であってもよい。
【0178】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は 、ユーザ102の計算されたポイント、通貨、暗号通貨、またはクレジットとその関連するトランザクションをサーバーコンピュータシステム124の 記憶要素402および/またはメモリ404に保存し、ポイント、通貨、暗号通貨、またはクレジットとそれに関するトランザクションに関する情報をユーザ102および/またはパートナー104のそれぞれのアカウントプロファイルの下にリストしてもよい。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は 、ユーザの計算されたポイントまたはクレジットをリモートデータベースおよび/または分散データベースに保存してもよい。
【0179】
ブロックチェーンが利用され得る実施例では、サーバーコンピュータシステム124は 、ブロックチェーンに基づく暗号通貨システムにおける通貨の転送と同様のプロセスを用いて、ポイント、通貨、暗号通貨、および/またはクレジットの所有権記録を転送し得る。例えば、サーバーコンピュータシステム124は 、ユーザ102がパートナー104が提供する製品および/またはサービスを購入する際に、購入証明として、ポイント、通貨、暗号通貨、および/またはクレジットの所有記録をユーザ102のアカウントからパートナー104のアカウントに移転してもよい。ブロックチェーンが利用され得るいくつかの実施例において、分散型台帳は、暗号通貨ブロックチェーンのサイドチェーンまたはスタンドアロン台帳から構成されてもよい。
【0180】
ステップ258において、登録パートナー104および/または登録配給業者106は、データをサーバーコンピュータシステム124に送信してもよい。登録パートナーによるサーバーコンピュータシステム124へのデータの送信は、パートナーの1つ以上のパートナーデバイス112および/または1つ以上のPOSシステム118を介してサーバーコンピュータシステム124と通信することによって行われてよく、1つ以上のユーザー102、パートナー104、配給業者106のそれぞれのアカウント識別子および/または他の識別(例えば、バイオメトリック情報、信用情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、公開鍵、ユニークユーザー識別子、ブロックチェーン識別子、名前、住所、および/または他の識別データ)が、パートナーの識別および/または検証のためにそれと交換される通信で使用されてもよい。登録された配給業者106によるサーバーコンピュータシステム124へのデータの送信は、配給業者デバイス114の1つまたは複数のデバイスを介してサーバーコンピュータシステム124と通信することによって行われてもよく、1つまたは複数のパートナー104、配給業者ー106のそれぞれのアカウント識別子、および/または他の識別データ(例えば、。バイオメトリック情報、信用情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、公開鍵、ユニークユーザー識別子、ブロックチェーン識別子、名前、住所、および/または他の識別データ)は、配給業者の識別および/または検証のためにそこで交換される通信で使用されてもよい。
【0181】
いくつかの実施例では、1つ以上の登録パートナー104によってサーバーコンピュータシステム124に送信されるデータは、1人以上のユーザ102、パートナー104および/または配給業者106の1つ以上の環境法違反に関するデータ、並びにパートナー104によって報告される他の情報および活動を含む場合がある。いくつかの実施例では、1つ以上の登録パートナー104によってサーバーコンピュータシステム124に送信されるデータは、1つ以上の登録パートナー104によって1つ以上のユーザ102に提供される1つ以上の環境活動(例えば、製品および/またはサービス)に関するデータを含む場合がある。いくつかの実施例では、1つ以上の登録配給業者106がサーバーコンピュータシステム124に送信するデータは、1つ以上の配給業者により1つ以上のパートナー104に配布された環境活動(例えば、製品および/またはサービス)、並びに1つ以上の配給業者106が1つ以上のパートナー104に環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を配布するために使用した環境活動に関するデータを含むことができる。
【0182】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上の登録パートナー104および/または1つ以上の登録販売者106に、サーバーコンピュータシステム124によってホストされるまたは関連するウェブサイトおよび/またはモバイルアプリケーションなどを通じて、1つ以上の環境活動(例えば、製品および/またはサービス)の複数のカテゴリーから選択し、それらが提供、配布および/または使用する環境活動および/またはパートナー104が報告する環境法違反に関するオンライン情報をリストし埋めることができるオプションを提供してもよい。
【0183】
いくつかの実施例では、1つ以上の登録パートナー104は、データをサーバーコンピュータシステム124に送信してもよく、そのデータは、パートナー104によってユーザ102に提供される環境活動(例えば、製品および/またはサービス)に関連するものである。パートナー104の各々が送信する各環境活動のデータは、これらに限定されないが、パートナーの識別データ(例えば、バイオメトリック情報、信用情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、公開鍵、ユニークユーザー識別子、ブロックチェーン識別子、名前、住所、および/または他の識別データ)、並びに、環境活動が送信された地理的位置、パートナー104がユーザー102に提供したい環境活動(例えば、製品および/またはサービス)、および/または環境製品申告を含むがそれらに限られない、送信した環境活動の情報であり得る。
【0184】
いくつかの実施例では、1つ以上の登録パートナー104は、データをサーバーコンピュータシステム124に送信してもよく、パートナー104によって報告されたローカルおよび/または国際環境法違反に関するデータは、1つ以上のユーザ102、パートナー104、および/または配給業者106に関する情報を含んでいる。そのパートナー104の各々が送信する各環境法違反のデータは、これらに限定されないが、ユーザ、パートナー、配給業者、および/または検証者の識別データ(例えば、バイオメトリック情報、信用情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、公開鍵、ユニークユーザー識別子、ブロックチェーン識別子、名前、住所、および/または他の識別データ)、並びに、環境法違反に関する情報で、送信された地理的位置、納税者識別番号、名前(例えば、違反したユーザー102、パートナー104、配給業者106、および/または検証者108の氏名)、および/または住所などを含むがそれらに限定されない。
【0185】
いくつかの実施例では、パートナー104の各々が送信する各環境活動のデータは、1つ以上のユーザー名102、1つ以上のユーザーアドレス、他の情報(例えば、パスポート番号、納税者識別番号、電話番号、電子メールアドレス、パスワード、ユーザー名、公開鍵、ブロックチェーン識別子、ユーザーのバイオメトリックデータ情報)を示す情報を含んでもよいがこれに限定されない。パートナー104の各々が送信する各環境活動のデータは、また以下も含み得るがこれらに限定されない、1つ以上のパートナー名、1つ以上のパートナーの住所、1つ以上のパートナーのタイプ(例えば、製品メーカー、中間機関、大学、企業、組織、政府機関、消費者報告機関、環境製品申告プログラム運営者)を示す情報、識別情報(例えば、,バイオメトリック情報、信用情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、公開鍵、ユニークユーザー識別子、ブロックチェーン識別子、名前、住所、および/または他の識別データ)、および/または他の情報(例えば、納税者識別番号、電話番号、電子メールアドレス)。パートナー104の各々が送信する各環境活動のデータは、1つ以上の配給業者名、1つ以上の配給業者の住所、1つ以上の配給業者の種類(例えば、製品メーカー、中間機関、大学、企業、組織、政府機関、消費者報告機関、環境製品申告プログラム運営者)を示す情報も含み得るが、これに限定されず、識別情報(例えば、,バイオメトリック情報、信用情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、公開鍵、ユニークユーザー識別子、ブロックチェーン識別子、名前、住所、および/または他の識別データ)および/または他の情報(例えば、納税者識別番号、電話番号、電子メールアドレス)も含む。
【0186】
いくつかの実施例では、パートナー104のパートナーが提供する製品またはサービスの環境製品申告は、機械読み取り可能な形式であってもよい。いくつかの実施例では、パートナー104の各々は、サーバーコンピュータシステム124に、環境製品申告の登録番号、および/または環境製品申告プログラムのオペレータに関する情報、および/または他の情報を提供してもよい。いくつかの実施例では、環境製品申告は、ISO14025に基づくタイプIII環境製品申告であってよく、(a)特定のプログラム運営者によって発行されて、(b)特定の州、国、大陸、または地域などの特定の地理的地域における特定のプログラム運営者によって発行されて、または(c)製品および組織環境フットプリントカテゴリルール(PEFCR、OEFCR)の欧州パイロット(これに限定しない)に基づく調和製品カテゴリルールに基づいて、申告され得る。
【0187】
ブロックチェーンが利用され得る実施例において、分散型台帳は、ユーザ、パートナー、および配給業者の環境活動情報およびそれに関連する取引、および/または他の情報がブロックに集められ、各ブロックがチェーン内の前のブロックのハッシュを含むハッシュチェーンから構成され得る。ブロックチェーンが利用され得る実施例において、環境活動情報およびそれに関連する取引、および/または他の情報は、分散型台帳のノードにブロードキャストされ、集合的に検証され得る。
【0188】
ステップ260で、サーバーコンピュータシステム124は、1人以上の登録配給業者106および/または登録パートナー104からデータを受信することができる。いくつかの実施例では、1人以上の登録パートナー104によってサーバーコンピュータシステム124に送信されるデータは、1人以上のユーザ102、パートナー104および/または配給業者106の1つ以上の環境法違反に関するデータ、並びにパートナー104によって報告される他の情報および活動を含む場合がある。
【0189】
いくつかの実施例では、1人以上の登録パートナー104から受信されるデータは、その1人以上の登録パートナー104によってその1人以上のユーザ102に提供される1つ以上の環境活動(例えば、製品および/またはサービス)に関するデータを含み得て、受信されたデータは、そのパートナー104によってそのユーザ102に提供される環境活動(例えば、製品および/またはサービス)に関係し得る。パートナー104の各々から受診する各環境活動のデータは、これらに限定されないが、パートナーの識別データ(例えば、バイオメトリック情報、信用情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、公開鍵、ユニークユーザー識別子、ブロックチェーン識別子、名前、住所、および/または他の識別データ)、および環境活動が移転された地理的位置、パートナー104がユーザー102に提供したい環境活動(例えば、製品および/またはサービス)、および移転された環境活動についての情報で、環境活動が移転された地理的位置情報、パートナー104がそのユーザー102に提供したい環境活動(例えば、製品および/またはサービス)についての情報および/または環境製品申告を含むがそれらに限らない。サーバーコンピュータシステム124は、各環境活動に識別番号(例えば、数字、記号、アルファベット、またはサーバーコンピュータシステム124によって割り当てられた文字と数字の任意の組み合わせ)を割り当て、サーバーコンピュータシステム124の記憶要素402および/またはメモリ404にそのデータを記憶することができる。
【0190】
いくつかの実施例では、1つ以上の登録配給業者106がサーバーコンピュータシステム124に送信するデータは、1つ以上の配給業者により1つ以上のパートナー104に配布された環境活動(例えば、製品および/またはサービス)、および1つ以上の配給業者106が1つ以上のパートナー104に環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を配布するために使用した環境活動に関するデータを含むことができる。
【0191】
サーバーコンピュータシステム124は、各環境活動のカテゴリに基づいて、登録された配給業者および/または登録パートナーの記録にデータをリストすることができる。配給業者106およびパートナー104の記録は、パートナー104および配給業者106のそれぞれのアカウントプロファイルの下にリストされ得る。いくつかの実施例では、レコードは、リモートデータベースおよび/または分散データベースに保存され得る。
【0192】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、他のパートナー104(環境活動の元の所有者/生産者)によって所有または生産されている1つ以上の環境活動(例えば、製品および/またはサービス)をユーザ102に提供、再販、および/または配布したいパートナー104が、パートナー(環境活動の元の所有者/生産者)の環境活動を、サーバーコンピュータシステム124によってホストされている、または関連付けられているウェブサイトおよび/またはモバイルアプリケーションを介するなどのオプションを使用して検索することを可能にし得る、その検索には、その環境活動およびパートナー104(その環境活動の元の所有者/生産者)に関係する識別情報(例えば、そのパートナーの環境活動の識別番号、環境製品申告の登録番号、または識別番号、パートナーの一意のユーザー識別子、パートナーの公開鍵、および/またはその他の識別データ)を用い得る。サーバーコンピュータシステム124は、環境活動(例えば、製品および/またはサービス)に関連する識別データを、サーバーコンピュータシステム124のデータベースに保存された識別データと照合して、環境活動を識別し、その環境活動を、1つ以上の環境活動(例えば、製品および/またはサービス)をユーザ102に提供、再販、および/または配布したいパートナー104に提示する。サーバ・コンピュータ・システム124はまた、パートナー104が、同じ環境活動(例えば、製品および/またはサービス)をそのユーザ102に提供、再販、および/または配布することを望むことを証明および/または要求することを可能にする。サーバーコンピュータシステム124はまた、パートナー104(環境活動の元の所有者/生産者)が、パートナー104が環境活動をユーザ102に提供、再販、および/または配布することを許可または可能にする要求を承認または拒否することを許可または可能にすることができる。サーバ・コンピュータ・システム124は、環境活動をユーザ102に提供、再販、および/または配布することを要求したパートナー104の環境活動記録の下に環境活動を列挙することができる。
【0193】
いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、他のパートナー104(環境活動の元の所有者/生産者)に属する1つ以上の環境活動(例えば、製品および/またはサービス)をユーザ102に提供、再販および/または配布することを望むパートナー104が、他のパートナー104(環境活動の元の所有者/生産者)の環境活動の記録の下にリストされている1つ以上の環境活動(製品および/またはサービスなど)の複数のカテゴリーから選択し、同じ環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を提供または配布することを望むことを証明しおよび/または要求することを可能とする。
【0194】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、パートナー104(環境活動の元の所有者/生産者)が、そのパートナー104(環境活動の元の所有者/生産者)が所有または生産する環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を提供、再販、または配布する可能性のあるパートナー104の承認済みリストに関する情報をサーバーコンピュータシステム124に提供することを可能にすることができる。その情報には、識別データ(パートナーの一意のユーザー識別子、ブロックチェーン識別子、アカウント識別子、および/またはパートナーの公開鍵など)が含まれるが、これらに限定されない。
【0195】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1人以上の登録された検証者を、パートナー104中のあるパートナーの製品またはサービスの環境製品申告を検証するよう任命することができ、その任命は限定されないが以下の要因に基づく、すなわち、登録された検証者とパートナーの地理的位置、その検証者108のそれぞれによって検証された、またはサーバ・コンピュータ・システム124によってランダムに任命されたパートナー104中のあるパートナーの環境活動(例えば、製品および/またはサービス)に関する検証活動の数。いくつかの実施例では、その検証者108の各々は、サーバ・コンピュータ・システム124に登録された個別検証者、個人のグループまたは組織(例えば、認証機関)であり得て、検証活動(例えば、環境製品申告の検証、環境活動の環境への影響の決定)を実行する。いくつかの実施例では、検証者108の各々は、検証活動(例えば、環境製品申告の検証、環境活動の環境への影響の決定)を実行するためにサーバーコンピュータシステム124に登録される前または後に、1つ以上のトピックに関する検証者の知識を測定するための試験に合格しなければならない。
【0196】
いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、検証者108が、検証活動(例えば、環境製品申告の検証、環境活動の環境への影響の判定)を実施するため、サーバ・コンピュータ・システム124に登録される前または後に、個々の検証者グループまたは組織(例えば、認証機関)からの1人以上の個人の1つ以上のトピックについての知識を測定するため検査を実施することができる。
【0197】
いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、サーバ・コンピュータ・システム124と通信することによって、ネットワーク120(例えば、インターネット)上の複数のトピックに関する検証者108の知識を測定するための試験を行うことができる。いくつかの実施例では、検証者デバイス116は、サーバーコンピュータシステム124と通信するように設定され、そして検証者108がサーバーコンピュータシステム124にアクセスして検査を受けることを可能にするように設定され得る。いくつかの実施例では、検証者デバイス116は、1人以上の検証者108がビデオまたはライブの試験監督を使用して試験を受けることを可能にするように設定され得る。ビデオ試験監督が使用されるいくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124によって記録が行われ、サーバ・コンピュータ・システム124の記憶コンポーネント402および/またはメモリ404に記憶され、サーバ・コンピュータ・システム124は、登録された複数の検証者108の中から検証者を任命して、1人以上の検証者108が試験を受けた後、その1人以上の検証者108の試験成績を客観的に判断するようにし得る。ライブ試験監督が使用され得るいくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、登録された検証者108から1人以上の検証者108を割り当て、検証者108が試験を受ける間、検証者108のそれぞれをリアルタイムで監視するように選択され得る。いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、1つ以上のトピックに関する検証者108の知識を測定するための試験をスケジュールすることができる。いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、試験を受けることを希望する1人以上の検証者が試験をスケジュールすることを可能にすることができる。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、検証者108のそれぞれの検査能力をディープラーニングする手段によって1つ以上のアルゴリズム、機械学習、および/またはトレーニングされたニューラルネットワークで決定することができる。
【0198】
ブロックチェーンが利用され得る実施例において、サーバーコンピュータシステム124は 、1人以上の検証者108が、1つ以上の外部アイデンティティ管理システムおよび/またはゼロ知識証明またはゼロ知識プロトコル(例えば、uPortなど)を含むがこれに限定されない暗号技術を利用するシステムを通じて、および/またはデータベースを参照して検証されることができるようにしてもよい。例えば、スマート契約ライブラリは、1つ以上の外部アイデンティティ管理システムおよび/またはゼロ知識証明またはゼロ知識プロトコル(例えば、uPortなど)を含むがこれに限定されない暗号技術を利用するシステムを通じて、および/またはデータベースを参照することによって、検証者のアイデンティティを確認してもよい。
【0199】
ブロックチェーンが利用され得る実施例において、分散台帳は、各検証者の活動情報および/またはその他の情報がブロックに集められ、そして各ブロックはチェーン内の前のブロックのハッシュ(暗号ハッシュ)を含むハッシュチェーン(暗号ハッシュチェーン)を含むことができる。ブロックチェーンが利用され得る実施例において、各検証者108の活動情報および/またはその他の情報は、分散型台帳のノードにブロードキャストされ、集合的に検証され得る。
【0200】
いくつかの実施例では、検証者デバイス116は、検証者108を認証するためにサーバーコンピュータシステム124と通信するように設定され、その際、サーバーコンピュータシステム124は、検証者108が検査を受ける間、検証者108の識別データを検証することができる。いくつかの実施例では、検証者デバイス116は、検証者108を認証するためにサーバーコンピュータシステム124と通信するように設定され得る。認証は、1要素、2要素、3要素、4要素、および/または3要素認証方法に従って実行することができる。いくつかの実施例では、検証プロセスは、好ましくは記録された回線上で、サーバ・コンピュータ・システム124によって電話を介して検証者108のそれぞれを呼び出し、および/または本人確認のための指示と共にその検証者にテキスト・メッセージを送信することを含むことができる。
【0201】
パートナー104が提供する環境製品申告および/またはサービスは、ISO14025に基づくタイプIII環境製品申告であり得る。環境製品申告には、会社、製品および/またはサービスに関する情報、地球温暖化ポテンシャル、成層圏オゾン層の枯渇可能性、土地と水の酸性化ポテンシャル、富栄養化、対流圏オゾン光化学オキシダントの形成ポテンシャル、非化石資源の非生物的枯渇ポテンシャル、化石資源の非生物的枯渇ポテンシャル、ヒト毒性、淡水水生生態毒性、海洋水生生態毒性、および陸域の生態毒性を含むが、それに限定されない環境影響、再生可能な一次エネルギー資源の総使用量、再生不可能な一次エネルギーの総使用量、二次材料の使用、および再生可能な二次燃料の使用をふくむがそれに限定されない資源の使用、廃棄される有害廃棄物、非有害廃棄物の処分、および処分された放射性廃棄物を含むがこれらに限定されない廃棄物の発生、再利用のための部品、リサイクルのための材料、エネルギー回収のための材料、および輸出エネルギーに関する情報が含まれるが、これらに限定されない。
【0202】
いくつかの実施例では、1つ以上の登録された検証者108による製品またはサービスの環境製品申告の検証は、ライフサイクルアセスメントに基づくデータ(例えば、ライフサイクルアセスメントに基づくデータ)の検証を含み得、環境製品申告に提示された情報を検証することを含み得るが、これらに限定されず、ISO 14040、ISO 14044、および/またはその他のISO規格に従って実施されるライフサイクルアセスメントに関連するデータ)、追加の環境情報の検証、および/またはその他の情報の検証を含む。
【0203】
いくつかの実施例では、ライフサイクルインベントリデータ(例えば、オンサイト操作データ、オンサイト材料消費データ、オンサイト排出データ、オンサイトエネルギー消費データ、および/またはオンサイト廃棄物データ)が収集、測定、または推定され得る。ライフサイクルインベントリに関する収集されたおよび/または測定されたデータは、パートナーのサイト128に設置されたサイトデバイス129のサイトデバイスの1つ以上のセンサおよび/またはデバイスを使用して取得することができる。1つ以上のサイトデバイス129は、データを取得し、取得したデータをサーバーコンピュータシステム124に転送するように設定され、サーバーコンピュータシステム124は、サーバーコンピュータシステム124の記憶コンポーネント402および/またはメモリ404にデータを保存することができる。
【0204】
ブロックチェーンが利用され得る実施例では、ブロックチェーンは、任意のタイプのデータ(例えば、サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証108、広告サービスプロバイダ126、および/またはサードパーティシステムから受信したデータ)を、改ざんおよび改訂に対して固く固定されたデータレコードの連続的に増大するリストを維持する分散データベースの中に記録し得る。いくつかの実施例では、データレコードは、データベースを共有する参加当事者またはオペレータによってさえ、改ざんおよび改訂に対して固く固定され得る。
【0205】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、検証デバイス116を用いてリアルタイムのサンプル収集、計算、測定、および/または分析を行うことによって、1人以上の登録された検証者108が1つ以上の環境製品申告を検証することを可能にし得る。その際、検証者デバイスの各々のセンサおよび/またはデバイス(例えば、加速度計、ジャイロスコープ、全地球測位システム(GPS)構成要素、補助全地球測位システム(AGPS)構成要素、温度測定デバイス、速度測定デバイスなどの情報を感知するためのセンサ)を検証プロセスにおいて利用することができる。
【0206】
いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、1つ以上のトピックに関する検証者108の知識を測定するための検査を実施することができ、その際、試験は、計算、測定、サンプル分析(例えば、化学分析および試験)、サンプル収集および/または検証者デバイス116を用いた同様のものを含み、その際、各検証者デバイス116の入力コンポーネント414(例えば、情報の測定のための加速度計、ジャイロスコープ、アクチュエータ、全地球測位システム(GPS)コンポーネント、アシスト付き全地球測位システム(AGPS)コンポーネント、温度測定デバイス、速度測定デバイス、等のようなセンサー)は、試験中に利用されてもよい。
【0207】
いくつかの実施例では、検証デバイス116は、登録された検証者108が、1つ以上のデバイスおよび/またはセンサを使用して検証活動(例えば、環境製品申告の検証、環境活動の環境影響の判定)を行うことを可能にするように設定され、その際、検証者デバイス116中のある検証者デバイスは、プロセッサ406と、図4に示されるもの(例えば、通信インフラストラクチャ410、メモリ404 、入力コンポーネント414 、出力コンポーネント412 、記憶コンポーネント402 、通信インターフェース408 )とは異なる配置のコンポーネント、より少ないコンポーネント、追加のコンポーネント、異なるコンポーネントを有するデバイス400であってもよく、その際、プロセッサ406は、本明細書に記載されている検証者デバイス中のある検証者デバイスの1つ以上の機能を実行するようにソフトウェアによって設定され得る。
【0208】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1人以上の登録された検証者108が、環境製品申告の作成および/または検証に関するガイドラインまたは規則(例えば、データ収集戦略または規則、検証規則)を提案することを可能にし、その際、提案されたガイドラインまたは規則を受け入れるか拒否するかは、1人以上の登録された検証者の過半数の投票に基づいて決めることができ、その際、サーバ―コンピュータシステム124によって受け入れられる前に、サーバーコンピュータシステム124は、検証者108の少なくとも51%が賛成票を投じて決定を承認するまで、検証活動を再実行するように1人以上の検証者108を招待することができる。 いくつかの実施例では、合意に達する過程で1つ以上のアルゴリズムが、サーバーコンピュータシステム124によって使用され得る。たとえば、多数決の計算と決定に、1つ以上のアルゴリズムを使用できる。
【0209】
いくつかの実施例では、1つ以上の登録された検証者108による環境製品申告の検証は、写真の撮影、文書のスキャン、データ(例えば、オンサイト操作に関するデータ、特定のサイトからの入力と出力、特定のサイトからの入力および出力、オンサイト材料の消費、排出、エネルギー消費、廃棄、など)の収集、身元の確認、距離の測定、地理的位置の決定、サンプルの収集、サンプルの分析、収集されたサンプルの化学組成の決定、温度の測定、エネルギー測定(例えば、電力の測定)、および/または各検証者デバイス116の1つ以上の入力コンポーネント414(例えば、加速度計、ジャイロスコープ、アクチュエータ、全地球測位システム(GPS)コンポーネント、アシストグローバルポジショニングシステム(AGPS)コンポーネント、温度測定デバイス、速度測定デバイスなど)を用いた同様のものを含むがそれに限定されない。
【0210】
いくつかの実施例では、いったん1つ以上のパートナー104が、サーバーコンピュータシステム124に登録され、サーバーコンピュータシステム124に環境製品申告を提供するか、またはユーザー102に提供したい1つ以上の製品および/またはサービスに対する新しい環境製品申告を作成する要求を提出すると、サーバ・コンピュータ・システム124は、1つ以上のパートナー104によって提供された環境製品申告を検証する、または1つ以上のパートナー104の製品および/またはサービスのための新しい環境製品申告を作成するために、1人以上の検証者108を割り当ててそれを可能にすることができる。
【0211】
いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、1人以上の登録された検証者108が、それぞれが実施する検証活動(例えば、環境製品申告の検証、環境活動の環境影響の決定)に関する情報をレビューすることを可能にし、そして、登録された検証者108のそれぞれが提供する情報の有効性について合意に達し得、検証者108によって提供される各情報を受諾するか拒否するかを決定または投票し得る。サーバーコンピュータシステム124は、多数決に基づいて、登録された検証者108のそれぞれによって実施または実行される検証活動に関する各情報を、多数決に基づいて受諾するか否かの最終決定を決定することができ、その際、サーバーコンピュータシステム124は、サーバ・コンピュータ・システム124によって承認される前には、検証者108の少なくとも51%が決定を承認するよう賛成票を投じるまで、1人以上の検証者108を検証活動を再実行するために招待し得る。 いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、1つ以上のアルゴリズムを使用して多数決を決定することができる。
【0212】
いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、1つ以上の検証者が、登録された検証者108のそれぞれによって実行された検証活動に関する情報をレビューし、特定の制限時間内に各情報を受け入れるか拒否するかを決定または投票することを可能にし得る。その際、ポイント、通貨、暗号通貨、および/またはクレジットが、登録された検証者108のアカウントの下に、レビューする情報ごとにクレジットされ得る。
【0213】
いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、1つ以上の検証者108による製品および/またはサービスの環境製品申告の検証が完了した後、1つ以上のユーザ102が、製品および/またはサービスに関連する各環境活動を実行することを可能にすることができる。
【0214】
いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、1つ以上の登録された検証者108が、1つ以上の検証デバイス116の1つ以上のセンサまたはデバイスを使用してデータを収集し、情報をサーバ・コンピュータ・システム124に転送することを可能にし、その際、そのデータは、環境製品申告の検証のために使われ得る。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、パートナー104のパートナーおよび/または外部システムと通信して、検証者108中のある検証者によって実施される検証活動(例えば、環境製品申告の検証、環境活動の環境影響の判定)に関係する情報またはデータ(例えば、本人確認、エネルギー測定、サンプル分析、サンプルの化学組成の決定に関する情報)を収集することができる。
【0215】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、パートナー104中のある登録パートナーが、1つ以上の製品および/またはサービスについての環境製品申告を作成する要求を送信することを可能にすることができ、その際、サーバーコンピュータシステム124は、そのパートナーが、必要なサービス料金をパートナーのアカウントで利用可能な通貨、暗号通貨、ポイント、および/またはクレジットを使用してサーバーコンピュータシステム124に転送することを可能にする。 いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、パートナー104中のあるパートナーの製品および/またはサービスに対する環境製品申告を作成するために、1つ以上の検証者108を割り当てることができ、その際、サーバーコンピュータシステム124は、環境製品申告を作成するために、通貨、暗号通貨、ポイント、および/またはクレジットを当該検証者に転送することができる。
【0216】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上の登録された検証者108が、ISO規格に従って製品またはサービスの環境製品申告を作成することを可能にし得る。たとえば、製品またはサービスの環境製品申告の作成は、ISO 14040およびISO 14044、および/またはその他の規格に準拠した製品カテゴリ規則に基づくライフサイクル推定調査を実行することによって行える。
【0217】
サーバ・コンピュータ・システム124は、1つ以上の検証者108が検証デバイス116を使用してデータを収集することを可能にすることができ、そのデータは、ISO14040およびISO14044規格または任意の他の規格に従って実施されるライフサイクル推定のインベントリ分析ステップに関連し得る。
【0218】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、外部システムが、製品またはサービスの環境製品申告のライフサイクル推定に関連するデータ(例えば、ライフサイクルインベントリデータ)をサーバーコンピュータシステム124に転送することを可能にし、サーバーコンピュータシステム124は、サーバーコンピュータシステム124がサーバ・コンピュータ・システム124の記憶コンポーネント402および/またはメモリ404内に受信したデータを保存し得る。パートナー104中のあるパートナーがパートナーのロケーションに設置された1つ以上のサイトデバイス129を有する実施例では、1人以上の検証者108が、パートナー104によって提供される製品またはサービスの環境製品申告を検証または作成するために、パートナー104の1つ以上のサイトデバイスのサイト活動データ記録にアクセスし、パートナー104中のあるパートナーによって提供される製品またはサービスの環境製品申告のライフサイクル推定(例えば、ライフサイクルインベントリーデータ)に関するデータを活用することを可能にする。
【0219】
いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、1つ以上のアルゴリズムを使用して、1つ以上のパートナー104の製品および/またはサービスの環境製品申告を比較して、環境影響が最も低い環境製品申告を決定する、その際、1人以上の検証者108は、ガイドラインまたは規則に従い(例えば、その環境製品申告は、同じ製品カテゴリ規則に基づいており、同じライフサイクル影響評価方法に従って分析され、同じデータおよび/またはシステム境界を使用してモデル化され、機能的に同等であり、および/または同じ機能ユニットに基づく)製品および/またはサービスの環境製品申告の作成および/または検証において、1つ以上のパートナー104の製品および/またはサービスの環境製品申告間の比較を可能にする。
【0220】
いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、1人以上の検証者108の識別データと、1人以上の検証者108を認識可能にする任意の情報を匿名化し、環境製品申告に関連する1人以上の検証者108によって検証された情報を、1人以上の検証者108と、新しい1人以上の検証者が、検証された情報をレビューまたは検証し、各情報を受け入れるか拒否するかを決定し、他の1人以上の検証者108によって検証された情報の有効性をコメント、および/または評価(例えば、1&#12316;10の尺度で)することを可能にする。
【0221】
いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、1人以上の検証者108によって検証された情報を再レビューまたは再検証するように1人以上の検証者108を任命し、検証された情報の各部分、コメント、および検証の妥当性を評価(例えば、1&#12316;10の尺度で)を受け入れるか拒否するかを決定することを可能にし、サーバ・コンピュータ・システム124によって受け入れられる前に、サーバ・コンピュータ・システム124によって割り当てられた検証者108の少なくとも51%が、1人以上の検証者108によって検証された情報の有効性に関する決定を承認するために賛成票を投じるまで行われ得る。サーバ・コンピュータ・システム124は、1つ以上の検証者108が、環境製品申告における特定の情報が正確である必要があるか、または特定の精度の範囲内である必要があるかを決定することを可能にする。
【0222】
いくつかの実施例では、1つ以上の検証デバイス116が、少なくとも1つの検証活動記録を含むデータをサーバーコンピュータシステム124に送信するように設定され得る。検証活動記録は、1人以上の登録された検証者108によって実施された1つ以上の検証活動(例えば、環境製品申告の検証および/または作成、環境活動の環境影響の決定、および/または環境法違反の環境影響)に関連するデータを含み得る。各検証者デバイス116によって送信される各検証活動記録のデータは、1人以上の検証者、パートナーおよび/または配給業者の識別データ(例えば、バイオメトリック情報、資格情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、公開鍵、一意のユーザー識別子、ブロックチェーン識別子、名前、住所、および/またはその他の識別データ)、送信された検証活動に関する情報(検証活動が送信された地理的位置など)、および環境製品申告の検証および/または作成、および環境活動および環境法違反の環境への影響の決定に関連する情報を含むが、それらに限定されない。環境製品申告の作成および検証に関する情報には、検証者108によって収集されたデータ、検証者108によって提供された環境製品申告の作成または作成に関連して検証者108によって提供されたデータ、および/またはライフサイクルインベントリデータが含まれるが、これらに限定されない。いくつかの実施例では、環境製品申告の作成および検証に関する情報は、製品またはサービスのライフサイクル推定(例えば、ライフサイクルインベントリデータ)に関連するデータを含み得るが、これらに限定されない。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上の外部システムが、製品またはサービスのライフサイクルアセスメントに関連するデータ(例えば、ライフサイクルインベントリデータ)をサーバーコンピュータシステム124に送信することを可能にする。
【0223】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のパートナーサイト128に1つ以上のサイトデバイス129をインストールするように1つ以上の検証者108を割り当てることができ、その際、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上の検証者が、1つ以上のパートナー104の1つ以上のサイト128(場所)でのサイトデバイス129の設置場所および幾何学的配置を決定することを可能にすることができる。いくつかの実施例では、1つ以上のサイトデバイス129の1つ以上のイメージングデバイスによって取得されたバイオメトリックデータは、1つ以上のサイト128の画像、ビデオ、および/またはライブビデオを含むが、これらに限定されない。
【0224】
いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、1つ以上のサイト・デバイス129が、サーバ・コンピュータ・システム124の記憶要素402および/またはメモリ404に保存されているパートナーの場所(例えば、パートナーのアドレス)またはサーバ・コンピュータ・システム124の記憶コンポーネント402および/またはメモリ404に保存されているパートナーの位置(例えば、パートナーの住所)から予め定めた距離以内にない場合、1つ以上のサイト・デバイス129を非アクティブ化することができる。
【0225】
1つ以上の検証者108が、パートナー104中のあるパートナーによって提供される環境活動(例えば、製品および/またはサービス)の環境製品申告の検証および/または作成において、サイト活動データ記録を利用し得る実施例において、サーバーコンピュータシステム124は、メーカーまたはサインによる環境活動(製品および/またはサービスなど)を記録し、ユーザー102に環境活動(製品および/または環境活動(製品および/またはサービスなど)をサービスなど)を推奨し、および/または実行する(例えば、参加、購入、使用、または完了する)1つ以上のユーザーアカウントにポイント、クレジット、暗号通貨、および/または通貨を追加し得る。
【0226】
いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、1つ以上の検証者が、1つ以上のサイトデバイス129を非アクティブにし、および/または1つ以上のサイトデバイス129の位置および向きを変更する(例えば、同じサイト・デバイスを新しい場所に設置するなど)要求をサーバ・コンピュータ・システム124に提出することを可能にする、その際、サーバーコンピュータシステム124の入力コンポーネント414の撮像デバイスが新しいデータ(例えば、画像、ビデオ、および/またはライブビデオ)を取得し、そこでは、サイトデバイス129の向きおよび/または設置の変更中および設置後に、1つ以上のサイトデバイスの1つ以上のイメージングデバイスによって取得される新しい画像、ビデオ、および/またはライブビデオは、サーバ―コンピュータシステム124の記憶コンポーネント402および/またはメモリ404に保存され、1つ以上のアルゴリズムによって1つ以上のサイト128を認証するために使用され得る。
【0227】
いくつかの実施例では、サイトデバイス129は、サイト活動データを継続的に、定期的に、および/または1つ以上の検証者108からの要求に基づいて収集し、サイト活動データをリアルタイムでサーバーコンピュータシステム124に送信するように設定され得る。
【0228】
いくつかの実施例では、1つ以上のサイトデバイス129およびそれらに関連するデバイスおよび/またはセンサの動作は、1つ以上の命令セット(例えば、プログラムコード、ライブラリ、ソフトウェア、マシンコード、ファームウェア)によって指示され得る。サイトデバイス129のサイトデバイスを指示する1つ以上の命令セット(例えば、プログラムコード、ライブラリ、ソフトウェア、マシンコード、ファームウェア)は、ネットワーク120を介してインストールされ、および/または機能を追加するために更新されるか、または他の何らかの理由で更新される。たとえば、1つ以上の命令セット(プログラムコード、ライブラリ、ソフトウェア、マシンコード、ファームウェア)は、データを取得するセンサーまたはデバイスの動作を指示する場合があり、そのデータは、ライフサイクルインベントリデータ(例えば、オンサイト運用データ、オンサイト材料消費データ、オンサイト排出量データ、オンサイトのエネルギー消費データ、およびオンサイトの廃棄物データなど)および/またはその他のデータであり得る。
【0229】
1つ以上の命令セット(例えば、プログラムコード、ライブラリ、ソフトウェア、マシンコード、ファームウェア)はまた、無線周波数識別(RFID)リーダ、カードリーダ、バーコードスキャナ、加速度計、ジャイロスコープ、アクチュエータ、全地球測位システム(GPS)コンポーネント、アシスト全地球測位システム(AGPS)コンポーネント、指紋リーダー、静脈リーダー、顔認識デバイス、手の形状デバイス、虹彩認識、網膜および臭い/香り認識デバイス、音声認識バイオメトリックデータデバイス、イメージングデバイス(例えば、赤外線イメージングデバイス、その他のイメージングデバイス)、ライフサイクルインベントリデータ(たとえば、オンサイト運用データ、オンサイト材料消費データ、オンサイト排出データ、オンサイトエネルギー消費データ、オンサイト廃棄物データなど)のためのセンサー、温度測定デバイス、エミッションセンサー、エネルギー測定デバイス、速度測定デバイス(例えば、RADAR、LIDAR)、他のレーダセンサ、化学センサ、近接センサ、IRセンサ(赤外線センサ)、圧力センサ、光センサ、超音波センサ、煙、ガスおよびアルコールセンサ、タッチセンサ、カラーセンサ、湿度センサ、傾斜センサ、フロー、およびレベルセンサ、および/またはサイトデバイス120の他のセンサ、の動作を読み取り得る。
【0230】
そのような場合、ブロックチェーンを利用して、1つ以上の命令セット(例えば、プログラムコード、ライブラリ、ソフトウェア、マシンコード、ファームウェア)を1つ以上のサイトデバイス129にインストールすることができ、ブロックチェーンの各ブロックは、1つ以上のインストールレコードを含むことができ、各インストールレコードは、少なくとも一意のサイトデバイス識別子、パートナー104中のあるパートナーのブロックチェーン識別子、およびソフトウェア識別子(サイトデバイスソフトウェアバージョン)を含むがそれに限定されず、その際、サーバーコンピュータシステム124は、1要素、2要素、3要素、4要素、および/または5要素の認証方法を使用して、1つ以上のサイト128、パートナー104中のあるパートナー(例えば、パートナーの従業員)、および/または1つ以上の検証者を、1つ以上のインストールレコードをサイトデバイス129にインストールする前に、認証することができる。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のサイトデバイス129に1つ以上のインストール記録をインストールする前に、1つ以上のサイト128、パートナー104中のあるパートナー(例えば、パートナーの従業員)、および/または1つ以上の検証者108を認証することができ、その際、認証が成功した場合、サーバーコンピュータシステムによって、1つ以上のサイトデバイスへの1つ以上のレコードのインストールが許可され得る。
【0231】
いくつかの実施例では、サイトデバイス129は、様々なデータを収集し、そのデータをサーバーコンピュータシステム124に送信するために、パートナーのシステムまたはデバイスと通信するように設定され得る。
【0232】
ブロック参照値とデータ参照値に 1 つ以上のハッシュ アルゴリズムを適用すると、対応するデータが変更された場合に参照値を再生成する必要があるように、ハッシュ値が生成され得る。これにより、ブロックチェーン内の残りのブロックを介した変更の伝播が必要になるため、ブロックチェーンが不変になる。したがって、1つ以上のサイトデバイス129およびそれらに関連するセンサおよびデバイスの動作を収録した1つ以上の命令セットに対する悪意のある変更は、1つ以上のサイトデバイス129にインストールされたブロックチェーンのコピーの使用を阻止し得る。これにより、1 つ以上のサイトデバイス 129 が非アクティブ化される。サーバーコンピュータシステム124は、サイトデバイス129の各々に関連付けられたソフトウェアアップデートのリストをサーバ―コンピュータシステム124のデータベースに保存することもできる。 サイトデバイス129の各々にインストールする必要のあるソフトウェア(1つ以上の命令セット)の更新がある場合、サーバーコンピュータシステム124は、1要素、2要素、3要素、4要素、および/または5要素認証方法を使用して、1つ以上のサイト128、パートナーを使用して認証することができる。1つ以上の設置記録を1つ以上のサイトデバイス129にインストールする前に、パートナー104(例えば、パートナーの従業員)、および/または検証者108中のある検証者が、地理的位置データを検証することができる。
【0233】
いくつかの実施例では、1つ以上のユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、POSシステム118、および/または広告サービスプロバイダデバイス127、およびそれらの関連デバイスおよび/またはセンサの動作は、1つ以上のセットの命令 (例えば、プログラムコード、ライブラリ、ソフトウェア、マシンコード、ファームウェア)によって指示される。1つ以上の命令セット(例えば、プログラムコード、ライブラリ、ソフトウェア、マシンコード、ファームウェア)は、ネットワーク120を介してインストールされ、および/または機能を追加するために更新されるか、または他の何らかの理由で更新され得る。そのような場合、ブロックチェーンを利用して、1つ以上の命令セット(例えば、プログラムコード、ライブラリ、ソフトウェア、マシンコード、ファームウェア)を1つ以上のユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、POSシステム118、および/または広告サービスプロバイダーデバイス127、およびそれらに関連するデバイスおよび/またはセンサー上にインストールすることができ、その際、ブロックチェーンの各ブロックは、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126およびそれらの関連デバイスの1つ以上のインストールレコードを含むことができ、各インストールレコードは、1つ以上のデバイス識別子、1つまたは複数のブロックチェーン識別子、ソフトウェアを含むがこれらに限定されない、その際、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のインストールレコードをインストールする前に、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126およびそれらの関連するデバイスを、1要素、2要素、3要素、4要素、および/または5要素認証方法を用いて認証することができる。
【0234】
いくつかの実施例では、サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、POSシステム118、および/または広告サービスプロバイダデバイス127の地理的位置データを、デバイスに1つ以上のインストール記録をインストールする前に、検証することができる。
【0235】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、POSシステム118、および/または広告サービスプロバイダデバイス127、およびそれらの関連デバイスおよび/またはセンサーに1つ以上のインストール記録をインストールする前に、1つ以上のユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、POSシステム118、または広告サービスプロバイダデバイス127を、1要素、2要素、3要素、4要素、および/または5要素の認証方法を用いて認証し得る。
【0236】
ブロックチェーンが利用され得るいくつかの実施例では、分散型台帳は、1つ以上の命令セット(例えば、プログラムコード、ライブラリ、ソフトウェア、マシンコード、ファームウェア)をインストールするためのサイドチェーンを備えてもよく、ブロックチェーンは許可されたブロックチェーン(アクセス制御された)であってもよい。
【0237】
ステップ262で、サーバ・コンピュータ・システム124は、1人以上のパートナー104によって提供または報告された各環境活動(例えば、製品および/またはサービス)および環境法違反、1人以上の配給業者106によって1人以上のパートナー104に配布された各環境活動(例えば、製品および/またはサービス)、および1人以上の配給業者106が環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を1つ以上のパートナー104に配布するために用いた各環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を検証し、検証された環境活動および環境法違反をマークすることができる。サーバーコンピュータシステム124は、1人以上のパートナー104および配給業者106によってサーバーコンピュータシステム124に送信または提出された製品および/またはサービスの環境製品申告を検証するために、プログラムオペレータの1人以上の外部システムと通信することができる。サーバーコンピュータシステム124は、1人以上の登録パートナー104または1つ以上の未登録エンティティと通信して、1人以上のパートナー104、配給業者106、および/またはユーザ102の1つ以上の環境法違反を検証することができる。1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、および/または他の識別データのそれぞれのアカウント識別子は、環境製品申告および/または環境法違反の検証のためにそれと交換される通信において使用され得る。
【0238】
いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、その環境影響に基づいて、各環境法違反の推定環境影響を決定するために、1人以上の検証者108を割り当てることができる。サーバーコンピュータシステム124は、各環境法違反の推定環境影響を決定するために、通貨、暗号通貨、ポイント、および/またはクレジットを1人以上の検証者108に転送することができる。
【0239】
ステップ264において、サーバ・コンピュータ・システム124は、まず、各パートナー104によって提供されるある製品および/またはサービスのような各検証された環境活動ごとのスコアを、1つ以上のアルゴリズムを使用して計算するが、それにはその製品およびサービスの検証された環境製品申告に含まれる情報に基づき、サーバ・コンピュータ・システム124のデータベースに保存された製品およびサービスの検証済み環境製品申告を比較することによるが、その際、ガイドラインまたは規則(例えば、その環境製品申告は、同じライフサイクル・インパクト・メソッドを使用して作成され、同じシステム境界を有する)は、環境製品申告間の比較を可能にするために、製品および/またはサービスの環境製品申告の作成および/または検証に使用され得る、また、1人以上の配給業者106が1人以上のパートナー104および/または未登録のエンティティに環境活動を配布するために使用する製品および/またはサービスなどの各検証済み環境製品申告に対するスコアを1つ以上のアルゴリズムを使用して計算するが、それにはその製品および/またはサービスの検証済み環境製品申告に含まれる情報、および他の配給業者達が環境製品を配布するために用いるその製品および/またはサービスの検証済み環境製品申告に含まれる情報に基づき得て、その際、特定のガイドラインまたはルール(例えば、その環境製品申告は、同じライフサイクルインパクト方法、および製品カテゴリ規則を使用して作成された、同じシステム境界を持つ場合がある)は、製品および/またはサービスの環境製品申告の作成および/または検証に使用され、環境製品申告間の比較を可能にしている可能性がある、さらに、1人以上のパートナー104によって報告された検証された各環境法違反のスコアを、各環境法違反の環境影響に基づいて、1つまたは複数のアルゴリズムを使用して計算し得る。
【0240】
いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、検証者108の少なくとも51%によって受け入れられない決定(例えば、誤解を招く検証決定)を提供したために、検証者108にペナルティを科す(例えば、検証要求を送らないことによって)ことができる。サーバ・コンピュータ・システム124はまた、より多くの割り当てを受け入れる検証者108に(例えば、検証要求を送信、および/または通貨、暗号通貨、ポイント、および/またはクレジットを送信することによって)報酬を与えることができる。
【0241】
いくつかの実施例では、高いスコアを有するパートナーの環境活動(例えば、製品および/またはサービス)が、ユーザ102に推奨される優先度を与えられてもよい。いくつかの実施例では、1つ以上のパートナー104によって提供される検証された環境活動(例えば、製品および/またはサービス)のスコアおよび数、1つ以上のパートナー104の環境法違反のスコアおよび数、およびサーバ・コンピュータ・システム124の推奨または提案に対する1つ以上のパートナー104の応答は、1つ以上のパートナー104の環境クレジット・スコアを計算するために使用され得る。1つ以上の配給業者106によって使用された検証された環境活動(例えば、製品および/またはサービス)のスコアと数、1つ以上の配給業者106の環境法違反のスコアと数、およびサーバ―コンピュータシステム124の提案または推奨事項に対する1つ以上の配給業者106の応答は、1つ以上の配給業者106の環境クレジット・スコアを計算するために使用されてもよい。1つ以上のパートナー104および配給業者106の環境クレジットスコアは、特定の地理的領域および/または特定のタイプの環境活動および/または製品またはサービスの特定のカテゴリまたは分類について計算され得る。
【0242】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、高得点の環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を実行する(例えば、参加する、購入する、使用する、または完了する)1人以上のユーザ102の環境クレジットスコアに、より多くのポイント、クレジット、および/または暗号通貨を追加することができ、環境製品申告および/または1つ以上のパートナー104および配給業者106をマークし、マーク、サイン、シンボル、および/またはその他の利点を伴う高い環境クレジットスコアを与え得る。パートナー104および配給業者106の環境クレジットスコアは、政府による企業やその他の団体に対する決定を含むがこれらに限定されない分野で使用することができる。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を実行する(例えば、参加する、購入する、使用する、または完了する)ユーザ102に、ポイント、クレジット、および/または通貨によるハイスコアの環境製品申告で報酬を与えることができる。
【0243】
ステップ266では、サーバ・コンピュータ・システム124に予め登録した1人以上のユーザ102が、1つ以上のパートナー104に登録することができる。ユーザ102は、環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を実行する(例えば、参加する、購入する、使用する、または完了する)ことができるように、1つ以上のパートナー104の1つ以上のPOSシステム118によって認証され得る。ユーザ102は、POSシステム118のキーパッドまたは他の入力デバイスに一意のユーザ識別子を入力するか、ウェブサイトにログインするか、またはモバイルアプリケーションを使用することができる。あるいは、ユーザ102は、ユーザ102によって実行された環境活動を確認するために、識別カード、バーコード、RFID、QRコードまたは電子タグ、および/またはPOSシステム118によって読み取られる他の技術またはデバイスを使用することができ、その際、POSシステム118はサーバ―コンピュータシステム124と通信し、1人以上のユーザ102を認証することができる。
【0244】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、パートナーのPOSシステム118および/またはパートナーデバイス112を使用して、1つ以上のパートナー104が1つ以上のユーザ102を登録し、ユーザ102のための1つ以上のユーザアカウントを作成することを可能にし、その際、1つ以上のパートナー104は、1人以上のユーザ102に、バーコード、RFID、QRコードまたは電子タグ、および/またはPOSシステム118および/またはパートナー・デバイス112によって読み取られる他のいかなる技術またはデバイスでも提供することができる。
【0245】
POSシステム118は、サーバ・コンピュータ・システム124に情報を送信することができ、この情報は以下を含むが、これらに限定されない、1人以上のユーザ102によって実行された(例えば、購入、使用、または完了した)環境活動(例えば、製品および/またはサービス)に関する情報、1人または複数の配給業者および/または1人以上のユーザ102および1つ以上のパートナー104の識別データ(例えば、バイオメトリック認証情報、資格情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、公開鍵、一意のユーザー識別子、ブロックチェーン識別子、名前、住所、および/またはその他の識別データ)、各環境活動の識別番号、環境活動の数、および/またはPOSシステム118の地理的位置。
【0246】
ステップ268で、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のパートナー104の1つ以上のサービスポイントシステム118からデータレコードを含む環境活動データを受信し、その情報を処理することができる。サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上の配給業者106、ユーザ102、およびパートナー104の環境活動記録を、1つ以上の配給業者106、ユーザ102およびパートナー104の識別データ(例えば、一意のユーザ識別子、ブロックチェーン識別子、バイオメトリックデータ、公開鍵)と照合することができ、識別データに関連付けられた複数の配給業者106、ユーザ102、およびパートナー104のうちの少なくとも1つの環境活動記録を同定し、これらに基づいて1つ以上の配給業者106、ユーザ102、およびパートナー104のそれぞれの環境活動記録を、1人以上のユーザ102によって実行された(例えば、購入、使用、または完了した)環境活動(例えば、製品および/またはサービス)に関する情報に基づいてクレジットし得る。配給業者106、ユーザ102、およびパートナー104は、配給業者106、ユーザ102、およびパートナー104の環境活動記録に記憶された環境活動を監視および追跡することができる。
【0247】
ステップ270において、サーバ・コンピュータ・システム124は、1つ以上のユーザ102の記録にクレジットされた環境活動データに基づいて、1つ以上のアルゴリズムを使用して1つ以上のユーザ102に対する環境クレジット・スコアを計算し得る。いくつかの実施例では、1人以上のユーザ102の環境クレジットスコアは、特定の地理的領域および/または特定の製品および/またはサービスカテゴリなどについて計算され得る。いくつかの実施例では、1人以上のユーザ102に対する環境クレジットスコアの計算に考慮するのは以下の要素があるが、これだけに限定されない、(a)1人以上のユーザ102の環境保護を目的とした環境活動の数、カテゴリー、および環境への影響、(b)1人以上のユーザ102の環境活動の履歴の長さ、(c)1人以上のユーザ102によって実行された各環境活動の環境製品申告のスコア、(d)1人以上のユーザ102の登録ユーザになる前および登録後の環境活動に基づいたサーバーコンピュータシステム124によって提案された活動に対する1人以上のユーザ102の応答および(e)1人以上のユーザ102の環境法違反の種類および数。
【0248】
いくつかの実施例において、サーバーコンピュータシステム124によるユーザ102の各々に対する環境クレジットスコアの計算は以下を含むがこれらに限定されない要因を考慮することによって行われ得る、すなわち、(a)ユーザー102によって実行された(例えば、購入、使用、または完了した)環境活動(例えば、製品および/またはサービス)の環境製品申告の数およびスコア、この際、環境製品申告のスコアがそのユーザーが得るポイントの数を決定し得る、(b)サーバ・コンピュータ・システム124によって各ユーザ102に推奨されまたは提案され、そして各ユーザ102によって実行された(例えば、購入された、使用された、または完了した)環境活動(製品および/またはサービスなど)に関連するポイント数の計算、および(c)ユーザ102の各々の環境法違反のスコアの総数。
【0249】
ユーザ102の各々に対する環境クレジットスコアの計算は、1人以上のユーザ102の環境活動記録にクレジットされた各環境活動の後、および/または一定の間隔で、および/または1人以上のユーザ102および/または1人以上のパートナー104からの要求に基づいて行うことができる。
【0250】
ステップ272で、サーバ・コンピュータ・システム124は、ユーザ102、パートナー104、および/または配給業者106の環境クレジット・スコアを分析して、環境クレジット・スコアが高い1人以上のユーザ102、パートナー104、および/または配給業者106を決定することができる。その分析は、環境活動のカテゴリ、地理的領域、およびその他の領域を含むがこれらに限定されないさまざまな領域で行われ得る。サーバ・コンピュータ・システム124は、1人以上のユーザ102の環境クレジット・スコア、利用可能なベネフィット、環境クレジットスコア計算のための新しいルールなどに関して、1人以上のユーザ102、パートナー104、および/または配給業者106と情報を交換することができる。
【0251】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のサイトデバイスによって収集されたサイト活動データに関連づけて、1つ以上のサイト、パートナー、および検証者を同定し、各サイトデバイスに対し複数のパートナーのうちの少なくとも1人の環境製品申告に関連するリアルタイムデータを示すデータを抽出し、各サイトデバイスに対するセンサーリストの表示を生成し得て、その際、各センサーは、その環境製品申告に関係するリアルタイムデータに関連付けてリストされ得、その際、その生成されたディスプレイは、さらに各サイトデバイスの各センサーに対するサイト識別情報およびパートナー識別情報を含み得、その際、生成されたディスプレイは、さらに一定期間にわたる履歴データを含み得、その際、生成されたディスプレイは、グラフィカルデータを含み得、次に、複数のパートナーのうちの少なくとも1つによって提供される環境活動の環境製品申告に関係して収集されたリアルタイムデータに基づいて、1つ以上のアラームレベルを定義し得、その際、サーバーコンピュータシステム124は、1人以上の検証者が、環境製品申告に関係する収集されたリアルタイムデータに基づいて、1つ以上の警報レベルを定義することを可能にする、そして、1つ以上のサイトデバイスの1つ以上のセンサによって収集されたデータが、定義されたアラームレベルのうちのいずれかを含んでいるかどうかどうかを決定し、その際、定義されたアラームレベルのうちの少なくとも1つが一致し、さらに、アラーム通知を生成し、その1人またはそれ以上のパートナーと1人以上の検証者に通知することを含み得る。いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、定義された警報レベルのうちの少なくとも1つが満たされたときに、環境製品申告を再検証するために1つ以上の検証者を割り当てることができる。いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、定義された警報レベルのうちの少なくとも1つが満たされたときに、パートナー104中のあるパートナーによって提供される環境活動を、1人以上のユーザ102によって実行(例えば、購入、使用、または完了)できないようにすることができる。
【0252】
ステップ274において、サーバーコンピュータシステム124は、各々のユーザ102、パートナー104、および/または配給業者106の環境活動記録に基づいて、ユーザ102、パートナー104、および配給業者106の環境クレジットスコアデータをそれぞれ公開し得て、そのユーザ102、パートナー104および/または配給業者106にマーク、サイン、またはシンボルを付けた高い環境クレジットスコアを伴って通知し得る。サーバ・コンピュータ・システム124は、システム・メッセージおよび提案に対するユーザ102、パートナー104、および/または配給業者106からの応答を受信することができる。
【0253】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、プログラムオペレータが、1人以上の検証者108によって実行される環境製品申告の検証活動を追跡および監視することを可能にする。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、プログラムオペレータが、検証された環境製品申告の公開(ブロックチェーンネットワーク上で公衆に利用可能にする)を許可または防止することを可能にする。
【0254】
ステップ276において、サーバーコンピュータシステム124は、サイトデバイス129によって収集されたサイトアクティビティデータに関連する1つ以上のサイト128、パートナー104、および検証者108を同定することができる。
【0255】
ステップ278で、サーバ・コンピュータ・システム124は、各サイトデバイス129について、複数のパートナー104のうちの少なくとも1人の環境製品申告に関係するリアルタイム・データを示すデータを抽出することができる。
【0256】
ステップ280で、サーバーコンピュータシステム124は、各サイトデバイス129に対するセンサリストの表示を生成することができ、その際、センサの各々は、環境製品申告に関連するそれに関連するリアルタイムデータと共にリストされ得て、その際、生成された表示は、さらにサイト128の識別情報および各サイトデバイス129の各センサに対するパートナー104の識別情報を含み、その際、生成されたディスプレイは、さらに一定期間にわたる履歴データを含み、その際、生成されたディスプレイは、グラフィカルデータを含み得る。
【0257】
ステップ282において、サーバーコンピュータシステム124は、複数のパートナー104のうちの少なくとも1つによって提供される環境活動の環境製品申告に関係する収集されたリアルタイムデータに基づいて、1つ以上の警報レベルを定義し得、その際、1つ以上の警報レベルは、環境製品申告に関係する収集されたリアルタイムデータに基づいて、1人以上の検証者によって定義され得る。
【0258】
ステップ284で、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のサイトデバイス129の1つ以上のセンサによって収集されたデータが、定義されたアラームレベルのうちのいずれか1つに合致するリアルタイムデータを含むか否かを判定し得、その際、少なくとも1つの定義されたアラームレベルに合致し、さらにアラーム通知を発生させることを含み、その1人以上のパートナー104および1人以上の検証者108に通知し得、その際、定義された警報レベルの少なくとも1つが満たされたときに、1人以上の検証者108が環境製品申告を再検証するように割り当てられ得る。いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、定義された警報レベルのうちの少なくとも1つが満たされたときに、パートナー104中のあるパートナーによって提供される環境活動を、1人以上のユーザ102によって実行(例えば、購入、使用、または完了)できないようにすることができる。
【0259】
ユーザ102の環境クレジットスコアおよび/または環境活動データは、ユーザ102にペナルティを課すおよび/または報酬を与えるために使用され得る。ユーザ102の環境クレジットスコアおよび/または環境活動データは、民間および/または公的および/または自発的セクター、および/または他のエンティティによって、雇用決定、大学入学決定、および家主/テナントの決定、および/または個人、企業、その他の団体に対する政府の決定を含み含みこれらに限定されない分野において使用され得る。ユーザ102の環境クレジットスコアおよび/または環境活動データは、消費者の生活に影響を及ぼし得る他の、例えば、サービス、賞、クレジット、奨学金がユーザ102に提供されるべきか、または付与されるべきかの決定を含むがこれらに限定されない領域においても使用され得る。
【0260】
サーバーコンピュータシステム124は、いつでも、パートナー104、販売業者106、および/またはユーザ102に、環境活動、環境法違反、通貨に関する情報、暗号通貨、ポイント、および/またはクレジットに関するデータを提供することができる。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、情報を含むディスプレイを生成し得る。この情報は、サーバーコンピュータシステム124によってホストされるか、またはサーバーコンピュータシステム124と関連付けられるウェブサイト上に表示され得る。情報は、テキストやグラフの形式で表示される場合がある。情報には、環境活動に関する履歴データ、環境法違反、環境クレジットスコア、環境クレジット報告書、および/またはクレジット、ポイント、および/または通貨の取引データが含まれるが、これらに限定されない。環境活動に関する履歴データには、環境活動の数、種類、時間、日付、場所、環境法違反、各環境活動(製品および/またはサービスなど)の環境影響情報、および/またはそれぞれの環境製品宣言のスコアが含まれるが、これらに限定されない。取引のデータには、ユーザー102、パートナー104、および/または販売業者106に関連するクレジット、ポイント、および/または通貨の移転および/または交換に関するデータが含まれ得るが、これらに限定されない。環境クレジット報告書は、1人以上のパートナー104、販売業者106、および/またはユーザ102の環境クレジット活動および現在の環境信用状況に関する情報を有する取引明細書であり得る。環境信用報告書には、(a)氏名、住所、生年月日、社会保障番号、国民識別番号、パスポート番号、電話番号、事業名、事業登録番号、連絡先情報、提供、使用、および/または報告された環境活動、雇用者識別番号、および(b)ユーザーおよび/またはパートナーの記録に保存されている現在および過去の環境活動に関する情報、が含まれるがこれらに限定されない。サーバーコンピュータシステム124は、パートナー104に配布され、ユーザ102によって実行される(例えば、購入、使用、または完了した)環境活動(例えば、製品および/またはサービス)に関する情報を販売業者106に提供することができる。サーバーコンピュータシステム124は、ユーザ、パートナー、および/または販売業者が、サーバーコンピュータシステム124にアクセスし、登録ユーザ、パートナー、および/または販売業者の環境活動および/またはトランザクションのデータに関する情報を、ユーザのデバイス110、パートナーデバイス112、および/または販売業者ーのデバイス 114.に表示することを可能にする。
【0261】
サーバ・コンピュータ・システム124は、いつでも検証者108に情報を提供することができる。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、情報を含むディスプレイを生成し得る。この情報は、サーバーコンピュータシステム124によってホストされるか、またはサーバーコンピュータシステム124と関連付けられるウェブサイト上に表示され得る。情報は、テキストやグラフの形式で表示される場合がある。情報には、環境製品宣言の作成と検証、環境活動による環境への影響の判定、および環境法違反に関する履歴データ、およびポイント、クレジット、および/または通貨の取引データが含まれるが、これらに限定されない。検証活動データには、環境製品宣言の検証データ、および環境活動の環境影響の決定、および環境法違反に関するデータが含まれるが、これらに限定されない。環境製品宣言の作成に関するデータには、検証者108によって収集されたデータおよび/またはライフサイクルインベントリデータが含まれるが、これらに限定されない。サーバ・コンピュータ・システム124は、検証者108がサーバ・コンピュータ・システム124にアクセスし、その検証者108によって操作される検証装置116上のパートナー104の環境活動(例えば、製品および/またはサービス)に関する情報を表示することを許可または可能にすることができる。その取引のデータには、検証者108に関連するクレジット、ポイント、および/または通貨の移転および/または交換に関連する取引が含まれるがこれらに限定されない。
【0262】
いつでも、サーバーコンピュータシステム124は、広告サービスプロバイダ126に情報を提供することができる。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、情報を含むディスプレイを生成し得る。この情報は、サーバーコンピュータシステム124によってホストされるか、またはサーバーコンピュータシステム124と関連付けられるウェブサイト上に表示され得る。情報は、テキストやグラフの形式で表示される場合がある。その情報には、ユーザ102、パートナー104、販売業者106、検証者108、および/または未登録のエンティティ(例えば、個人、大学、企業、組織、政府機関など)に提供される広告サービスに関する履歴データ、広告サービスに関連するクレジットおよび/または通貨に関連する取引のデータに関する情報が含まれるが、これらに限定されない。この広告サービスデータまたは情報には、広告活動データ(例えば、広告サービスの要求または注文に関する情報、広告の時間、種類、数、費用、コンテンツの詳細に関する情報、および広告の結果または配信に関する情報、広告サービスの要求または注文)が含まれるが、これらに限定されない。その広告サービス取引のデータには、ユーザー102、パートナー104、販売業者ー106、検証者108、広告サービスプロバイダー126および/またはサーバーコンピュータシステム124に関連する広告サービスに関連した、クレジットおよび/または通貨の残高、預金、および/または移転に関する情報が含まれるが、これらに限定されない。
【0263】
1つまたはまたはサーバーコンピュータシステム124は、ユーザ102が、特定のまたは任意の地理的位置において1つ以上のパートナー104によって提供される環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を検索することを可能にし、ユーザ102が特定のまたは任意の地理的位置にある環境活動(例えば、製品またはサービス)を検索することを許可するかまたは可能にするとき、サーバ・コンピュータ・システム124によってホストされるかまたは関連付けられたウェブサイトを介するか、および/またはモバイル・アプリケーションを介するかを選択としてユーザ102に提供し得る。サーバーコンピュータシステム124は、各環境活動(例えば、製品および/またはサービス)の環境製品宣言のスコア、および環境活動(製品および/またはサービスなど)の地理的位置を含むがこれらに限定されない多くの要因に基づいて、環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を検索するユーザ102に結果を表示することができる。いくつかの実施例では、ハイスコアの環境製品宣言を伴う1つ以上の環境活動が、サーバーコンピュータシステム124によって1人以上のユーザ102に奨励、示唆、または推奨され、そのユーザ102に最初に表示され得る。いくつかの実施例では、複数のうちの少なくとも1人のパートナー104の1つ以上のサイト装置129から受信したデータを使用する1人以上の販売業者POS実施実施サービス検証者108によって検証された環境製品宣言を伴う1つ以上の環境活動が、サーバーコンピュータ124によって1人以上のユーザ102に奨励、示唆、または推奨され、そしてサーバーコンピュータシステム124によって検証済みとしてマークされ、ユーザ102に最初に表示される。
【0264】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のパートナー104が、ユーザ102に対して1つ以上の環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を奨励、提案および/または推奨するために、アカウントに関連付けられたクレジット、通貨、暗号通貨、および/またはポイントを使用することを可能にし得る。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上の環境活動(例えば、製品および/またはサービス)に関連する奨励、提案および/または推奨を受けるためのクレジット、暗号通貨、通貨、および/またはポイントを、ユーザ102のアカウントに入金することができる。
【0265】
いくつかの実施例では、サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、販売業者デバイス114、ベリファイアデバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127は、地球的位置データまたは地理的位置データを、無線またはモバイルキャリアから取得することができ、その際、そのデバイスはワイヤレスまたはモバイルキャリアまたはワイヤレスサービスプロバイダーと通信するように設定できる。
【0266】
いくつかの実施例では、地球的位置データまたは地理的位置データ(例えば、GPS/AGPS座標)は、静的または動的サイトデバイス129、ポイント・オブ・サービス・システム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、販売業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127を含むがこれらに限定されない複数のソースから取得することができる、その際、地球的位置または地理的データが定期的に、断続的に、または連続的に取得され、サーバーコンピュータシステム124のデータベース312に保存される。いくつかの実施例では、地球的位置データまたは地理的位置データ(例えば、GPS/AGPS座標)は、サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、販売業者デバイス114、ベリファイアデバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127の入力コンポーネント414のGPSおよび/またはAGPSコンポーネントによって取得され得る。
【0267】
サーバーコンピュータシステム124は、1つ以上のデバイスに対応するサーバーコンピュータシステム124のデータベース312に保存された地球的位置データまたは地理的位置データ(例えば、GPS/AGPS座標)識別子と、1つ以上のデバイスに対応する第2の地球的位置データまたは地理的位置データ(例えば、GPS/AGPS)識別子を検索することができ、第1の地理位置データまたは地理的位置データ(例えば、GPS/AGPS座標)を第2の地理位置データまたは地理的位置データ(例えば、GPS/AGPS座標)と比較して、1つ以上の装置の位置を決定する。
【0268】
サーバーコンピュータシステム124は、1人以上のユーザ102に、1人以上のユーザ102の位置から環境活動の位置、環境活動(製品および/またはサービスなど)の環境製品宣言のスコアを含むがこれらに限定されない多くの要因に基づいて環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を示唆または推奨することができる。図3は、本開示の実施例による例示的なサーバ・コンピュータ・システム124のシステム要素を示すブロック図300である。図示されるように、サーバ・コンピュータ・システム124は、登録モジュール304、送受信モジュール306、検証モジュール308、処理モジュール310、データベース312、および公開モジュール314を主として含む。
【0269】
登録モジュール304は、ユーザ102、パートナー104、および販売業者106のそれぞれに一意のユーザ識別子(例えば、ブロックチェーン識別子、アカウント識別子)を割り当てることによって、複数のユーザ、パートナー、および販売業者をサーバーコンピュータシステム124に登録するように構成され得る。登録モジュール304はさらに、複数の登録ユーザ102、パートナー104、および販売業者106のためのアカウントプロファイルおよび環境活動記録を作成するように設定され得る。登録モジュール304は、登録されたユーザ、パートナー、および販売業者の環境活動記録を、ユーザ、パートナー、および販売業者の識別データ(例えば、一意のユーザ識別子、アカウント識別子、公開鍵、ブロックチェーン識別子、バイオメトリックデータ)と関連付け、データベース312に保存するように設定され得る。登録モジュール304は、ユーザ102、パートナー104、および/または販売業者106のそれぞれのアカウントプロファイルの下に、ユーザ、パートナー、および販売業者の環境活動記録をリストするように設定され得る。
【0270】
登録モジュール304は、各検証装置108に一意のユーザ識別子(例えば、ブロックチェーン識別子、アカウント識別子)を割り当てることによって、複数の検証装置108をサーバーコンピュータシステム124に登録するように設定され得る。登録モジュール304は、さらに複数の登録された検証者108のためのアカウントプロファイルおよび活動記録を作成するように設定され得る。登録モジュール304はまた、登録された検証者の活動記録を検証者の識別データ(例えば、一意のユーザ識別子、アカウント識別子、公開鍵、ブロックチェーン識別子、バイオメトリックデータ)と関連付けてデータベース312に保存するように設定され得る。登録モジュール304はまた、検証者108のそれぞれのアカウントプロファイルの下に検証者の活動記録をリストするように設定され得る。
【0271】
登録モジュール304はまた、複数の登録されたサイト128に一意のユーザ識別子(例えば、ブロックチェーン識別子)を割り当てることによって、複数のサイト128をサーバーコンピュータシステム124に登録するように設定され得る。登録モジュール304は、さらに複数の登録サイト128についてのアカウントプロファイルおよび活動記録を作成するように設定され得る。登録モジュール304はまた、登録されたサイトの活動記録をサイトの識別データ(例えば、一意のユーザ識別子、アカウント識別子、公開鍵、ブロックチェーン識別子、バイオメトリックデータ)と関連付けてデータベース312に保存するように設定され得る。登録モジュール304は、サイト128のそれぞれのアカウントプロファイルの下にサイトの活動記録をリストするように設定することもできる。
【0272】
登録モジュール304はまた、広告サービスプロバイダ126のそれぞれに一意のユーザ識別子(例えば、ブロックチェーン識別子、アカウント識別子)を割り当てることによって、複数の広告サービスプロバイダ126をサーバーコンピュータシステム124に登録するように設定され得る。登録モジュール304はさらに、登録された複数の広告サービスプロバイダ126のためのアカウントプロファイルおよび活動記録を作成するように構成され得る。登録モジュール304はまた、登録された広告サービスプロバイダの活動記録を広告サービスプロバイダの識別データ(例えば、一意のユーザ識別子、アカウント識別子、公開鍵、ブロックチェーン識別子、バイオメトリックデータ)と関連付けてデータベース 312に記憶するように設定され得る。登録モジュール304はまた、広告サービスプロバイダ126のそれぞれのアカウントプロファイルの下に広告サービスプロバイダの活動記録をリストするように設定され得る。
【0273】
ブロックチェーンが利用され得る他の実施例では、登録モジュール304は、分散型台帳にアクセスするために、登録またはネットワークに参加した後で、ユーザ102、パートナー104、販売業者106、検証者108、サイト128、および/または広告サービスプロバイダ126のそれぞれに、ブロックチェーン識別子、ユーザ識別子、および/または公開鍵を割り当てるように設定されてもよい。
【0274】
いくつかの実施例では、登録モジュール304は、複数のユーザ102、パートナー104、販売業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126のアカウントおよび/または識別データ(例えば、バイオメトリックデータ、アカウント識別子、ブロックチェーン識別子、公開鍵)に関連付けられたポイント、通貨、暗号通貨、および/またはクレジットレコードまたは所有権レコードを作成するように設定され得る。
【0275】
いくつかの実施例では、登録モジュール304は、ユーザ102、パートナー104、販売業者106、ベリファイヤ108、および/または広告サービスプロバイダ126の各々が、それぞれユーザデバイス110、パートナーデバイス112、販売業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127をサーバーコンピュータシステム124に接続してサーバーコンピュータシステム124にアクセスするように登録することを可能にするように設定され得る。登録モジュール304はまた、パートナー104の各々が、サーバーコンピュータシステム124にアクセスするために、サーバーコンピュータシステム124に1つ以上のPOSシステム118を登録することを可能にするように構成され得る。登録モジュール304はまた、1人以上の検証者108が、パートナー104中のあるパートナーの1つ以上のサイト128およびサイトデバイス129をサーバーコンピュータシステム124に登録し、サーバーコンピュータシステム124にアクセスすることを可能にするように設定されてもよい。いくつかの実施例ではまた、登録モジュール304は、サイト128、ユーザ102、パートナー104、販売業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126をサーバーコンピュータシステム124に登録中に、サイト128、ユーザ102、パートナー104、販売業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126に関連付けられたデバイスを登録するように設定されてもよい。
【0276】
送受信モジュール306は、登録ユーザ102のうちの少なくとも1人の1つ以上のデバイスからリアルタイムで以下を含みそれには限定されないデータを受信するように、すなわち識別データ(例えば、生体情報、資格情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、ユーザーの名前、ユーザーの住所、パスポート番号、納税者識別番号、電話番号、電子メールアドレス、パスワード、ユーザー名など)、登録ユーザになる前に登録ユーザ102によって実行(例えば、購入、使用、または完了など)された1つまたは複数の環境活動に関連する情報(例えば、家庭のエネルギー、輸送、廃棄物、食品、買い物など)、そしておよび環境活動のそれぞれに識別番号を付与するように設定され得る。
【0277】
送受信モジュール306はまた、次の2つを行うように設定され得る、まず、登録された検証者108のうちの少なくとも1つの1つ以上のデバイスからデータをリアルタイムで受信するが、そのデータは、識別データ(例えば、バイオメトリック情報、クレデンシャル情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、検証者の名前、検証者の住所、その他の情報(パスポート番号、納税者識別番号、電話番号、電子メールアドレス、パスワード、検証者のユーザー名など)、および登録された検証者108になる前に1つ以上の登録された検証者108によって実行された1つ以上の検証アクティビティに関する情報(例えば、環境製品宣言の検証(環境活動の環境影響の決定)を含むがこれに限定されない、次に検証活動のそれぞれに識別番号を割り当てるが、その検証活動の情報には、1つ以上の登録された検証者108によって検証された1つ以上の環境製品宣言、環境製品宣言が検証された地理的位置を含むが、これらに限定されない。
【0278】
いくつかの実施例ではさらに、送受信モジュール306は、少なくとも1つの検証装置116からの1つ以上のデータレコードを含む少なくとも1つの検証活動データをリアルタイムで受信するように構成され得る。その検証活動記録は、1人以上の登録された検証者108によって実施された1つ以上の検証活動(例えば、環境製品宣言の検証および/または作成、環境活動の環境影響、および/または環境法違反の環境影響の決定)に関連するデータを含み得る。各検証者デバイス116によって送信される各検証活動記録のデータには、1人以上の検証者、パートナーおよび/または販売業者の識別データ(例えば、バイオメトリック情報、資格情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、公開鍵、一意のユーザー識別子、ブロックチェーン識別子、名前、住所、および/またはその他の識別データ)、送信された検証活動に関する情報(例えば、検証活動が送信された地理的位置など)、および環境製品宣言の検証および/または作成に関する情報、および環境活動および環境法違反の環境への影響の決定に関連する情報を含むが、それらに限定されない。環境製品宣言の作成および検証に関するそれらの情報には、その検証者108によって収集されたデータ、環境製品宣言の作成または作成に関連してその検証者108によって提供されたデータ、および/またはライフサイクルインベントリデータが含まれるが、これらに限定されない。いくつかの実施例では、送受信モジュール306は、サーバーコンピュータシステム124に対する製品またはサービスのライフサイクル推定(例えば、ライフサイクルインベントリデータ)に関連するデータ(例えば、ライフサイクルインベントリデータ)を、パートナー104のうちの少なくとも1人のパートナーの1つ以上のデバイスから、および/または外部システムから受信するように構成され、受信されたデータは、サーバ・コンピュータ・システム124のデータベースに記憶され得る。いくつかの実施例では、送受信モジュール306は、さらに受信されたデータまたはデータレコードのそれぞれに識別番号を割り当てるように構成され得る。
【0279】
送受信モジュール306はまた、1つ以上の登録ユーザ102によって実行される(例えば、購入された、使用された、または完了した)環境活動(例えば、製品および/またはサービス)に関するデータを、1つ以上の登録パートナー104の1つ以上のサービスポイントシステム118からリアルタイムで受信するように構成され、登録された各ユーザ102は、1つ以上の登録ユーザのアカウントおよび/または環境活動記録にアクセスするために、ユーザの識別データ(例えば、一意のユーザ識別子、アカウント識別子、生体認証情報、クレデンシャル情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、ブロックチェーン識別子、公開鍵など)をPOSシステム118に入力、または提供することができ、そのPOSシステム118は、サーバ・コンピュータ・システム124と通信して、1人以上の登録ユーザ102を認証するように設定され得、その際、サーバ・コンピュータ・システム124は、1つ以上の登録ユーザ102の識別データを検証し、1つ以上の環境活動がユーザ102によって実行されたことを確認することができる。送受信モジュール306は、さらに受信されたデータのそれぞれを割り当てるか、または識別番号を記録するように設定される。
【0280】
いくつかの実施例では、送受信モジュール306は、さらに複数のパートナー104および販売業者106のうちの少なくとも1人の1つ以上のデバイスからリアルタイムで少なくとも1つの環境活動データまたは記録を受信するように構成される。その環境活動データまたは記録は、1人以上のパートナー104によって提供された1つ以上の環境活動(例えば、製品および/またはサービス)、1人以上のパートナー104に1人以上の販売業者106から配布された1つ以上の環境活動(例えば、製品および/またはサービス)、および1人以上の販売業者106が1つ以上の環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を1人以上のパートナー104に配布するために使用した1つ以上の環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を含み得る。パートナー104の各々が送信する各環境活動のデータは、パートナーの識別データ(例えば、生体情報、クレデンシャル情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、公開鍵、ユニークユーザー識別子、ブロックチェーン識別子、名前、住所、および/または他の識別データ)、並びに、その環境活動が送信された地理的位置、パートナー104がユーザー102に提供したい環境活動(例えば、製品および/またはサービス)、パートナー104によって提供される環境活動(例えば、製品および/またはサービス)のための環境製品宣言を作成するための要求に関する情報、および/または環境製品宣言を含むがそれらに限らない。送受信モジュール306は、さらに受信されたデータレコードのそれぞれに識別番号を割り当てるように設定され得る。
【0281】
いくつかの実施例では、パートナー104の各々によって送信される各環境活動のデータは、リアルタイムで複数のパートナー104のうちの少なくとも1人からの環境活動(例えば、製品および/またはサービス)のための環境製品宣言を作成する要求に関する情報を含み得る。
【0282】
いくつかの実施例では、送受信モジュール306は、さらに複数のパートナー104のうちの少なくとも1人の1つ以上のデバイスからリアルタイムで少なくとも1つの環境活動データまたは記録を受信するように構成される。その環境活動記録は、1つ以上のパートナー104によって報告された1つ以上の環境法違反に関するデータを含み得る。そのパートナー104の各々が送信する各環境法違反のデータは、これらに限定されないが、ユーザ、パートナー、販売業者、および/または検証者の識別データ(例えば、生体情報、クレデンシャル情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、公開鍵、ユニークユーザー識別子、ブロックチェーン識別子、名前、住所、および/または他の識別データ)、並びに、環境法違反に関する情報で、その環境法違反が送信された地理的位置、納税者識別番号、名前(例えば、違反したユーザー102、パートナー104、販売業者106、および/または検証者108の氏名)、および/または住所などを含むがそれらに限定されない。送受信モジュール306は、さらに受信されたデータレコードのそれぞれに識別番号を割り当てるように設定される。
【0283】
いくつかの実施例では、送受信モジュール306は、さらに少なくとも1つの広告サービスデータ記録および/または少なくとも1つの広告サービス取引データ記録を、少なくとも1つの広告サービスプロバイダ126の1つ以上のデバイスからリアルタイムで受信するように設定される。各広告サービスのデータには、ユーザー102、パートナー104、販売業者ー106、検証者の108、および/または広告サービスプロバイダー126のそれぞれの識別データ(たとえば、一意のユーザー識別子、アカウント識別子、生体認証情報、資格情報、地理的情報、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、ブロックチェーン識別子、公開鍵)、および広告活動データに関する情報(例えば、広告サービスのリクエストまたは注文に関する情報、時間、タイプ、番号、コスト、および/またはコンテンツの詳細に関する情報)が含まれるが、これらに限定されない。各広告サービストランザクションのデータには、ユーザー102、パートナー104、販売業者ー106、検証の108、および/または広告サービスプロバイダー126のそれぞれの識別データ(例えば、一意のユーザー識別子、アカウント識別子、生体認証データ、ブロックチェーン識別子、公開鍵)そして、ユーザ102、パートナー104、販売業者106、検証者108、広告サービスプロバイダ126、および/またはサーバーコンピュータシステム124に関連した広告サービスに関係した、クレジット暗号通貨および/または通貨の預金、および/または移転に関する情報が含まれるがこれらに限定されない。送受信モジュール306は、さらに受信されたデータレコードのそれぞれに識別番号を割り当てるように設定され得る。
【0284】
いくつかの実施例ではさらに、送受信モジュール306は、1つ以上のサイトデバイス129から1つ以上のサイト128に関連する1つ以上のサイトアクティビティデータまたはデータレコードをリアルタイムで受信するように構成され得る。各サイトアクティビティのデータまたはデータ記録には、パートナー104中のあるパートナーおよび/または1人以上の検証者の識別データ(例えば、サイト画像、ビデオ、ライブビデオ情報、資格情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、アカウント識別子、ブロックチェーン識別子、公開鍵など)、サイト128中のあるサイトの識別データ(例えば、サイト画像、ビデオ、および/またはライブビデオ、ブロックチェーン識別子、公開鍵)、サイトデバイス129中のサイトデバイスによって収集されたパートナー104中のあるパートナーの1つ以上の製品および/またはサービスのデータ(例えば、ライフサイクルインベントリデータ)で、オンサイト運用データ、オンサイト材料消費データ、オンサイト排出量データ、オンサイトエネルギー消費データ、および/またはオンサイト廃棄物データを含むがこれらに限定されない、サイトデバイス129の地理的位置データ(例えば、GPS/AGPS座標)、および/またはその他のデータが含まれるがこれらに限定されない。
【0285】
いくつかの実施例では、さらに送受信モジュール306は、サーバーコンピュータシステム124にアクセスするために、ユーザ102、パートナー104、販売業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の少なくとも1つの1つ以上のデバイスから1つ以上の要求識別子を受信するように構成され得る。その際、リクエスト識別子の各々は、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、販売業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127のそれぞれから送信され、検証者108の少なくとも1つの1つ以上のデバイスから1つ以上のリクエスト識別子を受信し得る、その際、リクエスト識別子の各々は、サイトデバイス129のそれぞれから送信され、パートナー104の少なくとも1つの1つ以上のデバイスから1つ以上のリクエスト識別子を受信し、その際、リクエスト識別子の各々は、パートナーのPOSシステム118の各々から送信されてもよく、その際、受信したデータはリアルタイムで受信される。
【0286】
いくつかの実施例では、送受信モジュール306はさらに、ユーザ102、パートナー104、販売業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の各々のバイオメトリック情報(例えば、顔画像)、それはユーザデバイス110、パートナーデバイス112、販売業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127の1つ以上のセンサ(例えば、CMOSおよびCCDセンサ)で撮像され、それを含む1つ以上のデータまたはデータレコードを受信するように設定される、その際、受信データはリアルタイムで受信される。サーバーコンピュータシステム124はまた、1つ以上のサイト装置129の1つ以上のセンサ(例えば、CMOSおよびCCDセンサ)によって取得された各サイト128のサイト画像、ビデオ、および/またはライブビデオを含むデータまたは1つ以上のデータレコードを受信することができ、受信されたデータはリアルタイムで受信され得る。
【0287】
いくつかの実施例では、送受信モジュール306はさらに、サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザ・デバイス110、パートナー・デバイス112、配信装置114、検証装置116、および/または広告サービスプロバイダ装置127の各々の1つ以上の一意のデバイス識別子(例えば、CMOSセンサ、物理的にクローンできない機能)を含むデータまたは1つ以上のデータレコードを受信するように構成され得る。その際、受信したデータはリアルタイムで受信することができる。
【0288】
いくつかの実施例では、送受信モジュール306はさらに、サイト128、ユーザ102、パートナー104、販売業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の各々の識別データ(例えば、ブロックチェーン識別子、公開鍵および/または同様のもの)を含むデータまたは1つ以上のデータレコードを受信するように構成され得る、その際、受信したデータをリアルタイムに受信することができる。
【0289】
いくつかの実施例では、送受信モジュール306はさらに、サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、販売業者デバイス114、検証装置116および/または広告サービスプロバイダ装置127の地理的位置データ(例えば、GPS/AGPS座標)を含むデータまたは1つ以上のデータレコードが関連する装置のGPS/AGPSセンサによってリアルタイムで取得され、それを受信するように構成され、その際、受信されたデータはリアルタイムで受信され得る。いくつかの実施例では、送受信モジュール306はさらに、ユーザクレデンシャル情報(例えば、ユーザ名、パスワード、個人識別番号(PIN)、鍵など)を含むデータまたは1つ以上のデータレコードを受信するように構成され、受信されたデータはリアルタイムで受信され得る。
【0290】
いくつかの実施例では、送受信モジュール306はさらに、1つ以上のサイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、販売業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127からデバイス識別情報を受信するように構成され得る。 デバイス識別情報は、各デバイスを一意に識別する1つ以上の情報であってもよい。 デバイス識別情報には、サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、販売業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127のオペレーティングシステムのバージョン、オペレーティングシステムの製造元、通信インターフェース408、メモリ404、プロセッサ406、記憶コンポーネント402、入力コンポーネント414、出力コンポーネント412、および通信インフラストラクチャ―410、およびオペレーティングシステム名に関する情報が含まれるが、これらに限定されない。当業者は、サーバーコンピュータシステム124へのデバイス識別情報の提供の一部として、他の形態のデバイス識別情報がここで置き換えられ得ることを認識するであろう。
【0291】
いくつかの実施例で、モジュール310は、1つ以上のサイトデバイス 129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、販売業者デバイス114 、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127からネットワーク120を介してデバイス識別情報を受け取ることができる。デバイス識別情報は、各デバイスを一意に識別する1つ以上の情報であってもよい。 デバイス識別情報には、サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、販売業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127のオペレーティングシステムのバージョン、オペレーティングシステムの製造元、通信インターフェース408、メモリ404、プロセッサ406、記憶コンポーネント402、入力コンポーネント414、出力コンポーネント412、および通信インフラストラクチャ―410、およびオペレーティングシステム名に関する情報が含まれるが、これらに限定されない。当業者は、サーバーコンピュータシステム124へのデバイス識別情報の提供の一部として、他の形態のデバイス識別情報がここで置き換えられ得ることを認識するであろう。そのような場合、ユーザ、デバイスPUF、ユーザデバイス識別情報、および地理位置データまたは地理的位置データ(例えば、GPS/AGPS座標)の組み合わせは、4要素認証方法を表すことができる。いくつかの実施例では、5要素認証方法を表すための組み合わせは、ユーザであるための他のユーザクレデンシャル情報(例えば、ユーザ名、パスワード、個人識別番号(PIN)、キーなど)、ユーザクレデンシャル情報、デバイスPUF、デバイス識別情報、および地理的位置データ(例えば、GPS/AGPS座標)を含んでもよい。
【0292】
検証モジュール308は、受信されたデータおよび/または登録ユーザーになる前および/またはなった後に登録ユーザ102によって実行された(例えば、購入された、使用された、または完了した)環境活動データ(例えば、家庭のエネルギー、輸送、廃棄物、食品、買い物などに関する情報)を含む情報を検証するように構成され、各環境活動に識別番号を割り当て得る。いくつかの実施例では、検証モジュール308は、登録されたパートナー104の1つ以上のポイント・オブ・サービス・システム118、登録されたパートナー104の1つ以上のデバイス400、および/または未登録エンティティの1つ以上のデバイス400と通信することによって、受信したデータおよび/または情報を検証するように設定され得る。その際、受信データは、1人以上のユーザ102、パートナー104、販売業者106のそれぞれのアカウント識別子、および/または検証プロセスのためにそれと交換され得る通信に使用される可能性がある他の識別データ(例えば、一意のユーザ識別子、バイオメトリックデータまたはバイオメトリック情報、ブロックチェーン識別子、公開鍵、名前、住所、および/または他の識別データ)を含み得る。
【0293】
いくつかの実施例では、検証モジュール308は、1つ以上の登録パートナー104および/または未登録のエンティティの外部システム(プログラムオペレーターなど)の1つ以上のデバイス400と通信することにより、パートナー104のそれぞれによって提供される環境活動(例えば、製品および/またはサービス)に関連する各環境製品宣言を検証するように構成され得る。検証モジュール308は、検証された各環境活動をマークするように構成することもできる。
【0294】
いくつかの実施例では、検証モジュール308はさらに、1つ以上のパートナー104、販売業者106、および/またはユーザ102の環境法違反を検証するために、登録パートナー104の1つ以上のデバイス400、および/または未登録エンティティの1つ以上の外部システムと通信するように構成され得る。その際、1人以上のユーザ102、パートナー104、販売業者106の各々のアカウント識別子、および/または他の識別データを、環境製品宣言および/または環境法違反の検証のためにそれらと交換される通信に使用することができる。政府機関、消費者報告機関、環境製品宣言プログラム運営者、およびその他の団体は、パートナー104として行動することができる。
【0295】
ブロックチェーンが利用され得る実施例において、検証モジュール308は 、1人以上のユーザ102、パートナー104、販売業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126のアイデンティを検証するために、1つ以上の外部アイデンティティ管理システムおよび/またはゼロ知識証明またはゼロ知識プロトコル(例えば、uPortなど)を含むがこれに限定されない暗号技術を利用するシステムと通信するように設定され得る。例えば、スマート契約ライブラリ は、1つ以上の外部アイデンティティ管理システムおよび/またはゼロ知識証明またはゼロ知識プロトコル(例えば、uPortなど)を含むがこれに限定されない暗号技術を利用するシステムを通じて、および/またはデータベースを参照することによって、ユーザー102、パートナー104、販売業者106、検証者108および/または広告サービスプロバイダ 126のアイデンティティを確認してもよい。
【0296】
いくつかの実施例では、検証モジュール308は、検証者を電話で自動的に呼び出し、好ましくは通話を録音し、および/または検証者108のテキストメッセージを送信し、検証者108に本人確認のための指示を与えることによって、検証者108を検証するように構成され得、その際、検証は、試験中に行ってもよい(検証者108が試験を受ける間)。
【0297】
いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124は、その環境影響に基づいて、各環境法違反の推定環境影響を決定するために、1人以上の検証者108を割り当てることができる。いくつかの実施例では、処理モジュール310は、各環境法違反の推定環境影響の決定に対して通貨、暗号通貨、ポイント、および/またはクレジットを1つ以上の検証者108のアカウントにクレジットするように設定されてもよい。
【0298】
いくつかの実施例では、環境活動(製品および/またはサービス)が、検証者108中のある検証者によって以前に検証された検証済み環境製品宣言に関連しない場合、処理モジュール310は、登録ユーザーになる前にユーザーによって実施(例えば、購入、使用、または完了)されたユーザーの環境活動(製品および/またはサービス)のそれぞれの推定環境影響を決定することを1人以上の検証者108に許可または可能にしてもよい。いくつかの実施例で、環境製品宣言が検証者108中のある検証者によって以前に検証され、パートナー104中のあるパートナーに関連付けられている場合、処理モジュール310は、同じ環境活動の検証済み環境製品宣言で言及されている情報に基づいて、登録ユーザになる前にユーザが実施した(例えば、購入、使用、または完了した)環境活動(製品および/またはサービス)の各活動の環境影響を判定するように設定され得る。
【0299】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、ユーザ102、パートナー104、販売業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126のアカウントに、ポイント、通貨、暗号通貨、および/またはクレジットを付与するように設定され得、そして1人以上のユーザ102、パートナー104、販売業者ー106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダー126が、それらのアカウントに関連付けられたポイント、通貨、暗号通貨および/またはクレジットの所有権記録を互いに、または外部システムに転送することを、許可または有効にするように設定され得る。いくつかの実施例では、処理モジュール310は、ユーザ102がポイント、通貨、暗号通貨および/またはクレジットを入金すること、および/または交換すること(例えば、ポイントを不換通貨、電子通貨、および/または暗号通貨の任意の形態の通貨に交換すること)を許可または可能にするよう設定され得る。いくつかの実施例では、処理モジュール310は、ポイント、通貨、暗号通貨、および/またはクレジットを入金、送金、および/または交換するために、第三者システム(例えば、通貨、暗号通貨交換プラットフォーム、またはシステム)と通信できるように設定され得る。
【0300】
ブロックチェーンが利用され得る実施例では、処理モジュール310は、ブロックチェーンに基づく暗号通貨システムにおける通貨の転送と同様のプロセスを用いて、ポイント、通貨、暗号通貨、および/またはクレジットの所有権記録を転送するように設定され得る。ブロックチェーンが利用され得るいくつかの実施例において、その分散型台帳は、暗号通貨ブロックチェーンのサイドチェーンまたはスタンドアロン台帳を利用するように設定され得る。
【0301】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、1人以上の検証者108が 、パートナー104中のあるパートナーが提供する各サービスのサービス単位(利用単位)を、そのカテゴリに基づいておよび/またはそのサービスの環境製品宣言に記載された情報に基づいて決定することを許可しまたは可能にするよう設定され得る。例えば、環境信用スコアリングシステム124のパートナー104としての運送会社は、電気自動車の使用を(輸送サービスとして)ユーザ102に提供することができ、サービスポイントシステム118は、情報(例えば、ピックアップポイント、距離、および/または降車ポイント)を収集し送信するように構成され得て、処理モジュール310は、1人以上の検証者108が、輸送サービスのためのサービスユニット(使用単位)(例えば、サービスの1時間または1マイル当たり)を決定することを許可または可能にするように構成され得て、処理モジュール310は、ユーザ102のユーザによって実行された(例えば、購入された、使用された、または完了した)検証済みサービスについて、ユーザのアカウントにサービスユニット(使用ユニット)をクレジットするように構成され得、処理モジュール310は、サービスユニットを使用して、ユーザ102に暗号通貨、通貨、ポイント、またはその他で報酬を与えるよう設定され得る。
【0302】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、アカウントに関連付けられたサービスユニット(使用ユニット)を使用して、1つ以上のアルゴリズムを使用してユーザ102の環境クレジットスコアを計算するように設定され得る。いくつかの実施例では、処理モジュール310は、1つ以上のアルゴリズムを使用して、ユーザ102のアカウントの下に入金されるべきサービスユニット、ポイント、暗号通貨、および他の報酬の数(例えば、最大または最小ユニット数)を決定するように構成され得る。
【0303】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、登録ユーザとなる前または後に実施された(例えば、購入、使用、または完了した)ユーザ102の環境活動(例えば、製品および/またはサービス)の環境影響を含むがこれに限定されない要因に基づいて、1つ以上の環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を登録ユーザ102に提案または推奨するように設定し得る。その推奨または提案される環境活動(例えば、製品および/またはサービス)は、ユーザーの環境活動の環境影響を低減することを目的としているかもしれない。処理モジュール310は、推奨または提案された環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を実施(例えば、購入、使用、または完了)した後に、ユーザのアカウントにポイントおよび/またはクレジットを付与または加算するように設定され得る。処理モジュール310は、ユーザ102のアカウントでクレジットされたポイントおよび他の要因を使用して、ユーザ102の環境クレジットスコアを計算するように設定され得る。処理モジュール310は、環境活動(例えば、製品および/またはサービス)の環境製品宣言のスコアに基づいて、ユーザ102中のあるユーザが実施する各環境活動に対して付与すべき点数を決定するように設定され得る。
【0304】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、深層学習による1つ以上のアルゴリズム、機械学習、および/または訓練されたニューラルネットワークを用いて、ユーザの習慣および/または行動(例えば、環境に優しい習慣)を決定し、ユーザ102126に環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を推奨または提案することができる。処理モジュール310は、ユーザの環境活動の実行の決定と、ユーザのサーバーコンピュータシステム124との相互作用(例えば、実行した環境活動の種類、環境活動の実行時間、環境活動の地理的位置、および環境活動の実行コスト)、外部ソース(例えば、データ管理プラットフォーム)から収集したユーザの活動に関する情報、および他の要因を用いたユーザの習性や行動を、1つ以上のアルゴリズム、機械学習、および/または深層学習により学習済みニューラルネットワークを用いて決定するように設定され得る。
【0305】
非限定的な例として、処理モジュール310は、ユーザ102中のあるユーザに対して、再生可能電力の使用、特定の電気自動車の使用、登録パートナー104または未登録のエンティティが提供する他の任意の環境に優しい製品および/またはサービスの使用を提案または推奨することができる。いくつかの実施例では、処理モジュール310は、登録ユーザ102になる前のユーザの環境活動の環境影響、サーバーコンピュータシステム124によって提案または推奨され、登録ユーザになった後にユーザ102によって実施された(例えば、参加、購入、使用、または完了した)環境活動に基づいて、ユーザ102の環境クレジットスコアを計算することができる。処理モジュール310は、登録ユーザになる前にユーザ102のユーザが完了した環境活動に関する情報、および登録プロセスの間または後にユーザから収集した情報を、サーバーコンピュータシステム124の記憶コンポーネント402および/またはメモリ404のユーザの記録に保存し、ユーザ102、パートナー104および/または販売業者106のそれぞれのアカウントプロファイルの下にその情報をリストしてもよい。
【0306】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、登録ユーザ102になる前のユーザの環境活動の環境影響に基づいてポイントおよび/またはクレジットを計算および/またはクレジットするように構成され、サーバーコンピュータシステム124によって提案または推奨され、そして実行(例えば、登録後、ユーザ102によって参加、購入、使用または完了(または完了)され、ユーザ102によって使用および/または交換できるクレジット、ポイント、および/または暗号通貨でユーザのアカウントに入金し得る。
【0307】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、ユーザ102が、ユーザのアカウントに関連付けられたポイントおよび/またはクレジットを使用して、パートナー104、販売業者106、および/または未登録のエンティティによって提供される1つ以上のサービスを購入することを許可する、または可能にするように設定され得る。例えば、ユーザ102は、ユーザの識別データ(例えば、一意のユーザ識別子、アカウント識別子、ブロックチェーン識別子、バイオメトリックデータまたはバイオメトリック情報、公開鍵)をパートナー104に提供し、そのパートナー104のPOSシステム118、パートナーデバイス112、および/またはパートナー104に関連するシステムを介して検証プロセスを完了することができるように設定されており、そのPOSシステム118、パートナーデバイス112、および/またはパートナー104に関連付けられたシステムは、サーバーコンピュータシステム124と通信し、ユーザ102の識別データを検証し、および/またはサーバーコンピュータシステム124と通信することにより、ユーザ102に関連付けられたポイント、クレジット、通貨量、暗号通貨、ポイント、および/またはクレジットの数をチェックし、そして購入の証明として、ユーザの102アカウントからパートナーの104のアカウントに必要な通貨、ポイントおよび/またはクレジットを転送し得る。
【0308】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、ユーザ102およびそれに関連するトランザクションの計算されたポイントまたはクレジットを、サーバーコンピュータシステム124のデータベースに保存し、ポイントまたはクレジットおよびそれに関連するトランザクションに関する情報を、ユーザ102、パートナー104、および/または販売業者106のそれぞれのアカウントプロファイルの下にリストするように設定され得る。いくつかの実施例では、処理モジュール310は、ユーザの計算されたポイントまたはクレジットをリモートデータベースおよび/または分散データベースに保存するように構成され得る。
【0309】
ブロックチェーンが利用され得る実施例では、サーバーコンピュータシステム124は 、ブロックチェーンに基づく暗号通貨システムにおける通貨の転送と同様のプロセスを用いて、ポイント、通貨、暗号通貨、および/またはクレジットの所有権記録を転送し得る。例えば、処理モジュール310は、ユーザ102がパートナー104によって提供される製品および/またはサービスを入手または購入する際に、購入の証拠として、ポイントおよび/またはクレジットの所有権記録をユーザの102アカウントからパートナーの104アカウントに転送するように構成され得る。ブロックチェーンが利用され得るいくつかの実施例において、その分散型台帳は、暗号通貨ブロックチェーンのサイドチェーンまたはスタンドアロン台帳を利用するように設定され得る。
【0310】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、他のパートナー104(環境活動の元の所有者/生産者)によって所有または生産されている1つ以上の環境活動(例えば、製品および/またはサービス)をユーザ102に提供、再販、および/または配布したいパートナー104が、パートナー(環境活動の元の所有者/生産者)の環境活動を検索することを可能にするように設定され得るが、その検索には、その環境活動およびパートナー104(その環境活動の元の所有者/生産者)に関係する識別情報(例えば、そのパートナーの環境活動の識別番号、環境製品宣言の登録番号、または識別番号、パートナーの一意のユーザー識別子、パートナーの公開鍵、および/またはその他の識別データ)を用い、またサーバーコンピュータシステム124によってホストされている、または関連付けられているウェブサイトおよび/またはモバイルアプリケーションを介するなどのオプションを使用し得る。処理モジュール310はさらに、パートナー124が、同じ環境活動(例えば、製品および/またはサービス)をユーザ102に提供、再販、および/または配布することを希望することを証明および/または要求することを可能にするように構成され得る。いくつかの実施例では、処理モジュール310はさらに、そのパートナー104(環境活動の元の所有者/生産者)に、他のパートナー104がその環境活動をユーザー102に提供、再販、および/または配布することを許可または拒否することを許可または可能にするように構成され得る。サーバ・コンピュータ・システム124はさらに、環境活動をユーザ102に提供、再販、および/または配布することを要求したパートナー104の環境活動記録の下に環境活動をリストするように設定し得る。
【0311】
いくつかの実施例では、サーバ・コンピュータ・システム124はまた、他のパートナー104(環境活動の元の所有者/生産者)に属する1つ以上の環境活動(例えば、製品および/またはサービス)をユーザ102に提供、再販および/または配布することを望むパートナー104が、他のパートナー104(環境活動の元の所有者/生産者)の環境活動の記録の下にリストされている1つ以上の環境活動(製品および/またはサービスなど)の複数のカテゴリーから選択し、同じ環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を提供または配布することを望むことを確約しおよび/または要求することを可能とするように設定し得る。
【0312】
いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124はまた、パートナー104(環境活動の元の所有者/生産者)が、そのパートナー104(環境活動の元の所有者/生産者)が所有または生産する環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を提供、再販、または配布する可能性のあるパートナー104の承認済みリストに関する情報をサーバーコンピュータシステム124に提供することを可能にするよう設定され得る。その情報には、識別データ(パートナーの一意のユーザー識別子、ブロックチェーン識別子、アカウント識別子、および/またはパートナーの公開鍵など)が含まれるが、これらに限定されない。
【0313】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、1つ以上の登録された検証者108が環境製品宣言を検証することを可能にするように設定され得る。処理モジュール310はまた、環境製品宣言を検証するために1人以上の検証者108を割り当てるように設定され得て、その際、その検証者の選択は、登録された検証者およびパートナー104の地理的位置、パートナー104中のあるパートナーの環境活動(例えば、製品および/またはサービス)に関係するその検証者の各々の検証活動の数を含むがこれらに限定されない多くの要因に基づくか、および/またはサーバ―コンピュータシステム124に登録された検証者108からランダムに選択され得る。いくつかの実施例では、処理モジュール310は、環境製品宣言の検証を行うために1人以上の登録された検証者108を割り当てるように設定されるが、その際、製品またはサービスの環境製品宣言の検証は、ライフサイクル推定に基づくデータ(例えば、ISO 14040、ISO 14044、および/またはその他のISO規格に従って実施されるライフサイクルアセスメントに関連するデータ)の検証、追加の環境情報の検証、および/またはその他の情報の検証を含む環境製品宣言に提示された情報を検証することを含み得るが、これらに限定されない。
【0314】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、ISO14040およびISO1404規格または任意の他の規格に従って実施されるライフサイクル推定のインベントリ分析ステップに関係するデータを検証デバイス116を用いて収集するために、1人以上の登録された検証者108を割り当てるように構成され得る。ブロックチェーンが利用され得る実施例では、処理モジュール310は、任意のタイプのデータ(例えば、ユーザ102、パートナー104、販売業者106、検証者者108、広告サービスプロバイダ126、および/またはサードパーティシステムから受信したデータ)を以下のようなトランザクションの形態として記録または記憶するように設定されるが、その取引の形は、データベースを共有する当事者またはオペレータによってさえ改ざんおよび改訂に対して強固に固定されたデータレコードの連続的に増大するリストを維持する分散データベース内で発生し得る(例えば、情報の転送または交換)。
【0315】
いくつかの実施例では、処置モジュール310は、検証者108の各々は、検証活動(例えば、環境製品宣言の検証、環境活動の環境への影響の決定)を実行するためにサーバーコンピュータシステム124に登録される前または後に、1つ以上のトピックに関する検証者の知識を測定するための試験を行うように設定され得、ここで、検証者108の各々はその試験に合格しなければならない。
【0316】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、ネットワーク120(例えば、インターネット)を介して検証者108と通信することにより、1つ以上のトピックに関する検証者108の知識を測定するための検査を実施するように構成され得る。いくつかの実施例では、処理モジュール310は、サーバと通信するように構成され得る検証装置116を使用して、検証者108がサーバ・コンピュータ・システム124にアクセスし、1つ以上のトピックに関する検証者108の知識を測定するための試験を受けることを可能にするように設定され得る。いくつかの実施例では、検証者デバイス116は、1人以上の検証者108がビデオまたはライブの試験監督を使用して試験を受けることを可能にするように設定され得る。ビデオ試験監督が使用され得るいくつかの実施例では、処理モジュール310は、オーディオおよび/またはビデオを記録し、サーバ・コンピュータ・システム124のデータベースに保存して、各検証者108の検査能力を客観的に判断するように構成されてもよく、その際、処理モジュール310は検証者108が検証者108の音声、映像、および回答をレビューする試験を受けた後、登録された検証者108の中から1人以上の検証者108を割り当てて、各検証者108の審査能力を客観的に判断するように構成され得る。
【0317】
ライブ試験監督が使用され得るいくつかの実施例では、処理モジュール310は、登録された検証者108から1人以上の検証者108を割り当て、検証者108が試験を受ける間、検証者108のそれぞれをリアルタイムで監視するように選択され得る。いくつかの実施例では、処理モジュール310は、1つ以上のトピックに関する検証者108の知識を測定するための試験をスケジュールするように構成されてもよく、処理モジュール310はまた、検証者108の各々が検査をスケジュールすることを可能にするように構成されてもよい。いくつかの実施例では、処理モジュール310は、各検証者108の検査能力を判断するために、ディープラーニングによって、1つ以上のアルゴリズム、機械学習、および/またはトレーニングされたニューラルネットワークを使用するように構成され得る。
【0318】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、1人以上の登録された検証者108が、検証プロセスの一部として検証装置116を使用してリアルタイムのサンプル収集、計算、測定、および/または分析を行うことを可能および/または割り当てるように構成されてもよく、その際、検証装置116の各々に関連付けられたセンサおよび/またはデバイスを検証プロセスにおいて、利用することができる。
【0319】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、1つ以上のトピックに関する検証者108の知識を測定するための試験を実施するように構成されてもよく、その際、実際の検査は、検証装置116を使用して計算、測定、サンプル分析、サンプル収集、および/または同様のものを実施することを含むがこれらに限定されず、その際、各検証装置116の入力部品414(例えば、加速度計、ジャイロスコープ、アクチュエータ、全地球測位システム(GPS)部品、温度測定装置、速度測定装置等のセンシング情報を感知するためのセンサ)を利用することができる。
【0320】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、1人以上の登録された検証者108による環境製品宣言を検証を行うのを可能とするように設定されるが、その際、検証は、データ(例えば、オンサイト操作、特定のサイトからの入力と出力、オンサイト材料の消費、排出、エネルギー消費、廃棄、など)の収集、写真の撮影、文書のスキャン、身元の確認、距離の測定、地理的位置の決定、サンプルの収集、サンプルの分析、収集されたサンプルの化学組成の決定、温度の測定などを含むが、それらに限定されず、その際、検証者デバイスの各々の入力コンポーネント414(例えば、加速度計、ジャイロスコープ、アクチュエータ、全地球測位システム(GPS)コンポーネント、アシストグローバルポジショニングシステム(AGPS)コンポーネント、温度測定デバイス、速度測定デバイスなど)は、環境製品宣言の検証の間に利用され得る。
【0321】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、1つ以上の登録パートナー104が、自らが所有、生産、および/または提供する環境活動(例えば、製品および/またはサービス)に関する環境製品宣言を作成する要求を提出すること、および/または自らが所有、生産、および/または提供する環境活動の環境への影響を判断する要求を提出することを可能にするように構成され得る。いくつかの実施例では、処理モジュール310は、1つ以上の登録された検証者108が活動(例えば、環境製品宣言の検証、環境活動の環境影響の判定)を実行することを可能にし得る。
【0322】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、1人以上の登録された検証者108が、登録された検証者108のそれぞれによって実施された検証活動(例えば、環境製品宣言の検証、環境活動の環境影響の決定)に関係する情報をレビューし、登録された検証者108のそれぞれによって提供された情報の正当性について合意に到達し、検証者108によって提供された情報の各断片を受け入れるか拒否するかを決定または投票することを可能にするように構成され得る、ここで、処理モジュール310はまた、登録された検証者108によって実施され実行された検証活動に関係する各情報断片を受け入れるか拒否するかに関係する最終判断を多数決に基づいて決定するように設定され得る、その際、処理モジュール310はまた、検証者108の少なくとも51%が賛成票を投じ判断が承認され、それが受け入れられるまで、他の1人以上の検証者108を検証活動を再実行するよう割り当てるように構成されてもよい。 いくつかの実施例では、処理モジュール310は、登録された各検証者108の各々によって実行された検証活動に関係する各情報断片の正当性について同意に到達するプロセスで、1つ以上のアルゴリズム、機械学習、および/または訓練されたニューラルネットワークを、ディープラーニングによって使用するように構成されてもよい。たとえば、1つ以上のアルゴリズム、機械学習、および/またはディープラーニングによるトレーニングされたニューラルネットワークを使用して、多数決を計算および決定できる。
【0323】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、登録された検証者108のそれぞれによって実行された検証活動に関する情報をレビューし、それぞれを受け入れるか拒否するかを決定または投票するために、登録された検証者108のそれぞれに対する特定の時間制限を決定するように設定され得る。処理モジュール310は、また登録された検証者108のアカウントに、レビューおよび決定した各情報に対するポイント、通貨、および/またはクレジットをクレジットするように設定することもできる。
【0324】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、ディープラーニングによって、1つ以上のアルゴリズム、機械学習、および/またはトレーニングされたニューラルネットワークを使用して、登録された検証者108の各々によって実行または実施される検証アクティビティに関連する以下の各情報の正当性を決定するように構成され得る、写真撮影、文書のスキャン、本人確認、エネルギー測定(電気的測定など)、距離の測定、地理的位置の決定、サンプルの収集、サンプルの分析、化学組成の決定を含むがこれらに限定されない。
【0325】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、ディープラーニングによって、1つ以上のアルゴリズム、機械学習、および/またはトレーニングされたニューラルネットワークを使用して、各々の登録された検証者108によって実行または実施される検証アクティビティに関連する各情報の正当性を決定するように構成され得る、その際、処理モジュール310はまた、登録された検証者108のそれぞれによって実行または実施される検証活動に関する情報各部分の有効性を判断するにあたって、1人以上の登録された検証者108によって実行された以前の検証活動データ(例えば、環境製品宣言の検証データ、環境活動の環境影響の決定に関するデータ)と、ライフサイクルインベントデータ(例えば、国際エコインベントデータベース、米国ライフサイクルインベントデータベース、欧州ライフサイクルデータベース(ELCD)参照データベース、GaBIデータベースおよび/または同様のもの)との間の関係を利用し、また機械学習および/またはディープラーニングによる訓練されたニューラルネットワークを利用するように構成され得る。
【0326】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、製品および/またはサービスに関連する環境製品宣言の検証が完了した後、ユーザ102が製品および/またはサービスに関連する環境活動を実行することを可能にするように構成され得る。
【0327】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、1人以上の登録された検証者108が、1つ以上の検証装置116を用いて情報を収集し、サーバ・コンピュータ・システム124に送信することを可能にするように構成されてもよく、その際、情報を収集し、サーバ・コンピュータ・システム124に転送するプロセスにおいて、検証装置116の各検証装置の1つ以上のセンサおよび/または装置が利用されてもよい。いくつかの実施例では、サーバーコンピュータシステム124は、パートナー104中のあるパートナーおよび/または外部システムと通信して、検証者108中のある検証者によって実施される検証活動(例えば、環境製品宣言の検証、環境活動の環境影響の判定)に関係する情報またはデータ(例えば、本人確認、エネルギー測定、サンプル分析、サンプルの化学組成の決定に関する情報)を収集することができる。
【0328】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、1人以上の登録パートナー104が、所有、生産、および/または提供する1つ以上の製品および/またはサービスに対する環境製品申告書の作成要求を提出することを可能にするように構成されてもよく、その際、処理モジュール310は、環境製品宣言を作成するために、1人以上の検証者108を割り当てるように構成され得る。いくつかの実施例では、処理モジュール310は、パートナー104がパートナーの口座で利用可能な通貨、暗号通貨、ポイント、および/またはクレジットを使用して環境製品宣言を作成するためのサービス料金をサーバーコンピュータシステム124に転送することを許可または可能にするように構成され得る。いくつかの実施例では、処理モジュール310は、パートナー104中のあるパートナーの製品および/またはサービスに対する環境製品宣言を作成するために、1人以上の検証者108を割り当てるように構成され得、その際、処理モジュール310は、パートナー104が通貨、暗号通貨、ポイント、および/またはクレジットを1人以上の検証者のアカウントへ移転することを可能にするように構成され得る。
【0329】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、環境製品宣言に含まれる情報に基づいて環境製品宣言を比較するように構成されてもよく、その際、環境製品宣言は、1人以上の検証者108によって検証されてもよく、その際、環境製品宣言は、同じ製品カテゴリの規則に基づいており、同じライフサイクル影響評価方法に従って分析され、同じデータおよび/またはシステム境界、機能的に同等、および/または同じ機能単位に基づいて、および/またはいくつかの実施例での同じ機能モジュールに基づいてモデル化されてもよく、その処理モジュール310は、製品および/またはサービスの環境製品宣言の作成および/または検証において、検証者108がガイドラインまたは規則に従うことを許可または可能にするように設定されている。例えば、比較するために、環境製品宣言は、同じ製品カテゴリルールに基づいて、同じライフサイクル影響評価方法に従って分析され、同じデータおよび/またはシステム境界、機能的に同等、および/または同じ機能単位に基づいてモデル化されている場合がある。
【0330】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、検証者108の識別データと、検証者を一片の情報および/またはある環境製品宣言において認識可能にするいかなる情報も匿名化して、その検証者108によって検証されたその情報および/またはいかなる環境製品宣言も、1人以上の検証者によってによってその情報をレビューまたは再検証するために転送するように構成され得る、その際、処理モジュール310は、検証者108が他者によって検証された各情報断片を受け入れるか拒否するかを決定し、コメントし、検証された情報の妥当性を評価する(例えば、1&#12316;10の尺度で)ことを可能にするように構成されてもよい。いくつかの実施例では、処理モジュール310はまた、検証された情報を再レビューまたは再検証し、検証された情報の各部分を承認または拒否し、コメントし、および/または検証された情報の正当性を等級分けし、処理モジュール310によってそれが受け入れられる前に、その検証者の少なくとも51%が賛成票を投票して提供された検証された情報を承認するまで、1人以上の検証者108を割り当て続けるように構成され得る。処理モジュール310は、環境製品宣言における特定の情報が正確であるか、または特定の精度の範囲内であることが要求されるかを検証者が決定することを許すか、または可能にするように構成されてもよい。
【0331】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、登録された検証者108が、環境製品宣言の作成および/または検証に関するガイドラインまたは規則(例えば、データ収集戦略または規則、検証規則)を提案および/または設定することを可能にするように構成されてもよい。その際、ガイドラインまたは規則を受け入れるか否かの最終決定は、多数決に基づいて行うことができ、それが処理モジュール310によって受け入れられるには、検証者108の少なくとも51%が賛成票を投じて、ガイドラインまたは規則を承認する必要があり得る。 処理モジュール310はまた、多数決を決定するために1つ以上のアルゴリズムを使用するように構成され得る。
【0332】
処理モジュール310は、まず、各パートナー104によって提供されるある製品および/またはサービスのような各検証された環境活動ごとのスコアを、1つ以上のアルゴリズムを使用して計算するが、それにはその製品およびサービスの検証された環境製品申告に含まれる情報に基づき、サーバ・コンピュータ・システム124のデータベースに保存された製品およびサービスの検証済み環境製品申告と比較することによるが、その際、ガイドラインまたは規則(例えば、その環境製品申告は、同じライフサイクル・インパクト・メソッドを使用して作成され得、同じシステム境界を有する)は、環境製品申告間の比較を可能にするために、製品および/またはサービスの環境製品申告の作成および/または検証に使用され得る、また、1人以上の配給業者106が1人以上のパートナー104および/または未登録のエンティティに環境活動を配布するために使用する製品および/またはサービスなどの各検証済み環境製品申告に対するスコアを1つ以上のアルゴリズムを使用して計算するが、それにはその製品および/またはサービスの検証済み環境製品申告に含まれる情報、および他の配給業者達が環境製品を配布するために用いるその製品および/またはサービスの検証済み環境製品申告に含まれる情報に基づき得、その際、特定のガイドラインまたはルール(例えば、その環境製品申告は、同じライフサイクルインパクト方法、および製品カテゴリ規則を使用して作成された、同じシステム境界を持つ場合がある)は、製品および/またはサービスの環境製品申告の作成および/または検証に使用され、環境製品申告間の比較を可能にしている可能性がある、さらに、1人以上のパートナー104によって報告された検証された各環境法違反のスコアを、各環境法違反の環境影響に基づいて、1つまたは複数のアルゴリズムを使用して計算し得る。
【0333】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、他の検証者108の大多数によって受け入れられない、および/または1つ以上のアルゴリズム、機械学習、および/またはディープラーニングによるトレーニングされたニューラルネットワークによって決定される検証アクティビティに関係する決定と一致しない決定(例えば、誤解を招くような検証決定)を提供した検証者108にペナルティを科す(例えば、検証要求を送信しないことによって)ように設定されてもよい。処理モジュール310は、より多くの割り当てを受け入れ、大多数の検証者によって受け入れられた決定および/または処理モジュール310によって決定された検証アクティビティに関係する決定と一致する決定を提供する検証者108に報酬を与える(例えば、検証要求を送信することおよび/または通貨、暗号通貨、ポイント、および/またはクレジットを送信することによって行うように設定されてもよい。
【0334】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、以下を含むがこれらに限定されない要因を考慮して、ユーザ102の記録の下にクレジットされた環境活動データに基づいて、1つ以上のアルゴリズムを用いてユーザの環境クレジットスコアを計算するように構成されてもよい、(a)ユーザー102によって実施された(例えば、購入、使用、または完了した)環境活動(製品および/またはサービスなど)の環境製品申告の数とスコアスコア、(b)サーバーコンピュータシステム124によってユーザー102に提案または推奨され、ユーザー102によって実行された(例えば、購入、使用、または完了)環境活動(製品および/またはサービスなど)の数とスコア、(e)環境法違反の数とスコア、(f)ユーザーが位置する地理的地域、および(g)製品および/またはサービスのカテゴリ(例えば、環境製品申告から取得された製品および/またはサービスのカテゴリ)。
【0335】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、1人以上のユーザー102、パートナー104、および/または配給業者106の環境活動記録にすべての環境活動がクレジットされた後で、または定期的に、または1人以上のユーザ102、パートナー104、および/または配給業者106からの要求に基づいて、ユーザ102、パートナー104、および/または配給業者106の環境クレジットスコアを計算するように設定し得る。
【0336】
一実施形態では、処理モジュール310はまた、パートナー104の環境クレジットスコアを、1つ以上のアルゴリズムを用いて、以下を含むがこれらに限定されない要因に基づいて計算するように構成することができる、(a)パートナー104によって提供される製品および/またはサービスの検証済み環境製品申告のスコアおよび数、(b)パートナー104の検証された環境法違反のスコアと数、および(c)処理モジュール310の提案に対応したパートナー104の回答数。
【0337】
一実施形態では、処理モジュール310はまた、配給業者106の環境クレジットを、1つ以上のアルゴリズムを用いて、以下を含むがこれらに限定されない要因に基づいて計算するように設定することもできる、(a)配給業者106によって使用される製品および/またはサービスの検証済み環境製品申告のスコアおよび数、(b)配給業者ー106の環境法違反のスコアと数、および(c)処理モジュール310の提案に対する配給業者ー106の応答の数。
【0338】
さらに、処理モジュール310は、1人以上の配給業者106、ユーザ102、およびパートナー104の識別データ(例えば、一意のユーザ識別子、バイオメトリックデータ、ブロックチェーン識別子、および/または公開鍵)に関連する環境活動記録を合致させて。環境活動記録を特定し、および1人以上の配給業者106、ユーザー102、およびパートナー104の環境活動記録の各々にクレジットするために、1人以上のユーザー102によって実行された(例えば、購入、使用、または完了した)環境活動(例えば、製品および/またはサービスなど)に関する情報に基づいて、1人以上の配給業者106、ユーザー102、およびパートナー104のそれぞれの環境活動記録にクレジットするように設定され得る。
【0339】
一実施形態では、処理モジュール310はさらに、ユーザ102が、特定のまたは任意の地理的位置における1人以上のパートナー104によって提供される製品および/またはサービスなどの環境活動を検索できるように構成され得る。その環境活動は、各環境活動の環境製品申告のスコアおよびユーザー102の検証された地理的位置、および/または1人以上のパートナーによって提供される環境活動を含むがこれらに限定されない要因に基づいて表示され得て、その際、ユーザ102およびパートナー104の検証された地理的位置は、サーバーコンピュータシステム124によって決定され得る。いくつかの実施形態では、高スコアの環境活動が優先され、ユーザ102に宣伝されてもよい。
【0340】
一実施形態では、処理モジュール310は、各環境活動(例えば、製品および/またはサービス)の環境製品申告のスコアおよび検証ステータスに基づいて、環境活動(例えば、製品および/またはサービス)をユーザ102に表示するように構成されてもよく、その際、ハイスコアおよび/または検証済みの環境製品申告を有する環境活動は、1人以上のユーザ102にトップで表示され得る。
【0341】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を実行(例えば、参加、購入、使用、または完了)した後に、1人以上のユーザ102のアカウントにポイント、クレジット、および/または暗号通貨をクレジットするように構成することができ、その際、ユーザーのアカウントに入金されるポイント、クレジット、および/または暗号通貨は、ユーザー102によって実行された製品またはサービスの環境製品申告のスコアに基づくこともできる。処理モジュール310は、環境信用スコアが高い1つ以上のパートナー104および配給業者106に、マーク、標識、シンボル、および/またはその他の利益をマークし、報酬を与えるように構成することもできる。パートナー104および配給業者106の環境クレジットスコアは、政府による企業やその他の団体に対する決定を含むがこれらに限定されない分野で使用され得る。
【0342】
処理モジュール310は、各ユーザ102からの1人以上のパートナーの環境活動の位置と、環境製品申告のスコアに基づいて、各ユーザ102に環境活動(例えば、製品、および/またはサービス)を推奨するように構成され得る。処理モジュール310はまた、ユーザ102が、サーバーコンピュータシステム124によってホストされるか、またはサーバーコンピュータシステム124に関連するウェブサイトを通じておよび/またはモバイルアプリケーションを通じて、地理的位置にいるユーザ102に1つ以上のパートナー104によって提供される製品および/またはサービスなどの環境活動を検索することを許可しまたは可能にするように構成されてもよい。
【0343】
処理モジュール310は、地理的位置を要求する1つまたは複数のデバイス(たとえば、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証デバイス116、広告サービスプロバイダーデバイス127、サービスシステム118およびサイトデバイス129)の地理的位置を、地理的位置を要求する1つまたは複数のデバイスと、1つまたは複数の静的および/または動的で、同期化時計(同期化時刻)を持つ登録デバイス(例えば、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配信者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、POSシステム118およびサイトデバイス129)と間の距離を、同期した時刻を有するデバイスのそれぞれが地理的位置を要求する1つまたは複数の登録デバイスからの要求を受信するのにかかる時間を決定することにより、決定し得る、その際、地理的位置を要求する1つまたは複数の登録済みデバイスの地理的位置データが、サーバーコンピュータシステム124のデータベース312のデータベースに保存されており、その際、地理的位置を要求する1つまたは複数の登録済みデバイスは、同期した時刻を有する1つ以上の登録済みデバイスのネットワークの内に位置し、その際、同期された時刻を有する1つ以上の登録済みデバイスおよび地理的位置を要求する1つまたは複数の登録済みデバイスは、ブルートゥース無線、ブルートゥース低エネルギーおよび/または近距離無線通信ネットワークのうちの1つである短距離無線ネットワークを介して通信するように構成されている可能性があり、その際、時刻が同期された1つまたは複数の登録済みデバイスおよび地理的位置を要求する1つまたは複数の登録済みデバイスは、無線通信事業者またはモバイル通信事業者または無線サービスプロバイダおよびサーバーコンピュータシステム124と通信するように構成されている可能性があり、そしてその際、地理的位置データは、定期的に、断続的に、または継続的に取得されてサーバーコンピュータシステム124のデータベース312に保存されている可能性がある。
【0344】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、1つまたは複数のアルゴリズムを使用して 、1つまたは複数のユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証デバイス116、広告サービスプロバイダーデバイス127、サービス地点のシステム118、およびサイトデバイス129の地理的位置データを、1つ以上のアルゴリズムを用いて、1つまたは複数のユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、POSシステム118、およびサイトデバイス129が関連するGPS/AGPSによって取得したリアルタイムの地理的位置データを、無線キャリアまたはモバイルキャリア、あるいは無線サービスプロバイダおよび/または、それらに関連するGPS/AGPSセンサーによって得られたそれらの現在の地理的位置データと、ワイヤレスまたはモバイルキャリア、またはワイヤレスサービスプロバイダーおよび/またはサーバーコンピュータシステム124によって決定された地理的位置と比較することによって、一致するかまたは実質的に一致するかを決定し得る、ここで、そのデバイスは、ワイヤレスまたは携帯電話キャリヤー、またはワイヤレスサービスプロバイダー、そして、ブルートゥースワイヤレス、ブルートゥース低エネルギーおよび/または近距離フィールド通信ネットワークのいずれかであって短距離無線ネットワークを介して互いに通信するように構成されていてもよく、ここで、そのデバイスは、時間が同期している1つ以上の登録デバイスのネットワーク範囲内に配置されている。いくつかの実施形態では、登録されたデバイスの地理的位置データは、次の場合に検証に成功し得る、それはもし処理モジュール310によって決定された地理的位置データ、および/または無線または携帯通信事業者、もしくは無線サービスプロバイダから取得した地理的位置データが、その関連するGPS/AGPSセンサによって取得した登録デバイスのリアルタイム地理的位置データと一致するか、もしくは実質的に一致する場合、または三つの地理的位置間の距離が事前に定義した閾値以内の場合であり得る。
【0345】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、1つまたは複数のアルゴリズムを使用して 、1つまたは複数のユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証デバイス116、広告サービスプロバイダーデバイス127、サービス地点のシステム118、およびサイトデバイス129の地理的位置データを、それらを加入または登録する前にまたはそれらがサーバーコンピューターシステム124に認証される前に、それらの関連するGPS/AGPSによって取得したリアルタイムの地理的位置データを、無線キャリアまたはモバイルキャリア、あるいは無線サービスプロバイダから得られた地理的位置データ、および/または処理モジュールによって決められた地理的位置と比較し、それらの関連するGPS/AGPSセンサーによって得られたそれらの現在の地理的位置が、ワイヤレスまたはモバイルキャリア、またはワイヤレスサービスプロバイダーから得られた位置および/または処理モジュール310によって決定された地理的位置と、一致するかまたは実質的に一致するかを決定するように設定され得る、その際、そのデバイスは、ワイヤレスまたは携帯電話キャリヤー、またはワイヤレスサービスプロバイダーと通信し、そして、ブルートゥースワイヤレス、ブルートゥース低エネルギーおよび/または近距離フィールド通信ネットワークのいずれかである短距離無線ネットワークを介して互いに通信するように構成され得て、その際、それらのデバイスは、時刻が同期している1つ以上の登録デバイスのネットワークの範囲内に配置され得る。
【0346】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、処理モジュール310によって位置が決定された場合、1つ以上のPOSシステム118および1つ以上のサイトデバイス129の加入または登録前に、処理モジュール310によって決定されたおよび/または無線通信業者またはモバイル業者から得られた地理的位置データが、1つ以上のPOSシステム118および1つ以上のサイトデバイス129の関連するGPS/AGPSセンサーによって取得されたリアルタイムの地理的位置データと一致しないまたは実質的に一致しない場合、またはそれら3つの位置が互いから事前に定義された範囲内にない場合、拒否するように設定され得る。
【0347】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、1つ以上のユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127の加入または登録を、もしサーバーコンピュータシステム124によって決定された地理的位置、および/またはワイヤレスキャリアまたはモバイルキャリア、またはワイヤレスサービスプロバイダーから取得した地理的位置データが、それらの関連するGPS/AGPSセンサーによって取得されたリアルタイムの地理的位置データと一致しないか実質的に一致しない、またはそれら3つの場所が互いに予め定められた距離内にない場合、または無線サービスプロバイダーが、モジュール310によって決定された都市、州、国などの処理地域または位置にない場合、拒否するように設定されてもよい。
【0348】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、1つ以上のPOSシステム118および1つ以上のサイトデバイス129の認証を、もし処理モジュール310によって決定された地理的位置データ、および/または無線通信業者または携帯通信業者から取得された地理的位置データが、1つ以上のPOSシステム118および1つ以上のサイトデバイス129の関連するGPS/AGPSセンサーによって取得されたリアルタイムの地理的位置データと一致しないか、または実質的に一致しない、またはそれら3つの位置が互いに事前に定義された範囲内にない場合、拒否するように設定され得る。
【0349】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、1つ以上のユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127の認証を、処理モジュール310によって決定された地理的位置データ、および/または無線通信業者またはモバイル通信業者、またはワイヤレスサービスプロバイダーから取得した地理的位置データが、1つ以上のユーザーデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者ーデバイス114、検証デバイス116、および/または広告サービスプロバイダーデバイス127のそれらに関連するGPS/AGPSセンサーによって取得されるリアルタイムの地理的位置データと一致しないか、または実質的に一致しない、および/または取得された、または3つの場所が互いに事前定義された距離内にない場合、またはワイヤレスキャリアまたはモバイルキャリア、またはワイヤレスサービスプロバイダーから得られた地理的位置が、処理モジュール310によって決定された都市、州、国、地域、または場所などの事前定義された場所の中ではない場合。拒否するように構成され得る。
【0350】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126が地理的位置を検証できるように構成されてもよく、その際、位置を確認した後、処理モジュール310はそれらに検証の結果を通知し得る。いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、1つ以上のパートナー104、配給業者106、検証者108、広告サービスプロバイダ126および/または外部システムが、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダー 126.の地理的位置を検証できるように構成され得る。
【0351】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310はまた、環境活動(例えば、製品および/またはサービス)の推奨、提案、および/またはプロモーションを受けるためのクレジット、通貨、および/またはポイントをユーザ102の口座に入金するように設定されてもよい。いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、広告サービスプロバイダ126から広告サービスデータレコードを受信するのに対してクレジット、通貨、および/またはポイントをユーザ102のアカウントにクレジットするように構成されてもよい。
【0352】
処理モジュール310は、ユーザ102、パートナー104、および配給業者106の環境クレジットスコアを分析し、環境クレジットスコアが高い1人以上のユーザ102、パートナー104、および配給業者106を決定するように構成されてもよい。
【0353】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、1人以上のユーザ102、パートナー104、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126が、サーバーコンピュータシステム124のデータベース内の各パートナー104によって提供される環境活動(例えば、製品および/またはサービス)を検索できるように構成されてもよく、その際、製品および/またはサービスの環境製品申告に関する情報(例えば、登録番号などの環境製品申告識別データなど)、および/またはその他の識別データ(パートナー104の一意のユーザー識別子、ブロックチェーン識別子、名前、住所、および/またはその他の識別データ)は、検索プロセスにおいて1人または複数のユーザー102によって使用され得る。
【0354】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、ユーザがパートナー104中のあるパートナー(例えば、運送会社)によって提供される環境活動を行っている間、1人以上のユーザ102、および/またはパートナー104中のあるパートナーを認証するように構成されてもよく、そしてその際、サーバーコンピュータシステム124のデータベース312内の取引データの記憶は、認証が成功しなかった場合(例えば、オフライン取引データ)、処理モジュール310によって拒否され得る。いくつかの実施例では、処理モジュール310は、1人以上のユーザー102そして/またはパートナー104中のあるパートナー(例えばあるパートナーのある従業員)を、取引データ(例えばオフライン取引データ)をサーバーコンピュータシステム124のデータベース312に記憶する前に認証するが、その際、認証は、1要素、2要素、3要素、または4要素の認証方法に従って実行され得る。
【0355】
1人以上のパートナー104中のあるパートナー(例えば、運送会社)のPOSシステム118がパートナー104の1つ以上の車両(例えば電気自動車)に設置される実施例では、1人以上の以上のユーザー102がパートナー104中のあるパートナー104(例えば、運送会社)によって提供される環境活動(例えば、運送サービス)を実行する間に、処理モジュール310が、1つ以上のアルゴリズム、機械学習および/または深層学習により訓練されたニューラルネットワークを使用して、その1人以上のユーザー102と1つ以上のPOSシステム118の両方の地理的位置を検証するように設定され得るが、その際、もし1人以上のユーザー102がPOSシステム118の位置またはPOSシステム118のいちから所定の距離内に位置していない場合、処理モジュール310は、その1人以上のユーザ102のアカウントに環境活動、クレジット、ポイント、通貨、暗号通貨、および/または何らかの報酬を付与しないかもしれない。いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、本明細書に記載される方法に従って、1つ以上のユーザ102および1つ以上のサービスポイントシステム118の地理的位置を検証するように構成され得る。
【0356】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、オフライントランザクションを可能にし、一旦サーバーコンピュータシステム124,POSシステム118 、コンピューティングノード122 、サイトデバイス129、ユーザデバイス110 、パートナーデバイス112 、配給業者デバイス114 、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127が、ネットワーク120に再接続するとトランザクションを伝播するように構成することができ、その際ネットワーク120はワイヤレスメッシュネットワーク(WMN)を含むことができる。
【0357】
かの実施形態では、処理モジュール310は、1つ以上の検証者108が、1つ以上のサイトデバイス129を非アクティブ化および/または1つ以上のサイトデバイス129の位置および方向を変更する(例えば、同じサイトデバイスを新しい場所に設置する、サイトデバイスの向きを変更する)要求を提出できるように構成され得る。そのような場合、処理モジュール310は、検証者108を認証し、認証が成功した後に、1つ以上の検証者108が要求を送信できるように構成されてもよく、その際、認証は1要素、2要素、3要素、または4要素に従って実行され得、その際、その要求は、1つ以上のサイトデバイス129または1つ以上の検証デバイス116から送信され得る。
【0358】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、サイト活動データまたはデータ記録をサーバーコンピュータシステム124のデータベースに保存する前に、サイト128のサイト、パートナー104のパートナー、および/または1つ以上の検証者108を認証するように構成されてもよく、その際、認証は本明細書に記載されている1要素、2要素、3要素、または4要素認証方法に従って実行され得る。いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、サイト活動データまたはデータ記録をサーバーコンピュータシステム124のデータベースに保存する前に、サイト128中のあるサイト、パートナー104中のあるパートナー、および/または1つ以上の検証者108を認証するように設定できるが、その際、認証は本明細書に記載されている1要素、2要素、3要素、または4要素認証方法に従って実行され得る。
【0359】
いくつかの実施例では、処理モジュール 310 は、サイト活動データまたはデータレコードをサーバーコンピュータシステム124のデータベース312に保存する前に、1つ または 複数のサイトデバイス129の地理的位置データを、受信した 1 つまたは複数のサイト デバイス129に関連付けられたGPS/AGPSによって取得したリアルタイムの 地理的位置データを、ワイヤレスまたはモバイル キャリア、またはワイヤレス サービス プロバイダーから取得した地理的位置データ、および/またはデータサーバーコンピュータシステム124によって決定された地理的位置と比較することによって、関連するGPS/AGPSセンサによって取得された現在の地理的位置データが、ワイヤレスまたはモバイルキャリア、またはワイヤレスサービスプロバイダから取得された地理的位置データ、および/またはサーバーコンピュータシステム124によって決定された地理的位置データと一致するか、または実質的に一致するかどうかを決定して検証するように構成されてもよく、その際、サイトデバイス129は、ワイヤレスまたはモバイル キャリア、またはワイヤレス サービスプロバイダーと通信し、およびブルートゥースワイヤレス、ブルートゥース低エネルギー、および/または近距離無線通信ネットワークのいずれかである短距離ワイヤレス ネットワークを介して互いに通信するように構成され得、その際、そのデバイスは1つ以上の時刻が同期化された登録済みデバイスのネットワークがカバーする領域の中に位置しており、その際その検証は、継続的に、定期的に、および/または1つ以上の検証者108からの要求に基づいて実行することができる。いくつかの実施形態では、サイトサイトデバイス129の地理的位置データは、次の場合に検証に成功する、それはもしサーバーコンピュータシステム124によって 決定された地理的位置データ、 および/または無線または携帯通信事業者、もしくは無線サービスプロバイダから取得した地理的位置データが、その関連するGPS/AGPSセンサによって取得した登録デバイスのリアルタイム地理的位置データと一致するか、もしくは実質的に一致する場合、または三つの地理的位置間の距離が事前に定義した閾値以内の場合である。いくつかの実施例では、処理モジュール 310 は、サーバーコンピュータシステム124のデータベースに保存されたパートナーの場所(例えば、パートナーのアドレス)に、またはサーバーコンピュータシステム124のデータベースに保存されたパートナーの場所(例えば、パートナーの住所)から事前に定義された距離内に1つ以上のサイトデバイス129が配置されていない場合、1つ以上のサイトデバイス129を非アクティブ化するように構成され得る。
【0360】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、1つ以上のパートナー104の環境活動(例えば、製品および/またはサービス)の実施(例えば、参加、購入、使用、または完了)時に、1人以上のユーザ102の地理的位置データを検証するように構成されてもよく、その際、本明細書に記載の方法に、処理モジュール310は、1人以上のユーザ102がパートナーのサーバーコンピュータシステム124のデータベースに保存されている地理的位置(例えば、そのパートナーのアドレス)に位置しない場合、またはパートナー104のサービスポイントシステム118の地理的位置に位置していない場合またはサービスポイントシステム118の地理的位置から予め定められた距離内に位置しない場合、環境活動、クレジット、ポイント、通貨、仮想通貨、および/またはいかなる報酬もその1人以上のユーザ102の口座に入金しないことがある。いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、本明細書に記載される方法に従って、1つ以上のユーザ102の地理的位置および1つ以上のサービスポイントシステム118の地理的位置を検証するように構成され得る。
【0361】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、1つ以上のパートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ 126が、制限された特権を有する1つ以上の従業員アカウントと、メイン管理者アカウント(配給業者106、検証者108、および広告サービスプロバイダ126の サーバーコンピュータシステム124への登録時に作成された第1のアカウント)と同じ特権を有する管理者アカウントとを作成することを可能としてもよい。処理モジュール310は 、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ 126が 、1つまたは複数の従業員アカウントおよび管理者アカウントを無効化する要求を提出することを可能にするように設定され得て、その際、1つまたは複数の管理者アカウント(例えば、管理者アカウント保持者は、1つまたは複数の従業員アカウントおよび/または管理者アカウントを無効化する要求に同意することが求められてもよく、その際、処理モジュールはまた、1つまたは複数の従業員アカウントおよび/または管理者アカウントを無効にする前に、1つまたは複数の管理者アカウント保持者のバイオメトリックデータを含む識別データを検証検証証ように設定され得る。いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、1つ以上の従業員アカウントおよび/または管理者アカウントを非アクティブ化する前に、1人以上の管理者アカウント保有者を認証するように構成されてもよい。
【0362】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、サイトデバイスデバイス129のサイトデバイスを使用して、1人以上のパートナー104の1つ以上のサイト128をサーバーコンピュータシステム124に登録するために、1人以上の検証者108がサーバーコンピュータシステム124に登録要求を送信できるように設定されてもよい。一例として、処理モジュール310は、検証者108中のある検証者が、サイトデバイス129中のあるサイトデバイスを用いてパートナー104中のあるパートナーの1つ以上のサイト128のためのプロファイルを作成し、そのプロファイルを登録要求としてサーバーコンピュータシステム124に送信することを可能にするように構成され得る。各サイトのプロファイルには、それには限定されないが以下のものを含む、パートナー104中のあるパートナーのサイト名を示す情報、識別情報(例えば、名前、アカウント識別子、ブロックチェーン識別子、公開鍵など)、パートナーアドレス、パートナーの種類(大学、企業、組織、政府機関など)、1つまたは複数のサイトデバイス129の識別情報(例えば、サイトデバイスに印刷され、および/またはサーバーコンピュータシステム124によって検証者に提供され得る固有のサイトデバイス識別子、固有のサイトデバイス識別子は、人間そして機械が読み取り可能な形式であってもよい)、および/またはその他の情報でこれは、1つまたは複数のサイト128をサーバーコンピュータシステム124に登録するために必要になる場合がある。いくつかの実施例では、処理モジュール310は、サイトデバイス129に関連するRFIDおよび/またはNFCタグを1人以上の検証者108がスキャンして、サイト128をサーバーコンピュータシステム124に登録できるように構成され得る。
【0363】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、1人以上の検証者108がサイトデバイス129中のあるサイトデバイスを使用して、1つ以上のパートナー104の所在地にある1つ以上のサイト128の登録要求を送信できるように構成され得る。1つ以上のサイトデバイス129を使用して、1人以上の検証者108によってサーバーコンピュータシステム124に提出された1つ以上のサイト128の各登録要求のデータは、以下を含むがそれに限定されない、時間、パートナー104中のあるパートナー、1人以上の検証者108 、および1つ以上のサイトデバイス129の地理的位置データ(例えば、GPS/AGPSの座標)、パートナー104中のあるパートナー、および/または1人以上の検証者108の識別データ(例えば、バイオメトリックデータ、ブロックチェーン識別子、公開鍵)、および/または1つ以上のサイト128の識別データ(例えば、画像、ビデオ、および/またはライブビデオ、固有のサイトデバイス識別子)、ここで、そのサイトの登録中およびその1つ以上のサイトデバイス129のインストール中に、1つ以上のサイトデバイス129の1つ以上の撮像デバイスによって採取された画像、ビデオ、および/またはライブビデオは、サーバーコンピュータシステム124のデータベース312に登録することができ、1 つ以上のアルゴリズム、機械学習、および/または深層学習の手段による訓練されたニューラルネットワーク(例えば、1つ以上のサイト、およびサイトデバイス128を認証するための画像またはビデオ認識アルゴリズム)に使用され得る。
【0364】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、サイト128、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126と、サーバーコンピュータシステム124およびデバイスの地球的位置データまたは地理的位置データ(例えば、GPS/AGPS座標)にアクセスするために使用され得るそれらの関連デバイス(サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザーデバイス110,パートナーデバイス112,配給業者デバイス114,検証者デバイス116,および/または広告サービスプロバイダーデバイス127)、の複数の組み合わせに対して複数の要求識別子を作成するように構成され得る。各要求識別子は、組み合わせまたはセットと結びつけられる。それぞれの組み合わせが認証方法を表す場合がある。
【0365】
サーバーコンピュータシステム124は、作成された各要求識別子をデータベース312に保存することができ、そこで、作成された各要求識別子をサーバーコンピュータシステム124に提供または提示して、サーバーコンピュータシステム124にアクセスすることができる。
【0366】
いくらかの実施例において、処理モジュール310は、1つ以上の サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127からネットワーク120を介してデバイス識別情報を収集することができる。デバイス識別情報は、各デバイスを一意に識別する1つ以上の情報であってもよい。 デバイス識別情報には、以下を含むがそれに限定されない、サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証者デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127のオペレーティングシステムのバージョン、オペレーティングシステムの製造元、通信インターフェース408、メモリ404、プロセッサ406、記憶コンポーネント402、入力コンポーネント414、出力コンポーネント412、および通信インフラストラクチャ―410、およびオペレーティングシステム名。当業者は、サーバーコンピュータシステム124へのデバイス識別情報の提供の一部として、他の形態のデバイス識別情報がここで置き換えられ得ることを認識するであろう。
【0367】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126が、サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザーデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証デバイス116、および/または広告サービスプロバイダーデバイス127の1つ以上の撮像デバイスを使用して画像および/またはビデオを収集し、サーバーコンピュータシステム124に送信するように構成され得る。
【0368】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の各々のバイオメトリック特徴(例えば、顔画像)を1つ以上のアルゴリズムを用いて抽出するように構成され得て、その際、バイオメトリック特徴データ(例えば、平均、幾何的特徴)は、サーバ・コンピュータ・システム124のデータベース312にモデルとして記憶され、1つ以上のアルゴリズムを使用して、各サイト128のサイト画像、ビデオ、および/またはライブビデオの特徴を抽出することができ、その際、特徴データ(例えば、平均、幾何的特徴)はサーバーコンピュータシステム124のデータベース312にモデルとして保存され得る。各ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126のバイオメトリックデータ、および各サイト128のサイト画像、ビデオ、および/またはライブビデオデータは、1つ以上のサイトデバイス129、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証デバイス116、POSシステム118、および/または広告サービスプロバイダデバイス127の1つ以上のセンサ(例えば、CMOSおよびCCDイメージセンサ、バイオメトリックセンサ)によって取得され得る。
【0369】
5要素認証方法が用いられる実施形態では、処理モジュール310は、1つ以上のアルゴリズム(例えば、バイオハッシングアルゴリズム)を使用して、5要素のうちの複数の組み合わせに基づく2つ以上の要素(ユーザ、ユーザ認証情報、デバイスPUF、デバイス識別情報、地理的位置データ)であり得て、その際、統合の結果として生成されたテンプレートは、サーバーコンピュータシステム124のデータベース312に記憶され、そしてまた、地理的位置データを検証することができる。いくつかの実施形態では、サーバーコンピュータシステム124は、統合(1つ以上のアルゴリズムを用いた統合)を実行することなく、複数の組み合わせに基づいて5つの要素(ユーザ、ユーザ認証情報、デバイスPUF、デバイス識別情報、および地理的位置データ)を記憶することができる)、ここで、各組み合わせの結果として生成されたテンプレートは、サーバーコンピュータシステム124のデータベース312に記憶され、地理的位置データを検証することができる。
【0370】
ユーザ信用情報が認証方法の要素として使用されるいくつかの実施例では、1つ以上のサイトデバイス128およびPOSシステム118が、データをサーバーコンピュータシステム124に送信することができる。そのような場合、サーバーコンピュータシステム124は、1つまたは複数のパートナー104から、1つまたは複数のPOSシステム118がサーバーコンピュータシステム124にアクセスできるようにするための要求を受信した後、1つまたは複数のパートナー104に1回限りの信用情報 (例えば、ユーザ名、パスワード、個人識別番号(PIN)、キーなど)を生成し送信するが、その場合、信用情報は1つまたは複数のパートナーデバイス112に送信してもよく、そしてその際、クレデンシャル情報はただ1回使用することが可能である。処理モジュール310はまた、1人以上の検証者108のクレデンシャル情報(例えば、ユーザ名、パスワード、個人識別番号(PIN)、鍵など)を生成し、1人以上の検証者108に送信して、 1つ以上のサイトデバイス129の設置または保守中に、または1人以上の検証者108からの要求に基づいて、1つ以上のサイトデバイス129がサーバーコンピュータシステム124にアクセスし得る、その際、クレデンシャル情報は1人以上の検証者デバイス116に送信され得る。
【0371】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、以下を行うように設定され得る、まず、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の各々が、サーバーコンピュータシステム124へアクセスする要求を可能とすること、その際、各アクセス要求には要求識別子が添付され得る、つぎに、1人以上のパートナー104が、1つ以上のPOSシステム118が、サーバーコンピュータシステム124にデータを送信するためにサーバーコンピュータシステム124にアクセスを要求することを可能にする1つ以上の要求を提出することを可能とすること、その際、各アクセス要求には要求識別子が添付され得る、つぎに、1人以上の検証者108が、サイトデバイス129がサーバーコンピュータシステム124にデータを送信するためのアクセス要求を可能にする1つ以上の要求を提出することを可能にすること、次に、サイトデバイス129、サービスシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127の各々から受信した各要求識別子をそれをサーバーコンピュータシステム124のデータベースに作成され記憶された要求識別子と比較することでそれを検証すること、そして、サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127のそれぞれから受信した要求識別子のそれぞれを受け入れたときに、チャレンジを生成または発行して送信すること。
【0372】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、バイオメトリック特徴(例えば、顔画像)および/またはサイトの画像、ビデオ、および/またはライブビデオの特徴を、サーバーコンピュータシステム124のデータベース312に保存されたモデルに従って、1つ以上のアルゴリズムを用いて、抽出するように構成され得る、その際、特徴抽出は認証中に実行できる。
【0373】
いくつかの実施形態では、1つ以上のサイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127は、チャレンジを受信すると、1つ以上のデバイスのPUFの生成された出力を用い、1つ以上のアルゴリズムを用いてキーを生成し、そしてそのキーをサーバーコンピュータシステム124に送信するするように設定され得る。PUFの出力は、サーバーコンピュータシステムによって送信されたチャレンジを受信したことに対する応答として生成され得る。
【0374】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、バイオメトリック特徴(例えば、顔画像)、サイトの画像、ビデオ、および/またはライブビデオの特徴、固有のデバイス識別子(例えば、CMOSセンサの物理的非クローン機能)、および/またはGPS/AGPS座標に1つ以上のアルゴリズム(例えば、バイオハッシングアルゴリズム)を適用して以後の比較に使用するテンプレートを生成するよう設定し得る、その際、テンプレートは認証中に作成し得る。統合を実行しない実施形態では、処理モジュール310による1つ以上のアルゴリズム(例えば、バイオハッシングアルゴリズム)を、バイオメトリック特徴、サイトの画像、ビデオ、および/またはライブビデオの特徴、一意のデバイス識別子、および/または地理的位置データに適用する必要はないかもしれない。
【0375】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、登録中にサーバーコンピュータシステム124のデータベース312に作成され記憶された初期テンプレートを検索するように設定され得て、その際、各デバイスから受信した要求識別子を使用して、データベースに保存された初期テンプレートを検索することができる。
【0376】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、認証中に生成されたテンプレートと、登録または加入中にサーバーコンピュータシステム124のデータベース312に作成され保存された初期テンプレートとを、1つ以上のアルゴリズムを用いて比較して、両テンプレートが一致するか、または実質的に一致するするかを決定するように設定され得るが、その際、サーバーコンピュータシステム124のデータベース312に記憶された固有のデバイス識別子と認証中に得られた固有デバイス識別子が一致しない場合、認証は拒否されてもよく、またその際、認証時に作成されたテンプレートと、登録時に作成および保存された初期テンプレートとの間の変異(例えば、ハミング距離、検証された地理的位置データ)が、事前に定義された閾値内であれば認証は成功であり得、さらにその際、1つ以上のサイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127の検証済み地理的位置データのデータ変異に関連する事前定義された閾値は、サーバーコンピュータシステム124によって、1人または複数のユーザー102、パートナー104、配給業者ー106、検証者108、サイト128、広告サービスプロバイダー126、および/またはそれらの関連デバイスのサーバーコンピュータシステム124へのアクセスを特定の地理的位置、特定の地域、特定の都市、および/または特定の国に制限するように調整され得る。いくつかの実施形態では、サイトデバイス129の各々および/またはポイントサービスシステム118の各々の認証は、認証中に作成されたテンプレートと登録中に作成および記憶された初期テンプレートとの間のサイトデバイス129の 各々および/またはポイントサービスシステム118の各々の検証された地理的位置のデータ変動が、予め定義された閾値内にない場合には成功しないかもしれない。
【0377】
バイオメトリックの特徴、サイトの画像、ビデオ、および/またはライブビデオの特徴、一意のデバイス識別子(例えば、CMOSセンサーの物理的非クローン機能)、および/または地理的位置データの統合が1つ以上のアルゴリズム(例えば、バイオハッシングアルゴリズム)を使用して実行されない実施例では、処理モジュール310は、認証中に作成されたテンプレートと、登録または加入中にサーバーコンピュータシステム124のデータベース312に作成され保存された初期テンプレートとを1つ以上のアルゴリズムを用いて比較し、両テンプレートが一致するかどうかまたは実質的に一致するかを判断するように構成されてもよいが、ここで、サーバーコンピュータシステム124のデータベース312に記憶された固有デバイス識別子と認証中に得られた固有デバイス識別子が一致しない場合、認証が拒否され得て、一方ここで、認証中に生成されたテンプレートと登録中に生成され保存されたテンプレートの間のデータの変異が予め定義された閾値以内であれば、認証は成功し得る、さらにここで、1つ以上のサイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証デバイス116、および/または広告サービスプロバイダデバイス127の検証済み地理的位置データのデータ変異に関連する事前に定義された閾値は、サーバーコンピュータシステム124によって、1人または複数のユーザー102、パートナー104、配給業者ー106、検証者108、サイト128、広告サービスプロバイダー126、および/またはそれらの関連デバイスのサーバーコンピュータシステム124へのアクセスを特定の地理的位置、特定の地域、特定の都市、および/または特定の国に制限するように調整され得る。いくつかの実施形態では、サイトデバイス129の各々および/またはポイントサービスシステム118の各々の認証は、認証中に作成されたテンプレートと登録中に作成および記憶された初期テンプレートとの間のサイトデバイス129の各々および/またはポイントサービスシステム118の各々の検証された地理的位置のデータ変動が、予め定義された閾値内にない場合には成功できないかもしれない。
【0378】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証デバイス116、および/または広告サービスプロバイダーデバイス127の識別情報、およびユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126のユーザクレデンシャル情報をサーバーコンピュータシステム124のデータベース312に保存されたデバイス識別情報およびユーザクレデンシャル情報と1つ以上のアルゴリズムを用いて比較して、認証時に取得したデバイス識別情報およびユーザー資格情報が、登録時に取得したデバイス識別情報およびユーザー資格情報と一致するかを決定するように設定され得るが、その際、もしサーバーコンピュータシステム124のデータベース312に保存されているユーザー資格情報と、認証時に得られたユーザ資格情報とが一致しない場合、その認証は拒絶され、またその場合、もしサーバーコンピュータシステム124のデータベース312に保存されているデバイス識別情報と認証中に取得したデバイス識別情報が一致しないまたは実質的に一致しない場合、その認証は拒絶されることになり得る。
【0379】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114 、検証者デバイス116 、および/または広告サービスプロバイダデバイス127を組合せのタイプに基づいて認証するように設定され得る。組み合わせのタイプには、2要素認証、3要素認証、4要素認証、および5要素認証などがあり得る。
【0380】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、1つ以上のパートナー104または1つ以上の未登録エンティティが1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の認証を要求するサービスおよび/または処理を可能とするように設定され得る。そのような場合、処理モジュール310は、1人以上のパートナー104および/または1つ以上の未登録エンティティから、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126を認証する要求を受信するように構成され得て、処理モジュール310は1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126を認証し、認証のステータスまたは結果をそのサービスおよび/またはプロセスに提供し、1つ以上のパートナー104および/または未登録エンティティに通知することを可能とするように設定され得る。いくつかの実施例では、処理モジュール310は、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/またはサービスプロバイダ126の正常な認証に成功すると、クレデンシャル(ワンタイムパスワードトークン、公開鍵、秘密鍵、パスワード、RSA署名など)を結び付けるように構成され得て、その際、処理モジュール310は、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダー126の認証が成功した後、1つ以上のパートナー104または1つ以上の未登録エンティティのサービスまたはプロセスにクレデンシャルを開示するように構成され得る。 いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、1人以上のパートナー104および/または1つ以上の未登録エンティティが、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の認証を以下のようなオプションから決定することを可能とするように設定され得る、すなわち、位置ベースの検証、デバイスの物理的クローニング不可能な機能に基づく検証、ユーザクレデンシャルに基づく検証、デバイス識別情報に基づく検証、および/またはバイオメトリック情報に基づく検証。いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、1つ以上のパートナー104または1つ以上の未登録エンティティによって選択された1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の認証オプションを考慮するように設定され得る。
【0381】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126が、関連する1つ以上のデバイスの変更または使用を要求できるように設定され得るが、その際、処理モジュール310は、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126が、認証に成功した後、サーバーコンピュータシステム124に登録された関連する検証済みデバイスから、1つ以上のデバイスを変更または使用する要求を提出することを可能とするように設定し得る、その際、処理モジュール310は、新しいデバイスをサーバーコンピュータシステム124に登録または加入する間、新しい1つ以上のデバイスを検証することを除外するように設定され得る。1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の検証済みデバイスが紛失、損傷、または要求の送信に使用できない実施形態では、処理モジュール310は、紛失、損傷、または使用できないデバイスを非アクティブ化またはブロックし、1人以上のパートナー104がそれらに代わってパートナーのデバイス112、および/またはパートナーのPOSシステム118からその要求を送信できるように設定され得るが、その際、処理モジュール310は、1人または複数のユーザー102、パートナー104、配給業者ー106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126を認証するが、その要求をサーバーコンピュータシステム124に送信する前に、それらに関連するデバイスを検証することを除外するように設定され得る。サーバーコンピュータシステム124が要求を受け付けた後、処理モジュール310は、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126が、サーバーコンピュータシステムとの通信に使用される新しい1つ以上のデバイスを登録できるように設定され得るが、処理モジュール310は、サーバーコンピュータシステム124への新しいデバイスの加入または登録中に、新しい1つ以上のデバイスを検証することを除外するように設定され得る。
【0382】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126がユーザ102、パートナー104、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の1つ以上の機能を行うのを可能とする前に1人以上のユーザ102、パートナー104、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126を認証するように設定され得る。
【0383】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、1つ以上のサイトデバイス129をサーバーコンピュータシステム124に登録する前に、および/または1つ以上のサイトデバイス129が本明細書で記述されたサイトデバイス129の1つ以上の機能を発揮するように1つ以上のサイトデバイス129をサーバーコンピュータシステム124にアクセス可能とする前に、そのサイト128をサーバーコンピュータシステム124に登録する前に、1人以上の検証者108、およびパートナー104中のあるパートナーを認証するように設定され得る。いくつかの実施形態では、処理モジュール310はまた、サイトの活動データまたはデータ記録をサーバーコンピュータシステム124のデータベースに保存する前に、サイト128およびサイトデバイス129のそれぞれを認証するように構成され得る。
【0384】
いくつかの実施例では、処理モジュール310は、サーバーコンピュータシステム124に登録する間に、1人以上のユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126から独特なバイオメトリック特徴(例えば、虹彩、顔、音声、指紋)を1つ以上のアルゴリズムを使用して抽出して、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の各々のバイオメトリックテンプレートを形成し、一方、1人または複数の検証者108によるサーバーコンピュータシステム124への1つ以上のサイト128の登録中に、サイトデバイス129中のあるサイトデバイスを使用して、1つ以上のサイト128から独特なサイト画像、ビデオ、および/またはライブビデオの特徴を1つ以上のアルゴリズムを用いて抽出して、サイト画像、ビデオ、および/またはライブビデオのテンプレートを形成するように設定され得るが、その際、バイオメトリックおよびサイト画像、ビデオ、および/またはライブビデオのテンプレートは、サーバーコンピュータシステム124のデータベース312に記憶され得、その際、バイオメトリックおよびサイト画像、ビデオ、および/またはライブビデオのデータは、1つ以上のサイトデバイス129、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証デバイス116、POSシステム118、および/または広告サービスプロバイダーデバイス127の1つ以上のセンサ(例えば、CMOSおよびCCDイメージセンサ、バイオメトリックセンサ)によって取得され得る。
【0385】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、サイトデバイス129、POSシステム118、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証デバイス116、広告サービスプロバイダデバイス127、サイト128、ユーザ102、パートナー104、配給業者106,検証者108,おおよび/または広告サービスプロバイダー126のそれぞれを、ここに記載されているサイトデバイス129、POSシステム118、ユーザーデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者ーデバイス114、検証デバイス116、広告サービスプロバイダー127サイトデバイス129、サイト128、ユーザー102、パートナー104、配給業者ー106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダー126の1つ以上の機能を発揮することが可能となる前に、認証するように設定され得る。
【0386】
出版モジュール314は、ユーザ102、パートナー104、および配給業者106の環境クレジットスコアを公開し、ユーザ102、パートナー104、および配給業者106に通知するように構成され得る。
【0387】
ブロックチェーンを利用することができる実施形態では、処理モジュール310は、ブロックチェーンネットワーク内の他のノードによって検証され、関連するブロックチェーンに追加される新しいブロック、データ値、およびブロックヘッダを生成するように構成される。
【0388】
出版モジュール314は、ユーザ102、パートナー104、および/または配給業者106のそれぞれの環境活動記録に基づいて、ユーザ102、パートナー104、および配給業者106の環境クレジットスコアデータを公開し、ユーザ102、パートナー104および/または配給業者に通知するように設定され得る。
【0389】
いくつかの実施形態では、出版モジュール314は、1つ以上の広告サービスプロバイダ126が、少なくとも1つの広告サービスデータレコードを1人以上のユーザ102に送りまたは送信することを許可するか、または可能にするように設定され得る。各広告サービスのデータには、ユーザー102、パートナー104、配給業者ー106、検証者の108、および/または広告サービスプロバイダー126のそれぞれの識別データ(たとえば、一意のユーザー識別子、アカウント識別子、バイオメトリック認証情報、ブロックチェーン識別子、公開鍵)、および広告活動データに関する情報(例えば、広告サービスのリクエストまたは注文に関する情報、時間、タイプ、番号、コスト、および/またはコンテンツの詳細に関する情報)が含まれるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、ユーザ102は、環境活動(例えば、製品および/またはサービス)の勧告、提案、および/またはプロモーションを受信することを受け入れることで、サーバーコンピュータシステム124によってクレジット、通貨、および/またはポイントをアカウントにクレジットまたは入金され得る。
【0390】
いくつかの実施形態では、出版モジュール314は、検証者108中のある検証者によって実行される環境製品申告の検証活動を、1人以上のプログラムオペレータが追跡および監視することを可能にするか、または許可するように設定され得る。いくつかの実施形態では、出版モジュール314は、1人以上のプログラムオペレータが検証された環境製品申告の公開(ブロックチェーンネットワーク上で一般に公開する)を許可または阻止することを許可または可能にする、および検証者108のうちのある検証者によって行われる環境製品申告の検証活動を追跡および監視することを可能にするかまたは許可するように構成され得る。
【0391】
サーバーコンピュータシステム124がブロックチェーンネットワーク内のコンピューティングノードである実施形態では、処理モジュール310は、ブロックチェーンネットワーク内の他のノードによって検証され、関連するブロックチェーンに追加される新しいブロック、データ値、およびブロックヘッダを生成するように構成され得る。
【0392】
いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、サイト活動データまたはデータ記録に関連する1つ以上のサイト、パートナー、および検証者を特定し、各サイトデバイスに対して複数のパートナーのうちの少なくとも1つの環境製品申告に関係するリアルタイムデータを示すデータを抽出し、各サイトデバイスのセンサーリストの表示を生成するように設定され得る、その際、各センサーは、環境製品申告に関係するリアルタイムデータに関連してリストされ、その際、生成された表示には、さらに各サイトデバイスの各センサに対するサイト識別情報およびパートナー識別情報が含まれ、その際、生成された表示にはさらに一定期間にわたる履歴データを含み、その際、生成された表示はグラフィカルデータを含む、複数のパートナーのうちの少なくとも1人によって提供される環境活動の環境製品申告に関係する収集されたリアルタイムデータに基づいた1つ以上のアラームレベルを定義し、その際、処理モジュールは、1人または複数の検証者が、環境製品申告に関係した収集されたリアルタイムデータに基づいて、1つ以上の警報レベルを定義し、1つ以上のサイトデバイスの1つ以上のセンサによって収集されたデータが、定義されたアラームレベルのうちの少なくとも1つが満たされるかどうかを決定し、さらにその際、定義されたアラームレベルのいずれかが満たされ、アラーム通知を生成し、1人以上のパートナーおよび1人以上の検証者に通知することを含み得る。いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、定義されたアラームレベルのうちの少なくとも1つが満たされたときに、環境製品申告を再検証する1つ以上の検証者を割り当てるように構成されてもよい。いくつかの実施形態では、処理モジュール310は、定義されたアラームレベルのうちの少なくとも1つが満たされたときに、パートナー104のパートナーによって提供された環境活動を、1人以上のユーザ102によって実行(例えば、購入、使用、または完了)できないように設定されてもよい。
【0393】
データベース312は、登録ユーザ102、登録パートナー104、および登録配給業者106の個人情報および環境活動情報を記憶するように設定され得る。いくつかの実施形態では、データベース312はさらに、パートナー104、ユーザ102、および配給業者106の少なくとも1つの環境活動記録を記憶し、各環境活動のカテゴリに基づいて配給業者、パートナー、およびユーザの環境活動記録内のデータをリストするように設定され得る。さらに、データベース312は、複数のユーザ102、パートナー104、および配給業者106の識別データ(例えば、要求識別子、GPS/AGPS座標、一意のデバイス識別子、固有のユーザ識別子、バイオメトリック認証情報、資格情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、ブロックチェーン識別子、公開鍵、名前、住所、および/またはその他の識別データ)に関連する複数の環境活動記録を保持することができる。複数の環境活動記録の各々には、環境活動や環境法違反に関する情報が含まれるが、これらに限定されない。登録配給業者106のそれぞれは、パートナー104に配布され、配給業者の環境活動記録に保存されている製品および/またはサービスを含む環境活動を監視および追跡し得る。各パートナー104は、パートナーが提供および/または報告し、パートナーの環境活動記録に保存されている製品および/またはサービスを含む環境活動を監視および追跡し得る。各ユーザ102は、ユーザによって実行され、ユーザの環境活動記録に保存される製品および/またはサービスを含む環境活動を監視および追跡し得る。
【0394】
いくつかの実施例では、データベース312はさらに、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126のポイント、クレジット、通貨、および/または暗号通貨に関連する複数の取引データ記録を記憶し、取引データ記録をユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126のそれぞれのアカウントプロファイルの下にリストするように設定され得る。さらに、データベース312は、識別データ(例えば、要求識別子、GPS/AGPS座標、一意のデバイス識別子、バイオメトリック情報、クレデンシャル情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、一意ののユーザー識別情報、バイオメトリックデータ、ブロックチェーン識別子、公開鍵、名前、住所、および/またはその他の識別データ))に関連する複数のトランザクションデータレコードを保持することができる。複数のユーザ(102)、パートナー(104)、配給業者(106)、検証者(108)、および/または広告サービスプロバイダ(126)の一意のユーザ識別子、各取引データ記録には、ユーザー102、パートナー104、配給業者ー106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダー126に関連するクレジット、ポイント、暗号通貨、および/または通貨の譲渡および/または交換に関連するデータが含まれるが、これらに限定されない。ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の各々は、取引データ記録を監視および追跡することができる。
【0395】
データベース312は、登録された各検証者108の個人情報、検証活動記録、およびその他の活動情報を記憶するように設定され得る。いくつかの実施形態では、データベース312はさらに、各検証者108の少なくとも1つの検証活動記録を記憶し、各活動のカテゴリに基づいて検証者の活動記録内のデータをリストするように設定され得る。さらに、データベース312は、複数の検証者108の識別データ(例えば、要求識別子、GPS/AGPS座標、一意のデバイス識別子、バイオメトリック情報、クレデンシャル情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、一意なデバイス識別子、バイオメトリックデータ、ブロックチェーン識別子、公開鍵、名前、住所、および/またはその他の識別データ)に関連する複数の活動記録を保持することができる。その複数の検証活動記録は、1人以上の登録された検証者108によって実施された1件以上の検証活動(例えば、環境製品申告の検証および/または作成、環境活動の環境影響、および/または環境法違反の環境影響の決定)に関連するデータを含み得る。検証者108のそれぞれは、検証者の活動記録に保存されている検証者の活動を監視および追跡することができる。
【0396】
データベース312は、登録された各広告サービスプロバイダ126の個人情報、広告サービスデータ記録、およびその他の活動情報を記憶するように設定され得る。いくつかの実施形態では、データベース312はさらに、少なくとも1つの広告サービスデータレコードを記憶し、各データレコードのカテゴリに基づいて1人以上の広告サービスプロバイダ126の記録にデータをリストするように設定され得る。さらに、データベース312は、識別データ(例えば、要求識別子、GPS/AGPS座標、固有デバイス識別子、バイオメトリック情報、クレデンシャル情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、一意のユーザー識別子、バイオメトリックデータ、ブロックチェーン識別子、公開鍵、名前、住所、および/またはその他の識別データ))に関連する複数の広告サービスデータ記録を維持することができる。複数の広告サービスデータ記録のそれぞれには、ユーザ102、パートナー104、配給業者106、検証者108、および/または広告サービスプロバイダ126の識別データ(例えば、要求識別子、GPS/AGPS座標、固有のデバイス識別子、固有のデバイスセンサーの物理的非クローン機能に基づく識別子(CMOSセンサーの物理的複製機能など)、固有のユーザー識別子、アカウント識別子、バイオメトリックデータ、ブロックチェーン識別子、公開鍵)、および広告活動データに関する情報(広告サービスの要求に関する情報など)または注文、広告の時間、種類、番号、費用、および/またはコンテンツの詳細に関する情報を含むが、これらに限定されない。広告サービスプロバイダー126のそれぞれは、広告サービスプロバイダー126の記録に保存されている広告サービスデータ記録を監視および追跡することができる。
【0397】
データベース312は、識別データ(例えば、要求識別子、地理的位置データ(例えば、GPS/AGPS座標)、固有デバイス識別子、バイオメトリック情報、クレデンシャル情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、サイト画像、ビデオ、および/またはライブビデオ、ブロックチェーン識別子、公開鍵)、各サイト128のサイトアクティビティデータレコード、およびその他のアクティビティ情報を保存するように設定され得る。いくつかの実施形態では、データベース312はさらに、各サイト128の少なくとも1つのサイト活動データレコードを記憶し、各活動のカテゴリに基づいてサイトの活動記録内のデータをリストするように設定され得る。さらに、データベース312は、複数のサイト128の識別データ(例えば、要求識別子、地理的位置データ(例えば、GPS/AGPS座標)、固有のデバイス識別子、サイト画像、ビデオおよび/またはライブビデオ情報、資格情報、地理的位置データ、デバイスPUF、デバイス識別情報、サイト画像、ビデオ、および/またはライブビデオ、ブロックチェーン識別子、公開鍵)に関連する複数の活動記録を保持し得る。複数のサイトアクティビティデータ記録のそれぞれには、パートナー104中のあるパートナーおよび/または1人以上の検証者の識別データ(リクエスト識別子、地理的位置データ(GPS/AGPS座標など)、固有のデバイス識別子、サイト画像、ビデオおよびライブビデオ情報、資格情報、地理的位置情報、デバイスPUF、デバイス識別情報、バイオメトリックデータ、ブロックチェーン識別子、公開鍵)、サイト128中のあるサイトの識別データ(例えば、サイト画像、ビデオ、および/またはライブビデオ、ブロックチェーン識別子、公開鍵)、サイトデバイス129中のあるサイトデバイスの1つ以上のセンサーおよび/またはデバイスによって取得されたパートナー104中のあるパートナーのオンサイト運用データ、オンサイトの材料消費データ、オンサイト排出データ、オンサイトのエネルギー消費データ、および/またはオンサイト廃棄物データが含まれるがこれらに限定されないデータ(ライフサイクルインベントリデータなど)、サイトデバイス129中のあるサイトデバイスのサイト128中のあるサイトの地理的位置データ(例えば、GPS/AGPS座標)、および/またはその他のデータが含まれるがこれらに限定されない。検証者108のそれぞれは、サイトの活動記録に保存されている各サイト128の活動を監視および追跡することができる。
【0398】
ブロックチェーンを使ってサイトの活動記録、ユーザーの環境活動記録、パートナーの検証活動記録、配給業者ーの活動記録、広告サービスプロバイダーのデータ記録、取引データ記録、およびその他の情報を保存することができる実施形態では、データベース312はブロックチェーンであり、そこでは、環境活動記録、検証活動記録、取引データ記録、広告サービスデータ記録、その他の情報が、ブロックチェーンに含まれるブロックに保存されたデータ値として含まれ得る。
【0399】
ユーザ102の環境クレジットスコアおよび/または環境活動データは、民間および/または公的および/または自発的なセクターの機関、および/または他のエンティティで、雇用決定、大学入学決定、および家主/テナントの決定、および/または個人、企業、その他の団体に対する政府の決定を含みこれらに限定されない分野において使用され得る。さらに、ユーザー102の環境信用スコアは、サービス、賞、クレジット、奨学金をユーザー102に提供すべきか、または付与すべきかを決定するなど、消費者の生活に影響を及ぼす可能性のある他の分野でも使用され得る。
【0400】
サーバーコンピュータシステム124、ユーザデバイス110、パートナーデバイス112、配給業者デバイス114、検証デバイス116、POSシステム118、コンピューティングノード122、広告サービスプロバイダデバイス127、および/またはサイトデバイス129で実行される上記プロセスは、ファームウェア、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の組み合わせで実装され得る。プロセスは、プロセッサによって読み取り可能な記憶媒体(例えば、揮発性および不揮発性メモリおよび/または記憶要素を含む)、入力および出力デバイス、およびプロセッサを含むプログラマブルコンピュータ上で実行されるコンピュータプログラムまたは複数のコンピュータプログラムにおいて実行され得る。各コンピュータプログラムは、コンピュータのランダムアクセスメモリに常駐するコードモジュール内の命令のセット(プログラムコード)であってもよい。コンピュータが必要とするまで、命令のセットは、別のコンピュータメモリ(例えば、ハードディスクドライブ、または光ディスク、外付けハードドライブ、メモリカード、またはフラッシュドライブなどのリムーバブルメモリ)に保存されてもよく、または別のコンピュータシステムに保存され、インターネットまたは他のネットワーク120を介してダウンロードされてもよい。
【0401】
サーバーコンピュータシステム124は、物理的マシンまたは複数の物理的マシン、または物理的マシンまたは複数の物理的マシン上で動作する仮想マシンから構成され得る。さらに、サーバーコンピュータシステム124は、ネットワーク120またはインターネットによって接続されたコンピュータのクラスタまたは複数の分散コンピュータを含むことができる。
【0402】
さらに、本明細書に記載される方法および機能は、特定のシーケンスに限定されず、それに関連する行為またはブロックは、適切な他のシーケンスで実行されてもよい。 例えば、記載されている行動またはブロックが、具体的に開示されている順序とは異なる順序で実行されたり、複数の行為またはブロックが1つの行為またはブロックにまとめられたりする場合がある。
【0403】
本発明は、現在最も実用的で種々の実施例と考えられているものに関連して説明されてきたが、本発明は開示された実施例に限定されるべきではなく、逆に、様々な修正および同等の設定を対象とすることを意図していると理解すべきである。
図1
図2A
図2B
図2C
図3
図4
【国際調査報告】