(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-04-13
(54)【発明の名称】洗剤の推薦方法及び機器
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/0241 20230101AFI20230406BHJP
D06F 33/37 20200101ALI20230406BHJP
D06F 95/00 20060101ALI20230406BHJP
D06F 103/22 20200101ALN20230406BHJP
【FI】
G06Q30/0241
D06F33/37
D06F95/00
D06F103:22
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022551000
(86)(22)【出願日】2021-02-26
(85)【翻訳文提出日】2022-09-06
(86)【国際出願番号】 CN2021078043
(87)【国際公開番号】W WO2021170066
(87)【国際公開日】2021-09-02
(31)【優先権主張番号】202010124811.8
(32)【優先日】2020-02-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】508231382
【氏名又は名称】チンタオ ハイアール ウォッシング マシン カンパニー,リミテッド
【氏名又は名称原語表記】Qingdao Haier Washing Machine Co.,Ltd.
(71)【出願人】
【識別番号】520198579
【氏名又は名称】ハイアール・スマート・ホーム・カンパニー・リミテッド
【氏名又は名称原語表記】HAIER SMART HOME CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】Haier Industrial Park, No.1 Haier Road, Laoshan District, Qingdao, Shandong, China
(74)【代理人】
【識別番号】110002952
【氏名又は名称】弁理士法人鷲田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】リ ジュンウェイ
(72)【発明者】
【氏名】メン イー
(72)【発明者】
【氏名】ワン シャオウェイ
(72)【発明者】
【氏名】ジャン タオ
(72)【発明者】
【氏名】ジャオ フェイ
【テーマコード(参考)】
3B167
5L049
【Fターム(参考)】
3B167AA01
3B167AE04
3B167AE05
3B167BA08
3B167BA40
3B167BA48
3B167BA59
3B167BA91
3B167BA92
3B167MA03
3B167MA12
5L049AA22
5L049BB08
(57)【要約】
本発明はスマートホームの技術分野に関し、具体的には、洗剤の推薦方法及び機器に関する。本発明の目的は、ユーザによる不適切な洗剤の使用によって引き起こされる衣服の損傷及び人の健康への危害等の様々な悪影響の問題を解決することである。本発明の洗剤の推薦方法は、ユーザが使用する様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得するステップであって、前記様々なタイプの洗濯プログラムは異なる種類の洗剤にそれぞれ対応するステップと、前記使用回数に基づいて、様々なタイプの洗濯プログラムから使用回数の最も多いNタイプの洗濯プログラムを選択し、且つ当該Nタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する洗剤のヒント情報をユーザにプッシュするステップとを含み、当該ユーザが異なる洗濯プログラムを使用する回数に応じて、使用頻度の高い洗濯プログラムに適した洗剤をユーザに優先的に推薦することができ、これにより、ユーザは適切な洗剤を使用して洗濯し、ユーザによって選択された洗剤が適切でないことによる種々の悪影響を回避することができる。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザが使用する様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得するステップであって、前記様々なタイプの洗濯プログラムは異なる種類の洗剤にそれぞれ対応するステップと、
前記使用回数に基づいて、様々なタイプの洗濯プログラムから使用回数の最も多いN(Nは1以上の正整数である)タイプの洗濯プログラムを選択し、且つ当該Nタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する洗剤のヒント情報をユーザにプッシュするステップとを含むことを特徴とする洗剤の推薦方法。
【請求項2】
各タイプの洗濯プログラムは少なくとも1つの洗濯プログラムを含み、当該Nタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する洗剤のヒント情報をユーザにプッシュする前記ステップの後、さらに
前記Nタイプの洗濯プログラムにおける各タイプの洗濯プログラムに対して、当該タイプの洗濯プログラムから使用回数の最も多い洗濯プログラムを選択し、当該洗濯プログラム及び当該タイプの洗濯プログラムに対応する洗剤のヒント情報を同時にユーザにプッシュするステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ユーザが使用する様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得する前記ステップの前に、さらに、
ユーザが入力したアカウント情報を受信するステップを含み、
ユーザが使用する様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得する前記ステップは、
前記アカウント情報の検証に成功した後、前記アカウント情報における様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得するステップを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記アカウント情報における様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得する前記ステップの前に、さらに、
当該アカウント情報に対応する全ての洗濯プログラムを取得するステップと、
洗濯プログラムに適した洗剤に基づいて、同じタイプの洗剤に適した洗濯プログラムを同じタイプに分け、様々なタイプの洗濯プログラムを得るステップとを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
ユーザが入力したアカウント情報を受信する前記ステップの後、さらに、
前記アカウント情報の検証に成功した後、ユーザが入力した現在使用されている洗剤の識別情報を受信するステップと、
前記識別情報に基づいて、ユーザに当該洗剤の購入リンクをプッシュするステップとを含むことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
ユーザが入力した現在使用されている洗剤の識別情報を受信する前記ステップの後、さらに、
前記識別情報に基づいて、ユーザに当該洗剤が適した洗濯プログラムのリストをプッシュするステップを含むことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記様々なタイプの洗濯プログラムは、ノーマルウォッシュタイプ、低泡イージーリンスタイプ、ビジネスウォッシュタイプ、ベビーフレンドリーウォッシュタイプ及び滅菌ウォッシュタイプのうちの少なくとも2つのタイプを含むことを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
ユーザが使用する様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得するために用いられる取得モジュールであって、前記様々なタイプの洗濯プログラムは異なる種類の洗剤にそれぞれ対応する取得モジュールと、
前記使用回数に基づいて、様々なタイプの洗濯プログラムから使用回数の最も多いNタイプの洗濯プログラムを選択し、且つ当該Nタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する洗剤のヒント情報をユーザにプッシュするために用いられる第1のプッシュモジュールとを含むことを特徴とする洗剤の推薦装置。
【請求項9】
プログラムコードを記憶するために用いられるメモリと、
請求項1~7のいずれか一項に記載の方法を実行するように前記メモリに記憶されているプログラムコードを呼び出すために用いられるプロセッサとを含むことを特徴とする洗剤の推薦機器。
【請求項10】
コンピュータ可読記憶媒体であって、命令が記憶されており、当該命令がコンピュータで実行されるとき、コンピュータに請求項1~7のいずれか一項に記載の方法を実行させることを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項11】
コンピュータプログラムであって、プログラムコードを含み、コンピュータが前記コンピュータプログラムを実行するとき、前記プログラムコードは請求項1~7のいずれか一項に記載の方法を実行することを特徴とするコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願はスマートホームの技術分野に関し、より具体的には、洗剤の推薦方法及び機器に関する。
【背景技術】
【0002】
洗濯機業界の発展に伴い、洗濯機の機能はますます多くなり、ユーザの使用ニーズを満たすために、洗濯機はスマート化の方向に向かって発展している。
【0003】
従来技術において、スマート洗濯機に配置された洗濯プログラムは、クイックウォッシュ、ミックスウォッシュ又はスタンダードウォッシュ等、複数のタイプを含んでもよい。異なる洗濯プログラムに対応する洗濯パラメータは異なり、ユーザのカスタマイズニーズを満たすことができる。
【0004】
しかしながら、異なる洗濯プログラムに対して選択された洗剤が適切でない場合、衣類が損傷し、汚れが完全に除去できず、又はすすぎ不良による洗剤の残留等の様々な問題が発生する可能性があり、そのためユーザに適切な洗剤をいかに正確に推薦するかが早急に解決すべき問題となる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願の目的は洗剤の推薦方法及び機器を提供することであり、ユーザが様々なタイプの洗濯プログラムを使用する回数を取得することにより使用回数の最も多いいくつかのタイプの洗濯プログラム及び対応する洗剤を決定し、且つユーザに洗剤のヒント情報をプッシュすることにより、ユーザによる不適切な洗剤の使用によって引き起こされる衣服の損傷及び人の健康への危害等の様々な悪影響の問題を解決することができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様では、本願は洗剤の推薦方法を開示し、
ユーザが使用する様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得するステップであって、前記様々なタイプの洗濯プログラムは異なる種類の洗剤にそれぞれ対応するステップと、
前記使用回数に基づいて、様々なタイプの洗濯プログラムから使用回数の最も多いNタイプ(Nは1以上の正整数である)の洗濯プログラムを選択し、且つ当該Nタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する洗剤のヒント情報をユーザにプッシュするステップとを含む。
【0007】
上記技術的内容に基づいて、ユーザの異なるタイプの洗濯プログラムの使用回数を取得し、使用回数に基づいて、使用回数の最も多いいくつかの洗濯プログラムを選択し、且つ使用回数の最も多いいくつかの洗濯プログラムに対応する洗剤のヒント情報をユーザにプッシュすることにより、ユーザの異なるタイプの洗濯プログラムの使用頻度に応じてユーザに洗剤のヒント情報をプッシュすることを実現する。
【0008】
選択可能には、各タイプの洗濯プログラムは少なくとも1つの洗濯プログラムを含み、当該Nタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する洗剤のヒント情報をユーザにプッシュする前記ステップの後、さらに、
前記Nタイプの洗濯プログラムにおける各タイプの洗濯プログラムに対して、当該タイプの洗濯プログラムから使用回数の最も多い洗濯プログラムを選択し、当該洗濯プログラム及び当該タイプの洗濯プログラムに対応する洗剤のヒント情報を同時にユーザにプッシュするステップを含む。
【0009】
使用回数の最も多い洗濯プログラムを選択し、且つ使用回数の最も多い洗濯プログラム及び対応する洗剤のヒント情報を同時にユーザにプッシュすることにより、情報プッシュの精度をさらに向上させ、ユーザの洗濯ニーズを満たす確率が高くなる。
【0010】
選択可能には、ユーザが使用する様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得する前記ステップの前に、さらに、
ユーザが入力したアカウント情報を受信するステップを含み、
ユーザが使用する様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得する前記ステップは、
前記アカウント情報の検証に成功した後、前記アカウント情報における様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得するステップを含む。
【0011】
ユーザが入力したアカウント情報に基づいて様々なタイプの洗濯プログラムの使用回数を取得することにより、様々なタイプの洗濯プログラムの使用回数を取得する1つの具体的な実現形態をさらに提供する。
【0012】
選択可能には、前記アカウント情報における様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得する前記ステップの前に、さらに、
当該アカウント情報に対応する全ての洗濯プログラムを取得するステップと、
洗濯プログラムに適した洗剤に基づいて、同じタイプの洗剤に適した洗濯プログラムを同じタイプに分け、様々なタイプの洗濯プログラムを得るステップとを含む。
【0013】
全ての洗濯プログラムを対応する洗剤のタイプに応じて分類することにより、様々なタイプの洗濯プログラムの使用回数を統計することにさらに便利である。
【0014】
選択可能には、ユーザが入力したアカウント情報を受信する前記ステップの後、さらに、
前記アカウント情報の検証に成功した後、ユーザが入力した現在使用されている洗剤の識別情報を受信するステップと、
前記識別情報に基づいて、ユーザに当該洗剤の購入リンクをプッシュするステップとを含む。
【0015】
ユーザが入力した洗剤の識別情報に基づいてユーザに当該洗剤の購入リンクをプッシュすることにより、ユーザが洗剤を購入し、タイムリーに洗剤を補充することにさらに便利である。
【0016】
選択可能には、ユーザが入力した現在使用されている洗剤の識別情報を受信する前記ステップの後、さらに、
前記識別情報に基づいて、ユーザに当該洗剤が適した洗濯プログラムのリストをプッシュするステップを含む。
【0017】
洗剤の識別情報に応じてユーザに洗濯プログラムのリストをプッシュすることにより、ユーザが洗濯プログラムのリストから適切な洗濯プログラムを選択することにさらに便利である。
【0018】
選択可能には、前記様々なタイプの洗濯プログラムは、ノーマルウォッシュタイプ、低泡イージーリンスタイプ、ビジネスウォッシュタイプ、ベビーフレンドリーウォッシュタイプ及び滅菌ウォッシュタイプのうちの少なくとも2つのタイプを含む。
【0019】
第2の態様では、本願は洗剤の推薦装置を開示し、
ユーザが使用する様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得するために用いられる取得モジュールであって、前記様々なタイプの洗濯プログラムは異なる種類の洗剤にそれぞれ対応する取得モジュールと、
前記使用回数に基づいて、様々なタイプの洗濯プログラムから使用回数の最も多いNタイプの洗濯プログラムを選択し、且つ当該Nタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する洗剤のヒント情報をユーザにプッシュするために用いられる第1のプッシュモジュールとを含む。
【0020】
上記技術的内容に基づいて、取得モジュールによってユーザの異なるタイプの洗濯プログラムの使用回数を取得し、第1のプッシュモジュールによって使用回数に基づいて、使用回数の最も多いいくつかの洗濯プログラムを選択し、且つ使用回数の最も多いいくつかの洗濯プログラムに対応する洗剤のヒント情報をユーザにプッシュすることにより、ユーザの異なるタイプの洗濯プログラムの使用頻度に応じてユーザに洗剤のヒント情報をプッシュすることを実現する。
【0021】
選択可能には、前記洗剤の推薦装置はさらに、
前記Nタイプの洗濯プログラムにおける各タイプの洗濯プログラムに対して、当該タイプの洗濯プログラムから使用回数の最も多い洗濯プログラムを選択し、当該洗濯プログラム及び当該タイプの洗濯プログラムに対応する洗剤のヒント情報を同時にユーザにプッシュするために用いられる選択モジュールを含む。
【0022】
選択モジュールによって使用回数の最も多い洗濯プログラムを選択し、且つ使用回数の最も多い洗濯プログラム及び対応する洗剤のヒント情報を同時にユーザにプッシュすることにより、情報プッシュの精度をさらに向上させ、ユーザの洗濯ニーズを満たす確率が高くなる。
【0023】
選択可能には、前記洗剤の推薦装置はさらに、
ユーザが入力したアカウント情報を受信するために用いられる第1の受信モジュールを含み、
前記第1のプッシュモジュールは具体的には、
前記アカウント情報の検証に成功した後、前記アカウント情報における様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得するために用いられる。
【0024】
第1の受信モジュールによってユーザが入力したアカウント情報を受信し、第1のプッシュモジュールによってユーザが入力したアカウント情報を取得して様々なタイプの洗濯プログラムの使用回数を取得することにより、様々なタイプの洗濯プログラムの使用回数を取得する1つの具体的な実現形態をさらに提供する。
【0025】
選択可能には、前記第1のプッシュモジュールは具体的には、
当該アカウント情報に対応する全ての洗濯プログラムを取得すること、及び
洗濯プログラムに適した洗剤に基づいて、同じタイプの洗剤に適した洗濯プログラムを同じタイプに分け、様々なタイプの洗濯プログラムを得ることに用いられる。
【0026】
第1のプッシュモジュールによって全ての洗濯プログラムを対応する洗剤のタイプに応じて分類することにより、様々なタイプの洗濯プログラムの使用回数を統計することにさらに便利である。
【0027】
選択可能には、前記洗剤の推薦装置はさらに、
前記アカウント情報の検証に成功した後、ユーザが入力した現在使用されている洗剤の識別情報を受信するために用いられる第2の受信モジュールと、
前記識別情報に基づいて、ユーザに当該洗剤の購入リンクをプッシュするために用いられる第2のプッシュモジュールとを含む。
【0028】
第2の受信モジュールによって現在使用されている洗剤の識別情報を受信し、第2のプッシュモジュールによってユーザが入力した洗剤の識別情報に基づいてユーザに当該洗剤の購入リンクをプッシュすることにより、ユーザが洗剤を購入し、タイムリーに洗剤を補充することにさらに便利である。
【0029】
選択可能には、前記洗剤の推薦装置はさらに、
前記識別情報に基づいて、ユーザに当該洗剤が適した洗濯プログラムのリストをプッシュするために用いられる第3のプッシュモジュールであって、前記洗濯プログラムのリストはユーザが使用する各洗濯プログラムのスクリーニングに基づいて得られる第3のプッシュモジュールを含む。
【0030】
第3のプッシュモジュールによって洗剤の識別情報に応じてユーザに洗濯プログラムのリストをプッシュすることにより、ユーザが洗濯プログラムのリストから適切な洗濯プログラムを選択することにさらに便利である。
【0031】
選択可能には、前記様々なタイプの洗濯プログラムは、ノーマルウォッシュタイプ、低泡イージーリンスタイプ、ビジネスウォッシュタイプ、ベビーフレンドリーウォッシュタイプ及び滅菌ウォッシュタイプのうちの少なくとも2つのタイプを含む。
【0032】
第3の態様では、本願により開示される洗剤の推薦機器は、
プログラムコードを記憶するために用いられるメモリと、
第1の態様に記載の方法を実行するように前記メモリに記憶されているプログラムコードを呼び出すために用いられるプロセッサとを含む。
【0033】
第4の態様では、本願はコンピュータ可読記憶媒体を開示し、前記コンピュータ可読記憶媒体に命令が記憶されており、当該命令がコンピュータで実行されるとき、コンピュータに第1の態様に記載の方法を実行させる。
【0034】
第5の態様では、本願はプログラムコードを含むコンピュータプログラムを提供し、コンピュータが前記コンピュータプログラムを実行するとき、前記プログラムコードは第1の態様に記載の方法を実行する。
【発明の効果】
【0035】
上記技術的解決手段と組み合わせて、本願は洗剤の推薦方法及び機器を提供し、ユーザが使用する様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得し、前記様々なタイプの洗濯プログラムは異なる種類の洗剤にそれぞれ対応し、前記使用回数に基づいて、様々なタイプの洗濯プログラムから使用回数の最も多いNタイプの洗濯プログラムを選択し、且つ当該Nタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する洗剤のヒント情報をユーザにプッシュすることにより、当該ユーザが異なる洗濯プログラムを使用する回数に応じて、使用頻度の高い洗濯プログラムに適した洗剤をユーザに優先的に推薦することができ、これにより、ユーザは適切な洗剤を使用して洗濯し、ユーザによって選択された洗剤が適切でないことによる種々の悪影響を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【
図1】本願の一実施例により提供される応用シーンの概略図である。
【
図2】本願の一実施例により提供される洗剤の推薦方法のフローチャートである。
【
図3】本願の一実施例により提供されるAPPインタフェースの概略図である。
【
図4】本願の他の実施例により提供される洗剤の推薦方法のフローチャートである。
【
図5】本願の一実施例により提供される洗剤の推薦装置の構造概略図である。
【
図6】本願の他の実施例により提供される洗剤の推薦装置の構造概略図である。
【
図7】本願の一実施例により提供される洗剤の推薦機器のハードウェア構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0037】
本願の実施例に記載の応用シーンは本願の実施例の技術的解決手段をより明確に説明するためのものであり、本願の実施例により提供される技術的解決手段に対する限定を構成するものではなく、当業者であれば分かるように、新たな応用シーンの出現に伴い、本願の実施例により提供される技術的解決手段は類似の技術的問題にも適用可能である。
【0038】
洗濯機業界の発展に伴い、洗濯機の機能はますます多くなり、家庭に不可欠な家電として、ユーザは洗濯機の機能、洗濯品質、スマート化等に対する要求もますます高くなる。スマート洗濯機には複数タイプの洗濯プログラムが配置される。各ユーザには独自の洗濯習慣があり、クイックウォッシュに慣れている人もおり、ミックスウォッシュに慣れている人もおり、スタンダードウォッシュに慣れている人もいる。しかし、異なる洗濯プログラムの洗濯パラメータが異なり、使用される洗剤が不適切であると、汚れの洗濯が不十分であり、又は泡が多くてすすぎが不十分である状況が存在する可能性があり、例えば、1回の洗濯と1回のすすぎだけのクイックウォッシュは、汚れの少ない衣類の洗濯に適しており、低泡の洗剤で洗濯するのに適しており、高泡の洗剤を使用すると、泡が多く発生し、すすぎが不十分になり、洗剤の残留物が多くなり、また例えば、ミックスウォッシュでは、ユーザは綿、化学繊維、羊毛、リネンの洗濯物を混ぜて洗濯することが多いが、異なる材質の衣類は、異なる洗剤に適しており、使用する洗剤が適切でないと衣類にダメージを与えるおそれがある。そのため、本実施例は洗剤の推薦方法及び機器を提供する。
【0039】
図1は本願の一実施例により提供される応用シーンの概略図である。
図1に示すように、端末機器101と洗濯機102はデータ通信を行うことができ、端末機器101は、現在運転している洗濯プログラム等、洗濯機102の運転状態情報を表示することができ、さらに毎回洗濯プログラムの選択を記録し、洗濯記録を形成することができる。理解されるように、当該洗濯記録は端末機器101にローカルで記憶されてもよく、端末機器101のハードウェア資源を節約するために、さらにサーバ103内に記憶されてもよい。選択可能には、端末機器101は、プログラムをインストールして実行可能な携帯電話、タブレット、パーソナルコンピュータ等の機器であってもよい。洗濯機102は様々なタイプの洗濯機であってよく、当該洗濯機は様々な洗濯プログラムを含んでもよい。
【0040】
具体的な実現プロセスでは、端末機器101は洗濯機102がサポートする洗濯プログラムの情報を取得することができ、端末機器101はユーザの毎回の洗濯に対して洗濯記録を形成することができる。端末機器は、当該洗濯記録に基づいて、又は洗濯機102から洗濯プログラムの運転情報を直接取得し、洗濯機102の各洗濯プログラムの使用回数を得ることができる。さらに当該使用回数に応じて洗剤の推薦を行う。
【0041】
本実施例では、ユーザ毎に使用する洗濯プログラムを統計することにより、ユーザの最も多く使用する洗濯プログラムに応じて、ユーザに当該プログラムを紹介し、不適切な洗剤を使用することによる問題を表示し、当該洗濯プログラムに適した洗剤を推薦し、ユーザに正しいか又は適切な洗剤を使用させ、使用する洗剤が適切でないことによる衣類にダメージを与えるという問題を回避する。
【0042】
以下は具体的な実施例を参照し、本発明の技術的解決手段について詳細に説明する。以下のいくつかの具体的な実施例は互いに組み合わせることができ、同一又は類似の概念又はプロセスについていくつかの実施例では説明を省略する可能性がある。
【0043】
図2は本願の一実施例により提供される洗剤の推薦方法のフローチャートである。
図2に示すように、当該方法は、ステップ201及び202を含む。
【0044】
ステップ201において、ユーザが使用する様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得し、前記様々なタイプの洗濯プログラムは異なる種類の洗剤にそれぞれ対応する。
【0045】
本実施例の実行主体はサーバ又は
図1に示す端末機器であってもよい。
【0046】
実際の応用では、洗濯機に複数の洗濯プログラムが設けられてユーザに選択される。例えば、洗濯対象物には僅かに汚れただけがある場合、ユーザは時間を節約するためにクイックウォッシュを選択して洗濯してもよく、洗濯対象物がベビー用品で、特別なケアが必要である場合、ベビーウォッシュを選択してもよい。
【0047】
人と洗濯機との対応関係は様々であり、同じ洗濯機は複数人で使用されてもよく、同じ人は複数台の洗濯機を使用してもよい。異なる機種の洗濯機は1つの機能に対する洗濯プログラムの名称が一致しない可能性があり、例えば洗濯機に設置された大物ウォッシュ及びシーツウォッシュは同じ機能の洗濯プログラムである。ユーザによって家族構成や洗濯習慣が異なるため、選択された洗濯プログラムも異なり、使用回数の状況も異なる。
【0048】
多くの洗濯プログラムに対して、洗剤を合理的に推薦するために、洗濯プログラムに適した洗剤の種類に応じて複数のタイプに分けてもよい。具体的には、同じタイプの洗剤に適した洗濯プログラムを1つのタイプにまとめることができる。例えば、低泡イージーリンスタイプの洗剤に適した洗濯プログラムは、低泡イージーリンスタイプの洗濯プログラムに分類され、天然の非刺激性タイプの洗剤に適した洗濯プログラムは、ベビーフレンドリーウォッシュの洗濯プログラムに分類される。
【0049】
分けられた異なる種類の洗剤に対する各タイプの洗濯プログラムに基づいて使用回数の統計を行う。選択可能には、洗濯プログラムは、ノーマルウォッシュタイプ、低泡イージーリンスタイプ、ビジネスウォッシュタイプ、ベビーフレンドリーウォッシュタイプ及び滅菌ウォッシュタイプに分けられてもよい。
【0050】
本実施例において、洗濯プログラムの使用回数の取得方式は様々であり、ユーザのアカウントに基づいて、当該アカウントで使用された洗濯プログラムの回数を統計することができる。さらに端末機器によって関連する洗濯機から当該洗濯機の運転記録を取得し、当該運転記録から異なる洗濯プログラムの使用回数を統計することができる。本実施例はこれについて限定しない。各洗濯プログラムの使用回数を取得した後、さらに異なるタイプの洗濯プログラムに対応する各洗濯プログラムの使用回数の和を当該タイプの洗濯プログラムの使用回数として統計することができる。選択可能には、洗濯プログラムの使用回数の統計は予め設定された期間内の使用回数を統計することであってもよく、例えば最近の1ヶ月、最近の3ヶ月、又は最近の半年の使用回数であってもよい。
【0051】
以下の表1を参照し、ユーザの最近の1ヶ月の洗濯記録に基づいて、表1の結果を統計することができる。
【0052】
【0053】
表1に示すように、ノーマルウォッシュタイプでは補強ウォッシュが3回で、スタンダードウォッシュが2回で、ミックスウォッシュが7回で、大物ウォッシュが2回である。当該タイプの総使用回数は14回であり、ベビーフレンドリーウォッシュタイプではベビーウォッシュが8回で、幼児ウォッシュが4回であり、当該タイプの総使用回数は12回であり、滅菌ウォッシュタイプでは低アレルギー性ウォッシュが3回で、アウトドアウェアウォッシュが2回で、パパニコロウ殺菌ウォッシュが0回であり、当該タイプの総使用回数は5回であり、ビジネスウォッシュタイプではシャツウォッシュが4回で、スーツウォッシュが1回であり、当該タイプの総使用回数は5回であり、低泡イージーリンスタイプではクイックウォッシュが16回であり、当該タイプの総使用回数は16回である。
【0054】
ステップ202において、前記使用回数に基づいて、様々なタイプの洗濯プログラムから使用回数の最も多いN(Nは1以上の正整数である)タイプの洗濯プログラムを選択し、且つ当該Nタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する洗剤のヒント情報をユーザにプッシュする。
【0055】
異なるタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を統計した後、各タイプの洗濯プログラムを使用回数に応じて高から低にソートすることができる。1位又は上位の数名に対応する洗濯プログラムタイプに対応する洗剤のヒント情報を選択してユーザにプッシュする。
【0056】
選択可能には、洗剤のヒント情報は洗剤の名称を含んでもよく、また洗剤の使用説明を含んでもよい。ユーザが洗剤を購入しやすいために、当該ヒント情報はさらに当該洗剤の購入リンクを含んでもよい。
【0057】
選択可能には、洗濯プログラムタイプは洗濯プログラムに基づいて一般化されたものであるため、ユーザの慣れ度合いが不十分であり、ユーザが比較的慣れた自分が当該タイプで使用する回数の多い具体的な洗濯プログラム及び対応する洗剤のヒント情報を共に表示することができる。各タイプの洗濯プログラムは少なくとも1つの洗濯プログラムを含み、当該Nタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する洗剤のヒント情報をユーザにプッシュする前記ステップの後、さらに
前記Nタイプの洗濯プログラムにおける各タイプの洗濯プログラムに対して、当該タイプの洗濯プログラムから使用回数の最も多い洗濯プログラムを選択し、当該洗濯プログラム及び当該タイプの洗濯プログラムに対応する洗剤のヒント情報を同時にユーザにプッシュするステップを含む。
【0058】
表示プロセスにおいて、表示された数量を選定することができ、例えば使用回数ランキングの上位の3つの洗濯プログラムタイプにそれぞれ対応する使用回数の最も多い洗濯プログラム及び洗剤のヒント情報を表示することができる。
【0059】
具体的な実現プロセスにおいて、3つの洗濯プログラムをスクリーニングすることを例とし、洗剤の推薦プロセスは、
各洗濯タイプでの各洗濯プログラムの総使用回数を統計してソートするステップ1と、
特殊洗濯タイプ(ノーマルウォッシュタイプ以外の他の洗濯タイプ)が含まれるか否かを判断するステップ2と、
特殊洗濯タイプがある場合、ステップ1で得られたソートに基づいて、割合ランキングの上位の2つを占める特殊洗濯タイプをスクリーニングする必要があり、同じ割合のタイプが複数ある場合、ランダムにスクリーニングするステップ3と、
各種類の特殊洗濯タイプで1つの使用回数の最も多い洗濯プログラムを選択し、同じ回数のプログラムが複数ある場合、ランダムにスクリーニングするステップ4と、
2つの特殊タイプの洗濯プログラムをスクリーニングすると、通常の洗濯プログラムから使用回数の割合の最も高い1つの洗濯プログラムをスクリーニングし、3つを集め揃えるステップ5と、
特殊洗濯タイプが1つしかない場合、ノーマルウォッシュタイプの洗濯プログラムから使用回数の割合に応じて上位の2つをスクリーニングし、3つの洗濯プログラムを集め揃えるステップ6と、
特殊タイプの洗濯プログラムがない場合、ノーマルウォッシュタイプの洗濯プログラムから使用回数の割合に応じて上位の2つをスクリーニングし、3つを集め揃えるステップ7と、
上記ルールに従って統計された洗濯プログラムが3つより少ない場合、スクリーニングされた洗濯プログラムを全て押し出すステップ8と、
いずれの洗濯プログラムがない場合、空配列に戻るステップ9と、
分類リストにないユーザの洗濯プログラムがある場合(例えば、単一の脱水プログラム)、破棄するステップ10とを含む。
【0060】
実際の応用では、表1に示すように、最近の1ヶ月内に当該ユーザが使用した回数の最も多い洗濯プログラムを統計することができ、使用回数ランキングの上位3つのプログラムをAPPインタフェースに表示し、表示タイトルは、主人、あなたがよく使う洗濯プログラムのタイプは、低泡イージーリンスタイプ、ノーマルウォッシュタイプ、ベビーフレンドリーウォッシュタイプであることである。当然のことながら、使用頻度の多い洗濯タイプを決定した後、各タイプにおいて使用回数の最も多い洗濯プログラムを代表として選択することができる。例えば、低泡イージーリンスタイプではクイックウォッシュを代表とし、ノーマルウォッシュタイプでは使用回数の最も高いミックスウォッシュを当該タイプの代表としてもよく、ベビーフレンドリーウォッシュタイプではベビーウォッシュを当該タイプの代表としてもよい。
【0061】
APPインタフェースには、代表となる各洗濯プログラム、例えば、クイックウォッシュ、ミックスウォッシュ、ベビーウォッシュを表示することができる。具体的には、
図3は本願の一実施例により提供されるAPPインタフェースの概略図であり、
図3に示すように、インタフェースの上方エリアに「走査識別」ボタンを表示し、ユーザのクリックを受信した後、ユーザの洗剤製品に対して識別コード走査を行うことができ、例えばQRコード(登録商標)又はバーコード走査を行う。これにより、当該洗剤の説明情報、購入リンク等のヒント情報をユーザに提示する。さらにユーザの洗濯記録と合わせてユーザに洗濯プログラムの推薦リストを提供することができる。インタフェースの下方エリアに、「主人、あなたがよく使う洗濯プログラムは、クイックウォッシュ、ミックスウォッシュ、ベビーウォッシュである」と表示してもよい。そして、各プログラムに適した洗剤のヒント情報を表示する。表示方式はカルーセル形式であってもよく、同時表示であってもよい。本実施例はこれについて限定しない。
【0062】
選択可能には、更にインタフェースにおいて同時に当該インタフェースに使用回数の最も多いクイックウォッシュに関連する以下の2種類の内容を表示することができる。
一、クイックウォッシュに関連するピクチャ、文字であって、例えば、洗剤は泡が多く、すすぎが不十分であるというクイックウォッシュに発生する可能性のある問題、及び低泡の設計、すすぎやすい等のクイックウォッシュに適した洗剤の利点をピクチャに合わせて表示することができる。
二、クイックウォッシュプログラムに適した洗剤リンクであって、ユーザがリンクをクリックすると、購入インタフェースにジャンプして当該洗剤を購入することができ、当該リンクに推薦される洗剤の利点を表示し、例えば、低泡で、すすぎやすい。
【0063】
又は、APP側にクイックウォッシュ、ミックスウォッシュ、ベビーウォッシュという3つの洗濯プログラムに関連する内容及び推薦された洗剤リンクを順番に再生する。
【0064】
本実施例により提供される洗剤の推薦方法は、ユーザが使用する様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得し、前記様々なタイプの洗濯プログラムは異なる種類の洗剤にそれぞれ対応し、前記使用回数に基づいて、様々なタイプの洗濯プログラムから使用回数の最も多いNタイプの洗濯プログラムを選択し、且つ当該Nタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する洗剤のヒント情報をユーザにプッシュすることにより、当該ユーザが異なる洗濯プログラムを使用する回数に応じて、使用頻度の高い洗濯プログラムに適した洗剤をユーザに優先的に推薦することができ、これにより、ユーザは適切な洗剤を使用して洗濯し、ユーザによって選択された洗剤が適切でないことによる種々の悪影響を回避することができる。
【0065】
選択可能には、ユーザは新たに登録されたユーザであり、洗濯記録における洗濯プログラムの使用回数が非常に少なく、推薦根拠を形成することができない場合、ビッグデータ統計の結果をユーザにプッシュすることができ、したがって、ステップ202の後、さらに、
予め設定された時間内にユーザの洗濯プログラムの使用回数が予め設定された閾値より小さい場合、ユーザにビッグデータ統計により得られた常用洗濯プログラム及び当該常用洗濯プログラムに対応する洗剤のヒント情報をプッシュするステップを含んでもよい。
【0066】
具体的には、ユーザが最近1ヶ月以内に洗濯機を使用していなかった場合、ユーザの80%が使用したい洗濯プログラム、つまりユーザの80%が最も頻繁に使用する洗濯プログラムをAPPインタフェースに表示することができる。
【0067】
図4は本願の他の実施例により提供される洗剤の推薦方法のフローチャートである。
図4に示すように、当該方法は、ステップ401~406を含む。
【0068】
ステップ401において、ユーザが入力したアカウント情報を受信する。
【0069】
実際の応用では、アカウント情報は様々な形式を有することができ、例えばユーザ名及びパスワードであってもよく、さらに収集されたユーザの声紋、顔写真、指紋であってもよく、本実施例はこれについて限定しない。
【0070】
ステップ402において、前記アカウント情報の検証に成功した後、前記アカウント情報における様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得する。
【0071】
例えば、1台のスマート洗濯機が1つの家庭又は1セットの家屋における全ての住戸(例えば共有テナント)に使用される場合、各ユーザはいずれも端末機器(例えば、携帯電話)にインストールされたAPPアプリケーションによって洗濯プログラムを選択して洗濯機を制御することができ、ユーザがAPP側にアカウント情報を入力し且つ検証に成功した後、ユーザはAPPの操作によって洗濯機を制御することができ、例えば洗濯プログラムを選択することができ、携帯電話APPは当該回の選択内容を記録して当該ユーザの一回の洗濯記録を形成することができる。
【0072】
アカウント情報の検証に成功した後、端末機器は当該アカウント情報における洗濯記録を取得し、様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得することができる。
【0073】
選択可能には、前記アカウント情報における様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得する前記ステップの前に、
当該アカウント情報に対応する全ての洗濯プログラムを取得するステップ4021と、
洗濯プログラムに適した洗剤に基づいて、同じタイプの洗剤に適した洗濯プログラムを同じタイプに分け、様々なタイプの洗濯プログラムを得るステップ4022とを含んでもよい。
【0074】
具体的には、アカウントの検証に成功した後、当該アカウントに対応する使用済みの全ての洗濯プログラムを取得することができ、選択可能には、所定時間内、例えば1ヶ月内の全ての使用済みの洗濯プログラムを取得することができる。当該全ての洗濯プログラムに適した洗剤タイプに応じて、同じタイプの洗剤に適した洗濯プログラムを1つのグループに分け、同じ種類の洗濯プログラムとし、例えば、シャツウォッシュ及びスーツウォッシュの洗濯プログラムをビジネスウォッシュタイプに分けることができる。
【0075】
本実施例における同じタイプの洗剤は1つの製品に限定されるものではなく、同じ特性を有する複数種類の製品であってもよく、例えば、ベビーフレンドリーウォッシュタイプの洗濯プログラムに対応するベビーフレンドリーウォッシュタイプの洗剤は、ブランドAのナチュラルウォッシュベビー専用洗剤を含んでもよく、ブランドBのベビー専用洗剤を含んでもよく、本実施例はこれについて限定しない。
【0076】
ステップ403において、前記アカウント情報の検証に成功した後、ユーザが入力した現在使用されている洗剤の識別情報を受信する。
【0077】
選択可能には、当該識別情報は洗剤名又は洗剤の識別コードであってもよく、例えばQRコード又はバーコードである。
【0078】
具体的には、端末機器はユーザが入力した洗剤名を受信することができ、さらに洗剤の識別コードを走査することもできる。
【0079】
ステップ404において、前記識別情報に基づいて、ユーザに当該洗剤の購入リンクをプッシュする。
【0080】
実際の応用では、端末機器は、ユーザのアカウント情報の検証に成功した後、ユーザが入力した現在使用されている洗剤の情報を受信してもよい。ユーザが当該洗剤を購入しやすいように助ける。
【0081】
ステップ405において、前記識別情報に基づいて、ユーザに当該洗剤が適した洗濯プログラムのリストをプッシュする。
【0082】
ユーザが洗濯プログラムの正確な選択を容易にするために、端末機器は洗剤の識別情報に基づいて、当該洗剤の基本情報を決定することができ、当該基本情報は洗剤の成分情報及び使用方法や使用量情報等を含んでもよく、当該洗剤の基本情報に基づいて当該洗剤が適した洗濯プログラムのリストを決定し、且つ当該洗濯プログラムのリストをユーザにプッシュし、ユーザに当該洗剤に対応する洗濯プログラムを知らせ、後続の洗濯プロセスにおいて適切な洗濯プログラムを選択する。
【0083】
選択可能には、前記洗濯プログラムのリストは、ユーザが使用する各洗濯プログラムに基づいてスクリーニングして得られたものであってもよい。
【0084】
具体的には、端末機器はユーザが提供した洗剤の識別情報に基づいた後、当該識別情報に基づいて当該洗剤の基本情報を決定し、当該基本情報は洗剤の成分情報及び使用方法や使用量情報等を含んでもよく、当該洗剤の基本情報に基づいて当該洗剤が適した洗濯プログラムタイプを決定し、例えば当該洗剤はビジネス系タイプの洗濯プログラムに適し、当該タイプの洗濯プログラムに対応する複数の洗濯プログラムからユーザの使用回数の最も多い1種類又は複数種類の洗濯プログラムを選定して洗濯プログラムのリストを形成してユーザにプッシュすることができ、当該リストを通じて、ユーザは現在使用している洗剤の適切な洗濯プログラムを知ることができ、正しい洗濯プログラムで洗剤を使用することができる。
【0085】
ステップ406において、前記使用回数に基づいて、様々なタイプの洗濯プログラムから使用回数の最も多いNタイプの洗濯プログラムを選択し、且つ当該Nタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する洗剤のヒント情報をユーザにプッシュする。
【0086】
本実施例におけるステップ406は上記実施例におけるステップ202と同様であり、ここでは説明を省略する。
【0087】
本実施例により提供される洗剤の推薦方法は、ユーザのアカウント情報における各タイプの洗濯プログラムの使用回数を統計することにより、且つ当該統計結果に基づいて正確にユーザに洗剤の推薦を行い、且つユーザが入力した洗剤の識別情報を識別することにより、ユーザに関連する購入リンク及び当該洗剤を使用する洗濯プログラムのリストをプッシュすることができ、ユーザが洗濯プログラムを合理的に選択することに便利である。それによりユーザが選択した洗剤が不適切であり又は選択した洗濯プログラムが不適切であることによる様々な悪影響を回避する。
【0088】
図5は本願の一実施例により提供される洗剤の推薦装置の構造概略図である。
図5に示すように、当該洗剤の推薦装置50は、
ユーザが使用する様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得するために用いられる取得モジュール501であって、前記様々なタイプの洗濯プログラムは異なる種類の洗剤にそれぞれ対応する取得モジュール501と、
前記使用回数に基づいて、様々なタイプの洗濯プログラムから使用回数の最も多いNタイプの洗濯プログラムを選択し、且つ当該Nタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する洗剤のヒント情報をユーザにプッシュするために用いられる第1のプッシュモジュール502とを含む。
【0089】
本発明の実施例により提供される洗剤の推薦機器は、取得モジュール501によってユーザが使用する様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得し、前記様々なタイプの洗濯プログラムは異なる種類の洗剤にそれぞれ対応し、第1のプッシュモジュール502は、前記使用回数に基づいて、様々なタイプの洗濯プログラムから使用回数の最も多いNタイプの洗濯プログラムを選択し、且つ当該Nタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する洗剤のヒント情報をユーザにプッシュすることにより、当該ユーザが異なる洗濯プログラムを使用する回数に応じて、使用頻度の高い洗濯プログラムに適した洗剤をユーザに優先的に推薦することができ、これにより、ユーザは適切な洗剤を使用して洗濯し、ユーザによって選択された洗剤が適切でないことによる種々の悪影響を回避することができる。
【0090】
図6は本願の他の実施例により提供される洗剤の推薦装置の構造概略図である。
図6に示すように、当該洗剤の推薦装置50は、選択モジュール503をさらに含む。
【0091】
選択可能には、各タイプの洗濯プログラムは少なくとも1つの洗濯プログラムを含み、当該装置50はさらに、
前記Nタイプの洗濯プログラムにおける各タイプの洗濯プログラムに対して、当該タイプの洗濯プログラムから使用回数の最も多い洗濯プログラムを選択し、当該洗濯プログラム及び当該タイプの洗濯プログラムに対応する洗剤のヒント情報を同時にユーザにプッシュするために用いられる選択モジュール503を含む。
【0092】
選択可能には、当該装置50はさらに、
ユーザが入力したアカウント情報を受信するために用いられる第1の受信モジュール504を含み、
前記第1のプッシュモジュール502は具体的には、
前記アカウント情報の検証に成功した後、前記アカウント情報における様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得するために用いられる。
【0093】
選択可能には、前記第1のプッシュモジュール502は具体的には、
当該アカウント情報に対応する全ての洗濯プログラムを取得すること、及び
洗濯プログラムに適した洗剤に基づいて、同じタイプの洗剤に適した洗濯プログラムを同じタイプに分け、様々なタイプの洗濯プログラムを得ることに用いられる。
【0094】
選択可能には、当該装置50はさらに、
前記アカウント情報の検証に成功した後、ユーザが入力した現在使用されている洗剤の識別情報を受信するために用いられる第2の受信モジュール505と、
前記識別情報に基づいて、ユーザに当該洗剤の購入リンクをプッシュするために用いられる第2のプッシュモジュール506とを含む。
【0095】
選択可能には、当該装置50はさらに、
前記識別情報に基づいて、ユーザに当該洗剤が適した洗濯プログラムのリストをプッシュするために用いられる第3のプッシュモジュール507であって、前記洗濯プログラムのリストはユーザが使用する各洗濯プログラムをスクリーニングすることによって得られる第3のプッシュモジュール507を含む。
【0096】
選択可能には、前記様々なタイプの洗濯プログラムは、ノーマルウォッシュタイプ、低泡イージーリンスタイプ、ビジネスウォッシュタイプ、ベビーフレンドリーウォッシュタイプ及び滅菌ウォッシュタイプのうちの少なくとも2つのタイプを含む。
【0097】
本発明の実施例により提供される洗剤の推薦機器は、上記方法の実施例を実行するために用いられることができ、その実現原理と技術的効果は類似し、本実施例はここで説明を省略する。
【0098】
図7は本願の一実施例により提供される洗剤の推薦機器のハードウェア構造概略図である。
図7に示すように、本実施例により提供される洗剤の推薦機器70は、少なくとも1つのプロセッサ701と、メモリ702とを含む。当該洗剤の推薦機器70はさらに通信部材703を含む。ここで、プロセッサ701、メモリ702及び通信部材703は、バス704を介して接続されている。
【0099】
具体的な実現プロセスにおいて、少なくとも1つのプロセッサ701は前記メモリ702に記憶されているコンピュータ実行命令を実行し、少なくとも1つのプロセッサ701に上記洗剤の推薦機器70が実行する洗剤の推薦方法を実行させる。
【0100】
本実施例の使用回数統計及び洗剤のプッシュがサーバによって実行されるとき、当該通信部材703は各洗濯プログラムの使用回数をサーバに送信することができる。
【0101】
プロセッサ701の具体的な実現プロセスは上記方法の実施例を参照することができ、その実現原理と技術的効果は類似し、本実施例はここで説明を省略する。
【0102】
上記
図7に示す実施例において、理解すべきものとして、プロセッサは中央処理ユニット(英語:Central Processing Unit、略称:CPU)であってもよく、また他の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(英語:Digital Signal Processor、略称:DSP)、専用集積回路(英語:Application Specific Integrated Circuit、略称:ASIC)等であってもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、いずれの通常のプロセッサ等であってもよい。本発明に開示される方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって実行されるように直接具体化することができ、又はプロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行することができる。
【0103】
メモリは高速RAMメモリを含んでもよく、少なくとも1つのディスクメモリ等の不揮発性メモリNVMをさらに含んでもよい。
【0104】
バスは、業界標準のアーキテクチャ(Industry Standard Architecture、ISA)バス、周辺機器の相互接続(Peripheral Component、PCI)バス、又は拡張された業界標準のアーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture、EISA)バス等であってもよい。バスは、アドレスバス、データバス、コントロールバス等に分けることができる。説明の便宜上、本願の図面におけるバスは1本のバス又は1種類のバスに限定されない。
【0105】
本願はさらにコンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体にコンピュータ実行命令が記憶され、プロセッサが前記コンピュータ実行命令を実行するとき、上記洗剤の推薦機器によって実行される洗剤の推薦方法が実現される。
【0106】
上記コンピュータ可読記憶媒体は、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的に消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EEPROM)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EPROM)、プログラム可能な読み取り専用メモリ(PROM)、読み取り専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク又は光ディスク等の任意の種類の揮発性又は不揮発性記憶機器又はそれらの組み合わせによって実現することができる。可読記憶媒体は汎用又は専用コンピュータがアクセス可能な任意の利用可能な媒体であってもよい。
【0107】
例示的な可読記憶媒体は、プロセッサが当該可読記憶媒体から情報を読み取り、且つ当該可読記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。当然のことながら、可読記憶媒体は、プロセッサの構成部分であってもよい。プロセッサ及び可読記憶媒体は専用集積回路(Application Specific Integrated Circuits、略称:ASIC)に位置してもよい。当然のことながら、プロセッサ及び可読記憶媒体は、ディスクリートコンポーネントとして機器内に存在してもよい。
【0108】
当業者は理解できるように、上記方法の実施例を実施するステップの全部又は一部が、プログラム命令に関連付けられたハードウェアによって達成されてもよい。上記プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。当該プログラムが実行されるとき、上記各方法の実施例を含むステップを実行し、前述の記憶媒体には、ROM、RAM、磁気ディスク又は光ディスク等、プログラムコードを記憶できる種々の媒体が含まれる。
【0109】
本願はプログラムコードを含むコンピュータプログラムをさらに提供し、コンピュータが前記コンピュータプログラムを実行するとき、前記プログラムコードは上記洗剤の推薦方法を実行する。
【0110】
上記は本発明の特定の実施形態に過ぎないが、本発明の保護範囲はそれに限定されず、当業者の誰でも、本発明によって開示される技術範囲内に容易に想到できる変更又は置換は、いずれも本発明の保護範囲内に含まれるべきである。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うべきである。
【手続補正書】
【提出日】2022-09-06
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0029】
選択可能には、前記洗剤の推薦装置はさらに、
前記識別情報に基づいて、ユーザに当該洗剤が適した洗濯プログラムのリストをプッシュするために用いられる第3のプッシュモジュールであって、前記洗濯プログラムのリストはユーザが使用する各洗濯プログラムをスクリーニングすることによって得られる第3のプッシュモジュールを含む。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0050】
本実施例において、洗濯プログラムの使用回数の取得方式は様々であり、ユーザのアカウント情報に基づいて、当該アカウント情報で使用された洗濯プログラムの回数を統計することができる。さらに端末機器によって関連する洗濯機から当該洗濯機の運転記録を取得し、当該運転記録から異なる洗濯プログラムの使用回数を統計することができる。本実施例はこれについて限定しない。各洗濯プログラムの使用回数を取得した後、さらに異なるタイプの洗濯プログラムに対応する各洗濯プログラムの使用回数の和を当該タイプの洗濯プログラムの使用回数として統計することができる。選択可能には、洗濯プログラムの使用回数の統計は予め設定された期間内の使用回数を統計することであってもよく、例えば最近の1ヶ月、最近の3ヶ月、又は最近の半年の使用回数であってもよい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0059】
具体的な実現プロセスにおいて、3つの洗濯プログラムをスクリーニングすることを例とし、洗剤の推薦プロセスは、
各洗濯タイプでの各洗濯プログラムの総使用回数を統計してソートするステップ1と、
特殊洗濯タイプ(ノーマルウォッシュタイプ以外の他の洗濯タイプ)が含まれるか否かを判断するステップ2と、
特殊洗濯タイプがある場合、ステップ1で得られたソートに基づいて、割合ランキングの上位の2つを占める特殊洗濯タイプをスクリーニングする必要があり、同じ割合のタイプが複数ある場合、ランダムに2種類の特殊洗濯プログラムをスクリーニングするステップ3と、
各種類の特殊洗濯タイプで1つの使用回数の最も多い洗濯プログラムを選択し、同じ回数のプログラムが複数ある場合、ランダムに各種類の特殊洗濯タイプのために1つの洗濯プログラムを選択するステップ4と、
2つの特殊タイプの洗濯プログラムをスクリーニングすると、通常の洗濯プログラムから使用回数の割合の最も高い1つの洗濯プログラムをスクリーニングし、3つを集め揃えるステップ5と、
特殊洗濯タイプが1つしかない場合、ノーマルウォッシュタイプの洗濯プログラムから使用回数の割合に応じて上位の2つをスクリーニングし、3つの洗濯プログラムを集め揃えるステップ6と、
特殊タイプの洗濯プログラムがない場合、ノーマルウォッシュタイプの洗濯プログラムから使用回数の割合に応じて上位の3つをスクリーニングするステップ7と、
上記ルールに従って統計された洗濯プログラムが3つより少ない場合、スクリーニングされた洗濯プログラムを全て押し出すステップ8と、
いずれの洗濯プログラムがない場合、空配列に戻るステップ9と、
分類リストにないユーザの洗濯プログラムがある場合(例えば、単一の脱水プログラム)、破棄するステップ10とを含む。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0062
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0062】
選択可能には、同時に当該インタフェースに使用回数の最も多いクイックウォッシュに関連する以下の2種類の内容を表示することができる。
一、クイックウォッシュに関連するピクチャ、文字であって、例えば、洗剤は泡が多く、すすぎが不十分であるというクイックウォッシュに発生する可能性のある問題、及び低泡の設計、すすぎやすい等のクイックウォッシュに適した洗剤の利点をピクチャに合わせて表示することができる。
二、クイックウォッシュプログラムに適した洗剤リンクであって、ユーザがリンクをクリックすると、購入インタフェースにジャンプして当該洗剤を購入することができ、当該リンクに推薦される洗剤の利点を表示し、例えば、低泡で、すすぎやすい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0073
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0073】
選択可能には、前記アカウント情報における様々なタイプの洗濯プログラムにそれぞれ対応する使用回数を取得する前記ステップの前に、
当該アカウント情報に対応する全ての洗濯プログラムを取得するステップ4021と、
洗濯プログラムに適した洗剤に基づいて、同じタイプの洗剤に適した洗濯プログラムを同じタイプの洗濯プログラムに分け、様々なタイプの洗濯プログラムを得るステップ4022とを含んでもよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0074】
具体的には、アカウント情報の検証に成功した後、当該アカウント情報に対応する使用済みの全ての洗濯プログラムを取得することができ、選択可能には、所定時間内、例えば1ヶ月内の全ての使用済みの洗濯プログラムを取得することができる。当該全ての洗濯プログラムに適した洗剤タイプに応じて、同じタイプの洗剤に適した洗濯プログラムを1つのグループに分け、同じ種類の洗濯プログラムとし、例えば、シャツウォッシュ及びスーツウォッシュの洗濯プログラムをビジネスウォッシュタイプに分けることができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0084
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0084】
具体的には、端末機器はユーザが提供した洗剤の識別情報を受信した後、当該識別情報に基づいて当該洗剤の基本情報を決定し、当該基本情報は洗剤の成分情報及び使用方法や使用量情報等を含んでもよく、当該洗剤の基本情報に基づいて当該洗剤が適した洗濯プログラムタイプを決定し、例えば当該洗剤はビジネス系タイプの洗濯プログラムに適し、当該タイプの洗濯プログラムに対応する複数の洗濯プログラムからユーザの使用回数の最も多い1種類又は複数種類の洗濯プログラムを選定して洗濯プログラムのリストを形成してユーザにプッシュすることができ、当該リストを通じて、ユーザは現在使用している洗剤の適切な洗濯プログラムを知ることができ、正しい洗濯プログラムで洗剤を使用することができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0103
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0103】
メモリは高速RAM(random access memory)メモリを含んでもよく、少なくとも1つのディスクメモリ等の不揮発性メモリNVM(non-volatile memory)をさらに含んでもよい。
【国際調査報告】