IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司の特許一覧

特表2023-515788撮影方法、装置、電子機器および記憶媒体
<>
  • 特表-撮影方法、装置、電子機器および記憶媒体 図1
  • 特表-撮影方法、装置、電子機器および記憶媒体 図2
  • 特表-撮影方法、装置、電子機器および記憶媒体 図3
  • 特表-撮影方法、装置、電子機器および記憶媒体 図4
  • 特表-撮影方法、装置、電子機器および記憶媒体 図5
  • 特表-撮影方法、装置、電子機器および記憶媒体 図6
  • 特表-撮影方法、装置、電子機器および記憶媒体 図7
  • 特表-撮影方法、装置、電子機器および記憶媒体 図8
  • 特表-撮影方法、装置、電子機器および記憶媒体 図9
  • 特表-撮影方法、装置、電子機器および記憶媒体 図10
  • 特表-撮影方法、装置、電子機器および記憶媒体 図11
  • 特表-撮影方法、装置、電子機器および記憶媒体 図12
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-04-14
(54)【発明の名称】撮影方法、装置、電子機器および記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04N 23/63 20230101AFI20230407BHJP
   G06F 3/0488 20220101ALI20230407BHJP
   G06F 3/04842 20220101ALI20230407BHJP
   G03B 15/00 20210101ALI20230407BHJP
【FI】
H04N23/63 110
G06F3/0488
G06F3/04842
H04N23/63 300
G03B15/00 G
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022549157
(86)(22)【出願日】2021-09-24
(85)【翻訳文提出日】2022-08-15
(86)【国際出願番号】 CN2021120367
(87)【国際公開番号】W WO2022068698
(87)【国際公開日】2022-04-07
(31)【優先権主張番号】202011063435.2
(32)【優先日】2020-09-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
2.SMALLTALK
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】王星懿
(72)【発明者】
【氏名】於宙
【テーマコード(参考)】
5C122
5E555
【Fターム(参考)】
5C122DA09
5C122EA42
5C122FH22
5C122FK28
5C122FK37
5C122FK40
5C122FK42
5C122FL03
5C122FL08
5C122HA65
5C122HB01
5C122HB05
5E555AA04
5E555AA76
5E555BA04
5E555BA05
5E555BA06
5E555BA18
5E555BB04
5E555BB05
5E555BB06
5E555BC04
5E555BC08
5E555BC17
5E555CA12
5E555CA42
5E555CB14
5E555CB16
5E555CB34
5E555CB45
5E555CB57
5E555CC05
5E555DB03
5E555DB18
5E555DB54
5E555DC05
5E555DC14
5E555DD06
5E555EA05
5E555EA07
5E555EA09
5E555FA00
(57)【要約】
本明細書は、撮影方法、装置、電子機器および記憶媒体を開示する。この撮影方法は、現在表示ページを表示して、現在表示ページのコントロール領域に、メイン撮影コントロールと、撮影特殊効果を推薦するための少なくとも2つの特殊効果コントロールとを表示し、現在表示ページのメイン表示領域に作用するターゲットスライド動作を受信した場合、前記ターゲットスライド動作の終了が検出されたときに、ターゲットコントロールを決定するために、コントロール領域に表示されている各コントロールを前記ターゲットスライド動作のスライド方向に沿って移動させるように制御し、ターゲットコントロールが特殊効果コントロールである場合、撮影ページを表示して撮影ページでターゲットコントロールに対応するターゲット撮影特殊効果のプレビュー効果を表示し、トリガ位置に作用する第1のトリガ動作が検出されたときに、ターゲット撮影特殊効果を採用して撮影し、ターゲットコントロールがメイン撮影コントロールである場合、撮影ページを表示し、トリガ位置に作用する第2のトリガ動作が検出されたときに撮影を行う。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
現在表示ページを表示して、前記現在表示ページのコントロール領域に、メイン撮影コントロールと、撮影特殊効果を推薦するための少なくとも2つの特殊効果コントロールとを表示し、
前記現在表示ページのメイン表示領域に作用するターゲットスライド動作を受信した場合、前記ターゲットスライド動作の終了が検出されたときに、前記ターゲットスライド動作の終了のときの前記コントロール領域におけるトリガ位置に位置するコントロールであるターゲットコントロールを決定するために、前記コントロール領域に表示されている各コントロールを前記ターゲットスライド動作のスライド方向に沿って移動させるように制御し、
前記ターゲットコントロールが前記特殊効果コントロールである場合、撮影ページを表示して前記撮影ページで前記ターゲットコントロールに対応するターゲット撮影特殊効果のプレビュー効果を表示し、前記トリガ位置に作用する第1のトリガ動作が検出されたときに、前記ターゲット撮影特殊効果を採用して撮影し、
前記ターゲットコントロールが前記メイン撮影コントロールである場合、撮影ページを表示し、前記トリガ位置に作用する第2のトリガ動作が検出されたときに撮影を行う、ことを含む、
撮影方法。
【請求項2】
前記コントロール領域に、一括変更コントロールがさらに表示され、
前記ターゲットコントロールが前記一括変更コントロールである場合、前記一括変更コントロールに作用する第3のトリガ動作が検出されたときに、前記コントロール領域に表示されている特殊効果コントロールを変更することをさらに含む、
請求項1に記載の撮影方法。
【請求項3】
前記コントロール領域に表示されている特殊効果コントロールを変更した後に、
前記メイン撮影コントロールを前記トリガ位置に調整するために、前記コントロール領域に表示されているコントロールの位置を調整することをさらに含む、
請求項2に記載の撮影方法。
【請求項4】
前記コントロール領域に、より多くの特殊効果コントロールがさらに表示され、
前記ターゲットコントロールが前記より多くの特殊効果コントロールである場合、前記より多くの特殊効果コントロールに作用する第4のトリガ動作が検出されたときに、ユーザによる撮影特殊効果の選択のための特殊効果ウィンドウを表示することをさらに含む、
請求項1に記載の撮影方法。
【請求項5】
前記コントロール領域に、ページを表示するための少なくとも2つのページコントロールがさらに表示され、
前記ターゲットコントロールが前記ページコントロールである場合、前記ターゲットコントロールに対応するターゲット表示ページを表示することをさらに含む、
請求項1に記載の撮影方法。
【請求項6】
プリセット推薦パラメータに応じて推薦撮影特殊効果を決定することをさらに含み、
前記プリセット推薦パラメータは、現在オンされている電子機器のカメラの類型情報およびユーザの性別情報のうちの少なくとも1つを含む、
請求項1から5のいずれか1項に記載の撮影方法。
【請求項7】
前記現在表示ページが撮影ページであり、
前記現在表示ページを表示して、前記現在表示ページのコントロール領域に、メイン撮影コントロールと、撮影特殊効果を推薦するための少なくとも2つの特殊効果コントロールとを表示することの後に、
今回の撮影ページの表示が初めての撮影ページの表示である場合、前記撮影ページのメイン表示領域における前記ターゲットスライド動作をユーザに促すために、前記撮影ページでスライド促し情報を表示することと、
今回の撮影ページの表示が第n回の撮影ページの表示である場合、カメラの切り替えによる前記コントロール領域における特殊効果コントロールの切り替えをユーザに促すために、前記撮影ページでカメラ切り替え促し情報を表示することと、の少なくとも1つをさらに含み、
nが正の整数であり、n≧2である、
請求項6に記載の撮影方法。
【請求項8】
現在表示ページを表示して、前記現在表示ページのコントロール領域に、メイン撮影コントロールと、撮影特殊効果を推薦するための少なくとも2つの特殊効果コントロールとを表示するように構成されるページ表示モジュールと、
前記現在表示ページのメイン表示領域に作用するターゲットスライド動作を受信した場合、前記ターゲットスライド動作の終了が検出されたときに、前記ターゲットスライド動作の終了のときの前記コントロール領域におけるトリガ位置に位置するコントロールであるターゲットコントロールを決定するために、前記コントロール領域に表示されている各コントロールを前記ターゲットスライド動作のスライド方向に沿って移動させるように制御するように構成されるコントロール移動モジュールと、
前記ターゲットコントロールが前記特殊効果コントロールである場合、撮影ページを表示して前記撮影ページで前記ターゲットコントロールに対応するターゲット撮影特殊効果のプレビュー効果を表示し、前記トリガ位置に作用する第1のトリガ動作が検出されたときに、前記ターゲット撮影特殊効果を採用して撮影するように構成される第1の撮影モジュールと、
前記ターゲットコントロールが前記メイン撮影コントロールである場合、撮影ページを表示し、前記トリガ位置に作用する第2のトリガ動作が検出されたときに撮影を行うように構成される第2の撮影モジュールと、を備える、
撮影装置。
【請求項9】
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのプログラムを記憶するように構成されるメモリと、を備え、
前記少なくとも1つのプログラムが前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに請求項1から7のいずれか1項に記載の撮影方法を実現する、
電子機器。
【請求項10】
コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、請求項1から7のいずれか1項に記載の撮影方法を実現する、
コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2020年09月30日に中国国家知的財産権局に提出された出願番号が202011063435.2である中国特許出願に対して優先権を主張するものであり、この出願の全ての内容を引用により本願に援用する。
【0002】
本開示は、コンピュータ技術分野に関し、例えば、撮影方法、装置、電子機器および記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
電子技術の発展とモバイルインテリジェント端末の撮影性能の向上に伴い、ますます多くのユーザは、モバイルインテリジェント端末にインストールされた撮影機能付きのアプリケーションを使用して撮影する。
【0004】
インテリジェント端末のカメラによって収集される撮影画面の画質および視覚効果を向上させるために、通常、ユーザは、撮影画面に撮影特殊効果を添加する。撮影機能付きのアプリケーションについては、撮影特殊効果を添加する際に、撮影ページにおける機能ボタンをタップして特殊効果選択パネルを展開させ、特殊効果選択パネルで使用したい撮影特殊効果の特殊効果アイコンをタップする必要があり、撮影画面における撮影特殊効果の切り替えを実現する。
【0005】
しかしながら、相関技術における撮影特殊効果添加方式では、特殊効果の切り替えを実現可能にするために、ユーザの複数回のタップ動作が必要であり、動作コストが比較的に高い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示は、撮影特殊効果の切り替えの際の動作コストを低減させるための撮影方法、装置、電子機器および記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、
現在表示ページを表示して、前記現在表示ページのコントロール領域に、メイン撮影コントロールと、撮影特殊効果を推薦するための少なくとも2つの特殊効果コントロールとを表示することと、
前記現在表示ページのメイン表示領域に作用するターゲットスライド動作を受信した場合、前記ターゲットスライド動作の終了が検出されたときに、前記ターゲットスライド動作の終了のときの前記コントロール領域におけるトリガ位置に位置するコントロールであるターゲットコントロールを決定するために、前記コントロール領域に表示されている各コントロールを前記ターゲットスライド動作のスライド方向に沿って移動させるように制御することと、
前記ターゲットコントロールが特殊効果コントロールである場合、撮影ページを表示して前記撮影ページで前記ターゲットコントロールに対応するターゲット撮影特殊効果のプレビュー効果を表示し、前記トリガ位置に作用する第1のトリガ動作が検出されたときに、前記ターゲット撮影特殊効果を採用して撮影することと、
前記ターゲットコントロールがメイン撮影コントロールである場合、撮影ページを表示し、前記トリガ位置に作用する第2のトリガ動作が検出されたときに撮影を行うことと、を含む、
撮影方法を提供する。
【0008】
本開示は、
現在表示ページを表示して、前記現在表示ページのコントロール領域に、メイン撮影コントロールと、撮影特殊効果を推薦するための少なくとも2つの特殊効果コントロールとを表示するように構成されるページ表示モジュールと、
現在表示ページのメイン表示領域に作用するターゲットスライド動作を受信した場合、前記ターゲットスライド動作の終了が検出されたときに、前記ターゲットスライド動作の終了のときの前記コントロール領域におけるトリガ位置に位置するコントロールであるターゲットコントロールを決定するために、前記コントロール領域に表示されている各コントロールを前記ターゲットスライド動作のスライド方向に沿って移動させるように制御するように構成されるコントロール移動モジュールと、
前記ターゲットコントロールが特殊効果コントロールである場合、撮影ページを表示して前記撮影ページで前記ターゲットコントロールに対応するターゲット撮影特殊効果のプレビュー効果を表示し、前記トリガ位置に作用する第1のトリガ動作が検出されたときに、前記ターゲット撮影特殊効果を採用して撮影するように構成される第1の撮影モジュールと、
前記ターゲットコントロールがメイン撮影コントロールである場合、撮影ページを表示し、前記トリガ位置に作用する第2のトリガ動作が検出されたときに撮影を行うように構成される第2の撮影モジュールと、を備える、
撮影装置をさらに提供する。
【0009】
本開示は、
1つまたは複数のプロセッサと、
1つまたは複数のプログラムを記憶するように構成されるメモリと、を備え、
前記1つまたは複数のプログラムが前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサに上記の撮影方法を実現する、
電子機器をさらに提供する。
【0010】
本開示は、
コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体であって、
該プログラムがプロセッサによって上記の撮影方法を実行することに用いられる、
コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本開示の実施例に係る撮影方法のフローチャートである。
図2】本開示の実施例に係る撮影ページの模式図である。
図3】本開示の実施例に係るカメラ切り替えの促し情報の模式図である。
図4】本開示の実施例に係る道具切り替え促し情報の模式図である。
図5】本開示の実施例に係る別の道具切り替え促し情報の模式図である。
図6】本開示の実施例に係る別の撮影ページの模式図である。
図7】本開示の実施例に係る別の撮影方法のフローチャートである。
図8】本開示の実施例に係るスライド促し情報の模式図である。
図9】本開示の実施例に係る別の撮影ページの模式図である。
図10】本開示の実施例に係る特殊効果ウィンドウの模式図である。
図11】本開示の実施例に係る撮影装置の構造ブロック図である。
図12】本開示の実施例に係る電子機器の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照しながら本開示の実施例について説明する。図面に本開示のいくつかの実施例が示されるが、本開示は、様々な形式で実現でき、ここで記述される実施例に限定されるものと解釈されるべきではなく、これらの実施例の提供は、より徹底的および全面的に本開示を理解するためである。
【0013】
本開示の方法の実施形態に記載されている複数のステップは、異なる順序で実行されてもよく、および/または並行に実行されてもよい。また、方法の実施形態は、追加のステップおよび/または実行が省略されて示されたステップを含んでもよい。本開示の範囲は、この点に限定されない。
【0014】
本明細書で使用される「含む」という用語およびその変形は、開放的な包含であり、即ち、「含むが、これに限定されない」。「基づく」という用語は、「少なくとも部分的に基づく」という意味である。「1つの実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を表す。「別の実施例」という用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を表す。「いくつかの実施例」という用語は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。他の用語の関連定義は、以下の記述で与える。
【0015】
本開示に言及される「第1」、「第2」などの概念は、異なる装置、モジュールまたはユニットを区分するためのものに過ぎず、これらの装置、モジュールまたはユニットが実行する機能の順序または相互依存関係を限定するためのものではない。
【0016】
本開示に言及される「1つ」、「複数」という修飾は、模式的なものであり、限定的なものではなく、本明細書で特に明記されていない限り、「1つまたは複数」と理解すべきである。
【0017】
本開示の実施形態における複数の装置間でインタラクションされるメッセージまたは情報の名称は、説明するためのものに過ぎず、これらのメッセージまたは情報の範囲を限定するためのものではない。
【0018】
図1は本開示の実施例に係る撮影方法のフローチャートである。この方法は撮影装置によって実行されることができ、この装置は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアによって実現されることができ、電子機器に配置されることができ、例えば、この装置は、スマートフォンまたはタブレットに配置されることができる。好ましく、本開示の実施例に係る撮影方法は、撮影を行うときに撮影ページに添加される撮影特殊効果を切り替えする場面に適用される。図1に示すように、本実施例に係る撮影方法はS101~S104を含む。
【0019】
S101において、現在表示ページを表示して、前記現在表示ページのコントロール領域に、メイン撮影コントロールと、撮影特殊効果を推薦するための少なくとも2つの特殊効果コントロールとを表示する。
【0020】
現在表示ページは、撮影機能を備えるアプリケーションの撮影ページであってもいいし、または撮影ページから1回または複数回のスライド動作で他のページに切り替えてもよく、例えば、電子機器のローカルに記憶されている写真を表示するためのローカルアルバムページ、アプリケーションのステッカーテンプレートを表示するための同じように撮影するページおよび/または電子機器のローカルのアルバムを表示するためのマイアルバムページなどであってもよい。メイン撮影コントロールは、特殊効果なしモードで撮影するためのコントロールとして理解してもよく、即ち、メイン撮影コントロールがコントロール領域のトリガ位置に位置することが検出された、またはユーザがメイン撮影コントロールをタップまたは長押しすることが検出されたと、電子機器は撮影ページに撮影特殊効果を添加しない。撮影特殊効果は、アニメーションまたはステッカーなど、カメラが収集した画面に添加できる動的な道具または静的な道具として理解してもよい。ターゲット推薦撮影特殊効果は、ターゲットコントロールに対応する推薦撮影特殊効果として理解してもよい。特殊効果コントロールは、アプリケーションに設定される対応する撮影特殊効果を添加するためのコントロールであり、1の特殊効果コントロールがコントロール領域のトリガ位置に位置することが検出された、またはユーザが1の特殊効果コントロールをタップまたは長押しすることが検出されたと、電子機器は撮影ページにこの特殊効果コントロールに対応する撮影特殊効果を添加する。メイン撮影コントロールは、少なくとも2つの特殊効果コントロールとは、横方向コントロール行列または縦方向コントロール行列を構成してもよく、以下、メイン撮影コントロールと少なくとも2つの特殊効果コントロールが横方向コントロール行列を構成することを例として説明する。
【0021】
例示的に、図2に示すように(図2では、現在表示ページが撮影ページであることを例とする)、現在表示ページは、この表示ページが表示するべき主な表示内容(例えば、カメラに撮影された画面、ステッカーテンプレート、ローカルに記憶された写真またはアルバムなど)を表示するためのメイン表示領域31と、コントロールを表示するためのコントロール領域32と、を含むことができる。コントロール領域32に、メイン撮影コントロール321と少なくとも2つの特殊効果コントロール322が表示されていることができる。1つの実施形態では、図3に示すように、カメラの類型情報が異なる場合、アプリケーションがユーザに異なる撮影特殊効果を推薦できる機能をユーザが理解するために、撮影ページを一定の回数表示した後に撮影ページを再び表示するとき、撮影ページでユーザにカメラ切り替え促し情報311を展示してもよい。例えば、前記現在表示ページが撮影ページであり、前記現在表示ページを表示して、前記現在表示ページのコントロール領域に、メイン撮影コントロールと、撮影特殊効果を推薦するための少なくとも2つの特殊効果コントロールと、ページを表示するための少なくとも2つのページコントロールとを表示することの後に、今回の撮影ページの表示が第n回の撮影ページの表示であれば、カメラの切り替えによる前記コントロール領域における撮影特殊効果コントロールの切り替えをユーザに促すために、前記撮影ページでカメラ切り替え促し情報311を表示することがさらに含まれ、nが正の整数であり、n≧2。nは必要に応じて設定されることができ、例えば、nを5または10などに設定でき、それに対して、撮影ページを5回目に表示するまたは撮影ページを10回目に表示するときに、撮影ページでユーザにカメラ切り替え促し情報311を展示することができ、ユーザがカメラを切り替えたことが検出されてから横方向コントロール行列における特殊効果コントロールを変更するときに、トリガ位置に位置する現在コントロールを変更するまたは変更しないことができる。
【0022】
電子機器は、アプリケーションを起動させる動作またはターゲットスライド動作によってページを切り替える動作が検出されたと、現在表示ページを表示し、例えば、電子機器は、アプリケーションを起動させる動作が検出されたときに、アプリケーションの撮影ページを表示し、またはターゲットスライド動作によってページを切り替える動作が検出されたときに、このターゲットスライド動作に対応するターゲット表示ページを表示する。
【0023】
上記実施形態では、カメラを切り替えた後に、撮影ページで道具切り替え促し情報を表示することもでき、この道具切り替え促し情報によって推薦する道具の更新をユーザに促す。前面カメラから背面カメラに切り替えられたおよび背面カメラから前面カメラに切り替えられたときに、電子機器は、同じ内容の道具切り替え促し情報を表示してもよく、異なる内容の道具切り替え促し情報を表示してもよい。例えば、図4に示すように、前面カメラから背面カメラに切り替えられたときに、電子機器は道具切り替え促し情報で背面カメラに切り替えられた後に推薦する撮影特殊効果に関する内容を表示することができ、例えば「人気特殊効果を推薦した」を表示し、図5の示すように、背面カメラから前面カメラに切り替えられたときに、電子機器は道具切り替え促し情報で前面カメラに切り替えられた後に推薦する撮影特殊効果に関する内容を表示することができ、例えば「自分撮り特殊効果を推薦した」を表示する。
【0024】
S102において、現在表示ページのメイン表示領域に作用するターゲットスライド動作を受信した場合、前記ターゲットスライド動作の終了が検出されたときに、前記ターゲットスライド動作の終了のときの前記コントロール領域におけるトリガ位置に位置するコントロールであるターゲットコントロールを決定するために、前記コントロール領域に表示されている各コントロールを前記ターゲットスライド動作のスライド方向に沿って移動させるように制御し、S103またはS104を実行する。
【0025】
トリガ位置は、コントロール領域におけるユーザのトリガ動作を応答するための子領域であってもよく、このトリガ位置の位置座標は事前に設定することができ、例えば、コントロール領域の左側、右側または中間に位置する子領域であってもよく、図2に示すように、トリガ位置はコントロール領域32の中間に位置する円形の子領域324であってもよい。現在コントロールは、ターゲットスライド動作を受信した場合にコントロール領域のトリガ位置に位置するコントロールとして理解でき、即ち、本ステップを実行する前にコントロール領域のトリガ位置に位置するコントロールである。ターゲットコントロールは、横方向コントロール行列で現在コントロールに隣接し、かつターゲットスライド動作のスライド方向に対応するコントロールであり、例えば、ターゲットスライド動作が右へスライドするスライド動作である場合、ターゲットコントロールは横方向コントロール行列で現在コントロールの左側に位置してかつ現在コントロールに隣接するコントロールであってもよく、ターゲットスライド動作が左へスライドするスライド動作である場合、ターゲットコントロールは横方向コントロール行列で現在コントロールの右側に位置してかつ現在コントロールに隣接するコントロールであってもよい。
【0026】
ターゲットスライド動作は、スライド類型が設定スライド類型であるスライド動作として理解でき、この設定スライド類型は、横方向スライド(即ち、電子機器のスクリーンで左または右にスライドする)、縦方向スライド(即ち、電子機器のスクリーンで上または下にスライドする)、または横方向スライド方向との夾角が設定角度範囲内にある斜め方向スライドなどであってもよく、以下、ターゲットスライド動作が横方向スライド動作であることを例として説明する。
【0027】
ユーザが撮影ページで添加する撮影特殊効果をプレビューしたいまたは撮影ページでプレビューする撮影特殊効果を変更したいときに、撮影ページのメイン表示領域で横方向スライドすることができ、それに対して、電子機器は、ユーザの横方向スライド動作が検出されたと、現在表示ページのメイン表示領域内に作用するターゲットスライド動作を決定し、ターゲットスライド動作が終了するまで、ターゲットスライド動作のスライド方向に沿って同期的に移動させるように横方向コントロール行列における各コントロールを制御し、ターゲットスライド動作が終了するときにコントロール領域のトリガ位置に位置するコントロールをターゲットコントロールとして決定する。
【0028】
横方向コントロール行列における複数のコントロールを同期的に移動させるように制御するときに、例示的に、ターゲットスライド動作が右へスライドするスライド動作である場合、横方向コントロール行列における複数のコントロールを同期的に右へ移動させるように制御でき、ターゲットスライド動作が左へスライドするスライド動作である場合、横方向コントロール行列における複数のコントロールを同期的に左へ移動させるように制御できる。横方向コントロール行列における複数のコントロールを同期的に移動させるように制御するときに、複数のコントロールの移動速度は、プリセット一定速度であってもよく、ターゲットスライド動作のスライド速度および/またはスライド距離に応じて決定される速度であってもよく、本実施例はコントロールの移動速度を限定しない。
【0029】
ユーザのスライド動作の利便性を向上させるために、ユーザが現在表示ページのメイン表示領域で行うスライド動作と電子機器スクリーンの横方向境界線との夾角はプリセット角度(例えば、10°または15°などである)の内にあるとき、電子機器はユーザのスライド動作が横方向スライド動作であることを決定できる。ターゲットスライド動作のスライド距離が短すぎる場合、例えば、ターゲットスライド動作のスライド距離がプリセット距離閾値より小さいとき、あるいはターゲットスライド動作のスライドが終了することが検出されたとき、例えばターゲットスライド動作に対応するタッチスポットが消えることが検出されたとき、誤ったトリガの発生を減少するために、横方向コントロール行列における各コントロールを移動する前の元の位置に復元し、即ち、各コントロールを今回の移動の前の元の位置に戻すことができる。
【0030】
本実施例では、横方向コントロール行列に含まれる推薦撮影特殊効果の特殊効果コントロールの数は、必要に応じて設定されることができ、例えば、10、20または30などに設定される。この推薦撮影特殊効果は、ユーザに推薦する動画の動画特殊効果として理解でき、プリセット推薦パラメータに応じて決定されることができ、このプリセット推薦パラメータは、ユーザの性別、ユーザが使用するカメラ、ユーザまたは他のユーザが各撮影特殊効果への評価および使用回数のうちの少なくとも1つを含み、決定される推薦撮影特殊効果がユーザの使用意図をより良く満足するために、例えば、このプリセット推薦パラメータは、ユーザの性別およびユーザが使用するカメラを含むことができる。本実施例に係る撮影特殊効果の切り替え方法は、プリセット推薦パラメータに応じて推薦撮影特殊効果を決定することを含んでもよく、前記プリセット推薦パラメータは、現在オンされている電子機器のカメラの類型情報および/またはユーザの性別情報を含む。現在オンされている電子機器のカメラの類型情報は前面カメラまたは背面カメラであってもよく、ユーザの性別情報は、男性または女性であってもよい。
【0031】
例示的に、電子機器は、撮影ページに切り替えられるたびに、あるいはカメラの切り替えまたはユーザの性別の変化が検出されたときに、現時点オンされているカメラの類型情報およびユーザの性別情報を取得し、設定数のこの類型情報およびこの性別情報に一致する撮影特殊効果を選んで推薦撮影特殊効果とすることができ、例えば、事前にアプリケーションに設定された複数の撮影特殊効果を、前面カメラかつ女性である場面に適用される撮影特殊効果と、前面カメラかつ男性である場面に適用される撮影特殊効果と、背面カメラかつ女性である場面に適用される撮影特殊効果と、背面カメラかつ男性である場面に適用される撮影特殊効果との4つの特殊効果グループに区分し、現時点オンされているカメラの類型情報およびユーザの性別情報に一致する特殊効果グループから設定数の撮影特殊効果を選んで推薦撮影特殊効果とする。
【0032】
ユーザの性別は、カメラに収集された撮影画面に対して顔認識することによって得ることができ、カメラに収集された撮影画面に複数の顔が存在する場合、撮影画面における顔の面積が最も大きい顔をユーザの顔として決定して、その性別を認識し、または顔の数が最も多い性別をユーザの性別として決定することができ、カメラに収集された撮影画面に顔が存在しない場合、歴史性別認識結果に基づいてユーザの性別を決定することができ、歴史性別認識結果が存在しない(即ち、ユーザ初めてアプリケーションを使用する)場合、ユーザの性別をプリセットデフォルト性別(例えば、男性または女性)に決定する。
【0033】
本実施例では、図6に示すように、ユーザの動作を容易するために、ターゲットコントロールがメイン撮影コントロールではない場合、ターゲットコントロールをコントロール領域のトリガ位置に移動した後に、ターゲットコントロールの設定位置に閉じるコントロール325を表示することもでき、ユーザがこの閉じるコントロール325をタップすることが検出されたと、メイン撮影コントロールをコントロール領域のトリガ位置に移動するまで、横方向コントロール行列における各コントロールを同期的に移動する。
【0034】
S103において、前記ターゲットコントロールが特殊効果コントロールである場合、撮影ページを表示して前記撮影ページで前記ターゲットコントロールに対応するターゲット撮影特殊効果のプレビュー効果を表示し、前記トリガ位置に作用する第1のトリガ動作が検出されたときに、前記ターゲット撮影特殊効果を採用して撮影し、動作を終了する。
【0035】
ターゲットコントロールが特殊効果コントロールである場合、現在コントロールがメイン撮影コントロールである場合、即ち、撮影ページには任意の撮影特殊効果が添加されていないと、ターゲットコントロールに対応するターゲット推薦撮影特殊効果を撮影ページに添加することができ、現在コントロールが特殊効果コントロールである場合、撮影ページに添加されている元の推薦撮影特殊効果を除去して、ターゲットコントロールに対応するターゲット推薦撮影特殊効果を撮影ページに添加することができる。ターゲットコントロールがメイン撮影コントロールである場合、撮影ページに添加されている元の推薦撮影特殊効果を除去でき、現在コントロールが特殊効果コントロールである場合、ターゲットコントロールに対応するターゲット推薦撮影特殊効果を撮影ページに添加するために、撮影ページに添加されている元の推薦撮影特殊効果を除去する。
【0036】
S104において、前記ターゲットコントロールがメイン撮影コントロールである場合、撮影ページを表示し、前記トリガ位置に作用する第2のトリガ動作が検出されたときに撮影を行う。
【0037】
前記ターゲットコントロールがメイン撮影コントロールである場合、撮影ページを表示させるように現在インターフェースを制御することができ、そしてトリガ動作を検出し続けることができ、前記トリガ位置に作用する第2のトリガ動作が検出されたと、相関領域内の画面を撮影する。
【0038】
本実施例に係る撮影方法は、現在表示ページを表示して、現在表示ページのコントロール領域に、メイン撮影コントロールと、撮影特殊効果を推薦するための少なくとも2つの特殊効果コントロールとを表示し、現在表示ページのメイン表示領域に作用するターゲットスライド動作を受信した場合、控制コントロール領域に表示されている各コントロールをターゲットスライド動作のスライド方向に沿って移動させるように制御し、そしてターゲットスライド動作の終了が検出されたときに、コントロール領域のトリガ位置に位置するコントロールをターゲットコントロールとして決定し、このターゲットコントロールが特殊効果コントロールである場合、撮影ページを表示して前記撮影ページで前記ターゲットコントロールに対応するターゲット撮影特殊効果のプレビュー効果を表示し、前記トリガ位置に作用する第1のトリガ動作が検出されたときに、前記ターゲット撮影特殊効果を採用して撮影し、前記ターゲットコントロールがメイン撮影コントロールである場合、撮影ページを表示し、前記トリガ位置に作用する第2のトリガ動作が検出されたときに撮影を行う。この方法を利用すると、ユーザが撮影ページのメイン表示領域でスライドするだけで撮影ページでプレビューされる撮影特殊効果を切り替え、この撮影特殊効果を採用して撮影することができ、複数回のタップ動作をする必要がなく、撮影特殊効果の切り替えのときに所要の動作を簡素化でき、特殊効果の切り替えのときの利便性を向上させる。
【0039】
図7は本開示の実施例に係る別の撮影方法のフローチャートであり、本実施例の態様は上記実施例の1つまたは複数の選択可能な態様と組み合わせることができる。
【0040】
本実施例では、好ましくは、前記コントロール領域に、一括変更コントロールがさらに表示され、前記方法は、前記ターゲットコントロールが一括変更コントロールである場合、前記一括変更コントロールに作用する第3のトリガ動作が検出されたときに、前記コントロール領域に表示されている特殊効果コントロールを変更することをさらに含む。
【0041】
好ましくは、前記コントロール領域に表示されている特殊効果コントロールを変更した後に、前記メイン撮影コントロールを前記トリガ位置に調整するために、前記コントロール領域に表示されているコントロールの位置を調整することをさらに含む。
【0042】
好ましくは、前記コントロール領域に、より多くの特殊効果コントロールがさらに表示され、前記方法は、前記ターゲットコントロールがより多くの特殊効果コントロールである場合、前記より多くの特殊効果コントロールに作用する第4のトリガ動作が検出されたときに、ユーザによる撮影特殊効果の選択のための特殊効果ウィンドウを表示することをさらに含む。
【0043】
好ましくは、前記コントロール領域に、ページを表示するための少なくとも2つのページコントロールがさらに表示され、前記方法は、前記ターゲットコントロールがページコントロールである場合、前記ターゲットコントロールに対応するターゲット表示ページを表示することをさらに含む。
【0044】
それに対して、図7に示すように、本実施例に係る撮影方法はS201~S208を含むことができる。
【0045】
S201において、現在表示ページを表示して、前記現在表示ページのコントロール領域に、メイン撮影コントロールと、撮影特殊効果を推薦するための少なくとも2つの特殊効果コントロールと、一括変更コントロールと、より多くの特殊効果コントロールと、少なくとも2つのページコントロールとを表示する。
【0046】
少なくとも2つのページコントロールは、現在表示ページをアプリケーションの対応する表示ページに切り替えるように電子機器を指示するためのコントロールであって、現在表示ページをローカルアルバムページに切り替えるように電子機器を指示するためのアルバムコントロール、現在表示ページを同じように撮影するページに切り替えるように電子機器を指示するための同じように撮影するコントロール、現在表示ページをマイアルバムページに切り替えるように電子機器を指示するためのアルバムコントロールなどであり、1のページコントロールがコントロール領域のトリガ位置に位置することが検出された、またはユーザが1のページコントロールをタップすることが検出されたと、電子機器は現在表示ページをこのページコントロールに対応する表示ページに切り替える。
【0047】
区別と切り替えを容易にするために、特殊効果コントロールとページコントロールとはメイン撮影コントロールの対応する両側に位置することができ、例えば、特殊効果コントロールがメイン撮影コントロールの上方(または下方)に位置でき、ページコントロールがメイン撮影コントロールの下方(または上方)に位置でき、それに対して、ターゲットスライド動作が縦方向スライド動作であってもよく、または、特殊効果コントロールがメイン撮影コントロールの右側(または左側)に位置でき、ページコントロールがメイン撮影コントロールの左側(または右側)に位置でき、それに対して、ターゲットスライド動作が横方向スライド動作であってもよい。図2に示すように、以下、ページコントロール323がメイン撮影コントロール321の左側に位置して特殊効果コントロール322がメイン撮影コントロール321の右側に位置することを例として説明し、ページコントロール323と、メイン撮影コントロール321と、特殊効果コントロール322とは横方向コントロール行列を構成する。この横方向コントロール行列にはアプリケーションがコントロール領域32に設けた全部のコントロールが含まれ、横方向コントロール行列に含まれるコントロールの数が比較的に多い場合、横方向コントロール行列における部分のコントロールは電子機器スクリーンの表示範囲外に位置することができる。
【0048】
1つの実施形態では、ユーザが、アプリケーションプログラムがスライドによって特殊効果の切り替えおよび/またはページの切り替えなどの機能の切り替えを実行することを理解しやすくするために、図8に示すように、ユーザが初めて撮影ページを入るとき、メイン表示領域でスライド促し情報312を表示することができ、ユーザが切り替える必要があるときにターゲットスライド動作によって特殊効果の切り替えまたはページの切り替えを実行する前記現在表示ページが撮影ページであり、前記現在表示ページを表示して、前記現在表示ページのコントロール領域に、メイン撮影コントロールと、撮影特殊効果を推薦するための少なくとも2つの特殊効果コントロールと、ページを表示するための少なくとも2つのページコントロールとを表示することの後に、前記撮影ページのメイン表示領域におけるターゲットスライド動作の実行をユーザに促すために、今回の撮影ページの表示が初めての撮影ページの表示であれば、前記撮影ページでスライド促し情報を表示する。
【0049】
S202において、現在表示ページのメイン表示領域に作用するターゲットスライド動作を受信した場合、前記ターゲットスライド動作の終了が検出されたときに、前記ターゲットスライド動作の終了のときの前記コントロール領域におけるトリガ位置に位置するコントロールであるターゲットコントロールを決定するために、前記コントロール領域に表示されている各コントロールを前記ターゲットスライド動作のスライド方向に沿って移動させるように制御し、S203、S204、S205、S207またはS208を実行する。
【0050】
S203において、前記ターゲットコントロールが特殊効果コントロールである場合、撮影ページを表示して前記撮影ページで前記ターゲットコントロールに対応するターゲット撮影特殊効果のプレビュー効果を表示し、前記トリガ位置に作用する第1のトリガ動作が検出されたときに、前記ターゲット撮影特殊効果を採用して撮影し、動作を終了する。
【0051】
S204において、前記ターゲットコントロールがメイン撮影コントロールである場合、撮影ページを表示し、前記トリガ位置に作用する第2のトリガ動作が検出されたときに、撮影し、動作を終了する。
【0052】
S205において、前記ターゲットコントロールが一括変更コントロールである場合、前記一括変更コントロールに作用する第3のトリガ動作が検出されたときに、前記コントロール領域に表示されている特殊効果コントロールを変更する。
【0053】
例示的に、図6を参考し(図6には一括変更コントロール326が横方向コントロール行列の右端に位置する場合が示されている)、一括変更コントロール326はコントロール領域に表示されている特殊効果コントロールを変更するように電子機器を指示するために使用されることができ、一括変更コントロール326は横方向コントロール行列の特殊効果コントロールに隣接する一端に位置でき、即ち、特殊効果コントロールがメイン撮影コントロールの右側に位置する場合、一括変更コントロール326が横方向コントロール行列の右端に位置でき、特殊効果コントロールがメイン撮影コントロールの左側に位置する場合、一括変更コントロール326が横方向コントロール行列の左端に位置できる。第3のトリガ動作はこの一括変更コントロールをトリガできる任意の動作であって、例えば、この一括変更コントロール326をタップする動作または一括変更コントロール326をコントロール領域のトリガ位置まで移動する動作などである。
【0054】
例示的に、ユーザが横方向コントロール行列におけるコントロールを変更したい場合、現在表示ページのメイン表示領域でスライドして、一括変更コントロールをコントロール領域のトリガ位置に移動し、またはこの一括変更コントロールをタップすることができ、それに対して、電子機器は、一括変更コントロールが他の位置からトリガ位置に移動することが検出されたとき、または、ユーザがこの一括変更コントロールをタップすることが検出されたとき、この一括変更コントロールに作用する第3のトリガ動作を受信したことを決定し、これにより、撮影ページで添加されている特殊効果を除去し、取得された現在プリセット推薦パラメータに一致し、かつ特殊効果コントロールが横方向コントロール行列に位置していない他の撮影特殊効果を新しい推薦撮影特殊効果として決定し、横方向コントロール行列における元の特殊効果コントロールを決定された新しい推薦撮影特殊効果の特殊効果コントロールに替える。
【0055】
S206において、前記メイン撮影コントロールを前記トリガ位置に調整するために、前記コントロール領域に表示されているコントロールの位置を調整し、動作を終了する。
【0056】
ユーザの特殊効果の切り替えを容易にするために、コントロール領域における特殊効果コントロールを変更した後に、ユーザが見やすくするために、メイン撮影コントロールをプリセットトリガ位置に調整することができる。
【0057】
S207において、前記ターゲットコントロールがより多くの特殊効果コントロールである場合、前記より多くの特殊効果コントロールに作用する第4のトリガ動作が検出されたときに、ユーザによる撮影特殊効果の選択のための特殊効果ウィンドウを表示し、動作を終了する。
【0058】
上記実施形態では、図9を参考し(図9にはより多くの特殊効果コントロール327が横方向コントロール行列の右端に位置する場合が示されている)、より多くの特殊効果コントロール327は、特殊効果ウィンドウを表示するように電子機器を指示するために使用されることができ、より多くの特殊効果コントロール327は横方向コントロール行列の特殊効果コントロールに隣接する一端に位置でき、即ち、特殊効果コントロールがメイン撮影コントロールの右側に位置する場合、より多くの特殊効果コントロール327が横方向コントロール行列の右端に位置でき、特殊効果コントロールがメイン撮影コントロールの左側に位置する場合、より多くの特殊効果コントロール327が横方向コントロール行列の左端に位置できる。第4のトリガ動作はこのより多くの特殊効果コントロール327をトリガできる任意の動作であって、例えば、このより多くの特殊効果コントロール327をタップする動作またはより多くの特殊効果コントロール327をコントロール領域のトリガ位置まで移動する動作などである。
【0059】
例示的に、ユーザが特殊効果ウィンドウから撮影特殊効果を選択したい場合、現在表示ページのメイン表示領域でスライドして、より多くの特殊効果コントロールをコントロール領域のトリガ位置に移動し、またはこのより多くの特殊効果コントロールをタップすることができ、それに対して、図10に示すように、電子機器は、より多くの特殊効果コントロールが他の位置からトリガ位置に移動することが検出されたとき、または、ユーザがこのより多くの特殊効果コントロールをタップすることが検出されたとき、このより多くの特殊効果コントロールに作用する第4のトリガ動作を受信したことを決定し、撮影ページで添加されている特殊効果を除去し、特殊効果ウィンドウ328をポップアップしてこの特殊効果ウィンドウ328でアプリケーションが設けた少なくとも2つの撮影特殊効果の特殊効果アイコン3281を表示し、ユーザが特殊効果ウィンドウ328で表示されている1の特殊効果アイコン3281をタップすることが検出されたとき、撮影ページで添加されている撮影特殊効果をユーザがタップする撮影アイコン3281に対応する撮影特殊効果に替える。
【0060】
S208において、前記ターゲットコントロールがページコントロールである場合、前記ターゲットコントロールに対応するターゲット表示ページを表示する。
【0061】
ターゲット表示ページはターゲットコントロールに対応する表示ページであり、メイン撮影コントロールに対応するターゲット表示ページは、任意の撮影特殊効果が添加されていない撮影ページである。
【0062】
現在表示ページが非撮影ページである場合、または、現在表示ページが撮影ページであってかつターゲットコントロールがページコントロールである場合、ページの切り替えができ、アプリケーションの現在表示ページをターゲットコントロールに対応するターゲット表示ページに切り替える。ターゲットコントロールが存在しない場合、即ち、現在コントロールが横方向コントロール行列の最も左側のコントロールであってかつターゲットスライド動作によって決定されたターゲットコントロールが現在コントロールの左側に位置する場合、または、現在コントロールが横方向コントロール行列の最も右側のコントロールであってかつターゲットスライド動作によって決定されたターゲットコントロールが現在コントロールの右側に位置する場合、ターゲットスライド動作に応答しなくてもよい。
【0063】
本実施例では、ユーザはターゲットスライド動作によってページの切り替えおよび/または撮影特殊効果の切り替えができる。例えば、特殊効果コントロールがメイン撮影コントロールの右側に位置して、ページコントロールがメイン撮影コントロールの左側位置し、メイン撮影コントロールがコントロール領域のトリガ位置に位置する場合、図2を参考し、ユーザが現在表示ページで左へのスライドを複数回して、撮影ページで添加されている撮影特殊効果的の切り替えを実現でき、ユーザが撮影ページで右へのスライドを複数回して、現在表示ページの切り替えを実現できる。ページコントロールがコントロール領域のトリガ位置に位置する場合、ユーザが現在表示ページで左へのスライドを複数回するとき、現在表示ページの切り替えおよび撮影特殊効果の切り替えを実現でき、ユーザが現在表示ページで右へのスライドを複数回して、現在表示ページの切り替えを実現できる。特殊効果コントロールがコントロール領域のトリガ位置に位置する場合、ユーザが現在表示ページで左へのスライドをして、撮影特殊効果の切り替えを実現でき、ユーザが現在表示ページで右へのスライドを複数回して、撮影特殊効果の切り替えおよび現在表示ページの切り替えを実現できる。
【0064】
本実施例に係る撮影方法は、前記ターゲットコントロールが一括変更コントロールである場合、前記一括変更コントロールに作用する第3のトリガ動作が検出されたときに、前記コントロール領域に表示されている特殊効果コントロールを変更し、前記コントロール領域に表示されている特殊効果コントロールを変更した後に、前記メイン撮影コントロールを前記トリガ位置に調整するために、前記コントロール領域に表示されているコントロールの位置を調整し、コントロール領域に、より多くの特殊効果コントロールがさらに表示され、前記ターゲットコントロールがより多くの特殊効果コントロールである場合、前記より多くの特殊効果コントロールに作用する第4のトリガ動作が検出されたときに、ユーザによる撮影特殊効果の選択のための特殊効果ウィンドウを表示し、コントロール領域に、ページを表示するための少なくとも2つのページコントロールがさらに表示され、前記ターゲットコントロールがページコントロールであるとき、前記ターゲットコントロールに対応するターゲット表示ページを表示する。現在表示ページが撮影ページであり、前記現在表示ページを表示して、前記現在表示ページのコントロール領域に、メイン撮影コントロールと、撮影特殊効果を推薦するための少なくとも2つの特殊効果コントロールとを表示することの後に、今回の撮影ページの表示が初めての撮影ページの表示であれば、前記撮影ページのメイン表示領域におけるターゲットスライド動作をユーザに促すために、前記撮影ページでスライド促し情報を表示するおよび/または、今回の撮影ページの表示が第n回の撮影ページの表示であれば、カメラの切り替えによる前記コントロール領域における特殊効果コントロールの切り替えをユーザに促すために、前記撮影ページでカメラ切り替え促し情報を表示し、nが正の整数であり、n≧2。本実施例は、上記技術態様により、ユーザが撮影ページのメイン表示領域でスライド動作をするだけで撮影ページでプレビューされる撮影特殊効果を切り替え、この撮影特殊効果を採用して撮影することができ、複数回のタップ動作をする必要がなく、撮影特殊効果の切り替えのときに所要の動作を簡素化でき、特殊効果の切り替えのときの利便性を向上させる。
【0065】
図11は本開示の実施例に係る撮影装置の構造ブロック図である。この装置は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアによって実現されることができ、電子機器に配置されることができ、例えば、この装置は、スマートフォンまたはタブレットに配置されることができ、撮影方法の実行によって撮影特殊効果を切り替えることができる。図11に示すように、本実施例に係る撮影装置は、ページ表示モジュール1101と、コントロール移動モジュール1102と、第1の撮影モジュール1103と、第2の撮影モジュール1104とを含むことができ、ページ表示モジュール1101は現在表示ページを表示して、前記現在表示ページのコントロール領域に、メイン撮影コントロールと、撮影特殊効果を推薦するための少なくとも2つの特殊効果コントロールとを表示すうように設定され、コントロール移動モジュール1102は現在表示ページのメイン表示領域に作用するターゲットスライド動作を受信した場合、前記ターゲットスライド動作の終了が検出されたときに、前記ターゲットスライド動作の終了のときの前記コントロール領域におけるトリガ位置に位置するコントロールであるターゲットコントロールを決定するために、前記コントロール領域に表示されている各コントロールを前記ターゲットスライド動作のスライド方向に沿って移動させるように制御するように設定され、第1の撮影モジュール1103は前記ターゲットコントロールが特殊効果コントロールである場合、撮影ページを表示して前記撮影ページで前記ターゲットコントロールに対応するターゲット撮影特殊効果のプレビュー効果を表示し、前記トリガ位置に作用する第1のトリガ動作が検出されたときに、前記ターゲット撮影特殊効果を採用して撮影するように設定され、第2の撮影モジュール1104は前記ターゲットコントロールがメイン撮影コントロールである場合、撮影ページを表示し、前記トリガ位置に作用する第2のトリガ動作が検出されたときに撮影を行うように構成される。
【0066】
本実施例に係る撮影装置は、ページ表示モジュール1101によって現在表示ページを表示して、前記現在表示ページのコントロール領域に、メイン撮影コントロールと、撮影特殊効果を推薦するための少なくとも2つの特殊効果コントロールとを表示し、コントロール移動モジュール1102によって現在表示ページのメイン表示領域に作用するターゲットスライド動作を受信した場合、前記ターゲットスライド動作の終了が検出されたときに、前記ターゲットスライド動作の終了のときの前記コントロール領域におけるトリガ位置に位置するコントロールであるターゲットコントロールを決定するために、前記コントロール領域に表示されている各コントロールを前記ターゲットスライド動作のスライド方向に沿って移動させるように制御し、第1の撮影モジュール1103によって前記ターゲットコントロールが特殊効果コントロールである場合、撮影ページを表示して前記撮影ページで前記ターゲットコントロールに対応するターゲット撮影特殊効果のプレビュー効果を表示し、前記トリガ位置に作用する第1のトリガ動作が検出されたときに、前記ターゲット撮影特殊効果を採用して撮影し、第2の撮影モジュール1104によって前記ターゲットコントロールがメイン撮影コントロールである場合、撮影ページを表示し、前記トリガ位置に作用する第2のトリガ動作が検出されたときに撮影を行う。本実施例は、上記技術態様により、ユーザが撮影ページのメイン表示領域でスライドするだけで撮影ページでプレビューされる撮影特殊効果を切り替え、この撮影特殊効果を採用して撮影することができ、複数回のタップ動作をする必要がなく、撮影特殊効果の切り替えのときに所要の動作を簡素化でき、特殊効果の切り替えのときの利便性を向上させる。
【0067】
前記コントロール領域に、一括変更コントロールがさらに表示され、前記撮影装置はコントロール置換モジュールを含むこともでき、前記コントロール置換モジュールは、前記ターゲットコントロールが一括変更コントロールである場合、前記一括変更コントロールに作用する第3のトリガ動作が検出されたときに、前記コントロール領域に表示されている特殊効果コントロールを変更するように構成される。
【0068】
上記態様では、この装置は位置調整モジュールをさらに含み、前記位置調整モジュールは、前記コントロール領域に表示されている特殊効果コントロールを変更した後に、前記メイン撮影コントロールを前記トリガ位置に調整するために、前記コントロール領域に表示されているコントロールの位置を調整するように構成される。
【0069】
前記コントロール領域に、より多くの特殊効果コントロールがさらに表示され、前記撮影装置は、より多くの特殊効果展示モジュールを含むこともでき、前記より多くの特殊効果展示モジュールは、前記より多くの特殊効果コントロールに作用する第4のトリガ動作が検出されたときに、ユーザによる撮影特殊効果の選択のための特殊効果ウィンドウを表示する。
【0070】
前記コントロール領域に、ページを表示するための少なくとも2つのページコントロールがさらに表示され、ページ表示モジュール1101は、さらに前記ターゲットコントロールがページコントロールである場合、前記ターゲットコントロールに対応するターゲット表示ページを表示するように構成される。
【0071】
前記撮影装置は、撮影推薦モジュールを含むこともでき、前記撮影推薦モジュールは、プリセット推薦パラメータに応じて推薦撮影特殊効果を決定するように設定され、前記プリセット推薦パラメータは、現在オンされている電子機器のカメラの類型情報および/またはユーザの性別情報を含む。
【0072】
前記撮影装置は、動作促しモジュールを含むこともでき、
前記動作促しモジュールは、第1の促しユニットおよび/または第2の促しユニットを含み、
前記第1の促しユニットは、現在表示ページが撮影ページであり、前記現在表示ページを表示して、前記現在表示ページのコントロール領域に、メイン撮影コントロールと、撮影特殊効果を推薦するための少なくとも2つの特殊効果コントロールとを表示することの後に、今回の撮影ページの表示が初めての撮影ページの表示である場合、前記撮影ページのメイン表示領域におけるターゲットスライド動作をユーザに促すために、前記撮影ページでスライド促し情報を表示するように設定され、前記第2の促しユニットは、現在表示ページが撮影ページであり、前記現在表示ページを表示して、前記現在表示ページのコントロール領域に、メイン撮影コントロールと、撮影特殊効果を推薦するための少なくとも2つの特殊効果コントロールとを表示することの後に、今回の撮影ページの表示が第n回の撮影ページの表示である場合、カメラの切り替えによる前記コントロール領域における特殊効果コントロールの切り替えをユーザに促すために、前記撮影ページでカメラ切り替え促し情報を表示するように設定され、nが正の整数であり、n≧2。
【0073】
本開示の実施例に係る撮影装置は本開示の任意の実施例に係る撮影方法を実行でき、撮影方法を実行するための機能モジュールと効果とを備える。本実施例で詳しく記述されていない技術詳細については、本開示の任意の実施例に係る撮影方法を参考することができる。
【0074】
以下、図12を参考し、本開示の実施例の実現に適した電子機器(例えば、端末機器)1200の構造模式図を示す。本開示の実施例における端末機器は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、タブレット(PAD)、ポータブルメディアプレーヤー(Portable Media Player、PMP)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)などのモバイル端末と、デジタル(Television、TV)、デスクトップコンピュータなどの固定端末と、を含むことができるが、これらに限定されない。図12に示されている電子機器は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能および使用範囲に何かの制限を与えるものではない。
【0075】
図12に示すように、電子機器1200は、処理装置(例えば、中央プロセッサ、グラフィックプロセッサなど)1201を含むことができ、処理装置1201は、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROM) 1202に記憶されたプログラム、または記憶装置1208からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)1203にロードされたプログラムに基づき、様々な適切な動作および処理を実行することができる。RAM 1203に、電子機器1200の動作に必要な様々なプログラムおよびデータがさらに記憶されている。処理装置1201、ROM 1202およびRAM 1203は、バス1204を介して互いに接続されている。入力/出力(Input/Output、I/O)インターフェース1205もバス1204に接続されている。
【0076】
通常に、例えば、タッチパネル、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイク、加速度計、ジャイロスコープなどを含む入力装置1206、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、スピーカ、バイブレータなどを含む出力装置1207、例えば、磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置1208および通信装置1209は、I/Oインターフェース1205に接続することができる。通信装置1209は、電子機器1200が他の機器と無線または有線通信してデータを交換することを可能にする。図12は、様々な装置を備える電子機器1200を示したが、全ての示された装置を実施または具備することが必要ではない。代わりに、より多いまたはより少ない装置を実施または具備してもよい。
【0077】
本開示の実施例によれば、上記フローチャートを参考して記述した過程は、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現され得る。例えば、本開示の実施例は、非一時的コンピュータ可読媒体に担持されたコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、このコンピュータプログラムは、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例において、このコンピュータプログラムは、通信装置1209によってネットワークからダウンロードされてインストールされてもよいし、記憶装置1208からインストールされてもよいし、またはROM 1202からインストールされてもよい。このコンピュータプログラムが処理装置1201によって実行されると、本開示の実施例の方法で限定される上記機能を実行する。
【0078】
本開示に記載されたコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体であってもよく、コンピュータ可読記憶媒体であってもよく、上記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気の、磁気の、光学の、電磁気の、赤外線の、または半導体システム、装置またはデバイス、あるいは以上の任意の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、1つまたは複数のリード線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、RAM、ROM、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable Programmable Read-Only Memory、EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(Compact Disc Read-Only Memory、CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上記の任意の適当な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置またはデバイスに使用され得る、または命令実行システム、装置またはデバイスと合わせて使用され得るプログラムを含有または記憶する任意の有形的な媒体であってもよい。本開示において、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドでまたは搬送波の一部として伝搬されるデータ信号を含んでもよく、その中にコンピュータ可読プログラムコードが担持されている。このような伝搬されるデータ信号は、様々な形式を採用することができ、電磁信号、光信号または上記内容の任意の適当な組み合わせを含むが、これらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、このコンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置またはデバイスに使用される、または命令実行システム、装置またはデバイスと合わせて使用されるプログラムを送信、伝搬または伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適当な媒体で伝送でき、電線、光ケーブル、無線周波数(Radio Frequency、RF)など、または上記の任意の適当な組み合わせを含むが、これらに限定されない。
【0079】
いくつかの実施形態において、クライアント、サーバは、ハイパーテキストトランスファープロトコル(HyperText Transfer Protocol、HTTP)のような、任意の現在知られているまたは将来研究開発されるネットワークプロトコルを利用して通信することができ、かつ、任意の形式または媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続できる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network、LAN)、ワイドエリアネットワーク(Wide Area Network、WAN)、ネットワークオフネットワーク(例えば、インターネット)およびピアツーピアネットワーク(例えば、ad hocピアツーピアネットワーク)、および任意の現在知られているまたは将来研究開発されるネットワークを含む。
【0080】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよいし、単独で存在してこの電子機器に取り付けられていないものであってもよい。
【0081】
上記コンピュータ可読媒体に、1つまたは複数のプログラムが担持され、上記1つまたは複数のプログラムがこの電子機器によって実行されると、この電子機器は、現在表示ページを表示して、前記現在表示ページのコントロール領域に、メイン撮影コントロールと、撮影特殊効果を推薦するための少なくとも2つの特殊効果コントロールとを表示し、現在表示ページのメイン表示領域に作用するターゲットスライド動作を受信した場合、前記ターゲットスライド動作の終了が検出されたときに、前記ターゲットスライド動作の終了のときの前記コントロール領域におけるトリガ位置に位置するコントロールであるターゲットコントロールを決定するために、前記コントロール領域に表示されている各コントロールを前記ターゲットスライド動作のスライド方向に沿って移動させるように制御し、前記ターゲットコントロールが特殊効果コントロールである場合、撮影ページを表示して前記撮影ページで前記ターゲットコントロールに対応するターゲット撮影特殊効果のプレビュー効果を表示し、前記トリガ位置に作用する第1のトリガ動作が検出されたときに、前記ターゲット撮影特殊効果を採用して撮影し前記ターゲットコントロールがメイン撮影コントロールである場合、撮影ページを表示し、前記トリガ位置に作用する第2のトリガ動作が検出されたときに撮影を行う。
【0082】
1種または複数種のプログラミング言語またはその組み合わせで本開示の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードを記述することができ、上記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++のようなオブジェクト指向プログラミング言語を含み、「C」言語のような通常の手続型プログラミング言語または類似するプログラミング言語を更に含む。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータで実行されてもよいし、部分的にユーザのコンピュータで実行されてもよいし、1つの独立したソフトウェアパッケージとして実行されてもよいし、部分的にユーザのコンピュータで部分的にリモートコンピュータで実行されてもよいし、完全にリモートコンピュータまたはサーバで実行されてもよい。リモートコンピュータに関する場合、リモートコンピュータは、LANまたはWANを含む任意の種類のネットワークを介してユーザのコンピュータに接続することができ、または、外部コンピュータ(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続する)に接続することができる。
【0083】
図面におけるフローチャートおよびブロック図は、本開示の各実施例によるシステム、方法およびコンピュータプログラム製品の実現可能なアーキテクチャ、機能および動作を示す。この点で、フローチャートまたはブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラム、またはコードの一部を表すことができ、このモジュール、プログラム、またはコードの一部は、所定のロジック機能を実現するための1つまたは複数の実行可能命令を含む。なお、代替としてのいくつかの実現において、ブロックに記載された機能は、図面に記載された順序と異なる順序で発生してもよい。例えば、接続されているように示された2つのブロックは、関する機能によって、実際にほぼ並行して実行してもよいし、逆の順序で実行してもよい。なお、ブロック図および/またはフローチャートにおける各ブロック、およびブロック図および/またはフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能または動作を実行する専用のハードウェアに基づくシステムで実現してもよいし、専用のハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせで実現してもよい。
【0084】
本開示の実施例に係るユニットは、ソフトウェアの方式で実現されてもよく、ハードウェアの方式で実現されてもよい。モジュールの名称は、ある場合、ユニット自体を限定するものではない。
【0085】
本発明に係る機能は、少なくとも部分的に1つまたは複数のハードウェアロジックコンポーネントにより実行されてもよい。例えば、非限定的に、使用可能な例示的なタイプのハードウェアロジックコンポーネントは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、特定用途向け標準パーツ(Application Specific Standard Parts、ASSP)、システムオンチップのシステム(System on Chip、SOC)、複合プログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device、CPLD)などを含む。
【0086】
本開示のコンテキストでは、マシン可読媒体は、有形的な媒体であってもよく、指令実行システム、装置または機器に使用され、または指令実行システム、装置または機器と組み合わせて使用されるプログラムを含むまたは記憶することができる。マシン可読媒体は、マシン可読信号媒体またはマシン可読格納媒体であってもよい。マシン可読媒体は、電気の、磁気の、光学の、電磁気の、赤外線の、または半導体システム、装置またはデバイス、あるいは以上の任意の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。マシン可読記憶媒体の例は、1つまたは複数の線に基づく電気的な接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、RAM、ROM、EPROMまたはフラッシュメモリ、光ファイバ、CD-ROM、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上記内容の任意の適切な組み合わせを含む。
【0087】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例1は、
現在表示ページを表示して、前記現在表示ページのコントロール領域に、メイン撮影コントロールと、撮影特殊効果を推薦するための少なくとも2つの特殊効果コントロールとを表示し、前記現在表示ページのメイン表示領域に作用するターゲットスライド動作を受信した場合、前記ターゲットスライド動作の終了が検出されたときに、前記ターゲットスライド動作の終了のときの前記コントロール領域におけるトリガ位置に位置するコントロールであるターゲットコントロールを決定するために、前記コントロール領域に表示されている各コントロールを前記ターゲットスライド動作のスライド方向に沿って移動させるように制御し、前記ターゲットコントロールが特殊効果コントロールである場合、撮影ページを表示して前記撮影ページで前記ターゲットコントロールに対応するターゲット撮影特殊効果のプレビュー効果を表示し、前記トリガ位置に作用する第1のトリガ動作が検出されたときに、前記ターゲット撮影特殊効果を採用して撮影し前記ターゲットコントロールがメイン撮影コントロールである場合、撮影ページを表示し、前記トリガ位置に作用する第2のトリガ動作が検出されたときに撮影を行う、ことを含む
撮影方法を提供する。
【0088】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例2は、
前記コントロール領域に、一括変更コントロールがさらに表示され、前記方法は、
前記ターゲットコントロールが一括変更コントロールである場合、前記一括変更コントロールに作用する第3のトリガ動作が検出されたときに、前記コントロール領域に表示されている特殊効果コントロールを変更することをさらに含む
例1に記載の方法。
【0089】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例3は、
前記コントロール領域に表示されている特殊効果コントロールを変更した後に、
前記メイン撮影コントロールを前記トリガ位置に調整するために、前記コントロール領域に表示されているコントロールの位置を調整することをさらに含む
例2に記載の方法。
【0090】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例4は、
前記コントロール領域に、より多くの特殊効果コントロールがさらに表示され、前記方法は、
前記ターゲットコントロールがより多くの特殊効果コントロールである場合、前記より多くの特殊効果コントロールに作用する第4のトリガ動作が検出されたときに、ユーザによる撮影特殊効果の選択のための特殊効果ウィンドウを表示することをさらに含む
例1に記載の方法。
【0091】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例5は、
前記コントロール領域に、ページを表示するための少なくとも2つのページコントロールがさらに表示され、前記方法は、
前記ターゲットコントロールがページコントロールである場合、前記ターゲットコントロールに対応するターゲット表示ページを表示することをさらに含む
例1に記載の方法。
【0092】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例6は、
プリセット推薦パラメータに応じて推薦撮影特殊効果を決定することをさらに含み、前記プリセット推薦パラメータは、現在オンされている電子機器のカメラの類型情報および/またはユーザの性別情報を含む
例1から5のいずれかに記載の方法。
【0093】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例7は、
前記現在表示ページが撮影ページであり、前記現在表示ページを表示して、前記現在表示ページのコントロール領域に、メイン撮影コントロールと、撮影特殊効果を推薦するための少なくとも2つの特殊効果コントロールとを表示することの後に、
今回の撮影ページの表示が初めての撮影ページの表示であれば、前記撮影ページのメイン表示領域におけるターゲットスライド動作をユーザに促すために、前記撮影ページでスライド促し情報を表示するおよび/または、今回の撮影ページの表示が第n回の撮影ページの表示であれば、カメラの切り替えによる前記コントロール領域における特殊効果コントロールの切り替えをユーザに促すために、前記撮影ページでカメラ切り替え促し情報を表示することをさらに含み、nが正の整数であり、n≧2
例6に記載の方法。
【0094】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例8は、
現在表示ページを表示して、前記現在表示ページのコントロール領域に、メイン撮影コントロールと、撮影特殊効果を推薦するための少なくとも2つの特殊効果コントロールとを表示するように構成されるページ表示モジュールと、前記現在表示ページのメイン表示領域に作用するターゲットスライド動作を受信した場合、前記ターゲットスライド動作の終了が検出されたときに、前記ターゲットスライド動作の終了のときの前記コントロール領域におけるトリガ位置に位置するコントロールであるターゲットコントロールを決定するために、前記コントロール領域に表示されている各コントロールを前記ターゲットスライド動作のスライド方向に沿って移動させるように制御するように構成されるコントロール移動モジュールと、前記ターゲットコントロールが特殊効果コントロールである場合、撮影ページを表示して前記撮影ページで前記ターゲットコントロールに対応するターゲット撮影特殊効果のプレビュー効果を表示し、前記トリガ位置に作用する第1のトリガ動作が検出されたときに、前記ターゲット撮影特殊効果を採用して撮影するように構成される第1の撮影モジュールと、前記ターゲットコントロールがメイン撮影コントロールである場合、撮影ページを表示し、前記トリガ位置に作用する第2のトリガ動作が検出されたときに撮影を行うように構成される第2の撮影モジュールと、を含む
撮影装置を提供する。
【0095】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例9は、
1つまたは複数のプロセッサと、1つまたは複数のプログラムを記憶するように構成されるメモリと、を備え、前記1つまたは複数のプログラムが前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサに例1から7のいずれかに記載の撮影方法を実現する
電子機器を提供する。
【0096】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例10は、
コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体であって、このプログラムがプロセッサによって実行されると、例1から7のいずれかに記載の撮影方法を実現する
コンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0097】
また、特定の順番で様々な動作を記述したが、これらの動作を示された特定の順番または正方向順番で実行する必要があると理解されるべきではない。一定の環境において、マルチタスクおよび並行処理が有利である可能性がある。同様に、以上の検討に複数の具体的な実現詳細が含まれているが、これらは本開示の範囲を限定するものと理解されるべきではない。単独な実施例の説明に記述された一部の特徴は、組み合わせて単一の実施例で実現されてもよい。逆に、単一の実施例の説明に記述された様々な特徴は、単独で、または任意の適当なサブ組み合わせの方式で複数の実施例で実現されてもよい。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
【国際調査報告】