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特表2023-516691ラベル製造装置、及びこのラベル製造装置によって製造されるラベル
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  • 特表-ラベル製造装置、及びこのラベル製造装置によって製造されるラベル 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-04-20
(54)【発明の名称】ラベル製造装置、及びこのラベル製造装置によって製造されるラベル
(51)【国際特許分類】
   G09F 3/10 20060101AFI20230413BHJP
   G09F 3/00 20060101ALI20230413BHJP
   G09F 3/02 20060101ALI20230413BHJP
【FI】
G09F3/10 J
G09F3/00 E
G09F3/02 E
G09F3/10 A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022552815
(86)(22)【出願日】2021-03-02
(85)【翻訳文提出日】2022-09-30
(86)【国際出願番号】 KR2021002521
(87)【国際公開番号】W WO2021177682
(87)【国際公開日】2021-09-10
(31)【優先権主張番号】10-2020-0026191
(32)【優先日】2020-03-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522348723
【氏名又は名称】イ,キョン ド
【氏名又は名称原語表記】LEE, Kyong Do
【住所又は居所原語表記】202dong 1205ho, 57, Hyoryeong-ro 49-gil Seocho-gu Seoul 06670 Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100121382
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 託嗣
(72)【発明者】
【氏名】イ,キョン ド
(57)【要約】
本発明は、ラベル製造装置及びこのラベル製造装置によって製造されるラベルに関するもので、ラベル生地の裏面に粘着剤を塗布する粘着剤塗布ユニットと、前記塗布ユニットの後方に位置し、前記ラベル生地の裏面に塗布された粘着剤を乾燥させる乾燥ユニットと、前記乾燥ユニットの後方に備えられ、前記ラベル生地の裏面に離型紙を貼り付ける離型紙貼付ユニットと、を含み、前記離型紙貼付ユニットは、前記ラベル生地と前記離型紙とを通過させてラミネートさせる一対のローラーのうち、前記ラベル生地を案内するローラーの表面に凹凸が形成されており、これにより、前記離型紙貼付ユニットを通過した、ラミネートされたラベル生地に溝を形成することを特徴とする、ラベル製造装置が開示される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ラベル生地の裏面に粘着剤を塗布する粘着剤塗布ユニットと、
前記粘着剤塗布ユニットの後方に位置し、前記ラベル生地の裏面に塗布された粘着剤を乾燥させる粘着剤乾燥ユニットと、
前記粘着剤乾燥ユニットの後方に備えられ、前記ラベル生地の裏面に離型紙を貼り付ける離型紙貼付ユニットと、を含み、
前記離型紙貼付ユニットは、
前記ラベル生地と前記離型紙とを通過させてラミネートさせる一対のローラーのうち、前記ラベル生地を案内するローラーの表面に凹凸が形成されており、これにより、前記離型紙貼付ユニットを通過した、ラミネートされたラベル生地に溝を形成することを特徴とする、ラベル製造装置。
【請求項2】
前記離型紙貼付ユニットは、
前記ラベル生地を案内する第1のローラーと、
前記第1のローラーに隣接した状態で前記離型紙を案内する第2のローラーと、を含み、
前記第1のローラーは、表面に凹凸が形成されており、前記第2のローラーは、表面が平坦であることを特徴とする、請求項1に記載のラベル製造装置。
【請求項3】
前記凹凸は、
前記第1のローラーの回転方向に沿って形成される第1のスリットと、
前記第1のスリットと交差して前記第1のローラーの軸線方向に沿って形成される第2のスリットと、を含むことを特徴とする、請求項2に記載のラベル製造装置。
【請求項4】
前記第1のスリット及び前記第2のスリットのうちの少なくとも一つは、ジグザグ状に形成されることを特徴とする、請求項3に記載のラベル製造装置。
【請求項5】
請求項1に記載のラベル製造装置によって製造されるラベル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラベル製造装置、及び、このラベル製造装置によって製造されるラベルに係り、より詳細には、ペットボトルとラベルとを分離するための混合液が、ペットボトルとラベルとの間にスムーズに染み込むことにより、ペットボトルの表面からラベルを容易に分離することが可能なラベル製造装置、及び、このラベル製造装置によって製造されたラベルに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、各種飲料水やミネラルウォーターなどの飲料製品は、合成樹脂材質の一つであるPET(polyethylene terephthalate)樹脂で製作されたペットボトルに該当飲料を詰めて製品として販売しており、この飲料製品のペットボトルの表面には、当該飲料に関する情報や、メーカー、賞味期限などが、様々な色で印刷されたラベルが接着剤によって貼り付けられる。
【0003】
一方、使用者が、飲料製品を購入して飲料を全て摂取したペットボトルは、リサイクルのために回収された後、ラベル除去作業などの工程を経て、粉砕されてリサイクル用粉砕物として生産される。
【0004】
敷衍すると、最近では、環境保護及び資源のリサイクルなどのために、ペットボトルなどの包装材の材質と構造を、どれほど容易にリサイクルすることができるかによって、等級を定めており、ペットボトルの場合、容易なリサイクルのために胴体が無色でなければならず、ラベルは、リサイクルの過程で容易に分離させることができるようにしている。
【0005】
つまり、ペットボトルメーカーは、ペットボトルに色相が加味されないように染料などを使用せず、無色のペットボトルを製造しており、製品の情報が印刷されたラベルがペットボトルから容易に剥がれるようにすることにより、リサイクルのために回収されたペットボトルから、ラベルを除去した後、無色のペットボトルを小片に粉砕して溶融し、しかる後に、新しいペットボトルの原料として使用する。
【0006】
そして、リサイクルのために回収されたペットボトルの表面に貼り付けられたラベルを除去するための先行技術として、韓国公開特許第10-2009-0034626号の「ペットポトル粉砕物ラベル分離器」(以下、「先行技術1」という)と、韓国公開特許第10-2012-0066467号の「ペットボトルに貼り付けられるラベル及びペットボトルリサイクル方法」(以下、「先行技術2」という)とがある。
【0007】
先行技術1は、回転ドラムに、ペットボトル粉砕物とラベル粉砕物とを収容した状態で送風ファンによって風を送り出し、ペットボトル粉砕物よりも軽いラベル粉砕物を風に吹き飛ばして分離させる構造を持つ。
【0008】
しかし、上述した構造を持つ先行技術1は、ペットボトル粉砕物とラベル粉砕物が完全に分離されて混合された状態で荷重がペットボトル粉砕物よりも軽いラベル粉砕物を風に吹き飛ばして選別する構造であるため、ペットボトルの表面にラベルが貼り付けられた状態では分離が不可能であるという問題点がある。
【0009】
また、先行技術2は、ペットボトルの材質の比重は1.32、ラベルの比重は0.9であるとして、ラベル付きのペットボトルを一定のサイズに切断した後、水と水酸化ナトリウム(NaOH)溶液とが混合された混合液が入った加熱炉に、切断されたペットボトルを入れて撹拌させることにより、ペットボトルとラベルとを分離する。
【0010】
しかし、上述した方法による先行技術2は、ペットボトルとラベルとの間に混合液が完全に染み込めば、接着剤の接着力が弱くなってペットボトルとラベルが分離されるので、切断されたペットボトルを混合液に長時間浸漬しなければならず、これにより、ペットボトルからのラベル分離にかなりの時間がかかるという問題点がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は、かかる問題点を解決するためのもので、その目的は、接着剤が塗布されるラベルの裏面に微細な凹凸を形成し、前記凹凸が形成された部分に塗布された接着剤のみがペットボトルと接着されるようにすることにより、ペットボトルとラベルを分離するための混合液が、ペットボトルとラベルとの間にスムーズに染み込んで、ペットボトルの表面からラベルが容易に分離されるようにすることが可能なラベル製造装置、及び、このラベル製造装置によって製造されるラベルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記の目的を達成するための本発明の技術的思想によれば、ラベル生地の裏面に粘着剤を塗布する粘着剤塗布ユニットと、前記粘着剤塗布ユニットの後方に位置し、前記ラベル生地の裏面に塗布された粘着剤を乾燥させる粘着剤乾燥ユニットと、前記粘着剤乾燥ユニットの後方に備えられ、前記ラベル生地の裏面に離型紙を貼り付ける離型紙貼付ユニットと、を含み、前記離型紙貼付ユニットは、前記ラベル生地と前記離型紙を通過させてラミネートさせる一対のローラーのうち、前記ラベル生地を案内するローラーの表面に凹凸が形成されており、前記離型紙貼付ユニットを通過した、ラミネートされたラベル生地に溝(畝溝)を形成することを特徴とする、ラベル製造装置が提供される。
【0013】
ここで、前記離型紙貼付ユニットは、前記ラベル生地を案内する第1のローラーと、前記第1のローラーに隣接した状態で前記離型紙を案内する第2のローラーと、を含み、前記第1のローラーは、表面に凹凸が形成されており、前記第2のローラーは、表面が平坦であることが好ましい。
【0014】
また、前記凹凸は、前記第1のローラーの回転方向に沿って形成される第1のスリットと、前記第1のスリットと交差して前記第1のローラーの軸線方向に沿って形成される第2のスリットと、を含むことが好ましい。
【0015】
また、前記第1のスリット及び前記第2のスリットのうちの少なくとも一つは、ジグザグ形状に形成されることが好ましい。
【0016】
一方、上記の目的を達成するための本発明の他の技術的思想によれば、ラベル生地の裏面に粘着剤を塗布する粘着剤塗布ユニットと、前記塗布ユニットの後方に位置し、前記ラベル生地の裏面に塗布された粘着剤を乾燥させる乾燥ユニットと、前記乾燥ユニットの後方に備えられ、前記ラベル生地の裏面に離型紙を貼り付ける離型紙貼付ユニットと、を含み、前記離型紙貼付ユニットは、前記ラベル生地と前記離型紙を通過させてラミネートさせる一対のローラーのうち、前記ラベル生地を案内するローラーの表面に凹凸が形成されており、これにより、前記離型紙貼付ユニットを通過した、ラミネートされたラベル生地に溝を形成することを特徴とする、ラベル製造装置によって製造されるラベルが提供される。
【発明の効果】
【0017】
上述した構成を持つ本発明に係るラベル製造装置、及び、このラベル製造装置によって製造されるラベルによれば、ラベル生地が離型紙とラミネートされる過程にて、ラベル生地に溝を形成することにより、粘着剤によってラベル生地がペットボトルの表面に貼り付けられる程度を制御することができるだけでなく、ラベルの分離のために、回収されたペットボトルを混合液に入れると、ラベル生地の溝に沿って混合液がスムーズに染み込んで、ペットボトルとラベルの分離を容易にするという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明に係るラベル製造装置を示す概略図である。
図2】本発明に係るラベル製造装置の離型紙貼付ユニットを示す斜視図である。
図3】本発明に係るラベル製造装置によって製造されたラベルを示す断面図である。
図4】本発明に係るラベルの他の実施形態を示す平面図(1)である。
図5】本発明に係るラベルの他の実施形態を示す平面図(2)である。
図6】本発明に係るラベル製造装置によって製造されたラベルを示す写真である。
図7】本発明に係るラベル製造装置の離型紙貼付ユニットのローラーを示す写真である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
【0020】
図1は本発明に係るラベル製造装置を示す概略図であり、図2は本発明に係るラベル製造装置の離型紙貼付ユニットを示す斜視図であり、図3は本発明に係るラベル製造装置によって製造されたラベルを示す断面図である。
【0021】
図面を参照して説明すると、本発明に係るラベル製造装置は、ラベル生地10の裏面11に粘着剤14を塗布する粘着剤塗布ユニット100と、前記粘着剤塗布ユニット100の後方に位置し、ラベル生地10の裏面11に塗布された粘着剤を乾燥させる粘着剤乾燥ユニット200と、前記粘着剤乾燥ユニット200の後方に備えられ、ラベル生地10の裏面11に剥離紙20を貼り付ける剥離紙貼付ユニット300と、から構成される。
【0022】
特に、本発明は、図2に示すように、ラベル生地10と離型紙20とをラミネートさせる、離型紙貼付ユニット300が上下に配置された一対のローラーで構成されており、これらの一対のローラーのうちの、ラベル生地10を案内するローラーの表面に凹凸312が形成されることにより、離型紙貼付ユニット300を通過して離型紙20とラミネートされたラベル生地10に溝13が形成される。
【0023】
敷衍すると、ラベル生地10の前面12には、ラベル生地が貼り付けられるペットボトルPのメーカー、製造日、成分及び製品名などが印刷され、ラベル生地10の裏面11には、離型紙20又はペットボトルPに貼り付けられるように粘着剤14が塗布される。
【0024】
つまり、ラベル生地10の裏面11には、図1に示すように、粘着剤塗布ユニット100によって粘着剤14が塗布されるが、このとき、粘着剤塗布ユニット100は、スプレー方式で粘着剤14をラベル生地10の裏面に噴射する。
【0025】
そして、上述のようにラベル生地10の裏面11に粘着剤14が塗布されると、粘着剤乾燥ユニット200によって、ラベル生地10の裏面11に塗布された粘着剤14を乾燥させるのであるが、ここで、粘着剤乾燥ユニット200は、熱風をラベル生地10の裏面11に吹き付けて、粘着剤14が一定の粘度を持つように乾燥させる。
【0026】
このように、ラベル生地10に粘着剤14が塗布され、一定の粘度となるように乾燥すると、離型紙貼付ユニット300によって、ラベル生地10の裏面11に離型紙20がラミネートされる。この際、離型紙貼付ユニット300は、離型紙20にラミネートされたラベル生地10に溝13を形成する。
【0027】
上述のように、ラベル生地10に溝13が形成されると、図3に示すように、ラベル生地10に形成された溝13の反対側に該当する、ラベル生地10の裏面11に、すなわち、粘着剤14が塗布された部分に対して、突出と陥没が繰り返される。
【0028】
このように、ラベル生地10の裏面11に、突出と陥没が繰り返されることにより、突出部分がペットボトルPの表面に貼り付けられ、陥没部分はペットボトルPに貼り付けられずに空きスペースを形成するので、ペットボトルPとラベルを分離するための混合液に、回収されたペットボトルを投入した際に、混合液が陥没した部分に染み込むことにより、ペットボトルPとラベルを容易に分離することができる。
【0029】
上述したように、ラベル生地10に混合液がスムーズに染み込むことができるように、ラベル生地10に溝13を形成する離型紙貼付ユニット300は、図2及び図7に示すように、ラベル生地10を案内する第1のローラー310と、前記第1のローラー310に隣接した状態で離型紙20を案内する第2のローラー320とが、上下に配置される。
【0030】
ここで、第1のローラー310は表面に凹凸312が形成され、第2のローラー320は表面が平坦に形成されることにより、第1のローラー310と第2のローラー320との間に、ラベル生地10と離型紙20が供給されてラミネートされる際、第1のローラー310に形成された凹凸312に相応するようにラベル生地10を押圧することにより、図3及び図6に示すように、ラベル生地10に溝13を形成する。
【0031】
さらに、第2のローラー320の表面が平坦に形成されるので、離型紙20は、平坦な状態で、溝13を形成したラベル生地10とラミネートされることにより、ラベル生地10が溝13によって収縮するのを防止する。
【0032】
このように、ラベル生地10に溝13を形成する第1のローラー310は、図2及び図7に示すように、その表面に凹凸312が形成されてラベル生地10と離型紙20とがラミネートされるために、第1のローラー310と第2のローラー320との間に供給される第1のローラー310に備えられた凹凸312がラベル生地10を押圧する。
【0033】
このような第1のローラー310に形成された凹凸312は、第1のローラー310の回転方向に沿って形成される第1のスリット312aと、前記第1のスリット312aと交差して第1のローラー310の軸線方向に沿って形成される第2のスリット312bと、で構成される。
【0034】
ここで、第1のローラー310に形成された第1のスリット312a及び第2のスリット312bは、ラベル生地10における一方の側の端縁から他方の側の端縁までを連結して、ラベル生地10の全面積にわたって溝13を形成する。
【0035】
このように、第1のローラー310に形成された凹凸312が第1のスリット312a及び第2のスリット312bで構成され、第1のスリット312aと第2のスリット312bとが交差して形成されることにより、ラベル生地10に混合液が染み込むことが可能な溝13が交差して形成されるのであり、これにより、ラベルを除去するためにチップの形状に細かく切断されたペットボトルPを混合液に投入することにより、混合液が溝13に沿ってスムーズに染み込むことで、ラベル生地10とペットボトルPの分離を容易にする。
【0036】
一方、上述したように、第1のローラー310に形成された凹凸312は、図4及び図5に示すように、第1のスリット312aと第2のスリット312bとが斜線状に交差するか、或いは、第1のスリット312aと第2のスリット312bとがジグザグ状に交差して形成されるのでありうる。
【0037】
このような第1のスリット312a及び第2のスリット312bの形態は、混合液がラベル生地10にスムーズに染み込むことで、ペットボトルPからラベル生地10が円滑に分離されうる形態であれば、多様に変形して実施されうる。
【0038】
上述した構成を持つ、本発明に係るラベル製造装置によれば、ラベル生地10が、離型紙20とラミネートされる過程にて、ラベル生地10に溝13を形成することにより、粘着剤14によってラベル生地10がペットボトルPの表面に貼り付けられる程度を制御することができるだけでなく、ラベルの分離のために、回収されたペットボトルPを混合液に入れると、ラベル生地10の溝13に沿って混合液がスムーズに染み込むことで、ペットボトルPとラベルの分離を容易にするという効果がある。
【0039】
一方、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨から逸脱することなく、修正及び変形を加えて実施することができ、それらの修正及び変形実施も本発明の技術的思想に属すると理解すべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【手続補正書】
【提出日】2022-09-30
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1
【国際調査報告】