(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-05-11
(54)【発明の名称】活力のためのダイエタリーサプリメント
(51)【国際特許分類】
A23L 33/17 20160101AFI20230501BHJP
A23L 33/15 20160101ALI20230501BHJP
A23L 33/16 20160101ALI20230501BHJP
A23L 33/135 20160101ALI20230501BHJP
【FI】
A23L33/17
A23L33/15
A23L33/16
A23L33/135
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022554654
(86)(22)【出願日】2021-04-01
(85)【翻訳文提出日】2022-09-09
(86)【国際出願番号】 EP2021058560
(87)【国際公開番号】W WO2021204644
(87)【国際公開日】2021-10-14
(32)【優先日】2020-04-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】590002013
【氏名又は名称】ソシエテ・デ・プロデュイ・ネスレ・エス・アー
(74)【代理人】
【識別番号】100088155
【氏名又は名称】長谷川 芳樹
(74)【代理人】
【識別番号】100107456
【氏名又は名称】池田 成人
(74)【代理人】
【識別番号】100162352
【氏名又は名称】酒巻 順一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100140453
【氏名又は名称】戸津 洋介
(72)【発明者】
【氏名】サイデンスティッカー, カート
(72)【発明者】
【氏名】コート, ケイティー
(72)【発明者】
【氏名】クトリ, クリスティーナ
(72)【発明者】
【氏名】フリーズ, コーリー
(72)【発明者】
【氏名】バルガス, ルイス
【テーマコード(参考)】
4B018
【Fターム(参考)】
4B018LB08
4B018LB10
4B018LE03
4B018LE05
4B018MD02
4B018MD03
4B018MD05
4B018MD19
4B018MD20
4B018MD22
4B018MD23
4B018MD25
4B018MD81
4B018MD86
4B018ME14
(57)【要約】
本発明は、免疫細胞の機能を改善する又は高めること、十分な水分補給を促進すること、及び免疫系が機能するために必要とする必須栄養素及びアミノ酸を供給することによる、免疫機能の改善に関する。本発明のサプリメント組成物は、コラーゲンペプチド、L-グルタミン、L-アルギニン、パン酵母βグルカン、L-トリプトファン、加熱殺菌したラクトバチルス・プランタルム、ビタミン、及びミネラルを含む。免疫系機能は、この構成成分の組合せを使用して改善される。
【選択図】 なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ダイエタリーサプリメント組成物であって、前記組成物の約7~69重量%の量のコラーゲンと、前記組合せの約3~31重量%の量のL-グルタミンと、前記組成物の約0.7~8重量%の量のL-アルギニンと、前記組成物の約0.3~4.0重量%の量のパン酵母βグルカンと、前記組成物の約0.1~0.8重量%の量のL-トリプトファンと、前記組成物の約0.1~0.8重量%の量の加熱殺菌したラクトバチルス・プランタルムL-137とを含む、ダイエタリーサプリメント組成物。
【請求項2】
前記コラーゲンが、加水分解コラーゲンペプチドの形態で存在する、請求項1に記載のダイエタリーサプリメント組成物。
【請求項3】
前記組成物が、電解質ミネラルを更に含み、電解質ミネラルの総量が、全組成物の約7~39重量%の量で存在する、請求項1又は2に記載のダイエタリーサプリメント組成物。
【請求項4】
前記組成物が、ダイエタリーサプリメントでの摂取に好適なビタミンを更に含み、そのようなビタミンの各々が、全組成物の約0.001~15.4重量%の量で存在する、請求項1又は2に記載のダイエタリーサプリメント組成物。
【請求項5】
前記組成物が粉末である、請求項1~4のいずれか一項に記載のダイエタリーサプリメント組成物。
【請求項6】
前記組成物が液体である、請求項1~4のいずれか一項に記載のダイエタリーサプリメント組成物。
【請求項7】
コラーゲンが前記組成物の約20~54重量%の量で存在し、L-グルタミンが前記組合せの約7~23重量%の量で存在し、L-アルギニンが前記組成物の約2~6重量%の量で存在し、パン酵母βグルカンが前記組成物の約1~3.1重量%の量で存在し、L-トリプトファンが前記組成物の約0.2~0.6重量%の量で存在し、加熱殺菌したラクトバチルス・プランタルムL-137が前記組成物の約0.2~0.6重量%の量で存在する、請求項1に記載のダイエタリーサプリメント組成物。
【請求項8】
前記コラーゲンが、加水分解コラーゲンペプチドの形態で存在する、請求項7に記載のダイエタリーサプリメント組成物。
【請求項9】
前記組成物が、電解質ミネラルを更に含み、電解質ミネラルの総量が、全組成物の約10~23重量%の量で存在する、請求項7又は8に記載のダイエタリーサプリメント組成物。
【請求項10】
前記組成物が、ダイエタリーサプリメントでの摂取に好適なビタミンを更に含み、そのようなビタミンの各々が、全組成物の約3~12重量%の量で存在する、請求項7又は8に記載のダイエタリーサプリメント組成物。
【請求項11】
前記組成物が粉末である、請求項7~10のいずれか一項に記載のダイエタリーサプリメント組成物。
【請求項12】
前記組成物が液体である、請求項7~10のいずれか一項に記載のダイエタリーサプリメント組成物。
【請求項13】
コラーゲンが前記組成物の約27~46重量%の量で存在し、L-グルタミンが前記組合せの約10~19重量%の量で存在し、L-アルギニンが前記組成物の約3~5重量%の量で存在し、パン酵母βグルカンが前記組成物の約1.3~2重量%の量で存在し、L-トリプトファンが前記組成物の約0.3~0.5重量%の量で存在し、(加熱殺菌したラクトバチルス・プランタルムL-137)が前記組成物の約0.3~0.5重量%の量で存在する、請求項1に記載のダイエタリーサプリメント組成物。
【請求項14】
前記コラーゲンが、加水分解コラーゲンペプチドの形態で存在する、請求項13に記載のダイエタリーサプリメント組成物。
【請求項15】
前記組成物が、電解質ミネラルを更に含み、電解質ミネラルの総量が、全組成物の約15~21重量%の量で存在する、請求項13又は14に記載のダイエタリーサプリメント組成物。
【請求項16】
前記組成物が、ダイエタリーサプリメントでの摂取に好適なビタミンを更に含み、そのようなビタミンの各々が、全組成物の約5~10重量%の量で存在する、請求項13又は14に記載のダイエタリーサプリメント組成物。
【請求項17】
前記組成物が粉末である、請求項13~16のいずれか一項に記載のダイエタリーサプリメント組成物。
【請求項18】
前記組成物が液体である、請求項13~16のいずれか一項に記載のダイエタリーサプリメント組成物。
【請求項19】
以下の成分を含む、ダイエタリーサプリメント組成物。
【表1】
【請求項20】
免疫系機能を改善する方法であって、請求項1~19のいずれか一項に記載の組成物を、免疫系機能の改善を必要とする患者に投与することを含む、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、免疫細胞の機能を改善する又は高めること、十分な水分補給を促進すること、及び免疫系が機能するために必要とする必須栄養素及びアミノ酸を供給することによる、免疫機能の改善に関する。本発明のサプリメント組成物は、コラーゲンペプチド、L-グルタミン、L-アルギニン、パン酵母βグルカン、L-トリプトファン、加熱殺菌したラクトバチルス・プランタルム(Lactobacillus plantarum)、ビタミン、及びミネラルを含む。免疫系機能は、この構成成分の組合せを使用して改善される。
【背景技術】
【0002】
毎日、数千人の人々が、風邪、インフルエンザ、又はコロナウイルス感染症(COVID)などの他の感染性疾患により死亡している。多くの人々は、自らの免疫系を強化するのに役立ち、そして上記の疾患にかかりにくい状態にするために、機能性食品又はダイエタリーサプリメントで食事を補うことを選択する。カプセル剤、錠剤、栄養飲料、又は飲料粉末混合物の摂取は、毎日、又は症状の発症直前及び発症中のいずれかに摂取することで、上記の免疫を支援する機能の促進を助ける好ましい方法となっている。
【0003】
十分な栄養、睡眠、及び手を洗う又は人混みを避けるなど衛生状態を良くすることは、免疫系を支援すること及び感染性疾患を回避することにおいて防衛の第一線であるが、ある種の摂取可能なダイエタリーサプリメント及び成分は、免疫系の機能を増進及び改善し、病気を撃退するために身体が必要とする支援を身体に提供する可能性がある。これらのパラメータとしては、免疫細胞の機能の改善又は向上、十分な水分補給の促進、及び免疫系が機能するために必要とする必須栄養素及びアミノ酸の供給が挙げられる。
【0004】
研究により、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、ビタミンC、ビタミンD、亜鉛、コラーゲン、L-グルタミン、L-アルギニン、L-トリプトファン、Wellmune(登録商標)パン酵母βグルカン、Immuno-LP20R(登録商標)(加熱殺菌したラクトバチルス・プランタルムL-137)などの、いくつかのダイエタリーサプリメント成分が上記の免疫機能を支援する固有の特性を有することが明らかになっている。
【0005】
必須ビタミン及びミネラルと、アミノ酸と、免疫を増強する特別な成分とを提供することによって、免疫機能を改善することが尚も必要とされている。本発明は、この不備を解決し、これらの成分の摂取を増進し、免疫機能を支援するのに役立つ。
【発明の概要】
【0006】
本発明は、コラーゲンペプチド、L-グルタミン、L-アルギニン、パン酵母βグルカン、L-トリプトファン、加熱殺菌したラクトバチルス・プランタルム、ビタミン、及びミネラルを含む、ダイエタリーサプリメント組成物に関する。
【0007】
一実施形態では、コラーゲンペプチドは上記組成物の約7~69重量%の量で存在し、L-グルタミンは上記組成物の約3~約31重量%の量で存在し、L-アルギニンは上記組成物の約0.7~約8重量%の量で存在し、パン酵母βグルカンは上記組成物の約0.3~約4重量%の量で存在し、L-トリプトファンは、上記組成物の約0.1~約0.8重量%の量で存在し、加熱殺菌したラクトバチルス・プランタルムL-137は上記組成物の約0.1~約0.8重量%の量で存在する。
【0008】
本発明の組成物は、免疫系機能を支援する及び高めることを意図している。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明は、免疫系機能を支援する及び高めるためのサプリメントとして消費され得るダイエタリーサプリメント組成物に関する。
【0010】
本発明の組成物は、コラーゲンを、好ましくは、加水分解コラーゲンペプチドの形態で、L-グルタミン、L-アルギニン、パン酵母βグルカン、L-トリプトファン、加熱殺菌したラクトバチルス・プランタルム、任意選択的に追加のビタミン及びミネラルと組み合わせて、含む。
【0011】
組成物は、液体、溶液、懸濁液、粉末、又はゲルの形態で投与されてもよい。粉末形態である場合、粉末は、指示のとおり投与する前に可溶な液体に混合される。
【0012】
コラーゲンは、組成物の約7~69重量%、組成物の約20~54重量%、又は組成物の約27~46重量%の量で組成物中に存在する。あるいは、コラーゲンは、約1~9グラム/サービング、約3~7グラム/サービング、又は約4~6グラム/サービングの量で組成物中に存在してもよい。好ましい実施形態では、コラーゲンは、約5グラム/サービングの量で組成物中に存在してもよい。コラーゲンはタンパク質であり、組成物中に任意の利用可能な形態で存在してもよい。しかしながら、本発明は、好ましくはコラーゲンペプチドを使用する。コラーゲンペプチドは、牛肉、鶏肉、魚、卵殻膜、及び鶏卵白を含むがこれらに限定されない、任意の既知の供給源から供給され得る。
【0013】
L-グルタミンは、約0.5~4.0g/サービング、約1~3g/サービング、約1.5~2.5g/サービング、又は約2g/サービングの量で組成物中に存在する。あるいは、L-グルタミンは、約3~31重量%、約7~23重量%、又は約10~19重量%の量で組成物中に存在してもよい。
【0014】
L-アルギニンも、約0.1~1g/サービング、約0.25~0.75g/サービング、約0.4~0.6g/サービング、又は約0.5g/サービングの量で組成物中に存在する。あるいは、L-アルギニンは、約0.7~8重量%、約2~6重量%、又は約3~5重量%の量で組成物中に存在してもよい。
【0015】
パン酵母βグルカンも、約0.05~0.5g/サービング、約0.15~0.4g/サービング、約0.2~0.3g/サービング、又は約0.25g/サービングの量で組成物中に存在する。あるいは、パン酵母βグルカンは、約0.3~4.0重量%、約1~3.1重量%、又は約1.3~2重量%の量で組成物中に存在してもよい。好ましい実施形態では、Wellmune(登録商標)パン酵母βグルカンを使用する。
【0016】
L-トリプトファンも、約0.01~0.1g/サービング、約0.025~0.075g/サービング、約0.04~0.06g/サービング、又は約0.05g/サービングの量で組成物中に存在する。あるいは、L-トリプトファンは、約0.1~0.8重量%、約0.2~0.6重量%、又は約0.3~0.5重量%の量で組成物中に存在してもよい。
【0017】
加熱殺菌したラクトバチルス・プランタルムL-137も、約0.01~0.1g/サービング、約0.025~0.075g/サービング、約0.04~0.06g/サービング、又は約0.05g/サービングの量で組成物中に存在する。あるいは、加熱殺菌したラクトバチルス・プランタルムL-137は、約0.1~0.8重量%、約0.2~0.6重量%、又は約0.3~0.5重量%の量で組成物中に存在してもよい。好ましい実施形態では、Immuno-LP20(登録商標)(加熱殺菌したラクトバチルス・プランタルムL-137)を使用する。
【0018】
電解質、ビタミン、ミネラル、及び他のダイエタリーサプリメントを含む追加の栄養素を、組成物において使用してもよい。好適な電解質ミネラルとしては、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、重炭酸塩、塩化物、亜鉛及びリン酸塩が挙げられるが、これらに限定されない。電解質ミネラルの総量は、組成物の約7~39重量%、組成物の約10~23重量%、又は約15~21重量%の量で組成物に添加してもよい。あるいは、全電解質は、約1~5グラム/サービング、約1.5~3グラム/サービング、又は約2.25~2.75グラム/サービングの範囲で存在してもよい。
【0019】
ナトリウムは、海塩、ヨウ素添加塩、重炭酸ナトリウム、又はヒマラヤピンク海塩(Himalayan pink sea salt)などの任意の形態で、約0.2~1グラム/サービング若しくは0.3~0.7グラム/サービング、又は全組成物の約1.3~8重量%、若しくは約2~6重量%の量で存在してもよい。
【0020】
カリウムは、クエン酸カリウム、塩化カリウム、又はソルビン酸カリウムなどの任意の好適な形態で存在してもよい。カリウムは、約0.1~2グラム/サービング若しくは約0.2~1グラム/サービング、又は全組成物の約0.7~15重量%、若しくは約1.3~8重量%の量で存在してもよい。
【0021】
マグネシウムは、クエン酸マグネシウム、酸化マグネシウム、リジン酸-グリシン酸キレートマグネシウム(magnesium lysinate-glycinate chelate)、又はリンゴ酸マグネシウムなどの任意の好適な形態で存在してもよい。マグネシウムは、約0.01~0.2グラム/サービング若しくは約0.02~0.1グラム/サービング、又は全組成物の約0.1~1.5重量%、若しくは約0.1~0.8重量%の量で存在してもよい。
【0022】
亜鉛は、硫酸亜鉛又はクエン酸亜鉛などの任意の好適な形態で存在してもよい。亜鉛は、約0.01~0.2グラム/サービング若しくは約0.01~0.1グラム/サービング、又は全組成物の約0.1~1.5重量%、若しくは約0.1~0.8重量%の量で存在してもよい。
【0023】
ビタミンを更に、組成物に添加してもよい。ダイエタリーサプリメントでの摂取に好適な任意のビタミンは使用に好適である。好適なビタミンとしては、ビタミンB1(例えば、塩化チアミンとして)、ビタミンB2(例えば、リボフラビンとして)、ビタミンB3(例えば、ナイアシンアミド)、ビタミンB6(例えば、ピリドキシンHClとして)、ビタミンB5(例えば、パントテン酸又はD-パントテン酸カルシウムとして)、ビタミンB12(シアノコバラミン)、葉酸塩(例えば、葉酸として)などのビタミンB、ビタミンC(例えば、アスコルビン酸ナトリウムとして)、ビタミンD、ビタミンEなどが挙げられるが、これらに限定されない。本発明の文脈において、ビタミンの各々は、約0.01~2グラム/サービング、約0.5~1.5グラム/サービング、約0.75~1.25グラム/サービング、又は全組成物の約0.001~15.4重量%、約3~12重量%、若しくは約5~10重量%の量で、組成物中に独立して存在してもよい。
【0024】
更に、組成物の風味を増強するために、任意の既知の天然風味料を使用して組成物に風味付けしてもよい。加えて、ダイエタリーサプリメントに好適な他の添加剤としては、モンクフルーツ抽出物、ヒマラヤピンク海塩、果実及び野菜のジュース粉末、βカロテン、クエン酸、並びにリンゴ酸が挙げられるが、これらに限定されない。
【0025】
本発明によれば、好適な組成物としては、表1に記載されるものが挙げられるが、これらに限定されない。
【0026】
【0027】
本発明の一実施形態では、サプリメントのカロリー摂取量は、1サービング当たり約100カロリー未満、約75カロリー未満、又は約30カロリーである。加えて、組成物中の炭水化物及び総糖質の量は、望ましくは少ない。例えば、炭水化物は、10グラム/サービング未満、7グラム/サービング未満、5グラム/サービング未満、約2グラム/サービング、又は約1グラム/サービングの量で存在してもよい。同様に、総糖質は、望ましくは少なく維持され、例えば、6グラム/サービング未満、5グラム/サービング未満、又は約0グラム/サービングに維持される。上記のように、コラーゲン又はコラーゲンペプチドの形態でのタンパク質の含有量は高く、好ましくは2グラム/サービング超、4グラム/サービング超、又は約5グラム/サービングである。
【0028】
実施例1
表1に示される処方の組成物を調製した。
【国際調査報告】