(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-05-12
(54)【発明の名称】モノのインターネット機器の登録方法、装置、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
G06F 21/60 20130101AFI20230502BHJP
【FI】
G06F21/60 340
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022547228
(86)(22)【出願日】2020-02-05
(85)【翻訳文提出日】2022-08-03
(86)【国際出願番号】 CN2020074359
(87)【国際公開番号】W WO2021155515
(87)【国際公開日】2021-08-12
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】オッポ広東移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
【住所又は居所原語表記】No. 18 Haibin Road,Wusha, Chang’an,Dongguan, Guangdong 523860 China
(74)【代理人】
【識別番号】100126000
【氏名又は名称】岩池 満
(74)【代理人】
【識別番号】100203105
【氏名又は名称】江口 能弘
(72)【発明者】
【氏名】チャン ジュン
(57)【要約】
モノのインターネット(IOT)機器の登録方法、装置、機器及び記憶媒体を提供し、IOT技術分野に関する。方法は、IOT機器からの第1の登録リクエストを受信し、第1の登録リクエストにアクセス設定情報及びIOT機器の目標機器識別子を載せる。アクセス設定情報はコンフィギュレータからIOT機器に提供され、且つコンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子を含む。つまりここでコンフィギュレータがクラウドプラットフォームからコンフィギュレータアクセストークン及び機器アクセストークンをリクエストする必要なく、ユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を直接決定できる。そして関連対象であるユーザ識別子を目標機器識別子と関連づけて、登録を完成し、登録プロセスを減少し、登録効率を向上させる。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
クラウドプラットフォームに適用されるモノのインターネット機器の登録方法であって、前記方法は、
モノのインターネット機器からの第1の登録リクエストを受信するステップであって、前記第1の登録リクエストにアクセス設定情報及び前記モノのインターネット機器の目標機器識別子が載せられ、前記アクセス設定情報がコンフィギュレータから前記モノのインターネット機器に提供されるものであり、前記アクセス設定情報には前記コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子が含まれるステップと、
前記アクセス設定情報に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を決定するステップと、
前記関連対象であるユーザ識別子を前記目標機器識別子に関連付けるステップと、を含む、ことを特徴とするモノのインターネット機器の登録方法。
【請求項2】
前記アクセス設定情報は前記第1のアクセストークンを含み、所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子と前記関連対象であるユーザ識別子との対応関係が記憶され、
前記前記アクセス設定情報に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を決定するステップは、
前記第1のアクセストークンに基づいて、アカウントサービス機器から前記第1のユーザ識別子を取得するステップと、
前記所定の記憶位置の対応関係から前記第1のユーザ識別子に対応する関連対象であるユーザ識別子を決定するステップと、を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記方法は、
前記第1のアクセストークンと前記第1のユーザ識別子が載せられる前記コンフィギュレータの第2の登録リクエストを受信するステップと、
前記第1のアクセストークンを前記アカウントサービス機器に送信して検証するステップと、
検証合格メッセージを受信すると、前記関連対象であるユーザ識別子を生成するステップと、
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子と前記関連対象であるユーザ識別子との対応関係を記憶するステップと、をさらに含む、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記関連対象であるユーザ識別子は前記第1のユーザ識別子であり、前記アクセス設定情報は前記第1のユーザ識別子を含み、
前記アクセス設定情報に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を決定するステップは、
所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたかどうかを決定するステップと、
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたと、前記第1のユーザ識別子を前記関連対象であるユーザ識別子として決定するステップと、を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記関連対象であるユーザ識別子は前記第1のユーザ識別子であり、前記アクセス設定情報は前記第1のアクセストークンと前記第1のユーザ識別子を含み、
前記アクセス設定情報に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を決定するステップは、
前記第1のアクセストークンをアカウントサービス機器に送信して検証するステップと、
検証合格メッセージを受信すると、所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたかどうかを決定するステップと、
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたと、前記第1のユーザ識別子を前記関連対象であるユーザ識別子として決定するステップと、を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記関連対象であるユーザ識別子は前記第1のユーザ識別子であり、前記アクセス設定情報は前記第1のアクセストークンを含み、
前記アクセス設定情報に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を決定するステップは、
前記第1のアクセストークンを含む識別子取得リクエストをアカウントサービス機器に送信するステップであって、前記識別子取得リクエストは、前記アカウントサービス機器が前記第1のアクセストークンに基づいて対応する第1のユーザ識別子をフィードバックするように指示するためのものであるステップと、
前記第1のユーザ識別子を受信すると、所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたかどうかを決定するステップと、
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたと、前記第1のユーザ識別子を前記関連対象であるユーザ識別子として決定するステップと、を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記方法は、
アカウントサービス機器によって送信された前記第1のユーザ識別子を受信するステップと、
前記第1のユーザ識別子を前記所定の記憶位置に記憶するステップと、をさらに含む、ことを特徴とする請求項4-6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記アクセス設定情報は前記第1のユーザ識別子を含み、所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子と前記関連対象であるユーザ識別子との対応関係が記憶され、
前記アクセス設定情報に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を決定するステップは、
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子に対応する関連対象であるユーザ識別子を決定するステップを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記アクセス設定情報は前記第1のアクセストークンと前記第1のユーザ識別子を含み、所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子と前記関連対象であるユーザ識別子との対応関係が記憶され、
前記アクセス設定情報に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を決定するステップは、
前記第1のアクセストークンをアカウントサービス機器に送信して検証するステップと、
検証合格メッセージを受信すると、前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子に対応する関連対象であるユーザ識別子を決定するステップと、を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記方法は、
アカウントサービス機器によって送信された前記第1のユーザ識別子を受信するステップと、
前記第1のユーザ識別子に基づいて、前記関連対象であるユーザ識別子を生成するステップと、
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子と前記関連対象であるユーザ識別子との対応関係を記憶するステップと、をさらに含む、ことを特徴とする請求項8または9に記載の方法。
【請求項11】
前記方法は、
前記モノのインターネット機器に前記関連対象であるユーザ識別子を送信するステップをさらに含む、ことを特徴とする請求項1-10のいずれか一項に記載の方法。
【請求項12】
前記方法は、
前記モノのインターネット機器の有効な検証用の第2のアクセストークンを前記モノのインターネット機器に割り当てるステップと、
前記第2のアクセストークンを前記モノのインターネット機器に送信するステップと、をさらに含む、ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項13】
コンフィギュレータに適用されるモノのインターネット機器の登録方法であって、前記方法は、
前記コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子であるアクセス設定情報を取得するステップと、
前記アクセス設定情報が少なくとも載せられ、前記モノのインターネット機器が前記アクセス設定情報に基づいてクラウドプラットフォームに登録するように指示するためのアクセス指示メッセージをモノのインターネット機器へ送信するステップと、を含む、ことを特徴とするモノのインターネット機器の登録方法。
【請求項14】
アクセス設定情報を取得するステップは、
前記ユーザアカウントに基づいて、アカウントサービス機器にログインまたはサードパーティ授権認証を実行するステップと、
前記アカウントサービス機器によって送信された前記アクセス設定情報を受信するステップと、を含む、ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項15】
クラウドプラットフォームに適用されるモノのインターネット機器の登録装置であって、前記装置は、
モノのインターネット機器からの第1の登録リクエストを受信するための受信モジュールであって、前記第1の登録リクエストにアクセス設定情報及び前記モノのインターネット機器の目標機器識別子が載せられ、前記アクセス設定情報がコンフィギュレータから前記モノのインターネット機器に提供されるものであり、前記アクセス設定情報には前記コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子が含まれる受信モジュールと、
前記アクセス設定情報に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を決定するための決定モジュールと、
前記関連対象であるユーザ識別子を前記目標機器識別子に関連付けるための関連モジュールと、を含むことを特徴とするモノのインターネット機器の登録装置。
【請求項16】
前記アクセス設定情報は前記第1のアクセストークンを含み、所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子と前記関連対象であるユーザ識別子との対応関係が記憶され、
前記決定モジュールは、
前記第1のアクセストークンに基づいて、アカウントサービス機器から前記第1のユーザ識別子を取得すること、及び
前記所定の記憶位置の対応関係から前記第1のユーザ識別子に対応する関連対象であるユーザ識別子を決定すること、に用いられる、ことを特徴とする請求項15に記載の装置。
【請求項17】
前記関連モジュールは、さらに、
前記第1のアクセストークンと前記第1のユーザ識別子が載せられる前記コンフィギュレータの第2の登録リクエストを受信すること、
前記第1のアクセストークンを前記アカウントサービス機器に送信して検証すること、
検証合格メッセージを受信すると、前記関連対象であるユーザ識別子を生成すること、及び
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子と前記関連対象であるユーザ識別子との対応関係を記憶すること、に用いられることを特徴とする請求項16に記載の装置。
【請求項18】
前記関連対象であるユーザ識別子は前記第1のユーザ識別子であり、前記アクセス設定情報は前記第1のユーザ識別子を含み、
前記決定モジュールは、
所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたかどうかを決定すること、及び
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたと、前記第1のユーザ識別子を前記関連対象であるユーザ識別子として決定することに用いられる、ことを特徴とする請求項15に記載の装置。
【請求項19】
前記関連対象であるユーザ識別子は前記第1のユーザ識別子であり、前記アクセス設定情報は前記第1のアクセストークンと前記第1のユーザ識別子を含み、
前記決定モジュールは、
前記第1のアクセストークンをアカウントサービス機器に送信して検証すること、
検証合格メッセージを受信すると、所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたかどうかを決定すること、及び
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたと、前記第1のユーザ識別子を前記関連対象であるユーザ識別子として決定すること、に用いられる、ことを特徴とする請求項15に記載の装置。
【請求項20】
前記関連対象であるユーザ識別子は前記第1のユーザ識別子であり、前記アクセス設定情報は前記第1のアクセストークンを含み、
前記決定モジュールは、
前記第1のアクセストークンを含む識別子取得リクエストをアカウントサービス機器に送信することであって、前記識別子取得リクエストは、前記アカウントサービス機器が前記第1のアクセストークンに基づいて対応する第1のユーザ識別子をフィードバックするように指示するためのものであること、
前記第1のユーザ識別子を受信すると、所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたかどうかを決定すること、及び
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたと、前記第1のユーザ識別子を前記関連対象であるユーザ識別子として決定することに用いられる、ことを特徴とする請求項15に記載の装置。
【請求項21】
前記関連モジュールは、さらに、
アカウントサービス機器によって送信された前記第1のユーザ識別子を受信すること、
前記第1のユーザ識別子を前記所定の記憶位置に記憶することに用いられる、ことを特徴とする請求項18-20のいずれか一項に記載の装置。
【請求項22】
前記アクセス設定情報は前記第1のユーザ識別子を含み、所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子と前記関連対象であるユーザ識別子との対応関係が記憶され、
前記決定モジュールは、
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子に対応する関連対象であるユーザ識別子を決定することに用いられる、ことを特徴とする請求項15に記載の装置。
【請求項23】
前記アクセス設定情報は前記第1のアクセストークンと前記第1のユーザ識別子を含み、所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子と前記関連対象であるユーザ識別子との対応関係が記憶され、
前記決定モジュールは、
前記第1のアクセストークンをアカウントサービス機器に送信して検証すること、及び
検証合格メッセージを受信すると、前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子に対応する関連対象であるユーザ識別子を決定することに用いられる、ことを特徴とする請求項15に記載の装置。
【請求項24】
前記関連モジュールはさらに、
アカウントサービス機器によって送信された前記第1のユーザ識別子を受信すること、
前記第1のユーザ識別子に基づいて、前記関連対象であるユーザ識別子を生成すること、及び
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子と前記関連対象であるユーザ識別子との対応関係を記憶することに用いられる、ことを特徴とする請求項22または23に記載の装置。
【請求項25】
前記関連モジュールは、さらに、
前記モノのインターネット機器に前記関連対象であるユーザ識別子を送信することに用いられる、ことを特徴とする請求項15-24のいずれか一項に記載の方法。
【請求項26】
前記関連モジュールは、さらに、
前記モノのインターネット機器の有効な検証用の第2のアクセストークンを前記モノのインターネット機器に割り当てること、及び
前記第2のアクセストークンを前記モノのインターネット機器に送信することに用いられる、ことを特徴とする請求項25に記載の装置。
【請求項27】
コンフィギュレータに適用されるモノのインターネット機器の登録装置であって、前記装置は、
前記コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子であるアクセス設定情報を取得するための取得モジュールと、
前記アクセス設定情報が少なくとも載せられ、前記モノのインターネット機器が前記アクセス設定情報に基づいてクラウドプラットフォームに登録するように指示するためのアクセス指示メッセージをモノのインターネット機器へ送信するための送信モジュールと、を含む、ことを特徴とするモノのインターネット機器の登録装置。
【請求項28】
前記取得モジュールは、
前記ユーザアカウントに基づいて、アカウントサービス機器にログインまたはサードパーティ授権認証を実行すること、及び
前記アカウントサービス機器によって送信された前記アクセス設定情報を受信することに用いられる、ことを特徴とする請求項27に記載の装置。
【請求項29】
機器であって、プロセッサとメモリを含み、前記メモリには少なくとも1つの命令が記憶され、前記少なくとも1つの命令は、請求項1-12のいずれか一項に記載の方法、又は、請求項13または14に記載の方法を実現するように、前記プロセッサによって実行されるためのものである、ことを特徴とする機器。
【請求項30】
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体には少なくとも1つの命令が記憶され、前記少なくとも1つの命令は、請求項1-12のいずれか一項に記載の方法、又は、請求項13または14に記載の方法を実現するように、プロセッサによって実行されるためのものである、ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願はモノのインターネットの技術分野に関し、特にモノのインターネット機器の登録方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、モノのインターネット技術は日常生活で広く使われている。モノのインターネットにおいて関連する通信機器が常にモノのインターネット機器と呼ばれる。同じローカルエリアネットワーク内のモノのインターネット機器は直接通信することができる。しかしながら、同じローカルエリアネットワークにないモノのインターネット機器の間はクラウドプラットフォームを介してリモート通信を行う必要があり、このため、モノのインターネット機器が予めクラウドプラットフォームで登録する必要がある。
【0003】
関連技術において、モノのインターネット機器には一般的にコンフィギュレータが設置され、該コンフィギュレータはモノのインターネット機器にクラウドプラットフォームにアクセスするためのアクセス設定情報を提供することができ、これにより、モノのインターネット機器は該アクセス設定情報に基づいてクラウドプラットフォームで登録する。現在、どのようにコンフィギュレータを利用してモノのインターネット機器のクラウドプラットフォームでの迅速な登録を制御するかは研究のホットスポットになっている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本願の実施例は、どのようにコンフィギュレータを利用してモノのインターネット機器のクラウドプラットフォームでの迅速な登録を制御する問題を解決することができるように、モノのインターネット機器の登録方法、装置、機器及び記憶媒体を提供する。前記技術的手段は以下のとおりである。
【0005】
一態様において、クラウドプラットフォームに適用されるモノのインターネット機器の登録方法を提供し、該方法は、
モノのインターネット機器からの第1の登録リクエストを受信するステップであって、前記第1の登録リクエストにアクセス設定情報及び前記モノのインターネット機器の目標機器識別子が載せられ、前記アクセス設定情報がコンフィギュレータから前記モノのインターネット機器に提供されるものであり、前記アクセス設定情報には前記コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子が含まれるステップと、
前記アクセス設定情報に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を決定するステップと、
前記関連対象であるユーザ識別子を前記目標機器識別子に関連付けるステップとを含む。
【0006】
他の態様において、コンフィギュレータに適用されるモノのインターネット機器の登録方法を提供し、該方法は、
前記コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子であるアクセス設定情報を取得するステップと、
前記アクセス設定情報が少なくとも載せられ、前記モノのインターネット機器が前記アクセス設定情報に基づいてクラウドプラットフォームに登録するように指示するためのアクセス指示メッセージをモノのインターネット機器へ送信するステップと、を含む。
【0007】
他の態様において、クラウドプラットフォームに適用されるモノのインターネット機器の登録装置を提供し、該装置は、
モノのインターネット機器からの第1の登録リクエストを受信するための受信モジュールであって、前記第1の登録リクエストにアクセス設定情報及び前記モノのインターネット機器の目標機器識別子が載せられ、前記アクセス設定情報がコンフィギュレータから前記モノのインターネット機器に提供されるものであり、前記アクセス設定情報には前記コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子が含まれる受信モジュールと、
前記アクセス設定情報に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を決定するための決定モジュールと、
前記関連対象であるユーザ識別子を前記目標機器識別子に関連付けるための関連モジュールと、を含む。
【0008】
他の態様において、コンフィギュレータに適用されるモノのインターネット機器の登録装置を提供し、該装置は、
前記コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子であるアクセス設定情報を取得するための取得モジュールと、
前記アクセス設定情報が少なくとも載せられ、前記モノのインターネット機器が前記アクセス設定情報に基づいてクラウドプラットフォームに登録するように指示するためのアクセス指示メッセージをモノのインターネット機器へ送信するための送信モジュールと、を含む。
【0009】
他の態様において、機器を提供し、前記機器はプロセッサ及びメモリを含み、前記メモリには少なくとも1つの命令が記憶され、前記少なくとも1つの命令は、上記一態様のいずれか一項に記載の方法、又は、上記他の態様のいずれか一項に記載の方法を実現するように、前記プロセッサによって実行される。
【0010】
他の態様において、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体には少なくとも1つの命令が記憶され、前記少なくとも1つの命令は、上記一態様のいずれか一項に記載の方法、又は、上記他の態様のいずれか一項に記載の方法を実現するように、プロセッサによって実行される。
【0011】
他の態様において、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品は1つ又は複数のコンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムはプロセッサによって実行されるとき、上記一態様のいずれか一項に記載の方法、又は、上記他の態様のいずれか一項に記載の方法を実現する。
【0012】
本願の実施例による技術的手段によってもたらされる有益な効果には、少なくとも以下が含まれる。
モノのインターネット機器からの第1の登録リクエストを受信し、該第1の登録リクエストにアクセス設定情報及びモノのインターネット機器の目標機器識別子が載せられる。該アクセス設定情報はコンフィギュレータから該モノのインターネット機器に提供され、且つ該コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子を含む。つまり、ここで、コンフィギュレータがクラウドプラットフォームからコンフィギュレータアクセストークン及び機器アクセストークンをリクエストする必要がなく、該ユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を直接決定することができ、そして、該関連対象であるユーザ識別子を目標機器識別子と関連づけて、登録を完成し、登録プロセスを減少し、登録効率を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
本願の実施例における技術的解決手段をより明確に説明すべく、以下に、実施例を述べるにあたり必要とされる図面について簡単に説明する。なお、以下に記載する図面は本願の一部実施例であって、当業者であれば、創造的労働を伴わないことを前提に、これら図面から他の図面を更に取得可能であることはいうまでもない。
【
図1】本願の一例示的な実施例による実施環境の模式図である。
【
図2】本願の一例示的な実施例によるモノのインターネット機器の登録方法フローチャートである。
【
図3】本願の他の一例示的な実施例によるモノのインターネット機器の登録方法のフローチャートである。
【
図4】本願の他の一例示的な実施例によるモノのインターネット機器の登録方法のフローチャートである。
【
図5】本願の一例示的な実施例によるモノのインターネット機器の登録装置の構造模式図である。
【
図6】本願の他の一例示的な実施例によるモノのインターネット機器の登録装置の構造模式図である。
【
図7】本願の他の一例示的な実施例による機器の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本願の目的、技術的解決手段及び利点をより明らかにさせるために、以下、図面を参照しながら本願の実施形態を更に詳細に説明する。
【0015】
本願の実施例によるモノのインターネット機器の登録方法を詳細に説明する前に、まず、本願の実施例に係る適用シーンと実施環境を簡単に説明する。
【0016】
まず、本願の実施例に係る適用シーンを簡単に説明する。
【0017】
モノのインターネットシーンでは、モノのインターネット機器間のサービスのインタラクションはリソースの作成、読み取り、更新、削除または通知などのようなリソース操作方式を通じて実現することができる。ここで、リソースを提供するモノのインターネット機器はサーバ側と呼ばれ、リソースにアクセスするモノのインターネット機器はクライアント側と呼ばれる。例えば、室内環境状況データを取得する端末はクライアント側であり、室内環境状況データを監視するセンサー機器はサーバ側であり、インタラクションの過程中に、サーバ側でのリソースを操作するように、クライアント側はサーバ側にリソース操作リクエストを送信することができ、サーバ側は該リソース操作リクエストに応じて対応する操作を実施し、その後、クライアント側にリソース操作応答を返し、該リソース操作応答に温度、湿度などのリソースの説明情報が載せられることができ、このように、モノのインターネット機器間のインタラクションを実現する。
【0018】
いくつかのシーンでは、複数のモノのインターネット機器は同じローカルエリアネットワーク内にない場合、または遠くにある場合、クラウドプラットフォームを介してリモート通信を実現する必要がある。該クラウドプラットフォームを介してリモート通信できるようにするために、モノのインターネット機器は該クラウドプラットフォームに登録する必要がある。従来の登録手続きでは、コンフィギュレータによりクラウドプラットフォームに登録し、コンフィギュレータアクセストークンを取得し、次に、該コンフィギュレータアクセストークンを利用して、クラウドプラットフォームに登録対象のモノのインターネット機器に機器アクセストークンを割り当てるようにリクエストし、その後、該機器アクセストークンを登録対象のモノのインターネット機器に送信し、該モノのインターネット機器は該機器アクセストークンに基づいて、クラウドプラットフォームに登録するようにする。
【0019】
しかしながら、上記実現手段では、コンフィギュレータは、事前にコンフィギュレータアクセストークンを取得し、次に、クラウドプラットフォームから登録対象のモノのインターネット機器のために機器アクセストークンをリクエストする必要があり、後続のモノのインターネット機器は登録手続きを続行することができ、このようにして、登録手続きが複雑であり、特に複数のモノのインターネット機器を登録する必要がある場合、コンフィギュレータはクラウドプラットフォームから各モノのインターネット機器のために機器アクセストークンを取得する必要があるため、登録効率が低い。このため、本願の実施例は、モノのインターネット機器の登録方法を提供し、該方法は上記欠陥を改善することができ、その具体的な実現について以下のような各実施例を参照することができる。
【0020】
次に、本願の実施例に係る実施環境を簡単に説明する。
【0021】
図1を参照し、この
図1は、一例示的な実施例による実施環境の模式図であり、該実施環境に主にコンフィギュレータ、モノのインターネット機器、クラウドプラットフォーム及びアカウントサービス機器を含む。ここで、該クラウドプラットフォームはそれぞれコンフィギュレータ、モノのインターネット機器、アカウントサービス機器と通信することができ、該コンフィギュレータはさらにそれぞれ該モノのインターネット機器、アカウントサービス機器と通信することができる。
【0022】
ここで、該コンフィギュレータは、モノのインターネット機器のためにクラウドプラットフォームにアクセスするためのアクセス設定情報を提供するために使用されることができ、一例として、製品形態に関しては、該コンフィギュレータは端末にインストールされるAPP(Application、アプリケーション)またはソフトウェア等であり、通常、モノのインターネット機器と同じサプライヤーによって提供される。
【0023】
該モノのインターネット機器はサーバ側またはユーザ側を備え、即ち、クラウドプラットフォームによってリモート通信を行う際に、通常、サーバ側とクライアント側が該クラウドプラットフォームに登録する必要がある。
【0024】
ここで、該アカウントサービス機器は、ユーザアカウント管理サービスを提供するために使用できる。該アカウントサービス機器は、該クラウドプラットフォームと同じオペレーターに属する場合もあれば、該アカウントサービス機器がサードパーティにより提供される場合もある。通常、コンフィギュレータはモノのインターネット機器のためにアクセス設定情報を配置する前に、ユーザアカウントにログインするか、Oauth授権を実行する必要があり、該過程中に、該アカウントサービス機器を介してユーザアカウントログインまたはOauth授権を実行し、成功後に後続の手順を実施する必要があり、具体的に下記を参照する。
【0025】
ここで、上記クラウドプラットフォームは1つのサーバであってもよいか、又は、該クラウドプラットフォームは複数のサーバからなるサーバクラスターであってもよく、本願の実施例はこれを限定しない。
【0026】
本願の実施例に係る適用シーンと実施環境を説明した後、続いて、図面を参照して本願の実施例によるモノのインターネット機器の登録方法を詳細に説明する。
【0027】
図2を参照し、この
図2は、例示的な実施例によるモノのインターネット機器の登録方法のフローチャートであり、該方法は、上記
図1に示すような実施環境に適用でき、該方法は以下のいくつかの実現ステップを含むことができる。
【0028】
ステップ201では、コンフィギュレータはアクセス設定情報を取得し、該アクセス設定情報は該コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子を含む。
【0029】
ここで、該第1のアクセストークンは該ユーザアカウントに関連するアイデンティティ情報または権限情報に関連し、ユーザアカウントとパスワードの代わりに、ユーザアイデンティティとユーザ権限の検証を実行することができる。
【0030】
該第1のユーザ識別子はユーザアカウントに対応し、通常、該第1のユーザ識別子はユーザに表示されなく、即ちアカウントサービス機器により、割り当て後、ユーザアカウントを記憶及び管理する。
【0031】
さらに、コンフィギュレータはアクセス設定情報を取得する具体的な実現は、該ユーザアカウントに基づいて、アカウントサービス機器にログインまたはサードパーティ授権認証を実行し、該アカウントサービス機器によって送信された該アクセス設定情報を受信することを含んでもよい。
【0032】
実施では、コンフィギュレータを使用してモノのインターネット機器を配置し、モノのインターネット機器がクラウドプラットフォームに登録するようにする必要があると、例えば、新しく購入したあるモノのインターネット機器の場合は、登録する必要があると、ユーザがコンフィギュレータを使用してアカウントサービス機器にユーザアカウントのログインまたはOauth授権を実行することができ、成功後、該アカウントサービス機器は該コンフィギュレータにアクセス設定情報を返す。
【0033】
ここで、該アクセス設定情報に該ユーザアカウントの第1のアクセストークンが含まれるか、または、該アクセス設定情報に該ユーザアカウントの第1のユーザ識別子が含まれるか、または、該アクセス設定情報に該ユーザアカウントの第1のアクセストークンと第1のユーザ識別子が含まれる。
【0034】
さらに、コンフィギュレータはユーザアカウントを使用してアカウントサービス機器にログインする前に、該アカウントサービス機器に登録することができ、登録の成功後、該アカウントサービス機器はユーザアカウント、第1のアクセストークン及び第1のユーザ識別子を対応的に記憶することができ、該第1のアクセストークンと第1のユーザ識別子は、登録中に該アカウントサービス機器により割り当てることができる。このように、コンフィギュレータは登録されたユーザアカウントを使用してログインすることができる。
【0035】
また、説明する必要がある点として、該第1のアクセストークンに有効期限がある場合、ユーザは第1のアクセストークンの有効期限が切れる前に、コンフィギュレータを介してアカウントサービス機器が更新するようにリクエストする。
【0036】
ステップ202では、コンフィギュレータはモノのインターネット機器へアクセス指示メッセージを送信し、該アクセス指示メッセージには該アクセス設定情報が少なくとも載せられ、該アクセス指示メッセージは該モノのインターネット機器が該アクセス設定情報に基づいてクラウドプラットフォームに登録するように指示するために使用される。
【0037】
コンフィギュレータはユーザアカウントのログインまたはOauth授権の成功後、登録対象のモノのインターネット機器にアクセス設定情報が載せられたアクセス指示メッセージを送信することができ、該モノのインターネット機器がクラウドプラットフォームに登録することを指示するようにする。
【0038】
さらに、該アクセス指示メッセージにさらにクラウドプラットフォームアクセスURI(Uniform Resource Identifier、統一リソース識別子)、クラウドプラットフォーム識別子が載せられてもよく、該クラウドプラットフォーム識別子は、1つのクラウドプラットフォームを一意に識別するために使用されることができる。ここで、該クラウドプラットフォームアクセスURIとクラウドプラットフォーム識別子は事前にユーザによりコンフィギュレータに記憶されてもよいし、又は、該コンフィギュレータにより事前にクラウドプラットフォームから取得されてもよく、本願はこれを限定しない。
【0039】
さらに、上記アクセス設定情報はサードパーティのアカウントサービス機器により提供される場合、該アクセス指示メッセージにさらに授権プロバイダー情報が載せられることもでき、例えば、該授権プロバイダー情報は授権プロバイダー名称等であってもよい。
【0040】
ステップ203では、クラウドプラットフォームはモノのインターネット機器からの第1の登録リクエストを受信し、該第1の登録リクエストにアクセス設定情報と目標機器識別子が載せられ、該アクセス設定情報はコンフィギュレータにより該モノのインターネット機器に提供され、前記アクセス設定情報は該コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子を含む。
【0041】
モノのインターネット機器はコンフィギュレータのアクセス指示メッセージを受信した後、該クラウドプラットフォームに第1の登録リクエストを送信し、該第1の登録リクエストに該アクセス設定情報と自身の目標機器識別子が載せられる。一例として、該コンフィギュレータは、クラウドプラットフォームアクセスURIとクラウドプラットフォーム識別子に基づいて、対応するクラウドプラットフォームに第1の登録リクエストを送信することができる。
【0042】
さらに、上記アクセス指示メッセージにさらに授権プロバイダー情報が載せられる場合、該第1の登録リクエストに該授権プロバイダー情報が載せられることができる。
【0043】
ステップ204では、クラウドプラットフォームは該アクセス設定情報に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を決定する。
【0044】
クラウドプラットフォームは第1の登録リクエストを受信した後、該アクセス設定情報に基づいて、目標機器識別子に関連付けるための関連対象であるユーザ識別子を決定する。
【0045】
該アクセス設定情報は第1のアクセストークンを含む場合、該クラウドプラットフォームが該第1のアクセストークンに基づいて、該関連対象であるユーザ識別子を決定することを理解するのは難しいことではない。該アクセス設定情報は第1のユーザ識別子を含む場合、該クラウドプラットフォームが該第1のユーザ識別子に基づいて、該関連対象であるユーザ識別子を決定する。該アクセス設定情報は第1のアクセストークンと第1のユーザ識別子を含む場合、該クラウドプラットフォームは該第1のユーザ識別子と第1のアクセストークンに基づいて、該関連対象であるユーザ識別子を決定する。
【0046】
説明する必要がある点として、第1の登録リクエストに授権プロバイダー情報がさらに含まれると、関連対象であるユーザ識別子を決定する前に、アカウントサービス機器に授権プロバイダー情報を検証するようにリクエストする必要があり、検証に合格したら、上記のステップを実施する。
【0047】
ステップ205では、クラウドプラットフォームは該関連対象であるユーザ識別子と該目標機器識別子を関連付ける。
【0048】
該関連対象であるユーザ識別子を決定した後、該関連対象であるユーザ識別子と該目標機器識別子を関連付け、このように、モノのインターネット機器の登録を実現する。
【0049】
さらに、該クラウドプラットフォームは、該関連対象であるユーザ識別子と該目標機器識別子を関連付けた後、モノのインターネット機器に登録成功通知を返すこともでき、モノのインターネット機器が登録に成功するかどうかを決定するようにする。
【0050】
さらに、該クラウドプラットフォームは、該関連対象であるユーザ識別子を該モノのインターネット機器に送信してもよく、例えば、登録成功通知に該関連対象であるユーザ識別子が載せられてもよい。
【0051】
また、該クラウドプラットフォームは該モノのインターネット機器に第2のアクセストークンを割り当てることもでき、割り当てられた第2のアクセストークンを該モノのインターネット機器に送信し、該第2のアクセストークンはモノのインターネット機器の有効な検証に使用でき、後続のサービスインタラクションの過程中に該モノのインターネット機器のさらに有効な検証に使用できる。
【0052】
また、後続の過程中に、該ユーザアカウントにある他のモノのインターネット機器も該関連対象であるユーザ識別子に関連付けることができ、具体的な実現原理は上記と同じである。
【0053】
本願の実施例において、モノのインターネット機器からの第1の登録リクエストを受信し、該第1の登録リクエストにアクセス設定情報及びモノのインターネット機器の目標機器識別子が載せられる。該アクセス設定情報はコンフィギュレータから該モノのインターネット機器に提供され、且つ該コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子を含む。つまり、ここで、コンフィギュレータがクラウドプラットフォームからコンフィギュレータアクセストークン及び機器アクセストークンをリクエストする必要がなく、該ユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を直接決定することができ、そして、該関連対象であるユーザ識別子を目標機器識別子と関連づけて、登録を完成し、登録プロセスを減少し、登録効率を向上させる。
【0054】
図3を参照し、この
図3は他の例示的な実施例によるモノのインターネット機器の登録方法フローチャートであり、該モノのインターネット機器の登録方法は、上記
図1に示すような実施環境に適用でき、該方法は以下のいくつかの実現ステップを含むことができる。
【0055】
ステップ301では、コンフィギュレータはアクセス設定情報を取得し、該アクセス設定情報はコンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークンを含む。
【0056】
実施では、該コンフィギュレータはアカウントサービス機器にユーザアカウントのログインまたはOauth授権を実行することができ、具体的な実現について、上記
図2の実施例におけるステップ201を参照できる。成功後、コンフィギュレータはアカウントサービス機器により提供される該ユーザアカウントの第1のアクセストークンを取得することができる。また、ここで、該アカウントサービス機器は該ユーザアカウントの第1のユーザ識別子を該コンフィギュレータに送信する。
【0057】
説明する必要がある点として、該コンフィギュレータは、該アカウントサービス機器から該第1のアクセストークンと第1のユーザ識別子を取得するか、又は、それぞれ2回取得することができ、本願の実施例はこれを限定しない。
【0058】
ステップ302では、コンフィギュレータは該第1のアクセストークンと該第1のユーザ識別子に基づいて、クラウドプラットフォームに登録する。
【0059】
実施では、クラウドプラットフォームはコンフィギュレータの第2の登録リクエストを受信し、該第2の登録リクエストに該第1のアクセストークンと第1のユーザ識別子が載せられる。該第1のアクセストークンをアカウントサービス機器に送信して検証し、検証合格メッセージを受信すると、関連対象であるユーザ識別子を生成し、所定の記憶位置に該第1のユーザ識別子と該関連対象であるユーザ識別子との対応関係を記憶する。
【0060】
ここで、該所定の記憶位置はクラウドプラットフォームのある記憶位置、例えば、クラウドプラットフォームにおけるデータベースであってもよいし、または、該所定の記憶位置はクラウドプラットフォームと接続関係がある他のエンティティであってもよく、本願はこれを限定しない。
【0061】
つまり、該コンフィギュレータは該第1のアクセストークンを取得した後、クラウドプラットフォームに第2の登録リクエストを開始することができ、該クラウドプラットフォームに登録するようにリクエストする。該過程中に、該コンフィギュレータはアカウントサービス機器から取得された第1のアクセストークンと第1のユーザ識別子を該クラウドプラットフォームに送信する。クラウドプラットフォームに対して、該第1のアクセストークンをアカウントサービス機器に送信して検証し、アカウントサービス機器の検証が合格したら、該第1のアクセストークンが有効であることを示し、このとき、アカウントサービス機器は検証合格メッセージを返す。クラウドプラットフォームは該検証合格メッセージを受信した後、該コンフィギュレータが登録できることを決定することができるため、関連対象であるユーザ識別子を生成するとともに、第1のユーザ識別子を所定の記憶位置に関連付けて記憶する。さらに、クラウドプラットフォームはコンフィギュレータに登録成功メッセージを返すことができ、コンフィギュレータに登録が完成したことを通知する。
【0062】
説明する必要がある点として、上記の所定の記憶位置に第1のユーザ識別子と関連対象であるユーザ識別子との対応関係を記憶する具体的な実現は例示だけであり、他の実施例では、他の方式によって所定の記憶位置に第1のユーザ識別子と関連対象であるユーザ識別子との対応関係を記憶してもよく、本願の実施例はこれを限定しない。
【0063】
ステップ303では、コンフィギュレータは該モノのインターネット機器にアクセス指示メッセージを送信し、該アクセス指示メッセージに該アクセス設定情報が載せられる。
【0064】
さらに、該アクセス指示メッセージにクラウドプラットフォームアクセスURIとクラウドプラットフォーム識別子がさらに載せられることもできる。
【0065】
さらに、上記アクセス設定情報はサードパーティのアカウントサービス機器により提供される場合、該アクセス指示メッセージに授権プロバイダー情報がさらに載せられることもでき、例えば、該授権プロバイダー情報は授権プロバイダー名称等であってもよい。
【0066】
例示的に、該アクセス指示メッセージは以下のような内容を含む。
UPDATE /oic/coapcloudconfURI
{
”at”:”Aliz3DUe4vuNAlSblExfbGxmp”、
”cis”:”coaps+tcp://example.com:443”、
”sid”:”987e6543-a21f-10d1-a112-421345746237”、
”apn”:”github”
}
ここで、atは第1のアクセストークンを示し、cisはクラウドプラットフォームアクセスURIを示し、sidはクラウドプラットフォーム識別子を示し、apnは授権プロバイダー情報を示す。
【0067】
ステップ304では、クラウドプラットフォームはモノのインターネット機器からの第1の登録リクエストを受信し、該第1の登録リクエストにアクセス設定情報と該モノのインターネット機器の目標機器識別子が載せられる。
【0068】
モノのインターネット機器はコンフィギュレータのアクセス指示メッセージを受信した後、該クラウドプラットフォームに第1の登録リクエストを送信し、該第1の登録リクエストに該アクセス設定情報と自身の目標機器識別子が載せられる。一例として、該コンフィギュレータはクラウドプラットフォームアクセスURIとクラウドプラットフォーム識別子に基づいて、対応するクラウドプラットフォームに第1の登録リクエストを送信することができる。
【0069】
さらに、上記アクセス指示メッセージにさらに授権プロバイダー情報が載せられる場合、該第1の登録リクエストに該授権プロバイダー情報がさらに載せられることもできる。
【0070】
例示的に、該第1の登録リクエストは以下の内容を含んでもよい。
UPDATE /oic/sec/account
{
”di”:”336917bc-24d4-4f05-8e7f-e27ccb4adb48”、
”accesstoken”:”43643ed0-4956-4b2f-4ae5-768419fc7d7f”、
”apn”:”github”
}
ここで、diは目標機器識別子を示し、accesstokenは第1のアクセストークンを示す。
【0071】
ステップ305では、クラウドプラットフォームは該アクセス設定情報に基づいて、該関連対象であるユーザ識別子を決定する。
【0072】
一例として、所定の記憶位置に第1のユーザ識別子と関連対象であるユーザ識別子との対応関係が記憶されており、この場合、該ステップの具体的な実現は、該第1のアクセストークンに基づいて、該アカウントサービス機器から該第1のユーザ識別子を取得し、該所定の記憶位置の対応関係から該第1のユーザ識別子に対応する関連対象であるユーザ識別子を決定することを含んでもよい。
【0073】
ここで、該第1のアクセストークンが有効であるかどうかを検証するために、クラウドプラットフォームは該第1のアクセストークンをアカウントサービス機器に送信して検証することができ、アカウントサービス機器に該ユーザアカウントの第1のユーザ識別子をフィードバックするようにリクエストする。アカウントサービス機器にローカルでユーザアカウント、第1のアクセストークン及び第1のユーザ識別子の対応関係が記憶されるため、アカウントサービス機器は第1のアクセストークンが有効であることを検証した後、該第1のユーザ識別子を返す。
【0074】
以上のように、コンフィギュレータは登録する場合、クラウドプラットフォームが関連対象であるユーザ識別子を割り当て、所定の記憶位置に第1のユーザ識別子と関連対象であるユーザ識別子を対応的に記憶しているため、クラウドプラットフォームは該第1のユーザ識別子を取得した後、所定の記憶位置から該第1のユーザ識別子に対応する関連対象であるユーザ識別子があるかどうかを検索し、あると、該関連対象であるユーザ識別子を決定することができる。
【0075】
説明する必要がある点として、第1の登録リクエストに授権プロバイダー情報がさらに含まれると、関連対象であるユーザ識別子を決定する前に、アカウントサービス機器が授権プロバイダー情報を検証するようにリクエストする必要もあり、検証に合格したら、上記ステップを実施する。
【0076】
ステップ306では、クラウドプラットフォームは該関連対象であるユーザ識別子と該目標機器識別子を関連付ける。
【0077】
その具体的な実現について、上記実施例におけるステップ205を参照することができ、ここで繰り返して説明しない。
【0078】
本願の実施例において、モノのインターネット機器からの第1の登録リクエストを受信し、該第1の登録リクエストにアクセス設定情報及びモノのインターネット機器の目標機器識別子が載せられる。該アクセス設定情報はコンフィギュレータから該モノのインターネット機器に提供され、且つ該コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子を含む。つまり、ここで、コンフィギュレータがクラウドプラットフォームからコンフィギュレータアクセストークン及び機器アクセストークンをリクエストする必要がなく、該ユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子に基づいて、該関連対象であるユーザ識別子を直接決定することができ、そして、該関連対象であるユーザ識別子を目標機器識別子と関連づけて、登録を完成し、登録プロセスを減少し、登録効率を向上させる。
【0079】
図4を参照し、該
図4は他の例示的な実施例によるモノのインターネット機器の登録方法のフローチャートであり、該方法は、上記
図1に示すような実施環境に適用でき、該方法は以下のいくつかの実現ステップを含むことができる。
【0080】
ステップ401では、コンフィギュレータはアクセス設定情報を取得し、該アクセス設定情報はコンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子を含む。
【0081】
その具体的な実現について、上記
図2の実施例におけるステップ201を参照することができる。
【0082】
また、該アカウントサービス機器は該ユーザアカウントの第1のユーザ識別子をクラウドプラットフォームに送信することができる。対応的に、該クラウドプラットフォームはアカウントサービス機器によって送信された第1のユーザ識別子を受信し、該第1のユーザ識別子を所定の記憶位置に記憶することができる。
【0083】
ここで、該所定の記憶位置は該クラウドプラットフォームのある記憶位置であってもよいし、又は、該クラウドプラットフォームと接続関係があるエンティティであってもよい。
【0084】
実際に、クラウドプラットフォームは該第1のユーザ識別子を所定の記憶位置に直接記憶し、このように、後続の過程においてコンフィギュレータが登録する必要がなく、コンフィギュレータに新しいユーザ識別子を再度割り当てる必要もなく、例えば、クラウドプラットフォームとアカウントサービス機器は同じサプライヤー管理に属する場合、このような方式に従って実現することができる。このように、コンフィギュレータの登録手続きを節約し、さらに、モノのインターネット機器の登録手続きを減少する。
【0085】
ステップ402では、コンフィギュレータは該モノのインターネット機器にアクセス指示メッセージを送信し、該アクセス指示メッセージに該アクセス設定情報が載せられる。
【0086】
さらに、該アクセス指示メッセージにクラウドプラットフォームアクセスURI、クラウドプラットフォーム識別子などがさらに載せられることもできる。また、該アクセス指示メッセージに授権プロバイダー情報がさらに載せられることもできる。
【0087】
例示的に、該コンフィギュレータからモノのインターネット機器に送信されるアクセス指示メッセージは以下の内容を含んでもよい。
UPDATE /oic/coapcloudconfURI
{
”uid”:”336917bc-24d4-4f05-8e7f-e27ccb4adb48”、
”at”:”Aliz3DUe4vuNAlSblExfbGxmp”、
”cis”:”coaps+tcp://example.com:443”、
”sid”:”987e6543-a21f-10d1-a112-421345746237”、
”apn”:”github”
}
ここで、uidはユーザアカウントの第1のユーザ識別子を示し、atは第1のアクセストークンを示し、cisはクラウドプラットフォームアクセスURIを示し、sidはクラウドプラットフォーム識別子を示し、apnは授権プロバイダー情報を示す。
【0088】
ステップ403では、モノのインターネット機器は該クラウドプラットフォームに第1の登録リクエストを送信し、該第1の登録リクエストにアクセス設定情報とモノのインターネット機器の目標機器識別子が載せられる。
【0089】
実施では、該モノのインターネット機器はクラウドプラットフォームアクセスURIとクラウドプラットフォーム識別子に基づいて、該クラウドプラットフォームに該第1の登録リクエストを送信することができる。
【0090】
ステップ404では、クラウドプラットフォームはモノのインターネット機器からの第1の登録リクエストを受信する。
【0091】
例示的に、該第1の登録リクエストには以下の内容を含んでもよい。
UPDATE /oic/sec/account
{
”uid”:”336917bc-24d4-4f05-8e7f-e27ccb4adb48”、
”di”:”336917bc-24d4-4f05-8e7f-e27ccb4adb48”、
”accesstoken”:”43643ed0-4956-4b2f-4ae5-768419fc7d7f”、
”apn”:”github”
}
ここで、accesstokenは第1のアクセストークンを示し、diは目標機器識別子を示す。
【0092】
ステップ405では、クラウドプラットフォームは前記アクセス設定情報に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を決定する。
【0093】
このような実現手段では、該関連対象であるユーザ識別子は第1のユーザ識別子であり、アクセス設定情報に基づいて関連対象であるユーザ識別子を決定する具体的な実現は、以下のいくつかの可能な方式を含む。
【0094】
第1の実現手段では、該アクセス設定情報は該第1のユーザ識別子を含み、所定の記憶位置に該第1のユーザ識別子があるかどうかを決定し、所定の記憶位置に該第1のユーザ識別子があると、該第1のユーザ識別子を該関連対象であるユーザ識別子として決定する。
【0095】
以上のように、所定の記憶位置に該第1のユーザ識別子があるため、該クラウドプラットフォームは該第1のユーザ識別子を受信した後に、所定の記憶位置に直接検索することができ、該第1のユーザ識別子があることを検索すると、アカウントサービス機器が該第1のユーザ識別子を該クラウドプラットフォームに予め送信したことを示し、このとき、該第1のユーザ識別子を該関連対象であるユーザ識別子として直接決定することができる。
【0096】
第2の実現手段では、該アクセス設定情報は該第1のアクセストークンと該第1のユーザ識別子を含み、該第1のアクセストークンをアカウントサービス機器に送信して検証し、検証合格メッセージを受信すると、所定の記憶位置に該第1のユーザ識別子があるかどうかを決定し、所定の記憶位置に該第1のユーザ識別子があると、該第1のユーザ識別子を該関連対象であるユーザ識別子として決定する。
【0097】
つまり、該アクセス設定情報は第1のアクセストークンをさらに含む場合、該クラウドプラットフォームは該第1のアクセストークンをアカウントサービス機器に送信して検証し、検証に合格すると、アカウントサービス機器は検証合格メッセージを返し、この場合、クラウドプラットフォームは所定の記憶位置に該第1のユーザ識別子が記憶されるかどうかを検索し、該第1のユーザ識別子が記憶されると、アカウントサービス機器は該第1のユーザ識別子を該クラウドプラットフォームに予め送信したことを示し、このとき、該第1のユーザ識別子を該関連対象であるユーザ識別子として決定することができる。
【0098】
第3の実現手段では、該アクセス設定情報は該第1のアクセストークンを含むと、該アカウントサービス機器に識別子取得リクエストを送信し、該識別子取得リクエストは該第1のアクセストークンを含み、該識別子取得リクエストは該アカウントサービス機器が該第1のアクセストークンに基づいて対応する第1のユーザ識別子をフィードバックするように指示し、該第1のユーザ識別子を受信すると、所定の記憶位置に該第1のユーザ識別子があるかどうかを決定し、該所定の記憶位置に該第1のユーザ識別子があると、該第1のユーザ識別子を該関連対象であるユーザ識別子として決定する。
【0099】
このような実現手段では、該アクセス設定情報に第1のユーザ識別子が含まれず、第1のアクセストークンのみが含まれ、このように、該クラウドプラットフォームは該第1のアクセストークンに基づいて識別子取得リクエストを生成することができ、次に、アカウントサービス機器に識別子取得リクエストを送信する。アカウントサービス機器は該第1のアクセストークンを検証し、検証に合格すると、該ユーザアカウントの第1のユーザ識別子を取得し、該第1のユーザ識別子を該クラウドプラットフォームにフィードバックする。該クラウドプラットフォームは該第1のユーザ識別子を取得した後、所定の記憶位置に該第1のユーザ識別子が記憶されることを検索すると、該第1のユーザ識別子を該関連対象であるユーザ識別子として決定する。
【0100】
ステップ406では、該関連対象であるユーザ識別子と該目標機器識別子を関連付ける。
【0101】
その具体的な実現について、上記実施例におけるステップ205を参照することができ、ここで繰り返して説明しない。
【0102】
本願の実施例において、モノのインターネット機器からの第1の登録リクエストを受信し、該第1の登録リクエストにアクセス設定情報及びモノのインターネット機器の目標機器識別子が載せられる。該アクセス設定情報はコンフィギュレータから該モノのインターネット機器に提供され、且つ該コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子を含む。つまり、ここで、コンフィギュレータがクラウドプラットフォームからコンフィギュレータアクセストークン及び機器アクセストークンをリクエストする必要がなく、該ユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を直接決定することができ、そして、該関連対象であるユーザ識別子を目標機器識別子と関連づけて、登録を完成し、登録プロセスを減少し、登録効率を向上させる。
【0103】
他の例として、本願はモノのインターネット機器の登録方法をさらに提供し、該方法は、上記
図1に示すような実施環境に適用でき、該方法は以下のいくつかの実現ステップを含むことができる。
【0104】
ステップAでは、コンフィギュレータはアクセス設定情報を取得するステップであって、該アクセス設定情報はコンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子を含む。
【0105】
その具体的な実現について、上記
図2実施例におけるステップ201を参照することができる。
【0106】
また、アカウントサービス機器はさらに該第1のユーザ識別子を該クラウドプラットフォームに送信する。対応的に、該クラウドプラットフォームはアカウントサービス機器から送信された該第1のユーザ識別子を受信し、該第1のユーザ識別子に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を生成し、所定の記憶位置に該第1のユーザ識別子と該関連対象であるユーザ識別子との対応関係を記憶する。
【0107】
つまり、このような実現手段では、該クラウドプラットフォームは第1のユーザ識別子を受信した後、それに対応する関連対象であるユーザ識別子を再生成し、所定の記憶位置にこの両方を関連づけて記憶することができる。
【0108】
ステップBでは、コンフィギュレータは該モノのインターネット機器にアクセス指示メッセージを送信し、該アクセス指示メッセージに該アクセス設定情報が載せられる。
【0109】
該ステップの具体的な実現について、上記
図4の実施例におけるステップ402を参照することができる。
【0110】
ステップCでは、モノのインターネット機器は該クラウドプラットフォームに第1の登録リクエストを送信し、該第1の登録リクエストにアクセス設定情報とモノのインターネット機器の目標機器識別子が載せられる。
【0111】
該ステップの具体的な実現について、上記
図4実施例におけるステップ403を参照することができる。
【0112】
ステップDでは、クラウドプラットフォームはモノのインターネット機器からの第1の登録リクエストを受信する。
【0113】
ステップEでは、クラウドプラットフォームは前記アクセス設定情報に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を決定する。
【0114】
以上のように、所定の記憶位置に第1のユーザ識別子と関連対象であるユーザ識別子との対応関係が記憶され、この場合、該ステップは、以下のいくつかの可能な実現手段を含むことができる。
【0115】
第1の実現手段では、前記アクセス設定情報は前記第1のユーザ識別子を含むと、所定の記憶位置に第1のユーザ識別子に対応する関連対象であるユーザ識別子を決定する。
【0116】
以上のように、アカウントサービス機器は第1のユーザ識別子をクラウドプラットフォームに送信した後、クラウドプラットフォームは該第1のユーザ識別子に対応する関連対象であるユーザ識別子を生成し、且つ所定の記憶位置に両方の対応関係を記憶し、このため、モノのインターネット機器によって送信された第1の登録リクエストを受信した後、該第1の登録リクエストに該第1のユーザ識別子が載せられると、所定の記憶位置に記憶された対応関係から、該第1のユーザ識別子に対応する関連対象であるユーザ識別子が存在することを検索し、存在すると、該関連対象であるユーザ識別子を取得したことを決定する。
【0117】
第2の実現手段では、前記アクセス設定情報は前記第1のアクセストークンと第1のユーザ識別子を含むと、該第1のアクセストークンを該アカウントサービス機器に送信して検証し、検証合格メッセージを受信すると、該所定の記憶位置に該第1のユーザ識別子に対応する関連対象であるユーザ識別子を決定する。
【0118】
つまり、上記第1の実現手段との異なりは、該アクセス設定情報は第1のアクセストークンをさらに含むと、クラウドプラットフォームはアカウントサービス機器を介して該第1のアクセストークンに有効な検証を実行する必要があり、検証に合格したら、検索等の操作を実施する。
【0119】
ステップFでは、該関連対象であるユーザ識別子と該目標機器識別子を関連付ける。
【0120】
該ステップの具体的な実現について、上記
図4実施例におけるステップ406を参照することができる。
【0121】
本願の実施例において、モノのインターネット機器からの第1の登録リクエストを受信し、該第1の登録リクエストにアクセス設定情報及びモノのインターネット機器の目標機器識別子が載せられる。該アクセス設定情報はコンフィギュレータから該モノのインターネット機器に提供され、且つ該コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子を含む。つまり、ここで、コンフィギュレータがクラウドプラットフォームからコンフィギュレータアクセストークン及び機器アクセストークンをリクエストする必要がなく、該ユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を直接決定することができ、そして、該関連対象であるユーザ識別子を目標機器識別子と関連づけて、登録を完成し、登録プロセスを減少し、登録効率を向上させる。
【0122】
図5は一例示的な実施例によるモノのインターネット機器の登録装置の構造模式図であり、該装置は、
モノのインターネット機器からの第1の登録リクエストを受信するための受信モジュール510であって、前記第1の登録リクエストにアクセス設定情報及び前記モノのインターネット機器の目標機器識別子が載せられ、前記アクセス設定情報がコンフィギュレータから前記モノのインターネット機器に提供されるものであり、前記アクセス設定情報には前記コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子が含まれる受信モジュール510と、
前記アクセス設定情報に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を決定するための決定モジュール520と、
前記関連対象であるユーザ識別子を前記目標機器識別子に関連付けるための関連モジュール530と、を含んでもよい。
【0123】
本願の一可能な実現手段では、前記アクセス設定情報は前記第1のアクセストークンを含み、所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子と前記関連対象であるユーザ識別子との対応関係が記憶され、
前記決定モジュール520は、
前記第1のアクセストークンに基づいて、アカウントサービス機器から前記第1のユーザ識別子を取得すること、及び
前記所定の記憶位置の対応関係から前記第1のユーザ識別子に対応する関連対象であるユーザ識別子を決定すること、に用いられる。
【0124】
本願の一可能な実現手段では、前記関連モジュール530は、さらに、
前記第1のアクセストークンと前記第1のユーザ識別子が載せられる前記コンフィギュレータの第2の登録リクエストを受信すること、
前記第1のアクセストークンを前記アカウントサービス機器に送信して検証すること、
検証合格メッセージを受信すると、前記関連対象であるユーザ識別子を生成すること、及び
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子と前記関連対象であるユーザ識別子との対応関係を記憶すること、に用いられる。
【0125】
本願の一可能な実現手段では、前記関連対象であるユーザ識別子は前記第1のユーザ識別子であり、前記アクセス設定情報は前記第1のユーザ識別子を含み、
前記決定モジュール520は、
所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたかどうかを決定すること、及び
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたと、前記第1のユーザ識別子を前記関連対象であるユーザ識別子として決定すること、に用いられる。
【0126】
本願の一可能な実現手段では、前記関連対象であるユーザ識別子は前記第1のユーザ識別子であり、前記アクセス設定情報は前記第1のアクセストークンと前記第1のユーザ識別子を含み、
前記決定モジュール520は、
前記第1のアクセストークンをアカウントサービス機器に送信して検証すること、
検証合格メッセージを受信すると、所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたかどうかを決定すること、及び、
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたと、前記第1のユーザ識別子を前記関連対象であるユーザ識別子として決定すること、に用いられる。
【0127】
本願の一可能な実現手段では、前記関連対象であるユーザ識別子は前記第1のユーザ識別子であり、前記アクセス設定情報は前記第1のアクセストークンを含み、
前記決定モジュール520は、
前記第1のアクセストークンを含む識別子取得リクエストをアカウントサービス機器に送信することであって、前記識別子取得リクエストは、前記アカウントサービス機器が前記第1のアクセストークンに基づいて対応する第1のユーザ識別子をフィードバックするように指示するためのものであること、
前記第1のユーザ識別子を受信すると、所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたかどうかを決定すること、及び
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたと、前記第1のユーザ識別子を前記関連対象であるユーザ識別子として決定することに用いられる。
【0128】
本願の一可能な実現手段では、前記関連モジュール530は、さらに、
アカウントサービス機器によって送信された前記第1のユーザ識別子を受信すること、及び
前記第1のユーザ識別子を前記所定の記憶位置に記憶すること、に用いられる。
【0129】
本願の一可能な実現手段では、前記アクセス設定情報は前記第1のユーザ識別子を含み、所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子と前記関連対象であるユーザ識別子との対応関係が記憶され、
前記決定モジュール520は、
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子に対応する関連対象であるユーザ識別子を決定することに用いられる。
【0130】
本願の一可能な実現手段では、前記アクセス設定情報は前記第1のアクセストークンと前記第1のユーザ識別子を含み、所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子と前記関連対象であるユーザ識別子との対応関係が記憶され、
前記決定モジュール520は、
前記第1のアクセストークンをアカウントサービス機器に送信して検証すること、及び
検証合格メッセージを受信すると、前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子に対応する関連対象であるユーザ識別子を決定することに用いられる。
【0131】
本願の一可能な実現手段では、前記関連モジュール530はさらに、
アカウントサービス機器によって送信された前記第1のユーザ識別子を受信すること、
前記第1のユーザ識別子に基づいて、前記関連対象であるユーザ識別子を生成すること、及び
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子と前記関連対象であるユーザ識別子との対応関係を記憶すること、に用いられる。
【0132】
本願の一可能な実現手段では、前記関連モジュール530は、さらに、
前記モノのインターネット機器に前記関連対象であるユーザ識別子を送信することに用いられる。
【0133】
本願の一可能な実現手段では、前記関連モジュール530はさらに、
前記モノのインターネット機器の有効な検証用の第2のアクセストークンを前記モノのインターネット機器に割り当てること、及び
前記第2のアクセストークンを前記モノのインターネット機器に送信すること、に用いられる。
【0134】
本願の実施例において、モノのインターネット機器からの第1の登録リクエストを受信し、該第1の登録リクエストにアクセス設定情報及びモノのインターネット機器の目標機器識別子が載せられる。該アクセス設定情報はコンフィギュレータから該モノのインターネット機器に提供され、且つ該コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子を含む。つまり、ここで、コンフィギュレータがクラウドプラットフォームからコンフィギュレータアクセストークン及び機器アクセストークンをリクエストする必要がなく、該ユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を直接決定することができ、そして、該関連対象であるユーザ識別子を目標機器識別子と関連づけて、登録を完成し、登録プロセスを減少し、登録効率を向上させる。
【0135】
図6は例示的な実施例によるモノのインターネット機器の登録装置であり、該装置は、
前記コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子であるアクセス設定情報を取得するための取得モジュール610と、
前記アクセス設定情報が少なくとも載せられ、前記モノのインターネット機器が前記アクセス設定情報に基づいてクラウドプラットフォームに登録するように指示するためのアクセス指示メッセージをモノのインターネット機器へ送信するための送信モジュール620と、を含んでもよい。
【0136】
本願の一可能な実現手段では、前記取得モジュール610は、
前記ユーザアカウントに基づいて、アカウントサービス機器にログインまたはサードパーティ授権認証を実行すること、及び、
前記アカウントサービス機器によって送信された前記アクセス設定情報を受信すること、に用いられる。
【0137】
本願の実施例において、モノのインターネット機器からの第1の登録リクエストを受信し、該第1の登録リクエストにアクセス設定情報及びモノのインターネット機器の目標機器識別子が載せられる。該アクセス設定情報はコンフィギュレータから該モノのインターネット機器に提供され、且つ該コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子を含む。つまり、ここで、コンフィギュレータがクラウドプラットフォームからコンフィギュレータアクセストークン及び機器アクセストークンをリクエストする必要がなく、該ユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を直接決定することができ、そして、該関連対象であるユーザ識別子を目標機器識別子と関連づけて、登録を完成し、登録プロセスを減少し、登録効率を向上させる。
【0138】
図7を参照し、本願の一例示的な実施例による機器の構造模式図である。該機器は上記クラウドプラットフォームであってもよいし、上記コンフィギュレータであってもよく、該機器は、プロセッサ701、受信機702、送信機703、メモリ704及びバス705を含む。
【0139】
プロセッサ701は1つまたは複数の処理コアを含み、プロセッサ701はソフトウェアプログラム及びモジュールを稼動することにより、様々な機能的アプリケーション及び情報処理を実施する。
【0140】
受信機702と送信機703は、1つの通信アセンブリとして実現されることができ、該通信アセンブリは1つの通信チップであってもよい。
【0141】
メモリ704はバス705を介してプロセッサ701に接続される。
【0142】
メモリ704は、少なくとも1つの命令を記憶するために使用でき、プロセッサ701は該少なくとも1つの命令を実施して、上記各方法実施例における機器により実施される各ステップを実現するようにする。
【0143】
なお、メモリ704は、任意のタイプの揮発性または不揮発性記憶機器またはそれらの組合せにより実現されることができ、揮発性または不揮発性記憶機器は、磁気ディスクまたは光ディスク、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM)、スタティックエニタイムアクセスメモリ(SRAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、プログラム可能な読み取り専用メモリ(PROM)を含むが、これらに限定されない。
【0144】
本願はコンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記記憶媒体には少なくとも1つの命令が記憶され、前記少なくとも1つの命令は前記プロセッサによりロード及び実施され、上記各方法実施例により提供される方法を実現するようにする。
【0145】
本願はコンピュータプログラム製品をさらに提供し、コンピュータプログラム製品がコンピュータに稼動されると、コンピュータに上記各方法実施例により提供される方法を実施させる。
【0146】
当業者は、上記実施例の方法の全部または一部のステップの実現は、ハードウェアによって完成されてもよいし、プログラムにより関連するハードウェアを命令することで完成されてもよく、前記プログラムは1つのコンピュータ可読記憶媒体に記憶でき、上記で言及された記憶媒体は読み取り専用メモリ、磁気ディスクまたは光ディスク等であってもよい。
【0147】
以上のものは、本願の好ましい実施例に過ぎず、本願を制限するためのものではなく、本願の精神と原則を逸脱しない限り、行った任意の修正、等価置換、改善等は、本願の保護範囲に含まれるべきである。
【手続補正書】
【提出日】2023-01-19
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
クラウドプラットフォームに適用されるモノのインターネット機器の登録方法であって、前記方法は、
モノのインターネット機器からの第1の登録リクエストを受信するステップであって、前記第1の登録リクエストにアクセス設定情報及び前記モノのインターネット機器の目標機器識別子が載せられ、前記アクセス設定情報がコンフィギュレータから前記モノのインターネット機器に提供されるものであり、前記アクセス設定情報には前記コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子が含まれるステップと、
前記アクセス設定情報に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を決定するステップと、
前記関連対象であるユーザ識別子を前記目標機器識別子に関連付けるステップと、を含む、ことを特徴とするモノのインターネット機器の登録方法。
【請求項2】
前記関連対象であるユーザ識別子は前記第1のユーザ識別子であり、前記アクセス設定情報は前記第1のユーザ識別子を含み、
前記アクセス設定情報に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を決定するステップは、
所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたかどうかを決定するステップと、
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたと、前記第1のユーザ識別子を前記関連対象であるユーザ識別子として決定するステップと、を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記関連対象であるユーザ識別子は前記第1のユーザ識別子であり、前記アクセス設定情報は前記第1のアクセストークンと前記第1のユーザ識別子を含み、
前記アクセス設定情報に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を決定するステップは、
前記第1のアクセストークンをアカウントサービス機器に送信して検証するステップと、
検証合格メッセージを受信すると、所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたかどうかを決定するステップと、
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたと、前記第1のユーザ識別子を前記関連対象であるユーザ識別子として決定するステップと、を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記方法は、
アカウントサービス機器によって送信された前記第1のユーザ識別子を受信するステップと、
前記第1のユーザ識別子を前記所定の記憶位置に記憶するステップと、をさらに含む、ことを特徴とする請求項
2又は3に記載の方法。
【請求項5】
前記アクセス設定情報は前記第1のアクセストークンと前記第1のユーザ識別子を含み、所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子と前記関連対象であるユーザ識別子との対応関係が記憶され、
前記アクセス設定情報に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を決定するステップは、
前記第1のアクセストークンをアカウントサービス機器に送信して検証するステップと、
検証合格メッセージを受信すると、前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子に対応する関連対象であるユーザ識別子を決定するステップと、を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記方法は、
アカウントサービス機器によって送信された前記第1のユーザ識別子を受信するステップと、
前記第1のユーザ識別子に基づいて、前記関連対象であるユーザ識別子を生成するステップと、
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子と前記関連対象であるユーザ識別子との対応関係を記憶するステップと、をさらに含む、ことを特徴とする請求項
5に記載の方法。
【請求項7】
コンフィギュレータに適用されるモノのインターネット機器の登録方法であって、前記方法は、
前記コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子であるアクセス設定情報を取得するステップと、
前記アクセス設定情報が少なくとも載せられ、前記モノのインターネット機器が前記アクセス設定情報に基づいてクラウドプラットフォームに登録するように指示するためのアクセス指示メッセージをモノのインターネット機器へ送信するステップと、を含む、ことを特徴とするモノのインターネット機器の登録方法。
【請求項8】
アクセス設定情報を取得するステップは、
前記ユーザアカウントに基づいて、アカウントサービス機器にログインまたはサードパーティ授権認証を実行するステップと、
前記アカウントサービス機器によって送信された前記アクセス設定情報を受信するステップと、を含む、ことを特徴とする請求項
7に記載の方法。
【請求項9】
クラウドプラットフォームに適用されるモノのインターネット機器の登録装置であって、前記装置は、
モノのインターネット機器からの第1の登録リクエストを受信するための受信モジュールであって、前記第1の登録リクエストにアクセス設定情報及び前記モノのインターネット機器の目標機器識別子が載せられ、前記アクセス設定情報がコンフィギュレータから前記モノのインターネット機器に提供されるものであり、前記アクセス設定情報には前記コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子が含まれる受信モジュールと、
前記アクセス設定情報に基づいて、関連対象であるユーザ識別子を決定するための決定モジュールと、
前記関連対象であるユーザ識別子を前記目標機器識別子に関連付けるための関連モジュールと、を含むことを特徴とするモノのインターネット機器の登録装置。
【請求項10】
前記関連対象であるユーザ識別子は前記第1のユーザ識別子であり、前記アクセス設定情報は前記第1のユーザ識別子を含み、
前記決定モジュールは、
所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたかどうかを決定すること、及び
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたと、前記第1のユーザ識別子を前記関連対象であるユーザ識別子として決定することに用いられる、ことを特徴とする請求項
9に記載の装置。
【請求項11】
前記関連対象であるユーザ識別子は前記第1のユーザ識別子であり、前記アクセス設定情報は前記第1のアクセストークンと前記第1のユーザ識別子を含み、
前記決定モジュールは、
前記第1のアクセストークンをアカウントサービス機器に送信して検証すること、
検証合格メッセージを受信すると、所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたかどうかを決定すること、及び
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子が記憶されたと、前記第1のユーザ識別子を前記関連対象であるユーザ識別子として決定すること、に用いられる、ことを特徴とする請求項
9に記載の装置。
【請求項12】
前記関連モジュールは、さらに、
アカウントサービス機器によって送信された前記第1のユーザ識別子を受信すること、
前記第1のユーザ識別子を前記所定の記憶位置に記憶することに用いられる、ことを特徴とする請求項
10又は11に記載の装置。
【請求項13】
前記アクセス設定情報は前記第1のアクセストークンと前記第1のユーザ識別子を含み、所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子と前記関連対象であるユーザ識別子との対応関係が記憶され、
前記決定モジュールは、
前記第1のアクセストークンをアカウントサービス機器に送信して検証すること、及び
検証合格メッセージを受信すると、前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子に対応する関連対象であるユーザ識別子を決定することに用いられる、ことを特徴とする請求項
9に記載の装置。
【請求項14】
前記関連モジュールはさらに、
アカウントサービス機器によって送信された前記第1のユーザ識別子を受信すること、
前記第1のユーザ識別子に基づいて、前記関連対象であるユーザ識別子を生成すること、及び
前記所定の記憶位置に前記第1のユーザ識別子と前記関連対象であるユーザ識別子との対応関係を記憶することに用いられる、ことを特徴とする請求項
13に記載の装置。
【請求項15】
コンフィギュレータに適用されるモノのインターネット機器の登録装置であって、前記装置は、
前記コンフィギュレータが使用するユーザアカウントの第1のアクセストークン及び/又は第1のユーザ識別子であるアクセス設定情報を取得するための取得モジュールと、
前記アクセス設定情報が少なくとも載せられ、前記モノのインターネット機器が前記アクセス設定情報に基づいてクラウドプラットフォームに登録するように指示するためのアクセス指示メッセージをモノのインターネット機器へ送信するための送信モジュールと、を含む、ことを特徴とするモノのインターネット機器の登録装置。
【国際調査報告】