(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-05-15
(54)【発明の名称】拡張マシンタイプ通信において14個のHARQプロセスをサポートするためのHARQ-ACK遅延
(51)【国際特許分類】
H04W 28/04 20090101AFI20230508BHJP
H04W 72/1268 20230101ALI20230508BHJP
H04W 72/232 20230101ALI20230508BHJP
【FI】
H04W28/04 110
H04W72/1268
H04W72/232
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022559899
(86)(22)【出願日】2021-02-10
(85)【翻訳文提出日】2022-11-29
(86)【国際出願番号】 IB2021051089
(87)【国際公開番号】W WO2021198802
(87)【国際公開日】2021-10-07
(32)【優先日】2020-03-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】515076873
【氏名又は名称】ノキア テクノロジーズ オサケユイチア
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100067013
【氏名又は名称】大塚 文昭
(74)【代理人】
【識別番号】100086771
【氏名又は名称】西島 孝喜
(74)【代理人】
【識別番号】100109335
【氏名又は名称】上杉 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100120525
【氏名又は名称】近藤 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100139712
【氏名又は名称】那須 威夫
(74)【代理人】
【識別番号】100176418
【氏名又は名称】工藤 嘉晃
(72)【発明者】
【氏名】バトゥーラウル デヴィッド
(72)【発明者】
【氏名】ラタスク ラピーパット
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
5K067HH28
(57)【要約】
ユーザ機器で11個以上のHARQプロセス(例えば、14個のHARQプロセス)のハイブリッド自動要求確認応答(HARQ-ACK)遅延をサポートするダウンリンク制御情報(DCI)フィールドの結合エンコーディングのための方法、装置、およびコンピュータ可読ストレージ媒体が提供される。例示的な実装では、この方法は、ユーザ機器(UE)が、UEで構成されるハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスの数を決定することと、UEで構成されるHARQプロセスの数、およびネットワークノードから受信されたダウンリンク制御情報(DCI)に少なくとも基づいて、HARQ確認応答(HARQ-ACK)遅延値を決定することとを含んでよい。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ機器(UE)によって、前記UEで構成されるハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスの数を決定することと、
前記UEによって、前記UEで構成される前記HARQプロセスの数、およびネットワークノードから受信されたダウンリンク制御情報(DCI)に少なくとも基づいて、HARQ確認応答(HARQ-ACK)遅延値を決定することとを含む、通信の方法。
【請求項2】
構成される前記HARQプロセスの数が、前記UEで構成されるHARQプロセスの最大数である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記HARQ-ACK遅延値の前記決定が、
第1の数のHARQプロセスが前記UEで構成されるということを決定することと、
前記第1の数のHARQプロセスが前記UEで構成されるということに応答して、結合エンコードされている前記DCIの複数のフィールドから第1のHARQ-ACK遅延値を決定することとをさらに含む、請求項1~2のいずれかに記載の方法。
【請求項4】
前記複数のフィールドが、
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)オフセットフィールド、
HARQ-ACK遅延フィールド、および
HARQプロセス数を含む、請求項1~3のいずれかに記載の方法。
【請求項5】
前記HARQプロセスの第1の数が14である、請求項1~4のいずれかに記載の方法。
【請求項6】
前記複数のフィールドの前記結合エンコーディングが、前記複数のフィールドに関連付けられた前記DCIの複数のビットの結合エンコーディングを含む、請求項1~5のいずれかに記載の方法。
【請求項7】
前記複数のフィールドが前記DCIの8ビットを含む、請求項1~6のいずれかに記載の方法。
【請求項8】
前記結合エンコーディングが256個のインデックス値を提供する、請求項1~7のいずれかに記載の方法。
【請求項9】
前記インデックス値から、第1のHARQ-ACK遅延値、HARQプロセス数、および物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)オフセットを決定することをさらに含む、請求項1~8のいずれかに記載の方法。
【請求項10】
前記第1のHARQ-ACK遅延値が、8のHARQ-ACK遅延値を含む、請求項1~9のいずれかに記載の方法。
【請求項11】
前記256個のインデックス値が、少なくとも4つの予備フィールドを含む、請求項1~10のいずれかに記載の方法。
【請求項12】
無線リソース制御(RRC)再構成情報を前記ネットワークノードからから受信することをさらに含み、前記RRC再構成情報が、10個のHARQプロセスに切り替えることを示す、請求項1~11のいずれかに記載の方法。
【請求項13】
前記少なくとも4つの予備フィールドのうちの少なくとも1つを介して、10個のHARQプロセスへの前記切り替えを示す前記RRC再構成情報が受信される、請求項1~12のいずれかに記載の方法。
【請求項14】
前記HARQ-ACK遅延値の前記決定が、
第2の数のHARQプロセスが前記UEで構成されるということを決定することと、
前記第2の数のHARQプロセスが前記UEで構成されるということの決定に応答して、前記DCIのパラメータから第2のHARQ-ACK遅延値を決定することとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記第2のHARQ-ACK遅延値が、前記DCI内のHARQ-ACK遅延パラメータから決定される、請求項1および14のいずれかに記載の方法。
【請求項16】
前記HARQプロセスの第2の数が10である、請求項1および14~15のいずれかに記載の方法。
【請求項17】
前記HARQ-ACK遅延値の前記決定が、
第1の数のHARQプロセスが前記UEで構成されるということを決定することと、
前記第1の数のHARQプロセスが前記UEで構成されるということに応答して、前記DCIのHARQ-ACK遅延フィールドおよび新しいデータ識別子(NDI)フィールドからHARQ-ACK遅延値を決定することとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記HARQプロセスの第1の数が14である、請求項1および17のいずれかに記載の方法。
【請求項19】
前記NDIフィールド内の値が、送信が新しい送信または再送信のいずれであるかを示す、請求項1および17~18のいずれかに記載の方法。
【請求項20】
前記HARQ-ACK遅延値の前記決定が、
第2の数のHARQプロセスが前記UEで構成されるということを決定することと、
前記第2の数のHARQプロセスが前記UEで構成されるということに応答して、前記DCIのHARQ-ACK遅延フィールドからHARQ-ACK遅延値を決定することとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項21】
前記HARQプロセスの第2の数が14である、請求項1および20のいずれかに記載の方法。
【請求項22】
前記ネットワークノードがeNBである、請求項1~21のいずれかに記載の方法。
【請求項23】
請求項1~22のいずれかに記載の前記方法を実行するための手段を備えている装置。
【請求項24】
格納された命令を含んでいる非一過性コンピュータ可読ストレージ媒体であって、前記命令が、少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、コンピューティングシステムに、請求項1~22のいずれかに記載の前記方法を実行させるように構成される、非一過性コンピュータ可読ストレージ媒体。
【請求項25】
少なくとも1つのプロセッサと、
コンピュータプログラムコードを含んでいる少なくとも1つのメモリとを備えている装置であって、
前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサと共に、前記装置に、請求項1~22のいずれかに記載の前記方法を少なくとも実行させるように構成される、装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この説明は、ワイヤレス通信に関連しており、特に、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat request)技術に関連している。
【背景技術】
【0002】
通信システムは、固定された通信デバイスまたはモバイル通信デバイスなどの2つ以上のノードまたはデバイス間の通信を可能にする機能であってよい。有線キャリアまたはワイヤレスキャリア上で信号が搬送されることができる。
【0003】
セルラー通信システムの例は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)によって規格化されているアーキテクチャである。この分野における最近の開発は、ユニバーサルモバイル通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)無線アクセス技術のロングタームエボリューション(LTE:long-term evolution)と呼ばれることが多い。E-UTRA(evolved UMTS Terrestrial Radio Access:エボルブドUMTS地上波無線アクセス)は、3GPPのモバイルネットワーク用のロングタームエボリューション(LTE)のアップグレードパスのエアインターフェイスである。LTEでは、拡張ノードAPまたはエボルブドノードB(eNB:Evolved Node B)と呼ばれる基地局またはアクセスポイント(AP:access point)が、カバレッジエリアまたはセル内のワイヤレスアクセスを提供する。LTEでは、モバイルデバイスまたは移動局が、ユーザ機器(UE:user equipment)と呼ばれる。LTEは、複数の改善または開発を含んでいた。
【0004】
5Gニューラジオ(NR:New Radio)の開発は、以前の3Gおよび4Gのワイヤレスネットワークの進化に類似する、5Gの要件を満たすために継続されているモバイルブロードバンドの進化過程の一部である。さらに、5Gは、モバイルブロードバンドに加えて、新たに出現している使用事例でもターゲットにされている。5Gの目標は、データレート、待ち時間、信頼性、およびセキュリティの新しいレベルを含み得る、無線性能における大幅な改善を実現することである。5G NRは、大規模なモノのインターネット(IoT:Internet of Things)に効率的に接続するように大きさを変更されてもよく、新しい種類のミッションクリティカルなサービスを提供し得る。超高信頼低遅延通信(URLLC:Ultra-reliable and low-latency communications)デバイスは、高い信頼性および極めて低い待ち時間を必要とすることがある。
【発明の概要】
【0005】
さまざまな例示的実装が説明および/または例示される。以下では、実装の1つまたは複数の例の詳細が、添付の図面および説明において示される。説明および図面から、ならびに特許請求の範囲から、その他の特徴が明らかになるであろう。
【0006】
ユーザ機器で11個以上のHARQプロセス(例えば、14個のHARQプロセス)のハイブリッド自動要求確認応答(HARQ-ACK:hybrid automatic request-acknowledgement)遅延をサポートするダウンリンク制御情報(DCI:downlink control information)フィールドの結合エンコーディングのための方法、装置、およびコンピュータ可読ストレージ媒体が提供される。例示的な実装では、この方法は、ユーザ機器(UE)が、UEで構成されるハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスの数を決定することと、UEで構成されるHARQプロセスの数、およびネットワークノードから受信されたダウンリンク制御情報(DCI)に少なくとも基づいて、HARQ確認応答(HARQ-ACK)遅延値を決定することとを含んでよい。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】例示的な実装に従うワイヤレスネットワークのブロック図である。
【
図2】例示的な実装に従って少なくとも14個のHARQプロセスをサポートするためのHARQ-ACK手順を示す図である。
【
図3】例示的な実装に従って少なくとも14個のHARQプロセスのHARQ-ACK遅延をサポートする結合エンコードされた状態テーブルを示す図である。
【
図4】例示的な実装に従って少なくとも14個のHARQプロセスをサポートするためのHARQ-ACK遅延手順を示すフローチャートである。
【
図5】例示的な実装に従う、ノードまたは無線局(例えば、基地局/アクセスポイントまたは移動局/ユーザデバイス/UE)のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、例示的な実装に従うワイヤレスネットワーク130のブロック図である。
図1のワイヤレスネットワーク130では、移動局(MS:mobile station)またはユーザ機器(UE)と呼ばれることもあるユーザデバイス(UD:user device)131、132、133、および135が、アクセスポイント(AP)、拡張ノードB(eNB:enhanced Node B)、次世代ノードB(gNB:next-generation Node B)、またはネットワークノードと呼ばれることもある基地局(BS:base station)134に接続され(および通信し)てよい。アクセスポイント(AP)、基地局(BS)、(e)ノードB(eNB)、またはgNBの機能の少なくとも一部は、リモート無線ヘッドなどのトランシーバに動作可能に結合され得る任意のノード、サーバ、またはホストによって実行されてもよい。BS(またはAP)134は、ユーザデバイス131、132、133、および135へを含む、セル136内のワイヤレスカバレッジを提供する。4つのユーザデバイスのみがBS134に接続されているか、または取り付けられているように示されているが、任意の数のユーザデバイスが提供されてよい。BS134は、S1インターフェイス151を介してコアネットワーク150にも接続される。これは、ワイヤレスネットワークの単に1つの単純な例であり、他のワイヤレスネットワークが使用されてよい。
【0009】
ユーザデバイス(ユーザ端末、ユーザ機器(UE))は、加入者識別モジュール(SIM:subscriber identification module)を使用するか、または使用しないで動作するワイヤレスモバイル通信デバイスを含んでいるポータブルコンピューティングデバイスのことを指してよく、その例として、移動局(MS)、携帯電話、セルフォン、スマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント(PDA:personal digital assistant)、送受話器、ワイヤレスモデムを使用するデバイス(アラームまたは測定デバイスなど)、ラップトップコンピュータおよび/もしくはタッチスクリーンコンピュータ、タブレット、ファブレット、ゲーム機、ノートブック、ならびにマルチメディアデバイスといった種類の、ただしこれらに限定されないデバイス、または任意のその他のワイヤレスデバイスを含む。ユーザデバイスが、ほぼ排他的なアップリンク専用デバイスであってもよく、その例は、画像またはビデオクリップをネットワークに読み込むカメラまたはビデオカメラであるということが、理解されるべきである。
【0010】
(一例として)LTEでは、コアネットワーク150は、進化型パケットコア(EPC:Evolved Packet Core)と呼ばれてよく、進化型パケットコア(EPC)は、BS間のユーザデバイスのモビリティ/ハンドオーバを処理または支援し得るモビリティ管理エンティティ(MME:mobility management entity)と、BSとパケットデータネットワークまたはインターネットとの間でデータおよび制御信号を転送し得る1つまたは複数のゲートウェイと、その他の制御機能またはブロックとを含んでよい。
【0011】
加えて、例として、本明細書に記載されたさまざまな例示的実装または技術は、さまざまな種類のユーザデバイスもしくはデータサービスの種類に適用されてよく、または異なるデータサービスの種類であってよい複数のアプリケーションが実行され得るユーザデバイスに適用されてよい。ニューラジオ(5G)の開発は、複数の異なるアプリケーションまたは複数の異なるデータサービスの種類をサポートすることがあり、その例としては、マシンタイプ通信(MTC:machine type communications)、拡張マシンタイプ通信(eMTC:enhanced machine type communication)、モノのインターネット(IoT)、および/または狭帯域IoTユーザデバイス、大容量高速通信(eMBB:enhanced mobile broadband)、ならびに超高信頼低遅延通信(URLLC)などが挙げられる。
【0012】
IoTは、インターネット接続またはネットワーク接続を含み得る増え続ける一群のオブジェクトのことを指してよく、これらのオブジェクトが、他のネットワークデバイスに情報を送信し、他のネットワークデバイスから情報を受信できるようにする。例えば、多くのセンサ型アプリケーションまたはデバイスは、物理的条件または状態を監視することができ、例えばイベントが発生したときに、報告をサーバまたはその他のネットワークデバイスに送信することができる。マシンタイプ通信(MTCまたはマシン間通信)は、例えば、人間の介入を伴うか、または伴わない、インテリジェントなマシン間の完全に自動的なデータの生成、交換、処理、および作動によって特徴付けられてよい。大容量高速通信(eMBB)は、現在LTEで使用可能なデータレートよりはるかに高いデータレートをサポートし得る。
【0013】
超高信頼低遅延通信(URLLC)は、ニューラジオ(5G)システムのためにサポートされ得る新しいデータサービスの種類または新しい使用状況である。超高信頼低遅延通信(URLLC)は、工業オートメーション、自律運転、車両の安全、eヘルスサービスなどの、新たに出現しているアプリケーションおよびサービスを可能にする。3GPPは、例として、例えば最大1msまでのUプレーン(ユーザ/データプレーン)の待ち時間の接続性を1~1e-5の信頼性で提供することを目標にする。したがって、例えば、URLLCユーザデバイス/UEは、他の種類のユーザデバイス/UEよりも大幅に低いブロックエラー率に加えて、短い待ち時間を必要とすることがある。したがって、例えば、URLLC UE(またはUE上のURLLCアプリケーション)は、eMBB UE(またはUE上で実行されているeMBBアプリケーション)と比較して、はるかに短い待ち時間を必要とすることがある。
【0014】
さまざまな例示的実装が、LTE、LTE-A、5G、IoT、MTC、eMTC、eMBB、URLLCなど、または任意のその他のワイヤレスネットワークもしくはワイヤレス技術などの、多種多様なワイヤレス技術またはワイヤレスネットワークに適用されてよい。これらの例示的なネットワーク、技術、またはデータサービスの種類は、単に例として提供される。
【0015】
多入力多出力(MIMO:Multiple Input, Multiple Output)は、複数の送信アンテナおよび受信アンテナを使用して多経路伝搬を利用し、無線リンクの能力を増やすための技術のことを指してよい。MIMOは、送信機および/または受信機での複数のアンテナの使用を含んでよい。MIMOは、1つの無線チャネルを介して2つ以上の固有のデータストリームを送信および受信する多次元の手法を含んでよい。例えば、MIMOは、多経路伝搬を利用することによって、同じ無線チャネルを経由して2つ以上のデータ信号を同時に送信および受信するための技術のことを指してよい。例に従って、マルチユーザ多入力多出力(マルチユーザMIMIO(multi-user MIMIO)またはMU-MIMO)は、基地局(BS)またはその他のワイヤレスノードが複数のストリームを異なるユーザデバイスまたはUEに同時に送信または受信できるようにすることによってMIMO技術を改良し、この送信は、(例えば、各PRBが、時間-周波数リソースのセットを含み得る場合に)物理リソースブロック(PRB:physical resource block)の同じ(または共有の、もしくは共有された)セットを介して、第1のストリームを第1のUEに送信すると同時に、第2のストリームを第2のUEに送信することを含んでよい。
【0016】
また、BSは、(UEのプリコーダマトリックスまたはプリコーダベクトルに基づいて)プリコーディングを使用して、データをUEに送信してよい。例えば、UEは、基準信号またはパイロット信号を受信してよく、量子化されたDLチャネル推定値を決定し、次に、量子化されたDLチャネル推定値の指示をBSに提供してよい。BSは、量子化されたチャネル推定値に基づいてプリコーダマトリックスを決定してよく、プリコーダマトリックスは、送信される信号エネルギーを、UEにとって最良のチャネルの方向に焦点合わせるため、または向けるために使用されてよい。また、各UEはデコーダマトリックスを使用してよく、デコーダマトリックスは、例えば、UEがBSから基準信号を受信し、DLチャネルのチャネル推定値を決定し、次に、DLチャネル推定値に基づいてDLチャネルのデコーダマトリックスを決定することができる場合に、決定されてよい。例えば、プリコーダマトリックスは、送信ワイヤレスデバイスのアンテナアレイに適用されるアンテナ重み(例えば、重みごとの振幅/利得および位相)を示してよい。同様に、デコーダマトリックスは、受信ワイヤレスデバイスのアンテナアレイに適用されるアンテナ重み(例えば、重みごとの振幅/利得および位相)を示してよい。これは、UEがデータをBSに送信している場合にもULに適用される。
【0017】
例えば、例示的な態様に従って、受信ワイヤレスユーザデバイスは、干渉除去結合(IRC:Interference Rejection Combining)を使用してプリコーダマトリックスを決定してよく、干渉除去結合(IRC)では、ユーザデバイスは、複数のBSから基準信号(またはその他の信号)を受信してよく(例えば、各BSから受信された信号の信号強度、信号電力、またはその他の信号のパラメータを測定してよく)、例えば、所望の信号の信号対干渉雑音比(SINR:signal-to interference plus noise ratio)を増やすために、干渉信号の方向にヌル(または非常に低いアンテナ利得)を提供することによって、1つまたは複数の干渉源(または干渉しているセルもしくはBS)からの信号を抑制するか、または減らすことができるデコーダマトリックスを生成してよい。複数の異なる干渉源からの干渉全体を減らすために、受信機は、例えば、線形最小平均二乗誤差干渉除去結合(LMMSE-IRC:Linear Minimum Mean Square Error Interference Rejection Combining)受信機を使用してデコーディングマトリックスを決定してよい。IRC受信機およびLMMSE-IRC受信機は、単なる例であり、デコーダマトリックスを決定するために、他の種類の受信機または技術が使用されてよい。デコーダマトリックスが決定された後に、受信UE/ユーザデバイスが、デコーダマトリックスに基づいて、アンテナ重み(例えば、振幅および位相を含んでいる各アンテナ重み)を受信UEまたはデバイスでの複数のアンテナに適用してよい。同様に、プリコーダマトリックスは、送信ワイヤレスデバイスまたはノードのアンテナに適用され得るアンテナ重みを含んでよい。これは、受信BSにも適用される。
【0018】
3GPP R17では、マシンタイプ通信(MTC)、拡張MTC(eMTC)、およびモノのインターネット(IoT)の改良をサポートするために、14個のHARQプロセスが導入されている。(10個から)14個へのHARQプロセス数の増加によって、ピークデータレートおよびスループットを大幅に増やすことができる。しかし、14個のHARQプロセスのサポートは、14個のHARQプロセスのHARQ-ACK遅延をサポートするために、DCI内の追加ビットを必要とすることがある。
【0019】
14個のHARQプロセスをサポートするための複数の手順が提案されている。しかし、それらの手順には欠点がある。例えば、14個のHARQプロセスが構成され、4~8個のトランスポートブロック(TB:transport block)が送信される場合、ユーザ機器(UE)は、(最適な2つのバンドルされたACK応答の代わりに)3つのバンドルされたACK応答を送信するよう要求されることがある。ピークデータレートを達成するために14個のHARQプロセスのすべてのTBが使用されている場合、HARQプロセスIDの一部の順序が不規則になることがあり、HARQプロセスID(0~9)が現れるときに、従来のHARQプロセスID(例えば、0~9)にリンクされた遅延の制限された範囲のために、遅延の長さが、ACK-NACK応答の次のバッチを利用するために十分でないことがある。加えて、従来のプロセスIDの再送信は、遅延の制限された範囲に起因して、特定の(新しい)サブフレームを再送信に使用しないことがある。したがって、より効率的なスケジューリングをサポートするため、およびDCIのスケジューリング性能を低下させるのを防ぐために、増やされたDCIのビット数が使用される必要がある。
【0020】
したがって、そのようなサポートに必要とされるDCIのビット数を増やさずに11個以上のHARQプロセス(例えば、14個のHARQプロセス)のHARQ-ACK遅延をサポートすることに対する要求および/または必要性が存在する。言い換えると、HARQ-ACK遅延フィールドのサイズを4ビットに増やさず、かつ/または7の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:physical downlink shared channel)オフセットをサポートするための追加の1ビットの必要性を回避しながら、14個のHARQプロセスのHARQ-ACK遅延をサポートすることに対する要求および/または必要性が存在する。PDSCHオフセットは、マシンタイプ通信(MTC)物理ダウンリンク制御チャネル(MPDCCH:MTC physical downlink control channel)およびPDSCHの送信間の時間オフセットのことを指してよい。HARQ-ACK遅延は、PDSCHの受信とHARQ-ACKの送信の間の時間遅延またはオフセットとして定義されてよい。
【0021】
本開示は、DCIのサイズを増やさずに(少なくとも)1つの追加のHARQ-ACK遅延値(例えば、8のHARQ-ACK遅延値)をサポートするためのDCIフィールドの結合エンコーディングを含む例示的な実装について説明する。例示的な実装では、この方法は、UEが、UEで構成されるハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスの数(例えば、最大数)を決定することと、UEで構成されるHARQプロセスの数、およびネットワークノードから受信されたダウンリンク制御情報(DCI)に少なくとも基づいて、HARQ-ACK遅延値を決定することとを含んでよい。一部の実装では、例えば、HARQ-ACK遅延値は、結合エンコードされ得るDCIの複数のフィールドから決定されてよい。複数のDCIフィールドは、PDSCHオフセットフィールド、HARQ-ACK遅延フィールド、HARQプロセス数、および/またはHARQ-ACKバンドルフラグのうちの1つまたは複数を含んでよい。
【0022】
図2は、例示的な実装に従って少なくとも14個のHARQプロセス(または11個以上のHARQプロセス)をサポートするためのHARQ-ACK手順200を示している。
【0023】
212で、eNB(例えば、eNB202)は、eNBが14個のHARQプロセスをサポートし得るという情報をブロードキャストしてよい。一部の実装では、例えば、eNBは、eNBが14個のHARQプロセスをサポートするというメッセージを、システム情報ブロック(SIB:system information block)の無線リソース制御(RRC:radio resource control)情報要素(IE:information element)内でブロードキャストしてよい。
【0024】
214で、UE(例えば、UE204)は、eNBからのブロードキャストメッセージの受信に応答して、UEも14個のHARQプロセスをサポートすることができるということを応答してよい。UEが、10個のHARQプロセス構成に加えて14個のHARQプロセス(例えば、14個のHARQプロセス構成)をサポートし得るということに注意するべきである。一部の実装では、例えば、UEは、初期アクセス手順の一部として、UE機能情報を介してこの情報を送信してよい。
【0025】
216で、eNB202は、UEが14個のHARQプロセスをサポートし得るという情報をUEから受信することに応答して、UEが14個のHARQプロセスをサポートするように構成され得るように、構成メッセージをUEに送信してよい。一部の実装では、例えば、eNBは、RRCメッセージ(例えば、RRC接続セットまたはRRC接続再構成メッセージ)を介して、14個のHARQプロセスを使用するようにUEを構成してよい。
【0026】
218で、UE204は、eNBからの構成メッセージの受信時に、14個のHARQプロセスをサポートするようにUEを構成してよい。
【0027】
220で、eNB202は、ダウンリンク制御情報(DCI)をUEに送信してよい。例示的な実装では、DCIは、PDCCHまたはMPDCCHを介してUEに送信されてよい。一部の実装では、例えばDCIは、複数のフィールドを含んでよく、例えば、新データインジケータ(ND:new data indicator)、HARQプロセス数、HARQ-ACKバンドルフラグ、HARQ-ACK遅延などを含んでよい。
【0028】
222で、UE204は、eNBからのDCIの受信時に、14個のHARQプロセスのHARQ-ACK遅延およびPDSCHオフセットを決定してよい。一部の実装では、例えば、(218を参照して前述したように)UEが14個のHARQプロセスをサポートするように構成されるということをUEが認識しているため、UE204は、DCIの複数のフィールドが結合エンコードされているということを解釈してよい。例示的な実装では、UEが結合エンコードされていると見なし得る複数のフィールドは、HARQ-ACKバンドルフラグ、HARQ-ACK遅延、PDSCHオフセット、および/またはHARQプロセス数のうちの1つまたは複数を含む。一部の実装では、HARQ-ACKバンドルフラグ、HARQ-ACK遅延、PDSCHオフセット、およびHARQプロセス数のサイズは、それぞれ1ビット、3ビット、1ビット、および4ビットであってよい。
【0029】
UEは、前述のDCIの結合エンコードされたフィールドをデコードし、
図3を参照してさらに詳細に説明される、14個のHARQプロセスのHARQ-ACK遅延およびPDSCHオフセットを示す結合エンコードされたインデックス値を決定してよい。一部の実装では、それに応じて、例えばUEは、決定されたHARQ-ACK遅延およびPDSCHオフセットを使用して、ACK/NACKをeNBに送信してよい。
【0030】
任意選択的に、一部の実装では、224で、eNB202は、UEを14個のHARQプロセス構成から10個のHARQプロセス構成に切り替えるためのメッセージをUEに送信してよい。一部の実装では、例えば、より長いRRC信号伝達を必要とせずに例えば10個のHARQプロセスに切り替えるそのようなRRCの再構成を信号伝達するために、(
図3に示された)結合エンコードされた状態テーブルの予備の状態が、eNBによって使用されてよい。例示的な実装では、この切り替えは、(例えば、繰り返しに起因して、UEがすべてのHARQプロセスを使用することを必要としない)UEのカバレッジ拡張レベルに基づいてよい。別の例示的な実装では、UEは、RRC再構成メッセージを介して、14個のHARQプロセスに再び切り替えられてよい。
【0031】
226で、UE202は、結合エンコードされたテーブル値の予備のビットが有効化されたDCIの受信時に、10個のHARQプロセスのHARQ-ACK遅延およびPDSCHオフセットを決定してよい。一部の実装では、例えば、UEは、eNBから受信されたDCIのHARA-ACK遅延フィールドに少なくとも基づいて、10個のHARQプロセスのHARQ-ACK遅延を決定してよい。
【0032】
したがって、UEは、DCIのサイズを増やすことも、ビット数を増やすこともなく、14個のHARQプロセスをサポートするように構成されてよい。
【0033】
図3は、例示的な実装に従って少なくとも14個のHARQプロセスのHARQ-ACK遅延をサポートする結合エンコードされた状態テーブル300を示している。
【0034】
一部の実装では、例えば、eNB(例えば、eNB202)は、追加のHARQ-ACK遅延値をサポートするために、DCIの複数のフィールドの結合エンコーディングを実行してよい。追加のHARQ-ACK遅延値は、HARQ-ACK遅延およびPDSCHオフセットをUE(例えば、UE204)に伝達するためにDCIのサイズを増やさずに、サポートされてよい。一部の実装では、例えば、結合エンコーディングは、複数の情報を示す1つのフィールドのことを指してよい。例えば、結合エンコードされたフィールド内のエントリは、複数のパラメータ(例えば、
図3の300に示されているようなHARQプロセスID、PDSCHオフセット、HARQ-ACK遅延)に関する情報を提供してよい。
【0035】
例示的な実装では、eNBは、PDSCHオフセット、HARQ-ACK遅延、および/またはHARQプロセス数を含み得る複数のDCIフィールドの結合エンコーディングを実行し、結合エンコードされたインデックス値302を生成してよく、次に、結合エンコードされたインデックス値302は、HARQプロセス304のHARQ-ACK遅延308およびPDSCHオフセット306を示すために、UEに伝達されてよい。一部の実装では、例えば、PDSCHオフセットフラグのサイズ(または長さ)は1ビットであってよく、HARQ-ACK遅延フィールドのサイズは3ビットであってよく、HARQプロセス数フィールドのサイズは4ビットであってよく、eNBは、合計8ビットになるこれら3つのフィールドの結合エンコーディングを実行し、追加のHARQ-ACK遅延値および/またはPDSCHオフセットをサポートするための合計256(28)個の一意の状態(またはインデックス値)を生成してよい。14個のHARQプロセスの追加のHARQ-ACK遅延をサポートするために、8の拡大されたHARQ-ACK遅延もサポートされているということに注意するべきである。一部の実装では、例えば、結合エンコードされた複数のDCIフィールドは、HARQ-ACKバンドルフラグフィールドを含んでよい。
【0036】
図3に示されているように、結合エンコードされたインデックス値302は、一意のインデックス値(0~255)を含んでよく、これらのインデックス値は、14個のHARQプロセスのHARQ-ACK遅延値およびPDSCHオフセットをサポートするために使用されてよい。各インデックス値は、HARQプロセスID304、PDSCHオフセット306、および/またはHARQ-ACK遅延308に関連付けられてよい。例えば、6の結合エンコードされたインデックス値は、HARQプロセス0の11のHARQ-ACK遅延および2のPDSCHオフセットを示してよい。追加の例では、13の結合エンコードされたインデックス値は、HARQプロセス0の8のHARQ-ACK遅延および7のPDSCHオフセットを示してよい。別の追加の例では、243の結合エンコードされたインデックス値は、HARQプロセス13の4のHARQ-ACK遅延および7のPDSCHオフセットを示してよい。本開示で説明された例示的な実装は、以前はサポートされていないことがある8のHARQ-ACK遅延のサポートを含んでよいということに注意するべきである。加えて、14個のHARQプロセスの各々の2および7のPDSCHオフセットもサポートされる。
【0037】
一部の実装では、例えば、4つの結合エンコードされたインデックス値(例えば、252~255)が「予備」と見なされてよく、必要に応じて、例えば、非常に長いRRCレベルの信号伝達代わりに、RRC再構成の効率的な信号伝達のために使用されてよい。例示的な実装では、eNB202は、(14個のHARQプロセス構成から)10個のHARQプロセス構成への切り替えを示すために、予備フィールドのうちの1つ(例えば、252のインデックス値を持つ予備フィールド)を使用してよい。
【0038】
eNBからの切り替えメッセージの受信時に、UEは、前述の3つのDCIフィールドの8ビットを別々に(または独立して)解釈し、10個のHARQプロセスのHARQ-ACK遅延およびPDSCHオフセットを決定してよい。
【0039】
一部の実装では、例えば、14個のHARQプロセスをサポートするようにUEが構成され、DCIが新しい送信を示す場合、HARQ-ACK遅延に関する36.213の表7.3.1-2と同様に、4、5、6、7、9、11、13、および15のHARQ-ACK遅延値がサポートされてよい。一部の他の実装では、例えば、UEが10個のHARQプロセスをサポートするように構成され、DCIが再送信を示す場合、4、5、6、7、8、9、11、および13、ならびに15のHARQ-ACK遅延値がサポートされてよい(15のHARQ-ACK遅延が8に置き換えられる)。言い換えると、再送信のために8のHARQ-ACK遅延がサポートされてよい。
【0040】
図4は、例示的な実装に従って少なくとも14個のHARQプロセスをサポートするためのHARQ-ACK遅延手順を示すフローチャート400である。
【0041】
ブロック410で、UE(例えば、UE204)が、UEで構成されるHARQプロセスの数を決定してよい。一部の実装では、例えば、HARQプロセスの数は、eNB(例えば、eNB202)によって構成されてよい。例示的な実装では、eNBは、14個のHARQプロセスをサポートするようにUEを構成してよい。一部の実装では、例えば、UEで構成されるHARQプロセスの数は、UEで構成されるHARQプロセスの最大数であってよい。
【0042】
ブロック420で、UEが、UEで構成されるHARQプロセスの数およびeNBから受信されたDCIに少なくとも基づいて、HARQ-ACK遅延値を決定してよい。一部の実装では、例えば、UEは、前述したように、DCIの複数のフィールドの結合エンコードされたインデックス値に少なくとも基づいて、HARQ-ACK遅延を決定してよい。
【0043】
このようにして、DCIのサイズを増やさずにより高いスループットをサポートするために、14個のHARQプロセスの追加のHARQ-ACK遅延およびPDSCHオフセットがサポートされてよい。
【0044】
本明細書では、追加の例示的実装が説明される。
【0045】
(実施例1)
ユーザ機器(UE)によって、UEで構成されるハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスの数を決定することと、UEによって、UEで構成されるHARQプロセスの数、およびネットワークノードから受信されたダウンリンク制御情報(DCI)に少なくとも基づいて、HARQ確認応答(HARQ-ACK)遅延値を決定することとを含む、通信の方法。
【0046】
(実施例2)
構成されるHARQプロセスの数が、UEで構成されるHARQプロセスの最大数である、実施例1に記載の方法。
【0047】
(実施例3)
HARQ-ACK遅延値の決定が、第1の数のHARQプロセスがUEで構成されるということを決定することと、第1の数のHARQプロセスがUEで構成されるということに応答して、結合エンコードされているDCIの複数のフィールドから第1のHARQ-ACK遅延値を決定することとをさらに含む、実施例1~2のいずれかに記載の方法。
【0048】
(実施例4)
複数のフィールドが、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)オフセットフィールド、HARQ-ACK遅延フィールド、およびHARQプロセス数を含む、実施例1~3のいずれかに記載の方法。
【0049】
(実施例5)
HARQプロセスの第1の数が14である、実施例1~4のいずれかに記載の方法。
【0050】
(実施例6)
複数のフィールドの結合エンコーディングが、複数のフィールドに関連付けられたDCIの複数のビットの結合エンコーディングを含む、実施例1~5のいずれかに記載の方法。
【0051】
(実施例7)
複数のフィールドがDCIの8ビットを含む、実施例1~6のいずれかに記載の方法。
【0052】
(実施例8)
結合エンコーディングが256個のインデックス値を提供する、実施例1~7のいずれかに記載の方法。
【0053】
(実施例9)
インデックス値から、第1のHARQ-ACK遅延値、HARQプロセス数、および物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)オフセットを決定することをさらに含む、実施例1~8のいずれかに記載の方法。
【0054】
(実施例10)
第1のHARQ-ACK遅延値が、8のHARQ-ACK遅延値を含む、実施例1~9のいずれかに記載の方法。
【0055】
(実施例11)
256個のインデックス値が、少なくとも4つの予備フィールドを含む、実施例1~10いずれかに記載の方法。
【0056】
(実施例12)
無線リソース制御(RRC)再構成情報をネットワークノードからから受信することをさらに含み、RRC再構成情報が、10個のHARQプロセスに切り替えることを示す、実施例1~11のいずれかに記載の方法。
【0057】
(実施例13)
少なくとも4つの予備フィールドのうちの少なくとも1つを介して、10個のHARQプロセスへの切り替えを示すRRC再構成情報が受信される、実施例1~12いずれかに記載の方法。
【0058】
(実施例14)
HARQ-ACK遅延値の決定が、第2の数のHARQプロセスがUEで構成されるということを決定することと、第2の数のHARQプロセスがUEで構成されるということの決定に応答して、DCIのパラメータから第2のHARQ-ACK遅延値を決定することとをさらに含む、実施例1に記載の方法。
【0059】
(実施例15)
第2のHARQ-ACK遅延値が、DCI内のHARQ-ACK遅延パラメータから決定される、実施例1および14のいずれかに記載の方法。
【0060】
(実施例16)
HARQプロセスの第2の数が10である、実施例1および14~15のいずれかに記載の方法。
【0061】
(実施例17)
HARQ-ACK遅延値の決定が、第1の数のHARQプロセスがUEで構成されるということを決定することと、第1の数のHARQプロセスがUEで構成されるということに応答して、DCIのHARQ-ACK遅延フィールドおよび新しいデータ識別子(NDI)フィールドからHARQ-ACK遅延値を決定することとをさらに含む、実施例1に記載の方法。
【0062】
(実施例18)
HARQプロセスの第1の数が14である、実施例1および17のいずれかに記載の方法。
【0063】
(実施例19)
NDIフィールド内の値が、送信が新しい送信または再送信のいずれであるかを示す、実施例1および17~18のいずれかに記載の方法。
【0064】
(実施例20)
HARQ-ACK遅延値の決定が、第2の数のHARQプロセスがUEで構成されるということを決定することと、第2の数のHARQプロセスがUEで構成されるということに応答して、DCIのHARQ-ACK遅延フィールドからHARQ-ACK遅延値を決定することとをさらに含む、実施例1に記載の方法。
【0065】
(実施例21)
HARQプロセスの第2の数が14である、実施例1および20のいずれかに記載の方法。
【0066】
(実施例22)
ネットワークノードがeNBである、実施例1~21のいずれかに記載の方法。
【0067】
(実施例23)
実施例1~22のいずれかに記載の方法を実行するための手段を備えている装置。
【0068】
(実施例24)
格納された命令を含んでいる非一過性コンピュータ可読ストレージ媒体であって、これらの命令が、少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、コンピューティングシステムに、実施例1~22のいずれかに記載の方法を実行させるように構成される、非一過性コンピュータ可読ストレージ媒体。
【0069】
(実施例25)
少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含んでいる少なくとも1つのメモリとを備えている装置であって、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、少なくとも1つのプロセッサと共に、装置に、実施例1~22のいずれかに記載の方法を少なくとも実行させるように構成される、装置。
【0070】
図5は、例示的な実装に従う無線局(例えば、ユーザ機器(UE)/ユーザデバイスまたはAP/gNB/MgNB/SgNB)500のブロック図である。無線局500は、例えば、1つまたは複数のRF(radio frequency:無線周波)またはワイヤレストランシーバ502A、502Bを含んでよく、各ワイヤレストランシーバは、信号を送信するための送信機および信号を受信するための受信機を含んでいる。無線局は、命令またはソフトウェアを実行し、信号の送信および受信を制御するためのプロセッサまたは制御ユニット/実体(コントローラ)504/508と、データおよび/または命令を格納するためのメモリ506とも含んでいる。
【0071】
プロセッサ504は、決定または確定を行うことと、送信用のフレーム、パケット、またはメッセージを生成することと、受信されたフレームまたはメッセージをさらなる処理、および本明細書に記載されたその他のタスクまたは機能のためにデコードしてもよい。ベースバンドプロセッサであってよいプロセッサ504は、ワイヤレストランシーバ502(502Aまたは502B)を介して送信するために、例えば、メッセージ、パケット、フレーム、またはその他の信号を生成してよい。プロセッサ504は、ワイヤレスネットワークを経由する信号またはメッセージの送信を制御してよく、ワイヤレスネットワークを介する(例えば、ワイヤレストランシーバ502によってダウンコンバートされた後の)信号またはメッセージなどの受信を制御してよい。プロセッサ504は、前述のタスクまたは方法のうちの1つまたは複数などの、前述のさまざまなタスクおよび機能を実行するために、プログラム可能であってよく、メモリまたはその他のコンピュータ媒体に格納されたソフトウェアまたはその他の命令を実行することができてよい。プロセッサ504は、例えば、ハードウェア、プログラマブルロジック、ソフトウェアもしくはファームウェアを実行するプログラマブルプロセッサ、および/またはこれらの任意の組み合わせであってよい(または、これらを含んでよい)。他の用語を使用すると、プロセッサ504およびトランシーバ502は、例えば、共にワイヤレス送信機/受信機システムと見なされてよい。
【0072】
加えて、
図5を参照すると、コントローラ(またはプロセッサ)508は、ソフトウェアおよび命令を実行してよく、無線局500の全体的制御を行ってよく、入出力デバイス(例えば、ディスプレイ、キーパッド)を制御することなどの、
図5に示されていないその他のシステムの制御を行ってよく、かつ/あるいは例えば、電子メールプログラム、音声/ビデオアプリケーション、ワードプロセッサ、ボイスオーバーIPアプリケーション、またはその他のアプリケーションもしくはソフトウェアなどの、無線局500上で提供され得る1つまたは複数のアプリケーション用のソフトウェアを実行してよい。さらに、格納された命令を含んでいるストレージ媒体が提供されてよく、これらの命令は、コントローラまたはプロセッサによって実行された場合に、プロセッサ504またはその他のコントローラもしくはプロセッサが、前述の機能またはタスクのうちの1つまたは複数を実行することを引き起こしてよい。
【0073】
別の例示的な実装によれば、RFまたはワイヤレストランシーバ502A/502Bは、信号もしくはデータを受信してよく、かつ/または信号もしくはデータを送信してよい。プロセッサ504(および場合によっては、トランシーバ502A/502B)は、信号またはデータを受信するか、送信するか、ブロードキャストするか。または伝送するように、RFまたはワイヤレストランシーバ502Aもしくは502Bを制御してよい。
【0074】
しかし態様は、例として与えられたシステムに制限されず、当業者は、解決策を他の通信システムに適用してよい。適切な通信システムの別の例は、5Gの概念である。5Gにおけるネットワークアーキテクチャは、LTE-アドバンスドのネットワークアーキテクチャにかなり似ていると考えられている。5Gは、多入力多出力(MIMO)アンテナ、LTE(いわゆるスモールセルの概念)よりも多くの基地局またはノードを使用する可能性が高く、より小さい基地局と協力して動作するマクロサイトを含み、おそらく、より良いカバレッジおよび改善されたデータレートのために、さまざまな無線技術も採用する。
【0075】
将来のネットワークが、ネットワーク機能仮想化(NFV:network functions virtualization)を利用する可能性が高いということが理解されるべきであり、ネットワーク機能仮想化は、ネットワークノードの機能を、サービスを提供するために動作的に接続されるか、または一緒にリンクされ得る「基礎的要素」または実体に仮想化することを提案するネットワークアーキテクチャの概念である。仮想ネットワーク機能(VFN:virtualized network function)は、カスタマイズされたハードウェアの代わりに、標準的または一般的な種類のサーバを使用してコンピュータプログラムコードを実行する1つまたは複数の仮想マシンを含んでよい。クラウドコンピューティングまたはデータストレージが利用されてもよい。無線通信では、これは、ノードの動作が、リモート無線ヘッドに動作的に結合されたサーバ、ホスト、またはノードにおいて少なくとも部分的に実行され得るということを意味してよい。ノードの動作が複数のサーバ、ノード、またはホストの間で分散されることも可能である。コアネットワークの動作と基地局の動作の間での作業の分散が、LTEの作業の分散とは異なるか、または存在しなくてさえよいということも理解されるべきである。
【0076】
本明細書に記載されたさまざまな技術の実装は、デジタル電子回路において、またはコンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、もしくはこれらの組み合わせにおいて実装されてよい。実装は、コンピュータプログラム製品として、すなわち、データ処理装置(例えば、プログラマブルプロセッサ、1つのコンピュータ、もしくは複数のコンピュータ)によって実行するため、またはデータ処理装置の動作を制御するために、情報媒体(例えば、機械可読ストレージデバイス)において、または伝搬信号において有形に具現化されたコンピュータプログラムとして、実装されてよい。実装は、非一過性の媒体であり得るコンピュータ可読媒体またはコンピュータ可読ストレージ媒体上で提供されてもよい。さまざまな技術の実装は、一過性の信号または媒体を介して提供された実装、ならびに/またはインターネットもしくはその他のネットワーク(有線ネットワークおよび/もしくはワイヤレスネットワークのいずれか)を介してダウンロード可能なプログラムおよび/もしくはソフトウェアの実装を含んでもよい。加えて、実装は、マシンタイプ通信(MTC)を介して提供されてよく、モノのインターネット(IOT)を介して提供されてもよい。
【0077】
コンピュータプログラムは、ソースコードの形態、オブジェクトコードの形態、または何らかの中間形態であってよく、プログラムを搬送することができる任意の実体またはデバイスであってよいある種のキャリア、配布媒体、またはコンピュータ可読媒体に格納されてよい。そのようなキャリアは、例えば、記録媒体、コンピュータメモリ、読み取り専用メモリ、光電子および/または電気キャリア信号、電気通信信号、ならびにソフトウェア配布パッケージを含む。必要とされる処理能力に応じて、コンピュータプログラムは、単一の電子デジタルコンピュータにおいてが実行されてよく、または複数のコンピュータ間で分散されてよい。
【0078】
さらに、本明細書に記載されたさまざまな技術の実装は、サイバーフィジカルシステム(CPS:cyber-physical system)(物理的実体を制御する、共同して働く計算要素のシステム)を使用してよい。CPSは、さまざまな位置で物体に組み込まれた膨大な量の相互接続されたICTデバイス(センサ、アクチュエータ、プロセッサ、マイクロコントローラなど)の実装および利用を可能にし得る。当該の物理システムが特有のモビリティを有するモバイルサイバーフィジカルシステムは、サイバーフィジカルシステムのサブカテゴリである。モバイルフィジカルシステムの例としては、移動ロボット工学、および人間または動物によって運ばれる電子機器が挙げられる。スマートフォンの人気の上昇によって、モバイルサイバーフィジカルシステムの領域への関心が高まった。したがって、これらの技術のうちの1つまたは複数を介して、本明細書に記載された技術のさまざまな実装が提供されてよい。
【0079】
前述のコンピュータプログラムなどのコンピュータプログラムは、コンパイラ型言語またはインタープリタ型言語を含む、任意の形態のプログラミング言語で記述されることができ、コンピューティング環境における使用に適したスタンドアロンプログラムとして、あるいはモジュール、コンポーネント、サブルーチン、またはその他のユニットもしくはその一部としての形態を含む、任意の形態で展開されることができる。コンピュータプログラムは、1つのサイトにあるか、または複数のサイトにわたって分散された、1つのコンピュータ上または複数のコンピュータ上で実行されるように展開され、通信ネットワークによって相互接続されることができる。
【0080】
入力データに対して動作し、出力を生成することによって機能を実行するために、コンピュータプログラムまたはコンピュータプログラムの一部を実行している1つまたは複数のプログラマブルプロセッサによって、方法のステップが実行されてよい。例えば、FPGA(field programmable gate array:フィールドプログラマブルゲートアレイ)またはASIC(application specific integrated circuit:特定用途向け集積回路)といった専用論理回路によって、方法のステップが実行されてもよく、そのような専用論理回路として装置が実装されてよい。
【0081】
コンピュータプログラムの実行に適したプロセッサの例としては、汎用マイクロプロセッサおよび専用マイクロプロセッサの両方、ならびに任意の種類のデジタルコンピュータ、チップ、またはチップセットのいずれか1つまたは複数のプロセッサが挙げられる。通常、プロセッサは、読み取り専用メモリもしくはランダムアクセスメモリまたはその両方から命令およびデータを受信する。コンピュータの要素は、命令を実行するための少なくとも1つのプロセッサと、命令およびデータを格納するための1つまたは複数のメモリデバイスとを含んでよい。通常、コンピュータは、データを格納するための1つまたは複数のマスストレージデバイス(例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、もしくは光ディスク)も含むか、またはそのようなマスストレージデバイスとの間でデータを受信もしくは送信するように動作可能に結合されるか、あるいはその両方であってよい。コンピュータプログラム命令およびデータを具現化するのに適した情報媒体は、例えば、半導体メモリデバイス(例えば、EPROM、EEPROM、およびフラッシュメモリデバイス)、磁気ディスク(例えば、内部ハードディスクまたは取り外し可能なディスク)、光磁気ディスク、ならびにCD-ROMおよびDVD-ROMディスクなどの、あらゆる形態の不揮発性メモリを含む。プロセッサおよびメモリは、専用論理回路によって補完されるか、または専用論理回路に組み込まれてよい。
【手続補正書】
【提出日】2022-11-29
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ機器(UE)によって、前記UEで構成されるハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスの数を決定することと、
前記UEによって、前記UEで構成される前記HARQプロセスの数、およびネットワークノードから受信されたダウンリンク制御情報(DCI)に少なくとも基づいて、HARQ確認応答(HARQ-ACK)遅延値を決定することとを含む、通信の方法。
【請求項2】
構成される前記HARQプロセスの数が、前記UEで構成されるHARQプロセスの最大数である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記HARQ-ACK遅延値の前記決定が、
第1の数のHARQプロセスが前記UEで構成されるということを決定することと、
前記第1の数のHARQプロセスが前記UEで構成されるということに応答して、結合エンコードされている前記DCIの複数のフィールドから第1のHARQ-ACK遅延値を決定することとをさらに含む、請求項1
に記載の方法。
【請求項4】
前記複数のフィールドが、
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)オフセットフィールド、
HARQ-ACK遅延フィールド、および
HARQプロセス数を含む、請求項1
に記載の方法。
【請求項5】
前記HARQプロセスの第1の数が14である、請求項1
に記載の方法。
【請求項6】
前記複数のフィールドの前記結合エンコーディングが、前記複数のフィールドに関連付けられた前記DCIの複数のビットの結合エンコーディングを含む、請求項1
に記載の方法。
【請求項7】
前記複数のフィールドが前記DCIの8ビットを含む、請求項1
に記載の方法。
【請求項8】
前記結合エンコーディングが256個のインデックス値を提供する、請求項1
に記載の方法。
【請求項9】
前記インデックス値から、第1のHARQ-ACK遅延値、HARQプロセス数、および物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)オフセットを決定することをさらに含む、請求項1
に記載の方法。
【請求項10】
前記第1のHARQ-ACK遅延値が、8のHARQ-ACK遅延値を含む、請求項1
に記載の方法。
【請求項11】
前記256個のインデックス値が、少なくとも4つの予備フィールドを含む、請求項1
に記載の方法。
【請求項12】
無線リソース制御(RRC)再構成情報を前記ネットワークノードからから受信することをさらに含み、前記RRC再構成情報が、10個のHARQプロセスに切り替えることを示す、請求項1
に記載の方法。
【請求項13】
前記少なくとも4つの予備フィールドのうちの少なくとも1つを介して、10個のHARQプロセスへの前記切り替えを示す前記RRC再構成情報が受信される、請求項1
に記載の方法。
【請求項14】
前記HARQ-ACK遅延値の前記決定が、
第2の数のHARQプロセスが前記UEで構成されるということを決定することと、
前記第2の数のHARQプロセスが前記UEで構成されるということの決定に応答して、前記DCIのパラメータから第2のHARQ-ACK遅延値を決定することとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記第2のHARQ-ACK遅延値が、前記DCI内のHARQ-ACK遅延パラメータから決定される、請求項1
に記載の方法。
【請求項16】
前記HARQプロセスの第2の数が10である、請求項1
に記載の方法。
【請求項17】
前記HARQ-ACK遅延値の前記決定が、
第1の数のHARQプロセスが前記UEで構成されるということを決定することと、
前記第1の数のHARQプロセスが前記UEで構成されるということに応答して、前記DCIのHARQ-ACK遅延フィールドおよび新しいデータ識別子(NDI)フィールドからHARQ-ACK遅延値を決定することとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記HARQプロセスの第1の数が14である、請求項1
に記載の方法。
【請求項19】
前記NDIフィールド内の値が、送信が新しい送信または再送信のいずれであるかを示す、請求項1
に記載の方法。
【請求項20】
前記HARQ-ACK遅延値の前記決定が、
第2の数のHARQプロセスが前記UEで構成されるということを決定することと、
前記第2の数のHARQプロセスが前記UEで構成されるということに応答して、前記DCIのHARQ-ACK遅延フィールドからHARQ-ACK遅延値を決定することとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項21】
前記HARQプロセスの第2の数が14である、請求項1
に記載の方法。
【請求項22】
前記ネットワークノードがeNBである、請求項1~21のいずれかに記載の方法。
【請求項23】
格納された命令を含んでいる非一過性コンピュータ可読ストレージ媒体であって、前記命令が、少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、コンピューティングシステムに、請求項1
に記載の前記方法を実行させるように構成される、非一過性コンピュータ可読ストレージ媒体。
【請求項24】
少なくとも1つのプロセッサと、
コンピュータプログラムコードを含んでいる少なくとも1つのメモリとを備えている装置であって、
前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサと共に、前記装置に、請求項1
に記載の前記方法を少なくとも実行させるように構成される、装置。
【国際調査報告】