(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-05-17
(54)【発明の名称】圧力調節式のソーダマシン
(51)【国際特許分類】
B01F 23/236 20220101AFI20230510BHJP
B01F 35/221 20220101ALI20230510BHJP
B01F 35/60 20220101ALI20230510BHJP
B01F 35/71 20220101ALI20230510BHJP
B01F 35/81 20220101ALI20230510BHJP
A47J 43/07 20060101ALI20230510BHJP
【FI】
B01F23/236
B01F35/221
B01F35/60
B01F35/71
B01F35/81
A47J43/07
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021568180
(86)(22)【出願日】2020-05-18
(85)【翻訳文提出日】2021-11-12
(86)【国際出願番号】 CN2020090847
(87)【国際公開番号】W WO2020233545
(87)【国際公開日】2020-11-26
(31)【優先権主張番号】201920729409.5
(32)【優先日】2019-05-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521339175
【氏名又は名称】関進業
【氏名又は名称原語表記】Guan Jin Ye
【住所又は居所原語表記】1st Floor, BLDG A2, No. 1 Xi Hu 2 Lu, Cui Shan Hu New District, Kaiping City, Guangdong Province, China
(74)【代理人】
【識別番号】100194526
【氏名又は名称】叶野 徹
(72)【発明者】
【氏名】関進業
【テーマコード(参考)】
4B053
4G035
4G037
【Fターム(参考)】
4B053AA01
4B053BL20
4B053CA01
4B053CB10
4G035AA06
4G035AB06
4G035AE01
4G035AE09
4G035AE13
4G037AA01
4G037AA18
4G037BA03
4G037BB06
4G037DA30
4G037EA01
(57)【要約】
圧力調節式のソーダマシンのサブマシンであり、位置決めシートと、サブマシンの上部ケースと、サブマシンの主体と、サブマシンの底蓋と、テーパリングと、水筒コネクターと、ガスノズルロッドとソーダボトルを含み、前記サブマシンの上部ケースは、頂部辺縁に設けられ上に開口している円弧形のガイドチャンバーと、固定軸と、円弧形ラックと、中間伝動ホイールと駆動ホイールをさらに含み、円弧形のガイドチャンバーの径方向における外側壁には上に開口しているガイドキャビティが設けられ、径方向における内側壁には貫通孔が設けられ、中間伝動ホイールは、上部歯車と下部歯車を含み、円弧形ラックが円弧形のガイドチャンバーに摺動して整合し、中間伝動ホイールが固定軸に動して整合し、円弧形ラックが下部歯車と咬合し;駆動ホイールが前記調節ナットの上端に固定して接続され、駆動歯車が上部歯車と咬合し、操作ロッドがガイドキャビティに摺動して整合し;位置決めシートの下端とガイドキャビティがガイドボアを構成する。円弧形ラックを転動することによって中間伝動ホイールを駆動し、中間伝動ホイールが調節ナットを駆動することにより、スプリングの弾力を調節し、濃度の異なるソーダを製造するという目的を到達し、使用しやすい。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
位置決めシートと、サブマシンの上部ケースと、サブマシンの主体と、サブマシンの底蓋と、テーパリングと、水筒コネクターと、ガスノズルロッドとソーダボトルを含み、サブマシンの主体には給気シートと、給気シートに通じる排気チャンバー、安全バルブと圧力軽減バルブが設けられ、圧力軽減バルブは、サブマシンの主体に設けられる圧力軽減バルブと、バルブコアと、圧力スプリングと調節ナットを含み、バルブコア、圧力スプリングと調節ナットが圧力軽減バルブに下から上へ配置され、調節ナットが圧力軽減バルブの上端の雌ねじ部に螺合し、サブマシンの主体がサブマシンの上部ケースに設けられ、サブマシンの主体の上部が上部ケースから伸び出し、テーパリングの外側部が排気チャンバーを取り囲むカウンターボアの底板に設けられ、水筒コネクターの上端が外側部に圧着し、サブマシンの底蓋がサブマシンの上部ケースの下端と水筒コネクターに接続され、位置決めシートがサブマシンの上部ケースに接続され、ガスノズルロッドの上端がテーパリングを経て、給気ナットによって給気チャンバーに接続される圧力調節式のソーダマシンのサブマシンであり、前記サブマシンの上部ケースは、頂部辺縁に設けられ上に開口している円弧形のガイドチャンバーと、固定軸と、円弧形ラックと、中間伝動ホイールと駆動ホイールをさらに含み、円弧形のガイドチャンバーの径方向における外側壁には上に開口しているガイドキャビティが設けられ、径方向における内側壁には貫通孔が設けられ、
円弧形ラックの径方向における外側面には操作ロッドが設けられ、中間伝動ホイールは、上部歯車と下部歯車を含み、円弧形ラックが円弧形のガイドチャンバーに摺動して整合し、中間伝動ホイールが固定軸に動して整合し、円弧形ラックが下部歯車と咬合し、駆動ホイールが前記調節ナットの上端に固定して接続され、駆動歯車が上部歯車と咬合し、操作ロッドがガイドキャビティに摺動して整合し、前記位置決めシートの下端とガイドキャビティがガイドボアを構成することを特徴とする圧力調節式のソーダマシンのサブマシン。
【請求項2】
前記圧力軽減バルブの雌ねじ部の上部には軸ハウジングが設けられ、
前記調節ナットと駆動歯車との間に軸体が設けられ、軸体が軸ハウジングと整合することを特徴とする請求項1に記載の圧力調節式のソーダマシンのサブマシン。
【請求項3】
前記操作ロッドの端部には縦に配置される駆動板が設けられ、駆動板が前記サブマシンの上部ケースの外表面に対向していることを特徴とする請求項1に記載の圧力調節式のソーダマシンのサブマシン。
【請求項4】
ギアと圧力スプリングをさらに含み、ギアは、半球形ヘッド、円盤ボディーとロッド部を含み、
前記円弧形のガイドチャンバーの底板には上に開口している円形収納チャンバーが設けられ、前記円弧形ラックの軸方向下端へいくつかの下に開口している球形の曲面のギアボアが設けられ、
ロッド部が圧力スプリングを経て、円盤ボディーが円形収納チャンバーに位置し、圧力スプリングの下端が円形収納チャンバーの底板と整合し、半球形ヘッドがギアボアと整合することを特徴とする請求項1に記載の圧力調節式のソーダマシンのサブマシン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は、ソーダマシンに関し、特にソーダマシンのサブマシンに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の技術では、ソーダマシンのサブマシンであり、位置決めシートと、サブマシンの上部ケースと、サブマシンの主体と、サブマシンの底蓋と、テーパリングと、水筒コネクターと、ガスノズルロッドとソーダボトルを含み、サブマシンの主体には給気シートと、給気シートに通じる排気チャンバー、安全バルブと圧力軽減バルブが設けられ、圧力軽減バルブは、サブマシンの主体に設けられる圧力軽減バルブと、バルブコアと、圧力スプリングと調節ナットを含み、圧力軽減バルブには排気孔が設けられ、バルブコア、圧力スプリングと調節ナットは、圧力軽減バルブに下から上に配置され、調節ナットが圧力軽減バルブの上端の雌ねじ部に螺合し、サブマシンの主体がサブマシンの上部ケースに設けられ、サブマシンの主体の上部が上部ケースから伸び出し、テーパリングの外側部が排気チャンバーを取り囲むカウンターボアの底板に設けられ、水筒コネクターの上端が外側部に圧着し、サブマシンの底蓋がサブマシンの上部ケースの下端と水筒コネクターに接続され、位置決めシートがサブマシンの上部ケースに接続され、ガスノズルロッドの上端がテーパリングを経て、給気ナットによって給気チャンバーに接続される。調節ナットが位置決めシートとサブマシンの上部ケースとの間の空間に位置し、位置決めシートがサブマシンの上部ケースに固定して接続され、一つの濃度のソーダの製造だけに適用し、消費者の異なるC02濃度のソーダに対する需要を満足できないという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本考案の目的は、圧力軽減バルブの圧力を調節しやすいという特徴を有し、異なるC02濃度のソーダを製造でき、消費者の異なるC02濃度のソーダに対する需要を満足することができ、使用しやすい圧力調節式のソーダマシンのサブマシンを提供する。
【0004】
本考案は下記のとおりである。圧力調節式のソーダマシンのサブマシンであり、位置決めシートと、サブマシンの上部ケースと、サブマシンの主体と、サブマシンの底蓋と、テーパリングと、水筒コネクターと、ガスノズルロッドとソーダボトルを含み、サブマシンの主体には給気シートと、給気シートに通じる排気チャンバー、安全バルブと圧力軽減バルブが設けられ、圧力軽減バルブは、サブマシンの主体に設けられる圧力軽減バルブと、バルブコアと、圧力スプリングと調節ナットを含み、バルブコア、圧力スプリングと調節ナットが圧力軽減バルブに下から上へ配置され、調節ナットが圧力軽減バルブの上端の雌ねじ部に螺合し、サブマシンの主体がサブマシンの上部ケースに設けられ、サブマシンの主体の上部が上部ケースから伸び出し、テーパリングの外側部が排気チャンバーを取り囲むカウンターボアの底板に設けられ、水筒コネクターの上端が外側部に圧着し、サブマシンの底蓋がサブマシンの上部ケースの下端と水筒コネクターに接続され、位置決めシートがサブマシンの上部ケースに接続され、ガスノズルロッドの上端がテーパリングを経て、給気ナットによって給気チャンバーに接続され、その特徴は、前記サブマシンの上部ケースは、頂部辺縁に設けられ上に開口している円弧形のガイドチャンバーと、固定軸と、円弧形ラックと、中間伝動ホイールと駆動ホイールをさらに含み、円弧形のガイドチャンバーの径方向における外側壁には上に開口しているガイドキャビティが設けられ、径方向における内側壁には貫通孔が設けられ、
円弧形ラックの径方向における外側面には操作ロッドが設けられ、中間伝動ホイールは、上部歯車と下部歯車を含み、円弧形ラックが円弧形のガイドチャンバーに摺動して整合し、中間伝動ホイールが固定軸に動して整合し、円弧形ラックが下部歯車と咬合し、駆動ホイールが前記調節ナットの上端に固定して接続され、駆動歯車が上部歯車と咬合し、操作ロッドがガイドキャビティに摺動して整合し、前記位置決めシートの下端とガイドキャビティがガイドボアを構成する。
【0005】
前記の圧力調節式のソーダマシンのサブマシンであり、その特徴は、前記圧力軽減バルブの雌ねじ部の上部には軸ハウジングが設けられ、
前記調節ナットと駆動歯車との間に軸体が設けられ、軸体が軸ハウジングと整合する。
【0006】
前記の圧力調節式のソーダマシンのサブマシンであり、その特徴は、前記操作ロッドの端部には縦に配置される駆動板が設けられ、駆動板が前記サブマシンの上部ケースの外表面に対向している。
【0007】
前記の圧力調節式のソーダマシンのサブマシンであり、その特徴は、ギアと圧力スプリングをさらに含み、ギアは、半球形ヘッド、円盤ボディーとロッド部を含み、
前記円弧形のガイドチャンバーの底板には上に開口している円形収納チャンバーが設けられ、前記円弧形ラックの軸方向下端へいくつかの下に開口している球形の曲面のギアボアが設けられ、
ロッド部が圧力スプリングを経て、円盤ボディーが円形収納チャンバーに位置し、圧力スプリングの下端が円形収納チャンバーの底板と整合し、半球形ヘッドがギアボアと整合する。
【発明の効果】
【0008】
本考案に係る圧力調節式のソーダマシンのサブマシンは、このような構造を用いるため、円弧形ラックを転動することによって中間伝動ホイールを駆動し、中間伝動ホイールが調節ナットを駆動することにより、スプリングの弾力を調節し、濃度の異なるソーダを製造するという目的を到達し、使用しやすい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
図6は本考案に係る圧力軽減バルブの立体分解図である。
【0015】
【0016】
【0017】
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下は図面を組み合わせて本考案を詳しく説明する。
【0019】
図1に示されるように、圧力調節式のソーダマシンのサブマシンであり、位置決めシート1と、サブマシンの上部ケース2と、サブマシンの主体3と、サブマシンの底蓋21と、テーパリング4と、水筒コネクター5と、ガスノズルロッド6とソーダボトル8を含み、サブマシンの主体3には給気シート31と、給気シートに通じる排気チャンバー32と、安全バルブ9と圧力軽減バルブ10が設けられ、圧力軽減バルブ10は、サブマシンの主体3に設けられる圧力軽減バルブ33と、バルブコア101と、圧力スプリング102と調節ナット103を含み、圧力軽減バルブ33の上部にはねじ山部331が設けられ、下端にはバルブコアシート332が設けられ、バルブコア101の体部には軸方向突起1011が設けられ、端部にはスプリングシート1012が設けられ、バルブコアシート332がテーパリング4によってソーダボトル8に通じて、バルブコア101、圧力スプリング102と調節ナット103が圧力軽減バルブ33に下から上へ配置され、バルブコア101のヘッド部1013がバルブコアシート332と整合し、軸方向突起1011が圧力軽減バルブ33の内壁と摺動して整合し、スプリングシート1012が圧力スプリング102の下端に挿入し、体部の端部が圧力スプリング102と整合し、圧力スプリングの他端が調節ナット103端部のカウンターボア103Aと整合し、調節ナット103が圧力軽減バルブ33上端の雌ねじ部331に螺合し、バルブコア10の下端がバルブコアシート332と整合し、圧力軽減バルブ33の排気孔がバルブコア101における隣接している二つの軸方向突起1011の間に対向し、サブマシンの主体3がサブマシンの上部ケース2に設けられ、サブマシンの主体3の上部が上部ケース2に設けられ、テーパリング4の外側部が排気チャンバー32を取り囲むカウンターボアの底板に設けられ、水筒コネクター4の上端が外側部に圧着し、サブマシンの底蓋21がサブマシンの上部ケース2の下端と水筒コネクター5に接続され、位置決めシート1がサブマシンの上部ケース2に接続され、ガスノズルロッド6の上端がテーパリング4を経て、給気ナットによって給気チャンバー32に接続される。
【0020】
前記サブマシンの上部ケース2は、頂部辺縁に設けられ上に開口している円弧形のガイドチャンバー22と、サブマシンの主体3に設けられる固定軸34と、円弧形ラック11と、中間伝動ホイール12と駆動ホイール13をさらに含み、
円弧形のガイドチャンバー22の径方向における外側壁には上に開口しているガイドキャビティ221が、径方向における内側壁には貫通孔222が設けられ、
円弧形ラック11の径方向における外側面には操作ロッド111が設けられ、
中間伝動ホイール12は、上部歯車121と下部歯車122を含み、
円弧形ラック11が円弧形のガイドチャンバー22と摺動して整合し、中間伝動ホイール12が固定軸34と転動して整合し、円弧形ラック11が下部歯車122と咬合し、駆動ホイール13が前記調節ナット103の上端に固定して接続され、駆動歯車13が上部歯車121と咬合し、操作ロッド111がガイドキャビティ221と摺動して整合し、前記位置決めシート1の下端とガイドキャビティ221がガイドボアを構成する。
【0021】
ギア14と圧力弾簧15をさらに含み、ギア14は、半球形ヘッド141と、円盤ボディー142とロッド部143を含み、
前記円弧形のガイドチャンバー22の底板には上に開口している円形収納チャンバーが設けられ、前記円弧形ラック口の軸方向下端には四つの下に開口している球形の曲面のギアボア113が設けられ、
ロッド部143が圧力スプリング15を経て、円盤ボディー142が円形収納チャンバーに位置し、圧力スプリング15の下端が円形収納チャンバーの底板と整合し、半球形ヘッド141がギアボア113と整合し、
サブマシンの上部ケース2にはギア標識23も設けられ、四つのギアに分けられる。
【0022】
前記圧力軽減バルブ33の雌ねじ部331の上部には軸ハウジング333が設けられ、
前記調節ナット103と駆動歯車13との間には軸体131が設けられ、軸体131が軸ハウジング333と整合する。
【0023】
前記操作ロッド111の端部には縦に配置される駆動板112が設けられ、駆動板112が前記サブマシンの上部ケース2の外表面に対向している。
【0024】
図5、
図7に示される状態では、駆動板112を操作し、円弧形ラックが時計回りに転動し、中間伝動ホイール12が時計回りに転動し、駆動ホイール13が反時計回りに転動し、調節ナット103が上へ移動し、圧力スプリング102の弾力が小さくなり、ソーダマシン7における圧力が小さくなり、圧力が軽減されてもよく、低濃度のソーダの製造に用いられ、
図1、
図5、
図7に示される状態では、圧力スプリング102の弾力が最も大きく、ソーダボトル7の圧力が最も大きく、高濃度のソーダの製造に用いられる。
【0025】
上記に記載されたのは本考案の好ましい実施形態にすぎない。当業者にとって、本考案の原理を逸脱することなく、いくつかの改善や変更を行うことができるが、これらも本考案の保護範囲に属されると考えられる。
【国際調査報告】