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特表2023-520274無線通信方法、端末機器及びネットワーク機器
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-05-17
(54)【発明の名称】無線通信方法、端末機器及びネットワーク機器
(51)【国際特許分類】
   H04W 4/021 20180101AFI20230510BHJP
   H04W 92/24 20090101ALI20230510BHJP
   H04W 48/16 20090101ALI20230510BHJP
   H04W 48/12 20090101ALI20230510BHJP
   H04W 76/34 20180101ALI20230510BHJP
   H04W 36/00 20090101ALI20230510BHJP
【FI】
H04W4/021
H04W92/24
H04W48/16 131
H04W48/12
H04W76/34
H04W36/00 110
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022527883
(86)(22)【出願日】2020-07-07
(85)【翻訳文提出日】2022-05-12
(86)【国際出願番号】 CN2020100645
(87)【国際公開番号】W WO2021196440
(87)【国際公開日】2021-10-07
(31)【優先権主張番号】PCT/CN2020/083278
(32)【優先日】2020-04-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】オッポ広東移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
【住所又は居所原語表記】No. 18 Haibin Road,Wusha, Chang’an,Dongguan, Guangdong 523860 China
(74)【代理人】
【識別番号】100126000
【弁理士】
【氏名又は名称】岩池 満
(74)【代理人】
【識別番号】100203105
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 能弘
(72)【発明者】
【氏名】シュー ヤン
(72)【発明者】
【氏名】チン チェン ホ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067BB06
5K067DD11
5K067DD19
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE16
5K067HH23
5K067HH24
(57)【要約】
本願の実施例は無線通信方法、端末機器及びネットワーク機器を提供し、ネットワーク機器はジオフェンスエリア情報に基づいて端末機器のサービス許可エリアとサービス禁止エリアを正確に知ることができ、これにより、3GPPネットワークは端末機器の管理制御のためにより良いサービスを提供する。該無線通信方法は、モビリティ管理機能エンティティは第1の情報を受信するステップを含み、該第1の情報は端末機器のジオフェンスエリア情報を含み、該ジオフェンスエリア情報は、該端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを指示し、或いは、該ジオフェンスエリア情報は、該端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを指示する。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信方法であって、
モビリティ管理機能エンティティは第1の情報を受信するステップであって、前記第1の情報は端末機器のジオフェンスエリア情報を含み、前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを指示し、或いは、前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを指示するステップを含む、ことを特徴とする無線通信方法。
【請求項2】
前記モビリティ管理機能エンティティは第1の情報を受信するステップは、
前記モビリティ管理機能エンティティは契約データ管理機能エンティティによって送信された前記第1の情報を受信するステップを含み、前記契約データ管理機能エンティティに記憶された前記端末機器の契約情報に前記ジオフェンスエリア情報が含まれる、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記モビリティ管理機能エンティティは第1の情報を受信するステップは、
前記モビリティ管理機能エンティティは策略制御機能エンティティによって送信された前記第1の情報を受信するステップを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記方法は、
前記モビリティ管理機能エンティティは前記ジオフェンスエリア情報を記憶するステップを更に含む、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、
前記モビリティ管理機能エンティティは前記端末機器がジオフェンスエリアに出入りすることを監視するステップを更に含み、前記ジオフェンスエリアは前記ジオフェンスエリア情報に応じて決められる、ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記方法は、
前記モビリティ管理機能エンティティはセッション管理機能エンティティ及び/又は策略制御機能エンティティ及び/又はネットワークエクスポージャー機能エンティティに第1の指示情報を送信するステップを更に含み、前記第1の指示情報は、前記端末機器が前記ジオフェンスエリアに出入りするように指示するために使用される、ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記方法は、
前記モビリティ管理機能エンティティは前記端末機器に第2の情報を送信するステップを更に含み、前記第2の情報は前記ジオフェンスエリア情報を含む、ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記第2の情報は、前記端末機器に対する登録受付情報と配置更新情報の中の少なくとも1つである、ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記方法は、
前記モビリティ管理機能エンティティは、前記端末機器にサービスを提供する基地局に、前記ジオフェンスエリア情報を含む第3の情報を送信するステップをさらに含む、ことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記第3の情報は、前記端末機器に対するコンテキスト確立情報、切り替えプロセスにおける切り替え要求情報、及びダウンリンク非アクセス層NAS伝送に使用される情報の中の少なくとも1つである、ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記方法は、
前記端末機器がソース基地局から目標基地局に切り替えられる必要がある場合、前記モビリティ管理機能エンティティは目標モビリティ管理機能エンティティに第4の情報を送信するステップを更に含み、前記第4の情報は前記ジオフェンスエリア情報を含む、ことを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載の方法。
【請求項12】
前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを指示する場合で、前記ジオフェンスエリア情報で指示されるエリア以外のエリアをサービス禁止エリアと見なし、或いは、
前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを指示する場合で、前記ジオフェンスエリア情報で指示されるエリア以外のエリアをサービス許可エリアと見なす、ことを特徴とする請求項1~11のいずれか1項に記載の方法。
【請求項13】
前記端末機器は無人航空機機器であり、
前記サービス許可エリアは飛行許可エリアであり、或いは、前記サービス禁止エリアは飛行禁止エリアである、ことを特徴とする請求項1~12のいずれか1項に記載の方法。
【請求項14】
無線通信方法であって、
端末機器はモビリティ管理機能エンティティによって送信された第2の情報を受信するステップを含み、前記第2の情報は前記端末機器のジオフェンスエリア情報を含み、前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを含み、或いは、前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを含む、ことを特徴とする無線通信方法。
【請求項15】
前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを指示する場合で、前記ジオフェンスエリア情報で指示されるエリア以外のエリアをサービス禁止エリアと見なし、或いは、
前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを指示する場合で、前記ジオフェンスエリア情報で指示されるエリア以外のエリアをサービス許可エリアと見なす、ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記方法は、
前記端末機器は前記ジオフェンスエリア情報に基づきセル選択またはセル再選を行うステップを更に含む、ことを特徴とする請求項14または15に記載の方法。
【請求項17】
前記端末機器は前記ジオフェンスエリア情報に基づきセル選択またはセル再選を行うステップは、
前記端末機器はセル選択またはセル再選過程における前記サービス禁止エリアのセルの優先度を下げるステップを含む、ことを特徴とする請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記方法は、
前記端末機器は前記ジオフェンスエリア情報に基づきプロトコルデータユニット(PDU)セッションまたはサービスデータストリームの確立をトリガーするステップを更に含む、ことを特徴とする請求項14または15に記載の方法。
【請求項19】
前記端末機器は前記ジオフェンスエリア情報に基づきPDUセッションまたはサービスデータストリームの確立をトリガーするステップは、
前記端末機器が位置するセルまたはTAは前記ジオフェンスエリア情報のサービス禁止エリアに位置する場合、前記端末機器は予め設定されたアクセスポイント名称APNへのPDUセッションの確立を主動的に開始するか、或いは、前記端末機器は予め設定されたアドレスへのサービスデータストリームの確立を主動的に開始する、ことを特徴とする請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記第2の情報は前記端末機器に対する登録受付情報と配置更新情報の中の少なくとも1つである、ことを特徴とする請求項14~19のいずれか1項に記載の方法。
【請求項21】
前記端末機器は無人航空機機器であり、
前記サービス許可エリアは飛行許可エリアであり、或いは、前記サービス禁止エリアは飛行禁止エリアである、ことを特徴とする請求項14~20のいずれか1項に記載の方法。
【請求項22】
無線通信方法であって、
基地局はモビリティ管理機能エンティティによって送信された第3の情報を受信するステップを含み、前記第3の情報は端末機器のジオフェンスエリア情報を含み、前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを指示し、或いは、前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを指示する、ことを特徴とする無線通信方法。
【請求項23】
前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを指示する場合で、前記ジオフェンスエリア情報で指示されるエリア以外のエリアをサービス禁止エリアと見なし、或いは、
前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを指示する場合で、前記ジオフェンスエリア情報で指示されるエリア以外のエリアをサービス許可エリアと見なす、ことを特徴とする請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記方法は、
前記端末機器がセル切り替えを行う必要がある場合、前記基地局は前記ジオフェンスエリア情報に基づき目標基地局または目標セルを選択するステップを更に含む、ことを特徴とする請求項22または23に記載の方法。
【請求項25】
前記基地局は前記ジオフェンスエリア情報に基づき目標基地局または目標セルを選択するステップは、
前記基地局は前記サービス許可エリアに位置するセルを目標セルとして優先的に選択するステップ、及び/又は、前記基地局は前記端末機器を前記サービス禁止エリアに位置するセルに切り替えるのを避ける、ことを特徴とする請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記方法は、
前記目標基地局を決定した後、前記基地局は前記目標基地局に、前記ジオフェンスエリア情報が載せられる切り替え要求を送信するステップを更に含む、ことを特徴とする請求項24または25に記載の方法。
【請求項27】
前記方法は、
前記基地局は前記ジオフェンスエリア情報を記憶するステップを更に含む、ことを特徴とする請求項22~26のいずれか1項に記載の方法。
【請求項28】
前記第3の情報は、前記端末機器に対するコンテキスト確立情報、切り替えプロセスにおける切り替え要求情報、及びダウンリンク非アクセス層NAS伝送に使用される情報の中の少なくとも1つである、ことを特徴とする請求項22~27のいずれか1項に記載の方法。
【請求項29】
前記端末機器は無人航空機機器であり、
前記サービス許可エリアは飛行許可エリアであり、或いは、前記サービス禁止エリアは飛行禁止エリアである、ことを特徴とする請求項22~28のいずれか1項に記載の方法。
【請求項30】
無線通信方法であって、
セッション管理機能エンティティはモビリティ管理機能エンティティによって送信された第1の指示情報を受信するステップであって、前記第1の指示情報は、端末機器がジオフェンスエリアに出入りするように指示するために使用され、前記ジオフェンスエリアは前記端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを含み、或いは、前記ジオフェンスエリアは前記端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを含むステップと、
前記セッション管理機能エンティティは前記第1の指示情報に基づき前記端末機器に対するプロトコルデータユニット(PDU)セッションを処理するステップと、を含むことを特徴とする無線通信方法。
【請求項31】
前記ジオフェンスエリアは前記端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを含む場合で、前記ジオフェンスエリア以外のエリアをサービス禁止エリアと見なし、或いは、
前記ジオフェンスエリアは前記端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを含む場合で、前記ジオフェンスエリア以外のエリアをサービス許可エリアと見なす、ことを特徴とする請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記セッション管理機能エンティティは前記第1の指示情報に基づき前記端末機器に対するPDUセッションを処理するステップは、
前記端末機器が前記サービス禁止エリアに入った後、前記セッション管理機能エンティティは特定のPDUセッションまたはサービスデータストリームを保ち、且つ他のPDUセッションまたはサービスデータストリームを解放するステップを含む、ことを特徴とする請求項30または31に記載の方法。
【請求項33】
前記端末機器は無人航空機機器である場合、前記特定のPDUセッションまたはサービスデータストリームは、無人航空機システムトラフィック管理(UTM)または権限のあるサードパーティエンティティ(TPAE)と前記端末機器との間のデータ相互作用に使用されるPDUセッションまたはサービスデータストリームである、ことを特徴とする請求項32に記載の方法。
【請求項34】
前記方法は、
前記端末機器が前記サービス禁止エリアに入った後、前記セッション管理機能エンティティはユーザプレーン機能エンティティに第2の指示情報を送信するステップを更に含み、前記第2の指示情報は前記端末機器から送信されたデータストリーム及び/又は目標対象である前記端末機器のデータストリームを特定のアプリケーションサーバのアドレスにルーティングするように指示するために使用される、ことを特徴とする請求項30~33のいずれか1項に記載の方法。
【請求項35】
前記端末機器は無人航空機機器である場合、前記特定アプリケーションサーバはUTMまたはTPAEである、ことを特徴とする請求項34に記載の方法。
【請求項36】
前記端末機器は無人航空機機器であり、前記サービス許可エリアは飛行許可エリアであり、或いは、前記サービス禁止エリアは飛行禁止エリアである、ことを特徴とする請求項30~35のいずれか1項に記載の方法。
【請求項37】
ネットワーク機器であって、前記ネットワーク機器はモビリティ管理機能エンティティであり、前記ネットワーク機器は、
第1の情報を受信するための通信ユニットを備え、前記第1の情報は端末機器のジオフェンスエリア情報を含み、前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを指示し、或いは、前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを指示する、ことを特徴とするネットワーク機器。
【請求項38】
前記通信ユニットは具体的に、
契約データ管理機能エンティティによって送信された前記第1の情報を受信するために使用され、前記契約データ管理機能エンティティに記憶された前記端末機器の契約情報に前記ジオフェンスエリア情報が含まれる、ことを特徴とする請求項37に記載のネットワーク機器。
【請求項39】
前記通信ユニットは具体的に、
策略制御機能エンティティによって送信された前記第1の情報を受信するために使用される、ことを特徴とする請求項37に記載のネットワーク機器。
【請求項40】
前記ネットワーク機器は、
前記ジオフェンスエリア情報を記憶するための記憶ユニットを更に備える、ことを特徴とする請求項37~39のいずれか1項に記載のネットワーク機器。
【請求項41】
前記ネットワーク機器は、
前記端末機器がジオフェンスエリアに出入りすることを監視するための処理ユニットを更に備え、前記ジオフェンスエリアは前記ジオフェンスエリア情報に応じて決められる、ことを特徴とする請求項37~40のいずれか1項に記載のネットワーク機器。
【請求項42】
前記通信ユニットはさらに、セッション管理機能エンティティ及び/又は策略制御機能エンティティ及び/又はネットワークエクスポージャー機能エンティティに第1の指示情報を送信するために使用され、前記第1の指示情報は、前記端末機器が前記ジオフェンスエリアに出入りするように指示するために使用される、ことを特徴とする請求項41に記載のネットワーク機器。
【請求項43】
前記通信ユニットはさらに、前記端末機器に第2の情報を送信するために使用され、前記第2の情報は前記ジオフェンスエリア情報を含む、ことを特徴とする請求項37~42のいずれか1項に記載のネットワーク機器。
【請求項44】
前記第2の情報は前記端末機器に対する登録受付情報と配置更新情報の中の少なくとも1つである、ことを特徴とする請求項43に記載のネットワーク機器。
【請求項45】
前記通信ユニットはさらに、前記端末機器にサービスを提供する基地局に第3の情報を送信するために使用され、前記第3の情報は前記ジオフェンスエリア情報を含む、ことを特徴とする請求項37~44のいずれか1項に記載のネットワーク機器。
【請求項46】
前記第3の情報は、前記端末機器に対するコンテキスト確立情報、切り替えプロセスにおける切り替え要求情報、及びダウンリンク非アクセス層NAS伝送に使用される情報の中の少なくとも1つである、ことを特徴とする請求項45に記載のネットワーク機器。
【請求項47】
前記端末機器がソース基地局から目標基地局に切り替えられる必要がある場合、前記通信ユニットは目標モビリティ管理機能エンティティに第4の情報を送信するために使用され、前記第4の情報は前記ジオフェンスエリア情報を含む、ことを特徴とする請求項37~46のいずれか1項に記載のネットワーク機器。
【請求項48】
前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを指示する場合で、前記ジオフェンスエリア情報で指示されるエリア以外のエリアをサービス禁止エリアと見なし、或いは、
前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを指示する場合で、前記ジオフェンスエリア情報で指示されるエリア以外のエリアをサービス許可エリアと見なす、ことを特徴とする請求項37~47のいずれか1項に記載のネットワーク機器。
【請求項49】
前記端末機器は無人航空機機器であり、
前記サービス許可エリアは飛行許可エリアであり、或いは、前記サービス禁止エリアは飛行禁止エリアである、ことを特徴とする請求項37~48のいずれか1項に記載のネットワーク機器。
【請求項50】
端末機器であって、
モビリティ管理機能エンティティによって送信された第2の情報を受信するための通信ユニットを備え、前記第2の情報は前記端末機器のジオフェンスエリア情報を含み、前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを含み、或いは、前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを含む、ことを特徴とする端末機器。
【請求項51】
前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを指示する場合で、前記ジオフェンスエリア情報で指示されるエリア以外のエリアをサービス禁止エリアと見なし、或いは、
前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを指示する場合で、前記ジオフェンスエリア情報で指示されるエリア以外のエリアをサービス許可エリアと見なす、ことを特徴とする請求項50に記載の端末機器。
【請求項52】
前記端末機器は、
前記ジオフェンスエリア情報に基づきセル選択またはセル再選を行うための処理ユニットを更に備える、ことを特徴とする請求項50または51に記載の端末機器。
【請求項53】
前記処理ユニットは具体的に、
セル選択またはセル再選過程における前記サービス禁止エリアのセルの優先度を下げるために使用される、ことを特徴とする請求項52に記載の端末機器。
【請求項54】
前記処理ユニットはさらに、前記ジオフェンスエリア情報に基づきプロトコルデータユニット(PDU)セッションまたはサービスデータストリームの確立をトリガーするために使用される、ことを特徴とする請求項52または53に記載の端末機器。
【請求項55】
前記処理ユニットは具体的に、
前記端末機器が位置するセルまたはTAが前記ジオフェンスエリア情報のサービス禁止エリアに位置する場合、予め設定されたアクセスポイント名称APNへのPDUセッションの確立を主動的に開始するか、或いは、予め設定されたアドレスへのサービスデータストリームの確立を主動的に開始するために使用される、ことを特徴とする請求項54に記載の端末機器。
【請求項56】
前記第2の情報は前記端末機器に対する登録受付情報と配置更新情報の中の少なくとも1つである、ことを特徴とする請求項50~55のいずれか1項に記載の端末機器。
【請求項57】
前記端末機器は無人航空機機器であり、
前記サービス許可エリアは飛行許可エリアであり、或いは、前記サービス禁止エリアは飛行禁止エリアである、ことを特徴とする請求項50~56のいずれか1項に記載の端末機器。
【請求項58】
ネットワーク機器であって、前記ネットワーク機器は基地局であり、前記ネットワーク機器は、
モビリティ管理機能エンティティによって送信された第3の情報を受信するための通信ユニットを備え、前記第3の情報は端末機器のジオフェンスエリア情報を含み、前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを指示し、或いは、前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを指示する、ことを特徴とするネットワーク機器。
【請求項59】
前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを指示する場合で、前記ジオフェンスエリア情報で指示されるエリア以外のエリアをサービス禁止エリアと見なし、或いは、
前記ジオフェンスエリア情報は前記端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを指示する場合で、前記ジオフェンスエリア情報で指示されるエリア以外のエリアをサービス許可エリアと見なす、ことを特徴とする請求項58に記載のネットワーク機器。
【請求項60】
前記ネットワーク機器は処理ユニットを更に備え、
前記端末機器がセル切り替えを行う必要がある場合、前記処理ユニットは前記ジオフェンスエリア情報に基づき目標基地局または目標セルの選択を行う、ことを特徴とする請求項58または59に記載のネットワーク機器。
【請求項61】
前記処理ユニットは具体的に、
前記サービス許可エリアに位置するセルを目標セルとして優先的に選択し、及び/又は、前記端末機器を前記サービス禁止エリアに位置するセルに切り替えるのを避けるために使用される、ことを特徴とする請求項60に記載のネットワーク機器。
【請求項62】
前記目標基地局を決定した後、前記通信ユニットはさらに、前記目標基地局に切り替え要求を送信するために使用され、前記切り替え要求に前記ジオフェンスエリア情報が載せられる、ことを特徴とする請求項60または61に記載のネットワーク機器。
【請求項63】
前記ネットワーク機器は、
前記ジオフェンスエリア情報を記憶するための記憶ユニットを更に備える、ことを特徴とする請求項58~62のいずれか1項に記載のネットワーク機器。
【請求項64】
前記第3の情報は、前記端末機器に対するコンテキスト確立情報、切り替えプロセスにおける切り替え要求情報、及びダウンリンク非アクセス層NAS伝送に使用される情報の中の少なくとも1つである、ことを特徴とする請求項58~63のいずれか1項に記載のネットワーク機器。
【請求項65】
前記端末機器は無人航空機機器であり、
前記サービス許可エリアは飛行許可エリアであり、或いは、前記サービス禁止エリアは飛行禁止エリアである、ことを特徴とする請求項58~64のいずれか1項に記載のネットワーク機器。
【請求項66】
ネットワーク機器であって、前記ネットワーク機器はセッション管理機能エンティティであり、前記ネットワーク機器は、
モビリティ管理機能エンティティによって送信された第1の指示情報を受信するための通信ユニットであって、前記第1の指示情報は、端末機器がジオフェンスエリアに出入りするように指示するために使用され、前記ジオフェンスエリアは前記端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを含み、或いは、前記ジオフェンスエリアは前記端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを含む通信ユニットと、
前記第1の指示情報に基づき前記端末機器に対するプロトコルデータユニット(PDU)セッションを処理するための処理ユニットと、を備えることを特徴とするネットワーク機器。
【請求項67】
前記ジオフェンスエリアは前記端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを含む場合で、前記ジオフェンスエリア以外のエリアをサービス禁止エリアと見なし、或いは、
前記ジオフェンスエリアは前記端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを含む場合で、前記ジオフェンスエリア以外のエリアをサービス許可エリアと見なす、ことを特徴とする請求項66に記載のネットワーク機器。
【請求項68】
前記処理ユニットは具体的に、
前記端末機器が前記サービス禁止エリアに入った後、特定のPDUセッションまたはサービスデータストリームを保ち、他のPDUセッションまたはサービスデータストリームを解放するために使用される、ことを特徴とする請求項66または67に記載のネットワーク機器。
【請求項69】
前記端末機器は無人航空機機器である場合、前記特定のPDUセッションまたはサービスデータストリームは、無人航空機システムトラフィック管理(UTM)または権限のあるサードパーティエンティティ(TPAE)と前記端末機器との間のデータ相互作用に使用されるPDUセッションまたはサービスデータストリームである、ことを特徴とする請求項68に記載のネットワーク機器。
【請求項70】
前記端末機器が前記サービス禁止エリアに入った後、前記通信ユニットはさらに、ユーザプレーン機能エンティティに第2の指示情報を送信するために使用され、前記第2の指示情報は前記端末機器から送信されたデータストリーム及び/又は目標対象である前記端末機器のデータストリームを特定のアプリケーションサーバのアドレスにルーティングするように指示するために使用される、ことを特徴とする請求項66~69のいずれか1項に記載のネットワーク機器。
【請求項71】
前記端末機器は無人航空機機器である場合、前記特定アプリケーションサーバはUTMまたはTPAEである、ことを特徴とする請求項70に記載のネットワーク機器。
【請求項72】
前記端末機器は無人航空機機器であり、前記サービス許可エリアは飛行許可エリアであり、或いは、前記サービス禁止エリアは飛行禁止エリアである、ことを特徴とする請求項66~71のいずれか1項に記載のネットワーク機器。
【請求項73】
ネットワーク機器であって、プロセッサとメモリを備え、該メモリはコンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記プロセッサは前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して稼働して、請求項1~13のいずれか1項に記載の方法を実行するために使用される、ことを特徴とするネットワーク機器。
【請求項74】
端末機器であって、プロセッサとメモリを備え、該メモリはコンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記プロセッサは前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して稼働して、請求項14~21のいずれか1項に記載の方法を実行するために使用される、ことを特徴とする端末機器。
【請求項75】
ネットワーク機器であって、プロセッサとメモリを備え、該メモリはコンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記プロセッサは前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して稼働して、請求項22~29のいずれか1項に記載の方法を実行するために使用される、ことを特徴とするネットワーク機器。
【請求項76】
ネットワーク機器であって、プロセッサとメモリを備え、該メモリはコンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記プロセッサは前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して稼働して、請求項30~36のいずれか1項に記載の方法を実行するために使用される、ことを特徴とするネットワーク機器。
【請求項77】
チップであって、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して稼働して、前記チップが取り付けられた機器に請求項1~13のいずれか1項に記載の方法を実行させるために使用されるプロセッサを備える、ことを特徴とするチップ。
【請求項78】
チップであって、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して稼働して、前記チップが取り付けられた機器に請求項14~21のいずれか1項に記載の方法を実行させるために使用されるプロセッサを備える、ことを特徴とするチップ。
【請求項79】
チップであって、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して稼働して、前記チップが取り付けられた機器に請求項22~29のいずれか1項に記載の方法を実行させるために使用されるプロセッサを備える、ことを特徴とするチップ。
【請求項80】
チップであって、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して稼働して、前記チップが取り付けられた機器に請求項30~36のいずれか1項に記載の方法を実行させるために使用されるプロセッサを備える、ことを特徴とするチップ。
【請求項81】
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記コンピュータプログラムはコンピュータに請求項1~13のいずれか1項に記載の方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項82】
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記コンピュータプログラムはコンピュータに請求項14~21のいずれか1項に記載の方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項83】
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記コンピュータプログラムはコンピュータに請求項22~29のいずれか1項に記載の方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項84】
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記コンピュータプログラムはコンピュータに請求項30~36のいずれか1項に記載の方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項85】
コンピュータプログラム製品であって、コンピュータプログラム命令を含み、該コンピュータプログラム命令はコンピュータに請求項1~13のいずれか1項に記載の方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータプログラム製品。
【請求項86】
コンピュータプログラム製品であって、コンピュータプログラム命令を含み、該コンピュータプログラム命令はコンピュータに請求項14~21のいずれか1項に記載の方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータプログラム製品。
【請求項87】
コンピュータプログラム製品であって、コンピュータプログラム命令を含み、該コンピュータプログラム命令はコンピュータに請求項22~29のいずれか1項に記載の方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータプログラム製品。
【請求項88】
コンピュータプログラム製品であって、コンピュータプログラム命令を含み、該コンピュータプログラム命令はコンピュータに請求項30~36のいずれか1項に記載の方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータプログラム製品。
【請求項89】
コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムはコンピュータに請求項1~13のいずれか1項に記載の方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータプログラム。
【請求項90】
コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムはコンピュータに請求項14~21のいずれか1項に記載の方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータプログラム。
【請求項91】
コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムはコンピュータに請求項22~29のいずれか1項に記載の方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータプログラム。
【請求項92】
コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムはコンピュータに請求項30~36のいずれか1項に記載の方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願の実施例は通信分野に関し、より具体的に、無線通信方法、端末機器及びネットワーク機器に関する。
【背景技術】
【0002】
通信技術の発展に伴い、無人航空機(Unmanned Aerial Vehicle、UAV)などのますます多くの機器やデバイスが第3世代パートナーシッププロジェクト(The 3rd Generation Partnership Project、3GPP(登録商標))モバイル通信ネットワークにアクセスできるようになる。ジオフェンスは、無人航空機の飛行中の重要な管理制御方法であり、具体的に、無人航空機システムトラフィック管理(Unmanned Aerial System Traffic Management、UTM)は、UAVの対応する管理制御手段を実行するために、アプリケーション層でのデータ相互作用を通じてジオフェンス情報をUAV側に配置する。しかしながら、3GPPネットワークはジオフェンス情報の存在を理解していないため、UAVの飛行状況を正確に判断できず、ユーザエクスペリエンスに影響を及ぼす。
【発明の概要】
【0003】
本願の実施例は無線通信方法、端末機器及びネットワーク機器を提供し、ネットワーク機器はジオフェンスエリア情報に基づいて端末機器のサービス許可エリアとサービス禁止エリアを正確に知ることができ、これにより、3GPPネットワークは端末機器の管理制御のためにより良いサービスを提供する。
【0004】
第1の態様は、無線通信方法を提供し、該方法は、
モビリティ管理機能エンティティは第1の情報を受信するステップを含み、該第1の情報は端末機器のジオフェンスエリア情報を含み、該ジオフェンスエリア情報は、該端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを指示し、或いは、該ジオフェンスエリア情報は、該端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを指示する。
【0005】
第2の態様は、無線通信方法を提供し、該方法は、
端末機器はモビリティ管理機能エンティティによって送信された第2の情報を受信するステップを含み、該第2の情報は該端末機器のジオフェンスエリア情報を含み、該ジオフェンスエリア情報は該端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを含み、或いは、該ジオフェンスエリア情報は該端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを含む。
【0006】
第3の態様は、無線通信方法を提供し、該方法は、
基地局はモビリティ管理機能エンティティによって送信された第3の情報を受信するステップを含み、該第3の情報は端末機器のジオフェンスエリア情報を含み、該ジオフェンスエリア情報は、該端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを指示し、或いは、該ジオフェンスエリア情報は、該端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを指示する。
【0007】
第4の態様は、無線通信方法を提供し、該方法は、
セッション管理機能エンティティはモビリティ管理機能エンティティによって送信された第1の指示情報を受信するステップを含み、該第1の指示情報は、端末機器がジオフェンスエリアに出入りするように指示するために使用され、該ジオフェンスエリアは該端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを含み、或いは、該ジオフェンスエリアは該端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを含み、
該セッション管理機能エンティティは該第1の指示情報に基づき該端末機器に対するPDUセッションを処理する。
【0008】
第5の態様は、上記第1の態様またはその各実現手段における方法を実行するためのネットワーク機器を提供する。
【0009】
具体的に、該ネットワーク機器は上記第1の態様またはその各実現手段における方法を実行するための機能モジュールを備える。
【0010】
第6の態様は、上記第2の態様またはその各実現手段における方法を実行するための端末機器を提供する。
【0011】
具体的に、該端末機器は上記第2の態様またはその各実現手段における方法を実行するための機能モジュールを備える。
【0012】
第7の態様は、上記第3の態様またはその各実現手段における方法を実行するためのネットワーク機器を提供する。
【0013】
具体的に、該ネットワーク機器は、上記第3の態様またはその各実現手段における方法を実行するための機能モジュールを備える。
【0014】
第8の態様は、上記第4の態様またはその各実現手段における方法を実行するためのネットワーク機器を提供する。
【0015】
具体的に、該ネットワーク機器は、上記第4の態様またはその各実現手段における方法を実行するための機能モジュールを備える。
【0016】
第9の態様は、プロセッサとメモリを備えるネットワーク機器を提供する。該メモリはコンピュータプログラムを記憶するために使用され、該プロセッサは該メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して稼働し、上記第1の態様またはその各実現手段における方法を実行するために使用される。
【0017】
第10の態様は、プロセッサとメモリを備える端末機器を提供する。該メモリはコンピュータプログラムを記憶するために使用され、該プロセッサは該メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して稼働し、上記第2の態様またはその各実現手段における方法を実行するために使用される。
【0018】
第11の態様は、プロセッサとメモリを備えるネットワーク機器を提供する。該メモリはコンピュータプログラムを記憶するために使用され、該プロセッサは該メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して稼働し、上記第3の態様またはその各実現手段における方法を実行するために使用される。
【0019】
第12の態様は、プロセッサとメモリを備えるネットワーク機器を提供する。該メモリはコンピュータプログラムを記憶するために使用され、該プロセッサは該メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して稼働し、上記第4の態様またはその各実現手段における方法を実行するために使用される。
【0020】
第13の態様は、上記第1の態様~第4の態様の中のいずれかまたはその実現手段における方法を実現するための装置を提供する。
【0021】
具体的に、該装置はプロセッサを備え、該プロセッサは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して稼働して、該装置が取り付けられる機器に上記第1の態様~第4の態様の中のいずれかまたはその実現手段における方法を実行させる。
【0022】
第14の態様は、コンピュータプログラムを記憶するために使用されるコンピュータ可読記憶媒体を提供し、該コンピュータプログラムはコンピュータに上記第1の態様~第4の態様の中のいずれかまたはその実現手段における方法を実行させる。
【0023】
第15の態様は、コンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム命令は、コンピュータに上記第1の態様~第4の態様の中のいずれかまたはその実現手段における方法を実行させる。
【0024】
第16の態様は、コンピュータプログラムを提供し、該コンピュータプログラムがコンピュータに稼働される場合、コンピュータに上記第1の態様~第4の態様の中のいずれかまたはその実現手段における方法を実行させる。
【0025】
上記の技術手段によって、ネットワーク機器はジオフェンスエリア情報に基づいて端末機器のサービス許可エリアとサービス禁止エリアを正確に知ることができ、これにより、3GPPネットワークは端末機器の管理制御のためにより良いサービスを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】本願の実施例による通信システムアーキテクチャの模式図である。
図2】本願の実施例による無人航空機の管理制御模式図である。
図3】本願の実施例による無線通信方法の概略フローチャートである。
図4】本願の実施例による3GPPネットワークがジオフェンスエリアを知る概略フローチャートである。
図5】本願の実施例による3GPPネットワークがジオフェンスエリアを知る他の概略フローチャートである。
図6】本願の実施例による3GPPネットワークがジオフェンスエリアを知る別の概略フローチャートである。
図7】本願の実施例によるネットワーク機器の概略ブロック図である。
図8】本願の実施例による端末機器の概略ブロック図である。
図9】本願の実施例による他のネットワーク機器の概略ブロック図である。
図10】本願の実施例による別のネットワーク機器の概略ブロック図である。
図11】本願の実施例による通信機器の概略ブロック図である。
図12】本願の実施例による装置の概略ブロック図である。
図13】本願の実施例による通信システムの概略ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、本願の実施例における図面を参照して、本願の実施例における技術的解決手段を説明し、無論、説明された実施例は全部の実施例ではなく、本願の一部の実施例だけである。本願における実施例に対して、当業者は創造的な労働なしに得られたすべての他の実施例は、いずれも本願が保護する範囲に属する。
【0028】
本願の実施例は様々な通信システム、例えば、グローバルモバイル通信(Global System of Mobile communication、GSM)システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))システム、一般パケット無線サービス(General Packet Radio Service、GPRS)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システム、高度なロングタームエボリューション(Advanced long term evolution、LTE-A)システム、新しいラジオ(New Radio、NR)システム、NRシステムのエボリューションシステム、ライセンスされていないスペクトルへのLTEベースのアクセス(LTE-based access to unlicensed spectrum、LTE-U)システム、ライセンスのないスペクトルへのNRベースのアクセス(NR-based access to unlicensed spectrum、NR-U)システム、ユニバーサルモバイル通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、UMTS)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Networks、WLAN)、ワイヤレスフィディリティー(Wireless Fidelity、WiFi(登録商標))、次世代通信システムまたは他の通信システム等に応用できる。
【0029】
通常、従来の通信システムは限られた数の接続をサポートし、実現しやすいが、通信技術の発展により、モバイル通信システムは従来の通信をサポートするだけでなく、例えば、デバイス間(Device to Device、D2D)通信、マシン間(Machine to Machine、M2M)通信、マシンタイプ通信(Machine Type Communication、MTC)、車両間(Vehicle to Vehicle、V2V)通信等をサポートし、本願の実施例はこれらの通信システムにも適用する。
【0030】
選択可能に、本願の実施例における通信システムはキャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation、CA)シーンに適用してもよいし、デュアル接続(Dual Connectivity、DC)シーンに適用してもよい。例えば、本願の実施例は認可されたスペクトルまたは認可されていないスペクトルに適用してもよい。
【0031】
図1は例示的に本願が使用する通信システム100の模式図を示す。図1に示すように、該通信システム100は、主に端末機器(User Equipment、UE)101、アクセスネットワーク(Access Network、AN)機器102、アクセスおよびモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function、AMF)エンティティ103、セッション管理機能(Session Management Function、SMF)エンティティ104、ユーザプレーン機能(User Plane Function、UPF)エンティティ105、策略制御機能(Policy Control function、PCF)エンティティ106、統合データ管理(Unified Data Management、UDM)エンティティ107、データネットワーク(Data Network、DN)108、アプリケーション機能(Application Function、AF)エンティティ109、認証サーバ機能(Authentication Server Function、AUSF)エンティティ110、及びネットワークスライス選択機能(Network Slice Selection Function、NSSF)エンティティ111を備える。
【0032】
具体的に、通信システム100では、UE101はUuインターフェースを介してAN機器102とのアクセス層接続を実行し、アクセス層メッセージ及び無線データ伝送を交換し、UE101はN1インターフェースを介してAMFエンティティ103との非アクセス層(Non-Access Stratum、NAS)接続を実行し、NASメッセージを交換し、AN機器102はN2インターフェースを介してAMFエンティティ103に接続され、N3インターフェースを介してUPFエンティティ105に接続され、複数のUPFエンティティ105間はN9インターフェースを介して接続され、UPFエンティティ105はN6インターフェースを介してDN108に接続され、同時に、N4インターフェースを介してSMFエンティティ104に接続され、SMFエンティティ104はN7インターフェースを介してPCFエンティティ106に接続され、N10インターフェースを介してUDMエンティティ107に接続され、N4インターフェースを介してUPFエンティティ105を制御し、同時に、N11インターフェースを介してAMFエンティティ103に接続され、複数のAMFエンティティ103間はN14インターフェースを介して接続され、AMFエンティティ103はN8インターフェースを介してUDMエンティティ107に接続され、N12インターフェースを介してAUSFエンティティ110に接続され、N22インターフェースを介してNSSFエンティティ111に接続され、同時に、N15インターフェースを介してPCFエンティティ106に接続され、PCFエンティティ106はN5インターフェースを介してAFエンティティ109に接続され、AUSFエンティティ110はN13インターフェースを介してUDMエンティティ107に接続される。
【0033】
通信システム100では、UDMエンティティ107はコアネットワークにおける契約データベースであり、5Gネットワークにおけるユーザの契約データを記憶する。AMFエンティティ103はコアネットワークにおけるモビリティ管理機能であり、SMFエンティティ104はコアネットワークにおけるセッション管理機能であり、AMFエンティティ103はUE101のモビリティ管理に加えて、セッション管理関連メッセージをUE101とSMFエンティティ104との間に転送することを担当する。PCFエンティティ106はコアネットワークにおける策略管理機能であり、UE101のモビリティ管理、セッション管理、課金等に関連する策略を策定することを担当する。UPFエンティティ105はコアネットワークにおけるユーザプレーン機能であり、N6インターフェースを介して外部のデータネットワークとのデータ伝送を行い、N3インターフェースを介してAN機器102とのデータ伝送を行う。UE101はUuインターフェースを介して5Gネットワークにアクセスした後、SMFエンティティ104の制御でUE101からUPFエンティティ105までのプロトコルデータユニット(Protocol Data Unit、PDU)セッションデータ接続を確立し、これにより、データ伝送を行う。AMFエンティティ103とSMFエンティティ104はそれぞれN8とN10インターフェースを介してUDMエンティティ107からユーザ契約データを取得し、N15とN7インターフェースを介してPCFエンティティ106から策略データを取得する。
【0034】
また、通信システム100にネットワークエクスポージャー機能(Network Exposure Function、NEF)エンティティがさらに存在し、サードパーティアプリケーションサーバにインターフェースで接続し、コアネットワークノードとサードパーティアプリケーションとの間に情報転送を行うために使用される。
【0035】
なお、上記通信システム100は5G通信システムを例として説明し、無論、本願は他の3GPP通信システム、例えば4G通信システム、または将来の3GPP通信システムにも適応できるが、本願はこれを限定しない。
【0036】
理解すべきこととして、本願の実施例においてネットワーク/システムにおける通信機能を持つ機器は通信機器と呼ばれることができる。
【0037】
理解すべきこととして、本文における用語「システム」及び「ネットワーク」は本文で交換可能に使用される場合が多い。本文における用語「及び/又は」は、単に関連オブジェクトを説明するための関連関係であり、三種の関係が存在してよいことを示し、例えば、A及び/又はBは、単独にAが存在し、同時にAとBが存在し、単独にBが存在するという三種の場合を示すことができる。また、本文における符号「/」は、一般的に前後関連対象が「又は」の関係であることを示す。
【0038】
本願の実施例は端末機器とネットワーク機器を組み合わせて各実施例を説明し、端末機器はユーザ機器、アクセス端末、ユーザユニット、ユーザ局、移動局、移動台、遠隔局、遠隔端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザエージェントまたはユーザ装置等とも呼ばれることができる。端末機器はWLANにおけるステーション(STAION、ST)であってもよいし、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)ステーション、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)デバイス、無線通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス又は無線モデムに接続された他の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス及び次世代通信システム、例えば、NRネットワークにおける端末機器または将来進化された公衆陸上モバイルネットワーク(Public Land Mobile Network、PLMN)における端末機器等であってもよい。
【0039】
限定ではなく、例として、本願の実施例では、該端末機器はウェアラブルデバイスであってもよい。ウェアラブル装置はウェアラブルスマートデバイスとも呼ばれ、ウェアラブル技術を使用した日常着のインテリジェントな設計と、開発されたウェアラブルデバイスの総称であり、例えばメガネ、手袋、時計、衣類、靴などである。ウェアラブルデバイスは、即ち、身体に直接装着するか、ユーザの衣服やアクセサリーに統合するポータブルデバイスである。ウェアラブルデバイスは、ハードウェアデバイスだけでなく、ソフトウェアサポート及びデータ相互作用、クラウド相互作用によって強力な機能を実現する。広い意味でウェアラブルスマートデバイスは、フル機能、大規模、スマートフォンに依存することなく、完全または部分的な機能を実現するスマートウォッチやスマートグラスなど、及び特定の種類のアプリケーション機能にのみ焦点を当て、スマートフォンなどの他のデバイスと組み合わせて使用する必要がある物理的な兆候を監視するさまざまなスマートブレスレットやスマートジュエリーなどを含む。
【0040】
上記AN機器102はモバイルデバイスと通信するための機器であってもよく、AN機器102はWLANにおけるアクセスポイント(Access Point、AP)、GSMまたはCDMAにおける基地局(Base Transceiver Station、BTS)であってもよいし、WCDMAにおける基地局(NodeB、NB)であってもよいし、LTEにおける進化した基地局(Evolutional Node B、eNB又はeNodeB)、または中継局またはアクセスポイント、または車載デバイス、ウェアラブルデバイス及びNRネットワークにおける基地局(gNB)または将来進化するPLMNネットワークにおけるネットワーク機器等であってもよい。
【0041】
本願の実施例では、ネットワーク機器はセルのためにサービスを提供し、端末機器は該セルによって使用される伝送リソース(例えば、周波数ドメインリソース、或いは、スペクトルリソース)を介してネットワーク機器と通信し、該セルはネットワーク機器(例えば基地局)に対応するセルであってもよく、セルはマクロ基地局に属することができ、スモールセル(Small cell)に対応する基地局に属することもでき、ここでのスモールセルは、メトロセル(Metro cell)、マイクロセル(Micro cell)、ピコセル(Pico cell)、フェムトセル(Femto cell)等を含むことができ、これらのスモールセルはカバレッジが小さく、送信電力が低い特点があり、高速率のデータ伝送サービスの提供に適する。
【0042】
モバイル通信技術の発展により、第3世代パートナーシッププロジェクト(The 3rd Generation Partnership Project、3GPP)モバイル通信ネットワークにアクセスする端末機器はもはや人の手持ち端末機器に限定されなくなる。無人航空機などのますます多くの機器やデバイスも広い無線通信ネットワーク使用シーンになる。無人航空機等の機器は3GPPネットワークにアクセスする場合、端末機器としてもアクセスし、図2に示すように、無人航空機(Unmanned Aerial Vehicle、UAV)が3GPPネットワークにアクセスした後、3GPPネットワークを介して無人航空機システムトラフィック管理(Unmanned Aerial System Traffic Management、UTM)との接続を確立し、UTMは、無人航空機の登録、位置追跡等の管理機能を担当し、無人航空機の飛行ルートなどの行為を制御する。無人航空機が3GPPネットワークにアクセスした後、3GPPネットワークを介して無人航空機コントローラとの間の接続を確立し、無人航空機コントローラにより無人航空機の行為を制御する。
【0043】
ジオフェンスは、無人航空機の飛行中の重要な管理制御方法である。例えば飛行禁止区域を設定することができ、無人航空機は、飛行禁止区域の範囲を知る必要があり、これにより、飛行禁止区域での飛行を避け、一旦無人航空機が飛行禁止区域に飛んだら、UTMは対応する制御手段を採ることになり、例えば無人航空機コントローラによる無人航空機の操作制御を引き継ぎ、飛行禁止区域から離れるように無人航空機を制御するか、またはサードパーティエンティティ(Third Party Authorized Entity、TPAE)に無人航空機の操作制御または監視を引き継ぐように通知し、TPAEは例えば公安システムに属する無人航空機コントローラであってもよい。
【0044】
ジオフェンスはアプリケーション層で実現でき、つまり、UTMはアプリケーション層でのデータ相互作用を通じてジオフェンス情報をUAV側に配置することができ、UAVは飛行禁止区域に飛んだら、UTMが、例えば飛行許可の取り消しや、TPAEに管理制御するように通知するなどの対応する制御手段を採る。UAVが3GPPネットワークを介してアクセスする場合を考えると、飛行禁止区域の設置は3GPPネットワークに対して透明であり、つまり3GPPネットワークはジオフェンス情報の存在を認識しないため、通常飛行中のUAVのデータパスを飛行禁止区域のネットワーク機器に切り替え、その結果、UAV信号の中断などの状況が発生し、且つUTMが3GPPネットワークによって提供されたUAV位置情報、例えばUAVが3GPPネットワークでのセル識別子に依存して、UAVの実際の位置を決定し、これは、UTMは通常飛行のUAVを飛行禁止区域を飛行しているUAVと誤って見なし、誤った制御手段を採ることになる。
【0045】
上記問題に基づいて、本願は3GPPネットワークにジオフェンスエリアの概念を導入して、3GPPネットワークがUAVのジオフェンスエリア情報、例えば飛行禁止区域情報を取得するできるようにすることを提案し、UAVのジオフェンスエリア情報を端末機器、基地局、AMFエンティティ、SMFエンティティに送信することができ、これにより、3GPPネットワークが無人航空機アクセスの管理制御のためにより良いサービスを提供する。
【0046】
図3は本願の実施例による無線通信方法200の概略フローチャートであり、図3に示すように、該無線通信方法200は以下のような内容を含むが、これらに制限されない。
【0047】
S210では、モビリティ管理機能エンティティは第1の情報を受信し、該第1の情報は端末機器のジオフェンスエリア情報を含み、該ジオフェンスエリア情報は、該端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを指示し、或いは、該ジオフェンスエリア情報は、該端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを指示する。
【0048】
S220では、該モビリティ管理機能エンティティは該端末機器に第2の情報を送信し、該第2の情報は該端末機器のジオフェンスエリア情報を含む。
【0049】
S230では、該端末機器は該第2の情報を受信する。
【0050】
S240では、該モビリティ管理機能エンティティは基地局に第3の情報を送信し、該第3の情報は該端末機器のジオフェンスエリア情報を含む。
【0051】
S250では、該基地局は該第3の情報を受信する。
【0052】
S260では、該モビリティ管理機能エンティティはセッション管理機能エンティティに第1の指示情報を送信し、該第1の指示情報は、該端末機器がジオフェンスエリアに出入りするように指示するために使用され、該ジオフェンスエリアは該端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを含み、或いは、該ジオフェンスエリアは該端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを含む。
【0053】
S270では、該セッション管理機能エンティティは該第1の指示情報を受信する。
【0054】
S280では、該セッション管理機能エンティティは該第1の指示情報に基づき該端末機器に対するPDUセッションを処理する。
【0055】
S290では、選択可能に、該モビリティ管理機能エンティティは端末管理機能エンティティに第3の指示情報を送信し、該第3の指示情報は、該端末機器がジオフェンスエリアに出入りするように指示するために使用され、該ジオフェンスエリアは該端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを含み、或いは、該ジオフェンスエリアは該端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを含む。
【0056】
S291では、端末管理機能エンティティは受信された第3の指示情報に基づき該端末機器のサービス処理を決定し、例えば該端末機器の1つまたは一部のIPアドレスのセッションの削除、該端末機器の1つまたは一部のサービスデータストリーム(サービスデータストリームはIP-5タプル、IP-3タプル、アプリケーション識別子等を含むがこれらに限定されない手段によって識別されることができる)の削除、該端末機器の1つまたは一部のIPアドレスのセッションにおけるデータを特定のサーバまたは他の端末にルーティングすること、該端末機器の1つまたは一部のサービスデータストリームのデータを特定のサーバまたは他の端末にルーティングすることなどを含むがこれらに限定されない。端末管理機能エンティティは該端末機器に対するサービス処理を第4の指示情報によってセッション管理機能に送信する。
【0057】
S292では、セッション管理機能エンティティは該第4の指示情報に基づき該端末機器に対する対応するPDUセッションまたはサービスデータストリームを処理する。
【0058】
本願の実施例におけるモビリティ管理機能エンティティは、例えば5G通信システムにおけるAMFエンティティであってもよく、無論、他の3GPP通信システムにおけるモビリティ管理機能を持つエンティティであってもよいが、本願はこれを限定しない。同様に、本願の実施例における基地局は、例えば5G通信システムにおけるAN機器または無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)機器または基地局(gNB)であってもよく、無論、他の3GPP通信システムにおける基地局であってもよいが、本願はこれを限定しない。同様に、本願の実施例におけるセッション管理機能エンティティは例えば5G通信システムにおけるSMFエンティティであってもよく、無論、他の3GPP通信システムにおけるセッション管理機能を持つエンティティであってもよいが、本願はこれを限定しない。
【0059】
本願の実施例では、該ジオフェンスエリア情報は、該端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを指示する場合、該ジオフェンスエリア情報で指示されるエリア以外のエリアをサービス禁止エリアと見なし、或いは、該ジオフェンスエリア情報は、該端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを指示する場合、該ジオフェンスエリア情報で指示されるエリア以外のエリアをサービス許可エリアとして見なす。
【0060】
選択可能に、本願の実施例における端末機器は無人航空機機器であってもよいし、他のタイプの端末機器であってもよく、他のタイプの機器やデバイスまたは通常の手持ち端末機器を含むが、本願はこれを限定しない。
【0061】
選択可能に、該端末機器は無人航空機機器であり、
該サービス許可エリアは飛行許可エリアであり、或いは、該サービス禁止エリアは飛行禁止エリアである。
【0062】
選択可能に、本願の実施例におけるジオフェンスエリアは具体的に3GPPネットワークにおけるトラッキングエリア(Tracking Area、TA)リストまたはセルリストであってもよいし、緯度や経度などの地理位置情報であってもよいし、郵便番号エリアまたは行政エリアであってもよい。無論、緯度や経度、郵便番号エリアまたは行政エリアのような情報、モビリティ管理機能エンティティはそれを追跡エリアまたはセルリストに変換する必要がある。
【0063】
選択可能に、いくつかの実施例において、上記S210は具体的に、
該モビリティ管理機能エンティティは契約データ管理機能エンティティによって送信された該第1の情報を受信し、該契約データ管理機能エンティティに記憶された該端末機器の契約情報に該ジオフェンスエリア情報が含まれる。
【0064】
なお、本願の実施例における契約データ管理機能エンティティは例えば5G通信システムにおけるUDMエンティティであってもよく、無論、他の3GPP通信システムにおける契約データ管理機能を持つエンティティであってもよいが、本願はこれを限定しない。
【0065】
選択可能に、一例として、該モビリティ管理機能エンティティはAMFエンティティであり、該契約データ管理機能エンティティはUDMエンティティであり、上記S210は具体的に、
UDMエンティティはAMFエンティティの要求に応じて端末機器のジオフェンスエリア情報をAMFエンティティに送信することであってもよい。例えば端末機器がネットワークに初期登録するプロセスでは、AMFエンティティはUDMエンティティを要求し、これによりUDMエンティティはAMFエンティティの要求に応じて端末機器のジオフェンスエリア情報をAMFエンティティに送信する。また例えば、端末機器の周期的な登録プロセスでは、AMFエンティティはUDMエンティティを要求し、これにより、UDMエンティティはAMFエンティティの要求に応じて端末機器のジオフェンスエリア情報をAMFエンティティに送信する。さらに例えば、端末機器の移動によってトリガーされる登録プロセスでは、AMFエンティティはUDMエンティティを要求し、これにより、UDMエンティティはAMFエンティティの要求に応じて端末機器のジオフェンスエリア情報をAMFエンティティに送信する。
【0066】
選択可能に、他の例として、該モビリティ管理機能エンティティはAMFエンティティであり、該契約データ管理機能エンティティはUDMエンティティであり、上記S210は具体的に、
UDMエンティティにおける端末機器の契約情報が変わると、UDMエンティティは端末機器のジオフェンスエリア情報をAMFエンティティに主動的に送信することであってもよい。
【0067】
選択可能に、他のいくつかの実施例において、上記S210は、具体的に、
該モビリティ管理機能エンティティは策略制御機能エンティティによって送信された該第1の情報を受信することであってもよい。
【0068】
なお、本願の実施例における策略制御機能エンティティは例えば5G通信システムにおけるPCFエンティティであってもよいし、無論、他の3GPP通信システムにおける策略制御機能を持つエンティティであってもよいが、本願はこれを限定しない。
【0069】
選択可能に、一例として、該モビリティ管理機能エンティティはAMFエンティティであり、該策略制御機能エンティティはPCFエンティティであり、上記S210は具体的に、
PCFエンティティは端末機器のジオフェンスエリア情報を動的に調整して調整されたジオフェンスエリア情報をAMFエンティティに送信することであってもよい。例えばPCFエンティティはUDMエンティティから端末機器のジオフェンスエリア情報を直接取得して調整し、且つ調整されたジオフェンスエリア情報をAMFエンティティに送信する。また例えば、PCFエンティティはAMFエンティティから端末機器のジオフェンスエリア情報を取得して調整し、調整されたジオフェンスエリア情報をAMFエンティティに送信する。
【0070】
選択可能に、いくつかの実施例において、該モビリティ管理機能エンティティは該ジオフェンスエリア情報を受信した後、該ジオフェンスエリア情報を記憶する。
【0071】
選択可能に、いくつかの実施例において、該モビリティ管理機能エンティティは該ジオフェンスエリア情報を受信した後、該ジオフェンスエリア情報に基づいてジオフェンスエリアを決定することができ、且つ該端末機器がジオフェンスエリアに出入りすることを監視する。
【0072】
選択可能に、いくつかの実施例において、該モビリティ管理機能エンティティは該端末機器が該ジオフェンスエリアに出入りすることを監視する場合、該モビリティ管理機能エンティティはセッション管理機能エンティティ及び/又は策略制御機能エンティティ及び/又はネットワークエクスポージャー機能エンティティに第1の指示情報を送信し、該第1の指示情報は該端末機器が該ジオフェンスエリアに出入りするように対応的に指示するために使用される。
【0073】
セッション管理機能エンティティに対して、対応的に、該セッション管理機能エンティティは該第1の指示情報を受信した後、該第1の指示情報に基づき該端末機器に対するPDUセッションを処理することができる。
【0074】
選択可能に、一例として、該端末機器は該サービス禁止エリアに入った後、該セッション管理機能エンティティは特定のPDUセッションまたはサービスデータストリームを保ち、他のPDUセッションまたはサービスデータストリームを解放する。例えば、該端末機器は無人航空機機器である場合、該特定のPDUセッションまたはサービスデータストリームは、UTMまたはTPAEと該端末機器がデータ相互作用を行うためのPDUセッションまたはサービスデータストリームである。
【0075】
選択可能に、他の例として、該端末機器が該サービス禁止エリアに入った後、該セッション管理機能エンティティはユーザプレーン機能エンティティに第2の指示情報を送信し、該第2の指示情報は、該端末機器から送信されたデータストリーム及び/又は目標対象である該端末機器のデータストリームを特定のアプリケーションサーバのアドレスにルーティングするように指示するために使用される。例えば、該端末機器は無人航空機機器である場合、該特定のアプリケーションサーバはUTMまたはTPAEである。
【0076】
策略制御機能エンティティに対して、対応的に、該策略制御機能エンティティは該第1の指示情報を受信した後、さらにUTMに通知して、UTMが該端末機器に対して対応する管理制御手段を実施するようにし、該策略制御機能エンティティは、該端末機器がジオフェンスエリアに出入りするときに、制御策略を修正してもよく、例えば端末機器(UAV)が禁止飛行エリアに入るときに一部のサービスデータストリームを削除する。
【0077】
ネットワークエクスポージャー機能(Network Exposure Function、NEF)エンティティに対して、対応的に、該ネットワークエクスポージャー機能エンティティは該第1の指示情報を受信した後、該ネットワークエクスポージャー機能エンティティはさらにUTMに通知して、UTMが該端末機器に対して対応する管理制御手段を実施するようにする。
【0078】
選択可能に、いくつかの実施例において、該モビリティ管理機能エンティティは該端末機器に第2の情報を送信し、該第2の情報は該ジオフェンスエリア情報を含む。
【0079】
なお、該モビリティ管理機能エンティティは非アクセス層(Non-Access Stratum、NAS)メッセージを介して該端末機器に該第2の情報を送信することができる。
【0080】
選択可能に、該第2の情報は該端末機器に対する登録受付情報及び配置更新情報の中の少なくとも1つを含む。
【0081】
選択可能に、いくつかの実施例において、該ジオフェンスエリア情報を取得した後、該端末機器は該ジオフェンスエリア情報に基づきセル選択またはセル再選を行う。例えば、該端末機器はセル選択またはセル再選の過程における該サービス禁止エリア内のセルの優先度を下げる。
【0082】
選択可能に、他のいくつかの実施例において、該ジオフェンスエリア情報を取得した後、該端末機器は該ジオフェンスエリア情報に基づきPDUセッションまたはサービスデータストリームの確立をトリガーする。例えば、該端末機器が位置するセルまたはTAは該ジオフェンスエリア情報のサービス禁止エリアに位置する場合、該端末機器は予め設定されたアクセスポイント名称(Access Point Name、APN)へのPDUセッションの確立を主動的に開始するか、或いは、該端末機器は予め設定されたアドレスへのサービスデータストリームの確立を主動的に開始する。
【0083】
選択可能に、一例として、該モビリティ管理機能エンティティはAMFエンティティであり、該端末機器はUAVであり、具体的に、AMFエンティティはNASメッセージを介してジオフェンスエリア情報をUAVに送信し、例えば該ジオフェンスエリア情報は登録受付メッセージに載せられるか、またはUE配置更新メッセージ内に載せられてUAVに送信されることができる。UAVは後続のセル選択またはセル再選の過程ではジオフェンスエリア情報を考えることができ、例えばセル選択またはセル再選の過程における禁止飛行エリアのセルの優先度を下げ、禁止飛行エリアのセルを選択するのを避け、UAVはさらにジオフェンスエリア情報に基づきPDUセッションまたはサービスデータストリームの確立をトリガーすることができ、例えばUAVが現在位置するセルまたはTAはジオフェンスエリア情報の禁止飛行エリアに位置する場合、UAVは予め設定されたAPNへのPDUセッションの確立を主動的に開始し、または予め設定されたUTMアドレスへのサービスデータストリームの確立を開始する。
【0084】
選択可能に、いくつかの実施例において、該モビリティ管理機能エンティティは該端末機器にサービスを提供する基地局に第3の情報を送信し、該第3の情報は該ジオフェンスエリア情報を含む。
【0085】
なお、該モビリティ管理機能エンティティはN2インターフェースメッセージを介して該基地局に該第3の情報を送信することができる。
【0086】
選択可能に、該第3の情報は該端末機器に対するコンテキスト確立情報、切り替えプロセスにおける切り替え要求情報、ダウンリンクNAS伝送に使用される情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0087】
選択可能に、該ジオフェンスエリア情報を取得した後、該基地局は該ジオフェンスエリア情報を記憶する。
【0088】
選択可能に、該ジオフェンスエリア情報を取得した後、及び該端末機器がセルを切り替える必要がある場合、該基地局は該ジオフェンスエリア情報に基づき目標基地局または目標セルを選択する。
【0089】
例えば、該基地局は該サービス許可エリアに位置するセルを目標セルとして優先的に選択し、及び/又は、該基地局は該端末機器を該サービス禁止エリアに位置するセルに切り替えるのを避ける。
【0090】
選択可能に、該端末機器がセルを切り替える必要がある場合、及び目標基地局を決定した後、該基地局は該目標基地局に切り替え要求を送信し、該切り替え要求に該ジオフェンスエリア情報が載せられる。
【0091】
選択可能に、一例として、該モビリティ管理機能エンティティはAMFエンティティであり、該端末機器はUAVであり、具体的に、AMFエンティティはN2インターフェースメッセージを介してジオフェンスエリア情報を基地局に送信し、具体的に、例えばAMFエンティティが基地局にUAVのコンテキスト確立を開始するメッセージに、または切り替えプロセスでは目標基地局に開始した切り替え要求メッセージに、または基地局に送信されたダウンリンクNAS伝送に使用されるメッセージに載せられる。基地局は後続でUAVの切り替え過程では、UAVに目標基地局または目標セルを選択する際にジオフェンスエリア情報を考え、例えば許可飛行エリアに位置するセルを優先的に選択し、UAVを禁止飛行エリアに位置するセルに切り替えるのを避ける。
【0092】
選択可能に、いくつかの実施例において、該端末機器はソース基地局から目標基地局に切り替える必要がある場合、該モビリティ管理機能エンティティは目標モビリティ管理機能エンティティに第4の情報を送信し、該第4の情報は該ジオフェンスエリア情報を含む。
【0093】
なお、該ソース基地局は該モビリティ管理機能エンティティに対応し、該目標基地局は該目標モビリティ管理機能エンティティに対応する。
【0094】
一例として、該モビリティ管理機能エンティティはAMFエンティティであり、該端末機器はUAVであり、具体的に、UAVの移動中に切り替える必要がある場合、ジオフェンスエリア情報はソースAMFまたはソース基地局から目標AMFまたは目標基地局に送信される必要があり、これにより、UAVが目標基地局または目標AMFに切り替えられた後、目標基地局または目標AMFは依然としてUAVに正確なジオフェンスの制御を実行することができる。
【0095】
このため、本願の実施例では、3GPPネットワークにジオフェンスエリアを導入して、3GPPネットワークが端末機器のジオフェンスエリア情報、例えば飛行禁止区域情報を取得することができるようにし、端末機器のジオフェンスエリア情報を端末機器、基地局、AMFエンティティ、SMFエンティティに送信することができ、これにより、3GPPネットワークは端末機器(例えば無人航空機機器)にアクセスする管理制御のためにより良いサービスを提供する。
【0096】
以下、実施例1~実施例3を通じて本願の実施例における無線通信方法200を詳しく説明する。
【0097】
実施例1
【0098】
実施例1では、3GPPネットワークはUAVのジオフェンスエリアを知ることができ、3GPPネットワークがUAVのアクセス管理制御のためにより良いサービスを提供するようにする。具体的に、図4に示すように、3GPPネットワークは以下のステップ11~ステップ17に基づいてジオフェンスエリアを知る。
【0099】
ステップ11aでは、UDMエンティティに記憶されたUAVの契約情報にUAVのジオフェンスエリア情報が含まれ、ジオフェンスエリア情報はUAVの飛行を許可するエリアまたはエリアリストであってもよく、このような場合で、該ジオフェンスエリア以外のエリアは禁止飛行エリアと見なされる。ジオフェンスエリア情報はUAVの飛行を禁止するエリアまたはエリアリストであってもよく、このような場合で該ジオフェンスエリア以外のエリアは許可飛行エリアと見なされる。ジオフェンスエリア情報は、具体的に3GPPネットワークにおける位置TAリストまたはセルリストであってもよいし、緯度や経度などの地理位置情報であってもよい。UDMエンティティはAMFエンティティの要求に応じてUAVのジオフェンスエリア情報をAMFエンティティに送信することができ、例えばUAVがネットワークに初期登録するプロセスまたはUAVの周期的なまたは移動によってトリガーされる登録プロセスではジオフェンスエリア情報をAMFエンティティに送信し、UDMエンティティにおけるUAV契約情報が変わる場合にAMFエンティティに主動的に送信してもよい。
【0100】
ステップ11bでは、PCFエンティティはUAVのジオフェンスエリア情報を動的に調整して調整されたジオフェンスエリア情報をAMFエンティティに送信することができ、例えばPCFエンティティはUDMエンティティからUAVのジオフェンスエリア情報を直接取得して調整するか、またはPCFエンティティはAMFエンティティからUAVのジオフェンスエリア情報を取得して調整する。
【0101】
ステップ12では、AMFエンティティはステップ11aまたはステップ11bによってUAVのジオフェンスエリア情報を取得した後、UAVのジオフェンスエリア情報を記憶する。
【0102】
ステップ13では、AMFエンティティはNASメッセージを介してジオフェンスエリア情報をUAVに送信し、具体的に、例えば登録受付メッセージ、またはUAV配置更新メッセージに載せられてUAVに送信されることができる。UAVは後続のセル選択/セル再選の過程ではジオフェンスエリア情報を考えることができ、例えばセル選択/セル再選の過程における禁止飛行エリアのセルの優先度を避け、禁止飛行エリアのセルを選択するのを避け、UAVはジオフェンスエリア情報に基づきPDUセッションまたはサービスデータストリームの確立をトリガーすることもでき、例えばUAVが現在位置するセルまたはTAはジオフェンスエリア情報の禁止飛行エリアに位置する場合、UAVが予め設定されたAPNへのPDUセッションの確立を主動的に開始するか、または予め設定されたUTMアドレスへのサービスデータストリームの確立を主動的に開始する。
【0103】
ステップ14では、AMFエンティティはN2インターフェースメッセージを介してジオフェンスエリア情報を基地局に送信し、具体的に例えばAMFエンティティが基地局にUAVのコンテキスト確立を開始するメッセージに、または切り替えプロセスでは目標基地局に開始した切り替え要求メッセージに、または基地局に送信されたダウンリンクNAS伝送に使用されるメッセージに載せられる。基地局は後続でUAVの切り替え過程では、UAVに目標基地局または目標セルを選択する際にジオフェンスエリア情報を考え、例えば許可飛行エリアに位置するセルを優先的に選択し、UAVを禁止飛行エリアに位置するセルに切り替えるのを避ける。
【0104】
ステップ15では、AMFエンティティはUAVがジオフェンスエリアに出入りすることを監視する。
【0105】
ステップ16aでは、選択可能に、AMFエンティティはUAVがジオフェンスエリアに出入りすることを監視した場合、UAVがジオフェンスエリアに出入りする情報をNEFエンティティに通知することができ、NEFエンティティはUTMにさらに通知することができ、UTMはUAVに対応する管理制御手段を実施することになる。
【0106】
ステップ16bでは、選択可能に、AMFエンティティはUAVがジオフェンスエリアに出入りすることを監視した場合、UAVがジオフェンスエリアに出入りする情報をPCFエンティティに通知することができ、PCFエンティティはUTMにさらに通知することができ、UTMはUAVに対応する管理制御手段を実施することになり、PCFエンティティはUAVがジオフェンスエリアに出入りする際に制御策略を修正してもよく、例えばUAVが禁止飛行エリアに入るときに一部のサービスデータストリームを削除する。
【0107】
ステップ16cでは、選択可能に、AMFエンティティはUAVがジオフェンスエリアに出入りすることを監視した場合、UAVがジオフェンスエリアに出入りする情報をSMFエンティティに通知することができ、SMFエンティティはUAVがジオフェンスエリアに出入りすることに応じて対応するPDUセッション管理操作を実行し、例えばUTMまたはTPAEとUAVとのデータ相互作用に使用されるPDUセッションまたはサービスデータストリームを保ち、他のPDUセッションまたはサービスデータストリームを解放する。
【0108】
ステップ16dでは、選択可能に、AMFエンティティはUAVがジオフェンスエリアに出入りすることを監視した場合、UAVがジオフェンスエリアに出入りする情報をUAV管理エンティティに通知することができ、UAV管理エンティティは受信された通知に応じて該端末機器に対するサービス処理を決定し、例えば該UAVの1つまたは一部のIPアドレスのセッションの削除、該UAVの1つまたは一部のサービスデータストリーム(サービスデータストリームはIP-5タプル、IP-3タプル、アプリケーション識別子等を含むがこれらに限定されない手段によって識別されることができる)の削除、該端末機器の1つまたは一部のIPアドレスのセッション内のデータをUTMまたはTPAEにルーティングすること、該端末機器の1つまたは一部のサービスデータストリームのデータをUTMまたはTPAEにルーティングすることなどを含むが、これらに限定されない。
【0109】
ステップ16eでは、UAV管理エンティティは該UAVのサービス管理指示をセッション管理機能に送信する。
【0110】
ステップ17では、SMFエンティティは、このUAVから出したまたは目標対象であるUAVの全てのデータストリームをいずれもUTMまたはTPAEのアドレスにルーティングするか、またはステップ16eの指示に従って該端末機器に対する対応するPDUセッションまたはサービスデータストリームを処理するようにUPFエンティティを指示する。
【0111】
実施例2
【0112】
実施例2では、3GPPネットワークはUAVのジオフェンスエリアを知ることができ、3GPPネットワークがUAVのアクセス管理制御のためにより良いサービスを提供するようにする。具体的に、図5に示すように、切り替えシーンで、3GPPネットワークは以下のステップ21~ステップ27に基づいてジオフェンスエリアを知る。具体的に、ソース基地局と目標基地局は基地局の間のインターフェースを介してUAVに対して切り替えのプロセスを実行する。
【0113】
ステップ21では、ソース基地局にUAVのジオフェンスエリア情報が記憶される。ソース基地局がUAVのジオフェンスエリア情報を取得する方法は実施例1におけるステップ14に説明された通りである。
【0114】
ステップ22では、UAVはソース基地局に測定報告を行う。
【0115】
ステップ23では、ソース基地局は測定報告に応じてUAVを他の基地局/セルに切り替える必要があると判断する。ソース基地局はUAVのために目標基地局/目標セルを選択する場合、ジオフェンスエリア情報を考える必要があり、例えば許可飛行エリアに位置するセルを優先的に選択し、UAVを禁止飛行エリアに位置するセルに切り替えるのを避ける。
【0116】
ステップ24では、ソース基地局は目標基地局を決定した後、目標基地局に切り替え要求を送信し、該切り替え要求にUAVのジオフェンスエリア情報が載せられる。
【0117】
ステップ25では、目標基地局は自分のリソース状況に応じて、ソース基地局への切り替えに応答する。
【0118】
ステップ26では、エアインターフェースでのUAVの接続がソース基地局から目標基地局に切り替えられた後、目標基地局は、該UAVが目標基地局に切り替えられたことをAMFに通知する。
【0119】
ステップ27では、目標基地局はUAVコンテキストを解放することをソース基地局に通知する。
【0120】
切り替えが完了した後、UAVのジオフェンスエリア情報がソース基地局から目標基地局に切り替えられたため、目標基地局はジオフェンスエリア情報を引き続き使用してUAVのために後続の切り替え決定を行うことができる。実施例2では、AMFエンティティは交換されないので、AMFエンティティは実施例1におけるステップ12で取得されたジオフェンスエリア情報を引き続き使用してUAVを管理及び監視する。
【0121】
実施例3
【0122】
実施例3では、3GPPネットワークはUAVのジオフェンスエリアを知ることができ、3GPPネットワークがUAVのアクセス管理制御のためにより良いサービスを提供するようにする。具体的に、図6に示すように、切り替えシーンで、3GPPネットワークはステップ31~ステップ39に基づいてUAVのジオフェンスエリアを知る。具体的に、UAVの移動過程では、ソース基地局と目標基地局はAMFエンティティを介してUAVに切り替えのプロセスを行う。
【0123】
ステップ31では、ソース基地局とソースAMFエンティティにUAVのジオフェンスエリア情報が記憶される。ソース基地局とソースAMFエンティティがUAVのジオフェンスエリア情報を取得する方法は実施例1におけるステップ14及びステップ11aまたは11bに説明された通りである。
【0124】
ステップ32-33は実施例2におけるステップ22-23の通りである。
【0125】
ステップ34では、ソース基地局は目標基地局を決定した後、ソースAMFエンティティに切り替え需要を送信する。
【0126】
ステップ35では、ソースAMFエンティティは目標AMFエンティティにジオフェンスエリア情報が載せられるUAVコンテキストの確立要求を送信する。
【0127】
ステップ36では、目標AMFエンティティは目標基地局にジオフェンスエリア情報が載せられる切り替え要求を送信する。
【0128】
ステップ37では、目標基地局は自分のリソース状況に応じて、目標AMFエンティティへの切り替えに応答する。
【0129】
ステップ38では、目標AMFエンティティはソースAMFエンティティにUAVコンテキストの確立を応答する。
【0130】
ステップ39では、ソースAMFエンティティはソース基地局に切り替え命令を送信する。
【0131】
切り替えが完了した後、UAVのジオフェンスエリア情報はソースAMFエンティティから目標AMFエンティティに転送され、且つ目標AMFエンティティにより目標基地局に送信されるため、目標基地局はジオフェンスエリア情報を引き続き使用してUAVのために後続の切り替え決定を行う。目標AMFエンティティはジオフェンスエリア情報を引き続き使用してUAVを管理及び監視することができる。
【0132】
以上で図3図6を組み合わせて、本願の方法実施例を詳細に説明し、以下で、図7図13を組み合わせて、本願の装置実施例を詳細に説明し、理解すべきこととして、装置実施例は方法実施例に互いに対応し、類似する説明について、方法実施例を参照することができる。
【0133】
図7は本願の実施例によるネットワーク機器300の概略ブロック図を示す。該ネットワーク機器300はモビリティ管理機能エンティティであり、図7に示すように、該ネットワーク機器300は、第1の情報を受信するための通信ユニット310を備え、該第1の情報は端末機器のジオフェンスエリア情報を含み、該ジオフェンスエリア情報は、該端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを指示し、或いは、該ジオフェンスエリア情報は、該端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを指示する。
【0134】
選択可能に、該通信ユニット310は具体的に、
契約データ管理機能エンティティによって送信された該第1の情報を受信するために使用され、該契約データ管理機能エンティティに記憶された該端末機器の契約情報に該ジオフェンスエリア情報が含まれる。
【0135】
選択可能に、該通信ユニット310は具体的に、
策略制御機能エンティティによって送信された該第1の情報を受信するために使用される。
【0136】
選択可能に、該ネットワーク機器300は、該ジオフェンスエリア情報を記憶するための記憶ユニット320を更に備える。
【0137】
選択可能に、該ネットワーク機器300は、ジオフェンスエリアへの該端末機器の出入りを監視するための処理ユニット330を更に備え、該ジオフェンスエリアは該ジオフェンスエリア情報に応じて決められる。
【0138】
選択可能に、該通信ユニット310はさらに、セッション管理機能エンティティ及び/又は策略制御機能エンティティ及び/又はネットワークエクスポージャー機能エンティティに第1の指示情報を送信するために使用され、該第1の指示情報は、該端末機器が該ジオフェンスエリアに出入りするように指示するために使用される。
【0139】
選択可能に、該通信ユニット310はさらに、該端末機器に第2の情報を送信するために使用され、該第2の情報は該ジオフェンスエリア情報を含む。
【0140】
選択可能に、該第2の情報は、該端末機器に対する登録受付情報と配置更新情報の中の少なくとも1つである。
【0141】
選択可能に、該通信ユニット310はさらに、該端末機器にサービスを提供する基地局に第3の情報を送信するために使用され、該第3の情報は該ジオフェンスエリア情報を含む。
【0142】
選択可能に、該第3の情報は、該端末機器に対するコンテキスト確立情報、切り替えプロセスにおける切り替え要求情報、及びダウンリンク非アクセス層NAS伝送に使用される情報の中の少なくとも1つである。
【0143】
選択可能に、該端末機器はソース基地局から目標基地局に切り替える必要がある場合、該通信ユニット310は、目標モビリティ管理機能エンティティに第4の情報を送信するために使用され、該第4の情報は該ジオフェンスエリア情報を含む。
【0144】
選択可能に、該ジオフェンスエリア情報は、該端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを指示する場合で、該ジオフェンスエリア情報で指示されるエリア以外のエリアをサービス禁止エリアと見なし、或いは、
該ジオフェンスエリア情報は、該端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを指示する場合で、該ジオフェンスエリア情報で指示されるエリア以外のエリアをサービス許可エリアとして見なす。
【0145】
選択可能に、該端末機器は無人航空機機器であり、
該サービス許可エリアは飛行許可エリアであり、或いは、該サービス禁止エリアは飛行禁止エリアである。
【0146】
選択可能に、いくつかの実施例において、上記通信ユニットは通信インターフェースまたはトランシーバー、或いは通信チップまたはシステムオンチップの入力/出力インターフェースであってもよい。上記処理ユニットは1つまたは複数のプロセッサであってもよい。
【0147】
理解すべきこととして、本願の実施例によるネットワーク機器300は本願の方法実施例におけるモビリティ管理機能エンティティに対応でき、且つネットワーク機器300における各ユニットの上記と他の操作及び/又は機能はそれぞれ図3に示すような方法200におけるモビリティ管理機能エンティティの対応するプロセスを実現するために使用され、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0148】
図8は本願の実施例による端末機器400の概略ブロック図を示す。図8に示すように、該端末機器400は、モビリティ管理機能エンティティによって送信された第2の情報を受信するための通信ユニット410を備え、該第2の情報は該端末機器のジオフェンスエリア情報を含み、該ジオフェンスエリア情報は該端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを含み、或いは、該ジオフェンスエリア情報は該端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを含む。
【0149】
選択可能に、該ジオフェンスエリア情報は、該端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを指示する場合で、該ジオフェンスエリア情報で指示されるエリア以外のエリアをサービス禁止エリアと見なし、或いは、
該ジオフェンスエリア情報は、該端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを指示する場合で、該ジオフェンスエリア情報で指示されるエリア以外のエリアをサービス許可エリアとして見なす。
【0150】
選択可能に、該端末機器400は、
該ジオフェンスエリア情報に基づきセル選択またはセル再選を行うための処理ユニット420を更に備える。
【0151】
選択可能に、該処理ユニット420は具体的に、
セル選択またはセル再選の過程における該サービス禁止エリアのセルの優先度を下げるために使用される。
【0152】
選択可能に、該処理ユニット420はさらに、該ジオフェンスエリア情報に基づきPDUセッションまたはサービスデータストリームの確立をトリガーするために使用される。
【0153】
選択可能に、該処理ユニット420は具体的に、
該端末機器が位置するセルまたはTAは該ジオフェンスエリア情報のサービス禁止エリアに位置する場合、予め設定されたアクセスポイント名称APNへのPDUセッションの確立を主動的に開始するか、或いは、予め設定されたアドレスへのサービスデータストリームの確立を主動的に開始するために使用される。
【0154】
選択可能に、該第2の情報は、該端末機器に対する登録受付情報と配置更新情報の中の少なくとも1つを含む。
【0155】
選択可能に、該端末機器は無人航空機機器であり、
該サービス許可エリアは飛行許可エリアであり、或いは、該サービス禁止エリアは飛行禁止エリアである。
【0156】
選択可能に、いくつかの実施例において、上記通信ユニットは通信インターフェースまたはトランシーバー、或いは通信チップまたはシステムオンチップの入力/出力インターフェースであってもよい。上記処理ユニットは1つまたは複数のプロセッサであってもよい。
【0157】
理解すべきこととして、本願の実施例による端末機器400は本願の方法実施例における端末機器に対応でき、且つ端末機器400における各ユニットの上記と他の操作及び/又は機能はそれぞれ図3に示すような方法200における端末機器の対応するプロセスを実現するために使用され、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0158】
図9は本願の実施例によるネットワーク機器500の概略ブロック図を示す。該ネットワーク機器500は基地局であり、図9に示すように、該ネットワーク機器500は、モビリティ管理機能エンティティによって送信された第3の情報を受信するための通信ユニット510を備え、該第3の情報は端末機器のジオフェンスエリア情報を含み、該ジオフェンスエリア情報は、該端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを指示し、或いは、該ジオフェンスエリア情報は、該端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを指示する。
【0159】
選択可能に、該ジオフェンスエリア情報は、該端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを指示する場合で、該ジオフェンスエリア情報で指示されるエリア以外のエリアをサービス禁止エリアと見なし、或いは、
該ジオフェンスエリア情報は、該端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを指示する場合で、該ジオフェンスエリア情報で指示されるエリア以外のエリアをサービス許可エリアとして見なす。
【0160】
選択可能に、該ネットワーク機器500は、該端末機器がセルを切り替える必要がある場合、該処理ユニット520が該ジオフェンスエリア情報に基づき目標基地局または目標セルを選択するための処理ユニット520を更に備える。
【0161】
選択可能に、該処理ユニット520は具体的に、
該サービス許可エリアに位置するセルを目標セルとして優先的に選択し、及び/又は、該端末機器を該サービス禁止エリアに位置するセルに切り替えるのを避けるために使用される。
【0162】
選択可能に、該目標基地局を決定した後、該通信ユニット510はさらに、該目標基地局に切り替え要求を送信するために使用され、該切り替え要求に該ジオフェンスエリア情報が載せられる。
【0163】
選択可能に、該ネットワーク機器500は、該ジオフェンスエリア情報を記憶するための記憶ユニット530を更に備える。
【0164】
選択可能に、該第3の情報は該端末機器に対するコンテキスト確立情報、切り替えプロセスにおける切り替え要求情報、及びダウンリンク非アクセス層NAS伝送に使用される情報の中の少なくとも1つである。
【0165】
選択可能に、該端末機器は無人航空機機器であり、
該サービス許可エリアは飛行許可エリアであり、或いは、該サービス禁止エリアは飛行禁止エリアである。
【0166】
選択可能に、いくつかの実施例において、上記通信ユニットは通信インターフェースまたはトランシーバー、或いは通信チップまたはシステムオンチップの入力/出力インターフェースであってもよい。上記処理ユニットは1つまたは複数のプロセッサであってもよい。
【0167】
理解すべきこととして、本願の実施例によるネットワーク機器500は本願の方法実施例におけるネットワーク機器に対応でき、且つネットワーク機器500における各ユニットの上記と他の操作及び/又は機能はそれぞれ図3に示すような方法200におけるネットワーク機器の対応するプロセスを実現するために使用され、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0168】
図10は本願の実施例によるネットワーク機器600の概略ブロック図を示す。該ネットワーク機器600はセッション管理機能エンティティであり、図10に示すように、該ネットワーク機器600は、
通信ユニット610であって、モビリティ管理機能エンティティによって送信された第1の指示情報を受信するために使用され、該第1の指示情報は、端末機器がジオフェンスエリアに出入りするように指示するために使用され、該ジオフェンスエリアは該端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを含み、或いは、該ジオフェンスエリアは該端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを含む通信ユニット610と、
該第1の指示情報に基づき該端末機器に対するプロトコルデータユニット(PDU)セッションを処理するための処理ユニット620とを備える。
【0169】
選択可能に、該ジオフェンスエリアは該端末機器に対するサービス許可エリアまたはサービス許可エリアリストを含む場合、該ジオフェンスエリア以外のエリアをサービス禁止エリアと見なし、或いは、
該ジオフェンスエリアは該端末機器に対するサービス禁止エリアまたはサービス禁止エリアリストを含む場合、該ジオフェンスエリア以外のエリアをサービス許可エリアと見なす。
【0170】
選択可能に、該処理ユニット620は具体的に、
該端末機器が該サービス禁止エリアに入った後、特定のPDUセッションまたはサービスデータストリームを保ち、他のPDUセッションまたはサービスデータストリームを解放するために使用される。
【0171】
選択可能に、該端末機器は無人航空機機器である場合、該特定のPDUセッションまたはサービスデータストリームはUTMまたはTPAEと該端末機器とのデータ相互作用に使用されるPDUセッションまたはサービスデータストリームである。
【0172】
選択可能に、該端末機器が該サービス禁止エリアに入った後、該通信ユニット610はさらに、ユーザプレーン機能エンティティに第2の指示情報を送信するために使用され、該第2の指示情報は、該端末機器から送信されたデータストリーム及び/又は目標対象である該端末機器のデータストリームを特定のアプリケーションサーバのアドレスにルーティングするように指示するために使用される。
【0173】
選択可能に、該端末機器は無人航空機機器である場合、該特定のアプリケーションサーバはUTMまたはTPAEである。
【0174】
選択可能に、該端末機器は無人航空機機器であり、該サービス許可エリアは飛行許可エリアであり、或いは、該サービス禁止エリアは飛行禁止エリアである。
【0175】
選択可能に、いくつかの実施例において、上記通信ユニットは通信インターフェースまたはトランシーバー、或いは通信チップまたはシステムオンチップの入力/出力インターフェースであってもよい。上記処理ユニットは1つまたは複数のプロセッサであってもよい。
【0176】
理解すべきこととして、本願の実施例によるネットワーク機器600は本願の方法実施例におけるネットワーク機器に対応でき、且つネットワーク機器600における各ユニットの上記と他の操作及び/又は機能はそれぞれ図3に示すような方法200におけるネットワーク機器の対応するプロセスを実現するために使用され、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0177】
図11は本願の実施例による通信機器700の模式的な構造図である。図11に示すような通信機器700はプロセッサ710を備え、プロセッサ710はメモリからコンピュータプログラムを呼び出して稼働することができ、本願の実施例における方法を実現するようにする。
【0178】
選択可能に、図11に示すように、通信機器700はメモリ720を備えてもよい。プロセッサ710はメモリ720からコンピュータプログラムを呼び出して稼働することができ、本願の実施例における方法を実現するようにする。
【0179】
メモリ720はプロセッサ710から独立した別個のデバイスであってもよいし、プロセッサ710に集積されてもよい。
【0180】
選択可能に、図11に示すように、通信機器700はトランシーバー730を備えてもよく、プロセッサ710は該トランシーバー730が他の機器と通信するように制御することができ、具体的に、他の機器に情報またはデータを送信するか、或いは他の機器によって送信された情報またはデータを受信することができる。
【0181】
トランシーバー730は送信機と受信機を備えることができる。トランシーバー730はさらにアンテナを備えることができ、アンテナの数は1つまたは複数であってもよい。
【0182】
選択可能に、該通信機器700は具体的に、本願の実施例によるネットワーク機器であってもよく、該通信機器700は本願の実施例の各方法におけるネットワーク機器により実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0183】
選択可能に、該通信機器700は具体的に、本願の実施例による移動端末/端末機器であってもよく、且つ該通信機器700は本願の実施例の各方法における移動端末/端末機器により実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0184】
図12は本願の実施例による装置の模式的な構造図である。図12に示すような装置800はプロセッサ810を備え、プロセッサ810はメモリからコンピュータプログラムを呼び出して稼働することができ、本願の実施例における方法を実現するようにする。
【0185】
選択可能に、図12に示すように、装置800はメモリ820を備えてもよい。プロセッサ810はメモリ820からコンピュータプログラムを呼び出して稼働することができ、本願の実施例における方法を実現するようにする。
【0186】
メモリ820はプロセッサ810から独立した別個のデバイスであってもよいし、プロセッサ810に集積されてもよい。
【0187】
選択可能に、該装置800は入力インターフェース830を備えてもよい。プロセッサ810は、該入力インターフェース830が他の機器またはチップと通信するように制御することができ、具体的に、他の機器またはチップによって送信された情報またはデータを取得することができる。
【0188】
選択可能に、該装置800は出力インターフェース840を備えてもよい。プロセッサ810は、該出力インターフェース840が他の機器またはチップと通信するように制御することができ、具体的に、他の機器またはチップに情報またはデータを出力することができる。
【0189】
選択可能に、該装置は本願の実施例におけるネットワーク機器に適用でき、且つ該装置は本願の実施例の各方法におけるネットワーク機器により実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0190】
選択可能に、該装置は本願の実施例における移動端末/端末機器に適用でき、且つ該装置は本願の実施例の各方法における移動端末/端末機器により実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0191】
選択可能に、本願の実施例で言及された装置はチップであってもよい。例えばシステムレベルチップ、システムチップ、チップシステムまたはシステムオンチップ等であってもよい。
【0192】
図13は本願の実施例による通信システム900の概略ブロック図である。図13に示すように、該通信システム900は端末機器910とネットワーク機器920を備える。
【0193】
該端末機器910は、上記方法における端末機器により実現される対応する機能を実現するために使用でき、及び該ネットワーク機器920は上記方法におけるモビリティ管理機能エンティティ、基地局、セッション管理機能エンティティの中の少なくとも1つにより実現される対応する機能を実現するために使用でき、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0194】
理解すべきこととして、本願の実施例におけるプロセッサは集積回路チップであってよく、信号の処理能力を有する。実現過程において、上記の方法実施例の各ステップはプロセッサにおけるハードウェアの集積ロジック回路或いはソフトウェア形式の命令によって完成されることができる。上記のプロセッサは汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)或いはその他のプログラマブルロジックデバイス、離散ゲート或いはトランジスタ論理デバイス、離散ハードウェアコンポーネントであってもよい。本願の実施例に開示された各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現或いは実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよく或いは該プロセッサは任意の従来のプロセッサ等であってもよい。本願の実施例に開示された方法を組み合わせたステップはハードウェアデコードプロセッサにより実行して完成し、或いはデコードプロセッサにおけるハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせにより実行して完成するように直接に体現することができる。ソフトウェアモジュールはランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラム可能読み出し専用メモリまたは電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなどの本分野において成熟した記憶媒体に位置することができる。該記憶媒体はメモリに位置し、プロセッサはメモリにおける情報を読み取り、そのハードウェアを組み合わせて上記方法のステップを完成する。
【0195】
理解できることとして、本願の実施例におけるメモリは揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、又は揮発性と不揮発性メモリをともに含んでもよい。不揮発性メモリは読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable PROM、「EPROM」と略称)、電気的に消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)又はフラッシュメモリであってよい。揮発性メモリはランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であってよく、外部キャッシュとして使用される。制限ではなく、例示的な説明によって、複数の形式のRAMを利用することができ、例えばスタティックランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータ速率同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、強化型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM」)及び直接メモリバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、DR RAM)を利用することができる。注意すべきこととして、本文に記載のシステムと方法のメモリはこれらと任意の他の適合なタイプのメモリを含むが、これらに限定されない。
【0196】
理解すべきこととして、上記メモリは制限的な説明ではなく、例示であり、例えば、本願の実施例におけるメモリスタティックランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータ速率同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、強化型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM」)及び直接メモリバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、DR RAM)を利用することができる。つまり、本願の実施例におけるメモリはこれらと任意の他の適合なタイプのメモリを含むが、これらに限定されない。
【0197】
本願の実施例はコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、コンピュータプログラムを記憶するために使用される。
【0198】
選択可能に、該コンピュータ可読記憶媒体は本願の実施例におけるネットワーク機器に適用でき、且つ該コンピュータプログラムは、コンピュータに本願の実施例の各方法におけるネットワーク機器により実現される対応するプロセスを実行させ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0199】
選択可能に、該コンピュータ可読記憶媒体は本願の実施例における移動端末/端末機器に適用でき、且つ該コンピュータプログラムは、コンピュータに本願の実施例の各方法における移動端末/端末機器により実現される対応するプロセスを実行させ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0200】
本願の実施例はコンピュータプログラム製品をさらに提供し、コンピュータプログラム命令を含む。
【0201】
選択可能に、該コンピュータプログラム製品は本願の実施例におけるネットワーク機器に適用でき、且つ該コンピュータプログラム命令は、コンピュータに本願の実施例の各方法におけるネットワーク機器により実現される対応するプロセスを実行させ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0202】
選択可能に、該コンピュータプログラム製品は本願の実施例における移動端末/端末機器に適用でき、且つ該コンピュータプログラム命令は、コンピュータに本願の実施例の各方法における移動端末/端末機器により実現される対応するプロセスを実行させ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0203】
本願の実施例はコンピュータプログラムをさらに提供する。
【0204】
選択可能に、該コンピュータプログラムは本願の実施例におけるネットワーク機器に適用でき、該コンピュータプログラムがコンピュータに稼働される場合、コンピュータに本願の実施例の各方法におけるネットワーク機器により実現される対応するプロセスを実行させ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0205】
選択可能に、該コンピュータプログラムは本願の実施例における移動端末/端末機器に適用でき、該コンピュータプログラムがコンピュータに稼働される場合、コンピュータに本願の実施例の各方法における移動端末/端末機器により実現される対応するプロセスを実行させ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0206】
当業者は、本文に開示された実施例に記載の各例示のユニット及びアルゴリズムステップを組み合わせて、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合わせで実現することができることを認識することができる。これらの機能はハードウェアで実行するかソフトウェアで実行するかは、技術的解決手段の特定のアプリケーションおよび設計制約条件によって決められる。当業者は各特定のアプリケーションに対して異なる方法で説明した機能を実現することができるが、このような実現は本願の範囲を超えると考えられない。
【0207】
当業者は、説明の便宜と簡潔さのために、上記に記載のシステム、装置及びユニットの具体的な作業過程は、上記方法の実施例における対応する過程を参照することができ、ここで繰り返して説明しないことを明らかに了解する。
【0208】
本願によるいくつかの実施例において、開示したシステム、装置及び方法は、その他の方式によって実現されることができることを理解すべきである。例えば以上のような装置実施例は単に例示的なものだけであり、例えば、前記ユニットの分割は、ロジック機能分割だけであり、実際な実現時に別の分割方式があり、例えば、複数のユニット又は組立部品を結合してもよいし、又は別のシステムに集積してもよいし、又はいくつかの特徴を無視でき、又は実行しなくてもよい。また、表示又は検討した互いの間にカップリング、又は直接カップリング、又は通信接続はいくつかのインターフェース、装置又はユニットによる間接カップリング又は通信接続であってよく、電気的、機械的又はその形式の接続であってもよい。
【0209】
上記の分離部材として説明したユニットは物理的に分離してもよいし、又は分離しなくてもよく、ユニットとして表示する部材は物理ユニットであってもよいし、又は物理ユニットではなくてもよく、即ち1つの場所に位置してもよいし、複数のネットワークユニットに分布してもよい。実際の需要に応じてその中の一部又は全部のユニットを選択して本実施例手段の目的を実現することができる。
【0210】
また、本願の各実施例における各機能ユニットは1つの処理ユニットに集積されてもよいし、各ユニットは単独に物理的に存在してもよいし、2つ又は2つ以上のユニットは1つのユニットに集積されてもよい。
【0211】
前記機能はソフトウェア機能ユニットの形式で実現するとともに独立した製品として販売又は使用される場合、1つのコンピュータ可読記憶媒体に記憶することができる。このような理解に対して、本願の実施例の技術的解決手段は本質的或いは従来技術に貢献する部分は或いは該技術的解決手段の部分はソフトウェア製品の形式で表現することができ、該コンピュータソフトウェア製品が1つの記憶媒体に記憶され、一台のコンピュータ設備(パーソナルコンピュータ、サーバ、或いはネットワーク設備等である)が本願の各実施例に記載の方法の全部又は一部を実行するための若干の命令を含む。前述の記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、読み出し専用記憶装置(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、ディスク或いはCD等の様々なプログラムコードを記憶できる媒体である。
【0212】
以上のように、本願の具体的な実施形態だけであるが、本願の保護範囲はこれに制限されなく、当業者の誰でも本願が開示した技術範囲において、容易に想到する変化又は置換は、全て本願の保護範囲に含まれるべきである。このため、本願の保護範囲を請求の範囲を基準とすべきである。
【0213】
本願は、2020年04月03日に中国特許局に提出された、出願番号がPCT/CN2020/083278で、発明の名称が「無線通信方法、端末機器及びネットワーク機器」であるPCT特許出願の優先権を主張し、その全ての内容は援用により本願に組み込まれる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
【手続補正書】
【提出日】2023-05-09
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信方法であって、
コアネットワークにおける端末管理機能エンティティは指示情報を受信するステップであって、前記指示情報は端末機器が第1のエリアに出入りするように指示するためのものであるステップと、
前記端末管理機能エンティティは前記指示情報に基づき前記端末機器に対するサービス処理を決定するステップと、を含む、ことを特徴とする無線通信方法。
【請求項2】
前記コアネットワークにおける前記端末管理機能エンティティは前記指示情報を受信するステップは、
前記端末管理機能エンティティはモビリティ管理機能エンティティによって送信された前記指示情報を受信するステップを含、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記サービス処理は、
前記端末機器の1つまたは複数のIPアドレスのプロトコルデータユニット(PDU)セッションを削除すること、
前記端末機器の1つまたは複数のサービスデータストリームを削除すること、
前記端末機器の1つまたは複数のIPアドレスのPDUセッション内のデータをサーバまたは他の端末機器にルーティングすること、及び
前記端末機器の1つまたは複数のサービスデータストリームのデータをサーバまたは他の端末機器にルーティングすること、の少なくとも1つを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記サービスデータストリームはIP-5タプル、IP-3タプル、アプリケーション識別子の中の少なくとも1つよって識別される、ことを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、
前記端末管理機能エンティティは、前記サービス処理を指示する指示情報をセッション管理機能エンティティに送信するステップを更に含む、ことを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のエリアは3GPPネットワークにおけるトラッキングエリア(Tracking Area、TA)リストまたはセルリスト、地理位置情報、郵便番号エリアまたは行政エリアである、ことを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項7】
前記端末機器は無人航空機(Unmanned Aerial Vehicle、UAV)機器であり、
前記端末管理機能エンティティはUAV管理エンティティである、ことを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項8】
無線通信方法であって、
セッション管理機能エンティティはコアネットワークにおける端末管理機能エンティティからの指示情報を受信するステップであって、前記指示情報は端末機器に対するサービス処理を指示するためのものであるステップと、
前記セッション管理機能エンティティは前記指示情報に基づき前記端末機器に対してサービス処理を行うステップと、を含む、ことを特徴とする無線通信方法。
【請求項9】
前記サービス処理は、
前記端末機器の1つまたは複数のIPアドレスのプロトコルデータユニット(PDU)セッションを削除すること、
前記端末機器の1つまたは複数のサービスデータストリームを削除すること、
前記端末機器の1つまたは複数のIPアドレスのPDUセッション内のデータをサーバまたは他の端末機器にルーティングすること、及び
前記端末機器の1つまたは複数のサービスデータストリームのデータをサーバまたは他の端末機器にルーティングすること、の少なくとも1つを含む、ことを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項10】
ネットワーク機器であって、プロセッサとメモリを備え、前記メモリはコンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記プロセッサは前記メモリに記憶された前記コンピュータプログラムを呼び出して稼働して、請求項に記載の無線通信方法を実行するために使用される、ことを特徴とするネットワーク機器。
【請求項11】
コアネットワークにおけるモビリティ管理機能エンティティによって送信された前記指示情報を受信するように、前記プロセッサは前記メモリに記憶された前記コンピュータプログラムを呼び出して稼働する、ことを特徴とする請求項10に記載のネットワーク機器。
【請求項12】
前記サービス処理は、
前記端末機器の1つまたは複数のIPアドレスのプロトコルデータユニット(PDU)セッションを削除すること、
前記端末機器の1つまたは複数のサービスデータストリームを削除すること、
前記端末機器の1つまたは複数のIPアドレスのPDUセッション内のデータをサーバまたは他の端末機器にルーティングすること、及び
前記端末機器の1つまたは複数のサービスデータストリームのデータをサーバまたは他の端末機器にルーティングすること、の少なくとも1つを含む、ことを特徴とする請求項10に記載のネットワーク機器。
【請求項13】
前記サービスデータストリームはIP-5タプル、IP-3タプル、アプリケーション識別子の中の少なくとも1つよって識別される、ことを特徴とする請求項12に記載のネットワーク機器。
【請求項14】
前記サービス処理を指示する指示情報をセッション管理機能エンティティに送信するように、前記プロセッサは前記メモリに記憶された前記コンピュータプログラムを呼び出して稼働する、ことを特徴とする請求項10に記載のネットワーク機器。
【請求項15】
前記第1のエリアは3GPPネットワークにおけるトラッキングエリア(Tracking Area、TA)リストまたはセルリスト、地理位置情報、郵便番号エリアまたは行政エリアである、ことを特徴とする請求項10に記載のネットワーク機器。
【請求項16】
ネットワーク機器であって、プロセッサとメモリを備え、前記メモリはコンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記プロセッサは前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して稼働して、請求項に記載の無線通信方法を実行するために使用される、ことを特徴とするネットワーク機器。
【請求項17】
前記サービス処理は、
前記端末機器の1つまたは複数のIPアドレスのプロトコルデータユニット(PDU)セッションを削除すること、
前記端末機器の1つまたは複数のサービスデータストリームを削除すること、
前記端末機器の1つまたは複数のIPアドレスのPDUセッション内のデータをサーバまたは他の端末機器にルーティングすること、及び
前記端末機器の1つまたは複数のサービスデータストリームのデータをサーバまたは他の端末機器にルーティングすること、の少なくとも1つを含む、ことを特徴とする請求項16に記載のネットワーク機器。
【請求項18】
非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、前記非一時的なコンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記コンピュータプログラムはコンピュータに請求項に記載の無線通信方法を実行させる、ことを特徴とする非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項19】
前記第1のエリアは3GPPネットワークにおけるトラッキングエリア(Tracking Area、TA)リストまたはセルリスト、地理位置情報、郵便番号エリアまたは行政エリアである、ことを特徴とする請求項18に記載の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項20】
非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、前記非一時的なコンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記コンピュータプログラムはコンピュータに請求項に記載の無線通信方法を実行させる、ことを特徴とする非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
【国際調査報告】