(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-05-23
(54)【発明の名称】パンデミックリストバンド
(51)【国際特許分類】
G16H 40/67 20180101AFI20230516BHJP
G06K 19/06 20060101ALI20230516BHJP
G06K 19/077 20060101ALI20230516BHJP
【FI】
G16H40/67
G06K19/06 037
G06K19/06 112
G06K19/077 228
G06K19/077 124
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022566635
(86)(22)【出願日】2021-05-18
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-05-01
(85)【翻訳文提出日】2022-10-31
(86)【国際出願番号】 US2021032978
(87)【国際公開番号】W WO2021247235
(87)【国際公開日】2021-12-09
(32)【優先日】2020-06-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】522425688
【氏名又は名称】エドワーズ,シャリ エル.
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】エドワーズ,シャリ エル.
【テーマコード(参考)】
5L099
【Fターム(参考)】
5L099AA21
(57)【要約】
【要約】
ウェアラブルコンピューティング接触追跡、医療追跡及びパスポート装置は、QRコード、少なくとも1つのインジケータライト、位置トラッカー、及びプロセッサを有する本体を有する。インジケータライトは、ユーザがパンデミック疾患に曝されたときの第1視覚的表示、例えば赤ライト、及びユーザがパンデミック疾患に免疫があるときの第2視覚的表示、例えば緑ライトを提供する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置であって、
QRコードと、第1インジケータライトと、第2インジケータライトとを含む本体と、
前記本体の中にあり、コンピューティング装置の装置位置を送信するように構成されている位置トラッカーと、
前記本体の中にあり、情報を処理し、情報を無線で受信するように構成されているプロセッサと、
前記本体に結合されているリストバンドとを備え、
前記コンピューティング装置は、
i)ユーザがパンデミック疾患に曝された場合に、前記プロセッサを介して前記第1インジケータライトを点灯させ、
ii)前記ユーザが前記パンデミック疾患に対し免疫のある状態である場合に、前記プロセッサを介して前記第2インジケータライトを点灯させるように構成されている、
ウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項2】
さらに、前記プロセッサに接続され、前記第1インジケータライトと前記第2インジケータライトとに対してリモートで自動的な作動を行う無線通信モジュールを備えている、請求項1記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項3】
前記第1インジケータライトは赤ライトである、請求項1又は2記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項4】
前記第2インジケータライトは緑ライトである、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項5】
前記コンピューティング装置は、ディスプレイスクリーンを含み、前記ディスプレイスクリーンは、前記ユーザに対して1つ以上のウェブリンクを表示するように構成されている、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項6】
前記第1インジケータライトの作動が生じたときに、1つ以上の前記ウェブリンクが前記ユーザに示される、請求項5記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項7】
前記リストバンドはロックリストバンドである、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項8】
防水装置である、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項9】
前記QRコードは、前記QRコードのスキャン時に、前記ユーザの名前及びアドレスを表して示すように構成されている、請求項1ないし8のいずれか1項に記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項10】
前記QRコードはさらに、前記QRコードのスキャン時に、追加的ユーザ情報を表して示すように構成され、前記追加的ユーザ情報は、前記ユーザにより初期起動時に直接挿入され、後に必要に応じて追加又は編集されている、請求項9記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項11】
前記本体は1つ以上の孔を含み、1つ以上の前記孔は、前記ユーザにより挿入可能なチャームを支持する、請求項1ないし10のいずれか1項に記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項12】
前記位置トラッカーは、全地球測位システム(GPS)位置トラッカーである、請求項1ないし11のいずれか1項に記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項13】
装置は、前記プロセッサを介して、前記コンピューティング装置のユーザの識別番号を示すユーザ制御区間を、デジタルスクリーンに示すように構成されている、請求項1ないし12のいずれか1項に記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項14】
ウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置であって、
インジケータライトとQRコードとを含む本体と、
前記本体の中にあり、コンピューティング装置の装置位置を送信するように構成されている位置トラッカーと、
前記本体の中にあり、情報を処理し、情報を無線で受信するように構成されているプロセッサとを備え、
前記コンピューティング装置は、
ユーザがパンデミック疾患に曝された場合に、前記プロセッサを介して前記インジケータライトを第1色で点灯させ、
前記ユーザが前記パンデミック疾患に対し免疫のある状態である場合に、前記プロセッサを介して前記インジケータライトを第2色で点灯させるように構成されている、
ウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項15】
前記第1色は赤であり、前記第2色は緑である、請求項14記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項16】
前記第1色での前記インジケータライトの照明が点滅する、請求項14又は15記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項17】
前記インジケータライトは、
前記第1色で点灯されるように構成されている第1インジケータライトと、
前記第2色で点灯されるように構成されている第2インジケータライトとを含む、請求項14ないし16のいずれか1項に記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項18】
請求項1ないし17のいずれか1項に記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置を作動させる方法であって、
パンデミック疾患について陽性であると告げられた個人に関する情報を受信するステップと、
前記個人の位置情報を追跡し、前記ウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置を身に着けたユーザの位置情報を検索して、比較を行い、前記パンデミック疾患に曝されたユーザの集合を決定するステップと、
曝された前記ユーザの前記ウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置のインジケータライトをリモートで作動させることによって、曝された前記ユーザにアラート通知し、前記パンデミック疾患に曝されることを示すステップとを備えている、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、医療接触追跡、追跡及びパスポート装置に関する。さらに具体的には、迅速なまた徹底的な、探知、追跡及び連絡のための医療用パスポートとして機能するパンデミックリストバンドに関する。
【0002】
本出願は、“PANDEMIC WRISTBAND”と題し、2020年6月5日に出願された米国仮出願63/035,114号に対する優先権を主張し、その内容の全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【背景技術】
【0003】
現在の世界的なコロナウイルス(COVID-19)のパンデミックは、米国で約60万人、世界では300万人以上の命を奪い、統一された世界的計画、また各国で調整された計画を策定するには、時間が極めて重要である。
【0004】
個人を探知、追跡、及び連絡するための様々な試みが行われてきた。現在、この関連する処理は、ほとんどが電話通信に基づくが、ターンアラウンド時間とそれに関連する処理とは、曝された人に連絡する平均して約1週間の待ち時間を伴い、作業の工程数が多すぎるものである。旧式の方法を使用して、全ての人を探知、追跡、連絡することは、ほとんど不可能な仕事である。
【発明の概要】
【0005】
その結果、プライバシーを危険にさらすことなく全ての人を追跡し、数時間にわたる現在の作業時間(human hours)よりも早い時期に曝された、全ての人に連絡できる、技術的な解決策が必要となる。正確かつ完全に、個人を探知、追跡し、連絡する能力が必要条件となっている。
【0006】
本開示による医療追跡及びパスポート装置は、米国について、また世界で、世界的なパンデミックを終わらせるのに役立つ技術的な解決策を提供する。
【0007】
有利なこととして、このような追跡装置及びパスポートは、単に探知及び追跡するだけでなく、陽性の検査結果が発生した同じ日に曝された人に接触する可能性がある人に使用できる。
【0008】
本明細書に記載するパンデミックリストバンドを通して提示される解決策は、携帯電話自体の使用よりも好ましい。携帯電話の使用はプライバシーを危険にさらし、個人の携帯電話が人を追跡する手段として使用される能力に起因して、高いパーセンテージの個人が選択しない可能性がある。携帯電話を所有しない人が多く、又は携帯電話を常に携帯していない人が多いことは言うまでもないことであり、新技術を採用するユーザは限られているため、携帯電話を使用すると、読み取ることの信頼性が低下する可能性がある。
【0009】
現在のパンデミックリストバンドの使用はCOVID-19を参照して目標とされているが、当業者であれば、リストバンドはどのような種類のパンデミックにも使用できることを理解することである。特に、いずれの種類のパンデミックがあっても、例えばワクチンによって疾患、ウイルス及び/又は感染から免疫が取得できるならば、本開示による装置によって提供される緑ライトは、旅行の目的のためにだけでなく、レストラン、ジム、店舗、娯楽などの社会的会合の場所及び催しへの受け入れの目的のために、パスポートとして使用されるのに適している。
【0010】
第1の態様によれば、ウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置を述べる。これは、QRコードと、第1インジケータライトと、第2インジケータライトとを含む本体と;本体の中にあり、コンピューティング装置の装置位置を送信するように構成されている位置トラッカーと;本体の中にあり、情報を処理し、情報を無線で受信するように構成されているプロセッサと;本体に結合されているリストバンドとを備え;コンピューティング装置は、i)ユーザがパンデミック疾患に曝された場合に、プロセッサを介して第1インジケータライトを点灯させ;ii)ユーザがパンデミック疾患に対し免疫のある状態である場合に、プロセッサを介して第2インジケータライトを点灯させるように構成されている。
【0011】
第2の態様によれば、ウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置を述べる。これは、インジケータライトと、QRコードとを含む本体と;本体の中にあり、コンピューティング装置の装置位置を送信するように構成されている位置トラッカーと;本体の中にあり、情報を処理し、情報を無線で受信するように構成されているプロセッサとを備え;コンピューティング装置は、ユーザがパンデミック疾患に曝された場合に、プロセッサを介してインジケータライトを第1色で点灯させ;ユーザがパンデミック疾患に対し免疫のある状態である場合に、プロセッサを介してインジケータライトを第2色で点灯させるように構成されている。
【0012】
本開示の教示によれば、ユーザが提供しない唯一の情報は、その名前及びアドレス(住所)である。他の全ての情報は、ユーザの裁量と制御とで提供されてよく、また、時間的に変更されてよい。このようにして、あらゆるプライバシーの懸念は、ユーザごとに適切に対処及びカスタマイズされる。
【0013】
本出願で説明した探知、追跡及び連絡システムの有効性が、パンデミックリストバンドを身に着けるユーザの数の関数であることを考えると、そのようなリストバンドの使用は、地方及び/又は連邦当局がそれを要望する場合には、COVID-19(又は他の種類のパンデミック)検査が実施される前に必須とされることが可能である。
【0014】
本開示の教示は、フェーズ4(即ち、シャットダウンが解除される時期に)の中で助けとなり、免疫を表示するように探知、追跡、連絡及びパスポート表示を通してパンデミックに助けとなるために、州全体、国全体、及び世界規模の調整された計画の使用を可能にする。本開示による装置は、等しく全ての人に行き届くように構成され、等しく優先的な検査を与えることができるので、全ての人を支援する、差別のない方法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】リストバンド及びスクリーンを含む、本開示のデジタル追跡及びパスポート装置の概略図を示す。
【
図2】本開示の実施形態によるデジタル追跡及びパスポート装置の例示的なブロック図を示す。
【
図3】
図2の中で説明した無線通信モジュールの例示的な実施を示す。
【
図4】
図2の中で説明したバッテリ管理モジュールの例示的な実施を示す。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本開示による医療追跡装置及びパスポートは、それを身に着ける全ての個人の助けになるために積極的に使用することを意図している。リストバンドは、好ましくは防水性であり、病院のブレスレットのようにユーザの手首にロックされる。所望の場合又は必要な場合に、リストバンドを取り外し可能であるように構成してよい。このような場合に、リストバンドの締結は、スポーツバンドと同様に作動するため、必要とみなされる場合には、子どもからリストバンドを必要に応じて取り外すことが可能にされる。切断する時点まで病院のブレスレットのようにロックされたパンデミックリストバンドを持つことは、得られたデータと解決策にさらに大きな妥当性をもたらすものである。
【0017】
図1に、限定はされないが、例示として提供される、本開示によるパンデミックリストバンド(100)の実施形態を示す。
【0018】
時計面(watch face,盤面)(110)は、リストバンド(145)の上部に位置している。時計面(110)は、スキャン目的のためにQRコードを示す第1区間(領域)(135)と、第1区間の下にあり識別(ID)番号を示す第2区間(140)と、第1区間の右側にあり赤ライト(115)と緑ライト(120)とをそれぞれ示す第3区間(115,120)と、識別(ID)番号(140)の下にありウェブサイト情報を示す第4区間(125,130)とを含む。本開示の一実施形態によれば、赤ライトの存在は、ユーザが曝されること(exposure,曝露)が発生したことを示し、優先的な検査の必要性を示す。緑ライトは免疫を示す。
【0019】
さらに、Wi-Fi(登録商標)及び/又はBluetooth(登録商標)接続用の無線アダプターとともに、位置トラッカー、例えばGPS装置などを備えている。位置トラッカーと無線アダプターとの組み合わせにより、ユーザの位置に関する追跡情報を、例えば、リモート位置のリポジトリに送信することを可能にし、少なくとも所定の時間だけ保存することを可能にする。
【0020】
赤インジケータライト(ライトインジケータ)(115)は、通常はオフ状態である。本開示によれば、ある個人がCOVID-19のようなパンデミックに対して陽性である検査結果だった場合に、直ちに、関連情報がリポジトリに伝達される。例示として、限定するものではないが、そのような情報は、該当する場合には、個人が検査された施設、又は結果が取得された施設で、ローカルに入力されてよく、又は、簡単にリポジトリにメール送信されてよい。リポジトリで受け取ると、個人の記憶された位置情報がレビューされ(好ましくは、迅速な探知、追跡及び連絡のためのソフトウェア、又は、所望であれば、人間によって)、診断された個人から一定の距離内にいたリストバンドの着け手のID番号の検索を可能にする。そのようなID番号が追跡されて特定されると、そのID番号によって特定される全ての個人に接触信号が送られ、赤ライト(115)が自動的にオンにされ、区間(125,130)内の1つ以上のウェブサイトURLにより追加情報を提供する。このようなURL区間は、後述するように、装置の初期化のために、また、検査の場所を指示するために情報を提供してよい。後述するように、これは、優先的に検査するために、また潜在的には隔離の準備をするために、曝された個人が出向くのに、好適な場所を見出すために助けになるようにする。所望であれば、任意にさらに、赤インジケータライト(115)は、所定の間隔で短時間点滅してよい。点滅は、検査が行われるとすぐに停止する。あるいは、点滅は、所定の間隔又はランダムな間隔で開始及び停止させてよい。
【0021】
言い換えれば、赤インジケータライト(115)は、ユーザが検査で陽性だった人と接触した場合に、又は近接した場合での、曝されることを示す。所望であれば、装置はまた、視覚障害がある場合にユーザにアラート通知するための振動装置を含んでよい。ウェブサイトのURLは、検査目的及び/又は必要な隔離のための関連情報を含んでいる。曝された個人は、オンラインの状態になり、ID番号を入力することで、優先的に検査するために、また潜在的には隔離の準備をするために好適な場所を見出すことができる。この点に関し、QRコード(135)を介して装置にエンコードされた情報は、既存の技術によって、検査場、医療施設、シェルター、又は追加の割り当て場所で容易に読み取り/スキャンすることができる。
【0022】
緑インジケータライト(120)の方を述べると、i)COVID-19又は他のパンデミックからの回復が一定の期間(例えば、1か月)持続したと判断された場合に、又は、ii)ワクチン接種後十分な時間が経過した後に(例えば、1回接種タイプのワクチン接種の1回目から2週間後、2回接種タイプのワクチン接種の2回目から2週間後)、そのようなインジケータは監督官庁により自動的に作動される(オンにされる)。そのような追加のインジケータ(120)の潜在的な存在は、例えば、個人がマスクなしで動き回る(circulate)ことを可能にし、従って、装置を医療パスポートと等しいとみなすため、好ましい。さらに、本明細書に開示されているパンデミックリストバンドは、空港でスキャンされてよい。これにより、ユーザのIDカード又はパスポートと比較されるべき特定の名前に、第三者が緑ライトを関連付けることを可能にし、着け手が実際に自由に旅行してよいという確認を与えることを可能にする。
【0023】
要約すると、本開示の一実施形態によれば、ライト(115)がオンにされ又は点滅される場合に、優先的な検査がユーザに対して許される。このライトは、検査結果が再び陽性となった場合にオンにされ又は点滅するのであり、a)単に隔離することにより、ユーザが疾患に罹患していないことを確認するのに必要な時間を満足するまで、又はb)無病状態を示す陰性結果に対して必要な検査プロトコルを満足するまで、オンにされたままである。一方、ライト(120)は、上記の手順との併用の有無にかかわらず、問題となっているパンデミック疾患についてどのような長さの期間が判定されたかを問わず、免疫が判定されると、パスポートとして使用するために緑色に変わる。
【0024】
所望であれば、本開示による装置は、装置が借用、盗難、紛失又は忘却されることを防止するために、制御可能なロック又は類似の構成を含んでよい。従って、店舗又はスポーツの会合のようなIDを必要としない場所に対しても、さらに強力な信頼性指標を提供することができる。特に、他の人の周りにいる場合に、常に身に着けるとは限らないのであれば、取り外し可能なリストバンドは、誤った安心感を生じさせたり、感染のリスクを増大させたりするため、避けるべきである場合がある。
【0025】
任意には、時計面(110)を含む本体は、さらにその上部に、複数の孔(105)、例えば、3つの孔を含んでよく、これにより、医学的アラートチャーム、又は他のタイプのチャーム(charm,装飾品,アクセサリー)、例えば、癌サバイバー、肯定的感情、ハート(心臓)、また米国のチャームなどを含ませてよい。チャームの挿入は、例えば、孔を貫通してループし、次いでチャームをループするゴムバンドを通して、行ってよい。
【0026】
初期配布に関しては、パンデミックリストバンドは、例えば国勢調査情報を使用して、米国政府又は外国政府によって、又はその代理として、全国的又は世界的に全ての人に送ることができる。これに代えて、又はこれに加えて、そのような装置は、検査場、医療施設、シェルターで、世界保健機関(WHO)を通して、及び/又は、各州又は国家/国の中で決定された追加の割り当て場所で、配布されてよい。
【0027】
異なる国に属する個人は、異なるCOVIDフリー又はパンデミックフリーの証明要件の対象となる可能性がある。しかし、ワクチン接種の証明が、国内的にのみならず国際的にも、日常生活の重要な要件となることは明らかである。米国における本開示の教示の実施の可能な方法(しかし、どの国にも同じように適用できる)は、米国滞在期間中、米国に旅行する各個人に、本明細書に記載されるような米国で規制されたパンデミックリストバンドを身に着けさせ、装置に緑ライトが表示されている限り、米国での社会的催しに参加することができるようにすることである。
【0028】
本開示の一実施形態によれば、国勢調査を通じて送付されたリストバンドは、ID(140)に伴って、QRコード(135)を介して既にダウンロード及びエンコードされたユーザの名前及びアドレス(住所)を、既に有している。区間(125,130)での表面に示されているウェブサイトにアクセスすることで、ユーザは追加の任意の情報を追加することができる。一方、ローカルに配布された場合には、ID番号(140)が存在してよい。しかしそのような情報を追加するには、ローカルの施設でQRコード(135)をスキャンすることにより、ユーザ名とアドレスとを追加してよい。上記のように、追加の任意の情報は、施設で、又は、ウェブリンクにアクセスすることで、追加されてよい。当業者は、他の初期化及び更新手順が可能であってよいことを理解することである。上記の例は、単に、そのような手順がどのように実行できるかの例示的な方法を示す。例として、ID番号(140)の可視性は、ユーザのプライバシーを保護するために、IDを隠し、コーディングし、暗号化し、及び/又は同様に管理することによって、制御可能であってよい。さらに、ID番号は、リストバンドとは別にユーザに提供されてよい。及び/又は、オンラインアクセスが(ユーザにより明確化が要求された場合に、可能であれば電話番号を伴って)、初期化及び/又は一層の使用のために提供されてよい。
【0029】
例として、各パンデミックリストバンドは、内蔵されたリストバンドプロセッサ及びメモリにダウンロードされた、人の名前、アドレス(住所)、固有のID番号を有する。受領後、各人は、COVID-19(又は他のパンデミック疾患(感染疾病))に感染した場合に、特に反応がない場合に、オンラインの状態になることができ、命を救うのに役立つ適切な情報を追加することができる。電話番号、医学的問題、アレルギー、以前に検査が陽性であったか否か、投薬、緊急時の連絡先、家族の人数、ペット、保険、職業などの情報は任意であり、着け手を救い、家族又は緊急時の連絡先に知らせるのに役立つ。言い換えれば、個人が提供しようとする情報のみが、ID番号でダウンロードされる。そのような情報はその後、パンデミックリストバンドに送られ、仮に携帯電話を使用した場合に生じるような、プライバシーリスクを伴うことなくQRコード(135)にエンコードされる。
【0030】
図2は、本開示の一実施形態によるデジタル追跡装置(200)の例示的なブロック図を示す。デジタル追跡装置(200)は、(コンピューティング装置の)プロセッサ又はコントローラ(210)と、無線通信モジュール(220)と、GPSモジュール(230)と、アンテナモジュール(240)と、ディスプレイモジュール(250)と、バッテリ管理モジュール(260)と、センサモジュール(270)とを含む。プロセッサ(210)は、図では単一のモジュールとして示されているが、1つ以上のプロセッサ及びメモリを含んでよく、概括的に、種々の他のモジュールと通信し、制御信号及びコマンド信号を供給することによって、装置の機能性を制御してよい。例として、コントローラ/プロセッサ(210)を実施する際に、ARM(登録商標)Cortex(登録商標)-Mクラスのマイクロプロセッサを使用してよいが、他のタイプのマイクロプロセッサも当業者であれば想定してよい。
【0031】
例えば、先に
図1に示した可視インジケータ(115)及び/又は(120)の作動及び/又は停止を可能にするリポジトリ又は他の任意のリモート位置と、装置(200)との通信は、無線通信モジュール(220)を介して行われる。例として、データの転送は、符号分割多元接続(CDMA)、又はグローバル移動体通信システム(Global System for Mobiles (GSM))ネットワークで、伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP)通信を介して行ってよい。デジタル追跡装置の距離と位置とによっては、Wi-Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)などの他の無線プロトコルも実施されてよい。
【0032】
所望であれば、
図2のデジタル追跡装置(200)は、他の装置と接続されてよい。
図3は、
図2の無線通信モジュール(220)の例示的な実施を示し、ここでは(320)として示される。これは、CDMAモジュール(321)と、GSMモジュール(322)と、Bluetooth(登録商標)モジュール(323)と、Wi-Fi(登録商標)モジュール(324)とを含む。用途及び要件に応じて、1つ以上の無線モジュール(321,...,324)がデジタル追跡装置の一部として実施されてよい。このようなモジュールは、単一のチップセット、又は複数の無線チップセットに内蔵(集積)されてよい。そのような接続性が望まれる場合に、それは、これまで論じたプライバシーの懸念及び問題を十分に重視するものとすることを、当業者は理解することである。
【0033】
再び
図2を参照すると、デジタル追跡装置の位置は、全地球測位システム(GPS)モジュール(230)によって追跡される。アンテナモジュール(240)は、GPSモジュール(230)と結合された1つ以上のアンテナと、データ送信及び受信の目的のための
図3の1つ以上のモジュール(321,...,324)とを含んでよい。本開示の教示によれば、
図2のディスプレイモジュール(250)は、その1つの具体的な実施形態が
図1に図示されて説明される。これは、発光ダイオード(LED)、有機発光ダイオード(OLED)、E-ink(登録商標)、従来の液晶ディスプレイ(LCD)、シャープ社製メモリLCD、微小電気機械システム(MEMS)、又はソフトスクリーンのうちの1つ以上を含んでよい。当業者であれば、
図2のディスプレイモジュール(250)を実施する際に、他のディスプレイ技術も考慮されてよいことを理解することである。
【0034】
引き続き
図2を参照すると、リストバンドが病院のバンドのように切断する時点まで永久的にロックされているか、さもなければ、取り外し可能であるかに依存して、バッテリ管理モジュール(260)は、デジタル追跡装置(200)内の様々な電子モジュールに必要な電力を供給する。
図4は、ここで(460)と表されるバッテリ管理モジュール(260)の例示的な実施を示し、これは、バッテリ(461)と、電圧調整器(462)と、充電器(463)とを含む、バッテリ(461)の電圧は、電圧調整器(462)によって調整され、他の電子モジュールに結合された出力(OUT)で、調整された供給電圧を生成する。例えば、ラップトップなどのUSB接続を有する装置に接続可能なミニUSB接続を介して、バッテリ充電器(463)は入力(IN)を受信する。また、別の実施形態でバッテリ充電器(463)は、壁プラグ接続されてよい。バッテリ(461)は、例えば、リチウムイオン及びリチウムポリマーバッテリを含んでよい。電圧調整器(462)は、例えば、低ドロップアウト(LDO)調整器を含んでよい。
【0035】
図5は、装置の時計面(510)のレイアウト例を示す図である。時計面(510)は、QRコードと識別情報(番号、名前など)とを表示するディスプレイスクリーン(550)を含むことができる。さらに、赤インジケータライト(515)と緑インジケータライト(520)とが、時計面(510)に存在する。いくつかの実施形態では、ライトは、少なくとも赤と緑との間で色を変化させることができる単一の光(ライト)に結合される。ライトは、例えば、発光ダイオード又は他の類似の小型の照明装置(光源)によって供給されてよい。ライトは、カラーライト、又はカラーフィルターを通して表示される白ライトであってよい。いくつかの実施形態では、ライトは、ディスプレイスクリーン(550)上に示される仮想光である。時計面(510)の領域(560)は、ウェブサイト情報、識別ロゴ、又は時計を提供する事業者(組織)に特有のデザインなど、他の情報を表示するために取っておいてよい。情報は、時計面(510)上に描画又はエッチングされてよく、又は、メインデジタルスクリーン(550)とは別個に、又はその一部として、デジタルスクリーン上に示されてよい。情報がデジタルスクリーン上にある実施形態では、赤インジケータライトの作動によって、情報の表示をトリガーしてよい。チャームループ孔(505)は、時計面(510)に配置されてよい。いくつかの実施形態で、孔(505)は、時計面の斜角になった部分(506)にある。
図5に提供されるレイアウトは、単なる一例であり、種々の部分(505,506,515,520,550,560)は、種々の構造で、異なる相対的なサイズ及び形状に配置されてよい。
【0036】
本開示の一実施形態はデジタルディスプレイスクリーンを使用して示されているが、本開示の別の実施形態は、必ずしもデジタルスクリーンの一部ではないものとして、インジケータライト(ライトインジケータ)(上述と同じ機能を有する)と、QRコードとを使用しても可能である。さらに、追加的な実施形態が提供されてよく、これは、単一のインジケータライトが存在し、点灯されて、継続的な(solid)又は点滅の赤色又は緑色を示す能力を有するものであってよい。
【0037】
図1及び
図2を参照すると、開示されるデジタル装置(200)は、主にCOVID (及び他のパンデミック)の予防、追跡及びパスポートの目的のために使用される。しかしながら、限定されないが、スマートウォッチ、フィットネストラッカー、及び健康モニタリング装置に見られる機能に含まれる機能もやはり、構成の一部として実施されてよいことを、当業者は理解することである。従って、任意には、将来の技術的改良に沿って、センサモジュール(270)は、潜在的に以下のものを含んでよいが、ただし必然的なものではない。即ち、
a)心拍数及び酸素飽和レベルセンサ;
b)加速度センサなどの運動センサ、ジャイロスコープセンサ、地磁気センサ、及び大気圧センサ;
c)グルコースセンサ、血圧センサ、ECGセンサ、EMGセンサ、温度センサ及び脳波センサなどの、追加のバイオセンサ;及び/又は
d)温度及び湿度センサ、ガスセンサ、PHセンサ、紫外線センサ、周囲光センサ、ちり粒子センサ、及び圧力センサを含んでよい。
開示されたデジタル追跡装置の主な用途に影響を与えることなく、1つ以上のそのようなセンサを含めることにより、装置の使用法及び用途を広げることが理解される。
【0038】
次に、本開示の概括的な教示の方を述べると、ユーザが提供しない唯一の情報は、その名前及びアドレス(住所)であることに留意するものとする。他の全ての情報は、ユーザの裁量と制御とで提供されてよく、また、時間的に変更されてよい。このようにして、あらゆるプライバシーの懸念は、ユーザごとに適切に対処及びカスタマイズされる。
【0039】
本出願で説明した探知、追跡及び連絡システムの有効性が、パンデミックリストバンドを身に着けるユーザの数の関数であることを考えると、そのようなリストバンドの使用は、地方及び/又は連邦当局がそれを要望する場合には、COVID-19(又は他の種類のパンデミック)検査が実施される前に必須とされることが可能である。
【0040】
本開示の教示は、フェーズ4(即ち、シャットダウンが解除される時期に)の中で助けとなり、免疫を表示するように探知、追跡、連絡及びパスポート表示を通してパンデミックに助けとなるために、州全体、国全体、及び世界規模の調整された計画の使用を可能にする。本開示による装置は、等しく全ての人に行き届くように構成され、等しく優先的な検査を与えることができるので、全ての人を支援する、差別のない方法を提供する。
【0041】
本開示のいくつかの部分で既に述べたように、現在、本パンデミックリストバンドの使用はCOVID-19に関して目標とされているが、当業者は、リストバンドが任意の種類のパンデミックに使用できることを理解することである。
【手続補正書】
【提出日】2022-10-31
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置であって、
スキャンした場合にユーザの情報を明示するように構成されたQRコードと、第1インジケータライトと、第2インジケータライトとを含む本体と、
前記本体の中にあり、コンピューティング装置の装置位置を送信するように構成されている位置トラッカーと、
前記本体の中にあり、情報を処理し、情報を無線で受信するように構成されているプロセッサ
であり、前記情報は、i)前記位置トラッカーにより送信された前記装置位置に基づいて、パンデミック疾患に前記ユーザが曝されたことと、ii)前記パンデミック疾患からの前記ユーザの回復と、iii)前記パンデミック疾患に対する前記ユーザのワクチン接種とに関する、プロセッサと、
前記プロセッサに接続され、前記第1インジケータライトと前記第2インジケータライトとに対してリモートで自動的な作動を行う無線通信モジュールと、
前記本体に結合されているリストバンドとを備え、
前記コンピューティング装置は、
i)
前記ユーザが
前記パンデミック疾患に曝された場合に、前記プロセッサを介して前記第1インジケータライトを点灯させ、
ii)
前記パンデミック疾患から前記ユーザが回復した場合、又は前記パンデミック疾患に対して前記ユーザがワクチン接種を受けた場合に、前記プロセッサを介して前記第2インジケータライトを点灯させるように構成されている、
ウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項2】
前記第1インジケータライトは赤ライトである、請求項1
記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項3】
前記第2インジケータライトは緑ライトである、請求項
2記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項4】
前記コンピューティング装置は、ディスプレイスクリーンを含み、前記ディスプレイスクリーンは、前記ユーザに対して1つ以上のウェブリンクを表示するように構成されている、請求項
3記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項5】
前記第1インジケータライトの作動が生じたときに、1つ以上の前記ウェブリンクが前記ユーザに示される、請求項
4記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項6】
前記リストバンドはロックリストバンドである、請求項1
記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項7】
防水装置である、請求項1
記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項8】
前記QRコードは、前記QRコードのスキャン時に、前記ユーザの名前及びアドレスを表して示すように構成されている、請求項1
記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項9】
前記QRコードはさらに、前記QRコードのスキャン時に、追加的ユーザ情報を表して示すように構成され、前記追加的ユーザ情報は、前記ユーザにより初期起動時に直接挿入され、後に必要に応じて追加又は編集されている、請求項
8記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項10】
前記本体は1つ以上の孔を含み、1つ以上の前記孔は、前記ユーザにより挿入可能なチャームを支持する、請求項1
記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項11】
前記位置トラッカーは、全地球測位システム(GPS)位置トラッカーである、請求項1
記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項12】
装置は、前記プロセッサを介して、前記コンピューティング装置のユーザの識別番号を示すユーザ制御区間を、デジタルスクリーンに示すように構成されている、請求項1
記載のウェアラブルコンピューティング医療追跡及びパスポート装置。
【請求項13】
ウェアラブルコンピューティング
追跡及びパスポート装置であって、
インジケータライトとQRコードとを含む本体
であり、前記QRコードはスキャンした場合にユーザの情報を明示するように構成されている、本体と、
前記本体の中にあり、コンピューティング装置の装置位置を送信するように構成されている位置トラッカーと、
前記本体の中にあり、情報を処理し、情報を無線で受信するように構成されているプロセッサ
であり、前記情報は、i)前記位置トラッカーにより送信された前記装置位置に基づいて、パンデミック疾患に前記ユーザが曝されたことと、ii)前記パンデミック疾患からの前記ユーザの回復と、iii)前記ユーザのワクチン接種とに関する、プロセッサと、
前記プロセッサに接続され、前記インジケータライトに対してリモートで自動的な作動を行う無線通信モジュールとを備え、
前記コンピューティング装置は、
前記ユーザが
前記パンデミック疾患に曝された場合に、前記プロセッサを介して前記インジケータライトを第1色で点灯させ、
前記パンデミック疾患から前記ユーザが回復した場合、又は前記ユーザのワクチン接種の後に、前記プロセッサを介して前記インジケータライトを第2色で点灯させるように構成されている、
ウェアラブルコンピューティング
追跡及びパスポート装置。
【請求項14】
前記第1色は赤であり、前記第2色は緑である、請求項
13記載のウェアラブルコンピューティング
追跡及びパスポート装置。
【請求項15】
前記第1色での前記インジケータライトの照明が
、優先的な検査を表示するために点滅する
ように構成されている、請求項
13記載のウェアラブルコンピューティング
追跡及びパスポート装置。
【請求項16】
前記インジケータライトは、
前記第1色で点灯されるように構成されている第1インジケータライトと、
前記第2色で点灯されるように構成されている第2インジケータライトとを含む、請求項
13記載のウェアラブルコンピューティング
追跡及びパスポート装置。
【請求項17】
ウェアラブルコンピューティング追跡及びパスポート装置であって、
スキャンした場合にユーザの情報を明示するように構成されたQRコードと、第1インジケータライトと、第2インジケータライトとを含む本体と、
前記本体の中にあり、コンピューティング装置の装置位置を送信するように構成されている位置トラッカーと、
前記本体の中にあり、情報を処理し、情報を無線で受信するように構成されているプロセッサであり、前記情報は、i)前記位置トラッカーにより送信された前記装置位置に基づいて、ある条件に前記ユーザが曝されたことと、ii)前記ユーザが前記条件から外れることとに関する、プロセッサと、
前記プロセッサに接続され、前記第1インジケータライトと前記第2インジケータライトとに対してリモートで自動的な作動を行う無線通信モジュールと、
前記本体に結合されているリストバンドとを備え、
前記コンピューティング装置は、
i)前記ユーザが前記条件に曝された場合に、前記プロセッサを介して前記第1インジケータライトを点灯させ、
ii)前記ユーザが前記条件から外れた場合に、前記プロセッサを介して前記第2インジケータライトを点灯させるように構成されている、
ウェアラブルコンピューティング追跡及びパスポート装置。
【請求項18】
ウェアラブルコンピューティング装置であって、
インジケータライトとQRコードとを含む本体であり、前記QRコードはスキャンした場合にユーザの情報を明示するように構成されている、本体と、
前記本体の中にあり、コンピューティング装置の装置位置を送信するように構成されている位置トラッカーと、
前記本体の中にあり、情報を処理し、情報を無線で受信するように構成されているプロセッサであり、前記情報は、i)前記位置トラッカーにより送信された前記装置位置に基づいて、パンデミック疾患に前記ユーザが曝されたことと、ii)優先的な検査について前記ユーザでの必要性と、iii)前記パンデミック疾患に関して前記ユーザが検査で陽性であることとに関する、プロセッサと、
前記プロセッサに接続され、前記インジケータライトに対してリモートで自動的な作動を行う無線通信モジュールとを備え、
前記コンピューティング装置は、
優先的な検査を前記ユーザが必要とする場合に、前記プロセッサを介して前記インジケータライトを第1パターンで点灯させ、
前記パンデミック疾患に関して前記ユーザが検査で陽性である場合に、前記プロセッサを介して前記インジケータライトを第2パターンで点灯させるように構成されている、
ウェアラブルコンピューティング装置。
【請求項19】
前記第1パターンは点滅するライトであり、前記第2パターンは継続的なライトである、請求項18記載のウェアラブルコンピューティング装置。
【請求項20】
前記第1パターンは点滅する赤ライトであり、前記第2パターンは継続的な赤ライトである、請求項19記載のウェアラブルコンピューティング装置。
【国際調査報告】