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特表2023-522759動画ファイルの処理方法、装置、電子機器及びコンピュータ記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-05-31
(54)【発明の名称】動画ファイルの処理方法、装置、電子機器及びコンピュータ記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04L 51/10 20220101AFI20230524BHJP
   H04N 21/435 20110101ALI20230524BHJP
   H04N 21/431 20110101ALI20230524BHJP
【FI】
H04L51/10
H04N21/435
H04N21/431
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022564729
(86)(22)【出願日】2021-08-31
(85)【翻訳文提出日】2022-10-25
(86)【国際出願番号】 CN2021115733
(87)【国際公開番号】W WO2022052838
(87)【国際公開日】2022-03-17
(31)【優先権主張番号】202010943738.7
(32)【優先日】2020-09-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WINDOWS MOBILE
2.ANDROID
3.JAVA
4.SMALLTALK
5.Palm
6.iOS
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】王 星懿
(72)【発明者】
【氏名】范 嘉佳
【テーマコード(参考)】
5C164
【Fターム(参考)】
5C164FA06
5C164MB01S
5C164UB10P
5C164UB26S
5C164UB92P
(57)【要約】
本開示は動画ファイルの処理方法、装置、電子機器及びコンピュータ可読記憶媒体を提供し、動画処理分野に関する。該方法は、元動画ファイルに対する所定の第1編集インタフェースにおいて、所定の第1インタラクティブ機能に対するトリガ命令を受信したとき、所定の第2編集インタフェースを表示するステップであって、前記第2編集インタフェースは所定のインタラクティブラベルを含むステップと、前記インタラクティブラベルにおいて編集者により決定されたインタラクティブ対象の第1識別情報を受信し、前記第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得るステップと、前記編集者により開始される編集完了命令を受信したとき、前記インタラクティブラベルを含む目標動画ファイルを生成し、前記目標動画ファイルを投稿するステップと、を含む。本開示はユーザが友人とインタラクションするときのインタラクティブ感を強化し、それにより友人間の社会的浸透及びインタラクションフィードバック率を向上させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
元動画ファイルに対する所定の第1編集インタフェースにおいて、所定の第1インタラクティブ機能に対するトリガ命令を受信したとき、所定の第2編集インタフェースを表示するステップであって、前記第2編集インタフェースは所定のインタラクティブラベルを含むステップと、
前記インタラクティブラベルにおいて編集者により決定されたインタラクティブ対象の第1識別情報を受信し、前記第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得るステップと、
前記編集者により開始される編集完了命令を受信したとき、前記インタラクティブラベルを含む目標動画ファイルを生成し、前記目標動画ファイルを投稿するステップと、を含むことを特徴とする、動画ファイルの処理方法。
【請求項2】
前記第2編集インタフェースは所定の識別情報リストを含み、前記識別情報リストは少なくとも1つのインタラクティブ対象の識別情報を含み、
前記インタラクティブラベルにおいて編集者により決定されたインタラクティブ対象の第1識別情報を受信し、前記第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得る前記ステップは、
前記識別情報リストにおける任意の識別情報に対する選択命令を受信するステップと、
インタラクティブラベルを生成する生成命令を受信したとき、前記任意の識別情報を含むインタラクティブラベルを生成するステップと、を含むことを特徴とする、請求項1に記載の動画ファイルの処理方法。
【請求項3】
前記インタラクティブラベルは所定の第1テキストボックスを含み、
前記インタラクティブラベルにおいて編集者により決定されたインタラクティブ対象の第1識別情報を受信し、前記第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得る前記ステップは、
前記第1テキストボックスに入力された識別情報を受信するステップと、
インタラクティブラベルを生成する生成命令を受信したとき、前記入力された識別情報を含むインタラクティブラベルを生成するステップと、を含むことを特徴とする、請求項1に記載の動画ファイルの処理方法。
【請求項4】
再生者により開始される前記目標動画ファイルに対する再生命令を受信したとき、前記目標動画ファイル及び前記再生者の第2識別情報を取得するステップと、
前記第2識別情報が前記第1識別情報と同じである場合、前記目標動画ファイルを再生する際に、前記インタラクティブラベルにおいて前記第1識別情報、及び所定の第2インタラクティブ機能の第2アラート情報を表示するステップと、
前記再生者により開始される前記第2アラート情報に対するタップ命令を受信したとき、所定の第2テキストボックスを表示するステップと、
前記第2テキストボックスに入力されたインタラクティブ情報を受信するステップと、
確認命令を受信したとき、更新後のインタラクティブラベルを表示するステップであって、前記更新後のインタラクティブラベルは前記インタラクティブ情報を含むステップと、をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の動画ファイルの処理方法。
【請求項5】
第2識別情報が前記第1識別情報と同じでなく、且つ前記編集者の第3識別情報と同じである場合、前記目標動画ファイルを再生する際に、前記インタラクティブラベルにおいて前記第1識別情報、及び所定の第3アラート情報を表示するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の動画ファイルの処理方法。
【請求項6】
第2識別情報が前記第1識別情報、前記編集者の第3識別情報の両方とも同じでない場合、前記目標動画ファイルを再生する際に、前記インタラクティブラベルにおいて前記第1識別情報、及び前記第1識別情報に対応する関連情報をチェックするためのデータインタフェースを表示するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の動画ファイルの処理方法。
【請求項7】
前記トリガ命令は、
前記第1編集インタフェースにおいて前記元動画ファイルに対する顔認識を成功させる方式、
又は、
前記編集者が前記第1編集インタフェースでの前記第1インタラクティブ機能に対応する仮想ボタンをトリガする方式で、生成されることを特徴とする、請求項1に記載の動画ファイルの処理方法。
【請求項8】
元動画ファイルに対する所定の第1編集インタフェースにおいて、所定の第1インタラクティブ機能に対するトリガ命令を受信したとき、所定の第2編集インタフェースを表示するための第1処理モジュールであって、前記第2編集インタフェースは所定のインタラクティブラベルを含む第1処理モジュールと、
前記インタラクティブラベルにおいて編集者により決定されたインタラクティブ対象の第1識別情報を受信し、前記第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得るための第2処理モジュールと、
前記編集者により開始される編集完了命令を受信したとき、前記インタラクティブラベルを含む目標動画ファイルを生成し、前記目標動画ファイルを投稿するための第3処理モジュールと、を含むことを特徴とする、動画ファイルの処理装置。
【請求項9】
プロセッサ、メモリ及びバスを含み、
前記バスは、前記プロセッサと前記メモリを接続するために用いられ、
前記メモリは、操作命令を記憶するために用いられ、
前記プロセッサは、前記操作命令を呼び出すことで、上記請求項1から7のいずれか1項に記載の動画ファイルの処理方法を実行するために用いられることを特徴とする、電子機器。
【請求項10】
コンピュータ上で実行されると、コンピュータが上記請求項1から7のいずれか1項に記載の動画ファイルの処理方法を実行できるコンピュータ命令を記憶するために用いられることを特徴とする、コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本願は、2020年9月9日に提出された、出願番号202010943738.7、発明の名称「動画ファイルの処理方法、装置、電子機器及びコンピュータ可読記憶媒体」の中国特許出願の優先権を主張し、その全文が参照によって本願に組み込まれる。
[技術分野]
本開示は動画処理の技術分野に関し、具体的には、本開示は動画ファイルの処理方法、装置、電子機器及びコンピュータ可読記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
日常生活において、ユーザは動画アプリケーションで動画を視聴でき、アプリケーションは通常、コメント欄又は伝言欄が設けられ、ユーザはコメント欄又は伝言欄にコメント又は伝言を発表できる以外に、@(アット)の方式で他のユーザとインタラクションすることもできる。
【0003】
例えば、ユーザAがコメント欄で@ユーザBにアットし、ユーザBに伝言を残すと、システムはユーザBにアラートし、ユーザBはアラートに応じてコメント欄に移行して伝言をチェックすることができ、又は、コメント欄をチェックしないまま、システムはユーザAの伝言をユーザBに個別にプッシュする。
【0004】
しかし、上記インタラクション方式には以下の問題がある。
1)ユーザ同士のインタラクションはコメント欄で行わなければならず、インタラクティブ感が弱い。
2)ユーザ同士はインタラクションが取れない。
【0005】
したがって、動画視聴時にユーザ間のインタラクティブ感が弱いという問題を解決するための動画処理方法が早急に求められている。
【発明の概要】
【0006】
該発明の概要部分は簡潔な形で構想を説明するために提供され、これらの構想は後述の発明を実施するための形態部分で詳細に記載される。該発明の概要部分は特許出願される技術的解決手段の重要な特徴又は必要な特徴を識別するためのものではなく、特許出願される技術的解決手段の範囲を限定するためのものでもない。
【0007】
本開示は動画ファイルの処理方法、装置、電子機器及びコンピュータ可読記憶媒体を提供し、動画視聴時にユーザ間のインタラクティブ感が弱いという問題を解決することができる。前記技術的解決手段は以下のとおりである。
【0008】
第1態様において、
元動画ファイルに対する所定の第1編集インタフェースにおいて、所定の第1インタラクティブ機能に対するトリガ命令を受信したとき、所定の第2編集インタフェースを表示するステップであって、前記第2編集インタフェースは所定のインタラクティブラベルを含むステップと、
前記インタラクティブラベルにおいて編集者により決定されたインタラクティブ対象の第1識別情報を受信し、前記第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得るステップと、
前記編集者により開始される編集完了命令を受信したとき、前記インタラクティブラベルを含む目標動画ファイルを生成し、前記目標動画ファイルを投稿するステップと、を含む動画ファイルの処理方法を提供する。
【0009】
第2態様において、
元動画ファイルに対する所定の第1編集インタフェースにおいて、所定の第1インタラクティブ機能に対するトリガ命令を受信したとき、所定の第2編集インタフェースを表示するための第1処理モジュールであって、前記第2編集インタフェースは所定のインタラクティブラベルを含む第1処理モジュールと、
前記インタラクティブラベルにおいて編集者により決定されたインタラクティブ対象の第1識別情報を受信し、前記第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得るための第2処理モジュールと、
前記編集者により開始される編集完了命令を受信したとき、前記インタラクティブラベルを含む目標動画ファイルを生成し、前記目標動画ファイルを投稿するための第3処理モジュールと、を含む動画ファイルの処理装置を提供する。
【0010】
第3態様において、
プロセッサ、メモリ及びバスを含み、
前記バスは、前記プロセッサと前記メモリを接続するために用いられ、
前記メモリは、操作命令を記憶するために用いられ、
前記プロセッサは、前記操作命令、実行可能命令を呼び出すことで、本開示の第1態様に示す動画ファイルの処理方法に対応する操作を実行するために用いられる電子機器を提供する。
【0011】
第4態様において、プロセッサにより実行されるときに本開示の第1態様に示す動画ファイルの処理方法を実現するコンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0012】
本開示で提供される技術的解決手段は以下の有益な効果を奏する。
【0013】
元動画ファイルに対する所定の第1編集インタフェースにおいて、所定の第1インタラクティブ機能に対するトリガ命令を受信したとき、所定の第2編集インタフェースを表示し、前記第2編集インタフェースは所定のインタラクティブラベルを含み、前記インタラクティブラベルにおいて編集者により決定されたインタラクティブ対象の第1識別情報を受信し、前記第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得、そして前記編集者により開始される編集完了命令を受信したとき、前記インタラクティブラベルを含む目標動画ファイルを生成し、前記目標動画ファイルを投稿する。こうして、編集者が動画ファイルを編集する過程で、編集者は動画ファイルにおいてインタラクティブラベルの形式でインタラクティブ対象とインタラクションすることができ、コメント欄でインタラクションを行う従来の方式に比べ、ユーザが友人とインタラクションするときのインタラクティブ感が強化され、それにより友人間の社会的浸透及びインタラクションフィードバック率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図面と関連付けて以下の具体的な実施形態を参照することにより、本開示の各実施例の上記の及び他の特徴、利点及び態様はより明確になる。図面全体にわたって、同じ又は類似する図面符号は同じ又は類似する要素を表す。図面は例示的なものであり、実部品と要素は必ずしも比例に従って描いたものではないことを理解すべきである。
図1】本開示の1つの実施例により提供される動画ファイルの処理方法のフローチャートである。
図2】本開示の別の実施例により提供される動画ファイルの処理方法のフローチャートである。
図3】本開示における第1編集インタフェースの模式図である。
図4A】本開示における第2編集インタフェースにおいてインタラクティブラベルを編集するインタフェース模式図1である。
図4B】本開示における第2編集インタフェースにおいてインタラクティブラベルを編集するインタフェース模式図1である。
図4C】本開示における第2編集インタフェースにおいてインタラクティブラベルを編集するインタフェース模式図1である。
図5A】本開示における第2編集インタフェースにおいてインタラクティブラベルを編集するインタフェース模式図2である。
図5B】本開示における第2編集インタフェースにおいてインタラクティブラベルを編集するインタフェース模式図2である。
図5C】本開示における第2編集インタフェースにおいてインタラクティブラベルを編集するインタフェース模式図2である。
図6】本開示においてインタラクティブ対象が目標動画ファイルを再生するときの再生インタフェース模式図である。
図7】本開示においてインタラクティブ対象が第2アラート情報をタップした後の再生インタフェース模式図である。
図8】本開示において編集者が目標動画ファイルを再生するときの再生インタフェース模式図である。
図9】本開示において他のユーザが目標動画ファイルを再生するときの再生インタフェース模式図である。
図10】本開示において任意のユーザが更新後の目標動画ファイルを再生するときの再生インタフェース模式図である。
図11】本開示のさらに別の実施例により提供される動画ファイルの処理装置の構成図である。
図12】本開示のさらに別の実施例により提供される動画ファイルを処理する電子機器の構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図面を参照しながら本開示の実施例をより詳細に説明する。図面において本開示のいくつかの実施例を示したが、本開示は様々な形で実現でき、且つここで説明される実施例に限定されるものと解すべきでなく、むしろ、これらの実施例は本開示をより徹底的且つ完全に理解する目的で提供されるものであることを理解すべきである。本開示の図面及び実施例は例示するためのものに過ぎず、本開示の保護範囲を限定するためのものではないことを理解すべきである。
【0016】
本開示の方法の実施形態に記載の各ステップは異なる順序で実行してもよく、及び/又は並行して実行してもよいことを理解すべきである。また、方法の実施形態は付加的なステップを含んでもよく、及び/又は示されるステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲はこの点で限定されない。
【0017】
本明細書で使用される用語「含む」及びその変形は非排他的に含むことを意味し、即ち「含むが、それ(ら)に限定されない」ことを意味する。用語「に基づく」とは「に少なくとも部分的に基づく」ことを意味する。用語「1つの実施例」は「少なくとも1つの実施例」を表し、用語「別の実施例」は「少なくとも1つの別の実施例」を表し、用語「いくつかの実施例」は「少なくともいくつかの実施例」を表す。他の用語の関連定義は後述で説明される。
【0018】
なお、本開示で言及した「第1」、「第2」等の概念は異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためのものに過ぎず、これらの装置、モジュール又はユニットが必ず異なる装置、モジュール又はユニットであると限定ためのではなく、これらの装置、モジュール又はユニットにより実行される機能の順序又は互いの依存関係を限定するためのものでもないことに注意されたい。
【0019】
なお、本開示で言及した「1つの」、「複数の」という修飾は限定的なものでなく、例示的なものであることに注意されたい。当業者であれば、特に断らない限り、「1つ又は複数の」と理解すべきである。
【0020】
本開示の実施形態における複数の装置間で交換されるメッセージ又は情報の名称は説明するためのものに過ぎず、これらのメッセージ又は情報の範囲を限定するためのものではない。
【0021】
本開示で提供される動画ファイルの処理方法、装置、電子機器及びコンピュータ可読記憶媒体は、従来技術の上記技術的課題を解決するためのものである。
【0022】
以下、具体的な実施例により、本開示の技術的解決手段及び本開示の技術的解決手段がどのように上記技術的課題を解決するかについて詳細に説明する。下記いくつかの具体的な実施例は互いに組み合わせることができ、同じ又は類似する概念又は手順は何らかの実施例において説明を省略する場合がある。以下、図面を参照しながら、本開示の実施例を説明する。
【0023】
1つの実施例では動画ファイルの処理方法を提供し、図1に示すように、該方法は以下を含む。
【0024】
ステップS101で、元動画ファイルに対する所定の第1編集インタフェースにおいて、所定の第1インタラクティブ機能に対するトリガ命令を受信したとき、所定の第2編集インタフェースを表示し、第2編集インタフェースは所定のインタラクティブラベルを含む。
【0025】
本開示の実施例では、端末に動画ファイルを再生し、動画ファイルを編集するためのアプリケーションクライアントがインストールされており、それに応じて、アプリケーションクライアントに動画ファイルを再生するための少なくとも1つの再生インタフェース、及び動画ファイルを編集するための少なくとも1つの編集インタフェースが予め設定されている。
【0026】
説明すべきことは、動画ファイルの再生及び動画ファイルの編集は同じアプリケーションクライアントで行ってもよく、異なるアプリケーションクライアントで行ってもよく、実用において実際の必要に応じて設定することができ、本開示の実施例はこれを限定しない点である。
【0027】
さらに、元動画ファイルは編集者により撮影してできあがった動画ファイルであってもよい。実用において、編集者はアプリケーションクライアントの各編集インタフェースにおいて元動画ファイルを編集し、編集済みの動画ファイルを得、続いて編集済みの動画ファイルをサーバにアップロードし、それにより他人と共有することができ、また、編集せずに元動画ファイルをそのままサーバにアップロードし、それにより他人と共有することもできる。
【0028】
具体的には、編集者は所定の第1編集インタフェースを開き、続いて元動画ファイルを導入して元動画ファイルを編集する。インタラクティブ機能は「@」機能、例えば、編集者が@対象として自分の友人にアットする機能であってもよい。
【0029】
アプリケーションクライアントは、第1インタラクティブ機能に対するトリガ命令を受信すると、所定の第2編集インタフェースを表示することができ、第2編集インタフェースは所定のインタラクティブラベルを含む。編集者はインタラクティブラベルにおいてインタラクティブ対象の識別情報を編集することができる。
【0030】
ステップS102で、インタラクティブラベルにおいて編集者により決定されたインタラクティブ対象の第1識別情報を受信し、第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得る。
【0031】
第2編集インタフェースにおいて、編集者はインタラクティブ対象の第1識別情報を決定し、それにより第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得ることができる。例えば、インタラクティブ機能が@友人にアットする機能である場合、第1インタラクティブ機能に対応するインタラクティブ対象は編集者Aが@対象としてアットした友人Bとなり、第1識別情報はBのID(Identity document,身分情報)となり、それにより、BのIDを含むインタラクティブラベルが得られ、該インタラクティブラベルは動画ファイル再生時に動画画像に表示されてもよい。
【0032】
ステップS103で、編集者により開始される編集完了命令を受信したとき、インタラクティブラベルを含む目標動画ファイルを生成し、前記目標動画ファイルを投稿する。
【0033】
編集インタフェースには目標動画ファイルを生成するための仮想ボタンが予め設定されてもよく、編集者が該仮想ボタンをタップし、編集完了命令をトリガすると、アプリケーションクライアントは編集完了命令に基づいてインタラクティブラベルを含む目標動画ファイルを生成し、該目標動画ファイルを投稿することができる。
【0034】
本開示の実施例では、元動画ファイルに対する所定の第1編集インタフェースにおいて、第1インタラクティブ機能に対するトリガ命令を受信したとき、所定の第2編集インタフェースを表示し、第2編集インタフェースは所定のインタラクティブラベルを含み、インタラクティブラベルにおいて第1インタラクティブ機能に対応するインタラクティブ対象の第1識別情報を受信し、第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得、そして編集者により開始される編集完了命令を受信したとき、インタラクティブラベルを含む目標動画ファイルを生成し、目標動画ファイルを投稿する。こうして、編集者が動画ファイルを編集する過程で、編集者は動画ファイルにおいてインタラクティブラベルの形式でインタラクティブ対象とインタラクションすることができ、コメント欄でインタラクションを行う従来の方式に比べ、ユーザが友人とインタラクションするときのインタラクティブ感が強化され、それにより友人間の社会的浸透及びインタラクションフィードバック率が向上する。
【0035】
別の実施例では動画ファイルの処理方法を提供し、図2に示すように、該方法は以下を含む。
【0036】
ステップS201で、元動画ファイルに対する所定の第1編集インタフェースにおいて、所定の第1インタラクティブ機能に対するトリガ命令を受信したとき、所定の第2編集インタフェースを表示し、第2編集インタフェースは所定のインタラクティブラベルを含む。
【0037】
本開示の実施例では、端末に動画ファイルを再生し、動画ファイルを編集するためのアプリケーションクライアントがインストールされており、それに応じて、アプリケーションクライアントに動画ファイルを再生するための少なくとも1つの再生インタフェース、及び動画ファイルを編集するための少なくとも1つの編集インタフェースが予め設定されている。端末は以下の特性を有してもよい。
(1)ハードウェアシステムから言えば、機器は中央処理ユニット、メモリ、入力コンポーネント及び出力コンポーネントを備え、つまり、機器は通信機能を備えるマイクロコンピュータ機器であることが多い。また、様々な入力方式、例えばキーボード、マウス、タッチスクリーン、送話器及びカメラ等を備えてもよく、且つ必要に応じて入力を調整することができる。また、機器は様々な出力方式、例えば受話器、表示画面等を備えることが多く、必要に応じて調整することもできる。
(2)ソフトウェアシステムから言えば、機器はオペレーティングシステム、例えばWindows Mobile、Symbian、Palm、Android、iOS等を備える必要がある。また、これらのオペレーティングシステムは益々オーペンになっており、これらのオーペンオペレーティングシステムプラットフォームに基づいて開発されるパーソナライズされたアプリケーション、例えばアドレス帳、カレンダー、メモ帳、計算器及び各種のゲーム等が次々と現れており、パーソナライズされたユーザのニーズをかなりの程度まで満たしている。
(3)通信能力から言えば、機器は柔軟なアクセス方式及び高帯域通信性能を有し、選択するサービス及び存在する環境に応じて、選択する通信方式を自動的に調整することができ、ユーザの使用に便宜を与える。機器はGSM(Global System for Mobile Communication,モバイル通信用グローバルシステム)、WCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access,広帯域符号分割多元接続)、CDMA(Code Division Multiple Access,符号分割多元接続)2000、TDSCDMA(Time Division-Synchronous Code Division Multiple Access,時分割同期符号分割多元接続)、Wi-Fi(Wireless-Fidelity,ワイヤレスフィデリティ)及びWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access,マイクロ波アクセスの世界的な相互運用性)等をサポートすることができ、それにより様々なタイプのネットワークに適応し、音声サービスだけでなく、様々な無線データサービスもサポートする。
(4)機能の使用から言えば、機器はユーザフレンドリ化、パーソナライズ化及び多機能化をより重視する。コンピュータ技術の発展に伴い、機器は「機器中心」のパターンから「ヒューマン中心」のパターンに入り、組み込みコンピューティング、制御技術、人工知能技術及び生体認証技術等を統合し、人間中心の趣旨を十分に体現している。ソフトウェア技術の発展により、機器は個人的ニーズに応じて設定を調整可能になり、パーソナライズ化の程度がさらに高くなる。また、機器そのものは多くのソフトウェアとハードウェアが統合されており、機能も益々強くなっている。
【0038】
説明すべきことは、動画ファイルの再生及び動画ファイルの編集は同じアプリケーションクライアントで行ってもよく、異なるアプリケーションクライアントで行ってもよく、実用において実際の必要に応じて設定することができ、本開示の実施例はこれを限定しない点である。
【0039】
さらに、元動画ファイルは編集者により撮影してできあがった動画ファイルであってもよい。実用において、編集者はアプリケーションクライアントの各編集インタフェースにおいて元動画ファイルを編集し、編集済みの動画ファイルを得、続いて編集済みの動画ファイルをサーバにアップロードし、それにより他人と共有することができ、また、編集せずに元動画ファイルをそのままサーバにアップロードし、それにより他人と共有することもできる。
【0040】
具体的には、編集者は所定の第1編集インタフェースを開き、続いて元動画ファイルを導入して元動画ファイルを編集する。インタラクティブ機能は「@」機能、例えば、編集者が@対象として自分の友人にアットする機能であってもよい。
【0041】
編集者が仮想ボタン302をタップすると、第1インタラクティブ機能に対するトリガ命令が開始され、アプリケーションクライアントはトリガ命令を受信すると所定の第2編集インタフェースを表示することができる。
【0042】
本開示の一好ましい実施例では、トリガ命令は、
第1編集インタフェースにおいて元動画ファイルに対する顔認識を成功させる方式、
又は、
編集者が第1編集インタフェースでの第1インタラクティブ機能に対応する仮想ボタンをトリガする方式で、生成される。
【0043】
具体的には、編集中、アプリケーションクライアントは元動画ファイルに対して顔認識を行うことができ、顔認識に成功すれば、トリガ命令を生成でき、又は、第1編集インタフェースにおいて第1インタラクティブ機能に対応する仮想ボタンが予め設定されており、編集者が該仮想ボタンをタップすると、アプリケーションクライアントはトリガ命令を生成できる。
【0044】
アプリケーションクライアントが元動画ファイルに対して行う顔認識は、まず元動画ファイルを再生し、次に再生された動画画像に対して顔認識を行うか、又は、アプリケーションクライアントがバックグラウンドで元動画ファイルを再生して顔認識を行うようにしてもよい。当然、動画ファイルに対して顔認識を行う他の方法も本開示の実施例に適し、本開示の実施例はこれを限定しない。
【0045】
例えば、編集者は図3に示す第1編集インタフェースにおいて元動画を編集し、アプリケーションクライアントは現在の動画画像に人物画像が存在すると認識すれば、第1編集インタフェースにおいて第1インタラクティブ機能の第1アラート情報301を表示することができ、第1インタラクティブ機能は第1編集インタフェースにおいて仮想ボタン302に対応付けられてもよい。当然、第1編集インタフェースに他の仮想ボタンを予め設定してもよく、実用において実際の必要に応じて設定することができ、本開示の実施例はこれを限定しない。
【0046】
ステップS202で、インタラクティブラベルにおいて編集者により決定されたインタラクティブ対象の第1識別情報を受信し、第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得る。
【0047】
第2編集インタフェースにおいて、編集者はインタラクティブ対象の第1識別情報を決定し、それにより第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得ることができる。例えば、インタラクティブ機能が@友人にアットする機能である場合、第1インタラクティブ機能に対応するインタラクティブ対象は編集者Aが@対象としてアットした友人Bとなり、第1識別情報はBのID(Identity document,身分情報)となり、それにより、BのIDを含むインタラクティブラベルが得られ、該インタラクティブラベルは動画ファイル再生時に動画画像に表示されてもよい。
【0048】
本開示の一好ましい実施例では、第2編集インタフェースは所定の識別情報リストを含み、識別情報リストは少なくとも1つのインタラクティブ対象の識別情報を含み、
インタラクティブラベルにおいて編集者により決定されたインタラクティブ対象の第1識別情報を受信し、第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得るステップは、
識別情報リストにおける任意の識別情報に対する選択命令を受信するステップと、
インタラクティブラベルを生成する生成命令を受信したとき、任意の識別情報を含むインタラクティブラベルを生成するステップと、を含む。
【0049】
具体的には、第2編集インタフェースには所定のインタラクティブラベル及び所定の識別情報リストが含まれてもよく、該識別情報リストには少なくとも1つのインタラクティブ対象の識別情報が含まれる。アプリケーションクライアントは第2編集インタフェースを表示する際に、第2編集インタフェースに所定のインタラクティブラベル及び所定の識別情報リストを表示してもよい。編集者が各識別情報から任意の識別情報を選択すると、該任意の識別情報に対する選択命令が開始され、アプリケーションクライアントは選択命令を受信した後、選択命令に対応する任意の識別情報を所定のインタラクティブラベルに入力し、編集者がインタラクティブラベルの生成を決定したとき、該任意の識別情報を含むインタラクティブラベルを生成する。
【0050】
例えば、図4Aに示す第2編集インタフェースにおいて、所定のインタラクティブラベル401及び識別情報リスト402が表示され、インタラクティブラベルにインタラクティブ機能のインタラクティブ命令「@」が予め設定されている。編集者が識別情報リストにおける「小星星」を選択したとき、アプリケーションクライアントは図4Bに示すように、「小星星」を401に入力する。編集者が右上隅の「完了」をタップすると、インタラクティブラベルを生成する生成命令がトリガされ、アプリケーションクライアントは生成命令を受信した後、図4Cに示すように、「小星星」を含むインタラクティブラベルを生成する。
【0051】
説明すべきことは、第2編集インタフェースにおける識別情報リストは編集者の友人リストであってもよく、編集者が最近連絡した友人であってもよく、又は他のタイプの識別情報リストであってもよく、実用において実際の必要に応じて設定することができ、本開示の実施例はこれを限定しない。
【0052】
さらに、インタラクティブラベルを生成した後、編集者はインタラクティブラベルの様式を交換してもよい。例えば、図4Cに示すインタラクティブラベルにおいて、編集者がインタラクティブラベルをタップすると、インタラクティブラベルの様式を交換することができる。当然、実用において他の方式でインタラクティブラベルの様式を交換することもでき、本開示の実施例はこれも限定しない。
【0053】
本開示の一好ましい実施例では、インタラクティブラベルは所定の第1テキストボックスを含み、
インタラクティブラベルにおいて編集者により決定されたインタラクティブ対象の第1識別情報を受信し、第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得るステップは、
第1テキストボックスに入力された識別情報を受信するステップと、
インタラクティブラベルを生成する生成命令を受信したとき、入力された識別情報を含むインタラクティブラベルを生成するステップと、を含む。
【0054】
具体的には、第2編集インタフェースは所定の第1テキストボックスを含んでもよい。アプリケーションクライアントは第2編集インタフェースを表示する際に、第2編集インタフェースに所定の第1テキストボックスを表示してもよい。編集者は第1テキストボックスにインタラクティブ機能の命令「@」及びインタラクティブ対象の識別情報を直接入力し、続いてインタラクティブラベルの生成を決定すれば、該任意の識別情報を含むインタラクティブラベルを生成することができる。
【0055】
例えば、図5Aに示す第2編集インタフェースにおいて、所定の第1テキストボックス501が表示されており、編集者は図5Bに示すように、第1テキストボックスに「@小星星」を入力してもよく、編集者が右上隅の「完了」をタップすると、インタラクティブラベルを生成する生成命令が開始され、アプリケーションクライアントは生成命令を受信した後、図4Cに示すように、「小星星」を含むインタラクティブラベルを生成する。
【0056】
又は、編集者が第1テキストボックスにインタラクティブ機能の命令(例えば「@」)を入力した後、図5Cに示すように、所定の識別情報リストを表示する。こうして編集者はインタラクティブ対象の識別情報を入力することなく、インタラクティブ対象を直接選択することができ、編集者に便宜を与える。
【0057】
説明すべきことは、インタラクティブ対象は顔認識に対応する対象と同じであってもよく、異なってもよい点である。例えば、元動画ファイルにおいて顔認識に成功した対象はAであり、編集者が@対象としてアットするインタラクティブ対象はAであってもよく、Bであってもよい。
【0058】
そして、インタラクティブラベルには1つのインタラクティブ対象の識別情報が含まれてもよく、例えば編集者は@対象としてA、B、Cの3つのインタラクティブ対象に同時にアットしたように、複数のインタラクティブ対象の識別情報が含まれてもよい。実用において実際の必要に応じて設定することができ、本開示の実施例はこれを限定しない。
【0059】
ステップS203で、編集者により開始される編集完了命令を受信したとき、インタラクティブラベルを含む目標動画ファイルを生成し、目標動画ファイルを投稿する。
【0060】
具体的には、編集インタフェースには目標動画ファイルを生成するための仮想ボタンが予め設定されてもよく、編集者が該仮想ボタンをタップし、編集完了命令をトリガすると、アプリケーションクライアントは編集完了命令に基づいてインタラクティブラベルを含む目標動画ファイルを生成し、該目標動画ファイルを投稿することができる。例えば、編集者が図4Cに示す右下隅の「次へ」をタップすると、編集完了命令がトリガされ、アプリケーションクライアントは該編集完了命令に基づいてインタラクティブラベルを含む目標動画ファイルを生成することができる。
【0061】
アプリケーションクライアントは目標動画ファイルを生成すると、目標動画ファイルを所定のサーバにアップロードして投稿することができる。こうして、いかなるユーザ(目標動画ファイルの編集者を含む)も所定のサーバに該目標動画ファイルを再生する再生要求を送信することで、所定のサーバが該再生要求を受信してから目標動画ファイルを配信するようにし、それにより、該目標動画ファイルの共有を実現することができる。
【0062】
ステップS204で、再生者により開始される目標動画ファイルに対する再生命令を受信したとき、目標動画ファイル及び再生者の第2識別情報を取得する。
【0063】
具体的には、再生者がアプリケーションクライアントの再生インタフェースによって目標動画ファイルを再生する再生命令を開始したとき、アプリケーションクライアントは該再生命令に基づいて再生要求を生成し、該再生要求を所定のサーバに送信して目標動画ファイルを取得すると共に、再生者の第2識別情報を取得することができる。
【0064】
実用において、ユーザはアプリケーションクライアントを使用するとき、1つの対応する識別情報が伴っており、該識別情報はアプリケーションクライアントがユーザに仮割当したものであってもよく、ユーザ自身が登録等の方式で決定したものであってもよい。したがって、本開示の実施例での応用において、再生者がアプリケーションクライアントによって目標動画ファイルを再生するとき、アプリケーションクライアントは所定のサーバから目標動画ファイルを取得できる以外に、再生者の第2識別情報を取得することもできる。
【0065】
ステップS205で、第2識別情報が第1識別情報と同じである場合、目標動画ファイルを再生する際に、インタラクティブラベルにおいて第1識別情報、及び所定の第2インタラクティブ機能の第2アラート情報を表示する。
【0066】
具体的には、取得された第2識別情報が上記第1識別情報と同じである場合、再生者は上記インタラクティブ対象であることが分かり、これにより、目標動画ファイルを再生する際に、再生インタフェースにおいて目標動画ファイルを再生すると共に、インタラクティブラベルを表示し、該インタラクティブラベルはインタラクティブ対象の第1識別情報、及び所定の第2インタラクティブ機能の第2アラート情報を含む。第2インタラクティブ機能は「コメント」機能であってもよく、第2アラート情報はインタラクティブ対象にコメントを促す情報であってもよい。
【0067】
例えば、図6に示す再生インタフェースにおいて、上記方式で再生者が「小星星」であると認識した場合、再生インタフェースにおいて目標動画ファイルの再生及びインタラクティブラベルの表示を行うことができ、インタラクティブラベルには「@小星星」という第1識別情報及び「ここをタップしてコメントする」という第2アラート情報が含まれる。
【0068】
ステップS206で、再生者により開始される第2アラート情報に対するタップ命令を受信したとき、所定の第2テキストボックスを表示する。
【0069】
再生者が該インタラクティブラベルをタップすると、タップ命令が開始され、アプリケーションクライアントは該タップ命令を受信すると所定の第2テキストボックスを表示することができ、該第2テキストボックスはインタラクティブ対象が入力したインタラクティブ情報を受信するために用いられ、また、該第2テキストボックスは編集可能な状態にある。
【0070】
例えば、図7に示す再生インタフェースにおいて、インタラクティブ対象が図6に示す第2アラート情報をタップすると、所定の第2テキストボックス701を表示することができ、該第2テキストボックスは編集可能な状態にある。
【0071】
ステップS207で、第2テキストボックスに入力されたインタラクティブ情報を受信する。
【0072】
第2テキストボックスが表示されると、インタラクティブ対象は第2テキストボックスにインタラクティブ情報を入力することができる。例えば、インタラクティブ対象は第2テキストボックスに「ラララララララララ」のインタラクティブ情報を入力する。
【0073】
実用において、インタラクティブラベルにインタラクティブ情報が存在しないならば、インタラクティブラベルにおいて第2アラート情報を表示することができ、インタラクティブラベルにインタラクティブ情報が存在するならば、インタラクティブ情報を直接表示すればよい。
【0074】
ステップS208で、確認命令を受信したとき、更新後のインタラクティブラベルを表示し、前記更新後のインタラクティブラベルは前記インタラクティブ情報を含む。
【0075】
インタラクティブ対象がインタラクティブ情報の入力を完了しインタラクティブ情報を発表するための確認命令をトリガしたとき、アプリケーションクライアントはインタラクティブ情報を所定のサーバに送信し、所定のサーバは該インタラクティブ情報を用いて目標動画ファイルのインタラクティブラベルを更新し、更新後のインタラクティブラベルを得、それにより、更新後のインタラクティブラベルを含む更新後の目標動画ファイルを得る。
【0076】
所定のサーバが更新によって更新後の目標動画ファイルを得た後、任意のユーザが再生要求を開始して取得するのは更新後の目標動画ファイルとなり、ユーザは更新後の目標動画ファイルを視聴する際に、更新後のインタラクティブラベルが見られ、更新後のインタラクティブラベルはインタラクティブ情報を含む。
【0077】
ステップS209で、第2識別情報が第1識別情報と同じでなく、且つ編集者の第3識別情報と同じである場合、目標動画ファイルを再生する際に、インタラクティブラベルにおいて第1識別情報、及び所定の第3アラート情報を表示する。
【0078】
具体的には、第2識別情報が第1識別情報と同じでなく、且つ編集者の第3識別情報と同じである場合、再生者はインタラクティブ対象ではなく、編集者であることが分かり、これにより、目標動画ファイルを再生する際に、再生インタフェースにおいて目標動画ファイルを再生すると共に、インタラクティブラベルを表示すればよく、インタラクティブラベルには第1識別情報及び所定の第3アラート情報が含まれる。
【0079】
例えば、図8に示す再生インタフェースにおいて、上記方式で再生者が「小星星」でなく、編集者であると認識した場合、再生インタフェースにおいて目標動画ファイルの再生及びインタラクティブラベルの表示を行うことができ、インタラクティブラベルには「@小星星」という第1識別情報及び「友人のコメントはここに表示される」という所定の第3アラート情報が含まれる。
【0080】
ステップS2010で、第2識別情報が第1識別情報、編集者の第3識別情報の両方とも同じでない場合、目標動画ファイルを再生する際に、インタラクティブラベルにおいて第1識別情報、及び第1識別情報に対応する関連情報をチェックするためのデータインタフェースを表示する。
【0081】
具体的には、第2識別情報が第1識別情報と同じでなく、且つ編集者の第3識別情報とも同じでない場合、再生者はインタラクティブ対象ではなく、編集者でもないことが分かり、これにより、目標動画ファイルを再生する際に、再生インタフェースにおいて目標動画ファイルを再生すると共に、インタラクティブラベルを表示すればよく、インタラクティブラベルには第1識別情報及び第1識別情報に対応する関連情報をチェックするためのデータインタフェース、例えばインタラクティブ対象のマイページをチェックするためのデータインタフェース等が含まれ、こうしてユーザは該データインタフェースをタップすればインタラクティブ対象のマイページをチェックすることができる。
【0082】
例えば、図9に示す再生インタフェースにおいて、上記方式で再生者が「小星星」でなく、編集者でもないと認識した場合、再生インタフェースにおいて目標動画ファイルの再生及びインタラクティブラベルの表示を行うことができ、インタラクティブラベルには「@小星星」という第1識別情報及び「マイページをチェック」という第1識別情報に対応する関連情報が含まれる。再生者が「マイページをチェック」をタップすると、アプリケーションクライアントに「小星星」のマイページを表示することができる。
【0083】
具体的には、所定のサーバが目標動画ファイルを更新し、更新後の目標動画ファイルを得た後、いかなるユーザが所定のサーバに対して開始する再生要求も更新後の目標動画ファイルに対する再生要求となる。ユーザはアプリケーションクライアントによって再生要求を開始すると、更新後の目標動画ファイルを得ることができる。
【0084】
説明すべきことは、ユーザは所定のサーバに記憶されているのが目標動画ファイルか更新後の目標動画ファイルかを判別する必要がなく、再生要求には動画ファイルの識別情報が含まれればよく、所定のサーバは再生要求を受信した後、再生要求内の識別情報に基づいて最新の動画ファイルを取得すればよく、つまり、所定のサーバは再生要求を受信したとき、所定のサーバに記憶されているのが目標動画ファイルであれば、目標動画ファイルを配信し、記憶されているのが更新後の目標動画ファイルであれば、更新後の目標動画ファイルを配信し、ユーザによる判別を必要としない点である。本開示の実施例は理解を助けるために行われる解釈説明に過ぎず、限定するためのものではない。
【0085】
アプリケーションクライアントは所定のサーバから配信される更新後の目標動画ファイルを受信すると、再生インタフェースにおいて目標動画ファイルを再生すると共に、更新後のインタラクティブラベルを表示することができる。
【0086】
例えば、図10に示す再生インタフェースにおいて目標動画ファイルを再生すると共に、更新後のインタラクティブラベルを表示し、更新後のインタラクティブラベルは「@小星星」という第1識別情報及び「小星星よりのコメント:ラララララララララ」というインタラクティブ情報を含む。
【0087】
本開示の実施例では、元動画ファイルに対する所定の第1編集インタフェースにおいて、所定の第1インタラクティブ機能に対するトリガ命令を受信したとき、所定の第2編集インタフェースを表示し、第2編集インタフェースは所定のインタラクティブラベルを含み、インタラクティブラベルにおいて編集者により決定されたインタラクティブ対象の第1識別情報を受信し、第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得、そして編集者により開始される編集完了命令を受信したとき、インタラクティブラベルを含む目標動画ファイルを生成し、目標動画ファイルを投稿する。こうして、編集者が動画ファイルを編集する過程で、編集者は動画ファイルにおいてインタラクティブラベルの形式でインタラクティブ対象とインタラクションすることができ、コメント欄でインタラクションを行う従来の方式に比べ、ユーザが友人とインタラクションするときのインタラクティブ感が強化され、それにより友人間の社会的浸透及びインタラクションフィードバック率が向上する。
【0088】
さらに、目標動画ファイルにインタラクティブ対象の識別情報が含まれるため、インタラクティブ対象は該目標動画ファイルを閲覧する際に、インタラクティブラベルにおいて直接コメントすることができ、動画ファイルの閲覧に影響せず、インタラクションも可能であり、インタラクティブ対象のインタラクティブ体験が向上する。
【0089】
そして、他のユーザは検索、めくり等の操作によってインタラクティブ対象の関連情報を探すことなく、動画ファイルを閲覧するときにインタラクティブ対象の関連情報及びコメント情報を直接チェックすることができ、それにより他のユーザのインタラクティブ体験が向上する。
【0090】
また、編集者も、めくり等の操作を要することなく、更新後のインタラクティブラベルからインタラクティブ情報を直接チェックすることができ、それにより、編集者のインタラクティブ体験も向上する。
【0091】
図11は本開示のさらに別の実施例により提供される動画ファイルの処理装置の構成図であり、図11に示すように、本実施例の装置は、
元動画ファイルに対する所定の第1編集インタフェースにおいて、所定の第1インタラクティブ機能に対するトリガ命令を受信したとき、所定の第2編集インタフェースを表示するための第1処理モジュール1101であって、第2編集インタフェースは所定のインタラクティブラベルを含む第1処理モジュールと、
インタラクティブラベルにおいて第1インタラクティブ機能に対応するインタラクティブ対象の第1識別情報を受信し、第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得るための第2処理モジュール1102と、
編集者により開始される編集完了命令を受信したとき、インタラクティブラベルを含む目標動画ファイルを生成し、目標動画ファイルを投稿するための第3処理モジュール1103と、を含んでもよい。
【0092】
本開示の一好ましい実施例では、第2編集インタフェースは所定の識別情報リストを含み、識別情報リストは少なくとも1つのインタラクティブ対象の識別情報を含み、
第2処理モジュールは具体的に、
識別情報リストにおける任意の識別情報に対する選択命令を受信し、そしてインタラクティブラベルを生成する生成命令を受信したとき、任意の識別情報を含むインタラクティブラベルを生成するために用いられる。
【0093】
本開示の一好ましい実施例では、インタラクティブラベルは所定の第1テキストボックスを含み、
第2処理モジュールは具体的に、
第1テキストボックスに入力された識別情報を受信し、そしてインタラクティブラベルを生成する生成命令を受信したとき、入力された識別情報を含むインタラクティブラベルを生成するために用いられる。
【0094】
本開示の一好ましい実施例では、
再生者により開始される目標動画ファイルに対する再生命令を受信したとき、目標動画ファイル及び再生者の第2識別情報を取得するための第4処理モジュールと、
第2識別情報が第1識別情報と同じである場合、目標動画ファイルを再生する際に、インタラクティブラベルにおいて第1識別情報、及び所定の第2インタラクティブ機能の第2アラート情報を表示するための第5処理モジュールと、
再生者により開始される第2アラート情報に対するタップ命令を受信したとき、所定の第2テキストボックスを表示するための第6処理モジュールと、
第2テキストボックスに入力されたインタラクティブ情報を受信するための受信モジュールと、
確認命令を受信したとき、更新後のインタラクティブラベルを表示するための第7処理モジュールであって、更新後のインタラクティブラベルはインタラクティブ情報を含む第7処理モジュールと、をさらに含む。
【0095】
本開示の一好ましい実施例では、
第2識別情報が第1識別情報と同じでなく、且つ編集者の第3識別情報と同じである場合、目標動画ファイルを再生する際に、インタラクティブラベルにおいて第1識別情報、及び所定の第3アラート情報を表示するための第8処理モジュールをさらに含む。
【0096】
本開示の一好ましい実施例では、
第2識別情報が第1識別情報、編集者の第3識別情報の両方とも同じでない場合、目標動画ファイルを再生する際に、インタラクティブラベルにおいて第1識別情報、及び第1識別情報に対応する関連情報をチェックするためのデータインタフェースを表示するための第9処理モジュールをさらに含む。
【0097】
本開示の一好ましい実施例では、トリガ命令は、
第1編集インタフェースにおいて元動画ファイルに対する顔認識を成功させる方式、
又は、
編集者が第1編集インタフェースでの第1インタラクティブ機能に対応する仮想ボタンをトリガする方式で、生成される。
【0098】
本実施例の動画ファイルの処理装置は本開示の第1実施例、第2実施例に示す動画ファイルの処理方法を実行することができ、その実現原理は互いに類似し、ここでは説明を省略する。
【0099】
本開示の実施例では、元動画ファイルに対する所定の第1編集インタフェースにおいて、所定の第1インタラクティブ機能に対するトリガ命令を受信したとき、所定の第2編集インタフェースを表示し、第2編集インタフェースは所定のインタラクティブラベルを含み、インタラクティブラベルにおいて編集者により決定されたインタラクティブ対象の第1識別情報を受信し、第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得、そして編集者により開始される編集完了命令を受信したとき、インタラクティブラベルを含む目標動画ファイルを生成し、目標動画ファイルを投稿する。こうして、編集者が動画ファイルを編集する過程で、編集者は動画ファイルにおいてインタラクティブラベルの形式でインタラクティブ対象とインタラクションすることができ、コメント欄でインタラクションを行う従来の方式に比べ、ユーザが友人とインタラクションするときのインタラクティブ感が強化され、それにより友人間の社会的浸透及びインタラクションフィードバック率が向上する。
【0100】
さらに、目標動画ファイルにインタラクティブ対象の識別情報が含まれるため、インタラクティブ対象は該目標動画ファイルを閲覧する際に、インタラクティブラベルにおいて直接コメントすることができ、動画ファイルの閲覧に影響せず、インタラクションも可能であり、インタラクティブ対象のインタラクティブ体験が向上する。
【0101】
そして、他のユーザは検索、めくり等の操作によってインタラクティブ対象の関連情報を探すことなく、動画ファイルを閲覧するときにインタラクティブ対象の関連情報及びコメント情報を直接チェックすることができ、それにより他のユーザのインタラクティブ体験が向上する。
【0102】
また、編集者も、めくり等の操作を要することなく、更新後のインタラクティブラベルからインタラクティブ情報を直接チェックすることができ、それにより、編集者のインタラクティブ体験も向上する。
【0103】
以下、図12を参照し、それは本開示の実施例の実現に適する電子機器1200の構成図を示す。本開示の実施例における電子機器は、例えば携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレット)、PMP(可搬式マルチメディア再生機)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)等の移動端末、及び例えばデジタルTV、デスクトップコンピュータ等の固定端末を含んでもよいが、それらに限定されない。図12に示す電子機器は例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲を何ら限定するものではない。
【0104】
電子機器は、メモリ及びプロセッサを含み、ここのプロセッサは後述の処理装置1201と呼ばれてもよく、メモリは後述の読み取り専用メモリ(ROM)1202、ランダムアクセスメモリ(RAM)1203及び記憶装置1208のうちの少なくとも1つを含んでもよく、具体的には以下のとおりである。図12に示すように、電子機器1200は処理装置(例えば、中央処理ユニット、グラフィックスプロセッシングユニット等)1201を含んでもよく、それは読み取り専用メモリ(ROM)1202に記憶されたプログラム又は記憶装置1208からランダムアクセスメモリ(RAM)1203にロードされたプログラムによって各種の適切な動作及び処理を実現することができる。RAM 1203には、電子機器1200の操作に必要な各種のプログラム及びデータも記憶されている。処理装置1201、ROM 1202及びRAM 1203はバス1204を介して相互に接続される。入力/出力(I/O)インタフェース1205もバスバス1204に接続される。
【0105】
一般的には、例えばタッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロ等を含む入力装置1206と、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカー、発振器等を含む出力装置1207と、例えば磁気テープ、ハードディスク等を含む記憶装置1208と、通信装置1209とがI/Oインタフェース1205に接続されていてもよい。通信装置1209は電子機器1200が他のデバイスと無線又は有線通信してデータを交換することを可能にする。図12に各種装置を備えた電子機器1200が示されているが、示された装置の全てを実施又は備えることが要求されていないことを理解すべきである。代替的に、より多く又はより少ない装置を実施又は備えることが可能である。
【0106】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照しながら上述したプロセスはコンピュータソフトウェアプログラムとして実現できる。例えば、本開示の実施例はコンピュータプログラム製品を含み、それは非一時的コンピュータ可読媒体に搭載された、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含むコンピュータプログラムを含む。このような実施例において、該コンピュータプログラムは通信装置1209によってネットワークからダウンロード及びインストールされ、又は記憶装置1208からインストールされ、又はROM 1202からインストールされ得る。処理装置1201によって該コンピュータプログラムを実行するときに、本開示の実施例の方法で限定された上記機能を実行する。
【0107】
説明すべきことは、本開示に記載のコンピュータ可読媒体はコンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は上記両者の任意組合せであってもよい点である。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線もしくは半導体のシステム、装置もしくはデバイス又はそれらの任意の組合せであってもよいが、それらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の導線を有する電気的接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置又はそれらの任意の適切な組合せを含んでもよいが、それらに限定されない。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを含むか記憶するいかなる有形媒体であってもよく、該プログラムは命令実行システム、装置又はデバイスに使用されるか、それらと組み合わせて使用されることが可能である。一方、本開示において、コンピュータ可読信号媒体はベースバンド内で又は搬送波の一部として伝播されるデータ信号を含んでもよく、その中にコンピュータ可読プログラムコードが搭載される。このように伝播されるデータ信号は多種の形式を採用してもよく、電磁信号、光信号又はそれらの任意の適切な組合せを含むが、それらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体はさらにコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、このコンピュータ可読媒体は命令実行システム、装置又はデバイスに使用されるかそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは任意の適切な媒体で伝送可能であり、無線、電線、光ケーブル、RF(高周波)等又はそれらの任意の適切な組合せを含んでもよいが、それらに限定されない。
【0108】
いくつかの実施形態において、クライアント、サーバは、HTTP(HyperText Transfer Protocol,ハイパーテキスト転送プロトコル)のような現在既知の又は将来研究開発される任意のネットワークプロトコルを使用して通信することができ、任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続できる。通信ネットワークの例はローカルエリアネットワーク(「LAN」)、広域ネットワーク(「WAN」)、インターネットワーク(例えば、インターネット)及びピアツーピアネットワーク(例えば、ad hocピアツーピアネットワーク)、及び現在既知の又は将来研究開発される任意のネットワークを含む。
【0109】
上記コンピュータ可読媒体は上記電子機器に含まれるものであってもよく、該電子機器に組み込まれず個別に存在するものであってもよい。
【0110】
上記コンピュータ可読媒体には1つ又は複数のプログラムが搭載されており、上記1つ又は複数のプログラムが該電子機器により実行されることによって、該電子機器は、元動画ファイルに対する所定の第1編集インタフェースにおいて、所定の第1インタラクティブ機能に対するトリガ命令を受信したとき、所定の第2編集インタフェースを表示し、前記第2編集インタフェースは所定のインタラクティブラベルを含み、前記インタラクティブラベルにおいて編集者により決定されたインタラクティブ対象の第1識別情報を受信し、前記第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得、そして前記編集者により開始される編集完了命令を受信したとき、前記インタラクティブラベルを含む目標動画ファイルを生成し、前記目標動画ファイルを投稿する。
【0111】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは1種又は多種のプログラミング言語又はそれらの組合せで書くことが可能であり、上記プログラミング言語はオブジェクト指向のプログラミング言語、例えばJava、Smalltalk、C++を含み、さらに一般の手続き型プログラミング言語、例えば「C」言語又は類似的なプログラミング言語を含むが、それらに限定されない。プログラムコードは完全にユーザコンピュータで実行したり、部分的にユーザコンピュータで実行したり、独立したソフトウェアパッケージとして実行したり、一部をユーザコンピュータで一部をリモートコンピュータで実行したり、完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行したりすることができる。リモートコンピュータの場合に、リモートコンピュータはローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)を含む任意のネットワークによってユーザコンピュータに接続でき、又は、外部コンピュータに接続できる(例えばインタネットサービスプロバイダを用いてインターネット経由で接続する)。
【0112】
図面のうちフローチャート及びブロック図は本開示の様々な実施例に係るシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なシステムアーキテクチャ、機能及び操作を示す。この点では、フローチャート又はブロック図における各ブロックは1つのモジュール、プログラムセグメント又はコードの一部分を代表することができ、該モジュール、プログラムセグメント又はコードの一部分は指定されたロジック機能を実現するための1つ又は複数の実行可能命令を含む。なお、いくつかの置換としての実現形態では、ブロックに表記される機能は図面に付したものと異なる順序で実現してもよい。例えば、2つの連続的なブロックは実質的に同時に実行してもよく、また、係る機能によって、それらは逆な順序で実行してもよい場合があることに注意されたい。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組合せは、指定される機能又は操作を実行するハードウェアに基づく専用システムによって実現してもよいし、専用ハードウェアとコンピュータ命令との組合せによって実現してもよいことに注意されたい。
【0113】
本開示の実施例に記載のモジュール又はユニットはソフトウェアの形で実現してもよく、ハードウェアの形で実現してもよい。モジュール又はユニットの名称は何らかの場合において該ユニット自体を限定するものではない。
【0114】
本明細書において上述した機能は少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェアロジックコンポーネントによって実行してもよい。例えば、非限定的に、使用できる例示的なタイプのハードウェアロジックコンポーネントは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、決定用途向け集積回路(ASIC)、決定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)等を含む。
【0115】
本開示の文脈において、機械可読媒体は有形の媒体であってもよく、命令実行システム、装置もしくは機器に使用されるプログラム、又は命令実行システム、装置もしくは機器と組み合わせて使用されるプログラムを含むか記憶することができる。機械可読媒体は機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁、赤外線もしくは半導体システム、装置もしくは機器、又はそれらのいかなる適切な組合せを含んでもよいが、それらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のケーブルに基づく電気的接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、又はそれらのいかなる適切な組合せを含む。
【0116】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例1]は、
元動画ファイルに対する所定の第1編集インタフェースにおいて、所定の第1インタラクティブ機能に対するトリガ命令を受信したとき、所定の第2編集インタフェースを表示するステップであって、前記第2編集インタフェースは所定のインタラクティブラベルを含むステップと、
前記インタラクティブラベルにおいて編集者により決定されたインタラクティブ対象の第1識別情報を受信し、前記第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得るステップと、
前記編集者により開始される編集完了命令を受信したとき、前記インタラクティブラベルを含む目標動画ファイルを生成し、前記目標動画ファイルを投稿するステップと、を含む動画ファイルの処理方法を提供する。
【0117】
本開示の一好ましい実施例では、前記第2編集インタフェースは所定の識別情報リストを含み、前記識別情報リストは少なくとも1つのインタラクティブ対象の識別情報を含み、
前記インタラクティブラベルにおいて編集者により決定されたインタラクティブ対象の第1識別情報を受信し、前記第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得る前記ステップは、
前記識別情報リストにおける任意の識別情報に対する選択命令を受信するステップと、
インタラクティブラベルを生成する生成命令を受信したとき、前記任意の識別情報を含むインタラクティブラベルを生成するステップと、を含む。
【0118】
本開示の一好ましい実施例では、前記インタラクティブラベルは所定の第1テキストボックスを含み、
前記インタラクティブラベルにおいて編集者により決定されたインタラクティブ対象の第1識別情報を受信し、前記第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得る前記ステップは、
前記第1テキストボックスに入力された識別情報を受信するステップと、
インタラクティブラベルを生成する生成命令を受信したとき、前記入力された識別情報を含むインタラクティブラベルを生成するステップと、を含む。
【0119】
本開示の一好ましい実施例では、
再生者により開始される前記目標動画ファイルに対する再生命令を受信したとき、前記目標動画ファイル及び前記再生者の第2識別情報を取得するステップと、
前記第2識別情報が前記第1識別情報と同じである場合、前記目標動画ファイルを再生する際に、前記インタラクティブラベルにおいて前記第1識別情報、及び所定の第2インタラクティブ機能の第2アラート情報を表示するステップと、
前記再生者により開始される前記第2アラート情報に対するタップ命令を受信したとき、所定の第2テキストボックスを表示するステップと、
前記第2テキストボックスに入力されたインタラクティブ情報を受信するステップと、
確認命令を受信したとき、更新後のインタラクティブラベルを表示するステップであって、前記更新後のインタラクティブラベルは前記インタラクティブ情報を含むステップと、をさらに含む。
【0120】
本開示の一好ましい実施例では、
前記第2識別情報が前記第1識別情報と同じでなく、且つ前記編集者の第3識別情報と同じである場合、前記目標動画ファイルを再生する際に、前記インタラクティブラベルにおいて前記第1識別情報、及び所定の第3アラート情報を表示するステップをさらに含む。
【0121】
本開示の一好ましい実施例では、
前記第2識別情報が前記第1識別情報、前記編集者の第3識別情報の両方とも同じでない場合、前記目標動画ファイルを再生する際に、前記インタラクティブラベルにおいて前記第1識別情報、及び前記第1識別情報に対応する関連情報をチェックするためのデータインタフェースを表示するステップをさらに含む。
【0122】
本開示の一好ましい実施例では、前記トリガ命令は、
前記第1編集インタフェースにおいて前記元動画ファイルに対する顔認識を成功させる方式、
又は、
前記編集者が前記第1編集インタフェースでの前記第1インタラクティブ機能に対応する仮想ボタンをトリガする方式で、生成される。
【0123】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例2]は、
元動画ファイルに対する所定の第1編集インタフェースにおいて、所定の第1インタラクティブ機能に対するトリガ命令を受信したとき、所定の第2編集インタフェースを表示するための第1処理モジュールであって、前記第2編集インタフェースは所定のインタラクティブラベルを含む第1処理モジュールと、
前記インタラクティブラベルにおいて前記第1インタラクティブ機能に対応するインタラクティブ対象の第1識別情報を受信し、前記第1識別情報を含むインタラクティブラベルを得るための第2処理モジュールと、
前記編集者により開始される編集完了命令を受信したとき、前記インタラクティブラベルを含む目標動画ファイルを生成し、前記目標動画ファイルを投稿するための第3処理モジュールと、を含む例1の装置を提供する。
【0124】
本開示の一好ましい実施例では、前記第2編集インタフェースは所定の識別情報リストを含み、前記識別情報リストは少なくとも1つのインタラクティブ対象の識別情報を含み、
前記第2処理モジュールは具体的に、
前記識別情報リストにおける任意の識別情報に対する選択命令を受信し、そしてインタラクティブラベルを生成する生成命令を受信したとき、前記任意の識別情報を含むインタラクティブラベルを生成するために用いられる。
【0125】
本開示の一好ましい実施例では、前記インタラクティブラベルは所定の第1テキストボックスを含み、
前記第2処理モジュールは具体的に、
前記第1テキストボックスに入力された識別情報を受信し、そしてインタラクティブラベルを生成する生成命令を受信したとき、前記入力された識別情報を含むインタラクティブラベルを生成するために用いられる。
【0126】
本開示の一好ましい実施例では、
再生者により開始される前記目標動画ファイルに対する再生命令を受信したとき、前記目標動画ファイル及び前記再生者の第2識別情報を取得するための第4処理モジュールと、
前記第2識別情報が前記第1識別情報と同じである場合、前記目標動画ファイルを再生する際に、前記インタラクティブラベルにおいて前記第1識別情報、及び所定の第2インタラクティブ機能の第2アラート情報を表示するための第5処理モジュールと、
前記再生者により開始される前記第2アラート情報に対するタップ命令を受信したとき、所定の第2テキストボックスを表示するための第6処理モジュールと、
前記第2テキストボックスに入力されたインタラクティブ情報を受信するための受信モジュールと、
確認命令を受信したとき、更新後のインタラクティブラベルを表示するための第7処理モジュールであって、前記更新後のインタラクティブラベルは前記インタラクティブ情報を含む第7処理モジュールと、をさらに含む。
【0127】
本開示の一好ましい実施例では、
前記第2識別情報が前記第1識別情報と同じでなく、且つ前記編集者の第3識別情報と同じである場合、前記目標動画ファイルを再生する際に、前記インタラクティブラベルにおいて前記第1識別情報、及び所定の第3アラート情報を表示するための第8処理モジュールをさらに含む。
【0128】
本開示の一好ましい実施例では、
前記第2識別情報が前記第1識別情報、前記編集者の第3識別情報の両方とも同じでない場合、前記目標動画ファイルを再生する際に、前記インタラクティブラベルにおいて前記第1識別情報、及び前記第1識別情報に対応する関連情報をチェックするためのデータインタフェースを表示するための第9処理モジュールをさらに含む。
【0129】
本開示の一好ましい実施例では、前記トリガ命令は、
第1編集インタフェースにおいて元動画ファイルに対する顔認識を成功させる方式、
又は、
編集者が第1編集インタフェースでの第1インタラクティブ機能に対応する仮想ボタンをトリガする方式で、生成される。
【0130】
以上は本開示の好ましい実施例及び適用する技術原理の説明に過ぎない。本開示に係る開示範囲は、上記技術的特徴の決定の組合せによる技術的解決手段に限定されず、上記開示構想を逸脱することなく上記技術的特徴又はそれと同等な特徴を任意に組み合わせて形成した他の技術的解決手段をも含むべきであることが当業者に自明である。例えば、上記特徴と本開示の開示(それに限定されない)による類似的な機能を有する技術的特徴を互いに取り替えて形成した技術的解決手段をも含む。
【0131】
また、決定の順序で各操作を説明したが、これらの操作は示される決定の順序又は連続した順序で実行しなければならないと理解すべきではない。一定の環境で、マルチタスク及び並列処理は役立つものになることがある。同様に、上記の説明にいくつかの具体的な実施形態の詳細が含まれているが、これらは本開示の範囲を限定するものと解釈すべきではない。個別の実施例の文脈において説明される何らかの特徴は単一の実施例において組み合わせて実現してもよい。逆に、単一の実施例の文脈において説明される各種の特徴は複数の実施例において個別に又は任意の適切な副組合せで実現してもよい。
【0132】
構造的特徴及び/又は方法ロジック動作に固有の言語を用いて本主題を説明したが、添付された特許請求の範囲で定義された主題は必ずしも上述した決定の特徴又は動作に限定されず、むしろ、上述した決定の特徴及び動作は、あくまでも特許請求の範囲を実施する例示的な形態に過ぎないと理解すべきである。
図1
図2
図3
図4A
図4B
図4C
図5A
図5B
図5C
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
【国際調査報告】