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特表2023-523888ディスプレイ背面投影装置、システム、及び方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-06-08
(54)【発明の名称】ディスプレイ背面投影装置、システム、及び方法
(51)【国際特許分類】
   A63H 3/00 20060101AFI20230601BHJP
   A63H 33/22 20060101ALI20230601BHJP
【FI】
A63H3/00 U
A63H33/22 A
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022558104
(86)(22)【出願日】2021-03-25
(85)【翻訳文提出日】2022-11-16
(86)【国際出願番号】 US2021024144
(87)【国際公開番号】W WO2021195373
(87)【国際公開日】2021-09-30
(31)【優先権主張番号】63/000,145
(32)【優先日】2020-03-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】17/205,845
(32)【優先日】2021-03-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】518089001
【氏名又は名称】ザ マーケティング ストア ワールドワイド リミテッド ライアビリティ カンパニー
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100098475
【弁理士】
【氏名又は名称】倉澤 伊知郎
(74)【代理人】
【識別番号】100130937
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100144451
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 博子
(74)【代理人】
【識別番号】100168871
【弁理士】
【氏名又は名称】岩上 健
(72)【発明者】
【氏名】ブレネケ グラント
(72)【発明者】
【氏名】ロ キング ナング ケニー
【テーマコード(参考)】
2C150
【Fターム(参考)】
2C150AA05
2C150CA26
2C150DD21
2C150DG34
2C150DG43
(57)【要約】
照明ソースと共に使用される例示的デバイスを開示する。デバイスは、ハウジング、1又は2以上の光学要素、及び出力面を含む。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
光を放出するように構成された光源上に位置決め可能なハウジングであって、
開口部を定める底部材であって、前記光源が前記光を放出するとき及び前記底部材が前記光源上に位置決めされたときに、前記光が前記定められた開口部を通って進行する、前記底部材と、
出力面と、
を備える前記ハウジングと、
前記ハウジングの内側に固定されたレンズであって、前記光源が前記光を放出するとき及び前記底部材が前記光源上に位置決めされたときに、前記レンズが前記光を受け入れて集中させる、前記レンズと、
前記ハウジングの内側に固定されたミラーであって、前記光源が前記光を放出するとき及び前記底部材が前記光源上に位置決めされたときに、前記レンズが前記ミラーと前記光源の間に位置決めされ、前記ミラーが前記レンズによって集中された前記光を前記ハウジングの前記出力面の上に反射して画像を形成する前記ミラーと、
を備えるデバイス。
【請求項2】
前記レンズの主軸が、前記デバイスの主軸に対して横断方向である、請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
前記レンズの主軸が、前記光源が前記光を放出するとき及び前記底部材が前記光源上に位置決めされたときに前記レンズが前記光源の面と平行であるように、前記ハウジングの前記底部材によって定められた平面と平行である、請求項1に記載のデバイス。
【請求項4】
前記レンズは、前記レンズの主軸が前記ハウジングの前記底部材によって定められた平面に対して鋭角であるように、かつ、前記光源が前記光を放出するとき及び前記底部材が前記光上に位置決めされたときに前記レンズが前記光源の面に対して鋭角であるように、前記ハウジングの内側に固定される、請求項1に記載のデバイス。
【請求項5】
前記ハウジングの前記底部材は、前記光源と係合するように構成された前記底部材の第1の端部が前記底部材の第2の端部よりも大きい直径を有するように円錐形である、請求項1に記載のデバイス。
【請求項6】
前記ハウジングは、錠剤形又は円筒形である、請求項1に記載のデバイス。
【請求項7】
前記ハウジングの前記出力面は、半透明である、請求項1に記載のデバイス。
【請求項8】
前記ハウジングは、2つの半部分に分離されるように構成され、
前記2つの半部分は、ファスナを使用して取り付け可能である、
請求項1に記載のデバイス。
【請求項9】
投影画像を表示するためのデバイスであって、
光を放出するように構成された光源上に位置決め可能なハウジングであって、
出力面を有する上部分と、
底部分であって、
前記光源の面に係合するように構成された第1の端部を有する上向きに延びる壁であって、前記上向きに延びる壁が開口部を定め、前記光源が前記光を放出するとき及び前記底部分が前記光源上に位置決めされたときに前記光が前記定められた開口部を通って進行する、前記上向きに延びる壁と、
前記上向きに延びる壁から内向きに延びる横方向部材であって、前記横方向部材が開口を定め、前記光源が前記光を放出するとき及び前記底部分が前記光源上に位置決めされたときに前記光が前記定められた開口を通って進行する前記横方向部材と、
を備える前記底部分と、
を備える前記ハウジングと、
前記ハウジングの内側に固定されたレンズであって、前記光源が前記光を放出するとき及び前記底部分が前記光源上に位置決めされたときに前記レンズが前記光を受け入れて集中させる前記レンズと、
前記ハウジングの内側に固定されたミラーであって、前記光源が前記光を放出するとき及び前記底部分が前記光源上に位置決めされたときに、前記レンズが、前記ミラーと前記上向きに延びる壁によって定められた前記開口部との間に位置決めされ、前記ミラーが、前記レンズによって集中された前記光を前記ハウジングの前記出力面の上に反射して画像を形成する前記ミラーと、
を備えるデバイス。
【請求項10】
前記レンズの主軸が、前記デバイスの主軸に対して横断方向である、請求項9に記載のデバイス。
【請求項11】
前記レンズは、前記光源が前記光を放出するとき及び前記底部分が前記光源上に位置決めされたときに前記光源の前記面との前記上向きに延びる壁の係合によって定められる平面に対して前記レンズの主軸が鋭角であるように、前記ハウジングの前記底部分に固定される、請求項9に記載のデバイス。
【請求項12】
前記開口は、前記上向きに延びる壁によって定められる前記開口部よりも小さい、請求項9に記載のデバイス。
【請求項13】
前記横方向部材によって定められる前記開口は、前記光源が前記光を放出するとき及び前記底部分が前記光源上に位置決めされたときに前記光源の前記面との前記上向きに延びる壁の係合によって定められる平面と平行である、請求項9に記載のデバイス。
【請求項14】
前記横方向部材によって定められる前記開口は、前記光源が前記光を放出するとき及び前記底部分が前記光源上に位置決めされたときに前記光源の前記面との前記上向きに延びる壁の係合によって定められる平面に対して鋭角に向けられる、請求項9に記載のデバイス。
【請求項15】
前記ハウジングの前記上部分は、錠剤形又は円筒形である、請求項9に記載のデバイス。
【請求項16】
前記ハウジングの前記底部分の前記上向きに延びる壁は、前記上向きに延びる壁の上端が前記上向きに延びる壁の下端よりも小さい直径を有するように形状が円錐形である、請求項9に記載のデバイス。
【請求項17】
前記ハウジングの前記上部分の前記出力面は半透明である、請求項9に記載のデバイス。
【請求項18】
前記ハウジングは、2つの半部分に分離されるように構成され、
前記2つの半部分は、ファスナを使用して取り付け可能である、
請求項9に記載のデバイス。
【請求項19】
前記レンズは、中心に位置決めされたボアを含む、請求項9に記載のデバイス。
【請求項20】
前記中心に位置決めされたボアは円筒形である、請求項19に記載のデバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
〔優先権主張〕
この出願は、引用によって本明細書にその各々の内容全体が組み込まれている2020年3月26日出願の米国仮特許出願第63/000,145号の利益及びそれに対する優先権を主張する2021年3月18日出願の米国特許出願第17/205,845号の利益及びそれに対する優先権を主張するものである。
【0002】
本開示は、一般的に、玩具の内側に電子機器又はバッテリを必要とせずに照明されてデジタル体験に関して使用することができる玩具に関連する装置、システム、及び方法に関する。
【背景技術】
【0003】
消費者、特に子供たちは、光、音、他の電子機器を含み、かつユーザと対話する玩具に益々興味を持っている。典型的には、これは、玩具が、作動するために電子機器、並びにバッテリ又は何らかの他の電源(すなわち、コンセントに差し込むワイヤ)を含む必要があることを意味する。ユーザは、彼らの音声を通じて又はタッチインタフェースを通じてそのいずれかで玩具と対話することができる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示は、一部の実施形態の態様を要約するものであり、かつ完全な開示の範囲を限定するのに使用してはならない。他の実施は、以下の図面及び詳細説明の精査時に当業者には明らかなように本明細書に説明する技術に従って考えられており、これらの実施は、本出願の範囲であるように意図している。
【0005】
様々な実施形態は、ハウジングと様々な光学要素とを含む玩具の関連で本明細書に開示され、これは、玩具が、電話又はタブレットのような電子デバイス上に位置決めされ、かつ画像をハウジングの面の上に投影することを可能にする。玩具は、専用電子機器又は電源を必要としない。
【0006】
本発明のより良好な理解のために以下の図面に示す実施形態を参照することができる。図面内の構成要素は、必ずしも縮尺通りではなく、本明細書に説明する新規な特徴を強調して明確に例示するために関連の要素が省略される場合があり、又は一部の事例では比率が誇張されている場合がある。これに加えて、システム構成要素は、当業技術で公知のように様々に配置することができる。更に、図面では、類似の参照番号は、いくつかの図の全体を通して対応する部品を指定する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1A】本開示のデバイスの2つの実施形態の1つを示す図である。
図1B】本開示のデバイスの2つの実施形態の1つを示す図である。
図2】ハウジングの第1のセクション内の光学要素を示す本開示の例示的デバイスの内部図である。
図3】本開示の実施形態による例示的ハウジングセクションを示す図である。
図4】本開示の実施形態による光学要素及び光路の例示的配置を示す図である。
図5A】本開示の実施形態によるスマートフォン上に位置決めされた例示的デバイスを示す図である。
図5B】本開示の実施形態によるスマートフォン上に位置決めされた例示的デバイスを示す図である。
図5C】本開示の実施形態によるスマートフォン上に位置決めされた例示的デバイスを示す図である。
図6】ハウジングの内側を横切って架かる障害要素を示す例示的デバイスの底面図である。
図7】障害要素が出力に有意に影響しないことを示す、表示デバイス上の図6のデバイスを示す図である。
図8】本開示のデバイスの第3の実施形態の断面図である。
図9A図8のデバイスの第1の例示的レンズの上面図である。
図9B図8のデバイスの第1の例示的レンズの側面図である。
図9C図8のデバイスの第1の例示的レンズの断面図である。
図10A図8のデバイスの第2の例示的レンズの上面図である。
図10B図8のデバイスの第2の例示的レンズの側面図である。
図10C図8のデバイスの第2の例示的レンズの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明は、様々な形態に具現化することができるが、本開示は、本発明の例証と見なすものとし、かつ本発明を例示する特定の実施形態に限定することを意図していないことを理解した上で、一部の例示的かつ非限定的実施形態を図面に示して以下に説明するものである。
【0009】
上述のように、対話型であって音及び電子機器を含む玩具は、多くの場合に消費者、特に子供たちに好まれる。しかし、これらの玩具は、典型的に、独立した電子機器と玩具に含まれるか又は玩具がコンセント又は他の電源に差し込まれるワイヤを含むかそのいずれかである電源とを必要とする。これは、取りわけ、玩具の複雑さを増大し、故障のモードを増大し、安全性の懸念を増大し、かつ製造複雑性及びコストを増大する可能性がある。
【0010】
本開示のデバイスは、集積電子機器又は電源を必要とせずにユーザのための対話型体験を可能にする玩具を提供することができる。玩具は、比較的容易で廉価な製造、設計の単純性、及び安全性の改善等々の利益を維持しながら、ユーザのための没入型体験を生み出すためにスマートフォン、タブレット、又は他の表示デバイスと組み合わせて使用することができる。
【0011】
本開示の目的は、玩具自体に含まれる電子機器又はバッテリを必要とせずに、独特な機能性及びデジタル体験をユーザに提供することであり得る。
【0012】
本開示の更に別の目的は、玩具の内側の電子機器又はバッテリを必要とせずに、玩具の面に投影されるアニメーション化された顔又は他のアニメーションのような照明特徴部を玩具に提供することであり得る。
【0013】
本開示の更に別の目的は、物理的玩具に視覚的アニメーション効果及び/又はオーディオ効果を含むことができるデジタル体験を組み合わせた体験をユーザに提供することであり得る。
【0014】
本開示の更に別の目的は、玩具の内側の電子機器又はバッテリを必要とせずにデジタル画像を照明特徴部、アニメーション、又は他の構成要素と共にタブレット及び/又はスマートフォンディスプレイから玩具の面上の半透明パネルに投影することができる玩具を提供することであり得、玩具は、射出成形及び組立部品から形成される場合がある。
【0015】
本開示の更に別の目的は、バックライトされた画像又はアニメーションをスマートフォン、タブレット、又は他のそのような光源又はディスプレイから示すのに使用することができる特徴を玩具に提供することであり得る。
【0016】
本開示の更に別の目的は、スマートフォン、タブレット、又は他の表示デバイスと本開示による玩具との間の相互作用を可能にすることになるソフトウエアを提供することであり得る。
【0017】
これらの目標を念頭に置いて、本開示の例示的デバイス又は玩具は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、又は他の照明ディスプレイのような照明ソースと組み合わせて作動するように構成することができる。玩具は、照明ソースと相互作用してデジタル画像、アニメーション、テキスト、他のグラフィックを準3次元方式で表示することができる。玩具は、照明ソースによって出力された2次元画像を表示するように構成することができる曲面を含む場合がある。
【0018】
図示の例では、デバイスは、ハウジング、光学系、及び出力面を含む。
【0019】
ハウジングは、様々な形態になるとすることができる。特に図1A図1B図5A図5B図5C図6、及び図7に示すように、ハウジングは、概略的に、錠剤形又は丸みを帯びた上部及び下部を有する円筒形とすることができる。ハウジングは、主軸(又は長軸)及び短軸(又は短い軸)を含むことができ、これらは、デバイスの主軸及び短軸に対応することができる。一部の例では、ハウジングは、図1A及び図5Aに示すように、円筒形又は錠剤形の上部分の下端上に切頭円錐を含む場合がある。他の形状も同様に使用され得ることが理解されるべきである。
【0020】
ハウジングは、光学系(以下で更に詳しく説明)と係合してそれを保持するように構成することができる。更に、ハウジングは、出力面を定めることができる。ハウジングはまた、デバイスが照明ソース上に平らにかつ確実に立つことを可能にすることができる。一部の例では、ハウジングは、プラスチック又は他の比較的柔らかい材料から作ることができる。
【0021】
一部の例では、ハウジングは、1又は2以上のセクション又は構成要素で構成することができる。例えば、ハウジングは、デバイスを上部から下部まで(すなわち、デバイスを直立に置いたときにほぼ垂直に)分割する2つのセクションで構成することができる。これは、ハウジングの1つのセクションを各々が示す図2及び図3に示されており、図2は、例示的光学要素も示している。一部の例では、ハウジングのセクションは、例えば、射出成形、鋳造、打抜き加工、又は回転成形によって形成される。
【0022】
図に示すような一部の例では、ハウジングは、幾何学形状を形成することができる。他の例では、ハウジングは、小像、車両、動物、又は何らかの他の物体の形状を形成することができる。
【0023】
図1Aは、デバイス100の第1の実施形態を示している。デバイス100は、底部分112及び上部分114を含むハウジング110を含む。底部分112は、上部よりも広い下部を含む切頭円錐形状である。底部分112は、上部及び下部上で開口することができ、又は上面又は下面を含むことができる(底部分112が上端及び下端のいずれか又は両方で「閉じられる」ように)。底部分112は、照明ソースからの光が底部分112の下端から上端まで通過することを可能にするように内側が中空である場合がある。一部の例では、底部分112は、上部分114に接続する、それと係合する、かつそれを支持するように構成される。
【0024】
デバイス100の上部分114は、錠剤形又はほぼ円筒形部分として示されている。一部の例では、上部分114は、底部分112と同時に形成され、それらが一体構造であるようにすることができる。他の例では、上部分114は、底部分112とは独立に形成することができ、及び/又は上部分114から分離可能である場合がある。
【0025】
図1Bは、デバイス150が単一ハウジング部分160を含む第2の実施形態を示している。ハウジング160は、図1Aに示す上部分114と類似又は同一の形状とすることができる。ハウジング160の下端は、照明デバイスからの光が光学系によって受け入れられるようにハウジング160の開口部を通過することができるように開口することができる。
【0026】
本開示のデバイス又は玩具は、1又は2以上の光学要素も含む。光学要素は、光学要素がハウジングの一方の面で入射する光源からの光を受け入れて画像を次に出力面(例えば、半透明ハウジングスクリーン)の内面の上に反射することになるにミラーまでその光を伝達するようにハウジングと関連して作動することができる。一部の例では、光学要素は、照明ソースからの光を受け入れ、受け入れた光に作用し(例えば、平衡化する、歪曲させる、位置合わせする、又は他に何らかの光学機能を実行する)、得られる画像をデバイスの出力面上に表示させるように構成することができる。
【0027】
一部の例では、デバイスは、集光器部分、レンズ、及びミラーを含むことができる。
【0028】
集光器部分(例えば、集光面)は、ハウジングのいずれの部分の近くにも位置付けることができる。一実施形態では、集光器部分は、デバイスがそのベース上で直立して位置決めされたときに下向きに面してデバイスの底部分、ベース、又は脚内に位置付けられる。集光器部分は、ハウジングによって定められる開口部とすることができ、照明ソースからの光は、その開口部を通ることにより、ハウジングに位置決めされた光学要素を照明することができる。
【0029】
光学要素は、1又は2以上のレンズを含むこともできる。一例では、レンズは、ハウジングの下部上に入射した照明ソースからの光をハウジングの内部を通してミラーのような別の光学要素の上に又はハウジングの内面の上に伝達することができる。
【0030】
一部の例では、レンズは、ハウジングの底部分112の上部及び/又は上部分114の下部上に位置決めすることができる。これは、レンズ120が底部分112と上部分114の間の交点に位置決めされた図1Aに示されている。
【0031】
一部の例では、レンズは、ハウジングの上部分内に、特に、ハウジングの底部分がない場所に位置決めすることができる。これは、レンズ170がハウジング160の内側に位置決めされた図1Bに示されている。
【0032】
光学要素は、1又は2以上のミラーを含むこともできる。ミラーは、レンズからの光が出力面の上に反射されるようにハウジングの内側に位置決めすることができる。例えば、ミラーは、ハウジングの上部、ハウジングの中間部、又は何らかの他の場所に位置決めすることができる。ミラーは、照明ソースからの光が、それがミラーに到達する前にレンズ又は別の光学要素を通過する必要があるように位置決めすることができる。
【0033】
一部の例では、ミラーは、平坦とすることができる。他の例では、ミラーは、1又は2以上の方向に湾曲させることができ、又は平坦である以外の幾何学形状又は曲線を含むことができる。
【0034】
図1Aは、レンズ120の上方に位置決めされ、かつ光をデバイス100の出力面の上に反射するように構成されたミラー130を示している。図1Bは、ミラー180が光をデバイス150の出力面の上に反射するように構成された第2の実施形態を示している。
【0035】
一部の例では、レンズとミラーの間、レンズと照明ソースの間、及びミラーと照明ソースの間の距離は、望ましい焦点距離に基づいて設定又は決定することができる。画像が照明ソース(例えば、電話又はタブレット画面)上に表示されるときに、画像を出力面上に焦合して表示することができるように焦点距離が固定されたままであることが望ましい場合がある。距離が可変である又は望ましい範囲内でない場合に、画像は、焦点がずれて表示される場合がある。
【0036】
しかし、一部の例では、照明ソースに対するレンズ又はミラーの位置を変えることが望ましい場合がある。これは、特に照明ソースが焦点の合っていない画像又はアニメーションを表示する場合に望ましいと考えられる。照明ソースと出力面の間の焦点距離は、変化する画像又はアニメーションを補償するために又は1又は2以上の視覚効果を出力面上に生成するために可変である場合がある。
【0037】
デバイスは、画像がその上に表示される出力面を含むこともできる。出力面は、対応する面積を有する面を備えることができる。出力面は、円形、楕円形、又は多角形を含む多くの異なる形状を取ることができる。これに加えて、出力面は、平坦又は2次元とすることができ、又は凸面、凹面、平滑、輪郭付きのような3次元形状を形成するか又は曲げ又は他の特徴部を含むことができる。一実施形態では、出力面は、いずれの曲げ又は他の特徴部もない滑らかな面(湾曲させることができる)を備える。一実施形態では、曲げ又は他の特徴部のない滑らかな面(曲面とすることができる)は、出力面にわたるより均一な光分布を可能にする。
【0038】
一部の例では、出力面は、単一連続面とすることができる。他の例では、出力面は、互いの近くに位置決めされた又は互いから離間して置決めされた2又は3以上の面を含むことができる。
【0039】
一部の例では、出力面は、半透明又は部分的に透明であるハウジングの一部分とすることができる。出力面は、澄んでいる及び艶消しとすることができ、又は何らかの他のコーティング又は処理を付加することができる。出力面は、画像を「捕捉する」のに十分に不透明でありながら、デバイスの外側まで通して画像を示すほど十分に透明でもある必要がある。
【0040】
出力面は、ミラーによって反射された光が出力面の中間を照明するようにミラーと位置合わせすることができる。
【0041】
一実施形態では、出力面は、それがデバイスの特徴(例えば、デバイスが玩具である場合にデバイスの面)に対応するように位置決めすることができる。特徴は、キャラクターの目、顔、又は他の態様、玩具の衣装の詳細、玩具の別の付属品、又はいずれかの他の適切な特徴を含むことができる。
【0042】
ハウジング及び光学要素(例えば、レンズ及びミラー)は、スナップ留め又は圧入のような機械的接続を含むあらゆる既知の技術により、又は接着剤、リベット、ネジ、リブ付け、又は他のファスナ材料の使用によって組み付けることができる。図2及び図3は、例示的ハウジングセクションとハウジング内に位置決めされた一部の光学要素とを示している。図2は、ハウジング210と、ハウジング210とは別の2次レンズハウジングに位置決めされたレンズ220と、ミラー230とを有するデバイス200を示している。ハウジング210はまた、完全なハウジングを形成するためにハウジング210の図示の部分を対応する第2のセクションに固定するように構成することができる複数の開口240を定める。
【0043】
図3は、レンズ受容セクション320を含むハウジングセクション310を示している。レンズ受容セクション320は、1又は2以上のレンズ(図示せず)を受け入れるように構成される。レンズ受容セクション320は、ハウジング310の一部としてそれらが単一ユニットを形成するように構成される。ハウジング310はまた、完全なハウジングを形成するためにハウジング310の図示の部分を対応する第2のセクションに固定するように構成することができる複数の開口330を含む。
【0044】
本開示のデバイスは、スマートフォン、タブレット、コンピュータ、又は他の照明式ディスプレイのような光照明ソースに関連して作動するように構成することができる。一部の例では、照明ソースによって出力されるソース画像又はビデオは、照明されなければならない。
【0045】
一部の例では、ディスプレイを含む照明ソースは、光を照明ソースのディスプレイから放出するようにプログラムされる。光は、ディスプレイハードウエア及びソフトウエアによって許容されるあらゆる色、強度、又は輝度とすることができる。光は、更に、ディスプレイの面上であらゆる形状で放出することができる。ディスプレイによって放出される光は、強度又は色が一定とすることができ、又は光は、色を変える、調節される、減光する、ゆらめく、又は色ずれすることができる。
【0046】
一部の例では、照明ソースは、アニメーション化されたデジタル画像、静止画像、及び様々な他のデジタル画像を表示するように構成することができる。
【0047】
図4は、光が本開示の例示的デバイス内で取ることができる経路を示している。図4は、照明ソース410、第1のレンズ420、第2のレンズ422、及びミラー430を示している。レンズ420、422、及びミラー430は、照明ソース410から放出された光がミラー430から横方向に特定の距離で焦点に到達するように互いに離間してかつ照明ソースから特定の距離に位置決めすることができる。これは、得られた画像が出力面上に焦合して表示されるように出力面が適切に位置決めされることを可能にする。
【0048】
図5A図5B、及び図5Cは、照明ソースからの画像を表示する例示的デバイスを示している。図5Aは、擬人化したキャラクターを示している。図5Aのデバイスは、ハウジングの底部分及び上部分を含む図1Aに示すデバイスと同じである。図5B及び図5Cは、2つの状態にある第2の例示的デバイスを示している。図5Bは、ユーザが対話することができる擬人化されたキャラクター「ポブ」を示している。照明ソース又は電話機は、ユーザが「ボブ」と対話する様々な異なる方法を選択することを可能にするアイコンを表示する。図5Cは、ユーザが、「ポブ」が答えようとすることになる質問を尋ねることができる追加の機能を示している。
【0049】
一部の例では、照明ソースからの光を受け入れるハウジングの集光器部分又は下側部分に対応する形状は、色の変化、点滅、ストロボ効果、及び強度の変化のような光効果を放出することができる。
【0050】
一部の例では、照明ソースは、ユーザが玩具を照明ソースの面上に適正に位置決めすることを可能にするように、1又は2以上の玩具のハウジングのベースの外形を表示するようにプログラムすることができる。一例では、ユーザは、次に、ディスプレイ上の仮想ボタン又はデバイス上の実際のボタンを押すことができ、ディスプレイは、ハウジングの集光器部分又は下側部分の区域に対応する光を放出することができる。別の例では、照明ソースは、玩具が照明ソース上に置かれたときにハウジングの集光器部分又は下側部分の区域に対応するアニメーション化画像を既に放出している場合がある。いずれの事象でも、玩具が玩具の外形に対応する照明ソース上に適正に置かれたときに、光は、レンズを通ってミラーまで進み、反射画像は、玩具の半透明出力面上に投影されて表示される。
【0051】
一部の例では、照明ソースは、光効果に関連して音楽、会話、及び/又は効果音のような1又は2以上の音を出力するようにプログラムされる。一部の例では、照明ソースは、起動時に画像を表示するようにプログラムされる。一部の例では、照明ソースは、ライトショーのためなどに音及び放出光を演出又は調整するように又は玩具を含む物語又はシーンを示すようにプログラムされる。
【0052】
一部の例では、照明ソースは、物語又は1又は2以上のシーンを示すようにプログラムすることができる。例えば、照明ソースは、1又は2以上の玩具をディスプレイの1又は2以上の部分上に置いて起動ボタンを押すようにユーザを促すことができる。起動ボタンの押下時に、照明ソースは、シーンに対応する音及び光を出力することができ、デジタル画像は、光効果を玩具上に生成するためにレンズ及びミラーを通じて玩具を通して伝達される。シーンが完了したときに、照明ソースは、ディスプレイ上の1又は2以上の玩具を調節するように又は異なる玩具をディスプレイ上に置いて起動ボタンを押すようにユーザを促すことができる。起動ボタンの押下時に、照明ソースは、異なるシーンに対応する音及びバックライト投射を出力することができる。
【0053】
一部の例では、照明ソースは、ユーザが彼ら自身の光及び/又は音出力をユーザの好みに従ってプログラムすることを可能にするようにプログラムされる。一実施形態では、照明ソースは、ユーザの好みに従って調節することができる画像/光及び/又は音出力に対する既存のオプションを用いてプログラムすることができる。
【0054】
一部の例では、照明ソースは、例えばデバイスの容量式タッチ機能を使用することによることを含め、ディスプレイ上で又はその近傍で玩具又はその位置を感知するように構成することができる。別の実施形態では、デバイスは、ディスプレイ上又はその近傍の玩具又はその位置を感知するように構成されず、玩具は、容量式タッチ材料及び/又は機能を含まない。一部の例では、光源による表示は、表示デバイスの位置が光源のディスプレイ上の画像の位置に影響しないようにデバイスの位置決めからは独立している。
【0055】
図6及び図7は、本開示のデバイスが、表示された得られる画像に有意な影響を与えることなく、照明ソースと出力面の間との光の経路に障害要素を含み得ることを示している。図6は、例示的デバイス600の底面図を示し、障害要素610は、光の経路内でハウジングの内側に位置決めされる。障害要素610は、玩具の「ねじ巻き」移動又は他の移動に使用される心棒又は他の機械的構成要素である場合がある。障害要素610は、出力画像品質を有意に低減することなくハウジングの内側の光の経路を通過することができる。図7は、光の経路が障害要素610によって部分的に妨害されたときの得られる出力画像を示している。
【0056】
図8図9AからC、及び図10AからCは、本開示のデバイスの別の実施形態の態様を示している。デバイス1000は、図1から図7に関して先に図示及び説明したデバイス100及び150と類似又は同一とすることができる。
【0057】
図8の図示の実施形態では、デバイス1000は、ハウジング1010、レンズ1020、及び反射器又はミラー1030を含む。
【0058】
ハウジング1010は、上述のハウジング110及び/又は160と同様又は同一とすることができる。ハウジング1010は、レンズ1020及び反射器1030のような1又は2以上の内部要素を支持するように構成することができる。ハウジング1010のサイズ、形状、及びその様々な構成要素又は部品間の間隔は、1又は2以上の光学要素、光源、及びデバイスの表示面の間の正しい距離を維持するように構成することができる。これらの距離は、光学要素(例えば、レンズ1020及びミラー1030)の形状及び特性と共に、ハウジング1010の内面上に表示される得られる画像が焦合していることを保証する。デバイス1000及びハウジング1010は、デバイス1000及びハウジング1010の長い軸及び短い軸に対応する主軸及び短軸を含むことができる。
【0059】
図8に示す例では、ハウジング1010は、第1の部分又は上部分1012と第2の部分又は底部分1014とを含む。上部分1012は、湾曲端部を有するほぼ錠剤形又は円筒形の形状である。上部分1012は、上部分1012の内面の上に投影された画像を外側から見ることができるように半透明又は透明材料で作ることができる。
【0060】
底部分1014は、デバイス1000がその上に置かれた面と係合し、並びにハウジング1010の内側の様々な光学要素を支持するように構成することができる。ハウジングの底部分1014は、スマートフォン、タブレット、又は他の発光デバイスのような光源又は画像ソースの面と係合するように構成することができる。底部分1014は、上から見たときにハウジング1010の全体的形状に適合して円筒形である開口部を含むことができる。正方形、矩形、及び長円形等々のような他の形状も同様に使用することもできることは理解しなければならない。ハウジングの底部分1014の底面開口部の形状も、ハウジング1010の全体形状と異なる場合があり、又はそれに適合しない場合がある。例えば、ハウジングの上部分1012は、図8に示すように錠剤形とすることができ、一方で底部分1014の開口部は、矩形又は正方形の形状を有する。
【0061】
ハウジングの底部分1014は、上部分1012に接続することができ、かつ上部分1012及び/又はデバイスの光学要素の1又は2以上を支持するように構成することができる。更に、底部分1014は、デバイス1000が光源デバイス上に位置決めされたときにデバイス1000を支持するのに使用することができる。上述のように、一部の例では、光源デバイスは、画像の表示し始めるために容量式センサ又は他のタッチベース又は近接性ベースのセンサを使用してデバイス1000の存在を検出することができる。しかし、一部の例では、表示デバイス上の画像の位置は設定することができ、ユーザは、画像がデバイス1000によって焦合して表示されることになるように、デバイス1000を適切な場所に位置決めするように要求される場合がある。
【0062】
ハウジングの底部分1014は、ハウジングの上部分1012の内部の中に上向きに延びる、上向きに延びる壁1015を含むことができる。上向きに延びる壁1015の下端は、デバイス1000がその上に置かれた面と係合するように構成することができる。上向きに延びる壁1015の形状は、ハウジングの底部分1014の下側開口部の形状(例えば、図8に示すように円筒形)に適合するようなものである場合がある。これに代えて、上向きに延びる壁は、異なる形状を有することができる。一部の例では、上向きに延びる壁1015は、図8のように開口部の形状を定める。他の例では、開口部の形状は、上向きに延びる壁1015の形状と異なる場合がある。
【0063】
ハウジングの底部分1014はまた、横方向部材1016の中間又は中心場所に位置決めされた開口1018を有する横方向部材1016を含むことができる。開口1018は、側面からの光又は斜め角度からの光がレンズ1020の上に通過することを防ぐことにより、デバイスによって表示される画像の得られる品質を改善するように構成することができる。
【0064】
ハウジングの底部分1014はまた、レンズ1020を支持するように構成することができる。レンズ1020は、定位置に摩擦嵌めで留める、1又は2以上のファスナを通じて定位置に保持する、又は何らかの他の方式でハウジングの底部分1014によって定位置に保持することができる。レンズ1020は、主軸及び短軸を含むことができる。主軸は、レンズ1020の長さにほぼ平行な軸とすることができる。短軸は、横断方向又は主軸に対して横断方向とすることができ、かつ光がレンズ1020に入る方向に対して横断方向とすることができる。
【0065】
一部の例では、(1)レンズ1020とデバイス1000が置かれた光源、(2)レンズ1020と開口1018、及び(3)開口1018とデバイス1000が置かれた光源の間の距離は、ハウジング1010の内面上に表示された得られる画像が焦合していることを保証するために予め決定することができる。これらの距離は、レンズ1020及びミラー1030のパラメータと組み合わされて、表示された得られた画像が焦合している(すなわち、デバイスが特定の焦点距離を有する)ことを保証する。例えば、レンズから光源までの距離を長くすることは、レンズがより小さい曲率を有するが依然として得られる画像の同じ品質を提供することを可能にすることができる。
【0066】
一部の例では、上述の距離と共に、レンズ1020及びミラー1030の向きは焦点距離に影響を与える。例えば、比較的長い焦点距離を有するレンズを使用することができ、かつ光源面に対して斜めに位置決めすることができる(すなわち、図8に示すように)。これは、光がハウジング1010の内面に到達する前に比較的長い経路に沿って進行することを可能にし、それにより、画像が比較的長い焦点距離を有するレンズ(すなわち、「より弱い」レンズ)を使用して焦合されることを可能にする。これに代えて、レンズ1020は、光源面に平行に位置決めすることができ、それにより、光がハウジング1010の内面に到達する前に進行する距離を低減する。この例では、レンズ1020は、光の進行距離の減少を補償するために、以前の例と比較して比較的短い焦点距離を有することができる(すなわち、「より強い」レンズ)。
【0067】
デバイス1000はまた、ミラーとすることができる反射器1030を含む。反射器1030は、平坦、湾曲、凹面、凸面とすることができ、及び/又は不均一又は非対称な形状を有することができる。反射器1030は、上述の反射器130及び/又は180と類似又は同一とすることができる。
【0068】
図9AからCは、図8のレンズ1020の3つの図を示している。図示のように、レンズ1020は、形状がほぼ円形であり、かつ4つの平坦化された縁部を有する。4つの平坦化された縁部は、レンズ1020がより容易に挿入されてデバイス1000内で定位置に保持されることを可能にすることができる。これらの4つの平坦化された縁部は、レンズを正しい向きに置くことを支援することができる。レンズ1020はまた、凹面の上面及び下面を含む。
【0069】
図10AからCは、レンズ1020の代わりに使用することができる第2の例示的レンズ1022の3つの図を示している。レンズ1022は、1又は2以上の点でレンズ1020と類似又は同一とすることができるが、円筒形ボア1024が中心にある。このボア1024のサイズ及び形状は、変化する場合がある。例えば、ボア1024は、図10A~Cに示すものよりも大きいか又は小さい直径を有することができる。一部の例では、ボア1024の直径は、レンズ1022の直径の半分未満である。ボア1024は、レンズ1022の材料を低減して全体重量を低減することができる。ボア1024はまた、比較的強いレンズが同じレンズの一般的フットプリント又はサイズを使用して作られることを可能にすることができる。ボア1024は、円筒形ボアとして示されているが、矩形及び円錐形等々を含む他の形状も同じく使用することができることが理解されるべきである。
【0070】
上述の一部の実施形態では、デバイスは、光がハウジングの内面の上に反射されることを可能にするために斜めに位置決めされたミラーを含む。一部の実施形態では、デバイスは、2又は3以上のミラー又は反射器を含むことができ、又はミラー又は反射器を全く含まない場合があることが理解されるべきである。
【0071】
開示する実施形態及び実施例の以上の説明は、当業者が本発明を作る又は使用することを可能にするために提供したものである。これらの実施形態に対する様々な修正は、当業者には容易に明らかであると考えられ、本明細書に説明する一般的な原理は、本発明の精神又は範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用することができる。すなわち、本明細書に提示する説明及び図面は、本発明の実施形態を表し、従って、本発明によって広範に考えられている主題を表すことは理解されるものとする。更に、本発明の範囲が、当業者に明らかになる場合がある他の実施形態を完全に包含することが理解される。
図1A
図1B
図2
図3
図4
図5A
図5B
図5C
図6
図7
図8
図9A
図9B
図9C
図10A
図10B
図10C
【国際調査報告】