(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-06-13
(54)【発明の名称】仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法、装置及びコンピュータ機器並びにコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0482 20130101AFI20230606BHJP
G06Q 50/10 20120101ALI20230606BHJP
A63F 13/87 20140101ALI20230606BHJP
【FI】
G06F3/0482
G06Q50/10
A63F13/87
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022567173
(86)(22)【出願日】2021-06-15
(85)【翻訳文提出日】2022-11-02
(86)【国際出願番号】 CN2021100047
(87)【国際公開番号】W WO2022017071
(87)【国際公開日】2022-01-27
(31)【優先権主張番号】202010723529.1
(32)【優先日】2020-07-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】517392436
【氏名又は名称】▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100150197
【氏名又は名称】松尾 直樹
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ 小▲龍▼
(72)【発明者】
【氏名】黄 ▲暁▼▲鋭▼
(72)【発明者】
【氏名】方 ▲圓▼
(72)【発明者】
【氏名】李 冰
(72)【発明者】
【氏名】▲鄭▼ ▲劍▼秋
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ ▲懐▼
(72)【発明者】
【氏名】▲譚▼ ▲敏▼
(72)【発明者】
【氏名】▲鐘▼ 宇▲騰▼
(72)【発明者】
【氏名】▲ライ▼ 渊
(72)【発明者】
【氏名】叶 ▲軒▼
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ 野
(72)【発明者】
【氏名】黄 奎
(72)【発明者】
【氏名】彭 自▲強▼
【テーマコード(参考)】
5E555
5L049
【Fターム(参考)】
5E555AA59
5E555AA75
5E555BA04
5E555BA77
5E555BA78
5E555BB04
5E555BC10
5E555BD01
5E555BD09
5E555BE12
5E555CA12
5E555CB05
5E555CB14
5E555CB34
5E555CB42
5E555CC03
5E555DA02
5E555DB11
5E555DB18
5E555FA00
5L049CC18
(57)【要約】
本願は、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法に関し、前記方法は、仮想キャラクタ相互作用アプリケーションの仮想キャラクタ相互作用インターフェースを表示するステップであって、仮想キャラクタ相互作用インターフェースは、目標仮想キャラクタ識別子を含む、ステップと、目標仮想キャラクタ識別子へのトリガー動作に応答して、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、即時会話メッセージトリガーコントロールを表示するステップと、即時会話メッセージトリガーコントロールへのトリガー動作に応答して、メッセージ入力インターフェースを表示するステップと、会話メッセージがメッセージ入力インターフェースに入力された後、目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントに、即時通信アプリケーションに表示するための会話メッセージを送信するステップと、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1端末機器が実行する、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法であって、
仮想キャラクタ相互作用アプリケーションの仮想キャラクタ相互作用インターフェースを表示するステップであって、前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースは、目標仮想キャラクタ識別子を含む、ステップと、
前記目標仮想キャラクタ識別子へのトリガー動作に応答して、前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、即時会話メッセージトリガーコントロールを表示するステップと、
前記即時会話メッセージトリガーコントロールへのトリガー動作に応答して、メッセージ入力インターフェースを表示するステップと、
会話メッセージが前記メッセージ入力インターフェースに入力された後、前記目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントに、即時通信アプリケーションに表示するための前記会話メッセージを送信するステップと、を含む、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法。
【請求項2】
前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法は、
即時通信アプリケーションの機能インターフェースを表示するステップと、
前記機能インターフェースに、仮想キャラクタ相互作用インターフェースによってトリガーされた会話の会話リストエントリを表示するステップと、
前記会話リストエントリへのトリガー動作に応答して、会話リストを展示するステップと、を更に含み、前記会話リストは、前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースを介してトリガーされた会話を含む、
請求項1に記載の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法。
【請求項3】
前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法は、
前記会話リストでトリガーされた会話選択動作に応答して、前記会話リストから目標即時通信ユーザアカウントとの目標会話を選択し、前記目標会話の会話インターフェースに入るステップと、
前記会話インターフェースの仮想キャラクタの関連情報表示エリアに、前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおける前記目標即時通信ユーザアカウントに対応する仮想キャラクタの関連情報を表示するステップと、を更に含む、
請求項2に記載の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法。
【請求項4】
前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法は、
前記会話インターフェースでトリガーされたユーザ情報閲覧動作に応答して、前記目標即時通信ユーザアカウントのユーザ情報インターフェースに入るステップと、
前記ユーザ情報インターフェースに、前記目標即時通信ユーザアカウントのアイデンティティ(ID:identity)情報を表示し、前記目標即時通信ユーザアカウントに関連付けられた仮想キャラクタ相互作用インターフェースのインターフェース情報を表示するステップと、
前記会話インターフェースでトリガーされた前記インターフェース情報へのサブスクライブ動作に応答して、前記目標即時通信ユーザアカウントによって公開された、関連付けられた目標相互作用インターフェースに関連する内容をサブスクライブするステップと、を更に含む、
請求項3に記載の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法。
【請求項5】
前記ID情報は、前記目標即時通信ユーザアカウントの即時通信ID情報とは異なり、前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおける前記目標即時通信ユーザアカウントに対応する仮想キャラクタのキャラクタ情報とも異なる、
請求項4に記載の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法。
【請求項6】
前記ID情報は、ID情報の設定ステップによって生成され、前記ID情報の設定ステップは、
目標即時通信ユーザアカウントのユーザ情報インターフェースでトリガーされたID情報作成動作に応答して、ID情報入力インターフェースを表示するステップと、
前記ID情報入力インターフェースに入力された内容を取得するステップと、
前記ID情報入力インターフェースでトリガーされたID情報確認動作に応答して、入力された前記内容を、前記目標即時通信ユーザアカウントのID情報として設定するステップと、を含む、
請求項4に記載の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法。
【請求項7】
前記目標仮想キャラクタ識別子へのトリガー動作に応答して、前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、即時会話メッセージトリガーコントロールを表示する、前記ステップは、
前記目標仮想キャラクタ識別子へのトリガー動作に応答して、前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、前記目標仮想キャラクタ識別子に対応する仮想キャラクタ情報インターフェースを表示するステップと、
前記仮想キャラクタ情報インターフェースでトリガーされたユーザ情報照会動作に応答して、ユーザ情報インターフェースを表示するステップと、
前記ユーザ情報インターフェースに、前記目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントのユーザ情報を表示し、即時会話メッセージトリガーコントロールを表示するステップと、含む、
請求項1に記載の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法。
【請求項8】
前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法は、
前記メッセージ入力インターフェースに、候補の事前編集されたメッセージを表示するステップと、
表示された候補の事前編集されたメッセージへの選択動作に応答して、少なくとも1つの事前編集されたメッセージを選択するステップと、
選択された前記事前編集されたメッセージを、前記メッセージ入力インターフェースに入力される会話メッセージとして決定するステップと、を更に含む、
請求項1に記載の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法。
【請求項9】
前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法は、
前記目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントでログインした即時通信アプリケーションで、前記会話メッセージを表示するステップと、
表示された会話メッセージへのトリガー動作に応答して、前記会話メッセージによって指定された小道具を、前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースの前記目標仮想キャラクタ識別子にバインドするステップと、を更に含み、前記小道具は、前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースで、前記目標仮想キャラクタ識別子のために使用される、
請求項8に記載の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法。
【請求項10】
前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースに対応する仮想キャラクタ相互作用アプリケーションは、即時通信アプリケーションの即時通信コンポーネントを含み、
前記目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントに、即時通信アプリケーションに表示するための前記会話メッセージを送信する、前記ステップは、
前記即時通信コンポーネントを介して、前記即時通信アプリケーションの通信チャネルを経由して、前記目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントに、即時通信アプリケーションに表示するための前記会話メッセージを送信するステップを含む、
請求項1ないし9のいずれか一項に記載の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法。
【請求項11】
前記即時通信コンポーネントを介して、前記即時通信アプリケーションの通信チャネルを経由して、前記目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントに、即時通信アプリケーションに表示するための前記会話メッセージを送信する、前記ステップは、
前記目標仮想キャラクタの目標仮想キャラクタのアカウントを取得するステップと、
即時通信サーバが、前記目標仮想キャラクタのアカウントに対応する目標即時通信アカウントを照会し、前記目標即時通信アカウントに基づいて前記会話メッセージを送信するように、前記即時通信コンポーネントを介して、前記目標仮想キャラクタのアカウント及び前記会話メッセージを即時通信サーバに送信するステップと、を含む、
請求項10に記載の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法。
【請求項12】
前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法は、
前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、仮想キャラクタ相互作用アプリケーション内のメッセージ相互作用インターフェースを表示するステップと、
前記目標仮想キャラクタ識別子に対応する目標即時通信ユーザアカウントによって送信された、任意の会話メッセージに対する返信メッセージを受信した場合、前記返信メッセージを前記メッセージ相互作用インターフェース上に表示するステップと、を更に含む、
請求項1ないし9のいずれか一項に記載の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法。
【請求項13】
前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法は、
前記仮想キャラクタ相互作用アプリケーション内のメッセージ相互作用インターフェースを終了し、且つ前記目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントが、任意の会話メッセージに対する返信メッセージを送信する場合、前記即時通信アプリケーションを介して前記返信メッセージを受信するステップと、
前記即時通信アプリケーションに切り替えた後、前記即時通信アプリケーションにおける前記目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントの会話インターフェース上に、前記返信メッセージを表示するステップと、を更に含む、
請求項12に記載の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法。
【請求項14】
前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法は、
前記目標仮想キャラクタ識別子に対応する目標即時通信アカウントが見知らぬ人のアカウントであり、且つ前記目標即時通信アカウントとの会話が初回の会話である場合、前記目標即時通信アカウントに送信された会話メッセージの数を統計するステップと、
統計された数が所定の数に達し、且つ前記目標即時通信アカウントからの、任意の会話メッセージに対する返信メッセージが受信されていない場合、前記目標即時通信アカウントに会話メッセージを再度送信することを禁止するステップと、を更に含む、
請求項1ないし9のいずれか一項に記載の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法。
【請求項15】
仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置であって、
仮想キャラクタ相互作用アプリケーションの仮想キャラクタ相互作用インターフェースを表示するように構成される仮想キャラクタ相互作用インターフェース表示モジュールであって、前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースは、目標仮想キャラクタ識別子を含む、仮想キャラクタ相互作用インターフェース表示モジュールと、
前記目標仮想キャラクタ識別子へのトリガー動作に応答して、前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、即時会話メッセージトリガーコントロールを表示するように構成される第1応答モジュールと、
前記即時会話メッセージトリガーコントロールへのトリガー動作に応答して、メッセージ入力インターフェースを表示するように構成される第2応答モジュールと、
会話メッセージが前記メッセージ入力インターフェースに入力された後、前記目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントに、即時通信アプリケーションに表示するための前記会話メッセージを送信するように構成される送信モジュールと、を備える、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置。
【請求項16】
前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置はさらに、即時通信アプリケーションの会話表示モジュールを備え、前記即時通信アプリケーションの会話表示モジュールは、即時通信アプリケーションの機能インターフェースを表示し、前記機能インターフェースに、仮想キャラクタ相互作用インターフェースによってトリガーされた会話の会話リストエントリを表示し、前記会話リストエントリへのトリガー動作に応答して、会話リストを展示するように構成され、前記会話リストは、前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースを介してトリガーされた会話を含む、
請求項15に記載の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置。
【請求項17】
前記即時通信アプリケーションの会話表示モジュールはさらに、前記会話リストでトリガーされた会話選択動作に応答して、前記会話リストから目標即時通信ユーザアカウントとの目標会話を選択し、前記目標会話の会話インターフェースに入り、前記会話インターフェースの仮想キャラクタの関連情報表示エリアに、前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおける前記目標即時通信ユーザアカウントに対応する仮想キャラクタの関連情報を表示するように構成される、
請求項16に記載の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置。
【請求項18】
前記即時通信アプリケーションの会話表示モジュールはさらに、会話インターフェースでトリガーされたユーザ情報閲覧動作に応答して、目標即時通信ユーザアカウントのユーザ情報インターフェースに入り、前記ユーザ情報インターフェースに、前記目標即時通信ユーザアカウントのID情報を表示し、前記目標即時通信ユーザアカウントに関連付けられた仮想キャラクタ相互作用インターフェースのインターフェース情報を表示し、前記会話インターフェースでトリガーされた前記インターフェース情報へのサブスクライブ動作に応答して、前記目標即時通信ユーザアカウントによって公開された、関連付けられた目標相互作用インターフェースに関連する内容をサブスクライブするように構成される、
請求項16に記載の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置。
【請求項19】
コンピュータ機器であって、メモリと、1つ又は複数のプロセッサと、を備え、前記メモリには、コンピュータ可読命令が記憶され、前記コンピュータ可読命令がプロセッサによって実行されるときに、前記1つ又は複数のプロセッサに、請求項1ないし14のいずれか一項に記載の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法のステップを実行させる、コンピュータ機器。
【請求項20】
1つ又は複数のプロセッサに、請求項1ないし14のいずれか一項に記載の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法を実行させるためのコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願への相互参照)
本願は、2020年07月24日に中国特許局に提出された、出願番号が2020107235291であり、発明の名称が「仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法、装置及びコンピュータ機器」である中国特許出願の優先権を主張し、その内容の全てが引用により本願に組み込まれる。
【0002】
本願は、コンピュータ技術分野に関し、特に、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法、装置、コンピュータ機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
インターネット技術の発展に伴い、様々な仮想キャラクタ相互作用インターフェースが大衆に愛されている。ユーザは、仮想キャラクタ相互作用インターフェースで他のユーザとコミュニケーションを取ることができ、例えば、ユーザは、仮想キャラクタ相互作用インターフェースで他のユーザを友達として直接追加したり、仮想キャラクタ相互作用インターフェースのチャットチャネルを介して、他のユーザとコミュニケーションを取ったり、連絡先を交換したりできる。しかし、現在の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法は、ユーザ間のコミュニケーション効率が低い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願の各実施例は、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法、装置、コンピュータ機器及び記憶媒体に関する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1端末機器が実行する、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法であって、前記方法は、
仮想キャラクタ相互作用アプリケーションの仮想キャラクタ相互作用インターフェースを表示するステップであって、前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースは、目標仮想キャラクタ識別子を含む、ステップと、
前記目標仮想キャラクタ識別子へのトリガー動作に応答して、前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、即時会話メッセージトリガーコントロールを表示するステップと、
前記即時会話メッセージトリガーコントロールへのトリガー動作に応答して、メッセージ入力インターフェースを表示するステップと、
会話メッセージが前記メッセージ入力インターフェースに入力された後、前記目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントに、即時通信アプリケーションに表示するための前記会話メッセージを送信するステップと、を含む。
【0006】
仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置であって、前記装置は、
仮想キャラクタ相互作用アプリケーションの仮想キャラクタ相互作用インターフェースを表示するように構成される仮想キャラクタ相互作用インターフェース表示モジュールであって、前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースは、目標仮想キャラクタ識別子を含む、仮想キャラクタ相互作用インターフェース表示モジュールと、
前記目標仮想キャラクタ識別子へのトリガー動作に応答して、前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、即時会話メッセージトリガーコントロールを表示するように構成される第1応答モジュールと、
前記即時会話メッセージトリガーコントロールへのトリガー動作に応答して、メッセージ入力インターフェースを表示するように構成される第2応答モジュールと、
会話メッセージが前記メッセージ入力インターフェースに入力された後、前記目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントに、即時通信アプリケーションに表示するための前記会話メッセージを送信するように構成される送信モジュールと、を備える。
【0007】
メモリと、1つ又は複数のプロセッサと、を備えるコンピュータ機器であって、前記メモリには、コンピュータ可読命令が記憶され、前記コンピュータ可読命令がプロセッサによって実行されるときに、前記1つ又は複数のプロセッサに、上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法のステップを実行させる。
【0008】
コンピュータ可読命令を記憶する、1つ又は複数の不揮発性可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読命令が1つ又は複数のプロセッサによって実行されるときに、前記1つ又は複数のプロセッサに、上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法のステップを実行させる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】一実施例による仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法のアプリケーション環境図である。
【
図2】一実施例による仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法のフローチャートである。
【
図3(a)】一実施例による即時通信アプリケーションの機能インターフェースの概略図である。
【
図3(b)】一実施例による会話リストインターフェースの概略図である。
【
図4(a)】一実施例による目標即時通信ユーザアカウントとの目標会話のインターフェース概略図である。
【
図4(b)】別の実施例による目標即時通信ユーザアカウントとの目標会話のインターフェース概略図である。
【
図5】一実施例による目標即時通信ユーザアカウントをフォローすることを示すフローチャートである。
【
図6】一実施例によるアイデンティティ(ID:identity)情報インターフェースの概略図である。
【
図7(a)】別の実施例によるユーザ情報インターフェースのインターフェース概略図である。
【
図7(b)】一実施例によるID情報入力インターフェースのインターフェース概略図である。
【
図7(c)】一実施例による変更されたユーザ情報インターフェースのインターフェース概略図である。
【
図8(a)】一実施例による変更されたユーザ情報インターフェースのインターフェース概略図である。
【
図8(b)】別の実施例による仮想キャラクタ相互作用インターフェースのインターフェース概略図である。
【
図8(c)】一実施例による仮想キャラクタ相互作用インターフェースでの送信成功を示すインターフェース概略図である。
【
図9】一実施例によるユーザ情報インターフェースを含む仮想キャラクタ相互作用インターフェースのインターフェース概略図である。
【
図10】一実施例による仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置の構造ブロック図である。
【
図11】一実施例によるコンピュータ機器の内部構造の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本願実施例の技術的解決策をより明確に説明するために、以下では、実施例の説明に必要な図面を簡単に説明する。明らかに、以下の図面は、本願実施例の一部のみを示すだけであり、当業者にとっては、創造的な労力なしに、これらの図面に基づいて他の関連図面を得ることもできる。
【0011】
本願の目的、技術的解決策及び利点をより明確に説明するために、以下では、図面を参照しながら、本願を詳細に説明する。本明細書に記載の具体的な実施例は、本願を説明するためにのみ使用され、本願を限定するものではないことを理解されたい。
【0012】
本願によって提供される仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法は、
図1に示すアプリケーション環境に適用され得る。
図1に示されるように、
図1は、一実施例による仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法のアプリケーション環境図である。前記アプリケーション環境は、第1端末機器110、サーバ120、及び第2端末機器130を含み、第1端末機器110とサーバ120はネットワークを介して相互作用する。端末機器は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、デスクトップコンピュータ、スマートTV、及びその他のスマート端末であり得る。第1端末機器110及び第2端末機器130には、いずれも仮想シーン相互作用アプリケーション及び即時通信アプリケーションが提供される。仮想シーン相互作用アプリケーションは、即時通信アカウントを使用して承認及びログインするアプリケーションであり得る。仮想シーン相互作用アプリケーションは、仮想キャラクタ相互作用インターフェースを表示するために使用され、仮想キャラクタ相互作用インターフェースは、目標仮想キャラクタ識別子を含み、目標仮想キャラクタ識別子へのトリガー動作に応答して、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、即時会話メッセージトリガーコントロールを表示し、即時会話メッセージトリガーコントロールへのトリガー動作に応答して、メッセージ入力インターフェースを表示し、会話メッセージがメッセージ入力インターフェースに入力された後、目標仮想キャラクタに対応する即時通信ユーザアカウントに、即時通信アプリケーションに表示するための会話メッセージを送信する。即時通信クライアントは、受信した会話メッセージを表示するために使用される。サーバ120は、独立した物理サーバであり得、複数の物理サーバで構成されたサーバクラスタ又は分散システムでもあり得、また、クラウドサービス、クラウドデータベース、クラウドコンピューティング、クラウド関数、クラウドストレージ、ネットワークサービス、クラウド通信、ミドルウェアサービス、ドメインネームサービス、セキュリティサービス、CDN、ビッグデータ及び人工知能プラットフォームなどの基本的なクラウドコンピューティングサービスを提供するクラウドサーバでもあり得る。本願は、端末機器及びサーバの数を限定しない。
【0013】
一実施例では、
図2に示されるように、
図2は、一実施例による仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法のフローチャートであり、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法を提供し、当該方法を
図1における第1端末機器110に適用した場合を例として説明すると、以下のステップを含む。
【0014】
ステップ202において、仮想キャラクタ相互作用アプリケーションの仮想キャラクタ相互作用インターフェースを表示し、仮想キャラクタ相互作用インターフェースは、目標仮想キャラクタ識別子を含む。
【0015】
ここで、仮想キャラクタ相互作用インターフェース(「インタラクティブインターフェース(interactive interface)」とも呼ばれる)は、三次元仮想空間をシミュレートするために使用され得、二次元仮想空間をシミュレートするためにも使用され得る。仮想キャラクタ相互作用インターフェースは、モバイルゲームインターフェース、端末ゲームインターフェース、拡張現実、仮想現実(VR:vitrual reality)、又は複合現実(MR:Mix reality)における仮想キャラクタ相互作用インターフェースなどであり得、これらに限定されない。すると、仮想キャラクタ相互作用アプリケーションは、モバイルゲームアプリケーション、端末ゲームアプリケーション、拡張現実関連アプリケーション、仮想現実関連アプリケーション、又は複合現実関連アプリケーションなどであり得、これらに限定されない。当該仮想キャラクタ相互作用インターフェースは、目標仮想キャラクタ識別子に加えて、また、空、陸、海、建物、山林などを含み得るが、これらに限定されない。ここで、仮想現実は、コンピュータビジョンやヒューマンコンピュータインタラクションなどの様々な情報技術から進化した新しいタイプのコンピュータ技術であり、視覚によって現実世界から隔離され、表示機器によって、人々は完全な仮想世界を旅して没頭することができる。拡張現実は、認識対象に基づいた特定の位置に仮想情報を重ね合わせ、リアルタイムで仮想情報と相互作用して視覚効果を高めることである。上記の2つの組み合わせとして、複合現実は、現実世界と仮想世界を組み合わせてデジタルオブジェクトと物理オブジェクトの共存を形成する新しいインタラクティブな視覚化環境である。具体的には、本願は、ゲームインターフェースに適用され得、様々な仮想キャラクタを介してタスクを完了する。又は、当該方法は、仮想キャラクタの旅行インターフェイスに適用され得、ユーザは、異なる複数の都市や景勝地を旅することなどができる。
【0016】
仮想キャラクタ識別子は、仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおけるユーザを表すために使用される仮想キャラクタ識別子を指す。目標仮想キャラクタ識別子は、具体的には、目標仮想キャラクタのイメージの少なくとも一部であり得、又は、目標仮想キャラクタの名前、又は目標仮想キャラクタのアカウントであり得るが、これらに限定されない。例えば、当該目標仮想キャラクタのイメージは、人間又は他の動物など、任意の形態であり得る。目標仮想キャラクタは、トリガー動作に対応する仮想キャラクタを指す。
【0017】
具体的には、第1端末機器は、仮想キャラクタ相互作用アプリケーションを介して、仮想キャラクタ相互作用インターフェースを表示し、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに目標仮想キャラクタ識別子を表示する。仮想キャラクタ相互作用インターフェースがゲームインターフェースであり、仮想キャラクタがゲームプレーヤである場合を例にとると、ゲームインターフェースにゲームプレーヤを表示できるインターフェースは、ゲーム友達リスト、ゲームの終了、又はゲームのプロセスなどのインターフェースであり得る。
【0018】
ステップ204において、目標仮想キャラクタ識別子へのトリガー動作に応答して、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、即時会話メッセージトリガーコントロールを表示する。
【0019】
ここで、即時会話メッセージトリガーコントロールは、即時通信アプリケーションにおける仮想キャラクタとの即時会話をトリガーするために使用される。例えば、即時会話メッセージトリガーコントロールは、WeChat会話又はQQ会話などをトリガーするために使用されるが、これに限定されない。
【0020】
具体的には、第1端末機器は、目標仮想キャラクタへのトリガー動作に応答して、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに即時会話メッセージコントロールを表示する。例えば、目標仮想キャラクタの仮想キャラクタ情報インターフェース上に即時会話メッセージコントロールを表示することができる。具体的には、例えば、ユーザが目標仮想キャラクタ識別子をクリックすると、WeChat挨拶ボタンが仮想キャラクタ情報インターフェースに表示され、ここで、WeChat挨拶ボタンは、即ち即時会話メッセージコントロールである。
【0021】
ステップ206において、即時会話メッセージトリガーコントロールへのトリガー動作に応答して、メッセージ入力インターフェースを表示する。
【0022】
ここで、メッセージ入力インターフェースは、メッセージを入力するためのインターフェースである。メッセージ入力の方式は、当該メッセージ入力インターフェースでキーボードを介して入力すること、又は当該インターフェースで事前編集されたメッセージを選択することなどであり得、これらに限定されない。メッセージ入力インターフェースには、ユーザ名、ステータスなど目標仮想キャラクタに対応する即時通信ユーザアカウントのID情報を表示できるが、これらに限定されず、また、メッセージ入力エリア、現在の仮想キャラクタ識別子の名前、即時会話メッセージ送信コントロールなどを含み得るが、これらに限定されない。
【0023】
具体的には、第1端末機器は、即時会話メッセージトリガーコントロールへのトリガー動作に応答して、仮想キャラクタ相互作用インターフェースにメッセージ入力インターフェースを表示する。
【0024】
ステップ208において、会話メッセージがメッセージ入力インターフェースに入力された後、目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントに、即時通信アプリケーションに表示するための会話メッセージを送信する。
【0025】
ここで、会話メッセージは、即時通信アプリケーションに表示される会話中のメッセージを指す。会話メッセージは、具体的には、テキスト会話メッセージ、音声会話メッセージ、画像会話メッセージ、ビデオ会話メッセージ、リンク会話メッセージなどであり得るが、これらに限定されない。画像会話メッセージは、例えば、顔文字メッセージであり得る。リンク会話メッセージは、具体的には、リソース転送メッセージ、記事リンク共有メッセージなどであり得るが、これに限定されない。
【0026】
即時通信アプリケーションは、インターネットメッセージなどを即時に送信及び受信できるアプリケーションを指す。例えば、即時通信アプリケーションは、QQ又はWeChatなどであり得る。仮想キャラクタ相互作用アプリケーションと即時通信アプリケーションは同じアプリケーションではない。即時通信ユーザアカウントは、即時通信アプリケーションに登録されているユーザを指す。即時通信ユーザアカウントは、インターネットにおける仮想ユーザと見なすことができる。具体的には、即時通信アカウントを介して、異なる即時通信ユーザアカウントを区別することができる。即ち、各即時通信ユーザアカウントには、一意の対応する即時通信アカウントがある。各仮想キャラクタには、すべて対応する即時通信ユーザアカウントがある。各仮想キャラクタにバインドされた即時通信アプリケーションアカウントは少なくとも1つであり得、例えば、WeChatアカウントのみにバインドされているか、又はQQアカウントのみにバインドされているか、又はWeChatアカウントとQQアカウントに同時にバインドされている。即時通信アプリケーションは、当該即時会話メッセージトリガーコントロールによってトリガーされる。
【0027】
具体的には、会話メッセージがメッセージ入力インターフェースに入力された後、第1端末機器は、目標仮想キャラクタに対応する即時通信ユーザアカウントに、会話メッセージを送信し、当該会話メッセージは、当該即時通信アプリケーションを介して、即時通信ユーザアカウントに対応する第2端末に表示されるために使用される。当該会話メッセージはまた、第1端末機器の即時通信アプリケーションに表示されるためにも使用される。このようにして、即時通信アプリケーションで当該目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントとの会話を作成し、即時通信の会話インターフェースに、当該目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントに対応する会話メッセージを表示する。例えば、第1端末機器によって送信された会話メッセージが「こんにちは、プレイヤAです」である場合、第1端末機器の即時通信アプリケーション及び第2端末機器の即時通信アプリケーション上には、いずれも「こんにちは、プレイヤAです」というメッセージが表示され得る。
【0028】
本実施例では、会話メッセージがメッセージ入力インターフェースに入力された後、メッセージ入力インターフェースでトリガーされた送信動作に応答して、目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントに、即時通信アプリケーションに表示するための会話メッセージを送信する。
【0029】
本実施例では、現在の仮想キャラクタ識別子にバインドされた即時通信アプリケーションアカウントにWeChatアカウントしかない場合、WeChatに表示するための会話メッセージを送信することができる。現在の仮想キャラクタ識別子にバインドされた即時通信アプリケーションアカウントに、QQアカウント及びWeChatアカウントの2種類が含まれている場合、QQアプリケーションを介して会話メッセージを送信するか、又はWeChatを介して会話メッセージを送信するかを選択することができる。
【0030】
本実施例では、現在の仮想キャラクタ識別子及び目標仮想キャラクタ識別子にバインドされた即時通信アプリケーションが同じ即時通信アプリケーションである場合、当該同じ即時通信アプリケーションを介して会話メッセージを送信することができる。例えば、現在の仮想キャラクタ識別子及び目標仮想キャラクタに、いずれもWeChatがバインドされた場合、現在の仮想キャラクタ識別子は、WeChatアプリケーションに表示するための会話メッセージを送信することができる。
【0031】
本実施例では、現在の仮想キャラクタ識別子及び目標仮想キャラクタ識別子にバインドされた即時通信アプリケーションが異なる即時通信アプリケーションである場合、現在の仮想キャラクタ識別子に対応する第1即時通信アプリケーションの第1即時通信アカウント、及び第1即時通信アカウントに対応する第2即時通信アプリケーションの第2即時通信アカウントを取得し、目標仮想キャラクタに対応する第2即時通信アプリケーションの目標即時通信アカウントに、当該第2即時通信アプリケーションに表示するための会話メッセージを送信する。
【0032】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法では、目標仮想キャラクタ識別子へのトリガー動作を介して、即時会話メッセージトリガーコントロールを表示し、即ち、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、仮想キャラクタ相互作用インターフェースと即時通信アプリケーションとを接続するためのメッセージトリガーコントロールを提供し、また、会話メッセージトリガーコントロールへのトリガー動作を介して、目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザに会話メッセージを送信し、仮想キャラクタ相互作用インターフェースを閉じた後、仮想キャラクタに対応する即時通信ユーザとチャットすることにより、コミュニケーション効率を向上し、アプリケーション間の相互作用性を向上させることもでき、同時に、仮想キャラクタ相互作用アプリケーション及び即時通信アプリケーションのユーザ維持率を向上し、仮想キャラクタ相互作用インターフェース及び即時通信アプリケーションの他の関連機能の露出を増加させることができる。
【0033】
一実施例では、当該仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法は、即時通信アプリケーションの機能インターフェースに、仮想キャラクタ相互作用インターフェースによってトリガーされた会話の会話リストエントリを表示し、仮想キャラクタ相互作用インターフェースを介してトリガーされた会話を展示するステップを更に含む。
【0034】
一実施例では、当該仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法は、即時通信アプリケーションの機能インターフェースを表示するステップと、機能インターフェースに、仮想キャラクタ相互作用インターフェースによってトリガーされた会話の会話リストエントリを表示するステップと、会話リストエントリへのトリガー動作に応答して、会話リストを展示するステップと、を更に含み、会話リストは、仮想キャラクタ相互作用インターフェースを介してトリガーされた会話を含む。
【0035】
ここで、即時通信アプリケーションの機能インターフェースは、即時通信アプリケーションにおける、関連機能を提供するインターフェースを指す。例えば、WeChatの機能インターフェースは、モーメンツ、QRコードのスキャン、シェイク、トップストーリー、検索、近くにいる人、ショッピング、ゲームなどの機能を含み得る。即時通信アプリケーションの機能インターフェースは、即時通信アプリケーションにおける、会話に使用される会話インターフェイスとは異なる。即時通信アプリケーションの機能インターフェースは、即時通信アプリケーションにおける、会話に使用される会話インターフェースから独立されている。
【0036】
会話リストエントリは、機能インターフェースに表示される機能の機能エントリの1つである。例えば、WeChatの機能インターフェースの「ゲーム」は、会話リストエントリであり得る。会話リストは、少なくとも1つの会話を表示するために使用される。会話リストに、会話メッセージ、即時通信ユーザ名、当該会話メッセージの送信時間などを表示することもできるが、これらに限定されない。仮想キャラクタ相互作用インターフェースを介してトリガーされた会話は、目標仮想キャラクタに対応する即時通信ユーザの会話であってもよく、他の仮想キャラクタに対応する即時通信ユーザの会話であってもよい。
【0037】
具体的には、第1端末機器は、即時通信アプリケーションの機能インターフェースを表示し、機能インターフェース上に、仮想キャラクタ相互作用インターフェースでトリガーされた会話の会話リストエントリを表示する。会話リストに未読メッセージがある場合、会話リストエントリにメッセージプロンプトマークを表示して、新しいメッセージがあることをユーザにプロンプトする。情報プロンプトマークは、具体的には、赤い点、ハイライト、選択などであり得、これに限定されない。第1端末機器は、会話リストエントリへのトリガー動作に応答して、会話リストを展示し、会話リストは、仮想キャラクタ相互作用インターフェースを介してトリガーされた会話を含む。
【0038】
本実施例では、
図3(a)に示されるように、
図3(a)は、一実施例による即時通信アプリケーションの機能インターフェースの概略図である。第1端末機器は、即時通信アプリケーションの機能インターフェースを表示する。
図3(a)は、具体的には、WeChatの機能インターフェースの概略図であり得る。当該機能インターフェースは、即時通信アプリケーションの「発見」をトリガーすることによって表示することができる。当該機能インターフェースは、モーメンツ、QRコードのスキャン、シェイク、トップストーリー、検索、近くにいる人、ショッピング、ゲームなどの機能を含む。ここで、302は、仮想キャラクタ相互作用インターフェースによってトリガーされた会話の会話リストエントリである。当該会話リストエントリは、「ゲーム」である。また、会話リストのエントリに対応するエリアには、仮想キャラクタに対応するプロフィール写真及びメッセージプロンプトマークを表示することができ、図中のプロフィール写真上の小さな丸がメッセージプロンプトマークである。
図3(b)に示されるように、
図3(b)は、一実施例による会話リストインターフェースの概略図である。「ゲーム」へのトリガー動作に応答して、会話リストインターフェースを展示し、会話リストインターフェースは、会話リスト304を含む。すると、本実施例において、会話リストインターフェースは、WeChatゲームインターフェースであり得、ホームページコントロール、ゲームサークルコントロール、ゲーム検索コントロール、メッセージコントロールを表示でき、もちろん、上記のコントロールが表示されなくてもよく、又はコントロールの一部が表示されてもよいが、本願実施例はこれを限定しない。会話リストインターフェース上に、「1通 ユーザEがあなたのスレッドに「いいね」をしました」などのやり取りリマインダーや「2通 ゲームAモバイルゲームクローズドベータテスト募集」などのサービスのお知らせを表示することができる。仮想キャラクタ相互作用インターフェースを介してトリガーされた会話は、即ち、「ユーザE」と「ユーザF」との会話であり得る。
図3(b)における未読メッセージは、ユーザEが8:08に送信した「相性が良さそうです、ハハハハ」と、ユーザFが8:00に送信した「チームを組んでプレイしましょうか」である。
【0039】
本実施例では、同様に、第2端末も、即時通信アプリケーションの機能インターフェースを表示し、機能インターフェースに、仮想キャラクタ相互作用インターフェースでトリガーされた会話の会話リストエントリを表示し、会話リストエントリへのトリガー動作に応答して、会話リストを展示することができ、会話リストは、仮想キャラクタ相互作用インターフェースを介してトリガーされた会話を含む。
【0040】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法では、即時通信アプリケーションの機能インターフェースに、仮想キャラクタ相互作用インターフェースによってトリガーされた会話の会話リストエントリを表示し、仮想キャラクタ相互作用インターフェースを介してトリガーされた会話を展示することにより、即時通信アプリケーションで、仮想キャラクタに対応する即時通信ユーザによって送信された会話メッセージを受信でき、コミュニケーション効率を向上し、また、機能インターフェースの会話リストエントリから入力された会話であるので、現在の即時通信ユーザと友達との間の対話、現在の即時通信ユーザとネチズンとの間の対話が区別され、現在の即時通信ユーザと友達との間の対話に影響を与えず、実生活と仮想インターフェースが区別され、邪魔を防ぐことができる。
【0041】
一実施例では、当該仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法は、前記会話リストでトリガーされた会話選択動作に応答して、前記会話リストから目標即時通信ユーザアカウントとの目標会話を選択し、前記目標会話の会話インターフェースに入るステップと、前記会話インターフェースの仮想キャラクタの関連情報表示エリアに、前記仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおける前記目標即時通信ユーザアカウントに対応する仮想キャラクタの関連情報を表示するステップと、を更に含む。
【0042】
ここで、目標即時通信ユーザアカウントは、会話選択動作に対応する即時通信ユーザアカウントを指す。例えば、会話リストは、即時通信ユーザアカウントA及び即時通信ユーザアカウントBを含み、会話選択動作によって選択されたユーザが即時通信ユーザアカウントAである場合、即時通信ユーザアカウントAは、目標即時通信ユーザアカウントである。目標会話は、目標即時通信ユーザアカウントとの会話である。
【0043】
仮想キャラクタの関連情報表示エリアは、会話インターフェースにおける仮想キャラクタの関連情報を表示するためのエリアを指す。仮想キャラクタの関連情報は、具体的には、仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおける関連情報であり得る。具体的には、仮想キャラクタ相互作用インターフェースの名前、仮想キャラクタの名前、仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおける目標即時通信ユーザアカウントに対応する仮想キャラクタとの関係、仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおけるランキング情報、会話メッセージが初回送信された時間のうちの少なくとも1を含み得るが、これらに限定されない。
【0044】
具体的には、第1端末機器は、会話リストでトリガーされた会話選択動作に応答して、会話リストから目標即時通信ユーザアカウントとの目標会話を選択し、目標会話の会話インターフェースに入る。
図4(a)に示されるように、
図4(a)は、一実施例による目標即時通信ユーザアカウントとの目標会話のインターフェース概略図である。
図4(a)には、キャラクタ関連情報表示エリア402及び会話入力エリア404が含まれる。キャラクタ関連情報表示エリア402に、仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおける目標即時通信ユーザアカウントに対応する仮想キャラクタの関連情報を表示する。図中の仮想キャラクタの関連情報は、「Game for Peace-対決決済時に、相手に挨拶をしました」などの会話メッセージを開始する仮想キャラクタ相互作用インターフェースと、「彼はあなたのチームメイトです」などの仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおける目標即時通信ユーザアカウントに対応する仮想キャラクタとの関係と、「昨日14:35」などの会話メッセージが初回送信された時間と、「Yan Fang」などの仮想キャラクタの名前と、「アイランド4人組」仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおけるランキング情報と、を含む。さらに、現在の仮想キャラクタ識別子の名前「Tina」を表示することもできる。
図4(a)における会話入力エリアで他の会話メッセージへのトリガー動作を受信する場合、
図4(b)に示すインターフェースを表示する。
図4(b)に示されるように、
図4(b)は、別の実施例による目標即時通信ユーザアカウントとの目標会話のインターフェース概略図である。即ち、
図4(b)において、「+」記号をクリックすると、会話入力エリアに、「アルバム」、「カメラ」、「位置」、及び「プレゼント」が表示される。ここで、「アルバム」は、画像を送信するために使用され得、「カメラ」は、画像又はビデオを撮影するために使用され得、「位置」は、位置情報を送信するために使用され得、「プレゼント」は、小道具などを贈るために使用され得る。
【0045】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法では、目標即時通信ユーザアカウントとの目標会話の会話インターフェースに入り、ユーザは、会話メッセージを送信したキャラクタが誰なのか忘れる可能性があるので、仮想キャラクタの関連情報表示エリアは、仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおける目標即時通信ユーザアカウントに対応する仮想キャラクタの関連情報を表示し、それにより、ユーザは、仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおける即時通信ユーザアカウントのIDをより直感的に取得し、コミュニケーション効率を向上させることができる。
【0046】
一実施例では、
図5に示されるように、
図5は、一実施例による目標即時通信ユーザアカウントをフォローすることを示すフローチャートであり、当該仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法は、以下のステップを更に含む。
【0047】
ステップ502において、会話インターフェースでトリガーされたユーザ情報閲覧動作に応答して、目標即時通信ユーザアカウントのID情報インターフェースに入る。
【0048】
ここで、ユーザ情報閲覧動作は、会話インターフェースでユーザ情報を閲覧するための動作を指す。ID情報インターフェースは、目標即時通信ユーザアカウントのID情報を表示する。
【0049】
具体的には、第1端末機器は、会話インターフェースでトリガーされたユーザ情報閲覧動作に応答して、例えば、プロフィール写真をクリックしてユーザ情報閲覧動作をトリガーするなどにより、目標即時通信ユーザアカウントのID情報インターフェースに入ることができる。
【0050】
ステップ504において、ID情報インターフェースに、目標即時通信ユーザアカウントのID情報を表示し、目標即時通信ユーザアカウントに関連付けられた仮想キャラクタ相互作用インターフェースのインターフェース情報を表示する。
【0051】
ここで、ID情報は、具体的には、名前、年齢、性別、趣味、及びステータスの少なくとも1つを含み得るが、これらに限定されない。デフォルト状態では、目標即時通信ユーザアカウントのID情報は、即時通信ID情報と同じであり得る。仮想キャラクタ相互作用インターフェースのインターフェース情報は、仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおける当該即時通信ユーザアカウントによって生成されたインターフェース情報を含む。例えば、当該即時通信ユーザアカウントに関連する仮想相互作用インターフェースの名前、仮想相互作用インターフェースで得られる名誉、ランクなどは、これらに限定されない。
【0052】
具体的には、会話インターフェースでトリガーされたユーザ情報閲覧動作に応答して、
図6に示す目標即時通信ユーザアカウントのID情報インターフェースに入る。
図6に示されるように、
図6は、一実施例によるID情報インターフェースの概略図である。ID情報インターフェースは、個人ホームページとも呼ばれ得、第1端末機器は、目標即時通信ユーザアカウントのID情報を表示し、例えば、名前は、ユーザEであり、ステータスは、「雪4人組をしたい方はメッセージをください」であり、フォローした人は37人であり、閲覧した人は120人であり、現在の仮想キャラクタ識別子との関係は、「彼はあなたのWeChatゲームの友達です」である。目標即時通信ユーザアカウントに関連付けられた仮想キャラクタ相互作用インターフェースのインターフェース情報は、図中の「彼のゲーム32」、「王者栄耀戦力6225・10日前にプレイ」、「Game for Peaceスーパーエース・3日前にプレイ」などであり得、これらに限定されない。目標即時通信ユーザアカウントのID情報及び関連付けられた仮想キャラクタ相互作用インターフェースのインターフェース情報は、いずれもWeChatゲーム名刺に表示され得る。挨拶コントロールは、
図4(b)に示す会話インターフェースに戻るために使用できる。又は、挨拶コントロールをトリガーすることにより、仮想キャラクタ相互作用インターフェースの表示をトリガーすることができる。
【0053】
ステップ506において、会話インターフェースでトリガーされたインターフェース情報へのサブスクライブ動作に応答して、目標即時通信ユーザアカウントによって公開された、関連付けられた仮想キャラクタ相互作用インターフェースに関連する内容をサブスクライブする。
【0054】
ここで、サブスクライブ動作は、現在の即時通信ユーザアカウント的即時通信インターフェース上に、目標即時通信ユーザアカウントによって公開された、関連付けられた仮想キャラクタ相互作用インターフェースに関連する内容を表示するために使用できる。関連付けられた仮想キャラクタ相互作用インターフェースに関連する内容は、仮想キャラクタ相互作用インターフェースの活動関連内容、仮想キャラクタ相互作用インターフェースのチーム内容などであり得、これらに限定されない。
【0055】
具体的には、第1端末機器は、会話インターフェースでトリガーされたインターフェース情報へのサブスクライブ動作に応答して、目標即時通信ユーザアカウントによって公開された、関連付けられた仮想キャラクタ相互作用インターフェースに関連する内容をサブスクライブする。例えば、
図6におけるインターフェース情報に対してトリガーされた「+フォロー」動作に応答して、ユーザEによって公開された、関連付けられたゲームインターフェースに関連する内容をフォローすることができる。上記の例では、「+フォロー」は、サブスクライブ動作であり、目標即時通信ユーザアカウントは、「ユーザE」であり、仮想キャラクタ相互作用インターフェースは、「ゲーム」である。
【0056】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法では、ID情報インターフェースに、目標即時通信ユーザのID情報を表示し、目標即時通信ユーザに関連付けられた仮想キャラクタ相互作用インターフェースのインターフェース情報を表示し、目標即時通信ユーザによって公開された、関連付けられた仮想キャラクタ相互作用インターフェースに関連する内容をサブスクライブでき、それにより、即時通信アプリケーションを介して、会話メッセージを送信する仮想キャラクタと連絡を取り合い、コミュニケーション効率を向上させることができる。
【0057】
一実施例では、ID情報は、目標即時通信ユーザアカウントの即時通信ID情報とは異なり、仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおける目標即時通信ユーザアカウントに対応する仮想キャラクタのキャラクタ情報とも異なる。
【0058】
ここで、即時通信ID情報は、即時通信アプリケーションで設定された即時通信ユーザアカウントのID情報を指し、即時通信アプリケーションに表示するために使用される。仮想キャラクタのキャラクタ情報は、ユーザが仮想キャラクタ相互作用インターフェースで設定した識別子キャラクタ情報を指す。目標即時通信ユーザアカウントのID情報は、即時通信ユーザアカウント情報及び仮想キャラクタのキャラクタ情報と完全に同じではない。例えば、即時通信ユーザアカウントの名前は、「Zhang」であり、仮想キャラクタの名前は、「ユーザE」であり得、目標即時通信ユーザアカウントのIDの名前は、「Handsome Zhang」であり得る。具体的には、WeChatの名前は、「Zhang」であり、ゲームキャラクタの名前は、「ユーザE」であり、WeChatゲームの名前は、「Handsome Zhang」である。
【0059】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法では、ID情報は、即時通信ユーザ情報とは異なり、仮想キャラクタのキャラクタ情報とも異なるので、当該目標即時通信ユーザのID情報と、即時通信ユーザ情報及びキャラクタ情報が区別され、それにより、個人のプライバシーを保護し、邪魔を防ぐことができる。
【0060】
一実施例では、ID情報は、ID情報の設定ステップによって生成され、ID情報の設定ステップは、目標即時通信ユーザアカウントのユーザ情報インターフェースでトリガーされたID情報作成動作に応答して、ID情報入力インターフェースを表示するステップと、ID情報入力インターフェースに入力された内容を取得するステップと、ID情報入力インターフェースでトリガーされたID情報確認動作に応答して、入力された内容を、目標即時通信ユーザアカウントのID情報として設定するステップと、を含む。
【0061】
ここで、ID情報作成動作は、即時通信ユーザアカウント情報及びキャラクタ情報とは異なるID情報を作成するために使用される。ID情報入力インターフェースに、ニックネーム、性別などの入力される内容を表示でき、ここでは限定しない。ID情報入力インターフェースに入力される内容は、例えば、ニックネーム、性別、年齢、出身地などであり得るが、これらに限定されない。
【0062】
具体的には、
図7(a)に示されるように、
図7(a)は、別の実施例によるユーザ情報インターフェースのインターフェース概略図であり、ID作成動作トリガーエリア702が含まれる。端末機器は、ID作成動作トリガーエリア702でトリガーされたID作成動作に応答して、
図7(b)に示すID情報入力インターフェースを表示する。
図7(b)に示されるように、
図7(b)は、一実施例によるID情報入力インターフェースのインターフェース概略図である。ここで、「WeChatゲームアカウントを作成する、このIDは、WeChatゲームの公開及びやり取りに使用され、ゲーム内のより多くのWeChatユーザとプレイヤに表示されます」のようなプロンプトが表示される。
図7(b)におけるプロフィール写真、ニックネーム、及び性別は、いずれもユーザのニーズに応じて構成及び変更できる。図に示すプロフィール写真は変更され、また、ニックネームも「ユーザEAAA」に変更される。図中の「このアカウント情報はゲーム内名刺にも使用されます」は、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、ID情報入力インターフェースに入力された内容も表示できることを指す。
図7(c)に示されるように、
図7(c)は、一実施例による変更されたユーザ情報インターフェースのインターフェース概略図である。ここで、ユーザのニックネームは、「ユーザEAAA」に変更されている。
【0063】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法では、ID情報入力インターフェースに内容入力し、入力された内容を目標即時通信ユーザのID情報として設定し、それにより、ID情報は、即時通信ユーザ情報とは異なり、仮想キャラクタのキャラクタ情報とも異なるので、当該目標即時通信ユーザのID情報と、即時通信ユーザ情報及びキャラクタ情報が区別され、邪魔を防ぐことができる。
【0064】
一実施例では、目標仮想キャラクタへのトリガー動作に応答して、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、即時会話メッセージトリガーコントロールを表示する、前記ステップは、
目標仮想キャラクタ識別子へのトリガー動作に応答して、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、目標仮想キャラクタ識別子に対応する仮想キャラクタ情報インターフェースを表示するステップと、仮想キャラクタ情報インターフェースでトリガーされたユーザ情報照会動作に応答して、ユーザ情報インターフェースを表示するステップと、ユーザ情報インターフェースに、目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントのユーザ情報を表示するステップと、即時会話メッセージトリガーコントロールを表示するステップと、含む。
【0065】
ここで、仮想キャラクタ情報インターフェースは、ユーザが仮想キャラクタ相互作用インターフェースで設定した識別子キャラクタ情報を表示するために使用される。ユーザ情報照会動作は、仮想キャラクタに対応する即時通信ユーザアカウントのユーザ情報を照会するために使用される。ユーザ情報は、即時通信ユーザアカウントでユーザによって設定されたID情報における識別子であり得る。具体的には、即時通信ユーザアカウントのユーザ情報は、即時通信ユーザアカウントのID情報の情報と同じであり得、区別としては、ユーザ情報は、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに表示され、ID情報は、即時通信アプリケーションに表示されることである。
【0066】
具体的には、第1端末機器は、目標仮想キャラクタへのトリガー動作に応答して、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、目標仮想キャラクタに対応する仮想キャラクタ情報インターフェースを表示する。第1端末機器は、仮想キャラクタ情報インターフェースでトリガーされたユーザ情報照会動作に応答して、仮想キャラクタ相互作用インターフェースにユーザ情報インターフェースを表示する。ユーザ情報インターフェースに、目標仮想キャラクタに対応する即時通信ユーザアカウントのユーザ情報を表示し、即時会話メッセージトリガーコントロールを表示する。
【0067】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法では、仮想キャラクタ情報インターフェースでトリガーされたユーザ情報照会動作に応答して、ユーザ情報インターフェースを表示し、ユーザ情報インターフェースに、目標仮想キャラクタに対応する即時通信ユーザのユーザ情報を表示し、また、即時会話メッセージコントロールを表示し、それにより、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、即時通信アプリケーションにおけるユーザ情報の一部を表示し、アプリケーション間の相互作用性を向上させることができる。
【0068】
一実施例では、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法は、メッセージ入力インターフェースに、候補の事前編集されたメッセージを表示するステップと、表示された候補の事前編集されたメッセージへの選択動作に応答して、少なくとも1つの事前編集されたメッセージを選択するステップと、選択された事前編集されたメッセージを、メッセージ入力インターフェースに入力される会話メッセージとして決定するステップと、を更に含む。
【0069】
ここで、事前編集されたメッセージは、事前に作成完了されたメッセージを指す。例えば、事前編集されたメッセージは、事前編集されたテキストメッセージ、事前編集された画像メッセージ、事前編集された音声メッセージ、事前編集されたビデオメッセージ、及び事前編集されたリンクメッセージのうちの少なくとも1つであり得るが、これらに限定されない。事前編集されたテキストメッセージは、例えば、「こんにちは、チームメイト」であり得る。事前編集された画像メッセージは、例えば、顔文字メッセージであり得る。事前編集された音声メッセージは、例えば、音声で再生される「こんにちは、チームメイト」であり得、又は、チームメイトのために歌を再生することなどであり得、これらに限定されない。事前編集されたビデオメッセージは、事前に録画された動画ビデオであり得、これらに限定されない。
【0070】
具体的には、第1端末機器は、メッセージ入力インターフェースに、候補の事前編集されたメッセージを表示する。候補の事前編集されたメッセージへの選択動作に応答して、第1端末機器は、選択マークを介して、少なくとも1つの事前編集されたメッセージの選択をプロンプトする。選択マークは、例えば、事前編集されたメッセージにチェックマークをすること、又は、事前編集されたメッセージをハイライトで表示すること、又は事前編集されたメッセージの周りにプロンプトボックスを表示することなどであり得るが、これらに限定されない。第1端末機器は、選択された事前編集されたメッセージを、メッセージ入力インターフェースに入力される会話メッセージとして決定する。例えば、メッセージ入力インターフェースに、候補の事前編集されたメッセージ「666」及び「Hello」を表示する。ユーザが「666」を選択すると、第1端末機器は、当該選択動作に応答して、事前編集されたメッセージ「666」を選択し、「666」を入力される会話メッセージとして使用する。すると、第1端末機器は、目標仮想キャラクタに対応する即時通信ユーザアカウントに、当該「666」メッセージを直接送信することができる。
【0071】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法では、メッセージ入力インターフェース候補の事前編集されたメッセージを表示し、表示された事前編集されたメッセージに対する選択動作に応答して、事前編集されたメッセージを選択し、選択された事前編集されたメッセージを入力される会話メッセージとして決定し、それにより、目標仮想キャラクタに対応する即時通信ユーザに、会話メッセージを迅速に送信し、通信効率を向上させることができる。
【0072】
一実施例では、当該仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法は、目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントでログインした即時通信アプリケーションで、会話メッセージを表示するステップと、展示された会話メッセージへのトリガー動作に応答して、会話メッセージによって指定された表示し小道具を、仮想キャラクタ相互作用インターフェースの目標仮想キャラクタ識別子にバインドするステップと、を更に含み、小道具は、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、目標仮想キャラクタ識別子のために使用される。
【0073】
ここで、事前編集されたメッセージは、リソース転送メッセージを含み得る。リソース転送は、具体的には、小道具を贈ることなどであり得る。仮想キャラクタは、仮想キャラクタ相互作用インターフェースで、会話メッセージによって指定された小道具を使用することができる。事前編集されたメッセージにおける小道具は、対応する仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおける仮想キャラクタ識別子によって使用できる。
【0074】
具体的には、目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントでログインした即時通信アプリケーションで、端末機器は、会話メッセージを表示する。端末機器は、展示された会話メッセージへのトリガー動作に応答して、会話メッセージによって指定された表示し小道具を、仮想キャラクタ相互作用インターフェースの目標仮想キャラクタ識別子にバインドする。例えば、目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウント「ユーザE」がWeChatにログインし、WeChatゲーム内で、ゲーム小道具のプレゼント情報を含む会話メッセージをトリガーし、会話メッセージによって指定された小道具を、目標仮想キャラクタ識別子にバインドして、ゲーム内で当該小道具を使用する。上記の例では、WeChatは、即時通信アプリケーションであり、「ユーザE」は、即時通信ユーザアカウントの名前であり、ゲームは、仮想キャラクタ相互作用インターフェースである。
【0075】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法では、会話メッセージによって指定された表示し小道具を、仮想キャラクタ相互作用インターフェースの目標仮想キャラクタ識別子にバインドし、それにより、仮想キャラクタ相互作用インターフェースで小道具を贈ることにより、目標仮想キャラクタ識別子は、小道具を受け取り、それを使用し、仮想キャラクタ間の相互作用性及びコミュニケーション効率を向上させることができる。
【0076】
一実施例では、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに対応する仮想キャラクタ相互作用アプリケーションは、即時通信アプリケーションの即時通信コンポーネントを含む。目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントに、即時通信アプリケーションに表示するための会話メッセージを送信する、前記ステップは、即時通信コンポーネントを介して、即時通信アプリケーションの通信チャネルを経由して、目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントに、即時通信アプリケーションに表示するための会話メッセージを送信するステップを含む。
【0077】
ここで、即時通信コンポーネントは、具体的には、即時通信アプリケーションのSDK(ソフトウェア開発キット:Software Development Kit)であり得る。当該SDKは、即時通信アプリケーションサーバに、仮想キャラクタ識別子に対応するID情報を要求し、会話メッセージを送信することができる。即時通信アプリケーションの通信チャネルは、具体的には、第1端末が即時通信サーバに会話メッセージを送信し、即時通信サーバが目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントに当該会話メッセージを送信するものであり得る。
【0078】
具体的には、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに対応する仮想キャラクタ相互作用アプリケーションは、即時通信アプリケーションのSDKを含む。第1端末機器は、即時通信コンポーネントを介して、対応する即時通信サーバに会話メッセージを送信し、即時通信サーバは、目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントに、即時通信アプリケーションに表示するための会話メッセージを送信する。例えば、仮想キャラクタ相互作用アプリケーションがゲームであり、即時通信アプリケーションがWeChatである場合を例として説明すると、ゲームのインストールパッケージにはWeChatソフトウェア開発キットの一部が含まれている場合があるので、第1端末機器は、即時WeChatのSDKを介して、目標仮想キャラクタ識別子に対応するWeChatユーザに、WeChatに表示するための会話メッセージを送信することができる。
【0079】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法では、即時通信コンポーネントを介して、即時通信アプリケーションの通信チャネルを経由して、目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントに、即時通信アプリケーションに表示するための会話メッセージを送信することで、即時通信アプリケーションジャンプしてからメッセージを送信する必要がなく、それにより、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに会話メッセージを直接送信し、コミュニケーション効率を向上させることができる。
【0080】
一実施例では、即時通信コンポーネントを介して、即時通信アプリケーションの通信チャネルを経由して、目標仮想キャラクタに対応する即時通信ユーザアカウントに、即時通信アプリケーションに表示するための会話メッセージを送信する、前記ステップは、
目標仮想キャラクタの目標仮想キャラクタのアカウントを取得するステップと、即時通信サーバが、目標仮想キャラクタのアカウントに対応する目標即時通信アカウントを照会し、目標即時通信アカウントに基づいて会話メッセージを送信するように、即時通信コンポーネントを介して、目標仮想キャラクタのアカウント及び会話メッセージを即時通信サーバに送信するステップと、を含む。
【0081】
ここで、仮想キャラクタアカウントは、仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおける仮想キャラクタを一意に識別するために使用される。仮想キャラクタアカウントは、数字、アルファベット、文字、及び記号の少なくとも1つで構成できる。即時通信アカウントは、即時通信アプリケーションで即時通信ユーザを一意に識別するために使用される。即時通信アカウントは、数字、アルファベット、文字、及び記号の少なくとも1つで構成できる。仮想キャラクタアカウントと即時通信アカウントとの間には、マッピング関係が存在する。また、通常、仮想キャラクタアカウントは、即時通信アカウントと一致しなくてもよい。各目標仮想キャラクタのアカウントはすべて、対応する目標即時通信アカウントがある。即時通信サーバは、即時通信アプリケーションのサーバであり得、又は、即時通信アプリケーションサーバクラスタ内の1つのサーバであり得、又は、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法を実現するためのサーバであり得る。
【0082】
具体的には、即時通信サーバには、仮想キャラクタアカウントと即時通信アカウントとのマッピング関係が記憶される。第1端末機器は、目標仮想キャラクタの目標仮想キャラクタのアカウントを取得し、即時通信サーバが、目標仮想キャラクタのアカウントに対応する目標即時通信アカウントを照会し、目標即時通信アカウントに基づいて会話メッセージを送信するように、即時通信コンポーネントを介して、目標仮想キャラクタのアカウント及び会話メッセージを即時通信サーバに送信する。例えば、ゲームキャラクタアカウントとWeChatアカウントとの間には、バインド関係が存在し、ゲームキャラクタアカウントは、WeChatによって承認されたアカウントであり得る。
【0083】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法では、即時通信コンポーネントを介して、目標仮想キャラクタのアカウント及び会話メッセージを即時通信サーバに送信することにより、即時通信サーバが、目標仮想キャラクタのアカウントに対応する目標即時通信アカウントを照会し、目標即時通信アカウントに基づいて会話メッセージを送信し、それにより、仮想キャラクタ相互作用インターフェースで見知らぬ人との会話を実現し、コミュニケーション効率を向上させることができる。
【0084】
一実施例では、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法は、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、仮想キャラクタ相互作用アプリケーション内のメッセージ相互作用インターフェースを表示するステップと、目標仮想キャラクタ識別子に対応する目標即時通信ユーザアカウントによって送信された、任意の会話メッセージに対する返信メッセージを受信した場合、メッセージ相互作用インターフェース上に返信メッセージを表示するステップと、を含む。
【0085】
ここで、仮想キャラクタ相互作用アプリケーション内のメッセージ相互作用インターフェースは、仮想キャラクタ識別子にメッセージを送信し、仮想キャラクタ識別子によって送信されたメッセージを受信するために使用される仮想キャラクタ相互作用アプリケーション内のインターフェースを指す。例えば、仮想キャラクタAは、メッセージ相互作用インターフェースを介して、仮想キャラクタBにメッセージを送信でき、仮想キャラクタAは、メッセージ相互作用インターフェースで、仮想キャラクタBによって送信されたメッセージを受信することができる。
【0086】
具体的には、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、第1端末機器は、仮想相互作用アプリケーション内のメッセージ相互作用インターフェースを表示する。例えば、メッセージ相互作用インターフェースは、少なくとも1つの仮想キャラクタ識別子とメッセージ対話を実行するためのメッセージリストを含み得、また、任意の仮想キャラクタ識別子とメッセージ対話を実行するインターフェースも含み得る。第1端末機器がまだ仮想キャラクタ相互作用アプリケーション内のメッセージ相互作用インターフェースにあり、且つ現在の仮想キャラクタ識別子が目標仮想キャラクタ識別子に対応する目標即時通信ユーザアカウントからの、任意の会話メッセージに対する返信メッセージを受信した場合、返信メッセージをメッセージ相互作用インターフェース上に直接表示する。即ち、第2端末機器は、目標即時通信ユーザアカウントからの、任意の会話メッセージに対する返信メッセージを取得し、目標即時通信アプリケーションでトリガーされたメッセージ送信動作に応答して、即時通信サーバに当該返信メッセージを送信することにより、即時通信サーバは、仮想キャラクタの相互作用サーバに当該返信メッセージを送信し、当該仮想キャラクタの相互作用サーバは、現在の仮想キャラクタ識別子でログインした仮想キャラクタ相互作用アプリケーションがある第1端末に当該返信メッセージを送信し、メッセージ相互作用インターフェース上に返信メッセージを表示する。
【0087】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法では、メッセージ相互作用インターフェース上にあり、且つ目標仮想キャラクタ識別子によって送信された返信メッセージを受信した場合、返信メッセージをメッセージ相互作用インターフェース上に直接表示し、即ち、ユーザが仮想キャラクタ相互作用アプリケーションのメッセージ相互作用インターフェース上に留まっている場合、返信メッセージをメッセージ相互作用インターフェース上に直接表示することができ、メッセージ取得の効率を向上し、それにより、コミュニケーション効率を向上させることができる。
【0088】
一実施例では、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法は、仮想キャラクタ相互作用アプリケーション内のメッセージ相互作用インターフェースを終了し、且つ目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントが、任意の会話メッセージに対する返信メッセージを送信する場合、即時通信アプリケーションを介して返信メッセージを受信するステップと、即時通信アプリケーションに切り替えた後、即時通信アプリケーションにおける目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントの会話インターフェース上に、返信メッセージを表示するステップと、を更に含む。
【0089】
具体的には、仮想キャラクタ相互作用アプリケーション内のメッセージ相互作用インターフェースを終了した場合、即ち、第1端末機器上の任意のインターフェース、例えば、ショッピングインターフェース、娯楽インターフェース、ブラウザインターフェース、情報普及インターフェース、仮想キャラクタ相互作用アプリケーションの対戦インターフェースなどのインターフェースにある場合、且つ目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントが任意の会話メッセージへの返信メッセージを送信する場合、即時通信アプリケーションを介して返信メッセージを受信することができる。即時通信アプリケーションに切り替えた後、即時通信アプリケーションにおける目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントの会話インターフェース上に、返信メッセージを表示する。例えば、ゲームメッセージ相互作用インターフェースを終了し、ショッピングインターフェースにあり、且つユーザBが返信メッセージを送信した場合、ユーザAは、WeChatを介して当該返信メッセージを受信する。WeChatに切り替えた後、WeChat内のユーザBとの会話インターフェース上に、ユーザBによって送信された返信メッセージを表示する。上記の例では、ユーザAは、現在の即時通信ユーザであり、ユーザBは、目標仮想キャラクタに対応する即時通信ユーザであり、WeChatは、即時通信アプリケーションであり、ゲームメッセージ相互作用インターフェースは、仮想キャラクタ相互作用アプリケーション内のメッセージ相互作用インターフェースである。
【0090】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法では、仮想キャラクタ相互作用アプリケーション内のメッセージ相互作用インターフェースを終了したことは、ユーザの焦点が対戦インターフェース、ショッピングインターフェースなどの他のインターフェースにあることを意味し、即時通信アプリケーションを介して返信メッセージを受信及び表示することにより、仮想キャラクタ相互作用アプリケーションなどのユーザの通常の使用を邪魔することを防ぐことができる。
【0091】
一実施例では、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法は、目標仮想キャラクタ識別子に対応する目標即時通信アカウントが見知らぬ人のアカウントであり、且つ目標即時通信アカウントとの会話が初回の会話である場合、目標即時通信アカウントに送信された会話メッセージの数を統計するステップと、統計された数が所定の数に達し、且つ目標即時通信アカウントからの、任意の会話メッセージに対する返信メッセージが受信されていない場合、目標即時通信アカウントに会話メッセージを再度送信することを禁止するステップと、を更に含む。
【0092】
ここで、見知らぬ人のアカウントは、友達として追加されていないアカウントである。初回の会話は、ある即時通信ユーザAが別の即時通信ユーザBにN通の会話メッセージを送信し、即時通信ユーザBが返信していない場合、即時通信ユーザAによって返信されたこのN通のメッセージはすべて、初回の会話におけるメッセージであることを指す。会話メッセージの数は、送信回数で統計することができる。例えば、1回送信した場合、会話メッセージは、1として記録され、2回送信した場合、会話メッセージは、2として記録される。所定の数は、実際のニーズに応じて設定でき、具体的には、1、2、3…であり得、これらに限定されない。
【0093】
具体的には、目標仮想キャラクタ識別子に対応する目標即時通信アカウントが見知らぬ人のアカウントであり、且つ現在の即時通信アカウントと目標即時通信アカウントとの会話が初回の会話である場合、第1端末機器は、目標即時通信アカウントに送信された会話メッセージの数を統計する。送信された会話メッセージの数が所定の数に達し、且つ第1端末機器が目標即時通信アカウントからの、現在の即時通信アカウントによって送信された任意のメッセージに対する返信メッセージを受信していない場合、第1端末機器は、目標即時通信アカウントに会話メッセージを再度送信することを禁止する。目標即時通信ユーザアカウントからの、任意の会話メッセージに対する返信メッセージを受信した場合、第1端末機器は、即時通信アプリケーションにおける目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントの会話インターフェース上に、返信メッセージを表示する。
【0094】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法では、目標技仮想キャラクタ識別子に対応する目標即時通信アカウントが見知らぬ人のアカウントであり、且つ初回の会話であり、会話メッセージの数が所定の数に達し、返信メッセージを受信していない場合、目標即時通信アカウントに対応するユーザが当該メッセージに返信しないことを意味し、目標即時通信アカウントに会話メッセージを再度送信することを禁止することにより、目標即時通信アカウントへの邪魔を防ぐことができる。
【0095】
一実施例では、
図8(a)に示されるように、
図8(a)は、一実施例による変更されたユーザ情報インターフェースのインターフェース概略図であり、仮想キャラクタ情報インターフェース800、目標仮想キャラクタ識別子802、即時会話メッセージトリガーコントロール804、ユーザ情報照会動作エントリ806が含まれる。第1端末機器は、仮想キャラクタインターフェースを表示し、当該インターフェースは、目標仮想キャラクタ識別子802を含む。目標仮想キャラクタ識別子802へのトリガー動作に応答して、当該仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、即時会話メッセージトリガーコントロール804及びユーザ情報照会エントリ806を含む仮想キャラクタ情報インターフェース800を表示する。仮想キャラクタ情報インターフェースは、Yan Fangなどの仮想キャラクタの名前、仮想キャラクタのプロフィール写真、仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおける仮想キャラクタの1200などのスコア、ブラッドブロンズなどのランクを含み得る。会話メッセージトリガーコントロール804へのトリガー動作に応答して、
図8(b)に示すインターフェース図を表示する。
図8(b)に示されるように、
図8(b)は、別の実施例による仮想キャラクタ相互作用インターフェースのインターフェース概略図である。ここで、メッセージ入力インターフェース810は、事前編集されたメッセージ812、メッセージ入力エリア814、及び即時メッセージ送信コントロール816を含む。メッセージ入力エリア814には、テキスト会話メッセージを入力することができる。候補の事前編集されたメッセージ812は、666、次回約束、及びクーポンラッキーマネー(10ポイントクーポン)を含む。表示された候補の事前編集されたメッセージへの選択動作に応答して、少なくとも1つの事前編集されたメッセージを選択する。選択されたメッセージが666である場合を例にとると、666は、メッセージ入力インターフェースで入力された会話メッセージである。666を選択した後、端末機器は、目標仮想キャラクタ識別子802に対応する即時通信ユーザに666を直接送信することができる。また、666を選択した後、即時メッセージ送信コントロール816に応答して、目標仮想キャラクタ識別子802に対応する即時通信ユーザに666を送信することもできる。送信された事前編集されたメッセージが図中のクーポンラッキーマネー、即ち小道具である場合、目標仮想キャラクタ識別子802に対応する即時通信ユーザでログインした即時通信アプリケーションに、当該事前編集されたメッセージを表示し、表示された事前編集されたメッセージへのトリガー動作に応答して、指定された小道具を仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおける目標仮想キャラクタ識別子802にバインドし、当該小道具は、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、目標仮想キャラクタ識別子802のために使用される。
図8(b)におけるメッセージプロンプト情報「WeChatゲームで2通の未読メッセージがあります、確認してください」がトリガーされると、WeChatアプリケーションを開くことができる。メッセージ送信が成功した後、
図8(c)に示されるように表示される。
図8(c)は、一実施例による仮想キャラクタ相互作用インターフェースでの送信成功を示すインターフェース概略図である。図において、「WeChatゲームで相手から応答を受信します」とプロンプトし、WeChatゲームのインターフェース図の一部が添付される。即ち、本願の
図3(a)におけるインターフェース概略図の一部である。上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法では、人は社会的関係の総体であるので、情報伝達を通じて社会的関係を構築し、維持する必要があり、ゲームを介して、チームメイトと対戦相手を一致させることは社会的関係であり、今回の接触はゲームの終了とともに終了し、情報伝達も終了し、今回の社会的関係も壊れる。WeChatのこの挨拶機能により、ユーザがWeChat側でこの社会的関係を再構築できるように支援する。この社会的関係によってもたらされるコミュニケーションと相互作用は、プレーヤのゲームへの熱意を高め、アカウントを使用してゲームにログインすることへの認識を強化する。ゲーム内のユーザの社会的関係は、WeChatクライアント-WeChatゲームで促進し、WeChatゲームの活動が増加し、WeChatゲームの他のサービスの露出が増加する。
【0096】
一実施例では、
図8(a)には、仮想キャラクタ情報インターフェース800、目標仮想キャラクタ識別子802、及びユーザ情報照会動作エントリ806が含まれる。目標仮想キャラクタ識別子802へのトリガー動作に応答して、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、前記目標仮想キャラクタ識別子802に対応する仮想キャラクタ情報インターフェース800を表示する。仮想キャラクタ情報インターフェース800のユーザ情報照会動作エントリ806によってトリガーされたユーザ情報照会動作に応答して、ユーザ情報インターフェース900を含む仮想キャラクタ相互作用インターフェースのインターフェース概略図を表示する。
図9に示されるように、
図9は、一実施例によるユーザ情報インターフェースを含む仮想キャラクタ相互作用インターフェースのインターフェース概略図である。ユーザ情報インターフェース900には、即時会話メッセージトリガーコントロール902が含まれる。即時会話メッセージトリガーコントロール902へのトリガー動作に応答して、
図8(b)に示すメッセージ入力インターフェース810を表示する。メッセージ入力インターフェース810に会話メッセージを入力した後、目標仮想キャラクタの802に対応する即時通信ユーザに、即時通信アプリケーションに表示するための会話メッセージを送信する。
【0097】
一実施例では、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法は、以下のステップを含む。
【0098】
ステップ(a1)において、目標即時通信ユーザのユーザ情報インターフェースでトリガーされたID情報作成動作に応答して、ID情報入力インターフェースを表示する。
【0099】
ステップ(a2)において、ID情報入力インターフェースに入力された内容を取得する。
【0100】
ステップ(a3)において、ID情報入力インターフェースでトリガーされたID情報確認動作に応答して、入力された内容を目標即時通信ユーザのID情報として設定し、当該ID情報は、目標即時通信ユーザの即時通信ID情報とは異なり、仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおける目標即時通信ユーザに対応する仮想キャラクタのキャラクタ情報とも異なる。
【0101】
ステップ(a4)において、仮想キャラクタ相互作用アプリケーションの仮想キャラクタ相互作用インターフェースを表示し、仮想キャラクタ相互作用インターフェースは、目標仮想キャラクタ識別子を含む。
【0102】
ステップ(a5)において、目標仮想キャラクタ識別子へのトリガー動作に応答して、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、目標仮想キャラクタ識別子に対応する仮想キャラクタ情報インターフェースを表示する。
【0103】
ステップ(a6)において、仮想キャラクタ情報インターフェースでトリガーされたユーザ情報照会動作に応答して、ユーザ情報インターフェースを表示する。
【0104】
ステップ(a7)において、ユーザ情報インターフェースに、目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザのユーザ情報を表示し、即時会話メッセージトリガーコントロールを表示する。
【0105】
ステップ(a8)において、即時会話メッセージトリガーコントロールへのトリガー動作に応答して、メッセージ入力インターフェースを表示する。
【0106】
ステップ(a9)において、メッセージ入力インターフェースに、候補の事前編集されたメッセージを表示する。
【0107】
ステップ(a10)において、表示された候補の事前編集されたメッセージへの選択動作に応答して、少なくとも1つの事前編集されたメッセージを選択する。
【0108】
ステップ(a11)において、選択された事前編集されたメッセージを、メッセージ入力インターフェースに入力される会話メッセージとして決定する。
【0109】
ステップ(a12)において、会話メッセージがメッセージ入力インターフェースに入力された後、目標仮想キャラクタのアカウントを取得する。
【0110】
ステップ(a13)において、即時通信コンポーネントを介して、目標仮想キャラクタのアカウント及び会話メッセージを即時通信サーバに送信することにより、即時通信サーバが、目標仮想キャラクタのアカウントに対応する目標即時通信アカウントを照会し、目標即時通信アカウントに基づいて会話メッセージを送信する。
【0111】
ステップ(a14)において、目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザでログインした即時通信アプリケーションで、会話メッセージを表示する。
【0112】
ステップ(a15)において、表示された会話メッセージへのトリガー動作に応答して、会話メッセージによって指定された小道具を、仮想キャラクタ相互作用インターフェースの目標仮想キャラクタ識別子にバインドし、小道具は、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、目標仮想キャラクタ識別子のために使用される。
【0113】
ステップ(a16)において、目標仮想キャラクタ識別子に対応する目標即時通信アカウントが見知らぬ人のアカウントであり、且つ目標即時通信アカウントとの会話が初回の会話である場合、目標即時通信アカウントに送信された会話メッセージの数を統計する。
【0114】
ステップ(a17)において、統計された数が所定の数に達し、且つ目標即時通信アカウントからの、任意の会話メッセージに対する返信メッセージが受信されていない場合、目標即時通信アカウントに会話メッセージを再度送信することを禁止する。
【0115】
ステップ(a18)において、即時通信アプリケーションの機能インターフェースを表示する。
【0116】
ステップ(a19)において、機能インターフェースに、仮想キャラクタ相互作用インターフェースによってトリガーされた会話の会話リストエントリを表示する。
【0117】
ステップ(a20)において、会話リストエントリへのトリガー動作に応答して、会話リストを展示すし、会話リストは、仮想キャラクタ相互作用インターフェースを介してトリガーされた会話を含む。
【0118】
ステップ(a21)において、会話リストでトリガーされた会話選択動作に応答して、会話リストから目標即時通信ユーザアカウントとの目標会話を選択し、目標会話の会話インターフェースに入る。
【0119】
ステップ(a22)において、会話インターフェースの仮想キャラクタの関連情報表示エリアに、仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおける目標即時通信ユーザに対応する仮想キャラクタの関連情報を表示する。
【0120】
ステップ(a23)において、会話インターフェースでトリガーされたユーザ情報閲覧動作に応答して、目標即時通信ユーザのユーザ情報インターフェースに入る。
【0121】
ステップ(a24)において、ユーザ情報インターフェースに、目標即時通信ユーザのID情報を表示し、目標即時通信ユーザに関連付けられた仮想キャラクタ相互作用インターフェースのインターフェース情報を表示する。
【0122】
ステップ(a25)において、会話インターフェースでトリガーされたインターフェース情報へのサブスクライブ動作に応答して、目標即時通信ユーザによって公開された、関連付けられた仮想キャラクタ相互作用インターフェースに関連する内容をサブスクライブする。
【0123】
ステップ(a26)において、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、仮想キャラクタ相互作用アプリケーション内のメッセージ相互作用インターフェースを表示する。
【0124】
ステップ(a27)において、目標仮想キャラクタ識別子に対応する目標即時通信ユーザによって送信された、任意の会話メッセージに対する返信メッセージを受信した場合、メッセージ相互作用インターフェース上に返信メッセージを表示する。
【0125】
ステップ(a28)において、仮想キャラクタ相互作用アプリケーション内のメッセージ相互作用インターフェースを終了し、且つ目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザが任意の会話メッセージへの返信メッセージを送信する場合、即時通信アプリケーションを介して返信メッセージを受信する。
【0126】
ステップ(a29)において、即時通信アプリケーションに切り替えた後、即時通信アプリケーションにおける目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザの会話インターフェース上に、返信メッセージを表示する。
【0127】
上記のステップは数字表示に従って順番に表示されているが、これらのステップは必ずしも数字表示に従って順番に実行されるとは限らないことを理解されたい。本明細書で明記されていない限り、これらのステップの実行は厳密な順序に限定されず、これらのステップは他の順序で実行できる。これらのステップ又は段階は、必ずしも同時に実行されるとは限らず、異なる時間に実行でき、また、これらのステップ又は段階の実行順序も、必ずしも逐次的である必要はなく、他のステップと交互に、又は他のステップ内のステップ又は段階の少なくとも一部と交互に実行することができる。
【0128】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法では、情報を設定することにより、邪魔を防ぐことができ、目標仮想キャラクタ識別子へのトリガー動作を介して、即時会話メッセージトリガーコントロールを表示し、即ち、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、仮想キャラクタ相互作用インターフェースと即時通信アプリケーションとを接続するためのメッセージトリガーコントロールを提供し、また、会話メッセージトリガーコントロールへのトリガー動作を介して、目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザに会話メッセージを送信し、仮想キャラクタ相互作用インターフェースを閉じた後、仮想キャラクタに対応する即時通信ユーザとチャットし、通信効率を向上させ、アプリケーションの相互作用性を向上させることもでき、同時に、仮想キャラクタ相互作用アプリケーション及び即時通信アプリケーションのユーザ維持率を向上し、仮想キャラクタ相互作用インターフェース及び即時通信アプリケーションの他の関連機能の露出を増加させることができ、ユーザの焦点が仮想キャラクタ相互作用アプリケーションのメッセージ相互作用インターフェース上にある場合、メッセージ相互作用インターフェース上に返信メッセージを表示することにより、メッセージをすばやく取得でき、ユーザがメッセージ相互作用インターフェースを終了する場合、即時通信アプリケーションを介して会話インターフェース上にメッセージを表示することにより、ユーザの通常のアプリケーション使用に影響を与えないことができる。
【0129】
一実施例では、現在、ゲーム内のチーム編成、通信はバトル中のみに限定され、バトル外では通信できない。現在、次の方法で試合後の通信の目的を達成できるが、完全ではない。1、プレーヤは、ゲーム内で積極的に、WeChatを含むがこれに限定されない連絡先情報を交換し、ゲーム後にコミュニケーションを維持するためのグループを確立するためにWeChatを積極的に追加する。2、プレーヤは、ゲーム終了時の決算ページから友達の追加申請を行い、次に、ゲーム内でコミュニケーションを取る。上記の方法はいずれも、バトル中や決算ページから友達追加/チーム追加の申請を行う必要があり、動作が煩雑な上、ゲーム終了後は仲間見つける確率が非常に低く、通信効率が悪い。本願は、アプリケーションインターフェースを提供し、当該アプリケーションインターフェースは、上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法を適用する。具体的には、ゲームキャラクタAが現在の仮想キャラクタ識別子であり、ゲームキャラクタBが目標仮想キャラクタ識別子であり、ユーザAが現在の即時通信ユーザであり、ユーザBが目標即時通信ユーザであり、WeChatが即時通信アプリケーションであり、ゲームインターフェースが仮想キャラクタ相互作用インターフェースであり、WeChat挨拶コントロールが即時会話メッセージトリガーコントロールであり、目標ゲームアカウントが目標仮想キャラクタのアカウントであり、目標WeChatアカウントが目標即時通信アカウントである場合を例として説明すると、このアプリケーションインターフェースにおける当該仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法の適用は、以下の通りである。
【0130】
WeChatユーザBのユーザ情報インターフェースでトリガーされたID情報作成動作に応答して、ID情報入力インターフェースを表示する。WeChatユーザBのID情報入力インターフェースに入力された内容を取得する。ID情報入力インターフェースでトリガーされたID情報確認動作に応答して、入力された内容をWeChatユーザBのID情報として設定し、当該ID情報は、WeChatユーザBの即時通信ID情報とは異なり、ゲームインターフェースにおけるWeChatユーザBに対応する仮想キャラクタのキャラクタ情報とも異なる。ゲームインターフェースを表示し、ゲームインターフェースは、ゲームキャラクタBを含む。ゲームキャラクタAによるゲームキャラクタB識別子へのトリガー動作に応答して、ゲームインターフェースに、ゲームキャラクタBに対応する仮想キャラクタ情報インターフェースを表示する。仮想キャラクタ情報インターフェースでゲームキャラクタAによってトリガーされたユーザ情報照会動作に応答して、ユーザ情報インターフェースを表示する。ユーザ情報インターフェースに、ゲームキャラクタBに対応する即時通信ユーザのユーザ情報を表示し、WeChat挨拶コントロールを表示する。WeChat挨拶コントロールへのトリガー動作に応答して、メッセージ入力インターフェースを表示する。メッセージ入力インターフェースに、候補の事前編集されたメッセージを表示する。ゲームキャラクタAによる、表示された候補の事前編集されたメッセージへの選択動作に応答して、少なくとも1つの事前編集されたメッセージを選択する。選択された事前編集されたメッセージを、メッセージ入力インターフェースに入力される会話メッセージとして決定する。会話メッセージがメッセージ入力インターフェースに入力された後、ゲームキャラクタBの目標ゲームアカウントを取得する。WeChatコンポーネントを介して、目標ゲームアカウント及び会話メッセージをWeChatサーバに送信することにより、WeChatサーバが、目標ゲームアカウントに対応する目標WeChatアカウントを照会し、目標WeChatアカウントに基づいて、会話メッセージを送信する。ゲームインターフェースに、ゲーム内のメッセージ相互作用インターフェースを表示し、仮想キャラクタBに対応するWeChatユーザBによって送信された、任意の会話メッセージに対する返信メッセージを受信した場合、メッセージ相互作用インターフェース上に返信メッセージを表示する。ゲーム内のメッセージ相互作用インターフェースを終了し、且つWeChatユーザBが任意の会話メッセージに対する返信メッセージを送信する場合、WeChatアプリケーションを介して返信メッセージを受信し、WeChatアプリケーションに切り替えた後、WeChatアプリケーションにおけるWeChatユーザBとの会話インターフェース上に、返信メッセージを表示する。ゲームキャラクタBに対応するWeChatユーザBでログインしたWeChatで、会話メッセージを表示する。表示された会話メッセージへのトリガー動作に応答して、会話メッセージによって指定された小道具を、ゲームインターフェースのゲームキャラクタBにバインドし、小道具は、ゲームインターフェースでゲームキャラクタBのために使用される。ゲームキャラクタBに対応する目標WeChatアカウントが見知らぬ人のアカウントであり、且つ目標WeChatアカウントとの会話が初回の会話である場合、目標WeChatアカウントに送信された会話メッセージの数を統計する。統計された数が所定の数に達し、且つWeChatユーザAが目標WeChatアカウントからの、任意の会話メッセージに対する返信メッセージを受信していない場合、目標WeChatアカウントに会話メッセージを再度送信することを禁止する。WeChatの機能インターフェースを表示する。WeChatの機能インターフェースに、ゲームインターフェースによってトリガーされた会話リストエントリを表示する。会話リストエントリへのトリガー動作に応答して、会話リストを展示し、会話リストは、ゲームインターフェースを介してトリガーされた会話を含む。会話リストでトリガーされた会話選択動作に応答して、会話リストからWeChatユーザBとの目標会話を選択し、目標会話の会話インターフェースに入る。会話インターフェースの仮想キャラクタの関連情報表示エリアに、ゲームインターフェースにおけるWeChatユーザBに対応する仮想キャラクタの関連情報を表示する。会話インターフェースでトリガーされたユーザ情報閲覧動作に応答して、WeChatユーザBのユーザ情報インターフェースに入る。ユーザ情報インターフェースに、WeChatユーザBのID情報を表示し、WeChatユーザBに関連付けられたゲームインターフェースのインターフェース情報を表示する。会話インターフェースでトリガーされたインターフェース情報へのサブスクライブ動作に応答して、WeChatユーザBによって公開された、関連付けられたゲームインターフェースに関連する内容をサブスクライブする。
【0131】
本願は、アプリケーションインターフェースを更に提供し、当該アプリケーションインターフェースは、上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法を適用する。具体的には、学習コミュニケーションキャラクタAが現在の仮想キャラクタ識別子であり、学習コミュニケーションキャラクタBが目標仮想キャラクタ識別子であり、WeChatユーザAが現在の即時通信ユーザであり、WeChatユーザBが目標即時通信ユーザであり、WeChatが即時通信アプリケーションであり、学習コミュニケーション仮想インターフェースが仮想キャラクタ相互作用インターフェースであり、WeChat挨拶コントロールが即時会話メッセージトリガーコントロールであり、目標学習コミュニケーションアカウントが目標仮想キャラクタのアカウントであり、目標WeChatアカウントが目標即時通信アカウントである場合を例として説明すると、このアプリケーションインターフェースにおける当該仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法の適用は、以下の通りである。
【0132】
WeChatユーザBのユーザ情報インターフェースでトリガーされたID情報作成動作に応答して、ID情報入力インターフェースを表示する。WeChatユーザBのID情報入力インターフェースに入力された内容を取得する。ID情報入力インターフェースでトリガーされたID情報確認動作に応答して、入力された内容をWeChatユーザBのID情報として設定し、当該ID情報は、WeChatユーザBの即時通信ID情報とは異なり、学習コミュニケーション仮想インターフェースにおけるWeChatユーザBに対応する仮想キャラクタのキャラクタ情報とも異なる。学習コミュニケーション仮想インターフェース表示し、学習コミュニケーション仮想インターフェースは、学習コミュニケーションキャラクタBを含む。学習コミュニケーションキャラクタAによる学習コミュニケーションキャラクタBへのトリガー動作に応答して、学習コミュニケーション仮想インターフェースに、学習コミュニケーションキャラクタBに対応する仮想キャラクタ情報インターフェースを表示する。仮想キャラクタ情報インターフェースで学習コミュニケーションキャラクタAによってトリガーされたユーザ情報照会動作に応答して、ユーザ情報インターフェースを表示する。ユーザ情報インターフェースに、学習コミュニケーションキャラクタBに対応する即時通信ユーザのユーザ情報を表示し、WeChat挨拶コントロールを表示する。WeChat挨拶コントロールへのトリガー動作に応答して、メッセージ入力インターフェースを表示する。メッセージ入力インターフェースに、候補の事前編集されたメッセージを表示する。学習コミュニケーションキャラクタAによる、表示された候補の事前編集されたメッセージへの選択動作に応答して、少なくとも1つの事前編集されたメッセージを選択する。選択された事前編集されたメッセージを、メッセージ入力インターフェースに入力される会話メッセージとして決定する。会話メッセージがメッセージ入力インターフェースに入力された後、学習コミュニケーションキャラクタBの目標学習コミュニケーションアカウントを取得する。即時通信コンポーネントを介して、目標学習コミュニケーションアカウント及び会話メッセージを即時通信サーバに送信することにより、即時通信サーバが、目標学習コミュニケーションアカウントに対応する目標WeChatアカウントを照会し、目標WeChatアカウントに基づいて、会話メッセージを送信する。学習コミュニケーションインターフェースに、学習コミュニケーション内のメッセージ相互作用インターフェースを表示し、仮想キャラクタBに対応するWeChatユーザBによって送信された、任意の会話メッセージに対する返信メッセージを受信した場合、メッセージ相互作用インターフェース上に返信メッセージを表示する。学習コミュニケーション内のメッセージ相互作用インターフェースを終了し、且つWeChatユーザBが任意の会話メッセージに対する返信メッセージを送信する場合、WeChatアプリケーションを介して返信メッセージを受信し、WeChatアプリケーションに切り替えた後、WeChatアプリケーションにおけるWeChatユーザBとの会話インターフェース上に、返信メッセージを表示する。学習コミュニケーションキャラクタBに対応する即時通信ユーザでログインしたWeChatで、会話メッセージを表示する。表示された会話メッセージへのトリガー動作に応答して、会話メッセージによって指定された小道具を、学習コミュニケーション仮想インターフェースの学習コミュニケーションキャラクタBにバインドし、小道具は、学習コミュニケーション仮想インターフェースで学習コミュニケーションキャラクタBのために使用される。学習コミュニケーションキャラクタBに対応する目標WeChatアカウントが見知らぬ人のアカウントであり、且つ目標WeChatアカウントとの会話が初回の会話である場合、目標WeChatアカウントに送信された会話メッセージの数を統計する。統計された数が所定の数に達し、且つWeChatユーザAが目標WeChatアカウントからの、任意の会話メッセージに対する返信メッセージを受信していない場合、目標WeChatアカウントに会話メッセージを再度送信することを禁止する。WeChatの機能インターフェースを表示する。WeChatの機能インターフェースに、学習コミュニケーション仮想インターフェースによってトリガーされた会話リストエントリを表示する。会話リストエントリへのトリガー動作に応答して、会話リストを展示し、会話リストは、学習コミュニケーション仮想インターフェースを介してトリガーされた会話を含む。会話リストでトリガーされた会話選択動作に応答して、会話リストからWeChatユーザBとの目標会話を選択し、目標会話の会話インターフェースに入る。会話インターフェースの仮想キャラクタの関連情報表示エリアに、学習コミュニケーション仮想インターフェースにおけるWeChatユーザBに対応する仮想キャラクタの関連情報を表示する。会話インターフェースでトリガーされたユーザ情報閲覧動作に応答して、WeChatユーザBのユーザ情報インターフェースに入る。ユーザ情報インターフェースに、WeChatユーザBのID情報を表示し、WeChatユーザBに関連付けられた学習コミュニケーション仮想インターフェースのインターフェース情報を表示する。会話インターフェースでトリガーされたインターフェース情報へのサブスクライブ動作に応答して、WeChatユーザBによって公開された、関連付けられた学習コミュニケーション仮想インターフェースに関連する内容をサブスクライブする。
【0133】
図2及び
図5のフローチャートにおける各ステップが、矢印で示されるように順番に表示されているが、これらのステップは、必ずしも矢印で示される順序で実行されるわけではないことを理解されたい。本明細書で明記されていない限り、これらのステップの実行は厳密な順序に限定されず、これらのステップは他の順序で実行できる。また、
図2及び
図5におけるステップの少なくとも一部は、複数のステップ又は複数の段階を含み得、これらのステップ又は段階は、必ずしも同時に実行されるとは限らず、異なる時間に実行でき、また、これらのステップ又は段階の実行順序も、必ずしも逐次的である必要はなく、他のステップと交互に、又は他のステップ内のステップ又は段階の少なくとも一部と交互に実行することができる。
【0134】
一実施例では、
図10は、一実施例による仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置の構造ブロック図である。
図10に示されるように、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置を提供し、当該装置は、ソフトウェアモジュール又はハードウェアモジュール、又はこれら2つの組み合わせを採用してコンピュータ機器の一部となり得、当該装置は、具体的には、仮想キャラクタ相互作用インターフェース表示モジュール1002、第1応答モジュール1004、第2応答モジュール1006、及び送信モジュール1008を備える。
【0135】
仮想キャラクタ相互作用インターフェース表示モジュール1002は、仮想キャラクタ相互作用アプリケーションの仮想キャラクタ相互作用インターフェースを表示するように構成され、仮想キャラクタ相互作用インターフェースは、目標仮想キャラクタ識別子を含む。
【0136】
第1応答モジュール1004は、目標仮想キャラクタ識別子へのトリガー動作に応答して、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、即時会話メッセージトリガーコントロールを表示するように構成される。
【0137】
第2応答モジュール1006は、即時会話メッセージトリガーコントロールへのトリガー動作に応答して、メッセージ入力インターフェースを表示するように構成される。
【0138】
送信モジュール1008は、会話メッセージがメッセージ入力インターフェースに入力された後、目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントに、即時通信アプリケーションに表示するための会話メッセージを送信するように構成される。
【0139】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置において、目標仮想キャラクタ識別子へのトリガー動作を介して、即時会話メッセージトリガーコントロールを表示し、即ち、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、仮想キャラクタ相互作用インターフェースと即時通信アプリケーションとを接続するためのメッセージトリガーコントロールを提供し、また、会話メッセージトリガーコントロールへのトリガー動作を介して、目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザに会話メッセージを送信し、仮想キャラクタ相互作用インターフェースを閉じた後、仮想キャラクタに対応する即時通信ユーザとチャットすることにより、コミュニケーション効率を向上し、アプリケーション間の相互作用性を向上させることもでき、同時に、仮想キャラクタの対話及び即時通信アプリケーションのユーザ維持率を向上し、仮想キャラクタ相互作用インターフェース及び即時通信アプリケーションの他の関連機能の露出を増加させることができる。
【0140】
一実施例では、当該仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置は、即時通信アプリケーションの会話表示モジュールを備え、前記即時通信アプリケーションの会話表示モジュールは、即時通信アプリケーションの機能インターフェースを表示し、機能インターフェースに、仮想キャラクタ相互作用インターフェースによってトリガーされた会話の会話リストエントリを表示し、会話リストエントリへのトリガー動作に応答して、会話リストを展示するように構成され、会話リストは、仮想キャラクタ相互作用インターフェースを介してトリガーされた会話を含む。
【0141】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置において、即時通信アプリケーションの機能インターフェースに、仮想キャラクタ相互作用インターフェースによってトリガーされた会話の会話リストエントリを表示し、仮想キャラクタ相互作用インターフェースを介してトリガーされた会話を展示することにより、即時通信アプリケーションで、仮想キャラクタに対応する即時通信ユーザによって送信された会話メッセージを受信でき、コミュニケーション効率を向上し、また、機能インターフェースの会話リストエントリから入力された会話であるので、現在の即時通信ユーザと友達との間の対話、現在の即時通信ユーザとネチズンとの間の対話が区別され、現在の即時通信ユーザと友達との間の対話に影響を与えず、実生活と仮想インターフェースが区別され、邪魔を防ぐことができる。
【0142】
一実施例では、即時通信アプリケーションの会話表示モジュールは、会話リストでトリガーされた会話選択動作に応答して、会話リストから目標即時通信ユーザアカウントとの目標会話を選択し、目標会話の会話インターフェースに入り、会話インターフェースの仮想キャラクタの関連情報表示エリアに、仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおける目標即時通信ユーザアカウントに対応する仮想キャラクタの関連情報を表示するように構成される。
【0143】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置において、目標即時通信ユーザとの目標会話の会話インターフェースに入り、ユーザは、会話メッセージを送信したキャラクタが誰なのか忘れる可能性があるので、仮想キャラクタの関連情報表示エリアは、仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおける目標即時通信ユーザに対応する仮想キャラクタの関連情報を表示し、それにより、ユーザは、仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおける即時通信ユーザのIDをより直感的に取得し、コミュニケーション効率を向上させることができる。
【0144】
一実施例では、即時通信アプリケーションの会話表示モジュールは、会話インターフェースでトリガーされたユーザ情報閲覧動作に応答して、目標即時通信ユーザアカウントのユーザ情報インターフェースに入り、ユーザ情報インターフェースに、目標即時通信ユーザアカウントのID情報を表示し、目標即時通信ユーザアカウントに関連付けられた仮想キャラクタ相互作用インターフェースのインターフェース情報を表示し、会話インターフェースでトリガーされたインターフェース情報へのサブスクライブ動作に応答して、目標即時通信ユーザアカウントによって公開された、関連付けられた仮想キャラクタ相互作用インターフェースに関連する内容をサブスクライブするように構成される。
【0145】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置において、ID情報インターフェースに、目標即時通信ユーザのID情報を表示し、目標即時通信ユーザに関連付けられた仮想キャラクタ相互作用インターフェースのインターフェース情報を表示し、目標即時通信ユーザによって公開された、関連付けられた仮想キャラクタ相互作用インターフェースに関連する内容をサブスクライブでき、それにより、即時通信アプリケーションを介して、会話メッセージを送信する仮想キャラクタと連絡を取り合い、コミュニケーション効率を向上させることができる。
【0146】
一実施例では、ID情報は、目標即時通信ユーザアカウントの即時通信ID情報とは異なり、仮想キャラクタ相互作用インターフェースにおける目標即時通信ユーザアカウントに対応する仮想キャラクタのキャラクタ情報とも異なる。
【0147】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置において、ID情報は、即時通信ユーザ情報とは異なり、仮想キャラクタのキャラクタ情報とも異なるので、当該目標即時通信ユーザのID情報と、即時通信ユーザ情報及びキャラクタ情報が区別され、それにより、個人のプライバシーを保護し、邪魔を防ぐことができる。
【0148】
一実施例では、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置はさらに、ID設定モジュールを備え、前記ID設定モジュールは、目標即時通信ユーザアカウントのユーザ情報インターフェースでトリガーされたID情報作成動作に応答して、ID情報入力インターフェースを表示し、ID情報入力インターフェースに入力された内容を取得し、ID情報入力インターフェースでトリガーされたID情報確認動作に応答して、入力された内容を、目標即時通信ユーザアカウントのID情報として設定するように構成される。
【0149】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置において、ID情報入力インターフェースに内容入力し、入力された内容を目標即時通信ユーザのID情報として設定し、それにより、ID情報は、即時通信ユーザ情報とは異なり、仮想キャラクタのキャラクタ情報とも異なるので、当該目標即時通信ユーザのID情報と、即時通信ユーザ情報及びキャラクタ情報が区別され、邪魔を防ぐことができる。
【0150】
一実施例では、第1応答モジュール1004は、目標仮想キャラクタ識別子へのトリガー動作に応答して、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、目標仮想キャラクタ識別子に対応する仮想キャラクタ情報インターフェースを表示し、仮想キャラクタ情報インターフェースでトリガーされたユーザ情報照会動作に応答して、ユーザ情報インターフェースを表示し、ユーザ情報インターフェースに、目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントのユーザ情報を表示し、即時会話メッセージトリガーコントロールを表示するように構成される。
【0151】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置において、仮想キャラクタ情報インターフェースでトリガーされたユーザ情報照会動作に応答して、ユーザ情報インターフェースを表示し、ユーザ情報インターフェースに、目標仮想キャラクタに対応する即時通信ユーザのユーザ情報を表示し、また、即時会話メッセージコントロールを表示し、それにより、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、即時通信アプリケーションにおけるユーザ情報の一部を表示し、アプリケーション間の相互作用性を向上させることができる。
【0152】
一実施例では、第2応答モジュール1006は、メッセージ入力インターフェースに、候補の事前編集されたメッセージを表示し、表示された候補の事前編集されたメッセージへの選択動作に応答して、少なくとも1つの事前編集されたメッセージを選択するステップと、選択された事前編集されたメッセージを、メッセージ入力インターフェースに入力される会話メッセージとして決定するように構成される。
【0153】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置において、メッセージ入力インターフェース候補の事前編集されたメッセージを表示し、表示された事前編集されたメッセージに対する選択動作に応答して、事前編集されたメッセージを選択し、選択された事前編集されたメッセージを入力される会話メッセージとして決定し、それにより、目標仮想キャラクタに対応する即時通信ユーザに、会話メッセージを迅速に送信し、通信効率を向上させることができる。
【0154】
一実施例では、第2応答モジュール1006は、目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントでログインした即時通信アプリケーションで、会話メッセージを表示し、
表示された会話メッセージへのトリガー動作に応答して、会話メッセージによって指定された表示し小道具を、仮想キャラクタ相互作用インターフェースの目標仮想キャラクタ識別子にバインドするように構成され、小道具は、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、目標仮想キャラクタ識別子のために使用される。
【0155】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置において、会話メッセージによって指定された表示し小道具を、仮想キャラクタ相互作用インターフェースの目標仮想キャラクタ識別子にバインドし、それにより、仮想キャラクタ相互作用インターフェースで小道具を贈ることにより、目標仮想キャラクタ識別子は、小道具を受け取り、それを使用し、仮想キャラクタ間の相互作用性及びコミュニケーション効率を向上させることができる。
【0156】
一実施例では、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに対応する仮想キャラクタ相互作用アプリケーションは、即時通信アプリケーションの即時通信コンポーネントを含み、送信モジュール1008は、即時通信コンポーネントを介して、即時通信アプリケーションの通信チャネルを経由して、目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントに、即時通信アプリケーションに表示するための会話メッセージを送信するように構成される。
【0157】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置において、即時通信コンポーネントを介して、即時通信アプリケーションの通信チャネルを経由して、目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザに、即時通信アプリケーションに表示するための会話メッセージを送信することで、即時通信アプリケーションジャンプしてからメッセージを送信する必要がなく、それにより、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに会話メッセージを直接送信し、コミュニケーション効率を向上させることができる。
【0158】
一実施例では、送信モジュール1008は、目標仮想キャラクタのアカウントを取得し、
即時通信サーバが、目標仮想キャラクタのアカウントに対応する目標即時通信アカウントを照会し、目標即時通信アカウントに基づいて会話メッセージを送信するように、即時通信コンポーネントを介して、目標仮想キャラクタのアカウント及び会話メッセージを即時通信サーバに送信するように構成される。
【0159】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置において、即時通信コンポーネントを介して、目標仮想キャラクタのアカウント及び会話メッセージを即時通信サーバに送信することにより、即時通信サーバが、目標仮想キャラクタのアカウントに対応する目標即時通信アカウントを照会し、目標即時通信アカウントに基づいて会話メッセージを送信し、それにより、仮想キャラクタ相互作用インターフェースで見知らぬ人との会話を実現し、コミュニケーション効率を向上させることができる。
【0160】
一実施例では、仮想キャラクタ相互作用インターフェース表示モジュール1002は、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに、仮想キャラクタ相互作用アプリケーション内のメッセージ相互作用インターフェースを表示し、目標仮想キャラクタ識別子に対応する目標即時通信ユーザアカウントによって送信された、任意の会話メッセージに対する返信メッセージを受信した場合、メッセージ相互作用インターフェース上に返信メッセージを表示するように構成される。
【0161】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置において、メッセージ相互作用インターフェース上にあり、且つ目標仮想キャラクタ識別子によって送信された返信メッセージを受信した場合、返信メッセージをメッセージ相互作用インターフェース上に直接表示し、即ち、ユーザが仮想キャラクタ相互作用アプリケーションのメッセージ相互作用インターフェース上に留まっている場合、返信メッセージをメッセージ相互作用インターフェース上に直接表示することができ、メッセージ取得の効率を向上し、それにより、コミュニケーション効率を向上させることができる。
【0162】
一実施例では、当該仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置は、即時通信アプリケーションの会話表示モジュールを備え、前記即時通信アプリケーションの会話表示モジュールは、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに対応するメッセージ相互作用インターフェースを終了し、且つ目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントが、任意の会話メッセージに対する返信メッセージを送信する場合、即時通信アプリケーションを介して返信メッセージを受信し、
仮想キャラクタ相互作用アプリケーションから即時通信アプリケーションに切り替えた後、即時通信アプリケーションにおける目標仮想キャラクタ識別子に対応する即時通信ユーザアカウントの会話インターフェース上に、返信メッセージを表示するように構成される。
【0163】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置において、仮想キャラクタ相互作用アプリケーション内のメッセージ相互作用インターフェースを終了したことは、ユーザの焦点が対戦インターフェース、ショッピングインターフェースなどの他のインターフェースにあることを意味し、即時通信アプリケーションを介して返信メッセージを受信及び表示することにより、仮想キャラクタ相互作用アプリケーションなどのユーザの通常の使用を邪魔することを防ぐことができる。
【0164】
一実施例では、送信モジュール1008はさらに、目標仮想キャラクタ識別子に対応する目標即時通信アカウントが見知らぬ人のアカウントであり、且つ目標即時通信アカウントとの会話が初回の会話である場合、目標即時通信アカウントに送信された会話メッセージの数を統計し、
統計された数が所定の数に達し、且つ目標即時通信アカウントからの、任意の会話メッセージに対する返信メッセージが受信されていない場合、目標即時通信アカウントに会話メッセージを再度送信することを禁止するように構成される。
【0165】
上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置において、目標即時通信アカウントが見知らぬ人のアカウントであり、且つ初回の会話であり、会話メッセージの数が所定の数に達し、返信メッセージを受信していない場合、目標即時通信アカウントに対応するユーザが当該メッセージに返信しないことを意味し、目標即時通信アカウントに会話メッセージを再度送信することを禁止することにより、目標即時通信アカウントへの邪魔を防ぐことができる。
【0166】
仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置の具体的な限定については、上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法の限定を参照できここでは繰り返して説明しない。上記の仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信装置における各モジュールは、全体的又は部分的に、ソフトウェア、ハードウェア、及びそれらの組み合わせによって実現できる。上記の各モジュールは、ハードウェアの形で、コンピュータ機器のプロセッサに集積されるか、又はコンピュータ機器内のプロセッサから独立していてもよく、プロセッサが上記の各モジュールに対応する操作を呼び出して実行できるようにするために、ソフトウェアの形でコンピュータ機器のメモリに記憶されてもよい。
【0167】
一実施例では、コンピュータ機器を提供し、当該コンピュータ機器は、端末機器であり得、その内部構造図は、
図11に示されるようであり得る。当該コンピュータ機器は、システムバスを介して接続されたプロセッサ、メモリ、通信インターフェース、表示画面及び入力装置を含み得る。ここで、当該コンピュータ機器のプロセッサは、計算機能と制御機能を提供できる。当該コンピュータ機器のメモリは、不揮発性記憶媒体及び内部メモリを含む。当該不揮発性記憶媒体に、オペレーティングシステム及びコンピュータプログラムが記憶されている。当該内部メモリは、不揮発性記憶媒体に記憶されたオペレーティングシステム及びコンピュータプログラムの実行のための環境を提供する。当該コンピュータ機器の通信インターフェースは、外部端末との有線又は無線通信に使用され、無線通信はWIFI、オペレータネットワーク、NFC(Near Field Communication)又はその他の技術によって実現できる。当該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるときに、仮想キャラクタ相互作用インターフェースに基づく通信方法を実現する。当該コンピュータ機器の表示画面は、液晶表示画面又は電子インク表示画面であり得、当該コンピュータ機器の入力装置は、表示画面に覆われたタッチ層であってもよいし、コンピュータ機器のハウジングに設けられたボタン、トラックボール又はタッチパッドであってもよいし、外部接続されたキーボード、タッチパッド又はマウスなどであってもよい。
【0168】
当業者なら、
図11に示される構造は、本願の解決策に関連する構造の一部のブロック図にすぎず、本願の解決策が適用されるコンピュータ機器に対する限定ではなく、具体的なコンピュータ機器は、図に示されるよりも多い又は少ないコンポーネントを含んでもよいか、又は特定のコンポーネントを組み合わせてもよいか、又は異なるるコンポーネント配置を有してもよいことが理解できる。
【0169】
一実施例では、メモリと、1つ又は複数のプロセッサと、を備えるコンピュータ機器を更に提供し、前記メモリには、コンピュータ可読命令が記憶され、前記コンピュータ可読命令がプロセッサによって実行されるときに、前記1つ又は複数のプロセッサに、上記の各方法の実施例におけるステップを実行させる。
【0170】
一実施例では、コンピュータ可読命令が記憶された1つ又は複数の不揮発性記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読命令が1つ又は複数のプロセッサによって実行されるときに、1つ又は複数のプロセッサに、上記の各方法の実施例におけるステップを実行させる。
【0171】
一実施例では、コンピュータプログラム製品又はコンピュータプログラムを提供し、当該コンピュータプログラム製品又はコンピュータプログラムにはコンピュータ命令が含まれ、当該コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶される。コンピュータ機器のプロセッサは、コンピュータ可読記憶媒体から当該コンピュータ命令を読み取り、プロセッサは当該コンピュータ命令を実行することにより、当該コンピュータ機器に上記の各方法の実施例におけるステップを実行させる。
【0172】
当業者なら、上記の実施例の各方法における全部又は一部のプロセスは、プログラム命令に関連するハードウェアによって完了することができ、前記コンピュータプログラムは、不揮発性コンピュータ可読記憶媒体に記憶され、当該コンピュータプログラムが実行されるとき、上記の各方法の実施例におけるプロセスを含み得ることを理解できる。ここで、本願の各実施例で任意引用するメモリ、ストレージ、データベース又は他の媒体は、すべて不揮発性及び/又は揮発性メモリを含み得る。不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(ROM:Read Only Memory)、磁気テープ、フロッピーディスク、フラッシュメモリ、又は光メモリなどを含み得る。揮発性メモリは、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)又は外部キャッシュメモリを含み得る。例示的であるが限定的ではない例示によれば、多くの形のRAM、例えば、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM:Static Random Access Memory)、又はダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM:Dynamic Random Access Memory)などであり得る。
【0173】
上記の実施例の各技術的特徴は、任意に組み合わせることができ、説明を簡潔にするために、上記の実施例における各技術的特徴のすべての可能な組み合わせについては説明されていないが、これらの技術的特徴の組み合わせに矛盾がない限り、すべて本明細書の範囲に含まれると見なすべきである。
【符号の説明】
【0174】
110 第1端末機器
120 サーバ
130 第2端末機器
304 会話リスト
402 キャラクタ関連情報表示エリア
404 会話入力エリア
702 ID作成動作トリガーエリア
800 仮想キャラクタ情報インターフェース
802 目標仮想キャラクタ識別子
804 即時会話メッセージトリガーコントロール
806 ユーザ情報照会動作エントリ
810 メッセージ入力インターフェース
812 メッセージ
814 メッセージ入力エリア
816 即時メッセージ送信コントロール
900 ユーザ情報インターフェース
902 即時会話メッセージトリガーコントロール
1002 仮想キャラクタ相互作用インターフェース表示モジュール
1004 第1応答モジュール
1006 第2応答モジュール
1008 送信モジュール
【国際調査報告】