(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-06-13
(54)【発明の名称】耐候性建物一体型モジュール表面を作るためにフレーム付きソーラー・パネルを接続及び固定するシステム及び方法
(51)【国際特許分類】
H02S 20/23 20140101AFI20230606BHJP
E04F 13/08 20060101ALI20230606BHJP
E04D 13/18 20180101ALI20230606BHJP
【FI】
H02S20/23 A
E04F13/08 Z ETD
E04D13/18
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022568585
(86)(22)【出願日】2021-05-14
(85)【翻訳文提出日】2022-12-13
(86)【国際出願番号】 IB2021054159
(87)【国際公開番号】W WO2021229532
(87)【国際公開日】2021-11-18
(32)【優先日】2020-05-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EE
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522437348
【氏名又は名称】ソーラーストーン オーウー
(74)【代理人】
【識別番号】110000855
【氏名又は名称】弁理士法人浅村特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ユリメ、マティス
(72)【発明者】
【氏名】クラーヴィ、マティ
(72)【発明者】
【氏名】エドニク、シルヴェール
【テーマコード(参考)】
2E108
2E110
【Fターム(参考)】
2E108KK04
2E108LL01
2E108MM06
2E108NN07
2E110AA04
2E110AB02
2E110AB04
2E110AB22
2E110CC03
2E110DA03
2E110DB03
2E110DC04
2E110DD06
2E110GB03Z
(57)【要約】
基板押縁用に耐候性建物一体型モジュール表面を作成するために、フレーム付きソーラー・パネルを接続及び固定するシステム及び方法。このシステムは、U字型プロファイルに基づいて製造された上部ストリップと、左側ストリップと、右側ストリップとを含む接続手段を備え、側部ストリップは、隣り合う側部ストリップ構造及び様々な形状の取付けブラケットと係合するように構成される。任意の延長された上部ストリップ、及び側部ストリップの延長ストリップも提供され、それらによって、フレーム付きソーラー・パネルで作られたモジュール表面は、必要に応じて、高さ及び幅の両方において拡張することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板押縁上に耐候性建物一体型モジュールを作成するためのフレーム付きソーラー・パネルを接続及び固定するシステムであって、U字型プロファイルに基づいて作成された上部ストリップと、左側ストリップと、右側ストリップとである接続手段を備えており、側部ストリップが、隣り合う前記側部ストリップ構造と、特定の形状の部分的にプレストレスを与えられた取付けブラケットと、水封とに係合するように構成されている、システムにおいて、
前記上部ストリップ(1)は、
基部(1.1)と、前記基部(1.1)に対して直角を形成する直線状の右分岐部(1.2)と、U字型間隙を形成する直線状の左分岐部(1.3)と、前記基部(1.1)の中央のシール溝(1.1.1)とを備え、
前記基部(1.1)は、左方に突出して前記上部ストリップ(1)の内側に向かってプレストレスを与えられた延長部1.1.2を備え、そのわずかに円弧状の端部(1.1.3)は、係合先端部(1.1.4)を備え、
前記左分岐部(1.3)は、前記上部ストリップ(1)の内側に向かって円弧状にプレストレスを与えられ、左方に実質的に直角に分岐部(1.3)から向きを変える延長部(1.3.1)を備え、
前記延長部(1.3.1)は、前記分岐部(1.3)と前記延長部(1.3.1)との接続点における波状の接続部(1.3.2)と、前記延長部(1.3.1)の端部における固定先端部(1.3.3)とを備え、
前記左側ストリップ(2)は、
基部(2.1)と、前記基部に対して直角に突出する直線状の分岐部(2.2)、(2.3)及び(2.4)とを備え、それらは、上向きに開いた2つのU字型分岐部を形成し、
前記分岐部(2.4)の上部は、左方に直角に突出して前記ストリップ(2)の内側に向かってプレストレスを与えられた延長部(2.4.1)であり、その円弧状の端部(2.4.2)は、結合先端部(2.4.3)を備え、
前記基部(2.1)は、左方に突出して前記ストリップ(2)の内側に向かって円弧状にプレストレスを与えられた延長部(2.1.1)を備え、それは、前記基部(2.1)と前記延長部(2.1.1)との間の移行点に波状の接続部(2.1.2)と、前記端部に固定先端部(2.1.3)とを備え、
前記右側ストリップ(3)は、
基部(3.1)と、前記基部に対して直角に突出する直線状の分岐部(3.2)、(3.3)及び(3.4)とを備え、それらは、下向きに開いた2つのU字型分岐部を形成し、
前記基部(3.1)は、右方に突出して前記右側ストリップ(3)の内側に向かって円弧状にプレストレスを与えられた延長部(3.1.1)を備え、その円弧状の端部(3.1.2)は、結合先端部(3.1.3)を備え、
前記分岐部(3.4)は、前記右側ストリップ(3)の内側に向かってプレストレスを与えられた延長部(3.4.1)を備え、前記分岐部(3.4)は、実質的に直角に、円弧状に右方に回転され、
前記延長部(3.4.1)は、前記分岐部(3.4)と前記延長部(3.4.1)との接続点における波状の接続部(3.4.2)と、前記延長部(3.4.1)の前記端部における固定先端部(3.4.3)とを備え、
第1横列の取付けブラケット(5)は、
上部垂直部分(5.1)、中央垂直部分(5.2)及び下部垂直部分(5.3)である直線状の垂直部分と、上部水平部分(5.4)及び下部水平部分(5.5)である直線状の水平部分とを備える階段状の主要部であって、前記垂直及び水平部分は、互いに直角に配置される、前記階段状の主要部を備え、
前記上部垂直部分(5.1)では、波状の内向きのプレストレスを与えられた延長部(5.1.1)は、左上に実質的に直角に向きを変えられ、ほぼ中央から鈍角で上向きに曲がっており、前記下部垂直部分(5.3)では、波状の内向きの付勢されたプレストレスを与えられた延長部(5.3.1)は、実質的に右方に直角に向きを変えられ、ほぼ中央から鈍角で下向きに曲がっており、
前記下部水平部分(5.5)は、任意の固定要素の追加のために開口部(5.5.1、5.5.2)を有し、前記開口部(5.5.1)は、前記第1横列の固定ブラケット(5)の固定を位置付ける可能性を有しており、
継続横列の取付けブラケット(6)は、
U字型間隙を形成する、上部水平部分(6.3)と、下部水平部分(6.4)と、それらに接続する下部垂直部分(6.2)と、上部水平部分(6.3)から上向きに直角に突出している上部垂直部分(6.1)とを備え、
前記上部垂直部分(6.1)は、左上に実質的に直角に左側延長ブラケット(6)へと折り返して、ほぼ中央で鈍角に上向きに曲がっている波状のプレストレスを与えられた延長部(6.1.1)を有し、
前記上部水平部分(6.3)と前記下部垂直部分(6.2)との間の前記接続部は直角であり、前記下部水平部分(6.4)は、前記下部垂直部分(6.2)の接続点から右方に実質的に直角に回転し、前記下部水平部分(6.4)は、前記延長ブラケット(6)の内側に向かって階段状のプレストレスを与えられた延長部(6.4.1)を有し、その前記端部は外側に曲げられ、前記下部水平部分(6.4)は開口部(6.4.2)を有し、
前記上部水平部分(6.3)と、前記下部水平部分(6.4)と、前記下部垂直部分(6.2)とは、それらの形状に従って補強部分(6.5)に接続され、
前記ストリップ(1、2、3)を前記フレーム付きソーラー・パネル(8)に接続するための前記部分は、プレストレスを与えられ、前記取付けブラケット(5、6)を前記フレーム付きソーラー・パネル(8)と前記基板押縁とに取り付けるための前記部分は、プレストレスを与えられることにより、クリックオン取付けが可能になり、
コネクタ及び取付けブラケットは、剛性のステンレス金属で作られており、
前記水封(7)は、前記上部ストリップ(1)の外側に取り付けられる
ことを特徴とする、システム。
【請求項2】
前記左側ストリップ(2)と前記右側ストリップ(3)との重複部を幅方向に延長するために、側部ストリップの延長ストリップ(4)は、
中央で2つの基部(4.1.1)と(4.1.2)に分割された直線状の基部(4.1)であって、その前記移行点において、直角に直線状の中間分岐部(4.8)があり、それは、その外側部分にソール・プレート(4.8.1)を含む直線状の基部(4.1)と、
下向きに開いた2つのU字型分岐部を形成する、前記基部(4.1.1)から直角に突出している直線状の分岐部(4.2)、(4.3)及び(4.4)と、
上向きに開いた2つのU字型分岐部を形成する、前記基部(4.1.2)から直角に突出している直線状の分岐部(4.5)、(4.6)及び(4.7)と
を備えることを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
重複部を高さ方向に延長するための前記上部ストリップが、中間分岐部を有する細長いストリップ(1A)であり、その前記基部(1.1)が、延長された基部(1.1.a)を有することを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
重複部を高さ方向に延長するための前記上部ストリップが、細長い中間ストリップ(1B)であり、その前記基部(1.1)が、二重の細長い基部(1.1.a)と基部(1.1.b)とを備えることを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記水封(7)の下部は、シール溝(1.1.1)の形状であり、前記シール溝から突出している部分(7.1)は、上部にテーパ状の点を有することを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
請求項1から5までに記載のシステムを使用して、耐候性建物一体型モジュール表面を作成するために、フレーム付きソーラー・パネルを接続及び固定するための方法において、前記方法は、
前記上部ストリップ(1、又は1A、又は1B)並びに前記側部ストリップ(2及び3)が、固定された順番で、クリックオン接続で前記フレーム付きソーラー・パネル(8)に接続されるステップであって、
まず、前記左側ストリップ(2)が、前記フレーム付きソーラー・パネル(8)に接続され、ソーラー・パネルのフレーム(8.1)に対して約45°の角度で配置され、前記円弧状部分(2.4.2)を有する前記左側ストリップ(2)の前記上部のプレストレスを与えられた延長部(2.4.1)、及び前記結合先端部(2.4.3)が、前記フレーム付きソーラー・パネル(8)のガラス(8.2)上に取り付けられ、前記結合先端部(2.4.3)が、前記フレーム(8.1)に接続されることが確認され、前記基部(2.1)における前記左側ストリップ(2)のプレストレスを与えられた前記延長部(2.1.1)が、前記ソーラー・パネルのフレーム(8.1)の前記端部まで延びることがチェックされ、圧力が前記左側パネル(2)に加えられ、カチッと音が鳴るまで前記ソーラー・パネルのフレーム(8.1)上の所定の位置に折り曲げることができ、
次に、前記上部ストリップ(1)、又は中間分岐部を有する前記延長されたストリップ(1A)、又は中間分岐部を有する前記延長されたストリップ(1B)が、水封(7)を有する前記フレーム付きソーラー・パネル(8)に接続され、前記ソーラー・パネルのフレーム(8.1)に対して約45°の角度で配置され、それらの間に1ミリメートルしか空間がないように、既に接続された前記左側ストリップ(2)の前記プロファイルの隅部内に嵌合することが確認され、前記プレストレスが与えられた延長部(1.1.2)、前記円弧状部分(1.1.2)及び前記上部ストリップの前記係合先端部(1.1.4)が、前記ガラス(8.2)の前記表面に到達することがチェックされ、前記上部ストリップ(1、又は1A、又は1B)の前記左分岐部(1.3)の前記プレストレスが与えられた延長部(1.3.1)の前記固定先端部(1.3.3)が、前記フレーム(8.1)の前記端部に到達することがチェックされ、圧力が前記上部ストリップ(1、又は1A、又は1B)に加えられ、カチッと音が鳴るまで前記ソーラー・パネルのフレーム(8.1)上の所定の位置に折り曲げることができ、
その後、前記右側ストリップ(3)が、前記フレーム付きソーラー・パネル(8)に接続され、前記ソーラー・パネルのフレーム(8.1)に対して約45°の角度で配置され、それらの間に1ミリメートルしか空間がないように、前記既に接続された右側ストリップ(3)の前記プロファイルの隅部内に嵌合することが確認され、前記右側ストリップの前記基部(3.1)の前記プレストレスを与えられた延長部(3.1.1)の前記円弧状端部先端部(3.1.2)、及び前記係合先端部(3.1.3)が、前記ガラス(8.2)の前記表面に到達することがチェックされ、前記右側ストリップ(3)の分岐部(3.4)の前記プレストレスを与えられた延長部(3.4.1)及び前記取付けノズル(3.4.3)が、前記フレーム(8.1)の前記端部に到達することがチェックされ、圧力が前記右側ストリップ(3)に加えられ、カチッと音が鳴るまで前記ソーラー・パネルのフレーム(8.1)上の所定の位置に折り曲げることができるステップと、
モジュール表面を製造するために、前記基板上で、セクションの制御測定が行われるステップと、
前記押縁(9)の前記第1横列には、前記第1横列の固定ブラケット(5)が固定され、前記下部垂直部分(5.3)とそのプレストレスを与えられた延長部(5.3.1)とを用いて前記押縁(9)の周りに固定され、追加の固定手段によって前記水平部分(5.5)内の前記開口部(5.5.1)、(5.5.2)を介して、前記押縁(9)に任意選択的に固定されるステップと、
前記ストリップ(1、又は1A、又は1B、並びに、2及び3)に接続された前記フレーム付きソーラー・パネル(8)が、前記溝(9)に取り付けられた前記第1横列の前記取付けブラケット(5)上に垂直に載せるために、前記基部上に取り付けられ、前記ソーラー・パネルの前記下部フレーム(8.1)によって前記第1横列の取付けブラケット(5)の前記上部垂直部分(5.1)に押し付けられ、プレストレスを与えられた延長部(5.1.1)によってクリックオン接続として固定され、前記フレーム付きソーラー・パネル(8)が、前記第1横列の取付けブラケット(5)の前記上部水平部分(5.4)上で下から支持され、縦列内の前記ソーラー・パネル(8)の正確な位置合わせがチェックされ、前記フレーム付きソーラー・パネル(8)が、前記次の押縁(9)に対して垂直に曲げられ、これにより、前記ソーラー・パネルの前記下縁の前記フレーム(8.1)が前記第1横列の取付けブラケット(5)内に正確にあること、及び、前記フレーム付きソーラー・パネル(8)が、前記基板において前記第1横列の取付けブラケット(5)上に載っていることが確実になるステップと、
前記次の押縁(9)の後ろに垂直に延長横列の前記取付けブラケット(6)が取り付けられ、その下部水平部分(6.4)と、その階段状のプレストレストを与えられた延長部(6.4.1)と、下部垂直部分(6.2)とを介して屋根押縁(9)の周りに固定され、追加の固定手段を有する前記開口部(6.4.2)を介して前記下部水平部分(6.4)内で前記押縁(9)に任意選択的に固定されるステップと、
ストリップ(1、又は1A、又は1B)を用いて接続され、互いの上部で垂直に連続的に取り付けられた2つのフレーム付きソーラー・パネル(8)が、延長横列の取付けブラケット(6)に固定されるステップであって、
垂直下部の前記フレーム付きソーラー・パネル(8)が、前記上部とともに前記屋根押縁(9)上に取り付けられ、前記上部ストリップ(1、又は1A、又は1B)のU字型ボックスが前記屋根押縁(9)に載り、前記延長横列の取付けブラケット(6)の前記上部水平面(6.3)の内側がそれに対して支持されるように、前記延長横列の取付けブラケット(6)が前記下部フレーム付きソーラー・パネル(8)の前記上部ストリップ(1、又は1A、又は1B)に垂直に、U字型間隙を用いて取り付けられるようにし、その結果、前記押縁(9)及び前記下方のフレーム付きソーラー・パネル(8)の垂直上部が、前記プレストレスを与えられた水平部分(6.4)の前記上部の助けを借りて、前記延長横列の取付けブラケット(6)の前記U字型間隙内で固定され、
前記垂直上部のフレーム付きソーラー・パネル(8)が、前記下部フレームによって、前記延長横列の接続ブラケット(6)の前記上部垂直部分(6.1)に押し付けられ、クリックオン接続としてプレストレスを与えられた延長部(6.1.1)によって固定され、前記フレーム付きソーラー・パネル(8)が、前記延長横列の接続ブラケット(6)の前記上部水平部分(6.3)に載せられ、
それぞれの新しい垂直横列の前記フレーム付きソーラー・パネル(8)が、前記基部で前記延長横列の固定ブラケット(6)に載るように、それは、縦列内で垂直に前記ストリップ(1、又は1A、又は1B、又は2及び3)によって接続された前記フレーム付きソーラー・パネル(8)を設置することによって継続され、前記垂直に取り付けられたフレーム付きソーラー・パネル(8)の前記重複部は、前記上部ストリップ(1、又は1A、又は1B)の前記水封(7)が、前記重なり合うフレーム付きソーラー・パネル(8)の前記縁部の下に隠されているようでなければならないステップと、
前記縦列が、前記屋根の棟までフレーム付きソーラー・パネル(8)で満たされるとき、前記次の縦列の設置が続行され、前記第1の/前の縦列の前記フレーム付きソーラー・パネル(8)の前記左側ストリップ(2)と、前記第2の/次の縦列の前記フレーム付きソーラー・パネル(8)の前記右側パネル(3)とが、水トラップを形成するためにU字型プロファイル内で互いに係合することが確実になるステップと、
任意選択的に、前記側部ストリップの延長ストリップ(4)が追加され、その前記U字型端部は、水トラップを形成するために前記左側ストリップ(2)及び前記右側ストリップ(3)の前記U字型プロファイルと係合し、
任意選択的に、前記側部ストリップの延長ストリップ(4)が、そこから1つのU字型端部を除去することによって、より短く切断されるステップと、
前記最も外側の側部ストリップ、又は側部ストリップの延長ストリップ(4)が、基部プレートのエッジ・プレートによって覆われているステップと
を含むことを特徴とする、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、エネルギー及び建築材料の分野に関し、より詳細には、クリックオン接続として、予めフレームの付いたソーラー・パネルを接続及び固定するためのストリップ・クランプによる解決策と、一体化されて基板の寸法に適合させることができる耐候性モジュール表面を製造する方法とに関する。
【背景技術】
【0002】
再生可能エネルギー源の使用の増加により、ソーラー・パネルが広く使用され、建物の屋根、ファサード及び壁に設置されるようになった。ソーラー・パネルの使用を容易にするために、標準サイズのフレーム付きソーラー・パネルが市場に導入されており、これらは、既存の屋根、ファサード及び壁装材の上部に設置することができる。すぐに設置するための市販されている標準サイズのフレーム付きソーラー・パネルの90%は、35cm×35cmのフレームで構成されているが、フレーム付きソーラー・パネルの標準サイズがわずかに異なるものもある(http://global.talesun.com/upload/2018/06/08/15284452439938x4jo5.pdfも参照)。屋根の表面全体がオーダーメードのソーラー・パネルで作られている特別な解決策も存在する(例えば、https://www.tesla.com/solarroof)。しかしながら、このようなすぐに使えるフレーム付き標準サイズのソーラー・パネルを、既存の屋根、ファサード及び壁装材(新しい屋根、ファサード及び外壁を覆う)の中に、又は代わりに一体化(設置)するための有効な技術的解決策は存在しない。このような一体化の解決策は、耐水性の点でも欠点を有する。
【0003】
先行技術のEP1060520B1(2008年4月23日公開)は、ソーラー・パネル・ガラスの周りに固定されて、フレームによって屋根に取り付けることができるフレーム付きソーラー・パネルを形成する3つの異なる形状のプロファイルで作られたフレームを開示している。この製品の紹介と設置は、以下のhttps://www.ernstschweizer.ch/fileadmin/user_upload/00_Produkte/80_Sonnenenergie-Systeme/pdf/Photovoltaik-Montagesystem_Indach_Solrif.pdfで見ることができる。解決策として、FR2963801A1(Solframe)も知られている。これらの解決策の欠点は、それが半製品、すなわち、別個のソーラー・パネル・ガラスであることであり、この、別個のソーラー・パネル・ガラスに対して別個のフレーム(プロファイル)が追加され、その結果、上記発明による別個のプロファイルが与えられた完成したソーラー・パネルが、屋根への設置に適するものになる。これらの解決策の欠点は、これらのプロファイルを使用して、ソーラー・パネルの製造時に既にフレーム化された標準サイズのいわゆる即時的なソーラー・パネルを、耐候性の建物一体型モジュール表面も形成する基板に対して設置することが不可能なことである。また、これらの解決策は、表面積に応じてソーラー・パネルから形成されるモジュール表面の表面積を変化させる可能性をもたらすものではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】EP1060520B1
【特許文献2】FR2963801A1
【発明の概要】
【0005】
本発明の目的は、接続手段及び取付けブラケットを使用して基板押縁(屋根、壁、ファサード)上に設置するための、標準サイズの、すぐに使用(設置)するために利用可能な予めフレームの付いたソーラー・パネルのクリックオン接続の形態の汎用技術システムと、そのような標準サイズのフレーム付きソーラー・パネルから、基板の寸法に一体化して適合し得る耐候性モジュール表面を製造する方法とを提供することである。
【0006】
フレーム付きソーラー・パネルは、3つの異なるプロファイルのストリップ及び2つの異なる形状の取付けブラケットによって、意図された基板押縁の樋上に設置される。基板の寸法に応じて、延長されたストリップ及び延長ストリップを使用することもでき、それにより、モジュール表面は、基板の寸法に応じた標準サイズのソーラー・パネルから形成されるモジュール表面の有効な被覆率を増やすために、必要に応じて、高さと幅との両方に拡張することができる。
【0007】
本発明のストリップは、U字型プロファイルで作られた3本のストリップ、すなわち、上部ストリップ、左側ストリップ及び右側ストリップであり、それぞれが、異なるストリップ固有の特性を有しており、異なる形状及び異なるクランプ固有の特性の2つのクランプ、すなわち、第1横列の取付けブラケット及び継続横列の取付けブラケットを有する。さらに、標準サイズのフレーム付きソーラー・パネルが基板を完全に覆っていない状態で、延長された中間分岐部及び/又は複数の分岐部を有する上部幅木と、側部幅木を有する延長ストリップとを任意選択的に使用し、それにより、標準サイズのフレーム付きソーラー・パネルから形成されるモジュール表面は、基板の寸法に応じたソーラー・パネルのモジュール表面の有効な被覆率を増やすために、必要に応じて、高さと幅との両方において拡張することができる。
【0008】
本発明のストリップ及びクランプは、クリックオン式の取付けを可能にする接続部品によって、予め張力をかけられている。
【0009】
ストリップは、クリックオン接続として、標準サイズの予めフレームの付いたソーラー・パネルのフレームに接続され、これにより、追加の固定手段を使用せずにストリップをソーラー・パネルのフレームに接続することができ、必要に応じて、補助器具を使用せずに取り外すことができる。クランプは基板に取り付けられ、フレーム付きソーラー・パネルは、クランプに取り付けられて、クランプによって支持される。本発明による異なるプロファイルのストリップ及び固定クランプを使用するとき、ストリップに接続された、且つ、建物に一体化及び基板の寸法に適合させることができる予めフレームの付いたソーラー・パネルで作られた、標準寸法の耐候性モジュール表面(例えば、屋根、ファサード、壁)が、基板押縁用に形成される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1A】1つ又は複数の中間分岐部を有する延長された上部ストリップを示す。
【
図1B】1つ又は複数の中間分岐部を有する延長された上部ストリップを示す。
【
図4】1つ又は複数の側部ストリップの延長ストリップを示す。
【
図7】延長された上部ストリップを含む、上部ストリップの水封を示す。
【
図8】
図2の左側ストリップ及び
図3の右側ストリップによって形成された水トラップを示す。
【
図9】本発明の技術的解決策の一般的な組立図であり、標準的なフレーム付きソーラー・パネル及びストリップ、取付けブラケット、並びにそれに追加された水封を示す。
【
図10A】本発明の技術的解決策の代替的な全体図(側面図)を示し、本発明の取付けブラケットを用いてフレーム付きソーラー・パネルを地面に固定することを示す(図は、異なる長さの上部延長ストリップの使用を示す)。
【
図10B】本発明の技術的解決策の代替的な全体図(側面図)を示し、本発明の取付けブラケットを用いてフレーム付きソーラー・パネルを地面に固定することを示す(図は、異なる長さの上部延長ストリップの使用を示す)。
【
図10C】本発明の技術的解決策の代替的な全体図(側面図)を示し、本発明の取付けブラケットを用いてフレーム付きソーラー・パネルを地面に固定することを示す(図は、異なる長さの上部延長ストリップの使用を示す)。
【
図11】本発明によるフレーム付きソーラー・パネルへの(右側ストリップの実例による)側部ストリップのクリックオン接続の原理を示す。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明は、市販の既製形態の標準サイズのフレーム付きソーラー・パネルを屋根、ファサード及び壁に迅速且つ便利に設置するための接続及び固定手段とそれらの使用を提供し、好ましくは、既存の基板の代わりにストリップによって接続されたフレーム付きソーラー・パネルを一体化し、これらのソーラー・パネルを完全な耐候性の建物一体型及び表面適合性のあるモジュール表面(屋根、ファサード、壁の外装)にする。
【0012】
本発明は、それぞれ異なるストリップ固有の特性を有する3本のU字型プロファイルのストリップと、特定の形状及び異なるクランプ固有の特性を有する2つのクランプとを提供する。さらに、本発明は、基板の中間寸法を解決するための延長されたストリップと延長ストリップとを提供する。
【0013】
ストリップ及びクランプは、形状記憶力の小さい剛性ステンレス鋼で作られている。ストリップのプロファイル及びクランプの寸法は、フレーム付きソーラー・パネルの寸法と基板の特性とに応じて異なっていてもよい。使用するクランプの数は、基板の傾斜角度によって決まる(例えば、屋根がより平らであるほど、使用する必要のあるクランプの数はより少なくなる)。
【0014】
ストリップをフレーム付きソーラー・パネルに固定するためのプロファイルの一部は、プレストレスを与えられており、これは、剛性の高い金属で作られた部品は形状記憶力が小さいこと、すなわち、加圧されたときに、原形をかなり保持するということを意味する。プレストレスは、それらの部品が視覚的に軽く円弧形状を形成するように、それぞれのプロファイルをわずかに内側に曲げたり、形を整えたり、破損させたりすることで確保され、これにより、プロファイルが加圧され、ソーラー・パネルのフレームの周りに取り付けられることが可能になる。それぞれのプロファイルの端部も、固定ピンにねじ込まれているか、又は固定ピンを含んでいるため、プロファイルは、クリックオン接続としてソーラー・パネルのフレームの周りに固定することができる。
【0015】
ソーラー・パネルの周りに取り付けられたプロファイル及びクランプのストリップもプレストレスを与えられており、つまり、部分的に内側に曲げられているか、成形されているか、破損しており、それにより、ソーラー・パネルのフレームの周りでプロファイルを加圧することが可能になる。それぞれのプロファイルの端部も、折り曲げられることによって、ソーラー・パネルのフレームとストリップとをブラケットに簡便に挿入することができ、必要に応じて、ブラケットから取り外すことができる。さらに、クランプを基板に取り付ける部品にもプレストレスが与えられる。
【0016】
ストリップは、クリックオン接続としてフレーム付きソーラー・パネルに接続される。ストリップによって囲まれたソーラー・パネルも、クリックオン接続としてクランプに取り付けられる。
【0017】
ストリップ・プロファイルの端隅部は、フレーム付きソーラー・パネルを接続するときにストリップ同士の間に間隙がないように、斜めに切断されている。これは、ストリップ同士を合わせて、フレーム付きソーラー・パネルの周りに耐候性の接続を形成するために重要である。
【0018】
さらに、本発明は、基部表面の中間寸法を高さ方向に解決する(拡張する)ために、異なる長さの2本の細長い上部ストリップを提供し、そのストリップの端隅部もまた、フレーム付きソーラー・パネルの周りに延長ストリップを接続するときでさえも、上部ストリップと側部ストリップとの間に差がないように、斜めに切断されている。これらの延長された上部ストリップもまた、クリックオン接続としてフレーム付きソーラー・パネルに取り付けられる。
【0019】
さらに、延長ストリップは、モジュール表面の幅を解決する(延長する)ために提供され、これは、別個のストリップとして機能し、フレーム付きソーラー・パネルに接続されずに1つ又は複数の側部ストリップに接続される。側部ストリップの延長ストリップは、(例えば、エンド・パネルを完成させるために)フレーム付きソーラー・パネルの間及びそれぞれの別個の側面上の両方で使用することができる。側部ストリップの延長ストリップは、必要に応じてより短く切断することができる。
【0020】
好ましい実施例は、基板の寸法に適合させることができるモジュール表面(屋根表面)を形成するために、市販の標準サイズの予めフレームの付いたソーラー・パネルを勾配屋根上に設置することに関する。
【0021】
本発明の好ましい実施例のフレーム付きソーラー・パネル8の接続手段は、上部ストリップ1と、その中に取り付けられる水封7と、左側ストリップ2と、右側ストリップ3と、ソーラー・パネル8の第1横列の取付けブラケット5及び継続横列の取付けブラケット6を備える固定手段とを備える。ストリップ1、2、3は、U字型プロファイルに基づいて作られ、それぞれが異なるストリップ固有の特性を有する。
【0022】
上部ストリップ1(
図1)は、基部1.1と、基部1.1に対して直角に直線状の分岐部、すなわち、右分岐部1.2及び左分岐部1.3とを備え、それらはU字型間隙を形成する。基部1.1の中央には、エラストマーの水封7を取り付けるためのシール溝1.1.1があり、そのシール溝1.1.1から突出する部分は、特殊形状7.1を有し、それは、強風1に伴う水を上部ストリップ1から離れた方向に向ける。基部1.1は、左方に突出して上部ストリップ1の内側に向かってプレストレスを与えられた延長部1.1.2を有し、そのわずかに湾曲した端部1.1.3は、結合ノズル1.1.4を備える。左分岐部1.3は延長部1.3.1を備え、延長部1.3.1は、上部ストリップ1の内側に向かってわずかに円弧状にプレストレスを与えられ、分岐部1.3から左方に実質的に直角(ただし90°未満)に向きを変える。延長部1.3.1は、分岐部1.3と延長部1.3.1との接合部にわずかに波状の接続部1.3.2と、延長部1.3.1の端部に固定先端部1.3.3とを含む。
【0023】
別の実施例では、上部ストリップ1の代わりに、U字型プロファイルに基づいて作られた中間分岐部を有する上部細長ストリップ1A(
図1A)が使用されて、ストリップを重複部の高さ方向に延長することができ、基部1.1は、延長部の基部1.1.を有する。延長された中間分岐部を有する上部ストリップ1Aは、基部1.1と延長された基部1.1.aとの移行点に直線状の中間分岐部1.4を備えており、それは、U字型間隙内へ直角に延び、その外側部分にソール・プレート1.4.1を含む。
【0024】
さらに別の実施例では、上部ストリップ1、又は中間分枝点を有する延長された上部ストリップ1Aの代わりに、重複部を高さ方向にさらに多く延長するために、中間分岐部を有する延長された上部ストリップ1B(
図1B)が、U字型プロファイルに基づいて作られ、その基部1.1は、2倍に延長された基部1.1.aを有し、追加の延長部を有する基部1.1.bも有する。延長された中間分岐部を有する上部ストリップ1Bは、基部1.1と延長された基部1.1.aとの移行点に、それらと直角の直線状の中間分岐部1.4と、延長された基部1.1.aと1.1.bとの移行点に、それらと直角の直線状の中間分岐部1.5とを備え、それらの分岐部は、U字型間隙内に突出している。右分岐部1.2と、中間分岐部1.4と、中間分岐部1.5とは、それらの外側部分にソール・プレート1.2.1と、1.4.1と、1.5.1とを含む。
【0025】
左側ストリップ2(
図2)は、基部2.1と、基部に対して直角に突出している直線状の分岐部2.2と、2.3と、2.4とを備え、それらは、上向きに開いた2つのU字型分岐部を形成し、水トラップの機能を果たす。分岐部2.4の上部は、左方に直角に突出してストリップ2の内側に向かってプレストレスを与えられた延長部2.4.1であり、そのわずかに湾曲した端部2.4.2は、結合先端部2.4.3を備える。基部2.1は、左方に突出してストリップ2の内側に向かってわずかに円弧状にプレストレスを与えられた延長部2.1.1を備え、基部2.1と延長部2.1.1との間の移行点にわずかに波状の接続部2.1.2と、端部に固定先端部2.1.3とを含む。
【0026】
右側ストリップ3(
図3)は、基部3.1と、基部に対して直角に突出している直線状の分岐部3.2と、3.3と、3.4とを備え、それらは、下向きに開いた2つのU字型分岐部を形成し、水トラップの機能を果たす。基部3.1は、右方に突出して右側ストリップ3の内側に向かってわずかに円弧状に付勢された延長部3.1.1を備え、そのわずかに円弧状の端部3.1.2は、結合先端部3.1.3を備える。分岐部3.4は、右側ストリップ3の内側に向かってプレストレスを与えられた延長部3.4.1を備え、分岐部3.4は、右方にわずかに円弧状に、実質的に直角(ただし90°未満)に回転する。延長部3.4.1は、分岐部3.4と延長部3.4.1との接合部にわずかに波状の接続部3.4.2と、延長部3.4.1の端部に固定先端部3.4.3とを含む。
【0027】
基板上に取り付けるときに、互いに隣り合うフレーム付きソーラー・パネルの左側ストリップ2及び右側ストリップ3は、互いにU字型分岐部を嵌合させるとき、2つのチャネルの水トラップを形成する(
図8)。
【0028】
別の実施例では、側部ストリップの延長ストリップ4を使用して、左側ストリップ2と右側ストリップ3とを重複部の幅方向に延長することができる(
図4)。側部ストリップの延長ストリップ4(
図4)は、直線状の基部4.1を備え、これは条件付きで中央で2つの基部4.1.1と4.1.2とに分割され、その移行点には、外側部分にソール・プレート4.8.1を含む直線状の中間分岐部4.8が直角に存在する。側部ストリップの延長ストリップ4は、その右の基部4.1.1から直角に突出している直線状の分岐部4.2と、4.3と、4.4とを備え、それらは、下向きに開いた2つのU字型分岐部を形成し、水トラップの機能を果たす。側部ストリップの延長ストリップ4は、その右の基部4.1.2から直角に突出している直線状の分岐部4.5と、4.6と、4.7とを備え、それらは、上向きに開いた2つのU字型分岐部を形成し、水トラップの機能を果たす。
【0029】
側部ストリップの延長ストリップ4は、別個のストリップとして使用することができ、フレーム付きソーラー・パネル8に接続されないが、そのU字型分岐部は、U字型分岐部同士を対応させて結合することによって、左側ストリップ2と右側ストリップ3とに接続される。側部ストリップの延長ストリップ4は、フレーム付きソーラー・パネル8の側部同士の間及びそれらの別個の側部上の両方で(例えば、一番端のフレーム付きソーラー・パネル8をスタート/終了させるために)使用することができる。側部ストリップの延長ストリップ4は、必要に応じて、1つのU字型分岐部を(例えば、エンド・パネル上で使用するために)除去することによって、より短く切断することができる。
【0030】
フレーム付きソーラー・パネル8の第1横列の固定ブラケット5(
図5)は、上部垂直部分5.1、中央垂直部分5.2及び下部垂直部分5.3である直線状の垂直部分を含む階段状の主要部分と、上部水平部分5.4及び下部水平部分5.5である直線状の水平部分とを備え、垂直及び水平部分は、互いに直角に配置されている。上部垂直部分5.1には、特殊な形状の(波状の)内向きにプレストレスを与えられた延長部5.1.1があり、それは、左上に実質的に直角(ただし、90°未満)に向きを変えられ、ほぼ中央から鈍角で上向きに曲がっており、これにより、上部横列の取付けブラケット5からフレーム付きソーラー・パネル8の挿入と取り外しが容易になる。下部垂直部分5.3には、特殊な形状の(波状の)内向きにプレストレスを与えられた延長部5.3.1があり、それは、右下に直角(ただし、90°未満)に向きを変えられ、中央から鈍角で下向きに曲がっており、これにより、屋根押縁9から第1横列の固定ブラケット5の挿入と取り外しが容易になる。下部水平部分5.5は、オプションの固定要素を追加するための開口部5.5.1と5.5.2とを有し、開口部5.5.1は、第1横列の固定ブラケット5の固定を位置決めする可能性がある。
【0031】
第1横列の固定ブラケット5は、下部垂直部分5.3及びそのプレストレスを与えられた延長部5.3.1によって、屋根押縁9の周りに固定され、追加の固定手段によって、水平部分5.5内の開口部5.5.1と5.5.2を介して押縁9に任意選択的に固定される。基板上にフレーム付きソーラー・パネル8を取り付けるとき、それは、ソーラー・パネルの下部フレーム8.1によって、第1横列の取付けブラケット5の上部垂直部分5.1に押し付けられ、プレストレスを与えられた延長部5.1.1によって固定され、フレーム付きソーラー・パネル8は、第1横列の取付けブラケット5の上部水平部分5.4に載っている。下部水平部分5.5は、風取入れダクトとして残っている。各フレーム付きソーラー・パネル8には、少なくとも3つの第1横列の取付けブラケット5が設けられている(ブラケットの数は、屋根の勾配によって決まり、屋根の勾配が大きいほど、必要とされるブラケットの数は多い)。外側の第1横列のブラケット5の位置は、ソーラー・パネルの端部のすぐ近く(例えば、ソーラー・パネルの端部から約20cm離れたところ)にある。1つ又は複数の中央のブラケットは、最も外側のブラケット同士の間でフレーム付けされたソーラー・パネル8のほぼ中央に配置される。押縁9上の固定クランプ5の第1横列の垂直距離は、特定の対象物の軒及び排水路の解決策によって決まる。
【0032】
第1横列の取付けブラケット5は、形状記憶力の小さいステンレス鋼で作られている。この特性は、プレストレスを与えられた延長部5.1.1と5.3.1において特に重要であり、それにより、フレーム付きソーラー・パネル8を挿入するときに、それらのブラケットの元の形状を保持することができるため、それらのブラケットは、ソーラー・パネルのフレームの周りにしっかりと嵌合する。
【0033】
フレーム付きソーラー・パネル8の延長横列の取付けブラケット6(
図6A及び
図6B)は、U字型であり、上部水平部分6.3と、下部水平部分6.4と、それらを接続する下部垂直部分6.2とを備え、U字型間隙(U字型ボックス)を形成する。さらに、上部水平部分6.3は、部分的に直角に上方に突出する上部垂直部分6.1を有する。上部垂直部分6.1は、左上に実質的に直角(ただし、90°未満)に延びている特殊な形状の(波形の)、取付けブラケット6に向かって逆向きにプレストレスを与えられた延長部6.1.1を有し、それは、ほぼ中央から鈍角で曲がっており、これにより、フレーム付きソーラー・パネルの挿入と、延長横列の接続ブラケット6からの取り外しとが容易になる。上部水平部分6.3と下部垂直部分6.2との間の接続は、直角である。下部水平部分6.4は、下部垂直部分6.2の接続点からプレストレスを与えられるように右方に実質的に直角(ただし90°未満)に向きを変えられる。下部水平部分6.4は、延長横列の取付けブラケット6の内側に向かってプレストレスを与えられた階段状の延長部6.4.1を有し、その端部は外側に曲がっており、これにより、屋根押縁9への延長横列の取付けブラケット6の取付けと、必要に応じて、そこからの取り外しとが容易になる。下部水平部分6.4は、オプションの固定要素を追加するための開口部6.4.2を有する。上部水平部分6.3、下部水平部分6.4及び下部垂直部分6.2は、それらの形状に従って、補強部分6.5(二重の基部及び壁)に接続される。
【0034】
延長横列の固定ブラケット6は、垂直に取り付けられた2つのフレーム付きソーラー・パネル8を固定し、その2つのソーラー・パネル8は、一方が他方の上部にあり、ストリップに接続されている。垂直下方のフレーム付きソーラー・パネル8は、上部とともに屋根押縁9に載っている、すなわち、上部ストリップ1のU字型ボックスは、屋根押縁9に載っている。延長横列の取付けブラケット6は、次いで、ブラケットの上部水平面6.3の内側が寄りかかるように、U字型間隙を用いて、下部フレーム付きソーラー・パネル8の上部ストリップ1上に垂直に配置される。継続横列のクランプ6は、下部水平部分6.4、その階段状のプレストレスを与えられた延長部6.4.1、及び下部垂直部分6.2(U字型間隙又はU字型ボックス)を介して、屋根押縁9の周りに固定され、任意選択的に開口部6.4.2を介して追加の固定手段を追加する。したがって、溝9と、垂直下方のフレーム付きソーラー・パネル8の上部とは、プレストレスを与えられた水平部分6.4によって継続横列の取付けブラケット6のU字型間隙内に固定される。垂直上方のフレーム付きソーラー・パネル8は、下部フレームによって延長ブラケット6の上部垂直部分6.1に押し付けられ、プレストレスを与えられた延長部6.1.1を用いて固定され、フレーム付きソーラー・パネル8は、下方からフレームの上部水平部分6.3に載っている。各フレーム付きソーラー・パネル8には、少なくとも2つの延長横列の取付けブラケットが設けられている(ブラケットの数は、屋根の勾配によって決まり、屋根の勾配がより大きいほど、必要とされるブラケットの数はより多い)。2つの延長横列の取付けブラケット6が使用されるとき、それらは、別々にフレームが付けられたソーラー・パネル8の端部のすぐ近く(例えば、ソーラー・パネルの端部から約20cm)に取り付けられる。追加のブラケットが使用されるとき、それらは、一番端のクランプ同士の間のフレーム付きソーラー・パネル8上のほぼ中央に配置される。
【0035】
延長横列の取付けブラケット6は、形状記憶力が小さいステンレス鋼で作られている。この特性は、プレストレスを与えられた下部水平部分6.4と、延長部6.1.1及び6.4.1とにおいて特に重要であり、これにより、フレーム付きソーラー・パネル8と、薄板に接続された押縁9とを挿入しても、それらの元の形状を保持することができる。
【0036】
上部ストリップ1内に取り付けられる水封7の下部(
図7)は、上部ストリップのシール溝1.1.1の形状であり、シール溝から突出している部分7.1は、(テーパ状の上部を有する)特殊形状である。
【0037】
水トラップは、本発明の不可欠な部品である。建築材料(屋根瓦など)は、雨水及び雪の動きを建築構造(屋根又はファサード)から遠ざけるように方向付ける機能を有するが、それらは、水が石の下で移動するのを防ぐ2つの要素の間に仕切りを有するチャネルが存在するという原則に基づいて作られている。同じ原則に基づいて、2つのチャネルの水トラップは、左側ストリップ2と右側ストリップ3との相互作用によって、及び、任意選択的に、左側ストリップ2と右側ストリップ3とそれらの間に取り付けられた側部ストリップの延長ストリップ4との相互作用によって形成される。水トラップは、右側ストリップ3を備えた隣接する縦列のフレーム付きソーラー・パネル8が左側ストリップ2上に配置されるときに形成される。このように、右側ストリップ3は、左側ストリップ2の内側に配置され、2つのチャネルの水トラップが形成される。それらの間に取り付けられた側部ストリップの延長ストリップ4のU字型の端部を、対応する側部ストリップのU字型部分に接続することによって、同様の2つのチャネルの水トラップは、側部ストリップ上にも形成される。2つのチャネル及び二重の壁のあるストリップの解決策は、大雨の場合に水が水平に水トラップに入ることを防ぐ。
【0038】
ストリップ1(又は1A、又は1B)、2、3は、クリックオン接続としてフレーム付きソーラー・パネル8に接続されるように意図されており(
図11参照)、それにより、追加の固定装置を使用せずにストリップをソーラー・パネルのフレーム8.1に取り付けることができ、必要に応じて、補助器具を使用せずに容易に取り外すことができ、さらに、そのような技術的解決策によって、フレーム付きソーラー・パネル8を基板建築物上へ完全に耐候性で設置することができる。さらに、フレーム付きソーラー・パネル8が基板を完全に覆っていない状態で、延長されたストリップ及び延長ストリップを任意選択的に使用し、それにより、フレーム付きソーラー・パネルから形成されるモジュール表面は、基板の寸法に応じたフレーム付きソーラー・パネル8のモジュール表面の有効な被覆率を増やすために、必要に応じて、高さと幅の両方において拡張することができる。
【0039】
ストリップに接続されたフレーム付きソーラー・パネル8は、クリックオン接続でブラケット5、6に取り付けられるように意図されており、これらのソーラー・パネルを、追加の固定手段を使用せずに取付けブラケットに取り付けることができ、必要に応じて、補助器具を使用せずに取り外すことができる。
【0040】
各ストリップ1(又は1A、又は1B)2、3のプロファイルの切断角度は、隣接するストリップの切断角度と一致するストリップ固有の切断及び構成を有しているため、これは、ストリップの接合の順序に従う必要がある。しかしながら、ストリップの接合の順序は、フレーム付きのソーラー・パネル8が、水平又は垂直な配置で(基部)表面上に取り付けられているかどうかに左右されない。
【0041】
ストリップは、特定の順序でクリックオン接続によって、フレーム付きソーラー・パネル8に接続される。
【0042】
まず、左側ストリップ2は、フレーム付きソーラー・パネル8に接続され、その接続のために、ソーラー・パネルのフレーム8.1に対して約45°の角度で配置され、円弧状部分2.4.2及び係合先端部2.4.3を有する左側ストリップ2のプロファイルの上部のプレストレスを与えられた延長部2.4.1が、フレーム付きソーラー・パネルのガラス8.2の表面まで延びることを観察し、係合先端部2.4.3は、ソーラー・パネルのガラス8.2においてフレーム8.1に引っ掛けられている。次いで、左側ストリップ2が、基部2.1のプレストレスを与えられた延長部2.1.1の固定端部2.1.3によって、ソーラー・パネルのフレーム8.1の端部まで延びているかどうかがチェックされる。この場合、左側ストリップ2は加圧することができ、カチッと音が鳴るまでソーラー・パネルのフレーム8.1上の所定の位置に折り曲げることができる。これは、左側ストリップ2のプロファイルの取付け先端部2.1.3がソーラー・パネルのフレーム8.1上の正しい位置に係止されていることを示している。要するに、フレーム付きソーラー・パネル8は、プレストレスを与えられた延長部2.4.1と2.1.1との間で、左側ストリップ2の左分岐部に接続され、左側ストリップ2は、クリックオン接続として、係合先端部2.4.3と接続先端部2.1.3とによってソーラー・パネル8.1のフレームに固定される。
【0043】
次に、上部ストリップ1は、フレーム付きソーラー・パネル8に追加され、その水封溝1.1.1には、エラストマー水封7が既に追加されている。右側ストリップ1のプロファイルの端部の斜形部に従って、上部プロファイルは、ソーラー・パネルのフレームに対して約45°の角度で配置され、予め接続された左側ストリップ2のプロファイル隅部内に、それらの間に1ミリメートルしか空間がないように嵌合することが確認される。円弧状部分1.1.3と係合先端部1.1.4とを有する右側ストリップ1のプロファイルの上部の円弧状のプレストレスを与えられた延長部1.1.2は、フレーム付きソーラー・パネルのガラス8.2の表面まで延び、係合先端部1.1.4は、ソーラー・パネルのガラス8.2においてフレーム8.1に引っ掛けられている。次に、接続された上部ストリップ1が、左分岐部1.3のプレストレスを与えられた延長部1.3.1の固定先端部1.3.3によって、ソーラー・パネルのフレーム8.1の端部まで延びているかどうかがチェックされる。この場合、上部ストリップ1は加圧することができ、カチッと音が鳴るまでソーラー・パネルのフレーム8.1上の所定の位置に折り曲げることができる。これは、上部ストリップ1の取付け先端部1.3.3がソーラー・パネルのフレーム8.1上の正しい位置に係止されていることを示している。
【0044】
任意選択的に、フレーム付きソーラー・パネル8によって形成されたモジュール表面が、基板の寸法に従って高さを延長する必要がある場合、中間分岐部を有する延長された上部ストリップ1A、又は中間分岐部を有する延長された上部ストリップ1Bは、上部ストリップ1の代わりに使用することができる。
【0045】
要約すると、フレーム付きソーラー・パネル8は、プレストレスを与えられた延長部1.1.2と1.3.1との間で、上部ストリップ1、又は1A、又は1Bの左分岐部に接続され、上部ストリップ1、又は1A、又は1Bは、クリックオン接続として、係合先端部1.1.4及び取付け端部1.3.3によって、ソーラー・パネルのフレームに固定される。
【0046】
次に、右側ストリップ3は、フレーム付きソーラー・パネル8に追加される。右側ストリップ3のプロファイルの端部の斜形部に従って、上部プロファイルは、ソーラー・パネルのフレーム8.1に対して約45°の角度で配置され、予め接続された上部ストリップ1(又は1A、又は1B)及び右側ストリップ3のコーナー集合体内に1ミリメートル未満の空間があることが確認される。円弧状部分3.1.2及び係合先端部3.1.3を有する右側ストリップ3のプロファイルの上部の円弧状のプレストレスを与えられた延長部3.1.2が、フレーム付きソーラー・パネル8のガラス8.2の表面まで延びていることが観察され、係合先端部3.1.3は、それ自体が、ソーラー・パネルのガラス部分でフレームに係合している。次に、右側ストリップ3が、分岐部3.4のプレストレスを与えられた延長部3.4.1の固定先端部3.4.3によって、ソーラー・パネルのフレーム8.1の端部まで延びているかどうかがチェックされる。この場合、右側ストリップ3は加圧することができ、カチッと音が鳴るまでソーラー・パネルのフレーム8.1上の所定の位置に折り曲げることができる。これは、右側ストリップ3の取付け先端部3.4.3がソーラー・パネルのフレーム8.1上の正しい位置に係止されていることを示している。要約すると、フレーム付きソーラー・パネル8は、プレストレスを与えられた延長部3.1.1と3.4.1との間で右側ストリップ3の右分岐部に接続され、右側ストリップ3は、クリックオン接続として、係合先端部3.1.3及び接続停止部3.4.3によって、ソーラー・パネルのフレーム8.1に固定される。
【0047】
フレーム付きソーラー・パネルから耐候性建物一体型モジュール表面を作成するために、フレーム付きソーラー・パネル・コネクタ及び留め具を使用することは、以下のステップを含む(
図9及び
図10A~
図10Cも参照)。
【0048】
ステージ1- 準備作業(工場又は現場で、基板上にソーラー・パネルを設置する前)
- 左側パネル2が、まず、フレーム付きソーラー・パネル8に追加される。
- 次に、上部ストリップ1、又は中間分岐部を有する延長された上部ストリップ1A、又は中間分岐部を有する延長された上部ストリップ1Bが、水封7を有するフレーム付きソーラー・パネル8に追加される。
- その後、右側ストリップ3が、フレーム付きソーラー・パネル8に追加される。
【0049】
ステージ2- 基板(例えば、屋根)上への設置
- モジュール表面を製造するために、基板上でセクションの制御測定が行われる。
- 第1横列の固定ブラケット5が、押縁9の第1横列に取り付けられる。
- 継続横列の固定ブラケット6が、次の押縁9に垂直に取り付けられる。
- 3つのストリップによって予め囲まれたフレーム付きソーラー・パネル8が、まず、取付けブラケット5の第1横列のソケットに垂直に取り付けられ、縦列内のソーラー・パネルの正確な位置合わせがチェックされ、次に、フレーム付きソーラー・パネル8が次の押縁9に対して垂直に曲げられ、これにより、ソーラー・パネルの下縁のフレーム8.1が取付けブラケット5の第1横列のスロット内に正確にあること、及び、下部の基板上のフレーム付きソーラー・パネル8の基部が、取付けブラケット5の第1横列上で支持されたままであることが確実になる。
- 次いで、ストリップで接続されたフレーム付きソーラー・パネル8の設置が、前のステップに従って縦列内で継続されるが、それぞれの新しい垂直横列のフレーム付きソーラー・パネル8が、基部で延長横列の固定ブラケット6上に載っているという違いを有しており、垂直に取り付けられたフレーム付きソーラー・パネル8の重複部は、上部ストリップ1、又は中間分岐部の上部ストリップを有する延長されたストリップ1A、又は中間分岐部の上部ストリップを有する延長されたストリップ1Bのプロファイルの上部凹部内の水封7が、重なり合うフレーム付きソーラー・パネル8の縁部の下に隠されているようでなければならない。
- 縦列が、屋根の棟までフレーム付きソーラー・パネル8で満たされると、次の縦列の設置が続行され、第1の/前の縦列のフレーム付きソーラー・パネル8の左側パネル2、及び第2の/次の縦列のフレーム付きソーラー・パネル8の右側パネル3が、水が基板から排出され得る水トラップを形成するためにU字型プロファイル内で互いに係合することが重要である。
- 任意選択的に、側部ストリップの延長ストリップ4が追加され、そのU字型端部は、水トラップを形成するために左側ストリップ2及び右側ストリップ3のU字型プロファイルと係合する。
- 任意選択的に、側部レールの延長ストリップ4が、そこから1つのU字型の端部を取り外すことによって、より短く切断される。
- 最も外側の側部ストリップ又は側部ストリップの延長ストリップ4が、基部プレートのエッジ・プレートで覆われる。
【0050】
その結果、必要な数のフレーム付きソーラー・パネル8が基板上に取り付けられ、ストリップ、及び任意選択的に延長されたストリップ、及び/又は延長ストリップによって囲まれ、これらは、基板の寸法に適合することができる耐候性の建物一体型モジュール表面を形成する。
【0051】
基板の細分化に応じて、基板の最も外側のフレーム付きソーラー・ストリップの外側ストリップを省略することもできる。この場合、ソーラー・パネルのフレームは、エッジ・プレートで覆われる。基板のエッジ・プレートも、必要に応じて作ることができ、基板上に設置されるときに、フレーム付きソーラー・パネル及びそのストリップの様々な部分を、必要に応じて覆うことができる。これらの代替のエンド・プレートの解決策(始まり及び終わりの解決策)は、異なっていてもよい。
【符号の説明】
【0052】
1 上部ストリップ
1A 延長された中間分岐部を有する上部ストリップ
1B 延長された中間分岐部を有する上部ストリップ
1.1 ストリップ1の基部
1.1.a 延長部を有するストリップ1A及び1Bの基部
1.1.b 追加の延長部を有するストリップ1B及び1Bの基部
1.1.1 水封7のためのシール溝
1.1.2 基部1.1の左延長部
1.1.3 左延長部1.1.2の円弧状端部
1.1.4 円弧状端部1.1.3の係合先端部
1.2 ストリップ1の右分岐部
1.2.1 ストリップ1B上の分岐部1.2のプラットフォームのソール・プレート
1.3 ストリップ1の左分岐部
1.3.1 左分岐部1.3のプレストレスを与えられた延長部
1.3.2 左アーム1.3及び延長部1.3.1の波状接続部
1.3.3 延長部1.3.1の端部のための固定先端部
1.4 ストリップ1Bの中間分岐部
1.4.1 ストリップ1B上の分岐部1.4のソール・プレート
1.5 ストリップ1Bの中間分岐部
1.5.1 ストリップ1B上の分岐部1.5のプラットフォームのソール・プレート
2 左側ストリップ
2.1 左側ストリップ2の基部
2.1.1 基部2.1のプレストレスを与えられた延長部
2.1.2 基部2.1と延長部2.1.1との移行点における波状接続部
2.1.3 延長部2.1.1の端部のための固定先端部
2.2 左側ストリップ2の分岐部
2.3 左側ストリップ2の分岐部
2.4 左側ストリップ2の分岐部
2.4.1 分岐部2.4のプレストレスを与えられた延長部
2.4.2 左延長部2.4.1の円弧状端部
2.4.3 円弧状端部2.4.2の係合先端部
3 右側ストリップ
3.1 左側ストリップ3の基部
3.1.1 基部3.1のプレストレストを与えられた延長部
3.1.2 延長部3.1.1の円弧状端部
3.1.3 円弧状端部3.1.2の係合先端部
3.2 左側ストリップ3の分岐部
3.3 左側ストリップ3の分岐部
3.4 左側ストリップ3の分岐部
3.4.1 分岐部3.4のプレストレストを与えられた延長部
3.4.2 基部3.4と延長部3.4.1との移行点における波状接続部
3.4.3 延長部3.4.1のための固定先端部
4 側部ストリップの延長ストリップ
4.1 側部ストリップの延長ストリップ4の基部
4.1.1 基部4.1の一部
4.1.2 基部4.1の一部
4.2 基部の一部4.1.1から突出した分岐部
4.3 基部の一部4.1.1から突出した分岐部
4.4 基部の一部4.1.1から突出した分岐部
4.5 基部の一部4.1.2から突出した分岐部
4.6 基部の一部4.1.2から突出した分岐部
4.7 基部の一部4.1.2から突出した分岐部
4.8 基部4.1の直線状の分岐部
4.8.1 分岐部4.8のソール・プレート
5 第1横列の取付けブラケット
5.1 第1横列の取付けブラケット5の上部垂直部分
5.1.1 上部垂直部分5.1のプレストレスを与えられた延長部
5.2 第1横列の取付けブラケット5の上部垂直部分
5.3 第1横列の取付けブラケット5の上部垂直部分
5.3.1 下部垂直部分5.3のプレストレスを与えられた延長部
5.4 第1横列の取付けブラケット5の上部垂直部分
5.5 第1横列の取付けブラケット5の上部垂直部分
5.5.1 下部垂直部分5.5内の開口部
5.5.2 下部垂直部分5.5内の開口部
6 継続横列の取付けブラケット
6.1 継続横列の取付けブラケット6の上部垂直部分
6.1.1 上部垂直部分6.1のプレストレスを与えられた延長部
6.2 継続横列の取付けブラケット6の下部垂直部分
6.3 第1横列の取付けブラケット6の上部水平部分
6.4 第1横列の取付けブラケット6の上部水平部分
6.4.1 下部水平部分6.4のプレストレスを与えられた延長部
6.4.2 下部水平部分6.4内の開口部
6.5 上部水平部分6.3、下部水平部分6.4及び下部垂直部分6.2の補強部分
7 水封
7.1 水封7の突出部
8 フレーム付きソーラー・パネル
8.1 ソーラー・パネルのフレーム
8.2 ソーラー・パネルのガラス
9 押縁
【国際調査報告】